歌手の倉木麻衣、元サッカー日本代表の澤穂希が21日、都内で行われたプロジェクションマッピング上映イベント「TOKYO VISION ~500 Days to Go! Night~」に出席した。「TOKYO VISION ~500 Days to Go! Night~」は、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会開催500日前を迎え、大会に向けた気運醸成と東京の魅力を発信する目的で実施。約8分間のプロジェクションマッピング映像が、21日から24日までの4日間、東京2020大会時には会場エリアとなる有明の「東京ビッグサイト」と「パナソニックセンター東京」の壁面に投影される。ステージに登壇した倉木は、開催まで500日に迫ったことについて、「もうすぐですね。私もワクワクしています」と期待に胸を膨らませ、「選手のみなさんはメダルを獲得しようと日々、頑張っていらっしゃると思います。みなさんの夢が形になってほしいです」とエール。「また、世界の方たちが日本に来て、『日本で開催してよかったな』と思ってもらえるオリンピック・パラリンピックになればなと思います。私も音楽で応援させていただきたいと思います」と歌手としての意気込みも語った。あいさつを終えると、「短い時間ですが精一杯、心を込めて、選手のみなさんに声援を届けていきたいと思います。2020年! オリンピック! パラリンピック! みなさん、一緒に応援して行きましょう!」と呼びかけ、「Stand Up」「ベスト オブ ヒーロー」の2曲を熱唱。ライブパフォーマンスを間近で体験した澤も「かっこよかったです」と感激していた。その後、プロジェクションマッピングが披露され、澤は「なんだか選手に戻ったような気分になってしまいました。『今から戦うのだな!』という感じの勢いになってしまいましたね。気持ちが高まります」と興奮。一方の倉木も、「感動しました。もう1回見たい」と声を弾ませ、「たくさんの方に観て頂きたいです。『前に、前に!』と、気持ちがどんどんわき上がってくるような、とても情熱的なプロジェクションマッピングでした。この先、わくわくした気持ちで2020年を迎えられそうです。オリンピック・パラリンピックがすごく楽しみになりました!」と感想を述べていた。
2019年03月22日「赤と黒の大人苺パフェ」が、新橋の第一ホテル東京1階「ロビーラウンジ」に登場。春限定「赤と黒の大人苺パフェ」は、赤×黒のコントラストが映えるスタイリッシュなパフェ。グラスの中には、サクサクとしたブラックチョコのクランブルや木苺のソース、ガトーショコラ、ブラックベリー、フランボワーズを重ねた。さらに、板状のスイートチョコレートでグラスに蓋をし、真っ黒の竹炭ホイップクリームをトッピング。その上に、苺やベリー、赤&黒のマカロン、木苺のシャーベット、ベリージャムをのせたブラックココアのアイス、チョコを飾り付けている。グラスがのったプレートにも、ルビーチョコレートのパウダー、紅茶入りホワイトチョコを散りばめ、華やかに仕上げた。【詳細】第一ホテル東京「赤と黒の大人苺パフェ」販売期間:2019年3月1日(金)~5月31日(金)販売店舗:1階「ロビーラウンジ」住所:東京都港区新橋1丁目2番6号提供時間:平日9:30~20:30(L.O.)/土・日・祝日10:00~19:30(L.O.)料金:単品1,800円/コーヒーまたは紅茶付き2,200円※価格は全て消費税・サービス料10%込み。【問い合わせ先】TEL:03-3596-5667(直通)
2019年03月10日ファンデーションの色を基準に選ぼう!あなたはオークル系?ベージュ系? 同じ色のリップでも、つける人によって印象が変わって見える理由は、人それぞれの肌の色の違い。まずは、自分の肌タイプに合わせてリップを選ぶことが大切なんです。ここでは、ファンデーションの色味に合わせた、おすすめリップを紹介します。ちなみに、ファンデーションのオークル系は赤みのある色味、ベージュ系は黄色みのある色味です。では、自分の使っているファンデーションが、どちらかを確認して、おすすめリップをチェックしてくださいね! オークル系の人におすすめの『THREE』赤リップ4本『THREE』の新作リップは、テクスチャーの違いで2タイプあります。マットな質感の「THREE デアリングリィディスティンクトリップスティック」と、グローな質感の「THREE デアリングリィデミュアリップスティック」です。マットタイプは全9色の展開。驚いたのは、この9色全部が赤リップだったこと!微細な色味のトーンの違いをしっかりバリエーション展開していて、その人の肌にベストマッチな赤リップが、きっと見つかるラインナップです。そして、オークル系の人におすすめの赤リップの色番は、ディスティンクト 02・03・06・08です! THREE デアリングリィディスティンクトリップスティック(02)¥3,900THREE デアリングリィディスティンクトリップスティック(03)¥3,900THREE デアリングリィディスティンクトリップスティック(06)¥3,900THREE デアリングリィディスティンクトリップスティック(08)¥3,900 ベージュ系の人におすすめの『THREE』赤リップ4本 ベージュ系の人におすすめの赤リップの色番は、ディスティンクト 04・05・07・09です。ひと言に、赤リップと言っても、ピンク系、オレンジ系、ボルドー系、ローズ系と、さまざまな色味があるんですね! THREE デアリングリィディスティンクトリップスティック(04)¥3,900THREE デアリングリィディスティンクトリップスティック(05)¥3,900THREE デアリングリィディスティンクトリップスティック(07)¥3,900THREE デアリングリィディスティンクトリップスティック(09)¥3,900 オークル系の人におすすめの『THREE』ツヤリップ4本 グローな質感の「THREE デアリングリィデミュアリップスティック」は、素の唇の色を透かしながらツヤやかに発色するテクスチャー。驚いたのは、軽くしっとりとした着け心地の良さ!リップクリームのような保湿力で、唇を潤わせながら縦ジワまでカバーしてくれます。口紅のベトベト感が苦手という人にも試してほしいリップです。そして、オークル系の人におすすめのツヤリップの色番は、デミュア02・04・05・07です。THREE デアリングリィデミュアリップスティック(02)¥3,900THREE デアリングリィデミュアリップスティック(04) ¥3,900THREE デアリングリィデミュアリップスティック(05) ¥3,900THREE デアリングリィデミュアリップスティック(07) ¥3,900 ベージュ系の人におすすめの『THREE』ツヤリップ4本ベージュ系の人におすすめのツヤリップの色番は、デミュア03・06・08・09です。透け感あるシアーな発色で、ナチュラルな仕上がりが叶います。 THREE デアリングリィデミュアリップスティック(03) ¥3,900THREE デアリングリィデミュアリップスティック(06) ¥3,900THREE デアリングリィデミュアリップスティック(08) ¥3,900THREE デアリングリィデミュアリップスティック(09) ¥3,900 自分に似合うコスメが価値あるコスメ ネットやショップで評判のコスメを買ってみたものの、自分には合わない気がしてあまり使っていない…、そんな経験ありませんか?結局、愛用コスメになるものは、自分にしっくり似合うもの。ぜひ、『THREE』でマイベストなリップに出会ってくださいね! THREE @threecosmeticsINSTAGRAM: @threecosmeticsTWITTER: @three_cosmetics text:宮崎寛子
2019年02月02日「大人可愛い」を色で表現するなら、女性らしく着られる「赤」のアイテムがおすすめ。視線を集める華やかさがありながら、アクティブな印象で甘くなり過ぎないのも大切なポイント。デニムに映えるカラーでもあるので、まずはいつものカジュアルなデニムスタイルに合わせて楽しんで。 ガーリーな雰囲気のINDIAレースFRAMeWORK - INDIAレースブラウス ¥12,960(税込)何種類ものレースを接ぎ合わせたブラウス。落ち感あるやわらかな素材で、ほのかな光沢もあり女性らしいニュアンスが感じられます。首もとのレースデザインは、上品な透け感が軽やかなイメージ。カーディガンなど羽織ったときに、さり気なく主張してレイヤードのポイントになってくれます。ガーリーながら素材に大人っぽさがあるので、スカート合わせでも幼く見えません。 バックコンシャスなデザインブラウス Plage - タックドルマンブラウス ¥12,312(税込)贅沢なボリュームのタックが、華やかなシルエットを生み出すドルマンブラウス。背中にはくるみボタンもついて、デコラティブな印象を与えてくれます。実は前後を返しても着られるのがポイント。ボタン面をフロントで全開にして、デコルテを大胆に見せてもきれいです。深めのラウンドネックで首もとをすっきりと演出することで、ボディの華やかなボリューム感を引き算。シンプルにデニムを合わせるだけでもグッと女性らしく、着映えする一枚です。 ポイント使いのこだわりギャザーデザイン nest Robe - リネンギャザーVネックブラウス ¥17,280(税込)nest Robe定番のリネン生地で仕立てた、季節を問わず着られるVネックブラウス。技ありのギャザーデザインで表面に自然な「ひだ」をつくることで、生地に趣きが生まれました。大人っぽい印象の深みレッドも相まって、秋の装いにぴったり。身幅はたっぷりととってあるので、リラックスして着られます。薄手素材は、今すぐにでも着られるのも嬉しいポイント。トレンドのロングスカートと合わせて、ナチュラルに着こなして。 今年らしいティアードチュニック FRAMeWORK - Philea 製品染めチュニックブラウス ¥23,760(税込)シルク混の生地が、ふわりと揺らめくチュニックブラウス。ほのかな光沢のあるとろみ素材に、後染め加工をすることで、風合い豊かに仕上げました。春夏にも人気だった「ティアード風シルエット」は、段になったフレアが大人ロマンチックな雰囲気。リボンをしぼることでフォルムを変えて楽しめるボリューム袖に、秋めく赤みブラウンカラーでトレンドもしっかりと押さえました。自宅で洗えるのも大きなメリット。 リネン仕立てのナチュラルな風合いnest Robe - リネンギャザー2wayワンピース ¥24,840(税込)nest Robe定番素材で仕立てた「リネンギャザーシリーズ」より、今度はワンピースをご紹介。前後で着られる便利な2wayタイプだから、ボタンの並んだ面をフロントにすれば、また違ったニュアンスがプラスされます。ウエストはゴム仕様で、左脇のリボンで好みのウエスト位置に調整することも可能。ステッチが効いた華奢なスタンドカラーなど、ディティールまでこだわりが詰まっています。両脇にしっかりポケットが付いているのも何かと便利。 ラフなデニム合わせでも決して手抜きスタイルに見えない華やかさが、「赤」の最大の魅力かもしれません。アクセサリーで飾らなくても、十分なおしゃれ感を醸し出してくれます。 text : FACY LADY 編集部 【関連記事】 ※ 今買い足すべき「スカート」はこれだ! ※ 大人気「カシミヤウールニット」がいよいよ発売! ※ 楽なのにしっかりキマる「イージーパンツ」集めました
2018年10月25日「赤箱 AWA-YA 」が京都にオープン!牛乳石鹸の定番商品であるカウブランド赤箱の90周年を記念して、2018年9月15日(土)~9月24日(月)の期間、京都・烏丸御池にて「赤箱 AWA-YA」がオープン。「赤箱 AWA-YA 」は、近年、若い女性の間で赤箱を「洗顔」に使う女性“赤箱女子”が増加していることを背景に開催を決定。赤箱の「もこもこ洗顔泡体験」をコンセプトに、赤箱の泡の良さが楽しめるショップです。店内は、赤箱のパッケージや泡をイメージしたSNS映えするかわいさで、思わず写真を撮りたくなる空間が広がります。「赤箱 AWA-YA」でしか手に入らない赤箱の限定商品の発売や“私だけの石鹸”を作るカービング体験、10年後の美しさを目指す顔ヨガや学生による「赤箱」をテーマにした参加型アート作品の展示など、限定イベントが実施されます。知ってる?“赤箱女子”が増加している理由って?「赤箱女子」とは、赤箱を「洗顔」に使うすべての女性のことです。20代女性の赤箱ユーザーのうち38.1%は赤箱を洗顔に使用していることが明らかとなっています。「赤箱女子」は乾燥肌や敏感肌の人が45%を占めており、洗顔後の“つっぱり感”がないことが支持される大きな要因となっています。やさしい使い心地が支持され、1年以上赤箱を使用する「赤箱女子」は73.9%、そのうち、5年以上使用しているベテランユーザーが41.7%と驚きの結果が出ています。赤箱は自分の肌に悩みながら、本当に自分に合うものを探し続けた女性に愛され続けています。(数字はすべて牛乳石鹼共進社株式会社調べ)赤箱AWA-YA実施内容詳細赤箱90周年記念グッズを限定販売!「赤箱 AWA-YA 」では、ここでしか手に入らない限定商品が多数登場します。ハート型の「赤箱缶」やこれまでの歴代パッケージの小箱が入った「赤箱歴代パッケージ缶」、中川政七商店とのコラボ商品(タオル・手ぬぐい・入浴剤・芳香剤)など、さまざまな商品がレトロでかわいい“赤箱仕様”に。プレミア感満載で写真映えも間違いなしです。・赤箱ハート缶:600円・歴代パッケージ入り赤箱缶:1,500円・牛乳石鹼蚊帳タオル:1,000円・牛乳石鹼手ぬぐい:1,300円・赤箱の香りのなめらかミルクバス(入浴料/3包入):600円・赤箱8個入:800円・「赤箱×サーカスコーヒー」オリジナルコラボ缶(赤箱オリジナルブレンド ドリップパック7個入):1,600円・中川政七商店コラボ バスソルト:1,200円・中川政七商店コラボ 消臭芳香剤:1,400円※すべて税抜価格赤箱泡パック体験こんなに泡立つのか!と思わずびっくりするほどの泡パック体験。スタッフが泡立てた泡に触れて、泡立ちの良さや香り、洗い流した後のしっとり感を体感してくださいね。泡パック体験特典!1日先着100名様都北山の大人気コーヒーショップ「サーカスコーヒー」とコラボさらに赤箱の泡パック体験をすると、先着で京都北山の大人気コーヒーショップ“サーカスコーヒー”とコラボした「泡コーヒー」や北海道物産展などで大人気の“ファームデザインズ”が作った赤箱でも使用しているミルクバター入りの「スペシャルサブレ」をプレゼント。また、「赤箱 AWA-YA」オリジナル「サーカスコーヒーコラボ缶」も販売予定です。ナチュラルでどこかなつかしいルックスは写真映え抜群です。来場者全員にプレゼントも!訪れたお客さん全員にうれしいプレゼントも。すぐに使えて自慢したくなるグッズを、ぜひゲットしてくださいね。歴代パッケージ小箱「歴代パッケージ入り赤箱缶」に入った小さい赤箱のいずれかを毎日日替わりでプレゼント。ミニサイズのかわいらしい赤箱は特別感満載です。「赤箱AWA-YA」オリジナル手ぬぐい 引換券近隣銭湯とコラボした「牛乳石鹼銭湯手ぬぐい引換券」をプレゼント。引換券を持って対象銭湯に行けば、マジョリカタイルをモチーフにした「オリジナル手ぬぐい」のプレゼントも。「赤箱AWA-YA」の後は、ぜひ近隣の銭湯で汗を流してみてください。レトロかわいい赤箱デザインがアートに!FIND OLD AKABAKO「2万個の赤箱」をバックに写真が撮影できるフォトブースも登場。「しまだいギャラリー」の雰囲気ある蔵が赤箱一色に染まります。歴代の赤箱パッケージも紛れているので探しながら、ぜひ赤箱の歴史に触れてみてください。近畿大学学生展示志願者数5年連続日本一に輝いた「近畿大学」の文芸学部文化デザイン学科の学生が「赤箱」をテーマに制作したアート作品「フォトジェニックなボールプール」を展示。赤箱が学生たちの手により参加型アート作品に変身します。平日限定!ワークショップ顔ヨガ体験2018年9月18日(火)・19日(水)の13:00~16:00には、第8回ミセス日本グランプリ受賞・一氏瑞香さんを招いて顔ヨガ講座を開催されます。顔ヨガでキレイなフェイスラインやキュッと上がった頬、引き締まった口元やキラキラ輝く瞳を手に入れましょう。ソープカービング体験2018年9月20日(木)・21日(金)13:00~16:00には、世界で一つだけの石鹸をつくる「ソープカービング体験」を実施。2種のカービング(牛か花のモチーフ)から好きな方を選べます。出来上がったソープは持ち帰って自宅で使用できますよ。「赤箱AWA-YA」実施概要名称:赤箱 AWA-YA会場:京都府京都市中京区御池通東洞院西北角「京都しまだい(嶋臺)ギャラリー」 東館期間:2018年9月15日(土)~9月24日(月)全10日間時間:11:00~20:00※最終入店時間19:30実施内容:泡パック体験/限定商品発売/フォトスポットなど来られない方にも!#赤箱女子プレゼントキャンペーン実施中!「@cowakacp」をフォローして「#赤箱女子」を付けて投稿した方のなかから 毎月5名に月替わりで素敵な賞品をプレゼント。ぜひ素敵な写真を投稿してみてくださいね。カウブランド赤箱90周年記念プレゼントキャンペーン実施中!さらに公式HPで出題されるクイズに答えると、「赤箱オリジナルグッズセット」が毎月90名に当たります。「オリジナルミラー」や「石けんケース」など、かわいすぎるグッズを手に入れてくださいね。赤箱を満喫する10日間!ふわふわもちもちの泡で全身を洗える赤箱。「赤箱AWA-YA」に訪れて、肌にやさしい石けんを日常のケアに取り入れてみてはいかがでしょうか。イベント情報イベント名:赤箱 AWA-YA催行期間:2018年09月15日 〜 2018年09月24日住所:京都府京都市中京区御池通東洞院西北角京都しまだいギャラリー 東館
2018年09月06日少し前からトレンドから定番となりつつある、赤リップメイク。使いこなせたらかっこいいし、もっとメイクの幅が広がるはず!でも、いきなり濃い赤を使うのはちょっと…という方は、まずは透け感のある赤グロスから始めてみませんか?そんなオススメの赤グロスをご紹介します!いまや大定番となりつつある“赤リップ”出典:byBirth赤リップの魅力とは?雑誌やブランド広告で、何度も目にしたことがあるであろう、赤リップメイク。鮮やかな発色に女性らしさが詰まった赤リップメイクは、自然と目を引きます。アイメイクやチーク、ベースをラフに、もっと言えば少し適当にしてしまっても、赤リップをつけるだけで一気に洗練された雰囲気を出すことができます。今日はお出かけの日だけど、寝坊しちゃった!なんて日や、仕事で大事な予定が入ってるから今日はいつもより少し気合いを入れよう!なんて日には、赤リップは大活躍!もちろん、パーティーなどのお呼ばれの日にはアイメイクもチークもハイライトもバッチリ決めて、そこに赤リップを添えれば華やかな雰囲気を出すことができます。赤リップは普段のナチュラルメイクから、簡単に洗練された大人な女性へと変身させることができる、魔法のようなアイテムなのです。赤リップが使いこなせない!そんな方には…広告に載っているような外国の女性を見ると、やはり憧れますよね。あんな風になったら、もっと外に出るのが楽しくなりそう…なんて妄想をする方、たくさんいらっしゃると思います。私も実際に、赤リップに憧れて毎日つけていた経験があります。ただ、赤リップは本当にひと塗りで雰囲気がガラッと変わってしまいます。私もそうでしたが、普段ナチュラルなカラーしか使わない方は特に、突然雰囲気が変わってしまった自分の姿に驚くでしょうし、最初はやはり恥ずかしさもあります。そんな方は、まずはナチュラルに発色し、口紅よりも使いこなしやすい赤グロスから使うのをオススメします。口紅とグロスの違いは?出典:byBirth口紅はこっくりとしたテクスチャーで固形タイプのものが多いです。そのため、パキッとした鮮やかな発色になります。密着感も高く唇に色がしっかり定着し、なかなか落ちません。見たままの色がそのまま唇に乗り、存分にカラーメイクを楽しむことができるのが、口紅タイプ。特に赤リップは鮮やかで華やかな雰囲気を出すにはぴったりです。ですが、その性質上鮮やかに発色し、どうしても普段使いしにくい…なんていう方もいらっしゃいます。一方グロスはゆるくさらっとしたテクスチャーで、艶やかな仕上がり。水分を多く含んでいるためクリアな発色になります。口紅に比べると落ちやすいというデメリットもありますが、見た目が真っ赤でも、唇に乗せるとシアーな発色で意外と使いやすい!なんていう方も多く、普段使いもしやすいですし、重ねると色が濃くなるので調節もしやすいです。ということで、やはり赤リップ初心者さんや、なかなか普段使いができない…とお悩みの方は、ぜひグロスから挑戦してみるのがいいかと思います!オススメ赤グロスのご紹介!ここで、私が普段から愛用している初心者さんでも使いやすく、質もいい赤グロスをご紹介したいと思います!THREE シマリング リップジャム 11出典:byBirth出典:byBirth数々のベストコスメを受賞している「シマリング リップジャム」。この11番はやや深みのある赤グロス。秋冬にちょうどいい明度ですが、乗せると艶やかな仕上がりで、一年を通しても使えます。見た目よりやはりクリアな発色で、赤リップ初心者さんも雰囲気がちょうどよく変わり、徐々に濃くしていきやすいです。この「シマリング リップジャム」は、グロスのようにさらっとしすぎず適度な粘度があります。そのため口紅のようなピターッとした密着感をもち、ベタつきもないのでとても使いやすいです!唇にフィットするチップタイプの形状も、ラインが綺麗に取りやすいんですよ。エクセル リップケアオイル LO04 トマトレッド出典:byBirth出典:byBirthこちらはプチプラで手に入れることができる赤グロス。エクセルはデパコス並みの質の良さのアイテムがたくさん発売されており、このリップケアオイルもそのうちの一つ。オイルリップなので、乾燥による唇の荒れの心配がありません!さらっとしてみずみずしく、健康的な唇に見せることができます。このトマトレッドは朱赤のような明るい発色で、特にイエローベースさんにぴったりな温かみのある発色。唇の色が青紫になっていたり、少しくすんでいる方もパッと明るい仕上がりとなります。スリーに比べると密着感はやや低いですが、血色ティント処方で唇のpH値に反応して色が密着する処方になっています。何種類もの保湿成分が配合されているので、色持ちも良く唇を保護してくれる、とっても優秀なアイテムですよ!番外編:赤リップをナチュラルに使いこなすコツやはり一番は赤グロスを使いこなし、徐々に赤に慣れてからリップスティックを使いこなせるようにして欲しいですが、手元に赤リップがあり、使いこなせていない方はぜひ、指でつけてみてください。直塗りすると、そのまま鮮やかな発色になりますが、指でスタンプを押すようにポンポンとのせれば輪郭がぼやけ、ラフに使うことができます。色の調節もしやすいので、ぜひこちらも試してみてくださいね!
2018年08月30日牛乳石鹼 カウブランド赤箱の90周年を記念し、泡を楽しむ「赤箱 AWA-YA」が京都・烏丸御池に2018年9月15日(土)から9月24日(月)までオープンする。うるおいと香りゆたかな石鹸として、90年もの間愛され続けている赤箱。近年は、乾燥肌や敏感肌の人でも洗顔後の“つっぱり感”がない、優しい使い心地が若い女性の間で支持されている。そんな“赤箱女子”の増加を受け、今回の「赤箱 AWA-YA」開催へと至った。店内では、赤箱の「もこもこ洗顔泡体験」をコンセプトに、赤箱の限定アイテムを発売するほか、“私だけの石鹸”を作るカービング体験、スタッフが泡立てた泡を用いたパック体験、顔ヨガ、「赤箱」をテーマにしたアート作品の展示を実施する。特に注目したいのは限定アイテム。ハート型の赤箱缶、これまでの歴代パッケージの小箱が入った赤箱歴史缶、そしてタオルや手ぬぐいなどの中川政七商店とのコラボ商品がラインナップする。また、赤箱の泡パック体験をすると、先着で京都北山のコーヒーショップ「サーカスコーヒー」とのコラボレーションによる泡コーヒー、ファームデザインズが作った赤箱でも使用しているミルクバター入りのスペシャルサブレがプレゼントされる。【詳細】赤箱 AWA-YA期間:2018年9月15日(土)~9月24日(月) 全11日間 ※14日(金)プレオープン。 会場:京都(しまだい(嶋臺)ギャラリー 東館)住所:京都府京都市中京区御池通東洞院西北角時間:11:00~20:00 ※最終来店時間19:30■アイテム価格赤箱ハート缶 600円+税歴代パッケージ入り赤箱缶 1,500円+税牛乳石鹼蚊帳タオル 1,000円+税牛乳石鹼手ぬぐい 1,300円+税赤箱の香りなめらかミルクバス(入浴料/3包入) 600円+税赤箱 8個入 800円+税「赤箱 ×サーカスコーヒー」オリジナルラボ缶(赤箱オリジナルブレンド ドリップパク 7個入) 1,600円+税中川政七商店コラボ バスソルト 1,200円+税中川政七商店コラボ 消臭芳香剤 1,400円+税
2018年08月19日奈良の夏の風物詩「なら燈花会」が、春日野園地や浮雲園地をはじめ、東大寺など奈良の各エリアで2018年8月5日(日)から14日(火)まで開催される。「なら燈花会」は、1300年前に都として栄えた奈良の地に集う人々の祈りを、ろうそくの灯りをともすことで幻想的に照らし出す、1990年に誕生したイベント。“燈花”とは灯心の先にできる花の形のかたまりを指し示し、期間中、灯りをともすろうそくは1万を超え、神秘的で優しい光が奈良を包み込む。浮見堂では、鷺池を縁取るようにろうそくの灯りがともり、水面に映し出された光とともに、色鮮やかで情緒に満ちた風景を楽しめる。興福寺では、北参道にろうそくが並べられ、凛とした空気の中で灯りが漂う。参道の先に浮かび上がる、東金堂や五重塔の厳かな雰囲気もより一層引き立てられる。【詳細】なら燈花会会期:2018年8月5日(日)~8月14日(火)場所:奈良各エリア(春日野園地、浮雲園地、浅茅ヶ原、浮見堂、猿沢池・五十二段、甍 -Iraka-、興福寺、奈良国立博物館前、東大寺、春日大社)※東大寺は8月13日(月)、14日(火)のみの点灯、春日大社は8月14日(火)のみの点灯。
2018年06月15日こんにちは。赤澤 えるです。思い出の服を持ち寄る連載『記憶の一着』、第11回です。たくさんの服が捨てられる世の中で、残る服って何だろう。それはどうして残るのだろう。それを手放す時ってどんな時…?服の価値、服の未来、ゲストのお話をヒントに考えていく連載です。本日のゲストは、人気ブランド「earth music&ecology(アース ミュージックアンドエコロジー)」をはじめ、15ブランド・900店舗を国内外で展開するストライプインターナショナルの創業者である、石川康晴さん。私がディレクターを務める「LEBECCA boutique(レベッカブティック)」も同社のブランドです。社会に多大な影響を与え、全く無名の私に人生最大の転機を与えた彼が選ぶ、「記憶の一着」とは?石川さんと赤澤える初めて作った服、最後に作った服赤澤 える(以下、える):『記憶の一着』について聞かせてください。石川 康晴(以下、石川):20年前に作ったTシャツです。90年代後半、僕が27歳の時。初めてデザインしたものと最後にデザインしたものを両方持ってきました。石川さんが20年前に作ったTシャツえる:石川さん、デザイナーもしてたのですね。石川:うん。これは「e hyphen sixty-six(イーハイフン シックスティーシックス)」というブランドなんだけど、今も会社にあるブランド「E hyphen world gallery(イーハイフンワールドギャラリー)」の前身に当たるブランドです。える:もう既に会社を作って、社長業をしていましたか?石川:やってた。小さなアパレル会社を岡山で始めて4年目の時。今の規模になるなんて想像していなかった頃だね。こんなのばっかり着てたよ。この2枚には5年の差があるし今となってはブランド名も変わったけど、なんだかテイストが似ていると思わない?赤澤:そうですね。今のイーハイフンの軸に通ずるところを感じます。これを作った頃って、今の会社を代表するブランドであるearth music&ecologyはどんな感じでしたか?石川:無かった。このTシャツを見てアースだって思わないでしょ。オーガニックもナチュラルも程遠い感じだよね。20年ぶりに始めたデザインの仕事える:遊牧民族という表現がありましたが、次に水や草木があると石川さんが感じることは何ですか?石川:実は僕、20年ぶりにデザインを始めたんです。koe(コエ)というブランドでね、退職したメンズデザイナーの代打だけど2,3年くらいやってみようかなと思っています。もう一回色々見つめ直すには良いタイミング。このTシャツのようなデザインにはならないよ。20年経って、反骨精神やボディピアスがお洒落で人気者という時代じゃない。える:大きく変わったのですね。次のデザインにはどんなコンセプトがあるのですか?石川:僕がkoeでやりたいと思っているのは“新しいトラッドを作る”ということ。koeのメンズは “ドロップ&テーパード”というのが軸にあって、それを日本のスタンダード、新しいトラッドにしたいと思っています。そのコンセプトで自分たちの考え方や着方を作っていきたい。社会を作るとか社会に何か問いかけるということにおいて、服の力って凄くあると思うんです。20年前とそこは変わらない。けど、このTシャツでの思いとは全然違うね。今少し服ができてきたけどまだ50点くらいかな。でもやりたいことが半分はできている。える:やりたいことって?石川:高い値段で良いものを作るって誰でもできるけど、3,000円だとかそういう制限がある中で良いものを作るとなると能力差が出るんです。koeでは、これが3,000円で買えるのか!ってものを作りたい。すごく楽しいです。今はお金を使う先がたくさんあるので、色々なことに生きている人たちがいますよね。そういう人たちに服を提供していきたい。お客様の限られた予算の中で最高のパフォーマンスやデザインを提供していきたいと思って、koeのメンズを作っています。える:20年前とはまた違う、新しい挑戦ですね。石川:そうだね。earth music&ecologyも立ち上げ時もデザインをしていたんだけどその時ともまたテーマが違うし、僕が今まで作ったことのないものです。パンクからエコロジー、そして次はトラッド。何をやっても楽しいけど、いつも新しいカルチャーを作りたいと思っていて。日本のネオ・トラッドを世界中の人が着てくれるようになってほしいなと思って、ファッションの街である渋谷でこれを仕掛けていきたいです。える:世界中の人の“記憶の一着”になる可能性がありますね。石川:そうなったら嬉しいね。える:すごい!石川:僕たちはバーゲンでは安く売ったりするけれど、他ではブランディング維持のために安くせずに大量に廃棄する方法をとるブランドもある。ブランドイメージを下げないようにするためだけど地球には悪いことをしている、というブランドはすごく多いです。earth music&ecologyの場合はいつも安いねってイメージだけど、実は一番服を捨てていないんです。ブランド名にエコロジーと付いているけど、オーガニックコットンやヘンプを使ったり草木染めをすることだけじゃなくて、本質的に一番大切なエコロジーって“捨てないこと”でしょ。だから、これからもearth music&ecologyが一番大切にしてきた消化率100%に近づけるということは実現したいし、えるはえるで違う視点でやって行ってほしいと思う。根底にあるものは近いよね。える:私も近いと思います。石川:大量に作っていると、大量に廃棄しているだろうと決めつけられてしまうんです。それは世界中のファストファッションがやっているかもしれないことでearth music&ecologyがやっていることではないんですよね。大量に作っていても大量に捨てていないブランドがあるということは胸を張って言いたいし、社会に伝わるといいなと思っています。叩かれても“ハーフオーガニック”える:このTシャツは良い生地を使っているからこそ残ったのかもしれませんよね。答えにくいかもしれませんが、良い素材を使わないで安く作っていたらすぐボロボロになって結局捨てません?石川:その点で言うと、 “ハーフオーガニック”という裏コンセプト的なものがkoeにあるんです。これを言うと叩かれてしまうかもしれないんだけど。胸を張って“ハーフオーガニック”と言っています。コーラも飲むけどハーブティーも好き、ジャンクフードも食べるけどオーガニックの野菜も好き、僕はそれが人間な気がしていて。える:確かにそれが人間な気がする。石川:koeの服もそういう感覚でありたいんです。このナイロンブルゾンはケミカルな作り方だけど耐久性に優れているとか、オーガニックコットン100%のTシャツは製造工程は良いけど耐久性の面ではちょっと弱くて廃棄に繋がりやすいとか、このどっちもどっちな感じが良い意味で“ハーフ”。える:わかるかもしれない。石川:この“ハーフオーガニック”ってきっと10年くらいかかるんだよね。僕たちの言うオーガニックというのはオーガニックコットンを使うことだけじゃなくて。“この商品は貧困国の製造現場で働く工員のボーナスをあげるために販売する商品です“というものを作りたいんです。僕たちの中ではこれもオーガニック。ナイロンを作ってリユースし続けることもオーガニックだし、店内の1割をオーガニックコットンの製品にすることもオーガニック。まだ確定とはいかないけど、渋谷のhotel koeでは年に一度エシカルウィークを開催したいなぁなんてことも考えています。hotel koeの写真 Photo by Kenta Hasegawaえる:それは嬉しい!石川:カオスでケミカルな渋谷から、自分たちのフィロソフィーに合ったゲストを呼んでトークショーをしたり、世界中のエシカルマインドの人に来てもらって…。える:フィロソフィーって前述の“ハーフオーガニック”ですか?石川:そうだね。なんというか、全身草木染めしか着ませんというのは僕たちとはちょっと違うんです。僕たちは“ハーフオーガニック”が今一番ベストなパフォーマンスだと思っているから。大きなファストファッションブランドが“ハーフオーガニック”になったら、100%オーガニックで1億円くらいの規模のところよりもよほどソーシャルインパクトが強いと思う。僕たちは規模を選んだ会社だから、それを選んだ会社としてソーシャルインパクトを出す。これを考えた場合“ハーフオーガニック”を取り入れたいと考えています。ただ、えるのような匠の規模で徹底的に100%に向けていくというブランドもあって良いと思うんですよ。える:私たちのブランドも実際のところ今は“ハーフオーガニック”です。石川:僕は、“100%オーガニック”という50年の活動より、僕たちの“ハーフオーガニック”という数年の活動の方が地球は青くなると思っています。世界で展開するブランドが、エシカル業界の人から叩かれることを覚悟で“僕たちはハーフオーガニックです”と言うことは大きい。える:そうですね。石川さん、やっぱりいつもどこかにパンクの精神がある。20年前と同じ。石川:そうかもしれない。今は僕たちの製造ラインに関わっている人たちに喜んでもらいたいとか、そういうことを考えてやっています。毎年5%ずつくらいしか改善しないかもしれないけど、10年くらいかけて僕が57歳になった頃には“ハーフオーガニック”が店全体に散りばめられていて、“ハーフオーガニックなkoe”が世界にソーシャルインパクトを与え出す、というのが今の僕たちのイメージです。僕たちは新品も作るし、中古ビジネスもやるし、レンタルビジネスもやるし、捨てられないように仕組みを作るっていうのも大事なオーガニックかなと思っています。Eru Akazawa(赤澤 える)Twitter|InstagramLEBECCA boutiqueブランド総合ディレクターをはじめ、様々な分野でマルチに活動。特にエシカルファッションに強い興味・関心を寄せ、自分なりの解釈を織り交ぜたアプローチを続けている。
2018年06月01日こんにちは。赤澤 えるです。思い出の服を持ち寄る連載『記憶の一着』、第10回です。たくさんの服が捨てられる世の中で、残る服って何だろう。それはどうして残るのだろう。それを手放す時ってどんな時…?服の価値、服の未来、ゲストのお話をヒントに考えていく連載です。本日のゲストは編集者でありファッション・クリエイティブ・ディレクターの軍地彩弓さん。雑誌『ViVi』でフリーライターとして活動後、『VOGUE GIRL』の創刊・運営に携わり、現在は雑誌『Numéro TOKYO』のエディトリアルディレクターから、ドラマのファッション監修、情報番組のコメンテーターまで、幅広く活躍している女性です。各方面から引っ張りだこの彼女が選ぶ、「記憶の一着」とは?赤澤 える憧れの存在だった『記憶の一着』とは赤澤 える(以下、える):『記憶の一着』について聞かせてください。軍地 彩弓(以下、軍地):3年前くらいに買ったサンローランのもの。元々サンローランというブランド自体がすごく好きで憧れていました。エディ(Hedi Slimane:2012年より4年間にわたりサンローランのクリエイティヴ・ディレクターを務めた人物)が入った時は衝撃的でした。デザイナーによってブランドが変わるっていう、ありありとしたことを見た。それでサンローランの“エディが作るジャケット”が欲しくて、手に入れました。サンローランのジャケットを纏う軍地 彩弓氏える:もう一着ありますよね。こちらはどういったアイテムですか。軍地:もう一着もサンローランです。14、5年前に知人からもらった、ステファノ・ピラーティ時代のコート。この時もサンローランに憧れがあって長く着ていました。ViVi時代は若いということもあり、安くてカジュアルな服ばかり着ていたしそういうものばかり扱っていて、サンローランのようなブランドは憧れ。バッグは買えても服を買うという感覚は遠い存在で、自分がそういうものを買えるようになるとは思っていなかった。そんな中たまたまサンローランのコートを知人からプレゼントされました。知人からプレゼントされたサンローランのコートを着ている軍地 彩弓氏える:良いなぁ…私にとってももちろん憧れの存在です。軍地:ラグジュアリーブランドの服は、日常で着ているカジュアルな服とはまったくレベルが違います。袖を通しただけで伝わる素材のよさ、滑らかさ、シルエット、パターンの素晴らしさ。欲しいシルエットは毎シーズンの気分で変わるけど、このトレンチコートは繰り返し着ています。サンローランに憧れて、初めて着たコートに感動して、その後自分で買えるようになって憧れのジャケットをパリで購入しました。私が“ブランド品”に惹かれる理由える:どれくらいの時に「これが憧れだなぁ」と明確に感じたか覚えていますか?軍地:もともと映画が好きなのですが、『昼顔』にでていたカトリーヌ・ドヌーブがポンパドールのヘアスタイルに、サンローランのトレンチコートを着ていたのが最初ですね。それでブランドの名前を知りました。スダンダードな一枚のトレンチコートなのですが、女性らしさが際立って「こういう大人になりたいな」と思いました。私にとって初めて憧れたブランドなのです。オードリー・ヘップバーンは『ティファニーで朝食を』の中でジバンシイのドレスを着ているとか、その頃の雑誌で学んで。そこからブランドへの憧れが生まれたんだと思います。ファッションは女性像を作ります。洋服で女性の印象は変わりますし、スタイルという概念も雑誌や映画から学んでいました。える:ただ単にヴィトンやシャネルの財布や鞄を持つということに憧れている人はよく出会ってきましたし、じゃあどうしてそのブランドが欲しいのか?という質問に答えられない人は珍しくないと思います。軍地さんの場合は、そういう憧れとは全く違った感じですね。軍地:もちろんバッグも憧れですよね。だけどファッションは時代、時代の女性像が込められていて、毎回ショーを見るたびにワクワクしました。当時「ファッション通信」という番組があって、中学生の頃からその番組を見るのがとても好きでした。大内順子さんが伝えるパリコレやミラノコレに興奮しました。ファッションの力をテレビの前にいて感じていたんです。パリのランウェイはすごく遠かったけどいつかあの場所に座りたいという強い思いはありました。える:今の軍地さんに繋がっていそうな感情ですね。軍地:今ファッションの仕事をしているのはあの時のことがすごく影響しています。親に「早く寝なさい」って言われながらも23時に居間に出てきて、ショーの様子をテレビで観たりレポートを聴いたりしたあの時の感覚は忘れられない。ひとつひとつのブランドが全く違う世界観を見せてくれる。ベルサーチはすごく強い女だったり、シャネルはゴージャスなブルジョワだったりとか。サンローランはある種コンサバティブで、品の良いパリっぽさがある。そういうファッションを見ている時に自分が得た興奮っていうのは、根底にずっと残ってるんだなと思います。ファッションは、ただの服じゃない軍地:この対談のお話をいただいた時、自分はどれだけ繰り返し服を着ているのかなって考えてみたんです。編集者という仕事柄、毎日ものすごい数の新しい情報に触れているし、なかなか前シーズンのものって着られないんですよね。これは自分の悩みでもあるんだけどね。今までは職業柄のこともあるし性格も元々飽きっぽいのもあって新しいものに対してガツガツしていられたんです。でも最近は「前シーズンのものを着ても良いよね」って思えるようになって。そうすると私の場合、前の服で着られるものって意外と限られてるなぁと気付いたんですよね。たった半年前のものだけど今これ着るとダサいねってものも出てくる。でも、このサンローランの服は「今着てもやっぱり良いな」と思えるものなんですよ。服って廃れるものと廃れないもの、この2種類があると思っていて。える:その違いって何ですか。軍地:パリのディオール展に行った時、歴代のディオールの服を見てファッションの領域を超えた素晴らしさがあると感じました。この展示を見るために長い行列ができ、お年寄りから子供まで見に来ている。ファッションにはそれだけの力があると。える:具体的にどんなものをご覧になったのですか。軍地:1945年のニュールックと呼ばれるバードレスとか。それが当時のそのままで置いてあるんですけど、今まさに着たい!と思える。70年以上のデザインがとても新鮮に見えて、今でも着たいと思わせる廃れない美しさがある。歴代のデザイナーたちの素晴らしさに圧倒されるのですが、私が一番新鮮に感じたのは創立者であるムッシュ・ディオールが作ったそのドレスだったんです。戦後すぐに作られた70年前のドレスが今でも私を興奮させるということに衝撃を受けました。える:観てみたい…軍地:ピカソやダリやコクトーのような当時の現代アーティストのアートって、今見ても古く感じない。それと同列に並んでいるのがディオールのファッションなんです。ムッシュ・ディオールにそういうアーティストたちとの交流があって、その時代の空気から一枚の服が生み出されている。そこには情熱だったり心だったりテクニカルなことだったり、その時のお針子さんの1針1針の空気もその1枚に全部凝縮されていて、それを見ているだけで涙が出てくるの。「ファッションの仕事をしていて良かったな」って再確認できて、忙しい時期だったけど無理してパリに行って良かったなって気持ちにもなりました。感動したなぁ。える:素晴らしいですね。軍地:ファッションって“ただ今日着る”っていうだけじゃなくて、アートでもあるし、人間が作る最高峰のもの。ものすごくレベルの高いものだってこと。ただの服じゃない。廃れないものの美しさ、良さ、世界観があるんですよ。だからみんなヴィンテージを好きになるのかも。若い子の方がそれを自然と選別しているのかもしれれません。さっきも言いましたが、だからこそ作る側の人は、服に命を吹き込んで欲しい。そうして、結果“残るもの”や“残されるもの”を意識して作って欲しいのです。必ず世の中のためになるから。Eru Akazawa(赤澤 える)Twitter|InstagramLEBECCA boutiqueブランド総合ディレクターをはじめ、様々な分野でマルチに活動。特にエシカルファッションに強い興味・関心を寄せ、自分なりの解釈を織り交ぜたアプローチを続けている。また、参加者全員が「思い出の服」をドレスコードとして身につけ、新しいファッションカルチャーを発信する、世界初の服フェス『instant GALA(インスタント・ガラ)』のクリエイティブディレクターに就任。
2018年05月25日2015年、2016年に延べ1万4,000人を集客した猫をテーマとした大規模写真展「横浜赤レンガ倉庫 ねこ写真展2018」 が7月11日から17日の期間、横浜赤レンガ倉庫1号館2階で開催される。本展は、いつの時代も人を魅了してやまない普遍的な被写体「猫」を様々なテーマで捉えた約500点の作品が一堂に会する史上最大規模での「猫写真展」。 2015年の初開催から、延べ日数2週間で約1万4,000人の動員を記録し、各界で大きな反響を呼んだ伝説の猫写真展が真夏の横浜に帰ってくる。回を重ねるごとに出展希望者が増え、話題の猫写真家を輩出するなど、猫写真界の登竜門となりつつある本展。第3回となる今回は数々の写真展のディレクションをつとめてきたアートディレクター三村漢を監修に迎え、猫好きはもちろんのこと、写真業界からも大きな注目を集める内容となっている。 今回は、1年間をかけて行われたFacebookコンペ上位者ほか、猫を追い続ける新進気鋭のアマチュア猫写真家や海外の写真作家まで、プロアマを問わずに選ばれた作品を大判で展示。さらに、その活動が多くの注目を集める今最も熱いプロフォトグラファー には「猫」というキーワードで作品を依頼。有名写真家のここでしか見られない作品の数々は、写真好きも必見の内容となっている。その他、各メディアや企業との様々なコラボ企画枠を設けるなど、アート、ドキュメンタリー、思わずほっこりしてしまうキャラクター猫写真作品まで、表情豊かな約500点以上の猫の写真を展示。 ©沖昌之さらに、Instagramで8万フォロー越え、「必死すぎるネコ」の著者でもおなじみの沖昌之が捉えるソト猫や、独自の視点で人気急上昇中の会社員MARCOが捉えるウチ猫「おでんカルテット」などメディアで話題の猫たちも登場。猫が何かに夢中になっている瞬間の思わず笑ってしまう写真が満載。ウチ猫、ソト猫、必死すぎるのは果してどっち!? と比べてみるのも楽しい。期間中は展示スペースの一部で出展者による猫写真関連グッズを販売し、土日を中心にトークショーの開催も決定。また、今回の企画用に出展者がオリジナルプレミアムフォトブックを作成。ギャラリー内の作品と合わせてハイクオリティな作品集をゆっ くりと楽しむことができる(受注販売有)。真夏の猫祭りを見逃さないで。【イベント情報】横浜赤レンガ倉庫 ねこ写真展 2018会期:7月11日〜17日会場: 横浜赤レンガ倉庫 1 号館 2 階全イベントスペース時間:10:00〜19:00 (17日は15:00まで)※入場受付は終了の 30 分前まで料金: 500 円(小学生以下無料)※当日に限り再入場可
2018年05月18日美容師たちの日々の戦い、成長、出世を描く舞台『クレスト☆シザーズ』が5月10日(木)に開幕する。【チケット情報はこちら】原作はマンガ配信サービス「GANMA!」で連載中のhekiyuによる同名漫画。カリスマの紋章(クレスト)を追い求める美容師たちが集うヘアサロン『ハイクレスト』を舞台に、ひょんなことからそこで働くようになった元ホストの主人公・新田勇希がトップスタイリストを目指す姿が描かれる。脚本・演出は山本こうき(劇団PU-PU-JUICE)。人生に負け続け、金も希望もない元ホストの主人公・新田勇希を演じる赤澤遼太郎と、勇希の憧れの先輩・戸川那智を演じる松田岳に話を聞いた。色とりどりの髪色のキャストが並ぶ派手なビジュアルが印象的だが、「本人にとっては重要な、だけど事件としてはすごく繊細な出来事がたくさん起きる物語」(松田)、「人間のリアルな内面を描く、小劇場チックなお話だなと思います」(赤澤)とふたりが語るように、描かれるのは人間関係とそこから生じる変化。「演出の山本さんは“嘘をつかないで”とよくおっしゃいます」(赤澤)と、心の動きを大切にしながら稽古を進めているという。自身の役柄について赤澤は「勇希は人が大好きで素直。天真爛漫な人間です。だけど、その“人を好きな気持ち”は今までずっと受け止めてもらえなかった人で。だからどんどん自分に自信がなくなっていったんですよね。だからこそ『ハイクレスト』で自分が受け入れてもらえた喜びは大きかったと思います」。松田は「僕が演じる那智は、新田勇希のサクセスストーリーにとってすごく重要な存在。だから彼にとってどういう人間であるべきかを考えます。憧れの先輩って大事だし、そう思われるような人でありたいと思います」と語り、ナンバーワン美容師役として「美容師さんが配信しているカットの動画を見ながら、ずっと練習しています。今日の前髪は自分で切りました(笑)」と役作りに余念がない。松田が「舞台のキャッチフレーズに“綺麗になるまで帰さない…”とありますが、“そんなことできるの?やってみんしゃい!”みたいな感じでもいいので(笑)、ぜひ観に来ていただきたいです。僕らが熱を込めた作品をお届けします!」。赤澤が「美容師の話ですが、いろんな人に刺さる物語だと思います。綺麗になるのはどこなのか、“こういうことだったんだ!”と納得すると思いますので、ぜひそこに期待してお越しください!」と語る公演は、5月10日(木)から13日(日)まで東京・サンシャイン劇場、5月17日(木)から19日(土)まで大阪・サンケイホールブリーゼにて。取材・文:中川實穗
2018年05月02日こんにちは。赤澤 えるです。思い出の服を持ち寄る連載『記憶の一着』、第9回です。たくさんの服が捨てられる世の中で、残る服って何だろう。それはどうして残るのだろう。それを手放す時ってどんな時…?服の価値、服の未来、ゲストのお話をヒントに考えていく連載です。本日のゲストはスタイリスト・清水文太くん。スタイリストとしての活動だけでなく、アート展示やZINE制作、コラム執筆など、アーティストやライター活動でも知られる彼。バイイングした古着や生み出したオリジナルグッズなどを並べたポップアップストアも、開催の度に注目されています。服への価値観や、想像を絶する壮絶な過去、マイノリティとして堂々と生きている現状について、包み隠さずありのままを語ってくれました。東京ファッションの最先端を生きる彼が選ぶ、「記憶の一着」とは?赤澤えると清水文太氏▶︎赤澤えるのインタビュー記事はこちら最悪な家庭環境の中で出会った『記憶の一着』とは赤澤 える(以下、える):『記憶の一着』について聞かせてください。清水 文太(以下、文太):このコートです。ANREALAGE(アンリアレイジ)というブランドのもの。これは高校生の時、初めてのバイト代で頑張って買いました。中学生の時にショーの写真や映像を見て感動して、その後たまたまANREALAGEのフラッグシップに行った時に好きになって。当時憧れだったブランドです。このコートは13万くらいなんだけど受注会の時に勢いで頼みました。える:文太くんの言う「お金が無い」っていうのはお小遣いが貰えないっていうレベルじゃないように聞こえる。文太:生活に困窮していてごはんを食べるお金も交通費すらも無い状況だった。学校まで電車に乗るお金もなかったから、往復5時間半もかかる道のりを毎日歩いて通っていました。教科書もなかったし、ごはんも交通費もなくて家も最悪だったし、もうどうすれば良いんだろうって思ってた。える:そんなに壮絶だったとは思ってなかった…。文太:その前も結構酷かったけどね。でも服が好きとか欲しいって気持ちはずっとあった。たまにもらえる500円を持って原宿まで歩いて行って、古着屋の100円コーナーで掘り出し物がないか漁ってました。俺がそういう状況っていうことがどこからか知られて、瞬く間に学校中に広まって、教科書をみんなが買ってくれたり、「お弁当1つ多く買っちゃったからあげるよ」とか言ってごはんを恵んでくれたり、そういうあたたかいこともあった。預けられたその家での生活は1年半くらい続いたかな。その後は、今住まわせてもらっている家。える:今の家にはどういう経緯で?文太:苦しかった時代によく遊びに行ってた家で、俺そこから歩いて帰る途中に体調を崩して倒れちゃったんです。救急車で運ばれるってなったけどそうすると警察に連絡がいく。そうなると児童相談所に行けって言われる。でも児童相談所には半年前に行ったけど環境が良くなった実感なんて少しも無くて信じてなかったんです。今住まわせてもらっている家の人は俺のことをすごく気にしてくれていて、児童相談所にも一緒に行ってくれていたから状況をよく知っていたの。その時はもう行く場所がないって思ったけど「家に住みなさい」って言ってくれて、迎え入れてくれました。える:物凄い苦難を乗り越えてきたんだね。文太:家でみんなでごはんを食べるとか、ベッドがあるとか脚を伸ばして寝られるとか、最初は変な感覚だった。苦しい思いをしたから有り難みが分かるのかなと思います。だから服を捨てるなんて考えがないのかも。そんな概念ないです。服を捨てたら俺、何のために生きてるんだろうって思っちゃう。そう考えると無駄にしてしまう人になってしまうよりこっちの方が良かったって思えますね。思い返すと本当にあの時は毎日苦しくて先が見えなかった。このコートはそんな環境なのにも関わらず必死に手に入れたコートだからこそ、思い入れが深いです。「今のファッションとリンクするか」って言われたらそうじゃないところもあると思うんだけど。他に持ってるコートも好きなんだけどね、これは違う。これだけは絶対に人に渡せないな。何をどうやっても好きになる対象って変えられないえる:この服をもし手放すとしたらどんな時?文太:もし、だよね?俺は子どもの支援をしたいと元々思っていて、俺が設立したその場所に集まった子から欲しいって言われたらあげるかな。それもポンってあげるんじゃなくて、その子が20歳になったらとかそう言うタイミングであげたい。える:文太くんは子ども欲しいって思う?文太:欲しい。俺は男同士で恋愛をする人、“ゲイ”だから今すぐは無理なんだろうけど、技術が進歩して俺と俺の彼氏の遺伝子を持った子どもができたら一番良い。純粋にそう思う。養子も考えたけど、引き取られた先が男同士のカップルってなったら、今の日本だと子どもが傷つくかもしれないよね。どう見られるかとか俺自身は気にしてないけど。養子に関しては、児童支援の夢が叶った場でそのくらいの気持ちを持って子どもと接することの方が俺には良い気がしてます。だから、俺の子どもなら俺の遺伝子でつくりたいかな。俺らの遺伝子でできた子どもだったとしても絶対何か言われちゃうだろうからもう仕方ないけどね。それに養子でも自分の子どもに変わりはないし愛せるから、養子も良いと思ってるけど。難しいね。まぁどうなったとしても、俺は色々な面において全てに責任を持って子どもを育てたい。今の気持ちを素直に話すとそんな感じかな。もしかしたら将来異性愛者に変わるかもしれないし。える:私の友達にも同性同士の恋愛をしている人が何人かいるけど、みんなそれぞれ少し苦しそうな印象を受ける。色々なところにハードルがあるというか。海外でもラクなことではないだろうけど、日本国内では特に窮屈そう。ただその人を愛してるってだけなのに変なのって思う。同性同士の恋愛を理解できないっていう人の言っていることも全てわからないわけではないけど、人が人を好きっていうことに必要以上にルールがあるのってやっぱりおかしい。不倫しているわけじゃないんだし。文太:日本じゃ結婚もできないしね。どんなに愛し合って長年一緒にいても、入院しても面会する権利がないとか、親族として何かに参列することにも権利がないとか、そういう現状。パートナーシップ制度みたいなのもあるけど、何故か結婚するのに金がかかったりする。金?俺らだって男女のカップルと変わらない人間同士だけど?って思う。でもこれは日本だけじゃないから、今は我慢時かなって感じ。海外の歴史ある有名ブランドが同性同士のキス写真を使った時にものすごい数のヘイトコメントが来ていて、それを見て日本だけじゃなくて世界的に難しい問題なんだと思った。こういうのって社会全体の意識が変わっていかないとなかなか解決しない。だから俺もこういうことを隠さずに仕事したり、今こうやって答えたりしてるんです。清水文太=ファッションじゃないえる:これからの仕事でやっていきたいことってある?文太:俺、別に服だけにこだわってないんですよね。だから服と農業とか、服と児童福祉とか、そういうリンクの仕方で仕事を続けたい。今はまず顔を売りたい。そうじゃないと次に繋がらないから。「清水文太=ファッション」じゃなくて10年後は違うことをやってても良いって思ってるから、あまり難しく考えていないです。える:農業とか、その発想はどこから生まれてくるの?文太:農業は、通ってたのが農業高校だったし園芸部で畑に関わることをやっていて面白いと思ったからかな。あと、スタイリングさせてもらっている「水曜日のカンパネラ」のコムアイが元々そういうことをやってたから詳しくて、単純に食べ物を自分で作ってみたいなって思っていて。児童福祉は、自分の家庭環境が悪かった経験から。俺の働き方や形態も特殊だから色々参考になったら良いな。正社員っていう働き方がまだまだ世の中的に強いけどそうじゃない働き方っていっぱいあるし。こういう働き方をしていても、こういう恋愛やファッションをしていても、家が借りやすいとか暮らしやすいとかそういう日本にしていけたら良い。マイノリティでも普通に生きられるっていう選択肢を増やしたい。「文太さんのおかげで毎日頑張れてます」って言ってくれる人がたくさんいるから、その人たちのためなら何でも頑張れるって思います。える:しかもそういう人の中にもファッションが好きな人は確実にいて、モノを大切にする人だってちゃんと存在するんだよね。文太:そうそう。日本の給料が上がるか、良いとされているものがもう少し手に取りやすくなるか、どっちかしかないのかも。どちらにしても俺は“服を捨てる”って行為が嫌。単純に勿体無いし、他の選択肢ないの?っていつも思う。「服はゴミじゃねぇんだよ」って思う(笑)せっかく自分の元に迎えたんだから、捨てるくらいなら集めて何か作っちゃいなよって感じ。捨てるっていう行動が無駄すぎる。そういう意味ではファストもハイも一緒。もっと買い方から考えなよって思います。える:最後に1つ質問。文太くんは自分のブランドを作りたいって思う?文太:思うことはある。けど、今は色々経験しておきたい。経験していく中でその構想が1つにまとまっていけば良いし、そうやって1ランク上にいけたら理想だよね。良い大学、良い企業、っていうことだけがステータスっていう風に思っている人たちと真逆にいるし、俺は色々な意味でマイノリティ。俺はもうあまり気にしないけど世の中の人はそうじゃないから、俺がどんどん経験値を増やして前に進んでいく姿で勇気付けられたら今は一番良いと思います。Eru Akazawa(赤澤 える)Twitter|InstagramLEBECCA boutiqueブランド総合ディレクターをはじめ、様々な分野でマルチに活動。特にエシカルファッションに強い興味・関心を寄せ、自分なりの解釈を織り交ぜたアプローチを続けている。また、参加者全員が「思い出の服」をドレスコードとして身につけ、新しいファッションカルチャーを発信する、世界初の服フェス『instant GALA(インスタント・ガラ)』のクリエイティブディレクターに就任。▶︎これまでの赤澤えると『記憶の一着』・#008「未来の自分が納得できる服が欲しい」。25歳のアーティストが“ただ可愛い服”よりも、古着が好きな理由・#007 ガールズバンド「suga/es」佐藤ノアの『記憶の一着』・#006 マカロニえんぴつ はっとりの『記憶の一着』・#005 読者モデル 荒井愛花の『記憶の一着』・#004 音楽家 永原真夏の『記憶の一着』▶︎オススメ記事・「無条件で子どもを愛してあげて」。10歳のドラッグクイーンと母に学ぶ“自分らしく生きることの大事さ”・“平和ボケ”の日本人へ。社会がいう“正しい答え”ではなく、自分にあった答えを探すための冊子を作る若者All photos by Ulysses AokiText by Eru AkazawaーBe inspired!
2018年04月20日こんにちは。赤澤 えるです。思い出の服を持ち寄る連載『記憶の一着』、第8回です。たくさんの服が捨てられる世の中で、残る服って何だろう。それはどうして残るのだろう。それを手放す時ってどんな時…?服の価値、服の未来、ゲストのお話をヒントに考えていく連載です。本日のゲストはアーティスト・MICOさん。エレクトロポップユニット“ふぇのたす”のボーカル“みこ”としてメジャーデビュー後、2016年4月より“MICO”名義でソロプロジェクト“SHE IS SUMMER(以下、SIS)”を始動。『とびきりのおしゃれして別れ話を』のミュージックビデオの再生回数は約200万回を誇ります。ガーリーな印象を与える独自の世界観で観る者を惹きつけ続けている彼女が選ぶ、『記憶の一着』とは?MICOさんと、赤澤える▶︎赤澤えるのインタビュー記事はこちら最後の瞬間を彩った『記憶の一着』とは赤澤 える(以下、える):『記憶の一着』について聞かせてください。MICO:3年間活動していたバンド「ふぇのたす」の解散ライブで着ていた衣装を持ってきました。23歳の時かな。もうそんなに経つかぁってかんじ。バンドを解散するって決まって、どういう風に解散するかっていうのを決めずに「解散」っていう結論だけが先に出たから、最後ライブするの?ってところから話し合ってたなぁ。3年間活動していたバンド「ふぇのたす」の解散ライブで着ていた衣装える:なんとなくだけど覚えてるよ。その時はまだMICOちゃんと友達じゃなかったけど、解散のニュースを知った時は本当にびっくりした。解散することが公になってから本当に解散するまでが一瞬だったような気がする。MICO:そう、解散発表から解散ライブまでの期間が短くて本当にギリギリだった。ライブハウスのスケジュールもなかなか空いてなかったけど、なんとか新代田FEVERを押さえられたの。最初は夜公演だけのつもりだったんだけど即完しちゃったから昼も追加公演したんだ。今日の撮影は思い出の場所で…ということだったから、その新代田を選びました。える:なんだか懐かしいね。じゃあこれは2回ステージに上がった服ってことか。MICO:そうだね。1日で2回の解散ライブをした服。これはバンドグッズのリメイクなの。グッズは最初のうちは私の手書きで作ってたんだけど、メジャーデビューしてからはロゴをデザイナーの方に作ってもらっていて。でも最後は初心に返るというか、最初にやっていたことを大切にしようってことになって、当初のやり方でグッズを作ったの。これは解散するって決めてから作ったんだ。える:大切に持ってるんだね。MICO:私、今までの衣装は全部持ってるよ。グッズも。大切だからね。える:じゃあ、この服をもし手放すとしたらどんな時?MICO:え…!そんなこと考えられない。自分からは手放すつもりはないかな。卒業アルバムみたいなものだと思うんだよね。でも、どのアーティストもそうだと思うんだけど、衣装って一度ツアーとかで着たらもう着れないというかもう一度着ることはないと思う。それはどうにかできないかなっていつも思うんだけど、あげるのも捨てるのも売るのも無理だもん。える:そうだよね。日常で着る服も捨てられないタイプ?MICO:捨てることはあまりないかな。服は元から大量買いするタイプじゃないけど、入れ替えは激しい方かもしれない。友達からもらったりすることも多いし、誰かにあげることも多い。解散ライブ当日の楽屋でのMICOさんの写真解散についての、本当のことえる:解散ライブで着ていた衣装ということだけど、解散した時の話を聞かせて。MICO:うーん。あの時のことは言葉にするのが難しくて、2年かかってやっとブログに書けたんだ。思い返せば、今まで通り今できる一番最高のライブをしようって思ってたし、お客さんからも「二人がいつも通りで救われた」って言われた。える:これを読むまではMICOちゃんは隠して生きているのかと思ってたよ、正直。聞いちゃいけない感じもしてた。大切な人が亡くなってしまっているわけだしね。MICO:そうだよね、みんなにそう思われているだろうなって思ってたよ。でも私は、本当に大事なことだったからこそSNSに簡単に書けなかったの。かと言って他に話せる場所もないし、みんなに隠し事をしているみたいでなんだか気持ち悪かった。でもこのブログを書いたらみんながほっとしてくれて、「聞けて良かった」って言ってくれる人もいた。える:解散ライブ当日はどうだった?MICO:私の中では解散=悲しいことではなくて、自分でちゃんと決めたことだったし前に進むためのことだった。逆に解散しないことの方がその場に立ち止まっているっていうことな気がしたの。だから最後のライブでは、解散についてのことは話さなかったんだよね。変かもしれないけどこれを着ている時の私は生き生きとしていたよ。ちゃんと自分で歩けてるし、これからも歩いてく!って。音楽をやめようかなって思ったえる:解散を決めた時って、次の音楽活動をするつもりはあった?MICO:次に何をしようって考えて解散したわけじゃなかったし、なんならここから歌わないっていう選択肢もあるのかなって思ってた。積み重ねてきたことでもこんなに一瞬でなくなっちゃうなんて、こんなことあるんだな…って呆然としてしまって。また積み重ねてもなくなっちゃうのかなって思ったりもした。える:そういうことを思ったのは初めて?MICO:私はバンドをやる前から音楽活動をしていて、その頃も何度か音楽をやめようかなって思ったこともあったりしたんだけど、やめている時ほど家で歌を歌ってしまっていて。結局歌が好きなんだなって。解散した頃も本当は「バンドをもう一度やりたい」って気持ちがあったと思う。バンドやる前は自分のことがすごく嫌いで、自分を変えたいと思っていて、バンドを始めてから自分の中にないキャラクターに出会えて。それが自分に馴染んできて、ある意味そっちが本当の自分だったのかもって思えてきて。だからまずは本当の自分というものをもう一回フラットに探すところから始めようって思って探し始めた。今までにやったことがないことをやってみようって思ったの。える:具体的にはどんなことを?MICO:海外に行ったことがなかったからロンドンに行ってみたり、とにかく今まで食わず嫌いしていたものとかやってこなかったことに挑んでみようって。それは小さいことでも良くて、定食を選ぶ時も「自分って本当はどっちが好きなんだろう」って向き合ってみるとか、そういうこともしてみた。える:新鮮に、丁寧に、生活していくってイメージかな。MICO:そうかも。友達の食べてるものが良く見えたり、誰かが着ている服の方が可愛いなって思ったりすることってあるでしょ?今自分が選んでいるものが自分らしくないなら、それは本当の自分じゃないのかも。憧れているものが本当の自分なのかもって私は思ってて。そういうものに自分が一歩でも近くためにまずはたくさんのものを見たいって思った。える:自分探しに近い感覚かもしれないね。MICO:次の活動はどうなるの?って心配してくれる人たちもいたからなるべく早く伝えたいって思っていたけど。SISの最初の頃はかなり手探りだった。2nd EPを出したあたりでやっとSISってこういうものだって確立できた気がする。それは自分に向き合う時間を作れたからかもしれない。2nd E.P.「Swimming in the Love E.P.」収録『出会ってから付き合うまでのあの感じ』MV※動画が見られない方はこちら外見は、今の私にとっては一番大事なことじゃないえる:「MICOちゃんの世界観が好き」って声をSNSとかでよく見るけど、それはどこで培われたと思う?MICO:お母さんの影響が強いかなぁ。お母さんは服が好きな人で、小さい頃から色々な可愛い服を着せてもらってた。小さい頃の子供服でもまだ持ってたりするの。それを持ってきても良かったなって思えるくらい大切に持ってる。える:それも見たいなぁ。MICO:お母さんには「女の子はお洒落で可愛いことが一番良いこと」って教えられてきたんだ。中身の可愛さっていうより、純粋に見た目の可愛さがまず大切だよって。その教えのもと育てられてきてそれを信じてきたんだけど、ここ数ヶ月、人生で初めて “お洒落をする”っていうことに興味が湧かない期間があったの。こんな気持ちになるのは初めて!える:何があったの?MICO:自分を見つめてみて、お洒落をするということ以外に大切なことってあるって思ったのが大きいかも。母は“モノが大切”ってタイプだから、旅行に行くよりも可愛い服を買って何回も着ようっていう考え。でも私は、旅行する方が一生残る思い出になるよなって思ったの。ロンドンに行った時に思った。これは一生忘れないなって。える:どちらも正しい考え方ではあるけど、割と対極の考え方に変わるってすごいね。MICO:今ちょうど自分の中でのモノの選び方とか価値観が変わっていってるのかな…って。最近は服が全然買えなくなった。どれも欲しいと思わなくなっちゃった感じ。何が揃えば自分は「この服なら大切にできる」って確信を持てるのかまだわかってなくて。どの服を買ってもどんな服を着ても何年か経ってその写真を見ると「すごくダサい!」って感じてしまって、それがもう嫌なの。服を選ぶ時に「2年後の自分が見たらダサいんだろうな」って思ったら何も選ぶ気力がなくなっちゃう。える:その時その時で可愛いと思うものが変わっていくのって悪いことじゃない気もするけどな。MICO:未来の自分も納得したいって思ってるのかもしれない。今は外見のイメージにほとんど興味がなくなってしまってる。可愛いということは意味がないことではないけど、今の私にとっては一番大事なことじゃない。SISが始まった時って私はもっとガーリーなものが好きだったし、写真とか映像とかで作品を残していくことが好きだったから結構衣装らしいものを着ていたけど、もしかしたらそういうところが変わっていくかもしれない。える:新しいね。一皮むけたらどうなっちゃうんだろう!MICO:こんなこと初めてなの!この気持ちは何度か文章にしてみようとも思ったけどまだ答えが出ていないから書けないでいるんだ。でもね、やっぱり古着が好きかもって思う。こういう服なら今の私をちゃんと表現できるんじゃないかなっていう気持ちで古着屋さんを見てる。その気持ちにフィットすれば好きだと言えるかな。える:お洒落や可愛くいることに興味が薄れている今でも、それをキャッチする心はちゃんと動いているんだね。MICO:その日の自分を表現するためのものとして捉えているんだと思う。着飾るってことと表現するってことは私の中では別。表現は意思表示。今はそういう意味で服を選んでるんだと思う。“思い出の服の祭典”出演にあたって思うことえる:最後にもう1つ。この連載は、SHE IS SUMMERが出演してくれる『instant GALA 〜思い出の服の祭典〜』に連動しているんだけど、MICOちゃんは4/22当日どんな服を着て来るの?MICO:まだ悩んでる!どうしようかな。えるちゃんは?える:当日までのお楽しみということにしておこうかな。MICO:私もそうしよう。ドレスコードが“思い出の服”のイベントって、新しいよね。楽しみだな。Eru Akazawa(赤澤 える)Twitter|InstagramLEBECCA boutiqueブランド総合ディレクターをはじめ、様々な分野でマルチに活動。特にエシカルファッションに強い興味・関心を寄せ、自分なりの解釈を織り交ぜたアプローチを続けている。また、参加者全員が「思い出の服」をドレスコードとして身につけ、新しいファッションカルチャーを発信する、世界初の服フェス『instant GALA(インスタント・ガラ)』のクリエイティブディレクターに就任。▶︎これまでの赤澤えると『記憶の一着』・#007 ガールズバンド「suga/es」佐藤ノアの『記憶の一着』・#006 マカロニえんぴつ はっとりの『記憶の一着』・#005 読者モデル 荒井愛花の『記憶の一着』・#004 音楽家 永原真夏の『記憶の一着』・#003 モデル 前田エマ の『記憶の一着』・#002 れもんらいふ 千原徹也の『記憶の一着』▶︎オススメ記事・「自分の好きな自分でいると、自信が持てる」。イケメンな彼女に聞いた、“モテるファッション”への違和感・「好き」を仕事にするから成功する。ポートランドが教えてくれた「人間らしい働き方」とは。All photos by Ulysses AokiText by Eru AkazawaーBe inspired!
2018年04月17日こんにちは。赤澤 えるです。思い出の服を持ち寄る連載『記憶の一着』、第7回です。たくさんの服が捨てられる世の中で、残る服って何だろう。それはどうして残るのだろう。それを手放す時ってどんな時…?服の価値、服の未来、ゲストのお話をヒントに考えていく連載です。本日のゲストはアーティスト・佐藤ノアさん。ガールズバンド「suga/es」のヴォーカルを務める彼女。Instagram・Twitter共にそれぞれ20万人以上のフォロワーを抱える、20歳になったばかりのインフルエンサーです。多大な影響力を持つ彼女が選ぶ、「記憶の一着」とは?赤澤えると佐藤ノアさん▶︎赤澤えるのインタビュー記事はこちら外に出なくなった私を救った『記憶の一着』とは赤澤 える(以下、える):『記憶の一着』について聞かせてください。佐藤ノア(以下、ノア):高校生の時に祖母がプレゼントしてくれたコートです。もらったのはクリスマスの頃だったかな。まだ地元の北海道にいました。3、4年経ちますけど冬になったら毎年着ています。モデルの仕事をしていると冬はコートをたくさん持っていないといけない感じになるんです。SNSに載せるものが全部同じような写真になってしまうから。でも私はこのコートだけは繰り返し着て、意識的に毎年載せています。他の服も割と長く着る方ですが…。ノア:はい。でも、LEBECCA boutiqueの服は捨てない。本人を目の前にして言うと変な感じですが…捨てたいと感じない理由は、作り手の思いや熱量を知っているからだと思います。えるさんみたいに“#レベッカブティックのこと”を書いていたり長文で自分の思いを発信したり、そういう作り手の熱量が強ければ強いほどきっと私たちの熱量も高くなると思うんですよね。える:私たちは熱いを通り越して熱苦しいけどね!ノアちゃんはいつも長文を嫌わずしっかり読んでくれてるよね。いつもありがとうね。ノア:思いが伝わる文章だから好きなんです。インスタにあんな長文書く人がいるんだってびっくりしましたけど、私は好きです。こんな風に100%でいてくれる服屋さんがもっと周りに増えてくれたら良いな、とも思います。える:それはなかなか難しいかもね。本来はそうあるべきだけど、あまりにも簡単に服が作られて売られて買われている時代だから。熱なんかなくてもあるふりをしてブランドが息をできるの。熱量があるふりをするためにプロを雇って、思いや考えを構築してもらったり発信してもらったりしているのなんて、珍しくないって聞くもんね。ノア:うん。私はLEBECCA boutique以外、私が普段着ている服の背景を知らないです。それを発信してくれる人もまわりにはいない。LEBECCA boutiqueしかないし、えるさんしかいないんですよ。簡単に安く手に入る時代だからこそ、作り手側がもっと服の背景を発信してくれたら良いなって思います。そうやってSNSを使ってくれる人がえるさん以外にも増えたら、“ゴミになる服”って減ると思うんです。ファッションブランドのプレスの方と仲良くなってもこのあたりは知れないことの方が多い気がする…。える:そこまで言ってくれるのは嬉しいな。私も今まであまりそういう人物に出会ったことがなかったから、ブランドなんて新しく作っても意味がないと思ってた。それでもやる機会に恵まれたから、私は私が納得できるようにやっているんだけど。ノア:絶対に続けてください。誰かが大事にしているものなら自分もって思える人は多いと思うんです。“思い出の服の祭典”出演にあたって思うことえる:最後にもう1つ聞かせて。この連載は、ノアちゃん率いる『suga/es』が出演してくれる『instant GALA 〜思い出の服の祭典〜』に連動しているんだけど、ノアちゃんは4/22当日どんな服を着て来るの?ノア:多分ですけど、ワンピースですね。メンバーもみんな大好きなアイテムだし、初めてのMVで着たのもワンピースだったから、なんとなくそうなる気がする。※動画が見られない方はこちらえる:来場してくださる方々には何を着てきてほしいとかある?ノア:きっとすぐに浮かばない人もきっと多いと思うんです。でもそれは、何を着てきても私たちが“思い出の服”にしてあげます!える:100点の回答!嬉しい。ノア:やった(笑)でもね、本当にそう思うんです。える:うんうん。そうなんだよね、今は「これが思い出の服」って言い切れるものがなくてもいいの。このイベントをきっかけにそういう愛せる服を1つでも2つでもクローゼットにおいてくれるようになったら素敵だし、そういう服を持っている自分っていう存在を何より愛おしく思ってほしいなって思うんだ。服のことを考えているようで、服を大切にしているようで、自分のことを考えて大切にすることに直結する。思い出を大切にするってそういうことだから。ノア:そんなイベントの第一回目に出させてもらえるの、嬉しい。たくさんの人に来てほしいですね。Eru Akazawa(赤澤 える)Twitter|InstagramLEBECCA boutiqueブランド総合ディレクターをはじめ、様々な分野でマルチに活動。特にエシカルファッションに強い興味・関心を寄せ、自分なりの解釈を織り交ぜたアプローチを続けている。また、参加者全員が「思い出の服」をドレスコードとして身につけ、新しいファッションカルチャーを発信する、世界初の服フェス『instant GALA(インスタント・ガラ)』のクリエイティブディレクターに就任。▶︎これまでの赤澤えると『記憶の一着』・#006 マカロニえんぴつ はっとりの『記憶の一着』・#005 読者モデル 荒井愛花の『記憶の一着』・#004 音楽家 永原真夏の『記憶の一着』・#003 モデル 前田エマ の『記憶の一着』・#002 れもんらいふ 千原徹也の『記憶の一着』▶︎オススメ記事・「自分の好きな自分でいると、自信が持てる」。イケメンな彼女に聞いた、“モテるファッション”への違和感・「好き」を仕事にするから成功する。ポートランドが教えてくれた「人間らしい働き方」とは。All photos by Ulysses AokiText by Eru AkazawaーBe inspired!
2018年04月06日こんにちは。赤澤 えるです。思い出の服を持ち寄る連載『記憶の一着』、第6回です。たくさんの服が捨てられる世の中で、残る服って何だろう。それはどうして残るのだろう。それを手放す時ってどんな時…?服の価値、服の未来、ゲストのお話をヒントに考えていく連載です。本日のゲストはミュージシャン・はっとりさん。「マカロニえんぴつ」というユニークな名前のロックバンドでヴォーカルとギターを担当する彼。現役音大生だった頃に組んだそのバンドの音楽は「全年齢対象ポップスロック」と称され、日々着実にファンを増やしています。バンドを代表するフロントマンである彼が選ぶ、『記憶の一着』とは?赤澤えるとはっとりさん▶︎赤澤えるのインタビュー記事はこちら“問題作”と言われるMVで着た『記憶の一着』とは赤澤 える(以下、える):『記憶の一着』について聞かせてください。はっとり:「鳴らせ」のMVで着た服。僕のバンド「マカロニえんぴつ」が全国デビューしたミニアルバムのリード曲です。バンドとしても俺としても思い出のある作品で着ていた、通称“鳴らせシャツ”です。大人の方々に協力してもらって初めてちゃんと撮った、すごく大事なミュージックビデオ。3年くらい前になるかな。える:これを買った時のことを覚えてる?はっとり:学生時代からよく行っている下北沢の古着屋さんで買いました。MV用ってわけじゃなくて、単純にかわいかったので。最初のアーティスト写真もこれを着ていましたよ。える:しっくりくるものに出会ったんだね。はっとり:自分が小柄なのもあってオーバーサイズで着たいんです。タイトなのを着ると似合わなくて。袖も裾も長めの大きめサイズを着たい。だからこれはぴったりでした。生地がちゃんとしているからずっと着れてる。脱退メンバーの、最後の言葉える:その服を纏ってからの3年間、どんなことが変わった?はっとり:本当に色々ありましたけど、特に実感している変化は“感謝”をするようになったこと。「感謝をしなきゃダメだよ。自分一人で生きているわけじゃないから」って母親とかに言われるじゃないですか。そんなの分かってるし当たり前じゃんって思ってたんだけど、本当の意味で分かってなかったなって思うんです。最近メンバーを1人失って、理由は色々あるんですけど「メンバーという一番近い存在に感謝をしていなかったな」って思ったんです。脱退の時に色々と本音を話してくれて「他のメンバーがついてこなくなっちゃうよ」って言われたんですけどそれで改めて反省して。身近な人への感謝が足りてなかった。この5年ついてきてくれたメンバーがいる中で、それが本当に欠けてた。える:去っていくメンバーが教えてくれたんだね。はっとり:そうです。あとそれによってライブのスタイルが変わりました。俺たち毎年「今年来るバンド」って言われ続けてて、それでも思い通りにうまくはいかなくて。それでも来続けてくれるファンの方がいる。その人たちへの感謝でライブが変わったんです。それまでは何のためにやっているのかっていうのが、いまいち自分の中ではっきりしていなかったところがあって、良いライブ・悪いライブの差もあまりよくわからなかった。でも最近は目の前の人に感謝をして、「俺たちを選んでくれてありがとう。あなたたちは何も間違っていないよ」って抱きしめるくらいのつもりでライブをするようになって。そしたら今まで苦手だったMCも自然と話せるようになって、自分がライブをやっている意味が分かってきた。楽しくなってきましたよ。える:すごく伝わってくる。2、3年会っていなかったけど、本当に変わったね。言葉と表情にハリがあるというか…。はっとり:変えてもらったって感じですけどね。過去の自分が嫌いですもん。一週間前の自分でも嫌い。夜眠れなくなるくらい、いちいち反省しちゃうんですよ。心配性というか、人からどう見られているかがすごく気になるんです。傷ついて気付くことも傷つけられて気付かされることもあるしそれは避けられないけど、俺は誰も傷つけたくない。彼の“捨てられない”という価値観が、このバンドの全てなんだなと感じました。言ってしまえば彼と私はきっと同じ立場。“捨てられない”または“捨てない”という価値観と、そうする価値のあるモノ、その両方を世の中に提案・提供する使命を背負っている者同士だと思います。そして、音楽も服も扱う人の扱い方によって輝くし、傷つくし、時には簡単に消されてしまうこともある。だからこそ、それに気がついた人から丁寧に愛すべきだなと彼と話して改めて感じました。instant GALAのステージでは、彼が捨てなかったものの集大成が観れそう。心から楽しみです。マカロニえんぴつ はっとりWebsite|Twitter|Instagram|instant GALAクラウドファンディングあの日、あの時、あの場所で、あなたは何を着ていましたか?「載せたら終わり」の新時代、載せても終わらないものは何ですか?服への愛着・愛情を喚起し、ソーシャルグッドなファッションのあり方を発信する、思い出の服の祭典。4月22日(日)渋谷WWW Xにて初開催です。
2018年03月30日こんにちは。赤澤 えるです。思い出の服を持ち寄る連載『記憶の一着』、第5回です。たくさんの服が捨てられる世の中で、残る服って何だろう。それはどうして残るのだろう。それを手放す時ってどんな時…?服の価値、服の未来、ゲストのお話をヒントに考えていく連載です。▶︎赤澤えるのインタビュー記事はこちら本日のゲストは読者モデル・荒井愛花さん。151cmという小柄なスタイルを活かし、青文字系雑誌「mer」のモデルとして活躍する彼女は、インスタグラムで約14万フォロワーを抱えるインフルエンサー。私にとって大切な数年来の友人でもあります。「普段話さないような真面目な話がしたい」「包み隠さず正直なインタビューにしよう」と約束を交わして迎えた今日、彼女が選ぶ「記憶の一着」とは?える:私にとっても人生初のコラボとなった服。記憶の一着に選んでもらえて嬉しい。愛花:コラボをしようって話が決まった時、本当にデザインに悩んだ。えるはすごくこだわりがある人だけど、えると私はタイプが違うというか割と正反対の人間だと思う。えると違って私はどっちかというと強いこだわりがないタイプの人間。やるって決まったことに対してはこだわりを持つけど、生活する上での強いこだわりとかそういうのはあまりない。だからどうしようって。える:私からすると別にこだわりがない風には感じなかったかな。自分のしたいこと、自分が届けたいお客様、そこに対する自分のモノづくりっていうところにはこだわりがしっかりあるように見えたよ。この色は嫌だ!この形は違う!とか、はっきりしてた。愛花:つくるなら絶対にみんなが喜んでくれるものを作りたいと思ったし、初のコラボでとても緊張しているけど私がデザインした洋服がみんなの大切な1枚になったらなって思った。そこにはとてもこだわりました。える:この服をもし手放すとしたらどんな時?愛花:これは手放さないよ。えるはいつも「レベッカの服は飽きたら売っていいよ」って言ってくれるけど。それ本当に嫌じゃないの?える:私は、自分のブランドの服を売られるっていうことは決して嫌じゃない。転売行為は別としてね。私は1つの服に飽きちゃうのは仕方がないことだと思ってるの。でも、飽きたらゴミにするっていうのは絶対に違うと思ってる。愛花:それいつも言ってるよね。「飽きたら自分の名前が出るところで売ってね」って何回も言ってくれてる。ブランド始めた時からぶれないね。える:友達のブランドのものって、なかなか売りづらいと思うんだよね。フリマの機会があったとしても、周りから「え、友達の服を売ってお小遣いにするの?」って思われたくないだろうし、どうしても売りづらい。売りづらいから売れないってなると、匿名でフリマアプリに出す。それすら面倒くさいと、ゴミ箱に捨てる。私はそんなの悲しいから、飽きてしまったら堂々と売ってほしいんだ。愛花:ブランドの人がそんなこと言うのって、新しいと思う。える:自分の名前が出る時に売れば、受け継いだ人もお互いに顔が見えて喜びが増えるよね。どういう時に着ていたものかストーリーが伝えられれば尚更だし、その相手がファンの方ならもう言うこと無い。捨てたらただのゴミ。でも次の人に渡せば、その人の宝物にもなり得る。ファンの一言で、服への意識が変わった愛花:最初にモデルをやったのは大学3年生の時で、その時は本当に意識が薄くてまだ“仕事”という感覚ではなかった。「呼ばれるから行く」って感じ。それが楽しい時期でもあったし。でも、その時に洋服を整理してて「これ処分する〜 こんなにいっぱい〜」みたいなのをSNSに何の気なしに載せたら、「服の仕事をしている人がそういうことを言わないでください」って一般の方からリプライが来たの。その時が初めてちゃんと洋服のことを考えた瞬間だった。自分のやってることが仕事だって自覚もした。える:ドキッとしたんだね。愛花:この仕事をせずに普通に生活してたとして、要る服・要らない服って出てくるし捨てる機会だって多いと思うの。でも、自分はこういう仕事をしてるしちゃんと考えて行動しなきゃなって思った。だからフリマとか、後輩や友達にあげるとか、そういう機会を大切にしてる。える:叩かれるからもちろん載せないけど実は大量に捨ててるとか、断捨離ってタイトルをつけて正当化するとか、そういう人が多い中で“見えていなくてもちゃんとしよう”って姿勢は本当に素敵だなって思う。それでもやっぱり、持っている服って多いの?愛花:職業柄ある程度の量はあるし、普通よりは持っていると思う。「私服コーデ企画」とかあるし、自分の特集になるとそれが1ヶ月分とかだから。そういうのは服を持っていないとできない。フリマのために保管したりもしてるよ。える:意外だよね。びっくり。愛花:私は現場で1人だけOLさんのような格好をしてた。人見知りだから誰にも話しかけられないし、本当に孤独って感じ。それで自分で着なきゃいつまでもわからないなって思って、いつも撮影の時にあったコンバースを買ったの。える:今の姿からじゃ想像できない。じゃあ、その靴も“記憶の一着”だね。愛花:うん。雑誌で青文字モデルをたくさん見て勉強したから、今は参考にしてもらえるのが嬉しい。身長が小さいことしか武器がなかったけど、同じ低身長の方が応援してくれたりしてるし「読モをやってて良かったな」って思う。【編集後記】人生の中心となっている仕事をお互いに活かして挑んだ、人生初のコラボレーション企画。彼女はいつもSNSや雑誌で人気者な上に私の8倍もフォロワーがいるから、商品を作ることに対してこんなに悩んでいたとは正直思っていませんでした。今そして今までの“読モである自分”と向き合って出したデザインなんだと思うと、私も一層愛おしく感じます。ちなみに今日私が着ているのは、愛花と初めて出会った時に着ていたワンピース。二人で行った海外旅行にも着ていきました。さらに思い出が重なって“記憶の一着”として愛おしさが強まります。愛花にとってあのワンピースもそういう存在になると良いな。MANAKA ARAI(荒井 愛花)Instagram|Blog雑誌『mer』のモデル、さらには女優として活躍の場を広げる。身長151cmと小柄でもバランスの良いファッションに定評あり。instant GALAクラウドファンディングあの日、あの時、あの場所で、あなたは何を着ていましたか?「載せたら終わり」の新時代、載せても終わらないものは何ですか?服への愛着・愛情を喚起し、ソーシャルグッドなファッションのあり方を発信する、思い出の服の祭典。4月22日(日)渋谷WWW Xにて初開催です。
2018年03月23日こんにちは。赤澤 えるです。思い出の服を持ち寄る連載『記憶の一着』、第4回です。たくさんの服が捨てられる世の中で、残る服って何だろう。それはどうして残るのだろう。それを手放す時ってどんな時…?服の価値、服の未来、ゲストのお話をヒントに考えていく連載です。赤澤える▶︎赤澤えるのインタビュー記事はこちら本日のゲストはミュージシャン・永原真夏さん。人気バンド「SEBASTIAN X」の活動休止後すぐにソロ活動をスタートさせ、今年3月には初のソロアルバムをリリースしたばかり。顔立ちからは想像のつかない力強い歌声と圧倒的な歌唱力を持つ彼女が選ぶ、「記憶の一着」とは?このライダースが“正装”真夏:このライダースはいつも着ているから、思い出を挙げようとしたらもうありすぎるんだけど…着ていて楽しかったなって思い出すのは、サンフランシスコに行った時のこと。夜は少し寒かったからこれを着ていたんですけど、昼は暑かったからつばの広い麦わら帽子をかぶっていたんです。ライダースと麦わら帽子を組み合わせている私を見て、街ゆく人が「最高の組み合わせだね!」って次々言ってくれたんです。雑な組み合わせになっちゃったと思っていたけど意外と関係ないのか!って、1つ自分のスタイルになったかもしれない。でももう、このライダースとの思い出はそれだけじゃなく色々あります。える:真夏さんにとってはトレードマーク的な存在ですかね。真夏:そうですね、定番です。寒かったら着る。私にとってはこれが正装でもあります。それを着るまでは何を着ていたかは…あれ、なんだろう、分からない…える:それだけこのライダースが自分にしっくりきて着続けているんですね。真夏:あ、でもその前の服が1つある!私、中学生の時に着ていたピーコートを20代になっても着ていました。多分、気に入ると延々と着るタイプなんです。好きなものがずっと変わらない。困ったなぁってくらい。える:物持ちが良いだけでなく、自分の定番を作るのが上手なんですね。真夏:でも、リリースの度にビジュアルや印象で変化を表現したい気持ちはあるんです。けど、自分の趣味が変わらないからもう仕方ないなって最近思い始めました。える:それってすごい良いところですよね。変えちゃいけないって思っていたり、誰かから指示されているわけじゃないんですもんね。真夏:好きなものが変わらないっていうのと不精な性格が合わさっているだけなんですけどね。これより好きなものがないっていうシンプルな気持ち。私はこれなんだ!っていう気持ちよりも、ただただこれより気に入るものが見つからないんだっていうだけ。える:おばあちゃんになっても着てるんだろうな。真夏:そうですね。でもこれ小さいから太らないようにしないと。ちょっと太ったらパツパツになっちゃうから(笑)でもね、この小ささが可愛くて。もしかしたら新しいのに出会えるかもしれないって思って探したこともあるんですけど、大きすぎたり長すぎたり、仲がボロボロだったり革の臭いが気になったり。結局これなんだなって思っています。もう自分に馴染んでる。最高の一着ですね。える:この服をもし手放すとしたらどんな時ですか?真夏:えー!手放さないです。最後まで自分の元が良いです。自分の子どもでも「自分で買いな」って言います。自分のスペシャルは自分で探してほしい。だからあげたりはしないかな。ひとりぼっちで聴いてほしいえる:あたたかいコミュニティですね。場所を作りたいっていうのはライブも含むと思うんですけど、真夏さんは自分の楽曲をどういう風に聴いてほしいですか?真夏:うーん、ひとりぼっちで聴いてほしいかな。自分の音楽の向き合い方がそうだったので。ライブハウスでは楽しんでほしいから自分も盛り上げたり煽ったりはするんですけど、自分がお客さんだったらその輪の中には入らないです。バーカウンターのところでじっとしているタイプ。ステージから盛り上げるのは大好きなんですけどね。私はみんなと盛り上げるのが好きなキャラクターだと思われがちなんです。歌がパワフルだと言われるからなのか、人見知りしないと思われているからなのか。そういう“パブリックイメージと実際の自分はイコールではない”っていうことにはもう慣れちゃったんですけど。える:ギャップがあるというのは散々言われてきたんですね。真夏:うん。そういうわけで、基本的にはひとりで聴くってことしか知らない。私はイヤホンやヘッドホンで聴いていたい。レコードやスピーカーでも、ひとりで。そうやって音楽に向き合ってきたから。だからライブを観に行っても盛り上がりたいって思ったことはないです。そういう場所で友達を作りたいって思ったこともない。むしろ誰とも友達になりたくないし、友達は少ない方が良いと思っています。でも、それでも友達になった人たちがいる。私がライブをするライブハウスってそういうところ。でもライブハウスに来る人たちって、実は誰も友達を作りたいと思って来ていないんじゃないかな…って思います。誰とでも仲良くなれてコミュニケーションが取れる人たちじゃなくて、誰もわかってくれなくていいやって思ってるんだと思う。それで「お前も誰もわかってくれないよな〜!」っていう出会いをする。わかってくれよ!っていうのが内心にあるとは思う。やっぱりはぐれた人たちが来るところだから。える:真夏さんの歌声を聴いている時に孤独を感じたことってなかったから、改めてひとりでじっくり聴いてみたい。精神的にひとりぼっちの時、どう聴こえるか感じたい。真夏:うんうん。そういう時とか、帰り道とかで聴いてほしい。《アルバム INFO》永原真夏「GREAT HUNGRY」instant GALAクラウドファンディングあの日、あの時、あの場所で、あなたは何を着ていましたか?「載せたら終わり」の新時代、載せても終わらないものは何ですか?服への愛着・愛情を喚起し、ソーシャルグッドなファッションのあり方を発信する、思い出の服の祭典。4月22日(日)渋谷WWW Xにて初開催です。
2018年03月16日ばっちり決めたい日に欠かせない赤リップ。ただ使い方によってはすこし厚化粧に見えてしまったり、意外と使い方がむずかしいアイテムです。そんな赤リップを違和感なく使いこなすには、“ぬけ感”が重要です。今回ご紹介するのは、赤リップとツヤ肌メイクを取り入れたぬけ感メイク。ハンサムでセクシーな女性を目指しましょう!ツヤ肌+赤リップ+立体感のある眉とまつげ今回おすすめしたいのは、ただレディーなイメージをつくる赤リップメイクではありません。赤リップを、いかにメイクの中心として目立たせるか、そして、セクシーだけどハンサムなかっこいい女性を目指せるメイクとしていかに成り立たせるかというのがポイントです。さっそくメイクのポイントをご紹介していきます。イメージは大屋夏南さんのような色気のある“ハンサムレディ”KaNaOYA/大屋夏南さん(@__kana_oya__)がシェアした投稿 – 1月 22, 2018 at 2:16午前 PST今回のメイクのイメージにしていただきたいのが、モデルとして大活躍している大屋夏南さん。ボーイッシュなショートカットにしてより魅力が増した夏南さんですが、彼女はメイクをする上ですべてのパーツに力を入れすぎていない部分に上級テクを感じます。赤リップを使用したメイクが多いようですが、赤リップを使うときはアイメイクの力を抜いています。それによってメイク全体のバランスがとれて、より赤リップが際立つポイントになっているのでしょう。肌はフラットでカラーレス、そしてツヤを演出ベースメイクはとにかくシンプルに。肌のアラを隠すためにも水光肌をつくれるクッションファンデがおすすめです。ハイライターは使わず、ファンデーションのみでツヤを出しましょう。今回のメイクの主役は赤リップなので、カラーレスな肌をつくるためにもチークは使いません。肌そのものが光を放っているような、ナチュラルなベースメイクをつくるのがポイントです。眉とまつげに立体感とボリュームをプラス目元周辺もシンプルにつくっていきます。眉は、アイブロウマスカラで眉頭を立たせて立体感をつくります。隙間を埋める眉メイクというよりも、元々生えている眉毛そのものをよりボリュームアップさせるイメージです。アイメイクは、色を使いません。アイシャドウもアイライナーも使わず、まつげに重点を置きましょう。カールさせるかさせないかはお好み次第ですが、ポイントはまつげにもボリュームと立体感をつけてしっかり主張させることです。アイシャドウやアイライナーを使わない分、マスカラは黒でしっかりインパクトを残しましょう。主役の赤リップはマットなものがおすすめベースはツヤ意識で仕上げたので、バランスをとるためにも赤リップはマットなものをチョイス。唇からはツヤを消すことで、隙のないハンサムセクシーな女性らしさを演出できます。マットが苦手な方はセミマットもおすすめです。ベースメイクとアイメイクをシンプルにしている分、リップメイクは抜かりなく仕上げましょう。リップライナーや筆でしっかりふちどりをして、赤リップを主役にするべく、完璧に仕上げましょう!レディなイメージを超して、ハンサムセクシーなレディに赤リップは上品で女性らしいイメージですが、全体のメイクバランスによっては、どこかマニッシュでハンサムな印象を加えることもできます。赤リップ1つでも、様々なイメージ別で使い分けてみませんか?今回はツヤ肌+マット赤リップの組み合わせでご紹介しましたが、逆にマット肌+ツヤ赤リップでもバランスがとれて、また違った印象になりますよ。どこかボーイッシュでハンサムなイメージの中につくるセクシーさは、単に女性らしさの中にあるセクシーよりも、更に上をいく色気をかもしだすものです。赤リップでハンサムセクシーな女性を目指してみましょう!
2018年03月08日こんにちは。赤澤 えるです。思い出の服を持ち寄る連載『記憶の一着』第3回です。たくさんの服が捨てられる世の中で、残る服って何だろう。それはどうして残るのだろう。それを手放す時ってどんな時…?服の価値、服の未来、ゲストのお話をヒントに考えていく連載です。前田エマ個展:「失う目」日時:2018年3月16日(金)〜18日(日) / 23日(金)〜25日(日) <計6日>13時〜20時 ※イベント開催30分前からギャラリーは一旦閉めます。入場料:500円(お菓子と飲み物付き)場所:Fluss 東京都世田谷区等々力2丁目1-14 B1 (このたびFlussでは、前田エマの3年ぶりとなる個展を開催いたします。「失う目」と題された本展では、とあるマンションの一室から見える風景を通して、ひとりの人間の「目」が作りあげられる過程をたどっていきます。建物が作り出す風景を切り取り提示する「目」。親が選んだ一室で育つ価値観という「目」。成長しそのことを疑う自分自身の「目」。「上書きされ続ける記憶のなかの風景」をテーマに制作を続ける前田が、4年ほど前から強く関心を抱く「親(家族)」に対する疑問や感動を手がかりにして、インスタレーションを展開します。詳細はこちら。instant GALAクラウドファンディングあの日、あの時、あの場所で、あなたは何を着ていましたか?「載せたら終わり」の新時代、載せても終わらないものは何ですか?服への愛着・愛情を喚起し、ソーシャルグッドなファッションのあり方を発信する、思い出の服の祭典。4月22日(日)渋谷WWW Xにて初開催です。
2018年03月06日横浜赤レンガ倉庫イベント広場と赤レンガ パークにて、ドイツの春祭りを再現したイベント「ヨコハマ フリューリングス フェスト 2018(Yokohama Frühlings Fest 2018)」が開催される。 期間は、2018年4月27日(金)から5月6日(日)まで。「横浜赤レンガ倉庫」は、ドイツ建築を一部に取り入れていること、また横浜港が北ドイツ「ハンブルク港」と姉妹港であること など、ドイツと縁が深いことからこれまでドイツにまつわるイベントを多数開催してきた。そのひとつである「フリューリングス フェスト」とは、ビール祭りと移動遊園地が合体した、春の訪れを祝すドイツの祭りのことをいう。そんな祭りを再現する今回、美味しいビールを堪能できるエリアと8つのアトラクションが設置されるエリアが、期間限定で誕生する。ドイツビールは、ラインナップ豊富に展開。幅30メートルの「ビールカウンター」では、日本初上陸のビールも販売される。また神奈川・厚木の老舗地ビール蔵・サンクトガーレンから、本物のマンゴーを使用したフルーツビール「マンゴーIPA」も限定発売される。さらにフードには、“フィッシュマルクト”をコンセプトに、“ハンブルガーパンフィッシュ”や“ハンブルガーガーリックシュリンプ”など、港町ハンブルクの市場「フィッシュマルクト」をコンセプトにしたシーフード料理が多数揃う。もちろん、ドイツ料理の定番であるソーセージも。飲食類はテーブル・ベンチだけでなく、横浜港を一望できる赤レンガパークの芝生の上でも楽しめる。お腹が満たされたら遊園地へ。2018年は、前回よりパワーアップし、昨年好評だった「メリーゴーランド」や、振り子の動きで上下にスイングする「海賊船」などに加え、新たにコーヒーカップが登場する。アトラクションだけでなく、ワークショップや特設テント内でのドイツ楽団の生演奏なども同時開催する。【詳細】ヨコハマ フリューリングス フェスト 2018会期:2018年4月27日(金)~5月6日(日)※荒天の場合、中止する恐れあり。※アトラクションは天候によって休業する恐れあり。場所: 横浜赤レンガ倉庫イベント広場・赤レンガパーク住所:神奈川県横浜市中区新港1-1時間:11:00~21:30 飲食のラストオーダーは21:00 (アトラクション・物販店舗は11:00~21:00) ※4月27日(金)のみ15:00~21:30(アトラクション・物販店舗は15:00~21:00) ※一部アトラクション・物販店舗は早く終了する場合がございます 料金: 入場無料(飲食代・アトラクション代は別途)
2018年03月04日環境省による「COOL CHOICE 5つ星家電買換えキャンペーン」のPR動画「Non温暖化! 赤鬼化を止めろ!」の第3弾が16日に公開され、赤鬼の正体が女優・のんだったことが明らかになった。環境省は、「省エネ家電への買換え」や「LED照明への買換交換」を呼びかけるため、今年度より「COOL CHOICE 5つ星家電買換えキャンペーン」を実施。このたび、キャンペーンのさらなる推進のためのPR動画「Non温暖化! 赤鬼化を止めろ!」第3弾の公開とともに、本作に出演している赤鬼の正体が発表された。2月2日より特設サイトにて同キャンペーンのPR動画が公開され、その中で地球温暖化を加速させる悪役の赤鬼が可愛いと話題に。全3話のうち、当初公開した2話においては赤鬼の正体を明かしていなかったため、SNS等において「赤鬼の正体は誰?」とさまざまな憶測を呼んでいた。動画の第3弾を公開するとともに、赤鬼の正体が女優ののんであることを発表。清純派のイメージが強いのんだが、動画の中では地球温暖化を象徴する赤い特殊メイクを身にまとい、自由奔放でわがままな悪役・赤鬼を演じている。正体が明かされた第3弾では、メイク中のメイキング映像も公開し、のんが徐々に赤鬼に変身する映像を見られる。また、のんの幼少期の鬼にまつわる思い出話など、普段見られない一面もたっぷり盛り込まれている。
2018年02月16日こんにちは。赤澤 えるです。思い出の服を持ち寄る連載『記憶の一着』第2回です。たくさんの服が捨てられる世の中で、残る服って何だろう。それはどうして残るのだろう。それを手放す時ってどんな時…?服の価値、服の未来、ゲストのお話をヒントに考えていく連載です。運命の出会いを生んだ、千原徹也の『記憶の一着』とは赤澤 える(以下、える):『記憶の一着』について聞かせてください。千原 徹也(以下、千原):「nakEd bunch(ネイキド バンチ)」のニット。28歳くらいの時、まだ京都に住んでた頃に代官山で買ったの。イラストレーターのエドツワキさんが昔10年やってたブランドでね。僕は単純にエドさんのファンで、京都から代官山に毎シーズンわざわざ買いに行ってたんです。いつも好きな服を買うだけのために東京に行ってた。みんなが買っているものは買わないえる:この服をもし手放すとしたらどんな時ですか?千原:もうボロボロだから、人にあげるにしてもねぇ。14年も着てるから、もはや他の人が着れるのかっていう…。でも自分の子どもが欲しいって言ったらあげるかな。そしたらアレンジとかしてもらっても良いね。える:モノを大切にされるんですね。物持ちが良いと言うか、結構どれも長く持ってますよね?千原:そんなことないよ。着ないやつはサラッとあげちゃってる。いっぱいあっても同じ服しか着ないんだよね。える:千原さんって、いつも個性的な服を選ぶイメージ。千原:着るモノで個性というか、性格が分かるよね。えるちゃんは赤ばっかり着てるからこだわりが強い人なんだろうなとか、ちゃんとそういうのを整理できて決められる人なのかなとか、ちょっと大変な人かもなとか。笑赤い服ばっかり着てるっていうだけでどういう人か想像ができる。服って自分に対して一番見られてるものじゃない?だからみんな常に自分の性格とか好きなものとか考えて買うと良いと思う。える:確かにそうですね。私の場合は色と大体のシルエットで覚えてもらえていることが多いかも。私にとってこのスタイルは正装のようなものです。一番好きな色とアイテムと髪型が変わらないから変える必要も今はない。これ以上の好きなものがないんです。千原:そうそう。1個で良いからこれは誰も着ないだろうとか買わないだろうっていうもの、その人の気持ちで買ったものがあれば。思い切ったやつが1個でも。それで自然に他のものもコーディネートされていくと思う。これ誰が買うの?ってものをじゃあ僕が買う!ってなるものがやっぱり1つは無いと。僕は最近デカすぎる帽子を買いました。デカすぎて中が余ります。笑試着しながらお店の人に「これサイズ変ですよね?」って言ったら「そうなんですよ、だから誰も買わないんです」って言うから、…じゃあ僕が買おうって。でもやっぱりデカすぎて中が空洞になるから、この前は小銭入れをここに。笑える:ははは。笑千原:服を作ってる側もヒントになると思うんですよ、みんなが買っているものは買わないっていうことが。これ売れてるんですっていうものは絶対買いたくない。千原さんにとってファッションとは、個性そのものなのだと思います。彼らしい服装というものが確かに存在していることが何よりの証。千原さんは私にも同じことを言ってくれました。それは強い武器だよ、とも。大切な人と自分を繋ぐものが自分という個性をつくっているなんて、とても素敵。千原さんのニットのように、未来の自分への贈り物になるようなものが今1つでも選べていたら良いなと思います。これから迎え入れるものをより丁寧に選びたくなる時間でした。Tetsuya Chihara(千原 徹也)Twitter | Instagramれもんらいふ公式サイト▶︎オススメ記事・「服をたくさん持つことがおしゃれではない」。“普通のバイヤー”じゃなかったからこそ気づけた「服を大切にする精神」・#001 「ファストファッションでも大事にすればいい」。エシカルファッションプランナー鎌田安里紗の『記憶の一着』|赤澤えると『記憶の一着』Interview photos by Ulysses AokiText by Eru AkazawaーBe inspired!
2018年02月13日断然【暗髪】がおすすめ!秋冬トレンドの赤リップが引き立つヘアカラーでおすすめなのは、断然【暗髪】!!透明感のある暗髪とのコントラストで、お肌もより一層キレイに見えます。黒髪×赤リップだとモードな雰囲気になりますよね。見せたい女性像に合わせて、赤リップの色味やヘアカラーを決めていくのがGOOD!ボルドー系の赤リップ×透明感のある暗髪だと、色っぽい大人の雰囲気になるのでオススメ♥デートや合コン、パーティーの時に、ぜひチャレンジしてみてほしい組み合わせです。 イデミツ ユカさん(@yuka.k.1220)がシェアした投稿 - 10月 30, 2017 at 9:21午後 PDT ダークアッシュで、オシャレ感アップ♥こちらも、ベースが明るい髪にダークアッシュをのせてる【暗髪】になります。透明感が出て、光の当たり方によっても見え方が変わって楽しめるヘアカラーですよ!垢ぬけた雰囲気で、おしゃれ感もアップできます★今回使ったリップは・・・今回使ったのは『media』のリップです。深みのあるボルドー系のカラーは存在感があるのに派手になりすぎずエレガントな印象を与えてくれます!お値段もプチプラながら、使いやすさもキープ力も優秀です♪メディア/クリーミィラスティングリップA/全22色(使用色:WN-08)他にもオススメ!赤リップに◎のスタイルニュアンスパーマの黒髪ロブナチュラルな黒髪と赤リップは相性バツグン。「少しカラーはお休みしたい・・・」そんな人でも赤リップが1本あれば、オシャレ感がUPすること間違いなし!シースルーバングと程よい動きをつけた黒髪ロブは、カジュアルでもフォーマルでも応用可の万能スタイルです♥小顔効果バツグンのツヤ髪ショートショートスタイルにだって赤リップは映えます!ツヤ髪の小顔ショート&赤リップで、キュートなイメージに。暗くなりがちな冬のファッションでもOK。ぱっと目をひく明るいリップカラーで、注目の的になっちゃいましょ♪こちらの関連記事もあわせてチェックしてみてください♥「2017年~2018年秋冬トレンドの暗髪ミディ! カラー」いかがでしたか?【暗髪】で秋冬のトレンドの赤リップメイクが引き立つ事間違いなしなので、ぜひオーダーしてみてくださいね!!≪writer≫LUMDERICA(ラムデリカ)/YUKA
2018年01月30日こんにちは。赤澤 えるです。思い出の服を持ち寄る連載『記憶の一着』、スタートです。たくさんの服が捨てられる世の中で、残る服って何だろう。それはどうして残るのだろう。それを手放す時ってどんな時…?服の価値、服の未来、ゲストのお話をヒントに考えていく連載です。 ちなみに、私のクローゼットは『記憶の一着』だらけ。自分なら何を紹介するか、この連載が終わるまでにじっくり考えてみることにします。Eru Akazawa(赤澤 える)Twitter|InstagramLEBECCA boutiqueブランド総合ディレクターをはじめ、様々な分野でマルチに活動。特にエシカルファッションに強い興味・関心を寄せ、自分なりの解釈を織り交ぜたアプローチを続けている。また、参加者全員が「思い出の服」をドレスコードとして身につけ、新しいファッションカルチャーを発信する、世界初の服フェス『instant GALA(インスタント・ガラ)』のクリエイティブディレクターに就任。イベントの公式ウェブサイトは2月中旬にオープン予定。最新情報は赤澤えるのSNSをチェック。
2018年01月30日開館15周年を迎えた横浜赤レンガ倉庫では、2018年2月2日から12日までの11日間に渡って「ヨコハマ ストロベリー フェスティバル 2018(Yokohama Strawberry Festival 2018)」をイベント広場にて開催する。果汁工房 果琳「果肉ゴロゴロいちごジュース」(税込500円)会場内に設置された特設テントでは、フードから雑貨までいちごづくしの「いちごマーケット」が行われ、初出店のガトーよこはま、果汁工房 果琳の2店舗を含む過去最多20店舗が出店。ここでしか食べられない限定いちごスイーツや、各店が工夫を凝らした一品を提供する。テント内では、横浜市内のいちご農家による毎朝採れたての新鮮ないちごの直売も行われ、会期中はテント内がいちごの甘い匂いで包まれる。毎年好評のいちごの無料サンプリングでは、2017年にデビューした千葉県の新品種「チーバ ベリー」、いちご王国栃木県の「とちおとめ」と「スカイベリー」、福島県いわき市産のオリジナル品種「ふくはる香」の4種が日替わりで登場。栃木県「スカイベリー」「チーバ ベリー」のサンプリング日は2月2日、7日、9日で、各日ひとり1個限り先着100名。「ふくはる香」のサンプリング日は3日と4日で、ひとり1パック限り各日先着300名。「とちおとめ」のサンプリング日は10日のみ、ひとり1パック限り先着400名。「スカイベリー」のサンプリング日は12日のみ、ひとり1パック限り1日先着400名。いずれもなくなり次第終了する。 フード以外では、いちごをモチーフにしたアトラクションを会場内に設置。子供に大人気の新感覚アトラクションの「ジャンプゾーン」が、いちごバージョンで登場する。横浜赤レンガ倉庫2号館 2階 Prego横浜赤レンガ倉庫限定・数量限定「ムラーノグラスペンダント フラゴラ」(税込4,980円)さらに、横浜赤レンガ倉庫館内にあるカフェ、レストラン、物販店舗でも、イベント期間中はいちごにちなんだ飲食メニューやアイテムを販売。千葉県、栃木いちご消費宣伝事業委員会(JA全農とちぎ)、福島県いわき市協力のもと、「チーバベリーと千葉県産のいちご」、「とちおとめ」、「ふくはる香」の3種を使用した限定コラボメニューを展開する。また、2月5日から7日の各日9時から12時まで、横浜赤レンガ倉庫隣の新港地区7街区の特設会場にて、熱気球搭乗体験をイベントも同時開催。開館15周年にちなんだ気球に乗って、横浜赤レンガ倉庫をはじめ港を行き交う船やベイブリッジなど、横浜みなとみらいならではの景色を上空約20メートルから眺め、非日常のひとときへといざなう。体験料金は6歳以上が1,000円、3歳以上6歳未満が500円、3歳未満は無料。各日最大120名の搭乗予定、詳細は横浜赤レンガ倉庫公式ホームページにて順次案内する。イベント会場だけでなく、横浜赤レンガ倉庫一体が真っ赤に染まる11日間。旬のいちごを楽しまるイベントを通して、温かな冬の思い出を過ごしてみては。【イベント情報】Yokohama Strawberry Festival 2018会期:2018年2月2日~2月12日会場:横浜赤レンガ倉庫イベント広場住所:神奈川県横浜市中区新港1-1時間:11:00~18:00(土日祝は10:30~18:00)入場無料
2017年12月18日秋冬に人気の赤チェックネイル。大人っぽさとかわいらしさを併せ持つデザインは、秋冬ファッションのアクセントに取り入れるのにぴったりです。今年は本当にいろいろなチェック柄が出ていて、どれにしようか迷ってしまうほど。ただ、赤チェックネイルは若干子どもっぽく見えがちです。チェック柄は少し大きめに、そして1本だけに抑え、黒を入れ、ストーンアートの部分にはゴールドのラインテープだけ乗せて、潔さを感じさせる赤チェックネイルにしました。■赤チェックネイルに必要な材料赤チェック柄に使用したのはこちらのネイルグッズです。・ATネイルサロンエナメルNo.11*セリア・AT濃密グラマラスエナメルNo.22*セリア・化粧用パフをカットしたもの・アルミホイル・ゴールドのラインテープシール・ハサミとピンセット■マニキュアを使った、赤チェックネイルのやり方まずはベースに赤を塗って乾かします。乾かしている間にチェック柄を作る道具を準備します。今回、チェック柄は化粧用パフで作るので、パフをチェック柄の幅に合わせてカットしておきます。パフは長すぎると縦ラインを作るときに斜めになってしまうため、爪の縦の長さの3分の1ほどが扱いやすいです。ベースの赤が乾いたら、アルミホイルにチェック柄にする黒を垂らして、あらかじめアルミホイルでポンポンして余分なカラーを落としておきます。余分なカラーを落とした状態で、爪にチェック柄をつけていきます。ゆっくりとやさしく爪にパフを乗せて離すを繰り返します。チェック柄は少しランダムな方が自然で温かみが出るため、きれいなラインを作ろうとしなくても大丈夫です。縦ラインができたら次は横ラインです。次にゴールドのラインを足します。今回は簡単に使えるネイルシールを使いました。あらかじめ大体の長さを見てからカットしておくと無駄がありません。ピンセットでシールを台紙から剥がして、先ほどの大体の長さのところでカットします。そのままラインシールを爪に貼ります。まずはシールの端を爪の端に合わせてくっつけてから、ピンセットでシールをひっぱりながら、反対側のサイドまで持っていきます。シールは平行になるよう気をつけながら爪に貼り、余分な部分をカットしてチェック柄を作っていきます。縦ラインも同様に貼ればチェック柄は完成です。今回もう1本の指にはラインシールとパーツを乗せました。こちらはお好みでOKですが、チェックに合わせてパーツはスクエア型スタッズとブラックストーンを乗せて統一感を。画像のようにパーツを多めに乗せる場合は、大きいパーツから乗せるのがポイントです。今回なら最初にパールの位置を決め、次にゴールドの穴あきメタルパーツ、ブラックストーン、クリスタルの順番に置いていきます。最後に小さいゴールドスタッズという順番だとバランスが取れます。すべての指にトップコートを塗れば完成です。■やり方を覚えて素敵な赤チェックネイルを!秋冬ファッションのポイントになる赤チェックネイル。化粧用パフとネイルシールがあればできる簡単デザインなので、ぜひ気軽に挑戦してみてください。■セルフネイルの基本のやり方■「マニキュアでセルフネイル」連載一覧はこちら
2017年12月14日宅間孝行が仕掛ける極上のエンターテイメントプロジェクト「タクフェス」の第5弾『ひみつ』が、10月19日鹿児島公演を皮切りに全国10都市で上演中だ。タクフェス第5弾「ひみつ」チケット情報宅間の作・演出で4年ぶりの新作書き下ろしとなる本作は、“虹色渚ゴロ―”という姉弟漫才師の姉・渚(戸田)の人生を中心に描く、愛と涙の物語。キャストには、主演の戸田恵子をはじめ、松本利夫(EXILE)、福田沙紀ら豪華メンバーが顔を揃えた。稽古最終日に、稽古場にて宅間、武田航平、赤澤燈に話を聞いた。毎年秋に上演している「タクフェス」で久しぶりの新作。宅間は「初演なので、お客さんに観てもらうまでは心配でしょうがないんですけど」と前置きをしつつ、「今までやってきた中で、こんなにみんなが泣いている稽古場はないかもしれない。毎回、“泣ける作品”をつくっているのですが、今回はいつも以上です」と手応えを語る。いわゆる“感動もの”とは違うリアルさがあり、武田は「単に演劇をやるというだけではなく、社会に対する意識やあり方を考えるきっかけにもなりました。お客様にも劇場では面白く観てもらって、帰り道で本質的な部分について考えていただけたらと思います」と話す。と同時に赤澤が「ストーリーは泣けるのですが、僕は、お客様と僕等自身を楽しませるような笑いを提供できる役どころです。楽しみにしていただければと思います!」と言うように笑えるシーンも多く、宅間作品ならではの仕上がりだ。タクフェスへの出演は初となる武田と赤澤だが、「航平くんといつも『楽しい、楽しい』って言ってるんです」(赤澤)と稽古が楽しくて仕方ない様子。武田は「宅間さんは一生懸命やればちゃんと自分と向き合ってくださって。僕、こんな嬉しいことないです」と熱く語り、「『お客さんは高いチケット代を払って、忙しい時間を割いて劇場に来てくださるのだから、そのためにやるんだ』と言われたのも印象的でした。自分がどうとかじゃなくて、お客さんがどう思うかなんだという意識を学びました」と、気付きの多い現場なのだという。赤澤も「宅間さんに言われた『表現しようとするな』という言葉が心に残っています。怒っている人を怒っているように演じるな、というようなことなのですが、それは僕の今一番の課題になっていて。本当にたくさんのことを学んでいるので、次の現場での自分の変化も今すごく楽しみになっているんです」とワクワクした表情をみせた。熱い稽古を経て、現在全国を巡演中の本作。東京は10月31日(火)から11月12日(日)まで、サンシャイン劇場にて上演。取材・文中川實穗
2017年10月27日横浜赤レンガ倉庫に隣接する赤レンガパークでは、10月7日から9日までの3日間、野外シネマイベント「Open Air Cinema in YOKOHAMA RED BRICK WAREHOUSE」が開催される。横浜赤レンガ倉庫やみなとみらいの夜景が一望できる広大な赤レンガパークに設置される約300インチの特設スクリーン。映画は、「明るく楽しい!ビールを飲みたくなる!」をテーマに選ばれたコメディやミュージカル作品などが上映される。観覧場所はフリースペースとなっており、飲食物の持ち込みは自由。また赤レンガ倉庫の店舗では秋限定テイクアウトフードやスイーツも販売され、飲みながら、食べながらはもちろん、星空を眺めながら、芝生に寝ころびながらと思い思いのスタイルで映画を楽しむことができる。7日は、ドイツ・ハンブルクでレストランを経営する青年ジノスの群像コメディ『ソウル・キッチン』、8日はビヨンセ(Beyoncé)率いるコーラスガールたちの披露する歌声が圧巻のミュージカル映画『ドリームガールズ』が、9日はロックの世界にのめり込んだ少年の淡い恋と、売り出し中のバンドが売れていくまでを描いた青春物語『あの頃ペニー・レインと』の作品上映が予定されている。【イベント情報】「Open Air Cinema in YOKOHAMA RED BRICK WAREHOUSE」会期:10月7日~9日会場:赤レンガパーク住所:神奈川県横浜市中区新港1-1時間:18:00~入場無料荒天中止
2017年10月04日秋になったら試してみたいメイク、赤リップ!!春に赤は強烈すぎることもありますが、秋だとなぜかしっくりくるから不思議です。周囲が黄色や赤に色づく中、唇も赤く染め上げてみましょう。「赤リップ」をかっこよく使いこなしたい!秋になったら試してみたいメイク、赤リップ!!春に赤は強烈すぎることもありますが、秋だとなぜかしっくりくるから不思議です。オータムカラーに赤いリップは、とってもおしゃれで映えますよね♡周囲が黄色や赤に色づく中、唇も赤く染め上げてみましょう。とはいえ、赤リップはやっぱりおしゃれ上級者のイメージが強いもの。海外セレブみたいにかっこよく使いこなすにはどうしたらいいの?服の着こなしは?赤にもいろいろあるけど、似合う赤を見つけたい!!まずは、いろいろ試して、自分に似合う最高の赤と着こなしを見つけましょう!!「赤リップ」と言えば、”テイラースウィフト”!赤リップの海外セレブと言えば、テイラースウィフトです。彼女のトレードマークの赤い唇は、個性的で魅力的♡世界中の人を虜にしていますよね。さらに、彼女の私服はスウィートでありながらシンプルで、メイクとあわさって洗練された雰囲気を醸し出しています。カジュアルでもフェミニンでも個性があって素敵で、ぜひ、真似したい素敵な女性です。テイラースウィフト以外にも、海外セレブで赤リップを好む人は多く、レッドカーペットの上を歩く時も、印象的な唇に目が行くことはおおいはず。ぜひ、うまく真似して取り入れて、個性的で魅力的な赤リップを手に入れましょう。赤リップはカジュアルに映える赤リップなんといってもカジュアルな格好に似あいます。カジュアルな格好に赤リップメイクをすることで、ボーイッシュになりすぎず、女性らしさを演出できるのです。また、カジュアルな格好が、赤リップの強さをうまく抑えてくれるのも好相性の秘密です♡チェック柄との相性は抜群秋と言えば、チェック柄。毎年秋になるとチェック柄は流行りだしますよね。チェック柄と赤リップも好相性ですので、ぜひ試してみたい組み合わせです。女性らしさと活動的な印象を両立できるので、カジュアルデートにもおすすめです。デニムにもぴったり赤リップはデニムとの相性も抜群です。デニムで少しだけ男っぽくなった雰囲気を、一気に色っぽくしてくれるのが、赤リップの魔法です。デニムとうまく組み合わせて、デニムを女っぽく着こなしましょう。「ボーダー」と「赤リップ」で、まさに”テイラー”! ボーダーと赤リップはまさに王道の着こなしです。テイラースウィフトも、ボーダーが好きで、よく来ていることでも知られています。定番のボーダーも、赤リップをすることで、ぐっと個性的で注目を集める着こなしになってくれます。赤リップで、ボーダーをおしゃれに着こなしましょう。そして、赤リップはサングラスにも良く似合いますね!!赤リップはドレスアップにもぴったり赤リップは、フォーマルな着こなしにも映える、王道メイクです。ドレスアップした唇に赤をさすことで、一気に女っぽくなり、洗練された雰囲気をまとうことができます。ここぞ!というパーティーなどのときは、いつものドレスに赤を加えて、みんなの注目を集めてしまいましょう。赤リップの時はその他のメイクは抑えめに赤はとっても目立つ色ですし、唇に使うことで、一気に注目を集めやすくなります。赤リップをするときは、その他のメイクは控えめにしておくとよいでしょう。とくに、アイメイクを強くしすぎると、強烈な印象になりすぎることがあります。ハロウィンの仮装のように見えてしまうこともありますので、唇以外の部分は、控えめにしておくとよいでしょう。ベースメイクは丁寧に赤リップをするときは、ベースメき立ちます。いつもより少し丁寧にベースを仕上げ、最後にすっと赤を引くときれいに仕上がることでしょう。柔らかい印象を出したい時はグロスを重ねて赤リップが強すぎると感じるときは、グロスを重ねて、柔らかさを出しましょう。グロスを重ねることで、柔らかい光沢が出て、赤が強すぎる印象を薄めてくれます。女性らしさも一層出せますので、デートの時にはとくにおすすめの方法です。赤リップが初めてのときや、まだ使いこなしに自信が持てない時も、グロスの力を借りて、少しづつステップアップしていくとよいでしょう。こんなふうに、自分に合った赤を探していくのも赤リップをマスターするには大切なのです。赤リップで洗練された女性らしさを!!洗練された女性らしさを出してくれるのが、赤リップの素晴らしいところです。うまく使いこなして、海外セレブのような洗練されたかっこいい女性らしさを手に入れましょう。カジュアルにもフォーマルにも似合う、赤の唇。ぜひ、この秋は赤リップに挑戦してみてくださいね!!そして、いつもの秋よりも少しおしゃれな秋を見つけましょう。
2017年09月29日