寝起き一番に見る鏡。特に水分を多くとったわけでもないのに顔がむくんで目がパンパンに腫れていることはありませんか?しかもなかなか元に戻らなくてメイクも全然楽しくない。そんな方へ、寝る前にできる簡単むくみ予防のケアをご紹介していきます。首や肩周りが凝っているとむくみやすい顔や目の周りがむくむ時は、首から肩にかけて凝っていたり張り感を感じることも多いです。また、寒さから首や肩をすくめる姿勢を無意識にしていることで肩甲骨が引き上がった姿勢が定着していたりすると、首回りが縮んでリンパの流れを悪くする可能性もあります。そのせいで首から上にもむくみの影響が出やすくなってしまいますので、ケアをするなら首から肩の状態を意識してみましょう。関連記事むくみの原因は水分のせいだけじゃない!? 原因と予防改善方法むくみ予防に寝る前の首回りのストレッチ翌朝に影響を出さないために、寝る前1分程度でできるケアを覚えておきましょう。気持ちが良いので、肩や首こりをスッキリさせたい人にもオススメです。step1椅子や床などに座ります。床の場合は正座、椅子であれば腰をまっすぐに立てて姿勢を正しましょう。step2両腕を背中側に回し、両手の指を組みます。手のひら同士がつけばピッタリ合わせましょう。肘を伸ばし、腕を下方へ下げて肩、肩甲骨を引き下げます。この時に胸が伸びているかをチェック。伸びていなければ、もう少し腕を引き下げていきましょう。step3息を吸いながら、頭を後方へ下ろし、喉周りを伸ばします。首が詰まる感じがする場合はできるところまででOKです。これを20秒キープします。辛い場合は10秒ずつで分けましょう。step4頭を起こし、次は息を吐きながら頭を左方向へ倒します。この時、意識的に右側の首筋を伸ばし、右肩を下げるようにしていきます。20秒キープしましょう。反対側も同様に行います。step5首が倒れている時も、腕は下方へ引き下げる力を保ちます。終えたら楽な姿勢で休みます。もし時間がある場合はこの流れを3セット行うと更に効果的です。首こりを解消してむくみを予防しよう猫背の肩や、日頃デスクワークなどで頭を前に突き出す姿勢が定着している肩は、首を後方へ倒す時に痛みを感じるかもれません。その場合は、頭を前に倒し、首の後ろを伸ばす動作を先に付け加えてもいいでしょう。気持ちよくリラックスできる程度の強度で行ってみてくださいね。yuukaヨガインストラクター、ボディセラピスト、ラジオパーソナリティ
2019年12月25日■ふくらはぎのむくみ、原因は人それぞれ。正しい対策で美脚を目指す夕方になるとふくらはぎがむくみでパンパンに。いつもむくみを感じていながらも、対策方法がわからず放置しているという女性は少なくありません。フットケア&リフレクソロジーサロンを主宰する長谷川久美さんに、むくみの原因や正しい対策を紹介していただきます。■脚がむくみやすい人の傾向と対策むくみは美脚の天敵です。そして、脚のむくみは体内の巡りが悪いことのあらわれでもあります。まずは、脚がむくみやすい人の5つの傾向と、具体的なむくみ対策をおさえておきましょう。■ふくらはぎのむくみは「足指」のマッサージで改善するふくらはぎのむくみを解消するための鍵は、「足指」にあります。簡単にできてしまうセルフマッサージの方法をご紹介!■“足の甲とかかと”をマッサージ。ふくらはぎのむくみは改善する「足指」の次におさえておきたいのが、「甲とかかと」のセルフマッサージ。甲やくるぶし、かかとをマッサージしたら、最後に足指で仕上げます。早速手順をチェックしましょう。■簡単な5つのむくみ改善法で、溜めない体に!【百木ゆう子】統合美療師の百木ゆう子さんが、むくみのメカニズムを解説。さらに、むくみ解消のための5つの対策方法もご紹介いただきます。
2019年12月21日かっさマッサージが、むくみやほうれい線、シミなどの顔に関するあなたのお悩みを解決に導いてくれるかも。顔のかっさマッサージの気になる効果や基本のやり方、注意したいポイントなどについて、Hikaru先生に教えていただきました。かっさを使った顔のマッサージの効果かっさを使った顔のマッサージは、血行促進効果が高く、顔のむくみやくすみ解消の他、肌の新陳代謝が活性化しターンオーバーが促進されることでシミを薄くする効果が期待できます。またリフトアップ効果も高く、ほうれい線の改善や予防、目の下や頬のたるみ改善にも効果的です。朝のお手入れ時にかっさを使うことでメイクのりが良くなるので、基礎化粧品で整えた後にかっさマッサージを習慣にするのもおすすめです。かっさを使った顔のマッサージの基本のやり方かっさを使った基本的な顔のマッサージ方法をお伝えします。まず、顔のかっさマッサージの前に耳下から鎖骨までの首のリンパと、鎖骨下を脇の下へ向かって流しておくと顔のかっさマッサージがより効果的です。首のリンパは上から下へ、鎖骨の下は内側から脇の下の方へ少し圧をかけながら流しておきましょう。顔のかっさマッサージも首のかっさマッサージも予め皮膚の摩擦を防ぎ、かっさプレートの滑りを良くするためにクリームやオイルなどを塗っておきます。では、基本的な顔のかっさマッサージをお伝えします。顔の左右どちらでも半顔ずつ、気持ち良い圧で行いましょう。<やり方>STEP1:まずは、額の眉間辺りにかっさをあてて髪の生え際に向かい下から上へクルクルマッサージします。眉間辺りから始め、最後はこめかみ辺りまで同じマッサージを繰り返します。STEP2:こめかみまで終えたら、こめかみから耳の前まで流します。STEP3:次は目の下から頬にかけて幅広くかっさプレートが当たるようにし、こめかみまで持ち上げるように流します。STEP4:もう一度こめかみから耳の前まで流します。STEP5:かっさプレートのくぼみをフェイスラインに当てて、耳の下まで流します。STEP6:最後にもう一度首から鎖骨、鎖骨下から脇の下まで流しておしまいです。かっさを使った小顔マッサージのやり方基本的な顔のマッサージの前に、頭皮のかっさマッサージを行うことでリフトアップされ、小顔効果が期待できます。頭皮のかっさマッサージは特にオイルなどつける必要はありませんが、こするというよりも深部をほぐすイメージで行うと良いです。やり方は、かっさプレートの先端(できれば頭皮に当たる先端が2点あると良い)を使い額の髪の生え際から、前後にかっさを動かしながら後頭部を通り、首の付け根の生え際まで流します。前から後ろへ頭皮全体をまんべんなくほぐしましょう。頭皮のかっさが終わったら、基本的な顔のかっさマッサージを行いますが、この基本的な顔のかっさマッサージの間にかっさプレートの先端で小鼻の横のツボ、唇の下のあご中央のツボ押しを入れると良いです。そして、基本的な目の下から頬のマッサージの次に行う小顔マッサージをご紹介します。ほうれい線の上の位置に、ほうれい線に沿うようにかっさプレートを当てて、頬のお肉をグイッと持ち上げるようにして、お肉をキャッチしたままこめかみまでプレートを動かします。基本的な顔のマッサージの前に頭皮、基本的なマッサージの合間にツボ押し、基本マッサージSTEP3の次に頬のお肉押し流しの3つの工程をプラスするだけで、かっさマッサージによる小顔効果が高まります。顔のかっさマッサージにおすすめのオイル顔のかっさマッサージをする際は、オイルが多めの顔用マッサージクリームがおすすめです。また、鉱物油などが入ったオイルは顔用と書いてあっても肌の弱い方には刺激が強く、炎症を起こしてしまう場合がありますので植物由来の原料にこだわったオイルを使うと良いです。オイルが無い場合は、普段お手入れで使っている乳液でも良いです。かっさマッサージを行う前にたっぷりの乳液を付けてマッサージをすることで、乳液がしっかり肌に入り込みモチモチになります。オイルが苦手な方も多いので、手元にオイルが無い場合はクリームや乳液で代用しても良いです。かっさマッサージの効果を高めるポイントかっさマッサージの効果を高めるポイントは、前述したようにはじめに首のリンパや鎖骨下を流すことです。先端の詰まりを無くしておくことで老廃物が流れやすくなり、顔のかっさマッサージの効果も高まります。また、時間がある場合はお風呂などでしっかり体を温めるか、時間が無ければ蒸しタオルなどで顔を温めるだけで、血流が良くなり顔筋がほぐれてかっさマッサージの効果が深部まで伝わりやすくなります。かっさマッサージを行う際の注意点かっさマッサージをする際に特に気をつけなければいけないポイントがあります。それは、皮膚表面を傷つけないように行うということです。これはクリームやオイルが少なすぎることで皮膚とかっさが摩擦し皮膚が傷ついてしまうので、マッサージ中にクリームやオイルが乾いてしまっていないかを確認しながら行う必要があります。皮膚表面の摩擦はたるみやしわの原因になりますので、程よい力加減でゴシゴシこすりすぎないように、くれぐれも気をつけてください。かっさマッサージで小顔を目指そうかっさを使って顔のマッサージを行うことで、むくみ・たるみの改善やシミを薄くする、メイクのノリを良くするなど女性に嬉しい効果がいっぱい。慣れてしまえば数分で簡単に行えるので、ぜひ毎日の習慣に取り入れてみましょう。ただし、皮膚を傷つけてしまわないように気をつけてくださいね。Hikaruヨガインストラクター
2019年11月24日長時間の立ち仕事や座りっぱなしの仕事が続くと、足首やふくらはぎに不要になった水分や老廃物がたまることでむくみや疲労感がおきやすくなります。今回は100円ショップでも手に入れることができるアイテムを使ったむくみリセットマッサージ法をご紹介します。100均で買えるアイテム・足指セパレーター・コロコロローラー・マッサージオイルやクリームこれらのアイテムは100均で手に入れることができます。マッサージオイルやクリームは、肌にあったものを使いましょう関連記事足裏のごりごりの正体は老廃物!セルフマッサージですっきり解消100均アイテムを使用した簡単リセットマッサージ足の指に足指セパレーターをはめて指の間を広げる一日中靴下や靴を履きっぱなし、歩き方や立ち方によって、足の指がギュッと縮こまっていたり、足の裏や指の付け根が圧迫されていませんか?指先まで血液が行き渡りにくく冷えを感じたり、足裏の疲労感を感じやすいです。足指セパレーターによって指と指の間を広げながら、縮こまった指を伸ばして血行促進するほか、足裏のアーチも伸ばしてくれます。足裏のツボを押す一日中、体重を足裏で支えているので疲労感もたまりやすい場所です。足裏の疲労感を取り除くように、かかとや土踏まず、指の付け根や指など全体をマッサージオイルやクリームをなじませて、痛気持ちいいと感じるくらいの強さで押し流すようにほぐしましょう。足首周りを重点的にコロコロマッサージで流す100均にもあるローラーマッサージを使って、足首周りに溜まった老廃物を流すように、外側、内側、後側と足首全体をゆっくりローラーマッサージでコロコロしましょう。すねの外側にあるツボを押す足首とひざの中間あたりのすねの骨の外側にある場所には、豊隆(ほうりゅう) というツボがあり、不要になった水分を排出してくれる働きがあります。5秒×3回押しましょう。足首の上からふくらはぎをローラーマッサージで流す外側のふくらはぎ、内側のふくらはぎを上下にゆっくり往復しながらローラーマッサージで約1分コロコロ流しましょう。ふくらはぎの後ろ側も上下にゆっくり往復しながらローラーマッサージで約1分コロコロ流します。両手で包み込むように足首からふくらはぎからひざ裏に向かって流す足にマッサージオイルもしくはクリームをつけて、両手を密着させて足首〜ひざ裏に向かって持ち上げるように流しましょう。関連記事ふくらはぎのコリは歩き方で改善!予防のポイントもチェック足のむくみは100均グッズを使って解消しよう足首やふくらはぎのむくみや疲労をため込まないためには、休憩時間や入浴中や寝る前にマッサージやツボ押しを取り入れましょう。湯船に浸かり、体の芯から温まりながら足指セパレーターをしてコロコロマッサージをするのもいいですね。足のむくみや疲労は日々蓄積されるものなので、日頃からこまめにケアをしてあげることが重要です。むくみにお悩みの方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。寒川あゆみエステサロンオーナー、美容家、美容ライター
2019年11月21日なんだか体が疲れたと感じると、姿勢が崩れてモタモタしたような歩き方になりがち。すると余計に体がだるく、下半身はパンパンにむくんでしまう。その原因は脚の後ろ側の張りにあるかもしれません。今回は簡単にできるスッキリストレッチをご紹介します。姿勢が崩れやすいと下半身が痩せにくくなる?歩く時にすぐ脚が疲れてしまったり、腰がだるくなりやすい人は姿勢が崩れているかもしれません。腰を真っ直ぐに伸ばすことができず、前のめりの姿勢になっている方も多いです。そんな姿勢で日々を過ごしていると、下半身の負担が増えてしまい、歩くだけで脚がパンパンになってしまいます。関連記事正しい姿勢を保つと疲れてしまう人へ!原因別のアドバイス太ももの後ろ側を伸ばすだけで歩き方が変わる?すらっとした姿勢の人や、バランスの良いプロポーションをしている人の共通点は、お腹が真っ直ぐ伸び、骨盤が地面に対して真っ直ぐに立っていること。しかし、姿勢が崩れてしまうと、骨盤が必要以上に後ろへ倒れ猫背姿勢になりがちです。この姿勢に慣れてしまうと、歩くだけでも腰が疲れやすくなり、下半身にズシンと体重が乗ってしまい、脚もパンパンに。疲れやすいなという自覚がある人は、姿勢の崩れを疑ってみましょう。太ももの後ろ側を伸ばしてみよう太ももの後ろ側がパンパンに張っていませんか?太ももの後ろ側は、適度な柔軟性がないと姿勢の崩れに悪影響を与えてしまいます。逆にいえば太ももの後ろ側を伸ばすと、姿勢が伸ばしやすくなり、歩く時にも脚が軽くなったように歩きやすくなるでしょう。すいすい歩けると、運動量も増えるのでダイエットにも最適です。次に太もも裏側を伸ばす簡単ストレッチをご紹介します。太ももの裏側を伸ばす簡単ストレッチSTEP1膝立ちの姿勢になります。STEP2右足を前方に伸ばし、かかとを床に付き、足指を天井方向へ向けます。両手胸のあたりまで上げて合掌します。両脚の内腿とお腹でバランスを取りながら10呼吸キープします。反対側も同様に行います。STEP3続いて両手を床に下ろします。脚が痛い方は左脚の膝を軽く曲げて、楽な姿勢に調整しましょう。STEP4息を吐きながら上半身の力を抜いて脚に近づいていきます。背中は丸まっても構いません。上半身の重みで脚を伸ばすような意識でリラックスしましょう。これを20秒程度キープしていき、終えたら反対側も同様に行っていきます。無理がなければ3セット行うと更に効果的です。足をしっかり伸ばしてむくまない下半身をつくろう両脚を気持ちよく伸ばしましょう。痛いところまで無理やり伸ばさなくても大丈夫です。心地よく深い呼吸が続くように余裕のある位置からスタートし、徐々に伸ばしていきましょう。終えた後は立ち上がり、ストレッチをする前の状態と比べ、軽く歩いてみましょう。スイスイと軽い脚はこびになっていたらOKです。毎日やると足のだるさも解消されていくので根気よく続けていきましょう。yuukaヨガインストラクター、ボディセラピスト、ラジオパーソナリティ
2019年11月21日生理前は、身体がむくみ、身体がだるくなりやすい方が多く、女性ホルモンのバランスも崩れやすくなることで、イライラしやすい方もいます。今回は、そんな女性ホルモンのバランスを整えて、生理前のむくみを解消する方法などについてご紹介していきます。女性ホルモンは2種類ある女性ホルモンには、卵胞ホルモン(エストロゲン)と、黄体ホルモン(プロゲステロン)の2種類があります。前者の卵胞ホルモンは、別名、美人ホルモンとも呼ばれており、豊かなバスト作りや丸みのあるヒップ、美肌や美髪に作用します。後者の黄体ホルモンは、別名、ブスホルモンとも呼ばれており、メラニン色素を沈着させ、ニキビなどの肌荒れが悪化することもありますが、妊娠の準備に欠かせないホルモンです。これら2種類の女性ホルモンには相反する作用があり、生理周期に合わせてホルモンの分泌量が変化し、バランスを保っているのです。関連記事生理前のドカ食いを防ぐホットドリンクとは?生理前に顔や手足がむくみやすい理由とは生理になる4日~5日前に、顔や手足がむくみやすい理由は、生理周期に合わせて、黄体ホルモンが増えて、体内に水分をためこみやすくなるからです。また、体内の水分量が増えることで、身体が冷えやすくなり、血流やリンパの流れが滞りやすくなり、手足や顔がむくみやすくなります。女性ホルモンのバランスを整える方法魚肉類・野菜・ご飯などの炭水化物をバランスよく食べる丼ものなどの単品の食事は、栄養が偏り、女性ホルモンのバランスの乱れになりやすいです。忙しくて外食する時も、定食や複数のおかずがあるものを選んで食べると、栄養バランスが整い、女性ホルモンに良い影響を与えます。日帰り旅行をする近場で、まだ行ったことがないところへ休日などに出かけると、ドキドキしやすくなり、幸せな気分になるセロトニンという物質が分泌されやすくなります。セロトニンが分泌されることで、女性ホルモンの卵胞ホルモンの分泌も促進し、身体のむくみが解消されやすくなるでしょう。最低6時間以上の睡眠を心がける慢性的な睡眠不足は、自律神経が乱れやすく、女性ホルモンのバランスも崩れやすくなりがちです。たっぷりと睡眠をとることで、生理前のイライラも治まりやすくなります。生理前のむくみを解消する入浴法40℃以下のぬるま湯に20分間浸かるじっくりと温まることで、血行やリンパの流れが改善し、水分代謝が上がることで、むくみが解消されやすくなります。アロマオイルを数滴垂らして入浴するラベンダーやオレンジなどの、リラックス効果のあるアロマオイルの精油を数滴垂らして入浴することで、自律神経の働きが整い、老廃物が体外へ排出されやすくなりむくみを解消へと導けます。湯船に浸かりながら手足をグーパー動かす指先、足先を動かすことで、末端部分の血行を促進し、水分のため込みによる冷えを改善しむくみにくくなります。女性ホルモンを整えて生理前のむくみを撃退しよう女性ホルモンのバランスを整えるには、色んな種類のおかずやご飯をバランスよく食べ、気分転換をし、ゆっくりと入浴することが大切です。生理前のむくみを解消して、快適に過ごしましょう。横内 稚乃鍼灸師、整体師、エステティシャン
2019年11月17日憧れの引き締まったふくらはぎを手に入れるために、太いふくらはぎを細くする方法をまとめました。原因ごとに3タイプに分けて、それぞれに合った方法をご紹介します。あなたは一体何タイプでしょうか?早速チェックしてみましょう。ふくらはぎが太くなる原因脂肪の蓄積全身の脂肪量が多い場合は、自然とふくらはぎも太くなります。むくみ冷え性の場合や、立ちっぱなし・座りっぱなしの時間が長い仕事をしている場合は特にむくみやすく、ふくらはぎや太ももが太くなりがちです。姿勢の悪さや歪みによる筋肉のつきすぎ過酷な運動をしているため筋肉がたくさんついている人は女性では少ないです。O脚などの歪みや猫背などの姿勢の悪さが原因で、負担がかかる部分に筋肉がついているケースが多いです。ふくらはぎを細くするために食事で気をつけるべき点食生活で改善できるのは、脂肪の蓄積タイプやむくみタイプの場合です。食べ過ぎによる体脂肪のつきすぎの場合は、今すぐ食生活を改善しましょう。また、むくみを予防・改善するには、塩分の多い食事や味付けの濃い食事を減らし、シンプルで優しい味付けに変えましょう。栄養バランスを整えたうえで調味料を使い過ぎないようにすると、やせやすくむくみにくい状態に整えることができます。原因別・ふくらはぎを細くする方法脂肪蓄積タイプの場合体脂肪を燃焼させるために、筋トレと有酸素運動を合わせて行いましょう。ジョギングやスロージョギングなど、脚をしっかり使う有酸素運動は、ふくらはぎを引き締めるのにぴったりです。合わせて食事で取り過ぎているカロリーをセーブすることが大切。食生活も同時に見直しましょう。普段の生活を変えずに筋トレ効果を高めるには、ふくらはぎの筋肉を刺激しやすい「つま先立ち」がおすすめ。信号待ちの間や電車で立っているとき、家の中で移動する場合などに積極的につま先立ちになりましょう。むくみタイプの場合むくみタイプの場合は、溜まった水分や老廃物を流すマッサージを習慣にするのがおすすめです。また、立ちっぱなし・座りっぱなしでは体液循環が滞りむくみを招いてしまいます。全身を大きく動かす運動をちょこちょこ取り入れるようにしましょう。食事では、塩分の取りすぎに要注意です。<むくみ改善マッサージ>STEP1:マッサージオイルやクリームを馴染ませるSTEP2:足首からひざに向かって両手で包むように指圧しながら動かし、老廃物や脂肪を押し流すイメージでマッサージするSTEP3:ひざ下からひざ上に向かって、両手で包むように指圧しながら動かし、老廃物や脂肪を押し流すイメージでマッサージするSTEP4:ひざ上から太ももの付け根に向かって、両手で包むように指圧しながら動かし、老廃物や脂肪を押し流すイメージでマッサージする硬い部分や疲れが溜まっている部分があれば、優しく念入りにゴリゴリとマッサージしましょう。心地よい程度の力加減で行ってください。姿勢の悪さ・歪みタイプの場合どのように歪んでいるかは、なかなか自身で判断しにくいもの。判断を間違うと違う部分の筋肉を増やしてしまいより太くなる、という可能性もありますので、整体院などを利用して歪みをチェックしてもらいましょう。歪みに合わせてストレッチなどを教えてもらえます。同時に姿勢を確認し、普段の立っているとき・座っているときの姿勢から整えることが大切です。日々の姿勢が全身の歪みにつながっていきます。効果を実感できるまでの期間体脂肪の減少や筋肉を増やすことによる引き締め効果は2週間〜1ヶ月ほどで少しずつ変化が目に見えるようになります。食生活や姿勢の改善、筋トレや有酸素運動は最低 1ヶ月は続けましょう。そのまま2〜3ヶ月続けることで理想のサイズに近づく人が増えていきます。水分が溜まっているむくみの場合は、マッサージだけですぐに効果が見える場合もあります。効果を実感するまでのモチベーションの保ち方体質改善や筋肉のつき方、体脂肪の量などを変化させるのには時間がかかります。1日だけ、何時間もトレーニングをするよりも、こまめに毎日行う方が効果的です。日々の運動は無理のない範囲で、続けられる方法で取り組むようにしましょう。途中で挫折してしまうケースで多いのが、運動やマッサージの時間を取り過ぎて続けることが大変になってしまう、というもの。毎日の隙間時間に取り入れたり、通勤・通学中の歩いている時間を利用して筋トレをしたりすることで、生活をほとんど変えずにトレー二ングを行うことができます。マッサージも、お風呂で体を洗っている最中に行えば、石鹸によって滑りが良いのでマッサージオイルなしで取り組めますよ。また、目標を「見える化」することも大切です。憧れのモデルの写真を持ち歩いたり、目標のサイズを決めて掲げたり、ゴールがわかりやすいように設定すると良いでしょう。ふくらはぎを隠したい人におすすめのファッション脚を長く、細く見せることができる「マキシスカート」がおすすめです。丈の長いスカートは下半身を長く見せることができるので上手に活用してください。その分、Tシャツなどのトップスを丈の短いものにすると、より全身を細く見せることができますよ。引き締まったふくらはぎを目指してスカートから伸びる、すらっとした細いふくらはぎに憧れている人は多いはず。自分のふくらはぎが太いと感じている人は、まずは原因を探ってみましょう。脂肪によるものなら筋トレや有酸素運動、むくみによるものならマッサージなど、自分にあった方法を試してみてください。Nao Kiyota美容・健康ライター
2019年11月10日むくまないために水分を控えたり、カリウム豊富な食材を食べ、マッサージもしっかりやっているのに改善できないのには理由があります。これらの対処法は、場合によっては逆効果になることもあるんです。今回はむくみの原因と、改善方法について伝授します。むくみの原因は「水分のとりすぎ」とは限らない体内の水分が多すぎると、行き場を失い「むくみ」につながります。しかし、水分が少なすぎることも、むくみの原因のひとつです。水分不足になると体内が水分を溜め込もうとするため、少し水分補給をしただけでも、むくみに発展する場合があります。また、味の濃い食事をよく食べる場合も要注意です。体内では塩分濃度を一定にするために水分量を調節しているため、塩分が多い食事を続けるとむくみにもつながります。「水分を控えているのにいつもむくんでしまう」という場合は、水分不足や塩分の取りすぎの可能性を考えましょう。水分は一度にたくさん飲まずに少しずつこまめに補給し、食事では塩分を控えた優しい味付けを習慣化することが大切になります。関連記事手首・足首・指を細くする秘策はむくみ改善ストレッチ!普段の姿勢や運動習慣もむくみを招く原因体内の水分・塩分量だけでなく、長時間の座りっぱなしや立ちっぱなし、運動不足もむくみの原因のひとつです。リンパ液などの体液は体を大きく動かすことでスムーズに流れます。デスクワークや立ちっぱなしの時間が多い場合は、30分に一度を目安に全身を動かすようにしましょう。トイレや荷物を取りに行くなどの少しの歩行でも大股にするようにしたり、その場で伸びや爪先立ちをしたりするようにすると、より体液循環がスムーズになりむくみにくくなります。「マッサージをすればむくみと無縁」は間違い水分補給や食生活に問題がなく、疲労や筋肉の老化などが原因で体液循環が滞りやすくなっている場合は、マッサージでサポートしてあげることもひとつの方法です。マッサージと合わせて疲労回復や運動習慣づくりに取り組み、体質を整えていきます。とはいえマッサージだけで、むくみの根本的な解決をすることは難しいです。むくみを緩和するのに活用しながら、生活習慣を見直すことを忘れないようにしましょう。むくんでしまった場合の改善方法生活習慣を工夫していても、体調不良や疲労によって体液循環が滞りむくみが出てしまう場合もあります。明日もむくんだままでは困るという場合は、次のようなケアを行いましょう。※あくまでも緊急措置です。むくみやすい体質が改善されるわけではありません。日々の生活改善を怠らないようにしましょう。食事の塩分を控えめにしてカリウムを摂取体内の塩分濃度を調節し余分な水分の排出を促してくれるカリウムは、野菜やこんぶ・ひじきなどの海藻類、バナナやみかんなどに豊富です。疲労による内臓機能の低下が原因の場合は、消化・吸収に負担のかかりやすい肉や魚を控えめにし、野菜や果物を多めに取り入れるようにしましょう。お風呂でのマッサージ&たっぷりの睡眠をとるむくみをとるには、体内を温めて体液循環をスムーズにすることが大切です。お風呂で湯船に浸かりながらゆっくり足先から足の付け根、そして手先から脇までを心地よい程度の圧力で揉みほぐしましょう。髪を洗う際に頭皮全体を心地よい圧力で揉みほぐすようにすると、顔のむくみも改善されやすいです。足を少し高くして寝る脚のむくみが気になる場合は、就寝時に足元に丸めたバスタオルを敷き、足を5〜10㎝ほど高くして寝ましょう。夕方以降の頑固なむくみを翌朝までにスッキリ改善するのに役立ちます。生活改善を見直してむくみを解消しようむくみの原因は人それぞれです。まずは、せっかくのむくみ対策が逆効果にならないように食生活や運動習慣を見直してみるとよいです。マッサージはあくまでもサポートと考え、生活改善を見直しながら平行して行うことで、効果を発揮しやすくなるでしょう。Nao Kiyota美容・健康ライター
2019年11月09日冷えやむくみの予防やダイエット、そして疲労の予防など、美脚メイクに欠かせないメンテナンスは、足指のケアにあるんです。そこで、フットケアがうまくいかない、足指がスムーズに動かせないという方にもおすすめの美脚ケアについて伝授していきます。「足指」は足全体の巡りを整える鍵ヒールの高い靴やブーツなど、女性の足元のオシャレに欠かせない靴は、足先の自由を奪いやすいと感じる方も多く、足の血液・リンパ液の流れを阻害して疲労やむくみを起こす原因になります。1. 歩く際に足指を使ってしっかりと地面を蹴ることができている2. 靴の中で足指を自由に動かすことができる3. 1日の中で足指を大きく動かすことが度々あるこれらができない場合、足先から体液循環が滞り、冷えやむくみ、疲れやすさを招きます。ふくらはぎや太もものケアをしているのにすぐにむくんでしまう、なかなか細くならないという場合は、足先へのアプローチも行っていきましょう。関連記事足先の冷えを改善する食べ物&温活のツボ3選足指を動かすことの美脚効果足指を積極的に動かすケアを取り入れることで、次のような美脚効果が期待できます。・ 足先の筋肉がしなやかに動くようになることで、普段の歩行時の運動効果が高まる・ 外反母趾などの足トラブルの予防・改善・ 体液循環が整い、足全体の代謝が高まる・ 足指の可動域が広がり疲れにくく、全身の姿勢が整いやすくなる1日3分!足指をほぐして整えるストレッチ<ストレッチのやり方>1. 体育座りになり、足を少し前に出してかかとをつけて足指を浮かせる2. 足の指と指の間に、手の指を順に入れて足先を掴み、指の間深いところまでしっかり手指を入れ込みます ※ 両手を使い、両足の指の間を同時に開きましょう3. 1の状態で手を後ろに10秒、手前に10秒前後に動かす4. 1の状態で、右回りにぐるりとゆっくり5回、左周りにぐるりと5回足先を大きく回す5. 足指の間から手を離し、足だけの力で足指をじゃんけんの「グー」「パー」の形にするように縮める・大きく広げて伸ばすをゆっくり30秒間繰り返す血行が良い状態で行うとより代謝が高まりますので、お風呂で体を洗っているときや、お風呂上がりに行うのがおすすめです。動かす強さは心地よい程度で、痛みを感じるほど無理に大きく動かすことはしないようにしましょう。気持ち良さを感じながらリラックスして行うと、全身の血行も整い代謝が高まりやすくなります。血行をよくして美脚を目指そう足全体の血行が悪いなど、根底の部分が整わないと、せっかくの筋トレや運動効果が薄れてしまいます。毎日の足先ケアで足全体の代謝を高め、美脚を目指しましょう。Nao Kiyota美容・健康ライター
2019年11月07日夏でも冷房が効いている室内にいると足先の冷えに悩む方も多いです。また、晩秋から冬にかけ冷えで眠りが浅くなるという方もいます。足先の冷えはどのように改善すればいいのでしょう。今回は、足先の冷えを改善する食べ物や温活のツボについて詳しくご紹介します。足先が冷える理由とは人の身体は心臓から近い血管は太く、心臓から遠くになるにつれて血管が細くなります。足先は心臓から遠く血管が細いので特に、デスクワークなどの座りっぱなしの仕事を長時間行っていると血流が悪化しやすく、冷えやすいです。また、血液は上から下へ流れる性質があるので、足先から心臓へと逆の方向に血液を流す必要があります。ふくらはぎは、第2の心臓とも呼ばれ、筋肉のポンプ作用で心臓の方向へ血液を循環させる働きがあります。ところが、デスクワーク等で脚の筋力をほとんど使わない生活を送っていると重力に逆らえなくなり、古い血液がふくらはぎや足先に滞りやすくなり熱も発生しなくなるため、足先が冷えやすくなるのです。関連記事夏でも寒がりさん必見!真夏の冷えを克服する温活ツボ・マッサージ足先の冷えを改善する食べ物味噌や納豆などの発酵食品発酵食品は善玉菌を増やし、腸内環境を整える効果が期待できます。腸内環境が整うことで消化活動が活発になり、熱エネルギーを発生させ冷えを改善へと導けます。ショウガやねぎなどの温め食材ショウガに含まれるショウガオールには、温め作用や発汗作用があります。チューブタイプのショウガは手軽にとりいれられるのでおすすめです。みそ汁や鍋料理にショウガをプラスすると、体が温まりやすくなります。ねぎに含まれるアリシンも、血行を促進し身体を温め作用が期待できます。ショウガ同様みそ汁や鍋料理にしたりなど簡単にとりいれやすいです。大根やニンジンなどの根菜類根菜類には、血行を促進するビタミンEや鉄分などのミネラルが豊富に含まれています。煮物などの温かい料理を食べることで、足先の冷えも改善しやすいでしょう。足先の冷えを改善する温活のツボ3選三陰交(さんいんこう)のツボ三陰交は、足の内くるぶしから指4本上にあるツボです。ツボの押し方は、お昼の休憩時間などに指先を温めてから、手の親指の腹で円を描くように1分間軽く押しましょう。足首や足先の血行が促進し足の先から温まります。,太衝(たいしょう)のツボ太衝は足の甲側で、足の親指と人差し指の間にあるツボです。ツボの押し方は、湯船に浸かりながら太衝のツボを、手の人差し指の腹で1分間心地よい強さでもみほぐしましょう。血流が改善し、足先がポカポカに温まりやすくなります。湧泉(ゆうせん)のツボ湧泉は足裏にあり、土踏まずの少し上の中央で指先を曲げると凹むところにあるツボです。ツボの押し方は、入浴後のリラックスしているときに、手の親指の腹で押したり離したりを1分間くり返しましょう。足先の疲れが解消し血行が促進しやすくなります。ツボ押しを中止するとき体調不良の時や、発熱時、飲酒後すぐにツボ押しするのはやめましょう。理由は、血流が変化することで体調が悪化することが考えられるからです。足先の冷えは温活のツボで改善しよう足先の冷えは、寝つきの妨げになるほど深刻なものです。温め食材を積極的にとりいれながら、就寝前のリラックスタイムに温活のツボ押しすることが大切になります。足先の冷えをしっかりと改善しながら温活美人になりましょう。横内 稚乃鍼灸師、整体師、エステティシャン
2019年10月26日36歳で第一子を妊娠。初期のつわりも落ち着き、胎動が感じられるようになったころから悩まされたのは足のむくみ。明らかに20代とは違い代謝も落ちているなか、フルタイムで働き、立ち仕事も多い職業柄、常にむくみ気味だった私の足は妊娠の影響でさらにむくむように。妊娠後期まで続いた私の足のむくみとの戦いをご紹介します。 あれ? いつもより足がパンパン?34歳で結婚、36歳で第一子を妊娠。双方の両親をはじめ、親戚一同大変喜んでくれました。妊娠初期のころは食べづわりに悩まされ、空腹にならないように小腹を満たすバナナなどを持って職場へ行く毎日でした。しかし、つわりが終わってほっとしたのもつかの間、次第に足のむくみが気になり始めたのです。 普段から運動はほとんどせず、立ち仕事が多いこともあり、もともとむくみ気味だった私。履き慣れた靴も窮屈になり、靴下の痕もくっきり残るほどパンパンな状態に。朝起きたときから足がむくんでいて、仕事へ行くのも、そもそも靴を履いて出かけるのも憂うつでした。 意を決してウォーキング!体重管理とむくみ対策としてお医者さんに言われたのは、「歩く」こと。妊娠前から158cm、64kgのぽっちゃり体型で、助産師さんから「妊娠中の体重増加は7kg以内に」と注告されていたこともあり、運動不足の私も文字通り重い腰を上げ、散歩することに。 しかし、このときは8月。外は暑くて歩けないので、私が選んだお散歩コースは天気にも左右されず、休憩スペースも多い「ショッピングモール」。新しいショッピングモールがオープンしたばかりだったので、スニーカーを新調し、気分を上げてウォーキングへ。隅から隅まで約2kmの距離を体調に合わせて2~3周、週3回ほど通いました。3週間続けると足がだんだん軽く感じられるようになり、次第に靴下の痕も残らなくなっていったのです。 ウォーキングに加えて食事の見直しもウォーキングとあわせて食事の見直しもおこない、むくみ防止によいとされるカリウムの多い食品を積極的に食べるようにしました。もともと食べることが大好きなので、自分の好きなものを取り入れ、無理なく楽しく体によい食事を意識するようにしたのです。 具体的にはわかめなどの海草類や野菜たっぷりのスープ、バナナやアボカドなどの果物、焼き芋、小腹を満たすには無添加のナッツ類という感じです。特に野菜たっぷりのスープは食物繊維も多く摂取でき、冷房による冷えや便秘も解消され、それがむくみ解消にもつながったと思います。 出産間近までウォーキングと食事の見直しを頑張ったおかげで、最大の悩みだったむくみは解消されました。さらに、出産に向けての体力をしっかりつけられたように思います。体重も結果的にプラス7kg、また年齢とぽっちゃり体型のためお医者さんから心配されていた妊娠高血圧症候群にもならず、無事に出産を迎えることに。つらかったむくみの解消から始めたウォーキングですが、結果的にはさまざまな面で役立ったのです。 高齢出産にはいろいろな悩みがありますが、30代後半を過ぎたからこその経験値や心のゆとりがあるのではないかと私は感じています。現在も妊娠中なので、前回の経験を活かしてマタニティライフを楽しみたいと思います。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 著者:上原さちこ夫と2歳の娘と3人暮らし。英語講師としてフルタイムで働きながら子育てに奮闘中。36歳で第一子を出産。現在39歳で第二子を妊娠中。 夫と2歳の娘と3人暮らし。英語講師としてフルタイムで働きながら子育てに奮闘中。36歳で第一子を出産。現在39歳で第二子を妊娠中。
2019年10月25日二の腕がむくんでいたり、買い物で重たい荷物を持ち、血流が妨げられ二の腕がむくんだりした経験などはありませんか?今回は、上半身が痩せて見えるメリットもある、二の腕のむくみの予防法や二の腕のツボマッサージについてご紹介していきます。二の腕のむくみの原因とはまず、二の腕のむくみの原因は、多数考えられます。テニスやゴルフなど不慣れなスポーツをいきなり始めると二の腕むくみの原因になります。その他にも、寝不足や水分の摂り過ぎに寝不足、または、重たい荷物を運ぶなども二の腕のむくみが悪化しやすくなるのです。二の腕のむくみを予防するには、日頃の食生活を見直し、姿勢を良くし、睡眠環境を整えることが大切になります。二の腕のむくみを予防するには日頃の食生活の見直しバターやアイスクリームなどの乳製品は、二の腕が太くなりやすいので注意が必要です。また、丼物などの単品しか食べていないと、食事のバランスが悪くなり、体脂肪が増えやすく、二の腕が太くなりやすいのです。油分や塩分、お酒の飲み過ぎに気をつけてバランスの良い食事を心がけましょう。ショウガや唐辛子などの香辛料は、血行を促進し、脂肪燃焼効果が期待でき、二の腕のむくみを予防できます。姿勢を良くするパソコンやスマホを使う時に、猫背になっていませんか?猫背になると、背中が丸く、巻き肩になりやすく、鎖骨周辺やわきの下の血流やリンパの流れが滞り、二の腕が太くなりやすいのです。特に、座っている時は、意識して、背すじを伸ばして、軽く胸を開きましょう。姿勢を良くすることで、血行が促進し、リンパの流れが良くなり、二の腕のむくみを予防できるのです。睡眠環境を整える寝る1時間前には、照明を暗くし、癒しの音楽を小さく流すか、無音にすることで、自律神経の副交感神経が優位になり、心地よい眠りを誘導できます。硬すぎず柔らか過ぎないやや広めの寝具で寝ることで、快眠しやすく、二の腕がむくみにくくなるのです。関連記事二の腕ダイエットに効く!筋トレ法やマッサージ法を解説二の腕のむくみを改善するツボ・マッサージ3選臂臑(ひじゅ)二の腕の外側で、肩の筋肉、三角筋の前側の縁にあるツボです。肩から二の腕にかけて血流を改善し、余分な脂肪や老廃物を排出する効果を期待できます。【マッサージのやり方】臂臑(ひじゅ)のツボに指の腹を当て、左右に1分間揺らせましょう。臂臑に、親指以外の4本の指を当て、やや強めに左右に揺らせましょう。腕や肩の筋肉の緊張がほぐれ、二の腕のむくみを改善へと導けます。曲池(きょくち)肘を曲げた時にできる前面の横ジワの外側(親指側)の端にあるツボです。万能ツボとも呼ばれており、二の腕の引き締め効果も期待できます。【マッサージのやり方】曲池(きょくち)のツボを親指で押したり離したりを1分間繰り返しましょう。曲池を親指で強めに、押したり離したりを繰り返してください。二の腕の水分代謝が改善し、二の腕が細くなります。尺沢(しゃくたく)肘を曲げた時にできる前面の横ジワにあり、肘前面のすじ(筋)の外側(親指側)にあるツボです。肘の前側には、肘窩リンパ節があり、尺沢のツボを刺激することで、リンパの流れが良くなり、二の腕のむくみが解消されやすくなります。【マッサージのやり方】尺沢(しゃくたく)のツボを雑巾を絞るように、1分間マッサージしましょう。尺沢に手のひらを当て、心地よい強さで、雑巾を絞るように、1分間もみほぐしてください。肘窩リンパ節の流れが促進し、二の腕のむくみを改善しやすくなります。ツボマッサージで二の腕のむくみをすっきりさせよう!二の腕のむくみを改善することで、上半身の印象を細く見せることができます。お風呂上りなど、身体が温まっている時に、マッサージクリームを使用して、二の腕のツボマッサージをすると、さらに二の腕のむくみの改善が早くできるでしょう。二の腕のむくみを改善して、おしゃれを楽しんでください。横内 稚乃鍼灸師、整体師、エステティシャン
2019年10月19日カリウムには体内のナトリウムバランスを整えて、むくみを解消する効果が期待できます。顔や足がむくんでしまうのはカリウム不足が原因なのかも…?カリウムの含有量の多い食材や上手な摂り方、注意点などをHikaru先生に教えていただきました。カリウムのむくみ解消効果とは?塩辛いものや味の濃いものを食べるとむくんでしまう方は多いですよね。これは、塩分(ナトリウム)が水を溜め込む性質があるためです。カリウムには、このナトリウムを外に排出してくれる働きがあり、体内の塩分濃度を正常に保ってくれます。高い利尿作用もあり、体内の余分な水分を汗や尿として体外に排出し、むくみを軽減させてくれる働きが期待できるのです。カリウムを多く含む食品カリウムを多く含む食材として野菜やフルーツが挙げられますが、中でも特に高カリウムな食材はバナナやスイカ、キュウリやトマト、アボカドです。他に手軽に摂れる食品では、アーモンドやくるみ、レーズンなどがあります。野菜や果物に比べて肉や魚類にはカリウムはそれほど多く含まれていないので、食事が肉や魚ばかりに偏りがちな方は、カリウムが不足している可能性が考えられます。カリウムを含む食品の上手な摂り方食品に含まれるカリウムは熱を加えても壊れにくいため、調理して食べていただいても良いですが、調理過程で塩分を使用する可能性を考えると、なるべく生のままで食べるのがおすすめです。おすすめの食べ方は、マリネやドリンク、サラダです。熱を加えずに摂取することで、カリウム以外のビタミンも壊さずにそのまま摂取できます。また、毎食何かしらの高カリウム食品を摂取することで、次の食事までに体内のナトリウムバランスを整えることができ、むくみを持ち越さずに済むというメリットも。いつもの食事に意識して高カリウム食品を取り入れて、塩分も水分もスムーズに排出し、むくみ知らずの体を目指しましょう!カリウムを含む食品を摂る際の注意点カリウムは多く摂りすぎると、塩分、水分が体外に排出されすぎてしまい、脱水症状と同じ状態になってしまう恐れがあります。最悪のケースでは「高カリウム血症」になってしまい、治療が必要になることも。WHOによると、日本人の成人で1日約3,500mg程度のカリウム摂取が望ましいとされています。これを目安にして、カリウムの摂りすぎには気をつけましょう。ちなみに、中サイズのバナナ1本当たりに含まれるカリウムは約400mg、アボカド1個で1,000mg、アーモンド100g当たりで約750mgが含有されています。日常に高カリウム食品をプラスしよう体内の塩分濃度を調節し、余分な水分の排出を促すカリウムは大切な栄養素です。むくみが気になる方は意識的にカリウムを摂取することで、むくみの解消を目指せます。カリウムを豊富に含んだ食材であるバナナやアーモンドなどは単体でも摂取しやすい食材ですから、食事の際はもちろん、おやつや小腹が空いたときに取り入れてみても良いかもしれませんね。Hikaruヨガインストラクター
2019年10月17日50代ではじつに6割以上の人がかかっているという、足の病気。予防や、進行を食い止めるためには、日ごろから“むくまない生活”を心がけることが肝心だーー。「下肢静脈瘤とは、足の血管である静脈が太くなって、蛇行し、足の表面からボコボコと盛り上がっている病気です。これを『伏在型静脈瘤』といいますが、それ以外にも赤紫色の血管がクモの巣のように透けて見える『クモの巣状静脈瘤』と呼ばれる軽症タイプの静脈瘤もあります」こう説明するのは下肢静脈瘤治療の専門家でもある、お茶の水血管外科クリニックの院長・広川雅之先生だ。下肢静脈瘤は15歳以上の日本人全体で43%、50歳以上になるとじつに60%以上に認められる病気だという。患者数が多いにもかかわらず、自覚症状があまりないため医療機関にかかっていない人も多く、意外とその実態がきちんと理解されていない病気でもある。血管には動脈と静脈がある。心臓から足に向かって血液を送る動脈に対し、老廃物を含んだ血液を足から心臓に向かって押し上げるのが静脈だ。静脈は重力に逆らって血液を戻すために、血管内の弁が、血液が逆流しないように働いている。ところが、なんらかの理由でこの弁の機能が弱まると、血液が逆流して足にたまり、足がむくんだり、だるくなる。その状態が長い間続くと足の静脈は徐々に太くなり、曲がりくねったり、こぶ状にふくらんで下肢静脈瘤となる。典型的な症状は、足がむくむ、重だるく感じる、かゆみ、ほてる、就寝中のこむらがえりなど。これらの症状が長時間の立ち仕事の後や午後から夕方にかけて出る。「血流が滞ることで、ふくらはぎに血液がたまり、夕方になるとむくみがひどくなったり、足が重だるくなったり、熱くなる、といったことが起こります」下肢静脈瘤は高齢になるほど罹患率が上がる病気だが、発症の要因となることに早い段階から注意し、足がむくまない生活習慣を心がけることで、症状を緩和させたり、進行を遅らせることが可能だという。「ふくらはぎは“第2の心臓”と呼ばれ、ポンプ作用によって足の血液を心臓に戻す働きがあります。日ごろから適度な運動や散歩をするように心がけて、ふくらはぎのポンプ作用を働かせるようにしてください」意識的にふくらはぎを動かすように心がけることが大事だそう。「日中はふくらはぎの“ポンプ作用”をきちんと機能させることが大切なので、できるだけふくらはぎを動かすようにしたいです。ウオーキングはもちろんのこと、立ち仕事の合間にイスの背やテーブルに手をついて、かかとの上げ下げをするのも効果的ですね。運動不足だと、ポンプ作用が低下して血流が悪くなり、同時に肥満にもつながるという悪循環を招きます。運動では水中ウオーキングや水泳がオススメです。特に、足がむくみやすい人は水につかることでむくみ解消にもなりますし、ふくらはぎのポンプ運動もできて一挙両得です」歩くときは、かかとに重心を置いた歩き方が下肢静脈瘤対策になる。歩き方は次のとおり。(1)頭の頂点を見えない糸で上に引っ張られているイメージで、つま先を少し開いて、かかとに体重を乗せるように楽に立ち、姿勢をまっすぐにする。(2)片方の足のひざから下を後ろに上げて歩き出す(3)後ろに上げた足を、成り行きに任せるイメージで力を抜いて前に出す(4)かかとに体重を乗せるイメージで着地し、かかとに重心を置いたまま、もう片方の足を後ろに上げ、その足を、力を抜きながら前方へ……を左右交互に繰り返す。太ももの後ろ側の筋肉(ハムストリング)を意識するように歩くのがコツ。こうすることで血流の流れがスムーズになる効果が得られるという。
2019年10月15日足についてしまった脂肪。なかなか落ちないとお悩みの方も多いのではないでしょうか。今回はパーソナルトレーナーの町田晋一先生に、足の脂肪を落とすための運動や簡単エクササイズ、日々の生活の中で予防するためのポイントなど詳しく教えていただきました。足に余分な脂肪がついてしまう原因下半身には脂肪を蓄えるレセプターが上半身の6倍もあると言われています。そのため足には余分な脂肪がつきやすいと考えられます。また、足はむくみやすいということも脂肪がつきやすくなる理由として考えられます。むくむと不要な水分が体内に溜まってしまうために冷えやすくなり、すると脂肪が蓄積しやすくなるのです。足の脂肪を効率よく落とす方法足の脂肪を落とすには、ウォーキングなどの有酸素運動が有効と思われます。有酸素運動は呼吸が激しく乱れない程度で、「ややキツい」と感じる強度で行うようにします。より脂肪を効率よく燃焼させるには、筋トレの直後に有酸素運動を行うことがポイントです。その理由は、筋トレ直後は体脂肪が分解され始めるタイミングだからです。そのため、分解された脂肪がすぐにエネルギーとして使われることができます。関連記事脂肪燃焼におすすめの運動は?パーソナルトレーナーが徹底解説!どれくらいで効果はあらわれる?筋トレと合わせて有酸素運動を週2〜3回続けることで、大体2〜3ヶ月で効果が現れるものと思われます。どんなに有効なトレーニングでも、やはり続けなければ効果が期待できません!続けることが成功の第一歩です。ではなぜ週2〜3回なのか?週1回ではトレーニング間隔が空き過ぎてしまうため効果をもたらすには不十分で、逆に週5回や毎日となるとオーバーワークになってしまうからです。足の脂肪を落とすのにおすすめのアイテムと使い方パーソナルトレーナーの立場から足痩せに有効なアイテムとしてお勧めしたいのが、「ミニバランスボール」です。<ミニバランスボールを使ったエクササイズ>STEP1:立った状態で、左右のかかとをくっつけたらミニバランスボールを内股に挟み、つま先はできるだけ大きく外に開くようにするSTEP2:息を吐きながら内ももの筋肉を使ってボールを挟むSTEP3:息を吸いながら内ももの力を緩めるPOINT:つま先は大きく外に開きましょう。お尻の筋肉も使われるようになります。STEP4:10〜15回を1分程度の休憩を入れながら3セットを行う関連記事足が痩せないのはなぜ?パーソナルトレーナーが教えるエクササイズ足に脂肪がつかないように日常生活で注意すること冷やさないようにする夏場でもシャワーで済ませるのではなく、湯船に浸かるようにしましょう。38〜40℃程度のぬるま湯に10分ほど浸かることでカラダの芯から温めることができると言われています。塩分を摂り過ぎない塩分の多いインスタント食品や加工食品などは避けるようにしましょう。塩分の摂り過ぎは、下半身太りの原因でもある「むくみ」をもたらすからです。逆に塩分や体内の余分な水分を排出する「カリウム」を積極的に摂るようにしましょう。カリウムを多く含む食べ物には、バナナ、サツマイモ、ホウレン草、納豆などがあります。足を使うように心がける歩いたり階段を利用したり、日頃からエクササイズのつもりで足を使うように心がけましょう。足の筋肉が動かされることで血液とリンパの流れが促進されるため、むくみを防ぐことができると考えられるからです。理想の足を手に入れよう下半身は脂肪がつきやすく、足も太くなってしまいがち。脂肪を効率よく落とすための運動やエクササイズを取り入れて理想の足を目指してみてくださいね。「なかなか足痩せできない…」という方は、まずは生活習慣から見直してみるとよいでしょう。町田 晋一パーソナルトレーナー、ストレッチインストラクター
2019年09月13日多くの女性を悩ませる足のむくみ。太く見える、靴下の跡がつく、靴がきつい、痛いなど、さまざまなトラブルを引き起こします。足がむくむ原因や対策・解消法を知って、むくみに悩む日々にさよならしませんか?おすすめのグッズやサプリも紹介しているので、さまざまな対策で美脚を手に入れてくださいね。足がむくむ原因を知ろう出典:byBirth足がむくむと、だるさや重さ、疲れ、痛みなどさまざまな症状がでます。多くの女性を悩ませる足のむくみは、下肢(股関節~指先まで)の血液の流れが滞るために生じます。足がむくむメカニズムを簡単にチェックしておきましょう。下肢の静脈の血液は、重力に逆らって上に向かって流れていきます。しかし、長時間同じ姿勢が続いたり、血液を上に流す役割を果たす足の筋肉が衰えたりすると、下肢の血液の流れが滞ります。すると、下肢静脈内の圧力が上昇し、血管内の水分が浸み出て水分が下肢にたまってむくみが起こるのです。立ち仕事、デスクワークで座りっぱなし、運動不足、体の冷えなどは血液の流れを滞らせて、足のむくみの原因になることを覚えておきましょう。【memo】足のむくみと一口に言っていますが、足首から下のむくみに悩む人、ふくらはぎのむくみに悩む人とむくむ場所はさまざま。本来、「足」はくるぶしから先の部分を指し、足全体は「脚」を使います。しかし、本記事では、いずれの場合も「足」に統一して表記しています。足をむくませないための対策は?出典:byBirth足がむくむ原因を理解したら、次は足をむくませないための対策をチェックしていきましょう。いずれも日常生活の中のちょっとした心がけ次第です。足のむくみに悩んでいるなら、今日から対策をはじめましょう。運動を習慣に出典:byBirthふくらはぎやももの筋肉が弱くなると、血液の流れが悪くなってむくみを引き起こします。適度な運動で足の筋肉量・筋力を維持しましょう。おすすめは1日30分程度のウォーキングです。足の大きさや形に適した靴を履いて、姿勢を伸ばし、腕をしっかり振って歩きましょう。ウォーキングの時間が取れない人は、かかと・つま先の上げ下げやアキレス腱伸ばし、エスカレーターではなく階段を使うなど、足の筋肉を使うようにしてください。体を冷やさない出典:byBirth体の冷えは血液の流れが悪くなっているサインと心得ましょう。冷房が効いた場所に長時間いるときは、ひざ掛けやカーディガン、靴下、服巻で体を冷やさない対策を。また、水分補給をする際は、冷たい飲み物は体を冷やすのでNG。常温または温かい飲み物にしましょう。飲み物を選ぶときは、利尿作用があるカフェインやアルコールは避けます。「体の外に水分が出るからむくみにくくなるのでは?」と思うかもしれません。しかし、利尿作用によって血管の中の水分が失われると、血液の流れが滞り、むくみを引き起こすことになるので注意してください。きちんと湯船につかる出典:byBirth湯船につかると、お湯の水圧で体が締め付けられます。水圧で血管が細くなり、血液が心臓に向かってポンプアップされて、足の血液やリンパの流れがよくなります。そのため、入浴はむくみの予防・解消に有用です。忙しいから、面倒だからとシャワーで済ませている人は、今夜から湯船につかるようにしてくださいね。睡眠で体を休ませる出典:byBirth睡眠不足や疲労の蓄積は、血液の流れを悪くします。むくみの原因になるので、睡眠で体の疲れをとるよう心がけましょう。質の高い睡眠をとるために心がけたいポイントは、以下の通りです。眠る2時間前までに夕食は終わらせる眠る少し前に部屋の照明を落とす寝室は暑すぎ・寒すぎにならないよう調整。快適な湿度を保つ自分の体にあった寝具を選び、清潔に保つ眠る前にデジタル機器の画面を見ないその他、日中適度な運動をする、規則正しい時間に起床・就寝、眠る前にアロマセラピーでリラックスするなどもおすすめです。セルフケアでむくみを解消出典:byBirth足のむくみ対策をしていても、足がむくんでつらいというときは、マッサージを取り入れましょう。やり方を紹介します。両手を左右どちらかの膝の両側におき、太ももの前側を付け根に向かってなで上げる。次に太ももの後ろ側をなで上げる足首に両手をおき、ひざに向かってなで上げる。つぎに、ふくらはぎから膝裏に向かってなで上げる同様に反対側の足もマッサージする左右10回程度行いましょう。なお、マッサージするときは、ぐいぐいと押し上げる必要はありません。やさしくなでるように行いましょう。グッズやサプリも活用しようメディキュット着圧ストッキング スレンダーマジックこの投稿をInstagramで見るメディキュットさん(@mediqtto)がシェアした投稿 – 2019年 8月月22日午前2時04分PDTむくみ解消におすすめなのが「弾性ストッキング」。着圧ストッキングとも言われています。足に圧力をかけて、血液の流れを促す筋肉のポンプ作用をサポートする商品です。メディキュットは着圧ストッキングの種類が豊富で、日中用・夜用など用途に合わせて選べるのが魅力。美脚ラインを整え、むくみ予防に役立つスレンダーマジックは、メディキュットの段階圧力設計を採用し、太もも・ふくらはぎ・足首ごとに異なる圧力がかかるようになっています。伝染しにくい加工や抗菌・防臭加工がほどこされた、素肌になじむ透明感のあるストッキングです。オフィスワークや立ち仕事で足がむくむという女性におすすめ。オーガランドむくMix-ZERO820円(税込)~出典:byBirthむくみに有用と話題の成分メリロートをはじめ、体内の水分の巡りを促すL-シトルリンやアクティブファイバー、ミネラル分豊富なクランベリーパウダーを配合。体内の余分な水分の排出をトータルサポートして、理想の美脚ラインが目指せるサプリメントです。低価格なので、継続して使いやすいのも魅力。3ヶ月分・6か月分のお得サイズもあります。足のむくみ対策や解消法を紹介しましたが、いかがでしたか?多角的な対策をして、辛いむくみにさよならしちゃいましょう。
2019年09月08日パンツスタイルはもちろんのこと、スカートなどを履く際には「足の太さ」が気になってしまいますよね。今回は美容・健康ライターNao Kiyota先生に、足が太くなる原因や足痩せのためのポイント、エクササイズやマッサージ法まで詳しく教えていただきました。足が太くなってしまう原因筋肉や脂肪のつきすぎ筋肉や脂肪のつきすぎは、足の太さにも影響してしまいます。過度なトレーニングをしていた、運動不足で筋力が弱く、脂肪が多かったりするケースです。姿勢が悪さなどが原因でいつも筋肉が緊張しているケースでは、運動やトレーニングをしていなくても筋肉がつく場合があります。むくみ足水分や老廃物が溜まってしまう「むくみ」足も、足が太くなってしまう原因のひとつです。運動不足、塩分やアルコールのとりすぎ、立ちっぱなし・座りっぱなしの姿勢が多い、冷え性などが原因となりむくみが慢性化すると、いつでも足が太い状態に。体液循環を整えることが必要になります。脚の歪みO脚やX脚などの歪みも足が太くなってしまう原因に。脚の一部分に大きな負担がかかってしまうため、一部分に多く筋肉がついたり、歪みによって太く見えてしまったりします。足痩せするためのポイント筋肉・脂肪の量を調節するには、適度な運動とストレッチを取り入れましょう。運動で体脂肪を減らし、ストレッチで筋肉をしなやかにすることで、脂肪と筋肉のバランスを整えます。むくみを予防・改善するには、リンパマッサージと食生活の改善がおすすめです。食生活を見直して水分を溜め込まないようにし、マッサージで体液循環を整えます。脚の歪みを整えるには、姿勢の改善や歪み改善ストレッチがおすすめ。どのように歪んでいるかわからない、無意識にしている姿勢のどこに問題があるかがわからないという場合は、整体院でチェックしてもらうことも重要です。足痩せに効果的なおすすめ筋トレ法足を引き締める筋力をつけるには、以下の筋トレがおすすめです。1.足を肩幅よりも大きく開き、足先は逆「ハの字」にして足先を外側に向ける2.手を腰に当て、胸を張って下腹を凹ませ、姿勢を整える3.息を吐きながらゆっくり膝を曲げ、キツイと感じるところまで下げたら息を吸いながらゆっくり膝を伸ばす4.膝が伸びきらないうちにまた息を吐きながらゆっくり膝を曲げ、キツイと感じるところまで下げたら息を吸いながらゆっくり膝を伸ばす、と、膝の曲げ伸ばしを10セット行う5.息を吐きながらゆっくり膝を曲げ、キツイと感じるところまで下げたらかかとを浮かせ、10秒キープする※呼吸は止めないようにしましょう6.ゆっくりとかかとを下ろす足痩せに効果的なマッサージ法1.マッサージクリームやオイルを手に馴染ませ、片足ずつ、両手で脂肪をはがすように足先から足の付け根まで全体をもみほぐす※マッサージクリームやオイルはつけ足しながら行います2.足裏全体を満遍なく指圧する(両側)※押すと痛気持ちいい部分があれは、優しく念入りに行いましょう3.足先から膝に向かって脂肪を押し流すように指圧する(両足)4.膝から足の付け根に向かって脂肪を押し流すように指圧する(両足)5.両手をじゃんけんの「グー」の形にし、足先から足の付け根まで、ぐるっと全体をトントンと叩く(気持ち良い強さで)足痩せに効果的なグッズも活用しよう足つぼマット足裏を刺激する足つぼマット。むくみが気になる方におすすめです。乗って踏むだけなので、手軽に足裏マッサージを習慣化することができます。姿勢改善・筋トレにも良いスリッパ姿勢が良くなるだけでなく、筋トレにもなるスリッパです。足の歪みが気になる人にもおすすめ。むくみとり靴下タイツタイプのむくみとり靴下もおすすめです。寝ている間に装着することも可能。疲れて脚のマッサージができないときでも、むくみを改善しやすくなります。足ダイエット用バイク足ダイエット用のバイクも有効です。手軽に運動ができ、脚の筋力アップにもつながります。エクササイズやマッサージで足痩せにチャレンジ足痩せしたいと思っていても、なかなかその方法がよくわからないとはじめられないもの。具体的な筋トレ法やマッサージ法などを理解し、ぜひ試してみましょう。効果的なグッズも使ってみると、手軽に足痩せにチャレンジできますよ。Nao Kiyota美容・健康ライター
2019年08月30日猛暑の今年、冷房をつけっぱなしの家庭が多い。しかし、それによって例年以上に「クーラー病」に悩まされる人も……。冷え、不眠、むくみと、それを引き起こす“こり”の解消には、鎖骨まわりをつまむことが有効だったのです。「スマホ画面を長時間見たり、重いバッグを持ったり、前かがみの姿勢でいることが長いと、肩まわりが圧迫されてこり固まります。老廃物がたまって血流も滞るので、この時期は肩こりに加え、クーラー病による冷えや不眠、むくみにもつながってしまうのです」こう話すのは、理学療法士の田一也さん。こりの原因は、猫背や眼精疲労からくるもの、筋肉の衰えによる血流やリンパの滞り、さらには更年期障害など、人によってさまざまなタイプがある。「それでも共通するのは、僧帽筋上部線維と鎖骨のまわりの筋肉がかたくなっているということ。ここを指圧すると血流がよくなって気持ちいいのですが、もみ返しがきて頭が痛くなることがあります。ぶり返さないためには、こりを元から解消すること。筋肉を押すのではなく、皮膚をつまみながらほぐすとすっきりしてきます。特に今、冷房にあたりすぎて体調をくずす人が増えています。つらい症状を緩和させるためにも、鎖骨のまわりについている4つの筋肉、『胸鎖乳突筋』『僧帽筋上部線維』『三角筋前部線維』『大胸筋鎖骨部』に注目し、その表面をつまんでいきましょう」(田さん・以下同)鎖骨の下は、動脈や静脈、太い血管、リンパ、神経などの通り道。ここがガチガチに固まると血液やリンパの流れが悪くなり、老廃物をため込んでしまう。重点的にほぐしていけば、慢性的なこりや頭痛だけでなく、クーラー病の症状ともおさらばできるという。■鎖骨つまみのやり方鎖骨まわりの4つの筋肉エリアを5秒ほどつまんではがす。エリアは改善したい症状によって組み合わせる。ストレッチしながらほぐしていくと、鎖骨の動きがさらによくなる。ただし、表面だけつまんだり、筋肉まで思いきりつかんだりするのはNG。筋肉の上側の皮膚と脂肪をつまむのがポイント。【1】胸鎖乳突筋鎖骨から首筋にそって皮膚をつまむ。つまみながら、あごを天井に突き出すように頭を後ろに5秒倒すと、さらに効果的。【2】僧帽筋上部線維鎖骨上の肩まわりの皮膚をつまんでほぐす。皮膚をつまみながら、頭を反対側に5秒倒すと、さらに効果的。【3】三角筋前部線維鎖骨下の、肩に近い部分の皮膚をつまむ。皮膚をつまみながら、ひじを曲げずに腕を後ろに5回動かすと、さらに効果的。【4】大胸筋鎖骨部鎖骨下にある胸部の皮膚をつまむ。反対側の腕のひじを45度に曲げた状態で、肩を後ろに5秒ねじると、さらに効果的。「改善したい症状別に、つまんでほぐすエリアを組み合わせます。ただし、やりすぎは禁物。ひとつのエリアでつまむのは30秒以内にとどめておき、皮膚のトラブルがあるときはやめておきましょう」■夏冷えには【2】+【3】冷房にあたりすぎると、手先と足先が冷え、こりもひどくなるという悪循環に。最初に僧帽筋上部線維をほぐしてから、三角筋前部線維をほぐすと手足の先まで血流がよくなる。■不眠には【1】+【4】蒸し暑さや冷房によって呼吸が乱れると、眠りが浅くなる。肺の近くにある胸鎖乳突筋と大胸筋鎖骨部をほぐすと呼吸が整ってくる。副交感神経を優位にするので、安眠を促す。■むくみには【1】+【2】水分が代謝できずむくんでしまう場合は、静脈やリンパの流れをよくすることが必要。胸鎖乳突筋と僧帽筋上部線維をほぐすと、むくみがとれてフェースラインもシャープに。■肩こりには【2】+【4】しつこい肩こりは、僧帽筋上部線維をしっかりとほぐすこと。最初はかたくてつまめなくても、徐々にやわらかくなってくる。また、大胸筋鎖骨部もほぐして「巻き肩」を解消しよう。■首こりには【1】+【4】ストレートネックを治すことで、首こりが解消できる。胸鎖乳突筋と大胸筋鎖骨部をほぐすと、突き出ていたあごが引けてくる。下腹が引っ込むので、S字形の背骨になってくる。■めまいには【1】+【2】こりが原因で起こるめまいは、歯の食いしばりなど、頭の筋肉を使いすぎて頭痛を伴うことが多い。胸鎖乳突筋と僧帽筋上部線維をゆるめ、頭痛が改善されるとめまいも治まる。■更年期障害には【1】+【3】+【4】ホットフラッシュやだるさなど自律神経の乱れには、胸鎖乳突筋、三角筋前部線維、大胸筋鎖骨部をほぐす。リンパや血液の流れがよくなり、のぼせやほてりの改善につながる。■便秘や下痢には【2】+【3】+【4】夏冷えのなかでも、おなかが冷えて下痢や便秘をくり返す人がいる。僧帽筋上部線維、三角筋前部線維、大胸筋鎖骨部をほぐすと下腹が引っ込み、腸内環境が整ってくる。「最初は痛みを感じるかもしれませんが、それはこっている証拠。続けるうちに痛みがなくなり、軽い症状の人であれば4日ほどで効果が出てきますよ」
2019年08月30日顔がむくみやすくて悩んでいる方は、きっと多いのではないでしょうか。そこで今回、エステサロンを経営するMadoka先生に、顔のむくみ解消・予防に効果的なマッサージや生活習慣などを教えてもらいました。日常でできることばかりなので、ぜひお試しくださいね!顔がむくむ原因とは?肩こり、首こりデスクワークで同じ姿勢が続いたり、スマホによる前傾姿勢が多かったりすると、首や肩が凝ります。首や肩付近にある僧帽筋(そうぼうきん)は、上半身を支える大きな筋肉です。ここが凝ると血行不良を起こし、心臓より上にある顔がむくみやすくなります。良質な睡眠がとれていない1日の1/3をしめる睡眠。体に合わない枕を使っていませんか?枕が低すぎると血液や水分が顔に溜まりやすくなり、逆に高すぎると首が不自然に下を向き、首や肩の血行不良につながりやすくなります。また、良質な睡眠がとれないと自律神経のバランスが乱れます。これも、顔がむくむ原因のひとつです。塩分と水分を摂りすぎているむくみは、細胞間の水分代謝バランスが悪くなることで起こるもの。食事の塩分量が多かったり、アルコールを飲む機会が多かったりすると、むくみやすくなるため注意しましょう。顔のむくみを解消する方法顔のマッサージ顔のリンパは、顔の中心から外側に流れています。また、リンパの出入り口であるリンパ節は、あごの裏側や耳付近にあります。そのため、顔の中心からリンパ節に向かってマッサージするとむくみ解消が期待でき、スッキリとした印象になるでしょう。鎖骨のマッサージ鎖骨リンパは、体の三大リンパ節の中でも、スタートとゴールになるリンパ節です。鎖骨の内側を手の熱で温め、骨に沿って圧を加えながらほぐしていくことで、顔や上半身のリンパの流れが良くなります。顔からマッサージして鎖骨リンパに流してあげると、より効果を実感しやすいでしょう。より詳細なマッサージのやり方については、のちほどご紹介します。湯船にしっかり浸かるむくみの原因である血行不良は、体を温めることで改善が期待できます。入浴の際はシャワーだけでなく、湯船にしっかり浸かって体を温めるようにしましょう。具体的には、38度のぬるめのお湯に、リラックスしながら15分ほど浸かります。全身の血流が良くなることでリンパの流れも良くなり、余分な水分や老廃物を排出することができます。入浴しながら顔・鎖骨のマッサージをすると、さらに効果的。カリウムを含む食材を食べるカリウムは、神経や筋肉の働きを助け、ナトリウムと細胞内の水分バランスを整えてくれる栄養素です。カリウムを含む食材を食べれば、過剰に摂取した塩分を排出に導くことができます。具体的には、バナナ、アボガド、芋類(じゃがいも、さつまいも、里芋)、スイカ、ほうれん草、豆類(黒豆、白インゲン豆)に多く含まれています。最近はスムージー専門ショップや、コンビニで売っている野菜ジュースなどでも手軽に摂ることができるため、日ごろから意識して摂取していきましょう。顔のむくみ予防に効果的なマッサージのやり方顔のツボ押しそれでは、マッサージのやり方をご紹介していきます。まずは、顔の「ツボ押し」です。目元の血流を良くするツボ晴明(せいめい):目頭と鼻筋が交差するあたりに位置するツボ攢竹(さんちく):眉頭のはじまりに位置するツボ顔のリンパの流れを良くするツボ四白(しはく):目の下のくぼみから指一本下、頬の中央あたりに位置するツボ頬車(きょうしゃ):耳たぶと下あごの角の下に位置するツボこれらのツボを触り、なんとなく凹むなと感じるところを、円を描きながら軽く押すように優しくマッサージします。「円を3回描いた後に、ぎゅーと圧を加える」を3セット行うのがオススメです。顔のリンパマッサージ顔のパーツを、「鼻からあご」「頬」「額」に分けてマッサージします。使う指は、人差し指、中指、薬指の3本の第二関節まで。肌に優しく密着させて滑らせていきます。STEP1:唇の脇からフェイスライン、耳たぶの下の流れで、手の熱が伝わるように指を滑らせます。STEP2:頬全体の筋肉をこめかみに向けて、指を滑らせながらほぐします。頬は筋肉が多いため、他の部位より念入りに行うのがポイント。この際、皮膚が薄い目元は強くこすらないようにしましょう。STEP3:額の中心からこめかみに向けて、まゆの上も通るようにして指を滑らせていきます。3回程度滑らせて、ツボ押しと組み合わせながら行うと、さらに効果が期待できます。顔付近のリンパマッサージ顔のむくみを解消するには、顔まわりのリンパもマッサージすると効果的です。額から前頭筋のマッサージ前頭筋(ぜんとうきん)は頭部にある筋肉です。指でクシを通すように、額から頭の中心に向けて流していきます。頭の中心には百会(ひゃくえ)という、自律神経に働きかけるツボがあるため、ここもむくみ予防のために刺激しておきましょう。胸鎖乳突筋のマッサージ胸鎖乳突筋(きょうさにゅうとつきん)は、顔を横に向けた時に出てくる斜めの筋肉のこと。顔と鎖骨をつなげている筋肉のため、鎖骨に向けて優しくなで下ろすと、頬のむくみ予防に効果的です。鎖骨リンパのマッサージ鎖骨の内側を指で凹ませるようにマッサージ。人差し指と中指で鎖骨を挟み込み、左右にスライドするように流していきましょう。顔のむくみ予防に効果的な生活習慣良質な水分を摂るむくみを引き起こす原因のひとつが、体内の水分バランスの乱れです。塩分を控えてカリウムを摂取しつつ、良質な水分を摂って体内の老廃物を排出していきましょう。水分は、1日1.5リットルから2リットルが目安です。水分を摂ることに慣れていない方は、まずは500ミリリットルのペットボトルの水を飲むことから意識してみてください。水を飲むことでトイレの回数が増え、体内の老廃物を押し流すことができます。運動をする普段運動をしていないという方は、手軽にできるウォーキングがオススメです。ウォーキングする時間を確保できない場合は、通勤や通学の際にまわり道をして、プラス10分歩くことからはじめてみましょう。ふくらはぎは「第二の心臓」と言われています。ふくらはぎを動かすことで全身の筋肉が刺激され、血流がスムーズに。定期的に歩くことで、自然とむくみが気にならなくなってくるはずです。リラックスするむくみの主な原因は、血行不良と筋肉疲労です。仕事や勉強に集中していると体は硬くなり、疲労が溜まっていくもの。気づかないうちにむくみやすい体質になっていることも考えられます。忙しくてもリラックスする時間を確保し、体と心を休めることが大事。リラックスすることで自律神経のバランスが整えられ、むくみにくい状態になります。できそうなものから少しずつ試してみようむくみの解消や予防に役立つマッサージや生活習慣などをご紹介しました。はじめから全てを取り入れるのは難しいと思いますので、まずはできそうなもの・自分が気持ちいいと感じるものを、少しずつ試してみましょう。定期的に行うことで、顔はもちろん、体もスッキリかろやかになり、気分も晴れやかになってくるはずです。丹沢まどかエステサロン経営、エステティシャン
2019年08月29日すっきりと伸びた美しい足は、多くの女性にとってあこがれであり、永遠のテーマでもあります。今回は美容・健康ライターNao Kiyota先生に、自分でもできる足ダイエットのエクササイズや心がけたいこと、おすすめグッズまで詳しく教えていただきました。足が太くなるのには原因がある!「運動をしていないのに筋肉ががっちりついている」「足以外の部分はかなり華奢なのに、足だけが妙に太い(脂肪のつき方やバランスが悪い)」「やせ型なのに足の太さが気になる」これらに当てはまる人は、脂肪や筋肉のつきすぎが原因ではなく、冷えによる多代謝の低下やむくみが原因で水分や老廃物が溜まっている可能性があります。「どれだけ運動をしても細くならない!」そんな場合は、徹底的なマッサージと食事の改善、冷えの改善が大切です。自分でもできる!足ダイエットのエクササイズエクササイズのポイント運動せずとも足を細くできるタイプの方でも、むくみの予防・改善や冷えの改善に適度な運動が必要です。次にご紹介するストレッチでしなやかに整えたら、ジョギングやウォーキングなどの有酸素運動で体を大きく動かしましょう。有酸素運動は1日20分以上を目標にしてみてください。今あるエネルギーだけでなく、体脂肪をエネルギーとして燃焼できるようになる目安の時間です。【運動前のストレッチ】1. 手足をぶらぶら、小刻みに動かす※ 足先だけでなく、太ももをしっかり動かすようにしましょう2. 椅子などに片足を上げて膝を曲げ、下側の足はまっすぐに伸ばす※ 椅子に足を上げても反対の足がしっかり床につく程度の高さの椅子を使用します4. 上げた足の膝に両手を添え、ぐーっと押すようにして上半身を前に動かす※ このとき、下側の太ももの裏やお尻がしっかり伸びていることを確認します5. 反対の足も同様にストレッチする6. 手足をぶらぶら、小刻みに動かす(クールダウン)左右3〜5回ずつ行いましょう運動以外にも自分でできる足ダイエットのポイント運動以外に気をつけるべきは、食生活です。冷たいものばかり飲食したり、味付けの濃い(塩分の多い)食事が多かったりすると、冷えによる代謝の低下やむくみを起こしやすくなります。汁物などで体内を温めることや栄養バランスを整えること、水分補給は清涼飲料水や紅茶コーヒーではなく「水」(白湯)で行うこと、料理の味付けは出汁を活用して調味料を使いすぎず自然な薄味にすることなどが重要です。足を細くするために普段から心がけたいこと姿勢を正すことと、お風呂などでしっかり温め体液循環をスムーズにすることが大切です。普段から姿勢が悪いと、歪みによる筋肉の偏りや脂肪の蓄積を招きます。また、体液循環が滞るとむくみも起こしやすくなるため注意が必要です。片足だけに体重をかけたり、足を組んで座ったりせず、足に負担をかけないように過ごしましょう。お風呂はシャワーで済ませず、湯船にしっかり浸かること。お風呂上がりにはマッサージやストレッチで体液循環を整えましょう。足ダイエットに効果的なグッズを活用しよう足全体を温められるタイツまずは、足全体を温めることができるタイツです。引き締め効果の期待できるダイエット用でなくてもOK。冷えが気になる人におすすめです。夏場など暑い日は熱中症になる恐れがあるため、使用しないでください。姿勢を整えやすいスリッパ自然と姿勢を整えることができるスリッパもおすすめです。歪みによるむくみや代謝の低下を改善するのに役立ちます。レッグトレーニング機器レッグトレーニング機器も活用してみましょう。手軽に有酸素運動や足のストレッチを行うことができ、運動が苦手な人におすすめです。自宅でエクササイズしながら足ダイエットにチャレンジご自宅でも手軽に取り入れられるエクササイズはあります。まずはできることから、足ダイエットにチャレンジしてみましょう。食生活やお風呂の入り方などにも目を向けながら、体内の環境を整えるよう注意してみてください。気になる足のダイエットにも効果が期待できるでしょう。Nao Kiyota美容・健康ライター
2019年08月29日足が痩せない要因のひとつ、セルライト。一度できてしまうと足痩せしにくい状態に……今回はパーソナルトレーナーの町田晋一先生に、足が痩せない理由やおすすめのエクササイズやグッズなどを紹介いただきました。ぜひ参考に美脚を手に入れてください!ダイエットしても足が痩せない要因足がなかなか痩せない要因として「セルライト」が考えられます。セルライトとは、皮下脂肪組織が老廃物と水分を取り込んで肥大化したものです。セルライトができてしまうと短期間で取り除くのが困難なため、痩せにくいと言えます。関連記事「セルライト」の原因とは?プロ直伝の効果的な対策・予防方法足が痩せない人の特徴ってあるの?「足がなかなか痩せにくい…」という人には、足が冷えやすいという特徴があります。冷えると脂肪が蓄積しやすくなり、更にはセルライトができてしまうため足痩せしにくい状態になってしまうと言えます。効果的な足痩せの方法足痩せエクササイズにはいろいろありますが、今回はたった1つで足痩せに有効な「ボール挟みエクササイズ」をご紹介しましょう。<「ボール挟みエクササイズ」のやり方>立位の体勢から、空気がいっぱい入ったミニバランスボール、もしくは、上の写真のようにロール状に巻いたバスタオルを内股に挟みます。左右のかかとをくっつけて、つま先は大きく外に開きます。息を吐きながら内ももの筋肉を使ってボールまたはバスタオルを挟み、息を吸いながら力を緩めます。ポイントはつま先を大きく外に開くことです。そうすることでお尻がギュッと締まり、お尻の筋肉が使われるようになります。10〜15回を1分程度の休憩を入れながら3セットを行いましょう。内ももとお尻の筋肉を引き締めることができ、足痩せ効果が期待できます!関連記事筋肉に効く!「O脚改善エクササイズ」の効果をアップさせるストレッチ足痩せを成功させる秘訣どんなに有効な足痩せエクササイズでも続けなければ効果が期待できません!そのためエクササイズを継続して行うことこそが足痩せを成功の秘訣と言えます。足痩せのエクササイズは週2、3回続けるようにしましょう。エクササイズを続けるためには、「どんな脚にしたいのか」「脚が細くなったらどんなことがしたいのか」などといった「足痩せしたい理由」を明確にしておくことが大切です。関連記事【下っ腹ダイエット】ぽっこりお腹に効果的な腹筋エクササイズ足痩せにオススメのグッズ足痩せグッズに「着圧ソックス」がありますが、これに頼ってしまうと筋肉が機能しなくなるため、根本的な足痩せには繋げることができないと言えます。そこでパーソナルトレーナーの立場から足痩せに有効なグッズとしてお勧めしたいのが、先程ご紹介したエクササイズで使用したミニバランスボールです。これ1つあれば、足痩せに効果的なエクササイズを行うことができるからです。足痩せは継続が大切足痩せするにはミニバランスボールを使ったエクササイズが効果的。しかし、継続しないと効果は期待できないので、目標を明確にして取り組んでみてください。町田 晋一パーソナルトレーナー、ストレッチインストラクター
2019年08月25日足と脳は連動していて、足が刺激されると脳神経が活性化することがわかっている。階段を下りて、速筋を鍛えることで、認知機能を高め、糖尿病にも効果があるとか!「山の事故の9割は下山中に起こっています。高齢者が階段でけがをするのも9割が階段を下りるときです。これは、下りるときに使う筋肉が衰えて、つまずいたり転んだりしてけがにつながっているからです」こう話すのは、加齢医療の第一人者である白澤卓二先生だ。「私たちの筋肉には大きく分けて『速筋』と『遅筋』の2種類があります。『速筋』は、短距離走など瞬発力を必要とするときに使われる筋肉で、階段を下りたり、急に止まるときなどの“ブレーキ”の役割をします。もうひとつの『遅筋』は持久力に優れていて、長距離を歩いたり走ったりするときに使われるほか、階段や坂を上がるときにも活躍する筋肉です」(白澤先生・以下同)ところが、人間の筋肉量は35歳くらいでピークを迎え、その後は衰える一方。しかも衰えやすいのは速筋のほうなのだという。速筋は、足を踏み外してもちゃんと着地して体を支えるといった、守る力を発揮してくれる筋肉なので、最近転びやすくなったという人は、速筋が鈍っているのかもしれない。速筋の衰えがもたらす影響はそれだけではない。速筋の量は脳の若さにも関係するというのだ。「足と脳は深く連動しており、足が刺激されると脳神経が発達することがわかっています。逆に、歩行が安定しなくなると脊髄の運動ニューロンが減少しているという研究結果もあるように、筋肉を失うことは脳の神経細胞を失うことと同じなのです」速筋を鍛えるのにベストな動作は山歩きだという。「山道には規則性がありませんから、次にどこに踏み出そうかと瞬時に判断しなければならず、それが筋肉を鍛え、同時に脳にも刺激を与えるからです」とはいえ、日々山歩きができるわけでもない私たちには「階段を下りる」動きがよいそうだ。「下りるときはゆっくりとした動作で、しっかりと母指球(親指の付け根のふくらんだ部分)で着地してください。重心をゆっくり動かすことで、ふだん使われない筋肉が鍛えられます」母指球が安定するためにもうひとつ大切なのが、土踏まずのアーチ。ここを刺激することで、着地がしっかりとできるようになる。「アーチ部分は26個の小さな骨が組み合わさってできています。私たちの全身は約250個の骨で形成されていますが、両足のアーチ部分に全身の実に約5分の1の骨が集中しているのです。それだけ繊細かつ機能的にできているものなのに、靴で覆ってしまうのはもったいないことなのです」アーチを刺激するには、はだしで階段を下りたり、タオルつかみエクササイズがよいという。ほかにも、椅子に座ってできる太極拳を取り入れた足のエクササイズもおすすめだ。■足を鍛える3つのエクササイズ【タオルつかみ】1)床にタオルを置き、足裏がぴったりつく高さの椅子に座る。かかとを床についた状態で足指5本を使ってタオルをぎゅっとつかむ。そのまま5秒間キープ。2)かかとをつけたままタオルを持ち上げ、5秒間キープ。3)足指を開いてタオルをパッと放す。開いたまま5秒キープ。1~3を10回×3セットが目安。もう片方の足も同様に。【足上げ】椅子に両脚をそろえて浅く座る。両手を自然に両脇に下ろした状態から、ひじを曲げた右手を顔の高さくらいに上げ、右膝をゆっくり、ひじに近づけるように上げる。つま先は伸ばして下に向ける。体の重心が動かないようにして、バランスを取る。左右交互に3回ずつ行う。【足首回し】椅子に座り、両手を座面に置いて上体を支える。肩幅より少し広めに両足を開き、膝を伸ばして、かかとを床につける。つま先で大きな円を描くように、内側に足首を回す。同じように外側にも大きく回す。内回し、外回しを各10~30回。速筋を鍛えるメリットを白澤先生は次のように語る。「筋肉を鍛えることで、成長ホルモンの分泌が活発になり、内臓や器官、新しい皮膚や筋肉、骨をつくったりし、免疫力を高め、視力を向上させたり、認知機能を上げるなど新陳代謝が活発になります。また、若返りのホルモンも分泌され、体を酸化から守ってくれる、細胞の再生力を高めるなどの働きをしてくれるのです」糖尿病が改善されるという報告も。「米国心臓学会で発表された研究で、同じ山を『歩いて上り、スキー用のリフトで下る』グループと、『リフトで上り、歩いて下る』グループに分けたところ、『歩いて下る』グループのみに血糖値の上昇が抑えられたという結果が出ました。この研究から、速筋が糖の消費と関係していることが明らかになったのです」こんなにも私たちの体を若く保ってくれる速筋。自覚症状がある人も、まだない人も、積極的に階段を下りて速筋を鍛えよう。
2019年06月12日見た目年齢をUPさせる顔のたるみ。実は、顔のむくみは顔をたるませる原因のひとつなのです。むくみは時間がたてば解消するとあなどっていると、皮膚が伸びてたるんだままになってしまうことも。顔のたるみの原因になるむくみのリセット術をチェックしておきましょう。むくみは顔がたるむ原因の1つ出典:byBirth誰もが一度は経験したことがある顔のむくみ。目元が腫れぼったい・顔が一回り大きく見えるなど、朝、鏡をみて顔にむくみがあるとブルーな気持ちになってしまいますよね。そんな顔のむくみが、実は顔のたるみの原因になることをご存知でしたか?“顔のたるみ研究所”(ドクターシーラボ監修)が行った「顔のむくみ」に関するアンケート(対象:20~70代734名)によると、顔のむくみがたるみの原因になることを知らなかった人は約9割。それでは、多くの人が知らない顔のむくみとたるみは、どのような関係があるのでしょうか。顔のむくみは肌の内部に多く水分がたまった状態です。時間とともに解消するので、顔がむくんでいても放置してしまいがち。しかし、余分な水分の重みで顔の皮膚が下垂して、顔全体がたるむ原因になってしまうのです。どうして顔がむくむの?出典:byBirth顔のむくみで顔のたるみを引き起こさないためにも、まずは顔がむくむ原因をきちんと理解しておきましょう。血液やリンパの流れが滞る血液の流れやリンパ管の流れが滞ると、本来は体をめぐるはずの水分が細胞間にたまって、顔のむくみを引き起こします。血液の流れが滞る理由は、いくつか考えられます。体に冷えがある運動不足睡眠不足慢性的にストレスを感じる顔のむくみの根本的な原因を作らないように、生活習慣を見直すことが大切です。アルコールの摂取アルコールには利尿作用があり、体内の水分が体外へ排出されやすくなります。体内の水分が失われるのを防ぐため、細胞が水分をため込もうとするので、むくみが生じると言われています。また、水分が失われれば喉が渇きます。細胞は水分をため込むモードになっているところに、のどが渇いて水分を摂取するため顔がむくみやすくなります。塩分の過剰摂取塩分を多く摂取すると、血液内のナトリウム濃度が増えます。血液内のナトリウム濃度を戻すために、細胞内の水分が血液に移動。すると、細胞は水分が失われないように水分をため込もうとします。その状態で、「早くナトリウム濃度を正常にしなければ」と身体は水分を欲しがります。のどが渇いて摂取した水分を細胞がため込むために、顔がむくむと言われています。長時間同じ姿勢長時間立ちっぱなしだと、夕方に足がパンパンにむくんでしまいますよね。長時間立っていたために、水分が足元にたまるのが原因です。「逆立ちして長時間過ごすことはないから、同じ姿勢で顔はむくまないでしょう」と思うのは早計です。夜寝ているとき、顔と足は同じ高さにあります。そのため、体全体に水分がたまりやすくなり、顔がむくんでしまう場合があります。顔がむくんでいるときにやりたいこと出典:byBirthどんなに気を使っていても、どうしても顔がむくんでしまうことはありますよね。朝、顔がむくんでいても、布団から起きて活動を開始すれば、時間の経過とともにむくみは解消します。しかし、顔のたるみにつながるむくみは放置せずに、きちんとケアをしておきましょう。マッサージ出典:byBirthむくみは、水分や老廃物が皮膚の下に滞っているため生じています。マッサージで水分などの巡りを促すのは、むくみ解消に有用です。肌に摩擦ダメージを与えないように、クリームやオイルなどを塗ってから行ってくださいね。マッサージの前に、肩甲骨を動かすようにしながら肩を10回まわして、体をほぐす首を左右に10回ずつ、ぐるりとまわす鎖骨のくぼみに指を4本あてて、イタ気持ち良い力加減で20~30回押すあごの下のくぼみに人差し指と中指の腹をあてるあごのくぼみから耳たぶの下にむかって、フェイスラインを沿うように指を動かす耳たぶの下から首筋を通って首の付け根、鎖骨の上の順で指をすべらせる5~7を5回程度行う短時間でできるお手軽マッサージですが、むくみでぼやけたフェイスラインがすっきりします。顔の筋肉を動かす出典:byBirth顔の筋肉を動かすと、血液の流れが良くなるためむくみの解消におすすめです。「あいうえお体操」でしっかり顔全体の筋肉を動かしておきましょう。やり方は、あ・い・う・え・おを発声する表情を、大げさにおこないます。あ…思いきり大きく口を開く。縦・横にしっかり口を開くのを意識するい…口角を横にしっかり引っ張るう…口周りの筋肉を意識して、唇を前に突き出すえ…笑顔をつくる。頬の筋肉を意識して、頬を高く引き上げるお…口をしっかり縦に開く。口周りの筋肉を意識してあいうえお体操は、顔のたるみににもおすすめの体操。特にほうれい線が気になる人は、むくみが無くても毎朝取り入れましょう。むくみを寄せ付けない生活習慣を意識して出典:byBirth朝起きて「しまった!むくんでる」と慌てないためにも、むくみを寄せ付けない生活習慣を意識しましょう。具体的にしたいアクションは、以下を参考にしてください。入浴、靴下や服巻の着用、あたたかい飲み物などで、体の冷えを防ぐウォーキングやストレッチなどの適度な運動で、体の代謝をUPする1日7時間程度の睡眠を心がけるお酒を飲んだ時は、眠る前にコップ1杯の水を飲んでおく栄養バランスの良い食事を基本に、塩分の取り過ぎに注意する少しの心がけが、むくみ予防には大切です。また、もしむくんでしまっても、ストレッチなどで早めに解消できます。むくみを放置せず、たるみのない若々しい印象の肌を守りましょう。
2019年05月25日「下半身太りに便秘や頻尿、生理不順。全部、お尻のむくみが原因かもしれません。お尻をさわってひんやりしていたら要注意。そのむくみが多くの不調を招きます」こう話すのは、中医学のプロフェッショナル、中医師である今中健二先生。前回、本誌に登場したときは、水の飲みすぎががんの原因になると警鐘を鳴らし、大きな反響を呼んだ。その今中先生が今回注目するのが、お尻のむくみ。「年齢にかかわらず、お尻がむくんでいる女性はとても多いんです。腰の上から始まり、お尻自体が大きくなっているのがその典型。座っている時間が長い人ほどお尻に水がたまりやすく、それがむくみの原因になります。そのうえ飲み物を飲んでばかりいる人は、その水分がたまる一方です」お尻のむくみは、やがて冷えると肉として定着し、経絡の流れを妨げるようになる。「中医学では、12本の経絡を通って体じゅうに栄養が運ばれ、老廃物もその流れに乗って腎臓へ届き、体外に排出されると考えます。その経絡の中でも、頭から背中、足の裏側まで体の後ろ側を通る『足の太陽膀胱経』という経絡は、お尻と密接につながっています」お尻がむくめば、当然そこで経絡の流れが悪くなり、栄養素と老廃物の循環は滞る。「太陽膀胱経では、頭からお尻の上までで栄養を届けきり、お尻の下から足先までは、老廃物だけが循環する流れになっています。お尻で流れが妨げられると、下半身の老廃物がうまく流れず、そこにとどまりがちになる。これが、下半身のむくみの原因です」最初にむくみが始まるのは、いちばん下のふくらはぎ。それが年をとるにつれて太ももまで広がり、お尻を含めた下半身太りを招くのだ。影響を及ぼすのは、見た目だけではない。足の冷え性や下肢静脈瘤も引き起こす。「お尻のむくみが冷えて硬くなると、その内側にある子宮、大腸、膀胱といった臓器の活動にも影響を及ぼします。子宮なら生理不順や子宮筋腫、大腸なら便秘。膀胱はむくみにより圧迫され、頻尿気味になります」
2019年04月26日年々、大きくなっていくお尻を「中年太り」と片付けていませんか。じつはそれ、「むくみ」で巨大化しているケースがほとんど。健康にも悪影響を及ぼすので、あなたのその不調、「お尻のむくみ」が原因かもしれません!「下半身太りに便秘や頻尿、生理不順。全部、お尻のむくみが原因かもしれません。お尻をさわってひんやりしていたら要注意。そのむくみが多くの不調を招きます」こう話すのは、中医学のプロフェッショナル、中医師である今中健二先生。前回、本誌に登場したときは、水の飲みすぎががんの原因になると警鐘を鳴らし、大きな反響を呼んだ。その今中先生が今回注目するのが、お尻のむくみ。「中医学では、12本の経絡を通って体じゅうに栄養が運ばれ、老廃物もその流れに乗って腎臓へ届き、体外に排出されると考えます。その経絡の中でも、頭から背中、足の裏側まで体の後ろ側を通る『足の太陽膀胱経』という経絡は、お尻と密接につながっています」お尻がむくめば、当然そこで経絡の流れが悪くなり、栄養素と老廃物の循環は滞る。「太陽膀胱経では、頭からお尻の上までで栄養を届けきり、お尻の下から足先までは、老廃物だけが循環する流れになっています。お尻で流れが妨げられると、下半身の老廃物がうまく流れず、そこにとどまりがちになる。これが、下半身のむくみの原因です」最初にむくみが始まるのは、いちばん下のふくらはぎ。それが年をとるにつれて太ももまで広がり、お尻を含めた下半身太りを招くのだ。影響を及ぼすのは、見た目だけではない。足の冷え性や下肢静脈瘤も引き起こす。「お尻のむくみが冷えて硬くなると、その内側にある子宮、大腸、膀胱といった臓器の活動にも影響を及ぼします。子宮なら生理不順や子宮筋腫、大腸なら便秘。膀胱はむくみにより圧迫され、頻尿気味になります」こうした下半身の不調を防ぐため今中先生が提案するのが、経絡を刺激するヨガ。頭から足にかけてのラインが「足の太陽膀胱経」と呼ばれる経絡。お尻がむくむとこの流れが滞り、さらにお尻が巨大化する悪循環に。下半身の不調から脱するには、この経路を滞りなく流すことがカギとなる。「経絡を流すためのポイントは、ふくらはぎから上へ向かって順に刺激を与えていくこと。『ふくらはぎ』『ひざ裏』『腰』『お尻』の順番に行いましょう」各ポーズは3~5回程度くりかえすとベストだ。■足元から順にストレッチ!「お尻のむくみ解消ヨガ」【ふくらはぎ】1)両足を大きく前後に開き、両つま先はまっすぐ前へ向ける。手は胸の前で合掌する。2)天井へ引っ張られるように両手を上げ、体も上へ伸ばす。後ろ足のかかとは上げる。3)かかとを床につけ、ふくらはぎをしっかり伸ばす。左右の足をかえて1~3を行う。【ひざ裏】1)胸の前で合掌し、ひざが直角になるよう曲げてかがむ。ひざはつま先より前に出ないように。2)背中をストレッチするようにしてぐっと丸める。3)顔をまっすぐ正面に向け、背中が床と平行になるよう伸ばしたら、お尻を後ろに突き出す。【腰】1)左足をあぐらをかくように曲げ、右足はまっすぐ後ろに伸ばす。両手の指先を床につけ、顔は正面を向く。2)腰を左方向にひねる。反動は使わず、腰の筋肉が伸びるのを意識して。左右の足をかえて1と2を行う。【お尻】あおむけに寝てひざを立て、おなかを突き出すように腰をあげる。肛門にぐっと力を入れ、お尻を締める。「むくみをつくらないためには、水を飲みすぎないこと、入浴や岩盤浴などでお尻から汗をかいて老廃物の排出を促すことも大事。下半身で止まった流れを動かすために、足湯で温めるのも有効です」小尻になれば、下半身の悩みたちとも別れを告げられる!「お尻のむくみ解消ヨガ」を毎日の空き時間に実践してみよう。
2019年04月26日足育アドバイザーの高階貴子さんにお話をうかがい、3回にわたってお送りしてきた「子どもの足育」。最終回となる今回は、座った姿勢で気を付けるべきことや、今からでも遅くないママの足育についてご紹介しましょう。お話をうかがったのは…高階貴子(たかしな・たかこ)さん日本足育プロジェクト協会認定足育アドバイザー。自身の足のトラブルをきっかけに若石リフレクソロジストに。正しい知識で足を守ってほしいと足育講座を開催している。 ・若石リフレ・足育 KICO ・日本足育プロジェクト協会 ■足を育てる「座り方、イスの高さ」――子どもの足育に、座り方は関係しますか?高階貴子さん(以下、高階さん):体幹ができていなくても安定することから、子どもは割座(正座でひざから下を外側に出して座る姿勢)をしがちなのです。しかし、これは足をひねる座り方になってしまうので、上から見たら足がひし形になるように、足裏を合わせた座り方に直してあげましょう。子どもをイスに座らせる場合は、できれば足裏が着く低いものがいいですね。ごはんを食べるときも足がしっかり着いていたほうが姿勢もとれるし、食べやすいのです。テーブルで高いイスを使う場合は、下に台などを置いて足の裏が着く状態にしてあげるといいと思います。足裏を着けたほうが、足の刺激にもなりますし体が安定します。そのほうが、ごはんを食べることに集中できますし、しっかりかめます。学習机も同様で、足裏が床に着いていなかったら台を置くようにしましょう。――ほかに取り入れられることはありますか?高階さん:子どもの足の指をマッサージしてあげるといいですね。指をクルクルしたり、指の付け根を反らせたり曲げたり、指1本1本をさすったりなでたり。子どもの足は柔らかいので強さは必要ありません。足のツメの切り方も気を付けてください。赤ちゃんのときは深爪をしている親御さんが多いですが、指先と同じが少し長いくらいのほうが、指の力を出す、守るにはいいんです。けり出す力をしっかり足に伝えることができますから。また、深爪にすると巻き爪になりやすいという理由もありますね。■妊娠・出産で足も激変! ママにこそ足育が必要な理由――妊娠中や出産後に足のトラブルを抱えるママが多いですが、改善方法はありますか?高階さん:女性の体は妊娠すると、分娩に備え、恥骨を開かせるためにリラキシンという女性ホルモンが出ます。このホルモンは体全体に影響があり、足のじん帯や関節もゆるくなるんです。そのときに、ふだんの体重よりも重い負荷が足にかかってくるため、アーチが崩れてしまうのです。例えば、靴がきつくなって足が大きくなった感じがすると思うのですが、靴をサイズアップするのではなく、逆に広がった足を守るために、靴のひもをしめて形をキープすることが大事です。年を重ねたときのトラブルにもつながりかねないので、足が広がってしまうホルモンが出たときには、足の形が崩れないようにしっかりと足を保護しましょう。妊娠中はおなかが大きいので、ついつい簡単な靴をはきたくなりますが、ひもを結ぶのが難しければ、マジックテープのものや引っ張ると締まるゴムのひもに代えるのもいいでしょう。妊娠中は、体重増加を防ぐためにお医者さんから歩くように言われることも多いと思います。足に合っていない大きめの靴をはいて歩くと足にダメージを受けるかもしれないので、いっそう靴選びには注意が必要です。出産後は、骨盤を元に戻すためにベルトを巻いてくださいと病院や産院から指導されますよね。足も同じように思ってもらえたらいいかと思います。関節やじん帯がゆるんでいる状態から元の体に戻るには、出産後、2年くらいかかるといわれています。その間は足を守り引き締めるという意識をもっていただけるといいでしょう。ママが歩くのがつらかったり足が痛いと、子育てにも影響が出ますよね。子どもと一緒に走ったり遊んだりするのも、自分の足が元気じゃないとできません。自分の足を守ることが、ストレスなく育児に取り組むことにもつながるでしょう。子どもがのびのびと遊んだり、赤ちゃんが思う存分ハイハイできる広い環境を用意するのは、なかなか難しいことです。でも「子どもが遊ぶ空間、時間を確保することが大切。これを意識して習慣にしてください」と高階さん。最初からあれもこれもと欲張ると、長くは続かないものですが、「足育」はできることから少しずつでも大丈夫。家族みんなで楽しく生活に取り入れてみましょう。取材・文/河部紀子
2019年04月23日前回 は、足育アドバイザーの高階貴子さんに、なぜ足育が必要なのかをお聞きしました。足育の柱は、「足を守って(=靴)育てる(=運動)こと」。今回は、どのように足を育てるのかをご紹介したいと思います。お話をうかがったのは…高階貴子(たかしな・たかこ)さん日本足育プロジェクト協会認定足育アドバイザー。自身の足のトラブルをきっかけに若石リフレクソロジストに。正しい知識で足を守ってほしいと足育講座を開催している。 ・若石リフレ・足育 KICO ・日本足育プロジェクト協会 ■ママの抱きクセが赤ちゃんの発育に影響?――足を育てるには、具体的に何をすればいいのでしょうか? まず、赤ちゃん時代にできることを教えてください。高階貴子さん(以下、高階さん):大切なのは、赤ちゃんがずっと同じような姿勢でいないようにすることです。例えば、抱っこひもでずっと抱っこしていたり、ベビーカーやベルトで留めるイスなどに長時間座らせること。ずっと同じ姿勢、窮屈な姿勢になってしまわないように、床に寝かせて自由にバタバタする時間を確保しましょう。また、利き腕側など、クセで片側でばかり抱っこしてしまうママがいますよね。そうすると、赤ちゃんも同じ姿勢が続きますし、ママも片方の骨盤が上がった状態となります。ママの姿勢とリンクして、赤ちゃんにもクセがついてしまうのです。そうした抱っこが続くと、赤ちゃんはハイハイのときに片足ばかりでけるなど、発育にも影響が出ることがあります。バランスよく左右両側で抱っこする、また正面に抱くのがおすすめです。片側での抱っこが長くなってしまったら、おろしたときに赤ちゃんの足の付け根のリンパ部分を軽くさする、足がギュッと曲がって窮屈な姿勢が続いたと思ったら、足を伸ばしてさすってあげるなど、リセット、リラックスの時間をもってあげましょう。■ハイハイをする子、しない子「ケガのリスクも変わる?」――ハイハイ期に入った赤ちゃんはいかがですか?高階さん:ハイハイは歩くための準備なので、たくさんさせてください。スポーツに準備運動が大事なように、ハイハイもすごく大事なのです。最初のズリばい、手と足をついてする四つばい、ひざをつかずに四つ足で歩く高ばいと、ハイハイにも段階があります。しかし、今の赤ちゃんはほとんど高ばいをしないそうです。生活の環境にもよると思いますが、狭いスペースにテーブル、棚など、赤ちゃんがつかまれるものがすぐそばにあると、少しハイハイをしたらつかまって手や腕の力で立てるようになってしまいます。立ち上がって景色が変わるというのは赤ちゃんにとって興味深いので、高ばいをとばして立つ。そして、立てたらつかまり歩きに移行と、十分にハイハイの期間をへない子が多いのです。転んだ時、顔のケガをしたり、歯を折ってしまったりする子どもが多くなっているのは、赤ちゃんの頃のハイハイが少なかったからではないかといわれています。ハイハイは、背筋、腹筋をきたえてまっすぐ立つ力をつける練習になります。転んだときに顔や頭を守る準備でもあるのです。――赤ちゃんの頃に十分にハイハイをしなかった子どもでも、今からできる対策はありますか?高階さん:トンネルくぐりのようにハイハイの姿勢を取る遊びをたくさんするようにしてください。足の指でけりながら雑巾がけをしたり、窓ガラスを拭きながらかかとの上下運動をしたりするのもいいですね。おそうじを足育タイムにしてはいかがでしょうか。■子どもが歩き始めたら「デコボコ、グラグラ」で遊ぼう――歩き始めた子どもはどのような足育をすればいいでしょうか?高階さん:しっかり歩けるようになった2歳くらいからは、足を使って歩く、自由に遊ぶようにしましょう。地域差もあると思いますが、乗り物で移動することが多かったら駅では階段を使おう、いつもバギーに乗っているけど近くのお買物は手をつないで歩いて行こうなど、日常のなかでここは足を使ってみようと意識してみてください。週末にまとめて体を動かすのでも構いません。今週は歩く時間も少なかったし、週末は外遊びの何かを計画しようか、というようなことでいいのではないかと思います。家の中でできる簡単な運動もおすすめです。足でグーチョキパーをしてみたり、タオルの綱引きのように、足指で何かをつかんでみるのもいいと思います。つま先立ちをして両腕を上げる「キリンのポーズ」や、つま先を上げてかかと歩きをする「ペンギンのポーズ」、片足でバランスを取って立つ「フラミンゴのポーズ」などは、遊びながら取り入れられますね。難しくないことから始めてみてください。――立ち方や歩き方で気を付けることはありますか?高階さん:子どもは、こう立ちなさいと言っても立てるものではありません。いい立ち方ができるようになるために足をしっかり作っていくわけです。歩き方も同じですね。平坦ではなくデコボコな道、段差を歩くことをおすすめしています。いつも平らな整備されているところを歩いているようなら、公園の中にあるデコボコした場所や、舗装されていない土のままの場所で歩いたり遊んだりしてください。逆に、足元がフワフワな場所や、足が空中でブラブラしているだけの乗り物などは、足の裏が刺激されないので骨が丈夫にはなりません。そうなると、足のアーチもできないんですね。斜面もいいですね。そういう場所は、足の指を使わないと登れないんです。踏ん張ったりすることで、足指とアーチがしっかり育てられますよ。芝生や土、砂の上を裸足で歩くのも刺激になります。ただし、アスファルトやコンクリートは柔らかい足には刺激が強過ぎるので避けましょう。いつも平らに整備された場所ばかりで遊ぶのではなく、足元が不安定で少しグラグラするくらいの場所で、しっかり踏ん張らないといけない感覚を、安全に留意しながら遊びのなかに取り入れるよう意識してみてください。第2回は、子どもの足育のために、どうすればいいのかをうかがいました。 次回 は、座った姿勢で気を付けるべきことや、今からでも遅くないママの足育についてうかがいます。取材・文/河部紀子
2019年04月22日年を取っても一生自分の足で歩きたいとは誰もが願うもの。そんな大事な足は、小さいころから気を付けていないといけないというのは知っていましたか?なぜ子どもの時期が大切なのか、足育アドバイザーの高階貴子さんにうかがいました。お話をうかがったのは…高階貴子(たかしな・たかこ)さん日本足育プロジェクト協会認定足育アドバイザー。自身の足のトラブルをきっかけに若石リフレクソロジストに。正しい知識で足を守ってほしいと足育講座を開催している。 ・若石リフレ・足育 KICO ・日本足育プロジェクト協会 ■足育って何? 6歳までの刺激が「足を育てる」――足育とはどのようなことでしょうか?高階貴子さん(以下、高階さん):文字通り「足を育てる」ことです。子どもの足は大人のものとは異なります。赤ちゃんの足はプクプクしていますよね。大人のようにつながっていないバラバラの小さく柔らかい骨があり、脂肪が守っているからなのです。赤ちゃんはみんな扁平足なので、それをアーチのある足に育てていかなくてはなりません。足は大事と思っていても、どういうことか具体的には知らない方も多いので、「育てていく」ものだとお伝えする活動をしています。「育てる」という意識や知識を毎日の生活習慣のなかで取り入れていただければと思っています。足を育てるには、足を使って、足裏を刺激することが大事です。歩いたり、遊んだりして足の指をしっかり使うことで、小さく柔らかい骨がつながって強く硬い大人の骨へと成長し、アーチが形成されます。また、感覚神経も刺激されます。神経は刺激で育つので、完成する6歳ごろまでに刺激をするのがいいでしょう。■運動が苦手…それって足が原因かも――足育をすることでどのようなメリットがありますか?高階さん:足裏を刺激するのには、具体的には歩くこと、自由に遊ぶこと。そうすることで全身運動になり、足だけではなく体がしっかり育ちます。すると、自然にいい姿勢が取れる体になる、つまり、姿勢がよくなるのです。そうすれば集中力の持続につながっていきます。最近は、学校でもずっと座っていられなかったり、だんだん姿勢が悪くなる子が多いと聞きますが、その理由のひとつは、正しい座り姿勢を保つのがつらいためなのです。また、足の大事なポイントは、足の指とアーチといわれていています。内側(内側縦アーチ)、外側(外側縦アーチ)、指の付け根(横アーチ)の3点アーチをつなぐと、バネのような形になります。アーチ構造といって強い足になるのです。しっかりアーチができると、衝撃を受けたときにもクッションになり、たくさん歩いても足が疲れにくくなります。また、俊敏性、瞬発力が高まり、思ったように動けるようになります。逆に、足のアーチも指の動きもしっかりしていないと、すぐに疲れてしまいます。そうすると、子どもは歩くのが苦手、運動が嫌いとなってしまいます。足のトラブルのために、本来の運動能力の50%くらいの力しか出せないこともあります。運動が苦手という子でも、足育を意識的に進めれば、その子のもっている能力の100%に近づけることができるかもしれません。みんながスーパースターのようにはなれませんが、足が自由に動く感覚がわかるだけで、苦手意識は減ると思うのです。■足育はいつから、いつまで? 後悔しない足育て――足育は何歳から何歳まで気にすべきでしょうか?高階さん:0歳からの足育をおすすめしています。また、高齢の方にお話を聞くと、寝たきりにならずに最期まで歩きたいという目標が多いので、足育は生涯続くものだと思っています。私は足育アドバイザーの養成講座を受けたとき、とてもショックを受けたのを覚えています。自分自身、いろいろと気にして子どもを育てたつもりだったのですが、足育に関しては知らないことがたくさんあって。これを早く知っていたらもっとできたことがあったのに…と、とても役立つ知識を得たと感動した反面、もっと早く知っておきたかったと悲しい気持ちになりました。私の講座にいらしたお母さんで、下のお子さんは3歳で来たけれど、お姉ちゃんはもう小学生という方がいました。でも、足は18歳まで育つといわれていますし、靴選びや履き方に気を付けるなど、大きくなってからでもできることがたくさんあるとお伝えしています。第1回は、子どもの足育の大切さをうかがいました。それでは、実際にどのように足を育てていけばいいのでしょうか? 次回 は、具体的な足育法についてうかがいます。取材・文/河部紀子
2019年04月21日女性のお悩み上位にあがる「冷え」や「むくみ」。特に寒い季節には、これらの悩みを抱えやすい方も多いのではないでしょうか。そこで今回は、なるべく緩和させたい冷えやむくみのトラブル改善方法について、ご紹介していきます。どうして「冷え」や「むくみ」が起こるの?出典:byBirth血管が上手に機能できていない身体の「冷え」に大きく関係しているのが、正常に血管が機能できているかという問題。交感神経が活発に働いているときには身体の中心に血液が集まって、副交感神経が活発に働いているときには毛細血管の隅々に血液が流れるのだそう。これらの動きが正常に機能することは、血液の流れがスムーズに巡っていることになるため、冷えにくい身体になります。毛細血管の減少人間は年齢を重ねると、毛細血管が減少し始めるんだとか。毛細血管が減少することによって、上述のような血液の巡りが正常に機能しにくくなり、「冷え」や「むくみ」を引き起こします。一般的に毛細血管は40代頃から減少し始めると考えられており、60代の頃には20代の頃に比べておよそ4割程度の毛細血管が減るそう。また、毛細血管は加齢以外にも、生活習慣の乱れやストレスによっても減少していくので、若い世代の方でも減少するケースは考えられます。ストレスが溜まっているストレスも身体に「冷え」をもたらす大きな原因のひとつです。ストレスによって身体が冷えると、交感神経が優位に働くので、血液の流れが低下していきます。その結果、動脈の筋肉がこわばるので毛細血管に届く血液が減少してしまうのです。血液の巡りを滞らせてしまうことによって、「冷え」が起きます。睡眠不足睡眠中はストレスに対抗するホルモンの分泌も行われています。特に明け方にかけて、ストレスに対抗する効果のある“コルチゾール”というホルモンが活発に分泌されているのです。そのため、快適な睡眠はストレスによる「冷え」の改善につながります。「冷え」や「むくみ」を改善する方法出典:byBirth睡眠時間の確保毛細血管の力を上げるためにも、副交感神経の働きを活発にすることが大切です。そのためには、睡眠時間の確保が効果的。たっぷり睡眠時間を作ることで、血管を緩める時間をとりましょう。また、適度な運動によって血液の流れを促進することもおすすめです。アロマの力でリラックス効果を得るリラックス効果の高いアロマの香りを取り入れるなど、アロマテラピーの力を貸りるのも効果的です。身体がリラックスすることによって、副交感神経の動きが活発になり、ストレスによる冷えを改善することができます。ゆったり身体が休まるような、お気に入りの香りのアロマを日常に取り入れてみてください。正しい姿勢を心掛ける姿勢を正すように意識することで、正しい姿勢を支えるために働く筋肉を鍛えることができます。体内で熱を生み出すためには筋肉の働きがとても大切なので、筋肉の動きを強化することで発熱しやすい身体づくりをすることができます。発熱しやすい基盤を作っておくことで、筋肉も増え身体は冷えにくくなります。日常的に適度な運動を取り入れる適度な運動を取り入れることによって、冷えにくい身体づくりも効果的に行うことができます。毛細血管を増やすために筋トレを行い、有酸素運動を取り入れて血液の流れを促進しましょう。無理して行う必要は無いので、筋トレは5分程度・有酸素運動は15分程度取り入れることをおすすめします。入浴後のストレッチを取り入れる冷え対策の方法のひとつに、固くなりやすい股関節を開くストレッチなどを取り入れることをおすすめします。身体がほぐれて、血液の流れがスムーズになっているお風呂上がりのタイミングのストレッチが効果的。腹式呼吸をしながら、ゆっくり足腰を伸ばしたり、股関節を開いてみてください。副交感神経が活発に働いてくれます。顔のマッサージで血色アップ会社や自宅で、顔が冷えていたりくすんでいるように感じた経験はありませんか。顔が冷えると、目の下のくまやくすみ、むくみなどを引き起こす要因になりかねません。顔の血液の流れを良くするためにも、顔や耳周りのマッサージに挑戦してみてください。首をあたためる首には太い血管が通っていて、首をあたためることで全身の血液の流れがスムーズになります。首元の冷え対策をすることによって、自律神経の働きを整えてくれたり、疲れにくい身体づくりにも効果的です。「冷え」や「むくみ」の無い快適な身体づくりをしよう出典:byBirth女性に多い「冷え」や「むくみ」の悩みは、そのまま放っておくと他の身体の不調も招いてしまいかねません。身体の巡りを良くするためにも、「冷え」や「むくみ」を改善して快適な身体づくりをしていきましょう。
2019年02月12日「意外なようですが、女性のおなかは、全身でもむくみやすい部分。多くの人が実際の腹囲より3センチほどむくんだ状態で、ひどい場合は7~8センチにもおよびます。原因は骨盤のズレや腸の冷え、リンパの滞りなどで、足のむくみも同じ理由で発生します。だから、根本が解消されれば、おなかと足が同時にほっそりし、くびれも出現。見た目がずいぶんと変わりますよ」そう語るのは国内のみならず、海外のスーパーモデル、あのケイト・モスさえもトリコにしたゴッドハンドの持ち主、アンチエイジングデザイナーで「Amazing beauty」代表の村木宏衣さん。リンパとは、血管と同様に全身をめぐるリンパ管の中を流れる「リンパ液」のことで、体内細胞から排出された老廃物を運ぶ排せつ機能をになっている。腸を含め、おなか周辺には重要なリンパが集中していて、周囲の筋肉がほぐれることで「リンパの滞りが改善→腸が活性化→むくみが解消される」という好循環が生まれる。そこで村木さんが、おなかのむくみ解消マッサージを伝授。おなかまわりをほぐして代謝を促進し、皮下脂肪やセルライトなどの老廃物を分解、排出しよう。筋肉に指で垂直に圧をかけながら、体を揺らすなどの動きを加えると、少ない力でも効果的に筋肉の深い部分まで刺激することができる。■足ゆら&へそつまみへそまわりの脂肪が気になるエリアを、右腹から時計まわりに7カ所に分けてつまんでいく。両手の親指と残りの4本ではさむように、脂肪をできるだけ深くつまむのがコツ。足を揺らすことで高いもみ出し効果が得られる。1)あおむけに寝て、両足は親指からぴったりつけて閉じ、両ひざを立てる。2)両手でへそまわりの肉を深めにつまみ、息を吐きながら両ひざを左右に揺らす。3)つまむ位置を徐々にずらし、1カ所につき10往復×7カ所行う。■足ゆら&腰ツボ押し腰のもっともくびれた位置を両手でつかみ、親指に当たるあたりが「腰方形筋」。ここと、そのまま1センチほど上にずらした2カ所が腰ツボにあたる。押しながら足を揺らして負荷を加え、腰方形筋を深くとらえてしっかりほぐす。1)「足ゆら&へそつまみ」同様、あおむけに寝て、両足をぴったり閉じて両ひざを立てる。2)両手で腰をつかんで親指をツボの位置に当て、息を吐きながら両ひざをゆらゆらと左右に揺らす。ツボ1カ所につき10往復行う。「筋肉は表面を軽くもんだ程度ではほぐれにくく、効果はその場限りになりがち。骨を感じるくらいまで深く入り込むことが重要です。これで筋肉に弾力が復活すると、リンパもスムーズに流れますよ」(村木さん・以下同)
2019年01月23日