元宝塚歌劇団・月組男役スターの美弥るりかが6日、東京・明治座で行われた明治座創業150周年記念ファイナル公演 舞台『メイジ・ザ・キャッツアイ』の初日公演に出演。終演後に行われた取材会に、藤原紀香、剛力彩芽、高島礼子らとともに出席した。1981年の発表以来、爆発的な人気を博し、時を超えて令和となった今の時代も愛され続けている『CAT‘S EYE』。今回の舞台版は、明治座の創業された時代でもある明治時代に設定を変え、怪盗キャッツアイの3姉妹が鮮やかな盗みの大一番を披露するオリジナルストーリーとなる。主人公となる怪盗キャッツアイの3姉妹は、次女・来生瞳役を藤原紀香、長女・来生泪役を高島礼子、三女・来生愛役を剛力彩芽が演じる。舞台版オリジナルキャラクターで3姉妹の営む喫茶店に現れる謎の人物・藤堂を演じる美弥は、「コメディ要素のある作品が初めてだったので、台本を読んだ時に大丈夫かなと。ドキドキしていました」と打ち明け、「お客様が今日いろんなところで笑ってくださったり温かい拍手をしてくださったり、とても心が温かくなる初日になりました」と初回公演の感想をコメント。「こんなにエンタメ要素がいっぱい詰まった作品は私自身初めてで、ここまで一生懸命お稽古してきたので、自信を持って、1人でも多くの方に見ていただきたいという気持ちが本当に強いので、ぜひ劇場に来ていただけたらなと思います」と同舞台への思いを語った。宝塚退団以来4年ぶりに燕尾服を着用したという美弥。「まさかまた着る日が来るなんて思ってなかった」と言い、「4年ほど経っているので歩き方とか忘れちゃっているよなと思っていたんですけど、着たら全然、覚えているものだなと思いました。背筋が伸びる感じとか、すごく大きく一歩を出すとか、エスコートの仕方とかは染みついているんだなと自分でも驚きでしたし、当時を知ってくださっている方が見に来てくださったら、当時を思い出して懐かしく思っていただけたらうれしいです」と語った。舞台『メイジ・ザ・キャッツアイ』は、東京・明治座にて3月3日まで上演。取材会には、染谷俊之、上山竜治、長谷川初範、川久保拓司、佃井皆美、新谷姫加も出席した。
2024年02月06日シンる・ひまオリジナ・るミュージカ・る『ながされ・る君へ~足利尊氏太変記~』の囲み取材と公開稽古が、12月27日(水) に東京・明治座で開催された。本公演は、2011年より演劇製作会社る・ひまわりと創業140年を越える老舗大劇場の明治座がタッグを組み、「大人たちが本気でふざける」をモットーに、“面白おかしく、そしてなんとなく歴史が学べる舞台公演”として、世界に誇れる「日本人」そして「日本の歴史」を面白可笑しくシュールに上演してきた“祭”シリーズの最新作。伝統ある商業演劇スタイルに則って、第一部ではお芝居、そして第二部ではショーが届けられる。出演者は、初演以来12年ぶりに座長を務める相葉裕樹をはじめ、内藤大希、石川凌雅、上口耕平、ROLLY、水夏希らが名を連ねている。脚本は池田テツヒロ、演出はシリーズ3度目の演出をつとめる原田優一、音楽はかみむら周平がそれぞれ手がける。今年の第一部の演目は『ながされ・る君へ~足利尊氏太変記~』。朝廷が南北に分かれる混迷の時代を描いた軍記『太平記』をモチーフに、朝廷と幕府の覇権争いに巻き込まれる武士たちの奮闘を描く。主人公は源氏の血を引く足利尊氏。時代の大きな波や、周囲の圧に翻弄され、流され、それでも自分らしく生き抜いた足利尊氏の想いを描く壮大なミュージカルだ。やる気のない、権力にも無頓着、ただ家族とのんびり暮らしたい兄の尊氏と、源氏の血にこだわり尊氏に期待する弟・直義。日本全土を巻き込んだ史上最悪の兄弟喧嘩“観応の擾乱”はなぜ起きたのか。激動の時代を駆け抜けた男たちの歴史ロマンが届けられる。第二部では、『猿楽の日1338~近頃都で流行るものフェスティバル~』と題し、室町時代の音楽番組に、今、都で流行中のアーティストたちが集合する。本公演は12月28日(木) から31日(日) にかけて明治座で上演される。■相葉裕樹 コメント最高の脚本と的確なディレクションを受けて、面白いだけではない重厚なミュージカルが出来上がったと思います!その緩急を楽しんでいただけたら嬉しいです。二部のショーではキャラクターも変わるので、一部とはまた違った個性豊かなキャラクターをお楽しみください!最高の2023年の締めくくりになると思いますので、まだお時間がある方は、ぜひ、明治座に遊びにきていただき、一緒に年を越していただけたらと思います。■内藤大希 コメント同年代の出演者が多くて集中して楽しく、僕にとってはご褒美のような稽古期間を過ごさせていただいたので、その幸せな時間をお客様に年末に届けて、素敵な2023年の締めくくりにしたいなと思います。(相葉さんについての質問に)座長の相葉さんの魅力は、長身と笑ったときに愛嬌のある笑顔と、第二部でも見られるような振り切った笑いのセンスだったり、舞台の真ん中に立つと求心力もあるというところだと思います。今回の舞台は相葉さんのいろんな魅力がたくさん詰まった作品になっていると思います!■石川凌雅 コメント2023年をこんなに素敵で楽しい作品で締め括ることが出来て光栄です。本当にワクワクしていて、皆さまにお届けするのが楽しみです。周りの本気で楽しいものを作るぞ、という意気込みがすごく、ついていけるか最初はドキドキしていたのですが、今はそういう緊張感も背負って楽しみたいと思っております。■上口耕平 コメント短い稽古期間でしたが原田さんの的確なディレクションのおかげで濃密に何度も芝居を深めることができたのでとてもしっかりした作品ができたぶん、2部とのギャップがものすごいことになっているので(笑)お客様にお届けするのが楽しみです。原田さんの演出を受けて途中でディレクション最中にこういう風にやってほしいと再現されることが幾度もあるんですけどもうますぎる!おもしろすぎて思わず稽古場で拍手が起きるんですよ。またいろいろ原田さんの演出受けたいなと思いました。■ROLLY コメント明治6年に創建されたました明治座に、今年60歳になる私が初めて出演できたことは、私の人生にとって大変な事件でございます。最高に興奮しております。明治座はお食事処も大変充実しておりますし、楽屋もとても素敵なんです。ここに住みたいような気分です。亡霊として(笑)。■水夏希 コメント年末の“祭”シリーズは3回目の出演になります。お客様がワクワクされて開幕を待っていらっしゃるのが伝わってくるので、私も同じくらいワクワクしております。はりきって年末を迎えたいと思います。相葉さん率いる座組全体の雰囲気はすごく和やかで、だけど稽古はしっかり丁寧に積み重ねている感じです。座長の雰囲気が伝染するんじゃないかなと思っています。やるときはやるし、ふざけるときはふざけて、終始和やかな稽古場でした。■池田テツヒロ(脚本) コメント今回、るひまの“祭”シリーズに初参加なのですが、良い脚本がかけました(笑)。この物語の元になった太平記は、暗くて長い悲劇です。でも年末の“祭”シリーズで、そんな悲劇は見たくないのではと思いまして、最終的にお客様が笑顔で帰れる仕掛けをご用意しておりますので、お楽しみに。■原田優一(演出)コメント今回で演出とキャストの両方を務める、“祭”シリーズの出演は3回目です。脚本、音楽、振付なども全て含めて最高の材料を頂いて創作活動ができておりますので、これでおもしろくないわけがないです。いつも作品を作る時は出産のようだと言っているのですが、今回もいい子が産まれると思っております!キャラクターに対しても、役者さんに対しても愛情をいっぱい注いでおりますので、どうぞお楽しみください。<公演情報>シンる・ひまオリジナ・るミュージカ・る『ながされ・る君へ~足利尊氏太変記~』12月28日(木)~12月31日(日) 東京・明治座脚本:池田テツヒロ演出:原田優一音楽:かみむら周平出演:相葉裕樹/内藤大希/石川凌雅、松田岳、前川優希、井澤巧麻、広井雄士、井深克彦/丘山晴己/井澤勇貴、伊藤裕一、加藤啓/大山真志、辻本祐樹/原田優一/上口耕平/ROLLY/水夏希チケット情報:()公式サイト:
2023年12月28日元宝塚歌劇団・月組男役スターの美弥るりかが19日、都内で行われた明治座創業150周年記念ファイナル公演 舞台『メイジ・ザ・キャッツアイ』の製作発表会見に、藤原紀香、剛力彩芽、染谷俊之、上山竜治、長谷川初範、新谷姫加、高島礼子、脚本の岩崎う大(かもめんたる)、演出・共同脚本の河原雅彦氏とともに出席した。1981年の発表以来、爆発的な人気を博し、時を超えて令和となった今の時代も愛され続けている『CAT‘S EYE』。今回の舞台版は、明治座の創業された時代でもある明治時代に設定を変え、怪盗キャッツアイの3姉妹が鮮やかな盗みの大一番を披露するオリジナルストーリーとなる。主人公となる怪盗キャッツアイの3姉妹は、次女・来生瞳役を藤原紀香、長女・来生泪役を高島礼子、三女・来生愛役を剛力彩芽が演じる。舞台版オリジナルキャラクターで3姉妹の営む喫茶店に現れる謎の人物・藤堂を演じる美弥は「オリジナルの役どころということで謎の人物となりますが、ビジュアル撮影のときに、私は燕尾服を着まして、宝塚を卒業してから4年ぶりにそのような服に身を包みまして、しばらく封印していた男役スイッチが徐々に戻ってきました」と笑顔でコメント。「精一杯かっこいい藤堂を演じたいと思っていますし、150周年の素敵な作品に少しでも花を添えられるよう精一杯頑張りたいと思います」と意気込んだ。舞台『メイジ・ザ・キャッツアイ』は、東京・明治座にて来年2月6日~3月3日に上演。
2023年12月19日翔愛学園の生徒になって楽しむオンラインコミュニティ「キャラフレ」では、春の旅行イベント『足利学校』校外学習を実施します。室町時代から戦国時代にかけて関東地方の最高学府として多くの人々に学びを与えた日本最古の学校を見学できます。ゲーム開発を手がける株式会社エイプリル・データ・デザインズ(本社:東京都世田谷区。代表取締役:濱田功志。以下、エイプリル。)は、ブラウザで手軽に楽しめる、多人数参加型学園コミュニティ「キャラフレ」( にて、春の旅行イベント『足利学校』校外学習を実施することをお知らせします。日本最古の学校『足利学校』を見学できますキャラフレの校外学習イベントとは翔愛学園の生徒になって楽しむ学園生活コミュニティ『キャラフレ』では、2010年のサービス開始より、毎年『修学旅行』イベントを実施し、全国各地の観光地や観光施設を紹介しています。今回は2016年の修学旅行で訪れた「栃木県足利市」に、国指定史跡『足利学校』を追加しました。日本最古の学校として有名な『足利学校』で校外学習をお楽しみください。『キャラフレ』は、基本プレイ無料・アイテム課金のブラウザゲームで、どなたでも手軽に登録し、すぐに楽しんで頂けます。新型コロナ禍のこの時期に、ご自宅のPCやスマートフォンから気軽に旅行体験をお楽しみください。『足利学校』校外学習イベント日程2023年4月8日(土)17:00~キャラフレ - charafre.net : 国指定史跡『足利学校』今回の取材には、史跡足利学校様にご協力を頂きました。この場を借りてお礼申し上げます。学校門字降松(かなふりまつ)展示室北庭園『ドレスくじ はなごよみ』販売開始2023年4月7日(金)17:00~ショッピングモールの「ドレスくじフロア」では、春をイメージした新作衣装があたるドレスくじ『はなごよみ』がスタートします。1回300コインで上下一揃えのアバターコスチュームがあたります。※お買い求めには、コイン(有料ゲーム内通貨)が必要です。ドレスくじ 『はなごよみ』キャラフレとは『キャラフレ』は、webブラウザで動作する学園生活コミュニティゲームです。プレイヤーはオンライン上の仮想学園、『翔愛学園』の生徒となり、ゲーム内のキャラクターや、ゲームに参加する他のプレイヤーとの出会いを通じて、学園生活を疑似体験することができます。webブラウザで動作するため、特別なアプリケーションをインストールする必要が無く、ノートPCやタブレット、スマートフォンでも快適に遊ぶことができます。キャラフレの特徴学園生活コミュニティ『キャラフレ』・「多人数同時参加型2Dアドベンチャーゲーム」という、独自システムを開発・採用。・2Dアドベンチャーゲームのシステムと多人数参加型オンラインゲームのシステムを融合。・“天使の羽”を集め、無料ポイントと交換。・チャット未経験者でもコミュニケーションを楽しめるゲームチャット。・豊富で個性的な登場人物。・たくさんの髪型や表情、細かく描き込まれたコスチュームなどで個性を演出。タイトル概要サービス名称:キャラフレURL: 対応ブラウザ:Microsoft Edge、Chrome、FireFox等主要なブラウザに対応価格:基本無料プレイ・アイテム課金開発:株式会社エイプリル・データ・デザインズ 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年04月07日鎌倉源氏の縁や織物で栄えた歴史と文化の街・栃木県足利市を舞台に2021年より開催されているアートイベント「路地まちアートランブル」。第2回となる今年は、10月28日(土)より11月5日(日)まで、9日間にわたり開催されることが決定。このたび、同イベントのために書き下ろされた谷川俊太郎の新作の詩『であう』が公開された。「路地まちアートランブル」は、足利市内の古い路地に点在する古民家や空き店舗などにアート作品を展示し、参加者が「まちをめぐりながら、心も頭も揺さぶる出会いを楽しむまつり」をコンセプトに2021年よりスタート。第1回は、展示会場15か所・展示作家31名の規模で開催され、約1000人の有料鑑賞者を動員した。2021年度第1回の展示風景今回は「アートで人と町を考える!」をテーマに、多くの古い路地が存在する足利という「町」と、「町」を作り出す「人」についてアートを通じて掘り下げていく。足利在住のアーティストと市外に暮らすアーティストそれぞれに、内からと外からで見えるものを表現してもらう予定だ。谷川俊太郎『であう』谷川俊太郎の『であう』は、同イベントのディレクターを務める岩本圭司(『大岡信ことば館』元館長)が、アートを通じて人と人との出会いを生み出したいという想いを谷川に伝え、今後の取り組みの芯となる言葉をとお願いし生まれた詩。この『であう』を旗印に「路地まちアートランブル」を足利を代表する芸術祭へと発展させていく。なお現在、イベント運営資金を募るクラウドファンディングを実施中。リターンには出品作家のポストカードや作品などが用意されている。***********谷川俊太郎『であう』いつかあなたのたましいにやどるめにみるものみみにきくものてにふれるものひかりがありかげがありやみがありひとりひとりこころとからだつちをふみそらをあおぎひびをかぞえわらいなきつくりこわしひとはうたいひとはおどりひとはいのりひとはかたどるひとはえがくかぎりないいのちがいきづくせかいにいきるあなたのたましいわたしのからだきょうであうここでであうあすであうおもいがけないどこでであう?***********【開催情報】「路地まちアートランブル2023」2023年10月28日(土)~11月5日(日)、足利市内各所にて開催公式HP: クラウドファンディング詳細:
2023年04月06日翔愛学園の生徒になって楽しむオンラインコミュニティ「キャラフレ」では、秋の旅行イベント「足利・鑁阿寺」校外学習を実施します。『鑁阿寺』の景観が秋に衣替えし、荘厳な大銀杏が見学できます。ゲーム開発を手がける株式会社エイプリル・データ・デザインズ(本社:東京都世田谷区。代表取締役:濱田功志。以下、エイプリル。)は、ブラウザで手軽に楽しめる、多人数参加型学園コミュニティ「キャラフレ」( にて、秋の旅行イベント『足利・鑁阿寺』校外学習を実施することをお知らせします。『鑁阿寺』の景観が秋の装いに衣替えし、荘厳な大銀杏が見学できますキャラフレの校外学習イベントとは翔愛学園の生徒になって楽しむ学園生活コミュニティ『キャラフレ』では、2010年のサービス開始より、毎年『修学旅行』イベントを実施し、全国各地の観光地や観光施設を紹介しています。今回は2016年の修学旅行で訪れた「栃木県足利市」を舞台に、足利尊氏の居館として有名な『国宝 鑁阿寺』を秋の装いにリニューアルしました。荘厳な大銀杏を拝める『鑁阿寺』で校外学習をお楽しみください。『キャラフレ』は、基本プレイ無料・アイテム課金のブラウザゲームで、どなたでも手軽に登録し、すぐに楽しんで頂けます。新型コロナ禍のこの時期に、ご自宅のPCやスマートフォンから気軽に旅行体験をお楽しみください。『足利・鑁阿寺』校外学習イベント日程2022年11月28日(月)12:00~ アップデートキャラフレ - charafre.net : 秋の『足利』、見どころ今回の取材には、現地の施設様にご協力を頂きました。以下にご紹介させて頂くと共に、この場を借りてお礼申し上げます。鑁阿寺(ばんなじ)鑁阿寺|大銀杏鑁阿寺|大銀杏と本堂足利織姫神社(2016年、2019年、 2022年撮影)足利織姫神社|社殿足利織姫神社から見た足利市の風景キャラフレとは『キャラフレ』は、webブラウザで動作する学園生活コミュニティゲームです。プレイヤーはオンライン上の仮想学園、『翔愛学園』の生徒となり、ゲーム内のキャラクターや、ゲームに参加する他のプレイヤーとの出会いを通じて、学園生活を疑似体験することができます。webブラウザで動作するため、特別なアプリケーションをインストールする必要が無く、ノートPCやタブレット、スマートフォンでも快適に遊ぶことができます。キャラフレの特徴・「多人数同時参加型2Dアドベンチャーゲーム」という、独自システムを開発・採用。・2Dアドベンチャーゲームのシステムと多人数参加型オンラインゲームのシステムを融合。・“天使の羽”を集め、翼を育てるストーリー。・チャット未経験者でもコミュニケーションを楽しめるゲームチャット。・プレイヤーをとりまく様々なイベント、想い出深いストーリーが満載。(毎月追加配信予定)・豊富で個性的な登場人物。・たくさんの髪型や表情、細かく描き込まれたコスチュームなどで個性を演出。タイトル概要サービス名称:キャラフレURL: 対応ブラウザ:Microsoft Edge、Chrome、FireFox等主要なブラウザに対応価格:基本無料プレイ・アイテム課金開発:株式会社エイプリル・データ・デザインズ 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年11月28日柚希礼音、美弥るりからが出演する舞台、SHOW-ism XI『BERBER RENDEZVOUS』が11月20日に東京・シアタークリエで開幕した。「SHOW-ism」は演出家・小林香が2010年より作り続けている、歌とダンスをふんだんに盛り込んだエンターテインメント・ショー・シリーズ。出演する俳優の個性を存分に活かし、俳優の個性の上に物語が紡がれていく点に人気が高いシリーズで、今回も柚希、美弥をはじめ、JKim、佐竹莉奈、鈴木瑛美子、宮本美季、原田薫といったキャストがとにかくカッコ良く舞台上で躍動している。物語は、新作映画を撮るために11人の女性が集められたところから始まる。パリで撮影のはずが、気付いたらそこはサハラ砂漠。課せられたミッションは、2週間で「人間とは何か」をテーマにした映画を1本撮ること。謎めいたオファーに戸惑いながらも、この映画を機に再起をはかりたい者、高額の報酬が欲しい者、それぞれの事情を抱えた彼女たちはこの仕事に取り掛かるが……。舞台にはシンプルな白幕と、その裏の三階建てのむき出しの鉄骨。回り舞台の上でこのセットが効果的に表になり裏になり、映画製作の表と裏だけでなく、彼女らの心の表裏も表現していく。男性不在の中で「人間」を描くことを求められた彼女らは、オムニバス形式で短編映画を5本撮り、その答えとすることに。その“短編映画”が舞台ではショーアップされた見せ場になっていく仕掛けだ。その内容はバラエティに富んでいて、『常夜灯』と名づけられたフィルム・ノワールへのオマージュでは、台詞はなくダンスと歌で、ナイトクラブを舞台にした男女の愛憎を官能的に描く。ここでは男性役に扮した柚希が、美弥が演じる素行の悪い、しかし魅力的な“悪女”的女性ダンサーに翻弄され破滅していくのが見どころ。佐竹をはじめとするクラブダンサーたちも美しく、タカラヅカのショーもかくやといった圧巻の一幕になっている。他方、男性の影にいた映画のヒロインたちが誇り高く立ち上がっていく『ハイヒールズ』はロックテイストでダンサブル、スカッと爽快な一幕だし、『オズの魔法使い』を思わせるファンタジックでカラフルな物語があったかと思えば、母、娘、孫の三世代の歴史と思いが紡がれる心に染みる物語も。これらの撮影を通し、寡黙なリーダーといった雰囲気のクールな柚希、華やかな外見に野心を燃え上がらせている美弥、ふたりが反発しながらもお互いを認め合っていくさまも“バディもの”の映画のようで粋だ。さらにJKim、鈴木、宮本が個性の異なる、しかしそれぞれに素晴らしい歌声を響かせれば、佐竹はエレガントなダンスで魅了し、原田は迫力あるダンスとともに芝居でも盛り上げる。皆、華やかで美しい女性たちだが、それぞれの武器を研ぎ澄ましたかのようなストイックさ、職人っぽさも感じるのがカッコいいところ。ここに日替わりゲスト扮する“ノーウェア”が意外な存在感で登場するのも楽しい。この日の日替わりゲストは元宝塚男役スター、愛月ひかる。優雅な白のパンツスーツを身にまとい、浮世離れした美しさであったが、その正体は……ぜひその目で確かめて欲しい。なお日替わりゲストはほかに花乃まりあ、昆夏美、新妻聖子、涼風真世、ソニンが出演する。振付の数は「宝塚のショーの倍くらい」SHOW-ism XI『BERBER RENDEZVOUS』初日前会見より、左から)柚希礼音、美弥るりか初日に先駆け19日には柚希、美弥、演出の小林による囲み取材も開催された。柚希は「宝塚を退団したら、ショーというものはなかなかできないので楽しみにしていました。お稽古が始まったら、振付の数がすごくて……。宝塚のショーの倍くらいある。ものすごい数の場面があり、歌と踊りがあり、そして「映画を作っていく」というストーリー性、芝居もある。色々な見どころがある作品です」とアピール。美弥も「私は宝塚退団後、女性らしい役を演じることがあまりなかったので、こんなに“女性感”を出すのは初めて。自分の新しい表現力のひとつを見せられるよう、一生懸命やりたい」と意気込んだ。また、宝塚星組時代に先輩・後輩として共に過ごしていたふたりの久々の共演ということで「(美弥は)最初からスタイルが良くて、可愛かった。(美弥が組替えの時は)涙・涙で月組に送り出しましたが、こうしてまた共演できるのは奇跡のよう」(柚希)、「私にとって柚希さんは入団した時からスター、初対面から雲の上の存在でした。今回ご一緒して、稽古場などでお話させていただくと、舞台上の勢いある柚希さんとは違って、普段は癒し系。中身の内面の繊細さ、優しさに触れさせていただき、少し近付けたように思えて嬉しいです」(美弥)と、ともに共演を喜んでいる様子。SHOW-ism XI『BERBER RENDEZVOUS』初日前会見より、左から)小林香(演出)、柚希礼音、美弥るりかさらに小林は「この世相ですので、シンプルにカッコいい、美しい、笑いたいといった感情を楽しむために劇場に来ていただきたいと思って作りました。自画自賛しているわけではないのですが、色々な音楽と色々な種類のダンス、(レギュラーメンバー)11人プラスゲストの方の、多種多様な魅力が散りばめられています。劇場は敷居が高いと思わずに、ぜひ気楽にいらしてください」と話した。小林のコメントのとおり、カッコよくて、美しいプロフェッショナルな女性たちの姿は非常に前向きなパワーを呼び、最終的には多幸感が劇場を包む。ライブエンターテインメントの良さをシンプルに集めたようなステージだ。公演は12月5日(月) まで同劇場にて。取材・文:平野祥恵
2022年11月21日翔愛学園の生徒になって楽しむオンラインコミュニティ「キャラフレ」では、春の旅行イベント「足利・鑁阿寺」校外学習を実施します。常設マップの「あしかがフラワーパーク」から足利駅へのルートが開通。『鑁阿寺』の枝垂れ桜でお花見を楽しみましょう。ゲーム開発を手がける株式会社エイプリル・データ・デザインズ(本社:東京都世田谷区。代表取締役:濱田功志。以下、エイプリル。)は、ブラウザで手軽に楽しめる、多人数参加型学園コミュニティ「キャラフレ」( にて、春の旅行イベント『足利・鑁阿寺』校外学習を実施することをお知らせします。2016年修学旅行で訪れた栃木県足利エリアが『鑁阿寺』をリニューアルして常設オープンしますキャラフレの校外学習イベントとは翔愛学園の生徒になって楽しむ学園生活コミュニティ『キャラフレ』では、2010年のサービス開始より、毎年『修学旅行』イベントを実施し、全国各地の観光地や観光施設を紹介しています。今回は2016年の修学旅行で訪れた「栃木県足利市」を舞台に、足利尊氏の居館として有名な『国宝 鑁阿寺』を新撮でリニューアルしました。既に常設公開中の『あしかがフラワーパーク(2019年撮影)』と『足利駅』を接続し、1年を通じて足利エリアに訪問できるようになります。枝垂れ桜の美しい『鑁阿寺』で校外学習をお楽しみください。『キャラフレ』は、基本プレイ無料・アイテム課金のブラウザゲームで、どなたでも手軽に登録し、すぐに楽しんで頂けます。新型コロナ禍のこの時期に、ご自宅のPCやスマートフォンから気軽に旅行体験をお楽しみください。『足利・鑁阿寺』校外学習イベント日程2022年4月16日(土)17:00~ 常設オープンキャラフレ - charafre.net : タイアップ施設のご紹介今回の企画には、現地にて多数の施設様にご協力を頂きました。以下にご紹介させて頂くと共に、この場を借りてお礼申し上げます。足利駅周辺鑁阿寺(ばんなじ)鑁阿寺|本堂鑁阿寺|枝垂れ桜足利織姫神社(2016年、2019年撮影)足利織姫神社足利織姫神社|社殿足利駅周辺のお店いいねこ。の店いいねこ。のみせ お土産グッズショップ和cafe ひなたや和cafe ひなたやTakenokoTakenokoカフェ ジェラオカ(佐野市)カフェ ジェラオカあしかがフラワーパーク(2019年撮影)あしかがフラワーパークあしかがフラワーパーク|大藤新作衣装の販売花をモチーフにした新作衣装が販売されます。※有料ゲーム内通貨(コイン)が必要です。足利エリア販売新作衣装|フラワーカジュアルキャラフレとは『キャラフレ』は、webブラウザで動作する学園生活コミュニティゲームです。プレイヤーはオンライン上の仮想学園、『翔愛学園』の生徒となり、ゲーム内のキャラクターや、ゲームに参加する他のプレイヤーとの出会いを通じて、学園生活を疑似体験することができます。webブラウザで動作するため、特別なアプリケーションをインストールする必要が無く、ノートPCやタブレット、スマートフォンでも快適に遊ぶことができます。キャラフレの特徴・「多人数同時参加型2Dアドベンチャーゲーム」という、独自システムを開発・採用。・2Dアドベンチャーゲームのシステムと多人数参加型オンラインゲームのシステムを融合。・“天使の羽”を集め、翼を育てるストーリー。・チャット未経験者でもコミュニケーションを楽しめるゲームチャット。・プレイヤーをとりまく様々なイベント、想い出深いストーリーが満載。(毎月追加配信予定)・豊富で個性的な登場人物。・たくさんの髪型や表情、細かく描き込まれたコスチュームなどで個性を演出。タイトル概要サービス名称:キャラフレURL: 対応ブラウザ:Microsoft Edge、Chrome、FireFox等主要なブラウザに対応価格:基本無料プレイ・アイテム課金開発:株式会社エイプリル・データ・デザインズ 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年04月14日美弥るりかが主演を務めるMusical『The Parlor』が4月29日に開幕する。本作は、『The Last 5 Years』をはじめ数々の海外ミュージカルの演出を手掛け、オリジナルミュージカルの創作も得意とする小林香による新作ミュージカル。今の日本で、どこか生きづらさを抱えている人たちのためによりよい社会をと願い開かれた場所「ザ・パーラー」を舞台に描く三世代の女性たちの物語で、ジェンダーギャップ指数 120 位と発表された日本で、小林自らがいま一番伝えたいものとして企画し実現した。作曲・編曲はアレクサンダー・セージ・オーエン。アメリカで、ASCAP 財団のルシール賞とジャック・イエレン賞の作詞家賞を受賞し、ミュージカルの音楽も手掛けるなど、いま注目されている新進気鋭の作詞作曲家だ。稽古が開始したばかりの頃、パーラーの娘であり、孤高の人気ゲームクリエイターの円山朱里を演じる美弥に話を聞いた。初めて演じる現代を生きているキャラクター――お稽古が始まって3日ほどだそうですが、どのようなことを感じられていますか?私は最近、悪役とか幻とか、キャラクターに特徴のある役が続いていたのですが、今回演じる朱里という役は、日本人で世代も近くて今の時代を生きているという、初めてのジャンルのキャラクターで。「普通の人ってどうやって喋るんだっけ」とそこがまず最初の大きな壁になっています。そしてもうひとつ難しく感じているのは、出演者の皆さんがハートフルな方ばかりだということ。この作品は(朱里の曽祖母の時代は談話室、祖母の時代は美容室、母の時代は喫茶室として)「人々が集まる温かい場所をつくりたい」とつくられた“ザ・パーラー”という場所が舞台になっているのですが、皆さんの一言一言にはそこにふさわしい温かさが滲み出ているんです。だから、朱里は人と関わりたくない人物なのに、ついつい私自身がその温もりに近づいていきたくなっちゃう(笑)。暖炉に当たりたくなるような気持ちになるんです。(芝居の中で)話を聞いて、うるうるしちゃったりして(笑)。――お稽古3日で既にそういう空気があるんですね。はい。最初に「男性として、女性として、不思議に思うことはあるか」についてお話しする時間をつくっていただいて。「全く何もないです」という方もいたし、「ないと思っていたけれど、今みんなの話を聞いたら、あれは実はちょっとストレスに感じていたかもしれない」とか、私も「演じるうえで、“男であること”“女であること”になんの意味があるんだろうと思っている人間もいます」ってお話ししたりしました。あれはすごく良い時間だったと思います。あとこれは私の勝手な憶測ですが、みなさんどこかで役とご自身の生活や人生がリンクしている気がしています。それで「自分が喋っているのか役が喋っているのかわからない」みたいな瞬間を味わっているのかなって。だからあまりにも響いてしまうというか、台詞として聞こえず、自分の心も共鳴してしまうんじゃないかと思います。さらに香さん(作・演出の小林香)が作品への想いをすべて伝えようとしてくださる方なので、稽古が最初から濃い。段取りをつける段階ですが、そこには既に“心”がくっついてきている感じがします。自身のジェンダーフリーな活動が朱里にも通じる――美弥さんが演じるうえで「“男であること”“女であること”になんの意味があるんだろう」と思われているのはなぜですか?私は宝塚歌劇団では男役だったのですが、退団して“男役”というヴェールを脱いだ時に、「性別に垣根なんてないのに、なんで“女優”というんだろう」ってすごく不思議に思ったんですよね。男役が終わったからドレスを着て歌いたいかと言われたら、私はそう思わなかったですし、無理に思うことでもないとも思いました。だから自然に「演じることに性別を持つ必要はない」と思い、「ジェンダーフリーな活動をしていきたいです」と言うことができました。そこには朱里とリンクするものがけっこうたくさんあります。だから私が朱里を演じることで、よりリアルさが出たらいいかなと思います。――朱里の祖母・阿弥莉を演じるのは剣幸さん、朱里の母・千里と朱里の妹・灯の2役を演じるのは花乃まりあさんで、おふたりとも初共演ですが同じ宝塚歌劇団出身です。なにか印象はお持ちですか?すごく個人的な話になっちゃうんですけど、剣さんは私が宝塚歌劇団に入るきっかけとなった方なんです。だからその方とお会いできる、そして言葉を交わし、お芝居を近くで感じて学ぶことができる、ということを奇跡のように感じています。小学生の私に「この人と共演できるよ!」って言ってあげたい気持ちです(笑)。花乃ちゃんは、学校の下級生の時から「すっごいかわいい子がいるらしい」って噂になっていたんですよ。実際、同期の男役たちと一緒に廊下ですれ違った時に、あまりにもかわいくて声をかけましたから(笑)。その時から「とてもナチュラルな方だな」と好印象を持っていました。ただ今回お会いしたら、思っていた以上にかわいくてびっくりしましたけど(笑)。これはすごく不思議なのですが、おふたりともまだお会いして1週間くらいなのに、既に安心してしまう温かさがあるんです。きっと剣さんがつくってくださっている空気だと思うんですけど、いい意味で3人とも普通に話せている感じがある。まさに家族といるような、自然体でいられるんですね。その空気が作品に繋がっていったらなと思います。朱里としてはそこに拒絶感がなくちゃいけないんですけどね。ついついお話したくなってしまいます(笑)。「宝塚歌劇団OGだからこうあるべき」という言葉に縛られずに――お話をうかがっていると、朱里はひとりでいたいキャラクターですが、美弥さんご自身は人と一緒にいるのが好きなのかなと感じます。好きです。でも、大勢といるより「一対一」が好きです……って言うと、今までずっと団体生活(宝塚歌劇団)だったので、どういうことってなるんですけど(笑)。大勢と戯れるのは得意なほうではないです。自分で言うのもなんですが、気を使っちゃうタイプで、いろんなことが気になって、心がすごく疲れちゃうんですよ。だから一人ひとりとじっくりゆっくり話すのが好きです。そしてその時は、本音しか言いたくない。私は無駄な時間は本当に要らないって思うから、うわべで話す時間はもったいなくて、最初から思っていることしか言いたくないんです。そういうふうに人と話すのがすごく好きですね。――劇中で阿弥莉さんの美容室や千里さんの喫茶室が「小さな自由をつくった」という表現がありましたが、美弥さんがつくりたいものはありますか?これが答えになるのかわかりませんが、宝塚歌劇団を卒業した時に「女優」という言葉に疑問を感じて、「私は演じるうえで性別を気にしません」と言ったことが、自分の武器にもなったし、生きるうえで「自分をラクにできるもの」「自分らしくいられるもの」を自らつくったなと思います。それを、例えばこれから卒業していく後輩たちが見て、「美弥さんみたいな人がいたから、私もこういうことをやってみようかな」と思ってくれたら嬉しいです。「宝塚歌劇団OGだからこうあるべき」ということにとらわれずに、一人ひとり違う人間で、人生も違うし、考え方も違うし、表現したいことも違うので、私はなるべくフリーダムにやっていきたいです。それでひとりでも勇気づけられたらいいなと思っています。すべてのエネルギーを「今」に――では、美弥さんの気持ちが強くなれるのってどんな時ですか?「今」を生きている時です。欲望も、そして希望もそうですが、生きていると人は必ず何かを望んでしまいますよね。でも、例えば過去を後悔している自分とか、未来でこうなっていてほしい自分とかって、どちらも「今」じゃない。私はもともと心配性で、過去はうじうじマンだったんですよ。だから例えば舞台でも、「今日もしあそこでこんなことしちゃったらどうしよう」とかそういうことばかり考えてしまっていました。でも実際には起きていないんですよ。つまりとっても無駄なんですよね、起きてないことにエネルギーを費やすって。過ぎ去った変えられないことにエネルギーを費やすこともそう。だからそのエネルギーをすべて「今」に持ってくるんです。そうすると、とても強い自分でいられます。「あ、私またうじうじしてる」と気付いた時、「はいはい、無駄でした。今を生きます!」って軽く思うだけで、なんだか気持ちがラクになったり、楽しくなったり、いま考えるべきことに気付けたりします。取材・文:中川實穗撮影:You Ishiiぴあアプリ限定!アプリで応募プレゼント美弥るりかさんのサイン入りチェキを抽選で2名様にプレゼント!【応募方法】1. 「ぴあアプリ」をダウンロードする。こちら() からもダウンロードできます2. 「ぴあアプリ」をインストールしたら早速応募!★【Musical『The Parlor』インタビュー第2弾】美弥るりかさん・花乃まりあさん・剣幸さんの宝塚歌劇団OG3人の鼎談記事はコチラ→
2022年04月08日美弥るりかのライブ映像を収めたBlu-ray『The STORY from the Wonder「MIYA COLLECTION」』が3月30日正午より一般発売開始となった。美弥は宝塚歌劇団で男役スターとして活躍。男役だけでなく幅広い役柄を好演し、2019年に退団。本作に収録されているのは、2021年2月大阪と東京で開催された宝塚歌劇団退団後初となるライブ「the Wonder『MIYA COLLECTION』」の模様だ。演出・河原雅彦、音楽・瓜生明希葉、共演・仙名彩世といった刺激的なタッグと魅力溢れるゲストで織りなす、美弥の持つ際立つ美意識と、歌、ダンス、衣裳で多くの観客を魅了したエンタテインメントである。そのステージ映像を中心に美弥をはじめ、仙名彩世や輝生かなでによる振り返りスペシャルトークなども新録し、ステージの魅力を最大にお届けする映像作品に仕上がっている。■リリース情報Blu-ray「The STORY from the Wonder『MIYA COLLECTION』」価格:10,450円(税込)cubit club plusサイトにて発売中詳細: <収録曲>ACT1:M01.OuvertureM02.MirrorM03.あなたのとりこ〜夢みるシャンソン人形M04.聞かせてよ愛の歌をM05.JUA LA AFRIKAM06.黄昏のビギンM07.真赤な太陽M08.情熱M09.Mirror RipACT2:M10.木綿のハンカチーフ(美弥るりか・東山義久デュエット曲)M11.triangle(東山義久振付ダンス曲 / 美弥るりか、東山義久、他)M12.Giant StepsM13.長く短い祭M14.Do It BabyM15.Holy WaterM16.StoryEn.Everything For Love<特典映像>・各日ゲストインタビュー:東山義久[OSAKA 2.19 / TOKYO 2.28]、平方元基平方元基[OSAKA 2.20 / TOKYO 2.27]、伊礼彼方[OSAKA 2.21 / TOKYO 2.25-26]・美弥るりか、仙名彩世、輝生かなでスペシャルトーク:本編未収録6曲『Criminal』、『Show Me How You Burlesque』、『Ill Ray』、『Live While We’re Young』、『殺しのシンフォニー』(東山義久ソロ曲)、『Man Of Lamancha』(仙名彩世ソロ曲のパフォーマンス映像(映像のみ・フル尺)を盛り込んだ座談会。※仕様変更に伴う新録※権利上の都合により歌唱・演奏は含まれておりません。<CAST>美弥るりか中島康宏Kosuke輝生かなで岩室ゆみ埴岡桃佳吉田繭仙名彩世<GUEST>東山義久 [TOKYO 2.28]<MUSICIAN>Bass : 立川智也 Keyboard : 矢吹卓 Guitar : 武藤良明 Drums : 濵崎大地Synthesizer & Manipulation : 棚橋UNA信仁 Vocal : KAZCO<STAFF>構成・演出 : 河原雅彦音楽 : 瓜生明希葉振付 : 大澄賢也KAORlalive桜木涼介港ゆりか東山義久[triangle]【収録日】2021年2月28日日本青年館ホールにて収録
2022年03月30日小林香が作・演出を手がけるオリジナルミュージカル「The Parlor」が、美弥るりかを主演に迎え4月29日より上演される。そこでキービジュアル撮影現場に潜入、作品の魅力に迫った。タイトルにある“PARLOR”とは、3代にわたる女性たちが大切にしてきた場所を意味する。そこは曾祖母の時代には談話室に、祖母の時代には美容室に、母の時代には喫茶室へと姿を変え、そこに集う人々の憩いの空間となってきた。そして娘の時代へ……。美弥は母の死後、そんなPARLORを離れ、アメリカで成功をおさめた孤高のゲームクリエイター・円山朱里を演じる。撮影が行われたのは、都内にある築75年以上の洋風建築。建物内にはさまざまなアンティーク家具が並び、PARLORを訪れた人々の歴史を表しているかのようだ。そんななか美弥は、赤いラインの入ったパンツに、柄物のショート丈のジャケット、その奥には蛍光グリーンの鮮やかなタートルネックという衣裳で登場。抜群のスタイルとミステリアスな雰囲気を併せ持つ美弥だけに、難しいこんな組み合わせですらしっくりと着こなしてしまう。作・演出の小林も撮影現場に同席。作品の世界観や役どころに合わせ、随時アドバイスを与えていく。撮影は、ベロア地のソファに座ってのカットからスタート。小林が「今日の美弥さんは一段と賢そうでいいね。ゲームクリエイターっぽい」といたずらっぽく笑うと、美弥も「それは良かった」と微笑み、一気に場が和む。だが美弥演じる朱里には暗い過去があり、小林からも「笑顔はなしでOK」とのひと言が。すると美弥も瞬時に対応。傷を抱える朱里の内面が伝わるような、切なくも寂しい表情に目が釘づけになる。撮影は少しずつ場所を変えて進んでいく。外からの柔らかな光に包まれた美弥が、窓際に佇むカットでは、その場にいた一同から思わず「わー、きれい!」と歓声が上がるほど。デザイナーからも、「絵になり過ぎて言うことがないです」と太鼓判を押されていた。PARLORに集う人々の姿を通し、現代におけるさまざまな問題が浮かび上がる本作。そしてそのなかには、ジェンダーに関するものも。現場で小林から美弥に投げかけられた、「子供のころピンクの服を着ていた?当たり前のように赤いランドセルを使っていた?」という言葉も、実は物語の核心を突く重要な問い。もしかすると小林の稽古はすでに始まっていたのかもしれない。その後も撮影は順調に進み、1時間ほどで終了。その仕上がりをモニターでチェックしていた美弥も、「大丈夫です」と満足気な表情を見せる。作品の世界観が少しだけ垣間見えた撮影。ここから稽古場へ、そして本番の舞台へと向かうなかで、本作はいかなる熟成を遂げていくのか。信頼厚い小林と美弥だけに、その期待値は高く設定しておいても問題なさそうだ。取材・文:野上瑠美子
2022年03月03日惹き込まれるような大きな瞳。凛とした佇まいの中に、妖艶さを漂わせる。宝塚歌劇団在団中、独特の存在感と作り込んだ演技で高い人気を誇った美弥るりかさんが、音楽劇『GREAT PRETENDER』で、退団後初となる男性役に挑戦する。原作は、脚本家・古沢良太さんが脚本とシリーズ構成を手がけ、壮大でスリリングな展開が話題の同名アニメ。詐欺師たちが世界を股にかけ、騙し騙されの壮大なコンゲームを繰り広げる物語で、美弥さんはフランス人詐欺師のローランを演じる。「原作のアニメがとても面白くて、見始めたら引き込まれて、一気に見てしまいました。私が演じるローランはクールでエレガントさもありながら、どこか異色さも感じさせる存在。退団した自分がもう一度男性を演じるのはすごく不思議な感じですが、オファーをいただいたということは、これまでに培ってきたものが役に立つ部分があるんだろうと思ったんです。ただ、宝塚時代はメイクもすべて足し算で作り込んでいましたが、同じやり方ではみなさんの中で浮いてしまう気がするんです。退団していろんなことを経験した今の私が演じるのが、たまたま男性の役だったというつもりで、ビジュアルにしても演じ方にしても、これまでの延長ではなく新たな表現に挑戦していけたらと思っています」ローランは主人公の枝村真人(通称・エダマメ)を、大掛かりなコンゲームに巻き込んでいくキャラクター。このエダマメを演じるのが、Kis-My-Ft2の宮田俊哉さん。「ビジュアル撮影の時に宮田さんにお会いしたら、すでにエダマメの雰囲気そのもので、完成度が高くて驚きました。ふとした時に周りの空気を柔らかくしてくださる方で、私とは別の角度で物事を見ていらっしゃるのがとても印象的でした。考えが深くて、さりげなくおっしゃった言葉に私自身考えさせられることが多いんです。作品において、ローランとエダマメは濃い関係性です。お互いの作品や役への想いを通わせながら、作っていけたらと思いますし、それがすごく楽しみなんです」役柄や作品と同様に美弥さんの心を動かしたのは、退団後に開催したショー『MIYA COLLECTION』の演出も務めた演出家・河原雅彦さんの存在。「男性を演じようと思ったのも、河原さんが演出だからというのが大きい」と話すほど。「絶妙な感性をお持ちの方で、ちょっとしたところにも妥協しない。例えば、間がダレてしまわないよう場面転換のわずか1秒の差に気を配ったり、開場時に流れる音楽を開演に向けてお客さんの気持ちを徐々に高揚させていく選曲にしていたり、本当に細かいところまで徹底されているんです。ただ、前回はショーでしたが、お芝居の稽古になると厳しいらしいと宮田さんから伺って、優しい面しか知らないのでちょっとドキドキしています(笑)」美弥さんといえば、在団中から、中性的な役柄や女性役など幅広く演じ、他の男役にはない唯一無二の魅力を放っていた人。「自分が本当にやりたいことを選んできたら、いつの間にかみなさんからそう言っていただくことが増えていった感じなんです。それを受け入れられるようになったのは、2015年くらい。そうなってから個性的で面白い役をいただいて、自分なりの表現を探していくのも楽しいと思うようになって、少しずつ人と違う色を意識し始めた気がします。いま大事にしているのは、人と比べるよりも、まずは、美弥るりか、そして本名の自分自身として、ちゃんと胸を張れるような生き方をすること。そうすることが、結果的に素敵な表現に繋がっていくんじゃないかと思っているんですよね」音楽劇『GREAT PRETENDER グレートプリテンダー』自称“日本一の天才詐欺師”エダマメ(宮田)は、旅行中のフランス人・ローラン(美弥)を騙したつもりが逆に騙されてしまう。リベンジを決意した彼は、ローランを追ううち、もっと大きなコンゲームに巻き込まれ…。7月4日(日)~25日(日)池袋・東京建物 Brillia HALL監修/古沢良太脚本/斎藤栄作演出/河原雅彦出演/宮田俊哉、美弥るりか、加藤諒、山本千尋、仙名彩世、福本伸一、平田敦子、三上市朗、大谷亮介ほかS席1万2000円A席9000円サンライズプロモーション東京 TEL:0570・00・3337(月曜~金曜12:00~15:00)大阪公演あり。みや・るりか2003年に宝塚歌劇団に入団し、男役ながらも、女性役も含め幅広い役柄をこなし高い人気を博す。’19年の退団後は、舞台のみならずファッションや美容などの分野でも活躍。ジャケット¥69,300パンツ¥33,000(共にクチュール ド アダム)リング、人差し指¥44,000薬指¥73,700小指¥81,400(以上ジジ) すべてホワイトオフィス TEL:03・5545・5164左耳上マラカイトイヤカフ¥93,500左耳下オーバルイヤカフ¥88,000(共にプライマルsupport@prmal.com)その他はスタイリスト私物※『anan』2021年6月30日号より。写真・小笠原真紀スタイリスト・古田千晶ヘア&メイク・AYAインタビュー、文・望月リサ(by anan編集部)
2021年06月28日美弥るりかによるステージthe wonder「MIYA COLLECTION」が2月19日に開幕する。昨年2月に上演予定であったがコロナウィルスの影響で延期し、1年越しに上演が叶う本作について美弥に話を聞いた。昨年、開幕2日前というタイミングで公演中止となってしまった本作。美弥は当時を振り返り「受け入れるのに少し時間がかかってしまう出来事ではありました。でもこうして1年後にカタチになったこと、皆様にそのお知らせができたことが、何よりも嬉しいです。待っていてくださった方には感謝の気持ちでいっぱいです」と明かす。河原雅彦が演出を手掛けるステージとなるが「河原さんも初めて音楽公演を演出されますし、私も宝塚歌劇団を退団(’19年6月)してからこのようなコンサートをするのは初めてなので、ザ・コンサートじゃないものにしたいですねと話してつくりました。第一部はストーリー性を感じられるような、そしてメッセージ性もあるようなステージになる予定です。逆に第二部はちょっとリラックスして、お客様とのコミュニケーションも取れたらいいなと思っています」と語る。音楽に関しても「河原さんとお互いのオススメ曲を出しながら考えました」と言い、「振付も刺激的。今までにやったことないようなジャンルのダンスもあります。そんな動きしたことない!と身体が驚いていました(笑)」と、これまでにない美弥が観られる公演になりそう。日替わりゲストは東山義久、平方元基、伊礼彼方。それぞれの印象を尋ねると、東山は「東山さんにしか出せない色気と言いますか、不思議なオーラがあります。東山さんといえばダンスなので、コラボをさせていただけたらと思っています」。伊礼は「すごく端正で“リアル王子様“という印象があったのですが、お話するとすごく面白い方で(笑)。昨年、稽古でご一緒したときはその声量や表現が素晴らしくて刺激を受けたので、今回も楽しみです」、新たにゲストに加わった平方は「昨年夏に別の公演で初めてご一緒したのですが、稽古場でのお芝居にとても感動しました。ミュージカルって、こうやって芝居と歌が奇跡のように一致しているから、こんなに人の心に響くんだよな、と感じました。ぜひまた共演できたらと思いお願いしました」と、どの公演も魅力的なコラボになりそう。美弥が「観劇できない時代だからこそ、充実感や納得や幸せ……そういう何かチケット代以上のものを届けられる人でいたいと改めて考え直した」と語る今だからこそのステージが届けられる本作は、2月19日(金)から21日(日)まで大阪・梅田芸術劇場メインホール、2月25日(木)から28日(日)まで東京・日本青年館ホールにて上演。ライター:中川實穂カメラマン川野結李歌ヘアメイク:清原貴絵スタイリスト:清原愛花ジャケット¥36,000/BASE MARK(エム)、その他/本人私物(問い合わせ先 エム 03-3498-6633)
2021年02月09日2021年2月より大阪と東京で上演される美弥るりか主演のthe wonder「MIYA COLLECTION」の豪華ゲストと公演日程が発表された。本公演は、2019年6月宝塚歌劇団を退団した美弥るりかを中心に、演出・河原雅彦、音楽・瓜生明希葉、共演・仙名彩世といった新鮮なタッグと豪華なゲスト陣で織りなす華麗なるエンタテインメント。新型コロナウイルス感染拡大防止のために一時上演中止となったが、2021年2月上演の延期公演を発表。ファンが待望していたゲストと公演の詳細はこの度発表された。美弥や仙名と共に、東京・大阪公演共通の日替わりのゲストとして、東山義久、平方元基、伊礼彼方の出演が決定。公演は、2021年2月19日(金)〜21日(日)に大阪・梅田芸術劇場メインホール、2月25日(木)〜28日(日)に東京・日本青年館ホールで上演される。チケット発売は2021年1月9日(土)。詳細は「MIYA COLLECTION」のオフィシャルサイトをチェックしてほしい。【公演概要】the wonder「MIYA COLLECTION」<大阪公演>2021年2月19日(金)~21日(日)会場:梅田芸術劇場 メインホール・2月19日(金)18:30 / ゲスト:東山義久・2月20日(土)13:00 / ゲスト:平方元基・2月21日(日)13:00 / ゲスト:伊礼彼方料金:S席 / 13,000円、A席 / 8,000円、B席 / 7,000円(全席指定・税込)<東京公演>2021年2月25日(木)~28日(日)会場:日本青年館ホール・2月25日(木)18:30 / ゲスト:伊礼彼方・2月26日(金)13:00 / ゲスト:伊礼彼方・2月27日(土)13:00 / 18:00 / ゲスト:平方元基・2月28日(日)13:00 / ゲスト:東山義久料金:S席 / 13,000円、A席 / 8,000円(全席指定・税込)一般前売り開始:2021年1月9日(土)オフィシャルサイト:
2020年11月20日今回ご紹介するレトルトカレーは、『足利マール牛ゴロゴロカレー』です。優しい色あいのパッケージですね。お値段はなんと800円(税込・公式サイトより)。スーパーで300円程度でレトルトカレーが手に入ることを考えると、結構な高級品なのではないでしょうか? ■「マール牛」とは?「マール」とは、ワインを搾った後の葡萄の果皮や種のこと。これを餌にして育てた牛のことを「マール牛」と呼ぶそうです。この「足利マール牛ゴロゴロカレー」を作っている『ココ・ファーム・ワイナリー』では、たくさんの種類のワインが作られています。こちらで作られているワインは、JAL国際線ファーストクラス・ビジネスクラスで採用された実績もあるとのこと。ワインの副産物として出来たマールには、ポリフェノールやビタミンEが豊富に含まれているんだとか。体にも良さそうですね。また、ルーには一般的な小麦粉ではなく、足利名産の大麦粉が使用されています。地産地消の心意気がうかがえますね。 ■マール牛ゴロゴロカレーを食べてみるいざ実食です。大好きなリラックマのお皿に盛りつけてみました。パッケージを開けると、まず最初にデミグラスソースのような芳醇な香りが漂ってきました。少し酸味があるような香りと、少し赤みがかっている色合いが、ワインの絞りかすを想像させます。ルーは大麦を使っているせいか、さらっとしています。牛肉は、3cmくらいの大きさのものが4切れ入っていました。塊によって食感が異なっていて、筋っぽく硬いものがひとつありましたが、あとは柔らかく煮込まれていました。噛み応えもあり、「お肉を食べている!」という実感が沸いてきます。ただ、もう少し“ゴロゴロ”入っていると、なお良かったんですが……。800円というお値段を考えると、お肉の量は少なめに感じました。お肉以外の具は見当たりませんでした。パッケージの説明によると、トマトペースト、マンゴーチャツネ、りんごパルプ、オニオンパウダーなどが入っているようです。これらはルーの中にしっかりと溶け込んでマールと調和し、酸味と甘みのバランスに貢献しているように感じました。肝心のお味ですが、まず最初に酸味を感じ、食べ進めるほどに辛さも主張してきました。筆者は辛い物が苦手なのですが、こちらのカレーはほんのりとした辛さで、ちょうどいいと思います。あっという間に食べ終わりました! ■総評味★★★★☆辛さ★★★☆☆高級感★★★★★お値段が800円ということ、JALのファーストクラス・ビジネスクラスで出されるワインを作っているワイナリー製ということから、先入観もあるかもしれませんがとても高級感を感じました。とてもおいしかったです。ごちそうさまでした!【参考】※ COCOFARM&WINERY-足利マール牛ゴロゴロカレー【筆者略歴】くま
2019年01月10日日本デザインコミッティーと経済産業省関東経済産業局が連携し、埼玉県秩父と栃木県足利の事業者が「銘仙」を服地として復活させるべく発足したプロジェクト「スタイル*メイセン(STYLE*MEISEN)」の展覧会が、松屋銀座7階デザインギャラリー1953にてスタートした。明治時代に生まれた銘仙は、糸にプリントした後に織る「ほぐし織」という高度な技法を使ってできる染織。大正から昭和初期にモダンな柄で一斉を風靡した着物であったが、戦後の日常着として需要がなくなった着物とともに産地が衰退し、現在は織元が数社残るのみとなっている。展覧会の開催初日にはトークショーが行われ、同プロジェクトのデザイナーとして起用されたまとふ(matohu)の堀畑裕之と関口真希子、秩父銘仙「逸見織物」の逸見恭子、足利銘仙を手がける足利市「ガチャマンラボ」の高橋仁里の4人が参加。銘仙と「スタイル*メイセン」の2つをテーマにトークを行った。高橋「足利では約20年くらい前に銘仙を作る事業者が絶えてしまいましたが、最近では洋装化を目指す取り組みが出てきています。服として使うような幅で織るために織機も変わってきているのです」逸見「秩父では、細々とではあるが途絶えることがなく続いてきました。織機なども昭和初期のものが残っています。また、現在残っているのは10社足らずだが、新しく起業し、取り組みをスタートしたところもあるります」堀畑「プロジェクトを進めるに当たって、銘仙という音を残しながら、新しいスタイルを作るという意味でブランド名を『STYLE*MEISEN』としました。英語表記にしたのは、日本だけでなく世界へ発信するためです」関口「ヨーロッパのラグジュアリーブランドの中にも銘仙に興味があるというところはあるし、イタリアでは銘仙の雰囲気をプリントで表現しているところもあるが、本当に銘仙の技術が残っているのは秩父と足利だけ。海外に出て行くことにも大きな意味があるのです」堀畑「高橋さんと食事をしたときに聞いた、銘仙をフランスに持って行った話が印象に残っています」高橋「国内がこういう状況なので、足利や桐生の事業者は海外に直接営業し始めています。プリントではなく、銘仙の本物の技術なら海外でも上手くいくのではないかと、各国を回ったが海外のメゾンからも『こんなにすごい技術があるなら、完成度を高めてどんどん持ってきてくれ』と言われました。また、その一環でもともと銘仙と同じものがあったリヨンにも行きました。そこでは、ほぐし織りの技術を機械化しようとしていましたが、実際ポリエステルではできてもシルクでははできないのです。そのため、ウズベキスタンやパキスタンから手織りの技術の高いものが入ってきているということでした」堀畑「リヨンで作られていたものはマリーアントワネットやポンパドール婦人なども愛し、ヨーロッパでも一世を風靡(ふうび)した生地。だから、銘仙も単に日本の伝統技術だから守らなければいけないという意識ではなく、世界の歴史の流れの中で位置づけ、取り上げるべきだと思います。世界中で愛されたのはかすれた生地に手のぬくもりを感じたから。プリントで再現したものとの違いはすぐに分かります」高橋「実際にできたものを見て、感慨深かったです」逸見「とても斬新で感動しました」関口「堀畑は秩父、私は足利と取り組みました。秩父は花や植物、足利は幾何が得意だったけど、無理なお願いもしたと思います」堀畑「典型的な柄から離れてオリジナルなものを作りました。まとふは着物の柄を服にすることをタブーとしていますが、今回も服地になることをイメージし、全く新しいもの、現代の人の心に響くものにしようと思って作りました」関口「普通の銘仙にはないような鮮やかな色もあります」堀畑「普通の銘仙を知っている人が見たら、『これが銘仙か』と思うぐらい、横糸などの設計も変えています。メイセンという名前ですが、全く新しいものが生まれたと思います。じっくり触ってみてほしいし、ここで着ることはできないが、鏡もあるので自分に当てて見てほしいです。また、2週間限定ですが、会場のすぐ裏にはポップアップショップもあるので着たいと思う人はオーダーすることもできます」高橋「今後もプロジェクトを継続し、関係事業者が増えて、地域が盛り上がればと期待しています」関口「もともと銘仙の手法には興味がありましたが、今回のプロジェクトで布としての可能性を探り、勉強することができました。更に発展させ、まとふでも新しい銘仙を提案したいし、それによって銘仙を知らない若い人たちが新しい素材として再発見してもらえればと思っています」堀畑「日本の伝統をそのまま続けるのは伝承。本当の伝統とは新しいものを生み出していくことだと思うし、そのためにもプロジェクトを続け、新しいメイセンを提案していきたいです」プロジェクトは始まったばかり。日本の素材が世界のトップブランドから評価される中で、今後の展開も注目を集めそうだ。なお、同展は2月21日まで、松屋銀座7階デザインギャラリー1953で開催されている。【展覧会情報】「STYLE*MEISEN展」会期:1月25日~2月21日会場:松屋銀座7階デザインギャラリー1953住所:東京都中央区銀座 3-6-1時間:10:00~20:00(2月16日は18:30まで、2月21日は20:30まで)
2017年01月28日2016年のK-1のリングを華やかに彩る「2016 K-1ガールズ」が決定。12月18日(金)にGENスポーツパレスにて約60名参加のオーディションから選ばれた新メンバーが発表された。K-1ガールズに選ばれたのは、近藤みやび、足利美弥、橘沙奈、柳いろは、小柳歩、早瀬あやの6名。2015年に引き続き選出された柳いろは(写真右から3人目)以外は新メンバーとなる。「K-1 WORLD GP 2016」チケット情報会見ではそれぞれのメンバーが持つK-1やK-1選手に対する思いや、K-1のアマチュア大会であるK-1チャレンジに出場したいかなどについて質問が出る中、各メンバーのアピールポイントについて質問が及んだ。アピールポイントとしては「表情に注目して欲しい」というメンバーがほとんどの中、小柳歩が大きなお尻を、早瀬あやがFカップあるという胸をアピール。K-1ガールズの衣装も昨年より露出度がアップしており、その辺にも注目して欲しいとのこと。そんなK-1ガールズに会える来年最初のK-1大会は、3月4日(金)国立競技場代々木第二体育館にて開催される。チケットは現在発売中。サークルK・サンクスでは「K-1 WORLD GP特製ハンドタオル」付きチケットを限定発売中。
2015年12月21日常陽銀行と足利ホールディングスは2日、同日開催したそれぞれの取締役会において、経営統合の実現を目指すことについて基本合意することを決議し、同日、両社の間で基本合意書を締結したと発表した。両社によると、経営統合検討の経緯と目的は次のようなものとなる。○経営統合検討の経緯と目的常陽銀行と足利ホールディングスの子会社である足利銀行は、茨城県、栃木県を中心とする北関東地域において、それぞれが、確固たる営業地盤を有する地域のリーディングバンクとして円滑な金融機能を提供している。両行の主要営業地盤である北関東地域は、首都圏に近接する地理的条件に加え、北関東自動車道や首都圏中央連絡自動車道、新幹線やつくばエクスプレス、茨城港や茨城空港などの交通インフラの整備を背景に、全国でも有数の企業立地地域として高いポテンシャルを有している。一方、地域金融機関を取り巻く経営環境は、総人口減少、少子高齢化の進行といった社会構造変化による地方経済の縮小が懸念される中、資金余剰を背景とした金融機関同士の熾烈な競争も続いている。また、経済のグローバル化やIT分野をはじめとする技術革新は、産業・社会構造に大きな変化を与えており、異業種からの進出が活発化し新たな金融競争環境を生み出すと同時に、金融サービスの広がりによる成長機会の創出にもつながっている。このような経営環境の構造変化を見据えつつ、地域金融機関として地域の創生にこれまで以上に貢献し、顧客、地域とともに成長し続けていくには、両社が共通の理念のもと、能動的に協創力を発揮し、豊かさの創造を実現していくことが有効かつ有益と認識するにいたった。こうした共通認識のもと、地域に根付いた双方のブランドネームをもとに協働し、統合による営業基盤の拡大と経営基盤の充実を図りつつ、経営資源やノウハウを相互活用して相乗効果を発揮していくことにより、単独ではなしえないスピードと高い質で、顧客、地域、株主の期待に応えることを企図し、経営統合の実現を目指すことを基本合意するにいたった。○経営統合の目的・理念・相乗効果経営統合の目的・理念・相乗効果について、新金融グループは、両行が長年にわたり築いてきた顧客とのリレーション、地域への深い理解を維持・深化させながら、経営統合により形成される広域ネットワークなどを活かし、総合金融サービスの進化と業務効率化を実現していくとしている。これにより、地域のリーディングバンク同士の融合でしかなしえない、より利便性が高く、質の高い総合金融サービスを提供していく。また、地域振興・創生のけん引役としての持続的成長と株主・市場の期待に応える企業価値の向上を図るとともに、役職員の活躍機会の拡大と職務への誇り・喜びを高めるなど、各ステークホルダーから高い評価が得られるグループを目指す。さらに、こうした目指す姿を共有できる他の地域金融機関にも開かれた金融グループとしていくとしている。○統合の形態経営統合は持株会社方式によるものとし、早期の経営統合を図る観点から、すでに持株会社体制となっている足利ホールディングスを新しい金融グループの持株会社として活用する予定。具体的には、両社の株主総会において経営統合に必要な事項の承認が得られること、経営統合を行うにあたり必要となる関係当局の許可などが得られることを前提として、2016年10月1日をめどに足利ホールディングスの商号を変更したうえで、常陽銀行が統合持株会社と株式交換を行い、経営統合を行う予定となっている。なお、経営統合の形態については、今後両社で継続的な協議・検討の上、変更する可能性があるとしている。○経営統合後の統合持株会社の概要今回の経営により、北関東を中心に331拠点を広域展開する、預金量約13兆円、貸出金約10兆円、有価証券残高約4兆円規模の国内地方銀行トップクラスの新グループが誕生する。
2015年11月02日栃木県足利市家富町の鑁阿寺(ばんなじ)で「節分鎧年越」が開催される。開催日時は2013年2月3日(日)17:00~18:30ごろまで。行事は、鎧・冑に身を固めた武者たちが、ホラ貝や陣太鼓を鳴らしながら、歴史絵巻さながらに大通りを練り歩き、足利氏の氏寺である鑁阿寺で追儺式(ついなしき・豆まきのこと)や凱旋(がいせん)の陣などを行うもの。行事の由来は、鎌倉時代中期、足利尊氏をさかのぼること5代前の「足利泰氏」が、坂東武者500騎を鑁阿寺南大門へ勢ぞろいさせたという故事に始まるという。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月21日足利銀行は19日、「リテールセンター駒生(駒生出張所)」(栃木県宇都宮市)を移転のうえ名称を「宇都宮西支店」に変更し、2013年2月4日に営業を開始すると発表した。宇都宮西支店は55台分の駐車場を備え、太陽光発電設備やLED照明の設置、バリアフリーなど、人と環境に配慮した地上4階建新築ビルの1階部分で営業する。店内では、ゆったりとしたロビースペース、資産運用などの相談コーナー「スマイルデスク」、車椅子の人でも利用できるATM、休日も利用可能な全自動貸金庫などの設備を整えている。あわせてビルの2階部分には、現在、戸祭支店の2階にある「戸祭ローンセンター」を移転し、「宇都宮西ローンセンター」として営業を開始する。同行では、これからも顧客の視点に立ち、サービスの向上につとめていくとしている。所在地〒320-0857 宇都宮市鶴田1丁目7番5号主要設備ATMは5台。視覚障がい者対応、うち1台は車椅子対応全自動貸金庫は364個相談コーナーは5カ所セミナールームは70人程度収容可【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月23日足利銀行は16日、インターネットバンキングのスマートフォン専用画面でのサービスを開始した。同行では、これまでスマートフォンからの利用にはパソコン向けのインターネットバンキングの画面が表示されていたが、同サービスの開始により、残高照会や入出金明細照会、振込み・振替え(これ以外のメニューについては、パソコンサイトへ遷移する)がスマートフォン専用画面から行える。スマートフォン専用画面を利用する際には、ワンタイムパスワード(可変式の使い捨てパスワード)の利用が必須となる。これにより、なりすましや不正アクセスが防止され、セキュリティが向上するという。スマートフォンから、同行ホームページのインターネットバンキングログイン画面にアクセスすると、自動的にスマートフォン専用画面に遷移する仕組み。初めて利用する際にはワンタイムパスワードアプリをダウンロードする必要があるが、2回目以降は、ダウンロードしたワンタイムパスワードアプリから利用することにより、ワンタイムパスワードの都度入力を省略することができる。同行は、「スマートフォン向けの画面により、操作性が格段に向上し、顧客の利便性が大きく高まる」としている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年04月16日ジェーシービーは、足利銀行とクレジットカード業務のフランチャイズ契約を銀行本体発行形態で締結するとともに、同銀行が顧客向けに展開するJCBブランド付クレジットカード「GOODYカードJCB」(グッディカード ジェーシービー)の募集を4月16日より開始すると発表した。「GOODYカードJCB」は、「地域一番カード」を基本コンセプトに両社が共同開発したもので、栃木県の大手百貨店の福田屋百貨店と栃木県大手のスーパーマーケットのたいらやの参画により、本カードを福田屋百貨店で利用するといつでもポイントが3倍、たいらやで利用するといつでもポイントが2倍たまる。また、福田屋百貨店には「GOODYカードJCB」によるショッピングで貯まる「OkiDokiポイント」を、福田屋百貨店で利用できる商品券に即時交換可能ができる端末、OkiDokiポイントディスペンサーを設置する。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年04月12日足利銀行のシンクタンクである「あしぎん総合研究所」は8日、「東日本大震災発生1年後の状況調査」の結果を発表した。同調査は、1月中旬~2月中旬の期間に、「あしぎん景況調査」の調査対象先である企業1,924社を対象に行われ、1,108社から有効回答を得た。現在の生産・売上の水準を尋ねたところ、震災発生前と比べて「マイナス」と回答した企業は38.2%(「大幅マイナス」8.5%、「ややマイナス」29.7%)。一方、「同程度」は39.4%、「プラス」が22.4%(「大幅プラス」3.8%、「ややプラス」18.6%)となり、震災前の水準に戻ったあるいはプラスになった企業は約6割だった。2011年4月の「東日本大震災の影響調査」では、約8割の企業がマイナスの影響を受けていたが、今回の調査結果から半数以上の企業が震災ショックを乗り越えたことが推察される。生産・売上の水準が震災前に戻っていない理由をみてみると、製造業では「円高」(40.2%)「海外経済減速による輸出の減少」(28.4%)、「原材料・資源などの高騰」(27.8%)など、震災以外の外部要因の影響が強いことが判明。また、「放射能被害・風評被害」(19.5%)、「部品不足・商品不足」(11.8%)、「工場・店舗・設備等の被害・閉鎖」(10.1%)などの震災の影響も根強く残っている。非製造業では「消費者の嗜好の変化(需要減退)」(51.8%)、「放射能被害・風評被害」(34.4%)の回答が多く、このうち「放射能被害・風評被害」については、製造業では「飲・食料品」や「窯業・土石」、非製造業では「卸売」や「サービス」などが影響を強く受けていることが分かった。震災や風評などによる企業の被害額(実損額)合計は809億8,200万円で、平均被害額は1社あたり1億140万円に上った。なお、被害総額および1社あたりの平均被害額は、前回調査より拡大したという。復興需要については、概ね今後のプラス影響を見込んでいるが、業種によりかなりばらつきがあることが判明。「窯業・土石」「金属製品」「木材・木製品」「鉄鋼・非鉄」など素材関連ではプラス影響への期待が高くなっているが、非製造業は多くが慎重姿勢で、建設業では「復興財源が東北にシフトされ、工事量減少」「資材不足、職人不足」など今後を懸念する声もみられた。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年03月09日足利銀行は20日、個人向けインターネットバンキング(以下、個人IB)での外貨預金の取扱いを開始する。これにより、営業時間中に来店することができない顧客も、外貨預金取引が可能となる。原則、満20歳以上の個人顧客が対象。取扱科目は、外貨普通預金と外貨定期預金の2つで、取扱通貨は、米ドル、豪ドル、ニュージーランドドル、ユーロの4通貨となる。主な取引として、外貨普通預金では預入、払戻、残高照会、入出金明細照会、依頼内容紹介、取引、外貨定期預金では預入、解約予約、明細照会、依頼内容照会、取消ができる。取扱時間は24時間(メンテナンス時間を除く)で、銀行営業日0:00~14:30までを当日扱いとし、そのほかの時間帯は翌営業日予約扱いとなる。取引金額は、外貨普通預金が1取引100通貨単位以上、10万通貨単位未満、外貨定期預金が同1,000通貨単位以上、10万通貨単位未満。取引単位は、1通貨単位(補助通貨がある場合には1補助通貨単位)となり、1日の取引限度額は、両預金合算で10万通貨単位以下(各通貨ごと)。金利は、取引実行日の当日金利(店頭と同一)を適用する。なお、利用の際はあらかじめ外貨預金口座の開設と個人IBのサービス口座への登録が必要。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年02月17日通貨選択型個人年金保険「MONTAGNE」三井住友海上メットライフ生命保険は、通貨選択型個人年金保険「MONTAGNE(モンターニュ)」の販売を、足利銀行を通じて、2011年2月1日より開始します。「モンターニュ」は、契約通貨の予定利率で一時払保険料を複利運用する通貨選択型個人年金保険で、契約時に4つの契約通貨、4つの積立期間から選択できます。ただし、円建て契約は積立期間10年のみです。積立期間経過後は、年金原資を年金形式または一括受取で受取れる他、「延長セレクトプラン」や「据置プラン」により運用を継続し、年金支払開始日を先に延ばすことも可能です。「モンターニュ」の主な特徴(1)えらぶ■ 米ドル、豪ドル、ユーロと円。4つの通貨より、契約通貨を選べます。契約通貨が外国通貨の場合、日本円で入金することができます。(円入金特約)■ 3年、5年、7年、10年の4つの積立期間から選べます。※円建て契約は積立期間10 年のみです。(2)ふやす■ 固定金利で「ふやせます」積立期間中の利率は固定されていますので、 積立期間満了時には契約通貨での年金原資が確定します。■ 複利効果で「ふやせます」積立期間中はご契約された時の予定利率で、複利運用されます。(3)うけとる・つづける■ 2つの方法でうけとれます4種類の年金受取方法、または一括受取■ 2つの方法でつづけられます延長セレクトプラン、または据置プラン
2011年01月30日