近鉄グループの文化事業である大和文華館では、2024年4月12日(金)から5月19日(日)まで、「特別企画展 没後100年 富岡鉄斎―知の巨人の足跡―」を開催いたします。「日本最後の文人」とも呼ばれる富岡鉄斎(1836~1924)は、若い頃から和漢の古典や諸学に親しみ、その中で育まれた膨大な知識、文人としての素養を、生涯の書画制作の礎としました。今日残る鉄斎作品の筆の躍動、作品に付された賛(コメント)、そして多彩なモチーフは、一側面からでは語れない鉄斎のさまざまな姿、その生きた軌跡を、私たちにありありと伝えてくれます。本展観は、2024年が鉄斎の没後100年にあたることを記念し、大和文華館が誇る鉄斎コレクションを中心に、鉄斎の生涯にわたる精力的かつ多彩な芸術活動をご覧いただきます。詳細は別紙の通りです。【図1】鮮魚図 富岡鉄斎筆大正4年(1915)大和文華館蔵【図2】蘇子笠屐図富岡鉄斎筆大正6年(1917)清荒神清澄寺鉄斎美術館蔵【図3】掃蕩俗塵図富岡鉄斎筆大正7年(1918)大和文華館蔵別紙<1> 展覧会詳細について1.名称 特別企画展 没後100年 富岡鉄斎―知の巨人の足跡―2.会期 2024年4月12日(金)~5月19日(日)3.休館日 毎週月曜日(ただし、4月29日〈祝〉、5月6日〈振替休日〉は開館し、4月30日〈火〉、5月7日〈火〉が休館)4.開館時間 午前10時~午後5時(入館は午後4時30分まで)5.入館料 一般 630円 高校・大学生 420円 小学・中学生 無料6.出陳品数 52件*主な展示作品【人物画―歴史人物・道釈人物】・蘇子笠屐図 富岡鉄斎筆 大正6年(1917) 清荒神清澄寺鉄斎美術館蔵・老子出関図・淵明遊興図 富岡鉄斎筆 40歳代 清荒神清澄寺鉄斎美術館蔵・紫式部像 富岡鉄斎筆 制作年不詳 大和文華館蔵・寿老図 富岡鉄斎筆 大正3年(1914) 大和文華館蔵・出山釈迦図 富岡鉄斎筆 明治44年(1911) 大和文華館蔵【花鳥・花卉・樹石画】・松鶴図 富岡鉄斎筆 明治45年(1912) 大和文華館蔵・挿花鼎図・聯 富岡鉄斎・羅振玉合作 大正4年(1915) 清荒神清澄寺鉄斎美術館寄託【山水画】・山荘風雨図 富岡鉄斎筆 大正9年(1920) 大和文華館蔵・漁邨暮雨図 富岡鉄斎筆 大正9年(1920) 清荒神清澄寺鉄斎美術館蔵・撥墨山水図 富岡鉄斎筆 大正9年(1920) 清荒神清澄寺鉄斎美術館蔵【書跡】・万歳書 富岡鉄斎筆 大正4年(1915) 大和文華館蔵【近藤家との交流から】・車海老図 富岡鉄斎筆 明治18年(1885) 大和文華館蔵・鮮魚図 富岡鉄斎筆 大正4年(1915) 大和文華館蔵<2> 会期中のイベントについて1.特別講演「鉄斎―粉本に見る学びの跡」(1)日時・場所 5月12日(日)午後2時から講堂にて(2)講師 元清荒神清澄寺鉄斎美術館学芸員 奥田 素子氏2.日曜美術講座「富岡鉄斎の中国憧憬」(1)日時・場所 4月28日(日)午後2時から講堂にて(2)講師 大和文華館 学芸員 都甲さやか3.列品解説(1)日時・場所 毎週土曜日 午後2時から展示場にて(2)解説 大和文華館 学芸部4.無料招待デー 5月8日(水)※何れのイベントも参加は無料ですが、入館料が必要です。※講堂の定員は100名です。(当日先着順。予約不要)以 上 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年04月10日「ある日の犬ちゃんの足跡、ねじねじでした」こうコメントを添えて、飼い主(@dogchan1010)さんが投稿した愛犬、犬ちゃんの写真に10万件以上の『いいね』が集まっています。投稿された写真をご覧ください。アスファルトの上には、階段のように規則的に並んだ、かわいらしい肉球スタンプが!絵に描いたような整った足跡には、芸術性も感じられますね。どのような歩き方をしたのでしょうか…。なお、飼い主さんは、犬ちゃんの肉球も公開しています。「たくさん散歩をしているので、丈夫な肉球です」というコメントの通り、しっかりとした、たくましい肉球です。丈夫な肉球だからこそ、美しい足跡が作られたのでしょう。投稿を見た人からは、「かわいすぎる」とのコメントが多く寄せられました。・めちゃくちゃアートを意識している犬ちゃん!・なんてかわいい足跡!ほかのワンコの足跡も観察したくなります。・絵に描いたような足跡ですごい。肉球の形や歩き方によって、足跡にも個性が出るのかもしれません。道でかわいい足跡を見かけたら、観察してみたくなりますね![文・構成/grape編集部]
2023年07月11日立命館大学大学院人間科学研究科は、2021年度東日本・家族応援プロジェクトシンポジウム「被災と復興の証人 11年の足跡とこれから」を、2月19日(土)、オンラインで開催いたします。東日本・家族応援プロジェクトは、東日本大震災発生を受けて、対人援助の専門家である教員と、それを学ぶ大学院生がチームとなり、対人援助学を実践する災害復興支援活動です。今年度で最終年度を迎える本プロジェクトは、これまで、人々の出会いの場所の創出を目的とした、漫画家兼家族療法家で、立命館大学訪問教授の団士郎氏の作品を展示する「家族漫画展」の開催や、現地の対人援助機関と協働し、各地域のニーズに応じた支援プログラムなどを実施してきました。活動を通して、関西から長く、各地の豊かさとともに、災害の影響、それを生き抜く人々の知恵と力について、多くのことを教わってきました。本シンポジウムでは、プロジェクトメンバーの教員および大学院生、プロジェクトに関わっていただいた各地の方々が集い、被災と復興の証人として、それぞれの立場で、これまでの11年を振り返り、語り合います。その足跡を確認し、新たな出会いと次の一歩が生まれることを目指します。■2021年度 東日本・家族応援プロジェクト シンポジウム日時:2022年2月19日(土)13:00~17:30 (開場 12:50)開催形式:オンライン(Zoomウェビナー)対象:どなたでもご参加いただけます。参加費:無料申込方法:メールでお申込みください。【締切:2月15日(火)】・申込先【 ejfspj2011@gmail.com 】・件名 【2021 シンポジウム参加】・本文には下記をご記入ください。【①お名前 ②年齢 ③ご住所 ④メールアドレス ⑤電話番号】主催:立命館大学大学院人間科学研究科■東日本・家族応援プロジェクトについて人間科学研究科の教員および大学院生による、サービスラーニングを含めた災害復興支援プロジェクト。2011年の東日本大震災発生以降、毎年、東北4県(青森県、岩手県、宮城県、福島県)を訪れ、漫画家兼家族療法家で、立命館大学訪問教授の団士郎氏の作品を展示する「家族漫画展」の開催や、現地の対人援助機関と連携し、社会・福祉・介護など多様な職種に関わる方のための支援者支援セミナーを実施するなど、各地域のニーズに応じた支援プログラムを実施。同時に、大学院教育のPBL(プロジェクト型)学習として、地域に学びながら、活躍する対人援助職の人材育成や、多様な声に耳を傾け、社会に貢献する研究者を養成。震災発生から11年、震災の影響と復興の証人として記録を蓄積してきました。プロジェクトメンバーは、これまでの臨床経験から“圧倒的な喪失”や“厳しい現実”を乗り越えるためには、その苦しみや悲しみの深さを知り、関心を寄せ続けてくれる人の存在が、何より支えになることを実感してきました。対人援助の専門家として、関西から長くできることを考え、現地の人々と顔の見える関係を築き、その声に耳を傾け、被災と復興の証人となることを決意し、本プロジェクトを進めてきました。URL: ■当日のプログラム(予定)13:00 研究科長あいさつ・プロジェクト概要と企画趣旨第1部11年目の証人たち・大学院生による活動報告①むつチーム ②石巻チーム ③多賀城チーム ④宮古チーム ⑤福島チーム・各地の皆さまからのメッセージ「来訪者を受け入れて」14:40 第2部証人になるとは、いかなることだったのか?・担当教員による話題提供・プロジェクトメンバーによるフォトボイス・まとめ16:00 第3部明日に繋ぐ~それぞれの継承~・各地の皆さま、修了生、大学院生による話題提供・参加者との意見交換・まとめ17:00 オンライン交流会URL: 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年01月28日浮世絵版画の手法を用いて、大正から昭和かけての風景や人物をみずみずしく描き出した「新版画」の代表的作家、川瀬巴水(かわせはすい、1883~1957)。彼の足跡を振り返る展覧会、『川瀬巴水 旅と郷愁の風景』が、SOMPO美術館で12月26日(日)まで開催されている。幼少期から画家を志していた川瀬巴水は、10代の頃に日本画家に入門したものの、家族の反対などもあり一度は道を諦め、家業を継ぐ。しかし、芸術の道を諦めきれず、27歳にして鏑木清方に入門。そこで同門の伊東深水の風景版画に心ひかれ、版画の道へと進んでいくこととなる。深水の版画を手掛けていた版元の渡邊庄三郎は、新時代の版画「新版画」を提唱した人物。江戸時代から続く浮世絵の技術や表現法を継承しつつも、芸術性をさらに強めた新版画と巴水の絵が好相性であることをいち早く見抜き、二人三脚で次々とヒット作を世に発表していく。展示風景より本展は、時系列に沿って3章構成で巴水の作品を紹介。「第1章版画家・巴水、ふるさと東京と旅みやげ」では、デビュー作の「塩原三部作」や「東京十二題」、「旅みやげ」など、初期の人気作を紹介していく。川瀬巴水「塩原三部作」1918年木版、紙 渡邊木版美術画舗デビュー作の「塩原三部作」は、巴水ゆかりの土地である塩原を舞台にしたもの。巴水はのこぎりの歯のようなギザギザした輪郭線や、抑揚をつけた線を作品に用いている。「塩原三部作」の一点、《塩原おかね路》では、岩肌などにその手法が用いられている。これらの表現は浮世絵ではタブーとされていたもの。巴水はデビューの時から挑戦を試みていたのだ。川瀬巴水《塩原おかね路》1918年木版、紙 渡邊木版美術画舗デビューが好評だった巴水は全国各地を旅し、その風景を描きためた。巴水が各地で描いた写生は、その後のヒットする連作『旅みやげ』へと結実していく。川瀬巴水の写生帖第9号 朝日嶽と八ヶ嶽 1924年 大田区立郷土博物館川瀬巴水 東京十二題 左《五月雨ふる山王》 右《こま形河岸》1919年木版、紙 渡邊木版美術画舗しかし、1923年に関東大震災が巴水を襲う。自宅が全焼し、全国各地を描いた写生帖も消失。また、ときには「歌川広重の模倣だ」とそしりを受けることもあった。「第2章「旅情詩人」巴水、名声の確立とスランプ」では、逆境をはねのけて制作した、代表作でもある《馬込の月》などを紹介。ひたむきに制作にはげむ巴水を追う川瀬巴水《芝増上寺》 1925年 木版、紙 渡邊木版美術画舗川瀬巴水「旅みやげ第三集」 左《福岡西公園》 右《周防錦帯橋》1928年 木版、紙 渡邊木版美術画舗また、川瀬巴水の充実した資料を収蔵する大田区立郷土博物館の版木をスケッチ、作品とあわせて展示。巴水の絵の制作プロセスに思いを馳せることができる。奥《池上市之倉(夕陽)》版木、手前 川瀬巴水 写生帖22号 市倉川瀬巴水 《池上市之倉(夕陽)》1928年 木版、紙 渡邊木版美術画舗人気作家でありながらも、自身の作品の代わり映えのなさに葛藤を抱えていた巴水は、1939年、画家仲間に誘われて朝鮮旅行へ赴く。それまで見たことのなかった広大な風景や、見慣れぬ文化に魅了された巴水は、「朝鮮八景」「続朝鮮風景」シリーズを発表。大胆な構図と精微な描写が組み合わさったさらなる新境地を開拓した。展示風景より川瀬巴水「朝鮮八景」1939年木版、紙 渡邊木版美術画舗展示風景より川瀬巴水「朝鮮八景」1939年木版、紙 渡邊木版美術画舗そして戦後、進駐軍関係者たちが次々と木版画を買い求めたことから、戦前にも劣らない空前の版画ブームが訪れる。このブームにより大量の新版画がアメリカに渡り、アップル共同創業者のスティーブ・ジョブズを魅了し、彼は20代後半から巴水の作品収集を開始した。本展ではジョブズと新版画に関する資料も合わせて展示する。色鮮やかに、そして細やかに描写した風景画で日本人のみならず世界中の人々を魅了した川瀬巴水。その独特の世界をしっかりと堪能してみよう。なお、11月17日(水)からは後期展示となり一部展示が入れ替えられる。川瀬巴水の人気作《The Japan Trede Monthly表紙(No,68)》は後期からの登場だ。雪が積もった夜の日本庭園に真っ赤な服を着たサンタが横切るという、一度見たら忘れられない構図を描けたのも、巴水が外国から愛された理由なのかもしれない。構成・文:浦島茂世【開催情報】『川瀬巴水 旅と郷愁の風景』10月2日(土)~12月26日(日)、SOMPO美術館にて開催。※会期中に一部展示替えあり前期:10月2日(土)~11月14日(日)後期:11月17日(水)~12月26日(日)
2021年11月11日60年以上にわたり、第一線で活躍を続ける写真家、篠山紀信。現在、東京都写真美術館で、彼の足跡をたどる展覧会『新・晴れた日篠山紀信』が開催されている。初期作品から、現在までの作品116展が展示される大規模な展覧会だ。本展のタイトル「晴れた日」は、1974年にアサヒグラフ誌に掲載されていた連載にちなんだもの。大スターのふとした仕草から不安定な空模様まで、時代の雰囲気巧みに捉えたこの作品群は、75年には写真集「晴れた日」としてまとめられ出版されている。篠山紀信は「自分は、大衆向けの写真を撮り続けていたため、東京都写真美術館で展覧会の声がかかるとは正直思っていなかった」と展覧会の企画を持ちかけられたときの心境を率直に語っていた。しかしながら、本人の期待をさらに上回る展示となり、非常に手応えを感じていることもコメントしている。本展は、美術館の2フロアをたっぷりと使った2部構成の展覧会。『晴れた日』や、ヴェネツィア・ビエンナーレにも出品された「家」など60〜70年代までの主要作品が展示する第一部、1980年代からバブル時代の東京を捉えた『TOKYO NUDE』、2011年の東日本大震災を捉えた『ATOKATA』、変わりゆく東京の姿を捉えた『TOKYO 2020』などが並ぶ第二部を通して観賞すると、篠山紀信がたどってきた60年の道のりをたどることができる。■第一部 1960-70年代展示風景より広い海原に、ぽつんと浮かぶ白いヨット。この写真は、海洋冒険家の堀江健一が単独無寄港世界一周に挑戦し、まもなく日本に到着するときを撮影した写真だ。この写真を撮影するため、篠山は東京から朝日新聞大阪本社まで赴き、朝日新聞社のセスナで数時間かけて250km離れた海上まで移動したという。「晴れた日」シリーズより《堀江謙一潮岬沖240キロを航行中の「マーメイドIII」》 1974年)約9年間、表紙を担当した《明星》は、8☓10と呼ばれる大判カメラとフィルムで撮影されたもの。当時のスターたちのきらめきが写真のなかに封じ込められているようだ。『明星』表紙1972年〜81年「家」のシリーズは実際に人が暮らす日本全国の家を約4年かけて撮影したもの。人が長く暮らすことで生まれた傷やたわみ、においまでも感じさせる。このシリーズで篠山は76年の「ヴェネツィア・ビエンナーレ」日本館の代表作家に選ばれている。「家」1972~75年■第二部 1980-2010年代1980年代以降、篠山の作品はさらに自由度が増していく。「TOKYO NUDE」シリーズは、様々な技法を用いて、普段は目に見えない東京の姿を篠山があぶり出していくものだ。隅田川を真上からとらえたこの作品は、35ミリカメラを3台連結し、同時にシャッターを切り、合成したもの。現在は東京スカイツリーが完成し、空から見える東京東部も大きく変貌したと篠山はコメントしている。「TOKYO NUDE」より 1990年「人間関係」は、1992年から現在まで続く雑誌『BRUTUS』の連載シリーズ。毎回、縁のある二人を、ゆかりある場所で撮影されている。たった一枚の写真のなかに、被写体の関係性が深く浮かび上がっているようだ。「人間関係」1994〜そして、篠山は休みなく姿を変える東京をさらに撮り続けていた。羽田空港D滑走路のち家やレインボーブリッジのうねる曲線などを撮影した「TOKYO 2020」において篠山の視点はさらに広がりを見せていることが感じられる。「TOKYO 2020」2009〜18年展示されている116点の作品は、ヌードから魚の頭まで被写体の対象はバラエティに富んでいる。しかしながら、どの作品も対象の本質を捉えようとする姿勢が感じられる。写真家の60年にわたる長い歴史をたどることができる、貴重な展覧会だ。取材・文:浦島茂世【開催情報】『新・晴れた日篠山紀信』5月18日(火)~8月15日(日)、東京都写真美術館にて開催
2021年06月09日日向坂46が、5thシングル『君しか勝たん』収録の共通カップリング曲「声の足跡」のMusic Videoを公開した。同曲は日向坂46のメンバーが出演している日本テレビドラマ『声春っ!』の主題歌になっており、センターはドラマでもダブル主演を務める佐々木美玲と丹生明里が担当。ほかフロントメンバーには加藤史帆、金村美玖、河田陽菜、小坂菜緒が抜擢されている。日向坂46「声の足跡」MVより“青春”がキーワードとなっている今作MVでは、学校を舞台にメンバーが真剣に過ごした日々が映し出されている。さらに展開される各シーンの多くが過去の彼女達の作品ともリンクしており、けやき坂46時代からのファンはもちろん、日向坂46改名後から“おひさま”となったファンも彼女達の“青春”の過程をたどれる作品に仕上がっている。日向坂46「声の足跡」MV<リリース情報>日向坂46 5thシングル『君しか勝たん』発売日:5月26日(水)●初回仕様限定盤TYPE-A(CD+Blu-ray):税込1,900円日向坂46『君しか勝たん』初回仕様限定盤TYPE-A ジャケット(表)【CD】1. 君しか勝たん2. 声の足跡3. 嘆きのDelete4. 君しか勝たん(off vocal ver.)5. 声の足跡(off vocal ver.)6. 嘆きのDelete(off vocal ver.)【Blu-ray】・「君しか勝たん」「声の足跡」ミュージックビデオ・個別PV(齊藤京子 / 佐々木美玲 / 高瀬愛奈 / 金村美玖 / 宮田愛萌 / 山口陽世)●初回仕様限定盤TYPE-B(CD+Blu-ray):税込1,900円日向坂46『君しか勝たん』初回仕様限定盤TYPE-B ジャケット(表)【CD】1. 君しか勝たん2. 声の足跡3. Right?4. 君しか勝たん(off vocal ver.)5. 声の足跡(off vocal ver.)6. Right?(off vocal ver.)【Blu-ray】・「君しか勝たん」「Right?」ミュージックビデオ・個人PV(潮紗理菜 / 影山優佳 / 高本彩花 / 丹生明里 / 松田好花 / 森本茉莉)●初回仕様限定盤TYPE-C(CD+Blu-ray):税込1,900円日向坂46『君しか勝たん』初回仕様限定盤TYPE-C ジャケット(表)【CD】1. 君しか勝たん2. 声の足跡3. どうする?どうする?どうする?4. 君しか勝たん(off vocal ver.)5. 声の足跡(off vocal ver.)6. どうする?どうする?どうする?(off vocal ver.)【Blu-ray】・「君しか勝たん」「どうする?どうする?どうする?」ミュージックビデオ・個人PV(小坂菜緒 / 富田鈴花 / 濱岸ひより / 渡邉美穂 / 上村ひなの)●初回仕様限定盤TYPE-D(CD+Blu-ray):税込1,900円日向坂46『君しか勝たん』初回仕様限定盤TYPE-D ジャケット(表)【CD】1. 君しか勝たん2. 声の足跡3. 世界にはThank you!が溢れている4. 君しか勝たん(off vocal ver.)5. 声の足跡(off vocal ver.)6. 世界にはThank you!が溢れている(off vocal ver.)【Blu-ray】・「君しか勝たん」「世界にはThank you!が溢れている」ミュージックビデオ・個人PV(加藤史帆 / 佐々木久美 / 東村芽依 / 河田陽菜 / 高橋未来虹●通常盤(CD only):税込1,100円日向坂46『君しか勝たん』通常盤 ジャケット(表)【CD】1. 君しか勝たん2. 声の足跡3. 膨大な夢に押し潰されて4. 君しか勝たん(off vocal ver.)5. 声の足跡(off vocal ver.)6. 膨大な夢に押し潰されて(off vocal ver.)<初回仕様限定盤・封入特典>・スペシャル抽選応募シリアルナンバー・メンバー生写真(各TYPE別22種より1枚ランダム封入)※スペシャル抽選応募詳細に関しては、後日オフィシャルサイトにて発表致します。■forTUNE meetsオンラインミート&グリート(個別トーク会)【全6日程】2021年5月30日(日)2021年6月6日(日)2021年6月13日(日)2021年6月20日(日)2021年6月27日(日)2021年7月4日(日)※参加希望のお客様は、「 forTUNE music ( )」にて、日向坂46 5thシングル『君しか勝たん』forTUNE music限定オンラインミート&グリート(個別トーク会)参加権利付通常盤を抽選購入申込の上、お買い求めください。関連リンク日向坂46 オフィシャルサイト:日向坂46 オフィシャルTwitter:日向坂46 オフィシャルYouTubeチャンネル:
2021年05月06日まだ誰も足を踏み入れていない、積もりたての雪に足跡をつけるのは楽しいですよね。雪の上の足跡は、しばらくすると消えてしまうため、どこか儚さも感じます。雪の上についた人間と犬の『足跡』これ、実は…高田なるみ(@nrm_takada)さんがTwitterに投稿した、3枚の画像に世界中から反響が寄せられています。投稿はまたたく間に拡散され、17万件の『いいね』と「感動した」「すごい…」という声が多く上がりました。まずは、『新雪を踏む』というタイトルで投稿されたこちらをご覧ください。降り積もった雪に、人間と犬の足跡がついています。一見、写真のように見えるこちらの作品。実はすべて刺繍でできているのです!全体を撮影した様子が、こちら。新雪を踏むStep on fresh snow #刺繍 pic.twitter.com/tGrPsKvr16 — 高田 なるみ|Narumi Takada (@nrm_takada) February 23, 2021 雪のやわらかさや靴裏の模様まで、糸だけで作ったとは思えないほど精巧にできています。布の上に糸を重ねていく刺繍が多い中で、雪の部分が足跡でくぼんでいるように施された刺繍は、珍しいですよね。作品を見ると、新雪を踏む時に感じる胸の高鳴りや元気に跳ね回る犬の様子なども、思い起こされます。精巧な刺繍に、ネット上では驚きの声が相次ぎました。・すごい…。額縁に入れて飾っておきたい!・すべて糸でできているなんて!写真を拡大してようやく写真じゃないことに気が付きました。・刺繍でこんなことができるなんて、感動です。日本のみならず、世界中からも「素晴らしい技術だ」「初めて見たよ!」などのコメントが寄せられ、話題となりました。糸だけで作りだした雪の上のワンシーン。寒いはずの光景の中にも、どこか温かさを感じますね。[文・構成/grape編集部]
2021年02月24日はると(@tomeji1106)さんがTwitterに公開した、1枚の写真に、20万件を超える『いいね』が寄せられました。ある日、台所のシンクに、こんな足跡を見つけたという、はるとさん。うっすらと小さな足跡がついていますね。周囲を見渡してみると…。シンクの足跡そして犯にゃんであろう猫 pic.twitter.com/5CyUi3twjq — はると (@tomeji1106) December 9, 2020 …くーっ、許す!シンクには、きょとんとした顔で「何か問題でも?」とでもいいたげな猫の姿があるではありませんか。いきいきと歩き回る猫の姿に、ネット上ではメロメロになる人が続出しました。・なんてかわいすぎる犯ニャンなんだ。・かわいさに免じて、許してあげて!・私はよくマイカーに、犯行の跡が残っていることがあります。こんなに愛らしい猫を前にしたら、飼い主でなくとも許したくなってしまいますね。むしろ足跡すらも愛でたくなるのは、猫の魅力ゆえでしょう…![文・構成/grape編集部]
2020年12月17日ディズニー公式動画配信サービス「Disney+(ディズニープラス)」にて、日本初&独占配信中のドキュメンタリー作品『ディズニーネイチャー/ゾウの足跡を追って』。本作でナレーションを務め、自らもゾウの保護活動を支援しているメーガン妃が作品の魅力について語った。本作は、アフリカ南部の3分の1を占める“カラハリ砂漠”を舞台に、1年のうちの大半を食料と水探しに費やすアフリカゾウの親子を追ったドキュメンタリー作品。群れとともにオカバンゴ・デルタを出発し、広大なカラハリ砂漠を抜け、数百キロの道のりを歩いてザンベジ川を目指すアフリカゾウの親子。容赦なく照りつける日差しの中、限られた餌と水を渡り歩き、ときには捕食者の追跡をかわしながら先祖代々受け継がれた知恵を頼りに、楽園を夢みて歩き続ける姿が映し出されていく。普段ではなかなか見ることのできない、ゾウの暮らしや“子育て”、シマウマやスイギュウ、ライオンやチーターなど、アフリカの大地で暮らす様々な動物たちとの交流も描かれている。公開されたインタビュー映像では、本編の映像とともにメーガン妃がゾウに対する愛情と、本作の魅力を語っている。さらに、ディズニープラスでは、1,500kmを超える本作の撮影チームを追った『ディズニーネイチャー/メイキング映像 ~ゾウの足跡を追って~』は、貴重な映像の数々を撮影した舞台裏に密着した、ここでしか観られないメイキング映像となっている。『ディズニーネイチャー/ゾウの足跡を追って』『ディズニーネイチャー/メイキング映像 ~ゾウの足跡を追って~』はディズニープラスにて配信中。(text:cinemacafe.net)
2020年06月27日2011年にこの世を去った名優・原田芳雄の足跡をたどる「特集上映原田芳雄生誕80年」が渋谷のユーロスペースで開催される。原田芳雄は1940年東京都生まれ。俳優座の劇団員時代の1967年にテレビドラマでデビューし、翌年に石原慎太郎が原作・脚本を担当した『復讐の歌が聞こえる』で映画デビュー。今回の特集でも上映される1970年の『反逆のメロディー』で人気を博し、以後は藤田敏八、若松孝二、鈴木清順、森崎東ら多くの監督の作品に出演し、圧倒的な存在感と観る者をくぎ付けにする演技で多くのファンを獲得した。活躍の場は映画だけでなく、ドラマや音楽など多岐に渡っており、バラエティ番組で趣味の鉄道について熱く語る姿も見られた。精悍でワイルドなルックス、鋭い眼光、豪快に見えて細部までこだわり抜かれた演技は大きなスクリーンで堪能できるスケールの大きなもの。残念ながら2011年に病でこの世を去ったが、彼が遺した作品はいまも多くの映画ファンを魅了し続けている。今回の特集は、原田芳雄の夫人にして彼が設立した俳優事務所の社長でもある原田章代に、映画評論家の山根貞男が聞いた書籍『俳優 原田芳雄』の刊行を記念したもので、10作品を上映。1980年の名作『ツィゴイネルワイゼン』や、若松孝二監督の重厚なアクション『われに撃つ用意あり』、最後の映画出演作『大鹿村騒動記』などが上映される。また会期中にはゲストによるトークイベントも予定されており、22日(日)には阪本順治監督と妻夫木聡が登壇。以降も石橋蓮司、桃井かおり、勝村政信が登壇し、映画上映後にトークイベントを開催する。特集上映原田芳雄生誕80年『反逆のメロディー』(監督:沢田幸弘)『無宿人御子神の丈吉牙は引き裂いた』(監督:池広一夫)『赤い鳥逃げた?』(監督:藤田敏八)『ツィゴイネルワイゼン』(監督:鈴木清順)『生きてるうちが花なのよ死んだらそれまでよ党宣言』(監督:森崎東)『出張』(監督:沖島勲)『浪人街』(監督:黒木和雄)『われに撃つ用意あり』(監督:若松孝二)『大鹿村騒動記』(監督:阪本順治)『火の魚バリアフリー劇場版』(監督:黒崎博)2月22日(土)から28日(土)まで渋谷・ユーロスペースで開催
2020年02月22日福島県立美術館では、イラストレーター・安西水丸の足跡を辿る展覧会「イラストレーター 安西水丸」展を7月7日から9月2日まで開催する。レストランの読書©Kishida Masumi安西水丸は、1970年代より小説、漫画、絵本、エッセイや広告など多方面で活躍したイラストレーター。はじめ広告代理店や出版社に勤め、デザイン等の仕事をしながら、嵐山光三郎の勧めで『ガロ』に漫画を発表、南房総での幼少期を題材とした「青の時代」は高い評価を得た。独立後は、村上春樹を始めとする本の装幀や、『がたん ごとん がたん ごとん』などの絵本、和田誠との展覧会、広告や執筆活動など幅広く活躍。上手いだけではない「その人にしか描けない絵」を目指して、自らの身近なものを、水平線を軸とした構図に、パントーンによる明快な色彩で表現した。本展では、「小さい頃よりずっと絵を描くことが好きだった」という安西の幼少期から晩年に至るまでの足跡を、原画と資料あわせて700点以上で紹介する。【展覧会情報】イラストレーター 安西水丸会期:7月7日~9月2日会場:福島県立美術館 企画展示室住所:福島市森合字西養山1番地時間:9:30~17:00料金:一般・大学生1,000円(800円) 高校生600円(500円) 小中学生400円(300円)※( )内は20名以上の団体料金、各種障がい者手帳をお持ちの方は無料休館日:毎週月曜日(7月16日は開館)、7月17日
2018年06月28日野田秀樹が故・十八代目中村勘三郎へのオマージュの意を込めて書いたNODA・MAP『足跡姫~時代錯誤冬幽霊~』が開幕。公演に先立って、17日に公開舞台稽古が行われた。NODA・MAP『足跡姫~時代錯誤冬幽霊~』チケット情報物語の時代は江戸。幕府から御法度とされている女カブキが、河原で上演されている。三、四代目出雲阿国座の看板踊り子、三、四代目出雲阿国(宮沢りえ)と、踊り子ヤワハダ(鈴木杏)が妖艶な踊りを見せるこの女カブキを、歌舞伎の『伊達の十役』ならぬ、“伊達の十役人”(中村扇雀)は様々に役を変えながら取り締まろうとする。阿国の弟、淋しがり屋サルワカ(妻夫木聡)ら男たちが踊り子達にすり替わり難を逃れるが、サルワカは一座の座長、万歳三唱太夫(池谷のぶえ)の逆鱗にふれ、一座に紛れ込んだ、腑分けもの(野田秀樹)、戯けもの(佐藤隆太)ら、さらには阿国までが、一座を追い出されそうになってしまう。そこで弟の窮地を救い、一座に残るべく、阿国は座長に嘆願し、出雲阿国座の再興の夢を託して、サルワカに女カブキの「筋」となる台本を書かせる。しかし、大衆をあっと言わせる「筋」など書くことができないサルワカの前に、売れない幽霊小説家(古田新太)が現れ、サルワカの台本に手を加え、その「筋」が、座長に気に入られて、新作「足跡姫」が上演されることに……。舞台には、花道やスッポン、下座音楽や大向こうなど、歌舞伎の趣向がたっぷり。その中に野田流のテンポの良い言葉遊びが混じり、さらに、幕府への謀反を企てた由井正雪、歌舞伎の創始者である出雲の阿国ら、実在の人物の名が虚構と溶け合って、重層的な世界を作っていく。そこには、芸術への情熱や、冒険心、反骨精神などが溢れている。これらは全て、十八代目勘三郎が目指したもの、あるいは、勘三郎という存在に人々が求め託したものだ。つまり、彼は直接的には登場しないが、舞台のそこここにその面影が、足跡がある。観客は、ひたむきな阿国を鮮やかに演じる宮沢、無邪気なサルワカを瑞々しく演じる妻夫木、コミカルな演技と共に能風の所作や殺陣でも魅せる古田、出演者中唯一の歌舞伎俳優である扇雀ら俳優達の生き生きとした演技に引き込まれ、やがて、野田の舞台芸術への強い想いを目の当たりにするだろう。人は皆、辛い現実を前にした時、これは虚構であってほしいと願う。一方で舞台人は常に、虚構を現実であるかのように演じたいと願う。野田は戦友の死を通して、今回の『足跡姫』に、先人の肉体が滅びても残った者が連綿と継いでいく芸能や精神と、一回毎に終わってはまた始まる舞台そのものを重ねた。野田が舞台を通して描く、死と再生という無限の物語は、観た後も私達の胸にどこまでも響き続ける。まるで足跡のように。取材・文:高橋彩子
2017年01月24日「タイ鉄道の父」ラーマ5世の肖像が掲げられたファランポーン駅著者撮影第二次世界大戦中、日本はタイに様々な足跡を残した。旧日本軍がビルマ(現在のミャンマー)戦線への物資輸送を目的に突貫工事で建設した泰緬鉄道は、その例としてよく知られている。半世紀以上たった今、その足跡はほとんど見ることはできないが、バンコク中央駅であるファランポーン駅には、日本に関わりのあるものがひっそりと残っている。駅の片隅に保存されているC56型機関車 著者撮影その一つは、ファランポーン駅を出発するとすぐ左手に見えるSLである。このSLにはタイの国旗が付けられ、なんとなくタイらしいスタイルになっているが、1941年に日本で製造されたC56型という機関車である。このファランポーン駅のC56型は、タイ国鉄にとって最も大切な場所、タイ国鉄発祥記念碑の横に置かれており、タイのSLの代表選手のように展示されているのが嬉しい。日本の靖国神社に保存されているC56型機関車 著者撮影日本からタイへは90両が輸出され、泰緬鉄道などで使用された。終戦時に敵国に利用されないようにボイラーを爆発させて「自決」させられた機関車もあったようだが、使用できる46両はそのままタイ国鉄に引き継がれ1980年頃まで使用された。1979年には、2両のC56型がタイから日本へ「帰還」し、1両は東京都の靖国神社の遊就館に保存、もう1両は静岡県の大井川鉄道で今も活躍している。レールが使用されているホームの屋根 著者撮影もうひとつの足跡を探すのは少し大変である。それは駅の柱に使われている古レールである。レールは一定期間使用すると擦り減るので交換するが、強度は十分にあるので駅のホーム屋根の柱などに転用されることが多い。ファランポーン駅の柱にも多くの古レールが使用されているが、その中に「RSRYAWATA1936」と刻印されたものがある。そう、日本の八幡製鉄所製のレールである。私が確認したところ少なくとも2本のレールにこのマークが刻印されているのを発見した。「RSR」はタイ国鉄の旧名称、「1936」は製造年を表している。つまり、1936年に八幡製鉄所で製造され、タイ国鉄に納入されたレールということになる。泰緬鉄道の建設前のことなので、おそらく日本がタイの鉄道輸送網を増強させるために輸出したレールであろう。「YAWATA」の刻印が入ったレール 著者撮影このレールが貴重なのは「YAWATA」の文字があることである。実は、日本ではほとんど八幡製鉄所製のレールが使用されているため、わざわざ製造所を見分ける必要がなく「YAWATA」の文字は刻印されていない。「YAWATA」の文字があるのは外国向け輸出レールのみで、現在、この刻印が確認できるレールがあるのはタイと台湾だけである。日本の「レールマニア」にとっては大変の貴重なレールなのである。アメリカ、カーネギー社製のレール 著者撮影この八幡製作所製のレールがある周辺の柱には、様々な国の製鉄所の名前が入ったレールが多数存在しており、日本では見かけない刻印のレールが多い。ここを見るだけで、強国のパワーバランスを上手く使って独立を保ち続けたタイ国の歴史が分かる。もっとも、駅でブツブツ言いながら柱を見て回っているのは、かなり不審な日本人であるが。(text & photo : 井上毅)バンコクから見る、東南アジア鉄道の楽しみ方その他の記事はこちら>
2016年01月21日東京・丸の内の東京ステーションギャラリーは、3人の版画家による、日本の版画史に足跡を残した雑誌の紹介を中心とした展覧会「『月映(つくはえ)』田中恭吉・藤森静雄・恩地孝四郎」を開催している。会期は11月3日まで(月曜休館、ただし11月2日は開館)。開館時間は10:00~18:00(金曜は20:00まで)。入館料は一般900円、高校・大学生700円、中学生以下無料。同展は、公刊「月映」(洛陽堂)の紹介に中心をおきながら、創刊者である田中恭吉・藤森静雄・恩地孝四郎ら3人の画家の出会い、公刊「月映」の準備期間に制作した限定の私家版「月映」、田中恭吉の死後発刊された萩原朔太郎の初めての詩集「月に吠える」(田中恭吉ペン画11点と恩地の木版画3点を収録)に関連する作品や資料など、約300点を展示するもの。1914年に生まれた作品集「月映」は、20代前半の美術学生、田中恭吉・藤森静雄・恩地孝四郎らによる木版画や詩をまとめた雑誌で、田中恭吉の死を迎えた頃に1年ほどで終刊となったものの、日本の版画史に足跡を残した。当時の画家たちにとって、木版画による表現手段は主流ではなかったが、3人はそれを跳ね返すように、自画・自刻・機械刷りによる木版詩画集づくりに熱中したという。田中恭吉は結核を患い、命を削りながら、内面の葛藤を表出するような物悲しい木版画と詩を生み出し、藤森静雄は木版画の特徴を生かした内省的な作品を残し、そして、恩地孝四郎は「月映」創刊号の編集を一人でこなし、また、日本で最初期の抽象表現に到達した。○■田中恭吉(たなかきょうきち)1892年に和歌山県和歌山市に生まれる。1910年、白馬会原町洋画研究所に入所し、1911年に東京美術学校予備科日本画科志望に入学。萩原朔太郎の詩集の装幀を頼まれるが、結核のため衰弱、1915年に郷里で亡くなる。遺作が恩地の手により萩原の詩集「月に吠える」に用いられた。○■藤森静雄(ふじもりしずお)1891年に福岡県久留米市に生まれる。1910年、白馬会原町洋画研究所に入り、1911年に東京美術学校予備科西洋画科志望に入学、1916年に東京美術学校を卒業。帰郷し中学校の教師となるが、再び上京し、日本創作版画協会や日本版画協会の創立に参加、春陽会にも出品した。1943年没。○■恩地孝四郎(おんちこうしろう)1891年に東京に生まれる。1910年、東京美術学校予備科西洋画科志望に入学、1911年、予備科彫刻科塑造部志望に入学。1918年に日本創作版画協会の、1931年には日本版画協会の創立に尽力。のち国画会会員となる。創作版画の推進者として活躍し、装幀や油彩画も手がけた。1955年没。
2015年10月20日大阪城公園・天守閣前広場(大阪府大阪市)では8月28日~9月6日の期間限定で、全長約5メートルの超大型巨人の足跡が出現している。大阪では、9月11日から10月18日まで、グランフロント大阪 北館「ナレッジキャピタル イベントラボ」(大阪府大阪市)にて「進撃の巨人展 WALL OSAKA」が開催される。開催地である大阪・梅田に向け、京都・奈良・神戸・難波など関西主要各地で巨人の目撃情報が演出されており、8月24日には大阪市内各地のバス停付近に巨人が出現した。今回出現した超大型巨人の足跡は、観覧自由となる。なお出現期間は天候により前後する場合があるとのこと。詳細は同展もしくは大阪城パークセンターの公式サイトにて。(C)諫山創・講談社/「進撃の巨人展」製作委員会
2015年08月31日甲子園歴史館は2015年2月11日まで、企画展「阪神タイガース ポストシーズンの足跡」を開催している。○タイガースの"ポストシーズンの足跡"を、さまざまな資料で振り返る同館では、企画展としては「阪神タイガース2014年の足跡と歴代キャッチャー列伝」を2015年2月11日まで開催予定だったが、阪神タイガースがクライマックスシリーズを初めて制覇し、2005年以来、9年ぶりに日本シリーズへと進出したことから、「阪神タイガース2014年の足跡」に替えて展示する。なお「歴代キャッチャー列伝」は引き続き、来年2月11日まで展示する。今回の展示では、クライマックスシリーズ ファーストステージ・ファイナルステージ、日本シリーズのポストシーズン11試合の激闘を、名シーンの写真や資料パネルとともに振り返る。12月中旬からは「クライマックスシリーズ優勝シャーレ(皿の形状をした盾)」の展示も行う予定となっている。また、会場には「クライマックスシリーズMVP 呉昇桓選手特集」として、呉昇桓選手のグローブ・ユニホームなどを展示。今後、「2014年セントラルリーグ個人記録タイトルペナントコーナー」では、マートン選手の首位打者など個人記録タイトルペナントも展示予定となる。開催日時は、12月6日~2015年2月11日 10時~17時。入館は閉館時間の30分前まで。休館日は、月曜日(試合開催日、祝日を除く)、年末年始(12月27日~2015年1月3日)。開催場所は、阪神甲子園球場外周16号門横 甲子園歴史館内「企画展示コーナー」(兵庫県西宮市甲子園町1-82)。入場料は、甲子園歴史館入館料(おとな600円、こども300円)に含まれる(別途料金は不要)。
2014年12月17日