MAXWINは、車載冷凍冷蔵庫『K-IBOXシリーズ』を30%以上お値引きして提供するサマーセールを2023年8月20日(日)まで開催しております。車中泊やキャンプなどのアウトドアでも大活躍!デジタルインナーミラーやドライブレコーダーなどカーパーツメーカーMAXWINのアウトドアや家庭でも使用可能な車載冷凍冷蔵庫『K-IBOXシリーズ』は、外部バッテリーを使用すると最大24時間も電源供給なしで稼働!各ECショップにて、メーカー小売価格より30%以上お安く販売する夏のサマーセールを8月20日(日)まで開催いたします。◆製品紹介◆『K-IBOX07-30』容量:30L※350ml缶だと42本、500mlペットボトルだと21本、750mlビンだと12本入ります。外部バッテリー収納:1個外部バッテリーのみでの連続使用可能時間:最大12時間定格電圧:(DC)12/24V、(AC)100-240V定格電力入力:60Wサイズ:(D)631mm×(W)378mm×(H)375mm総重量:12.8kg温度設定:-20~20℃騒音レベル:<45dBメーカー希望小売価格:38,500円(税込)『K-IBOX07-40』容量:40L※350ml缶だと66本、500mlペットボトルだと28本、750mlビンだと15本入ります。外部バッテリー収納:1個外部バッテリーのみでの連続使用可能時間:最大12時間定格電圧:(DC)12/24V、(AC)100-240V定格電力入力:60Wサイズ:(D)631mm×(W)378mm×(H)480mm総重量:14kg温度設定:-20~20℃騒音レベル:<45dBメーカー希望小売価格:41,800円(税込)『K-IBOX08-25』容量:25L※350ml缶だと32本、500mlペットボトルだと20本入ります。外部バッテリー収納:2個外部バッテリーのみでの連続使用可能時間:最大24時間定格電圧:(DC)12/24V、(AC)100-240V定格電力入力:60Wサイズ:(D)666mm×(W)391mm×(H)354mm総重量:13.5kg温度設定:-20~50℃騒音レベル:<45dBメーカー希望小売価格:55,000円(税込)『K-IBOX-BTG』※バッテリーはセール対象外となります。MAXWIN 車載冷凍冷蔵庫適合・K-IBOX06・K-IBOX07-30・K-IBOX07-40・K-IBOX08-25バッテリー容量:15600mAh/173Wh充電時間:約6~8時間(車載冷凍冷蔵庫での充電)サイズ:約12.7×7.5×9cm重量:約1.05kgメーカー希望小売価格:22,000円(税込)(画像はプレスリリースより)【参考】※公式サイト
2023年07月30日昌騰有限会社(所在地:大阪府岸和田市)は、MAXWINの車載冷凍冷蔵庫『K-IBOXシリーズ』の新たなラインナップを販売開始いたしました。K-IBOXシリーズ 新ラインナップ【NEW LINE UP】◆K-IBOX07-302~3人でのお出かけに最適な容量30リットル◆K-IBOX07-404~5人でのお出かけに最適な容量40リットル◆K-IBOX08-25屋外で長時間使えて普段使いもしやすい25リットル◆K-IBOX-BTGK-IBOXシリーズに適合。大容量で長時間使える車載冷蔵庫用バッテリー【どこでも冷やせるマルチ電源】マルチ電源外部バッテリーを取り付け可能なタイプで、K-IBOX-BTGを装着すればK-IBOX07-30/40は最大12時間、K-IBOX08-25は最大24時間使用可能となります。野外で使用するアウトドアやキャンプ、車中泊に最適です。バッテリー以外にACアダプター/シガーアダプターで給電可能。ソーラーパネル※1※2でも給電することができます。豊富な給電方法で使い方や設置場所を選びません。いつでもどこでも必要な時に使用できるようなモデルとなっております。※1 ソーラーパネルは当社では取り扱いございません。※2 K-IBOX08-25はソーラーパネル給電非対応【LEDディスプレイでワンタッチ操作】LEDディスプレイ各種操作はLEDタッチパネルディスプレイでワンタッチ操作設計。見やすい画面で誰でも簡単に操作可能です。温度設定は1℃単位で調整ができ、K-IBOX07-30/40は氷点下の-20℃~20℃、K-IBOX08-25は氷点下の-20℃~50℃の保温まで対応。アイスや冷凍食品、生ものの運搬や釣りやキャンプなどのアウトドアに最適です。【たっぷり大容量】容量使用目的や使用人数に合わせて選べる3タイプが新登場。【持ち運びがラクラク】キャスタータイヤ、ハンドル付きキャスター機能のタイヤ、ハンドルが装備されており、重たい荷物を入れた冷蔵庫でもラクに運ぶことができます。車中泊・キャンプ・釣りなどアウトドアシーンから普段の買い物などにも使えます。【オプションのバッテリー】K-IBOX-BTGMAXWINのK-IBOXシリーズすべてに適合。製品にはめ込むだけの簡単装着設計。15600mAhの大容量バッテリー。本製品があればコードレスでどこでも使用できます。【製品仕様】仕様◆K-IBOX07-30 容量 :30L定格電圧 :(DC)12/24V、(AC)100-240V定格電流 :(DC)5.0A/2.5A、(AC)1.2A-0.5A定格電力入力:60Wサイズ :(D)631mm×(W)378mm×(H)375mm総重量 :12.8kg温度設定 :-20~20℃騒音レベル :<45dB◆K-IBOX07-40 容量 :40L定格電圧 :(DC)12/24V、(AC)100-240V定格電流 :(DC)5.0A/2.5A、(AC)1.2A-0.5A定格電力入力:60Wサイズ :(D)631mm×(W)378mm×(H)480mm総重量 :14kg温度設定 :-20~20℃騒音レベル :<45dB◆K-IBOX08-25 容量 :25L定格電圧 :(DC)12/24V、(AC)100-240V定格電流 :(DC)5.0A/2.5A、(AC)1.2A-0.5A定格電力入力:60Wサイズ :(D)666mm×(W)391mm×(H)354mm総重量 :13.5kg温度設定 :-20~50℃騒音レベル :<45dB◆K-IBOX-BTG バッテリー容量:15600mAh/173Wh充電時間 :約6~8時間(車載冷蔵庫での充電)サイズ :約12.7x7.5x9cm重量 :約1.05kg【販売ショップ】Amazon◆K-IBOX07-30 ◆K-IBOX07-40 ◆K-IBOX08-25 ◆K-IBOX-BTG 楽天市場◆K-IBOX07-30 ◆K-IBOX07-40 ◆K-IBOX08-25 ◆K-IBOX-BTG Yahoo!ショッピング◆K-IBOX07-30 ◆K-IBOX07-40 ◆K-IBOX08-25 ◆K-IBOX-BTG 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年07月03日豊田通商株式会社(以下:豊田通商)と株式会社ユーラスエナジーホールディングス(以下:ユーラスエナジー)は、電気自動車(EV)に利用されている車載用電池を活用した定置用蓄電池システムを、ユーラスエナジーグループが所有するユーラス田代平ウインドファーム(所在地:秋田県鹿角市)に併設し、運用する実証実験を開始いたします。各国のカーボンニュートラル実現に向けた施策の一つとして電気自動車・ハイブリッド車などの電動車の普及・拡大が推進される一方、今後、使用済み車載用電池の大量発生が見込まれています。また、再生可能エネルギーの導入拡大が進められる中で、太陽光発電や風力発電などの不安定な電源に対して、電力需給の安定化などを目的とした定置用蓄電池システムのニーズ拡大が期待されています。そのような中、使用済み車載用電池の有効活用のひとつとして、定置用蓄電池システムへのリユースが検討されています。このたび両社は、固定価格買取制度(FIT)の期間が終了したユーラス田代平ウインドファーム(設備容量:7,650kW)に、トヨタ自動車のEVに採用されている車載用電池・制御部品・技術と東京電力ホールディングスの系統接続の知見が融合して共同開発された、定置用蓄電池システム(1MW/3MWh)を設置し実証を行います。本実証では、今後発生する使用済み車載用電池のリユースを見据え、新品の車載用電池を用いて実証を行います。FIT期間が終了した大規模風力発電所の提供価値の最大化や事業継続性の確保、国内電力卸市場の価格変動や小売電気事業者の需給事情を基にした蓄電池の充放電の最適運用・電力系統の安定化に資する制御などを目指し、ユーラスエナジーの子会社で小売事業を営む株式会社ユーラスグリーンエナジーなどと協業しながら2023年秋頃から数年程度実施する予定です。豊田通商とユーラスエナジーは、本実証を通じて、使用済み車載用電池の定置用蓄電池へのリユース実現を目指すとともに、再生可能エネルギーの普及・拡大による脱炭素社会、循環型社会の実現に向けた活動を進めてまいります。<実証の実施体制>※1 PCS(Power Conditioning System):蓄電池を直流電源として接続し、電力系統や各種電気機器に交流電力を供給する設備※2 EMS(Energy Management System):蓄電池システム側のエネルギーマネジメントシステムユーラス田代平ウインドファーム 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年05月29日2023年のゴールデンウィーク、みなさんは何をして過ごしましたか。同年は、平日の1~2日に休めば最大で9連休できたとあって、国内外に旅行に出かけた人は多いでしょう。旅行に欠かせないのが、旅の思い出を残せる、カメラやビデオカメラといったアイテム。旅行中、写真や映像をたくさん撮って、終わった後に見返すと、楽しかった思い出が鮮明に蘇りますよね。ビデオカメラにおさめたはずなのに?さてよ(sateyo3)さんも、ゴールデンウィーク中の思い出をビデオカメラで撮影していた1人。楽しかった旅の思い出を振り返るべく、ビデオカメラを確認したところ、悲しい事実を知ることになります。そう、さてよさんは旅の途中まで、録画と録画停止を逆に操作していたのです。カメラに映るのは、出かけている最中に着ていた服と、地面ばかり。カメラを対象に向けた時に録画を切り、撮らない時に録画ボタンを操作していたのでしょう…!さてよさんは、自身の体験談をInstagramに投稿。あまりにも切ない結末に、同情と共感の声が集まりました。・よくやります。自分の靴と地面が延々と撮れていた時の切なさったら…。・私は同じことを、娘の発表会の時にやったよ。ドンマイ!・切ない!スマホも、録画しながら写真撮るボタンを押していたつもりが、停止ボタンを連打していて、撮れていないことってあるよね!ちなみに、さてよさんいわく、旅の後半の映像は無事に撮れていたそうです。うっかりミスが招いた悲劇。さてよさんは映像が撮れていなかった悲しみを抱きつつも、こうつづっていました。「思い出は心の宝石箱に…」[文・構成/grape編集部]
2023年05月10日もう二度と戻ってこない、娘の赤ちゃん時代……。その貴重な映像を記録したビデオカメラが! 育児で忙しいから、と後まわしにしないで、もっと早くにちゃんとバックアップしておくべきだった……と後悔した私の経験談です。20年前の古いビデオカメラこれは、現在中学2年生の娘が0歳だったときのお話です。娘が生まれたばかりのころ、携帯はまだフィーチャーフォン(ガラパゴス携帯)しかなく、わが家ではビデオカメラも買っていませんでした。ビデオカメラが高く、経済的に余裕のないわが家は買うことを諦めていたのです。 そんなとき、私が小学生のときに両親が使用していた古いビデオカメラが実家にあることがわかりました。動作も問題なく使用できたので、その古いビデオカメラを借りて娘が生まれたばかりのころの映像を残していました。 貴重な赤ちゃん時代の娘の映像が…しばらくは実家の古いビデオカメラを借りていたのですが、娘が生後3カ月になるころ、わが家でも新品のビデオカメラを買うことにしました。そして、古いビデオカメラのほうのバックアップをしないまま、約1年が過ぎました。「そろそろ育児も落ち着いてきたし、娘の映像類の整理をしよう!」と重い腰をあげ、実家から再び古いビデオカメラを借りてきましたが電源が入らず……。 充電してもダメで、メーカーに問い合わせましたが、かなり古い商品なのでもう部品がなく修理もできないとのこと。娘が生まれてすぐから生後3カ月までの映像は、このビデオカメラにしか入っていないので途方に暮れました。 データが消えてしまうのを覚悟で頼みの綱のメーカーにも「修理は不可」と言われ、「もう娘の小さいときの映像は見られないんだ……。何でもっと早くにバックアップしなかったんだろう」と、とても後悔しました。 その後、ビデオカメラの映像をDVD化しているサービスに問い合わせると、「データは復元できないかもしれないし、中のデータが消えてしまう可能性もあるかもしれないが、了承してもらえるなら」とのことでDVD化を依頼。すると、きちんとDVDに映像を収めて返してもらうことができ、うれし涙が出るほどでした。 忙しさを理由に、大事な娘の赤ちゃんのときの映像のバックアップを後まわしにしてしまい、その間にビデオカメラが壊れて中のデータが消えてしまうところでした。「こんな思いをするくらいなら、しっかりと自分でデータをバックアップしておくべきだった」と教訓になりました。今では育児の合間の時間でこまめにバックアップするようにしています。著者:吉川 みきな14歳女の子と4歳男の子、0歳の年の差兄弟を育てている母。反抗期の娘とイヤイヤ期の息子の育児に日々奮闘中。上の子を出産後に大学に通い、看護師の資格を取得。現在は看護師としてパート勤務をしている。
2022年11月21日”移動を、自由で快適に”をコンセプトに、車載ホルダーやFMトランスミッターの販売を行う「SmartTap(スマートタップ)」(加島商事株式会社)は、『EasyOneTouch5』を、11月26日よりAmazonにて販売開始いたします。本製品は、シリーズ累計35万台※の人気機種、EasyOneTouch3の後継機。EasyOneTouch3の強力な吸着力はそのままに、本体サイズを小型化。本体サイズ全体が小さくなったので、設置場所の選択肢が広がりました。また新たに、ノブを回して固定するタイプのエアコンクリップや、取り外し可能なケーブルタグを付属し、車内でのスマホ充電を安定して行うことが可能に。※ 2021年11月24日現在■製品ポイント【Point1】人気機種EasyOneTouch3の後継機シリーズ累計35万台の人気機種、EasyOneTouch3の後継機。EasyOneTouch3の強力な吸着力はそのままに、本体サイズを小型化。本体サイズ全体が小さくなったので、設置場所の選択肢が広がりました。【Point2】アームをよりスムーズに調節可能前モデルに比べ、伸縮調整ノブが上面につき、角度調整ノブが出っ張る事でアームを調節しやすくなりました。【Point3】サイドアームの面積が広がり、 スマホをしっかり固定前モデルに比べ、1.7㎠アームの面積が広がりました。スマホをよりしっかり固定させます。【Point4】エアコンクリップを付属ノブを回して固定するタイプの、安定感のあるエアコンクリップも付属しており、ダッシュボード等に設置できない場合、車のエアコンの通気口に設置が可能です。【Point5】ケーブルタグでスマホの充電がスムーズに新たに、取り外し可能なケーブルタグを付属。ケーブルを定位置に固定する事ができ、スマホの充電をスムーズに行う事ができ、ケーブルを探す煩わしさから解放されます。■製品概要EasyOneTouch5機能はそのままに、より小型化大人気の”車載ホルダー”がパワーアップして登場!販売元:加島商事株式会社生産国:日本価格:2,980円(税込)/2,709円(税抜)発売日:2021年11月26日流通:Amazon■ブランド概要『SmartTap』(スマートタップ)移動を、自由で快適にモノにあふれ、指先1つで人と繋がる現代。わざわざ移動して出会う瞬間や経験の価値がより一層高まっている。仕事でも、プライベートでも、その貴重な瞬間へ向かう時間をもっと快適に。人との繋がりや体験をもっと大切に。Smart Tap : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2021年11月26日株式会社ACROVE(東京渋谷区代表取締役荒井俊亮)は、防災グッズ・防災セットのKoremo.コレモ公式ストア(koremo.jp)で車載用防災セット『レスキューセット』の販売を開始しました。各地で連日雨が降り、全国的に梅雨入りが発表されています。ドライバーの皆さんにとって気を付けなければいけないのは梅雨の時期に多い雨天時の事故です。雨の日は晴れの日より交通事故が4倍東京管区気象台発表のデータで晴天・雨天別での1時間当たり交通事故件数を算出すると、晴天時は0.95(件/時間)に対して、雨天時では3.34(件/時間)であり、雨天時においては晴天時の約4倍の割合で交通事故が起きていることが分かりました。大雨によるスリップや視界不良が原因で、雨天時には晴天時と比較し交通事故が非常に発生しやすい状況にあるといえます。多発する豪雨に注意梅雨の時期の継続的な大雨は6月から7月上旬に、ゲリラ豪雨は7月の下旬から9月の上旬に発生するため、これから非常に注意が必要な時期がやってきます。この時期は道路が冠水して車両が水没してしまうなど、多くのトラブルが報告されています。緊急脱出用ハンマーの備えが必要運転中に台風やゲリラ豪雨、地震に伴う津波などに巻き込まれた時、日本自動車連盟(JAF)では、冠水時に自動車のドアがどうなるのか解説しています。「狭い車内では力が入れにくいのに加えて、水没時は水の抵抗もあり、基本的には脱出用ハンマー以外のものでは割れません。万が一に備えて、脱出用ハンマーを車内の手に届くところに常備して置くことが重要です。脱出用ハンマーには、シートベルトを切る機能もあるので、シートベルトが外れない状況では切断することが可能。セダン、ミニバンともに『後輪が浮いている状態』では、車外の水位が高いためドアに外から強い水圧がかかり開けられません。水没時にドアも窓も開かない場合、車内外の水位の差が小さくならないとドアは開けることができませんでした。」このように、交通事故や水没事故などで車内に閉じ込められたとき、車外に緊急脱出をするために必要なアイテムが緊急脱出用ハンマーです。コレモの車載用防災セットコレモの車載用防災セット『レスキューセット』の中には緊急脱出用ハンマー以外に携帯トイレ、ポケットティッシュ、手回し式LEDライト&ラジオ、エマージェンシーブランケット(防寒シート)、軍手が入っています。防災アイテムはジップ付きパッケージに入っているため、水濡れの心配もありません。今までの防災セットには無かったおしゃれで可愛いオリジナル巾着バッグは、SNSを中心に人気を集めています。あれも、これも、備えて安心。防災グッズ・防災セットの『Koremo.コレモ』コレモは『大切な人を想い、防災という贈り物を。』をコンセプトに、今までになかったギフトとしての防災セットを展開しています。自然災害大国と呼ばれている日本で暮らす私たちは、常に防災意識を持つことが重要です。ご自宅用の防災セットはもちろん、今年は愛車や仕事用の車にコレモの車載用防災セットを備えましょう。法人でのお取引をご検討の方へ防災アイテムはカスタムすることが可能です。大手自動車メーカーに採用されたJIS規格適合品の脱出用ハンマーや、ドイツ製品安全法が定める品質・安全基準を満たすことを証明するGSマークを取得した脱出用ハンマーも取り扱い中です。コレモはオフライン店舗での販路拡大や、企業・公共施設・自動車メーカーなどの契約、コラボ商品の開発にも注力をしています。法人でのお取引をご検討いただける際は下記からご連絡ください。商品詳細はこちら株式会社ACROVE担当:ブランド事業部電話:03-6276-5111メールアドレス:support@anoma-inc.com企業プレスリリース詳細へ TIMESトップへ
2021年06月28日スマートフォンや写真機でも動画が撮影できますが、赤ちゃんの成長記録、旅行や運動会と、今でもビデオカメラの活躍する機会はたくさんあります。防水モデルや「4K」といった、新しいものも出てきているようです。ヨドバシカメラ新宿西口本店の荒木貴史さんヨドバシカメラ新宿西口本店、カメラ専門チーム・プロダクトスペシャリストの荒木貴史さんに、人気のデジタルビデオカメラをうかがいました。人気のデジタルビデオカメラ ランキングパナソニック W585Mソニー HDR-CX680JVC GZ-RX670――スマホやデジカメではなくビデオカメラを選ぶべき理由は?今はスマホやデジカメで動画を撮影する方が増えているので、ビデオカメラという選択する人が減っているのは事実です。ただ、デジカメだと、撮れる時間が30分未満と決まっているので、運動会や旅行などで撮りっぱなしができないという欠点があります。卒業式や入学式、運動会などのイベントが控えているファミリーはもちろん、ご出産のタイミングでお早めにお求めになる方は今でも多いですよ。――売れ筋の価格帯は?「一般的な形のビデオカメラ」を出しているのはパナソニックとソニーだけですが、両社とも価格が5万円前後まで下がっていいます。ビデオカメラは年によっても少し違いますが、だいたい1~2月にモデルチェンジが始まり、新製品の価格は10万近くから下がっていきます。年末年始で在庫がなくなることもありますが、年度末は買うのにとてもいい時期です。もちろん、新しい機種でものすごくいいものが出てくる可能性もありますが、デジタルビデオカメラというジャンル自体、成長しきった感があり、大きな変更がされることは少ないです。安いモデルだと3万円台からありますが、パナソニックだと「ワイプカメラ」、ソニーだと「空間手ブレ補正」のような、特徴になっている機能が搭載されていないのと、保存容量が半分になるのが違いです。みなさんビデオカメラだと撮りっぱなしにする場合が多いのですが、安いモデルだと容量32GBで、最高画質だと2時間半で、充電一回分で終わってしまいます。64GBあった方が、気にせず撮れます。――オススメのモデルは?パナソニック W585Mと、ソニー HDR-CX680がオススメできますし、人気もあります。パナソニックとソニーで画質そのものに大きな違いがあるわけではありませんが、パナソニックは、小さくて軽いのが特徴です。機能面では、「ワイプカメラ」がパナソニックの特徴になっています。普通の画面と同時に、横の小さなカメラで小窓を撮影することのできる機能です。撮っている相手と会話する撮影者、という動画も撮ることができます。ソニーの680番はプロジェクターがついているモデルもありますが、ないモデルの価格がかなり下がったこともあり、ない方が売れ筋です。ソニー680番は、「空間手ブレ補正」という本体が揺れてもレンズは揺れないよう物理的に調整する機能、手ブレ補正がかなり強いのが特徴です。運動会とかでズーム撮影する際、三脚がなくてもブレにくいです。その分、本体内に装置を組み込まなくてはいけないので、パナソニックと比べるとどうしても大きくはなってしまいますが、こちらも人気があります。――防水モデルだと?ビクター(JVC)が、GZ-RX670を出しています。低温はマイナス10度まで対応、防塵防滴で、スキーシーズンや海水浴シーズンによく売れます。撮影スペックはパナソニックやソニーと比べ、そんなに大きく変わりませんが、バッテリーが内蔵で、あまり容量が大きくないのが、ちょっとした違いですね。撮影時間は、置きっぱなしで4時間、液晶をつけたりズームしたりすると、実質2時間です。――4Kビデオカメラはどうですか?最近では4Kビデオカメラもありますが、値段は高いのでファミリー層向けではありません。いまのところ、まだまだ「4K」というフレーズが独り歩きしている感があります。「テレビが4Kだし、ビデオカメラも4Kで」という方だと、ソニーのハンディカムFDR-AX40を選ばれる方が多いです。まとめ一般的な選択肢として、まずはコンパクトで小窓も撮影できるパナソニック W585M、手ブレ補正の強いモデルが欲しいなら、やや大ぶりにはなりますがソニー HDR-CX680がいいようです。防水モデルだと、JVC GZ-RX670になります。4Kは、いまのところあまり考えなくてよさそうです。スチールカメラと違ってずっとRECしておけばいいビデオカメラですが、撮影終了後、ご自宅のテレビなどにつないで家族で観る機会をどれだけつくれるかも重要です。写真と違ってスマホなどでいつでも手軽に観ることが少し困難ですので撮りっぱなしで終わらないよう、子供の成長にあわせてみんなで振り返る時間も作りたいですね。
2018年02月05日STマイクロエレクトロニクス(ST)は4月7日、車載機器・産業機器の耐久性や安定性を向上させる36V耐圧オペアンプ「TSB572」「TSB611」を発表した。TSB572およびTSB611は、STの新しい40V耐圧BiCMOSプロセス技術を採用した単一オペアンプ。同プロセス技術は優れたGBW/Icc効率を可能とするため、性能に関する供給電流は、標準オペアンプの約5分の1だという。さらに、低入力オフセット電圧と低温度ドリフト(6μV/℃未満)により、システム設計が簡略化され、トリミングと較正が不要になり、広範な動作温度範囲(-40℃~125℃)において一貫したパフォーマンスを実現するとしている。TSB572は、レール・ツー・レールの入出力を備え、利得帯域幅積(GBW)は2.5MHz、入力オフセット電圧は最大1.5mVとなっている。また、広範な動作電圧範囲(4.0V~36V)により、さまざまな電源に対応することが可能だ。一方のTSB611は、GBWが560kHzで、最低2.7Vの電源電圧から動作可能。ユニティ・ゲインによる動作が可能なオペアンプで、超低入力オフセット電圧(1mV)と低動作電流(最大125μA : 36V時)を特徴とする。両製品ともに現在量産中で、TSB572はDFNパッケージ(3×3mm)またはMINI SO8パッケージで提供され、単価は約0.80。TSB611がSOT23-5パッケージで提供され、単価は1000個購入時に約0.55ドルとなっている。
2016年04月07日SBIファーマは4月1日、医療内視鏡用ビデオカメラ「超高感度CMOS内視鏡用カメラAlaowl」を販売開始したと発表した。同機器は、さまざまな診療科で使用されている硬性内視鏡などに接続して使用することができる医療内視鏡用ビデオカメラ。昨今の医療現場で使用されている一般的な医療内視鏡用ビデオカメラでは、医療用光源装置からの多くの光量が必要だが、同機器では超高感度のCMOSカメラを搭載しており、少ない光量での内視鏡観察や長時間にわたる微弱な蛍光観察を行うことが可能。また、白色と紫色のLEDを搭載した同社の医療用光源「2色LED光源 Aladuck LS-DLED」と併用することで、医療従事者にとって負担の少ない蛍光観察が行える。
2016年04月01日エレコムは3月29日、スマートフォンなどの音楽を車内でワイヤレス再生する車載用オーディオレシーバー「LBT-ACR11」シリーズを発表した。発売は4月上旬。価格はオープンで、推定市場価格は税別3,980円前後。ブラックとホワイトの2色を用意する。スマートフォンやタブレットの音楽を、カーステレオでワイヤレス再生するための車載用オーディオレシーバー。接続は、LBT-ACR11を車内のアクセサリソケットにセットし、付属のケーブルでカーステレオのAUX端子とつなぐ。LBT-ACR11とスマートフォンの接続はBluetoothだ。Bluetooth 4.0に対応し、コーデックはAACとSBCをサポート。8台までの機器とペアリングできる。本体に充電用のUSB出力コネクタを備え、スマートフォンやタブレットの充電も可能(5V/2.4A出力)。12V車と24V車に対応し、過電圧/過電流/短絡保護防止機能も搭載している。本体サイズはW99.3×D37×H26mm、重量は約32g。
2016年03月29日ラピスセミコンダクタ(ラピス)は3月29日、車載機器や産業機器のデータ記憶媒体用の128MビットNOR Flashメモリ「MR29V12852B」を開発したと発表した。信頼性の高いシステムを構築するためには、ビットエラーを低減するビットエラー訂正機能や、周辺回路へのノイズ対策を考慮した基板設計、部品配置とその評価が必要とされている。これまでシステムにビットエラー訂正機能を具備するには、従来メモリ品に加えてエラー訂正符号回路と訂正符号用の検査語メモリの追加が必要であった。同LSIは、ビットエラー対策としてエラー訂正符号回路と、訂正符号用の検査語Flashメモリを内蔵しているため、ビットエラー訂正機能追加時に必要な部品の追加が不要。また、一般的なNOR Flashメモリ品と互換性があるため、同LSIへの置き換えが容易で、現行システムに追加部品なしで、ビットエラー訂正機能を備えたシステムを構築することが可能となる。また、NOR Flash動作時に発生する基板上輻射ノイズの低減、およびインピーダンスマッチングによるリードデータ出力波形の特性改善のため、データ出力時の電流駆動能力を変更する出力ドライバビリティ調整回路を搭載している。システム構成に応じた電流駆動能力の最適化が可能で、輻射ノイズ対策部品の削減、ダンピング抵抗部品の削減や実装コストの削減が可能になる。出力ドライバビリティ調整回路は、出荷時から固定仕様で提供されるため、既存のFlashコントローラを使用のままで出力ドライバビリティを調整することができる。現在サンプル出荷中で、参考価格は750円(税別)。量産出荷開始は2016年11月を予定している。
2016年03月29日サンディスクは3月24日、来るべきコネクテッドカー時代に向けた車載用フラッシュストレージソリューション「SanDisk Automotiveシリーズ」および、IIoTを中心に新たなデータ活用が期待される産業分野向けフラッシュストレージソリューション「SanDisk Industrialシリーズ」を発表した。SanDisk Automotiveは、コネクテッドカーに求められるさまざまな要件に対応した車載グレードのSDカード製品群(容量は8~64GBまでを用意)。同社はこれまでも-40℃~+85℃まで対応したAEC-Q100認証取得済みSDカードを車載用途に提供してきたが、同シリーズは、それらに加え、信頼性と利便性を高めるための各種スマート機能を搭載したもの。これにより、SDカードの書き込み寿命のモニタリングや、電源瞬断によるデータ破壊からの保護、メモリの自動リフレッシュなどが可能となり、保守コストの低減やメモリ寿命の延長などをエンドユーザーやカスタマは意識せずに実現できるようになるという。一方のSanDisk Industrialは、産業機器を中心とした高い耐久性と信頼性が要求されるアプリケーション向けに設計された産業グレードのSDカード/MicroSDカード製品群。SDカードとしては、8~64GBまでのラインアップを用意、動画の保存用途が中心に想定されるmicroSDカードは32GBおよび64GB品が用意されており、いずれも最大20MB/秒のシーケンシャル書き込み/読み取りを実現しているほか、-25℃~+85℃(SDカードは-40℃まで対応するSanDisk Industrial XTシリーズも用意されている)の温度範囲に対応し、車載向けと同様、メモリの書き込み寿命のモニタリングなどのスマート機能を搭載している。いずれの製品も2016年4月より、同社のコマーシャルビジネスチャネルを通じて出荷を開始する予定としている。なお、同社の車載&コネクテッドソリューション プロダクトマネージャーであるラッセル・ルーベン(Russell Ruben)氏は、今後の製品ロードマップについて、公にできないとしながらも、これらの製品群はMLC方式のNAND型フラッシュメモリを採用しており、容量的にもさらに増加させていくことは可能とし、車載機器メーカーや産業機器メーカーなどが将来的に開発していくアプリケーションが必要とするメモリ容量を見極めていく形で、製品展開を図っていくとしていた。
2016年03月24日ルネサスエレクトロニクス(ルネサス)は3月14日、車載制御ユニット(ECU)内に流れる電気のオン・オフをになるメカニカル・リレーからの置き換えが可能なインテリジェント・パワー・デバイス(IPD)のサンプル出荷を同日より開始すると発表した。IPDとは、スイッチング素子のパワーMOSFET(金属酸化膜半導体電界効果型トランジスタ)に加え、各種保護機能および自己診断出力機能を実現する制御回路を1つのパッケージに内蔵したパワー半導体のこと。今回は「RAJ280002」など6品種を発表。新製品はオン抵抗1.6Ω(RAJ280002のTch=25℃におけるTyp値)の低オン抵抗を実現したことによりモータやヒータなどの大電流アプリケーション向けメカニカル・リレーの置き換えが可能となっている。また、電源電圧3.2Vという低電圧動作により一時的に電圧が低下するクランキングに対応したほか、RAJ280002はアクティブクランプ耐量1700mJを実現するため、同社従来のライティング制御以外へ採用することが可能。ルネサスは、同製品の採用によりユーザーは、従来のライティング制御をはじめとする小・中電流アプリケーションだけでなくモータやヒータ用途といった ECU についても半導体化を推進できるため、小型・軽量・低消費電力かつメカニカル・リレーと異なり接点摩耗が無く、各種自己保護機能により高い信頼性を持つシステムを構築することができるとしている。量産は2017年1月より開始し、2018年1月には合計で月間85万個を生産する計画で、サンプル価格は製品によって異なるがRAJ280002の場合では400円/個となっている。
2016年03月14日米Synopsysは3月2日、車載向け/セーフティ/セキュリティ分野の故障シミュレーション技術を有する米WinterLogicの買収を発表した。買収内容の詳細は明らかにされていない。故障シミュレーションは機能安全規格ISO26262ならびにASIL分類の準拠性検証に用いられる技術。Synopsysは機能検証、ハードウェア/ソフトウェア検証、ソフトウェア・クオリティとサイバー・セキュリティ、車載向けIPなどの分野でのソリューションを拡充しており、WinterLogicの技術を加える事でさらなる強化を図る。Synopsysは同買収について「WinterLogicは、非常に高度な故障シミュレーション/管理ソリューションを提供するリーディング・カンパニーであり、当社が拡充を図っている車載向け機能安全/セキュリティ検証ソリューションに他に類を見ないテクノロジと優れた専門技術をもたらしてくれます」とのコメントを発表している。
2016年03月04日STマイクロエレクトロニクス(ST)は3月1日、大手車載機器メーカー向けに長距離測定に対応した新しい車載ミリ波レーダー用トランシーバIC(77GHz)の出荷を開始したと発表した。市場では、高速アダプティブ・クルーズ・コントロール(ACC)など、77GHz技術が適した高出力長距離レーダーを使用する次世代機能への期待が高まっており、高い周波数では、アンテナの小型化が可能であると共に、短・中・長距離レーダーを必要とするADASに同じ技術を適用することができる。同社が今回開発した77GHz車載ミリ波レーダー用トランシーバICは、77GHzトランスミッタ3個およびレシーバ4個を1チップに集積しているため、競合製品に比べて、シンプルかつ小型のシステムを低コストで設計することができるとする。また、物体認識機能と解像度を向上させるマルチチャネル・アーキテクチャの採用により、走行中の高い性能と信頼性の実現に貢献する。同製品は現在サンプル出荷中で、2017年3月に量産を開始する予定だ。
2016年03月01日STマイクロエレクトロニクス(ST)は2月29日、車載用32bitマイコンファミリ「SPC57」の最初の製品を発表した。今回発表された製品ファミリは、エントリ・レベルの車載用セーフティ・クリティカル・アプリケーションに向けて設計されたSoCで、ステアリングやブレーキなどISO26262で定められているASIL-Dへの対応といった安全要件への準拠と同時に、コスト低減が求められる車載システムを対象としている。具体的には、スラグ付きQFPパッケージで提供されるSPC570S50E1(Flashメモリ:512K、パッケージ:QFP64)、SPC570S50E3(Flash メモリ:512K、パッケージ:QFP100)、SPC570S40E1(Flashメモリ:256K、パッケージ:QFP64)、およびSPC570S40E3(Flashメモリ:256K、パッケージ:QFP100)の4製品がラインアップされた。QFP64パッケージの2品種は現在入手可能となっており、QFP100パッケージの2品種は、2016年第1四半期末に入手可能になる予定。同社は同製品ファミリについて「安全性は自動車業界の開発における大切な要素で、安全かつ環境に優しい自動車の実現に貢献する半導体技術に関してもこれは同様です。SPC57は、拡張性が高く、将来の変更にも柔軟に対応できるソリューションです。コストと性能の最適なバランス、最も要求の厳しい安全規格への準拠、長期間の製品供給保証、および低コストの開発エコシステムを特徴としています。」と説明している。
2016年02月29日キヤノンマーケティングジャパンは、超広角レンズを搭載したHDビデオカメラ「iVIS mini X」に32GB・UHS-I対応のSDHCカードを同梱した「iVIS mini X SDKIT」をキヤノンオンラインショップにて2月25日に発売する。販売価格は税別39,800円。iVIS mini Xは、2014年10月に発売された、コンパクトなビデオカメラ。1080iのAVCHDもしくはMP4動画、リニアPCM形式の音声記録に対応。対角約170度の超広角レンズと2軸ヒンジのバリアングル液晶、自立スタンドを備え、さまざまなアングルから動画を撮影できる。サイズは約W82×D109×H30mmで、重さはバッテリーとカードを含む状態で約240g。約2時間40分の連続撮影が可能となっている。
2016年02月23日キヤノンは2月23日、フルHD対応ビデオカメラ「iVIS HF R72」を発表した。キヤノンオンラインショップにて2月下旬に販売を開始する。価格は税別45,800円。iVIS HF R72は、1/4.85型・有効207万画素のフルHD CMOSセンサーと画像処理エンジン「DIGIC DV4」を搭載したデジタルビデオカメラ。光学32倍ズームレンズにより、35mm判換算で38.5mmから望遠89.6mmの焦点距離をカバーするうえに、57倍アドバンストズーム機能を利用できる。中高輝度域の階調を人間の目で見たものに近づける「高輝度優先モード」に対応。大容量バッテリーを同梱したことで従来機種の約1.5倍にあたる、約165分の連続撮影が可能となった。液晶モニターは3.2型・約23万ドット。記録メディアは32GB内蔵メモリーとSD/SDHC/SDXCカード。動画記録形式はAVCHDまたはMP4。サイズはW115×H84×D231mm。重さは約240g。通信機能としてWi-FiとNFCを備えている。また、iVIS HF R72から内蔵メモリーとWi-Fi、NFC機能を省いた低価格モデル「iVIS HF R700」も同時に発売する。こちらのキヤノンオンラインショップ価格は税別27,800円。
2016年02月23日キヤノンは2月23日、光学20倍ズーム機能を搭載したフルHD対応ビデオカメラ「iVIS HF G40」を発表した。キヤノンオンラインショップにて2月下旬に販売を開始する。価格は税別149,800円。iVIS HF G40は、1/2.84型・動画有効291万画素HD CMOS PROセンサーと画像処理エンジン「DIGIC DV4」を搭載したハイアマチュア向けのデジタルビデオカメラ。光学20倍ズームレンズにより、35mm判換算で広角26.8mmから望遠576mmの焦点距離をカバーする。また5軸手ブレ補正機能も内蔵する。新開発のCMOSセンサーにより、従来モデル「iVIS HF G20」からS/N比を3dB改善し、低照度撮影時の画質を向上。ピクチャー設定に、中高輝度域の階調を人間の目で見たものに近づける「高輝度優先モード」、ダイナミックレンジを被写体濃度600%まで拡大した「ワイドDRモード」を追加している。モニターは、3.5型・約123万ドットの有機EL式。Wi-Fi機能では、新たに5GHz帯に対応し、大規模イベント会場など混雑した電波環境でも安定した通信が期待できる。主な仕様は下記の通り。撮像素子:1/2.84型HD CMOS PROセンサー、動画有効291万画素焦点距離:26.8~576mm (35mm判換算)最低被写体照度:1.2ルクス (1/30秒撮影時)。モニター:有機EL、3.5型、約123万ドットEVF:0.24型、約156万ドット記録メディア:SD/SDHC/SDXCカード (スロット2基装備)動画記録形式:AVCHD、MP4サイズはW115×H84×D231mm重さ:約765g
2016年02月23日ルネサスエレクトロニクス(ルネサス)は2月16日、グラフィックス・インスツルメント・クラスタ・システムをターゲットとした車載用SoC「R-Car D1」のサンプル出荷を同日より開始すると発表した。同社はこれまで、ハイエンドなコクピットシステム向けに高性能なHMIを実現する「R-Carファミリ」を展開しており、ミッドレンジクラス、エントリクラス向けには、ゲージ制御も可能な「RH850/D1x」を提供している。新製品「R-Car D1」は、3Dグラフィックス・クラスタ・システムに特化しており、3Dクラスタ・システムで必要となる3D表示機能、高速起動、機能安全・セキュリティを実現している。また、さまざまな通信・ネットワークに対応しているためシステムの柔軟性に優れ、設計も容易であるほか、2Dグラフィックスクラスタ向け「RH850/D1x」の開発資産の活用が可能だ。サンプル価格は5000円(税別)。量産は2017年3月から開始し、2018年3月には月産10万個を計画している。
2016年02月16日ルネサス エレクトロニクスは2月2日、自動運転を実現する車載コンピューティングSoC向けの動画像処理回路を開発したと発表した。詳細は2016年1月31日から米サンフランシスコにて開催されている半導体の国際学会「ISSCC 2016(International Solid-State Circuit Conference 2016:国際固体素子回路会議)」にて発表された。自動運転を実現するために必要なSoCでは、車載情報システムと安全運転支援システムを統合して並列に処理する必要があり、中でも車載カメラから送られる動画像データを低遅延で処理することは安全運転支援を実現する上で重要となっており、かつ同時に自動運転制御も遅滞なく安定して実行する必要がある。今回開発された動画像処理回路技術は、圧縮符号処理を担うストリームプロセッサとそれ以外の画像処理を担う濃ーデックプロセッサの間にFIFOを配置し、同期動作をさせるモードを搭載することで、フレームごとのデータ量がほぼ等しい動画像圧縮データに対応した。また、コーデックプロセッサからフレーム処理の途中で16倍数ラインの処理が完了したことを知らせる割り込みをCPUに出力する機構を設け、フレーム処理の完了を待たずに後段の歪み補正処理を開始できるようにもしたとのことで、これらの技術を活用することで、16nm FinFETプロセスを用いた試作品では、動画像圧縮データの受信から動画像伸張処理と歪み補正処理の完了までを同社28nmプロセス比で40%減となる70msを実現したとする。また、CPUとGPUに負荷をかけることなくリアルタイムかつ低消費電力で動画像処理を行うために、17個6種類の動画像処理プロセッサを開発。16nm FinFETプロセスでの試作品では、同社28nmプロセス品比で3倍となるフルHD 12チャネルの動作を実現したという。さらに、フルHD 12チャネルでの画像処理を行う場合、メモリへのデータアクセスが性能のネックおよび電力消費に影響を及ぼすが、安全運転支援システムの動作を阻害しないためには動画像処理で消費するメモリ帯域を押さえる必要があるため、メモリに格納する画像データを圧縮することで、メモリ帯域の削減を実施。具体的には可逆圧縮と非可逆圧縮を画像処理の特性に合わせ適切に配置することで、典型的な動画像処理フローにおいて50%のメモリ帯域削減を実現したほか、小サイズデータのアクセスが多く発生する動画像伸張処理に対しては、キャッシュを利用したアクセスサイズの拡大を図ることで実効的なメモリ帯域を70%削減することに成功したとのことで、16nm FinFETプロセスの試作品では、バス上を流れるデータ量の減少に応じ消費電力が同社28nmプロセス品比で20%削減されたほか、消費電力はフルHD 12チャネルで同60%減となる197mWで実現できることを確認したとする。なお同社では、今回開発した動画像処理回路について、膨大な動画像処理をCPUとGPUに負荷をかけることなくリアルタイムかつ低消費電力、低遅延で行うことで、車載情報システムおよび安全運転支援システムを統合する車載コンピューティングシステムを実現するものと説明しており、今後の安全・安心で快適なクルマ社会の構築につながるものであるとコメントしている。
2016年02月02日大日本印刷(DNP)は1月12日、自動車業界向けに車載システムのセキュリティ対策サービスを開始すると発表した。同社が"第一弾"と位置付けるサービスは、車載システムの秘密情報の不正取得防止ソフトウェア「CrackProof(クラックプルーフ)」と、車載通信機器に組み込んで通信データを暗号化し、通信機器同士の認証と管理を専用サーバーで行う「DNP Multi-Peer VPN」を活用したものとなる。CrackProofは子会社のDNPハイパーテックが開発したアプリケーションの不正改ざんを防止するクラッキング対策ソフトウェア。自動車がネットを介して連携するスマートフォンアプリや車載情報端末アプリが登場する一方で、制御系のアプリケーションがクラッキングされた場合、自動車の制御データや車載コンピューターの仕様などの機密情報が漏えいし、悪用されるなどのリスクがあるため、こうしたクラッキング対策をCrackProofで「強力に堅牢化」し、被害を未然に防ぐという。一方のDNP Multi-Peer VPNは、通信データを暗号化するSDKと、クラウド環境、もしくはオンプレミスで設置するVPNマネジメントサーバーで構成されているシステムとなる。このマネジメントサーバーは、複数の通信機器を自動で認証するだけでなく、複数の機器間通信(Peer to Peer通信)を可能としており、車載システムのリモートバージョンアップデート機能の悪用を防止する。これにより、車載システム同士の通信やクラウドサービスで安全な通信環境を提供できるとしている。なお両製品は、1月13日~15日に東京ビッグサイトで開催される「第4回コネクティッド・カー EXPO」のDNPブースで紹介予定となっている。同社は自動車業界へのセキュリティ対策製品・サービス提供を進め、2020年度までの5年間で50億円の売り上げを目指すという。
2016年01月12日パナソニックは1月7日、コンパクトサイズのデジタルフルハイビジョンビデオカメラ「HC-W580M」と「HC-V480M」を発表した。発売は1月21日。価格はオープンで、推定市場価格(税別)はHC-W580Mが72,000円前後で、HC-V480Mが50,000円前後。HC-W580Mは、これまで上位機種にのみ搭載されていた「HDハイプレッションAF」を搭載。HDハイプレッションAFは、パニングのような素早い動きでも被写体に追従することができる高精度なオートフォーカスだ。また、「HDR動画モード」(ハイダイナミックレンジ合成)を備え、露光時間を変えた2つの映像を合成することで、白トビや黒つぶれのない階調性の高い映像を記録できる。ズーム機能としては、光学50倍ズームに加えて、超解像度技術を使ったiAズームを採用した。iAズームを使用した場合、最大で90倍まで高画質にズームが可能だ。「ワイプ撮り」機能も搭載する。内蔵のサブカメラで撮影した映像を子画面として利用するほか、Wi-Fiで接続したスマートフォンやウェアラブルカメラなどの映像を利用できる「ワイヤレスワイプ撮り」機能にも対応。ワイヤレスワイプ撮りでは2台までの機器を接続し、内蔵のサブカメラと加えて最大で3台までのサブカメラを使用できる。記録モードは最大1080/60p(28Mbps)で、記録メディアは内蔵の32GBメモリとSDカード(最大128GBのSDXCカード)だ。本体サイズはW60×D129×H62mmで、質量は約309g(バッテリー込み)。一方のHC-V480Mは、HC-W580MからHDハイプレッションAFやHDR動画モード、ワイプ撮り機能などを省いて低価格化したモデル。レンズや記録モードなど、ビデオカメラとしての基本性能は、HC-W580Mと同一だ。本体サイズはW53×D121×H59mm、質量は約256g(バッテリー込み)。
2016年01月07日パナソニックは1月7日、4K録画に対応したビデオカメラ3機種を発表した。いずれも価格はオープンで、1月21日の発売を予定している。推定市場価格(税別)は、同社独自のワイプ撮り機能を搭載した「HC-WX990M」が125,000円前後、ワイプ撮りに加えチルト式ファインダーを搭載した最上位機「HC-WXF990M」が145,000円前後、4K普及モデルという位置付けの「HC-VX980M」が100,000円前後。3機種ともに、LEICAレンズ、5軸手ブレ補正と傾き補正機能、HDR撮影モードを搭載。新機能「あとから補正」では、撮影後に手ブレ補正やズーム、パンニングの動きを加えたり、顔認識で特定の人物を追いかけ続けたりといった編集を行える(※)。また、撮影した4K映像から、約800万画素の静止画を切り出せる「4K PHOTO」機能も利用できる。※「あとから補正」適用後の映像はフルHD解像度となる○「新・ワイプ撮り」を搭載した「HC-WX990M」HC-WX990Mは、液晶モニター部にサブカメラを備え、メイン画面の中に子画面の映像を加えられる「ワイプ撮り」に対応。今回新たに、スマートフォンのカメラを接続して、2つの子画面を加えた録画が可能となった。本体のサイズはW65×H73×D161mm、バッテリーを含む重さは約445g。○ファインダー内蔵の本格派「HC-WXF990M」最上位機種のHC-WXF990Mは、WX990Mの装備・機能に加えて、電子ビューファインダー(EVF)や、こだわりの撮影が行える「シネマライク効果」を搭載。EVFは解像度150万ドットで、スライドとチルトが可能。シネマライク効果では、120fpsで撮影した映像を使って、スロー&クイック表現などを加えられる。本体のサイズはW68×H78×D163mm、バッテリーを含む重さは約490g。○ファミリーにも4Kを、「HC-VX980M」HC-VX980Mは、ワイプ撮りを省き、4K映像の美しさを楽しむことにフォーカスした普及モデル。本体色をブラウンとホワイトの2色展開とするなど、ファミリー向けを意識している。本体のサイズはW65×H73×D141mm、バッテリーを含む重さは約395g。○共通仕様3機種共通の仕様は、撮像素子が1/2.3型MOSセンサー、4K記録時の有効画素数が829万画素、F値がF1.8~F3.6、ズーム機能が光学20倍・iA25倍(4K)・iA40倍(フルHD)、液晶モニターが3型・約46万ドット。内蔵メモリ64GBに加え、SD/SDHC/SDXCカード(最大128GB)を使用可能。Wi-Fi機能(11b/g/n)を内蔵している。
2016年01月07日ドスパラは25日、車載用のタブレットホルダー(DN-13278)を、同社運営の「上海問屋」にて発売した。価格は1,999円(税込)。車のダッシュボードとの設置面に強力ジェル吸盤を用い、安定性を高めた。ただし、粗いシボ加工などのダッシュボードには、取り付けできない場合もある。吸盤の粘着力が弱くなったときは、水洗いすることで粘着力が回復する。吸盤で固定できない場所用に、設置用プレートが付属。対応するタブレットの画面サイズは4.7型~10.1型で、幅は約19cmまで。iPhone 6やiPhone 6sも取り付けられる。ホルダーをスライドさせてタブレットを固定し、左右360度回転とチルト機能を持つ。ホルダーのサイズはW250×D46×11mm、重量は121g、吸盤の直径は80mm。
2015年12月28日シャープは12月15日、車載用プラズマクラスターイオン発生機3モデルを発表した。カップホルダーにセットする「IG-HC15」、カーエアコンの吹き出し口に取り付ける「IG-HC1」、フィルターを搭載し空気清浄能力も持つ「IG-HCF15」をラインナップする。いずれも発売は2016年1月22日で、価格はオープン。○カップホルダーにセットする「IG-HC15」IG-HC15は、車のカップホルダーにセットするプラズマクラスターイオン発生機。前モデルと同様、タンブラーのようなデザインを採用するが、背面にしかなかった吸い込み口を左右に2つ設けることで効率よく空気を吸い込む。また、前面傾斜デザインによって効率的にイオンを放出できるようになった。ターボ運転時の消臭時間は、標準運転時に比べて約2倍となる約20分(シャープ調べ)。左右の吸い込み口には10μm以上の微細なゴミを約80%キャッチできる「花粉キャッチフィルター」を備える。標準時の運転音は従来の29dBから23dBとなり、静音化を実現。電源はUSBバスパワー。付属のUSBカーアダプターをシガーソケットに接続するだけでなく、パソコンとUSB接続しても使用可能だ。サイズは上部直径74mm・下部直径65mm・高さ162mm、重量は260g。カラーはブラック系、レッド系、ホワイト系。推定市場価格は税別13,000円前後だ。○カーエアコンの吹き出し口に取り付ける「IG-HC1」IG-HC1は前モデルと同様、カップホルダーが少ない軽自動車での使用が想定されている。カーエアコンのルーバー部分に取り付け、エアコンの気流に乗せてイオンを車内へ送る。ルーバーに取り付けるためのアタッチメントは改良され、クリップ式を採用した。電源はUSBバスパワー。付属のUSBカーアダプターをシガーソケットに接続して使用するほか、パソコンとUSB接続しても使えるため、車載用としてだけでなくデスクでの使用も想定している。サイズはW44×D20×H76mm、重量は約42g。ドルチェをイメージした本体カラーとパッケージを採用しており、「フランボワーズピンク」「チョコレートブラウン」「マーマレードオレンジ」の3色をラインナップする。推定市場価格は税別13,000円前後だ。○フィルターを搭載し空気清浄能力も持つ「IG-HCF15」IG-HCF15はプレフィルターと洗える脱臭フィルター、集じん・脱臭一体型フィルターを搭載したプラズマクラスターイオン発生機。イオンを発生させるだけでなく、フィルターによる空気清浄も行うモデルだ。普通車(約3.6立方メートル)の場合は約13分、ミニバン(約6立方メートル)の場合は約20分で車内の空気をキレイにする。IG-HCF15で新たに「汗臭・体臭」「食事臭」をフィルターで脱臭できることを実証した。「ニオイモニター」と「きれいモニター」を引き続き採用。ニオイとホコリを検知する2つのセンサーを搭載しており、ニオイと空気の汚れをモニタリングする。空気のニオイと汚れ度合いを2段階で表示するほか、運転を自動制御する機能を持つ。ベルトでアームレストやヘッドレスト背面に固定して取り付けて使う。サイズはW184×D77×H243mm、重量は1.1kg。カラーはブラック。推定市場価格は税別25,000円前後だ。
2015年12月15日ルネサス エレクトロニクスは12月9日、6nm世代プロセス以降の車載情報機器用SoC向けに、新たにデュアルポートタイプの内蔵SRAMを開発したと発表した。同SRAMでは、今後の自動運転技術として必要となるリアルタイム画像処理を実現するため、車載情報機器用SoCに搭載する画像バッファメモリに最適化が図られた。同社はFinFETの特長を生かし、読出し時と書込み時でそのパルス幅を変えるというアシスト回路方式をシングルポートSRAM向けに提案および採用しているが、今回、同技術を拡張し、同画像認識用デュアルポートSRAMに採用。最先端16nmプロセスで試作評価した結果、0.7Vの低電圧動作にて、688ピコ秒の高速安定動作を確認したという。また、周辺回路をリアルタイム画像処理向けSRAMとして最適設計することで、3.6Mbit/mm2という世界トップクラスの集積度を実現した。これにより、並列処理化と同時に要求が高まっている搭載SRAMの大容量化に対応することが可能となる。
2015年12月09日STマイクロエレクトロニクスは12月3日、BroadR-Reachインタフェースに対応した車載システムにおいて、EMI(電磁妨害)ノイズを抑制する高集積ローパス・フィルタ「EMIF02-01OABRY」を発表した。同製品は、15kV ISO 10605規格に対応するサージ保護機能を搭載するほか、AEC-Q101車載規格にも準拠。同社は、すでにアプリケーション上で実証済みの集積型ソリューションを提供することで、最終製品の小型化と設計期間の短縮を実現するとしている。また、車載システムに求められる動作温度範囲(-40~125℃)における減衰率はBroadR-Reach規格に準拠しており、反射損失-20dB(60MHz時)、集積される2つのラインの間の部品整合誤差1%の性能を実現している。「EMIF02-01OABRY」は現在サンプル出荷中で、1000個購入時の単価は約0.48ドル。
2015年12月03日ルネサス エレクトロニクスは12月2日、同社の車載コンピューティングプラットフォーム「R-Car」の第3世代品として第1弾となるハイエンドSoC「R-Car H3」を発表した。同製品は、自動運転の実現に向けた自動車の安全性の向上や、ドライバーなどへの柔軟な情報提示を目的として開発されたもの。プロセッサコアには64ビットARMコアとなる「Cortex-A57/A53 4コア(合計8コア)」を採用し、40000DMIPS以上の処理性能を実現したほか、グラフィックスとしてImagination Technologies(IMG)の「PowerVR GX6650」を採用。これにより、従来のR-Car H2比で約3倍のシェーダ―演算性能を実現したという。また、独自の並列プログラマブルコア「IMP-X5」も搭載。従来のIMP-X4比で4倍の認識処理性能を実現したとするほか、内部バスアーキテクチャの最適化とDDRメモリのバンド幅を向上させ、LPDDR4に対応したことにより、H2比で4倍のメモリバンド幅を実現。加えて、独自の動画処理コアもH2比で2倍の性能を実現したとのことで、動画コンテンツの4K対応や複数ディスプレイの同時動画再生などを可能とする。さらに、プロセスとしてはTSMCの16nm FinFET+を採用したほか、自動車用機能安全規格「ISO26262(ASIL-B)」に対応。加えて、チップ単体のほか、DDRメモリをすでに実装したSiPモジュールも用意。これにより、ユーザーの開発工数の負担軽減を可能とした。同モジュールには初期ブートに必要なシリアルフラッシュメモリも搭載しているため、ブートからメモリ動作までの一連の動作に関する設計工数の削減も可能となっている。同社車載情報システム事業部 車載情報戦略部の吉田正康部長は、「第3世代R-Carプラットフォームは、『HMIコンピューティングとコグニティブコンピューティングを同一アーキテクチャ』、『車載ユースケースを前提とした最適化ソリューションを提供』、『さらなる自動車システムの進化に向けて、R-Carも継続的に進化』の3つを掲げて開発されてきたもの。クルマにおける安全とセキュリティが従来以上に重要視されるようになっており、機能安全が基本要求になっている。R-Car H3は、こうした要求に対応するべく、高性能IPを統合することで、低レイテンシを追及して生み出された」と、同製品の開発背景を説明する。「自動車のソフトウェア開発は複雑化しており、ルネサスではそうした課題の解決に向け、パートナーとともにソリューションの強化を図っている。すでに170社以上のパートナーと協力して、カスタマの開発をサポートしており、今後も海外を中心にパートナーを増やし、グローバルでの車載製品の開発に向けたサポートを強化していきたい」(同)としている。なお、同製品の量産は2018年3月から開始する予定で、2019年3月には月産10万個規模の生産を計画している。
2015年12月02日