タレントの北斗晶が10日に自身のアメブロを更新。乳がんの転移後に欠かさず検診に行っていることを明かした。この日、北斗は「みんな~検診行ってる!?」と問いかけ、自撮りショットを公開。「ちゃんと行ってね!!」と呼びかけ「検診にしっかりいけば病気が見つかっても早期で済む可能性が高いから」とつづった。続けて、自身については「乳がんから脇に転移してたからびびって、欠かさず検診に行ってます!!」と明かし「ビビることって大切よ~」とコメント。「今日から数回に負けて病院」(原文ママ)と説明し「なんどやってもドキドキです」とつづり、ブログを締めくくった。この投稿に読者からは「日々の体調管理は大事ですね」「結果、何もない事を願っています」「体のメンテナンスは必要ですね」などのコメントが寄せられている。
2024年01月11日「大人になってもおねしょしちゃった……」と悩んでいるアナタ。そのまま誰にも言わずに放置しておくと、命に危険が及ぶ病いを見逃してしまうかもしれませんーー。「おねしょは子どもだけでなく、大人にも存在する症状です。成人の約0.5〜2%が『夜尿症』に当てはまるといわれていますが、自分がおねしょしているということを隠したがる人もいますから、潜在的にはもっと多くの人が悩んでいると考えています」小さいころは誰もが経験するおねしょ。6歳を過ぎても週1回以上おねしょを繰り返すと「夜尿症」と診断される。そんな症状で悩んでいる大人が50人に1人もいる、と冒頭のように語るのは、大人の夜尿症を多く診察してきた「おとなとこどもの仙川泌尿器科」の上杉達也院長だ。「おねしょは成長とともに自然になくなっていきます。10歳以上で5%まで減っていきますが、なかには成人してもおねしょが続いてしまう人も(一次性夜尿症)。また、成人になってから夜尿症が起きること(二次性夜尿症)も珍しいことではありません。しかし、大人の夜尿症は“深刻な病気”が原因で引き起こされていることが多く、“単なるおねしょ”と看過してほしくないのです」では、夜尿症にはどんな「大病のサイン」が隠されているのか、上杉先生に解説してもらおう。■睡眠障害や睡眠時無呼吸症候群など「排尿で安眠が妨げられないよう、通常は夜間に『抗利尿ホルモン』という物質が分泌され、それが就寝中の尿量増加を防いでくれます。しかし、寝つきが悪い、すぐ目覚めてしまう、眠りが浅いといった睡眠リズムの乱れや加齢によって抗利尿ホルモンの分泌量が減少し、睡眠中に膀胱にたまる尿量が通常より多くなってしまうのです。睡眠時無呼吸症候群や睡眠障害、そして睡眠の質を下げるうつ病などの気分障害は、睡眠リズムの乱れによって夜尿症を引き起こす病気の代表例です」■糖尿病性神経障害、脳腫瘍など夜尿症の原因として、排尿に関わる神経の病気も挙げることができるという。「ふつうは膀胱におしっこがたまっても、脳からの命令伝達があるまで排尿することはありません。しかし、その神経ネットワークに障害があると、反射的に排尿をはじめてしまうのです。代表的なのが糖尿病の合併症として知られる神経障害。さらに、脳腫瘍や脳血管障害が隠れているケースも考えられます」これらの疾患があると、尿意を感じにくくなり、日中でも尿漏れを起こすことがあるそう。■糖尿病、心不全など「血糖値が高いと、血糖を排出するために多くの水分を摂取するようになるため、糖尿病による多尿が原因でおねしょをしてしまう方も多くいます。また、夜に尿量が増えやすいのが高血圧、心不全。これらも夜間に多尿になることによって夜尿症を引き起こしやすい病気として知られています」泌尿器科ではほとんどの場合、問診と尿検査、超音波検査などで診断や治療が可能。下着を脱ぐ必要もない。「コロナ禍で病院に行くことに二の足を踏んでいる人も、“おねしょは何らかのサインだ”という意識を持ってほしいです」「女性自身」2021年3月9日号 掲載
2021年02月25日アイドルグループの『関ジャニ∞』が、ジャニーズ事務所のYouTubeチャンネルで歌唱動画を公開。社会貢献・支援活動を行う『Johnny’s Smile Up ! Project』の一環として、多くの人を歌で励ましました。その中で、メンバーの安田章大さんは自身が2017年2月に患った、脳腫瘍の1つである『髄膜腫(ずいまくしゅ)』の後遺症について明かし、日々の葛藤を明かしました。安田章大「全然強くなれない自分がいる」動画では、メンバー5人でスポーツ番組『熱闘甲子園』(テレビ朝日系)の2014年のテーマソングとなった『オモイダマ』を熱唱。歌唱前に、安田さんはこのようにコメントを残しました。関ジャニ∞のファンのみなさんが僕に教えてくれた言葉なんですけど、弱っている時は強がらなくていいよって、しんどい時はしんどくていいよって教えてくれたんです。だから今はみなさんもしんどい時はしんどいでいいと思います。だってしんどいですもんね。まあそれはちゃんとつらいはつらいで受け止めて、つらいをしっかり感じたのちにまた新しく明るい未来に向かって一歩、半歩でもいいですからゆっくり歩んでもらえたらなと思います。Johnny’s officialーより引用また、メンバーから歌唱動画の前後に、1人でメッセージを発信する機会を貰ったという安田さん。歌唱後には、頭の手術跡を見せながら病気の後遺症について明かしました。今もその後遺症が正直残っているんですよね。日々葛藤しています。全然強くなれない自分がいるし、けど仕方がないことなんでね。このメガネもそうで、この色付きのメガネをつけないとステージとかテレビには、日常生活も無理なんで。けど、それでも芸能界に身を置こうと思えたのは、やっぱりすごく大切な仲間と、大切なスタッフさんとか、大切な応援してくださってるファンのみなさんとかもういっぱいです。いろんな人たちが支えてくれているからです。だから覚悟を持って今、僕は皆さんの目の前に立っています。こうやって関ジャニ∞から生きる力を受け取ってもらいたいなと思って届けています。Johnny’s officialーより引用テレビ番組に出演する際や、コンサートでも色付きのメガネが手放せず、日常生活もままならないと吐露した安田さん。それでも、さまざまな人の支えがあって、活動を続けられているといいます。最後は前向きなメッセージで動画を締めくくりました。関ジャニ∞もみんなで必死に闘っています。みなさんもなんとかしんどい思いをしていると思いますが、生き抜いて未来を勝ち取ってやりませんか。一緒にこの先も旅をしませんか。頑張りましょう。頑張るというか楽しんでいきましょう、笑っていきましょう。小さな幸せを見つけて歩みましょう。Johnny’s officialーより引用動画には、同じく病気で闘っている人からもコメントが寄せられていました。・長年病気と闘っています。「生き抜いて未来を勝ち取ってやりませんか」という言葉にとても励まされました。・しんどい時は、しんどいでいいのかと気付かされました。ありがとうございます。・医療従事者です。毎日つらいですが、『オモイダマ』で元気付けられました。・私も髄膜腫の後遺症に葛藤しています。病気を受け入れられない時もあるけど、安田君に生きる力をもらいました。安田さんの言葉に、病気と闘っている人だけでなく多くの人が励まし、勇気づけられたようです。[文・構成/grape編集部]
2020年05月26日昨年1月にももいろクローバーZを卒業した有安杏果(23)が2月6日、自身のTwitterを更新。医師である一般人男性と、結婚を前提に交際していると発表した。さらに男性は、自身の個人事務所「アプリコット」の代表であるという。「いつもの帰り道を歩いていたら、週刊誌記者さんに突然囲まれました」と明かし、「私は今までいつもどんなことでもファンのみなさんに自分の口からお伝えすることを一番大事にしてきました。この場を借りてご報告させていただきます」と語った有安。続けて「私は現在、一般男性の方と結婚を前提に交際させていただいています」と報告した。その男性について「医師としてこれまでも私の活動を親身にサポートをしていただいていた方であり、今後はアプリコットの代表としてお仕事の面でも支えていただくことになります」とも明かした。今年1月に活動を再開させたばかりの有安。そんな彼女の突然の報告に、Twitterでは驚き交じりの祝福の声が上がっている。《おめでとう!!ももか!!自分の人生をもっともっと豊かにして、私たちにそのもっと豊かになった感性から生み出される音楽を、届けてください!》《結婚前提て公表したってことは結婚も近いよね!おめでとう!色んな夢を実現できてわくわくしてるんだろうな~》《ももかの子どもをももクロメンバーとかめちゃくちゃ可愛がってくれて、そのまま子どもがモノノフとかになってくれたら凄く嬉しい》いっぽう同日にSmart FLASHは有安の交際を報じ、男性について「都内で心療内科のクリニックを開業しているAさん(48)とみられる」と伝えている。そのため、Twitterでは有安を心配する声も上がっている。《転移性恋愛感がすごい……たとえ本人たちが純愛だと訴えたとしても心療内科医が患者に手を出すのアウトオブアウトだし》《有安杏果のやつ、心療内科が患者に手を出すってダメじゃね??患者は依存しやすいんだから》《ちょっとさすがに心配。心療内科医ってのはちょっと受け止めきれないよ有安さん。ただの依存じゃないのかな。大丈夫かなあ》転移性恋愛とは、患者が医師に恋愛感情を抱いてしまうこと。しかし診察の過程で生まれた感情だからこそ、慎重にみきわめる必要もあるという。いっぽう有安は前出のTwitterで「もし、この事実を知って嫌な気持ちになった人がいたら、本当にごめんなさい」と謝罪。そのうえで「有安杏果は今まで以上にパワフルに頑張っていきますので温かく見守っていただけたら幸いです」とファンに呼びかけている。23歳の恋は、無事ゴールインとなるのだろうか。
2019年02月07日アイドルグループ・関ジャニ∞の安田章大(33)が、昨年2月上旬に「髄膜腫」という良性の脳腫瘍の摘出手術を受けていたことが2日、わかった。所属するジャニーズ事務所が公式サイトで発表した。手術は無事に成功し、現在も経過は良好だという。また、今年4月9日に立ちくらみが原因で誤って転倒してしまい、背中と腰に全治3カ月の骨折を負っていたことも公表。渋谷すばるの脱退会見を安田が欠席したのは、この骨折が原因だったと明かした。そして、当時公表を差し控えていた理由を、「関ジャニ∞が7人から6人になることでファンの皆さま、関係者の皆さまが様々な思いを抱く事を考えたときに、このタイミングでこれ以上のご心配をおかけするべきではないという判断からです」と説明。今回公表したことについては「安田の体調は順調に快方に向かっておりますが、皆様よりご心配の声を多数頂戴しておりますため、きちんと現状をお伝えし、ご安心いただくべきであると考えたことによるものです」と伝えた。現在の状態は「骨折は順調に回復してるものの完治するまでには至っておりません」とのこと。7月15日からスタートする全国ツアー「KANJANI’SEIGHTERTAINMENT GR8EST」は、「本来のパフォーマンスをさせていただくことができませんが、今の安田にできる最大限のパフォーマンスをさせていただくことでご了承いただけますと幸甚に存じます」としている。■公式サイトのコメント全文所属タレント安田章大(関ジャニ∞)に関するお知らせ平素は格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます。当事務所所属タレント安田章大(関ジャニ∞)の体調につきまして皆さまにお知らせがございます。安田は、2017年2月上旬に髄膜腫(ずいまくしゅ)という良性の脳腫瘍の摘出手術を行いました。手術は無事に成功し、現在も経過は良好でございます。順調に回復する中、2018年4月9日に立ちくらみが原因で誤って転倒してしまい、背中と腰に全治3カ月の骨折を負いました。渋谷すばるの記者会見に出席することができなかったのはこの骨折が原因でございます。当時、事実の公表を差し控えさせていただいたのは、関ジャニ∞が7人から6人になることでファンの皆さま、関係者の皆さまが様々な思いを抱く事を考えたときに、このタイミングでこれ以上のご心配をおかけするべきではないという判断からです。理由の如何にかかわらず、事実をお伝えすることができなかったことにつきまして、心よりお詫び申し上げます。そして、この度、事実を公表することにしましたのは、安田の体調は順調に快方に向かっておりますが、皆様よりご心配の声を多数頂戴しておりますため、きちんと現状をお伝えし、ご安心いただくべきであると考えたことによるものです。一方で、骨折は順調に回復してるものの完治するまでには至っておりませんので7月15日(日)よりスタートいたします全国ツアー「KANJANI’SEIGHTERTAINMENT GR8EST」につきましては、本来のパフォーマンスをさせていただくことができませんが、今の安田にできる最大限のパフォーマンスをさせていただくことでご了承いただけますと幸甚に存じます。安田はベストな状態ではありませんが、メンバーは自分なりにできるすべてのことを今回のステージを通してお届けすることで関ジャニ∞の船出とする覚悟でおります。皆様にはぜひともありのままの6人の姿を見ていただき、同じ時を共有していただけますと幸甚に存じます。どのような状態であっても、当事務所・関ジャニ∞メンバー・スタッフ一同、皆様に楽しんでいただくことができるコンサートツアーや関ジャニ∞の活動を作ることに全力を尽くす所存でございます。改めて、この度はご心配をおかけしましたこと、重ねてお詫び申し上げます。これからの関ジャニ∞を何卒よろしくお願い申し上げます。2018年7月2日株式会社ジャニーズ事務所これからも応援してくださるファンの皆様にはご心配をおかけするかと思いますが、安田章大の意志をしっかり汲み取り、メンバー、スタッフ一同、最善かつ最大限のサポートをしていくことで、今まで以上の関ジャニ∞をお見せしていくべく、精進してまいります。今後も変わらぬご声援よろしくお願いいたします。2018年7月2日関ジャニ∞メンバー一同
2018年07月02日乳がん闘病中で、先日、顎への転移を公表したフリーアナウンサーの小林麻央(34)が30日、ブログを更新し、退院後の様子について綴った。 29日に退院した麻央は、翌日の30日に『久しぶりの子供達』というタイトルでブログを更新。「昨夜は、娘とくっついてたくさんお話ができました。娘とは、もう会話がはずんで本当に楽しいです」と久しぶりに自宅で過ごした夜を振り返った。 さらに長女・麗禾ちゃんが絵本を読み聞かせてくれたと綴り、「まるまる1冊読んでくれたのは初めてです。一生懸命で愛おしかったです」と麻央にも大きな癒しになった様子。 一方、長男・勸玄くんは「ママ、おかえりー。あいしてるよ」と麻央を出迎える練習をしていたそうで、「今朝、ただいまと息子を抱きしめたら、練習通り可愛く言ってくれました。ふたりとも、ありがとう」と感謝の言葉でブログを締めた。 ネットでは「麻央ちゃんが子供たちに会えてよかった!」「心配だけど家族との時間を大切にしてほしいな」と麻央の体調を心配するとともに、子供への愛が詰まった文章に心打たれる声があがっている。
2017年05月30日乳がん闘病中のフリーアナウンサー・小林麻央が22日、自身のブログを更新。がんが骨に転移したことによる痛みをより感じるようになったと明かした。麻央は、姉の小林麻耶のブログに書かれていた「心配より信頼」という言葉を取り上げ、「信頼は家族にたくさんもらってきました。何を根拠に!?というくらい私の心身を信頼してくれているのを感じます。まおなら大丈夫!と」とつづった。そして、自身についても、「心配はあっても『きっと大丈夫!』と、最後は自分を信頼するしかありません」と麻央。「信頼できるときは心穏やかになってきます」と心境を説明した。続けて、「今回、今までよりも骨転移の痛みを感じるようになって、『痛い、痛い』という思いで怖くなって先が心配ばかりでいました」と告白。最後は「また信頼できるようになって帰ろう!と思います」と前を向いた。
2016年12月22日乳がんで闘病中のフリーアナウンサー・小林麻央さん(34)が、自身のブログにて、現在、がんが肺や骨にも転移していることを明かしました。「告知日」のタイトルで更新されたブログには、がんを告知された当時の心境がつづられ、『生検の結果を聞くまでの10日間は、ひとりだけ違う時間軸に生きて、ゆっくりゆっくり皆とは違う暗闇に追いていかれるような感覚だった』と失意に暮れていた様子を伝えました。さらに、現在は肺や骨にも転移していることを告白。病気と闘いながらも、明るく前向きに生きようとする麻央さんに対し、世間からは応援や励ましのメッセージが多数寄せられています。●ブログにて、がんの経緯や転移を報告進行性の乳がんを患い、現在、闘病中の麻央さん。今月1日には、新たにブログを開設し、病気の陰に隠れず、明るく前向きに生きていきたい との想いを表明しました。ブログには、麻央さんの日常生活や、がんの経緯などがつづられており、その文面からは、懸命に生きようとする姿や、夫・市川海老蔵さん(38)の包み込むような愛情 が垣間見えます。そして、20日に更新されたブログでは、がんが告知された当時の様子とともに、現在、肺や骨にも転移している事実を明かしました。また、翌21日には、妊娠や出産に関しても言及。医師から、抗がん剤治療で排卵機能が停止することを伝えられたと述べました。その際には『子どもは2人いますので、3人目は考えていません』と返答したようです。しかし、実は強がりであったこと、実際は3人目を考えていたことを明かしました。●ネットでは麻央さんに対して多くのエールが……『子どもさんのためにも何とか頑張ってほしい! 特に長女ちゃんはこれからどんどん大きくなって、お母さんが傍にいてほしい機会もいっぱい出てくるはずだから』『姉の麻耶さん、あんなキャラだけど妹思いの優しい姉だよね。家族も辛いだろうな』『本当にすべて包み隠さず公開する覚悟でブログしてるんだね。すごい勇気だと思う』『ブログで日々を記録しておくことで、元気になったらこの頃はこんな毎日でこんなふうに考えてたんだよ、と子どもたちに伝えられる。麻央ちゃん、頑張って‼︎』『あんなに素敵で綺麗な人が何でこんなに辛い目に合わないといけないんだろう。早く元気になって、可愛いと子どもたちと素敵な旦那様と麻央ちゃんが、笑顔で暮らせる日が来る事を心から祈ってる!』『本当に素敵な姉妹愛!! 少しでも回復することを祈ってます』『自分が生きたことを形にして残したかったからブログをはじめたのかな? 誰よりも自分の容態について覚悟されてるんじゃないかな』『子供が将来見れるようにブログを書いてるんじゃないかな。目頭が熱くなる』ネットでは、病気と闘う麻央さんに対し、多数のエールが送られています。麻央さんはフリーアナウンサーであると同時に2児の母。夫の海老蔵さんと、可愛い子どもたちに囲まれて、元気に過ごしてほしい……。コメントからは、そんな切なる想いが伝わってきます。また、姉の麻耶さんを心配する声も。以前、ブログのなかで『私の幸運のひとつは、姉の妹に生まれたことだと思っている』 と語った麻央さん。さらに、自分よりも不安な様子を見せる、姉・麻耶さんに対し『究極、人の不安、苦しみ、悲しみは上も下もなく、推し量れないと思う』 とコメントし、麻耶さんを心配する様子が伺えました。妹思いの麻耶さんと、姉思いの麻央さん。2人が共に活躍する様子を、再び見られる日が早く来てほしいと、願わずにはいられません。----------がんを患いながらも、前向きに生きようとする麻央さん。病気への不安と、それを乗り越えようとする力強い気持ちに、多くの人が勇気づけられています。【画像出典元リンク】・KOKORO. 小林麻央オフィシャルブログ/(文/恋愛jp編集部)
2016年09月21日乳がん手術を受けた女優の南果歩が22日、退院後の検診でがんの転移がなかったことをTwitterで報告した。南さんは、人間ドックで早期の乳がんが見つかり今月11日に手術を受けていた。退院してから初めての検診を受け、「病理検査の詳細が出て、転移なしとのことでした」と報告。4月からは舞台稽古が始まる予定であるだけに、「これでひとまず安心」と胸をなでおろした。乳がんが見つかったのは、夫で俳優の渡辺謙に早期の胃がんが見つかったことがきっかけだった。渡辺さんが主演を務める米ブロードウェイ・ミュージカル「王様と私」に向けて渡米する前に、南さんが人間ドックを受けることを勧め、そこでがんが見つかった。そして南さんも手術を受ける夫をサポートするため寝泊まりしていた病院で検査を受けたことで、早期の発見につながった。がんが見つかった際、「『まさか、私が』これがその時の正直な気持ちです。しかし、人間ドックを偶然受ける機会があった私は幸運なんだ」と心境をブログにつづっていた南さん。今回のツイートでも「当たり前の事など、何ひとつない」とした上で、「まず一歩。そして明日も」と前向きな気持ちを記した。(花)
2016年03月23日理化学研究所(理研)は3月19日、グラフェンなどで見られる質量ゼロの2次元ディラック電子系において、電子間の相互作用が引き起こす金属から絶縁体への相転移(金属-絶縁体転移)が普遍的な性質を持つことを、スーパーコンピュータ「京」を用いたシミュレーションにより明らかにしたと発表した。同成果は、理研 計算科学研究機構 量子系物質科学研究チーム 柚木清司チームリーダー、大塚雄一研究員、サンドロ・ソレラ客員主管研究員らの研究グループによるもので、3月18日付けの米科学誌「Physical Review X」オンライン版に掲載された。グラフェン中に存在する電子は、質量がゼロのディラック粒子として振舞うことが知られているが、ディラック電子にも普通の電子と同じ電荷やスピンの自由度がある。ディラック電子の集団は、電子が自由に動き回る場合は「半金属」となるが、電荷間に働くクーロン力が強くなると、質量がゼロであったディラック電子が質量を持つようになり「絶縁体」に相が転移する。またそれに伴い、隣り合う電子の間のスピンが逆向きに整列した「反強磁性体」状態になることが知られていたが、これまで電子間相互作用で引き起こされる「金属-絶縁体」の相転移の普遍的な性質についてはわかっていなかった。同研究グループは今回、金属-絶縁体転移が起きる点(臨界点)で物理量が示す特徴的な指数である「臨界指数」を正確に評価するために、質量ゼロのディラック電子系を構成する「ハニカム格子」と「πフラックスを持つ正方格子」の2つの異なる模型に対し、独自に開発した量子モンテカルロ法によるシミュレーションを「京」で実行した。模型の各クラスタの格子点の数をNとして、N=2592の系までシミュレーションを実行したというが、これは先行研究の計算量の約100倍に相当するという。金属-絶縁体転移に伴う反強磁性相の強さを表す秩序変数に対して有限サイズスクリーン解析という解析を行った結果、臨界指数は統計誤差の範囲内で一致することがわかった。次に、金属-絶縁体転移の指標となる準量子重み(相互作用による電子の絶縁体化の度合いを表す量)に対する計算を行った結果、この物理量から得られる別の臨界指数も2つの模型で一致し、「普遍性クラス」が存在することが示された。さらに、普通の電子系では絶縁体化していくにつれて、波としての群速度がゼロとなっていくのに対し、ディラック電子系では有限のままに保たれるという違いがあることも明らかになった。同研究グループは今回の成果について、銅酸化物高温超伝導体やスピン液体などを示す分子性導体といった、ディラック電子を構成しない電子間相互作用が強い系でみられる金属-絶縁体転移を解明する第一歩となると期待できるとしている。
2016年03月23日名古屋大学は12月8日、肺がんにおいてはCERS6というタンパク質が高発現し、それががん転移に必須の役割を果たしていることを発見したと発表した。同成果は、同大学大学院 医学系研究科 分子腫瘍学分野 鈴木元 講師、高橋隆 教授らの研究グループによるもので、12月7日付けの米科学誌「Journal of Clinical Investigation」に掲載された。CERS6はセラミド合成酵素の一種。肺がんにおいて過剰発現したCERS6は、C16セラミドと呼ばれる生理活性脂質を合成し、これが細胞内のプロテインキナーゼζ・RAC1複合体を活性化する。これにより、細胞表面にラメリポディアと呼ばれる細胞の遊走に必須となる形態形成が起こり、がん細胞が転移することが今回明らかになった。C16セラミドは、今回発見されたがん転移促進を推進する一方で、アポトーシスと呼ばれる細胞死を誘発する物質として知られている。このため、同研究グループは、CERS6を分子標的として利用。C16セラミドの代謝上流物質であるL-α-DMPCを投与したところ、CERS6依存的にC16セラミドに代謝され、細胞死を誘導できた。細胞死はさらにC16セラミドの下流への代謝を抑制する低分子化合物D-PDMPにより増強された。なお、C16セラミド発現の低い正常細胞に細胞死は誘導されなかった。この結果は、CERS6を分子標的とする新たな治療法が可能であることを示すものであり、その実現は極めて予後の悪い肺がんの革新的な治療法の実現に結びつくものと期待される。
2015年12月10日東京大学と科学技術振興機構(JST)は12月1日、磁性絶縁体の金属-絶縁体転移が微小磁場でも制御可能であることを示したと発表した。同成果は、東京大学 物性研究所のTian Zhaoming 日本学術振興会外国人特別研究員、小濱芳允 特任助教、冨田崇弘 研究員、金道浩一 教授、中辻知 准教授らの研究グループによるもので、11月30日付けの英科学誌「Nature Physics」オンライン版に掲載される。通常の物質は温度や磁場を変化させても、絶縁体から金属へ、もしくは金属から絶縁体へと性質が大きく変化することはない。しかしながら物質の中には、「金属-絶縁体転移」とよばれる相転移により、金属状態から絶縁体状態へと電気的な性質が変化するものがある。近年、絶対零度で起こる量子相転移に伴う金属-絶縁体転移についての研究が注目されているが、絶縁体の絶縁性は通常、磁場に対して強靭で、このような量子相転移に伴う金属-絶縁体転移を外部磁場により制御することは、ほとんど不可能だと考えられていた。今回、同研究グループは、希土類と遷移金属のハイブリッド型磁性体であるパイロクロア化合物Nd2Ir2O7の単結晶を育成し、電気的特性を高磁場下かつ極低温で評価したところ、磁場で誘起される金属-絶縁体転移を観測することに成功した。この金属-絶縁体転移は多くの特徴を持っており、たとえば磁場を加える方向を変えることでも転移の出現を制御することができる。今回用いたNd2Ir2O7においては「近藤カップリング」と呼ばれるNdとIr間の相関によりエネルギーギャップが開いているが、この近藤カップリング機構によるエネルギーギャップがNdの磁気的な構造に敏感であるため、Ndの磁気構造を磁場により変化させることで金属-絶縁体転移を制御できることがわかった。今後、Nd2Ir2O7のような希土類元素と遷移金属元素のハイブリッド型磁性体は、金属-絶縁体転移を利用した次世代メモリやセンサーへの応用に期待されるという。
2015年12月01日東京農工大学(農工大)は11月30日、炎症の原因物質であるプロスタグランジンE(PGE)ががん転移に関わることおよびPGEの受容体を阻害することにより転移を阻止できることを発見したと発表した。同成果は、同大学大学院 工学研究院生命機能科学部門/グローバルイノベーション研究機構の稲田全規 准教授と宮浦千里 教授らの研究グループによるもので、米科学誌「The Journal of Biological Chemistry」に掲載されるのに先立ち、10月16日にWeb上で公開された。抗がん剤は、がん細胞に直接作用してその増殖や浸潤をいかに抑制するかというアプローチが主流だが、同研究チームは、身体の正常細胞に作用して、がん細胞が増殖できない、ほかの臓器へ転移できない、という新たなアプローチで今回の研究に取り組んだ。同研究では、PGE合成酵素である膜型PGE合成酵素(mPGES-1)の遺伝子を欠失したマウスに、皮膚がんの一種である悪性黒色腫(メラノーマ)細胞を移入した。骨組織の骨芽細胞や皮膚の線維芽細胞は、がん細胞と接着するとmPGES-1が誘導されてPGEを産生するが、同マウスでは転移巣でがん細胞と出会ってもPGEが産生されず組織破壊も起こらなかった。さらに、骨転移や肺転移などのがん転移もほとんど起こらないという結果が得られた。この成果を創薬につなげるために、PGEの4種の受容体(EP1、EP2、EP3、EP4)について、受容体選択的にシグナルを阻害できる化合物を投与したところ、EP4受容体を阻害することにより、選択的にがんの転移が阻止できることが明らかになった。EP4受容体を欠失したEP4遺伝子欠損マウスでは、がんの増殖や転移がほとんど起こらなかったという。同成果は今後、がん転移抑制に有効な新規治療薬開発につながることが期待される。
2015年11月30日国際電気通信基礎技術研究所(ATR)は6月15日、国立循環器病研究センター(国循)が9月から実施する予定の肺がん手術後の転移を抑える臨床研究に関する付随研究を実施する共同研究契約を締結したと発表した。高リスク肺がん手術に対して、術中より3日間、心臓から分泌されるホルモンであるヒト心房性ナトリウム利尿ペプチド(hANP)を持続投与することによって、術後急性期における心肺合併症を有意に軽減でき、術後慢性期における肺がんの再発を有意に軽減することが国循によって報告されている。これは、hANPが血管内皮細胞に働き、血管接着分子を抑制することで、がん細胞の血管への接着を防ぎ、がん転移を防いでいると考えられており、国循は9月から肺がん手術後の転移を抑える臨床研究を開始する予定だ。ATR佐藤匠徳特別研究所の河岡主任研究員の研究グループが実施する予定の研究では、臨床研究で得られた肺がん病理組織を用い、網羅的遺伝子解析を実施することで、hANPの作用機構を解明することを目指す。また、同研究によって、新たな予後マーカーや創薬ターゲットが発見されることも期待される。
2015年06月16日国立循環器病研究センター(国循)は6月1日、心臓から分泌されるホルモン「心房性ナトリウム利尿ペプチド(ANP)」によるがん転移抑制効果についての多施設臨床研究を開始すると発表した。同研究には全国10施設が参加し、500症例の肺がん患者を対象とする。ANPは1984年に発見された心臓ホルモンで、現在は心不全に対する治療薬として使用されている。これまでの研究で、ANPが血管保護作用を発揮することでがん細胞が血管へ接着することを防ぎ、がんの転移・再発を抑制していることが判明している。また、肺がん手術中から3日間ANPを低用量持続投与することによって、さまざまな心肺合併症を予防できること、さらには術後再発率が低下することが報告されている。同センターによれば血管保護作用を応用した「抗転移薬」としての臨床試験は過去に例がなく、世界で初めての試みになるという。血管保護によって、がん転移を防ぐという考え方は、肺がんだけでなく、あらゆる悪性腫瘍に応用が可能と考えられている。国循は今後、さまざまながん拠点病院・研究機関と連携し、基礎研究の推進も含めて準備を進めていくとしている。
2015年06月02日国立がん研究センターは4月2日、乳がんの脳転移にがん細胞から分泌される微小な小胞エクソームが関わっていると発表した。同成果は分子細胞治療研究分野の富永直臣 研修生、落合孝広 分野長の研究グループによるもので、4月1日付けの米科学誌「Nature Communications」電子版に掲載された。乳がんは比較的予後の良いがんとして知られる一方、治療後、長期間を経て脳転移が認められることがある。脳への転移は予後に大きな影響を及ぼしQOLを著しく低下させるが、そのメカニズムについてはわかっていなかった。同研究では、がん細胞が分泌する直径約100nmの顆粒(エクソーム)が、脳血管で物質透過を制限しているBBBという生体バリア構造を破壊していることを突き止めた。エクソームに含まれるmiR-181cというマイクロRNAがBBBの構造を変化させた結果、バリア機能が失われ、がん細胞が容易にBBBを通過し、脳転移を引き起こしていると考えられるという。がんの脳転移メカニズムを明らかにした今回の成果は今後、早期発見および新規治療法の開発への応用が期待される。
2015年04月02日岡山大学(岡山大)は2月2日、患者の体に対しより少ない負担で、消化器がんのリンパ節転移を完全に消去する治療法を開発したと発表した。同成果は同大学大学院医歯薬学総合研究科消化器外科学分野の藤原俊義 教授、岸本浩行 助教、菊池寛次 医師らの研究グループによるもので、1月20日に米科学誌「Molecular Therapy」(Nature Publishing Group)電子版で公開された。胃がんや大腸がんなどの消化器がんは、早期で粘膜内に留まっていれば開腹することなく内視鏡切除によって根治が望めるが、粘膜下層まで浸潤していると10-20%の確率でリンパ節転移が認められることがあるため、その診断・治療のために臓器とリンパ節を切除することが勧められる。しかし、約80%の患者はリンパ節転移が見られず、結果的に手術の必要がなかったことになる。同研究グループは、抗がんウイルス製剤「テロメライシン」をがんの下の粘膜下層に注入することで、リンパ節の微小転移を消去できることをマウスに移植した大腸がんのモデルで証明することに成功した。実験で投与された「テロメライシン」はリンパ流に乗ってリンパ節に到達し、がん細胞を選択的に殺傷したという。「テロメライシン」は岡山大が開発したウイルス製剤で、ヒトのがん細胞に感染すると1日で10万~100万倍に増え、がん細胞を破壊する。その一方、正常組織細胞にも同様に感染するが、増殖はしないため、正常組織での損傷は少ないと考えられている。米国ではすでにがん患者に対する臨床試験が実施されており、重篤な副作用は認められておらず、投与部位での腫瘍縮小効果などの有用性が確認されている。また、岡山大では食道がんに対して放射線治療と併用する臨床研究が進められている。同剤は内視鏡でがんを切除する際に、がんを持ち上げるために粘膜下層に注入する薬剤としても利用できるため、内視鏡切除の際に同時に使用することで、万が一リンパ節転移があっても、患者の胃や大腸を温存し、QOL(生活の質)を高く保つことができると期待される。
2015年02月02日東京大学は11月11日、これまで相転移が起きないと考えられてきたスピン液体と常磁性状態との間で、相転移が起きることを新しい数値計算手法を用いた大規模シミュレーションで明らかにしたと発表した。同成果は、東京工業大学大学院 理工学研究科 物性物理学専攻の那須譲治助教(当時:東京大学大学院 工学系研究科 物理工学専攻)、東京大学大学院 工学系研究科 物理工学専攻の宇田川将文助教、求幸年准教授らによるもの。詳細は、「Physical Review Letters」のオンライン版に掲載された。物質は、温度や圧力に応じて固体・液体・気体の3つの状態に変化する。このうち、液体と気体の間には相転移が起きる必要はなく、連続的に移り変わることが可能である。また、磁性体中の電子が持つ微小な磁石であるスピンの向きに関しても、このような3状態を考えることができる。例えば、固体はスピンの向きがそろった強磁性状態に対応し、気体はそれらがランダムな常磁性状態に対応する。一方、液体については、極低温まで固体にならず液体のままであるヘリウムから類推した"量子スピン液体"という概念が提案されているが、その存在や性質は長年の謎とされてきた。研究グループは、キタエフ模型と呼ばれる理論モデルに対する大規模数値シミュレーションにより、量子スピン液体と常磁性状態の間には常に相転移が存在し、両者は連続的に移り変わることができないことを見出した。これは、従来の相転移理論で説明できない新しい気体—液体転移で、トポロジカルな性質の変化と見なせることを明らかにしたものであるという。なお、今回の発見が、相転移の不在をもって量子スピン液体を示唆している最近の実験研究の全面的な見直しを促すものであり、トポロジカルな性質を情報処理に利用する量子情報の分野にも大きなインパクトを与えることが期待されるとコメントしている。
2014年11月13日東京工業大学(東工大)と東京大学は、これまで相転移が起きないと考えられてきたスピン液体と常磁性状態との間で、相転移が起きることを新たな数値計算手法を用いた大規模シミュレーションで明らかにしたと発表した。同成果は、東工大大学院 理工学研究科 物性物理学専攻の那須譲治助教(当時:東京大学大学院 工学系研究科 物理工学専攻)、東京大学大学院 工学系研究科 物理工学専攻の宇田川将文助教、求幸年准教授らによるもの。詳細は、「Physical Review Letters」のオンライン版に掲載された。物質は、温度や圧力に応じて固体・液体・気体の3つの状態に変化する。このうち、液体と気体の間には相転移が起きる必要はなく、連続的に移り変わることが可能である。また、磁性体中の電子が持つ微小な磁石であるスピンの向きに関しても、このような3状態を考えることができる。例えば、固体はスピンの向きがそろった強磁性状態に対応し、気体はそれらがランダムな常磁性状態に対応する。一方、液体については、極低温まで固体にならず液体のままであるヘリウムから類推した"量子スピン液体"という概念が提案されているが、その存在や性質は長年の謎とされてきた。今回、キタエフ模型と呼ばれる理論モデルに対する大規模数値シミュレーションにより、量子スピン液体と常磁性状態の間には常に相転移が存在し、両者は連続的に移り変わることができないことを見出した。これは、従来の相転移理論で説明できない新しい気体—液体転移で、トポロジカルな性質の変化と見なせることを明らかにしたものであるという。研究グループでは、今回の発見が、相転移の不在をもって量子スピン液体を示唆している最近の実験研究の全面的な見直しを促すものであり、トポロジカルな性質を情報処理に利用する量子情報の分野にも大きなインパクトを与えることが期待されるとコメントしている。
2014年10月30日8月19日(現地時間)、ロサンゼルスのヴィンセント・トーマス・ブリッジで投身自殺を遂げたトニー・スコット監督。その直後に、監督が手術不可能な悪性脳腫瘍と診断を受けていたと米「ABCニュース」が報じたが、遺族はこの報道を否定した。「Los Angeles Times」紙によると、遺族はロサンゼルス郡検視局に報道されている事実はないと告げたという。「TMZ.com」では夫人のドナさんが郡検視局に「事実無根」と話したと伝えている。スコット監督がほかに健康上の問題を抱えていたかどうかは明らかになっていない。現地時間の20日に検視が行われたが、詳しい死因の特定までには数週間かかるという。「ABCニュース」のウェブサイトは「トニー・スコット監督の悪性脳腫瘍報道に疑いが生じた」とした上で、この件に関する遺族への問い合わせの回答が得られていないと記している。監督の出世作『トップガン』に主演し、共に続編の企画を進めていたトム・クルーズは「映画界に計り知れない功績を残した、創造力あふれる先見の明がある人でした。私の深い悲しみはご遺族と共にあります」と声明を発表。この続編のリサーチのため、監督が亡くなる2日前には、トムはスコット監督と共にネバダ州に赴いていたばかりだったという。また、『クリムゾン・タイド』や『マイ・ボディガード』、そして監督としての遺作となった『アンストッパブル』で主演を務めたデンゼル・ワシントンも「トニー・スコットは素晴らしい監督であり、真の友人でした。彼が逝ってしまったと考えることなどできません。人生にも映画作りにも、とてつもない情熱を持ち、素晴らしい作品を通してその情熱を私たちと分かち合う人でした。私の家族からスコット家のみなさんに祈りとお悔やみを捧げます」と声明を発表した。(text:Yuki Tominaga)© Barcroft Media/AFLO■関連作品:プロメテウス 2012年8月24日より全国にて公開© 2012 TWENTIETH CENTURY FOX
2012年08月22日4月26日、都内にて、「多発性骨髄腫による骨病変及び固形癌骨転移による骨病変を効能・効果とする『ランマーク皮下流120mg』新発売のお知らせ」と題した記者説明会が行われた。同説明会は、製造販売元である第一三共株式会社(以下「第一三共」)、プロモーション提携を行うアストラゼネカ株式会社(以下「アルトラゼネカ」)が合同で開催した。「ランマーク皮下流120mg」とは、多発性骨髄腫による骨病変ならびに固形癌骨転移による骨病変の改善に効果が期待される薬のこと。一般名は「デノスマブ(遺伝子組換え)」という。第一三共は、2012年1月18日に、同薬の製造販売商品を取得、同4月17日に薬価基準を収載している。説明会では、虎ノ門病院 臨床腫瘍科 部長を務める高野利実医師による、「がんの骨転移について」の講演を開催。そこで、デノスマブの有効性が語られた。高野医師は冒頭、がん罹患率の推移について説明した。昨今、女性は乳がん患者がもっとも多く、男性は胃がん患者数が最多で、前立腺がん患者も増加傾向にあることを説明。その上で、骨に転移する確率としては、乳がん、前立腺がん、肺がんが圧倒的に高いと解説した。さらに、転移性乳がんを例に挙げ、その治療指針を解説。骨転移がみられた患者に対しての治療指針として、放射線や薬物での治療にと並行して、骨転移治療薬を投与していく必要があると訴えた。高野医師によると、これまで、骨転移治療薬として使用されていたのは、「ゾメタ」、「アレディア」などの薬名で販売されていたビスフォスフォネートという薬のみであった。しかし、新たにデノスマブが発売されることによって、患者の選択肢が増えたという。ビスフォスフォネートとデスノマブの主たる違いは何か。この点について、高野医師は、ビスフォスフォネートのひとつである点滴薬・ゾメタとランマークを比較しながら解説。それによれば、ゾメタは十度の腎機能障害があると使うことができなかったが、ランマークは腎機能への影響が少ないため、腎機能障害のある患者でも使用可能だという。また、ゾメタは15分以上の点滴で投与する必要があるが、ランマークは皮下注射で投与可能だと説明した。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年05月03日『ハリー・ポッター』シリーズで、ハリーたちと敵対するドラコ・モルフォイ役でおなじみのトム・フェルトンが、脳腫瘍で闘病中の少年を支援するための募金をTwitterを通してファンに呼びかけている。トムが支援を呼びかけているのは、5歳のジャック・マーシャルくん。就学直後に脳腫瘍と診断され、強い化学治療を受けた結果、脳の損傷に苦しんでいる。トムはTwitterのアカウント上で自らも支援を表明し、ジャックくんを支援する基金「Jack Marshall Brain Tumour Fund」の公式サイトのリンクを投稿。「助けられる人、助けてあげたいと考えている人なら誰でもぜひ」と協力を訴えている。10年間続いた『ハリポタ』シリーズを終えて『猿の惑星:創世記(ジェネシス)』にも出演、ポスト『ハリポタ』の日々も俳優として充実している様子のトム。映画では意地悪キャラが得意だが、素顔は心の優しい好青年のようだ。「Jack Marshall Brain Tumour Fund」公式サイト■関連作品:猿の惑星:創世記(ジェネシス) 2011年10月7日よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開© 2011 Twentieth Century Fox Film Corporationハリー・ポッターと死の秘宝 PART2 2011年7月15日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2011 Warner Bros. Ent. Harry Potter Publishing Rights © J.K.R. Harry Potter characters, names and related indicia are trademarks of and © Warner Bros. Ent. All Rights Reserved.■関連記事:ジェームズ・フランコ、N・キッドマン共演の舞台を降板多忙?それとも学業優先?『猿の惑星』で研究者を演じるジェームズ・フランコは4つの大学に通う高学歴男!ダニエル・ラドクリフ、交際中の恋人と結婚か?まさにダニエルの成長記『ハリー・ポッター』シリーズ総集編映像が到着!大ヒット御礼!『ハリーポッター』魔法の文房具セットを合計11名様プレゼント
2011年09月02日