辛島美登里の新曲「Favorite Phrase」が、本日2月7日(水) に配信リリースされた。「Favorite Phrase」は、3月6日(水) に発売されるデビュー35周年記念アルバム『Coral』の収録曲で槇原敬之による提供曲。槇原は同曲について「35周年というメモリアルな機会に、僕が大事に温めていた楽曲を歌っていただける運びとなり、大変嬉しく思っております。コーラスを入れるために、歌入れが終わった曲をずっと聴きながら、まるで辛島さんが作った曲みたいになっている事にすごく驚きました。辛島さんに歌われることを、この曲はずっと待っていたんでしょうね。改めて、35周年、本当におめでとうございます!」とコメントを寄せている。また、2014年に発売されたアルバム『colorful』のアナログ盤が4月24日(水) に発売されることが決定。アナログ盤は全11曲収録であったオリジナルCDから8曲をセレクトし、曲順もアナログ用に変更。「サイレント・イヴ」のセルフカバーや、アルバムに男性アーティストの声が初収録され話題となった中川晃教とのデュエット曲「つよく、つよく・・・」、斉藤由貴への提供曲で震災後各地で歌い絆いできた定番曲「手をつなごう」のリテイクなどが収められる。■槇原敬之 コメント全文Photo:四方あゆみずいぶん前の話になりますが、一度だけ、辛島さん、SING LIKE TALKINGの藤田千章さん、僕というメンバーでラジオ番組をさせていただいたことがあったのですが、僕の想像していた辛島さんのイメージとはいい意味で違っていて、とてもチャーミングで可愛くて面白い方だったので、それ以来、僕は辛島さんの大ファンになりました。なので、この35周年というメモリアルな機会に、僕が大事に温めていた楽曲を歌っていただける運びとなり、大変嬉しく思っております。コーラスを入れるために、歌入れが終わった曲をずっと聴きながら、まるで辛島さんが作った曲みたいになっている事にすごく驚きました。辛島さんに歌われることを、この曲はずっと待っていたんでしょうね。改めて、35周年、本当におめでとうございます!これからもその素敵な歌声で、いろんなストーリーを皆様に届けてあげてくださいね!<配信情報>辛島美登里「Favorite Phrase」配信中配信リンク:<リリース情報>辛島美登里 ニューアルバム『Coral』3月6日(水) リリース価格:3,300円(税込)辛島美登里『Coral』ジャケット【収録内容】01. Favorite Phrase作詞作曲:槇原敬之 with 辛島美登里02. 人魚の恋~風になって~作詞作曲:辛島美登里03. Keep On“Keeping On” (Duet Version) (辛島美登里&永井真理子)作詞:永野椎菜作曲:辛島美登里04. 3months~止まった地球(ほし)~作詞作曲:辛島美登里05. 逢いたくて作詞作曲:辛島美登里06. シロツメクサ (辛島美登里&永井真理子)作詞作曲:辛島美登里07. エスポワール作詞作曲:辛島美登里08. 卒業記念日作詞:辛島美登里作曲:中崎英也09. 日常作詞作曲:辛島美登里10. 忘れないで作詞作曲:辛島美登里11. [BONUS TRACK] 最後の手紙 (Studio Live Version)作詞作曲・編曲:辛島美登里辛島美登里『colorful (2024 LP EDITION) 』4月24日(水) リリース初回生産限定盤:4,730円(税込)辛島美登里『colorful (2024 LP EDITION) 』ジャケット【収録内容】■Side A01. サイレント・イヴ(colorful version)02. つよく、つよく・・・03. 蛍04. シアワセノイロ~家族になりたい~■Side B01. 毒02. ハロウィン過ぎたら03. あなたは知らない(colorful version)04. 手をつなごう~ひとりぼっちじゃない~(colorful version)<ツアー情報>辛島美登里35thConcertTour2024 〜Coral 35〜3月30日(土) 愛知・Niterra日本特殊陶業市民会館ビレッジホール4月13日(土) 兵庫・兵庫県立芸術文化センター 阪急中ホール4月27日(土) 東京・きゅりあん8F大ホール※各公演 開場16:30 / 開演17:00Special Guest:永井真理子Member:十川ともじ(Piano&Keyboard)、土屋佳代(Keyboard)、伊藤ハルトシ(Cello&Guitar)、鳥越啓介(Bass)、はたけやま裕(Percussion)チケット情報:()オフィシャルサイト&FCサイト:
2024年02月07日デビュー35周年を迎えたシンガーソングライターの辛島美登里が、ニューアルバム『Coral』を3月6日(水) にリリースすることが決定した。10年ぶり、通算16枚目のオリジナルアルバムとなる本作には、槇原敬之の提供曲「Favorite Phrase」や、デビュー時以来の盟友である永井真理子とのデュエット曲「Keep On “Keeping On”」「シロツメクサ」を含む全11曲が収録される。「Keep On “Keeping On”」は1989年に辛島が永井に提供した楽曲。アルバム『Miracle Girl』に収録され、今回初めてふたりのデュエット曲としてセルフカバーされている。また「シロツメクサ」は今回のアルバム用に書き下ろした新曲となっている。また「Favorite Phrase」はアルバム発売に先駆け、2月7日(水) に配信リリースされる。さらにボーナストラックとして、デビューシングル『時間旅行』のカップリング曲「最後の手紙」を初めてピアノで弾き語りしたスタジオライブヴァージョンが収められる。サウンド・プロデューサーは長らくの盟友でもあり、多くの作品のヒットメーカーとして知られる十川ともじ。アートワークとカメラマンは、デビュー時期のほとんどの辛島の作品を手がけていた田島照久で、1995年のアルバム『IN YOUR EYES』以来のコラボレーションとなる。レコーディングとミキシングエンジニアは、2023年第65回グラミー賞の最優秀グローバル・ミュージック・アルバムを受賞したMasa Takumi『Sakura』のエンジニアとして知られる小寺秀樹が務めた。さらに、3月30日からはスペシャルゲストに永井を迎えた全国ツアー『辛島美登里35thConcertTour2024 〜Coral 35〜』が開催される。■辛島美登里 コメントアルバム制作にあたり、以前から大好きだった槇原敬之さんに楽曲依頼をしたところ、「『自分を応援してくれた祖母の口癖をお守りにしている』と語った人に向けて作った歌をずっと温めていて、辛島さんにぴったりかなと思って」と原曲を送ってくださいました。私のアイデアもプラスし、無条件で愛を注ぎ応援してくれる人、歌に関わる人が幸せになってくれたら、という想いで出来上がった「Favorite Phrase」。ぜひたくさんの皆様に聴いていただきたいです。デビューのきっかけになった永井真理子さんとの初デュエットや、コロナ禍を経て、35周年を迎えられた私からあなたへの感謝を『Coral』全曲に詰め込みました。■永井真理子 コメント辛島美登里さんのニューアルバム『Coral』にデュエットで2曲参加させて頂きました。1989年に辛島さんから楽曲提供していただいたバラード「Keep On“Keeping On”」はPOPにリアレンジされており、明るい未来が広がってゆくようなワクワク感満載で歌わせて頂きました。新曲「シロツメクサ」は二人の出会いから再会までのストーリーを辛島さんが歌詞にしてくださったとのことで、デビュー35周年をお祝いさせていただくはずが逆に私がプレゼントを頂いたような特別な1曲となりました。胸キュンものの楽曲達を沢山の皆様に聴いていただけたら幸せです。<配信情報>辛島美登里「Favorite Phrase」2月7日(水) 配信リリース<リリース情報>辛島美登里 ニューアルバム『Coral』3月6日(水) リリース価格:3,300円(税込)【収録内容】01. Favorite Phrase作詞作曲:槇原敬之 with 辛島美登里02. 人魚の恋~風になって~作詞作曲:辛島美登里03. Keep On“Keeping On” (Duet Version) (辛島美登里&永井真理子)作詞:永野椎菜作曲:辛島美登里04. 3months~止まった地球(ほし)~作詞作曲:辛島美登里05. 逢いたくて作詞作曲:辛島美登里06. シロツメクサ (辛島美登里&永井真理子)作詞作曲:辛島美登里07. エスポワール作詞作曲:辛島美登里08. 卒業記念日作詞:辛島美登里作曲:中崎英也09. 日常作詞作曲:辛島美登里10. 忘れないで作詞作曲:辛島美登里11. [BONUS TRACK] 最後の手紙 (Studio Live Version)作詞作曲・編曲:辛島美登里<ツアー情報>辛島美登里35thConcertTour2024 〜Coral 35〜3月30日(土) 愛知・Niterra日本特殊陶業市民会館ビレッジホール4月13日(土) 兵庫・兵庫県立芸術文化センター 阪急中ホール4月27日(土) 東京・きゅりあん8F大ホール※各公演 開場16:30 / 開演17:00Special Guest:永井真理子Member:十川ともじ(Piano&Keyboard)、伊藤ハルトシ(Cello&Guitar)、鳥越啓介(Bass)、はたけやま裕(Percussion)チケット情報:()オフィシャルサイト&FCサイト:
2024年01月10日S.I.Tダンススタジオ主催、『田中いづみ今を生きる~only on earth~』が2023年9月2日(土)に俳優座劇場(東京都港区六本木4-9-2)にて上演されます。チケットはカンフェティ(運営:ロングランプランニング株式会社、東京都新宿区、代表取締役:榑松 大剛)にて7月1日(土)0:00より発売開始です。カンフェティにて7月1日(土)0:00よりチケット発売開始 公式ホームページ 地球環境を捉えた2作を好評再演!身体に宿るエネルギーと、地球環境に対する強い想いを踊る、今。「青い魚たち」は次世代に委ね、「wistful tree 」は田中いづみのソロと、5つの異なる舞踊ジャンルにより結成されたグループpeace by danceにより上演。【過去公演より】「青い魚たち」2001年初演 @草月ホール「青い魚たち」2007年@草月ホール「wistful tree」田中いづみソロ@草月ホールプロフィール田中いづみS.I.Tダンススタジオ/石川須妹子・田中いづみダンスアカデミー主宰(一社)現代舞踊協会常務理事 舞踊作家協会会員週刊音楽新聞新人賞、埼玉全国舞踊コンクール第1位、現代舞踊協会新人賞他を受賞後、文化庁在外研修員として渡米。ニューヨーク大学大学院teaching in higher educationにて修士号を取得、同大学院講師を務める2007年、日本に拠点を戻し国内外での公演、振付、指導に携わる2013年都民芸術フェスティバルでは震災後の今をテーマにした「here and after 」を上演公演概要『田中いづみ今を生きる~only on earth~』公演期間:2023年9月2日(土) マチネ15:00 / ソワレ18:30※開場は、開演の30分前です。会場:俳優座劇場(東京都港区六本木4-9-2)■出演者田中いづみ関口淳子、栗原美沙都、安達 雅、清水理那、横井伽歩、宮澤エミリ、野呂田優樹ペ ジヨン、池谷香名子、鈴木彩乃、花柳面萌■スタッフ構成・振付:田中いづみ照明:斉藤 香衣装:光尾 秀舞台美術:佐藤麗奈美術:滝沢直也音響:渋木正巳舞台監督:北村雅則制作:ey production■チケット料金前売一般:5,000円学生:4,000円当日一般/学生:5,000円(全席自由・税込)<カンフェティ限定>1,000円割引!一般 5,000円 → カンフェティ席4,000円!(全席自由・税込) 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年07月01日2023年は女優・芦川いづみのデビュー70周年にあたる。本日2月3日に、主演作『知と愛の出発』を公開以来となるカラー復元版でDVDリリースするほか、3月には神保町シアターで特集上映の開催や、CS映画チャンネルでの特集の放送が予定されている。松竹歌劇団在籍中に川島雄三監督に見いだされ、1953年に『東京マダムと大阪夫人』で銀幕デビューした芦川はその後、68年に藤⻯也との結婚を機に引退するまで、数々の⽂芸映画、⻘春映画で活躍。スタジオジブリ・宮崎駿監督作品のヒロインの原型とも言われるほか、『デビュー65周年記念芦川いづみ DVD』リリース時にイメージイラストを手がけた漫画家・江口寿史も「永遠の心の恋人」とツイートするなど、その清楚な美しさは今なお多くのファンを魅了している。現在は芦川の手型モニュメントが、往年の日活スター約60人の手型と並び、京王線調布駅東口に展示されている。『知と愛の出発』カラー復元版DVDが本日発売⿊澤明監督『酔いどれ天使』などの植草圭之助が脚本を手がけ、『渡り鳥』シリーズの斎藤武市が監督を務めた『知と愛の出発』(1958年)は、美しい湖のほとりで過ごす少女たちの清らかな恋と、性の目覚めを描く⻘春物語。大ヒット作『陽のあたる坂道』で脚光を浴びた芦川と川地⺠夫が共演しており、同性愛など公開当時でもセンセーショナルな題材に挑んでいる。本作はコニカラーというシステムで、公開当時カラー作品として製作・公開されたが、現在では復元が難しく、⻑らくモノクロマスターでの視聴しか叶わなかった。しかしこの度、⽩⿊プリントから4Kスキャンを行い、シュードカラー(Pseudo-color/疑似カラー)による復元が可能となった。DVDは4Kスキャン後、ダウンコンバートを行った2Kでマスターを作成し収録している。『知と愛の出発』 (c)日活■『知と愛の出発』監督:斎藤武市脚本:植草圭之助原作:中村八朗出演:芦川いづみ、川地⺠夫、中原早苗、⽩木マリ、宇野重吉、小高雄二、利根はる恵■『知と愛の出発』カラー復元版DVD 発売中価格:3,520円(税込)発売元:日活株式会社販売元:株式会社ハピネット・メディアマーケティング1958年/日活/約89分/カラー※現存マスター等の状況により、復元カラーに一部不鮮明な部分やバラツキが生じる可能性あり。「老若男女問わず人気」神保町シアターで5度目となる特集上映が開催『あした晴れるか』 (c)日活神保町シアターにて3月11日から4月14日の5週間にわたり、特集上映『デビュー70周年記念 恋する女優・芦川いづみ』が開催される。芦川いづみの出演作を20本という大ボリュームで上映する。神保町シアターの佐藤支配人は「当館では2015年9月の初開催から数えて今回で5度目となる特集上映ですが、回を重ねるごとに新たなファンを獲得し、20代の学生から現役時代の活躍を知るシニア層まで老若男女問わず人気を集め、その熱狂ぶりは、引退から50年以上経っている女優に向けられるものとは信じがたいものでした」と語る。今回は過去の特集の人気作はもちろんのこと、目玉として『知と愛の出発』カラー復元版を劇場初上映する。その他にも、ツンデレなメガネっ子をキュートに演じた『あした晴れるか』、石原裕次郎、北原三枝と共演した『陽のあたる坂道』、フェリーニ『道』のジュリエッタ・マシーナを彷彿とさせ、自他ともに認める生涯の代表作『硝子のジョニー 野獣のように見えて』など、芦川のさまざまな魅力が溢れる作品を一挙上映する。■神保町シアター特集上映『デビュー70周年記念 恋する女優・芦川いづみ』期間:3月11日(土)~4月14日(金)上映作品:『東京の人 前篇後篇』『陽のあたる坂道』『堂堂たる人生』『しろばんば』『乳⺟⾞』『⽩い夏』『風のある道』『あじさいの歌』『しあわせはどこに』『完全な遊戯』『男なら夢をみろ』『学生野郎と娘たち』『⻘春怪談』『霧笛が俺を呼んでいる』『あした晴れるか』『⻘年の椅子』『誘惑』『知と愛の出発』『硝子のジョニー 野獣のように見えて』『真⽩き富士の嶺』チャンネルNECOで『その壁を砕け』など3作品が放送!『結婚相談』 (c)日活CS映画チャンネル「映画・チャンネルNECO」では、3月に『特集 デビュー70周年 女優・ 芦川いづみ』として、冤罪事件をテーマにした、中平康監督、新藤兼人脚本の傑作サスペンス『その壁を砕け』(1959年)、石原裕次郎を一躍スターダムにのしあげた大ヒット作のリメイク版『嵐を呼ぶ男(渡哲也版)』(1966年)、 清純派の芦川がコールガールに転落したヒロインを体当たりで演じた異色作『結婚相談』(1965年)の3作品を放送する。清純派から体当たり演技まで、作品や役柄で変幻自在に変貌する芦川の可憐でコミカル、時に妖艶な魅力を堪能できるプログラムとなっている。■チャンネル NECO『特集 デビュー70周年 女優・ 芦川いづみ』放送時期:3月(4月リピート放送)放送作品:・『その壁を砕け』3月12日放送監督:中平康/出演:⻑門裕之、芦川いづみ、小高雄二、渡辺美佐子、清水将夫、芦田伸介、⻄村晃・『嵐を呼ぶ男(渡哲也版)』3月5日放送監督:舛田利雄/出演:渡哲也、芦川いづみ、太田雅子、橘和子、由美かおる、藤⻯也、朝丘雪路、宇野重吉・『結婚相談』3月4日放送監督:中平康/出演:芦川いづみ、高橋昌也、山本陽子、横山道代、浜川智子、稲野和子、高原駿雄
2023年02月03日泉水いづみ(以下・いづみ):おぼんさんが私の結婚式の直前まで現れなかったので、「え?もしかして来ないパターンもあるのかな」とちょっとドキドキでした。だから、おぼんさんが現れたときに泣いちゃって、せっかくきれいにメークしてもらったのに。井上千尋(以下・千尋):私も知らなかったので、式場の扉が開いたときに「ワァーよかった!」って。いづみ:でも、あそこが最高潮でしたね(笑)。おぼんの娘の井上千尋さんと、こぼんの娘の泉水いづみさんはそう振り返る。10月6日に放送された『水曜日のダウンタウン』(TBS系)で、およそ6年にわたる確執を克服し、和解に至ったおぼん・こぼん。いづみさんの願いにおぼんが応え、バージンロードをこぼんと3人で歩くという願いは実現したものの、そこから始まったのは地獄だったという。いづみさんと千尋さんがその舞台裏を明かす。いづみ:私の結婚式で仲直りを目指そうという話は番組からいただいていたんですが、’20年3月に予定していた結婚式はコロナで延期に。結局、できたのは今年8月でした。結婚式場の壇上から、和解を呼びかけた花嫁姿のいづみさん。握手を促され、おぼんは「こいつ(こぼん)が意思表示するなら」と答えたが。いづみ:おぼんさんの言葉が出るまで放送上はすぐだったんですが、現場ではすごい間があったんです。千尋:めちゃくちゃ長くて、その間ずっと沈黙で……。たぶん10分ぐらいあったと思います。体感だと1〜2時間に感じました。地獄でしたよ(笑)。いづみ:あの間を本当にノーカットで流してほしかったくらい。放送事故になっちゃいますけど(笑)。おぼんさんの言葉に対して、父が「普通に戻りましょか」と言ったときは、うまくまとまるな、と。でも、そこでおぼんさんがかたくなになるとは思いませんでした。千尋:私はこぼんちゃんが「普通に戻る」って言ってくれてるのに、「何で、のまねぇんだ。ふざけんな、くそじじぃ」と思って(笑)。こぼんちゃんに対して申し訳ないという気持ちでした。いづみ:それで、おぼんさんが「もう終わりだ」と言って出ていってしまったんです。式場に残された私たちはまったく状況がわからず……。みんなずっと沈黙で、お葬式みたいになっていました。だからナイツと式場に戻ってきたおぼんさんが、「新郎新婦だよ」ってボケたときも、式場は凍り付きました。後で放送を見るまで、式場裏の流れ(ナイツとマネージャーの谷川金市さんによる説得)がわからないから、なんでおぼんさんが再び現れて握手しようとしたのか、おぼんさんの心の中が見えなかったんですね。そこが、父は納得できなかったんだと思います。千尋:うちの父が一方的に握手した後、こぼんちゃんのほっぺたをたたいたでしょ。あれもよくなかったと思う。父なりの照れ隠しだったんですが、裏目に出てしまったんですね。今度はこぼんが和解を拒否。芸人引退まで宣言してしまう。いづみ:もうダメだと思いましたね。父はあまり感情に任せて、そういうことを言うタイプじゃないので、考えて出た結論なら仕方がないと思いました。千尋:最後のほうは、もう記憶がないんです。怖すぎて……。いづみ:その後、おぼんさんも父も控室に行ってしまって、私は式に来てくれた人たちにお礼を言ったりしていました。しばらくしたら父とナイツが戻ってきて、またしばらくするとおぼんさんが戻ってきて。急に「もういっぺんやり直そう」と、父と握手をして。千尋:本当に急展開でしたね。(取材・文:インタビューマン山下)
2021年10月29日「私自身はね、歌えるのならどこにでも行って歌いたいと思っているけど、まぁ時代も違うからね」そう語るのは、歌手・雪村いづみ(81)。53年にデビューし、いまは亡き美空ひばりさん、江利チエミさんとともに“三人娘”として一世を風靡してから、すでに60年以上がたつ。しかし雪村は、いまも現役歌手としてステージに立ち続けているのだ。今年7月には群馬県高崎市でのコンサート、そして11月13日にも日本歌手協会主催の『歌謡祭』に出演したばかり。「高崎には車に乗せてもらって行ったのよ。私にはファミリーがいっぱいいるからね。やっぱりファミリーのために稼がなきゃ(笑)。三人娘は、みんな同じ37年生まれ。チエミちゃんが1月、私が3月、そしてひばりちゃんが5月生まれでした。あの2人に出会うことができて本当に良かったと思っているの。三人娘の時代があったから、歌い続けることができるのね」『ジャンケン娘』(55年)、『ロマンス娘』(56年)、『大当たり三色娘』(57年)……大ヒット映画を立て続けに作ってもらったという。「やっぱりチエミちゃんとひばりさんがいなかったら、いまの私はいないわよ。あの2人のためにも、頑張って歌わなきゃね」美空さんと江利さんの曲も歌い継いでいる雪村。いまも声に衰えは感じさせない彼女の日課は散歩だという。ほかにも健康の秘訣を聞くと……。「……う~ん、私がお酒が飲めなかったこともあるかもね。ひばりちゃんもチエミちゃんも、お酒が飲めたから。だから私より先に亡くなっちゃった。でも私は飲めなかったから、こんなに長生きしたんだと思うの」悪戯っぽく笑うその姿は、スターそのものだった。
2018年12月08日独特な詞世界と音楽性でカリスマ的人気を誇るミュージシャンの岡村靖幸さん。最近は『GINZA』の対談連載で“名インタビュアー”としても活躍中。今年50歳の節目を迎える彼に聞く大人の男とは?* **――昔はどんな大人に憧れました?美食のためだけに一人旅をする人。――池波正太郎的な。そう。それが究極の大人っぽさだと思ってた。だから、僕も以前はそれに近いことはやってたんです。一人でフラッと本を一冊持って遠方まで旨い蕎麦を食べに行く、とかね。でも、最近はまったくやらないんですよ。――え、なぜですか?誰かと一緒に食べたいんです。人と一緒に食べたほうが楽しいし美味しい。そう思うようになったのはここ4~5年のこと。音楽だけに没頭せず、いろんな人と積極的に会うことで社交的になり、酒を飲めるようになったのが大きい。飲みながら食事をする楽しさを知って。酒を嗜むことを覚えて、コミュニケーションが広がったんです。――つまり、音楽以外の、インタビューや対談の仕事で他業種の人と会うことで、「大人」になった部分もあると。いろんな大人のカタチを知ることができるし、確実に自分の血肉にはなってると思う。以前、坂本龍一さんと対談したときに、大人になればなるほどエゴイスティックになれないという話をしていたのが印象に残っていて。人はみんなエゴイスティックな生き物なんですが、年齢を重ねると自分の欲の限りを尽くすことがだんだんできなくなるんです。サシの入った肉が苦手になってくるというか(笑)。単純にそれを食す体力がなくなってくるからなんですが、そういう自分を受け止めることが大人になるということなんだと。いい意味で。ピカピカに磨かれた部分だけではなく、錆びている部分に味わいを感じられるようになるのが豊かなことだと思うんです。◇おかむら・やすゆき1965年生まれ。シンガーソングライターダンサー。園子温監督『映画 みんな! エスパーだよ!』の主題歌『ラブメッセージ』は9月2日発売!◇岡村靖幸オフィシャルHPokamurayasuyuki.info※『anan』2015年7月29日号より。写真・藤原江理奈スタイリスト・島津由行ヘア&メイク・マスダ ハルミ(M-FLAGS)文・辛島いづみ
2015年07月24日ペルノ・リカール・ジャパンは6月1日、2006年からスタートしている「ディタ ライチ デザインボトル プロジェクト」第6弾として、国際的イラストレーターの野川いづみ氏による「DITA LIMITED EDITION」を日本限定発売する。同社が販売する、フランス生まれのプレミアムライチリキュール「ディタ ライチ」。2006年より「ディタ ライチ デザインボトル プロジェクト」をスタートし、「ソニアリキエル」のクリエイティブディレクター“ナタリー リキエル”ほか、さまざまなクリエイターとコラボレートした斬新なデザインボトルを発表している。第6弾となる今回は、「ディタ ライチ デザインボトル プロジェクト」初となる日本人クリエイターとのコラボレートが実現。国際的に活躍する女性イラストレーター「Izumi Nogawa(野川いづみ)」デザインによる「DITA LIMITED EDITION」を、1万4,040本限定で発売する。価格は3,612円。また、発売にあわせ、“Japonesque”をキーワードに、2名の日本人女性バーテンダー(井上 麻実さん/パレスホテル所属、川原 瑞代さん/ホテル東日本宇都宮所属)によるオリジナルカクテルを開発。輝く日本の女性を応援するプロモーションを予定している。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年05月29日