『ケンとカズ』の小路紘史監督による8年ぶりの新作『辰巳』より本予告と場面写真が解禁された。また、『ケンとカズ』主演のカトウシンスケと毎熊克哉よりコメントが到着した。裏稼業で働く孤独な男と、最愛の家族を失い復讐を誓う少女を描く本作は、アウトローたちの慟哭とロマンが胸を打つ、これまで誰も観たことのない“ジャパニーズ・ノワール”。カンヌ国際映画祭「ある視点」に出品され、仏・セザール賞で4部門ノミネートした話題作『ONODA 一万夜を越えて』(21/アルチュール・アラリ監督)の遠藤雄弥が主人公・辰巳を演じ、行き場のない怒りを復讐に変える少女・葵役を、森田想が務める。この度解禁となった場面写真には、重厚で緊迫感のある物語を支える登場人物達の面々が写し出されており、本作のただならぬ雰囲気が伝わってくる。また本予告は、辰巳が生業とする“裏稼業”の正体とその強烈な描写から始まる。そして、辰巳の運命を左右することになる葵の、「勝気」という言葉では収まりきらないほどのじゃじゃ馬っぷりが映し出される。そんな中、「暴走する狂気が世界をのみ込んでいく」というテロップとともに、葵の姉・京子を殺害した狂暴で凄烈な犯人・竜二の迫力の姿が。その後も、にらみ合い、つかみ合い、怒号、暴力、破壊、暴走、銃撃…と、3人を待ち受ける過酷な運命を予感させる容赦のない怒涛の映像が収められている。さらに、小路紘史監督の前作『ケンとカズ』で主演を務めたカトウシンスケと毎熊克哉から、コメントが到着。両氏とも本作に出演していないが、毎熊さんは「素晴らしいキャストとスタッフを引き連れてとんでもない映画を作り上げた」と賞賛。本作に向けて異例の祝福メッセージを寄せた。『ケンとカズ』の主演2人から『辰巳』へのコメントカトウシンスケ「『辰巳』が公開される。『ケンとカズ』から8年。僕たちはどこまで来たのだろうか。遠くまで来たかな?進んでる?鬱屈とした靄や、もっともっとという渇きが僕の身体にまとわりつく。打破せよ、とこの映画は言う。荒野を行け、と僕に言う。遠藤雄弥さんが強い魂で演じる辰巳へ。ケンから血が滲むほど硬く硬く握ったバトンを。えいっ。我らが小路紘史がもがき苦しみながら、最恐で最狂で最強に愛おしいキャスト・スタッフと共にぶちかます渾身の一撃。ガツンと喰らえ。唾吐きながら未来へ生きてくぜ。是非見届けてください。よろしくお願いします。毎熊克哉「2作目まではオリジナルの自主映画をやる」と小路紘史は頑なだった。理由を聞いてみると「それで1作目がまぐれじゃないことを証明する」と。いわゆる商業映画デビューを先延ばしにして、黙々と孤独に準備を進める姿を僕は見ていました。そして『ケンとカズ』から8年後、彼は素晴らしいキャストとスタッフを引き連れてとんでもない映画を作り上げた。最新映画『辰巳』は理屈を超えたモンスター級のパワーを放つ!必見。『辰巳』は4月20日(土)より渋谷ユーロスペースほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:辰巳 2024年4月20日より渋谷ユーロスペースほか全国にて公開©小路紘史
2024年03月10日10月15日(日) 東京・池袋のHUMAXシネマズにて、女優・天地真理のイベント『真理ちゃん映画祭り2』が開催。併せて、天地真理主演映画第2作『愛ってなんだろ』が2024年3月27日(水) に初DVD化されることが発表された。上映に伴い、舞台挨拶&トークショーも開催され、共演者・森田健作も登壇。同作の初DVD化を天地と共に祝った。森田は、「私が真理さんと出会った頃は、まぁ私も人気あったのですが(笑)、真理さんは私よりももう超スーパースター、とにかく超多忙でした。再会できて嬉しい!」とコメント。天地は、「長い芸能生活の中でも今がいちばん幸せです。あと、森田さんはかっこいい!本当にそう思ってますよ(笑)」と続けると、森田は「過分なお言葉を、ありがとうございます(笑)」と感謝の言葉を述べた。映画『愛ってなんだろ』(1973年) は、おもちゃメーカーのデザイナーを演じる天地や森田ほか共演した若者たちの夢や仕事を明朗快活に描いた、ちょっと悲しい恋の物語。主題歌「若葉のささやき」、挿入歌「ふたりの日曜日」「虹をわたって」「ひとりじゃないの」「ある日、突然」といった、天地真理のヒットパレードとも言うべき歌曲の数々が物語を彩っている。『愛ってなんだろ』 (C)1973松竹株式会社なお、本作は天地真理デビュー50周年記念として今年3月に初DVD化された、初主演映画『虹をわたって』に続く2年連続の初DVD化作品となる。<映画『愛ってなんだろ』初DVD化に寄せて>■天地真理 コメント映画『愛ってなんだろ』の初DVD化を大変喜んでおります。当時、撮影を終えて、映画館で封切られた時、私は歌のお仕事が忙しくて完成したこの作品を、ゆっくり見ることが出来ませんでした。今回、改めて作品を見た感想は、森田健作さんがとても素敵だなと思いました。そして、私が覚えていた大好きなシーンは、エンディングのところで、子供たちと手を繋いで歩いているシーンです。田中邦衛さん、井上順さん、尾藤イサオさん、小松政夫さん、小鹿ミキさん、谷啓さん他、豪華な俳優の皆さんが個性のある役柄を演じておられて、笑ったり、じっと見入ったりしました。私は最終的に失恋してしまうのですが、コメディー作品ですので、全体的に楽しい作品です。広瀬監督は気配りをされる方で、大変お世話になりました。是非、たくさんの皆様にこのDVDをお手にしていただきたいと思います。最後に、「愛ってなんだろ」の答えを私なりに考えました。誰にしても同じではないかと思いますが、「愛」は人間の持っている“優しさ”。それが根本ではないかと思います。皆様はいかがですか?<リリース情報>『愛ってなんだろ』2024年3月27日(水) リリース価格:4,620円(税込)『愛ってなんだろ』ビジュアル(C)1973松竹株式会社■ストーリー浅見麻里子(天地真理)は、おもちゃメーカーのデザイナーで、会社のフォークバンドで歌のリーダーもしている。専務の息子の青木(小松政夫)がしつこく麻里子を誘うが、麻里子は企画部に新入社した河村俊二(森田健作)に好意を抱いていた。だが、俊二は音楽嫌いで、そのことでいつも麻里子と衝突していた。新製品開拓会議の席上、俊二は、素朴で心のこもったおもちゃを、と熱弁し、認められた。そして、そのデザインは麻里子がすることになった。だが、麻里子のデザインに俊二はなかなかOKを出さなかった。そんなある日、青木といやいや山奥にドライブにでかけた麻里子は、道端のお地蔵さんの顔にひと目惚れして夢中でスケッチした。この麻里子の自信作は俊二に気に入れられ、早速製作に取りかかる段取りとなった。その頃、二人の間には仕事を通して、いつの間にか愛が芽生えていた。ある日、麻里子はふとした事から俊二の暗い過去を知る……。■スタッフ監督:広瀬襄脚本:田波靖男主題歌:「若葉のささやき」挿入歌:「ふたりの日曜日」「虹をわたって」「ひとりじゃないの」「ある日、突然」■キャスト天地真理、森田健作、小鹿ミキ、尾藤イサオ、小松政夫、岩崎和子、中川加奈、佐藤蛾二郎、レッツゴー三匹、井上順、田中邦衛、谷啓1973年 / 松竹・渡辺プロダクション提携作品 / カラー / 約87分(C)1973松竹株式会社
2023年10月16日スターツおおたかの森ホール主催『森谷真理ソプラノリサイタル』が2023年9月9日(土)にスターツおおたかの森ホール(千葉県流山市)にて開催されます。チケットはカンフェティ(運営:ロングランプランニング株式会社、東京都新宿区、代表取締役:榑松 大剛)にて6月22日(木)より発売です。カンフェティにて6月22日(木)10:00よりチケット発売 公式ホームページ ニューヨークの殿堂、メトロポリタン・オペラにデビューして以来、欧米日の歌劇場で活躍。世界でも数少ない注目のドラマティック・コロラトゥーラ・ソプラノの森谷真理が登場します!厚い信頼を寄せるピアノの河原忠之とともにお贈りする歌の世界をご堪能ください。◆ フリードリヒ・ヘンデル…オペラ『アタランタ』より「いとしの森よ」オペラ『セルセ』より「オンブラ・マイ・フ」オペラ『アグリッピナ』より「なんて素敵な喜び」オペラ『ジュリオ・チェーザレ』より「麗しき瞳よ」◆ セルゲイ・ラフマニノフ…美しい人よ、私のために歌わないでOp.4 No.4ここは素晴らしい場所 Op.21 No.7◆ギュスターヴ・シャルパンティエ…オペラ『ルイーズ』より「その日から」◆フランチェスコ・チレア…オペラ『アドリアーナ・ルクヴルール』より「私は創造の神の卑しい芸術の僕」◆ジャコモ・プッチーニ…オペラ『マノン・レスコー』より「この柔らかなレースの中で」オペラ『トスカ』より「歌に生き、愛に生き」(※曲目は変更になる場合があります。)プロフィール【森谷真理】今最も注目を集めるソプラノの1人。武蔵野音楽大学、同大学院卒業後、ニューヨークのマネス音楽院修了。世界各地のコンクールにて優勝、受賞。欧米ではメトロポリタン歌劇場にて2006年に《魔笛》夜の女王で大成功を収めたのをはじめ、リンツ州立劇場の専属歌手を務め、ウィーン・フォルクスオーパーなど多数の歌劇場で活躍。国内では、兵庫県立芸術文化センター《夏の夜の夢》、日生劇場《ランメルモールのルチア》、二期会《蝶々夫人》《サロメ》《ルル》表題役、びわ湖ホールプロデュースオペラ《リゴレット》《魔笛》《ラインの黄金》《ワルキューレ》《神々の黄昏》《ローエングリン》、新国立劇場《カルメン》《ばらの騎士》《蝶々夫人》《ジュリオ・チェーザレ》等で絶賛を博す。コンサートレパートリーもバロックから近現代曲と幅広く、近年ではプーランク《人間の声》が新聞各紙で高評され、ベルク『ヴォツェックより3つの断章』、R.シュトラウス『4つの最後の歌』でも絶賛された。2022年にはザクセン州立歌劇場で《蝶々夫人》を主演し、注目を集めた。2019年には「天皇陛下御即位を祝う国民祭典」にて国歌独唱を務めた。名古屋音楽大学准教授、東京藝術大学講師、洗足学園音楽大学講師。小山評定ふるさと大使。とちぎ未来大使。下総皖一音楽賞受賞。公式ホームページ: 【河原忠之】日本を代表する錚々たる歌手たちから共演者として抜群の信頼を得る、日本の“歌”を支える声楽伴奏のスペシャリスト。イタリアで培ったその幅広い音色、繊細な音楽表現には定評がある。2019年NHKニューイヤーオペラコンサートに出演した「太メン」男声オペラ歌手4人とのユニット「IL DEVU(イル・デーヴ)」のピアノ・メンバーであり、指揮者としても数々のオペラで心に残る上演を牽引、プロデューサーとしても水戸芸術館「水戸 de Opera」、びわ湖ホール「ピノ」シリーズなどを手掛けている。国立音楽大学卒業、同大学院修了。同大・大学院教授、日本ヴェルディ協会理事、日伊声楽コンコルソ審査員。新国立劇場オペラ研修所でも長年後進の指導にあたってきた。公演概要『森谷真理ソプラノリサイタル』公演日:2023年9月9日(土)13:30開場/14:00開演会場:スターツおおたかの森ホール(千葉県流山市)■出演者森谷真理(ソプラノ)河原忠之(ピアノ)■チケット料金全席指定5,000円(税込)※未就学児入場不可※お一人様6枚まで※別途、各種手数料(発券手数料など)がかかります。※車いす席については、スターツおおたかの森ホールにお問合せください。 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年06月21日安藤サクラ主演「ブラッシュアップライフ」が3月12日の放送回でフィナーレを迎えた。麻美と真理の“挑戦”の結果に「200年・170年かけて友人を救う物語って凄い」「200年と170年お疲れっした!」など視聴者から労いの言葉が贈られている。お笑いタレントとしてだけでなく脚本家としても「ウレロ☆シリーズ」や「架空OL日記」「黒い十人の女」などを手がけてきたバカリズムが描くタイムリープヒューマンコメディとなる本作。過去の人生で親友だった夏希(なっち)と美穂(みーぽん)を救うため、人間に生まれ変われるチャンスを蹴って5周目の人生をやり直す近藤麻美を安藤さんが演じたほか、こちらは最後の“やり直し”となる人生6周目を迎え、麻美とともに夏希、美穂を救おうとする宇野真里に水川あさみ。元々麻美、真理とは親友だった門倉夏希に夏帆。同じく米川美穂に木南晴夏。最後の路上ライブを警察に止められミュージシャン人生を終えた福田俊介(福ちゃん)に染谷将太。4人の同級生の丸山美佐(ごんちゃん)に野呂佳代。麻美の妹・近藤遥に志田未来。麻美の父の近藤寛に田中直樹。死んだ麻美や真理が出会う死後案内所の受付係にバカリズムさんといったキャストが出演した。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。中村(神保悟志)のフライトをキャンセルさせるため、毒を盛ろうとする麻美だが、そこに現れたのはなんと1周目の人生で市役所の後輩だった河口(三浦透子)。彼女は前の人生で麻美の話を聞き、今回の人生ではキャビンアテンダントになったという。河口が中村の妻に彼の不倫を密告したことで、麻美と真理は無事、夏希と美穂が乗る飛行機のパイロットを務めることになる。しかし2人の前に“謎の男”(浅野忠信)が現れる…というのが最終回のストーリー。男は麻美たちに自分がタイムリーパーだと告げ、飛行機の航路を変更するよう頼み込む…人生2周目だという男に、麻美と真理は自分たちが5周目、6周目で航路を変更するつもりだと告げる…。浅野さんの登場シーンを見た視聴者からは「浅野忠信の使い方が贅沢www」「満を持しての登場どんな壮大な役どころかと思ったらw」「浅野忠信さんをこんなに贅沢に使うこのドラマすげーー」「贅沢に使い捨てられる浅野忠信!」などの声が続出。そして麻美と真理は無事スペースデブリを回避する。着陸後、夏希と美穂と再会した2人は4人で食事をするのだが、この食事シーンに「2人とも張り詰め期間200年と170年お疲れっした!」「この4人の会話に170年かかったと思うと泣けてきちゃうな……」「200年・170年かけて友人を救う物語って凄いね」「4人でこの橋をこの年齢で渡るのは初めてか!170年!お疲れ様でした!」など、麻美と真理に労いの言葉がかけられる。「最っっっ高の最終回!完璧な大団円!」「幸せな最終回 みんなが求めてたハッピーエンド」「4人が最後に天寿を全うできた。最高のハッピーエンド」など、“超”ハッピーエンドとなった最終回に賞賛も贈られている。(笠緒)
2023年03月13日舞台『BACK BEAT』の製作発表が19日に都内で行われ、戸塚祥太(A.B.C-Z)、加藤和樹、辰巳雄大(ふぉ〜ゆ〜)、JUON(FUZZY CONTROL)、上口耕平、愛加あゆ、尾藤イサオが登場した。同作は20世紀を代表する伝説のロックバンド・ビートルズが、もともと5人編成のバンドだったという、同バンド創成期のハンブルク時代を描いた、1994年公開の伝記映画『BACKBEAT』をイアン・ソフトリー監督自身が舞台化した作品。戸塚はビートルズ結成時のベーシストで、画家としても才能を発揮しながらメジャーデビュー目前の1962年に21歳で夭折したスチュアート・サトクリフを演じ、加藤はジョン・レノン、JUONはポール・マッカートニー、辰巳はジョージ・ハリスン、上口はピート・ベストを演じる。4年ぶりの再演に戸塚は「タイムスリップした感覚で、これがやりたかったんだという気持ちが沸き起こってきました」と喜ぶ。この日は5人で「Rock And Roll Music」「Love Me Tender」「Long Tall Sally」を披露。辰巳は「やっぱこれだねって感じですね」「ここがジョージの居場所なんだなと感じながら、最高な気分でやらせていただきました」と感想を述べ、「初演は僕、実は嘘ついてキャスティングしていただいたんです。『ふぉ〜ゆ〜でギター弾ける人』と言われて、確か『BACK BEAT』の時期だなと思って、Fのコードを押さえるのもギリギリなぐらいの僕が『弾けます』と嘘ついて」と告白する。「演出の石丸さんやギターの先生である磯貝サイモン、プロデューサーさんの前で初めてギターを披露したとき、あんなに人って口が開くんだというくらいになったのを今でも思い出します」と苦笑した。辰巳は今回ギターソロも担当することになり「前回はポールに頼ったところがあったんですけど、今回は全部ジョージとしてやろうと思います」と明かすと、JUONは「ポールとしては完全にジョージのギターが大好きなんで、ジョージがソロを弾いてくれると、ぶっちゃけアガります」と称えていた。そんな5人について、尾藤が「今の若い子たちはやるな、と。私も今年80になりますんで、こういう若い人達とまた一緒にできるっていうことは本当に幸せだと思って、たくさんの皆さんに見ていただいて、楽しいステージをやりたいと思います」と言うと、メンバーは「僕たちもそんなに若くないですよ」(辰巳)、「言ってももう、意外とヴィンテージですよ」(戸塚)、「アラフォーなんで」(加藤)と恐縮。再演から参加の愛加は「新参者で、プレッシャーや緊張もあるんですけれども、皆様の絆に私も入りたいという思いがリアルにさっき芽生えた」「再演ならではの、私が演じる上でプラスになればいいなと思っています」と意気込んだ。4年ぶりとなったが、グループメールで連絡は取り合い、メンバーの誕生日も祝い続けていたほか、JUONはオリジナル曲も作っていたという。辰巳は「僕、このバンドでCDデビューの夢が近づいたな、と。4年前も同じこと言ったと思うんですけど、このバンドでのCDデビューも諦めてないので」と前のめり。「シンクロニシティというのは必ずありますから、願いを言霊にして届ければ、どっかの何かが必ず動く。これはふぉ〜ゆ〜として生きてて、ずっと実感している」と言いつつも、CDデビューについては「1番大きなところがまだ叶っていないです」と自虐した。また絆を感じる瞬間について聞かれると、辰巳が「加藤和樹くんの家でラーメン食べるときですかね」と回答し、初演の後に加藤が仕込んだ「いわゆる二郎系」のラーメンを全員で食べたというエピソードも。酒も飲まずただラーメンを食べていたそうで、特に辰巳は無言で「麺だけ見てた」と振り返る中、加藤は「とっつーの名言が忘れられない。『これを嫌いな男子には会ったことがない』」と明かし、戸塚は「最高においしかったんで。多分ビートルズも好きな味だと思いますよビートルズがあれを食べてたら、もっと疲れずに演奏できたんじゃないかな」とまで表していた。初演の時にはA.B.C-Zのメンバーも全員訪れ、戸塚は「橋本(良亮)くんに至っては、休憩中にビールを飲んでくれました。それくらい解放してくれたみたいで、『BACK BEAT』でしか体験できないものになってると思う」と太鼓判を押す。しかし再演については「恥ずかしくてまだ言えてないです」という戸塚に、辰巳は「むしろメンバーの方が早かった。報告する前に『BACK BEAT、おめでとう。チーフマネージャーさんに聞きました。大好きなんです』みたいな。福ちゃん(福田悠太)とかから言われました」と違いも。「松崎か越岡が見てなくて、でも今回から見てくれた方が……こんなに(ギターを)弾けるんだと思ってもらえたら嬉しいですね」と期待した。プレビュー公演は江戸川区総合文化センター 大ホールにて4月23日、兵庫公演は兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホールにて4月28日〜5月3日、熊本公演は市民会館シアーズホーム夢ホール(熊本市民会館) 大ホールにて5月6日〜7日、大阪公演は枚方市総合文化芸術センター 関西医大 大ホールは5月20日〜21日、東京公演は東京建物 Brillia HALL(豊島区立芸術文化劇場)にて5月24日〜31日。
2023年02月20日天地真理初主演映画『虹をわたって』が初のDVD化。2023年3月8日(水)に発売されることが決定した。1972年に公開された本作は、夢見る少女が出逢った素敵な恋と冒険の大騒動が、多くの歌唱シーンと笑いで描かれる傑作喜劇。映画初出演・初主演となった天地真理のほか、沢田研二、萩原健一、岸部シローら豪華キャスト競演、監督は、映画『進め!ジャガーズ 敵前上陸』やTV「ザ・ハングマン」などで知られるヒットメーカー前田陽一が務めている。10月9日正午より、 天地真理オフィシャルWEBサイト() にて先行予約受付開始となる。また発売決定にともない、天地から喜びのコメントが寄せられた。DVD『虹をわたって』発売に寄せてこの度、私が出演した映画『虹をわたって』がDVDとして発売されると伺い、大変嬉しく思っております。『虹をわたって』が撮影されたのは1972年の春から夏の頃でした。前田陽一監督のことが思い出されます。とてもお優しい監督で、デビュー間もない私の演技に、「いいよ!」と褒めてくださり、嬉しく、そして楽しく演じることが出来ました。毎日のように横浜の現場に通い、午前中から夕方にかけて、共演者そしてスタッフの皆様と撮影に臨みました。作品に出てくる「ダルマ船」からほど近い民家が出演者の楽屋で、その間を行ったり来たり。一番印象深いシーンは、私がダルマ船にいて、共演の沢田研二さんがヨットに乗って現れ、手を振られたシーンです。私の一番忙しかった頃にこの映画は作られました。ほぼ寝ずの毎日でしたが、今考えると、よく頑張ったと自分を褒めたいと思います。発売日に私の元にも届けられるDVDを“宝物”として大切にしたいと思います。公開当時この作品をご覧いただいた皆様には“懐かしさ”を、初めてご覧になられる皆様にはあの頃の日本の風景や人の温もりを感じていただけたら嬉しく思います。心をこめて、ありがとうございます。2022年10月9日天地真理<DVD商品概要>『虹をわたって』発売日:2023年3月8日(水)価格:4,180円(税込)品番:DASH-0113発売・販売元: 松竹©1972松竹株式会社
2022年10月09日近日公開予定のApple Originalの実写版ゴジラとタイタンシリーズに、「Pachinko パチンコ」「ケイト」の山本真理が出演することが分かった。2014年の『GODZILLA ゴジラ』から始まり、2017年の『キングコング:髑髏島の巨神』、2019年の『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』、そして2021年の『ゴジラvsコング』、シリーズ最新のアニメシリーズ「Skull Island(原題)」と、その世界を拡大し続けている「モンスター・ヴァース」。その新たなシリーズとなる本作(タイトル未定)では、ゴジラとタイタンたちの壮絶な戦いによってサンフランシスコが破壊され、モンスターが実在するという現実を突き付けられた後の世界を舞台としている。ある家族が闇に葬られた秘密と遺産を明らかにしていく中で「モナーク」と呼ばれる秘密結社にたどり着く様子が描かれる。この度、出演が発表された山本さんは、アンナ・サワイ、渡部蓮、キアシー・クレモンズ、ジョー・ティペット、エリサ・ラソウスキ、カート・ラッセルとワイアット・ラッセルら、主要キャストに加わることとなった。シリーズの製作総指揮を務めるのは、エミー賞ノミネート歴を持つ監督のマット・シャックマン(「ワンダヴィジョン」、「スター・トレック」の新作映画、「THE GREAT ~エカチェリーナの時々真実の物語~」)。最初の2つのエピソードも監督している。(text:cinemacafe.net)
2022年08月19日コニカミノルタプラネタリアTOKYO(以下プラネタリアTOKYO)では2022年7月20日(水)より、大滝詠一、佐野元春、杉真理によるCity Popの名曲「A面で恋をして」を、ここでしか聴けない立体音響バージョンとして公開します。今年は「A面で恋をして」を含むアルバム『NIAGARA TRIANGLE Vol.2』の発売40周年。本作は40周年記念の一環として立体音響ミックスとしても配信をされていた「A面で恋をして」を、プラネタリアTOKYO・DOME1の22.2chにチューニングしたスペシャルバージョンです。当時の大滝詠一は、数十名のミュージシャンをスタジオに集め一堂に演奏させるという異例のレコーディング方法をとっていました。ポップスのオーケストラともいえる素晴らしい演奏と大滝詠一が楽曲の細部に込めた仕掛けを、星空と音楽につつまれながら余すことなくお楽しみいただける企画です。「星空ラウンジ」で、毎日2回、半年間にわたりお楽しみいただけます。★ここでしか聴けない大滝詠一のスペシャルバージョンを、大音量で今回公開されるのは 、立体的な音場を実現する『360 Reality Audio(サンロクマル・リアリティオーディオ)』 として配信されていた「A面で恋をして」をDOME1の音響条件に合わせチューニングしたスペシャルバージョンです。美しい星空のもと、大音量で特別な名曲をお楽しみいただける、ここにしかない体験をお届けいたします。360 Reality Audioとはオブジェクトベースのソニーの360立体音響技術を使った新しい音楽体験です。アーティストの生演奏に囲まれているかのような、没入感のある立体的な音場を体感でき、昨年より様々な楽曲がヘッドホンもしくは360 Reality Audio 認定スピーカーで楽しめるように配信されてきました。今回は初めて360 Reality Audio楽曲をプラネタリウムの大空間で公開します 。★聴きどころは、立体音響でより分かる大滝詠一の音楽性の高さ「A面で恋をして」リリース当時の大滝詠一は、数十名のミュージシャンをスタジオに集め一堂に演奏させるというレコーディング方法をとっていました。そのため立体音響と相性が良いと、関係者は言います。「ストリングスとコーラスがあり、さらには一流ミュージシャンの正確な演奏で作られた大滝の曲は、立体音響で楽しむのに向いている」(ナイアガラ事務所スタッフ)「たくさんの音がはっきり聴こえるので新たな気づきがあるのでは」(マスタリングエンジニア 内藤哲也氏)。さらには「座る場所によっても聴こえ方が変わり、それも面白い」(内藤氏)という楽しみの指摘もあり、ファンにとっては高い音楽性を細部まで堪能できる貴重な体験として、大滝詠一をまだ知らないという方にとっては純粋に素晴らしい音楽につつまれる体験として、ぜひご一聴ください。★「星空ラウンジ」で毎日2回公開本作品は、他作品の当日鑑賞券をお持ちの方、星空パスポートをお持ちの方はどなたでも入場可能な「星空ラウンジ」で、毎日2回、半年間公開されます。『NIAGARA TRIANGLE Vol.2』発売40周年を記念して、1982年の星空を投映しながら上演いたします。「星空ラウンジ」はスタッフによるライブトークや星空と音楽をお楽しみいただける入退場が自由な1時間。その日の星空にまつわるこぼれ話をスタッフが語る「きょうの星空」や、クラシックの古典を立体音響に編曲した「バッハ平均律クラヴィーア曲集 第1巻 22.2ch remix」なども合わせてご鑑賞いただけます。“星空はまるでミラー・ボール”という歌詞をもつ『A面で恋をして』を、美しい星空につつまれながら、ぜひお楽しみください。●大滝詠一『A面で恋をして』作品概要●★上映期間:2022年7月20日(水)~2023年 1月20日(金)予定★上映時間:13:00~14:00/18:00~19:00の「星空ラウンジ」冒頭で公開。本作品尺は3分★鑑賞方法:星空パスポート(年間1,500円)もしくは他作品の当日鑑賞券お持ちの方。途中入退場可能※上映時間、休館日、追加上映回など、最新情報は下記WEBサイトでご確認ください。 ●プロフィール●(左から杉真理、大滝詠一、佐野元春)《大滝詠一》1973年のはっぴいえんど解散後、自身のレーベル“Niagara”を1975年に創設。シュガー・ベイブ等のプロデュースワークに加え、自身も多彩な作品を発表し続け、現在のジャパニーズ・ポップスの礎を築く。1981年発表の歴史的名盤『A LONG VACATION』は累計出荷300万枚を記録。世界的なシティポップ・ムーブメントを代表する作品として海外からの評価も非常に高い。2022年8月3日には7インチシングル2枚と、『NIAGARA TRIANGLE Vol.2』Super Audio CDがリリースされる。●コニカミノルタプラネタリアTOKYO 概要●■名称:コニカミノルタプラネタリアTOKYO■所在地:東京都千代田区有楽町2丁目5-1有楽町マリオン 9階■営業日:定休日なし(作品入替期間は休館)■営業時間:10:30~22:00(最終受付は21:00)※詳細はWebサイト等でご確認ください。 【施設名称表記上のお願い】見出し・本文などで、施設名称が入りきらない場合、省略形をお使いください。●正式表記:コニカミノルタプラネタリアTOKYO●省略形:プラネタリアTOKYO 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年07月07日オペラにコンサートに、いま最もその声を聴く機会の多いソプラノは彼女ではないだろうか。快進撃が続く森谷真理。ライフワークと位置づける歌曲リサイタルの第1弾を開く[6月22日(水)紀尾井ホール]。「感応し合う魂、二つの愛の形」のタイトルのもと、クララ&ロベルト・シューマンとアルマ&グスタフ・マーラー、2組の作曲家夫婦を歌う。「夫婦というのは、自分たちで一緒にいようと決めた、人生で一番近い関係ですよね。共感しあっている二人の芸術性・音楽性が、作品を並べてみた時にどう出てくるのかなというところに興味があります」日本には「似たもの夫婦」という言葉もあるが……。「似てないですね(笑)。もちろん時代なりの音楽のスタイルなど、共通した要素はありますが、むしろ二人で一つというのか、補い合っていたのかなという気がしています」プログラムはシューマン夫妻がクララの《6つの歌曲》Op.13、ロベルトの《ミルテの花》と《リーダークライス》Op.39から3曲ずつ。マーラー夫妻がアルマの歌曲3曲とグスタフの《リュッケルトによる5つの歌》。「アルマ・マーラーを勧めてくれたのは、今回共演してくださるピアニストの河原忠之さんでした。ああ!と、『二つの愛の形』というコンセプトに結びつきました。《リュッケルト》は計画当初からメイン・ディッシュと決めていました。そのリュッケルトの詩も含む《ミルテ》ですが、全曲歌うとちょっとお腹がいっぱいなので、今回は《リーダークライス》と併せて抜粋で。どちらもいずれ全曲やりたいと思います」学生時代はイタリア・オペラしか勉強していなかったという森谷。歌曲の面白さは「自分の世界」であることだという。「オペラは演劇です。演出家がいて指揮者がいて、だいたいのセットアップは自分以外の方ですよね。歌曲は全部自分。自分とピアニストで作り上げる世界です。声のテクニック面でオペラと決定的に違うところはないですが、詩と音楽の密接な導きのもとに世界観が作られていく歌曲は、やはり音楽性や表現力に焦点を向けやすいと思います」“表現力”は、オペラを歌う時でも、彼女の強力な武器になっている美質だと思う。それは歌曲でも十分に生かされるはず。年に1~2回ずつ開いていきたいという歌曲リサイタル。ドイツ歌曲に絞るわけではなく、「より共鳴しやすい」と話すフランス歌曲などさまざまな作品を歌っていく予定だ。目が離せない。(宮本明)
2022年04月25日アイドルグループ・ふぉ~ゆ~の福田悠太と辰巳雄大がW主演を務める、パルコ・プロデュース2022舞台『腹黒弁天町』が、2022年2月4日から東京・紀伊國屋ホールで上演される。同作は、喜劇の名手・鈴木聡氏が夏目漱石の『坊ちゃん』にインスパイアされて書き上げ、1994年に劇団ラッパ屋の公演として初演された作品のリバイバル上演作。“異色のジャニーズ”として舞台やバラエティなどで活躍するふぉ~ゆ~の福田と辰巳がW主演し、東京から赴任してきた2人の青年教師を演じる。物語は、明治時代後期を舞台に、東京から弁天町に2人の青年教師・財前涼太(福田)と山岡大介(辰巳)が、赴任してくるところから始まる。欲望渦巻く弁天町で、教頭の村井尻(土屋佑壱)、陰謀にまみれた校長・権田原(中村まこと)、町の有力者・大金田(木村靖司)、町の親分・鳴海(政岡泰志)、英語教師・美智子(伊藤純奈)、芸者・小雪(伊勢佳世)などと出会い、理想と希望を信じていた2人が、現実と欲望に翻弄されていく。『坊っちゃん』を踏襲した世界観に、温かな人情と抗いきれない現実が交錯した作品になっている。演出は、俳優としても活動している劇作家・松村武氏が担当。四半世紀の時を超え、名作を鮮やかに蘇らせる。東京公演は2022年2月4日~20日に紀伊國屋ホール、大阪公演は2月22日と23日に松下IMPホールにて上演。本人コメントは以下の通り。■福田悠太腹に据える、腹を括る、腹が立つ。腹がつく言葉が何個か思いつきます。その中でも、トップオブ「腹」がつく言葉は「腹黒」なのではないでしょうか。「あいつは腹黒だからな〜。」これを聞いただけでその人の、人となりをなんとなく想像できてしまう僕は変わっていますか? ふぉ〜ゆ〜の福田悠太です。この度、パルコ・プロデュース舞台「腹黒弁天町」にて財前涼太役で呼んでいただきました。喜劇の名手といえば鈴木聡さん。以前、舞台「阿呆浪士」に出演させて頂いた時にご一緒させてもらいまして、またご一緒出来る事を大変嬉しく思います。鈴木さんと、今回演出の松村さんのタッグで「腹黒弁天町」は面白くなる事はビッグ確定です。名だたる共演者の皆さんの中に入る事に不安もありますが、ふぉ〜ゆ〜のメンバーの辰巳君も一緒なので安心です。辰巳君には是非、稽古などで僕がお芝居で迷っていたり、自信がなくなっていたり、路頭に迷っていたりしてる姿を見た際には遠慮せずに励ましてもらいたいです。頼りにし過ぎるつもりでおりますのでよろしくおなしゃす。それでは、皆様、劇場でお会い出来る事を楽しみに、まずは苦手な台詞憶え頑張ります。■辰巳雄大山岡大介を演じます辰巳雄大です。明治時代を生きるのも教師役も初めてなのでお話を頂いた時は役者としてシンプルに胸が躍りました。今回、共演するメンバーの福田悠太は鈴木さんと松村さんとの作品に参加していて『2人が作る作品はヤバい。面白すぎるよ、絶対。どうしよう。』と決まった時から興奮しております。僕は鈴木さんの脚本、松村さんの演出は初めてなので、お2人とご一緒した福田の興奮を見て、自分はその福田の熱量すら超える作品にしなければいけないという謎の役者魂に燃えています。世の中、腹黒だらけです。山岡大介として生まれた感情を包み隠さず舞台上で生きられるように稽古期間を過ごしたいと思います。劇場でお待ちしております。
2021年11月11日舞台『BORN 2 DIE』のフォトコールが2日に東京・よみうり大手町ホールで行われ、ふぉ〜ゆ〜(福田悠太、辰巳雄大、越岡裕貴、松崎祐介)、演出の小林顕作が取材に応じた。同作は井上三太による同名漫画の舞台化作。一見関連性のない複数の死体が発見された謎の事件を描き、踊って歌う新感覚の舞台を届けていくという。会見では作品にちなみ「生きるか死ぬかのアクシデント」エピソードも。松崎は「バイクに乗ってたんですよ、相葉(雅紀)くんの。僕のバイクなんですけど、一応相葉くんも乗ってる……」と説明し始め、「どういうバイク?」とつっこまれながらも「バイクで高速乗ったんですよ。高速でガス欠で止まって、寄せるスペースもなくて、白線のぎりぎりを100キロくらいの車が。『あ、これ死にたいの〜』でしたね」と話すが、空気が固まり、辰巳は「今が一番怖い」と苦笑する。さらに松崎は「個人的にもう1個。こないだ、おなか痛くなっちゃったんですよ。クセで、お腹痛くなるとトイレが我慢できないんですよ」と言い出し、「みんなそうなんじゃないの?」とつっこまれる。「結局ダメだったんですよ」という松崎だが、「漏らしたってこと?」と聞かれると、「漏らしたって表現すると、使えなくなっちゃうので、ちょっと『おはよう』って顔出したくらい」と告白。辰巳は「ジャニーズとして生きていけるのか、死ぬのかが決まりそうになってます!」と驚き、松崎は「その時はデッドでしたね」としみじみとしていた。また、前日に先輩グループであるV6が解散したことが話題になると、福田は「事務所に入った時のオーディションの練習曲と、初めてテレビに出た曲、ステージに出た曲、全部『WAになっておどろう』。いろんな思い出がいっぱい出てきちゃいますね」と感慨深い様子を見せる。辰巳は「1度Mステでカミセンさんがギリギリまで仕事で来れないってことで、僕と越岡と福田がリハーサルまでダミーをやるということがあって、一瞬、V6さんとして歌ったんです」という思い出も。さらに辰巳は「僕、森田剛くんが1番気になってたジャニーズJr.なんじゃないかな」と自称し、「急に留守電が入ってて、誰だろうと思ったら『森田です。おもしろいジャニーズJr.がいるって聞いて電話しました。折り返しよろしくお願いします』と連絡をいただいて、それから『はじめまして、辰巳雄大です』となって、ごはんに連れてっていただいたりするようになりまして。他の先輩方にそんな話をしても『剛くんがJr.とごはん行くの!?』というくらいの時に、逆ナンしてもらった」と明かす。「退所されるというのもニュースで知ったんですけど、すぐに連絡して『これからもよろしくお願いします。僕の目標はずっと変わらず剛くんと共演することなので』と送って、『楽しみにしてます』と言っていただけた。めちゃくちゃ優しいですよ」と感謝する。森田との仲の良さが驚かれると、辰巳は「気づいたらすっごいレアキャラになってた。カウントダウンコンサートとかで剛くんと喋ってると先輩たちが『なんで? ふぉ〜ゆ〜の辰巳が?』」、福田は「ふぉ〜ゆ〜ですら思うもんね」と語った。さらに松崎はV6との思い出として「V6の代々木第一体育館のコンサートで、当時高校生。(ふぉ〜ゆ〜の)3人もいたんですけど、本人が来る前に先にジャニーズJr.は後ろでスタンバイしないといけない。でもその時に何を思ったか野球しようとなりまして、僕がキャッチャーで遊んでいたら、たまたまボールが僕のところに来て、その時に剛くんが入ってきた。バチーンと目が合って『おい、遊ぶ場所考えろよ』『……はい!』それ以来、裏でボール遊びしたらいけないなって」と注意されたエピソードを披露し、福田も「その後に井ノ原くんにも優しく『遊ぶ場所考えような』って」と明かす。辰巳は「V6さんを見ていると、タレントとして質の高さとか、意識の高さを持たれていたのが、僕らとしても刺激になって。グループもあるけど1人のタレントとして責任を持つということも学びました」と先輩から学んだことは多かった様子だ。福田は「呼び方に気になることがあって、ジャニーズって"くん付け"じゃないですか。ふぉ〜ゆ〜がV6さんを呼ぶ時、剛くん、健くん、岡田くん、井ノ原くん、長野くん、坂本さん。ふぉ〜ゆ〜七不思議」と首を捻る。「気づいた時には坂本さん」(辰巳)、「風格なんでしょうかね」(福田)と言いながら、福田は「1回舞台を見に行った時にごあいさつさせてもらったら、坂本さんから何もないのに『おう、大丈夫か』って言われました。なんでかなあと思ったけど、その時はうまくいってなかったのでその時は勇気になりましたね」と振り返る。レポーターから「大丈夫ですか?」と聞かれると、自分達の曲名である「大丈夫さ!」で答えていた。「ものすごく寂しいですけど、これからも学ぶことがたくさんあるんだろうなと思っています」(辰巳)、「解散しても心にずっとい続ける先輩でございます」(松崎)とV6話は尽きないようで、越岡は「井ノ原くんには『お前、顔の薄さが俺に似てる』と言われたことがあるので、井ノ原くんをリスペクトしてこれからも芸能活動していきたい」と意気込んだ。
2021年11月02日「奥さんと子どもに好かれたい」第126話。今回は、息子とパパが遊んでいるときのエピソード。息子が突然、怒りの訴えをし、ふいに真理!?をつかれたパパは……。 奥さんと子どもに好かれたい第126話今日もわが家は平和です。 息子は「戦いごっこ」が大好き。自らの拳で戦いを挑んでくるのはもちろん、ヒーロー人形、ぬいぐるみ、ミニカーまで、ほぼすべての遊びは「戦い」を中心に構成されていると言っても過言ではありません。 大概は僕もそれなりに相手をしてやるのですが、疲れのせいで、どうしてもまともに相手をしてやる気が起きないときもあります。子どもと全力で遊ぶには「心・体」どちらかの調子が悪いとかなりきついですよね。いつもどおりヒーロー人形で、カワウソぬいぐるみ大魔王に戦いを挑んでくる息子。疲弊して相手をしてやれる余裕のない父は、「争いは嫌いだから逃げる」とその場を濁すことにしたのです。 我ながら良いアイデア! 平和的で教育にも良いのでは? と思ったの瞬間、息子は「それでは世界は平和にならないではないか!」と怒りの訴えで返してきたのです。ふいに真理を突いた発言!?に一瞬、時が止まりました。たしかに世界は平和のために争っているのかも、だから戦争はなくならないのか…?いやいや、息子は戦いをしたいだけで、そもそもこのカワウソのぬいぐるみは何も悪いことはしていないではないか! そんなことを一瞬思いながら、良い発言をした息子に免じて、その後は戦いごっこに付き合ってあげました。 著者:イラストレーター YUDAI9℃2017年6月4日生まれの男の子を子育て中のパパイラストレーター。奥さんと子どもにどうにかして好かれたい一心で、毎日生きている。普段はこぶたのキャラクター「ポトフスキー」を描いている。
2021年09月17日辰巳雄大(ふぉ~ゆ~)が主演し、共演に林翔太を迎えて贈る「ネバー・ザ・シナー-魅かれ合う狂気-」が9月2日(木)に、東京・品川プリンスホテル クラブeXで開幕。初日の舞台に先駆け、ゲネプロ・取材会が行われ、辰巳と林が意気込みを語った。本作は、世界を震撼させた衝撃の「ローブとレオポルド事件」を題材に、ハリウッドの脚本家ジョン・ローガンが執筆した戯曲を舞台化した作品。これまでロンドンや韓国で上演され、大ヒットを記録した。今回は、日本を代表する脚本家・映画監督である君塚良一が舞台作品を初演出。リチャード・ローブ役を辰巳、ネイサン・レオポルド役を林が務める。物語の舞台は、1924年夏。アメリカ全土は、数年前に施行された禁酒法の最中で、混沌としていた。そんな中、イリノイ州シカゴで全米が注目する裁判が始まる。裕福な家庭に生まれ育ち、ともにエリートと呼ばれたローブとレオポルドが起こした衝撃的な殺人事件が裁かれるのだ。それは当時の世論に「未成年によって行われた犯罪では史上最悪である」と言わしめたほどのものだった。舞台では、ローブとレオポルドが、互いの才能に魅かれ合い信頼関係を深めていく姿、さらに、まるで熱にうなされたかのように〈完全犯罪〉を実行することを夢見るようになるローブと、引きずり込まれるように加担していくレオポルドのさまと、事件後の裁判の様子が交互に描かれた。辰巳と林はほぼステージに出ずっぱりのまま、“今”と“過去”を見事に演じ分けていく。2人で濃密な時間を重ねる様子を演じたかと思えば、続く裁判のシーンでは不遜な態度を見せる。一瞬で場を切り替える演技力は目を見張るものがあった。また、本作では、ローブとレオポルドの犯罪や裁判とともに彼らを取り巻く人々の正義への想いも丁寧に綴られる。特に、物語中盤以降で繰り広げられる弁護士・ダロウ(磯部勉)と検事(姜暢雄)の舌戦も見ものだ。熱い芝居合戦は観るものの心を震わせる。物語が進むにつれ、ローブとレオポルドは判決を待ちながら、犯した罪と向き合い始める。そのとき、2人の心に去来する想いとは…。ぜひその目で確かめてもらいたい。リチャード・ローブ役:辰巳雄大(ふぉ~ゆ~)コメント「翔太とは、同じグループに属していた時期もありましたが、まさかこうして2人で主要人物としてステージに立つとは想像もしていませんでした。その時の自分たちに諦めずに頑張っていたらこういう景色が見えると伝えてあげたいです。翔太とは今回、初めてがっつりとお芝居をしましたが、優しさやふわふわしている部分がありつつ、芯がものすごくしっかりした男だと感じました。ただ、この稽古に入る前は『恋人としてあり』と言っていましたが、稽古をしてみたらナシかなと(笑)。翔太は、優しさで包んでくれるような母性すら感じる人ですが、気づくと『あれ?今、手のひらで踊らされている?』という瞬間があるんです。最終的に尻に敷かれそうなイメージが強くなったので、(恋人は)やめておきます(笑)。今回、僕たちはカンパニー一同、演劇をやるということに真摯に立ち向かってきました。この作品は実話をもとにしているため、(演出の)君塚良一さんを先頭に、いろいろなことを調べて、僕たちなりに勉強をしてこの作品に取り組みました。濃密な稽古の時間を経て、今、こうして皆さまの前で披露できたことが何よりも幸せです。千秋楽まで気を引き締めてお届けしたいと思います」ネイサン・レオポルド役:林翔太「辰巳くんは、同じグループの時からお兄ちゃん的存在で、小さい頃から踊りを教えてもらったりしていたので、今回、2人でがっつりとお芝居させて頂けることは本当にうれしいです。お稽古場でも毎回、違うお芝居を投げてくださるので、すごく勉強になりましたし、刺激になりました。辰巳くんは、ローブのように稽古中もずっとセクシーでした。自宅でも動画を観たりして、日々研究しているようで、日を重ねるごとにどんどんセクシーになっていたので、僕はレオポルドとしてキュンキュンしながらお芝居をしていました。なので、恋人としても「あり」です(笑)。頼りがいもあるので、世の女性から見ても恋人にしたい男性ではないでしょうか。本作は、実在した事件を題材にしているので、もしかしたら心苦しくなるところもあるかもしれません。ですが、劇中にはローブとレオポルドの青春物語のような場面もありますし、観に来てくださった皆さんにエネルギーや元気を与えられる作品だと思います。そして、僕たちはセクシーな部分もどんどん出していきたいと思いますので、楽しんでいただけたらうれしいです」【公演概要】タイトル:『ネバー・ザ・シナー-魅かれ合う狂気-』作:ジョン・ローガン演出:君塚良一出演:辰巳雄大(ふぉ~ゆ~)林 翔太荒木健太朗前島亜美山岸拓生(拙者ムニエル)姜 暢雄磯部 勉公式サイト: 公式Twitter:@nts_stage ※ハッシュタグ : ♯ネバシナ<東京公演>日程:2021年9月2日(木)~12日(日)会場:品川プリンスホテルクラブeXJR山手線/東海道線/横須賀線/京浜東北線/京急線「品川駅」…高輪口より徒歩5分チケット料金:9,900円(全席指定・税込)東京公演主催:ミックスゾーン【お問い合わせ】サンライズプロモーション東京 0570-00-3337 (平日12:00~15:00)<大阪公演>日程: 2021年9月18日(土)~19日(日)会場:COOL JAPAN PARK OSAKA TTホール地下鉄中央線・長堀鶴見緑地線「森ノ宮駅」…1番出口、3-B番出口より徒歩5分JR環状線「大阪城公園駅」…徒歩6分JR環状線「森ノ宮駅」…徒歩7分チケット料金:9,900円 (全席指定・税込)大阪公演主催:サンライズプロモーション東京、リバティ・コンサーツ【お問い合わせ】:キョードーインフォメーション 0570-200-888(月〜土11:00〜16:00)本公演は、政府および上演地の都道府県が定める新型コロナウイルス感染対策の方針に従って、公演の準備を行っております。最新の情報は公式サイト( )にてご確認ください。 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2021年09月02日ふぉ~ゆ~の辰巳雄大が主演を務める舞台「スマホを落としただけなのに」のアンコール公演が6月より大阪・東京にて上演される。『このミステリーがすごい!』は、2017年より発売されている志駕晃の推理小説シリーズ。シリーズ累計2800万部突破の宝島社大賞の隠し玉賞を受賞し、現在第3作まで刊行され、2度の映画化をはじめ、コミック・朗読劇などマルチな展開を果たし、シリーズ累計97万部を突破している。その人気原作を演劇界の重鎮・横内謙介氏が、原作のもつスリリングさを巧みに表現しつつ、作品の世界とは相反するアナログな“演劇”という手法で物語の中に生きる人間たちの心の機微や葛藤を描き、新しい作品へと昇華させた。2020年の開幕時には、期待値の高さから1万枚以上のチケットは即日完売となるも、熱狂続く中、感染拡大の影響であえなく終幕。コロナ禍でも再演の要望が絶えなかった幻の名作が再び2021年に幕を開ける。キャストは舞台での活躍のほか、TVなどでも注目が集まる主演の辰巳や浜中文一、ヒロインには早川聖来(乃木坂46)、そして経験豊かな役者がそろい、鍛錬された演技を光らせる。今や生活には欠かせないスマホ。本作が描くのは、日本の総人口を超えるスマホが存在する現代において、誰もが遭遇しそうな出来事。スマホを落としたことからはじまる様々なアクシデントは「物語の中のお話」では済まされないリアルな恐怖を抱かせる。ぜひ、劇場で体感してみてほしい。今回、再演にあたり、クリエイターとキャストからコメントが発表された。■加賀谷 学役:辰巳雄大(ふぉ~ゆ~)公演が中止になり、『この借りはいつか必ずこの作品で返そう』とカンパニーが解散した2020年3月。時が止まっていた【スマホを落としただけなのに】のストーリーをまたこのカンパニーで生きられる事に特別な感情が湧き、身が引き締まる思いです。観たいと声を上げてくれたお客様、そして再演に力を貸してくれた各方面の方々に感謝の気持ちが溢れています。ありがとうございます。舞台【スマホを落としただけなのに】劇場の心拍数が上がる作品です。舞台版オリジナルの設定や展開。そして役者同士の生でぶつかり合う臨場感を是非、劇場で味わって下さい。スマホを落としただけで人生が変わる様をリモートワークが増え、サイバーテロがより身近になった今だからこそ皆様に作品を通して伝えていきます。1公演1公演、大切に真摯にお届けします。■浦野善治役:浜中文一初演は、緊急事態宣言により途中までしか演じる事が出来ずに終わり役者として非常に悔しい思いをしました。ですが、またリベンジさせてもらえるということで今度は最後まで皆さんとこの作品を演じきってゴールに行きたいと思います。舞台っていいよなぁと改めて感じている日々です。スマホを落としただけなのに再チャレンジ。頑張らせていただきます。■稲葉麻美役:早川聖来(乃木坂46)いつも応援していただいている皆様、本当にありがとうございます。前回は新型コロナウイルスの影響で東京公演が約半分で中止となり、大好きな地元大阪での公演は叶いませんでした。しかし、同じキャストの皆さんと再会して同じ演目ができること、そして何より、この作品を再びお届けできることが本当に嬉しいです。前回出演した時は未成年でしたが今は20歳になり、大人な役に少し近づいたのではないかと思っているので、前回よりも成長した姿をお見せできるように頑張ります。劇場でお会いできることを楽しみにしています!■富田 誠役:佐藤永典昨年春、公演途中で幕を閉じる事となってしまった今作品【スマホを落としただけなのに】ですが、再び同じチームでお届け出来る事、そして僕自身もそこに参加させて頂ける事を非常に嬉しく思います。昨年のあの時に感じた様々な想いを忘れずに、精一杯に富田誠を演じさせて頂きます。2021年6月劇場で沢山の方にお逢いできる事を願い稽古に励みたいと思います!■後藤武史役:原田龍二この度、『再演』が決まり、この作品に関わった人達の情念とも言える想いの成就を感じています。前回、11公演しか出来なかったあの時に誰もが飲み込んだ涙は、今回、熱い想いに姿を変えて帰ってくるということです。上演前にキャストが楽屋に集合し、円陣を組んで舞台へ出て行く…。あれがまた出来ると思うと、ワクワクします。この再演、ある意味、事件かも知れない!■原作者:志駕 晃コメント舞台「スマホを落としただけなのに」は私の高校の先輩である横内謙介氏に演出していただき、舞台とは言うもののプロジェクションマッピングなどの映像も駆使した総合エンターテインメントになっています。そこに辰巳雄大、浜中文一、早川聖来など、若手実力派俳優が熱演を競い合ったために、初演時の熱量に私は本当に圧倒されました。初演時はコロナ禍で途中で公演中止となったため、今回、再演が早々に決まり本当に嬉しく思っています。■脚本・演出:横内謙介コメント昨年春、ご好評を得ての公演の最中、突然の中止を余儀なくされた舞台の復活がかなうことを嬉しく思います。関係者一同、無念を噛みしめている時に、暖かな慰め、そして再開への期待の声を届けて励まして下った観客の皆様に心から感謝いたします。なかには楽しみにしていた観劇がかなわず、我々以上に無念であった方もいらしたはずです。この上は昨年のレベルを凌駕するものに仕上げて、今度こそ皆様にしっかり見届けて頂こう、とキャストスタッフ一同、決意を新たにしています。どうぞご期待下さい。【公演概要】「スマホを落としただけなのに」原作:志駕 晃『スマホを落としただけなのに』(宝島社文庫)脚本・演出:横内 謙介出演者:辰巳雄大(ふぉ〜ゆ〜)、浜中文一、早川聖来(乃木坂46)、佐藤永典、原田龍二伴 美奈子、三浦 修平、真坂 雅、北村 由海、高畠 麻奈、野依 健吾、山田 良明●大阪公演(全5公演)6月4日(金)~6月6日(日)会場:松下IMPホール大阪公演主催:サンライズプロモーション大阪お問い合わせ:キョードーインフォメーション 0570-200-888(月〜土11:00〜16:00)●東京公演(全9公演)6月9日(水)~6月14日(月)会場:日本青年館ホール東京公演主催:ニッポン放送 / ニッポン放送プロジェクトお問い合わせ:サンライズプロモーション東京 0570-00-3337(平日12:00〜15:00)チケット代:<大阪・東京共通>全席指定 9,000円(税込)※未就学児童入場不可一般発売日:5月15日(土)を予定オフィシャルサイト:
2021年03月22日ジャニーズの人気グループ「ふぉ〜ゆ〜」の辰巳雄大が主演を務める舞台『ぼくの名前はズッキーニ』が2021年2月28日(日)から、東京・よみうり大手町ホールで開幕した。2002年にフランスで発行され、世界中でベストセラーになった同名小説を世界で初めて舞台化。養護施設に連れてこられた孤独な少年・ズッキーニ(辰巳雄大)が、厳しい現実の中でも前を向いて生きようとする姿が描かれている。ズッキーニだけでなく、リーダー格のシモン(稲葉友)、父親が逮捕されたアメッド(上村海成)、両親が失踪したジュジュブ(本多力)、迎えにこない母を待つベアトリス(三村朱里)、叔母の家で虐待をうけているカミーユ(川島海荷)といった“複雑な”背景を持つ子どもたちの日常や葛藤、そして、子どもを見守る養護施設の職員や警察官ら大人たちなりの事情もあわせて語られる舞台だ。あらすじだけ聞くと重い作品に思えるかもしれないが、全体的にポップな仕上がり。田中馨が手掛けた音楽やカラフルな衣装もさることながら、一番の理由は美術とそれを生かした演出にあろう。壁と床が黒板のようになっており、俳優たちはチョークを使って、役名や話のキーとなるモノなどを描き加えていく。脚本と演出を手がけるノゾエ征爾が、自身が主宰する劇団「はえぎわ」の『ガラパコスパコス〜進化してんのかしてないのか〜』(2010)などで編み出してきた演出手法を取り入れた形だ。開場時は何もなかった舞台が、最後には1枚の楽しいスケッチブックのようになっていく。自由な「子ども心」が見て取れて、面白かった。初日を前にした取材会で、辰巳は6歳の子どもを大人たちが演じることについて、「自分が愛している演劇をやらせていただいているなと実感した。どんどんスタートから終わりにかけて完成していく、自分たちで作品を作っていくという感じが強い作品。僕にとってターニングポイントの作品になると思った」と語っていた。辰巳自身、6歳の姪っ子がいるといい、その動画を見ながら“子どもらしさ”を研究したことを明かす。「稽古の序盤は逆に子どもらしくしすぎる芝居をしてしまったが、稽古を重ねていく上で、どんどん要らないものを削ぎ落とした方が、一番子どもっぽくなる。僕らは今、飾ってしまっているんだなと感じた」などとも話していた。東京公演は3月14日(日)まで。大阪公演は3月19日(金)〜21日(日)まで、COOL JAPAN PARK OSAKA TTホール。取材・文:五月女菜穂
2021年03月03日ふぉ~ゆ~の福田悠太・辰巳雄大出演のミュージカル「ダブル・トラブル」が、2021年5月に埼玉・大阪・東京にて上演されることが発表された。ミュージカル「ダブル・トラブル」は、ボブ&ジムのウォルトン兄弟によって書かれた抱腹絶倒のコメディ。作詞家・ボビーと作曲家・ジミーの兄弟ふたりが、ハリウッドのメジャームービーの曲を書くという大チャンスをつかむ!が、与えられた時間は数時間しかない!果たして兄弟は……?出演者は2名のみ、演奏はピアノ1名だけで、およそ10人もの登場人物を表現する。今回はダブルチームを編成して上演を予定しており、今回の発表ではハリウッドチームのみ。ブロードウェイチームは後日発表される。●福田悠太(ふぉ~ゆ~)この2人の組み合わせで舞台に出演するのは初めてで、兄弟役を演じるのが楽しみです。つ~ゆ~として漫才を作った時もそうでしたが、グループ4人でいる時とは違って、ここでしか話せないことも見つかってくるのではと思います。それも楽しみです。ときにはけんかもあったり、涙したり…、友情物語の稽古場になると思います(笑)。やることが多くて、とても大変そうな作品ですが、お客さまには僕らの大変さもエンターテイメントとして楽しんでいただけるような、そんな作品になればいいなと思っています。ちょうどメンバー4人、それぞれの作品で同じ時期にそれぞれ別の舞台に出演することになったので、ライバル意識は出てしまいますね。まぁ、、一番面白いのは「ダブル・トラブル」ですし、すでに勝っていると思ってます(笑)!ほかの2作品も是非見たいですね。楽しみです。●辰巳雄大(ふぉ~ゆ~)「ダブル・トラブル」はきっと、お客様には見えないところで、出演者・スタッフとも大変なことがたくさんある作品なんだろうと思います。すべての方のMAXの力が合わさった時にどんな風にみせられるのか、そして僕の大好きなウォーリーさんが演出家としてまとめてくださる、本当に楽しみです。福ちゃんは本当にやさしさにあふれていて、“happy”や“peace”を一番大事にしているんだなと感じます。対して僕は、ぶつからなければ生まれるものもない、と考えるタイプです。すでに関係性ができているので、意見が伝えやすいというのは、強みだと思いますし、きっと福ちゃんにぶつかっていくと思います。傷口をなめ合うのではなく、傷口に塩を塗り合う稽古場にしたいです(笑)。この状況がもう少し収まったら、演劇がもっと皆さんに観ていただき易い存在になるように頑張りたいです。『休みだから舞台でも観に行く?』と気軽に行けるように、僕らがちょっとだけでも変えられたらと思います。今年も、変わらず演劇を愛していきたいと思います。■ミュージカル「ダブル・トラブル」2021年5月埼玉・大阪・東京にて上演出演:【ハリウッドチーム】福田悠太(ふぉ~ゆ~)辰巳雄大(ふぉ~ゆ~)※他、ブロードウェイチームあり脚本・作詞・作曲:ボブ・ウォルトン&ジム・ウォルトン翻訳・訳詞:高橋亜子演出:ウォーリー木下音楽監督:落合崇史振付:TETSUHARU公式サイト: 主催 / 企画・製作:シーエイティプロデュース
2021年02月01日法医学者と刑事の父娘を描く上野樹里主演「監察医 朝顔」に「ふぉ~ゆ~」の辰巳雄大が準レギュラーで出演することが分かった。第1シーズンのラストで前へ一歩踏み出し、母の実家があり、母が被災した東北の海辺の街を再び訪れることができた朝顔(上野さん)。本作は、その翌年の5月を舞台に始まる。朝顔は、興雲大学法医学教室で法医学者として働き、父・平(時任三郎)は野毛山署強行犯係で刑事として働き、時間があれば東北に向かい妻の遺体を探すという変わらない生活を送っていた父娘。また、夫の桑原(風間俊介)は神奈川県警捜査一課で多忙な日々を送り、娘・つぐみは最近になって「弟が欲しい」と朝顔たちにこぼしている。そんな朝顔たちの日常は、これからもずっと同じように続いていくと思われた中、とあることがきっかけで朝顔は、平の代わりに母の遺体を探すため一人で東北の地を訪れることになり、新たな物語が幕を開ける――。今作では、新たなキャラクターとして、辰巳さん演じる神奈川県警捜査一課に所属する刑事・富澤が登場。桑原の後輩であり、事件が起きれば何かと桑原とチームを組むことの多い富澤。桑原を慕いながら、県警の刑事として厳しい発言をすることも。「KinKi Kids」や「嵐」などのコンサートのバックダンサーを務め、若い世代を中心に人気を集めているユニット「ふぉ~ゆ~」のメンバーとして活動する辰巳さんは、「貴族探偵」以来、3年ぶりの連続ドラマ出演であり、風間さんとはドラマ初共演。風間さんとは、いつかドラマで共演しようと話していたそうで、今回の共演については「やっぱり芝居に熱かったです。バディのような役柄なので台本に書かれていない部分を撮影前に細かいところまで話したりしました。そして、とにかく優しい兄さんです。朝顔チームにすんなり入れるように現場でスタッフさんや役者さんに紹介してくれたり。時には“辰巳は芝居を愛しているのでどんな役でもやれます。今後も宜しくお願いします”とマネージャーさんみたいな事もしてくれましたよ笑。本当にこのタイミングで共演できて良かったです」とコメントしている。「監察医 朝顔」は11月2日より毎週月曜日21時~フジテレビにて2クール連続放送。(cinemacafe.net)
2020年10月06日吉本新喜劇の女優で、アイドルグループ・吉本坂46のメンバーとしても活躍している小寺真理(28)。“可愛すぎる新喜劇女優”と呼ばれるほどのルックスを誇り、吉本坂46の1stシングル個別CD売上では1位に。吉本坂46の活動を通じて大阪から全国区へと、知名度拡大中だ。吉本坂では若手中心のユニット・REDに所属し、2ndシングルでレインボーの池田直人とともにWセンターに抜てき。さらに、2ndシングルで行われたユニット別CD売り上げ対決によってREDが表題曲を担当する3rdシングル「不能ではいられない」(12月25日発売)でも、池田とともにWセンターを務める。昨年12月の吉本坂46デビューから1年、小寺自身はどのような手応えを感じているのか本人を直撃。新喜劇と吉本坂の相乗効果や、今後の目標についても話を聞いた。――吉本坂46のデビューから1年を振り返ってみていかがですか?吉本坂46に入ってから、グラビアやドラマなど、今までとは全然違う仕事をさせてもらっています。また、私はこれまで大阪でずっと仕事をしていて、吉本坂46に入ってからココリコの遠藤(章造)さんとか極楽とんぼの山本(圭壱)さんとかテレビで見ていたスターとご一緒させてもらっている感じがしています。同じ事務所だけど会う機会がなかったので。今はほかの現場で吉本坂46のメンバーに会うとすごくほっとしますし、吉本坂46の後に新喜劇に戻るとすごく大事な場所に思えて、両方とも大きな存在やなということに気付くことができました。――1stシングルの個別CD売上で見事1位に。そうなんです。奇跡が起きました(笑)――1位になったときはどう思いましたか?手売りを頑張ったり大変だったので泣けるのかなと思ったら、2位の池田君が号泣しながらすごくいいことを話して、私言うことないなって(笑)。でもあの対決はなかなかしんどかったです。握手会は人数の違いがあってもはっきりわからないんですけど、これはしっかり順位が出るのでドキドキしました。――1位になったことで意識の変化などありましたか?「あの人が1位なんだよね」って周りの人が言ってくれるので、1位としてちゃんとしないといけないんだなと思うようになりました。――新喜劇と吉本坂46の両立は大変では?私はダンスが一番苦手で、新喜劇の公演終わって夜10時半くらいから朝5時までダンス練習して、朝の9時45分から新喜劇の公演に出るとか、ミュージックビデオの前は死にそうになるんですけど、努力をすることが苦ではなくなりました。芸人ってあんまり頑張っている姿やしんどい姿を見せないし、新喜劇は前日に稽古するくらいなのでそういうところを見せないんですけど、吉本坂はファンの方が裏側も興味を持ってくれているので、私たちも「こんなにやっているからこれができあがっているんだよ」っていうのも見てもらいたいと思っています。――両方に所属しているという相乗効果は感じていますか?吉本新喜劇のエンディングで吉本坂の楽曲を流してくれたりとか、アイドルの役があったら「小寺ちゃんにしよう」ってやらせてもらったりということはありますね。――吉本坂でファンになった方が新喜劇を見に行くということもあると思いますが、そういった手応えは?そういう方もいますね。新喜劇はいつも拍手が多いんですけど、たまに「まりこり~ん!」って声をかけてくれたり、名前を書いたうちわを持ってくれていたり、吉本坂の感じで応援してくれる方がいます(笑)――まさに架け橋ですね。そうですね! どちらかをきっかけで好きになってくれて、両方とも好きになってくれるというのはすごくうれしいです。――グラビアやドラマなど、いろいろな挑戦をされていますが、ご自身の目標を教えてください。NHKの朝ドラに出たい! これまで6作くらいずっと朝ドラのオーディション受けていて、落ちているんです。最終まで残ったこともあったんですけど。新喜劇のメンバーで出ている人もいますし、自分も出られたらいいなと目標にしています。――吉本坂46での目標は?やはり紅白に出たいというのが大きな目標です。それまでにMステとかにも出たいですし、一つ一つ叶えていけたらなと思います。■プロフィール小寺真理1991年8月31日生まれ。大阪府出身。2010年、NSC大阪校 女性タレントコース卒業後、吉本発ガールズユニット・つぼみに参加。2014年に同ユニットを卒業し、吉本新喜劇メンバーとしてデビュー。整った顔立ちから“かわいすぎる吉本新喜劇女優”として知名度を上げていく。2018年、吉本坂46第1期生オーディションを経て、同グループの創立メンバーに選出。1stシングル個別CD売上では1位に輝き、2ndシングルで所属するユニット・REDのWセンターに抜てき。RED初の表題曲となる3rdシングル「不能ではいられない」(2019年12月25日発売)でも、前作に引き続いて池田直人とともにWセンターを務める。
2019年12月27日ヴァイオリンの川久保賜紀、チェロの遠藤真理、ピアノの三浦友理枝という、素敵な3人のソリストによるトリオが結成10周年を迎える。プログラムには坂本龍一とショスタコーヴィチが並ぶ理由として、「坂本龍一こそが、ショスタコーヴィチ以来、最も重要なピアノ・トリオの作曲家だから」という彼女たちの言葉が新鮮だ。時代もスタイルも異なる日本とロシアの作曲家2人の作品を続けて聴くことによって見えてくるものとはいったいなんだろう。その答えがクリスマスに紀尾井ホールで開催される「10周年記念コンサート」の中にある。結成から10年を経て、深化に進化を重ねた3人組は、見ても聴いても楽しいこと請け合い。さらにはコンサートに合わせて制作されたアルバムも要チェック!●公演概要12月25日(水)紀尾井ホール<曲目>坂本龍一:ラストエンペラー、レイン、美貌の青空、シェルタリング・スカイ、M.A.Y. in The Backyard、メリークリスマス・ミスター・ローレンスショスタコーヴィチ:ピアノ三重奏曲第1番 ハ短調 Op.8、ピアノ三重奏曲第2番 ホ短調 Op.67●CD情報『ショスタコーヴィチ:ピアノ三重奏曲第1番、第2番』2019年12月18日発売AVCL-84101定価:¥3,000(本体価格)+税『ピアノ三重奏 坂本龍一曲集』2019年12月18日発売AVCL-84102定価:¥2,000(本体価格)+税●川久保賜紀(ヴァイオリン)2001年サラサーテ国際ヴァイオリン・コンクール優勝、2002年チャイコフスキー国際音楽コンクール・ヴァイオリン部門最高位受賞以来、主要な北米オーケストラと共演し、豊富なステージ経験を積む。日本では1997年、チョン・ミョンフン指揮アジア・フィルのソリストとしてデビュー。以後、国内外の様々なオーケストラと共演を重ね、高度な技術と作品の品位を尊ぶ深い音楽性に高い評価を得ている。近年は自ら企画するコンサートを行うなど、コンサート・プロデューサーとしての才能も発揮。2018年より桐朋学園大学院大学(富山校)教授に就任。●遠藤真理(チェロ)第72回日本音楽コンクール第1位、2006年「プラハの春」国際コンクール第3位(1位なし)、2008年エンリコ・マイナルディ国際コンクール第2位。ジャン=ピエール・ヴァレーズ、山田和樹など国際的に活躍する指揮者やウィーン室内管、プラハ響と共演するなど国内外で高い評価を得ている。ソリストとしてだけでなく読売日響のソロ・チェロ奏者も務める。NHK大河ドラマ「龍馬伝」の龍馬伝紀行Ⅲの演奏、NHK-FM「きらクラ!」(毎週日曜日/全国放送)ではパーソナリティを務めるなど幅広く活躍している。●三浦友理枝(ピアノ)東京生まれ。2005年、英国王立音楽院大学課程を首席で卒業。2007年、同音楽院・修士課程を首席で修了。2001年「第47回マリア・カナルス国際音楽コンクール」ピアノ部門第1位、および金メダル、最年少ファイナリスト賞、カルロス・セブロ特別メダル賞受賞。2006年「第15回リーズ国際ピアノ・コンクール」特別賞受賞。2005年、エイベックス・クラシックスよりCDデビュー。2018年、6枚目のソロアルバム「ショパン:バラード&スケルツォ」をリリース、「レコード芸術」特選盤に選ばれる。2016年、第26回新日鉄住金音楽賞〈フレッシュアーティスト賞〉を受賞。
2019年12月20日映画化続編の公開も控える志駕晃のSNSミステリー「スマホを落としただけなのに」が、2020年3月に舞台化が決定。「ふぉ~ゆ~」辰巳雄大や浜中文一らが出演する。原作は、2017年第15回「このミステリーがすごい!」大賞の隠し玉(編集部推薦)作品として選ばれた志駕氏のデビュー作。シリーズ第2弾「スマホを落としただけなのに~囚われの殺人鬼~」と併せて累計発行部数は78万部を突破。北川景子と田中圭出演で映画化された『スマホを落としただけなのに』は、興行収入19.6億円の大ヒットを記録。または2月には続編『スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼』が控えるなど、いま最も熱いミステリー作品だ。今回初の舞台化では、奇才劇作家・横内謙介の書き下ろしとなっており、原作小説の「スマホを落としただけなのに」と「囚われの殺人鬼」を融合させた物語となっている。キャストには、事件解決に奔走するサイバー犯罪に強い若手刑事・加賀谷学役で自身初の刑事役となる「ふぉ~ゆ~」辰巳雄大。コンピュータ技術に長け、悪意あるハッキングを繰り返す連続殺人鬼・浦野善治役を、舞台「犬神家の一族」などの浜中文一が演じる。逮捕された浦野の取り調べを中心にスリリングに展開していく本作。共に舞台経験豊富な2人の演技合戦に注目。辰巳さんは「映画版では千葉雄大さんが同じ役を演じているので同じ”雄大”として勝手に運命を感じています。人生初の刑事役です。本番までに身も心も刑事になれるように最大限の力を注ぎます」と意気込み、「今回のストーリーは舞台オリジナルなので舞台ならではの生身の人間がそこにいる緊迫感のある【スマホを落としただけなのに】の世界を楽しんで下さい!」とメッセージ。浜中さんは「今回初めて殺人者の役をするということでまた自分の新たなバックボーンを使ってお芝居が出来る事をとても嬉しく思います」とコメントしている。さらに、恋人が落としたスマホをきっかけに事件に巻き込まれる女性・稲葉麻美役を、昨年「乃木坂46」4期生として加入したばかりの期待の新星・早川聖来。麻美の恋人・富田誠役を、ミュージカル「テニスの王子様」でデビュー後、舞台や映画、TVドラマに活動を広げている佐藤永典。そして、加賀谷の先輩捜査官・後藤武史役を原田龍二が演じる。早川さんは「舞台には何度か立たせていただきましたが、同じ舞台上にグループのメンバーがいないことは初めてで、さらに有名な作品ということもあって緊張しています。ですが、私にとって新しいことだらけのこの作品と向き合うことで、新しい自分に出会えるかもしれないという期待の方が大きいです」と心境を明かし、佐藤さんは「小説映画に続き、舞台でも面白き作品になるよう精一杯演じさせて頂きます」と意気込む。そんな若手が揃う中、説得力ある演技でわきを固める原田さんは「キャストは、ヤングな方が多いようですので、思う存分オジサンで居られるのが嬉しいです。ベテランなりの刑事魂をどう焦がすか…人間臭く演じる事を心掛けたいと思います」とコメントしている。ストーリー神奈川県警庁舎内の取調室。サイバー犯罪に強い若手刑事・加賀谷学(辰巳雄大)は、ベテラン刑事・後藤武史(原田龍二)と共に、丹沢山中で5人の女性を殺害した連続殺人鬼、浦野善治(浜中文一)の取り調べを行っていた。浦野は天才ハッカーであり、黒髪の女性ばかりを狙った猟奇的な殺人犯。一方で連続殺人の被害を免れた稲葉麻美(早川聖来)とその恋人・富田誠(佐藤永典)の事情聴取も進む。この事件は、富田がただスマホを落としたことで、美しい黒髪女性であった麻美が偶然にも浦野のターゲットとなってしまったことから始まった。加賀谷の取り調べでの追及で、成りすましたSNSのアカウントを駆使し、ターゲットを追い込む恐ろしい浦野の手口が次第に明らかになる。そして加賀谷は、事件の真相に迫っていく中で浦野に奇妙な感情を抱くようになり、さらには驚くべき事実にたどり着く――。舞台「スマホを落としただけなのに」は2020年3月20日(金・祝)~4月5日(日)紀伊國屋サザンシアターTAKASHIMAYA【東京公演】にて、2020年4月18日(土)&19日(日)松下IMPホール【大阪公演】にて上演。(cinemacafe.net)■関連作品:スマホを落としただけなのに 2018年11月2日より全国にて公開Ⓒ2018映画「スマホを落としただけなのに」製作委員会スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼 2020年2月21日より全国東宝系にて公開©2020映画「スマホを落としただけなのに2」製作委員会
2019年12月15日アイドルグループ・ふぉ~ゆ~の辰巳雄大が3日、都内で行われた舞台『罪のない嘘~毎日がエイプリルフール~』の記者会見に、佐藤B作、小林麻耶、菅原りこ、あめくみちこ、鈴木杏樹、片岡鶴太郎とともに出席。小林麻耶が母親役を演じることに「びっくりした」と言い、「日本一キュートなお母さんのもと、幸せな息子としてこれから頑張っていきたい」と話した。三谷幸喜氏の名作『アパッチ砦の攻防』を原作とする同舞台は、あるマンションの1室で繰り広げられるコメディ。辰巳は、佐藤B作演じる主人公・鏑木研四郎の娘・ちよみの恋人である堤万次郎を演じる。室龍太(関西ジャニーズJr.)とのWキャストで、辰巳は1月・2月公演に出演する。辰巳は「僕はお芝居が本当に大好きで、舞台も大好きです。その中で、三谷幸喜さんの作品に出るのは目標で、念願の三谷さんの作品なので、その世界にどっぷりつかって、堤君として舞台上で生きていけたらいいなと思っています」と気合十分にあいさつ。また、「何よりびっくりしたのは台本の分厚さ。すごい会話劇なので…。もう1つびっくりしたのが、僕のお母さんが小林麻耶さん。日本一キュートなお母さんのもと、幸せな息子としてこれから頑張っていきたいと思います」と話した。辰巳演じる堤万次郎の母・タミ子を演じる小林は、今回が舞台初出演。「とてもうれしくて気合い十分です。ワクワクが止まりません。不安はあるんですけど、それよりもワクワクのほうが大きくて。ただ、思わずぶりっ子が出ないように気を付けなくてはなと思っています」と心境を語り、息子役の辰巳について「こんなにかっこいい息子がいるなんて」と話すと、辰巳も「こんなにキュートなお母さんがいるなんて」と返した。そして、辰巳が「年もそんなに離れてないんですけど、実年齢だと」と加えると、小林は「母らしくできるように頑張りたいと思います」と意気込んだ。舞台『罪のない嘘~毎日がエイプリルフール~』は、2020年1月9日~19日に東京・ヒューリックホール東京で上演。以降、大阪、広島、福岡、北九州、愛知でも上演する。
2019年12月03日舞台『トリッパー遊園地』の初日公演後会見が15日に東京・新橋演舞場で行われ、河合郁人(A.B.C-Z)、辰巳雄大(ふぉ~ゆ~)、榎木孝明、渋谷天笑、純名里沙、いしのようこ、惣田紗莉渚(SKE48)が登場した。同舞台は、河合郁人の単独としては初めての主演舞台。廃れた遊園地の経営改革の乗り出そうとする山ノ内遊園地の社長・山ノ内マサヒロ役に河合が扮し、戦時中の1944年にタイムスリップして遊園地のあるべき姿や人々が楽しめる場所の大切さに気づき始める、というストーリーとなっている。新橋演舞場での初単独主演に、河合は「最初にステージに立った時に、10年前に滝沢(秀明)くんが立っていたので、どうしてもどっかに滝沢君がいるんじゃないかと錯覚を起こしながら。稽古をするうちに、自分がこのステージで立つんだ、しっかりしないといけないと思って、初日を迎えました」と感慨深い様子。緊張しすぎて本番前は、辰巳の楽屋何回も行き来していたというが、辰巳が「今回タッキーがいないので、"タッツー"の楽屋に来てました」と言うと、「ちょっと弱いなあ」と苦笑していた。約20年ぶりの共演という2人だが「安心感がすごい」(河合)、「何をしてもフォローし合える仲」(辰巳)と、息はピッタリ。これまで、プライベートのカラオケでは「愛のかたまり」などをハモっていたというが、辰巳は「初めてデュエット曲があるので、『修二と彰』のように、『マサヒロとショウヘイ』で舞台を飛び出してどこかでお届けできたら」と意気込んだ。さらに、前日に行われたゲネプロのカーテンコールで2人が握手し、河合が何事か辰巳に囁いていた場面について聞かれると、河合は「引き寄せて、『好きだよ』っていってました。恋愛感情とかじゃなくて、友情として」と明かし、レポーターは「すごい……」と驚いた様子に。辰巳は「そういうこと言うと、(昔)同居してた情報とかおかしくなるから!」とつっこんでいた。また、惣田は「その場のみんなの話とかを聞いて、お芝居するのって本当に楽しいんだなと思って、こういう機会をいただけて幸せだなとも思います」とフレッシュな魅力を見せ、いしだは「頼もしいんですよ、2人が。今日も初日で急にセリフ増やされても、全然微動だにせずにペロッといってしまうから」と感心。榎木も「物怖じしない世代。芝居を忘れて見入っちゃいますね」と2人のパフォーマンスを称讃する。今回、"マサヒロ"と"正彦"の2役を演じる河合は「一度にジャニーズの先輩2人の名前をできるのが、ジャニーズ大好きジャニーズとしては嬉しいですね」と喜び、「マッチさん、"マサヒコ"という名前お借りしてるので、もしよかったら来てください」と、近藤真彦メッセージを送る一幕も。メンバーの来場予定について聞かれると、河合は「戸塚(祥太)が何年か前に演舞場で主演をやってるので、戸塚に見てもらって、どういう感想くれるか楽しみですよね」と期待。辰巳は「全員来てくれると思います。『(Endless) SHOCK』をやってるんですけど、合間を縫っていくわとは言ってくれますね」とふぉ〜ゆ〜のメンバーについて予想し、「これだけ髪を短くしたのは、一緒にいた中で初めて。顔が小さくて、"豆"ってあだ名だったんですけど、今度は"米"って呼ばれるんじゃないかと心配です」と語ると、河合は「発芽玄米」と表現していた。
2019年03月15日女優でグラビアアイドルの辰巳奈都子が26日、東京・新宿のブックファースト新宿店で写真集『N30』(発売中 3,240円税込 ワニブックス刊)の発売記念イベントを行った。2004年のデビューから、グラビアはもちろんバラエティー番組やドラマなど幅広い分野で活躍している辰巳奈都子。そんな彼女が、グラビアは4年ぶりのブランクを経て9年ぶりとなる写真集をリリースした。昨年10月に都内近郊と自宅で撮影された同写真集は、これまで見せたことがない最大露出を披露するなど、意欲に充ちた1冊となっている。辰巳は「あまり久しぶりな感じはしませんね。意外と前の感覚がスッと戻ってきました」と振り返りつつ、グラビア撮影は「違和感ありありでしたね(笑)。ファーストカットはガチガチで、あまり写真集に入っていません(笑)」と苦笑い。写真集のコンセプトは「ミステリアスなゴージャスさ」だそうで、果敢にチャレンジした最大露出について「照れくさいというのはありました。今の時代のグラビアは過激になっているので、私がやっていた時よりもすごくハードルが上がっているんです。時代が変わったんだなと思いながらやっていました」と語った。さらに、「表紙から穿いてないのでビックリですが、今回はどうなってもいいという気分でやりましたし、頑張ったなと自分! 思いました。ブランクあっての露出だったので、逆に思い切りできました。自分が自分に驚いています」と自信を見せた。これまでのグラビア撮影は「何も考えずにただ能天気にやっていました」としつつ、「お休み期間で自分を見つめ直し、写真を撮られることや表に出ることが好きなんだと改めて思いました。仕事に対する考え方が変わりましたね」と気持ちの変化を告白。今後もグラビア活動には意欲的で「イタリアでゴージャスに撮ってもらうのが夢です。今回は打ち合わせから参加しましたが、次回もスタッフ任せではなくて自分からどんどん参加したいですね」と企画段階から参加したい意向で、「女優業も意欲はすごくありますよ。近々そういうお話ができると思います」と目を輝かせていた。
2019年01月27日小高真理によるマラミュート(malamute)。2014-15年秋冬コレクションでブランドをスタートさせてから、2019年春夏シーズンにみせた初のランウェイショー。
2019年01月04日「小学生になった途端に子どもから質問されることが増えた。しかも、どう答えていいかわからない質問が増えた…」なんてママも多いはず。子どもは学校という“新しい社会”に触れて、なぜ? という疑問が増えていくものですね。毎日子どもから繰り出される問いに対し、親としてどう答えるべきか? 対応すべきか? 小学生になったばかりの子どもをもつママたちに聞いてみました。その中から、代表的な疑問3つに書籍『小学生になったらどうするんだっけ?』(毎日新聞出版)の著者であり、生活哲学家である辰巳 渚さんがお答えします!辰巳 渚さん プロフィール1965年生まれ。文筆家、生活哲学家。大学在学中から生活心理分析のマーケティングに関わり、卒業後は『月刊アクロス』(パルコ出版)記者、(株)筑摩書房にて書籍編集者を経て、フリーランスのマーケティングプランナー、ライターとして独立。1万人以上の生活者の声を聞きまとめた著書 『「捨てる!」技術』 (宝島社新書)は、130万部のベストセラーに。2008年には“家のことは生きること”をスローガンに「家事塾」を主宰。家事セラピストの養成や子ども家事塾など生活と地域を結びつけ、人材育成や次世代育成に力を入れている。 ●家事塾 ■Q.1:うちの子、担任の先生のことが好きじゃないみたい…。A.1:先生という仕事や役割について、子どもに伝えてあげましょう。小学生になると、親以外の大人=先生と過ごす時間が密になりますよね。姉妹で育った女の子は、パパ以外の男性教師に抵抗を感じたり、男の子もまたしかり。また、はっきりと「あの先生、キライ!」なんていう子もいるでしょう。そんな時は、「先生もあなたと同じひとりの人間であること」「世の中にはいろんな性格の人がいること」を、まずは伝えてあげましょう。誰からも好かれる人もいれば、怖がられてしまう人もいます。でも、嫌いな人や物・ことと対峙した時に、避けて通る子どもになるか? 考えを切り替えて自分の環境を改善できる子どもになるか? こんな時にこそ導いてあげるチャンスです。まずは、親子で先生(目上の人)を尊敬する気持ちをもち、良いところを探してみましょう。次に、誰でも大人になれば仕事という役割をもって生きていることを伝えます。「先生は、勉強や学校生活を教える人で、その役割を果たそうとしている」と理解できれば、子どもは良い意味で相手の違う一面に気づき、認められるようになるでしょう。■Q.2:小学生になったら、きょうだいゲンカばかり…。どうすれば? A.2:子どもの気持ちの変化をくみ、長い目で見守りましょう。小学生になったことで、子どもながらに「私は大人の仲間入りをした」という自覚も芽生えます。上の子は下の子に対し優位に立とうとしますし、下の子は上の子に対し対等になった気持ちになるはず。となると、ケンカが増えるのは当然かもしれません。昔から、「きょうだいは他人の始まり」といわれるように、同じ親から生まれても顔や体格、性格まで違うから不思議ですよね。でも、「子どもに残せる最高の財産は、きょうだい」という話もあります。この先の長い人生をともに生きていくのは親ではなく、きょうだいであることを伝えてみましょう。今はケンカばかりしていても、お互い大人になった時に信じて助け合えるのは、きょうだいであること。いつの日か「きょうだいがいて良かった」と思える日が来ることを話してあげましょう。 ■Q.3:子どもが友だちのおうちに初めてお泊まり。大丈夫か心配です… A.3:「友だちのおうちに泊まる」6つのルールについて話し合いましょう。小学校でできた友だちとみんなで、A子ちゃんのおうちにお泊まり。親としてはうれしい出来事ですが、不安でもあります。子どもを通して、しつけや育て方を相手の親に見られるようで、ママのほうがドキドキしますよね。ぜひ、お泊まり前に以下の「友だちのおうちに泊まるときのルール」をしっかり話し合っておきましょう。●ルール1「その家のルールに合わせる」:食事中はテレビを見ないなど、家庭ごとにルールがあるのでそれに従うこと。●ルール2「おうちの人を手伝う」:食事のあとに食器を下げたり、布団と敷くのを手伝ったり。●ルール3「トイレやお風呂はきれいに使う」:よそのおうちでは特に気を使うことを教えましょう。●ルール4「帰る前にチェック」:使ったものは片付けたか、忘れ物がないか確認。●ルール5「お礼を忘れずに」:おうちを出るときはお礼とともに、楽しかったなど感想も伝えましょう。■子どもの理解力を深めるきっかけを逃さない小学生になると人格形成に関わるような出来事も増えていきます。学校やその先の社会に出ていく子どもの未来を見据えて、集団のなかどう生きていくか? は大切なテーマです。相手の気持ちを理解し、行動を起こせる子どもに育ってくれたらうれしいですよね。そのためにも、前述の3つの疑問・不安が芽生えた時は、子どもの理解力を深める好機ととらえて、しっかり親子で話し合ってみましょう。子どもの理解力、ぐんぐん育てましょう!参考図書: 「小学生になったらどうするんだっけ」 (毎日新聞出版)著者:辰巳 渚 漫画:朝倉世界一小学校入学は、自立のスタート。あいさつができる、親友ができる、学校を楽しめる小学生になるための方法を辰巳さんが教えてくれる。『毎日小学生新聞』の人気連載をまとめた本書は、漫画で楽しく学べる新しい“自立の教科書”。親子で一緒に読んでみよう。※取材協力をいただきました辰巳渚さんが2018年6月26日、不慮の事故により亡くなられました。ウーマンエキサイト編集部一同、心よりお悔みを申し上げます。取材・文/山田裕子
2018年04月26日この春、小学校や学童に子どもを通わせることになったママも多いでしょう。子どもが登校・登所している間、親の目は届きません。だからこそ、子どもが困っていないか? 悩んでいないか? と心配になるのが、親というものです。そんな小学生になったばかりの子どもをもつママたちから、心配ごとや悩みごとをヒアリング。その中から、ママの多くが「あるある!」と感じている疑問をピックアップして、書籍『小学生になったらどうするんだっけ?』(毎日新聞出版)の著者であり、生活哲学家である辰巳 渚さんにうかがいました。辰巳 渚さん プロフィール1965年生まれ。文筆家、生活哲学家。大学在学中から生活心理分析のマーケティングに関わり、卒業後は『月刊アクロス』(パルコ出版)記者、(株)筑摩書房にて書籍編集者を経て、フリーランスのマーケティングプランナー、ライターとして独立。1万人以上の生活者の声を聞きまとめた著書 『「捨てる!」技術』 (宝島社新書)は、130万部のベストセラーに。2008年には“家のことは生きること”をスローガンに「家事塾」を主宰。家事セラピストの養成や子ども家事塾など生活と地域を結びつけ、人材育成や次世代育成に力を入れている。 ●家事塾 ■Q.1:小学校の友達と出かけることが増え、遊びに夢中になって迷子にならないかと不安です…A.1:「迷子になったらどうすれば?」3つのリスクマネジメントを教えましょう。子どもは、楽しくて興奮していると周りが見えなくなります。自分の友だちだと思ってついて行ったら、違う子だった…。そして今、自分はどこにいるの? なんて子どもが迷子になるのは簡単です。そこで大切なのは、リスクマネジメント! 「迷子にさせないために」ではなく、「迷子になったらどうすればいいか?」を子どもに教えてあげましょう。●方法1:駅員さんやコンビニの店員さんなど近くで働いている大人に、迷子になったことを伝え対処してもらう。●方法2:ママの携帯番号を覚えさせ、またはメモを持たせておき、近くの大人から電話を借りて連絡。●方法3:誰かが探しにくるまで、その場から動かない。以上、3点を子どもに教えてあげましょう。休日に人混みが多いところにおでかけした時など、子どもも本能的に迷子の危険を感じるタイミングが有効です。迷子になったらこうするんだよ、と教えてあげると子どもにもスムーズにインプットされるでしょう。■Q.2:子どもに鍵を持たせたいけれど、なくしやしないか心配する日々…。A.2:鍵をなくした時は“顔見知りのご近所さん”を頼るように約束を。子どもが鍵をなくすこともあれば、たまたま家に誰もいなくて鍵がかかって入れないこともある…かもしれません。そんな時、どうすればいいか? を子どもに教えてあげましょう。まずは、近所の人を頼るように教えてみては? 「鍵がなくて入れません。ママが帰ってくるまでいさせてください」と子ども口からお隣さんに説明できればパーフェクト。でも、この助け合いをご近所同士でできるようになるには、普段からご近所さんにあいさつしたり、立ち話をしたり、子どもを交えて交流する機会を作ることが大切です。顔見知りの近所の人が不在の場合は、近くのコンビニエンスストアや書店、公園に行くなど、どこにいれば安全か?を普段から教えておく必要があるでしょう。間違っても、窓から入ろうとしてベランダや壁によじ登ったりしないように、「それは絶対しないでね」と約束させましょう。 ■Q.3:学校の友達からいじめられたりしないか? 気がきじゃありません……A.3:嫌なことをされたら「やめて」とはっきり言葉で伝えるようにアドバイスを。人がたくさんいれば、必ずいざこざが起こるのは世の常。さてさて、いじめ問題を子どもにどう教えましょうか。「自分がされて嫌なことは人にしない」、このフレーズは耳にタコですよね。みんながそれをわかっていても、いじめはなくならない。その理由は、自分がされて嫌なことは、人それぞれ違うから。A子ちゃんにやっても怒らないのに、B子ちゃんには号泣されちゃった…なんてことが起こるのは当たり前なのです。でも、嫌なことをされて泣いたり怒ったりしてSOSを出す子どもはまだ安心。一番しこりが残るのは、嫌なことをされても我慢して、いじめっ子と付き合い続ける子どもです。友だちに嫌なことをされたら、「やめてほしい」「私は楽しくない」と、気持ちを相手に伝えるように子どもに教えてあげましょう。相手に思いが伝われば理解もしてくれるでしょうし、付き合い方も変わっていくはず。嫌な気持ちも、うれしい気持ちも、言葉できちんと伝えられる子どもに育ててあげたいですね。■ひとりでもピンチを乗り越えられる子どもに導いてあげましょう小学生になり、さらにいろいろな出来事が増える今日この頃。逆をいえば、ピンチや心配ごとがたくさんあるからこそ、教えてあげる機会も増えるというものです。前述のとおり、迷子も、鍵をなくすことも、いじめもすべては親が先回りして「リスクマネジメント」できるかどうかにかかっている、といっても過言ではありません。「こんな時、どうすればいいと思う?」と普段からピンチシーンを想像させ、子どもがどういう対応策を考えているか聞いてみるのもいいですね。その考え方が正しいか、修正すべきか、がすぐにわかると思います。さあ、ひとりでもピンチを乗り越えられる子どもに育てましょう!参考図書: 「小学生になったらどうするんだっけ」 (毎日新聞出版)著者:辰巳 渚 漫画:朝倉世界一小学校入学は、自立のスタート。あいさつができる、親友ができる、学校を楽しめる小学生になるための方法を辰巳さんが教えてくれる。『毎日小学生新聞』の人気連載をまとめた本書は、漫画で楽しく学べる新しい“自立の教科書”。親子で一緒に読んでみよう。※取材協力をいただきました辰巳渚さんが2018年6月26日、不慮の事故により亡くなられました。ウーマンエキサイト編集部一同、心よりお悔みを申し上げます。取材・文/山田裕子
2018年04月22日アイドルグループ・ふぉ〜ゆ〜の辰巳雄大が、主演舞台『雲のむこう、約束の場所』の初日挨拶に、高田翔(ジャニーズJr.)、伊藤萌々香(フェアリーズ)、湖月わたる、松澤一之、浅野温子とともに登場した。同作は、『君の名は。』のヒットでも知られる新海誠監督のが2004年に手掛けた初長編アニメーション『雲のむこう、約束の場所』を舞台化。戦後、南北に分断されたもうひとつの日本を舞台に、国境を越える小型飛行機・ヴェラシーラを製作しようとする若者の姿を描く。高校生役に、学ラン姿で現れた辰巳は「31なんですけど、日本中どこ探しても、こんなにキラキラキュンキュンしている31歳はいないんじゃないかなと思うくらい、ステージ上でキュンキュンキラキラさせていただいています」ときっぱり。「映像もきれいで、実際に原作の映像を映しながらお芝居をさせていただく。僕たちも世界に入り込める作品になりました」とアピールした。同じく学ラン姿の高田が「最終稽古がすごい熱量で、本当に泣きそうになったんですよ」と明かすと、辰巳から「泣いてないんかい」とツッコミが入る。高田は改めて「これから本番なので泣くのはとっとこうと。原作のファンの方にも満足していただける作品になっていると思います」と自信を見せた。「ソワソワして、1時間以上早く入ってしまって余計にソワソワしている」という伊藤は、「緊張もありますが、楽しんで演じていきたいなと思います」と意気込みを語る。しかし、途中で言葉に詰まってしまい、「すごい緊張してるんだなと」と自身に対して苦笑。周囲からも「珍しい! いつも緊張しないのに」と驚かれていた。フォトセッション時には、率先してパネルを取りに行くなど主演ながら謙虚な様子を見せていた辰巳。浅野が手を辰巳の耳に押し付けると、「なんで耳やってるんですか。ここからキラキラ出てます?」と苦笑。「人生で、浅野さんにこんな風にやっていただけるとは思いませんでした。母に自慢します」と喜んでいた。東京公演は東京国際フォーラム ホールCにて4月20日〜4月24日、大阪公演はNHK大阪ホールにて5月2日。
2018年04月20日春は入学のシーズン。小学生になる子どもとともに、新しい世界のはじまりにドキドキしているママも多いはず。今まで一緒に行動していた子どもが、自分から、そして家庭から離れ、だんだんとひとりの時間を持つようになります。それはいわば、自立の第一歩。この先の自立を見据えて、小学生になったからこそやってあげるべきことがあるのではないでしょうか?そこで、書籍『小学生になったらどうするんだっけ』(毎日新聞出版)の著者である辰巳 渚さんにお話をうかがいました。“生活哲学家”という肩書も持つ辰巳さんらしい「小学生になったらしてあげたいこと」5項目をご紹介しましょう。辰巳 渚さん プロフィール1965年生まれ。文筆家、生活哲学家。大学在学中から生活心理分析のマーケティングに関わり、卒業後は『月刊アクロス』(パルコ出版)記者、(株)筑摩書房にて書籍編集者を経て、フリーランスのマーケティングプランナー、ライターとして独立。1万人以上の生活者の声を聞きまとめた著書 『「捨てる!」技術』 (宝島社新書)は、130万部のベストセラーに。2008年には“家のことは生きること”をスローガンに「家事塾」を主宰。家事セラピストの養成や子ども家事塾など生活と地域を結びつけ、人材育成や次世代育成に力を入れている。 ●家事塾 子どもの自立のためには、ママとパパの意識改革も必要です。自立は、ひとりでできることが増える、ということ。ずーっと子どもに手をかけてきた生活から卒業し、子どもがひとりでやれるかどうかを見守り、声がけでサポートしてみましょう。■小学生になったらしてあげたいこと1「おはよう〜行ってきます! までを見守る」朝起きて、身支度して、学校に出かけて行く。この一連の行為が園児と小学生の決定的な違いです。今までは、母親と一緒に玄関を出たり入ったりしていた子どもが、ひとりでドアを開け、閉めて出て行く。この単純な行為が、自立への第一歩を象徴する瞬間なのです。「ハンカチ持ってる?」「体操着は持ってる?」など忘れ物がないよう声がけして誘導し、手をかけたい気持ちをぐっとこらえて、すべての行為を子どもに任せて見守ってあげましょう。■小学生になったらしてあげたいこと2「近所におつかいに行かせる」近所にあるコンビニやスーパーマーケット、個人商店におつかいに行かせてみるのも、自立をうながす良いきっかけになります。「夕飯に使う卵を買ってきて」「明日の朝飲む牛乳を買ってきて」と商品をひとつ頼み、数百円を持たせるのがおすすめ。知らない店ではなく、通学路にあり見慣れている店や、昔から親子で通っていて馴染みのある店など店選びも肝心です。ママや家族にとって必要なことをやってもらうことに意味があります。ただし、夕方や夜に、あまり遠くの店にひとりでおつかいに行かせないようご注意ください。■小学生になったらしてあげたいこと3「お手伝いの種類を変える」園児のときのお手伝いは、子どもがやりたいことをやらせて「よくできたね〜」とほめていたママもいるでしょう。小学生になったら、子どもがやりたいことをやらせるのではなく、ママが必要なことや家族が必要なことをやってもらうお手伝いにシフトしましょう。例えば、夕飯の支度をしている時に、「冷蔵庫から麦茶を取ってもらえる?」「夜になるからカーテン閉めてもらえるかな?」という具合に、声がけしていきます。自立することは、社会で役割を持つということ。家族という集団のなかでも、みんなのために役に立つこと、それが重要な行為であることを日々のお手伝いを通して理解してもらうことが大切です。 ■小学生になったらしてあげたいこと4「片付けが自分でできる子に」ママが抱える子どもに対する悩みごとで、上位にランクインするのが、「うちの子は片付けをしない…」ということ。片付ける子になるかならないかは、根気強く習慣づけできたかどうかの違いです。「小学生になったんだからできるよね〜」と、子どものやる気をうまく誘導して、“出したらしまう”クセをつけましょう。そのためにも、おもちゃ入れ、文具入れなどモノには置き場を作ってあげることが大切です。ランドセルをリビングに投げっぱなしにしてしまうなら、リビングの片隅にランドセル置き場を作ってみるなど、ママだからできる工夫もたくさんあるはず。子どもを叱る前に、なにか工夫できないか? を考えてみましょう。■小学生になったらしてあげたいこと5「衛生習慣を改めて教え直す」歯磨き、うがい、手洗い、顔を洗う、髪を洗うなどのやり方は、園児の頃に徹底的に教え込んだ! というママは多いはず。でも、その思いがあるからこそ、小学校になったんだからひとりでも大丈夫でしょ? と目を離しがち。そして、子どもも手をかけられなくなったから手を抜きがち…。虫歯や風邪などを予防できるよう、小学校低学年のうちにもう一度手をかけて一緒になって教えることが大切です。衛生面のケアは、生活習慣の基礎中の基礎。低学年のうちに正しいやり方を身につけましょう。■最後に…「低学年というタイミングを逃さないで!」ご紹介した5項目はいかがでしたか? どれもシンプルで今すぐ始められることばかり。小学校入学という晴れやかな出来事は、子どものモチベーションを上げ、前向きな気持ちにさせます。特に低学年の頃は、まだ生活の中心が家庭にあり、ママとパパのことが大好きで一緒にいられるお年頃。ほめられればうれしいし、注意されれば素直に反省する年齢です。この好条件を利用して、生活の基礎を固め、自立への第一歩を歩ませるのにちょうどいいタイミングなのです。子どもはあっという間に成長して、親より友だちや恋人、家より学校や社会へと目を向けていきます。中学生や高校生になってから、これらの基本を叩き込もうとしても子どもは家にいないし、もっともっと教えなければいけない事柄が増えていきます。だからこそ、低学年の“今”を使って、自立できる子どもへと育ててあげましょう。参考図書: 「小学生になったらどうするんだっけ」 (毎日新聞出版)著者:辰巳 渚 まんが:朝倉世界一小学校入学は、自立のスタート。あいさつができる、親友ができる、学校を楽しめる小学生になるための方法を辰巳さんが教えてくれる。『毎日小学生新聞』の人気連載をまとめた本書は、まんがで楽しく学べる新しい“自立の教科書”。親子で一緒に読んでみよう。※取材協力をいただきました辰巳渚さんが2018年6月26日、不慮の事故により亡くなられました。ウーマンエキサイト編集部一同、心よりお悔みを申し上げます。取材・文/山田裕子
2018年04月19日アイドルグループ・ふぉ〜ゆ〜の辰巳雄大が、舞台『雲のむこう、約束の場所』の主演を務めることが26日、明らかになった。同作は、『君の名は。』のヒットでも知られる新海誠監督のが2004年に手掛けた初長編アニメーション『雲のむこう、約束の場所』を舞台化。戦後、南北に分断されたもうひとつの日本を舞台に、国境を越える小型飛行機・ヴェラシーラを製作しようとする若者の姿を描く。主人公の藤沢浩紀を演じるのは、今年に入り2作目の主演作品となる辰巳。浩紀のクラスメイト・白川拓也を高田翔(ジャニーズJr.)、ヒロイン・沢渡佐由理を伊藤萌々香(フェアリーズ)が演じる。さらに、浅野温子、松澤一之、湖月わたるといった実力派俳優陣も出演する。若い男女の葛藤を中心に描かれた原作の魅力に加え、舞台版では、分断された 二つの国に暮らす大人の背景も描いていく。東京公演は東京国際フォーラム ホールCにて4月20日〜4月24日、大阪公演はNHK大阪ホールにて5月2日。###辰巳雄大(藤沢浩紀役) コメントまさか新海誠さんの作品に関われる日が来ると思ってなかったです。出演が決まってからは、毎日興奮が収まりません。映 像の中の世界観を大事にしながら、生身の人間が演じるからこその舞台『雲のむこう、約束の場所』にしたいです。そして、 浩紀役を全力で演じきることを約束します。○高田翔(白川拓也役) コメント今回、先輩の辰巳くんと初めて共演させていただく事になりました。以前から多数の舞台に出演している辰巳くんとこうし て共演できることをすごく嬉しく思いますし、先輩の背中を見ながら僕自身、精一杯出せるものを出していけたらいいなと 思っています。そして、今回の作品では白川拓也という役を演じさせていただきます。辰巳くん演じる藤沢浩紀とは同級 生で、浩紀とは対照的に理知的で大人びた役で、物理学に才がある頭のいい役どころです。物語も、展開が全く予想も つかない作品で、友情だけでなく、甘酸っぱい恋心や大人の恋愛だったりと様々な要素が詰まった作品です。今から稽古 が楽しみです。辰巳くん始め共演者の方々と刺激しあって本番を迎えられると思ってます。ぜひ、劇場でお待ちしてます。○伊藤萌々香(沢渡佐由理役) コメント今回この作品に携われる事になり本当に嬉しく思っています。私は前から新海誠さんの作品DVDを買って何十回も見る くらい大好きなので、まさか自分が演じることになるとは思ってもいませんでした。今はとにかく楽しみで仕方ありません。あの 世界観に見ている方を引き込めるよう全力で頑張りたいと思います。よろしくお願いします。
2018年02月26日「ふぉ~ゆ~」の辰巳雄大主演の三人芝居『ぼくの友達』が1月10日に開幕した。それに先駆け公開舞台稽古と囲み取材が行われ、取材には辰巳、田中健、香寿たつきが出席した。舞台「ぼくの友達」チケット情報本作は、マフィアのボス・フランキー(田中)と陽気な妻・シャロン(香寿)の暮らす家に、見知らぬ青年・トニー(辰巳)が訪ねて来ることから始まるハードボイルドコメディ。ジェイソン・ミリガン作「ANY FRIEND OF PERCY D’ANGELINO IS A FRIEND OF MINE」が原作で、翻訳を小田島恒志、演出を元吉庸泰が務める。フランキーの古い仲間パーシー・ダンジェリーノの知り合い、という理由で厳重な警備をくぐりぬけ、彼の家に入ることができたトニー。しかし、話し始めるとパーシーの話題もあやふやで、どこかおかしなムードが漂う。そんな彼を怪しみ、ある“仕事”をさせてみるフランキー。その結果、信用を得たが、トニーが「フランキーの人生の映画化」についての話題を持ち出すと、フランキーは激怒。彼は大の映画嫌いだった――。辰巳にとっての初の単独主演となる本作。ゲネプロ後の囲み取材では「初主演の作品が三人芝居っていう。僕が願っていたものが一気にきた感じで。願いって叶うんだなと思いました。今は、稽古でやってきたことを思い切りやるだけだなと思っています。トニーとして生きることを楽しんでいきたいです」と笑顔。ベテランの田中と香寿との共演については「ふたりの胸を借りて思い切りやっていきたい」と話しつつ「(三人が)親子に見えたり、大親友に見えたりっていう瞬間のある作品なので、稽古中も三人の距離が近くなっていくことを感じました」。そんな辰巳について田中は「すごくがんばってますよ。楽屋が一緒なんですけど、その中でいろんな話ができてね。『やりたかったこと』と言ってたから、この機会は無駄にしちゃいけないよね」、香寿は辰巳と昨年8月の舞台『GACHI(ガチ)』から続けての共演ということもあり「彼がこんなにやる人だっていうのはわかっていたけど、改めて感動しています。最後、泣きそうになっちゃう」と語ると田中も「そうだよね」と共感するなど、三人のチームワークが垣間見える会見となった。どんでん返しに次ぐどんでん返しによって最後まで結末がわからないストーリーを、3人でテンポよく描いていくコメディ。予想外の展開の連続だが、芝居としても「まさかこんな姿が見られるとは」という予想外の姿も見られ、あっという間の1時間45分が楽しめる作品となっている。公演は、2月4日(日)まで東京・DDD AOYAMA CROSS THEATERにて上演中。取材・文:中川實穂
2018年01月15日