俳優の今田美桜が主演を務める、日本テレビ系“土ドラ9”『花咲舞が黙ってない』(13日スタート、毎週土曜後9:00)のゲストキャストが9日、発表された。前作のドラマ『花咲舞が黙ってない』は、銀行を舞台にした池井戸氏の小説『不祥事』を原作に2014、15年に、杏が主演を務めた。前回のドラマ放送後、ドラマと同名の新作小説『花咲舞が黙ってない』(池井戸氏著)が出版された。銀行の大合併が描かれ、新たな敵役も登場する。2024年版ドラマは、この新たな物語を、新たなキャストで届ける。今作の主人公・花咲舞は、大手銀行の窓口係から突然、本部の臨店班に異動になる。訪問する支店で巻き起こる事件や不祥事をスッキリ、ズバッと見事に解決していく。不正を絶対に見て見ぬふりできない花咲舞が、弱い立場の人たちのために立ち上がる姿が痛快なエンターテインメントとなる。花咲舞名物ともいえるパワハラ支店長役を迫田孝也が、天才肌の熱血研究者役を犬飼貴丈が務める。舞の元カレ役として出演するのは前野朋哉で、そのほかにも情熱的な若手融資マンやチャラめのカフェ経営者など、ユニークなキャラクターが目白押しとなっている。■迫田孝也(舞の支店勤務時代の元上司・藤枝賢造役)(藤枝は)ずる賢さとかいやらしさとか意地悪さを全部持っている人物。少しでも良いところを探そうと台本を読んでも、見つかりませんでした(笑)。改心するのか悪役のまま終わるのか?お楽しみに。■犬飼貴丈(アクアソート社長・田沼英司役)自分がまさかこういう素敵な作品に携われるとは思わず、本当にうれしいです。研究者という役が初めてで、ワクワクしています。ジョブズっぽさを意識していければ(笑)。■前野朋哉(平井エンジニアリング社長で舞の元カレ・平井勇磨役)平井さんは実直に誠実に生きている人で、実は舞さんの元カレ。(オファーを受けて)「え?僕でいいのかな?」と(笑)。しかも舞さんからグイグイ来られたようで、平井のどこにそんな魅力があるのか?舞さんの見る目がなかっただけなのか?放送で確かめていただければと思います。■浜田信也(オマールカフェCEO・雲井英一郎役)池井戸潤先生の本は読んでいて、ページをめくる瞬間が本当に楽しいです。(ドラマ『ハヤブサ消防団』に続いて)また池井戸先生原作の作品に出演できるのは光栄でした。鼻につくキャラクターを思い切って演じました。■武田航平(赤坂支店融資担当・八代智哉役)まっすぐで情熱的な銀行員役です。今回ゲストで出演させていただいていますが、この撮影チームのファミリー感がすごいです。盛り上げるぞ!という姿勢を感じられて、とても楽しくやらせていただいています。■斉藤暁(白石珈琲社長・白石吾郎役)若い時の写真を求められました。白石珈琲創立時の写真に使うそう。写真は32歳くらい。劇団仲間でプロフィール写真を代々木公園で撮影した物です。この頃、2人目の子供が生まれました。本当に貧乏でした。写真は笑っているが…大変でしたね。でも大きな夢に向かって走ってました。ぜひそちらもご覧ください。■矢柴俊博(東京第一銀行 業務統括部 部長・小倉哲役)この熱い熱い作品に参加できて光栄です。いただいた役にも、もちろん僕自身にも弱いところや醜いところがあります。人間ですので屈してしまったり、つい取り込まれてしまったりします。でも人間ですので、それでいいのか?と自分に突っ込んで悶々としたりもします。そんな時、"舞"のまっすぐな喝が欲しいです。今田さま。喝、どうぞよろしくお願いします!(できれば優しめで)。
2024年04月09日2024年1月に東京・東京芸術劇場プレイハウスで上演される、三谷幸喜作・演出の新作書き下ろし舞台『オデッサ』のメインビジュアルとキャストのインタビュー動画が公開された。本作の舞台は1999年のアメリカ、テキサス州オデッサ。ひとりの日本人旅行客がある殺人事件の容疑で勾留される。彼は一切英語を話すことが出来ず、捜査にあたった警察官は日系人だったが日本語が話せなかった。そのため語学留学中の日本人青年が通訳として派遣され、取り調べが始まる。密室で繰り広げられる男と女と通訳の会話バトル――。出演者は、三谷が脚本を手がけた大河ドラマ『鎌倉殿の13人』にも出演し、三谷からの信頼が厚い柿澤勇人、宮澤エマ、迫田孝也の3人。なお東京公演を上演後、2月から3月にかけて大阪・福岡・宮城・愛知公演が予定されている。柿澤勇人 インタビュー動画宮澤エマ インタビュー動画迫田孝也 インタビュー動画<公演情報>舞台『オデッサ』作・演出:三谷幸喜キャスト:柿澤勇人、宮澤エマ、迫田孝也【公演日程】2024年1月8日(月・祝) ~28日(日) 東京・東京芸術劇場プレイハウス2024年2月1日(木) ~12日(月・祝) 大阪・森ノ宮ピロティホール2024年2月17日(土)・18日(日) 福岡・キャナルシティ劇場2024年2月24日(土)・25日(日) 宮城・東京エレクトロンホール宮城2024年3月2日(土)・3日(日) Niterra日本特殊陶業市民会館 フォレストホール公式サイト:
2023年09月21日柿澤勇人、宮澤エマ、迫田孝也の3人芝居で贈る舞台「オデッサ」が、来年1月より東京芸術劇場プレイハウスにて上演が決定。本作は、三谷幸喜の新作書き下ろし舞台となる。“オデッサ”――。ウクライナ南部にある都市・オデーサが、かつてはそう呼ばれていた。しかしこの物語は、オデーサともオデッサとも関係がない。舞台は、アメリカ・テキサス州オデッサ。1999年、一人の日本人旅行客がある殺人事件の容疑で勾留される。彼は、一切英語を話すことができなかった。また、担当した検事補は日系人だったが、日本語が話せなかった。語学留学中の日本人青年が、通訳として派遣され、取り調べが始まる。登場人物は3人、言語は2つ、そして真実は一つ。密室で男と女と通訳の会話バトルが繰り広げられる――。大河ドラマ「鎌倉殿の13人」以来、舞台作品へ久しぶりの新作書き下ろしとなる今回。「登場人物の少ない芝居を描きたくなりました」という三谷さんは、「今一番作りたい舞台を作ります。集まってくれたのは、今一番信頼している俳優三人。柿澤さんのパワフルで繊細な演技はミュージカルの世界だけではもったいない。宮澤さんのコメディエンヌのとしての才能は世界に通用する。そして俳優迫田孝也さんの得体の知れなさは底なしだ。この三人に当ててホンが書けるなんて、僕はなんと幸せ者なのでしょうか」とコメント。そして、「楽しみ99%、不安1%です。シャーロック・ホームズ、源実朝と、役を、芝居を、楽しんで良いんだと思わせてくれたのは役者人生で三谷さんが初めてでした。次はどんな出会いが待っているのか。素敵な信頼出来る俳優お二方と一生懸命頑張ります!」(柿澤さん)。「柿澤君とは私の初舞台で共演してから10年間で恋人から乳母まで演じてきました。作品毎に色んな表情を見てきましたが、今回は初めての関係性で一体どんな柿澤君と出会えるのか、ワクワクしています。迫田さんは三谷さんの作品でご一緒しても共演シーンが少なく残念でしたが、何故か勝手に親しみを覚えてしまう柔らかさと何を考えているか分からない吸い込まれる様な目力が物凄く印象的な方だなぁ、と思います。迫田さんと対峙した時どんな化学反応が生まれるのか、三谷さんは私たち3人が交わるとどうなると思っているのか楽しみで怖いです」(宮澤さん)。「三谷さんはどうすればもっと面白くなるかを常に考えていらっしゃる方なので、私からも三谷さんを刺激できるアイデアや芝居を生み出していけるよう今回も挑みたいと思います」(迫田さん)。三谷さんからの信頼が厚い3人も、それぞれ心境を明かしている。舞台「オデッサ」は2024年1月、東京芸術劇場プレイハウスにて上演予定。※大阪、福岡、宮城、愛知公演あり(cinemacafe.net)
2023年04月20日三谷幸喜作・演出の新作書き下ろし舞台『オデッサ』が、2024年1月に東京芸術劇場プレイハウスで上演されることが決定した。本作の舞台は1999年のアメリカ、テキサス州オデッサ。ひとりの日本人旅行客がある殺人事件の容疑で勾留される。彼は一切英語を話すことが出来ず、担当した検事補は日系人だったが日本語が話せなかった。そのため語学留学中の日本人青年が通訳として派遣され、取り調べが始まる。そこでは男と女と通訳の会話バトルが繰り広げられる――。出演者は、三谷が脚本を手がけた大河ドラマ『鎌倉殿の13人』にも出演し、三谷からの信頼が厚い柿澤勇人、宮澤エマ、迫田孝也の3人。なお東京公演のほかに大阪、福岡、宮城、愛知公演が予定されている。■作・演出:三谷幸喜 コメント登場人物の少ない芝居を描きたくなりました。テーマは「言語」。ずっとやりたかった題材です。今一番作りたい舞台を作ります。集まってくれたのは、今一番信頼している俳優三人。柿澤さんのパワフルで繊細な演技はミュージカルの世界だけではもったいない。宮澤さんのコメディエンヌとしての才能は世界に通用する。そして俳優迫田孝也さんの得体の知れなさは底なしだ。この三人に当ててホンが書けるなんて、僕はなんと幸せ者なのでしょうか。■出演:柿澤勇人 コメント楽しみ99%、不安1%です。シャーロック・ホームズ、源実朝と、役を、芝居を、楽しんで良いんだと思わせてくれたのは役者人生で三谷さんが初めてでした。次はどんな出会いが待っているのか。素敵な信頼出来る俳優お二方と一生懸命頑張ります!毎度、三谷さんの頭の中はどうなっているのだろうと驚かされます。客席に座っている時はどの作品も俳優がイキイキとしていて、自分もソコに居たかったなぁと思いながら観ていました。一緒に作品をつくらせて頂く時は、とにかく自身の役を心から愛おしいと感じていました。どこまででも掘り下げる事が出来て、役を、作品を、世の中の人に知って頂きたいといつも思っています。宮澤さんとは彼女の初舞台に親友役で共演させて頂きました。千穐楽のカーテンコールで「人生で初めてファンレターを頂いた」と涙ながらに話していたのを今でも鮮明に覚えています。その後も恋人役や、昨年の大河ドラマでは乳母と将軍という関係での共演が続いています。今回はどんな関係性になるのか……。今度は一緒にカーテンコールで泣きましょう!迫田さんとは『愛と哀しみのシャーロック・ホームズ』が初共演でした。とにかく真面目で誠実な方です。でも酔っ払うとすぐに寝ます。今度は一緒に居酒屋で寝ましょう(笑)。■出演:宮澤エマ コメント出演のお話を頂いた際、台本はまだありませんでした。でも三谷さんの新作書き下ろし、しかもたった3人の出演者の1人に選んで頂けた、この事実だけで即決でした。一体どんな真実がどんな言葉で紡がれるのか、オデッサの3人に出会うのが楽しみです。三谷さんの作品は台本を読んだ時点で面白い!と感じた事をいかに体現するかが毎回大きなチャレンジです。そこから更に、いかに三谷さんの期待を上回るキャラクター創りが出来るか、「面白かった」と言って頂けるか。稽古はいつも想像力、発想力、瞬発力、そして恥との向き合い方が問われる刺激的な時間です。柿澤君とは私の初舞台で共演してから10年間で恋人から乳母まで演じてきました。作品毎に色んな表情を見てきましたが、今回は初めての関係性で一体どんな柿澤君と出会えるのか、ワクワクしています。迫田さんは三谷さんの作品でご一緒しても共演シーンが少なく残念でしたが、何故か勝手に親しみを覚えてしまう柔らかさと何を考えているか分からない吸い込まれる様な目力が物凄く印象的な方だなぁ、と思います。迫田さんと対峙した時どんな化学反応が生まれるのか、三谷さんは私たち3人が交わるとどうなると思っているのか楽しみで怖いです。■出演:迫田孝也 コメント新たな三谷ワールドを創ることができるこの嬉しさといったら!今の私があるのは間違いなく『酒と涙とジキルとハイド』、『愛と哀しみのシャーロック・ホームズ』のおかげなので、再びあの緊張感のある創作現場に身を置けると思うと、もうすでに居ても立っても居られない気持ちです。三谷さんはどうすればもっと面白くなるかを常に考えていらっしゃる方なので、私からも三谷さんを刺激できるアイデアや芝居を生み出していけるよう今回も挑みたいと思います。柿澤さん、宮澤さんお二人ともステージ上での魅力あふれる姿は皆さんご存知でしょうが、普段の雰囲気もまた格別で、一緒に居てすごく穏やかな世界が広がるんですよね。そんな二人と共に創るこの舞台。細部にまでとことん意識が張り巡らされた作品になるのではないかと勝手に想像しています。皆さんどうぞご期待ください。<公演情報>舞台『オデッサ』2024年1月 東京芸術劇場プレイハウス※大阪、福岡、宮城、愛知公演あり舞台『オデッサ』ビジュアル作・演出:三谷幸喜キャスト:柿澤勇人、宮澤エマ、迫田孝也公式サイト:
2023年04月20日大ヒットを受け、ロングラン2年目を迎える舞台「ハリー・ポッターと呪いの子」から2年目新キャストが一挙5名発表。笹本玲奈、迫田孝也、内田朝陽、間宮啓行、香寿たつきが新たに魔法の舞台に参加する。ハリー、ロン、ハーマイオニーが魔法界を救ってから19年後、大人になり、親となった彼らを描く本作。すでにハリー・ポッター役として藤木直人・大貫勇輔が発表されているが、今回新たに魔法の舞台に加わるのは、笹本玲奈(ハーマイオニー・グレンジャー役)、迫田孝也(ロン・ウィーズリー役)、内田朝陽(ドラコ・マルフォイ役)、間宮啓行(エイモス・ディゴリー役)、香寿たつき(マクゴナガル校長役)の5名。各人から意気込み溢れるコメントが到着している。・ハーマイオニー・グレンジャー役/笹本玲奈笹本玲奈昔、映画を見て夢中になったハリー・ポッター。ハリー・ポッターという作品は本と映画だけの世界だと思っていたところにロンドンでの舞台化。しかも大好きなハーマイオニーが自分と同じ世代に成長し母親であると言うことを知り、何がなんでもハーマイオニーを演じたいと思っておりました。数々の作品で劇場を変えてのロングラン公演は経験ありますが、専用劇場での超ロングラン公演は初めての事で不安もありますが、先日拝見させて頂き、常設劇場でしか叶わないスペクタクルな演出にドキドキとワクワクが止まりませんでした。今度は私が舞台からお客様に沢山の感動を与える事が出来るよう、健康な体で最大限の集中力を持って挑みたいと思います。・ロン・ウィーズリー役/迫田孝也迫田孝也ロン・ウィーズリー役の迫田孝也です。“ロン”といえばお調子ものでめんどくさがりで、ちょいと頼りなく、だけど愛情深くて、人を和ませる空気を持った親しみのある人物という印象があります。さて私はどうでしょう?…はい自分で言いますが、かなり近い位置にいると思います!魔法学校の仲間や家族との人間ドラマも楽しみですが、まさか魔法を使えるようになるなんてどんな世界が待っているのかと童心に帰ってワクワクしている自分がいます。皆さんと一緒にハリー・ポッターの世界を思いっきり楽しみたいと思います。・ドラコ・マルフォイ役/内田朝陽内田朝陽人生色々な事が起きますね。まるで魔法の様です。いや、魔法なのかもしれません。この作品は1人の人間として、1人の父として、1人の俳優として、純粋に感動した作品です。それは、まるで魔法にかかった様な体験でした。ドラコ・マルフォイと共に生きる約一年。皆様にとっても自分にとっても、かけがえの無い時間にしたいと思っています。皆様に魔法をかけるつもりですので悪しからず。残念ながらお客様には選択肢はございません。怖がらずに身を委ねてください。・エイモス・ディゴリー役/間宮啓行間宮啓行光栄です、と共に恐縮です。コメントをと言われましたが、新手のドッキリかもと疑っております。稽古場に行って手看板持った人物に「ジャジャーン大成功!」とならぬ事を祈りつつ。・マクゴナガル校長役/香寿たつき香寿たつき舞台「ハリー・ポッターと呪いの子」でマクゴナガル校長役を務めさせていただきます、香寿たつきです。私にとって、このお役は特別なものとなりました。全世界で知れ渡るこの作品にマクゴナガル校長役で出演させて頂けるなんて嬉しくて言葉では言い表せないくらいの感激です!本当に嬉しい!!1度目のオーディションを終え、、きっと不合格かな?と自信なく、、、なのに2度目のオーディション!!嬉しくて、更に全力投球!合格した際は、泣きました。本当に嬉しかったです!!いまは、早くこの作品に出演できる日を心待ちにしております。皆様、応援をどうぞよろしくお願い申し上げます!頑張ります!!舞台「ハリー・ポッターと呪いの子」は9月30日(土)までTBS赤坂ACTシアターにて上演中。※10月以降も上演予定(text:cinemacafe.net)
2023年01月30日昨年7月8日に東京・TBS赤坂ACTシアターにて開幕した舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』東京公演では、今年6月以降のチケット発売に先立ち、1月21日より2週にわたって2年目の新キャストを発表しており、30日に新たに5人が発表された。新たに加わるのは、笹本玲奈(ハーマイオニー・グレンジャー役)、迫田孝也(ロン・ウィーズリー役)、内田朝陽(ドラコ・マルフォイ役)、間宮啓行(エイモス・ディゴリー役)、香寿たつき(マクゴナガル校長役)の5人。すでに発表済みのハリー・ポッター役の藤木直人と大貫勇輔を加え、7人の新キャストが新たに魔法の舞台に加わることになる。公式SNSでは1月31日より、2年目のキャスト発表の最後の1人として3人目のハリー・ポッター役の予想クイズを展開予定とのこと。新キャストのコメントは以下の通り。○■ハーマイオニー・グレンジャー役 笹本玲奈昔、映画を見て夢中になったハリー・ポッター。ハリー・ポッターという作品は本と映画だけの世界だと思っていたところにロンドンでの舞台化。しかも大好きなハーマイオニーが自分と同じ世代に成長し母親であると言うことを知り、何がなんでもハーマイオニーを演じたいと思っておりました。数々の作品で劇場を変えてのロングラン公演は経験ありますが、専用劇場での超ロングラン公演は初めての事で不安もありますが、先日拝見させて頂き、常設劇場でしか叶わないスペクタクルな演出にドキドキとワクワクが止まりませんでした。今度は私が舞台からお客様に沢山の感動を与える事が出来るよう、健康な体で最大限の集中力を持って挑みたいと思います。○■ロン・ウィーズリー役 迫田孝也ロン・ウィーズリー役の迫田孝也です。“ロン”といえばお調子ものでめんどくさがりで、ちょいと頼りなく、だけど愛情深くて、人を和ませる空気を持った親しみのある人物という印象があります。さて私はどうでしょう?…はい自分で言いますが、かなり近い位置にいると思います!魔法学校の仲間や家族との人間ドラマも楽しみですが、まさか魔法を使えるようになるなんてどんな世界が待っているのかと童心に帰ってワクワクしている自分がいます。皆さんと一緒にハリー・ポッターの世界を思いっきり楽しみたいと思います。○■ドラコ・マルフォイ役 内田朝陽人生色々な事が起きますね。まるで魔法の様です。いや、魔法なのかもしれません。この作品は 1人の人間として、1人の父として、1人の俳優として、純粋に感動した作品です。それは、まるで魔法にかかった様な体験でした。ドラコ・マルフォイと共に生きる約一年。皆様にとっても自分にとっても、かけがえの無い時間にしたいと思っています。皆様に魔法をかけるつもりですので悪しからず。残念ながらお客様には選択肢はございません。怖がらずに身を委ねてください。○■エイモス・ディゴリー役 間宮啓行光栄です、と共に恐縮です。コメントをと言われましたが、新手のドッキリかもと疑っております。稽古場に行って手看板持った人物に「ジャジャーン大成功!」とならぬ事を祈りつつ。○■マクゴナガル校長役 香寿たつき舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』でマクゴナガル校長役を務めさせていただきます、香寿たつきです。私にとって、このお役は特別なものとなりました。全世界で知れ渡るこの作品にマクゴナガル校長役で出演させて頂けるなんて嬉しくて言葉では言い表せないくらいの感激です!本当に嬉しい!!1度目のオーディションを終え、、きっと不合格かな?と自信なく、、、なのに2度目のオーディション!!嬉しくて、更に全力投球!合格した際は、泣きました。本当に嬉しかったです!!いまは、早くこの作品に出演できる日を心待ちにしております。皆様、応援をどうぞよろしくお願い申し上げます!頑張ります!!
2023年01月30日松重豊と濱田岳が“大小コンビ”を組むW主演ドラマ「大川と小川の時短捜査」の放送が決定。夏帆、迫田孝也、橋本じゅんらの出演も明らかになった。本作は、刑事課の体育会な雰囲気になじめない若手刑事・小川満は、とある捜査に行き詰まり、いまは働き方改革を啓発する警務課職員で元刑事の大川勇治を一方的に頼り始めたことで、大川の刑事魂を再燃させ、ひょんなことから、バディの如く事件の真相に迫っていく新刑事ドラマ。「梅ちゃん先生」「結婚できない男」の尾崎将也が脚本を担当、「きょうの猫村さん」の松本佳奈が監督する完全オリジナルドラマとなっている。元刑事・大川役の松重さんは「濱田さんは刑事ドラマほぼ初挑戦らしいです。しかしこれから 20 年、背の高い相棒を取っ替え引っ替え、『大川小川』はテレ東のドル箱になるに違いありません。そしてその最終シーズン、最初の相棒として80歳の僕はカムバックします」とコメントし、小川役の濱田さんは「事件そのものは凶悪で、スリルもあるので、サスペンスが好きな方にも楽しんで頂けるかなと思います。そんな難事件を、年齢差、身長差を乗り越えて、大川と小川が2人でゆるゆると解決していくのが見どころ。違和感のある新しいサスペンスになっていると思います!」と本作をアピールした。さらに、舞台となる烏山警察署刑事課で、小川と同じ山根班で捜査にあたる刑事・丸山啓子役で夏帆さん、横田雅彦役で迫田さん、班長・山根茂之役で橋本さん。烏山警察副署長・柳田賢二役で光石研が出演。刑事課メンバーとして相島一之、水間ロン、水石亜飛夢。殺人事件が起こるIT企業の鍵を握る人物として、吉沢悠、長谷川朝晴、山中聡、小西桜子も出演している。月曜プレミア8「大川と小川の時短捜査」は9月12日(月)20時~テレビ東京ほかにて放送。(cinemacafe.net)
2022年08月30日山田涼介(Hey! Say! JUMP)と芳根京子が共演するラブコメドラマ「俺の可愛いはもうすぐ消費期限!?」に名バイプレイヤー・迫田孝也が出演することが分かった。本作は、山田さん演じるあざかわ男子・丸谷康介と、芳根さん演じる26年恋愛経験ゼロのロボット女・真田和泉、不器用な2人の遅すぎる初恋を描く。大河ドラマ「真田丸」や「鎌倉殿の13人」などに出演、芳根さんも出演した「真犯人フラグ」では主人公の親友でバーを開く日野渉を好演した迫田さんが今回演じるのは、康介と康介の後輩・一ノ瀬圭(大橋和也/なにわ男子)の可愛さに板挟みになり、ひとりで勝手に思い悩む愛すべき先輩社員・鏑木悟。康介とタッグを組んで営業成績を伸ばしてきた鏑木だが、人事異動でやってきた一ノ瀬の教育係を担当することになり、康介とのコンビは解消。ショックを受けながらも、一ノ瀬と一緒に働くうちに、彼の可愛さにも惹かれていく…。「この作品のお話をいただいた時、ちょうど芳根(京子)さんと同じドラマの撮影をしていたんです。なので、『また一緒なんだ!』というのが最初の感想でしたね。最近ちょっとシリアスな作品が続いていたので、ラブコメは久しぶりですね。ワイワイ楽しくできそうな気がしています」と心境を明かした迫田さんは、翻弄される2人について「山田(涼介)さんとご一緒するのは初めてなんですけど、第一印象は『ビューティフル!』です。キレイ、可愛いという言葉では表現できない…造形がすごくて、もはや『ワンダフル!』ですね(笑)。大橋(和也)さんは元気でエネルギーもすごくて、一緒にお芝居していると、自分もちょっと若返ったように感じます。でも僕は持続力がなくてすぐに疲れてしまうので、ペース配分に気をつけなきゃいけないなと思っています(笑)」とコメントしている。「俺の可愛いはもうすぐ消費期限!?」は4月16日より毎週土曜日23時30分~テレビ朝日系にて放送。(cinemacafe.net)
2022年04月01日松山ケンイチが主演をつとめ、NHKスペシャル班の膨大な取材の蓄積を基に、ひきこもり当事者の声をドラマで描いた「こもりびと」の放送が決定した。主人公は、10年以上に渡ってひきこもり生活を送る倉田雅夫(松山ケンイチ)。重いストレスを抱え、働けなくなったことがきっかけだった。厳格な父・一夫(武田鉄矢)は元教師で地元でも尊敬を集める存在だが、雅夫の存在を世間から隠し、息子に介入することも諦めていた。しかし、自らの余命宣告を機に、最後にもう一度息子と向き合うことに。一方の雅夫は、閉ざされた部屋の中で人知れず、ひきこもりから抜け出す道を必死で探っていた――。松山さんは本作について、「ひきこもりの特性上関係のない人達が作り上げた像がそのまま認識されているような気がします。切り捨てても良い存在。自分達には関係の無い人種。でももし、ひきこもりの人がいなかったら誰が思いやりや優しさよりも効率ばかり求める社会にNOと言えるのかなと少しだけですが当事者に触れてみて感じました」と語る。「ステレオタイプのひきこもりからこの作品を通して少しでもその印象が変化していく事に期待していますし、各々の捨ててしまったもの、忘れてしまったものを振り返る機会になって頂けたらと思っています」と作品が及ぼす力に期待を込めている。そのほかのキャストには、北香那、迫田孝也、根岸季衣ら。挿入歌には「ザ・ブルーハーツ」の楽曲が起用される。NHKスペシャル ドラマ「こもりびと」は11月22日(日)21時~NHK総合テレビにて放送。(text:cinemacafe.net)
2020年10月21日日本の連続ドラマ初となる病院薬剤師を主人公にした新医療ドラマ「アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋」。この度、真矢ミキをはじめ、でんでん、池田鉄洋、迫田孝也といった実力派ベテラン俳優陣の出演が明らかになった。石原さとみが、患者の当たり前の毎日を取り戻すために奮闘する葵みどりを演じるほか、西野七瀬、清原翔、桜井ユキ、井之脇海、金澤美穂ら若手キャストがすでに決定している本作。そんな中、今回発表された真矢さん演じるのは、萬津総合病院薬剤部の部長でみどりの上司・販田聡子。部下に気を遣う上司として、西野さん演じる新人・相原くるみに対しても細心の注意を払って優しく接しており、ハラスメントに敏感な現代を象徴する上司像であるが、単に優しいだけではなく、ある種のズルさや計算高さもあるという。真矢さんは「販田と同世代の方には、“上司だってズルさがなければ生き抜けない”という人間くさい部分は共感していただけると思いますし、その内面が視聴者の方に伝わればうれしいです。販田は一ひねりどころか、二ひねりも三ひねりもあるので、体操選手だったらきっとカッコイイ着地を決められるんじゃないでしょうか(笑)。いとおしきズルさを出していきたいですね」と役柄についてコメントしている。また、主演の石原さんについては「石原さんがまだ10代の頃、CMの現場で初めてお会いました。演技でご一緒するのは今回が初めてです」と明かし、「いつもビタミンを発射しているような方で、さりげない気遣いが好きです。彼女はキャラクターの嫌な部分や、かすかな影の部分もちゃんと表現できる俳優。だからこそ演技に振り幅も生まれると思うし、彼女の表現が私は大好きです。今回の役も彼女にぴったりだと思いますね」と語っている。さらに、“調剤の魔術師”という異名を持つベテラン薬剤師・荒神寛治役をでんでんさん。薬剤部副部長で独特な空気感を漂わせる不気味な男、七尾拓役を池田さん。“待たせると激ギレする”として有名な外来患者、中華料理店・娘娘亭の店主辰川秀三役を迫田さんが演じる。薬剤師について、でんでんさんは「一見楽そうにみえる仕事と思っていましたが、失礼しました」と正直な印象を述べつつ、「知らない世界の楽屋話は興味が湧きますね。回を重ねるごとに面白くなります。ご期待ください」とコメント。「大好きな石原さとみさんとの共演も今からとても楽しみです!」と心境を明かした池田さんは、「脚本読んで、既に泣きました。見逃し禁止の傑作になると思います。今から既にプレッシャーです。お楽しみになさってください」と視聴者へメッセージを寄せる。さらに迫田さんも「今まであまりフィーチャーされてこなかった“薬剤師”という職業の魅力を、この作品を通して皆さんにお伝えできることを大変うれしく思います」と言い、「私は中華料理屋の店主ですが(笑)。寡黙に働く職人のようなイメージを持っていますが、医師により処方された薬が我々の手に届くまでに、いったいどんなドラマが待っているのか!?そして、私の中華料理を食べた葵みどりはどんな表情をみせてくれるのか!?ぜひご期待下さい!」と呼びかけた。「アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋」は4月9日より毎週木曜日22時~フジテレビにて放送。※初回15分拡大(cinemacafe.net)
2020年03月05日『ジキル博士とハイド氏』に着想を得て、三谷幸喜が書き下ろしたコメディ『酒と涙とジキルとハイド』。その4年ぶりの再演が決定。初演に引き続き藤井隆が、ジキル博士との“ふたりひと役”をさせられる、役者のビクター役に挑む。【チケット情報はこちら】体力的にとにかくきつかったと語る藤井だが、彼が大切にしていたのが、三谷のあるひと言だ。「稽古初日に『何も残らないものにしたいんです』とおっしゃったんですよね。それってすごく難しいことだなと。本番中はお客さまに笑っていただき、非常に幸せな気分になれるのですが、やはり立ち戻るのは三谷さんのあの言葉。ちょっとでも自分がよれてしまったり、せりふを間違ってしまったりすると、何も残らなかったことにはならない気がして…。かといって毎回ベストを尽くせたとしても、また何かが残ってしまう気がして。これは本当に難しいことだなと思いました」再演が決まり、初めて初演時のDVDを見た藤井は、あることに気づいたという。「笑いました。ほんとに何も残らなかったから!(笑) 改めて三谷さんって面白いなと、すごいなと思いましたね。僕、自分を商品として客観的に見た時に、『君って何なの?』と自問自答ばかりしていたんです。芸がないから芸人でもないし、俳優でも、歌手でも、タレントでもない。自分自身の肩書きに悩まされてしまった事があったのですが、初演の時に三谷さんが、『藤井さんはコメディアンですよ』って言ってくださったんですよね。いまだに芸人とコメディアンの違いは正直わからないですけど、三谷さんにそう言っていただけたことですごく救われた気がして。そういう人に対する接し方と同じく、三谷さんって作品に対してもすごく真摯な方だと思います」藤井以外にも、片岡愛之助、優香、迫田孝也と初演時のキャストが再び集結。中でも藤井は、本作で初舞台を踏んだ優香の魅力を強く推す。「この舞台って、すごく優香さんの魅力にあふれた作品だと思うんです。もちろん愛之助さんも、迫田さんも面白い瞬間はいっぱいあります!加えて 優香さんがとにかくチャーミングなんですよね。しかも初舞台だったにも関わらず、幕開きでいきなり独白って!僕だったら絶対に嫌ですもん(笑)。でもそこを軽やかに、大奮闘なさっていた優香さんとまたご一緒出来るのがすごく嬉しくて。ぜひ読者の皆さんにも、優香さんのチャーミングな姿を劇場で、生でご覧いただきたいなと思います!」公演は4月27日(金)から5月26日(土)まで、東京・東京芸術劇場プレイハウスにて。チケット発売中。取材・文:野上瑠美子
2018年03月19日《……ちごっ……ちごっ……旦那さぁはこげなお人じゃぁあいもはん!》 鈴木亮平(34)が主演し、西郷吉之助(隆盛)の生涯を描く大河ドラマ『西郷どん』(NHK・日曜夜8時~)。1月7日に放送された初回は、西郷隆盛の没後、東京の上野公園にて、西郷隆盛像の除幕式を行うシーンから始まった。そのとき、銅像を見た西郷の3番目の妻・糸(黒木華)の口から、この“薩摩ことば”が飛び出したのだ。 このセリフは「違う、違う、旦那さんはこんな人ではありません」という意味。見ていた人ならば、なんとな~くニュアンスがつかめたはず。しかし、独特な方言が飛び交う内容に、放送直後「薩摩ことばが難しすぎる!」「テロップ必須」とネット上で話題となった。 今回、鈴木亮平をはじめ、出演者たちに薩摩ことばの方言指導を行っているのは、鹿児島県出身の2人の俳優、迫田孝也さん(40)と田上晃吉さん(35)だ。田上さんは『龍馬伝』(’10年)でも薩摩ことばの方言指導を務めている。 これからも劇中にどんどん出てくるであろうこの薩摩ことば……。その意味をしっかりキャッチし、『西郷どん』をさらに楽しめるよう、本誌は迫田さんと田上さんに、薩摩ことばの解説をお願いした。“かごんまことばを、お伝えいたしもす!これでわっぜ『西郷どん』を楽しめっちょ!”(薩摩ことばをお伝えします。これですごく『西郷どん』を楽しめますよ!) まずは、薩摩ことばが持つ特徴について迫田さんはこう語る。 「薩摩ことばは、発音が難しい方言だといわれています。独特のアクセントがあり、抑揚が激しい。関西弁も抑揚が大きい方言とされますが、それとはまったく逆の抑揚の取り方をするのが、薩摩ことばなんです」(迫田さん) 独特の言い方として挙げられるのが、冒頭の糸のせりふのように「違う」を「ちごっ」と、つまらせることだ。 「たとえば、『けっけっけっ』と3つ『けっ』を繰り返すだけで一文が成立するんです。これは『貝を買って来い』という意味です。『貝』のように、通常『ai』と発音する音が、『e』に変化するのも大きな特徴と言えますね」(田上さん) ちなみに「長い(nagai)」は「長げ(nage)」という言い方になる。「難しい……」と思うかもしれないが、これはまだ序の口。薩摩ことばのなかには、知らなければ誤解を生んでしまうような、かな~りまぎらわしい表現も! 「薩摩ことばで使う主語は『おい』と『わい』。吉之助のセリフにも多く出てきます。『おい』は、“俺・自分”という意味。そして『わい』は、関西弁では“自分”を指しますが、薩摩では、“お前・君”と、相手を指す言葉なんです。誰が誰に向けて話をしているか、この使い分けが手がかりになると思います」(田上さん)
2018年01月28日鈴木亮平(34)が主演し、西郷吉之助(隆盛)の生涯を描く大河ドラマ『西郷どん』(NHK・日曜夜8時~)。1月7日に放送された初回は、西郷隆盛の没後、東京の上野公園にて、西郷隆盛像の除幕式を行うシーンから始まった。そのとき、銅像を見た西郷の3番目の妻・糸(黒木華)の口から、《……ちごっ……ちごっ……旦那さぁはこげなお人じゃぁあいもはん!》という“薩摩ことば”が飛び出した。 このセリフは「違う、違う、旦那さんはこんな人ではありません」という意味。見ていた人ならば、なんとな~くニュアンスがつかめたはず。しかし、独特な方言が飛び交う内容に、放送直後「薩摩ことばが難しすぎる!」「テロップ必須」とネット上で話題となった。 今回、鈴木亮平をはじめ、出演者たちに薩摩ことばの方言指導を行っているのは、鹿児島県出身の2人の俳優、迫田孝也さん(40)と田上晃吉さん(35)だ。現場では、役ごとに薩摩弁を録音し指導しているという迫田さんと田上さん。そんな2人が、“薩摩ことば”を意欲的に学ぶ『西郷どん』出演者たちの現場エピソードを教えてくれた。 ■現場での挨拶はすっかり「もす!」に 薩摩ことばでの語尾としてよく使われるのは「~もす」という言葉。 「ドラマでも、『~もす』がよく出てきます。『~もす』は、“です・ます”のこと。これをもとに『もすか?(ますか?)』や『もはん(ません)』と活用していきます。現場でも、『おはようございもす』という挨拶がはやったのですが、ある日から『もす!』だけに略されて……。今ではみんな挨拶を『もす!』だけで済ませています(笑)」(迫田さん) ■鈴木亮平が好きな“薩摩ことば”は…… ドラマの撮影がはじまる前、鹿児島を一人旅したという鈴木。そのとき、赤山靱負役として出演し、自身も鹿児島出身である沢村一樹が、鈴木や地元の友達を交え“薩摩ことば限定”で飲み会を開いたそうだ。 「そこで鈴木さんは『おかしもぜ』という言葉を気に入ったそうです。これは、『美人じゃないけれどかわいい人』、という意味。僕の育った地域では『おかしむぜ』と言ってました。鹿児島では地域により言葉が違うので、それを迫田先輩と2人ですり合わせてから皆さんに指導しています」(田上さん) ■黒木華のカワイイ語尾に注目! 「薩摩ことばを完璧にマスターしたい」と、やる気を見せる黒木華。「本当にかわいらしい響き」とお気に入りなのが「~んにゃも」の語尾だ。 「これは、“あらまあ”というようなあいづちです。黒木さんの『~んにゃも』は、地元の僕たちが聞いていても、『ソレソレ!』と、昔の懐かしさと柔らかさと、何より聞き心地がいいんです」と迫田さん。田上さんもこう続ける。 「黒木さんでいうと、もう1つ、「んにゃにゃ……」もよく出てきます。これは“うわ~”というような感嘆の言葉。かわいい言い回しですよね」 ■アドリブを見せた北川景子 薩摩・島津の家に生まれ、のちに篤姫となる於一を演じる北川景子も勉強熱心だ。 「何度も『方言指導の時間を作ってください』と、稽古をしてくれました」(田上さん) 迫田さんも、北川の演技を絶賛する。 「指導の成果もあり、芝居のカットがかかるギリギリまで、薩摩ことばのアドリブをひねりだしてくれています。どんな言葉かはまだ明かせませんが……『お~すごい!』と、うれしくて僕ら2人で拍手しました。北川さんは於一のときと、姫になってからの薩摩ことばが違うので、ぜひ耳を傾けてみてください」
2018年01月28日