PayPayは2023年12月31日、同社が提供するキャッシュレス決済サービス「PayPay」内のミニアプリ「PayPay資産運用」において、「NISA口座」での取引の取り扱いを開始しました。「PayPay資産運用」は、PayPay証券が提供する「PayPay」内のミニアプリで、簡単に資産運用ができるサービス。証券口座を開設して、有価証券の購入を残高(PayPayマネー、PayPayポイント)で行うことができます。「PayPay資産運用」のNISAの特長は、PayPayアプリ上で完結できること。他のアプリやブラウザに遷移することなく、スムーズに証券口座開設手続き(最短4分)や、日本株、米国株、投資信託などの売買が可能です。証券口座開設やNISA口座開設でPayPayポイントを獲得。株や投資信託は、PayPayマネーやPayPayポイントで、100円から購入できます。投資信託の購入手数料はすべて無料。「クレジットつみたて」と「PayPay残高(PayPayマネー、PayPayポイント)を使ったつみたて」を併用すると、毎月最大10万円までのつみたてがポイント付与の対象になります。今回の「NISA口座」の取扱い開始に合わせ、「NISA口座」での取引開始と同時に、「PayPay資産運用」にいつまでにどのくらいの資産を作りたいのかを入力する目標設定機能を新たに追加。これにより、結婚、出産、育児、老後の生活資金をはじめとするあらゆるライフイベントにむけた資産形成のシミュレーションができるようになりました。2024年1月4日現在、「PayPay資産運用」の取り扱い銘柄数は全470銘柄。新NISA制度を十分活用できる商品ラインナップで、本格的な資産運用をサポートします。今後も、ユーザーのニーズやスマートフォン上での分かりやすさや選びやすさを考慮しつつ、順次銘柄の追加を行います。2024年からNISAを始めようと思っている方は、ぜひ検討してみてはいかがでしょうか?(フォルサ)
2024年01月17日生命保険や医療保険など、民間の保険に入っている人は多いのではないでしょうか。資産運用セミナーでお話をしていると、「保険と資産運用のどちらが大事ですか?」という質問をもらうことがあります。■保険で「万が一」に備える、資産運用で「将来」に備える多くの人にとって、保険に入っていても、資産運用をする必要はあります。それは保険と資産運用の役割が違うからです。保険はケガや病気など、万が一に備えるものです。それに対し、資産運用は老後の生活など将来に備えるものです。それぞれの役割を理解し、バランスを取りながら、分けて備えておくのが合理的です。■保険で備える「万が一」とは保険は大勢の人が保険料を出し合い、万が一のことがあった方に保険金が支払われるよう、互いに支えあう仕組みです。何も起こらなければ、保険金の受け取りは基本的に発生せず、保険料を支払うのみ(掛け捨て)になります。ここでいう「万が一」は、起こる確率は低いものの、実際に起こると損失が大きいことを指します。具体的なケースで見ていきましょう。●ケース①家計を支えている人が亡くなった家計を一人が支えている場合、その人が亡くなると収入が途絶えることになります。こうなると、残された家族の生活に大きな影響が出ます。教育費が必要な子どもがいるかどうかなど、家族構成によっても影響の度合いは変わります。こうした万が一に備えるには、生命保険に入って、残された家族が今と同じ生活水準を保てるよう準備しておくのがよいでしょう。●ケース②貯金がほとんどないのに、大病で入院することになった入院などを伴う大病にかかるとお金がかさみがちです。また、働けない期間が生じることもあります。働き始めたばかりなどで貯金がほとんどない場合、お金が工面できないと困窮することになってしまいます。こうした万が一に備えるには、掛け捨ての医療保険に入って病気に備えておくことをおすすめします。このケースでは、お金が貯まってきたら、状況を見て医療保険の加入をやめるのも選択肢だと言えます。ケースを見てわかるように、必要な保険の種類や金額は、家族構成やライフステージによって一人ひとり違います。「勧められたから」と不要な保険に加入してしまうと、家計を圧迫する可能性もあります。反対に、必要な保険に入っていないと、万が一のときに困ることになります。プロのアドバイザーに相談するなどして、自分にあった保険を見極めることが大切です。■資産運用は将来への備え保険は万が一に備えるものであって、将来に備えるものではありません。将来への備えは、資産運用で準備するのがよいでしょう。多くの人にとって重要なのは老後への備えです。すぐに使う予定のない手元のお金や収入の一部を資産運用にまわせば、安心して老後を迎えられます。将来に向けて増やしていくなら「長期・積立・分散」の資産運用がおすすめです。世界中に広く分散し、時間をかけてじっくりと資産を育てていくことができるからです。■ライフステージに応じて見直しをどのような保険が必要か、どのような資産運用をすべきかは、ライフステージによって変わります。保険であれば、保証期間やプランを見直しながら活用していく必要があります。資産運用の場合は、どれくらいのリスクを取れるか(リスク許容度)や資産配分を見直して、自分にあった方法で行うことが大切です。保険と資産運用を使い分けて、不安のない生活を送っていただきたいと思います。
2023年10月04日~県内2自治体目の導入~株式会社広島ホームテレビ(本社:広島市中区)が提供するサービス「dボタン広報誌」の運用が、本日三次市で始まりました。県内での導入は坂町に続き、2自治体目です。■「dボタン広報誌」とは「dボタン広報誌」は、テレビリモコンのdボタンの操作により、自治体が発信する情報を確認できるサービスです。自治体の担当者がいつでも情報を直接入力して発信できるので、インターネットで情報を入手しづらい住民にも、テレビを通じていち早く情報を伝えることができます。県内であれば、他市町からも情報を見ることができます。dボタン広報誌の使い方今後も県下の各自治体と連携し、「dボタン広報誌」および放送・通信などを通じ、「誰ひとり取り残さない」地域社会の実現を目指していきます。 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年08月01日SNS運用・インフルエンサーPRのためのプラットフォーム「COCO PARK」と「インフルエンサーフォース」を運営する株式会社on the bakery(本社:神奈川県横浜市 代表取締役:井戸 裕哉)は、2023年3月8日(水)、COCO PARKゲストセミナー『【初心者向け】企業のTikTokアカウント運用の始め方』を開催いたします。セミナー視聴のご予約をいただいた方に、ZoomのURLを発行いたします。詳細・お申込みはこちら[ ]{ }セミナー概要セミナー名:【初心者向け】企業のTikTokアカウント運用の始め方開催日時 :2023年3月8日(水)11:00~12:00開催形式 :オンライン(Zoom)対象者 :法人のみ参加可参加費 :無料参加特典 :セミナー資料をプレゼント講演内容 :美容インフルエンサーとしても活動している、SNSディレクターの林 真央さんが登場。企業のTikTokの運用において、基本的な内容から実践的な内容までご紹介。Instagramのアカウントは運用しているけど、新規層へのリーチに困っている担当者様や、TikTokの運用に少しでもご関心がある方はぜひご参加くださいませ。企業がTikTokを活用する上で重要なポイントをわかりやすく解説いたします。タイムスケジュールイントロダクション:11:00〜11:05TikTok運用について:11:05〜11:50質疑応答 :11:50〜12:00登壇者プロフィール▼ゲストSNSディレクター林 真央(ハヤシ マオ)東京都生まれ。大学在学中、在籍100人越えの女子大生インカレサークル「Pinky」を運営しながら、自身もインフルエンサーとして活動。TikTokフォロワー2.4万人、Instagramフォロワー2.2万人。大学卒業後SNS運用支援会社に入社。現在はTikTok、Instagram、YouTubeを中心にディレクターとして従事。▼ホスト株式会社on the bakery代表取締役井戸 裕哉(イド ヒロヤ)新卒で野村證券に3年間ほど営業を経験した後、ベンチャー企業にてWebマーケティングコンサルタントに転身。その後、動画マーケティング会社においてYouTuberを起用したプロモーションのセールスから、同社独自の分析ツールの営業組織立ち上げ、2021年には営業部門全体を見る部長職を担う。2021年11月より、株式会社on the bakeryを経営。SNS・インフルエンサーの業界全体の発展に貢献するため「COCO PARK」と「インフルエンサーフォース」を開発・提供している。企業向け「インフルエンサーフォース」について▼インフルエンサーフォースの詳細はこちら[ ]{ }インフルエンサーフォースは、インフルエンサーとの連絡や情報、案件を一元管理できるクラウドサービスです。・インフルエンサーとの連絡方法がいくつもあって大変・エクセルやスプレッドシートでの管理が煩雑・社内でプロモーションの情報を共有できていないといった企業の担当者向けに、インフルエンサーとのやり取りを効率化し、SNSマーケティングの効果を最大化します。プラットフォーム「COCO PARK」について▼COCO PARKの詳細はこちら[ ]{ }COCO PARKは、SNS運用・インフルエンサーPRに役立つ無料のプラットフォームです。・業界のトレンドや他社の事例を知りたい・SNSの企業アカウント運用を相談したい、マルっと代行してほしい・オススメのインフルエンサーを見てみたいというご要望をお持ちの企業のご担当者様に、業界屈指のインフルエンサー事務所やSNSに強い代理店の各社がサポートいたします。業界の事例などをまとめたホワイトペーパーや、最新トピックも掲載しております。林 真央の公式SNSアカウントTikTok [ ]{ }Instagram [ ]{ }Twitter [ ]{ }株式会社on the bakeryについて当社は、代表自身が、YouTuberを起用したプロモーションセールス経験、動画SNS業界における企業との共催企画の実績を活かし、SNS・インフルエンサープロモーションの業界全体の発展に貢献するため「COCO PARK」を開発しました。COCO PARKの由来は、“Coexistence and Co-prosperity(共存共栄)”。世界中の企業とクリエイターの共存共栄をかなえるプラットフォームを実現します。<会社情報>会社名 :株式会社on the bakery(株式会社オンザベーカリー)代表者 :代表取締役 井戸 裕哉(イド ヒロヤ)所在地 :神奈川県横浜市中区常盤町3丁目30番1 SOLACUBE横濱関内3・4階事業内容:プラットフォーム「COCO PARK」と「インフルエンサーフォース」の開発・運営URL :[ ]{ }<本件に関するお問い合わせ>株式会社on the bakeryカスタマーサポート:佐藤 奈々(サトウ ナナ)お問い合わせ先 : satou@onthebakery.co.jp このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります。メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年03月06日合同会社ピスケスデザイン(本社:東京都世田谷区、代表:安部 彩枝香)は、親子で学ぶお金・投資・運用の絵本『ポノとはじまりのりんご』を、ピスケスデザインECサイトで2023年2月3日より販売しています。出版前のクラウドファンディングでは、目標金額300%以上を達成しました。URL: ポノとはじまりのりんご【ポノとはじまりのりんごとは】■親子で楽しく学ぶお金の絵本「子どもができてお金について真剣に考え始めた」「これまでお金のことを勉強してこなかったので、何からはじめたらいいか分からない」「投資も気になるけど、難しそうだし、ちょっと怪しい」お金のことで子どもに心配をかけたくないですよね。「子どもがやりたいことをお金を理由に諦めさせたくない」と思っているなら、親子で一緒にお金のことを学んでみませんか?とはいえ…「大事だとわかっているけど、子どもにお金のことを教えてあげられない…」そんなお悩みを抱えるママパパのために、親子で学ぶお金・投資・運用の絵本『ポノとはじまりのりんご』を出版しました!■絵本の3つの特徴(1) 絵本からお金の教育をはじめられる(2) 子どもと一緒に楽しく学べる(3) お金の専門家が監修で安心■ストーリー主人公のポノが一つのりんごをお誕生日プレゼントにもらうところから物語は始まります。すぐに食べてしまったポノとたくさんのりんごを持っている、お姉ちゃんのココ。ココがたくさんのりんごを持っている秘密とは…?最後には、驚きの展開も!?可愛らしい絵と、わかりやすいお話で、子どもにも親しみやすくしています。また、お金をりんごと置き換えたお話で、大人にもスッキリ受け入れやすい内容となっています。【書籍情報】絵本タイトル:ポノとはじまりのりんご刊行 :合同会社ピスケスデザイン定価 :1,650円(税込)キャラクター「ポノ」公式サイト: ECサイト : Instagram : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年03月06日SNS運用・インフルエンサーPRのためのプラットフォーム「COCO PARK」と「インフルエンサーフォース」を運営する株式会社on the bakery(本社:神奈川県横浜市 代表取締役:井戸 裕哉)は、法人向け中国SNSアカウントの新規作成、運用・プロモーションの代行サービスを開始しました。中国SNSサービス概要1. 中国SNSアカウントの新規作成小紅書(RED)、哩哔哩(bilibili)、微博(Weibo)抖音(Douyin)など、主要な中国SNSのアカウント作成・設定をサポートします。難しい設定は弊社が行いますので、安心してご利用できます。2. 中国SNSの運用・フォロワー(ファン)獲得中国SNSの運用と、フォロワー獲得までをサポートします。訪日中国人向けの情報を配信することにより、インバウンド向けユーザー向け製品やブランドの認知度を高めます。また、お客様のニーズに合わせたプロモーションも企画します。3. SNSから各種販売サイトに誘導し、マネタイズ中国SNSから、企業様のECサイト、企業サイト、製品サイトに誘導する導線を作成します。SNSから、チケット販売、予約商品販売、コンテンツ販売へとマネタイズします。対応可能SNS・小紅書(RED)・哔哩哔哩(bilibili)・微博(Weibo)・抖音(Douyin)中国SNSサービス提供の背景1.訪日外国人の消費額は4兆8,135億円、インバウンドの最重要市場は中国観光庁が発表した2019年「訪日外国人旅行消費額」によると、訪日外国人の消費額は、4兆8,135億円にのぼります。旅行消費額を国別に分析すると、中国が1位で全体の42%を占めています。中国は、訪日外国人の中でも、旅行消費額、人数ともに最大となっています。購買力も強く、インバウンド施策の中でも注力すべき市場です。2. 訪日中国人の情報源はSNS訪日中国人の主要な情報源はSNSです。つまり、インバウンド施策において中国SNS戦略は最重要と言われています。インバウンド向けの製品のプロモーションをお考えの企業様にとって、中国SNS戦略は欠かせないものとなります。このような企業様におすすめ1. 中国人観光客向けのインバウンドプロモーションを行いたい企業様2. 中国への越境ECを検討している企業様3. 日本でSNSを活用しており、その素材を中国向けに発信したい企業様4. 既に中国向けSNSプロモーションを行っているが、課題をお持ちのお客様台湾・香港・東南アジアへのマーケティングも・台湾、香港、東南アジア(タイ・マレーシア)で人気のインフルエンサーの活用についても、ご相談が可能です。・日本・海外のインフルエンサー活用についても、お気軽にお問い合わせください。企業向け「インフルエンサーフォース」について▼インフルエンサーフォースの詳細はこちら[ ]{ }インフルエンサーフォースは、インフルエンサーとの連絡や情報、案件を一元管理できるクラウドサービスです。・インフルエンサーとの連絡方法がいくつもあって大変・エクセルやスプレッドシートでの管理が煩雑・社内でプロモーションの情報を共有できていないといった企業の担当者向けに、インフルエンサーとのやり取りを効率化し、SNSマーケティングの効果を最大化します。プラットフォーム「COCO PARK」について▼COCO PARKの詳細はこちら[ ]{ }COCO PARKは、SNS運用・インフルエンサーPRに役立つ無料のプラットフォームです。・業界のトレンドや他社の事例を知りたい・SNSの企業アカウント運用を相談したい、マルっと代行してほしい・オススメのインフルエンサーを見てみたいというご要望をお持ちの企業のご担当者様に、業界屈指のインフルエンサー事務所やSNSに強い代理店の各社がサポートいたします。業界の事例などをまとめたホワイトペーパーや、最新トピックも掲載しております。株式会社on the bakeryについて当社は、代表自身が、YouTuberを起用したプロモーションセールス経験、動画SNS業界における企業との共催企画の実績を活かし、SNS・インフルエンサープロモーションの業界全体の発展に貢献するため「COCO PARK」を開発しました。COCO PARKの由来は、”Coexistence and Co-prosperity(共存共栄)“。世界中の企業とクリエイターの共存共栄をかなえるプラットフォームを実現します。<会社情報>会社名 :株式会社on the bakery(株式会社オンザベーカリー)代表者 :代表取締役 井戸 裕哉(イド ヒロヤ)所在地 :神奈川県横浜市中区常盤町3丁目30番1 SOLACUBE横濱関内3・4階事業内容:プラットフォーム「COCO PARK」と「インフルエンサーフォース」の開発・運営URL :[ ]{ }<本件に関するお問い合わせ>株式会社on the bakeryカスタマーサポート:佐藤 奈々(サトウ ナナ)お問い合わせ先 : satou@onthebakery.co.jp このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります。メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年02月09日SNS運用・インフルエンサーPRのためのプラットフォーム「COCO PARK」と「インフルエンサーフォース」を運営する株式会社on the bakery(本社:東京都港区 代表取締役:井戸 裕哉)と、地域密着型メディア「JAPAN SELECT」を運営するJAPAN SELECT株式会社(本社:東京都渋谷区 代表取締役:梅野 涼太)、SNS運用代行を行うKeioh株式会社(本社:北海道札幌市 代表取締役:広瀬 章光)は、2023年2月2日 (木)、COCO PARKゲストセミナー『【PR担当者必見】企業のSNSアカウント運用の秘訣&インフルエンサー活用のススメ』を開催いたします。セミナー視聴のご予約をいただいた方に、ZoomのURLを発行いたします。詳細・お申込みはこちら[ ]{ }セミナー概要セミナー名:【PR担当者必見】企業のSNSアカウント運用の秘訣&インフルエンサー活用のススメ開催日時 :2023年2月2日 (木)11:00~12:20開催形式 :オンライン(Zoom)対象者 :法人のみ参加可参加費 :無料参加特典 :セミナー資料をプレゼント講演内容 :企業のInstagram運用について、運用するSNSアカウントの総フォロワー数が110万人超のJAPAN SELECT株式会社の梅野さんに、実績を交えながらご紹介いただきます。TikTok運用のコツについては、実際のインフルエンサーが企画・制作チームを担う、Keioh株式会社の中村さんにお話を伺います。弊社からは、初心者でも取り組みやすい「ギフティング施策」を中心に、インフルエンサーマーケティングを内製化できるノウハウをご案内します。ぜひ、SNS・インフルエンサー施策をご検討のご担当者様はご視聴くださいませ。タイムスケジュールイントロダクション :11:00〜11:05インフルエンサー施策について:11:05〜11:25Instagram運用について :11:25〜11:45TikTok運用について :11:45〜12:05質疑応答 :12:05〜12:20登壇者プロフィール▼ゲストJAPAN SELECT株式会社代表取締役梅野 涼太(ウメノ リョウタ)大学在学中にフードデリバリーに特化したコンサルティング企業を創業後2年で売却。その後、総フォロワー数110万人超のグルメメディア「JAPAN SELECT」の立ち上げや100以上のSNSアカウント運用、D2Cブランドの開発に携わる。▼ゲストKeioh株式会社執行役員中村 裕希(ナカムラ ユウキ)大学卒業後、PR・マーケティング会社に入社。PRコンサル、Webマーケティングなどに従事。その後、IPOを目指す企業にて法人営業部部長、カスタマーサクセスセクションの責任者として多くの企業にPRを推進。2022年より、現職にてプロモーション事業部を立ち上げ、企業のPR支援やクラウドファンディング支援をメインに、インフルエンサーのプロデュースを通してSNS領域にも従事。現在は、TikTokを中心に動画コンテンツによるプロモーションを推進する。▼ホスト株式会社on the bakery代表取締役井戸 裕哉(イド ヒロヤ)新卒で野村證券に3年間ほど営業を経験した後、ベンチャー企業にてWebマーケティングコンサルタントに転身。その後、動画マーケティング会社においてYouTuberを起用したプロモーションのセールスから、同社独自の分析ツールの営業組織立ち上げ、2021年には営業部門全体を見る部長職を担う。2021年11月より、株式会社on the bakeryを経営。SNS・インフルエンサーの業界全体の発展に貢献するため「COCO PARK」と「インフルエンサーフォース」を開発・提供している。企業向け「インフルエンサーフォース」について▼インフルエンサーフォースの詳細はこちら[ ]{ }インフルエンサーフォースは、インフルエンサーとの連絡や情報、案件を一元管理できるクラウドサービスです。・インフルエンサーとの連絡方法がいくつもあって大変・エクセルやスプレッドシートでの管理が煩雑・社内でプロモーションの情報を共有できていないといった企業の担当者向けに、インフルエンサーとのやり取りを効率化し、SNSマーケティングの効果を最大化します。プラットフォーム「COCO PARK」について▼COCO PARKの詳細はこちら[ ]{ }COCO PARKは、SNS運用・インフルエンサーPRに役立つ無料のプラットフォームです。・インフルエンサーに自社の商品・サービスを紹介してほしい・SNSの企業アカウント運用を相談したい、マルっと代行してほしい・オススメのインフルエンサーを見てみたいというご要望をお持ちの企業のご担当者様に、業界屈指のインフルエンサー事務所やSNSに強い代理店の各社がサポートいたします。業界の事例などをまとめたホワイトペーパーや、最新トピックも掲載しております。JAPAN SELECT株式会社について当社は、47都道府県の各地域に根差した地元クリエイターと連携して、地元民が本当にオススメする場所を発信する、地域密着型メディア「JAPAN SELECT」を運営しています。運用するSNSアカウントの総フォロワー数は110万人超。ユーザーアンケートの結果に基づいて開発した高級チーズテリーヌ専門店「ANO TERRINE」をオンラインで展開しています。また、集客力を生かしたSNSマーケティング支援、クリエイティブ制作も行っています。<会社情報>会社名 :JAPAN SELECT株式会社(ジャパン セレクト株式会社)代表者 :代表取締役 梅野 涼太(ウメノ リョウタ)所在地 :東京都渋谷区恵比寿1丁目19-19 恵比寿ビジネスタワー10F事業内容:メディア事業、D2C事業、マーケティング事業、クリエイティブ制作URL :[ ]{ }Keioh株式会社について当社は2015年、営業会社としてスタートしました。現在では、札幌を中心にテレマーケティング、コンサルティング、訪問販売、Web制作、水産事業、SNS運用代行など、さまざまな事業を手掛けています。営業を通じてパートナー企業様と提携し、幅広い商材を提供しながら、お互いの利益を生み出せるような関係を築いております。<会社情報>会社名 :Keioh株式会社(ケイオウ株式会)代表者 :代表取締役 広瀬 章光(ヒロセ アキミツ)所在地 :北海道札幌市中央区北5条西6丁目1-23 北海道通信ビル9F事業内容:テレマーケティング事業、プロモーション事業、SNS運用代行事業、水産事業URL :[ ]{ }株式会社on the bakeryについて当社は、代表自身が、YouTuberを起用したプロモーションセールス経験、動画SNS業界における企業との共催企画の実績を活かし、SNS・インフルエンサープロモーションの業界全体の発展に貢献するため「COCO PARK」を開発しました。COCO PARKの由来は、"Coexistence and Co-prosperity(共存共栄)"。世界中の企業とクリエイターの共存共栄をかなえるプラットフォームを実現します。<会社情報>会社名 :株式会社on the bakery(株式会社オンザベーカリー)代表者 :代表取締役 井戸 裕哉(イド ヒロヤ)所在地 :東京都港区西新橋 1-1-1 日比谷FORT TOWER 10F事業内容:プラットフォーム「COCO PARK」と「インフルエンサーフォース」の開発・運営URL :[ ]{ }<本件に関するお問い合わせ>株式会社on the bakeryカスタマーサポート:佐藤 奈々(サトウ ナナ)お問い合わせ先 : satou@onthebakery.co.jp このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります。メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年01月30日SNS運用・インフルエンサーPRのためのプラットフォーム「COCO PARK」と「インフルエンサーフォース」を運営する株式会社on the bakery(本社:東京都港区 代表取締役:井戸 裕哉)と、地域密着型メディア「JAPAN SELECT」を運営するJAPAN SELECT株式会社(本社:東京都渋谷区 代表取締役:梅野 涼太)、SNS運用代行を行うKeioh株式会社(本社:北海道札幌市 代表取締役:広瀬 章光)は、2023年2月2日 (木)、COCO PARKゲストセミナー『【PR担当者必見】企業のSNSアカウント運用の秘訣&インフルエンサー活用のススメ』を開催いたします。セミナー視聴のご予約をいただいた方に、ZoomのURLを発行いたします。詳細・お申込みはこちら[ ]{ }セミナー概要セミナー名:【PR担当者必見】企業のSNSアカウント運用の秘訣&インフルエンサー活用のススメ開催日時 :2023年2月2日 (木)11:00~12:20開催形式 :オンライン(Zoom)対象者 :法人のみ参加可参加費 :無料参加特典 :セミナー資料をプレゼント講演内容 :企業のInstagram運用について、運用するSNSアカウントの総フォロワー数が110万人超のJAPAN SELECT株式会社の梅野さんに、実績を交えながらご紹介いただきます。TikTok運用のコツについては、実際のインフルエンサーが企画・制作チームを担う、Keioh株式会社の中村さんにお話を伺います。弊社からは、初心者でも取り組みやすい「ギフティング施策」を中心に、インフルエンサーマーケティングを内製化できるノウハウをご案内します。ぜひ、SNS・インフルエンサー施策をご検討のご担当者様はご視聴くださいませ。タイムスケジュールイントロダクション :11:00〜11:05インフルエンサー施策について:11:05〜11:25Instagram運用について :11:25〜11:45TikTok運用について :11:45〜12:05質疑応答 :12:05〜12:20登壇者プロフィール▼ゲストJAPAN SELECT株式会社代表取締役梅野 涼太(ウメノ リョウタ)大学在学中にフードデリバリーに特化したコンサルティング企業を創業後2年で売却。その後、総フォロワー数110万人超のグルメメディア「JAPAN SELECT」の立ち上げや100以上のSNSアカウント運用、D2Cブランドの開発に携わる。▼ゲストKeioh株式会社執行役員中村 裕希(ナカムラ ユウキ)大学卒業後、PR・マーケティング会社に入社。PRコンサル、Webマーケティングなどに従事。その後、IPOを目指す企業にて法人営業部部長、カスタマーサクセスセクションの責任者として多くの企業にPRを推進。2022年より、現職にてプロモーション事業部を立ち上げ、企業のPR支援やクラウドファンディング支援をメインに、インフルエンサーのプロデュースを通してSNS領域にも従事。現在は、TikTokを中心に動画コンテンツによるプロモーションを推進する。▼ホスト株式会社on the bakery代表取締役井戸 裕哉(イド ヒロヤ)新卒で野村證券に3年間ほど営業を経験した後、ベンチャー企業にてWebマーケティングコンサルタントに転身。その後、動画マーケティング会社においてYouTuberを起用したプロモーションのセールスから、同社独自の分析ツールの営業組織立ち上げ、2021年には営業部門全体を見る部長職を担う。2021年11月より、株式会社on the bakeryを経営。SNS・インフルエンサーの業界全体の発展に貢献するため「COCO PARK」と「インフルエンサーフォース」を開発・提供している。企業向け「インフルエンサーフォース」について▼インフルエンサーフォースの詳細はこちら[ ]{ }インフルエンサーフォースは、インフルエンサーとの連絡や情報、案件を一元管理できるクラウドサービスです。・インフルエンサーとの連絡方法がいくつもあって大変・エクセルやスプレッドシートでの管理が煩雑・社内でプロモーションの情報を共有できていないといった企業の担当者向けに、インフルエンサーとのやり取りを効率化し、SNSマーケティングの効果を最大化します。プラットフォーム「COCO PARK」について▼COCO PARKの詳細はこちら[ ]{ }COCO PARKは、SNS運用・インフルエンサーPRに役立つ無料のプラットフォームです。・インフルエンサーに自社の商品・サービスを紹介してほしい・SNSの企業アカウント運用を相談したい、マルっと代行してほしい・オススメのインフルエンサーを見てみたいというご要望をお持ちの企業のご担当者様に、業界屈指のインフルエンサー事務所やSNSに強い代理店の各社がサポートいたします。業界の事例などをまとめたホワイトペーパーや、最新トピックも掲載しております。JAPAN SELECT株式会社について当社は、47都道府県の各地域に根差した地元クリエイターと連携して、地元民が本当にオススメする場所を発信する、地域密着型メディア「JAPAN SELECT」を運営しています。運用するSNSアカウントの総フォロワー数は110万人超。ユーザーアンケートの結果に基づいて開発した高級チーズテリーヌ専門店「ANO TERRINE」をオンラインで展開しています。また、集客力を生かしたSNSマーケティング支援、クリエイティブ制作も行っています。<会社情報>会社名 :JAPAN SELECT株式会社(ジャパン セレクト株式会社)代表者 :代表取締役 梅野 涼太(ウメノ リョウタ)所在地 :東京都渋谷区恵比寿1丁目19-19 恵比寿ビジネスタワー10F事業内容:メディア事業、D2C事業、マーケティング事業、クリエイティブ制作URL :[ ]{ }Keioh株式会社について当社は2015年、営業会社としてスタートしました。現在では、札幌を中心にテレマーケティング、コンサルティング、訪問販売、Web制作、水産事業、SNS運用代行など、さまざまな事業を手掛けています。営業を通じてパートナー企業様と提携し、幅広い商材を提供しながら、お互いの利益を生み出せるような関係を築いております。<会社情報>会社名 :Keioh株式会社(ケイオウ株式会)代表者 :代表取締役 広瀬 章光(ヒロセ アキミツ)所在地 :北海道札幌市中央区北5条西6丁目1-23 北海道通信ビル9F事業内容:テレマーケティング事業、プロモーション事業、SNS運用代行事業、水産事業URL :[ ]{ }株式会社on the bakeryについて当社は、代表自身が、YouTuberを起用したプロモーションセールス経験、動画SNS業界における企業との共催企画の実績を活かし、SNS・インフルエンサープロモーションの業界全体の発展に貢献するため「COCO PARK」を開発しました。COCO PARKの由来は、"Coexistence and Co-prosperity(共存共栄)"。世界中の企業とクリエイターの共存共栄をかなえるプラットフォームを実現します。<会社情報>会社名 :株式会社on the bakery(株式会社オンザベーカリー)代表者 :代表取締役 井戸 裕哉(イド ヒロヤ)所在地 :東京都港区西新橋 1-1-1 日比谷FORT TOWER 10F事業内容:プラットフォーム「COCO PARK」と「インフルエンサーフォース」の開発・運営URL :[ ]{ }<本件に関するお問い合わせ>株式会社on the bakeryカスタマーサポート:佐藤 奈々(サトウ ナナ)お問い合わせ先 : satou@onthebakery.co.jp このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります。メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年01月26日on the bakeryは、ALPHABOATが、SNS運用・インフルエンサーPRのためのプラットフォーム「COCO PARK」に参加し、登録企業のSNSアカウントの運用支援を開始したことをお知らせします。株式会社on the bakery(本社:東京都港区、代表取締役:井戸 裕哉)は2022年9月21日、ALPHABOAT合同会社(本社:東京都渋谷区、社長:西谷 大蔵)が、弊社が運営するSNS運用・インフルエンサーPRのためのプラットフォーム「COCO PARK」に参加し、登録企業のSNSアカウントの運用支援を開始したことをお知らせします。SNSの手法が進化して複雑化する中、「自社のSNS運用をプロにお任せしたい」というリクエストに応えるべく、ALPHABOATは、COCO PARKに登録する企業へSNSアカウントの運用コンサルティング、SNS運用を代行するサービスを提供します。より多くのお客様に、ALPHABOATのSNS運用サービスを知っていただき、COCO PARKのプラットフォームの価値を高めてまいります。COCO PARKを導入した背景SNS運用にて様々な企業様をサポートして参りましたALPHABOATがCOCO PARKを活用し、SNS活用をご検討されているクライアント様と直接繋がり、弊社のノウハウをご提供することにより、プラットフォーム、インフルエンサー、及びクライアント様の更なる発展に貢献できると考えております。プラットフォーム「COCO PARK」についてCOCO PARKのサービス紹介ページSNS運用・インフルエンサーPRのためのプラットフォーム「COCO PARK」は、無料で登録・利用できるサービスです。・インフルエンサーに自社の商品・サービスを紹介してほしい・SNSの企業アカウント運用を相談したい、マルっと代行してほしい・オススメのインフルエンサーを見てみたい・業界トレンドや競合事例などをチェックしたいというご要望をお持ちの企業のご担当者様に、業界屈指のインフルエンサー事務所やSNSに強い代理店からのアドバイスや提案が届きます。▼COCO PARKの4つの特長▼インフルエンサー施策が初めての方でも、直感的に案件が作成できます。また、業界の最新情報も得られます。1. 4STEPで案件を作成2. 事務所・代理店とやり取り3. 旬なインフルエンサーをチェック4. 最新トピックスを入手COCO PARKのサービス紹介ページ[ ]{ }※登録・利用は完全無料です。ALPHABOAT合同会社についてALPHABOAT(アルファボート)は、ソーシャル・エンターテイメントを生み出す「デジタルコンテンツ制作」及び「ソーシャル領域におけるコミュニケーション」のスペシャリスト集団です。住友商事のデジタル関連事業の中核を担うSCデジタルメディア、80年を超える映画と演劇の輝かしい歴史を持つ東宝と、米FULLSCREENの3社がジョイントして2018年に誕生したALPHABOAT。動画・静止画・テキスト等フォーマット問わず、様々な業種・業界のお客様と共に、ソーシャル時代に最適化したデジタルコンテンツの制作から拡散までを一気通貫でご一緒しています。当社には、そのために必要なスペシャリストが集結しました。ALPHABOATは、デジタルマーケティングとコミュニケーションにおいて新たな価値をご提供いたします。【公式HP】[ ]{ }株式会社on the bakeryについて当社は、代表自身が、YouTuberを起用したプロモーションセールス経験、動画SNS業界における企業との共催企画の実績を活かし、インフルエンサープロモーションの業界全体の発展に貢献するため「COCO PARK」を開発しました。COCO PARKの由来は、“Coexistence and Co-prosperity(共存共栄)”。世界中の企業とクリエイターの共存共栄をかなえるプラットフォームを実現します。<会社情報>会社名 :株式会社on the bakery(株式会社オンザベーカリー)代表者 :代表取締役 井戸 裕哉(イド ヒロヤ)所在地 :東京都港区西新橋 1-1-1 日比谷FORT TOWER 10F事業内容:プラットフォーム「COCO PARK」の開発・運営URL :[ ]{ }<本件に関するお問い合わせ>株式会社on the bakeryお問い合わせ先:MAIL satou@onthebakery.co.jp カスタマーサポート 佐藤 奈々(サトウ ナナ)このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります。メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年09月21日『人生100年時代』という言葉が象徴しているように、老後資金問題や高年齢者雇用安定法による70歳雇用の動きなど、お金にまつわる悩みが増えてきました。今から10年、20年と経った後に、お金に悩んでいる人生より、不安なく暮らしていける資産を形成していたいと願うのは、誰だってそうでしょう。資産運用に関して少しでも気になることがある人は、アドバイザーの話を聞いてみても、いいかもしれませんね。資産運用アドバイザーが無料オンラインイベントを開催特定の証券会社や銀行に属さない、『資産運用アドバイザー(通称:IFA)』という、中立的な金融アドバイザーがいるのはご存知でしたか。日本では聞き馴染みがないかもしれませんが、アメリカなどではスタンダードな考え方になっています。IFAによる無料の資産相談セミナーが、2021年12月11日に開催予定。元プロ野球選手で講演家として活躍中の森本稀哲氏や、楽天証券株式会社代表取締役社長の楠雄治氏などが参加するそうです。ニッポン放送パーソナリティである上柳昌彦氏の進行のもと、後悔しない投資のコツなどが、気軽に学べるとのことでした。『IFA』だからこその、視点と考え方は、今後の参考になることでしょう。申し込みやプログラム内容に関しては、下記から詳細が確認できるので、覗いてみてください。【IFA資産相談セミナー】開催日:2021年12月11日時間:13時~場所:オンラインIFA資産相談セミナーの詳細を見てみる[文・構成/grape編集部]
2021年12月07日10月20日から、マイナンバーカードを健康保険証として利用する「マイナ保険証」の本格運用が始まった。そんな、マイナ保険証について経済ジャーナリストの荻原博子さんが解説してくれたーー。■国のデータ管理に不安が残るが……マイナ保険証の本格運用は当初3月末の予定でしたが、患者情報が読み取れないなどのトラブルがあったため、先送りされていました。ただ、実際に読取り装置などの準備が整ったのは、全国の医療機関・薬局など約23万施設のうち、8%足らずの約1万8,000施設です。半導体不足で読取り装置の生産が遅れたこと、新型コロナ対応で余裕のない医療機関が多かったことなどが原因のようです(’21年10月10日・厚生労働省)。マイナ保険証を利用するには、マイナンバーカードを取得したうえで、保険証利用を申し込みます。申し込みはスマホやパソコン、セブン-イレブンのマルチコピー機から行えますが、マイナンバーカードの暗証番号が必要です。ご注意を。マイナ保険証は「マイナ受付」のポスターやシールのある医療機関で使えます。受付けは読取り装置に自分でセットし、顔認証などで本人確認をします。大きな病院などでは受付けが早く済み、待ち時間の短縮につながるでしょう。そのほかのメリットは、転職などで健康保険証が変わっても、マイナ保険証はそのまま使え、処方薬の情報や特定健診の結果がネット上で確認できます。そして11月からは医療費の詳細も閲覧でき、’21年分からの確定申告で医療費控除に利用できるようになります。とはいえ、使える医療機関が1割未満では便利とはいえません。自分が通う医療機関の1つでも使えないところがあると、従来の健康保険証を手放せないからです。そもそもマイナンバーカードは、パスポートと同様、大事に保管して持ち歩きたくない人もいるでしょう。さらに、消えた年金問題や、先日は97万件に及ぶ年金振込通知書のミスがあったばかり。国のデータ管理に信頼をおけない人もいて、マイナンバーカードの普及率は38.1%と伸び悩んでいます(’21年10月1日・総務省)。驚いたのは公明党の選挙公約です。マイナンバーカードと連携しキャッシュレス決済を行った人に、新たに3万円分のマイナポイントを付与することを掲げました。’20年9月から買い物額に応じた最大5,000ポイントの還元キャンペーンがありましたが、その際もらった人はまたもらえるのか?ポイントの付与には買い物をしなければならず、生活が苦しい人に届きづらいのでは?疑問が残ります。マイナ保険証は大病院から広がっています。いっぽうで国はかかりつけ医を推奨しています。マイナ保険証は大病院から導入され、私たちには「大病院には行かず近所の病院に行け」という、どうしてもちぐはぐ感がぬぐえません。国には、1兆円超の血税を無駄にした「住基ネット」の二の舞にならないよう、また、新型コロナ対策に支障をきたさないように、慎重に進めてほしいと思います。
2021年10月29日というと価格変動する金融商品で運用するイメージがあり、手を出すのが恐いと感じられている方もいらっしゃるかもしれません。そのような方の中には、元本確保型の金融商品である定期預金でiDeCoを始めようとされている方もいらっしゃるでしょう。そこで今回は、iDeCoで定期預金を選ぶメリットとデメリットについて、変動商品である投資信託と比較しながら書いてみたいと思います。そもそもiDeCoとは?iDeCo公式サイトiDeCoを利用するメリット・デメリット、企業型との違いiDeCoで定期預金を選ぶメリットとデメリットについて考えるには、iDeCoそのものを利用するメリットおよびデメリットにどんなものがあるかの知識が必要になります。そこでまずは、当該制度のメリット・デメリットをそれぞれ分けて解説いたします。iDeCoを利用するメリットiDeCoを利用するメリットにはさまざまなものがありますが、大切なのは以下の2点です。(1)3つの節税の仕組みがあるiDeCoには「積立時、運用時、受け取り時」の3つ段階でそれぞれ節税機能があります。積立金額は所得控除となり、運用益は本来20%ほどかかる税金がかからず、受け取り時にも退職所得控除等が適用されます。老後のための資金というと、老後にならないと恩恵を受けられないと思われがちですが、積立時にも節税メリットがあるため、現役時代からその恩恵を受けることができます。(2)自分で運営管理機関と運用商品を選べるiDeCoでは加入者が自ら資金を積み立てる運営管理機関(金融機関等)を選べ、積み立てる商品についても、選んだ運営管理機関が用意する金融商品から自由に選ぶことができます。企業型確定拠出年金の場合、企業によって運営管理機関が決まっており、選べる商品もその範囲内でしか選べないため、iDeCoのほうがより自由度が高い資産運用ができるといえます。iDeCoを利用するデメリット同じくiDeCoを利用するデメリットにもさまざまなものがありますが、最低限理解しておく必要のある事項は以下の2点です。(1)さまざまなコストがかかり、その中身が複雑iDeCoには節税機能がある一方で、さまざまな場面で手数料がかかります。運用時には運営管理機関に支払う手数料とは別に、国民年金基金連合会と信託銀行に合計171円の手数料が毎月かかります。さらには投資信託で運用をしていれば、運用時に個々の商品ごとに一定の信託報酬がかかります。(2)企業型よりもコストがかかるiDeCoは企業型確定拠出年金よりもコストがかかります。企業型の場合は、前述の運営管理機関や国民年金基金連合会と信託銀行に支払う手数料はかかりません。iDeCoの場合、運営管理機関手数料が無料の金融機関もありますが、国民年金基金連合会と信託銀行に支払う手数料は無料とはなりません。ですので、少なくとも毎月171円はiDeCoのほうが高いコストを払っていることになります。iDeCoで定期預金を購入するメリット・デメリットiDeCo公式サイト(2)運用に失敗する可能性が低い定期預金は元本保証ではないものの元本確保型の商品であるため、定期預金を取り扱う銀行の経営状況が危うくならない限り、ほぼ確実に利息がつきます。お金を増やすという意味でほとんど増えることはありませんが、その一方で元本を割れる可能性が非常に低いので、心理的にも安心して運用することが可能です。iDeCoで定期預金を購入するデメリットiDeCoで定期預金を購入するデメリットをまとめると、お金を積極的に増やせないことと利用時の自由度の低さです。その観点から以下3つの点を説明いたします。(1)毎月かかるコストを金利で賄えないiDeCoは前述のとおり、毎月最低171円の手数料がかかります。仮に100万円を定期預金として持っていた場合、1年間の利息は10~20円程度しかつきません。とすると、元本の安全性重視で定期預金にしたにも関わらず、逆に元本を割り込んでしまうことがわかります。所得控除を加味すればプラスにはなりますが、ここは判断が分かれるところです。(2)運用益非課税メリットを受けにくい利息がほとんどもらえないということは、運用益非課税のメリットもほとんどないことになります。変動型商品を選んで利益が出た場合に得られる運用益非課税は、定期預金の場合にほとんど享受することはできません。その機会を逸失してしまう点はデメリットといえるでしょう。(3)流動性がないiDeCoは積み立てを始めたら、原則として60歳まで引き出しできません。一般の定期預金であれば、途中で解約したり一定の期間が経過すれば自由に使うことが可能ですが、iDeCoの定期預金ではそのようにはいきません。ただでさえ利息がほぼつかない定期預金で途中引き出しもできないのは、特に注意を要する事項だといえます。iDeCoで投資信託を購入するメリット・デメリットiDeCo公式サイトiDeCoで投資信託を購入するデメリットiDeCoで投資信託を購入するデメリットは、リスクと手数料の2点が大きいです。これらの点について以下説明いたします。(1)元本割れの可能性がある投資信託は価格変動等のリスクがありますので、積み立てた資金が元本を割り込むことがあります。運用開始までに資産運用やiDeCoの仕組みをよく理解してから投資を開始しないと、iDeCoの各種メリットを十分に享受できないおそれもあります。(2)高コスト商品など、選ぶ際に注意を要する商品もあるiDeCoで取り扱う投資信託には高コスト商品も存在します。そういった商品は、コストに見合った運用成績が期待できるのか、慎重に判断することが必要です。過去の運用成績や運用方針通りの運用ができているかなど、運用報告書等も参考にしながら慎重に検討を要する商品も存在します。おすすめの利用方法―確実に金利を得るか?節税メリットを最大限享受するか?iDeCoで定期預金を選ぶかどうかはその人の目的によって異なります。大きく分ければ、確実性を重視したいなら定期預金を選ぶ余地があり、節税機能を最大限活用したい方は投資信託を選ぶとよいでしょう。以下、具体的に説明いたします。[adsense_middle]確実にお金を貯めたい方各自にお金を貯めたいなら、定期預金を選ぶことも検討の余地はあります。iDeCoで定期預金を選んだ場合は3つの節税メリットの1つである運用益非課税をほとんど享受できませんが、所得控除を利用して手堅く実質的な低コスト運用を行うことが可能です。もちろん、60歳まで引き出せない形で定期預金を選ぶメリットがあるかどうかは価値判断が分かれるところですので、選択する場合は今後のライフステージの変化も加味した上で検討することをおすすめします。もし定期預金を利用するなら、なるべく実質的な利息をアップさせるiDeCoでもし定期預金を利用する場合は、普通預金等も合わせて実質的な利息を上げる工夫をするとよいでしょう。例えば、楽天銀行で銀行口座と証券口座を一体化させたマネーブリッジを利用すれば、普通預金の利息が0.1%になります。また。iDeCoの掛金拠出を月1回から年1回にすることもできます。掛金拠出しない月の最低コストは66円なので、毎月171円かかる場合と比較すると年間1,000円程度コストダウンできます。老後資金を本格に貯めたい方老後資金をきちんと貯めたいなら、投資信託で資産運用を行うとよいでしょう。掛金拠出時の所得控除だけでなく運用益に対する非課税も、長年の運用での資金づくりにおいてメリットになり得ます。もちろん、投資信託にはさまざまな種類がありますので、ライフプランや投資の知識・経験に応じてご自身のあったものを選ぶことが大切です。また、運用成績が一時的にマイナスになり得る点もあらかじめ認識して、辛抱強く運用を継続することが大切です。iDeCoで投資信託を選ぶポイント長年の資産運用では、コストをいかに低く抑えるかがどのタイプの方にとっても大切になります。運用する資産等に特にこだわりがなければ、ご自身の選択した運営管理機関の取り扱い商品の中でも特にコストの低いインデックス型のタイプを選ぶとよいでしょう。高コスト商品で積極的に値上がり益を狙うアクティブ型は、どちらかというと中上級者向けの商品なので、選択する際は商品性をよく学び慎重に選ぶことをおすすめします。双方のメリットを比較していずれも捨てがたい方資産は増やしたいものの受取直前の急落が恐い方などバランスを取りたい方は、両者を併用するとよいでしょう。具体的には、運用初期の時期は投資信託で積極的に資産を増やしていき、50代以降の受け取りの時期が気になるタイミングで定期預金にスイッチングして元本の変動を抑えるという方法が考えられます。また、ここは状況に応じて元本確保型ではなく、価格変動リスクが低めの投資信託を選ぶのもありでしょう。iDeCoの定期預金での運用に関するまとめiDeCoで定期預金を選ぶかどうかは、その人の目指す投資スタンスによって異なります。その場合はメリットおよびデメリットの双方に加えて、変動商品である投資信託で運用するメリット・デメリットとも比較すると頭の中を整理しやすいです。そういう意味で今回の記事も参考にしていただけると幸いです。
2020年10月05日「1000万円貯蓄すると、人生観が変わる」と多くの投資家が口にするのを聞いたことがあります。そこで今回は、「資産運用のプロが教える!1000万円貯める方法」についてご紹介します。文・山田良政まずは専用口座をつくるあなたが1,000万円を貯めようと決めたなら、まずは貯蓄専用の口座を作りましょう。そして、その口座からは一切出金してはいけません。次に、1,000万円を貯めるというゴールから逆算し、目標の10年で達成できるようにプランニングしましょう。年間100万円、つまり月額で83,000円です。今回は、固定費と衝動買いを抑えて毎月の支出を33,000円減らし、ボーナス・臨時収入・副業収入で毎月5万円を確保するという想定で進めます。空き時間をマネタイズ化する習慣をつける月々の収入を増やす方法を考えたとき、まず考えるべきは副業です。副業禁止規定が緩やかになっただけでなく、リモートワークが推奨される社会的風潮も後押しし、副業の種類は拡大しつつあります。毎月の収入5万円アップを目指して、毎週12,500円を稼げる副業を選びましょう。そして、本職以外の空き時間や休日を活用して、収入に結びつけてみて下さい。最初こそ大変かもしれませんが、慣れれば自然と習慣になるはずです。固定費を削って支出カット支出を抑えるためのセオリーは、何といっても固定費の削減です。家賃、光熱費、水道代を切り詰め、ネット回線やスマホのプラン、契約したけど利用していないサブスクのサービスを変更すれば、毎月2万円程度を浮かせられるでしょう。また、情報の精査も大切です。何かモノやサービスを買う際はインターネットの比較サイトを活用したり、外食ではクーポンサイトを活用したりと、日々の積み重ねにより月に1万数千円程度の支出がカットできるはずです。ボーナスや臨時収入はすぐに貯蓄口座へボーナスや臨時収入が懐に入ってくると、誰でも嬉しくなるもの。少し気が大きくなり、衝動買いやムダ使いをしてしまうことも多いでしょう。それをストップさせる確実な方法は、貯金予定額をすぐに貯蓄用口座へ入金すること。ボーナスを手に入れた実感が湧かなければ、お金を使いこむ心配も減るでしょう。この方法で年間10~20万円貯蓄できれば、1000万円貯蓄計画はさらに加速します。以上、10年で1000万円貯める方法をご紹介しました。1000万円の預金を持つことで、将来のリスクを軽減するだけでなく、精神的な余裕や自信をゲットすることもできるでしょう。ぜひチャレンジしてみてくださいね!-山田良政-株式会社オフィサム代表取締役。FXによる資産運用を自動化させた第一人者。自身が開発したFX自動売買システムが、2013年度に「世界一の評価」を獲得。誰でも気軽に資産が増やせる「自動取引システムによる資産運用」を提案し、その分かりやすい切り口はマネーに関するプロ達だけでなく女性からの支持も多い。©RUNSTUDIO/gettyimages©PLASTICBOYSTUDIO/gettyimages
2020年08月26日資産運用を行うことのできる金融機関は無数にあるので、その中から1つ選ぶのは大変だと感じられる方もいらっしゃるかと思います。そのときは複数の金融機関で証券口座を保有し、使い分けていく方法も検討の余地があります。そこで今回は、証券口座を複数開設するメリット・デメリットおよび使い分ける場合の運用方法について解説いたします。そもそも同時に何個まで口座開設できるか?まず、そもそも証券口座はいくつまで持つことができるかという点ですが、この点について制限はありません。たくさん保有することが税法上などで問題があるということはありません。また、証券口座を保有するだけなら費用もかかりません。複数保有すること自体に問題はないので、メリットとデメリットの双方を勘案して複数口座を保有するかどうかを各自で決めていくとよいでしょう。NISA口座は同一年度に複数持てるわけではない証券口座の中には運用益が非課税のNISA口座も存在します。このNISA口座に関しては同一年度に複数保有できません。通常の課税口座の口座開設に制限はありませんが、NISA口座では制限がありますので、この2つを混同しないように注意が必要です。複数の証券口座を保有するメリット複数の証券口座を保有するメリットは主に以下の3点です。複数の証券会社の特徴などを研究し、積極的に使いこなす意欲のある方にはメリットが大きいといえます。商品別に最適な証券会社を選べる商品の品ぞろえに関しては当然ながら証券会社次第であり、投資する側で調整することはできません。そこで、投資したい金融商品が複数ある場合は、商品別に証券会社を使い分けることで、より効果的な資産運用を実践していく方法を取ることができます。それぞれの証券会社の投資情報を利用できる証券会社の提供するサービスはどの会社にも共通したものが多いですが、提供する投資情報等は各社によって異なります。今後の経済の見通しに関して複数の証券会社のレポートを読み比べるなど、複数の投資情報を比較検討しながら資産運用を行いたい方にとっても、複数の証券会社の口座を保有することはメリットになり得ます。リスク管理になる金融機関、特にインターネット系の金融機関であれば、システム障害が発生すると取引ができなくなるタイミングがあります。そのリスクを減らすために、複数の証券会社の口座を保有することも可能です。株式など短時間でも大きく価格変動する商品に投資をする場合には、特にリスク管理の観点で有効です。複数の証券口座を保有するデメリット複数の証券口座を保有するデメリットは主に以下の3点です。複数の証券口座を保有すればさまざまな手間がかかるため、そこを煩わしく感じる方にとってはデメリットが大きいといえます。同一商品をどこで購入するか悩み、複数保有する意味がなくなる場合も金融機関同士の競争は激化しており、同じ商品を同じくらいの手数料で購入できる場合も今や少なくなくありません。一方で各社細かいサービスでは違いがあります。使い分けをしようと思っていても、それぞれの証券会社の特徴を理解していない場合は、複数口座を保有してもうまく使い分けができない可能性があります。資産の管理が複雑になる複数の証券会社を使って売買すること自体に問題がなくても、資産の管理が複雑になる点は否めません。自分が今資産運用でどれくらい利益が出ているか、損失を出しているかという観点も投資判断に影響を及ぼす点の1つですので、シンプルに資産管理したい方にとってはデメリットのほうが大きいでしょう。確定申告が必要な場合もある1つの証券会社で利益が出ていてほかの証券会社で損失が出ている場合、確定申告をしないと2つの損益を通算できません。確定申告をすると、その分課税所得が上がってしまい結果的に税金額が上がる可能性もあります。確定申告の要否の検討も含め、税金の手続きが煩雑になり得ます。[adsense_middle]おすすめの複数の証券口座の保有方法以上の証券口座を複数保有するメリットとデメリットを比較し、メリットが大きいと判断した場合は、実際にどんな組み合わせで複数の金融機関を選べばいいのでしょうか。この点は、その方の投資スタンスによります。そこで、金融機関の中でもリスク性のある金融商品を専門に取り扱う証券会社のうち、主要な会社の特徴を簡潔に紹介いたします。そしてその後に、タイプ別に複数の証券口座を保有するおすすめのパターンを解説いたします。主要な証券会社の特徴証券会社は一般的にはネット証券がおすすめで、対面型の証券会社はあまりおすすめしません。そこで、ネット証券を中心におすすめの会社を紹介いたします。SBI証券取扱商品の豊富さ、手数料の安さ、投資家向けの情報量と質いずれをとっても死角がありません。最近は法人ビジネスにも力を入れており、新規公開株式の取扱いもネット証券の中では豊富です。ですので、投資初心者からベテランの方までおすすめできる会社です。楽天証券SBI証券と同様に取扱商品の豊富さ、手数料の安さ、投資家向けの情報量と質、いずれもほとんどそん色はありません。SBI証券にないところでいうと、投資信託の積立をする場合に楽天カードから決済するとポイントが貯まりやすい点、楽天銀行と口座を紐づけすると預金金利が上がる点など、ほかの楽天サービスとの連携でよりお得に利用ができる点です。松井証券取扱商品の豊富さでは上記2社には劣っており、外国株式の取扱いがない点はデメリットです。しかし国内株式であれば、1日の約定代金が50万円以下なら手数料無料と一番低コストで利用できます。また、サイトの作りがシンプルで見やすい点も特徴的です。マネックス証券マネックス証券は米国株式の取扱い総数が他社と比べてとても多く、コスト面でも最安水準です。ですので、米国株を中心に取引を行いたい方には、特に利用する価値が高い証券会社です。また、日本株に関しては銘柄スカウターという各企業の財務データを分析するツールがあります。細かいデータを参照しながら日本株の取引を行いたい方にとっても、おすすめできる証券会社です。SMBC日興証券対面型証券会社ではありますが、ネット取引も充実しているため掲載しています。三井住友グループの会社であると同時に老舗の証券会社であることから、新規公開株式の主幹事となっている銘柄を数多く取扱っています。この点がほかのネット証券との大きな違いであり、特徴的なところです。おすすめの組み合わせ方法以上の証券会社のおすすめの組み合わせを、タイプ別に分けて考えてみました。ほかにもいろんな組み合わせがあるでしょうが、主な組み合わせについて書いてみました。検討する際の参考材料にしていただけると幸いです。外国株式への投資をしたいマネックス証券とSBI証券との組み合わせがおすすめです。マネックス証券は米国株式の取扱い総数が他社と比べてとても多く、コスト面でも最安水準です。また、SBI証券は米国株式以外の幅広い国の外国株式への投資が可能です。これら2つの証券会社を組み合わせれば、幅広いバリエーションで外国株式のポートフォリオを組むこともできます。IPO当選確率を上げたいSBI証券とSMBC日興証券との組み合わせがおすすめです。SBI証券の場合、ネット証券として死角がなく、比較的IPO銘柄の取扱いが豊富です。ただし、大手の対面型証券会社には劣ります。そこで、インターネット取引も対面型証券会社の中では充実しているSMBC日興証券を組み合わせるとよいでしょう。この2社を組み合わせれば幅広いIPO銘柄への投資を狙うことができます。とにかくコスト安くしたい株式投資でコストを抑えたい場合は、松井証券とマネックス証券との組み合わせがおすすめです。松井証券は、国内株式であれば1日の約定代金が50万円以下なら手数料無料です。また、マネックス証券は米国株式の取引コストが最安水準です。株式以外に投資信託の取引も行いたい場合は、楽天カードで投信積立するとポイントが貯まりやすい楽天証券も利用するとよいでしょう。リスク分散したいネット証券を利用していて怖いのがシステム障害です。このリスクを分散するためには、利用したいネット証券に加えて対面型証券会社のSMBC日興証券も併用するとよいでしょう。対面型証券会社の場合、システム障害があってもコールセンターや対面などで取引が可能な場合もあり得ます。証券口座の複数開設に関するまとめ複数の証券会社の口座を保有することに制限はありませんが、複数を使いこなすには、それぞれの証券会社の特徴を知ることが必要ですし、管理の手間もかかります。まず1つの口座を使ってみて、慣れてきたら複数口座の利用を検討するのもよいでしょう。その際にはぜひ今回の記事の内容も参考にしてみてください。
2020年08月03日最近、コロナショックの影響で株価全体が大幅に下がったため、この機会に資産運用を始めてみようという方が急増しているそうです。今回はそういった資産運用初心者の方向けに、資産運用の基礎知識から簡単な投資のコツをご案内したいと思います。これから資産運用を始めてみたいという方向けの内容なので、初心者ではない方はご存知の部分もあるかと思いますが、復習の意味でも一度ご覧ください。資産運用の簡単な基礎知識さて、そもそも資産運用とはどういうことでしょうか。これは「貯蓄」と比較していくとわかりやすいかもしれません。「貯蓄」とは簡単に言えば貯金ということです。月々のお給料から生活費などを差し引いた余剰分(あまった分)を貯めていくことです。貯金は銀行に預金しておくにしろ、家に置いておくいわゆる「タンス預金」にしろ確実性があり、通常好きなときに引き出して使えます。家計の中心ともなるべきもので安心安全です。資産運用は生活の余剰分を使って株式や不動産などを購入して、さらにその余剰分を増やすことを目的とします。一方でその余剰分が減る可能性もあるので、貯金のような確実性はありません。しかし、資産運用はきちんとした知識があれば、資産の増加が見込めるものです。ギャンブルのようなイメージを持たれがちですが、きちんとした方法を取ることによって、資産の増加ができるデータも出ています。これから資産運用を始める方に知っておいてほしいことを、次項からご説明させていただきたいと思います。資産運用に失敗しないコツは、「分散投資」を心がけること資産運用初心者に知って欲しい「分散投資」初めて資産運用する方にぜひ知ってほしい概念として、分散投資というものがあります。文字通り投資を分散させるという意味なのですが、分散投資というものは実は色々なやり方があります。株式などを始めたばかりだと、今後はどういう株が上がるのだろうかということが気になると思います。しかし、個人が資産運用を始めるにあたって、ピンポイントでこの株が上がる、ここの不動産が上がると見極めることはとても難しいです。これは実際に資産運用を専門にしているプロでも難しいのです。また、今回のコロナショックのように、会社の営業内容に関わらず株価が下がってしまうというような、社会的な要因で株価が上下することもあります。しかし一方で、このような状況でもETFのEDVやIAUといったものは値上がりしています。ETF:エクスチェンジトレーデッドファンドのこと。投資信託を購入しやすい形で証券化したもの。扱っている内容は株式に限らず、金や国債等も含む。EDV:20年から30年の長期のアメリカ国債に分散投資しているETF。通常、国債は株式と逆の値動きをすると言われている。IAU:金に投資しているETF。通常、金は株式と違う値動きをすると言われている。まずは細かいことは覚えなくて構いませんので、「分散投資は良い」ぐらいに思っていただければ良いでしょう。分散投資の種類さて、「分散投資」にはどういう種類があるのでしょうか。概ね以下の3つの種類に分かれます。金融商品の分散地域の分散購入時期の分散金融商品の分散投資の対象というのは実にたくさんあります。すぐに思いつくだけでも、株式・投資信託・国債・金・先物・不動産とあり、変わった所では仮想通貨や美術品のようなコレクターアイテムまでさまざまです。ですので、自分が資産運用する際には一つの金融商品に縛られず、他の金融商品も保有しておくと安全です。よく投資の世界で言われるのは、資産の半分を株式にして、もう半分を国債にするという方法です。株式と国債というのは、基本的に逆の値動きをするので、株・国債の両方を保有しておくことで、全体的には損失を出しにくいという訳です。地域の分散日本に住んでいると、日本の株式に目を向けがちですが、持っている株式の大半が日本の会社のものであれば、日本で何か起こったときに資産全体に影響が及びます。それがプラスのことであれば良いのですが、マイナスのことであれば大変です。そこで、日本の株式だけではなく海外の株式を持つというのも一つの分散投資です。昔は海外の株式を購入するのは大変でしたが、現在では簡単に日本以外の株式を購入することが可能です。金融会社によって商品数などの差はあるものの、大概の金融会社で購入可能です。また、株式だけでなく、国債などの他の国の金融商品も金融会社によっては購入可能です。購入時期の分散例えば、30万円の資金があり、これを株式の購入にあてようとしているときに、いきなり30万円の株を購入するのではなく、1ヵ月おきに10万円ずつ購入することで分散させる方法です。持っている資金を一度に使ってしまうと、購入したときがたまたま高い価格だったために損をしてしまうということがあります。そこで、購入時期を複数回に分けることによって、リスクを分散するという方法があります。今回のコロナショックの件で、会社に問題がなくても急激に株価が下がることがあると再認識されました。購入する予定の株式の会社について調べ尽くしても、他の要因で急激に株価が値下がりすることはありえます。そういったことを防ぐためにも購入時期の分散は必要でしょう。誰しもが気になるリスクの話資産運用というと、資産が増えるという期待の反面、失敗してせっかく貯めた貯金が減ってしまうのではないかというイメージがあるかと思います。資産を増やすために資産運用を始めるのですから、それも当然だと思います。そんな誰もが気になるリスクの話をここではさせていただきたいと思います。金融の世界では、リスクは下の5つに分けられるとされています。株価変動リスク信用リスク流動性リスク金利変動リスク為替変動リスク株価変動リスク保有している株価が上がったり下がったりする可能性。主に会社の業績によって変化し、会社の業績が良ければ株価が上がり、悪ければ下がる傾向にあります。また、政治や社会の状況にも影響を受けます。信用リスク株式であれば、会社が倒産してしまい、会社が投資家から集めていた資金を全部もしくは一部を還元できなくなる可能性。国債であれば、国が借りていた資金を返せない可能性があります。流動性リスク保有している金融商品を売却できなかったり、妥当な値段がつかない可能性。ほとんどの金融商品は売り手と買い手があって売買が成立します。自分が売りたいときに買ってくれる人が必ずいるとは限りません。金利変動リスク金利が変動する可能性。金利が上昇すると債券の価格は下落し、金利が低下すると債券の価格は上昇します。これを受けて、他の金融商品も価格が変動する可能性があるということです。為替変動リスク違う国の金融商品を購入したり売却したりするときに、為替の影響を金融商品が受ける可能性。金融商品の価格は変わらなくても、外国の金融商品を売却したときに為替の影響を受け、損失が出る可能性があります。どんな金融商品を購入しても上記のようなリスクは常に付きまといます。これら全てを覚える必要はありませんが、折に触れこのようなリスクがあることを認識しておきましょう。初心者に不向きな資産運用の方法では、実際に資産運用を始めるにはどうしたら良いのでしょうか。色んなパターンが考えられるので、パターンごとに見てみましょう。[adsense_middle]銀行による資産運用銀行は取扱金融商品が少ないまずは身近な資産運用の場所として銀行が考えられます。資産運用をしたことがないという方でも、銀行の口座を持っていないという人は僅かでしょう。銀行で何かの折に、投資信託やiDeCoの加入を勧められたという方も少なくないと思います。ただ実際には資産運用のために銀行を利用するというのはおすすめできません。なぜなら取り扱っている金融商品が少なすぎるからです。それも当然のはずで、銀行は基本お金を預け、それを貸したり借りたりをメインの営業にしているからです。取扱金融商品が少ないと分散投資しにくくなる取り扱っている金融商品の多さは先ほどの分散投資の話にも繋がります。いざ分散投資をしようとしても、その分散投資のための金融商品を取り扱っていなければ、金融商品の購入はできません。また、金融商品の取り扱いが少なければ、自身が目指す資産運用を実現できないかもしれません。例えば、老後のための資産運用を考えているのであれば、まず一番に大事なのは安定です。まとまった資金があるのであれば、値動きの少ない長期国債のような金融商品が妥当です。しかし、長期国債を取り扱っていなければどうでしょう。いくら資金があってもその金融会社(この場合は銀行)から購入することはできません。また逆に、日々の仕事が安定して余裕があるというなら、ある程度のリスクがある資産運用に挑戦しても良いでしょう。今回は初心者編ということで詳細は触れませんが、通常の倍、もしくは3倍の値動きをするというような金融商品もあります。しかし、そういったものも、取扱いがない金融会社であれば購入することはできません。少額でも始められる仮想通貨による資産運用仮想通貨に合う投資手法かどうか断言できないでは、他の資産運用はどうでしょうか。最近、資産運用として仮想通貨を購入する人が増えてきました。仮想通貨で最も有名なものの一つであるビットコインが2009年に発行されたとのことですから、まだ10年ぐらいし経っていません。最も新しい資産運用の対象の一つでしょう。仮想通貨は利点として、少額でも始めることができ、レバレッジをかけることで元手より大きい金額を動かせるのが魅力でしょう。レバレッジ:借入金などを利用して、使用した資金の何倍もの金額で金融資産を売買する手法。利益が倍になる可能性があるが、損失も倍になる可能性がある。しかし、新しい資産運用であるため、実際にこうすれば良いリターンを得られるということは、まだ断言できないという点が挙げられます。仮想通貨で投資のために使われている手法は、そもそも株式などで使われていた方法なので、それが本当に仮想通貨に合うのかは疑問です。ハッキングなどトラブルの可能性また、仮想通貨を取引する取引所がハッキングされて、顧客の資産が他に移されてしまったというようなニュースがありました。さらには仮想通貨をめぐる詐欺など、評判の良くないトラブルもあります。仮想通貨は現在のところ、あまり初心者向けとは言えず、ハイリターンとは言えますがローリスクとは言えないでしょう。初心者におすすめの資産運用の方法[adsense_middle]株式などによる資産運用は個人におすすめでは、個人で資産運用をするにはどのようにしたら良いのでしょうか。やはり初心者には、証券会社などで株式を主体に資産運用を始めるのが王道と言えるでしょう。証券会社にもよりますが、基本的に証券会社で取り扱っている金融商品は、他の金融会社と比較しても多いです。大体の証券会社では、扱っている商品数はともかく、株式・投資信託・外国株・FX・債権と一通り売買が可能です。また、取り扱いがあればREITという、不動産を扱った証券も購入可能なはずです。取扱金融商品が多ければ、それだけ選択肢は豊富です。REIT:投資家から集めた資金で商業施設やマンションに投資し、利益を分配する証券。不動産に投資する株式のようなもの。簡単に分散投資ができるS&P500 ETFそして、ETFという投資信託を株式化したものを一つ購入すれば、それだけで分散投資が可能になります。例えば、SPDR S&P500 ETF(1557)というETFがあります。これは、S&Pダウ・ジョーンズ・インデックスが算出している約500種類の会社に投資しているETFです。日本の日経平均株価のアメリカ版と思っていただければ良いかと思います。日経平均株価:東証第一部上場銘柄の中で取引が多く、流動性の高い225社の銘柄の平均。225の銘柄は日本経済新聞社が決めている。このS&P500 ETFに選ばれている会社はかなり規模が大きいので(AppleやAmazonなどが入っている)、この500社だけで世界の株式市場のほぼ半分を占めることになります。分散投資としても期待できます。また、S&P500 ETFはおそらくほとんどの証券会社で購入が可能です。簡単に分散投資ができるという意味でご紹介させていただきました。初心者向けの資産運用の基礎知識に関するまとめ資産運用というのはいろんな方法論があり、それに伴って全部を覚えようとするとたくさんの知識が必要になります。まずはわかる範囲でいいので少しずつ理解していきましょう。一方で、資産運用はいつまでに何をしなくてはいけないという類のものでもありません。自分のペースで少しずつ学んで行くのが良いと思います。早く始めようとして、何も知らないうちに手を出すと大きな失敗を招く可能性が大きいです。焦らずに取り組みましょう。
2020年05月09日終息の気配が見えない新型コロナ騒動は、私たちの健康どころか経済も蝕み、世界は同時株安に。これにより、株式投資で運用されている年金資金は大損失を被ったというーー。「新型コロナウイルス感染症が原因で世界同時株安が起きていますが、これで大きな影響を受けるのは日本の公的年金です。年金積立管理運用独立行政法人(GPIF)は、国家予算の約1.6倍にもあたる160兆円超の年金積立金を運用していますが、コロナショックで25兆円もの損失が発生したとみられます。年金財政の危機が訪れているんです」こう警鐘を鳴らすのは、野村投信の元ファンドマネージャーで『202X 金融資産消滅』の著書もある近藤駿介さんだ。GPIFが運用している積立金は、現役世代が支払う年金保険料、国庫(税金)と並ぶ、年金資金の3本柱の一つ。“年金博士”で知られる社会保険労務士の北村庄吾さんが詳しく解説してくれた。「年金受給者へ支払う年金のほとんどは現役世代の保険料と税金でまかなわれてきました。現役世代が多く税収も右肩上がりだったバブル時代などは、支払いに必要な額を超えて資金が集まることもあり、そのときにためたお金が、いまの積立金のもとになっています」年金財源の一つである積立金はリスクの低い国内債券を中心に運用するのがセオリーだ。しかし、安倍政権は’14年10月、国内債券の割合を60%から35%に減らし、リスクの高い国内・外国株式の割合を24%から50%へと倍増させた。「積立金は年金の大切な財源です。ギャンブルのような運用方法でいいのでしょうか。諸外国を見渡しても、年金の運用はリスクの低い債券が中心で、ここまで株式で運用している国を、日本以外で私は知りません」(北村さん)ギャンブル運用のツケをGPIFはいままでに何回か支払っている。’15年度は中国の景気後退で約5兆3,000億円、’18年度には米中貿易戦争や欧州政治の混乱により、たった3カ月で約14兆8,000億円の含み損を出しているのだ。前出の近藤さんも積立金が株式中心で運用される現状を憂慮する。「GPIFが公表している昨年末時点の保有資産や投資先の情報などをもとに、株価の下落率から“コロナショック”による損失を試算したところ、その額は過去最大の、25兆円を超えていました。『株価はいずれ上がるから一喜一憂せず、長い目で見るべきだ』という楽観的な意見もあるかもしれません。しかし、積立金を長期的に運用できるほど、いまの年金財政にゆとりはないんです」近藤さんの言うとおり、少子高齢化が原因で現状は、高齢者1人をたった2.2人の現役世代で支えている。今後、保険料や税収で年金資金をまかなえなくなれば、積立金を取り崩すしかない。「景気が悪くなると、企業の業績や給与が下がるので、連動して税収や保険料も減ります。昨年10〜12月のGDPは前の7〜9月と比べてマイナス7.1%。すでに積立金の取り崩しが始まりそうな兆しはあったんです。そこに今回のコロナショックが追い打ちをかけた。早ければ’20年度中にも、積立金の本格的な取り崩しが行われるとみられています。株価が回復して損失を取り戻す前に、取り崩しが始まってもおかしくないんです」(近藤さん)一度、取り崩しが始まれば積立金は増えにくくなる。「毎年支払われる年金の総額は50〜55兆円で、積立金からは3〜6兆円が捻出されるだろうと考えられていますが、先行き不透明の状態で、大量の現金を調達するために株を売れば、株安を誘発します。そうすれば積立金で運用している株の評価額は下がり、ますます含み損が膨れあがる。株安で企業の業績が悪化して給与も下がり保険料収入や税収が減少すれば、より多くの積立金を取り崩す事態にもなります。負の連鎖が始まってしまうんです。本格的な取り崩しが始まれば、20〜30年後には積立金は枯渇してしまうでしょう」(近藤さん)「女性自身」2020年4月7日号 掲載
2020年03月26日初心者の方が資産運用を失敗せずに始めるには、いったいどのようにしたら良いでしょうか。資産運用には色々な方法がありますが、初心者の方にもおすすめの資産運用としてETFという方法があります。ETFは少し聞き慣れない言葉かもしれませんが、少額から簡単に資産運用できる金融商品ですので、初心者の方が10万円から投資を始める方法としておすすめです。今回はETFの特徴や注意点についてご説明したいと思います。10万円から始められる!初心者におすすめの投資方法、ETFETFは、正式には「Exchange Traded Fund」の頭文字をとったもので、上場投資信託という意味です。投資信託と名前につくぐらいなので、金融商品としては投資信託に似ていますが、株式と同じように上場しているので銀行や証券会社で簡単に買う事ができます。もしかすると、既にお持ちの口座がある銀行や証券会社でも取り扱いをしているかもしれません。意外にもETFはすでに日本でも普及しています。ETFの特徴さて、具体的にはETFとはどういう金融商品なのでしょうか。まずはETFの主な特徴についてお話していきたいと思います。まず、わかりやすいように、初心者の方はETFは株式とほぼ一緒だと思って下さい。そう思っていてもほぼ間違いはないでしょう。株式と一緒ですから、銀行や証券会社で値段を指定して売買する事ができます。しかし、通常の株式は、ある特定の会社一つの営業成績や資産状況を反映して株価が決まりますが、ETFは複数の会社をひとまとめにした株式なのです。例えば、日経225連動型上場投資信託というETFがあります。これは日経平均を算出する日本を代表する複数の株式をひとまとめにしたETFです。つまり、この日経225連動型上場投資信託というETFを購入すれば、それだけで200を超す株式を購入したのと同じ事になります。ETFなら、一つの株式で複数の株式を簡単に購入できる簡単に一つの株式で複数の株式を購入できるETFですが、中にはこのような不安を持つ人がいるかもしれません。一つの株式でそんなに多くの株式をまとめた株式なら、値段がすごく高いのではないかと。そんな事はありません。ETFの多くは、まとめた株式の平均値になっているものがほとんどですので、そんなに元手はいりません。有名な一部上場企業の株価より安いETFもたくさんあります。例えば、前述の日経225連動型上場投資信託というETFであれば、今の日経平均株価と同じくらいの2万円超ぐらいの金額で一口購入する事ができます(2020年3月現在)。10万円もあれば、選択の幅が広がるでしょう。また、少額の元手で複数の株式を購入できるという事は、分散投資の意味合いもあります。通常、株式というものは一つの会社を反映したものですから、意外なトラブルで大幅に値下がりする事も考えられます。例えば、一社では対応できないような世界情勢の変化や為替の変動等です。また、その会社の一部の経営者がスキャンダル等のトラブルを起こした場合でも、急激に株価が下がる可能性があります。しかしながら、ETFでは複数の株式に投資している為、世界情勢の変化等にまったく影響を受けないとは言えないまでも、リスクが分散されているので、相対的に一社しか株式を購入していない場合と比べてリスクが低いと言えます。ETFという一つの株式を買うだけで簡単にリスクを減らせるので、初心者におすすめできる投資方法と言えます。投資信託との違いこういった特徴は、投資信託とかなり似ています。実際に日経225に連動した投資信託もあるので、ETFじゃなくて投資信託でもいいのではないかと思う方もいらっしゃるでしょう。しかし、通常ETFは投資信託と違って上場している為、投資信託と比べると購入される可能性が高いので、一般的に同様の投資信託と比べると「信託報酬」といった手数料が安くなっています。信託報酬:投資信託やETFを維持する為に、年間に払われる手数料の事。大抵は実際に口座等から支払われる訳ではなく、その分投資信託やETFから直接引かれている。お金を増やすにはリスクの分散が必要また、ETFの特徴として、色々な投資先に投資されているETFがあるというのも魅力の一つです。お金を増やすには、まず第一に資金を減らさない事が大事ですからリスクの分散が必要です。先程は日本の株式に投資されている「日経225連動型上場投資信託」を例にとりましたが、主にアメリカの企業に投資されているS&P500というETFや、債権や金に投資しているETFもあります。S&P500:S&Pという会社が、主にアメリカを代表する会社500社ほどを選出し、その株価の平均をとった指標。アメリカ版日経平均的な指標。株式だけでなく、債権やREIT・金等の金融商品に投資している事により、資産投資におけるリスクをかなり分散させる事ができます。REIT:投資する人からお金を集め、株式や債券ではなく「不動産」に投資して、利益を投資した人に還元する金融商品。ETFが上場投資信託と呼ばれるのに対し、REITは不動産投資信託とよばれる。一般的にいって、不動産に投資している為、株式よりは値動きが安定している。NISAにも対応しているETF昨今、注目を集めているNISAですが、一部ETFも対象になっています。NISAについてよくわからないという人の為に、NISAについてご説明しておきますと、NISAとは2014年から始まった非課税制度の事です。NISAの一定の条件を満たせば、本来かかるはずの株の利益に対する所得税等が非課税になります。条件には以下の様なものがあります(2020年3月現在)。20歳以上一人一口座で証券会社等でNISA用の口座を開設1年間に120万円最長5年このような条件を満たせば、ETFで得た利益が非課税になります。NISAはETFでは利用可能ですが、投資信託では対象にならないので注意が必要です。投資信託の場合はつみたてNISAを利用する事になりますが、つみたてNISAが適用になるには一定の条件が必要です。ETFのデメリットETFの特徴という事で、色々なETFの側面をご説明してきましたが、ETFにはデメリットはないのでしょうか?ETFはデメリットが少なく、10万円からの資産運用として初心者の方にもおすすめできる金融商品ですが、まったくデメリットがないという訳ではないので、ここで触れておきましょう。[adsense_middle]積み立て投資ができないETFでは積み立て投資ができません。積み立て投資とは、毎月1万円とか3万円等と金額を決めて積み立てていく投資方法ですが、ETFでは基本的に積み立て投資ができません。一部の金融会社では、自動で株式を月ごと等に一定数購入するサービスもありますが、投資信託等と違って株式は購入金額の変動がある為、毎月決まった特定の金額になりにくく、厳密な意味では積み立て投資とは言えないでしょう。もし、毎月決まった額を積み立てて投資したい場合は、投資信託等がおすすめです。しかし、今回のように10万円で投資を始めるという場合におすすめなのはETFです。配当金が自動的に分配されるこれは少し難しい話なのですが、多くのETFでは配当金が出る事があり、配当が出た場合はその金額が口座に入ってきます。これは一見良いように思えますが、税金の面では少し不利になります。投資信託では、配当金が出た場合、大抵は自動的に再投資され、購入している投資信託を買い増す事になります。自動で買い増しになっているので、利益が出た分の税金は投資信託の場合は売却した時のみになりますが、ETFでは配当金が出るたびに税金が発生します。NISAを利用すれば、NISA適用分は非課税になりますからあまり変わりはありませんが、NISAが適用されていない場合は税金面で不利になります。また、税金とは別に、配当金を再投資したい場合は自分自身で再投資しなおす必要があり、手間がかかります。このようなデメリットがETFにはありますが、少額で投資を始める場合、特にNISAが適用される金額以内で投資を始めてみたいという場合には、ほとんどこのデメリットが該当しないのでETFがおすすめです。おすすめの2つのETFでは、実際にETFを購入するとなった場合、どういったETFを購入するのが良いのでしょうか。ここではおすすめのETFを2つご紹介したいと思います。S&P500ETFまずは、S&P500ETFをご紹介したいと思います。先程少しご説明しましたが、アメリカで上場している主要500銘柄をひとまとめにしたETFです。アメリカの株式市場は世界の株式市場の約半分を占めると言われており、その中でも、この主要500社でアメリカの株式市場の8割から9割を占めると言われています。つまり、このETFを購入すれば、世界の大半に分散投資しているのも同じなのです。また、世界的に有名なウォーレン・バフェットという投資家が、投資するならどうしたら良いかとの質問に、資産の9割をS&P500に投資する事をすすめるといった話は有名です。有名投資家のお墨付きですから安心できますね。ウォーレン・バフェット:世界的に有名なアメリカの投資家。毎年発表される資産家ランキングでほぼ5位以内に入っており、資産家としても有名。バンガード・トータル・ワールド・ストックETF(VT)こちらはアメリカだけでなく、先進国および新興国約47ヵ国の大型・中型・小型の株約8,000銘柄で構成されるETFです。S&P500ETFと違い、投資先がアメリカだけではないので分散投資という面でも安心できます。バンガード・トータル・ワールド・ストックETF(VT)だけでなく、S&P500ETFもあてはまりますが、今勢いのある企業としてGAFAと言われる4つの会社があります。今はとてもインターネットと関連がある企業に勢いがあり、そのようなインターネット関連企業にも多く投資している、バンガード・トータル・ワールド・ストックETF(VT)やS&P500ETFは利益を出す可能性があります。GAFA:具体的にはGoogle・Amazon・Facebook・Appleの4社を指す。インターネットやソフトウェアと関連が深い会社だが、それ以外の会社・業界にも大きな影響を与える。多くの投資先に分散しているのでとても安心できますが、取り扱っているのがマネックス証券、楽天証券、SBI証券等に限られ、日本円を一旦ドルに変更する等の必要があります。また、NISAに対応しているかは証券会社次第なので確認が必要になります。難しいと感じた場合は、そういった手間が少ないS&P500ETFをおすすめします。実際にETFを購入する場合の注意点実際にETFを購入する場合の注意点がいくつかあります。[adsense_middle]購入するETFについて名前をよく確認するまず一つ目に、色々な会社が似たような種類のETFを出している為、名前が紛らわしいという点に注意が必要です。一度ETFを購入される前に一通り確認した方が良いでしょう。また、証券会社によって取り扱っているETFが異なる為、間違いやすいです。よくよく確認し、わからなかった場合は証券会社に問い合わせて確認する等の注意が必要です。NISAに対応しているか確認する二つ目として、購入前にNISAに対応しているか確認するという点です。ETFは海外の株式をまとめたETF等があるので、海外の株式と認識されNISAの対象になっていない場合があります。海外のETFでも日本で販売しているのでNISAの対象となったりするのですが、そこの線引きがまだ曖昧な為、証券会社によってNISAの対象かそうでないのかは確認が必要です。ホームページの商品紹介ページに載っている場合がありますが、こちらもよくわからない場合は問い合わせてみましょう。ETF独自の専門用語を把握しておく三つ目に、ETF独自の専門用語等があり、わかりにくいという点です。ETFは複数の金融商品をひとまとめにしているという「しくみ」の為に、いくつかETF独自の専門用語があります。専門的になりすぎるので説明は省略しますが、信託報酬は費用として発生するため確認はしておきましょう。10万円で始める資産運用に関するまとめ今回は投資初心者の方のために、10万円からでも始めやすい資産運用であるETFをご紹介しました。ETFは一般にはあまり知られていないですが、メリットが多く資産運用初心者の方にもおすすめです。投資信託等と比べて手数料も低く、少額でも分散投資ができ、NISA等の節税効果のある制度も利用できます。また、購入方法が株式と一緒なので、株式購入の練習にもなるはずです。ETFの投資方法を正しく理解して利用すれば、少ないリスクで多くのリターンが得られるでしょう。
2020年03月11日「資産運用」という言葉を聞いた事はあるけど、実際にどうしたら良いかというのは、実際に資産運用している人以外はなかなかピンとこないという人も多いかと思います。今回は初心者にもおすすめな投資信託を、具体的な商品名・方法・注意点等も含めて解説していきます。資産運用初心者にもおすすめのお金を増やす方法皆さん、日本で株式投資をしている人はどれくらいだと思いますか?日本証券業協会の証券投資に関する全国調査によると、日本で株式を保有をしている人は約12%です。また、日本証券経済研究所の米国の個人株主実態調査によると、アメリカでは株式を保有している人は5割超です。つまり、日本人の大半は、外国の方と比べてほとんど株式投資をしていない、資産運用初心者なのです。この差は一体どこから来てるのでしょうか?日本では学校でも金融等に対する教育がほぼなされず、親からお金の教育をするという事もほとんどありません。また、お金の話しを大っぴらにする事は卑しいというような、日本の文化とも関係がありそうです。しかし、株式投資等の資産運用をする事は、日本の経済に寄与する立派な行為です。もし興味があるのなら気兼ねなく行うべき経済活動なのです。とはいえ、日本人の八割以上は株式投資をした事がないわけですから、日本人の大半以上が株式投資初心者なのです。この記事では今まで資産運用をした事がないという人がどのように資産運用すべきかをお話ししたいと思います。株?貯金?貯蓄したお金はどうしたら良いのか?資産運用に興味があっても損をするのは嫌だ。そんな方は多いと思います。せっかく今まで貯蓄した財産を失うのは、誰にとっても避けたい事です。資産運用の宣伝や話を聞くと、元本保証という言葉もちらほら出てきます。元本保証とは、「支払った金額は確実に保証される。支払った金額以下にはならない」という事です。正確な意味で元本保証というのは実は相当少ないです。その元本保証に相当する数少ない資産運用先が、1000万円以下の銀行の預貯金です。可能性はかなり少ないとは思いますが、銀行に貯金したお金も、その銀行が破綻してしまえば、必ずしも預けていたお金が返ってくるとは限りません。しかし、日本には預金保険機構という組織があり、例え銀行が破綻しても、1人あたり1000万円までは保証されます。つまりかなり安全な訳です。しかしながら、今や銀行の預貯金は年利0.01%位です。1000万円ほど貯金しても、年間1万円にもならないのです。一般的に言って、リスクが少ないものはリターンも少なくなりがちで、リターンが多いものはリスクも多くなりがちです。もし、銀行以外で安易に元本保証を謳うものがあれば、その理由を確認しましょう。中には詐欺とは言えないまでも、詐欺まがいなものは存在します。では、大事な財産を運用するには、どのような投資先があるのでしょうか。おすすめは投資信託です。投資信託とは投資信託とは、顧客から集めたお金をプロのファンドマネージャー等が、値上がりの期待できる株式や債権等の金融商品を顧客に変わって買い付け、出した利益を顧客に還元するというサービスです。しかし、最近ではファンドマネージャー等の人間ではなく、ある一定の法則等に基づいて買い付けをする、いわゆるパッシブファンドというものが簡単に購入できるようになりました。ちなみに前述のファンドマネージャー等が買い付けをする方はアクティブファンドと言います。アクティブファンド:ファンド・マネージャーが、株式や債券等の金融商品を選ぶ投資信託パッシブファンド:価格をある一定の指標と同じ値動きになるようにする投資信託[adsense_middle]パッシブファンドの特徴パッシブファンドは例えば日経平均株価等に採用されている銘柄を均等に買い付ける等、法則性があります。この法則性に基づいて買い付けを行う為、ファンドマネージャー等が選ぶ手間がかからず、一般的に言ってアクティブファンドより手数料等の面で安くなっています。安いからと言って、リターンもアクティブファンドより少ないかと言うと、そんな事はありません。優良なパッシブファンドは一般的なアクティブファンドより良い実績が出ています。パッシブファンドはインデックスファンドとも呼ばれ、ハリー・マックス・マーコウィッツという学者の研究から来ています。後にこの研究結果は、「資産運用の安全性を高めるための一般理論形成」という名前でノーベル経済学賞を受賞します。この研究の説明は難しいので結論から申し上げますが、世界中の株式を均等に買い付けると、できるだけリスクを減らした中で最もリターンが大きくなる組み合わせになるというものです。しかし、世界中の株式を均等に買い付ける事などできるのでしょうか。ここで出てくるのが、投資信託のパッシブファンドです。パッシブファンドの中には、顧客から集めたお金で世界中の株式を均等に買い付け、そこから得た利益を顧客に還元するという、そのものズバリな投資信託が存在します。しかも、その投資信託は日本の金融機関で普通に購入することができます。初めて投資をする方はまず、投資信託のパッシブファンドから始めるのが良いでしょう。では、実際に投資を始めるとしてどのようにすれば良いでしょうか?ここでは100万円あったとして、どのように資産運用するかご説明していきます。賢い100万円の資産運用の仕方まず、まったく自由に使えるお金が100万円あったとしても、いきなり100万円使う必要はないと思って下さい。例えば、月の始めとか終わり等、一定の日にちを決め、毎月その日に10万円とか5万円を均等に払って、時間をかけて100万円を使っていくという方法があります。これをドルコスト平均法と言います。ドルコスト平均法:資産運用する際に、一度に購入しないで、資金を均等にわけて月ごと等に投資する方法ドルコスト平均法のメリットこのドルコスト平均法のメリットは、毎月一定額しか購入しない為、その金融商品を買う時に高ければ購入数が少なくなり、安ければ購入数が自動的に多くなり、結果的に機械的に購入してるにも関わらず、比較的安い金額での金融商品の購入につながるという点です。例えば、月10万円ずつ、何かしらの金融商品を購入するとして、その金融商品が10万円だった場合は一つしか購入できません(手数料等は考えないとする)。しかし、1か月後、その金融商品が25000円に下がったとしたら、その金融資産を4つ購入する事になります。この様に、安い時に沢山購入し、そうでない時は自動的に少なめに購入するのが、ドルコスト平均法という手法なのです。実にシンプルな投資法ながら、値段を正確に見極める事の難しい資産運用のコツの一つと言えるでしょう。また、毎月一定額を決まった時に投資するという以外、特に制限はありません。先程の話で言うと、100万円という金額に対して10万円であるとか、5万円であるとか例を出しましたが、7万円であろうと3万円であろうと、決めた金額を守って投資すれば特に問題はありません。ご自身の資産状況に合った好きな金額にすれば良いでしょう。具体的な投資信託による資産運用の方法[adsense_middle]おすすめはeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)さて、では具体的な資産運用の仕方について、具体的にご説明していきましょう。まず、前述した世界中の株式を均等に購入している投資信託があると言いましたが、ズバリそれにあてはまる商品は、「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」という名前の投資信託です。名前の通り、日本を含む全世界の株式を均等に買い付ける事を目標とした、パッシブファンドです。この金融商品は、SBI証券やマネックス証券、楽天証券等、大手証券会社で購入する事が出来ます。この「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」という商品について、少しご説明してみましょう。eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)のメリット全世界の株式に投資できるまず、この投資信託一本で、全世界の株式に投資できるのが大きな魅力です。最初に申し上げた通り、世界中の株式を均等に買い付けると、できるだけリスクを減らした中で最もリターンが大きくなるはずなのですから、世界中の株式に投資してもらわないと話になりません。しかし、投資信託の中には、例えば全世界の中から日本の株式を抜いた部分に投資したり、先進国だけに投資したり、また逆に先進国以外だけに投資しているパッシブファンドも存在しています。もちろん、それらは色々な意味があって作られている投資信託なのですが、まず最初は「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」だけで良いでしょう。「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」一つだけで良いと言っても過言ではありません。世界中に分散されて投資されている事で、特定の国にトラブルに起こりその国全体の株価が下がっても、世界全体で見たら一部の地域ですから、十分にリスク分散する事ができます。年率0.1144%のコスト続いて、コスト面でも大きなメリットがあります。「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」のコストは年率0.1144%(税抜 年率0.104%)で、業界トップクラスです(2020年2月27日現在)。年率0.1144%と言われてもピンとこないと思いますが、10万円に対して、年間114円ぐらいの手数料がかかるという事です。これはかなり安い金額です。さらに、この投資信託を運用しているのは、三菱UFJ国際投信という三菱UFJの関連会社ですから、大手金融会社としての安心感もあります。この投資信託の純資産総額は169.97億円(2020年2月27日現在)と、規模もかなり大きくなっているという事で安心できます。つみたてNISAが適用される「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」はつみたてNISAが適用されるので、つみたてNISAの口座を作り、その口座でこの投資信託を購入する事により、税金面での優遇が受ける事ができます。つみたてNISAについて簡単に説明しますと、つみたてNISAは投資信託等で得た利益が一定の条件のもと、非課税になるという国の制度です。つまり条件さえあっていれば、本来支払うべき税金を節約する事が出来るという物です。その条件を「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」は満たしていますので、証券会社等でつみたてNISA用の口座を作り、その口座から「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」を購入すれば良い訳です。つみたてNISA:2018年1月から始まった、投資信託等の積立投資専用の少額投資非課税制度の事。似たような制度に株式の購入に使えるNISAがある。外貨の購入等が不要さらに、細かい点ではありますが、「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」であれば、外貨の購入等もしなくて良いという利点があります。海外の株式等を購入しようとすると、いったん日本円を外国の通貨に両替して購入しないといけない場合があります。そしてそれは通常、両替手数料等の費用が発生します。しかし、「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」という投資信託は、そういった事をしないでも日本円で購入する事ができます。投資信託は短期の売買に走らないのがコツさて、このようにして投資信託を購入した場合、色々買ったり売ったりしてみたくなるものですが、そういった短期売買に走らないのが資産運用のコツです。一旦、ドルコスト平均法の月々の金額を決めたならば、それを守り続けるのが一番利益を出す方法です。理由は二つあります。株価や投資信託の値上りを見抜くのは難しい一つ目は、やはり株価や投資信託の値上りをピンポイントで見抜く事は難しいという事があります。しかし、ドルコスト平均法を使えば、購入金額は購入期間の平均に落ち着きますから、たまたま急に値上りした時期に買うという可能性が少なくなります。ですから、焦らないで決めた事を守るのがポイントです。つみたてNISAの恩恵を考えると、頻繁な売買はもったいない二つ目は、頻繁に売買を繰り返すとつみたてNISAの恩恵を受けられなくなってしまうという事があります。つみたてNISAの年間の利用額は、1年あたり40万円と決まっていますから、頻繁に売買を繰り返してはこの40万円をすぐに超えてしまいます。超えた分に関しては税金が発生しますので、何らかしらの意図のない売買は控えた方が良いでしょう。個人向けの資産運用方法に関するまとめ初心者の方におすすめの資産運用として、投資信託や「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」についてご説明していきました。私としては、個人でできる資産運用としては、ほぼ最高に近い方法だと思っています。これらの方法を実践する事によって、個人でも資産運用で利益が出せるという事は、数々の研究で証明されています。もし、これから資産運用を始められるのであれば、この様な方法が最適ではないでしょうか。
2020年03月05日資産運用に興味はあるけれど、どこから手を着けていいかわからない。そんな方もきっと多いはず。この記事では資産運用に興味がある方に、資産運用の概要がわかるようにご説明していきます。一口に資産運用と言ってもいろんな種類があり、方法があります。ここでは資産運用が初めての方でも理解できるように、様々な種類がある資産運用を比較していきます。資産運用にはどのような種類や方法があるのか?資産運用というと一体どのようなものを想像されるでしょうか、株式投資、不動産投資、国債、投資信託、FX、仮想通貨。資産運用にはいろんな種類があります。ここでは、それぞれの資産運用がどのようなものか簡単に説明していきます。資産運用の王様、株式投資資産運用といって想像されるもので一番多いのは株式投資ではないでしょうか。いまや銀行からネット証券まで、多種多様な実績のある金融機関が株式投資を取り扱っています。有名なだけにおおよそどんなものか想像できる方も多いと思います。ご想像の通り、会社や企業に投資する事により、その会社の株式を取得し、その株式の値上りによって利益を得るものです。また、株式の値上がりだけではなく、会社によっては配当や株主優待があるのが魅力の一つです。注目度が高い、FXFXは外国為替証拠金取引と呼ばれ、Foreign=外国の・exchange=両替という意味でFXと呼ばれています。ネットで取引する事が多く、最近まで注目度が高い資産運用でした。具体的には、日本円や外国の通貨を売買し、為替レートの差額を利益とする資産運用です。FXの特徴はレバレッジという実際に投資した金額の最大25倍までの金額を取引できる点です(2020年2月現在)。単純に計算して、利益も損失も25倍になるという事です。他の資産運用でも似たような事が出来るものもありますが、最大25倍というのは破格で、良くも悪くもFXという資産運用を特徴づけているポイントです。安定度が高い債券安定したリターンを見込める資産運用に債権というものがあります。簡単に言うとお金を貸して利息を貰うというものです。債権は国債や地方債、社債等に分かれ、国にお金を貸すのが国債、会社にお金を貸すのが社債という風に貸し出す相手によって分類されます。お金を貸し付けるといっても難しい事ではなく、債権を取り扱っている金融機関で債権を売買できます。債権は年いくらという風に金利がありますので、その金利を見てお得かどうか決める事になりますが、債権も金融商品なので、一部もしくは全部が支払われない可能性があります。また為替の差分等によって、元本割れを起こす可能性があります。とはいえ、債権は資産運用の中で最もリスクが低いと考えられ、特に債権の中の国債、さらには先進国の国債(アメリカとかオーストラリアとか日本)は最もリスクの低い金融商品と言えるでしょう。また、国債は金融の世界では無リスク資産とも呼ばれ、安全性が高い事を示しています。いろいろな種類がある投資信託投資信託という言葉を聞いた事はないでしょうか、投資信託とはお客様から集めたお金をプロのファンドマネージャー等が運用して、利益を還元する仕組みです。こちらも証券会社や銀行で取り扱っている事が多く、簡単に取引する事が出来ます。ただ、一口に投資信託といっても様々な種類があり、今ではAIで投資内容を決めたり、一定のジャンルの金融商品を均等に買い付ける等種類は様々です。また、投資信託で取り扱っている金融商品も株式に限らず、前述の債権であったり、金(ゴールド・金塊)であったり、それらを複数取り扱ったりしています。一般的に、投資先を決めて貰っているので、手数料という形で別途料金が発生する事が多いです。事業的な要素も含む、不動産投資こちらは聞いた事がある人も多いのではないでしょうか。基本的にはアパートやマンションを購入し、その家賃収入を得る資産運用です。良い物件を買うというだけでなく、購入した不動産を運用していくという点で、資産運用というだけでなく一つの事業としての側面もあり、税金や法律の知識等も必要でしょう。また、通常不動産は多額の資金を必要とする為に、銀行からローンを組んで不動産を購入するという場合もあるでしょう。そうなると利息の計算であるとか、ローンの手続き等も必要になってきます。成功すればリターンが大きいものの、リスクも大きいと考えられます。新しい資産運用の形、仮想通貨最近新しく生み出された資産運用に仮想通貨というものがあります。本来は暗号通貨という名称が正しく、仮想通貨だとお店で貯まるポイントや交通機関のチャージも含まれるようですが、ここでは暗号通貨=仮想通貨としてお話します。資産運用としては単純で、仮想通貨を安い時に購入し、高くなった時に売る事で差益を得るものです。通貨という意味ではFXと似ているかもしれません。ただ、FXと違うのは仮想通貨は実物がなく、ネット上にある仮想の通貨を取引しているという点です。また、仮想通貨はネット上のセキュリティは安全と言われているものの、仮想通貨の取引所でのトラブルが散見されますので、仮想通貨そのものだけでなく、実績のある取引所を選ぶ等、注意が必要でしょう。貯蓄性もある生命保険あまり生命保険を金融商品と思って契約する人は少ないと思いますが、生命保険を筆頭にいくつかの保険は貯蓄性があります。終身保険や養老保険と言われるタイプのものがそれで、満期まで契約していると支払額より多い金額が支払われる可能性があります。ただ、利息という面ではあまり高いとは言えず、前述の無リスク資産と言われている国債等よりも低い可能性があります。しかしながら、保険はそもそも万が一に備える為のものなので、「保険金が何かあった際には支払われる」プラス「最悪の場合、解約して支払った金額より多く貰える」可能性がある、と考えておいた方がいいでしょう。意外なお得がある確定拠出年金最近は、だいたいの証券会社や銀行で取り扱いのある確定拠出年金、金融機関ですすめられた方もいらっしゃるのではないでしょうか。iDeCoという名称でキャンペーンをしている所も多いと思います。これは、もともと支払っている国民年金・厚生年金にプラスして、さらに上乗せで年金を支払い、その分多くの年金を受け取るという物です。確定拠出年金の一番大きな特徴は、確定拠出年金の為に支払ったお金の運用先を自分で決める事ができる点です。普通の年金は、運用先を自分で決める事はできませんが、確定拠出年金は自分で決める事ができます。逆にいえば、自分で決めなくてはいけません。一般的には、確定拠出年金の手続きをしてくれる金融機関が取り扱っている投資信託等に決めます。また、確定拠出年金のメリットとして、確定拠出年金の掛け金(支払った金額)が全額所得控除になり支払う税金が安くなります。投資信託と株式の融合?ETF資産運用の一つとしてETFというものがあります。これは投資信託を証券化したもので内容としては投資信託とほぼ一緒です。投資信託を株式にしたものと考えて下さい。投資信託と比べると手数料が安いというメリットがありますが、ETFはそれぞれ金額が決まっているので、投資信託よりは買いにくいかもしれません。具体的に言うと、投資信託はだいたい、月1万円とか2万円とか好きな金額で積み立てていくのがスタンダードですが、ETFは株と同様に、それぞれ20000円とか14000円とか値段がありますので、資金面での自由さは投資信託ほどありません。資産運用で着目すべきは利回りとリスク資産運用といっても色々な種類があるという事がおわかり頂けたと思います。聞いた事があるものから、まったく聞いた事がないものまで様々だったのではないでしょうか。これ以外にも資産運用と呼べるものは存在します。最近ではロボアドバイザーという、投資対象を助言したり投資対象を決めてくれるサービスも出てきました。さて、色々な資産運用があるという事がわかった所で、では実際にどのように自分がすべき資産運用の対象を決めれば良いでしょうか。資産運用で着目すべきは、「利回り」と「リスク」です。では、それぞれを細かく見ていきましょう。[adsense_middle]資産運用の要、金利や利率に着目まず、資産運用を始める場合、金利や利率に着目して下さい。金利とは主に預貯金や貸付たお金に対する利子を指し、利率とは債権等に投資していくら利子が付くかを示した割合です。つまり、投資した額に対していくら増えるのかを確認するという事です。株式の値上り益のように、なかなか判定の難しいものも存在しますが、例えば債権等であれば、何%といった様に明らかな形で表示されています。また、投資信託等は過去平均の利回りを実績として、1年・3年・5年等に分けて提示している事がほとんどです。資産運用を始めたての方ですと、この利率を見て、こんなに増えるのとお思いの方もいれば、全然増えないじゃないかと思う方等、様々でしょう。まずは投資を始める前に投資の利回りはこれぐらいなんだと確かめる事をおすすめします。その金利や利率になっているのはそれなりの訳があるのです。例えば、日本国債や定期預金等の預貯金は、ほぼ利息が付かないといっても過言ではないでしょう。しかし、日本国債や銀行の預貯金であれば、国や銀行が破綻して預けたお金が返されないという事は可能性としてはかなり少なく、また為替の変動があって急に元本割れするという事もありません。極めて安全なのです。一方で、先進国を投資対象としている投資信託の利回りは10%を超えるものもあります(2020年2月現在)。ところがこれらの商品は状況によっては3割近く減る可能性もあるのです。リーマンショック等がいい例でしょう。リターンばかりでなく、リスクにも注意利回りを確認したら、その次はリスクにも注意しましょう。本来金融業界においてリスクとは「価格が変動した場合、どれだけの振れ幅があるか」をいいますが、ここでは「危険」という意味でお話したいと思います。金融商品は、預貯金等と違い元本割れのリスクを伴います。資産運用に使うお金は、生活するのに必要なお金を差し引いた余裕のある金額でするべきです。いつ変動があるかを正確に予想する事は難しいでしょう。また、金融商品には満期になるまで引き落とし出来ない、もしくは満期を迎えないと満額もらえないものも存在します。その金融商品が自由に引き落とし出来るのか、満期を迎えないと引き落とし出来ないのか、満期があるとすれば、それはいつになるのかは確認すべきポイントの一つです。そして、最後に費用です。金融商品によっては、手数料等の形で費用が発生する物もあります。費用が発生する場合は、それはいくらなのか、どうやって決まるのかを確認しましょう。そして類似の金融商品や他社の金融商品と比べて高いかどうかを確認しましょう。リターンを予測しにくい金融商品において、手数料等の費用は唯一確認出来る項目です。費用が少なければ少ないほどリターンは大きくなりますから、わからない場合はその金融会社に確認しましょう。FPおすすめの資産運用さて、いろいろな資産運用とそのポイントについてお話してきましたが、その中で私がおすすめする資産運用を2つ紹介しましょう。それは投資信託と確定拠出年金です。その理由は大きく2つあります。[adsense_middle]初心者は長期でNISA・iDeCoを利用投資信託は株式と同様にNISAという制度を利用でき、本来、投資信託で得た利益の20.315%を税金として支払わなければいけませんが、非課税になります。またiDeCoこと個人型確定拠出年金も運用益は非課税になります。これが1つ目の理由です。株式取引の譲渡益にかかる税金=所得税15%×(1+復興特別所得税2.1%)+住民税5%=20.315%2つ目は、投資信託も個人型確定拠出年金も分散投資がしやすいという所にあります。投資信託も個人型確定拠出年金の運用先も、その多くが分散投資となっており、かなり多数の運用先をひとまとめにして投資する事が可能です。これにより特定の投資先・運用先が値下がりしても、資産運用の資金全体が値下がりするというリスクを分散できます。そして、これらの投資信託や個人型確定拠出年金を長期で保有する事によって、かなり高い可能性で利益を出し、損失の可能性を減らす事が出来ます。NISAとiDeCoで迷ったら老後を考えようよく聞かれる質問として、「NISAとiDeCoどちらがお得なのか?」と聞かれる事がありますが、もしどちらか一つだけをするとしたら、老後の事を考えてみるのが良いでしょう。iDeCoは所得控除がありますが、基本的には年金なので、基本60歳まで支払われる事はありません。資産運用を老後の資金の為に行うならiDeCoがおすすめです。NISAは所得控除はありませんが、NISA期間内に引き落としてもデメリットが無い為、近い将来引き落とす可能性もあるならNISAの方が安全でしょう。NISAとiDeCo共に掛けられる金額に上限があるので、可能であれば両方利用した方が良いと思いますが、もしそれが難しいなら上記の様に考えるのがおすすめです。資産運用の比較に関するまとめ資産運用はいろいろな種類があり、それぞれにメリットやデメリットがあります。特にリスクとなるデメリットの部分には注意が必要でしょう。これから資産運用を始められる初心者の方は、投資信託等を利用し、複数の投資先を長期に保有する事によって、金融商品の変動のリスクを最小限に抑える事が出来ます。まずはリスク分散のしやすい投資信託を、節税効果もあるNISAやiDeCoで始めてみてはいかがでしょうか?
2020年02月29日資産運用の一つの選択肢として不動産投資がじわじわと注目を集めていますが、興味はあっても実際のところ、どんなメリット・デメリットがあるのか分からないからちょっと怖い、という人も少なくないようです。そこで本記事では、不動産投資のメリット、デメリット、そして初心者不動産投資家におすすめしたい運用法について詳しく解説します。初心者でも安心!不動産投資の高いメリット第 21 回市場ワーキング・グループ 厚生労働省資料このニュースを受けて、多くの方が老後の生活資金をどうすればいいのか不安になったことと思いますが、実は不動産投資こそがここで大きなメリットを発揮します。不動産投資最大のメリット、それは「家賃収入」です。何もしなくても毎月一定額の収入が発生することは、他の投資にはない大きなメリットになります。つまり、不動産投資による家賃収入は個人年金としての役割を担ってくれるのです。メリット2:ローンを使って効率的な資産形成と運用ができる投資には不動産投資の他にも、株式投資やFXなどさまざまな方法がありますが、不動産投資には他の投資にはない独自のメリットがあります。それは「ローン」が使えるということです。通常、個人の方が投資をするためには、もととなる投資資金を自己資金で準備しなければなりません。ところが、不動産投資については自己資金がほとんどない状態でもローンで借りられるのです。今現時点で手持ちの自己資金が十分にない人でも、すぐに投資を始められるところが不動産投資の特徴であり、大きなメリットと言えます。不動産投資でローンが使える理由とは個人が銀行からお金を融資してもらうためには、個人の収入や勤務先などの属性をもとに審査されるため、そこまで大きな融資は受けられません。ですが、不動産投資の場合は、購入する物件自体を債務の担保に入れられるため、物件自体の担保評価に応じて高額な融資が受けられるのです。不動産投資の「レバレッジ効果」とは不動産投資のメリットでよく言われるのが「レバレッジ効果」です。レバレッジとはテコの原理のことで、少ない自己資金で大きなリターンを得るという意味でよく使われます。例えば、自己資金100万円を利回り10%で運用したとすると、年間の利益は10万円ですが、900万円のローンを組んで合計1,000万円で運用したとすると、年間の利益は100万円となり、たった1年で自己資金をペイできてしまうのです。このように、ローンを活用して不動産投資をすることで、自己資金の何倍ものリターンを得ることができるため、投資規模を容易に拡大していくことができます。メリット3:団信で生命保険代わりになるローンを組んで投資をすると聞くと、人によっては「多額の借金を負うようで怖い」と感じる人もいるようです。特に、自分自身に万が一のことがあったら、家族に多額の借金を残してしまうのではないかと心配する人も少なくありません。ですが、ご安心ください。不動産投資でローンを組む場合、同時に「団体信用生命保険」にも加入するため、万が一の時にも全く心配はありません。団体信用生命保険とは団体信用生命保険とは、ローンを組んでいる人が死亡した場合に、その時点におけるローン残高相当額の保険金がおりる保険のことです。例えば、4,000万円のマンションに投資をして、その後ローン残高2,000万円の時に本人が病気などで死亡した場合、2,000万円の保険金が支給されて、残りのローンが自動的に完済します。残された家族には、ローンのなくなった賃貸物件だけが残るので、家賃収入を遺族年金代わりにしたり、売却して保険金代わりにしたりすることができるのです。このように、不動産投資には生命保険としての機能も備わっています。メリット4:確定申告で還付される?サラリーマンの節税効果不動産投資で発生する所得のことを「不動産所得」と言います。不動産所得は税務申告上、他の所得との間で赤字を相殺できる「損益通算」が可能です。この仕組みを利用すれば、下記イメージ図のように、不動産所得で生じた赤字を給与所得から相殺できるため、サラリーマンであれば確定申告によって所得税の還付を受けることができます。不動産所得が赤字でもキャッシュフローが黒字になるわけ不動産投資が節税になる一番の理由は、キャッシュフローが黒字のまま不動産所得を赤字にできることにあります。不動産投資をすると、購入した建物部分の価格については減価償却することになるため、毎年減価償却費という経費を計上することができます。節税できる2種類の税金ただ、減価償却費というのはあくまで減価償却という帳簿上の経費計上の仕組みであるため、実際に減価償却費という経費がキャッシュアウトしているわけではありません。そのため、実際は家賃収入でキャッシュフローは黒字でも、帳簿上の不動産所得は赤字にできるため、それをサラリーマンの給与所得にぶつけることで、所得税と住民税という2種類の税金が節税できるというわけです。メリット5:インフレに強い資産である日本は長期的にデフレから脱却できずにいますが、今後急激にインフレになることも十分想定されます。インフレが生じた際に預金資産を大量に抱えていると、物価が上昇してしまうため、資産が大幅に目減りしてしまうのです。一方で、不動産投資によって不動産を所有していれば、万が一インフレになったとしても、物価の上昇とともに不動産価格も上昇する可能性があるため、預金資産よりもインフレに強いと言われています。このように、不動産投資にはたくさんのメリットがありますので、初心者の方でも安心して始めることができます。本当はリスクが高い?低い?不動産投資のデメリットメリットの多い不動産投資ですが、投資である以上は必ずデメリットもあります。ここでは、初めて不動産投資をする方が、最低限覚えておいた方がよいデメリットについて次の2つをご紹介したいと思います。賃貸経営は「空室リスク」との戦いオーナーの頭を悩ます「滞納リスク」[adsense_middle]デメリット1:賃貸経営は「空室リスク」との戦い不動産投資最大のメリットでもある「家賃収入」ですが、家賃収入を得るためには常に部屋を賃借人に貸していなければなりません。ですが、いつも満室であるとは限らず、むしろ保有物件の1割程度は空室があることが一般的であるとも言われています。空室期間については収益が大幅に減ることになるため、あまり長くその状態が続くとローンの返済が厳しくなる可能性が出てくるのです。募集条件とリフォームを工夫することでリスクヘッジ空室リスクを回避するためには、ただ単に募集に出すのではなく、次の2種類のポイントに基づいて対策を打つことが大切です。礼金ゼロ?募集条件を工夫する募集家賃が相場からかけ離れていると、空室が長期化してしまいます。たとえ近隣相場が値下がりしていなくても、賃貸需要は季節によっても変動しますので、夏の暑い引越し閑散期に空室が発生した際には、家賃を値下げして募集するといった工夫が必要です。また、どうしても家賃を下げたくないのであれば、礼金をゼロにするなど、募集条件にアレンジを加えるとよいでしょう。少額でも効果大!リフォームを工夫する賃貸物件は都内でも供給過多の状況にあるため、空室になった際にコストだけを考えて最低限のリフォームだけを行っていると、結果として空室が長引いてしまう可能性があります。では具体的にどのようなリフォームをすればよいのでしょうか。アクセントクロスで印象に残る部屋にするウォシュレットや浴室乾燥機を設置する畳やカーペットをフローリングにするこれらのように、大掛かりなリフォームというよりは、通常の原状回復工事にプラスアルファ付加価値のある施工をすることで、他の物件と差別化を図ることができます。最近では、IKEAなど安くてデザイン性の高いインテリアが増えてきていますので、そういったものも積極的に取り入れていくとよいでしょう。デメリット2:オーナーの頭を悩ます「滞納リスク」オーナーが直面する問題で、最も解決が難しいのが「家賃滞納」です。昭和のころは終身雇用が一般的だったため、収入が安定している人が多く、家賃滞納はそこまで大きなリスクではありませんでした。ところが、終身雇用が崩壊した昨今、収入が安定せず、たびたび家賃が滞納するケースが増えているようです。管理会社任せでは解決が難しい理由管理会社に丸投げすれば大丈夫、そう考えている人も多いのですが、確かに管理会社に委託すれば賃借人に連絡くらいはしてくれますが、本格的に家賃を取り立ててもらうことはできません。そもそも、滞納家賃の督促は債権回収に該当するため、弁護士以外の人間が行うと非弁行為となってしまい違法なのです。つまり、家賃滞納が発生したら、最終的にはオーナー自身で対処するか、弁護士に依頼することになります。保証会社でリスクヘッジ可能家賃督促をやりたくないという方は、保証会社を利用することでリスクヘッジができます。保証会社とは、賃借人からの依頼を受けて家賃等を保証してくれる会社のことで、万が一家賃滞納が発生しても、保証会社が速やかに立て替えて支払ってくれるのです。最近では、集金代行もセットで委託できる保証会社が増えており、家賃が滞納しても自動で立て替えてくれるため、滞納という状態自体が発生しません。また、賃借人の累積滞納額が増えて建物の明け渡しを求める場合についても、訴訟費用や強制執行の費用などすべて保証会社が負担してくれるので、滞納リスクについてはほぼ完全に解消できるでしょう。初心者やサラリーマンにおすすめの不動産投資運用法不動産投資の中にも、幾つかの運用法があります。そこで今回は、初心者やサラリーマン投資家におすすめの運用法についてご紹介したいと思います。[adsense_middle]手頃な価格から始められる分譲マンション投資不動産投資は大きく分けるとアパートやマンション一棟に投資する一棟投資と、分譲マンションの一部屋に投資する区分マンション投資の2種類があります。一棟投資ですと、一度に投資する金額が大きくなるため、ハイリスクハイリターンであるのに対し、区分マンション投資は手頃な価格で購入できるローリスクリターンであるため、経験の浅い初心者や、サラリーマン投資家は区分マンション投資から始めて経験を積むことがおすすめです。ワンルームの分散投資で賃貸経営のリスク管理分譲マンションであれば、一棟アパートとは違い別々の地域に分散投資することが可能です。災害が多い日本において、狭いエリアに集中して物件を所有することは大きなリスクとなるため、分散投資することが最大のリスクヘッジとなります。急な転勤、住宅活用で始める不動産投資不動産投資で成功している人の中には、もともと自己使用目的の住宅、つまりマイホームとして購入した物件を賃貸に出すことから始めた人も多くいます。例えば、住宅ローンを組んで購入したものの、すぐに転勤が決まった場合、売却するのではなく、他人に貸して家賃収入を得ることで不動産投資が始まったというケースは比較的よくある話です。「住宅ローン」でも他人に賃貸できるというメリット住宅ローンは不動産投資ローンとは違い、マイホームを購入するということで、低金利で貸し付けてくれるローンです。そのため、通常は住宅ローンで不動産投資をすることは絶対にできないのですが、転勤などやむをえない事情で賃貸に出す場合については、例外的に金融機関の了承を得られれば、住宅ローンでもマイホームを他人に賃貸できる場合があります。マイホームから引越しをする際には、すぐに売却するのではなく、賃貸に出すことも一つの選択肢にすると面白いでしょう。不動産投資のリスクに関するまとめ不動産投資には魅力的なメリットがある一方で、空室リスクや家賃滞納など一定のデメリットがあることもお分かりいただけたでしょうか。ただ、デメリットのほとんどは今回ご紹介したような対策をとることで、十分リスク管理することが可能ですので、そこまで心配する必要はありません。不動産投資のリスクが高いと感じている方は、リスクの低いワンルーム区分マンション投資から始めてみてはいかがでしょうか。
2019年09月25日近年、銀行(ネット銀行除く)普通預金の超低金利化が進み、これまで資産運用に興味がなかった方や、運用する意味を感じなかった方で「使う目途がなく銀行に置いておくだけの資金であっても、預けておくだけで少しでも増えたら嬉しい」と考える方が増えてきました。このような「銀行においておくより少しでも増えたらいい」と考える方のほとんどは、資産運用を始める際の条件として、銀行預金と同じ「元本保証」を最優先されています。この「元本保証」を優先される方に人気なのが、これから解説していく「個人向け国債」です。「個人向け国債」は世の中の資産運用商品の中で最も安全で、どなたにでもスタートしやすいということから非常に人気のある商品です。では具体的にどのような概要で、どのような種類のものがあり、中でも人気があるのはどのタイプなのか、項目別にわかりやすく解説していきます。個人向け国債とは債券投資の種類として、国債、地方債、民間債(社債)がありますが、その中には個人では購入できない債券もあります。では、個人が購入できない債券は誰が購入して運用しているのかというと、金融のプロ(銀行や証券会社など)です。ここからは、国債の中でも更に「個人向け国債」とは何なのかについて特徴をご案内します。何のために発行しているの?そもそも国や地方公共団体、企業などが債券を発行する意味は「資金調達」にあります。債券(有価証券)を発行し購入してもらうことで、顧客に対して元本を保証したまま定期的に利子を支払い、これで当初の償還期間の資金を補う目的を達成することができます。このことから、資金調達のために発行した債券は、より多くの人や企業に購入してもらうことが最も重視される前提条件です。そこで、銀行や証券会社などが大量かつ高額で頻繁にやり取りをすることももちろんですが、個人向けであれば頻繁な売買が発生せず、長期的かつ安定的な資金調達の目的を果たすことができます。このことから、さらに多くの個人に購入してもらうことで更なる発行数を獲得する狙いがあります。個人対象で1万円から購入可能!その中でも、日本が財政資金などの調達のために主に個人向けに発行しているのが「個人向け国債」です。これは、企業や団体は購入することができず、一般個人のみが購入対象となっています。さらに購入金額も最低1万円から購入可能で、購入金額の上限はありませんので、資産運用を始めたいがまとまった手持ち資金が少ない方でもスタートすることが可能です。利率はどうなっている?個人向け国債は最低利率0.05%が保証されています。これは、固定金利でも変動金利でもどちらを選んでも最低金利0.05%は守られているということです。現在の銀行普通預金の金利が軒並み0.001%程度であることを考えても、個人向け国債は非常に安定性に優れた商品であると考えられており、近年人気であるポイントもこのようなことが理由となっています。参考・銀行普通預金との比較例えば銀行普通預金に100万円預けておくとして、年間0.001%の利息であれば、受け取る利子は年間10円ですが、個人向け国債であれば同じく100万円購入した場合、0.05%の利子として500円受け取ることができます。10円と500円、中には少額に感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、単純計算で個人向け国債は普通預金金利の50倍の金利であることを考えると、当面使う予定が無い資金が手元にあるのであれば、普通預金口座に置いたままにするか、個人向け国債を購入するか検討するポイントとしてこの数字を参考にされてみてはいかがでしょうか。実際購入する際の注意点元本保証もあり、最低金利の保証もされていることから、すぐにでも購入したいと感じる方も多いのではないでしょうか?では、実際に購入する際どのようなポイントに気を付ければ良いか項目ごとに解説していきます。購入金額の制限は?個人向け国債の最低購入価格は1万円からと設定されています。また、購入可能金額の上限は設けていませんので、ボーナス時などに大きい金額で購入される方もいらっしゃいます。購入を検討している際の手持ち資金や、何のためにいつまでに増やしたいのか等をしっかり計画し、ご自身のライフプランに沿った購入ができることは個人向け国債が人気であるポイントと言えます。個人向け国債の購入先と手数料個人向け国債は、銀行や証券会社にて購入することができます。個人向け国債を購入し保有するためには、金融機関で国債口座を開設することになりますが、その口座管理手数料などは金融機関によって多少の差がありますので、詳しくは各金融機関にお尋ねください。おすすめは、業界屈指の格安手数料や、豊富なサービス・商品ラインナップを誇るネット証券業界最大手のSBI証券です。個人向け国債には選べる3タイプ個人向け国債には、固定金利の2種類(3年満期型と5年満期型)、変動金利の10年満期型があり、合わせて3タイプの中からご自身の投資スタイルに合ったものを選ぶことができます。この3つの詳細についてはそれぞれポイントを絞って後述します。[adsense_middle]注意!購入後1年以内の解約不可個人向け国債は、万が一の際には手放して現金化することができ、流動性資金としての側面も持ち合わせています。しかし、実際はいつでも自由に手放す(解約する)ことができるわけではありません。個人向け国債は、購入してから1年以内は解約することができない決まりになっています。すなわち流動性資金として使用したい場合でも、1年以内は解約ができませんのでご注意ください。個人向け国債を始める際の金額の目安個人向け国債は1年以内の解約ができないことから、実際にスタートするにあたって、少なくとも1年は緊急資金としても使わなくてよい金額を充てることをおすすめします。金利タイプ別・特徴とメリット同じ個人向け国債でも、固定金利と変動変動金利・償還期間の違い等で利益の生じ方に違いがあります。ここからは、それぞれの金利タイプ別に特徴とメリットについて解説していきます。固定金利(3年・5年)の特徴・メリット固定金利商品は、発行時(購入時)に設定された金利が保有期間中ずっと変わりません。つまり、購入時の金利で保有期間中のだいたいの利益を計算することができますので、何か目的があって少しでも確実に増やしたい場合は固定金利商品を選ぶと良いでしょう。購入後に金利水準が上昇した場合、固定金利商品を選んでいる場合には途中で金利変更がないので、保有期間中は一貫して購入当初の利率のままの利益となります(変動金利であれば、上昇した分の利子を受け取ることができる)。変動金利10年の特徴・メリット変動金利の良いところは、半年ごとに金利が変わる点です。その際に金利情勢が上昇していれば、上昇した利子を受け取ることができます。金利が上昇しているときは半年ごとに利子が増えるので良いですが、その逆のことも考えられます。発行時(購入時)よりも金利が低くなってしまうこともあり得ます。当初の満期期間(10年)の間に、どれだけの利子を受け取り、最終的にはどのくらい利益があるのかを予め予測することは不可能です。ただし、変動10年を選んだ場合でも最低金利0.05%は約束されていますので、これよりも下回ることはありません。よりお得に!現在のおすすめ情報を調べる方法個人向け国債は、銀行や証券会社にて購入できることは既にお伝えしました。国が発行している債券ですので、どの金融機関で購入しても金利に変わりはありません。しかしせっかく購入するなら、何か特典がある等よりお得に購入する方法があれば良いですよね。ここからは、その情報収集の方法についてお伝えします。ランキングサイトで比較もアリ個人向け国債をスタートする際、インターネットで取り扱い金融機関を検索すると各金融機関独自のサービスを打ち出しています。例えばネット証券会社であれば、関連企業のネットショッピングモールにて使えるポイントを還元しています。手数料分のキャッシュバックを行っている金融機関もあり、そのような特典をランキング形式で紹介しているWEBサイトもいくつかあります。個人向け国債の購入先を検討される際の参考にされてみるのも良いかもしれません。個人向け国債の利回りに関するまとめ資産運用や老後資金対策として何かやっておいた方が良いとはわかっていても、これまで資産運用の経験が無い方や、スタートしてみたくてもまとまった資金が準備できず一歩踏み出せずにいた方などには、この個人向け国債がピッタリかと思います。何よりも1万円からスタートでき、株や投資信託のように頻繁に価格をチェックして売買のタイミングを計る商品ではないので、購入した国債の満期まで持ち続けておくだけで良いのは安心です。他の資産運用を既に開始している方でも、個人向け国債は購入するだけでよく、元本が保証されていて長期的に安定して増えていく商品ですので、お守り代わりとして組み入れても良いのではないでしょうか。
2019年07月18日やiDeCo、普通預金・投資信託・外貨建て生命保険・株など、様々な資産運用の方法がありすぎてどれから手を付けて良いかわからない、といった声をよく耳にします。そこで本記事では、資産運用のリスクや注意点などの初歩的な解説から始め、1000万円を運用する場合の就業スタイル別(会社員・自営業など)おすすめ運用方法について紹介したいと思います。そもそも資産運用とは?リスクと注意点についていざ資産運用を始めよう!と思い立っても、どういう基準で何を選んだらよいのか等、何からスタートすれば良いか目安がないと困ってしまいます。ここでは、資産運用を実際に始めようとした際に知っておいて損はない初歩的な内容から、運用の注意点なども交えて解説していきたいと思います。資産運用のポイント①:資産運用って何?資金と資産の違いは?資産運用という言葉は一般的に使われるようになってきましたが、よくよく考えてみると「資産」とは何を指すのでしょうか。「資産」に似ている言葉に「資金」というものがあります。「資産」とは、お金だけでなく不動産や金など、換金性のあるものの総称です。「資金」とは、資産の中の現金部分のみを指している言葉です。つまり「資産運用」とは、現金のやりとりだけで利益を生み出すのではなく、不動産や金などの換金性のあるモノのやりとりも含めた総称的な運用のことを指します。資産運用のポイント②:余裕を持った資金計画がリスクを遠ざける資産運用をスタートする際に必要なのは「余裕を持った資金計画」です。資産運用を始める際、特に初心者の方は「大きな損害が出てしまったらどうしよう」と考える方が多くいらっしゃいます。これは当然の心理と言えます。なぜなら、資産運用だけではなく新しいことをスタートする時は、知らない事ばかりですから怖いに決まっています。この「怖い」という心理を少しでも軽くするためには以下の点を心がけましょう。余裕資金で運用をスタートすること(当面使わなくても生活に困らない資金を運用に充てる)長期運用を心がけ時間の余裕を持つこと(短期的に利益が出なくてもすぐ手放さない)この2つの余裕を持つことで、急な値下がりにも慌てずに長期的な目で運用を考えることができますし、そもそも余裕資金で運用をスタートすることで、万が一損失が出てしまった場合でも生活に与える影響はほぼないと考えられます。資産運用のポイント③:分散投資で賢い運用をしよう1000万円を運用するとして、一つの金融商品に全て使ってしまうと、利益が出た際には良いですが、損失が出た場合には一気に全てを失ってしまうことになりかねません。ではどうすれば良いかというと「分散投資」の考え方が必要です。分散投資とは、運用時期や手法、銘柄を変えて様々なリスクを分散するために行う投資方法です。通常、国内債券は大幅な値上がりは期待できませんが元本保証されており、安定して長期的に増やして保有できるという特性があります。一方、海外債券の場合はその国の情勢などにより価格が左右されますが、国内債券よりは大きな運用益が期待できます。その反面、損失が大きくなるリスクと隣り合わせです。このような商品特性の違いから、それぞれを一点買いするのではなく例えば500万円ずつ購入しておくと、海外債券が大暴落して500万円の全額を損してしまったとしても、国内債券は当初の500万円から少し利益が出ている状態だとすると500万円+αは守られていることになります。一方、1000万円全てを海外債券に費やしていた場合、大きな損害が出ることは免れません。資産運用のポイントまとめ「資産運用」とは、不動産や金などの換金性のあるモノのやりとりも含めた総称的な運用のことを指す余裕を持った資金計画がリスクを遠ざける分散投資で賢い運用をしようリスクを抑えた投資先の選び方資産運用は「期間」と「目的」を定めてスタートすると良いでしょう。教育資金を目標として10年間で少しでも着実に増やして運用したい人と、老後資金に備えるために運用したい人では、当然投資先を選ぶ手段は違ってきます。ここからは、その選択方法の目安となるポイントについて解説していきます。72の法則を知れば必要な利回りがわかる「72の法則」と呼ばれる公式は、預けたお金が2倍になるまでにかかる年数を簡単に知ることができるものです。72÷預金金利(%)=2倍になるだいたいの年数(目安)例えば一般的な定期預金金利が0.01%とすると、「72÷0.01=7,200」。つまり、0.01%の金融商品で預けたお金が2倍になるまで運用しようとすると、7200年かかるということです。これを利用することで、運用期間から逆算して必要な金利を知ることもできます。例えば30年後に資金を2倍にしたい、と考えた場合、「72÷X=30X=72÷30X=2.4」。つまり、金利2.4%の金融商品を選べば運用資金が30年後に2倍になる見込みであると解ります。流動性資金として引き出し可能な運用もしておこう資産運用をスタートする際、余裕資金で始めるのは当然ですが、それでも万が一やむを得ない事情でまとまった資金が必要になる場合もあるかもしれません。そのような事態に備えて「途中解約が可能かどうか」「解約しなくても利用できる制度があるかどうか」は、投資先を選ぶ際に確認しておいた方が良いでしょう。また、1000万円のうち800万円は絶対に解約や途中引き出し不可の投資先を選んでおき、残りの200万円は流動性資金としても使用できる投資先に分けておくことも賢い運用方法だと言えます。途中解約(引き出し)不可の商品の一例としては、iDeCo・円定期預金や外貨定期預金などがあります。[adsense_middle]就業スタイル別・おすすめの1000万円運用方法はコレ!ここから実際に就業スタイル別の1000万円運用方法を具体的に解説していきます。会社員の方:定年時期をゴールに据えて在職中に運用していく方法をご紹介自営業の方:老後資金が国民年金だけでは不安であるという声が多いことから、主に老後資金を増やすことを目標に運用していく方法をご紹介会社員の方向けにおすすめの1000万円運用方法会社員の方は、ご自身のお勤め先の定年が何歳であるかハッキリしています。これまでにも解説してきたように、資産運用では期間を定めることがポイントですので、一旦その定年までをゴールに据えて資産運用を始めてみませんか。そこで、以下のような運用方法をおすすめします。つみたてNISA(最長20年)iDeCo(60歳まで途中解約不可)株式投資(株主優待も楽しみながら経済の勉強もできる)J-REIT(国内不動産投資信託のこと。現物不動産購入ではなく、不動産に対して投資をする。)財形貯蓄や社内預金などの福利厚生のメリットは最大限に生かす(会社員の特権)定年をゴールに在職中に少しでも増やしておこう株式投資やJ-REITは多少のリスクはありますが、会社員の方のように毎月の収入が安定している方はチャレンジする価値のある投資先であると言えます。財形貯蓄や社内預金は給与天引きで自動的に貯金されていくシステムで、これは勤務先の所定の利率によりますが、銀行の普通預金や定期預金に預けておくくらいなら、こちらを利用するべきです。こちらは流動性資金の側面もありますので、万が一必要になった際は取り崩しも可能です。つみたてNISAで税制面のメリットを受けつつ、安定して増やすことを目標に運用する方法も併用すると良いでしょう。また、iDeCoは途中解約不可である老後資金対策の資産運用ですが、これは一年でも早くスタートしておくのが良いでしょう。自営業者の方向けにおすすめの1000万円運用方法自営業者の方は、老後資金が国民年金のみである為、いわゆる「老齢年金の二階部分」がありません。つまり、会社員の方の老後資金よりも少ない年金受給額であるということになります。なおかつ定年退職という概念がありませんので、勇退時期はご自身で決めることになります。自営業者の方におすすめの運用方法は以下の通りです。つみたてNISA(最長20年)iDeCo(60歳まで途中解約不可)外貨建て終身保険(万が一の際は遺族保障にもなり知識がなくても保険会社が外貨運用してくれる)国債(爆発的な値上がりは期待できないが元本保証があり安心)金投資または金の現物購入(金の価値は万国共通で高く安定している。日本だけの貨幣価値に左右されにくい)元本割れリスクを抑えて安全に老後資金を増やそう自営業者の方は、遺族保障についてや元本割れリスクをなるべく抑えた方法で手堅く運用していくのが最適ではないでしょうか。当初余裕資金にて資産運用を始めたとしても、万が一ご自身の病気により働けなくなってしまった場合の休業補償などもご自身で捻出しなければなりません。つみたてNISAを流動性資金と考えて税制面のメリットも受けつつ、万が一の際にすぐ動かせる資金として運用していくと良いでしょう。また、老後資金としてはiDeCoにて手堅く備えておきましょう。外貨建て終身保険は、万が一の際は遺族に遺す保障にもなります。また資産運用という点でいうと、保険会社が安全に外貨にて運用して増やしてくれますので、運用の知識がなくても加入さえしていれば安心です。また、これは生命保険ですので、確定申告の際に生命保険料控除が使えるところもメリットと言えます。国債と金投資に関しては、元本割れリスクは少ない反面、大幅に利益が出るものでもありません。安定的かつ長期的に少しずつ増やしていくイメージです。1000万円で資産運用する方法に関するまとめ資産運用というと難しいイメージを持っている方が多くいらっしゃいます。しかし本記事で解説したように、いくつかのポイントを抑え、タイプ別のおすすめ資産運用法を知ることで、安心して安全に運用していくことができます。必ず余裕資金でスタートし、短期的に利益を生もうとするのではなく長期運用と分散投資を心がけましょう。そうすることで極力リスクを排除できます。さらに会社員か自営業かによって運用方法と目的が変わってきますが、いずれの場合もiDeCoやつみたてNISAといった、長期運用かつ税制面のメリットが大きい制度については積極的に取り入れて欲しいと思います。
2019年06月14日「貯金などである程度を資金が貯まったので、100万円ほど資産運用をしたい」という場合、どのような商品で運用を行えばいいのでしょうか。資産運用の目的は、自分の資産を使って効率よくお金を増やすことです。現在の銀行預金の金利は0.001%、定期預金でも0.01%程度です。預金していてもお金はほとんど増えません。資産を増やすためには投資を行う必要があります。今回は、初心者が100万円で資産運用する際におすすめの方法をまとめてみました。初心者はリスクが低い金融商品で資産運用を始めるGPIF国内債券と外国債券を合わせて50%、国内株と外国株式を合わせて50%とバランスよくポートフォリオを組んでいるのがわかります。このように幅広く分散投資していれば、株式が下落しても債券が値上がりするなどして損失をカバーしてくれるので、リスクを抑えた運用が可能です。[adsense_middle]バランス型ファンドとは投資信託にはさまざまな種類がありますが、初心者がGPIFと同じように簡単に分散投資できるのが「バランス型ファンド」です。バランス型ファンドとは、株式だけとか債券だけとか一つの資産に偏るのではなく、国内外の資産に幅広く分散投資するファンドのこと。一般的には、次の4つの投資先を組み合わせます。日本株式日本国内の株式が対象。世界株式世界各国の株式を組み入れます。米国や欧州など先進国がメインですが、新興国に投資するファンドもあります。日本債券日本の国債です。安全度は一番高いものの、金利はほとんどつきません。世界債券米国債など先進国の債券を中心に、新興国の債券を組み入れるファンドもあります。一般的に新興国の方が金利が高くなります。バランス型ファンドにおけるリスクとリターンの関係リスクとリターンの関係は次の通りです。セゾン投信世界有数の資産運用会社であるバンガード社のインデックス(日経平均株価やNYダウなどの指数)ファンドを通じて、世界の株式や債券に分散投資をする投資信託です。株式と債券の比率は半分ずつ、このファンド一本で世界30カ国以上の株式と10カ国以上の債券に分散投資することができます。信託報酬は年率0.6%。信託報酬とは、投資信託を管理・運用してもらうためのコストで、保有している間かかる費用です。たとえば、100万円投資していた場合、毎年6,000円の信託報酬がかかります。設定来(2007年)の騰落率は+49.14%。年換算収益率は+3.37%です。セゾン投信eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)基準価額10,536円純資産25,441百万円信託報酬0.1512%運用会社三菱UFJ国際投信ネット証券最大手のSBI証券で一番人気があるバランス型ファンドです。三菱UFJ国際投信株式会社日本を含む世界各国の株式や債券、リート(不動産投資信託)に幅広く分散投資します。各資産の割合を常に12.5%にキープするようにリバランス(銘柄の入れ替え)を行ってくれるので、運用を任せることができます。三菱UFJ国際投信100万円で始める資産運用に関するまとめ100万円はある程度まとまった金額なので様々な金融商品に投資できますが、初心者の資産運用はプロに任せた方が安心です。投資の知識が不要で、頻繁に値段をチェックする必要がないからです。たとえば個別株に投資をすると、「どの銘柄を買うか」、「いくらで買って利食いや損切りはどうするか」などを事前に決めて、株価を常にチェックしなければなりません。手間や時間がかかりますし、仕事にも支障をきたす可能性があります。ですから、保険会社に任せる「貯蓄型保険」か、運用会社に任せる「投資信託」から資産運用を始めるようにしましょう。リスクやリターンは貯蓄型保険よりもバランス型ファンドの方が大きくなります。自分のリスク許容度に合わせて投資対象を選ぶようにしてください。
2019年06月10日楽ラップとは、楽天証券が運営するロボアドバイザーです。ロボアドバイザーに運用を任せることで、初心者でも簡単に世界分散投資ができます。「どの程度の利回りが期待できるのだろう」と運用実績が気になる人も多いと思います。そこで、今回は楽ラップの特徴と実績について解説します。楽ラップとは楽ラップは、16の質問に答えるだけで最適な投資方法を提案してくれます。銘柄選びから売買・管理まですべてお任せできるので、運用にかかる手間を省くことができます。リバランスも3カ月に1度自動で行ってくれます。リバランスとは、定期的に資産配分を元の比率に戻すことです(株式50%、債券50%など)。最低投資金額は10万円。少額から始めた後、積立投資で追加する人も多くいます。以下のグラフは、2018年1月~8月までの間に楽ラップを新規で申し込んだ人の新規申込入金額です。楽天証券楽ラップの最低投資金額である10万円から始めた人が56.4%と過半数を占めています。ただ、50万円以上の人も23.5%いるので、平均すると30~40万円前後になります。そして、多くの人が小額から始めて、積立投資によりコツコツ運用資産を増やしています。楽ラップの積立投資は、1万円以上1円単位で増額することが可能です。少額から始め、無理のない金額で毎月積立をして資産を増やしていくようにしましょう。運用コースは以下の9種類です。楽天証券債券の比率を高めた「保守型」から株式の比率が80%以上の「かなり積極的」まであります。保守型以外には、「下落ショック軽減機能(TVT機能)」付きのコースがあります。下落ショック軽減機能(TVT機能)とは、株式市場の動きが大きくなった場合に、株式の比率を下げてリスクを緩和するための機能です。楽ラップの運用実績は?それでは、楽ラップの実績を確認しましょう。楽天証券では、2017年8月より楽ラップの運用実績の公開を行っています。楽ラップには「1000700(運用コース名)」など9つのパターンがあるので、運用コースによって成績は変わってきます。各コースの期待リターン(年率)は、次の通りです。それでは、運用実績を確認しましょう(2019年3月31日時点)。運用コース:1000100(保守型)1年間 2.65%年初来 4.67%設定来(2016年7月~)8.72%楽天証券日本を含む債券に多く投資していて、とにかく慎重に運用したい人におすすめのコースです。ただし、株式も20%程度組み込まれているので、値上がり益も期待できます。運用コース:1000200(やや保守型:TVTなし)1年間 2.44%年初来 5.90%設定来(2016年7月~)14.42%楽天証券国内と先進国債券の比率が高くなっていますが、先進国や新興国の株式にも投資しています。基本は慎重ですが、攻めの姿勢も忘れない人のための運用コースです。運用コース:1000600(やや保守型:TVTあり)1年間2.35%年初来 5.81%設定来(2016年7月~) 13.48%楽天証券日本を含む先進国債券の比率が高くなっています。1000200と同じ比率ですが、TVT(下落ショック軽減機能)がついているので、大幅に下落した時の損失を緩和する効果が期待できます。運用コース:1000300(やや積極型:TVTなし)1年間 2.33%年初来 7.00%設定来(2016年7月~)20.51%楽天証券資産の半分程度を先進国の株式に投資します。大きな損失をださないように気をつけつつ、積極運用したい人のためのコースです。運用コース:1000700(やや積極型:TVTあり)1年間 2.12%年初来 6.78%設定来(2016年7月~)18.45%楽天証券資産の半分程度を先進国の株式に投資。資産保全のため、日本や先進国の債券にも投資します。運用コース:1000300と同じ資産配分ですが、株式市場の価格変動リスクが高まった場合には、株式への投資割合を減らしてリスクを抑えます。運用コース:1000400(積極型:TVTなし)1年間 2.30%年初来 8.12%設定来(2016年7月~)27.04%楽天証券資産の75%程度を先進国株式に投資します。残りは新興国の株式や債券、REIT(不動産投資信託)が投資対象です。リスクをある程度見込んで、収益を追求したい方におすすめです。運用コース:1000800(積極型:TVTあり)1年間 1.96%年初来 7.75%設定来(2016年7月~)25.00%楽天証券日本を含む先進国株式に積極的に投資します。運用コース1000400のTVTありコースです。株式市場の価格変動リスクが高まった場合は、株式への投資割合を減らしてリスクを抑えます。運用コース:1000500(かなり積極型:TVTなし)1年間 2.32%年初来 9.47%設定来(2016年7月~)31.50%楽天証券株式の比率が80%を超え、積極的にリスクを取りにいきリターンを目指します。日本を含む先進国株式がメインですが、新興国株式や新興国債券にも積極的に投資します。運用コース:1000900(かなり積極型:TVTあり)1年間 1.79%年初来 8.91%設定来(2016年7月~)29.01%楽天証券比率は運用コース:1000500と同じで、積極的にリスクを取りに行きます。ただTVTありなので、株式市場の変動リスクが高まった場合は、株式への投資割合を下げ、リスクの抑制を図ります。各コースの運用成績は以下の通りです。楽ラップの口コミ・評判は?株は+3400円#国内現物 #つみたてNISA #投資信託 #楽ラップ pic.twitter.com/sYX4FQb4mz— しげるん♪ (@shigerun0106) 2019年4月17日本日、貯蓄部門で導入していた楽ラップが最高値でした。昨日の日本株が高かったからだと思います🍀300,000→321,900✨扶養手当て、勤務時間増加に次ぐ収益アップかもしれません。その次がメルカリ🎁→ライティングかな。— 1月から夫が無職_暗躍妻🎨 (@anyakutuma) 2019年4月16日楽ラップが8か月経ってプラス50000円!👀‼️焼き肉行こうか?仮想通貨にぶっこもうか悩み中— 44歳男人生一発逆転を狙う居酒屋店長 (@914PXudZjKSn5o7) 2019年4月12日楽ラップを始めるのはいつがいい?銘柄の選定から購入まで、すべてお任せで運用できる『楽ラップ』。開始以来の運用成績も好調なので、興味のある人も多いでしょう。ただ、「株価が安い時に始めた方が有利ではないか」と思われるかもしれません。楽ラップ開始時(2016年7月)の日経平均株価は16,000円。2019年4月時点では22,000円を超えています。しかし、楽ラップの基本は「長期投資」で毎月一定額を積み立てる「積立投資」です。今後、上がるか下がるかは誰にもわかりませんが、楽ラップの取得価格は今後数十年にわたる投資期間で平準化されます。ですから、今が始めどきかどうかを考えることは、あまり意味がありません。少額からでいいので、早めに楽ラップで資産運用を始めるようにしましょう。楽ラップの運用実績まとめ今回は、楽ラップの特徴や実績について解説しました。最適な資産配分で自動的に運用してくれる楽ラップは、初心者でも始めやすいサービスです。楽ラップでは9つのコースがあり、設定来のパフォーマンスは好調です。ただし、短期的には損失がでることもあります。短期的な値動きではなく、10~20年といった長期的な目線で運用を続けるようにしましょう。
2019年04月25日スマートフォンの普及により、資産運用もスキマ時間で簡単にできるようになりました。今では、投資専用のアプリがたくさんあります。この記事では投資初心者のために、資産運用アプリのメリット・デメリットをお伝えした上で、資産運用の情報収集から実際に取引できる便利なスマホアプリをご紹介します。ぜひ自分の投資スタイルにあったアプリを入れて試してみて下さい。資産運用アプリのメリット・デメリットアップルストア日本証券業協会が発行する資産運用に関する冊子を、最後まで無料で読めます。株式や債券・投資信託などの各金融商品の特徴から情報収集の仕方まで、基礎からわかりやすく学ぶことができます。グーグルプレイくらしに役立つマネークイズアップルストアFP資格の認定や金融知識向上のため、30年以上に渡り広報・教育活動を行っているFP協会ならではのマネークイズです。ライフプラン、貯蓄・投資、税・社会保障、リスク・保険、消費生活・契約など、個人のお金に関する知識が網羅されています。グーグルプレイ情報収集を行うのに役立つおすすめアプリ2選ヤフーファイナンスアップルストアヤフーファイナンスは、資産運用に役立つ情報から銘柄の管理までできる日本最大級のアプリです。プッシュ通知があるので、株価や為替のレートが変動したり、マーケットに影響を及ぼすニュースがでたりした時は、通知で知らせてくれます。また、ポートフォリオ機能がついているので、気になる銘柄の推移をまとめて見ることができます。株価だけでなく、株主優待、経済指標、投資関連ニュースなど幅広い情報を得ることができるので、非常に優れたアプリです。グーグルプレイモーニングスターモーニングスター株や為替だけでなく、投資信託のデータも確認することができます。会員登録して「ポートフォリオ」機能を使うと、購入した株式や投資信託の損益管理ができます。また、「ウォッチリスト」では、素早く価格を確認することができます。投資信託や株式のランキングの他、アナリストのレポートもスマホアプリで読むことができるので、非常に便利です。グーグルプレイロボアドバイザー(AI投資)でおすすめのアプリ2選アップルストアネット証券最大手SBI証券のスマホアプリは、株式投資に最適なアプリです。即座に発注できるので、短期で取引する方にとっても便利です。中長期の投資家にとっても決算や適時開示、速報ニュースなど情報や銘柄分析機能が充実しています。銘柄の検索から情報収集、売買まですべて行うことができます。ただし、投資信託はスマホアプリで購入できないので注意しましょう。グーグルプレイ楽天証券株アプリアップルストアPC版で評価が高い「マーケットスピード」のスマホアプリ「iSpeed」です。iSpeedは、テクニカルチャートやニュースなどが充実しています。特に、楽天証券で口座開設をして、いくつかの条件を満たせば(過去3ヵ月の取引実績や預かり残高30万円以上、信用やFX口座の開設など)、「日経」も無料で読むことができます。注文も3タップでシンプルにだすことができます。カラーやメニューも自由に組み合わせることができるので、好みの画面で取引や情報収集ができます。グーグルプレイ株式を少額から購入できるアプリOne Tap BUY(ワンタップバイ)ワンタップバイは、スマホ専門の証券会社です。株数単位ではなく、金額単位で取引することができます。しかも、わずか1,000円から米国株、米国ETF,日本株を取引きすることができます。売買できる銘柄を厳選しているのも特徴です。米国株では、アップルやアマゾンなど世界的に有名で日本人にも馴染みのある優良企業。日本株では、我が国を代表する企業のうち、若い世代にも身近であることに加え、業績の安定性を重視しています。若い世代を意識してスマホアプリをより見やすく、より使いやすくしています。ワンタップバイ利用者の約7割が投資未経験者なので、初めての方でも安心して取引できるような仕組みになっています。ただ、米国株と日本株は別々のアプリになっているので注意しましょう。米国株ワンタップバイグーグルプレイ日本株ワンタップバイグーグルプレイ投資信託を選ぶのに役立つアプリanswerAnswerは、国内の投資信託の中から最適な銘柄を見つけてくれるスマホアプリです。国内の公募私募投信6,149銘柄、販売金融機関450社に対応しているので、主要な銘柄および販売会社をほぼカバーしています。金融工学に基づいて利用者のリスク許容度を分析し、シミュレーションと投資目標を達成するための銘柄抽出を、スマホアプリでわかりやすく行うことができます。グーグルプレイ資産運用アプリまとめ今回は、初心者から上級者までの投資ライフをサポートするスマホアプリをご紹介しました。スマホが現在の生活に欠かせないように、投資もスマホアプリが必須の時代となっています。情報収集から発注まで全てアプリで行うことができます。口座開設やアプリのインストールは無料なので、いろいろ試してみることをおすすめします。この記事が、自分にあった資産運用アプリを見つけるきっかけになれば幸いです。
2019年04月10日将来に備えて資産運用を始めたいけど、種類が多くて迷っている初心者の方も多いと思います。そこで、「なるべくリスクをおさえたい」「少額から始めたい」「簡単にはじめられる」といったニーズに答えられるようなおすすめの資産運用方法を3つご案内します。資産運用はなぜ必要?金融庁なお、金融庁が厳選した投資信託とはいえ、元本が保証されているわけではありません。その点は注意しておきましょう。つみたてNISAまとめ最低投資額:100円期待利回り:2%~5%以上特徴:年間40万円までの投資額に対する運用益が非課税「銘柄を選択するのは大変」「忙しくて時間がない」という方は、すべておまかせで資産運用できるロボアドバイザーがおすすめです。ロボアドバイザーなら手間をかけずに資産運用できるロボアドバイザーをおすすめしたい人最新の投資手法を試したい手間や時間をかけたくない資産運用がはじめてロボアドバイザーとは、コンピューターのプログラム(AI)が最適な投資信託を診断し、資産運用のアドバイスや運用を自動で行ってくれるサービスです。年収や年齢など、簡単な質問に答えるだけでリスクとリターンを判定し、最適な銘柄の選択から購入まですべて行ってくれます。手間や時間をかけたくない方にピッタリの仕組みです。ロボアドバイザーで最も人気のあるサービスをご案内します。ウェルスナビウェルスナビは預かり資産が1300億円を超えていて、ロボアドバイザーで一番人気があります。投資対象は海外のETF(上場投資信託)。ETFとは、取引所に上場している投資信託です。自分で銘柄を決める必要はなく、最新の金融工学に基づいて最適な投資をしてくれるので、初心者でも簡単に資産運用を始めることができます。最低投資金額は10万円と、通常の投資信託と比べると少し多めですが、世界中の金融商品に分散投資することができます。ただ、ロボアドバイザーも分散投資でリスクを軽減させることができますが、元本保証ではないので気をつけましょう。短期的な値動きではなく、長期的な視点で考えることが大切です。最低投資金額:10万円期待利回り:2~10%特徴:簡単な質問に答えるとすべて自動で運用してくれる初心者におすすめの資産運用まとめこの記事では、初心者におすすめの資産運用について説明してきました。今回ご案内した金融商品(制度)の比較表は以下のようになります。投資信託つみたてNISAロボアド最低投資金額100円100円10万円期待利回り2~5%2~5%2~10%購入手数料0~3%ノーロード(なし)なし運用手数料(信託報酬)0.2~2%0.2~1%1%銘柄数約6,000銘柄約160銘柄10~30銘柄税金課税非課税(上限年間40万円)課税初心者の方には「投資信託」での運用がおすすめですが、まずは非課税枠が使える「つみたてNISA」から始めるようにしましょう。非課税枠は使えませんが、運用の手間を省きたい方には「ロボアドバイザー」に全ておまかせするのもいいでしょう。難しいイメージのある資産運用ですが、簡単に始められるサービスが増えています。まずは少額からでいいので、資産運用を始めてみてはいかがでしょうか。
2019年04月04日ロボアドバイザーで最も人気があるWealthNavi(ウェルスナビ)。しかし「運用成果はどの程度なのだろう」「どのような銘柄で運用しているの?」と疑問を持っている方もいらっしゃると思います。今回は、実際の運用を参考にしながら、組入れ銘柄やパフォーマンスはどうなっているのかを解説していきます。ウェルスナビとはウェルスナビウェルスナビは、預かり資産1,200億円を突破している、ロボアドアドバイザーで一番人気があるサービスです。最低投資額は10万円。毎月同じ額を積み立てる「自動積立」なら月1万円から投資可能です。手数料は預かり資産の1%(年率)、3000万円以上の分は0.5%とさらに安くなります。「ほったらかしで運用できる」「簡単に分散投資」できると評判が高いロボアドバイザーです。ウェルスナビのメリットおまかせで運用を行うことができるロボアドバイザーですが、ウェルスナビの人気が1番なのは、主に次のような理由があります。ウェルスナビの信頼性預かり資産や運用者数が1番多いというのに加えて、みずほフィナンシャルグループや三菱UFJキャピタルなど大手金融機関・ベンチャーキャピタルによる出資を受けています。また、多数のパートーナーと提携していて、ウェルスナビのサービスが広がっていて始めやすいのもメリットです。例えば、次のような提携先から申し込むことも可能です。SBI証券最低投資金額10万円SBI証券からウェルスナビを申し込むことができます。SBI証券のWEBサイトでウェルスナビの資産状況を確認することができます。ANAやJALなどの航空会社最低投資金額:【ANA】30万円、【JAL】10万円資産運用の開始や資産評価額に応じて、マイルが貯まります。米国ETF(上場投資信託)に気軽に投資でき、リバランスも自動で行ってくれるウェルスナビは、流動性が高く低コストの米国ETF(上場投資信託)を毎月自動的に買付してくれます。2,000本以上のETFが米国市場に上場しているので、その中から厳選された7種類のETFに投資できるという安心感があります。そして、ETFは各国の株式をカバーしているので、最大で世界50ヶ国、約1万1000銘柄に分散投資しているのと同じ効果があります。また、常に最適なポートフォリオ(資産配分)になるように、値上がりした銘柄を売って、値下がりした銘柄を買うリバランスも自動で行ってくれます。DeTAX(自動税金化サービス)DeTAX(デタックス)は、ウェルスナビ独自のサービスです。分配金やリバランスから生じる税負担が一定額を超えた場合、含み損の出ている銘柄をいったん売却して損失を確定し、すぐに買い直します。そうすることで含み損を実現して税負担を繰り延べる機能です。DeTAXにより、0.4~0.6%程度の税金負担が軽減されるので、運用手数料1%よりも実質上のコストは少なくなります。ウェルスナビのデメリットウェルスナビのデメリットについても確認しておきましょう。元本保証ではないウェルスナビは、主に株式に投資する金融商品なので元本保証ではありません。ただ、ウェルスナビは10年以上の長期投資を前提としたサービスです。短期的には損失が出る年もありますが、株価が大きく下落したリーマンショック(2008年)前からのシミュレーションもあり、金融危機を経験しても保有期間を長くすれば、利益がでる可能性が高いことがわかります。短期的な値動きに一喜一憂するのではなく、長期的な視点で運用を行いましょう。そのためには生活費などとは別の余剰資金で投資することが重要です。ウェルスナビの倒産リスクウェルスナビが倒産した場合は、運用がストップします。ただ、ウェルスナビは自社の資産と顧客の資産を明確に区分して分別管理をしています。そのため、ウェルスナビが倒産しても資産は保護されます。また、万一分別管理に不備があった場合でも。日本投資者保護基金により1000万円まで補償されます。ウェルスナビの評判ウェルスナビの実際の評判を提携パートーナーであるじぶん銀行のお客様の声から見ていきましょう。始めた理由利用してよかったこと売買のタイミングを気にしなくていい簡単に資産運用を始めることができたウェルスナビを利用している年代20~50代の働き世代を中心に利用されているのがわかります。資産運用が初めての割合毎年、資産運用が初めてという方が増えています。それでは、実際の運用を詳しく見ていきましょう。ウェルスナビの運用実績をご紹介運用期間・条件現在の運用は以下のようになっています(2019年1月31日時点)。運用期間:13ヶ月毎月積立額:5万円リスク許容度:5総入金額 ¥2,200,000(初回100万スタート、途中55万追加入金)まずは、シミュレーションを確認してみましょう。運用プランはリスク許容度5で、30年間の運用です。シミュレーションでは、リーマンショック前に運用を開始した場合、30年後には投資金額2011万円。89%の確率で2500万円以上になるという結果になっています。現在のポートフォリオを確認してみましょう。ウェルスナビでは、リスク許容度に応じてポートフォリオを自動的に決定してくれて、リスク分散させています。リスク許容度とは投資におけるリスクとは「危険」という意味ではなく、「不確実性」のことです。値動きの幅が大きいほど「リスク」が高いといいます。リスクが高いほどリターン(収益)も大きくなります。つまり、リスク許容度とは「どの程度の損失に耐えることができるか」ということです。リスク許容度が高いほど、株式などのリスクが高い資産を多く組み入れることになります。ウェルスナビではリスク許容度を1(リスク小)~5(リスク大)の5段階に分けています。ウェルスナビの投資対象ウェルスナビは、地域・資産ごとの特性や、ETFを通じて長期投資が可能かなどを考慮して、以下の7つの資産のETFを運用対象としています。米国株(VTI)日欧株(VEA)新興国株(VWO)米国債券(AGG)物価連動債(TIP)金(GLD)不動産(IYR)以上、7つの資産をリスク・リターンで並べると、以下のようになります。リスク許容度が高いほど、米国株や新興国株の比率が上がります。現在のリスク許容度は5なので、米国株33.7%、日欧株33.8%、新興国株14.5%とリスクが高い3つの資産で82%とリスクを取りながら、リターンを目指した運用を行っています。資産評価額2019年1月末の資産評価額は以下のようになっています。円ベースでは38,833円のマイナス(-1.77%)となっています。しかし、昨年は各資産が大きく下落した年でした。下の表をご覧ください。各資産がこれだけ下がる中、―1.77%の損失で済んでいるので、損失は限定的と考えられます。昨年のパフォーマンスは悪かったものの、10年間のリターンは以下のようになっています。ロボアドバイザーは、運用開始後には最適なタイミングでリバランス(銘柄の入替え)や税金の最適化を行います。30年の運用期間があるので、毎年の損益に一喜一憂することなく、淡々と積立投資を継続していくようにしましょう。ウェルスナビの評判まとめ今回は、ウェルスナビにおける実際の運用を元に解説してきました。組入れ銘柄の特徴や資産配分がよくわかったのではないでしょうか。実は、分散投資は下げ相場の時に効果を発揮します。銘柄の分散、時間の分散でリスクを抑えることによって、損失を軽減させることができるからです。人が運用していると、相場環境に影響を受けて、予定通りに運用を行うことが困難な時もあります。特に、株式市場が下落してパフォーマンスが悪化すると迷いがでます。ですから、ロボアドバイザーに任せて、機械的な運用を行っていくことが大切なのです。
2019年03月11日「公的年金を運用するGPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)が、’18年10月~12月期の運用実績で、14兆8,000億円もの運用損を出していたことがわかりました。これは現在の方式で運用を開始した’01年以降で、最大の“赤字額”です。それまで165兆円あった積立金が、150兆円まで目減りしてしまいました。積立金は、保険料、国庫負担に次ぐ、年金の原資です。年金の危機といっても過言ではありません」そう警鐘を鳴らすのは、年金博士として知られる、社会保険労務士の北村庄吾さんだ。私たちの老後を支える大事な年金積立が“大溶解”している。GPIFは、厚生年金と国民年金の積立金の管理・運用を行う独立行政法人で、年金基金のなかでは世界最大の資産を持つ。現在、公的年金は現役世代の払う保険料を、高齢者に分配する“賦課方式”を取っているが、少子高齢化がより進むと、現役世代の負担が大きくなりすぎてしまう。そこで、将来的には積立金を少しずつ取り崩して制度を維持する予定になっている。GPIFはそのための積立金を運用し、少しでも増やすという役割がある。GPIFがリスクの高い運用制度となったのは、第2次安倍政権になってからだという。「もともと、GPIFはリスクの低い国内債券を中心に積立金を運用してきました。ところが、’14年10月から、株式投資の割合を大幅に引き上げたのです」(北村さん、以下「」内は同)国内債券での運用割合を60%から35%に半減させて、高い運用益が見込まれるがリスクも高い株式での運用割合を24%から50%に倍増させた。現在は超低金利時代。国内債券では運用益を見込めないために、株式の割合を増やしたというのが建前だが……。「GPIFの豊富な資金を株式市場に投入することで、株高を演出しようとする狙いもありました。つまり、アベノミクスの成長戦略として、年金積立金に手をつけたということです」もくろみは成功し、当時1万4,000~1万5,000円台を推移していた日経平均株価は2万円を超えた。「株高には誘導できましたが、年金資金は株価や為替変動のリスクに今まで以上さらされるようになったのです。’15年度には中国株の暴落の影響もあって、GPIFは5兆円の運用損を出しました。そして今回、昨年10月の世界同時株安の影響を受けて、約15兆円もの運用損を出していたことが発覚しました。多くの国では、基礎年金の積立金は、安全性の高い国債で運用されています。こんな“ギャンブル”みたいなやり方には、問題があると言わざるをえません」それでもGPIFは’01年からの累積の黒字額が56兆6,745億円あると喧伝している。だが、実は’14年10月以降に積み上げた黒字額は、この“大損失”で半減し、現在15兆4,000億円になった。ふたたび今回のような損失を引き起こせば、すべて消し飛んでしまうことになる。「しかも、株式市場に明るい材料はありません。相場は1年先を見て動くもの。現在はオリンピック特需のおかげで、建設事業が活況ですが、今年の秋にはすでにオリンピック後を見据えて、相場が冷え込むと予想されています。それならば、株価が下がる前に売り切ってしまえばいいと思うでしょうが、GPIFの株の保有数は莫大なため、日本全体の株価にも影響を与えてしまう。つまり、株価の暴落を招きかねないので、軽々に売ることもできないのです」アベノミクスの株高演出のために使われた結果、わずか3カ月で15兆円が消失してしまった公的年金。時の政権や、国の都合で、私たちの年金がどんどん消えていく――。
2019年02月21日投資初心者の方は、「資産運用を始めたいけど、どうすればいいのだろう」「少額から気軽にできる方法はないの? 」といった疑問があると思います。投資や資産運用というと怖いイメージもあります。そこで、初心者が気軽に少額から始められるおすすめの方法を3つご紹介します。まずは、資産運用の定義から確認していきましょう。資産運用の方法は2種類金融庁つみたてNISAの対象は投資信託です。金融庁が「長期・積立・分散」に適した約160本の投資信託を厳選しています。年間40万円までの投資金額に対して値上がり益や分配金に税金がかかりません。そして、非課税期間は20年なので、最大800万円分(40万円×20年)の非課税投資枠となります(下図)。金融庁毎年40万円が上限なので、毎月約33,000円まで積立投資をすることができます。約33,000円まではつみたてNISAで、上限を超える分は通常の投資信託で積立投資を行っていくことで、効率的な資産運用を行うことができます。3. 簡単にできる資産運用はロボアドバイザー(ロボアド)しかし、積立投資もつみたてNISAも銘柄を自分で選ぶ必要があります。「銘柄選びから資産配分まで、すべて自動でできるサービスはないだろうか? 」というニーズを満たすのが、ロボアドバイザー(ロボアド)です。ロボアドはいくつかの簡単な質問(収入や年齢など)に答えるだけで、最適な資産配分(ポートフォリオ)を決定してくれて、商品の購入から調整(リバランス)までおまかせで運用することができます。多くのサービスがありますが、「WealthNavi(ウエルスナビ)」と「THEO(テオ)」の2社が有名です。ウエルスナビとテオの投資対象は、「海外ETF」です。ETFとは、証券取引所に上場している投資信託で、取引時間中はいつでも、リアルタイムで取引することができます。ロボアドは、厳選された海外ETFの中から、投資家に最も適した銘柄を自動で購入してくれます。さらに、ウエルスナビは10万円、テオでは1万円から投資を始めることができます。「資産運用に手間をかけたくない」「投資対象をおまかせでお願いしたい」と考える投資家には、ロボアドが最適です。人気資産運用3つの比較表最後に、ご紹介した金融商品の比較表を掲載しておきます。資産運用を始める際の参考にしてください。資産運用に関するまとめ今回は、初心者でも低資金から資産運用できる方法として、積立投資つみたてNISAロボアドの3種類をご紹介してきました。積立投資は、幅広い銘柄の中から自分で選んで投資できます。また、つみたてNISAでは、金融庁が厳選した約160の投資信託から銘柄を選択し、値上がり益や分配金が非課税というメリットがあります。ただ、それぞれ自分で銘柄を選ばなければならないので、手間をかけたくない、資産配分を決めてほしい、と考える投資家にとってはロボアドが最適です。次回は、ロボアドの詳しい内容と、おすすめのロボアドバイザーをご案内します。
2019年02月07日ある程度自分の資産を持っている(貯蓄額で言えば50~100万円)女性なら、一度は夢見るのが“お金の運用”だと思います。しかし、仮想通貨やFXといった投資に手を出すのは、ちょっと怖い……そんな方には、まずリスクの少ない運用法をお勧めします。そこで今回は「女子にお勧めの利回りの良い預金運用法」をご紹介致します。文・山田良政個人向け国債(変動10年タイプ)…安心度★★★★★ 利回り★★★数ある預金運用において、国内で最も安全なのは個人向け国債(変動10年タイプ)でしょう。こちらは基本的にいつでも申し込める上、元本割れすることはほぼありません。1万円から買うことができますが、自動的に積立はできません。厳密に言えば、元本割れすることもなくはないのですが、日本が崩壊するくらいの出来事がなければあり得ないくらい、その確率は低いです。利回りが年率0.05%のため、利回りの良い銀行の定期預金に預けるのがベターです。途中で解約した場合、直近2回の利息が戻ってくるお金から差し引かれますが、微々たるものなので気にしなくて良いと言えます。インデックスファンド…安心度★★ 利回り★★★★★インデックスファンドとは、日経平均株価などの株価指数(市場平均)に、値動きが連動することを目指した投資信託のことを指します。あまり経済に詳しくなくても、ニュースで日経平均株価の値動きを耳にする機会はありますよね。つまり、日経平均株価に連動するインデックスファンドを購入すれば、その日のニュースをチェックするだけで、基準価額をわざわざ調べなくても値動きを予測することができます。日経新聞や株価に興味のある方にはお勧めです。投資型クラウドファンディング…安心度★★★ 利回り★★★★★投資型クラウドファンディングは、別名「ソーシャルレンディング」とも呼ばれ、金融庁の認知を受けている投資商品です。2015年に、政府が正式に投資型クラウドファンディングの規制を緩和したことから注目が集まり、一気にその名が広がりました。今、なぜ資産運用として投資型クラウドファンディングがお勧めなのかと言うと、昨今の低金利時代に平均5%~10%以上の利回りが期待できるからです。しかも、FXや株式よりもリスクが低く、1万円という少額から始めることができるなど非常に多くのメリットを兼ね備えているのは魅力的ですね。貯蓄型の低解約返戻金型終身保険…安心度★★★★ 利回り…★★★★保険と聞くと、運用と無関係だと思う方もいらっしゃるかもしれません。しかし、保険は病気やケガのときに保障されるものばかりではなく、貯蓄の機能を兼ね備えているものもあります。貯蓄の利回りが定期預金より高いものもあり、お金を増やす上で選択肢のうちのひとつとして考えてみるのもアリです。たとえば、低解約返戻金型終身保険は終身保険ではありますが、通常の終身保険とは違い、保険料を支払っている間の解約返戻金の割合を、通常の返戻金の7割程度と大きく下げている代わりに、保険料の払い込みが終了すると、解約返戻金が一気に増える仕組みの保険です。若い人であれば、教育資金作りやマイホーム資金作りなどに活用することもできます。最後に、投資でも資金運用法でもそうですが、一番大切なことは“分散投資”の発想を持つということだと思います。分散投資とは、「卵をひとつのカゴにいれておくと、落とした際に全部の卵が割れてしまうかもしれない。しかし、複数のカゴに卵を入れておけば、一度に全部割れてしまうことはない」という理論です。あなたの大切な資産を運用しようと思うなら、可能な限り複数の運用先に分散しておくのが得策です。今回ご紹介した運用法を複数運用して、できる限りリスクを回避しましょう。(C) ESB Professional / shutterstock(C) Viktoriia Hnatiuk / shutterstock(C) Dean Drobot / shutterstock(C) Stock-Asso / shutterstock
2018年10月22日