デンソーとNTTドコモは2月22日、高度運転支援および自動運転技術の実現に向け、LTEや次世代移動通信システム5Gを利用した車両制御システムの研究開発を協力して進めることに合意した。今回の研究開発は、デンソーの車両制御技術のノウハウと、ドコモの車両通信のノウハウを組み合わせることで、LTEや5Gを利用した車両制御技術の高度運転支援や自動運転技術への活用を目指すもの。具体的には、高速道路での合流、見通しの悪い都市部の交差点などでの活用を想定し、シミュレーターを用いた評価や、車両を利用した実験を検討している。今後両社は、LTEおよび5Gを利用した高度運転支援、自動運転技術の実現に向け協力して研究開発を行う。
2016年02月23日パイオニアは9月7日、高精度地図の開発などを手がける独HEREとの協業に向け基本合意したと発表した。同合意は、HEREが保有する自動運転・高度運転支援向け地図の整備や活用において、パイオニアが開発している走行空間センサー「3D-LiDAR」を活用し、自動運転時代に向けた高度化地図の活用について両社の連携を協議していくことを目的とする。パイオニアは、これまで培ってきた光ディスク関連技術を活かし、車載用途に適した高性能で小型・低コストな「3D-LiDAR」の開発を進めている。また、カーナビゲーションで培った技術に加え、プローブ情報を活用した独自のネットワークシステム「スマートループ」を2006年に立ち上げており、地図整備子会社であるインクリメントPの地図制作、更新ノウハウと連携させることで、一般車両からの周辺情報を自動的に収集し、高度化地図データを更新して配信する効率的な整備・運用システムの構築・提案を目指すなど、自動運転・高度運転支援に向けた取り組みを展開している。
2015年09月07日パイオニアは9月1日、自動運転・高度運転支援向け走行空間センサー「3D-LiDAR」の車載実証実験を開始したと発表した。「3D-LiDAR」には高性能化を実現する同社の独自技術が実装されており、数十メートル先の物体の距離、幅を詳細に検出できることに加え、検出した形状から物体認識まで可能となっている。同社は今後、普及における課題となるサイズおよび価格面において大幅な小型化・低価格化を進め、2016年中に高度化地図の整備車両向けに実用化し、2017年には業務用製品、2018年頃から一般車両向け「3D-LiDAR」の製品化を目指すとしている。
2015年09月01日ZMPは8月26日、独Ibeo Automotive Systems(IBEO)と自動運転車の共同開発に合意し、IBEOのレーザースキャナを搭載した自動運転車両RoboCarの販売を同日より開始すると発表した。IBEOのレーザスキャナを前後計2個搭載した市販ハイブリッド車ベースのRoboCar HVの価格は2200万円(税別)で、カスタマイズにより最大5個のIBEOレーザースキャナの搭載・統合が可能となっている。今回の協業についてZMPは「世界でもっとも優れたレーザスキャナメーカーの1つであるIBEOとの協業を発表できることにとても興奮しています。IBEOとZMPの組み合わせにより、高効率かつ高性能な自動運転技術の提供が可能となると考えます」とコメントしている。
2015年08月26日車を持っている彼と付き合っていると、デートの際にはどこに行くにも車移動ということが多くなるかもしれませんね。一般的に男性は女性よりも運転が上手いと言われますが、運転が下手な男性も確実に存在します。今回は、彼氏の運転テクニックに不満を持ったことがある20代~30代女性に聞いてみました。■1.方向音痴過ぎて困る「彼はプライドが高くて、道を間違えたことを絶対に認めたがらず、目的地に付けないまま2時間くらいさ迷っていたことがあります。」(28歳/食品関係)道を間違えていることを指摘すると余計に焦ったり、カッとなって八つ当たりしてくるタイプの男性もいます。口を出さないで見守ったほうがいいのか、Googlemapなどで別のルートを調べて手助けした方がいいのかは彼の性格次第ですね。■2.運転中、人が変わってコワイ「ハンドルを握っていない時は誰もが認める優しい人なのに、運転中は前の車がトロトロしていると舌打ちしたり煽ったりして怖いんです。」(25歳/大学院生)普段おとなしい人ほどハンドルを握ると豹変することがあるとも言われます。もしかしたら、仕事や日常生活でイライラが溜まっているのかもしれません。ただ、それを態度に出したり、彼女を怖がらせるようでは彼氏失格ですよね。そのような態度だと一緒にいる人が不快に感じるということは彼に伝えましょう。無意識でやっていることが多いので、気が付くと直る人が多いです。言っても直さないようなら、付き合い自体を考えたほうがいいかもしれません。■3.運転が荒い、ブレーキの踏み方が下手で酔う『他の人の運転だとそんなに車酔いしないのに、彼の運転が荒くて気持ち悪くなってしまいます。』(21歳/大学生)車酔いはブレーキの踏み方によってかなり影響を受けます。自分でブレーキのタイミングが分かる運転席と、いつブレーキが踏まれるか分からない助手席や後部座席では、同じ車に乗っていても感じ方が全然違うのです。運転している当人は自分の運転技術が上手いと思っているかもしれないので、急発進、急ブレーキはかっこ悪いということをさりげなく伝えましょう。■4.状況判断が出来ない「彼は狭い道でもスピードを出したり、一旦停止で止まらなかったりするのでいつか事故を起こすのではないかと心配です。」(30歳/通販会社勤務)運転は、周囲の状況判断が重要です。左右、後ろなど全方向に意識を向けていれば危険を回避することができるので事故になりにくいですが、運転が下手な人は前しか見ていないことが多いのです。オススメなのは、彼に運転を教えてとお願いすること。あなたが運転して助手席に座る立場になってみると、自分の運転の怖さに気づきますよ。■おわりに運転には間違いなく人柄が出ます。予期せぬことが起こるとパニックになったりするのもその人の個性と言えます。ただ、一緒に乗っていてイライラするくらい運転が下手な人の車に、我慢しながら乗り続けるのは、苦痛以外の何者でもありません。たいていの男性は自分の運転が下手だと思っていませんし、直そうとも思っていません。放っておくと事故につながる場合もありますので、『怖いからあなたの車には乗らない。』とはっきり言って気付かせることも大事ですよ。(上岡史奈/ハウコレ)
2015年06月22日米Googleが2010年に明らかにした自動運転車が大きな一歩を踏み出す。Googleは米国時間15日、自社が設計した自動運転車のプロトタイプについて、今年夏に公道でのテストを開始することを明らかにした。Googleは2010年に自動運転車の取り組みを発表、それまではLexusなどの一般自動車にソフトウェアやセンサーを搭載した自動運転車の実験を行ってきた。2014年12月、Googleは自動運転向けに自分たちで完全設計したプロトタイプ自動車を披露した。このプロトタイプ自動車はこれまで、テスト施設でソフトウェアとセンサーの動作などのテストを重ねてきたが、今夏よりGoogleの本社があるカリフォルニア州マウンテンビューで、公道でのテスト運行を行う。このプロトタイプ自動車は、これまで自動運転車の実験で利用してきた「Lexus RX450h SUV」と同じソフトウェアを利用しており、すでに合計で100万マイル(約160万キロ)近くを自動走行しているという。最近では、走行距離が週1万マイル(約1.6万キロ)にアップしており、典型的なアメリカの成人運転手の75年分の経験を積んだとしている。Googleによると、テスト運転では速度を最高で時速25マイル(約40キロ)に抑え、運転手を乗せて行う。運転手が必要に応じて人間による運転を行えるように、取り外し可能なハンドル、アクセルペダル、ブレーキペダルを装着する。この実験を通じて、市民の反応や他の車との関係などを見ていきたいとしている。また、工事や渋滞などが原因で目的地で停車できない場合にどうすべきかなど、自動運転車特有の課題を見ていきたいとも記している。
2015年05月18日フリースケール・セミコンダクタ(フリースケール)は3月5日、ビジョン・マイクロプロセッサ「S32V」を発表した。同製品は半自動運転および自動運転に必要な信頼性、安全性、セキュリティ対策を備えた車載ビジョンSoCとして開発された。同社のSafeAssure機能安全プログラムの対象となっており、機能安全規格であるISO 26262に準拠するとともに、10億分の1(ppb)単位で測定される車載グレードの品質指標を満たすように設計されている。CogniVueの第2世代のAPEX画像認識処理(ICP)技術が統合されているため、S32Vデバイスが取得するビジョン・データと、レーダーやLiDAR、超音波情報など他の取り込まれたデータのフュージョンにも対応し、最適な分解能と高精度の画像認識を可能とする。また、信号パスの冗長化やソフトウェア・エラーチェック機能、ハードウェア障害検出、オンチップ処理領域のハードパーティショニングにより、ブレーキやステアリングの性能を損なうことなく、安全にシステムをシャットダウンし、制御下で再起動を実行することができる。セキュリティ面では、セキュア・ブートやネットワーク・グレードの暗号化エンジン、セキュア・キーのほか、主要自動車メーカーの安全なハードウェア拡張の仕様に関するサポートにも対応した。これによりIPの盗難を防止できるだけでなく、外部からの攻撃や車車間通信への不正アクセスも防ぐことができる。暗号化ドメインは分離されており、ハッカーがいずれかのノードに不正アクセスしたとしても他のノードには移動できないため、攻撃を的確に切り分けて隔離することができる。同社は「S32Vは利便性を重視する現在の『支援』パラダイムから脱却し、自動車が緊急時にデータを取得、処理し、ドライバーにクァって制御できるようになる時代へと業界を導きます」とコメントしている。なお、一般向けの出荷は2015年7月の予定。
2015年03月05日ソニー損害保険(以下ソニー損保)は23日、急発進・急ブレーキの少ない"やさしい運転"をすると保険料が戻る、新しいタイプの自動車保険「やさしい運転キャッシュバック型」の販売を開始した。3月1日以降が保険始期日となる契約が対象。「やさしい運転キャッシュバック型」は、無料で貸与するソニー損保オリジナルの小型計測器「ドライブカウンタ」で計測した、加速・減速の発生状況(運転特性)を保険料に反映させる、日本で初めてのタイプの自動車保険だという。「20歳代の方が運転する」「等級が進行していない」といった保険料が高くなりがちな顧客でも、"やさしい運転"によりキャッシュバックを受けることで、保険料の節約が可能になるとしている。販売開始に先立って2014年11月17日から12月18日の期間に実施した、ドライブカウンタによる計測を無料で試すことができる「30日間無料トライアル」には、5000人を超える顧客の申込みがあったという。また、トライアルに参加した顧客に協力してもらったアンケートでは、多くの人が、ドライブカウンタを付けることが「スムーズな運転を心掛けることにつながった」と回答するなど、安全運転の意識を高めるきっかけのひとつとなったことが、うかがえたとしている。○「30日間無料トライアル」に参加した顧客の感想【抜粋】燃費が良くなったし、安全運転になった常日頃、安全運転に心がけており、その結果が保険料に反映されることに喜びと、これからも安全運転を続けることへのモチベーションの一つになります自分の運転を客観的に見ることができて、とても良い経験になりました。日頃から安全運転は心掛けているつもりですが、より穏やかで落ち着いたアクセルワークができるようになりたいです自分の運転を知る機会になって良かったと感じた。また、安全運転に心がける意識づけになったソニー損保は引続き、顧客ひとりひとりのリスクを反映していくことで、より納得感のある保険料の実現を目指すとともに、保険商品を通じた顧客の安全運転のサポートにも取組んでいくとしている。
2015年02月24日日ごろの睡眠不足から注意力が散漫になり、普段ならあり得ないミスをしたことはありませんか?もしこれが運転中なら、事は重大です。もしかしたら、自分や人を殺してしまうことさえあるかもしれません。そうなる前に、どんな対策がとれるでしょうか?あなどれない!大事故の多くは労働者の睡眠不足が原因「昨日は飲み会が盛り上がって、ついつい遅くまで飲んでしまった」とか「年度末のためここのところ残業続きで……」など、睡眠不足に陥る理由はいろいろあるかもしれません。でも、「これまで事故なんか起こしたことないから……」などという理由で安心できるでしょうか?まして、普段から睡眠不足を感じている人ならなおさら事は深刻です。なぜなら、睡眠不足はかつてスペースシャトル・チャレンジャー号のような歴史的な大事故を引き起こしてきており、あなたや家族の将来を脅かすことにもなりかねないからです。睡眠不足が引き起こす悪影響は飲酒と同じ!?あなたは、居眠り運転が飲酒運転と同じくらい危険なことをご存じでしたか?睡眠不足の程度にもよりますが、居眠り運転では運転がふらつき、走行車線を維持するのが難しいこと、反応速度やブレーキの遅れ、スピードのコントロールができないなどの特徴があります。ここまでは飲酒運転の特徴とよく似ているそう。これだけでもいつ事故が起きてもおかしくない状況ですよね。居眠り運転を避けるための心得は?とはいえ、日ごろからいろいろな努力を払っているにもかかわらず不眠を解消できないという方もいらっしゃるでしょう。そんな人は、こんなことを心がけてみるのはどうでしょうか?次の提案は、東京海上日動火災保険によります。・午後2時前後、深夜2時前後は特に眠気が生じる時間帯。できれば、この時間帯の車の運転は避けましょう!・眠気を感じたら休憩や仮眠をとりましょう。仮眠は15~30分以内が目安。寝過ぎはかえって眠気がとれないこともあるので注意しましょう!・仮眠後はいったん外に出て身体を動かし、外の空気を吸いましょう!起きてすぐだと目が覚めていない状態で運転することになり危険です。・カフェインを上手に利用しましょう!カフェインの効果は、通常摂取してから30分くらいで表れます。眠くなってから飲むのではなく、そうなる前に飲みましょう。・ガムを噛んだり、声を出したりするのも効果的。あごの運動は脳の覚醒を促します。みなさん、日ごろの健康管理をしつつ居眠り運転防止に努めましょう!Photo by Bryan Guilas
2015年02月23日前回、米Appleが実験しているとみられる自動運転車(Self-Driving Vehicle/CarまたはAutonomous Vehicleなど)がシリコンバレー周辺で目撃されたことを紹介したが、実際に自動車業界参入を計画しているという話が持ち上がっており、大きな話題になっている。Reutersの1月14日(米国時間)の報道によれば、Appleは前出のような自律型の電気自動車の製造について研究を進めており、自動車メーカーの専門家や部品サプライヤらとの話し合いを行っていると、自動車業界の幹部に近い情報筋が明かしたという。前回のレポートでは、Appleがリース車を使ってセンサー装置を大量に積んだ自動運転の実験を行っている様子が米カリフォルニア州コンコードで目撃されたが、そのセンサー装置の形状などから、すでにGoogleが実験を行っている自律型自動車の実験とみられていた。だが一方で、まだAppleが本格的に自動車産業に進出するとの見方は懐疑的で、あくまで業界他社との共同実験の域を出ないのではという意見も多かった。今回のReutersの報道では、Appleは「自動車の製造そのもの」に興味を示しており、単に自動車メーカー向けにソフトウェアやコンポーネントを提供するに留まらないと情報筋では示唆している。「Appleは自動車メーカーらの協力をさほど必要にしているようには見えない」とコメントしているように、自動車パーツや製造に関する情報をかき集めており、特に「Connected Car」などと呼ばれる通信機能とリンクした電気自動車の開発に主眼を置いており、同時に可能性としての自動運転機能の研究を進めているようだ。自動車メーカー各社ともに、こうした自動運転機能に対応した自動車の開発を進めているものの、実際に市場投入までにはまだ時間がかかると考えている。CarPlayで自動車業界との連携を模索したAppleだが、ひょっとするとメーカーらの新技術への対応の間隙を縫って、携帯業界を席巻した地力を活かし、間もなく時計業界、そして自動車業界へと進出を果たそうとしているのかもしれない。
2015年02月16日米Appleがシリコンバレー周辺で運転手のいない自動車の運転テストを行っているのではないかと話題になっている。同件はCBS San Franciscoなどが報じており、同地域で撮影された写真を基に自動車管理局に問い合わせたところ、自動運転装置らしきカメラ装備を取り付けた問題の車はAppleへリースされたものだと判明したという。同種の車がニューヨーク近郊でGoogleによってテストされている風景が目撃されていることからも、Appleがシリコンバレーで同種のテストを行っている可能性があるとCBSでは推測している。問題の写真が撮影されたのは米カリフォルニア州コンコード(Concord)で、シリコンバレーのあるサンフランシスコ・ベイエリア近郊のベッドタウンだ。Claycord.comというBlogが天井に謎の装置を取り付けた車が同地区で走っている様子を収めた3枚の写真を掲載したところ、装置にはカメラ等のセンサーが取り付けられており、車は自動運転に用いられているのではないかとの反響があったという。さらに、同種の装置を取り付けてGoogleロゴの描かれた車が、米ニューヨークのブルックリン地区を走っている様子が動画で撮影され、YouTubeに掲載されていることが紹介されていた。これは、同社がニューヨークで実験している自動運転車(Self-Driving Vehicle/CarやDriverless Carなどと呼ばれることがある)なのだという。これらの情報を受けてCBSがDMV (Department of Motor Vehicle)に問い合わせたところ、問題のDodgeのミニバンはAppleにリースされたものだと判明したという。Googleとは異なり、ロゴが掲出されていないのはAppleが秘密裏に実験を行っている可能性もあるものの、実際には既存の自動車メーカーとの共同プロジェクトで、Appleはあくまでその協力メーカーの1社である可能性もあると、CBSでは技術アナリストRob Enderle氏のコメントを引用して紹介している。○自動運転車が実現するために自動運転車の実現には、さまざまな技術的アシストと法規制の壁がある。公道でのテストは許可制であり、個々のベンダーが勝手にテストを行っているわけではなく、多くの場合は共同プロジェクトの形で複数のメーカーが互いの技術を持ち寄って実験を行っている。例えば公道テストが許されているカリフォルニアでは膨大な走行テストが行われており、必要なデータ収集が進んでいる。1月初旬に実施されたテストでは、米カリフォルニア州パロアルトから米ネバダ州ラスベガスまで、州をまたいだ高速道路走行に成功している。この実験で自動走行改造が施されたAudi A7に同乗したWiredの記者が記事を記している。自動走行についてはさまざまな技術が検討されており、GPSによる位置のナビゲーションだけでなく、レーダー装置で車間や障害物との距離を計測して運転速度やブレーキの調整を行うほか、LIDAR (LIght Detection And Ranging)のような光学解析技術を行動決定に活用するなど、これが従来の自動車メーカー以外の技術系メーカーを参入する余地を増やしている。特に映像解析に必要となるイメージセンサーや高速処理が可能なプロセッサ、ソフトウェア技術、通信技術が重要となり、今年1月に開催されたCES 2015では、従来のインフォテインメントの枠を超えた車業界参入の発表が各社から相次いでいる。前述の大量のカメラとおぼしき装置を搭載したGoogleの自動運転車もまた、そうしたトレンドの延長にある。これはメーカー側だけでなく、サービス提供者側も注目している。例えば自動車配車サービスを提供するUberは、急速にビジネス提供地域を拡大しており、ドライバーの確保と"その質"の維持に苦労しているが、自動運転車の導入は、将来的にこの問題を解決する可能性があるとして、業界参入に積極姿勢を見せている。○Appleはどう関わっていくのかでは、Appleはこうしたトレンドにどう関わっていくのだろうか。Patently Appleの記事でまとめられているが、米AppleのM&A担当責任者のAdrian Perica氏と電気自動車メーカーで知られる米Tesla MotorsのElon Musk氏が顔を合わせていることが昨年2014年に話題となり、「AppleがTesla買収で自動車産業参入か」と騒がれたが、後にこれは否定されている。最終的に、ここでの話し合いの1つは今春ローンチ予定のApple WatchでTeslaの車を制御できる仕組みを取り込むためのものだという話が出ている。もっとも、それだけでは前述のような自動運転車のプロジェクトにAppleが関わる理由は薄い。同社がこの種のプロジェクトに関わる要素があるとすれば、同社がプラットフォームとして持つスマートデバイス群(iPhoneやiPad)との連携、あるいは米国では比較的利用されているApple Mapsのようなクラウドプラットフォームの提供、あるいは自動運転車そのものを利用した新サービスか何かだろう。GoogleがUberの領域に乗り出すという報道が数日前に出ているが、Appleもまた何かを考えている可能性がゼロではない。いずれにせよ、自動運転車の時代は意外と身近なところまで来ているのかもしれない。
2015年02月05日富士通は1月19日、運転者の脈波情報から眠気を検知するウェアラブルセンサー「FUJITSU Vehicle ICT FEELythm(フジツウ ヴィークル アイシーティー フィーリズム)」を発表した。出荷開始時期は3月。運輸業向けに販売し、価格は個別見積もりとする。FEELythmは、運転者の耳に装着したセンサーで脈波や自律神経状況などのバイラルデータを測定するデバイス。Bluetoothで接続したレシーバーで測定データを分析し、独自のアルゴリズムで眠気を検知すると運転者に音声または振動で通知する。レシーバーとデジタコなどの車載機を接続することで、運転者の状況を運行管理者にリアルタイムで知らせることも可能だ。今後はスマートフォンなどの端末にレシーバーの役割を持たせることを検討している。重量は約90g。バッテリーを内蔵しており、5日間の連続使用が可能だ。
2015年01月19日富士通は1月19日、ドライバーの安全運転を支援するウェアラブルセンサー「FUJITSU Vehicle ICT FEELythm(FEELythm)」を2015年2月より運輸業者向けに販売開始すると発表した。同製品はドライバーの耳に装着したセンサーで取得した脈波情報などからドライバーの眠気状態を検知し、本人および運行管理者に通知するというもの。自動キャリブレーションと学習機能により、バイタルデータの個人差による精度のばらつきを解消することができるという。また、長距離運行での活用が想定されており、5日間連続使用が可能なバッテリーを搭載している。運行管理システムとの連携面では、デジタコなどの車載機と接続することで、運行管理者がドライバーの状態をリアルタイムに確認し、データに基づいて最適な指示を出すことができるようになる。同社は「今後、運転者情報や緊張の条件を蓄積・分析したハザードマップなどの活用により、事前に危険予測を行い運輸業での運輸安全マネジメント支援を拡大していく」とコメントしており、3年間で7万台の販売を目指すとしている。
2015年01月19日米Googleは12月22日(現地時間)、完全自動運転カーのプロトタイプ"完全版"を公開した。Googleは5月に、同社が一から完全自動運転カーを設計するプロジェクトを発表した。その際に公開した初期のプロトタイプはデザインモックアップで、ヘッドライトなど車としての機能を完備していなかった。その後、テスト走行の実現を目指して仕様や機能が異なる様々なプロトタイプのテストを繰り返し、自動運転カーが必要とする機能を全て搭載したのが今回公開したプロトタイプだ。「完全自動運転のためのGoogle初の完全プロトタイプ」としている。デザインは5月に公開されたモックアップとほぼ同じだが、LIDARシステム(周囲の情報を収集しリアルタイムで3Dマップを作成)が小型になっており、またヘッドライトや方向指示器などを備える。しばらくはGoogleのテストトラックでのテストを継続し、来年には北カリフォルニアにおいて一般道を使ったテスト走行に移る計画だという。プロジェクトチームの最終目標は内部にハンドル、アクセルペダル、ブレーキペダルもない完全自動運転カーだが、テスト走行に用いるプロトタイプは必要に応じてドライバーがマニュアル操縦する機能を備える。
2014年12月23日仕事柄、長距離の車の運転が必要という方は、ぜひ知っておいてほしいことがあります。きっと、人それぞれ居眠り運転防止対策はとっていると思いますが、食べ物にはどれくらい気を配っていますか?意外と盲点になりがちな食べ物のこと。眠気対策にはどんなものを口にするのがいいのでしょうか?運転中の眠気対策!SAで食べるべきものは?ドライバーにとって、一つの楽しみともいえるサービスエリアやパーキングエリアでの一休憩。地方であれば、その土地のご当地フードにもめぐり合うことができるでしょう。そこでしか食べられないものをお腹いっぱい食べるのが、サービスエリアに立ち寄る醍醐味でもあります。けれど、実はドライバーにとってはNG行動なのです。なぜなら、人はお腹がいっぱいになると眠くなるものだからです。理想は、常にほどよく空腹感を感じている状態で運転すること。もちろん、何も食べないというわけにはいかないので、何かしら口にする必要があります。ではいったい、何を食べればいいのでしょうか?炭水化物や糖質は少なめにサービスエリアでは、よくラーメンや丼ものなどの食事メニューが豊富に提供されていますが、それらはできるだけ避けて、軽食のフランクフルトや焼き鳥、味噌おでんなどを選ぶようにするといいでしょう。これらの軽食は、炭水化物や糖質が控えめで、ドライバーに向いている食べ物です。人は特に、炭水化物や糖質を摂取しすぎると、血糖値の関係から、脳の機能が下がったり、脳が麻痺状態になったりして、眠くなると言われているからです。運転中はできるだけ、炭水化物や糖質の少ないものを選んで食べるようにしたいものです。特に「最近、睡眠不足気味だな……」と自覚しているときこそ、注意して選びましょう。よく噛んで食べることも大事少量であれば、「柿の種」「するめいか」などのおつまみ系でもいいでしょう。これらは特に噛みごたえがあるので、比較的しっかり噛むことができます。よって、噛む行為が眠気防止にもいいといわれています。また、サービスエリアでは、眠気防止ドリンクが売られていることもあるでしょう。もし利用する場合には、眠くなりそうな時間の30分から1時間ほど前くらいに飲むと効果的だといわれています。上手に食べものを摂取して、眠気対策をしっかり行い、万全の状態で運転するようにしましょう。Photo by www.Michie.ru
2014年12月20日JR東日本長野支社はこのほど、11月22日に発生した長野県神城断層地震の影響により運転見合せとなっている大糸線白馬~南小谷間について、12月7日始発より運転再開できるとの見通しを明らかにした。最終的な運転再開日については後日発表予定としている。運転再開までの間、白馬~南小谷間にて代行バス1日8本(4往復)を運転する。同区間の所要時間は約48分。
2014年12月03日京王電鉄は大みそかから元日にかけて京王線・井の頭線で終夜運転を行うとともに、初詣に便利な高尾山口行の臨時列車「迎光号」を運転する。終夜運転区間は、京王線の新宿~高尾山口間・新線新宿~笹塚間・調布~橋本間・北野~京王八王子間と井の頭線全線。各駅停車をおおむね30~40分間隔で運転する。臨時列車「迎光号」は、新宿駅を4時0分に発車し、高尾山口駅に4時50分に到着する特急1本と、新宿発高尾山口行の急行2本(新宿駅3時40分発・高尾山口駅4時35分着、新宿駅4時20分発・高尾山口駅5時20分着)、都営新宿線からの直通列車1本(本八幡駅2時35分発・高尾山口駅4時15分着)の計4本。直通列車は本八幡~新線新宿間の各駅に停車し、新線新宿~高尾山口間は急行で運転する。いずれの列車も前後にヘッドマークを掲出して運行する。なお、12月30日から1月3日まで、京王線・井の頭線ともに土休日ダイヤでの運転となる。京王グループではその他、京王バス東が大みそかの22時30分頃から元日3時頃まで、調布駅北口・つつじヶ丘駅北口と深大寺を結ぶ初詣臨時バスを約30分間隔で運転する。最終便は深大寺発3時頃の予定。
2014年12月02日わかってはいるけれど、なかなか制御することが難しいのが睡魔。でも車の運転中などの場合には、自分や他の人の命にも関わることになってしまいます。身近な危険、居眠り運転から解放される日も遠くない……?そんな研究が進んでいるようです。身近で大きな危険がひそむ居眠り運転居眠り運転はどうして起こるのでしょうか?その主な原因のひとつは、いわずもがな睡眠不足があげられます。トラック運転手や長距離バスの運転手が、無理な長時間勤務によって居眠り運転を引き起こして惨事になる、といった事故のニュースを見たこともあると思います。そしてもう一つが、私たち人間の体内リズムによって眠気が強くなる時間帯があるということ。特に早朝と午後に眠気が強くなる傾向にあり、居眠り運転による事故もこの時間帯に多く発生しています。また、曇りの日にも居眠り事故が起こりやすくなると言われています。運転中に突然眠気が襲ってきたら?一般的な防止法とは居眠り防止にはどんな方法があるのでしょうか?真っ先に試すべきは、車内の換気。窓を開けて新鮮な空気を取り入れるのです。運転席側だけでなく、助手席側や後部座席の窓もあけて空気の通りを良くすると気分がリフレッシュされます。そのほか、飲み物でカフェインをとる、一度車を止めて仮眠をとるという方法も。カフェインは覚醒作用がおこるまで15分から20分ほど時間がかかるため、確実に眠気を感じる前にとること、睡眠は、30分以上寝てしまうと、脳が眠る体勢になって逆効果になる場合があるため15~20分程度にとどめるのがポイントです。寝不足の自覚がある場合には、早めにカフェインを飲んで、効き始めるまでの時間に仮眠をとるというダブルの効果を試してみるといいかもしれません。ただ、睡魔は突然やってくる場合もありますよね。慢性的な寝不足、そして時間に追われている状況だと完全に睡魔を撃退するのって、なかなか難しいもの。なんとかならないでしょうか。もうすぐ実現!?運転中の眠気を機敏に察知するシステムそんな中、居眠り運転を警告するシステムの開発がすすめられているようです。それは心拍データをリアルタイムで分析するというもの。この手法でてんかんの発作を事前に検知する装置がすでに開発された実績があります。今回はこの応用で、事故につながりかねない眠気を検出するプログラムが新たに構築されたのです。人は睡眠をとる時に心拍にも変化が起こります。そのことから、ドライバーにセンサーを装着して心拍を計測することで、居眠りの兆候となる心拍の変動を検知するという仕組みで、眠りに落ちる30秒前には兆候を検知できるといいます。実験によって事故につながる居眠りを80%以上の確率で事前に検知しているほか、ネックレスタイプや耳に挟む形のものが検討されているセンサーは数千円で購入できる見込みだといいます。これに手持ちのタブレット端末をつかってアラームで警告できるとのこと。このような製品があれば、仕事で長時間運転をしなければならない人はもちろん、旅行などでたまに長時間運転をする人にとっても安心ですね。Photo by kristina
2014年11月17日ソニー損害保険(以下ソニー損保)はこのたび、急発進・急ブレーキの少ない「やさしい運転」をすると保険料が戻る、新しいタイプの自動車保険「やさしい運転キャッシュバック型」の販売を2015年2月中旬から開始すると発表した。「やさしい運転キャッシュバック型」は、無料で貸与するソニー損保オリジナルの小型計測器(ドライブカウンタ)で計測した、加速・減速の発生状況(運転特性)を保険料に反映させる、日本で初という自動車保険。「20歳代の人が運転する」「等級が進行していない」といった保険料が高くなりがちな顧客でも、「やさしい運転」によりキャッシュバックを受けることで、保険料の節約が可能になるとしている。なお、自身の運転特性を計測したことがある顧客は少ないため、ドライブカウンタによる計測を無料で試すことができる「30日間無料トライアル」も用意したという。「30日間無料トライアル」の受付は17日から開始している。ソニー損保は今後も、顧客にとってより納得感のある保険料を実現するための商品開発、そして、保険商品の要でもあるサービス品質の向上に、引続き取組んでいくとしている。
2014年11月17日独Vector InformatikとBASELABSは、先進運転支援システム(ADAS)と自動運転の開発に関わる製品・サービスの共同開発を目的として提携関係を結ぶことで合意し、8月に調印が行われたと発表した。この提携により、VectorはADASと自動化車両の開発に特化したソフトウェアツールの開発に、BASELABSはマルチセンサ環境下でのデータ融合のための必要なアルゴリズムを含むソフトウェアの開発に注力する。また、BASELABSはADASと自動化車両の開発におけるアプリケーションサポートも提供する予定という。そして、両社は緊密に連携し、開発ツール、アルゴリズムライブラリ、コンサルティングサービスといった包括的な統合ソリューションを提供していく。これらの幅広い製品とサービスを利用することによって、高度なADAS技術や自動化車両の開発を効率的に行うことが可能となる。なお、VetorはBASELABSの株式の49%を取得した。残る51%はBASELABSの経営陣と、4人の創立パートナーが保有するとしている。
2014年10月29日JR東海は台風18号による土砂流入の影響で運転見合わせとなっている東海道本線由比~興津間について、当初予定より運転再開日を早め、10月16日始発から運転再開すると発表した。従来発表では10月20日運転再開予定としていた。これまで運休となっていた特急「(ワイドビュー)ふじかわ」と寝台特急「サンライズ瀬戸・出雲」も、同日から運転を再開する。これにともない、特例的に実施していた東海道新幹線新富士駅~静岡駅間での代替輸送、富士~新富士間のシャトルバス運行、蒲原~興津間の代行バス運行は10月15日で終了する。
2014年10月15日JR東海はこのほど、台風18号にともなう線路内への土砂流入により運転見合わせとなっている東海道本線由比~興津間について、作業が順調に進めば10月20日に運転再開できるとの見通しを示した。復旧までの間、由比~興津間を含む定期券・回数券、および10月5日以前に購入した乗車券を持つ人を対象に、東海道新幹線による代替輸送を実施。対象者に限り、特例として特急券なしで東海道新幹線新富士~静岡間に乗車できるようになった。また、当面の間、三島~静岡間で臨時列車「こだま719号」(三島駅7時5分発・新富士駅7時15分発・静岡駅7時26分着)を運行。同列車は全車普通車自由席で、平日のみの運行とされている。富士駅から新富士駅への移動をスムーズに行うため、両駅を結ぶシャトルバスも運行。11日からは不通区間の代替として、蒲原~興津間でバスによる代行輸送も始める。なお、由比~興津間不通の影響を受けているJR貨物も、輸送量確保のために実施しているトラック代行輸送と迂回臨時列車の運転を拡大。新たに区間列車の運転も開始し、これらを組み合わせることで1日最大往復1,990個(5トンコンテナ換算)の輸送力を確保する。これは不通区間における提供輸送力の約18%に相当するといい、今後も引き続きトラック代行輸送と迂回列車運転の拡大を検討していく考えとしている。※写真は本文とは関係ありません。
2014年10月10日東海道新幹線の開業から50年が経過した。当時の東京~新大阪間の所要時間は約4時間。運転室の乗務員は運転士2名と助士1名の3人体制だったという。運転士1人乗務の現在とはずいぶん様子が違う。ところで、2人の運転士はいつ交替したのだろう? 答えはなんと、天竜川を渡る鉄橋の上。もちろん走行中だった。この話は、埼玉県で開催された新幹線開業50周年記念イベントで、パネルディスカッションに登壇した元運転士、大石和太郎氏によって語られた。大石氏は開業日の新大阪発東京行「ひかり2号」の運転士。時速210kmで走り続けたため、東京駅の到着が速すぎて途中で減速。なんと山手線に追い越されるという珍記録を作った人だ。運転士の交替は天竜川の鉄橋だった。その理由のひとつは、そこがちょうど行程の半分だったから。当時の新幹線「ひかり」は、東京駅から名古屋駅までノンストップだったが、名古屋駅は全体の距離の中では大阪寄りで、ここで交替したら運転士の負担が偏る。仕事量として不公平だ。だからちょうど中間付近にあたる静岡県浜松市の天竜川橋りょうが選ばれた。そしてもうひとつの理由が、いかにも安全を重視する国鉄らしい。「鉄橋の上は見通しが良くて、近隣からなにかが飛び込んでくる心配がない。万が一、交替作業中に目を離しても大丈夫だろう」だったという。じつは、天竜川橋りょうでの交替については、誰が宣言することもなく、自然に決まっていたようだ。なぜなら新幹線開業前、東海道本線の在来線特急「こだま」も、鉄橋で運転士を交替していたから。在来線特急「こだま」の場合、天竜川ではなく安倍川鉄橋だったという。東海道新幹線の運転士交替は、東海道本線の伝統を受け継いだだけだった。じつにシンプルな理由だ。それではなぜ、在来線特急「こだま」は鉄橋で運転士を交替したのだろうか? 前述の「見通しの良さ」「近隣からの障害」だけではなく、在来線特急ならではの理由があった。それは、「これだけの長距離で踏切のない区間が他になかった」から。高速で走る電車特急は、運転士が交替する一瞬だけでも、かなりの距離を走行する。鉄橋以外の場所だと踏切があるから、ここで目を離してはいけない。そこで鉄橋の上が選ばれた。ちなみに在来線特急時代の「こだま」は、東京駅を出発すると次の停車駅は横浜駅。そこから名古屋駅までノンストップで、次が京都駅、そして大阪駅に到着していた。所要時間は6時間50分。最高速度は時速110kmだったという。東海道新幹線の開業前日に、在来線特急「こだま」は運行終了。列車名は東海道新幹線の各駅停車タイプに引き継がれて現在に至る。各駅停車タイプになったとはいえ、新幹線開業時の「こだま」の所要時間は5時間。東海道本線でトップスピードを誇った頃より、所要時間を約2時間も短縮している。運転士交替の話に戻すと、現在の東海道新幹線の運転士は1人乗務。ハイテク機器にサポートされて安全を確保している。もちろん走行中の交替は、相手がいないからできない。運転士の交替は、「ひかり」「こだま」は名古屋駅で行われ、「のぞみ」は原則として新大阪駅まで交替なしとのことだ。※写真は本文とは関係ありません。
2014年10月04日運転を伴う仕事をしているあなた。もし突如として我慢できないほどの眠気に襲われたらどうしますか?もしどこかに車を停めて車中仮眠ができるのであれば、ぜひすぐに実行したいものです。そこで、駐車場やサービスエリア、パーキングエリアなどでの仮眠時の注意点を紹介します。我慢できない眠気には車中仮眠を!もし仕事や旅行などの運転中、我慢できないほどの眠気に襲われたら、どこかに車を停めて仮眠を取るという方法がありますが、そんなとき、まずはどこに車を停めるかという話になってきます。都会の駐車場は有料で、夜間は閉鎖というところも多い中、高速道路のサービスエリアやパーキングエリアは仮眠と休憩に非常に適している場所だといわれています。仮眠ができるだけでなく、ガソリンスタンドや食事施設・物販スペースなども完備されているので最高の休憩場所といえます。ただ、都市部にはサービスエリアやパーキングエリアが少なく、レアな存在であることは確かです。SAやPA、駐車場での仮眠、どこがいい?もしサービスエリアで仮眠を取ろうと決めたら、次はどこに停車するかがポイントになります。停車を避けたい場所としては、入口の近くです。車が頻繁に出入りをする場所なので、邪魔になるだけでなく、騒音や振動が仮眠の妨げになるからです。トイレやガソリンスタンド近くも出入りが激しく、同じ理由で避けたい場所です。また、もう一つ避けたいのは、大型車の駐車スペースのそばです。排気ガスが多いだけでなく、保冷のためにディーゼルエンジンを常に動かしている車が停まっていることもあるからです。こうして避けるべきスペースを避けていくと、乗用車用スペースの真ん中付近がもっとも仮眠には適しているのではないかといわれています。仮眠や車中泊の注意点近年、サービスエリアや道の駅などで車中泊をする人が増えており、そのマナーが問われています。基本的に一晩中、というのは避けて、仮眠や休憩場所に留めておきたいところです。一部の道の駅では、仮眠や休憩だけでなく、車中泊を受け入れる姿勢を示すところもあるようです。しかし、夜間は完全閉鎖する道の駅も増えているといわれているので、一晩過ごしたいと思ったら、車内泊をしてもいいかどうかをよく確認するのをおすすめします。また、車中泊だけでなく、仮眠時にもいえるのが防犯面のリスクです。地方の駐車場や道の駅などは夜間に管理人が常駐していないケースもあるので、車上荒らしなどの被害にあうこともあるようです。よく気をつけましょう。photo by Zach Dischner
2014年09月16日運転が苦手な女子もかわいい?仕事や買い物、遊びに行くのにも便利な車ですが、運転は怖い、難しい、苦手という人も少なくありません。運転が大好き、得意と言ってみたいものです。今回は、マイナビ会員の女性542名の「車の運転がヘタだなぁと思う瞬間」をランキングにしてみました。>>男性編も見るQ.車の運転がヘタだなぁと思う瞬間を教えてください(複数回答)1位車庫入れ50.2%2位バック28.4%3位縦列駐車23.2%4位気持ちに余裕がない17.7%4位車線変更17.7%6位妙なタイミングでブレーキを踏んでしまったとき14.0%■車庫入れ・「何度も切り返していると悲しくなる」(29歳/自動車関連/専門職)・「まっすぐに入れたつもりが、すごく曲がっていることがある」(29歳/情報・IT)・「車庫入れができないので、運転はしません」(25歳/ホテル・旅行・アミューズメント/販売職・サービス系)■バック・「2年以上乗っているが、バックだけは苦手」(26歳/商社・卸/営業職)・「全然思い通りにできない」(24歳/ソフトウェア/技術職)・「逆の方向に進む」(29歳/ソフトウェア/専門職)■縦列駐車・「何度も何度も試すが、同じことを繰り返していて縦列になっていない」(28歳/金属・鉄鋼・化学/秘書・アシスタント職)・「なかなか縦列駐車する機会がないので、たまにあると困る」(32歳/アパレル・繊維/クリエイティブ職)・「田舎なので、免許を取ってから縦列駐車をしたことがない」(37歳/自動車関連/技術職)■気持ちに余裕がない・「運転しているときは何も思わないけど、終わってエンジンを切ったときにすごく疲れを感じる。力が入っていたんだなぁと思う」(31歳/不動産/専門職)・「ものすごく緊張する」(22歳/ソフトウェア/技術職)・「急に道を指示されても方向転換できない」(27歳/団体・公益法人・官公庁/専門職)■車線変更・「車線変更にびくびくしてしまう」(28歳/団体・公益法人・官公庁/専門職)・「怖くて車線変更がいつまでもできず、まっすぐしか進めない」(26歳/マスコミ・広告/専門職)・「車幅がわからず、混んでいると難しい」(27歳/自動車関連/専門職)■妙なタイミングでブレーキを踏んでしまったとき・「黄信号で止まるか行くか迷うタイミングのときに、急ブレーキで止まるハメになるとヘタだと感じる」(31歳/その他)・「山道を走っているとき、何度も変なところでブレーキを踏んでしまいヘタだと思った」(27歳/印刷・紙パルプ/営業職)・「信号で停まったり進んだりするとガクガクする」(29歳/団体・公益法人・官公庁/専門職)■番外編:同じ過ちを繰り返しがち・ナビの指示をよく間違える「曲がるタイミングをよく間違える」(24歳/農林・水産/技術職)・合流が苦手「遠回りでもいいから、信号で曲がっていける道を探してしまう。信号のない場所での合流が怖い」(30歳/商社・卸/専門職)・スピードが遅い「怖くて時速40kmくらいで走っていると、すぐ後ろが詰まってしまう」(25歳/情報・IT/技術職)総評1位は「車庫入れ」でした。何度も何度もやり直して、曲がりながらもなんとか駐車している人は、結構多いみたいです。車庫入れができないと、行ける場所が限られてしまいますよね。2位は「バック」。どっちに進むかわからないという人が多くいました。誘導してもらっても、その人をひいてしまいそうで怖い!3位は「縦列駐車」。田舎では、縦列駐車する機会も少ないようです。うらやましいと感じる人は、きっと多いはず。私自身は免許を持っていないので、家族や友達がスムーズに車庫入れやバックをしているのを見ても当然と思っていました。実は、結構すごいことだったんですね。これからは少し尊敬しようかなと思います。(文・OFFICE-SANGA澤田千春)調査時期:2012年10月15日~2012年10月20日調査対象:マイナビニュース会員調査数:女性542名調査方法:インターネットログイン式アンケート■関連リンク【女性編】車の助手席で寝る以外でNGだと思うことランキング【女性編】ドライブデートで行きたい場所ランキング【女性編】ドライブで聞きたいアニソンランキング完全版(画像などあり)を見る
2012年12月31日福岡県福岡市では、飲酒運転の撲滅(ゼロ)をめざし、飲酒の機会が増えるこの年末年始に合わせ、「飲酒運転撲滅キャンペーン」を実施する。同市ではこのキャンペーンの中心として、12月19日から、飲酒運転撲滅のキャンペーンCMを在福民放5局でオンエア。CMには、お笑い芸人・鉄拳さんが描くパラパラ漫画を使用している。CMは、飲酒運転がもたらす悲惨な状況を伝えたいとの思いで作られた。CMを見たあと、それぞれが飲酒運転撲滅について考えるきっかけになるようなメッセージが込められているという。同市ホームページやTジョイ博多でのシネアド(映画館で流すコマーシャル)など、さまざまなメディアも活用し、広く飲酒運転撲滅を訴えていく。また、キャンペーンCMのWEBバージョンは、同市ホームページで12月19日午前0時より公開する。ほかにも、12月末頃に読売新聞朝刊福岡版15段フルカラー広告、天神地区、博多駅地区での自転車による広告、情報誌「Messa-jyu」での広告、Yahoo!JAPANのウェブページバナー(トップページ以外)などでも、飲酒運転撲滅を啓蒙していく計画だ。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月18日民営鉄道事業者の阪神電気鉄道は、同社および阪神バスにおける、年末年始の運転ダイヤを発表。また、初詣客の利便性を図るため、12月31日の終発から元日の始発にかけて、本線および阪神なんば線で終夜運転を実施する。鉄道とバス(一般路線)ともに、12月28日は平日ダイヤ、12月29日~1月3日は土曜・休日ダイヤ、1月4日は平日ダイヤで運行するとのこと。また、終夜運転は、普通列車のみで、本線、阪神なんば線とも約15分~30分間隔で運行する予定。区間は、「梅田~高速神戸間」の本線全区間(神戸高速線の一部を含む)、および「尼崎~近鉄奈良間」の阪神なんば線(近鉄奈良線を含む)。詳細は、阪神電気鉄道のホームページで見ることができる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月17日JR東日本では大みそかから元旦にかけて、都内を中心に首都圏の各線区で終夜運転を実施する。初日の出や初詣に便利な臨時列車も運転される。中央線は東京~高尾間で終夜運転を実施。深夜0~5時頃にかけて、約20~40分間隔で各駅停車が運転される。沿線に武蔵御嶽神社、塩船観音寺、拝島大師本覚院などがある青梅線では、臨時快速列車「武蔵御嶽神社初日の出号」を運転。立川~御嶽間の3往復は、立川~青梅間の各駅に停車し、青梅~御嶽間は快速運転(途中駅は通過)となる。拝島発立川行の上り列車も2本設定される。東京近郊のJR線ではその他、山手線、京浜東北・根岸線、総武線と常磐線の各駅停車、埼京線など各線区で終夜運転を実施。常磐線各駅停車は東京メトロ千代田線と、埼京線はりんかい線と直通運転を行う。昨年に引き続き、初日の出の鑑賞に便利な房総半島方面への特急・快速列車も運転される。銚子方面へは高尾発の特急「犬吠初日の出1号」(E257系5両編成)、両国発の「犬吠初日の出3号」、新宿発の特急「犬吠初日の出5号」などを運転。千倉方面へは高尾発の特急「外房初日の出1号」(E257系9両編成)のほか、新たにお座敷列車(全車グリーン車)を使用した快速「おいでよ南房総初日の出」も登場する。千倉駅から初日の出の帰りに便利な特急「外房初日の出2号」(E257系9両編成)も運転される。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月28日JAF(日本自動車連盟)は人の視覚能力をゲーム感覚でチェックし、運転適性や傾向をアドバイスする、運転適性チェック「JAF D-Dock」を行っている。「速度の予測と判断」チェック的確な「認知」→「判断」→「操作」のためには、それぞれの物体の動きを捉え「次の場面」まで予測する能力がものをいう。そこから「何がもっとも危険か」「何に注意すべきか」といった優先順位付けもできてくる「眼のうごきと記憶」チェック運転中に見えているものの中には、標識や周囲の状況、人や車など、眼でとらえて記憶しておくべきものがいくつもある。刻々とかわる場面の中で「正しく見えて、覚えているか」をチェックする「眼と手のバランス」チェック走行中、障害物があった場合、「ハンドルで回避」するか、瞬間的に的確な判断と操作が求められる。「見ることと、判断・動作の関係」をチェックするチェックの結果をもとに総合評価を行う。3つのチェックの成績を色々な視点で確認することができる。それぞれのチェックの得点や、全国ランキングがわかるので、繰り返しチャレンジすることで上位ランクを狙うことができるという。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月19日日本自動車連盟(以下、JAF)は、同連盟ホームページ内のWEBコンテンツ「JAFがおしえる運転のニガ手克服1・2・3」に高速道路の内容を追加し、このほど公開した。JAFは苦手運転を克服するための実技講習会、「JAFセンスアップ・ドライビングスクール」を全国で実施している。WEBコンテンツは多くの初心者ドライバーが苦手とする運転シーンを想定し、講習会を受講できない人にも手軽にコツをつかめるように制作。スムーズで安全に運転するポイントを3つに絞り、分かりやすく動画で解説している。今回は昨年公開した一般道路での運転シーンに加え、高速道路を利用する時の“ニガ手”ポイントである「合流・車線変更・ETCゲート」について詳しく紹介している。今回、レッスンを担当するのはJAFの実技講習会などでも講師を務めるベテランインストラクター。撮影はNEXCO中日本の協力を得て、開通前の新東名高速道路で実施したという。実際の高速道路を走行するドライバーの視点で撮影されたシミュレーションムービーとなっており、周囲の車との距離感や速度感などがつかみやすくなっている。このほか、車庫入れ・縦列駐車のコツを紹介するWebコンテンツ「JAFがおしえる車庫入れ・縦列駐車のあいうえお」も公開している。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月12日