「重力に逆らおうとするな」そんなツッコミとともにX(Twitter)に1枚の写真を投稿したのは、複数の保護猫と暮らす、サユヤス(@SHAKEhizi_BSK)さん。サユヤスさんは、重力を凌駕する猫のティナちゃんに驚いたそうです。「重力はどこ行った」と思わず口にしたくなる、こちらの写真をご覧ください!どこに座ってるの!?なんとティナちゃんは、ドアに前脚を置きを置き、突っ張る形で壁に座っていたのです…!飼い主さんもまさかティナちゃんが『忍び』の技をマスターしていたとは思ってもいなかったでしょう。その姿は、アメリカンコミックのスパイダーマンならぬ『スパイダーニャン』ですね!投稿には「忍者かよ」「重力への反抗期」「狙われている…」など、ツッコミの声が寄せられました。猫の予測不可能な行動には驚かされますね。ティナちゃんは、今後もさらに『修行』を積み、新しい技を披露してくれるかもしれません![文・構成/grape編集部]
2024年04月22日重力を学ぶ者という意味の「重力学者」&弁理士の大平 和由(所在地:東京都港区、おおひら特許事務所 代表)は、「重力とは何か?」人類最大の謎を解き明かすYouTubeチャンネルSSG 【Solving the Secret of Gravity -重力の秘密の解明】の開設を2023年8月1日(火)にスタートします。おおひら特許事務所 代表、弁理士 大平 和由「YouTubeチャンネル SSG(Solving the Secret of Gravity)」URL: ■提供背景重力、またの名を万有引力と言いますが、未だ発生原因が不明という事はご存知でしょうか?アインシュタインも重力の発生原因まで解き明かしたわけではありません。アインシュタインは「重力は時空のひずみだ」と言ったのですが、これは言わばたとえ話であり、発生原因を究明したわけではありません。このチャンネルをご覧になれば、重力の発生原因はまだ解っていないという事実と同時に、未だ解明されていない重力の謎を知る事になります。■サイトの特徴*重力発生の謎を解き明かすYouTubeチャンネルSSG 【Solving the Secret of Gravity -重力の秘密の解明】は、未だ不透明な重力の発生原因の謎を解き明かすと同時に、その理由を論理的に説明します。*単なる物理の愛好家が発見!?チャンネル開設者は物理学の専門家ではありません。いわば愛好家であり、長い時間をかけて大きなテーマの解明に挑み続けています。重力の発生原因究明というテーマについては1993年頃から研究を始め、2000年頃には発生原因の基本的なメカニズムを解明し、物理学会等への発表も行ってきました。*従来の理論との比較理論の構成が単純である点です。シンプル・イズ・ベストです。現在重力を解明する理論として期待されている超ひも理論などは10次元あるいはそれ以上の次元の宇宙を想定しています。素人には理解不能と言っていいでしょう。本理論は3次元の普通の空間の中で話が完結する物語となっています。*どなたにも理解できるやさしい解説中学生くらいの学力、常識があれば理解できるように解説しています。難しすぎる概念は1つも出て来ません。速度と加速度が理解できれば全体がはっきりとイメージできるものとなっています。是非、生きているうちに、このチャンネルをご覧になって、宇宙で最も影響力の大きい力、重力の正体について納得できる答えに出会って頂きたいと思います。■サイト概要サイト名 : YouTube SSG 【Solving the Secret of Gravity -重力の秘密の解明】URL : 開設日時 : 2023年8月1日(火)運営・企画: 大平 和由■会社概要商号 : おおひら特許事務所代表者 : 代表 弁理士 大平 和由所在地 : 〒105-0003 東京都港区西新橋3-17-1ライオンズマンション愛宕山304設立 : 2012年7月事業内容: 特許出願、商標登録出願、中間処理、特許相談資本金 : 300万円URL : 【本件に関するお客様からのお問い合わせ先】おおひら特許事務所 お客様相談窓口TEL : 03-5405-3310お問い合せフォーム: 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年07月31日猫のジンくんとウミちゃんと暮らしている、小野一俊(@kazutoshi_ono_)さんは日々、愛猫の姿を写真に収めています。この日撮影したのは、重力を感じさせない、不思議な1枚でした。その写真がこちら。忍者猫 #アドビにゃん #写真部門 pic.twitter.com/iirlgFh1gN — 小野一俊 2/18〜仙台もふあつめ展@仙台フォーラス (@kazutoshi_ono_) February 26, 2023 壁を蹴る瞬間の、ジンくんの姿は忍者のよう。この写真を見ていると、ジンくんの肉球が吸盤のように、壁に吸い付いているように見えますね。ちなみに、奥のリビングでジンくんの姿を見守っているのがウミちゃんです。小野さんいわく「ウミちゃんはお姉さんなので、かなり慎重。危険な任務はこなしません」とコメントしています。【ネットの声】・思わず画面を横にした!『忍者猫』だね、すごい!・スパイ映画に出演できるよ!かっこいい。・忍者の正体は猫だったのか。実際は、ジンくんが壁を蹴ったのは一瞬のことでしょう。その一瞬をブレずにカメラに収められる、小野さんの技量もすごいですね。[文・構成/grape編集部]
2023年03月08日“無重力クッション”という呼び名がつくほど座り心地がバツグンな、bon moment(ボンモマン)の「ふわっとした座り心地 ゲルクッション」。この度、完売していた「スクエア」タイプのゲルクッションが再入荷されました!腰やおしりの負担を軽減してくれるゲルクッションは、腰痛持ちや在宅ワークなどで長時間座りっぱなしの方にオススメのアイテム。1枚敷くだけで、腰の疲れや痛みが軽減した!というお声が続々と届いています。今回は、実際にご愛用中のインスタグラマーさんたちの使用シーンと使い心地をご紹介。椅子の形とゲルクッションのかたちの合わせ方にもぜひご注目ください。ハニカム構造のゲルが、腰の負担を軽減bon momentのゲルクッションは、内側にハニカム構造のゲルを使用。普通の綿クッションだと座ったとき一部分に圧がかかってしまいますが、ハニカム構造のゲルのおかげで体圧を分散し、おしりへの負担を軽減してくれるんです。座り心地は硬すぎず柔らかすぎず、普通の綿クッションに比べて安定の座り心地。通気性もよく、長時間座っていても蒸れないところもうれしいですね。使用シーンに合わせて、2タイプのカラー、かたちから選べますカバーにはファブリックソファのような少し肉厚でしっかりとした高級感のある生地を使用し、ゲルクッションとは気づかれない上品な作りとなっています。オフィスで敷くのも◎。カラーはインテリアから浮かない「ベージュ」と「ライトグレー」の2色展開。かたちはどの椅子にも対応しやすい「スクエア」「ラウンド」の2種類をご用意しました。裏返せば違うカラーになるリバーシブル仕様で、インテリアや好みに合わせてお使いいただけますよ。リビングやダイニングの椅子に敷くほかに、床にそのまま敷いて座布団代わりにしても。車内に敷けば快適なドライブを楽しめます。秋のおうち時間や、車でのお出掛けにもぜひお役立てください。それでは、ここからはインスタグラマーさんのご使用シーンを見ていきましょう!長距離運転でのお尻の痛みも軽減しました☺︎(kumeemee さま)温かみのある北欧インテリアが素敵な kumeemee さまは、ライトグレーの「スクエア」タイプのゲルクッションをご愛用。長距離運転時のお尻に痛みと右足の痺れに悩まれていましたが、ゲルクッションを使用し始めてから痛みが軽減されたんだそう。ヘルニアと坐骨神経痛もちで長距離運転でのお尻の痛みと右足の痺れが悩みでした。すこし前からハニカムゲルのクッションを車で使い始めていて長距離運転でのお尻の痛みも軽減しました☺︎・体圧分散性や衝撃吸収性に優れていて通気性もいい構造になっています!カバーはリバーシブルでシンプルなデザインなので普通のクッションと同じように使えるのもいいです◎・デスク用にサークル型も使い始めようかと考え中です。<写真・コメント@kumeemee さま>個人的にはすごく良いな〜と思うクッションでした!(cocoyuko___ さま)日々の整った丁寧な暮らしを投稿されている cocoyuko___ さま。ベージュの「ラウンド」タイプをお選びいただき、良いところとちょっと残念?!なところについて、率直なご意見をいただきました。座る時間が長い人のためのクッション体圧分散をしてくれるゲル素材で1日中座りっぱなしのリモートワークや勉強の時に大活躍してくれる @angers_web さんでみつけたbon momentのゲルクッション使ってみました。◎綿クッションよりも座り心地が良い!!◎ゲルだから体圧分散で負担が少ない◎通気性もいい◎インテリアに馴染むカラーとデザインのカバー付き.△ふつうのクッションよりは価格はちょとお高い.座る時間が長い人ほどゲルクッションがあるとおしりや腰への負担が減りそうだから、個人的にはすごく良いな〜と思うクッションでした!どうしても座ってる時間が多くなっちゃうので少しでも快適に、体に優しく過ごしたい。<写真・コメント@cocoyuko___ さま>肉厚で雰囲気がいいカバーのおかげで、インテリアにすっと溶け込むのが嬉しいです。(sachi.no_suke さま)ご兄妹の愛らしい日々の様子を記録している sachi.no_suke さま。娘さんの読書時間にライトグレーの「ラウンド」を愛用くださっています。ちょっとYouTube見すぎちゃったかもなぁと思った時は読書をして、“相殺”してる感を出している娘。最近は、字だけの本にもチャレンジしています。そんな娘のおしりを優しく受け止めてくれているこちらのクッション。体圧分散性や衝撃吸収性に優れ、「無重力クッション」とも呼ばれているあのゲルクッションなのです。(青いハニカム構造の!)肉厚で雰囲気がいいカバーのおかげで、インテリアにすっと溶け込むのが嬉しいです。<写真・コメント@sachi.no_suke さま>いかがでしたか。ゲルクッションを敷くのと敷かないのとでは、大きな違いがありそうですね。疲れ知らずな座り心地なので、長時間座ることが多い方、腰痛に悩まれている方は是非一度お試しください。 【ご紹介したアイテム】ハニカム構造で体圧分散性や衝撃吸収性に優れ、おしりへの負担を軽減してくれるゲルクッション。インテリアに馴染むシンプルデザインのカバー付きで、リビングやダイニングにも◎⇒ bon moment ふわっとした座り心地 ゲルクッション リバーシブル/ボンモマン 中村綾子30代、主婦。賃貸アパートに夫と男の子兄弟の4人暮らし。転勤族なので身軽に暮らしたいと思いつつ、暮らしに役立つ便利アイテム好き。
2022年11月05日TORITEMP LLCは、“まるで無重力”を実現した一生もの筆記具「Hoverpen 3.0」の先行予約販売を、クラウドファンディングサイト「machi-ya」にて2022年8月13(土)に開始しました。本プロジェクトは9月25日(日)まで実施いたします。※発売後24時間で支援額が85万円を突破。8月15日(月)現在、目標金額100万円に対し97万越えの支援額を達成。HOVERPEN 3.0クラウドファンディング プロジェクトページ ■愛用者続出!世界中の経営者・トップ営業マンが「空中浮遊ペン」を使う理由は?デジタル化やペーパーレス化が進むなか、文具市場は2兆円規模の市場に成長しています。特にインスタ映えを意識した可愛い柄のマスキングテープや付箋、メモ帳などの文具売上が伸びているといいます。その一方、ペンなどの筆記具の販売額は20%ほど減っており、なんと3年連続で減少しているとのこと。スマホの普及やペーパーレス化、在宅ワークが拍車をかけているのは容易に想像がつき、しばらく手書きの文字を書いた記憶がない方も多いのでは?しかし、そんな状況でも「ペン」にこだわりを持っている人たちがいます。それが経営者や有能な営業マンです。経営者の方やトップセールスマンの多くに共通しているのが「文具にお金をかけている」という点。某インターネットグループの創業者である有名な経営者も「ペンにお金をかけると文字を書くのが好きになるため、投資する価値のあるツールだ」と発言しています。ビジネスシーンで普通のボールペンを取り出す人と、目が留まるようなペンを取り出す人、どちらが印象深いか想像してみればわかります。ペンなどの細部にまで投資をしている人は、相手の印象に残るだけでなく、「細かな部分まで気遣い出来る人」という印象を与えます。経営者や有能な営業マンは、それを十二分に理解しているのです。海外の経営者や営業マンから絶大な支持を得ている新世代のペン「Hoverpen 3.0」は、アメリカのクラウドファンディングサイトIndiegogoとKickstarterにて約7,000万円を売り上げたモンスター商品です。今回当社TORITEMP LLCとNOVIUM Inc.(台湾)が日本独占販売契約を結んだことで、世界で話題の新世代ペンが、遂に日本初上陸となりました。販売直後に既に大反響会話のきっかけになる■なぜ1本のペンが世界中の経営者や有能な営業マンを虜にしたのか?~経営者に必要なインスピレーションが湧くデザイン~まるでSF映画にでも出てきそうな近未来的なデザインと、ペンを宙に浮かせるという斬新な固定方法には目を見張るばかりです。もちろん見栄えの良さだけを追求して、宙に浮かせているのではありません。いつでも手に取りやすい角度を研究した結果、水平から30°がベストと割り出し、それをキープできるように設計されているのです。またペンを浮遊させたまま回転させることもできます。集中力を高めるには焦点を固定し1点を見つめることが重要と言われていますが、「Hoverpen 3.0」にはその効果があり、常に新しい閃きが求められる経営者に支持されているのも納得です。浮かび続ける存在感をあなたのデスクに浮かび続ける存在感をあなたのデスクに_1■世界を飛び回るビジネスマンに愛される耐久力ペンのボディ部分に使用されているのは航空機グレードの軽量なアルミニウムです。熟練の金属職人が合金を高音で溶かしだし、金型に流し込んだ後、成形、切断、研磨、研削など数百もの工程を経て完成させています。ジャンボジェット機並みの耐久性はもちろん、その軽さ、書き心地の良さも、世界を飛び回るビジネスマンに愛用される理由です。■様々なビジネスシーンに対応できるペン先「Hoverpen 3.0」はどんなシチュエーションにも対応してくれます。例えば仕事で手早くメモをしたい時はペンモードで使うことができるし、大切な契約、顧客の前で使う時は万年筆モードと、様々なシーンに対応可能。さらに長年、万年筆を使っているユーザーのために18Kゴールド製万年筆のペン先もあるうえに、国際標準規格のインクカートリッジはすべて使用可能。ペン先の太さも0.35mm~0.6mmまで選べるという配慮も嬉しい仕様となっています。選べるペン先とカラー仕事の合間のリラックスタイムに■勝利の女神は細部に宿るトップ営業マン、有能な経営者は常に細部にまで気を配っています。自分の外見、表情、言葉遣い、アイテムなど細かい部分に常日頃から気に掛けることで、相手への気配りや配慮にも目が行き届くのです。今回、日本においても発売された「Hoverpen 3.0」は、「相手の記憶に残る独創的なデザイン」、「インスピレーションを呼び覚ますフォルム」「タフな素材と書きやすさ」がそろった、まさにビジネスマンのための独創的なペン。海外のビジネスマンや営業マンたちが、こぞって「Hoverpen 3.0」を求めた結果7,000万円という驚異的な売上を叩き出したのも納得です。TORITEMP LLCが独占販売契約を結んだ「Hoverpen 3.0」は期間限定で販売されるので、気になる方は売り切れる前にチェックをお願いします。特徴【販売概要】デスクを近未来化「まるで無重力」を実現した一生もの筆記具|Hoverpen 3販売ページ: クラウドファンディングサイト「machi-ya」期間 : 2022年8月13(土)20:00~9月25日(日)23:59 ※期間限定販売価格(税込): 一般販売予定価格…20,900円~スーパー先特割25%OFF…15,600円 先着30名様繰り返し浮かべたくなるボールペンと万年筆が変身可能商品仕様おしゃれなパッケージ【会社概要】商号 : TORITEMP LLC事業内容: 輸入販売、コンサルタント業務、EC販売URL : ※記載のデータなどは全て当社調べ 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年08月16日バストの研究から生まれた新しいブラジャー株式会社ワコールは、2020年2月下旬に「ワコール」「ウイング」の両ブランドから、バストを重力から守ってケアする「バストケアBra」を発売する。同商品は、重力によるバストの皮ふへの負担を軽減し、バストの形を美しく保つことができるボディケア領域の新しいブラジャーだ。無重力状態でバストへの負担をゼロに同社がバストにかかる重力について研究したところ、何気ない普段の生活の中でもバストが大きく動いて下へ引っぱられ、皮ふが伸ばされる姿勢をとっていることがわかった。しかし、無重力状態での実験では、バストの底面が上がり、皮ふが伸ばされず、上下左右のボリュームも均一になることが判明した。この研究から生まれた「バストケアBra」は、カップの内側にバストを無重力状態に保つ「バストケアシート」が設置されているのが最大の特徴だ。この「バストケアシート」は、立っている時は下側に、前かがみの時は上側に、というように常にバストの動きに逆らって働きかけてくれるため、バストの形を丸くキープすることができるのだ。つけるだけで気軽にバストケアができる同商品に、バストを美しく維持したい女性からの注目が集まりそうだ。ワコールブランドからは、全国の百貨店・専門店・チェーンストアにて発売する。カラーは全5色、希望小売価格はA~Cカップが5,800円(税別)、D~Fカップが6,300円(税別)。ウイングブランドからは、全国のチェーンストアにて発売する。カラーは全4色、希望小売価格はA~Bカップが4,400円(税別)、C~Dカップが4,700円(税別)、E~Fカップが5,000円(税別)。(画像はプレスリリースより)【参考】※株式会社ワコールのプレスリリース
2020年02月26日年齢とともに気になる“たるみ”。顔や体、至る部分が若い頃よりたるんでいる…なんてことも。そんな人は、抗重力筋にアプローチしてたるみ予防してみてはいかがでしょうか?簡単にできるトレーニングもご紹介します。抗重力筋とは?どこの筋肉のこと?出典:byBirth抗重力筋とは、地球の重力に対してはたらく、姿勢を保つために必要な筋肉です。立っているだけでも座っているだけでも、常に抗重力筋は緊張しているため、疲れやすく縮こまりやすい筋肉といえます。こんな筋肉が抗重力筋!脊柱起立筋群(背中)広背筋(背中)腹直筋(お腹)大殿筋(お尻)大腿四頭筋(太もも)下腿三頭筋(ふくらはぎ)などの筋肉が抗重力筋とよばれます。背骨に対して後ろにあることが多い筋肉ですね。抗重力筋が衰えるとどうなる?体のゆがみ出典:byBirth抗重力筋が正しい状態では、身体のゆがみはありませんが、足を組むなどのくせがある人は、抗重力筋が悪い姿勢を覚えてしまうため、身体のゆがみの原因になります。身体のゆがみは、肩こりや腰痛だけでなく、血流が悪くなり代謝が落ち、ダイエットにも良くないため要注意。顔や体のたるみ抗重力筋のはたらきが弱まると、顔や身体がたるむ原因にも。年齢とともに顔や身体のたるみが気になりますよね。若い頃と体重が変わっていないのに、見た目がたるんだ…なんて人も多いのではないでしょうか。そんな人は、抗重力筋にアプローチすると良いかもしれません。あなたは大丈夫?抗重力筋の衰えをチェック!出典:byBirth抗重力筋の衰えをチェックしてみましょう!2つ方法があるので、ぜひ試してみてくださいね。姿勢でチェック足を肩幅に開き、真っ直ぐに立つ横から見たときに耳・肩・腰の中心・くるぶしが一直線になるように意識する1分間、その姿勢をキープする1分間キープできたらOKですが、疲れを感じるようなら抗重力筋が衰えている可能性があります。腕上げでチェック壁にかかと・ふくらはぎ・お尻・肩甲骨・頭の5点をつける背中が壁から離れないように、腕を天井に向けて上げてバンザイのポーズをする手を上げたとき、腰が反ったり背中が丸くなったら抗重力筋が衰えている可能性があります。年齢とともに気になるたるみ。そのメカニズムとは?顔がたるむメカニズムとは?出典:byBirth抗重力筋がしっかり鍛えられていないと、正しい姿勢を保てません。すると猫背など、悪い姿勢が定着してしまい、顔が身体の上にのっていない状態になります。本来は首の上にのっている顔が、前のめりになったりすると、顔の筋肉を下方向に引き下げることになり、たるみの原因に。若い頃に比べてフェイスラインがはっきりしなくなった・二重あごになった、なんて人は要注意です。体がたるむメカニズムとは?抗重力筋の一つである脊柱起立筋は、内臓などの重みを支え、体の中心に重力を保つはたらきがありますが、加齢とともに衰えやすい筋肉です。抗重力筋は背骨に対して後ろ側にあることが多いため、衰えると猫背になりやすいといわれています。20代や若い頃から姿勢が悪い・歩き方が悪い人は、すでに抗重力筋が使われておらず弱っている可能性も。姿勢や歩き方は見た目にも関わりますし、美容の一環として今から抗重力筋を鍛えるようにしましょう!たるみの対策は?抗重力筋エクササイズ出典:byBirthかかとを地面につけて立つ。お腹を引っ込め、お尻に力をいれる。背中が反らないように注意する。つま先立ちをして、足の指の腹で地面を押すように真上に伸びる。両方の足のふくらはぎをなるべくくっつけるように意識する。両手を上に上げ、手のひらをあわせる。この状態を5~10秒キープし、5セット繰り返します。体を伸ばす筋肉である、伸展筋を主に鍛えると良いとのこと。どこでも出来るので、ぜひ実践してみてくださいね。コラーゲン摂取出典:byBirthコラーゲンは肌の弾力に関する成分です。表皮の下にある真皮層でバネのようなはたらきをしているため、若々しい肌作りにはコラーゲンが欠かせません。しかし20代半ば以降、加齢とともにコラーゲンは劣化し、減少していきます。肌のターンオーバーも滞り、そこへ重力も影響してたるみの原因となります。抗重力筋のトレーニングだけでなく、あわせてコラーゲンの摂取も意識しましょう。コラーゲンを含む食品だけでなく、コラーゲンの合成に関わるビタミンCもあわせて摂取すると良いでしょう。まずは食事で摂取し、サプリメントを補助的に利用しましょう。◎コラーゲンを含む食品豚足すじ肉鶏軟骨魚の皮フカヒレエイヒレ抗重力筋を衰えさせないよう、エクササイズやコラーゲン摂取で今から対策してみてくださいね!
2019年12月14日ロックバンド・Mr.Childrenは今年10月、アルバム『重力と呼吸』をリリースし、10月6日から『Mr.Children Tour 2018-19 重力と呼吸』と題したツアーを実施している。12月23日の大阪城ホールがアリーナツアー国内最終公演となり、来年2月にはバンド初の海外単独公演となる台湾公演も予定している。(総動員数は約20万人を予定)。ここでは、11月29日に行われた神奈川・横浜アリーナ2日目のライブをレポートする。Mr.Childrenのライブオープニングでは、ビジョンに趣向を凝らした映像が流れることが多い。しかし今回はシンプルなSEが流れる中、サポートメンバーのSUNNYと世武裕子、そして鈴木英哉、中川敬輔、田原健一に続いて桜井和寿が登場し、会場から大きな歓声があがった。1曲目の「SINGLES」のイントロが流れると、会場のボルテージはさらに高まり、それにつられるかのように、桜井も手を上に広げ、「来い来い」という仕草で煽っていった。2曲目の「Monster」の後、早くも「himawari」を披露。荒々しいサウンドと桜井の熱唱に、会場は聴き入っていた。そして「幻聴」のイントロが流れると、桜井は「さあ始まったぞ、横浜アリーナ! ついてきて! Mr.Childrenです!」と叫び、そして「さあ、横浜アリーナ! でっかい声を聴かせて」と桜井が呼びかけると、会場は「オーーオーー!」の大合唱となった。MCでは、桜井は会場の横浜アリーナについて「Mr.Childrenが1番、ライブをしている会場です。なので、ホームグラウンドだと思っています」と明かす。そして「(Mr.Childrenのライブに来たのが)初めての人いる?」と問い、手が挙がると、「そういう人を大事にしていきますよ」と話した。そして「何回も来ている人も初めての人も、僕らと皆さんの出会いを祝してこの曲を送ります」と「HANABI」が演奏された。映画『劇場版コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-』の影響もあり、改めて注目された同曲。今回、ステージの床にもライトや映像が映っており、ビジョンにはステージ真上からの映像が流れるなど、演出面で新たな試みがあった。続いて桜井が「Mr.Childrenの骨格の音です」と評するJen(鈴木英哉)のドラムソロから、「NOT FOUND」を披露。次にSUNNYのピアノから始まる「忘れ得ぬ人」をしっとりと歌い上げると、会場は水を打ったように静かに。これに対して、桜井は「すごいシーンとしている。なにかの事故かと思いました。楽しんでる? 大丈夫? 聴き入ってたということ? ありがとうございます」といじり、さらに観客について「今日は荒々しい、男の声がすごい飛んでる」と漏らし、「その力をキープしておいて」と呼びかけた。そしてサポートメンバーのSUNNYと世武を紹介。世武はMr.Childrenのツアーに今回から参加しており、「新たなすごい才能を見つけてしまいました。"セビー"と呼んでいます」と桜井から紹介された。「花 -Mémento-Mori-」では、Mr.Childrenのメンバー4人が花道の縦に並んで演奏。さらに花道の中央には幕が降り、そこにも映像が映し出される。MCでは、1994年に大ブレイクした後、人気が"下り坂"になることへの恐怖があったことを告白し、その恐怖を払拭するかのように音楽制作に没頭していた中で完成した曲だと明かされた。「addiction」でJenのドラムと世武のピアノの掛け合いによる、2人の"セッション"で盛り上げたのち、田原のギターフレーズが印象的な「Dance Dance Dance」へ。次の「ハル」では一転して、空中にカーテンのようなものがフワフワと揺れ、桜の吹雪が舞う演出で、幻想的な雰囲気を誘う。さらに「and I love you」「しるし」を、しっとりと歌い上げた。「さっきの男、荒くれ者ども出番だぞ!」という桜井の煽りで始まった「海にて、心は裸になりたがる」は新曲ながら、会場の盛り上がり・一体感はかなりなものになった。曲中の「Oh~! Oh~!」では桜井が中川にマイクを向け叫ばせ、その後の「可愛げのないあなたにも」という歌詞を中川を指さしながら歌って笑顔を浮かべるなど、仲の良さがうかがえる場面も。そして、「擬態」「Worlds end」を演奏後、MCで「僕らはまだまだやりたいこと、憧れ、理想がある。まだたどり着いてないけど、今からでも遅くない。1歩ずつたどり着いていきたい」とアルバム『重力と呼吸』制作の想いを語り、「ティーンエイジャーじゃなくても、まだ伸びしろがあると信じています」と、「皮膚呼吸」で締めくくった。アンコールで再びステージに現れたのち、「here comes my love」「風と星とメビウスの輪」と立て続けに披露。アンコールに感謝しつつ、「この季節(秋)が大好きです。公園のベンチに座るような気持ちでこの曲をお届けします」と「秋がくれた切符」を歌った。「僕らの情熱と愛情をこの歌にのせてお届けします。みんなの、みんなへの歌です!」と最後に演奏されたのは「Your Song」。全曲を終えると、メンバーとサポートメンバーはファンに深々と頭を下げた。そして桜井は「どうもありがとね~~! ちょっと早いけど良いお年を~! バイバイ!」とファンに別れを告げ、去っていった。撮影:渡部伸
2018年12月23日ミスターチルドレン(Mr.Children)が、最新アルバム『重力と呼吸』を2018年10月3日(水)にリリース。全10曲を収録した新アルバム『重力と呼吸』前作から3年4か月ぶりの発売となる新アルバム「重力と呼吸」には、大型タイアップ3曲を含む全10曲を収録。映画『君の膵臓をたべたい』主題歌の「himawari」、フジテレビ系ドラマ『隣の家族は青く見える』主題歌「here comes my love」、テレビ朝日系ドラマ『ハゲタカ』主題歌の「SINGLES」をはじめ、ドコモ25周年アニバーサリーキャンペーンCMにて当時「未発表曲DEMO」として起用された楽曲の完成型「皮膚呼吸」など、ミスターチルドレンが"今、鳴らしたい音、聴いてもらいたい音"をテーマに厳選した楽曲が揃う。新曲「Your Song」ミュージックビデオまた、『重力と呼吸』収録の新曲「Your Song」のミュージックビデオも公開された。桜井和寿コメントミスターチルドレンの桜井和寿は、最新アルバムの発売にあたり、次のようにコメントを寄せている。「Mr.Childrenを聴いて音楽をはじめました」そんな風に話してくれる若手のミュージシャンに出逢うことがあります。それはとっても嬉しいことなんだけど、少し複雑な気持ちになります。僕らもまだまだ目指すものがあるし、今も強い憧れを持って音楽と向き合っているから。だから、さっき話したような後輩ミュージシャンがこのアルバムを聴いたら、音楽をやめたくなるような、また、もう僕らを目標にするなんて思わないくらい圧倒的な音にしたいと、熱い気持ちでアルバム制作に向かいました。で、その通りの音になっていると思います。是非聞いてください!!!全曲詩集『Your Song』さらにデビューアルバム『EVERYTHING』から、最新アルバム『重力と呼吸』まで、26年間に送り出してきた楽曲全ての歌詞を収録した全曲詩集『Your Song』も10月3日(水)に同時発売。アリーナツアー「Mr.Children Tour 2018-19 重力と呼吸」また、アルバムリリース後の10月6日(土)からは、初の海外単独公演を含むアリーナツアー「Mr.Children Tour 2018-19 重力と呼吸」を開催。広島を皮切りに、宮城、和歌山、北海道、福井、埼玉、大分、神奈川、愛知、福岡、大阪、台湾・台北で公演を行う。■Mr.Children ニューアルバム『重力と呼吸』2,913+税発売日:2018年10月3日(水)※SILVER3方背BOX/28P BOOKLET付き※初回生産分プレイパス封入(MUSIC + MUSIC VIDEO) 有効期限2019年4月30日(火) (MUSIC VIDEO : 「here comes my love」「SINGLES」「Your Song」「Your Song(Original Story)」)<収録曲>1.Your Song/2.海にて、心は裸になりたがる/3.SINGLES/4.here comes my love/5.箱庭/6.addiction/7.day by day(愛犬クルの物語)/8.秋がくれた切符/9.himawari/10.皮膚呼吸■Mr.Children『Your Song』通常版 2,200円+税発売日:2018年10月3日(水)■「Mr.Children Tour 2018-19 重力と呼吸」10月6日(土)・7日(日) 広島グリーンアリーナ10月13日(土)・14日(日) 宮城・セキスイハイムスーパーアリーナ10月20日(土)・21日(日) 和歌山ビッグホエール10月27日(土)・28日(日) 函館アリーナ11月3日(土・祝)・4日(日) 北海道立総合体育センター 北海きたえーる11月10日(土)・11日(日) サンドーム福井11月17日(土)・18日(日) さいたまスーパーアリーナ11月23日(金・祝)・24日(土) 別府ビーコンプラザ11月28日(水)・29日(木) 横浜アリーナ12月5日(水)・6日(木) 日本ガイシホール12月15日(土)・16日(日) マリンメッセ福岡12月22日(土)・23日(日) 大阪城ホール2019年2月2日(土) 台北アリーナチケット:前売料金 指定席 8,640円/親子席 8,640円/注釈付指定席 8,100円/後方立見 8,100円 ※価格は全て税込、後方立見チケットは福井・大分・神奈川・愛知・福岡・大阪公演のみオフィシャルサイト4次チケット先行抽選予約:2018年9月21日(金)19:00〜9月25日(火)23:59※詳細は公式サイト(にて確認。
2018年09月23日ロックバンドのMr.Childrenが、10月3日に発売するニューアルバムの詳細を発表した。アルバムタイトルは『重力と呼吸』で、収録曲は10曲。また、ジャケットと新アーティスト写真も合わせて発表された。Mr.Childrenがアルバムをリリースするのは、前作『REFLECTION』以来、3年4カ月ぶり。また、アルバムタイトルに漢字が使用されるのは、『深海』(96年発売)以来だ。『重力と呼吸』には、「here comes my love」(フジテレビ系ドラマ『隣の家族は青く見える』主題歌)、「SINGLES」(テレビ朝日系ドラマ『ハゲタカ』主題歌)、「himawari」(映画『君の膵臓をたべたい』主題歌)のタイアップ曲3曲に加え、「docomo 25thanniversary キャンペーン CM」で"未発表曲 DEMO"として起用された楽曲の完成型「皮膚呼吸」などが収録される。また、NHK連続テレビ小説『べっぴんさん』(16年度下半期)の主題歌に起用された「ヒカリノアトリエ」は今回収録されず。桜井和寿は「思いっきり大口を叩きます。最高のアルバムが出来ました!!」とコメント。さらに「後輩ミュージシャンがこのアルバムを聴いたら、音楽をやめたくなるような、また、もう僕らを目標にするなんて思わないくらい圧倒的な音にしたいと、熱い気持ちでアルバム制作に向かいました」と力強く語っていた。さらに、アルバムタイトル決定により、10月からスタートするアリーナツアーのタイトルも『Mr.Children Tour 2018-19 重力と呼吸』に決定した。『重力と呼吸』01. Your Song02. 海にて、心は裸になりたがる03. SINGLES04. here comes my love05. 箱庭06. addiction07. day by day (愛犬クルの物語)08. 秋がくれた切符09. himawari10. 皮膚呼吸
2018年09月20日美しい身体のラインをつくる「空中ヨガ」体の基盤である背骨は、きちんと”ゆるいS字”になっているかが綺麗な身体のラインをつくる上で重要なポイント。ウォーミングアップでは、布を使ってまずお首から背骨や腰骨にスペースを創っていきます。胸&背中のストレッチ、お腹のリリース、仙骨伸ばし、内臓アップ、首の解放骨盤調整の順で身体を整えていきます。肩こり腰痛にも効果的で重力によって下垂気味な内臓も引き上げてくれるのが嬉しい。また、呼吸をコントロールしながら行うことで背骨が伸びて自律神経も整えてくれます。店舗情報店名:avity 代官山TEL・予約:03-6416-0625住所:東京都渋谷区猿楽町5-10 ISビルアクセス:東急東横線「代官山駅」北口より徒歩7分JR山手線「渋谷駅」より徒歩14分営業時間:月~金7:45~22:45土日8:15~20:30祝日7:45~21:00(祝日は、その曜日の最終レッスンがクローズになります)(電話受付終了は閉店時間の15分前となります)定休日:毎月22日(土日祝日に重なった場合は翌平日が休館)
2017年01月14日意外と知らない社会的なテーマについて、ジャーナリストの堀潤さんが解説する、雑誌『anan』で連載中の「堀潤の社会のじかん」。今回のテーマは「重力波」についてです。***今年2月、全米科学財団と国際研究チームは、重力波天文台「LIGO(ライゴ)」が、世界で初めて、重力波の観測に成功したと発表しました。各新聞の一面を飾ったので、印象深く覚えている方も多いでしょう。そのくらい、歴史的な快挙なんですね。質量のあるものが動くとき、「時空の歪み」がさざ波のように伝わる現象、この波が重力波なのですが、歪みの伸び縮みはとても微細。太陽と地球ほど離れた距離で水素原子1個ぶんほどと、気が遠くなる小ささなので、塵や振動によっても観測は制限されてしまいます。ですから、実際に検出するのは不可能だろうと言われてきました。それがこのたび、地球から13億光年離れた場所で、2つのブラックホールが衝突、合体したことにより、大きな歪みが生じて初めて観測ができたのです。ブラックホールが合体した瞬間は、太陽の全質量の3倍くらいのエネルギーが放出されたのだとか。どれだけ大きなものだったか、想像を超えますね。重力波は、1916年にアインシュタインが一般相対性理論でその存在を予言していました。ですから、100年かかって、アインシュタインの宿題を解いたようなものなんですね。この成功は宇宙の解明に大きく貢献するでしょう。重力波はあらゆるものを貫通し、何を通過してもほとんど影響を受けないのだそうです。これまで光や電磁波で調べていた宇宙も、重力波を使えるようになれば、もっと深く正確に調査することができます。ブラックホールの解明や、宇宙の起源、ビッグバンの謎を解き明かすこともできるようになるだろうと言われています。ちなみに電磁波の存在が理論的に証明されたのは1864年。1888年にハインリヒ・ヘルツさんによって、放射する電磁波の観測が可能になりました。周波数を示す単位「ヘルツ」は彼の名前に因んでいます。その後、電磁波が通信や医療、電子レンジなどで家庭でも使われるようになったのが約100年後。重力波も今から100年後には身近になっているかもしれませんね。ドラえもんが生まれたのが2112年。その頃には「どこでもドア」も実現可能になっているのかも?◇ほり・じゅんジャーナリスト。NHKでアナウンサーとして活躍。2012年に市民ニュースサイト「8bitNews」を立ち上げ、その後フリーに。ツイッターは@8bit_HORIJUN※『anan』2016年6月8日号より。写真・中島慶子文・黒瀬朋子
2016年06月07日“重力ケア”で重力と年齢に逆らうサンスター株式会社は、同社が展開する美容ブラン「EQUITANCE(エクイタンス)」より、美容クリーム「エクイタンス ヴァイトロジー スペシャルインクリーム」を2016年4月25日(月)に発売する。「エクイタンス ヴァイトロジー スペシャルインクリーム」は、目元や口元など、重力の影響を受けやすい部位に効く「重力ケア」が特徴。化粧水を付けた後にクリームを肌に馴染ませるだけで、保湿パック・アイクリーム・美容液・乳液・クリームの5つのケアを終えたようなハリと艶のある肌を実感するとのこと。日本初配合の成分やこだわりの処方も同クリームには日本初配合の成分「イブキトラノオ複合体」をはじめ、保湿成分「ライムギ種子エキス」などを配合。オイルの粒子を細かくする「トリプルリッチ処方」を採用することでコクのあるリッチな使用感を実現した。簡単に毎日スペシャルケアできる「エクイタンス ヴァイトロジー スペシャルインクリーム」。しわやたるみが気になる肌に、時短でもしっかりケアしたい人は要チェックだ。(画像はプレスリリースより)【参考】・サンスター株式会社 プレスリリース/PR TIMES
2016年04月23日キプロス出身のステリオス・モーサリス(Stelios Mousarris)は模型制作を学生時代に学び、アシスタントデザイナーを経てデザインに目覚めた。その後、彼は自身のユニークでハイクオリティな家具を作り出すため、2014年に独立し自身の会社「Mousarris」を設立した。最近ステリオスが手がけたものは「Wave City」コレクションというダイニングテーブルとコーヒーテーブル。木材とスチール材を駆使し、3Dプリント技術で都市の街並みを表現したものとなっている。大きく曲げてうねらせることで波のように見せ、テーブルの形へと仕上げている非常にインパクトの強い作品だ。発表された直後、周囲はクリストファー・ノーラン監督の映画『インセプション』にインスパイアされて作られたのだろうと噂していたようだが、本人曰くそうではないという。全く異なるもの2つを組み合わせて1つのものを作り出すことをコンセプトとし数々の作品を生み出してきた彼は、「Wave City」では海という完全な自然物と、都市という完全な人工物を組み合わせることが目的だったそうだ。そのコンセプトは彼の過去の作品にも確かに感じることができる。カルフォルニアのアーティスト、ジャン・ブライス(Jan Blythe)とコラボレーションをした「Carpet」コレクションでは、宙に浮いたカーペットが椅子やソファになるという不思議なルックスだが実用的なものを制作した。カーペットの中にはスチール材が入っているため人が座っても問題がないという。これは伝統的なものと、モダンなデザインを組み合わせることを目的とした作品だ。他にも地面から生え出てきた様な椅子など、アバンギャルドだがよく整えられ洗練されたデザインのプロダクトをリリースしており、今までの作品含め今回の「Wave City」の販売も自身のウェブサイトで行っている。※本記事は (引用元: に許可を得て、翻訳・執筆を行っております。
2016年03月20日アインシュタインが100年前に予言した「重力波」が、ついに発見された。重力波とは何なのか、どのようにして見つかったのか、そして重力波で宇宙を見る「重力波天文学」の将来について、東京大学国際高等研究所カブリ数物連携宇宙研究機構(Kavli IPMU)の村山斉機構長にうかがった。第3回では「重力波で宇宙を見る『重力波天文学』への期待」についてお聞きする。○重力波天文学で期待されること---重力波が発見されたことで、重力波で宇宙を見る「重力波天文学」が幕を開けた、といわれていますが、重力波を使うことで何が見えるようになるのでしょうか。村山: まずひとつは、今回見つかったようなブラックホールや、また中性子星といった重い星が合体するときに出る重力波を見るというのがターゲットとなります。ただ、他にもいろんな計画があります。たとえば欧州では「LISA」[*4]という計画があります。LISAには光を出す人工衛星と、鏡で受け止める人工衛星があって、3機が編隊で飛行して空間の歪みを見ます。LISAでは、LIGOが見ることができるものとは周波数が異なる重力波、宇宙のずっと初期に起きたような現象から来た重力波が見えるのでは、と言われています。もっと周波数の低い重力波が見られると、宇宙が始まった直後の「インフレーション」が見られるようになります。バクテリアぐらいの大きさの宇宙が、一瞬にして銀河サイズにまで引き伸ばされるということが起きたというものです。もしそれが起きたとすると、ぐわんぐわんとなりますよね。その空間のゆがみが今も宇宙を伝わっていて、その重力波が捉えられれば、インフレーションが起きたという証拠になります。このために、我々がリーダー格を務めている計画で「LiteBIRD」[*5]というものがあります。2022年ぐらいに打ち上げたいと思っています。ちょうど光で言えば、可視光から赤外線、電波、X線といったように広がっていたように、重力波も、色々な装置で観測することで今まで思いもしなかったものが見える可能性があります。--具体的にはどのようなものが見つかると期待されているのでしょうか?村山:探していなかったもの、予期していないものが見つかることですね。もう少し具体的なことをいうと、元素のうち、鉄までは超新星の中でできたことはほぼ間違いないといわれています。でも、鉄よりも重い元素、たとえば鉛や金、銀、プラチナなどは、どこから来たのかまだわかっていないんです。候補として挙げられているのは、中性子星の合体で、そのときに新しい元素が作られて宇宙にちりばめられたのではないかと考えられています。でもまだ証拠はないんですね。中性子星同士の合体は重力波天文学で見えるはずですから、まずそれを捉える。そしてその場所を他の光学望遠鏡やX線望遠鏡で見ることで、そこでどういう物質がどういう反応を起こしているのかが見えてくる。そういうことから、確かにここで金が作られているぞ、といったことがわかるわけです。そういう風に発展していく可能性は十分にあると考えています。あと、ダークマターは小さなブラックホールなのではないか、という説があります。少し筋が悪い説で、そうではないと思われてもいるのですが、仮にそうだとして、一部でもブラックホールでできているとすると、その合体から発生する重力波もあるはずです。(この説が)どれくらいの可能性があるのか、あるいはないのかが調べられます。そういうことにも応用が広がると思います。こうした話をしていると、「見えないものの話をしているけれど、本当にそんなことわかるの?」と言われますが、原子だって19世紀に見た人は誰もいないわけです。でもメンデレーエフが周期表を作って、誰も見たことがないのに「水はH2Oだ」とわかったわけです。科学というのはそういうことができるんです。見えなくても、いろんな証拠から考えてこうに違いない、と割り出すことはずっとやってきたわけです。見えないからわからない、というのは思い込みで、見えなくてもいろんな手段がありますから、それらを組み合わせて、総合的に「こうに違いない」と判断してきた例はたくさんあります。極端なことを言えば、光だって見えてはいません。光というのは、人間の網膜を光が叩くと、網膜にある電子が動かされて、その電子が動いた電流を神経が拾うから我々は見た、と感じるわけですけれど、光そのものを見たわけではないんですね。「見る」ということは、実はすごく間接的な証拠を積み重ねた結果なんです。--よくご著書などで、「宇宙はどこまで広がっているのか、終わりはあるのか」、「宇宙の始まりはどんなものだったのか」、「宇宙は何でできているのか」といったことを追い続けていると書かれていらっしゃいます。重力波天文学で、そうした謎へ近づけるでしょうか?村山:たとえば、LiteBIRDでインフレーションの直接の証拠が見つかれば、「宇宙は確かにインフレーションで始まったんだ」ということがわかります。これはものすごいことです。現在の138億光年の宇宙の広がりが、宇宙が生まれたときには原子1個分よりもはるかに小さいところから始まったということになります。今のところはまだ夢ですけれど、何を見ればよいかわかっているわけですから、その答えに近付いている段階にあります。たとえば音楽でいうと、いろんな音程、つまり波長の音が混ざって音楽になっていますよね。それを詳しく調べると、それぞれの波長の割合や音の大きさの比率がわかるわけです。インフレーション起源の重力波も、ある波長はこれくらい、また別のある波長はこれくらいといった、形のようなものが予言されています。それに合うかどうかが重要なポイントになります。ですから、すごく大きな空間から重力波が来ているということが見つかるだけではだめで、それが本当にインフレーションの特徴的なパターンに合致しているかどうかまで見て、おそらくこれはインフレーション起源の重力波だろう、と結論付けることになると思います。もしかしたら2020年代に、それが見られるかもしれません。私の夢は今、実現に向かっているところにあります。【脚注】*4: 「LISA」(リサ)……欧州宇宙機関(ESA)が計画している宇宙に浮かぶ重力波望遠鏡。3機の衛星を100万kmずつ離して編隊飛行させ、その間にレーザー光を飛ばして、重力波による衛星間の距離の変化を調べる。2015年12月には、LISAの実現に必要となるさまざまな新技術の実証を行う「LISAパスファインダー」が打ち上げられ、現在も試験が続けられている。現在、LISAはまだ正式にプロジェクトとしてスタートはしていないが、2034年の打ち上げが計画されている。*5: 「LiteBIRD」(ライトバード)……「インフレーション」と呼ばれる、宇宙ができた直後の姿に関する仮説を検証することを目的とした衛星計画。初期の宇宙は超高温、超高密度の状態(ビッグバン)であったとされ、これは1965年に裏付けられているが、さらにそれよりも前には、宇宙は素粒子よりもはるかに小さなところから、ごく短時間に大きく膨張し、そしてビッグバンになったのではという仮説が、1981年に佐藤勝彦氏、Alan Guth氏らによって提唱された。このインフレーションによっても重力波が発生したと考えられており、それを捉えることができれば、インフレーションが確かにあったという証拠になる。【参考】・Arianespace - Press Release - VV06: with Arianespace, Vega successfully places ESA’s LISA Pathfinder technology demonstrator into orbit・Arianespace - Mission Update - The sixth Vega success supports European science with launch of the LISA Pathfinder space probe・LISA Pathfinder overview / Space Science / Our Activities / ESA・LiteBIRDLite(Light) Satellite for the Studies of B-mode Polarization and Inflation from Cosmic Background Radiation Detectionインフレーション宇宙を検証するLiteBIRD計画の現状片山伸彦(Kavli IPMU/総研大)
2016年03月18日アインシュタインが100年前に予言した「重力波」が、ついに発見された。重力波とは何なのか、どのようにして見つかったのか、そして重力波で宇宙を見る「重力波天文学」への期待について、東京大学国際高等研究所カブリ数物連携宇宙研究機構(Kavli IPMU)の村山斉機構長にうかがった。第2回では「重力波はどのようにして見つかったのか」についてお聞きする。(第1回はこちら)○重力波の発見は運が良かった?--そしてついに昨年9月、米国の重力波望遠鏡「Advanced LIGO」[*1]が、2つのブラックホールが合体した際に生じた重力波を捉えることに成功しました。LIGOが改良されて「Advanced LIGO」になったことで見つかったわけですが、やはり発見できた理由はこの改良をしたことが大きかったのでしょうか?村山: 本当のところはまだわからないのです。と言うのも、Advanced LIGOの設計をするときに、ブラックホールの合体というのはたぶん見えるだろう、とは思われていましたが、どれくらいの頻度で起こるかはよくわかっていなかったんです。設計時は、ブラックホールになり切れなかった別の重い星、「中性子星」をターゲットとしていました。この中性子星同士が合体する際に生まれた重力波は捉えられるのだと思われていました。また、宇宙に中性子星がどれくらいあるかというのはある程度わかっているので、年に数回は捉えられるだろうとも言われていました。でもブラックホールは見えないので、どれだけの数があるのかもわかりませんし、どれだけの数が連星になっているかもわかっていませんでした。今もわかっていません。ですから、ある意味で今度の発見はすごく運が良くて、スイッチを入れた瞬間に見つかったというもので、めったに起きないものがたまたま起きて、今回運良く検出できた可能性はあります。もちろん、がんばって性能を上げたというものありますが、それだけでなく、運が良かったのも間違いないでしょう。--LIGOの検出感度が上がったという話でしたが、具体的にどのようにして上げたのでしょうか?村山:LIGOなどの重力波望遠鏡は、レーザー干渉計というものを使って重力波を捉えます。これはレーザー光線を行ったり来たりさせると、その距離が重力波のせいで伸び縮みするので、それを検出するというものなのですが、まずそのレーザー光の強度を20倍ぐらいに強くしました。こうした装置にとって一番まずいのは、振動です。まわりで少しでも地面を揺らす出来事があると、装置に影響が出てしまいます。とくに、ルイジアナ州に置かれたレーザー干渉計で苦労したのは、数十km先で木を切っているとか、他にも車が通ったとか、誰かが歩いたとか、そうしたことがすべて雑音になってしまうということです。そのため、まわりが揺れていても、装置の中を行ったり来たりしているレーザー光線や、それを反射させる鏡には影響が出ないようにしました。この「振動から隔離する」というのが肝でした。それまでLIGOを運用した中で、どういうところがうまくいかないかということは学んでいますから、きちんと設計をやり直して、作り直したわけです。他にも、信号をどうやって読み出すかとか、細かい改良を積み重ねて、これで当初の計画通りLIGOの10倍まで感度が上げられるはずだという目処が立ち、現在はとりあえず3倍まで実現しました。LIGOはまず5年間運用されましたが、そこでの知見を踏まえて新しい装置をつくりましょうとなり、Advanced LIGOができました。そのAdvanced LIGOができてすぐに重力波が検出できたというのがびっくりでした。それだけ、初代LIGOの5年間で学んだことがあったのでしょうね。--検出したあと、今回の発表まで、検証作業はどういうことが行われたのでしょうか?村山:まず、今回の場合は装置を動かし始めてすぐに検出されましたから、そのときの装置が本当に正常だったかというのを調べます。そのあとも装置は動かしていますから、その状態と様子を比べて、違いがないかどうか、そうした安定性を調べなくてはなりません。また、LIGOは遠く離れて置いた2つの望遠鏡から構成されていて、今回はその両方で信号が検出されました。その2つでそれぞれ検出された信号のつじつまが合っているかどうかも調べます。距離が離れていますから、若干、重力波が届くのに時間差ができます。装置の向きもわざと45度変えてあるので信号に違いが生じるはずで、それが期待通りのものだったのかを調べました。その信号ずれを計算に入れて重ね合わせてみるとほぼ一致したわけです。逆に、完全に一致していたら科学者は信じません。雑音は必ずあるはずなので、もしぴったり合ってしまえば、それは人工的すぎる。もしかしたら誰かが偽の信号を入れたんじゃないかと疑うわけですね。むしろ、少々ずれているほうが自然ですから、そうしたところを定量化して、このくらい合っていて、このくらいずれている、ということを評価します。そうしたいろんなことを組み合わせて、どうやらこれは本当らしい、と納得がいくまでには時間がかかります。私は、今回の検出から発表までの5カ月というのは早いほうだと思います。--LIGOチームの発表が早かった理由には、他の重力波望遠鏡に先を越されたくないという焦りやプレッシャーがあったのでしょうか?村山:「重力波が見つかったようだ」という噂が流れてしまっていましたから、プレッシャーはあったでしょうね。でも、これは間違いなさそうだ、という確信は、おそらくかなり早い段階からあったと思います。それだけ波形がはっきりしていますしね。ただ、やはり先ほど述べたような手順を踏まないと、科学的に発表できるほどの内容になりませんので、チェックはやらなきゃいけないわけですね。今回、期待していたより大きな信号がたまたま来てくれたおかげで、これだけはっきり見えています。確信を持ちやすい、わかりやすい信号が来てくれたというのが、発表が早かった理由のひとつでもあると思います。--発見から5カ月が経っていますが、この間、2つ目、3つ目の重力波というのは発見されていないのでしょうか。村山: 発見されているんじゃないかという噂はあります。あくまで噂ですが、根拠のひとつは、LIGOチームが光学望遠鏡の使用を予約していることです。実は昨年9月に重力波が発見された際、彼らはチリにある欧州南天観測所の光学望遠鏡の使用権をすぐに予約して、重力波が来たと考えられる方向を観測しています。何か写るのではと思ったのでしょうね。そして、実は昨年12月にも2回予約しています。ですので、また何か信号を捉えて、検証作業をやっているのでは、と思われます。ただ、公式には何も発表されていません。検証の結果、重力波の信号ではなかったという可能性もありますので。--今回の発表に対しては、ライバルでもあるはずの日本の研究者の方も大変喜んでおられました。やはり人類共通の謎が発見されたということで、国などは関係なく、自分のことのように嬉しく思われるものなのでしょうか。村山: 研究者というのはそんなに人間ができているわけではないです。みんな自分が勝ちたいと思って、いつも競争しています。けれども、今回の重力波に関して言うと、重力波を「見る」ということよりも、「使う」ということのほうが意味が重いんです。みんな重力波があるのは間違いないと思っていて、あとはそれを見つけることが技術的に可能なのかという問題がずっとありました。それさえ克服すれば、そこから重力波を使った新しい観測ができるようになって、想像もしていなかったような発見があるに違いないと思っていたわけですね。技術的に難しいことはわかっていますから、本当に可能なのかと心配しながら見ていました。今回、とりあえず見つかったことで、ホッと胸をなでおろしたという気持ちが強いですね。観測できることはわかったので、これから日本のKAGRA[*2]や欧州のVIRGO[*3]も、がんばって装置を完成させれば、自分たちにも検出はできる。そして、できたあとで何を見つかるかが勝負だ、という気持ちが強いと思います。確かに、重力波を見つけるという点ではLIGOチームが先を越しましたが、これからLIGOに加えて、VIRGOやKAGRAが同時に観測を行う時期がやってきます。たとえば何か新しい信号が見つかるとき、そうした信号はノイズの中に埋もれているわけですから、見つけることができるかどうかは解析の技量によるわけです。だから、他のグループが同じ信号を見ていても拾い上げることができず、自分たちのグループが最初に発見するということは十分ありえるわけです。また、あるグループが「こういう信号があったぞ」と発表したときに、他のグループが自分たちのデータを見直して、「気がつかなかったけれど、確かに自分たちの望遠鏡も捉えていたよ」ということになるわけですね。そしてすべてのグループのデータを総合してみると、三角測量ができるので、どこの銀河から来た重力波かがわかるわけです。今回の「重力波の発見」そのものがノーベル賞を受賞するかはわかりませんが、これからこそ、ノーベル賞に値するような大発見がある可能性が十分にあります。【脚注】*1: 「LIGO」(ライゴ)……米国のカリフォルニア工科大学とマサチューセッツ工科大学が共同で設立した重力波望遠鏡。ルイジアナ州リヴィングストンと、ワシントン州ハンフォードに1台ずつの観測装置を設置し、観測を行っている。初代LIGOは2002年から2010年まで運用され、重力波は検出できなかったものの設備の運用に関する多くの知見を獲得。それを活かして改良が行われ、2015年9月に「Advanced LIGO」が完成。運用を開始した直後、まだ試験運転を行っている最中に、今回の大発見が行われた。*2: 「KAGRA」(かぐら)……岐阜県飛騨市神岡町にある神岡鉱山跡で建設が進められている日本の重力波望遠鏡。東京大学宇宙線研究所を中心としたチームによって運用される。2015年10月に第一期実験施設が完成し、2015年度中に重力波の試験観測を行うことが計画されている。また、第二期実験施設が完成する2017年度には、重力波の本格観測を開始することが計画されている。*3: 「VIRGO」(ヴィルゴ、ヴァーゴ)、イタリアのピサに建設された重力波望遠鏡。イタリア、フランス、オランダが共同で観測を実施する。LIGOと同様、また共同で、同時期に観測を行ったものの重力波の検出はできず、現在は検出感度を上げた「Advanced VIRGO」の建設が進んでいる。今回のAdvanced LIGOによる重力波の発見には、VIRGOの研究者チームも大きく貢献している。【参考】・重力波とは? « KAGRA 大型低温重力波望遠鏡・Physics - Focus: A Fleeting Detection of Gravitational Waves・LIGO Scientific Collaboration News・Advanced LIGO・Virgo – website次回は3月18日に掲載予定です)
2016年03月16日東京大学国際高等研究所カブリ数物連携宇宙研究機構(Kavli IPMU)はこのほど、米国の重力波観測所「LIGO」の観測チームが2月11日(現地時間)に重力波を発見したと発表したことに関し、同機構の村山斉 機構長と大栗博司 主任研究員のコメントを発表した。「重力波」は、重力により時間と空間が歪み、その歪みが周囲に伝わっていくという現象で、「時空のさざなみ」とも呼ばれる。アルベルト・アインシュタインが100年前にその存在を予測していたが、これまで観測されていなかった。Kavli IPMUの村山機構長、大栗主任研究員のコメントは以下の通り(Kavli IPMUのFacebook公式アカウントより)。・村山斉 Kavli IPMU機構長「Advanced LIGOがブラックホールの合体からくる重力波を検出したと聞いて大変興奮しています。アインシュタインの予言である、時空が震えることができることが確認されました。しかも鏡がわずか10-16cm(陽子の大きさの1000分の1)動くという小さな小さなさざ波を捉えたという、技術的にもとんでもない離れわざです。こうしてみることのできないブラックホールを重力波を使って『聞く』ことができるようになり、天文学の新時代が幕をあけました。これはまた、私たちの仲間が作っているKAGRAにとっても素晴らしいニュースです。KAGRA、 LIGO、 そしてヨーロッパのVIRGOの組み合わせでこうした現象の場所を特定できるので、すばる望遠鏡を使って光でも対象をフォローすることもできるようになります。これから驚くべき発見が次々とあることを期待します!」・大栗博司 Kavli IPMU主任研究員「アインシュタインが重力波を予言して100周年の記念の年に、LIGOによってブラックホール連星の合体による重力波の直接観測が達成され、宇宙を探求する新しい窓が開けたことは素晴らしい。強い重力場における一般相対性理論の検証としても重要だ。今後、日本のKAGRAなどとの連携により、重力波天文学は大きく発展するだろう。LIGOの皆さんに、心からお祝いの言葉を送ります。」(編注: KAGRAは東京大学宇宙線研究所が岐阜県飛騨市神岡町で建設中の大型低温重力波望遠鏡。)
2016年02月12日米国の重力波観測所「LIGO」(ライゴ)を中心とする国際研究チームは2月11日(現地時間)、宇宙で発生した重力波を初めて直接観測することに成功したと発表した。アインシュタインが重力波の存在を予言するきっかけとなった「一般相対性理論」を発表してから100周年となる今年、その正しさが裏付けられるとともに、「重力波天文学」という新しい宇宙研究の扉が開いた。発表によると、観測に成功したのは日本時間2015年9月14日18時51分(米東部夏時間同日5時51分)のことで、今から約13億年前に、質量が太陽の29倍と36倍もある2つのブラックホールが合体したときに生成された重力波であったとされる。その後、今年1月までかけて検証が重ねられ、今回の発表となった。重力波は、質量をもった物体がある法則で動く際、そのまわりの時空をゆがませ、さらにそのゆがみが波のように伝わるとされる現象で、別名「時空のさざ波」とも呼ばれている。重力波の存在は、物理学者のアルベルト・アインシュタインが1918年に、その2年前に発表した「一般相対性理論」を基に予言した。これまで計算や中性子星の動きの観測などから、間接的にその存在は証明されていたものの、直接観測に成功した例はなかった。今回観測に成功したLIGOは、レーザー干渉計という観測機器を使って観測に挑んだ。これはレーザーの光を直交するふたつの方向に向けて発射し、それぞれの反対側に置いた鏡で反射させて戻し、その2つの光を合成させて見比べるということを繰り返す。光は重力波によってゆがんだ空間に沿って飛ぶという性質があり、もし重力波によって時空がゆがめば、その分だけ光の飛ぶ距離が変わるため、合成した際に光の明るさが変化する。LIGOはワシントン州のハンフォードと、ルイジアナ州のリヴィングストンの2か所に置かれたレーザー干渉計からなり、それぞれ1辺4kmのL字型のトンネルをもち、その中をレーザー光が何度も往復している。2005年から2010年にかけても観測が行われたが検出できず、その後検出能力を上げる改良が加えられ、昨年9月から観測が再開されていた。また観測には、フランスとイタリア、オランダが開発した重力波観測所「VIRGO」(ヴィルゴ)、英国とドイツの重力波観測所「GEO 600」(ジー・イー・オー)の観測チームなども参加し、今回の世紀の大発見を支えた。今後、LIGOと同様に改良されたVIRGOや、日本の「KAGRA」(かぐら)も順次観測を開始する予定で、重力波のより詳しい研究が進む。また、重力波で宇宙を見る新しい研究が始まることで、これまで知られていた宇宙の現象に、また別の姿が見られたり、あるいは想像を超えるまったく新しい現象が見つかったりするかもしれないという期待も高まっている。【参考】・News | Gravitational Waves Detected 100 Years After Einstein’s Prediction | LIGO Lab | Caltech・Detection | LIGO Lab | Caltech
2016年02月12日米国の重力波観測所「LIGO」の観測チーム、カリフォルニア工科大学、マサチューセッツ工科大学は2月8日(現地時間)、2月11日に「重力波の探索に関する新しい情報を発表する」と明らかにした。発表内容は不明だが、アルベルト・アインシュタインが100年前にその存在を予測するも、未だ発見されていない「重力波」の検出に成功したという発表なのではないかという見方が強まっている。発表は日本時間2月12日0時30分(米東部標準時2月11日10時30分)から、米ワシントンD.C.にあるナショナル・プレス・クラブで実施される。発表文には「今年はアルベルト・アインシュタインが重力波の存在を予測してから100周年となります。それを記念し、現在も行われている重力波の観測に向けた挑戦について話します」とのみ記載されており、具体的な発表内容については明らかにされていない。また、LIGOと共同観測を行っている欧州の重力波観測所「VIRGO」も、同所にてLIGOと同時に会見を開くとしている。重力波は別名「時空のさざ波」とも呼ばれ、重力は時空を歪ませており、その重力をもつ物体が動くと、その歪みが光の速度で周囲に伝わっていくとされる現象。今から100年前にアルベルト・アインシュタインが発表した一般相対性理論の中でその存在を予測し、これまで間接的に証明されたことはあるものの、未だ直接には検出されていはいない。もし検出に成功すればノーベル賞級とされるほか、重力波を使ってブラックホールや中性子星、超新星爆発など、さまざまな天体や宇宙現象を観測することで、これまで知られていた宇宙の現象に、また別の姿が見られたり、あるいは想像を超えるまったく新しい現象が見つかったりするかもしれないと期待されている。米国や欧州、日本では1990年代から重力波を検出するためのレーザー干渉計の開発を進め、試験的な観測を実施しているが、現在まで検出はできなかった。その後、性能向上の改良を経て、昨年から再び観測が本格化しつつある。先月には、物理学者のローレンス・クラウス氏がTwitterに「LIGOが重力波の検出に成功したようだ」と書き込んだことで大きな話題となった。その後、別の物理学者も、重力波の検出成功に関して書かれた論文を盗み見たと証言するなどし、その信憑性が増しつつある。なお、LIGO、VIRGOは、このうわさに対して沈黙を続けている。○重力波の検出への挑戦重力波の検出をめぐっては、1965年に米メリーランド大学の科学者ジョセフ・ウェーバーが、巨大なアルミニウムの円柱をぶら下げて設置し、重力波が通過した際に円柱がゆがむのを検出することで重力波の存在を証明しようとしたのがそのさきがけである。1968年から69年にかけて、この2台が同時に「検出に成功」したとされるが、その後、第三者による追試など検証が行われた結果、何かの間違いだったと考えられている。レーザー光を使って空間のゆがみを検出する「レーザー干渉計」という観測機器の実用化の目処が経ち、1992年から米国で「LIGO」(ライゴ)という計画がスタートした。LIGOはワシントン州のハンフォードと、ルイジアナ州のリヴィングストンの2か所にレーザー干渉計を設置して同時観測するというもので、2005年から観測が開始された。しかし検出はできず、2010年にいったん観測を停止して改良工事を実施。そして検出能力を10倍にまで高めた「アドヴァンストLIGO」が完成し、昨年9月から運用が始まっている。またフランスとイタリア、オランダは、イタリアのピサに「VIRGO」(ヴィルゴ)を建設。VIRGOもLIGO同様、検出はできず、2011年に観測を停止し、検出能力を10倍も高くする「アドヴァンストVIRGO」への改良が進んでいる。英国とドイツは、ドイツのハノーファーに「GEO 600」(ジー・イー・オー)を建設し、こちらも検出能力を高めた「GEO-HF」に生まれ変わっている。また日本でも、1991年ごろから宇宙科学研究所(現JAXA/ISAS)や東京大学、国立天文台に実験的なレーザー干渉計が作られ、やがてより大型の「TAMA300」という干渉計による試験を経て、現在はニュートリノの観測でも知られる岐阜県飛騨市の神岡鉱山跡に大型低温重力波望遠鏡「KAGRA」(かぐら)が建設されている。すでに重力波の観測に必要な最低限の工事は終わっており、2015年度中に重力波の試験観測を始め、また施設全体が完成する2017年度からは本格観測を開始する予定となっている。参考・LIGO Scientific Collaboration - Media Advisory for Feb 11, 2016・FEBRUARY 11th: Scientists to provide an update on the search for gravitational waves - Advanced Virgo・真貝寿明. ブラックホール・膨張宇宙・重力波 一般相対性理論の100年と展開. 光文社, 2015, 340p.・特集 重力波天文学が拓く宇宙 - 国立天文台・重力波とは? « KAGRA 大型低温重力波望遠鏡
2016年02月10日フランスのアリアンスペースは12月3日(現地時間)、重力波望遠鏡の技術実証衛星「LISAパスファインダー」を搭載した、「ヴェガ」ロケットの打ち上げに成功した。LISAパスファインダーは2030年代に計画されている、重力波望遠鏡衛星「eLISA」の実現にとって必要となる、新しい技術の試験を目的としている。ロケットは日本時間12月3日13時4分(ギアナ時間同日1時4分)、南米仏領ギアナにある、ギアナ宇宙センターのヴェガ発射台から離昇した。ロケットは順調に飛行し、打ち上げから1時間45分33秒後にLISAパスファインダーを分離し、軌道に投入した。ヴェガはアリアンスペースが運用する、小型の固体ロケットである。また液体推進剤を使う第4段も搭載でき、衛星を正確な軌道に投入することが可能。2012年2月13日に1号機が打ち上げられ、以来今回を含めて6機が打ち上げられており、すべて成功している。○LISAパスファインダー欧州宇宙機関(ESA)と米航空宇宙局(NASA)では、2030年代を目標に、低周波重力波を観測する宇宙望遠鏡「eLISA」(Evolved Laser Interferometer Space Antenna)を打ち上げることを計画している。LISAパスファインダーはその開発に必要な、新しい技術や装置の実証試験をするために開発された。重力波とは、時空が振動し、光の速度で伝播する現象のこと。1916年にアインシュタインが発表した一般相対性理論の中で予言されたが、これまで間接的にしか存在が示唆されておらず、直接観測に成功した例は無い。もし重力波の直接観測に成功すれば、一般相対性理論の正しさが再び証明されると同時に、重力波によって宇宙を観測する「重力波天文学」という分野が生まれることが期待されている。重力波望遠鏡は地上でも造ることができ、日本でも11月に「KAGRA」という重力波望遠鏡が完成した。しかし、重力波の中でも低周波のものは、地球上では地面が振動があるため観測が難しいことから、eLISAのように望遠鏡を宇宙に打ち上げる必要がある。ただし、宇宙で動く重力波望遠鏡を造って動かすためには、きわめて高い技術が必要となる。eLISAにも数多くの先進的な技術が使われることになっており、実現にはLISAパスファインダーによる実証が必要不可欠となっている。なお、LISAパスファインダーはあくまで技術実証機であるため、重力波を検出することはできない。検出や観測を行うには、eLISAの完成と打ち上げを待つしかない。LISAパスファインダーの打ち上げ時の質量は約1900kgで、そのうち衛星本体は約480kg、ロケットから分離後、目的地の軌道まで行くための推進モジュールは約1420kgを占めている。製造はエアバス・ディフェンス&スペース社が担当した。設計寿命は約1年が予定されている。LISAパスファインダーは現在、地球に最も近い高度が213km、最も高い高度が1482km、赤道からの傾きが6度の軌道に入っている。このあと推進モジュールを使って軌道を上げ、地球から約150万km離れた太陽・地球系のラグランジュ第1点(L1)に入り、運用が始まることになっている。
2015年12月05日アプリックスは12月3日、重力式浄水器向けの非接触型水量センサーを開発したと発表した。セラミックや天然石を組み合わせる重力式浄水器では、電気などの動力を使用せず、ポンプなどの機構的なものもなく、浄水経路に水量センサーを設置することが難しい。さらに、環境ホルモンの影響を排除するためにプラスチックの代わりにステンレス製の容器を使っている製品では、内部の水量を簡単に検知することが非常に困難だった。同社が開発した水量センサーは、浄水器では通常使われない特殊なセンサーを用いることで水に接触することなく容器内の水量を知ることが可能。また、超音波式や静電容量式と異なり、金属の容器でも動作することができる。同社は、重力式浄水器の拡大が予想される新興国市場への普及を見込んでいるという。
2015年12月04日東京工業大学は9月18日、国際宇宙ステーション(ISS)の「きぼう」日本実験棟で2カ月間飼育したメダカを分析し、無重力で骨量が減少するメカニズムの一端を明らかにしたと発表した。同成果は同大学大学院生命理工学研究科の工藤明 教授らと、東京医科歯科大学、宇宙航空研究開発機構(JAXA)らの共同研究によるもので、英科学誌「Scientific Reports」に掲載された。同研究グループは、ISSの「きぼう」日本実験棟に搭載された水棲生物実験装置を用いて、2012年10月から12月までの2カ月間にわたり、骨を造る造骨細胞と骨を吸収する破骨細胞の様子が観察できるトランスジェニックメダカを飼育した。飼育したメダカの骨組織を解析した結果、無重力環境の影響として咽頭歯骨の骨量が減少しており、破骨細胞の活性化の進行がその原因であることがわかった。また、破骨細胞のミトコンドリアの形状異常が観察され、ミトコンドリアに関連する2つの遺伝子の特異的な発現上昇が認められた。この結果について同研究グループは、破骨細胞のミトコンドリアの変形と、これら遺伝子発現上昇の相関関係についてはさらなる解析が必要としつつも、無重力環境におけるミトコンドリア関連遺伝子の発現が破骨細胞の活性化を引き起こし、骨量減少につながったことを示唆しているとしている。同研究グループは、今回の実験後、2014年2月に同様のメダカを用いて、無重力下での造骨細胞および破骨細胞の動態をリアルタイムに観察した実験を「きぼう」で行っており、その解析結果は論文の準備が進められている。また、「きぼう」ではゼブラフィッシュを用いた筋萎縮の実験も行われている。今後、宇宙での筋・骨量減少などに関する研究を通じて、地上での健康維持や高齢化社会への対応などにつながることが期待される。
2015年09月24日新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は8月28日、NEDOプロジェクトの支援を受けてスペース・バイオ・ラボラトリーズが開発した重力制御装置「Gravite」が米国航空宇宙局(NASA)ケネディー宇宙センターに新設された「微小重力シミュレーターセンター」に設置されることを明らかにした。同装置は、NEDOプロジェクトとして行われた、同社およびツーセル、広島大学らが行った関節を包む膜である滑膜中に存在する間葉系幹細胞を安定的かつ1012個以上といった大量供給・保存する基盤技術の研究開発、ならびに微小重力下での細胞培養法の検討により得られた知見を元に開発されたもの。今回、同センターに設置される装置は、さらにスペース・バイオ・ラボラトリーズが独自改良を施し、直行2軸で試料を回転させ、重力ベクトルを全方位に分散させることにより、国際宇宙ステーション(ISS)と同様の10-3Gの模擬微小重力環境を実現可能としたほか、単軸回転の遠心力を利用した2~3Gの過重力環境の実現も可能としたもの。また、理論的な重力環境の変化を可視化することを目的に、加速度センサによってリアルタイムにモニタリングする機構も装備しており、これらを活用して、宇宙での微小重力実験との比較検討が行われる予定のほか、今後、どのような研究が宇宙での実験で有用なのかを調べることなどにも活用されていく予定だという。なお、同装置は、NASA公認の模擬微小重力装置として、2015年10月より主に研究用途向けに販売が開始される予定のほか、NEDOプロジェクトの成果である大量の細胞培養を可能にする専用培養容器搭載型「Gravite」も、2017年をめどに販売する計画だという。
2015年08月28日東京大学(東大)は5月27日、一般相対性理論から導き出される重力の基礎となる「時空」が、さらに根本的な理論の「量子もつれ」から生まれる仕組みを計算を用いて解明したと発表した。同成果は、同大国際高等研究所カブリ数物連携宇宙研究機構(Kavli IPMU)の大栗博司 主任研究員、カリフォルニア工科大学数学者のマチルダ・マルコリ教授と大学院生らの物理学者と数学者からなる研究グループによるもの。詳細は米国物理学会が発行する学術誌「Physical Review Letters」に掲載された。世界は、「電磁気力」「強い力」「弱い力」「重力」の4つの力が存在しているとされているが、このうち重力を除く3つの力については量子力学を基礎とした理論を用いて統一的に説明できることが分かっていたが、重力も含めて統一的に説明するためには、重力も量子化する必要があった。一般相対性理論では、ある時空に含まれる情報は、その内部ではなく表面に蓄えられるとする原理「ホログラフィー原理」により、量子効果から重力現象の基礎となる時空が生じるとされてきたが、その仕組みはよくわかっていなかったという。今回、研究グループは、量子効果から時空が生じる仕組みの鍵は量子もつれであることを見出し、中でもエネルギー密度のような時空中の局所データが、量子もつれを用いて計算できることが示されたとしており、これにより、量子もつれが重力現象の基礎となる時空を生成することが示されたとする。なお研究グループでは、今回の成果について、一般相対性理論と量子力学とを統一する理論の構築に向けた研究の前進に寄与することが期待されるとコメントしている。
2015年05月28日サンコーは、無重力ポジションで座れる一人がけのリラックスチェア「ゼログラビティーチェア」を発売した。価格は税込み39,990円。「ゼログラビティーチェア」は、背骨の圧迫を軽減し、筋肉の緊張を和らげることができる「無重力(ゼログラビティ)ポジション」で座れるリラックスチェア。「無重力(ゼログラビティ)ポジション」は、宇宙飛行士が宇宙での無重力状態のなかでストレスなく自然に脱力できる姿勢とされている。また、スマートフォンやタブレットを固定できるホルダー付きのフレキシブルアームも搭載。端末を手で持つことなく、操作や動画鑑賞が行える。左ひじ掛け部分にはUSBポートを2基搭載。スマートフォンやタブレット端末などの充電ができる。出力は最大1Aと2A。そのほか、フットレストを格納すれば、ゆらゆらと揺れるロッキングチェアとしても使用できる。「ゼログラビティーチェア」のサイズは、折りたたみ時が幅約730mm×高さ約460mm×奥行き約940mm、使用時が幅約730mm×高さ約650mm×奥行き約1,400mm。重量は約24kg。スマートフォン・タブレットホルダーのサイズは、「大」、「中」、「小」と用意されている。それぞれの端末対応サイズは、「大」が幅約140mmから190mm×高さ約70mm×奥行き約15mm、「中」が幅約87mmから133mm×高さ約70mm×奥行き約14mm、「小」が幅約50mmから82mm×高さ約50mm×奥行き約13mm。フレキシブルアームの長さは約640mm。(記事提供: AndroWire編集部)
2014年12月20日サンコーは17日、自然に脱力できる姿勢といわれる"無重力ポジション"で座れる「ゼログラビティーチェア」を販売開始した。「サンコーレアモノショップ」での直販価格は税込39,990円となっている。ゼログラビティーチェアは、ゼログラビティ(無重力)ポジションで座れる1人掛け用のリラックスチェア。ゼログラビティポジションとは、宇宙飛行士が宇宙での無重力状態で自然に脱力できるといわれている姿勢のことだ。さらに、人間工学に基づいて体にフィットするよう設計されている。フットレストを収納してロッキングチェアとしても使用可能だ。チェアにはフレキシブルアームを装備。同梱される大中小のホルダーを用いてスマートフォンやタブレットをセットすれば、フリーハンドでスマートフォンなどを操作可能だ。左ひじ掛け部分にはUSBポート×2基を備え、付属のACアダプタで家庭用コンセントと接続すると、スマートフォンやタブレット、ゲーム機などの充電もできる。出力は最大1Aと2A。サイズは、折りたたみ時でW730×D940×H460mm、使用時でW730×D1,400×H650mm、重量は24kg。フレキシブルアームの長さは640mm。
2014年12月18日2013年6月11日(火)に、【「テンピュール®Zero-G」無重力の日イベント】が都内にて開催されました。会場には、ゲストとして同日に誕生日を迎えられた山口もえさんと、睡眠医学に詳しい早稲田大学スポーツ科学学術院助教の有竹清夏先生による「睡眠」をテーマにしたトークが行われました。また、会場内にはテンピュール社が打ち出す「無重力睡眠」体験で新型Zero-G 400をはじめ、Zero-G シリーズの体験コーナーが設けられていました。年々増加する睡眠障害テンピュール・ジャパンの吉永寛子セールス/マーケティングマネージャーによると、日本人の5人に1人は正常な睡眠を取れていないとのこと。(厚生労働省の調査/平成19年)また、海外においてもアメリカでは睡眠障害を抱える人が4千万人を越えるとされています。(フィスカル・タイムズ調べ)このような背景から、良質な睡眠への意識が高まりつつあります。無重力睡眠がもたらす効果とは?人間の体に対して圧力が掛からずにストレスを感じない状態というのは、母親のおなかにいる胎児の状態に近いとされています。また、スペースシャトル乗組員5人が協力した研究によると、地上では「平均いびき時間」が睡眠時間の16.5%を占めていたのに対し、宇宙空間の睡眠では0.5%にまで激減したというデータもあります。(『American Journal of Respiratory and Critical Care Medicine誌8月号より』)これをベッドの上で体感できるのが「テンピュール®Zero-Gベッドシステム」なのです。元々、ロケット打ち上げ時の強烈な重力を緩和するために開発されたテンピュール製マットレスと、内蔵されたモーターによる角度設定(頭部約15度&脚部約38度)で、体に掛かる負荷を限りなくゼロに近づける「Zero-Gポジション」との融合によって極上の睡眠が実現されます。スマホ連携も可能!様々なグレードアップもポイント!以前よりもさらに静音に徹したモーターを採用することで、睡眠を妨げない静かな動きを実現しており、待機電力もほぼゼロに近づけています。さらに、Zero-Gシリーズの上位モデルであれば、オプションでBluetooth通信アダプターを利用してスマホやタブレット端末上からリクライニングなどの「ベッド操作」が可能になります。このように、拡大していく市場の中で、Zero-Gシリーズは「極上の睡眠+α」の挑戦をし、新たな市場を開拓していくことでしょう。参考:Zero-Gシリーズ元の記事を読む
2013年06月14日戦闘中も崩れることがない逆立ちヘアマンガやアニメには変わった髪形のキャラが多数登場します。中でも、重力に逆らったツンツンヘアは、どんな構造になっているのか気になってしまいますよね。そこで男性432名に「重力無視の髪の毛ツンツンキャラ」を聞いてみました。>>女性編も見るQ.重力無視の髪の毛ツンツンキャラといえば?(複数回答)1位ベジータ『DRAGON BALL』43.8%2位孫悟空『DRAGON BALL』25.7%3位はたけカカシ『NARUTO―ナルト―』10.4%4位うずまきナルト『NARUTO―ナルト―』7.6%5位飛影『幽☆遊☆白書』6.5%■番外編:このキャラの髪形は重力無視!!・藤堂鏡志朗『コードギアス 反逆のルルーシュ』:「『この髪形はありえないだろ』と思わず突っ込みを入れたくなる」(23歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)・武藤遊戯『遊戯王』シリーズ:「キャラはまじめっぽいのに、すごい髪形だなと思わずにいられません」(25歳/食品・飲料/クリエイティブ職)・人吉善吉『めだかボックス』:「どのくらいセットに時間がかかるんだろう」(29歳/農林・水産/秘書・アシスタント職)・忍野メメ『物語』シリーズ:「固めているかのような髪形」(28歳/情報・IT/技術職)・アーチャー『Fate/stay night』:「完全にツンツンです」(24歳/情報・IT/営業職)■ベジータの髪形は重力無視!!・「逆立っているところが最強。危険を冒してでもドライヤーで髪形を変えてみたい!」(28歳/学校・教育関連/事務系専門職)・「普通は絶対にできないと思う。地球の重力では語れない髪形」(27歳/情報・IT/技術職)・「どうやったらあんな髪形になれるのか聞いてみたい」(28歳/食品・飲料/その他)・「ありえないぐらい逆立っている」(31歳/機械・精密機器/技術職)・「あの髪形は現実にはできないと思う」(29歳/小売店/事務系専門職)■孫悟空の髪形は重力無視!!・「あの逆立ちぶりはすごい。よほどの剛毛でない限りありえない」(40歳/機械・精密機器/技術職)・「よくあの髪形を維持できるなぁと感心する」(41歳/電機/技術職)・「あれだけ戦っても立っている髪の毛がすごい」(29歳/電機/技術職)・「この髪形でないと悟空じゃない」(39歳/建設・土木/技術職)■はたけカカシの髪形は重力無視!!・「どれだけ動いても絶対に崩れない」(31歳/小売店/販売職・サービス系)・「あの世界にワックスはなさそうだが……」(26歳/小売店/販売職・サービス系)・「ほうきのようで面白い髪形だと思う」(28歳/情報・IT/技術職)・「寝癖もつかなそう」(29歳/情報・IT/技術職)■うずまきナルトの髪形は重力無視!!・「自然な感じで立っているから不思議」(23歳/食品・飲料/販売職・サービス系)・「いかにもマンガっぽい髪形が特徴的」(29歳/生保・損保/事務系専門職)・「固めてはいないように思えるのにツンツン」(40歳/金属・鉄鋼・化学/技術職)■飛影の髪形は重力無視!!・「ガチガチに固めているのかと思う」(33歳/機械・精密機器/営業職)・「ツンツンじゃない普通の髪形が想像できない」(27歳/運輸・倉庫/販売職・サービス系)(評)1~5位まで戦うキャラがランクイン。どれほど激しく戦っても髪が乱れないので、セットしているのではなく生まれつきの「くせ毛」なのかも。この髪形を再現してコスプレしてみたいと思っても、残念ながらなかなか難しそうですね。地毛で再現できたらコスプレ界のヒーローになれるかも!?(文・飯塚雪/C-side)調査時期:2012年4月27日~5月7日調査対象:マイナビ ニュース会員調査数:男性432名(その他と回答した10.2%を除く)調査方法:インターネットログイン式アンケート■関連リンク【ランキング男性編】個性的!な髪型のキャラ【ランキング男性編】彼女にやってほしい髪型のキャラ【ランキング男性編】似合いすぎ!!丸刈り&スキンヘッドのキャラ完全版(画像などあり)を見る
2012年07月11日