今回ウーマンエキサイト編集部ライターの独自目線とあらすじを交えてご紹介するコミックは「義父母がシンドイんです! 美希の場合」です。美希の義母は自慢したい症候群。帰省するたび、過去の自慢話が絶えません。義母の自慢話は止まらず、美希は何度も何度も同じ話を聞かされます。相手は美希や夫だけにとどまらず…。■止まらない! 義母の自慢話「若いころはモテた」といった義母の自慢話を、帰省するたびに何度も聞かされる美希。ついには「私が姑で良幸せね!」とまで…。その自慢はとどまることを知らず…。■話し盛りすぎ! もう我慢の限界近所の人やお寿司屋さんでも、美希夫婦を巻き込んだ自慢ばかりを繰り返す義母。悪口を言われるよりましとはいえ、あまりにすごい息子と嫁になっていて、恥ずかしさで居たたまれない美希。度を越えた自慢話にとうとう我慢できなくなった美希は、帰宅後、夫に相談したのですが…。こちらは投稿者のエピソードを元に、ウーマンエキサイトで公開された漫画です。ここからはネタバレ!?ライターが気になった場面をピックアップします!■そんな義母から同居の相談 どう断る?悩める嫁姑問題!今回は、息子夫婦の自慢話が止まらない義母に振り回される夫婦についての話です。どんどんエスカレートしていく義母の自慢話、読みながら私も「いやいや、盛りすぎでしょ…!」と苦笑い…。そもそも義母の自慢話は今に始まったことではなく、遡ること20年前…。母親が自分の息子を「神童」と呼ぶのも凄い話ですよね…!?小学生から、計り知れないプレッシャーと闘っていた夫。この話を聞いた時はまだ、美希は事の重大さを知る由もなく…。そんな義母から、同居の相談を持ち掛けられます。同居は厳しいという美希に、今まで耐えてきた夫が動きます!義母と一緒に住めば自慢話しがさらに加速しそうですね。でも、自慢話がしたい義母を逆手に取った一言に、義母との同居はあっさり無くなりました。その一言とは…?あなたの身近にいる自慢話が好きな義母への対策としても参考になるかもしれませんよ!▼漫画「義父母がシンドイんです! 美希の場合」
2024年01月23日ミスマガジン2023ベスト16の「SHOWROOM 特別賞」井手美希が、発売中のマンガ誌『週刊ヤングマガジン』(講談社)第47号のグラビアに登場している。井手は2001年12月7日生まれ、佐賀県出身。ミスマガジン2023のベスト16に選ばれ、「SHOWROOM 特別賞」を獲得した。音大に通っており、卒業を控えている。受賞記念グラビアとなった今回は、ビキニ姿やシャワーカットで大人っぽい表情も。一方「グラビア撮影が大好き」という気持ちが溢れる天真爛漫な笑顔も見せた。
2023年10月28日モーニング娘。’23 野中美希さんが、自身のInstagramにて、写真集告知とともにデニム水着のビキニショットを公開。なかなか見られない水着ショットからのぞく美しいスタイルに注目が集まっています。「モーニング娘。’23野中美希写真集『daydream』発売決定!よろしくお願いします」 この投稿をInstagramで見る 野中美希/モーニング娘。'23(@miki_nonaka.official)がシェアした投稿 野中さんがアップしたのは、青い海を背景にテラスで撮影されたデニムの水着姿と黒いベアトップ水着のショット。10月7日に発売される野中さんの写真集「daydream」の表紙もあわせて公開されています。Amazon限定版の写真集の表紙が今回のデニム水着の表紙で、水着ショットはそのオフショットのよう。デニム水着のショットはキュートですが、黒の水着のショットは大人っぽい雰囲気があふれています。これを見たファンからは、「ちぇるちゃんセクシー」「女子から見ても憧れる」「カラダのラインきれい~!」「ボディメイクがんばったね」と、そのスタイルの良さを絶賛する声が集まっており、写真集の発売日を心待ちにするファンからコメントが殺到しています。写真集の発売日は野中さんの誕生日!ぜひ野中さんの美ボディを写真集でチェックしましょ♡
2023年09月19日法政大学ではHOSEIミュージアムと野上記念法政大学能楽研究所が共同して2月から4月にかけ、法政大学市ケ谷キャンパスにてテーマ展示「能の伝統と現代」を行います。HOSEIミュージアムテーマ展示(対話する伝統と現代)「能の伝統と現代」能楽には、「伝統芸能」としての側面と、「現代に生きる芸能」という、二つの側面があります。本展では、能楽の価値や魅力を現代の社会に向けて発信してきた野上記念法政大学能楽研究所の数々の試みと、国際的にも認知度を高めてきた過去10年あまりの軌跡をご紹介します。【「能の伝統と現代」の開催概要】<会期>2023年2月17日(金)~2023年4月26日(水)<会場>HOSEIミュージアム ミュージアム・コア(東京都千代田区九段北3-3-5 法政大学九段北校舎1階)<展示内容>・チェコ語の狂言VTRチェコ語で狂言を演じ、その魅力を広く伝えている団体「なごみ狂言会チェコ」。能楽研究所の特別企画として、茂山家と共に東京公演を行った(2016年7月)。・古伝書の記事に基づいて復元した能の舞台装置『観世流作物之図』を参考に、今は使われていないかたちの酒壺を製作。蓋を開けると酒が飛び出すからくり。・先端技術を用いた能舞台の復元図面を基に寛永(1624-1644)頃江戸城二の丸の能舞台をCGで再現。本学デザイン工学部建築学科との学際研究として行われた。(チラシ)HOSEIミュージアムテーマ展示(対話する伝統と現代)「能の伝統と現代」 *新型コロナウイルス感染症の状況で展示期間が変更になる場合もあります。下記Websiteをご確認下さい。HOSEIミュージアムWebsite 【野上記念法政大学能楽研究所について】野上記念法政大学能楽研究所は、元法政大学総長野上豊一郎博士の功績を記念し、1952年(昭和27年)に創設されました。設立当初から研究の基礎となる能楽資料の収集と整備に力を注ぎ、豊富な文献資料を広く公開・公刊して、研究や舞台活動に寄与してきましたが、近年は、国際的な研究協力や他領域との学際研究など、新しい分野での活動にも積極的に取り組んでいます。また、能楽に関わる様々な分野の専門家を育成するための教育プログラム、能楽に関する講座やセミナーを通しての普及活動、外部の博物館・美術館での展示への協力など、研究成果の社会への還元にも努めています。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年02月10日株式会社朝月に所属する『野上こうじ』が、2022年の今年歌手生活40周年を迎えます。また、60歳という節目の年を迎え、2022年9月18日(日)に記念パーティーを開催いたします。野上こうじ 歌手生活40周年&華寿祝 記念パーティー開催野上こうじは「星光二」という名で1982年にデビュー、1988年に「野上こうじ」に改名して活動しております。これまで精力的にコンサートやランチ・ディナーショーを開催してきました。昨年、当社所属の司洋人とのデュエット曲「天神橋」をリリース。コロナの影響により、キャンペーンがままならない状況ですが、今後、日本全国を駆け巡って「天神橋」を広めていきたいと意気込んでおります。天神橋(野上こうじwith 司洋人)【パーティー詳細】□日時2022年9月18日(日)11:30 開場 12:00 開演□場所ホテルニューオータニ 鶴の間〒102-8578 東京都千代田区紀尾井町4-1TEL:03-3265-1111□料金28,000円(税込) コース料理&ドリンク付き□お問合せ株式会社朝月東京都杉並区荻窪5-8-12 MYビル041号室担当: 川合 研太郎TEL : 03-5397-6767FAX : 03-3398-1858MAIL: asazukichinatsu@gmail.com kenkkawai2648@gmail.com 【野上こうじプロフィール】本名 :中村光男生年月日 :9月27日出身地 :埼玉県越谷市血液型 :O型趣味 :そうじ好きな食べ物:肉・果物・刺身目標 :皆様に愛され喜んで戴ける、心ある歌手になりたい。公式サイト 公式YouTube「ブラックコーヒー&みるく」 公式Instagram「株式会社朝月」 野上こうじ【ディスコグラフィー】◇シングル◇・2008.8.20北運河/別れるあなたにラブソング(With 浅岡ゆうこ)・2010.6.2『アカシアの咲く街札幌』作詞:高柳三千子 作曲:朝月廣臣 編曲:佐野博美C/W「ふたりのナイトラブ(Withちなつ)」作詞:高柳三千子 作曲:朝月千夏 編曲:佐野博美・2012.9.19『すべてに感謝』作詞:高柳三千子 作曲:朝月千夏 編曲:伊戸のりおC/W「薄野物語」作詞:喜多条忠 作曲:美樹克彦 編曲:庄司龍・2014.4.23『紫の薔薇』作詞:田久保真見 作曲:南乃星太 編曲:田代修二C/W「せめて今夜は歌いましょう」作詞:浅野愛子 作曲:南乃星太 編曲:田代修二・2015.6.17『黒いサルビア』作詞:田久保真見 作曲:南乃星太 編曲:田代修二C/W「ふるさとの空は今日も」作詞:北爪葵 作曲:南乃星太 編曲:田代修二・2016.8.24『赤いラナンキュラス』作詞:田久保真見 作曲:南乃星太 編曲:田代修二C/W「あの日」作詞:北爪葵 作曲:南乃星太 編曲:田代修二・2018.10.24『白いストレチア』作詞:田久保真見 作曲:南乃星太 編曲:田代修二C/W「天神橋(with 司洋人)」作詞:北爪葵 作曲:南乃星太 編曲:田代修二・2021.5.19『天神橋(野上こうじ with 司洋人)』作詞:北爪葵 作曲:南乃星太 編曲:田代修二【レギュラー番組】『歌謡最前線』チバテレ :毎週火曜日 8:30~9:00BS12 トゥエルビ:毎週金曜日 5:00~5:30『野上こうじと藍ようこの歌謡音楽館』テレ玉 :毎週水曜日 6:25~6:55群馬テレビ:毎週火曜日 9:00~9:30 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年09月01日「スッキリしている。今年もしっかり最後に投げられて悔いはない」こう語ったのは今季限りで現役を引退する巨人の野上亮磨投手(34)。2019年10月の左アキレス腱(けん)断裂から復活し、4月には605日ぶりに登板を果たすも、右肩の不調で5月に登録抹消となったまま、引退を迎えた。左アキレス腱(けん)の断裂の際、長いリハビリ生活を支えたのは妻で元モーニング娘。の石川梨華(36)。「石川さんは結婚後、野上選手を支えながら育児に専念するため、ファンクラブ向けのバースデーイベント以外はほとんど仕事をしてきませんでした。実は石川さんは、男性を好きになる条件として“巨人ファンじゃない人”と挙げるほど熱狂的な阪神ファン。ですが、野上選手が西武から巨人に移籍した際には『どの決断でもついていく』と野上選手に伝えたとか。石川さんはもともと世話好きな性格ということもあり、これまで熱心に野上選手を支えてきました」(芸能ライター)モー娘。時代の先輩・飯田圭織(40)も石川の結婚発表時に自身のブログで、『しっかりと責任感も待っているし、世話好き(たまに小姑と言われる事も(笑))で素敵な奥様になるでしょうね』とメッセージを送っていた。妻の支えも受けながら続けた現役生活を終える野上。対照的に、一部では石川の“復活”を期待する声があがっていると、ある芸能関係者はいう。「野上選手と石川さんの間に生まれた2人の男の子はまだ3歳と1歳。これからますます子育てにお金がかかるでしょうから、一家の大黒柱だった野上選手が引退するとなると、石川さんの芸能活動再開を期待する声が芸能界でも少なからずあがっているのです」実際、石川もその“予兆”ともとれる行動をしている。7月、石川は自身のブログで、実に10カ月ぶりに自撮り写真を投稿。《最近は子どもの写真ばっかり撮ってて自撮りしないから……お化粧も滅多にしないから……自分で自分がイケてるのかもイマイチなのかも正直分からない》と不安を吐露していたが、モーニング娘。時代と変わらぬ美貌にファンは歓喜していた。さらにこの投稿では、《でもさみんなはあの頃の自分大好き梨華ちゃんにまた会いたい??》《実はね密かに梨華ちゃんスイッチそろそろ入れようかなと自分磨き始めてます》と芸能活動復帰を“匂わせる”ようなメッセージが。この投稿以降も連続で自撮り写真を投稿している石川。ブログが投稿された時点で野上の引退が決定していたかは定かではないが、ネット上ではファンの期待が高まっている。《梨華ちゃんそろそろ復帰かしらね準備はしていたようだし。》《ついに石川梨華ちゃんが復活するのではないか。》《野上選手引退するのか応援してただけに悲しい梨華ちゃんになんか動きあるかな》
2021年10月28日東京芸術劇場芸術監督・野田秀樹の戯曲に、国内外の演出家が挑むシリーズ企画。その第5弾は、2000年にNODA・MAPで初演された『カノン』を野上絹代の演出で上演。新型コロナウイルスの影響で昨年は公演中止、そして今年も初日延期となったが、いよいよ8月25日(水)にシアターイーストにて開幕する。野上絹代は、社会性とポップなユーモアを併せ持つ作品をアップデートする劇団「快快(ファイファイ)」のメンバーで、2015年に「演劇系大学共同制作Vol.3」で『カノン』を演出。これを目にした野田が「冴え渡った演出に吃驚し、再演をすれば、更に磨きがかかるのではないか」と、その才能を見込み再演を希望。そこから企画が動き出し、今回、野上演出での『カノン』再演が実現することに。物語は、牢番の太郎が囚われの身の沙金に心奪われ、牢から逃してしまうことから始まる。その罪の放免の為に、太郎は権力者・天麩羅判官に沙金率いる盗賊団のアジトで“ある事”を探る密偵を命じられる。窃盗に対して弱腰の太郎だったが、思想犯で捕らえられた弟・次郎を助けるために人を殺め、罪を重ね、更に沙金への想いを募らせていき……。太郎を演じるのは、舞台出演は今回が2度目となる中島広稀。「1年以上前に一度稽古を終えた『カノン』ですが、お披露目をせずに今回もう一度稽古から始まる事に少し戸惑いがあるのは事実です。しかし、キャストの皆様のお顔、稽古風景を思い浮かべると戸惑いよりも期待感を強く抱いています」と明かしていたが、新たな稽古を経てどんな太郎を体現してくれるのかに注目。そして沙金役のさとうほなみは「“前へ行くよ、前へ”。わたしが演じさせて頂く沙金の作中での台詞です。このひとことにわたしはすごく心を動かされました。ただ前向きなだけの言葉でもなく、後ろ向きな言葉でもない。すごく強い意志を感じました。また前に進める機会を頂けたこと、心より感謝しております」とコメント。「ゲスの極み乙女。」のドラマ―としての活躍ほか、演技でも注目される彼女の新たな魅力にも期待だ。また、天麩羅判官役は野田作品にも多く出演してきた渡辺いっけいが務める。役者たちが縦横無尽に舞台上を走りまわり、その疾走感がスペクタクルに昇華する名作『カノン』。野上絹代の演出と新たなキャスト陣でどのように再構築されるのか注目を。文:伊藤由紀子『カノン』作:野田秀樹演出:野上絹代出演:中島広稀 / さとうほなみ名児耶ゆり / 永島敬三 / 大村わたる / 山本栄司 / 長南洸生 / 緒形敦 / 川原田樹手代木花野 / 佐々木美奈 / 前原麻希 / 本多遼 / 湯川拓哉 / 小田龍哉 / 村田天翔 / 竹内蓮 / 田坂歩木津誠之 / 家納ジュンコ / 佐藤正宏渡辺いっけい2021年8月25日(水)~2021年9月5日(日)会場:東京芸術劇場 シアターイースト※公演関係者の新型コロナウイルス感染により、8月25日(水)~8月28日(土)公演が中止となりました。最新の公演情報は公演公式サイトよりご確認ください。
2021年08月25日作・野田秀樹、演出・野上絹代の舞台『カノン』が、8月19日(木)〜9月5日(日)に東京芸術劇場シアターイーストにて上演される。2009年、野田の芸術監督就任以来、次世代の演劇界を牽引する若い才能を紹介する「芸劇eyes」シリーズを上演している東京芸術劇場。今回の『カノン』は、野田の戯曲に国内外の演出家が挑むシリーズ企画。きっかけとなったのは2015年、演劇系大学共同制作Vol.3で上演された本作『カノン』に遡る。野上演出の舞台を目にした野田が「再演をすれば、さらに磨きがかかるのではないか」と言葉を残し、さらなる進化を遂げた『カノン』の熱気をシアターイーストに蘇らせる本企画へと至った。しかし、新型コロナウィルスの影響で本番直前に中止が決定。この度、1年半を経て、野上演出版2021年『カノン』がシアターイーストの舞台に戻ってくる。『カノン』の物語は、牢番の太郎(中島広稀)が、囚われの身の沙金(さとうほなみ)に心奪われ牢から逃すことから始まる。その罪から放免されるため、太郎は沙金率いる盗賊団のアジトに潜り込んで探ることを、都の権力者・天麩羅判官(渡辺いっけい)に命じられる。太郎役の中島広稀は、「時を経てご覧になっていただけること、才能溢れるキャストとまた時間をともにできることを嬉しく思っています。1年以上前に一度稽古を終えた『カノン』ですが、お披露目をせずに、もう一度稽古から始まることに少し戸惑いがあるのは事実です。しかし、キャストの顔、稽古風景を思い浮かべると戸惑いよりも期待感を強く抱いています」とコメント。また、沙金役のさとうほなみは、「“前へ行くよ、前へ”。私が演じさせて頂く"沙金"の作中での台詞です。このひとことに私はすごく心を動かされました。ただ前向きなだけの言葉でもなく、後ろ向きな言葉でもない。すごく強い意志を感じました。また前に進める機会をいただけたこと、心より感謝しております」と語った。チケットは7⽉17⽇(⼟)10:00から発売。『カノン』2021年8月19日(木)~9月5日(日)東京芸術劇場シアターイースト作・野田秀樹、演出・野上絹代出演:中島広稀、さとうほなみ、名児耶ゆり、永島敬三、大村わたる、山本栄司、長南洸生、緒形敦、川原田樹、手代木花野、佐々木美奈、前原麻希、本多遼、湯川拓哉、小田龍哉、村田天翔、木津誠之、家納ジュンコ、佐藤正宏、渡辺いっけい
2021年07月13日「とにかく偏差値の高い学校へ行かせなきゃ。そうすれば、この子の人生は安泰のはず」などと思い込んではいませんか? その考え方は、もうかなり古いかもしれません。子どもたちにとって偏差値よりも大切なことを、専門家のアドバイスをもとに紹介します。「偏差値がいちばん大事」はもう古い?ジャーナリストの池上彰氏が著した『池上彰の「日本の教育」がよくわかる本』によると、もともと偏差値(※)は、指導者の勘に左右されず、科学的な基準で生徒に適切な進路指導を行ないたいと考えた教育者、桑田昭三氏の熱意から1957年に生まれました。(※正式には「学力偏差値」と呼ぶ。統計学のなかにあった偏差値の概念を、桑田氏が進路指導用にアレンジした)ところが、1980年代になると偏差値だけがひとり歩きし、子どもの将来を考えた進路指導ではなく、「この偏差値ならこの学校」というマッチング的な進路指導になっていったのだとか。いわゆる偏差値至上主義の始まりです。まるで偏差値が「その生徒の存在価値」のようにまでなり、教育委員会で問題になったこともあったそう。その頃から現在に至るまでには「詰め込み教育からゆとり教育へ」といった方針の変化もありましたが、偏差値至上主義の根は深く、「偏差値の高い学校ほどいい」という固定的な考えに変わりはありませんでした。しかし、先の池上氏や、ジャーナリストの増田ユリヤ氏は、偏差値にとらわれすぎることに大きな疑問を呈しています。同氏らの著書『偏差値好きな教育“後進国”ニッポン』によると、増田氏は教育大国フィンランドの先生から、次の言葉を聞いたそう。「人生はリスクの連続で、それを乗り越えるための答えはひとつではない」「学校の授業で子どもたちは、たとえばエネルギー問題などをテーマにして、状況に応じ知恵を出し合い、どういう道を選択すればいいのかを考える訓練をしている」「その過程で真に学ぶ楽しさや喜びを知れば、子どもたちは将来、どんな問題にも立ち向かい、答えを導き出せる」この言葉からわかるように、フィンランドでは、子どもたちが危機的状況を突破する術を考えるなかで、学ぶことの楽しさを見出す教育が行なわれているそうなのです。これは、勉強・受験・就職・仕事・対人関係の失敗や挫折など、これからの人生で待ち受けるさまざまな問題をどう解決し、楽しく生きていくか、その術を学ぶことにもつながります。こうした学びは、偏差値のためだけに勉強しても得られないでしょう。加えて同氏らは、偏差値が日本独特のものであることにも言及しています。たとえば、「自分で考え、自分の意志で進路を決めること」を尊重するフィンランドでは、偏差値の概念がないのだそう。また、欧米ではエッセイを書かせる試験問題が普通で、たとえばフランスの大学入学資格試験では、哲学の記述問題を数時間かけて解く場合もあるそうです。日本特有の偏差値に縛られ、テストの点数を上げることだけを考えていると、「考える力」がどんどん劣っていき、世界に後れをとってしまいます。グローバル化が叫ばれる今、偏差値にとらわれている場合ではありませんね。成功に学歴は関係ない?いま注目の「ティール・フェローシップ」さらに、親の教育観もアップデートが必要だと感じさせる取り組みを紹介しましょう。Facebookなどに投資を行なってきた大物投資家であり、PayPalの創業者でもあるピーター・ティール氏が主宰する、若手起業家育成プログラム「ティール・フェローシップ」です。起業を志す22歳以下であれば誰でも応募できるという「ティール・フェローシップ」とは、応募者の中から優秀な若者を念入りに選び、一定期間研究や創業に没頭できるよう、10万ドルを投資するというもの。応募者たちは、投資家であるティール氏らを納得させ、新しいものを創り出すための助成金を得るために、自分が何をしたいのかを明確にアピールします。スタートアップ企業が投資家に対して、自社の技術やサービスをプレゼンテーションすることと同じですね(ただし「ティール・フェローシップ」の場合は株式を取得しない)。なお公式サイトによれば、応募にあたってピッチデッキ(投資家向けのプレゼンテーション資料)は必ずしも必要ないそうですが、短めの資料や目論見書(投資判断に必要な書類)を用意するといいとのこと。じつは、この「ティール・フェローシップ」では、もしも選ばれた若者が学生の場合、大学を中退することが投資の条件になります(高校生の実例もあり)。その根底にあるのは、「すばらしい才能を持ちながら学校で埋没しているのはもったいない」という考え。10万ドルのほか、著名な起業家や投資家、科学者とのコネクションが手に入るとあり、学校中退という条件があるとはいえ倍率は100倍以上とのことです。「ティール・フェローシップ」を経て現在活躍する人には、不老長寿の研究開発を支援する「Longevity Fund」を立ち上げたローラ・デミング氏、ソーラーパネル発電効率化ツール「SunSaluter」で発展途上国問題に取り組むイーデン・フル氏、ビットコインに次ぐ時価総額を誇る仮想通貨の「Ethereum」を創業したヴィタリック・ブテリン氏などがいます。成功を手に入れるために必要なのは、学歴ばかりではないようです。大切なのは子どもが「熱中できること」では、私たち親が子どもたちのために「偏差値よりも大切にしてあげるべきこと」とは、いったい何でしょう?前出の若き起業家たちはみな、投資家のピーター・ティール氏に「自分のやりたいこと」が認められ、「熱中できる」状況を整えてもらいました。じつはこれが、大きなヒントになります。子どもには、好きなことにとことん熱中させてあげましょう。そうすることにより、次のような好影響も得られます。好きなことに熱中すると、自己肯定感が育まれる!一般社団法人キッズコンサルタント協会代表理事の野上美希氏は、子どもが好きなことを見つけ、それを親が認めて熱中させてあげることで、子どもの自己肯定感が育まれていくと言います。自己肯定感とは、ありのままの自分に価値があると考える感情のこと。一般社団法人日本セルフエスティーム普及協会代表理事の工藤紀子氏によると、自己肯定感があれば、自分自身を尊重するのと同じく、他人のことも尊重できるのだそう。自分の考えを自信をもって人に伝えたり、意欲的に物事に取り組んだりするだけでなく、他人の意見を聞き入れることの助けにもなります。野上氏いわく、今後ますます社会が多様化・グローバル化し、意図せずさまざまな価値観や方法を取り入れなければならなくなったとき、自分に揺るぎない核となる部分がないと、「すごくつらくなってしまう」とのこと。その核となるものこそが、「自分は自分であっていい」という気持ち=自己肯定感です。好きなことを目一杯やらせてあげれば、「僕は僕でいい」「私は私でいい」という気持ちを高めてあげることにつながります。親はぜひ、このことを心に留めておきましょう。好きなことに熱中すると、集中力が高まる!帝京短期大学教授(生活科学科学科長)の宍戸洲美氏も、幼児期から小学生くらいまでは、「遊びに没頭できる」「好きなことに夢中になれる」ことがとても大切だと述べます。なぜならば、「夢中になってひとつのことに没頭できる力」は「集中力」とも言えるから。集中力とは、学習への集中力のことだけを指すのではないのです。子どもの集中力を高めるには、自分がやってみたいことを自由に挑戦できる環境がとても大切だと同氏。大好きなお絵描きなら30分でも1時間でも集中できる子がいるように、子どもは好きなことや興味のあることなら、かなり長時間集中できるもの。好きなことに熱中する経験自体が、集中力アップに効いてくるというわけです。つまり、私たち親がするべきことは、子どもの偏差値を上げよう、偏差値の高い学校に入れようとすることではなく、子どもが「好き!」を見つけ、それに熱中できるようサポートすること。「虫なんか集めてないで、 早く勉強しなさい」などとは言わず、お子さんが好きなことに没頭する姿を、優しく見守ってあげてください。***結局、一番大切なのは「偏差値」ではなく、子どもが「熱中できること」でした。子どものキラキラした目の奥に、驚くような将来の姿が映っているかも……?(参考)池上彰著(2014),『池上彰の「日本の教育」がよくわかる本』,PHP研究所.Wikipedia|学力偏差値池上彰著,増田ユリヤ著(2017),『偏差値好きな教育“後進国”ニッポン』,ポプラ社.ダ・ヴィンチニュース|偏差値にとらわれ過ぎ! 教育“後進国”日本の問題点を池上彰さん、増田ユリヤさんに聞いた。J.Score Style|伝説の起業家ピーター・ティールに見る新しい生き方FastGrow|イーサリアム創業者を輩出したティール・フェローシップ。2018年度に選出されたブロックチェーン・プレイヤー4名とは?SOCIAL INNOVATION WEEK SHIBUYA|僕たちは学校に行かないThe Thiel Fellowship|FAQsmartround ヘルプセンター|ピッチデッキとは何ですかStudyHacker こどもまなび☆ラボ |自己肯定感も勉強への姿勢も“熱中体験”の先で生まれる一般社団法人日本セルフエスティーム普及協会|自己肯定感 とはStudyHackerこどもまなび☆ラボ |子どもの脳が集中力を発揮するメカニズム。脳がホッとする時間も必要です
2020年03月24日子どもはたくさんの可能性を秘めています。親が期待していたほど勉強や習い事の成果が出なかったり、一方で、親の期待以上の結果を出したりと、たとえわが子でもどんな得意不得意があるかわかりません。今回は、子どもが「これが好き!」と気づいたときに親がサポートできることや、秘められた能力を最大限に活かす環境づくりについて考えていきましょう。これからの時代、求められるのはどんなスキル?めまぐるしく時代が変化するなか、学校や社会で評価される基準も大きく変わってきています。これまでは、勉強やスポーツができて、コミュニケーション能力に長けているような万能型が評価されてきました。しかしこれからの時代は、「自分はこれが好き!」「これなら誰にも負けない!」といった、夢中になれるものを知っている子が可能性を広げて周囲からの評価を得られるケースが増えてくるでしょう。一般社団法人キッズコンサルタント協会代表理事の野上美希さんは、「大学入試に関しても、これからは認知能力を問うテストだけではなく、その子が生きてきた人生をプレゼンテーションして推薦で入学を勝ち取る、といったことも出てくるでしょう」と述べています。そうであるならば、親ができることは、子どもが好きなことに対して熱中できる環境づくりや、やる気をサポートする声かけなどが中心になるでしょう。ただし、子どもの能力を見出すために親が熱心になりすぎるのは少々問題があるようです。教育ジャーナリストのおおたとしまささんは、“子どもにどんな才能があるかわからないから”と、たくさんの習い事をさせようとする多くの保護者に対して、警鐘を鳴らしています。おおたとしまささんは、「本当に才能があることに対してなら、子ども自身が自分で反応し、『これをやってみたい!』と目を輝かせるはず」といいます。親はただ、その目の輝きを見逃さないように心がければいいのです。また、おおたとしまささんは、親が勝手に未来を予測し、子どもに対して「この力はつけておいたほうがいい」と押しつけることにも疑問を呈しています。今ならば、「グローバル化に向けて英語力は必須」「プログラミングを習わせないと時代に乗り遅れる」というようなケースですね。ここ10年でも、世の中はものすごいスピードで変化し続けているのだから、たった数年先の未来であっても正確に予測することなど誰にもできません。おおたとしまささんは、これからは「どんなに世の中が変化しても、周りの状況を観察し、どういったスキルが必要とされるかを判断する力。そして必要なものを自分で手に入れる力」が求められるといいます。脳に刺激を与えて子どもの可能性を伸ばす「ハマり体験」「後伸びする子どもとそうでない子どもの違いは、幼いときに“なにかに熱中した経験”があるかどうかです」そう述べるのは、中学受験のプロ・小川大介先生です。小川先生は、「後伸びする子どもはエネルギーにあふれていて、体力だけでなく、好奇心や自分の世界を深めていく心のエネルギーも強い」と指摘します。そのエネルギーを生み出すのが、“幼いときに好きなことを好きなだけやった経験”だというのです。ここで注意すべきは、「なにをするか」ではないということ。スポーツ、音楽、芸術など特定のジャンルで結果を出すことにこだわるのではなく、あくまでも「なにかに熱中する」という経験こそが、後伸びするエネルギーの源になるのです。東大生は「親から勉強しろと言われたことが一度もない」という人が多いといわれますが、彼らの脳を磨いたのは“子どものころのハマり体験”であることが徐々に明らかになっています。そして、共通するのは、子どもの“ハマり体験”を親が全力でサポートしていたということ。子どもがやりたいことを否定したり、「こっちのほうがいいんじゃない?」と誘導したりせず、子どもの意思を尊重して受け入れてあげることで、好奇心とやる気がぐんぐん伸びていったというわけです。東北大学加齢医学研究所教授の瀧靖之先生によると、好きなことにのめり込むと、「もっと知りたい」「もっとできるようになりたい」と、脳が新たな情報を求めるとのこと。つまり、なにかにじっくり取り組むのは、思考力を伸ばすなど脳にとっても非常に効果的なのです。そうはいっても、「子どもって飽きっぽいから、ハマってもすぐにやめちゃう」「最初はやる気を出すけど、結局長続きしないから意味ないのでは?」そう実感している親御さんも多いのではないでしょうか。瀧先生は、「もし途中で挫折したり、飽きてしまったりしても、ハマった経験は人生のどこかで必ず生きる」といいます。なぜなら、途中まで覚えた手順や失敗への反省も脳に記憶されるから。「これは自分には向いていない」と早い段階で気づくことができれば、次の可能性に向けて歩き出せます。子どもの「好き!」を伸ばすために親ができること全盲でありながらピアニストとして世界で活躍している辻井伸行さん。その母であるいつ子さんは、伸行さんが子どものころ、プロのピアニストにしようとは少しも考えたことがなかったといいます。しかし、生まれつき目が見えなくても「あれができない、これができない」と制限するのではなく、息子なりの感覚や世界観を豊かに広げることを心がけた結果、すばらしい才能を引き出すことができたのです。そのきっかけとなったのは、日常のささいな出来事でした。親子のコミュニケーションの一環として、家の中でいつも音楽を流していたといういつ子さん。伸行さんが生後8ヶ月を迎えたころ、ショパンの「英雄ポロネーズ」を聴かせたところ、腹ばいになりながら全身でリズムをとってバタバタと動き出す姿を目にします。息子の喜ぶ顔が見たくて毎日同じ曲を聴かせていると、次第にCDが傷つき音が出なくなりました。そこで、同じ曲が入ったCDを購入して聴かせたところ、伸行さんはまったく反応しなくなったのです。不思議に思ったいつ子さんは、以前のCDと見比べて、あることに気づきました。それは、最初に聴かせていたCDとは演奏者が違うこと。すぐに以前と同じ演奏者が演奏したものを買い直して聴かせると、伸行さんは再び足をバタバタさせて喜んだといいます。この瞬間に、いつ子さんの「まさか」は「確信」に変わりました。伸行さんの耳は、演奏者の違いを聴き分けていたのです。ここで「赤ちゃんだから飽きたのだろう」と諦めていたら、伸行さんの音楽の才能は埋もれたままだったかもしれません。もともと、伸行さんはほかの赤ちゃんに比べて、掃除機や洗濯機の音といった生活雑音に敏感だったことからも、優れた耳と音感の持ち主であることは明確でした。観察する際に気をつけたいのは、一見すると短所に見えてしまう特徴を、短所と決めつけて切り捨てないことです。それも含めて「我が子らしさ」ではないでしょうか。伸行の場合、生活雑音に対する反応が、まさにそれでした。「生活雑音に泣き止まない我が子の反応」こそが、将来のプロピアニスト・辻井伸行の原点だったのですから。(引用元:DIAMOND online|辻井伸行の母はどう息子の才能を見抜いたか)わが子をよく観察して、どんなものに反応するのか、何をしているときに目を輝かせるのか、楽しそうにしているのか、それらを見極めることができたら、子どもの能力を伸ばすきっかけになるかもしれません。■親の価値観を押しつけない!私たち親はつい「子どものため」と思って、最初から安全な道を用意してしまいます。しかしそれは、逆に子どもの可能性を狭め、潜んでいる才能や優れた能力を引き出すことを阻んでいるのです。親の人生と子どもの人生はまったく別のものであり、子ども自身がなにを好きになるか、どんなことに興味を持つかは、いくら親でも予測できません。これからの時代は、ますます多様な価値観を持つ人たちと関わる機会が増えます。前出の野上美希さんは、「自分とは違う価値観に出会って『これは違うんじゃないか』と思っても、自分の核となるもの(=自己肯定感)がないと、いい関係を築くことが難しい」といいます。「自分は自分であっていい」という自己肯定感は、自分のやりたいことを親が認めてくれている安心感なくして育まれないのです。■まずは子どもと一緒に楽しむことから前出の瀧靖之先生は、子どもの好奇心を「ハマり」に導くには、親が一緒に楽しむのが効果的だと述べています。子どもが宿題をしている横で、親も資格試験の勉強や仕事をすると子どもの宿題がはかどったり、親の影響でスポーツや音楽などに興味を抱いて、いずれそれが仕事になったりと、そのような例はいくらでもあります。たとえば、野球好きの父親に連れられて野球観戦するうちに「自分もやりたい!」と思ったり、母親と一緒におかし作りするのが習慣だったことからパティシエを目指したりする子は、身近にたくさんいるはず。まずは、親として最初のきっかけをつくってあげましょう。そして、より高度なレベルを求めてきたら、レッスンに通わせるなどのステップアップの支援をしてあげることをおすすめします。***どんな親でも、一度くらいは「うちの子、天才かも!」「将来プロになれるんじゃない!?」と心の中で感じたことがあるのではないでしょうか。ここで期待しすぎて、子ども以上に親が熱心になって無理をさせてしまうと、せっかくの「好き」が「大嫌い!」になってしまうことも。わが子に “キラリと光る才能” を見つけたとしても、親はあくまでもサポート役であることを忘れずに。(参考)StudyHackerこどもまなび☆ラボ|自己肯定感も勉強への姿勢も“熱中体験”の先で生まれるStudyHackerこどもまなび☆ラボ|才能さがしのための「たくさんの習い事」より、もっと大事にすべきことStudyHackerこどもまなび☆ラボ|“後伸び”する子としない子の違い。成長後に学力が急伸する幼少期の過ごし方洋泉社MOOK(2017),『子どもの脳を伸ばす 最高の勉強法』, 洋泉社.DIAMOND online|辻井伸行の母はどう息子の才能を見抜いたか
2020年02月22日子どもにはしっかり勉強をしてほしい――。ほとんどの親が持つ願望だと思います。ただ、その願望は実際には空回りしてしまうことも多いもの。常日頃、多くの子どもたちと接している一般社団法人キッズコンサルタント協会代表理事の野上美希先生は、「勉強にしっかり取り組む子どもにするためにも、まずは子どもが好きなことを目一杯やらせることが大切」とアドバイスをしてくれました。構成/岩川悟取材・文/清家茂樹写真/石塚雅人(インタビューカットのみ)好きなことを通じて学ぶ楽しさを知ることが最重要親として、子どもに勉強の大切さを理解してほしいと願うのは当然でしょう。でも、子どもにただ「勉強は大事だよ、勉強しなさい」といったところで勉強をしてくれる子どもは、そうはいないはず。子どものときに「きちんと勉強していい大学に入ったほうがいい」なんていわれても全然ピンとこないことは、自分が子どもだった頃を想像すればすぐに理解できるのではないでしょうか。そこで大切となるのは、やはり子どもが好きなことと勉強をつなげてあげることでしょう。ゲームが好きな子どもだったら、ゲームと勉強をつなげてあげる。いまなら、ゲーム感覚でできるさまざまな勉強アプリがあります。そういったものをやらせてみるのもひとつの手ですよね。2019年にはラグビーのワールドカップが大きな話題を集めました。もし、子どもがラグビーに興味を持ったのなら、そこから勉強に展開してみるのです。たとえば、日本代表の対戦相手が南アフリカに決まったときに子どもと一緒に地図で南アフリカを探してみたり、どんな国なのかを調べたりするのです。そうするなかで、子どもが楽しみを見出してラグビーを通じて自発的にいろいろなことを調べて学びはじめることが理想的なかたちでしょう。それは、学校での勉強とは少しちがうものかもしれません。でも、いろいろなことを調べて知識が広がることを楽しいと思えることこそが、学校での勉強にも通じる学びの姿勢をかたちづくっていくはずです。勉強することの大切さなんて、大人でもわかっていない人は少なくないでしょう。そんなことを無理やり頭でわからせようとしても無理というものです。子ども自身が体験を通じて知識を得ることの楽しさを知る――そういうことが大切なのではないでしょうか。むかしとちがい、個性を問われる時代になりつつあるもちろん、子どもにきちんと勉強してほしいと思う、つい学力主義に走ってしまう保護者の気持ちもわかります。そういう親御さんの多くは、人生を学力によって勝ち抜いてきた人でしょう。だからこそ、「学力は裏切らない」という思考が強く刷り込まれ、その人たちのアイデンティティーをつくっているのです。でも、いまとむかしとは時代がちがいます。大学入試にしても、2020年には大きな改革が行われます。これまでの認知能力を問うテストではなく、その子が生きてきた人生をプレゼンテーションして推薦で入学を勝ち取るといったことも出てきます。そう考えると、それこそ子どもの好きなことをきちんと見つけて、熱中させてあげることが大切なのではないでしょうか。それは個性を伸ばすといういい方もできるはずです。そういう意味では、アスペルガー症候群やADHD(注意欠陥多動性障害)もひとつの個性といえます。じつは、たくさんの子どもたちと接するなかで、そういった特徴を持つ子どもこそ将来は大物になるのではないかと感じることも少なくないのです。アスペルガー症候群の子の、ひとつの遊びだけをひたすらずっと続けられるという特徴からは、学者のようななにかを突き詰めていくような仕事への適性があると考えられます。ADHDの子のいろいろなことを並行して休みなくやれる力は、経営者に必要な力といえるでしょう。もちろん、そういった特徴を持つ子どもたちの親には、大変なことがたくさんあるはずです。でも、なるべくその個性が育つ芽を摘まずに見守って伸ばしてほしいと思うのです。これからのグローバル化社会に重要となる自己肯定感さて、これからはただの学力ではなく、子どもが好きなことや個性を伸ばすべきだと述べましたが、わたしのなかで「これだけはきちんと伸ばしてあげてほしい」と思うものがあります。それは、「自己肯定感」です。いまの日本は、グローバル化や少子高齢化がどんどん進んでいます。労働力不足が叫ばれるなか、外国人とも一緒に仕事をすることがあたりまえになっていくでしょう。外国人とチームを組んで、自分が持っているものとはちがう多様な価値観を受け入れ、しっかりと仕事を成功に導いていけるのか――そういう力が求められるはずです。そうなったとき、もし自己肯定感を持てていなかったとしたら……?自分とは異なる価値観に出会って、「これはちがうんじゃないか」と思うようなこともやらなければならないとき、自分に核となる部分がないとすごくつらいのではないでしょうか。そして、その核になるものこそ、「自分は自分であっていい」という揺るぎない気持ち、すなわち自己肯定感だと思うのです。そして、その自己肯定感を育むためにも、子どもが好きなことを見つけて、それを親が認めてあげることが大切です。親としては、その好きなことが勉強になったら安心なのでしょうけれど、そうではない場合が多いでしょう。そのときも、その好きなことを目一杯やっていくことを親が認めることが、子どもの自己肯定感という人生の土台をつくることになるはずです。■一般社団法人キッズコンサルタント協会■ 一般社団法人キッズコンサルタント協会代表理事・野上美希先生インタビュー一覧第1回:子どもの順応性は親が思う以上に高い。「申し訳ない」という気持ちは不要です第2回:「小1の壁」を乗り越えるために――子どもの言葉の裏にある本心とは?第3回:放課後や長期休みに「非認知能力」を高めよう。学童でさまざまな経験を第4回:自己肯定感も勉強への姿勢も“熱中体験”の先で生まれる【プロフィール】野上美希(のがみ・みき)1977年3月21日、千葉県出身。一般社団法人キッズコンサルタント協会代表理事。東北大学工学部卒業後、日本総合研究所にてコンサルティング、事業企画、採用、営業と多岐にわたる経験をした後、株式会社マイナビで人材紹介事業部の立ち上げに従事。営業部長として複数の部下をマネジメント。その後、自身の妊娠を機に久我山幼稚園の運営に携わり、産後母の孤独を解消すべく、子育てひろば開設を皮切りに、働く母の支援のため、幼児教育をベースとした民間学童や6つの認可保育園を開設。また、民間学童指導員資格であるキッズコンサルタント資格を認定する一般社団法人キッズコンサルタント協会を立ち上げ、代表理事を務めている。【ライタープロフィール】清家茂樹(せいけ・しげき)1975年生まれ、愛媛県出身。出版社勤務を経て2012年に独立し、編集プロダクション・株式会社ESSを設立。ジャンルを問わずさまざまな雑誌・書籍の編集に携わる。
2019年12月22日共働き世帯なら、子どもをいわゆる「学童」に通わせている家庭も多いでしょう。そんな学童について、ただ子どもを預かってもらうサービスのように考えている人もいるかもしれません。でも、民間学童であるアフタースクール久我山キッズの運営に携わる一般社団法人キッズコンサルタント協会代表理事の野上美希先生は、「子どもの成長にとって、学童で過ごす時間は非常に重要」だといいます。構成/岩川悟取材・文/清家茂樹写真/石塚雅人(インタビューカットのみ)小学校で過ごす時間以上に長い放課後と長期休みをどう過ごすか一般的に、子どもが小学校で過ごす時間は年間1,200時間くらいです。一方で、子どもが主に「学童」で過ごす放課後と長期休みを合わせた時間は約1,600時間。そう考えると、この1,600時間をどのように過ごすかは、子どもの成長にとって非常に重要だといえます。しかも、小学生の時期は、自分の強みを発揮する力や自発性、主体性など、いわゆる「非認知能力」に磨きをかける時期でもあります。でも、小学校でやっている勉強はどういうものかといえば、知識を得て、教えられたことをテストで再現する認知能力を高めるというものですよね。つまり、それこそ放課後や長期休みをどのように過ごして非認知能力を高めるかがとても大切だといえるのです。とはいえ、学童とひとことでいってもさまざまなタイプがあるのが現実です。わたしたちが運営する学童では、アフタースクールという呼称を使っていますが、学童保育や放課後児童クラブと呼んでいる自治体も。また、その内容もまちまち。その中には、非認知能力を高めるためのさまざまなイベントを行なっている民間の学童もあります。視野が狭い子どもだからこそ、さまざまな経験が必要ここでは、わたしたちが運営するアフタースクールで、子どもたちがどのような活動をしているのかをご紹介しましょう。たとえば、外国人の講師を招いてその時間は英語だけを使う活動や、料理体験、科学実験、造形教室、プログラミング教室、茶道など。3、4年生くらいになると、子ども新聞をスクラップして、その記事に対して自分がどう感じたのかをみんなの前でプレゼンテーションしたり、友だち同士でディベートをしたりすることもあります。そのテーマは本当に身近なもの。たとえば、「『ドラえもん』の主人公は、のび太君かドラえもんか」というものとか(笑)。そのテーマに対して、2チームに分かれて議論をするのです。子どもは、大人に比べると視野が狭いものです。だからこそ、たくさんのさまざまな経験をする必要がある。ですから、ここで紹介したようなイベントは、なにか特別なときに行なうものではなく、「今日は科学実験、明日は造形教室」というふうに、じつは毎日行なっているものなのです。とはいっても、そういったカリキュラムで子どもたちを縛りつけているわけではありません。子どもたちがアフタースクールで過ごす時間は、それらのイベント活動をする時間、学校の宿題をやる時間、自由に過ごす時間の大きく3パターンに分けられます。その自由時間には、元気にひたすら遊び回っている子どももいれば、テラスに椅子を持ち出して風を感じながら読書をしている子どももいます。そのように、自分が快適に過ごせるようにそれぞれが工夫をしているのです。学童の縦割り社会が子どもに与えるメリットまた、学童のメリットという点でいうと、縦割りというところも大きなものだと考えています。時期によって組み合わせを変えていくのですが、いま、わたしたちのアフタースクールでは、1、2年生と5、6年生が一緒に活動するようにしています。上の子たちは、下の子に遊びを教えてお膳立てをしてくれたり、ひとりでいる下の子に話しかけてくれたりします。季節の大きなパーティーのときには、上の子たちがダンスを披露しようと考えたのですが、すると、下の子たちも「わたしたちもやりたい」といって一緒に取り組むことになりました。そういったシナジーが起きて新しいイベントが生まれることもあるのです。いまはひとりっ子がとても多いですから、年齢がちがう子ども同士のかかわりが希薄です。でも、学童でなら、年齢がちがう相手とのコミュニケーションをしっかり学ぶことができるのです。また、大事に育てられている子はわがままがいえる環境にあることも多いのですが、自分の思いが必ず通るわけではないのが実際の社会です。そういった現実を小学生のときから学べるメリットもあるでしょう。学童に限らず、もっとさまざまな経験ができる放課後の居場所が増えて、そのなかで子どもたちが生き生き、伸び伸びと過ごせるようになることが理想です。いずれにせよ、小学生のときに小学校以外で過ごす時間の大切さ、その時間をどのように過ごさせるべきかということを、保護者のみなさんにはいま一度考えてほしいと思います。■一般社団法人キッズコンサルタント協会■ 一般社団法人キッズコンサルタント協会代表理事・野上美希先生インタビュー一覧第1回:子どもの順応性は親が思う以上に高い。「申し訳ない」という気持ちは不要です第2回:「小1の壁」を乗り越えるために――子どもの言葉の裏にある本心とは?第3回:放課後や長期休みに「非認知能力」を高めよう。学童でさまざまな経験を第4回:自己肯定感も勉強への姿勢も“熱中体験”の先で生まれる【プロフィール】野上美希(のがみ・みき)1977年3月21日、千葉県出身。一般社団法人キッズコンサルタント協会代表理事。東北大学工学部卒業後、日本総合研究所にてコンサルティング、事業企画、採用、営業と多岐にわたる経験をした後、株式会社マイナビで人材紹介事業部の立ち上げに従事。営業部長として複数の部下をマネジメント。その後、自身の妊娠を機に久我山幼稚園の運営に携わり、産後母の孤独を解消すべく、子育てひろば開設を皮切りに、働く母の支援のため、幼児教育をベースとした民間学童や6つの認可保育園を開設。また、民間学童指導員資格であるキッズコンサルタント資格を認定する一般社団法人キッズコンサルタント協会を立ち上げ、代表理事を務めている。【ライタープロフィール】清家茂樹(せいけ・しげき)1975年生まれ、愛媛県出身。出版社勤務を経て2012年に独立し、編集プロダクション・株式会社ESSを設立。ジャンルを問わずさまざまな雑誌・書籍の編集に携わる。
2019年12月21日3歳の壁、小4の壁、13歳の壁――。子育てにはいくつもの「壁」があるといわれます。なかでも、親にとっても子どもにとっても大きな壁とされるのが、「小1の壁」。その壁をどうすればきちんと乗り越えられるのでしょうか。民間学童であるアフタースクール久我山キッズの運営に携わる、一般社団法人キッズコンサルタント協会代表理事の野上美希先生にアドバイスをしてもらいました。構成/岩川悟取材・文/清家茂樹写真/石塚雅人(インタビューカットのみ)子どもの就学と同時に親の前に立ちはだかる「小1の壁」「小1の壁」という言葉は、ケースによってさまざまな意味が含まれますが、本来の意味でいえば、子どもが小学生になると同時に親の側がさまざまなことに適応できなくなることを指します。子どもが通う場所が、厚労省管轄の福祉施設である保育所から、文科省管轄の教育施設である小学校に変わる。すると、これは幼稚園にもいえることですが、それまでは「子育てって大変ですよね。一緒に頑張りましょう」と、福祉の観点から寄り添ってくれていた保育所の対応とは大きく変わって、たとえば平日の昼間からPTAの会合に出席しなければならないために親が無理をするということも出てきます。あるいは、いわゆる「学童」に子どもを入れることができなくて、共働き世帯の親が仕事と子育てを両立させることが難しくなるということも大きな壁のひとつ。これは、学童の需要に対して供給が足りていないことが要因です。いま、保育所は増えているのですが、学童は足りていません。というのも、子どもが就学前には専業主婦をしていた親のなかで、子どもの小学校入学と同時に働こうと考える人が多いために、学童の需要は保育所以上に大きくなるからです。この問題に関しては、親自身で解決できることではありませんから、国や自治体による整備を待たなければならないところであるのが難しい点です。環境の変化により子どもがぶつかる「小1プロブレム」一方、小学生になった子ども自身にも「小1の壁」はあります。これには、一般的には「小1プロブレム」という別の名称がつけられています。たとえば、子どもが学校に慣れることができなくて授業を抜け出したり、授業に集中できなくて騒いだりして学級崩壊が起こるというようなことがその内容です。親もそうですが、子ども自身も小学校に行くことになれば、当然、自分が身を置く環境は大きく変わります。幼稚園や保育所では元気に走り回って楽しく遊んでいられたのに、いきなり授業を1日に4コマも5コマも受けることになる。もちろん、それは子どもにとって大きなストレスとなり得ます。そのストレスは、個人的にはかつてより大きくなっているのではないかと感じています。なぜなら、集団でなにかをすることに抵抗を感じる子が以前より増えているように思うからです。最近、幼稚園や保育所でも、先生が課題を出して集団で活動に取り組む保育ではなく、自由保育という子どもが主体的に遊びに取り組む保育が増えてきています。個々が好きなことに没頭できる時間がたっぷり取れる良い面がある一方で、幼児の時期に座って先生の話を聞くことに慣れていないことが、集団でなにかをすることに抵抗を感じる子どもが増加している要因のひとつであると感じています。最初は戸惑いながらも徐々に小学校の生活に慣れていく子もいれば、なかなかなじめない子がいるのも事実です。ただ、そういう子たちがうまく学校生活を営めるように支援するための方法を、学校の先生たちも勉強しているので、いずれはそのストレスも軽減されていくのかもしれません。子どもの言葉を字面通りに受け取ってはならない場合もあるとはいえ、小学生になったばかりの子どもが大きなストレスを感じていることにちがいはありません。では、子どものストレスを少しでも減らすために、親としてできることはどんなことでしょうか。わたしは、まずは子どもの不安を受け止めることを考えてほしいと思います。1年生の子どもは小学校という新しい環境のなかに身を置くのですから、当然、たくさんの不安を抱えています。また、新しい環境に身を置けば、それだけ新しい出来事を経験する。それらの不安や経験を親がしっかり聞いてあげることが大切なのだと思います。そのときに注意してほしいのは、子どもの話を字面通りに受け取ってはならない場合もあるということ。幼いときには感じたことをそのまま口に出していた子どもも、小学生くらいになれば本当のことをいわないということも出てきます。悪くいえば嘘をつくということになりますが、子どもが成長して「心配させたくない」というふうに親に気を使ってうそをつくケースもあるのです。ただ、「心配させたくない」と感じるのは、たとえば友だちと喧嘩をしたとか、子どもにとってあまりいいことではない経験をした場合が多いものです。だとしたら、親として、やはり子どもの本心をきちんと受け止めてあげるとよいでしょう。子どもの言葉をそのまま受け取るのではなく、表情やしぐさなどもしっかり観察して、その子が本当はどんなことを感じているのか、なにを求めているのか――わたしも含めて、心の奥にあるニーズにしっかり気づいてあげる親になりたいものですね。■一般社団法人キッズコンサルタント協会■ 一般社団法人キッズコンサルタント協会代表理事・野上美希先生インタビュー一覧第1回:子どもの順応性は親が思う以上に高い。「申し訳ない」という気持ちは不要です第2回:「小1の壁」を乗り越えるために――子どもの言葉の裏にある本心とは?第3回:放課後や長期休みに「非認知能力」を高めよう。学童でさまざまな経験を第4回:自己肯定感も勉強への姿勢も“熱中体験”の先で生まれる【プロフィール】野上美希(のがみ・みき)1977年3月21日、千葉県出身。一般社団法人キッズコンサルタント協会代表理事。東北大学工学部卒業後、日本総合研究所にてコンサルティング、事業企画、採用、営業と多岐にわたる経験をした後、株式会社マイナビで人材紹介事業部の立ち上げに従事。営業部長として複数の部下をマネジメント。その後、自身の妊娠を機に久我山幼稚園の運営に携わり、産後母の孤独を解消すべく、子育てひろば開設を皮切りに、働く母の支援のため、幼児教育をベースとした民間学童や6つの認可保育園を開設。また、民間学童指導員資格であるキッズコンサルタント資格を認定する一般社団法人キッズコンサルタント協会を立ち上げ、代表理事を務めている。【ライタープロフィール】清家茂樹(せいけ・しげき)1975年生まれ、愛媛県出身。出版社勤務を経て2012年に独立し、編集プロダクション・株式会社ESSを設立。ジャンルを問わずさまざまな雑誌・書籍の編集に携わる。
2019年12月20日共働き世帯の増加に伴って利用者が増えている「延長保育」。延長保育に子どもを預けることに対して、子どもを心配すると同時に、「申し訳ない」という気持ちを持っている親も少なくないようです。ただ、東京・久我山幼稚園の運営に携わる一般社団法人キッズコンサルタント協会代表理事の野上美希先生は、「心配する必要も『申し訳ない』という気持ちを持つ必要もない」といいます。構成/岩川悟取材・文/清家茂樹写真/石塚雅人(インタビューカットのみ)延長保育にもいろいろなケースがあるひとことで延長保育といっても、じつはいろいろなケースが考えられます。幼稚園で通常保育が終わるのは13時半頃ですが、保育所の場合は18時半頃。終了時刻が5時間ほどちがいますから、延長保育の時間も大きく異なります。また、延長保育を常時利用する共働き世帯もあれば、外せない用事があるときにときどき利用するというケースもあるでしょう。それぞれに対応はちがいますが、子どもに与える影響が大きいということで、ここでは幼稚園で延長保育を常時利用するケースを想定してお話しましょう。幼稚園の延長保育は通常保育が終わる13時半頃からはじまります。延長保育の時間はそこから4、5時間にもなりますから、同じ年齢の子どもでも、延長保育に預けられる子どもとそうではない子どもでは、まったくちがう毎日を送ることになります。もちろん、とくに年少など幼い子どもの場合は、延長保育を嫌がるケースもあります。13時半になると友だちはお迎えに来たママと一緒に帰るのに、自分はそこから5時間もママを待たなくてはいけない。幼い子どもなら、自分も家に帰ってママと一緒におやつを食べてほっとしたいと思って当然でしょう。そういうふうにナイーブになる子がいるのも事実です。子どもは親が考えている以上に延長保育を楽しんでいるとはいえ、子どもの順応性は親が思う以上に高いですから、それも最初だけというケースがほとんどで、たいていは慣れていきます。もちろん、園としても、子どもが楽しめるように、そしてより有意義な時間を送れるように工夫をしています。通常保育の時間には自由時間もあるとはいえ、基本的には園が決めたカリキュラムをこなしていくことが多くなるものです。子どもとしてはある程度緊張している時間といえるかもしれません。一方の延長保育はというと、時間はたっぷりあるのですから、子どもたちが自分で選んだ遊びを徹底的にやり込んだり、積み木を使ってみんなで大きな城をつくるようなダイナミックな遊びをしたりすることができるのです。ほかには、わたしが運営に携わっている久我山幼稚園の場合なら、季節のイベントも積極的に行なっています。たとえば、年長さんなら冬に向けてマフラーを編むということもします。これは、時間がたっぷりある延長保育だからできることでしょう。このような、通常保育の時間とはまったくちがう活動を経験するなかで、子どもたちは延長保育をどんどん楽しめるようになっていきます。延長保育が持ついくつものメリットまた、延長保育には延長保育だけが持つメリットがあるとわたしは考えています。たとえば、延長保育の特徴である縦割りのコミュニティーに身を置くということもそう。同い年の子どもと過ごすことの良さと、年齢のちがう子どもがいる縦割り社会で過ごすことの良さの両方を味わうことが、子どもの幅を大きく広げることになるはずですからね。また、先のマフラーをつくる例なら、自宅でマフラーを編もうとした場合には、幼い子どもならすぐに飽きてしまうかもしれません。でも、友だちが頑張っているから頑張れるということもあるのではないでしょうか。そして、友だちがつくっているマフラーがすてきに見えたら、真似したり自分で工夫をしたりすることもあるでしょう。そうして、ひとりだったら手を出さないような遊びや活動も、友だちがやっているからとやってみる。やってみて楽しかったら「もっとやってみたい」と新しいことに対する意欲を持つということにもつながるはずです。毎日早くに家に帰っていると、テレビを観たりおやつを食べたりと、ついだらだらとなにもしない時間を過ごしがちです。それはそれで子どもにとって大事な時間だとは思いますが、延長保育のなかで友だちと遊びながらさまざまな経験を得られることは、子どもにとって非常に大きな意味があるのではないでしょうか。また、通常保育と延長保育では担当する先生が変わることもメリットのひとつでしょう。子どもというのは、環境によってまったくちがった一面を見せるものです。通常保育の時間に決められたことをするのはすごく苦手なのに、延長保育の時間に自由に遊びを見つけて発展させることはすごく得意だという子どももいます。通常保育と延長保育、両方の先生に子どもの様子をヒアリングして子どものさまざまな面を知れることは、親からすれば子どもの見方が変わり、安心できるということにもつながると思います。親子一緒に過ごせる時間が短いから強い絆を築けるここまで、延長保育のメリットばかりを挙げてきましたが、もちろんデメリットもあります。ひとついえるのは、子どもが幼いほど身体的なストレスになるということ。年少など幼い子どもの場合、どうしても体力がありませんから、長い時間、家ではない場所で過ごすことは大きなストレスになります。疲れが残って、午前中に眠くなってしまったり集中力がなくなったりということがあるのです。ですが、そういうことも体が成長するにつれてなくなっていきますから、あまり心配しすぎる必要はありません。延長保育を利用している保護者の多くが、子どもを心配すると同時に、子どもに対して「申し訳ない」という気持ちを持っています。でも、子どもは親が思う以上に延長保育の時間を楽しんでいます。そしてなにより、親が「申し訳ない」なんて気持ちを持っていれば、せっかく子どもと過ごせる大切な時間もいいものにはなりづらいのではないかと思うのです。変に心配したり「申し訳ない」気持ちを持ったりするのではなく、延長保育のなかでしか味わえない経験や気持ちを、子どもからどんどん聞き出してみてください。そうすれば、一緒に過ごせる時間がたとえ短くても、あるいは短いからこそ大切な時間としてとらえられ、親子の絆をより濃密なものにできるのではないでしょうか。■一般社団法人キッズコンサルタント協会■ 一般社団法人キッズコンサルタント協会代表理事・野上美希先生インタビュー一覧第1回:子どもの順応性は親が思う以上に高い。「申し訳ない」という気持ちは不要です第2回:「小1の壁」を乗り越えるために――子どもの言葉の裏にある本心とは?第3回:放課後や長期休みに「非認知能力」を高めよう。学童でさまざまな経験を第4回:自己肯定感も勉強への姿勢も“熱中体験”の先で生まれる【プロフィール】野上美希(のがみ・みき)1977年3月21日、千葉県出身。一般社団法人キッズコンサルタント協会代表理事。東北大学工学部卒業後、日本総合研究所にてコンサルティング、事業企画、採用、営業と多岐にわたる経験をした後、株式会社マイナビで人材紹介事業部の立ち上げに従事。営業部長として複数の部下をマネジメント。その後、自身の妊娠を機に久我山幼稚園の運営に携わり、産後母の孤独を解消すべく、子育てひろば開設を皮切りに、働く母の支援のため、幼児教育をベースとした民間学童や6つの認可保育園を開設。また、民間学童指導員資格であるキッズコンサルタント資格を認定する一般社団法人キッズコンサルタント協会を立ち上げ、代表理事を務めている。【ライタープロフィール】清家茂樹(せいけ・しげき)1975年生まれ、愛媛県出身。出版社勤務を経て2012年に独立し、編集プロダクション・株式会社ESSを設立。ジャンルを問わずさまざまな雑誌・書籍の編集に携わる。
2019年12月19日タレントの佐藤美希、お笑いコンビ・スピードワゴンの井戸田潤が19日、都内で行われた「大嘗祭開催記念 とちぎのおいしいお米お披露目イベント」に出席した。JA全農とちぎが栃木県で収穫されたお米の美味しさを広くPRするために行った同イベント。とちぎのおこめ特別広報担当を務める佐藤美希と"ハンバーグ師匠"ことスピードワゴンの井戸田潤がイベントに登場し、ご飯にまつわるトークショーを実施した。栃木県宇都宮市出身の佐藤は「小さい頃から当たり前のように栃木米を食べていました。普段からもお米は食べますが、とちぎのおこめ特別広報担当になってからすごく食べるようになりましたね。栃木米は種類が多いので、料理によってお米を変えます」とこだわりを語った。イベント中には栃木米の代表的な銘柄でもある「とちほのか」、「なすひかり」、「とちぎの星」の試食タイムも。3つの銘柄を試食した佐藤は「『とちほのか』はすごく粘り気があるのでそのまま食べられます。『なすひかり』は粒が大きいので、お弁当やオニギリに合いますね。『とちぎの星』はすごくサッパリしています」とアピールしていた。イベントの終盤には、佐藤が「栃木のお米は栃木の人は食べていますが、全国の方にもたくさん食べていただきたいんです。どうPRすればいいですか?」と事務所の先輩でもある井戸田に相談する場面も。すると井戸田は「簡単! やっぱり大きい声! 健康な身体に大きな声が大事なんです。"ハンバーグ"みたいな感じで!」と自身のネタでもある"ハンバーグ師匠"の「ハンバ~グ!」と絶叫するフレーズを"栃木米"と変換させることを提案。先輩の指示にうなずいた佐藤は大音量で「栃木米~!」と発すると、井戸田は「完璧です。(相方の)小沢さんが忙しい時に一緒に営業で回れますね」と絶賛し、佐藤とのコンビ名を"ハンバーグ定食"と命名した。その井戸田は「ありがたいことに街を歩いていても"ハンバーグ"と声を掛けてくれたりするんです。芸人生活25年ですが、仕上がりがハンバーグでしたね。漫才で日本一になろうと思っていましたが、お惣菜になってしまいました(笑)」と"ハンバーグ師匠"が定着したことに笑顔。「描いていた未来とは違いますが、今はしっかり中まで火が通っています。肉なり焼くなりしてください(笑)」と話して笑いを誘っていた。
2019年11月20日元モーニング娘。でタレントの石川梨華(34)が11月18日、第2子の妊娠を発表した。石川の夫は読売ジャイアンツ・野上亮磨投手(32)。ネットでは祝福の声とともに野上投手へのエールが続々と上がっている。同日、自身のブログで「最近はマイペース過ぎてなかなか更新できなくてごめんなさい」と切り出した石川。そして「近況と言いますと…現在私は2人目を妊娠中です!来年の1月に出産予定です」と明かし、「今は家族との時間を大切に 穏やかに日々過ごしています」と報告した。そして「それでは!また近いうちに…ブログに書きます!きっと…笑」と結んだ。石川は17年3月に野上投手との結婚を発表した。そして同年11月には第1子妊娠を明かし、18年4月に男児の出産を報告した。Twitterでは「石川梨華」がトレンド入りを果たし、さらに《チャーミーさん(石川梨華)、ご懐妊おめでとうございます~》《おめでとうございます、梨華ちゃんが幸せそうで何より》《石川梨華ちゃんが第2子妊娠中ってことも知ってすんごく嬉しい夜》と祝福の声が相次いでいる。いっぽう夫・野上投手は本業でなかなか結果が出せないでいる。17年に西武ライオンズから読売ジャイアンツに3年契約でFA加入したものの、18年の戦績は25試合4勝4敗。移籍2年目となる今季は13試合に登板し1勝2敗だった。さらに10月には左アキレス腱を断裂し、手術を受けると発表したばかりだ。そのため「お子さんのためにも!」と来季に期待する声が上がっている。《おめでとうございます。野上、しっかりしないといけませんよ!》《守るものが増えた旦那様には来シーズンは奮闘してもらいたいです》《さっ、父ちゃん!!来年こそは頼むぞ!!今までの経験と技術を発揮してくれよ!!》
2019年11月19日東京と大阪のビオトープ(BIOTOP)では、写真家・野上眞宏の写真展「BLUE: Tokyo 1968-1972」を開催する。5月19日から30日まで東京・白金台のBIOTOPで、6月15日から26日まで大阪・南堀江のBIOTOP OSAKAで開催。本展は、1947年に東京に生まれ、1974年に単身渡米後、30年以上をアメリカで過ごした野上が、渡米前の21歳から25歳の間に撮影したモノクロ作品を展示。本展のために、2014年に発表されたiPad写真集アプリ『Snapshot Diary』収録の4,000枚点以上の膨大な写真から、約40作品を野上本人がセレクトした。展覧会タイトル「BLUE」は、野上が好んで聴いていたジョニ・ミッチェルのアルバム名より、60年代末から70年代初めの東京で、将来の不安を抱えながら青春時代を過ごしていた彼の当時の心境を表現している。その沈んだ気分とは裏腹に、渡米前の若き野上が、何かに急き立てられるように写真で日々記録していた1968年から1972年の光景が写し取られている。銀座、原宿、表参道、渋谷、六本木の街、そして、「はっぴいえんど」をはじめとする、ミュージシャンやさまざまなジャンルのアーティスト、友人たちの姿は、どれもが魅力に溢れ、当時のカルチャーシーンが、ここに鮮やかに、そして静かに伝えられる。本展の開催を記念し、イベント初日の5月19日の17時より、BIOTOP3階の「irving place(アーヴィングプレイス)」にて、野上眞宏と音楽家・細野晴臣のスペシャルトークショーを開催。同じ高校、大学に通い、旧友である2人が、写真展のテーマでもある1968年から1972年の東京のさまざまなシーンとともに当時のエピソードを振り返る。また、野上の作品からデザインしたTシャツ4種(各8,000円)を、ビオトープの限定商品として数量限定で展開。さらに、展示作品を含む約190点のモノクロ写真で構成された、新たな編集による新刊写真集『BLUE: Tokyo 1968-1972』(4,800円)を、BIOTOPにて先行発売する。【展覧会情報】野上眞宏 写真展「BLUE: Tokyo 1968-1972」会期:5月19日~5月30日会場:BIOTOP住所:東京都港区白金台4-6-44時間:11:00〜20:00会期:6月15日~6月26日会場:BIOTOP OSAKA住所:大阪府大阪市西区南堀江1-16-1 1/2/4階時間:11:00〜21:00【書籍情報】『BLUE: Tokyo 1968-1972』発行:OsirisB4判変型(23×24 cm)/ハードカバー/上製本/204ページ発売日:6月1日 ※5月19日よりBIOTOP店頭でのみ先行発売価格:4,800円
2018年05月17日料理家・お弁当コンサルタントとして、テレビ番組でも活躍中の野上優佳子さんは、社会人と大学生の娘さんと小3の息子さん、3人のママ。上のお子さんの時からPTA委員を積極的に引き受けるなど、超多忙な日々にもかかわらず、「夜は11時に寝る」「朝食と夕食は子どもと一緒に食べる」など、時間にも心にも余裕があるように見えます。そんな野上さんに、子育てへの考え方や、日々の料理に込める想いを聞きました。【野上優佳子さん プロフィール】料理家・弁当コンサルタントとして各メディアで活躍。全国各地での講演を行うほか、お弁当箱などの商品開発アドバイザーも務める。30年以上お弁当を作り続け、300個以上のお弁当箱を使用した経験に基づき、日々お弁当を作る母目線での「実用性と汎用性の高いレシピと鋭い洞察」には定評がある。『マツコの知らない世界』(TBS)にお弁当テーマで最短最多出演。著書は『野上優佳子のお弁当おかずの方程式』『お弁当のセカイ』(ワニブックス)、『野上さんちの超ラクチン弁当』(学研プラス)、『夏弁』(主婦と生活社)、『悩まず作れる! おべんとうの手引き』(笠倉出版社)など。HP: Facebook: @mealinsight twitter: @nogami_y instagram: @yukakonogamis 朝食と夕食は、子どもと一緒に食べる「私は優先順位がすごくはっきりしていて、家族との時間が最優先。どんなに忙しくても体はひとつだし、1日は24時間しかないから、割り切るところは割り切っていると思います。夜11時に寝るのもそう。子どもと密に過ごせる時間って仕事人生と比べるとものすごく短い。その期間、多少仕事できる時間が減っても、後から自分の努力次第でいくらでも取り戻せると思っています。それに仕事は誰かが代わってくれても、子どもとの時間は私にしか作れない。そもそも仕事の現場であれこれいうより、子どもと一緒にブランコに乗っているほうがずっと楽しいんですよ」とほがらかに話します。そんな野上さんが忙しい暮らしの中で大切にしているのは、朝食と夕食はできるだけ家族で一緒に食べること。そして、そこでたくさんおしゃべりをすること。「毎日同じ時間に食べて、話を聞く。みんなで食べる一番の理由は、一人で食べるより楽しいから。我が家はみんなおしゃべりで、『今日は何があった?』って私から聞く前に、子どもたちが『今日こんなムカつくことがあってね~』なんて話してくれます。自分の思ったことを言語化するのって結構大事だと思うのですが、おしゃべりすると自分の言葉でちゃんと人に伝わるかの確認もできるんですよね。他人だとどう伝わるか怖くても、家族には恐怖心を持たずに話せます。でも、くだらない話がほとんどですよ。うるさいくらいしゃべって、笑いっぱなし。時間のある週末は夕食に3時間くらいかけて、おしゃべりを楽しんでいます」なんだか賑やかな野上家の食事シーンが目に浮かぶよう。大学生や社会人の娘さんたちは、いまも家で食べるごはんが大好きなのだとか。ママの手料理を囲んで “家族の時間” をなによりも大切にするイタリア人家族の食卓のようで、 野上さんご家族の “あたたかい絆” を感じます。料理は、一番子どもの負担にならない「応援」のカタチ野上さんは子育てに関するこだわりはほとんどなく、基本的に子ども任せ。「私自身、親にあれこれいわれたことはないですし、人のいうことをハイハイと聞くタイプでもなかったので」と笑います。「長女のときは、ほかの子と比べてできないことが目につくこともあったんですが、3人目にもなるとまったく気にならないんですよ。たとえばリボン結びがなかなかできなくてもいつかできると思っているし、たとえずっとできなくてもマジックテープの靴を履けばいいんじゃない、って思う。短期的な結果を求めて子どもを評価しても仕方なくて、心身ともにすこやかであればそれでよし。そのベースになるのが食事だと思っています」次女が通っていた都立高校で、入学時に校長先生からいわれたのが「親御さんにお願したいのは、ちゃんとごはんを作ってほしい」ということ。やる気のある子に「勉強しろ」とうるさくいうのは逆にマイナス。それよりも、「食事で頭脳は作られるから、おいしいお弁当をしっかり作ってください」というのが同校の考え方だったそうです。「長女の大学受験のとき、長女から唯一頼まれたのが、高3の1年間、『どんなものでもいいので、3食(お昼はお弁当)を作って “同じ時間” に出してほしい』ということだけ。勉強するにも体が資本。料理は一番子どもの負担にならない応援の仕方な気がします」野上さんが以前対談した脳科学者の方によれば、「頭のよくなる食べ物」があるのではなく、「脳のはたらきに刺激を与えるもの」を食べることが重要なのだとか。具体的には、色や食感、味にバリエーションをつけるとよいそうです。その点、調理が手軽な “パスタ” は、合わせる食材によって彩りや食感をアレンジでき、脳に刺激を与えやすい優秀な食材。脳の栄養源となるブドウ糖は摂りすぎると眠くなることがありますが、パスタなら野菜や肉と組み合わせてバランスをコントロールしやすいので、娘さんの受験のときにも重宝したそうです。お弁当は外でがんばる家族への「お守り」昔から料理をするのが大好きで、小学校5年生の誕生日プレゼントがオーブンだったという野上さん。中学時代からお弁当を作りはじめ、お弁当歴はいまや30年以上。いまでも週に3~4回お弁当を作っていますが、お弁当で一番大切にしていることは「食べる人が食べたいものを入れること」だとキッパリ。「毎朝、家族を送り出すときは、今日1日楽しく元気に過ごしてくれたらいいなと思いながら、お守りがわりみたいな気持ちでお弁当を持たせているんですよ。たとえば外で、少しイヤなことがあったときも好きなものでお腹が満たされると、ちょっと元気になって、『家に帰るまでがんばるか』くらいに思ってくれるといいなと。それに空っぽのお弁当箱を見れば、今日も元気だったんだなとわかる。少なくともごはんも喉を通らないくらいに気落ちしていたということはないんだな、ってわかって安心できます。外に出たら、イヤなこともいっぱいあるだろうから、お弁当の中身は好きなものだけ。“好き嫌い” は、お弁当に入れて子どもが一人のときにがんばらせるんじゃなくて、家族みんなで『これおいしいよ』っていいながら食べたほうが、子どもの負担にもならないんじゃないかなと思っています」片づけもカンタン! お弁当は「モバイルな食卓」野上さんはお弁当は「モバイルな食卓」だといいます。「お弁当は、家の食卓を箱に詰めて外に持っていって食べるだけのこと。お昼ってだいたい同じ時間に食べるから、場所がちがっても家族みんな同じものを食べている。家庭の食卓って他人にのぞかれないから、そうめんやパスタだけの日もあるのに、なぜか外に持っていくとなると気負っちゃう。でも本来はパスタだけのお弁当の日があってもいい。お弁当はなるべく難しくしないのが一番です」お弁当の中身はゼロから考えようとすると大変ですが、たとえば「A+B+C=弁当」だとして、「A=肉」「B=卵」「C=野菜」とさえ決めておけば、毎日食材や味付けを少し変えるだけでOK。卵焼きのような作り慣れた定番は、失敗しないしおすすめとのこと。また、毎食の料理を多めに作って次へスライドさせるのも、お弁当作りをラクにするコツだそう。「お弁当用に作ったおかずは夕飯の副菜も兼ねて多めに作ります。たとえば、ほうれん草を多めに茹でて半分はごま和えにしてお弁当に、もう半分は夕飯時にかつおぶしをかけておひたしに。夕飯のときも野菜を多めに切ったり茹でたりしておいてお弁当に使います」ちなみに野上家では、お弁当箱を自宅でも活用。留守のときに子どもたちが食べる昼食などもお弁当箱に詰めておくそうです。「蓋をあけるだけでごはんが食べられるのって、ラクじゃないですか。お弁当ってなぜか冷めてもおいしいし。平皿だと冷蔵庫に入れづらいけどお弁当なら重ねて入れられるし、洗いものが少ないから片づけもラク。家で食べるお弁当は持ち運ばないからスカスカでも大丈夫ですよ」パスタは家族の最大公約数野上家では、パスタはごはんやパンと並ぶ主食のレギュラー選手。家には必ず数種類のパスタが常備してあり、切らすことはないそうです。「パスタはみんな大好きで、本当によく食べます。週末の食事のうち1回はパスタですね。我が家は朝食に必ず温かい汁物を出すようにしているのですが、時間がない朝はスープパスタを作ることも多いですね。バリラのショートパスタもよく使いますよ。おいしくて好きというシンプルな理由です」お弁当には「食べる人が食べたいものを入れる」のが野上さんのこだわりですが、一人だけに作るわけじゃないので最大公約数で家族みんなが食べられるもの…と考えたときパスタは優秀。具だくさんのパスタにすればおかずを1品減らせるし、市販のソースを使えば時短もできるし、とても便利だそうです。「わが子に食べさせたいものをお客様にも」の信念のもと、パスタを作り続けて140年以上の「バリラ」は、イタリアNo.1のパスタブランドです。こだわりのデュラム小麦と独自の製造方法により、誰もがおいしいアルデンテに仕上げることができます。ロング&ショートパスタのほか、着色料・保存料が無添加のパスタソース(計5種)も人気。安心安全なパスタソースは、未開封状態で1.5年以上も保存が可能。忙しいママにおすすめのストック食材です。 「バリラ」の魅力はこちら >> ピクニックや運動会に! カンタンで家族が喜ぶ「パスタ弁当」新年度が始まって約一ヶ月経ち、大人も子どもも “疲れ” が出てくる時期。そこで、新しい環境でがんばる家族へ “応援” の気持ちを込めて作りたい、野上さん考案のパスタ弁当をご紹介します。おでかけが気持ちのよいこの季節、カンタンでおいしいパスタ弁当を持って、青空の下でリフレッシュしてみませんか?今回使うのは、「バリラ」のショートパスタ “トロフィエ” 。細いのでソースが絡みやすく、使いやすいパスタです。トロフィー型だからゲン担ぎにもなるので、運動会のお弁当にもいいですね。応援の気持ちを込めるのにぴったり! 毎日のお弁当に使えるアレンジもいろいろ教えてもらいました。「ひき肉だけで簡単! 即席ボロネーゼ」(調理時間:約20分)子どもたちにも大人気なミートソースは、イタリア名で「ボロネーゼ」。「バリラ」のパスタソース “ナポレターナ” を使えば、味わい深いボロネーゼをあっというまに作ることができます。ナポレターナにはイタリア産100%トマトをベースに、既にいろいろな野菜が入っているので、ひき肉を加えるだけでOK。お肉を少し形が残るように炒めると、ミートボール風になって子どもも大喜び。お弁当に入れるときは、牛ひき肉など脂が少なめのものを選ぶと、冷めても油が白浮きしづらくおいしく仕上がります。【材料】(2~3人前)・ 「バリラ」トロフィエ ……250g(即席ボロネーゼソース)・ 「バリラ」ナポレターナ ……1.5カップ・牛ひき肉……250g・玉ねぎ……1/2個 ※・セロリ……10cm分 ※・オリーブ油……大さじ1/2・赤ワイン……大さじ1(料理酒でも可)・水……大さじ1・塩……小さじ1.5※玉ねぎとセロリなしで、牛ひき肉だけでも十分おいしくいただけます。お好みでご調整ください。【作り方】1)玉ねぎとセロリをみじん切りにする。2)フライパンにオリーブ油と 1) を入れて火にかける。軽く炒めたら牛肉を入れ、軽く表面を押さえながら焼き色をつける。しっかり焼き色がついたらひっくり返して、両面焼いたら、ひき肉を木べらで大きく切り分ける。3)赤ワインと水を入れて、沸騰したらソースを加える。再沸騰したら弱火で蓋をして8分煮る。塩で味を整える。4)トロフィエを塩(分量外)を入れたお湯で茹でる。茹であがったら水分をしっかり切って 3) のフライパンに入れてソースを絡ませて、盛り付ける。【さらにアレンジ!】「即席ボロネーゼソース」の活用法・冷蔵で3~4日保存可能。冷凍保存なら密封できる保存袋に入れて2週間程・卵と混ぜてオムレツに。一口サイズに切ればお弁当のおかずにも・焼いたナスやズッキーニを混ぜ、チーズをのせて焼けばグラタンに!【同時にもう1品!】トロフィエを多めに茹でて「春野菜のパスタ」を本場イタリアのリグーリア州では、トロフィエにジェノベーゼとジャガイモ、インゲンを合わせるのが伝統的な食べ方。トロフィエを鍋から上げる前に春野菜を加えて一緒に茹で上げ、バリラの ペーストジェノベーゼ と和えれば本格的な味わいの「春野菜のパスタ」が完成。※今回はブロッコリー、インゲン、スナップえんどう、アスパラガスを茹で上げる40秒前に追加。ペーストジェノベーゼは火にかけると変色するので加熱は避け、使用するペーストジェノベーゼの分量の約10%のゆで汁を加えて溶いてから、パスタと和えるとよい。もう1品、2品もすぐ作れる!パスタソースで時短&アレンジ料理 「バリラ」のパスタソース は、着色料・保存料が無添加なのに、保存期間は1.5年以上(未開封状態で)と、多忙なママにおすすめのストック食材。家庭で作るソースと同じ工程で作られており、既に煮込む手間が省けているので時短調理に大活躍します。おすすめのアレンジ例を野上さんに教えていただきました。「ナポレターナはミネストローネにすると、コンソメなしでもコクのあるおいしい仕上がりに。ペーストジェノベーゼはポテサラに入れても美味。ポモドーロはシンプルなトマトソースなので、チキンのトマト煮込みなど、幅広く使えます」・ミネストローネ:(上)キャベツ、玉ねぎ、セロリ、にんじん、インゲン、ベーコンをさいの目切りにして、フライパンまたは鍋でオリーブ油と一緒に軽く炒めたら水とナポレターナを加え、5分沸騰させて塩で味を整え、熱々のうちにスープジャーへ。3時間ほど経てばおいしいスープに!(鍋で作るなら沸騰した後すぐ弱火にして20分煮る)。・ジェノバ風ポテサラ:(弁当内 上)塩もみしたキュウリと茹でたジャガイモに、ペーストジェノベーゼとレモン果汁を加えて混ぜる。お好みでゆで卵を加えても。・チキンのトマト煮:(弁当内 右)鶏もも肉は余分な脂をそぎ取り、オリーブ油を薄く敷いたフライパンに皮目を下にして並べ、表面に軽く塩こしょうをして、蓋をして中火で3分加熱。皮目にしっかり焼き色がついたらひっくり返して、蓋をしてさらに2分、弱火で加熱。ポモドーロソースを加えてとろみがつくまで軽く煮詰める。【こんなに便利!】パスタソースのアレンジ事例▼ ナポレターナ の活用法・オムライスのベースに・パンに塗ってベーコンや玉ねぎ、チーズをのせてピザトーストに・野菜を混ぜたごはんの上にのせてドリアに・コロッケにつけるソースがわりに▼ ペーストジェノベーゼ の活用法・新じゃが、ゆで卵、キュウリとあえてサラダに・ひよこ豆または大豆の水煮をペーストにして混ぜ、フムス風ディップに・肉や魚のグリルのソースとして・レモンや酢と混ぜて即席ドレッシングに▼ ポモドーロ の活用法・お肉に添えて・オムライス用チキンライスの味付けに・ツナ缶とポモドーロを電子レンジで温めて即席ミートソース(ツナ版)に行楽のお弁当というと作るのが大変なイメージがあるかもしれませんが、パスタなら作るのもカンタンだし、子どもも大人も大好き! 外でも食べやすく、カラフルで見栄えもする…といいことづくめです。気分も上がるおいしい“応援パスタ弁当” と一緒に、家族で春を楽しんでみませんか。 「バリラ」商品とその他のレシピはこちら! 「バリラ」Facebookページはこちら! [PR] バリラジャパン 取材・文/古屋江美子 撮影/貝塚純一
2018年04月27日モデルでYouTuberの河西美希(28・かわにしみき)が18日、神奈川・パシフィコ横浜の国立大ホールで行われたUUUM主催イベント「U-FES.2017」終了後の囲み取材に応じ、YouTuberに憧れる子供達に向けてメッセージを送った。「将来なりたい職業」のアンケート(2017年4月発表・ソニー生命)で、男子中学生の3位、女子中学生の10位にランクインするなど若年層から憧れの対象となっているYouTuber。河西はチャンネル登録者数40万人を超え、メイク紹介の動画などで若い女子たちからも支持を集めている。子供の視聴者が増えていることについて聞かれると、「子供の視聴者さんそこまでいないんですけど、大丈夫ですか?」と確認した上で、「女の子の場合はたぶん小さい頃からコンプレックスがあって、それを糧に生きていくことが多いと思う」と語り、自身が中学生の頃に抱いていたコンプレックスが美容法によって解消された過去に触れた。そのことが今の投稿テーマになっているそうで、「自分が悩んでいたことが誰かのためになるというのはすごく面白いところ」とYouTuberとしてのやりがいを分析し、「悩みを嫌だと思わずにそれと向き合って動画を。悩みがただの悩みじゃなく、誰かのためになるかなと思って動画を作っています」と説明した。囲み取材には朝日学生新聞社の小学6年生記者も参加し、「YouTuberになって1番楽しかった時は何ですか? また、つらかった時はありますか?」と質問。河西は、「楽しかったことは本当にすべてです。私は生きていて、YouTuberになるために今までいろいろなことがあったと思えるので、すべて楽しかったですね。編集することも撮影することも」「でも、いちばん楽しいのは一人で家にいれる空間。外に出ないで楽しみながら仕事ができるのはすごい楽しいです」と答えた。一方でつらかったことについては、「今思い返すとそこまでないんですけど」と前置きし、「一人でカメラに向かってしゃべって、一人で作業して編集で自分の思いをこめて。結構、淡々とした作業なので孤独といえば孤独かもしれないです。それが楽しくもあるんですけど」とYouTuberならではの悩みも吐露。最後に視聴者に向けてコメントを求められると、「日常の中で、私達もずっと動画を作っていてあまり刺激がない中でこういうイベントは『またがんばろう』という気持ちにもなるし、見てくださっている皆様もたぶん普段見ているYouTuberさんがこうやって目の前にいて、非日常的な空間の中で『またがんばろう』と思えるきっかけになったらいいなと思うので、私たちにとっても視聴者の皆様にとってもいい機会だなと思いました」と同イベントの意義を伝え、「これからも動画がんばっていきたいと思います。ありがとうございました」と結んだ。
2017年11月20日タレントの佐藤美希が12日、都内で行われた「2017 PARCO SWIM DRESSキャンペーン」記者発表会に出席した。パルコは、"新くびれ女王"と名高い佐藤を、同キャンペーンアンバサダーに起用。池袋パルコの水着売り場には、同キャンペーンのビジュアルを使用した特大フォトブースを常設し、同じ世界観で記念撮影できる仕様となっており、プレゼントがもらえるインスタグラムキャンペーンも実施される。特大ビジュアルの前に立った佐藤は、お気に入りポイントを聞かれると「グラビアのお仕事もさせていただいているんですけど、こういったパッキリメイクでクールな感じの撮影が今まであまりなかったので、この雰囲気がお気に入りです」と笑顔を見せ、水着のポイントについては「黒のビキニでも丸い形のフリルが付いていたり、バストの部分がチェック柄でクールすぎず可愛らしい感じになっています」と紹介。くびれが綺麗に見えるコツを尋ねられると「ベッドに寝ながら撮影しているんですけど、つりそうなくらい腰を上げていました(笑)」とエピソードを明かした。くびれを保つ秘けつを聞かれると「日ごろからストレッチをしているんですけど、あまり運動はしないので、撮影前は腹筋や背筋をやりました」とコメント。理想のくびれを持つ人はいるか尋ねられると、「熊田曜子さんのくびれはすごいと思います。妊娠されて産んでもあのスタイルをキープするというのは素晴らしいなと思いますね」と舌を巻いた。また、「海に誘ってくれる男性はいらっしゃらないですか?」と問われると、「いらっしゃらないです。残念ながら…」と即答したが、もし男性と水着デートするならどんなことがしたいか質問されると、「恥ずかしさはありますけど、海に行くとしたら、バナナボートをやったことがないので、一緒に楽しみたいです」と目を輝かせた。さらに、バナナボートに乗った際に、後ろから男性に抱きつかれたいか、男性を後ろから抱きつきたいか問われると、「そうですね…。やっぱり後ろから抱きつきたいです。乗ったことがないので分からないですけど」と照れ笑いを浮かべていた。
2017年05月12日モーニング娘。の元メンバーでタレントの石川梨華(32)が13日、自身のブログを更新し、プロ野球・西武の野上亮磨投手(29)と結婚したことを発表した。石川は「応援していただいている皆様へ」というタイトルで更新。「本日3月13日に埼玉西武ライオンズの野上亮磨さんと入籍いたしました事をここにご報告させていただきます」と報告した。続いて、「2000年にモーニング娘。としてデビューして以来、色々な経験をさせていただき、たくさんの方と出会い、充実した日々を過ごすことができました。そんな中、彼と出会い、同じ時を過ごしていくうちに新しい幸せを感じるようになりました」と経緯を説明。さらに、「これからは夫婦としてどんな時でもお互いに支え合い、感謝と思いやりの気持ちを大切に、共に歩んでいきたいと思います」と決意を記し、「まだまだ未熟な私たちですが、今後とも皆様のご指導ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます」と呼びかけた。
2017年03月13日タレントの佐藤美希が10日、東京・神保町の書泉グランデで2017年カレンダー(発売中 各2,700円税込 発売元:ハゴロモ)の発売記念イベントを行った。2013年のホリプロタレントスカウトキャラバンでグランプリを獲得し、以降はタレントとして人気を博している佐藤美希。現在は2代目Jリーグ女子マネージャーとして活躍しているほか、グラビアにも積極的で"くびれ女王"としても注目を集めている。そんな彼女の2017年カレンダーでは、水着姿がたっぷり収録されており、グラビア色の強いカレンダーだ。ビキニ姿で登場した佐藤は「平常心ではないですけど、昨年と比べたら人前で水着になるのはだいぶ慣れました。恥ずかしさはないですね」と胸を張り、「今年も昨年同様に沖縄で撮影しました。水着ページも多くて男性向けではありますが、女性にも楽しんでもらえるカレンダーとなっています」とカレンダーを紹介。お気に入りを5~6月に掲載されているビーチで寝そべったカットをあげて「こういう自然というか楽しんでいる時に撮影している写真は今までにありませんでした。自然に楽しんでいる表情は珍しいですよ」とアピールした。カレンダーのイベントということで、今年1年を振り返ってもらうと「今年は舞台だったりドラマだったりと本格的なお芝居を経験させてもらいました。そういうお仕事は今年からなので、始まりの年にはなったと思います」と充実した様子で、「来年はお仕事でいうとお芝居を本格的にやっていきたいと思っています。プライベートでは体質改善したいかな(笑)。すごくむくみやすいので」と来年の抱負を語った。Jリーグの女子マネージャーとして毎節試合会場に足を運んでいるという佐藤だが、グラビアアイドルの丸高愛実がセレッソ大阪の柿谷曜一朗選手と結婚した話題について「美男美女で素敵だと思います。おめでたいですね」と祝福するも、自身の結婚は「色んな方から言われますけど、本当にないんですよ。選手との関わりがほぼほぼないので…」と寂しげだった。
2016年12月11日人気アニメ『アイドルマスター』に登場する星井美希が浴衣姿でフィギュア化され(FREEing)、「GOOD SMILE ONLINESHOP」にて予約受注がスタートしている。5月発送予定で、価格は9,074円(税別)。『星井美希 浴衣Ver.』は、"和"を感じる浴衣姿でさまざまな人気キャラクターをフィギュア化している「Y-STYLE」で立体化。風流を感じさせる小物やシチュエーションを用い、キャラクターの世界観を広げたフィギュアで人気を博している同シリーズだが、今回は『アイマス』のマイペースなスーパーアイドル・星井美希が、浴衣姿のアクティブなポーズで登場。「Y-STYLE」シリーズでは、今後『四条貴音 浴衣Ver.』『如月千早 浴衣Ver.』の発売も予定しているという。商品価格は9,074円(税別)で、「GOOD SMILE ONLINESHOP」の受注締切は、1月21日21:00。商品の発売および発送は、2015年5月を予定している。(C)BNGI/PROJECT iM@S
2015年01月03日TVアニメ『アイドルマスター』に登場する星井美希が、「Phat!」より1/8スケールで立体化され、「GOOD SMILE ONLINESHOP」にて予約受注がスタートしている。価格は7,400円(税抜)。『アイマス』Blu-ray&DVDジャケットのイラストシリーズ第4弾として発売される本商品は、マイペースな天才肌アイドル星井美希をアニメ版のBlu-ray&DVD第1巻の錦織敦史監督の描き下ろしジャケットイラストを忠実に立体化。手に持つメガネは着脱可能となっている。全高は約130mmで、専用台座が付属。原型製作は、間崎祐介氏が担当している。商品価格は7,400円(税抜)で、「GOOD SMILE ONLINESHOP」の受注締切は、9月17日21:00。商品の発売は2015年2月を予定している。(C)BNGI/PROJECT iM@S
2014年08月21日夢だった女優デビューが決まるファッション誌「Popteen」などで活躍する、人気ファッションモデルの河西美希が、本人の幼いころからの夢である女優への一歩を踏み出したことが分かった。このことは「Popteen」の最新号として1日に発売された6月号にも掲載されている。河西美希は通称“みきぽん”として、同誌でも高い人気を誇るモデル。2008年に開催された公開オーディションで、3000人のなかからグランプリに選ばれてデビューした。昨年6月には配信限定で「zettai 運命の人!!feat.フリフリくん」で歌手デビューも果たしている。銀幕&舞台に登場!彼女は、元カリスマキャバ嬢として知られる立花胡桃の処女作を原作とした映画「ユダ」(2012年公開)に出演するほか、舞台「おちないリンゴ」(5月2日~6日、笹塚ファクトリーにて上演)で女優として登場する。4ヶ月間はモデル活動を休止し、書籍やDVDでの勉強、演技の修行など、女優として活動するための訓練を行っていたという。夢を貫き、走り続ける彼女を「Popteen」でも連載企画で追っていくそうだ。今後の彼女の活動に注目が集まる。元の記事を読む
2012年05月04日