ワニブックスの代表取締役社長、横内正昭さんが2日、膵臓がんのため死去した。73歳。3日の同社の発表によると、告別式が11日木曜(前10:30~12:00)、東京・港区の増上寺光摂殿で行われる。喪主は純子さんが務める。
2024年04月04日株式会社CEホールディングス(本社:札幌市、東証スタンダード、証券コード:4320)の創業者で代表取締役会長である杉本惠昭(すぎもと やすあき)が、一般財団法人(非営利型)を設立いたしましたので、下記のとおりお知らせいたします。1.設立の経緯と主旨杉本惠昭は、予てより、開発途上国の子どもたちにおける教育や医療の実態が、日本と比べて大きく遅れていることについて関心を持ち、それらの改善が次世代における国際的な安定と平和に寄与すると考え、微力ながら何らかの支援を行いたいと検討をしておりました。今般、その実現に向けた第一歩として、同氏の拠出による「一般財団法人キノルド杉本惠昭記念財団」(以下、「本財団」といいます。)を設立し、以下の事業を行っていくことにしました。(1)開発途上国における学校その他の教育施設の建設支援(2)開発途上国における医療・保健・健康の増進に関する施設の建設支援(3)開発途上国の子どもたちに対する教育・医療・健康増進に関する支援並びに支援活動を行っている内外の団体に対する助成2.当社の支援本財団の事業目的は、当社の理念にも通じ、また国連で採択されたSDGs(17の持続可能な開発目標)にも合致することから、当社は寄付を行う予定です。SDGs 3、4、173.本財団の概要名称 :一般財団法人キノルド杉本惠昭記念財団所在地 :札幌市白石区平和通15丁目北1番21号設立者 :杉本惠昭代表理事 :杉本惠昭設立年月日:2023年10月6日その他 :今後の活動内容については、本財団がホームページを開設し、随時報告される予定です(注)財団名の「キノルド」については以下をご参照ください。<財団名についての経緯>私はカトリックのミッションスクール札幌光星高等学校が出身母校です。この高校はドイツ人宣教師のヴェンセスラウス・キノルド司教(1871年7月7日~1952年5月22日)が、第一次世界大戦で負けた母国に戻り、札幌での男子教育の学校設立を訴え集められた資金で作られました。また司教は女子教育のために札幌藤高等女学校(現在の学校法人藤学園)を設立し、病気で苦しんでいる人々を救済するために天使病院の設立にもご尽力されています。私は高校時代に生徒会活動をしていて、文化祭で学校設立の経緯と世界中の姉妹校の紹介をした事が有り、貧しい国々の子供達の教育の重要性を学びました。そこで食料を提供したり、井戸を掘ったり、薬を提供する事業も重要ですが、将来その国を担って行く子供達への教育の場の提供が何よりも大切で、何時か私も支援できればとの想いが強くなりました。このような想いを実現すべく、この度、妻とも相談して財団設立に踏み切りました。日本もまだまだ子供達への支援が必要な面が有るのは承知していますが、それでも日本の子供達は貧しい国々の子供達と比較すれば、学校が無いとか行けないという様な状況にはなく、遥かに幸せだと思っています。また同様の志から奨学金を用意した財団を設立されている方々も数多くいらっしゃいますので、日本の子供達はその方々にお任せし、私はキノルド司教の想いである、貧しい国々の子供達の支援をさせて頂く事にしました。日本の支援でできた学校である事で、日本との絆を深めると言う意味合いも大きいと思っています。初代カトリック札幌教区長のキノルド司教のお名前は、現教区長の勝谷司教様にご理解を賜り使わせて頂く事にしました。またこれらの経緯で札幌光星高等学校の駒井校長先生、学校法人札幌光星学園の山崎理事長様にはご尽力賜り感謝申し上げます。(杉本惠昭)【株式会社CEホールディングス 会社概要】代表者 : 代表取締役社長 齋藤直和所在地 : 札幌市白石区平和通15丁目北1番21号グループの事業内容: ●ヘルスケアソリューション事業-電子カルテシステムの開発・販売-医療情報システムの受託開発及び運用管理-医薬品・医療機器の臨床開発受託-ソフトウエア医療機器の開発・販売・保守●マーケティングソリューション事業-デジタルマーケティング全般の支援-デジタルサイネージシステムの販売URL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年10月24日演出家の野坂実を中心に、世界中の名作ミステリーを上演している「ノサカラボ」。その人気シリーズ、音楽朗読劇『シャーロック・ホームズ』が、「ノサカラボ TASTE OF SOUND WAVE Reading with Live music『シャーロック・ホームズ3』」として新たに生まれ変わる。名探偵シャーロック・ホームズ、その相棒ジョン・H・ワトスンを演じるのは、今回も山寺宏一と水島裕の最強コンビ。さらに豪華ゲスト陣とともに、“音”の魅力を最大限に引き出した劇空間を目指す。そこで野坂、山寺、水島の3人に、本作への想いをたっぷり語り合ってもらった。ふたりの会話により、ホームズとワトスンの関係がより豊かなものに――山寺宏一さん、水島裕さんによるシャーロック・ホームズシリーズも今回で第3弾です。これまでの感想、また手応えのほどは?野坂僕がちょっと頼りないところがあるので(苦笑)、おふたりには本当に支えてもらっているなと思います。おふたりとも常に上に行きたいという欲求をお持ちで、何気ない会話の中で、「こうすればもっと良くなるんじゃない?」といったヒントをくださる。一緒に良いものを作ろうと思ってくださることが嬉しいですし、こちらもより良いものにするため、毎回試行錯誤している感じです。山寺好意的な意見が多いので、どうやら楽しんでくださっているのかなと、それなりに手応えは感じております。ただ自分としては、もっとちゃんとシャーロック・ホームズになれるようにと言いますか……。「またあのシャーロック・ホームズを聞きたい」と言ってもらえるよう、そしてそういう想いを裏切らないよう、頑張ろうといつも思っています。水島生楽器の演奏と一緒に作る朗読劇って、ほかにそうないと思うんです。電気を通さない生の音楽と、僕らの言葉が重なり合う世界って。それは本当に大事にしたいなと。あとこの3人で言えば、『ラフィングライブ』(2015~19)からのおつき合いなので、もう8年に及ぶチームワーク。だから全然気負わなくていいですし、ゲストの皆さんのほうが、よっぽど大変じゃないかと思います。山寺そうですよね。我々はずっとホームズとワトスンのままですが、ゲストの皆さんは作品ごとに違う役作りをしなければいけないわけですから。水島約2時間で3作品、つまり3役って大変なことですよ!山寺まぁ僕の場合、ひと役の方が不安ですけどね。「ホームズだけで俺持つかな?」みたいな(笑)。水島山ちゃんはちょっと別格だから(笑)。山寺ちょっと変態なんです(笑)。水島でもホームズは変装シーンもあるでしょ?野坂そうなんです。今回もあえて変装シーンに作り変えたところもあるくらい。山寺それ大丈夫なの?ホームズファンの方に怒られない?野坂シャーロキアンですね。だから1回目は原作に忠実な、すごく真面目なものを作ったんです。でも2回目からは原作にない、少しユーモアのあるふたりの会話を足してみた。そうしたらこれが結構楽しんでもらえたみたいで。またそれによって僕らのホームズとワトスンの関係は、より豊かなものになったんじゃないかと思います。――今回は音楽だけでなく、効果音、いわゆるSEもすべて生で演奏されるそうですね。野坂はい。僕にとってこのシャーロック・ホームズシリーズというのはものすごく意味のあるもので、ベターではなくベストを目指したいと思っているんですね。そのために音楽、役者さんの声だけでなく、すべての音を生にしたいなと。つまりは三位一体でセッションしていく。そうすることで“音”に特化した、非常に豊かな表現が提案出来るのではないかと思っているんです。山寺でもさ、それは舞台上でどうやるの?野坂例えばドアの開閉音は、実際にドアを立ててやろうと思っています。ただそういうのが頻繁にあると、ちょっと忙しくなくなっちゃうとも思っていて。あと過去2作は全編で音楽が鳴っていた印象がありますが、これも僕としてはちょっと鳴り過ぎかなと。だから生SEが入るシーンは役者さんの演技だけにして、次のシーンへの転換時に曲がかかる、そんな構成をイメージしています。山寺僕の場合、“馬のいななき”なんかはよくやって欲しいって言われますけどね(笑)。「そんなの声優の仕事じゃない」って人もいますけど、わりと僕は積極的にやってきたほう。水島それ、声優の「仕事」というより、「出来る・出来ない」の問題だからね(笑)。山寺・野坂(笑)。手を入れることで長年愛される、ヴィンテージ家具のような朗読劇に――本シリーズは毎回豪華なゲスト陣も話題です。今回は連投となる大塚明夫さんに加え、田中敦子さん、津田健次郎さんが初参加されますね。山寺毎回素晴らしい方々と共演させていただいているのですが、今回のメンバーもまぁよくそろったなと思いますね。この時点で、もう成功したって勝手に思うぐらい(笑)。また僕にとってこの3人は、『攻殻機動隊 SAC_2045』のメンバーでもあるので、このシリーズでまた共演出来るのは非常に嬉しいです。水島僕と敦ちゃん(=田中)は、『フレンズ』という海外ドラマで10年ずっと一緒だったんですよね。だから僕としてはツーカーの仲だと思っていて。山寺敦ちゃんがどう思っているかは……。水島わかんないけどね(笑)。ツダケン(=津田)とは『キラキラ☆プリキュアアラモード』という作品で1年間一緒だったんですよ。その時から面白い芝居をする人だなと。あと明夫ちゃんのデビュー作には僕も参加していたりして。山寺さすが先輩、長くやってらっしゃる(笑)。水島すみません、長いだけでございます(笑)。まぁだから変な緊張感もないですし、あの3人がどういう演技を見せてくれるのか、とにかく楽しみですね。――改めておふたりでコンビを組む楽しみとは?水島すぐ隣で聞けますからね、山ちゃんの台詞を。これは贅沢ですよ。山寺僕こそですよ。裕さんがいてくれれば安心というか。しかもシャーロックに関してはもう3回目ですし、より良いコンビぶりを発揮出来るんじゃないかと思います。――では最後に、公演を楽しみにされているお客様に向けてひと言お願いします。野坂お客様からすると、どの公演が当たりで、どの公演が外れなのかってわからないと思うんです。でもこれは必ず当たります!山寺自分で言っちゃうんだ?(笑)まぁそれくらい自信があるってことだよね。野坂そうです、そうです!生音楽に生SE、さらにしっかりと芝居の出来る役者がそろっている作品なんてなかなかないですから。ぜひ多くの方に楽しんでいただきたいです。水島絶対に心地良い空間になります。ぜひ一緒に、その空間を味わいに来てください。山寺僕、最近ヴィンテージ家具に目覚めたんですね。ずっと長く愛されているものを、しっかり手入れをして、自分も大切に使うって素晴らしいなと。で、このシャーロック・ホームズを今やるっていうのも、それに通じるものがあると思うんです。昔から愛されている作品を、僕たちの手を加えることで、また新たに楽しめるものにする。そんなヴィンテージ家具のような朗読劇になったらいいなと思います。取材・文:野上瑠美子撮影:石阪大輔<公演詳細>ノサカラボ TASTE OF SOUND WAVEReading with Live music「シャーロック・ホームズ3」■公演日時7月15日(土) 13:00開演/17:30開演7月16日(日) 12:00開演/16:30開演※受付開始45分前、開場は開演の30分前■公演会場東京・大手町三井ホール〒100-0004 東京都千代田区大手町1-2-1 Otemachi One 3F
2023年07月14日京都府八幡市が、市制施行45周年を記念して初めて実施した「松花堂昭乗イラストコンテスト」の受賞作品展を開催します。国内外から1,101点の作品応募があり、うち入選11作品を展示いたします。【公式Webページ】 【YouTubeチャンネル】 【大賞】〈きもち湧きたつ〉永尾 雛虹さん(中学2年生)兵庫県芦屋市【最優秀賞(小学生の部)】〈ソラのすいぞくかん〉迫 縁さん(小学2年生)京都府八幡市【最優秀賞(中学生の部)】〈想造の雲に乗って〉尾上 礼奈さん(中学3年生)大韓民国 京畿道 華城市【最優秀賞(高校生の部)】〈My world that I create〉前田 萌乃香さん(高校3年生)和歌山県岩出市■全受賞作品を掲載【公式Webページ】 ■「松花堂昭乗イラストコンテスト」授賞式〈開催日〉 2023年3月4日(土)〈開催場所〉松花堂庭園・美術館(京都府八幡市八幡女郎花43-1)〈開催概要〉2022年7月1日(金)~11月30日(水)に募集した「松花堂昭乗イラストコンテスト」では、国内外の小学・中学・高校生から合計1,101点の素晴らしい作品が集まりました。その中から賞に輝いた作品11点に対して授賞式を開催します。■「松花堂昭乗イラストコンテスト」受賞作品展〈開催日〉 2023年3月5日(日)~3月19日(日)※休館日を除く。午前9時~午後5時入場無料〈開催場所〉松花堂庭園・美術館(京都府八幡市八幡女郎花43-1)〈開催日〉 2023年3月20日(月)~4月19日(水)※閉庁日を除く 午前8時30分~午後5時15分〈開催場所〉八幡市役所3階 市民プラザ(京都府八幡市八幡園内75)■「松花堂昭乗イラストコンテスト」開催の背景2022年11月に京都府八幡市が市制施行45周年を迎えることを記念して初開催。イラストコンテスト開催を通じて全国的な知名度を向上させることが目的で、京都府八幡市から委託を受けて、当社がコンテストの運営を行いました。松花堂昭乗イラストコンテスト松花堂昭乗イラストコンテスト■「松花堂昭乗イラストコンテスト」について「松花堂昭乗イラストコンテスト」は、書や絵画、茶の湯等に優れた芸術家であり、身分の分け隔てなく数多くの人と交流した超一流の文化人として今なお尊敬を集めている、江戸時代初期の石清水八幡宮の社僧、松花堂昭乗にちなんで名づけられました。松花堂昭乗が、優れた書や絵画、茶の湯などの創作表現で、周りの人を「わくわく」させたことから、「わくわく」をテーマに作品を募集しました。<専用HP> <松花堂庭園・美術館> <主催>八幡市、八幡市教育委員会<企画・運営>一般社団法人 京都山城地域振興社(お茶の京都DMO)<協力>京都精華大学、明治安田生命、公益財団法人 やわた市民文化事業団<後援>京都府、京都府教育委員会、八幡市文化協会、一般社団法人 八幡市観光協会■法人概要会社名 : 一般社団法人 京都山城地域振興社(通称:お茶の京都DMO)所在地 : 京都府宇治市宇治乙方7-13代表者 : 脇 博一設立 : 2017年3月URL : 事業内容: 情報発信・プロモーション、観光資源の磨き上げ、受け入れ環境の整備など【本件に関するお客様からのお問い合わせ先】お茶の京都DMOTEL : 0774-25-3239(平日8時30分~17時15分)e-mail: dmo@ochanokyoto.jp 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年03月06日京都府八幡市が、市制施行45周年を記念して「松花堂昭乗イラストコンテスト」を初めて開催し、イラスト作品を募集しています。2022年11月30日(水)まで。同コンテストは、八幡市から一般社団法人 京都山城地域振興社(通称:お茶の京都DMO、本社:京都府宇治市宇治乙方7-13、代表:脇 博一)が受託し、同コンテストの運営を行っています。【公式Webページ】 【YouTubeチャンネル】 松花堂昭乗イラストコンテストYouTubeチャンネル■記念イベント「わくわく文化体験day」開催参加した小、中学生から、「マンガの見方が変わりそう」「講談を聞いてわくわくした。たくさんイラストを描きたい気持ちになった」の声が集まりました!2022年9月4日(日)、八幡市立松花堂庭園・美術館(京都府八幡市八幡女郎花)で、同コンテスト記念イベント「わくわく文化体験day」を開催しました。八幡市が主催し開催したイベントで、コンテストのPRと、イラストを描いたりストーリーを創作したりすることに興味関心を持ってもらうのが狙い。八幡市内の小学生、中学生、保護者ら25人が参加しました。イベントでは、京都精華大学マンガ学部教授の吉村 和真さんがマンガを読んだり描いたりするための能力(マンガ・リテラシー)などの説明を行ったほか、講談師の玉田 玉秀斎さんが講談と落語の違いや、松花堂昭乗をテーマにした創作講談を披露。講演後、参加した小学生、中学生らは、吉村教授や玉田さんと会話しながら、実際にイラストを描きました。■「松花堂昭乗イラストコンテスト」について「松花堂昭乗イラストコンテスト」は、書や絵画、茶の湯等に優れた芸術家であり、身分の分け隔てなく数多くの人と交流した超一流の文化人として今なお尊敬を集めている、江戸時代初期の石清水八幡宮の社僧、松花堂昭乗にちなんで名づけられました。松花堂昭乗が、優れた書や絵画、茶の湯などの創作表現で、周りの人を「わくわく」させたことから、「わくわく」をテーマに作品を募集しています。■開催概要<イベント名称>「松花堂昭乗イラストコンテスト」<募集テーマ>「わくわく」。イラストの力で、自分も周りも「わくわく」させてくれるような作品を募集。<募集期間>2022年7月1日(金)~2022年11月30日(水)必着<対象>小学生、中学生、高校生。※高校生については、2023年4月1日時点で16歳~18歳の方、高校在籍の有無は問いません<募集作品>・A4サイズ(デジタルの場合は2,480×3,508pixel、350dpi)・縦、横は自由・デジタル・アナログどちらでも可(写真やコピーは不可ですが、CGなどのプリントアウトは可)・1人複数応募可、連作不可<賞>・大賞 1名(副賞 ペンタブレット)各部門ごと(小学生の部、中学生の部、高校生の部)・最優秀賞 1名(副賞 コピックマーカー 72色セット)・優秀賞 1名(副賞 コピックマーカー 36色セット)・佳作 1名(副賞 コピックマーカー 24色セット)<選考委員>・吉村 和真(京都精華大学 マンガ学部教授)・榊原 太郎(京都精華大学 マンガ学部教員)・堀口 悠紀子(八幡市出身のイラストレーター)・平井 俊行(八幡市立松花堂庭園・美術館 館長)<応募方法>作品の裏面に必要事項を明記。または、専用サイトより応募用紙をダウンロードして記入し、しっかりと貼り付け、応募先まで郵送してください。<専用サイト> <必要事項>(1) 氏名(ふりがな)(2) 年齢(3) 学年(該当する方のみ)(4) 郵便番号・住所(5) 電話番号(6) (お持ちの場合は)Eメールアドレス(7) 作品タイトル(8) 作品説明やコメント(9) このコンテストを何で知ったのか※作品の向きがわかるよう裏面の情報と上下を合わせてください。※郵送時の折り曲げ禁止。<応募締切>2022年11月30日(水)必着<応募先>〒611-8790 京都府宇治市宇治蔭山6 宇治郵便局留一般社団法人 京都山城地域振興社「松花堂昭乗イラストコンテスト」係電話 : 0774-25-3239ホームページ: <入賞作品の発表・授賞式>2023年3月4日(土)、八幡市立松花堂庭園・美術館(京都府八幡市八幡女郎花43-1)で行います。入賞作品展を2023年3月5日(日)~3月19日(日)まで、八幡市立松花堂庭園・美術館で催します。<応募上の注意>・応募作品はオリジナルで未発表のものに限ります。(タイトル・イラストには著作権に抵触するものを描かないでください。入選決定後、著作権問題が判明した場合は入選を取消します。)・1人複数口応募可能ですが、連作は不可。・応募作品は返却しません。・審査や結果に関するお問い合わせには応じかねます。・団体名での応募不可。・海外からの応募可。・入選作の著作権は主催者に帰属します。・入選作品は、作品、作者名、年齢、市区町村名等をホームページ、新聞等で公表します。・応募で得た個人情報は当事業以外の目的で使用しません。・ご応募いただいた作品は今後の八幡市広報活動に使用させていただくことがあります。・応募にあたっては、上記に同意いただいたものとみなします。<入賞作品発表・授賞式・展示>・2023年2月下旬までに、入選者に結果を通知します。・2023年3月4日(土)に、入選作を発表し、専用ホームページで作品と入選者名を公表します。・また、八幡市立松花堂庭園・美術館(京都府八幡市八幡女郎花43-1)にて、授賞式を行います。・2023年3月5日(日)~19日(日)まで、八幡市立松花堂庭園・美術館にて入選作品展を行います。<専用ホームページ> <八幡市立松花堂庭園・美術館> <主催>八幡市、八幡市教育委員会<企画・運営>一般社団法人 京都山城地域振興社(お茶の京都DMO)<協力>京都精華大学、明治安田生命、公益財団法人やわた市民文化事業団<後援>京都府、京都府教育委員会、八幡市文化協会、一般社団法人 八幡市観光協会■会社概要会社名 : 一般社団法人 京都山城地域振興社(通称:お茶の京都DMO)所在地 : 京都府宇治市宇治乙方7-13代表者 : 脇 博一設立 : 2017年3月URL : 事業内容: 情報発信・プロモーション、観光資源の磨き上げ、受け入れ環境の整備など【本件に関するお客様からのお問い合わせ先】お茶の京都DMOTEL : 0774-25-3239(平日8時30分~17時15分)e-mail: dmo@ochanokyoto.jp 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年09月16日人気演出家・野坂実を中心に 2021年より始動した、世界中にある名作ミステリーを舞台化するプロジェクト「ノサカラボ」。2022年9月10日(土)〜11日(日)にイイノホール(霞ヶ関)にて昨年大好評を博した音楽朗読劇「シャーロック・ホームズ」の第2弾が上演される。名探偵シャーロック・ホームズ役に山寺宏一、相棒ジョン・H・ワトスン役に水島裕という名コンビはそのままに、寿美菜子、山口勝平、大塚明夫という豪華なゲストを迎える本公演。野坂実、山寺宏一、水島裕の3人に注目ポイントなど話を聞いた。このホームズとワトスンは日本一だと思う――昨年大好評だった音楽朗読劇「シャーロック・ホームズ」の第2弾となります。この公演が決まった時のお気持ちを教えてください。山寺演じる前は、名作中の名作であり、世界一有名なミステリーであるシャーロック・ホームズを朗読で出来るのか? という気持ちもありました。原作は会話劇ではないので、どの様に表現するのだろうと。さらに“シャーロキアン”と呼ばれる熱狂的なファンが多い作品ですから、ハードルが高すぎると。ずっと弱気なことばかり言っていたんです。やってみたら、すごく楽しく出来たので、良かったなと思っています。野坂企画当初から50数本の短編を10年間くらいかけて上演していくというプランがあり、おふたりにはほんのりとそれを伝えておりました。「ちゃんとしたものを作ってくれないと続けるのは無理だよ」と言われたので、頑張ります!という気持ちです(笑)。ノサカラボ音楽朗読劇『シャーロック・ホームズ#2』チラシ――改めて、野坂さんはどんな事からこの様な音楽朗読劇の企画を思いついたのでしょうか?野坂シャーロック・ホームズの朗読劇をずっと続けている企画というのがなかなか無いのと、僕にとっては山寺さんと水島さんのホームズとワトスンが最高のコンビなので。「ラフィングライブ」(野坂、山寺、水島による演劇ユニット)もそうなのですが、ふたりの掛け合いが本当に楽しくて、この掛け合いを上手く活かせる舞台が無いかと思った時に「日本のホームズとワトスンだ!」ってひらめいたんです。六本木の駐車場か何かで、ビビビビってなってすぐにおふたりに電話したんです。水島そうだったの?!山寺ひらめいたのは聞いていたけど、駐車場っていうのは初耳。野坂このふたりのホームズとワトスンを思いついたことは、僕の中で“快進撃”な部分があるんです(笑)。すごくしっくりきて、この組み合わせは日本一だと心から思えたので。水島もう一回やっているけれど、改めてプレッシャーだな(笑)。山寺この3人はずーっと一緒にやっている仲間なので。本当はコロナ禍が落ち着いたら、今年こそは「ラフィングライブ」をやりたいと思っていたのですが、この状況なので。そういう意味では、朗読劇「シャーロック・ホームズ」を、新しいゲストを迎えて出来るということが本当に嬉しいです。水島ゲスト3人も身内みたいな感じで、とても親しい方々なんですよ。すごく楽しみです。本番を頂点にして演技がどんどんレベルアップしていく楽しさ――ホームズとワトスンの役作りはどの様に意識されていますか?山寺シャーロック・ホームズはこれまで世界中でたくさん映像化されているので、色々なタイプのホームズがいて。もちろん、原作のホームズが一番の基になりますが、皆さんとの掛け合いの中で「こう演じたいな」という気持ちもどんどん芽生えてきます。それが「ノサカラボ」版のホームズになれば良いなと。裕さんとは「ラフィングライブ」でずっと一緒にやっていますが、(水島さんを)巻き込んでいくという部分では、「シャーロック・ホームズ」と「ラフィングライブ」の共通点もあるなとも思いました。水島ラフィングライブでは「巻き込む側&巻き込まれる側」、僕がアタフタしているというスタンスは共通しているんですが、作品によって役柄が変わるじゃないですか。でも、この作品ではホームズとワトスンという役柄が固定されていて、毎年演じていくごとに深みが増していくのではないかという期待&希望があるんですね。去年は山路(和弘)さん、(島崎)信長くん、琴ちゃん(三石琴乃)がゲストで出てくれて、山ちゃんも含め、みんなの演技が本番を頂点にしてどんどんレベルアップしていったんです。それが面白くて楽しくて!自分としても、回数を重ねるごとに深みを増していくワトスンを演じたいと思っています。それを見つけるのも楽しみなんです。――ワトスンから見てのホームズの魅力、ホームズから見てのワトスンの魅力はどんな所にありますか?水島ホームズの魅力は“尋常じゃない所”ですかね。そして本人を目の前にしていうのもなんですが、山ちゃんのホームズは隣で聴いていて、すごく気持ちが良いんです。ワトスンならではの役得だなあと思っています。山寺ホームズにとってワトスンは、自分に無いものをもっているからコンビとして成立するんでしょうね。裕さんは大先輩ですから。水島大先輩じゃないよ〜!山寺人生経験、色々な役柄、今まで培ってきた色々なものが、ワトスンの中に反映されていくわけですよ。掛け合いをしていて本当に楽しいです。ふたりのキャッチボールが魅力の朗読劇――長年のお付き合いがある皆さんですが、野坂さんが演出家としておふたりのすごいなと思う部分はどんな所ですか?野坂お芝居というのは、相手の芝居を受けて、自分の中にあるものを出していくのだと思うので、能動的ではなくて受動的なんですね。でも、このふたりは相手のお芝居を確実に受けながら出していく。演技が上手という人は皆そうなんですよね。上手じゃない方は、自分が何を出すかだけに集中して、相手が何をやっても受け取らない。ふたりはキャッチする範囲がすごく広くて、どんな小さなことでも受け止めて返していく。「山ちゃん、こうくると思わなかったよ」「裕さんもそうきましたか」といったやりとりを稽古中もずっとしています。ホームズとワトスンという役柄を演じながらもふたりがキャッチボールをしている所がすごく楽しいです。去年も相当遊んでいらっしゃいましたから。水島そうですか?山寺そうですか?きちんと演出家の言うとおりにしていただけだよね。水島ね〜!野坂(笑)。もちろん押さえる所は押さえていただいてからの遊びですけどね。水島今こうして褒めてくれていますけど、「ラフィングライブ」の時は千秋楽までダメ出しするんですよ、この演出家!(笑)。山寺大量の。ダメ出しされたことは付箋に書いて、鏡にペタペタ貼っていくんです。最終的に自分が見えないくらいに! 台本にも付箋だらけで小学生の国語辞典みたいにどんどん太っていきますね。野坂朗読劇ではほとんどダメ出ししていないんですよ。自分で演出していても、すごく面白いなと思って見ている部分があります。朗読劇はお芝居の舞台よりは楽に出来ると思われる部分もあるかもしれませんが、おふたりの様な演技の上手い方と一緒に作っていくと、別ジャンルが生み出されていくんです。朗読だけでどの様にお話を表現していくか、セットの転換も無しにどう場面を変えていくかという新しい課題も見えてきて、それが面白いほど難しいんです。生演奏に生朗読「ここに来れば上質なものが見られる」――本公演では『唇のねじれた男』『技師の親指』『独身の貴族』という3本を朗読しますが、これらのお話を選んだ理由は何ですか?野坂『唇のねじれた男』というのはホームズ作品の中でもメジャーで人気がある作品なので入れました。前作は『花婿失踪事件』だったので、今回は“花嫁”が失踪する事件(『独身の貴族』)にしようと。これは、ホームズが過去の新聞を読むシーンが多い作品なので、どう演出しようかと考えている所です。『技師の親指』は朗読劇にあまり向かないだろうなと思って選びました。山寺“あえて”かい! これやるよって言われて原作を読むと「これ、どうやってやるんだろう」と思うのですが、今回もすごく思っていて。野坂今回はドラマを追加して書いているんです。前回は原作に忠実に作っていましたが、「もう少しドラマがあっても良かったよね」という意見もあったので、今回はよりドラマを少し立たせようと。山寺ひとりで説明する部分がすごく長いので、どう会話にしたら楽しいかな? と考えています。ホームズの「立板に水」の様な喋り方をどのくらいのスピードでやろうか、とか。そしてゲストの方がどう演技してくれるのかが楽しみですよね。僕と裕さんは役が固定されているけど、皆さんは3話それぞれ違う役柄ですから大変ですよね。野坂そうですね、すごく大変だと思うので深みのある演技をしてくださる方にお願いをしています。生演奏も今回クラリネットがひとり増えて。来年はヴィオラとか、出来れば毎年ひとりずつ増やしていきたいなという野望があります。作曲家の山中惇史さんはすごく苦い顔していらっしゃいましたが(笑)。水島フルオーケストラが完成するまでは僕たち持たないよ(笑)。野坂人気があるからやり続けるということだけではなくて、「ここに来れば上質なものが見られる」という、そんな企画にしていきたいです。「ラフィングライブ」でもずっと目指していてきたことなので。山寺昨年来てくれた方はもちろん、シャーロック・ホームズの朗読劇なんて面白いの?という方にぜひ来ていただきたいです。これが、意外と面白いんです。僕にとっては家族の様なメンバーと一緒にどんなものが生み出せるのか楽しみです。大塚明夫さん、山口勝平さん、そして何と言ってもイギリス帰りの寿美菜子さんがいます。この朗読劇のために留学したと言っても過言では無いと。我々は勝手に言い続けようと思っています! 19世紀のイギリスにタイムスリップしにいらしてください。水島去年やってみて、すごく贅沢な時間だなと感じました。基本的にスピーカーを通さない生演奏と一緒に朗読劇をやるというのは、本当に素敵な時間だったのです。お客さまにも同じ空間で一緒に味わっていただきたいですね。「面白くて、あっという間だったね!」って言ってもらえる様に、山ちゃん筆頭に頑張ります。イイノホールでお待ちしていますね。――今日は素敵なお話をどうもありがとうございました!取材・文:中村梢撮影:源賀津己朗読劇『シャーロック・ホームズ#2』チケット情報はこちら:
2022年08月19日3月27日に東京オペラシティ コンサートホールで開催される作曲家・湯山昭のトリビュートコンサート『湯山昭の音楽』に向け、坂本龍一、岩井俊二(映画監督)、沼尻竜典(指揮者)からレコメンド・コメントが到着した。湯山昭は「おはなしゆびさん」「あめふりくまのこ」、「お菓子の世界(153重版を誇るピアノ曲集)」といった童謡から器楽曲「マリンバとアルト・サクソフォーンのためのディヴェルティルメント」、「ゆうやけの歌(伝説の男声合唱曲)」「葡萄の歌」などの合唱曲などで知られる、日本のクラシック音楽史上、最も大衆に愛されたと言える作曲家。コンサートには湯山昭ファンを公言してはばからない新垣隆(ピアノ)、林正子(ソプラノ)、上野耕平(サクソフォーン)、池上英樹(マリンバ)、福田廉之介(ヴァイオリン)、ロー磨秀(ピアノ)、THE LEGEND(男声オペラユニット)ら総勢7組の鬼才、俊才プレイヤーたちが結集。湯山昭が書いてきた作品群をトリビュートを込めて演奏する。コンサートの選曲・プロデュースは、“世界中でいちばん湯山昭の音楽を聴いている!”という娘の湯山玲子が担う。チケットは3月17日23時59分まで発売中。■坂本龍一 コメント湯山昭の音楽は、フォーレ、ラヴェル、プーランクの音楽を正統に継承したものだ。しかも常に明確なメロディーとウィットに富んだ変奏があり、器楽曲さえもとても親しみやすい音楽になっている。■岩井俊二(映画監督) コメント昔から僕の中で雨とは好ましい天気で、鬱とは好ましい精神状態だなのだが、その起源を辿るとなぜか頭の中で湯山昭の童謡「あめふりくまのこ」が流れてくる。幼少期に与えられたこのメランコリックな情緒。僕はいまだに雨の中、見えない魚を待ってるかのような気分になる。■沼尻竜典(指揮者) コメント小学校時代に憧れた作曲家はモーツァルトでもベートーヴェンでもなく、湯山昭だった。在籍していた湯山夫人主宰の「こどもの国合唱団」で歌った「四国の子ども歌」「鮎の歌」「駿河の歌」などは、ピアノパートも必死に練習した。「湯山先生のような曲が書きたい!」と作曲の真似事を始めたのもこの頃だ。「マリンバとアルト・サクソフォーンのためのディヴェルティメント」のレコーディングを、父と一緒に特別に見学させていただいた事は忘れ難い。ディレクター、作曲家、奏者の間の火花の散るようなやり取り、休憩時間に交わされる彼らの雑談…何もかもが子供心に大きな刺激となった。これらの経験が、現在の私の音楽活動の礎となったことは間違いない。今もって久我山に足を向けては寝られないでいる。<公演情報>爆クラpresents 湯山昭の音楽 What The World Needs Akira Yuyama3月27日(日) 東京・東京オペラシティ コンサートホール開場 14:15 / 開演 15:00出演:新垣隆(ピアノ) / 林正子(ソプラノ) / 上野耕平(アルトサクソフォーン) / 池上英樹(マリンバ) / 福田廉之介(ヴァイオリン) / ロー磨秀(ピアノ) / THE LEGEND(男声オペラユニット)ナビゲーター:湯山玲子【演奏予定曲 / 演奏者】ピアノ曲集『お菓子の世界』より「序曲・お菓子のベルトコンベアー」他 / 新垣隆歌曲集『子供のために』より「鳴子を弾いても」他歌曲集『カレンダー』より「七月/夏のレセプション」他 / 林正子「愛の主題による三章」「電話」 / THE LEGENDメンバー「マリンバとアルトサクソフォーンのためのディヴェルティメント」 / 上野耕平、池上英樹「ヴァイオリンとピアノのための小奏鳴曲」 / 福田廉之介、ロー磨秀男声合唱曲「ゆうやけの歌」(男声8声編曲版) / THE LEGEND※曲目、演奏者は変更になる可能性があります。【チケット情報】S席:8,800円(税込)A席:7,700円(税込)※全席指定※3歳未満のお子様は入場をお断りさせていただきます。チケット購入リンク:『湯山昭の音楽』ティザー映像『湯山昭の音楽』湯山玲子&新垣隆 コメント映像イベント公式サイト:
2022年02月24日2022年1月4日、大阪のJグリーン堺で東口順昭選手のGKクリニック「MASAAKI HIGASHIGUCHI GOALKEEPER CLINIC」が開催されました。クリニックは2部構成で実施。1部は小学生、2部は中学生のカテゴリーで行われました。東口選手の他に、ガンバ大阪のGK加藤大智選手とMF奥野耕平選手、関西でGKスクールを主催する安部航平コーチも参加。選手と子どもたちが一緒になってトレーニングをし、間近でアドバイスを受けるなど、貴重な時間を過ごしました。ここでは、参加者の感想をお届けします。(取材・文:鈴木智之)<<関連記事:現役Jリーガー・ガンバ大坂GK東口順昭選手がクリニックで子どもたちに語ったこと■GKの基礎を上手くしたいタムラ セイジュくん小学5年生(GKを始めたきっかけは)幼稚園のときに、お兄ちゃんがGKをしていて、おもしろそうだったので始めました。好きなGKはドンナルンマです。体が大きくて反応が速く、キャッチも上手いからです。(GKクリニックに参加した理由は)基礎を上手くしたいのと、東口選手に会えるからです。実際に会ってみて、迫力がありました。コーチングの声が大きくて、「左を切れ」とか、具体的に言っていたのが勉強になりました。(東口選手へ)今日はたくさんのことを教えてくれて、ありがとうございました。明日からの練習に生かして、プロ選手になれるようにがんばります。練習でキャッチをしたとき、東口選手に「ナイスキーパー!」と言われてうれしかったです。■自分に足りないところが分かったマツカ ショウイチくん小学6年生GKは小学1年生のときに始めました。それまではフィールドプレーヤーだったのですが、あるとき「GKやりたい人?」と聞かれて、手を挙げてやってみたら、結構止めることができたので、コーチに「GKやってみない?」と言われたのがきっかけです。GKは楽しいです。ナイスセーブをしたり、PKで自分が止めて試合に勝つとうれしいです。好きなGKは東口選手とキム・ジンヒョン選手。東口選手はコーチングが具体的でわかりやすくて、言葉でしっかり伝えているところがいいなと思います。ガンバの試合もよく見に行っていて、スタジアムでは東口選手に注目して見ています。(GKクリニックに参加した理由は)プロ選手が意識していることを教えてもらって、自分のプレーに生かしたかったからです。参加してみて、自分に足りないところ、例えばコーチングだったら、もう少しわかりやすくできるなとわかりました。東口選手は身長が大きいし、もし自分がシュートを打つ立場だったら、威圧感があるので、なかなかシュートを打てないと思いました。練習中は優しくて、明るく声をかけてくれたのでうれしかったです。(東口選手へ)忙しい中、このような機会を作ってくれて、ありがとうございます。東口選手に「ナイスキーパー!」と言ってもらえたことで、またサッカーがやりたいと思いました。褒められてうれしかったので、自分のチームの選手が良いプレーをしたときに「ナイスディフェンス!」と、すぐに声をかけたいと思います。■キャッチしてボールがこぼれても、すぐに捕ればいいという助言をもらったノボリオ アヤノさん小学5年生GKは小学4年生から始めました。最初はチームの中で交代でGKをしていたのですが、やってみたら楽しかったので、続けています。やっぱり、シュートを止めたときがうれしいです。(参加した理由は)ガンバ大阪と東口選手が好きだからです。東口選手はギリギリのボールを止めるプレーがすごいと思います。間近で見て、上手くて迫力がありました。練習は一つひとつの説明がわかりやすくて、楽しかったです。(印象に残ったことは)最初のトレーニングで東口選手とペアを組めたことです。あとは、体の後ろでボールをキャッチすると、こぼしたらゴールに入ってしまう。それよりも前でキャッチして、こぼれたとしても、すぐに捕ればいいと言われたのが参考になりました。GKをこれからも続けて、あこがれの東口選手のように、どんなボールでも止められるGKになりたいです。(東口選手へ)今回は教えてくださって、ありがとうございました。前にボールを弾くことを意識して、これからのプレーに生かしていきたいです。ここからは、中学生の部に参加した子どもたちの感想を紹介します。■今後の参考になる「コーチング」のアドバイスがあったクラモト ダイキくん中学3年生GKを始めたのは、中学1年生のとき。東口選手にあこがれて始めました。スマホのカバーも東口選手のグッズです。東口選手は一つひとつのプレーがカッコいいです。なかでも、ハイボールの捕り方がきれいだと感じたので、近づけるように真似をしています。(参加したきっかけは)東口選手のLINEライブを見たからです。参加して、楽しかったです。トレーニングでは、細かいところまで教えてもらえたので勉強になりました。コーチングに関して、「わかりやすく、はっきり伝える」と言っていたのが印象に残っています。(東口選手へ)今回、教えてもらったことを参考に、これからがんばっていきます。■どこに気を付けてプレーするか、を学べたアベ コタロウくん中学3年生GKを始めたのは、小学5年生です。もともとフィールドプレーヤーだったのですが、足をケガしたことがきっかけで、GKをすることにしました。好きな選手は東口選手です。土壇場のプレーがすごいと思います。今日、実際に会ってみたら優しい雰囲気でした。1対1の場面で止めたときに、褒めてもらえたのがうれしかったです。練習でやった最終ラインの裏へのボールや、前後の動きなど、どこに気をつけてプレーするかを、質疑応答で教えてもらえたので参考になりました。(東口選手へ)普段スタジアムなど、遠くから見ている選手に教えてもらえてうれしかったし、楽しかったです。ありがとうございました。■プロは雲の上の存在だけど、分かりやすい指導で楽しい時間を過ごせたシミズ ハヤトくん中学2年生GKは小学4年生からやっています。シュートを止めたときに達成感があります。東口選手はGKとしての技術だけでなく、倒れてもプレーを続けるガッツもすごいと思います。近くで見て、大きくて速いなと思いました。声が大きくて、わかりやすく教えてくれて、接しやすかったです。(参加した理由は)東口選手に教えてもらえるので参加しました。セービングで斜め前に跳ぶと教えてもらったことは、意識してやっていきたいです。東口選手のプレーを見て、この位置に足を踏み込んでいるんだなとわかったので、プレーの参考にしたいです。(東口選手へ)プロ選手は雲の上の存在なので、緊張するかなと思ったのですが、わかりやすく、楽しく練習ができて良かったです。学んだことを生かして、もっと上手くなりたいです。多くの参加者が「東口選手に会う前は緊張していたけど、会ってみると優しかった」「ナイスキーパーと褒められて、うれしかった」と話していました。あこがれの選手のプレーを間近で見て、アドバイスをもらい、大きな刺激を受けたようです。この経験をこれからのプレーに生かして、がんばっていってほしいものです。東口選手の最新情報などは東口選手公式Instagramでチェックしよう>>イベントの様子はONE CLIP株式会社 公式Instagramでも配信中>>
2022年02月02日作曲家・湯山昭のトリビュートコンサート『湯山昭の音楽 What The World Needs Akira Yuyama』が3月27日に東京・東京オペラシティ コンサートホールで開催される。本公演は2021年2月に岐阜・高山で初演され好評を博した伝説のコンサートの再演で、一夜限りの公演であったためクラシックファンや好事家の間から再演が望まれていた。湯山昭は「おはなしゆびさん」「あめふりくまのこ」「お菓子の世界(150重版を誇るピアノ曲集)」といった童謡から器楽曲「マリンバとアルト・サクソフォーンのためのディベルティルメント」、「ゆうやけの歌(伝説の男声合唱曲)」「葡萄の歌」などの合唱曲など、幅広い分野での数々の名作を世に送り出している。戦後に頭角を現した作曲家の中では、多くの人々が彼の曲を演奏し、口ずさんだという点で最も大衆に愛された存在と言える。その一方で、湯山昭が1960年代から70年代に発表した器楽曲、歌曲、合唱曲は、実験的かつモダンでアヴァンギャルド。コンサートでは自身が湯山昭ファンを公言してはばからない作曲家にしてピアノの名手、新垣隆(ピアノ)を始めとして、林正子(ソプラノ)、上野耕平(サクソフォーン)、池上英樹(マリンバ)、福田廉之介(ヴァイオリン)、ロー磨秀(ピアノ)、THE LEGEND(男声オペラユニット)といった鬼才、俊才プレイヤーたちが集結。印象派の楽曲を思わせる色彩豊かな和声感、ジャズのモードをスパイスのように効かせためくるめく色彩感、日本語の歌詞と渾然一体となった抒情など、湯山昭が書いてきた作品群をトリビュートを込めて演奏する。選曲・プロデュースには初演に引き続き“多分、世界中で一番、湯山昭の音楽を聴いている!”と自負する娘・湯山玲子が担う。彼女は昭和の作曲家の掘り起こしが始まっているSNS時代だからこそ湯山昭の音楽を体験して欲しいと語り、「子バカと言われようと、父、湯山昭の作品群は、音楽の奇跡というべき魅力に満ちている!」とコメントを寄せている。チケットは、1月26日より一般発売がスタートしている。<公演情報>爆クラpresents 湯山昭の音楽 What The World Needs Akira Yuyama3月27日(日) 東京・東京オペラシティ コンサートホール開場 14:15 / 開演 15:00出演:新垣隆(ピアノ) / 林正子(ソプラノ) / 上野耕平(アルトサクソフォーン) / 池上英樹(マリンバ) / 福田廉之介(ヴァイオリン) / ロー磨秀(ピアノ) / THE LEGEND(男声オペラユニット)ナビゲーター:湯山玲子【演奏予定曲 / 演奏者】ピアノ曲集『お菓子の世界』より「序曲・お菓子のベルトコンベアー」他 / 新垣隆歌曲集『子供のために』より「鳴子を弾いても」他歌曲集『カレンダー』より「七月/夏のレセプション」他 / 林正子「愛の主題による三章」「電話」 / THE LEGENDメンバー「マリンバとアルトサクソフォーンのためのディヴェルティメント」 / 上野耕平、池上英樹「ヴァイオリンとピアノのための小奏鳴曲」 / 福田廉之介、ロー磨秀男声合唱曲「ゆうやけの歌」(男声8声編曲版) / THE LEGEND※曲目、演奏者は変更になる可能性があります。【チケット情報】S席:8,800円(税込)A席:7,700円(税込)※全席指定※3歳未満のお子様は入場をお断りさせていただきます。チケット購入リンク:イベント公式サイト:
2022年01月27日スリーシェルズ(代表:西 耕一)主催による伊福部昭百年紀/オーケストラ・トリプティーク「伊福部昭百年紀Vol.8」が2021年11月20日 (土)にミューザ川崎シンフォニーホール(神奈川県川崎市)にて開催されます。チケットはカンフェティ(運営:ロングランプランニング株式会社、東京都新宿区、代表取締役:榑松 ⼤剛)にて限定割引チケットも発売中です。カンフェティでチケット発売 ★S席はカンフェティ限定割引チケットあり公式ホームページ 公演直前!藤岡幸夫指揮による伊福部バレエ音楽の総決算!手に汗握る興奮!怒涛のアレグロオスティナート!!!来場者には評論家の小林淳による2万路を超えるパンフレットを無料配布!伊福部昭百年紀VOL.8コンサートについて映画「ゴジラ」のテーマ音楽で知られ、交響曲やバレエ音楽でも人気の、伊福部昭(いふくべあきら/1914-2006)。その業績を讃えて、映画音楽を中心にオーケストラによる復元演奏を行ってきた。伊福部昭百年紀(いふくべあきらひゃくねんき)シリーズ。2014年に開始され、今回で8回目を迎える。観客総立ちでロック的な盛り上がりもあるコンサートだ。今回は、バレエ音楽特集とのこと。手に汗握るサウンドと、思わず踊りだしたくなるようなリズムが醍醐味だ。2019年にこのシリーズで指揮を担当して、高い評価を受けた藤岡幸夫が再度登板するのも楽しみだ。日程は、11月20日(土曜)。会場は、優れた音響で評価の高いミューザ川崎シンフォニーホール。オーケストラ・トリプティークのエネルギッシュな演奏に期待したい。ロックライブのような2019年伊福部昭百年紀vol.7伊福部サロメといえば藤岡幸夫!「燃えるような名演」と評判高く、藤岡幸夫指揮によるライブCDも発売されている伊福部昭のバレエ音楽「サロメ」。テレビ番組「エンター・ザ・ミュージック」でも紹介され、アマゾン、タワーレコードで驚異的なCD売上を記録したが、CDになっている1987年版の前に、実際にバレエ付きで演奏されていた原典版の1947年版が存在した。その原典版が、ついに演奏会形式で復活上演される。一体どのくらい違うのか?!バレエ版の作曲依頼をした舞踊家の貝谷八百子は、今年が生誕100年で記念演奏になる。戦後バレエ界の記念碑的音楽の再演は意義深い。第1幕/前奏曲、侍女たちの踊り、ヘロデ王の御出、サロメ登場、王との対話、七つのヴェールの踊り(1.清純、2.官能、3.怒り、4.恋と情熱、5.誘惑、6.強熱、7.狂乱)、黙劇(斬首され用水溜に浮かぶヨハネの首とサロメ)、間奏曲、第2幕/狂乱(銀の皿に載せられたヨハネの首と首を覆う三つのヴェール)、サロメの死、後奏曲。以上の構成になる。伊福部が作曲&原作を担当した「伊福部バレエ音楽の総決算!」が65年を経て復活!「ファシヤンジャルボオ」は、「サロメ」で作曲家として絶大なる評価を受けた伊福部昭が、江口隆哉・宮操子舞踊団のために作曲、チベット伝承をもとに、その原作も手掛けた。3管編成によるダイナミックなサウンドでえがかれるのは、使徒ジャルボオが、邪教の王ランダルマを討ち果たすまで。非常に聴きどころが多く、多彩。伊福部バレエ音楽の総決算ともいえる内容で、仮面舞踊による大鴉、青牛、骸骨の舞いを含む構成は下記の如し。第1幕 喇嘛の礼堂前奏曲礼堂に響く信徒の祈りジャルボオの神舞いランダルマ王戦いの舞い火難からの退避-神像を救出するジャルボオの舞い-勝利の舞い-王と兵士-第2幕 王城の室前奏曲真夜中-王の寝室-喇嘛守護神による3つ仮面舞踊1.大鴉の舞い2.青牛の舞い3.骸骨たちの舞い裸形の舞い~官能の舞い~王の死(終曲)など数々の場面が藤岡幸夫の躍動的な指揮でどう甦るか期待される。開演時間が特別ですので御注意を!公演概要「伊福部昭百年紀Vol.8」日時:2021年11月20日(土)13時開演(12時半開場)【開演時間に御注意ください】会場:ミューザ川崎シンフォニーホール(最寄り駅 JR川崎駅/神奈川県川崎市幸区大宮町1310)■演奏曲 全作曲:伊福部昭第1部バレエ音楽「サロメ」全2幕(1948年原典版)約40分第2部バレエ音楽「ファシヤン・ジャルボオ」全2幕(1956)約50分■出演・制作指揮:藤岡幸夫演奏:オーケストラ・トリプティークコンサートマスター:三宅政弘楽譜作成:吉原一憲、竹蓋彩花司会:小林淳プロデュース:西耕一■チケット料金SS席一般:7,000円学生:3,500円S席一般:6,000円学生:3,000円A席一般:4,000円学生:2,000円B席一般:3,000円学生:1,500円(全席指定・税込)★1, 000円割引!S席一般:6,000円 → カンフェティ席5,000円!主催 スリーシェルズ 伊福部昭百年紀実行委員会委員長:中野昭慶 副委員長:樋口真嗣協力:伊福部家、樋口尚文、事務局長:須賀正樹井上誠、小林淳、内原康雄、西川伸司、吉原一憲、大橋鉄雄、矢内露紀、櫻内功幹、鈴木正幸、西耕一 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2021年11月12日俳優の窪寺昭(くぼでら・あきら)さんが亡くなったことが、2020年11月14日に報じられました。43歳でした。NHKニュースによると、窪寺さんは同月13日に自宅でぐったりとしているところを発見され、病院に搬送されましたが亡くなったといいます。また、現場の状況などから自殺とみられるとのことです。2021年最高のスタートがきれる最高の船旅最高の芝居宜しくお願い致します! — 窪寺昭 (@kubodealer) November 6, 2020 90年代後半にモデルとしてデビューして以来、ドラマや映画、舞台など幅広いジャンルで活躍していた窪寺さん。亡くなるおよそ10日前には、出演が決定した2021年の舞台についてTwitterで宣伝していました。最近は漫画やアニメを舞台化した、いわゆる『2.5次元』でも活躍しており、2020年11月26日からは舞台『喜劇 おそ松さん 其の2』にイヤミ役として出演予定でした。ご冥福をお祈りいたします。[文・構成/grape編集部]
2020年11月14日こんにちは。エッセイストの鈴木かつよしです。盟友の高畑勲監督をうしなってもなお、次回作『君たちはどう生きるか』 完成への情熱は変わることのないスタジオジブリと宮崎駿監督。その長編アニメーション作品の数々はわが国が世界に誇るべき文化の代表選手ではないかと思います。ママのみなさんがお子さんにみせるジブリ作品を選ぶ際に、お子さんの年齢によって 「何をみせるか」の参考にしていただければと思い、今回は筆を執りました。『魔女の宅急便』(1989年公開作品)こちらは、小学校高学年の児童から中学生にお薦めです。主人公のキキが魔女界のしきたりにしたがって13歳の春に人間しか住んでいない街へと独り立ちの旅に出る物語。人間界の街で出会ったとんぼとの初恋は高学年の小学生ならシンパシーを感じるでしょう。また、生まれて初めて“職業実習”を体験する中学2年生 にとっても感じるところがある作品です。『となりのトトロ』(1988年公開作品)4・5歳児から小学校の全学年の児童にお薦めです。母親の療養のため引っ越してきた農村で姉妹二人きりの夏を過ごすことになった12歳の小学6年生サツキと4歳児メイの物語。日本の子どもたちにとって小学生時代の“夏休み”ほど特別なものは他にありません。このアニメは入道雲や夕立がある日本の夏の風景を鑑賞できるだけでも価値がありますが、しばし親が傍にいない時間を過ごさざるをえなくなった小さな姉妹の心理描写が観ているわたしたちの胸を打つ作品です。4・5歳児のお子さんであればメイの微笑ましい様子 を観て楽しむこともできるでしょう。『耳をすませば』(1995年公開作品)中学生みんなにお薦めです。京王線聖蹟桜ヶ丘駅周辺の東京の多摩地区を舞台にした中学3年生の雫と聖司の初恋物語です。高橋一生さん が聖司の声を担当していましたね。人生の早い時期から医者や公務員や大企業の会社員を目指すのもいいですが、雫と聖司のように作家やバイオリン職人を夢見て努力する中学生もいてほしいですよね。中学生のお子さんであればほとんどのみんなが共感できる作品ではないかと思います。『コクリコ坂から』(2011年公開・宮崎吾朗監督作品)中学生・高校生にお薦めです。メルという愛称で呼ばれる高校1年生の少女・海と同じ高校に通う1学年先輩の新聞部長・俊との甘く健気で美しい初恋物語。日本の青春映画の最高傑作 ではないかと筆者は思っています。海や俊と同じ高校生はもちろん、高校進学を控える中学生のお子さんたちにもぜひ観ていただきたい作品です。心から「好き」と思える異性に出会えたことが人としてどれほど幸福なことであるかをあらためて実感させられる上質のラブストーリーです。『火垂るの墓』(1988年公開・高畑勲監督作品)最後は、4歳以上の全ての子どもたちにお薦めです。わが国に生を受けた全てのお子さんに観ていただきたい作品です。4歳以上になっていれば、感覚的に「何か」を感じ取る ことができるかと思います。太平洋戦争末期の神戸大空襲で親を亡くした14歳の清太と4歳の妹・節子が、子どもだけではやはり生きて行くことができず終戦を迎えた直後に二人とも栄養失調による衰弱死をとげる物語です。この作品は、子どもたちが子どもたちだけでは生きて行けない以上いかなる理由があっても一国の指導者は「戦争」という選択肢を採ってはならないという強烈なメッセージを含んでいます。原作者の野坂昭如さんと高畑勲監督がこのアニメを子どもたちに観てもらうことによってその思いをずっと後世の子どもたちにまで伝えて行ってほしいという願いが、観る者の胸に突き刺さってくる、そんな凄いアニメ映画です。----------いかがでしたでしょうか。こうしてみるとジブリの長編アニメ作品は、いろいろな年代のそれぞれ気質の違う「少女」たちが主人公になっているので、どんな学齢のお子さんでも夢中になれる作品が必ずあるように思います。今回ご紹介しきれなかった作品についていずれまたコメントさせていただく機会があればこのうえなく幸いに存じます。●参考リンクスタジオジブリ()●ライター/鈴木かつよし
2018年07月26日日本アニメーション界の巨匠にして、世界でも賞賛される数々の作品を世に送り出した高畑勲監督の訃報を受けて、「金曜ロードSHOW!」では放送作品ラインナップを急遽変更し、4月13日(金)に高畑監督の代表作『火垂るの墓』を放送することが発表された。1988年に公開された本作は、神戸の大空襲を体験した野坂昭如による直木賞受賞小説が原作。第二次世界大戦当時の神戸を舞台に、懸命に生きようとした兄妹のいのちを描いた。罪のない子どもや病気の母たちを容赦なく炎に飲み込んでいく空襲。周囲の人々に頼ることができない幼い清太と、優しさを見せる余裕のない大人たち…。戦争の愚かさと哀しさを、高畑監督は切々と訴えかけていく。1935年10月29日生まれ、4月5日に82歳でこの世を去った高畑監督。スタジオ・ジブリ設立に携わった人物であり、宮崎駿監督とは盟友だった。同枠では、これまで『火垂るの墓』をはじめ、『おもひでぽろぽろ』『平成狸合戦ぽんぽこ』『ホーホケキョ となりの山田くん』、遺作となった『かぐや姫の物語』など、スタジオジブリ作品として公開された高畑監督の長編映画が長年にわたって放送された。なお、「金曜ロードSHOW!」ではすでに13日(金)に『名探偵コナン から紅の恋歌』が放送決定していたが、今回の決定により同作は20日(金)に放送日が変更。さらに、20日(金)に予定されていた『パシフィック・リム』は、新たな放送日が決定次第、発表されるようだ。金曜ロードSHOW!『火垂るの墓』は4月13日(金)21時~日本テレビにて放送。金曜ロードSHOW!『名探偵コナン から紅の恋歌』は4月20日(金)21時~日本テレビにて放送。(cinemacafe.net)
2018年04月06日『火垂るの墓』や「アルプスの少女ハイジ」など多数の名作を生み出したアニメーション作家で監督の高畑勲が、4月5日、82歳で亡くなった。14年ぶりとなった長編映画『かぐや姫の物語』は米アカデミー賞にもノミネートされるなど国内外で絶賛されたこともあり、海外でも悲しみの声が広がっている。1935年、三重県・伊勢出身の高畑さんは、東京大学文学部仏文科に在学中、フランス初の長編アニメーション映画『やぶにらみの暴君』(1952年、後に『王と鳥』として公開)に影響を受け、アニメーションに関心を持つようになったという。日本では1955年に公開された同作は、高畑監督のみならず、盟友・宮崎駿監督にも大きな影響を与えたことで知られ、『王と鳥』はスタジオジブリ提供によって2006年に日本公開されている。高畑監督は、宮崎監督とともにTVアニメ「ルパン三世」や「アルプスの少女ハイジ」「母をたずねて三千里」「赤毛のアン」などの作品を手がけ、『風の谷のナウシカ』『天空の城ラピュタ』にもプロデューサーとして参加。1985年、スタジオジブリの創立に関わった。野坂昭如・原作で太平洋戦争に翻弄された兄妹の悲劇をアニメーションで如実に表現した『火垂るの墓』(1988)は、モスクワ児童青少年国際映画祭でグランプリを獲得するなど海外での評価が高いことで知られる。手描き風アニメーションや水墨画のような表現で注目を集めた『かぐや姫の物語』(2015年)も高い評価を受け、第87回アカデミー賞長編アニメーション部門にノミネート。2009年にも、スイス・ロカルノ国際映画祭でも映画界への長年の貢献が評価され「名誉豹賞」を受賞。2015年には、世界最大級のアニメーション映画祭として知られるフランスのアヌシー国際アニメ映画祭「名誉クリスタル賞」を受賞し、フランス芸術文化勲章のオフィシエを受けている。翌年には“アニメ界のアカデミー賞”アニー賞でも、功労賞にあたる「ウィンザー・マッケイ賞」を受賞するなど、海外の映画・アニメ専門家からも尊敬を受けていた。訃報を受け、米誌「The Playlist」では「スタジオジブリの共同創設者で、アニメーションのパイオニア」と高畑監督を紹介。先日、『かぐや姫の物語』を21世紀の最も優れた日本映画(The Best Japanese Films of the 21st Century)の1本に選んだばかりの「IndieWire」誌は、『火垂るの墓』をはじめ『おもひでぽろぽろ』(1991)、『平成狸合戦ぽんぽこ』(1994)などを代表作として上げている。より詳しく、1960年初期から映画とテレビの双方で活躍し、アニメーターであり、脚本家であり、製作者であったこと、最後にその名がクレジットされたのは『レッドタートル ある島の物語』(アーティスティックプロデューサー)であったことにも言及。とりわけ、『火垂るの墓』については「最も偉大で(--そして最も悲しい)アニメーション映画であり、彼の最も有名で最も尊敬された仕事として刻まれる」とコメント、映画批評家として知られた故ロジャー・イーバートが遺した言葉「これまで作られた最も優れた戦争映画のあらゆるリストに加えられるべき作品」も引用している。SNSには、『火垂るの墓』の画像とともに「信じられない」「レジェンドだった」など、ショックと悲しみを伝える声が後を絶たない。フランスのアニメチャンネルとして知られる「Catsuka」ではTwitterで追悼の意を示し、2014年に行われた監督のインタビューがオンラインでも見られることを告知、さらに『火垂るの墓』を再放送すると伝えている。またフランス大使館からも【大使の言葉】と題しローラン・ピック駐日フランス大使から追悼のコメントが発表された。(text:cinemacafe.net)
2018年04月06日TSUTAYA・CCC代表取締役社長の増田宗昭氏が16日、東京・恵比寿ガーデンプレイスで行われた「TSUTAYA CREATORS’ PROGRAM FILM 2017」の最終審査会に出席し、同コンテストと映画への思いを語った。プロ・アマ問わず映像クリエイターと作品企画を発掘するTSUTAYA主催プログラム。今年で3回目を迎え、最終的に採用された3作品にそれぞれ5,000万円以上の製作費が用意される。今年は268企画の中から7企画に絞り込まれ、ファイナリスト7人のプレゼンテーションを経てグランプリ1作、準グランプリ2作、特別賞1作が選ばれた。受賞作発表後に登壇した増田社長は、「35年前に大阪の枚方でTSUTAYAを始めた時はビデオが700本しかありませんでした」「35年前は映画会社はありましたが、ビデオメーカーはありませんでしたのでアメリカのビデオレンタル店で使われていたVHS700本を買ってはじめた」と回顧。「昨年、(カルチュア・エンタテインメント代表取締役社長)中西(一雄)に聞きましたらTSUTAYAでビデオを借りていただいた方は2億数千万人、貸出しは6億枚を超える」と感慨深げに語る。そして、「映画は人の生き方にすごくインパクトを与えるし、2時間の中に一生のことを詰め込んだような作品だと思います。本も作家の渾身の作品でありますし、音楽もアーティストの渾身の作品」と敬意を表し、「今日はみなさんの本当の渾身の心を感じさせていただいた。僕も元気が出ました」とファイナリスト7人に感謝の言葉も。最後に、「来年も応募いただきたいですし、またみなさんぜひご参加いただいて、日本の世の中が楽しくなるような作品を応援していきたいと思います」と呼び掛け、今年のTCPを締めくくった。なお最終審査の結果は、グランプリが針生悠伺氏(任天堂・スプラトゥーンCMなど)の『2/1イチブンノニ(仮)』、準グランプリはウエダアツシ氏(映画『リュウグウノツカイ』監督・脚本・編集など)の『モータープール(仮)』と片岡翔氏(映画『1/11じゅういちぶんのいち』監督・脚本など)の『ザ・ドールハウス・ファミリー(仮)』、特別賞には土橋章宏氏(映画『超高速!参勤交代』脚本など)の『水上のフライト(仮)』。
2017年11月16日