野々村友紀子が14日、自身のインスタグラムを更新した。【画像】野々村友紀子コーナンで見つけた驚きの便利グッズ!おうちもアウトドアもこれで完璧「いよいよ明日イノッチさんとの冬の韓国食べ飲み歩き旅放送です!」と綴り、最新ショットを公開。15日の21時から日テレで放送される【世界頂グルメ】に出演することを明かし、「イノッチさんに100の細かすぎる質問をぶつけてきましたので、ぜひご覧ください!」と綴り、投稿を締めくくった。 この投稿をInstagramで見る 野々村友紀子(@nonomura_yukiko)がシェアした投稿 この投稿にファンからは「メチャクチャ楽しみに待ってます♪」、「大好きなお二人❤️」といった声や多くのいいねが寄せられた。
2025年01月15日TBSの野村彩也子アナ(27)が13日、TBS系『プチブランチ』(毎週月~木曜前9:55)に出演し、復帰を報告した。「番組から重大発表」と題し、スタジオに大きなプレゼントの箱が登場。その箱が開くと、なかから野村アナが現れ、「TBSアナウンサー・野村彩也子、帰ってきました」と報告。出演陣から「おかえりー」と温かい声をかけられて、迎えられた。出演陣の並びのいすに座り「あらためまして、きょうから野村アナが『プチブランチ』に参加していただくことになりました」と紹介されると、野村アナは笑顔で「よろしくお願いします」と会釈。MCの中尾明慶が「どうですか、久しぶりにスタジオに帰ってきた感じは?」と振ると、「すごい緊張しています」と返答。「新人の気持ちでまた…(スタジオは)人が多いんですね(笑)」と“天然”な一面を見せつつ、「うれしいです」と笑顔で答えた。その後、インディアンス・きむの「変顔しながら、5・7・5で意気込みを」というむちゃぶりに、アルコ&ピース・平子祐希の力を借りながら「きむさんが 絡みづらくて 困ったな」と返し、爆笑を誘った。野村アナは1997年9月25日生まれ、東京都出身。父は狂言師の野村萬斎。慶應義塾大学卒業。2020年度にTBSに入局し、『あさチャン!』(毎週月~金曜)お天気コーナー、『ひるおび!』(月・水、11台のお天気予報担当)、『真夜中のブランチ』などを担当していた。23年9月から体調不良で休養。24年9月に仕事復帰を報告していた。
2025年01月13日柔道で五輪三連覇を果たしている野村忠宏が23日、自身のインスタグラムを更新した。【画像】野村忠宏が古式の形を披露「まだまだヒヨッコなので」「関西の友人達が祝ってくれました」と綴り、2枚の写真をアップ。夏季五輪で6大会に出場した寺内健や、元ラグビー日本代表の大畑大介らに祝福してもらったことを報告した。10日に50歳の誕生日を迎えた野村だが「50歳という実感が無さ過ぎる」と、五十路を迎えた実感がないことを明かした。 この投稿をInstagramで見る tadahiro_nomura(@nomura60kg)がシェアした投稿 この投稿には多くのいいねが寄せられている。
2024年12月23日柔道60キロ級で五輪3連覇を達成した野村忠宏が19日に自身のインスタグラムを更新した。【画像】野村忠宏が古式の形を披露「まだまだヒヨッコなので」「大好きなおふたりに大好きなお鮨屋さんで祝ってもらいましたありがとうございます」と綴り、誕生日エピソードを公開。写真では起業家の立花陽三を交えた3人で肩を組み笑顔を見せている。12月10日に50歳の誕生日を迎えた柔道界のレジェンドの今後の活躍に注目が集まる。 この投稿をInstagramで見る tadahiro_nomura(@nomura60kg)がシェアした投稿 この投稿には多くのいいね!が寄せられている。
2024年12月20日万作の会主催、『第109回野村狂言座』が2025年1月30日 (木) ~ 1月31日 (金)に二十五世観世左近記念観世能楽堂(東京都中央区銀座6-10-1)にて上演されます。チケットはカンフェティ(運営:ロングランプランニング株式会社、東京都新宿区、代表取締役:榑松 大剛)にて12月20日(金)10:00より一般発売開始です。カンフェティにて12月20日(金)10:00よりチケット一般発売開始 公式ホームページ 野村万作一門の研鑽のための狂言会、「野村狂言座」の第109回目の公演です。「夷大黒(えびすだいこく)」「宝の槌(たからのつち)」「若菜(わかな)」と、いずれも新春にふさわしいめでたさ、晴れやかさのある演目です。また冒頭には野村萬斎による解説もあり、狂言初心者にも分かりやすく楽しめます。人間国宝・野村万作と、野村萬斎、裕基の三代をはじめ、一門の者が出演。野村万作野村萬斎野村裕基番組解説出演:野村萬斎素囃子「神楽」出演:一噌幸弘・柿原孝則・田邊恭資・大川典良「夷大黒」出演:内藤連・月崎晴夫・野村裕基「宝の槌」出演:野村太一郎・中村修一・石田幸雄「若菜」出演:野村萬斎・野村万作・高野和憲・深田博治・飯田豪・野村裕基・岡聡史公演概要『第109回野村狂言座』公演期間:2025年1月30日 (木) 〜 1月31日 (金)会場:二十五世観世左近記念観世能楽堂(東京都中央区銀座6-10-1)■公演スケジュール2025年1月30日(木) 14:002025年1月31日(金) 18:30※開場は開演の45分前■チケット料金S席:7,000円A席:6,000円B席:5,000円C席:4,000円(全席指定・税込) 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2024年12月20日柔道男子60キロ級で五輪3連覇を果たした野村忠宏が10日、自身のインスタグラムを更新した。【画像】五輪3連覇・柔道家の野村忠宏が、アルペンスキー選手・佐々木明の新たな挑戦にエールを綴る「50歳になりました」と綴り、1枚の写真をアップ。続けて「40歳まで選手として戦い抜いた中で、最高の経験もいっぱいしたけど、いっぱい手術もして身体のあちこちに不具合があるので、今と未来の自分の為に出来る限り心身を整えながら、野村道場や形の稽古、また様々な挑戦をします」と、今後の抱負を綴った。 この投稿をInstagramで見る tadahiro_nomura(@nomura60kg)がシェアした投稿 この投稿にファンからは「お誕生日おめでとうございます」「野村さん、おめでとうございます✨」など、多くの祝福コメントが寄せられている。
2024年12月10日アナウンサーの野村彩也子が5日、自身のインスタグラムを更新した。【画像】TBSアナウンサーの野村彩也子が1年ぶりの復帰を報告!「️懐かしの場所で」と綴り、最新ショットを公開。落ち葉の上に寝転んだ自撮り写真をアップし、「ゆったりとした時間を過ごしました☺️」と綴った。 この投稿をInstagramで見る 野村彩也子(@nomurasayako)がシェアした投稿 この投稿にファンからは「めちゃくちゃ綺麗で美肌美人」、「素敵な秋を感じる場所ですね」といった声や多くのいいねが寄せられた。
2024年12月06日柔道家の野村忠宏が24日、自身のインスタグラムを更新した。【画像】「凄い並び!」柔道家 野村忠宏が柔道レジェンドツーショットを公開!「出国前に会えてよかった」と綴り、佐々木との2ショットを公開!続いて、「しっかり状況を見極めながら、覚悟、執念、誇りを持って挑んできて下さい⛷」と柔道界のレジェンドらしく、力強い言葉で佐々木に向けて応援メッセージを綴り、投稿を締めくくった。 この投稿をInstagramで見る tadahiro_nomura(@nomura60kg)がシェアした投稿 この投稿に多くのいいねの他、「頑張って下さい」などのコメントが寄せられている。
2024年11月25日サッカー日本代表・毎熊晟矢がプレーするオランダ1部リーグの強豪クラブ「AZ Alkmaar(AZアルクマール)」が25日、クラブ公式インスタグラムを更新した。【画像】セルティック旗手が開幕戦でいきなりゴール!「やってくよ〜」「 」と綴り、複数枚の写真をアップ。UEFAヨーロッパリーグリーグフェーズ第3節でトッテナムと対戦したAZ。毎熊晟矢はスタメン出場を果たした。チームは相手にPKを決められ、0-1で敗戦。今大会の戦績を1勝2敗とした。 この投稿をInstagramで見る AZ(@azalkmaar)がシェアした投稿 この投稿には多くのいいねが寄せられている。
2024年10月25日俳優・沢村一樹の次男で俳優の野村康太が19日、千葉・幕張メッセで開催された日本最大級のファッション&音楽イベント「Rakuten GirlsAward 2024 AUTUMN/WINTER」に出演した。野村は、最初のファッションショーとなった「ANNA SUI」のステージに登場。デニムにニットを合わせたコーディネートでランウェイを歩き、クールな表情に加え、さわやかな笑顔も見せていた。「GirlsAward」(ガルアワ)は、2010年から開催している日本最大級のファッション&音楽イベント。26回目の開催となる今回のテーマは「Neo Future Lab」で、さまざまなファッションスタイル、トレンドがある中で、GirlsAwardのステージで新しい「自分」や「好き」を見つけ、ハートが赴くまま自由にファッションを楽しんでほしいという願いが込められている。(C)Rakuten GirlsAward 2024 AUTUMN/WINTER
2024年10月19日阪神の漆原大晟が16日、自身のインスタグラムを更新した【動画】日本ハム新庄監督「岡田監督2年間本当にお疲れ様でした♂️」阪神岡田監督に感謝「2024年シーズン終了しました。1年間ご声援ありがとうございました。」と綴り、シーズン終了を報告。現役ドラフトで阪神に移籍して1年目の漆原は、38登板とチーム5位の登板数を記録した。来季も更なる活躍に期待だ。 この投稿をInstagramで見る 漆原大晟(@urushi.34)がシェアした投稿 この投稿にファンからは「シーズンお疲れ様でした!♡」「来シーズンも頑張ってください!!全力で応援してます"୧(୧ ’ω’ )♪」とコメントが届いた。
2024年10月17日広島東洋カープ・監督の新井貴浩が8日、自身のインスタグラムを更新。引退する野村祐輔に感謝を綴った。【画像】プロ野球開幕!広島・新井貴浩監督が開幕戦で戦うDeNA・三浦大輔監督との握手ショット公開!「#広島」「#広島東洋カープ」「#野村祐輔投手」などとコメントし、複数枚の写真をアップ。さらに、投稿文末尾には「#19」「#13年間お疲れ様でした」「#ありがとう」「#感謝」と綴り、投稿を締めくくった。 この投稿をInstagramで見る 新井貴浩(@araitakahiro_official)がシェアした投稿 この投稿にファンからは「ノムスケさん、新井さんお疲れさまでした。」「来年こそは日本一で」などのコメントが寄せられている。
2024年10月08日2丁拳銃・川谷修士の嫁で放送作家やコメンテーターとして活動する野々村友紀子が25日自身のインスタグラムを更新した。【画像】野々村友紀子が恋バナ炸裂!大西流星くんと語る一番楽しい時「9月25日(水)11:55〜日テレ【ヒルナンデス!】今回はなんでも売っているあのコーナンでへぇ禁止ショッピングをしてきましたよー️」と綴り、最新ショットを投稿。女性が興味を持ちやすい、実用性の高いグッズを提案してくれる投稿である。 この投稿をInstagramで見る 野々村友紀子(@nonomura_yukiko)がシェアした投稿 ファンからは多くのいいねが寄せられている。
2024年09月25日植物乳酸菌の腸活ドリンク乳酸菌飲料や発酵乳などの製品で知られる野村乳業株式会社が植物乳酸菌発酵飲料「マイ・フローラシリーズ」をナチュラルローソンにて取り扱いを開始すると発表した。同社は1897年(明治30年)創業の乳業メーカーで、「マイ・フローラシリーズ」は世界的にも珍しい植物乳酸菌の高濃度発酵飲料である。「シンバイオティクス マイ・フローラ」と「マイ・フローラ サラダ」をラインナップ。100mlで価格は238円(税込)となっている。1日1本 胃酸の影響を受けにくい食後にナチュラルローソンで買えるようになる「シンバイオティクス マイ・フローラ」は、便秘気味の人におすすめの機能性表示食品で、にんじんの自然な甘みに生きている乳酸菌による酸味が加わったさわやかな発酵飲料である。また、「マイ・フローラ サラダ」は、ぶどう、にんじん、バナナ、もも、みかん、ビーツ、赤ピーマン、トマトといった果物や野菜を、生命力の強い植物乳酸菌で発酵させた機能性表示食品で、ミックスフルーツ味は食事にも合わせやすい。いずれも胃酸の影響を受けにくい食後に飲むことを推奨している。(出典元の情報/画像より一部抜粋)(最新情報や詳細は公式サイトをご確認ください)※出典:プレスリリース
2024年09月24日「好きなキスシーン」を娘が教えてくれるーー思春期にもなれば、子どもも恋愛やセックスへの興味を持ち始めます。赤ちゃんのときから見ている我が子だからこそ、親は性教育の一環として性的なトピックを話したくても難しいということも多いようですが、おふたりはどうですか?野々村友紀子さん(以下、野々村)うちは次女が小学校高学年のときに、マンガのキスシーンにすごい興味を持つようになり、マンガ雑誌『ちゃお』のかわいいキスシーンのページに付箋を貼っていたことがありました。「これなに?」「見ないでよお~!」なんてやりとりもかわいくてちょっと笑ってしまいましたが、こういうことに興味が出てきたんだなと気づく出来事でしたね。ーーとてもかわいいエピソードですね!野々村見て見ぬふりはしたくないと思っていますが、幸い娘たちは「こういうタイプが好き」とか「こういうキスシーンが好き」と教えてくれます。ふたりとも、パパがいても食卓で恋バナをすることに抵抗はないようですし、特に次女の学校では性教育が進んでいて、授業で避妊具が配布され使い方も教わっているようです。野々村SNSの使い方も危惧していましたが、悪い情報がある一方でしっかりとした情報も入ってくるみたいで、娘から私に「こういう性被害の事件が多いんだって」とか、「性病って怖いんだよ」と教えてくれたりして、自分でも学ぼうとしているのかなと思います。ーー情報を取捨選択できて、素直に話してくれる関係性、とてもすてきですね。生理についても「今日はつらい」など言えますか?野々村言えます。娘も申告してきますが、「ママもいまそうなんだよ。今日はしんどいからUberにしよう」とか自分も話しますね。娘が「ママ今日はしんどそうだから、私がごはん作るよ」と優しい一面を見せてくれることも増えたので、お互いになんでも言えることの良さを実感しています。ーー益若さんはいかがですか?益若つばささん(以下、益若)うちは性教育についてあえて一対一で話すというよりは、友達を含めてみんなで恋愛も性や身体の話もざっくばらんにしています。私の友達が遊びに来たとき、恋バナに息子も参加することも普通にあります。息子の友達もいたりして、みんなで恋バナするの、おもしろいんですよ。突然「あらたまって聞き出す」とピリつくからーーそういった話題をざっくばらんに話すほうが、子どもの耳に入っていきそうですね。益若それはあると思います。かしこまらないほうがいいのかも。あとは、野々村さんもおっしゃっていましたが、ニュース番組を観て事件を題材にながら話すこともあります。「男性は気づいたら加害者になってしまうことも多いんだよ」とか、「女の子を妊娠させてしまう可能性があるんだよ」とか。野々村普段から話し合う態勢のベースができていないと、こういう話をしたときに急にピリッ! となるので、普段から話しておいたほうがいいですよね。何でも喋れる状態って、大事だなと思います。益若子どもの話を「聞き出す」というよりも、情報を出し合える環境を当たり前に作っておきたいですよね。真面目で優しいお母さんほど、「探らなきゃ・聞かなきゃ」となってしまいがちですが、そうすると子どもは「なんで答えなきゃいけないの?」と引いてしまいそう。「親もめっちゃ喋るしなあ」という環境にいるお子さんのほうがオープンなイメージがありますね。益若うちは恋愛はゆっくりだと言いつつ、息子の友達の恋バナを一緒に聞くことはよくあるんです。聞いていると、何歳になっても自分たちが学生のころと似ていることがたくさんあって、恋愛の話っていつの時代もみんな同じなんだなあと思います。人を好きになるもどかしさとかが楽しくて、つい共感してしまいます。野々村うちの娘も、自分のこと以上に友達の恋愛話はすっごい言ってきますね。「◯◯ちゃんがこんな恋愛をしていて、私はこう思うんだけどママはどう思う?」みたいな。そんな中で、スマホで裸の写真を送り合っているカップルがいるという話が出たことがありました。その子たちのママが見つけて大問題になったことがあったんです。そういうときは「ネットに残るから、そういうことは絶対にダメだよ。危険だよ」という話はしましたね。親が思う以上に、子どもたちはリテラシーを学んでいるーースマホやSNSの使い方については、どんなアプローチしていますか?野々村うちは子どものスマホは、小学生のときや中学生の最初のころは、細かく設定して管理化に置いていました。お友達との関係もあるので、そのときそのときでお友達のSNSの進み具合を聞いて設定し直したり、めんどうくさかったですね。アプリごとに設定したり、キーワードを設定したり、というのを最初にやっていました。そんな中でも「友達のスマホでこういうのを見た」というのを包み隠さず教えてくれていたので、それならもう少しラインをゆるめようかなとか、このくらいの恋愛マンガならOKかなとか、グラデーションを細かく広げていきましたね。でも、こっちが細かく設定しても、広告とかでギョッとするような性描写とか入ってきてしまうんですよね。「なんでこんな広告出すんや!」というのがあるじゃないですか。ーーそうなんですよね。どんなに細かく設定しても、成人向けマンガの広告などがふいに出てきます。メディア側も規制しているのにかいくぐって出てくるのでイタチごっこだと聞きます。野々村娘とふたりでスマホを見ているときにそういう広告が出てきて、「結構こんなん出るの?」と普通に聞くと「もっとエグいの出るよ」と教えてくれたので「どんなん出るの?」「それはちょっと現実的じゃないねえ」と話したり。見て見ぬふりはせず、普通に会話しています。益若さんはどうですか?益若息子はSNSアカウントは作っていますが発信はしていないんです。息子が小さいときにお風呂上がりに裸でなかなか服を着てくれなかったので、写真を撮るふりをして「これ、全世界に発信しちゃおうか」と言ったことがあったんです。そうしたら「やめてー!」とすぐに服を着ましたが、「そんなふうに裸で歩いていたら、全世界に発信されちゃうこともある世の中だから、気をつけなさい」と言ったことを覚えていて、今のところはSNSをやりたいとは思っていないようです。益若それに、子どもが自分の個人情報を発信していたら、男の子とはいえ誘拐や性被害の可能性が高まるのが怖いと思ったんですよね。私はこういう仕事をしているのもあって、「マンホールの写真ひとつで家を特定されてしまうんだよ」とずっと言っているし、私がSNSをやっているのを見ているから、息子は「芸能の仕事をしていない人にとって、SNSはあまり意味がない」と言っています。ーーそれは、元祖インフルエンサーの益若さんのお子さまならではですね。益若学校の友達もSNSに興味がないようで、助かっています。興味がある子がたくさんいる学校だと、きっと「TikTokやインスタをやりたいと言っているけど、どこまでやらせてあげていいのか」と悩む親御さんは多いのではと思います。野々村でもいまの子どもたちは、私たちよりも性に関する正しい知識や情報リテラシーを学んでいると思います。学校で当たり前のように習っていて、逆に私のほうがSNS投稿を「これ、背景写ってない?」とか注意されますもん。うちの娘は最近発信をし始めましたが、瞳の中の写り込みを拡大して消したりしていますから、徹底しているなあと思います。益若しっかりしていますね。野々村情報リテラシーも性に関することも、子どもたちは私なんかよりよっぽど進んでいるし、学んでいますね。家族で見ているドラマでベッドシーンになったら……?ーー私たちが子どものころって、テレビドラマのベッドシーンが流れて食卓が凍る、という経験をみんなしてきたように思います。野々村昭和のときはたしかにね、誰かが動いたら負けやから、身動きもできへんしね。いまはうちは気まずくならないし、むしろ子どもが「こういうのいいなあ」「きれいだなあ」と言ったりするので、私たちもあたふたせずに済んでいます。益若うちもほかのシーンと変わりなく見ていますが、“立ったら負け”感はちょっとありますよね(笑)。子どものころは、「いま、親ってどう思っているんだろう」と思っていましたが、自分が親になった今では、うちの親も別に普通に見ていたのかもしれないなと感じました。だって18禁の作品を一緒に見ているわけではないし、制限のない作品の描写ですからね。野々村ベッドシーンになったら消す、みたいなことは、かえってよくないですよね。「これって良くないものなの?」という感覚を植え付けてしまいそう。益若そうですよね。こちらが隠すようになったら、子どもは隠れて見るようになるかもしれません。親が制限をしたところで無限に情報を得られてしまうので。やっぱり共有してくれたり、困ったときに相談してくれる環境づくりが大事だと思います。ーー私は小学生の息子たちがちょっとエッチなアニメを見ていることが心配になることがあります。胸元がやたら強調されていたり、鼠径部の書き込みが細かったり、子どもがそういったアニメをじっと観ている姿を見ると「あまり見てほしくない」という気持ちになってしまいます。ときには、よくないと思いつつも「ちょっと描写が気持ち悪いね」と口出ししてしまうこともあって……。どう思いますか?野々村自分が好んで見ているものを親から「気持ち悪い」と言われたり、好きなものを貶されるとすごく不愉快に感じるのは、私も自分が子どものころにあったので、言い方が難しいですよね。益若もし子どもがそういうアニメを見ていたら「この手のアニメって、みんな胸が大きいし、こういうビキニが映る描写が多くない? みんなこういうのが好きなのかな? 受けがいいのかな?」と、客観的な“作品への言及”として聞くと思います。我が家ではよくそういう観点で話をします。「このパッケージのこのデザイン、なんでこの構図なんだろうね?」とか「この会社のロゴがかっこよく見えるの、なんでだろうね?」とか、作り手がどのように見せたいか、という話をよくするんです。だからそういったアニメに関しても、フラットに聞くかなと思います。野々村うちも、私とパパがよくそういう話をしているからかもしれませんが、娘はテレビを見ながら「なんでここにテロップを入れてるんだろう」とディレクター目線になることがありますね。すごい生意気な感じですけど。アニメも監督が誰かとか制作会社がどこかを気にして見ているようです。益若私は「気持ち悪い」というワードは使わないようにしています。思春期の始めころかな、一時期、姪っ子がなんでも「キモイ」で片づけることがあったんですよ。そのとき「『キモイ』というワードはいつだって言わないほうがいいし、それは語彙力がないだけだから。もっとちがう表現を考えて言ったほうがいいよ。おもしろくないし」と伝えました。「キモイ」は便利な言葉ですが、それだけでまとめてしまうのって、せっかくほかに表現があるのにすごくもったいないし、私も好きじゃないし息子にも使わないでほしいと思っています。ーー乱暴な一言にまとめず、言葉を尽くすことが大切なんですね。おふたりとも、ありがとうございました。野々村友紀子さん/放送作家1974年8月5日生まれ、大阪府出身。コンビ芸人、会社員を経て放送作家に転身。2002年2丁拳銃の川谷修士さんと結婚し、2006年に主婦業に専念するため仕事をセーブ。放送作家をしていた2016年、バラエティ番組で夫の相方である小堀裕之さんへの歯に衣着せぬダメ出しで話題になると、テレビ出演が急増した。現在はコメンテーターとしても活躍中。2児の母。益若つばささん/モデル・タレント・実業家1985年10月13日生まれ、埼玉県出身。高校生の頃から読者モデルとして雑誌『Popteen』で人気を博し、ティーンのカリスマ的存在に。現在はモデル、美容関連商品のプロデューサーとして活躍。2021年6月、自身のYouTubeチャンネルで子宮内黄体ホルモン放出システム「ミレーナ」の装着手術を受けたことを告白し、話題となった。1児の母。(撮影:松野葉子取材・文:有山千春)
2024年07月27日タレント・野々村真の娘でモデルの香音が2日、東京・国立代々木競技場第一体育館で開催された「第38回 マイナビ 東京ガールズコレクション 2024 SPRING/SUMMER」に出演した。3月1日に1号店がグランドオープンした藤田ニコルがクリエイティブディレクターを務める「CALNAMUR(カルナムール)」のショーが開催され、藤田をはじめとするモデルたちがピンクや白を基調とした華やかなルックでランウェイを彩った。香音は、猫がデザインされたピンクのTシャツにミニスカートを合わせたガーリーなコーディネートで美脚を披露。笑顔を見せながらランウェイを歩き、キュートなルックスと美しいスタイルで観客を魅了した。TGCは、「日本のガールズカルチャーを世界へ」をテーマに2005年から年2回開催している国内最大規模のファッションイベント。ファッションショーをはじめ、アーティストによる音楽ライブ、旬なゲストが登場するスペシャルステージなど、多彩なコンテンツを展開している。今回のテーマは「百花繚乱」。春の訪れとともに迎えるTGCは、色とりどりのさまざまな花々が集まり華やかに咲き乱れる特別な場所であり、儚さをも秘めた夢の瞬間という意味が込められている。撮影:蔦野裕
2024年03月03日俳優・沢村一樹の次男で俳優の野村康太が2日、東京・国立代々木競技場第一体育館で開催された「第38回 マイナビ 東京ガールズコレクション 2024 SPRING/SUMMER」に出演した。野村は「豊田市 New VibeZ New LiveS STAGE」に出演。市の脱炭素社会推進事業を発信する同ステージでは、モデルたちが環境に配慮した素材を用いた衣装を紹介し、野村は黒を基調としたコーディネートで登場した。クールな表情でランウェイを闊歩。抜群のスタイルで観客を魅了した。TGCは、「日本のガールズカルチャーを世界へ」をテーマに2005年から年2回開催している国内最大規模のファッションイベント。ファッションショーをはじめ、アーティストによる音楽ライブ、旬なゲストが登場するスペシャルステージなど、多彩なコンテンツを展開している。今回のテーマは「百花繚乱」。春の訪れとともに迎えるTGCは、色とりどりのさまざまな花々が集まり華やかに咲き乱れる特別な場所であり、儚さをも秘めた夢の瞬間という意味が込められている。撮影:蔦野裕
2024年03月03日映画『サイレントラブ』(公開中)の大ヒット御礼舞台挨拶が2日に都内で行われ、山田涼介、浜辺美波、野村周平、吉村界人が登場した。映画『サイレントラブ』は内田英治監督がオリジナル脚本で描くラブストーリー。主人公の青年・蒼(山田涼介)が心惹かれたのは、目が不自由になり夢が途絶えかけている音大生の少女・美夏(浜辺美波)。ある出来事をきっかけに声を発することをやめた蒼は、「ピアニストになるという君の、美しい夢を叶えたい」願いながら美夏とのかけがえのない時間を過ごしていく。○■映画『サイレントラブ』大ヒット御礼舞台挨拶に野村周平登場撮影中の内田監督の様子について聞かれると、山田は「すごく体調を崩されててよくわかんなかった。多分、いつもの内田監督じゃなかったと思うんです。なのでまた機会があったら、ぜひ元気な内田監督と作品をやりたい」と希望する。野村が「今、めちゃくちゃ喋るもんね、内田監督。『お前すげえ喋るじゃん』って思って」とフランクに話すと、山田は「やめなさい! 監督だから。こわいなあ。野村周平、怖!」と苦笑。野村は「言うと記事になるから。『監督をお前呼ばわり』。冗談ですからね!」と念押ししていた。またお気に入りのシーンを聞かれた吉村は「野村周平演じる北村がカジノやってたじゃないですか。あのシーンとか好きでした。『慣れてんな』みたいな。リアリティがある」と絶賛。野村は「俺、そういうキャラじゃない! 裏カジノとかやってないし! ギャンブル嫌いだからね!」と訴える。しかし「それでもリアリティ出すのがやっぱり俳優で。プロですから」と胸を張っていた。
2024年02月12日映画『もしも徳川家康が総理大臣になったら』が7月26日(金) に公開される。このたび、野村萬斎演じる徳川家康のビジュアルが公開された。原作は、2021年に出版されるとビジネス小説としては異例の11万部を突破するヒットを記録し、さらにはコミカライズもされている同名小説。物語の舞台はコロナ禍真っ只中の2020年、首相官邸でクラスターが発生し、あろうことか総理が急死した日本。不安渦巻く中、未曾有の危機に直面する政府が実行した最後の手段は「歴史上の偉人たちをAIで復活させ、最強内閣を作る」こと。“最強ヒーロー内閣”として、窮地に追い込まれた日本を救うべく、誰もが知る日本の歴史に名を刻む錚々たる偉人が、議員バッジをつけ集結。現代の日本×歴史上の偉人という壮大なジェネレーションギャップが織りなすエンターテインメント作品だ。今回公開された“家康ビジュアル”は、野村演じる家康がサングラスをかけ、国会議事堂の前で真っ直ぐな眼差しでこちらを見ている姿が印象的。先を見据えている視線にぐっと引き込まれながらも、現代のファッションアイテムのひとつでもあるサングラスをかけている家康の姿はミスマッチでどこかシュールで、“現代日本×歴史上の偉人”のジェネレーションギャップが垣間見えるビジュアルに仕上がっている。さらにサングラスの反射には、浜辺美波演じるテレビ局政治部の新人記者である主人公・西村理沙が、偉人内閣のスクープを狙おうと家康に接近している姿も映っている。野村は家康役について「265年の安寧の世の中を築き、その礎になった徳川家康は偉大だと改めて感じました。人の心に寄り添って周りを見渡し、世の中を平らにみているイメージを持って演じました」と振り返り、撮影については「非常に濃厚な時間を過ごせました」とコメントを寄せた。また浜辺は子どもの頃から野村に憧れを持っていたそうで「最初にお会いできたときは本当に嬉しかったです。ユーモアにあふれていてお茶目な方で、とても楽しく撮影ができました」と喜びを明かしている。<作品情報>『もしも徳川家康が総理大臣になったら』7月26日(金) 公開公式サイト:「もしも徳川家康が総理大臣になったら」製作委員会
2024年01月31日現代の日本×歴史上の偉人という壮大なジェネレーションギャップが織りなすエンターテインメントムービー『もしも徳川家康が総理大臣になったら』。この度、野村萬斎が演じる徳川家康のビジュアルが到着した。本作は、ビジネス小説としては異例の11万部を突破する大ヒットを記録し、コミカライズもされている「もしも徳川家康が総理大臣になったら」の映像化。コロナ禍真っ只中の2020年、首相官邸でクラスターが発生し、あろうことか総理が急死した日本。そんな中で政府が実行した最後の手段は、「歴史上の偉人達をAIで復活させ、最強内閣を作る」こと。窮地に追い込まれた日本を救うべく、誰もが知る日本の歴史に名を刻む錚々たる偉人が、議員バッジをつけ大集結する物語だ。今回公開されたのは、サングラスをかけた家康が、国会議事堂の前でこちらを見ている、ミスマッチでどこかシュールなビジュアル。サングラスの反射には、浜辺美波演じる主人公で新人記者の理沙が、偉人内閣のスクープを狙おうと家康に接近している姿も確認することができる。家康役について萬斎さんは「265年の安寧の世の中を築き、その礎になった徳川家康は偉大だと改めて感じました。人の心に寄り添って周りを見渡し、世の中を平らにみているイメージを持って演じました」とふり返る。撮影については「非常に濃厚な時間を過ごせました」とコメント。また、子どもの頃から萬斎さんに憧れを持っていたという浜辺さんは「最初にお会いできたときは本当に嬉しかったです。ユーモアに溢れていてお茶目な方で、とても楽しく撮影ができました」と話している。『もしも徳川家康が総理大臣になったら』は7月26日(金)より公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:もしも徳川家康が総理大臣になったら 2024年7月26日より公開Ⓒ2024「もしも徳川家康が総理大臣になったら」製作委員会
2024年01月31日映画『サイレントラブ』(1月26日公開)の公開記念舞台挨拶が27日に都内で行われ、山田涼介、浜辺美波、野村周平、古田新太、内田英治監督が登場した。映画『サイレントラブ』は内田英治監督がオリジナル脚本で描くラブストーリー。主人公の青年・蒼(山田涼介)が心惹かれたのは、目が不自由になり夢が途絶えかけている音大生の少女・美夏(浜辺美波)。ある出来事をきっかけに声を発することをやめた蒼は、「ピアニストになるという君の、美しい夢を叶えたい」願いながら美夏とのかけがえのない時間を過ごしていく。○■映画『サイレントラブ』目が不自由なヒロインを演じた浜辺は「現場で視線をあの落としていたので、目が見づらいというところで、山田さん、野村さん、皆さんの表情が見れなかったことがすごく難しくて。おそばにいらっしゃる体温であったり、指先というものだけから、自分の感情をすべて動かしていくというのが、初めての体験だった」と難しさを振り返る。次に話す野村はなぜか笑顔を浮かべ、山田は「やめなよ、記者さん入ってるからそんないい子になって」とツッコミ。野村は「いやいや、いい子ぶらないと何書かれるかわからないから、笑顔で」と意図を明かす。しかし「さっき浜辺さんが『体温を感じ取った』と言ってたんですけど、俺の体温を感じ取ってくれてるというのはすごい嬉しかったですね」と話し、浜辺は「ねえ! 言い方が!!」と苦笑する。浜辺は「野村さんはもうすごくしっかり、地に足ついた、ガッツリとした体温があったので、本当に心強かったですね」と照れながら補足し、野村は「はい、本当にありがとうございます。変な書き方しないでくださいね」と念を押していた。
2024年01月27日俳優の野村周平が、10日に都内で行われた映画『サイレントラブ』(1月26日公開)の完成披露試写会に山田涼介(Hey! Say! JUMP)、浜辺美波、古田新太、内田英治監督とともに登壇した。同作は内田英治監督がオリジナル脚本で描くラブストーリー。主人公の青年・蒼(山田涼介)が心惹かれたのは、目が不自由になり夢が途絶えかけている音大生の少女・美夏(浜辺美波)。ある出来事をきっかけに声を発することをやめた蒼は、「ピアニストになるという君の、美しい夢を叶えたい」願いながら美夏とのかけがえのない時間を過ごしていく。○■野村周平、久石譲ファンを公言「ニューヨークでもライブを観た」今回、音大でピアノの非常勤講師として働く北村悠真を演じた野村。MCからピアノ演奏の苦労を聞かれると、突然「僕、ちょっと謝らなければいけないことがありまして……」と切り出す。会場が騒然とするなか「舞台挨拶が始まる前に何件か取材をやっていたんですが、そのときに『ピアノ練習は1カ月ぐらいしかもらえなくて、しんどかったわ!』って言っていたんですが、ちゃんと4カ月くらいやってました……」と告白。「先ほど取材していただいた皆さんいるかな……4カ月です! 訂正しといてください!」と報道陣に語りかけ、笑いを誘っていた。今作の音楽を久石譲氏が担当することについて、野村は「久石譲さんがやってくれるだけで(今回の出演を)受けたようなもんですからね!」とコメント。もともと久石氏のファンだそうで、「ニューヨークでもライブを見たくらいですから。好きというのもおこがましいぐらい。その音楽に少し関われるというのは、僕にとって素晴らしい経験になると思うし、幸せですね」と笑顔を見せていた。また、イベント中盤には内田監督の演出に関してトークを展開。演出をするときの言葉選びが独特だそうで、山田は「比喩表現がちょっと難しい。『目の奥10cmで美夏を見るんだよ』とか。目の奥10cmはもう(頭の)裏です……みたいな(笑)」と明かす。一方、野村は監督からの一言に傷ついたそうで、「俺なんて『前の役を引きずっているから、早くその役抜いてもらっていい?』って(言われて)。ただのディスです……すごい傷ついたんですから!」と抗議していた。
2024年01月10日女優の浜辺美波が、10日に都内で行われた映画『サイレントラブ』(1月26日公開)の完成披露試写会に山田涼介(Hey! Say! JUMP)、野村周平、古田新太、内田英治監督とともに登壇した。同作は内田英治監督がオリジナル脚本で描くラブストーリー。主人公の青年・蒼(山田涼介)が心惹かれたのは、目が不自由になり夢が途絶えかけている音大生の少女・美夏(浜辺美波)。ある出来事をきっかけに声を発することをやめた蒼は、「ピアニストになるという君の、美しい夢を叶えたい」願いながら美夏とのかけがえのない時間を過ごしていく。○■浜辺美波、2024年の抱負は“帰省”不慮の事故により目が不自由になってしまうピアノ科の音大生・美夏を演じた浜辺。「ピアノという部分では3カ月ほど前から先生についていただいて、必死に練習を重ねました。後天的に目が見えづらくなる女性の役だったので、監督・スタッフさんとともに、ろう学校に見学に行かせていただいて、白杖の使い方などを教えていただいて基礎を作り上げました」と役作りについて話した。作中では、声を捨てて生きる蒼と、手や指を使いコミュニケーションを取る姿が描かれているそうで、「台本を読んでいる限りでは、指先や体温でコミュニケーションを取ると書いてあったんですが、どれくらい距離が近いと人の体温を感じるのかわからなくて、実際に現場に入るまでは不安でした」と当時の心境を吐露。「でも現場で近い距離に山田さんや野村さんがいらっしゃると、気配でどちらなのかがわかるくらいに違いがあって。現場に入ってみて納得することができました」と語った。また、新年ということで2024年の抱負について聞かれると、浜辺は「実家に帰省したい」と回答。「去年はあまり帰省できなかったんですよ。改めて地元を友達と旅行したいなと思っていて。いつも帰省するタイミングってイベントごとのことが多いので混んでいたんです。なので少しシーズンをずらして観光をしたいなと思います!」と明かした。
2024年01月10日「将来はTBSのエースに、という期待も寄せられた野村彩也子アナですが、9月末から番組出演が途絶えています。心配する声も少なくありません」(スポーツ紙記者)’20年4月にTBSに入社した野村彩也子アナウンサー(26)。狂言師・野村萬斎(57)の長女ということもあり、当時話題を集めた。萬斎は狂言の師弟関係にある長男・裕基(24)には厳格に接してきたいっぽう、長女のことは溺愛してきたという。「ねだられると何でも買ってあげたり、海外留学の意思を尊重したり、やりたいことはすべてやらせてきたそうです」(舞台関係者)アナウンサーになる夢をかなえた野村アナは、入社1年目から『あさチャン!』『ひるおび』などの番組を担当。その背景に父からの“熱血指導゛があったことを以前のインタビューで明かしている。《毎日、父からLINEでアドバイスが送られてきます。(中略)「フリップを持つ手はこの角度のほうがいいよ」など、話し方だけではなく、演出的な目線で角度やタイミングなども指摘してくれます》(「マイナビニュース」’20年10月30日配信)その甲斐あって、入社2年目にはテレビ、ラジオ合わせてレギュラーが10本に。順調にキャリアを重ねていると思われていたが……。「今春の改編で、担当番組が一気に終了してしまったのです。その後、隔週出演の『王様のブランチ』、深夜帯の『よるのブランチ』とラジオ番組には出演していたものの、現在は担当番組がゼロの状態です」(前出・スポーツ紙記者)未来の看板アナに起こった異変の裏事情をTBS関係者が明かす。「彼女は遅刻が多く、番組関係者を困らせていたのです。早朝の『THE TIME’』出演時には、生放送の終了間際まで出社してこないことが何度もあったそうです。しかも『寝るのが遅くて起きられなくて』とあまり反省した様子もなく、周囲を呆れさせたとか」野村アナはTBSのホームページで、自身の性格について「マイペース」としているが……。「その後、局のイベントをドタキャンしたこともあり、他部署への異動の話も持ち上がったそうです」(前出・TBS関係者)将来を嘱望された野村アナが、まさかの危機に直面していた。「萬斎さんも『なんとかならないものか……』と頭を抱えていると聞いています」(前出・舞台関係者)野村アナの遅刻問題および今後の出演予定についてTBSにコメントを求めたところ、「個別の社員の業務内容についてはお答えできません。(野村アナは)体調不良により休業中です。体調の回復を待ってからとなります」との回答があった。父・萬斎も、愛娘の復活を待ち望んでいるというがーー。
2023年12月07日12月1日(金) に公開される映画『隣人X -疑惑の彼女-』より、台湾の人気女優ファン・ペイチャと野村周平の場面写真が公開された。本作は、第14回小説現代⻑編新人賞を受賞した『隣人X』(パリュスあや子著)を原作とした実写映画化作品で、7年ぶりの映画主演となる上野樹里と林遣都が出演。人間の姿をした“惑星難民X”をめぐる異色のミステリーロマンス作品だ。舞台は、故郷を追われた惑星難⺠Xを受け入れた日本。人間の姿をそっくりコピーして日常に紛れ込むXとは、目的は何なのか、という不安や動揺が広がり、世間はXを見つけ出そうと躍起になっている。そんな中、週刊誌記者の笹憲太郎はX疑惑のかかった柏木良子(上野樹里)の追跡を始める。スクープの為に自身の正体を隠しながら徐々に良子へ近づいていく笹。ふたりは少しずつ距離を縮め、やがて笹の中に本当の恋心が芽生えるが、良子がXかもしれないという疑いを拭いきれずにいた。果たして良子は本当にXなのか?嘘と謎だらけのふたりの関係は予想外の展開へと向かっていく。今回公開されたのは、台湾の人気女優ファン・ペイチャ演じる惑星難⺠Xの疑いがある台湾人留学生・蓮林怡(リン・イレン / 通称:レン)と、異国の地での生活に奮闘している彼女をサポートするバイトの同僚・仁村拓真(野村周平)のデートシーン。蓮林怡を演じるファン・ペイチャは、2012年に初主演映画『寶米恰恰』(日本公開タイトル:『ポーとミーのチャチャ』)で女優デビューすると、同作で台湾のアカデミー賞と言われる金馬奨の新人俳優賞にノミネート。2018年に主演を務めたドラマで、台湾のエミー賞と称される金鐘賞のドラマ部門の主演女優賞を受賞するなど、実力派俳優として台湾の映画やドラマで活躍している。本作で日本映画に初出演を果たし、活躍の場を広げるファン・ペイチャ。本作のオファーを聞いた時は「とても興奮しました。でも日本語と英語という慣れない言語を使用する作品だったので、かなりプレッシャーを感じました」と話している。海外での撮影は全てが初めてということもあり、日本での撮影に関して「一番最初の衣装合わせの時に、各スタッフの紹介がありました。その時に全員が同じ船に乗っているという一体感を感じました。文化の違いで全く異なる職場の雰囲気がとても新鮮で面白かったです」とコメントしている。実は共演した上野樹里は憧れの人だという。上野演じる良子はレンとコンビニで一緒に働く仲間で、英語を話せる良子はレンにとってはとても心強く、仕事だけでなく恋愛の相談もしたりと頼りになる存在だ。ファン・ペイチャは「上野樹里さんは私が学生の頃からの憧れの人です!共演させていただけてとても嬉しかったです。でもやはり緊張の方が多かったですね!樹里さんはとても優しくて、細かいところまで気を使ってくれました。このような共演の機会をいただけてとても嬉しく思います」と上野との共演の喜びを述べた。留学生・レンは日本の大学への進学を目指して留学。日本語学校に通いながら、生活のために居酒屋やコンビニでアルバイトをしている。しかし言葉の壁に阻まれ、お客さんからは冷たくあしらわれたり、心無い言葉を投げかけられることもしばしば。そんな彼女を優しくサポートしているのは、野村周平演じる居酒屋のアルバイトの同僚の拓真だ。彼はバンドマンで音楽で夢を叶えるために、いくつものバイトを掛け持ちしている。拓真を演じた野村は「メタルのバンドマンという役柄は挑戦でした。監督からは、拓真は平凡で普通のキャラクターなのでメタルっぽさは要らないと言われて逆に難しく感じましたが、監督のOKを信じて演じました」と話す。遊ぶためではなく生きていくために必死に働く拓真、言葉の壁は確実に存在している中でも突き放すことはせず、理解しようと努力をする拓真の姿に好意を抱くレン。お互いのことを知っていくうちに2人は少しずつ距離を縮めていく。公開された場面写真には、バイト帰りに夢について語りながら歩くレンと拓真の姿。お互いに対する本気の気持ちを不器用にぶつけ合う2人。そして、拓真との今後の関係性について良子に相談するレンの姿などが収められている。<作品情報>映画『隣人X -疑惑の彼女-』12月1日(金) 公開映画『隣人X -疑惑の彼女-』ビジュアル映画公式サイト: 映画「隣人X 疑惑の彼女」製作委員会 (C)パリュスあや子/講談社
2023年10月10日俳優の野村周平が出演する、VANSの新WEB CM「バイク」編と「KNU SKOOL」編が、1日から公開される。新WEB CMでは、キャンペーンキャラクターに選ばれた野村が実際に愛用している自前のバイクで登場。野村のスタイルと同ブランドの世界観を押し出した、ストリート感あふれるCMになっている。■野村周平インタビュー――今回、初のVANS JAPANのキャンペーンに登場した感想を教えてください。(演出について)好きなバイクで登場していいの? と聞いたら「大丈夫です」って答えてくれて、すごく気持ちいい会社だなと思いました(笑)。――VANSというブランドにどのようなイメージをもっていますか?「硬派な男」って感じ。自分含むバイカーとかハーレー乗りもよく履いてるし、「夏」とか「カリフォルニア」ってイメージもあります。――自身のスタイルについて教えてください。とにかく「かっこいい」を優先で生きてるかな。かっこよくないとテンションが上がらない。バイクでも、「このパーツとバッテリーを付けたら簡単にエンジンがかかる」と言われても、「やっぱりもうちょっと男気あるパーツ付けたいな」とか、とりあえずかっこいいものを探している「かっこいい」が最優先の人生ですね。――自分のスタイルを貫くうえで大事にしていることは?プライドが高いのがかっこいいとは思っていない。くだけたりアホみたいなこともできる人でいたい。プライドを捨ててるけど本当は捨てていないみたいなテンションを保ってます。――特にお気に入りのVANSのモデルはなんですか?ERA、OLD SKOOL、SK8-HI、SLIP ON……大体好き。ほぼ全部(笑)。ストリート系スポーツをやっている人は絶対通るブランド。BMXをやっていた時はVANSしか履かなかった。VANS党だね。――普段、VANSの靴をどのように自分のスタイルに取り入れていますか?バイクに乗る時は足首を守りたいからSK8-HI、スケボーをする時は足首を動かしたいからOLD SKOOL、普段履きはSLIP ON。でもVANSはどこでも履けるしなんでも合うと思う。――野村さんにとっての「自分らしさ」とは?僕にとっての“ジブンらしさ”とは、とことん突き詰めること。バイク1つにしても「エンジンを自分で組みました」ってなったら、そこから更に「この年代のバイクを乗っている人たちのスタイルってどんなだろう?」とかまで突き詰めはじめたり。自分の生き方的には、ずっと何かを突き詰めているんでしょうね。かっこいいものをずっと追い続けているし、死ぬまでずっとなにかかっこいいことをやっていれたらなと思ってます。
2023年06月01日タレント・野々村真の娘でモデルの香音が4日、東京・国立代々木競技場第一体育館で開催された日本最大級のファッション&音楽イベント「Rakuten GirlsAward 2023 SPRING/SUMMER」に出演した。オープニングのファッションショーとなった「ANNA SUI」のステージに登場した香音は、Tシャツにピンクのニットのセットアップを合わせ、ショートパンツ×網タイツですらりとした美脚を披露。そして、バンダナを使ったヘアアレンジでキュートに。抜群のスタイルと美貌で観客を魅了し、先端ではウインクを決めていた。「GirlsAward」(ガルアワ)は、2010年から開催している日本最大級のファッション&音楽イベント。今回のテーマは「Happy Shower」で、「“うれしい”“たのしい”“しあわせ”などのキラキラした感情・瞬間がシャワーのように降り注ぐよう、GirlsAwardが最高にHappyなステージを届ける」という思いが込められている。撮影:蔦野裕
2023年05月05日2年に1度、フェスティバルホールで開催している『祝祭大狂言会』。6回目となる今回は、92歳の万作、57歳の萬斎、24歳の裕基という野村家三代がそろい、それぞれが発揮する年代に応じた芸の魅力を堪能できる演目が並ぶ。また、大ホールの空間を存分に生かし、観客参加の趣向もこらした萬斎ならではの大胆な演出で盛り上がる『博奕十王(ばくちじゅうおう)』も見もの。同ホールで“電光掲示狂言会”と銘打ち、2000年に上演して以来の関西登場で、狂言初心者から通まで幅広く楽しめる公演になっている。萬斎と、昨年『釣狐』を披(ひら)き一人前の狂言師として歩み始めた裕基の父子が意気込みを語った。「祝祭大狂言会2023」チケット情報いつも好評な萬斎の解説から始まり、まずはわかりやすいポピュラーな『棒縛(ぼうしばり)』から。「謡や舞が楽しく、狂言らしい笑いに満ちた曲」(萬斎)で、太郎冠者を演じるのが裕基。主人の外出中に酒を飲まないよう次郎冠者と共に両腕を棒に縛られたふたりが、なんとか酒を飲もうとする話だ。「ドタバタ劇的なストーリー展開が非常に魅力的だと思います。普段の能楽堂とは違った動きを意識したい」(裕基)。そして万作の至芸『奈須与市語(なすのよいちかたり)』。平家物語の奈須与市が弓で扇を射落とす話を、語りと動きで伝える。約15分、92歳の万作がたったひとりで上演する。「広い空間で素手で戦う、身1本、扇1本ですべてを表す究極の芸。父はこのような勇壮な語りの方が気合いが入り、まだまだ衰え知らずの『奈須の語り』です」と萬斎。裕基は「祖父の熟練した芸を間近で見ることができるのは三代公演ならでは」と、今回の公演を得るものが多い貴重な機会と話すが、それを観客も存分に味わえるぜいたくな番組。次に『能楽囃子』をはさみ、関西で23年ぶりの上演となる『博奕十王』。ばくち打ちが地獄に落ち、閻魔(えんま)大王や地獄の鬼たちとサイコロばくちを始めるという「狂言らしい荒唐無稽な世界」(萬斎)が繰り広げられる。多くの鬼がカラフルな出で立ちで登場し、照明も入ってゴージャスな地獄の舞台。さらに超特大のサイコロを転がし、重要な内容に関わるサイコロの目を観客も一緒に当てるという驚きの観客参加型だ。通常の能舞台では1本の橋掛かりを3本配置、萬斎が仕掛ける大ホール狂言でしか体験できない演出は狂言初心者にも観やすく非常に楽しい。「すべてはへこたれない人間を描くのが狂言の良さでもあります。生きる力に触れるような感覚で狂言をご覧いただき、元気になって免疫力を高めてお帰りいただきたいなと思う次第でございます」(萬斎)。取材・文:高橋晴代
2023年04月14日タレント・野々村真の娘でモデルの香音が4日、東京・国立代々木競技場 第一体育館で開催された「第36回 マイナビ 東京ガールズコレクション 2023 SPRING/SUMMER」に出演した。香音は、「Treat urself」のステージで、ふんわりスカートがかわいい黒のミニワンピースをまとい、ほっそりとした美脚を披露。ゆるいウェーブがかかった髪はハーフツインテールに。かわいさ全開でランウェイを歩いて観客を魅了した。TGCは、「日本のガールズカルチャーを世界へ」をテーマに2005年から年2回開催している国内最大規模のファッションイベント。人気モデルが出演するファッションショーをはじめ、アーティストによる音楽ライブ、旬なゲストが登場するスペシャルステージなど、多彩なコンテンツを展開している。今回のテーマは、新時代を意味する「NEW EPOCH」。変化を続けながら時代とともに進化を目指し、唯一無二のTGCを創造していきたいという思いが込められている。撮影:蔦野裕
2023年03月05日野村萬斎の長男であり弟子でもある狂言師・野村裕基。三代目藤間紫として日本舞踊紫派藤間流の家元を勤めながら、阿佐ヶ谷スパイダースにも所属し、映像作品でも活躍する藤間爽子。伝統芸能の次世代を担うふたりが、『ハムレット』でハムレットとオフィーリアに挑む。演出を手掛けるのは、ハムレットの亡き父王役とハムレットの敵である叔父王役で出演もする萬斎。古典を知る面々が作るからこそ、これまでにない『ハムレット』が生まれそうな予感がする。人間として、古典作品とは大きくつながれる──今回初めて共演されるおふたりですが、お互いにどんな印象をお持ちになりましたか。野村裕基(以下裕基)僕はこれまでもテレビドラマなどで拝見していて、不思議な魅力がある方だなと思っていました。初めてお会いしたビジュアル撮影でも、稽古が始まってからも印象は変わらず。オフィーリアという役は悲劇的な女性像なので、そのちょっとミステリアスな魅力が役にマッチしていくんだろうなと思いながらご一緒しています。藤間爽子(以下爽子)私自身はわかりやすい性格で、ミステリアスからは程遠いんですけれど(笑)。裕基さんは、ビジュアル撮影のときはまだしっかりお話できなかったのですが、それこそビジュアルの面で、背が高くてスラッとしていてなんてスタイルがいいんだろうという印象が大きかったです。今はお稽古をしていく中で、ひとりで真面目にしっかり向き合っていらっしゃる姿が、孤独なハムレットと重なるなと思いながら見ております。──そもそもシェイクスピア作品についてはどう思われていましたか。裕基興味本位で『オセロー』や『タイタス・アンドロニカス』の戯曲をパラパラと読んだことはありました。『タイタス~』はとても残酷なお話なので、こんなグロテスクなことを考えながらロマンス劇や喜劇も書けるなんて、思考が人間離れしているなと思いました(笑)。文学性の高い言葉で、その偉大さを改めて痛感してもいます。『ハムレット』でも、ハムレットが頭の中で考えていることを膨大な言葉で、さまざまな表現で描いているんですよね。それだけ表現のしがいがある戯曲だなと思います。爽子私は、子どもの頃に祖母(初代藤間紫)が出演していた『マクベス』を観たことがありました。あとは『ロミオとジュリエット』を観に行ったくらいで、戯曲を読んだことはなかったのですが、『ハムレット』で触れてみると、「こんな言葉で表すの!?」と思うような理解し難い表現もあったりして、裕基さんがおっしゃったように、天才であり変人だったんだろうなと思います(笑)。古典作品ということで、今の時代の私たちにはわかりにくい部分もありますし、私自身が日本舞踊をやっているからこそ、古典への怖さもありました。でも、皆さんと戯曲を読んで理解しながら進んでいくにつれて面白さも感じられて。演じる側はもちろん、観る側としても、「この感覚わからないわ」ではなく、想像を膨らませば、その中に今の私たちが共感し得るものが散りばめられているんだなと思いました。共感するものがあるから、現代まで残っているのだと思いますし。悲しみや喜びとか、好きという気持ちとか、人間として、作られた時代に関係なく、古典作品とも大きくつながれるような気がします。“家”を背負うふたりだからこそ理解できるハムレットの境遇──では、それぞれの役について、共感できるところや魅力などを聞かせてください。裕基ハムレットはとにかくひとりでペラペラとよくしゃべる人なんです(笑)。だから、セリフを覚えることがまず大変なんですが、河合(祥一郎)先生の翻訳に、演出をする父(野村萬斎)も多少関与しているところもあり、河合先生ご自身も日本の古典への理解もおありなので、そんなに覚えにくい言葉ではないなと感じています。また、ハムレットが「最大の敵は自分だ」と言って、己と闘っているところは、普段、狂言と向き合っている中で、そして今回ハムレットを演じるにあたって、僕自身が感じているものと重なる部分があります。ハムレットが己とどう向き合いどう考えていたのか、かつ、シェイクスピアが何を考えてハムレット像を作っていたのかということを考えながら、気が遠くなりそうな作業ではありますが(笑)、稽古していくつもりです。爽子裕基さんと私は“家”を背負っているという立場があって、そういう独特な世界で生きているという意味では、ふたりとも、王家に生まれたハムレットに共感できる部分があるんじゃないかなと思っていて。例えば、一番近しく思っている人物が一番の敵かもしれないと思うような、普通の人にはあまりない感覚も、私たちなら理解できたり。ハムレットが友だちを最も信頼するのは、私たちならお弟子さんが心の置きどころになるようなことなのかなと思ったり。だから、ハムレットの裕基さんを見ていると、背負わなきゃいけない部分や葛藤が、本当に重なっているなと思います。オフィーリアもやっぱり、父から言われたことに従うという意味で、まさしく家を背負っていますけど、ただ、彼女は本当に純真で真っ直ぐな、ハムレットを好きだという思いだけで動いていく。とても美しいし、最後に狂って社会から開放されたオフィーリアが真実を語るところは、観る方もすごく心打たれるよう演じたいと思います。──おっしゃったようにおふたりは、狂言と日本舞踊という伝統芸能の世界におられます。そんなおふたりだから、シェイクスピアという古典作品へ近づく術みたいなものもお持ちではないかと想像しますがいかがでしょうか。裕基日本とイギリスと国が違うだけで同じ古典なので、古典芸能と通じることも多いのかなと思います。父がシェイクスピア作品をもとにした狂言を作っていて、僕自身も、一昨年初めて、『ウィンザーの陽気な女房たち』が原作の『法螺侍(ほらざむらい)』に出演しました。そこで、シェイクスピアの喜劇は狂言になり得るんだと実感しましたし。父もこれまでにハムレットを2度演じていますので、きっと、狂言で培ったスキルを利用することもできるのかと思っています。爽子私自身は、萬斎さんが演出をされる座組で、私をオフィーリアに選んでくださったのは、やはり日本舞踊をやっているということもあるのではないかと思うので、どこかでそれを生かすことができないかなと探りながら、今、稽古をしています。あと、最初の本読みの段階で、萬斎さんが「言葉が主役です」とおっしゃって。この膨大なセリフを感情だけで言うとお客様が理解できなくなってしまう、理解できるように伝えるにはやはり型が必要なので、一度感情は置いておいてどの言葉を立てるべきかというところからやりましょう、とお話されていたんです。日本舞踊も、型から入って後から感情や個性を出していくやり方なので、私はすんなり入っていけました。裕基ただ、型から入れるのは強みではあるんですけど、同時に弱点にもなりかねないとも思っています。やはり、狂言の技法だけを駆使していると、他の方々のお芝居とマッチしない部分も出てくるのではないかと思うんです。言葉を際立たせるのはすごく大事ですけれど、そればかり意識していると感情が乗らなくて、昨年の「戯曲リーディング『ハムレット』より」のときにも父から指導されたので(笑)。今回は、狂言師というよりひとりの俳優として向き合って、どう感情を表現していけるかが課題です。爽子そもそも、親子で共演するって、あまりないことですよね。不思議です。どんな感じなんですか。裕基普段の狂言の稽古よりもかなり優しいです(笑)。やはり狂言は代々受け継がれてきた決まりごとがありますから、そのレールから外れるのは許されないですけど、今回は自分で考えたものを自由にやっていいので。もちろん、その中にも狂言の技術を生かしてほしいと思っているから、父も僕をハムレットにしているのでしょうし、何がいいのかは、まだまだこれから探っていかなければいけないなと思っています。爽子でも、私にとっての今回の目玉は、やはりこの親子共演で、皆さんにもそこに注目していただけるんじゃないかと思います。有名なあのセリフに込められているもの──『ハムレット』の中には、「生きるべきか、死ぬべきか」という有名なセリフがあります。萬斎さんは、観る人がそれを自分に引き寄せて、人間はどう存在すべきか、どう生きるべきかと考えられるような芝居にしていきたいとコメントされていました。おふたりはこのセリフにどんなことを思われますか。裕基本読みでもそのセリフについてはいろいろ話し合いました。きっと、生きるか死ぬかだけではなくいろんな意味が含まれているのだと思います。父親の仇を殺すのか殺さないのか。オフィーリアに「尼寺へ行け」と言う台詞に関して言うと、彼女を救うのか救わないのか。そして、戦争やコロナがある今の混沌とした世の中に対して、この物語は昔のデンマークの話というだけではないんだという意味で、「to be, or not to be」と、問いかけているような気もします。爽子やるのかやらないのか、右へ行くのか左へ行くのか、人生は全部選択であって、自分で選んで道を切り開いていくんだということを意味しているのかなと、今は思っています。合っているかどうかはわからないですけれど。裕基分岐点に立って考える、葛藤する、そんなセリフのような気がしますよね。さらにハムレットは、「なるようになれ」と思うんです。それは、自暴自棄と解釈することもできるけれども、どうなってもいいから進もうという決意にも捉えられる。爽子本当にこの先何がどうなるかわからないですもんね。だから、そういう言葉がズキッときたりします。裕基世の中を風刺しているようなセリフがゴロゴロあるので、観ている皆さんもきっとゾクッとしてもらえると思います。取材・文:大内弓子撮影:塚田史香スタイリスト=(野村裕基)中川原寛 /(藤間爽子)和田ミリヘアメイク=共に、川口博史衣裳=(藤間爽子)トップス¥75,900・スカート¥104,500(AKIKOAOKI)・イヤリング¥15,400(Jouete)問い合わせ先AKIKOAOKI<作品情報>『ハムレット』2023年3月6日(月)~2023年3月19日(日)会場:東京・世田谷パブリックシアター東京・江戸川区総合文化センター 大ホール公演、大阪・枚方市総合文化芸術センター 関西医大 大ホール公演ありチケット情報:ぴあアプリでは野村裕基さん、藤間爽子さんのアプリ限定カットをご覧いただけます。ぴあアプリを ダウンロード(dpia-app://contentAll?contentId=26fd672c-5dd5-477b-b989-76ce8d72f9ff&contentTypeId=2) すると、この記事内に掲載されています。
2023年02月14日