24日放送の日本テレビ系バラエティー『1億人の大質問!?笑ってコラえて!』(後7:54)では、藤原紀香&武田真治コンビによる「花見ハシゴの旅」を届ける。昨年10月「ハシゴの旅」で、呑兵衛たちが集う居酒屋を次々と盛り上げて回った藤原&武田のお酒大好きコンビが、今年は隅田川の花見に乱入。若手社長率いる会社の集まりに合流したり、3ヶ月の赤ちゃんを抱っこし、藤原&武田がメロメロになる様子も。人力車で浅草に移動すると、本を何冊も持っているという藤原ファンの男性が教えてくれた情報に、藤原が大喜び。一緒に“ちょっぴりセクシーなショー”を観に行くという謎の展開に。さらに、藤原が「oh my God!」とビックリする奇跡の出会いも。
2024年04月24日TBSは12日、野村彩也子アナウンサー(26)について、過労のため休養中と書面で公表した。同社は「皆様にもご心配をおかけしていますが、現在、医師の指導のもと復職に取り組んでいるところですので、ご家族を含め周辺の取材や報道についてご配慮いただきますようお願いいたします」と呼び掛け。続けて「なお、4月14日から放送を開始する日曜劇場『アンチヒーロー』の野村萬斎氏の出演と本件は無関係です」と伝えた。発表の経緯については「誤った憶測により視聴者の皆さまに混乱や誤解のないよう、ご本人達の了解のもとお伝えすることにしました」と説明した。野村アナは1997年9月25日生まれ、東京都出身。父は狂言師の野村萬斎。慶應義塾大学卒業。2020年度にTBSに入局し、『あさチャン!』(毎週月~金曜)お天気コーナー、『ひるおび!』(月・水、11台のお天気予報担当)、『真夜中のブランチ』などを担当していた。
2024年04月12日俳優の武田玲奈(26)が9日までに、自身のインスタグラムを更新。太ももあらわな超ミニショットを公開した。武田は、自身が出演する東海テレビ・フジテレビ系ドラマ『おいハンサム!!2』(毎週土曜 後11:40)の放送を伝え、2枚の写真をアップ。美麗な太ももがのぞく超ミニコーデで、美脚全開に「お楽しみにいい!!」とファンに呼びかけた。この投稿に「美脚!!」「細くて可愛い過ぎる」「よっ!! ハンサム」「衣装と雰囲気かわいい」「足が長い」「楽しみしかない!」「絶対観ます!!」「きゃわいい」などの声が寄せられている。
2024年04月09日タレント・野々村真(59)と野々村俊恵(60)夫妻の長女・香音(22)が1日、自身のインスタグラムを更新。香音は「この度、私、香音は、2024年3月31日をもちまして13年お世話になったスターダストプロモーションを退社し、ホリプロに所属させて頂くことになりました」と伝え「ここまで自分の道を共に歩んでくださったスターダストの社員の皆様、たくさんのことを学ばせて頂いた数々の先輩方には心から感謝しております」とつづった。続けて「これからも女優として、芝居を追求し、モデルとして、自分の創り出す世界観を伝えられるよう、より一層精進してまいります」と決意を新たにし「これからも応援よろしくお願いします!」と呼びかけている。
2024年04月01日アメリカ・サンディエゴを生活の拠点にしている女優の武田久美子が28日に自身のアメブロを更新。インスタライブで心配された自身の服装についてつづった。この日、武田は「私のワンピ」というタイトルでブログを更新。「インスタグラムにてインスタライブを行ったときのニットワンピ」とニットのワンピースを着用した自撮りショットを複数枚公開し、自身について「基本的にワンピが好きです」と明かした。続けて「お腹の部分にカットが入っているデザインでして」と述べ、インスタライブ中に視聴者から「寒くないのでは?と心配されました」(原文ママ)と説明。最後に「私は大丈夫です」とつづり、ブログを締めくくった。この投稿に読者からは「セクシーでお似合いです」「美し過ぎる」「とっても素敵でお洒落」などのコメントが寄せられている。
2024年02月29日映画『サイレントラブ』(公開中)の大ヒット御礼舞台挨拶が2日に都内で行われ、山田涼介、浜辺美波、野村周平、吉村界人が登場した。映画『サイレントラブ』は内田英治監督がオリジナル脚本で描くラブストーリー。主人公の青年・蒼(山田涼介)が心惹かれたのは、目が不自由になり夢が途絶えかけている音大生の少女・美夏(浜辺美波)。ある出来事をきっかけに声を発することをやめた蒼は、「ピアニストになるという君の、美しい夢を叶えたい」願いながら美夏とのかけがえのない時間を過ごしていく。○■映画『サイレントラブ』大ヒット御礼舞台挨拶に野村周平登場撮影中の内田監督の様子について聞かれると、山田は「すごく体調を崩されててよくわかんなかった。多分、いつもの内田監督じゃなかったと思うんです。なのでまた機会があったら、ぜひ元気な内田監督と作品をやりたい」と希望する。野村が「今、めちゃくちゃ喋るもんね、内田監督。『お前すげえ喋るじゃん』って思って」とフランクに話すと、山田は「やめなさい! 監督だから。こわいなあ。野村周平、怖!」と苦笑。野村は「言うと記事になるから。『監督をお前呼ばわり』。冗談ですからね!」と念押ししていた。またお気に入りのシーンを聞かれた吉村は「野村周平演じる北村がカジノやってたじゃないですか。あのシーンとか好きでした。『慣れてんな』みたいな。リアリティがある」と絶賛。野村は「俺、そういうキャラじゃない! 裏カジノとかやってないし! ギャンブル嫌いだからね!」と訴える。しかし「それでもリアリティ出すのがやっぱり俳優で。プロですから」と胸を張っていた。
2024年02月12日元サッカー日本代表でサッカー解説者の武田修宏が10日に自身のアメブロを更新。医師から勧められた検査を受けに病院へ足を運んだことを明かした。この日、武田は「PET検査」というタイトルでブログを更新し「茨城県つくばでPETがん検診」を受けに足を運んだことを報告。「年に一度健康診断を受けています」と明かしつつ「今年はドクターからPET検査を勧められました」と説明した。続けて「この歳になるとがんに罹患する仲間も多く予防で検査が大事ですね」とコメント。「結果は2週間後とのことでした」と自撮りショットを公開し、ブログを締めくくった。
2024年02月11日映画『もしも徳川家康が総理大臣になったら』が7月26日(金) に公開される。このたび、野村萬斎演じる徳川家康のビジュアルが公開された。原作は、2021年に出版されるとビジネス小説としては異例の11万部を突破するヒットを記録し、さらにはコミカライズもされている同名小説。物語の舞台はコロナ禍真っ只中の2020年、首相官邸でクラスターが発生し、あろうことか総理が急死した日本。不安渦巻く中、未曾有の危機に直面する政府が実行した最後の手段は「歴史上の偉人たちをAIで復活させ、最強内閣を作る」こと。“最強ヒーロー内閣”として、窮地に追い込まれた日本を救うべく、誰もが知る日本の歴史に名を刻む錚々たる偉人が、議員バッジをつけ集結。現代の日本×歴史上の偉人という壮大なジェネレーションギャップが織りなすエンターテインメント作品だ。今回公開された“家康ビジュアル”は、野村演じる家康がサングラスをかけ、国会議事堂の前で真っ直ぐな眼差しでこちらを見ている姿が印象的。先を見据えている視線にぐっと引き込まれながらも、現代のファッションアイテムのひとつでもあるサングラスをかけている家康の姿はミスマッチでどこかシュールで、“現代日本×歴史上の偉人”のジェネレーションギャップが垣間見えるビジュアルに仕上がっている。さらにサングラスの反射には、浜辺美波演じるテレビ局政治部の新人記者である主人公・西村理沙が、偉人内閣のスクープを狙おうと家康に接近している姿も映っている。野村は家康役について「265年の安寧の世の中を築き、その礎になった徳川家康は偉大だと改めて感じました。人の心に寄り添って周りを見渡し、世の中を平らにみているイメージを持って演じました」と振り返り、撮影については「非常に濃厚な時間を過ごせました」とコメントを寄せた。また浜辺は子どもの頃から野村に憧れを持っていたそうで「最初にお会いできたときは本当に嬉しかったです。ユーモアにあふれていてお茶目な方で、とても楽しく撮影ができました」と喜びを明かしている。<作品情報>『もしも徳川家康が総理大臣になったら』7月26日(金) 公開公式サイト:「もしも徳川家康が総理大臣になったら」製作委員会
2024年01月31日現代の日本×歴史上の偉人という壮大なジェネレーションギャップが織りなすエンターテインメントムービー『もしも徳川家康が総理大臣になったら』。この度、野村萬斎が演じる徳川家康のビジュアルが到着した。本作は、ビジネス小説としては異例の11万部を突破する大ヒットを記録し、コミカライズもされている「もしも徳川家康が総理大臣になったら」の映像化。コロナ禍真っ只中の2020年、首相官邸でクラスターが発生し、あろうことか総理が急死した日本。そんな中で政府が実行した最後の手段は、「歴史上の偉人達をAIで復活させ、最強内閣を作る」こと。窮地に追い込まれた日本を救うべく、誰もが知る日本の歴史に名を刻む錚々たる偉人が、議員バッジをつけ大集結する物語だ。今回公開されたのは、サングラスをかけた家康が、国会議事堂の前でこちらを見ている、ミスマッチでどこかシュールなビジュアル。サングラスの反射には、浜辺美波演じる主人公で新人記者の理沙が、偉人内閣のスクープを狙おうと家康に接近している姿も確認することができる。家康役について萬斎さんは「265年の安寧の世の中を築き、その礎になった徳川家康は偉大だと改めて感じました。人の心に寄り添って周りを見渡し、世の中を平らにみているイメージを持って演じました」とふり返る。撮影については「非常に濃厚な時間を過ごせました」とコメント。また、子どもの頃から萬斎さんに憧れを持っていたという浜辺さんは「最初にお会いできたときは本当に嬉しかったです。ユーモアに溢れていてお茶目な方で、とても楽しく撮影ができました」と話している。『もしも徳川家康が総理大臣になったら』は7月26日(金)より公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:もしも徳川家康が総理大臣になったら 2024年7月26日より公開Ⓒ2024「もしも徳川家康が総理大臣になったら」製作委員会
2024年01月31日元サッカー日本代表でサッカー解説者の武田修宏が27日に自身のアメブロを更新。予防は大切だと思った人間ドックの結果を明かした。この日、武田は「茨城の病院で年に一度の人間ドックを受けてきました」と報告。「血液、尿、頭のCT 胸部レントゲン 前立腺、大腸・胃カメラ 心臓エコー 心電図チェックなど」と受けた検査について説明した。続けて「今年は大腸に小さなポリープが見つかって」と検査結果を明かし「切除してもらいました」と報告。最後に「ひどくなる前に予防や検査は大切ですね」と経口腸管洗浄剤の写真とともにつづり、ブログを締めくくった。
2024年01月28日元HKT48の武田智加が、発売中のマンガ誌『月刊ヤングマガジン』(講談社)2月号のグラビアに登場している。武田は2003年2月25日生まれ、神奈川県出身。10月にHKT48を卒業し、卒業後に同誌初登場となった。ふわふわマシュマロボディと柔らかい性格で“理想の彼女”と話題の武田。グラビアでも、ビキニ姿やリラックした家でのショットなど、彼女感たっぷりの姿で魅了した。
2024年01月23日元サッカー日本代表でサッカー解説者の武田修宏が6日に自身のアメブロを更新。兄家族が帰省中に地震に見舞われたことを明かした。この日、武田は「今年初めて地元浜松にお墓参りしてきました」と切り出し「兄家族が石川県七尾の実家に帰省中に能登半島地震に遭遇」したことを報告。「幸い無事でした」と述べ「山に避難して車中泊して帰京したとのこと」と地震に見舞われた際の兄家族の様子を説明し「無事のお礼と家族の健康をご先祖様に祈願してきました」とつづった。続けて「今週からサッカー教室や仕事が始まります」と自身の予定を明かし「一日も早い地震の収束と復興を心からお祈りしております」とコメント。「人生はいつどこで何があるかわかりません」と述べ「時間を大切に後悔しないように頑張ります」とつづり、ブログを締めくくった。
2024年01月07日元HKT48の武田智加が、発売中のマンガ誌『週刊ヤングマガジン』(講談社)第1号のグラビアに登場している。武田は2003年2月25日生まれ、神奈川県出身。10月にHKT48を卒業し、卒業後に同誌初登場&初のソログラビアとなった。グラビアでは、2024年のスタートに備えて温泉で湯上がり肌を見せる。レトロな街並みでの浴衣姿や、その浴衣を脱ぐ様子などで魅了する。また、同誌では「ミスヤングマガジン2024」募集もスタートした。
2023年12月07日萩原聖人、木村拓哉、武田真治、鈴木杏樹、深津絵里、遠山景織子らが出演したドラマ「若者のすべて」のBlu-ray BOXが、12月6日(水)本日リリースされた。本作は、1994年に放送された、京浜地区のある街を舞台に、若者の苦悩をテーマに描くドラマ。脚本を手掛けたのは、『いま、会いにゆきます』や朝ドラ「ひよっこ」の岡田惠和。主題歌は「Mr.Children」の名曲「Tomorrow never knows」が起用されている。来年、放送から30年を迎えるにあたり、初めてBlu-ray化。初となるレンタルDVDも同日開始となった。<ストーリー>高校時代、同じバス停で、同じバスを待ち、同じ朝もやの中でたたずんでいた仲間。それぞれが別々の夢をもち、違う道に進み、やがてぶちあたる社会の壁。絶望、裏切り、別れ。工場の排煙で薄暗い街で、22歳の夢と傷みが交錯する。誰もが心に抱えている苛立ちや、憎しみや、怒りを、彼らは押し隠すことなく、さらけ出してくる。「俺たちは、傷つくために生きているのか、生きるために傷つくのか」そんな答えも出せないまま、彼らは、いまを全力疾走する。そこにあるのは、熱く激しい若者の生きざまだけだ。自分が“不良”と呼ばれる理由も、“不良”でいる意味も分からない。けれど“不良”が社会のしがらみから自由であるというなら、それでいいと思う。体制にただ埋もれているだけでは、決して見えてこない、決してつかめない何かがあるはずだから…。Blu-ray商品情報■若者のすべてBlu-ray BOX[4枚組:本編Blu-ray4枚]2023年12月6日(水)発売(同日DVDレンタル開始)価格:31,020円(税込)品番:PCXC-60112本編:506分発売元:フジテレビジョン販売元:ポニーキャニオン(C)フジテレビジョン(シネマカフェ編集部)
2023年12月06日アンバサダーの武田光司選手がインタビューメディア「GLORY BEYOND DREAMS」に初登場!スポーツ全般、生活雑貨を中心に国内総合代理店を務める株式会社Cycle(代表:飯田 航、本社:東京都豊島区、以下Cycle)が代理店を務める英国発のボクシング・フィットネスブランド「RDX® SPORTS」は、国内外のプロ選手やアマチュア選手と連携し、RDX SPORTSの製品やイベント等のコンテンツを通して格闘技やフィットネスの魅力や楽しさを発信する「アンバサダープロジェクト」を始動します。さらに、アンバサダーの一人にはRIZINファイターの武田光司選手も就任し、「RDX® SPORTS」が運営するインタビューメディア「GLORY BEYOND DREAMS」にも初登場!アンバサダープロジェクトとは世界チャンピオンからアマチュア選手までRDX SPORTSの製品やイベント等のコンテンツを通して格闘技/フィットネスの魅力や楽しさを伝え広げていくプロジェクトです。アンバサダーには製品の提供、公式ウェブサイトへの掲載、コラボ企画の提案等のサポートを行い、それぞれのアンバサダーがSNS等で魅力を伝えながら格闘技界を盛り上げます。既にRIZINファイターの武田光司選手や日本フェザー級の最前線プロボクサー藤原茜選手等も就任しており、今後はさらにアンバサダーを募集して拡大していきます。アンバサダープロジェクト特設ページはこちら RIZINファイター武田光司選手がインタビューメディア「GLORY BEYOND DREAMS」に初登場!日本最高峰の格闘技団体『RIZIN』で戦う武田光司選手のインタビュー記事を独占掲載。多くの格闘技ファンを魅了しながら闘い続ける武田選手の総合格闘技との出会いや働きながら睡眠時間を削って毎日練習に取り組んでいた下積み時代等、トップファイターになるまでの知られざる軌跡を語っていただきました。詳しい内容はインタビューメディア「GLORY BEYOND DREAMS」に掲載されています。武田光司選手のインタビュー記事はこちら 多くの格闘技ファンを魅了し続ける武田光司選手とは埼玉県草加市出身。第9代DEEPライト級王座(2018年)。BRAVE所属。レスリングから総合格闘技に転向後2018年にプロデビュー。日本最高峰の格闘技団体『RIZIN』でさらなる高みを目指しながら世界と闘い続けている。武田光司選手Instagram: UK.売上NO1「RDX® SPORTS」とは「RDX® SPORTS」は、1999年に英国・マンチェスターで誕生した格闘技・フィットネスメーカーでこれまでに累計5,000万個以上を販売するグローバルメーカーです。ボクシングは、これまでもそうですが庶民には馴染みが薄く、プロが愛用する高価格なものが主流でした。現在でもプロ用のグローブは2、3万円から10数万円するものまで存在し、強い衝撃や擦れにより消耗しやすいものです。そこで『もっとボクシングを身近なものにしたい』というメーカーの想いから、現在では世界特許まで取得した独自の製造方法によりパキスタンに自社工場を構え、丈夫で高品質、低価格なボクシング製品を作ることに成功しました。現在ではBoxing、MMA (格闘技)、フィットネスの分野で世界的に認知されるブランドまでと成長しています。「RDX® SPORTS JAPAN」としてはアマチュアスポーツ、学生スポーツを応援することをスローガンに掲げ、チャレンジとパフォーマンスに寄り添えるブランドを目指しています。人気のKARAシリーズ販売サイト・公式サイト: ・amazon公式ネットショップ: ・楽天市場公式サイト: ・ヤフーショッピングサイト: ・RDX SPORTS JAPAN「au PAY マーケット」店: RDX®SPORTS 日本公式ショップサイト : Webマガジンアマチュアスポーツ メディア「BRIDGE OF DREAMS」: プロスポーツ メディア「GLORY BEYOND DREAMS」: 株式会社Cycleについて企業名:株式会社Cycle(旧:A-Trade合同会社)令和3年3月1日より株式化、社名変更所在地:東京都豊島区西池袋4-28-13パークサイド西池102設立:平成29年3月1日代表:飯田 航資本金:5,000,000円事業内容:海外スポーツ・健康・アート・環境関連用品の日本国内販売、日本国内における各種マーケティングの提案、および実施、各種スポーツ関連イベント開催、海外EC関連事業など株式会社Cycle : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年11月15日フリーアナウンサーの武田真一が30日、千葉・幕張メッセで開催された日本最大級のファッション&音楽イベント「Rakuten GirlsAward 2023 AUTUMN/WINTER」に初登場した。4人組ボーイズグループ・OWVの浦野秀太と中川勝就に挟まれて登場した武田は、日本テレビ開局70年を記念したオリジナルTシャツの上にブルゾンを羽織り、帽子と黒縁メガネと装着。笑顔を浮かべながら軽快に歩き、人生初ランウェイながらも客席に向けて手を振る余裕をみせた。ランウェイトップではブルゾンを広げてTシャツが見えるようアピール。帰りのランウェイも笑顔で引き返し、56歳の初ランウェイを締めくくった。「GirlsAward」(ガルアワ)は、2010年から開催している日本最大級のファッション&音楽イベント。24回目の開催となる今回のテーマは「美美樂樂(びびらくがく)」という造語で、ファッション・ビューティー・音楽が集う日本最大級のイベントを楽しんでほしいという思いが込められている。撮影:蔦野裕
2023年09月30日【前編】日本人唯一のマルタ騎士・武田秀太郎さんはIQ160のギフテッド京大、予備自衛官、ハーバードの華麗なる経歴より続く“転生したら魔法使いに”“転生したら騎士に”……、そんな「異世界転生モノ」があふれる現代の日本で本物の騎士になった武田秀太郎さん(34)。武田さんはIQ160のいわゆる“ギフテッド”。不公平な世界に憤りを抱いていた天才少年が、予備自衛官、青年海外協力隊員、国連職員などを経て、ついには1千年の歴史を誇る「マルタ騎士団」のメンバーに!そこには“神の恩寵”としか言いようがない、数奇な物語があったーー。「今日は武田の取材のために、遠くからおいでいただき、ありがとうございます」取材の場所を研究室から自宅に移動すると、九州大学准教授・武田秀太郎さんの妻・美都里さん(31)が笑顔で出迎えてくれた。2LDKのマンションのリビングは、壁にも書棚にも騎士に関する額装や書籍であふれ、ちょっとした騎士博物館といった趣きだ。「インテリアは、すべて彼の美的感覚で統一されています。ギフテッド(※武田さんはIQ160)ならではのこだわりなのでしょうか、天井の照明も、最初に私が選んだのは一般的な丸いライトでしたが、彼はそれが気に入らなかったようで、いつのまにか取り替えられていました(笑)。かと思えば、大雑把なところもあります。つまり自分でコントロールしたいことと、そうでないことがはっきりしているんです。たとえば持っている服はスーツだけで、着古したスーツを寝間着にしているんですよ(笑)」2人が出会ったのは武田さんがまだ大学生のころ。入籍したのは’16年春だった。「お話ししてきたとおり、私は次々にやりたいことが出てきては、のめり込みがちですが、そんなとき、彼女は私を日常に引き戻す役目をしてくれます。私にとっては、糟糠の妻です」(武田さん)「結婚してから、さらに彼といっしょに成長していくには私も博士号を取ったほうがいいと思い、京大に入り直して、ずっと興味があった社会健康医学で博士号を取りました。いまは私も九州大の彼の研究室の隣の棟で特任助教として勤務しています。朝、いっしょに大学へ行くこともあるんです」(美都里さん)マイホームを得た武田さんはさらにさまざまな分野で才能を発揮していく。’19年には京大の仲間たちと京都フュージョニアリング株式会社を立ち上げ、共同創業者に。「核融合により“地球上に太陽を作って”、世界中のすべてのエネルギー問題を解決しようという会社です」続いて’20年には国連職員としてウィーンの国際原子力機関(IAEA)で働かないかとの声がかかった。さらに同じ年には武田さんが編訳を務めた『騎士道』(中央公論新社)が出版された。彼が騎士という存在に興味を持ったのは大学院時代だという。「さまざまな国際的な活動に関わっていくなかで、緒方貞子さんら先達のみなさんは、その支えになる哲学を持っていらっしゃると感じました。それは何だろうと考えたとき、幼いころから接してきた“弱きを助ける”というキリスト教的な精神をはじめ、自己研鑽や誇りある生活ぶりなどに強く惹かれている自分に気づいたのです。ちょうどハーバード大学の図書館にも入り浸っていたころで、多くの騎士に関する書籍と出合い、原書から日本のマンガまでほぼすべて読み尽くしました。騎士道って……素敵なんですよね。ストイックで、人のために役立つことをする。その価値観がしっくりきて、さらに調べていたら、この現代にいまだ騎士団が存在していることを知ったのです。活動はやはりヨーロッパがメインなのかと考えていたところ、そのタイミングでなんとウィーンへ行くことに。これぞ“神のご計画”と思いました」そして国連職員として働き始めて1年ほどしたとき、ランチの席で、同僚職員から突然、こんな問いかけをされたのだった。「マルタ騎士団に興味ありますか?」武田さんの返事は、もちろん「イエス」だった。■忘れられなかった「教育の不公平が許せない」という思い「さっそく数週間後、現地の騎士とのランチが設定されました。大衆車に乗り、フリース姿で現れたおじさんを見て、最初は正直この人が騎士なのか?と思ってしまいました。これまでにしてきた支援活動などについて会話をし、帰宅後にいただいた名刺をネット検索したら、7世紀も続く由緒ある名家の侯爵閣下でした。彼ら本物の貴族はふだんの生活は実に質素なのですね。その後も、5~6人の貴族から次々と自宅に招かれて会食をしました。振り返ってみると、すべてが私への入団テストだったのです」武田さんがスカウトされたのは、バングラデシュでの青年海外協力隊での活動や、騎士道に関する本の翻訳などが評価されたからだった。やがて“面接試験”をクリアした武田さんは、すべての騎士候補に課せられる「修練期間」を迎える。12カ月にわたり、祈禱会に参加したり、慈善活動に従事したりする、いわば現場審査。そして現場での活動に選んだのは、いかにも武田さんらしい分野だった。「中高時代の経験もあってすぐに頭に浮かんだのが、教育の不公平が許せないということでした。特に騎士団の支部もある香港ではコロナ禍のなかのリモート授業が行われているのに、スマホさえ用意できない子供がおり、そこにこそ騎士団は介入すべきだと思ったのです」彼は本部にかけあい、ノートパソコン20台を貧困家庭の生徒に無償貸与した。「しかし大事なのはモノの貸与で終わらせないこと。それで7歳から中学生までを対象に週末に無償でリモート授業を行いました」教育の平等へのこだわりの背景には、「病者と貧者に貢献」するという騎士団の基本理念とともに、武田さんがギフテッドとして育った過去もあった。一般に、彼らは高IQであるがゆえに繊細で感じやすいという。「ずっと生きづらさを抱えてきました。一時は病院にかかるべきではないかと考えたほどです。小学5年生の自由研究で、二足歩行ロボットを自作して、うれしくて先生に見せたら、『小学生が1人で作れるわけがない』と、完全否定されてしまい、深く傷つきました。そういった話をすると生意気と批判されるでしょうが、私が言いたいのは、“落ちこぼれ”と同じように、“浮きこぼれ”もあるのだということです。ですから貧しい子はもちろん、学校や社会で浮いてしまいがちな子とも、どんな悩みにも真剣に平等に向き合おうと思うんです」’22年3月、武田さんの騎士への叙任が認められた。ちなみに必要な条件は、慈善活動に尽力していること、カトリック教徒であること、2人以上の騎士の推薦。「貴族のイメージが強い騎士ですが、現在は職業や国籍もさまざまで、約3割が女性です。騎士団も時代と共に変わっているのです。なんといっても、日本人の“一般人”の私が選ばれたのですから」同じく5月に現職の九州大准教授となり、翌6月、オーストラリアの大聖堂での叙任式に臨んだ。「ローブを身にまとった瞬間……、実に多くの人たちに支えられてきましたから、深く安堵するとともに、騎士団唯一の日本人としての矜持ある生活をすることを心に誓いました」叙任式には、妻の美都里さんも同席した。「大聖堂での式典は、みなさんが正装なさっていて、独特な歌も流れて実に荘厳なものでした。本当にこんな世界があったのだと驚き、感動しました。私自身は、騎士となった彼の奥さんとして、これまで同様に話に耳を傾けたり、疲れているならば安心して眠れるようにしたりなど、そんなふだんどおりの家庭を保つことを心がけねばとあらためて思いました」ギフテッドの苦悩を乗り越え、“主の恩寵の騎士”となった武田さん。強い覚悟とともに始まったナイトとしての生活、そして美都里さんの存在は、まさに神からのギフト(恩寵)なのだ。■ウクライナ戦争でもマルタ騎士団は活動中。「私も戦争や貧困、飢餓をなくすため貢献を」「日本では、騎士という存在が陰謀論にからめて語られたりと、怪しいイメージを持たれているようにも感じます。それはわれわれがきちんとした情報を発信していないことも一因ではないかとも思うので、今後は私も前に出て、真の騎士の姿について話していきたいと思っています」今年6月に『マルタ騎士団知られざる領土なき独立国』(中央公論新社)を出版した理由の一つについてこう語った武田さん。1年ほど前からは地元テレビ局の情報番組『バリはやッ!ZIP!』(FBS福岡放送)で水曜日のコメンテーターを務めている。「放送が早朝5時台からなので、水曜日は2時半起きでテレビ局に向かいます。眠いですが(笑)、未知の世界を楽しんでいます」さらに、彼らしい新たな取り組みも動きだした。「福岡の私立高校でアカデミックアドバイザーを務めています。学生が1人で悩まずに、本人のチョイスを実現するにはどうしたらいいかを共に考えていきたいです。また世界に目を向ければ、まだまだ病者や貧者の問題は根深いものがあります。ロシア・ウクライナ戦争でもマルタ騎士団は、ボランティア活動や物資支援を行っています。私も、これからも騎士として技術者として、戦争や貧困、飢餓をなくすための貢献をしていきたいと思います」写真撮影のとき、スーツと騎士の祭服しか入っていないクローゼットも見せてもらった。ダメ元で寝間着用のスーツを着た姿をリクエストすると、「わかりました。少しでもみなさんに騎士の私について興味を持ってもらえるのなら、いっそベッドに入っている姿のほうがいいですよね……。誰もが不思議がるのですが、私にはこのヨレヨレのスーツがいちばんラクなのです」そう言って、照れながらもスーツ姿のままベッドに横たわってくれたのだった。やさしさは、きっと強さに通じる。騎士・武田秀太郎さんの冒険は始まったばかりだーー。
2023年09月10日“転生したら魔法使いに”“転生したら騎士に”……、そんな「異世界転生モノ」があふれる現代の日本で本物の騎士になった武田秀太郎さん(34)。武田さんはIQ160のいわゆる“ギフテッド”。不公平な世界に憤りを抱いていた天才少年が、予備自衛官、青年海外協力隊員、国連職員などを経て、ついには1千年の歴史を誇る「マルタ騎士団」のメンバーに!そこには“神の恩寵”としか言いようがない、数奇な物語があったーー。「窓の外に広がる大自然を初めて見た瞬間に感動して、この景色を室内にも取り込みたいと思い、イケアで観葉植物から床材まで買い求めて自ら研究室をコーディネートしました」福岡市内の広大な丘陵地帯にある九州大学都市研究センター。10階の研究室から窓の外を眺めながら、こだわりのインテリアについて説明してくれたのは准教授の武田秀太郎さん。武田さんはここを拠点に、核融合工学や自ら立ち上げた「計量サステナビリティ学」などに取り組んでいる。サステナビリティ(持続可能性)をデータで捉える最先端の学問なのだという。複雑な数式がびっしり書き込まれたホワイトボードの前で名刺交換をしていると、部屋の隅からガタゴトという音が聞こえてきた。研究室の女性秘書が、給水機の重い水タンクの入れ替えに手こずっている様子。すると、「私がやりましょう」、そう言うや、さっと給水機まで歩み寄った武田さんが作業をすみやかに終わらせたのだった。「武田先生は、いつも、おやさしいんです」、秘書がそう言えば、武田さん、「いえいえ、当たり前のことをしただけです……そうそう、こちらの名刺もお渡ししましょうね」准教授の名刺に続いて新たに差し出された名刺には、《KNIGHT OF MAGISTRAL GRACE》とある。「主の恩寵の騎士」という意味だが、武田さんは、現在の日本でただ一人の騎士(ナイト)なのだ。彼がマルタ騎士団から騎士に叙任されたのは昨年6月のこと。東郷平八郎の副官を務めた旧帝国海軍軍人・山本信次郎以来、実に約90年ぶりの日本人の叙任だった。マルタ騎士団の正式名称は「エルサレム、ロードス及びマルタにおける聖ヨハネ主権軍事病院騎士修道会」。11世紀にエルサレムで巡礼者に宿泊と医療で奉仕するために建設された病院が起源。「病者と貧者」に献身をすることで主に近づいていく……という教えをもとに活動を続けていくなか、十字軍運動の影響を受けて、戦闘にも参加するようになった。当時いくつもの騎士団が誕生したが、現存するのはマルタ騎士団のみ。1千年という歳月を経てもその献身の精神は健在で、現在は世界中で医療支援や食料配布といった人道活動を行っている。日本でも’11年3月の東日本大震災の際に、岩手県の児童養護施設などが支援を受けていた。ローマの本部を中心におよそ1万3千500人の騎士が所属し、独自の政府や憲法を持つ、“領土なき国家”である。武田さんは京都大学やハーバード大学大学院を経て、国連職員も務めたという経歴の持ち主で、起業家としての顔も持つ。またIQ160で過去にはギフテッド(生まれつき突出した知的能力や芸術的な才能を持っている人)としてテレビ出演もあった。驚くようなプロフィールだが、武田さんは常に穏やかで、“やさしい学校の先生”という印象だった。記者たちが都市研究センターに到着したときも、「迷子になるといけないので」と、気温35度の猛暑のなか、スーツ姿で汗をかきながら、数百メートル離れた駐車場までわざわざ出迎えてくれていた。そんな武田さんが、どうして騎士になったのか?取材はその生い立ちを聞くところから始まった。■「税金で勉強しているのに、社会貢献できていない……」、京都大学で生まれた葛藤「父が技術畑の人間で、全国を転々としたものですから、私も埼玉県の幼稚園に通い、小中高時代は名古屋市で過ごしました」’89年5月6日、三重県で生まれた武田さん。情報工学者で名古屋大学の副総長を務める父親(62)、専業主婦の母親(60)と8つ年下の弟という4人家族で育った。「自分の将来をテーマにした小学1年生のときの作文で『発明家になりたい』と書いていますから、技術者への道を自然に受け入れていました。これは間違いなく父の影響です。実は、わが家は祖父、曽祖父も技術者で、『われわれ技術者や科学者の研究は世の中のために役立つものでなければならない』という教えが、いわば家訓のように受け継がれていました」いっぽうで母親からの影響も大きかったと話す。「母はいつも、障害者支援などの福祉について、熱心に話して聞かせてくれました。ですから幼稚園でキリスト教の隣人愛という言葉を知ると、幼いながらボランティア活動にも参加しましたし、自分の意思で教会にも通うようになり、洗礼も受けたのです」東海中学校・高等学校では、活動はより精力的になっていた。「私立の学校でしたから、学費を払えずに退学する仲間が出てくるわけです。経済的な理由で学ぶことを中断される不公平に私は強い憤りを感じ、『教育に平等を』をスローガンに掲げて運動を始めました。放課後や休日には生徒たちをデモに誘ったり……。学校内では浮いていた、というか浮き倒していたと思います(笑)。中高一貫校でしたが、そんな生活ぶりでしたから当然、成績は下から数えたほうが早かった。進路相談で担任に『第一志望は京大』と言ったら、鼻で笑われました」生活を勉強中心に切り替えてから1年後、見事に京都大学工学部に合格。ところが武田さんは入学直後から、ある葛藤を抱えるようになる。「国立大で1人数百万円の税金を使わせてもらって勉強しているのに、いまの自分は何の社会貢献もできていない、と。悶々としながら過ごしていた大学3年生の3月、東日本大震災が起きたのです。かつての仲間たちはすぐに被災地入りしたと聞いて、自分は何をやっているのだと、居ても立ってもいられなかった。気がついたら、休学届を出していました」直後に陸上自衛隊予備自衛官として任官を果たした。「新たに軍事英語も勉強して、被災地で活動する米軍の支援などを担当し、予備自衛官として2年間働きました」大学に復学すると、今度は青年海外協力隊員としてバングラデシュなどへ赴き、現地の人たちといっしょに農村でインフラ整備のための基礎作りを行った。そうした生活のなかで、進むべき道がおのずと開けていく。「エネルギー問題を解決すること、常に社会との関わりを持って生活・研究をしていくこと、という2つの大きなテーマがより鮮明になってきました」そして京都大学大学院エネルギー科学研究科に合格、続いて同科では史上初で博士号を1年の飛び級で取得、さらにハーバード大学大学院でサステナビリティ学の修士号を得るなど、国際的にも注目される研究者となっていくーー。【後編】日本人唯一のマルタ騎士・武田秀太郎さんIQ160の天才が抱えてきた“生きづらさ”へ続く
2023年09月10日「もうそういう人あんまりいない」22歳の年の差がある武田真治さんと静まなみさんは2020年に結婚、今年6月に第一子の女の子が誕生したばかりです。夫婦の年の差についてきかれると、武田さんは「妻がどう思っているのかわからないですけど、僕は感じてないんですよね」と言いつつ「妻が感じさせないようにしてくれるのかな……」とやや自信がない様子です。すると静さんの本音が炸裂。武田さんのファッションについて静さんは、「苦手です。ピチピチしたTシャツとぴっちりタンクトップ。ちょっともう、そういう人、あんまりいないじゃないですか」とバッサリ。「50歳になってパパになったので、少し落ち着いた服装になったらうれしいなって」と、率直な気持ちを明かしました。武田さんはバイクに乗ることもあって、服に空気が入らないようピタッとしたTシャツを好みますが、静さんが勧めてくるのは、ポロシャツをパンツにシャツインするようなファッション。しかしこれに武田さんは不満があるようで、「ズボンにシャツインしたら、(裾が)ちょっとしたことでも出てくるじゃない。それで結局出すじゃない。でも『入れろ入れろ』って言うんですよね」。年齢差というよりもファッションの好みの違いは、なかなか埋めにくいかもしれません。また、静さんはお店でタッチパネルを使って注文する際にも「歳の差ギャップ」を感じるそう。「タッチパネルって充電されてるじゃないですか。そこから取り外して自分のところで操作したらいいのに、取り外せることをわかってないから、あわあわして『届かない』みたいな。頑張ってくれているんですけど、空回りしちゃっている感じ」そう言われた武田さんは、「そのときそんなふうには言ってなかったけど、妻は、そういう冷ややかな目線があるんですね」とかなりショックを受けたよう。そんな年上夫への静さんの一番の心配事は健康面。具だくさんの味噌汁を作ってくれる妻に感謝しつつも、武田さんは「味噌汁ってね、ほとんど具がなくてさらさら、汁多めが好き」と言い、多いときで年間200個ほど食べていたこともあるほどチーズバーガーが大好きだとも……いくら若々しく見えても、確かにその食生活は心配かも。静さんは「肉ばかり食べたがるんですけど、野菜とかはバランス良く食べてほしいので、バランスの良い食事を作ってます」と、夫が健康を維持できるよう食生活を工夫していると明かしていました。
2023年09月06日俳優の野村周平が出演する、VANSの新WEB CM「バイク」編と「KNU SKOOL」編が、1日から公開される。新WEB CMでは、キャンペーンキャラクターに選ばれた野村が実際に愛用している自前のバイクで登場。野村のスタイルと同ブランドの世界観を押し出した、ストリート感あふれるCMになっている。■野村周平インタビュー――今回、初のVANS JAPANのキャンペーンに登場した感想を教えてください。(演出について)好きなバイクで登場していいの? と聞いたら「大丈夫です」って答えてくれて、すごく気持ちいい会社だなと思いました(笑)。――VANSというブランドにどのようなイメージをもっていますか?「硬派な男」って感じ。自分含むバイカーとかハーレー乗りもよく履いてるし、「夏」とか「カリフォルニア」ってイメージもあります。――自身のスタイルについて教えてください。とにかく「かっこいい」を優先で生きてるかな。かっこよくないとテンションが上がらない。バイクでも、「このパーツとバッテリーを付けたら簡単にエンジンがかかる」と言われても、「やっぱりもうちょっと男気あるパーツ付けたいな」とか、とりあえずかっこいいものを探している「かっこいい」が最優先の人生ですね。――自分のスタイルを貫くうえで大事にしていることは?プライドが高いのがかっこいいとは思っていない。くだけたりアホみたいなこともできる人でいたい。プライドを捨ててるけど本当は捨てていないみたいなテンションを保ってます。――特にお気に入りのVANSのモデルはなんですか?ERA、OLD SKOOL、SK8-HI、SLIP ON……大体好き。ほぼ全部(笑)。ストリート系スポーツをやっている人は絶対通るブランド。BMXをやっていた時はVANSしか履かなかった。VANS党だね。――普段、VANSの靴をどのように自分のスタイルに取り入れていますか?バイクに乗る時は足首を守りたいからSK8-HI、スケボーをする時は足首を動かしたいからOLD SKOOL、普段履きはSLIP ON。でもVANSはどこでも履けるしなんでも合うと思う。――野村さんにとっての「自分らしさ」とは?僕にとっての“ジブンらしさ”とは、とことん突き詰めること。バイク1つにしても「エンジンを自分で組みました」ってなったら、そこから更に「この年代のバイクを乗っている人たちのスタイルってどんなだろう?」とかまで突き詰めはじめたり。自分の生き方的には、ずっと何かを突き詰めているんでしょうね。かっこいいものをずっと追い続けているし、死ぬまでずっとなにかかっこいいことをやっていれたらなと思ってます。
2023年06月01日住んでいた場所は違っても、年齢が近ければ「そうそう!わかる」って盛り上がれるのが、青春時代、夢中になった歌手の話。各界で活躍する同世代の女性と一緒に、“あのころ”を振り返ってみましょうーー。「ホリプロタレントスカウトキャラバンの審査員特別賞をいただいたことで、高校入学を機に単身上京。すぐに仕事が忙しくなったので、たまに友達とカラオケに行ったのは大事な思い出。あゆ(浜崎あゆみ)の曲は取り合いでした。ホームシックにかかったり、自信をなくして落ち込んだり、元気が欲しいとき、あゆの曲がいつもそばにありました」そう’90年代を振り返るのは、タレントの新山千春さん(42)。幼いころから、ドラマと歌番組が大好きなテレビっ子だったという。「2つ上の兄がいて、小学生のころから一緒にドラマを見たりしていました。いちばん覚えているのが、5年生のときに見た『101回目のプロポーズ』(’91年・フジテレビ系)。幼な心に“このドラマは絶対ヒットする”っていう予感がしたので、VHSのビデオデッキで全部録画しておいたんです。まだ実家にビデオテープがあるはず」ドラマを何度も見て、セリフを書いて覚えたりもしていた。「浅野温子さんの役名、矢吹薫もメモっていました(笑)。ドラマの中でショパンの『別れの曲』を弾く場面があるのですが、実はとても難しい曲。ピアノ教本の難易度表でも最も難しいFランクだったと思います。当時の私はまだ初心者レベルだったので、とにかくたくさん練習しました。そのおかげで、今でも弾けるんです。浅野温子さんが髪の毛をかき上げて、コーヒーカップについたリップを指で拭う姿には見入ってしまいました。そのころから“いつかドラマに関わる人になりたい”という思いが募るように」禁断の恋を描いて話題となった野島伸司脚本のドラマも記憶に残っているという。「『高校教師』(’93年・TBS系)の桜井幸子さんは、透明感があるんだけど、どこか儚げな女子高生を演じていて、心に残っています。森田童子さんが歌う主題歌『ぼくたちの失敗』(’76年)も印象的。私にとってひと世代前の曲でしたが、今のZ世代のコが’90年代の曲を聴くような感覚なのかもしれません。名曲は、いつ聴いても心に響くものですよね」中学生になって入部したソフトボール部は、県大会に出場するほどの強豪だった。「放課後も遅くまで練習。千本ノックや滑り込みをしているので、いつも傷だらけ。練習中は水を飲むこともできない時代、いつも帰宅するころにはくたくた。テレビに癒してもらっていました」■心に響いた“あゆ”の寄り添ってくれる歌詞’95年、中学3年生のときにホリプロタレントスカウトキャラバンに出場したのもテレビがきっかけ。「『南くんの恋人』(’94年・テレビ朝日系)に出ていた武田真治さんの大ファンでした。今でこそ筋トレでムキムキというイメージですが、当時は女性的な面もあって。それなのにすごく鋭い目つきだから、雑誌の写真を見ているだけで引き込まれていました。いまは“さん”づけですが、当時は“武田真治に会いたい!”という思いで、同じ事務所のオーディションを受けたんです(笑)」地区予選を勝ち抜き、本選に駒を進めたところで、憧れの武田真治と対面できた。「本選では一人ひとつの質問ができたのですが、ほかの出場者が演技にまつわる質問などをしているのに、私はファンとして心残りなく青森に帰りたかったので『目を見て千春ちゃんって言ってください』とリクエスト。夢がかなって号泣しちゃったんです。そのあと、社長に呼ばれて『ファンの集いじゃないんだぞ』と怒られてしまいましたが(笑)」グランプリは逃したものの、新山さんは審査員特別賞を獲得しホリプロに所属。高校進学を機に上京した。「最初は友達もいないし、標準語も話せない。毎日、『青森のお刺身はおいしかった』『津軽弁を思いっきりしゃべりたい』と思っていました。撮影現場でも怒られてばかり。そのつど、すいませんと謝るのですが、『ここは元気なシーンなんだから謝るな』って、また怒られたこともありました」故郷を離れ、慣れない環境で、次々に来る仕事をするのに精いっぱい。大きな渦にのみ込まれそうになっていた時期に聴き込んでいたのが、浜崎あゆみの曲だった。「高校生のときにファーストシングル『poker face』(’98年)を聴いてから、ずっと新曲をチェックしていました」なかでも『A Song for xx』(’99年)は忘れられない曲。「自分の居場所がわからず不安を抱いている人に、“一人じゃないよ”と寄り添ってくれるような曲。青森から出てきて間もなく、自分の感情を出せる友達が少なく、仕事でも怒られてばかりと自信を失っていたから、心に響いたのだと思います。“いつか、こんなふうに同性から支持される人になりたい”という目標もできました」ライブにも足を運んだという。「曲も感動的ですが、衣装の華やかさが本当にすごくて。ネイル、靴、アイラインの引き方まで、すべてが完璧でかわいい。ファッションも全身プラダとか全身ミュウミュウとか。身につけるものは次々に流行アイテムになっていきました。私も、『SEASONS』(’00年)のジャケットでかぶっていた帽子を買ったりしていました」失恋したときには『teddy bear』(’00年)、気持ちを上げたいときには『Boys&Girls』(’99年)を聴いた。「『Boys&Girls』はモノマネ番組に出演したときに歌ったほど好きな曲。青春時代に聴いたあゆの曲を、いまでもカラオケで歌い続けています」【PROFILE】新山千春’81年、青森県生まれ。ホリプロタレントスカウトキャラバンを機に芸能界入りし、’96年の映画『お日柄もよくご愁傷さま』でデビュー。多くのドラマ、バラエティ番組に出演する。青森市観光大使を務めたり、YouTubeチャンネルを開設するなど、マルチに活躍している
2023年05月21日2023年2月15日、俳優の武田真治さんが、妻でモデルの静まなみさんが第1子を妊娠したことを発表しました。同日、自身のInstagramで嬉しい報告をした武田さん。「新たに家族を迎えられることを、夫婦共々喜んでおります」と、父親になる嬉しさをあらわにしました。私事ではございますが、この度 妻 まなみのお腹の中に新しい命を授かることができました。新たに家族を迎えられることを夫婦共々喜んでおります。日頃から応援してくださっている皆様、仕事関係でご理解ご協力をいただいている皆様に心より感謝申し上げます。大切な時期ですので、あたたかく見守っていただけましたら幸いです。今後とも宜しくお願い申し上げます。shinji.takedaーより引用 この投稿をInstagramで見る 武田 真治(@shinji.takeda)がシェアした投稿 2020年7月に、結婚を発表した武田さんと、まなみさん。22歳差の『超年の差婚』として話題を呼びました。今回の発表に、ファンからはもちろん、同じ芸能界の仲間からも「おめでとうございます」と祝福の声が寄せられています。なお、武田さんは2023年2月時点で50歳。同年12月には、51歳の誕生日を迎えます。肉体美と、年齢を感じさせない若々しさが印象的な武田さんですので、父親となってからもさらに輝きが増しそうです。武田さん、まなみさん、おめでとうございます![文・構成/grape編集部]
2023年02月15日「武田さんの妻・静さんが妊娠5カ月で、今年の夏に出産予定だと聞いています。武田さんは病院への健診にも付き添っています。以前、結婚する前に出演したテレビ番組で、『子供が懐いてくれるのか不安…』と語っていた武田さんですが、50歳でパパになる日を心待ちにしています」(夫妻の知人)3月4日から放送が始まる連ドラ『自由な女神 ―バックステージ・イン・ニューヨーク―』(東海テレビ・フジテレビ系)に、伝説のドラァグクイーン役で出演する武田真治(50)。『みんなの筋肉体操』(NHK)で再ブレイクした武田は’20年7月に22歳年下で歯科衛生士の資格を持つモデル・静まなみ(28)と結婚し、《明るく健やかな家庭を築きながら、お互いより一層精進してまいります》とコメントしていた。もともと武田はレギュラー出演していた『めちゃ×2イケてるッ!』(フジテレビ系)で’16年12月、静との交際を宣言していた。当時、馴れ初めについてこう語っていた。「知り合いに歯医者さんがいて、食事に連れていってもらったときに紹介していただいた歯科衛生士さんです。国家試験を通って歯科衛生士さんをしている、ちゃんとした方なので好きになりました」結婚発表の3カ月前、本誌は初となる2ショットを報じている。都内のスーパーで2人は買い物を終えると、エコバッグ代わりの大きな紙袋の持ち手を片方ずつ持っていた。2人の白い歯からこぼれる笑顔が、なんとも仲睦まじい姿だった。「武田さんは、同じ事務所の大先輩の市村正親さんを尊敬しています。74歳にして日々、舞台に立つ姿に強い憧れを抱いているそうです。市村さんへ新年の挨拶のLINEを送ったら、『あけおめ!』とスノーモービルに跨った画像が送られてきたそうで『僕も見習わないと。できれば85歳まで働きたい!』と話していました。生まれてくるお子さんのためにも“まだまだ頑張らないと”という気持ちなのでしょう」(前出・夫婦の知人)’22年12月にWEBマガジン『omoshii』のインタビューで、《家庭を持ったことで僕の芝居に何か変化が現れたらいいなと思っています》と語っていた武田。パパになった武田の演技が楽しみだ。
2023年02月15日野村萬斎の長男であり弟子でもある狂言師・野村裕基。三代目藤間紫として日本舞踊紫派藤間流の家元を勤めながら、阿佐ヶ谷スパイダースにも所属し、映像作品でも活躍する藤間爽子。伝統芸能の次世代を担うふたりが、『ハムレット』でハムレットとオフィーリアに挑む。演出を手掛けるのは、ハムレットの亡き父王役とハムレットの敵である叔父王役で出演もする萬斎。古典を知る面々が作るからこそ、これまでにない『ハムレット』が生まれそうな予感がする。人間として、古典作品とは大きくつながれる──今回初めて共演されるおふたりですが、お互いにどんな印象をお持ちになりましたか。野村裕基(以下裕基)僕はこれまでもテレビドラマなどで拝見していて、不思議な魅力がある方だなと思っていました。初めてお会いしたビジュアル撮影でも、稽古が始まってからも印象は変わらず。オフィーリアという役は悲劇的な女性像なので、そのちょっとミステリアスな魅力が役にマッチしていくんだろうなと思いながらご一緒しています。藤間爽子(以下爽子)私自身はわかりやすい性格で、ミステリアスからは程遠いんですけれど(笑)。裕基さんは、ビジュアル撮影のときはまだしっかりお話できなかったのですが、それこそビジュアルの面で、背が高くてスラッとしていてなんてスタイルがいいんだろうという印象が大きかったです。今はお稽古をしていく中で、ひとりで真面目にしっかり向き合っていらっしゃる姿が、孤独なハムレットと重なるなと思いながら見ております。──そもそもシェイクスピア作品についてはどう思われていましたか。裕基興味本位で『オセロー』や『タイタス・アンドロニカス』の戯曲をパラパラと読んだことはありました。『タイタス~』はとても残酷なお話なので、こんなグロテスクなことを考えながらロマンス劇や喜劇も書けるなんて、思考が人間離れしているなと思いました(笑)。文学性の高い言葉で、その偉大さを改めて痛感してもいます。『ハムレット』でも、ハムレットが頭の中で考えていることを膨大な言葉で、さまざまな表現で描いているんですよね。それだけ表現のしがいがある戯曲だなと思います。爽子私は、子どもの頃に祖母(初代藤間紫)が出演していた『マクベス』を観たことがありました。あとは『ロミオとジュリエット』を観に行ったくらいで、戯曲を読んだことはなかったのですが、『ハムレット』で触れてみると、「こんな言葉で表すの!?」と思うような理解し難い表現もあったりして、裕基さんがおっしゃったように、天才であり変人だったんだろうなと思います(笑)。古典作品ということで、今の時代の私たちにはわかりにくい部分もありますし、私自身が日本舞踊をやっているからこそ、古典への怖さもありました。でも、皆さんと戯曲を読んで理解しながら進んでいくにつれて面白さも感じられて。演じる側はもちろん、観る側としても、「この感覚わからないわ」ではなく、想像を膨らませば、その中に今の私たちが共感し得るものが散りばめられているんだなと思いました。共感するものがあるから、現代まで残っているのだと思いますし。悲しみや喜びとか、好きという気持ちとか、人間として、作られた時代に関係なく、古典作品とも大きくつながれるような気がします。“家”を背負うふたりだからこそ理解できるハムレットの境遇──では、それぞれの役について、共感できるところや魅力などを聞かせてください。裕基ハムレットはとにかくひとりでペラペラとよくしゃべる人なんです(笑)。だから、セリフを覚えることがまず大変なんですが、河合(祥一郎)先生の翻訳に、演出をする父(野村萬斎)も多少関与しているところもあり、河合先生ご自身も日本の古典への理解もおありなので、そんなに覚えにくい言葉ではないなと感じています。また、ハムレットが「最大の敵は自分だ」と言って、己と闘っているところは、普段、狂言と向き合っている中で、そして今回ハムレットを演じるにあたって、僕自身が感じているものと重なる部分があります。ハムレットが己とどう向き合いどう考えていたのか、かつ、シェイクスピアが何を考えてハムレット像を作っていたのかということを考えながら、気が遠くなりそうな作業ではありますが(笑)、稽古していくつもりです。爽子裕基さんと私は“家”を背負っているという立場があって、そういう独特な世界で生きているという意味では、ふたりとも、王家に生まれたハムレットに共感できる部分があるんじゃないかなと思っていて。例えば、一番近しく思っている人物が一番の敵かもしれないと思うような、普通の人にはあまりない感覚も、私たちなら理解できたり。ハムレットが友だちを最も信頼するのは、私たちならお弟子さんが心の置きどころになるようなことなのかなと思ったり。だから、ハムレットの裕基さんを見ていると、背負わなきゃいけない部分や葛藤が、本当に重なっているなと思います。オフィーリアもやっぱり、父から言われたことに従うという意味で、まさしく家を背負っていますけど、ただ、彼女は本当に純真で真っ直ぐな、ハムレットを好きだという思いだけで動いていく。とても美しいし、最後に狂って社会から開放されたオフィーリアが真実を語るところは、観る方もすごく心打たれるよう演じたいと思います。──おっしゃったようにおふたりは、狂言と日本舞踊という伝統芸能の世界におられます。そんなおふたりだから、シェイクスピアという古典作品へ近づく術みたいなものもお持ちではないかと想像しますがいかがでしょうか。裕基日本とイギリスと国が違うだけで同じ古典なので、古典芸能と通じることも多いのかなと思います。父がシェイクスピア作品をもとにした狂言を作っていて、僕自身も、一昨年初めて、『ウィンザーの陽気な女房たち』が原作の『法螺侍(ほらざむらい)』に出演しました。そこで、シェイクスピアの喜劇は狂言になり得るんだと実感しましたし。父もこれまでにハムレットを2度演じていますので、きっと、狂言で培ったスキルを利用することもできるのかと思っています。爽子私自身は、萬斎さんが演出をされる座組で、私をオフィーリアに選んでくださったのは、やはり日本舞踊をやっているということもあるのではないかと思うので、どこかでそれを生かすことができないかなと探りながら、今、稽古をしています。あと、最初の本読みの段階で、萬斎さんが「言葉が主役です」とおっしゃって。この膨大なセリフを感情だけで言うとお客様が理解できなくなってしまう、理解できるように伝えるにはやはり型が必要なので、一度感情は置いておいてどの言葉を立てるべきかというところからやりましょう、とお話されていたんです。日本舞踊も、型から入って後から感情や個性を出していくやり方なので、私はすんなり入っていけました。裕基ただ、型から入れるのは強みではあるんですけど、同時に弱点にもなりかねないとも思っています。やはり、狂言の技法だけを駆使していると、他の方々のお芝居とマッチしない部分も出てくるのではないかと思うんです。言葉を際立たせるのはすごく大事ですけれど、そればかり意識していると感情が乗らなくて、昨年の「戯曲リーディング『ハムレット』より」のときにも父から指導されたので(笑)。今回は、狂言師というよりひとりの俳優として向き合って、どう感情を表現していけるかが課題です。爽子そもそも、親子で共演するって、あまりないことですよね。不思議です。どんな感じなんですか。裕基普段の狂言の稽古よりもかなり優しいです(笑)。やはり狂言は代々受け継がれてきた決まりごとがありますから、そのレールから外れるのは許されないですけど、今回は自分で考えたものを自由にやっていいので。もちろん、その中にも狂言の技術を生かしてほしいと思っているから、父も僕をハムレットにしているのでしょうし、何がいいのかは、まだまだこれから探っていかなければいけないなと思っています。爽子でも、私にとっての今回の目玉は、やはりこの親子共演で、皆さんにもそこに注目していただけるんじゃないかと思います。有名なあのセリフに込められているもの──『ハムレット』の中には、「生きるべきか、死ぬべきか」という有名なセリフがあります。萬斎さんは、観る人がそれを自分に引き寄せて、人間はどう存在すべきか、どう生きるべきかと考えられるような芝居にしていきたいとコメントされていました。おふたりはこのセリフにどんなことを思われますか。裕基本読みでもそのセリフについてはいろいろ話し合いました。きっと、生きるか死ぬかだけではなくいろんな意味が含まれているのだと思います。父親の仇を殺すのか殺さないのか。オフィーリアに「尼寺へ行け」と言う台詞に関して言うと、彼女を救うのか救わないのか。そして、戦争やコロナがある今の混沌とした世の中に対して、この物語は昔のデンマークの話というだけではないんだという意味で、「to be, or not to be」と、問いかけているような気もします。爽子やるのかやらないのか、右へ行くのか左へ行くのか、人生は全部選択であって、自分で選んで道を切り開いていくんだということを意味しているのかなと、今は思っています。合っているかどうかはわからないですけれど。裕基分岐点に立って考える、葛藤する、そんなセリフのような気がしますよね。さらにハムレットは、「なるようになれ」と思うんです。それは、自暴自棄と解釈することもできるけれども、どうなってもいいから進もうという決意にも捉えられる。爽子本当にこの先何がどうなるかわからないですもんね。だから、そういう言葉がズキッときたりします。裕基世の中を風刺しているようなセリフがゴロゴロあるので、観ている皆さんもきっとゾクッとしてもらえると思います。取材・文:大内弓子撮影:塚田史香スタイリスト=(野村裕基)中川原寛 /(藤間爽子)和田ミリヘアメイク=共に、川口博史衣裳=(藤間爽子)トップス¥75,900・スカート¥104,500(AKIKOAOKI)・イヤリング¥15,400(Jouete)問い合わせ先AKIKOAOKI<作品情報>『ハムレット』2023年3月6日(月)~2023年3月19日(日)会場:東京・世田谷パブリックシアター東京・江戸川区総合文化センター 大ホール公演、大阪・枚方市総合文化芸術センター 関西医大 大ホール公演ありチケット情報:ぴあアプリでは野村裕基さん、藤間爽子さんのアプリ限定カットをご覧いただけます。ぴあアプリを ダウンロード(dpia-app://contentAll?contentId=26fd672c-5dd5-477b-b989-76ce8d72f9ff&contentTypeId=2) すると、この記事内に掲載されています。
2023年02月14日1990年にNHKに入局し、情報番組『ニュース7』や『クローズアップ現代+』などでキャスターを務め、同局の顔として活躍してきた、武田真一アナウンサー。2023年3月までに同局を退局することが報道されています。また、サンケイスポーツは、「同年4月から放送が始まる朝の情報番組『DayDay.』(日本テレビ系)のMCを、武田アナウンサーが務める説が濃厚」と報じました。NHKを本年度内にも退局し、フリーアナウンサーに転身する武田真一アナウンサー(55)が、4月スタートの日本テレビ系朝の新情報番組「DayDay.」(月~金曜前9・0)でMCを務めることが濃厚になったことが31日、分かった。サンケイスポーツーより引用『DayDay.』は、同年3月に終了する情報番組『スッキリ』(テレビ朝日系)の放送枠を受け継ぐ番組。『スッキリ』に『天の声』として出演していた、お笑いコンビ『南海キャンディーズ』の山里亮太さんがMCを務めると発表されており、話題になっていました。『スッキリ』後番組がついに発表山里亮太のコメントに「めっちゃ嬉しい」「期待大!」『DayDay.』のMCを務めるのは、全3名。同番組は山里さんのほか、日本テレビの黒田みゆアナウンサーの出演をすでに発表しましたが、あと1人のMCが誰かは「後日発表する」としています。このニュースに、ネットからは多くの期待の声が寄せられました。・武田さんがNHKを退局するのは知っていたけど、朝の情報番組のMCになる可能性が…!?夜の情報番組を務めるのかと思っていたのでビックリ。・おー!?武田アナと山ちゃんの掛け合いが見れるっていうこと?どんな風になるのか、楽しみだな。・どの番組に出演することになってもいいけれど、武田さんのことが大好きなので、出演する新番組の制作陣には頑張ってほしい。・本当に武田さんが『DayDay.』のMCになるの…?本当だったら、4月の放送が楽しみすぎる!一連の報道に対し、山里さんは同年1月31日に放送されたラジオ番組『赤江珠緒たまむすび』(TBSラジオ)にて、このように語っています。これはまだ分からないですよ。どうなんでしょうね。こればっかりは…私は何も知らないですから。赤江珠緒たまむすびーより引用武田アナウンサーが『DayDay.』のMCに選ばれれば、山里さんとの掛け合いや、黒田アナウンサーとどう関わっていくのかが気になるところです。『DayDay.』による、正式な発表が待ち遠しいですね。[文・構成/grape編集部]
2023年02月04日ミュージカル『スクルージ〜クリスマス・キャロル〜』の製作発表会見が21日に都内で行われ、市村正親、武田真治、相葉裕樹、実咲凜音、安崎求、愛原実花、今 陽子、今井清隆、井上尊晶が登場した。同作はチャールズ・ディケンズの小説『クリスマス・キャロル』(1843年)を原作とした1970年のミュージカル映画『クリスマス・キャロル』(原題『Scrooge』)を基にしたミュージカル。19世紀半ばのロンドンを舞台にした同作では、金貸しを営むドケチなスクルージ(市村正親)が、かつての親友の亡霊とクリスマスの精霊たちにより、過去、現在、未来の旅へと誘われ人生の結末を変えていく。製作発表では、カンパニーで「オープニング〜クリスマス・キャロル〜」「どうもありがとう」「もう一度はじめるぞ」をメドレーで披露。主演の市村は役者生活50年を迎え、「『ミス・サイゴン』はもう卒業しました。しかし、このスクルージという役は、今がちょうど脂がのっているという時期でございます」とアピールした。ミュージカル『ミス・サイゴン』の公演を行なっていた市村は17日から稽古に入り、3日間で全体を作り上げたという。武田は「2週間ほど我々だけで進めてたんですけど、『あ、やっぱり市村さんのスクルージなんだな』と思いました。ぐいぐいと我々を引っ張って行ってくれて、なんなら我々が周回遅れにされちゃうくらいのエネルギーで、あっという間に全部のシーンをあたり僕らにアドバイスをいただいたり、井上さんとアイディアを取り込んで僕らにくれたりといった感じで、本当にすごいですよ。本当にパワフルで、市村さんが現場に参加されてスクルージの季節がやってきたなと思いました」と絶賛する。相葉は「僕は今回初めて参加するんですけど、市村さんと共演するのが2015年以来。僕にもアドバイスいたきますし、全体的なディレクションも見ていて、俳優としての稽古場での居方ということもすごいので、ずっと見てしまう、見ていたくなる」と語る。実咲も「本当に市村さんがお稽古場に来られて、一瞬で全部あたられて、パワフルすぎてびっくりしてるんです」と驚いていた。演出の井上は「2幕の頭を、あえて初演のバージョンに、祈りを込めた曲に変えました」と明かし、「この曲に作品の核があると思いまして、自分だけが幸せじゃなくて、みんなが幸せじゃないとという曲」と説明する。また「このメンバーで言うと、多分相葉くんが、1人転校生で大変なんだろうなと思っているんですけど、『前がこうだったから』という理由でやっているところを気付かさせてくれる。『今、これは何時ですか?』『そういえば夜中だったね』といった素朴な疑問を相葉くんが投げてくれて、大事なことなんだなという」と振り返る。井上が「『頭いいな、この子は』と思いながら、『売れるな』と思ったら『僕、売れてます』と言われたんですけど……」とジョークを飛ばすと、相葉は「言った記憶がないです」と苦笑していた。最後に市村は「3日でやれるためには、『ミス・サイゴン』の時からずっと台本を出して、しょっちゅうセリフを言って音楽も自分でかけ、『ミス・サイゴン』の楽屋でも『スクルージ』のことを考えながらやらなかったら3日ではできないです。3日でできたらそれはもう本当すごいですよ。僕も普通の子です。やっぱり努力してこその3日です」と訴えかける。「芝居ってのはいつも思うんですけども、一つの旅をしているような感じがするんですね。今回は過去、現在、未来のクリスマスと出会うことによってスクルージに変化をもたらす旅なんです。また一つの旅が始まって、旅の中で今年はどんな気持ちが生まれるのか、楽しみにしています」と締めくくった。公演は日生劇場にて12月7日~25日。
2022年11月21日『ぴあフィルムフェスティバル in 京都』より、11月23日(水・祝) に実施される「青山真治監督特集」のトークゲストのメッセージが到着した。「青山真治監督特集」では、スクリーン上映の機会が少ない3作品を35mmフィルムで上映。『私立探偵濱マイク 名前のない森』上映後には仙頭武則プロデューサーを、『路地へ 中上健次の残したフィルム』『赤ずきん』上映後には、写真家の田村尚子を迎えトークセッションを開催する。『ぴあフィルムフェスティバル in 京都』は、そのほかコンペティション「PFFアワード2022」、清原惟監督最新作『すべての夜を思いだす』プレミア上映、ピーター・バラカンを迎える「ブラック&ブラック」企画、生誕100年を迎えたパゾリーニ監督の大特集など、様々なプログラムが実施される。<イベント情報>『私立探偵濱マイク 名前のない森』映画版ロングバージョン(2002年 / 71分)『私立探偵濱マイク 名前のない森』写真提供:読売テレビ2022年11月23日(水・祝) 14:30~トークゲスト:仙頭武則プロデューサー■仙頭武則プロデューサー メッセージ「そろそろ帰ってこないかなあ。」もう八カ月、まだ八カ月。話したいことがたくさんあるんだ。「みえないけど、居るから、、大丈夫!」と妻君・とよた真帆さんに励まされてしまう始末。そうか、荒木啓子と話していれば、来るよな、居るよな、笑って見てるかな、それとも酔っ払って寝るか。待ってる。あの京都で。『路地へ 中上健次の残したフィルム』(2001年 / 64分)『赤ずきん』(2008年 / 35分)『路地へ 中上健次の残したフィルム』(C)スローラーナー/brandish『赤ずきん』(C)Naoko Tamura2022年11月23日(水・祝) 17:30~トークゲスト:田村尚子(写真家)■田村尚子 メッセージパリ郊外・河港のあるジュヌヴィリエ。青山監督の撮影現場には、ルー・カステル、若い少女のジュディットたち。そして再び日本、東京、原宿、赤ずきん、写真展、上映、ライブ。関わったその時のこと話せたら。東京で一緒に作った展覧会をこの度、京都で新たに作ります。<イベント情報>『ぴあフィルムフェスティバル in 京都』2022年11月19日(土)~27日(日) ※21日(月) 休館会場:京都文化博物館3階フィルムシアターチケットはこちら:公式サイト:
2022年11月15日11月13日放送の『ワイドナショー』(フジテレビ系)で、コメンテーターの武田鉄矢(73)のカットイン(割り込み)が物議を醸している。番組では米中間選挙を特集し、「トランプ前大統領が圧勝できなかった理由」などを解説。意見を求められた西川貴教(52)が「動きをニュースで見ているなかでですけど、若い人たちの政治参加の意識がすごい高かったんですよ」とコメント。続けて、「日本だとホント数パーセントじゃないですか。で、そのわりに文句言ったり、SNSとかでなんかあーだこーだって政治のこと批判するわりに、誰も全然(投票に)行かない。(中略)そんな無責任な形で結局、白票を投じたりとか、意味のないことに時間を使ってしまっている」と、米国と日本での若者の選挙に対する意識に言及。さらに、「これは、言いたいことがあるんであれば、ホントにSNSとかだけじゃなくて、『じゃ自分が変えていきたい』とか言うべきだと思うし、そういったことに対して、もっともっと発言すべきだと思ったし……」と続けようとした。しかし、ここで武田が「すみません、ひとつ海の向こう(のことを)聞いていいですか?」と唐突にカットインしたのだ。MCの東野幸治(55)が「いいですよ」と言うと、武田はリモート出演していた米国在住の野沢直子(59)に向けて「直子さーん!やっぱ物価っていうのは高いの?」と質問。野沢は、以前にも武田と共演した際に同じ話をしたとして、「高いんですよー。この間出た(出演した)ときに、武田鉄矢さんと一緒だったじゃないですか。その話、すごいしましたよね?」と返答。すると武田は驚いた表情を見せ、スタジオは爆笑に包まれた。その後も「最近、ラーメン食べた?」と前回と同じ話題を繰り返し、野沢にたしなめられた武田。あまりにも不自然なカットインに、ネット上では批判の声が相次いだ。《すごい強引な遮り方。西川さんに失礼だわ》《武田さん嫌いでは無いけど、今日は最悪でした》《話を遮ってまで、聞くタイミングではないですね》《ひどいな、これ。武田鉄矢、好きだったんだけどなぁ。幻滅した》いっぽうで、《話題を変えてとカンペが出たのかもな》《スタッフから「割り込んで止めてください」って指示があったとしか思えない》と、“番組サイドの指示ではないか”といった声も上がった。Twitterでは武田の名前が一時トレンド入りし、《武田鉄矢が、また炎上してるよ》《また変なこと言ったの?》と呆れ声も。これまでも同番組内での武田の発言が物議を醸してきたからだ。「20年2月、選択的夫婦別姓制度について『女の覚悟の問題でしょうけど』と述べた上で、妻を旧姓で呼んだ際に叱られたエピソードを披露。そして、『姓を変えるというのは煩わしさも込み。その煩わしさこそが結婚の関係じゃないのかなあ』と持論を展開しましたが、“時代錯誤”とネット上で批判の声が上がりました。さらに今年6月にも、“パパ活疑惑”が報じられた吉川赳衆院議員について『この人には人生の中でムラムラが来る時がなかったんですよ。過去に』と断言。スタジオが静まり返ってしまうほどでした。その後も、『きちんと18歳の時に、18歳の女の子を相手にムラムラしていればこんなことにならないんですよ』などと説明し、共演者を困惑させていました」(テレビ誌ライター)自らの言動がたびたび炎上してしまうことを、武田はどのように受け止めているのだろうか。
2022年11月14日クリスマスの名作、ミュージカル『スクルージ〜クリスマス・キャロル〜』が12月に上演される(2022年12月7日~25日会場:日生劇場)。チャールズ・ディケンズの小説『クリスマス・キャロル』(1843年)を原作とした1970年のミュージカル映画『クリスマス・キャロル』(原題『Scrooge』)を基に、脚本・作詞・作曲は映画と同じくレスリー・ブリカッスが担当し、1992年にバーミンガムにて初演を迎えると、世界各地で上演されるようになった。19世紀半ばのロンドンを舞台にした同作では、金貸しを営むドケチなスクルージが、かつての親友の亡霊とクリスマスの精霊たちにより、過去、現在、未来の旅へと誘われ人生の結末を変えていく。主人公であるスクルージ役の市村正親は、1994年の初演以降、97年、99年、リニューアルした2013年、15年、19年と再演を重ね、今回が3年振り7度目の出演に。さらに武田真治、相葉裕樹、実咲凜音、安崎求、愛原実花、今陽子、今井清隆といった実力派が集結した。今回は、スクルージの部下で、大家族の大黒柱であるボブ・クラチット役の武田にインタビュー。2013年から同作に出演し続ける武田は、ドラマ、映画、バラエティ、そしてミュージカルと幅広く活躍し、最近では「筋肉キャラ」も話題になっている。そんな武田の言葉には、日々仕事や自分のなりたい姿に悩む社会人にも参考になる内容が詰まっていた。○■市村正親のすごさを実感――今作の原作である『クリスマス・キャロル』は作品を知らない人がほとんどいないくらいの名作ですし、武田さんは2013年から続けて『スクルージ〜クリスマス・キャロル〜』に出られることになりましたが、心境はいかがでしたか?まず市村正親さんがまたスクルージをやってくれるんだという感動と喜びがあり、そこにお供できることはとても光栄なことです。この作品はスクルージがステージに出ずっぱりで、しかもフライングもあるんです。市村さんはものすごい体力と冷静な判断力、なによりも人並外れた情熱を持たれている方で、73歳になってもまったくの衰え知らず。常にさらなる高みを目指していて、心から尊敬していますし、また近くで学ぶことができて嬉しいです。――新たなキャストも加わりまして、そこに対しての期待などはありますか?演劇者としてつまんないことを言ってしまうかもしれないけど、180年愛されてる作品って、きっと演じる上での正解がもうあるんだと思うんですよね。もちろん自分なりの個性や解釈みたいなことを入れたいだろうし、稽古の段階で存分にやってくれとは思うけど、この作品においてはきっと誰もがやるであろう正解に根を張ってやることが結局一番良いんじゃないかなと思います。自分自身が「個性のない芝居しちゃってるんじゃないか」という不安に、臆しちゃいけない。台本には、今でも全然さびれていないイギリス人らしいやり取りやジョークが書き込まれているので、素直に演じてもらえたら、と。――武田さんは8月に骨折もされていますが、もう完治しそうとのことで。本当に間に合いそうで良かったです。僕の息子の役・ティムが松葉杖をついている設定なので、父親も一緒に松葉杖をついているのもややこしくなりますし……。関節を巻き込むような骨折だと完治するまで大変らしいんですけど、そこは不幸中の幸いでした。骨折しちゃってニュースが出た時に、絶対に「筋肉に裏切られた」と言われると思ったんですよ! だから、すぐインスタ(Instagram)に「#筋肉は裏切ってない」「#カカトの端には筋肉がない」と書きました(笑)。ボディビルダーが最後にポーズを取る時にカカトを見せるところ、見たことないでしょう? カカトは鍛えられないので!――さすがです! 武田さんもさまざまな活動をしながらずっとミュージカルに出られていて、どんなところに魅力があると思いますか?ミュージカルでは演技を音楽や歌と共に表現することで、より舞台上で表せることの可能性が広がるんだということは、いつも感じています。たとえば『エリザベート』のトートは黄泉の帝王という役柄ですが、ストレートプレイで表そうとしたらなかなか難しいかもしれない。でも、そういう表現の可能性、言い換えれば空の広さを知った瞬間に、自分にそこを駆け巡るだけの翼がないことに気づいて落ち込みましたね。僕が初めてミュージカルで『エリザベート』に出演したのが33歳で、今は50歳になる年。これまでずっと「タイムマシンで戻れるならどこに戻りたいですか?」と聞かれたら、「『エリザベート』で大役をいただく前に戻って、もっと準備したい」と言っていたくらいです。でも今は、そうやって時間を戻したいほど悔しい思いがあったから、その後15年以上ミュージカルに関わり続けられたのかなとも思っています。人生の目標となるような大役に、ミュージカル初心者が運良く最初に巡り合ってしまって、そこで満足いっていたら「もういいかな」と思ってしまっていたかもしれないけど、そうじゃなかったから。次のチャンスが来た時に備えて、あらゆる準備をしておこうと思えたという意味でも、あの後悔は必要だったのかもしれません。○■ブームになるチームになぜか参加――改めて武田さんの経歴を見させていただくと、ジェンダーレスファッションの先駆けとしての姿から、『めちゃイケ』(『めちゃ×2イケてるッ!』)でバラエティに切り込まれる姿、サックス奏者、ミュージカル、さらには筋肉キャラなど、変遷がすごいなと思いました。自分で「キャラ変をしなきゃ」と思って行動していたわけではないんです。ただ幸運なことに、SMAPさんが『スマスマ』(『SMAP×SMAP』)を打ち出して、バラエティ番組が芸人さん以外にも広がり始めた同時代に『めちゃイケ』などに出させていただくようになり、ずっとサックスをやっていたことで『堂本兄弟』のような音楽番組に長く参加させていただけたり、20代後半に体調を崩し体力づくりを日常に取り込んでいたら、その20年後の(今の)筋トレブームの波打ち際にいることができたり、全部僕自身の狙った成果とはいいがたいですけど、たまたまトライしていたことがつながっていって、ブームになるチームになぜか参加させてもらっている。ミュージカルに出演するようになったこともそうですし、恵まれているなと思っています。――それだけ様々な期待に応えられるところがあったというか、準備がつながっていったというところなのでしょうか?僕はもう50歳になるんですけど、どこの現場に行っても「ちょっと弟っぽいね、後輩っぽいね」と言われるんです(笑)。だからこそ、トップランナーの方達に可愛がってもらい、色々と教えてもらえたのかもしれませんね。どの分野にもあちこち手を出して、一つを極められないことで、学ぶ者として転がり続けているというか。なにか極めて尖りすぎるとコロコロと転がらず止まっちゃうんだろうけれど、僕はあれもこれも、あっちこっちでコロコロコロコロ(笑)――仕事に悩んでいる人も多い中で、すごく参考になる話だと思います。目に入るのはその道を極めててうまくいっている人たちばかりだから、つい「すぐにああならないといけないのかな」「自分にはもっとうまくいくやり方があるんだろうな」と思っちゃうだろうけど、きっとそんなものはないんですよね。ないと決めて自分にできることをやっていると、いつの間にかそれがうまく速くできるようになって、そうすると時間を惜しんでいるどこかの誰かの助けになる。僕は、基本的にお金なんて汗の数だけ入ってくると考えていて、汗をかかずに仕事してるように見える人がいたとしても、それはもしかしたら過去に人の一生分の汗をかいて学んだ時期があったんだろうなと思っているんです。汗をかいたからこそ、今は効率的にできるようになっているだけで、楽にお金を稼ぎ出しているように見える他人の表面だけを見て、自分の生き方を疑わない方がいいと思っています。――特にインターネットの時代で、成功している方の姿も見えやすくなり、自分も…と思ってしまうのかもしれません。もう、地道が1番ですよ! 成功を夢見て生きることは大切だと思うんです。でも、地道に生きる時に支え合える仲間に出会うことが、人生では大事なんじゃないかな。羽振りのいい時にやってくる人との関係なんて、軽薄なもんです。「こうやったら要領よく生きられる」という方程式なんかなくて、一生懸命やったから仕事をすばやくできるようになった、それがいつか「要領」と呼ばれるものになるだけじゃないかな。――今のお話を聞いてると、今回の作品のテーマともリンクしているようですね。そうなんです!(笑) ミュージカル『スクルージ』という作品全体で、まさに今申し上げたようなことが大事になってきますので、ぜひ劇場で見ていただければ嬉しいです!■武田真治1972年12月18日生まれ、北海道出身。1989年、「第2回ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」でグランプリを受賞し、芸能界デビュー。『NIGHT HEAD』(92年)、『君の手がささやいている』(97年~)、映画『御法度』(99年)、大河ドラマ『江~姫たちの戦国~』(11年)、『青天を衝け』(21年)などに出演。サックス演奏、バラエティ番組でも活躍し、近年は『みんなで筋肉体操』(18年~)などにも出演。2006年には『エリザベート』でミュージカル初主演を果たし、近年の主な舞台出演作に『パレード』(17年)、『ビューティフル』(17年・20年)、『オリバー!』(21年)、『ロッキー・ホラー・ショー』(22年)など。
2022年11月09日文化と自然を存分に楽しめるイベント「武田の杜トレイルランニング」は、2022年12月11日に山梨県甲府市で開催します。イベント会場は都心から近く、トレイルランニングの初心者から上級者までが楽しめる大会です。「武田の杜トレイルランニング」開催概要東京から1時間半、都市近郊にありながら里山の自然を感じられる山梨県甲府市。整備された武田の杜の遊歩道等を利用し、甲府盆地を眺めながらトレイルランニングが楽しめます。「武田の杜トレイルランニング」の距離は30km。参加資格は男女別16歳以上(レースの全コースを迷うことなく制限時間内に完走する自信がある人)。制限時間は6時間30分、関門は8km地点が2時間30分、25km地点が5時間となります。参加費は9,000円(18歳未満5,000円)。コースディレクターは石川弘樹氏大会コースはプロトレイルランナー石川弘樹氏が、何度も会場に足を運び試走してレイアウトをプロデュースしています。主に武田の杜遊歩道を走り、武田氏ゆかりの史跡や甲府盆地を一望することができるスポットにも立ち寄ります。一般的な観光コースでは、なかなか体験することのできない大自然の醍醐味を感じながら走ってみませんか。(画像は公式サイトより)【参考】※第12回武田の杜トレイルランニングレース
2022年09月29日