1992年のデビューから記念すべき30周年を迎えた米倉利紀が、記念すべき20周年を迎える大阪・なんばHatchで7月9日(土)に開催するスペシャルライブ。この記念すべきダブルアニバーサリーライブに、中西圭三のゲスト出演が決定した。大阪で実現する貴重なスペシャルコラボをお見逃しなく!米倉利紀チケット情報チケットは発売中。
2022年06月17日女優の伊藤沙莉(27)が12日、ツイッターを通じ、自身の熱愛報道を受けて「温かく見守っていただけると幸いです」とつづった。前日のFRIDAYデジタルで、脚本家・蓬莱竜太(46)との熱愛が報じられた伊藤。記事では知人の証言として「蓬莱さんが猛アプローチをかけ」とあったが、「彼から猛アプローチっていうのはwww」と笑い飛ばして「お互いにってやつですよ」と訂正し、「#18歳差」のハッシュタグを添えて「ひとまず、温かく見守っていただけると幸いです」と呼びかけた。多くの祝福の声が寄せられる中、兄のオズワルド・伊藤俊介もこのツイートに反応。「#俺とは13歳差」「M-1も妹もおじさんに獲られました。一旦辞めさせて頂きます」と胸の内を明かしている。
2022年04月12日スペインのファッションブランド「シュープ(SHOOP)」は、写真家の篠山紀信とコラボレーションしたカプセルコレクションを発表。ユニセックスのコラボレーションウェアを、2022年2月25日(金)より、東京・赤坂のリステア ブティック(RESTIR BOUTIQUE)にて販売する。篠山紀信の写真を落とし込んだTシャツやフーディー今回のカプセルコレクションは、"Nude is Beautiful" がテーマ。篠山紀信の写真集 『Nude』(1970)と『28人のおんなたち』(1968)から、シュープが作品をセレクトした。ラインナップするのは、Tシャツやフーディー、デニムパンツなどのユニセックスのアイテムだ。Tシャツは、インパクト抜群のグラフィックを大胆にプリント。グラフィックの周りには、"シュープ×KISHIN SHINOYAMA"のコラボレーションロゴを描いた。カラーは、ブラックとホワイトの2色を展開する。また、同デザインのフーディーも登場。シンプルなブラックカラーのフーディーに、ネオンカラーのプリントが映えるデザインとなっている。センセーショナルな写真に"Nude is Beautiful" の文字をデザインしたフーディーも用意している。デニムパンツは、全体をフォトグラフで彩った大胆なデザイン。バックポケットには、シュープのロゴをさりげなく配した。他にも、瞳をデザインしたネックレスやリング、写真を全面にプリントしたスカーフなども取り揃える。コラボレーション記念展示会やリステア限定Tシャツもまた今回のコラボレーションを記念した展示会を、2022年2月25日(金)より、リステア ブティックにて開催する。カプセルコレクションで使用した篠山紀信の写真と、スペイン人の写真家「アレックス カスカラナ(Alex Cascallana)」がオマージュして撮影したルック写真が展示される。それに併せて、胸元に瞳をプリントした限定Tシャツも販売する。【詳細】シュープ×KISHIN SHINOYAMA カプセルコレクション発売日:2022年2月25日(金)取扱店舗: リステア ブティック、リステア公式オンラインストア、リステア スタイリスト APP<アイテム例>NUDE 1 T-SHIRT 20,900円NUDE 1 HOODIE 40,700円NUDE 2 HOODIE 40,700円28 GIRLS DENIM PANTS 64,900円EYE PENDANT NECKLACE 25,300円EYE PENDANT RING 23,100円NUDE 1 SCARF 29,700円NUDE 2 SCARF 29,700円■リステア限定TシャツEYE T-SHIRT(ブラック、ホワイト) 15,950円サイズ:S、M、L、XL
2022年02月27日野村周平主演、吉川愛、陣内孝則、青柳翔らが共演するドリフトエンターテインメント映画『ALIVEHOON アライブフーン』より、オンライン初となる撮影メイキング映像とティザービジュアルが到着した。解散の危機に瀕するドリフトチームがスカウトしたのは、内向的な性格から人付き合いが苦手だが、ゲームにだけは驚異的な才能を放つゲーマー・大羽紘一。実車でもその力を発揮する紘一だったが、生死をかけてレースに挑む者たちが彼の前に立ちはだかる――。本作は、下山天監督が徹底取材を重ね、企画構想に3年をかけ脚本を書き上げた、eスポーツ日本一のレーサーがリアルドリフトの頂点を目指すというオリジナルストーリー。これまで、『ワイルド・スピード』シリーズを筆頭に、『007は二度死ぬ』、『アベンジャーズ』、『ベイビー・ドライバー』など数多くの映画で日本車が使用されてきた。本作では、ドリフト仕様にチューンナップされたS15シルビア、GRスープラ、GRヤリスと、車好きにはたまらないドリフトカーが目白押し。そして本作では、『ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT』でもテクニカル・アドバイザーとして参加した、ドリフトキング・土屋圭市が監修で参加。「CGを一切使いたくない」というリアルドリフトへのこだわりを、監督と撮影スタッフが徹底した撮影プランで見事に描き撮っている。このほど公開されたメイキング映像では、追走というギリギリを攻めながらドリフトを競うシーンを、最大カメラ20台を駆使し、ミリ単位で調整したカメラアングルで撮影する様子や、臨場感を追い求めて限界ギリギリを攻め何度も何度もアタックする場面、ドリフト競技・D1グランプリのチャンピオンたちの実走出演でトップレベルのリアルレーサーからのアドバイスで撮影されていく様子が見られる。世界トップのドリフトチームと下山組の見事な連携によって作り出される、最高峰のドリフトエンターテインメント。本編では観ることができない、撮影現場のリアルな臨場感と迫力が、本メイキングで楽しむことができる。またティザービジュアルは、注目のドリフトする2台の追走バトルに加え、ヘルメットをかぶった姿とゲームのヘッドセットをした姿、リアルとバーチャルな世界観の対比が印象的な写真が配されている。『ALIVEHOON アライブフーン』は6月10日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ALIVEHOON アライブフーン 2022年6月10日より全国にて公開©2022アライブフーン製作委員会
2022年02月17日スリーシェルズ(代表:西 耕一)主催による伊福部昭百年紀/オーケストラ・トリプティーク「伊福部昭百年紀Vol.8」が2021年11月20日 (土)にミューザ川崎シンフォニーホール(神奈川県川崎市)にて開催されます。チケットはカンフェティ(運営:ロングランプランニング株式会社、東京都新宿区、代表取締役:榑松 ⼤剛)にて限定割引チケットも発売中です。カンフェティでチケット発売 ★S席はカンフェティ限定割引チケットあり公式ホームページ 公演直前!藤岡幸夫指揮による伊福部バレエ音楽の総決算!手に汗握る興奮!怒涛のアレグロオスティナート!!!来場者には評論家の小林淳による2万路を超えるパンフレットを無料配布!伊福部昭百年紀VOL.8コンサートについて映画「ゴジラ」のテーマ音楽で知られ、交響曲やバレエ音楽でも人気の、伊福部昭(いふくべあきら/1914-2006)。その業績を讃えて、映画音楽を中心にオーケストラによる復元演奏を行ってきた。伊福部昭百年紀(いふくべあきらひゃくねんき)シリーズ。2014年に開始され、今回で8回目を迎える。観客総立ちでロック的な盛り上がりもあるコンサートだ。今回は、バレエ音楽特集とのこと。手に汗握るサウンドと、思わず踊りだしたくなるようなリズムが醍醐味だ。2019年にこのシリーズで指揮を担当して、高い評価を受けた藤岡幸夫が再度登板するのも楽しみだ。日程は、11月20日(土曜)。会場は、優れた音響で評価の高いミューザ川崎シンフォニーホール。オーケストラ・トリプティークのエネルギッシュな演奏に期待したい。ロックライブのような2019年伊福部昭百年紀vol.7伊福部サロメといえば藤岡幸夫!「燃えるような名演」と評判高く、藤岡幸夫指揮によるライブCDも発売されている伊福部昭のバレエ音楽「サロメ」。テレビ番組「エンター・ザ・ミュージック」でも紹介され、アマゾン、タワーレコードで驚異的なCD売上を記録したが、CDになっている1987年版の前に、実際にバレエ付きで演奏されていた原典版の1947年版が存在した。その原典版が、ついに演奏会形式で復活上演される。一体どのくらい違うのか?!バレエ版の作曲依頼をした舞踊家の貝谷八百子は、今年が生誕100年で記念演奏になる。戦後バレエ界の記念碑的音楽の再演は意義深い。第1幕/前奏曲、侍女たちの踊り、ヘロデ王の御出、サロメ登場、王との対話、七つのヴェールの踊り(1.清純、2.官能、3.怒り、4.恋と情熱、5.誘惑、6.強熱、7.狂乱)、黙劇(斬首され用水溜に浮かぶヨハネの首とサロメ)、間奏曲、第2幕/狂乱(銀の皿に載せられたヨハネの首と首を覆う三つのヴェール)、サロメの死、後奏曲。以上の構成になる。伊福部が作曲&原作を担当した「伊福部バレエ音楽の総決算!」が65年を経て復活!「ファシヤンジャルボオ」は、「サロメ」で作曲家として絶大なる評価を受けた伊福部昭が、江口隆哉・宮操子舞踊団のために作曲、チベット伝承をもとに、その原作も手掛けた。3管編成によるダイナミックなサウンドでえがかれるのは、使徒ジャルボオが、邪教の王ランダルマを討ち果たすまで。非常に聴きどころが多く、多彩。伊福部バレエ音楽の総決算ともいえる内容で、仮面舞踊による大鴉、青牛、骸骨の舞いを含む構成は下記の如し。第1幕 喇嘛の礼堂前奏曲礼堂に響く信徒の祈りジャルボオの神舞いランダルマ王戦いの舞い火難からの退避-神像を救出するジャルボオの舞い-勝利の舞い-王と兵士-第2幕 王城の室前奏曲真夜中-王の寝室-喇嘛守護神による3つ仮面舞踊1.大鴉の舞い2.青牛の舞い3.骸骨たちの舞い裸形の舞い~官能の舞い~王の死(終曲)など数々の場面が藤岡幸夫の躍動的な指揮でどう甦るか期待される。開演時間が特別ですので御注意を!公演概要「伊福部昭百年紀Vol.8」日時:2021年11月20日(土)13時開演(12時半開場)【開演時間に御注意ください】会場:ミューザ川崎シンフォニーホール(最寄り駅 JR川崎駅/神奈川県川崎市幸区大宮町1310)■演奏曲 全作曲:伊福部昭第1部バレエ音楽「サロメ」全2幕(1948年原典版)約40分第2部バレエ音楽「ファシヤン・ジャルボオ」全2幕(1956)約50分■出演・制作指揮:藤岡幸夫演奏:オーケストラ・トリプティークコンサートマスター:三宅政弘楽譜作成:吉原一憲、竹蓋彩花司会:小林淳プロデュース:西耕一■チケット料金SS席一般:7,000円学生:3,500円S席一般:6,000円学生:3,000円A席一般:4,000円学生:2,000円B席一般:3,000円学生:1,500円(全席指定・税込)★1, 000円割引!S席一般:6,000円 → カンフェティ席5,000円!主催 スリーシェルズ 伊福部昭百年紀実行委員会委員長:中野昭慶 副委員長:樋口真嗣協力:伊福部家、樋口尚文、事務局長:須賀正樹井上誠、小林淳、内原康雄、西川伸司、吉原一憲、大橋鉄雄、矢内露紀、櫻内功幹、鈴木正幸、西耕一 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2021年11月12日圧倒的な強さから『霊長類最強女子』として知られる、元レスリング選手の吉田沙保里さん。現役引退後は、タレントや解説者など幅広く活躍しています。そんな吉田さんが投稿した何やら意味がありげな写真に、ネットがざわついでいるようです。吉田沙保里の投稿した写真に「まさか…!」の声2021年10月31日、吉田さんは自身のInstagramに複数枚の写真を投稿しました。投稿文には「Happy Halloween」という10月31日にちなんだメッセージと、「#happyday」「#ありがとう」「#20211031」というハッシュタグが。何気ない文章の投稿が話題になっている理由は、添付された写真にありました。※写真や動画は複数あります。スライドしてご確認ください。 この投稿をInstagramで見る 吉田沙保里(@saori___yoshida)がシェアした投稿 写っているのは、吉田さんと思われる女性と、同年代に見える男性の姿。2人は一緒にブランコに乗ったり、手をつないだり、肩を組んだりと、とても親しい関係に見えます。そう、この写真と意味ありげな投稿文を見た人たちは「もしかして、吉田さんに恋人がいるのでは…!?」と予想したのです。吉田さんの投稿はまたたく間に話題になり、Instagramのコメント欄だけでなく、ネットのあちこちで反響が上がっています。・ま、まさか…近いうちにご結婚されるのでは…!?・素敵な方だし、おめでたい発表が近いうちに来たら嬉しい!・どんどん美人になってるもんね。写真見てニヤニヤしちゃった。テレビ番組で「好きな人とうまく話すことができない」といった悩みを明かすなど、かわいらしい一面も持つ吉田さん。『霊長類最強女子』として試合に挑む勇ましい姿とのギャップも、魅力の1つといえるでしょう。もしかすると、近いうちに何か発表があるのでしょうか…![文・構成/grape編集部]
2021年10月31日「10代前半は映画に全然縁がなかった」。スクリーンへの憧れを抱き続けた彼女は、今や日本エンタメを代表する俳優に成長。そんな伊藤沙莉さんが思う名作映画とは?監督や役者と意見を出し合う、その時間がとても幸せ。「数を観ているわけでも、過去の作品を遡って…というタイプでもないですが、観る立場で考えると、自分にとって映画はとても身近な娯楽です。自分の状況や気持ちに、作品がぴたっと寄り添ったときの感覚に出合うと本当に嬉しくて。また、昔はそんなにピンとこなかったけれど、時が経ってから観ると以前とは全然違う感情が生まれてくることもある。映画は、一緒に時を重ねることができる、そんなエンタメだと思います」9歳でドラマデビューし、その後も子役として数々の名作に出演した伊藤沙莉さん。ただ昔の伊藤さんにとって映画は、少し苦い思い出のあるフィールドでもある。「高校生になるまで全然縁がなかったんです。オーディションは片っ端から落ちるし、決まっても企画がなくなったり…。だから私にとって映画は、一生立ち入れないハードルの高い世界だと捉えていました。でも、大勢の人と一つの空間で同じ作品に集中する劇場ならではの感覚、そして人生をじっくり描き出すあの感じ、とてもいいじゃないですか。だから憧れはありました。初めてエンドロールに自分の名前が出たのを映画館で観たときは、感慨深かったです」いち映画ファンとしては、登場人物の人生を感じられる、そこに生きている、と思わせる力がある映画が名作だ、と語る。「何か大きな事件が起きなくても、誰かが死ななくてもいい。“人生は続いている”と思わせてくれる作品が好きです。ちりばめられた伏線を拾いながら、登場人物たちの人生を想像する。その時間がとても居心地がいい。必ずしもハッピーエンドである必要はない。たとえ後味が悪い映画でも、きっと共感する誰かにとってはその結末は優しいと思うので」これから公開される映画『ボクたちはみんな大人になれなかった』は、社会に折り合いをつけつつ生きてきた46歳の佐藤誠という男の人生を、現在から過去に向かって描きながら振り返るという作品。今の佐藤が形作られるきっかけになった出来事や出会いをなぞりながら、彼の人生を体験していく。佐藤にとって最も大きく、そして未だ折り合いがつけられていないのが、伊藤さん演じるかつての恋人・加藤かおりの存在だ。「これまで私は、言われたことに100%以上で応えるのが自分の仕事だと思ってきたので、脚本家や監督にアイデアを出すという経験をあまりしてこなかった。でもこの作品は、撮影前の段階から“かおりはどうすると思う?”と意見を聞いてもらったり、また彼女の感情や存在の仕方について、監督や、佐藤を演じる(森山)未來さんと、撮影中もディスカッションする時間をたくさん持つことができた。それはとても充実した時間だったし、こういう瞬間が好きだから私はこの仕事をしているんだと、改めて実感しました」とはいえ、撮影中から“これは名作になる!”という手応えがあるかというとそれはまた別だそう。「私たち役者は全力を尽くしますが、でも素材を提供しているにすぎず、名作になるかどうかは出来上がってみないとわからない。なので撮影が終わったら、“早く完成形を観せてくれ~!”とずーっと言ってます。この作品も先日やっと観ることができたんですが、未來さんの佇まいや表情によって佐藤の人生が色濃く描かれていて、本当に素晴らしかった。観終わったときに、佐藤の46年を見たという感覚が持てたことは、まさに私が思う名作映画の在り方でした。観ていただく方にも、スクリーンで誰かの人生を追体験する感動を味わってほしいです」My 名作映画『映画クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ モーレツ!オトナ帝国の逆襲』『クレヨンしんちゃん』の劇場映画シリーズ9作目。テーマパーク〈20世紀博〉で懐かしい世界に浸り、喜ぶ大人たち。いつしかひろしは会社に行かなくなり、みさえは家事をやめてしまい…。「過去に思いを馳せるという意味で、『ボクたちは~』と同じ感覚を味わえる映画。名作は観る年齢で感じ方が変わるので、登場人物と同じ年になったときに何を感じるのかが楽しみです」『ボクたちはみんな大人になれなかった』46歳の佐藤はかつて共に時間を過ごした七瀬と再会。酒を飲み交わすうちに、‘90年代からの時代を彩るカルチャーとともに、自分の過去が胸に蘇る。恋人との離別、一瞬惹かれた年下の女の子、会社での慌ただしい日々。なかでも雑誌の文通欄で知り合ったかおりは色濃く残っていて…。出演は森山未來、伊藤沙莉、萩原聖人、大島優子ら。原作は燃え殻の同名小説。11月5日より、シネマート新宿、池袋シネマ・ロサ、アップリンク吉祥寺ほかロードショー。同時にNetflix全世界配信開始。©2021 C&Iエンタテインメントいとう・さいり千葉県出身。ドラマ『モモウメ』がHuluで配信&日本テレビで放送中。2022年1月スタートの『ミステリと言う勿れ』(フジテレビ系、月曜21時~)に出演。ニットタートル¥28,600(DOMENICO+SAVIO TEL:03・6452・3135)シングルストラップスカート¥59,400(UJOH/M TEL:03・3498・6633)パンプス¥14,850(ダイアナ/ダイアナ 銀座本店 TEL:03・3573・4005)※『anan』2021年10月20日号より。写真・松田 拓スタイリスト・吉田あかねヘア&メイク・aiko(by anan編集部)
2021年10月15日女優の伊藤沙莉が14日、都内で行われた「APACコンテンツ・ショーケース」に出席。ディズニー・プラスでオリジナルコンテンツとして配信されるドラマ『拾われた男』出演にちなみ「人生拾われた経験」について聞かれた伊藤は、NHKの連続テレビ小説『ひよっこ』のオーディションにまつわるエピソードを披露した。イベントには伊藤とともに作品に出演している仲野太賀、草なぎ剛、本作の原作者である俳優の松尾諭も出席した。同イベントでは、動画配信サービスディズニー・プラスを運営しているウォルト・ディズニー・カンパニーが、アジア太平洋地域(APAC)の気鋭のクリエイターたちの協力のもと制作した、オリジナル18作品を含む、20作品を初披露。日本からは『拾われた男』のほか、柳楽優弥主演の『ガンニバル』など6作品が発表され、10月17日から新たに加わる総合エンターテインメントが楽しめる「スターブランド」から配信される。『拾われた男』は、個性派俳優・松尾諭が、波乱人生の俳優道を描いたエッセイを原作にドラマ化。一枚の航空券を拾ったことから始まる予測不能な俳優としての道のり、運命的な恋人との出会い、そして兄を救うためのアメリカへの救出劇など、捧腹絶倒のヒューマンコメディ。主人公の妻を演じる伊藤は「結構前から松尾さんからやってもらいたい役があるんだと言われていたんです」と直接本人からオファーを受けていたことを明かすと「夫婦愛がしっかり描かれている原作の世界観を崩さないようにしたいです」と意気込みを語る。本作のタイトルにちなみ「人生で拾われた経験」を聞かれた伊藤は「私の人生拾われまくっていますから」と笑うと「そんななかでもコンプレックス解消となったのが、朝ドラのヒロインオーディションでした」と語る。伊藤は、朝ドラのヒロインオーディションを何度も受けていたというと「自分がそういうタイプじゃないとずっと思っていたんですが『ひよっこ』のとき、ヒロインとは別の、お嬢様役のオーディションを受けたんです。そのときヤンキー役を映画でやっていたため、金髪で行ったのを、脚本家の岡田惠和さんが面白いと言ってくれて、米子(安部さおり)の役で拾ってくれたんです。あれがなければ、朝ドラ恐怖症のままだったと思います」というエピソードを披露した。また同じ質問に仲野は「僕は13歳のときにこの仕事を始めたのですが、林遣都くん主演の映画のオーディションに受かったとき、彼のマネージャーさんに直談判して『事務所に入れてください』ってお願いして、いまの事務所に拾ってもらったんです」と回答していた。『拾われた男』と同じく、オリジナル実写作品としてラインアップされた『ガンニバル』主演の柳楽はビデオメッセージでイベントに参加。「原作を読み進めると、骨太なテーマでキャラクターの個性が引き立っていました。そういった原作の良さを実写で表現していきたい」と意気込みを語ると、「映像やエンターテインメント業界が大きく変化しているなか、ディズニーさんを通して世界中に観てもらえる機会をいただける作品に携われることが、俳優としてラッキーだなと感じています」と笑顔を見せていた。
2021年10月14日俳優の野村周平が4日、オンラインで開催されたファッションイベント「第33回 マイナビ 東京ガールズコレクション 2021 AUTUMN/WINTER」(TGC)にシークレットゲストとして出演。藤井夏恋とともにランウェイを歩いた。野村と藤井は10月21日より開始する、ABEMA オリジナルドラマの最新作『会社は学校じゃねぇんだよ 新世代逆襲編』に恋人役として出演。同作のアピールのため、ランウェイを歩いた。2人が登場したのは、年齢にとらわれない、アクティブな女性のためのブランド「lanan」のステージ。野村はブラウン、藤井はパープルのジャケット姿で、ランウェイのトップに行くと野村は両手を広げるポーズを決め、藤井はにっこりと笑顔だった。ランウェイ後、取材に応じた2人。久々のTGC出演となった野村は「黄色い声援がなかったのがちょっと寂しかった」いい、藤井も「声援がないのが寂しい」と話した。撮影とは違う、モデル仕様のメイクを施した藤井。野村は「夏恋ちゃんは何を着てもいい。惚れ惚れしちゃってました」と声をかけ、藤井も「オールバックは男らしくていい」とお互いに褒め合っていた。TGCは、「日本のガールズカルチャーを世界へ」をテーマに2005年8月から年2回開催している国内最大規模のファッションイベント。人気モデルが出演するファッションショーをはじめ、アーティストによる音楽ライブ、旬なゲストが登場するスペシャルステージなど、多彩なコンテンツを展開している。なお、新型コロナウイルスの感染状況を踏まえ、昨年2月開催の第30回から4回連続で、無観客・オンライン配信での開催となった。撮影:蔦野裕
2021年09月04日タレントの野々村真(57)が、8月25日に自身の公式YouTubeチャンネルで退院を報告。野々村は7月31日に新型コロナウイルスへの感染が発表され、症状が悪化し8月5日に入院。酸素吸入器を着用するなど、一時は危機的な状況だったという。野々村は動画で、「入院中は精神的にも肉体的にも苦しい日々が続きましたが、24時間、医療従事者の皆さんが献身的に治療や看護をしてくださり、そのおかげで、命を救って頂くことができました」と、医療従事者への感謝を述べた。そして、「これから益々頑張っていきますので、今後とも応援宜しくお願い致します。本当にありがとうございました」と結んだ。かすれた声を絞り出すようにして、ファンへの感謝を述べる野々村には、ネット上で心配するコメントや、病を乗り越えたことを喜ぶ声が相次いだ。《声というか肺活量がまだ本調子ではない感が伝わり、闘病生活が辛かったのが伝わります。ご無理をなされず療養をして、元気な野々村さんをお待ちしております》《常に苦しそう無理せずに》《こんなに痩せてしまってなんだか胸が痛い》《本当に生きてくれてよかったと心から思って涙が溢れた》《どうか体調が万全になるまではご無理なさらないように》新型コロナから生還した野々村だが、入院中には“根拠のない噂”に苦しめられていた。野々村は新型コロナのワクチンを2回接種していたにも関わらず、重症化したという情報が一部で出回っていたのだ。「野々村さんのコロナ感染後、SNSでは『野々村さんは7月1日と22日に接種していたとテレビで発言した』、『2回接種したとテレビで言っていたのに、その発言がなかったことになっている』と主張する人たちがいました。しかしそんな事実は全くもってありません。実はそうした主張をしていたほとんどは、ワクチンの効果に疑問符を抱く“反ワクチン”の人たちだったようです」(スポーツ紙記者)本誌9月7日号では、野々村の所属事務所は、これらの噂に対し、「野々村はワクチン接種について、1回目の予約を入れておりましたが、接種前に新型コロナウイルスに感染したため、まだ接種ができておりません」と明確に“デマ”を否定していた。野々村が回復を報告し、事務所も噂を否定したのにも関わらず、SNS上にはいまでも厳しい声を向ける人がいるようだ。《野々村真をこれ幸い、メディアはこぞってワクチン接種への誘導へ利用する》《やつれた姿で医療従事者に感謝とか言ってるけど、テレビでマスクせずにベラベラ喋ってる》《周りに感染させていないか気になるし全く同情出来ない》《なんか自業自得のような気がします》なかには《あらあら~野々村真さんて2度のワクチン接種した後って言ってませんでした?奥様が、、》《野々村真さんってワクチン2回打ったって言ってなかったっけ》と未だに“デマ”を信じている人も。野々村は、8月26日に出演した『バイキングMORE』(フジテレビ系)で、ICUに運ばれたとき「もう、俺、死ぬんだなとぼんやり考えていた」と明かしていた。死の淵をさまよった野々村に対して、“非情すぎる”とは思わないのだろうか――。
2021年08月27日一時は酸素吸入器を使用するまで症状が悪化するなど、新型コロナウイルスによって“命の危機”に晒された野々村真(57)。今は容体が安定し、妻の俊恵(57)とLINEのやり取りができるまでには回復したという。なんとか一命はとりとめた野々村だが、感染源に衝撃的な事実が隠されているというのだ。7月30日に仕事先で感染者が発生し、濃厚接触者となったことで陽性が判明した野々村。この“仕事先”というのが、クラスター感染を起こしたことが報じられているABCテレビ制作のドラマだった。「野々村さんは7月に上演されたミュージカル『オープニングナイト桜咲高校ミュージカル部』のドラマ化作品の撮影に参加していました。エリート進学校のミュージカル部を描いた学園もので、7月の舞台には野々村さんをはじめ、『私立恵比寿中学』の星名美怜さん(23)など同じ事務所の後輩アイドルグループの面々も出演。ドラマにも同じキャストが出演する予定だといいます。しかし7月下旬の撮影開始後から、星名さんら出演するアイドルたちが次々と新型コロナに感染。ドラマ撮影現場でこの規模のクラスターは業界初と言われています。ABCとしては、ドラマの制作発表前にクラスターが起こってしまったので、感染した出演者の詳細は一切明かしていません」(在阪テレビ局関係者)ABCテレビは8月2日に6人、3日に新たに3人の出演者が感染したことを発表。18日には4人の出演者やスタッフの感染を発表し、感染者は計13人に。また、同日の発表では感染者の1人が入院加療中であることを明かしており、当時すでに入院していた野々村の状況とも一致する。野々村の“命の危機”を招いたドラマのクラスター感染。各局はこうした事態が起きないよう昨年から厳しい対策を講じていた。「昨年春に緊急事態宣言が発出されたことをきっかけに、撮影時間を大幅に短縮、出演者やスタッフに撮影開始前にPCR検査を受けるよう求めるといった細かいマニュアルを各局で策定していました」(前出・テレビ局関係者)しかし、いま猛威を振るっているのは昨年の新型コロナ発生初期とは比較にならない感染力を持つといわれているデルタ株だ。のぞみクリニックの筋野恵介院長は現状の対策に警鐘を鳴らす。「テレビ局もやれることをやっているとは思いますが、どうしても人と人が近くなりますし、現実的に感染を完全に防ぐのは厳しいと思います。また、現在の対策はコロナ初期に言われていた飛沫対策に重点が置かれている気がします。デルタ株は感染力が強いので、空気感染対策へのアップデートをしなければ再びクラスターが発生するような事態になりかねません」実際、デルタ株の脅威に各局の対策が追い付いていないという。「この夏から急速にデルタ株が蔓延したことで、まだ制作現場も対応しきれていません。約1年前のマニュアルのまま進行している現場がほとんどです」(前出・在阪テレビ局関係者)野々村はじめ、13人もの感染者を出し、まだ13人の濃厚接触者がいるという今回のドラマ。制作が中止になる可能性もあるのだろうか。ABCテレビに尋ねると、「このたびはご心配とご迷惑をおかけし、心よりお詫び申し上げます」としたうえで、次の回答が。「弊社としてはこのドラマについては出演者、タイトルともに発表していませんので、未発表ドラマについての回答になります。今後の制作予定については中止になるかも含めて未定です」野々村をはじめ、出演者の命を守るためにも、テレビ局の対応に“変異”が求められている。
2021年08月24日俳優の野村周平、女優の恒松祐里が18日、都内で行われた「JUNON×アミューズアイドルオーディション」最終審査にゲストプレゼンターとして参加した。マルチに活躍する男性アイドルを発掘する、完全他薦型の同オーディション。12歳から30歳までの男性が対象で、今回は8351人の応募があった。他薦推薦のオーディションは2009年に開催された「アミューズ全国オーディション 2009 THE PUSH!マン~あなたの周りのイケてる子募集~」以来。当時は野村がグランプリを受賞している。今回のオーディションでは新潟県出身の高校3年生、磯野泉(17)さんがグランプリを獲得。賞金100万円が送られた。するとプレゼンターとしてステージに立っていた野村は「僕のとき(応募者数が)3万人だったんですけど、8000人の頂点でも賞金が同じ100万。同じ額もらっていて許せないなって…」とぼやき。また、「100万円はあっという間になくなるからね。こっち(東京)に来る資金で全部飛んでいくから」と力説すると、恒松が「もう止めてください、そういうの!」と苦笑いでツッコんでいた。事務所の後輩ができた野村と恒松。先輩として芸能界を生きるアドバイスを求められると、野村は「自分を貫き通して。たまには何か流れることも必要だと思うけど、自分の意志を持っていればいいと思う」といい、受賞を逃した参加に対しては「ほかにいっぱい事務所がある。絶対にアミューズだけではないので、これからも夢を捨てずにほかの事務所をあたってみてください。絶対諦めちゃダメなんで」とエールを送った。続く恒松は「ここからがスタート。なんだかんだ自分の持っているものしか出せないので、自分をどんどん深めてほしい。スタートダッシュで上手く行かなかったり、頑張っているのに結果が出なかったりすることもあると思うけど、自分を信じ続けて頑張って。どこかの現場で一緒になれたらうれしいです」と共演を願った。■最終審査結果グランプリ:磯野泉さん準グランプリ:澤田海瑠(さわだ・かいる)さんJUNON賞:永野孔規(ながの・こうき)さんLATCH!賞:磯野さん、岩崎友泰(いわさき・ともひろ)さん、林優大(はやし・ゆうと)さんAMUSE特別賞:浅尾澪音(あさお・れのん)さん
2021年08月18日俳優・野村周平とバンド・ゲスの極み乙女。のドラムで女優・さとうほなみが出演する、ABEMAオリジナルシリーズ新作恋愛番組『私たち結婚しました』(全10話・毎週金曜23:00〜)の第1話が9日、配信された。同番組は、韓国で2008年から約9年間レギュラー放送され、日本でも絶大な人気を誇るSHINeeのテミンなどトップスターたちが出演した国民的大ヒット番組『私たち結婚しました』を日本版にリメイクしたABEMAオリジナル番組。番組内では、野村とさとうペア、俳優・白洲迅とモデルで女優・堀田茜ペアの7日間の疑似結婚生活が映し出される。思わずドキドキしてしまうようなシチュエーションや表情、言動が垣間見え、“どこまでが設定で、どこまでがリアルなのか?”を想像しながら楽しめる。結婚式場でのウエディングフォト、誓いの言葉を終えた野村と、さとうは新居に移動。一緒に暮らすうえでの2人のルールを決めていく。「……一緒に寝るよね? どういう寝方なの?」との野村の問いかけに、さとうは「腕枕は嫌い」とキッパリ。それを聞いてもめげない野村が、腕枕ではなく首の後ろに手が回るのはどうかと実践しながら尋ねるも、さとうは「あ~……いらないかな」と回答。野村は「まあ、いらんよねえ……」と、どこか寂しそうな表情で同調した。その後2人は、家の屋上に上がりビールで乾杯。屋上の空間デザインを考えている中で、野村が「ソファーとか置きたいよね、パラソルとか置いてさ。だって(さとうは)太陽嫌いじゃん」と提案する。さとうが日に当たることが苦手という、新居への移動中に話した内容を覚えていたかのような野村の発言を、さとうは「優しい。そういうところですね、素晴らしい」と絶賛した。その気遣いについて、野村が「夫婦だからね、これから」と話し、さとうの肩に腕を回すと、2人は少し照れた様子を見せていた。(C)AbemaTV, Inc.
2021年07月12日俳優の野村周平(27)とロックバンド・ゲスの極み乙女。のドラマーで女優のさとうほなみ(31)が、ABEMAの番組企画として7日間の疑似結婚生活を送り、その模様が配信されることが、新たに開設された2人のInstagramアカウントにて明らかになった。2人はインスタグラムを通じて、結婚生活の様子をABEMAで配信することが決まったと発表。連名の文書では「ご期待に沿えるよう、精進して参ります」などとコメントし、結婚生活を送ることになった経緯についてきょう28日23時からABEMAで会見映像が配信されると伝えた。SNSでは、「これは番組企画ってこと???結婚自体が違うってこと?何?」「ガチ?」「企画?本当??誰か教えてくれ」などと驚きの声が上がっている。(C)ABEMA
2021年06月28日2021年7月スタートの新テレビドラマ『プロミス・シンデレラ』(TBS系)の追加キャストが発表されました。同作は、俳優の二階堂ふみさん演じるバツイチアラサーの主人公の桂木早梅が、眞栄田郷敦さん演じる高校生・片岡壱成と出会い、金と人生を賭けた『リアル人生ゲーム』を繰り広げていくラブコメディ。早梅と壱成とともに劇中で三角関係におちいる、壱成の兄で旅館の若旦那・片岡成吾に、『EXILE』『三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBE』のメンバーとしても活躍する岩田剛典さんの出演が決定しています。松村沙友理、ドラマ出演決定にコメント旅館で働く仲居、坂村まひろ役に、同年7月13日でアイドルグループ『乃木坂46』での活動を終了することを発表している松村沙友理さんが決定。新入りの早梅に、旅館や片岡家の内部事情をあれこれ教える人物として、物語に大きく関わる役柄を演じます。さらに、動画配信サービス『Paravi』では、松村沙友理さん主演のオリジナルストーリーの配信も決定。松村沙友理さんは今回のドラマ出演、さらには自身が主演となるオリジナルストーリーの配信に「より一層身が引き締まる思い」と意気込みを語ります。松村沙友理さんコメント今回、自分自身にとって節目となる時期にこのような素敵な作品に参加できて、より一層身が引き締まる思いです。私の演じる坂村まひろは、見た目はほんわかとした雰囲気ですが、心には強い信念を秘めている凄く魅力的な女の子です。まひろちゃんの良いところを少しでも多くの方に感じてもらえるよう大切に演じさせていただきます。Paraviオリジナルストーリーでは、坂村まひろを中心としたラブコメに挑戦させていただきます! 本格的なラブコメは初めてですが、観てくださる皆さんに楽しんでいただけるよう、精一杯頑張ります。本編と合わせてよろしくお願いします。松村沙友理さん主演のオリジナルストーリーの配信日時は後日発表予定。個人としての活動をスタートさせる松村沙友理さんが、同作で見せる演技に注目です![文・構成/grape編集部]
2021年06月21日野村萬斎による狂言の舞台、『狂言劇場その九』が、6月18日より開幕した。この度、野村萬斎の開幕コメントと舞台写真が公開された。野村萬斎芸術監督により、古典芸能という枠にとどまらず「“舞台芸術=パフォーミングアーツ”としての狂言」というコンセプトに基づき、2004年にスタートしたシリーズ「狂言劇場」。その9回目となる今回は、狂言劇場に初登場となる古典狂言『武悪』『舟渡聟』に加え、『法螺侍』と『鮎』という現代狂言2作品をABのプログラムに分けて、あらたな配役、あらたな演出によって世田谷パブリックシアターで上演されている。野村萬斎の開幕コメントは以下の通り。野村萬斎(総合演出・出演)開幕コメント●Aプログラム『武悪』は劇場で上演したことで、作品のもつドラマ性がよりはっきりしたのではないでしょうか。一人ひとりのキャラクターの浮き上がり方や対峙する役者の緊張感が際立ち、よりスリリングな人間ドラマとなりました。常々ドラマとは“生きることを考えること”だと言っていますが、今回の舞台セットを含めた演出でも、“生と死”、“生の地続きに死があること”が見えてくるのではないかと思います。『法螺侍』は(洞田助右衛門は野村万作から野村萬斎へ、太郎冠者は野村萬斎から野村裕基へと)代替わりして、パワフルな作品へと“アップデート”しました。シェイクスピアと狂言のもつ古典的な手法はそのままでも、劇場で演じることで現代性を獲得するという不思議さは、まさに役者によって作品がアップデートされるからだと実感しています。新旧の時空の超え方と東西の文化の越え方を是非目撃していただきたいです。●Bプログラム『舟渡聟』は狂言の名作ですが、舞台後方に琵琶湖の風景を出現させたことで、雄大な世界の中で頑張って生きていく人間を描きました。この作品では最年長(野村万作・90歳)と最年少(野村裕基・21歳)が船頭と聟を演じていますので、今回の“狂言三代”ならではの面白みを感じていただければと思います。『鮎』は、劇場という現代的な空間へ移ったことで、原作の小説から感じた“都会と田舎論”を、より具体的且つ象徴的に描くことができ、これもある種の“アップデート”ができたのではないかと思います。狂言の衣装を着て世田谷パブリックシアターという現代の劇場に立つことで、古典と現代が地続きになっていることを自分でも感じることができました。コロナ禍の現在、都会はある意味抑圧された場所、抑圧されればされるほど魅力的に感じる“毒”のような場所と捉え、非常に複雑な我々の現状を背負いながら、いま『鮎』を上演する意義を感じています。“読後感”のようなものを感じてもらえたなら、現代劇の劇場での狂言の在り方として、ひとつの手ごたえになると思っています。また、6月26日の公演終演後にポストトークの開催が決定した。6月26日(土)12:00 Aプログラム『武悪』 / 『法螺侍』出演:野村萬斎、野村太一郎、高野和憲、中村修一、内藤連、野村裕基6月26日(土)17:00 Bプログラム『舟渡聟』 / 『鮎』※手話通訳あり出演:野村萬斎、石田幸雄、深田博治、野村裕基※各回の終演後にポストトーク実施。開催回のチケットをお持ちの方が参加可能。「狂言劇場その九 『武悪』『法螺侍』 / 『舟渡聟』『鮎』6月18日(金)〜6月27日(日) 世田谷パブリックシアター総合演出:野村萬斎出演:野村万作 野村萬斎 野村裕基石田幸雄深田博治 高野和憲 月崎晴夫 野村太一郎岡聡史 中村修一 内藤連 飯田豪 石田淡朗会場:世田谷パブリックシアター料金(全席指定・税込):一般S席8,500円(1・2階) / A席6,500円(3階)ほか各種割引ありお問い合わせ:世田谷パブリックシアターチケットセンター03-5432-1515(10:00~19:00)
2021年06月21日読めたらすごい!難読漢字を4つご紹介します。「秋沙」って、なんと読むかわかりますか?「あきしゃ」ではありませんよ。今回はすべて鳥の名前です。「鵤」「大鷭」「小雀」いくつ読めるか挑戦してみてくださいね。秋沙=あいさ「秋沙」は「あいさ」と読みます。カモ科アイサ属の鳥の総称で、11〜12月に飛来する冬鳥のことです。くちばしが長く、ノコギリのような鋸歯(きょし)状の刻みがあることから、「ノコギリバガモ」とも呼ばれています。「秋」は季節の秋、「沙」は「早い」と「去る」を指し、冬鳥なので「秋が去った頃にくる鴨」という意味から「秋沙」と名付けられたと言われています。鵤=いかる「鵤」は「いかる」と読みます。灰色の体に黄色のくちばしが特徴の、全長20cmくらいの鳥です。木の実をくちばしでまわしたり転がしたりするため、古くは「マメコロガシ」や「マメマワシ」、木の実を好んで食べることから「マメウマシ」や「マメワリ」などと呼ばれていました。鳥名の由来は、鳴き声が「イカルコキー」と聞こえることからきていると言われていますが、定かではありません。大鷭=おおばん「大鷭」は「おおばん」と読みます。全長30cm〜40cmくらいの鳥で全身黒色、額に白い板状の隆起があるのが特徴です。足の指には葉状の水かきがあり、泳ぎが上手な水鳥として知られています。鳥名の由来は、ハトくらいの大きさの鳥「鷭(ばん)」よりも大きいことから、「大鷭」と名付けられました。英名の「coot」は、鳴き声に由来するという説もあります。小雀=こがら「小雀」は「こがら」と読みます。全長12cmほどで体の上部分は薄茶色、お腹部分は白色をしている鳥です。頭部が黒いのが特徴で、まるでベレー帽をかぶっているように見えることから「鍋かむり」と呼ぶ地域もあります。鳥はオスとメスで色合いが異なることが多いですが、「小雀」はオスメス共に同じ色をしています。難読漢字いくつ読めた?4つの難読漢字を紹介しましたが、いくつ読めましたか?「秋沙」は「あいさ」と読み、11〜12月に飛来する冬鳥だということがわかりました。日常会話で使うことは少ないと思いますが、いい機会なのでぜひ覚えておいてくださいね。"
2021年06月18日音声版サブスクリプションサービス、イヤーコンテンツ配信サイト「NUMA」にて、野村周平主演の新たなドラマ「エレベーターはもう開かない」が配信されることが分かった。ストーリーに拘わったイヤードラマを中心とした個性的なイヤーコンテンツを、毎週月・水・金曜日に更新していく音声版サブスクリプションサービス「NUMA」。今回配信が決定した「エレベーターはもう開かない」は、突然、エレベーターが緊急停止し、主人公・タクヤはストレスを爆発させる。同乗していたのは、恋人のモモコ。暗闇の密室で、お互いの感情をぶつけ合うが、そこに予期せぬ乱入者、タクヤのことを知っているという男が割って入ってくる――。本作は、作家・柴崎竜人が、音だけだからこそ、映像では表現できないような暗闇かつ密室の世界を描き、没入しあたかもその場にいるような恐怖体験ができるようにオリジナルで書き下ろした作品。主演の野村さんが演じるのは、主人公・タクヤ。本作のヒロインで恋人のモモコを清水くるみ。ほかにも、鈴木仁、大谷亮平、AIのりんなも参加している。野村さんは「実際に聞いてみるまでどのような形になるんだろうと思っていましたが、出来上がった作品を聞いてみて、凄く完成度が高くて、声だけの表現でも引き込まれる世界観があるんだなとびっくりしました。本当に楽しめる作品になったと思います」と自信をみせ、「最後はどんでん返しが待っていますので、聞き逃がさないように!」とアピールした。「エレベーターはもう開かない」は6月11日よりNUMAにて配信、毎週金曜日新エピソード更新(全3話)。(cinemacafe.net)
2021年06月13日60年以上にわたり、第一線で活躍を続ける写真家、篠山紀信。現在、東京都写真美術館で、彼の足跡をたどる展覧会『新・晴れた日篠山紀信』が開催されている。初期作品から、現在までの作品116展が展示される大規模な展覧会だ。本展のタイトル「晴れた日」は、1974年にアサヒグラフ誌に掲載されていた連載にちなんだもの。大スターのふとした仕草から不安定な空模様まで、時代の雰囲気巧みに捉えたこの作品群は、75年には写真集「晴れた日」としてまとめられ出版されている。篠山紀信は「自分は、大衆向けの写真を撮り続けていたため、東京都写真美術館で展覧会の声がかかるとは正直思っていなかった」と展覧会の企画を持ちかけられたときの心境を率直に語っていた。しかしながら、本人の期待をさらに上回る展示となり、非常に手応えを感じていることもコメントしている。本展は、美術館の2フロアをたっぷりと使った2部構成の展覧会。『晴れた日』や、ヴェネツィア・ビエンナーレにも出品された「家」など60〜70年代までの主要作品が展示する第一部、1980年代からバブル時代の東京を捉えた『TOKYO NUDE』、2011年の東日本大震災を捉えた『ATOKATA』、変わりゆく東京の姿を捉えた『TOKYO 2020』などが並ぶ第二部を通して観賞すると、篠山紀信がたどってきた60年の道のりをたどることができる。■第一部 1960-70年代展示風景より広い海原に、ぽつんと浮かぶ白いヨット。この写真は、海洋冒険家の堀江健一が単独無寄港世界一周に挑戦し、まもなく日本に到着するときを撮影した写真だ。この写真を撮影するため、篠山は東京から朝日新聞大阪本社まで赴き、朝日新聞社のセスナで数時間かけて250km離れた海上まで移動したという。「晴れた日」シリーズより《堀江謙一潮岬沖240キロを航行中の「マーメイドIII」》 1974年)約9年間、表紙を担当した《明星》は、8☓10と呼ばれる大判カメラとフィルムで撮影されたもの。当時のスターたちのきらめきが写真のなかに封じ込められているようだ。『明星』表紙1972年〜81年「家」のシリーズは実際に人が暮らす日本全国の家を約4年かけて撮影したもの。人が長く暮らすことで生まれた傷やたわみ、においまでも感じさせる。このシリーズで篠山は76年の「ヴェネツィア・ビエンナーレ」日本館の代表作家に選ばれている。「家」1972~75年■第二部 1980-2010年代1980年代以降、篠山の作品はさらに自由度が増していく。「TOKYO NUDE」シリーズは、様々な技法を用いて、普段は目に見えない東京の姿を篠山があぶり出していくものだ。隅田川を真上からとらえたこの作品は、35ミリカメラを3台連結し、同時にシャッターを切り、合成したもの。現在は東京スカイツリーが完成し、空から見える東京東部も大きく変貌したと篠山はコメントしている。「TOKYO NUDE」より 1990年「人間関係」は、1992年から現在まで続く雑誌『BRUTUS』の連載シリーズ。毎回、縁のある二人を、ゆかりある場所で撮影されている。たった一枚の写真のなかに、被写体の関係性が深く浮かび上がっているようだ。「人間関係」1994〜そして、篠山は休みなく姿を変える東京をさらに撮り続けていた。羽田空港D滑走路のち家やレインボーブリッジのうねる曲線などを撮影した「TOKYO 2020」において篠山の視点はさらに広がりを見せていることが感じられる。「TOKYO 2020」2009〜18年展示されている116点の作品は、ヌードから魚の頭まで被写体の対象はバラエティに富んでいる。しかしながら、どの作品も対象の本質を捉えようとする姿勢が感じられる。写真家の60年にわたる長い歴史をたどることができる、貴重な展覧会だ。取材・文:浦島茂世【開催情報】『新・晴れた日篠山紀信』5月18日(火)~8月15日(日)、東京都写真美術館にて開催
2021年06月09日東京都写真美術館で開催中の「新・晴れた日篠山紀信」の会場の模様が6月10日(木)、『篠山紀信本人とめぐる大回顧展 「新・晴れた日」東京都写真美術館』として、ニコニコ美術館で生中継される。「ニコニコ美術館」は博物館 / 美術館の特別展・常設展を専門家の解説つきで巡る番組。視聴者がPCの前にいながら、展覧会場を巡っているような感覚で「インターネット生放送ならでは」の体験を楽しむことが可能だ。篠山紀信は時代の熱量を捉えた写真によって1960年代から活躍。数多くの雑誌の表紙やグラビアを手がけ、写真家として時代をつくり出してきた彼の、60年間にわたる116作品を2部構成で展覧している。第1部は写真界で注目を集めた1960年代の初期から『晴れた日』や1976年のヴェネチア・ビエンナーレでも出品された『家』ほか、その後の幅広い活躍の原点となる1970年代までの主要作品で構成。第2部は1980年代以降の作品を中心に、バブル経済による変貌から、2011年の東日本大震災を経て、2021年に向かい再構築される東京の姿まで。創造と破壊、欲望と不安が相即不離な変化の時代をとらえた作品を紹介する。番組では篠山とキュレーションを担当しれた東京都写真美術館学芸員の関昭郎が主演。篠山自身が「最初で最後」、「写真家人生を代表するような展覧会」と語る大回顧展の魅力を、時間が許す限り解説していく予定だ。■番組情報『篠山紀信本人とめぐる大回顧展 「新・晴れた日」東京都写真美術館』6月10日19時、ニコニコ生放送にて開始予定URL: 展示詳細:
2021年06月09日「ノムさんを私にください!」野村萬斎(55)に初めて会う前、そんなせりふを言って、萬斎の長女で昨春TBSに入社した野村彩也子アナ(23)を笑わせた尾上松也(36)。4月2日放送の『ぴったんこカン・カン』(TBS系)の一幕だ。バラエティ番組だから……ではなく、松也の思いは本気だという。「実はカメラの回っていないところで松也さんから彩也子さんに声をかけてLINEも交換済みと聞いています。“本当に交際を申し込むなら、まずはノムさんよりも萬斎さんに好かれなくては”と彩也子さんの目の前でスタッフに真剣に話していました」(番組関係者)松也と野村アナとの交流は昨年11月に放送された同番組内の企画「尾上松也の春夏秋冬ウマい店」から。MCを担当した松也のアシスタントが野村アナだった。「ニックネームがないという野村アナに、松也さんは『ノムさん』と命名。野村家では父親の萬斎さんと順番を合わせておかずを食べなければならないという厳格さの一例を聞き、松也さんも心から驚いていました」(TBS関係者)そんな松也が今春に萬斎と初共演。しかも、萬斎の自宅を訪ねる設定だった。「私、実家に男性を紹介したことがないんですよね」野村アナが松也に打ち明けると、「実家に連れていかれる初めての男ってわけだね……」松也も緊張を隠さなかった。「いざ萬斎さんが姿を現すと、松也さんは『初めまして……』と消え入るような声で挨拶。緊張はピークに達していました」(前出・TBS関係者)■「松也の母も妹も彼女との結婚を望んでいる」松也の家族も人間国宝一家である彼女との結婚を心から望んでいると話すのは、後援会関係者だ。「若旦那(松也)と野村アナとの縁組が本当に実現したら、後援会としてはこの上ない喜びです。若旦那は20歳でお父様を亡くして以来、16年間、後ろ盾なしに頑張ってきました。自主公演『挑む』を立ち上げ、今夏で10回目。これで最後と発表したのは、今後はもうワンランク上のステージを目指すということ。若旦那もすでにアラフォー。お母さまも妹さんも“結婚相手を真剣に見つけてほしい”と願っています。人間国宝を父に持つ野村萬斎さん一家との縁故ができれば、音羽屋にとって、まさに“理想の結婚相手”といえるでしょう」松也の父・尾上松助(享年59)は、先代の尾上松緑の弟子。松也は5歳で舞台デビューを飾ってはいるが、父親亡き後は自分が家長となり、20歳で父の3人の弟子の面倒まで見なければならなくなってしまった。松也自身、こんな苦悩を告白している。《僕は、家柄に関してコンプレックスというのがあって、楽屋にご自分の先祖の写真を飾っていらっしゃるのを見ると、すごく羨ましくもあり、嫉妬もありました》(『婦人公論』’21年2月24日号)一方の野村家は、狂言の名家として知られている。「一般的に伝統芸能のなかでも、武家社会で発展した狂言と、大衆演劇として発展した歌舞伎とでは、250年ほど歴史が古い狂言のほうが格式が高いといわれています。萬斎さんは長男に対しては師弟関係になるため、幼少期から厳しく育て、家でも敬語で会話。でも、彩也子さんのことは目に入れても痛くないほど溺愛しています。学生時代はねだられるとついつい買ってしまったり、留学したいという彼女の意思を尊重するなど、やりたいことはすべてやらせてきたそうです」(テレビ局関係者)■萬斎がいちばん気をもむ長女の“人間関係”狂言の舞台に立つことができない長女が自ら選んだアナウンサー職。萬斎は、彼女が出演する『あさチャン!』(TBS系)も早起きして毎朝見ているそうだ。「仕事で見られないときは録画してチェックしているそうです。毎日LINEで感想を送り、発声やイントネーションに細かくアドバイスしているそうです」(前出・テレビ局関係者)そんな萬斎がいちばん気をもんでいるのが、長女の“人間関係”。「家を出て一人暮らしを始めるようになった大学生時代は、夜11時には必ず自分に電話するように伝えていたそうです。やはり“悪い虫がつく”ことを懸念しているんでしょう。“変な男にはひっかからないように”と口酸っぱく言われて育ったそうです」(別のテレビ局関係者)萬斎も、長女と共演中の松也のことを気にはしているという。「野村アナがスタッフに『父から“松也さんとの仕事はどうだったか”と聞かれます』と話していたそうです」(前出・TBS関係者)4月の共演番組で、萬斎は最後に野村アナに対し、「まず自立をちゃんとする。一人で生きていける力を身に付けてほしい。そのうえでお互いに尊敬し合えるよいパートナーと巡り合えれば幸せだろうな」とメッセージを送った。共演者・松也には「末永くよろしくお願いします」と語っていたが……。■萬斎にとって、松也は長女の結婚相手対象外!?「本音を言えば、萬斎さんは現状、野村アナの交際相手として、松也さんは対象外だと考えていると思います」(前出・テレビ局関係者)その理由は――。「芸事を突き詰めてきた萬斎さんだからこそ、私生活が派手で“女遊びは芸のこやし”という考え方を持つ歌舞伎役者を認めていないところはあると思います。特に前田敦子さん、瀧本美織さんなど有名人と浮き名を流した松也さんとの交際をすんなりOKするとは到底思えません」(前出・テレビ局関係者)長女の未来を誰よりも願う萬斎には、松也は“戦慄の交際相手”のようだが、前出のTBS関係者は2人の今後に期待している。「松也さんが野村アナをとても気に入ってアタックしているのは間違いないでしょう。楽しい番組を作り上げていく過程で、弊局での新垣さんと星野さんのように“共演を機に結婚”はありえること。温かく見守っていく所存です」(前出・TBS関係者)また“電撃婚”カップルが誕生する日は来るのだろうか――。
2021年05月25日フェスティバルホールの建て替え後、2013年のオープニングシリーズより2年に1度開催している『祝祭大狂言会』。5回目の今回は、人間国宝・野村万作を筆頭に、息子・野村萬斎、孫・野村裕基ら三代がそろった野村家一門の出演で贈る。通常の狂言会は400~600席規模の能楽堂での上演がほとんどだが、『祝祭大狂言会』は2700席あるフェスティバルホールの大空間を活かした演出となり、その新たな味わいに狂言初心者から通まで人気が高い。今回は萬斎の楽しくわかりやすい解説に始まり、『二人袴』、『月見座頭』、関西初登場の新作『鮎』という狂言三作品のプログラム。その見どころと意気込みを万作、萬斎が語った。「祝祭大狂言会2021」チケット情報「フェスティバルホールでは舞台上の人間が小さく見えます。俯瞰して見るという目線で人間の滑稽な側面を描き、人間っていいもんだなと愛おしくみせるのが狂言。この広いホールで俯瞰した目線を持つことは、かえって客観的に観ることができて楽しい。そういう特性があるのではないかと思いますね」と萬斎。この広さでの狂言会は東京にもなく、“グランド狂言会”という捉え方でこのホールならではの演出を生み出してきた。最初の演目『二人袴 三段之舞』は、「まずはコロナ禍で閉塞感を感じている時に、大笑いして底抜けに楽しんでいただきたい。大甥の太一郎と息子の裕基が兄弟を演じるのは本邦初公開です。三段之舞でお囃子も入れてにぎにぎしくお見せします」(萬斎)。次に「狂言の中で異色な曲」と萬斎が言う『月見座頭』は、万作とふたり、息の合った親子共演で。「人間の両面性が盛り込まれている狂言です。昔なら盲目の人を哀れな人と演じていたと思いますが、私は現代的に捉え、人間を考えるテーマに磨きをかけてやりたいと思っております」と万作。盲目の人が見る月とは…その至芸を秋野の風情の中で。そして、池澤夏樹の作品を萬斎が演出・補綴し、2017年に国立能楽堂で初演。今回が関西初上演となる『鮎』について萬斎は「狂言ならではの機知に富んだ演出で鮎たちを表し、その鮎が劇を進行していく。視覚的なおもしろさと、都市と地方、若者の未来を考えるテーマを含んだ作品です」。フレッシュなドタバタもの、不条理な月の世界、新しい発想の新作。違った味わいが楽しめる三演目だ。「三世代それぞれの良さを味わっていただき、狂言で心を解放して生きることへのエールを送れるように。皆さんが勇気と覚悟を持って劇場に来てくださるからには、ますます頑張って、その行動にお返ししたい思いでいっぱいでございます」(萬斎)。公演は、4月25日(日)大阪・フェスティバルホールにて上演。チケット発売中。取材・文:高橋晴代
2021年02月22日狂言師の野村万作・萬斎親子がこのほど、『祝祭大狂言会2021』(4月25日、大阪・フェスティバルホール)の開催を前に大阪市内で会見を行い、抱負を語った。万作を筆頭に、萬斎、裕基の親子三代ほか一門が出演するこの公演では、「二人袴 三段之舞」、「月見座頭」、関西初上演となる新作狂言「鮎」の3演目が上演される。「月見座頭」で、萬斎と共演する万作。「月見座頭」では、人間の“善”と“悪”の二面性が描かれる。万作は、「人と人との交流がちぐはぐになりつつあるのが今の世の中ではないかと思う。世の中の暗澹たる中で、笑いというものをどう皆様の心にお届けするか。そして笑いだけでなく、もっと人間的なことを考えるというテーマも狂言にはある」と話す。新作狂言「鮎」の演出を担当した萬斎は「池澤夏樹先生の戯曲を基に、舞台ならではの面白みを持たせるために鮎を擬人化した。結末は、今までの狂言にはなかったものを目指した。どうなるのかは見てのお楽しみ」とPR。『祝祭大狂言会2021』では冒頭に萬斎がそれぞれの演目について分かりやすく解説し、「予備知識なしで楽しめます」(萬斎)という。会場は、一般的な能楽堂の5倍以上となる2,700の客席数を誇る、大阪・フェスティバルホールで、大空間で狂言を演じる意義について萬斎は「舞台の両サイドに橋掛かり(廊下のようなもの)が設置できるなどの空間演出が可能。そして、大きな空間では、“人間の小ささ”を感じることもできる。狂言が描く“人間の滑稽な側面”をより愛おしく、肯定的に感じてもらえるのではないか」と話す。また、親子三代で演じることについては、「めでたいし、ありがたい。解脱したかのような存在感の父、中間管理職のような私、21歳の若さが魅力の裕基。三世代の“花”、それぞれの良さを味わってほしい」と語った。コロナ禍により、社会には鬱屈した雰囲気も漂う。萬斎は「狂言に携わる者ができることは、皆さんの心の開放。笑うだけではなく、生きるって素晴らしいことだなと感じてもらいたい。狂言は、声と体のみで表現する飾りっ気のないストレートな芸能。来ていただいたお客さまの期待に応えられるよう、公演に臨む」と誓った。
2021年01月26日結成10周年を迎えたBABYMETALが、これまでの歩みとお互いへの想いを語ります。――10年間を振り返って、ターニングポイントになったことから教えてください。SU‐METAL(以下S):個人的には2014年のイギリスのフェス、ソニスフィアです。5万人の前でのライブだったんですけど、自分たちの音楽が国境を超えた瞬間を体感して。「音楽に言葉はいらないんだ」って感動しました。MOAMETAL(以下M):私はありすぎて絞りきれない。だからBABYMETALになったことかな。グループの存在が、私を一番変えてくれたから。――節目に特別な会話はありましたか?M:お互い気付いたら10周年で。特に何も言葉はなかったから、ずっとそばにいてくれてありがとうって伝えたいです。ふふ。S:こういうこと、インタビューを通して言ってくるんですよ(笑)。M:もう家族みたいな存在で。だから改めて感謝とかを伝えるのは恥ずかしくて…。S:ふふふ。――では、お互いの成長したところは?S:ダンスのレベルですね。特にこの2~3年、いろんなダンサーの方にサポートしていただいているんですけど、普通は誰かに合わせるってしたくないと思うんです。でも、彼女は素直に受け入れてレベルアップしている。元々素直だし、社交性と表現力がある。この部分がずっと変わらないからこそ、成長がみられたのかなって。M:SU‐METALも変わらないよね。礼儀正しいところ、何に対しても一生懸命で好きなものを追求するところとか。でも、曲を聴き直すと進化している。最初からうまいんだけど、声質も、表現の幅も広がって、この10年どれだけ努力してきたのかと考えると、家族として涙ぐましい(笑)。S:あははは。M:成長した部分はあるけど、尊敬できる部分が変わらないからこそ、私もずっとSU‐METALのことを信じていられるし、好きでいられるのかも。今、すごく恥ずかしくて彼女の目は見られないですけど。――BABYMETALの活動を通して、奇跡を感じたことはありますか?S:BABYMETALでいると、次々と奇跡が起こって。で、今に至るんです。M:うん。もう、BABYMETALっていう存在自体が奇跡なのかもしれない。S:これが夢だって言われたら、ある意味納得しちゃうくらい。ライブ中も、自分なのに自分じゃない感じがあって。どこか他人事のように、SU‐METALはカッコよくいてほしいと思っていたりするし。M:私、ライブ中は無意識の中にいるかな。でも、リアルとファンタジーの二面を持っているという部分はすごくわかる。BABYMETALの中にいると、自然とMOAMETALとして生きられるから。普段の自分とは全くの別物なのにね。――二人でいるときはどちらの自分?M:ライブのときとは違うMOAMETAL。50%のMOAMETALです(笑)。S:確かに普段の自分とも違うし、ライブほど全力でもない。私も50%くらいかも!M:二人でちょうどひとつの感覚だよね。――改めて、BABYMETALとは?S:チャレンジ精神かな。最初は批判的な意見から始まったのに、不思議と自分たちの音楽をずっと信じてこられた。私たちの曲はひとつとして同じものはないと思うんですけど、それだけ10年間挑戦し続けているんです。それが成功か失敗か、今はわからない。でも、何にも囚われずに“BABYMETAL道”を進むだけ、というか。M:私たち自身がしっかり愛を持っているグループだから、それが“らしさ”になるのかもね。メタルに対するリスペクトも、出会ってくれた全ての人への感謝も常に持っているから。愛に溢れているからこそ、自分の音楽に自信が持てているし、最善を尽くせるんだと思っています。S:だからずっと挑戦し続けたい。メタルって、心に直接響く強いメッセージがあって。存在は知らないけど、実は必要としている人はたくさんいると思う。そんな人にメタルという音楽を届けたいし、ひとりでも誰かの心を音楽で救えられたらなって。M:うん。待っていてくださる方がいてくれるってことは、私たちが届けなきゃいけない音楽があって、それを託されているんだとも思うんです。紅白も、来年の武道館での10公演も、できること自体が奇跡。S:自分たちがライブを経て学んできたからこそ、ライブはすごく大切な存在で。この環境で10年育ってきちゃったからね。M:うん。だからこそ、信じてきた音楽を少しでもみなさんに直接届けたいですね。ベビーメタル2010年結成。12月23日にベストアルバム『10 BABYMETAL YEARS』を10形態でリリース。来年、全10公演の日本武道館ライブも控える。※『anan』2020年12月23日号より。写真・岩澤高雄(The VOICE)スタイリスト・Shohei Kashima(W)ヘア&メイク・aya watanabe取材、文・野村紀沙枝(by anan編集部)
2020年12月21日唯一無二の“カワイイメタル”を武器に、世界中を熱狂させ続けるBABYMETAL。結成10周年を迎えた今、二人が歩んできた道のりを振り返りながら、「面と向かっては伝えられない」という秘密のメッセージも聞いてみた。SU‐METALベストアルバムの10曲は、BABYMETALの歴史そのもの。10周年を記念したベストアルバムを、“BABYMETALの歴史そのもの”と表現したSU-METAL。そして思い出の曲に、真っ先に「Road of Resistance」を挙げる。この曲にはシング・アロングのパートがあり、一緒に歌う観客の声が、彼女にとって応援歌になるのだそう。「海外をまわりだして半年経った頃、イギリスのワンマンライブで初めて披露したんですけど、すごい熱量で。自分たちが半年やってきたことは正しかったと安心しました。このとき、この曲の本当の意味を理解したように思います」自身の活動を初めて見つめたのは2018年。元メンバーであるYUIMETALの脱退時の話し合いがきっかけだった。「それまでは目の前のことに必死で(笑)。私たちってどんなグループなんだろうと振り返ったとき、最初はもっと自由だったと気付けた。既成概念を壊すがモットーだったのに、いつの間にか自分たちが一番BABYMETALという存在に縛られていたんです。だから、それを一回壊してみることにしたら、世界がすごく広がった感覚がありました」また、音楽とどう向き合えばいいのかわからず悩んでいたときも、その殻を破ってくれたのはメンバーの存在。「年上だから、憧れの存在でいなきゃって頑張っていたんですけど、私よりもMOAMETALの方が大人で頼れると気付いてから、いい意味で頑張ってる感はないんです。だから、今が一番BABYMETALの音楽を楽しんでいます」SU‐METALMOAMETAL冒険を楽しむ力を一番持っていて、先頭で道を切り開いていく人だよね。BABYMATALでできてきた経験は、MOAMETALがいてくれたおかげです。10年間、一緒に走ってくれてありがとう。これからも楽しくやりましょう。MOAMETAL曲と一緒に成長してきたから、自分の音楽を信じるだけです。「私たちがライブパフォーマンスをできないときでも、誰かがどこかでBABYMETALの音楽を聴いてくれていたり、何かの支えにしてくれていて。それって本当に幸せなことで、やっぱり音楽って最高じゃん!って思えたんです」全てがストップした半年間、自分の無力さを痛感したというMOAMETAL。けれど、BABYMETALの音楽に希望を持ってくれた人の存在が、「自分の音楽を信じるしかない」と後押ししてくれたと微笑む。物事を冷静に見極め、グループを支える彼女だけれど、結成当時はまだ10歳。「10年前は、今とは全く違う未来を想像していて(笑)。自分の中でこんなにもBABYMETALが大切な存在になったことに驚いています。だから結成当時の自分に、“あなたの歩むべき道はあるからそのまま頑張って”と伝えたい。ダンスを好きで始めたわけではなかったし、今でもダンスはBABYMETALを表現する武器という感覚。でも、“継続は力なり”を意識して頑張ってよかったと思います」この10年間に発表した曲数は全42曲。その全てが、「一緒に成長してきた大切な曲。だから、全部に同じだけ思い入れがあるんです」とも語る。「でも、存在が近すぎてどんなふうに成長したかは自分ではわかりません。ただ、BABYMETALを一番体現しているのは、『Road of Resistance』。どんな逆境にも負けないBABYMETALの精神が含まれていて、大好きな曲です」MOAMETALSU‐METAL伝えたいのは、“そばにいてくれてありがとう”だけ。この10年で良いところも悪いところも知って、全部が愛おしい。だからその全てを失くさないでね。自然体のSU‐METALが好きだから、私に頼れるところは頼ってね。ベビーメタル2010年結成。12月23日にベストアルバム『10 BABYMETAL YEARS』を10形態でリリース。来年、全10公演の日本武道館ライブも控える。※『anan』2020年12月23日号より。写真・岩澤高雄(The VOICE)スタイリスト・Shohei Kashima(W)ヘア&メイク・aya watanabe取材、文・野村紀沙枝(by anan編集部)
2020年12月20日●出会いは2007年のドラマ『オトコの子育て』今年、『犬鳴村』『Daughters』と主演映画が続く三吉彩花と、主演映画『タイトル、拒絶』ほか『ホテルローヤル』『ステップ』など多くの作品が公開されている伊藤沙莉。ともに引っ張りだこの二人が、「源氏物語」を題材にした内館牧子氏の小説を、黒木瞳が監督した『十二単衣を着た悪魔』で共演している。「源氏物語」の世界に入り込んでしまった現代のフリーター・雷(伊藤健太郎)が、陰陽師として生き抜いていく本作で、これまで悪女と見られてきた弘徽殿女御(こきでんのにょうご)を、現代的なカッコイイ女性として演じた三吉と、結婚相手として雷を支えていく倫子(りんし)を演じた伊藤。本編では共演シーンがなかったものの、実は二人は小学生の頃から知る「三吉」「沙莉」と呼び合う仲! そんな二人だからこその掛け合いで、本作の魅力だけでなく当時の思い出などもざっくばらんに語り合った。○■弘徽殿女御はとても愛情の強い女性――源氏物語の絵巻の中に入ったようでした。三吉さんは現代の女性も憧れるかっこいい弘徽殿女御を、伊藤さんは現代の女性も可愛いと好きになる倫子を演じました。三吉:こんなに強い女性を演じさせていただくのは初めてでした。自分で口にしながら気持ちのいいセリフが多かったですね。一見、怖い女性に見えますが、いろいろなものを犠牲にしながら戦っている、とても愛情の強い女性。黒木監督からも、弘徽殿女御への思い入れをたくさんお話いただいて、セリフのニュアンスや佇まいなど、細かいところも一緒に作っていただきました。――三吉さんはクランクイン前に、黒木監督とみっちりレッスンされたそうですね。前に監督からお話を伺った際に、途中から三吉さん自身の弘徽殿女御として、役を消化して出せていたと。三吉:嬉しい! 「もうちょっと高い声で」とか、「滑らかに」とか、監督の細かな指導を日々吸収しながら必死にやっていました。とても濃い時間でした。○■雷と出会って、黒だったものが真っ黄色に――倫子は源氏物語にはいないキャラクターですね。伊藤:はい。倫子は雷の結婚相手です。結婚するというだけで、大人みたいに感じるけれど、でも倫子はまだ自分が整っていない状態。それでも大人として過ごさなきゃいけない。「もうちょっと子どもでいていいのに」みたいな育ち方をする人って、今でもいると思うんです。流れに逆らえずに。特にあの時代は恋愛結婚でもないから、倫子は「自分に当たった人はかわいそうだな」とも思っていた。それが雷と出会って、黒だったものが真っ黄色になったくらいに、パンって何かが跳ね上がった。その変化は大事にしたいと思いました。それと倫子はピュアではあるけど、弱い人間じゃないと感じました。――そうですね。しっかり支えになっていました。伊藤:自分とはまた違うベクトルで自信のなさを抱えた雷が目の前に来て、倫子の根っこにあった強さが出てきたというか。じゃなきゃ、雷を支えられない。そうした強さもどこかに垣間見えたらいいなと思いました。あと、強く見える弘徽殿女御にも弱い部分があって、クッとこらえているのが伝わるから、かっこいい女性に見えるんだと思います。完全無欠の鉄でできた女性ではない。それを三吉さんが、すごくステキに演じられてました。あ、すみません、「さん」付けでやらせていただきます。三吉:えー、やだ。こちらこそすみません(笑)。○■仲良しの二人の出会いは2007年のドラマ――おふたりは劇中での共演シーンはありませんでした。伊藤:そうなんですよ。そうそう、弘徽殿女御の登場シーン。あそこで扇子を投げるじゃん。あれって一発でOKだったの?三吉:扇子を最初に投げるのは私だけど、あとの扇子の動きはCGだから。伊藤:あ、そうなの!? あれ? 私、いいお客さんじゃない? どうやって撮ってるんだろうって真剣に思ってた。三吉:あはは。でも周りの人の動きがあるからね。御簾を上げるスピードだとか、みんなで合わせるのがすごく大変だったんです。クルクルクルって上げるんだけど、なかなかできなくて。「こうやるのよ」って監督が一番うまかった(笑)。伊藤:そうなんだぁ。――おふたり、とても仲良しですが、これまで共演は。伊藤:小学生のときから知ってるんです。最初は『オトコの子育て』(07 テレビ朝日系)っていうドラマで共演して。三吉:そこから年数があって『GTO』(14 カンテレ・フジテレビ系)でも一緒だったよね。――そうでしたね!伊藤:何年越しの付き合いだろうね。あと、オーディションでずっと会ってたんだよね。三吉:そう。当時から本当にすごいスーパー子役がいると思ってて、一緒になりたくなかったんです。オーディションって、5人ずつくらいのグループに分かれてたりするんですが、会場に入っていくと、「うわ、いる」って。伊藤:いやいや、スーパー子役って(笑)。「毎回、いるよ」ってね。私、オーディション魔だったんです。○■伊藤は三吉の母とも仲良しだった――確かに世代が一緒だとオーディションでも会いそうですね。そこから『GTO』でも一緒だと、学園ものは仲良くなりそうですね。伊藤:でも三吉の役は不登校だったからね。三吉:そうなんです。私は保健室っ子だったので。結構、みんなお芝居の中でのグループで一緒にいたりするから、そこではあまり話す機会がなかったかな。伊藤:だから一番密だったのは小学生のときだよね。三吉は、あの頃、一生お菓子食べてた。ジャンクなヤツ。三吉:今もです。あの頃のアノお菓子が一番好きです。伊藤:そうなの!? 当時から本当に背が高くてスタイルがよくて、すでに完成されてたんですよ。「こんなに一生、お菓子食べてるのに!どういうことなの!?」って思ってたんですけど、お母さんが答えなんです。キレイで、背が高くてスタイルがよくて。そういえば、三吉のお母さんって、当時、はっちゃけてたよね。三吉:今もです。伊藤:あはは! そうなんだ、サイコーじゃん! 当時は三吉とも喋ってたけど、お母さんとはもっと喋ってた。「沙莉、元気ぃ?」みたいな感じだったから、「あ、はい! 今日も元気っす」って。三吉:いまだに話に出るよ。今回もこの映画のこと見て、「え、沙莉、出てるの?」って言ってた。○■二人の関係は、三吉が姉で伊藤が妹?――なんだか同級生と会ってるみたいですね。伊藤:ほんとにね。三吉:いま何歳?伊藤:26歳。三吉:あ、そうなの。私は24歳。伊藤:え、2コ下なの? ずっと1コ下だと思ってた。意外と離れてるじゃん。――三吉さん、落ち着いてますからね。伊藤:同級生役が多かったから、同級生の感覚。というより、ホント三吉のほうがお姉さんぽいし、毎回お姉さんだと思って接してます。三吉:ウソでしょ。伊藤:ホントです。●互いに気になる「いつ休んでるの?」○■本作の見どころはお互いのシーン――今回、同じ作品で、大人になったお互いを観ていかがですか?三吉:私は、この映画の見どころは「倫子と雷のラブストーリーです」って他の取材でも話してるんです。伊藤:えー!三吉:本当に。弘徽殿女御は、もちろんかっこいい女性ですし、彼女によって雷が成長していく物語ではあるんですけど、一方で、ピュアで可愛い、とても温かい、そして最後にホロっと泣いてしまうような、そんな純愛が展開されていて。倫子も、ほんとだんだんたくましく見えてくるし。「二人のラブストーリーが見どころ」だとずっと言ってます。伊藤:三吉、ほんと、いい子だね。いや、嬉しいです。でもこれはお返しじゃなくて、私は強い女性を演じるって、本当に難しいと思うんです。ただ強くモノを言ったりしても、本当の強さには見えない。弱いヤツほどよく吠えるから。でも弘徽殿女御からは、ちゃんとした強さが滲み出ている。今回、三吉とは最初の所作指導で少し一緒だったくらいなんです。そのときにはゼロだったので、本編では完成された弘徽殿女御が出てくるんだろうと予想はしていましたが、でも予想以上だったというか。強く生きているように見えるのに、同時に切なさもあって。目が語る情報量がものすごく多くて、本当に三吉、さん、じゃなきゃできない弘徽殿の女御だったと思います。三吉:やだぁ、ありがとうございます。伊藤:いやいや、本当に。なんか上からに聞こえたら申し訳ないですけど、大正解の弘徽殿女御だったなって。しっかりと人間味があって、とても魅力的でした。○■もしもタイムスリップできるなら……――タイムスリップものでもあります。三吉さんは、時代でも物語でもで、どこかに移動できるならどこに行きたいですか?三吉:恐竜がいる時代に行ってみたいです。伊藤:アハハハ! 絶対ヤだ、食べられちゃうよ。三吉:恐竜に会いたいんです。伊藤:覗くんじゃなくて、会いたいの?三吉:触れたい。目を合わせたい。伊藤:ヤだ! めちゃくちゃデカイんだよ。どれに会いたいの? ティラノ?三吉:まあ、ティラノとか。一通り。――自分自身が恐竜になって戦いたいとかは?三吉:それは全然ないです。戦うのは本当に嫌いなので。伊藤:馬みたいな感覚で会いたいとか?三吉:そうそう。卵がかえる瞬間とか見たい。○■「光源氏」づいてる伊藤が三度目の正直で演じたいのは?――伊藤さんはこのところ光源氏づいてますが。(※ドラマ『いいね!光源氏くん』)伊藤:づいてますね~。――また光源氏ものの世界に入れるなら、今度はどんな役を演じたいですか?伊藤:役柄で言ったら、自分としては倫子がジャストだと思うんです。でもそうだなぁ、これまではどっちも受け入れる側なんですよ。現代で受け入れるか、平安で受け入れるか。三吉:確かに。伊藤:だから今度は受け入れられたいです。自分が降り立った時代で戸惑ってみたい!三吉:ねえねえ。沙莉っていつ休んでるの?伊藤:ええ! それはこちらのセリフですよ。三吉もすごく忙しそうじゃん。三吉:いや、仕事とかって話じゃなくて。伊藤:あ、テンションのこと?三吉:畳みかけるスピードが速すぎなんだもん。家に帰ったらめっちゃ静かとか?伊藤:家だとスイッチ切れてるね。充電してる。いまはまだ充電98くらいあるからね!三吉:あはは、そうなんだ。○■今度はがっつり共演をして喧嘩でも――本当に仲良しですね。今度は本編で共演しているお二人が見たいです。三吉&伊藤:本当に!伊藤:がっつり喧嘩とか。三吉:したいしたい。でも負けそう。伊藤:何言ってるの、大丈夫だよ。上から見下ろすだけで勝てるよ。三吉:あはは。そう?――最後に公開に向けてひと言ずつご自身のシーンから見どころをお願いします。三吉:弘徽殿女御は、たとえ犠牲を伴ったとしても、息子や国のために色んな事を成し遂げていく強い女性ですが、後半、六条御息所に問いかけるところがあって、そこは撮影しながらもグッと気持ちの入ったシーンでした。そういったところから弘徽殿女御の温かさを、ジンワリ感じていただけたらなと思います。伊藤:雷と倫子のシーンって、結構点描で展開していくんです。2人が育んでいく日々の全部を見せることはできないので。そのなかでも雷が歌うスピッツが絶妙なんです。三吉:わかる!伊藤:あそこが本当に絶妙で、倫子と雷の時間の流れを象徴するシーンにも感じられるので、ぜひ堪能してください。■三吉彩花1996年6月18日生まれ。埼玉県出身。ファッションモデルとして活躍。女優としては、映画『グッモーエビアン!』(12)、『旅立ちの島唄~十五の春~』(13)での演技が評価され、第67回毎日映画コンクールおよび第35回ヨコハマ映画祭最優秀新人賞を受賞。近年、『ダンスウィズミー』(19)、『犬鳴村』(20)、『Daughters』(20)と主演作が次々と公開されている。■伊藤沙莉1994年5月4日生まれ。千葉県出身。2003年に子役としてデビュー。主な出演作に映画『獣道』(17)、『寝ても覚めても』(18)、『劇場』(20)、ドラマ『ひよっこ』(17)、『これは経費で落ちません!』(19)、『いいね! 光源氏くん』(20)。アニメ『映像研には手を出すな!』(20)など声優としても活躍。本年は、第57回ギャラクシー賞個人賞ほかを受賞。望月ふみ 70年代生まれのライター。ケーブルテレビガイド誌の編集を経てフリーランスに。映画系を軸にエンタメネタを執筆。現在はインタビュー取材が中心で月に20本ほど担当。もちろんコラム系も書きます。愛猫との時間が癒しで、家全体の猫部屋化が加速中。 この著者の記事一覧はこちら
2020年11月20日一度、その名前を覚えたら、スクリーンのどこに映っていても無意識に探してしまう、病みつきになってしまう女優がいる。彼女の名前は伊藤沙莉。2020年、ブレイクしたと言われる俳優のひとりだが、伊藤さんはいまの場所を運で掴んだわけではない、実力で手繰り寄せた。周りの目を気にしていた過去、今は「賛否あるほうがむしろありがたい」ドラマ、映画、アニメーション作品などを合わせ、本年だけで12本もの作品に出演。数だけを見てもうなるほどだが、すべてにおいてまったく異なる顔を見せているのが伊藤さんの真価だろう。「自分の中で、やっていることは、ずーっと変わらないんです。きっと、この先も変わらないだろうなとも思います。今は、皆さんに知ってもらえている現状が、うれしくて仕方なくって。名前を言ってわかる、顔を見てわかる存在に少しでもなれたことは、ありがたいなと思います。…でも、何がきっかけで、そんなに思ってくれたんだろうとも感じちゃう(笑)」。「この作品で伊藤沙莉を知った」ともはや選べないことも、伊藤さんならではの特徴。伊藤さんは、何年も前からコツコツと着実に作品を積み重ねていたのだ。さかのぼれば、2019年に配信されたNetflixのシリーズ「全裸監督」ではチーム村西の紅一点として、2018年『寝ても覚めても』ではヒロインの親友を、そして2017年『獣道』では家庭に事情を抱える不良少女役で、映画初主演を飾った。こうして挙げていくと、年次でも追い切れないほど、光る名演揃いだ。その経歴に対する評価が、現在のブレイクにつながったことは一目瞭然。強烈な時代のうねり、急激な注目度の上昇について、本人は、どう受け止めているのだろうか。「すごく恵まれた毎日というか、すごい幸せだなって、常に感じています。ただ、周りの目は、逆に昔のほうが気にしていました。今は、賛否あるほうがむしろありがたいと思うようになってきたので…もちろん賛が多いほうがうれしいですね。若干のとまどいとか、ちょっとしたプレッシャーは、なくはないんです。だから、自分について考える時間が増えました」。朋友・松岡茉優と「たまーに、する」未来の話は…伊藤さんの「自分について考える時間」は、いつしか9歳から芝居を始めた過去の自分、少し先の未来の自分について、思いを馳せることになった。「20歳くらいのときかな。事務所の社長に、“来年どうなりたい、再来年どうなりたいは、もう捨てなさい。君は10年単位で考えなさい”と言われたんです。“30歳になったときに、そこにいられるかどうかだから”って」と、伊藤さんは懐かしそうな表情で語り出す。「私は、どちらかと言うと、ふつふつとしたハングリー精神の持ち主ではなくて。だから、社長にそう言われたとき、すごくホッとしたんです。“すぐ結果を出さなくていいんだ”と思ったら、“じゃあ、もうちょっとのんびりするかな”って(笑)。それで肩の力が結構抜けて、たぶん自分のペースで今までこられたんだと思います」。「私、シンプルにお芝居が好きなんです。とりあえず、30になったときに、“伊藤にやってほしい”と思える役があるような人ではいたい、という気持ちはあります」。今のような話は、朋友・松岡茉優とも「たまーに、する(笑)」と言う。「松岡とは、ちょいちょい、本当に、たまーに、ちょっと弱ってるときに、こういうことをしゃべったりします。お互いに、“いるよね。うちら、(30になっても)いるよね?”みたいな感じで、なぐさめ合っています(笑)」。30になっても、40になっても、80になろうと“いる”であろう、トップ女優ふたりの健気なやり取りを想像するだけで、何とも微笑ましい。15回観た主演作、「ここ最近で変わった人生観」と照らし合わせて伊藤さんが長編2本目の主演となった映画『タイトル、拒絶』が、11月13日より公開される。セックスワーカーとして生きる女性たちをオムニバス的に綴った、山田佳奈監督によるオリジナル作品。伊藤さんは、体験入店で店に来たものの、怖気づいて客前から逃げ出し、結果、デリヘル嬢たちの世話係をするカノウを演じた。「実はこの映画、すでに15回観ました。こんなに観ることは特殊ですが、観れば観るほど好きになるんです!」と、伊藤さんが目の中に入れても痛くない『タイトル、拒絶』は、トレーラーでも流れるカノウによる独白から始まる。「私の人生なんてクソみたいなもんだと思うんですよね」と、少し怒りを含んだ口調の独白シーン。何ページあるかわからない、長いひとりしゃべりは、カノウの心の内や人生観をさらすと同時に、世界観に引き込む重要な幕開けとしての役割を果たした。「これがファースト・カットでした。台本を読んだ時点から、この独白をやりたい気持ちが大きかったので、自分の中でもすごく気合いが入っていましたし、良い意味でのこわばりもあって。でも、独白は感情を込めすぎると、ちょっと胃もたれしてしまうので、気持ちが入っちゃうところは入っちゃうで放っておきつつ、基本はフラットでしゃべろうと心がけていました」。その後、物語はデリヘルの事務所を軸に展開していく。人気トップのマヒル、文句ばかりのアツコ、トウの立ったシホ、こっそり事務所内恋愛をするキョウコなど、様々な嬢に振り回されながら、カノウは裏方業をこなしていく。カノウはそこでの縮図を日本の昔話の「カチカチ山」になぞらえ、自分はタヌキ、マヒルをウサギとする。賢くてかわいいウサギはみんなに愛され、性悪で嫌われ者のタヌキには誰も目もくれない、と。伊藤さんは、タヌキの気持ちこそ痛いほどわかると、熱弁した。「実際カノウにとって、マヌケ役を買って出るステージに選んだのが、デリヘルの職場だっただけで、私としては芸能界は“カチカチ山”だと思っています。最初の頃はマヌケ役を買って出ていましたし。不器用で、万人受けする何かを求められないなら、“もうこれでいくしかない”、“タヌキは、タヌキの人生の主役ってことに変わりはないから”って」。「私もきっと、ここ最近で変わった人生観なんです」と、伊藤さんは言う。「まだ、今ほどお仕事がいただけていないときなんて、脇役人生と思うしかなかった部分がありました。そこに関しては、カノウがもがいている様もすごく理解できますし、ひねくれて“どうでもいい”と言いつつ、どこかでちゃんと傷ついている。“どこかで何か覆したい、でもどうにもならない“という葛藤は、めちゃくちゃわかると思いましたね」。「だから、カノウ役は絶対にやりたいと思ったんです」と、伊藤さんはインタビューを締めた。伊藤さんがカノウに込めた想いは作品内で荒々しく息づき、傷みをともなって観客にぶつけられる。そしてまたこの98分、伊藤沙莉という女優の凄みを肌で感じるのだ。(text:赤山恭子/photo:Jumpei Yamada)■関連作品:タイトル、拒絶 2020年11月13日より新宿シネマカリテほか全国にて順次公開©DirectorsBox
2020年11月09日タレントとして数々のテレビ番組やCMで活躍している野々村真(ののむら・まこと)さん。娘の香音(かのん)さんもモデルやタレント、女優として芸能界で活動しており、「かわいい!」と話題になっています。そんな野々村真さんの娘・香音さんの大学や、YouTubeで披露したドラム、インスタグラムの画像など、さまざまな情報をご紹介します!野々村真の娘・香音はモデル!野々村真さんは一男一女の父親で、長女の香音さんは現在、ファッションモデルやタレントとして活躍中です。香音さんのインスタグラムには自撮りショットがたくさん投稿されており、「かわいい!」「美少女すぎる!」と話題になっています。※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 この投稿をInstagramで見る お知らせです♡ 10月6日(火)深夜24:25〜放送の『グータンヌーボ2』に出演しました♡☺️ 西野七瀬さん、古畑星夏さんと楽しいお話たくさんさせていただきました 初めてのグータンヌーボ2とても緊張していますが凄く楽しかったです是非見てください〜 #グータンヌーボ2 香音 (@kanon420_official)がシェアした投稿 - 2020年10月月1日午前5時41分PDT小さな顔に大きい目、そして長いまつげ…まるで少女漫画から飛び出してきたかのようなビジュアルですね。そんな香音さんは、2013年に父である野々村真さんと一緒にリリースした『花粉デビルをやっつけろ!』で歌手デビュー。同年にローティーン向けファッション雑誌『ニコ☆プチ』の専属モデルとして活動を始めます。その翌年には携帯会社『ソフトバンク』のCM『白戸家シリーズ』に両親と一緒に『野々村家』として出演。2015年には大河ドラマ『花燃ゆ』(NHK)の第1話に登場し、女優としての才能も発揮しています。同年に雑誌『ニコ☆プチ』を卒業し、同誌の姉妹的ファッション誌『nicola(ニコラ)』の専属モデルに進級。インスタのニコモSNAPを撮りあいっこしてた、仲よしイメモ3人ショット意外とレア #香音 #清原果耶 #青島妃菜 #ニコラ #nicola pic.twitter.com/w9XFavpQO5 — nicola/ニコラ (@nicolaJP_mag) January 14, 2018 モデルとして活躍する一方、ドラマ『保育探偵25時~花咲慎一郎は眠れない!!~』(テレビ東京系)への出演や、映画『オズ めざせ!エメラルドの国へ』では、キャンディの速記者役として声優に初挑戦しています。2018年にはトークバラエティ番組『踊る!さんま御殿!!』(日本テレビ系)に出演し、そのかわいさで視聴者をメロメロに。さらに野々村真さんの娘であることが明かされ、世間の注目を集めました。 この投稿をInstagramで見る さんま御殿見てくださった方ありがとうございました〜☺️ 収録でお話するのがとても楽しくてあっという間の時間でした〜 衣装もすごく可愛かったんです、、❤️靴はR&Eのです〜 . また皆さんとお仕事できるように頑張らなきゃだ〜♡☺︎ #さんま御殿#アールアンドイー 香音 (@kanon420_official)がシェアした投稿 - 2018年 8月月28日午前5時17分PDTそして2018年に雑誌『ニコラ』を卒業し、翌年、新たにティーン向けファッション誌『Popteen』の専属モデルとしての活動をスタート。 この投稿をInstagramで見る * 大好きなニコラを卒業しました 最後の開放日、みんなの声がたくさん聞こえて、みんなの愛情たっぷりのうちわが可愛くてキラキラしてて、、 とっても嬉しかったです ちゃんと見えたよ! . 今までニコモとしての私を応援してくれた皆さん、本当にありがとうございました♡ . これからもカノンワールドを私らしく発信していきます!! 応援してくれたら嬉しいです☺︎ みんな大好きだーい 香音 (@kanon420_official)がシェアした投稿 - 2018年 3月月29日午後7時02分PDT現在までモデルとタレント業を両立させつつ、同世代女子の憧れの的として活躍しています。 この投稿をInstagramで見る Popteen11月号、表紙を飾らせていただきました。 2人の目標でもあっためるのん表紙です。 みんながいてくれるから私も頑張れます。Popで表紙を飾ることは決して私1人では出来ない事。みんなの支えがあってこその表紙です。いつも沢山愛をありがとう。 2人でひとつ、みんなで1つだよ。♡ これからも一緒に最強になっていこうね 大好きです #popteen #popteen11月号 香音 (@kanon420_official)がシェアした投稿 - 2020年 9月月30日午前8時00分PDT野々村真の娘・香音がかわいい!インスタでセーラー服を披露香音さんが、2020年8月28日にインスタグラムを更新。セーラー服姿のピンショットを公開し、「かわいすぎる」「天使!」と絶賛されています。※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 この投稿をInstagramで見る お知らせです . . . peepさんで掲載されている物語「ぬらりひょんの棲む家」に妹の美月役で出演させていただきました。 . . . 初めてのホラー作品、内容を知っていてもやはりちょっぴり怖かったです、ね 最後まで何が起こるかわからない、ハラハラしながら観ていただけると嬉しいです☺️ 9月4日に公開されます☺︎是非 . . 初セーラー服。ふふ #ぬらりひょんの棲む家 #peep 香音 (@kanon420_official)がシェアした投稿 - 2020年 8月月28日午前12時00分PDT2020年9月4日に公開されたシネマ小説『ぬらりひょんの棲む家』に主人公の妹役で出演している香音さん。同作は久しぶりに帰省した実家の家族が謎の男に洗脳されていたという内容のサイコスリラー作品で、香音さんは「初めてのホラー作品、内容を知っていてもやはりちょっぴり怖かったです」と感想をつづっています。このほかにも香音さんは頻繁にインスタグラムを更新し、「かわいい!」とファンを興奮させる写真をたくさんアップしています。2020年9月28日にはお仕事終わりの珍しいメガネ姿を披露。小顔すぎてメガネが巨大に見えます…。 この投稿をInstagramで見る お仕事終わりに美味しいご飯を食べながら楽しい打ち合わせ☕️ 色んなお話しました お楽しみに 次はケーキ食べようと☺︎ 香音 (@kanon420_official)がシェアした投稿 - 2020年 9月月28日午前5時44分PDT同年7月24日には、仕事のために染めたという金髪のイメチェンショットを公開。ファンからは「本当になんでも似合う!」「最高かよ!!」と喜ぶコメントが殺到しています。 この投稿をInstagramで見る とあるお仕事で髪の毛を明るくしました〜☺︎☺︎♡ ここまで明るくしたのは初めてかも イメチェンすると今まで着たことない新しい服とかメイクに挑戦したくなりますね〜楽しい。 日に日に金髪っぽくなってます この明るい髪期間、短めだけど、楽しもっと。 そして今日はKOLMEの秋服撮影〜 香音 (@kanon420_official)がシェアした投稿 - 2020年 7月月24日午前5時09分PDTこのほかにも香音さんのインスタグラムにはかわいい写真がたくさん投稿されています。気になった人はぜひ、チェックしてくださいね。野々村真の娘・香音の学校は?無事大学進学!香音さんが、2020年3月19日にインスタグラムを更新。高校を無事卒業したことを報告しています。※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 この投稿をInstagramで見る 高校卒業しました 私の通っていた学校は普通の学校だったので、お仕事と勉強の両立が大変だなと思う時もあったかなーって。 六限のチャイムが鳴った瞬間ダッシュで現場に向かったり、テスト期間中は撮影の合間に必死に単語帳覚えてたり。 少し疲れたなーって日でも次の日、学校にいくと大好きな友達に会えて、疲れなんて吹っ飛んじゃうくらい笑って、 お弁当食べた後にカフェテリア行って天使のパイリングとか買っちゃって。 大好きで大切な友達に出会えたこと、そして沢山の方に支えられて無事卒業できたこと! 本当に良かったなって。 そして、14年間お弁当を作ってくれ、目覚まし時計で起きない私を起こしてくれたお母さん、ありがとう。 大学生になったらアラーム1発で起きられるように、あとお弁当も頑張ってみようと思います はい!ということで卒業しました報告でした☺️ ちゃーんちゃん 香音 (@kanon420_official)がシェアした投稿 - 2020年 3月月19日午前6時30分PDT卒業証書から香音さんが通っていた高校は都内にある『成城学園高等学校』だったということが判明。投稿には、「普通の学校だったので、お仕事と勉強の両立が大変だなと思う時もあった」とつづられており、ほかの生徒と同じように勉学に打ち込んでいたことがうかがえます。そんな香音さんはYouTuberとしての一面も持ち、2020年4月8日にアップされた動画で大学に進学したことを報告しています。私、今月から大学生になります!かのんのんのんTVーより引用香音YouTube動画女子大生のカバンの中身を公開動画では大学に行く時に持っていく物を1つずつ丁寧に紹介。キラキラしたノートやかわいい装飾のついたペンなど、香音さんのセンスが光る私物に「かわいい」「センスいい」と絶賛するコメントが寄せられています。最後に香音さんは「まだまだ何を持っていくとよいのか分からない状況なので、ぜひアドバイスをください!」と呼びかけ、大学に通うことへの意欲を爆発させています。仕事との両立は大変だと思いますが、無理しない範囲で大学生活を楽しんでほしいですね。野々村真の娘・香音はドラマー!YouTubeでドラム披露香音さんは小学校からドラムを習っており、2016年に出演したNHKのCM『受信料、住所変更のお知らせ!2016』で見事な腕前を披露しています。さらに自身のYouTubeチャンネルでもドラム演奏を披露。かわいい容姿とは裏腹に激しくドラムを叩く姿が「かっこよすぎる」と話題になっています。そして、動画によっては再生回数が80万回を超えており、たくさんの人が注目していることが分かります。香音ドラム演奏『鬼滅の刃』の禰豆子コスプレで『紅蓮華』奏香音ドラム演奏『ONE OK ROCK』の『The Beginning』人気アーティストの楽曲をカバーするだけでなく、コスプレを取り入れるなどオリジナリティーを発揮している香音さん。自分の持ち味を最大限に活かせるところも人気の理由なのかもしれませんね。そんな香音さんにはこれからも学業と芸能の仕事を両立し、活躍し続けてほしいと思います!野々村真プロフィール生年月日:1964年6月24日出身地:東京都血液型:A型身長:1823所属事務所:スターダストプロモーション1982年にバラエティ番組『笑っていいとも!』(フジテレビ系)の初代『いいとも青年隊』としてデビュー。1986年からクイズ番組『日立 世界ふしぎ発見!』(TBS系)に出演し、人気タレントとして活躍する。プライベートでは一男一女の父親でもあり、2013年には長女の香音と『花粉デビルをやっつけろ!』をリリース。現在もタレントや俳優としてマルチに活躍している。香音プロフィール生年月日:2001年4月20日出身地:東京都血液型:A型所属事務所:スターダストプロモーション2001年生まれ。父はタレントの野々村真、母は元アイドルの坂上とし恵。弟が1人いる。9歳の頃から舞台に出演し、ゲームソフト『ぷよぷよ』のCMにも出演していた。父の野々村真とはニッスイのCMでも共演している。ファッションイベント『TOKYO TOP KIDS COLLECTION』を始めとしたいくつかのショーに参加し、ランウェイ経験も多数積んでいる。2019年にはティーン向け雑誌に活動の場を移し、今もっとも注目されている若手モデルの1人。モデル・香音は野々村真の娘!?あまりの可愛さにネット騒然[文・構成/grape編集部]
2020年10月12日「現場での草なぎさんは、凪沙という人物、そのものでした。まるで憑依しているかのようで、生き様まで背負っている感じがしました」そう語るのは、草なぎ剛(46)がトランスジェンダー役を演じ、絶賛されている映画『ミッドナイトスワン』(全国公開中)に、バレエ講師・片平実花役で出演している真飛聖(43)。本作は、草なぎ演じる凪沙が、育児放棄されて孤独に生きていた一果という少女と出会い、母性が目覚めていく物語。実花は凪沙と一果の夢を後押しする、という重要な役どころだ。「一果がバレリーナになる、という夢に向かっていくということを通して、凪沙と一果の距離がどんどん縮まっていくのが映画の見どころでもありますが、実花としてもとてもうれしかったです」(真飛・以下同)一果役の服部樹咲(14)はこの作品が女優デビュー。その初々しさが演技をよりリアルにした、という。「樹咲ちゃんはバレエが大好きで、お芝居をやりたい!という情熱を持っている女の子。そこが夢を追いかけている一果の姿とピッタリ重なりました」作品を見て、何度も泣いてしまったという真飛。自身の母性や生き方なども考えさせられたようだ。「愛情を傾けられる存在がいることが大切ですよね、今後、結婚したり、家族が持てたらうれしいですが、今の私には愛犬のおもちが命をかけてでも守りたい存在。コロナ禍にあって、今までのようにお仕事をするのは難しいけれど、やらせていただけることの幸せを感じたり、演じることが好きなことを再認識しました。これからはプライベートも仕事も諦めないで生きよう、と心に決めました」「女性自身」2020年10月13日号 掲載
2020年10月05日福士蒼汰、野村周平が共演、新たなダークヒーローの物語「DIVER-特殊潜入班-」の2話が9月29日オンエア。今回から本格登場した野村さんと福士さんのハードなアクションと、ロケ地となった神戸の景色に多くの声が集まっている。福士さんが10代の頃は窃盗や暴力事件の常習犯だったが、高いIQや身体能力が認められ、秘密裏に結成された「潜入捜査官チーム」(通称“D班”)の一員となり、多少の犠牲もいとわず悪に手を染めながらも、自身の正義で悪を駆逐する黒沢兵悟を演じる本作。また野村さんが防衛大学を首席で卒業し海上自衛官としてエリートコースを歩んでいたが、自衛官を辞めて、D班の一員となる佐根村将に、安藤政信が兵庫県警組織犯罪対策課で事件現場の指揮をとりながら、裏では黒沢や佐根村ら個性的な“D班”メンバーを束ねる伊達直哉に、りょうが兵悟のダイバーとしての素質を見抜き“D班”に引き入れた兵庫県警本部長の阿久津洋子に扮する。また片瀬那奈、浜野謙太らも共演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。女子大学生が5人相次いで自殺。匿名の通報により全員が烏鷺谷(うろや)大学の学生・小野原光生(鈴木仁)主宰のグルメサークルに所属していたことが分かり、兵悟は大学に潜入。声をかけてきた井川エリ(山口真帆)とともにサークルの会合に参加する。そこでは暗示にかかりやすい人間が選別されていた…。さらに兵悟を監視するため将もサークルに潜入していた…というのが今回の展開。将を見つけた兵悟はトイレで彼に殴りかかる…そして繰り広げられる2人の激しい格闘戦。「野村くんと福士くんのアクション最高」「アクションシーン、めちゃくちゃ高速だったな」などの声が殺到。また本作は兵庫が舞台ということもあり、「神戸ロケ!ということでどこが出てくるのかも楽しみ」「神戸国際大や川崎重工前神戸港埠頭などロケ地にwktkする」「神戸の知っとう所がいっぱい出てきて楽しい!」など劇中に登場する神戸の景色に反応したツイートも多数SNSに投稿されている。(笠緒)
2020年09月29日