ターゲットはメダルである。『東京オリンピック2020』『ロンドン五輪2012』の3位決定戦で涙を飲んだ日本代表は、今夏パリで56年ぶりとなるメダル獲得を目指す。U-23日本代表にとって『AFC U23アジアカップ カタール2024』はあくまで通過点だが、同時に最後にして最大の関門でもある。指揮官はそんなことは百も承知である。大岩剛監督は「我々の目標は当然パリに出場して勝ち抜くことにあるが、まずは最終予選にしっかり勝ち抜くことにフォーカスしているので、しっかり足元を見て、最終予選に向かっていきたい」と一戦必勝を誓った。本命に挙げられながら、A代表が準々決勝で敗退を余儀なくされた『AFC アジアカップ カタール 2023』の記憶も新しいことだろう。2か月前の『アジア杯』決勝に勝ち残ったのはカタールとヨルダンだった。日本だけではなく、韓国やイラン、サウジアラビアにオーストラリアも決勝トーナメントで姿を消したのだった。アジアの戦いはより拮抗し、番狂わせも散見している。しかも30℃を優に超えてくる中、グループステージは中2日のハードな日程を強いられる。上位3チームが『パリ五輪』の切符を手にする『U23アジア杯』は何が起きてもおかしくはない。藤田譲瑠チマ(c)スエイシナオヨシ厳しく過酷な戦いがカタールで待っているが、日本はベストメンバーを組めなかった。『U23アジア杯』ではクラブの招集義務が発生しないため、これまで主軸を担ってきたMF鈴木唯人(ブレンビヤネス・イドラーツファーイーニング/デンマーク)やMF斉藤光毅(スパルタ・ロッテルダム/オランダ)、MF三戸舜介(スパルタ)、小田裕太郎(ハート・オブ・ミドロシアンFC/スコットランド)らを選出できなかった。それでも、大岩監督は「人数制限だったり、悩みだったりはこういう大会でメンバー選考するのに起こり得ること」と意に返さず。4月8日からドーハでトレーニングを積むU-23日本代表はここまで順調な調整を見せている。4月11日、U-23イラク代表とのトレーニングマッチも1-0の勝利。試合は完全非公開のため、大岩監督は多くは語らなかったが、「いい状況が色々出たので、第1戦に向けて順調な調整になった。我々の狙いを出せていた部分と攻守で出せていない部分があった。トランジションの部分はみんな意識していたので、そこは良かったと思う」と手応えを口にした。また日々のトレーニングでも天候が変わり、「いろんな条件で練習できているので、暑い日、雨の日、風の強い日と色んな条件で練習できているので、準備はできている」とシミュレーションはバッチリである。大岩剛U-23日本代表監督日本は韓国、UAE、中国とグループBを戦う。グループ最大のライバルは10大会連続の五輪出場という世界最多記録を狙う韓国だろう。日本のファンにも馴染み深いファン・ソンホン監督率いる韓国は3月にメンバー発表しながら、FWペ・ジュノ(ストーク・シティ/イングランド)やMFヤン・ヒョンジュン(セルティック/スコットランド)、DFキム・ジス(ブレントフォードFC/イングランド)の選手派遣を拒否され、結局欧州組はMFキム・ミンウ(デュッセルドルフ/ドイツ)ひとりというドタバタぶりを見せている。選手たちが最も大切なゲームと口を揃えるのが、4月16日(火)・初戦の中国戦である。山田楓喜(東京ヴェルディ)が「初戦の中国戦からフルスロットルで、最初から自分たちの気持ちを出して全力で戦いたい」と言えば、平河悠(FC町田ゼルビア)も「(グループステージ)3試合の中でも一番大事と言ってもいいぐらいの中国戦。内容もそうだが、まずは勝点3を積むことによって次の試合につながる」とキッパリ。4月15日、前日会見の壇上で大岩監督は「非常にいい準備ができている。しっかりと明日の初戦に向けてチーム一丸となっていい準備をしたい。メンタル、個人戦術、チーム戦術、すべてを発揮して第1戦に向かっていきたい」とキックオフを待ちわびた。山田楓喜(c)スエイシナオヨシU-23日本代表のメンバーは次の通り。【GK】1小久保玲央ブライアン(ベンフィカ/ポルトガル)23山田大樹(鹿島アントラーズ)12野澤大志ブランドン(FC東京)【DF】16内野貴史(フォルトゥナ・デュッセルドルフ/ドイツ)21大畑歩夢(浦和レッズ)3西尾隆矢(セレッソ大阪)5木村誠二(サガン鳥栖)2半田陸(ガンバ大阪)4関根大輝(柏レイソル)15鈴木海音(ジュビロ磐田)22高井幸大(川崎フロンターレ)【MF】20平河悠(FC町田ゼルビア)11山田楓喜(東京ヴェルディ)10佐藤恵允(ヴェルダー・ブレーメン/ドイツ)6川﨑颯太(京都サンガF.C.)7山本理仁(シントトロイデンVV/ベルギー)8藤田譲瑠チマ(シントトロイデンVV/ベルギー)14田中聡(湘南ベルマーレ)17松木玖生(FC東京)【FW】9藤尾翔太(FC町田ゼルビア)19細谷真大(柏レイソル)13荒木遼太郎(FC東京)18内野航太郎(筑波大)『U23アジア杯』のグループステージ組み合わせは以下の通り。【グループA】カタール、オーストラリア、ヨルダン、インドネシア【グループB】日本、韓国、UAE、中国【グループC】サウジアラビア、イラク、タイ、タジキスタン【グループD】ウズベキスタン、ベトナム、クウェート、マレーシア果たして、日本は『パリ五輪』へ向けて、白星発進できるのか。『U23アジア杯』初戦・中国戦は4月16日(火)・キックオフ。試合の模様はテレビ朝日系列、DAZNにて生中継。
2024年04月16日野球日本代表「侍ジャパン」の前監督で北海道日本ハムファイターズのCBOを務める栗山英樹氏(62)が16日、都内で最新著書『信じ切る力』(講談社)の出版を記念した書店向けの特別講演会を開催。講演会冒頭、書店の有隣堂・松信健太郎社長とスペシャル対談を行った。「本という救い」というテーマで行われたこの対談。栗山氏は「大学時代から本格的に読み込むようになったんですが、本はずっとそばにあった存在」とその存在の大きさを語った。また、本屋に行くのが好きだという栗山氏だが、購入した本は北海道の家の倉庫の上に図書館のように置いているといい、松信社長が「一般の方も見ることができる?」と聞くと、「いずれ、野球の本を中心にそこで遊んでも…」と返した。昨年3月に行われたWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)で、侍ジャパンを3大会ぶりの優勝へと導いた栗山氏だが、大会前には「もう一回、野球マンガとかすべての本を買いに行って。そうしないと神様は勝たせてくれないんじゃないかと思って。変な追い込まれ方をしてました。あんまり普段はマンガ読まないんですけど」と、意外なエピソードを明かした。
2024年04月16日萩本企画 欽劇事務局主催、「欽ちゃんライブ~日本を代表する俳優出演~」が2024年4月21日 (日)にバティオス(東京都 新宿区 歌舞伎町 2丁目45-4)にて開催されます。チケットはカンフェティ(運営:ロングランプランニング株式会社、東京都新宿区、代表取締役:榑松 大剛)にて発売中です。カンフェティにてチケット発売中 公式ホームページ 欽ちゃんの笑いへの追及は、止まらない。先月は、カメラマンが、ステージ上にいる欽ちゃん&出演者に"ツッコミ"を入れる、という斬新な試み。会場は、カメラマンの的確なツッコミ(指摘)に大爆笑の渦が生まれた。いつも冷静なカメラマン(ディレクターの指示に従って絵撮りをする役目)が、まさかの発言をして的確なツッコミをするとは。これは、欽ちゃんのアイデア。これが、見事にハマって、今まで見た事の無い笑いが生まれた。さて、今回は?欽ちゃんが、日本を代表する俳優をステージに迎え、前回のカメラマンもスタンバイ。一体、どんな笑いの空間が生まれるのか?それは、当日になってみなければ、わからない。きっと、また新しい笑いが生まれているだろう。公演概要「欽ちゃんライブ~日本を代表する俳優出演~」公演日時:2024年4月21日 (日)14:30開場/15:00開演会場:バティオス(東京都 新宿区 歌舞伎町 2丁目45-4)■出演者萩本欽一他■チケット料金全席自由:3,000円(整理番号付き・税込) 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2024年04月15日『劇場版ブルーロック –EPISODE 凪-』(4月19日公開)の公開直前イベントが9日に東京・blue-ing! で行われ、声優の浦和希、海渡翼、サッカー元日本代表の佐藤寿人、久保竜彦、本山雅志、日本サッカー協会 宮本恒靖氏が登壇した。同作は、累計発行部数3,000万部を突破したコミック『ブルーロック』(講談社)初の映画化作。劇場版では、天才ストライカー・凪誠士郎の視点から“ブルーロック(青い監獄)”を描いている。○■サッカー元日本代表 佐藤寿人・久保竜彦・本山雅志、『劇場版 ブルーロック』イベントに登場イベントでは、『劇場版 ブルーロック』の大ヒットを祈願し、「天才 凪よりうまいのは俺だ! ビタ止めトラップチャレンジ」という企画を実施。元日本代表3人と浦・海渡が、飛んできたボールをトラップし、床に置かれた的にぴったり止められるかに挑戦した。フットサルの経験はあるという浦がトップバッターで登場し、4度目の挑戦で見事に成功。続くサッカー経験者の海渡は見事に1発で成功させ、会場を沸かせていた。元日本代表の3人は、ボール1個分の大きさしかない的の中心へのビタ止めに挑戦することに。先陣を切った佐藤は、高く投げ込まれたボールをつま先でコントロールする華麗なトラップを披露。「これで興行収入100億円突破ですね!」と笑顔を見せた。続く本山も、バックスピンを利用した技ありなトラップで見事に成功。これには浦と海渡も「うおぉ~!! すごい!」と目を輝かせていた。そして最後の挑戦者となった久保は、ビーチサンダルで登壇しており、佐藤から「足の裏は(使っちゃ)ダメですよ」と声をかけられるも、フリに応えるようにボールを踏みつけるようなトラップを披露し、笑いを誘った。その後、ボール出しをしていた宮本とパスを続けた後に、しっかりと的の中心にボールをビタ止めし、成功させていた。
2024年04月09日全国無料放送のBS12 トゥエルビ(本社:東京都渋谷区、代表取締役社⻑:降籏邦義)は「BS12プロ野球中継2024」において、パ・リーグ6球団の主催試合を3/29(金)の開幕戦から55試合放送します。毎年大好評のホームチームファン向けの主音声放送、ビジターチームファン向け副音声放送も全試合で実施!今年もBS12プロ野球中継にご期待ください!1.「BS12プロ野球中継2024」番組概要パ・リーグの熱戦をプレイボールから生中継!開幕からセ・パ交流戦、シーズン終盤まで今シーズンは55試合お届けします。解説には球団OBや各チームのファンと公言する各界の著名人ゲストが続々登場予定。ホームファンは主音声、ビジターファンは副音声でお楽しみください。■番組HP: ■番組X: 2.直近の放送スケジュール■3月29日(金)17:59放送開始東北楽天ゴールデンイーグルスvs.埼玉西武ライオンズ【主音声】解説:礒部公一実況:上野智広【副音声】解説:鈴木健、髙木大成実況:寺島啓太■4月2日(火)17:59放送開始埼玉西武ライオンズvs.オリックス・バファローズ【主音声】解説:鈴木健実況:寺島啓太【副音声】解説:星野伸之実況:田中大貴■4月5日(金)17:59放送開始東北楽天ゴールデンイーグルスvs.福岡ソフトバンクホークス【主音声】解説:戸村健次実況:松原稜典【副音声】解説:池田親興実況:田中大貴■4月12日(金)17:59放送開始埼玉西武ライオンズvs.福岡ソフトバンクホークス【主音声】解説:辻発彦実況:寺島啓太【副音声】解説:柴原洋実況:田中大貴■4月16日(火)17:59放送開始東北楽天ゴールデンイーグルスvs.オリックス・バファローズ【主音声】解説:未定実況:上野智広【副音声】解説:坂口智隆実況:田中大貴※放送スケジュールは変更になる可能性があります。※上記日程以降の放送スケジュールは番組ホームページで随時更新いたします。■BS12 トゥエルビについて■三井物産(株)100%出資の24時間全国無料のBS放送局です。スポーツ中継や大人の趣味教養など、上質なエンターテインメント番組を総合編成でお送りしています。視聴方法は、BS+12ボタン、または3桁番号222チャンネルです。BS12 | BS無料放送ならBS12 トゥエルビ : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2024年03月22日今回は、物語をもとにしたクイズを紹介します!クイズの解答を考えてみてくださいね。※この物語はフィクションです。イラスト:モナ・リザの戯言子どもの面倒をみない夫主人公は夫と生まれたばかりの娘と暮らす主婦です。夫は熱狂的な野球ファンで、いつも家では野球中継に夢中でした。さらに連絡せずに試合を見に行き帰りが遅くなったり、野球のことしか頭になく頼んでいたものを買い忘れたりする夫。ある日の晩、我慢の限界を感じた主人公は夫に直談判します。「このままじゃ一緒に過ごすのは無理」と告げると夫は途端に焦り出し、これからは子どもの面倒をみることを約束しました。それを聞いた主人公は「じゃあ…」と言い「集まりがあるから子ども見て」と夫にたのみます。すると夫は「試合があるから無理」と即答しますが…。主人公に怒鳴られ、夫はしぶしぶ了承しました。夫に娘を預けると…出典:モナ・リザの戯言集まりのある日、夫に娘を預けて出かける主人公。夫が野球の中継を見ながら子守りをしていると、急に娘が泣きだします。問題さあ、ここで問題です。夫が泣いている娘にしたこととは?ヒント夫は娘をうっとうしく思ったようです。みなさんは答えがわかりましたか?正解は…出典:モナ・リザの戯言正解は「顔に毛布をかぶせて放置した」でした。泣いている娘の顔に「ガキは寝てろ!」と毛布を投げた夫。数時間後、帰宅した主人公は顔に毛布がかかったままの娘を発見し…。放置していた夫に激怒するのでした。※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。(lamire編集部)
2024年03月20日今回は、物語をもとにしたクイズを紹介します!クイズの解答を考えてみてくださいね。 ※この物語はフィクションです。イラスト:モナ・リザの戯言【漫画】夫の衝撃行動主人公には熱狂的な野球ファンの夫と幼い娘がいます。夫は日頃から野球中継に没頭し、育児には協力しません。そんな夫に主人公は不満を持っていました。ある日、1人での育児に限界を感じた主人公。「もっと娘のことを考えてほしい」と夫に伝えます。近々主人公には近所の集まりで家を空ける予定があり…。いい機会だと夫に子守りを頼むことに。「当日は大事な野球中継がある」と渋っていた夫。しかし話し合いの結果、娘の子守りを承諾します。主人公が外出後、夫は娘の子守りをしながら野球中継を観戦。試合が始まって「打て!」と応援に夢中になっていると…。娘が大きな声で泣き始めてしまったのです。なかなか泣き止まず…出典:モナ・リザの戯言娘の泣き声で試合に集中できない夫は次第にイライラ。この後、信じられない行動に出たのです。問題さあ、ここで問題です。子守りを任せられた夫。野球の中継中、娘が大号泣します。この後、夫がした信じられない行動とは?ヒント夫は泣き止ませるため、タオルを使いました。みなさんは答えがわかりましたか?正解は…出典:モナ・リザの戯言正解は「娘の顔にタオルをかける」でした。夫は「今いいとこなんだから邪魔すんな!」と娘を怒鳴りつけ…。そのまま娘を放置して野球中継に没頭します。その後帰宅し、娘の惨状を見た主人公はゾッとしたのでした。※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。(lamire編集部)
2024年03月17日創業159年、スイス政府御用達の高級オルゴールブランド スイスREUGE社の日本総代理店リュージュ販売株式会社(東京都新宿区、代表取締役社長:木村健一)は、日本国内100台のみの限定作品として、坂本龍一作曲“戦場のメリークリスマス”メインテーマ『Merry Christmas Mr. Lawrence』を3月1日(金)より発売します。AXA.72.5334.000【企画・制作の背景】スイスREUGE社ではこれまでも“世界の偉大なる作曲家モデル”と題し、クラシックの名曲の数々をオルゴールで制作し、多くの皆さまにお届けしてまいりました。この“世界の偉大なる作曲家モデル”として次に企画していたのが日本が誇る偉大なる作曲家 坂本龍一氏でした。今から2年程前から企画していたこの作品は、出来ることなら坂本氏がご存命中に発表したいと制作を進めておりましたが、編曲からオルゴール制作の細部に至るまで一切の妥協を許さない職人達のこだわりにより修正を重ね、漸く納得のいく作品に仕上がったのがこのタイミングでした。坂本氏に直接お聴きいただくことは叶いませんが、職人たちの熱い想いが込められたこの作品は、日本が誇る偉大なる作曲家の代表曲を演奏するに相応しい仕上がりになっていると言える自信作です。【作品特徴】“戦場のメリークリスマス”のメインテーマ曲『Merry Christmas Mr. Lawrence』は、1983年に発表され、「英国アカデミー賞」作曲賞を受賞、坂本龍一氏が映画音楽作曲家としての道を歩み始めるきっかけともなった記念すべき作品です。坂本氏の作品には、多くの人々の心に響く素晴らしい作品が多数存在しますが、その中でも皆一度は耳にしたことがあるであろう曲であり、坂本氏が映画音楽への道へと進んだ始まりという大きな意味を持つ曲が『Merry Christmas Mr. Lawrence』です。一方、スイスREUGE社は、1865年創業、 今年2024年には創業159年を迎える老舗のオルゴールメーカーです。「天上の音楽」「天使の歌声」「音の魔術師」と表現され、世界最高峰のオルゴールメーカーと称されるREUGE社はスイスが誇る老舗ブランドとして、スイス政府御用達の一社に選ばれています。この作品のボックスは、REUGEオルゴールの中でも音の良さに定評があり、発売以来長きにわたり人気のオーク材を使用。オーク材は古くからウイスキーやワインの樽に使用され、耐水性・耐久性に優れているのが特徴です。このオーク材を使用して、直線的な木目を活かしシンプルに仕上げられたボックスは、素材の硬さによる蓋の開閉時の独特な感触が精度の高さを表しています。高級感があり、男性にも女性にも好まれるシンプルで飽きのこないオーク材のボックスは、見た目の美しさだけでなく、音の響き、音の伸びがよく、古くからオルゴールに適したボックスとして愛されてきました。シンプルなメロディーラインでありながら、複雑な響きを奏でるこの曲の良さを引き立てるに相応しいボックスです。繊細な音色で奏でられるメロディーラインと、その音色を最大限に引き出すボックス。40年の時を経ても、今なお色褪せないメロディー…芸術性溢れる作品が完成しました。チューンプレート【作品概要】品名 : RAYA(ラヤ)品番 : AXA.72.5334.000機構 : 72弁3パート演奏式ムーブメント筐体 : オーク材サイズ: 200×115×80mm仕様 : 日本国内100台限定曲曲名 : 『Merry Christmas Mr. Lawrence』坂本龍一作曲価格 : 401,500円(税込)(365,000円+税)発売日: 2024年3月1日URL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年02月28日有限会社エルステュディオインターナショナル(代表:さかより のりこ)がメディアプロデュースをする台北楊三郎美術館館長・ノリコマナーズ代表 村越のりこ氏。日本の文化とマナーを学ぶ『Hawaii セミナー』を2024年4月6日に開催します。楊三郎美術館にてお点前 村越のりこ氏舞台は台湾。台北・楊三郎美術館の館長も務める村越のりこ氏は同館内以外にも、領事館でのイベントや2,000人以上が集まる国際ロータリークラブ総会などで「日本の伝統文化である茶道・礼法」を広めてきた。一か国一度だけではなく、定着するように静かにひたむきに長い時間をかけて伝える和の心の実践。コロナ禍を経て、今春、満を持してハワイへ進出を決める。外国の地で、敢えてその場その場に合った「日本文化」の楽しみ方を模索し、世界に通用する「心意気・マナー」を伝えてきた彼女の次なる目標とは? 情熱の源と縁を尋ねる。〇マナーから「日本」を知る村越のりこ氏が「マナー」と「日本文化」を意識するようになったのは20数年前にハーバード大学との仕事をしていた頃のことだったという。当時、親の仕事の関係もあり、昔から海外に縁の深いのりこ氏は、「株式会社のりこインターナショナル」を設立し、海外での仕事のコーディネートに奔走する日々だった。帰国の際、ラウンジで、使った椅子をきちんと戻す――そんな当たり前の仕草を、「日本人は素晴らしい」と通りすがりの英国紳士に誉められた。自分では当然の行動への感想に驚くと同時に、「海外に居れば、自分は個人としてではなく【日本人】として見られるのだ」という発見を得た。海外で活躍する日本人が多くはなかった時分であるから、余計に「日本人の代表」になりやすい状況だったと言える。「礼儀をしっかりして、日本人の印象をよくしたい。もっと礼儀やマナーを知りたい」帰国後すぐ、礼儀作法の教師をしている友人の母(日本礼儀作法協会所属)から教えを乞うことにした村越のりこ氏。基礎知識を増やしていくうちに、やがて興味は、日本食や歌舞伎など日本文化そのものの継承へも広がっていく。日本文化の鑑賞の仕方、楽しみ方も一つそこに「作法」があると気づいたのだ。一つ一つの作法・文化に「理由」がある。日本ならではの文化・背景(季節)も含めて、考えを深め、交流していけば、「世界中どこでも通用する」と村越のりこ氏は言う。「堅苦しいだけのものではなくて、日本の礼儀作法(マナー)の基本は思いやりであり、おもてなしの心です。例えば、気持ちは思っているだけでは伝わりません。空港での件も、結局椅子を片付けることで、来た時どおりに綺麗にして去る――次の人のために『行動』が伴い、真意が伝わることで、相手も幸せな気持ちになります」言葉が通じなくても優しい笑顔と心配りで世界でも人と人の和を深く広げていくことができる――その信条は、彼女のこれまでの「出逢いと縁」に裏付けられていた。〇二つの出会い ~楊三郎美術館と裏千家茶道~村越のりこ氏にとって、大きな出会いが二つある。一つは台湾・台北の「楊三郎美術館」に関するもの。もう一つは、マナーを学ぶ中で、自然と導かれた「裏千家茶道」との出会いである。楊三郎美術館は、台湾の西洋美術振興や日台美術交流に尽力した台湾人画家・楊三郎氏の美術館である。村越のりこ氏はこの美術館の管理を任された。画家・楊三郎とは、日本統治時代に台北画材店で観た日本人画家・塩月桃甫の作品に感動し、画家を志し、京都へ留学した後デビューした「画壇の麒麟児」だ。その作品は社会情勢や政治の混沌に消えたものもあるが、残りの多くはその美術館に収蔵されている。しかし、台湾で一番大きい個人美術館にも関わらず、身内の他に管理者がおらず、「週に一回ほど」しか開いていない状態だった。「人生は全てが本当に出逢いだ」と語るのりこ氏。美術館を託されたのは、両親が知り合った不動産のディベロッパー、楊三郎氏の長男・楊星朗氏との縁だ。両親がアメリカで物件を探していた関係もあり、家族ぐるみでお付き合いする中で、のりこ氏は御存命だった楊三郎夫人に出会い、意気投合する。百四歳の高齢ながらパワフルで、日本を愛する夫人から、美術館の本格的なお手伝いを依頼されることになる。それが館長業務だ。元々、絵画は台湾を代表する素晴らしい作品で美術館自体の建物や庭も素晴らしく、週に一度しか開けていないのがもったいないと思っていたこともあり、引き受けたのりこ氏。「日本と世界を、文化で繋ぐという心意気は同じ」と考え、夫人・御子息が亡くなった今も志を継いで、作品も含めた場そのものを「文化の交流場」として整えた。現在、休館日は月曜火曜のみ。600坪ある庭ではカフェや松花堂弁当を楽しめるようにした。茶道裏千家のお稽古など「日本の文化や作法などに触れる講座」も開き、一方で、児童の写生大会やコンサートなど、地域の教育にも貢献する。では、茶道との出会いはどうか?一般的に「本格的にお茶の先生」というと幼い頃から親しんできたイメージがあるが、のりこ氏は大人になってから誘われた茶席が最初だという。もちろん興味は元々あったとのことだが、最初についた先生が亡くなり、ブランクが空いていた。再開することを決めたのは台北行きが決まっていた8年前、ご近所の茶道裏千家東京支部近くの茶道具店を散歩ついでに覗いた店で、店主と台湾での茶道の話をしたところ紹介されたのが今の恩師だ。これが第二の出会い。一生懸命学び真摯に茶道と向き合い、茶道裏千家正教授となる。今や自ら教室を開くに至る。どちらも不思議な「縁」で運ばれたものだが、「気づけば自分の使命だと感じるまでになった」とのりこ氏は語る。運ばれた縁を元に、美術館の館長として、2021年には泰明画廊(銀座)で念願の展示会を開催に尽力した。また茶の席も更に広がりを見せ、世界……少なくとも台湾という場所と日本を繋ぐ架け橋になる。どちらも「自分自身の希望」の姿であるのは言うまでもない。〇そしてハワイへ どこでも誰でも通じる日本の文化とマナー天から降ってきたようなタイミングで役割を打診される村越のりこ氏だが、自ら決意を新たに取り組んだ役目もある。2022年ロータリークラブの台湾支部の会長業だ。迷いはあったが「ロータリークラブは世界規模。日本と台湾の架け橋に微力であるが役に立ちたいという思いと少しでも茶道を広げたい」という一心で引き受けた。1年の任期を終えた2023年10月20日、総会がマリオットホテルにて行われ、2,000人が集結。茶道部設立が承認され、日本人4人と台湾人20人のメンバーのお披露目となった。実は京都のロータリークラブの元理事は茶道裏千家の15代家元・大宗匠。そのような経緯もあり台湾支部にも丁寧な手紙が届き、日台交流の場としてますますの盛り上がりを見せる。領事館でもイベントを行い、「台日交流会」の際には領事館広報代表からスピーチも頂き、本格的な「お茶」に触れる機会を作ることが出来た。「台湾には日本文化に興味ある人が多くいたこともあり、茶道とマナーから交流をするお互いにとって有意義な時間が過ごせています。こういうイベントはその場だけになりがちですが、拠点もあるためじっくりとお互いの文化を理解したうえで『マナー=心配り』を知って、それを広げていくことが出来る……よい蓄積が出来ました」お茶の作法は、日本では四季……季節を取り入れることで感性を豊かにすることが重要だ。それはマナーも同じ。台湾でも、土地の風習や季節にあったものを研究し、その上で例えば手紙を書いてみたり、浴衣でのお点前の機会を作ったり……文化・礼法のどちらもが楽しく取り組めるように工夫を凝らして行われている。「マナーは人々の生活を密着しているもの人と人との潤滑油。時間のない現代人こそ、『無理をしないで』学び続けることが大切だと思います。私自身日々勉強……気づくことは無限にあります」ロータリークラブの総会では、初めて中国語のスピーチも披露した村越のりこ氏。「一生懸命な生徒から、逆に自分が教わることが多い」と語る。台北の活動を経て、日本の文化やマナーは世界で通用する実感を得た今、親和性の高い「ある場所」を思い出した。それがハワイだ。「昔から好きで友人も住んでいます。日本文化やマナーへの潜在的なニーズも……。動機がただしければ、良いことで進んでいけば、必ずおもてなし・思いやりの心は広がっていく」ハワイ大学に裏千家が寄贈した茶室がある他、交歓茶会なども盛んなハワイで、世界からも注目される【日本人のマナーの良さ・礼儀作法】を、楽しく、自分が伝えられる限りを伝えていく。のり子氏の次の挑戦が始まる。村越のりこ氏 ホテルニューオータニ庭園にて (C)Benjamin Lee〇日本の文化とマナーを学ぶ『Hawaii セミナー』日時 : 2024年4月6日 13:00pm~15:00pm会費 : お一人様 $25 抹茶 和菓子付き主催 : Hawaii & Noriko. Inc ノリコマナーズKa-Lai Waikiki Beach 7F ボードルーム223 Saratoga Road Honolulu, HI 96815連絡先: (808)442-2341 現地E-mail: noriko@noriko-international.co.jp 【村越のりこ プロフィール】台北楊三郎美術館 館長株式会社のりこインターナショナル 代表取締役/ノリコマナーズ 代表茶道裏千家 正教授東京四谷生まれ。現在、東京、台北、ハワイ(ワイキキ)の3拠点にて活動中。海外での日本人のマナーの良さに自信と誇りを持ったことをきっかけに、この素晴らしい文化の継承をすべきと決心する。日本の伝統文化である礼法を通じマナーを教示。自信と余裕が持て、言葉が通じなくても優しい笑顔と心配りで世界でも人と人の和を深く広げる人財の育成に日本のみならず海外でも活動。多くの方々より称賛を得ている。<台北>■財団法人 新北市楊三郎美術基金会 董事長■台北牡丹ロータリークラブ 2022-2023年度 会長・2023年10月20日、同クラブ内に茶道部創設<ハワイ>■ワイキキにオフィス設立■2024年春、「ノリコマナーズ」本格始動。現在準備中【ノリコマナーズ及び楊三郎美術館に関するお問い合わせ先】メール : noriko@noriko-international.co.jp ノリコマナーズHP: 楊三郎美術館HP : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年02月16日2月14日『カーネクスト 侍ジャパンシリーズ2024 日本vs欧州代表』選手発表記者会見が行われた。日本野球機構事務局長/侍ジャパン強化委員会委員長・井原敦と侍ジャパントップチーム監督・井端弘和が登壇し、井原強化委員長は次のようにあいさつした。「この度の『カーネクスト 侍ジャパンシリーズ2024』2試合は、本年11月に開催される『ラグザス presents 第3回プレミア12』に向けた侍ジャパンのチーム強化が目的の試合となる。井端監督にとっては11月に侍ジャパンが連覇した『アジアプロ野球チャンピオンシップ』以来となる2大会目の指揮になる。欧州代表との対戦は2015年以来、前回の対戦成績は1勝1敗。欧州野球の活躍は近年目を見張るものがあり、昨年の『WBC』にはイギリス、オランダ、イタリア、チェコが出場し、一次ラウンドでのチェコ戦、準々決勝のイタリア戦はみなさんの記憶に新しいことでしょう。またWBSC世界ランキング7位のオランダはすでに『プレミア12』の出場が決まっている。今回の欧州代表のメンバーは各国を代表するメンバーが来日すると聞き、対戦を楽しみにしている。井端監督は今回の選手選考に向けて今月初旬に沖縄、宮崎と12球団を回った。また昨年12月に四国で開催された大学代表候補選手強化合宿にも足を運び、プロのみならず、先を見据えた視点で選手選考した。この後発表される28名の選手には本強化試合、『プレミア12』の活躍はもちろん、その先に控える大きな国際大会での活躍も願っている」井端監督が選出28名のメンバーは次の通り。【侍ジャパン】【投手】11山下舜平大(オリックス・バファローズ)13宮城大弥(オリックス・バファローズ)15松山晋也(中日ドラゴンズ)16種市篤暉(千葉ロッテマリーンズ)18森下暢仁(広島東洋カープ)19金丸夢斗(関西大学)20栗林良吏(広島東洋カープ)21隅田知一郎(埼玉西武ライオンズ)23渡辺翔太(東北楽天ゴールデンイーグルス)28中村優斗(愛知工業大学)59根本悠楓(北海道日本ハムファイターズ)61平良海馬(埼玉西武ライオンズ)【捕手】22古賀悠斗(埼玉西武ライオンズ)31坂倉将吾(広島東洋カープ)50山本祐大(横浜DeNAベイスターズ)【内野手】6源田壮亮(埼玉西武ライオンズ)7中野拓夢(阪神タイガース)10宗山塁(明治大学)24紅林弘太郎(オリックス・バファローズ)25石川昂弥(中日ドラゴンズ)51小園海斗(広島東洋カープ)55村上宗隆(東京ヤクルトスワローズ)【外野手】1森下翔太(阪神タイガース)3西川史礁(青山学院大学)8近藤健介(福岡ソフトバンクホークス)9塩見泰隆(東京ヤクルトスワローズ)60田村俊介(広島東洋カープ)66万波中正(北海道日本ハムファイターズ)※選手名の前の数字は背番号。代表メンバーを発表した井端監督はこのように語った。「代表経験者はいるし、初めての若い選手とバランスよく選べたとも思う。秋にある『プレミア12』に向けた新たな選手の発掘や、経験者を呼んで伝えるべきことを伝えたいのと、あとその先の『WBC』、『オリンピック』予選、『五輪』に向けた新しい力をバランよく選べたと思う。これからの日本を背負って立つメンバーかなと思う」指揮官はキーマンに侍ジャパンの主力3名の名前を挙げた。「代表に長くいる源田選手、近藤選手、村上選手には『プロ野球はこういうものだ』『代表はこういうものだ』と若い選手に見せてくれればと思っている」大学生4名が選出された意義について質問されると、強化委員長と監督はこう返答した。井原強化委員長「トップチームはオールジャパンの代表という認識。今までなかなかNPBの選手以外は選べなかったが、今回井端監督が実際に視察してオールジャパンという視点、この先を見据えた視点で選んでくれた。今後選択の幅も広がるし、選手にも新たな目標になると思い、大きな期待をしている」井端監督「今年のプロ野球のドラフトに入ってくるのは間違いないし、入ってきてもすぐに侍ジャパンに入ってくるだけの力があるのは間違いない。『WBC』や『五輪』を見据えて、学生の内に一度ユニフォームを着ておくのも、彼らにとってプラスかなと思い選んだ」大学生4名の評価を求められた井端監督は。「宗山選手が大学1年の時に初めて見たが、ショートの守備についている姿に花があった。昨年の大学ジャパンの合宿にも臨時コーチとして見させてもらい、いろんな角度から守備を見たが、何も言うことがない。学生のうちに何も言うことがないことにびっくりした。源田選手もいるので、守備を吸収してほしいし、近藤選手、村上選手もいるので、打つ方でも何か吸収してもらえればと思う。中村投手は昨年12月に見たが、寒い中150km中盤から後半をずっと投げられた。1球も140km台がなかったのは、ひとつ上をいっていると思う。代表でも速いストレートを投げてほしい。金丸投手は大学の中で群を抜いて制球力がいいと思う。左で150kmいき、左バッターのインサイドをどんどんつける。ちょっと大学の中でも抜けているのかなと思う。西川選手は昨年3年の時から大学ジャパンで四番を打っている。飛距離が大学生では群を抜いている。大学ジャパンの四番はプロに入ってもみんな活躍しているので期待したい」井端監督は『アジアプロ野球CS』組にも期待した。「昨年活躍して今回、レギュラーシーズンがまたあり結果次第だが、『プレミア12』にも来てほしいと思い選んだ。紅林選手は昨年選んだが、ケガで離脱したので、今回また見てみたいと思い呼んだ」石川に期待すること、サプライズ選出となった田村の評価を求められると。「田村選手は昨年の『アジアプロ野球CS』でも候補に挙がっていたし、昨年広島との練習試合をして彼のスイングに素晴らしいものを感じ、一度見てみたいと思い選んだ。レギュラーシーズン次第で日本を代表する打者になると思う。石川選手も昨年レギュラーとしてやったので、右の打者では次世代を担う打者だと思う。彼は反対方向に打つのがうまいので、国際試合に向いていると思い今回呼んでみた」内野手は遊撃手が4名、一塁手不在の点を指摘されると。「まずファーストは石川選手。昨年終盤にファーストを守っていたし、そこは立浪(和義)監督にも伝えている。まず石川選手でいこうかなと思っている。源田選手はショート、小園選手をセカンド、そこの二遊間コンビを見てみたいということで、その点についても新井(貴浩)監督には伝えている」井端監督は『カーネクスト 侍ジャパンシリーズ2024』での2連勝を誓った。「前回1勝1敗なので、欧州代表も力を付けているのは間違いないが、必ずそこを打ち破って2連勝したい」結果を残すとともに、全員に出場機会を与えることも約束した。「この先レギュラーシーズンもあるので、うまいこと、全員に出場機会、チャンスを与えたい」果たして、侍ジャパンは結果と内容を両立することができるのか。『カーネクスト 侍ジャパンシリーズ2024』日本vs欧州代表は3月6日(水)・7日(木)・京セラドーム大阪にてプレーボール。チケット発売中。取材・文:碧山緒里摩(ぴあ)カーネクスト 侍ジャパンシリーズ2024 日本vs欧州代表 のチケット情報()
2024年02月15日中学硬式野球チーム 岡山ポニー リグロス(代表:中田 有治、監督:浅野 拓也)は、2023年夏に日本ポニーベースボール協会の加盟承認を受け、第1期生を募集。2024年度よりチームとしての活動を本格的に始動します。同リーグの加盟は岡山県で2チーム目、岡山市では初の加盟となります。なお、第1期生の募集は定員(15名程度)になり次第締め切りとなります。公式HP: 第1期生募集■チーム概要岡山ポニー リグロス(以下「リグロス」)とは、「lead to growth=成長に繋げる」・「legrowth=もう一段階成長する(再成長)」から生まれた造語です。中学生という大切な時期に、野球を通じて楽しみながら大きな成長ができるチームであることを誓い込めています。リグロスロゴ■慣習を疑う「令和」のチーム作りリグロスでは「昔から…」や「今までの…」といった慣習にとらわれず、時代の流れに柔軟に対応。保護者の負担を可能な限り削減し、選手が気軽に楽しく野球ができる環境作りを積極的に取り組んでいます。*当番制なし、保護者会なし中学硬式野球チームでは選手のお茶が足りなくなった場合の対応・来客対応・救護係・指導者へのお茶出しなどの業務は保護者の中で当番が決まっているのが一般的です。リグロスでは選手に十分な水分を持たせることを徹底するなど対策を行い、当番の制度をなしにします。万が一お茶が足りない場合は選手自身が足りなくなった旨を申し出たり、次から考えて行動したりすることで、「自主性をもって行動するようになる」良いきっかけのひとつになるのではないでしょうか。保護者会も同様に必要ないものとし、会合が必要な場合はZoom等のオンラインで充分と考えます。*グラウンドでは父親も一緒に父親の皆様には野球経験・未経験に関わらず保険に加入していただき、グラウンドで一緒に練習や試合のお手伝いをお願いしています。充実した練習やその場での声掛けが出来るメリットの他、我が子の成長を身近に感じることができるのもリグロスの特長です。また、選手の急な体調不良やケガにもグラウンドの保護者や指導者が対応に当たることができるというメリットもあります。*現地集合/現地解散、出欠管理はアプリ管理練習や試合は原則現地集合・現地解散とし、保護者の負担を大幅に減らすこととしました。また、当日の急な変更を除き、出欠はアプリに入力をお願いしています。学校行事を優先することを推奨しており、欠席の場合の理由は問いません。*罵声・暴言の排斥「選手を指導するに当り、暴力を行使したり暴言を吐いてはならない。暴力のあるところに必ず反発がある。真の指導とは心と心の触れ合いである。」ポニーリーグの指導理念です。プレーの失敗はチャレンジの証。「指導者の目を気にせず思い切ったプレーができる事こそ、将来社会に出てからの活躍に繋げられる」と代表は語っています。勝つことは「目的」ではなく「手段」に過ぎず、個々の優れたパフォーマンスが発揮できるチームこそが強いチームであり、勝てるチームであると考えています。■室内練習場完備。オンライントレーニングも積極的に実施。主な活動場所とする八浜グラウンドから約700mの場所に専用室内練習場「ハチハマベース(岡山県玉野市八浜町八浜1444-7)」を所有。グラウンドで急に雨が降り出した場合もさっと移動し、トレーニングやミーティングを行うことができる他、チームに所属する選手には自主練習用に開放し、個々のスキルアップに繋げます。その他、専属トレーナーによる指導をグラウンドやオンラインで実施。野球の技術を最大限に発揮できる身体作りをサポートします。■活動概要リグロスロゴ2チーム名 : 岡山ポニー リグロス主な活動場所: 八浜グラウンド(〒706-0226 岡山県玉野市東七区地内)ハチハマベース(〒706-0221 岡山県玉野市八浜町八浜1444-7)※その他岡山県内の球場を使用します。公式HP : Instagram : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年02月07日どのように超速ラグビーを実現するのか? 昨年末の次期日本代表ヘッドコーチ決定記者会見から1か月、エディー・ジョーンズHCによる日本代表強化プランに関するメディアブリーフィングが行われた。再登板となるジョーンズHCはワールドラグビーランキング12位からどういう方法論でランクアップするのか熱弁した。「日本は今ランキング12位。できるだけ遠くへ到達したいと思っている。だが、ギャップがある。過去8年で日本代表はトップ10とのテストマッチでは7%しか勝てていない。トップ8のチームは60%勝っている。トップ4に入るには75%くらい勝率が必要になってくる。まずジェイミー・ジョセフ(HC)、トニー・ブラウン(AC)、長谷川慎さん(AC)が日本代表でやってきたことを、やり続けて強くならないといけない。それを土台として進化させないといけない。また違ったアプローチも図らないといけない。今日は違うアプローチの話、全体像の話をしたいと思っている」リッチー・モウンガ(東芝ブレイブルーパス東京)(C)スエイシナオヨシチームコンセプトは超速ラグビーだ。「アプローチは超速ラグビーをコンセプトしていきたい。それが日本ラグビーの核となる、アイデンティティだと思っている。南アフリカは必ずフィジカルな戦いをする。30回キックしてくることもわかっている。ニュージーランドは世界一カウンターが優れたチームだとわかっている。同じように、日本代表と言えば、速くプレーするそれがチームだというようにプレースタイルを変えていきたい。速くするのはプレーだけではなく、考える速度も速くしたい。『リーグワン』でベストな3人の選手はチェスリン・コルビ(東京サンゴリアス)、リッチー・モウンガ(東芝ブレイブルーパス東京)、クワッガ・スミス(静岡ブルーレヴズ)。彼らは日本人と体格が似ている。でも、強度が高く、スピーディに動くことができる。ほかの誰よりも速く決断している」ジョーンズHCはニュートンの運動三原則を持ち出した。「現在のラグビーはプレー時間が30秒だと、プレーされていない時間は70秒になる。NFLのような試合になっている。小さい切り取ったプレーの後、長い休憩がある。私は30秒の中でスピーディに動いていきたい。ラグビーの試合は勢いが大事。鍵となるのはニュートンの運動三法則の第二法則・勢い=質量×速度。日本代表の身体の大きさをそんなに変えられない。日本人の身体は小さい。体重を1kg・2kgを増やすことか可能だが、変えられるのは速度。世界中の誰よりも速く動くことができると思う。速く動けるようにトレーニングしていき、速度と質量を変えていきたい」指揮官は38歳のファンタジスタを例に挙げて、トレーニングの重要性を説いた。「山田(章仁/九州電力キューデンヴォルテクス)は今38歳。でも彼は今でも速く走れる。速く走るための適したトレーニングをすれば、38歳でも速く走れる。個々のスピードを上げていく。そのためにトレーニングの方法を変えていかないといけない。プレーのスピードを30秒の時間でトレーニングする必要がある。2015年はフィットネスを上げることに一番重点を置いたが、今後はトップスピードで反復できるか。フィジカルだけではなく、身体がどう機能しているのか。それはメンタルの部分がかなり大きいと思う。なぜなら速く走るには痛みが生じる。特にスクラムから速く出て速く走るのは痛みが伴う。この痛みが好きになるように、マインドセットを変える必要がある。そのためには具体的なトレーニングが必要だと思っている」さらに37歳のオールブラックスのレジェンドHOの名を挙げた。「高い姿勢から低い姿勢へ世界一速い動作を行えるチームに変えていかないといけない。例えば体重が重い選手と軽い選手が同じスピードで走ってコンタクトした場合、体重が重い方が勝つが、高い姿勢から低い姿勢へ速い動作をしたら、そのスピードでコンタクトに勝つことができる。ラグビーはコンタクトに勝たないといけない。スピーディにグラウンドを走り回るだけではなく、高い姿勢から低い姿勢になるスピードも必要になってくる。『リーグワン』、大学、高校と日本の試合を観ていると、そこの速さはまだまだない。先週末のゲームを観ても、デイン・コールズ(クボタスピアーズ船橋・東京ベイ)が一番素晴らしかった。コンタクトの衝突の瞬間に姿勢を戻すスピードが素晴らしかった」ジョーンズHCは考えるスピードにもメスを入れる。「集団、チームとしての決断のスピードをどう向上させるか。そのために戦術を明確にしていく必要がある。試合によって戦術は変わるが、戦術を明確にしておくこと。自分たちが何をすべきか考えなければ考えないほど、決断は速くなる。セレクションは一貫性がないといけない。チームイメトが互いを知ることも必要になってくる。それが私の仕事で一番重要にな要素。前回の『ラグビーワールドカップ(RWC)』で日本は一番平均年齢が高いチームだった。本当にいい若い選手を見つけて、これからも向上できるシニア選手を残して、一貫性を持ったトレーニングをしていかないといけない。シナリオに特化したトレーニングをしていかないといけない」続けて、ゲーム中目を見る必要性に言及した。「世界で一番いい決断している選手というのは、チームメイトの目を見ていい決断を下している。そのスキルを上げていかないといけない。それをするためにどういうトレーニングすればいいか、いくつかアイデアがある。AIを通したトレ―ングが必要かもしれない。それを加速して学んでいかないといけない。現状、ゲーム中に下を見ている選手があまりにも多い。目を見てコミュニケーションできるようにしていかないといけない」ジョーンズHCは他競技の成功例にも興味を示した。「バスケ女子日本代表は世界ランク10位から2位になった。サッカーのスペイン代表もティキ・タカで『ワールドカップ2010』で優勝した。身体が小さいチームだったにもかかわらず、スピードを通して相手を上回ることができると信じ、ティキ・タカのサッカーをやり切った。ゴールデンステート・ウォリアーズもスモールボールで相手よりも速く動いてプレーし、4回NBAで優勝した。日本ラグビーがどこまでいけるか。ラグビーなのでストロングな選手は必要になってくる。強い日本のアイデンティティを持った選手を発掘していく必要がある。速く動けるラグビー、目を見て速く動き、速く走る痛みすら楽しむ選手に変革していく。日本の文化としてハーモニーがある国だと知られている。その古くからの日本の文化も取り入れて、新しいテクノロジー、またはメソッドを取り入れながら、速く考え、速く動くトレーニングをする。そして今まで見たことないほど素晴らしい日本代表のチームを作っていく。ジェイミー、トニー、慎さんが作ってくれたチームを引き継ぎ、進化させていきたい。とても大きなプロジェクト。これを本当に100%集中してやっていけば、世界一速いラグビーをするチームに焦点を当ててやれば、世界一になれないことはないと思っている」日本代表の強化の全体像を語ったジョーンズHCは記者からの質問に答えた。日本人選手と外国人選手の割合を問われると。「いい質問だ。2015年を振り返ると、パワーを提供してくれる外国人が必要だったと思うが、今何人必要か提示しないが、チーム全体のスピードを考えると、日本人選手がメインでないといけないと思っている。パワーを提供してくれる外国人選手と日本人のバランスを考えてやっていきたい」どういう選手を求めるのかというと質問には。「いい質問だ。高校や大学、『リーグワン』の試合を観ているが、コーチングできないことをできている選手は誰とかという観点で観ている。コーチングできないセンスを持っている選手、もっとうまくなりたいと考えている選手を私は探している。椅子の前に座り、前のめりになって、いつでも準備ができている、次は何をやるのか訴えかけてくる選手を見つけていきたい。背もたれに座っている選手は我々のチームには必要ない」藤原忍(クボタスピアーズ船橋・東京ベイ)(C)スエイシナオヨシ超速ラグビーとキッキングゲームの両立の難しさを指摘されると。「本当にいいポイントを言ってもらった。ラグビーはいつまでも変わらない。前へ進んでボールを保持したい。前に行けなくなったらどういう方法で前へ行けるか考えないといけない。先週のクボタ×(コベルコ)神戸(スティーラーズ)にいいシーンがあった。(S東京ベイのSH)藤原(忍)がグラバーキックからボールを取ってトライを奪った。あのようなキックができるように強化していきたい。ボールを取り戻すキックをしていきたい。それをできるようにしたいし、それはとても難しいことも理解している」超速ラグビーにおけるセットプレーの役割を聞かれると。「今日一番の質問だ。ラグビーではセットピースは非常に重要。速いラグビーをすればするほど、セットピースはものすごく重要になってくる。日本は世界一スクラムから速くボールが出せるチームにならないといけない。また3人ラインアウトや4人ラインアウトが世界一得意なチームにならないといけない。慎さんがスクラムに於いて、いい仕事をしてくれた。彼がやってくれたことを土台にもっと強化していかないといけない」ジョーンズHCは超速ラグビーを担う若い才能はいるとキッパリ。「何人かいる。先週、高校日本代表の高橋智也監督、U-20日本代表の大久保直弥HCと一緒にどういう若い選手がいるか見た。リストアップして誰に投資するかという話をした。高校、U-20と一丸となって超速ラグビーを実現できるようにやっていきたい。ただそのリストをみなさんに提供することはまだできない。今後U20の合宿にも高校代表の合宿にも参加するつもり。できるだけ明確な哲学、プレーに対する概念を統一させたいと思っている」エディー・ジョーンズ日本代表HC日本代表では近々トレーニングスコッドを集めたミニキャンプの実施を調整中とのこと。本格稼働は6月初旬を予定している。そして第2次エディージャパンは6月22日(土)・国立競技場での『リポビタンDチャレンジカップ2024』イングランド代表戦にて初陣を飾る。その後、JAPAN XV(ジャパン・フィフティーン)として6月29日(土)・会場未定、7月6日(土)・豊田スタジアムにてマオリ・オールブラックス戦と連戦。再び日本代表として、7月13日(土)・ユアテックスタジアム仙台にてジョージア代表、7月21日(日)・札幌ドームにてイタリア代表と激突する。10月26日(土)には日産スタジアムで『リポビタンDチャレンジカップ2024』日本代表×オールブラックスもラインナップされている。取材・文:碧山緒里摩(ぴあ)NTTジャパンラグビー リーグワン2023-24のチケット情報
2024年01月16日世界を驚かせた2023年から、アジア最強を証明する’24年へ。サッカー日本代表が新たな旅に出る。森保ジャパン、アジア最強を証明する戦いへ。森保ジャパンの進化が止まらない。昨年はカタールW杯に続いて強豪ドイツに勝利。しかも大量4ゴールを奪って攻守に圧倒したことで、日本代表の世界的評価は完全に変わった。チーム力は海外組の増加と選手のレベルアップで充実の一途をたどり、コンディションや戦術に応じて選手を使い分け。パリ五輪世代メンバーにもフル代表経験を積ませるなど、未来を見据えた強化も進める。森保一監督も「誰を起用しても(実力が)変わらない戦いを目指してきた。選手層は確実に厚くなっている」と手応えを感じている。’23年の戦いを通じて日本代表がアジアで頭一つ抜けた存在になったのは間違いない。’24年、森保ジャパンはアジアの公式戦にシフトする。まずはアジア最強を決めるAFCアジアカップが開幕。’26年の北中米W杯に向けたアジア予選も本格化していく。新年のビッグトーナメントとなるアジアカップ。’19年の前回大会は決勝でカタールに内容でも圧倒されて1‐3で完敗。今大会は前回のリベンジを果たすためにも、内容の伴った勝利で“アジア最強”を証明すべき大会となる。代表チーム強化の観点からすれば、しばらく世界の列強国と対戦できない点は痛い。だが、アジア相手にどれだけチーム力を高めながら結果を出せるかが、森保ジャパンの未来を左右するともいえる。かつては対アジア、対世界とフェーズを分けて強化した時期もあったが、森保監督はそこをシームレスに考え、臨機応変に戦う力を求めることで、一貫したチームづくりとレベルアップを図ってきた。アジア各国は日本代表に対して守りを固めてくるケースが多いが、カタールW杯のコスタリカ戦のように本大会でも同様の展開は起こりうる。昨年のドイツ戦で見せたような、攻守に主導権を握って相手の自由を奪うスタイルをアジアの舞台でも発揮できるのか。誰を起用し、どんな内容で勝ち進むのかに注目だ。今年はフル代表以外のカテゴリーでもアジアから世界を目指す戦いが続く。2月になでしこジャパン、4月にはU‐23日本代表が、7月開幕のパリ五輪出場権を懸けたアジア最終予選に臨む。アジアにおいてワンランク上のステージに到達しつつある日本サッカー。世界の大舞台で結果を出すために、アジア最強を証明する一年がスタートする。鈴木彩艶(すずき・ざいおん)選手(シント=トロイデンVV)圧倒的なパワーと高さを兼備したパリ五輪世代の若き守護神。昨年11月には21歳92日でシリア戦に出場し、日本代表GK史上最年少でW杯予選デビュー。飛び級でA代表のレギュラー奪取を狙う彼の進化に注目だ。細谷真大(ほそや・まお)選手(柏レイソル)重戦車のような力強い突破で相手ゴールに襲いかかるU‐23世代のストライカー。昨年11月にはW杯アジア2次予選で代表初ゴールをマーク。今年はパリ五輪を目指しながら、A代表のエースに名乗りを上げる一年となるか。久保建英(くぼ・たけふさ)選手(レアル・ソシエダ)スペインで輝きを放ち続けるアタッカー。日本代表では右サイドとトップ下を主戦場に、攻撃面で“違い”を生み出し続けている。昨年9月には世界的名手が居並ぶスペインのラ・リーガで月間MVPを受賞した。三笘 薫(みとま・かおる)選手(ブライトン&ホーヴ・アルビオンFC)日本代表が誇る左サイドの翼。分かっていても止められないドリブルは、世界最高峰のイングランド・プレミアリーグでも抜群の存在感を見せている。ワールドクラスの選手へ成長を続ける彼の活躍は絶対に見逃せない。2024年スケジュールSAMURAI BLUE(日本代表)AFC アジアカップ カタール20231/14(日)vs ベトナム1/19(金)vs イラク1/24(水)vs インドネシアFIFAワールドカップ26アジア2次予選3/21(木)vs 北朝鮮3/26(火)vs 北朝鮮6/6(木)vs ミャンマー6/11(火)vs シリアU‐23日本代表3/22(金)、3/25(月)国際親善試合AFC U23アジアカップ カタール20244/16(火)vs 中国4/20(土)vs アラブ首長国連邦4/22(月)vs 韓国AFC アジアカップはDAZNで全試合ライブ配信、テレビ朝日が一部放送。AFC U23アジアカップはDAZNのみ。※『anan』2024年1月17日号より。写真・森田直樹/アフロスポーツなかしまだいすけ/アフロ文・青山知雄(by anan編集部)
2024年01月12日狙うは優勝だ。史上最強の呼び声高いSAMURAI BLUEが3大会ぶり5度目のアジア制覇を目指す。日本代表は1月14日(日)に『AFC アジアカップ カタール 2023』初陣を迎える。1月1日・国立競技場での『TOYO TIRES CUP 2024』タイ代表戦で5-0の完勝後、メンバーを発表した山本昌邦ナショナルチームダイレクター(NTD)と森保一監督はターゲットは「優勝」だとキッパリ。山本NTD「5回目のチャンピオンを目指す挑戦になる。アジアをしっかり突き抜けていく上で大事な大会になると考えている。チームをサポートするのが私の仕事なので、カタールで7試合きっちり戦えるようにしっかり準備を進めたい」森保監督「『アジアカップ』優勝を目指して今大会に臨む。多くのサポーターのみなさん、テレビやメディアを通して応援してくださる全国の方々と、日本人の誇りと喜びを分かち合いながら、一戦一戦戦って優勝のタイトルを勝ち取れればと思う」三笘薫(C)スエイシナオヨシSAMURAI BLUEメンバー26名は以下の通り。【GK】1前川黛也(ヴィッセル神戸)1試合0失点23鈴木彩艶(シントトロイデンVV/ベルギー)4試合0失点12野澤大志ブランドン(FC東京)0試合0失点【DF】3谷口彰悟(アルラヤンSC/カタール)24試合1得点4板倉滉(ボルシアMG/ドイツ)22試合0得点24渡辺剛(KAAヘント/ベルギー)2試合0得点19中山雄太(ハダースフィールド・タウンFC/イングランド)20試合0得点15町田浩樹(ユニオン・サンジロワーズ/ベルギー)6試合0得点16毎熊晟矢(セレッソ大阪)4試合0得点22冨安健洋(アーセナル/イングランド)37試合1得点21伊藤洋輝(VfBシュツットガルト/ドイツ)13試合1得点2菅原由勢(AZアルクマール/オランダ)9試合1得点【MF/FW】6遠藤航(リバプールFC/イングランド)55試合2得点14伊東純也(スタッド・ランス/フランス)51試合13得点18浅野拓磨(VfLボーフム/ドイツ)48試合9得点8南野拓実(ASモナコ/フランス)52試合18得点5守田英正(スポルティングCP/ポルトガル)28試合2得点7三笘薫(ブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンFC/イングランド)18試合7得点25前田大然(セルティック/スコットランド)13試合3得点17旗手怜央(セルティック/スコットランド)5試合0得点10堂安律(SCフライブルク/ドイツ)42試合9得点9上田綺世(フェイエノールト/オランダ)19試合7得点13中村敬斗(スタッド・ランス/フランス)5試合5得点26佐野海舟(鹿島アントラーズ)2試合0得点20久保建英(レアル・ソシエダ/スペイン)29試合3得点11細谷真大(柏レイソル)4試合1得点※各選手の試合数・得点数(失点数)は国際Aマッチでの数字。タイ戦で後半のゴールラッシュの口火となる先制点をマークしたMF田中碧をはじめ、MF鎌田大地やFW古橋亨梧など主力と目されたメンバーが招集外となった理由を問われと、森保監督はこのように返答した。森保「招集できる条件の中でベストということで、このグループを作らせていただいた。詳しくは話せないが、いろいろな状況がある。チーム編成するにあたって、いろいろな条件の中で選んだとご理解していただければと思う。いろいろな条件の中で招集できなかった点もある」『FIFAワールドカップ カタール2022』メンバーは14名にとどまった点を質問されると。「今指摘されるまで、『カタールW杯』からそれだけ多くの選手が入れ替わっていることはまったく気付いていなかった。まず日本のサッカーの全体的なレベルで言うと、より多くの選手が高いレベルでプレーし、し烈な競争の中で非常に高いレベルの選手選考ができているということが言えるかなと思う。たくさんの日本人選手が世界で戦えるだけの力をつけてきていることが、入れ替わりの人数に表れている。これだけのいい選手がさらに出てきていると言えると思う。『アジア杯』が1月から2月10日(土)まで行われるが、これがもし3月に大会がある、それ以降に大会がある場合は『W杯』メンバーが戻ってくるかもしれないし、新たなメンバーが入ってくるかもしれない。固定したメンバーではなくて、より高いレベルのメンバー選考になっている」『W杯』も経験した上での2度目の『アジア杯』となる森保監督にとって、大会へのアプローチ方法は5年前と変わるのか聞かれると、こう答えた。「前回の『アジア杯』、『カタールW杯』での経験が生かせるところもあると思うし、私自身根幹は変わっていないが、チームマネジメントの部分では変わっているところがあると思う。選手に対しての一試合一試合のアプローチ、まずは我々のコンセプトをより発揮できるようにする落とし込みと、対戦相手の傾向と対策の部分、選手へのアプローチは私だけではなくてコーチングスタッフ含めて全体がクオリティは上がっていると思う。ただし簡単に勝てる相手ではないと思うし、簡単に勝てる大会ではないと思うので、前回も今回も変わらず、これまで通り一戦一戦最善の準備をして、我々の持っているものをぶつけるということは変わらずやっていかないといけないと思っている。変わっていかないといけないところは、前回優勝できなかった悔しさが残っている。と同時に悔しさだけではなくて我々が高い目標を掲げている中、世界で勝つために、アジアでは確実に勝っていかないといけない」『W杯』と同様にターンオーバー制で臨むのかという問いには?「ターンオーバーのプランを持って大会に臨みながらも、その都度その都度チーム状況や選手のコンディション等々を判断して決めていきたい。『カタールW杯』の時もプランを持っていたが、事前に用意したプランを状況も考えずに実行したわけではなく、最大11人変えながら戦うというターンオーバーも考えながら人数を絞っていったというところがある。今回もコンディション等々を見ながら決めていきたい」堂安律(C)スエイシナオヨシタイ戦で後半投入されるとすぐさまゴールへの流れを呼び込んだ堂安の評価を求められると。「堂安に関しては自分の良さを出すという部分と、チームのために献身的に戦うという部分を合わせ持っていいプレーをしてくれた。堂安はチームではサイドのポジションでプレーすることが多いが、トップ下に入った。ゴールに向かうプレーと起点になるプレーを前半の流れからいい形で受け取って、自分の良さを出しながら相手に圧力をかけ、チームで連携連動して流れを掴み取れるプレーをしてくれた」指揮官が久保に求めるのはチームを勝たせる役割だ。「ひと言で言えば、チームを勝たせられる存在感を放ってほしいな、結果を出してほしいなと思っている。今彼はレアル・ソシエダで『UEFAチャンピオンズリーグ』の舞台でもプレーしているし、国内のスペインリーグでも攻撃の核としてチームをけん引している存在。普段やっていることを代表チームのために発揮してほしい。思い切ってプレーしてほしいと思う」森保監督は三笘のコンディションについても明かした。「大会の初戦で起用できるかというところはまだわからないが、ケガの回復は順調にきている。大会期間中の早い段階で起用できるということで、代表メディカルがクラブメディカルと連絡を取り、招集させてもらった」初戦はフィリップ・トルシエ監督率いるベトナムである。「トルシエ監督は日本サッカーも熟知しているし、チーム作りを見ていてもこれまでのベトナム代表のコアな選手と若い選手を融合させて非常に強いチームを作っていると思う。日本代表で監督をやられた時とは違った戦術にもトライしていて非常に手強い相手だと思うし、非常に難しい戦いになると思っている。ただ、すべての戦いが難しいものだと思うし、相手の対策を乗り越えて、我々が勝利を収められるようにしっかり準備していきたいと思っている。日本代表監督としては先輩なのでリスペクトもあるし、対戦することを楽しみにしたい」森保一監督(C)スエイシナオヨシ1月9日・カタールでのヨルダンとの非公開の練習試合でも前半と後半選手を総入れ替えをしながら、6-1の大勝を収めるなど好調を維持する日本代表。果たして、日本がアジアの頂点に立つのか。それとも、ホスト国として連覇を目指すカタールや64年ぶりの優勝へ最強メンバーを揃える韓国、4度目の優勝を射程圏内にとらえるサウジアラビアとイラン、2大会ぶりタイトル奪還を狙うオーストラリアなど、ライバルが阻止するのか。日本は『AFC アジアカップ カタール 2023』グループDで1月14日(日)にベトナム、19日(金)にイラク、24日(水)にインドネシアと対戦。3試合ともDAZN、イラク戦のみテレビ朝日系列にて生中継。取材・文:碧山緒里摩(ぴあ)
2024年01月12日皆さんは、パートナーの行動に絶句した経験はありますか? 今回は「趣味を優先する夫」にまつわる物語とその感想を紹介します。 ※この物語はフィクションです。イラスト:モナ・リザの戯言『娘より自分の趣味を優先する夫』主人公の夫は、熱狂的な野球ファンです。家事や育児に協力せず野球観戦ばかりしているため、主人公はうんざりしていました。ある日、夫に娘を任せて出かけた主人公。帰宅すると娘の顔には毛布がかけられていて、娘は窒息寸前でした。主人公が激怒すると、夫は「野球の試合見てたんだよ!面倒見てやったのに感謝の気持ちとかないわけ!?」と逆ギレして…。耐えられず…出典:モナ・リザの戯言夫の発言に我慢の限界に達した主人公は、夫の野球グッズをすべて処分。そして「さようなら」と告げ、離婚したのです。その後、野球グッズを失った夫はイライラしながら野球場に行きました。そこで他の客とトラブルになり、警備員がやってくる事態になったのでした。読者の感想自分の娘を危ない目に遭わせるなんて、夫の行動が信じられません。これ以上大変なことになる前に、離婚したのはよかったと思います。(30代/女性)娘に万が一のことがあったかもしれないと思うと怖いですよね。娘より野球観戦を優先する夫の気持ちが理解できません。(20代/女性)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。※実際に募集した感想をもとに記事化しています。(lamire編集部)
2023年12月17日「2024ミス・インターナショナル日本代表選出大会」が28日、都内で行われ、熊本県出身で家庭科教員、モデルの植田明依さん(25歳)が日本代表に選ばれた。ミス・ワールド、ミス・ユニバースと並び、世界3大ビューティ・ページェントの1つで、1960年に米国での誕生から今年で61回を迎える「ミス・インターナショナル ビューティ・ページェント(以下、ミス・インターナショナル) 」。来年開催される「第62回ミス・インターナショナル世界大会2024」の出場権をめぐり、16都道府県出身32人のファイナリストが集い、一次審査(着物)、二次審査(ドレス)を行ってファイナル7人を選出。最終審査として7人のファイナリストがスピーチ審査に臨み、熊本県出身で家庭科教員、モデルの植田明依さんが日本代表の座を射止めた。名前を呼ばれて驚きの表情を見せた植田さんは「本日はこのような素敵なステージを用意していただき、誠にありがうございました。まだ何を言おうか言葉がまとまってないんですけど…」と放心状態だったが、「今回の大会を通して私が得た1番の財産は、後ろにいる仲間たちです。この32人で支え合って切磋琢磨して成長した時間は何物にも代え難い時間になりました。全員で協力しあってより良い社会を作るために精一杯前に進んで行きたいと思います」と社会活動に意欲を見せた。植田さんは熊本の私立高校で家庭科の教員をしながらモデルとしても活動している二刀流。「現在も教員とこちらの大会、そしてモデルを両立させていただいています。学校の協力あってこそなので、今後もその形で教育に携わっていきたいと思います」と今後も教員は続けていくという。また、植田さんの兄は日本代表経験がある鹿島アントラーズ所属のサッカー選手・植田直通。「兄は世界の舞台で戦えるようなサッカー選手なので、私もいつか追いついて世界と戦えるような人になりたいと思っています。日本代表になれたのは誇りに思いますし幸せだと思います」と笑顔を見せて、「多分ライブ配信で知っていると思うので、応援有難うって伝えたいと思います」と兄との再会を心待ちにしているようだった。なお、2024準ミス・インターナショナル日本代表には、第2位に千葉県出身で会社員、フリーランスモデルの内田江里子さん(24歳)、第3位に千葉県出身で大学生の齋藤えまさん(19歳)、第4位に東京都出身で大学生、モデルの河手マナミさん(19歳)、第5位に富山県出身で管理栄養士の高木咲依さん(26歳)、特別賞のパーフェクトボディ賞に静岡県出身でダンスボーカルユニット、インフルエンサーの梶麻里子さん(27歳)、ビューティースキン賞に山梨県出身で大学生の能﨑愛さん(21歳)、ハッピースマイル賞に愛知県出身で司会業、キャリアカウンセラーの竹下梨帆さん(27歳)、ミス・WEBジェニック賞に埼玉県出身でモデルの大谷美絵さん(24歳)がそれぞれ選出された。
2023年11月29日多くの人に愛され、身近なスポーツである野球。そんな野球が夢に出てきたら、そこには一体どんな意味があるのでしょうか。今回は野球の夢について、状況別に意味を解説します。■「野球の夢」の基本的な意味チームスポーツの代表ともいえる野球の夢は、あなたの対人関係や協調性を象徴しています。雰囲気の良い夢であれば周囲との関係性が良好である暗示でしょう。一方、ネガティブな印象がある場合は、人間関係に何かしらの不満があるのかもしれません。また、試合の勝敗や、どのポジションでどんなプレーをしたのかがあなたの運気を暗示することも。そのため、野球の夢を見た時は、その内容まで覚えておくと良いでしょう。■【ポジション別】野球の夢の意味では、具体的に野球の夢にはどのような暗示があるのでしょうか。まずは、ポジション別に意味を紹介していきます。◇(1)野球でピッチャーをする夢は「周囲からの評価アップ」野球の夢でピッチャーをしていたら、周りからの評価がアップしている暗示。この夢を見た時は他者に認められやすい時期ですので、仕事で新たな企画を提案してみたり、何かに挑戦したりと積極的に動いてみると良いでしょう。周囲の期待に応えられるような成果を残すことができれば、さらに評価が上がりそうです。◇(2)野球でキャッチャーをする夢は「対人運の上昇」野球の夢でキャッチャーをしていたら、対人運が上昇している暗示。仕事でもプライベートでも周囲への気配りを忘れなければ、より良い人間関係を構築できるでしょう。ここで鍵になるのは、あなたのコミュニケーション能力です。この夢を見た時は、周りとしっかり意思疎通することを心掛けていくのがおすすめですよ。◇(3)野球で監督をする夢は「高みを目指す」夢の中で野球チームの監督をしていたら、あなたが今よりも高みを目指していくことを暗示しています。近い将来、組織をまとめ、率いていく立場になる可能性も。この夢を見た時は、自分を高める努力を忘れず、周囲からの信頼を得られるような行動をとって、来たるべき時に備えましょう。■【プレー別】野球の夢の意味次に、野球でのプレー別に夢の意味を紹介していきます。◇(1)野球でヒットを打つ夢は「仕事運の上昇」バッターボックスに立ったあなたがヒットを打つ夢は、仕事運が上昇していることの暗示。目覚ましい成果とまではいかなくとも、仕事を着実にこなしていければ周囲からの評価も自然と上がっていくでしょう。大事なのは目の前のことに集中する姿勢です。焦らず自分のペースでコツコツと進めていきましょう。◇(2)野球でホームランを打つ夢は「運気急上昇」ホームランを打つ夢を見たら、大チャンス。運気が急上昇している暗示です。この時期は何をやってもうまくいき、ラッキーなことが続くでしょう。金運も好調なので臨時収入にも期待できそう。また、あなたの魅力も大幅にアップする時期ですので、すてきな出会いにも恵まれるかもしれません。◇(3)野球で三振してしまう夢は「努力が報われない」野球で三振してしまう夢は、努力が報われない可能性を示唆しています。チャンスをものにしようと意気込んでバッターボックスに立ったのに空振りしてしまったら、バットを叩きつけて叫びたい気持ちになるかもしれません。しかし、感情的になっても自分の評価を下げてしまうだけ。気持ちを切り替えて出直しましょう。チャンスはまた必ずやってきます。◇(4)野球でデッドボールを受ける夢は「アクシデントに注意」デッドボールを受ける夢を見たら、予想外のアクシデントに見舞われるかもしれません。自分では気を付けているつもりでも、ほんの少し気を抜いた時に思いがけないトラブルが降りかかってくる可能性も。しばらくの間はさまざまなことに注意をしておいた方が良いでしょう。◇(5)野球でエラーをしてしまう夢は「運気の低下」野球でエラーをしてしまう夢は、運気が低下している暗示です。いつもと同じようにやっているはずなのに、うまくいかないことが多く、心身共に疲れてしまうかもしれません。焦って行動すると、余計なトラブルまで背負い込んでしまう可能性も。ここは我慢の時と覚悟し、自然と運気が上がるまでおとなしく待ちましょう。■【状況別】野球の夢の意味ここからは、状況別に野球の夢の意味を解説していきます。◇(1)野球で試合に勝つ夢は「運気の好調」野球で試合に勝つ夢は、運気が好調である暗示。対人関係にも良い影響がありそうです。例えば、会社や学校という集団の中であなたが果たす役割が大きくなり、自然と周囲から認められていくでしょう。また、組織をまとめ、その中で輝ける人物であるという示唆でもあります。あなたの高いコミュニケーション能力が周りの人々を助け、大きな支えになるでしょう。◇(2)野球で試合に負ける夢は「運気の不調」野球で試合に負ける夢は、残念ながら運気が不調であることを示しています。自分では頑張っているつもりなのに、なぜか思うように物事が運んでいかない状況にうんざりしている人もいるかもしれません。また、チームプレーよりも個人で動いた方が結果を出せるという示唆でもあります。そのため、この夢を見た時は、今後の生き方を改めて考えてみると良いかもしれません。◇(3)野球を観戦する夢は「人間関係の示唆」野球の試合を観戦する夢は、あなたの人間関係を表しています。ポツンと1人で試合を見ていたのなら、周りの人たちと打ち解けられず、孤独を感じていることの暗示。逆に、大勢で歓声を上げるなど盛り上がっていれば、良好な人間関係を構築できていることを表しています。この夢を見た時は、周囲との関係性を振り返ってみましょう。不満がある場合は、どうしたら改善できるかを考えてみると良いかもしれません。◇(4)野球の練習をする夢は「努力が必要」野球の練習をしている夢は、目標を達成するためにはまだまだ努力が必要であることの暗示です。中途半端な状態では望むものは手に入りません。黙々と努力を続けることで、やがて周囲のあなたに対する反応も変わってくるでしょう。それが結果的に目標をかなえることにも役に立つはずです。□野球の夢は人間関係と運気に関するメッセージ野球の夢は、対人関係を軸に運気の上昇や下降を分かりやすく示唆しています。そのため、夢の内容を細かく覚えておくことで、人生におけるヒントが得られるかもしれません。ぜひ夢占いを参考にしながら、すてきな人間関係を築いていってくださいね。(大蔵有紗)※画像はイメージです
2023年11月28日株式会社JUNKEI-GLOVEは、新品の野球グラブがレンタルできる「グラレント」を、2024年1月より開始いたします。子どもの成長期において体格や手のサイズが変わると、その都度、野球グラブの買い替えも必要となってきます。また、軟式から硬式へ、複数ポジションの掛け持ちやポジション変更など。このように学生たちにとっては変わっていく部分が多く、野球グラブを所有(買い替え)するリスクが大きいのが現実です。JUNKEI-GLOVEでは、そうした所有リスクを抑えるための新しいレンタル「グラレント」をお得な月額制で開始いたします。誰が使ったか分からない使い回しではなく、新品で本格的な仕様モデルを提供できるサービスです。あなたのさまざまな「変わる」をサポートする「グラレント」を、ぜひ、この機会にご利用ください。さまざまな「変わる」をサポート!・小学生~中学生:体格や手のサイズが変わる・中学生~高校生:軟式から硬式へ、ポジションが変わる・高校生以上:今までの野球環境が変わる■「グラレント」の強み「グラレント」の大きな特長として、一つは高額な購入費用を抑えることができること。もう一つは、甲子園球児や(注1)トップアスリートが使用する本格的な野球グラブを新品でレンタルできることです。対象グラブは人気のアラミドシリーズをラインアップ。第1期のカラーは全てAZUKIブラウンとなります(注2) 専用サイトから希望の野球グラブを選択、契約完了後、3〜5営業日で発送いたします。(注1) 2023年夏の甲子園出場選手が数名使用、当社調べ。(注2) 商品ラインアップ・カラーは順次追加予定※ 申込みが混み合っている場合、発送までに通常よりお時間を頂く場合がございます。■「グラレント」のメリット・高額な購入費用を抑えられる・新品の野球グラブを使用できる・トップアスリートが使う本格的仕様・お子様の成長段階に合わせられる・明確なポジションが決まっていない時・急にポジション変更になってしまった時など■「グラレント」ご利用料金初期費用:7,800円、2ヶ月目以降:1,700円/月※レンタルは1年間のご利用必須。1年後の延長は、1ヶ月単位でレンタルできます。■「グラレント」サービス概要◎1年契約+月額制のサブスクリプションサービス1年契約のもと、月々1,700円*のお得な月額費用でレンタルしていただけます。*初回月のみ7,800円(登録費用含む)◎1年後の契約完了後は、1ヶ月単位でレンタル1年後からは、1ヶ月単位でレンタル可能。無駄なく、ご使用できます。◎返却・継続・購入から選べます。1年後の契約完了後、返却、そのまま継続、気に入れば購入も可能です。■「グラレント」ご利用の流れ1. ネットで注文WEBサイトから簡単にお申込み可能2. グラブが届く契約完了後、3~5日で発送いたします。3. レンタル期間契約完了後から1年間。ご利用料金は月額制です。4. 返却・継続・購入そのままレンタルか、買い取りかをご自由に選択いただけます。(出典元の情報/画像より一部抜粋)(最新情報や詳細は公式サイトをご確認ください)※出典:プレスリリース
2023年11月24日株式会社JUNKEI-GLOVE(代表取締役社長:吉田 貴夫、本社:奈良県磯城郡、以下:JUNKEI-GLOVE)は、新品の野球グラブがレンタルできる「グラレント」を、2024年1月より開始いたします。新品の野球グラブがレンタルできる「グラレント」子どもの成長期において体格や手のサイズが変わると、その都度、野球グラブの買い替えも必要となってきます。また、軟式から硬式へ、複数ポジションの掛け持ちやポジション変更など。このように学生たちにとっては変わっていく部分が多く、野球グラブを所有(買い替え)するリスクが大きいのが現実です。JUNKEI-GLOVEでは、そうした所有リスクを抑えるための新しいレンタル「グラレント」をお得な月額制で開始いたします。誰が使ったか分からない使い回しではなく、新品で本格的な仕様モデルを提供できるサービスです。あなたのさまざまな「変わる」をサポートする「グラレント」を、ぜひ、この機会にご利用ください。<詳しくはコチラ>「グラレント」紹介サイト: ■さまざまな「変わる」をサポート!・小学生~中学生:体格や手のサイズが変わる・中学生~高校生:軟式から硬式へ、ポジションが変わる・高校生以上 :今までの野球環境が変わるさまざまな「変わる」をサポート!■「グラレント」の強み「グラレント」の大きな特長として、一つは高額な購入費用を抑えることができること。もう一つは、甲子園球児や(注1)トップアスリートが使用する本格的な野球グラブを新品でレンタルできることです。対象グラブは人気のアラミドシリーズをラインアップ。第1期のカラーは全てAZUKIブラウンとなります(注2) 専用サイトから希望の野球グラブを選択、契約完了後、3〜5営業日で発送いたします。(注1) 2023年夏の甲子園出場選手が数名使用、当社調べ。(注2) 商品ラインアップ・カラーは順次追加予定※ 申込みが混み合っている場合、発送までに通常よりお時間を頂く場合がございます。■「グラレント」のメリット・高額な購入費用を抑えられる・新品の野球グラブを使用できる・トップアスリートが使う本格的仕様・お子様の成長段階に合わせられる・明確なポジションが決まっていない時・急にポジション変更になってしまった時 など■「グラレント」ご利用料金初期費用:7,800円、2ヶ月目以降:1,700円/月※レンタルは1年間のご利用必須。1年後の延長は、1ヶ月単位でレンタルできます。■「グラレント」サービス概要◎1年契約+月額制のサブスクリプションサービス1年契約のもと、月々1,700円*のお得な月額費用でレンタルしていただけます。*初回月のみ7,800円(登録費用含む)◎1年後の契約完了後は、1ヶ月単位でレンタル1年後からは、1ヶ月単位でレンタル可能。無駄なく、ご使用できます。◎返却・継続・購入から選べます。1年後の契約完了後、返却、そのまま継続、気に入れば購入も可能です。ご利用シミュレーション■「グラレント」ご利用の流れ1. ネットで注文WEBサイトから簡単にお申込み可能2. グラブが届く契約完了後、3~5日で発送いたします。3. レンタル期間契約完了後から1年間。ご利用料金は月額制です。4. 返却・継続・購入そのままレンタルか、買い取りかをご自由に選択いただけます。「グラレント」ご利用の流れ<詳しくはコチラ>「グラレント」紹介サイト: ■JUNKEI-GLOVEについて当社は、1946年創業以来、ひとつの野球グラブを職人が一貫して製作。長年培ってきた経験と技術でグラブ型、刻印・刺繍、縫製などの工程から、ハイクオリティな野球グラブに仕上げる国内メーカーです。JUNKEI-GLOVE紹介サイト: 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年11月21日10月28日から始まったプロ野球・日本シリーズオリックス対阪神の第2戦中継に出演したタレントの本田望結(19)。だがそんな彼女の取り上げ方について、テレビ局関係者の間で批判が集まっているという。事情を知る芸能関係者が言う。「本田さんは関西出身で、もともと野球にはそれほど興味を示していませんでした。転機となったのは2017年から5年間担当した関西テレビのローカルスポーツ番組『こやぶるSPORTS』。この番組でアシスタントに就任したことで関西にゆかりのあるアスリートを取材する機会に恵まれて、阪神よりも露出が少なく取材に協力的だったオリックスのキャンプにも足を運んだ。そこで今シーズンオフに米メジャーリーグへ移籍が濃厚とされるイケメン・山本由伸投手(25)と出会い、“ガチのファン”に。一時はSNSで山本への想いがあふれかえり、オリックスファンから警戒される書き込みが殺到しました」そんななか、テレビ東京は本田になんとオリックス情報のリポーターとして出演をオファー。当日の本田は試合開始3時間前に球場入りし、しっかりとメイクをしてから中継に臨んだというが……。「オリックスの選手が座る一塁ベンチすぐ横にある通路がテレビ、ラジオ局のオリックス情報リポーターの控え場所になります。本田さんも最初から最後までそこに陣取りました。ところが中継が始まると、目の前にセッティングされた“本田カメラ”がいきなり作動。マイクを持って『ベンチリポートを担当させていただく本田望結です』と話し始めると、その後も中継中にワイプで本田の顔が出てきては大したことのないオリックス選手のエピソードを披露。明らかに試合から逸れる演出が連発したのです。そのため、他の中継局関係者からは試合後に『うるさかったよね……』と明らかに煙たがられる様子がありました」(スポーツ紙野球デスク)さすがにタレント業も長いため、出演自体はそつなくこなした本田。だが、中継を見て呆れていたのはやはり在京テレビキー局の面々だった。「野球中継の注目度が以前より低下している中で、今回は関東地区の野球ファンからすれば興味を持ってもらいにくい対戦カードとなりました。そのためCM出演などもする本田さんに白羽の矢が立つのはいいとしても、『あれはさすがにやりすぎ。“過剰露出”の結果、野球中継を純粋に楽しみたいファンを逃してしまったのでは』といった厳しいも上がっていますね」本田が出演した第2戦はオリックスが阪神相手に8対0で快勝した。それが、せめてもの救いだったのかもしれない。
2023年11月01日サンライズパブリッシング株式会社(所在地:東京都渋谷区、代表取締役:高野 陽一、以下サンライズパブリッシング)は、一般社団法人 日本スーパーカー協会 須山 泰宏代表理事による著書『SUPER GARAGE』を2023年10月28日に発売いたします。『SUPER GARAGE』表紙▼珠玉のスーパーガレージを紹介子どものころに憧れて、「自分もいつかは乗ってみせる」と強く誓ったスポーツカーやスーパーカー。努力のすえに功成り名を挙げて、購入できるだけの余裕が生まれた方は多い。複数台を手に入れた方もいる。ただ、そのクルマたちを置く立派なガレージまで用意できた人は少ないのではないか。本書は“スーパーガレージ”を全国からピックアップ、現地取材してまとめた。70年代後半のスーパーカー・ブームを経験あるいは見聞し、スーパーカーの魅力に囚われたまま大人になった8名の『スーパーガレージ』を紹介する。(本文より)▼公式YouTubeチャンネルで動画を公開本書の発売にあわせて、サンライズパブリッシング公式YouTubeチャンネル「高橋真以のビジネス本要約ch」にて、スーパーガレージ潜入動画を公開します。100%DIYの高級ガレージ、総額数億円のスーパーカーを所有する医師のガレージ、人気YouTuberのサーカスのようなガレージなど、スーパーカーファンのみならず、上質な暮らしを楽しみたい大人必見の動画をお楽しみいただけます。●高橋真以のビジネス本要約チャンネル ▼「SUPER GARAGE」目次須山 泰宏さん……暖かい色と雰囲気にこだわった「DIYガレージ」小松 芳史さん……世界で認められたデザイン「秘密基地ガレージ」遠畑 雅さん………渋滞知らずで仲間と集う「箱根賃貸ガレージ」安藤 正実さん……父と家族の想いが詰った「近代美術館ガレージ」福田 良方さん……家族である愛車と共に「リゾート別荘ガレージ」佐藤 優さん………超車コレクション&レース「究極の男の城ガレージ」重永 応樹さん……故郷で今後の人生を「スローカーライフガレージ」ミスターXさん……愛車を芸術品に昇華させる「光のアートガレージ」『SUPER GARAGE』目次『SUPER GARAGE』本文1『SUPER GARAGE』本文2▼著者プロフィール一般社団法人 日本スーパーカー協会 代表理事 須山 泰宏日本スーパーカー協会(JSA)、およびSuperCar Club Japan(SCJ)を運営。子供達にスーパーカーを通してクルマの魅力を伝えるイベント「TOKYO SUPERCAR DAY」を主催。またスーパーカーオーナーズクラブ・SCJでは、スーパーカーを通した親睦や情報交換の場を設け積極的に活動している。もちろんスーパーカーは大好きで、30年以上所有している。1973年式 Ferrari DINO246GTのエンジンは自分でオーバーホールした。●一般社団法人 日本スーパーカー協会 日本のスーパーカー文化の発展と、社会的スーパーカー活動の推進を目的とした協会。スーパーカーを通じて、賑わい創出・地域振興、そして子供たちが楽しめるイベントを開催し、自動車文化の発展と自動車産業の一助のため活動している。▼書籍概要発行・発売 : サンライズパブリッシング著者 : 須山 泰宏(著)、一般社団法人 日本スーパーカー協会(監修)発売日 : 2023年10月28日頁数 : 176ページ A5版ISBN : 978-4752290179価格 : 本体2,530円(税込)Amazon : 楽天ブックス: ▼サンライズパブリッシング株式会社2005年創業。ビジネス、実用書を中心に取り扱う出版社。出版事業の他、文化人プロデュースやWEBサイト運営なども行う。代表者 : 代表取締役 高野 陽一所在地 : 東京都渋谷区道玄坂1-12-1 渋谷マークシティW22階URL : 事業内容: 出版事業、文化人タレントプロデュース、富裕層向けコンサルティング、WEBサイト運営 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年10月27日日本ライフライン株式会社(東京都品川区、代表取締役社長:鈴木 啓介、以下 当社)は、不整脈治療領域での42年にわたる経験を活かし、一般の方が簡単かつ安全に使用できるAED(自動体外式除細動器)の開発・販売をしております。当社は、2023年8月3日(木)から9月17日(日)に開催された読売巨人軍主催の学童軟式野球大会『ジャビットカップチャンピオン大会2023』に協賛し、優勝チームである青梅フォルテ(東京都青梅市)に当社製AEDを副賞として贈呈いたしました。また、同年10月7日には青梅市内の小学校にて青梅フォルテの父兄の皆さんに対してAED講習を実施いたしました。優勝した青梅フォルテの皆さん ジャイアンツアカデミー校長 宮本 和知 氏らと記念撮影当社取締役経営管理統括部長 江川 毅芳より青梅フォルテ監督に対してAED目録贈呈写真提供:読売巨人軍(2023年9月17日、於:東京ドーム)ジャビットカップ | 読売ジャイアンツ(巨人軍)公式サイトより 野球は国内で広く行われ、幼少期から多くの人々に親しまれているスポーツの一つです。しかし、時折ボールが胸部に当たり、危険な不整脈、例えば心室細動を引き起こすことがあります。心室細動を治療する唯一の方法は除細動であり、心室細動が発生してから1分経過するごとに救命率が10%ずつ低下する一般的な傾向があります。そのため、AEDを用いた早期の救護活動が非常に重要です。AEDは初心者にも分かりやすく、スポーツイベントなどに常備することで、不測の事故に対する早期対応が可能となります。当社は長年にわたり医療機器を提供しており、その経験を活かして一般の人々にも利用できるAEDなどの医療機器の普及を通じて、より安心して日常生活を過ごせる環境づくりを支援してまいります。【贈呈商品AED(カーディアックレスキュー)の主な特長】1. 簡単な操作● AED使用方法とCPR(心肺蘇生法)の実施を音声とランプで分かりやすいガイダンス(最新のガイドライン2020に対応)で、屋外や暗い場所でも使用が可能。● 未就学児モードと小学生~大人モードの切り替えが簡単。● 電極パッドは未就学児・小学生~大人兼用で、使用期限も確認しやすいバッテリー一体型パッドカートリッジシステムを採用。2. 容易な点検● 自動でセルフテストを毎日実施し、インジケーター(状態を示すランプ)で確認が可能。3. 高い防護性能● 防塵・防水規格IP55(国際規格)に対応し、1.5mの高さからの落下にも耐えうる高い防護機能。当社AED詳細: 【大会 詳細】大会名 :ジャビットカップチャンピオン大会2023大会期間 :2023年8月3日(木)~決勝・表彰式9月17日(日)主催 :読売巨人軍共催 :読売新聞社、報知新聞社主管 :ジャビットカップ実行委員会幹事連盟 :千代田区、中央区、文京区、江東区、杉並区、世田谷区、三鷹市、調布市、狛江市、稲城市、麻生区、宮前区、多摩区(13連盟)出場チーム:54チーム<内容>2004年にジャイアンツ球場周辺地域の野球振興を目的に3連盟(稲城市、川崎市麻生区、宮前区)でスタートした軟式少年野球大会。年々交流の輪が広まり、2010年大会から東京都内23区を含む45連盟が加盟する大会へと成長しました。2019年度より5市郡を除く都内48団体と川崎市7区の全55団体が参加しています。また、「交流と親善」をテーマとし、フェアプレーの精神に基づきマナーの良い野球愛好者を育てることを目的としています。各連盟間の交流の中で情報交換や審判員の技術向上を図り、より良い少年野球環境を作るための大会を目指しています。【AED講習 詳細】開催日時:2023年10月7日(土)場所 :青梅市内小学校参加者 :青梅フォルテの父兄参加人数:若干名主催 :日本ライフライン株式会社<実施内容>倒れている人を見た時点からAEDが到着までにすべき胸骨圧迫などの処置、AEDの使用方法、日常点検、パッドカートリッジの交換方法など、AED訓練器、心肺蘇生訓練用マネキンを使用して実施いたしました。■会社概要社名 : 日本ライフライン株式会社所在地 : 〒140-0002東京都品川区東品川2-2-20 天王洲オーシャンスクエア25F代表 : 代表取締役社長 鈴木 啓介設立 : 1981年2月6日証券コード : 東京証券取引所 プライム市場(証券コード:7575)事業内容 : 医療用機器の輸入、製造、販売ウェブサイト: 日本ライフラインのニュースリリースは、当社関連の最新情報をステークホルダーの皆様にお伝えするために実施しています。医療機器(開発中のものを含む)の情報を含む場合がありますが、報道関係者や株主・投資家の皆さまへの情報提供を目的としたものであり、当社製品のプロモーションや広告、医学的なアドバイス等を目的とするものではありません。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年10月17日ラグビー日本代表が帰って来た。『ラグビーワールドカップ(RWC)2023』プール戦敗退に終わり志半ばでフランスを去った日本代表は悔しさをにじませながらも胸を張っていた。10月11日の帰国記者会見ではチームを代表して、公益財団法人日本ラグビーフットボール協会(JRFU)土田雅人会長、日本代表藤井雄一郎ナショナルチームディレクター(NTD)、ジェイミー・ジョセフヘッドコーチ(HC)、姫野和樹キャプテン、流大バイスキャプテンが登壇。会長とHCがあいさつした。土田会長「まず最初にラグビー日本代表を応援いただいたすべてのみなさんに御礼申し上げます。大会の結果はご存じの通り、日本代表はすべての試合に全身全霊で臨んだが、決勝トーナメントに進めなかった。プール戦2勝2敗という結果は悔しいものであり、日本代表の現在地として真摯に受け止めたい。本大会の総合的なレビューはこれから行うが、世界のラグビーで変化を感じる大会でもあった。日本ラグビー界が一体となってゴールを共有し、現在の課題に戦略的に臨むことで日本ラグビーの成長を加速させていきたい。本大会で見せた選手のハードワークに裏付けされた日本ラグビーの成長は誇り。選手たちを称えたい。姫野主将、流副将は本当に素晴らしい2019年からさらに成長した“OUR TEAM”を作ってくれた。ここまで日本を率いてくれたジェイミー・ジョセフHCには最大限の敬意を表したい。世界の頂点に立つことは夢ではなく目標であるとチームに見せ、エベレストの頂点に立つことへ導いてくれた。7年間本当にありがとうございます。私どもJRFUは再び『RWC』を日本に誘致し、ジョセフHC、選手が言っていた優勝することを目指して強化していく。日本はそれができると確信した大会でもある。ジョセフHCが7年間かけて築いてくれた礎をもとに日本ラグビーはさらに飛躍していきたい」ジョセフHC「たくさんのサポートをしてくれたみなさんにチームとして感謝している。選手はたくさんの犠牲を払ってやってくれた。選手たちを誇りに思う。最終的な結果は残念だが、アルゼンチン戦はタフな試合で選手たちがすべてを出し切ってくれたことを本当に誇りに思う。私は日本でたくさんのことを学んだ。コーチとして、選手として日本代表で戦ったが、ラグビーは日々変化するもの。そこで選手は日本代表で戦うことに尊重し、100%すべてを出して貢献してくれた。本当に頭の下がる思い。このリーダーたちとコーチとして関われたことをうれしく思う。また日本に戻ってきたら日本ラグビーに関わっていきたいし、日本を第2の故郷だと思っている」主将と副将はこのように総括した。姫野「リーチ(マイケル)さん、堀江(翔太)さん、田中フミ(史朗)さんから昔は『RWC』から帰って来ても誰もいなかったという話をたくさん聞いていた。空港にたくさんのファン、メディアがいたひとをうれしく思うし、自分たちの努力が着実に実を結んでいると思った。今回結果を残せず悔しく思う。主将として懸命にチームを導いたが、ベスト8に導けず力不足を感じる大会だった。ジョセフHCとの7年間は僕にとって貴重な時間、日本ラグビーとしても貴重な時間だった。ここまで引き上げてくれたジェイミーに感謝しているし、背中を押してくれたファンにも感謝している」流「僕自身2度目の『RWC』、今回バイスキャプテンとして臨み、結果的に2勝2敗。自分自身ケガをしたので悔いの残る大会になったけど、チームのことは誇りに思う。少しずつ日本ラグビーが強くなってこの2大会で6勝3敗。この勝率を少しずつ上げるために何が必要か日本ラグビー全体で考えていかないといけない。ジェイミーが7年間作り上げたこのチームを本当に誇りに思う。僕自身代表を引退する気持ちに変わりはない。これまで覚悟を決めて36試合に出場し、幼い頃から努力しここまでくることができた。日本代表がどれだけつらい場所で勝った時にどれほどうれしい場所か、選手やスタッフがどれだけつらいことをしているか誰よりも理解しているので、今後は日本代表のファンとしてサポートしていきたい」ラグビーワールドカップ2023フランス大会 日本代表帰国記者会見の出席者一同(「JAPAN RUGBY TV」より)会長に退任するHC、主将と代表を退く副将、それぞれの立場から今後の課題を語った。土田会長「(前任のエディー・)ジョーンズ、ジョセフのもと着実にチームは成長している。今回『RWC』を見て本当に変化している。ポルトガルも国を挙げて強化し始めた。世界中でどんどんレベルが上がっている中、日本のコーチ陣、スタッフ、主将、選手は世界レベルにあると思う。今回あと一歩及ばなかったが、ある意味トップ4に入る力はあるとワールドラグビーも見ている。(2019年大会後)欧州はテストマッチを進める中、南半球、とくに日本は(新型コロナウイルスによる)パンデミックの影響でテストマッチがストップしていた。岩渕(健輔)専務理事の尽力もあり、今年ハイパフォーマンスユニオンに入ることができた。来年もイングランド、オールブラックスと対戦する。ハイパフォーマンスユニオンに入ることによって、毎年レベルの高いテストマッチを組めると思っている」ジョセフHC「今の日本のラグビーは大学のシステム、企業スポーツのシステムがある。その中で4年間かけて代表チームを作っていかないといけない。トップ8、トップ4にいくためにはしっかり準備をしていかないといけない。それは今できていないと思うし、その答えを私は持ち合わせていない。姫野が(『スーパーラグビー』の)ハイランダーズ、松島(幸太朗)が(フランス『トップ14』のAMS・)クレルモンへ行ったように海外のクラブに行くということは素晴らしいことだが、それが答えではないと思っている。彼らのようなワールドクラスのたくさん作っていくことが必要だと思うし、彼らのような人材がコーチングスタッフに入ることも必要だと思っている」姫野「もっともっと強くなりたいという気持ちが強い。もっともっと日本代表を強くしたいという思いが強い。すごいポテンシャルがあるチームだと思う。ベスト4、優勝を目標に掲げられるチームだと思う。ベスト8を叶えられなかったが、もっともっと強くなると確信している。もっともっと強くなる環境を整えるなど、課題はたくさんがあるが、協会、ファン、選手が“ONE TEAM”になって、進めていきたい」流「選手のがんばり、現場のがんばりはこれ以上ないほどだと思っている。テストマッチの数や日本代表が強度の高い試合を増やすシステムを作っていく中で若い選手が成長できると思う。合宿ではこれ以上できないほど選手やスタッフはがんばっているので、仕組みを変えていくところは変えないといけない。直人や(李)承信、ワーナー(・ディアンズ)のように若い選手が海外のタフな環境に身を置くというのもひとつ。若い選手は高い志を持っているので、自分の気持ちに遠慮せずにどんどん挑戦していってほしい」ジェイミー・ジョセフHC (C)JRFUジョセフHCは7年間をこう振り返った。「2015年南アフリカに勝ち、そこから自分たちが自国開催の『RWC』に向けてチームを成長させて結果を出すことはできたと思うので、コーチングスタッフを称えたい。今回はコロナのパンデミックによって2019年にできた勢いが消え、コーチングスタッフも日本に来られず、来日しても数週間の隔離があった。本当に選手たちは大変だったと思う。選手もコロナにかかり、難しさがあった。今年の準備はよかった。自分たちのキャパシティを増やすことができた。ナントに来てから選手を見て、本当に素晴らしい準備をできたと思った。今はフランスから帰って来て本当に悔しい。ただ私はスポーツにはおとぎ話のようなハッピーエンドはないと思っている」7年間の一番思い出に指揮官は『RWC2019』でベスト8進出を決めたスコットランド戦を挙げた。「自分としての一番の思い出は2019年のスコットランド戦で勝利して準々決勝に進んだこと。たくさん思い出があり、ひとつを選ぶのが難しいが、あの時台風があり試合ができるかわからない中、選手たちは被害に遭われた方々にリスペクトを持って試合に向かったことを覚えている」今大会一番印象に残っているシーンを問われた姫野と流は?姫野「これというのは思い浮かばないが、『RWC』は特別な舞台。一つひとつのプレーを全力で戦ったので、これというのを決めるのは難しい。選手としてプレッシャーの中でプレーしたが、今思えば楽しかった」流「僕もプレーをひとつ選ぶのは難しい。アマト(・ファカタヴァ)のアルゼンチン戦のトライもすごすぎて言葉ができないほど素晴らしかったし、ジャック(・コーネルセン)がなかなか日の当たりないようなハードワークしてくれるからこそ日本代表のラグビーは回っていた。試合に出る出ないに関係なく、33人全員が役割を果たしたからここまで来られたと思う」アマト・ファカタヴァ(C)JRFU姫野は主将の重圧について明かした。「すごく自分にとっていい経験になったというのが感想。『RWC』は本当にプレッシャーがかかる。プレッシャーに負けそうになることもあったが、僕にはジェイミー、流、仲間がたくさんいる。主将として自分が愛する桜のエンブレムを引っ張れたことは最高に栄誉なことであり光栄なこと」さらに帝京大のふたつ上の先輩の代表引退を惜しんだ。「めちゃくちゃ寂しい。やっぱり大学から一緒にやってきて、流大のすごいところを知っているし、悪いところを知っているし、プライベートも知っているし、全部知っている。彼がいたからがんばれた部分もある。怒られることも多かったし、気を病んでいる時は背中叩いて前へ向かせてくれた。いつも先輩後輩というより友達みたいな関係だが、一番尊敬する先輩」流はふたつ下の主将の頼もしさを口にした。「姫野が主将として『RWC』を引っ張ったことを誇らしいし、立派な主将だと思う」また、流は自身のケガで急遽先発に回ったSH齋藤のパフォーマンスに太鼓判を押した。「本当に素晴らしいプレーをしてくれたと思う。僕がケガをしたのは関係なく、彼が日本の9番としてサモア戦、アルゼンチン戦をリードしてくれた。今年のオールブラックス15とのゲームでは彼の良さである思い切りの良さが出ていないように僕は感じたので、会話を重ねてあまり考え過ぎないようにすることが大事だと話した。サモア戦は直人がこれ以上ないプレーをしてチームを勝たせてくれたのは、昔の僕ならどこかで悔しい気持ちもあったと思うが、心の底からうれしいと思ったので、心置きなく引退できる。これから本当の意味で日本を引っ張っていかないといけない。福田健太という若いSHを含めて3人で引っ張ってきたが、次の大会はふたりが引っ張ってくれることを願っている」齋藤直人(C)JRFU藤井NTDには後任人事について、質問が飛んだ。「ほかの国のコーチのことをとやかく言うつもりない。次になった人がベストを尽くしてくれればと思う。いろんな報道があり、どこまで本当がわからないが、ただルールの中で気持ちよくHCができる人、選手もその人に付いていかないといけない。人物やふるまい、コーチひとりだけではなく、スタッフを含めてみんなで成長できる人をコンサルの方でしっかり選んでもらえると思う」『RWC2023』はここから決勝トーナメントに突入する。10月14日(土)にプールC1位・ウエールズ×プールD2位・アルゼンチン、プールA2位・ニュージーランド×プールB1位・アイルランド、15日(日)にプールD1位・イングランド×プールC2位・フィジー、プールB2位・南アフリカ×プールA1位・フランスが激突。14日(土)の2試合は日本テレビ系、15日(日)の2試合はNHK総合にて生中継。取材・文:碧山緒里摩
2023年10月12日8月~9月に行われたバスケットボールワールドカップで3勝を飾り、見事パリ・オリンピックへの出場権を得た男子日本代表。チームを率いるトム・ホーバスHC(ヘッドコーチ)は、論理的でありながら熱く魂のこもった言葉でチームをまとめあげた。これまでの発言を振り返り、ホーバスHCの言葉の力を解き明かす。ホーバスHCの考え方がわかる7つのキーワード。信じています選手の可能性を誰よりも信じているのがホーバスHC。男子の前に率いた女子日本代表選手たちは「トムさんは選手本人よりも選手の可能性を信じている」と言っていたほど。指揮官と選手が信頼関係を築くことで、自信を持てなかった選手たちが前向きに挑戦するようになり、上達していった。スーパースターはいないけどスーパーチーム女子日本代表が大躍進をして東京オリンピックで銀メダルを獲得した直後の会見で、報道陣に「五輪での日本はどんなチームでしたか?」と聞かれ、ホーバスHCが表現した名言。ホーバスHCは特別なエースは作らず「全員がファーストオプション」という考えでチーム作りをする。この目標にコミットしますか?男子はW杯で「アジア1位になってオリンピック出場」を目指し、女子は東京五輪で「金メダル」の目標を掲げて強化合宿をスタート。ホーバスHCは集合した初日に選手全員と目標を共有し、一人一人に「この目標にコミットしますか?」と確認する儀式を行う。練習で甘いところが出た場合、「あなたは目標にコミットすると言ったのに、なぜそれをしないのですか」と、原点を思い出させ、奮い立たせている。目標達成のためには「毎日ステップアップすることが大切」とホーバスHC。気持ちで絶対に負けたらダメサイズの小さい日本が気持ちで負けたらそこで試合が終わってしまう。サイズやフィジカルのハンデがあろうとも、戦う気持ちだけは負けてはならないと選手を奮い立たせ、原点を思い出させる言葉。「気持ちで負けない」を象徴する日本のプレーは、常に足を動かし続けること。ヘッドダウンしないで試合中、劣勢で弱気になっているとき、または、試合中でなくても立ち向かう気力がないときに「あきらめるな(頭を下げないで)」と選手を叱咤激励するときの言葉。小さいからできないは好きじゃないバスケットボールは身長の高い選手が有利なスポーツ。日本は男子も女子も世界の中では平均身長が低いが、それでも勝つ方法はあるはずだと、小さい日本人選手に合った戦術を考え、勝つためのマインドセットを作ってチャレンジするのが闘将トム・ホーバス。もっと熱く女子日本代表が「チームで一番熱いのはトムさん」と語るほど熱血漢なホーバスHC。試合ではハングリーに熱い気持ちを出して戦ってほしいと願うホーバスHCが、選手に要求するときにかける言葉。W杯で大逆転勝利を収めたベネズエラ戦、4Qにチーム最年長の比江島慎が大爆発したときは「マコが熱くなってくれた」と表現。「もっとできる、もっと熱く」と発言することも多い。「信じている」と伝えることが、成長への一歩になる。この夏、沖縄で開催されたワールドカップにてアジア内1位の成績を収め、パリ・オリンピックの切符を獲得したバスケットボール男子日本代表。48年ぶりとなる自力出場をつかんだ背景には、アメリカ人指揮官の卓越したリーダーシップがあった。その名はトム・ホーバス。一昨年の東京オリンピックで女子日本代表を銀メダルに導いたことでも知られる闘将だ。現役時代は日本をはじめ10数年にわたって選手として活動し、その当時に日本人女性と結婚したことから、日本語が堪能。Wリーグの強豪JXサンフラワーズ(現ENEOSサンフラワーズ)のHCや女子代表のAC(アシスタントコーチ)を経て、’17年から女子代表のHCとして采配をふるってきた。もともと、世界大会では存在感を示していた女子バスケだが、最後は欧米諸国の高さの前に敗れてきた歴史がある。その壁を一気に破って銀メダルに到達したのは、3ポイントシュートと機動力という、日本人特有の良さを前面に押し出す戦略を徹底したからだった。女子バスケで結果を残した後は、手腕を見込まれて男子代表のHCに就任。ホーバスHCは男子にも3ポイントシュートとスピーディさを生かした走るバスケを導入。ただ、男子は女子以上に世界とフィジカルの差があるため、今までよりも攻撃回数を増やし、ディフェンスをアグレッシブにすることを徹底させた。その結果、男子代表も先日のワールドカップで史上初となる3勝をもぎ取り、アジア1位の座へと躍進したのだ。男子でも、女子でも結果を残すホーバスHCが、日本のバスケを指導するうえで何より変えたかったのが「自信のなさ」。日本人選手の場合はどうしても体格差で尻込みしてしまう傾向があったからだ。そこで着手した改革が目標を共有すること。女子でいえば「五輪で金メダル」であり、男子では「アジアで1位になること」である。練習中に選手が弱気な姿勢を見せれば「あなたはこの目標にコミットしたのに、なぜ向上心を持ってやらないのですか?」と問いかけて原点を見つめさせた。この場合のコミットとは「責任を持って約束する」を意味する。目標達成のために突き進む組織には、一人一人の責任と役割があるもので、ホーバスHCはその意識を植えつけたのである。それでも、世界の強敵に立ち向かうには、時には弱気になることだってある。そんなとき、選手を奮い立たせる言葉となったのが「信じています」というフレーズだ。ホーバスHCは「信じる」の神髄をこのように語る。「『信じている』という言葉はとても深いです。チームを成長させられない場合はコーチにも問題があります。『信頼関係が大事』と口だけで言っても選手はついてきません。僕の仕事は、選手一人一人の良さを引き出してステップアップさせること。そうすることで選手は僕を信じてくれて、自分の可能性を信じることができ、自信がついていくことで強くなるのです。でも、自分の可能性を信じていなければ何も始まりません。だから簡単な言葉だけど、とても深いです」指揮官の言葉を一番近くで聞き、その思いを選手にストレートに伝えているのが、男子代表の通訳を兼任する勝久ジェフリーAC。彼もまた、ホーバスHCが持つ言葉の力に魅了され、チームの成長を支えてきた一人だ。「トムさんは選手にとって必要なことをストレートに指摘します。選手たちができると信じているからこそ厳しく目標を追求するのです。日本にはスーパースターはいないので、トムさんは全員を平等に競争させて成長させます。そこに一切のブレがないので選手は信頼するのでしょう。厳しく追求したその先に待っていた、目標にたどりついたときの選手たちのうれしそうな表情を僕は忘れません」ホーバスHCの言葉に宿る力の源は、選手一人一人の可能性を信じる愛からきているのだ。小永吉陽子スポーツライター。『月刊バスケットボール』『HOOP』編集部を経て、2002年よりフリーランス。日本代表、Bリーグ、Wリーグ、学生バスケなど幅広く原稿を執筆。『anan』2023年10月11日号より。写真・©JBA文・小永吉陽子(by anan編集部)
2023年10月07日ベスト8進出か、プール戦敗退か。勝つか、負けるかですべてが決まる。トライ数もボーナスポイントも他会場の結果も関係ない。日本代表か、アルゼンチン代表か。10月8日(日)・ナントで1点でも多くスコアしたチームが『ラグビーワールドカップ(RWC)2023』プールDを突破するのだ。ともにここまで2勝1敗である。日本は12-34、アルゼンチンは10-27でイングランドには敗れたが、チリ戦は日本が42-12、アルゼンチンが59-5でボーナスポイントを得て完勝した。サモアには日本は28-22、アルゼンチンは19-10とヒヤリとさせられながらも白星を獲得した。勝点は同じ9。日本が82得点68失点9トライ、アルゼンチンは88得点42失点10トライ。ほぼ同じような数字が並ぶが、ディフェンスの堅さでアルゼンチンが上回る。アルゼンチンはブレイクダウンの出足が鋭い。ゴール前に迫れば、FWがフィジカルを生かして近場を攻め込んでいく。相手が近場を固めれば、WTBエミリアノ・ボフェリ&マテオ・カレーラス、FBフアンクルス・マリアらトライゲッターへ展開する。相手ボールであってもサポートが少しでも遅れれば、ボールを確保。ターンオーバーからのカウンターを狙ったり、PGで3点を加点する。セットピースも強い。ラインアウトからドライビングモールをぐいぐい押し込んでいく。スクラムでペナルティを奪えば、距離が長かろうが、迷わずショットを選択。WTBエミリアノ・ボフェリやSOニコラス・サンチェスというキックの名手たちはハーフウェイライン手前からも果敢にPGを狙ってくる。実績も十分だ。前回大会で初めてベスト8入りした日本に対して、アルゼンチンは8強2回、4強2回、最高位は3位である。2020年『ザ・ラグビーチャンピオンシップ(TRC)』でニュージーランド代表から25-15と歴史的初勝利を成し遂げた。その後オールブラックスに3連敗を喫したが、昨夏の『TRC』では25-18で2勝目をマークした。姫野和樹(右から2人目)(C)JRFU日本代表も昨秋国立競技場での『リポビタンDチャレンジカップ2022』でNZに肉薄した。前半から3トライを畳み掛けられるも、37分SO山沢拓也のドリブルトライで反撃開始。前半の内にもう1本返すと、56分にはLOワーナー・ディアンズがキックチャージから独走トライ。66分にLOプロディー・レタリックが退場となり、79分にFL姫野和樹がねじ込んだ。しかし、NZが最後PGを決めて31-38。大逆転劇に向けて、チャンスは広がったが、大金星は指の間からするりとこぼれ落ちた。アルゼンチンはオールブラックスに勝利したことがあり、日本は惜敗どまりだった。しかも、アルゼンチンは2勝。この差はとてつもなく大きい。ここまでアルゼンチンの強さばかり並べてきたが、付け入る隙がないわけではない。アルゼンチンはもともとペナルティが多く、ハイタックルへの厳罰化でカードを受ける危険性をはらんでいる。そして何より、日本代表がベストゲームを展開すれば、決して勝てない相手ではない。ご存じ通り『RWC2015』で日本は南アフリカ相手に34-32でブライトンの奇跡をやってのけ、『RWC2019』でもアイルランドを向こうに回し18-12の静岡ショックを演じた。南アもアイルランドもV候補だが、アルゼンチンは第2グループである。世界ランキングを見ても、アルゼンチンは9位、日本は12位だ。日本にとってアルゼンチンは格上だが、手の届かない相手ではいない。レメキ ロマノ ラヴァ(C)JRFU問題は日本がベストゲームから遠ざかっている点にある。9月9日の初戦・チリ戦では後半にいいパフォーマンスを披露したが、相手は初出場の国。LOアマト・ファカタヴァが2トライ、SO松田力也が6本中6本のコンバージョンキックを決める活躍を見せたが、内容的には及第点といったところか。続く9月17日・イングランド戦は善戦したのは後半15分まで。開始早々WTBセミシ・マシレワの負傷交代もFBレメキ ロマノ ラヴァが好フォロー。54分松田のPGで12-13に迫るも、2分後の自陣深くでの相手のアタックでパスが頭に当たり、ノッコンかとセルフジャッジで一瞬足が止まったアンラッキーなトライから突き離されて、結局12-34に終わった。9月28日・サモア戦も後半20分からの勝負の時間帯で雲行きが怪しくなった。先発予定だった流大が急遽メンバーから外れたが、SH齋藤直人が見事なゲームコントロール。攻めてはFLリーチマイケル&ピーター・ラブスカフニ、NO8姫野和樹のバックローが揃い踏となるトライを決めれば、松田のショットはこの日も好調。守ってはフィジカルを前面に押し出すサモアのアタックを最後まで規律を保って防いでいた。47分相手がレッドカードを受け、数的有利の中56分松田がとどめのPGを決めて25-8。勝負ありと思われたが、ラスト20分にサモアの猛攻にさらされた。モールで前へ前へ押され、ラックから素早い連続攻撃を徹底されると徐々に後手に回り2トライを献上。それでも最後は28-22でゲームを切ったのだった。会心のゲームがなくても『RWC』で2勝1敗の結果を残すことができるのは、日本に地力が付いてきたことにほかならない。だが次戦の相手・アルゼンチンは持っているものをすべて出さないと勝てない相手である。FWは攻守に奮闘しているが、後半勝負どころでのディフェンスのほころびが気になる。サモア戦を分析したアルゼンチンはモールやラック周りから勝機を見出してくるだろう。また日本が苦手とするキックチェイスはアルゼンチンが得意するところだ。そうした不安視する声を、ディフェス担当のジョアン・ミッチェルACは「(サモア戦の)終盤でラック周辺で攻撃を仕掛けてきて、サモアが勢いを付けた。ひとり目のディフェンスのタックルに修正が必要だが、それは簡単なこと。試合の大半を私たちが支配していた」と一蹴する。課題はディフェスだけではない。何より待たれるのがスピーディにパスを展開するジャパンラグビーの実現である。WTB松島幸太朗もFBレメキもゲインメーターを稼いでいるが、バックスリーのトライはチリ戦でのWTBジョネ・ナイカブラの1本にとどまる。アルゼンチン戦に向けて、松島は「チームが勝てればそれでいい」としながらも、「トライはひとつくらいとりたいかな」と本音を覗かせた。待望されるのは、バックスリーのトライラッシュだ。ジャック・コーネルセン(C)JRFU天国と地獄、明暗が分かれるアルゼンチン戦を前に選手たちはこのように意気込みを語った。姫野主将「サモアのフィジカルに後半やられてしまった部分もあるので、次のアルゼンチン戦ではそのムラをなくしていきたい。大一番になると思うので、いつも通り自分たちのやることにフォーカスして準備したい」LO/FLジャック・コーネルセン「セットプレーがかなり重要になる。相手の強みはセットプレーを起点としたものなので、そこで相手に圧をかけ、勢いを与えないこと。相手がやりたようなゲームを展開させないことが大事。アタックのチャンスが訪れた時は、自由にプレーしてジャパンラグビーを展開し、相手を退かせたい」ディアンズ「すごいパッションのある、フィジカルなチームなのでタフな試合になると思う。ディフェンスして、ターンオーバーをさせ、日本のラグビーをすれば大丈夫だと思う。LOとしてスクラムの仕事はいっぱいあるが、この『RWC』で集中しているのは、タイトファイブだけではなく、FLも入れてフロントローの姿勢をキープすること。プレッシャーをかけられる時に、重心を下げないことで自分たちのいいタイミングでヒットができると思う」松田「いつも通り自分たちがやってきたことを出すだけだと思っている。それをやるために冷静に、まずは楽しむということを第一に考えてやりたい。チームが勝つことを一番に考えているので絶対勝ち、ベスト8に行くこと。この舞台で10番として試合に出て、チームに貢献するということを2019年が終わった後から強く思ってやってきた。それがいい形で今、セットアップできていると感じている。3試合終わって全勝したわけではないし、サモア戦も苦しい展開になったが、しっかり勝ち切ることができたというのは自分自身も、チームにもいい自信になって次のアルゼンチン戦に臨めると思う。自分たちがやってきたことをしっかり出せれば、どこの国にも負けない。自分たちの準備に対する姿勢であったり、ラグビーに対する理解度は世界でもいいものを持っていると思うので、それを結果で証明したいと思う」松島「アルゼンチンもかなりプレッシャーをかけてくると思うので、そこを受けずに自分たちからプレッシャーをかけていきたいと思うし、ベスト8というよりもまずは目の前のアルゼンチン戦へ向けて、もっと精度を高くしてやっていきたい」松田力也(C)JRFU日本×アルゼンチンの通算対戦成績はアルゼンチンが5勝1敗と大きく勝ち越している。直近のゲームは2016年11月・秩父宮ラグビー場での『リポビタンDチャレンジカップ』。ジョセフHCの初陣となったゲームである。今大会もアルゼンチンのメンバーに入っているSOサンチェスが2トライ5ゴール3ペナルティゴールで29点叩き出し、WTBマティアス・モロニも2トライをマークするなど54-20の完敗を喫したのだった。果たして、日本が2大会連続ベスト8を決めるのか、アルゼンチンが2大会ぶり5度目となる決勝トーナメント進出を遂げるのか。『RWC2023』フランス大会・日本代表×アルゼンチン代表は10月8日(日)・ナントにてキックオフ。試合の模様は日本テレビ系にて生中継。取材・文:碧山緒里摩(ぴあ)
2023年10月06日仕事や恋愛など、物事を進める時には、タイミングが大事といわれます。タイミングによっては、自然とよい結果になったり、時には人生の転機になったりすることも。そんな、タイミングの重要さをテーマにした、仲曽良ハミ(@nakasorahami)さんの漫画をご紹介します。『父さんの好きなチーム』ある日、漫画の主人公であるいくるは、父親と一緒に、テレビで野球観戦をしていました。酒を飲みながら観戦する父親は、自分の好きなチームの試合ということもあり、熱が入っている様子。しかし、いくるは、試合の結果に興味がないようです。なぜ、父親と一緒に野球を観ているのかというと…。試合は、父親が応援するチームが逆転勝利!その瞬間、いくるは父親にこう告げます。「ねえねえ父さん、ハイパーミニモーターが欲しいんだけど」いくるが野球を一緒に観ていた理由は、父親におもちゃをねだるためでした!父親がいつもよりお酒を飲んでいて、かつ応援しているチームが勝利したという絶好のタイミングを逃すまいと、いくるはすかさず、ねだり始めます。チームの勝利に気をよくした父親は、いくるの思惑通り、おもちゃが買える金額のお小遣いをくれたのでした。鋭い観察力と計画的な行動で、自分の欲しいものを手に入れたいくるは、「してやったり」と思ったことでしょう。【ネットの声】・これは賢い!作戦勝ちですね。・めっちゃ分かる。私もこの方法で、よくお小遣いをおねだりしていました。・こういうのが、意外と大人になっても身を助けるのだろうな。タイミングを計り、チャンスをものにする力は、社会人にも必要な素養のひとつ。もしかしたら、いくるは将来、出世するのが早いかもしれませんね…![文・構成/grape編集部]
2023年10月02日ワールドカップバレー男子大会が開幕!男子日本代表(龍神NIPPON)で注目のエースとして活躍する髙橋藍選手に行った2022年のインタビューをまとめました。「緊張しい」が、世界の舞台へ。初めて日本代表に選ばれたのは’20年。昨年、1年遅れで開催された東京五輪に、バレーボール男子日本代表史上最年少の19歳で選出され、全試合に先発出場する。安定感抜群のサーブレシーブ、スピードあふれるバックアタックなど持ち味を存分に発揮し、日本の29年ぶりのベスト8進出に貢献した。大舞台で楽しそうに躍動する新星は多くの人を魅了し、日常は一変する。籍を置く日本体育大学のキャンパスに行くと、彼目当てに学生が多数集まってしまうため、授業はオンラインで受講。取材依頼が殺到し、SNSのフォロワーは激増。海外からも注目され、今やインスタグラムのフォロワー数は110万を上回る。この1~2年での変化は「想像をはるかに超えています」と苦笑するが、それを楽しんでいる様子だ。「世界で応援してくれる方々が増えていくのは、すごくやりがいを感じます。もっと自分の成長を見てほしいと思うし、影響力も持っているということなので、プレーを磨くのはもちろん、発信にも力を入れていきたい。多くの人に期待される分、強くならなきゃいけないというプレッシャーもありますが、頑張るモチベーションになります。いいプレッシャーは、自分がレベルアップするために必要な要素だと捉えています」言葉の一つ一つにポジティブでまっすぐな人柄がにじむ。そう伝えると、「ポジティブでないと、やっていけないですから(笑)」と返ってきた。でも、実は高校2年生の頃まではネガティブ思考だったのだとか。「自分に自信がなくて、めちゃめちゃ緊張しいで、試合前にオエッとなるほどでした。2年でエースになり、チームを引っ張る立場になったときに、自分が得点を決められなくて、壁に当たって、悩んで…。でも悩んだ末に、『世界の中で考えたら、俺のこんな緊張なんかちっぽけやな』と思ったんです。そうしたらスッとラクになった。それから何でもポジティブに考えるようになりました」ジャケット¥61,600シャツ¥30,800パンツ¥35,200(以上ウェルダーinfo@wellder.jp)靴はスタイリスト私物※ 『anan』2022年11月2日号より。写真・彦坂栄治(まきうらオフィス)スタイリスト・ダヨシヘア&メイク・村田真弓取材、文・米虫紀子(by anan編集部)※ 2022年10月30日配信目標は明確。五輪の金メダル。「昨年は、代表チームでは周りに引っ張ってもらっているという意識が強くて、(得点源の)石川(祐希)選手や西田(有志)選手が攻撃に集中しやすいように、僕はスパイクよりまず守備で縁の下から支えようと考えていました。でも今年から自分に求めているのは、チームのもう一つの軸になること。頼れる場所が増えるほどチームは強くなっていくので、ここぞという場面でトスを託してもらえる選手になっていかないと。世界選手権ではその一歩を踏み出せたんじゃないかなと思っています。試合の中で修正して、ギアをもう一段上げる力がついてきたとも感じています。5セット目にセッターの関田(誠大)選手がトスを持ってきてくれたのも、『こいつなら試合中にパフォーマンスを上げて、最後やってくれる』と信じてくれたからだと思うんです。昨年はすぐに代えられていた場面でも、今年は代えられなかった。立て直せる選手だと、フィリップ・ブラン監督含めチーム全体が感じてくれたのかなと。だから最後までコートに立たせてもらえた。昨年はなかったその信頼を今回築けたことは、本当にプラスでした」攻撃面で成長し、強みであるサーブレシーブは相変わらずチームを支えている。日本は6~7月のネーションズリーグで過去最高の5位となり、世界ランキングも11位から7位に上昇した。目指すものは明確だ。「目標は’24年のパリ五輪でメダルを獲ること。あと2年で手が届くところまで来ていると感じています。そして、一人の選手として名を残せる、世界中に見てもらえる選手になることですね。僕は今までにいなかったような選手になりたいんです。レシーブができて、スパイクが打てて、オールラウンダーとして高いレベルですべてこなせた上で、バレー以外の面でもSNSやメディアを通して、ファンの方々や子供たちへの発信にも力を入れる。子どもたちが僕をきっかけにバレーを始めてくれたり、自分のようなプレーヤーを目指してくれたら嬉しい。誰もができることではないと思っているので」21歳でそんなことまで…。視野の広さと意志の強さに驚かされる。ジャケット¥61,600シャツ¥30,800パンツ¥35,200(以上ウェルダーinfo@wellder.jp)靴はスタイリスト私物たかはし・らん2001年9月2日、京都府生まれ。ポジションはアウトサイドヒッター。小学2年生のときに兄・塁の影響でバレーを始める。イタリアでの楽しみはカルボナーラと観光。※ 『anan』2022年11月2日号より。写真・彦坂栄治(まきうらオフィス)スタイリスト・ダヨシヘア&メイク・村田真弓取材、文・米虫紀子(by anan編集部)※ 2022年10月30日配信パリへの道を掴め!ワールドカップバレー2023に出場する全8か国中、上位2位以内がパリへの切符を獲得します。もし届かない場合でもチャンスはあり、2024年6月時点の世界ランキングによって出場国が決まります。龍神NIPPON、火の鳥NIPPON(バレーボール女子日本代表の愛称)を応援しましょう!まとめ構成・小田原みみ
2023年09月30日2023年9月30日(土)、10月4日(水)は営業します!株式会社ハブ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:太田 剛)は、東京都新宿区霞ヶ丘3-1明治神宮野球場1階コンコース16番ゲート付近(地下鉄銀座線 外苑前駅 3番出口 徒歩5分)にあります「HUB明治神宮野球場売店施設」を契約満了に伴い今シーズンの終了をもちまして閉店する運びとなりましたのでお知らせいたします。2019年のシーズンより5年間、数多くのお客様にご利用いただき心より感謝致します。9月30日(土)、10月4日(水)の営業はございますので是非遊びにいらしていただければ幸いです。近隣店舗であるHUB外苑前店は引き続き営業を継続して参りますので今後も明治神宮野球場にお越しの際は、何卒よろしくお願い申し上げます。■HUB明治神宮野球場売店施設■近隣店舗情報・店名:HUB外苑前店・所在地:東京都港区北青山2-7-25神宮外苑ビル 1F・最寄り:地下鉄銀座線 外苑前駅 3番出口 徒歩2分・電話番号:03-5579-7715・席数:65席HUB・82ホームページ : 株式会社ハブホームページ : ■本件に関するお問い合わせ先株式会社ハブ 経営企画部電話:03-3526-8689FAX:03-3526-8691MAIL: ir@pub-hub.com 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年09月29日今年6~7月に開催されたバレーボールの国際大会・ネーションズリーグで、男子日本代表は3位となり、主要な世界大会では実に46年ぶりとなるメダルを獲得した。東京五輪で29年ぶりの準々決勝進出、昨年のネーションズリーグで5位と、着実に世界のトップに近づいていたが、今年ついにメダルに手が届いた。それでも大会後、石川祐希主将は「ネーションズリーグが今季の僕たちの一番の目標ではない。まだ先がある」と気を引き締めた。今年最大のミッションは、五輪予選でパリ五輪の切符を獲得することだから。五輪予選は世界3か所で行われ、日本ラウンドには世界ランキング2位のアメリカや欧州の強豪スロベニア、セルビアなど8か国が集まり、出場権を与えられるのは上位2か国のみ。ランキング5位の日本といえど厳しい戦いになる。今回出場権を得られなかった場合も来年6月の世界ランキングにより出場できる可能性はあるが、パリでのメダル獲得を狙う日本は、今年出場権を獲得し、万全の準備を整え五輪に臨みたい。今の日本代表はタレント揃いで史上最強の呼び声も高い。中心は主将でエースの石川。ネーションズリーグでは全選手中トップの275得点を挙げ、特にファイナルラウンドでの勝負強さとキャプテンシーが光った。その対角に入る22歳、髙橋藍も成長著しい。得意の守備に加え、攻撃力も向上し、ネーションズリーグでは石川に次ぐ得点源に。オポジットの西田有志は不調に苦しんだが、8月のアジア選手権で復活。五輪予選では本来の爆発力を発揮してくれるはず。もう一人のオポジット・宮浦健人も海外リーグを経験してスケールアップし、頼れる存在になった。かつてない高さを備えるミドルブロッカー陣の得点力も年々アップ。その攻撃陣を操るセッターの関田誠大や、守備の要・山本智大は世界トップレベルの実力者だ。結果を求められる五輪予選だが、「日本のバレーはすごくディフェンスが良くて、ボールがつながるというところが魅力だと思いますし、攻守どちらも精度が高く、迫力あるスパイクも打てる。見てもらう方々にすごく楽しんでもらえると思います」と髙橋は言う。強く、面白いバレーで、五輪切符を獲りにいく。日本を世界レベルに引き上げた絶対的エース&イタリア経験を糧に急成長。日本に欠かせない22歳写真左・石川祐希選手(パワーバレー・ミラノ)大学在学中から世界最高峰のイタリア・セリエAでキャリアを重ね、世界トップレベルのアウトサイドヒッターに成長。抜群のキャプテンシーで日本を牽引する主将。写真右・髙橋 藍選手(日本体育大学)持ち前の守備力を武器に19歳で東京五輪に出場。その後イタリア・セリエAでプレーし攻撃力、経験値を磨き存在感を増した、成長著しい若きエース。多彩な攻撃陣の力を最大限に引き出す絶対的司令塔関田誠大選手(ジェイテクトSTINGS)相手を鋭く観察しながらクイックを大胆に使う巧みなトスワークは秀逸。正確なトスでスパイカーを生かし、勝利に導く司令塔。鉄壁の守備で支える日本の守護神山本智大選手(パナソニックパンサーズ)海外勢の強烈なスパイクもことごとく拾い、ネーションズリーグではベストディガーに輝いたリベロ。愛嬌あふれる表情にも注目。FIVBパリ五輪予選/ワールドカップバレー 2023 男子大会日程:9月30日(土)~10月8日(日)会場:国立代々木競技場 第一体育館参加チーム:日本、アメリカ、スロベニア、セルビア、トルコ、チュニジア、エジプト、フィンランドフジテレビで日本戦全7試合を地上波独占生中継※『anan』2023年10月4日号より。写真・Getty Images取材、文・米虫紀子(by anan編集部)
2023年09月28日ここからは負けたら終わりのサバイバルマッチである。プール戦であって、KO方式のトーナメントの様相を呈している。残り2試合、日本代表は『ラグビーワールドカップ(RWC)2023』ベスト8入りへ勝ち続けるのみだ。プールDはイングランド代表が3戦3勝で決勝トーナメント進出をほぼ手中に収め、実質残りはひと枠。日本代表、サモア代表、アルゼンチン代表が1勝1敗で三つ巴の戦いを繰り広げている。机上の空論では日本が次戦・サモアにもし負けたとしても、最終戦でアルゼンチンに勝てば2大会連続ベスト8の可能性を残す。しかし、2勝2敗での勝ち抜けはボーナスポイントや他チームのスコアも絡んでくる。結局は捕らぬ狸の皮算用でしかない。サクラのジャージーをまとう面々は2連勝での1次リーグ突破しか見ていないことだろう。9月26日、試合登録メンバー発表記者会見の席で、No8姫野和樹主将は次のようにキッパリ。「この試合がデスゾーンとなるのはわかっていた。厳しい戦いになるが、準備をしてきたので自信はある。リフレッシュする時間もあったので、うまくいっている。サモアのレベルは上がってきている。経験と当たり負けしない強さがあり、ゲームコントロールもうまい。しかし、我々にはこの試合に勝つゲームプランがあるので、それを信じて100%で遂行する自信がある。集中して、苦しい時にコミュニケーションを取り、ぶつかり合いで勝つためにダブルタックルをしなくてはいけない」レメキ ロマノ ラヴァ(C)JRFUイングランド戦で開始早々WTBセミシ・マシレワの負傷退場によって急遽出番が回ってきたにもかかわらず、出色のパフォーマンスを見せたレメキ ロマノ ラヴァは今回スタメンに名を連ねた。FBとして最後尾から戦況を睨むレメキはサモアをこう分析した。「前の試合(アルゼンチン19-10サモア)を見ていて、キックが良ければサモアは勝てたと思う。FWを使い過ぎていた。我々はFWのエネルギーをセーブしたいので、相手の22mエリアに入る時以外は同じことをしたくない。自分の最大の役割は、冷静さを持つこと。私はただ攻撃するタイプではないので、我慢強さを出してキックを使ってテリトリーを狙っていきたい」ジェイミー・ジョセフHCはレメキへの信頼を口にした。「レメキは長い間あのレベルでプレーしていなくて難しい試合だったにもかかわらず、いいプレーをしてくれた。次の試合でも彼はまた同じようなプレーができると確信している」また指揮官は今回リザーブにSO李承信を並べた意図を説明した。「さまざまな理由からベンチに10番のスペシャリストを置かないことにしている。しかし、この試合は承信のためのテストマッチだと考えている。彼はこれまでチームのためにとてもいいプレーをしてきたし、まだ若い。ほかの若い選手たちがそうであるように一度悪いパフォーマンスをしたからといって悪い選手というわけではない。彼には立て直す機会を得る必要がある。承信はここ数週間、試合の準備において多くの成長を示した。接戦になると思うので、結果を出すには23人全員の力が必要」李承信(C)JRFU9月17日、日本の第2戦・イングランド戦は善戦と見ることもできるし、完敗ととらえることもできる。後半15分までSO松田力也が4本のPGを成功させて12-13と1点差に食らい付いたが、自陣深くのディフェンスで相手のパスが頭に当たり、日本代表の選手たちがノックオンとセルフジャッジし一瞬足が止まった。このわずかな隙にそのままトライを奪われる不運が勝負の分かれ目となり、さらに後半勝負の終盤にイングランドに2本のトライをまとめられて12-34。昨秋コテンパンにやられたスクラムではほぼ互角に組んだものの、警戒していたハイパントから連続攻撃を許し、マイボールラインアウトをミスしてトライにつなげられるなど、イングランドのプレッシャーにさらされた。次のサモア戦でもセットピースが鍵となるだろう。フィジカルで勝るサモアはラインアウトからのモールやスクラムなど、FWがフィジカルでぐいぐい押してくる。しかもフィジカル一辺倒ではない。『RWC2019』ではオーストラリア代表として出場したSOクリスチャン・リアリーファノがゲームをコントロールする。36歳となったばかりの熟練の司令塔に、セイララ・マプスアHCも「クリスチャンはワールドクラスのプレーヤーであり、チームにとって非常に貴重な選手。私たちはクリスチャンが何をできるかをよく知っている。成果が出せない時間もあるかもしれないが、彼を支えるためにほかの14人の選手がフィールドにいるので問題はない。私はクリスチャンをあらゆる点で信頼しているし、チーム全体が彼を100%信頼している。クリスチャン自身もまたフィールドに戻り、力強いパフォーマンスを見せることを待ち望んでいると思う」と全幅の信頼を寄せる。さらにマプスアHCは2か月前のゲームとは全く別の戦いになると語った。「日本も私たちのチームも改善した。7月に対戦した時から両チームともレベルアップしているので、あの時の試合内容や結果はあまり参考にならない。全く違う試合になると思うし、両チームともかなり強くなっていると思う。私たちは日本の強みであるスピードと決して諦めない姿勢を警戒している。彼らのプレーは技術的な精度が高い。それらの強みに対抗して、私たちは基本に忠実でフィジカルを生かしたプレーを実現することを目指している。日本がかけてくるプレッシャーを確実に吸収できるようにしたい。逆に私たちが日本に同じくプレッシャーをかけるつもりだ」クリスチャン・リアリーファノ(C)WORLD RUGBY/Getty Images両チームの試合登録メンバーは以下の通り。【日本代表】1稲垣啓太(埼玉パナソニックワイルドナイツ)512堀江翔太(埼玉パナソニックワイルドナイツ)743具智元(コベルコ神戸スティーラーズ)274ジャック・コーネルセン(埼玉パナソニックワイルドナイツ)185アマト・ファカタヴァ(リコーブラックラムズ東京)56リーチ マイケル(東芝ブレイブルーパス東京)827ピーター・ラブスカフニ(クボタスピアーズ船橋・東京ベイ)178姫野和樹(トヨタヴェルブリッツ)309流大(東京サントリーサンゴリアス)3610松田力也(埼玉パナソニックワイルドナイツ)3511ジョネ・ナイカブラ(東芝ブレイブルーパス東京)612中村亮土(東京サントリーサンゴリアス)3713ディラン・ライリー(埼玉パナソニックワイルドナイツ)1614松島幸太朗(東京サントリーサンゴリアス)5315レメキ ロマノ ラヴァ(NECグリーンロケッツ東葛)1816坂手淳史(埼玉パナソニックワイルドナイツ)3917クレイグ・ミラー(埼玉パナソニックワイルドナイツ)1518ヴァル アサエリ愛(埼玉パナソニックワイルドナイツ)2819ワーナー・ディアンズ(東芝ブレイブルーパス東京)920下川甲嗣(東京サントリーサンゴリアス)421齋藤直人(東京サントリーサンゴリアス)1722李承信(コベルコ神戸スティーラーズ)1023長田智希(埼玉パナソニックワイルドナイツ)6※所属チームの後の数字は代表キャップ数。【サモア代表】1ジェームズ・レイ2セイララ・ラム3ポール・アロエミレ4クリス・ブイ5セオドア・マクファーランド6タレニ・セウ7フリッツ・リー8サージョーダン・タウファ9ジョナサン・タウマテイネ10クリスチャン・リアリーファノ11ベン・ラム12アライディアンジェロ・レウイラ13トゥムア・マヌ14エド・フィドウ15ダンカン・パイアアウア16サマ・マロロ17ジョーダン・レイ18マイケル・アラアラトア19スティーブン・ルアトゥア20アラマンダ・モトゥンガ21メラニ・マタバオ22ネリア・フォマイ23ダニー・トアラジェイミー・ジョセフHC(C)JRFU日本×サモアの通算対戦成績はサモアの12勝5敗。『RWC』では3大会連続で対戦することになる。『RWC2015』は26-5、『RWC2019』では38-19といずれも日本が勝利。前回の日本大会ではボーナスポイントも獲得した。本大会直前の札幌ドームでの強化試合では30分リーチの一発退場が響き、サモアが24-22の逆転勝利をマークしたのだった。果たして、勝ってプールD最終戦につなげるのは中10日というアドバンテージがある日本代表か、中5日のショートウィークを強いられるサモア代表か。『RWC2023』フランス大会・日本代表×サモア代表は9月28日(木)・トゥールーズにてキックオフ。日本はプールD第5戦・10月8日(日)・ナントにてアルゼンチン、サモアは7日(土)・リールにてイングランドと対峙。日本×サモアの模様は日本テレビ系、NHK BS1/BS 4Kにて生中継。取材・文:碧山緒里摩(ぴあ)
2023年09月28日