野村萬斎が宮迫博之と“元・芸人コンビ”を演じる最新作『スキャナー記憶のカケラをよむ男』。このほど、劇中で2人が組んでいた“伝説”といわれた芸人コンビ・マイティーズの初ビジュアルが解禁。併せて、野村さん、宮迫さんからコメントが到着した。本作の脚本を手がける古沢良太とともに、映画『探偵はBARにいる』などで名コンビを生み出してきたプロデューサー・須藤泰司のもと、『デスノート』シリーズの金子修介監督がメガホンをとる本作。初の現代劇となる野村さんが、残留思念(物や場所に残った人間の記憶や感情など)を読むことができる元・お笑い芸人で人間嫌いの仙石和彦を熱演し、宮迫さんが口は悪いが仙石が唯一、本音でぶつかることのできる元相方の丸山竜司を演じる。これまでにないコンビが生し、様々な事件に挑んでいくなか、かつて組んでいた芸人コンビ・マイティーズの衝撃の初ビジュアルが到着。1つは、劇中にも登場するマイティーズのポスター。そこには、仙石さんの残留思念の能力を使い、日本中を湧かせていた“かつて”を彷彿とさせる派手な紫色のギラギラのスーツを着た丸山と、まるで探偵のような服装に分厚い手袋をはめている仙石の姿が。丸山を演じた宮迫さんは、ふだんの芸人のイメージと変わらぬ飄々とした表情を浮かべているが、一方の仙石を演じる野村さんは独特な髪型に違和感たっぷりの雰囲気を漂わせている。そのインパクトは強烈だが、“伝説”といわれたコンビにしては何だか頼りないような気も…。また、もう1点は、劇中の場面の一コマ。“笑撃エンタ共和国”と書かれた看板を背に、マイティーズが舞台でネタを披露しているワンシーンである。マイクを手にいきいきとした表情の丸山とは真逆に、浮かない顔をしている仙石。観客の方へ指を指す丸山と、右手の分厚い手袋を外している仙石の姿を見るに、マイティーズの十八番ネタである仙石の“能力”を披露しようとしていることがわかる。果たして、残留思念を読み取るという特殊能力を使った芸風はどのようなものなのか、そして、どのように観客の心を掴んでいたのか、気になるところ。だが、やがて仙石はその特殊能力がもたらす代償に精神をすり減らし、コンビを解散してしまうだけに、このシーンは貴重なのかも!?そんな2人の化学反応がもたらす漫才に、ますます期待が高まるところだ。■野村萬斎(仙石和彦役)宮迫さんの漫才の呼吸と僕の狂言の呼吸が同じテンポの良さを持ったり、時には間をもってひゅって投げたり、そういうキャッチボールの面白さを感じながら、息の合った漫才ができたと思っています。また、正直言って台本がないシーンも多く、基本アドリブでやってました(笑)。彼は本業ですからどんどんツッコミを入れて来て、僕がボケたりしながらやっていったのは面白かったですね。そのシーンは、エキストラの方しか観ていないのですが、その場にいた皆さんは楽しんで下さったようです。(いままでにない衣裳について)ハロウィンのようなコスプレ感を楽しみました。普段の私とのギャップをご期待ください。■宮迫博之(丸山竜司役)本当のコンビ(雨上がり決死隊)と同じ立ち位置でしたので、違和感なく役に入ることができ、初めてとは思えないほぢ、自然に演じることができました。ギラギラした派手な衣裳を着て、昭和初期の漫才師の気分になれて、新鮮な気持ちでした。もし、マイティーズのような能力を持ったコンビがいたら、日本のみならず世界をまたにかけた活躍も夢ではないと思います!『スキャナー記憶のカケラをよむ男』は2016年GW、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年11月06日野村萬斎と宮迫博之が初共演することで話題の映画『スキャナー記憶のカケラをよむ男』。この度、「関ジャニ∞」の安田章大が若手刑事役として出演が決定した。現代劇初挑戦の野村萬斎が、残留思念(物や場所に残った人間の記憶や感情など)を読むことができる元・お笑い芸人で人間嫌いの仙石和彦を熱演し、宮迫博之が口は悪いが仙石が唯一、本音でぶつかれる元相方の丸山竜司を演じる。これまでにないこのコンビが様々な事件に挑んで行く――。今回この2人と共に、事件解決へと躍動し、物語の重要なキーマンとなる刑事・佐々部悟役に「関ジャニ∞」の安田章大が抜擢。安田さんは、国民的グループ関ジャニ∞の一員として活動する一方で、「夜行観覧車」(TBS)『エイトレンジャー』など話題作にも出演し、その演技力は高く評価されている。そんな安田さんは今回この役を演じるにあたって「初めての刑事役でしたが、何かを参考にしたりはしませんでした。演じる佐々部は、警察官僚の息子として見られる事に葛藤があるのに、それを表向きには見せない。その一方で、ガンガン事件に突き進んでいき、真相を絶対掴むぞっという思いの強い刑事だと思ったので、とにかく、単純にこの事件を解決してやるという思いだけで演じました。皆で作り上げた作品なので是非見に来てください」と熱く語っている。また金子修介監督は安田さんについて会った瞬間「いいヤツだな。彼のために撮ってやりたいな」と思ったとコメント。「印象的だったのが初日の帰り際、(安田の乗る)バンの中でわざわざ起立してみんなに挨拶していたこと(笑)。スタッフも「いいからいいから…」って感じでしたが、それくらい腰が低く礼儀正しい。演技に関しても、すごく勘がいいし、ほんとに研究熱心で真面目ですよね。台本を読んで“こういう作品、役をやりたかったです”って言ってくれました。役としては仙石と丸山とのコンビに、なんとかくっついていこうとする若手刑事というキャラクターを楽しく演じてくれています。この映画のキャラクターとして、輝いているというか、燃焼する瞬間をしっかりとらえてると思っています。」と印象を語った。さらに川田亮プロデューサーは「今回の佐々部刑事役は正義感に溢れて事件を追っていくので一見分かり易く見えるのですが、捜査を進めていくにつれ、徐々に自分が抱えているものと対峙せざるを得なくなるという複雑な役です。その複雑な部分を真実味をもって表現できるのは彼しかいないと思い、キャスティングをさせて頂きました。感情を爆発させるシーンもあったのですが、それを演じる時の彼の集中力は凄まじく、現場でも皆が圧倒されておりました。」と絶賛している。本作は、「相棒」や「リーガル・ハイ」などで数々のヒットを生み出し続ける人気脚本家の古沢良太の渾身の書下ろし。監督には『デスノート』など常にエンターテインメントの前線で抜群の演出力を魅せる金子修介が務め、今人気の制作スタッフが大集結。『スキャナー記憶のカケラをよむ男』は2016年ゴールデンウィークに全国にて公開。(cinemacafe.net)
2015年09月02日関ジャニ∞の安田章大が、野村萬斎と宮迫博之の初共演映画『スキャナー記憶のカケラをよむ男』(2016年GW公開)で、自身初の刑事役に挑戦することが8月31日、明らかになった。残留思念(物や場所に残った人間の記憶や感情など)を読める元お笑い芸人の仙石和彦を現代劇初挑戦となる狂言師・野村が、その元相方の丸山竜治を雨上がり決死隊の宮迫博之がそれぞれ演じる本作。安田は、この元お笑いコンビ・マイティーズの2人と出会い、ある事件を解決させるために邁進する警視庁捜査一課の若手エリート刑事・佐々部悟を演じる。初の刑事役ながらも、「何かを参考にしたりはしませんでした」という安田。あることをきっかけに仙谷と接触し、非科学的な思念に疑問をいだきながらも共に捜査を進めるキーマンを、「警察官僚の息子として見られる事に葛藤があるのに、それを表向きには見せない。その一方で、ガンガン事件に突き進んでいき、真相を絶対つかむぞっという思いの強い刑事」と分析する。「とにかく、単純にこの事件を解決してやるという思いだけで演じました」と気合十分で臨んだ。メガホンを取った金子修介監督は、安田について「会った瞬間『いいヤツだな。彼のために撮ってやりたいな』と思いましたね」と振り返る。続けて、「印象的だったのが初日の帰り際、(安田の乗る)バンの中でわざわざ起立してみんなにあいさつしていたこと(笑)。スタッフも『いいからいいから…』って感じでしたが、それくらい腰が低く礼儀正しい」と語り、安田の生真面目な一面にも好感をもった様子。「演技に関しても、すごく勘がいいし、ほんとに研究熱心。台本を読んで『こういう作品、役をやりたかったです』って言ってくれました」「映画のキャラクターとして、輝いているというか、燃焼する瞬間をしっかりとらえてると思っています」と太鼓判を押している。(C)2016「スキャナー」製作委員会
2015年09月02日女優の木村文乃と杉咲花が、狂言師・野村萬斎とお笑いコンビ・雨上がり決死隊の宮迫博之がタッグを組む映画『スキャナー記憶のカケラをよむ男』(2016年GW公開)で、Wヒロインを務めることがこのほど明らかになった。残留思念(物や場所に残った人間の記憶や感情など)を読める元お笑い芸人・仙石和彦を現代劇初挑戦の野村萬斎が、その元相方の丸山竜治を宮迫が演じる本作。木村と杉咲は、この元お笑いコンビ・マイティーズの2人を10年ぶりに再会させるきっかけとなり、ある事件の捜査へと巻き込んでいく。木村が演じるのは、行方不明の美人ピアノ教師・沢村雪絵。残留思念の中で仙谷の心をわしづかみにしてしまう美貌を兼ね備えている。自身の役柄について、木村は「人に面と向かって言えるくらいの経験をしている人だと思っています」と分析。「狼狽したりとか、女性らしさがあるというよりかは、どこか凛としていていいのかなと思って演じています」と語った。一方、雪絵の教え子で女子高生ピアニスト・秋山亜美を演じる杉咲。雪絵がかつてマイティーズのファンだったことから、2人に雪絵の捜索を依頼する。この役柄を杉咲は「いちずな子です。とにかく雪絵さんのことが大好き。ピアノは嫌いでやりたくないと思っているんですけど、どこかで雪絵さんがやれなかった分を頑張りたいって思いもある」と受け止めていて、「亜美の雪絵が好きだという思いを大事に演じています」という思いで役と向き合った。本作でメガホンを取った金子修介監督は、木村を「美しさはもちろん演技もしっかりした女優さん」「モニターを見ていて、仙谷の気持ちのように本当にドキッてなりますよ」と称賛。杉咲については、"今までにあったことのないタイプ"だとした上で、「お芝居が本当にうまいです。まだ17歳ですが、すごいキャリアがある女優に見える。大物ですよ」と太鼓判を押している。(C)2016「スキャナー」製作委員会
2015年08月16日狂言師の野村萬斎が、TVドラマ『相棒』や『リーガル・ハイ』などで知られる人気脚本家・古沢良太氏のオリジナル書き下ろし映画『スキャナー記憶のカケラをよむ男』(2016年GW公開)で現代劇に初挑戦することが27日、明らかになった。野村が演じるのは、残留思念を読み取る特殊能力を持つ主人公・仙石和彦。かつてはその能力を使い、マイティーズというコンビで日本中を湧かせたものの、その能力の代償に精神をすり減らしてコンビは解散。マンションの管理人として人目を避けた生活を送る中、一人の女子高生から行方不明になったある女性を探してほしいという依頼があり、コンビ復活をもくろむ芸能事務所社長の策略で渋々協力するも、予想だにしない事件へと巻き込まれていく。映画では、仙石の相方・丸山を雨上がり決死隊の宮迫博之が演じる。今作が現代劇デビューとなる野村は、「僕は狂言師なので、どうしても腹から声を出してしまいます。今回は現代劇ですし、そんなに大きな声を出さないでと監督に言われていますので、なるべく自然にしゃべることを心がけています」とコメント。また、宮迫とコンビを組むことについては、「僕も漫才師になったような不思議な気分です(笑)」と楽しんでいる模様で、「狂言もセリフ術ですが、今回セリフの応酬で魅せる部分もあるこの作品の中で話芸を培われた宮迫さんと一緒にやると非常にテンポ感が出ます。分かりやすく言えば楽しいキャッチボール。お互いが楽しんでいて、それを人が見て楽しい。そんなコンビネーションになっていると思います」と期待をのぞかせた。一方の宮迫は、「本来、映像のお仕事に限らず、ある程度の緊張を持って仕事に臨むんですけど、今回は芸人ということもあって今の所、ほぼフラットです(笑)」と役柄に違和感はない。野村とはこれが初共演だが、「とにかく初対面の感じがしなかった。不思議と、何の違和感もなくリズムよくできたんです」と相性のよさを明かした。さらに、野村と一緒に芝居に入ってからは「発声のレベルが全然違う」ことを発見したようで、「(萬斎さんの)役柄的には(発声を)抑えないといけないので、監督さんから注意されることもあるんですが、その時の発声が全てこっちのおなかに響いてくるから、すげ~なと!(笑)。あのおなかに響く発声はどうやってるんだろう?などと思いながら、ご一緒しています」とコメントを寄せた。古沢氏は野村の役どころについて「主演の萬斎さんは普通の人っていうよりは、普通じゃない人…"変人"をある説得力を持って演じられる人であるだろうと思っています。なので何かしらの特殊な能力を持った人間でいこうと決めていました。色んなアイデアはありましたが、新しいヒーロー像がいいと思っていて、正攻法で事件を解決するプロットの中に今までに無いような主人公、探偵像を作りたいと思いました」と説明。宮迫が演じる丸山については、「お笑い芸人なので、本職の方がやってくれると説得力があります。バカなことも言うけれど、いかんせん仙石がもっと変人なので、ビシバシ、突っ込んでいかなきゃならない。その両方を器用にできる方がいいと思っていたので、宮迫さんは本当に理想的」と絶賛している。本作のメガホンをとるのは、『デスノート』(2006年)、『デスノート the Last name』(2006年)の金子修介監督。TVドラマ『相棒』Pre Season~season5など人気シリーズを手がけてきた須藤泰司氏が企画を務める。須藤氏と古沢氏がコンビを組んだ映画『探偵はBARにいる』(2011年)は、第35回日本アカデミー賞で優秀脚本賞を受賞した。本作について古沢氏は、「『相棒』→『ゴンゾウ』→『探偵はBARにいる』と事件ものの面白さを学び、面白さを知りました。それらの仕事を通じて学んだものの、自分なりの最新型がこの作品です。現時点での集大成でもあると思います」と語っている。映画は7月15日にクランクイン。クランクアップは8月末を予定している。(C)2016「スキャナー」製作委員会
2015年07月29日ホームズとワトソン、明智小五郎と小林少年、ルパンと次元…いつの世も、共に謎を追い、冒険にハラハラ、事件解決にワクワク、そして時に涙もした時代を代表する名コンビたち。このほど、狂言師の野村萬斎がお笑い芸人の宮迫博之とともに、異色のバディもの『スキャナー記憶のカケラをよむ男』に出演することが決定。「リーガル・ハイ」でおなじみの古沢良太が、オリジナル脚本を書き下ろしていることが分かった。主人公は、人間の記憶や感情など物や場所に残った“残留思念”を読み取ることができる特殊能力を持った男・仙石和彦。かつて、その能力を使い、マイティーズというお笑いコンビで日本中を湧かせたこともあったが、やがて能力の代償に精神をすり減らし、コンビも解散。以来、マンションの管理人として人目を避けた生活を送るようになる。一方、相方のマイティ丸山もピン芸人になるものの、鳴かず飛ばずでクビ寸前の状態。そんなとき、秋山亜美という一人の女子高生が丸山の所属する芸能事務所・峠プロダクションを訪れる。その依頼とは、解散したマイティーズに、行方不明となったある女性を探して欲しいというもの。この仕事を機にマイティーズ復活を目論む社長の久美子は、仙石に事件の捜査を手伝わせるよう、丸山に命じるのだった…。この仙石を演じるのは、狂言師として知られながら、さまざまなフィールドで活躍する野村さん。これまでは『陰陽師』(’01)や『のぼうの城』(’12)など、大ヒット時代劇で主演を務めてきたが、本作では満を持して初めての現代劇に出演。特殊能力を持つ主人公・仙石を、唯一無二の存在感で演じる。一方、仙石の相棒であり、元相方のマイティ丸山を演じるのは、お笑いコンビ「雨上がり決死隊」として数々のバラエティーに出演するかたわら、俳優としても数多くの人気ドラマ・映画に出演してきた宮迫さん。ピン芸人となるものの鳴かず飛ばず。再会した仙石を口八丁、手八丁であおり、外の世界へと引きずり出すものの、理解できない仙石の行動にはふり回されてばかり、喧嘩もしばしば。とはいえ、なんだかんだ仙石のことが気になり、結局放っておけないという存在を演じ切る。実は丸山は、野村さん演じる仙石にとっても、唯一、本音でぶつかることができる貴重な存在なのだ。そんな2人が“新たなコンビ”として、彼らにしかできない捜査で様々な事件に挑んでいく本作。脚本を書き下ろしたのは、『探偵はBARにいる』シリーズや「相棒」「リーガル・ハイ」など、ヒット作とともに、名コンビを生み出し続ける若手ナンバーワン脚本家の古沢さん。監督は、『デスノート』『デスノート the Last name』などで国内外から高い評価を受ける金子修介監督が務める。本企画の生みの親であり、『探偵はBARにいる』で古沢さんとともに第35回日本アカデミー賞「優秀脚本賞」を受賞し、『探偵はBARにいる2~ススキノ大交差点~』などを手がけた須藤泰司が、古沢さんとともにまた新たなコンビを作りあげていく。野村さんは、「今回の脚本の、物に人間の思いが宿るというのは日本的な感性で素敵」とコメント、「それが事件を解決するカギになるというのも、オリジナルの面白さだなと感心いたしました」と語る。「宮迫さんとのコンビですが、僕も漫才師になったような不思議な気分です(笑)。狂言もセリフ術ですが、今回セリフの応酬で魅せる部分もあるこの作品の中で、話芸を培われた宮迫さんと一緒にやると非常にテンポ感が出ます」と語り、その「キャッチボール」を楽しんでいる様子だ。また、宮迫さんは、「萬斎さんとお仕事させてもらうのは初めてなんですけど、とにかく初対面の感じがしなかった。不思議と、何の違和感もなくリズムよくできたんです。ただ我々も喋る仕事ですが、発声のレベルが全然違う。(萬斎さんの)役柄的には(発声を)抑えないといけないので、監督さんから注意されることもあるんですが、そのときの発声が全てこっちのお腹に響いてくるから、すげ~なと!(笑)」と感嘆する。金子監督も、早くもそのコンビには太鼓判を押しており、「まだ撮影は途中ですけど、萬斎さんと宮迫さんの2人の掛け合いは、昔からコンビをやってるんじゃないかと観ている人には思えるでしょう。萬斎さんのしっかりした芝居に宮迫さんがツッコミを入れて来るのが、実はしっかり計算されている。でも、そんな風には見えないはずで、ニヤニヤと時には吹き出してしまいますよ」と言う。さらに、本作を「現時点での集大成」と力強く語る脚本の古沢さんは、そんな萬斎さんについて、「普通の人っていうよりは、普通じゃない人…“変人”をある説得力を持って演じられる人であるだろうと思っています」とコメント。「一方、宮迫さんが演じる丸山というキャラクターはお笑い芸人。なので、本職の方がやってくれると説得力があります。バカなことも言うけけれど、いかんせん仙石がもっと変人なので、ビシバシ、突っ込んでいかなきゃならない。その両方を器用にできる方がいいと思っていたので、宮迫さんは本当に理想的だなと思っています」と語り、手応えを覗かせている。『スキャナー記憶のカケラをよむ男』は8月末クランクアップ予定、2016年ゴールデンウィークに全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年07月27日ドラマーで、俳優としても活躍する金子ノブアキが3月31日(火)、ドラマーの師弟の狂気に満ちたやりとりを描き、アカデミー賞3部門に輝いた『セッション』の試写会に出席し、ドラマーならではの視点で本作について語った。アカデミー賞で作品賞を含む5部門にノミネートされ、J・K・シモンズの助演男優賞を始め3部門で受賞した本作。一流のドラマーを目指して音楽学校に入学した主人公と狂気に満ちた鬼教官との凄まじいまでのレッスンを描き出す。金子さんは本作を観終わって「そのままスタジオに(ドラムを)叩きに行った。ドラムが好きだからってよりも強迫観念で!追い掛けられるような感じだった」と明かす。映画を観た人の間でラストシーンの“衝撃”が特に大きな話題となっているが、金子さんはそれを「すがすがしいまでのクズっぷり(笑)」と表現する。本作は元々、ドラムを習った経験を持つデイミアン・チャゼル監督の実体験に基づいているが、この点についても金子さんは「極めて個人的な復讐を兼ねた作品ということですね(笑)。どんな人が元になってるんだよ!と思う(笑)」とあきれ気味に語り「僕も(この学校に)入学したかのような疑似体験を味わいましたが、おれは絶対に挫けるだろうと思った」と漏らし笑いを誘っていた。金子さん自身は、特定の師について勉強したわけではないが、父がドラマー、母が歌手という音楽一家に生まれており「小さい頃から現場で、親の背中を見て、ライヴを舞台そでから見ていたのがある種の英才教育だった」と漏らす。父は3年ほど前に他界しており、生前はドラムについて「ほとんど教わったことはなかった」とのことだが「いま、ライヴで父と同じモデルのスティックを使ってるんです。最初は(父の病気の)快気願いで使ってたんですがビックリするくらいしっくりきて、ずっと使ってます。ちょっと特殊なスティックなんですが、どうやってここにたどり着いたのか?もう聞けないけど(手にした時)武者震いしました。やはり、自分の最大の師は父。死してなお、教わることばかりです」と音楽を通じての父との絆を口にした。映画の中では、主人公が恋人よりもドラムを優先するシーンも出てくるが、金子さん自身は女性か?ドラムか?どちらを選ぶかと問われると「既婚者ですから」と前置きした上で「いままで、(ドラムを優先して女性を振るようなことは)なかった」と告白。「これからは都合が悪くなったらドラムに逃げようかな…?」とおどける。さらに「演奏がいいときはセックスもいいよね(笑)。(ドラムの方が)セックスよりもいい。ある種のオーガズムがある。ずっとドラムをたたいてると『ストイックですね』と言われますが、快楽なんですよね」と持論を展開し、会場を沸かせていた。なお、金子さんの新曲「The Sun」が4月1日(水)より配信となる。『セッション』は4月17日(金)よりTOHOシネマズ 新宿ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年03月31日『風が強く吹いている』『闇金ウシジマくん』など幅広いジャンルで活躍するイケメン俳優・林遣都を始め、広瀬すずの実姉・広瀬アリス、ロックバンド「RIZE」の金子ノブアキらを迎え、昨年テレビ東京の人気枠“ドラマ24”で放送されたドラマ「玉川区役所 OF THE DEAD」。2月18日(水)よりBlu-ray&DVD BOXが発売されるのに先駆け、特典映像として収録されている林さんらキャスト陣がゾンビメイクを施して行われた「玉川区役所 ゾンビメイクで座談会」の衝撃ビジュアルが公開された。本作の舞台となるのは、ゾンビの存在が日常化した20XX年の日本。ゾンビ対策と捕獲を担当する玉川区役所・特別福祉課に勤務する主人公・赤羽あかば晋助(林遣都)が、新人として配属されてきた“超武闘派”女子(広瀬アリス)との衝突、幼なじみのゾンビ博士(金子ノブアキ)らとの日常を通して描かれるホラー系ヒューマンドラマだ。今回公開されたのは林さん、広瀬さん、金子さんのゾンビメイク写真。とにかく目元の“ゾンビ”っぷりがリアルすぎる衝撃的なものとなっており、Blu-ray&DVD BOXでは「玉川区役所 ゾンビメイクで座談会」と題した特典映像となっており、それぞれがゾンビメイクを施しホラー満点な雰囲気ながら、ざっくばらんな抱腹絶倒のトークが繰り広げられるという。さらにその他にも、メイキング映像や未公開シーン、本編に登場するゾンビが大集合の「玉川区役所 OF THE DEAD ゾンビ図鑑」や、特殊メイクアップアーティスト石野大雅による解説付き「ゾンビの作り方」など、ゾンビマニア必見の貴重映像を収録。また、林遣都が走る映像を集めたというフェティッシュな特典映像「走れ、遣都!」や、広瀬さんのファンの間で“神回”と言われた第3話で、広瀬さんがアイドル衣裳で歌とダンスを披露した「トクホのシグナル」のフルバージョン、金子さんが演じた幸田先生をフィーチャーした「幸田の部屋」なども収められており、ファン垂涎の豪華仕様となっている。<「玉川区役所 OF THE DEAD」Blu-ray&DVD BOX/リリース情報>【セル】Blu-ray BOX/価格:19,000+税【セル】DVD BOX/価格:15,200+税■発売日:2月18日(水)(c)「玉川区役所 OF THE DEAD」製作委員会(text:cinemacafe.net)
2015年02月17日10代で園子温に師事し、女優やグラビアアイドルとしての経歴を持つ水井真希が、自身が被害者となった実際の連続暴行拉致事件を映像化した『ら』で監督デビュー。主演を、元「AKB」の第一期最年少メンバーで、『少女は異世界で戦った』で武田梨奈、清野菜名と共に好演を見せた加弥乃が務めることが明らかとなった。ある日、まゆか(加弥乃)はアルバイトの帰り道、見知らぬ男に拉致される。長い夜はやがて明けるが、男の凶行はエスカレート。少女を次々と拉致し始める。解放された彼女は日常生活に戻るが、心はあの暗い森に取り残されたまま。やがて、彼女の心の傷は具現化し、フクロウに導かれた先で“あるもの”と対峙する…。映画『奇妙なサーカス』『片腕マシンガール』などに現場スタッフとして参加する一方、主演映画『終わらない青』『マリア狂騒曲』などに出演。また、「DMM.com」グラビアアイドル部門年間ダウンロードランキング1位など、異色の経歴を持つ水井監督。デビュー作となる本作は、監督自身が第1被害者となった連続少女暴行拉致事件を自ら映画化した衝撃の問題作。ゆうばり国際ファンタスティック映画祭など国内外10の映画祭で、リアルな実体験に基づく被害当事者しか知り得ない精神世界の描写が話題となった。水井監督自身の投影となる主人公・まゆかを演じるのは、7歳で芸能界入り、ミュージカルやテレビドラマに多数出演し、「AKB48」の第一期最年少メンバーとしても活躍した加弥乃。最近では、金子修介監督『少女は異世界で戦った』で、武田さんや清野さんといった新進気鋭の女優たちと共に主演の一人として本格アクションを披露。実力と愛嬌を兼ね備えた若手女優として期待を集めている。なお、本作には、2015年公開実写版『進撃の巨人』で特殊造形プロデューサーを務め、水井監督の映像制作の師匠でもある西村喜廣がプロデューサー兼特殊造型監督として参加。暗い森で迷子になったかのような被害当時者が負った傷を、より実態を持ったものとしてリアルに映像化させている。『ら』は2015年3月7日(土)より渋谷アップリンクほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年12月04日渋谷パルコにて14日、アーティストの清川あさみ、ミュージシャンで俳優の金子ノブアキを迎えたクリスマスオブジェの点灯式が行われた。今年は、清川プロデュースのグラフィックやオブジェを施した巨大プレゼントボックス、「デコマックス(DECO MAX)」が出現。点灯時間は10時から24時までで、期間は12月25日まで。この日の清川は、赤地に黒の模様が施された「アレキサンダー・マックイーン(Alexander McQUEEN)」のクリスマスらしいワンピースに、黒いブーティという装い。一方、金子は細身のダークカラーのスーツに、白シャツと赤ネクタイ、サングラスというファッション。2人が登場すると、会場は一気に華やいだ。約5年前から友達同士である2人は半年に一度は食事に行くそうで、清川は金子について「人として男前。プライベートも男前」と絶賛。さらに今回のクリスマスオブジェについて、「空から降ってきたイケメン(金子)が収まる“ボックス”をイメージした」と語った。また、この巨大ボックスには清川セレクトの「クリスマスソング」を視聴できる10個のイヤホンジャックを設置。自分のイヤホンを差し込むことで、金子が作詞・作曲したパルコキャンペーンソング「シグナルズ(Signals)」や、英バンド・フェアーグラウンド・アトラクション(Fairground Attraction)の「パーフェクト(Perfect)」など計5曲を聴くことができる。同じ曲が流れるジャックが二つずつあるので、「カップルや友達と一緒に、どうせなら全曲聴いてほしい」と清川。清川と金子がスイッチを押すと、巨大ボックスのポップでカラフルな電飾が点灯。同時に、ボックスの中から雪やドライアイス、シャボン玉が飛び出した。この日は、グリーンランド国際サンタクロース協会の公認サンタクロースであるパラダイス山元も登場し、プレゼントの配布も行われた。清川が総合ディレクターを務めるクリスマスキャンペーン「ラブ・マックス・クリスマス(LOVE MAX! XMAS!)」は、全国のパルコ19店舗で展開中。金子やモデルの「点子」を起用した店頭ビジュアルやテレビCMが話題を呼んでいる。
2013年11月15日13日(土)より全国公開される『飛びだす 悪魔のいけにえ レザーフェイス一家の逆襲』に登場する伝説の殺人鬼レザーフェイスが極秘来日し、東京・渋谷にある弊社オフィスを襲撃。不気味なうなり声をあげながらチェーンソーを振り回し、オフィスは大パニックになった。その他の写真テキサスの田舎に住んでいるレザーフェイスは、若者たちをチェーンソーで殺し、食料とする恐ろしい殺人鬼だ。彼は弊社の受付に突然現れ、その一角を占拠するも不気味なうなり声をあげることしかできず、外線電話をかけてきた取引先にも「ウーウー」だけで対応。続いてオフィスになだれ込んだレザーフェイスは働いている社員の私物をチェックし、チェーンソーを振り上げ、脈略なく襲いかかって社員を恐怖に陥れたかと思えば、記念撮影には快く応じるなどやりたい放題で、穏やかだったオフィスはパニック状態になった。その後、レザーフェイスは弊社内から放送している“ニコ生 ぴあ映画生活チャンネル”に乱入し、ビールをガブ飲みした後にやはり大暴れ。視聴者からは「とびだせ!!テキサスチェーンソー!!」「ちょっとかわいい」「ガキの頃見たときは怖かった」などのコメントが多数書き込まれ、レザーフェイスは番組を盛り上げるだけ盛り上げ、その後はなぜか行儀よく社員が使用するエレベーターに乗って去って行った。ちなみに本日夜に東京の新宿ミラノで『いけにえイッキ見!野蛮なテキサスオールナイト!!!』と題したオールナイト上映会が開催されるが、レザーフェイスが会場を襲撃することが予告されている。『飛びだす 悪魔のいけにえ…』は、オリジナル版『悪魔のいけにえ』の正統な続編として、衝撃のラストから1時間後に発生した惨劇とその20年後に起こる新たな物語を立体映像を駆使して鮮烈に描きだした作品。『飛びだす 悪魔のいけにえ レザーフェイス一家の逆襲』7月13日(土)TOHOシネマズ 日劇ほか全国ロードショー『いけにえイッキ見!野蛮なテキサスオールナイト!!!』7月12日(金・仏滅)会場:新宿ミラノ2 (東京都)開場時間22:00/開演時間22:30(5:00終映予定)上映作品:『悪魔のいけにえ』(1974年)、『悪魔のいけにえ2』(1986年)、『飛び出す 悪魔のいけにえ レザーフェイス一家の逆襲』(2013年)登壇者:レザーフェイス、金子修介監督、古澤健監督、西村喜廣監督、井口昇監督、加弥乃(AKB48第一期卒業生/『生贄のジレンマ』出演)、他
2013年07月12日キャラメルボックス『トリツカレ男』の製作発表が1月23日、都内で行われ、主演の畑中智行、客演の星野真里、金子貴俊、脚本・演出の成井豊が登壇した。「トリツカレ男」のチケット情報いしいしんじの小説を原作にしたこの舞台は、2007年に初演し、劇団内でも高い人気を誇る。何かに凝りだすと寝食を忘れてしまう主演のジュゼッペ役は畑中が続投。彼を陰日向になって助ける友達のネズミ・トト役には金子、またジュゼッペが恋する外国から来た無口な少女・ペチカ役に星野が扮し、新たなキャスティングで挑む。レストランのウェイターであるジュゼッペ(畑中)はオペラ、探偵、昆虫採集、外国語と様々なものに熱中し、ついには三段跳びに手を出し、世界新記録を樹立してしまう。そんな彼になかなか上達しがたい恋という難題が降ってきた。外国からやってきて、ジュゼッペの国の言葉を話せない美しい少女・ペチカは、心の中に多くの哀しみを抱えていて……。稽古を始めて1週間という短期間ながら、既に現場の盛り上げ役となっているという金子はネズミ役を演じることについて訊かれ、「昔、“オカマウス”というオカマのマウスの役をやったことがあります」と答え、早速会場を笑わせる。成井との縁は、成井が脚本・演出を担当した2010年の明治座公演『つばき、時跳び』に出演し、次回作もやろうと声をかけられたことと話し、「新しい金子貴俊を見せられたら。この舞台は勝負の作品」と意気込む。一方、星野は「現場の雰囲気は、自分のことで精一杯なので、金子さんにお任せして」と謙遜しながらも、「姉が早稲田の演劇サークルに入っていまして、その直属の先輩方が作られたキャラメルボックスに出演ということで、私以上に姉が興奮しております。家族の期待にも応えられるよう、精一杯努力したい」と、劇団との意外なつながりも披露した。前回から続投となる畑中は、常に一緒にいるトト役が金子に変わったことについて訊かれ、「トトがお兄さん肌、ジュゼッペが叱られながら導かれる構図は変わらないと思いますが、初演のトトを演じた岡田達也は劇団の先輩で、プライベートの関係性がそのまま舞台に出た。今回は金子さんとは年がひとつ違いで、仲の良い同学年の兄弟のようなイメージで舞台に乗るのでは。初演よりもやかましくなるかも」と、早くも金子とのマッチングを楽しんでいるようだった。作・演出の成井はホームグラウンドのサンシャイン劇場から赤坂ACTシアターへ初進出すること、初演との演出の違いについて訊かれ、「劇場の高さ、深さ、(サンシャイン劇場より)客席2倍であることを考慮すると、今までと同じことをしたら半分のお客さんにしか伝わらないものになってしまう。演出も新たに一から考え直さなくてはいけない」と語り、稽古での試行錯誤の一端がうかがえた。東京公演は2月16日(木)から29日(水)まで、同劇場にて。その後3月10日(土)・11日(日)の愛知・名鉄ホール、3月15日(木)から20日(火・祝)までは大阪・サンケイホールブリーゼにて上演する。チケットはいずれも発売中。
2012年01月24日昨年『こだまでしょうか』がACジャパンのCMで取り上げられ、流行語大賞にもノミネートされるなど、大きな注目を集めた詩人・金子みすゞ。その作品とクラシックの名曲を組み合わせるコンサート「金子みすゞ 詩の世界」が、5月に東京で開催される。「金子みすゞ詩の世界」の公演情報明治36年生まれ・山口県出身の金子みすゞは、大正末期から昭和初期にかけて活躍した童謡詩人。26歳で亡くなるまでに書かれた詩は500編以上。自然とともに生き、小さないのちを慈しむような作風が特徴だ。そんな人の心に素直に呼びかる金子みすゞの詩に、ベートーヴェンやシューマン、ブラームスの音楽を組み合わせるコンサートが「金子みすゞ 詩の世界」。声に出して語ることで音楽として響く金子みすゞの詩と、クラシックの名曲が呼応するひととき。詩の朗読は中井美穂、演奏は長谷川陽子(チェロ)、仲道祐子(ピアノ)が担当する。「金子みすゞ 詩の世界」は、5月15日(火)に東京オペラシティで開催。チケットの一般発売は、1月21日(土)10時より。また一般発売に先駆け、チケットぴあではインターネット先行先着プリセールを1月20日(金)23時まで受付。●金子みすゞ詩の世界【日時】5月15日(火) 13:30開演【会場】東京オペラシティコンサートホール:タケミツメモリアル(東京都)【出演】チェロ:長谷川陽子ピアノ:仲道祐子朗読:中井美穂
2012年01月16日キャラメルボックスが2012年一作目として、『トリツカレ男』を再演する。さらに初の赤坂ACTシアターでの上演、ゲストとして星野真里、金子貴俊が出演することも発表された。『トリツカレ男』のチケット情報『トリツカレ男』は、いしいしんじ原作の小説で、キャラメルボックスの2007年初演以来、人気の高い作品で待望の再演となる。物語は、レストランのウェイター・ジュゼッペは何かを好きになると、寝食を忘れて没頭してしまう。オペラ、探偵、昆虫採集、外国語…。仲間からは“トリツカレ男”と呼ばれている。そんな彼がある日、恋をした。相手は外国から来た無口な少女・ペチカ。彼女は胸の中にたくさんの哀しみを抱えていた。ジュゼッペは、持てる技のすべてを駆使して、ペチカを幸せにしようとするが…。公演は、2012年2月16日(木)から29日(水)まで東京・赤坂ACTシアター、3月10日(土)・3月11日(日)に愛知・名鉄ホール、3月15日(木)から20日(火・祝)まで大阪・サンケイホールブリーゼにて上演。チケットは東京・愛知公演、12月25日(日) 10:00、大阪公演、1月15日(日) 10:00より発売。
2011年11月21日「ぴあ」調査による10月14日、15日公開の映画満足度ランキングは、70年代にテレビ放送された特撮番組をリメイクした『電人ザボーガー』がトップに輝いた。2位に近未来を舞台に公安スパイとなった少年たちの活躍を描いた『メサイア』が、3位にマーベル・コミックの伝説的ヒーローを実写化した『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』が入った。その他の写真1位の『電人ザボーガー』は、変形型バイクロボット“ザボーガー”と共に戦う主人公の活躍を描いた作品。『ロボゲイシャ』の井口昇が監督を務め、中年になった主人公・大門役を板尾創路が演じている。出口調査では「ファンの気持ちをくんで作られていて、懐かしさを感じた」「“ザボーガー”らしく熱血でオリジナルに忠実。古き良き特撮映画」「前半でオリジナルの話をなぞり、後半でそれを展開させていく2部構成になっているので、知らない人にもわかりやすい」「“おじさんでもヒーローになれる! 夢や希望を忘れずに生きよう”と励まされた」「哀愁漂う板尾創路はハマリ役。笑い声や、突っ込む声まで客席から聞こえて楽しかった」など、30代から50代の男性を中心に高い満足度を集めた。2位の『メサイア』は、高殿円による小説『メサイア 警備局特別公安五係』を『DEATH NOTE』の金子修介監督が、若手俳優の荒井敦史、井上正大らを迎えて映画化した少年スパイ・サスペンス。アンケート調査では「アクションなど見どころが多くて、4人が並んで歩くシーンはカッコイイ」「友情あり、兄弟愛ありで最後は涙が出た」「イケメンが出ているだけの映画ではなく、話もおもしろくて文句なし」など、10~20代の女性から好評だった。(本ランキングは、2011年10月14日(金)、15日(土)に公開された新作映画5本を対象に、ぴあによる映画館前での出口調査によるもの)
2011年10月17日この夏、新たな国際映画祭として開催される「瀬戸内国際こども映画祭2011」の記者発表会が5月18日(水)に都内で行われた。海外からのゲストやメインイベントとなる映画脚本コンペティション概要が発表されたほか、本映画祭の親善大使を務める大橋のぞみが登場し「こども夢宣言」を行った。香川県の高松に小豆島、そして近年、アートの島として注目を集める直島を舞台に産声を上げた瀬戸内国際こども映画祭。「ドリームビッグ!(夢を大きく!)」をテーマに、3年前から開催の準備が進められてきた。益田祐美子プロデューサーは、瀬戸内がこれまでに『瀬戸内少年野球団』や『世界の中心で、愛をさけぶ』、最近では『八日目の蝉』など多くの映画作品の舞台になってきたことを挙げ、豊かな自然と人々の温かさがあるこの地で映画祭をやりたいという思い、人口が減り続ける地方の活性化など映画祭の意義を熱弁した。また、会場のひとつである小豆島を舞台にした『二十四の瞳』を監督した巨匠・木下恵介の生誕100周年を前に、映画祭にメインイベントとして「エンジェルロード脚本賞2011」を開催。瀬戸内地域を舞台に、子供が活躍する場面を含んだ脚本を公募し、グランプリ作品を映画化するという試みで、締め切りまでに海外からの4作品を含む計139作品が集まった。映画監督・金子修介が選考委員長を務め、映画祭最終日にグランプリが発表される。会見に出席した金子監督は「脚本は構成とキャラクター。読みながら映像が浮かんでくるのが良い脚本。(応募条件である)子供をどうつかんでいるのか」が選考のポイントと明かす。国際映画祭とあって、海外からのゲストも多数。1968年の『ロミオとジュリエット』で15歳にして世界を魅了し、近年では『マザー・テレサ』に主演し話題を呼んだオリヴィア・ハッセーが来日し、『マザー・テレサ』が映画祭で上映されるほか、映画祭シンボルマークも手掛けているアーティストのマッケンジー・ソープ、中国の水墨画家・王子江も来場する。映画祭で上映される作品は、「子供が純粋に楽しめる作品」から「大人に学んでほしい、親子で観られる作品」まで様々なジャンルから選出。『二十四の瞳』や『ヨーンじいちゃん』など現地で撮影された作品も上映される。上映作のひとつ『チェブラーシカ』で声優を務めているのぞみちゃんが、オリーブの冠を頭に乗せて登場し「大きな夢を追う!」と力いっぱいの“夢宣言”を行った。のぞみちゃんは、「湖でスケートをやってみたい」、「家族で宇宙旅行に行って、無重力の中で飛んでみたい」など笑顔でこれから実現したい夢を明かしてくれた。地方を舞台にした国際的なイベントとして今後の展開が楽しみな「瀬戸内国際こども映画祭2011」。開催は8月20日(土)より28日(日)まで。■関連作品:チェブラーシカ (2010) 2010年12月18日より全国東宝系にて公開© 2010 Cheburashka Movie Partners /Cheburashka Project■関連記事:『チェブラーシカ』中村監督×原作者ウスペンスキー国境を越えた傑作誕生の秘密アニメ2本立て『チェブラーシカ』&『くまのがっこう』試写会に5組10名様ご招待【TIFFレポート】『チェブラーシカ』原作者ビックリ?日本の観客は「大人ばかり」
2011年05月18日