2014年11月28日~12月7日の期間、東京・代官山のFACTOTUM Galleryで個展「三好賢聖 展 -PUWANTS-」が開催される。同個展では、同氏とアーティストの小松宏誠氏が水中の生き物のようなアート作品「PUWANTS」が一スペースをフルに用いて展示される。基本的に植物はじっとしているが、その微動だにしない姿形には、何らかの動きを予感させる勢いや強さがあると感じた三好氏が、それをPUWANTSという作品として、水中で気泡と戯れゆったりと踊るという、植物の空想の姿やふるまいの表現を試みたもので、大型の水槽の中において、そうした植物の姿形などから発想を受けて生み出された、水中で気泡と戯れて踊るような作品や、(イルカが水中で発することで知られる)バブルリングを作り出す装置のような作品で構成されている。同個展の概要は以下のとおり。開催期間:2014年11月28日~12月7日開催時間:13:00~20:00入場料:無料会場:FACTOTUM Gallery住所:東京都渋谷区鶯谷町11-3 FACTOTUM appartement内Web:なお、三好氏は情報処理推進機構(IPA)にスーパークリエータとして認定され、2013年度未踏プログラムに採択された「フェノクスプロジェクト」にもインタラクションデザイナー・エンジニアとして参画している。フェノクスは外部からのコントロールを使わずに機体そのものが自律思考して飛行する小型クアッドコプター(飛行ロボット)で、2015年の事業化を目指して開発が進められているという。
2014年11月26日渋谷パルコにて14日、アーティストの清川あさみ、ミュージシャンで俳優の金子ノブアキを迎えたクリスマスオブジェの点灯式が行われた。今年は、清川プロデュースのグラフィックやオブジェを施した巨大プレゼントボックス、「デコマックス(DECO MAX)」が出現。点灯時間は10時から24時までで、期間は12月25日まで。この日の清川は、赤地に黒の模様が施された「アレキサンダー・マックイーン(Alexander McQUEEN)」のクリスマスらしいワンピースに、黒いブーティという装い。一方、金子は細身のダークカラーのスーツに、白シャツと赤ネクタイ、サングラスというファッション。2人が登場すると、会場は一気に華やいだ。約5年前から友達同士である2人は半年に一度は食事に行くそうで、清川は金子について「人として男前。プライベートも男前」と絶賛。さらに今回のクリスマスオブジェについて、「空から降ってきたイケメン(金子)が収まる“ボックス”をイメージした」と語った。また、この巨大ボックスには清川セレクトの「クリスマスソング」を視聴できる10個のイヤホンジャックを設置。自分のイヤホンを差し込むことで、金子が作詞・作曲したパルコキャンペーンソング「シグナルズ(Signals)」や、英バンド・フェアーグラウンド・アトラクション(Fairground Attraction)の「パーフェクト(Perfect)」など計5曲を聴くことができる。同じ曲が流れるジャックが二つずつあるので、「カップルや友達と一緒に、どうせなら全曲聴いてほしい」と清川。清川と金子がスイッチを押すと、巨大ボックスのポップでカラフルな電飾が点灯。同時に、ボックスの中から雪やドライアイス、シャボン玉が飛び出した。この日は、グリーンランド国際サンタクロース協会の公認サンタクロースであるパラダイス山元も登場し、プレゼントの配布も行われた。清川が総合ディレクターを務めるクリスマスキャンペーン「ラブ・マックス・クリスマス(LOVE MAX! XMAS!)」は、全国のパルコ19店舗で展開中。金子やモデルの「点子」を起用した店頭ビジュアルやテレビCMが話題を呼んでいる。
2013年11月15日TBSの金曜ドラマ「クロコーチ」の制作発表記者会見が10月3日(木)に行われ、主演の長瀬智也(TOKIO)を始め、剛力彩芽、東幹久、金子賢、渡部篤郎ら出演陣が顔を揃えた。昭和の未解決事件“三億円事件”の謎に迫る本作。長瀬さんが演じるのは“県警の闇”と言われる悪徳刑事が「毒を以て毒を制す」とばかり、悪に切り込んでいく。俳優陣は役の衣裳のままで登場し、長瀬さんは、黒いスーツに赤いネクタイ、「久しぶり」の短髪に無精ひげといういでたち。長瀬さんは以前、三億円事件を題材にしたドラマ「三億円事件~20世紀最後の謎~」に出演し、事件の犯人役を演じ、しかもそのドラマでも渡部さんと共演しており「そのときから事件に対してずっと興味を持っていました。またこの事件に関わるドラマということでつながるものを感じてます」と語る。同局の前クールの大ヒットドラマ「半沢直樹」の決めゼリフを引用し「倍返しではなく恩返しできるように頑張りたい!」と言葉に力を込める。黒河内とコンビを組む記憶力抜群の生真面目なキャリア組の刑事・清家を演じる剛力さんは、三億円事件についてはこの話が来るまで「そんな事件があった気がする。(犯人の)あのモンタージュ写真を見たことがあるような気がする…という感じでした。私の世代は結構、そうかもしれません」ともはや、若い世代にとっては遠い昔の45年前の事件に思いを巡らせ「そういう人にも事件を知っていただけたら。黒河内とのコンビの中で誰が善で悪なのか?ということを考えながら成長していく姿を見せたい」と意気込みを口にした。長瀬さんが「オセロのよう」と言うほど対照的なタイプの黒河内と清家だが、現場ではそんな劇中の関係とは裏腹に2人はいつも仲良く話をしているとか。剛力さんは長瀬さんについて「いつも明るくて笑顔で、真剣なときとの差が激しいです。重いシーンも多いんですが、合間にいろんな話をして楽しいです。いつも私が自分の家族の話をして、長瀬さんはいつも聞いてくださってます」とニッコリ。長瀬さんは「いつも癒されてます(笑)」とほおを緩めつつ、剛力さんについて「彼女なりに考えていて、カメラの前でぶつかって、言葉じゃない“何か”を感じることがあり、ケミストリーを起こしていると思います」とコンビへの手応えを明かした。事件のカギを握る県知事役の渡部さんは「いくつか(三億円事件に関する)きわどい作品をやったけど、まだまだあるんだなと感じました。エンターテイメント性も強いです」と作品を評する。役柄についていい人か悪い人かを問われると「ワル役だよ」と意味ありげに微笑んだ。もしも3億円が手に入ったら?という問いに長瀬さんは「ばらまきたい!ばらまくほど持つことがないので」と何とも豪勢な回答。この日は実際に3億円分の札束が会見場に運び込まれたが、そのうち本作のプロデューサーの“私物”だという100万円分の札束を、長瀬さんが実際にばらまくというパフォーマンスを敢行(もちろん、ばらまいたお札は即回収)!何枚かを長瀬さんは懐に収めようとして笑いを誘っていた。「クロコーチ」は10月11日(金)より放送開始(初回85分スペシャル)。(黒豆直樹(cinema名義))
2013年10月03日竹内結子主演のドラマを映画化した『ストロベリーナイト』が6月30日に名古屋でクランクアップし、共演の大沢たかお、三浦友和に加えて染谷将太、金子賢、金子ノブアキ、石橋蓮司、田中哲司らが出演することが発表された。その他の写真今年1月に放映され、平均視聴率15.4%を樹立したドラマ『ストロベリーナイト』は、誉田哲也著『姫川玲子シリーズ』の小説が原作。今回スクリーンに登場する本作は、シリーズの中でも最高傑作と評される小説『インビジブルレイン』を基に、暴力団事件を追う姫川(竹内)と事件のカギを握る暴力団幹部・牧田 (大沢)との禁断の恋を描く。ドラマに引き続き主演を務める竹内は、「私にとってもかけがえの無い仲間である姫川班や素晴らしい出演者の方々とまた同じ時間を過ごせるのは何かのご褒美のようで、毎日がとても楽しかったです」とコメント。「今回は“喪失”がもうひとつのキーワードでもあります。捜査一課、姫川班、全登場人物がどんな結末を迎えるのか、皆さんがその衝撃に耐えてくださることを願っています」と、本作の見どころをアピールしている。また、第68回ヴェネツィア国際映画祭でマルチェロ・マストロヤンニ賞を受賞した染谷は、物語の鍵を握る重要な役どころである柳井健斗役、金子賢は牧田が率いる龍崎組極清会構成員の役、金子ノブアキは六龍会構成員の小林充役を演じる。原作小説、ドラマ版で人気を得ている本シリーズが、新たな面々を加えてスクリーンでどのように描かれるのか気になるところだ。『ストロベリーナイト』2013年 全国東宝系にて公開
2012年07月02日キャラメルボックス『トリツカレ男』の製作発表が1月23日、都内で行われ、主演の畑中智行、客演の星野真里、金子貴俊、脚本・演出の成井豊が登壇した。「トリツカレ男」のチケット情報いしいしんじの小説を原作にしたこの舞台は、2007年に初演し、劇団内でも高い人気を誇る。何かに凝りだすと寝食を忘れてしまう主演のジュゼッペ役は畑中が続投。彼を陰日向になって助ける友達のネズミ・トト役には金子、またジュゼッペが恋する外国から来た無口な少女・ペチカ役に星野が扮し、新たなキャスティングで挑む。レストランのウェイターであるジュゼッペ(畑中)はオペラ、探偵、昆虫採集、外国語と様々なものに熱中し、ついには三段跳びに手を出し、世界新記録を樹立してしまう。そんな彼になかなか上達しがたい恋という難題が降ってきた。外国からやってきて、ジュゼッペの国の言葉を話せない美しい少女・ペチカは、心の中に多くの哀しみを抱えていて……。稽古を始めて1週間という短期間ながら、既に現場の盛り上げ役となっているという金子はネズミ役を演じることについて訊かれ、「昔、“オカマウス”というオカマのマウスの役をやったことがあります」と答え、早速会場を笑わせる。成井との縁は、成井が脚本・演出を担当した2010年の明治座公演『つばき、時跳び』に出演し、次回作もやろうと声をかけられたことと話し、「新しい金子貴俊を見せられたら。この舞台は勝負の作品」と意気込む。一方、星野は「現場の雰囲気は、自分のことで精一杯なので、金子さんにお任せして」と謙遜しながらも、「姉が早稲田の演劇サークルに入っていまして、その直属の先輩方が作られたキャラメルボックスに出演ということで、私以上に姉が興奮しております。家族の期待にも応えられるよう、精一杯努力したい」と、劇団との意外なつながりも披露した。前回から続投となる畑中は、常に一緒にいるトト役が金子に変わったことについて訊かれ、「トトがお兄さん肌、ジュゼッペが叱られながら導かれる構図は変わらないと思いますが、初演のトトを演じた岡田達也は劇団の先輩で、プライベートの関係性がそのまま舞台に出た。今回は金子さんとは年がひとつ違いで、仲の良い同学年の兄弟のようなイメージで舞台に乗るのでは。初演よりもやかましくなるかも」と、早くも金子とのマッチングを楽しんでいるようだった。作・演出の成井はホームグラウンドのサンシャイン劇場から赤坂ACTシアターへ初進出すること、初演との演出の違いについて訊かれ、「劇場の高さ、深さ、(サンシャイン劇場より)客席2倍であることを考慮すると、今までと同じことをしたら半分のお客さんにしか伝わらないものになってしまう。演出も新たに一から考え直さなくてはいけない」と語り、稽古での試行錯誤の一端がうかがえた。東京公演は2月16日(木)から29日(水)まで、同劇場にて。その後3月10日(土)・11日(日)の愛知・名鉄ホール、3月15日(木)から20日(火・祝)までは大阪・サンケイホールブリーゼにて上演する。チケットはいずれも発売中。
2012年01月24日昨年『こだまでしょうか』がACジャパンのCMで取り上げられ、流行語大賞にもノミネートされるなど、大きな注目を集めた詩人・金子みすゞ。その作品とクラシックの名曲を組み合わせるコンサート「金子みすゞ 詩の世界」が、5月に東京で開催される。「金子みすゞ詩の世界」の公演情報明治36年生まれ・山口県出身の金子みすゞは、大正末期から昭和初期にかけて活躍した童謡詩人。26歳で亡くなるまでに書かれた詩は500編以上。自然とともに生き、小さないのちを慈しむような作風が特徴だ。そんな人の心に素直に呼びかる金子みすゞの詩に、ベートーヴェンやシューマン、ブラームスの音楽を組み合わせるコンサートが「金子みすゞ 詩の世界」。声に出して語ることで音楽として響く金子みすゞの詩と、クラシックの名曲が呼応するひととき。詩の朗読は中井美穂、演奏は長谷川陽子(チェロ)、仲道祐子(ピアノ)が担当する。「金子みすゞ 詩の世界」は、5月15日(火)に東京オペラシティで開催。チケットの一般発売は、1月21日(土)10時より。また一般発売に先駆け、チケットぴあではインターネット先行先着プリセールを1月20日(金)23時まで受付。●金子みすゞ詩の世界【日時】5月15日(火) 13:30開演【会場】東京オペラシティコンサートホール:タケミツメモリアル(東京都)【出演】チェロ:長谷川陽子ピアノ:仲道祐子朗読:中井美穂
2012年01月16日キャラメルボックスが2012年一作目として、『トリツカレ男』を再演する。さらに初の赤坂ACTシアターでの上演、ゲストとして星野真里、金子貴俊が出演することも発表された。『トリツカレ男』のチケット情報『トリツカレ男』は、いしいしんじ原作の小説で、キャラメルボックスの2007年初演以来、人気の高い作品で待望の再演となる。物語は、レストランのウェイター・ジュゼッペは何かを好きになると、寝食を忘れて没頭してしまう。オペラ、探偵、昆虫採集、外国語…。仲間からは“トリツカレ男”と呼ばれている。そんな彼がある日、恋をした。相手は外国から来た無口な少女・ペチカ。彼女は胸の中にたくさんの哀しみを抱えていた。ジュゼッペは、持てる技のすべてを駆使して、ペチカを幸せにしようとするが…。公演は、2012年2月16日(木)から29日(水)まで東京・赤坂ACTシアター、3月10日(土)・3月11日(日)に愛知・名鉄ホール、3月15日(木)から20日(火・祝)まで大阪・サンケイホールブリーゼにて上演。チケットは東京・愛知公演、12月25日(日) 10:00、大阪公演、1月15日(日) 10:00より発売。
2011年11月21日