釜石市民ホール、(公社)全国公立文化施設協会主催、「名取裕子みちのく巡礼話芸劇場III『艶子姐さん』~釜石最後の芸者物語~」が10月29日(日)に釜石市民ホールTETTOホールA(岩手県釜石市大町1-1-9)にて上演されます。チケットはカンフェティ(運営:ロングランプランニング株式会社、東京都新宿区、代表取締役:榑松 大剛)にて発売中です。カンフェティにてチケット発売中 公式ホームページ Facebook 釜石最後の芸者、伊藤艶子(藤間千雅乃)を題材にし脚色した朗読舞台が、10月29日(日)釜石市民ホールTETTOで初演されます。伊藤艶子(藤間千雅乃)(C)菊地信平名取裕子みちのく巡礼話芸劇場シリーズ「松尾芭蕉~おくのほそ道」「津軽世去れ節」に続く第3弾。完全オリジナル台本による本公演には、艶子姐さんから芸を引き継いだ八王子置屋「ゆき乃恵」女将めぐみら芸妓衆が華やかに唄い踊り、地元釜石出身の民謡歌手佐野よりこらが脇を固め、大女優名取裕子が渾身の朗読を披露、ただの朗読舞台では無いジャンルを超えたクロスオーバー・エンターテインメント舞台が繰り広げられます。度重なる津波や艦砲射撃を乗り越え芸を貫き、「釜石小唄」「釜石浜唄」などの釜石の舞踊文化に大きな足跡を残した伊藤艶子の物語を、ぜひご堪能ください。朗読:名取裕子名取裕子唄・踊り:八王子置屋「ゆき乃恵」女将めぐみ他八王子置屋「ゆき乃恵」女将めぐみ公演概要「名取裕子みちのく巡礼話芸劇場III『艶子姐さん』~釜石最後の芸者物語~」公演期間:2023年10月29日 (日)会場:釜石市民ホールTETTOホールA(岩手県釜石市大町1-1-9)■出演者朗読:名取裕子唄・踊り:八王子置屋「ゆき乃恵」女将めぐみ、若葉、成華、ふく弥、てる葉民謡:佐野よりこ尺八・横笛・三味線:村松幸一■スタッフ企画/釡石市民ホール・遠巣谷の森文化交流センター原案/小田島弘枝脚本/藤原正教脚色・総合演出/名取裕子構成・演出/瀬川きみを舞台監督/佐藤英也照明/佐藤勝己音響/細川健美舞台/千葉正矩写真・映像操作/菊池伸也総合プロデューサー/小田島弘枝(遠巣谷の森文化交流センター)制作プロデューサー/中村仁彦(釡石市民ホールTETTO)制作コーディネーター/千田敬(鹿角市文化の杜交流館 コモッセ)『公文協アートキャラバン事業 劇場へ行こう3』参加事業助成:文化庁文化芸術振興費補助金(統括団体による文化芸術需要回復・地域活性化事業(アートキャラバン2))独立行政法人日本芸術文化振興会■公演スケジュール10月29日(日) 14:00※開場は、開演の30分前です。■チケット料金前売一般:3,000円高校生以下:1,500円当日一般:3,500円高校生以下:2,000円(全席指定・税込) 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年10月21日株式会社ユーラスエナジーホールディングス(本社:東京都港区)のグループ会社である合同会社ユーラスエナジー釜石(本社:岩手県釜石市)は、岩手県釜石市及び遠野市、大槌町にて運営をしていたユーラス釜石広域ウインドファームのリプレース(建て替え)工事を、2023年8月1日(火)より開始しました。2004年12月に営業運転を開始した同発電所は、運転開始から約20年が経過し、高経年化が進んだことより、設備の全面的な更新のため2023年3月に一旦営業運転を終了いたしました。今般のリプレース工事では、43基あった風車(単基出力1,000kW)を、国内最大級となる1基あたり4,200kWのヴェスタス社製の風力発電機11基に建て替え、引き続き豊かな風資源を有効活用して地域の活性化に寄与してまいります。営業運転開始は2026年4月を予定しており、発電する電力は東北電力ネットワーク株式会社へ全量売電し、一般家庭の約31,000世帯相当分の電力を供給するとともに、年間約44,000トンのCO2削減効果が見込まれます。今後も、地元の皆様および関係各所のご理解とご協力をいただきながら、環境保全に十分に配慮し、安全管理を最優先にリプレース工事を進めてまいります。また、「クリーンエネルギーの普及・拡大を通じ、地球環境保全の一翼を担う」という企業理念のもと、引き続き風力発電の更なる拡大に取り組み、地球環境保全ならびに持続可能な社会づくりに貢献してまいります。【発電所概要】発電所名:ユーラス釜石広域ウインドファーム所在地 :岩手県釜石市・遠野市・大槌町設備容量:(リプレース前)42,900 kW(1,000kW×43基/三菱重工業社製※1)(リプレース後)42,900 kW(4,200kW×11基/ヴェスタス社製※1)※1 いずれも出力制御を実施。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年08月01日水木しげるの妖怪世界を世界無形文化遺産・中国伝統影絵・皮影戯(ピーインシー)で表現株式会社劇団影法師妖怪影絵劇『ゲゲゲの鬼太郎』【釜石公演】が2023年7月1日 (土) に釜石市民ホール(ホールA)(岩手県釜石市大町1-1-9)にて上演されます。チケットはカンフェティ(運営:ロングランプランニング株式会社、東京都新宿区、代表取締役:榑松 大剛)にて5月22日(月) 10:00より発売開始です。カンフェティにて5月22日(月) 10:00よりチケット発売開始 公式ホームページ 水木しげるさんの「ゲゲゲの鬼太郎」は誰もが楽しめる演目です。妖怪たちが4m×7mのスクリ-ン内を飛びまわり、消えたと思ったら出てくる世界無形文化遺産・中国伝統影絵・皮影戯(ピーインシー)で上演されます。水木しげるの妖怪世界を中国伝統影絵で表現するこの舞台をぜひとも多くの皆様に観ていただきたいと思っています。~笛と琵琶による生伴奏~あらすじ:骨董店の鏡の世界に吸い込まれてしまったユウト。そしてユウトの心を盗もうとする悪い妖怪が術をかけてくる。人間と仲良く暮らしたい鬼太郎や目玉おやじ、猫娘たちがユウトを救おうと戦い、活躍する。妖怪世界に迷い込んだ少年を鬼太郎とその仲間達が救い出す少年と妖怪の友情物語。水木しげるとゲゲゲの鬼太郎水木しげる(大正11年~平成27年)は画家を目指していたが南洋ラバウルの戦闘で左腕を失い、鳥取県境港市に復員後は紙芝居屋となり「墓場の鬼太郎」などの製作を行った。1960年には貸本漫画作家に転じ戦記もの妖奇ものを得意とした。貸本漫画の衰退の中でも「墓場の鬼太郎」は人気があり週刊少年漫画が創刊されて1965年には週刊誌やアニメにも水木作品が載る。この間ねずみ男、砂かけ婆、子泣き爺、一反木綿、ぬりかべなど多くのキャラクターが創作された。1967年「墓場の鬼太郎」が「ゲゲゲの鬼太郎」に改名したが、掲載は2015年の水木しげる没後も引き続き水木プロにより続いている。水木しげるは紫綬褒章、旭日小綬章を受章、文化功労者に選ばれた。境港市には記念館、ロード、駅や米子鬼太郎空港など水木しげるを冠したものが多くある。皮影戯(ピーインシー)なめした牛の皮を小刀で切り出し彩色して皮人形をスクリーンに押し当て後方の光源を当てると切り出された人形の美しい彩色がスクリーンに投影されます。関節を持つ人形は生きているように自然に動き回り、スクリーンから離れた人形は光の中に溶け込むように消えていきます。出演者プロフィール柴廣義(チャイガンイ中国唐山市出身1957年~)中国唐山市に育ち若くして地元の唐山皮影人形劇団に入団。皮影人形の製作、操演、背景製作を含めた舞台美術、舞台設計に習熟、「中国国家舞台美術設計師」の資格を持つ。繊細な造形と色彩の皮影人形は美術品として高い評価を受けています。劇団影法師に常駐して25年以上になりました。菱本幸二(1964年~)尺八やボリビア楽器の生伴奏で出演ケーナ、サンポーニャに出逢い独学で習得。大学卒業後に2度もボリビアに渡り、1990年ケーナの第一人者ロランド・エンシーナスと活動を共にする。1996年帰国後は日本国内でボリビアのグループと共演し作曲・編曲も手掛ける。数回にわたるヨーロッパ公演や国内演奏も高い評価を得る。ラ・パス市よりボリビア音楽への貢献を表彰された。小学校音楽教育実践指導全集のボリビアの笛紹介にて演奏、DVDは全国で聞かれている。五十嵐 白林 (藤波 白林1963年~)琵琶の生伴奏で出演琵琶演奏者の母と詩吟家の父を持ち2歳から琵琶唄/詩吟/民謡を習い第52回琵琶楽コンクールで3位入賞。 日本琵琶楽協会会員。現在邦楽/洋楽を問わず歌手・ベーシスト・琵琶演奏家・音楽製作・監修を行う。劇団影法師1978年創立影絵劇がテレビ中心の頃、大型のスクリーンを持って全国の学校に児童のための影絵劇を届けに行きました。舞台劇、ミュージカルなども斬新なアイデアと新技術による創造を行い。国際的視野に立ち四大陸16ヵ国の劇団と23作品を共同制作、海外公演は16作品で28ヵ国78都市で公演しています。2004年日本の演劇団体としては初めて外務大臣から表彰されました。公演概要劇団影法師 児童青少年演劇全国縦断公演妖怪影絵劇『ゲゲゲの鬼太郎』~笛と琵琶による生伴奏~公演日時:2023年7月1日 (土)13:20開場/14:00開演会場:釜石市民ホール(ホールA)(岩手県釜石市大町1-1-9)■チケット料金こども:1,500円大人:2,000円(全席自由・税込)※こども料金は4歳~中学生まで主催:公益社団法人日本児童青少年演劇協会後援:釜石市教育委員会助成:文化庁文化芸術振興費補助金統括団体による文化芸術需要回復・地域活性化事業(アートキャラバン2)独立行政法人日本芸術文化振興会 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年05月25日復興応援として生まれた、甘糀化粧水が全国へ日本ゼトック株式会社は、「Asun Amoon(アサンアムーン)甘糀化粧水」を2020年3月6日より全国で発売すると発表した。東日本大震災の被災地を応援する「東北応援プロジェクト」の一環として開発した商品が、ついに全国のバラエティショップなどで手に入る。太陽と月のような、揺るぎない輝きの肌へ「東北応援プロジェクト」は、同社が被災3県の様々な企業とコラボ商品の開発・販売を行っているもの。同商品は、岩手県釜石市にある老舗、藤勇醸造株式会社とのコラボ商品で、2019年9月20日より釜石市内の一部の店舗やウェブショップ限定で販売していた。ブランド名の「Asun Amoon」は、普遍的な美しさの象徴として、太陽(sun)と月(moon)から名付けられている。季節の変わり目、ストレス、乾燥などといった外的要因に左右されやすい現代女性の“揺らぎ肌”サポートするべく、「いつまでも“揺らぎなく”美しく輝き続ける」というメッセージを込めてブランドを立ち上げた。米糀の他、ゆず果実エキスなども配合甘糀は「飲む点滴」と言われ、昨今、その美容や健康への効果が注目されている。甘糀エキスは藤勇醸造の米糀を使用したもので、角層の隅々まで浸透することで潤いが満ち、揺るぎない肌に導くのが特長だ。その他、肌のバリア機能をサポートし、肌バランスを整えるゆずセラミドを配合。またオレンジなどのシトラス、ローズマリーやユーカリなどのハーブ、イランイランなど数種類の精油をブレンドし、お米本来の香りとの絶妙なアロマブレンドが心を満たしてくれる。同商品は、150ml入りで税抜き2,100円。3月6日より、全国のドラッグストアやバラエティショップなどで購入できるようになる。(画像はプレスリリースより)【参考】※アサンアムーン公式ページ
2020年03月06日「釜石鵜住居復興スタジアム」は、自然と調和する美しい競技場だ。目の前に大槌湾、メインスタンド後方には、深い森がある。昨年8月に完成したこのスタジアムで今年9月25日、「ラグビーW杯2019」が開催される。青々とした芝生が柔らかい日差しを受けて輝き、浜から吹く心地よい風に乗って、トンビが地面スレスレに飛んでいった。そこへ1台の軽トラックが到着。浜べの料理旅館「宝来館」の女将、岩崎昭子さん(62)の軽トラだ。ナンバーは「3-11」。「いつまでも忘れないという気持ちを込めたんです」8年前の東日本大震災で、ここ、鵜住居地区は、巨大な津波に襲われた。地区の死者・行方不明者は583人に上り、宝来館の従業員も3人が犠牲になった。地区の根浜海岸に立つ宝来館も2階まで津波にさらわれ、岩崎さんも一度は津波にのまれている。「でも、生きっぺしと思ってね」突き抜けるような明るい声で、岩崎さんはそう言った。「生きっぺし」とは、「生き抜くぞ」「生き続けよう」と、自分に言い聞かせる方言だ。そして震災直後の5月から、宝来館再建と同時に、ラグビーW杯招致に向けて、奔走し始めたのだ。彼女がいなかったら、震災被害が甚大だった釜石で、W杯開催など、誰も思いつかなかったことだろう。そう、岩崎さんは、釜石のW杯誘致の言い出しっぺなのだ。岩崎さんは、招致活動の先頭に立ち、イベントやフォーラムには必ず出席。一貫してこう訴えた。「子どもたちの未来のために、釜石でW杯をやりましょう」「W杯招致とスタジアム建設を通じて、明るい希望のある未来につなげていきましょう」最初は誰もが半信半疑だった。ラグビーのW杯なんて――。安全が確保されていない被災地に、選手やファンを呼ぶことを危惧する声も強かった。それでも岩崎さんは訴え続けた。「津波が怖いから、何もやらないでは、何もできません。大地震を経験して、私たちにはどうすれば生き残れるかという知恵がある。津波は防ぐことはできない。でも、避難場所を造って、津波が来る前に、てんでんこ(バラバラ)に逃げる。それを教えていくのが、震災で生かされた私らの役目です。いま、夢を語らねば、いつ語るんですか」’60年代、製鉄の街として隆盛を極めた釜石は、ラグビーの街でもあった。新日鐵釜石ラグビー部は、’79年から日本選手権7連覇を遂げ、8度、日本一となって「北の鉄人」と呼ばれるほどの活躍を見せた。当時、20代だった岩崎さんも、当然、熱狂した。「ラグビー部は、釜石市民の誇りです。優勝パレードをすれば一目、選手を見ようと、屋根にまで人が上がっていましたよ。釜石の体育館でダンスパーティをしたときに、ラグビー部が来ると聞いて、私たち、その日のために社交ダンスを習ってね。22~23歳だったかな。スーパースターの松尾(雄治・元主将兼監督)さんとは踊れなかったけど、森(重隆・元主将兼監督)さんとは手をつないでダンスして。それがずっと自慢でした」若かりし日を思い出しながら、岩崎さんは、軽トラから色鮮やかな大漁旗を出して、広げて見せた。「私たち、釜石の市民は、ラグビーの試合があると、この“ふらいき”を振って応援するんです」“ふらいき”とは、いわゆる大漁旗のこと。この地方では「富来旗」もしくは「福来旗」と書く。縁起のいいこの旗を、岩崎さんはことあるごとに振ってきた。福が来るように、復興が進むようにと、祈りを込めて。岩崎さんと共にW杯招致に奔走した浜登寿男さん(50・釜石シーウェイブス理事)はこう話す。「女将さんは、愚痴っぽいことを口にしても、数秒で切り替えて『前に進まねば』と、あっけらかんとしています。どんな負の要素もプラスに変え、エネルギーにして突き進むパワーがあるんです」ラグビーW杯は釜石復興につながる。岩崎さんも浜登さんも、同じ信念でここまで走り続けてきた。「ラグビーは、体格も性格もバラバラな人たちが勝利という目的に向かって、チームを1つにします。工業、商業、観光、漁業、農業と、それぞれの業種業態の人たちが、復興という目的に向かっていく姿は、ラグビーと重なるんです。バラバラにやっていては、うまくいきません。いろんな立場の人がW杯を目標に、チームとなって一緒に頑張る。そのW杯を通じて、市民が何を感じ、どう復興に生かすのか。大事なのはそこです」スタジアムの中央に立つと、岩崎さんは大漁旗を高く掲げた。カメラマンの要望に応えて、右に、左に大きく振る。原色が鮮やかな大漁旗が青空に翻った。「大漁旗を振っていると、いろいろなことが忘れられる。もう、前を向かねばと思うんですよね」9月25日14時15分キックオフ。フィジー対ウルグアイ。釜石にラグビーW杯がやってくる!
2019年03月11日JR東日本はこのほど、駅周辺でのホテル事業展開の一環として、さいたま新都心駅隣接地と釜石駅隣接地にそれぞれホテルを新規開業する計画を発表した。あわせて長野駅に隣接するホテルのリニューアルにも着手する。さいたま新都心駅隣接地に新設するホテルは、2015年5月着工予定の複合ビル「さいたま新都心ビル」(仮称)の5~10階に入居する計画で、約160室の客室を備える。ビジネス利用に加え、さいたまスーパーアリーナのイベントや入院への付き添いなどで訪れる人の利用も見込む。同ビルは地上20階地下2階建てで、1階には駅型保育園などの子育て支援施設、2~4階にはカフェ・飲食店などの商業施設が入居。11~18階はオフィス、19・20階はブライダル施設として使用する。ビルの開業は2017年初夏の予定。釜石駅隣接地では2015年春、客室113室を備えた地上7階建ての「ホテルフォルクローロ三陸釜石」が開業予定。「SL銀河」の車内をイメージしたコンセプトルーム「SL銀河ルーム」や、展望露天風呂付浴場、カフェスペースなどを設けたホテルになるという。長野駅に隣接する「ホテルメトロポリタン長野」では、建設中の長野駅善光寺口新駅ビルに連絡通路で接続する2階フロアについて、信州の魅力を紹介するエリアへと改装。客室についても、5~9階の197室と10階ジュニアスイートルーム1室のリニューアルを2015年春までに順次実施する計画だ。
2014年11月07日JR東日本盛岡支社はこのほど、「SL銀河鉄道(仮称)」の運転開始に合わせ、釜石線で駅名標のリニューアルを実施すると発表した。新しい駅名標は、1995(平成7)年、釜石線に「銀河ドリームライン釜石線」の愛称が導入された際、各駅に付けられたエスペラント語の愛称をイメージしたデザインに。従来は表示していなかったエスペラント愛称名も、日本語訳とともに表記される。駅名標の大きさはリニューアル後も変わらないとのこと。11月頃から順次設置を開始し、12月下旬までに釜石線の全24駅で設置を完了する予定だ。
2013年10月30日JR東日本盛岡支社は16日、気仙沼駅、盛駅、釜石駅、宮古駅のリニューアルを発表した。4駅とも工事を開始しており、12月上旬の完成をめざしているとのこと。東日本大震災で被災した三陸海岸沿岸部の活性化に貢献すべく、地域の拠点となる4駅がリニューアルされることに。デザインコンセプトは、「清らかな海、やさしい風の香り、美しい地形を感じる特徴をもった『親しまれる駅』 ~交流を生み出し、賑わいの場として、親しまれる駅~」(JR東日本盛岡支社)で、三陸海岸の特徴を取り入れたデザインとなる。リニューアルにあたり、気仙沼駅は「漁港のまち」、盛駅は「海岸のまち」、釜石駅は「鉄のまち」、宮古駅は「浜のまち」をそれぞれイメージしたという。気仙沼駅の駅舎は、三陸海岸の「岩」をイメージしたデザインに。岩を模したアプローチゲートを、駅舎の入口上部の庇(ひさし)で表現する。釜石駅では駅舎全体に「鉄」をイメージしたルーバーを配置し、宮古駅の駅舎は浄土ヶ浜をイメージした「砂浜」を表現したデザインに。現在は不通となっている大船渡線盛駅も、今回のリニューアルで駅舎にルーバー状の庇が配置され、待合室の窓や入口で碁石海岸の穴通し磯を表現するとのこと。なお、気仙沼駅に関しては一部列車の発着番線変更も発表されており、12月1日より新たに列車4本が1番線(駅舎側)発着に。一ノ関方面の大船渡線の列車21本(下り11本、上り10本)のうち、19本が駅舎側のホームを使用することになり、跨線橋の使用が少なくなることから乗換えなどの利便性が向上する。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月21日