「劇団EXILE」鈴木伸之が登場する特集ページが、4か月に一度の海外ウエディング情報誌「ゼクシィ海外ウエディング 2019 Spring&Summer」に掲載されることが分かった。『東京喰種トーキョーグール』『jam』「あなたのことはそれほど」「今日から俺は!!」など話題作へ出演する鈴木さん。同紙では、彼を起用した特集ページ「ハワイで男を上げる GROOM STYLE」が掲載される。今回の撮影が新郎姿初公開となった鈴木さん。タキシードスタイル、アロハスタイル、ビーチスタイル、トレッキングスタイルの4種類の衣装を着用し、中でも一番のお気に入りはタキシードだったそうで、「なかなか着る機会がないので気持ちがビシッとしますし、やっぱり男が一番かっこよくなれるスタイルだと思います!」と着た感想を述べた。また「将来的には結婚したいので、素敵な人を探したいと思います」と結婚願望を明かす鈴木さんは、「毎日ニコニコ笑っていて、なるべく喧嘩もせず、仲の良い家庭を築けたらと思っています」と理想の家庭像も披露。プロポーズは単刀直入に「結婚してください!」と伝えたいそうで、「思い出の場所でサプライズにトライしてもいいし、思い出に残る一日にできたらと思います」とロマンチストな一面も。さらに、「『この人だ!』と思ういい人に出会えたら、(自分の)性格的に明日にでもできます!」といった告白も飛び出したが、「現実的に考えると、腰を据えて自分の将来を考えられるようになっている30代半ばくらいにしたいかな」と真面目な結婚観も語った。一方、仕事面についても「挑戦する気持ちを忘れずに頑張っていきたいです!」と言い、プライベートでは「料理」に挑戦したいそう。ちなみに、得意料理は一番の大好物のハンバーグを作ることが多いそうだ。また、ほかにも2019年は英語やゴルフ、ピアノにも挑戦したいそうで、「プライベートでもやりたいですし、ゆくゆくは仕事の幅を広げるのにもつながったらいいと思います。まだまだ色々なことにトライしていきたいです!」と挑戦したいことがたくさんあると話している。「ゼクシィ海外ウエディング 2019 Spring&Summer」は12月22日(土)発売。※主要7大都市を中心に全国流通(cinemacafe.net)
2018年12月19日劇団EXILEのメンバーが総出演する映画『jam』(12月1日公開)の、鈴木伸之特別映像が19日、公開された。同作は、EXILE HIROプロデュースによる、鬼才・SABU監督の最新作で、劇団EXILEが総出演する。ファンの一人・雅子(筒井真理子)に付きまとわれている場末のアイドル演歌歌手・ヒロシ(青柳翔)、大切な彼女が瀕死の重傷を負ってしまい“善いこと”貯金をすれば彼女の意識が戻るのではないかと信じるタケル(町田啓太)、刑務所からシャバに戻りやくざに復讐を仕掛けるテツオ(鈴木伸之)、3人の人生が交錯する。明るく快活な喋りが魅力の鈴木が今回挑んだのは、自分を刑務所送りにしたやくざへの復讐を誓う男・テツオ。カナヅチ一つで殴り込みをかけ、セリフは一切なしという難役挑んだ、その恵まれた肢体からアクションを繰り出し、「体当たり」な演技を見せる。またテツオに吹っ飛ばされるメンバーの中には劇団EXILEのあの人やこの人が。派手なアクションの一方で、夜の街をただ闊歩する姿や、亡き夫の幻影を追い求める老いた祖母の車いすを押す姿からは体の中に渦巻く怒りや悲しみを漂わせる。
2018年11月19日タレントの鈴木あきえ(31)が19日、自身のインスタグラムを更新し、第1子となる男児を出産したことを報告した。鈴木は「私事ですが先日、無事に第一子を出産致しました。元気な男の子で母子ともに健康です」と報告。「出産には三日三晩かかり、分娩所要時間も53時間と体力勝負のお産となったのですが、元気な声を聞かせてくれた時はこれまで感じたことのない幸福感とホッとする気持ちで胸がいっっぱいになりました」と喜びをつづった。続けて、「妊娠報告から色々と見守ってくださった関係者の皆さま、活動やSNSなどでも色々と気にかけてくださっている皆さま、いつもいつも、ありがとうございました」と感謝。「たくさんの幸せを届けてくれた我が子に、自分がまわりの皆さんにいただいたような愛情をたっぷり注いで自分たちらしく育てられたらなと思います」と抱負を記し、「ここからまた新たな気持ちで私自身成長していけたらと思っていますのでみなさまこれからもよろしくお願いします」と呼びかけた。鈴木は昨年6月、テレビディレクターの一般男性と結婚。今年4月に妊娠を発表していた。
2018年09月19日歌手の鈴木亜美が10日、東京・神宮前のBA-TSU ART GALLERYで行われたホットヨガスタジオ LAVAとエイベックスのプロジェクト「ジューシーフェイスヨガ」のイベントに出席した。全国に店舗を展開する業界最大手ホットヨガスタジオLAVAとエイベックス・ビューティーメソッドが展開するコラボレーションプロジェクト「ジューシーフェイスプロジェクト」。その記念イベントにスペシャルサポーターの鈴木亜美が登場し、講師の指導の元、一般客とともに"ジューシーフェイスヨガ"に挑戦した。産後からヨガやピラティスをスタートしたという鈴木は「出産前はジムに通っていましたが、今はそういう時間もとれないので1時間の中で身体に無理のないように出産後から始めました」と育児の合間にヨガに勤しんでいるという。体調の変化については「変わりましたね。特に骨盤が開いたりして腰痛がすごかったんですが、それも治ってきましたし肩こりや首の痛みも治りました」と実感。また、ヨガの魅力を「普段深呼吸してないと気づくんです。息も止まっている時があって、気づいたら浅く呼吸しているんですよ。年齢を重ねていく度に頭にも酸素が回っていなくてイライラしがちですが、深呼吸して身体をストレッチさせるとすごい助かりますね。重たい物を持って筋トレするよりも、いくつになってもできるのがヨガの素晴らしいところだと思います」と熱く語った。鈴木は、2016年に7歳年下の一般人と結婚し、翌年には長男を出産。現在は育児に奮闘中だが、「息子は1歳半です、どんどん大きくなっている気がしますよ。腕白で元気なので頼もしくなってきました」とすっかり母親らしい顔つきで「デート気分で普段からお買い物やお出かけしたりしています」と幸せオーラ。そんな長男との楽しい時間を過ごしている鈴木だが、息子から「最近私のことをママじゃなくて『バアバ』と言っているんです。テレビで私を指して『バアバ』と言うので、私はバアバなんだと。結構ショックでした」と苦笑いを浮かべていた。
2018年07月11日『映画刀剣乱舞』(2019年公開)の第1弾ビジュアルとして、鈴木拡樹演じる三日月宗近のビジュアルが31日、公開された。同作は、名立たる刀剣が戦士へと姿を変えた“刀剣男士”を率い、歴史を守るために戦う刀剣育成シミュレーションゲーム「刀剣乱舞-ONLINE-」を原案に映画化。スマホアプリは500万ダウンロードを突破し、アニメ2本、ミュージカル、舞台など数多くのメディアミックスを成功させてきた。耶雲哉治監督がメガホンを取り、小林靖子が脚本を務める。この度明らかになった第1弾ビジュアルは、2.5次元舞台で圧倒的な人気を誇る鈴木拡樹演じる三日月宗近が、鋭い眼差しで前を見据えたものに。舞台『刀剣乱舞』でも同役を演じる鈴木は、他の共演陣と共に驚異的な身体能力を駆使し、殺陣やワイヤーアクションに挑戦してきた。撮影現場での過酷な戦いの日々が収められた作品となっている。同作には他、荒牧慶彦(山姥切国広役)、北村諒(薬研藤四郎役)、和田雅成(へし切長谷部役)、岩永洋昭(日本号役)、定本楓馬(骨喰藤四郎役)、椎名鯛造(不動行光役)、廣瀬智紀(鶯丸役)が出演する。(C)2019「映画刀剣乱舞」製作委員会(C)2015-2019 DMM GAMES/Nitroplus
2018年05月31日タレントの鈴木あきえ(31)が9日、自身のブログを更新し、第1子を妊娠したことを発表した。鈴木あきえ鈴木は「私事で恐縮ですが、この度、新しい命を授かりました。現在、妊娠5ヶ月で今秋出産予定です」と報告。「安定期に入り、こうして無事に報告できる日がきたことをとても嬉しく思っております」と喜びをつづった。そして、「新たに家族を迎えることを夫婦共々とても楽しみにしており、少しずつ大きくなるお腹をみては赤ちゃんを愛おしく想う日々です」と鈴木。仕事については「体調と相談しつつできる範囲で務めさせていただこうと思っておりますので、今後ともよろしくお願い致します」と記した。鈴木は昨年6月、テレビディレクターの一般男性と結婚した。
2018年04月09日東京・渋谷にあるギャラリースペースCASE TOKYOでは、写真家・鈴木理策の展覧会「Water Mirror」を1月20日から2月24日まで開催する。© Risaku Suzuki, Courtesy of Taka Ishii Gallery鈴木理策は1987年に東京綜合写真専門学校研究科修了後、写真による創作活動を始める。1998年に故郷の熊野をテーマに初の写真集『KUMANO』を出版し、2000年『PILES OF TIME』で第25回木村伊兵衛写真賞を受賞。2006年より東京藝術大学美術学部先端芸術表現科にて教鞭をとる。作品は、サンフランシスコ現代美術館、ヒューストン美術館、東京国立近代美術館、東京都写真美術館等に収蔵されている。展覧会では、昨年日本芸術写真協会と刊行した鈴木理策の作品集『Water Mirror』に焦点を当て、オリジナルプリントの鮮やかな色調が印刷によってどのように再現されたのか明らかにする試み。作品集はライフワークともいえる熊野での撮影の他、南仏のサント・ヴィクトワール山、セザンヌのアトリエ、桜、雪の作品群に続く、水面を主題とするシリーズ「水鏡」46点を収録。なお、1月27日の17時には鈴木理策と作品集のデザインを手掛けた田中義久によるトークイベントも開催される。【展覧会情報】Water Mirror会期:1月20日~2月24日会場:CASE TOKYO住所:東京都渋谷区渋谷2-17-3 渋谷アイビスビルB1時間:11:00~19:00休館日:月曜日、日曜日、祝祭日【書籍情報】『Water Mirror』出版社:CASE Publishingハードカバー/112ページ、作品46点/260×330mm発刊:2017年デザイン:田中義久
2018年01月10日第57作目となる大河ドラマ「西郷どん」の第1回完成試写会がNHK局内にて行われ、主演の鈴木亮平、鈴木さんの子ども時代を演じた渡邉蒼が揃って会見に出席した。「顔が似ているんですよ(笑)」と渡邉さんと顔を見合わせた鈴木さんは、「今日、不思議と緊張やドキドキがなく、それは間違いなく僕の中で自信があるからです。1話を見たら全47話を見たくなる作品なので、1年間、応援よろしくお願いします」と気合いの入ったメッセージを送った。明治維新を成し遂げた西郷隆盛の物語…林真理子原作、中園ミホ脚本で手掛けた「西郷どん」は、2度の島流しと3度の結婚を経て、徳川幕府を転覆させ明治維新を成し遂げた西郷隆盛の物語。男にも女にも「日本史上最もモテた男」という異名を持つ西郷の素顔は、脇が甘く、愚直でうかつで愛嬌あふれる唯一無二の男。第1回目「薩摩のやっせんぼ」では、まだ少年の西郷小吉(渡邉さん)が、恨みを持たれたほかの街の少年から刀で肩口を切られ、二度と剣が振れなくなるという宿命を描いた。渡邉蒼、鈴木亮平は「強いし、優しくて」元々、正座さえできなかったという渡邉さんだが、劇中では立派に小吉として躍動している。渡邉さんは、「思い入れがすごくあって、初めての経験がいっぱいあります。スタッフさんや鈴木さんの優しさに、いっぱい助けられて撮影してきました」と、隣に座る鈴木さんへ笑顔を向けた。共演前の鈴木さんの印象について、渡邉さんは「初めて会う前に『俺物語!!』を観て、強くてピュアでというイメージでした。実際に会ってみたら本当に強いし、優しくて、そういう本当の性格って映画とかを観てもわかるんだと思いました」と素直な感想を口にして、鈴木さんを照れさせる。そんな渡邉さんについて、鈴木さんは「蒼くんや、ほかの若い役者たちに拍手を贈りたいです。肩の傷に伴うコンプレックスを紡いで背負っていき、最後、(西郷)隆盛になっていく話なので、子どもたちの作ってくれた空気感がドラマに輝きを与えています」と、手放しで称賛。鈴木亮平、歴代“西郷隆盛”を観て「負けるわけにいかない」本作では、語りを『翔ぶが如く』で西郷を演じた西田敏行が務めた。鈴木さんは「撮影に入る前、歴代の人がやってきた西郷隆盛を一通り見たんですが、やっぱり西田さんの西郷さんが強烈で…」とプレッシャーを感じていたと吐露。「鹿児島弁も完璧ですし、じゃあ僕はどうやろうと。負けるわけにいかないので、(西田さん)以上を目指してかかろうとやりました」と言い、「目標でもあり、ライバルでもある西田さんにナレーションをやっていただけるのは心強かったです」と、しっかりとした口ぶりで決意を新たにしていた。2018(平成30)年大河ドラマ「西郷どん」は2018年1月7日(日)より放送開始、初回60分。(cinamacafe.net)
2017年12月06日テキスタイルデザイナー・鈴木マサルの展覧会「鈴木マサルのテキスタイル展 - 目に見えるもの、すべて色柄 - 」が、2017年12月9日(土)から2018年1月14日(日)まで、福岡・三菱地所アルティアムで開催される。自身のブランド「オッタイピイヌ(OTTAIPNU)」に加え、マリメッコなど国内外のメーカーやブランドでもデザインを手がけている鈴木マサル。鮮やかで奥行きのある色彩、そしてユーモア溢れるモチーフとダイナミックな構図がもたらす不思議な世界観にファンも多く、2012年からは各地で展覧会を開催し、好評を博している。福岡では初開催となる本展では、展覧会タイトルにもある"目に見えるもの、すべて色柄”をテーマに、彼がこれまでに発表してきたテキスタイルや傘、ラグ、ファブリックパネルなど、約100点の作品を展示。四方の壁、床、空間の全てが、鈴木マサルの色と柄で埋め尽くされる。なお、会期序盤には、デザインジャーナリストの高橋美礼を聞き手に迎えたトークショー、テキスタイルでオリジナル缶バッジを作るワークショップが開催されるほか、併設ショップ内ではオッタイピイヌのアイテムや書籍も販売する。【開催概要】「鈴木マサルのテキスタイル展 - 目に見えるもの、すべて色柄 - 」開催期間:2017年12月9日(土)〜2018年1月14日(日)※12月31日(日)、1月1日(祝)は休館日会場時間:10:00〜20:00入場料:一般 400(300)円、学生 300(200)円、高校生以下 無料※( )内は前売り料金/チケットぴあ・10名以上の団体料金※アルティアムカード会員・三菱地所グループ CARD(イズムカード)会員無料※再入場可■トークショー日時:2017年12月16日(土)時間:開場 13:45〜、開演 14:00〜 およそ90分会場:セミナールームA(イムズ 10F)参加費:500円 ※入場料は別途定員数:60名(自由席・要予約)予約TEL:092-733-2050(アルティアム)※予約開始は12月1日(金)より■ワークショップ日時:2017年12月17日(日)受付時間:13:00〜15:00会場:会議室(イムズ 8F)講師:鈴木マサル参加費:1つ 800円 ※限定100個(無くなり次第終了)※混雑状況によって、整理券を配布する場合あり
2017年11月10日映画『サバイバルファミリー』で、電気のない社会で文字通りのサバイバルを送り広げる一家を演じた小日向文世、深津絵里、泉澤祐希、葵わかなが1月22日(日)に行われた夫婦&カップル限定試写会に登壇した。『スウィングガールズ』『ハッピーフライト』の矢口史靖監督の最新作で、ある日突然、一切の電気が使えなくなった社会を舞台に、右往左往しつつも、何とか生き延びようと奮闘する家族を描く本作。過酷な状況(と撮影)をサバイブした小日向さんら鈴木一家の面々が、この日は“お悩み相談室”と銘打って、事前に寄せられた夫婦・カップルの悩みに答えた。日曜日の夜にそろって映画を見に来るというだけあって、さぞや仲のいい夫婦、カップルかと思いきや、その裏には意外な悩みや相手への不満が…!?30代の男性からは、妻に手料理を作るも、毎回評価が厳しすぎるそうで「嘘でも『おいしい』と言ってほしい」という悩みが…。小日向さんは「ウチは、女房に全部任せちゃってるので、ダンナさんが作るって素晴らしい」と称えつつ「奥さんにしたら『マズいもんなら作るな!』という言い分なのかな?」と推察。その上で「美味しいものをお互いに『美味しいね』って言い合うと楽しくなるので、2人の好みを近づけていくのがいい」と語り、妻に味付けなどについて、アドバイスを求めるべきだと語った。一方、深津さんは「ダンナさんは気が向いたら作ってるんでしょうか?奥さまにしたら『たまに作ってほめてもらおうなんて…』という気持ちもあるのかも」とあくまで仮定の前提ながらも妻目線で語り「ダンナさんも奥様の料理にいつも『おいしい』と言ってますか?“鏡”じゃないですけど、互いのコミュニケーションがあってこそだと思います」と語った。また50代の男性からは、子どもがもう大学生なのに、妻がなかなか子離れしないという悩みが。小日向さんは自身の家庭について「スキンシップはするけど、子離れはしていると思います」と明かす。泉澤さんは、まさに相談者や小日向さんのお子さんと同年代だが、子離れには子どもの力も必要とし「子どもの方から『もう大丈夫だよ』と言ってあげた方がいい。その方がわかってくれると思います」と主張。葵さんもこれに同調し「進路や受験のことは、子どもが自立してやるもの」と子どもの方から親離れをし、子離れを促すのがいいと訴えた。また、20代カップルの女性からは「(相手に)危機感を持ってほしい」というシンプルだが深刻な悩みが届いた。小日向さんは、これに「僕はこれはうまくアドバイスできない」と語るが、その理由は「僕も若いとき、全く危機感を持たずに付き合っていて、ことごとく捨てられた」からだという。「僕は全部、ハッピーなのに、寝耳に水で捨てられるんです。なんで捨てられるんだろう?何も悪いことしてないのに…」と若き日の苦い思い出を告白!司会者が「突然ではなく(ダメなところや文句を日々)言ってほしい?」と向けると「そうなんですよ!」と激しく同意。「突然、捨てるとか、たまったもんじゃない!」と怒りを爆発させるが、深津さんはここでも女性視点で「小出しに言ってると思いますよ」とあくまで男性側が気づかないだけだと冷静に返し、会場は笑いに包まれていた。そんなふうに小日向さんに厳しい深津さんだが、現場をふり返り「そこにいるだけでみんなをまとめる明るいエネルギーを持ってて、笑顔に何度も救われました!」とその存在の大きさを強調。そんな小日向さんが、1月23日(月)に63歳の誕生日を迎えることから、サプライズで泉澤さんと葵さんと共に、特製ケーキを用意して祝福。また主題歌を歌う「SHANTI」も駆けつけ、小日向さんのために主題歌「Hard Times Come Again No More」を熱唱!深津さんからは“ファーストバイト”ならぬ“サバイバルバイト”として巨大なスプーンでケーキを「あーん」で食べさせてもらい、小日向さんは満面の笑みを浮かべていた。『サバイバルファミリー』は2月11日(土・祝)より公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:サバイバルファミリー 2017年2月11日より全国東宝系にて公開(C) 2017フジテレビジョン東宝電通アルタミラピクチャーズ
2017年01月23日歌手の鈴木亜美(34)が13日、オフィシャルブログを通じ、前日に3,228グラムの第1子男児を出産したことを発表した。鈴木は、「昨日、1月12日に3228gの元気な男の子を無事出産致しました! 母子共に健康です」と報告。「小さな小さな身体から、少しフライング気味に一生懸命泣いて産まれてきてくれたベビくんを見た時には涙が溢れ、これ以上にない幸せな気持ちになりました」と感動の瞬間を振り返った。「抱きしめると落ち着いて寝ているベビくんを、これから守り、大切に大切に逞しく育てていきます!」と母としての決意を新たにし、「応援して下さった方々には、心から感謝しています、本当にありがとうございます!」「あみママ頑張ります」と、感謝の言葉と共に意気込みもつづった。昨年7月1日に7歳年下の一般男性と結婚。同月3日に発表し、妊娠中であることも明かしていた。
2017年01月13日木曜日連載、アート・ブックショップ「NADiff(ナディッフ)」各店による今読むべき1冊。今週は、森山大道、鈴木一誌の『絶対平面都市』。東京・恵比寿の東京都写真美術館内にあるミュージアム・ショップ、NADiff BAITEN(東京都目黒区三田1-13-3恵比寿ガーデンプレイス内 東京都写真美術館2F)によるご紹介です。■『絶対平面都市』森山大道、鈴木一誌「自分がトリップ状態にハマった感じのときは、かぎりなく街の表面だけをペラペラに撮りたい、タタミイワシのように撮りたいっていう気持ち、ありますね」これまで様々な街を撮り、数々の写真集を出版してきた、森山大道。その写真には「時」を感じないのはなぜなのか?なぜリアルであるはずの都市が、森山の写真の中では限りなくグラフィカルに見えるのか?森山は、カメラを通してどのように都市を見ているのか?こうした疑問を紐解くべく、ブックデザイナーの鈴木一誌がインタビューした対談をまとめた本書。2005年以降の既出の3つの対談に、さらに本書が初出の対談が5本集録された。写真を通して「都市の平面図をつくりたい」という森山大道の、写真の撮り方の話に始まる2人の対談。コントラストが強く、粒子の粗い写真でおなじみの森山。その作風から「ワイルドに見られる」というが、実は写真を撮るとき「内実はひるみっぱなし」と、率直に語られる言葉には、意外な素顔も垣間見られる。写真集の話では、「なぜ断ち切りが多いのか」「なぜノンブルをいれないのか」「タテ位置二枚の組み合わせに編集の力量が知れる?」といったブックデザイナーならではの、マニアックな視点で森山の写真集をとことん掘り下げる。マニアックな視点で語られる話から、やがて浮き彫りになる森山大道の「写真観」。写真の中の「平面都市」の秘密を知ったとき、きっとあなたも森山大道よろしくノーファインダーでカメラを構えた気分で、見慣れた街をペラペラにしたくなる。ファン必読の1冊。現在、東京都写真美術館では、リニューアルオープン後初となるコレクション展として、「東京・TOKYO」展が開催中。森山大道の写真も出品されている。「東京」というわたしたちにとって見慣れた都市をテーマにしながら、写真を通して様々な角度でその全容を掘り下げようという試みだ。本書は、そうした写真を見るにあたって、新たな見方を提示してくれる1冊となるのではないかと思う。【書籍情報】『絶対平面都市』著者:森山大道、鈴木一誌出版社:月曜社432ページ/190×126mm発売日:2016年11月価格:2,750円
2016年12月01日写真家の森山大道とブックデザイナーの鈴木一誌の共著『絶対平面都市』と、森山の最新写真集『Osaka』の刊行を記念したイベント「写真家 森山大道 1996 路上の犬は何を見た?」が、11月25日の19時から21時まで東京・恵比寿のNADiff a/p/a/r/tにて開催される。森山大道は、『NORTHERN』や『犬と網タイツ』などを出版している写真家。一方、鈴木一誌は、杉浦康平のアシスタントを12年間務めた後1985年に独立したブックデザイナー。映画や写真の批評も手掛けており、著書には『画面の誕生』『ページと力』『重力のデザイン』『「三里塚の夏」を観る』などがある。今回のイベントはトークと上映会の二部構成となっており、前半では1996年に放送された、大阪で森山大道の撮影の様子を取材したドキュメンタリー番組「写真家 森山大道 1996 路上の犬は何を見た?」を上映。ブレイク直前であった58歳の森山大道が、撮影や暗室作業などに勤しむ様を目にすることができる貴重な機会となっている。後半では、森山と鈴木に加えて同番組のプロデューサーでもあり、日本テレビでルーヴル美の迷宮へシリーズ」などの美術系の番組制作を担当するプロデューサーの岩間玄を迎えたトークショーを開催。森山の写真家としての原点や、大阪の街を、『絶対平面都市』へと向かう森山の歩みなどについて聞くことができる。トーク終了後にはサイン会も行われる予定だ。【イベント情報】「写真家 森山大道 1996 路上の犬は何を見た?」会場:NADiff a/p/a/r/t住所:東京都渋谷区恵比寿1-18-4会期:11月25日時間:19:00~21:00
2016年11月22日歌手の鈴木亜美(34)が、1日に一般男性と結婚したことが3日、明らかになった。所属事務所を通じて、直筆のファックスで発表した。鈴木は現在妊娠中で、来年1月に出産予定。鈴木は、「この度、私事ではありますが、兼ねてからお付き合いしていました一般男性の方と7月1日に入籍いたしました」と報告。「彼とは去年の12月に出逢い、お付き合いが始まりました。一緒に過ごす中で、ありのままの私をいつも優しく見守ってくれて、そして、男らしく力強く、私を支えていてくれるそんな誇らしい姿に、人生を共に歩んでいける存在として意識し始め、この度、結婚の運びとなりました」と経緯を説明した。続けて、「来年の1月には私も母になります」と妊娠も発表し、「こんなにも愛おしくて大切に想える家族が私にも持てた事を、本当に幸せに思います」と喜びいっぱいにコメント。「半年間という短い交際期間ですが、お互いに支え合い、笑顔で暖かいささやかな家庭を築いていきたいと思います」とつづった。そして、「これまで支えてきてくれた全ての皆様に感謝しております」と感謝の思いを伝え、「まだまだ未熟ではありますが、これからもどうぞ宜しくお願い致します」と呼びかけた。
2016年07月04日三島由紀夫の最後の戯曲『ライ王のテラス』が鈴木亮平主演で蘇る! 1月28日、この製作発表会見が都内にて行われ、鈴木のほか、出演の倉科カナ、中村 中、吉沢亮、大野いと、神保悟志、鳳蘭、演出の宮本亜門らが登壇。大作へかける意気込みを語った。舞台『ライ王のテラス』 チケット情報カンボジア最強の王と呼ばれ、今もなお圧倒的な存在感を誇るアンコール・トム遺跡のバイヨン寺院を建設したジャヤ・ヴァルマン七世王を主人公にした、壮大なロマンの物語。今回は1969年と1974年に北大路欣也が主演して以来の、久々の上演となる。主役を務めるのは、鈴木亮平。開口一番「今回は本気です!…もちろん今までの作品も全部本気ですが、今回は一番本気です!!」と話す。その鈴木はドラマ『天皇の料理番』で20キロ減量するなど、肉体改造をして役に挑む俳優として知られるが、「ジャヤ・ヴァルマン王は、三島さんが「完璧な肉体を持った王である」と書き、美しい、若い、爽やか…と色々な形容詞で肉体を褒めちぎっている。それに見合う肉体を作り上げなければいけない。そして精神と肉体が対立する話ですので、それに見合うよう精神を高めていかなければならない。様々なハードルをクリアしなければいけないので、今回は本気です」とのことなので、今回もぜひ注目を。さらに鈴木は、「肉体と精神を極限に高めて、世界遺産であるアンコール・トムのバイヨン遺跡を作り上げたこの王様の熱量に負けないだけの熱量で臨みたい。アンコール遺跡に負けない、千年残る舞台を作り上げたいと思っています」と意気込みを話していた。そして演出を手がけるのは、国内外で高い評価を得ている宮本亜門。「大学の頃からこの作品が好きで、誰か上演してくれないかな、できたら自分が演出をしたい…と思い続けてきたので、嬉しいです。今回は、日本人とカンボジア人両者による国際プロジェクトチームでの上演で、カンボジアに行ってオーディションもしてきた」と、興奮気味に話す。その言葉どおり、カンボジアの伝統舞踊・音楽が使用されるそうで、この日の会見には、来日メンバーによるカンボジア伝統舞踊のパフォーマンスも披露され、早くもかの地の風を日本に届けていた。なお鈴木は王を演じるのも初めてとのことで、シェイクスピア劇などでよく王を演じている吉田鋼太郎にその心構えを相談したところ「大きい声! あと、いつでも“お前、死刑”と言えるマインドを持っていること」と言われたそう。そのエピソードを聞いた宮本が「それ、全部忘れてください!」と慌て、共演者一同がいっせいに笑い声を上げる一幕も。公演は3月4日(金)から17日(木)まで、東京・赤坂ACTシアターにて。チケットは発売中。
2016年02月01日人気少女マンガを実写化した『俺物語!!』の初日舞台あいさつが10月31日に、都内で行われ、主演の鈴木亮平をはじめ、ヒロイン役の永野芽郁、坂口健太郎、鈴木砂羽、寺脇康文、河合勇人監督が登壇した。舞台あいさつ/その他の写真見た目はイカツイが心優しい15歳の高校生・剛田猛男が、恋や友情に一途に奮闘する姿をコミカルに描く本作。わずか1カ月間で体重を30キロ増やし、役作りに臨んだ鈴木は「妥協せず、やれることはやった。ただ、若くないし、絶世の美男子でもない…。映画を見てくださる方がいるのか不安だった」と葛藤を明かし、「今日は集まってくださりすごくうれしいです。ありがとう!そして好きだあ!」と客席に向けて、猛男ばりの雄叫びを披露した。ハロウィンにちなみ、「どんな仮装がしたいか?」と質問されると、鈴木は「この映画で中学生、高校生を演じたので、次は小学生がいいですね。自分の限界を試したい」と笑いをさそった。舞台あいさつには、鈴木が役作りのために増量した30キロと同じ重さの“猛男かぼちゃ”も登場し、「これだけの重さが、(体に)ついていたなんて」と当の本人も驚いた様子だった。鈴木の役作りに対しては、「とにかく食べて食べて、さらにジムにも通っていて、すごかった」(坂口)、「菓子パンをプロテインで流し込んでいたよね」(寺脇)と称賛のコメント。周囲の心配をよそに、鈴木本人は「先日、人間ドックを受けましたが、すこぶる健康でした」と余裕の表情だった。劇中には、鈴木がラップ越しの坂口を相手に“キスの練習”をするシーンもあり、「本番前に、とりあえず歯は磨こうって話になって(笑)。うがい薬で口をゆすいで、歯を磨く自分になぜかキュンとしました」(坂口)、「ラップがあるとはいえ、やっぱり(歯を磨くのが)マナーかなって」(鈴木)。人気俳優の“胸キュン”トークに、会場は大いに盛り上がった。『俺物語!!』公開中取材・文・写真:内田 涼
2015年10月31日5月5日(火・祝)、東京中央区銀座一丁目に建つ鈴木ビル1階に、「一冊の本を売る書店」をコンセプトにした新しい本屋「森岡書店銀座店」がオープンした。同店を運営する株式会社森岡書店は、茅場町で10年来書店を営んできた森岡督行氏と、「Soup Stock Tokyo」や「PASS THE BATON」などを運営する株式会社スマイルズ代表の遠山正道氏の参画によって実現した新しい店舗だ。「森岡書店銀座店」は、ある会期、一種類の本を中心に運営される。会期中は、一冊の本から派生する展覧会が行われる。森岡氏は、茅場町店で出版記念展を繰り返し開催してきた中で「筆者と読者のあいだに幸福な会話が生まれる現場」に立ち会い、こうしたイベントを継続して行う書店を運営したと考えるようになったという。「森岡書店銀座店」がグランドオープンとなった5月5日(火)には、第一弾の企画として「沖潤子展「PUNK」at 森岡書店銀座店」が開催されている。会期は、5月18日(月)まで。また第二弾は、5月19日(火)~31日(日)で湯沢薫の初の写真集「幻夢 Day Dream」を取り上げる。(5月25日は休業)「森岡書店銀座店」がオープンした鈴木ビルは昭和4年竣工の近代建築であり、東京都歴史的建造物に指定されている歴史ある建物だ。戦中期には名取洋之助が主催する「日本工房」が入居していたことでも知られている。「日本工房」は日本の文化や近代化を海外に伝えるグラフ誌「NIPPON」の刊行するなどし、写真家では土門拳や藤本四八が参加し、デザイナーでは山名文夫、河野鷹思、亀倉雄策、熊田五郎(後の熊田千佳慕)らが参加。日本写真界やグラフィック・デザイン界を牽引する先駆者を多く輩出した。森岡氏は、この場所で出版記念展を行うに写真史、デザイン史の面から意義を感じているという。ロゴデザインは、「takram design engineering」の渡邉康太郎氏と山口幸太郎氏が手掛け、フルサポートとして、ビー・エヌ・エヌ新社 吉田知哉氏も関わっている。また茅場町にある森岡書店の店舗は、これまで通り「森岡書店茅場町店」として運営される。新生した「森岡書店銀座店」は、今後の企画展やイベントの開催など、新しい本屋として、作者、読者の出会いの場になると期待が寄せられている。(text:Miwa Ogata)
2015年05月18日ベイクルーズのブランド&「鈴木えみ」とのコラボ商品!株式会社ベイクルーズが運営するイエナ スローブ(IENA SLOBE)は、人気モデルの鈴木えみとのコラボレーションによる、お洒落なファッション商品を発表する。秀でたセンスを持つカリスマ“えみちぃ”で愛される、鈴木えみとのコラボで実現したファッションアイテムは“今、身につけたい物”がモチーフだ。同ブランドならではのガーリーな雰囲気とともに、流行スパイスがブレンドされた素敵なコレクション!IENA SLOBEのブランドコンセプト“今を自由に生きる、女性の為のリアルクローズ。伝統的な価値観をベースに流行を常に取り入れる。あくまでも自分らしく、活動的に生きる女性の為の洋服。ガーリッシュで気ままな雰囲気の中に、品の良さを感じるラインナップ。形にとらわれることのない、遊び心あふれる大人のスタイリングを提案”などが、おもな同ブランドのコンセプトという。鈴木えみについて1985年生まれ。“えみちぃ”などの愛称で親しまれ、日本のファッションモデルとして活動。1999年のデビュー以来、テレビやCM、ファッション雑誌および写真集など幅広い分野で活躍している。(画像はプレスリリースより)【参考】・株式会社ベイクルーズ プレスリリース (PR TIMES)・株式会社ベイクルーズ
2015年05月04日ライフスタイルファニチャーブランド「アルフレックス(Arflex)」が、テキスタイルデザイナーの鈴木マサルとコラボレーション。特別展「MARENCO×鈴木マサル」が4月21日まで、アルフレックスショップ大阪で開催中。鈴木マサルは多摩美術大学の染織デザイン科を卒業後、粟辻博デザイン室に勤務。やがて独立すると、05年からファブリックブランド「オッライピイヌ(OTTAIPNU)」を主宰している。その後はフィンランドの老舗ファブリックブランド「マリメッコ(marimekko)」のデザインを手掛けるなど、これまで様々なメーカーやブランドのプロジェクトに携わってきた。今回のイベントは家具とテキスタイルデザインの楽しさを伝えることを目的に、昨年東京で開催された展示会を再現。アルフレックスのシンプルな家具に、鈴木の大胆かつ鮮やか、そしてユーモラスな要素を併せ持つデザインが融合している。中でも注目なのが、ブランドを代表する「マレンコ(MARENCO)」のコラボモデル。このソファーはデザイナーのマリオ・マレンコが一瞬のうちに描いたスケッチから生まれたもので、無駄のない個性的なフォルムは、発売から40 年経った現在でも多くの人々に愛され続けている。コラボ作品の一つ「ダンス(DANCE)」(3人掛け/78万8,000円)は、鈴木が“攻める”気持ちで手掛けたという、日常使いのリアリティから逸脱したデザインが特徴。「色も柄も、なるべく合わないようなものを隣に並べた」という鈴木の言葉通りに、名作ソファーが現代アートのように芸術的な姿へと生まれ変わっている。一方、「パーク(PARK)」(3人掛け/74万2,000円)はシャープなモダニズムとは対局の存在として、可愛らしく感情移入のしやすい動物をモチーフに使用。ソファー全体を1枚のキャンバスとして捉え、座面や肘掛けなどを横断するようにプリントした。その中で、各パーツ間で分断され、結合されたモチーフが絵画的に表現されている。これと良く似た技法を用いているのが「バルーン(BALOON)」(3人掛け/61万2,000円)だ。マレンコのフォルムにも似たドッドモチーフを横断的にプリントすることで、予測出来ない変則的なパターンが誕生。あたかもソファの形が変化しているような錯視を生み出している。素材にはマレンコの定番である麻を用い、一版ずつ手捺染でプリントした。更に、木目の方向にまで気を配り、途切れることなく流れるようなフォルムを生み出しているチェア「リン(RINN)」(5万3,000円から)でも、今回鈴木とのコラボが実現。座面にマレンコにも用いられた全20種類のファブリックを使用し、アートな感性をプラスしている。また、音響メーカー「バング&オルフセン ジャパン」とコラボし、今年3月に発表された「BeoPlay A9」の限定スピーカーカバーも出展される。今回のコラボについて、鈴木は「異なる技術で作られた3種類のテキスタイルに包まれたマレンコは、皆さんの知っているあのクールなマレンコとはまったく別の姿を見せました。色柄が空間を漂い、人の心の中で揺らぎ、高揚させ、形にならない感覚が新しいリアリティとなって生活を、そして環境を変えていくのです。モダンデザインとカワイイデザインが絡み合い、テキスタイルによって劇的にソファー自体が、環境が、変わっていくその瞬間。皆様、是非高覧下さい」と語っている。【イベント情報】MARENCO×鈴木マサル会場:アルフレックスショップ大阪住所:大阪府大阪市中央区南船場4-2-11 ベネトン心斎橋ビル6階会期:4月10日から21日まで時間:11:00から19:00まで(10日は18:00から20:00まで)休館日:4月15日
2015年04月18日鈴木おさむが作・演出を手がける舞台『美幸 -アンコンディショナルラブ-』に、大島優子、鈴木浩介の出演が決定。2016年5月、東京・本多劇場、大阪・サンケイホールブリーゼで上演する。本作は鈴木が、妻の森三中・大島の学生時代にあったいじめ経験に着想を得て書下ろしたふたり芝居で、2012年と2013年に山崎樹範、鳥居みゆきの出演で上演されている。書道コンテスト優勝をきっかけに学校で執拗ないじめにあい悲惨な学生生活を送った過去を持つ女・美幸が主人公。彼女は会社で出会った元役者の雄星に、自分の過去と同じ境遇を感じ“無償の愛”を捧げることを誓うが、その愛は次第にエスカレートして、雄星を悩ませるすべての人々に復讐を企てていく。今回タイトルロールの美幸を演じるのは、先ごろ映画『紙の月』で日本アカデミー賞優秀助演女優賞を受賞した大島優子。美幸の憧れの存在である雄星をはじめ、男性登場人物5役をひとりで演じ分けるのは舞台、ドラマで活躍する人気の個性派俳優・鈴木浩介。ふたりは出演決定にあたり以下のコメントを寄せている。■鈴木浩介おさむさんの奥様は大島さんですよね。今回ご一緒させていただくのも大島さん。ダブル鈴木、ダブル大島、不思議なご縁を感じております。まさか、僕の名字が鈴木だからキャスティングされたわけではないですよね?おさむさん、優子さん、ご一緒させていただくのを楽しみにしております。全力で頑張ります。■大島優子以前から、作品によって様々な表情を持つ鈴木浩介さんの演技に憧れていました。今回ご一緒できて大変光栄です。舞台上の二人芝居でどういう世界を作れるか今から楽しみで、興奮しています。いかに衝撃的に、そしてリアルに美幸を演じられるか、おさむさんに身を委ねて最後まで喰らいついていきたいです。
2015年03月17日(画像はプレスリリースより)「鈴木ちなみ」さんが、ゲストとして登場した「フォーエバーマーク」のプレスイベント!フォーエバーマークは、オープン1周年記念で作られた、特別のダイヤモンド ティアラを披露するプレスイベントに、人気モデルの「鈴木ちなみ」さんをゲストとして招待した。また、フォーエバーマークはダイヤモンドのブランドで、オープン1周年記念として作られた、「フォーエバーマーク ダイヤモンド ティアラ」を一般に公開する、WISP対象店舗の巡回展示イベントを実施するという。「フォーエバーマーク」について、世界にあるダイヤモンドのわずか1%未満といわれる、とても貴重なダイヤモンドで、ダイヤモンドの表には、厳選されたダイヤモンドの証明として、ブランドアイコンおよび個別認証ナンバーの印がある。鈴木ちなみさんは、「フォーエバーマークに関係する方々の正しく、清く、美しい気持ちが感じられ、誇りを持って身につけられるダイヤモンド。普段からダイヤモンドを着こなせる女性になりたい」(Forevermark株式会社 プレスリリース PR TIMESより)と、笑顔で述べた。「ティアラの展示」と、クイズイベントの内容は?1周年記念によって作られた、スペシャルなフォーエバーマーク ダイヤモンド ティアラを一般に公開する。ティアラの展示期間について、「WISP銀座本店」は7月24日~8月3日で、「WISP心斎橋本店」は7月9日~7月13日までとなっている。そして実施される「個別認証ナンバー末尾あてクイズ」について、WISP心斎橋本店や、WISP銀座本店などで実施され、期間は7月18日~8月17日までで、クイズに正解した方には、「フォーエバーマーク オリジナルミラー」が贈られる。さらに、クイズ参加賞ではステキなプレゼントが用意されており、アイテムを購入された方には、ステキな特典が付いてくるという。(クイズや展示についての詳細は、フォーエバーマークまで)【参考】・Forevermark株式会社 プレスリリース (PR TIMES)・Forevermark株式会社
2014年07月10日(画像はプレスリリースより)NATURALI 1day株式会社ドリームエンタテインメントが、鈴木えみさんをイメージモデルとして起用しているカラコン「NATURALI 1day」は、6月12日(木)に新色の販売を開始。「チャーミンググレー」「チャーミングブルー」「チャーミンググリーン」の三色が仲間入りです。ブランドコンセプト「ナチュラリ」のコンセプトは「自然なカラコン」。会社にお勤めの女性でも装着できる色、大きさ、装着感にこだわっています。「カラコンをつけていることを悟られない」ままで目のドレスアップが可能。「みんなにちょうどいいカラコン」です。商品概要度数は度なし(±0.00)、度あり -0.50~-9.00まで30種類の度数が揃えられています。使用期間は1日。10枚入りで1600円(税抜)。新登場の色たち「チャーミンググレー」はグレーのナチュラルなグラデーションにダークブラウンのふちどりをしたもの。自然で大人っぽい印象に仕上がります。「チャーミングブルー」はブルーのグラデーションにダークブラウンのふちどり。自然なのに、どこかいつもと違う印象。「チャーミンググリーン」は深みのあるグリーンの発色で、ハーフのような瞳の仕上がり。オフィシャルサイトでは、鈴木えみさんの瞳で、印象の違いもチェックできます!【参考】・鈴木えみさんをイメージモデルとした、 1日使い捨てカラコン「NATURALI 1day」に新色登場!!・ナチュラリ
2014年06月15日女子向けのAVがわりと広く認知されてきています。なかでも女子の人気をかっさらっているのが、一徹こと鈴木一徹さんで、女子によっては「いってちゅ(ハートマーク)」と呼んでいたりします。さて、そういう女子向けのAVには、一徹さんの「女子を悶絶させる、一徹様の超イケているテクニック」だけではなく、一徹様が身悶えしているかのようなシーンもたくさんあります。今回は、イケメン一徹様など世のイケメンが悶えているシーンはどこなのか?5つご紹介したいと思います。今夜、彼氏にご紹介するテクニックを使ってみてはいかがでしょうか。■1.手でシコシコ+乳首コリコリイケメン一徹様も男です。前戯のときにはちきれそうなほど大きくなったアソコを手でシコシコされつつ、乳首をコリコリされると、なんということでしょう!一徹様の口から吐息が!乳首はくすぐったいから苦手、という男子もいますが、女子のテクニック次第で開発することもできますので、チャレンジしてみてはいかがでしょう。■2.パンツの上からフェラパンツの上からフェラをする。つまり「もっとすごいことは、ちょっとお預けね!」ということをすると、なんということでしょう!一徹様のアソコから我慢汁が溢れ出し・・・・・・。これから先の期待度が大きくなるテクニックには、テンションも上がればやる気もでるでしょう。■3.Tシャツの上から乳首コリコリソファに並んで座っているシーンから、女子が我慢できなくなり、でも「エッチしよ!」とは恥ずかしくて言えないので、女子は一徹様の乳首をTシャツの上からコリコリし始めます。すると、一徹様は、身悶えしつつ、でも(一徹様なのであくまでも冷静に)キスを始めます。でも男から見るとはやく確信に触れてほしいという気持ちがバッチリ読み取れます。■4.我慢汁で亀頭クチュクチュさて、一徹様も女子も全裸になりました。一徹様は紳士なので、先にクンニなどで女子を気持ちよくさせています。が、一徹様も舐めながらひそかに気持ちいいとお感じのようで、パンツを脱ぐと我慢汁が溢れています。その我慢汁を亀頭につけて指でクチュクチュすると、いつもはクールな一徹様が、ちょっと笑顔になりました。女子が「されてるだけ」ではなく、積極的にエッチを楽しもうという意欲がまた良いのかもしれません。男優をやっていてよかった!と、その表情は言っているように見えましたが、これは男の偏見でしょうか?■5.後ろから抱きついてシコシコ女子向けのAVはわりと品のいいカットが多く、女子が後ろから一徹様に抱きついてからのエロ開始・・・・・・というシーンもあります。女子が後ろから抱きついて、その流れでシコシコ・・・・・・。一徹様のお口から、小さな声で「んん・・・・・・」とか「んあ・・・・・・」という声が漏れ聞こえ・・・・・・。おっぱいを彼の背中に押し付けつつ、という合わせ技ならさらに喜ばれるんじゃないでしょうか。■おわりにいかがでしたか?女子向けのAVはプロセスを重視するようで、そこには男子を焦らせまくってその気にさせる女子がやりやすいテクニックがバッチリ写っています。男子向けのAVは、「絵的に美しく」なかったり、あからさまに女性がMの役割だったりしますが、美しさを保ちつつ、男女ともにSっぽくもMっぽくも振舞ってみたい!という(いわば当たり前の)女性心理を見事についている女子向けのAV。もちろんドM願望がある女子のために、そういうシーンも用意されています。ぜひ参考にして、彼氏を悶えさせてみてはいかがでしょうか。(ひとみしょう/ハウコレ)
2014年02月23日※画像は、鈴木奈々オフィシャルブログ より結婚が決まり幸せいっぱいの鈴木奈々さんのプロデュースファッションモデルでタレントの鈴木奈々さんが、オフィシャルブログでプリシラとのコラボレーションをしたウィッグ商品のプロデュースをしたことを発表した。自身も雑誌やファッションショーの際にプリシラのアイテムを利用している。鈴木奈々さんは、同じくファッションモデルの益若つばささんの大ファンで、イベントやファッションショーの追っかけをしていたところ、Popteenのスタッフにスカウトされた。その後、Popteen専属モデルとなり、誌面で単独企画を任されるなどの看板モデルとして活躍。卒業後は、EDGE STYLEに移籍をし、テレビ番組などでも活躍をしている。自宅で簡単にイメージチェンジ今回発売されるウィッグは5種類。元気印の鈴木奈々さんのトレードマークでもあるツインテールのシュシュやポニーテール、前髪ウィッグなど使い勝手のよいアイテム。オフィシャルブログでは、実際につけてポージングをした鈴木奈々さんのカットも見ることができる。発売日程はまだ決定していないが、2013年11月予定。最近では、地毛が短いままでもロングヘアを楽しんだり、普段はできない髪色をウィッグで楽しんだりしている人も多い。エクステでは、毎回の手入れも不便だし、気軽に変更もできない。ウィッグなら、自宅で簡単に装着出来、違うタイプを楽しむことが簡単にできるのも、人気の秘密だろう。【参考】▼プリシラ▼鈴木奈々オフィシャルブログ実年齢マイナス20歳!愛用者の91%が満足する魔法のコスメとは?(9月3日)4カ月老ける研究結果も!! 知らないと怖い「お肌の悪習慣」(8月29日)元の記事を読む
2013年09月11日昨年4月よりテレビ東京にて放送されたテレビドラマを映画化した長谷川博己主演作『映画 鈴木先生』。来年1月の公開を前に、テレビ東京の2大人気ドラマ「鈴木先生」と「孤独のグルメ」が奇跡のコラボレーションを果たすことが明らかとなった。本作は、2007年文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞を受賞した武富健治の人気コミックを原作に、平凡な中学教師である鈴木先生(長谷川さん)が、教育現場の常識を打ち破る独自の教育理論“鈴木メソッド”を駆使して、理想のクラスを作り上げようと奮闘する姿を描く。商用で日々いろいろな街を訪れ、そして一人、ふと立ち寄った店で食事をする井之頭五郎の食事シーンと心理描写を綴った「孤独のグルメ」との今回のコラボレーション。その驚くべき内容は、現在放送中の「孤独のグルメ Season2」最終回直前となる回で、主演の松重豊演じる井之頭がふらりと訪れた北千住のタイ料理屋さんに、ゲスト出演者として黒縁メガネとループタイに身を包んだ鈴本(=鈴木先生)が隣に座っているというもの。奇しくもモノローグが多い両者の、“悩めるメニュー選び”対決が繰り広げられるという。長谷川さんは「食べるのって、結構恥ずかしいですね。松重さんが、いかに『美味しく食べるのが上手いか』という事を思い知りました。完全に惨敗でした(笑)」と早くも負けを宣言!?松重さんは「別の現場で一緒のときに(長谷川さんが)、『孤独グルメ』のファンで、出演したいと言ってくれたので、気楽な気持ちで呼んだんですけど、前日にメールをしたら、『緊張しています』って返事が来たので、少しびっくりしました(笑)」と明かし、さらに「よくよく考えると、このドラマは食べ方をさらけ出しますからね。人が食べているのを見ると、腹も減るし、腹も立つし、うらやましく思うし…。食べる行為っていうのは、芝居とは別の特別な行為なんだなって思いました」と共演で改めて感じた“美味しく食べる”ことへの難しさについて語った。魅せる食べ方はさて置き、今回のメニュー選び対決、果たして軍配はどちらに上がるのか!?12月19日(水)に放送される「孤独のグルメ」での、2人の勝負のゆくえを見届けてみて。『映画 鈴木先生』は2013年1月12日(土)より角川シネマ新宿ほかにて公開。「孤独のグルメ Season2」は毎週水曜23時58分~、テレビ東京系にて放送。■関連作品:映画 鈴木先生 2013年1月12日より、角川シネマ新宿、丸の内TOEI、渋谷TOEI ほか全国にて公開© 2013 映画「鈴木先生」製作委員会
2012年12月10日経済キャスターの鈴木ともみです。今回は、前回に続く、連載コラム『経済キャスター・鈴木ともみが惚れた珠玉の一冊』夏の特別企画・スペシャル対談の第ニ弾/後編です。対談のゲストは『世界恐慌への序章 最後のバブルがやってくる~それでも日本が生き残る理由~』の著者・大阪経済大学 経営学部 客員教授の岩本沙弓さんです。同書は多くの読者の共感を得ており、すでに4刷のベストセラーとなっています。公式データを基にしたファンダメンタルズ分析やテクニカル分析に加え、第三の分析・裏取り&裏読みを駆使した岩本さんならではの鋭い洞察。その奥深い分析力にあふれた内容は、私たちの知識欲を満たしてくれると同時に、心をも動かしてくれます。今回は、同書の『隠れテーマ』も探りつつ、できる限り真実を浮かび上がらせる対談を目指しました。鈴木 : 前編でお話いただいた『日本破綻論』『円高悪玉論』といった私たちにとっては当たり前の解釈となっている考え方が、実は「巧妙なプロパガンダのもとに成り立っている」その事実を知らされないのは恐ろしいことですね。岩本 : そうなのです。特に『円高=悪』の考え方は、あらゆる事実を覆う隠れ蓑になっていますから、経済も金融マーケットもゆがめられてしまいます。鈴木 : いきなり核心に触れてしまいますが、具体的に何をするため、何を守るために『円高=悪』のプロパガンダが必要なのでしょうか。岩本 : 端的に言えば、いつでも必要な時に、ドル買い円売りの為替介入をしたいため…ということになるのかもしれません。鈴木 : 橋本元首相のコロンビア大学でのコメントについては、頭サビで会話をしたがる欧米人と、起承転結で話を進めようとする日本人との差がはっきり出ましたね(笑)。当時は、日本のマスコミも、米国メディアが発信した情報をそのままのニュアンスで伝えました。こういった要人発言をつぶさに検証するスタイルは、いかにも岩本さんらしいです。橋本元首相の実際の行動の裏に隠れている本音と建前が見えてきますよね。岩本 : 結論を言ってしまえば、日本が米国債を買ってあげる事で、米国の借金を穴埋めしてあげてるわけです。当時の日米構造協議のなかで、橋本元首相はこんな記録を残しています。それは「米国がドルの価値維持に関心がないならば、こちらも交渉手段の一つとして日本が保有する米国債を売ってもいいのですよ」と言いたくもなったということ。ドル安のなかで、日本がドル買い介入をし、米国債を購入する。その後為替が円高になると、米国は自国の借金を目減りさせることができるのです。鈴木 : 『円高=悪』のプロパガンダを信じると、日本のドル買い円売りの為替介入がある度に、為替のトレンドが変わるのではないか、株式相場が好転するのではないか…などと期待を寄せてしまいがちですが、それではなかなか収益が上がらないままの状態になりますね。岩本 : そうなのです。やはり冷静な判断が必要で、仮に自分が少数派だったとしても、思い込みを捨て、相場をニュートラルに見極めることが大切です。プロパガンダ抜きの本当の相場の姿を知ることが、収益を上げるための第一歩と言えます。鈴木 : その上で、この本のメインタイトル『世界恐慌への序章 最後のバブルがやってくる それでも日本が生き残る理由』というお話が活きてくるわけです。同書は、プロパガンダ抜きで、これからの相場の姿を見通していきましょう! という内容です。ズバリ、今年から2016年にかけて米国主導のバブルになるとの分析ですね。岩本 : はい。量的緩和策による過剰流動性のなかで、バブルが生まれます。バブルが生成される場所は、金融市場であり、コモディティ(商品)市場となります。鈴木 : 投機マネーが金融市場に流入してくるということですね。分析のなかで、私が「おや?」と思ったのは、『金の部分本位制』の話です。『金本位制の再開』をも視野に入れつつのドル高、ドルの復活ということですね。岩本 : 金部分本位制は極論ですが、実は通貨体制は約30年単位で変化してきています。1944年ブレトン・ウッズ体制(金本位制)→1971年ニクソン・ショック(変動相場制)→1999年ユーロ誕生。30年間を一つのスパンとすると、次の新しい通貨体制が確立するのは2030年頃となります。その「大転換」に向けて世界は動き始めている、そのようなイメージです。鈴木 : 2030年というと、まだ十数年先の話ですが、その長期的な見通しのなかで、短期的には、今年中にもドル高円安に転換するというお考えですか?岩本 : そうですね。今年は世界が注目する一大イベントとして米大統領選があります。もちろん、結果は出ていませんが、大方はオバマ大統領が二期目も就任するだろうとの予測のようです。であるとするならば、過去に二期に渡って政権を握った例を振り返ると、レーガン、クリントン、ブッシュといずれも一期目と二期目とで、為替政策をガラリと180度転換させているのです。仮にオバマ大統領が再選を果たした際には、これまでのドル安政策からドル高政策へと大きく舵をきって転換させる可能性があると考えられます。ただ、今から決め打ちする必要はなく、オバマ再選、そして来年の1月の一般教書演説を聞いて、ドル高転換を確認してからこちらも行動すればよいと思います。鈴木 : なるほど。ドル高への流れは条件次第で始まると言えそうですね。その流れのなかで展開される金融市場のバブル相場の内容や近未来の見通しについては、第1章「資本主義最後のバブルがやってくる」、第8章「恐慌前のバブル相場はどう動くのか近未来の予想」をじっくりお読みいただきたいですね。世界恐慌前の限定相場だということを前提とした上で!岩本 : そうですね。予想通りにバブル化したならば、2015年末までには全ての投資を引き揚げるイメージはしっかり持っていただきたいと思います。鈴木 : 岩本さん、今回も貴重なお話をありがとうございました。岩本 : ありがとうございました。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月09日経済キャスターの鈴木ともみです。今回は、連載コラム「経済キャスター・鈴木ともみが惚れた珠玉の一冊」夏の特別企画・スペシャル対談の第ニ弾/前編です。対談のゲストは『世界恐慌への序章 最後のバブルがやってくる~それでも日本が生き残る理由~』の著者・大阪経済大学経営学部客員教授の岩本沙弓さんです。同書は多くの読者の共感を得ており、すでに4刷のベストセラーとなっています。公式データを基にしたファンダメンタルズ分析やテクニカル分析に加え、第三の分析・裏取り&裏読みを駆使した岩本さんならではの鋭い洞察。その奥深い分析力にあふれた内容は、私たちの知識欲を満たしてくれると同時に、心をも動かしてくれます。今回は、同書の”隠れテーマ”も探りつつ、できる限り真実を浮かび上がらせる対談を目指しました。鈴木 : お互いのコラムを読み合う仲ではありますが(笑)、対談は久しぶりですね。岩本 : そうですね。半年ぶりでしょうか。鈴木 : その間に、ベストセラーを出されまして…。すでに4刷、すばらしいですね。岩本 : 本当にありがたいことです。鈴木 : この『最後のバブルがやってくる』は、何度でも読み返したくなる経済書です。内容もかなり”ガチ”ですよね!「ガチ・ガセ=本物・偽物」で言う所の「ガチ」、そして本気の「ガチ」という両方の意味(笑)。岩本 : ありがとうございます。鈴木さんにそう言っていただけると嬉しいです(笑)。鈴木 : 「ガチ」だからこそ、浮かび上がってくる真実が、全編に渡って表現されています。そうしたなか、見えてくるのが「隠れテーマ」でして。岩本 : 「隠れテーマ」ですか…?鈴木 : はい。「ベストセラーの経済書に騙されるな!」というテーマです。岩本 : なるほど。そのように読み解いてくださるとは。鈴木 : と、言いつつも、こちらの本も堂々のベストセラーなんですけど(笑)。岩本 : …複雑です(笑)。鈴木 : 「ベストセラーの経済書に騙されるな!」の観点から読み進めていきますと、まずは、増税論議が騒がしいなか、日本の財政問題の矛盾点がみつかってきます。それは公式データを精査していけばわかることだったりしますね。岩本 : 私は、青山学院大学の大学院で、もともと経済企画庁におられた小峰隆夫教授の「経済白書を読む」という講義を受講していた時期があるのですが、小峰先生の授業は、データを基に経済的な真実は何かというアプローチが徹底されていて、とても興味深いものでした。「一般に信じられている説、ベストセラーの経済書にある説が正しいとは限らない」ということや、「データの中にこそ真の答えがある」ということを教えていただいたのです。鈴木 : どうしても、日本の債務対GDP比が220%近いとか、借金時計が1000兆円を超えたなどという情報が入ってくると、不安と焦りが募ってきますね。岩本 : もちろん、無駄な借金はすべきでないですし、中長期的な収入と支出のバランスを取ることは必要です。意味のない為替介入により、負債を増やすこともよしとすべきではないでしょう。ただ、経済学的に不適当な数字を基に、すぐに日本破綻論を掲げるのはとてもナンセンスなことだと思うのです。そもそも、基本中の基本の考え方として、「海外からの借金で成立している国」と、「自国内で収支を賄えている国」とでは、話は180度変わってきます。債務国でなければデフォルトは起きないのです。鈴木 : 岩本さんは、外為ディーラー業務の第一線にいらして、まさに現場の感覚を知ってらっしゃいます。マスメディアを通して私たちに伝わる情報に、やはり違和感を覚えるものですか?岩本 : 今は現場から離れているわけですが、いざ離れてみると、現場にいる頃には当たり前とされていたことが、市場取引の世界では全く別の解釈をされていることに驚きます。『円高悪玉論』もそのうちのひとつです。実際、日本が輸出大国なのかどうかを調べていけば、正しい結果が導き出されるはずなのです。鈴木 : 数で言えば少数の大手輸出企業=国際優良企業ですが、「円高に困っている」という声は大きく伝わってきます。例えば新聞などでよく目にする「1円円高が進むと、数百億円、あるいは数千億円の損失が出る」といった試算です。岩本 : 円高になると必ず登場する話題ですね。これも正確な数字と事実を知る必要があります。鈴木 : 『円高悪玉論』については否定できるデータが次々と出てきますね。なのに、当たり前のごとく根づいていている。まるで『円高=悪』という公式を浸透させたい勢力が存在するかのようですが…。岩本 : 実際、大手輸出企業のなかには円高を理由に下請けの中・小企業に対して支払うべき額から消費税を免除してもらうケースも出てきているようです。つまり、中・小企業側は消費税分の損失を被ることになります。一方、親会社である大手輸出企業側は海外の取引先に対してもともと消費税を払う必要はないわけですから、下請けの中・小企業に払う消費税分だけ得することになる。鈴木 : なんだか『円高悪玉論』はあらゆるご都合主義の言い訳にされている感じですね。さらにまだまだありそうな…。岩本 : そうなんです。もっと大きなスケールで『円高=悪』のプロパガンダが存在していると言えます。詳しくご紹介しましょう。(後編に続く)【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月02日経済キャスターの鈴木ともみです。今回は、連載コラム『経済キャスター・鈴木ともみが惚れた珠玉の一冊』夏の特別企画・スペシャル対談の第一弾の後編です。対談のゲストは『カリスマ出口汪の人生を変える! 最強の「話し方」塾』の著者・予備校講師の出口汪さんです。仕事ができる人、魅力のある人は、やはりそれなりの「話し方」が身についているものです。話し方一つで人の印象は大きく変わります。人を説得する、人を引きつける、人から好印象を持たれる「ワンランク上の話し方」とは…? 今回も前編に続きビジネスパーソンの皆さんに向けて「話術の極意」をお伝えしたいと思います。鈴木 : 上手な話し方の第一歩は、他者意識を持つこと、そして論理的に話すこと。読者の皆さんもだいぶ整理できたかと思います。では、逆に他者意識を持たない「迷惑な話し方」というのは具体的にどのような話し方を指すのでしょうか?出口 : 例えば、前置きが長い話し方などです。本人にしてみれば、丁寧な話し方をしているつもりかもしれませんが、聞いている人にとっては、これほど迷惑な話し方はありません。もし、それが会議の場であるならば、長々と前置きしている人は、そこに出席している人全員の時間の合計を無駄にしていることになります。前置きは短くするべきです。また、頭に浮かぶ順序で話す人も迷惑な話し方の典型です。聞いている人は、話し手が何を話すのか、全く見当がつかなくなります。しかも、言葉は発せられたらすぐに、次々と消えていきます。相手(聞き手)が他者であるという意識を持って論理の順序で組み立てて話すことを心がけるべきです。鈴木 : 「出だしが重要」というのはとてもよく理解できます。私も日本FP(ファイナンシャルプランナー)協会の認定講座『FP会話塾』で、「出だし=頭サビ」の重要性について解説しています。話し方においては『結・起・承・転』の順序が大切だと。文章の世界では、『起承転結』が基本とされていますが、話し言葉で伝える際には『結』をまず最初に持ってくることが肝心なのだと思います。そして『結』の後に『起承転』、場合によっては『結・起承転・結』。こう解説すると、受講生の皆さんも納得して下さいます。出口 : それはわかりやすい表現ですね。確かに『結』を出だしに持ってくるというのは大切ですね。話の順序や組み立て方が上手になれば、自然と伝わりやすい話し方になっていくはずです。そこがクリア―できたならば、次は話のネタや内容です。私が予備校講師として数多くの講義を成立させることができたのは、さまざまな話(ネタ)のストックをためることができたからです。ストックが自分の中で蓄積されると、このストックを話せば上手くいくという自信も出て、堂々と落ち着いて話をすることができます。ぜひ、ストックノ―トを一冊持つことをおすすめします。そして、話のネタ=ストックは、三回話すと良いと思います。鈴木 : 数多くのストックを持つことで自信にもつながり、人前で話すときもあがらないようになってくるのでしょう。出口先生はめったにあがることなんてないのでしょうね。出口 : 今となっては、人前で話すことであがることはなくなりましたが、もともとは私自身もあがり性だったのです。人前に出るとしどろもどろになりました。鈴木 : それは意外です。どのようにして克服されたのですか?出口 : やはり経験値を上げることが大切です。プロの話し手でない限り、人前で話すときに緊張しない人なんてなかなかいません。あがるのは、(1)自信がない、(2)経験不足、のどちらかが原因です。鈴木 : 私も自分の講義の中で、あがる原因は三つあると説明しています。(1)結果に対するあがり(準備不足のため自信がない)、(2)状況に対するあがり(人前で話すことの経験が少なくて不安)、そして(3)は、(1)(2)が混在するあがり。やはり経験を積むことが大切ですよね。出口 : なるべく人前で発言したり話したりする機会を増やすこと。経験の量が満たせない場合は、質を高めることが必要です。だからこそ、打ち合せや会議の場では積極的に発言するように努めましょう。鈴木 : お話をうかがっていると、「話し方のプロ」である出口先生も、もともとはあがり性で、他者意識に欠けた「迷惑な話し方」をされていたのだなぁと、ある意味ホッとします(笑)。そうしたなかで「論理」が後天的に身につくものなのだということも、出口先生ご自身が実感されてきたわけですよね。出口 : そうなのです。「論理」というのは言葉の使い方の技術であり、「論理的な話し方」というのは、もともとの頭の良さとは関係なく、後から習得できる技術なのです。だからこそ、あらゆる人が身につけることができる武器になるわけです。ぜひ、その努力を惜しまないでほしいと思います。鈴木 : 努力という点では、出口先生もかなり一心不乱に邁進された時期があったのですか?出口 : 私の場合は、予備校講師になって2、3年目の頃だったと思います。まさに死に物狂いの時期でした。鈴木 : 他者を意識した「論理的な話し方」を身につける訓練というのは、今から始めても遅くないわけですよね。出口 : はい。後天的な技術なのですから。ですので、ビジネスパーソン(特に若い方々)にはその訓練を積んでもらいたいと思います。私たちは死ぬまで生涯会話をし続けます。無自覚なうちにしているかもしれない「迷惑な話し方」を少し見直してみてはいかがでしょうか?ちょっとした工夫、ほんの少し会話に論理という技術を持ち込むだけで、仕事の進み方も、人生の方向性もきっと大きく変貌するはすです。鈴木 : 感情語ではなく、互いに論理語で話すようになれば、会話のキャッチボールもスムーズになり、有意義な会話の時間が増えるのだと思います。と同時に、表層的な会話が減り、互いの理解度が高まって、真の人間関係が築きやすくなるのかもしれませんね。私も、日常から「論理的な話し方」を意識して過ごしたいと思います。出口 : ただ、時には親しい人との間での「感情語」や「愛撫語」も必要だと思いますよ!鈴木 : そうですね(笑)。上手にオン、オフと、言葉をコントロールしていければ会話そのものを楽しめるようになりますね。出口先生、今回は実践的なお話をありがとうございました!出口 : ありがとうございました。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月19日経済キャスターの鈴木ともみです。今回は、連載コラム『経済キャスター・鈴木ともみが惚れた珠玉の一冊』夏の特別企画・スペシャル対談の第一弾(前編)です。対談のゲストは『カリスマ出口汪の人生を変える! 最強の「話し方」塾』の著者で、予備校講師の出口汪さんです。仕事のできる人、魅力あふれる人は、やはり好印象の「話し方」が身についているものです。話し方一つで人の印象は大きく変わります。人を説得する、人を引きつける、人から好印象を持たれる「ワンランク上の話し方」とは…? 今回はビジネスパーソンの皆さんに向けて「話し方のプロ」が伝授する”話術の極意”をご紹介したいと思います。鈴木 : 出口先生、お久しぶりです。12年ぶりの再会ですね。出口 : お久しぶりです。私がラジオ講座を担当していた頃以来ですね。私の(現代文)ラジオ講座の番組プロデューサーだったのが鈴木さんでした。当時は本当に多忙でしたし、毎日喋り続けていました。予備校の650人教室はすべて満杯、90分の講義を一日四回、六時間以上も喋り続け、その合間をぬって、ラジオ講座の収録に臨んでましたね。鈴木 : 一日に6時間以上も喋り続ける職業なんて、なかなかないですよね。出口 : そうですね。でも、それを続けてきたからこそ、私はあることを自覚するようになったのです。それは、私は『話し方のプロ』であるということです。鈴木 : 私が出口先生と出会った時には、すでに「話し方のプロ」という印象でした。昔から話すことがお得意だったのですか?出口 : いいえ、もともとは話をするのが苦手でした。私はどちらかと言うと、感覚的な人間でして、今でも家族や親しい人からは、何が言いたいのか分からない! と文句を言われます(笑)。きっと、私の頭の中にスイッチがあって、オンになれば論理的で伝わりやすい話し方となり、オフになれば感覚的でラフな話し方になるのだと思います。鈴木 : 私が出口先生と会話をするときは、常に明快かつ論理的でわかりやすいというイメージです。きっと、スイッチがオンになってらっしゃるのでしょうね。出口 : そうなのだと思います。本来、感覚人間である私が、「話し方のプロ」として一応生業を立てることができたのは、スイッチをオンにし、『論理』という武器で伝達する方法を持ったからなのだと思います。この方法は、訓練によって後天的に習得できるのです。鈴木 : 後天的…という事は、論理的な話術は誰にでも習得可能ということになりますよね。ズバリ、「論理的に話す」「論理語で話す」ために必要なこととは何ですか?出口 : まずは、”他者意識”をしっかり持つことです。それが上手な話し方の第一歩となります。出口 : 実際、他者意識を持つことができずに話している人は、私たちの周りにもたくさんいるのです。何を言ってるのかわからない、意味不明な話し方をしている人や、一方的に喋り続ける人、会話のキャッチボールが成立しない人etc…私はこういった話し方をする人のことを「迷惑な話し方」をする人と表現しています。鈴木 : 「迷惑な話し方」…なかなか本人は気づくことができないのでしょうね。実は、私も日本FP(ファイナンシャルプランナー)協会の認定講座「FP会話塾」で「好感度アップの話し方」について講義しているのですが、そこで最初に受講生の皆さんに教えているのがこの「他者意識」についてです。まず、「人の話を聞くことは疲れる」ことなのだと伝えています。聞き手は目(視覚)を使い、耳(聴覚)を使い、頭(理解力)を使いながら、話を聞く。これはとても疲れる作業です。話し手は、聞き手の状態を理解し、聞いてもらうための努力と意識を持つことが大切です。さらに、「コンテクスト=文脈」についても触れています。コンテクスト能力とは、聞き手側が、話し手の話す内容の文脈や背景を類推しながら理解する力のことを指します。日本人はこのコンテクスト能力が最も高いとされていますよね。その順番はアジア人>アラブ人>欧米人なのだそうです。つまり、日本人は聞き手としての能力が高いということです。それにより、話し手が「迷惑な話し方」をしていても、聞き手の能力によって、なんとなく会話が成立してしまう…。日本人が論理的に話すことが苦手な背景には、一方で、聞き手としての能力が高いという側面もあるのだと思います。出口 : よくわかります。思いやりは日本人の特性ですから、相手がいかに「迷惑な話し方」をしていても、それを理解してあげようとする姿勢が常にありますよね。どんなに話し手の話が抽象的で、他者意識に欠けた感覚的な話し方であっても、それほど不穏な空気にならない。ただ、そうは言っても、結局、話し手として、「感覚的な話し方=感情語での話し方か」ら抜け出せないままでは、話術はいっこうに上達しないのです。鈴木 : 出口先生が説く「論理」の基本はとてもわかりやすいですよね。同書では、「話し方」に必要な三つの論理が記されています。『イコールの関係』『対立関係』『因果関係』の三つです。これらの言葉の規則を知れば、「迷惑な話し方」から論理的な話し方へと変わっていくことでしょう。ぜひ読者の皆さんには、第一章「「3つの論理」を意識するだけで話し方はガラリと変わるー「伝わる話し方」に必要な論理の基本」をじっくりお読みいただき、最強の話し方を習得してほしいですね。(次回、後編へ続く)【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月12日経済キャスターの鈴木ともみです。連載『経済キャスター・鈴木ともみが惚れた、”珠玉”の一冊』では、私が読んで”これは”と思った書籍を、著者の方へのインタビューを交えながら紹介しています。第18回の今回は、山口義正さんの『サムライと愚か者 暗闘オリンパス事件』(講談社)を紹介します。「これは真実である。情報提供者を秘匿するため、登場人物のうち「深町」だけを仮名とし、一部の人物・固有名詞については名を伏せたが、すべて実在の人物、企業等である。日時や場所についても特段の事情がない限り、発表資料や電子メールのやり取りの記録などから可能な限り正確を期した」。今回ご紹介する『サムライと愚か者暗闘オリンパス事件』は上記のような「ことわり書き」から始まります。今やオリンパス事件と言えば、日米欧の捜査当局が大規模な動きを見せた一大経済事件として、誰もが知っている事実です。であるにもかかわらず、敢えて「ノンフィクションの書」であるという「ことわり書き」を記していることに、私は最初、疑問を抱きました。しかし、同書を読み進めるうちに、その疑問は解かれ、確かに「ノンフィクションの書である」という「ことわり書き」が必要なのだ、という思いを抱くようになっていきます。登場人物たちの個性豊かなキャラクター、事件の発端となる情報提供から次第に明かされていく東証一部上場企業・オリンパスの重大な秘密、「個人の力」が玉突き状態で結びついていき、大企業の経営者を追及していくストーリー…。それはまるで、筋書きのある小説を読んでいるかのようで、もしかして大部分が脚色なのでは? と思わずにはいられないほど起伏に富み、緊迫感に満ちているからです。実際、著者である山口義正さんご自身も、取材した際にこんなふうに語って下さっています。「わざわざ『これは真実である』と書いておかなければ、そうとは信じてもらえないと思ったんです。話の展開があまりにもジェットコースター的だからです」。ちなみに「これは真実である」という始まり方は、映画『大脱走』の冒頭部分へのオマージュという意味も込められているのだそうです。映画にも詳しい山口さん曰く、話の展開は『大脱走』というよりもむしろ『スティング』に近いとのことですが… よって、同書は紛れもなく「ノンフィクションの書」です。それを意味する「ことわり書き」を頭に入れ、そこを改めて意識しながら本書を読み進めていくと、「個人の力」を信じるようになり、心の中に「勇気の翼」が生えてきます。と同時に、私たち一人ひとりの日本人が形成する「日本社会の弱さ」も浮かび上がってきます。まずは同書のタイトル解説も記されている『あとがき』からご紹介しましょう。「正義」を心の中心の近くに置く個人の情報提供によるスクープ記事に別の個人が共鳴し、さらなる個人の連鎖によって世界を揺るがす経済事件が明るみになる。個人がつながりながら、重大な秘密を解き明かしていく様子は、まるで推理小説を読んでいるかのようです。しかも、個人一人ひとりの個性が鮮明です。まずは、その登場人物の一人である「深町」氏についてご紹介しましょう。彼は「オリンパス事件」における最初の情報提供者であり、著者である山口さんの友人(カメラ仲間)です。上記・プロローグに記されている深町氏による旅先での告白。この告白を機に、「オリンパス事件」の全貌が明かされていくことになります。深町氏からの情報提供はさらに続き、ついに、山口さんはオリンパスの取締役会資料を始めとする内部資料を手にし、巨額の損失処理について追及し始めます。その様子は、『第一章「潜行取材」のしかかる秘密の重さ』に詳細に記されていますので、ぜひ、じっくりお読みください。企業会計について、今一度整理できる内容にもなっています。さて、ストーリーの最初の登場人物である深町氏は、まさに「暗闘オリンパス事件」の出発点となる重要人物です。このような重要キャラクターは他にも次々に登場します。例えば、月刊誌『FACTA』編集主幹の阿部重夫氏。阿部氏のジャ―ナリスト魂がこのストーリーを盛りたて、厚みを増させていきます。山口さん(当時は匿名)の執筆による「FACTA」2011年8月号における「オリンパス事件」スクープ記事の掲載。ここから玉突きのような連鎖が始まります。そしてこの連鎖は、あのマイケル・ウッドフォード元社長が登場人物として加わることにより、ギアチェンジし、さらに加速化していくのです。こうしてストーリーも佳境に入ってきます。続きの話もかなりの見せ場。ウッドフォード元社長と、菊川元会長が直接対峙する場面です。舞台はランチミーティング。よくぞここまで再現できたものだと感心せずにはいられない、迫力あるシーンとなっています。まさに「サムライが挑む一騎打ち」のシーンとでも言いましょうか。私は何度も読み返しました。ぜひとも、読んでその様子をイメージしていただきたいシーンのひとつです。そして、そのやりとりから約2カ月後、ウッドフォード氏は社長職から解任されることになります。この取締役会にて解任されたウッドフォード氏は、すぐさま英国に帰国すると、フィナンシャル・タイムズやウォールストリート・ジャーナルなどの経済誌へオリンパスが抱える問題について語り、英国SFO(重大不正捜査局)へも通報。オリンパス問題は、一気に海外で急展開を見せ始め「オリンパス不正疑惑事件」へと重大化していきます。世界中の注目が集まるなか、本事件のスクープを放った山口さんのもとに、新たな人物が現れます。この人物がとても興味深い。米国人ながら肩書は僧侶。その僧侶「ミラー・和空」氏は、第四章のタイトルにおいて「怪僧」と評されているほど、個性豊かな人物です。先程触れたウッドフォード元社長と、菊川元会長が直接対峙するランチミーティングの場面を克明に再現できたのも、このミラー・和空氏からの情報提供によるものでした。「果たしてミラー・和空氏とはいったい何者なのか?」「ウッドフォード氏とはどのような関係にあるのか?」「山口さんとはどのようにして知り合ったのか?」そのあたりについては『第四章「怪僧登場」 暗闘の記録』に書かれています。とても魅力的な重要人物です。ミラー・和空氏から提供されたまさに「暗闘の記録」をもとに、紆余曲折の激闘の日々の中、山口さんの取材も、事件の追及も進んでいくことになります。そして、同書に記されている一連のストーリーには、この記事において紹介しきれない「個人」たちがまだまだ登場します。一人ひとりの「個人」が次々に連鎖していく過程、まさに「点」が「線」となり、連なっていく物語が描かれていくのです。2011年10月26日。菊川会長兼社長は退陣します。その頃、オリンパスを巡る騒ぎは一段と激しさを増し、野田佳彦首相も英フィナンシャル・タイムズでのインタビュー記事で「今回の騒動はルールに従う市場経済国として日本の評価を貶める恐れがある」と懸念を表明、海外に次いで日本政府も重大事件として認知するようになってきました。さらに、金融面でも、外資系証券会社はオリンパスの投資判断レポートの作成を停止し、金融取引を見合わせ始めます。オリンパスの格付けも引き下げられます。そして11月8日。ついにオリンパスが膝を屈する日がやってきます…。年が明けて2012年2月16日。東京地検特捜部と警視庁は、菊川元会長兼社長を始め7人を金融商品取引法違反(有価証券報告 書の虚偽記載)の容疑で逮捕します。逮捕者のなかには、野村証券OBの横尾宣政(現・被告)も含まれていました。横尾被告はオリンパス社外の人物です。詳しくは、同書の第六章『野村証券OBたち』に書かれています。ビジネス・経済・マーケット関連の書籍では、なかなか明かされない事実が記されています。個人的には、金融関係の方々にこそ、お読みいただきたい章と言えます。さて、このように「オリンパス事件」は、会社を私物化する経営者、そこに群がる闇の人物たちによってもたらされた許されざる経済事件です。と、同時に『「個人」の力こそが全うな価値の源泉なのだ』ということを教えてくれた事件だったようにも思います。その点について、スクープした記者であり同書の著者でもある山口さんに直接うかがいました。「私は、この事件を通して『個人』の力はバカにできないという認識を新たにしています。この本に登場する人物、つまり私に情報提供してくれたり、協力してくれたりした個人たちは、今でもお互いに全く面識のない人たちです。そんな個人の力が連鎖して、事件の全貌をほぼ明らかにすることができました。個人の力は世の中、社会を突き動かす原動力であり、価値の源泉なのです。日本社会では、どうしても『無事是名馬』、事なかれ主義の『和』を重んじ、自分がおとなしくしていればうまくまとまるという価値観が根づいている面があります」。「実際、オリンパスの社員も、皆おとなしく親切で、いい人の集団という社風なのだそうです。でも、組織が暴走しているなか、皆が事なかれ主義で『和』を乱すことを恐れていたら、誰も暴走を止めることはできない。私の好きな言葉に『アマは和して勝つ、プロは勝って和す』という名言がありますが、まさに、個人一人ひとりが立ち上がり、力を発揮した先に、健全で高尚な『和』が生まれるのだと思います」。健全で高尚な「和」の源泉は全うな個人の力にある。確かに山口さんのおっしゃる通り、全ての価値を形成する上での基本はそこにある気がします。さらに源泉という意味では、人の心のなかに存在する「正義」も挙げられるのではないでしょうか。その点についても伺いました。「実は、この本の本文には『正義』という言葉は全く出てこない。『あとがき』でやっと使った言葉です。正義というと、どうしても青臭く気恥ずかしく…この言葉を使うことによって、事実や主張が安っぽい伝わり方をしてしまう気もします。さらに『正義』という言葉を禁じ手としたのは、『正義』は『真理』よりも一段低いところにあると思うからです。ですので、記事や本文では敢えて使っていません。ただ、ジャーナリズムの出発点は、やはりこの『正義』からスタートしなくてはいけないのだと思います。それはジャーナリズムの世界に限らず、世の中、社会全てに言えることかもしれない」。「この本の『あとがき』で、私は夏目漱石の小説『坊ちゃん』のワンシーンを引用しています。主人公の坊ちゃんが生徒から悪戯されたとき、生徒をどう処分するかを決める職員会議で、坊ちゃんの盟友である山嵐が弁じたてるシーンです。『教育の精神は学問を授けるばかりではない、高尚な正直な、武士的な元気を鼓吹すると同時に、野卑な、暴満な悪風を掃蕩するにあると思います』。この台詞には、『サムライ』の根本、基礎要件が託されています。『サムライ的なるものは何か』をはっきりと描いた言葉であり、今の日本人に足りないものを過不足なく表現しているのだと思うのです。つまり、ウッドフォード元社長が私に手向けた言葉『サムライ』とは『高尚で正直で元気な者』を指す言葉だということです」。そもそもこの「サムライ」という言葉は、日本人ではない英国人のウッドフォ―ド氏から発せられた言葉です。今回の「オリンパス事件の解明」は、たまたま英国人のナイトが経営陣の一員であったことが、大きく影響していますが、問題が生じたらすぐに隠し、それを事なかれ主義のまま、予定調和な結末に導こうとする日本人のみの集団であったとしたら、いったいどのような結末を迎えていたのでしょうか? その点についても山口さんの見解を伺いました。「英国人であるウッドフォード元社長が経営陣にいなかったら、今回の問題は、事なかれ主義のもとに、大きな事件にもならず、うやむやにされていたかもしれません。日本人と欧米人との差は、問題があるとわかった時に、どう対応するか、その問題を隠し続けるのかどうかに表れます。実は、この本のタイトルの元になったウッドフォード元社長の問いかけ『日本人はなぜサムライとイディオットが極端に分かれてしまうのか』について、最初は私も『単純な二元論で片付けられる問題なのだろうか』と違和感を持ちました。でも、今回の『オリンパス事件』からもわかる通り、日本人はこうした二元論を避けることで、『誰に責任があるのか』『本来、どういう解決策が求められるべきだったのか』をうやむやにしてしまいがちで、そこに問題の根源があるのだとわかりました」。「結局、日本社会においては、不正を働いた旧経営陣と不正を明らかにしようとしたウッドフォード元社長が喧嘩両成敗という結果になってしまった…。私たちは、そのことに対してもっと違和感を覚えるべきだと思います。欧米であれば違った判断や処分が下されたことでしょう。この点における日本(日本人)と欧米(欧米人)との違いは決定的です。ただ、『個人』ということをベースに考えれば、私たち日本人一人ひとりの心のなかにも『サムライ』は住んでいるのだと思います。今もなお、オリンパスの不正を正したいという個人からの情報が寄せられ続けていることからも、それは確かです。一方で、密告社会化することを危惧する声もありますが、限りなく黒に近いグレーを発見した時に、グレーゾーンとして見てみないフリをするのか、膿を出し切ることで健全な成長、発展へとつなげていくために立ち上がるのかは、『サムライ』としての個人の正義感に委ねられるのだと思います。私もジャーナリストとして『サムライ』でありたいと思っています」。私自身、「サムライ」という言葉は、好きな言葉です。本書を読み、いざという時には「サムライ」として振る舞いたい、そんな勇気の翼を与えてもらえた気がしています。ただ、山口さんご自身のなかでは、もっと別の感覚をお持ちのようです。「この本は、勧善懲悪の話ではありません。『読者の皆さんも、すっきりとした読後感を感じていないのでは?』という気がしています。というのも、真実をできる限り追及しながら、あいまいな形で事件が幕引きとなってしまった…。『オリンパス事件』は日本社会・日本人を象徴する事件だと言えますが、それを完全に打ち崩すことはできなかった。その意味では、私は『敗者』かもしれません」。勧善懲悪にはならなかった…その点では「敗者」。ジャーナリスト魂は、そういう感覚と心得を持った人に根付くものなのでしょう。日本を象徴する事件「オリンパス事件」は、決して終わった事件ではなく、まだまだ続いている事件であると言えます。今回の事件では、たまたま英国人のナイト(騎士)が経営陣の一員であったことが、大きく影響していますが、問題が生じたらすぐに隠すことに注力しようとする日本人・日本社会の体質が変わらない限り、似たような事件はいくつも浮上してくることでしょう。すでに日本社会のあちらこちらに潜在している事なのかもしれません。経済事件に関心のない方でも、「個人の力とは?」「日本人とは?」「日本社会とは?」など、根本的な命題を改めて見つめ直すことのできる一冊です。映画を観ている、小説を読んでるかのごとく、共感せずにはいられないノンフィクションストーリー。まさに珠玉の一冊です。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年05月10日