ロックバンド「RADWIMPS」の野田洋次郎が映画初主演することで話題の『トイレのピエタ』の公開を記念して、5月30日(土)~6月5日(金)、渋谷・アップリンクにて松永大司監督過去作品一挙上映が決定。本作の未公開シーンも盛り込んだメイキング映像も上映されることが明らかになった。画家への夢を諦めてフリーター生活を送っていた宏(野田洋次郎)。余命3か月と告げられた彼が、人生最期の夏を迎えたとき、まるで立ちはだかるように現れたのが、女子高生・真衣(杉咲花)だった。純粋な真衣に翻弄されながらも、宏は次第に心惹かれてゆく…。“マンガの神様”手塚治虫が死ぬ直前まで綴っていた病床日記にインスパイアされ、松永監督が完全オリジナルストーリーとして脚本化した本作。渋谷・アップリンクでは「松永大司監督七番勝負」と題した特集上映として、松永監督が過去に制作したドキュメンタリー3本、短編が3作品が期間中連夜上映される。そして、『トイレのピエタ』の未公開シーンも盛り込んだメイキング映像を上映されることも決定。撮影現場を唯一記録した密着ドキュメントの第一章が上映される。また、各上映回にはゲストを迎えたトークイベントが実施され、青木崇高や、内田慈、岡山天音、門脇麦、鈴木亮平、手塚眞監督、ピュ~ぴる、松江哲明監督など、豪華ゲストが登壇予定。今をときめく俳優などを間近で見れる貴重なチャンスだ。野田洋次郎の初演技と同様に、長編第一作目ということもあり松永監督への注目も大きく集まる本作。メディアへの露出が少ない野田さんの姿を観ることができるメイキング映像は、大きな話題になりそう。ぜひこのイベントを通して、本作への期待を膨らませてみて。『トイレのピエタ』は、6月6日(土)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:トイレのピエタ 2015年6月6日より新宿ピカデリーほか全国にて公開(C) 2015「トイレのピエタ」製作委員会
2015年05月25日俳優の生田斗真、鈴木亮平、濱田岳、荒川良々が12日、都内のスタジオで行われた、映画『予告犯』男子だらけの"予告飯"イベントに出席した。6月6日から全国公開する本作は、筒井哲也の同名コミックを実写化したダークヒーロー作品。法で裁かれない人間たちに制裁を加える謎の男"シンブンシ"と、警視庁サイバー犯罪対策課の頭脳戦を描く内容で、監督を中村義洋が務める。"シンブンシ"メンバーの4人はお揃いのエプロン姿で登場し、キーマカレー作りに挑戦。「外に食べに行く専門だから、料理は全くやらない。自分のために買い物して作って食べるのは、虚しくなって止めた」と話した主演の生田は、最後の仕上げを担当し、「なかなか美味しそう!楽しみ~」とワクワク。しかし、他メンバーが配膳するうち、カレールーが極端に少なくなり、「あれ? もう全然無いじゃん!」と怒りをぶちまけて笑いを誘っていた。男性陣のみで作ったキーマカレーの出来に、映画の公開日にちなんだ"66点"をつけた生田だったが、「美味しいけど、普通に女の子に作って欲しい……。(刑事役の)戸田恵梨香さんが作ってくれたら最高だな」と本音をこぼすと、鈴木と荒川も、「どっちかと言うとね~」と苦笑い。最後は、「このカレーのようにピリリとスパイスが効いた映画になった」とアピールする生田に、濱田が、「さっき、『あんまり辛くない』って言ってたじゃん!」と突っ込むなど、終始和気あいあいとした雰囲気だった。
2015年05月13日映画『予告犯』で次々と犯罪を行なう犯人グループ“シンブンシ”のメンバーを演じている生田斗真、鈴木亮平、濱田岳、荒川良々が5月12日(火)、“予告犯”ならぬ“予告飯”イベントに出席し、キーマカレー作りに挑戦した。筒井哲也の人気漫画を原作に、警察や法によって罰せられない人間たちの罪を暴露し、ネットで予告した上で、彼らへの制裁を行なっていく犯行グループと、彼らを追うエリート捜査官の戦いをスリリングに描く本作。“シンブンシ”のメンバー全員がカレー好きであり、彼らが悪人たちに激辛の制裁を下すことにちなんで、この日、生田さんら4人はスパイスの効いたキーマカレーを作ることに。ひらがなで「とうま」「りょうへい」「がく」「よしよし」と名前が書かれたおそろいのエプロン姿で登場した4人だが、料理の腕前は…?鈴木さんから「カレー界の権威」と称され、「カレーは毎日食べたいくらい大好き」と語る生田さんだが「料理はしないので外に食べに行くのが専門」とのこと。以前は自分で作っていたそうだが「ひとりで買い物に行って、作って、食べて、洗って…というのが虚しくなって卒業した」と明かす。鈴木さんも「カレーは大好きですが、家で作って1回も上手くいった試しはない…」とのこと。それでも、普段から料理をすることはあるようで「バナナ納豆トースト」という自作の料理を明かし「ちょっとハチミツを垂らすとウマい!チョコバナナの味がします」と熱く語り、笑いを誘っていた。この日はタマネギやニンニク、ショウガなどを炒めるのを担当したが、生田さんや濱田さんからたびたび「さすが“天皇の料理番”」と出演中のドラマに絡めてイジられつつ「料理はしてない!(主人公の料理人の)お兄ちゃんだから!」と否定し、会場は笑いに包まれていた。この日のカレーは本格的なキーマカレーということで、スパイスの選択・焙煎から4人が順番に刻む、炒めるなどの行程を担当し、徐々にスタジオにはいい香りが漂い始める。生田さんはひき肉に下味付けをし、炒めるのを担当。跳ね返る油に「熱っ!」と慌てつつも鮮やかな腕前を見せる。最後に辛口好きの生田さんが、味見をしつつスパイスを加え、微妙なさじ加減で味付けを行ない、キレイに盛り付けて完成!男性4人と先生の5人分にはややカレーが足りないというハプニングもありつつ、おいしそうなキーマカレーが出来上がり、4人は楽しそうに実食を行なった。“カレー界の権威”である生田さんも自身が作ったカレーに「ウマい!」と満足げにうなずき「66点くらいかな?6月6日に『予告犯』公開です!」と映画と絡めて採点するなど口も滑らか。それでも、犯罪グループの男4人での料理づくりに「おいしいし、仲間と作って楽しいけど、やっぱり女の子に作ってもらいたい…。(共演の)戸田(恵梨香)さんが作ってくれたら最高ですね…」と異性の手づくり料理に対する願望を漏らし、会場は再び笑いに包まれた。『予告犯』は6月6日(土)より公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:予告犯 2015年6月6日より全国東宝系にて公開(C) 2015映画「予告犯」製作委員会 (C) 筒井哲也/集英社
2015年05月12日ベイクルーズのブランド&「鈴木えみ」とのコラボ商品!株式会社ベイクルーズが運営するイエナ スローブ(IENA SLOBE)は、人気モデルの鈴木えみとのコラボレーションによる、お洒落なファッション商品を発表する。秀でたセンスを持つカリスマ“えみちぃ”で愛される、鈴木えみとのコラボで実現したファッションアイテムは“今、身につけたい物”がモチーフだ。同ブランドならではのガーリーな雰囲気とともに、流行スパイスがブレンドされた素敵なコレクション!IENA SLOBEのブランドコンセプト“今を自由に生きる、女性の為のリアルクローズ。伝統的な価値観をベースに流行を常に取り入れる。あくまでも自分らしく、活動的に生きる女性の為の洋服。ガーリッシュで気ままな雰囲気の中に、品の良さを感じるラインナップ。形にとらわれることのない、遊び心あふれる大人のスタイリングを提案”などが、おもな同ブランドのコンセプトという。鈴木えみについて1985年生まれ。“えみちぃ”などの愛称で親しまれ、日本のファッションモデルとして活動。1999年のデビュー以来、テレビやCM、ファッション雑誌および写真集など幅広い分野で活躍している。(画像はプレスリリースより)【参考】・株式会社ベイクルーズ プレスリリース (PR TIMES)・株式会社ベイクルーズ
2015年05月04日菅田将暉がアフロ姿のダメダメホストを演じる、福田雄一監督最新作『明烏 あけがらす』。このほど、城田優が演じる人気No.1ホスト“アオイ”のチャラさ全開なスピンオフ・ショートムービーがシネマカフェに到着した。借金返済期限が迫ったホストのナオキ(菅田将暉)。返済金1,000万円を用意できたことを祝って同僚と宴会を開くが、翌日の夕方に目を覚ますと、その金がどこにもない…。どうやら、お金を用意できたのは夢だったらしい。金を用意できなければ、東京湾の底に沈められる。同僚ホスト、金の払えない女性客、上京してきた父親、そして借金取り。人はどんどん出てくるが、全員が全員、頼りにならず…。山田孝之主演のドラマ「勇者ヨシヒコ」シリーズや、鈴木亮平の主演作『HK/変態仮面』、桐谷美玲、高畑充希、有村架純ら豪華共演の『女子ーズ』などで知られる福田監督が新たに手がける本作。今回到着したのは、福田監督が撮り下ろした本作のスピンオフ・ショートムービーの、5パターンのうちの1本「心は青空アオイ編」。チャラくて、ちょっぴりおバカ、でもクラブ「明烏」では人気抜群の“アオイ”役を演じる城田さんのホストぶりに、爆笑必至の映像となっている。「基本的にホストの言う事を本気にしてはいけません」との言葉で締めくくられているのもポイントだ。先日も、城田さん演じるアオイが「人間としてサイテ―だかんな!」と大絶叫する特報映像が公開されたばかり。このショートムービーからも、本作の世界をいち早く楽しんでみて。『明烏 あけがらす』は5月16日(土)より新宿バルト9ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年04月30日俳優の生田斗真が4月21日(火)、都内で行われた主演作『予告犯』の完成披露試写会に出席し、劇中のセリフになぞらえ「生田斗真の予告を教えてやろう…映画が公開される6月6日、舞台挨拶の司会をやります!」と予告。駆けつけたファン1000人は歓声をあげた。舞台挨拶には生田さんをはじめ、戸田恵梨香、鈴木亮平、濱田岳、荒川良々、中村義洋監督が出席。映画はネット動画上に突如降臨し、警察や法律では罰せられない人間たちへの制裁を“予告”し、実行していく謎の男・通称“シンブンシ”(生田さん)と、警視庁のエリート捜査官・吉野(戸田さん)が繰り広げるスリリングな頭脳戦を描く。ちなみにこの日は生田さん以外の登壇者も、公開初日の6月6日(土)までに実行することを、以下の通り“予告”している。「身長を2センチ伸ばす」(戸田さん)、「歌手デビューしてやる」(鈴木さん)、「映画のことをいっぱい宣伝する」(濱田さん)、「6月6日までに結婚します」(荒川さん)、「今81.2キロある体重を、75キロまで落とす」(中村監督)。予告通りに実現するか、注目したいところだ。劇中で新聞紙をかぶった演技に挑んだ生田さんは、「皆さんも一度被ってみてください。苦しいし、暑いし、声は聞こえないし、なかなか大変でしたよ」と苦労話を披露。一方、『SPEC』に続き、ずば抜けた知能をもつ女捜査官を演じた戸田さんは、「強さと弱さを兼ね備えた目や表情を意識した」といい、Sっ気たっぷりな台詞回しには「いままで味わったことがない解放感がありました」と会心の笑みを浮かべていた。また、鈴木さんが演じるのは、“シンブンシ”の仲間で関西出身の気さくな元バンドマン、その名も“カンサイ”という役どころ。実は以前、筒井哲也氏の原作コミックを読んだ際、「僕も関西弁を話すし、ガタイもいいって設定なので『あっ、おれ?』って思ったほど。もし実写化されたら、自分しか演じられないと思っていた」と言い、実際にオファーを受け「本当に来た!」と自身の“予告”的中にドヤ顔だった。『予告犯』は6月6日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:予告犯 2015年6月6日より全国東宝系にて公開(C) 2015映画「予告犯」製作委員会 (C) 筒井哲也/集英社
2015年04月21日佐藤健を主演に迎え、4月26日(日)よりスタートするTBSテレビの60周年特別企画ドラマ「天皇の料理番」。放送前日となる25日(土)に、堺正章がMCを務める人気料理バラエティー「新チューボーですよ!」に出演することが明らかとなった。ドラマは、田舎で暮らす主人公・秋山篤蔵(佐藤健)が、一口のカツレツとの出会いをきっかけに“日本一のコックになりたい!”と夢を抱き、天皇の料理番にまで上り詰めた生き様と、彼を支えた妻・俊子(黒木華)や兄・周太郎(鈴木亮平)たちの愛を描いた物語だ。佐藤さんがゲスト出演することとなった「新チューボーですよ!」でMCを務める堺さんは、1980年に放送された同名ドラマで主演を務めており、新旧「天皇の料理番」主演が共演を果たすこととなる。堺さんと佐藤さんはオムライスを作りながら、互いのドラマ撮影エピソードなどを語り合い、最終工程の卵包みではどちらが上手くできるかという対決も披露しているという。収録後、堺さんは佐藤さんについて「前よりも非常に大人の感覚になっていて、柔らかい部分は残っているけど芯が強くて男らしくなっていた」と絶賛。一方、佐藤さんは「収録前は緊張していたのですが、前回の出演時と同様に堺さんがすごく気を使ってくださって楽しく収録ができました」と感謝を口にし、「『応援しているよ。ドラマ見るよ!』と何度も言って頂いたので励みになりましたね。さらに頑張って撮影しようという気持ちになりました」と意気込んでいた。佐藤さんが出演する「新チューボーですよ!」は4月25日 (土)23時30分~放送。TBSテレビ60周年特別企画 日曜劇場「天皇の料理番』は4月26日(日)21時~スタート。(text:cinemacafe.net)
2015年04月21日ライフスタイルファニチャーブランド「アルフレックス(Arflex)」が、テキスタイルデザイナーの鈴木マサルとコラボレーション。特別展「MARENCO×鈴木マサル」が4月21日まで、アルフレックスショップ大阪で開催中。鈴木マサルは多摩美術大学の染織デザイン科を卒業後、粟辻博デザイン室に勤務。やがて独立すると、05年からファブリックブランド「オッライピイヌ(OTTAIPNU)」を主宰している。その後はフィンランドの老舗ファブリックブランド「マリメッコ(marimekko)」のデザインを手掛けるなど、これまで様々なメーカーやブランドのプロジェクトに携わってきた。今回のイベントは家具とテキスタイルデザインの楽しさを伝えることを目的に、昨年東京で開催された展示会を再現。アルフレックスのシンプルな家具に、鈴木の大胆かつ鮮やか、そしてユーモラスな要素を併せ持つデザインが融合している。中でも注目なのが、ブランドを代表する「マレンコ(MARENCO)」のコラボモデル。このソファーはデザイナーのマリオ・マレンコが一瞬のうちに描いたスケッチから生まれたもので、無駄のない個性的なフォルムは、発売から40 年経った現在でも多くの人々に愛され続けている。コラボ作品の一つ「ダンス(DANCE)」(3人掛け/78万8,000円)は、鈴木が“攻める”気持ちで手掛けたという、日常使いのリアリティから逸脱したデザインが特徴。「色も柄も、なるべく合わないようなものを隣に並べた」という鈴木の言葉通りに、名作ソファーが現代アートのように芸術的な姿へと生まれ変わっている。一方、「パーク(PARK)」(3人掛け/74万2,000円)はシャープなモダニズムとは対局の存在として、可愛らしく感情移入のしやすい動物をモチーフに使用。ソファー全体を1枚のキャンバスとして捉え、座面や肘掛けなどを横断するようにプリントした。その中で、各パーツ間で分断され、結合されたモチーフが絵画的に表現されている。これと良く似た技法を用いているのが「バルーン(BALOON)」(3人掛け/61万2,000円)だ。マレンコのフォルムにも似たドッドモチーフを横断的にプリントすることで、予測出来ない変則的なパターンが誕生。あたかもソファの形が変化しているような錯視を生み出している。素材にはマレンコの定番である麻を用い、一版ずつ手捺染でプリントした。更に、木目の方向にまで気を配り、途切れることなく流れるようなフォルムを生み出しているチェア「リン(RINN)」(5万3,000円から)でも、今回鈴木とのコラボが実現。座面にマレンコにも用いられた全20種類のファブリックを使用し、アートな感性をプラスしている。また、音響メーカー「バング&オルフセン ジャパン」とコラボし、今年3月に発表された「BeoPlay A9」の限定スピーカーカバーも出展される。今回のコラボについて、鈴木は「異なる技術で作られた3種類のテキスタイルに包まれたマレンコは、皆さんの知っているあのクールなマレンコとはまったく別の姿を見せました。色柄が空間を漂い、人の心の中で揺らぎ、高揚させ、形にならない感覚が新しいリアリティとなって生活を、そして環境を変えていくのです。モダンデザインとカワイイデザインが絡み合い、テキスタイルによって劇的にソファー自体が、環境が、変わっていくその瞬間。皆様、是非高覧下さい」と語っている。【イベント情報】MARENCO×鈴木マサル会場:アルフレックスショップ大阪住所:大阪府大阪市中央区南船場4-2-11 ベネトン心斎橋ビル6階会期:4月10日から21日まで時間:11:00から19:00まで(10日は18:00から20:00まで)休館日:4月15日
2015年04月18日若手実力派俳優・菅田将暉を主演に迎え、ドラマ「勇者ヨシヒコ」シリーズや、鈴木亮平の主演作『HK/変態仮面』などを手がける福田雄一監督が贈る最新作『明烏 あけがらす』。借金返済に追い込まれるホストと頼りにならない仲間たちの12時間をコメディタッチに描いた本作から、城田優の叫びが木霊する特報第2弾が公開された。借金返済期限が迫ったホストのナオキ。返済金1,000万円を用意出来た事を祝って同僚と宴会を開く。翌日の夕方に目を覚ますと、お金がどこにもない。お店の同僚に聞いても誰も、そんなお金を見ていない。どうやらお金を用意出来たのは夢だったらしい。金を用意できなければ東京湾の底に沈められる。同僚ホスト、金の払えない女性客、上京してきた父親、そして借金取り。人はどんどん出てくるが、全員頼りにならず…。今回公開された特報第2弾では、チャラくてバカだが人気抜群のホスト“アオイ”役を演じる城田さんが、「人間としてサイテ―だかんな!」と大絶叫する姿が映し出される。ホストクラブ「明烏」でホスト遊びをしたが金が払えない、吉岡里帆演じる明子に説教しているのだが、その場に居合わせた借金1,000万円の金策に苦しむ、菅田さん演じるナオキも思わず目を閉じる…チャラホストから「人間としてサイテ―だかんな!」と言い放たれた2人の行方が気になる映像となっている。本作の収録を振り返り、城田さんは「(福田監督の現場は)非常に面白かったです!これまで色々な映像作品に参加させていただきましたが、一番笑った現場だと思います。 ムロツヨシさんと佐藤二朗さんのタッグが最強で、その中に、僕演じるアオイは負けずに入っていかなくてはならず…その戦いが非常に大変でした。」とその奮闘振りを語った。福田監督は城田さんの出演に「今までタイミングがあわなくて実現できなくて、今回出演してもらえたのは念願でした。撮影中は何回もきて『(コメディの演技が)行き過ぎてたら止めてください』と言ってました。でも役柄が、どんどんいっちゃっていい役だったので思いっきり演じてくれてました。本当に出てもらえてよかったです。」と初出演を喜ぶコメントを寄せた。「僕の俳優人生で最もアドリブに溢れた作品になっています。どこまでが台本で、どこからがアドリブかわかりません。これは迷作であり、名作です(笑)!」と自信を覗かせる城田さんの意気込みに、さらに本作への期待が高まる。『明烏 あけがらす』は5月16日(土)より新宿バルト9ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年04月17日佐藤健が“坊主頭”で出演することでも話題の「TBSテレビ60周年特別企画日曜劇場天皇の料理番」。このほど、俳優・鈴木亮平が本作の役作りのため、体重を20キロ落としたという衝撃のビジュアルが公開。あわせて自ら演じる役柄や想いなどを語ったコメントが到着した。田舎で暮らす主人公・秋山篤蔵(佐藤健)が、一口のカツレツから“日本一のコックになりたい!”と夢を抱き、天皇の料理番にまで上り詰めた生き様と、彼を支える妻・俊子(黒木華)や兄・周太郎(鈴木亮平)たちの愛を描き出す。鈴木さんが演じる周太郎は、弁護士になるという自分の夢を追いながら、大切な弟の夢も手助けしていた。しかし病に冒されてしまい自身の夢を断念、夢を弟に託す――。この役を演じるにあたり、鈴木さんは「周太郎の生き方、変化を徐々に見せていかなければいけないと重い、体重を76キロから半年で20キロ落としました。それぐらいやらないと演じきれない役なので」と語る。「クランクインの2か月前(2014年10月)から8キロ落として、後は撮影の合間に12キロ。だんだんとやせ細っていく役なので、撮影に合わせて痩せていった感じですね」と明かした。体重を20キロも落とさないと演じきれない役だと話すその理由について、「このドラマに引き付けられました。この物語だったら自分の半年を捨てても良いと思えたんです。この作品をやらせて頂けるなら、僕もそれだけの覚悟を決めなくてはいけないと思ったんです」と話す鈴木さん。「周太郎を演じる上で減量をすることができるか不安でした」と言うが、「空腹なんてものは耐えることができますけど、そこからくるメンタルを耐えることが大変ですよね。俗世間との繋がりを絶たないといけなくて、毎日が自分との戦いなんですよ。自分のプライベートな時間を削って、全てを減量に捧げました。ずっと、ずっと…」と苦悩した日々を過ごしていたことを明かした。すべての撮影が終わったあとに食べたいものは?という問いに、「食パンと白飯を食べたいです!」と答えてくれた鈴木さん。ドラマの好きなシーンについて尋ねられると「篤蔵と周太郎の全てのシーンに愛があるんです。“篤蔵”と“励めよ”という2つの言葉が、多くセリフに出てきます。そこに弟への全身全霊の愛を込めていますよ」と見どころを笑顔で語った。『TOKYO TRIBE』「花子とアン」など、これまでも幅広い演技力でさまざまな役柄を演じ分けてきた鈴木さん。本作で視聴者はまた、彼の役者魂を目の当たりにすることになりそうだ。「TBSテレビ60周年特別企画日曜劇場天皇の料理番」は4月26日(日)21時スタート。(text:cinemacafe.net)
2015年04月13日鈴木おさむが作・演出を手がける舞台『美幸 -アンコンディショナルラブ-』に、大島優子、鈴木浩介の出演が決定。2016年5月、東京・本多劇場、大阪・サンケイホールブリーゼで上演する。本作は鈴木が、妻の森三中・大島の学生時代にあったいじめ経験に着想を得て書下ろしたふたり芝居で、2012年と2013年に山崎樹範、鳥居みゆきの出演で上演されている。書道コンテスト優勝をきっかけに学校で執拗ないじめにあい悲惨な学生生活を送った過去を持つ女・美幸が主人公。彼女は会社で出会った元役者の雄星に、自分の過去と同じ境遇を感じ“無償の愛”を捧げることを誓うが、その愛は次第にエスカレートして、雄星を悩ませるすべての人々に復讐を企てていく。今回タイトルロールの美幸を演じるのは、先ごろ映画『紙の月』で日本アカデミー賞優秀助演女優賞を受賞した大島優子。美幸の憧れの存在である雄星をはじめ、男性登場人物5役をひとりで演じ分けるのは舞台、ドラマで活躍する人気の個性派俳優・鈴木浩介。ふたりは出演決定にあたり以下のコメントを寄せている。■鈴木浩介おさむさんの奥様は大島さんですよね。今回ご一緒させていただくのも大島さん。ダブル鈴木、ダブル大島、不思議なご縁を感じております。まさか、僕の名字が鈴木だからキャスティングされたわけではないですよね?おさむさん、優子さん、ご一緒させていただくのを楽しみにしております。全力で頑張ります。■大島優子以前から、作品によって様々な表情を持つ鈴木浩介さんの演技に憧れていました。今回ご一緒できて大変光栄です。舞台上の二人芝居でどういう世界を作れるか今から楽しみで、興奮しています。いかに衝撃的に、そしてリアルに美幸を演じられるか、おさむさんに身を委ねて最後まで喰らいついていきたいです。
2015年03月17日日本テレビ+ルーヴル美術館 特別番組「世界!極限アーティストBEST20」(3月9日21時放送)のスタジオ収録がこのほど行われ、MC初共演となったビートたけしと「関ジャニ∞」の村上信五が取材に応じた。「アートを知り尽くした」たけしさん&「アートを知りたがる」村上さんのコンビを案内人に、絵画だけではない、世界最先端の芸術家=極限アーティストの奥深い魅力に迫る。番組では「ビーズで作るストップモーションアニメ」「アコーディオンのように伸びる紙の彫刻」「ガラス細工のような透明標本」「巨大折り紙アート」など国内外の驚きアートを一挙紹介する。「世界全体で似た方向に向かっていて、みんなデジタル主体。ハイテクの技術を争うようになっているよね。でも、その反面でアナログな人もいるし、お互いバランスを崩さず進化するといいかな。例えば、ビーズでアニメを作るとか、過程を楽しめるものも重要視してほしいよね」とアートに対し持論を展開するたけしさん。番組内で特に印象に残ったのは、「ふなっしー」と最新プロジェクションマッピングとのコラボ企画だと言い、たけしさんは「あの技術が進化すると、下手したら(生身の)役者はいらなくなるかもね。デジタルの俳優とデジタルの背景で、ひとつの物語ができちゃうんだから。あれが3Dになれば、もっとリアルでとんでもない演技をするわけだし…」と、進歩するデジタル技術に期待と不安の両方を示していた。番組にはたけしさんと村上さんに加えて、ルーヴルナビゲーターの上田晋也、海外ロケに臨んだ俳優の大泉洋、スタジオゲストに芦田愛菜、劇団ひとり、鈴木亮平、武井咲(※50音順)が出演している。(text:cinemacafe.net)
2015年03月03日三池崇史監督、歌手のさだまさしらが24日、東京国際フォーラムにて行われた映画『風に立つライオン』(3月14日公開)の完成披露試写会に出席し、舞台あいさつを行った。大沢たかおが主演を務める本作は、アフリカ・ケニアで医療活動に従事する日本人医師・島田航一郎(大沢)とその周囲の人々の物語。ケニアの雄大な自然と長崎の五島列島を舞台に、三池監督が国境を超えた心の奇跡を描く。大沢は、さだまさしが1987年に発表した同名楽曲に感銘を受け、小説化と映画化を熱望。さだ自ら書き下ろした2013年発表の小説をもとに、大沢の主演で今回の映画化が実現した。これまで『殺し屋1』(2001年)、『悪の教典』(2012年)、『神さまの言うとおり』(2014年)などバイオレンス系の作品を多数手がけてきたことでも知られている三池監督。2012年には、当時AKB48に所属していた大島優子が、『悪の教典』の試写会で悲惨な描写に耐え切れずに涙を浮かべながら途中退席し、「私はこの映画が嫌いです。命が簡単に奪われていくたびに、涙が止まりませんでした」と語ったことでも話題になった。しかし、本作はそんな作風からは一転。"命のバトン"がテーマとなっている。三池監督は緊張した面持ちで登壇すると、「映画で感動していただくと同時に、映画を撮ることによって映画監督も社会人として更生できるんだなと。映画はやっぱりすごいもの。ダメな監督をちゃんとした人間に」と自虐コメントを交え、「さださんの思いからはじまって、島田航一郎のように自分たちも生きることができるんじゃないか」と感慨深げに語った。また、「一人ずつ感動する場所や泣ける場所が人生によって違うと思いますので。自分の中で感じていただければ」と本作に込めた思いを伝え、放映時間を「2時間18分54秒」と正確に報告。「ただ、さださんの歌が9分…それを引いていただくと2時間10分ぐらいの映画」とエンディング曲の長さに触れつつ、観客の笑いを誘った。これを受けてさだは、「映画を長くしたさだです」とあいさつ。本作を「すばらしいです。三池監督らしからぬ、どんどんどんどん人を殺しませんし、そういう意味では意外性のあるすばらしい作品」と絶賛した。この日はそのほか、出演者の大沢たかお、石原さとみ、真木よう子、鈴木亮平、萩原聖人も出席した。
2015年02月25日映画『風に立つライオン』の完成披露が2月24日(火)に開催され、主演の大沢たかお、原作者のさだまさしらが登壇。長崎の漁師役を演じた鈴木亮平は役作りや長崎ロケについて語りつつも、大沢さんらと共にアフリカ・ケニアでのロケに参加できなかった無念をにじませた。さださんが、アフリカでの医療活動に従事した医師の話を元に紡いだ名曲「風に立つライオン」の映画化。ケニアで医療に従事する日本人医師が過酷な現実に直面しつつも命を救うためにで奔走する姿を描き出す。大沢さん演じる航一郎の恋人で、彼がアフリカに行くことを知りつつ、長崎の離島の父親の病院を継ぐことを選ぶ貴子を真木よう子が演じた。長崎・五島列島でのロケで、真木さんは地元の年配の方々と共演したそうだが「選りすぐられた地元のおじいちゃん、おばあちゃんで(笑)、素晴らしかったです!」と地元の人々の演技を絶賛する。長崎出身のさださんは、ケニアでのシーンで大沢さんらが英語で会話をし、映画の中で日本語字幕が出ることに触れ「長崎の言葉も字幕が必要だったと思います、三池監督。(長崎)ネイティブの僕でも難解な長崎弁でした(笑)」と地元のお年寄りの会話について語り、会場は笑いに包まれた。鈴木さんは、長崎で真木さんに惹かれていく漁師を演じたが、漁師姿が似合っていたという司会者の称賛に「そう言われるのが一番嬉しいです」と笑顔を見せる。役作りについて「監督にお会いしたら『とにかく、潮の香りをさせといて』と言われました。どうやったら出るんだろう?と思い、1日早く現場に入って、地元の漁師さんにお願いして漁に連れてってもらい、必要以上に魚をくっつけた」と明かすが、三池監督は「生臭かった(笑)」とバッサリ。鈴木さんは「ケニアでのロケが目立って、注目されがちですが、日本の話でもあるということも分かっていただけると思います!」と長崎パートの重要性をアピール。だが、舞台挨拶が終盤にさしかかると「長崎で温泉に入ったんですが『オレもケニア行きたいな』と悔しくなったのを覚えています…」とケニアに行けなかった無念を口にした。鈴木さんは、「世界遺産検定」1級を取得しており、その博識でも知られているが、ケニアにはいくつもの世界遺産があり、現地に行けなかったことが返す返すも残念なよう。「話すと長くなりますが…さださんの曲の歌詞にも出てくる世界遺産が…。いや、やめておきます(苦笑)」と未練をにじませ、会場は笑いに包まれた。『風に立つライオン』は3月14日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年02月25日女優の石原さとみ、俳優の大沢たかおらが24日、東京国際フォーラムにて行われた映画『風に立つライオン』(3月14日公開)の完成披露試写会に出席し、舞台あいさつを行った。本作は、アフリカ・ケニアで医療活動に従事する日本人医師・島田航一郎(大沢)とその周囲の人々の物語。ケニアの雄大な自然と長崎の五島列島を舞台に、三池崇史監督が国境を超えた心の奇跡を描く。この日は出演者の真木よう子、鈴木亮平、萩原聖人や本作でメガホンを取った三池崇史監督のほか、原作者で本作のもととなった同名楽曲の歌手・さだまさしも出席した。石原が演じたのは、ケニアの赤十字戦傷病院に赴任した看護師・草野和歌子。正義感が強く規律を重んじる女性で、劇中では次第に航一郎に惹かれていく。大沢と共にケニアでの撮影を経験した石原は、「幸せな時間でした。アフリカに初めて行ったんですが、大げさではなくいろんな人生観が変わった時間でした」と振り返り、「宝物のような作品なので、皆さんに観ていただけるということで、すごくすごくうれしいです。私も昨日寝れなかったんですが、皆さん肩の力を抜いて観てください」と呼びかけた。現地での撮影は「過酷でした。大量のハエと闘いながら」と苦労もあった様子で、大沢が竜巻に襲われた時のことに触れながら、「自分で自分を守る。そんな感じでした」と危険と隣り合わせの撮影だったことを明かした。また、ハエに悩まされた時のことを「いいシーンほど顔に止まるんですよね」と笑顔で語り、「日本映画なのにケニアに行ってケニアの人たちとケニアのご飯を食べながらケニアのお話を撮る。すごく贅沢なこと」とコメント。「こういう現場に憧れていたので、夢みたいな時間でした」と女優としての喜びを語った。
2015年02月24日俳優の大沢たかお、萩原聖人、女優の石原さとみ、歌手のさだまさしらが24日、東京国際フォーラムにて行われた映画『風に立つライオン』(3月14日公開)の完成披露試写会に出席し、舞台あいさつを行った。本作は、アフリカ・ケニアで医療活動に従事する日本人医師・島田航一郎(大沢)とその周囲の人々の物語。ケニアの雄大な自然と長崎の五島列島を舞台に、三池崇史監督が国境を超えた心の奇跡を描く。大沢は、さだまさしが1987年に発表した同名楽曲に感銘を受け、小説化と映画化を熱望。さだ自ら書き下ろした2013年発表の小説をもとに、大沢の主演で今回の映画化が実現した。本作で主演を務めた大沢は、「完成したばかりで出来たてホヤホヤです」とうれしそうに話し、「一般の人に観ていただく初めての機会なので、本当に朝からドキドキ緊張しています」とコメント。現地に前もって持ち込んでいたヤギが、撮影に協力したマサイ族に食べられてしまったことや、撮影中に竜巻に襲われた話などを披露し、長崎での撮影にも触れながら「すべてが良い思い出」と振り返った。ケニアの赤十字戦傷病院に赴任した看護師・草野和歌子を演じた石原は、「過酷でした。大量のハエと闘いながら」と現地での苦労を伝えつつも、「アフリカに初めて行ったんですが、大げさではなくいろんな人生観が変わった時間でした」と充実感をうかがわせた。航一郎と同期の内科医で友人・青木克彦を演じた萩原聖人は、大沢に比べてケニアの撮影時間が少なかったため、作品を通して「大沢さんがいかに大変だったか」を再認識したという。一方、さだは「ちょうどバブルに入る頃にこの歌を書いた」と当時を思い返し、「歌にするまでに15年かかった。それから大沢さんを経て、歌ができてから30年近く経ってからこうして映画に」と感慨深げ。「今日までが1本の糸でずっと繋がっていたのかなと思うと非常に感動します」と心境を語り、「すばらしい宝物のような映画ができました」と映画関係者や出演者に感謝した。最後にマイクを託された大沢は、これまでの舞台あいさつと比較しながら「自分の言葉がすべて空回りするというか、無意味なように感じてしまって。皆さんに観ていただいて感じていただくことが一番だと今すごく思っています」と正直な気持ちを伝え、作品のテーマが"命のバトン"であることから「皆さんに届くことを僕らは願って、今日まで頑張ってきました」と表現。3階席までを見渡しながら、「今日はとても(ステージが)遠かったと思うんですけど、心を込めて作った作品なので皆さん今日は楽しんで帰っていただければ」と締めくくった。この日はそのほか、出演者の真木よう子と鈴木亮平、メガホンを取った三池崇史監督が出席した。
2015年02月24日さだまさしの楽曲を元に生まれた映画『風に立つライオン』の完成披露試写会が2月24日(火)に開催され、主演の大沢たかおをはじめ、石原さとみ、真木よう子、萩原聖人、鈴木亮平、三池崇史監督、さらにさださんも揃って舞台挨拶に登壇した。さださんが、アフリカのケニヤで国際医療活動に従事した日本人医師から聞いた話を元にした楽曲「風に立つライオン」を発表したのは1987年。大沢さんは、この曲に感動し小説家と映画化を熱望し、企画が動き出した。長崎の大学病院からケニヤへと派遣された日本人医師の奮闘、日本に残った恋人との関係などが綴られていく。大沢さんはこれまで、さださんの小説を原作にした映画『解夏』『眉山』に出演してきたが、やはり企画から携わった本作への思い入れは特別のようで、お披露目を迎え「今日は朝から緊張しています」、「こういう舞台挨拶は、これまでもたくさんやってきたけど、この映画に関しては自分の言葉が空回りするのを感じています」と語る。ケニヤで働く看護師を演じた石原さんも「昨日は眠れなかった(苦笑)」と語った。撮影は、日本映画としては初めて、ケニヤでの本格的なロケを敢行。マサイ族の人々との撮影もあったが、大沢さんは「実際の彼らの生活に入ってドキュメンタリーのように撮影したんですが、ヤギを食べるシーンがあって、ヤギを何頭か持って行ったけど、(撮影の前に)全部食べちゃって(笑)。『なんで?』って聞いたら『オスだったから』というよく分からない答えが返ってきた(苦笑)」と現地での体験を明かす。石原さんは「大げさではなく人生観が変えられた時間だった。こういう現場に憧れていたので夢みたいでした」と充実した表情を見せた。大量のハエに加え、乾燥や砂ぼこり、竜巻など様々な苦労があったようで、大沢さんが竜巻に巻き込まれてしまったこともあったそうだが、石原さんによると「スタッフは大沢さんではなく、カメラを守ってた(笑)」とのこと。大沢さんはその時の様子について「なんかやって来たんです…。誰も助けてくれないので屈んで耐えたんですが、(竜巻が)去った後に周りを見たら、みんな機材を抱えていた(笑)」と述懐した。映画は2時間19分と長尺だが、三池監督は「さださんの歌が9分くらいある(笑)」と語り笑いを誘う。さださんは「映画を長くした、さだです(笑)」と挨拶し、お返しとばかり「人がバタバタ殺されない、三池監督らしからぬ映画になってます」と映画を紹介した。改めて自身の楽曲が映画になったことについて、さださんは「1987年、ちょうどバブルの時に書いたんですが、(話を聞いてから)歌にするまで15年かかってます。さらに発表から30年近く経って映画化され、最初に医師から話を聞いたあの時から、1本の糸で繋がっていたのかと思うと感動します」としみじみと語る。大沢さんは最後に、さださんの言葉を受け「テーマは命のバトンです」と呼びかけ、会場は温かい拍手に包まれた。『風に立つライオン』は3月14日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:風に立つライオン 2015年3月14日より全国東宝系にて公開(C) 2015「風に立つライオン」製作委員会
2015年02月24日「梅ちゃん先生」「あまちゃん」「ごちそうさん」を超え、朝ドラ枠では過去10年で最高の記録となったNHK連続テレビ小説「花子とアン」。そんな本作が今回、「第65回NHK紅白歌合戦」のスペシャル企画として「花子とアン」特別編が放送されることが明らかになった。「赤毛のアン」の日本語翻訳者である村岡花子の半生を原案として描かれた本作。主演の吉高由里子を始め、仲間由紀恵、鈴木亮平、吉田鋼太郎、高梨臨、窪田正孝、賀来賢人と最旬俳優陣が集結した。初回から最終回までで平均視聴率が22,6%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)という驚異の記録を打ち立てた本作。脚本は中園ミホによる特別書き下ろし。俳優陣は主要キャストが勢揃いし、制作陣も「花子とアン」制作チームが全面協力するという。企画内容の詳細はまだ不明だが、白鳥かをる子を演じる「ハリセンボン」近藤春菜は、「中園先生には、『是非白鳥かをる子が輝くような特別編を』と伝えました(笑)。かをる子の意外な一面をお楽しみ頂ければと存じます」と今回の特別編に並々ならぬ気合で臨んでいるという。その中園さんは、「紅白の中で『花子とアン』がどう蘇るのか私もいまから楽しみにしています。かをる子の意外な一面がどこまで引き出せるか分かりませんが、ご期待ください(笑) 」とコメント。大ブームを巻き起こした国民的ドラマが、紅白で装いも新たにいったいどう蘇るのか注目だ。「第65回 NHK紅白歌合戦」は12月31日(水)19:15~NHK総合・ラジオ第1にて放送。※20:55~21:00 は中断ニュース。(text:cinemacafe.net)
2014年12月24日「2014年ベストドレッサー賞(日本メンズファッション協会主催)」の発表・授賞式が27日、都内で行われ、宮沢りえ、片岡愛之助ら7人が受賞した。同賞は、各界で活躍した著名人の中からその年を代表する「ベストドレッサー」を選び、表彰するもの。43回目となる今回はトヨタ自動車の豊田章男社長(政治・経済部門)、歌舞伎俳優の片岡愛之助(学術・文化部門)、放送作家の小山薫堂(同)、女優の宮沢りえ(芸能部門)、俳優の鈴木亮平(同)、プロ卓球選手の福原愛(スポーツ部門)、フォトジャーナリストの笹本恒子(特別賞)が選ばれた。また、ベストドレッサー賞受賞者の中からクールにウールが似合う人を選ぶ「クールウール賞」には鈴木亮平さんが選ばれた。宮沢さんは「素材の良いもの、着てハッピーになれるものにこだわっています」と笑顔。豊田社長は「ファッションに気を遣うようになって世の中や車のデザインの見方が変わった。自分の着るものは日本製にこだわっている」。片岡さんは「僕ではなく五大陸のスーツがいいのです」と話した。小山さんは「恥ずかしいの一言。今日の服は友人のチャーリーヴァイスにアレンジしてもらった。今日も会場のどこかにいると思う」とあいさつ。また、鈴木さんは「衣装は役になるためのトリガーのようなもの。僕の中でウールのイメージが新しくなった。来年は愛之助さんのようにスーツを着るような役もやってみたい」と各々コメントした。
2014年11月28日さだまさしが自身の楽曲『風に立つライオン』を基に執筆した小説が、大沢たかお主演で映画化されることが発表された。さだが原作の映画化作品に大沢が主演するのは2004年の『解夏』、2007年の『眉山』以来3作目。大沢と『藁の楯わらのたて』で組んだ三池崇史監督がメガホンを執り、来年3月14日(土)に公開される。その他の写真映画化のきっかけは、さだまさしがアフリカ・ケニアで巡回医療に携わった実在の日本人医師をモデルに作った1987年の同名楽曲に大沢がほれ込み、小説化・映画化を熱望したことから始動した。映画は、ケニアで医療に従事していている主人公が、心に傷を負った元少年兵と心をかよわせる様を、アフリカの雄大な風景を交えて描く。大沢が演じるのは、遠く離れて暮らす恋人への想いを胸に、ケニアの戦傷病院に派遣される医師・島田航一郎。そのほか、ケニアの現場で航一郎を支える看護師を石原さとみ、航一郎の恋人役に真木よう子、鈴木亮平、萩原聖人、石橋蓮司らが出演する。大沢は「最初に『風に立つライオン』という曲を聴いたのは10年以上前になります。素晴らしい曲だと思いました。今回のような歌から始まって小説、そして映画に至る流れって、なにかに守られているというか、なにかに後押しされているような、そんな風に感じています」と話し、「小説の中に命のバトンを繋いていくというメッセージがあるように、今回のプロジェクトには、さだまさしさんの『風に立つライオン』という歌があり、それが小説というバトンとして、僕からプロデューサーの方に引き継がれ、三池監督が引き継ぎ、現場で僕なりがそのバトンをもらって芝居をして、映画として最後にたくさんのお客さんに向けて、そのバトン渡す。引き継いだ全員の魂がそこに乗って、何かがみんなに届くような作品にしていかなくてはいけないなという事を改めて強く感じています」と語る。アフリカが主な舞台となる本作は、10月中旬から11月初旬まで長崎で撮影を行い、11月中旬からはアフリカ・ケニアでおよそ1か月間のロケを敢行する。マサイ族の土地での撮影や共演について大沢は「今回、マサイ族の人達の住む土地をお借りして一緒に映画を作れる事は、すごく光栄な事でとても嬉しいです。そして、マサイ族の人達との共演は、自分の表情も含めて自然と出て来る空気みたいなものを大切にして、あまり作り込んだ感じにはせずに自然に出来たらいいなと思います」とコメントを寄せている。『風に立つライオン』2015年3月14日(土)全国東宝系にて公開
2014年11月27日「ヴォーチェ(VOCE)」1月号は、一年通して見ない日はなかったといっても過言ではない"旬な顔"代表の水原希子が表紙。COVER BEAUTYでは、「2014年はチャレンジの年だった」と語る水原希子。そんな彼女の2015年のプランに迫る。人気漫画「進撃の巨人」の劇場版出演なども控えていて来年の話題も気になるところ。メイクは?ヘアは?ファッションは・・?次の企みもふくめて水原希子の魅力の詰まったインタビューとなっている。特集は大人気の「ベストコスメ」!ランキング発表はもちろん、撮影の舞台裏までのぞけたり、ベスコスアイテムを使ったメイク解析など渾身の一冊。ただの売れ筋ランキングだけではない、真剣勝負のベスコスがここに!意外かもしれないが、神田沙也加がプチプラコスメクィーンなのはご存知だろうか?彼女が選ぶ選ぶ優秀プチプラコスメは目からうろこかも。タレント30人のHITSコスメ公開、オーガニック名品図鑑など、読めばすぐに使える美ネタが満載。別冊は「今美男2015」女より美しい今年の男たちを激写。妻夫木聡、斉藤工、鈴木亮平など今年メディアを賑わせた美男子たちを旬撮。永久保存版の仕上がりになっている。最新号が気になるあなたは、まずはwebで試し読みをチェック。【概要】ヴォーチェ(VOCE)1月号発売中URL:元の記事を読む
2014年11月26日女優の綾瀬はるか、長澤まさみ、夏帆、広瀬すずが4姉妹を演じ、是枝裕和監督がメガホンをとった映画『海街diary』(2015年6月13日公開)の場面写真が26日、初めて公開された。原作は、漫画家・吉田秋生が漫画雑誌『月刊フラワーズ』(小学館)で2006年8月号から不定期連載中の同名漫画。鎌倉の祖母が残した家を舞台に、"異母妹"を加えた4姉妹のリアルな家族の絆を描く。是枝監督にとっては、昨年の第66回カンヌ国際映画祭で審査員賞を受賞した『そして父になる』以来の新作。4人のほか、大竹しのぶ、堤真一、加瀬亮、風吹ジュン、リリー・フランキー、鈴木亮平らが出演する。今回、初めて公開された場面写真は、海辺で遠くを見つめる4姉妹の姿を映したもの。左からマイペースな三女・千佳役の夏帆、家長で責任感のある長女・幸役の綾瀬、年齢よりも大人びた四女・すず役の広瀬、酒好きで年下の男に弱い次女・佳乃役の長澤が並んでいる。是枝監督にとっても、「原作モノの映画化に心動き、心躍ることは少ないのですが、この作品は、一巻目を手にした瞬間からどうしても自分の手で映画にしたいと思い続けていました」と思い入れの強い本作。4人のキャスティングについては、「まず『今、誰を撮りたいか』を最優先に考えました」と説明し、「大好きな原作だけに、オリジナルとは違うプレッシャーがありますが、原作のキャラクターや名台詞をなぞり過ぎることなくこれまでのオリジナル作品同様、自分で取材し、目にしたものを膨らまし、キャラクターに肉付けし、生活感やディテールを大事にしていきたいと思っています」と意気込みを語っている。(C)2015吉田秋生・小学館/「海街diary」製作委員会
2014年11月26日鈴木亮平、窪塚洋介、佐藤隆太、染谷将太ら豪華俳優たちを迎え、90年代のストリートカルチャーを牽引した井上三太による伝説的コミックを、園子温監督が実写映画化した『TOKYO TRIBE』。園監督過去最高の成績でスタートを切り、全国大ヒット公開中の本作が、10月4日(現地時間)、ロサンゼルスでプレミア上映され、原作者の井上氏らが舞台挨拶に登壇、観客の前で“生ラップ”を披露した。本作の舞台は、「ブクロ WU-RONZ」「ムサシノ SARU」「シンヂュクHANDS」といった“トライブ (族)”たちがひしめき合う、近未来のトーキョー。トライブ間の暴動や乱闘は日常茶飯事であったものの、絶妙なバランスの上に均衡が保たれていた彼らだったが、ある事件をきっかけに一変。「ブクロWU-RONZ」のヘッド・メラと「ムサシノSARU」の中心人物・海、そしてトーキョー中のトライブを巻き込んだ、激しく壮絶な一大バトルが幕を開けることに――。ロサンゼルスにて行われている「beyond fest 2014」の最終日に上映された本作。舞台挨拶には原作者・井上氏を始め、映画ジャーナリスト・トッド氏、「ブクロWU-RONZ」ムカデ役で出演する北村昭博、「新宿ギラギラガールズ」ヨーコ役の片山瞳が登壇。井上氏が、英語で女性を口説くジョークを披露すると、満席状態の会場は大ウケ。井上氏は「人で満杯になったハリウッドの由緒ある劇場エジプシャンシアターで『TOKYO TRIBE』は上映され、タイトルが出たところで拍手が湧き、いろんなシーンで笑いが巻き起こっていて、とにかく自分にとっては感動的な上映だった」「HIPHOPの本場で『TT(※TOKYO TRIBEの略)』が受け入れられたのは自分がこの仕事に長年たずさわってきて、夢見ていたシーンなので、感動はひときわ大きかったです」と喜びを語った。本作の出演者も「『ヤバい日本のヒップホップ映画があるらしい』と、L.A.中から何百人もの映画ファンたち“L.A.トライブ”が大集結。日本で生まれたこの映画が、アメリカ人たちをものすごい熱量と共に圧倒するって、正直凄い」(北村さん)、「ハリウッドの歴史ある映画館の大スクリーンで上映され笑いと拍手に包まれた会場、上映後には『オレを鞭で打ってくれ』というアメリカ人が続出しました(笑)」(片山さん)と会場の盛り上がりに驚いた様子。またこの日は、園監督が本作のオチのヒントになったと語る井上氏自作のラップ曲「ONIDEKA SIZE」を披露。HIPHOP本場アメリカをも唸らせるLIVEパフォーマンスで観客を熱狂させていた。『TOKYO TRIBE』は新宿バルト9、渋谷シネクイントほか全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:TOKYO TRIBE 2014年8月30日より新宿バルト9ほか全国にて公開(C) 2014INOUE SANTA/TOKYO TRIBE FILM PARTNERS
2014年10月06日大好評のうちに終了した「花子とアン」の鈴木亮平とラッパーのYOUNG DAISのW主演に加え、染谷将太、窪塚洋介、竹内力ら豪華キャストが前代未聞のバトル・ラップ・ミュージカルを繰り広げる園子温監督の『TOKYO TRIBE』。園監督作品としては過去最高の成績でスタートを切り、全国大ヒット公開中の本作に、本日9月29日(月)に最終回を迎える人気番組「テラスハウス」で知られる宮城大樹と菅谷哲也が、カメオ出演していることが分かった。「ブクロ WU-RONZ」「ムサシノ SARU」「シンヂュクHANDS」といった“トライブ” (族)たちがひしめき合う、近未来の“トーキョー”。トライブ間の暴動や乱闘は日常茶飯事でも、絶妙なバランスの上に均衡が保たれていた彼らだったが、ある事件をきっかけに一変。「ブクロWU-RONZ」のヘッド・メラと「ムサシノSARU」の中心人物・海、そしてトーキョー中のトライブを巻き込んだ、激しく壮絶な一大バトルが幕を開けることに――。国内外から注目を集め、センセーショナルな作品を放ち続ける鬼才監督・園子温が挑む最新作は、90年代ストリートカルチャー&ファションを牽引した井上三太による伝説的コミック「TOKYO TRIBE2」の映画化。そんな本作に、一代ムーブメントを巻き起こした「テラスハウス」で初期レギュラーとして同番組を人気番組に押し上げた“夢追い人”宮城大樹と、現在も出演中で愛されキャラクター“てっちゃん”こと菅谷哲也がカメオ出演。2人が登場するのは、冒頭、鈴木さん演じる「ブクロWU-RONZ」のボス・メラが、ブクロにたむろする若者たちに密売をしているシーン。ブクロの街を牛耳るメラがN.Y.から直輸入したというMIXテープ(実はドラッグ入り)を売っていると、血気盛んな新米婦人警官(佐々木心音)が現れる。その直前に、宮城さんと菅谷さんがちらっと出演しているのだ。菅谷さん演じる若者がテープについて「Kast one?」と問いかけ、メラが「知らないなー、お兄さんマニアックだね~」と応じると、それを受けて宮城さん演じる若者が「音楽じゃないんですよね」とフォローしている。Kast Oneとは、N.Y.ブロンクス出身の知る人ぞ知る有名DJ。原作の「TOKYO TRIBE2」1巻にも、同様のやりとりが描かれており、原作では若者はメラに「ストレッチありますか?」と問いかけるシーンがある。これから「花アン」ロス、「テラハ」ロスになりそうというあなたも、本作には彼らのほかに、先日明らかになった園監督自身など、さまざまな俳優・アーティトもカメオ出演を果たしているというから、ぜひその目で確かめてほしい。『TOKYO TRIBE』は新宿バルト9、渋谷シネクイントほか全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:TOKYO TRIBE 2014年8月30日より新宿バルト9ほか全国にて公開(C) 2014INOUE SANTA/TOKYO TRIBE FILM PARTNERS
2014年09月29日90年代ストリートカルチャー&ファションを牽引した累計250万部超え、井上三太による伝説的コミックの映画化を鬼才・園子温が映画化した『TOKYO TRIBE』。連続ドラマ「花子とアン」で話題の鈴木亮平とラッパーのYOUNG DAISがW主演を務める本作から2人の思い出の“銭湯シーン”のメイキング写真が解禁となった。「ブクロ WU-RONZ」「ムサシノ SARU」「シンヂュクHANDS」といった“トライブ” (族)たちがひしめき合う、近未来の“トーキョー”。トライブ間の暴動や乱闘は日常茶飯事だが、互いの力関係は拮抗し、絶妙なバランスの上に保たれていた。しかし、ある事件をきっかけに、その均衡はもろくも崩れ去り、「ブクロWU-RONZ」のヘッド・メラと「ムサシノSARU」の中心人物・海、この2人とトーキョー中のトライブを巻き込んだ、激しく壮絶な一大バトルが始まることに――。園監督、過去最高の成績でスタートを切り、最速で1.5億を超える勢いで全国大ヒット公開中の本作。すでに、鑑賞した観客からは、「世界初バトル・ラップ・ミュージカル。クソ面白いです。マジオススメ」「ラップと戦闘シーン見たさに2回目のTOKYO TRIBE」「ヤバイほんと面白い。中毒性ヤバイ!」など大絶賛のコメントとともにリピーターが続出している。今回解禁されたビジュアルには、メラを演じる鈴木さんと共に、銭湯の湯船につかりながら熱い演出をする園監督の姿が!終盤の大事なエピソードが描かれるこの銭湯シーンには、実は、園監督本人もカメオ出演しているとのこと。鈴木さん、YOUNG DAISの入浴シーンはもちろん、園監督がどこに登場するか、風呂場の片隅まで要チェックだ。『TOKYO TRIBE』は新宿バルト9ほか全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:TOKYO TRIBE 2014年8月30日より新宿バルト9ほか全国にて公開(C) 2014INOUE SANTA/TOKYO TRIBE FILM PARTNERS
2014年09月24日真面目で努力家で、気遣いが出来て、知性とユーモアと熱さを持ち合わせ、情熱を注ぎ人生を懸ける“これ”というやりがいを持っている男。そんな絵に描いたような“理想の男”なんているのか?と思うが、写真撮影を含め時間にして40分ほどのインタビューの間に、鈴木亮平はこれらの特性をことさら誇示するでもなく、ごく自然に感じさせた。もちろん、人格者であることが良い俳優の条件ではない。どんなに人間性が素晴らしくとも、演技力がなければ認められない世界である。だが、この男のここ数年の軌跡を見れば、いや朝の8時にTVのチャンネルをNHKに合わせ、その演技を見れば、そんな意地悪な言いがかりなど無意味だとすぐに分かるはずだ。その「花子とアン」(NHK連続テレビ小説)の放送が続くさなか、鈴木さんが、お茶の間の支持を集める村岡英治とは似ても似つかない、暴力の世界に生きる“金髪マッチョ男”に扮し、ラップを口ずさむ主演映画『TOKYO TRIBE』がいよいよ封切を迎える。現代日本映画において“鬼才”と冠せられる数少ない監督のひとり、園子温の最新作で鈴木さんは何を手にしたのか?いま、最も注目を集める男の素顔に迫るインタビュー【前編】!原作は、独特の世界観で海外でも注目を浴びる井上三太の伝説的コミック。ブクロにシヴヤ、シンジュク、ムサシノなど、それぞれの地域に根を張る“族(トライブ)”が勢力をふるう近未来の首都トーキョーを舞台にした壮絶なバトルを猥雑に、コミカルに、激しく描き出す。まずはメラという役柄について質問しようとするが、なぜか鈴木さんの方から質問が飛ぶ。この日は複数の媒体による合同取材という形で取材が行われたが、差し出された見本誌を手に「〇○さん(媒体名)ってどうやって就職するんですか?普通に就職活動をされて、編集部に配属されるんですか?単純な興味なんですが…」と根掘り葉掘り、編集者に逆質問。好奇心の強さを実感させられると共に、現場の空気が一気に和んでいく。改めて、役作りについて。メラは「ブクロWU-RONZ」のヘッドで、日本刀と二丁拳銃を武器に戦う狂気を帯びた男。オープニングからいきなり、メラが街の取り締まりに来た婦警(佐々木心音)の胸を揉みしだきながらトーキョーの現状をラップに合わせて説明するというフザけた(!)シーンで幕を開ける。鈴木さんは「メラは哀しい男なんです。幼少期からすごいコンプレックスを抱えていて、人の上に立つこと、他人を暴力で服従させることで自分の存在を感じたい男だと思うんです」と自ら分析したメラの人物像を語る。「ただ、この映画ではそういう真面目な答えは一切、必要ない気もするんですけど…(苦笑)」と自嘲気味に漏らすが、それでもそこまでやるのがこの男の性分。映画で描かれない原作の設定はもちろん、その奥の奥、その人物の歩んできた人生や思考と嗜好まで、理由を含めて考え抜き、積み重ねていく。「そういうところは、朝ドラであれ、こういうエキセントリックな役であれ変わらないですね。いや、むしろこういう漫画原作の登場人物の方が、こういう作業をしっかりとやらないとペラペラになってしまう可能性があって危ないと思うんです」。本作のメラを含め、『HK/変態仮面』、『ガッチャマン』といった漫画やアニメを原作としたややエキセントリックなキャラクターの濃い役柄から、「花子とアン」の村岡に代表される現実世界に即した人物まで幅の広い役柄を、観る者に違和感を感じさせることなくこなすが、バックグラウンドまでも計算に入れたこうした緻密なアプローチが、それを可能にしているのだ。どのタイプを演じるにせよ、大切にしているのはその人物の「何もしていない」日常の部分だという。「例えば食事のシーンなどは、その人物の関係性や育ちが強く出てくる部分なので気を付けてますね。家族と一緒にいるところもそう。その人のルーツですからね。例えば『変態仮面』の撮影に入る時、“変身”後のところは正直、全く不安を感じてなかったんです。むしろ、変身していない時の彼――漫画的なキャラクターを実写で愛着のモテるキャラクターに出来るかどうかの方がずっと不安でした。一面で役を捉えてしまうのが怖いんです。優しい人を演じる時、優しい芝居で笑顔でいるだけでは本当の優しさ、人間らしさは感じられない。じゃあ、優しい人間であるその人の悪いところはどんなところなのか?ということを考えますね。メラならば、怖い男だけどなんでこうなったのか?どんな良いところがあるのか?どんな愛情を求めているのか?というところからの方が、逆に怖さが見えてくるんです。なぜメラはこんなに刀に執着があるんだろうか?と考えた時、原作では彼はブッバ(竹内力)に両親を殺されているんですが、ここからは僕の妄想で、刀で両親を斬られたことで、逆に刀で人を斬る瞬間にエクスタシーを感じ、オーガズムに達するんじゃないか?じゃあこいつは、殺人自体に興味はなくて、斬る瞬間の高揚感を欲してるから、斬った後の死体はどうでもいい。じゃあ、斬るアクションの後で人ではなく刀を見ていた方が結果的に怖いんじゃないか?という結論に至ったり、いろいろ見えてくるんです。こういう部分が役者としての準備段階ですごく楽しいんです。一つ一つ説明する必要はなくて、結果だけを見てもらえればいいんですけどね」。ここまで深く考え、自分なりに役を作り上げた上で撮影に赴くわけだが、今回、現場で園子温監督が与えてくれたものは?多くの俳優が園子温の指名とあらばどんな役であれ参加したいと口にする。これまで多くの個性的な監督と仕事を共にしていた鈴木さんの目に“鬼才”はどのような男に映ったのだろうか?「ストレートな熱量がすごく大きい方です。映画監督って最近は特に、いろんな部署のバランスを取ることも求められるから、穏やかな方が多いんです。でも、園さんは自分の情熱と思いつきで周りが何も見えなくなるくらい集中してて、主演俳優の僕でさも質問できない雰囲気だったりするんです(笑)。その熱量が役者にも『絶対に負けたくない』『この人の度肝を抜きたい!』と思わせるんですよね。その分、こっちも準備して考えていくし、園さんは今回の現場でほぼ事前には何も言わず『ハイ、やってみて』というスタンスだったんです。こっちも最初から120%で行かないといけないし、そのヒリヒリ感が僕にとっては一番の魅力でした。現場もね、どんどん変わっていくんです。そもそもメラの二丁拳銃も予定になかったのに、当日になって言われましたから(笑)。刀が並んでいる中に拳銃も混じってて『拳銃を携帯電話代わりにします』と。意味わかんないですよ(笑)。急に『今日は二丁拳銃を使ってアクションします』って。『今日は』って何だよ!?日本刀のキャラじゃないのかよ!でも、園さんの中で正解であれば正解なんです。そのセンスを全面的に信じて集まってきたスタッフが現場にいるわけですから。その一体感も大きな魅力でした」。積み上げて、準備を重ね、考え抜いて持っていったことに対し、現場で急に違うことを求められ、さらなる上乗せを要求される。一般の仕事として考えたら、ストレスこの上ない作業だが…。「でもそれが気持ちいいんです。準備していったものをガンっと壊されるのも好きです。一体感があって、ジャズのセッションをしているようで。自分の持ちうる力を全て注いで、一発勝負で出していく。それがよく分からないけど、エネルギーとして映画に宿ると思うんです」。ここまでの話で十分に理解、想像できるが「最近、自分でも気づいたんですが、すごくMっ気があると思います」と語るように、興味を持ったことや惹かれたものについて、自分を追いこんでいく作業が無意識の中で好きなのだ。「いままで自分はSっ気があると思ってたけど、ふと外を見渡すと、所詮は“Mにくるまれた状態のS”でしかなかったんだな、と思います(笑)。人生において、負荷を掛けたり背負ったりするのが好きなんですね。そこで自分が勝てるのか?それとも負けるのかを見るのが。昔、地元に高い鉄塔があったんですが、『これ登れるかな?』と思っちゃったら、もう登らない自分は“負け”なんですよ(苦笑)。結局、夜中に誰にも気づかれずに上ったことがあったなというのを最近、思い出しました。高速道路が遥か下に見える高さで、すごく怖かったです(笑)」。さらに話はここから、役作りにおける“内面”の部分と“フィジカル”のバランス。ここ数年の活躍や30歳を超えて感じる自身の変化などへと多岐に及んでいく――。【後編】に続く。(photo / text:Naoki Kurozu)■関連作品:TOKYO TRIBE 2014年8月30日より新宿バルト9ほか全国にて公開(C) 2014INOUE SANTA/TOKYO TRIBE FILM PARTNERS
2014年08月29日女優・市川由衣が映画『TOKYO TRIBE』(8月30日公開)で演じている"のりちゃん"の場面写真が29日、初公開された。本作は、俳優・鈴木亮平とラッパー・YOUNG DAISがダブル主演を務め、『地獄でなぜ悪い』などで知られる園子温監督がメガホンをとった作品。漫画家・井上三太の『TOKYO TRIBE2』を原作に、近未来の"トーキョー"でのストリートギャングたちの暴力と友情が描かれる。市川が演じるのは、ファミレス・ペニーズの看板娘のりちゃん。胸元を強調した露出度の高い服装で、アイドル的な存在であることを演出した。YOUNG DAIS演じる海(カイ)が属する「ムサシノSARU」は平和主義がモットーで、ペニーズはそんな彼らのたまり場で心のよりどころ。のりちゃんはスタッフとして働きながら、メラ(鈴木亮平)がリーダーを務める「ブクロWU-RONZ」と「ムサシノSARU」の対立が深まっていることを心配している。一方で海にほのかな恋心も。劇中では怒ったり、照れたりとさまざまな表情を見せながら、自分の胸の内をラップに乗せて披露する場面も。映画『海を感じる時』(9月13日公開)での大胆な演技も話題になっているが、本作では女優としての新たな魅力をうかがわせる。30日には都内で初日舞台あいさつが行われ、市川も登壇する予定。29日付のブログでは「お祭りの如く…沢山の方々が登壇しますよ(笑)」と告知しながら、「本編では、ラップも初挑戦しているので、是非ご覧下さいね」とアピールしている。
2014年08月29日井上三太の人気コミックを園子温監督が実写映画化する『TOKYO TRIBE』が8月30日(土)より公開される。カリスマ的人気を誇る原作だけに、実写化にあたりその配役に注目が集まったが、このほど極悪非道な悪の帝王ブッバを演じる竹内力の劇中写真が解禁された。その他の写真映画は“トーキョー”を舞台に、それぞれのトライブ(族)に所属し、暴力で街を支配しようとするストリートギャングたちの壮絶な抗争を、ラップミュージックとともに描くバトル・ラップ・ミュージカル。鈴木亮平が“ブクロWU-RONZ”のヘッドに君臨するメラを、一般公募で選ばれたラッパーのYOUNG DAISが“ムサシノSARU”に所属する海を演じる。竹内演じるブッバは、息子ンコイ(窪塚洋介)と、ブクロのボス・メラの3人で街を牛耳り、“ブクロWU-RONZ”の勢力を拡大させている悪の帝王で、原作コミックでは、肥大し肉が垂れ下がった汚醜極まりない巨漢の大物ヤクザとして描かれている人物だ。このほど公開された劇中写真は、取り巻きの美女たちが黄色い歓声を送る中、迫りくる敵たちに向けてブッバがドヤ顔でガドリング砲をぶっ放つシーンを捉えたもので、静止画像だが竹内のかまえる銃口が今にもこちらに向かってきそうな迫力だ。竹内はブッバを演じるにあたって、顔に刺青を入れることを自ら提案し、立ち振る舞い、奇声、ド派手な衣装、卑猥な小道具など持てるすべての“武器”を駆使してブッバ役を体現。その完成度に共演者の鈴木は「いい意味で開いた口がふさがらなかった」と言い、園監督は「もはや動物映画ですね(笑)」と絶賛した。竹内といえば『難波金融伝・ミナミの帝王』『仁義』『岸和田少年愚連隊 カオルちゃん最強伝説』など強烈なインパクトを残す代表作が多く“Vシネの帝王”と称される一方で、『テルマエ・ロマエ』『銀の匙 Silver Spoon』など話題作にも出演し、独特な存在感で観客を楽しませてきた名優だ。初タッグとなる鬼才・園監督のもとで、どこまでぶっ飛んだ“悪の帝王”を披露してくれるのか公開を楽しみに待ちたい。『TOKYO TRIBE』8月30日(土)から全国で公開
2014年08月14日園子温監督が鈴木亮平、窪塚洋介、佐藤隆太、染谷将太ら豪華キャストたちとともに、世界初の“バトル・ラップ・ミュージカル”に挑む最新作『TOKYO TRIBE』。このほど、主人公のひとりで、「ブクロWU-RONZ」を名乗る“トライブ”のヘッド、メラを演じる鈴木さんが、黒のTバック一丁という姿で激しい雄叫びをあげる “筋肉”ビジュアルがシネマカフェにて解禁!現在、NHK連続テレビ小説「花子とアン」で演じている“村岡印刷さん”とはとても同一人物に思えないほど、全女性必見のギラついた肉体美を披露していることが明らかになった。本作は、井上三太による90年代の伝説的コミック「TOKYO TRIBE2」を、鬼才・園子温が“セリフをラップで奏でる”バトル・ラップ・ミュージカルとして実写映画化。近未来の“トーキョー”を舞台に、トライブ(族)と呼ばれるストリートギャングたちの壮絶すぎる抗争を描き出していく。“トーキョー”に跋扈するトライブのひとつ、「ブクロWU-RONZ」のトップに君臨するのが、いま「花子とアン」の村岡英治役で人気急上昇中の鈴木さん扮するメラだ。ラッパーのYOUNG DAIS演じる「ムサシノSARU」の中心人物、海(カイ)を、ある理由から異常なまでに敵視する、日本刀と二丁拳銃を使いならす最凶の男として知られている。この度解禁となった場面写真は、ブクロを裏で操る悪の帝王・ブッバ(竹内力)に従うメラが、黒のTバック一丁で、ブッバの屋敷内で繰り広げられるアクションに参戦していくひとコマ。園監督から“女性を喜ばせる”肉体改造のリクエストを受けた鈴木さんは、Tバックでも強そうにみえる体としてプロレスラーを思い浮かべながら、メラのキャラクターづくりに臨んだという。「欲望の限りをつくした不良の男」の体を目指し、なんと1日8食、実に自身の標準体重から15キロも増量をし、“筋肉の上に脂肪をのせる”という肉体改造を敢行。このシーン以外にも、「この映画で一番脱いでるのは僕ですよ!」と豪語するほど、上半身裸の上に毛皮のコート姿など鍛え上げられた肉体を幾度となく披露し、スクリーン上で暴れ回っている鈴木さん。海を睨むときの目つき同様、メラのギラついたその筋肉美にも、ぜひ酔いしれてみて。『TOKYO TRIBE』は8月30日(土)新宿バルト9ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:TOKYO TRIBE 2014年8月30日より新宿バルト9ほか全国にて公開(C) 2014INOUE SANTA/TOKYO TRIBE FILM PARTNERS
2014年08月14日俳優の鈴木亮平が7日に東京・有楽町の日本外国特派員協会で行われた主演作『TOKYO TRIBE』の記者会見に、園子温監督、共演するYOUNG DAIS、清野菜名とともに出席。外国人記者を前に「以前から園監督の大ファン。現場でのひらめきで次々とシーンが加わるエキサイティングな経験だった」と流ちょうな英語であいさつし、拍手喝さいを浴びた。その他の写真鈴木にとって、園監督とのタッグは初めてで「現場ではとても集中しているので、こちらから話しかけられる雰囲気ではなかった。ある意味、無言のバトルといった感覚で、監督の要求にいかに応えられるかというスリルを味わった」と振り返った。井上三太の同名コミックを映画化。近未来の都市“トーキョー”を舞台に、それぞれのトライブ(族)に所属し、暴力で街を支配しようとするストリートギャングたちの壮絶な抗争を描く。「出演者がセリフをラップで奏でる」という手法を用いた“バトル・ラップ・ミュージカル”というジャンルについて、園監督は「最初の台本は普通の青春映画という感じで、ラップの台詞のごく一部だったが、結果的にどんどん(ラップが)増えてミュージカルになっていた」と明かした。また、「ミュージカルであると同時に、アクション映画でもある」といい、「役者はみんなアクションなしで自分のアクションをやっている。特に清野のアクションは素晴らしかった」と絶賛。清野は「オーディションでは怖い方だなと思ったが、現場ではアクションに失敗した私を『大丈夫?』と励ましてくださって、印象がガラリを変わりました」と話していた。北海道を拠点に活動するラッパーのYOUNG DAISは、一般オーディションで抜擢され「演技は初めての経験なので、一生懸命に打ち込む以外なかった」。園監督は「本物の役者とミュージシャンをミックスるするのが面白いと思った」と異色のキャスティングにも自信を示した。『TOKYO TRIBE』8月30日(土)から全国で公開取材・文・写真:内田 涼
2014年08月08日