Twitterを中心に注目ドラマの感想を独自の視点でつづり人気を博している、かな(@kanadorama)さん。2021年夏スタートのテレビドラマ『TOKYO MER』の見どころを連載していきます。人生で恐ろしい不条理にみまわれる。仕方なかったとは思えない。しかし往々にしてその不条理の引き金は過去の自分のどこかから繋がっている。多分悪いのは自分ではない。でも、こんな行動をしなければ避けられたのではないかという余地がある。人を深く傷つけ、しかも傷をいつまでも化膿させるのはそんな「自分にも落ち度があったのではないか」という悔いだ。自分は100%悪くないと思えたら少しは救われるというのに。2021年の夏を走り抜け、好評を維持し最終章に入ったテレビドラマ『TOKYOMER』。最終章前編、予想だにしなかった過酷な展開が待っていた。厚労省の策略で逮捕歴が暴かれた上にテロリストの協力者である汚名を着せられてしまったMERチーフの喜多見。更にかつて喜多見が治療した国際テロリストのエリオット椿(城田優)は、恨みか友好的な感情なのか、不明瞭な動機で喜多見の周辺に出没している。そんな中、喜多見が待機している総合病院近くの医大に爆弾を仕掛けたと、椿から犯行声明が入る。駆けつけた喜多見と音羽尚(賀来賢人)の目前で爆発が起き、更に椿からは次の爆弾の予告と、建物内の医学生たちを人質として閉じ込めること、中に1人の内通者がおり逃亡は不可能であることが宣告された。喜多見はテロリスト関係者だと思われたまま、敵対心を剥き出しにする医大生の一切の協力を得られない状態で、音羽と2人で負傷者の治療に当たることになる。これまでも恵まれた環境で救命治療をしてきたとは言えないMERだが、今回は激しい敵意の中で、時に閉じ込められたり詰め寄られたりと、喜多見と音羽の治療は遅々として進まない。それでも喜多見は「俺は医者です。命を救うのが仕事です」と誠実な言葉だけを伝え、ひたすら治療を続ける。白眉は、学生たちが喜多見をテロリストだと思い込んで空室に閉じ込めた時、常に冷静な音羽が叫んだこの言葉だった。「喜多見チーフがいればこの人(瀕死の患者)を救える、下らない噂に振り回されていないで、あの人が何をするのかその目で見て判断しろ!」その言葉で解放された喜多見は、自分を閉じ込めた学生たちを責める言葉1つなく患者の元に駆け戻り、音羽と連携して当然のように治療の続きを始める。互いに信頼を語る言葉を掛け合うことなどなくても、バディとしてここまで来たと胸が熱くなる名場面である。そして、喜多見が学生たちに語りかけた言葉もまた、印象的だ。「俺たちは応援をされるためにやってるわけじゃない。どんな非難をされても構いません。だけど命を救うことには手を貸して欲しい」この言葉こそ、新型コロナウィルス感染症と泥沼の戦いを続ける今の社会の中で、価値観や利益関係の相違から時に激しい批判に晒されながらも、懸命に対策のための情報を発信し、声を上げ続けている医療従事者の言葉そのものなのだと思う。結果的に内通者は医学生の1人で、感染症を契機に経済的に逼迫(ひっぱく)して医大からの退学を余儀なくされ、その悲痛を椿につけ込まれたということが明かされる。若者たちの学びの場が奪われ、経済的な弱者に真っ先に皺寄せがいく。医療従事者を早く増やせと声高に言われても、あまりにもその土台は脆い。これもまた、このドラマがいくつも描き出すコロナ禍の社会の写し絵である。ここまでどんな現場でも死者を出さず乗り切っていたMERだが、今回のエピソードでそのジンクスは破られる。死者1名と無情に表記される名前は、チーフドクターである喜多見幸太の妹であり、離婚した今は唯一の家族の喜多見涼香(佐藤栞里)であった。テロリストと知らずに手渡されて、なんの疑いもなく兄に渡すべく持ち歩いていたその水筒には爆弾が仕込まれていた。人を疑わず、ただひたすらに兄の身を案じた結果の惨劇だった。どんな患者でも救ってきた辣腕の医者が、ただ1人の家族を救えない残酷を見せつけて最終章の前半は幕切れとなる。妹を死なせ、絶望に突き落とされる喜多見に追い討ちをかけるように、椿からかつて喜多見本人から妹の写真を見せられて顔を覚えていたこと、美しい理想論を語る喜多見にいつか世界の不条理を見せつけてやろうと思っていたと語られる。悪いのは椿であるのは間違いない。だが、しかし……。境界線なく、どんな思想信条でも、どんな人生の患者でも治療の手は差し伸べられるべきだという医療従事者の願いと、ただ暴力で人の心身を棄損することを介して支配し、それを秩序とするテロリストの暴論は正反対に見えて、いや正反対だからこそ背中合わせのようなものかもしれない。1年前に消毒液を詰めて思いやりとともに渡した水筒が、爆薬を詰められて返ってくるように。果たしてどんな状況、どんな人格の患者にもその場で可能な限りできる治療をという、MERの博愛は絶望の闇から再起するのか。次週ついに最終回である。TOKYO MER/TBS系で毎週日曜・夜9時~放送最終回は15分拡大過去のTOKYO MERドラマコラムはコチラから[文・構成/grape編集部]
2021年09月10日映画『燃えよ剣』(10月15日公開)の完成披露イベントが9日に都内で行われ、岡田准一、柴咲コウ、鈴木亮平、山田涼介、尾上右近、山田裕貴、伊藤英明、原田眞人監督が登場した。同作は岡田演じる土方歳三を主人公に、新選組志士たちの人生と激動の幕末を描く。『関ヶ原』(17)、『日本のいちばん長い日』(15)などで知られる原田眞人監督が、司馬遼太郎の同名小説を原作にメガホンを握り、新選組局長・近藤勇を鈴木亮平、美しき剣士・沖田総司をHey! Say! JUMP・山田涼介が演じる。山田涼介は「本格的な時代劇に挑戦するのが初めてでしたし、殺陣の経験も全くないに等しい状況の中で、座長の岡田さんが教えて下さった。作品に入る前にも優しく教わりましたし、常に誰かに助けていただいていた」と感謝する。「役柄的に痩せなきゃいけないという時には、岡田さんと亮平さんがお医者さんのように教えて下さったし、刀の練習の時に僕の使っている私物の刀があまり良くなかったら、伊藤さんが『沖田くん、これを使ってくれ』と私物をプレゼントしてくれたり、本当にたくさんの方々に教えていただいた」と明かした。山田涼介の減量について、岡田は「本当に頑張ってた。あれはキツいですよね。1番キツいのを教えたんですよ。僕は2度とやりたくない」と明かし、鈴木が「僕もですね」と同意すると、山田涼介は「その時は本当にキツいって言ってなかったですもん!」と苦笑する。また鈴木は「この期間は病弱で、この期間は元気になって、また病弱なシーンが来て……とやってたので、体調や見た目のコントロールは想像を絶する大変さだったんじゃないかな」と同情し、原田監督は「元々、衰弱しているシーンは最後に持ってく予定でスケジュール組んでたのが、まあ映画の現場ではいろいろ起きますから。本当にかわいそうだったなあと思って」と労う。そんな山田涼介の様子について、鈴木は「ちょっと、声かけられなかったですもんね」としみじみとし、岡田は「入り込みというか、作品に対する思いをすごく感じました」と太鼓判を押した。
2021年09月09日俳優の鈴木亮平が25日、東京・千代田区で行われた「ブラウン シリーズ 9pro」の“夕方ヒゲ、ゼロへ”挑戦結果発表会に双子のお笑いコンビ「ザ・たっち」(たくや、かずや)とともに出席。ヒゲにまつわる悩みを明かした。「ヒゲは濃いほうではないが気になる」という鈴木。ヒゲが絶対目立ってはいけない役の時は朝夕2回剃ると明かし、「それを忘れると、モニターで見ていて『しまった、剃るの忘れた』となる。我々の世界で“つながる”と言うんですけど、(ヒゲの有無で)朝撮った役の顔と夜撮った役の顔がつながらないことがある。急に青くなるとか(笑)。ちゃんと剃っておかなきゃいけないですね」と語った。今回のチャレンジに合わせてヒゲを朝だけ剃って来た鈴木は、夕方ヒゲの有無を判定するプロの理容師に間近でマジマジと観察されて「こんなに近くでジロジロ見られることはそうそうない。恥ずかしいですね」と本音がポロリ。さらに、理容師にアゴなどを触られ、照れ笑いを浮かべていた。また、同じ事務所に所属し、同じ38歳であるザ・たっちの二人について「何度もお会いさせて頂いているが、その度に分からない。さすがだなと思う」と笑っていた。
2021年08月28日Twitterを中心に注目ドラマの感想を独自の視点でつづり人気を博している、かな(@kanadorama)さん。2021年夏スタートのテレビドラマ『TOKYO MER』の見どころを連載していきます。過去に不義理や過ちがある。誰かを傷つけたり、属していた組織にダメージを与えてしまった。その時はそうするしかなくて必死だったけれども、後で考えてみればもっと他にやりようはあったと思う。ずっと後になってそれを誰かに話すのも、言い訳に思え、都合よく許されたいみたいで何かが違う。そんな湿った後ろめたさは、誰の人生にもあると思う。心の片隅の消せない湿気も、自分の人格の大事な一部ではあるけれども。『TOKYO MER』8話の舞台は小規模病院最終章に入り、ストーリーが加速しているテレビドラマ『TOKYO MER』。第8話の今回、敏腕救命医にしてMERチーフ喜多見幸太の過去、『空白の一年』がいよいよ明らかになった。今回の舞台は土砂崩れで主電源を喪失した小規模病院である。非常用電源が数時間稼働している間に入院患者を他の病院に移送するという、当初は難易度が高くないと想定された今回の任務。その中で、MERチームの一員であり厚労省の医系技官でもある音羽(賀来賢人)は、かねてから疑念を抱いていた喜多見とテロ活動との関わりについて直接本人に斬り込む。「このメンバーには、正直に全てを話すべきです」それは喜多見の過去がどんな内容であっても、自分を含め「このチームであれば受け止めます」という意思表示の裏返しであったのだろう。しかし、チームの存続を天秤にかけた結果、何も語らない喜多見に音羽は失望してしまう。その失望が、喜多見がテロに加担している可能性の落胆よりも、自分たちを信用せず秘密を明らかにしてくれないことへの落胆だと表情や言葉に滲む音羽の真摯さが切ない。かくしてMERチーム最大の長所であるチームの連動性は損なわれたまま停電した病院にたどり着く。しかし、現場の病院は、続く小規模の崩落で非常用電源も損なわれてしまい、生命維持に必要な医療機器がほぼ使えない状態。MERは手足が縛られたような救命活動に突入する。パニックが畳みかけるスピードと密度でいえば今回が一番激しいかもしれない。そのくらい、電源を喪失すること、機器が万全に使えないということが医療行為にとって致命的だと分かるエピソードだった。思えばこのドラマはずっと、超人的な腕前の医者が1人いたとしても、救命医療はあくまでチームありきであること、チームの連動性こそが医療の質を上げるという姿を描き続けてきた。ここで更に、道具と環境あっての100%の医療だとシビアに描く。そして同時に、看護師という職業ゆえに子の登園を他の父母に渋られる夏梅も、短絡的な政治家の判断で治療を後回しにされそうになる妊婦も、多忙すぎて我が子と別居状態になっている麻酔科医の冬木も、医療機器不足なら自分の救命処置は必要ないと申し出る老人も、このドラマは、今、感染症と泥沼の戦いを続ける社会の写し絵だと分かる。『TOKYO MER』喜多見の空白の一年が明らかに暗闇の中、壊れた非常用電源を1人で復旧しながら、喜多見はイヤホン経由でメンバー相手に自らの過去を明かす。海外の紛争地帯で、1人のテロリストを患者として治療したこと、患者である以上、政府に引き渡さずにかくまったこと、結果、テロリストは病院から去り、隠匿(いんとん)した喜多見は逮捕され服役したこと……。喜多見の手で非常用電源は復旧するものの、引き換えに喜多見自身は重傷を追ってしまう。崩落の危険がある場所で、繰り返される退避命令に背き、MERチームの中でもとりわけ『もっとも命令に背けない男』の音羽が、真っ先に喜多見の救命に走る。ドラマとして『お約束』の展開かもしれないが、そうと分かっていてもやはり胸が熱くなる。まさにTBS日曜劇場の本領発揮ともいうべき名場面だった。どんな人間でも救いたいと願って自分が治療した相手が、野に放たれたあと、無差別に人を殺傷する。1をとったことで多数が失われる。決して医療は数の論理ではないけれど、あの1つの治療行為は果たしてそれで良かったのか、喜多見のような男が考え、悩まないはずがないと思う。その苦悩は時に喜多見を無謀すぎる救命に向かわせているようにも思える。厚労省の医系技官である音羽もまた、官僚として制度設計や今以上に大きな仕事をせねばならない使命感と、目の前の命を無心に救いたいジレンマに最初から悩まされている。ともに無情な心の天秤に翻弄される救急救命医のバディは、物語の最後にどこにたどり着くのだろうか。そして喜多見の過去は明らかになったが、テロリストであるエリオット椿が呟いた喜多見との『約束』の内容は、まだ明かされていない……。TOKYO MER/TBS系で毎週日曜・夜9時~放送過去のTOKYO MERドラマコラムはコチラから[文・構成/grape編集部]
2021年08月26日Twitterを中心に注目ドラマの感想を独自の視点でつづり人気を博している、かな(@kanadorama)さん。2021年夏スタートのテレビドラマ『TOKYO MER』の見どころを連載していきます。弱い立場になってみれば、分け隔てなく、あるいは惜しみなくケアをしてくれる人は本当に心の底から有難い。医師、教師、コーチ、店員、なんにせよ人生の恩人だと思う。でも、それが職場の同僚である場合や、その人と成果が連動する立場で働いてみると、実は案外と大変だったりする。熱心すぎるあまり仕事の終わりが読めない、シワ寄せが周囲にくる。そして、時にそんな人々の熱意や愛情を利用しようとする悪意の人物が現れ、引き寄せられてくる。ボーダーレスな熱意や愛情が全てを解決する世の中ならどんなにいいか。『TOKYO MER』第7話、喜多見の『過去』が明らかに?「待っているだけじゃ、救えない命がある」を掲げ、MER(モバイル・エマージェンシー・ルーム)という最新医療の大型車で、真っ先に災害・事故現場に駆け付けて患者の命を救う医療チームの活躍を描いたテレビドラマ『TOKYO MER』。第7話からは、いよいよ最終章に突入する。ほのめかす程度で、これまで詳細が明かされてこなかったチーフの喜多見の『いわく付きの過去』が事件に連動して動き出す第7話は、外国人労働者が数人働いている工場での救急要請からスタートした。雇い主のあからさまな差別と事実関係の隠蔽から、苦しむ外国人労働者たちの病状の原因がなかなか明らかにならない上に、現場は警察に管理されており、喜多見たちは救命活動をことあるごとに阻まれる。事件の進展とともに、ビザのない外国人労働者たちが更に十数人も地下に閉じ込められていること、地下での有毒ガスの発生が事件の原因であることが明らかになる。そして警察は、テロリストの爆破予告の阻止のために現場に来ており、外国人労働者の中にテロリストの内通者がいると推測して彼らの救急搬送を拒んでいたのだ。博愛への信念をつらぬく『MER』チーム今回のエピソードで終始貫かれているのは、「見捨ててもいい命なんて存在しない」という、喜多見とMERチームのボーダーレスな博愛への信念だ。これまでも、どんな患者も救うという意思で危険を顧みず治療に当たったチームだが、テロの協力者である可能性を目の前にしても、救命したいと願う喜多見もチームも揺らがない。そして、その医療者の信念に立ち塞がるのが、現場で指揮を取る公安警察の月島しずかである。クールで厳格な警察エリートを稲森いずみが好演している。喜多見と対照的に、月島は明確な境界線を引くことで秩序と安全を守ろうと考えている。判断の速さ、部下への的確な指示。決して無能ではない。月島は「テロなど、この国には存在しない。国民の安心を守るために誰にも知られず未然に防ぐ」と断言し、病状の癒えないままの外国人労働者を容赦なく追い詰めて取り調べる(後になってテロ予告がはったりであること、月島はそれを推測していたことも明かされる。はったりと感づいてなお取り調べを緩めない月島の、むごいほどの厳しさが際立つ)。線を越えようとする者、線を厳しく引く者。相反する2つの価値観は、赤塚都知事の判断とMERチームの必死の訴えかけで何とか救命に舵を切る。おりしも、現実の外国人労働者の数々の問題と引き合わせて考えた時、ドラマは理想であるとしても、そのギャップにため息が出る。『TOKYO MER』第7話の手術シーンは特に魅力的最終章スタートの今回、いかにもMERチームらしい滑らかな連携の手術シーンが素晴らしい。手術の場面自体が医療ドラマでは見せ場だが、今作の手術シーンの魅力は常に群を抜いている。手術前の声かけ、器械出しから「もらいました」と落ち着いた声で受け取って処置をする喜多見の手さばき、チームが有機的に連動していく美しさはTOKYO MERならではだと思う。演者それぞれに、並々ならぬ事前の勉強があったであろうことは想像に難くない。外国人労働者は無事に救出され、予告されたテロは結局起きることなく、物語は一見めでたしで終わったところ、首謀者たるテロリストの目的は別にあったことが判明する。さらに、そのテロリストと、喜多見には何らかの友好的な繋がりがあるということも月島から示唆される。区別なく救いたい者が、区別なく殺傷する者と因縁で繋がっている。強すぎる陽光で足元に色濃い影が生まれるように。謎めいたテロリスト・椿を演じるのは城田優。凛とした公安警察の稲森いずみ演じる月島しずか、医療者としてブレない矜持を貫く鈴木亮平演じる喜多見幸太。役者はそろった。クライマックス待ったなしである。TOKYO MER/TBS系で毎週日曜・夜9時~放送過去のTOKYO MERドラマコラムはコチラから[文・構成/grape編集部]
2021年08月20日シリーズ第3弾で完結編となる生田斗真主演映画『土竜の唄 FINAL』に新たなキャストとして鈴木亮平の参加が明らかになった。これまで偉人・高校生・小学生・執事・死神など、様々な役柄を演じ分け、アクションや殺陣にも定評のある実力派俳優の鈴木さん。スーパー救命救急医・喜多見幸太を演じる現在放送中のドラマ「TOKYO MER~走る緊急救命室~」も話題の鈴木さんが、本作では生田さん演じる主人公・菊川玲二の最終ターゲットである轟周宝の息子・轟烈雄に扮する。幼少期より数寄矢会の次期会長候補として、悪の帝王学を徹底的に叩き込まれ、人を騙すことに長けた狡猾さ、筋骨隆々な体格とすさまじいパワーを兼ね備えたまさに超人で、原作ファンの中でも最強の呼び声が高い轟烈雄。生田さんとは、これまでも「花ざかりの君たちへ~イケメン♂パラダイス~」や『予告犯』など何度も共演を重ねており、本作ではライバルである2人が鬼気迫るアクションシーンで魅せる。また、玲二の土竜(=潜入捜査官)としての資質を試していた優秀な捜査官、警視庁組織犯罪対策部長・沙門夕磨を滝沢カレンが演じることも決定した。実は谷袋警察署署長・酒見路夫(吹越満)の娘でありながら、上司という役どころだ。▽キャストコメント鈴木亮平菊川玲二?誰だそりゃ。土竜のファイナル?知らねぇな。俺が百獣の王・轟烈雄だ。ライオンの唄の始まりだぜ!レペゼン新生数寄矢会。時代遅れの雑魚どもはサメの餌にして、特製パスタで世界の王座へボンジョルノ。これからは俺の時代だろ?11月だぜ分かったな!てめぇら、俺だけを観に来やがれ!!ガルルル!滝沢カレン今回、とっておきの作品に仲間入りしました滝沢カレンです。もう、本当にパワーと熱が渦巻きながら進んでいく物語にさらに、大波が入ってきたかのようなFINALになっています。こんなダイナミックな映画に出場させてもらえたことが2021年の私の1番話したいことになりそうです。そしてサーモンさんという、頭の回転が早くてリーダーのような警察官という夢のような役をいただくことで、もちろん毎日緊張していて大変でしたが、一生の思い出と、自分にとって新たなやる気をもらいました。いま、私がこんな世界にいることを、タイムスリップして小学生の自分に伝えたらどれだけの驚き顔になるのか想像できます。たくさんの方に、想いが詰まった「土竜の唄」を観ていただけたら幸せです。ありがとうございました!生田斗真ちょっと奥さん聞いて!土竜の唄ファイナルに鈴木亮平&滝沢カレンが参戦ですってよ!あら、いやだ。私の大好きなお二人じゃない!なんでも鈴木さんは玲二の最大のライバル轟烈雄を、カレンちゃんは謎の女サーモンを可憐に演じているそうよ!あら奥さん!カレンと可憐をかけたのかしら!つまらないギャグはおやめなさいな!私のギャグはつまらなくても映画は超絶面白いそうよ!11月の劇場公開が待ち切れないわ!!『土竜の唄 FINAL』は11月19日(金)より全国東宝系にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:土竜の唄 FINAL 2021年11月19日より全国東宝系にて公開©2021「土竜の唄」製作委員会 ©高橋のぼる・小学館
2021年08月20日鈴木亮平主演「TOKYO MER~走る緊急救命室~」の第7話が8月15日放送。有毒ガスの充満する現場に乗り込む喜多見たちに「アルマゲドン」「アベンジャーズ」を感じる視聴者が続出。城田優の登場にも「来週が待ち遠しい」といった反応が寄せられている。都知事の命で「TOKYO MER」が設立。ミッションは“一人も死者を出さないこと”という彼らだが、チーフドクターの喜多見幸太の経歴には謎の“空白の1年”があった――という展開の本作。喜多見を鈴木さんが演じ、厚労大臣からTOKYO MER解体の密命を受け「TOKYO MER」に参加する音羽尚に賀来賢人。喜多見をチーフに任命したTOKYO MER発案者で東京都知事の赤塚梓に石田ゆり子。赤塚をライバル視し「TOKYO MER」解体を目指す厚生労働大臣の白金眞理子に渡辺真起子。白金の後ろ盾で政界のドンと呼ばれる与党幹事長・天沼夕源に桂文珍。「TOKYO MER」のスタッフとして蔵前夏梅に菜々緒、弦巻比奈に中条あやみ、ホアン・ラン・ミンにフォンチー、冬木治朗に小手伸也、徳丸元一に佐野勇斗。東京消防庁ハイパーレスキュー隊の千住幹生に要潤。東京都危機管理対策室室長の駒場卓に橋本さとしといった顔ぶれが出演する。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。工場で多数の外国人労働者が原因不明の症状を訴える。出動する喜多見たちに駒場は今回の事案では警察に従うよう指示が下る。さらに集団食中毒事件と思われた現場には、事件に不釣り合いなほど多くの警察官の姿が。傷病者の処置を始める喜多見たちだが、病院に搬送しようとすると警察官に留められてしまう。音羽は「大きな力が動いています」と、喜多見に警察に従うよう促す。さらに現場には公安の刑事、月島しずか(稲森いずみ)らが現れる。警察とにらみ合いになったその時、大きな爆発が発生。工場の地下に大量の外国人労働者が取り残されてしまう。その頃赤塚は官邸に呼ばれ、天沼がテロ組織から犯行声明を受け取っていることを明かされていた…というのが今回のストーリー。有機リン系のガスが充満、次の爆発が迫るなか、防護服を身にまとい工場の地下に向かう喜多見たち「TOKYO MER」と千住らハイパーレスキュー隊。その姿に「千住さん達の登場シーン、アルマゲドン風味」「突入シーン、アルマゲドン感あるな」「防護服着て地下に向かうとこがもうアルマゲドンじゃん」と“アルマゲドン”を感じたという声とともに、「これまで現場を共にしてきた人たちが登場すんの、アベンジャーズみたいで鳥肌立っちゃった」「今日は最初からのアベンジャーズ感がすごい」「劇伴と相まってアベンジャーズ感満載」と“アベンジャーズ”風味を感じる視聴者も。一方「医療物というより医療系戦隊物ですよね」「もうね… 戦隊ヒーロー張りにカッコ良いです!」「ヒーローは5人組のカラフル戦隊とは限らない」と“戦隊モノ”を連想したという反応も多数寄せられる。ラストではテロリスト側の人間で、かつ喜多見ともつながりを持つ人物として、城田さん演じるエリオット・椿が登場。「ラスボス感が半端ねぇ」「城田優さん登場で、めちゃくちゃ興奮しました」といった感想とともに、「登場人物も新たに加わり今までとは違う展開の幕開けを予期する回でした」「謎の男と空白の1年、新たな展開が早く見たくて来週が待ち遠しい」など、今後の展開に期待する声も多数投稿されている。(笠緒)
2021年08月16日鈴木亮平主演の本格救命医療ドラマとなる、日曜劇場「TOKYO MER~走る緊急救命室~」。8月15日放送の第7話から新章に突入した本作に、城田優が主人公・喜多見(鈴木さん)の“空白の1年”に関わる世界的テロ組織のメンバー、エリオット・椿役で出演することが分かった。舞台となるのは、「TOKYO MER」という救命救急のプロフェッショナルチーム。“MER”とは、モバイル・エマージェンシー・ルームの略称で、最新の医療機器とオペ室を搭載した大型車両(ERカー)で、危険極まりない重大事故・災害・事件の現場に駆けつけ、負傷者にいち早く救命処置を施す。そして、“一人も死者を出さないこと”が、彼らに課されたミッションである。鈴木さん演じる主人公・喜多見幸太は「TOKYO MER」のチーフドクターで、驚異的な救命技術を持つスーパー救命救急医。「待ってるだけじゃ、助けられない命がある」という強い信念で、危険な現場であっても瀕死の患者の元に飛び込み、自らの命を顧みず勇猛果敢に突き進む。共演には、喜多見に反発しつつ、現場では最高の相棒となる医系技官の音羽尚を演じる賀来賢人や、循環器外科で研修中ながらMERチームを兼務するよう命じられた研修医・弦巻比奈役の中条あやみ、さらに菜々緒や仲里依紗、石田ゆり子など豪華俳優陣が出演している。8月15日放送の第7話からは新章に突入し、新たな展開を迎えて話題となっている。これまで喜多見の秘密として伏せられてきた、彼の経歴の“空白の1年”に何があったのかが明かされると共に、その秘密を巡って「TOKYO MER」は大きく揺れ、物語は一気に加速し展開していく。第7話からは、その喜多見の“空白の1年”を追う新章のキーパーソン、公安刑事・月島しずか(稲森いずみ)が登場。そして、喜多見に近づく謎の男の登場により、物語は大きく動きだす。第7話で喜多見たち「TOKYO MER」は、清掃会社で起きた集団食中毒事件の現場に出動。そこにいたのは不法就労で働く外国人労働者と、多くの警察官たちだった。さらに、救助中に起きた爆発事故により大勢の負傷者が出てしまう。その裏では、世界的なテロ組織・LP9が政府に無謀な要求を突きつけていた。政府が対応に苦慮する中、喜多見と「TOKYO MER」メンバーは、公安刑事・月島ら警察の制止を無視して傷病者たちの救命・救出を行い、1人の死者も出すことなく無事に事件は解決した。かと思いきや…事件現場には救急隊員に変装して喜多見に近づく謎の男がいた。城田さん演じるエリオット・椿だ。事件の後、喜多見に「約束は果たしますよ、喜多見先生」という意味深なメールを送り付けた椿。果たして、医師・喜多見とテロ組織の椿はどんな関係なのか?喜多見と椿が交わした“約束”とは何なのか?今後、椿は「TOKYO MER」の存亡を揺るがすキーパーソンとなっていく…。そんなエリオット・椿を演じる城田優は、テレビドラマや映画で活躍する一方でミュージカルやコンサートにも出演し、アーティストとしても高い実力を発揮。TBSのGP帯連続ドラマに出演するのは「表参道高校合唱部!」(2015)以来、また日曜劇場に出演するのは今作が初となる。「SPEC~警視庁公安部公安第五課 未詳事件特別対策係事件簿~」(2010)で怪しさを纏ったヒールキャラクターを演じた城田さんだが、本作で再び謎の男を演じる。日曜劇場「TOKYO MER~走る緊急救命室~」は毎週日曜21時~TBS系にて放送中。(text:cinemacafe.net)
2021年08月15日Twitterを中心に注目ドラマの感想を独自の視点でつづり人気を博している、かな(@kanadorama)さん。2021年夏スタートのテレビドラマ『TOKYO MER』の見どころを連載していきます。人生のどこかで、特異な才能の誰かに出会う。圧倒的な才能の持ち主が更に人知れず努力を重ねていることを知る。これは勝てないと痛感する。相対的に自分は凡庸な人間だと知る。大多数の人が経験するであろう、ヒーローにもゲームチェンジャーにもなれない自分を見つめ直したら、どうするか。「待っているだけじゃ、救えない命がある」をコンセプトに、数多の現場に直接駆けつけて救命活動を続ける医療チームの活躍を描き、好評の『TOKYO MER』。第6話は山林で発生した小学生の遭難事故。今回のエピソードで初めて、チームはルートごとに3つのチームで別行動を取ることになる。医師かつ医系技官である音羽(賀来賢人)は、戦力を分散することで医療行為そのものが行えなくなる危惧をチーフの喜多見に訴えるが、喜多見はメンバーの能力を信じて、より救命の可能性が高くなると判断した上で分散行動を採用する。その判断は当初は吉と出て、研修医として参加している比奈(中条あやみ)の頼もしい成長が描かれる。その場での手術を決断する比奈が、第2話で看護師の夏梅(菜々緒)に教わったように、大きな深呼吸ひとつの後に落ち着いて手術に取り掛かる様子は、個人的に嬉しくなった。『TOKYO MER』麻酔科医の冬木明かされたプライベート一見順調に見えた別行動での救命活動だが、遭難の理由がスズメバチに襲われて子供たちが分散して逃げたことにあると判明するあたりから、一気に暗転していく。子供たちの怪我に加えて熱中症、そして救命活動時にも襲いかかるスズメバチに、MERチームは一気に追い詰められていく。そんな中、遭難している子供の中にはMERチームの麻酔科医である冬木(小出伸也)の息子がいることが判明する。そして良き父として家庭がうまくいっているように見えていた冬木が決してそうではないこと、息子とは別に暮らす日々であることが明かされる。時折会う息子に、「自分はMERの副チーフとして立派な仕事をしている」と、存在しない役職を見栄で語ったと自嘲して詫びる冬木に、喜多見は微笑むがあえて何も語らない。かつて比奈が自分の未熟さに悩んだ時も、喜多見はそれらしい言葉を探そうとはせず、黙って見守っていた。それが喜多見なりの誠実なのだろう。今回はベトナム出身の看護師のミン(フォンチー)が、看護学校に通った頃の話もあり、無邪気に見えるミンもまた苦労人であることが示唆されている。冬木の家庭の話といい、喜多見の謎の過去といい、順調に生きているように見える誰かが実は痛みを抱え、表に見せない憔悴とともに生きているということなのだと思う。息子に、離れて暮らす理由を夫婦の不仲ではなく父親として自分の仕事にそれだけの価値があるからだと嘘をついてでも思ってもらいたい冬木の願いが切ない。仕事の現場では、もちろんサポート役としての自分に誇りを持っている。それでも麻酔科医という仕事はその難しさや重要さに比べて、どうにも世の中の認知度が低い。しかし重傷で運び込まれた冬木の息子の手術は、エースである喜多見1人の技術だけでは助けられない。あわやというところで MERチーム全員が集結して無事に切り抜けて終わる。クライマックスの魅せ方が光る『TOKYO MER』第6話1人で奮闘する喜多見の技術が卓越しているということを存分に見せてなお、やはりチームでなければ大きな仕事はなし得ないと痛感させるクライマックスの魅せ方は素晴らしかった。良い投手がいれば試合に勝つ確率はあがる。しかし捕手がいなければ投げようがない。そして内野、外野それぞれを守る野手がいなければ試合そのものが成立しない。自らもハチ毒に苦しみながら、息子の手術に現れた冬木は、力強く語った「オペ室の患者さんを守るのは、麻酔科医の仕事です」。あえて父子であることを排除したその言葉は、プロ意識と裏方の矜持(きょうじ)そのものだった。凡人ゆえの小さな屈折と、「分かるわかる」とホッとするような温かみと、裏方だからこその格好良さを見せてくれた小出伸也の熱演に惜しみない拍手を贈りたい。ここまでの6話を通して見ていると、医療者が『現場にいる』重要性と同じくらい、そこにたどり着ける体力や技術(レスキュー隊が補助することも含め)があることの難しさを描いているように見える。その意味で、知性と職人肌の誠実さと説得力のある身体作り、全てを表現できる俳優として喜多見幸太はまさに鈴木亮平のハマり役であると思う。そんな喜多見の、序盤からことあるごとに描かれていた『やばい過去』が徐々に明らかになる。どんな予想外の展開が待っているのか、ノンストップな日曜の夜を待ちたい。TOKYO MER/TBS系で毎週日曜・夜9時~放送過去のTOKYO MERドラマコラムはコチラから[文・構成/grape編集部]
2021年08月12日俳優の鈴木亮平が11日、東京・文京区で行われたニチレイ「本格炒め炒飯」発売20周年記念冷凍炒飯売上世界No.1ギネス世界記録認定PRイベントにゲストとして登場。プライベートではもっぱらエジプトにハマっていると明かした。加熱調理する同商品にちなんで、“ついつい熱くなってしまうこと”を問われた鈴木は「熱くなりすぎて敬遠しようとしているのはゲーム。テレビゲームはやり始めると夢中になってず~っとやってしまう」と回答。「(本当は)大好き。子どもの頃から好きすぎて、あるとき気づいて『これはマズい』と思って自制している。でも何年かに一回はゲームにハマってそればっかりやっているときがある」と話した。歴史好きが高じて、世界遺産検定1級を保持している鈴木。最近は、エジプトの世界観を模した冒険ゲームにどハマりしていると明かして「古代エジプトに家にいながらにして行ける。それにハマってしまって、ずっとエジプト旅行していた」と述べた。また、自宅でゴロゴロしているときは「ベッドに寝そべって、マッサージ機をふくらはぎに挟みながらYouTubeを見ています」とニッコリ。「エジプトの考古学者の河江(肖剰)先生という方がYouTube始められた。すごく面白い。すごいですよ、おすすめです」とアピールした。他方、鈴木はTBS系列の日曜劇場『TOKYO MER~走る緊急救命室~』(毎週日曜21:00~)に、主人公の医師・喜多見幸太役で出演中。プライベートではリラックスしている様子だが「今はそれどころじゃない。人の命を助けないといけない」と報道陣の笑いを誘い、自身も「(猛暑にもかかわらず)昨日ガスマスクを被っていた」と笑っていた。この日鈴木は、ギネス記録認定を祝してくす玉を割り、エプロン姿で同炒飯のフライパン調理にもチャレンジ。レンジ調理版と食べ比べを行い、世界一の冷凍炒飯に舌鼓を打った。
2021年08月11日TBSで放送中のテレビドラマ『TOKYO MER~走る緊急救命室~』に、俳優の稲森いずみさんが出演することが発表されました。救命救急のプロフェッショナルチーム『TOKYO MER』を舞台に繰り広げられる、医療ドラマである同作。『MER』のチーフ・喜多見を演じる鈴木亮平さんを筆頭に、賀来賢人さん、中条あやみさん、菜々緒さんら、新旧の豪華俳優陣が集結しています。『TOKYO MER』第7話から、新章突入これまで喜多見の秘密として伏せられてきた、彼の経歴の『空白の1年』に一体何があったのかが明かされる第7話。『空白の1年』を追う新章のキーパーソンとして公安の刑事・月島が登場し、物語は一気に加速し展開します。月島を演じるのは、俳優の稲森いずみさん。胸の奥にはどんな手段を使っても国民の安心・安全を守るという強い使命感を抱いている、という難役を演じます。稲森いずみコメント私が演じる月島しずかは警視庁公安部キャリアで80人の精鋭を率いている女性課長。クールな刑事ですが、とても使命感が強く、国民の安心・安全に全力を注ぎ、そのためには手段をも問わないハードボイルドな一面もあります。「国民を守ること」それが自分の使命だと思い、役に臨んでいきたいと思います。鈴木亮平さんとは初共演になりますが本当にヒーローのようでした!喜多見先生のような医師や救命救急チームが本当にいたら素晴らしいですよね。この物語の新しい展開となる、喜多見の空白の1年を知る人物として、どのように対峙して、どういう揺さぶりをみせるのか、その闘いを是非楽しみにしていただきたいです。喜多見の空白の1年を巡り、大きく揺れる『TOKYO MER』。稲盛さん演じる公安刑事・月島が物語にどのような影響を与えるのか、ますます今後の展開から目が離せません。TOKYO MER/TBS系で毎週日曜・夜9時~放送過去のTOKYO MERドラマコラムはコチラから[文・構成/grape編集部]
2021年08月09日鈴木亮平が主演する「TOKYO MER」の6話が8月8日オンエア。今週も賀来賢人演じる音羽に「ツンデレがすぎる」といった反応が集まるとともに、右手で頭部を手術しながら左手で注射を打つという喜多見の“神技”に「超人か…」など感嘆の声が続々寄せられている。最新の医療機器とオペ室を搭載した大型車輌(ERカー)である“MER”=モバイル・エマージェンシー・ルームを駆使し、“一人も死者を出さないこと”をミッションとする「TOKYO MER」の活躍を描いていく本作。キャストはTOKYO MERのチーフドクター・喜多見幸太を鈴木さんが演じるほか、貧困のなか母を亡くした経験から、医療の不平等を是正するために医師免許を持つ官僚“医系技官”となった音羽尚に賀来さん。また蔵前夏梅に菜々緒、弦巻比奈に中条あやみ、ホアン・ラン・ミンにフォンチー、冬木治朗に小手伸也、徳丸元一に佐野勇斗。東京消防庁ハイパーレスキュー隊の千住幹生に要潤、喜多見の妹・涼香に佐藤栞里、TOKYO MER発案者で東京都知事の赤塚梓に石田ゆり子といった顔ぶれ。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。6話では18人の小学生が奥多摩で失踪する事件が発生し、現場に向かった喜多見は子供を捜索しつつ治療もするためメンバーを分散させる。これまでチーム一丸でピンチを乗り越えてきたメンバー達はバラバラに闘うことになる…。音羽や比奈は原因不明の重症に陥った子供たちの治療に苦慮するなか、喜多見も必死に処置に当たるが必要な薬剤が全く足りず…という展開。緊張性気胸の子どもを発見、搬送していては間に合わないと判断しその場で手術する決断をする比奈の姿に「比奈ちゃんたくましくなってる」「比奈先生成長してる…泣いちゃう…」「比奈先生がめっちゃ成長してる……これだけでもう涙腺やられる」などの声が上がる一方、11人もの子どもたちの手当で手持ちの点滴が尽きてしまい、絶体絶命の危機を迎える喜多見にドローンで点滴を届ける徳丸にも「徳丸くん!!!!!きみはどこまで優秀なんだ!!!」「ドローーーーーーーン!!!!!!とくまるくんすげえ」「今やドローンはどこでも必須なんだな」など賞賛の声が相次いで送られる。また音羽とコンビで捜索に向かうなか、自分もいつか喜多見のように人の命を救ってみたいが「そんな勇気も力もありませんけどね」と話すミン。その後子どもたちがスズメバチに襲われ山道を外れ、散り散りに分散したことが判明。さらにミンも救助隊員を助けようとしてスズメバチに襲われてしまう。その際ハチに刺されてしまったミンの処置をしながら「ミンさんにもありましたね、勇気」とつぶやく音羽…そんな音羽に今週も「ミンさんの勇気ある行動を褒める音羽とかいうツンデレ」「音羽先生ツンデレがすぎるぞ」といった声多数。そして行方不明になっている子どもの中に冬木の息子・壮太がいることがわかる。過去にスズメバチに刺されたことがあり、非常に危険な状態の壮太をERカーに運び手術を始める喜多見は、右手で頭部の手術をしながら、手元も見ずに左手で注射を打つという技を見せる…喜多見の“神技”に「喜多見先生両手で別々の処置を…!?」「すげぇなドリル使いながら注射してんだぞwこの人www」「二刀流すごすぎ」「喜多見先生超人か…」など視聴者からの投稿も続々と届けられている。(笠緒)
2021年08月08日大河ドラマ『西郷どん』(NHK)や映画『変態仮面』シリーズをはじめ、シリアスからコメディまで幅広い作品に出演する俳優の鈴木亮平さん。日本を代表する俳優の1人である鈴木さんは、高学歴俳優としても有名です。出身大学は、難関大学としても知られる東京外国語大学。アメリカへの留学経験もあり、英検1級を持つほど、語学も堪能です。そんな才能あふれる鈴木さんは、芸術面でも優れたセンスを持ち、ネット上で「天は二物も三物も与えるのか」と驚きの声が寄せられています。鈴木亮平が描いた人物画に絶賛の声2021年8月5日、鈴木さんが出演する映画『孤狼の血 LEVEL2』の入場者プレゼントが発表されました。プレゼントは、同映画の登場人物である、松坂桃李さん演じる日岡秀一のポストカードサイズの肖像画。この肖像画は鈴木さんが描いたもので、Twitterでは作品の全体を見ることができます。\まさかのサプライズ&入場者特典解禁//先日の #コロフェス の裏では…日岡の宿敵・上林役の #鈴木亮平 さんが魂込めて描いた「日岡秀一」の肖像画を #松坂桃李 さんにサプライズ披露こちらの鈴木さんの力作が、20万枚限定でポストカードに✨公開初日より全国の劇場で配布されます pic.twitter.com/JjUuqtyXMZ — 孤狼の血 LEVEL2 (@Korounochi_2021) August 4, 2021 荒々しくも、どこか繊細さを感じさせるタッチで描かれた肖像画。プロの画家が描いたものといわれても、納得してしまうほどのクオリティです。もともと、ファンの間では知られていた、鈴木さんのアートセンス。今回、Twitterで肖像画が公開されたことにより、鈴木さんの才能が広く知られるようになりました。【ネットの声】・鈴木さん、絵もうまいとかどういうこと。・鈴木さん、多才だな。・プロになれるぐらい、絵がうまいじゃん!すごいな…どれだけ才能を持ってんだ。語学に長けた知性、演技力、そして絵のセンス…たくさんの才能を持つ鈴木さんに、多くの人が改めて驚かされたようです。[文・構成/grape編集部]
2021年08月07日Twitterを中心に注目ドラマの感想を独自の視点でつづり人気を博している、かな(@kanadorama)さん。2021年夏スタートのテレビドラマ『TOKYO MER』の見どころを連載していきます。経験を積めば人脈は増える。増えた人脈はよりレベルの高い仕事を可能にする。一方でそれはしがらみにもなってあなたを縛る。利害の調整、恩義、尖った意見は誰かを怒らせそうで、もう言えない。最初に理想はあったのに、いつしか遠くに流されてしまう。そしてほろ苦く思う、生きるってこういうことさ。多少なり誰にでも覚えがあると思う。でも、戻れないところに流されてしまう前に、確かに幾つかの分岐はあったはずだ。『TOKYO MER』第5話、大物政治家と妊婦の救出で揺れる音羽移動する手術室として、さまざまな災害や事件の現場に駆けつけてきた『TOKYO MER』。第5話の現場は、本拠地としている病院内のエレベーター。ここまで、鈴木亮平演じる凄腕救命医のチーフ・喜多見と対になる存在として描かれてきた、賀来賢人演じる、医系技官(厚労省の官僚であり医師でもある)の音羽尚が、大物政治家と臨月の妊婦、そして病院ボランティアの喜多見の妹とともにトラブルを起こしたエレベーターに閉じ込められる。さらにエレベーターには火災の煙が充満し、臨月の妊婦の容体が急変する。官僚として更なる高みで大きな仕事を成し遂げたい音羽は、政治家の意向には逆らえない。煙の中、目の前で苦しむ妊婦か、自分を真っ先に助けろと騒ぐ大物政治家(桂文珍演じるこの政治家が、また下劣かつ自己中心的で同情の余地がない)か、音羽は苦しい選択を迫られる。こんな多重危機が次から次に発生する確率を考えてしまうより前に、視聴者をジェットコースターのごとき物語のレールに乗せてしまうのが今作の巧さだ。名探偵がいれば事件が起こる、それと同じだと思う。災害現場でも事件でも常に真っ先に患者の元に走るチーフの喜多見が、エレベーター内という特殊な環境もあって今回は一向に現場に辿りつけない。イヤホンマイクの声と不鮮明なエレベーター内カメラの映像を頼りに、喜多見と音羽はやりとりを重ねてエレベーター内での緊急帝王切開を決断する。音羽の出世の道を閉ざしてでも妊婦を救う決断に向けて、決して焦らずに柔らかい口調で対話を積み重ねる喜多見のありようが興味深い。喜多見はこれまでのMERの現場の経験から、音羽がどちらを選ぶのかは分かっている。しかし、どこまでも本人の明確な意思で選んでほしいと内心願っている。やはり喜多見は医者であるのと同時に、卓越したチームリーダーであり、オーガナイザーなのである(その『人たらし』ぶりは、喜多見が現場に辿り着いた時に政治家まで巻き込み当事者にして、味方につけるあたりでも発揮される)。その喜多見が決断のために音羽に最後に投げかけた言葉は「(手術をするかどうかは)あなたの判断に任せます。あなたは、医者ですから」。喜多見の言葉で、音羽は官僚ではなく1人の『医者』として手術の判断を下す。その決意は、簡潔な一言だった。「命より大事なものなんか、この世にはないんです」。誰の人生にも、大小の分岐点がある。常に迷わずに選べるならば幸せだが、大抵はどちらの道にもメリットもデメリットも同じくらいあって、私たちは迷う。迷って誰かに背中を押してもらうなら、せっかくならば妥協ではなく、きれいごとで背中を押してもらいたい。そう思わせてくれるような心の震えるシーンだった。複雑な人間の心の機微を表現する、賀来賢人の演技テレビドラマ『今日から俺は!!』(日本テレビ系)で、金髪の悪魔・三橋をコミカルに演じて世代を超えた人気を得た賀来賢人だが、出世作ともいえる朝ドラ『花子とアン』(NHK)では、妹・花子の成功に屈折した思いを抱く軍人の兄を好演している。感情を殺しストイックさを前面に押し出しつつ、心の奥にある柔らかさを隠しきれない。そういう複雑な役もよく似合う。音羽が医師と同時に官僚になった動機は、貧しさで適切な医療にアクセスできなかった自分の母親への思いからであった。しかし、喜多見の妹の涼香に問われても音羽はその動機を明かさない。音羽は命を救った新生児の小さな手のひらに触れながら、その母親に懺悔するように静かな声で語りかける。そして、「新しい命を支援する仕組みを利用してほしい、自分は誰もが希望を持って生きられる国にしていくから」と、付け加える。そこで気づく。今回の話は医療従事者へのエールであるのと同じくらい、時に愚かな上からの指示や、矛盾した社会の状況に息苦しく縛られながらも、少しでもベターに制度を変えたいと日々激務をこなしている官僚たちへの熱いエールでもあったということを。あらゆる危険な現場とタイムリミットに疾走する今作も第5話にして折り返しである。毎回の濃密さに「まだ」と「もう」という思いが交錯する。この爽快な医療チームがどんな道をいくのか、後半も見守りたい。TOKYO MER/TBS系で毎週日曜・夜9時~放送過去のTOKYO MERドラマコラムはコチラから[文・構成/grape編集部]
2021年08月07日鈴木亮平主演「TOKYO MER~走る緊急救命室~」の5話が8月1日放送。大物政治家相手を手玉に取る喜多見の“話術”に絶賛の声が殺到。また“究極の選択”を迫られた音羽にも「めちゃくちゃ良い人」「究極のツンデレ」など賞賛の言葉が送られている。最新の医療機器とオペ室を搭載した大型車輌(ERカー)で、危険極まりない重大事故・災害・事件の現場に駆けつけ、負傷者にいち早く救命処置を施すモバイル・エマージェンシー・ルーム“MER”が東京に設立。この「TOKYO MER」に集った救命医や看護師たちの活躍と、TOKYO MERを巡る政治劇も描かれていく本作。優秀な救命救急医だが経歴に“空白の1年間”を持つTOKYO MERのチーフ・喜多見幸太を鈴木さんが演じるほか、TOKYO MER解体の命を受けながら医師としての使命感から喜多見に協力していく音羽尚に賀来賢人。初の女性総理大臣の呼び声も高い東京都知事の赤塚梓に石田ゆり子。赤塚をライバル視しTOKYO MER解体を企む厚生労働大臣の白金眞理子に渡辺真起子。白金のもとでTOKYO MER解体のため音羽に檄を飛ばす久我山秋晴に鶴見辰吾。またTOKYO MERのスタッフとして菜々緒、中条あやみ、小手伸也、佐野勇斗。レスキュー隊の千住幹生に要潤。喜多見の妹・涼香に佐藤栞里。東京都危機管理対策室室長の駒場卓に橋本さとしといった面々も出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。音羽が白金の後ろ盾で政界のドンと呼ばれる与党幹事長・天沼夕源(桂文珍)と乗ったエレベーターが火災により急停止する。エレベーターには涼香と妊婦も乗り合わせており、煙が充満し酸欠状態のエレベーターで妊婦の容態が急変する。出動したTOKYO MERには天沼の救出を優先するよう命令が下るが…というのが今回のストーリー。ロープもちぎれ傾き煙が充満してるエレベーター内で手術を始める音羽だが、酸素が足りず意識が朦朧としていく。このままでは妊婦も涼香も、そして音羽も命が持たない。そんな状況でも一切協力しない天沼だったが、そこに到着した喜多見は笑顔で「天沼先生、協力してくれたら一躍ヒーローじゃないですか」と協力を求める。それを聞いた天沼はエレベーター内の防犯カメラで自分の様子が外部に映し出されていることに気付き、協力したほうが得策だと翻意する…。「人を使うのが上手い!!モノは言いようよなぁ」「喜多見チーフのせかた上手い 一躍ヒーローね」「政治家動かしたんやばすぎるって笑笑」など、喜多見の“話術”に視聴者から喝采の声が上がる。音羽がエレベーター内で手術したことで母親と赤ちゃんは両方無事に助かる。助かった母親のもとを訪れた音羽は赤ちゃんの顔を見ると微笑みを浮かべ、自分の母親が貧困のなか若くして亡くなったことから、医療の不平等を是正するために医師免許を持ちながら官僚になったことを告白。出産一時金をはじめとした医療制度の活用を勧める…そんな音羽にも「音羽先生の涙とか表情…言葉…全部グッとき過ぎ」「音羽先生ずっと謎だったけど、めちゃくちゃ良い人で感動」「音羽先生の妊産婦への医療制度に関しての言葉に泣きました」「音羽先生、究極のツンデレだよ本当に!!!」などの声が殺到している。(笠緒)
2021年08月02日Twitterを中心に注目ドラマの感想を独自の視点でつづり人気を博している、かな(@kanadorama)さん。2021年夏スタートのテレビドラマ『TOKYO MER』の見どころを連載していきます。厚労省の上司に、「わざと失敗してMERを潰せ」と圧をかけられるたび、「やってみせます」と神妙に誓うものの、いざ喜多見たちと現場に出れば救命治療に没頭して結果的に「死者、ゼロです!」でMERの株を上げてしまう…。毎度お約束の、賀来賢人演じる、医系技官の音羽尚が、だんだん不憫でキュートに見えてきた『TOKYO MER』。ドラマの内容も、評判もノンストップで走り続けている救命ドラマの4話目である。現実離れした設定にも視聴者を引き込む絶妙さ毎回、「なるほどこういうクライシスで来たか」と唸る本作。第4話の現場は天井が崩落したトンネルの事故。しかも、崩落で閉じ込められた車には、移植手術のための心臓を預かり、運んでいた医師が乗っているという状況だ。崩落で重傷を負ったその医師自身の命と、移植手術用の心臓、それぞれにタイムリミットが迫る危機(当然、移植を待つ患者の命も手術室内で危機にさらされている)が、事故現場と病院の手術室の2か所で同時進行する、スリリングな展開になった。それは確率論的に見れば現実離れした設定なのだろう。しかし、見る側をスッと引き込んでしまうのが、ERカーのリアリティ含め、このドラマのロケーションや小道具等のセッティングの上手さだと思う。『MER』を潰したいはずの音羽が放ったひと言これまで放送された第1~3話と決定的に違うのは、今回は病院の手術室との連携であるという点で、しかも移植手術の執刀はMERのチーフ・喜多見の離婚した妻であり、有能な心臓外科医の高輪千晶(仲里依紗)。離婚の理由は未だ明かされず、喜多見と高輪の間の空気は微妙にギクシャクしている。互いにあまり未練はなさげだが、冷え切っているという雰囲気でもない。そこに移植の心臓を預かったまま重傷を負い、瓦礫の下で気力を振り絞って生命を繋ぐ医師の思いと、救助をはやる気持ちと二次被害の可能性の間で判断せねばならないレスキュー隊のもどかしさが交錯しながら、移植用の心臓は命のバトンとしてぎりぎりで繋がっていく。崩落事故現場から受け取った移植用の心臓の無事を確認して、タイムリミットから手術を諦めかけた高輪に手術を続けるよう叱咤(しった)したのは、本来ならMERを潰したいはずの医系技官の音羽で、それでもなお可能性に迷う高輪の背中を押したのは元夫である喜多見だった。音羽がMERに対して悪意があると喜多見も高輪も気づいている一方で、医師としての音羽の判断にはきちんと信頼をおいているのだと分かる描写が面白い。音羽は官僚としてより高みに上り、そこから制度改革をして、より『大きな船』で人を救いたい野心と、今目の前で危機にある『激流の小さな船』の命を救いたい願いで、常に大きく揺れている。熱い気持ちを押し殺しても、ふとした拍子に漏れでてしまう賀来賢人の演技がいい。人間味あふれる喜多見の一面が垣間見えた『TOKYO MER』第4話対する喜多見はここまで揺れず、誰に対してもブレていない。しかしそんな喜多見が4話目にしてわずかにブレた。誰に対しても丁寧かつ親切に、しかし緩やかに一線を引いているかのような喜多見が、移植手術を迷う元妻である高輪にかけた励ましの言葉は「大丈夫。千晶ならやれる!」。いつも、「~できますよ」「~しましょう」と他者に柔らかく語りかける喜多見が、半歩踏み出したファーストネームの呼び方とラフな言葉の激励。瓦礫の下で鳴るスマホの振動をとらえる一瞬、一向に戻ってこない心電図の音の変化に願いを込めて耳をすませる一瞬。誰にもフラットな男が僅かにはみ出した、別れた妻への距離感。それは微妙な変化に耳をすます第4話だった。喜多見と高輪、互いに尊敬や理解はあるようで、しかし離婚の理由はまだ明かされない。互いに高度な技術と信念を持ったプロフェッショナルの同業夫婦だと思えば、オンオフ一緒にいて、常に相手の技術と職業観を自分と比べながら暮らすのは案外辛いことかもしれないと思う。喜多見の実妹の言葉から、喜多見が無鉄砲に海外に医療活動に行ってしまうことも離婚の要因のように思えるが、初回から繰り返し示唆されている喜多見の過去の『やばいこと』も含め、まだ謎は多い。物語を貫く縦糸として、これから徐々にほぐれ明らかになっていくのだと思う。楽しみである。TOKYO MER/TBS系で毎週日曜・夜9時~放送過去のTOKYO MERドラマコラムはコチラから[文・構成/grape編集部]
2021年07月31日鈴木亮平主演「TOKYO MER」の4話が7月25日放送。これまで対立してきた鈴木さん演じる喜多見と要潤演じる千住が共に救出に向かう様と、佐野勇斗演じる徳丸がバイクにまたがり放ったセリフ。そして賀来賢人演じる音羽の“エアグータッチ”にSNSが沸いている。“一人も死者を出さないこと”をミッションとして、東京都知事の号令で新設された救命救急のプロフェッショナルチーム「MER」。最新の医療機器とオペ室を搭載した大型車輌(ERカー)で、危険極まりない重大事故・災害・事件の現場に駆けつけ、負傷者にいち早く救命処置を施す彼らの活躍と、彼らを“潰そう”と暗躍する人々を描いていく本作。都知事の赤塚から任命されTOKYO MERのチーフドクターとなった喜多見幸太を鈴木さんが演じるほか、TOKYO MERを潰すために送り込まれた“スパイ”の音羽尚に賀来さん。救命救急の知識と経験が豊富な看護師でシングルマザーでもある蔵前夏梅に菜々緒。TOKYO MERを兼務する研修医の弦巻比奈に中条あやみ。看護師のホアン・ラン・ミンにはフォンチー。麻酔科医の冬木治朗に小手伸也。臨床工学技師、救命士の徳丸元一に佐野さん。東京消防庁ハイパーレスキュー隊の千住幹生に要さん。喜多見の元妻で医師の高輪千晶に仲里依紗。TOKYO MERを発案した都知事の赤塚梓に石田ゆり子といったキャスト。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。今回はトンネル崩落事故が発生、東京海浜病院に移植手術のための心臓を運搬中の車両が巻き込まれ、心臓と医師の小山(高橋ユウ)が巻き込まれる。しかしその頃東京海浜病院では千晶がすでに心臓移植手術を始めていた。喜多見は千住たちと力を合わせ、崩落現場に閉じ込められている小山と心臓、“2つの命”の救出に向かう…というのが今回のストーリー。これまでは救助方針を巡って喜多見と激しく対立することもあった千住だが、今回は2次被害を危惧して救出を制止する危機管理対策室室長の駒場(橋本さとし)に「助けを待ってる人がいるなら行きます」と強く宣言、喜多見と共に崩落現場に突入する千住に「千住さんが喜多見化した?」「千住さんは根っこからレスキューの人なんやな」「今日こそ、喜多見先生と千住隊長が力を合わせる時」「千住隊長と喜多見先生かわ並び立つのエモい」などの声が殺到。危険な状況のなか小山は発見され、心臓も移植可能だと判断される。そこにバイクで現れた徳丸は心臓が入ったクーラーボックスを抱えた比奈を乗せ、病院に急行する…その際、比奈に対し徳丸が放った「飛ばすけど、心臓落とさないで下さいよ」というセリフに「視聴者の心臓は落とされたけど」「私なら無理まず自分の心臓落ちる」「徳丸くんめちゃくちゃかっこいいじゃん!!!がんばれ!」「ちょっと佐野くん格好よすぎる」などの反応も続出する。その後小山の手術も、移植も成功。喜多見のもとを訪れた千晶は、疲れて眠りこける彼にグータッチで感謝を伝えるのだが、実は2人きりだと思っていた室内には音羽もいて、千晶やMERメンバーがいなくなったあと、ロフトの上から喜多見に向けて“エアグータッチ”する…というラストだった。このラストにも「音羽先生もグータッチ!エアーグータッチ!!!!やりたかったのね」「えっ、やだ、音羽先生ったらエアグータッチしてる」「今の音羽先生、かわいい」「4話目にして最後デレたぞ加賀先生!!!!!!」などの声が次々と寄せられている。(笠緒)
2021年07月26日Twitterを中心に注目ドラマの感想を独自の視点でつづり人気を博している、かな(@kanadorama)さん。2021年夏スタートのテレビドラマ『TOKYO MER』の見どころを連載していきます。連続ドラマの序盤の2回は自己紹介。挨拶のようなもの。本当に面白いかは中盤に入ってから。第1話、第2話と好評を維持している『TOKYO MER』。勝負の第3話は、このドラマのコンセプトである『医療従事者への敬意と感謝』が色濃くにじむストーリーとなった。菜々緒演じる蔵前夏梅にフォーカスがあたった『TOKYO MER』第3話今回のエピソードのメインは、菜々緒演じる、有能な救命看護師の蔵前夏梅。冒頭でシングルマザーであることが描かれている。このドラマでは、今のところ明確にはコロナ禍の描写はない。しかし、夏梅が娘を保育園に送り届けるシーンで、感染症を不安がる、ほかの親たちからのクレームが夏梅に伝えられ、医療従事者に対する差別が存在する社会であることが分かる。そんな中での今週のMERの出動は、元妻・娘へのDVを発端とした男の銃撃・たてこもり事件であった。男は無理心中をはかり、元妻に一方的に重傷を負わせた上、一型糖尿病とアレルギーの持病をもつ幼い娘を人質に立てこもる。低血糖発作とアナフィラキシーを併発し、生命の危機が迫る人質の少女を救うべく、夏梅は看護師として凶暴な立てこもりの犯人の人質となり対峙する。この立てこもり犯を演じる、川島潤哉の狂気を帯びた演技が凄まじい。小心な男の自我が傷つき肥大した挙句、暴力性に歯止めが効かなくなったおぞましさに満ちていた。重傷を負った元妻が「暴力が酷くて(逃げた)」と簡単に説明する以外、この男の来歴についても詳しい描写はない。ただただ情けなさとそれ故の自暴自棄さが恐ろしいのである(今回はこの犯人役の川島潤哉も、警察の特殊部隊の職人気質な隊長を演じた山田純大の演技も素晴らしかった。スポットの演技が活きるドラマは強い)。コロナ禍の社会状況と医療従事者にシンクロした描写何とか粘り強い交渉の果てに、時機を見て人質の少女を逃した夏梅だったが、今度は特殊部隊の隊員の1人を犯人の銃撃から守るため、再び1人で人質に戻っていく。個人的には、今週の放送で一番印象的だったのは、夏梅が人質として戻る直前にその隊員の重傷を判断し、チーフの喜多見に「あと30分ほどです!」と救命可能なリミットを絶叫して伝えた場面だった。患者に触れて即座に得た情報とトリアージして下した判断が、救急の初動においてどれほどの重要な価値を持つか、まざまざと伝わるシビアな場面だった。そして再び人質として戻る恐怖を押し殺し、「必ず助けが来ますから」と重傷を負った隊員に労りの声をかけるシーンの痛ましさには息苦しくなった。今作ではチーフの喜多見も、とにかく救命治療の最中に患者の暮らしや人柄にまで届くような励ましの言葉をかける。それだけ救命救急にはスピードと同時に患者自身の気力が重要だということなのだろう。最後に自らも重傷を負い、「殺せ」とウソぶく犯人に、夏梅は「ぶん殴ってやりたいけど治療が面倒だからやめとく」と怒りを抑えて応じる。報われないことも届かないこともあるが、どこまでも彼女は『治したい』看護師なのだった。それは彼女が聖人君子だからではなく、確固たるプロ意識の持主ゆえなのだと思う。どんな人格の相手でも、そこに至った状況など知らなくても、危険の中でも目の前の命の危機には手を差し伸べる。いうまでもなくコロナ禍の社会状況と医療従事者にシンクロした描写なのだ。プロ意識とは、「かくありたい」と自分に課する姿にどれだけ妥協なく添えるかどうかだと思う。夏梅が憧れるフローレンス・ナイチンゲールは、献身的な看護だけでなく統計学を駆使して、医療のためのよりよい環境を勝ち取ろうとしたタフなネゴシエーターといえる。フローレンス・ナイチンゲールは、「天使とは美しい花をまき散らす者ではなく、苦悩する者のために戦う者である」という言葉も残している。夏梅もまたストイックに戦い続けている。そんな彼女のプロ意識に呼応して、同様に人を守るプロフェッショナルである警察の特殊部隊の面々は、最大の賛辞をMERの面々に贈るのである。今回のエピソードにおいて警察もMERも弱者を守るために危険を顧みない現場に踏み込むことになるが、規律の厳格さの分だけ警察の判断は鈍く硬い。その硬直した枠を「では警察官は死んでもいいのですか。みんな同じ命です」というピンポイントの言葉で、するりと外してしまう都知事のありようも興味深かった。エンターテイメントのフィクションとはいえ、政治の役割というものについて考えさせられる一幕である。これまでの1、2話で危機のシーンで鋭く高いピークを作って緩急で魅せてきた今作は、第3話では「重苦しい危機が延々と続く」という方法で私たちを魅了してきた。おそらくこれからもあの手この手で週末終わりの1時間、私たちの頭を空っぽにして、手に汗を握らせて勇気づけてくれるに違いない。心して待ちたい。TOKYO MER/TBS系で毎週日曜・夜9時~放送過去のTOKYO MERドラマコラムはコチラから[文・構成/grape編集部]
2021年07月24日映画『孤狼の血 LEVEL2』(8月20日公開)の完成披露プレミアが20日に都内で行われ、松坂桃李、鈴木亮平、村上虹郎、西野七瀬、早乙女太一、斎藤工、滝藤賢一、中村獅童、吉田鋼太郎、白石和彌監督、柚月裕子(原作者)が登場した。同作は第69回日本推理作家協会賞受賞、『このミステリーがすごい! 2016年版』国内編3位に輝いたベストセラー小説の実写映画化作。数々の映画賞を総なめにした、白石和彌監督の映画『孤狼の血』の続編となる。MCのケンドーコバヤシが「正直引いてる」というくらいの恐ろしさを見せた鈴木は「ずっと攻めの芝居だったので、悪役としての醍醐味があって、こんなに攻めてばかりの役は今までなかったなというのはありました」と振り返る。早乙女は「鈴木さんが撮影なくてもたまに見に来られたりするんですけど、鈴木さんだと気付かずに、ジャージにマスクで広島のやばい奴が来たんじゃないかなって。すごい人が撮影現場に絡みに来たと思って怖かったですね」と苦笑した。鈴木は「正直キツい部分が多かった。人の命をそうする(奪う)以上、削られてく部分もあるので。この役を演じる責任というか、しょうがないところだなと思って演じてました」と影響を受けていた様子。そんな鈴木から蹴られるシーンのあった村上は「しばらく立てなかったです」としみじみし、「相当来ましたよ。他にも顔を掴まれたりするシーンがあるんですけど、力の加減違いますからね。僕の思ってたのと違う。首、いくかと思いました」と明かした。村上の言葉に、鈴木が「自分で思う力と他人が感じる力が結構違うみたいで、自分はすごく(力を)抜いたのに『そんなだったか』 と」と告白すると、ケンドーコバヤシが「悲しいモンスターみたい。自分は愛したいのに……」と応じ、鈴木は「握りつぶしてしまう」と苦悩。一方で、「蹴りで言うと、滝藤さんからの僕への蹴りは、僕が受けた史上1番強かったです」という鈴木に、滝藤は「思い切りいきました」と胸を張る。鈴木は「Jリーガーみたいな。まさかそこまでとは思ってなかったんで、ちょっと息できなかったですね」と語った。
2021年07月20日Twitterを中心に注目ドラマの感想を独自の視点でつづり人気を博している、かな(@kanadorama)さん。2021年夏スタートのテレビドラマ『TOKYO MER』の見どころを連載していきます。社会人になった新人の頃、あるいは転職直後、はたまた部署替えの後。自分の使えなさ加減がつらくて「どうせ私じゃなくてもいいのに。なんで私が」と惨めさに涙した経験は、多くの人があると思う。そんな誰にでもありそうな傷口をえぐり、更に塩を塗り込んでくる『TOKYO MER』(主演・鈴木亮平、脚本・黒岩勉)である。自分の存在価値を見いだせない研修医第1話から大好評だったこのドラマ。注目の第2話は、ハードな現場の職業における新人のありようを問いかける回になった。ノンストップの危機と、驚愕の疾走感あふれる医療シーンで視聴者の度肝を抜いた1話に続き、2話目の序盤の医療シーンも素晴らしくテクニカルで速かった。序盤の事故現場は鉄骨が落下した工事現場。ここで手練ればかりのMERメンバーの中で唯一の研修医・弦巻比奈(中条あやみ)は、判断ミスで患者の命を危険に晒し、さらに、いい訳を重ねたことで自己嫌悪におちいってしまう。チームの中で自分の存在価値を見いだせず気持ちが揺らぐ比奈。また、MER創設時、リーダーの喜多見が履歴書から研修医の自分を指名してピックアップしたことを聞き、理由が分からずにさらに悩むことになる。指名の理由は、比奈が履歴書に書いた「人の命を救いたいからです」という一文だったと後になって明かされるのだが、実際のところ、広い意味で喜多見は「誰でもよかった」のだと思う。今ある技術や才能ではなく、シンプルに意欲がある研修医ならそれでよかったのではないか。新人を1つの組織に迎え入れるとはそういうことで、スタートの「誰でもいい」を「この人でなければ」に変えていくのは、結局、苦楽をともなう成功と失敗の経験だけである。それが分かっているから喜多見は落ち込む比奈を前に多くを語らないし、周囲がすすめる慰労の食事会にも乗り気ではない。そんな状況で発生する後半の山場、祭りで起きた燃料タンクの爆発事故で、喜多見は比奈に一人前の救急医としての判断と医療行為を求める。不安と恐怖に尻込みしていた比奈が、今作の象徴ともいえる。傷病者の重症度などを示すトリアージタグに一瞬視線を落とし、意を決して事故現場に駆け出すシーンの数秒のタメは見事で、鳥肌の立つような名場面になった。そして思いもよらぬ事態で比奈は単独で手術を行うことになるのだが、その手術のテンポが実に『遅い』のである。第1話、第2話の序盤と、私たち視聴者が喜多見の手術の速いテンポを見慣れたからこそ、はっきりと遅さが分かる。しかし、比奈の迷いや未熟さ、それでももがきながら患者を救おうとする懸命さが際立ち、ここもまた、うなる演出だった。周囲の連携が光る『TOKYO MER』第2話高度な技術と判断力を必要とする専門職を育成する現場はどのようにあるべきか。厳しい判断を孤独に耐えながら下すための訓練とはどのようなものか。それは繰り返し、成功と同じくらいの失敗を経験し、苦い思いに耐えながら会得するものだろう。未熟な比奈に寄り添うように手術前に二度深呼吸をうながし、手術の準備に足りないものを喚起し「任せてください」と力強く応える、菜々緒演じるすご腕看護師・蔵前のたたずまいが実によい。そしてチーフの喜多見は、比奈が決定的なミスに至る前に駆けつけて、「新人としての芽」をつぶさぬようにしっかり守る。賀来賢人演じる厚労省医系技官の音羽は、組織の中で生きる自分自身の弱さやずるさを比奈のそれと重ねてしまい、おそらく彼女を案じてはいるのだろうが、きつくあたってしまう。しかし、現場で尻込みする比奈を決定的に動かしたのは、「お前は医者だろう。だったら全力で患者を救え」と、音羽がげきを飛ばしたことだった。それは迷いなく患者を救うことに集中したいという、音羽自身の内心の願いの裏返しのような言葉だったのかもしれない。危険で消耗の激しい専門職だからこそ、スタートラインから後進として新人を育てる必要がある。『育成の現場』の物語となったこのエピソードのてん末は、比奈にとっては必ずしも万事成功とはいかず、少しほろ苦いものになる。しかし、視聴後の印象はふわりと明るかった。悩める研修医は技術は未熟でも、少なくとも「なんで私が」は脱ぎ捨てたのである。それにしても、車椅子の危機管理対策室室長の駒場といい、堂々の胆力と軽やかな人たらしぶりを発揮する赤塚都知事といい、物語の脇を固める人物も魅力的なキャラクターぞろいである。物語は2話目、序盤。まだまだ極上の物語に酔える日曜夜9時が待っている。[文・構成/grape編集部]
2021年07月15日鈴木亮平主演「TOKYO MER~走る緊急救命室~」の2話が7月11日放送。鈴木さん演じる喜多見の「ありがとう」に「重みある」「泣いちゃう」など感動の声が殺到。喜多見の“空白の1年”についてもタイムラインが大喜利モードで盛り上がっている。“MER”(モバイル・エマージェンシー・ルーム)とは、最新の医療機器とオペ室を搭載した大型車輌(ERカー)で、危険極まりない重大事故・災害・事件の現場に駆けつけ、負傷者にいち早く救命処置を施す救命救急のプロフェッショナルチーム。本作は都知事の号令で新設された「TOKYO MER」に集った医師や看護師たちのドラマとなる。TOKYO MERのチーフドクターで救命救急医の喜多見幸太に鈴木さん。内々にTOKYO MERを潰すよう指示を受けている医系技官の音羽尚に賀来賢人。喜多見のやり方に反発する研修医の弦巻比奈に中条あやみ。救命救急の知識と経験が豊富な看護師の蔵前夏梅に菜々緒。喜多見と衝突するハイパーレスキュー隊の千住幹生に要潤。喜多見をチーフに任命した東京都知事の赤塚梓に石田ゆり子。TOKYO MERの解体を目指す厚生労働大臣の白金眞理子に渡辺真起子。比奈の指導医で喜多見の元妻だった高輪千晶に仲里依紗。TOKYO MERの隊員役で佐野勇斗、小手伸也、フォンチー。さらに佐藤寛太、鶴見辰吾といった顔ぶれも出演する。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。2話では工事現場で鉄骨落下事故が発生、比奈の判断ミスで患者が命の危険に陥る。自ら判断することから逃げた自分を悔やむ比奈だが、比奈の件がニュースとなり彼女はサポートに回されることになる。その後夏祭りで爆発事故が発生、サポートにまわるはずだった比奈だが、現場でさらなる事故が発生。喜多見からたった一人での重大オペを任される。恐怖に震える比奈だが喜多見から「あなた以外には、その人を救える人はいませんよ」と告げられ、自ら執刀する“覚悟”を決める…というのが2話の展開。手術を成功させた比奈だが、実際は喜多見に途中で交代しなければ患者を死なせてしまうところだった。そのことを喜多見に伝え「私にはMERは無理です」と話す比奈に、先に比奈が腸間膜を止血してくれたから助けられたと話し「比奈先生がいてくれてよかった。ありがとう」と感謝の言葉を送る喜多見。鈴木さん演じる喜多見のこのセリフに「鈴木亮平の「ありがとう」って重みあるな」「そんな励まし方されたら泣いちゃう」「あなたがいてくれてよかったって、そんなん言われたら確実に嬉しすぎて泣く」などの声が殺到。一方、音羽は喜多見の経歴に空白の1年間があることに着目、千晶が元妻であることも突き止め、喜多見の過去について聞き出そうとする…もちろん千晶は答えないのだが、喜多見の“空白の1年”についてSNSでは「喜多見せんせ、空白の1年はきっと漫画描いてたんだよ」「空白の一年間は漫画家してましたよ」「空白の一年間は変態仮面やってたんだな そら離婚だわ」など、鈴木さんの過去の出演作を引き合いにしたツイートが続々と投稿、タイムラインは“大喜利”状態となっている。(笠緒)
2021年07月11日Twitterを中心に注目ドラマの感想を独自の視点でつづり人気を博しているかな(@kanadorama)さん。2021年夏スタートのテレビドラマ『TOKYO MER』の見どころを連載していきます。圧巻の冒頭20分だった。ばく然と見ていたのは最初の5分、あとは息を詰めて一気に20分。頭が真っ白になるほどに強烈な『つかみ』であった。そのドラマはTBS日曜21時、いわゆる日曜劇場で7月4日にスタートした医療ドラマ『TOKYO MER』(主演・鈴木亮平、脚本・黒岩勉)である。事前の番組紹介では、『MER』とは『モバイル・エマージェンシー・ルーム』を意味し、最新の医療機器とオペ室を搭載した最新の救急車両で事故・災害現場に駆けつけて救命処置を行う医療チームの物語…という触れ込みであった。最初に聞いた時、「そこそこ面白いんだろうな」とは思った。医療ものドラマはおおむね安定して面白い。大きなハズレは少ない。しかし実は『とびきり面白い』に出会うこともまた少ない、常々そういうジャンルだと思っている。シーズンごとにいくつか製作される医療ドラマはさまざまな方法で差別化を図って視聴者に訴求する。それでも個人的には記憶に鮮明に残る医療ドラマは片手に数える程度だ。今回は最新鋭の救急車両と事故・大規模災害が特色になる内容なのだろうとその時はばく然と思っていた。「まあいいんじゃない」…しかし、そんなぼんやりした予感は、ドラマ開始20分で想定外にくつがえされたのだった。疾走感、濃厚な内容、すべてが想定外の『TOKYO MER』その冒頭。最初の出動でTOKYO MERのメンバーはバスとトラックの衝突事故現場に駆けつけ救命にあたる。鈴木亮平演じる主人公のチーフドクター・喜多見がトリアージタグを握るその瞬間に肌がざわつくような高揚感があった(おそらくトリアージタグは、今作を象徴するアイテムになるのだろう)。そこから心停止した少女の心臓マッサージをこなし、蘇生を喜ぶ間もなく即座に次は成人女性の腹腔内手術をERカーの中で行う。喜多見の鮮やかな手さばきの手術に息をのんで見入ったその直後、さらにダメ押しのように、運転席に閉じ込められて意識を失ったトラック運転手の開頭手術に狭い車内で挑む。とにかくクライシスの密度がとんでもない。事件ものとしても見たことのないような濃さである。当初の「まあいいんじゃない」はどこかに吹っ飛んで、身を乗り出して画面に魅入っていた。あまりの疾走感に「事件パートがこんな過激な密度では、見ていて1時間集中力が持たないのではないか」と一瞬不安がよぎる。しかし、クライシスのシーンとそれ以外の緩急はかなり見やすいようにつけてあり、MERの存在自体が東京都と厚労省の争いの焦点になっているという中間の描写は、いかにも日曜劇場らしい毒のある『タメ』の効いた一連であった。名作を生み出してきた、TBSの日曜劇場枠もちろん物語の盛り上がりは序盤だけではない。第1回目の終盤で更なる過酷な災害現場にMERは挑むことになるし、その盛り上げ方の波も見事で、初回延長版だけで1本の映画を見たような濃密さであった。TBSの日曜劇場は、常に最大公約数を目指している枠だと思う。週末を締めくくるこの時間で、明日から仕事や学校に戻っていく多くの人たちを勇気づけたいという心意気を感じる。だからこそ、この枠の作品には上質で信頼できるものを見ているという安心感と、浮世の憂さが飛ぶような予想のつかない面白さ、緊張感の相反する要素がいつも詰め込まれている。そうして日曜劇場は2010年以降もテレビドラマ『半沢直樹』や『JIN-仁-』そして『99.9−刑事専門弁護士−』といった傑作を生み出してきた。今回、主演をつとめる鈴木亮平の演技には、どんな無謀な展開になったとしても不思議と「この人なら大丈夫」と思わせるだけの善なるもの、圧倒的な安心感がある。初回を見ただけでも、紛争地帰りの天才救急医という設定のハマり具合は見事だった。いま、日曜劇場の座長として、これほどの適材は滅多にいないと思う。また、MERメンバーそれぞれも魅力的で、いわゆる『キャラ立ち』している人物ぞろい。いずれ群像劇としての面白さも見えてくるはずだ。数時間後に来る月曜日の憂うつごと吹っ飛ばしてくれるような上質な医療クライシスドラマ『TOKYO MER』。しばらくは日曜の夜が待ち遠しくなりそうである。[文・構成/grape編集部]
2021年07月10日体型、声、表情…役作りの全てを通して、物語に圧倒的な説得力をもたらす役者、鈴木亮平。当て書きされたという最新主演ドラマの役柄に透けて見える、柔和な人柄の奥に秘めた熱意や原動力に迫る。いつも自分を成長させておかないと気が済まないんです。アブノーマルなヒーローから歴史上の偉人、そして引きこもりの天才漫画家まで、鈴木亮平さんが演じてきた役の幅の広さには驚くばかりだ。役作りでのエピソードも多い。その振れ幅を飛び越える時に大事なのは「人生を捧げる価値をその役に見つけ出すこと」だという。7月から始まる『TOKYO MER~走る緊急救命室~』では救命救急医を演じる。初めての本格医療ドラマ主演ということで、映像や書籍で医師役のイメージを膨らませてきた。「なかでも『国境なき医師団』に関する本が衝撃的でした。実際会ってお話も聞いたんです。海外の紛争地という極限の環境下で人の命を救う人たちがいることを知って、僕の中でスイッチが入りました」目下格闘中なのが医療用語。「いろんな薬の名前が出てくるんですけど、それがどういう作用をする薬で、どう使われるものかを理解しないと頭に入らないタイプなんです、僕は。なので今、医学生かと思うほど勉強してますよ。こんなに勉強してるの、世界遺産検定を取った時以来です」と笑う。MER=Mobile Emergency Room、つまり“動く救命救急室”と呼ばれる架空の救命医療チームのリーダー。それが鈴木さんの役どころだ。数々の国民的ドラマを生んだ日曜劇場という枠だけに、スケールも役者に求められるものも桁違いだという。「現場に入ると、今まで誰も見たことがないような医療シーンを撮ろうとしている制作陣の意気込みがありありと伝わってくるんです。爆発現場とか、大規模事故とか、ありえないようなスケールのセットが組まれていたりするので。同時に、役者陣に求められるレベルも非常に高くて、まるで挑戦状を叩きつけられているような気分です」象徴的なのが第1話序盤にある事故現場のシーン。鈴木さん演じる医師・喜多見幸太はチームを率いて大型車両の衝突事故現場に向かい、危険を顧みず次々と意識不明の重症者の処置を行う。しかも、スタッフに的確な指示を与え続ける。「普通なら一人助ければ終わるのに、すぐに別の人が救助を待っている。その患者をオペしたと思ったら今度はまた外で意識を失っている人のところに走っていく…まさにスーパードクターですよね。それを、最初から最後まで一発で撮るって聞いて、『できるのか?お前ら』って試されているんだなと感じました。だから、『俺たちやってきましたけど、そっちはどうですか?』って叩き返せるぐらいの覚悟で準備しています」強い信念を持ちながらも、どこか飄々としている喜多見医師。鈴木さんをイメージして作り上げられたというこの人物像をどう感じているのだろうか。「仕事や人間関係においてこうありたいと思う理想が自分と近い人だなと思います。熱い人だけど、それを他人に強要せず、いつの間にか自分のペースに引き込んでいく。『あいつだから仕方ないよな』って言われるようなエキセントリックな面を持ちつつも、『人の命を救いたい』という信念は絶対にブレない。僕自身はそんな立派な人間じゃないんですけどね」特に自分に“当て書き”されていると感じるのは「笑顔で誤魔化しながら意見の相違を乗り越えていくという手法」だそう。「僕、喧嘩したくないので(笑)。相手の立場で考えて、妥協できるところはしながらも、信念は曲げない。それが一番早い方法じゃないかなと思うんです」自分に満足しない人でもある。常に新しい自分を探求し、挑戦を続ける。その根底にある原動力は?という問いには、「うーん」と少し間を置いた後に、「自分への自信のなさ」という想定外な答えが戻ってきた。「このままじゃだめだっていう気持ちが常にある。それはもしかしたら、あまり求められなかった20代があったからかもしれない。いつも自分を成長させておかないと気が済まないんです。当時大活躍していた眩しい同年代の人たちに追いつき追い越すためには自分の特性、人がめんどくさいと思うようなことをやり続けられるという才能を生かすしかないぞ、と」そんな想いで重ねてきた挑戦が演技者としての血肉となり鈴木さんの現在がある。「喜多見も最初からスーパードクターだったわけじゃないだろうなって思ってます。僕と同じく不器用で、がむしゃらにやってきて、失敗も苦労もしてきた人。だからこそ人の気持ちがわかるし、後輩にいいアドバイスができたりもする。これは、僕の勝手な解釈なんですけどね」日曜劇場は「演技に込めた熱が、いい形で見る人に伝わる枠」だと感じている。だからこそ今回はいつにも増して体当たりで臨みたい、とも。「素の自分に近い役だけに、人間力が試される作品だと思っています」8月には極悪人を演じる映画『孤狼の血 LEVEL2』の公開も控える。信念を貫く救命医と非道のアウトロー。役者・鈴木亮平の両極を同時に目撃できる夏がもうすぐやってくる。日曜劇場『TOKYO MER~走る緊急救命室~』救命救急チーム「TOKYO MER」のチーフに任命された喜多見幸太(鈴木亮平)。過酷な現場でも危険を顧みず命を救おうとする彼の信念が徐々に周囲を動かしていく…。毎週日曜21:00~放送。初回は7月4日、25分拡大。すずき・りょうへい1983年3月29日生まれ、兵庫県出身。俳優。小誌にて「鈴木亮平のシネマで英会話」が好評連載中。出演する映画『孤狼の血 LEVEL2』が8月20日より全国公開予定。シャツ¥81,400パンツ¥79,200(共にルメール/スクワット/ルメール TEL:03・6384・0237)ヴィンテージの時計¥550,000(ダズリング TEL:03・3475・6677)その他はスタイリスト私物※『anan』2021年7月7日号より。写真・ティム・ギャロスタイリスト・八木啓紀ヘア&メイク・宮田靖士(THYMON Inc.)取材、文・東海林美佳撮影協力・バックグラウンズ ファクトリー(by anan編集部)
2021年07月06日鈴木亮平主演の日曜劇場「TOKYO MER~走る緊急救命室~」が7月4日から放送開始。主人公の喜多見を演じる鈴木さんに「医療系スーパーヒーロー誕生」などの声が続出中。共演の賀来賢人の“ギャップ”も話題を呼んでいる模様だ。都知事の命で「TOKYO MER」が設立される。“MER”とはモバイル・エマージェンシー・ルームの略称で、最新の医療機器とオペ室を搭載した大型車輌(ERカー)で、危険極まりない重大事故・災害・事件の現場に駆けつけ、負傷者にいち早く救命処置を施す。彼らに課されたミッションは、“一人も死者を出さないこと”――。本作は救命救急のプロフェッショナルチームである「TOKYO MER」の活躍を描いていく。海外の紛争地やへき地で医療に従事、「待っているだけじゃ、助けられない命がある」というポリシーを持ち、どんな状況でも諦めない救命救急医で「TOKYO MER」のチーフドクターを務める喜多見幸太に鈴木さん。都知事を敵視する厚生労働大臣の命を受け「TOKYO MER」を“潰す”ために派遣されたドクターの音羽尚に賀来賢人。研修医ながらTOKYO MERを兼務することになり不満を抱いている弦巻比奈に中条あやみ。救命救急の知識と経験が豊富なTOKYO MERの看護師、蔵前夏梅に菜々緒。ベトナム出身のホアン・ラン・ミンにフォンチー。麻酔科医の冬木治朗に小手伸也。臨床工学技師で救命士の徳丸元一に佐野勇斗。喜多見をチーフに任命した東京都知事の赤塚梓に石田ゆり子。現場で喜多見と対立する東京消防庁ハイパーレスキュー隊の千住幹生に要潤。厚労省医政局のトップとなる医政局長、久我山秋晴に鶴見辰吾。女性初の総理大臣を目指し「TOKYO MER」を解体しようと企む厚生労働大臣の白金眞理子に渡辺真起子といった面々が出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。1話ではTOKYO MERの発足記念式典の最中に、バス事故で重篤患者が出ているとの通報が入り、早速チームが現場に急行。喜多見は千住の制止を無視し救助隊より先にバス車内に入ると負傷者のトリアージを行い、比奈の反対を押し切ってバスに衝突したトラックの運転手をその場で手術する。喜多見のやり方が厚労省で問題視されるなか、今度はガス爆発事故の現場で多くの負傷者が発生。救出中に消防隊員が爆発に巻き込まれてしまう…というストーリーが展開。混乱した状況でも適格に指示を出し、危険な状況でも冷静さを失わない屈強な喜多見を演じる鈴木さんに「鈴木亮平くんだからこその説得力!!」「鈴木亮平には人を安心させる力がある」などの声が続出。「医療系スーパーヒーロー誕生」といった反応も。またTOKYO MERを潰すために送り込まれた“スパイ”ながら喜多見のピンチを救う音羽。彼を演じる賀来さんにも「ツンデレな賀来賢人すきだよ」「賀来賢人がふざけた顔しない!ただただかっこいい!」「今まで変顔の賀来賢人しか見たことなかったからギャップで悶えてる」といった感想が多数送られている。(笠緒)
2021年07月05日2021年6月27日から、赤坂BizタワーSHOPS&DININGで開催されている『TBS夏ドラマ展』。同年7月からスタートの夏ドラマに関する展示が行われています。入場は無料で、大型ポスタービジュアルなどを見ることができ、一部展示品は写真を撮ることも可能。実際に足を運ぶと、ドラマをより身近に感じられる内容となっていました!金曜ドラマ『#家族募集します』写真家の川島小鳥さんが撮影したポスタービジュアルも話題となった、7月9日スタートのテレビドラマ『#家族募集します』。主演は、アイドルグループ『ジャニーズ WEST』の重岡大毅さんです。重岡大毅さんが演じる赤城俊平は、ある事情でシングルファーザーになったばかり。ひとり息子の子育てに苦戦しながらも、笑顔を絶やさず明るく努めています。俳優としても活躍するマギーが脚本を手掛けるオリジナルストーリー。展開が楽しみです!『TBS夏ドラマ展』では、ポスタービジュアル同様にドラマタイトルでもある『#家族募集します』の看板を持って撮影をすることができます!スマホスタンドがあるため、1人での撮影はもちろん友人や家族と訪れてもセルフタイマーを使えば一緒に写ることができますよ。まるで家族の一員になったかのような写真が撮れるのは嬉しいですね!第1話あらすじ主人公の赤城俊平(重岡大毅)は、ある事情で3か月前にシングルファーザーになったばかり。5歳の息子・陽(佐藤遙灯)を育てながら、児童図書を扱う小さな出版社「エッグプラント」に勤め、育児と仕事に追われる日々を過ごしていた。そんな中、幼馴染の小山内蒼介(仲野太賀)と偶然再会。ワンオペ育児に悩む俊平の事情を知った蒼介は、SNSで家族を募集し、子育てをシェアして一緒に暮らそうと突飛な提案をする。そんな募集に誰も乗るわけがないと呆れる俊平だったが、その夜、蒼介の携帯に1本の電話が・・・。かけてきたのは、5歳の娘・雫(宮崎莉里沙)を育てるシングルマザーの教師・桃田礼(木村文乃)だった。さらに、夢を追い続ける子持ちシンガーソングライター・横瀬めいく(岸井ゆきの)も6歳の息子・大地(三浦綺羅)と共に転がり込んできて・・・。火曜ドラマ『プロミス・シンデレラ』7月13日スタートの、二階堂ふみさん主演ドラマ『プロミス・シンデレラ』。人生崖っぷちアラサーバツイチ女子が、金持ちでイケメンだが性格のすこぶる悪い男子高校生に目をつけられ、金と人生を賭けた『リアル人生ゲーム』を繰り広げていくラブコメディです。小学館の漫画アプリ『マンガワン』で連載中の同名人気漫画が原作。累計発行部数が250万部を超えるなどSNSを中心に話題となっています。こちらも、スマホスタンドで写真を撮ることができますよ!【あらすじ】夫から一方的に離婚を告げられ、無一文、無職、宿無しになった人生崖っぷちアラサーバツイチ女子が、金持ちでイケメンだが性格のすこぶる悪い男子高校生に目をつけられ、金と人生を賭けた“リアル人生ゲーム”を繰り広げていくラブコメディ。二階堂演じる主人公・桂木早梅(かつらぎ・はやめ)と眞栄田郷敦演じる高校生・片岡壱成(かたおか・いっせい)、岩田剛典演じる旅館の若旦那で壱成の兄・片岡成吾(かたおか・せいご)の三角関係、さらに旅館関係者を巻き込んでの恋模様や人間模様が見どころ。日曜劇場『TOKYO MER~走る緊急救命室~』俳優の鈴木亮平さん主演のテレビドラマ日曜劇場『TOKYO MER~走る緊急救命室~』が7月4日からスタートします。事故・災害・事件の現場へと駆けつけて、負傷者にいち早く救命措置を施するために発足した『TOKYO MER』。鈴木亮平さん演じる喜多見幸太の医師の常識を超越した救命行為は、厚生労働省で問題視されてしまい…。『TOKYO MER~走る緊急救命室~』のブースでも、ポスタービジュアルと写真を撮ることができます。【あらすじ】事故・災害・事件の現場へと駆けつけて、負傷者にいち早く救命措置を施すために発足した“TOKYO MER”。救命救急チーム”TOKYO MER”のメンバーは、7人。チーフドクターの喜多見幸太(鈴木亮平)、研修医・弦巻比奈(中条あやみ)、看護師・蔵前夏梅(菜々緒)とベトナム人看護師・ホアン・ラン・ミン(フォンチー)、麻酔科医・冬木治朗(小手伸也)、臨床工学技士・徳丸元一(佐野勇斗)。そして、厚生労働省の官僚であり医師の音羽尚(賀来賢人)。その誰もが救命医療のスペシャリストたちだ。発足記念式典の最中、バス事故で重篤患者が出ているとの通報を受けて、チームは現場へと急行する。そこには、何人もの命の危機に瀕した患者が待ち受けていた!複数の患者を危険極まりない事故現場でオペをするという前代未聞のミッションに挑む。そして、医師の常識を超越した喜多見の救命行為は、厚生労働省で問題視されてしまう。発足早々に解散の危機を迎るTOKYO MERに、工場爆発というさらなる試練が待ち受けていた…!喜多見とメンバーに難しい決断が迫られる!7月7日まで限定でオリジナルの短冊も!また、期間限定で『TOKYO MER〜走る緊急救命室〜』のブースに出演者直筆の短冊が登場しました!短冊と笹は、同年7月7日の19時まで展示されています。ほかの出演者の短冊も飾られているので、ぜひ探してみてください!また、来場者もオリジナルの短冊に願いごとを書くことができます。今後は、ドラマの小道具なども順次展示されていくとのこと。赤坂Bizタワーで一緒に写真を撮ったり、小道具を見たりして、より夏ドラマを楽しんでみてはいかがですか。場所:赤坂 Biz タワー SHOPS&DINING アトリウム2F 展示スペース(東京都港区赤坂5丁目3-1)期間:2021年6月27日~(期間限定)時間:11:00~19:00・展示イベント、内容、時間などは諸般の事情により予告なく変更、中止、終了となる場合があります。・展示スペース内では一部を除いて撮影が可能です。なお、モニター映像の撮影、録音はご遠慮ください。・ソーシャルディスタンスの確保をお願いします。[文・構成/grape編集部]
2021年07月02日『るろうに剣心 最終章 The Beginning』のIMAX 舞台挨拶が20日に都内で行われ、佐藤健、江口洋介、大友啓史監督が登場した。和月伸宏の同名コミックを実写化した同シリーズは、『るろうに剣心』(12年)、『るろうに剣心京都大火編』『るろうに剣心 伝説の最期編』(14年)と3作合わせて累計興行収入125億円以上、観客動員数は980万人を突破した大ヒット作。幕末に人斬り抜刀斎として恐れられた剣心(佐藤)が、不殺(ころさず)を貫きながら仲間と平和のために戦う姿を描く。「最終章」は、原作では最後のエピソードとなる「人誅篇」をベースに縁(新田真剣佑)との究極のクライマックスが描かれる「The Final」と、原作では剣心が過去を語るかたちで物語が進む「追憶篇」をベースに、"十字傷の謎"に迫る「The Beginning」の2部作となる。大友監督が「周囲の人の反応はどう? 家族とか心配しない?」と尋ねると、佐藤は「剣心は特にそうなんですけど、僕の親はどの役をやってもすごく心配してるんですよね。『剣心かわいそう』『巴さんかわいそう』って言ってる。毎回泣いてるみたいです。けっこう何回も映画館に通ってくれてるようですよ」と明かす。江口は「スタッフや役者、『るろうに』に出たいと思ってた俳優陣とか色んな人たちから観たという話を聞いて。『どんどんレベルが上がっていって、ファイナルで本当に完結してる。区切りがついたね』という話をすごくされます」と周囲から言葉をかけられている様子。「あとは圧倒的に見たことがないアクションだとすごく言われて。やっぱり海外でも結構受けるんじゃないですか? このスピードは」と期待した。佐藤はさらに「アクション練習の動画をあげたりしたんですよ。それについてのLINEがめちゃくちゃ来ましたね、役者陣から」と語る。「鈴木亮平さんも動画見て『マジですごいね』と言ってくれて、『亮平くんもできますよ』と言ったら『バカ言うんじゃないよ』って」と笑顔に。「1作目に出ていた綾野(剛)さんとかも、『The Final』『The Beginning』を観てくれて、『大傑作だな』と言って、柄にもない……柄にもあるか。柄にもある長文を送ってくれました。嬉しかったですね。男の俳優の人たちから注目されてるみたいで、けっこう映画館で観てくれてます」と俳優仲間の反応を紹介した。
2021年06月20日松坂桃李をはじめとする豪華キャスト陣が集結した『孤狼の血 LEVEL2』。この度、ドラマ「レンアイ漫画家」での変貌ぶりも注目された鈴木亮平が一転、“悪のカリスマ”ぶりを炸裂させるキャラ動画が公開された。今回解禁となったのは、日本映画史上最悪、冷徹にして残虐な上林組組長・上林成浩のキャラクター動画。冷たい目をした上林が暴虐の限りを尽くす衝撃的映像では、自らの目的のためには手段を選ばず、悪の限りを尽くすその姿から圧倒的な恐ろしさを感じさせる。鈴木さん演じる上林は本作でいかに暴れまわるのか、残虐非道な悪のカリスマの誕生から目が離せなくなりそうだ。『孤狼の血 LEVEL2』は8月20日(金)より公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:孤狼の血 LEVEL2 2021年8月20日より全国にて公開©2021「孤狼の血 LEVEL2」製作委員会
2021年06月20日俳優の松坂桃李が主演を務める、映画『孤狼の血 LEVEL2』(8月20日公開)のキャラクター動画が19日に公開された。同作は第69回日本推理作家協会賞受賞、『このミステリーがすごい! 2016年版』国内編3位に輝いたベストセラー小説の実写映画化作。数々の映画賞を総なめにした、白石和彌監督の映画『孤狼の血』の続編となる。今回公開されたのは、権力を用い、暴力組織を取り仕切っていた日岡の前に出所してきた1人の“悪魔”上林(鈴木亮平)の映像。冷たい目をした上林が暴虐を働く衝撃的映像で、自らの目的のためには手段を選ばず、悪の限りを尽くす。(C)2021「孤狼の血 LEVEL2」製作委員会
2021年06月20日松坂桃李が主演を務める映画『孤狼の血 LEVEL2』が8月20日(金)より公開される。この度、本作より鈴木亮平が演じる上林のキャラクター動画が公開された。本作は、第42回日本アカデミー賞をはじめ、数々の映画賞を総なめにした映画『孤狼の血』の続編。前作から3年後の広島を舞台に、裏社会を収めていた伝説の刑事・大上亡き後、その遺志を受け継いだ若き刑事・日岡秀一が出所してきた、たったひとりの“悪魔”によって運命を狂わされていく姿を描く完全オリジナルストーリーとなっている。公開されたのは、冷たい目をした上林が暴虐の限りを尽くす衝撃的映像。自らの目的のためには手段を選ばず、悪の限りを尽くすその姿からは圧倒的な恐ろしさを感jじる。上林は映画でいかに暴れまわるのか、残虐非道な悪のカリスマの誕生から目が離せない。『孤狼の血 LEVEL2』8月20日(金)公開
2021年06月20日鈴木亮平主演、吉岡里帆が共演した「レンアイ漫画家」の最終回が6月17日放送。ラブコメに挑んだ鈴木さんの演技に「1番好きになりました」「新鮮!」などの声が殺到。吉岡さんにも「とにかく可愛かった」といった賛辞が送られている。原作は講談社モーニングKC刊で連載されていた山崎紗也夏の同名コミックス。“刈部まりあ”名義で少女漫画の金字塔と呼ばれる「銀河天使」を連載し続けてきた天才少女漫画家、刈部清一郎を鈴木さんが演じるほか、清一郎の弟・純に5回も告白、彼の漫画のモデルにもなった久遠あいこに吉岡さん。2人のほか、あいこに想いを抱いてきたカフェ&バー「2 STORY CAFE」店長代理、二階堂藤悟に眞栄田郷敦。清一郎を担当編集者で“刈部まりあ”としての清一郎を守ろうとしてきた向後達也に片岡愛之助。刈部まりあのファンでライバル漫画家でもある金條可憐に木南晴夏。一緒に暮らすことになった清一郎の甥、刈部レンに岩田琉聖。早瀬剛に竜星涼。伊藤由奈に小西桜子。秋山美波に内田理央といったキャストが出演してきた。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。清一郎が漫画を描けなくなり、倒れてしまったことに責任を感じたあいこは刈部家を去る。あいこを失った大きな喪失感のなか清一郎は令和編ラストを描き上げると、向後に休載を正式に申し出る。その後清一郎は二階堂からマラソンを、早瀬から異業種交流を学び、ストイックな性格ゆえそれらを極めて、それまでの彼とは正反対の陽キャ&パリピ人間へと変貌を遂げる…というのが最終回のストーリー。変貌を遂げた清一郎の姿に「突然鈴木亮平さんのイメージビデオ始まってびっくりしちゃった」「まさか最終回のオープニングがこんなだと思ってなかったよ笑」「レンアイ漫画家つけてたはずだが???今までとテイストが全く違くて」など視聴者にも動揺が走る。行方不明になったと思われたあいこだが、実は編集者となって可憐のもとに身を寄せていた。取材のため異業種交流会に出席したあいこは、清一郎と再会する。変貌を遂げた清一郎にあいこは再び漫画を描くよう懇願。実はこの1年、清一郎は漫画を描くことを忘れようと様々なことをしていたが、あいことの再会で再び漫画を描く決意を固め、改めてあいこに交際を申し込む…というラストだった。放送後のSNSには「何より亮平さんの演技に引き込まれた、、、やっぱ只者じゃないよ」「鈴木亮平さんの作品でマジで1番好きになりました!」「恋愛ドラマのイメージあんまなかったけど、すっごく良かった!!」「鈴木亮平さんのラブコメ新鮮!と思って見始めたけど、豊作な今期のドラマの中でリアタイかかさないくらいハマりました」など、初ラブコメで新境地を開拓した鈴木さんに高い評価が。また吉岡さんにも「吉岡里帆ちゃんがとにかく可愛かった。それだけで観る価値あった」「全てにおいて表情が完璧でもう最高」などのコメントが送られている。(笠緒)
2021年06月18日