「舞台『⼑剣乱舞』シリーズ」三⽇⽉宗近役や「『バクマン。』THE STAGE」真城最⾼役など2.5次元の舞台で絶⼤な⼈気を誇る実力派俳優・鈴⽊拡樹さんと、舞台『⻤滅の刃』の主⼈公・竃⾨炭治郎役や「『僕のヒーローアカデミア』The “Ultra”Stage」の爆豪勝⼰役など⼈気作品の2.5次元舞台に多数出演する注⽬の若⼿俳優・⼩林亮太さんが初共演!映画・舞台連動プロジェクト【東映ムビ×ステ】で製作された人気作『死神遣いの事件帖』の続編、『死神遣いの事件帖 -幽明奇譚-』(2022年6⽉上演)&映画『死神遣いの事件帖 -⽉花奇譚-』(2022 年冬公開予定)に出演するお2人のインタビューをお届けします。初共演を経てのお互いの印象から今作の役づくりや自身の演じるキャラクターについて、『死神遣いの事件帖』のお話をたっぷり聞いてきました!小林「刀を持った時の拡樹さんがすごく好き!」――お2人は今作が初共演とのこと。ご一緒されてみて、お互いにどのような印象を抱きましたか?鈴木拡樹(以下、鈴木)好青年なだけじゃなくて、すごく熱い。ストイックとはよく言われていると思うんですけど、一緒に稽古をしていると「周りを巻き込むタイプの熱量を持っている人だな」と思います。とても良い刺激を受けています。小林亮太(以下、小林)ありがとうございます……!僕は、以前から「拡樹さんは仏だ」と伺っていて(笑)。鈴木あはは(笑)。小林僕自身、舞台上の拡樹さんは何度も拝見していたので、今回こうやって共演させていただくことが叶ってすごく嬉しいというのが大前提にあります。そんな中でいざお会いしてみたら、どの方にも分け隔てなく丁寧に接していて。本当に仏のような方だなと。あと個人的に、稽古場で刀を持った時の拡樹さんがすごく好きなんですよ!いろんな現場を踏まれているからこそ、刀を手に握った時の他の人が持ち得ない雰囲気を感じるというか……すごく呆然と見ちゃう時があります(笑)。本当に日々、楽しく一緒にやらせていただいています!鈴木照れますね(笑)。――現在(インタビュー時)は、絶賛舞台稽古中なんですよね。鈴木はい。今のところはすごくスムーズに進んでいて、ミザンス(役者の立ち位置)も3日でつけ終わりました。思わず早っ!と思うほど。スムーズなのは良いことなのですが、ちょっと焦る自分もいます(笑)。すでに各々が役を膨らます作業まで来ているので、今はどんどん面白くなってきていますね。小林演出家の毛利(亘宏)さんが役者一人ひとりにオーダーを出されるのですが、役者の返しに対して毛利さんご自身が一番笑っていらっしゃるんですよ(笑)。そうやって楽しんで見てくださると嬉しい気持ちになりますし、トライしがいがあると感じています。とにかくいろいろやってみて、科学反応を試している感じで。いい意味で一つひとつ違う反応・表現が生まれているのを感じて楽しいですね。鈴木「舞台と映画、演出家と監督二人の色がはっきり分かれている」――お二人は舞台『死神遣いの事件帖 -幽明奇譚-』、映画『死神遣いの事件帖 -月花奇譚-』の2作品にご出演されるそうですが、舞台と映画で演じ方に違いはあるのでしょうか?鈴木たしかに役づくりの心構えは違うかもしれません。というのも、舞台演出家の毛利さんと映画監督の柴﨑(貴行)さん、二人の色がはっきり分かれているなと思っていて。柴﨑監督はファンタジーの世界観でありながら、リアルな人の呼吸やテンポにすごくこだわりを持って撮影されます。ゆっくりとした日常を撮り、それを編集してファンタジーに落とし込んでいくような。僕は前作(『死神遣いの事件帖 -傀儡夜曲-』)から関わらせていただいているので、今回も柴﨑監督のやり方に寄り添った役づくりをしていた気がします。一方、舞台は編集ができません。そういう意味では舞台と映画でスピード感が全く異なると思っていて。演出家も役者もそれぞれが同じビジョン(完成形)を描いて自己編集していくイメージです。だからこそ、独特のテンポが生まれたり、高揚感に繋がったりするんですよね。小林今作は映画を先に撮影した後での舞台なんです。とはいえ、みなさんにお見せする順番は舞台が先。キャラクター同士の関係性が深く掘り下げられるのは舞台の方だから、映画では正直あまり関係性が分からないまま撮影をしました。いざ撮影に臨んでみると、割と長めのシーンなのに1回ドライ(カメラ無しのリハーサル)をやっただけで撮影を始めたんですよ。鈴木あったね。小林舞台だと何回も稽古を重ねて「どの表現がいいかな?」「どれが面白いかな?」と時間をかけて準備ができるのですが、映像はそれがないので実践力・対応力が試される。ある程度自分の使える弾を何弾か準備しておいて、的確に撃てる数だけ撃って、当たった弾を本番で使うようなイメージでしたね。同じシリーズの作品だけど舞台と映画ではリーダー(演出家・監督)も違えば、時間軸もご一緒するスタッフ・キャストさんも違うので、それがすごく新鮮で面白かったです。鈴木「幻士郎を演じる時は解放感があって気持ちがいい」――鈴木さんは『死神遣いの事件帖 -傀儡夜曲-』に引き続き、江⼾で探偵業を営む死神遣い・久坂幻士郎を演じられます。これまで演じてこられて、幻士郎というキャラクターのどういったところに魅力を感じますか?鈴木「ちゃらんぽらんなところ」は一番分かりやすい魅力だと思います。人としてダメな部分が愛くるしいというか……(笑)。でも仕事モードになると頭が切れる瞬間もあって、そういうコントラストがカッコいいキャラクターでもありますよね。――演じられる上ではそのコントラストを意識するのでしょうか?鈴木ほかの作品ではそういうバランスの割合を考えたりはしますけど、こと幻士郎に関してはそこまで実は考えていなくて。ほぼほぼちゃらんぽらんなので、カッコよくキメられるところが少ないんですよ(笑)。小林ははは(笑)。鈴木基本ちゃらんぽらんでカッコいい部分が少ないからこそ、割合を僕が考えなくてもキメたら映えるんですよね。――鈴木さんはとてもストイックだと耳にすることが多いのですが、「ちゃらんぽらん」なキャラクターってすごく真逆の印象がありまして……。鈴木あはは。抜けているタイプではあるので、普段ちゃらんぽらんにならないように頑張らないと!と心構えをしているんですよ(笑)。だからこそ、幻士郎のように自由な人を演じる時は自分の心構えを解き放つことができるので、解放感があって気持ちいいです。小林「ここまで遊べるキャラクターは初めて」――今作初登場の死神・亞門について、小林さん的に最初の印象と演じてみての印象に何か違いはありましたか?小林一人称は「俺っち」、口調は「〇〇っす」ですし、性格は明朗快活で好奇心旺盛。台本を読んだ時は遊べる部分が多いキャラクターだなと思いました。ここまで遊べるところのあるキャラクターは初めてなんです。演じる上では日々勉強だし刺激をもらっているのですが、僕も拡樹さんと同じで亞門を演じていてすごく気持ちいいなと感じます。僕自身、胸の内を口に出して伝えることが苦手なのですが、亞門は自分の思いをストレートに出せるので。――亞門の役づくりはどのようにしていったのでしょう。小林前情報が「亞門」という名前と死神であることしか分かっていなかったので、どういう死神像がいいかなと自分でも考えてみようと。その時にネットで「アモン」と調べたんですよ。そしたらオオカミに蛇のしっぽがついた姿かたちの火を噴く「アモン」という悪魔が出てきて。それをヒントにオオカミっぽいイメージで、懐く時は懐くし吠える時は吠えるイメージで役づくりを進めていきました。とはいえ、拡樹さんのように型が決まっている状態ではないので、まだ地に足がついていないなと自分では思っています。――鈴木さんから見て、小林さん演じる亞門はいかがですか?鈴木すごくパワフルですね。いつも一緒にいた死神(十蘭、演:安井謙太郎)は比較的おとなしいタイプだったので。ツンツンしているから、おとなしいというほどのかわいさはないですけど(笑)。そういう意味でも十蘭に比べると亞門の方が幻士郎の性格に近いタイプなのかなと思います。長く一緒にいたからこそ安心感のある十蘭と、そりの合う亞門。いい死神に恵まれているなと思いますね。小林ふふふ。「探偵」「死神遣い」「死神」のどれかになるなら?――今作にちなんでの質問です。「探偵」「死神遣い」「死神」のどれになるか決めなければいけない状況に陥った時、何を選択しますか?小林人狼ゲームみたいな質問ですね(笑)。鈴木(小林さんに向かって)どうですか?小林僕は「死神」ですかね。死神は大抵の人から見えなかったり物に触れなかったりする不便なルールがあるんですよ。でもそれを逆手にとれば、「この人何を考えているんだろう?」と覗きに行けたりするじゃないですか。鈴木たしかにね。小林一線を踏み込んでしまうと良くない事態に発展する可能性もありますけど(笑)、僕は人の観察が好きなので人を観察できるという点で死神的な立ち位置にいられるのは面白いかもって思います。――拡樹さんはいかがですか?鈴木僕は「探偵」一択ですね。小林おぉ~。鈴木「探偵」「死神」「死神遣い」……普通に稼げるのは探偵だけ。小林あははは!(笑)鈴木もちろん大変だとは思いますけどね。張り込みとか、聞き込みとか、事件に巻き込まれる可能性もありますので(笑)。――とても現実的(笑)。ありがとうございます!では最後に、今作の見どころや意気込みをお聞かせください。鈴木みなさんの応援のおかげで、続編という形で新たに舞台・映画の2作品をやらせていただけることになりました。まずはこれに感謝しなければと思います。そして、続編となるからには前作よりパワーアップする必要があります。今作はストーリーや演出はもちろんパワーアップしているのですが、キャラクターたちの成長した姿も見せられるなと感じるほど、一人ひとりの成長が描かれています。幻士郎は舞台で成長が描かれた後での映画ですし、十蘭は前回の舞台から成長して戻ってくる。舞台版ではどう成長するのかを楽しんでいただき、映画版では成長した二人が出会うところを楽しみにしていただきたいです。小林「時代劇×ファンタジー」作品というだけにいろんな要素が含まれていて、観に来てくださった方たちは驚かれるかもしれません。物語の大きな軸には「ミステリー」もあるのですが、僕自身も台本を読んでいて、伏線を紐解いていく感覚があり、すごく楽しかったんですよ。なので、幻士郎や亞門と同じ目線でぜひミステリーを楽しんでいただきたいです。また、みなさんの日常の中と重なるようなテーマもこの作品にはあると思います。とにかく難しいことを考えずに(笑)!ぜひ楽しく観に来ていただければ嬉しいです。取材・文=阿部裕華撮影=奥田耕平ぴあアプリ限定!アプリで応募プレゼントおふたりのサイン入りポラを1名様に!【応募方法】1. 「ぴあアプリ」をダウンロードする。こちら() からもダウンロードできます2. 「ぴあアプリ」をインストールしたら早速応募!
2022年06月13日舞台 『死神遣いの事件帖 -幽明奇譚-』の公開ゲネプロが9日に東京・ヒューリックホール東京で行われ、鈴木拡樹、小林亮太、神尾佑、凰稀かなめ、毛利亘宏(脚本・演出)が取材に応じた。同作は、東映と東映ビデオが立ち上げた、映画と舞台を完全連動させるプロジェクト「東映ムビ×ステ」第2弾として制作された『死神遣いの事件帖』シリーズの続編。江戸市中で探偵業を営む『死神遣い』の久坂幻士郎(鈴木拡樹)と死神・十蘭(安井謙太郎)の活躍を描く。舞台『死神遣いの事件帖-幽明奇譚(ゆうめいきたん)-』、映画『死神遣いの事件帖-月花奇譚(げっかきたん)-』(2022年冬公開)が続けて制作される。ほか廣瀬智紀、安西慎太郎、稲垣成弥、飯山裕太、山川ありそ、北村健人、清水宏、杉本佳幹、夛田将秀、永森祐人、久留康太に加え、声優の鳥海浩輔が声で出演する。シリーズものの続編ということで、鈴木は「前作を楽しんでいただいた方、今作からこの世界に入っていただく方、両方の方に楽しんでいただいて、映画の上映を心待ちにしたいなと思いますので、今日からが勝負だと思ってます」と意気込む。新登場する死神・亞門を演じる小林は「すごく朝から緊張していまして、裏で先輩方にたくさん笑わせてもらいました。無事に初日を全員で迎えられたことが改めて嬉しいですし、新たに登場する死神としてみなさんに受け入れてもらえるような楽しい亞門を演じていけたらと思っています」と語った。神尾は「衒太夫という、幻士郎(鈴木)の父親で、名前だけはずっと前から出ていてようやく実物が登場するということで。稽古をしてきて、ほとんどが共演するのが初めての若い方々でワクワクしています」、凰稀は「初めて出てくる役、楽しんでいただけるよう精一杯頑張っていきたいと思います」とそれぞれ挨拶。見どころについて聞かれると、神尾は「今回の一つのテーマとして、父と子の深い愛情がありまして、衒太夫は父親ですけど、あんまり言葉を交わすこともなく、息子との会話はほとんど拳。そこを見ていただければ」とアピールする。凰稀は「みなさんの立ち回りがすごいかっこいいんです。なんといっても鈴木拡樹さんの立ち回りが天下一品だと思いますので」と褒めると、鈴木は「かなめさんもすごい」と返答し、凰稀は「ちょっとね。ちょっと戦わせてもらいます」と照れていた。演出・脚本の毛利は「よせばいいのに1作目で主人公をあの世に送ってしまい、しかしどうやら死んでもいないしあの世にも行っていない状態だと聞かされておりまして。『現世に戻してくれ』という発注をいただきまして、発注に応えられたのではないかとも持っています」と苦笑する。「映画が素晴らしい出来上がりになっていまして、豪華だと思えるつながりになってますので、楽しみだなと思っております」と舞台から続く映画にも期待させた。鈴木は「なかなか死んだキャラを生き返らせるって難しいですよね。それをしっかりと汲んでくださって、僕は生き返ることができて、映画にも出られることになってる」と感謝していた。東京公演はヒューリックホール東京にて6月9日~6月19日、大阪公演は梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティにて6月23日~6月26日。
2022年06月09日映画&舞台を完全連動させたプロジェクト「東映ムビ×ステ」シリーズの第4弾として、舞台『死神遣いの事件帖 -幽明奇譚(ゆうめいきたん)-』(東京公演:6月9日~19日 ヒューリックホール東京、大阪公演:6月23日~26日 梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティ)、映画『死神遣いの事件帖 -月花奇譚(げっかきたん)-』(2022年冬公開)が展開される。「東映ムビ×ステ」第2弾として制作された『死神遣いの事件帖』シリーズの続編となり、江戸市中で探偵業を営む「死神遣い」の久坂幻士郎(鈴木拡樹)と死神・十蘭(安井謙太郎)の活躍を描く同作だが、今回は新たな死神・亞門(小林亮太)が登場しパワーアップ。前作で命を使い果たした幻士郎は幽霊とり、亞門とともに殺人事件に巻き込まれていく。幻士郎の過去や今冬公開の映画版にもつながるストーリーとなっている。今回は、主演の鈴木と新登場の小林にインタビュー。舞台版ではがっつりバディを組む2人に迫った。○■ファンの広がりが続編に――もう映画の撮影も先に終わっているということで、お二人は舞台に向けて仲が深まっているところでしょうか?小林:どんどん仲を深めたいなと思ってる最中です。鈴木:映画の撮影と舞台の稽古を合わせて 1週間……。小林:そうですよね。鈴木:7日以上は現場で一緒に過ごしてますので。息ぴったりですね(笑)――お互いの印象はいかがですか?小林:ご一緒したいなと思っていたのですごく嬉しいですし、本当にどなたにも分け隔てなく優しく接する方なので、お話しするとあたたかい気持ちになるんです。鈴木:共通の演出家さんと一緒にお仕事をしていることもあって、どういう感じなのかなと思ってたんですけど、今回で感じるのは熱量の高さというか。現場に熱を持ち込んでくれる人がいるのはすごくプラスなことで、絶対に刺激になる。助けられてますね。――今作は『しにつか』の愛称で親しまれてますが、こうやってオリジナル作で続編ができるのも、なかなかないかなと思いました。鈴木:嬉しいです。やっぱり観てくださった方が続編を期待していただかないと、次につながらないことですし、みんなで「やりたいね」と言ってたことが形にもなって。本当に感謝しています。――ファンの広がりも大きかったという話も聞いています。そういう反響などは感じられてましたか?鈴木:僕の場合は、周りの役者から「ムビ×ステやったんでしょう?」「どういう作品?」とよく聞かれていたことが印象深いです。役者の中でも徐々に浸透してきてるんだなと感じています。――役者の方からの注目もあったんですね。鈴木さんは前作の舞台版には出られていませんが、いないのに幻士郎の影響が強い作品になっていたと感じました。鈴木:話を出してくれたからこそ、「次は絶対に舞台も出てやるぞ」という意気込みにつながりましたし、それが今回実現したことが嬉しいです。前回の舞台を観ていただいた方にはわかりやすいと思うんですけど、今回の舞台と時系列が同じなんです。前回の舞台の裏で何が行われたかというところに焦点を当てています。――小林さんは今回から参加することになりまして、また前作の十蘭とも違った立ち位置での登場となりそうですね。小林:安井くんとは映画の撮影現場でお会いしたのですが、十蘭は「割とつんつんしてるんだ」と思って。逆に亞門は後輩に徹することができるというか、経験の浅い死神だからこそ好奇心旺盛に立ち回れるというところを存分に楽しみました。――後輩キャラというところでは、作品に入りやすかったところはあるんですか?小林:自分としては経験してきていないタイプの役なので、会話のテンポも普段の1.5倍くらいを意識してみました。鈴木:たしかに!小林:会話がどんどん続いていくのでエネルギーは使いますけど、ふだんの小林亮太だと言えないことも、亞門でいる時は素直に発することができるのが楽しいです。鈴木:舞台では特に掛け合いがあると思います。本筋以外にも細かい事件がたくさん起こるので、「何それ?」みたいな食いつきの連続で。そのテンポがどこか“傾いて”見えれば……というのが、今回の裏テーマです。どこまで傾けるか、とりあえず1回入れてみて精査しています。小林:自分が出てないシーンでも、拡樹さんのお芝居を見て「ああ、幻士郎さんはそうやってやるのか。じゃあ幻士郎さんを慕っている亞門もこういうことができるかな」みたいなことを日々トライしています。僕は演出の毛利さんから「ここ、天丼やろうか」と言われて。稽古場で「天丼」と言われたのが初めてで、そんなコメディ要素があるんだ! と思って勉強しています(笑)。稽古の序盤でそういう要素を入れていいと言われたので、逆に他の場面でも遊べるかな? ということは日々試してみています。――確かに、台本を読ませていただいたら「幻士郎:(気の利いた一言)」みたいな記述があったり。小林:あれは本当に怖いなあと思いました(笑)鈴木:「気の利いた一言」と書いてあるってことは、釘を刺されたということですからね(笑)。その時、思ったことを素直に言えばいいかなとは思ってます。また今作では幻士郎が「死神遣い」という職業についてどう思っているかといったことや、父親との関係なども描かれていますし、自分にとっても幻士郎のデータが集まったというか、「こういうことだったんだな」ということが改めてわかり、より幻士郎の像を掴める作品になりました。○■実際にバディを組むなら誰?――ちなみに、ご自身だったらどのキャラクターとバディを組みたいですか?小林:今回バディものが初めてで、毛利さんから「ホームズとワトソンみたいな関係でいてほしい」と言われて稽古で探っている中なので、拡樹さんしか考えられないというか……。鈴木:(笑)小林:それこそ十蘭とか、死神同士で組んだりしても面白そうでなんですけど、やっぱり死神と人間というコンビが面白いなあとも思って。――そこは「幻士郎」じゃなくて「拡樹さん」なんですか?小林:そうですね(笑)。重ねちゃってる部分があるかもしれないです。鈴木:それで言うと、幻士郎とお父さんの衒太夫(神尾佑)が組んでも面白いだろうし、今回は「市村一座」という歌舞伎の一家のお話も出てきますから、そのキャラクターと組んでも面白いことにはなるのかな。廣瀬(智紀)くん演じる左十朗も今回のキーマンですし、もう役を取っ払って本人とバディものでも面白いと思います。小林:穏やかな空気が流れるんだろうなと思います(笑)鈴木:そうでしょうね(笑)。悪気のない天然というか……。小林:かわいらしい。鈴木:すごいですよね。絶対にあの領域にたどり着けない(笑)――色々な方の名前をあげていただいたんですが、1人選ぶとしたらいかがですか?鈴木:僕はじゃあ、廣瀬智紀で!(笑) 左十朗もだけど、廣瀬智紀もキャラクターなので彼を選びたいです。――廣瀬さん、愛されてますね。鈴木:そうですね(笑)――十蘭と亞門のキャラクターの違いについてはいかがですか?鈴木:それは180度違います。十蘭は愛くるしいんですけど、塩対応ですから(笑)。盛り上がってきたところで彼がぐさっと刺したら終了、みたいなテンプレートが2人にあって、心地よいタイプ。逆に亞門とは波長が同じなので、会話がどんどん続いて誰か止めてくれよ! となるのが楽しいタイプです。小林:僕自身は、どう演じても十蘭とは違うだろうなと思って意識はしてないんです。ただ稽古場で面白かったのは、亞門が変化すると“亞斬刀”で、十蘭が変化すると“蘭斬刀”なんですけど、拡樹さんが僕のことを「蘭斬刀!」と言ったんですよ! 「違う!!」と思って! ふと十蘭先輩に嫉妬心を……(笑)鈴木:(爆笑)小林:やっぱ十蘭か! と感じましたけど(笑)鈴木:これは絶対にあっちゃだめなことですけど、幻士郎もやりかねないなと思いました。小林:たしかに、本番でもありうるんだろうなと(笑)。本番でやったらつっこまなきゃいけないなと思って。鈴木:頼りにしてる(笑)小林:そういうやりとりがあってもおかしくない関係かなと思っています。――では、最後に改めて作品の見どころを教えてください。小林:時代劇×ファンタジーの中に歌舞伎が出てきたり、いろんな要素が詰まっている作品だと思うんです。役者の方々が個性豊かというか、色々なフィールドで培ってきたアイディアが稽古場にあふれてるので、何も考えずに来ていただいて、軸となっていくミステリを解決していく様子を僕らと同じ目線で楽しんでいただけるんじゃないかなと思います。僕も王道ミステリに挑むのは初めてなので、台本を読んでいても「これってどことつながってるんだ!?」と思ったりして、舞台を見ながら解決していただけるのが楽しいんじゃないかなと思います。鈴木:読みながら逆推理しなきゃいけないもんね。小林:どこが伏線だろ!? と考えながら読んでいます。鈴木:ファンタジーやミステリ、さらには戦隊モノ!? みたいな要素がごちゃまぜな上に、お話が王道でわかりやすいので、ストーリー自体も楽しんでほしいですし、そこを肉付けするようにキャラクターの人間臭さが表現されているので、どう味わってもらえるのかが楽しみです。とにかく笑って帰ってほしいなというのが一番のテーマかな。笑ってほしいです!■鈴木拡樹1985年6月4日生まれ、大阪府出身。2007年、テレビドラマ『風魔の小次郎』で俳優デビューし、2008年、『最遊記歌劇伝 -Go to the West-』で初主演を果たす。以来舞台『弱虫ペダル』(12~)シリーズ、舞台『刀剣乱舞』(16~)シリーズなどで活躍し、2.5次元界を牽引。近年は舞台『髑髏城の七人 Season月 下弦の月』(17~18)、『No.9 ー不滅の旋律ー』(18~19)、『リトル・ショップ・オブ・ホラーズ』「バクマン。」THE STAGE(21年)、ドラマ『虫籠の錠前』『カフカの東京絶望日記』(19年)、『映画 刀剣乱舞』(19年)、映画『スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼』(20年)などに出演する。舞台『アルキメデスの大戦』(22年10月)上演、『映画刀剣乱舞-黎明-』(23年公開)を控える。衣装/半袖シャツ・パンツ:PAZZO (パッゾ)、長袖シャツ:NUMBER (N)INE (ナンバーナイン)■小林亮太1998年12月16日生まれ、愛知県出身。映画、ドラマ、舞台などで活躍し主な出演作に『仮面ライダーアマゾンズ』シリーズ(16〜17年)、『ミュージカル 忍たま乱太郎』シリーズ(15年〜18年)、『僕のヒーローアカデミア』The "Ultra" Stageシリーズ(19年〜)、舞台『鬼滅の刃』シリーズ(20年〜)、Musical『HOPE』(21年)など。舞台『鬼滅の刃』其ノ参 無限夢列車(22年9月〜10月)、ミュージカル『キングアーサー』(23年1月〜3月)上演を控える。
2022年06月03日アニメーション映画『ミニオンズ フィーバー』の日本語吹き替えキャストとして、田中真弓、速水奨、大塚明夫、立木文彦、宮野真守、鈴木拡樹の参加が決定した。「ワンピース」のルフィ役でお馴染みの田中さんが演じるのは、新たな敵ベル・ボトム(尾野真千子)が率いる“ヴィシャス・シックス”のメンバー、ヌンチャクを用いて戦う凶暴な修道女のヌン・チャック。速水さんが、スパイクの付いたスケート靴でパワフルなスピンキックを得意とするスウェーデン人ローラースケートチャンピオンのスべンジャンス。大塚さんが、大きな機械式のロブスターの爪を装着したフランス人のジャン・クロード。立木さんが、巨大な鉄のこぶしを持つストロング・ホールドと、大悪党“ヴィシャス・シックス”に超最強の声優陣が集結。田中真弓(ヌン・チャック役)さらに、イルミネーション作品の常連で、前作『ミニオンズ』では女悪党スカーレット・オーバーキルの夫、発明家のハーブを演じた宮野さんが、ツーリングの途中で新ミニオンのオットーを助けるバイカーを演じることが決定。そして、TVドラマ「弱虫ペダル」や舞台「刀剣乱舞」などに出演する俳優・鈴木さんが、グルーが敬愛する悪党ワイルド・ナックルズ(市村正親)に仕える子分に声をあてる。▼日本語吹き替えキャストコメント田中真弓ハッチャメチャなキャラクターだらけで魅力的なミニオンズ最新作に初参加、超嬉しかったです長い声優生活の中でなかなか演ってない悪役というのも嬉しかったです。それも「ヌン・チャック」という名前の円熟味のある女性(中年)役は、私にピッタリ(笑)とっても楽しかったです!乞うご期待!!是非ご覧ください速水奨ミニオンズ、僕のマネージャーが大ファンで、その影響を受けて、好きになりました。ミニオンズって、初めは集合体だと思っていたんですが、見れば見る程、個性豊かな、愛らしい存在ですよね。そんな作品に参加出来て幸せです。大塚明夫そこまで大きな見せ場もないのでコメントするのは気恥ずかしいのですが、広い世代に愛されている作品に参加させていただき光栄です。夏休みに家族でお友達で、ぜひお楽しみください。立木文彦職業、悪党!ヴィシャス・シックスのメンバー口数少なめ、体の割には機敏名前の通り、その腕っぷしを生かし大活躍!?してます。大好きなミニオンズ映画ミニオングルーと思いっきり絡まさせてもらいました。退屈など無縁のノンストップアクションムービーです!内容はミニではなく、スケールアップの今作を、ぜひBIGなスクリーンでお楽しみあれー!宮野真守ハチャメチャなミニオンの世界が大好きなので、また参加する事が出来て、本当に嬉しく思います!僕が担当する「バイカー」は、新キャラのミニオン「オットー」と関わってくる役です。どんな絡みがあるのか、楽しみに待っていてください!鈴木拡樹可愛いミニオンたちの作品に参加させていただけることに興奮しています。今までの作品に繋がる原点的なお話なので、ファンの方必見ですよ。『ミニオンズ フィーバー』は7月15日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ミニオンズ フィーバー 2022年7月15日より公開© 2020 Universal Studios. ALL RIGHTS RESERVED
2022年05月23日俳優の鈴木拡樹が主演を務める映画『死神遣いの事件帖-月花奇譚(げっかきたん)-』(2022年冬公開)の出演者が13日、明らかになった。同作は、東映と東映ビデオが立ち上げた、映画と舞台を完全連動させるプロジェクト「東映ムビ×ステ」第2弾として制作された映画『死神遣いの事件帖 -傀儡夜曲-』(2020年6月公開)、舞台『死神遣いの事件帖 -鎮魂侠曲-』(2020年7・8月上演)の続編。江戸市中で探偵業を営む『死神遣い』の久坂幻士郎(鈴木拡樹)と死神・十蘭(安井謙太郎)の活躍を描く。今回、乃木坂46の清宮レイが映画初出演でヒロイン・ハナに抜擢された。舞台『3年B組皆川先生~2.5時幻目~』やコメディ演劇『夢路空港』など女優としても活躍しており、満を持して映画界へ初参戦となる。さらに2.5次元舞台など、人気作に引っ張りだこの北村諒が空真役でムビステに初出演。そして前作に引き続き、庄司新之助役の崎山つばさも出演する。映画オールキャストも解禁となり、前作から続投する高田里穂、松本寛也、北川尚弥、陳内将、田辺幸太郎に加え、新たに水石亜飛夢、田邊和也、浜田学、西田健ら実力派俳優も加わる。○清宮レイ コメント正体不明、記憶喪失の女の子ハナを演じます、乃木坂46の清宮レイです。初めてのアクションに挑戦し、今までお見せしたことのない新しい一面を出すことができたと思います。早く皆さまに観ていただきたいです。私も今からとても楽しみにしています。○北村諒 コメント死神遣いの事件帖、続編! ということで、今作登場する"空真"を演じます、北村諒です。空真とは? 目的は? そもそも誰? 気になることだらけだと思いますが、今までにない役どころを演じさせていただきました。では、スクリーンでお会いしましょう。○崎山つばさ コメント庄司新之助役の崎山つばさです。新作にも出演させていただけて嬉しく思います。舞台を経た新之助がどのように変わっているのか、はたまた変わらずにいるのか。そして幻士郎さんと十蘭とはどのような絡みになるのか。全てはスクリーンの中で。是非、しにつかワールドをお楽しみください。
2022年05月13日映画と舞台を完全連動させるプロジェクト【東映ムビ×ステ】の第二弾として制作された『死神遣いの事件帖』の待望の続編となる舞台『死神遣いの事件帖 –幽明奇譚(ゆうめいきたん)-』(2022年6月上演)&映画『死神遣いの事件帖 -月花奇譚(げっかきたん)-』(2022年冬公開予定)。このたび、舞台『死神遣いの事件帖 –幽明奇譚-』のキービジュアル及びキャラクタービジュアルが公開となった。舞台『死神遣いの事件帖 -幽明奇譚-』は、前作、映画『死神遣いの事件帖 -傀儡夜曲-』、そして、舞台『死神遣いの事件帖 -鎮魂侠曲-』と今作、映画『死神遣いの事件帖 -月花奇譚-』をつなぐ物語と、主人公・久坂幻士郎の死神遣いとしてのルーツにまつわる物語が展開される。ある殺人事件をめぐるミステリー、そして、死神や霊界を巻き込んだ冒険活劇となる。キービジュアルは今作の舞台となる歌舞伎一座をイメージさせるもの。 また、ティザービジュアルで既出の鈴木拡樹、小林亮太を含む、廣瀬智紀、安西慎太郎、稲垣成弥、飯山裕太、山川ありそ、北村健人、清水宏、神尾佑、凰稀かなめというメインキャスト11名のキャラクタービジュアルも初公開された。探偵と死神が織りなすファンタジー時代劇。舞台・映画、共に期待が高まる。《開催概要》■タイトル東映ムビ×ステ 舞台『死神遣いの事件帖 –幽明奇譚-』■原案須藤泰司■脚本・演出毛利亘宏(少年社中)■出演鈴木拡樹小林亮太廣瀬智紀安西慎太郎稲垣成弥飯山裕太山川ありそ北村健人清水宏/神尾佑/凰稀かなめ杉本佳幹夛田将秀永森祐人久留康太■会場・日程東京:6月9日(木)~6月19日(日) ヒューリックホール東京大阪:6月23日(木)~6月26日(日) 梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティ■チケット <全席指定>9,900円(税込)■チケット販売チケットぴあ: ※PC/スマートフォン共通■プロジェクト特設HP:
2022年04月28日2021年10月、引退発表後の斎藤佑樹「“ハンカチ王子”こと斎藤佑樹さんが4月13日放送の日本テレビ系『1億人の大質問!? 笑ってコラえて!』に出演。新コーナー『王子の旅』のレポーターを務めました。今後は日本全国の“王子”と呼ばれる人に会いに行くそうです」(スポーツ紙記者)斎藤は2006年夏の甲子園に早稲田実業のエースとして出場。マウンド上でハンカチを使って汗を拭う爽やかな姿が“ハンカチ王子”と称され、日本中の注目を集めることに。「高校卒業後は早稲田大学に進学し、2010年から日本ハムファイターズに入団しました。しかし、肩をケガしてからは思うような結果が残せず、昨年10月にプロ野球引退を表明。12月に『株式会社斎藤佑樹』を立ち上げて代表取締役に就任しました」(同・スポーツ紙記者)バラエティー番組に初挑戦の斎藤は、“アスパラ王子”と呼ばれる、香川県に住む農家の男性をレポートすることに。「番組では、たどたどしくもアスパラ王子に質問を投げかけたり、食レポしたりと必死さが伝わってきました。また、生で食べても甘いと差し出されたアスパラガスを“そんなわけない”と言いながら食べて“ホンマや”と持ち上げる、いわゆる“ノリツッコミ”も披露。スタジオの所ジョージさんたちを爆笑させていましたよ」(テレビ誌ライター)初々しさを残す斎藤のレポートに、視聴者からは、《さわやかさが眩しい》《仕事順調で良かったです》と、好意的に受け止められていたが、なかには彼の活動に苦言を呈する声も。新庄監督のオファーよりテレビ「彼は引退後“野球界に恩返しがしたい”と語っていましたが、日ハムの新監督・新庄剛志さんからの臨時コーチのオファーは経験不足を理由に断っています。逆に進んで受けている仕事は『キリンビール』や『ユニクロ』のCMやレポーターなど、自身がテレビに出る仕事ばかり。露出を増やすことが恩返しになるとは思えませんし、言っていることとやっていることがブレブレなように見えます」(スポーツライター)彼が裏方に回らないのには理由があるようだ。「出演オファーはひっきりなしなうえ、彼のイベント出演のギャラは、1本300万円ともいわれていますから。アスリートの多くが引退後のセカンドキャリアに苦労しているなか、強気の提示です。彼は折に触れてメディアが作り上げた“ハンカチ王子”というキャラクターに不満を漏らしていましたが、現在はそれをフル活用していますね」(同・スポーツライター)厳しい意見だが、コラムニストのペリー荻野さんは彼の姿勢に理解を示す。「斎藤さんほどメディアに振り回されて、イメージがひとり歩きした人はいません。引退してチームという組織を離れたことで、ようやく自由にアピールできるようになったように思えます。これからメディアに出続けることで、本来の自分をアピールして、これまでのハンカチ王子というキャラクターを払拭しようとしているのでしょう。その先には“挫折した人の味方”としての活躍も期待できるのではないでしょうか」自分の足で新たな人生を歩み始めた斎藤。野球界への恩返しはもう少し先になりそう!?
2022年04月22日舞台『アルキメデスの大戦』が2022年10月1日(土)から17日(月)まで東京・シアタークリエにて上演され、その後、全国ツアー公演が実施される。鈴木拡樹が主演を務め、脚本は古川健、演出は日澤雄介が担当。東京公演の一般前売りチケット開始日は7月30日(土)。『アルキメデスの大戦』舞台化舞台『アルキメデスの大戦』の原作となるのは、『ドラゴン桜』や『インベスターZ』などで知られる漫画家・三田紀房の同名漫画。2019年夏には、主演に菅田将暉を迎え、映画監督・山崎貴によって実写映画化された。今回は、映画『アルキメデスの大戦』を舞台原案として上演する。天才数学者VS帝国海軍の“頭脳戦”『アルキメデスの大戦』で描かれるのは、1930年代、軍事拡大路線を歩み始めた日本。戦意高揚を狙う海軍省は、その象徴としてふさわしい世界最大級の戦艦を建造する計画を秘密裏に進めていた。しかしそんな中で巨大戦艦建造計画に異を唱える海軍少将・山本五十六。彼は、巨大戦艦の異常に安く見積もられた建造費の謎を解き明かすべく、協力者として元帝国大学の数学者・櫂直(かいただし)に目を付けるのだった。巨大な権力に立ち向かう天才数学者に鈴木拡樹■主人公・櫂直(鈴木拡樹)元帝国大学の数学者。100年に1人の天才と言われている。軍を嫌い、数学を偏愛する変わり者で、最初は海軍少将・山本五十六からの協力を頑なに拒む。しかし巨大戦艦建造によって加速しかねない大戦への危機感と戦争を止めなければならないという使命感から、帝国海軍という巨大な権力との頭脳戦に飛び込んでいく。そんな櫂直役は、多くの舞台に立ち、近年では映像の世界にも活躍の場を広げている鈴木拡樹が演じる。■田中正二郎(宮崎秋人)建造反対派。櫂をサポートする海軍少尉。主人公を補佐する田中正二郎役には、舞台作品を中心に人気と注目を集める宮崎秋人を起用した。■尾崎鏡子(福本莉子)尾崎財閥の令嬢で、田中と共に櫂に協力する。第8回「東宝シンデレラ」オーディションでグランプリを受賞後、映像・舞台作品問わず話題作への出演が続く福本莉子が担当する。その他にも、近藤頌利、岡本篤、奥田達士、小須田康人、神保悟志、岡田浩暉と実力派キャストが集結する。■高任久仁彦(近藤頌利)建造推進派の海軍中尉。■大里清(岡本篤)造船会社・大里造船の社長。尾崎鏡子からの依頼により、戦艦建造計画中止のために動く。■大角岑生(奥田達士)建造推進派の海軍大臣。戦艦建造計画を立てる造船中将・平山忠道を内密に支持する。■嶋田繁太郎(小須田康人)巨大戦艦の建造を推し進める海軍少将。平山忠道を支持し、山本五十六と対立する。■山本五十六(神保悟志)建造反対派の海軍少将。平山忠道による戦艦建造計画を阻止するため、櫂直に協力を依頼する。■平山忠道(岡田浩暉)櫂が真っ向から戦うことになる嶋田派の造船中将。脚本・演出に劇団チョコレートケーキのクリエイター陣舞台『アルキメデスの大戦』で脚本と演出を手掛けるのは、読売演劇大賞をはじめ数々の演劇賞を受賞してきた劇団チョコレートケーキのクリエイター陣。オリジナリティー溢れる視点で史実に隠されたドラマを紡ぐ古川健の脚本と、人間の心情を丁寧に描き出す日澤雄介の演出によって、天才数学者と帝国海軍による〈前代未聞の頭脳戦〉を描く。公演概要原作:三田紀房『アルキメデスの大戦』(講談社「ヤングマガジン」連載)舞台原案:映画「アルキメデスの大戦」(監督 脚本:山崎貴/製作:「アルキメデスの大戦」製作委員会)脚本:古川健演出:日澤雄介出演:鈴木拡樹、宮崎秋人、福本莉子、近藤頌利、岡本篤、奥田達士、小須田康人、神保悟志、岡田浩暉、米村秀人、神澤直也、二村仁弥、高橋彩人■東京公演上演期間:2022年10月1日(土)~10月17日(月)会場:シアタークリエ住所:東京都千代田区有楽町1-2-1一般前売開始:2022年7月30日(土)チケット問い合わせ先:東宝テレザーブTEL:03-3201-7777※詳細は公式HPを要確認※全国ツアー公演あり。詳細は後日発表予定。
2022年04月21日舞台「アルキメデスの大戦」が10月1日(土)よりシアタークリエにて上演されることが決定。鈴木拡樹、宮崎秋人、福本莉子、近藤頌利、岡本篤、奥田達士、小須田康人、神保悟志、岡田浩暉らが出演する。1933年、軍事拡大路線を歩み始めた日本。戦意高揚を狙う海軍省は、その象徴にふさわしい世界最大級の戦艦を建造する計画を秘密裏に進めていた。そんな中、航空主兵主義派の海軍少将・山本五十六は、海軍少将・嶋田繁太郎と対立。嶋田派の造船中将・平山忠道が計画する巨大戦艦の、異常に安く見積もられた建造費の謎を解き明かすべく協力者を探している。そこで山本が目を付けたのは、100年に1人の天才と言われる元帝国大学の数学者・櫂直。しかし、軍を嫌い数学を偏愛する変わり者の櫂は頑なに協力を拒む。そんな櫂を突き動かしたのは、巨大戦艦建造によって加速しかねない大戦への危機感と戦争を止めなければならないという使命感。櫂は意を翻し、帝国海軍という巨大な権力との戦いに飛び込んでいく。櫂を補佐する海軍少尉・田中正二郎や尾崎財閥の令嬢である尾崎鏡子の協力によって、平山案に隠された嘘を暴く数式にたどり着くまであと少し。決戦会議の日は刻一刻と迫っている――。本作は、三田紀房が数学者の視点から第二次世界大戦を描くという、かつてない切り口で創り上げた同名漫画の舞台化。2019年には映画化もされたが、今回はこの映画が舞台原案となっている。2020年6月に開幕することなく、全公演中止となってしまった本作。今回、2年の時を経て、再び動き出す。主人公の天才数学者・櫂直役は、舞台「最遊記歌劇伝」や「刀剣乱舞」などに出演する鈴木拡樹。「前回は稽古をすることもできませんでしたが、もう一度皆が集まって、この作品を一から作っていけることを本当にうれしく思います」と思いを明かし、「まだまだ気が抜ける状況ではないかもしれませんが、この作品が無事に上演されることがまた一つ演劇の復興の一歩だと思って突き進んでいきたいと思います」と意気込む。巨大戦艦の建造に反対し、櫂に大和建造を阻止させようとする海軍少将・山本五十六役を神保悟志。櫂を補佐する海軍少尉・田中正二郎役を宮崎秋人。田中と共に櫂に協力する尾崎財閥令嬢の尾崎鏡子役を福本莉子。巨大戦艦の建造を推し進める海軍少将・嶋田繁太郎役を小須田康人。櫂が真っ向から戦うことになる嶋田派の造船中将・平山忠道役を岡田浩暉が務める。今回のリベンジ上演にあたって「今から楽しみで仕方ありません」(宮崎さん)、「2年越しのリベンジが叶ってとにかく嬉しい気持ちでいっぱいです」(福本さん)、「一旦は公演することの出来なくなった本作品に改めて向き合うことが出来、役者として大変な喜びと共に皆引き締まる思いでもあります」(神保さん)、「中止からの復活。これも運命と受け止め、魂に訴えてくる様なこの物語りをしっかりとお伝えしたい」(岡田さん)と心境を語る。近藤さんは「言葉一つ一つを大事に、丁寧に役を演じたいと思います」と話し、奥田さんも「堪うる限りの力をもってのぞみたいと思っております」とコメント。岡本さんは「素敵なキャストの皆さんとご一緒出来る事に狂喜しながらも、気を引き締めて臨める事が俳優としての幸福なのだと噛み締めております」と心境を明かし、小須田さんは「稽古初日から千秋楽までの日々が楽しみでたまりません」と期待した。脚本と演出を手掛けるのは、読売演劇大賞をはじめ数々の演劇賞を受賞し、いま演劇界が最も注目する劇団のひとつ「劇団チョコレートケーキ」のクリエイター陣。古川健の脚本と、日澤雄介の演出で舞台が劇場で幕を開ける。なお、チケット一般前売は7月30日(土)より販売スタートする。舞台「アルキメデスの大戦」は10月1日(土)~17日(月)シアタークリエにて上演。※全国ツアー公演あり(cinemacafe.net)
2022年04月18日岩橋玄樹(公式HPより)元King&Prince・岩橋玄樹が、5月8日に東京ドームで行われるプロ野球「巨人−ヤクルト」戦で始球式を務めることが発表された。また、同年6〜8日に実施されるイベント「ジャイアンツ・最強ガールズの集い/WE ARE ALL ONE TEAM」のアンバサダーにも就任したという。巨人ファンで知られる岩橋は、2018年5月にキンプリの一員としてCDデビューした後、同年8月にも2軍戦の始球式に登場。しかし同年11月、パニック障害の治療に専念するため活動を休止して、キンプリとしての活動再開は実現しないまま、21年3月29日にグループを脱退。ジャニーズ事務所からも退所した。ジャニーズからの圧力がない根拠「ファンの間には悲しみが広がりましたが、岩橋は独立からわずか3日後の4月1日にインスタグラムを開設。7月以降はツイッター、オフィシャルサイト、オフィシャルファンクラブを順次オープンさせ、12月1日に1stシングル『My Lonely X’mas』でソロデビューも果たしています。このスピード感には戸惑うキンプリファンも多く、業界内でも“岩橋はもともとソロで好きなようにやりたかったのでは?”とささやかれました」(レコード会社関係者)とはいえ、岩橋がジャニーズを離れてから間もないうちに、ここまで自由に活動できているのは良いことだ。「以前はよく、ジャニーズを辞めると圧力が……なんて言われることもありましたけど、岩橋にはそのような影響がまったく感じられません。実は岩橋の『My Lonely X’mas』や、今年5月にリリースされる2ndシングル『PAJAMA PARTY』の発売元・PCI MUSICは、ポニーキャニオンの子会社なのですが、ポニーキャニオンは現役ジャニーズグループ・A.B.C-Zのレコードレーベルでもあります。もし圧力が存在していたら、岩橋が同レーベルからソロデビューするなんてまず無理でしたね」(同・前)また、始球式の仕事に関しても、今年はA.B.C-Z・河合郁人、なにわ男子・藤原丈一郎、昨年もKAT-TUN・亀梨和也、ジャニーズJr.内ユニット・HiHiJetの高橋優斗が登板するなどしていて、プロ野球界とジャニーズの繋がりはたしかにある。退所後も絶好調の山下智久「それでいて、ジャニーズを辞めた後の岩橋も始球式登板できるのは、父親のおかげという部分もあるでしょう。彼の父親は、かつて巨人などでスポーツドクターをしていたそうなので、その縁もあって岩橋は『月刊ジャイアンツ』(報知新聞社)で連載も持っています。同連載はジャニーズ在籍時に始まったもので、休養から退所を経て、個人活動をするようになってから再開。この時も、ジャニーズはとくにNGを出さなかったといいます」(スポーツ紙記者)そんな岩橋以上の活躍を見せている“元ジャニーズ”といえば、山下智久である。岩橋と比べれば芸歴も長いので、その分、支持するファンの人数も桁違いだろうが、山下はスキャンダルを報じられた直後にジャニーズを辞めている。20年8月、ニュースサイト「文春オンライン」によって“未成年女性との飲酒&お泊まり”を報じられ、芸能活動を自粛していた山下。しかし、ジャニーズで活動再開しないまま「現在オファーがある海外作品に参加する」などとして、同年10月末をもって退所。ちなみに、当時は亀梨とのユニット「亀と山P」のアルバム『SI』が、コロナ禍の影響で発売を延期している状況だったが、山下の退所により発売中止の運びとなった。「こうして山下はファンをガッカリさせ、ジャニーズ側にも迷惑をかけていたはずですが、21年2月にはオフィシャルファンクラブを開設し、同4月期のTBSドラマ『ドラゴン桜』第2シリーズで“声のみ”ながらゲスト出演を果たしました。そして今年は現在放送中の『正直不動産』(NHK総合)で、ジャニーズ退所後初となる地上波ドラマ主演を務めています。山下こそジャニーズからの圧力があってもおかしくなさそうなのに、退所後の彼は絶好調です」(テレビ誌ライター)今のジャニーズは、辞めた人間など気にしないスタンスなのかもしれない。ただ、それならば頑張らなければならないのは岩橋だ。「元ジャニーズ、しかも元キンプリという肩書きを持つ岩橋は、いろいろ自由に活動できているにも関わらず、イマイチ大きな話題を呼べていません。まだまだこれからという時期ではありますが……」(同・前)昨年9月配信の「週刊女性PRIME」記事では、岩橋が、山下とも仕事をしている外国人プロデューサー・J氏と交流していることを報じたが、その人脈は生かされていないのだろうか。
2022年04月18日俳優の鈴木拡樹が主演を務める舞台『死神遣いの事件帖-幽明奇譚(ゆうめいきたん)-』の出演者が7日、明らかになった。同作は、東映と東映ビデオが立ち上げた、映画と舞台を完全連動させるプロジェクト「東映ムビ×ステ」第2弾として制作された『死神遣いの事件帖』シリーズの続編。江戸市中で探偵業を営む『死神遣い』の久坂幻士郎(鈴木拡樹)と死神・十蘭(安井謙太郎)の活躍を描く。舞台『死神遣いの事件帖-幽明奇譚(ゆうめいきたん)-』(2022年6月上演)、映画『死神遣いの事件帖-月花奇譚(げっかきたん)-』(2022年冬公開)が続けて制作される。舞台版では主人公・久坂幻士郎役を鈴木拡樹が続投し、本作で新たに登場する死神・亞門を小林亮太が演じる。とある歌舞伎一門で起こった殺人事件を幽霊となった幻士郎が依頼を受け、事件に巻き込まれていくというストーリー。幽霊の幻士郎のことが見える霊媒師・恐山寂蓮を元宝塚歌劇団 宙組トップスターの凰稀かなめが演じることが明らかになった。また幻士郎の父・久坂衒太夫役に神尾佑、幻士郎と同じく幽霊の市村左十朗役に廣瀬智紀、事件の一座それぞれのキャラクターとして升屋庄吉郎役に安西慎太郎、市村松之助役に稲垣成弥、市村亀吉役に飯山裕太、市村蟹造役に山川ありそ、市村鶴丸役に北村健人、市村百翁役に清水宏が決定した。○舞台ティザーストーリー虚ろの中で幻士郎は亡き父「久坂衒太夫」の夢をみた。悪霊と戦う衒太夫。そして、衒太夫は…幻士郎に想いを託して死んで行く…。目を醒ますと幻士郎は見知らぬ世界にいた。果ての無いその世界を、幻士郎は船で漂っている。幻士郎はお藤を救うためにすべての命を使い、水野を倒したはずだった。それなのにどうして…。そんな中、どこからともなく声が聞こえる。「君はまだ死んじゃいない…」困惑の中、光に飲み込まれる幻士郎。次の瞬間…幻士郎は町の中にいた。すぐに、自分が誰にも見えない存在、つまり「幽霊」になっていることに気がつくのであった。そんな中で幽霊の幻士郎は、世の中では“インチキ霊媒師”と呼ばれている幻士郎ら幽霊たちと話せる「恐山寂蓮」、幻士郎と同じく幽霊である「市村左十朗」、その左十朗を追って現れた死神「亞門」と出会い、幻士郎はとある歌舞伎一座の殺人事件に巻き込まれることになる。そして、ひょんなことから、亞門とコンビを組むことになり、“幽霊探偵”として、事件の捜査に乗り出すのであった。(C)2022 toei-movie-st
2022年04月07日俳優の鈴木拡樹が主演を務める舞台『死神遣いの事件帖-幽明奇譚(ゆうめいきたん)-』(2022年6月上演)、映画『死神遣いの事件帖-月花奇譚(げっかきたん)-』(2022年冬公開)が制作されることが30日、明らかになった。同作は、東映と東映ビデオが立ち上げた、映画と舞台を完全連動させるプロジェクト「東映ムビ×ステ」第2弾として制作された映画『死神遣いの事件帖 -傀儡夜曲-』(2020年6月公開)、舞台『死神遣いの事件帖 -鎮魂侠曲-』(2020年7・8月上演)の続編で、同シリーズの第4弾。江戸市中で探偵業を営む『死神遣い』の久坂幻士郎(鈴木拡樹)と死神・十蘭(安井謙太郎)の活躍を描く。江戸で探偵業を営む死神遣い・久坂幻士郎役には、「舞台『刀剣乱舞』シリーズ」三日月宗近役や「『バクマン。』THESTAGE」真城最高役などで活躍する鈴木拡樹が続投。久坂幻士郎と契約関係にある死神・十蘭を、7ORDERのリーダーで『演劇の毛利さん-The Entertainment Theater Vol.0 リーディングシアター「星の王子さま」・「夜間飛行」』や「『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-』Rule the Stage-track.5-」飴村乱数役で活躍する安井謙太郎が引き続き演じる。安井は映画のみの出演となる。さらに新たに登場する死神・亞門(あもん)には、注目の若手俳優・小林亮太が決定。舞台『鬼滅の刃』の主人公・竃門炭治郎役や「『僕のヒーローアカデミア』The“Ultra”Stage」の爆豪勝己役など人気作品に多数出演している。メインスタッフは前作と同じメンバーが揃い、映画の脚本・舞台の原案は『相棒』シリーズや『探偵はBARにいる』で日本アカデミー賞優秀脚本賞を受賞した須藤泰司、映画の監督は『仮面ライダー』シリーズや『スーパー戦隊』シリーズなど特撮テレビドラマを手がける柴﨑貴行が務める。舞台の脚本・演出は『仮面ライダー』やミュージカル『黒執事』、ミュージカル『薄桜鬼』など2.5次元の人気作品も多数手がける、劇団『少年社中』・毛利亘宏が担当する。今回は舞台から映画へストーリーが続き、第1シリーズの映画で黄泉の国に流された幻士郎が戻ってこれた理由や、新たな死神の相棒・亞門との関係など気になる続きをしっかり描いていく。 今回解禁されたティザービジュアルには久坂幻士郎が凜とした笑顔で座る後ろで、クールだけど“人情味”溢れる死神・十蘭と新たな死神・亞門が今にも大暴れしそうな様子で写り込んでいる。○鈴木拡樹 コメント久坂幻士郎ただいま戻りました。どうやって… 前作映画で、十蘭を残し黄泉へと向かった幻士郎…しかし… どういう訳だか戻って来ました。笑今作のステージでその「訳」がわかります。そしてムービーでは凸凹コンビが大・大・大暴れ!今作も映画と舞台、両方併せてお楽しみください。○安井謙太郎 コメント十蘭役を演じさせて頂く安井謙太郎です。まさかPart2をやらせていただけるとは。。これも応援してくださっているみなさんのおかげです。Part2となりさらにパワーアップした"しにつか"是非劇場でご堪能ください。○小林亮太 コメント新たに登場する死神、亞門として参加させていただくことになりました。幻士郎や十蘭とどう関わっていくのか、舞台と映画を通して、楽しんでいただけたらと思います。若き死神ということで何をしても許されるのではと。存分にはっちゃけていきたいです。よろしくお願いします。(C)2022 toei-movie-st
2022年03月30日鈴木拡樹、荒牧慶彦、和田雅成らが出演する『映画刀剣乱舞』第2弾、『映画刀剣乱舞-黎明-』の製作が決定した。名立たる刀剣が戦士へと姿を変えた“刀剣男士”を率い、歴史を守るために戦う刀剣育成シミュレーションゲーム「刀剣乱舞-ONLINE-」を原案にした本作。初の実写映画化となった前作『映画刀剣乱舞-継承-』(’19)は、中規模公開ながらも多くの熱いファンに支えられ、興行収入9.4億円のヒットを記録した。それから約3年をかけて温められてきた第2弾の製作が正式に決定し、4月よりクランクイン。引き続き、耶雲哉治監督がメガホンをとり、三日月宗近役の鈴木拡樹、山姥切国広役の荒牧慶彦ら主要キャストが続投。新たに新キャストも決定している。鈴木さんは「さまざまなメディアミックスで展開し、それぞれの本丸の物語を届け続けている刀剣乱舞。今作はその中でも意外な展開の物語になります。わくわくしながらお待ち頂きたいですね。また『映画刀剣乱舞』の魅力のひとつの大迫力の殺陣シーンも力を入れてお届けします。どの刀剣男士が共闘するのかも注目して頂きたいと思います」とファンへ呼びかけ、荒牧さんも「今はまだ脚本を読んだ段階ですが、前作とはまた違う惹き込まれるお話となっています。そこに山姥切国広がどう絡んでどう活躍するのか。この脚本が一本の映画として出来上がったとき、どういうものになるのか。お客様の反応が今から楽しみです。ぜひお楽しみに」とメッセージを寄せている。耶雲監督は「色々ありましたが関係者の熱い念いと執念が結実し、ついに映画刀剣乱舞第二弾が動き出すことになりました。そして刀剣男士のキャストも鈴木拡樹と荒牧慶彦を中心とした最高の布陣で出陣することとなりました。前作同様、監督を仰せつかり武者震いが止まりません。チーム一丸死力を尽くし千年先の世にも残る作品を目指したいと思っております」と心境を明かしている。『映画刀剣乱舞-黎明-』は2023年、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)■関連作品:映画刀剣乱舞-継承- 2019年1月18日より全国にて公開©2019「映画刀剣乱舞」製作委員会 ©2015-2019 DMM GAMES/Nitroplus映画刀剣乱舞-黎明- 2023年公開予定©2023 「映画刀剣乱舞」製作委員会/NITRO PLUS・EXNOA LLC
2022年03月29日『映画刀剣乱舞-黎明-』(2023年公開)が公開されることが29日、明らかになった。同作は、名立たる刀剣が戦士へと姿を変えた“刀剣男士”を率い、歴史を守るために戦う刀剣育成シミュレーションゲーム「刀剣乱舞-ONLINE-」の実写映画化作第2弾。2019年1月に公開された前作『映画刀剣乱舞-継承-』は中規模公開ながらも、多くの熱いファンに支えられ、興行収入9.4億円のヒットを記録した。そこから約3年をかけて温められてきた第2弾の製作が正式に決定し、4月よりクランクインする。監督は前作に引き続き耶雲哉治が務め、脚本には小橋秀之、鋼屋ジンが決定。三日月宗近役の鈴木拡樹、山姥切国広役の荒牧慶彦に加え、和田雅成(へし切長谷部役)、梅津瑞樹(山姥切長義役)、佐藤たかみち(髭切役)、山本涼介(膝丸)、定本楓馬(骨喰藤四郎役)、本田礼生(一期一振役)、小西詠斗(堀川国広役)、玉城裕規(小烏丸役)が登場する。○耶雲哉治監督 コメントお待たせいたしました。お待たせしすぎたかもしれません。色々ありましたが関係者の熱い念いと執念が結実し、ついに映画刀剣乱舞第二弾が動き出すことになりました。そして刀剣男士のキャストも鈴木拡樹と荒牧慶彦を中心とした最高の布陣で出陣することとなりました。前作同様、監督を仰せつかり武者震いが止まりません。チーム一丸死力を尽くし千年先の世にも残る作品を目指したいと思っております。○鈴木拡樹 コメント『映画刀剣乱舞』の第二弾が始動します。さまざまなメディアミックスで展開し、それぞれの本丸の物語を届け続けている刀剣乱舞。今作はその中でも意外な展開の物語になります。わくわくしながらお待ち頂きたいですね。また『映画刀剣乱舞』の魅力のひとつの大迫力の殺陣シーンも力を入れてお届けします。どの刀剣男士が共闘するのかも注目して頂きたいと思います。最後に、こうして映画第二弾が実現出来たのは、作品を希望し支えてくださる皆様のおかげです。映画公開まで、楽しみにお待ちください。○荒牧慶彦 コメント前作の『映画刀剣乱舞-継承-』の公開から早3年。続編をまだかまだかと待ち侘びていました。再びスクリーンに山姥切国広が出陣致します。耶雲監督ともお久しぶりなので撮影がすごく楽しみです。今はまだ脚本を読んだ段階ですが、前作とはまた違う惹き込まれるお話となっています。そこに山姥切国広がどう絡んでどう活躍するのか。この脚本が一本の映画として出来上がったとき、どういうものになるのか。お客様の反応が今から楽しみです。ぜひお楽しみに。(C)2023 「映画刀剣乱舞」製作委員会/NITRO PLUS・EXNOA LLC
2022年03月29日明治大学 米沢嘉博記念図書館では「樹村みのり展 ‐ その優しさ、芯の強さ ‐ 」を2月18日(金)より開催します。樹村みのりは、14歳でデビューした当初より近年まで、見過ごされがちな日常の問題から大きな社会問題までを誠実な作風で描き続け、飾らない優しさと芯の強さを体現したようなマンガ家です。彼女の初期から近年までの作品を「子ども」「少女・女性」「菜の花・家族」「人間と社会」をテーマに、原画と樹村みのり自身のコメントを通して紹介します。少しでも多くの方に樹村作品の持つ普遍的魅力に触れていただければ幸いです。■ 展示概要場所明治大学 米沢喜博記念図書館・現代マンガ図書館1階(東京都千代田区神田猿楽町1-7-1)期間2022年2月18日(金)~6月6日(月)開館日月・金…14時から20時土・日・祝…12時から18時休館日 火・水・木 ※5月3、4日の祝日は休館※特別整理などで休館する場合があります。また、感染症対策などにより公開状況が変更する場合があります。HP、もしくは開館日にお電話にてご確認ください。■ 米沢嘉博記念図書館とは?明治大学付属の、マンガとサブカルチャーの専門図書館です。マンガ評論家の米沢嘉博氏の収集した資料をもとに作られました。2021年3月19日より現代マンガ図書館との複合運用を開始し、調査研究から作品探訪まで、一層幅広く、かつ便利に活用できるようになりました。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年02月08日左から菊池風磨(SexyZone)、渡辺翔太(SnowMan)、田中樹(SixTONES)《風磨と樹が同じPRADAのハットを被っていたことに愛を感じた》最近、ジャニーズファンの間で、ある商品が爆売れしている。「SexyZone菊池風磨さんやSnowMan渡辺翔太さん、SixTONES田中樹さん、ジャニーズWEST藤井流星さんなど、私服でプラダのバケットハットを愛用しているジャニーズタレントが急増しているんです。“推し”と同じものが欲しいというファンが買い求めたこともあり、公式サイトやショッピングサイトでは売り切れが相次ぎました」(ジャニーズに詳しいライター)確かに1月2日にアップされたYouTube『ジャにのちゃんねる』では菊池が。1月17日にフジテレビ系で放送された『オフキング』では、渡辺がバケットハットをかぶっていた。本当にお気に入りの帽子なのだろう。 ハイブランドの商品とあり、7万2600円と気軽に買える値段ではないものの、現在もサイズやカラーによっては欠品が続いている状態だ。プラダの店舗を訪ねて、その人気ぶりを聞いた。「1年ほど前に発売したときから売れ行きがよく、しばらくは予約発注分のみ販売していました。今年になって、ようやく店頭にも並ぶようになりましたね」(販売員)ジャニーズタレントたちが愛用する黒以外にもホワイトやベージュ、ピンクなど8色で展開されている。「バケットハット自体が最近のトレンドということもあり、全体的に売れていますが、なかでも黒が人気ですね。ジャニーズのファンの方なのかはわかりませんが、タレントやモデルの方がSNSなどに載せてくださっているみたいで、問い合わせが多くきています」(同・販売員)■もとは海外の店舗で無料配布されたもの爆売れ中だが、最初は正式な商品ではなかったという。「もともとは、海外のセレクトショップで商品を購入した際にプレゼントされたノベルティーグッズだったんです。それがフリマアプリなどで高額で取引されるようになったことで、正式に商品化されたといいます」(ファッション雑誌編集者)いくら高級ブランドとはいえ、もともと無料のものが7万円を超える商品になるのは驚きだが、高額な値段にはある理由が。「プラダのバケットハットは素材やデザイン違いなども発売されていますが、彼らが愛用しているRe-Nylonシリーズは、海で回収されたプラスチック素材を再利用。浄化して作られた再生ナイロン糸を使用しています。何度でも再生可能なため、SDGs(持続可能な開発目標)の観点からも注目されています」(同・ファッション雑誌編集者)ジャニーズタレントがハイブランドの広告に起用されることも増えるかもしれない。「バケットハットの“ジャニーズ売れ”を見てもわかるとおり、彼らのファンは購買力があります。ディオールが、SnowManのラウールさんとのコラボリップを販売して話題になりましたが、ブランド側もジャニーズタレントを起用するメリットは大きいと思いますよ」(広告代理店関係者)彼らなら、まさにプラダを着た“天使”なのかも。※2月1日発売の『週刊女性』2月15日号125ページで、田中樹さんの写真の引用元に誤りがありました。正しくは「SixTONES公式YouTubeチャンネルより」になります。お詫びし、訂正させていただきます。
2022年02月05日King & Princeの元メンバー・岩橋玄樹が出演する、イヴ・サンローラン・ボーテ ピュアショット ナイトセラムの新WEBCM「PURE SHOTS NIGHT SERUM featuring GENKI IWAHASHI」編が公開された。新WEBCMでは、ネオンが彩る街にたたずむ岩橋のシーンからスタートし、「寝る間も惜しんで走り続ける毎日だけど、肌の調子がとてもいいんです」「スキンケアってこんなに楽しくて前向きになれるんだなって実感しました」というセリフとともに街を歩き、疾走する様子が描かれている。撮影中、岩橋は「肌の調子が良いとその日の気分が上がります」と話し、「やりたいことがいっぱいあって、めいっぱい人生を強く生きていきたい。やっぱり人生っていうのは楽しく強く生きていくことだと、僕はそう思います」と胸の内を明かしていた。
2022年01月21日俳優の鈴木拡樹が11日、黒羽麻璃央が12日に結婚を発表し、SNSで話題を呼んでいる。鈴木は名立たる刀剣が戦士の姿となった“刀剣男士”を率い、歴史を守るために戦う刀剣育成シミュレーションゲーム「刀剣乱舞-ONLINE-」を舞台化した舞台「刀剣乱舞」シリーズ(刀ステ)で三日月宗近を演じ、黒羽は同ゲームをミュージカル化したミュージカル「刀剣乱舞」シリーズ(刀ミュ)で同役を演じている。鈴木は11日に女優の西川可奈子、黒羽は12日に桜井ユキとの結婚をそれぞれ報告したことから、Twitterでは「ダブル三日月」がトレンド入り。同ゲームを生み出したニトロプラス 代表取締役社長 でじたろう(小坂崇氣)氏は自身のTwitterアカウントで「刀ステ刀ミュの両三日月宗近役でいらっしゃるお二人が偶然にも連なるタイミングでの発表に、不思議なご縁を感じざるをえません」と驚き、祝福を送っている。
2022年01月12日俳優の鈴木拡樹と西川可奈子が結婚したことを11日、それぞれのSNSを通じて発表した。鈴木は自身のTwitterアカウントにて「私事で大変恐縮ではございますが、この度、私、鈴木拡樹は、俳優の西川可奈子さんと結婚いたしましたことを、ご報告させていただきます」と発表。「これからも皆様への感謝の気持ちを忘れずに、これまで以上に日々精進して参ります」と結んでいる。その10分後に鈴木は「再び、ご報告」としてTwitterを更新し、「どうしても投稿後、気になってしまったので連投します」として、結婚発表の画像に添えた直筆の署名をアップに。「#慣れない筆ペンで拡の字うまく書けませんでした」と弁解する様子に、ファンからは「かわいすぎる」「ほっこりする」との声が上がっている。また西川もTwitterで鈴木と同様に報告し「これからも日々感謝の気持ちと情熱を絶やさず 表現者として、一人の人間としてしっかり成長していけるよう、より一層努力して参ります」と決意を新たに。「あたたかく見守っていただけると幸いです」とメッセージを送った。
2022年01月11日「鈴木敏夫とジブリ展」が、京都文化博物館にて2022年4月23日(土)から6月19日(日)まで開催される。スタジオジブリ・鈴木敏夫の“言葉”に着目「鈴木敏夫とジブリ展」は、スタジオジブリ・プロデューサー鈴木敏夫の“言葉”に注目した展覧会。鈴木敏夫は、作品の世界観をより多くの人に伝えるため、高畑勲や宮﨑駿といった監督の意図を捉え、その本質を“言葉”にして伝えてきた。「鈴木敏夫とジブリ展」では、力強い“言葉”の数々とともに、『となりのトトロ』『もののけ姫』『千と千尋の神隠し』『かぐや姫の物語』など、数々のアニメーション映画を世に送り出してきた鈴木敏夫が「読んできた本」と「その時代背景」に焦点を当てる。鈴木敏夫が読んだ漫画や小説など書籍約8,800冊を紹介会場では、戦後の名古屋で育った鈴木敏夫がこども時代から読んできた漫画や小説をはじめ、青春時代を経て社会に出てからもなお読み続けている歴史本やノンフィクション、評論本などを一挙に紹介。鈴木敏夫の血肉となった約8,800冊の書籍や映画作品を通じて、作品や作家からどのような影響を受け、鈴木敏夫の思考術を構築していったのかを探る。同時に、鈴木敏夫がどのように作り手と向き合い、プロデューサーとしてスタジオジブリ映画を確立していったのかを辿っていく。少年時代の理想の詰まった鈴木敏夫のお部屋1950年代、鈴木敏夫の少年時代の記憶をベースに作られた四畳半の部屋。ここはすこし「理想」を添えて再現。鈴木は、少年時代、部屋の壁には好きなものがぎっしり、漫画雑誌は捨てず、すべて部屋に溜め込み、暇さえあれば読んでいたという。スタジオジブリ誕生の秘密を探る。京都老舗のグッズ付チケットも通常チケットに加え、京都の老舗によるグッズ付きのチケットも販売される。京都の伝統的な“京友禅”で鈴木敏夫の書やメインビジュアルを染め上げた「おふき」が付いてくるチケットや、創業175年の京の老舗「緑寿庵清水」が手がける金平糖付きのチケットを用意。金平糖は、『千と千尋の神隠し』に登場する「ススワタリ」をイメージしたものと、「ススワタリ」の大好物の金平糖をイメージしたものの2種類を揃える。【詳細】鈴木敏夫とジブリ展会期:2022年4月23日(土)~6月19日(日)会場:京都文化博物館住所:京都府京都市中京区三条高倉休館日:月曜日 ※ただし、2022年4月25日(月)、5月2日(月)は臨時開館開室時間:10:00~18:00 ※金曜日は19:30まで(入場はそれぞれ30分前まで)入場料:一般・大学生 1,600円(1,400円) / 中・高校生 1,300円(1,100円) / 小学生 1,000円(800円)※( )内は、前売・団体料金※前売は2022年2月19日(土)~4月22日(金)販売※未就学児、障がい者手帳等持参者と付き添い1名まで無料(要証明)※学生料金で入場の際には学生証の提示が必要一般発売日:2022年2月19日(土) 10:00~※ローチケ(Lコード:56038)、チケットぴあ(Pコード:993-508)、イープラス、CNプレイガイド、楽天チケット、セブンチケットにて発売。※チケットに関する問合せは、各プレイガイドに確認。■グッズ付きチケット・京友禅「おふき」付チケット 一般のみ 当日 2,200円、前売 2,000円販売期間/場所:2月19日(土)~6月19日(日)/セブンチケット・京の老舗「緑寿庵清水 金平糖」付チケット一般のみ 当日 2,800円、前売 2,600円販売期間/場所:2月19日(土)~6月19日(日)/ローソンチケット【問い合わせ先】京都文化博物館TEL:075-222-0888
2021年12月25日生き物の中には、難解な漢字で表記する名前がいくつかあります。「樹懶」も、そのうちのひとつ。そこで今回は、「樹懶」の読み方や意味について調べてみましょう。(1)「樹懶」の読み方「樹懶」という生き物、なんのことかわかる方はいますか?ひらがな表記が一般的な動物のため、「樹懶」という言葉を初めて目にした方も多いでしょう。「樹懶」は、動物園にいる生き物です。よく木にぶら下がってはぼーっとしているため、見ている方の肩の力が抜けてしまうような生き物だと評されることもしばしば。「樹懶」の読み方の正解は「なまけもの」です。(『広辞苑』より)(2)「樹懶」の意味「樹懶」の読み方がわかったところで、意味についてもおさらいしましょう。「樹懶」とは、アリクイ目ナマケモノ科の哺乳類を指します。動物園などで目にした経験がある方も多いはず。木にぶら下がって生活し、ほとんど木から降りずにぼーっとしている様子や、動きがゆっくりしていることから、「なまけもの」という名前になったと考えられますね。ちなみに、木の葉や果実を食べるため、木から降りる必要がほとんどないのだとか。木の枝に長時間ぶら下がっても折れない鉤爪も、「樹懶」の魅力のひとつかもしれません。(『広辞苑』より)(3)「樹懶」の由来「懶」は「ものぐさ」と読みます。ものぐさとは「無精なことや無精な人」で、「懶」一文字で「おこたる」「なまける」という意味合いになるのです。また、「懶」は訓読みをすると「懶ける(なまける)」と読むことができます。「樹の上で懶ける」生き物として、「樹懶」という名が体を表しているのですね。(『広辞苑』より)今回は、「樹懶」の読み方や意味について紹介しました。動物のナマケモノは、「怠け者」ではなく、「樹懶」という漢字を使用するので、ぜひ覚えておきましょう。動物園などでサラリと読めたら、一目置かれるかもしれません。(恋愛jp編集部)
2021年12月10日King & Princeの元メンバー・岩橋玄樹が24日、都内で行われた「イヴ・サンローラン・ボーテ ABUSE IS NOT LOVE 記者会見」に出席した。「ABUSE IS NOT LOVE(アビューズ イズ ノット ラブ)」(「暴力は愛じゃない」)は、イヴ・サンローラン・ボーテが2020年よりグローバルで展開している、恋人からの「ABUSE(=暴力)」の9つのサイン認知と教育を広める活動。“女性に対する暴力撤廃の国際デー”の11月25日より日本でもスタートする。この活動を広めるABUSE IS NOT LOVE ジャパンサポーターに抜てきされた岩橋は「本当にうれしかったです」と喜び、「こういう場所で僕が立つことで役に立てたらなと思います。若い世代の方で起こりやすい問題なので、僕が発信することでより多くの若い世代の方にメッセージが届けばいいなと思っています」と語った。ABUSE(=暴力)のサインは、(1)無視する、(2)脅す、(3)侮辱する、(4)操る、(5)嫉妬する、(6)管理する、(7)干渉する、(8)孤立させる、(9)萎縮させる、の9つ。岩橋は「意外と身近に起きそうなことばかり。僕も嫉妬してしまうとかヤキモチを焼いてしまうことがあったりするので気をつけないとなと感じます。愛情表現かなと思うんですけど、それが相手にとってはつらくなったりということがあるので、より考えないといけないなと思います」と語った。また、「機嫌が悪いと無視するということは、恋愛関係じゃなくても、人としてやってはいけないと思う。距離が近いパートナーだからこそ、もっとお互いを思いやる気持ちが大切かなと思います」と述べ、「僕も勉強していきたいと思いますので、皆さんもぜひこの9つのサインをしっかり知っていただき、周りに困っている方々がいたら声をかけて、みなさんが笑顔で幸せな生活を送れることを心から願っています」と呼びかけた。
2021年11月24日あなたは「鴨脚樹」という難読漢字を読めますか?もし読めたらカッコイイし、周りから褒められることでしょう。「鴨」という漢字から始まっているからといって、カモと読んでしまったら間違いです。(1)「鴨脚樹」は別の漢字で「銀杏」とも表現「鴨」と「脚」と「樹」……それぞれ単体では読み方も簡単。なのに3つ合わさったら、いったい何を示す漢字なのかさっぱりわかりません。そこで大きなヒント!別の漢字で「銀杏」とも表現できますよ。ただし、この「銀杏」というヒントでも「ぎんなん」と読む可能性が……。読み方としては正しいのですが、今回は別の読み方をしてください。あなたはこのヒントから、正解を導き出せますか?(『広辞苑』より)(2)「鴨脚樹」の読み方は「いちょう」今回の「鴨脚樹」という漢字は、ヒントがあっても解読が難しかったでしょうか。実は「鴨脚樹」は「いちょう」と読むのです。さらに、難しくなるのですが「公孫樹」も「いちょう」と読みますよ。「鴨脚樹」「銀杏」「公孫樹」、「いちょう」を表す3つの漢字を覚えておいてください。(『広辞苑』より)(3)「鴨脚樹」とは「いちょう科の落葉高木」「鴨脚樹」の意味は「いちょう科の落葉高木」のことで、高さは約30メートルに達する。葉は扇形で葉柄を具え、秋に黄色に変わります。春、新緑と共に緑黄色の単性花を生じて雄花は穂状、雌花は有柄。秋、黄色の種子を結び、内に白色硬質の核果があるのです。これを「ぎんなん」といい、焼くまたは煮て食べます。(『広辞苑』より)(4)「鴨脚樹」の他の意味について「鴨脚樹」の意味は「いちょう科の落葉高木」であるとお伝えしました。「鴨脚樹」には他にも2つ意味があるので解説します。「銀杏頭(いちょうがしら)の略」と「紋所の名・種類が多い」という意味になるのです。(『広辞苑』より)「いちょう」と読める「鴨脚樹・銀杏・公孫樹」の3つの漢字を紹介しました。どれも難しかったですが、しっかり暗記できましたか?正解できると周りから「漢字に詳しいね……スゴイ!」って褒められちゃいますよ。(恋愛jp編集部)
2021年10月12日「バクマン。」THE STAGEが2021年10月8日(金) に東京・天王洲 銀河劇場にて開幕した。原作は2008年から2012年まで「週刊少年ジャンプ」(集英社刊)で連載されていた原作:大場つぐみ、漫画:小畑健のコンビによる大人気マンガで、主人公の高校生マンガ家コンビが、「週刊少年ジャンプ」のトップを目指して奮闘する様子を描いた青春ストーリー。「週刊少年ジャンプ」編集部がモデルになっていることで話題になり、2010年から2012年にかけて3期にわたってアニメ化、2015年には実写映画化もされている人気作品だ。左から鈴木拡樹(真城最高役)と荒牧慶彦(高木秋人役)演出・脚本はウォーリー木下、音楽を和田俊輔という、ハイパープロジェクション演劇『ハイキュー!!』シリーズのタッグで初の舞台化が実現。高校生マンガ家コンビ、真城最高(ましろもりたか/愛称:サイコー)を鈴木拡樹、高木秋人(たかぎあきと/愛称:シュージン)を荒牧慶彦が演じる。左からオレノグラフィティ(福田真太役)、橋本祥平(新妻エイジ役)、鈴木拡樹(真城最高役)最高&秋人と「ジャンプ」連載をめぐり、競い合う最強のライバル新妻エイジを橋本祥平が全力で怪演。ライバル、友人として最高&秋人と張り合うマンガ家、福田真太をオレノグラフィティ、平丸一也を福澤侑、中井巧朗を村上大樹が演じ、マンガ家同士の熱い絆を描いていく。中央・福澤侑(平丸一也役)左から橋本祥平(新妻エイジ役)、片桐仁(川口たろう役)、村上大樹(中井巧朗役)そして、ジャンプ編集部編集長・佐々木尚(唐橋充)、最高&秋人の才能を見抜きふたりを担当するジャンプ編集部・服部哲(長谷川朝晴)はもちろん、最高の叔父でマンガ家の川口たろう(片桐仁)が全編を通し登場し、最高の心情に寄り添う。今作は、真っ白な舞台セットに映像や原作漫画のシーンを映し出すなど、ウォーリー木下らしいプロジェクションマッピング演出に加え、水盤舞台を設置し、冒頭から大量の水が使用された演出で、幕が開いた直後から衝撃を与えてくる。荒牧慶彦(高木秋人役)雨のシーンから始まり、そのまま濡れるキャスト、さらに舞台上に溜まった水に思い切り飛び込んだり、走り回ったりと、“漫画を描く”という、一見、目に見える大きなアクションが見えにくい題材の本作に、ダイナミックな動きや繊細なゆらぎを出すなど、 登場人物たちの心情を表現するための重要な要素として「水」を取り入れた挑戦作だ。お馴染みの個性豊かなキャラクターも登場また、『CROW(クロウ)』『ラッコ11号』など、ライバルたちの描く人気漫画が舞台上で表現されるシーンも見どころ。個性豊かなキャラクターが舞台上で再現され、原作ファンにはたまらない胸が躍る夢のような豪華なシーンだ。そして、舞台作品ではキャストがアンサンブルとして演出を盛り上げたり、サブキャラクターも兼任することが多々あるが、ダンスを得意とする福澤侑がキャスティングされていることに納得する場面もあるので期待してほしい。アニメや実写映画などメディアミックス展開されてきた『バクマン。』だが、キャストとキャラクターの融合、そしてアナログな「水」という要素を追加し3次元空間と重力を活かした、これぞ演劇、舞台作品ならではの、これまで想像し得なかった新たな『バクマン。』が誕生した。公演は10月17日(日) まで天王洲 銀河劇場、10月21日(木) ~24日(日) TOKYO DOME CITY HALL、10月28日(木) ~31日(日) メルパルクホール大阪にて上演。生配信も実施される。取材・撮影・文:能一ナオ鈴木拡樹「忘れられない作品になる事間違いありません」【キャスト・演出家コメント】【演出・脚本:ウォーリー木下】はやく皆さんに観て欲しいとこんなに思った舞台は珍しいです。創っている自分たちがまずはわくわくしている証拠だと思います。もちろん創作の悩みや苦労なども沢山ありましたが、それを凌駕する興奮にあふれた稽古でした。それはひとえに初めての挑戦が多かったからだと思います。それに挑んでくれたキャスト・スタッフの皆さんのおかげです。青春に、年齢は関係ありません。と僕は思います。まさに「バクマン。」のような舞台になったかと思います。ぜひ体験してください。【真城最高役:鈴木拡樹】舞台でやる意味をフルに活かした作品に仕上がりました。息づかいだけではなく、様々な仕掛けで役やストーリーの変化を表現しています。忘れられない作品になる事間違いありません。お待ちしています。【高木秋人役:荒牧慶彦】「演劇」というものの底力を感じました。今作では「水」を漫画を描くためのインクの表現や感情の表現としてふんだんに使っているのですが、その「水」が「今ここに生きているもの」を表す表現としてこの上ない表現方法となっております。豪華な役者陣が織りなす真っ直ぐに、熱く、純粋に夢を追いかける物語を楽しんで頂けたら幸いです。(C) 大場つぐみ・小畑健/集英社・「バクマン。」THE STAGE 製作委員会■チケット情報
2021年10月09日舞台「バクマン。」THE STAGEの公開ゲネプロが7日に東京・天王洲 銀河劇場で行われ、鈴木拡樹、荒牧慶彦らが登場した。同作は2008年から2012年まで『週刊少年ジャンプ』(集英社刊)で連載されていた大場つぐみ(原作)、小畑健(作画)のコンビによる大人気マンガの舞台化作。真城最高(通称:サイコー/鈴木)と高木秋人(通称:シュージン/荒牧)の高校生マンガ家コンビが、『週刊少年ジャンプ』のトップを目指して奮闘する様子を描く。『週刊少年ジャンプ』編集部がモデルになっていることで話題になり、2010年から2012年にかけて3期にわたってアニメ化、2015年には実写映画化もされている。舞台中央は水の溜まったプールになっており、出演者たちは水しぶきを上げながら演技。さらに上からも雨が降り注ぐなど、びしょ濡れになる。プロジェクションマッピングや映像も駆使し、時にはキャスト陣が漫画のキャラクターまで演じるなど、熱いステージを見せた。橋本祥平(新妻エイジ役)、 オレノグラフィティ(福田真太役)、福澤侑(平丸一也役)、村上大樹(中井巧朗役)、唐橋充(佐々木尚役)、長谷川朝晴(服部哲役)、片桐仁(川口たろう役)ガ登場。東京公演は天王洲 銀河劇場にて10月8日〜17日、TOKYO DOME CITY HALLにて10月21日〜24日、大阪公演はメルパルクホール大阪にて10月28日〜31日。「シアターコンプレックス」での生配信も実施される。○演出・脚本:ウォーリー木下 コメントはやく皆さんに観て欲しいとこんなに思った作品は珍しいです。創っている自分たちがまずはわくわくしている証拠だと思います。もちろん創作の悩みや苦労なども沢山ありましたが、それを凌駕する興奮にあふれた稽古でした。それはひとえに初めての挑戦が多かったからだと思います。それに挑んでくれたキャスト・スタッフの皆さんのおかげです。青春に、年齢は関係ありません。と僕は思います。まさに『バクマン。』のような舞台になったかと思います。ぜひ体験してください。○鈴木拡樹 コメント舞台でやる意味をフルに活かした作品に仕上がりました。息づかいだけではなく、様々な仕掛けで役やストーリーの変化を表現しています。忘れられない作品になる事間違いありません。お待ちしております。○荒牧慶彦 コメント「演劇」というものの底力を感じました。今作では「水」を漫画を描くためのインクの表現や感情の表現としてふんだんに使っているのですがその「水」が「今ここに生きているもの」を表す表現としてこの上ない表現方法となっております。豪華な役者陣が織りなす真っ直ぐに、熱く、純粋に夢を追いかける物語を楽しんで頂けたら幸いです。
2021年10月08日美ハモ兄弟シンガーソングユニット・鈴木鈴木。ライブシーンでは結果が出ず、SNSにシフトチェンジ。すると、TikTokで人気急上昇。初のオリジナル曲「君と僕はさ」はサブスク総再生回数は現在1700万回を超えた。――ライブハウスからSNSへ移行した流れを教えてください。聖七:歌うことが小さい頃から好きで、5年くらい前から二人で音楽を本格的に始めました。ライブハウスで歌っていたんですけど、なかなか聴いてもらえなくて…。十夢:お客さん0人、PAさんしかいない状態で歌ったことも…。聖七:学生だったので、負担の大きいライブはいったん全部やめてSNSでやっていこう、と決めたのが3年くらい前です。TikTokは人気の“歌ってみた”動画から始めて、1本目で清水翔太さんの「My Boo」を二人でハモって出してみたら、ちょっとバズったんです。でも、すぐ落ち着いて、その1年後のカラオケメドレーでバ~ンッと!それからTikTokに力を入れ始めました。十夢:フォロワー数が6万人になった時点で路上ライブをやったんですけど、200~300人集まったんですよ。観客0人だった僕らの名前を知ってもらえたのはTikTokと、日々拡散してくれる人のおかげ。TikTok様様、ファン様様です!――TikTokでバズる法則みたいなものはあるのでしょうか?聖七:学生の頃に制服で弾き語りしたものがウケたり、それは青春感がよかったのかなと思っています。制服でギター弾いて、ハモって、景色もキレイ。日常だけど、ここまでのアオハルはなかなか実際にはない!そういう世界観を体感できるのがTikTokなのかもしれないです。――そうしてオリジナル曲の配信まで繋がったんですね。十夢:はい。「君と僕はさ」を作った時は、TikTokでメロウ系の曲をいっぱい聴いて。トレンドが掴みやすいので、自分たちなりに研究しながら、エモいフレーズもTikTokで探しました。聖七:TikTok内でもたくさん歌ってもらえて嬉しかった。また、TikTokには歌がすごく上手いのに、まだ日の目を見ていない歌い手がたくさんいます。密かに動向を追ったり、DMで繋がってコラボすることもあります。十夢:小林柊矢、もーりー兄弟、TENSONGのたか坊、舟津真翔…。いっぱいいます。聖七:みんなすごいから、負けてられないですね。――TikTokで掴んだ夢の先に思い描く未来は?聖七:コロナが収まったら、やっぱりライブをやりたい!がんばってきたから一発目は1000~2000人規模でできたら。十夢:それと、TikTok本社にも行ってみたいです(笑)。すずきすずきとむ(左)は2000年3月8日生まれ。せいな(右)は2001年7月18日生まれ。共に東京都出身。‘17年、グランプリを獲得した歌番組で、MCだった中居正広さんがユニット名を考案。※『anan』2021年9月15日号より。写真・小笠原真紀取材、文・小泉咲子(by anan編集部)
2021年09月14日ミュージカル『リトル・ショップ・オブ・ホラーズ』が東京・日比谷シアタークリエで初日を迎え、鈴木拡樹、井上小百合らが登場した。『リトルマーメイド』『美女と野獣』『アラジン』等で知られるハワード・アシュマン(脚本・歌詞)と、アラン・メンケン(音楽)コンビが1960年の同名ホラー映画をミュージカル化し、以来世界中で愛されている同作。日本初演は1984年で、その後多くの実力派キャストによって何度も上演されてきた。さびれた街の小さな花屋で働く冴えない青年・シーモア(鈴木拡樹/三浦宏規 Wキャスト)が、ある日手に入れた奇妙な植物・オードリーⅡ(声・デーモン閣下)を店に置いたことにより、人生が一変する。主役のシーモアは鈴木・三浦、ヒロインのオードリーは元宝塚歌劇団星組トップ娘役の妃海風と元乃木坂46の井上小百合がWキャストで務める。この日はシーモア役を鈴木、オードリー役を井上が務めたほか、ムシュニク役の阿部裕、オリン役の石井一孝らが出演した。同作で本格ミュージカルに初挑戦となった鈴木だが、2020年3月の公演は新型コロナウイルス感染拡大の影響により途中で中止に。再演となる今回が再チャレンジとなった。井上演じるヒロイン・オードリーは美人で高嶺の花ながら自己肯定感が低く、ボーイフレンドのオリンに怯えながら暮らしている……という役どころ。様々な衣装でも観客を魅了した。公演は東京・日比谷シアタークリエにて8月26日~9月11日。写真提供:東宝演劇部
2021年08月26日人気マンガを原作にした舞台「バクマン。」THE STAGEが10月に上演される。真城最高と高木秋人の高校生マンガ家コンビが「週刊少年ジャンプ」のトップを目指して奮闘する様子が描かれる本作は、2008年から 2012年まで「週刊少年ジャンプ」(集英社刊)にて連載された<原作:大場つぐみ・漫画:小畑 健>による大人気マンガの初舞台化作品。演出・脚本は、ハイパープロジェクション演劇「ハイキュー!!」(以下、演劇「ハイキュー!!」)シリーズなどで知られるウォーリー木下が手掛ける。W主演を務める鈴木拡樹と荒牧慶彦に話を聞いた。マンガのつくり方なんて知らなくても引き込まれる――「バクマン。」THE STAGEに出演が決まって今どんなことを楽しみにされていますか?鈴木さんは上演決定の際に「舞台化熱望していました」というコメントも出されていましたが。鈴木僕はこの作品を「みんなに知ってもらいたい」「ぜひいろんなメディアで展開してほしい」と勝手に思っていたんですよ(笑)。だから今回の舞台化もすごく嬉しいです。舞台としては、マンガを描くことが軸のストーリーなので、もしかしたら「座ったまま動かない作品なのかな」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、大体の場合、こういう内容を舞台化すると通常の倍動くことになりますし、この予想は多分、当たるのではないかと思っています(笑)。身体表現で、彼らが紙にぶつける熱量をどれだけ客席に向かって放つことができるかは勝負になってくると思いますし、肉体的にはしんどそうですが、楽しみにしているところでもあります。――荒牧さんは、製作発表会見でこの舞台の発案者だったことが判明しましたが。荒牧そうなるんですかね(笑)。でも本当に、想いは口に出していかないとな、ということを改めて感じる出来事でした。この作品が舞台化されたらいいなとか、拡樹くんがやったら面白いだろうなっていうのは本当にただの願望だったので、まさかこんなふうに叶うとは思っていませんでしたし、それがこうやって実現するのが嬉しいです。――「バクマン。」THE STAGEに出演されることはどのように思われていますか?荒牧ウォーリー(木下)さんがどんな演出をされるのかはまだわかりませんが、マンガの描写を舞台に置き換えた時、すごく面白くなるんじゃないかなと単純に楽しみにしています。今、僕が勝手に想像しているのは、例えばふたりが描いているマンガを役者が演じるとか。鈴木なるほど~。発想が天才的だ。荒牧え、本当ですか?(笑)でも本当に無限の可能性がある作品ですよね。――おふたりとももともと原作がお好きだったそうですが、どういうところが好きだったんですか?荒牧“マンガを描く”って傍から見ると地味な作業なのに、ちゃんと熱いストーリーが組み込まれているところに惹きつけられました。僕、同じ小畑 健さんの『ヒカルの碁』(原作:ほったゆみ・漫画:小畑 健)も大好きなんですけど、この作品も碁のことは一切わからないのにむちゃくちゃ面白かったんですよ。それと同じで、マンガのつくり方なんて全然わからないのに引きこまれていくことが本当にすごいし、そこが面白かったです。鈴木僕もそこはすごいなと感じました。あと、週刊誌で連載しているものって特に、文字数が多ければ多いほど難しい戦いだと思うのですが、『バクマン。』は文字数が結構多いんですよね。荒牧かなり文字を使ってますよね。鈴木なのについ読んじゃうんですよ。多分タイミングも計算されていて、文字がたくさん出てくるのは、物語にぐっと引きこまれた後なんです。これは舞台でも届け方としてすごく勉強になりました。今作での共演は“ご褒美”――鈴木さんは真城最高(ましろ・もりたか)役、荒牧さんは高木秋人(たかぎ・あきと)役ですが、ご自身の役柄の印象を教えてください。荒牧僕はシュージン(高木秋人の通称)と似ている部分があってアイディアはポンポン思いつくのですが……アイデアだけ出して事務所の人に全投げみたいな(笑)。シュージンもアイデアを出して、サイコー(真城最高の通称)に全投げなので(劇中では原作をシュージン、漫画をサイコーが担当している)。そういうところが似てるなって。考え方もちょっと似ていますし。だから自然体でできるのかなと思います。――演じるうえでどこがキーになると思いますか?荒牧引っ張っていく力かな。サイコーはもともとマンガへの想いを持ってはいますが、シュージンがそこにきっかけを与えてマンガの世界に引っ張りますし、きっとお客さんの感情もシュージンが引っ張っていくことになるのかなと思うので。率先してそういう役割をやっていこうと思っています。鈴木僕が演じるサイコーは、割と普通の、漠然と生きているタイプの人で、才能はあるかもしれないけど、それがプロで通じるかは確かめもせずに生きていたような。だけどシュージンにきっかけをもらったことで、爆発的にマンガにのめり込んで、変わっていくんですよね。その変化を見せていきたいので、漠然とした生き方こそ繊細に演じたいなと思っています。――変化を描くために、漠然と生きるサイコーを繊細に演じるのですか。鈴木はい。最初の漠然とした感じを表現できればできるほど、シュージンとの出会いが印象に残るというか。観た方が上演後に、「あの出会いで」と思い返せるような出来事にできると思うので。――何度も共演してこられたおふたりですが、お互いの「この役柄で見たいところ」をお聞かせください。荒牧僕は拡樹くんの描いている絵を見たいですね。鈴木え?僕が描くの?(笑)荒牧舞台で描かないとは思いますけど(笑)、でも描く絵を見てみたいです。なんかうまかった気がするんですよね。鈴木雑な絵なら描けるって感じかな。でも今回、唐橋(充)さんも(片桐)仁さんもいらっしゃいますし、さすがに「描けます」とは言えない……(笑)。荒牧(笑)。あとは、「見たいところ」とは違うけど、芝居でやりとりがしたいですね。これまで共演した作品ではできなかった部分をやってみたらどうなるのかなっていう。鈴木僕も単純な話、今回は舞台上でいっぱい会話ができそうなのが嬉しい。少なかったもんね、舞台上での会話が。荒牧共演していても、大体どっちかが出てる時はどっちかが舞台ソデにいるから(笑)。鈴木そういうケースが多いので、一緒に出演できて、かつたくさん喋れる、さらにバディという関係性、というのがいいなって。今までの役はいつもパワーバランスがあったから、今回同じ目線でのやり取りができるのも本当に嬉しい。これはもう“ご褒美”ですよね。――ご褒美ですか。鈴木はい。嬉しいですよ。――共演の方々も面白そうな顔ぶれで。荒牧僕は橋本祥平と久しぶりの共演なので楽しみです。彼の芝居が好きなんですよ。すごくムードメーカーでがんばり屋さんで、人を楽しませたいっていう素敵な心の持ち主ですし、一緒にやっていて楽しい人です。鈴木演じるうえでの心強さで言うと、唐橋さんと片桐 仁さんの存在は大きいですね。アートをやられているおふたりなので、画材とかにも詳しいでしょうし。今回は芸術家揃いで多彩なので、例えばオレノグラフィティさんの音楽の話だったり、村上大樹さんの演出の話だったり、現場でいろんなお話を聞けたらいいなと思っています。僕らの関係値で決まる芝居だと思う――演出のウォーリー木下さんとは、おふたりとも初タッグですが、作品にどのような印象がありますか?荒牧演劇「ハイキュー!!」を拝見したのですが、緻密ですよね。鈴木僕も演劇「ハイキュー!!」に衝撃を受けた。出演している役者にもですし、これをつくっているウォーリーさんにも。今回もおそらく(演劇「ハイキュー!!」のように)“演劇的なルール”が随所にある作品になるのかなと思っていて。つまり、ここに人がいます、隣にも人がいます、でもふたりがいるのは全く別の空間です、みたいな。そういう(お客さんと舞台上で共有される暗黙の)ルールが生まれると、それを破る瞬間も面白くなりますよね。せっかくお客さんがルールを理解して観ているのに、空間をぶち抜いて勝手に入ってきちゃう新妻エイジがいるんだろうなとか(笑)。そういうのを想像すると面白いじゃないですか。荒牧それありそう(笑)。面白そうですよね、演劇的要素が。鈴木なんの疑いもなく空間だって信じてもらえるようにするにはパワーも必要になるはずだけど、でもそれは楽しいと思います。――演じるうえでキーになるのはどういうところになりそうでしょうか?荒牧僕らの関係値で決まる芝居だと思っているので、掛け合いはしっかりときめていきたいところです。ふたりがやり取りする言葉の数もすごいだろうし。鈴木台詞量、すごそうだよね(笑)。荒牧そのぶん呼吸も合わせなきゃいけないし、勢いもつけなきゃいけないと思うので。そこは楽しみでもあり、しっかりやりたいところです。鈴木そういう意味では、まっきーとは何度も一緒にやってきて、安心感は既にあるし、迷ったとしても相談しやすい。その点で圧倒的に有利なので、活かしていけたらなと思いますね。――余談ですが、ふたりが揃うとこうなっちゃう!みたいなことがあれば教えてください。荒牧小芝居を始めますね、誰も観ていないところで。鈴木お客さん0のところでね(笑)。まあこれは僕のせいです……。荒牧あはは。僕ものりたがりなので。――稽古場でやられているということですか?荒牧はい。関係ない芝居をふたりで(笑)。鈴木ちょっとしたエチュードみたいな。前は手紙を読む芝居をしてたよね。荒牧やりましたね。鈴木その時は、僕らは最後の最後のシーンでしか出会わないストーリーだったので、なかなか一緒にならなくて。だからそれぞれの稽古が終わってハケてくるたびに、「拝啓、こちらはこういう稽古をしております。そちらはいかがお過ごしですか?」みたいな……。荒牧「こちらは皆様のお帰りをお待ちしております」みたいな小芝居を(笑)。――仲がいいですね(笑)。そんなおふたりがガッツリ肩を組むような役柄は、見てみたいです。荒牧はい、僕らも楽しみです。鈴木楽しみだね。――最後に、現時点でお客さんにここを楽しみにしていてほしい、ということがあれば聞かせてください。荒牧ウォーリーさんもおっしゃっていた、全世代のどんな方が観てもワクワクドキドキさせられるような作品づくりをしたいと思っています。だからお客様にはぜひ期待を膨らませていてほしいです。今回はチームワークの舞台になると思いますし、みんなで息を合わせてがんばっていきたいです。鈴木究極は、どんな作品でもどの世代にも楽しんでもらえるものをつくりたいですし、さらに言えば、海外でも楽しんでもらえるようなものにできたらいいなと思うのですが、そういうものを、じゃあすべての作品で目指せるのかというと難しいんですよね。でも今作はその可能性があると思うので、すごくいい挑戦になるんだと思います。「バクマン。」THE STAGEの東京公演は10月8日(金)から17日(日)まで天王洲 銀河劇場、10月21日(木)から24日(日)までTOKYO DOME CITY HALL、大阪公演は10月28日(木)から31日(日)までメルパルクホール大阪にて上演。取材・文:中川實穂撮影:源賀津己スタイリスト/中村美保(鈴木)、宇都宮春男(YKP)(荒牧)ヘアメイク/AKI(鈴木)、鈴木りさ(STRINGS)(荒牧)衣装協力/semoh(鈴木)、CULLNI(荒牧)チケット情報
2021年08月26日ミュージカル『リトル・ショップ・オブ・ホラーズ』が8月26日(木)から東京・日比谷シアタークリエ で開幕する。昨年3月、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、東京公演の一部が中止になってしまった本作だが、主人公のシーモアを演じる鈴木拡樹/三浦宏規(Wキャスト)、ヒロインのオードリーを演じる妃海風/井上小百合(Wキャスト)ら、ほぼ同じメンバーでの再演が実現。鈴木と三浦の“Wヒロキ”に、再演に向けての意気込みを語ってもらった。やっとあの時の時間が動き出すなという感じ──2020年3月の公演では、開幕延期に加え、公演も途中で中止になってしまいました。今回、再演が決まったときのお気持ちを教えてください。鈴木前回は、一度は幕を開けることができましたので、そういう意味ではホッとしたんです。でも、中止になってしまった回を観劇予定だった方や、地方公演を楽しみにされていた方など、届けるべきお客様がたくさんいらっしゃった。なので、完全に納得いっているのかというと、そうではない状態で終わってしまって。でも、こうしておよそ1年という短いスパンの中で、再び集まって、上演する機会を作っていただけた。「あの日の続きからスタートしよう」というのが、第一の気持ちです。みんなも同じ気持ちで集まっていたので、実現できたことは、本当に嬉しいです。やっとあの時の時間が動き出すなという感じで、今、稽古に取り組んでいます。三浦前回は、周りには1公演もできていないカンパニーもあって、その中で『リトル・ショップ・オブ・ホラーズ』に関しては12回上演をすることができたので、それは本当によかったなと思うんです。でも、そのときはまだ地方公演があるかもしれないという望みを残していた部分があったので、結果、途中で終わってしまった時は、残念というか、悔しいというか、もっとやりたかったなという気持ちが非常に強かったです。自粛期間の直前までやっていた舞台なので、作品のことをよく思い出していました。そういった意味では、1年ちょっとしか経ってないですけど、熱が冷めやらぬままに、こうしてまた再演ができることを、非常に嬉しく思っております。──再演の稽古は始まったばかりだと伺いました。今回は新キャストとして阿部裕さん(ムシュニク役)も加わりましたが、前回と比べて、何かカンパニーで雰囲気の違いはありますか?鈴木歌稽古は始まっていて、その中でのシーン稽古をやっている最中です。なので、変化については、これから楽しめるのかなと思います。特に阿部さんが新しく入られたことで、どういう変化が生まれているのか、楽しみですね。左からシーモア役(Wキャスト)鈴木拡樹三浦宏規、オードリー役(Wキャスト)妃海風井上小百合この現場は、演出家の(上田)一豪さんが、稽古前に率先して「ウェーイ!」とみんなのテンションを盛り上げるんです(笑)。その高いテンションで稽古に入っていけるから、楽しいことをしている感覚が強いんですよ。「このテンションに、お客さんを巻き込む!」「楽しいものを届ける!」。そんな感じです。稽古場からいかにテンションを上げているかというのを大事にしていきたいですね。三浦前回の公演のときは、すごく楽しい思い出しかなくて。もちろん、公演が一部中止になって悔しい思いもしましたけども、ふと思い出されるのは、みんなで笑いあっていた楽しい思い出ばかりで。今回、再演の稽古が始まって、また稽古場に行ったときに、予想を超えてくるぐらいの明るさでした(笑)。「すごい楽しかった」という記憶を超えて、とにかく明るい稽古場でした。今回初めて入られている阿部さんも、すごく優しい方で。もうすでに馴染んでいるというか、和気藹々としています。これから本格的にお芝居を作っていくなかで、この空気感はすごくいいものがまた新たに作りやすくなるんじゃないかなと思っています。──ちなみに、おふたりとも「ヒロキ」さんですが、お互いをどう呼び合っているんですか?鈴木以前僕がMCを務める番組に出演してもらったことがあるのですが、「宏規くん」と呼ぶのは恥ずかしくて、「三浦くん」と呼んでいました(笑)。この『リトル・ショップ・オブ・ホラーズ』では、前回出演していた岸(祐二)さんがつけてくれたあだ名で呼び合っています。シーモアの役をやっている2人で、三浦の「み」をつけた「ミーモア」、鈴木の「す」をつけた「スーモア」と。三浦僕は拡樹さんと呼んでいます。周りはだいたい「スーモア/ミーモア」で呼んでいますね。でも、かずさん(※石井一孝)だけが、「拡樹」、「宏ちゃん」と呼んでいますけど(笑)。鈴木あだ名をつけてくださった岸さんに感謝ですね。──素敵なあだ名ですね(笑)。それぞれ、お互いの演じているシーモアの魅力を教えてください。鈴木全体的に、シーモアの柔らかさが出ているなと思います。三浦くんが持っている柔らかさなのでしょう。それが人を引きつける部分で、お客さんがとても愛しやすいシーモアなのかなと思いますね。だからこそ応援できるというか、そういう性質を持っているのではないかなと分析しています。三浦僕は拡樹さんのシーモアに、知性を感じるんですよ。シーモアは、もちろん賢くはないんですけど、植物に対する知識は人一倍すごい人間。そこの部分が拡樹さんをみていると、尋常ではない(笑)。鈴木前のめりだからね(笑)。三浦植物のことだけ詳しいんだなというのが見てとれるし、植物以外に対することへの挙動があまりにも不思議というか、無様で不格好で。本当に稽古場から楽しくて、「この子は次、どうなってしまうんだろう?」と、いつも勉強させてもらいながら、楽しく拝見させてもらってました。「また観たい」と思ってくださったからこそ鈴木拡樹&三浦宏規──改めてこの作品の好きなナンバーや好きなシーンがあれば教えてください。鈴木全部、好きですね(笑)。その中で一番テンションが上がるのは、1幕最初の「Skid Row」。ギアを上げていかなきゃいけない場面というのもあるんですけど。……どれを選ぶ? ひとつ好きなものを挙げるとしたら。三浦ひとつだけというのは、めちゃめちゃ難しいですね。……あえて言うなら、2幕の電話のシーンかな。動きが細かくて、稽古が本当に大変だったんです。次の手順を考えながら動いていた期間が長かったので、何も考えなくてもできるようになってからはすごく楽しいシーンです。──シアタークリエという劇場で主演されることについては、どんな思いでいらっしゃいますか?鈴木僕にとっては、想像していなかったものでした。僕自身、ミュージカル作品にちゃんと出演するのは、この作品が初めて。ご縁があったことが嬉しいですし、挑戦したいと思うきっかけでもありました。最初に「もし自分が……」とifで考えたときに、自分でも笑えちゃったんですけど、実現できたらすごいなと思いました。これに挑戦することによって、同じように笑っていた人が「ああ、すごい」と思ってくれたら、やりがいがすごく感じられるなと。シアタークリエ で主演させてもらえる機会をいただけたことに感謝していますし、同時に、この経験を生かせるよう、成長をしていかなくてはいけないなと感じています。三浦シアタークリエは、何度も観劇には行っていた劇場ですが、自分が立った経験はありませんでした。初めて立たせてもらうのが主演という形で、もちろん嬉しいんですけど、最初は信じられないという思いの方が強かったかもしれないです。稽古をしているうちは作品をつくることを必死にやっていたので、あまり実感が湧いていなかったんですけど、初日が開いて、カーテンコールで自分が真ん中にいると実感すると、すごく不思議な感覚でした。嬉しかったし、もっと頑張っていこうという、より強く決意に変わった瞬間でもありました。すごくありがたいなと思いながら、立たせてもらっています。──最後に観劇を楽しみにされているお客様へ、メッセージをお願いします!ミュージカル『リトル・ショップ・オブ・ホラーズ』メインビジュアル鈴木前回観ていただけた方にも「またやれます」ということを報告したいと思いますし、今回もまた観ていただけるのであれば、この1年の変化を楽しんでいただけるのかなと思います。前回、開始前にチケット取られていたけれど、観ることが叶わなかった方、地方で待っていた方々。もう一度観ていただける機会を僕たちは手に入れたので、もしその願いが通じて、ぜひ観に来てくださったら。みんなで楽しいものを一致団結してつくりますので、我々はそこに向けて頑張ります。三浦こうして再演が、早い段階で決まったことは、お客様が応援してくれて、「また観たい」と思ってくださったからこそ。とにかく自分としては本当に楽しみにしていた作品です。1年という短いスパンでできることに、非常にわくわくしています。しっかり稽古をして、またより良いものをつくって『リトル・ショップ・オブ・ホラーズ』という素敵な作品を、みなさんにお届けすることを僕自身楽しみにしています。みなさんも楽しみに待っていてください!取材・文:五月女菜穂ミュージカル『リトル・ショップ・オブ・ホラーズ』2021年8月26日(木)~2021年9月11日(土)会場:東京・シアタークリエ
2021年08月13日10月に上演される舞台「バクマン。」THE STAGEの製作発表会が行われ、W主演の鈴木拡樹と荒牧慶彦、演出・脚本を務めるウォーリー木下、プロデューサーの松田誠が登壇した。本作は、2008年から 2012年まで「週刊少年ジャンプ」(集英社刊)で連載された原作:大場つぐみ、漫画:小畑健による大人気マンガの初舞台化。鈴木拡樹演じる真城最高と、荒牧慶彦演じる高木秋人の高校生マンガ家コンビが「週刊少年ジャンプ」のトップを目指して奮闘する様子が描かれる。まずはプロデューサーの松田から「この作品では演劇的なチャレンジをしたいと思っています。つまり、舞台ならではの『バクマン。』をお見せしたい。そのために演出をウォーリー木下さんにしていただきます。ウォーリーさんの演出にはいつも『こんな表現の仕方があったんだ』とびっくりさせられます。そして演じるのはこのふたり(鈴木、荒牧)です。とても魅力的な俳優さんで、人として素敵な人たち。皆さんの想像を超える舞台がお見せできると思います」とコメント。ウォーリーは「演劇は、“生身の俳優さんが今そこで演じている”ということが大きい。今はオンライン会議などもありますが、その中でも『実際に会うと全然違う』と言います。そのくらい身体は、いろんな情報を気付かないうちに発している。それを最大限生かしたものにしたい」と話し、「絶対誰も想像できていないものを考えていますので、ぜひいい想像をして劇場に来ていただければ」と自信をのぞかせた。製作発表会には、作品の内容にちなみ夢を追いかける若者たちも参加。参加者から鈴木と荒牧に「役作りをするうえで大切にしていること」が尋ねられ、鈴木は「原作ファンの期待を裏切らないことと、作者さんの意図であったり、テンポ感であったりを、原作をできるだけ読み込んで再現することです」、荒牧は「僕自身がアニメやゲーム、マンガが大好きなので、作り手だけじゃないファン目線も持っているので、そういう“観ている方の気持ち”を意識して役作りをします」と話すなど、彼らの経験から生まれた言葉が届けられた。また会見中、実はこの舞台化は松田と荒牧の会話がきっかけであったことも発覚。さらに当時から鈴木の名前を挙げていたといい、鈴木が「今日知りました。企画からキャスティングまでしていただいて!」と驚くと、荒牧は「僕はただやりたい作品と共演したい人を言っただけ(笑)」と笑顔を見せた。「バクマン。」THE STAGEの東京公演は10月8日(金)から17日(日)まで天王洲 銀河劇場、10月21日(木)から24日(日)までTOKYO DOME CITY HALL、大阪公演は10月28日(木)から31日(日)までメルパルクホール大阪にて上演。文:中川實穂
2021年07月09日