グッチ(GUCCI)から新ラグジュアリー フレグランス コレクション「ザ アルケミスト ガーデン」が登場。グッチ青山、新宿、銀座にて発売される。「錬金術」をインスピレーション源とした香りグッチから“錬金術師の庭”の意味を持つ「ザ アルケミスト ガーデン」と名のついたフレグランス コレクションが登場。名前の通り、錬金術からインスピレーションを得て、グッチ初めてのカスタマイズできるラグジュアリー フレグランスを作り出した。錬金工程を調香に置き換えたら…卑金属から貴金属へと精錬する錬金工程を調香に置き換えたら…。ドラマティックなイマジネーションをもとに、古代の錬金術や調香の世界へ思いを巡らせた。自然界に存在する精油を研究し、天然の植物や花々に現代的な分子をブレンド。ウード、アンバー、バイオレット、アイリス、ミモザ、ローズ、ウッド全7種類揃う香りは、他では体験できないオリジナリティあふれる仕上がりだ。7つの香り&4製品ナインナップは、オードパルファム7種類、オイル4種類、パフュームウォーター3種類、キャンドル1種類。使い方も新発想で、オードパルファム、パフュームウォーター、オイルを重ね付けして、自分だけの香りを楽しむことができる。組み合わせ次第で、香り立ちも残り香も変化。気分やコーディネートに合わせて、チェンジして楽しむこともできる。グッチ「ザ アルケミスト ガーデン」全7種の香りローズ「ア ソング フォー ザ ローズ」薔薇に贈る曲を意味する「ア ソング フォー ザ ローズ」は、女性らしさを象徴するローズが主役。甘いムスクと力強いウッディノートを重ねることで、新しいバラの魅力を引き出した。バイオレット「ザ バージン バイオレット」ハート型の葉の中に花を隠すバイオレット。慎み深い花として知られるバイオレットのストーリーを、優雅で繊細な白鳥の姿に重ねて調香した「ザ バージン バイオレット」。バージンバイオレットに、白鳥を表現したムスク、バイオレットの葉、アイリスの花びら、バニラをブレンドしている。ミモザ「ウィンターズ スプリング」喜びとポジティブな気持ちをもたらすミモザがメインの「ウィンターズ スプリング」。ミモザのエネルギーと光をペッパーとムスクで表し、華やかな香りを完成させた。アイリス「ティアーズ オブ アイリス」最も古い香料の1つとされるアイリス。「ティアーズ オブ アイリス」は、アイリスの魅力を引き出すため、高貴なフクロウにイマジネーションを膨らませた。アンジェリカの種とムスクによる深みのある香調に、アイリスを重ね、暗闇の森の中に住むフクロウの姿を表現している。ウード「ザ ボイス オブ ザ スネーク」森に潜む蛇のミステリアスな雰囲気をイメージした「ザ ボイス オブ ザ スネーク」は、官能的な香りとして知られるウードをメインに起用。パチョリを組み合わせることで、深い鳴き声を出して進む蛇の姿を詩的に描き出している。アンバー「ジ アイズ オブ ザ タイガー」中国では、虎の魂が地球に舞い降りて石となったものがアンバーと言い伝えられている。その物語にイマジネーションを膨らませ、ベンゾインとトンカに、スイートなバニラをほんのりきかせて「ジ アイズ オブ ザ タイガー」の香りを仕上げた。ウッド「ザ ラスト デイ オブ サマー」初秋の森を散策しているときにひらめいたアイデアから生まれた「ザ ラスト デイ オブ サマー」。シダーとサイプレス、パチョリ、ベチバー、ナツメグなど、ウッド調の香りを合わせて、夏の終わりを感じる哀愁漂う香りを仕上げている。グッチ「ザ アルケミスト ガーデン」商品ラインナップオードパルファム全7種類の香りが楽しめる「オードパルファム」は、古き時代の香水瓶や薬瓶にインスパイアされたガラスボトルが特徴。ラッカー仕上げのボトルには、ゴールドのレタリングと、1匹のリスが描かれている。ベースカラーはホワイトだが、「ザ ボイス オブ ザ スネーク」はブラック、「ア ソング フォー ザ ローズ」はブルーカラーで登場する。パフュームウォーター「パフュームウォーター」は、オードパルファムと重ねづけすることで、香りに個性とみずみずしさを与えてくれる。グッチのアイコン・ピンクローズをプリントしてフェミニンなデザインに仕上げている。オイル「オイル」は、セージグリーン色のラッカー仕上げのガラスボトル。磁器のような肌合いに仕上げたボディには、自然のモチーフをゴールド色で配した。オードパルファムに重ねると、香りに豊かな個性と深みを与えてくれる。キャンドル「キャンドル」は、「ザ バージン バイオレット」のみの展開。コレクションの他アイテムの香りと心地よく合わせることができるようにブレンドされている。ゴールドの装飾をあしらった陶器製のジャーはインテリアとしてお部屋のデコレーションとして取り入れるのもおすすめだ。【詳細】グッチ「ザ アルケミスト ガーデン」発売日:2019年4月29日(月)取扱店舗:グッチ青山、新宿、銀座・オードパルファム100mL38,800円(税込)・パフュームオイル20mL48,600円(税込)・パフュームウォーター150mL27,100円(税込)・キャンドル 425g54,000円(税込)【問い合わせ先】ブルーベル・ジャパン株式会社 香水・化粧品事業本部TEL:0120-005-130(受付時間 10:00~16:00)
2019年05月24日息子であることを隠して父とオンラインゲーム「ファイナルファンタジーXIV」をプレイする日々を綴った人気ブログが、坂口健太郎と吉田鋼太郎の“親子”で映画化されることが決定。3月24日(日)に行われたファンイベント「FINAL FANTASY XIV FAN FESTIVAL 2019 in TOKYO」のコーナー「プロデューサーレターLIVE」内で、W主演の坂口さん&吉田さん、FFXIVプロデューサー兼ディレクター・吉田直樹氏の登壇のもと発表された。■大人気ブログが書籍化、ドラマ化、そして映画化へ!累計アクセス数1,000万超えの大人気ブログが原作となる本作。その連載最終回はYahoo!ニュースで取り上げられるほど話題となり、その後、SNSでも絶賛の声が拡散し書籍化が実現。さらには千葉雄大と大杉漣により地上波でドラマ化、Netflixで世界配信もされた。ずっとすれ違ってきた父子が、オンラインゲームの世界を共に旅する。だが、父はそれが息子であることを知らない――。息子が父親の本音を知るために計画をした、その感動の実話が今回、スクウェア・エニックスの全面協力を得て映画化。息子・岩本アキオ役には坂口健太郎、父・岩本暁役に吉田鋼太郎でW主演、そしてアキオの会社の同僚・里美役に佐久間由衣、アキオの妹・美樹役に山本舞香、アキオの会社の先輩・吉井役に佐藤隆太、アキオの母親役に財前直見と豪華キャストが集結した。■“堅物な父” 吉田鋼太郎の“光の戦士”を見守る息子・坂口健太郎のビジュアルこの度公開されたポスタービジュアルには、パソコンの画面を微笑みながら見つめる坂口さん演じるアキオと、そんなアキオとは対照的に、「少しぎこちない≪光の戦士≫がいた」とのコピーのとおりに険しい表情、慣れない様子でコントローラーを手に画面を見つめている吉田さん演じる暁の姿が――。その2人を結ぶかのように、中央にはアキオが「ファイナルファンタジーXIV」内で使用するキャラクター・マイディーに向かって、暁が使用するキャラクター・インディが膝をつくポーズを取る様子が切り取られ、実世界とゲームの世界で全く違う2人の関係性を感じさせるポスターとなっている。そして、「いつからだろう?父との間に会話がなくなったのは…」というアキオ(坂口さん)の切ない言葉から始まる特報映像では、暁(吉田さん)の“堅物な父親像”が前半では印象的で互いがすれ違っていることが示される。その後、「ファイナルファンタジーXIV」の映像と共に、アキオの「“父を知るための秘密の”光のお父さん計画」が明かされ、2人の冒険の舞台となるゲームの壮大な世界観を期待させながら、最後は必死でテレビに向かって慣れない手つきでゲームをプレイする姿をアキオに見つかってしまう暁の気まずそうな表情が印象的。ゲームの世界で築かれたマイディーとインディの絆の一方、実世界でのアキオと暁の関係性は果たしてどうなるのか?現在撮影中という本作の続報に引き続き注目していて。『劇場版 ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん』は6月21日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2019年03月24日この夏公開の注目の実写映画『東京喰種トーキョーグール2』(仮)に、前作に引き続き、亜門鋼太朗役で鈴木伸之(「劇団EXILE」)が出演することが決定した。主演の窪田正孝をはじめ、新キャストの松田翔太や山本舞香。白石隼也、小笠原海、桜田ひよりら続投キャストが次々発表されている本作。未だベールに包まれた部分が多い本作だが、この度新たに続投キャストが決定。連続テレビ小説「半分、青い。」や「あなたのことはそれほど」「今日から俺は!!」など、話題作への出演が続く鈴木さん。前作に引き続き彼が演じるのは、高い格闘能力を持つCCG(喰種対策局)のエリート捜査官・亜門鋼太朗だ。前作では、窪田さん演じるカネキとの白熱のバトルシーンも話題となった亜門。尊敬していた捜査官・真戸を失い、本作ではさらに強く、彼なりの正義感を持って喰種を追いつめる。鈴木さんは「前作に引き続き、本作にも出演させていただきとても嬉しいです!」と続投への喜びを語り、「世界的にも読まれている原作と前作に引けを取らない壮大な世界観を改めて楽しみに見て頂けたらと思います」とコメントを寄せている。『東京喰種トーキョーグール2』(仮)は7月19日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:東京喰種トーキョーグール2(仮) 2019年7月19日より全国にて公開©石田スイ/集英社©「東京喰種」製作委員会
2019年01月23日俳優の吉田鋼太郎が、今年活躍したクリエイターをたたえる「Pen クリエイター・アワード 2018」に選出され3日、都内で行われた授賞式に出席し、自身が出演したテレビ朝日系ドラマ『おっさんずラブ』の続編を熱望した。『おっさんずラブ』での活躍などが評価されて受賞した吉田は、安藤貴之編集長から「『おっさんずラブ』で男性も女性も虜にした」などと評価され、「最大限に褒めていただいて恐縮です」と感謝。「田中圭君、林遣都君をはじめとする俳優陣、そして監督・スタッフ、本当に熱いすごくチームワークのいい現場だったので、みんなでいただいた賞だと思っています」と語った。来年の抱負を聞かれると「『おっさんずラブ』を見ていただいた方たちに熱い思いで受け入れてもらったので、できることならば続編をやりたい」と続編を希望。「僕ら役者たちは飲み屋で『またやりたいね』という話を3人でしています」と明かし、「こればっかりは僕らが決めることではないのでわかりませんけど、やれたらいいなと思っています」と期待を込めた。また、『おっさんずラブ』は、この日発表された「『現代用語の基礎知識』選 2018ユーキャン新語・流行語大賞」でトップテンに選出されたが、吉田は「残念極まりないですね」と大賞を逃したことを悔しがった。クリエイティブな人々に注目している雑誌『Pen』による同賞は、アーティスト、俳優、クリエイティブ・ディレクター、デザイナーなど、さまざまなジャンルにおいて、今年目覚ましい活躍をみせた話題の人々をたたえる賞。2回目となる今年は、吉田のほか、稲垣吾郎(俳優)、松岡茉優(女優)、チームラボ(ウルトラテクノロジスト集団)、名和晃平(彫刻家)、石上純也(建築家)が受賞した。『Pen』12月15日号(12月1日発売)では、「Pen クリエイター・アワード」を特集している。
2018年12月03日俳優の稲垣吾郎、吉田鋼太郎、女優の松岡茉優が、今年活躍したクリエイターをたたえる「Pen クリエイター・アワード 2018」に選出され3日、都内で行われた授賞式に出席。稲垣が吉田に『おっさんずラブ』への出演を志願し、会場の笑いを誘う場面があった。クリエイティブな人々に注目している雑誌『Pen』による同賞は、アーティスト、俳優、クリエイティブ・ディレクター、デザイナーなど、さまざまなジャンルにおいて、今年目覚ましい活躍をみせた話題の人々をたたえる賞。2017年に新設され、今年で2回目となる。授賞式では、この日発表された「『現代用語の基礎知識』選 2018ユーキャン新語・流行語大賞」の話題に。吉田が出演したテレビ朝日系ドラマ『おっさんずラブ』もノミネートされており、トップテンに選ばれたが、吉田は「残念極まりないですね」と、大賞に選ばれなかったことを悔しがった。そして、流行語大賞にちなんで、受賞者それぞれの中で流行した言葉を発表。吉田は迷わず「『おっさんずラブ』です」と答え、その後、稲垣も「『おっさんずラブ』かな」と挙げると会場から笑いが。吉田は「気を遣っていただいて…」と稲垣に感謝した。さらに、稲垣が「出させていただけるんですか?」と冗談交じりに出演を志願すると、「それは僕もなんとも…」と吉田。すると、稲垣と吉田の間に挟まれていた松岡も「真ん中に挟まれたのでオセロで私も『おっさんずラブ』に」と乗っかり、3人のやりとりで盛り上がった。今年は、稲垣、吉田、松岡のほか、チームラボ(ウルトラテクノロジスト集団)、名和晃平(彫刻家)、石上純也(建築家)が受賞。『Pen』12月15日号(12月1日発売)では、「Pen クリエイター・アワード」を特集している。
2018年12月03日主演・松坂桃李、演出・吉田鋼太郎というタッグで届ける彩の国シェイクスピア・シリーズ『ヘンリー五世』が2019年2月に上演される。松坂と吉田のビジュアル撮影に潜入した。【チケット情報はこちら】本作は、シェイクスピア全37戯曲の完全上演を目指す彩の国シェイクスピア・シリーズの最新作。今回は、故蜷川幸雄の跡を継いでシリーズ2代目芸術監督に就任した俳優・吉田鋼太郎による演出2作目で、シリーズ第34弾となる。2013年に第27弾として蜷川の演出で上演した『ヘンリー四世』のその後の時代を描いた作品で、松坂桃李が当時演じたハル王子の未来であるイングランド王ヘンリー五世を演じ、その活躍を中心に、百年戦争の激戦のひとつ・アジンコートの戦いに臨む民衆や貴族、軍人たちの姿を群像劇として描く。吉田鋼太郎は今回、作品の各幕で観客を物語へいざなう説明役(コーラス)を務める。まず撮影が始まったのは吉田。クラシック音楽の流れるなか、タキシード姿&その強い目力でカメラを見つめ、早いペースで撮られていく。吉田は演出家として「自分以外のキャストの写真は躍動感があったほうがいいけど、(自分は)みんなと全然違うほうがいい」と伝え、「後ろのほうであまり目立たず見守っている感じ」とリクエスト。撮影中、カメラマンから「顔にやさしさが出ちゃってるので目を大きく」と指示があり、グッと強い表情を見せるとあちこちから「いい!」「ナイス!」と声が上がり、思わず笑ってしまう姿も見られた。本人が「家に飾りたいくらい!」と言う写真も撮れ、あっという間に撮影終了。そこにやってきたのは松坂。ここからは2ショット撮影。ふたりはテレビドラマや5年前の『ヘンリー四世』でも共演しており、仲はすでに出来上がっている様子。吉田が「痩せた?」と問えば松坂は「ドラマの役作りで」と笑顔。リラックスしたのか「桃李さん、もっとシュッと立てますか?」というカメラマンのお願いに思わず笑ってしまうふたりだった。次は松坂のソロ撮影。吉田とはまた違ったテイストの写真で、静かに始まりだんだんと躍動感を増していく撮影は、ヘンリー五世がひとり集中力を高め、マントを翻して戦いに出かけていくシーンを観ているよう。どの姿も凛として美しく、後ろ姿にまで表情がある。顔のアップの撮影では「強く、武骨に」「絶対に負けないんだという感じ」など声をかけられ「ああ、なるほど」とすぐにのみこむ松坂。手の使い方や顔の角度で写真のバリエーションをつくっていたのも印象的だった。公演は2019年2月8日(金)から24日(日)まで埼玉・彩の国さいたま芸術劇場 大ホールほかにて。その後、宮城、大阪を周る。なお、埼玉公演の追加公演も決定している。
2018年11月27日『鋼の錬金術師展』が、神戸・新潟・愛知・福岡で順次開催される。『鋼の錬金術師』は、全世界シリーズ累計発行部は7,000万部超を記録し、2003年と2009年にTVアニメ化。そして、2005年と2011年には劇場アニメ、2017年12月には実写映画が公開されるなど連載当初から変わらず人気を博し続けている作品だ。企画展『鋼の錬金術師展』では、実写映画化を記念して2017年9月より東京と大阪で開催された同名展覧会をマンガ原画に絞って再構成。荒川弘の描く貴重な生原稿で「ハガレン」の世界を振り返る。「ハガレン」作品のファンはもちろんのこと、初めて作品を観る人でも、作者の筆使いや息づかいを感じられる生原画ならではの魅力を楽しめる。【開催概要】『鋼の錬金術師展』■神戸会場期間:2018年4月21日(土)~7月8日(日)場所:神戸ゆかりの美術館(兵庫県神戸市東灘区向洋町中2-9-1)開館時間:10:00~17:00(入館は16:30まで)休館日:月曜日入場料:一般 1,000円(800円)、大学生 500円(400円)、高校生以下無料※( )内は20名以上の団体料金■新潟会場期間:2018年7月14日(土)~8月19日(日)会場:新潟市マンガ・アニメ情報館(新潟市中央区八千代2-5-7 万代シテイBP2 1階)開館時間:11:00~19:00※土・日・祝日は10:00~、入場は閉館の30分前まで入館料:前売券 一般のみ 1,100円※2018年7月13日(金)まで販売中当日券:一般 1,300円(1,040円)、中高生 800円(640円)、小学生 300円(240円)※入場料は税込み。()内は団体料金。※有料20名以上の団体は2割引き。※土・日・祝日は小中学生無料。問い合わせ先:新潟市マンガ・アニメ情報館 025-240-4311(11:00~19:00)■愛知会場期間:2018年8月22日(水)~9月9日(日) ※会期中無休会場:マツザカヤホール(愛知県名古屋市中区栄3-16-1 松坂屋名古屋店 南館8階)開館時間:10:00~19:30 ※入場は各日閉場30分前まで。最終日は18:00閉場入場料:一般・大学生 1,300円(1,100円)、中高生 1,000円(800円)、小学生 800円(600円)※( )内は前売料金。未就学児は無料。■福岡会場期間:2018年10月13日(土)~12月9日(日)会場:北九州市漫画ミュージアム 企画展示室(福岡県北九州市小倉北区浅野2-14-5)開館時間:11:00~19:00 ※入館は閉館の30分前まで休館日:毎週火曜日※そのほかチケット詳細・各会場注意事項については公式HPを参照(
2018年07月02日女優・吉田羊が、映画では初の単独主演を果たす大人のためのラブコメ『ラブ×ドック』。今週公開となる本作からこの度、吉田鋼太郎が吉田羊さんを口説く特別映像が到着した。本作は、遺伝子レベルで恋愛を操作するクリニック「ラブドック」を舞台に、仕事は完璧だけど恋愛は失敗続きな剛田飛鳥(吉田羊)が、恋に仕事に友情に奮闘する物語。劇中で飛鳥は、年齢も性格も全く異なる3人の男性に出会うが、吉田鋼太郎さんが演じるのはその中のひとり、スイーツ店のオーナーで妻がいる大人のカレ・淡井淳治。今回到着した映像では、2人だけのキッチンで「ドキドキしてたんだ、(飛鳥が)結婚したらどうしようって」と淡井が静かに本音をこぼすシーンからスタート。仕事も完璧でどこかオトナな余裕を感じさせる淡井だが、時折見せる弱々しい姿や、ロマンチックな行動、歯の浮くようなセリフに心を奪われ、飛鳥は不倫の深みにハマっていくのだ。また映像では、人力車や食べ歩きなどデートを楽しむ姿、さらに、淡井が冷蔵庫からクリームを取り出し、「ここが、俺のキスしたいところ」と呟き優しく口づけ…。そしてラストでは、「別れたんだ、妻と。今後は堂々と…」と飛鳥に迫る淡井の姿も!一体2人の恋の行方は――と、続きが気になる映像となっている。『ラブ×ドック』は5月11日(金)よりTOHOシネマズ新宿ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ラブ×ドック 2018年5月11日よりTOHOシネマズ新宿ほか全国にて公開©2017 『ラブ×ドック』製作委員会
2018年05月07日キュートなエドがコスメになって登場株式会社COZY WAVEは、サンリオデザインプロデュースにより人気コミック『鋼の錬金術師』のキャラクターがキュートにデフォルメされたコスメシリーズの予約販売を開始した。同社は、アニメ・コミック・ゲームなどの人気キャラクターの香水や作品の世界観をモチーフにしたライフスタイルコスメを販売している。今回は、2001年から2010年に「月刊少年ガンガン」で連載、テレビアニメも大ヒットした荒川弘氏の人気コミック『鋼の錬金術師』のキャラクターコスメである。『鋼の錬金術師』は、昨年、Hey!Say!JUMPの山田涼介さん主演で実写映画化され、話題を集めた。「ファブリックミスト」はキャラ別で3タイプ商品のラインナップは、「リップグロス」、「ネイルケアオイル」、「ファブリックミスト」の3種。リップグロスのカラーはピンク、チップタイプで使いやすく、保湿成分スクワランオイルを配合。潤いとツヤを与え、立体感のある唇を演出する。価格は1,800円。「ネイルケアオイル」は、保湿成分のローズヒップオイル配合。ロールオンタイプであり、爪の生え際に塗ってやさしくマッサージすることで潤いを保つ。液だれしにくい独自処方。価格は1,400円。「ファブリックミスト」は、フローラルの香りの消臭芳香剤。部屋干しした洗濯物などのニオイや菌の繁殖を防いでくれる。キャラクター別展開で、「エルリック兄弟」「アメストリス」「ホムンクルス」の3タイプ。価格は各900円。予約は、COZYWAVEオンラインストアにて受付中。予約期間は、4月27日(金)から5月8日(火)まで。5月下旬にサンリオアニメストア・アニメグッズ専門店・量販店・各種通販などで発売予定である。(画像はプレスリリースより)(C)Hiromu Arakawa/SQUARE ENIX【参考】※プレスリリース株式会社COZY WAVE※COZYWAVEオンラインストア
2018年04月30日全世界でシリーズ累計発行部数7,000万部超の大ベストセラーコミックを、山田涼介主演で実写化した映画『鋼の錬金術師』のブルーレイ&DVDが、4月18日(水)よりリリースされる。このたび、プレミアム・エディションに収録される山田さんと本田翼、曽利文彦監督によるビジュアルコメンタリーが撮影され、いまだから語れる“初披露”の撮影裏話の一部が明らかになった。■山田涼介vs山田涼介、「どうしても山田くんに演じてもらいたかった」と監督ビジュアルコメンタリーの収録には、山田さんと本田さん、曽利監督が久々に揃い、夏真っ盛りの3か月にわたってイタリア中部トスカーナ地方と、東京、関西地方で撮影された作品の思い出話に花を咲かせた。ストーリーが進む中、ふと山田さんと監督が初めて明かしたのが、劇中、母を生き返らせたいと願うエドが禁断の人体錬成を行ったことでたどり着く「真理の扉」の場面。白く、何もない広い空間に大きな重厚な扉があり、その前に透明の人が膝を抱えて座っている。その「真理」とエドが対峙するが、実はこの真理は山田さん自らが声の演技を務めているという。「つまり、自分と対峙しているということですね」と山田さんが言うと、「山田涼介対山田涼介のお芝居でもある。原作では12歳くらいのエドの体験。でも映画では、どうしても山田くんに演じてもらいたかった」と曽利監督。このシーンは後々CGに合わせるため、「ここはブルーの跳び箱の上でじたばたしてる(笑)」「“これが真理”と真理に向かって言うセリフも、青い布に向かって言ってる」と撮影現場の様子を振り返って笑う山田さん。■「ほぼ1人芝居で…大変だったよね」山田涼介をねぎらう場面もまた、声だけではなく、真理に「持っていかれる」足と手の形も、山田さんの手足が使われているというこだわりぶり。「本当に、ほぼ1人芝居で…大変だったよね。このあたりの演技は一発OKでよくやってくれた。CGが多い作品だと、役者さんの想像力とテクニックに頼るしかないから」と、曽利監督は穏やかなまなざしで山田さんに語る。■本田翼「自分の想像以上の大きな作品になった」さらに、監督が大切なシーンとしてあげたのは、本田さんが演じるウィンリィが、ケンカを始めたエドとアルに「あんたたち、たった2人の兄弟でしょう!?」と涙を流して訴えるシーン。2人を見守ってきた幼馴染だからこそ感情が高ぶる場面で、「リアルな涙がどうしても欲しかった。音を遮断したスタジオ内の50度の灼熱の中で涙を流すのは大変だと思うけど、よくやってくれた」と、監督は本田さんの渾身の演技を称賛。一方、本田さんは「ウィンリィを演じることができて、本当に良かった」と語り、「撮りながらスケールの大きさを感じていましたが、出来上がった本編を見ると自分の想像以上の大きな作品になっていて、純粋に感動しました!」と嬉しそうに話した。■水石亜飛夢&水石亜飛夢の共演シーンも!?コメンタリー収録中、たびたび3人の話題に出たのがアルフォンスの声を務めた水石亜飛夢のまじめさや優しさ。山田さん、本田さん、両人とも彼の人柄や演技への姿勢を絶賛し、監督も本人の誠実さにほれ込んだようだ。水石さんは、アルフォンスの声を彼が演じるとは決まっていない段階で全身CGのアルフォンスの代わりに、実際にその場で演じていたという。そして最終的に、アルの声はそのまま水石さんでいくことになった。そんな水石さんだが、アルの声だけではなく“憲兵”として出演しているシーンがあり、CGのアルとすれ違うという共演を果たしている。一同、この共演場面前から「次は水石くんとアルの…!!」と興奮気味に画面に食い入り、そのシーンが来ると「ここで注目! ダブルアルです!」(山田さん)と大盛り上り!水石さんが現場で愛されていた様子が垣間見られた。■エンドロールまで思い出話が止まらず…本編を観ながらの思い出話はエンドロールまで盛り上がり、「撮影が終わって2年くらい経っていてもこうやって鮮明に覚えていて、すごく濃厚な時間を過ごしたんだなと思いますね」と、しみじみと語る山田さん。「スタッフ・キャストみんな『ハガレン』が大好き。だからこそ原作を守りながら映画のオリジナリティを出したいと思っていました」と曽利監督も続ける。そして、「山田くんと本田さんのいいコンビネーションがあって、実写なりのエドとウィンリィ、そしてアルの3人の形ができたなとスタッフみんなが納得できたことが一番嬉しかった。ブルーレイ、DVDで何度も観て頂くと新しい発見とか、あーそういうことだったんだということもたくさん出てくると思うので、ぜひ何度も観て頂けると嬉しいです」と締めくくっていた。『鋼の錬金術師』は4月18日(水)よりブルーレイ&DVDリリース。<『鋼の錬金術師』リリース情報>■【初回仕様】ブルーレイ プレミアム・エディション価格:¥7,990+税・ポストカードセット10 枚組 (エド/アル/ウィンリィ/マスタング大佐/ヒューズ中佐/ホークアイ中尉/ラスト/エンヴィー/グラトニー/ショウ・タッカー)・ブックレット(24P)・三方背 スリーブケース(フルメタルシルバー仕様)・デジパック仕様■【初回仕様】DVD プレミアム・エディション価格:¥6,990+税■<4K ULTRA HD&ブルーレイセット>価格:¥5,990+税■ブルーレイ価格:¥4,990+税■DVD価格:¥3,990+税※同日ブルーレイ・DVD レンタル開始発売・販売元:ワーナー・ブラザース ホームエンターテイメント(C)2017 荒川弘/SQUARE ENIX (C)2017 映画「鋼の錬金術師」製作委員会(text:cinemacafe.net)■関連作品:鋼の錬金術師 2017年12月1日より全国にて公開© 2017 荒川弘/SQUARE ENIX © 2017 映画「鋼の錬金術師」製作委員会
2018年04月14日吉田鋼太郎の単発・連続ドラマ初主演「東京センチメンタル」が、「東京センチメンタルSP~御茶ノ水の恋~」として3月30日(金)に放送されることが決定。吉瀬美智子、「劇団EXILE」青柳翔らの参加も明らかになった。東京・下町の和菓子屋「くるりや」三代目・久留里卓三(吉田さん)は、バツ3独身56歳。惚れっぽく気ままな性格で、バイトのあかね(高畑充希)に日々叱られている。それでも出会いを求めて御茶ノ水の料理教室に通い出した卓三は、美貌の先生・秋本楓(吉瀬美智子)に心を打ち抜かれる。だが楓には不倫のトラウマが…。そして、独身のイケメン生徒・増田(青柳翔)と楓の間には微妙な雰囲気。波乱含みの三角関係、一体どうなる――!?本シリーズは、吉田さん演じるバツ3独身の恋多き和菓子職人・久留里卓三が、毎回異なるヒロインに想いを寄せ、街ぶらデート。美女と酒を飲み、旨い飯を食い、イケる!と思ったが、フラれる…というストーリー。2014年の年末特別ドラマとして「谷中の恋編、深川の恋編」からスタートし、2016年にはドラマ24枠でレギュラー化、さらに2017年1月にお正月スペシャルとして放送された。三角関係が繰り広げられるという今作。卓三が一目惚れする料理教室の美人講師・秋本楓役には、今回がテレビ東京ドラマ初出演となる吉瀬美智子、楓に想いを寄せる家業の花屋を営んでいる青年・増田慎之介役を『たたら侍』「目玉焼きの黄身 いつつぶす?」の青柳翔が演じる。今回のゲストマドンナ、吉瀬さんについて吉田さんは「本当におきれいで、以前の共演から7年くらい経ったかな、お子さんも2人いらして、どう変わられたかなと思っていたら更に美しくなられていて、驚愕しました」と話し、役柄に本当にぴったりだったとコメント。また恋敵である青柳さんについては、「ライバルもなにも、何故明らかに一目見ただけで、敗けが確定するキャスティングをするのか、と思いましたね。もう少し俺寄りにしてくれよ、と(笑)真面目な話、お芝居を一緒にしていて、とても上手で楽しいですね。役柄をきちんとご自分のものになさって、役柄になりきっていらして、本当に絡んでいて楽しかったです」と印象を語っている。吉瀬さんは、「鋼太郎さんとは、前回の共演時と関係性が全く違うので、今回のほのぼのとした雰囲気が新鮮でしたね。前は拳銃で撃ちあって火花が散る感じで。違った形での再会になりましたが、とても嬉しかったです」と話し、今回の役柄については「三角関係も楓さんも本当に難しいですね。木の葉みたいにゆらゆら、ふわふわした感じが、自分とは真逆なタイプで、理解に苦しむところからのスタートでした。どっちつかずな感じが、白黒はっきりしたい自分の性格では理解ができなくて、初日に監督と相談しました。男女ともに、煮え切らない感じって、少し苦手かもしれません(笑)」と苦労した様子。また花屋役の青柳さんは、「お花屋さんは照れ臭いですね。花を持っていく、っていうのもかなり恥ずかしいです(笑)」と照れながら話し、「演じる役柄が少し特殊で、傍から見るとストーカーとも受け取られかねない危ういところがあり、逆にシチュエーション的には実際にあるんだろうな、と思えてリアルに感じました。やきもちを焼いたり、葛藤から感情を爆発させたりするところは、演じがいがありました。居酒屋のシーンで、緊張感のあるちょっと殺伐とした男たちの雰囲気も、自分的には見どころかと思います」とアピールしている。この3人だけでなく、もちろん安定の和菓子屋「くるりや」の看板娘・あかね演じる高畑充希、卓三の昔馴染み、柴田役片桐仁が脇を固める。「東京センチメンタルSP~御茶ノ水の恋~」は3月30日(金)深夜0時12分~テレビ東京にて放送(ほか未定)。(cinemacafe.net)
2018年03月05日鋼の肉体を持つ男が人々のために立ち上がる新ドラマシリーズ「マーベル/ルーク・ケイジシーズン1」が、本日2月2日(金)よりリリース。これを記念して、彼の強さがよく分かる本編クリップ映像と、冷酷な宿敵について明かされるボーナス映像の一部が公開された。彼の名はルーク・ケイジ。デアデビルやジェシカ・ジョーンズに続く、ニューヨークを守るヒーローであり、ハーレムの平和を脅かす宿敵“コットンマウス”に戦いを挑んでいく。デアデビル/マット・マードックやジェシカ、アイアンフィスト/ダニー・ランドとともに“ザ・ディフェンダーズ”の一員でもある。◆鋼の肉体を持つヒーロー、ルーク・ケイジの強さが一目瞭然今回到着した本編クリップ映像は、ルーク・ケイジ(マイク・コルター)がハーレムを荒らすチンピラ集団を蹴散らすシーン!ルーク・ケイジは、寡黙でどこまでも熱い心を持ち、肉弾戦でハーレムを生き抜く鋼の体を持つモテ男。冤罪で投獄された過去を葬り、静かに人生をやり直すべく、目立たぬようにひっそりと暮らしていた。しかし、ギャングのボス、コットンマウスの支配によって町の治安は悪化、貧しい若者たちが金欲しさに犯罪へ走る状況を看過できなくなったルークは、コットンマウスに狙われた若者の命を救ったことから、思いも寄らぬ事件に巻き込まれ、ギャングたちと対峙することに。文字通り鋼の肉体の持ち主であるルーク・ケイジは、バットで殴られてもビクともしないどころか、むしろバットの方が粉々に。素手で思い切り殴れば、殴った方の手の骨が折れてしまう始末。さらに、拳銃で撃っても弾丸を手のひらで受け止める凄まじい強靭ぶり。しかも、巨漢の男たちをひょいと持ち上げ、次々と放り投げてしまうという怪力の持ち主でもある。この映像を見れば、ルーク・ケイジがどれだけ強いか一目瞭然だ。◆宿敵、冷酷なギャングのボスが人々を魅了する理由とは?ボーナス映像解禁さらに、典型的な悪役であるコットンマウスの魅力に迫るボーナス映像も解禁。本作の悪役として、ルーク・ケイジの前に立ちはだかるのが、地元ハーレムでナイトクラブを経営する実業家コットンマウス(マハーシャラ・アリ)。市議会議員ディラードと結託して自らの犯罪帝国を築き上げた彼は、土地開発を隠れみのにハーレムの実権を握っていく。まさにゴッドファーザー的な存在だ。映像では、製作/脚本を務めるアイーダ・クロールが、彼らのストーリーの中では彼ら自身がヒーローなのだと、典型的な悪役のコットンマウスにも自らの正義があることを話している。さらに、ルーク・ケイジ役マイク・コルターは、「普通の人は欲望を抑え込むのに必死だから、自らをさらけ出している人間や、悪びれない人たちに引き寄せられるんだ」と語り、コットンマウスの私利私欲を全く隠そうとしない部分に人々は否が応でも惹かれてしまうというのだ。己の行動に対する疑問や迷いなどは微塵もなく、そうした揺るぎなき“信念”こそ、典型的な悪役であるコットンマウスの魅力の1つといえる。まるで犯罪小説を彷彿とさせるリアリズム。善と悪を体現する男同士の戦いがどのように展開していくのか?そのほか、従来のマーベルヒーローとはまた一味違う重厚なアクションや、モテ男ならではのロマンスにも注目していて。「マーベル/ルーク・ケイジ シーズン1」は2月2日(金)よりブルーレイ/DVDリリース&一挙デジタル配信中。(text:cinemacafe.net)
2018年02月02日映画を大音量で上映する映画祭「丸の内ピカデリー アニメーション爆音映画祭」が、2018年1月12日(金)から2月2日(金)まで、東京・有楽町の丸の内ピカデリーで開催される。「アニメは“音”で、もっと楽しめる!」をコンセプトに掲げた本イベントでは、会場となる丸の内ピカデリー3に、ライブ・コンサート向けの大規模かつ高品質な音響機器をセッティング。作品の持つ“音”の世界や可能性を、極限まで探求した大音量で楽しめる。また、上映作品には、それぞれに適した音響調整を実施。迫力のあるシーンはよりダイナミックに、緊張感のあるシーンはよりきめ細やかになるよう、作品、シーン毎に、繊細な音量・音圧調整がなされている。上映作品は、通称“京アニ”こと京都アニメーションの代表作でもある『映画 けいおん!』や映画『聲の形』、人気コミック原作の劇場版アニメ「鋼の錬金術師」「TIGER & BUNNY」2作品ずつ、今もなお幅広いアニメファンから熱い支持を受け続ける『COWBOY BEBOP 天国の扉』、『パプリカ』、そして2017年に公開されたばかりの『夜明け告げるルーのうた』など、新作・旧作織り交ぜた幅広いジャンルのアニメーションがラインナップ。不朽の名作『宇宙戦艦ヤマト』をリメイクした『宇宙戦艦ヤマト2199』の続編となる完全新作シリーズ『宇宙戦艦ヤマト2202愛の戦士たち』は、シリーズを一挙爆音でオールナイト上映するファン垂涎の企画も実施予定だ。【開催概要】丸の内ピカデリー アニメーション爆音映画祭開催期間:2018年1月12日(金)〜2月2日(金)会場:丸の内ピカデリー3(東京都千代田区有楽町2-5-1 有楽町マリオン新館5F)TEL:03-3201-2881※各日上映スケジュールは公式サイトにて発表料金:1作品一律1,800円(税込)※オールナイト上映会以外の作品。※オールナイト上映会の料金は、決定次第公式サイトにて発表。チケット:2017年12月29日(金) 17:00 丸の内ピカデリー公式ウェブサイト(にて発売※劇場窓口は12月30日(土) 営業開始時間より。但し、残席がある場合に限る。<上映作品>『宇宙戦艦ヤマト2202愛の戦士たち』≪シリーズ一挙爆音オールナイト上映≫※詳細は決定次第、公式サイトにて発表『COWBOY BEBOP 天国の扉』『KING OF PRISM by PrettyRhythm』※《応援上映》の回あり『KING OF PRISM -PRIDE the HERO-』※《応援上映》の回あり『クラッシャージョウ 劇場版』『映画 けいおん!』映画 『聲の形』『THE IDOLM@STER MOVIE 輝きの向こう側へ!』※《チアリング上映》の回あり『劇場版 TIGER & BUNNY -The Beginning-』『劇場版 TIGER & BUNNY -The Rising-』『ノーゲーム・ノーライフゼロ』『劇場版鋼の錬金術師シャンバラを征く者』『劇場版鋼の錬金術師嘆きの丘(ミロス)の聖なる星』『パプリカ』『劇場版 Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ雪下の誓い』『マインド・ゲーム』『魔法少女リリカルなのはReflection』『夜明け告げるルーのうた』
2017年12月29日映画『鋼の錬金術師』の山田涼介、本田翼、ディーン・フジオカ、蓮佛美沙子、本郷奏多、内山信二、曽利文彦監督がクリスマスを前に舞台挨拶に登壇! MCを務めた内山さんから、続編制作の可能性を示唆する意味深なコメントも飛び出し、会場は盛り上がりを見せた。■山田涼介、本田翼のミニスカサンタ姿を見られずガッカリ…?キャスト陣はサンタやトナカイのコスプレで登場。山田さんが開口一番「ちょっと早いけど、メリークリスマス!」と呼びかけると、会場は大歓声に包まれる。山田さんと共にサンタの衣装に身を包んだ本田さんは「山田さんには『なんでミニスカートじゃないの?』と言われました(笑)」と明かし、山田さんは慌てて「男子がみんな思ってることを代弁したんです!」と釈明。「TVの向こうのみんな、そうは思わないかい?」とカメラに向かって語り掛け、会場は笑いに包まれた。この日は、グラトニー役で出演している内山さんがMCを務めたが、本郷さんから「プロモーションなので、僕らはノーギャラですけど、内山さんにギャラは発生してるんですか?」と鋭く切り込まれると「ノーギャラですよ!」と説明。そもそも、内山さんはこの日の舞台挨拶にゲストとして呼ばれておらず「無理やり来ました」と明かす。さらに、内山さんを除くこの日の登壇メンバーの人選について、内山さんは「もしも『2』があったら出られるメンバーが呼ばれているんです」と暴露!内山さんの発言が即「続編制作決定」を意味するわけでもなく、ほかの登壇陣からもそうした発言はなかったが、続編の可能性を示唆するかのような内山さんの意味深な言葉に客席は興奮に包まれる。■山田涼介、本郷奏多のクリスマスデートプランにツッコミ&失笑の嵐!この日は、観客の相談に登壇陣が答えるという即席悩み相談が行われたが、クリスマスに好きなひとを『ハガレン』に誘う方法についてアドバイスを求める女性に、山田さんは「『明日、ハガレン行こう』でももちろん、嬉しいんだけど、チケットは(あらかじめ)持っててほしい。『もう1枚あるんだけど、一緒に行きたいな』と言われると、男はそういうベタに意外と弱い」と助言を送った。また「彼女が驚くようなクリスマスのデートプラン」のアイディアを求める男性の相談に対し、本郷さんは「そもそも、出かけるのが好きじゃない。なんで2人で出かける必要があるんですか?」とお出かけさえも拒否!ならばと室内デートのプランを求められると「彼女を驚かせるのが目的なら、家に呼んどいて、ピンポンが鳴っても出ないとか」と究極のサプライズデートを提案し、これには本田さん、蓮佛さんが「完全に聞く人を間違えた…」と漏らし、MCの内山さんも「闇が深い…」と苦笑。それでは頼みの綱とばかり、山田さんに相談すると「例えばプレゼントをひとつ用意して、その中に手紙と(ここに来てという)矢印があって、それを何度か繰り返して、たどり着いた先に自分がいて、そこでプレゼントを渡す」と提案!だが、山田さん渾身のアイディアに本田さんは失笑…。会場も微妙な空気に包まれ、山田さんは慌てて「いまのはカット!ウソです」と仕切り直して「真っ暗な遊園地に行って、指パッチンしたらイルミネーションがつく」というドラマのような演出を提案したが、これにも「真っ暗な遊園地ないし!」「いくらかかると思ってるんですか?」など厳しい指摘が相次ぎ、内山さんが「自分で考えろってことですね」と苦笑交じりに引き取って、会場は笑いに包まれた。『鋼の錬金術師』は公開中。(text:cinemacafe.net)
2017年12月19日●山田涼介はCGに起こせない領域全世界でシリーズ累計発行部数7,000万部を突破した、荒川弘の人気漫画『鋼の錬金術師』。満を持して実写化となり、世界190カ国以上での公開も予定されている。物語を引っ張るのは、主人公のエドを演じる、Hey! Say! JUMPの山田涼介。マイナビニュースでは、特集「映画『鋼の練金術師』エドの精神」を行い、エドというキャラクター、エドを演じる山田涼介の魅力、そしてハガレンの世界観についてインタビューを行ってきた。最終回の今回は、役者としての山田涼介のすごさについて、曽利文彦監督に話を聞いていく。山田涼介、そしてマスタング大佐役のディーン・フジオカから出ている"オーラ"が作品に力を与えているという。○ディカプリオやトム・クルーズのような役者――完成した作品、撮った映像を通しての山田さんの印象は、いかがでしたか?本当にスクリーン映えしますよね。端正な顔立ちに加えて、表現力が豊かなので、役者としての華があり、より躍動感が出ますね。彼はリテイクが少ないんですよ。あまりたくさん色々なことを言わなくても自分で考えてくれるので、とてもクリエイティブです。役者さんによっては探りながら作っていく場合もありますけど、彼の場合はあれこれ言う必要はないですね。それだけ考えて現場に入ってくれるし、努力家だし、原作もよく理解していて、こちらが望んでいることを一生懸命やってくれているので、理想的な役者さんです。加えて、あのオーラなので、彼こそ本物の映画スターだと思います。ディカプリオとかトム・クルーズとか、そういうタイプの役者さんですよね。――山田さん、漫画原作も似合いますよね。かなりフェーズの違う存在だと感じます。でも不思議なんですが、素はすごく普通の青年です。だから、彼は現実的な役、空想上の役、両方の役ができると思います。我々制作サイドから見ると、すごく魅力的な存在ですね。いろんなオファーがどんどん来てしまうのも納得です。――監督はCGについて第一人者ですが、そういった目からみて、山田さんの造形美はどう感じられるんですか?先日、ある取材のときに、すごく近くに山田くんの顔があったので、クリエイター目線でじっくり見ていたんですけど、やっぱりすべてが綺麗なラインを描いていました。「今までCGキャラ化されたことはない?」と聞いたら、「いや、ないです」と(笑)。素晴らしいナチュラルな造形美ですよね。――「CGに起こしてみたい」と思われますか?ちょっと、CGにできない領域かもしれないですね。人の顔って素晴らしい。全ての細胞が動いている感じが、自然体ですごくいいなと思います。●山田&ディーンのオーラは映画向き○役者は勇気を持って映画にチャレンジしてくれた――山田さんは、エドの外見も作り込まれてきたんですか?山田くんは自身で作りこんでくるところがあって、こちらが「行きすぎだから抑えよう」とバランスをとることもあるくらいです。原作をよく知っているし、ファンでもあるから、本当に自分自身で色々考えて、自分なりのエドをどう作るか、ちゃんと考えてくれます。あと本当に驚かされたのは、松雪泰子さんです。原作も全部読んで、アニメも全部見て現場に臨まれていました。そもそもファンだったというより、オファーを受けてから勉強されて、撮影に入る頃には誰よりも詳しく原作を理解されていました。外側も中側も完璧な状態を作られていて、本気度は想像を超えていました。――ディーン・フジオカさんの姿も印象的でした。ディーンさんも山田くんと並び、本当にスクリーン映えする、映画が似合う役者さんです。現場でもずっと「映画をやりましょう」という話をしていたんですけど、撮影していても「この人は実在している人だろうか?」と思うくらい、”スクリーンの中の人”です。海外の生活が長かったので、最初は日本での撮影に慣れていない部分もあったようですが、すぐに適応していただきました。海外とは演技の方法論がちょっと違っていたりもするのですが、現場で細かくお話ししていくと、本当に理解が早い。とてもスマートな役者さんで、とても自然体でした。そして、その演技の勘の良さに随分助けられました。山田くんもディーンさんも、何もしなくてもスクリーン映えしますから、これ以上良く撮るにはどうしたらいいのかと、考えてしまうくらいでした(笑)。どこからカメラを向けてもOKな役者さんも、そうそういないですよね。現代の日本のツートップです。○映画のスクリーンが本当に似合う――スクリーン映えって、どういうところがポイントになるのでしょうか?顔立ちとかだけではない、役者さんの持つオーラみたいなものが、必ずあるんですよね。姿勢なのかもしれないかもしれないし、一瞬の立ち姿なのかもしれない。その出ているオーラが、スクリーンに映えるかどうかを決めてしまうと思うんですよ。逆にテレビの方が得意な役者さんも多いとが思いますが、山田くんやディーンさんのオーラは、映画のスクリーンが本当に似合うと思います。私が言っている意味は、『鋼の錬金術師』の映画を観ていただくと、すぐに理解していただけると思います(笑)。――ぜひ映画館でオーラを確認しなければですね。かなり出ています、2人のオーラが! 映画って本当に不思議なんですけど、見えない何かが見えてきます。大きいスクリーンだと、よりわかると思います。■曽利文彦監督大阪府出身。1997年、USC(南カリフォルニア大学大学院)映画学科在学中、ジェームズ・キャメロン監督の『タイタニック』に、CGアニメーターとして参加し、帰国後にVFXスーパーバイザーとして、『ケイゾク/映画 Beautiful Dreamer』(00)など数々の映画やTVドラマを手掛ける。2002年に『ピンポン』で映画監督デビューを果たす。主な監督作に『ICHI』(08)、『あしたのジョー』(11)などがある。
2017年12月17日’14年の朝ドラ『花子とアン』で注目を集め、押しも押されもせぬ人気を獲得した吉田鋼太郎さん。日本屈指の舞台俳優で、後輩に慕われる兄貴分、そして恋多き人としても知られるその素顔とは。11月某日、彩の国さいたま芸術劇場稽古場。「違うよ。この言葉を言う意味をもっと考えろ」。吉田鋼太郎さんのよく通る大きな声が響く。この劇場を拠点に、蜷川幸雄さんが続けてきた「彩の国シェイクスピア・シリーズ」を、2代目芸術監督として引き継いだ吉田さん。高校生の時に観たシェイクスピア劇に感銘を受けて俳優を目指し、出演するばかりでなく、自身が所属する劇団で数多くのシェイクスピア作品を演出してきた、名実ともにシェイクスピア俳優。絶賛稽古中の『アテネのタイモン』が、記念すべき就任第1作となる。――稽古場で、ときおり語気を強める場面もありながら、場がピリッとした途端、「ごめんごめん」と笑いながら空気を和ませていらっしゃる姿が印象的でした。吉田:蜷川さんがよくデカい声で怒鳴っていたので、それがないと蜷川さんの稽古場じゃない気もして。まあ…それを口実に怒鳴っていたりもするんですが(笑)。――ただ、吉田さんが声を荒げていたのは、俳優が何の考えもなく動こうとした時ですよね。吉田:シェイクスピアの戯曲って、美しい詩の形態をとっているから、セリフを口にした時点で俳優は満足してしまうところがあるんです。その言葉が、誰に対して、どういう気持ちで発せられたのかが、ないがしろにされがちなので、そこを僕は丁寧にやりたいんですよ。――そもそもこのシリーズは、シェイクスピアの全37作上演を目指して蜷川さんが始めたものです。誰かが引き継がなければいけなかったとは思いますが、この大きすぎるバトンをご自身が受け取ることに迷いはありませんでしたか?吉田:僕は蜷川さんのこのシリーズにたくさん出させていただき、いくつも主演もさせていただいています。シェイクスピアをやり続けてきた自分の役者人生にとって、このシリーズは大きな位置を占めているもので、これを止めたくないという気持ちが大きかったんです。5本を残して蜷川さんは亡くなられましたけれど、もし蜷川さんが生きていて、全作達成されたとしても、そこで終わってしまうのは嫌だった。それくらいこのシリーズには愛着があるので、その後を自分が引き継がせてもらえるのは願ったり叶ったりでしたし、そうじゃなくちゃいけないとも思いました。もちろんプレッシャーはありますけれど、それは蜷川さんの後継だという部分。シェイクスピアを演出することに関してのプレッシャーはなかったです。――ただ、残った5本はシェイクスピア作品のなかでも、あまりメジャーではない戯曲ばかりです。吉田:確かに、ただ読むだけでは面白さが伝わりづらい戯曲かもしれません。ただ、僕は芝居になった時の面白さを知っていますから、この機会に、その面白さを伝えられたらと思っています。――ちなみに、このシリーズだけでなく、劇場の芸術監督も引き継ぐお考えはなかったんですか?吉田:そんな話もなかったし、もしあったとしても絶対に引き受けないですよ。そうなったら、役者業をやる暇なくなっちゃいますから。このシリーズには俳優として出演しますし、年に1本はシェイクスピアをやりたいという僕の希望とも合致するからやっているわけで。ただ、実際に演出と俳優を兼ねてみると大変で、演出だけ引き受ければよかったと思っています。――そう思いながらも、やっぱり出たい気持ちはあるわけですか?吉田:そりゃあ、演(や)るのが本業ですからね。ただ、シェイクスピアに関しては、自分の好きなように演出してみたいっていう欲がすごく強くあるんです。他の戯曲は、これっぽっちも演出したいと思わないのに。だから、演出するのはシェイクスピアオンリーです。――シェイクスピアの何がそんなに魅力的なんでしょう?吉田:ト書きがないから制約がないし、解釈も自由。だから自分の状態や年齢で、同じ戯曲でも違う見え方になってくるのが面白いですねぇ。――世界各国に、いろんな演出のシェイクスピア劇が生まれていますが、それも刺激になりますか?吉田:昔はありましたよ。でも…他の方の演出で面白いと思ったことはほぼないです。日本で上演されたもので面白いと思ったのは、蜷川さんのシェイクスピアくらいです。――それは何が違うんでしょう?吉田:シェイクスピアを演じる時の俳優のありよう、というのかな。蜷川さんは、俳優にマックスを求めるんですね。それは感情も声も、とにかく体全体、持てるもの全部を使ってやらないとシェイクスピア作品は表現できないんだっていう考え方で、僕はそれとまったく同意見。リアリズムだけでは成立しない、それを越えたところに生まれるものを舞台の上に立ち上げることが大切なんです。そこの共感があるから、僕なら蜷川さんの後を継がせてもらえるかなと思ったんです。――その共感は、最初に蜷川作品に出演した時からありました?吉田:やろうとしている方向性は同じでしたが、蜷川さんの現場はスケールが違いました。いままでの1.5倍は頑張らないと通用しないから、毎日が死に物狂い。でも、蜷川さんの洗礼を受けてそれを乗り越えると、俳優としてひと回りもふた回りも成長できる。それは小栗旬も、松坂桃李も、溝端淳平も感じていたと思います。そんな現場って他にない。しんどいんだけれどまたやりたくなるっていうのは、そういう理由なんです。――蜷川さんは、それだけ大きな存在だったということですよね。吉田:いままさに、存在の大きさをあらためて実感しているところです。稽古で蜷川組の面々と対峙すると、彼らがものすごく大きなものを持ってくるんですね。それに相対するには、連日自分のエネルギーを1段上げないといけない。いまの僕は、ものすごく厳しい父親に、大きな試練をひとつ課されて去られたような、そんな感覚です。1959年1月14日生まれ、東京都出身。シェイクスピア・シアターなどの劇団を経て、’97年に劇団AUNを結成。自ら演出も手がける一方、蜷川幸雄、栗山民也、長塚圭史などの演出家の舞台に数多く出演。’14年のドラマ『花子とアン』以降、映像への出演も多数。’18年には『OVER DRIVE』『ラブ×ドック』など出演映画の公開が相次ぐ。吉田さんが演出・主演を務める舞台、彩の国シェイクスピア・シリーズ第33弾『アテネのタイモン』は、12月15~29日、さいたま芸術劇場 大ホールにて上演。’18年1月には兵庫でも公演あり。出演者には吉田さんのほか、藤原竜也さん、横田栄司さんら蜷川組常連キャストが名を連ねる。SAFチケットセンター TEL:0570・064・939※『anan』2017年12月20日号より。写真・内田紘倫(The VOICE)インタビュー、文・望月リサ(by anan編集部)
2017年12月15日●山田涼介以外すべてCGのシーンも全世界で発行部数累計7000万部を突破した、荒川弘の人気漫画『鋼の錬金術師』。満を持して実写化となり、世界190カ国以上で公開も予定されている。物語を引っ張るのは、主人公のエドを演じる、Hey! Say! JUMPの山田涼介。マイナビニュースでは、特集「映画『鋼の練金術師』エドの精神」を行い、エドというキャラクター、エドを演じる山田涼介の魅力、そしてハガレンの世界観についてインタビューを行ってきた。前回に引き続き、曽利文彦監督にインタビュー。「CGがすごい」と言われる同作だが、実は観客が思っている以上に最新の技術が組み込まれていた。イタリアの街をドローンで撮影し、実際の撮影カットとCGで作り上げたカットを組み合わせ、自由にカメラワークを動かす……驚きの技術について話を聞いた。○練習なしで決める山田涼介――CGの撮影はどのように行われていたんですか?たとえば、エドが街の中で建物の屋根を走って下に飛び降りるシーンは、日本でブルーバックの屋根のセットを作って撮影しました。セットと言っても、実際に25mダッシュしたあとに、7m下まで跳ばないといけないので、すごく怖いんですよ。足がすくむくらいの高さですから、普通は練習しますよね。でも山田くんは一切練習なしで走り出し、一発でOKを取りました。現場に入って、パーッと見て「さあやりましょう!」と。「いやいや、何度か練習を!」と言ったんですが、「いいです、回してください」といきなり走って、跳んで、「OK!!」(笑)。本当にすごいですよ、彼は。こんな人、今まで見たことがないです。この屋根を走るシーンは、山田くん以外全てCGです。イタリアロケを行ったヴォルテッラという街の一角を全てドローンでスキャニング撮影して、そのデータを元に制作したCGの背景です。一度、コンピューター上に背景を構築してしまうと、あとから自由にカメラワークできますから、セットの屋根を走る山田くんの映像に合せて、あとからイタリアの街のヴァーチャル風景を制作し合成しました。『アベンジャーズ』などの作品も、NYの街の中で大暴れするシーンでは、まったく同様の手法で背景をCGで作り上げています。この技術によって、撮影することなく、自由なカメラワークにより、背景を作り出すことができます。ドローンの進化によって、街をスキャンしていく撮影が短時間で可能になりました。ただ、そうは言っても撮影はけっして簡単ではありません。街を無人化していただいて、何時間もかけて壁面も屋根もくまなく撮影しなければならず、非常に手間暇のかかるものです。今まで日本映画でこの技術を本格的に活用している作品はないので、いよいよ新しい時代に入ってきたことは間違いないと思います。今後、色々な日本映画の中で、同様の手法がどんどん使われることになると思います。●ハリウッドでも最難度のVFX○イタリアにも原作ファンが――ここまでCGだったとは、観ていても全然気が付かなくて驚きました。イタリアの街の人が『ハガレン』ファンだったという話もうかがいましたが。撮影を行ったヴォルテッラという美しい街は、これまでもハリウッド映画などで撮影が行われた場所です。ロケハンを行っているときに撮影の窓口の方に「『FULLMETAL ALCHEMIST』だ」とタイトルを口にしたところ、「ええ~!!」って、ものすごいリアクションだったんですよ。「イタリアでもアニメを放送していて、自分は大ファンで、全部見ている。ちょっと待ってろ」と言うからどうしたのかなと思っていたら、いきなり市長に紹介されて。「それほど有名な作品ということであればぜひこの街で撮影してくれ。なんでも協力する」と言ってくれました(笑)。その街の教会で説明を受けたのですが、そこは何百年か前に本当にアルケミストが儀式を行っていた場所だと言うんです。錬金術師のマークが壁に多く彫り込んであって、日本に帰って調べてみたら、確かにそのマークは錬金術師のマークでした。いたるところにキメラの彫刻もあって、運命的に「ここで撮影しよう」と決断すると共にとても運命的なものを感じました。山田くんもそういう話を聞いて、非常に気合いが入っていました。実際、ヴォルテッラでは本当に生活道路を3日間全面封鎖してくれて、通りに面した小学校でも子供たちは裏口から出入りしてくれて、市長が言った通り、なんでも協力してくれました。担当者が大ファンだったという運命的な出会いに、やはり原作の力を改めて認識し、「荒川先生、すごいな」と思いました。○山田涼介の天才的なセンス――山田さんもイタリアでの撮影と、セットを組んでの撮影が入り混じっていると思いますが、どのカットをどこで撮るかは、事前に考えられるんですか?撮影前にほぼ全シーンの絵コンテを描いて撮影に臨みました。アクションのシーンは「イタリア」「東京のスタジオ」「東京の屋外」と、カットによって入り乱れていまし、順番もバラバラに撮っていくので、キャストもスタッフも混乱するため、すべてが絵コンテ頼りになります。今まで、異なる場所での撮影を混ぜて編集すると、カット変わりにどうしても違和感がありましたが、この映画ではそうしたストレスを感じることはありません。確信をもって、技術を信頼して進んではいますが、イメージ通り仕上がるかどうか、という不安は自分自身にも常につきまといます。そのため、山田くんを含め皆さんには初めて経験する手法も多く、疑問や不安を常に強いてしまったと思います。山田くんのオートメールと呼ばれる鋼の右腕も、グリーンのタイツのような布をつけただけで撮影しています。そんな感じで「顔だけかっこよく決めてください」と言われても、相当不安だと思います(笑)。例えばスタンドインの水石亜飛夢くんがフルCGキャラクターのアルを演じているシーン。山田くんの目線は2m20cmのアルの顔にありますが、実際の水石くんの顔はかなり下にあります。普通どうしても声が出ている水石くんの顔のところを見てしまいますが、山田くんは天才的なセンスで、そこに存在しないアルの顔を見ているがごとく普通に演技ができてしまう。アクションでも、水石くんの頭よりもかなり上を殴らなければいけないんですよ。山田涼介の勘の良さで、ちゃんとアルの頭に拳が届いています。撮影はこういった変則的なことの繰り返しでした。――人とCGのキャラクターが絡むというのも、大変そうですよね。兄弟喧嘩のシーンがあるのですが、このシーンはハリウッドでも最難度のVFXだと思いますただ単に演技をするのではなく、CGキャラクターと生身の人間がくんずほぐれつのアクションを繰り広げるので、これをごく自然なシーンに見せるのは、今までの技術では到底無理でした。日本のCG技術がここまで来たという象徴的なシーンとなりました。黙っていれば、観客の方はアルがCGだとは気づかないと思います。仕上がったシーンを見て、自分たちですら鳥肌が立ちました。ひとつのターニングポイントを迎えたと思います。日本映画はこれから先がますます面白くなってくると思います。※曽利監督インタビュー、最終回(12月17日公開予定)は山田涼介さんのオーラについて伺っていきます。■曽利文彦監督大阪府出身。1997年、USC(南カリフォルニア大学大学院)映画学科在学中、ジェームズ・キャメロン監督の『タイタニック』に、CGアニメーターとして参加し、帰国後にVFXスーパーバイザーとして、『ケイゾク/映画 Beautiful Dreamer』(00)など数々の映画やTVドラマを手掛ける。2002年に『ピンポン』で映画監督デビューを果たす。主な監督作に『ICHI』(08)、『あしたのジョー』(11)などがある。
2017年12月15日●いつかは日本で実写映画化してみたかった全世界でシリーズ累計発行部数7,000万部を突破した、荒川弘の人気漫画『鋼の錬金術師』。満を持して実写化となり、世界190カ国以上での公開も予定されている。物語を引っ張るのは、主人公のエドを演じる、Hey! Say! JUMPの山田涼介。マイナビニュースでは、特集「映画『鋼の練金術師』エドの精神」を行い、エドというキャラクター、エドを演じる山田涼介の魅力、そしてハガレンの世界観についてインタビューを行ってきた。今回は、メガホンを取った曽利文彦監督にインタビュー。連載当初から原作を愛していたという曽利監督が自ら企画を立ち上げた背景と、キャスティングについて話を聞いた。○『ピンポン』以来の企画立ち上げ――今回、映画の立ち上げにはどう関わってらっしゃったんですか?原作自体は連載当初からの大ファンです。その後アニメ化もされて海外でも大人気だったので、ハリウッドで映画化される可能性は高いと思っていました。それはそれで悔しい思いもあり、いつかはこういった作品を日本で実写映画化してみたいと、ずっと思っていたんです。その後日本の映像技術も発達してきたので、5年前くらいから企画としてリアリティを増してきたように思います。その頃から本格的に動き出そうということになって、原作元へアプローチを開始。3年ほど前にGOをいただきました。その後も、日本の映像技術は日々進化していて、スタートした頃と今を比べてもすでにかなり進んでいるので、我々がどこまでいけるのかを読むのが大変でした。自分自身で企画から立ち上げたのは『ピンポン』(02年)以来だったので、気合いの入り方は半端なものではありませんでした。――原作を読んだ時に感じた魅力や、曽利監督が好きな部分はどういう点だったのでしょうか?最初に衝撃だったのは、幼い兄弟が母親を失い、母親恋しさのために禁忌を犯して人体錬成を試みたときの天罰の下り方が、年齢に関係なく容赦ないところでした。少年が読む物語ではあっても、自然の摂理やその本当の厳しさを包み隠すことなく表現されている。でも最終的には、主人公たちがその天罰を力強くはね返していくところが最大の魅力だと思います。ものすごく魅了されましたし、そこを芯に物語を作っていきたいと思いました。●山田涼介の女子力を心配していた?○役者は勇気を持って映画にチャレンジしてくれた――キャスティングにあたっては、曽利監督からアイディアを出されたんですか?自分で立ち上げた企画だったので、全部自らお願いに行きました。自分で一人ひとり口説いて回りました。最終的にはイメージに合う素晴らしい役者さんに集まっていただけたなと思います。キャラクターの外見に似ているというよりは、演者さんとしての全体のイメージが近い人たちにお願いしにいった、という感覚が近いですね。外見は、メイクや衣装で原作のイメージに近づけることはできても、キャラクターの持つ印象そのものが演じられる役者さんがベストだと思います。――お話を持って行った時の反応はいかがでしたか? 人気作ですし、驚かれた方もいたのではないかなと。主演の山田(涼介)君や本田(翼)さんは、ご自身が原作の大ファンなだけに、迷いやプレッシャーはあったと思います。それでも勇気を持ってこの映画にチャレンジしてくれました。――作品を拝見すると、やはり山田さんのドラマティックさがすごくて、物語を引っ張っているように思いました。山田さんを主役にというのは最初からあったんですか?山田くんのいろんな作品を観ていたので、山田涼介という役者がすごく才能豊かな人だというのはわかっていましたし、さらに言うと山田くんしかいないと思っていました。西洋風の舞台ですが、彼はそういう背景がよく似合いますよね。日本人で、ヨーロッパの街に立って映画的に絵になる人ってそうそういないと思うので、ピッタリだと思います。――事前に山田さんに抱いていたイメージが、撮影に入ってから変わられたという点はありましたか?アイドルグループのエースですから、もしかするとエドとギャップのある、女子力の高い人かもしれないと思っていたんです。初めてお会いしてみて、もの凄く男らしい力強いイメージでとても安心しました。演技力に対する信頼はありましたが、エドというキャラクターとのギャップを演技力で埋めないといけないのか、それとも山田くんにエドに通じるような男らしさが十分にあって、さらに上乗せしていけるのかはわからなかったので。でも上乗せできる役者さんだったので理想的でした。○作品のソウルは日本人――先ほど、「ハリウッドで映画化される可能性もあったかもしれないけど、日本でやりたかった」というお話でしたが、日本人で『ハガレン』をやるというのは大きな決断だったのかなと思います。ハードルは高いですよね。ヨーロッパ風の舞台で、西洋風のキャラクターが中心なのに日本人が演じる違和感をどう克服していくのか。でも原作も、ルックは西洋人として描かれていますが、ハートの部分は日本人に近いものだと思っています。例えばハリウッドで映画化した時に、ルックは合わせられるし、ものすごく派手な大作になるかもしれないですが、多分芯の部分、ソウルの部分を合せるのは相当困難だと思います。だから、日本人だけでの表現は難しい部分もありますが、正確に物語を描くという意味においては可能性はあると思いました。完成してみて思うことは、けっして日本人でファンタジー作品が撮れない訳ではないということです。――原作者の荒川先生の反応はいかがでしたか?先生が試写を観て出ていらっしゃった時に満面の笑顔で「楽しかった!」と言ってくださったんです。そのお顔を見て、本当に腰が抜けそうなくらい安堵しました。荒川先生は撮影中に1度だけ激励にいらしていただいたのですが、キャストもスタッフもみんな大ファンですから、もう現場が湧き返ってそわそわしていました(笑)。印象的だったのは、先生とアシスタントさんが揃って美術セットに高い関心を示されていたことですね。そのシズル感や汚し具合を見て「これ、いい塗りですね」とじっくりご覧になっている姿に美術スタッフも大満足していました。※曽利監督インタビュー、次回(12月15日公開予定)はVFXの秘密について伺っていきます。■曽利文彦監督大阪府出身。1997年、USC(南カリフォルニア大学大学院)映画学科在学中、ジェームズ・キャメロン監督の『タイタニック』に、CGアニメーターとして参加し、帰国後にVFXスーパーバイザーとして、『ケイゾク/映画 Beautiful Dreamer』(00)など数々の映画やTVドラマを手掛ける。2002年に『ピンポン』で映画監督デビューを果たす。主な監督作に『ICHI』(08)、『あしたのジョー』(11)などがある。
2017年12月13日宮下奈都の話題著書を原作に、山崎賢人と三浦友和の共演で映画化する『羊と鋼の森』。ピアノの調律に魅せられた一人の青年の成長物語を描いた本作から、この度ティザービジュアルと場面写真が到着した。本作は、調律師・板鳥と出会い感銘を受け、ピアノの調律師として生きていくことを決意した高校生外村直樹が、板鳥がいる江藤楽器で働き始め、ピアノと繋がる多くの人と出会い、調律師としての自分を探し求め成長していく物語。このほど到着したのは、「たかが、一つの音。たった、一つの音。ピアノの調律師は心の声に寄り添い、探し求める。森の中を。」という言葉が書かれたティザービジュアル。山崎さん演じる外村が真剣にピアノに向き合う姿、そしてその瞳にはピアノの鍵盤が写りこんでおり、真摯な眼差しと表情はまさに職人の姿そのものだ。さらに、山崎さんがピアノを調律している場面写真も到着。リアリティを追及するため、日本ピアノ調律師協会の会長から直々に指導を受け、ピアノの調律の練習を重ねた上で撮影に臨んだという今回。真剣に、そして丁寧に向き合う主人公の姿が切り取られている。『羊と鋼の森』は2018年6月8日(金)より全国東宝系にて公開。(cinemacafe.net)
2017年12月13日●最初は手探りの状態だった全世界で累計発行部数7000万部を突破した、荒川弘による人気漫画『鋼の錬金術師』。亡き母を生き返らせようと、禁忌を犯して挑んだ"人体錬成"に失敗し、左脚と右腕を失った兄 (山田)と、身体全部を持って行かれ鎧に魂を定着させた弟アルの物語を描く。マイナビニュースで行っている、主役であるエドに焦点を当てた特集「映画『鋼の錬金術師』エドの精神」。前回に引き続き、主役エド役の山田涼介と、マスタング大佐役のディーン・フジオカに話を聞いた。世界中で活躍するディーンの目から見た山田の姿、そして2人が考えるエドとマスタング大佐の関係性とは。○イタリアロケはしびれる現場だった――イタリアロケも行われましたが、撮影はいかがでしたか?山田:最初は手探りの状態だったので、このコスチュームで日本の中で撮影しようとなるとさすがに難しかったと思うし、イタリアでクランクインできたのは、すごく大きかったです。やっぱりあの世界観に触れたことで、すっと作品に入ることができました。列車のシーンは、普段走っていない列車を走らせていただいて、十数時間乗りっぱなしで、全部一気に撮影して、大変だけど貴重な経験でした。しびれる撮影ではありました。ディーン:どのへんがしびれたんですか?山田:列車に十数時間で、木の椅子でトイレも行けないし、ごはんもパンとリンゴで(笑)。ぜいたくかもしれないですが、慣れていない分きつかったです。イタリアのクルーと日本のクルーで励ましあいながらすすめました。夜の10時まで明るいので、延々と撮影ができてしまうんですよね。イタリアでの難関を乗り越えてから、日本でのスタートだったので、空気感が出来上がった上で重要なパートに挑めたことは良かったと思いました。――ディーンさんは日本での撮影のみの参加ということでしたが、作り込まれたセットの印象などはいかがでしたか?ディーン:規模が大きくて、これから始まる撮影が、どういうものになるのかワクワクしました。僕はイタリアの話を断片的に聞いていました。パンが美味しくなかったとかも(笑)。●国を越えて感じた山田涼介の才能○荒川先生の頭の中を覗いてみたい――原作でも、表面的にはときにぶつかりながらも、実は互いを理解し合っている二人だと思いますが、お二人はエドとマスタングの関係をどう捉えていましたか?山田:この作品って、大人の中にポンと子供がいるじゃないですか。エドは錬金術師の中でも最年少だけど、いろいろなことに振り回されながらも、大人に噛み付いていくエドワードが魅力的だなと思っています。今回はまだ、マスタングのバックグラウンドが描かれてないんですよね。でも過去を覗かせる意味深な会話をしているので、今後2部、3部があるなら、僕はちゃんとそこを描いて欲しいなと思っているんです。マスタングの過去があるからこそ、彼が高い地位を目指しているのだと、わかっていただけると思います。そこで、エドとの関係性についてもまた見え方が変わってくると思うんですよ。僕は原作ファンで全部知ってしまっているので、気持ちとしてはやりたいなと思っています。ディーン:エドとマスタングの関係って現実でいうと、毎日遊んだりはしないけど、久しぶりに会った時にお互い必ずアップデートがある関係なのかもしれません。相手の話を聞くといい意味で悔しい気持ちがあって、会ってない間にお土産として、自分がすごいなと思うことを、互いに相手のインスピレーションになるような形でアップデートしている関係というのか。そういう刺激的な関係ってすごく大事だと思うし、もしかしたら友情もそうやってキープしていくものなのかもしれないですよね。――単純に感じたこと、撮影中に大事だなと思ったところは。山田:人間の根っこにある弱い部分をちゃんと描いている。ファンタジーエンタテインメント超大作なんですけど、ホムンクルス(人造人間)にさえちゃんと感情があり、人間じゃないんだけど人間だと思いたいという弱い部分を描いているので、心臓をぐっと掴まれたように、かき乱されます。キャラクターのバックグラウンドを大切にして、一つ一つ繊細に描いているのも、作品が持つ魅力の一つかなと思うんです。都度、明確に何がしたいのかが表されているので、見やすいし、荒川先生の頭の中を覗いてみたいです。どうなったらこういうストーリーを考え付くんだろう?ディーン:色々な、現実の世界と直結するようなメタファーやシンボルがたくさんこの作品の中にありますよね。人間としての家族愛が、間違ったアプローチを取ってしまったということで、代償がある。今度はやり直すためにエドが弟のために行動していくとか、訴えかけてくる感情がすごく強いなと、映画を観て改めて思いました。○こういう仕事をするために生まれてきた人――今回初共演されて、役へのアプローチの仕方など、山田さんとの違い、あるいは同じ部分などありましたか?ディーン:色々な意見を出していく人もいれば、とにかく監督やプロデューサーのイメージを理解して120%返していく人もいて、様々なアプローチがあると思います。僕も山田くんも多分、基本的に監督が作りたい作品をどうやってお手伝いするかというところにいると思うので、そこは大きな違いを感じなかったですね。――ディーンさんは様々な国でお仕事をされて色々な役者さんと出会われていると思いますが、その中でも山田さんはどのような存在だと思いますか?ディーン:天性ですよね。こういう仕事のために生まれてきた人だと感じます。国境を越えて事務所を越えて、そういう星のもとに生まれる人ってこういう人なんだな、才能の塊だなと、すごく思っています。みんなそれぞれ魅力があるので、誰かに似ているとは言えないですけど、色々長いキャリアの中で培ってきた部分もあると思うし、役者としてもアーティストとしても、今後どういう風に変化して活躍されていくのか、いちオーディエンスとして楽しみです。■山田涼介1993年5月9日生まれ、東京都出身。2007年、Hey! Say! JUMPのメンバーとして「Ultra Music Power」でメジャーデビュー。以降、TVドラマへの出演や歌手活動などを精力的にこなす。映画では15年『映画暗殺教室』で初出演にして初主演を果たし、第39回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。他に、『グラスホッパー』(15)、『暗殺教室-卒業編-』(16)、『ナミヤ雑貨店の奇蹟』(17)に出演。2018年1月からは主演ドラマ『もみ消して冬~わが家の問題なかったことに~』が放送される。■ディーン・フジオカ1980年8月19日生まれ、福島県出身。香港でモデルとして活動を始め、『八月の物語』(05)の主演で俳優デビュー。その後、台湾で数々のドラマ、映画、CMに出演。北米のTVシリーズにも出演するなど、アジア以外でも活躍。日本では、NHK連続テレビ小説『あさが来た』(15~16)で広く知られる。2016年にアルバム『Cycle』をリリース、2017年には主演映画『結婚』やドラマ『今からあなたを脅迫します』の主題歌を書き下ろし、音楽活動も積極的に行う。2018年2月には初の全国ツアー、春以降に『坂道のアポロン』、主演映画『海を駆ける』、『空飛ぶタイヤ』が公開予定。
2017年12月07日●山田涼介の顔にFortuneを感じる全世界でシリーズ累計発行部数7000万部を突破した、荒川弘による人気漫画『鋼の錬金術師』。亡き母を生き返らせようと、禁忌を犯して挑んだ”人体錬成"に失敗し、左脚と右腕を失った兄エド (山田)と、身体全部を持って行かれ鎧に魂を定着させた弟アルの物語を描く。主役であるエドに焦点を当てた特集「映画『鋼の錬金術師』エドの精神」。今回はエド役の山田涼介と、マスタング大佐役のディーン・フジオカに話を聞く。アニメ版のエド役を務めた朴ロ美(ロは王編に路)は、同じ役を演じた山田も「魂を持ってかれたのではないか」と話していたが、山田は一体どのように考えていたのだろうか。○互いに「漫画から出てきた人みたい」――お二人は初の共演となりますが、お互いの印象はいかがでしたか?山田:ディーンさんは、ミステリアスな部分をたくさんお持ちじゃないですか。本当にテレビで見るイメージだと、少女漫画から出てきた王子様。どこからどう見ても、もう男子目線から見てもかっこいいんだから、弱点を探したくなりました。ディーン:ははは(笑)山田:何が苦手なんだろうな? と(笑)。でも現場でお話しすればものすごく優しいですし、知れば知るほどどんどん弱点がなくって、こういう方もいるんだな、と思いました。本田さんとの現場で「すごいね」と話しました。ディーン:いやあ(笑)。だいぶ怪しいですけどね。山田:弱点あります?ディーン:たくさんありますよ。あげたらきりがない。「漫画から出てきた」というのは、こちちのセリフですけどね。山田くんを見て、本当にずっと見ていられる顔だなと思います。幸運な星のもとに生まれている。僕は山田くんの顔を見ていると、Fortuneを感じます。山田:嬉しいですね(笑)。ディーン:そういう星のもとに生まれることって、ないと思うから。変な発言に聞こえてしまうかもしれないけど、こういう人がいるんだなというのは、まさにこちらのセリフですね。●エドを演じたもの同士にしかわからない苦しみ○意志の強さを感じた――もちろんお互いにご存知だったとは思いますが、共演してみて役者としての印象の変化などはありましたか?山田:役に取り組む姿勢が真摯で、すごく尊敬できました。僕はこの作品でしかご一緒できていないですけど、役のことを一から理解して、すべての表情や仕草、見せ方や立ち居振る舞いを、アートとして描こうとしている。現場でも、男として「かっけ~」と見ていました。ディーン:山田くんの存在感は、生まれ持った一つの才能ですよね。さらに、その存在感と同じくらい魅力的だなと思ったのが、骨太なところ。山田くんと話していると、強さを感じますし、エドというキャラクターを演じる上でも、その骨の太さがドンピシャで、生身の人間が持つキャラクター性を引き出している。僕は山田くんの意志の強さを感じて、興味を持って撮影の合間にも色々と聞いてしまいました(笑)。山田くんどういう形で今の仕事を始めたのかとか、僕はまだ4~5年くらいしか日本での経験がないので、日本で芸能の仕事をしていくことについても。『鋼の錬金術師』は原作の魅力があって、他の国からもどういう形で実写化されるか、興味を持たれている大きな作品です。僕も他の国で仕事しているときに、みんなから興味を持たれて『鋼の錬金術師』について聞かれます。そんな大きな作品で、座長として、主人公のエドとして、強くそこにいる山田くんの意志が、演技をしているときも目や台詞回しにも出ている。それは、演技だけでできるものではないのだと思います。役を理解して演じてみても、パッとできるものではなく、そもそも本人が持っている強さは、良くも悪くも隠せないものですから。この作品の中で山田くんがエドとして存在する姿が、多くの人の心を掴むのではないかなと、僕は思います。○エドへの思いを再確認――アニメ版でエドを演じた朴ロ美さんは「エドに魂を持ってかれてしまう」「山田くんもそういう部分があるんじゃないか」とおっしゃっていましたが、山田さんは実際に演じられていかがでしたか?山田:僕も朴さんとお食事させていただいたときに、エドを演じたもの同士にしかわからない苦しみや辛さ、「色々なものがあるよね」とお話をさせていただきました。自分の中にあるものを全て持って行かれる、見透かされているような気がするんですよ。だから小手先の演技が通用しないし、自分の内にあるものを瞬時に爆発的に出すことができないと、エドという役は演じられないなと思いました。それができているかどうかは、僕が判断することじゃなく、観てくださった方が判断されることだと思いますが、僕なりにできることは全部出してやったので、納得してくれたらいいなと思います。――声の出し方も力強いと思ったのですが、意識されて演じられていたんですか?山田:声色は変えるつもりで演じていました。でも、お食事の際に朴さんのお話を4~5時間聞かせていただいて、朴さんのエドに対する思いを聞いて。僕もエドに対する思いは強かったはずなんですけど、何年間もエドでい続けた朴さんの思いを聞くと……。映画は出来上がっていたんですが、監督に「ちょっとアフレコをやらせてもらっていいですか」と無理を言って、もう一度声を入れさせてもらいました。だから、朴さんとお話ができてよかったなと思います。日本でエドを演じたのは、僕と朴さんしかいないんですよね。2人にしかわからない感覚がありました。――ディーンさんは、今回はかなり二枚目、原作だと女性好き、三枚目な面はあるんですが、そういう面も持っているマスタングと思って演じられていたんですか?ディーン:漫画って、人間の形をしている時と、お笑いモードで三頭身になっている時があるじゃないですか。山田:ありますね(笑)。ディーン:原作を読んだときに、これをどう演じるのかなって気になっていたところでした(笑)。でも、今回は大人な描き方でまとまっています。もし今後、三頭身な部分が描かれるのであれば、それもマスタングの別な魅力だと思います。○プロフィール■山田涼介1993年5月9日生まれ、東京都出身。2007年、Hey! Say! JUMPのメンバーとして「Ultra Music Power」でメジャーデビュー。以降、TVドラマへの出演や歌手活動などを精力的にこなす。映画では15年『映画暗殺教室』で初出演にして初主演を果たし、第39回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。他に、『グラスホッパー』(15)、『暗殺教室-卒業編-』(16)、『ナミヤ雑貨店の奇蹟』(17)に出演。2018年1月からは主演ドラマ『もみ消して冬~わが家の問題なかったことに~』が放送される。■ディーン・フジオカ1980年8月19日生まれ、福島県出身。香港でモデルとして活動を始め、『八月の物語』(05)の主演で俳優デビュー。その後、台湾で数々のドラマ、映画、CMに出演。北米のTVシリーズにも出演するなど、アジア以外でも活躍。日本では、NHK連続テレビ小説『あさが来た』(15~16)で広く知られる。2016年にアルバム『Cycle』をリリース、2017年には主演映画『結婚』やドラマ『今からあなたを脅迫します』の主題歌を書き下ろし、音楽活動も積極的に行う。2018年2月には初の全国ツアー、春以降に『坂道のアポロン』、主演映画『海を駆ける』、『空飛ぶタイヤ』が公開予定。
2017年12月05日俳優の鈴木亮平が、2018年6月公開の映画『羊と鋼の森』(橋本光二郎監督)に出演することが4日、発表された。映画『羊と鋼の森』に出演する鈴木亮平同作は、宮下奈都による同名小説の映画化作品。舞台は北海道、主人公の青年・外村直樹(山崎賢人)が、高校でピアノの調律師・板鳥宗一郎(三浦友和)に出会ったことをきっかけに、板鳥のいる江藤楽器店で調律師として働くことになる。外村が、悩み、迷い、挫折を経験しながらも、調律師として一歩一歩前へ進んで行こうとする成長物語。今回、鈴木が演じるのは、外村が勤める江藤楽器店の調律師で、外村にとって一番年齢の近い先輩であり、成長のきっかけとなるアドバイスをしていく兄貴分・柳伸二を演じる。鈴木は、撮影前からピアノ調律の練習を重ねていき、役に挑んだという。ほか、江藤楽器に勤める事務員で、ムードメーカー的存在の女性・北川みずき役は堀内敬子、同じく江藤楽器に勤め、口は悪いが調律師としての腕は優秀な男・秋野匡史役は光石研、柳の恋人役であり、外村に柳の過去を伝える女性・濱野絵里役は仲里依紗。柳の顧客であり、ジャズバーで演奏するプロピアニスト・上条真人役は城田優が演じる。さらに、外村の顧客であり、悲しい過去によってピアノを引けなくなってしまった青年・南 隆志役は森永悠希、厳しく接しつつも、外村を見守り続ける祖母・外村キヨ役は吉行和子、そして、外村の弟・雅樹役は、佐野勇斗がそれぞれ演じる。
2017年12月04日アイドルグループ・Hey! Say! JUMPの山田涼介が2日、千葉・幕張メッセで開催中のポップカルチャーイベント・東京コミコン2017で行われた、映画『鋼の錬金術師』(12月1日公開)のコスプレコンテストに、本田翼、アニメ版声優の朴ロ美(ロは王編に路)、衣装デザインの西原梨恵、曽利文彦監督とともに登場した。朴ロ美映画版のエドを演じた山田と、アニメ版のエドを演じた朴の"Wエド"が揃うこととなった同イベント。映画の公開前に食事を行ったという2人だが、山田が「朴さんとお話をさせていただく中で……」とエピソードを話そうとすると、朴が「違う!」と下の名前で呼ぶように要求するなど、和気藹々とした様子を見せた。改めて山田は「ロミちゃんとお話をさせていただく中で、おこがましい話なんですけど、同じエドとして感じるところはありました」と語る。特に意気投合したのが、原作でも有名で、映画版では大泉洋が演じている「タッカーのシーン」と明かし、「あそこで気持ちが一緒だったというのが。本当にエドになった瞬間でした。考えずにできる、エモーショナルな部分と言いますか。気持ちが一緒なんだなと不思議でしたね」と振り返った。朴も「パーンと、スイッチが入ってしまわざるを得ない状況だったので、その話を山田くんにしたら全く同じという話だった。不思議な体験だったね」と2人で頷き合った。試写を見た朴は「山田くんがこの作品を全身全霊で背負おうとしている様がスクリーンからあふれ出ていたので、本当に頑張って、この先もやっていただきたいなと思いました」と熱く感想を語る。朴は「もし叶うことなら、第2弾、第3弾と演じていただきたいなと思いましたので、お力添えよろしくお願いします」と頭を下げ、「でも絶対にアニメ版も見てね。約束だよ?」と会場に語りかけた。山田は完成直前に朴と話したことによる影響で「まだ何かできることがある」と声を録り直したというが、録り直した箇所については「見ていただいて」と内緒に。朴が「考えてもらうってのはどう? お手紙で書いてもらえばいいんじゃない」と提案すると、山田は「心の中で正解! って言いますからね」とのっかり、「大事なセリフでした」とヒントを出した。
2017年12月02日アイドルグループ・Hey! Say! JUMPの山田涼介が2日、千葉・幕張メッセで開催中のポップカルチャーイベント・東京コミコン2017で行われた、映画『鋼の錬金術師』(12月1日公開)のコスプレコンテストに、本田翼、アニメ版声優の朴ロ美(ロは王編に路)、衣装デザインの西原梨恵、曽利文彦監督とともに登場した。原作は、2001年から2010年にかけて『月刊少年ガンガン』(スクウェア・エニックス)で連載されたシリーズ累計7,000万部突破の人気漫画。亡き母を生き返らせようと、禁忌を犯して挑んだ"人体錬成"に失敗し、左脚と右腕を失った兄エドワード・エルリック(山田)と、身体全部を持って行かれ鎧に魂を定着させた弟アルフォンス・エルリックの物語を描く。事前に書類審査を行い、勝ち残った12組のファイナリストが登場。ゲストの4人が審査を行った。優秀賞である「ハガレン賞」に輝いたのは、マスタング大佐に扮した少年で、朴から賞金と原作のイラスト集が贈られた。また、アルの鎧をリアルに再現した参加者がグランプリに選ばれ、そのクオリティには本田も「触っていいですか?」とおねだりするほど。LEDで目を光らせているという工夫に、本田が「電池なんだ」と納得すると、朴が「電池とか言わない!!」とつっこんでいた。さらにプレゼンターとしてサプライズで山田が登場すると、会場からは歓声が上がる。山田はコスプレのクオリティに「すげえ!!」と感嘆し、賞金と荒川のサイン入り色紙を贈呈した。グランプリに輝いた参加者は「老後のために貯金します」と地道な計画を明かした。山田は「みなさんのクオリティが高すぎて、ほんと、どうやって作ってるんだろうなって。売ってるものを着てるわけじゃないですもんね」と驚いた様子。幼児のエドとアルの兄弟を見て「どうやって作ったの、このお面?」と話しかけながら、「本当にみなさん素晴らしいコスプレですよね」と感心していた。
2017年12月02日映画『鋼の錬金術師』(12月1日公開)の公開記念舞台挨拶が2日、都内で行われ、山田涼介(Hey! Say! JUMP)、本田翼、ディーン・フジオカ、蓮佛美沙子、本郷奏多、内山信二、佐藤隆太、小日向文世、松雪泰子、水石亜飛夢、曽利文彦監督が登場した。本郷奏多原作は、2001年から2010年にかけて『月刊少年ガンガン』(スクウェア・エニックス)で連載されたシリーズ累計7,000万部突破の人気漫画。亡き母を生き返らせようと、禁忌を犯して挑んだ"人体錬成"に失敗し、左脚と右腕を失った兄エドワード・エルリック(山田)と、身体全部を持って行かれ鎧に魂を定着させた弟アルフォンス・エルリックの物語を描く。命をテーマにした同作にかけ、出演者陣が「〇〇命」と思っているものを聞かれると、山田は「ゲーム好きで、本当に休みの日は1日中やってる」と明かし、「ゲーム命」というフリップを掲げた。「家族命」と書いたディーンは、「迷ったんですよ、睡眠が大事だから"宿"にしようかと思ったけど"宿命"になっちゃうから重いかな」と、最終的に基本の"家族"にたどり着いた経緯を説明した。また「ノーライス、ノーライフなんで」と、「コメ命」を掲げた佐藤がその場で1本線を書き足し「ヨメ命」にすると、山田は「好感度バク上がり中ですね!」とニヤリ。さらに本郷が「山田きゅん命」と言うと、照れた様子を見せた。本郷が「もともと顔もかわいいし好きだったんですけど」と告白すると、山田は「奏多くんそんな感じだったっけ!?」と驚く。本郷は「純粋に綺麗な造形物として好きだったんですけど、今回、お芝居見てさらに好きになった」と語った。さらに本郷は「11月15日にあったジャパンプレミアの日が誕生日でして、粛々と帰ろうとしてたら、実にスマートなタイミングで山田くんが『奏多くん、これ』ってプレゼントを渡してくれたんですよ」と振り返る。本郷は「その瞬間キューンときて、なんだこの気持ちはと思って、余計に好きになりました。スマートすぎる! かっこいい」と"山田きゅん愛"を熱く語っていた。
2017年12月02日世界190か国以上で公開が決定している映画『鋼の錬金術師』公開記念舞台挨拶が12月2日(土)、都内にて行われ、主演の山田涼介(Hey!Say!JUMP)のほか、キャスト総勢10名に加え、曽利文彦監督が華やかに登壇した。ストーリーのテーマでもある「命」の話にかけて「これがないと生きていけない○○命」の「○○」に入る言葉を発表した11名。本郷奏多が「山田きゅん命」と掲げると、山田さんは「僕ですか!?」と驚き顔。本郷さんは、「もともと顔もかわいいし好きだったんです。純粋にキレイな造形物で好きだったんですけど、今回の映画で芝居を見てさらに好きになった」と熱弁。さらに、「ジャパンプレミア(11月15日)が僕の誕生日で、粛々と帰ろうとしていたら実にスマートなタイミングで、山田くんがプレゼントをくれて!その瞬間キュンときて、『何だこの気持ちは!?』と。そこから大好きになりました」と本郷さんが「山田きゅん命」の解説を加えると、山田さんもまんざらではなさそうに顔をほころばせた。『鋼の錬金術師』は、シリーズ累計発行部数7,000万部超えの同名コミックを映画化した、兄弟の絆を懸けた冒険を描く全世界待望のファンタジー超大作。幼くして天才的才能を持つエド(山田さん)と弟アル(声:水石亜飛夢)は、亡くなった母にもう一度会うために禁忌とされた「人体錬成」に挑むも失敗し、アルは魂以外を失ってしまう。アルの体を何とか取り戻そうと、エドらはカギとなる伝説の「賢者の石」を求めて旅に出る。いよいよ公開を迎えたことに感無量の表情の山田さん。「撮影が終わったのが1年半くらい前なんですけど、いよいよ公開でドキドキワクワクしている感じです。たくさんの方に観ていただけたら」と、挨拶にしっかりと思いを込めた。出演オファーについて、小日向文世が、「僕よりも息子たちが狂喜乱舞した」と明かせば、松雪泰子も「こひさんと同じで、オファーをいただいたとき息子に相談したんです」と話し始め、「『どう思う?』と聞くと『絶対にやって!』と言われて。撮影スタジオに息子を連れて行き、山田くんにもご挨拶をさせていただいて、監督にもお世話になりました」と、懐かしそうに振り返っていた。この日は山田さんへのサプライズとして、原作者の荒川弘によるこの映画にしかないシーンの生原稿と、手紙が渡された。出演陣もどよめき、原稿などをかわるがわる眺める中、山田さんは「これ以上ないほど幸せだなって今感じています」と、喜びを爆発させていた。そのほか、公開記念舞台挨拶には、本田翼、ディーン・フジオカ、蓮佛美沙子、内山信二、佐藤隆太、水石さんも出席した。『鋼の錬金術師』は全国にて公開中。(cinamacafe.net)
2017年12月02日アイドルグループ・Hey! Say! JUMPの山田涼介が2日、都内で行われた主演映画『鋼の錬金術師』(12月1日公開)の公開記念舞台挨拶に、本田翼、ディーン・フジオカ、蓮佛美沙子、本郷奏多、内山信二、佐藤隆太、小日向文世、松雪泰子、水石亜飛夢、曽利文彦監督とともに登場した。原作は、2001年から2010年にかけて『月刊少年ガンガン』(スクウェア・エニックス)で連載されたシリーズ累計7,000万部突破の人気漫画。亡き母を生き返らせようと、禁忌を犯して挑んだ"人体錬成"に失敗し、左脚と右腕を失った兄エドワード・エルリック(山田)と、身体全部を持って行かれ鎧に魂を定着させた弟アルフォンス・エルリックの物語を描く。舞台挨拶には、弟・アルのCG代役と声を担当した若手俳優の水石が「僕も来ちゃった!」と、鎧のお面をかぶってサプライズ登場。「アル!」と嬉しそうな山田だったが、「翼ちゃん、小さい声で『おっきいね』っていうのやめてくれる? みなさんもう感じてるんです。この身長差を」と憮然とした様子を見せた。水石が、原作の荒川弘が描いた、映画オリジナルのシーンの生原稿をを山田に手渡すと、山田は「うわ、これやばい!」と大興奮。さらに、荒川からのメッセージが読み上げられ、山田は「これ以上ない幸せだなって感じてますね」と喜んだ。「もともと原作ファンの自分が出させていただくだけで嬉しかったのに、自分がやったワンシーンを描いていただけるなんて」と感激する山田は「これはもう、家宝ですよね」としみじみ。「コメントにもユーモアがありますし、本当に素敵な先生だと思います」と感謝した。○荒川弘コメントメディアミックスを色々経験してきた鋼の錬金術師ですが、このたびなんと実写映画を作っていただきました。また新しい鋼が見られることが単純に嬉しいです! ありがとうございます!!脚本は原作の中のターニングポイントとなるエピソードをこれでもかというくらい濃縮して詰め込んで、それをこれまた濃い役者さん達に演じていただきました。二時間ちょっとの尺の中で息つく間もなく翻弄されるエルリック兄弟達を応援したり心配したり…あ、大佐は心配してないです。今回、大佐は強すぎかっこよすぎです。とにかく役者さん達の熱演好演怪演が楽しかったので、このあと皆さんが出演されている他の映画も見て貢献せねばと思いました。まずは探偵はbarにいる3ですかね! あ、いや、これは他の配給会社か。ライバルか。このコメントカットされるかな(笑)。また、撮影スタッフさんで「鋼読んでました!」「アニメ見てました!」という方が非常に多くて驚きました。昔読者さんだった少年少女達が大人になり、今こうして新たな鋼の錬金術師を作り上げ私の前に現れたのかと思うと胸が熱くなります!監督、キャストさんはもちろん、制作スタッフの皆様にもこの場をお借りしてお礼申し上げます。ありがとうございました。
2017年12月02日●「グッとこなかったらどうしよう」という不安全世界でシリーズ累計7,000万部超の発行部数を誇る人気漫画『鋼の錬金術師』の実写映画版が、Hey! Say! JUMPの山田涼介を主演にむかえ、1日より公開された。亡き母を生き返らせようと、禁忌を犯して挑んだ"人体錬成"に失敗し、左脚と右腕を失った兄エド(山田)と、身体全部を持って行かれ鎧に魂を定着させた弟アルの物語を描いていく。ヨーロッパ風の世界観を日本人が演じることになるが、物語を引っ張っていたのが、山田が演じた主役・エドだ。並々ならぬ気迫と、スクリーンに映るだけで圧倒的にドラマチックになる存在感を誇る。今回は、アニメ版の主役を演じていた声優・朴ロ美にインタビュー。原作終了前に放送され、オリジナルの展開で完走した2003年版の第1期シリーズ、そして原作終了に合わせ展開を合わせた2009年版の第2期シリーズ、さらに数々の映画版と、数回にわたりエドという役を演じきっている。朴が感じるエド役の難しさ、そして山田に感じた姿とは。○通り一辺倒で演じきれるような役ではない――『鋼の錬金術師』、実写化すると聞いたときの印象はいかがでしたか?鋼の関係者の方から実写化の話を聞いたのではなく、最初は私のとても信頼している舞台衣裳家の西原梨恵ちゃんから、「ロミさんがやったアニメの実写化の衣裳をやることになったの」と聞いたんです。「私がやったアニメって結構いっぱいあるよ?」と言いながらも「もしかして、『鋼の錬金術師』?」と冗談半分で聞いたら大当たりで、本当に驚きました。彼女は舞台の衣裳家なので、映像の衣裳を、しかも『鋼の錬金術師』を梨恵がやる!? と先に驚いてしまったので「『ハガレン』が実写化する」という驚きが来たのは、後からじわじわ、という感じでしたね。――では、実際に実写化された作品を観て、どのような感想でしたか? 特に、ご自身でも演じられていたエド役については思い入れも深いのかなと思います。もう、観るまでに緊張してしまって……。西原梨恵ちゃん伝手に山田くんと一緒にご飯を食べる機会があったんです。その時に、山田くんがどれだけこの作品を自分の中心に置いているかということ、どれだけの思いで作品を背負おうとしているかということをひしひしと感じて、観る前から「応援したいな」という気持ちになっていました。と、ともに、「これで実写版を観て、全然グッとこなかったらどうしよう」という不安もないまぜになってしまって、とてつもなく緊張しました。でも観終わった後は、山田くんのエドがスクリーンの中にいた、というか、山田くんではなく「エドがいた」と思いました。エドって、すごく難しいんです。通り一辺倒で演じきれるような役ではないので、ビジュアルだけ寄せたって絶対に無理で、マインドがエドになっていないと演じる事ができない。山田くんは、見事にこの作品を背負って立っていたんじゃないかなと思いました。――マインドから変えなければ演じられない役なんですね。変えざるをえない、というか。この作品は本当に魔物みたいな、とんでもないエネルギーを内包しているんです。こちらはまったく無意識なのに、全部持ってかれるんですよ。「もっていかれた……!!」というエドのセリフがありますが、こちらはエドに持ってかれた……!!という感覚です(笑)。そのぐらい凄まじいエネルギーが必要な作品で、私も全身全霊をかけて演じていました。荒川先生はなんというものを生み出してくれたんだ……と思います。だから山田くんのエドを見ていると、その様が見える気がするんです。私も演じている時に、エドに「見つけられた」感がすごくありました。まるでエドに「そのエネルギーを俺に貸せ」と言われたような……。山田くんもとってもエネルギーが高い子なので、この作品に見つけられちゃって、もう多分、肉体も精神も全て彼方に持って行かれようとしているんだな、という感じがしました。●決して喜びだけではなかった『鋼の錬金術師』○魂を削らないと向き合えなかった――TVアニメ放送時に、「魂を込めすぎた」といったインタビューに答えられていたと思いますが、どういう状況だったのでしょうか?とにかくしんどい作品だったんです。1期の時には、月曜の朝10時から収録していたので……週頭の朝10時からの内容の作品じゃないでしょう(笑)。2期(『鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST』)になって16時からになりましたけど、なんというか、魂を削らざるをえない。削りたいじゃないんですよ。削らないと向き合えない。でも、向き合いたくなくて、辛いんですよ。前日に準備をしなきゃいけないんだけど、またあの辛い時間が待っていると思うと、なかなか取り掛かれない(笑)。そして準備を始めると朝までかかってしまう。とてもエネルギーがいるので、決して喜びだけではなかったな、と思います。――それを2回もシリーズで通して演じられたというのは、すごいですね。いや、わけがわからなかったです(笑)。1期と2期で別の方が演じることになった役もありますし、2期で初めて役に入られる方々は、前の『鋼の錬金術師』があるから、すごいプレッシャーがあったと思います。2期の新しいキャストのお目見えイベントが、1期のDVDのコンプリート版を買ってくださった方々を対象としていたので「これでブーイングだったらどうしよう」という緊張感の中で行われたんですよね。私と(アル役の釘宮)理恵で、『鋼の錬金術師』の世界を示す旗振り役をしなければ、と必死にエネルギーを費やしたのを覚えています。――今回も、ファンイベント(7月13日実施)で実写版キャストと登場されましたが、橋渡しみたいな気持ちはあったのでしょうか?応援したい、という気持ちですね。なぜなら私は『鋼の錬金術師』が自分の中に染み込んでいるし、本当に好きだし、こんなにちゃんと深いテーマをシンプルながら激しく伝えている作品というのはそうあるわけではないと思います。それは荒川先生の、かっこつけないむき出しのエネルギーが詰まっているからだと思うんです。だから今の若い世代の方々、今まで『鋼の錬金術師』に触れてない方々に、今回の実写を通して触れて欲しい、観て欲しい。生きるということが、どれだけのしんどさの上に成り立っているか、でもこれだけの豊かさがあるんだということを、きっちり受け取ってくれたらと思います。もちろん、実写化を嫌だという方も、不安がっている方々もいるとは思うんですよ。でも曽利監督の熱い思いや『鋼の錬金術師』に対する愛、そして山田くんが全身全霊でエドを受け止めて、「全てを持っていってくれ」という覚悟でやっていることは、スクリーンを通せばわかると思うんです。他のキャストの方々も、みんなそうだと思います。自分の中のイメージと違うことで「う~ん」と思ってしまうこともあるかもしれない。だけど、あの頃見ていた原作、アニメのワンシーンワンシーンが本当に丁寧に丁寧に作られているので、胸が震えるはずだし、とにかく観て欲しいです。○マスクがしっとりするくらい泣いた――他の作品とも、また山田さんの演技や声の出し方が違ったように思ったのですが、朴さんから見ての印象はいかがでしたか?TVを見ないもので、山田くんが普段どういうことをやっているかを知らないんです。所属事務所を知ったのも、あとからだったくらい(笑)。でも、まんま、エドでした。予告編ではシリアスなシーンしかなかったんですけど、全編を通してみるとちゃんと"三の線"をやっていて、「そうそう、"三"があってエドなんだよ~!」と嬉しかったです。――それでは、最後に朴さんから観て、特にこのシーンのエドが必見! というところを教えてください。エドとアルとウィンリィの喧嘩のシーンです。やっぱり『鋼の錬金術師』って兄弟愛・絆がテーマなんだ、強くハートを鷲掴みにされました。マスクをしながら観ていたのですが、涙と鼻水でグッシャグシャになって。マスクの中がしっとりなんてもんじゃない、表側にまで染み出てくるくらいでした(笑)。必見です。あのシーンの撮影中、山田くんは相手がいない状態で演じていたのかと思うと、本当にすごいですよね。私には理恵がいましたから。山田くんの集中力と、作品を背負って立つという意識が成せる技です。気が早い話かもしれないけど、第二弾、第三弾と進んでほしいなと思ってしまいます。だから応援してほしいし、本当にこの作品が一人でも多くの人の手に触れて、渡ってほしい。「生きるって捨てたもんじゃねーぜ」ということが伝わってほしいなと思います。
2017年12月01日11月30日(木)今夜の「櫻井・有吉THE夜会」に「Hey!Say!JUMP」山田涼介、俳優のディーン・フジオカの映画『鋼の錬金術師』コンビがゲスト出演。山田さんの意外なプライベートなどに迫るほか、ディーンさんはグルメ企画を再びを実施する。「嵐」櫻井翔と有吉弘行がいま話題の人物や一流芸能人をゲストに迎え、彼らの願望・疑問・悩みを、出演者の力、スタッフの力、そして視聴者の力を結集して様々な手段で解決・実現していくのが本番組。今回は今年デビュー10周年を迎えたジャニーズの人気グループ「Hey!Say!JUMP」のメンバーとして、そして俳優としても「金田一少年の事件簿N」や月9「カインとアベル」『暗殺教室』などの代表作を持つ山田さんと、香港、台湾、インドネシアなど世界で活躍、日本でも連続テレビ小説「あさが来た」「今からあなたを脅迫します」など数々の作品に出演しているディーンさんの2人をゲストに迎える。いまをときめく超人気アイドルゆえ“キラキラ”したイメージを持たれている山田さんだが実は私生活は“超地味”だという。そんな山田さんのプライベートを今夜暴露。予告映像ではセレブの超豪華パーティーに参加した山田さんが驚きの表情を浮かべる様子なども映し出されている。またジャニーズメンバーとの秘話や私服も大公開。そしてディーンさんは話題の「超こだわりグルメ」企画第3弾を実施。過去の出演回では「フォー」「バクテー」をテーマにこれでもかというほどのこだわりを見せ、ネットでも「こだわり強過ぎて引いてる」「怖いけど好き」など様々な声が飛び交った本企画だが、今回はディーンさんの“神の舌”を満足させることができるのか?そんな2人のゲストが共演している映画『鋼の錬金術師』は12月1日(金)より全国にて公開。運命に挑む錬金術師の兄弟エド(山田さん)とアル(声:水石亜飛夢)。幼き日に2人は、愛する亡き母にもう一度会いたい一心で、錬金術の禁忌「人体錬成」に挑み失敗。兄エドは手脚を失い、弟アルは身体を失った。アルの身体を取り戻す唯一のカギとなるのは「賢者の石」。2人を支える幼なじみのウィンリィ(本田翼)と共に、壮絶な旅を続ける兄弟。彼らに待ち受ける驚愕の真実とは?いま兄弟の絆が試される…山田さんが主演を務め、ディーンさんは“焔(ほのお)の錬金術師”と呼ばれ、強い信念を持って突き進むマスタング大佐を演じている。山田さん、ディーンさんをゲストに迎える「櫻井・有吉THE夜会」は11月30日(木)22時~TBS系にて放送。(笠緒)
2017年11月30日11月30日(木)本日放送の「VS嵐」は映画『鋼の錬金術師』から「Hey!Say!JUMP」山田涼介、本田翼、蓮佛美沙子、本郷奏多、内山信二、佐藤隆太らが参戦。プラスワンゲストには「千鳥」を迎え、この冬注目の超大作出演俳優陣と「嵐」の豪華バトルが繰り広げられる。今回はゲストチームが出演している映画にちなんだ特別企画「黄金の練金術師」を実施。これはお題を粘土で表現してそれが何かを当てる対決。「嵐」チームの松本潤が予想をはるかに越えた“衝撃作”を作り上げたかと思えば、相葉雅紀もほかのメンバーから「ヒドい」と言われる問題作を制作。答える櫻井翔も悩んでしまう。その一方『鋼の錬金術師』チームの山田さんは、小学生の頃アトリエに通って粘土もよくやっていたとのことで、この企画に自信をみせる。またサッカーのジュニアチームに所属していた過去を持つ山田さん。「キッキングスナイパー」でも「前回でコツをつかんだ」と自信を持つのだが、対決の合間に大赤面のエピソードが明かされてしまう…果たしてどんな内容なのか?「嵐」メンバーと山田さんの注目バトルに加え、個性的な『ハガレン』キャスト、「千鳥」さんの奮闘ぶりやいかに。今回のゲストらが出演している映画『鋼の錬金術師』は、荒川弘による世界的大ヒット同名コミックの実写化作品。大好きだった亡き母を生き返らせようと、最大の禁忌を犯した幼い兄弟。その“人体錬成”は失敗し、エドは左脚を、アルは身体全部を代価として持っていかれるが、瀕死のエドはとっさにアルの魂だけをなんとか錬成し、近くにあった鎧に定着させる。全てを取り戻すため鋼鉄の義肢をつけた身で国家錬金術師となり、鎧の姿の弟アルと旅を続けるエドをやがて“鋼の錬金術師”、と呼ばれるようになっていく…という物語。今回ゲストで参戦したキャストのほか、ディーン・フジオカ、國村隼、石丸謙二郎、原田夏希、夏菜、大泉洋、小日向文世、松雪泰子、水石亜飛夢(声の出演)ら豪華キャストが出演する。映画『鋼の錬金術師』は12月1日(金)より全国にて公開。「VS嵐」は11月30日(木)19時~フジテレビ系にて放送。(笠緒)
2017年11月30日