人気テノール歌手・錦織健がプロデュースし、自らも出演する「錦織健プロデュース・オペラ」の第6弾として、モーツァルト《後宮からの逃走》が、2~3月に全国7都市で上演される(全8公演)。「錦織健プロデュース・オペラ」は、ビギナーも気楽に楽しめるエンタテインメントとしてのオペラ上演を理想に掲げて2002年にスタートした、彼曰く「旅まわりの一座」。抵抗なくオペラに入るためには笑いが一番と、毎回喜劇を題材にした作品を採り上げている。何事も同じだと思うけれど、初体験にはなるべく上質なものを勧めたい。「オペラは初めて」という観客も重視しているからこそ上演クオリティにはこだわっている。日本のトップクラスの歌手たちに「座長」の錦織自身が声をかけて集めるキャストはいつも豪華な顔ぶれ。加えて、稽古の質の高さと内容の濃さは、オペラ歌手たちの間でも評判になっているほどだという。若い頃からテレビのバラエティ番組でロックやポップスを熱唱したりと、オペラを囲む垣根を取り払って広い層のファンを獲得してきた錦織ならではの経験と熱意と本気が結実したプロジェクトと言ってよいだろう。《後宮からの逃走》は「ジングシュピール」と呼ばれ、歌と歌をつなぐたくさんのセリフによって物語が進行してゆくタイプの作品。今回は歌の部分は原語のドイツ語だが(日本語字幕つき)、セリフは日本語で上演するからわかりやすい。わりに単純な物語なので、特別な予習なしでも理解できるはずだ。筋さえわかってしまえばあとは歌芝居。モーツァルトの軽快で美しい音楽と声の魅力を、耳が感じるままに楽しもう。実は歌い手にとってはかなり技巧的で難しい曲も多いのだけれど、観る側としてはそれも大きな楽しみのひとつだ。オペラの筋は、公演タイトルに添えられた錦織発案の「ハーレムから助け出せ!」というキャッチコピーのとおり、スペイン貴族の青年ベルモンテが、誘拐された恋人コンスタンツェを奪還すべく、トルコの後宮(ハーレム)に単身乗り込むという、恋と冒険の物語。最後には大どんでん返しのハッピーエンドが待っている!文:宮本明
2015年02月05日テニスの全豪オープンに出場していた世界ランキング5位の錦織圭選手は日本時間1月28日、準々決勝でスタン・ワウリンカ選手(スイス)に敗れた。その敗戦を受け、かつての"師匠"である松岡修造さんが同日、自身のコラムを更新。錦織選手へのあふれる気持ちと共に、敗因について解説している。同日の13時5分に自身のコラムである「修造コラム」にて、「【全豪オープン10日目】錦織圭選手 準々決勝更新」とのタイトルで記事をアップした松岡さん。大会前から錦織選手に優勝の期待がかかっていることにかけて、「優れた選手が勝つ! 」と熱い口調で試合前につづっていた。しかし、錦織選手はワウリンカ選手の高速サーブと強打の前にストレート負け。松岡さんは「……2時間4分後…… 今日、優れていたのはワウリンカだった」との書き出しで、同一のコラム記事を更新。「錦織圭選手の2015年の全豪オープンが終わりました。皆さん、ちょっと待っていただけますか…敗戦の悔しさが…」とつづった後、数行の余白を置いて「お待ちいただいてありがとうございます。申し訳ありません」と"謝罪"し、ファンを思いやった。そこからは、当日の錦織選手は動きが硬くてプレーの読みが冴えていなかったことや、ポイントを取っていれば展開を変えられたであろうターニングポイントを指摘。わかりやすい解説が続くかと思った矢先、「心が乱れている自分。落ち着く時間が必要だ」と、敗戦のショックや悔しさがかなりあることを正直に告白している。あらためて仕切りなおすと、ワウリンカ選手のファーストサーブのクオリティーの高さやストロークの重さ、深さを称賛。錦織選手のことも「全豪オープン、グランドスラムで日本人がベスト8進出。とんでもなくすごいこと。相手が今日は強かった。よく頑張りました」と褒めたたえるかと思いきや、「でも嘘はつけません。圭ならできる、圭なら勝てた」とピシャリ。かつての教え子の能力の高さがわかっているがゆえに、あえて厳しい言葉を並べている。「テニスは上手くならなくていい、もう十分上手いのだから。しかし、タフにならなければいけない! 」。グランドスラムで勝つためには、大会の終盤から出てくる独特の雰囲気の中でも自分のテニスを出し切るためのメンタルや、タフさが必要だと指摘した。そして、「圭ならできるぞ! 」と、力強くかつ熱いメッセージを送っている。その一方で、最後に「ちょっと待った。俺の全豪オープンはまだ終わっていないんだ! 」と、日本テニス協会の理事として最後まで全豪オープンの魅力を伝えきると宣言して、コラムを終えている(コメントはすべて原文)。
2015年01月29日世界ランキング5位のテニス・錦織圭選手が日本時間1月28日、オーストラリアのメルボルンで開催されている全豪オープンの男子シングルス準々決勝に出場。同4位のスタン・ワウリンカ選手(スイス)と対戦したが、セットカウント0-3(3-6、4-6、6-7)でストレート負けを喫した。昨年9月の全米オープン同様、ワウリンカ選手と再び準々決勝で相まみえることとなった錦織選手。全米では4時間超の戦いを制した後、世界ランキング1位のノバク・ジョコビッチ選手(セルビア)に勝利し、日本人初となる男子シングルスの準優勝に輝いた。そんな快進撃の"立役者"となったワウリンカ選手の前に、この日は日本テニス界のエースが崩れ去った。1-2で迎えた第1セットの第4ゲーム、錦織選手はミスからこのゲームでブレークを許す。得意のはずのストローク戦でもポイントを奪えず、ブレークバックができないまま3-6でこのセットを落とした。第2セットも、第5ゲームで先にブレークを許す苦しい立ち上がり。その後はお互いにゲームキープを続け、4-5で迎えた第10ゲームに錦織選手にチャンスが訪れる。ワウリンカ選手のサービスで一時は15-40とリードするも、2度のブレークチャンスを生かせず、結局このゲームを落として2セットダウンとなった。後がない状態で迎えた第3セット。第2ゲームでこの試合初となるブレークに成功するが、すぐさま第3ゲームでブレークバックされる。徐々にサーブの調子が上がってきた錦織選手は、ラブゲームで自身のサービスをキープする場面も度々見られたが、それはワウリンカ選手も同様。お互いに譲らないまま、タイブレークに突入した。4ポイント連続で先取され、万事休すかと思われた錦織選手だったが、そこから驚異の粘りを見せて6-6と追いつく。しかし、最後は勢いに乗るワウリンカ選手に押し切られ、6(6)-7(8)で力尽きた。大会公式ページによると、この日の錦織選手のファーストサーブ成功率は62%で、ファーストサーブ成功時のポイント奪取率は74%。この数字自体は、これまでの4試合とほぼ変わらない(1回戦から62%、74% / 66%、75% / 65%、74% / 55%、72%)。むしろ、直前に戦った世界ランキング10位のダビド・フェレール選手(スペイン)との試合よりも良い数字だった。決定的に違ったのは、レシーブでのポイントだ。1回戦から46%、39%、44%、49%ときていたのに対し、この日は26%にとどまった。この日、最速222キロをマークしたワウリンカ選手のサーブと強打の前に、ストローク戦で主導権を握れなかった。相手に触れさせずに得点を奪う「ウィナー」が46本もあった(錦織選手は23本)ことや、錦織選手の3倍以上の20本のサービスエースを決めたことからも、ワウリンカ選手がいかに好調だったかがわかる。惜しくも、自身初となる全豪4強に残ることはかなわなかった錦織選手。目標と掲げる4大大会での優勝を狙う次なるチャンスは、5月開幕の全仏オープンとなる。
2015年01月28日日本男子テニス界のエース・錦織圭選手の勢いが止まらない。日本時間1月26日にオーストラリアのメルボルンで行われた全豪オープンの男子シングルス4回戦では、世界ランキング10位のダビド・フェレール選手(スペイン)にストレートで勝利。同大会で3年ぶりとなるベスト8入りを決めた。昨年9月の全米オープンでは、日本人の男子シングルスでは初めてとなるグランドスラム準優勝を経験。同じく11月には、世界の一握りのトッププレーヤーのみが出場を許される「ATP ワールドツアー ファイナルズ」に日本人として初めて出場した。世界ランキングも自己最高位を更新し、5位まで登りつめた。テニス界は長く、現在世界ランキング1位に君臨するノバク・ジョコビッチ選手(セルビア)、ロジャー・フェデラー選手(スイス)、ラファエル・ナダル選手(スペイン)、アンディ・マレー選手(イギリス)による「ビッグ4の時代」が続いた。そんな時代に終わりを告げるかのように、日本から世界に羽ばたいた25歳の若武者がまばゆいばかりにコートで煌(きらめ)きを放つ理由に迫った。○優れたリターン力錦織選手の持ち味といえば、真っ先に挙げられるのが「世界屈指のリターン力」ではないだろうか。世界のトップランカーたちは、当たり前のように200キロを超えてくる高速サーブを放ってくる。だが、錦織選手はそのサーブに屈することなく、必死にボールを拾う。ビッグサーバーの豪速球サーブに差し込まれても、コースをしっかりと狙いにいく。そしてラリーの応酬になれば、正確無比なストロークと相手をあざ笑うかのようなドロップショットなどの多彩な引き出しを武器に、ポイントを奪っていく。一度サーブのコースが甘くなれば、リターンエースを積極的に奪いにいくのも特徴だ。相手が放ったセカンドサーブを、錦織選手が狙いすましたかのようなダウン・ザ・ラインの一撃で沈める――。そんな光景を幾度となく見たテニスファンも多いだろう。○前へ踏み出す勇気錦織選手のリターン力をより高い次元へと引き上げているのが、「前へ踏み出す勇気」だ。錦織選手はチャンスと見るや、ベースラインから積極的に一歩前へと踏み出してリターンをする。前に出てリターンのタイミングを早めた分だけ、相手は予備動作に入るのが遅れたり、強打ができなかったりする。コンマ何秒の世界ではあるが、相手の"スキ"を作ることに成功すると、錦織選手はよりアグレッシブに攻めの姿勢へと転じる。前へ前へと出ることで、相手の思考時間とプレーの選択肢を奪うのだ。その勝負どころを見極めるための眼力や「一歩の勇気」を養うことができたのは、昨季から師事しているマイケル・チャンコーチの影響も大きいだろう。○セカンドサーブからのポイント奪取率の高さ錦織選手のリターン力を計測するにあたり、面白いデータがある。全豪オープンの錦織選手は、「相手セカンドサーブ時のポイント奪取率」が高いのだ。1回戦の相手であるニコラス・アルマグロ選手(スペイン)は、試合を通じてセカンドサーブで39%(46本中18本)しかポイントが奪えなかった。すなわち、セカンドサーブ時には61%の確率で錦織選手にポイントが入っていたという計算になる。この考え方でいくと、錦織選手が相手セカンドサービス時にポイントを奪っていた確率は、3回戦までの試合を通して平均64%になる。同じ条件で比べると、世界ランキング1位のジョコビッチ選手(62%)、同3位のナダル選手(56.7%)と遜色ないどころか上回っているのだ。もちろん、それぞれで対戦相手が異なるため、あくまで一つの参考目安としかならない。それでも、サーバー有利ではないセカンドサービス時に、錦織選手が得意なストローク戦に持ち込むことで、そこからしっかりとポイントを重ねている傾向が見てとれる。○200キロを超えたサーブと新ラケット新たな「相棒」を手にしたことで、サーブにも磨きがかかっている。世界のトップレベルで戦っている錦織選手だが、唯一の"弱点"となっていたのがサーブだった。昨年の「ATP ワールドツアー ファイナルズ」での4試合での平均最速は約194キロ。最速200キロ超えの選手が当たり前のようにいるトップランカーたちの中で、錦織選手のサーブは決して速いとは言えなかった。だが、今年は打球スピードが上がる新ラケットを携えて試合に臨んでいる。その効果は着実に出ており、1回戦と2回戦では最速197キロを計測。3回戦では199キロとあと1キロで大台というところにまで迫り、4回戦のフェレール戦でついに201キロをマーク。本人が願っていた200キロ台のサーブがついに実現した。200キロのスピードに加え、より厳しいコースを狙える正確性も向上させたことで、サーブは格段にレベルアップ。上位選手たちとこれまで以上に対等に戦えるようになった。もちろん、新ラケットはサーブだけではなくラリー時にも効果を発揮。球威のあるサーブだけではなく、より速いゲーム展開で勝負を決めにいくテニスをも可能にしている。○全米オープンでの忘れ物を取り戻す全豪初の4強をかけた相手は、前年の同大会覇者、スタン・ワウリンカ選手(スイス)。順当にいけば、ワウリンカ選手に勝利しても王者・ジョコビッチ選手と準決勝で相まみえることになり、決勝はナダル選手かマレー選手らとぶつかる可能性が高い。厳しい戦いが続くが、その試練を乗り越えたときに初めて、昨年9月にUSTAナショナル・テニス・センターに置いてきた「世界一」という名の忘れ物を取り戻すことができる。その軌跡を楽しむとしよう。
2015年01月27日現在世界ランキング5位のテニス・錦織圭選手が日本時間1月26日、オーストラリアのメルボルンで開催されている全豪オープンの男子シングルス4回戦に出場。世界ランキング10位のダビド・フェレール選手(スペイン)を相手にセットカウント3-0(6-3、6-3、6-3)で勝利し、同大会3年ぶりの8強を決めた。日本テニス界が誇る若武者が、松岡修造さんをして「世界一しつこくて忍耐力があり、諦めない選手」と言わしめるスペインのフェレール選手を圧倒。過去の対戦成績は6勝3敗で、現在4連勝中と相性がいい32歳を相手に序盤からゲームを支配した。第1セットは錦織選手のファーストサーブが冴え、あぶなげなく自身のサービスゲームをキープする展開が続く。そんな中、第3ゲームで早くもブレークを奪うと、第9ゲームでもブレークに成功。2回戦、3回戦では落としてきた第1セットを6-3でものにした。続く第2セットはいきなりブレークを許す立ち上がりだったが、続く第2ゲームですぐさまブレークバックに成功。好調だったファーストサーブにやや苦しむ錦織選手だが、お互いに得意とするストローク戦でフェレール選手より優位に立ち、自身のゲームを渡さない。1-1からは互いにキープ合戦が続き、4-3で錦織選手リードで迎えた第8ゲーム。フェレール選手のサービスを再びブレークしてリードを奪うと、そのまま自身のサービスもキープしてこのセットも6-3で制した。そして迎えた第3セット。第1、第2セットの勢いそのままに錦織選手がフェレール選手を押し切り、ストレートで勝利した。大会公式ページによると、この試合の錦織選手のファーストサーブ成功率は55%と、今大会で初めて6割を下回った(1回戦から62%、66%、65%)。ただ、ファーストサーブ成功時のポイント奪取率は錦織選手が72%なのに対し、フェレール選手は56%どまり。錦織選手の持ち味のひとつである正確無比なストロークで、リターンからでもきっちりとゲームを組み立て、フェレール選手をねじふせたことがうかがえる。なお錦織選手は、自身初となる全豪の4強入りをかけ、準々決勝では前年覇者で、第4シードのスタン・ワウリンカ選手と戦う。
2015年01月26日日清食品はこのほど、世界で活躍するテニス・錦織圭選手が今季使用するNEWモデルラケット100本をプレゼントするキャンペーンを開始した。錦織圭選手が2015年シーズンに使用するラケットは、"WILSON BURN95"。2月下旬発売予定となっているが、現在予約が殺到しているという。現在、同社ではこのラケットを100本プレゼントするキャンペーンを実施中。プレゼントする100本のうち、30本には錦織圭選手の直筆サインが入っている。今回、同キャンペーンのために、「ひよこちゃん」「どん兵衛くん」など、同社の公式キャラクター10体が、100本のラケットの試し打ちを実施した。その様子はキャンペーンページで動画として公開されている。その100本の試し打ち動画を見て、1~100番の中から欲しいラケットの番号を決める。使用しているラケットがサイン入りのものかどうかは、動画をよく見ないと分からない仕掛けになっているという。応募には対象商品のフタ止めシールが12枚必要。ハガキにフタ止めシールを貼り、欲しいラケットの番号を書いて応募すると、抽選で100名にラケットをプレゼントする。対象商品は、カップヌードルレギュラー群、カップヌードルビッグ群、カップヌードルキング群、カップヌードルライト群。キャンペーンは2月28日まで実施している(当日消印有効)。
2015年01月24日テニス・錦織圭選手が日本時間1月22日、オーストラリアのメルボルンで開催されている全豪オープンの男子シングルス2回戦に出場。世界ランキング86位のイバン・ドディグ選手(クロアチア)相手に3-1(4-6、7-5、6-2、7-6)で勝利した。過去の対戦成績では3勝1敗と、比較的相性のよいイバン選手が相手だったが、錦織選手は第1セットの第3ゲームでブレークを許す。ミスショットも目立つ錦織選手は、そのまま第1セットを落としてしまう。だが、世界ランキング5位は1セット目を取られてから徐々に本領を発揮。多彩なショットを持つ錦織選手はストローク戦で優位に立ち、第2セットを7-5で奪ってタイに持ち込む。第3セットは2度のブレークで6-2と圧倒した。第4セットはドディグ選手に先にブレークを許す展開となったが、第10ゲームでブレークバックに成功。最後はタイブレークまでもつれこんだが、驚異の7連続ポイントで粘るドディグ選手を振り切った。大会公式ページによると、錦織選手とドディグ選手のファーストサーブ時のポイント奪取率はほぼ同じだった(錦織選手は75%、ドディグ選手は78%)。勝負の明暗を分けたものの一つとして、セカンドサーブ時のポイント奪取率が挙げられる。錦織選手が57%(42本中24ポイント)だったのに対し、ドディグ選手は33%(43本中14ポイント)のみにとどまった。ドディグ選手のセカンドサーブの平均時速は153キロ。決してサーバー有利とはならないセカンドサーブからのストローク戦でポイントを多く引き寄せたことが、錦織選手の勝利に結びついたかっこうだ。なお、錦織選手は世界ランキング38位のスティーブ・ジョンソン選手(アメリカ)と3回戦を戦う予定。
2015年01月22日テニス・錦織圭選手が日本時間1月20日、オーストラリアのメルボルンで開催されている全豪オープンの男子シングルス1回戦に出場し、世界ランキング69位のニコラス・アルマグロ選手(スペイン)を3-0のストレートで退けた。2013年の全豪ではベスト8の成績を残し、2011年には世界ランキング9位まで登りつめたアルマグロ選手と対戦した錦織選手。第1セットの第1ゲームでいきなりブレークを許すも、世界ランキング5位は焦ることなく、第4ゲームをブレークバック。第10ゲームもブレークして6-4で第1セットを奪うと、第2セットも7-6でものにする。迎えた第3セットは相手を寄せ付けずに6-2で奪い、元トップ10選手を相手に1セットも落とさずに勝利を決めた。大会公式ページによると、錦織選手は自身のファーストサーブ時のポイント奪取率が74%だったのに対し、アルマグロ選手は64%。セカンドサーブ時も錦織選手が53%の確率でポイントを取っていた一方で、アルマグロ選手は39%にとどまっており、自身のサービスゲームをしっかりとキープして錦織選手が相手を圧倒したのがうかがえる。
2015年01月20日ユニクロは2015年1月19日、テニスプレーヤーのノバク・ジョコビッチ選手、錦織圭選手、プロ車いすテニスプレーヤーの国枝慎吾選手が着用する全豪オープンテニスのゲームウエアを発売する。素材には、東レとの共同開発によって生まれた高機能素材「ドライEX」を使用している。同素材は特殊なアーチ構造により、ムレやベタつきを防ぎ、心地よい肌触りを保つという。特に体温が上がる背面全体と脇下は、ベンチレーション機能の高いメッシュで、運動時の体温を上げすぎないようにサポートする。錦織選手と国枝選手モデルは、オーストラリアの自然と太陽をイメージした、明るく元気なグリーンが印象的なユニフォーム。国枝・錦織両選手のパワーあふれるプレースタイルも表現しているという。錦織選手は襟付きポロを、国枝選手はVネックTシャツを着用し、2015年1月の全豪オープンに臨む。価格はポロシャツ、Tシャツ、ショートパンツとも3,990円。ノバク・ジョコビッチ選手モデルのデザインテーマは、「INVISIBLE(インビジブル・不可視)」。鮮やかなブルーが特徴的なデザインとなっているが、これは「全豪オープンのテニスコートの青に溶け込むようなユニフォームがあったら面白い」という発想から生まれたという。ポロシャツ・ショートパンツとも価格は3,990円。また、3選手共通着用モデルのキャップ(1,990円)、ソックス・リストバンド(790円)も販売する。国内販売店舗はユニクロ銀座店、ビックロユニクロ新宿東口店、UNIQLO OSAKA店、ユニクロ仙台アエル店、ユニクロキャナルシティ博多店、ユニクロオンラインストア。※価格はすべて税別
2014年12月22日TBSラジオでは、12月14日の19:00より『ラジオワールド 「錦織圭」独占インタビュースペシャル!!』と題した特別番組を放送する。同番組では、今年、全米オープン決勝進出を果たし、世界ランキング5位まで上り詰めた錦織選手と、ジュニア時代より旧知の仲であるというTBSアナウンサー石井大裕が対談した様子を紹介していく。また、錦織選手の強さの秘密、そして日本テニスの未来について、元プロテニスプレイヤーで日本テニス協会・強化本部副本部長の松岡修造氏と石井アナウンサーが"アツく"語る予定となっている。
2014年12月14日スイスの時計ブランド「タグ・ ホイヤー(TAG Heuer)」がテニスプレーヤー錦織圭を招いたチャリティーイベント「KEI for KIDS by TAG Heuer」を11月21日、松屋銀座屋上特設会場にて開催した。本イベントは、タグ・ホイヤーが2012年に錦織圭と締結したアンバサダー契約を15年から新たに3年間の延長を発表すると共に、LVMHグループが支援を行う福島県相馬市の情操教育施設「LVMH 子どもアート・メゾン」の活動の一環として錦織が相馬市の15人の子供達とテニスのワークショップを行うというもの。イベントに登場したタグ・ホイヤー ジャパン ジェネラルマネージャーのリュック・ドゥクロワ氏は契約更新について「錦織氏はタグ・ホイヤーというブランドを具現化してくれる人物で、今後の更なる活躍に期待を込めて契約延長に至った」と話した。また、「3年前に締結した際は98位だったが現在5位まで上り詰めた錦織氏だが、近い将来はアジア人初の1位を獲得してほしい」とエールを送り、“ATP TOUR 2014 FINALIST”と刻印された「アクアレーサー ウォッチ」を記念品として贈呈した。続いて、子供達とのワークショップがスタート。ウォーミングアップの後、プレーデモンストレーションで基本のストロークやサービスに加え、11月15日に行われた「ATPツアーファイナル」でのノバク・ジョコビッチ戦でも見せた錦織圭の代名詞と言えるプレー“エアケイ”も披露した。子供達とのラリーの際も終始笑顔の錦織氏は「これまで子供達に教える経験はなかったのでとても楽しみにしていた。何れ引退しても恩師である松岡修造さんのように、日本のテニス界活気付ける役割を担いたい」と話した。子供達には「私は好きなテニスを仕事に出来、幸せだと思っている。みんなにも好きなこと、没頭出来るものを見つけてほしい。スポーツ界を盛り上げることはこれからの日本においても重要だと思っているので、現在テニスを頑張っている子供達には是非東京オリンピックを目指してほしい」とメッセージを送った。
2014年11月21日●錦織VSアガシ、夢の対決目前! テニス観戦が“もっと楽しくなる豆知識”2014年、スポーツ界の大きなトピックの1つは、やはりテニスの全米オープンで準優勝を果たすという、日本人初の快挙を成し遂げたテニスの錦織圭選手だろう。WOWOWプライムでは、今年で4回目を迎える東日本大震災復興チャリティーイベント『TOUCH! WOWOW2014日清食品ドリームテニスARIAKE』を11月22日(土)に独占生中継する。昨年の大会には、テニス界のレジェンドである、ジョン・マッケンローが錦織と対戦し、大いに会場を湧かせた。今年は、グランドスラム優勝8回、元世界ランキング1位のアンドレ・アガシとの夢の対決が見られる。これまでにないほどに、盛り上がり注目を集めているテニスだが、まだまだルールやマナーについて詳しくない方も多いのではないだろうか? そこで、今回はこれからのテニス観戦がもっと楽しくなる、基礎知識や押さえておくべき見どころを紹介していこう。○基本的なルールを押さえておこうまずは、どのような場合に得点が入るのか、テニスの基本的なルールについて説明していこう。ゲームは一方のプレーヤーがコート外から相手コートにボールを打ち込む「サーブ」で始まり、そのボールを打ち返す「レシーブ」、ボールを打ち返し続ける「ラリー」により成立する。得点が入るのは次のような場合がある。●ツーバウンドした場合自分のコートに打ちこまれたボールは、ノーバウンド、もしくはワンバンド以内で相手コートに打ち返さなければいけない。また、打ち返すボールは、自分のコートにつくことなく、ノーバウンドで相手のコートに落下するように打たなければならない。●相手のボールがネットにかかった場合打ったボールがネットにひっかかったり、ネットは越えたが、得点エリア内にボールがリバウンドしなかった場合は、相手のポイントとなる。●相手のサーブが2回連続で入らない場合サーブは、2回打つことができるが、2回とも失敗した場合は相手のポイントとなってしまう。○テニスの得点は、ラブ、15、30、40、ゲーム得点は、1つのプレーに勝てば、1ポイントが得られる。得点の数え方は、次のようになっている。・0ポイント:「ラブ」(0:LOVE)・1ポイント:「フィフティーン」(15)・2ポイント:「サーティ」(30)・3ポイント:フォーティー(40)・4ポイント:ゲームこの独特の数え方は、時計の文字盤を4分割したものを使用している。しかし、なぜ3ポイント目が、フォーテォーファイブ(45)じゃなく、フォーティー(40)なのか? と疑問に思うが、発音の際に「フォーティーファイブ」は長くて言いにくいためファイブだけ省略したといわれている。それと、なぜ0ポイントは、「ラブ」と言うのか気になる人も多いのではないだろうか。これは、諸説あるが、もっとも有力なのは「0が卵の形に似ているので、フランス語でl’oeuf(レフ)と呼ぶようになり、それを英語のLove(ラブ)と聞き違えて広まった」という説。ちなみに他には、「for Love(愛のために:損得のない、無償で)から来ている」などという、詩的な意味が込められているという説もあるそうだ。●勝敗はどうやって決まる?○勝敗はどうやって決まる?テニスの試合は、小さい単位から「ポイント」「ゲーム」「セット」「マッチ」の順に進んでいく。4ポイント先取すると、1ゲーム獲得。6ゲーム先取すると、1セット獲得となる。試合の勝敗は、ゲームもしくは、セットを取った数によって決まる。一般的なアマチュアの大会では、1セットマッチ、もしくは8ゲームマッチ、プロの女性の試合やダブルスの試合では、3セットマッチ(先に2セット先取した方が勝者)、錦織選手などが出場している男子プロテニスのメジャーな試合では、5セットマッチ(先に3セット先取した方が勝者)で行われている。そして、テニスで盛り上がるのが、お互い3ポイントで同点になった時に適用される「デュース」というルールだ。先に2ポイントを先取した方が勝者となるため、お互い一歩も譲らない接戦の場合はデュースが続き、緊迫感あるドラマチックな試合となることがある。○どのようなところでプレーをするのか?コートの規格は、縦23.77メートル、横8.23メートル(ダブルスの場合は、10.97メートル)と定められている。テニスコートは材質によって異なった特徴をもっているため、観戦するときにコートの特性に注目してみるのも面白い。ちなみに特設サイト「テニス基礎講座[ルール解説]」でもわかりやすくまとめられているのでチェックしてみよう。●「ハードコート」表面がアスファルト、ゴム等の硬いコートのこと。世界で最も普及しているコートで、テニスの4大大会である、全豪オープンと全米オープンで使用されている。●「クレーコート」土のコート。こちらはヨーロッパの大会で普及されている。天候に左右されやすいコートで、風が吹けば砂が飛び、雨が降った後はボールも弾まないためプレーが難しいコートでもあります。●「グラスコート」表面が芝生コート。テニス4大会では、もっとも歴史が古く権威があるウィンブルドン(全英オープン)のコートに使用されていることで有名。いかがだったでしょうか? 基本的なルールやまめ知識を知れば、テニス観戦がさらに楽しくなるはず! 大会情報や錦織圭選手の全米オープン決勝までのハイライト動画などが見られる特設サイト「WOWOW Tennis online」も用意されているので、こちらも忘れずに確認してみよう!
2014年11月20日WOWOWの年に一度の特別プログラム「TOUCH!WOWOW 2014」(11月22日放送)の発表会見が9月30日(火)に開催され、テニスの錦織圭選手がイメージキャラクターに就任するほか、ボクシングのWBC世界スーパーフェザー級王者・三浦隆司の3度目の防衛戦の開催も発表された。錦織選手は現在、東京・有明で開催中の「楽天ジャパン・オープン」に出場中のため会見には欠席したが、総合司会を務める川平慈英&菊川怜、三浦選手、先日、宝塚歌劇団を退団したばかりの元雪組のトップスター・壮一帆が会見に出席した。「TOUCH!WOWOW」は今年で6年連続の開催となるが、WOWOWが20年前の開局以来、重点的に放送してきたテニスやボクシング、宝塚歌劇団などのコンテンツを一挙に放送。先日の全米オープンで準優勝した錦織選手は、今回のプログラムで「日清食品ドリームテニスARIAKE」に参戦し、チャリティマッチとして元世界ランク1位のアンドレ・アガシと対戦する。ビデオメッセージを寄せた錦織選手は「アガシ選手は憧れの選手です。対戦するのが楽しみ」と意気込みを語った。また、8月31日に宝塚を退団したばかりの壮さんのスペシャル番組としてオリジナル企画と映像で贈る「宝塚プレミエール 壮一帆 退団スペシャル」を放送するほか、壮さんの副音声解説付きで、2013年の新生雪組公演から、壮さんと愛加あゆとの新トップコンビによる「Shining Rhythm! -新たなる誕生-」を放送する。黒いパンツスーツ姿で登場した壮さんだが、退団以来、公の場に姿を見せるのはこの日が初めて。現在の心境について「トップ時代は高速道路をフルスピードで走っていた感じでしたが、いまはちょっとホッとしています」と語る。今後については、まだ何も決めていないそうで「休みつついろんなことを経験し、次の道をしっかりと見つけていきたいです」と笑顔で語った。そして、三浦選手の3度目の防衛戦は無料放送となる。過去2回の防衛戦も世界ランキング1位との対戦だったが、指名試合となる今回もまた世界ランキング1位のエドガル・プエルタという最強の挑戦者を迎えることになる。チャンピオンベルトを肩に掛けて登場した三浦選手は「もちろん勝ちます!」と力強く宣言。プエルタについて「ガードが高いし、プレッシャーをかけてくるしつこい選手」とその印象を語るが、「下がらず豪快に戦いたい。成長した姿を見せます」と意気込みを語った。「TOUCH!WOWOW 2014」は11月22日(土)の10:00から22:00まで放送。「WOWOWプライム」「WOWOWライブ」「WOWOWシネマ」のうち、「WOWOWプライム」は無料放送となるほか、ニコニコ動画との連動による放送など、WEBとのコラボレーションによる様々な企画も行われる予定。(text:cinemacafe.net)
2014年09月30日ジャガー・ランドローバー・ジャパンは、9月にジャガーの新アンバサダーに就任したプロテニスプレイヤー、錦織圭選手の直筆サイン入り「Fタイプ V8 S コンバーチブル」を、東京・神奈川エリアのジャガー正規ディーラー5店舗で順次展示する。錦織選手のアンバサダー就任は、既存のブランドイメージや歴史を進化させ、頂点をめざすというジャガーと錦織選手の共通の目的から実現した。錦織選手は、これまでの流れを変え、好転させる「GAME CHANGER」として、ジャガーのアンバサダーを務める。また、今回展示する「Fタイプ V8 S コンバーチブル」と同じモデルのオーナーとなる。展示される「Fタイプ V8 S コンバーチブル」のボンネットには、錦織選手のサインはもちろん、世界ナンバー1をめざすという意気込みを表す「No.1 GAME CHANGER」という文字が記されている。展示される店舗とスケジュールは、10月5日まで「ジャガー青山」、10月6~13日に「ジャガー世田谷」、10月14日~20日に「ジャガー横浜」、10月24~31日に「ジャガー港北」の予定となっている。
2014年09月30日内博貴、和音美桜の共演でこの秋上演されるミュージカル『デュエット』の公開稽古が9月22日、都内にて行われた。作品は、アメリカを代表する喜劇作家ニール・サイモンが脚本を書き、『コーラスライン』『007 私を愛したスパイ』などを手がけたマービン・ハムリッシュが作曲を担当、1979年のブロードウェイで初演されたミュージカル。人気作曲家ヴァーノンが、一緒に曲を作ることになった新進気鋭の女性作詞家ソニアにペースを乱されつつも惹かれあっていく、というストーリーだ。演出は錦織一清が手がける。この日はヴァーノンとソニアが少しずつ惹かれあっていくシーンと、晴れて恋人となった後、別れを選択するシーンの2場面が公開された。前半のシーンではヴァーノンを演じる内とソニアに扮する和音が丁々発止の口ケンカをしたかと思えば、笑いの中にもロマンチックな雰囲気になり…とスピーディな展開で、ブロードウェイ作品らしい軽快さをアピール。後半はぐっとムーディな空気で、大人の魅力たっぷりな内と和音の顔が垣間見れた。公開稽古後のインタビューで、内は「もともと楽しいラブ・コメディですが、錦織さんがより面白く色をつけてくださっている。誰でも気軽に楽しめる作品になっています」とアピール。ただ、出ずっぱりの作品は初めてとのことで「正直怖いし、ハードルも高いんです。…ということをニシキさんに言ったら、『その高いハードル、飛ばなくていいよ。くぐればいいじゃん』って(笑)。心がゆるみました」。その言葉からもわかるように、ムードメーカーとして現場を和ませているのはどうやら演出の錦織のようで、この日の稽古でも、内と和音に近づき言葉をかけ、演出をつけているのかと思いきや、取材陣を振り返り「…という絵(撮影用カット)はいかがですか?」と笑わせる一幕も。和音からも「錦織さん自身がコメディみたいで、日常を見ているだけで勉強になる」という発言も飛び出す始末。その錦織は内のヴァーノンを「立っているだけでサマになる。それに内はやっぱり大阪の血が流れている。(コメディに必要な)間の取り方、息の使い方がうまくてびっくりする」と高評価。このタッグで贈る大人のラブ・コメディ、期待大だ。公演は9月28日(金)から10月10日(水)まで東京・シアタークリエ、10月13日(土)から16日(火)まで大阪・梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティ、10月26日(金)愛知・中日劇場、10月30日(火)・31日(水)福岡・キャナルシティ劇場にて。チケットはいずれも発売中。
2012年09月24日ユニクロはこのほど、世界の頂点を目指し戦い続けるトップテニスプレーヤー、錦織圭選手、国枝慎吾選手のために開発されたテニスウェアの新バージョンを発表した。今回登場するのは、錦織選手が日本代表として着用し、国枝選手も今後着用予定の”JAPAN MODEL”。ゲーム用のポロシャツとTシャツの2アイテムで、31日までの期間限定で各1,000枚ずつ、ユニクロオンラインストア特設サイトと一部店舗にて販売する。同アイテムは、東レと共同開発した高品質の吸汗速乾素材「DRY-EX」を採用。軽く薄い生地は通気性に優れ、真夏でも肌をサラっと保つ。また、デザインは”JAPAN MODEL”の名にふさわしく、日本をイメージした赤をベースに、アクセントとして胸に深い赤色のパイピングが配された。ポロシャツタイプとTシャツタイプの2デザインともに価格は3,990円。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月21日ユニクロはこのほど、世界の頂点を目指し戦い続けるトップテニスプレーヤー、錦織圭選手、国枝慎吾選手のために開発されたテニスウェアの新バージョンを発表した。今回登場するのは、錦織選手が日本代表として着用し、国枝選手も今後着用予定の”JAPAN MODEL”。ゲーム用のポロシャツとTシャツの2アイテムで、31日までの期間限定で各1,000枚ずつ、ユニクロオンラインストア特設サイトと一部店舗にて販売する。同アイテムは、東レと共同開発した高品質の吸汗速乾素材「DRY-EX」を採用。軽く薄い生地は通気性に優れ、真夏でも肌をサラっと保つ。また、デザインは”JAPAN MODEL”の名にふさわしく、日本をイメージした赤をベースに、アクセントとして胸に深い赤色のパイピングが配された。ポロシャツタイプとTシャツタイプの2デザインともに価格は3,990円。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月21日日清食品は8月6日、同社所属のプロテニスプレーヤー・錦織圭選手が監修したオリジナルのカップ麺「カップヌードル ブイヤベース風シーフードヌードル」を数量限定で発売する。錦織選手はもともとカップヌードルの大ファンで、「カップヌードル シーフードヌードル」が一番のお気に入りとのこと。今回は錦織選手本人の希望に沿って、”ブイヤベース風”にアレンジしたカロリー控えめなシーフードヌードルを開発したという。錦織選手は、「『こんな味を食べたかった! 』と思うカップヌードルです。日頃、気をつけて摂っている食物繊維を配合した麺もおいしく、低カロリーなのがさらに気に入っています。ぜひ、皆さんも食べてください」とコメントしている。スープは、シーフードヌードルの風味をいかしつつ、魚貝エキスとトマト、バジルを加えたブイヤベース風。イカ、カニ風味カマボコなどシーフードヌードルでおなじみの具材が入っている。また、麺には食物繊維を配合することで、低カロリーな198kcalを実現したという。価格は170円(税別)。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月27日プロテニスプレーヤーの錦織圭選手が5日、東京・銀座のユニクロ銀座店12階フロア「UNIQLO GINZA SPECIAL」で行われた「錦織圭モデル」発売記念のイベントに登場した。イベントでは、全豪オープンのミックスダブルスで使用したモデルを着て登壇。「錦織圭モデル」がずらりと並び、ベスト8入りをはたした全豪オープンでの写真も展示されたフロアを見ながら、「店のいろんな所に僕がいて変な気分ですね。でもうれしいです」と照れ笑い。自身の着用モデルについて、「サーブのときに体がきれいに見えるようなラインと、あと襟もお気に入り。汗が乾きやすく、直射日光もしのげる素材を使っているので、外でプレーすることの多い僕にとって非常に助かります」と錦織選手。5月27日からの全仏オープンでは新デザインのモデルを着用するとのことで、「フレンチカラーが入って、おしゃれに仕上がっています」と明かした。会場にはファン100名以上が集まり、中には朝5時頃から並んだ人もいたという。イベントでは、ファンからの質問を受け付けるコーナーも。「フランス語は話せますか?」との質問に、「まだ『ボンジュール』くらいしか(笑)。いま勉強中です」と答え、会場の笑いを誘った錦織選手。テニス好きの男性から、「ジョコビッチ、フェデラー、ナダル、アンディ・マレーの『ビック4』との対戦に向けて取り組んでいることは?」と質問されると、「本格的な質問ですね……」と苦笑いしつつ、「自分にとっても『ビック4』は大きな壁だけど、以前よりも手ごたえはつかめています。気持ちの面で強くならないといけないし、ひとつひとつの技術を高めていくことも大きな課題。一生懸命プレーして経験を積めば、いつかチャンスが来ると思います」と答えた。錦織選手は全仏オープンをはじめとするグランドスラムやロンドンオリンピックに向けて、「今年もいいシーズンを過ごせているので、しっかり準備して、いい成績を残したい。自分ががんばることで、子供たちなどたくさんの人に夢を持ってもらえたら」と語った。ユニクロが展開する「錦織圭モデル」は、高機能プロダクトに普遍的なデザインを融合した「ユニクロ イノベーション プロジェクト」より生み出された。錦織選手の生の声を反映し、素材選びからデザイン、縫製まで妥協することなく作り上げられたテニスウェアに。ユニクロ銀座店およびユニクロオンラインストアでの限定発売となっている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年04月05日タグ・ホイヤーはこのほど、同ブランドとパートナーシップを締結しているテニスプレーヤーの錦織圭選手の撮影メイキング映像をウェブ上で公開した。タグ・ホイヤーは著名な俳優やアスリートなどとパートナーシップを結んでおり、現在ATPツアーランキングで16位につけるなど世界的に活躍している錦織選手とは2月にパートナーシップを結んだばかり。この動画では、タグ・ホイヤーのウォッチを腕にはめた錦織選手を、日本を代表するフォトグラファー・操上和美氏が撮影。当初のリラックスした表情から、レンズを向けられて集中力を高め”目力”のある表情へと変わっていき、モデル顔負けのポーズを決めていく錦織選手の様子が収められている。タグ・ホイヤージャパン公式サイト「タグ・ホイヤー ウェブマガジン」にて公開中。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年03月28日2月より全国各地を巡っている錦織健プロデュース・オペラ vol.5『セビリアの理髪師』。「初めてでも楽しめるオペラ」をコンセプトに作られた本企画の魅力を、プロデューサーを務めるテノール・錦織健が自ら語ってくれた。錦織健プロデュースオペラ vol.5『セビリアの理髪師』の公演情報「私がオペラを好きになった理由のひとつは映画だったんです。ゼフィレッリの『ロミオとジュリエット』や『ブラザー・サン シスター・ムーン』とか、古いヨーロッパへの憧れです。いまヨーロッパの若者が日本のキャラクターに憧れてたりしてますが、それと同じで異文化の特別なキャラへの憧れがきっかけでした」と語る錦織健。「確かにオペラは敷居が高い。誕生したのは歌舞伎と大体同じですし、様式の違和感を最初は感じるかもしれません。だけど、それも簡単に克服可能。(私たちが作るオペラは)分かりやすいストーリー、ゲラゲラ笑えてボロボロ泣ける、そういうシンプルな要素で構成していますから、説明不要で楽しんでもらえるはず」と自信をのぞかせる。「例えば、レディー・ガガを聞いている人も全員が英語を理解している訳じゃないですよね。何だか分からないけど、あのファッションが好きだという人もいる。始まりは、興味があったから、好きだからで十分。オペラにだって難しい説明は特に要らないと思います」と語る。「オペラの醍醐味は、やっぱり鍛え上げられた歌手のテクニック。クラシック以外の分野の人は、真似したくても出来ない歌が売りですね。あと、もちろん笑いも。(今回の演目「セビリアの理髪師」の)セリフはイタリア語だし、字幕を見ただけでは笑えない。でもボディアクションやヘンな声とか(笑)、言葉で説明の必要がないギャグをたくさん織り交ぜています。よくキャストに言ってるのは、フィギュアでいえば、3回転半ジャンプしたあとにギャグをかませ!(笑)」と、そういう過酷な要素も楽しんで欲しいと話す。最後に「ビギナーの人に安心して楽しんでもらえるよう工夫を凝らしているので、安心して来て下さい!笑わせまっせ」と熱いアピールで締め括った。錦織健プロデュースオペラ vol.5『セビリアの理髪師』は、3月18日(日)・20日(火・祝)の東京公演ほか、4月7日(土)の愛知公演まで各地で開催。チケットは発売中。●錦織健プロデュースオペラ vol.5『セビリアの理髪師』[公演日程]《東京》3月18日(日)・20日(火・祝) 東京文化会館 大ホール《三重》3月24日(土) 三重県文化会館 大ホール《埼玉》3月31日(土) サンシティ越谷市民ホール 大ホール《愛知》4月7日(土) 愛知県芸術劇場 大ホール取材協力:ぴあ×starcat編集部
2012年03月13日日本を代表する人気テノール歌手・錦織健のプロデュースオペラ vol.5『セビリアの理髪師』が、2月12日に府中の森芸術劇場で開幕を迎えた。「錦織健プロデュースオペラ vol.5『セビリアの理髪師』」の公演情報錦織健が「オペラにまだ馴染みの薄い方々に、まずは笑いから入ってもらいたい」という思いでスタートさせたシリーズ。2002年の『コシ・ファン・トゥッテ』を皮切りに、2004年『セビリアの理髪師』、2006年『ドン・ジョヴァンニ』、2009年『愛の妙薬』と、オペラ初心者にも親しみしやすい有名作を、分かりやすい演出、国内トップの歌手陣とともに上演してきた。今回上演する「セビリアの理髪師」は、町一番の美人ロジーナにひと目惚れした大貴族アルマヴィーヴァ伯爵が、床屋兼何でも屋のフィガロの助けを借りながら、様々な窮地を切り抜けながらも、恋路を邁進していくドタバタ喜劇。2004年にも好評を博した本演目を、十川稔の新演出バージョンで上演する。2月12日の開幕公演では、観客席から思わず笑いが起きるほどテンポのいいステージが展開。アルマヴィーヴァ伯爵役の錦織健を筆頭に、キュートな演技と歌唱を披露したロジーナ役の森麻季、世界で活躍するバリトン歌手として抜群の存在感を発揮したフィガロ役の堀内康雄らの好演が光る。オペラ初心者向けだからこそ歌唱を大事にする、本シリーズならではのクオリティの高いステージになった。錦織健プロデュースオペラ vol.5『セビリアの理髪師』は、4月7日(土)愛知公演まで全12公演。チケットは発売中。●錦織健プロデュースオペラ vol.5『セビリアの理髪師』[公演日程]《東京》2月12日(日) 府中の森芸術劇場 どりーむホール《島根》2月19日(日) 島根県芸術文化センター「グラントワ」大ホール《神奈川》2月25日(土) 神奈川県立県民ホール 大ホール《兵庫》3月4日(日) 兵庫県立芸術文化センター KOBELCO 大ホール《広島》3月9日(金) 広島大学サタケメモリアルホール《山口》3月11日(日) シンフォニア岩国 コンサートホール《福岡》3月13日(火) アクロス福岡 福岡シンフォニーホール《東京》3月18日(日)・20日(火・祝) 東京文化会館 大ホール《三重》3月24日(土) 三重県文化会館 大ホール《埼玉》3月31日(土) サンシティ越谷市民ホール 大ホール《愛知》4月7日(土) 愛知県芸術劇場 大ホール
2012年02月17日スイスのウォッチブランド、タグ・ホイヤーは14日、日本人テニスプレーヤーの錦織圭選手とパートナーシップを締結したと発表した。同ブランドはハリウッド俳優のレオナルド・ディカプリオさんや、女子プロゴルフのスーザン・パターソン選手、女子プロテニスのマリア・シャラポワ選手など、多くのセレブリティとパートナーシップを結んでいる。今年の全豪オープンで日本人男子初となるベスト8入りをはたし、現在、ATPツアーランキングで18位につける錦織選手も、同ブランドのセレブリティに加わることに。今回のパートナーシップ締結に、「つねに完璧を求める企業姿勢に、トップを狙い進化し続ける自分の世界観と共通するものがあると感じています。これまでタグ・ホイヤーのパートナーとなった、世界を代表する一流アスリートたちの名前に、自分の名が加わることはたいへん名誉であり、誇りに思います」と錦織選手はコメントしている。タグ・ホイヤーCEO兼代表取締役、ジャン-クリストフ・パパン氏は、錦織選手について、「これまで積み重ねてきた努力と、飽くなきテニスへの情熱、決してあきらめることのない強い意志があります。夢を実現するため、高い目標を掲げ、到達すればより視野を広げて高みをめざします」。彼の価値観と同社の軸となる価値観は重なると言うパパン氏は、「私たちは彼の今後の活躍を応援するとともに、実り多きパートナーシップを楽しみにしています」と述べ、期待を寄せていた。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年02月15日ユニクロは4月2日、プロテニスプレーヤーの錦織圭選手が試合で着用しているウエアと同じデザインの商品を、一般向けに発売する。同社は、2011年から同選手にウエアを提供しているが、今回、顧客からの要望が多かったため発売を決定したという。ラインナップは、ゲームシャツやショートパンツ、小物など計12種類。このうちゲームシャツには、東レと共同開発した吸汗速乾素材「DRY-EX」を採用し、優れた通気性を確保している。デザインは「ドライEXポロシャツ」と「ドライEX Tシャツ」の2種類。価格はともに3,990円。ショートパンツ「ドライEXショートパンツ」は、帯状の平ゴムと平ひもを組み合わせることで、ウエスト部分の締め付けをやわらげている。また、手のひらの汗を拭きとることができるように、ポケットにパイル素材を使用した。価格は3,990円となっている。「トラックジャケット」では、軽い着心地とデザインを追求。フィット感の高いシルエットが特徴で、「簡易分離ファスナー」や抗菌防臭素材などを採用し、スポーツウエアとしての機能性も高い。同素材の「トラックパンツ」も展開。価格は、「トラックジャケット」が4,990円、「トラックパンツ」が3,990円。「ウォームアップジャケット」と「ウォームアップパンツ」には、耐久撥水加工を施し、風雨などに対応する。さらに汗による蒸れも抑え、快適な着心地に。価格は、「ウォームアップジャケット」が6,990円、「ウォームアップパンツ」が4,990円。このほか、「テニスキャップ」(1,990円)、「ソックス」(790円)などの小物も展開。取扱いは、ユニクロ銀座店およびユニクロオンラインストア限定となる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年02月14日東京・帝国劇場の開場101年目が元日より『新春滝沢革命』で華やかに開幕。1月3日、同劇場にて座長の滝沢秀明が、弟役の中山優馬(NYC)と共に記者発表を行った。この日の開演中、舞台機構にトラブルがあり、安全確認のため12分間の中断を余儀なくされたが、無事再開。カーテンコールでは滝沢が観客に向けて、中断の理由と謝罪の挨拶を。中山は、ハプニング時の滝沢に対し、「やはり頼りになります。どうしたらいいかとみんなが滝沢くんのことを見ていたと思います」と、滝沢座長の、その存在の頼もしさを述べた。『新春滝沢革命』チケット情報物語は、紀伊国熊野が舞台。紀伊を治める長老(錦織一清)一族は、海の王妃(紫吹淳)との争いに敗れ、紀伊の海を奪われる。しかし時は経ち、成長した長老の息子ヒデアキ(滝沢)は弟ユウマ(中山)をはじめとする仲間を率いて、奪われた海を取り戻すべく王妃軍に立ち向かう。ステージ上には巨大な船や白鯨が登場し、フライング、殺陣、ダンスで力強く進むスペクタルアドベンチャー。今回新たに、その登場人物の心情、物語の世界観を音とダンスで表現するシーンが追加された。滝沢自身が作曲した15分強に及ぶ組曲で、静寂、激動、再会、逃避、情熱の5要素をドラマティックに展開している。『新春滝沢革命』と言えば、初演より年々スケールアップしている水の演出にも目を奪われる。ウォーターピクチャーは水で絵や文字を描き、水のスクリーンのように幻想的。物語終盤の大決戦シーンに登場する本物の滝は、時折鉄砲水のようにも暴れ出し、スペクタルそのもの。今年は帝劇地下のプールから水を吸い上げるホースが倍増、プール自体も1台増設し、毎分30トンの放水量が実現。日本演劇史上最大級の水の演出となっている。滝沢は「僕から“今回は(水量を)もっとすごいことにしたい”とスタッフにお願いしたら、じゃあやってやる、と(笑)。ホントに水の量が去年とは全然違いますし、滝の角度とかいろんなことを計算して作ってくれました。すごいですよ!これは帝国劇場でしかできないこと。やってて気持ちいいですね」と話していた。「ギネス世界記録2012年度版」にて、“最も多くのSHOWをプロデュースした人物”に輝いたジャニー喜多川が、受賞後初めて世に放ったこの作品。公演は1月29日(日)まで。チケットは発売中。(文・堀江純子)
2012年01月04日日本を代表する人気テノール歌手・錦織健がプロデュースするオペラ『愛の妙薬』が開幕目前。今回は2月12日に行われた舞台稽古に直撃し、プロデューサー兼ネモリーノ役の錦織健と指揮の現田茂夫に見所を聞いた。オペラ『愛の妙薬』は、貧しい農民ネモリーノが、地主の娘アディーナへの恋を成就させるために、いかさまの薬売りから惚れ薬(実はニセモノ)を手に入れ、彼女にアタックしていくドタバタ喜劇。「オペラはやっぱり日本人には馴染みが薄いので、まずは笑いから入ってもらうのが一番!ということで『愛の妙薬』を選びました」と語るプロデューサー・錦織健。「僕が演じるネモリーノは内気でモジモジと、まるで草食系男子。なので演技にオタクっぽい動きも取り入れました。また森麻季さん演じるアディーナは快活な現代の女性っぽいし、ほかに詐欺師や勘違い男が登場と、現代社会の縮図としても楽しめると思います」と見所をアピールした。また現代言葉を短めのセンテンスでまとめた字幕など、細やかな舞台作りもキラリと光る。錦織健は、「オペラは歴史が古い分、様式や決まりが多いですが、逆にそこを楽しめるようにしたいですね。初めて観る方も準備は全くいりません。強いて言えば、プログラムを買って(笑)、開演前に読んで貰えれば。あとは、お笑いの舞台を観る感覚で楽しんで下さい」と今回のプロデュース・オペラも自信たっぷり。従来のシリーズ通り、高い満足度を得る舞台になりそう。そして錦織健を音楽面で支えるのは、オーケストラ、オペラ両方で多岐に活躍する指揮者、現田茂夫。「ドニゼッティの音楽はロッシーニの影響も色濃く、軽妙洒脱な魅力がたくさん。あと健ちゃん(錦織健)の演技も素晴らしいです。コミカルキャラが先行しがちなネモリーノだけど、やっぱりアディーナが惚れるだけの一途さ、愛情の深さが巧に表現されています。あと、ロイヤル・メトロポリタン管弦楽団とは初共演なのですが凄腕メンバーが揃っているので安心。稽古もとても引き締まった演奏が出来ましたし、合唱も実は少人数なのを感じさせない迫力ですよ」と本番に向けてのオーケストラ、合唱の出来栄えに満足の様子。最後に初めてオペラを観るファンに向け、「クラシック音楽は古典じゃなくて、ワールド・ベースボール・クラシックなどと同様、一級品という意味です。皆さんには一級品の音楽をお届けします!」と熱いメッセージで締め括った。初心者からコアファンまで気軽に楽しめる錦織健プロデュース・オペラの第4弾『愛の妙薬』は、2月15日(日)大田区民ホール・アプリコを皮切りに、2月27日(金)愛知県芸術劇場、3月20日(金・祝)・22日(日)東京文化会館 大ホールなど、4月5日(日)の神奈川県立県民ホールまで、約1ヵ月半に渡り全国各地で開催される。
2009年02月13日