市川團十郎(46)が4月4日、5月2日から始まる歌舞伎座「團菊祭五月大歌舞伎」の取材会に出席した。昼の部で上演される「極付幡隨長兵衛」の長兵衛役は、’13年2月に亡くなった父の十二代目市川團十郎さんから最後に教わった役柄だったという。取材会では父が亡くなる直前の’12年12月に本演目の稽古を撮影したDVDを見てもらったエピソードや、長女の市川ぼたんちゃん(12)と長男の市川新之助くん(11)と一緒にマレーシアとバリ島の旅行を楽しんだことを語っていた。だがそのいっぽうで、要領を得ない質問をする記者を團十郎自ら注意する一幕もあった。ある記者から「團十郎さんが1人で会見をするのは本当に久しぶりなんじゃないですか?」と投げかけられ、「いや、そんなことないですね」と即否定した團十郎。記者が「なんとなく、こっちの思い違いかもしれませんけど……」と続けると、「思い違いだね」とツッコミ。それでも記者が「いつもお子さんが2人(会見に)いるっていう印象があるんですけど」と粘ると、「横(にいる記者)に聞いて?」と促していた。その後も、この記者による質問は続き、「團菊祭の中で、悪役をやるじゃないですか?もう、ご自分の持ち……」と呂律が回っていない様子に、團十郎は「大丈夫ですか?」「敵役ね」とフォローしながら回答。記者が「これはもう悪役って分かってて、前からやってるお仕事ですか?」と続けると、驚いたように再び「大丈夫ですか?」と苦笑いだった。そして團十郎が「仁木弾正のこと言ってんの?」と汲み取るように返すと、記者は「そう」と相槌を打った。本公演の夜の部で上演される「伽羅先代萩」では、仁木弾正を演じる團十郎。この役柄の説明を踏まえた上で、記者にこう投げかけていた。「仁木弾正っていうのは悪役というよりも、国盗りというか。悪役の中でも最上級に品格のある部類に属する役柄なので。本当は刃傷対決というものがあるんですけども、刃傷対決は今回はせずに御殿床下というところで、本当にわずかな時間の中で存在というものを示すということはかなり大変だろうと思っていまして。歌舞伎の役と個人とは全く関係ないので。そこら辺はどういう意図で、そういうお話をしているのかちょっと僕には分からないですけど。何を求めているか逆に言っていただければ、それを答えようかなと」しかし記者は「基本的にはね、なんか主役っていうのは悪役やらないじゃないですか。歌舞伎の世界ですけど、時々ありますよね」と、理解していない様子。すると團十郎は、丁寧な口調でこう諭したのだった。「あの、ちょっと勉強不足で。仁木弾正とは代々の團十郎がやっている演目ですし、逆に言うと、もっと短い『荒獅子男之助』を今度右團次さんがやるのも、九代目團十郎が主にやっていたお役。(中略)代々の團十郎がやってますし、どういうことを言ってんの?」最後は「(記者の質問が)分からなかった。ごめんなさい」と、詫びていた團十郎。終始おだやかな口調で対応しつつ、丁寧に記者に説明した“神対応”にネットやSNSでは称賛の声が上がっている。《團十郎さんよく我慢して偉いと思う》《記者の質問の意図が不明確すぎて、なにか聞きたいことが他にあったんじゃないかと最後まで心配してあげるの優しいな》
2024年04月05日株式会社日本橋屋長兵衛(本社:東京都中央区日本橋室町1丁目6-2、代表取締役社長:岡田憲明)では、毎年人気No.1の涼菓「金魚すくい」と、遊び心あふれる昔懐かしいお味「ラムネゼリー清涼ながし」の販売を開始します。「金魚すくい」日本橋屋長兵衛の夏の人気No.1商品「金魚すくい」の販売を開始します。2匹の金魚が優雅に泳ぐ姿をうつした見た目にも涼しい夏の涼菓です。ぜりーに浮かぶ2匹の金魚は羊羹製。舌ざわりの良い羊羹は包み込むレモン風味のぜりーと調和し、夏の乾いたのどをつるりと通り潤します。金魚と浮かぶ3色のダイスカットの寒天がぜりーの食感を豊かにします。<商品概要>商品名:金魚すくい(きんぎょすくい)価格:単品270円、3個入972円、5個入り1,512円(上記写真掲載)、7個入2,160円他販売期間:5月上旬~8月中旬「ラムネゼリー清涼ながし」夏の風物詩”ラムネ”。昔から変わらず今も老若男女に親しまれるラムネを和菓子に仕立てた「ラムネゼリー清涼ながし」。ラムネの味と色合いをうつしたぜりーの中には、瓶の中で涼やかな音色を奏でるビー玉に見立てたリンゴ風味のぜりー玉をお入れしました。昔懐かしいラムネの涼感あふれる味わいをお楽しみ頂けます。<商品概要>商品名:ラムネゼリー清涼ながし(らむねぜりーせいりょうながし)価格:単品346円、2個入810円(上記写真掲載)、4個入1,620円、8個入3,132円販売期間:6月上旬~8月中旬◆オンラインサイトからのご購入も承っております。日本橋屋長兵衛オンラインショップ◆お客様からのお問い合わせ先日本橋屋長兵衛お客様相談室TEL:0120-887-071(9:30~17:50日曜・年末年始/12:00~13:00を除く)企業プレスリリース詳細へ TIMESトップへ
2020年06月09日日本橋屋長兵衛の和風ぜりーが2020年も登場。涼菓「金魚すくい」と「ラムネゼリー 清涼ながし」が、2020年8月中旬まで期間限定で発売される。「江戸文化を和菓子に…」日本橋屋長兵衛の和スイーツ日本橋屋長兵衛は「江戸の文化を和菓子に」をコンセプトに、江戸の文化から着想したユニークな和菓子を展開する菓子店だ。東京・日本橋の本店を拠点に、札幌・名古屋・広島などの地方の百貨店などにもショップを構え、定番の菓子、おかき、せんべい、暦菓子などを販売。中でも、シーズンに合わせて登場する季節菓子は、日本橋屋長兵衛の人気メニューだ。2匹の金魚が泳ぐ和風ゼリー「金魚すくい」夏の人気No.1スイーツ「金魚すくい」が、2020年も登場。涼しげなゼリーの上に2匹の金魚を浮かべた華やかな一品だ。金魚は羊羹製で、ほんのり酸味のきいたレモン風味のゼリーとベストマッチ。色鮮やかなダイスカットの寒天もあわせて、つるりと喉ごしのよい、夏らしい菓子に仕上げている。リンゴ風味のぜりー玉入り「ラムネゼリー清涼ながし」昔懐かしいラムネの味わいを再現した「ラムネゼリー清涼ながし」も、夏にぴったりなひんやりスイーツ。ラムネの味と色合いをうつしたゼリーの中には、ビー玉に見立てたリンゴ風味のぜりー玉をプラスした。涼しげなライトブルーのカラーは、見ているだけで夏気分がUP。2個入り・4個入りのセットメニューも揃うので、手土産にもおすすめだ。【詳細】日本橋屋長兵衛の夏スイーツ・金魚すくい価格:単品270円(税込)、3個入972円(税込)、5個入り1,512円(税込)、7個入2,160円(税込)販売期間:2020年5月上旬~8月中旬・ラムネゼリー清涼ながし価格:単品346円(税込)、2個入810円(税込)、4個入1,620円(税込)、8個入3,132円(税込)販売期間:6月上旬~8月中旬取り扱い店舗:日本橋屋長兵衛店舗・オンラインショップ【問い合わせ先】日本橋屋長兵衛 お客様相談室TEL:0120-887-071(9:30~17:50※日曜・年末年始、12:00~13:00を除く)
2020年06月06日日本橋屋長兵衛では、毎年人気No.1の涼菓「金魚すくい」と、遊び心あふれる昔懐かしいお味「ラムネゼリー 清涼ながし」の販売を開始します。「金魚すくい」日本橋屋長兵衛の夏の人気No.1商品「金魚すくい」の販売を開始します。2匹の金魚が優雅に泳ぐ姿をうつした見た目にも涼しい夏の涼菓です。ぜりーに浮かぶ2匹の金魚は羊羹製。舌ざわりの良い羊羹は包み込むレモン風味のぜりーと調和し、夏の乾いたのどをつるりと通り潤します。金魚と浮かぶ3色のダイスカットの寒天がぜりーの食感を豊かにします。<商品概要>商 品 名:金魚すくい(きんぎょすくい)価 格:単品270円、3個入972円、5個入り1,512円(上記写真掲載)、7個入2,160円 他販売期間:5月上旬~8月中旬「ラムネゼリー 清涼ながし」夏の風物詩”ラムネ”。昔から変わらず今も老若男女に親しまれるラムネを和菓子に仕立てた「ラムネゼリー 清涼ながし」。ラムネの味と色合いをうつしたぜりーの中には、瓶の中で涼やかな音色を奏でるビー玉に見立てたリンゴ風味のぜりー玉をお入れしました。昔懐かしいラムネの涼感あふれる味わいをお楽しみいただけます。<商品概要>商 品 名:ラムネゼリー 清涼ながし(らむねぜりー せいりょうながし)価 格:単品346円、2個入810円(上記写真掲載)、4個入1,620円、8個入3,132円販売期間:6月上旬~8月中旬◆オンラインサイトからのご購入も承っております。企業プレスリリース詳細へ本記事に掲載しているプレスリリースは、株式会社PR TIMESから提供を受けた企業等のプレスリリースを原文のまま掲載しています。FASHION HEADLINEが、掲載している製品やサービスを推奨したり、プレスリリースの内容を保証したりするものではございません。掲載内容に関するお問い合わせは、株式会社PR TIMES()まで直接ご連絡ください。
2020年06月04日2016年より耐震補強工事のため休館していた京都・南座が、南座発祥400年の今年、新開場する。その幕開けを飾る11月の「當る亥歳 吉例顔見世興行 東西合同大歌舞伎」にて、二代目松本白鸚、十代目松本幸四郎、八代目市川染五郎の親子三代による襲名披露が行われる。7月28日、京都市内で記者会見が行われ、白鸚、幸四郎、染五郎が思いを語った。今年1月の東京・歌舞伎座から始まり、これまでに4劇場で襲名披露を行ってきた高麗屋。その締め括りとなる南座では、昼の部の『連獅子』で幸四郎と染五郎が共演し、白鸚は顔見世で49年ぶりの上演となる『鈴ヶ森』に出演する。また、夜の部の『勧進帳』で親子三代が富樫、弁慶、義経を演じるのも見どころだ。白鸚は「『鈴ヶ森』の長兵衛は五代目幸四郎の当たり役で、“あれは五代目の鼻の高え長兵衛”というようなセリフが残っております。衣装も背中に花菱を抜いた“首抜き”で、合羽も高麗屋格子。高麗屋に大変ゆかりがある演目です」と語り、『勧進帳』で演じる富樫については「富樫には“武士の情け”がある。主君の義経を思う弁慶の心を慮って通してやるという情けです」と話す。幸四郎は今年で三度目の『勧進帳』弁慶で、南座で楽日まで勤めると100回を数えることになるという。「三代で『勧進帳』を勤めさせていただけるのは、夢のような幸せを感じておりますが、弁慶を勤めるときには喜びという思いどころではないというのが率直な感想です。回数ではございませんが、私自身の『勧進帳』として大きな区切りとなりますので、精一杯勤めきりたいと思います」。1月の歌舞伎座でも義経を勤めた染五郎は「最初は自分がこんな大きな役を勤めきれるのかという不安がありましたが、すごく大好きな役になりました。11月の南座では、1月にできなかったことをすべて直してお見せできるように稽古したいと思います」と意気込みを語った。また『連獅子』については幸四郎が「なんとかここでせがれに大きくなってもらいたいという思い。親子の物語ではありますが、狂言師右近、左近が踊りをお見せする舞踊です。僕自身の解釈としては踊り比べだと思っていますので、どっちが勝つかという踊りだと思って僕は勤めますので…、頑張ってください!」と染五郎に発破をかけると、染五郎も「親獅子が仔獅子を崖から落として這い上がったものだけを育てる伝説をもとにした踊りですが、親獅子を突き落とすくらいの強い気持ちで勤めたいと思います(笑)」と語り、会場の笑いを誘った。「當る亥歳 吉例顔見世興行 東西合同大歌舞伎」での襲名披露興行は11月1日(木)から25日(日)まで、京都・南座にて上演。チケットは10月15日(月)前売開始。取材・文:黒石悦子
2018年08月02日