企画展「世界一きれいなスイーツ展」が長崎・ハウステンボスで、2018年3月17日(土)から5月14日(月)の期間で開催される。「世界一きれいなスイーツ展」は、2013年、2014年の2年連続でアジア最優秀パティシエに輝くなど、エディブルアートのジャンルで高い評価を得ている気鋭の"シェフ・アーティスト"、ジャニス・ウォンとのコラボレーションによる企画展。会場となるハウステンボスのシンボル的スポット「パレス ハウステンボス」の宮殿内には、"スイーツの花"で埋め尽くされた壁や巨大な立体作品など、"光と花"をテーマにしたスイーツアートが多数登場。期間中には、アート体験イベントや、ジャニス・ウォン監修のスイーツの展開も予定されている。また、3月24日(土)には、宮殿内サロンで「大人のストロベリースイーツブッフェ~貴族の気分でティータイム~」が開催。こちらでは"ガーデンパーティー"をイメージした、苺をふんだんに使ったムースやタルト、ケーキなど、ホテルパティシエが手掛ける約20種類のスイーツを用意する。【詳細】■「世界一きれいなスイーツ展」開催期間:2018年3月17日(土)~5月14日(月)会場:ハウステンボス内「パレス ハウステンボス」住所:長崎県佐世保市ハウステンボス町1-1料金:パスポート類提示で500円、散策チケット提示で700円※別途ハウステンボス入場料。■大人のストロベリースイーツブッフェ~貴族の気分でティータイム~開催日:2018年3月24日(土)時間:13:30~(約90分)料金:3,500円(税込)※パレス ハウステンボス入館料込※30名限定【問い合わせ先】ハウステンボス総合案内(ナビダイヤル)TEL:0570-064-110
2018年03月11日「大江戸展」が、長崎県美術館 企画展示室にて開催される。会期は2018年3月24日(土)から5月27日(日)まで。「大江戸展」には、教科書で誰もが目にしたことがあるような江戸時代を代表する名作の数々が集結。東京富士美術館が所蔵する屏風、襖絵、浮世絵、工芸品など約110点を、前期約70点・後期約80点に分けて公開する。見どころは、琳派の傑作「風神雷神図」。「風神雷神図」は、俵屋宗達や尾形光琳、酒井抱一と琳派の巨匠たちが描き続けてきた重要なテーマの1つだ。今回は、九州で初公開となる鈴木其一の襖絵が、前期のみ特別に展示される。さらに、浮世絵師の葛飾北斎や歌川広重、奇想派の伊藤若冲など、各巨匠の作品を目にすることができ、江戸時代に花開いた日本特有の美意識に触れることができる。【概要】「大江戸展」会期:2018年3月24日(土)~5月27日(日)※前期 3月24日(土)~5月6日(日)/後期 5月9日(水)~5月27日(日)休館日:4月9日(月)、5月14日(月) ※5月7日(月)・8日(火)は展示替えのため大江戸展のみ休場。開館時間:10:00~20:00(最終入場19:30)TEL:095-833-2110会場:長崎県美術館 企画展示室(長崎県長崎市出島町2番1号)観覧料:大人 1,400円(前売1,100円)、学生(小学~大学) 800円(前売500円)、小学生未満無料※15名以上の団体、障害者手帳保持者及び介護者1名までは前売料金。※会期中、本券でコレクション展にも入場可。※前売券は 2月25日(日)~5月6日(日)まで、各種プレイガイドにて販売。詳細は公式サイトにて。
2018年03月04日長崎県長崎市に属する離島、伊王島のリゾートホテル「やすらぎ伊王島」が、4月1日にエンターテインメントリゾート「アイランド ナガサキ(i+Land nagasaki)」としてリニューアル。それに合わせて、デジタルアートを駆使した体験型マルチメディア・ナイトウォーク「LUMINA」シリーズが、世界で6ヶ所目としてオープンし、日本に初上陸する。伊王島の夕景「アイランド ルミナ(ISLAND LUMINA)」と名付けられたこのナイトウォークは、カナダを拠点に活動するデジタルアート集団「モーメント ファクトリー(MOMENT FACTORY)」によるデジタルアートを駆使した、体験型マルチメディア・ナイトウォーク「ルミナ(LUMINA)」シリーズのひとつ。伊王島の雄大な自然を舞台に、ここでしか体験できないオリジナルナイトウォークを楽しむことができる。ルミナシリーズは、カナダに5ヶ所の常設会場があり、すでに100万人近くを動員。「アイランド ルミナ」は、全世界で6ヶ所目、日本初上陸であり、カナダ以外では世界初の常設施設となる。全てのマルチメディア・ナイトウォーク「ルミナ」シリーズは、その土地の文化や景観に基づいて制作されており、物語やそれらに登場するキャラクター、その土地特有の自然の魅力がそれぞれのルミナを唯一無二のものにする。LUMINA BOREALISイメージ日本の「アイランド ルミナ」では、環境にやさしい素材を用い、自然と調和した夜のマルチメディア体験を創造。最先端のテクノロジー技術を活用した光と映像にあふれる約1キロメートルものコースが森の中に出現し、来場者自らが「アイランド ルミナ」内を歩き、五感を使ってその世界観を体感することができる。既存のルミナシリーズをアレンジし、伊王島のランドマークである灯台をはじめ、長崎県や伊王島の歴史、文化、伝説などをモチーフとして、完全オリジナルとなるストーリーやキャラクターを制作。伊王島の自然と映像が融合した、ここだけのルミナとなった。アイランド ルミナを手掛ける「モーメント ファクトリー」は、カナダのモントリオールで2001年に創設。現在は東京も含め6都市に拠点を構え、映像、照明、建築、音響、特殊効果を駆使したショーやイベントで定評のある体験型コンテンツを作り出すスペシャリストで、世界最高峰のデジタルアート集団。シルク・ドゥ・ソレイユやマドンナ、ソニー、トヨタ、MUSE、レッド・ホット・チリ・ペッパーズ、チャンギ空港のプロジェクトに携わるなど、今世界で最も注目されている。“We do it in public”を掲げ、公共の場に人々が集うことで生まれる体験を生み出し、エンターテインメントの枠を超えた人々の繋がりを創出し、世界に新しい体験を提供するエンターテインメントの新たな形を切り開いている。FORESTA LUMINAイメージまた、「アイランド ナガサキ」のリニューアルでは、「ナギ ホテル(NAGI HOTEL)」と「カゼ ホテル(KAZE HOTEL)」が先行リニューアルオープン。サップやシーカヤックなどのマリンアクティビティ、島内サイクリング、ビーチヨガ、全天候型BBQガーデンなどの様々なアクティビティが今まで以上に充実し、伊王島の大自然が体感できる。さらに、7月には新施設や新たな宿泊エリアがオープンし、コテージ(ロッジ)エリアが新設され、カップルやファミリー、友人同士、ペット同伴で宿泊できるコテージも登場する。その他にも様々な施設が新設され、多種多様なニーズに合わせて、贅沢な伊王島でのひとときを過ごすことができる。伊王島は、日本で初めての鉄造六角形の洋式灯台「伊王島灯台」、五島灘の大パノラマが広がる「夕陽ケ丘展望台」、白い砂浜に透明度の高い海とビーチ「コスタ・デル・ソル」、国の有形文化財にも登録されている「聖ミカエル教会(沖ノ島天主堂)」など、見所も多く、レンタサイクルで潮の香りを感じながら島巡りするのもおすすめだ。
2018年02月26日体験型マルチメディア・ナイトウォーク「ルミナ(LUMINA)」シリーズが、日本初上陸。長崎・伊王島のやすらぎ伊王島をリニューアルしてオープンする、エンターテインメントリゾート・アイランド ナガサキ(i+Land nagasaki)内に誕生する。マルチメディア・ナイトウォーク「ルミナ」シリーズとは体験型マルチメディア・ナイトウォーク「ルミナ」シリーズは、デジタルアートを駆使して自然の中に映像を映し出し、その世界観を歩きながら体感するナイトウォークアトラクション。カナダに5か所の常設会場があり、すでに約100万人を動員している。長崎・伊王島にオープンする「アイランド ルミナ(ISLAND LUMINA)」は6カ所目、カナダ以外では世界初の常設施設となる。制作を手掛ける"モーメント・ファクトリー"は、シルク・ドゥ・ソレイユやマドンナといった海外一流アーティストの演出や、スペインのサグラダ・ファミリアのプロジェクション・マッピングなどを手掛けた、世界屈指のデジタルアート集団だ。日本では、2017年に見て食べる体験型デジタルアート「食神さまの不思議なレストラン」展を開催し、好評を博した。最新の映像技術と伊王島の自然が融合「アイランド ルミナ」では、最先端のテクノロジー技術を活用した光と映像にあふれる約1Kmものコースが森の中に出現。来場者自らが歩き、五感を使ってその世界観を体感することができる。その土地の文化や景観に基づいて制作されているのも、「ルミナ」シリーズの特徴の一つだ。伊王島のランドマークである灯台をはじめ、長崎県や伊王島の歴史、文化、伝説などをモチーフに、完全オリジナルのストーリーやキャラクターが夜の森に現れる。伊王島の自然の魅力と、最新の映像技術が融合したエンターテイメントを楽しむことができる。宿泊施設やレストランも新オープンなお「アイランド ルミナ」が登場するエンターテインメントリゾート・アイランド ナガサキは、やすらぎ伊王島をリニューアルしたもの。7月18日(水)には、海を臨む開放的なレストラン、ドッグランなどを新設した宿泊エリアがオープンする。様々なタイプの部屋を備える宿泊エリアでは、ゆっくりとリラックスしたい、グループで楽しみたい、ペットと一日中過ごしたいなど、用途に合わせて部屋を選ぶことができる。また、全天候対応型の手ぶらシーサイドバーベキューレストランも開業する。【詳細】「アイランド ルミナ」オープンオープン日:2018年4月1日(日)営業時間:日没~23:00(最終入場22:30) ※季節により変動場所:アイランド ナガサキ内入場料:大人2,400円、中人(中学生・高校生)1,800円、小人(4歳~小学生)1,500円 3歳以下無料※価格は全て税込。前売チケット:3日前締切■「アイランド ナガサキ」リニューアルオープンオープン:2018年4月1日(日) ※7月18日(水)宿泊エリアオープン住所:長崎県長崎市伊王島町1丁目 3277-7TEL:095-898-2202料金:1泊2食 2名1室、大人1人 平日13,800円+税~※14:00チェックイン、11:00チェックアウトエリア:・ガーデンエリア 4月1日(日)リニューアル・元本館側・ポートエリア 7月中旬開業・沖ノ島側・島風エリア 一部改装・ルミナエリア 4月1日(日)開業 ※アイランドルミナ■シーサイドバーベキュー場所:ガーデンエリア営業時間:ランチ11:00~15:30(OS14:30)/ディナー17:00~21:30(OS21:00)料金:ランチ 大人2,800円 小学生1,200円 幼児(4-6歳) 300円ディナー 大人3,800円 小学生1,200円 幼児(4-6歳) 300円【問い合わせ先】アイランド ナガサキ・宿泊に関する問い合わせTEL:095-898-2202・レストランに関する問合わせTEL:095-898-2083
2018年02月25日木をふんだんに使用した、モダンな和の空間のお店大阪・西大橋にある「なみなみ 新町店」では、希少豚である「長崎芳寿豚」をメインとした料理を味わえます。外観は、白い壁に「なみなみ」と大きく文字が躍ります。店内は細長い造りで、木のカウンター席とテーブル席がずらりと並び、落ち着いた雰囲気です。壁や天井には木が渡され、モダンながら和のテイストが漂います。夜は、天井に渡された木の間から照明の光がこぼれ落ち、昼とはまた違った雰囲気。ランチタイムにも、夜にも訪れたくなるお店です。約200種類の豚の中から選んだ「長崎芳寿豚」を1頭買いお店をオープンする以前、店主が毎日豚肉を全国各地から取り寄せて食べ比べ、「長崎芳寿豚」をメイン食材にすることに決めたそう。約200種類もの豚肉の中から、店主のハートを射抜いた「長崎芳寿豚」は、まぐろより菌数が少ない最高級品質の豚肉。このお肉の脂質は中鎖脂肪酸という良質な脂のため、ヘルシー志向の女子も安心です。「なみなみ 新町店」では長崎芳寿豚を1頭買いしており、リーズナブルに味わうことができます。希少豚を使ったレアな仕上がり! 「極上ロースとんかつ」「極上ロースとんかつ 特製黄身おろしポン酢」(税抜1,200円)は、お店の一番人気メニュー。「長崎芳寿豚」を使った絶品とんかつです。厚切りのとんかつはレアな仕上がり。サクサクの衣をまとったとんかつのジューシーな赤身の部分を噛むと、豚の旨みがじゅわっと出てきます。脂身の部分はとろける食感で、こちらもたまりません。「長崎芳寿豚」の赤身は水分保有率が高いため、揚げても柔らかい仕上がりです。大根おろしに卵の黄身を合わせた、お店特製のまろやかなポン酢に付けていただきましょう。食べればやみつき! 「雲仙しまばら鶏の生ハムユッケ」「雲仙しまばら鶏の生ハムユッケ」(税抜680円)も、お店イチオシのメニューです。あっさりと仕上げた鶏の生ハムを、ユッケにしていただきます。鶏の生ハムは歯ごたえがあり、1度食べればやみつきになることでしょう。卵の黄身をとろりとからめていただくユッケは、日本酒との相性が抜群! とんかつをいただく前のお酒のアテとして、楽しみたい1品です。豚肉だけでなく、野菜や米にもこだわるお店「食の安全性や品質について、意識の高いお客様に是非味わっていただきたい」と店主が語るだけあり、使用している食材はどれも厳しい目で選び抜かれたものばかり。野菜は全国から取り寄せたこだわりの地場野菜で、お米は近江産の有機特Aランクのコシヒカリを使用しています。ランチタイムは「とんかつ専門店」としてオープンしており、人気のとんかつをリーズナブルに食べられるのも魅力。テイクアウト商品の「とんかつ弁当」もあり、気軽に立ち寄りたいお店です。「なみなみ 新町店」は、大阪市営地下鉄四つ橋線の四ツ橋駅2番から徒歩3分ほどの距離。四つ橋筋を北に進み4つ目の角を左折し「YPC保育園」の前を通り過ぎ、角を右折するとお店が見えます。あなたも「なみなみ 新町店」で、絶品の極上ロースとんかつを味わってみませんか。スポット情報スポット名:なみなみ 新町店住所:大阪府大阪市西区新町1-9-14 丸勝ビル1F電話番号:06-6534-1566
2017年11月17日長崎のハウステンボスでハロウィンイベント「ハンニバル ハロウィーン ミュージックフェスティバル 2017」が2017年10月14日(土)に開催される。「ハンニバル ハロウィーン ミュージックフェスティバル 2017」は、日本初のテーマパークで行うハロウィンと野外ミュージックフェスティバルを融合させたイベントだ。出演者ラインナップには、EDMブームの火付け役となってムーヴメントを牽引しているアフロジャック(AFROJACK)、人気ヒップホップグループ、ブラック・アイド・ピーズ(The Black Eyed Peas)のメンバーでもあるタブー(Taboo)ら、海外トップクラスのDJが登場。そのほか国内からも、”博多のゴッドねえちゃん”こと山本華世のDJセット・DJ KAYO、日本を代表するゴーゴーダンサーチーム、サイバージャパンダンサーズ(CYBER JAPAN DANCERS)らが会場を盛り上げる。イベント当日は、ハウステンボス場内もハロウィーン一色に。今年のテーマである「ネコ」に合わせて、7mの巨大ネコが登場するパレードも実施されるなど、ネコにまつわるイベントも多数開催される予定だ。【詳細】ハンニバル ハロウィーン ミュージックフェスティバル 2017(Hanniball Halloween Music Festival 2017)開催日:2017年10月14日(土)時間:10:00〜21:00場所:ハウステンボス・ロッテルダム会場住所:長崎県佐世保市ハウステンボス町1-1チケット料金:・イベント単独券 9,000円+2ドリンクチケット(1,000円)〜・ハウステンボス入場券付きイベント券 12,500円〜<出演者第1弾ラインナップ>AFROJACK/Taboo of The Black Eyed Peas/DJ MOUSS & AMERICAN BORDERLINE (by DjK Paris)/BIG BOY(Voice of LA 92.3 The Real)/DJ KAYO(山本華世)/CYBER JAPAN DANCERS【問い合わせ先】株式会社 Hanniball2017 実行委員会TEL:092-739-6162
2017年06月29日「高畑・宮崎アニメの秘密がわかる。 スタジオジブリ・レイアウト展」が2017年7月15日(土)から9月3日(日)まで、長崎県美術館にて開催される。「レイアウト」1,300点を一挙公開鉛筆で描かれた映画の設計図「レイアウト」。背景とキャラクターの位置関係、動きの指示、カメラワークや背景処理など、そのカットで表現されるすべてが描かれたレイアウトには作り手のこだわりやイマジネーションが凝縮されている。今回開催される「スタジオジブリ・レイアウト展」では、宮崎駿直筆のレイアウトを中心に1,300点を展示。『風の谷のナウシカ』『となりのトトロ』『天空の城ラピュタ』などの誰もが知る名作から、高畑勲、宮崎駿両監督がジブリ以前に手がけた『アルプスの少女ハイジ』や『赤毛のアン』からなどを含む全33タイトルの映画作品のレイアウトが展示される。名作が生まれた過程をじっくりと見れる貴重な機会だ。千尋の声を演じた声優による音声ガイド『千と千尋の神隠し』の千尋を演じた柊瑠美による音声ガイドも。レイアウトの見どころやジブリスタッフによる制作秘話をジブリ映画の音楽とともに聞く事ができる。作品を何倍も楽しむことができそうだ。トトロに乗れるコーナーも可愛い写真の取れるフォトスポットも充実。トトロのお腹の上に乗れる「トトロケーション」やバケツに捕まったポニョと一緒に写真を撮ることのできる「ポニョロケーション」など、ジブリの世界を存分に味わえるコーナーが揃っている。【詳細】「高畑・宮崎アニメの秘密がわかる。 スタジオジブリ・レイアウト展」期間:2017年7月15日(土)~9月3日(日)※7月24日(月)休館開館時間:10:00~20:00(最終入場19:30)場所:長崎県美術館 企画展示室ほか住所:長崎県長崎市出島町2番1号料金:一般1,300(1,100)円、小中高700(500)円、小学生未満無料※カッコ内前売り・団体料金※前売りは7月14日(金)まで販売【問い合わせ先】長野県美術館TEL:095-833-2110
2017年06月25日「チームラボ 大村の神社に浮遊する球体、呼応する城跡と森」が、長崎県大村市の大村公園で開催される。期間は、2017年6月3日(土)から7月2日(日)まで。“自然そのものを、自然のままアートに”。チームラボの作品群は、街の風景をそのままデジタル化することで未知なるアート空間に変えてしまう。今回は、玖島崎樹叢(くしまざきじゅそう)の木々と城跡の石垣に光を灯し、幻想空間へと導く。2016年10月に「TOKYO数寄フェス」にて披露された“浮遊する、呼応する球体”が舞台を変え「浮遊する、呼応する球体 - 大村神社」として登場する。大村神社に浮遊する光の球体は、衝撃を受けることで光の色を変化させ、色特有の音色を響かせる。強く輝いたり消えたり、まるでゆっくりと呼吸しているかのごとく鑑賞者たちに振る舞う。玖島崎樹叢は、玖島城が廃城となった後、林が自然の状態へと戻った自然林の森。この森の木々と城跡の石垣が、今回の展示では「呼応する森と城跡 - 玖島崎樹叢」として姿を変える。「浮遊する、呼応する球体 - 大村神社」と同様、鑑賞者の動きにあわせてつながる光と音は、森に新たな息吹を吹き込んでくれる。【詳細】チームラボ 大村の神社に浮遊する球体、 呼応する城跡と森会期:2017年6月3日(土)~7月2日(日)会場:長崎県大村市大村公園内(玖島崎樹叢・大村神社境内)住所:長崎県大村市玖島1-45-3時間:19:00~22:00(最終入場21:30)※荒天の場合は中止。※小学生の入場は保護者同伴とし、 中高生のみの入場は20:30まで。入場料:・市内在住者大人 500円、高校生以下(市外在住者で市内の高校に通学している生徒を含む):無料・市外在住者大人 800円、高校・中学生 300円、小学生以下 無料※障害者手帳提示者及び介助者1名までは無料。※市外在住者のうち、市内宿泊施設・飲食店の登録店(ポスター掲示店)で割引チラシを入手し提示すると入場料減額(300円割引)。
2017年05月13日長崎・ハウステンボスでウォーリーに仮装した人々を集め、ギネス世界記録に挑戦するイベントが2017年10月8日(日)開催される。このイベントは今回が3回目であり、過去の記録は2015年に3316人、2016年に3856人のウォーリーの仮装をした人々がハウステンボスに集結した。目標はアイルランド・ダブリンで記録された世界記録、3872人。3度目の挑戦の2017年こそ記録達成を目指す。またウォーリー以外にも、個人でギネス世界記録に挑戦できる3つのコンテンツが登場する。ハウステンボス場内がウォーリーで埋めつくされる1日、イベントに参加して記念すべき世界記録達成の瞬間を見逃さないで。【概要】開催予定日時:2017年10月8日(日)午後開催場所:ハウステンボス ロッテルダム会場住所:仮装認定の条件:赤白ストライプ柄の長袖Tシャツ、メガネ、赤白ストライプもしくは赤のポンポン付ニット帽、青いジーンズ(短パン、クラッシュ加工不可)、靴(サンダル、ハイヒールは不可)※詳細、参加方法、その他チケット情報は、後日発表。【問い合わせ先】ハウステンボス総合案内(ナビダイヤル)TEL:0570-064-110
2017年05月12日長崎・ハウステンボスでは、2017年5月8日(月)から11月2日(木)まで、広大な街並みを様々な趣向でライトアップするイベント「光の街」を開催する。夜の街並みを美しく輝かせるべく、ライトアップを中心に、年々建物や樹木を照らす明かりを増やきたハウステンボス。ただ照明を当てるだけではなく、ヨーロッパの建物に多いアッパーライト(下から上向きに照らす照明)を用いるなど、建物そのものの造形を活かした光の演出で、普段見慣れているイルミネーションとは一味違う落ち着いた大人の空間が楽しめる。4年に渡り“夜景日本一”として光の美しさを追求し続けた経験と、本物を忠実に再現したヨーロッパの街並みを持つハウステンボスだけの夜景の数々。今回は、その中でも特にオススメのスポットを厳選して紹介するので、実際にハウステンボスを訪れた際の参考にしてほしい。アムステルダム広場ハウステンボスの中心部「アムステルダム広場」は、360度美しい建物に囲まれた大人の空間。上質なクラシックの生演奏を聴きながらの夜景鑑賞は、ハウステンボスならではの贅沢なひと時だ。ホテルヨーロッパフラッグシップホテルの「ホテルヨーロッパ」も、ライトアップでさらに豪華に。実在するオランダのホテルを再現しているからこその重厚感は、実際にその目で体験したい。パレス ハウステンボスオランダ・ベアトリクス元女王の邸宅を忠実に再現した「パレス ハウステンボス」。実際の設計図を取り寄せ作られたという、こだわり抜いた高貴さと優雅さが魅力だ。アンブレラストリート今やSNSで必ずといっていいほどアップされる人気のスポット「アンブレラストリート」。SNS映え抜群の「アンブレラストリート」なら、雨の日でも晴れやかな気分にさせてくれること間違いなしだ。概要ハウステンボス「光の街」開催期間:2017年5月8日(月)〜11月2日(木)開催場所:ハウステンボス【問い合わせ先】ハウステンボス総合案内(ナビダイヤル)TEL:0570-064-110
2017年05月05日長崎・ハウステンボスは、場外イベント「SHIBUYA VR LAND」と「お台場ウォーターパークby ハウステンボス」を東京で初展開する。「SHIBUYA VR LAND」2017年3月にオープンした「VRの館」が、「SHIBUYA VR LAND」として東京・渋谷MODI内に6月17日(土)にプレオープン、24日(土)にグランドオープンする。「SHIBUYA VR LAND」では、映像技術によって、架空の世界をまるで現実のように体感できるVRを駆使した5コンテンツのアトラクションが楽しめる。イケメンや女子高生から壁ドンされる夢のシチュエーションが体験できる「迫りくる愛のささやき」、VR360度映像と劇場用4DシートMX4Dによって飛び出す大ジャンプを体感できる「ウルトラ逆バンジー」など“現実逃避できる”アトラクションが揃う。さらに、7月15日(土)、ハウステンボス内にグランドオープンする新アトラクション「ハバドームディスコ」の無料先行体験会が、東京・渋谷「SHIBUYA109」にて6月16日(金)と17日(土)の2日間限定で開催される。「ハバドームディスコ」は、「ファイナルファンタジー」シリーズをはじめ、ゲーム業界を牽引するスクウェア・エニックスと共同開発した、ヘッドマウントディスプレイなしで仮想現実体験が楽しめる世界初のアトラクション。最大4名のプレイヤーが、前後左右360度に下面90度を加えた5面“450度”の映像空間の中、リズムにのって流れてくる光のターゲットに合わせてスティック型コントローラーでプレイする。詳細プレオープン日:6月17日(土)グランドオープン日:6月24日(土)場所:渋谷MODI B1F住所:東京都渋谷区神南1丁目21-3営業時間:11:00~21:00※渋谷MODIの営業時間に準ずる。料金:2,200円(税込)体験時間:1人あたり60分(全5種)対象年齢:8歳以上推奨(13歳未満は保護者の同意が必要)一部13歳以上対象あり■ハウステンボス「ハバドームディスコ」先行体験会日時:・6月16日(土) 13:00~20:00・6月17日(土) 10:00~18:00、19:30~20:00※6月17日(土) 19:30~20:00の部はEDMユニット「CTS」によるスペシャルライブイベント。「お台場ウォーターパーク by ハウステンボス」場外イベント「お台場ウォーターパーク by ハウステンボス」は、ハウステンボスの夏のメインコンテンツでもある「水の王国」の場外編として、2017年7月15日(土)から8月31日(木)まで開催される。2016年の大阪城ウォーターパークに続く第2弾となる今回は、100mを駆け抜けるウォータースライダーや高さ10mのジャンピングスライダーに加え、まるでジェットコースターのような急降下と急上昇を味わえるブーメランスライダーが登場する。また、昼だけでなく夜も楽しめるのがこのウォーターパークのポイント。18時になると、プールが約5万個以上のボールに最新のプロジェクションマッピングを投影した幻想的な姿に様変わりする。白濱 亜嵐がゲスト出演する一夜限りのビーチパーティーもまた、開催期間中の2017年8月8日(火)には、EXILE/GENERATIONのメンバーである ALAN HI AHAMA(アラン シラハマ)がDJとしてゲスト出演するパーティー「FULLMOON PARTY」が開催。プロジェクションマッピングやイルミネーションが輝く幻想的なナイトプールで行われる本イベントは、DJプレイはもちろん、日本代表ダブルタッチチームの光る縄跳び演出などのパフォーマンスや、プールサイドで楽しめるボディペイントなども楽しめるビーチパーティーとなっている。詳細オープン期間:2017年7月15日(土)から8月31日(木)場所:お台場 青海周辺エリア時間:昼の部 10:00~17:00 夜の部 18:00~21:00種類:10コンテンツ・プール4種(巨大プール2つ、幼児プール1つ、VIPプール1つ)・水上アスレチック・スライダー5種料金:大人(高校生以上) 2,500円/子ども(3歳以上) 2,000円※昼は土・日・祝日、夜は金・土・祝前日はプラス200円※特定日はプラス300円(昼:8/11~15、夜:8/11~14)■「FULLMOON PARTY」開催概要開催概要:2017年8月8日(火) 18:00〜21:00会場:「お台場ウォーターパーク by ハウステンボス」 (お台場みんなの夢大陸/スマイルランド内)ゲスト:DJ/ALAN SHIRAHAMA(アラン シラハマ)、ダブルタッチ/REGSTYLE(レグスタイル)チケット料金:前売り 4,500円/当日5,000円(大人単独チケット限定)※子供料金の設定はない。3歳未満は無料。※中学生以下のご利用については、保護者の同伴が必要。※本チケットには以下の内容が含まれる。ウォーターパーク利用フリー+スライダーフリー(ロングスライダーは浮き輪利用が必須)問い合わせ先:お台場みんなの夢大陸 2017<0570‐092‐888>※チケットの詳細は公式ウェブサイト(より。問い合わせ先ハウステンボ総合案内(ナビダイヤル)TEL:0570-064-110
2017年04月21日長崎・ハウステンボスに、VR(ヴァーチャル・リアリティ)を使った新アトラクション施設が登場。2017年3月4日(土)にプレオープン、3月18日(土)よりグランドオープンする。映像技術によって、架空の世界をまるで現実のように体感できるVR。ハウステンボスでは、新たに3施設・17コンテンツのVRアトラクションが誕生し、日本最大級のVRテーマパークへと生まれ変わる。新アトラクションは、宇宙や近未来、さらには擬似恋愛体験や、心霊など様々なコンテンツを用意。VRだからこそ実現できる、映画の中に入り込んだような壮大な世界観や、リアルな臨場感で、普通のアトラクションとは一味違うスリリングな体験を味わえる。「ウルトラ逆バンジー」は、風やミスト、香り、振動など、五感で映像を体感できる「MX4D」とVRを融合。都会のど真ん中に設置された巨大な鉄塔から、宇宙へと飛ばされていくスリルを、映像だけでなく風や振動など、全身で味わえる大迫力のアトラクションだ。また、心霊スポットと噂される実在の廃病院で撮影された映像をVRで体験できる「VR心霊百物語〜廃病院〜」も。何か不気味な気配はするのに見つけられず、曖昧なまま次の部屋に進んでしまう……そんな気持ち悪さが、舞台の湿った雰囲気と相まってリアルに感じられる。その他に、360°全方位から迫る敵を、銃を使って打ち落すシューティングアトラクション「BLAST×BLAST」もオープン。敵と戦う時の多彩な揺れや、銃を撃つ感触をリアルに再現しており、実際その世界に入って戦っているような気分に。また、ドラゴンに導かれ、富士山やカナダの大自然、マンハッタンの高層ビル群など2分間で世界中を飛び回れるメリーゴーランド「DRAGON WORLD TOUR」も登場する。【詳細】ハウステンボス 新VRアトラクションオープン日:プレオープン 2017年3月4日(土)、グランドオープン 3月18日(土)住所:長崎県佐世保市ハウステンボス町1-1■新アトラクション、場所、料金例「ウルトラ逆バンジー」VRの館 200円「迫りくる愛のささやき」VRの館 200円「BLAST×BLAST」VRの館 200円「ブロックブレイカー」VRの館 200円「VR心霊百物語〜廃病院〜」スリラーシティ パスポート対象「DRAGON WORLD TOUR」アムステルダムシティ パスポート対象※VRアトラクションすべて13歳以上推奨。8歳以上12歳以下は保護者の同意が必要※VRコンテンツの体験には「ニンジャマスク(VR体験用汚れ防止マスク)」(各施設で販売・持ち込み可)が必要。【問い合わせ先】ハウステンボス総合案内(ナビダイヤル)TEL:0570-064-110
2017年02月11日大江戸温泉物語が「長崎ホテル清風」を2017年4月29日(土)にリニューアルオープン予定。長崎・稲佐山の中腹に立地する「長崎ホテル清風」は、長崎の夜景をすべての客室・レストラン・大浴場・ロビー・フロントから楽しめるよう、大規模なリニューアル工事を行う。リニューアル後は、和モダン調なデザインに施設が統一。さらに、新設されるレストラン会場では、大江戸温泉物語流のバイキング料理を長崎の夜景とともに味わえる。注目は、大浴場・展望露天風呂だ。内湯の大浴場は、室内の照度を抑え窓から臨む長崎の夜景を引き立てる。さらに、展望露天風呂は、温泉と海が繋がっているように見え、無限の広がりを感じさせる演出を施し、視覚的により長崎の夜景を楽しめるよう「インフィニティ風呂」を新設。開放的な雰囲気の中、海抜100メートルを超える高さから長崎の眺望を堪能することができる。【概要】大江戸温泉物語長崎ホテル清風リニューアルオープン:2017年4月29日(土)予定住所:長崎県長崎市大鳥町523総客室・宿泊人数:100室(洋室・和室・和洋室) 491名宿泊料金:1泊2食付バイキングプラン 8,980円(税別)~※平日大人3名以上1室利用の場合予約開始予定日時:1月20日(金)午前9時~
2017年01月21日エル カフェ(ELLE café)が、2017年1月5日(木)よりストロベリーフェアを全店で開催。長崎県産のブランド苺「ゆめのか」を使ったスイーツやドリンクを期間限定で提供する。今が旬の苺は、ビタミンCやポリフェノールが豊富な“美肌・美白のフルーツ”。今回エルカフェがフィーチャーする「ゆめのか」は、苺が持つ栄養素はもちろん、大粒のサイズと丸々とした果肉、そして溢れるジューシーな旨味が魅力の品種だ。メニューは、旬の苺がもつ自然の美容成分を摂取できるコールドプレスジュース、植物性の低糖質ココナッツミルクヨーグルト「コヨ」のストロベリーバージョン、苺をタワーのように盛り上げたスムージーボンボン、ジューシーな苺とピスタチオが相性抜群のグルテンフリータルトの全4種。まだ一般の市場に出回ることが少ない、新しいブランド苺「ゆめのか」。身体にも嬉しいヘルシーで贅沢な苺スイーツを,この機会に是非味わってみてはいかが。【商品情報】エル カフェ「ストロベリーフェア」期間:2017年1月5日(木)〜期間限定対象店舗:エル カフェ全店(青山店、渋谷ヒカリエ シンクス店、六本木ヒルズ店)
2016年12月25日昨年公開された映画『母と暮せば』が、長崎にて行われた「核兵器のない世界へ長崎国際会議」で上映会が行われ、山田洋次監督、吉永小百合が会場に駆けつけた。昨年12月12日に劇場公開され、19億円の大ヒット作となった本作は、終戦から3年後の長崎を舞台とした、山田監督初のファンタジー映画。吉永さん演じる助産師・伸子の前に、二宮和也演じる原爆で亡くなった息子・浩二が、ひょっこり現れる…というストーリー。吉永さんを始め、二宮さん、黒木華、浅野忠信といった豪華俳優陣の出演が大きな話題となり、二宮さんは本作で「第39回日本アカデミー賞」最優秀主演男優賞を受賞したことも記憶に新しい。さらに、来年に行われる「第89回米国アカデミー賞」の外国語映画賞の日本代表作品にも選出されている。イベント会場となったのは、長崎大学坂本キャンパス医学部記念講堂。長崎市内の市民や学生、海外からの長崎国際会議参加者ら約300人の観客が訪れ、ほぼ満席に。山田監督は「僕たちの国にとって大事な会議で、僕の映画が上映されたのは光栄に感じる」「ちょうど1年前、去年の12月12日に公開されたので、不思議な縁を感じます」と挨拶。また本作を製作した経緯について、「長崎大学の学生の浩二が死んでしまった話ですが、こういう悲劇が第二次大戦中に何百万どころでない犠牲者ひとりひとりにこのような悲劇があるのだと想像してもらいたいと思い、この映画を作りました」とコメント。一方吉永さんは「この映画に関わり、こんな形で3年も息子を待っていた母がいたということを実感しました。核兵器を廃絶するため、もっと声を出して世界に向かってアピールしなくてはいけないと撮影中に感じていました」と平和への思いを熱く語る。最後に吉永さんと山田監督は「若者のつながりについても心強い。白熱して話し合って、世界の若者が心つないで、1日も早く核廃絶がきて欲しいです。ぜひお願いします」(吉永さん)、「絶望するのは簡単。若者が情熱的に議論したと聞いて、希望を抱きます。ぜひがんばって」(山田監督)と呼びかけた。(cinemacafe.net)■関連作品:母と暮せば 2015年12月12日より全国にて公開(C) 2015「母と暮せば」製作委員会
2016年12月12日映画『母と暮せば』(2015年公開)が11日、長崎大学で行われた「核兵器のない世界へ長崎国際会議」で上映され、主演の吉永小百合、山田洋次監督が登壇。さらにキム・ウォンス国連軍縮担当上級代表、武井俊輔外務大臣政務官、土山秀夫元長崎大学長、ユース非核特使(軍縮や不拡散分野で活動する若い世代)が出席した。同作は終戦後の1948年、長崎で助産婦をする伸子(吉永)の前に、原爆で死んでしまった息子・浩二(二宮和也)が亡霊となって現れるというストーリーで、井上ひさしの戯曲『父と暮せば』と対になる作品となっている。吉永は「この映画に関わり、こんな形で3年も息子を待っていた母がいたということを実感しました」と映画から受けた思いを語る。そして「核兵器を廃絶するため、もっと声を出して世界に向かってアピールしなくてはいけないと撮影中に感じていました」と振り返った。二宮演じる浩二のモデルとなったといわれている土山元長崎大学長は「モデルにはなっていないのではないでしょうか。浩二は死んでいるけど私は生きている(笑)」と恐縮しつつ、作中の「メンデルスゾーンのくだりは実話」と明かした。「クラシックが大好きで、憲兵に怒られるので蓄音機に座布団をかぶせて耳を寄せて聞いた最後がメンデルスゾーンのコンチェルト」と戦時中の話を語り、「浩二が憲兵に捕まえられたのは兄のエピソード」とも告白した。ウィーンから東京に来る間に同作を観たという、キム・ウォンス国連軍縮担当上級代表は「若い世代が核兵器を作ったのではない、古い世代により作られたもの。若い世代には、この廃絶の思いを絶やさないで欲しいと思う。映画をみてそう感じました」と、映画の感想を述べた。山田洋次監督は「戦争が国同士の憎しみを煽ることが戦争になる。レコードも聞けない、あらゆる英米が禁止された」と戦争の悲しさを語り、「どこの国でも話し合って解決しないことはないと。憎しみから生まれる良いことはない」と力強く断言。キム・ウォンス国連軍縮担当上級代表は「ぜひこの映画に今年のオスカーをとってほしいと願っています」とメッセージを送った。
2016年12月12日「光の王国」が長崎・ハウステンボスで開催される。期間は2016年10月29日(土)から2017年4月17日(月)まで。「光の王国」のアトラクションは、高さ20mから世界最大級の光の海に向かって飛び出せる「光のバンジージャンプ」や、船が通るたびに上がる噴水と樹木のライトアップが幻想的な「光と噴水の運河」などがラインナップ。また、花畑がライトアップされた「光のチューリップ」、ブルーのイルミネーションが一面に広がる「光のアートガーデン・ブルーウェーブ」など煌びやかな光が会場を包む。他にも、毎夜音楽に合わせたイルミネーションショーを開催する「光の宮殿」や、子供たちに大人気の動物たちが輝く「光のどうぶつえん」などもオープン。プロジェクションマッピングで太鼓の達人ができるゲームも開催する。カップルでも家族連れでも楽しめる空間、是非足を運んでみてはいかがだろうか。さらに、新アトラクションとして、全長約12m、高さ最大約6.5m、世界最大の「光のドラゴン」が登場する。火を噴くドラゴンの背中には搭乗スペースも。高さ66mの滝から、光がアートガーデンへと流れ込む「光の滝」との連動演出もあり、期待が高まる。【概要】光の王国会期:2016年10月29日(土)〜2017年4月17日(月)場所:ハウステンボス住所:長崎県佐世保市ハウステンボス町1-1【問い合わせ先】ハウステンボス総合案内(ナビダイヤル)TEL:0570-064-110
2016年10月17日綺麗な町並み、可愛い雑貨。ヨーロッパ旅行って、憧れますよね。でも、まとまった休みもとれなければお金もない。そんな時におすすめのスポットが、長崎のハウステンボスです。長崎・ハウステンボスは、主にオランダの街並みを再現したテーマパークです。パーク内もまるでヨーロッパのような景色が広がります。日本にいながらヨーロッパ旅行気分が味わえる、ハウステンボスの楽しみ方をご紹介します。■☆自由に散策!「ワンダーホイール」長崎ハウステンボスでは、パーク内を自由に散策できるエアホイールの操作講習・レンタルを行っています。エアホイールとは、立ったまま乗る操縦型の2輪ロボット。セグウェイのようなものです。歩いて散策するのも楽しいですが、エアホイールなら操作に慣れれば、好きな場所へと楽に移動することができます。散策するのとは一味違った景色を見ることができますよ。■☆オランダっぽさ満喫!「カヌー」長崎ハウステンボスは海に面した場所にあります。カヌーは、この特徴を最大限に活かしたアクティビティ。実際のオランダは海に面した国で、運河がいくつもあるという点と似通っていますね。きらきらと輝く水面とともに、まるでヨーロッパのような建物を眺めることができます。また、時間帯によって雰囲気が違うのも特徴的です。パーク開園前の運河を独り占めできる早朝カヌー、日没後に美しくライトアップされたパークを見ながらロマンチックにめぐるナイトカヌー。どちらも思い出に残る体験になります。■☆オランダの宮殿を再現「パレス ハウステンボス」実際にオランダにある建物を再現したのが「パレス ハウステンボス」。ハウステンボスのシンボル的存在です。オランダ王室から特別に許可を得て、王女の住まいである宮殿を忠実に再現しています。インテリアにもこだわりっており、18世紀にロッテルダムの紡績商が美術品収納に使ったティールームを再現した「18世紀の時代部屋」は必見です。宮殿の後ろに広がる、バロック式の庭園も美しい場所です。ここはぜひ、写真を撮っておきたいですね!なんだかお姫様気分になれちゃいますよ。■☆テーマパーク内の美術館「ハウステンボス美術館」「パレス ハウステンボス」内にある美術館も、オランダ気分に浸りたいなら外せません。「ハウステンボス美術館」は素敵なデザインの部屋で、世界の美術品を集めた企画展が行われています。企画展の内容によって展示物が変わるので、ホームページのチェックは必須です。オランダにまつわるコレクションとして、有名なレンブラントの銅版画があります。ハウステンボス美術館は貴重な銅板そのものを所持しているので、せっかく行ったなら見ておきたいですね。■☆今週末はハウステンボスへ!長崎ハウステンボスでは、少しの休みがあれば気軽にプチヨーロッパ旅行気分が味わえます。長崎周辺の人はもちろん、長崎旅行の予定に組み込むも良し。週末旅行にもぴったりなテーマパークですよ!(カジヤマシオリ/ライター)(ハウコレ編集部)
2016年08月13日8月に入りましたね。お盆で帰省する方のほかに、夏休みを取って旅行に出かける方も多くいらっしゃると思います。そこで、男性の出身地に注目して恋愛に発展させてゆくヒントを探るシリーズ、今回は旅行先としても人気の高い長崎男子についてです。のんきな遊び人が多い長崎男子の特徴はと言うと、基本的にはのんきに見える遊び人タイプが多いです。長崎は福山雅治さんの出身地として有名ですが、実際にも福山さんのような雰囲気の男性は多く、楽しい会には必ず顔を出す明るいムードの人は多いです。彼らは遊び人というだけに、お金の使い方はおおらかで、食事や飲み代など自分の遊びに惜しみなく使うだけでなく、友達や家族に対しての支払いも太っ腹。ゆえに、職場や学校では頼られて人気者になる人も多いです。財産は人とのつながり楽しい場が好きなので、結果的に人付き合いがまめになる彼らは、「貯金はなくても人の財産はある」というのですが、女性としては、「じゃあ、長崎男子って貧乏なの?」と不安になってしまいますよね。しかし、実態を見るとそんなことはなく、資産形成もしっかりとおこなっている人が多いようでした。結局、何をするにも“人”。つまり、遊びによって築かれた“人脈”が、彼らの資産形成にも一役買っているのかもしれません。女性はキラキラした子が好きでは、そんな長崎男子たちが好きな女性はどんなかと言いますと、「一緒に飲める女の子が好き」(40歳・サービス)「楽しく話せる子がいいな」(28歳・IT) という声と同じくらいに、「派手なタイプに弱い」とか、「綺麗にしている子がいいね」という声が他県よりも多かったです。しかしさらによく聞いていくと、「可愛いから結婚してもいいなと思った子が、料理がダメで……」(38歳・経営)とか、「働いてくれなくてもいいんだけど、最低限の家事は常識だよね」(34歳・商社)と 最後は「中身の女性らしさ」を求める「亭主関白」ちっくな男性が多かったです。地元の味を聞いて「立てるべし!」ということで、長崎男子を彼や夫にしたいと思ったら、彼らの遊び人風で人当たりのいい雰囲気に惑わされることなく、中身の亭主関白気質を忘れずに意識して、彼らを立てるといいのかも。簡単な例としては、「ちゃんぽんはどこが美味しいの?」とか、「本場ではどういう感じなの?」などと、絶対に長崎男子それぞれがMY意見を持っていて、かつ、長崎以外の人間が聞いたら、首を振りまくって感動できる話をレクチャーしてもらうのがオススメです。決めどきには「ブラックモンブラン」を!さらに持ち出してほしいのが、「ブラックモンブラン」の話題。これは佐賀のメーカーが作っているアイスで、九州を中心に売られているものなのですが、グルメを自認する長崎男子から、「知ってたら嬉しいね」という声がたくさん聞かれました。そこで長崎男子さんに出会ったら、「ブラックモンブランって美味しいの?」と聞いていれば、「今度、一緒に買いに行こうよ」と誘われるに違いありません。しかも、わざわざ買いに出なくても、お取り寄せして大量に自宅キープしている派も多いので、場合によっては「うちに食べにくる?」なんて流れになるかもしれませんよ~。*長崎男性の特徴と攻略ポイント*気前がよく人当たりがいいので、仲良くなりやすいうえ、ちゃんぽんなど郷土料理には一家言ある人が多いので、聞けば機嫌よく教えてくれる*注意点*にこやかながらも実はプライドは高いので、尊敬の態度を忘れると嫌われる
2016年08月05日日本最多1,250品種が咲き誇る「あじさい祭」が、長崎・ハウステンボスで2018年6月2日(土)から7月1日(日)まで開催される。全長800mの散策路「あじさいロード」をはじめ、ハウステンボス各所で咲くあじさいは日本最多の1,250品種。見たことのないような珍しい色彩の品種から、お茶の原料になる品種まで、個性豊かなあじさいの数々を鑑賞出来る。カラフルなあじさいで飾った「あじさいの壁」水色やピンクのカラフルなあじさいで飾った「あじさいの壁」は、今回から新たに登場する新スポット。高さ約2m・全長約10mの巨大な壁と部屋全体を覆い尽くすあじさいの光景は圧巻だ。そのほか、水の中でライトアップされたあじさいが光輝く「あじさいのハーバリウム」や、700個のあじさいが宮殿の部屋に浮かぶ「ふわふわボール」など、今年は雨でも室内でゆったりと楽しめるスポットが用意されている。全長800mの散策路「あじさいロード」宮殿の並木道沿い、日本最多1,250品種のあじさいが彩る散策路「あじさいロード」は、長さ800mを誇る人気の撮影スポット。斜面の遊歩道をゆっくりと散策しながら、あじさい鑑賞や喫茶、あじさいに包まれた写真撮影を楽しんで。また、夜になれば幻想的にライトアップされたナイトガーデンが出現。光の宮殿や並木道の樹木イルミネーションとともに、昼とは異なるロマンチックな表情に変身する。数百種類を販売「あじさいマーケット」「あじさいマーケット」では、多種多様な数百種類のあじさいを販売。花の専門家が品種を案内する「あじさいガイドツアー」や、その場であじさいを摘み取って持ち帰れる「あじさい摘み取りセール」など、体験イベントの受付もこちらで行われる。開催概要「あじさい祭」開催期間:2018年6月2日(土)〜7月1日(日)場所:ハウステンボス住所:長崎県佐世保市ハウステンボス町1−1【問い合わせ先】ハウステンボス総合案内(ナビダイヤル)TEL:0570-064-110
2016年06月17日人気ロックバンド『ゲスの極み乙女。』のワンマンツアーである『ゲスな宇宙旅行』が、2016年5月8日に長崎県で最終公演を終えました。ツアー最終地である長崎県はボーカルの川谷絵音さん(27)の地元で、ライブのはじめに「ただいま!」とあいさつし、長崎県出身の先輩歌手であるさだまさしさん(64)、福山雅治さん(47)らの名前を挙げた後、「長崎と言えば『ゲスの極み乙女。』と言われるように頑張る。死ぬまで歌い続けるぞ」と宣言したと『スポーツ報知』が5月9日掲載の記事で伝えています。川谷さんとの不倫で休業に追い込まれていたタレントのベッキーさん(32)が『週刊文春』に手紙を提出したことをめぐって、『オリエンタルラジオ』の中田敦彦さん(33)と『雨上がり決死隊』の宮迫博之さん(46)が一触即発の空気になるなど、いまだに不倫問題には収束の兆しが見えていません。しかし、そんな中でも堂々としたパフォーマンスでライブをやりきった川谷さんに、ファンからは『いろいろ騒がれてるけどやっぱ絵音さん最高!』『ツアーおつかれさま!一年ぶりで感動した〜!!バッシングもあって心配してたけど感動的なライブだったなぁ』『絵音さんの力強いパフォーマンスに涙が出ました』などと賞賛の声があがりました。しかし、一方では複雑な思いをしている人たちもいるようです。●長崎県民から猛反発!? 川谷の「長崎といえば『ゲス極』」発言に非難殺到『長崎といえば“ゲスの極み”って……さだまさしや福山と肩並べてるとか思ってんの?』『“長崎=ゲス不倫”みたいになるからやめろ』『長崎県民は不倫の象徴になるんですね』『とか言いつつ他の県にも媚び売ってんだろ。不倫やろうの言うことは信用できん』『「死ぬまで歌い続けるぞ」←死亡フラグ』『こいつベッキーのことなんでどうでもいいんだろうな』『不倫は個人の問題だから批判するつもりはないけど、とりあえず長崎以外で頑張ってくれ』『福山とさだまさしに謝れよ。お前が名前を出していい人たちじゃない』『両成敗マダー?』『二度と長崎に帰ってくんな!』『歌わないでください。長崎を語らないでください』『女を身勝手に捨てるようなやつは地元も捨てるだろ』川谷さんを歓迎するファンが大勢いる一方、ネット上ではこのような批判の声も多く聞かれました。芸能人、一般人をも巻き込んで多くの論争の火種となっている川谷さん&ベッキーさんの不倫騒動ですが、全てが決着して二人が元通りに活躍する日は来るのでしょうか。【画像出典元】・川谷絵音 (@indigolaend)(Instagram)/(文/パピマミ編集部・上地)
2016年05月09日●世界遺産が抱える事情今年の登録を目指していた「長崎の教会群とキリスト教関連遺産」の推薦取り下げ。審査を行うユネスコの諮問機関イコモスは、推薦内容を“禁教期”の歴史的文脈に焦点を当てたストーリーに、と示した。なぜ“教会群”は再考を迫られたのだろうか。背景にある「世界遺産」全体がおかれた状況も理解する必要がある。○そもそも「世界遺産」とは何か観光資源としての絶大なブランド力を持つようになった「世界遺産」。ペルーのマチュピチュやエジプトのピラミッド、中国の万里の長城など誰もが知っている遺跡などが名を連ね、日本では、1993年に法隆寺など4件が登録されて以降、昨年の「明治日本の産業革命遺産」まで15の文化遺産と、4つの自然遺産が登録されている。登録されれば、国内だけでなく海外での知名度もあがり、押し寄せる観光客による経済効果は莫大な額になる。人口減少、地方格差がいわれる今、地元で大事に守ってきた遺産をより多くの人に知ってもらいたいという思いと同時に、地方復活の起爆剤としての期待値は高まっている。国内推薦を待っている世界遺産暫定一覧には、文化遺産で10件。さらに「その次」を目指す資産も出てきている。○世界遺産が抱えるジレンマ世界遺産は、「文化遺産」「自然遺産」「複合遺産」に分類される。それとは別に、開発や紛争などによって重大な危機にさらされている遺産は「危機遺産」に登録されることもある。現在だと、過激派組織「イスラム国」(IS)による破壊の脅威にさらされている、シリアの世界遺産などがこれに登録されている。過去には、こんなこともあった。ドイツのドレスデンで、住民の生活のために橋をかけようとしたところ、世界遺産としての景観にそぐわないと待ったがかかり、結局地元は世界遺産から除外される道を採った。これは極端な例だが、住民にとって、“生活”か“遺産”か、折り合いをつけることが大きなテーマになってくる。一方で世界遺産登録による“観光客の増加”も資産そのものへの脅威となりうる。「人類共通の宝」である世界遺産の理解を広めるいいきっかけとなる一方で、資産の老朽化などを招き、世界遺産の意義にそぐわないことになっているのも事実で、それをどうマネジメントするのか、世界遺産を抱える団体は開発への備えも事前に検討し、ユネスコに提出する推薦書に盛り込む必要がある。世界遺産を推薦した国は、その遺産について維持する責任がある。定期的なチェックも行われる。そこで問題があればドレスデンのように世界遺産から外れる可能性もあるのだ。○“教会群”が進めてきた観光客対策2007年に世界遺産の暫定一覧に登録された“教会群”だが、離島に点在するため地理的な課題がある。過疎化の進行が早く、世界遺産としての文化的景観の維持や、教会の信徒の減少に不安がある。元々大きなコミュニティではないので、道路などの道幅も狭く、観光客が増加すれば、住民の生活に影響が出る恐れも考えられる。そのため、資産を持つ自治体は登録を目指し始めてから、推薦内容をつめるほかに、長い期間かけて、地元の整備を進めてきた。駐車場対策やトイレ、看板の整備などほか、教会については、誰でも入ることができるが、内部の見学希望者はインフォメーションセンターのホームページから事前の連絡をお願いするというシステムを始め、さらに見学者にマナーを呼びかけたり見学人数をコントロールしたりするために、昨年から「教会守」という見守役を設けるようにしている。このシステムの狙いは、教会での葬儀が入ったときに見学人にその時間見学に入れない旨の連絡を入れたり、使用されていない教会に見学希望があれば鍵を開けたりと、臨機応変に対応し制御できることにある。このように自治体だけでなく地域をあげて世界遺産登録に向かってきた。●登録へのハードルは高くなっている○世界遺産の登録のハードルはどんどん高くなる現在191カ国、つまり国連に加盟しているほとんどの国が締結している世界遺産条約は、締結国の増加、世界遺産に対するブランド意識が高まったことなどで申請件数が増加し、現在では1000件を上回る数になっている。この現状にはいくつかの課題がある。1つは、件数そのものの増加だ。すでに主要な遺産は登録済みといわれる中、このまま件数を伸ばすことはどうなのかということ。2つ目は、専門家であるイコモスが登録にふさわしくないと勧告しているものに対して、政治力で登録に転じているケースが増えていること。さらに3つ目は世界遺産の登録件数の国による偏りだ。世界遺産のあり方については、今まさに議論が求められているところだ。○“教会群”が登録を目指す環境は、元々厳しいまだ1つも遺産を持っていない国の初めての申請は通りやすくなっているものの、世界遺産登録に向けた審査のハードルはどんどんあがっている。そのため、いくつかの遺産をまとめて1つのストーリーとして申請する「シリアルノミネーション」タイプの遺産が増えている。先に述べたストーリーが大事ということもこういった背景のもとにある。また、13年に登録された「富士山」の時には「鎌倉」とあわせて2件の文化遺産が日本から推薦されたが、翌年の「富岡製糸場」際には、1件のみに絞られた。また、今後1つの国からの推薦は、毎年はできなくなる方向になりそうだとの話も出ている。●“教会群”は幸運か○審査の透明性を高める改革をはじめたイコモス教会群は、本当は幸運だったといえるのかもしれない。イコモスの審査は、実際に世界遺産委員会で審議される前の年の夏から秋頃に現場の調査を行った後、非公開での審議が続けられる。申請者は、この間イコモスからの質問内容などからしか審査の状況を推し量ることができない。勧告が出るゴールデンウィーク頃まで中身がわからない、いわば“密室”での議論には以前から批判があった。しかし今年の推薦案件の審議から、公開の場で申請者へのヒアリング機会を設けることになり、中間報告も出た。“教会群”については昨年の11月30日、政府と関係自治体の担当者がパリで公開のヒアリングに臨んだ。1月に出てきた中間報告ではそのときの日本側の説明は、結果的には「受け入れられなかった」(馳文科相)ものの、2年後、3年後の国内推薦への締め切りである3月末までに時間がある段階だったことは幸いだったといえる。もし中間報告が出ず、ゴールデンウィークシーズンまで勧告の感触がわからなかったら、登録されるのがさらに遅くなるのだ。しかも、先にも述べたように、今後毎年推薦できなくなる可能性もあるからなおさらだ。また“教会群”はイコモスとのアドバイザー契約を2月24日に結んだ。イコモスの指摘に則って推薦内容を見直すことになるため、イコモスのお墨付きとなる。そのため、登録へのハードルが高い中にあっても、可能性はグンと高くなるのだ。○“教会群”はどう課題と向き合うか今までに登録された遺産の事例を考えると、ストーリーの変更があれば、資産とされる遺産の数や名前に変更が生じる可能性はあるだろう。さらには、世界遺産として保護されるべき範囲の変更も考えられる。実際14の資産のうちイコモスが焦点を当てるべきといっている「禁教期」の資産はうち4つだけで、半数以上の8つは禁教が解けた後に立てられた教会だ。これはそもそも教会群を世界遺産にという動きからスタートしていることにも関係あるだろう。そこに集落や城跡なども入っていったのだ。長崎県の担当者は、「イコモスに話を聞いてからでないとわからない」としつつも、「遺産の普遍的価値の自体は認められていますから、禁教期にスポットを当て、そことの関係性などを中心とした推薦書に変える。資産の数は今のところ減らしたりすることは考えていない」と話す。イコモスからの助言でどの程度の推薦書の変更になるのか……。遺産を持つ長崎県や熊本県などの自治体にとって時間のない中での戦いが強いられる。
2016年03月14日2月4日、2016年の世界遺産登録を目指していた「長崎の教会群とキリスト教関連遺産」(長崎県、熊本県)の推薦を政府が取り下げる方向で検討しているとの報道が流れた。筆者は世界遺産アカデミーの研究員としてこの遺産については各所で「まず大丈夫」と太鼓判を押してきたため、驚きをもってこのニュースを見ていた。実際、なぜ「推薦取り下げ」が検討されているのか、世界遺産登録への道筋も含めて説明したい。○用意していた「ストーリー」への指摘この遺産は、日本においてキリスト教がどのように伝わり、広まり、根づいていったかというプロセスを14の構成資産で示している。まず、フランシスコ・ザビエルが1549年鹿児島に上陸し、やがて平戸を拠点に日本国内での布教活動を展開。その後450年にわたり、キリシタン大名下での繁栄、秀吉に始まる取り締まり以降の激しい迫害と弾圧、各地キリシタンの潜伏と復活、という世界宗教史上まれにみる激動の歴史を重ねて来た。そのストーリーを大浦天主堂や五島列島などにある教会群、島原の乱の舞台となった原城跡などの資産で示している。一般的に世界遺産に登録されるには、「いつの時代の誰が見ても文句なしに素晴らしい」という「顕著な普遍的価値」をもつことが求められる。最近登録される遺産の多くは、単体の建造物で「顕著な普遍的価値」を示すのではなく、文化や歴史的背景などが共通する複数の資産をひとつの遺産として、「顕著な普遍的価値」を有するとみなし登録する手法が増えている。専門用語で「シリアル・ノミネーション(連続性のある遺産)」と呼んでいるが、2015年に推薦された『明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業』はこの手法で登録された。「長崎の教会群」も同様の手法である。「シリアル・ノミネーション」で登録する場合には、「顕著な普遍的価値」をもつストーリーをしっかりと組み立て、時代や性質の異なる遺産を一連のものとして過不足なく含めることが求められる。そうした意味で筆者の個人的見解ではあるが、「長崎の教会群」が語るストーリーや、日本と西洋の価値観の交流、弾圧からキリスト教解禁を経て静かに受け継がれた信仰の思いは、十分に「顕著な普遍的価値」を有していると思っていた。しかし、文化遺産の調査を行う諮問機関であるイコモスの見解は、「長い禁教の歴史の中で信仰を守ってきたことが日本の特色で、そこに焦点を絞る形」にする方が良い、というものだった。すなわち、弾圧や禁教の歴史に特化した内容への修正を促してきたというものであり、長崎が用意していたストーリーの中で「伝来」と「復活」のプロセスには「顕著な普遍的価値」がない、という判断だったのではないかと考えられる。○世界遺産に求められる代表性・独自性歴史上のプロセスについては、価値のありなしの判断というのは非常に難しいものがあり、立場によっても変わってくる。文化財の専門家から見て、キリスト教の「伝来」や「復活」のプロセスは世界の他の土地でも起こったことであり、日本独自のものではないと捉えたのであろう。世界遺産の申請・登録をする際には、すでに登録されている似たような遺産との比較を必ず行い、代表性のあるものを登録することで、独自性や唯一性を持たない遺産はなるべく排除する、という側面がある。キリスト教関連というジャンルは、これまでに全世界で非常に多くの物件が登録されているが、それぞれが建築技術上もしくは歴史上において類をみない独自の価値をもつものとして登録されている。とは言え、西洋的価値観が重視され、教会の登録が多すぎるのではという意見もある。「長崎の教会群」の推薦においても、当然関係者は十分に他の教会との比較検証を行っており、専門家から「このストーリーなら大丈夫」というお墨付きももらっていたはずだ。2013年に『富士山-信仰の対象と芸術の源泉』を推薦した際に、イコモスから「三保松原を構成資産から外すように」との勧告を受けたことがあった(結果、三保松原も含めての登録となっている)。しかし今回は、特定の構成資産を外すかどうかということではなく、「ストーリーや構成資産を見直しなさい」というもののため、非常に重い指摘と言えるだろう。○地元の想いとの乖離に疑問ところで、「推薦の取り下げ」とはどういうことなのか。世界遺産登録の可否が審議される世界遺産委員会は2016年、7月にトルコのイスタンブールで開催される。世界遺産の申請には時期や手順が細かく決まっており、「長崎の教会群」は7月の審議に向けてこれまできちんと手順を踏んできたのだが、「推薦の取り下げ」ということは「世界遺産委員会で審議されることを取りやめる」ということだ。これから内容を練り直して再推薦となると、早くて2018年の委員会に推薦することになる。審議は21カ国からなる委員国が行うのだが、諮問機関の指摘はこの審議に大きく影響する。諮問機関が「この遺産は世界遺産に登録されるには不備がある」という勧告を行いながらも、会議の場でひっくり返されて登録、ということもあるにはあるのだが、そのための推薦国のロビー活動や諮問機関と委員国の見解の食い違いは、近年大きく問題視されている。「長崎の教会群」に関しては、イコモスの指摘通りに修正するとしても7月までには調整が間に合わないし、登録勧告されない状況での推薦といった危ない橋を渡るのはやめよう、という政府の判断があるのかと思われる。筆者が危惧しているのは、イコモスの指摘通りに修正することが本当に望むことなのかどうかということだ。今回推薦しようとしていた14の構成資産は、いずれも国や自治体、地元の人々が世界遺産として守るべきものであると真剣に切実に考えていたはずである。もしイコモスが言うように「弾圧や禁教の歴史に特化した内容への修正」を行った上で再推薦するならば、かなりの構成資産を入れ替え、かつ、キリシタンが殉教したり拷問を受けたりした場所等を加える必要も出てくるだろう。それらは、世界遺産として守るべきものというよりは、ストーリーを優先して後付けで選んだ、という懸念を生む。筆者はこれまで、構成資産をもつ自治体で講演をし、現地の歴史や魅力をたくさんの人たちに伝えていきたいと願う関係者や地元ガイドの方々と交流をしてきた。その人々が今、どれだけの衝撃を受け、不安を感じているのかと思うと言葉を失う。2月8日の週に行われる閣議で最終決定した後に公式発表があるかと思われるため、まずはそれを待ちたい。○筆者プロフィール: 本田 陽子(ほんだ ようこ)「世界遺産検定」を主催する世界遺産アカデミーの研究員。大学卒業後、大手広告代理店、情報通信社の大連(中国)事務所等を経て現職。全国各地の大学や企業、生涯学習センターなどで世界遺産の講義を行っている。
2016年02月05日セブン銀行は1月29日、長崎県長崎市に本店を置く十八銀行と共同で、長崎港松が枝国際ターミナルビルおよび長崎市中心部にATMを設置すると発表した。○訪日クルーズ船旅客増を受け国土交通省の発表によると、2015年の訪日クルーズ船旅客数は112万人で過去最高を記録。長崎県・長崎港に寄港した外国船社運航クルーズ船の寄港回数は、福岡県・博多港に次ぐ128回だった。このたびセブン銀行が十八銀行と共同で設置するセブン銀行ATMは、海外で発行されたクレジットカードやキャッシュカードで日本円を引き出すことが可能。増加傾向にある訪日クルーズ船旅客などの海外からの顧客ニーズにも応えることができるという。設置スケジュールは1月29日に長崎港松が枝国際ターミナルビルに1台、 春頃に長崎市中心部(正式名未定)に1台を予定している。利用できるカードは、銀行、信用金庫、信用組合、労働金庫、JAバンク、JFマリンバンク、商工組合中央金庫、証券会社、生命保険会社、クレジットカード会社、信販会社、消費者金融会社、事業者金融会社など国内で発行された590社以上のカードと、海外で発行されたVISA(PLUSを含む)、MasterCard(MaestroとCirrusを含む)、中国銀聯、American Express、Diners Club、JCB、Discoverのカード。セブン銀行は、「セブン銀行のATMは、海外で発行されたカードを入れると取引画面や明細票の表示を12の言語から選択できるようになっている。海外からのお客さまにも安心してご利用いただけるため、ぜひ多くの方々にご利用いただきたい」とコメントしている。
2016年02月01日佐世保観光コンベンション協会は11月13日~24日、東京都内で「レモンで食す 日本一の長崎和牛フェア 東京」を開催する。同イベントは、「第10回全国和牛能力共進会」で日本一の和牛に輝いた長崎和牛のおいしさを多くの人々に体験してほしいという意図で開催するもの。長崎県の佐世保には「レモンステーキ」というご当地グルメもあり、日本一の和牛とレモンというテーマで東京都内の名店がオリジナル料理を提供する。参加レストランは、「フォレスト」(東京都目黒区)、「日比谷 松本楼『ボア・ド・ブローニュ』」(東京都千代田区)、「スペッキオ」(東京都新宿区)、「レスパス」(東京都渋谷区)、「シェ・ミカワ」(東京都港区)、「ル マグレブ 二子玉川店」(東京都世田谷区)、「ル マグレブ シャンデリア 西麻布店」(東京都港区)。フォレストでは、正統派の「レモンステーキ」(税別6,500円、要予約)を提供。日比谷 松本楼「ボア・ド・ブローニュ」では、ゆず胡椒を青レモンでアレンジした「長崎和牛サーロインステーキ和風ソース 青レモン胡椒風味」(税別5,500円)を販売する。スペッキオでは、レモンリゾットの上にフォアグラソテーを乗せ、炭火で焼いた長崎和牛をあしらった「長崎和牛レモンステーキ スペッキオスタイル」をランチコース(税込3,600円)にプラス1000円で提供(要予約)。レスパスでは、レモンを水でさらした後に、砂糖と塩で煮詰めて作るレモンコンポートを長崎和牛に添えたメニュー「長崎和牛フィレ肉のポワレ レモンコンポート添え」(税別5,800円)を味わえる。シェ・ミカワでは、「長崎和牛フィレ肉ソテーレモンソース、たっぷりキノコ添え」(税別3,000円、要予約)を、ル マグレブ 二子玉川店とル マグレブ シャンデリア 西麻布店では、塩レモンと一緒に長崎和牛のすね肉を煮込んだタジン鍋「長崎和牛のモロッコタジン鍋」(税別2,600円、要予約)を提供する。
2015年10月22日長崎県は2016年3月下旬、現在建設中の「アーバンネット日本橋二丁目ビル」(東京都中央区)にて、首都圏では同県初となる大型アンテナショップをオープンする。今回オープンするアンテナショップの基本コンセプトは、「首都圏と地元の人・物・情報の交流を活発化することで"地域を元気にする"」。長崎県の定番商品に加え、東京で初めて販売される商品や、まだあまり知られていない観光資源なども同店から地元関係者に提案することで、新たな商品等の開発につなげていくという。また、長崎県の魅力を活用した新たなライフスタイルの提案として、同県産の食材を使った料理や陶磁器等を使用したテーブルコーディネート等も行う。開店場所に「アーバンネット日本橋二丁目ビル」を選んだ理由として長崎県は、日本橋に多彩な企業が立地することや、周辺で大規模な再開発が進んでいること、交通の便が良いことなどを挙げている。また、江戸時代、日本橋には「長崎屋」という薬種屋(薬屋)があり、長崎に駐在したオランダ商館長が江戸参府の際に滞在するなど、同地が歴史的に長崎県とゆかりの深い地域であることも選定に寄与したとしている。同店は2016年3月のオープンを目指して、10月下旬には委託業者を決定。12月下旬には内装工事や開設準備を進めていく予定となっている。
2015年10月19日ソラシドエア(スカイネットアジア)は8月で長崎線就航10周年を迎えたことを記念し、10月3日に「長崎空港開港40周年記念 2015空の日フェスタ in NAGASAKI」として同社初となる長崎遊覧飛行を実施した。同フライトは8月上旬から応募を開始し、予想を超える約820組の応募があったという。そのため、当初予定していた当選枠を広げてペア100組200人の長崎県在住者を招待し、フライトは午前の部と午後の部に分けて実施した。当日は秋晴れのすがすがしい快晴に恵まれ、長崎空港を出発し長崎の観光名所のハウステンボス~長崎市街地周辺~軍艦島~雲仙普賢岳~諫早湾干拓水門のルートを周遊。普段は見ることのできない地元の姿を空から楽しんだ。機内ではパイロットが機内アナウンスで飛行ルートの説明を行い、長崎出身の客室乗務員4人が長崎弁でもてなした。また、長崎空港着陸時は機内の乗客だけでなく、地上にいる人たちにもより近くでソラシドエアの飛行機を楽しんでもらおうと、ローパス(低空通過)で約100mの高さの低空飛行を披露。また午前の部の到着では、長崎空港事務所からのサプライズとして放水アーチでお出迎えも行われた。今回の遊覧飛行企画に関して同社は、「地元のみなさまとの一体感を感じることができました。ソラシドエアは、地元のみなさまとふれあう機会を大切にし、今後も"空から笑顔の種をまく。"のブランドコンセプトのもと、地域と共に成長し、『九州・沖縄の翼』としてより一層みなさまとの絆を深め、九州・沖縄にはなくてはならないエアラインへと成長して参ります」とコメントしている。
2015年10月05日軍艦島上陸・周遊ツアーを企画実施する「軍艦島コンシェルジュ」は、「軍艦島デジタルミュージアム」を9月中旬にオープンする。開館時間は9:00~20:00(年中無休)。入場料は一般1,800円、中学生・高校生1,500円、小学生800円、幼児(3~6歳)500円、3歳未満無料。「軍艦島デジタルミュージアム」は、1974年に炭鉱の閉山に伴って無人島となり、徐々に風化・劣化していく「軍艦島」の"記憶"を残す目的で設立されるもの。今に残る当時の資料や写真、元炭鉱作業員として採掘に従事した人々の体験談をもとに、CGや映像投影(プロジェクションマッピング)、デジタルサイネージなど最新のデジタル技術を用いて、軍艦島への上陸を疑似体験できるような展示が行われる。総合企画/制作・プロデュースはZero-Tenが行う。具体的には、UAV(無人飛行体)による空撮で当施設用に撮り下ろした映像をもとに、軍艦島の今を3Dモデリング技術で再現した「映像ギャラリー」、日本で初めて鉄筋コンクリートアパートが建てられたという軍艦島の中でも最大の「65号棟」の一室を再現した「65号棟の暮らし」、全長30mの壁面にプロジェクションマッピングで映像を投影し、今に残る写真や動画資料をもとに当時の島の空気感を再現する「軍艦島シンフォニー」、新進気鋭の日本画家・絹谷香菜子氏が、軍艦島で実際に採掘された石炭を用いて描き下ろした幻想的な水墨画を映像と共に展示する「Wonder Island」などの展示が公開される。なお、「軍艦島」は、長崎県野母半島の西方、長崎港から約18kmの海上に浮かぶ小島。正式名称は端島(はしま)だが、北西から見たときの島影が戦艦「土佐」に似ていたことから「軍艦島」と呼ばれるようになった。海底炭鉱の島として栄え、日本の近代化を支えたことから、2015年7月に世界文化遺産「明治日本の産業革命遺産~製鉄・製鋼、憎戦、石炭産業~」として正式登録された。
2015年09月07日長崎ペンギン水族館(長崎県長崎市)はこのほど、公式Facebookにて、ペンギンのヒナの孵化の報告を行った。○ジェンツーペンギン2羽が孵化この日投稿されたのは、6月8日と9日に孵化した2羽のジェンツーペンギン。5月23日、コガタペンギンのヒナ2羽の孵化に続いての快挙となる。画像は孵化1日目のもので、約1カ月が経過した時点では、2羽とも順調に成長しているという。ジェンツーペンギンのヒナたちは現在、同館 亜南極ペンギン室にて両親が育てており、運がよければ観覧が可能となる。
2015年08月09日福井県立恐竜博物館は7月14日、2014年度の長崎市との共同調査で、同市内の長崎半島西海岸に分布する約8100万年前(白亜紀後期)の地層から、ティラノサウルス科の大型種としては国内初となる化石を発見したと発表した。今回発見されたのはティラノサウルス科の歯の化石2点。そのうち1点は全体的に保存状態が良く、北米のティラノサウルスやアジアのタルボサウルスといった、ティラノサウルス科の大型種に匹敵するサイズをもつ。また、先端部から基部へと向かう鋸歯列の方向などから、左下顎の歯とみられている。もう一方の歯は欠損や変形が見られるものの、保存されていた部分の計測値から完全なものは保存状態の良い方の歯よりさらに大きいと推測されている。同調査ではティラノサウルス科の歯の化石2点のほかに、ティラノサウルス科ではないと考えられる獣脚類の歯の化石も1点発見されており、今後、3点の歯の実物化石と複製が長崎市と福井県立恐竜博物館で一般公開される予定となっている。
2015年07月14日