お笑いコンビ『チョコレートプラネット』の長田庄平さんが、2023年4月17日に自身のTwitterを更新。「ぎぃぃぃぃぃぃ」という悲鳴とともに1枚の写真を投稿しました。長田さんが悲鳴を上げた『理由』には、多くの人が共感の声を寄せています。Twitterに投稿されたのは、長田さんの愛車の写真なのですが…。※『表示』をクリックすると投稿を見ることができます。ぎぃぃぃぃぃぃ‼️ pic.twitter.com/oCzIL4FAYH — チョコレートプラネット長田(オサダ) (@ChocoplaOsada) April 17, 2023 花粉や黄砂がびっとりと付着して、変わり果てた姿になっていたのです…!春になると、多く飛散する花粉や黄砂。車を外に駐車していると「数時間前まできれいだったはずの車に、汚れがびっしりと付いている…」なんてことは珍しくありません。この時期は、洗っても洗っても汚れが付着するため、頭を抱える人は多いでしょう。長田さんは同月3日にも、花粉や黄砂で汚れてしまった愛車の写真を投稿していました。※『表示』をクリックすると投稿を見ることができます。花粉黄砂えぐ pic.twitter.com/1dp4ZXX658 — チョコレートプラネット長田(オサダ) (@ChocoplaOsada) April 3, 2023 きっとこの投稿の後、長田さんは洗車をしていたのでしょう。しかし、短期間でまた汚れてしまったため、長田さんは悲鳴を上げたのでした…。投稿には、さまざまなコメントが寄せられています。・私の車も、洗っても洗っても花粉や黄砂まみれです…。・ヒエ~ッ!えらいこっちゃですね。・ウチもマイカー黒やから分かります…。・うちもこうなってます。洗車はしばらく諦めました!花粉や黄砂は長期間付着すると、シミになってしまう可能性もあるため、こまめな洗車がおすすめです。ボディカバーやコーティングなどで対策するのも効果的だといわれています。それでも車は汚れてしまうもの。そんな時は、長田さんのように悲鳴を上げつつも、めげずに洗車をしてシーズンを乗り切るしかないかもしれませんね…![文・構成/grape編集部]
2023年04月18日俳優の高橋文哉が主演を務める、映画『交換ウソ日記』(7月7日公開)の出演者が11日、明らかになった。同作は櫻いいよによる同名青春小説の実写化作。高校2年生の希美(桜田ひより)は、ある日移動教室の机の中で「好きだ。」と書かれた手紙を見つける。送り主は、学校イチのモテ男子・瀬戸山(高橋文哉)。イタズラかなと戸惑いつつも、返事を靴箱に入れたところから、ふたりのヒミツの交換日記が始まる。そんな中、実はその手紙や交換日記が親友宛てのものだったことが判明。勘違いから始まった交換日記だったが、本当のことが言い出せないまま、ついやり取りを続けてしまう。この度、ヒロイン・希美の放送部の先輩で、元カレの矢野大翔役を板垣瑞生が演じることが解禁となった。矢野は、今回の映画化にあたり、原作以上に希美や瀬戸山に絡んでくる重要な存在。映画オリジナルの展開を見せるキーパーソンとなっているため、原作ファンにとっても気になること間違いなしの登場人物となっているという。○板垣瑞生 コメント出演のお話を頂いた時、最近は高校生役を演じさせて頂く機会が少なかったので、また高校生役を演じさせて貰えることができて、素直に嬉しかったです。高橋さんとは初めてお会いしましたが、親しみやすく仲良くなる事ができました! 同い年の俳優同士で、いい作品を作り上げる事を楽しみにしています。桜田さんとは久しぶりに共演することが決まり、一緒に恋愛映画を作っていけることにワクワクしてます! (桜田さん演じる)希美との放送室での掛け合いは、僕自身とても緊張した胸キュンシーンなので是非注目してほしいです。僕は小学生の時に放送部員だったのですが、マイクの前で喋る機会が無かったので、今回、役を通して放送室でお芝居する事ができて嬉しかったです。役作りのために生配信の動画を見て勉強したので、注目してください!『交換ウソ日記』を楽しみに待っていてくださる皆さま、何が恋のきっかけになるか分かりません。小さなウソから恋愛がスタートしたり、そのウソによって誰かが救われたりする事もあると思いますので、この映画が誰かの背中を押すことができたら良いなと思います!(C)2023「交換ウソ日記」製作委員会
2023年04月11日楽しい時間ほど、あっという間に過ぎてしまうものです。終わってしまうのがさびしくて、なんとかこの楽しい時間を1秒でも長く引き延ばそうと、何かいい方法はないかと考えてしまう人は多いことでしょう。それは、動物も同じなのかもしれません。散歩を続けたい秋田犬全身を使って帰宅を拒否!秋田犬の雷くんは、お散歩の時間が大好き。ずっとお散歩をしていたいのか、飼い主(@alcoholicsakura)さんの前で、帰宅を拒否する行動をとるというのです!帰りたくない秋田犬 pic.twitter.com/cQ96xm8wqg — ジャーキー屋Mummy(マミー) (@alcoholicsakura) April 10, 2023 大型犬に分類される、秋田犬。2023年で7歳の雷くんは成犬で、抱っこしたまま自宅まで移動するのは、容易なサイズではありません。そんな雷くんに、地べたに寝そべられては、移動させるのも一苦労!飼い主さんの苦労を知ってか知らずか、全身で帰宅を拒否する雷くんからは、「散歩を続けたいんです!」という強い意志を感じます…。しかし、飼い主さんにも予定があり、散歩が大好きな雷くんに付き合い続けていたら、日が変わってしまうかもしれません。散歩を続けたい犬と、帰りたい飼い主…その攻防戦は今後も続いていくのでしょう![文・構成/grape編集部]
2023年04月11日俳優の高橋文哉と當真あみが出演する、ブルボン「濃厚チョコブラウニー」の新CMが30日に公開された。高橋は今回から新CMキャラクターに起用され、當真は前回のCMから引き続き出演。とある高校を舞台に、新入生役の當真とイケメンすぎる先輩の高橋の恋模様を描く。「濃厚な、春が来た! 第1話」では當真が持っていた濃厚チョコブラウニーのキーホルダーをきっかけとした2人の出会いを描き、見る人全員をキュンとさせる先輩役・高橋の濃厚すぎる笑顔と、當真の心情表現が見どころに。屋上で2人そろって濃厚チョコブラウニーを食べる様子は、青春そのものとなっている。「濃厚な、春が来た! 第2話」では、写真部に入部した新入生の當真が登校すると、写真部の先輩である高橋から「ブラウニーちゃん!」という2人にしか分からないあだ名で声をかけられる。一度立ち去ろうとし、濃厚チョコブラウニーを渡しに戻ってくる高橋の優しさに、當真の妄想の世界ではキュンキュンが止まらない。CMを彩る音楽は、女性目線の恋心を捉えた歌詞でSNSで若者から人気を集める「もさを。」がCMのイメージに合わせて書き下ろしたオリジナル楽曲「ブラウニー」。ブルボン濃厚チョコブラウニーシリーズの公式ブランドサイトでは、新CMの他、新ラジオCM、CM撮影の模様や、高橋、當真へのスペシャルインタビューを収録したメイキングムービーなどを公開している。30日からは濃厚チョコブラウニー「濃厚な、春が来た! プレゼントキャンペーン」も実施する。○高橋文哉&當真あみ・ご自身がキュンとした青春エピソードを教えてください。高橋:バレーボールをやっていた頃に、先輩と後輩の今回のCMの設定のように、ふいにキュンとしたりとか、青春だなと感じることが多くあったなと思います。當真:中学校の時の体育祭で、沖縄だったんですけど、エイサーという踊りをやっていて、その時に楽器を演奏している子がいたんですけど、ふだんはいつもはじけている友達がその時すっごいかっこよくて、不覚にもキュンとしたというか、いいなと思った思い出があります。・今回のでCMは写真部という設定のお2人。ふだんカメラで撮影はしますか?高橋:僕はカメラの連載をさせていただいていて、毎月10枚〜30枚くらい提出しているのですが、ロケ地に行った時の風景だったりとか、たとえば学校で撮影の時とかはいろいろな教室をまわって、撮ったりしてますね。當真:本格的なカメラで撮るっていうことはしたことないんですけど、こういう撮影現場で自分の役柄で身につけていたものとか、今回もブルボン(の濃厚チョコブラウニー)のキーホルダーが出てきたんですけど、そういった自分が身につけていたものをスマホで撮ったりとかはよくします。・濃厚チョコブラウニーのどんなところが好きですか?高橋:チョコチップが中に入っているので、カリッという食感があるんです。濃厚さももちろんですが、そういう食感の楽しさもあってとても好きです。當真:私も同じで、チョコチップが入っているのが本当に好きで、濃厚なしっとりとした中に別の食感が入ってくると、またそこで気分も変わったりとか。あとやっぱり1本でしっかりお腹いっぱいになれるっていう、この満足感がすごく好きです。・濃厚チョコブラウニーは発売10周年。10年前から変わらず好きなものは何ですか?高橋:実家にワンちゃんがいるのですが、買ってもらったのが僕の10歳の誕生日の時なんです。今、僕が22歳なので、約10年前から変わらずずっとそばにいてくれて、本当に家族のような愛くるしい大事な存在ですね。當真:10年前からずっと甘いものが好きで、このブラウニーも好きで食べていて、とにかく甘い食べもの、お菓子が好きです。・この春新生活を迎えるすべての方にメッセージをお願いします!高橋:このCMのタイトルにもありました「濃厚な春が来る」という言葉がすごく素敵だなと思って、皆さんの新生活を濃厚チョコブラウニーで彩れたらなとも思いますし、濃厚な春になるように僕もがんばっているので、一緒にがんばれたらなと思います!當真:新しく環境が変わったりして、もしかしたら何かドキドキして緊張しちゃうなと思うこともあると思いますが、私も高校1年生になった時、そう思ってて。友達とかつくる時に、ブラウニーをおすそ分けして、幸せを広げて、また友達もできると思うので、ぜひ食べてください!
2023年03月30日千田琢哉 著『君が思うより人生は短い』2023年3月27日刊行株式会社あさ出版(代表取締役:田賀井弘毅、所在地:東京都豊島区)は、千田 琢哉 著『君が思うより人生は短い』 を2023年3月27日(月)に刊行いたします。もしあなたがラスト1週間で笑っていたければ…1年後、1ヵ月後、1週間後、1日後、1分後、1秒後「人生が終わるとしたら」何をすべきなのか。のべ3,300人のエグゼクティブと10,000人を超えるビジネスパーソンたちとの対話行い、多くの読者から圧倒的支持を得る千田琢哉氏が、「限りある時間に気づき、今この瞬間を大切に生きるヒント70」を お伝えします。「本当は好きだったのに……」を言わないために。※以下本書より抜粋1年後、人生が終わるとしたらもっと知りたかったことを勉強する1年間あればかなりの勉強ができる。実際に私と同世代だった若者が大病を患い、自分の大学受験の合格を確認してから亡くなったという実話もあるくらいだ(確かドラマ化されたような気がする)。きっと、今でもそういう人はインターネット上で何人もいるのではないだろうか。当時の私は「どうせ死ぬのに勉強してどうするのだろう」と疑問に思ったが、どうせ死ぬからこそ勉強するのだ。これはドイツの哲学者ニーチェの提唱した「力への意志」に通ずる。人には「今よりも強くなりたい!」「もっと賢明になりたい!」という本能があり、その湧き上がる本能に則って生きることでより人間らしく生きられるというのだ。それがニーチェの超人思想とも深く関係してくる。そう考えると、昔私が勘違いしていた『キン肉マン』の超人たちともあながち無関係ではあるまい。1ヵ月後、人生が終わるとしたら整頓ではなく整理する整理整頓という言葉がある。整理と整頓では何がどのように違うのだろうか。整理とは、捨てること。整頓とは、美しく並べること。余命1ヵ月では整頓をする必要はない。なぜなら、整頓なんてする必要がないくらいに徹底的に整理すればいいからだ。本当に必要なもの以外はジャンジャン捨てよう。捨てることを楽しめばいい。1時間後、人生が終わるとしたら死ぬ1時間前にやっていたことが、その人の使命であるこれは意識していてもしていなくてもそうなのだが、死ぬ1時間前にやっていたことはあなたの使命だ。あなたが泣き叫んだらそれがあなたの使命。あなたが怒り心頭に発したらそれがあなたの使命。あなたがウダウダしていたらそれがあなたの使命。あなたがクスクス笑っていたらそれがあなたの使命。あなたがニコニコしていたらそれがあなたの使命。ここで私は最期くらい無理に笑いましょうとあなたに強要したいのではない。ここだけの話、無理に笑っても意味がない。「笑うことで、幸せな感情はあとから生じるのだ」という自己啓発的な教訓も、余命1時間ではこの際どうでもいい。笑いたい人だけが笑えばいいし、怒りたい人は無理をしないで怒ればいいのだ。書籍情報表紙タイトル:君が思うより人生は短い著者:千田琢哉ページ数:ページ価格:1,485円(10%税込)発行日:2023年3月27日ISBN:978-4-86667-492-6書籍紹介ページ: amazon: 楽天: 目次プロローグ「あのとき、本当は好きだった……」と言わないために。Part.1 1年後、 人生が終わるとしたら。Part.2 1ヵ月後、人生が終わるとしたら。Part.3 1週間後、人生が終わるとしたら。Part.4 1日後、 人生が終わるとしたら。Part.5 1分後、 人生が終わるとしたら。Part.6 1秒後、 人生が終わるとしたら。著者プロフィール千田琢哉 (せんだ・たくや)愛知県生まれ。岐阜県各務原市育ち。文筆家。東北大学教育学部教育学科卒。日系損害保険会社本部、大手経営コンサルティング会社勤務を経て独立。コンサルティング会社では多くの業種業界におけるプロジェクトリーダーとして戦略策定からその実行支援に至るまで陣頭指揮を執る。のべ3,300人のエグゼクティブと10,000人を超えるビジネスパーソンたちとの対話によって得た事実とそこで培った知恵を活かし、“タブーへの挑戦で、次代を創る”を自らのミッションとして執筆活動を行っている。著書は本書で176冊目。音声ダウンロードサービス「真夜中の雑談」、完全書き下ろしPDFダウンロードサービス「千田琢哉レポート」も好評を博している。【報道関係各位】『君が思うより人生は短い』リリース.pdf : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年03月24日タッグを組むのは2度目だが、互いに近しさを感じているという。その成河と藤田俊太郎が挑むのは『ラビット・ホール』。2007年にピュリツァー賞を受賞し映画化もされた作品で、息子を亡くした夫婦が再生していく姿を、日常の会話を通して描いていく。その繊細さをどう届けるか。演劇を身近なものにするべく格闘する様子は、実に楽しそうである。初対面での会話は気づいたら7時間──成河さんと藤田さんは、ミュージカル『Violet』(20年)に続いて2度目のタッグになります。前回ご一緒されたときの感想からお話いただけますか。成河『Violet』は予定されていた上演がコロナで中止になり、その半年くらい後の少し落ち着いた頃に、3日間だけという形で上演したものでした。中断したその半年の間に、オンラインで読み合わせをしたり話し合ったり、手探りでずっとコミュニケーションを取り続けながら上演にこぎつけたんですけど。そんな特別な状況が藤田くんとの最初の出会いだったので、とても思い出深いですね。そういう中で、藤田くんはとにかく、そこにいる人たち全員の主体性を重んじるというか、どうすればみんなで作るということができるかということを真剣に考えている人で。僕にとってはとても貴重な同志で、次はいつ一緒にできるかなと思っていたんです。藤田僕にとっても成河さんとの仕事はやはり特別です。僕が演出家として活動を始めたのは30代からですが、同い歳である成河さんのことはずっと憧れの目で見ていて、いつか一緒にお仕事をしたいと思っていました。『Violet』では、成河さんがおっしゃったように、上演が一度止まり、どのように再開していくか、どのように未来に向かっていくかということを、問い続けながら一緒にものを創ることができました。現場での再会を熱望していましたが、今回、ストレートプレイの会話劇でご一緒できることになり、とてもうれしく思っています。成河藤田くんとは初対面のときに、ファミレスで明け方まで7時間くらいしゃべったんですよね。そのときにすでに、近しい考え方を持っているなと、同志のような気持ちになっていたんです。演劇に対する距離みたいなものが同じというか。藤田くんも、美大を出たとか、バンドをやっているとか、演劇の畑だけで純粋培養されたのではなく、いろんな角度から演劇にたどり着いていて、演劇だけが特別ではないんじゃないかと思っているところがある。だから藤田くんとの会話はストレスがなくて、気づいたら7時間経っていたんですね(笑)。藤田僕もあのときの楽しく熱い思いが今も続いていますし、もっといろいろなお話をしたいと思っています。ただ、近しい気持ちと同時に、やはり先ほど言った憧れの気持ちが僕には強くあるんです。僕は俳優をしていた時期もあって、成河さんが立つ舞台を観て、僕らと同世代の俳優が舞台に新風を吹かせ、新しい時代を創っていることに、深く感動しました。例えば、『エンジェルス・イン・アメリカ』(04・07年)や、『春琴』(08・09・10・13年)といった作品は、本当に衝撃を受けました。また、成河さんは、演劇は特別なものではなく生活の中にあるんだと、もっとシンプルに劇場に観に来てほしいと、お客様を大事にするもの作りをずっと続けている。その姿勢に対しても、僕は憧れ続けています。だから、一緒にもの作りをするのは、楽しくもあり、緊張感もあるんです。日常会話により近づけた翻訳劇に──今回の『ラビット・ホール』では、どんなもの作りが始まっているのでしょうか。成河これは観てくださる皆さんも楽しみにしていてほしいんですけど、おそらく今回は、「私たちが日常の中でしている会話だよね」という翻訳劇、会話劇に近づけるんじゃないかと思うんです。それこそ演劇は特別じゃないっていうものができるんじゃないかなと。というのは、まず、宮澤エマさん、土井ケイトさん、シルビア・グラブさんと、今回の座組の女性俳優3人が全員、英語のネイティブスピーカーなんです。だから、もとの英語のニュアンスをちゃんと理解した上で、今の日本語の日常会話に置き換えられる。そしてそれを、今回の翻訳を手掛ける小田島創志くんも、「勉強になります。そうしましょう」と言って受け入れる。そんな翻訳家さんいますかって驚くくらいですけど(笑)、おかげで、翻訳についての話し合いが熱くて楽しくて。『ラビット・ホール』チラシ藤田読み合わせしながら、翻訳のことをみんなで話しているんですが、とても充実しています。中でも、成河さんが僕に「基本的に自分のセリフは俳優が自分でテキレジ(※「テキストレジ」の略。上演に合わせて脚本の訂正や手直しをすること)をしても良いのではないか」とおっしゃったのが印象的でした。俳優自身が考え、それを受けた翻訳家が全体を見ながら修正する。そこに演出家も加わって、どういうビジュアルや関係性を作っていこうとしているかを翻訳に反映していく。プランナー・スタッフの方もフラットに意見が出し合える空気ができていて、時間がいくらあっても足りないくらいです。カンパニーみんなでディスカッションすることですごく豊かな作品になると思いました。この喜びは確実にお客様に伝わると思っています。成河セリフを自分の言葉でテキレジするのは、あくまで、近現代の会話劇として、リアリズム演劇として書かれたものに関しては、そうしたほうがいいと思う、ということなんです。そして、稽古前のテキレジで自分の言葉をいくつか準備しておいて、それと役としての言葉を溶け合わせていく作業を、稽古場でしていく。これは『タージマハルの衛兵』(19年)でも一緒だった創志くんと発明した方法なんですけど(笑)、今回もまたそうやって、本番まで悩みたいと思っています。言葉の向こう側にあるものをどう届けるのか──藤田さんは、この『ラビット・ホール』の演出を熱望されていたと伺っています。どこに魅力を感じられていますか。藤田映画版もあり、数多くの傑作上演を続けているだけあって、物語が繊細で素晴らしいです。家族を失った夫婦がどのように再生していくかというストーリーで、悲しい出来事があった後の日常が淡々と描かれます。夫婦を取り巻く人々が、日々の会話の中で、自分たちのこの先の人生を見つけていく。『ラビット・ホール』というタイトルが示している通り、今自分たちが落ちてしまった穴とは別の、あり得たかもしれない穴を探していくわけです。その意味では、日常こそ劇的であるとも言えるかもしれませんが、会話の一つひとつが重層的、多層的に解釈できて、悲劇的でもあり喜劇的でもあることが魅力だと思います。しかも、答えを出していないんですね。登場人物の思いだけを伝えている。そこに深みを感じ、その深みの向こう側に到達したいなと思い続けてきました。だから、言葉を突き詰めるほど、役を掘るほど、自分たちの個やこの座組の解釈を追求するほど、それが普遍化され社会化され、お客様自身の人生の物語になる。この登場人物たちは観る方の人生のどの瞬間にもいる人間であるというふうに思っています。俳優の皆さんには生々しく舞台上を生きていただきたいと思っています。──その中で成河さんは、息子を亡くした夫婦の夫・ハウイーを演じられます。成河稽古前(取材時)の今の段階で大切にしたいのは、本に書かれている情報をきちんと整理しておくことなので、役についての意見はまだありません。ハウイーは2000年代初頭の証券会社に勤務しているバイヤーであり、とてもちゃんとした人であり、ちゃんとしているがゆえにいろんなものを抱えてしまったり、人との関係で不器用なところがあったりする。その大前提の上に何が乗っかっていくのかは、共演者の方々とシーンを作っていく中で出来上がっていけばいいなと思っています。ただ、僕は比較的、様式性の高い演劇をやることが多く、特にここ1年くらいはミュージカルや、ダンスや歌舞伎などの形式を使ったものをやっていて、こんなに純粋な会話劇をやるのは久しぶりなので怯えていたんです(笑)。でも、せっかくやるんだったら、心がぐしゃぐしゃになるところに勇気を持って踏み出そうかなと思っています。自分の感情記憶を使うという、近現代のリアリズム演劇に有効だと言われているメソッドに則って、一度自分の中にグワッと入っていこうかなと。その作業は苦しいものですけど、今はとても楽しみです。藤田キャストお一人おひとりが、演劇人生の中でご自分のメソッドをきちんと作ってきた方々ばかりだと思っています。僕自身、キャストの皆さんとじっくり向き合い、この作品の繊細さを大事に、言葉の向こう側にあるものをどう抽出し、届けるのかということに挑戦していきたいと思います。PARCO劇場の舞台が“ラビット・ホール”に「びっくりすると思います」──答えを出していない戯曲だということですが、このカンパニーとして目指すのは、どういうものになりそうでしょう。藤田答えは出さないけれども、お客様に対して楽しく劇場を出られる「問いかけ」はきちんとできたらと思っています。上演の約2時間、作品の様々な魅力、「再生」というテーマを通して、演劇にしかできない演劇賛歌を届け、お客様に幸せな問いかけができたらなと。成河普遍化されることで、これは自分だけの悲しみじゃないんだと癒えていくんですよね。それって芸術全般が持っている力ですけど、舞台芸術は、決められた時間、場所で、かなりの人数と一緒に半強制的にそれを体験することになりますから、自分はハマらなくても(笑)、すごくハマっている隣の人を見るだけでも効果はあって。個人ではなくコミュニティとして経験するというのが、これだけ長く演劇がなくならない理由じゃないかと思います。言ってみれば、劇場は大切な避難場所。どうぞ劇場に逃げてきてください、というふうに思います。藤田ビジュアル的にも、オープニングとラストはPARCO劇場の舞台上を“ラビット・ホール”にすることを考えていますので、楽しみにしていただきたいです。成河すごい演出になってますからね。びっくりすると思いますよ。取材・文:大内弓子撮影:石阪大輔ヘアメイク:河村陽子<公演情報>PARCO劇場開場50周年記念シリーズ『ラビット・ホール』4月9日(日)〜25日(火) 東京・PARCO劇場※秋田・福岡・大阪公演ありチケット情報
2023年03月22日俳優の高橋文哉が、映画『交換ウソ日記』(7月7日公開)の主演を務めることが24日、明らかになった。同作は櫻いいよによる同名青春小説の実写化作。高校2年生の希美(桜田ひより)は、ある日移動教室の机の中で「好きだ。」と書かれた手紙を見つける。送り主は、学校イチのモテ男子・瀬戸山(高橋文哉)。イタズラかなと戸惑いつつも、返事を靴箱に入れたところから、ふたりのヒミツの交換日記が始まる。そんな中、実はその手紙や交換日記が親友宛てのものだったことが判明。勘違いから始まった交換日記だったが、本当のことが言い出せないまま、ついやり取りを続けてしまう。携帯小説サイト「野いちご」で配信が始まった原作は2017年に文庫化。さらには2020年にTikTokで話題になったのをきっかけに、多数メディアで注目されシリーズ化、ジュニア文庫化、コミカライズ化もされました。若者の活字離れが進む中で異例のメガヒットを記録。「ニヤけが止まらない!」「キュンキュンして心臓爆発する!」とティーンから絶大な人気を誇る青春小説が満を持して初の映像化となる。主演の高橋は学校イチのモテ男子、瀬戸山潤を演じる。2019年『仮面ライダーゼロワン』で主人公に抜擢され、7クール連続でドラマに出演し、『最愛』(21年)や『君の花になる』(22年)での好演も話題を呼び、2022年には日経トレンディが選ぶ「来年の顔」にもなった。本作が恋愛映画初主演となり、思ったことを口にするド直球な性格の瀬戸山を演じる。瀬戸山とは真逆に、つい空気を読みすぎてしまう不器用なヒロイン、黒田希美を演じるのは、 Seventeenの専属モデルとしても活躍、つい先日卒業が発表されたばかりの桜田ひより。一見、話し下手で大人しく見られるが、実はヘヴィロック好きなど意外なギャップを持つ希美を演じ、恋愛映画ヒロイン初挑戦となる。制服に身を包んだ2人のポスタービジュアルと特報も公開された。監督は『インビジブル』(22年)の演出のほか、 『中学聖日記』(18年)や『アンナチュラル』(18年)等のセカンドディレクターも務め、キュンとするラブストーリーから感涙ドラマ、コメディまでジャンルにとらわれず、丁寧な演出に定評のある竹村謙太郎、脚本は構成力が高く、テンポの良いストーリー運びを得意とする一方で、心情に細やかに寄り添ったキャラクター設定にも定評がある『PとJK』(17年)、『ハニーレモンソーダ』(21年)の吉川菜美が務める。。○高橋文哉 コメント瀬戸山役のお話をいただき、学園ものの胸キュン映画に出演させていただくことが初めてなので、すごく嬉しかったですし、新鮮な気持ちで楽しみたいと思いました。桜田さんとは初共演ですが、いつもニコニコしていて希美役がぴったりで、僕もまっすぐ役に向き合えたらと思わせてくれる方です。瀬戸山はド直球なキャラクターですが、すぐに行動に移せるところが素敵だと思います。役作りのために、サッカーの練習も始めました。17歳の役なので、桜田さんから若いエネルギーをいただきつつ、あまり大人びないように演じたいと思います。初めて演じるタイプの役で緊張もありますが、チーム一丸となって皆さんがキュンキュンできる最高の青春映画となるよう努めますので、楽しみにしていてください!○桜田ひより コメント希美役のお話をいただいたとき、「私でいいのかな」という驚きと嬉しさと半々の気持ちでした。私も希美のように、自分から発信していくというよりは人の話を聞くのが楽しいタイプなので、そうした部分がすごく似ているなと感じています。高橋さんは優しそうな方という印象があり、お芝居ご一緒できることが楽しみです。そして今回希美を演じるにあたり前髪を切ったので、心機一転、希美ちゃんになる!という気持ちで臨みたいと思います。同世代の共演者の方も多いので、皆さんと一緒に楽しくこの『交換ウソ日記』を作り上げていきたいと思います。○櫻いいよ(原作) コメントこの度『交換ウソ日記』の実写映画化が決定しました。映画化のお話をいただいたときは、そんなことが現実に起こるんだろうかと不思議な気持ちでしたが、今は実感が湧いてきてふわふわしています。とても爽やかで素敵な高橋文哉さんと、すごくかわいらしくて魅力的な桜田ひよりさんが、原作のあのシーンや原作にはないけれど個人的に大好きなシーンをスクリーンで観せてくださる日がとても楽しみです。作品を通じてご縁のあったたくさんの方のおかげで、このような機会に恵まれました。本当にありがとうございます。○竹村謙太郎(監督) コメント机の中のラブレター、校舎裏での告白、交換日記——原作を読ませていただいて、いい年の自分は何かとても懐かしい気持ちになりました。SNS全盛の今ではすぐに返事がないと「不安」になってしまうのだけど、大切な人に手紙を書くとかいつ来るかわからない返事を待つという時間には「わくわく」があったなぁと。今、最も旬な高橋文哉さんと桜田ひよりさんというお二人と共に、変わらぬ恋の切なさ、青春のトキメキを皆さんに届けられるようスタッフ一同頑張ります。ピュアで不器用な二人の恋の行方を「わくわく」しながら見守って頂けると幸いです。(C)2023『交換ウソ日記』製作委員会
2023年02月24日2023年2月21日、お笑いコンビ『チョコレートプラネット』の長田庄平さんが自身のTwitterに1本の動画を投稿。相方の松尾駿さんが映る動画に、「爆笑した」「面白すぎる」などの声が寄せられています。さっそく、その動画をご覧ください!※『表示』をクリックすると投稿を見ることができます。【SNSで流れてくるゲームのCM】 pic.twitter.com/W6xdYpomdt — チョコレートプラネット長田(オサダ) (@ChocoplaOsada) February 21, 2023 長田さん、松尾さんが撮影したのは、とあるゲームの広告動画のパロディでした!TikTokなどのSNSでよく見かける広告を見事に再現しています。よく見ると、画面上部には『SAVE THE MATSUDOG』という文字が…。細かいところまでこだわって撮影したことが伝わってきます。投稿された動画に、ファンからこのようなコメントが寄せられました。・なんでこの広告を再現しようと思った!?発想が面白すぎる。・この広告、見たことあるー!再現度がむだに高くて笑った。・目の付け所が天才!じっくり見てしまった。・ハチに刺された時の表情がかわいすぎる!大好きだ~。同日現在、この投稿には12万件以上の『いいね』が寄せられています。2人の発想と行動力は、多くの人に笑いを届けたようです![文・構成/grape編集部]
2023年02月22日【前編】トラベルドクター・伊藤玲哉さん「人生最期の旅、ご案内します」より続く伊藤玲哉さん(33)は研修医時代、回診した末期がんの患者から、「旅行に行きたい」と呼び止められたことがあった。ほかの重病患者と話していても、その人のルーツをたどりたいといった願いも聞こえてきた。人はやりたいことを後回しにして生きているんだと気づいた伊藤さん。医師の自分なら旅行に付き添える。患者が人生の最期まで願いをかなえる手助けができる。そうしてトラベルドクターに転身し、今までにない終末期医療を作る決意をした。「それまでは、父のクリニックを継ぐつもりだったんですよ」人なつこい笑顔でそう話す伊藤さんは、’89年2月27日、東京都大田区の羽田空港近くで、代々医者の家系の4代目として生まれた。2歳年上の姉がいる4人家族の長男だ。「いつか父親のクリニックを継いで、父のような、患者さんから頼りにされる医者になるのが、当時の僕の大きなゴールでしたね。卒業後の研修先には、総合診療が学べる病院として全国一、二を争う京都市山科区にある洛和会音羽病院を選びました」ここで伊藤さんの医師としての最初の転機が訪れた。「いわゆるご高齢の方とか、終末期の患者さんを診ていて、生きていることって何なのかと違和感を持ち始めたんです。その方が歩きたいと言っても、転倒のリスクがあるから許可しない。むせこみのある方がお水を飲みたいといっても、誤嚥したら危ないからやめておきましょうとなる。結果、患者さんたちは、病室の天井を見ているしかない。『早く死にたい』と口にする方もいました……」リスクを避けることを優先するあまり、患者にしっかり向き合えないのが日本の医療全般の常識だった。ベッドでの身体抑制を受けたり、水分は点滴でしか与えられない患者も少なくない。本人が望んでいなくても延命を家族が主張すればやらざるをえない。「自分は何のために医者になったんだろう」と違和感ばかりが膨らんでいったという。そんなある日の回診で、病室を出ようとしたときだった。ふだんは無口な、がんの終末期の男性から、「旅行に行きたい」と呼び止められた。「えっ!?」と驚いて聞き返すと「行きたい」という。「僕にはそれが“生きたい”に聞こえたんです。そうか、行くことは生きることなんだよな、と。いま自分ができることは、1秒でも長く生きるための管を(体に)入れることだけではなく、こういう人の願いをかなえることじゃないかって考えるようになったんですね。でも、医療関係者に相談しても『何かあったら危ないから』と言われ、旅行会社に片っ端から問い合わせても、丁重に断られ続けた」そうこうしているうちに彼は亡くなってしまった。研修医1年目の25歳の秋口のことである。「温泉に行きたいという彼の願いを知っていながら、かなえられずにすごく悔しくて」怒りにも似た悔恨を胸に、黄昏の鴨川沿いを歩いていたときだ。天啓のように閃いたという。「病気であってもその人らしく生きる。そのための選択肢の一つが旅行だ。医療と旅行を結びつければいい。病院や在宅で医療を行う医師はたくさんいる。医師である自分は、旅行をかなえるスペシャリストになればいい。錯綜していた思いがカチッとハマった感じでした。いまの医療には自分のやりたいことがない。だったら作るぞという反骨精神もあったかもしれません」もともと伊藤さん自身が旅行好きだった。学生時代は一人旅で47都道府県を制覇し、中国やアメリカ、ブラジルにも旅をした。「患者さんたちと話していると、お墓参りに帰郷したいとか、娘の結婚式に出たい、最期に思い出の地に行きたいなど、その人のルーツが垣間見える言葉が出てくる。その願いをどうやったら実現できるのか、ひたすら考えるようになりました」■旅行に付き添うために介護士の資格を取り、写真学校にも通って準備を進める父の跡を継ぐことから、伊藤さんは大きく人生の舵を切ったのだ。「ロールモデルのないなかで、研修医の2年目には、いずれ麻酔科医の道に進むことを決めました。外科医のサポートをする麻酔科医なら、日程の自由がきくし、旅行中の痛みの緩和や全身管理にも役立つから」京都での3年間を終え、28歳で母校の麻酔科の医局に入った。その後の2年間は大学病院に勤務するかたわら、旅行業をはじめ、パソコン操作や動画編集を勉強。介護士の資格も取った。写真学校にも通ったのは、旅行中の写真を撮るカメラマンも務めるためだ。’19年3月に大学病院を退職。フリーの麻酔科医として週1回、病院に通うスタイルだ。その後、都内のグロービス経営大学院に入学。それまでビジネスには興味がなかったんです。でも授業を受けてみて、思考法やプレゼンテーションの訓練、世の中の仕組みを作るための学びができました」クラスには、大手旅行会社や航空会社、保険会社などの人もいて、異業種との交流は刺激になった。その年の12月には、東京都主催の若き起業家輩出のためのビジネスプラン・コンテスト「TOKYO STARTUP GATEWAY」決勝大会に「トラベルドクター」として出場。数百人の前でスピーチをし、見事に最優秀賞を受賞し、壇上で小池都知事の祝福も受けた。「公に認めていただいたことで、少しずつ自信になっていきました。大会には父も呼んだんです。『いつ(クリニックを)継ぐの?』が口癖のようだった父が、応援してくれるようになりました」翌’20年12月、トラベルドクター株式会社を設立。コロナ禍で活動が制限されるなか、まずは広く事業内容を知ってもらうために、ボランティアで行うプロジェクト「たびかな(旅叶)」を同時に立ち上げた。医療、介護、旅行関係などの有志が集まり、旅行資金はクラウドファンディングで調達した386万円。こうして数々の患者の願いをかなえるための活動がスタートした。■16年ぶりに海を見て喜んだ次の瞬間、ボロボロ泣きだして、「ありがとうございます」と「最後に海に行ったのが16年前で、とにかく海が見たいんです。元気なころに行った奄美大島のような、きれいな海で泳ぎたい」パーキンソン病や脳梗塞を患い、車いすでの一人暮らしのため、十数年もマンションのベランダにも出られずにいた形部由紀江さん(65)が、伊藤さんに語った願いだ。「『たびかな』へは、形部さんの訪問歯科医からの紹介でした。旅行先を愛知県の南知多に決めたのは、篠島というビーチの美しい離島に観光船で行けるからです」旅行をかなえる前に、伊藤さんは本人と会って体調を確認し、旅先にも必ず下見に行って綿密なプランを組み立てるという。パーキンソン病は体温調節がしにくいので、熱中症予防のために浜に立てるテントも準備した。「形部さんはおちゃめで笑ってばかりいる方だったんですけど、印象的なことがありました。離島で介護タクシーの中から海を見たらもったいないので、タオルで目を隠してもらったんです。本人もウキウキして、車いすでビーチに着いたときに『じゃ、外してください』と言ったら、16年ぶりに海を見て『わあ』と喜ばれた次の瞬間、声を上げてボロボロ泣きだしたんです。そして僕にしみじみと『ありがとうございます』と言ってくださった。その姿を見て、僕もよかったなあって、すごくうれしかったですね」旅行ではないが、ときには現在の医学では説明しようがないことも起きた。「がんの末期で余命1週間と診断され、水も飲めなかった父親に、自分の花嫁姿を見せたいという娘さんが、相談してくれたんです。入院中のお父さんに僕がお会いしたときはもう意識もなかったけど、なんとか願いをかなえましょうと」大急ぎで式場が押さえられ、わずか1週間で結婚式が準備されたが、「この依頼はキャンセルになるかも」と心配していたときだ。「意識が戻りました。いま父はコーラを飲んでます」と連絡がきたのだ。「お父さんに尋ねると、『娘の声が聞こえたんです。もうすぐ私の結婚式だよ。お父さんも一緒にねって。行きたくて、だから水も飲もうと思った』とおっしゃる。耳は最期まで聞こえているって本当なんだなと思いましたね」最高のコンディションで当日を迎え、式場まで無事に移動した父親は、ウエディングドレスの娘と車いすでバージンロードを進むことができたのである。■会社を作ってから、自分には一度も給料を払ったことがない、とあきれるように笑う’22年5月から、ボランティアプロジェクトの「たびかな」とは別に、トラベルドクター社としての事業を本格的に開始した。代表取締役の伊藤さん以下、社員は看護師1人、理学療法士1人。これまで50件の相談を受け、15組の旅行をかなえてきた。伊藤さんは、トラベルドクターに依頼したときの旅行代金をどう抑えるかも課題になると語る。「いまはコストがすごくかかっています。事前にご自宅にうかがって旅先の調査をして、主治医や現地の病院とも連携します。たとえば4人家族で1泊3万~4万円の宿に泊まるとして、医師や看護師、介護士が24時間同行、移動に介護タクシーや新幹線とか飛行機を使うと、80万~100万円近くです。それでもほぼ赤字。会社を作ってから、自分には一度も給料を払ったことがないんですよ」それどころか自分の貯金を使い果たし、銀行からも多額の借り入れがあると、伊藤さんはわれながらあきれるというように笑った。しかし悲愴感は少しもない。「アメリカみたいに1億円払ってくれたらかなえるなんてことはしたくなくて、普通の家庭でも手が届く価格設定でいきたいんです。旅行代金100万円を出せる方ってそんなに多くないけど、100万円以内でできる親孝行というのが一般的になることを願っています。もっとお金を出せるよという人なら、宿のランクを上げてもいいし、そうやって回っていくといいなと思いますね。トラベルドクター社を全国の方に知ってもらい、チームの仲間を増やしていく。そこで出た利益で、難病の方や小さなお子さんのためにボランティアで『たびかな』をやるシステムを作ることが、今後の目標です」
2023年01月29日菊地成孔とペペ・トルメント・アスカラール、待望の関西公演の開催が決定した。公演は、11月18日(金)大阪・STUDIO PARTITA、11月19日(土)京都・KBSホールにて。菊地成孔とペペ・トルメント・アスカラールチケット情報ブルーノート、スタジオコースト、オーチャードホール、各地方の会館大ホール、リキッドルーム、サントリーホールと、神出鬼没的に公演を実施してきた同楽団。あらゆる音楽を前衛的に融合した比類なきセンセーショナルなサウンドで紡ぐ魅惑の一夜をお届けする。ドープな雰囲気漂う大阪・STUDIO PARTITAでのstanding、荘厳な雰囲気に包まれる京都・KBSホールでのsittingと、全く異なるロケーションで行われる贅沢なオルケスタのサウンドに、じっくりと酔いしれていただきたい。チケットは、9月29日(木)19:00から10月5日(水)23:59までオフィシャル最速先行(先着)受付を実施。■菊地成孔コメント「<菊地成孔とぺぺ・トルメント・アスカラール>を御愛顧いただいている、大阪、大阪近郊、京都、京都近郊、全国、全世界の皆様へ」楽団員とツアースタッフ全員を代表してご挨拶に参上仕っております。菊地成孔です。当楽団が結成されて、そろそろ25年が経過いたしますが、私が現在、指揮、運営する楽団として、とうとう最古参と相成りました。我々、元々腰が重く、楽器の搬送だけでも大変な労力ですし、楽団員は腕利きばかりでマネージも難しく、そこにウイルスの蔓延も加わり、帝都東京都下で演奏会を行うのもままならぬ状況ではありまするが、数少ない演奏の機会には、皆様からの、それはそれは、言葉さえ選ばなければ、ふしだらとも、淫らとも言える愛と官能のバイブスは日々、頂戴しておりますし、私共も常に、皆様を愛し、淫しております。この度、久しぶりに遠征の機会に恵まれ、私が最初に思いついたことと申せば、「我々を、酒や料理と共に、ゆったりとシーツに身を沈めて鑑賞したい方々もいらっしゃるだろう。しかし、我々の演奏で、現在、おおっぴらには禁じられておる所の、踊ったり歓声を上げての祝祭、そのトランスを味わいたい方々もいらっしゃるのではないか?」という事でした。そこで今回、大阪ではスタンディング、京都ではシッティング、という、我々の遠征史上初めての形式を採らせて頂きました。演奏式目、いわゆるセトリも、それに準じて些かながら変えて御座います。ただただ、生きる事だけでも大変な辛苦が必要な世の中になりました。我々がこの四半世紀、何を皆様にお届けするために演奏活動をしているかは、今更申すまでも御座いません。四半世紀前からのご贔屓から、動画でのみ見たことがある、というお若い方々まで、我々の音楽にはあらゆる区別は存在しません。ただあなたが、官能と浄化、生きる喜びと死の甘さを渇望されればこそ。逢瀬の愉しみと祝祭の全開放。それは初冬の生々しい寒さと共に。菊地成孔
2022年09月29日お笑いコンビ・チョコレートプラネット(長田庄平、松尾駿)が17日、日本最大級のお笑いフェス「LIVE STAND 22-23 OSAKA」(大阪城ホール、COOL JAPAN PARK OSAKA)に出演し、報道陣の取材に応じた。大阪公演の初日、大阪城ホールのオープニングステージ「LIVE STAND ネタ OSAKA DAY-ONE」でオープニングアクトを務めたチョコプラ。長田は氷室京介に扮して「ライブハウス大阪城ホールへようこそ! 今日は盛り上がっていこうぜ!」と声を張り上げ、松尾はIKKOに扮して「どんだけ~」「まぼろし~」「背負い投げ~」とモノマネを連発した。囲み取材で、長田は「大阪城ホールはレッチリ(レッド・ホット・チリ・ペッパーズ)とかがやっている。レッチリと同じ景色を眺めているって感慨深いですよね」と述べ、「オープニングアクトをやらせてもらったので、氷室さんで『大阪城ホールへようこそ!』っていうのは、気持ちよかったです」と嬉しそうに話した。松尾は「最初の一発目の『どんだけ~』って言ったときに、今まで体験したことないんですけど、喉がキュッとなって、今日しゃべれなくなるんじゃないかなって、めっちゃ怖かったです」とヒヤッとしたと明かしつつ、「気持ちよかったです」と話した。2007年から2010年まで行われた大型お笑いフェス「LIVE STAND」が、今年12年ぶりに開催。8月19日~21日に幕張メッセで東京公演が行われ、9月17日・18日に大阪、来年1月14日・15日には福岡で開催し、総勢1000人を超える吉本芸人が出演予定となっている。
2022年09月17日≪TOKYO WIND SPECIAL 「東京佼成」&「シエナ」夢の競演!≫出演に際して~シエナ・ウインド・オーケストラのコンサートマスター・佐藤拓馬さんのコメント~10月1日(土)に東京文化会館大ホールで開催される、『TOKYO WIND SPECIAL 「東京佼成」&「シエナ」夢の競演!~リクエスト曲をド迫力の合同演奏で楽しむ特別な1日~』。今回が初開催となる同公演は、日本の吹奏楽団を代表する東京佼成ウインドオーケストラとシエナ・ウインド・オーケストラが同じステージで演奏するという、なんとも夢のような企画です。さらに演奏曲目は、公式サイトでの人気投票によって決まるところも魅力のひとつで、吹奏楽ファンにとっては必見の公演となること間違いなし! この度、シエナのコンサートマスターである佐藤拓馬さんに、出演にあたっての思い、そして選曲のポイントなどを伺いました。−−最近のシエナの活動のなかで力を入れていらっしゃることはありますか?コロナ禍で苦しい時期が続いていますが、以前から当団が進めている提携事業を積極的に継続しています。現在、文京区、文京シビックホール、尚美学園、上越教育大学、上越文化会館、名古屋音楽大学、富士市、富士ロゼシアターの8カ所と提携を結び、それぞれの地域に寄り添ったユニークな活動を展開しています。来年度には、さらにもう1カ所増える予定です。−−TWSの企画の話を聞いた時、どのようにお感じになりましたか?実は2020年にお互いの周年事業として合同のコンサートを企画していたのですが、残念ながらコロナの影響により実現しませんでした。今回は、そのリベンジとは言いませんが、ようやく一緒に演奏できるなという気持ちで、心が躍りましたね。−−今回、約20曲に及ぶリクエスト曲を選定するにあたっての、ポイントを教えてください。これまでリリースしてきたCDやDVDに収録した曲のほかに、コンサートで何度も取り上げてきた曲を中心に選びました。−−ズバリ、1位はどの曲だと思いますか?《アルメニアン・ダンス パートⅠ》ではないでしょうか。−−当日は大編成で演奏していただけるとのことですが、その魅力とは? また、合同ステージでお客様に特に注目していただきたいところはありますか?シエナサウンドによる吹奏楽オリジナル曲の響きを、たっぷりご堪能いただけると思います! また、合同ステージでは双方の団員たちが楽しんでいる様子をご覧になりながら、大迫力の演奏をお楽しみください。−−最後に、来場されるお客様へメッセージをお願いします!このような機会は滅多にないチャンスです! どうぞ、思う存分一緒に音楽を楽しみましょう! 会場でお待ちしています!(文・北山奏子)
2022年09月06日映画『窓辺にて』が、2022年11月4日(金)に全国公開。主演は稲垣吾郎、監督は今泉力哉。今泉力哉による完全オリジナル脚本、大人のラブストーリー『愛がなんだ』『街の上で』『猫は逃げた』など、次々と話題作を世に送り出してきた映画監督の今泉力哉。一筋縄ではいかない、繊細な恋人たちの心の機微の表現や恋愛観が支持を集めてきた。中でも特に、今泉力哉の描くオリジナルラブストーリーには定評がある。映画『窓辺にて』は、今泉力哉が大人のラブストーリーを描く、17作目の完全オリジナル作品だ。今泉ワールドの特徴でもある“等身大の恋愛模様”に加え、これまで以上に「好きという感情そのもの」について深く掘り下げて描写している。台本を読んだ俳優やスタッフたちからはフランス映画のような珠玉のラブストーリーだと絶賛されたという。撮影は、映画『ドライブ・マイ・カー』のスタッフを迎え、2021年7月に都内近郊で行われた。稲垣吾郎が主演、妻について「ある悩み」を持つ主人公に■主人公・市川茂巳...稲垣吾郎妻について「ある悩み」を持つフリーライター。主演を務めるのは、稲垣吾郎。『半世界』『クソ野郎と美しき世界』など次々と斬新な役柄に挑み、唯一無二の存在感を放つ稲垣吾郎が、今泉力哉の監督作品に初参加する。ふと生まれた感情を表す繊細な演技と、ただそこにいるだけで漂う稲垣吾郎の華やかな存在感によって、美しくも儚い世界観を表現した。■ 紗衣...中村ゆり市川の妻。■久保留亜役...玉城ティナ高校生作家。■有坂正嗣役...若葉竜也市川の友人でプロスポーツ選手。■ゆきの役...志田未来有坂の妻。■荒川円役...佐々木詩音紗衣と浮気している売れっ子小説家。主題歌はスカート主題歌は、澤部渡のソロプロジェクト・スカートが担当。どこかノスタルジックなポップスが、物語に温かな彩りを添える。劇伴は、 抒情派エレクトロ・ダブ・バンド「あらかじめ決められた恋人たちへ」の池永正二が担当した。〈映画『窓辺にて』あらすじ〉フリーライターの市川茂巳(稲垣吾郎)は、編集者である妻・紗衣が担当している売れっ子小説家と浮気しているのを知っている。しかし、それを妻には言えずにいた。また、浮気を知った時に自分の中に芽生えたある感情についても悩んでいた。ある日、とある文学賞の授賞式で出会った女子高生作家・久保留亜の受賞作「ラ・フランス」の内容に惹かれた市川は、久保にその小説にはモデルがいるのかと尋ねる。いるのであれば会わせてほしい、と…。【詳細】映画『窓辺にて』公開日:2022年11月4日(金) 全国ロードショー出演:稲垣吾郎、中村ゆり、玉城ティナ、若葉竜也、志田未来、倉悠貴、穂志もえか、佐々木詩音、斉藤陽一郎、松金よね子監督・脚本:今泉力哉
2022年06月09日天衣無縫のピアニスト!紀平凱成ピアノ曲集出版記念 FLYING コンサート2022年3月に発売されたピアノミニアルバム『紀平凱成 -FLYING- オフィシャル・スコア』の初出版を記念して、ヤマハ銀座コンサートサロンで「発売記念コンサート」を開催します!唯一無二と言える瑞々しい感性から生まれるピアノの音色を聴いてください。今大注目の若手ピアニストと師匠である川上昌裕氏が特別出演するスペシャルコンサートです。紀平凱成ピアノ曲集出版記念FLYINGコンサート 詳細紀平凱成ピアノ曲集出版記念FLYINGコンサート : ■日時:2022年5月4日(水) ※入替制となります1回目12:30開場13:00開演2回目15:00開場15:30開演■出演:紀平凱成(pf.)/特別出演:川上昌裕(pf.、お話)■会場:ヤマハ銀座コンサートサロン「紀平凱成ピアノ曲集出版記念FLYINGコンサート」URL: ■料金:全席自由1,650円(税込)■チケット発売中イープラスeplus.jp(スマートフォン/PC/Famiポート) ■お問い合わせフォーム ■共催:ヤマハミュージックエンタテインメントホールディングスベーゼンドルファー・ジャパン商品詳細ピアノミニアルバム 紀平凱成 -FLYING- オフィシャル・スコア定価:1,500円(10%税込)仕様:菊倍判/32ページ発売日:2022年3月28日ISBN:978-4-636-10263-5商品コード:GTP01100374 お求めは、全国ヤマハ特約楽器店・書店または弊社オンラインショップ >まで。【本商品に関するお問い合わせ】(株)ヤマハミュージックエンタテインメントホールディングス ミュージックメディア部問い合わせフォーム: 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年04月28日Bialystocksが、向井理と北村有起哉が共演するドラマ『先生のおとりよせ』のエンディングテーマ「差し色」のMusic Videoを公開した。Bialystocksは、映画監督でもある甫木元空(Vo)が、自身の作品の生演奏上映をきっかけに菊池剛(Key)と結成した2人組バンド。Spotify『RADAR: Early Noise 2022』や、タワーレコードが世代や国境を超えて愛される日本国内の注目アーティストを紹介する独自企画『未来ノ和モノ-JAPANESE FUTURE GROOVE-』にも選出されている。甫木が監督を務めた同曲のMVは、劇場の設営中のステージを舞台に甫木が闊歩する姿が描かれている。またバンドセットでの演奏シーンが初めて組み込まれた映像となっている。Bialystocks「差し色」MV<リリース情報>Bialystocks「差し色」Now On SaleBialystocks「差し色」ジャケット配信リンク:<ライブ情報>Bialystocks Live 2022 "音楽交流紀 1"5月7日(土) 東京・SHIBUYA WWWOPEN18:15 / START19:00ゲスト:グソクムズ【チケット情報】自由:4,000円(税込)※ドリンク代別途必要購入リンク: 各種リンク:
2022年04月15日明日4月13日(水)より放送スタートする今田美桜主演新ドラマ「悪女(わる)~働くのがカッコ悪いなんて誰が言った?~」。この度、高橋文哉演じる“山瀬くん”の場面写真が到着。また、高橋さん自ら役どころを語った。今田さん演じる麻理鈴が務める会社で、お掃除のアルバイトとして働く“山瀬くん”こと山瀬修。高橋さんは「途中から謎の変貌を遂げる役柄となっています。ちょっとギャップがある役なので、とてもワクワクしています。一筋縄ではいかなそうな役だなと思っています」「お掃除バイトでありながら、『お掃除探偵!』と呼ばれるほど、彼には彼の考えがあって、オウミという会社の中を色々調べ上げていきます」とキャラクターについて説明。さらに「1話の中で、麻理鈴が美加(志田未来)に水をかけられるシーンがあるのですが、水をかける志田さんもとても緊張なさっていて。僕は近くで目撃するという設定だったんですが、皆さんとても大変そうでした」と撮影をふり返りつつ、「山瀬は、こういうシーンに立ち会っていきながら、麻理鈴を陰から励ましていきたいという役なんです。でも麻理鈴は、どんなことがあっても全くめげないんですけど(笑)色々な場面に立ち会っていく中で、麻理鈴をしっかり支えていくというか、彼女を手助けできる山瀬でありたい!と思っています」とコメントしている。そして、これから楽しみにしていることについては「山瀬がドラマの途中で大きく変貌していきます。服装も含めて、大きく変わるので、是非その変化を楽しみにしていてください」と見どころも明かした。なお、番組公式Twitterでは、「山瀬くんのお疲れ様ですボイス」という音声企画がスタート。気持ちがリラックスできる発言を山瀬くんがしてくれるというもので、全40種類以上の投稿が予定されている。新水曜ドラマ「悪女(わる)~働くのがカッコ悪いなんて誰が言った?~」は4月13日(水)21時54分~日本テレビ系にて放送開始(第2話以降、毎週22時から放送)。(cinemacafe.net)
2022年04月12日『愛なのに』と『猫は逃げた』の公開を記念して、今泉力哉監督の過去作品を上映する“特集上映”が、今年オープンした東京都・世田谷区にあるシモキターエキマエ-シネマ「K2」(ケーツー)にて開催中。今回の特集上映では、人気作家・伊坂幸太郎の初にして唯一の恋愛小説集を、三浦春馬主演で映画化した『アイネクライネナハトムジーク』や、田中圭主演で様々な片想いが描かれる恋愛群像エンターテインメント『mellow』をはじめ、深川麻衣映画初出演&初主演作『パンとバスと2度目のハツコイ』、松坂桃李主演のハロプロ愛あふれる映画『あの頃。』。満席・立ち見も続いた岸井ゆきの主演『愛がなんだ』、古着屋と古本屋と自主映画と恋人と友達についてを描く下北沢が舞台の『街の上で』、福島と東京を舞台にした群像劇『退屈な日々にさようならを』、韓国のアイドルグループが出演する『知らない、ふたり』。ほかにも『サッドティー』、『his』がラインアップ。下北沢に縁が深く、演劇と映画の枠を超えて活動する今泉監督。リアルで自然な恋愛模様が描かれているのも特徴のひとつとなっており、日常的な瞬間がドラマチックに感じる映画体験ができる。今泉監督は「下北沢に新しく生まれた映画館での特集上映。とても嬉しいです」と開催にあたって喜びのコメントも寄せている。上映会場は、今年1月、下北沢の商業施設シモキタエキウエ直結となる「(tefu) lounge」(テフ ラウンジ)にオープンしたミニシアター「K2」。スクリーン数は1つのみで、下北沢という文化の坩堝のような街を背景に、様々な文化と接合し時代を超える価値を街に発信していく映画館だ。なお、最新作である城定秀夫監督とのコラボ作品『愛なのに』と『猫は逃げた』は、新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開中。今泉監督は、『愛なのに』で脚本を、『猫は逃げた』で監督を務めている。(cinemacafe.net)■関連作品:アイネクライネナハトムジーク 2019年9月20日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開©2019「アイネクライネナハトムジーク」製作委員会his 2020年1月24日より新宿武蔵野館ほか全国にて公開©2020映画「his」製作委員会街の上で 2021年4月9日より新宿シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ渋⾕ほか全国順次公開©「街の上で」フィルムパートナーズmellow 2020年1月17日より新宿バルト9、イオンシネマ シアタス調布ほか全国にて公開©2020「mellow」製作委員会あの頃。 2021年2月19日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開©2020『あの頃。』製作委員会愛なのに 2022年2⽉25⽇より新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開(C)2021『愛なのに』フィルムパートナーズ猫は逃げた 2022年3⽉18⽇より新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開
2022年04月09日シーズン1、劇場版に引き続き、今回の新作『TIGER & BUNNY 2』でも主人公を演じる平田広明さんと森田成一さん。数々の作品で人気キャラを演じてきたベテラン声優2人が分析するタイバニの魅力とは。――主人公の二人、鏑木・(かぶらぎ)・T・虎徹(こてつ)を演じる平田広明さんとバーナビー・ブルックス Jr.役の森田成一さん。凸凹バディを演じるお二人に、まずはコンビの魅力を直撃。森田成一:オジサン×若者のコンビは昔からよくあるバディ像で。だからこそ見る人も一緒に喜んで、一緒にイラついて、一緒に泣ける。心が動きやすいのが、虎徹&バーナビーの魅力だと思いますね。平田広明:虎徹もバーナビーも善人ではあるけど、人として欠点がないかといえばそうでもない。その人間くささが好きですね。あとは森田くんも言っていたように年の差。世代が違えば衝突もあるだろうし。カッチリはまらないところが面白いんだと思います。でも、離れ離れにならないのは、お互いにどこか惹かれ合い、大切に思い、セットになったら大きな力になると感じているから。見る人が、「この二人はまた…」なんてツッコみながらもどこかほっとけない二人というのが、名コンビなんでしょうね。森田:ガタガタさが面白い。完全に水と油で、決して混ざり合うことはないけれど、その境界線は隙間なくピッタリくっついてる。それが虎徹とバーナビーで、気持ちのいいところかなって。――そんな名コンビの活躍も楽しみなシーズン2の見どころは?森田:台本を読んで感じたのは、『TIGER & BUNNY』の初期のテイストに戻った気がして。各キャラクターの思いがダイレクトに伝わるような物語になっているなと思いました。僕が演じたバーナビーも虎徹さんと過ごすことで、人間味のあるキャラになっている。そこは注目ですね。平田:ヒーローが敵と戦うアクションのパート以上に、人間ドラマ的な部分が本作の魅力だと思っていて。今回もどんな問題が起こり、どう乗り越え各々が成長していくのか。そこを楽しんでほしいです。森田:人間関係や心理描写が面白い作品ですからね。今回はバーナビーよりも若い新人ヒーローも出てきますから。彼らとの接し方なんかも見どころだと思います。新シーズンでの注意点は若々しく、元気よく!?――ところで、バディ役を演じるお二人の関係性も気になるところ。森田:平田さんとは『TIGER & BUNNY』が初共演。大先輩ですし、最初は大変緊張しました。平田:してなかったでしょ。森田:してましたよー(笑)。ただ、緊張はしているけど、TVアニメが始まった10年ほど前は自分も血気盛んだった分、「やったるぞ、このやろー」みたいな気持ちも強くて。力が入りすぎて、空回りしているところもあったと思います。でも、平田さんの自然体な姿を見ていたら、僕も力が抜けていきました。平田:森田くんの印象は…(と、数秒無言が続き)森田:ないんかいっ!(笑)平田:森田くんは意外と頑固。こだわりが強い。熱い男だからこそ、バーナビーという役を演じるのはツラかろうなと思いますね。バーナビーは心理的な制約も多いから。森田:バレてますね。さすがです。僕は大先輩のアフレコを間近で見ることができて、勉強になります。普通ヒーローと聞くとカッコいい人物を想像するけど、虎徹はオジサンで。それを平田さんが演じると、しっかりオジサンだけど、その中にちゃんとヒーローが存在している。泥くさいけど、むしろそれがカッコいい。絶妙なバランスだと思うんです。小さな吐息なんかも生々しくリアルで「オジサンってこうだよね」と痛感。技術やレベルの高さを思い知る瞬間ですね。…と褒めてみました(笑)。平田:適当なこと言ってやがる。何も出ないよ!森田:アハハハハ!!――前作から期間は空いても息ピッタリのお二人。作品内でも息の合った掛け合いを披露しているが、アフレコでは何やら苦戦も!?平田:作品の時系列的には前作からそれほど空いてないので、演じる上ではヘンに気負わず、今までの流れのままと思い、自分が思う虎徹を演じてみたんです。が、音響監督から「もっと元気よく」と指摘されてしまった。森田:二人とも、とにかく「元気」を要求されましたよね(笑)。平田:最初は、収録が朝イチだから眠くてテンション低いと勘違いされてるのかな、なんて思ったけど、そうではなく…。森田:要は、「もっと若く」ってことで、それを「元気よく」と言われていた。自分では感じていないけれど、老いというものが来たんだなと思いましたね(笑)。平田:自分を客観的には見られないからわからないし、森田くんに対しても老いは感じなかったけど。森田:僕も平田さんに対しては全く感じず。でも、音響監督の耳は確かなので、実際にOKが出た声を聞くと、数段トーンが上がっている。それを朝イチから出すのはキツかったですけどね(笑)。平田広明さん(写真左)1963年8月7日生まれ、東京都出身。洋画の吹き替えやアニメ、ナレーションでも活躍中。代表作は『ONE PIECE』(サンジ役)。ジョニー・デップやユアン・マクレガーなどの吹き替えも務める。森田成一さん(写真右)1972年10月21日生まれ、東京都出身。TVアニメ『キングダム』第4シリーズ(信役)が4月9日より放送スタート。主人公・黒崎一護の声を務める『BLEACH 千年血戦篇』は10月より放送開始。『TIGER & BUNNY 2』シュテルンビルトの街の平和を守るため、所属企業のイメージアップのためにヒーロー活動を続ける鏑木・T・虎徹とバーナビー・ブルックス Jr.。今ではヒーローも増加し、シュテルンビルトにも新人ヒーローが加入。先輩ヒーローとしての活躍も期待される虎徹とバーナビーだが、果たして…。4/8よりNetflixにて全世界独占配信。©BNP/T&B2 PARTNERS※『anan』2022年4月6日号より。写真・内田紘倫(The VOICE)取材、文・関川直子(by anan編集部)
2022年04月02日俳優の高橋文哉、曽田陵介、女優の安斉星来、モデルの福山絢水が24日、都内で行われた「NEW! SEA BREEZE!」発表会に出席した。ファイントゥデイ資生堂は、ボディケアブラン『シーブリーズ デオ&ウォーター』が15年ぶりに大幅リニューアルされことに伴い、WEBCM「青春のバトン」編がこの日より配信スタート。イメージキャラクターに選ばれた高橋文哉、吉川愛、曽田陵介、安斉星来、福山絢水が"ど青春でいこう!"をコンセプトのもと、同商品をバトンに見立てて学園を走る抜けるなど、学生らしい爽やかで元気な内容となっている。体調不良のため吉川愛は欠席したものの、発表会には高橋ら4人のキャストが登壇。CMは昨年撮影が行われたそうで、共演者との再会は久しぶりだという高橋は「映像が皆さんに届くと思うとうれしく思います」とCMの配信を喜び、「たくさん走って青春をしているような撮影現場だったので、楽しい思い出がいっぱいあります。そういうところを皆さんに感じ取って欲しいですね」とアピールした。撮影中に高橋から話し掛けられたという安斉は「最初は緊張していたんですが、高橋さんにすごく優しくしていただいたのですぐに和みました」と感謝しきり。また、吉川に憧れを抱いていたという福山は「すごく優しかったです。まさかお仕事を一緒にできるとは思わなかったので夢のようですごく幸せでした」と吉川との共演を喜び、「本当にそのまま可愛くて、お話した時もフレンドリーにお話をしてくれたので素敵な方だと思いました」と絶賛した。新生活がスタートする4月まで残り1週間となったが、それにちなみ「この春からスタートしたいことは?」と4人に共通の質問を。高橋が「お花をいただいて飾ることはありますが、土から探してミニトマトでも良いから家に新しい命を宿したいですね。春から植物を育てたいと思います」と希望を語り、曽田は「(CM撮影後に)筋肉痛だったので、今年は運動をして汗をかき、シーブリーズをつけて爽やかに行こうと思います」と話した。女性陣は福山が「熊本に帰省した時にお母さんと温泉に行ってサウナに入ったら身体が楽になりました。今年はたくさんサウナに行って自分の身体を整えたいと思います」とサウナ女子を目指すといい、安斉は「4月から犬を飼いたいと思います。名前は強い名前がいいですね」とイベント中は具体的な名前こそ言わなかったが、すでに愛犬の名前の候補もあるという。
2022年03月24日お笑いコンビ・チョコレートプラネット(長田庄平、松尾駿)とシソンヌ(じろう、長谷川忍)のコントユニット「チョコンヌ」が出演する、ミュゼプラチナムの新WebCM「声でか刑事」が、5月13日までの期間限定でTVerにて配信される。新WebCMでは「“声でか”刑事」として、男性刑事役の長田と長谷川、女性刑事役のじろうの3人が“大声”で会議をしている様子からスタート。途中から新人女性刑事として松尾が登場するが、自信がなくうまく大声が出せない。そんな松尾がミュゼプラチナムに通うことで自信を持ち、「“声でか”刑事」として大声が出せるようになる、というストーリーだ。○■チョコンヌインタビュー――今回は「声でか刑事」のコントでしたが、撮影中印象に残っているエピソードはありますか?松尾:こんなに普段、全員が大声を出すことないですよね。長田:朝一の撮影で、声が何度も飛びそうになりました。普段は寝てる時間なので、声が飛ばないように大声出すのが難しかったです。――“自分に自信を持つことで大きな声も出るようになる”というストーリーでしたが、悩みや不安・緊張を払拭するルーティーンなどありますか?松尾:“うまくいかないんじゃないか……”という気持ちから不安になっていると思うので、うまくいかなかったら、“人のせい”と思うように自分に言い聞かせて、そんなに重く考えず、リラックスするようにしています。長田:なんとかなる! なんとかなります! 本当に!長谷川:じろうは、うまくいかなかったときの対処法はバイクだよね。じろう:ちょっとエピソードが古いんですけど……。昔は、自信がないときに限らずとりあえずバイクに乗っているときは大きい声を出すようにしていました。――この春新しいことに挑戦するすべての人へ向けてメッセージをお願いします。長田:失敗を恐れず挑戦してほしいです! 失敗しても人のせい! と思えるくらいの気持ちでやったほうがいいと思います。長谷川:やらないよりやって後悔したほうがいい! 思い描いている人生の3分の1はだいたい嫌なことで出来上がっているので、最初からあまり期待しすぎず生きてほしいです。期待があると絶望につながるので、期待しすぎず過ごしてほしいです。じろう:「恥はかき捨て 尻は出せ出せ」挑戦できないときは、“恥をかくかもしれない”だとか“失敗したくない”という気持ちがあるからだと思いますが、気にしないようにすることが大切です。自分の中学生や高校生のときに思っていた「あの子にこんな風に思われたら嫌だな……」といった気持ちは、今全然思わなくなるので、気にしなくて大丈夫です!松尾:おいしいごはんを食べていっぱい寝れば、大丈夫だと思います!
2022年03月18日ピアノミニアルバム 紀平凱成 -FLYING- オフィシャル・スコア2021年8月に発売されたデビューフルアルバム『FLYING』から厳選3曲を収載。どの曲も繊細な感性で紡がれた作品ばかりです。日本テレビ系「24時間テレビ」や「HAPPY クリスマス おもちゃ屋 MISIA」などのTVのほか、数々のメディアでも紹介され、今大注目の若手ピアニストです。美しいメロディをぜひお楽しみください。【収載曲】[1] Fields[2] Songs Over Words[3] Winds Send Love商品詳細ピアノミニアルバム 紀平凱成 -FLYING- オフィシャル・スコア定価:1,500円(10%税込)仕様:菊倍判/32ページ発売日:2022年3月28日ISBN:978-4-636-10263-5商品コード:GTP01100374 amazonにてご予約受付中! : お求めは、全国ヤマハ特約楽器店・書店または弊社オンラインショップ >まで。【本商品に関するお問い合わせ】(株)ヤマハミュージックエンタテインメントホールディングス ミュージックメディア部問い合わせフォーム: 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年03月14日ドラマ『最愛』では、主人公・真田梨央(吉高由里子)の弟・朝宮優を演じた、高橋文哉さん。松下洸平さんや井浦新さんなど、一線で活躍をする役者たちと肩を並べ、堂々たるお芝居を見せて、たちまち話題の人となった。『仮面ライダーゼロワン』の主演で注目を浴びて、わずか2年あまり。オファーの止まらないホープだが、実は意外な経歴を持っている。30代、40代…60代になっても役者をしていたい。――芸能界に入る前に、目指していた職業があったそうですね。高橋文哉(以下、高橋):料理人になりたくて、中学を卒業して調理科のある学校へ入学。調理師免許を取得しました。――芸能界には、全く興味がなかったのですか?高橋:小学生の頃からテレビでよく見ていた、当時活躍していたアイドルさんのキラキラ感は、カッコいいなと思ってはいました。でもなりたいとまでは思っていなくて。それよりも料理上手な母親の手伝いをしながら、一緒に料理をして、それを家族が喜んで食べてくれる姿を見るのが好きでした。――その頃、料理に目覚めたと?高橋:はい。年の離れた兄が2人いて、僕は末っ子なんですが、兄たちは好きなことを仕事にしているんです。それを見ていたから、僕も、大学に行って就活をして、会社に入るという一般的な進路を考えたことがなくて。将来は、好きなことをしてごはんを食べていきたいと思っていました。――どんなジャンルの料理人を目指していたんですか?高橋:フレンチです。学校では和食など一通り学んだのですが、フレンチは料理を作っている人も、作られた料理もカッコよかったんですよね。2年生の時に、1か月間、お店に泊まり込んで働いたことがあって。そこで盛り付けを任された時に、ルールがないからこそ、自分にしか作れないお皿があるという魅力も知りました。――それでも料理の道には進まずに、芸能界に入った理由は?高橋:ご縁があって今の事務所に入ることになったんですが、その時は正直すごく悩みました。でも、料理は役者をやりながらでも趣味でできるけど、役者はそうはいかない。それなら、芸能界でやってみたいって。今となっては、独創性やアイデアを自由に生かせて、人を笑顔にすることができるのが料理の魅力だとしたら、それはお芝居にも通じるなって思っています。――『仮面ライダーゼロワン』が決まった時の気持ちは?高橋:学校を卒業したばかりで、右も左もわからずに飛び込んだ世界だったので、ひとことで言えば怖かったです。でも、全力で立ち向かいながら、監督や共演者の方々からいろんなアドバイスをいただくうちに、言葉で説明するのは難しいんですが、だんだん、自分だけのやり方が掴めてきたような気がして…。そこからは、お芝居をしたり作品を作る上で、新たに知ることすべてが楽しくて、役者の仕事は面白い!と思うばかりで。この先の人生は、役者で行くと決めたのも、この作品でした。30代、40代…60代になっても役者をしていたいです。――ドラマや映画に次々に出演されていて、役者人生はまさに順風満帆だといえますが、転機になったと思える作品はありますか?高橋:僕にとっては、すべてが“転機”だといえます。でも、やっぱりドラマ『最愛』は、想像以上に大きな反響をいただきました。――ネット上で、考察や犯人予想が飛び交うほどの話題作でしたね。高橋:はい。すごく難しい役だったので、監督と現場で何度もお話をさせていただきながら、毎日、優のことばかり考えていました。優が梨央の弟だと明かされた4話には、正体を隠し続けてきた僕としても大きな思い入れがあったし、撮影に入る何日か前から、ソワソワしていて(笑)。その半面、これからは弟としての姿を見せていけるという嬉しさもありました。――末っ子育ちだからこそ、弟役はしっくりきたのでしょうか?高橋:お兄ちゃんとお姉ちゃんでは全然違いましたね(笑)。それに、優とは生きてきた環境も何もかも、当たり前ですが全く違ったので、考えたり悩んだりすることは多かったです。幼少期の優が描かれた1~2話は何度も見て、方言を体に馴染ませるのにも必死でした。――そんな思い入れのある優は、どんな存在ですか?高橋:何年経っても、振り返ったり思い出したりすると思います。そして、役への向き合い方を学んだきっかけになった役でもあります。――役作りも、今までとは全然違ったのですね。高橋:それまでの役は、自分以外の部分にその人物を作り上げるようなイメージでした。でも優の場合は、できる限り自分を消してどれだけ優の要素を入れられるか、という感覚。のめり込まないと、演じられない、難しい役でした。――それは辛い作業でもありましたか?高橋:そんなに辛いとは思わなかったです。逆にやりがいになって、撮影期間中は毎日充実していたし、大変だったとしても、あとで振り返った時に「大変だった」と思うより、「楽しかった!」と笑える方がいいから。それに現場は本当に楽しくて、吉高さんや松下さん、井浦さんとは、また共演させていただきたいです。――役者の先輩たちから、何を学びましたか?また、現場はどんな雰囲気だったのでしょう。高橋:撮影時間が長かった、吉高さんを間近で見ていて一番驚いたのは、オンオフの切り替えが早いこと。さっきまでは、すごく楽しそうに笑われていたと思ったら、本番では瞬間的に梨央になっていた。そんな圧倒的な存在感や説得力は、カッコいいと思いました。それから梨央と優が、じゃんけんをしてベッドに寝るかソファに寝るかを決めるシーンで、本当は僕が勝たなければいけなかったのに、カメラが回っている時に1回も勝てなくて。結局、優が負けたそのままが使われました。吉高さんから「じゃんけん、めっちゃ弱いね(笑)」って言われて、それ以降、現場に入って「おはようございます」と言ったらまずじゃんけんをするようになって。でも僕は、ほとんど負けていました(笑)。――じゃんけん、めっちゃ弱いですね…(笑)。高橋:あははは(笑)。ちなみに、松下さんにも勝てませんでした。最近は、ホワイトタイガーにハマっています!――放送中のドラマ『ドクターホワイト』で演じている、研修医の佐久間は、優とはまた全然違う青年で、高橋さんの新たな顔が見られるので毎週楽しみにしています。高橋:優とは真逆といってもいいぐらい。でも、人気ジャンルのひとつでもある医療ドラマに出演できると聞いた時は、嬉しかったですね。ただ、研修医なので、覚えるのが大変だといわれている専門用語などの台詞は僕にはなくて、ちょっと言ってみたかったな、って(笑)。――なるほど。でも、青いスクラブはとてもお似合いです。高橋:“研修医感”出てますよね(笑)。監督からは、ベテラン医師たちの中でフレッシュさを見せてほしいと言われているので、割と素直に、若々しさを出しています。まだ新人のバタついた感は残しつつ、いろんな患者さんと向き合っていきながら成長していくところが見どころの一つでもあります。最終回はきっと、1話とは顔つきが変わっているはずです。――出演映画『牛首村』が絶賛公開中で、今は連続ドラマにも出演。お忙しいのでは?高橋:忙しいほど“生きてるな”って感じます。学生の頃も土日は必ずバイトを入れていたんですが、休むよりも、仕事をして忙しくしていたい性格で。それに、その方が役に没頭しやすい。寝て起きて芝居して…の繰り返しの毎日は充実しています。もちろん、適度にお休みはいただいているんですが。――お休みの日は何を?高橋:僕って、0か100。家に一人でいる時は、自由に歌って踊りたい気分のアクティブな日もあれば、今日は夕方まで寝たい!という日もあって。自分の気持ちに素直に従って過ごしています(笑)。最近ハマっているのが、動物園のホワイトタイガーがごはんを食べている動画を見ること。急にホワイトタイガーが気になり始めたのですが、この前、ホワイトタイガーの絵を買ったつもりが、ジグソーパズルが届いちゃって。しかも1000ピースなのに、ピースが全部崩れていなくて、実質100ピースぐらいになっていて、めっちゃ簡単でした(笑)。アロマキャンドルをたくのも好き。僕、台本を家で読むのが苦手で。でも、今は気軽にカフェにも行けないので、家で台詞を覚えられるきっかけが欲しいと思って始めたのが、アロマキャンドル。真っ暗なベランダで、キャンドルの明かりだけで台本を読むようになったら、集中できるようになりました。――得意な料理もされますか?高橋:時間があればします。少し前、撮影が夕方に終わる予定だったので、ローストビーフを作ろうと朝から決めていたんです。撮影後にスーパーで材料を買って帰って、ローストビーフを作ってから、仲のいい友達を呼んでワインを飲みながら食べたりも。その友達とは16歳からの付き合いなのですが、「俺たち大人になったね」なんて話しながら。――いい話です。今月21歳になりますね。20代のうちにやっておきたいことはありますか?高橋:ヤンキー役をやってみたいです。自分の中にはその要素が全くないからこそ、惹かれるのかな。プライベートでは、苦手なお化け屋敷に入れるようになりたい。僕、暗いところもお化けも、全部怖くて。――でも、『牛首村』はまさにその世界ですよね。高橋:怖いんですけど、仕事だと思えばできます。でもプライベートでは、前に友達と「そろそろ行けるでしょ」って入り口まで行ってみたけど、入れませんでした(笑)。たかはし・ふみや2001年3月12日生まれ、埼玉県出身。2019年に、主演ドラマ『仮面ライダーゼロワン』で注目を浴びる。その後、ドラマ『着飾る恋には理由があって』『うきわ-友達以上、不倫未満-』『最愛』などの話題作に出演。公開中の映画『牛首村』では、本格ホラーに初挑戦。Koki,さん演じるヒロインの妹の恋人・将太を演じている。現在放送中の連続ドラマ『ドクターホワイト』では、医師役に初挑戦。本作では若手研修医の佐久間新平を熱演し、その演技も話題に。ドラマは浜辺美波さん演じる、記憶をなくした謎の女性・雪村白夜が、患者の命を救っていく新感覚医療ミステリー。カンテレ・フジテレビ系にて毎週月曜22:00~放送中。ジャケット¥136,400Tシャツ¥46,200パンツ¥82,500(以上マルニ/マルニ ジャパン クライアントサービス TEL:0800・080・4502)※『anan』2022年3月9日号より。写真・野呂知功(Trival)スタイリスト・鴇田晋哉ヘア&メイク・池上 豪インタビュー、文・若山あや(by anan編集部)
2022年03月05日“おいしい” “ワクワク” “ハッピー” をお届けするライフコーポレーションは、2007年にオープンして以来、多くのお客様にご愛顧いただいております「ライフ長田店」を、2022年2月23日(水)に改装オープンいたします。神戸高速鉄道「高速長田」駅・神戸市営地下鉄「長田」駅付近は、長田区の中心部で区役所などの公共施設が集まるエリアです。店舗周辺には、神戸市と尼崎市を結ぶ「山手幹線」が通り、アクセスの良い場所に位置しています。今回の改装では、水産・惣菜売り場に対面調理場を導入し、お買い物がさらに楽しくなる売り場に生まれ変わります。また、惣菜コーナーと手作りパン「小麦の郷」から新商品が登場するほか、“体に優しい”商品を品ぞろえする「ビオラルコーナー」を設置いたします。さらに、2階には100円ショップ「キャンドゥ」と、ネイルサロン「BOND・STREET(ボンドストリート)」が3月中旬にオープンし、全館魅力あふれるお店にリニューアルいたします。装いを新たに、生まれ変わった売り場と豊富な品ぞろえでお客様をお迎えし、地域一番店を目指します。【店舗概要】<店名>「ライフ長田(ながた)店」<住所>〒653-0016兵庫県神戸市長田区北町1-4TEL 078-578-0251<改装オープン日>2022年2月23日(水)<建物構造>鉄骨造り地上2階建て売り場1・2階駐車場平面・屋上<売 り 場 面 積>3,785㎡<店長>松井規真(まついのりまさ)<従業員数>132人(社員32人、パートナー100人)<駐車台数>103台<営業時間>9:30~24:00(2階は21:00まで)※営業時間は状況により変更になる場合がございます※店舗詳細は をご覧ください【商圏】・店舗から1㎞圏内は、単身世帯が51.1%、2人世帯が24.5%と全体の7割以上が少人数世帯です。・兵庫県平均と比較すると20~30代と70代以上の構成比が高いエリアです。【特徴】■水産・惣菜・冷凍食品売り場をさらにお買い物が楽しくなる売り場にリニューアル!対面調理場を新たに設置し、お買い物のワクワク感を演出いたします。■お肉売り場は1.3倍に拡大!バラエティ豊かな春の新商品を先行発売がっつりお肉を食べられる焼肉セットや、簡単調理で便利なミールキットなど、春の新商品を先行発売いたします。■“人にやさしく、地球にやさしく”SDGsに配慮した商品が充実!環境と健康に配慮したサスティナブル・ヘルシーな商品を豊富に取りそろえます。■2階に100円ショップ・ネイルサロンなど魅力あふれるテナントが新規入店!2階に100円ショップ「キャンドゥ」、ネイルサロン「BOND・STREET(ボンドストリート)」が新規入店し、3月中旬にオープンいたします。■1階のセミセルフレジを増設し、スムーズなお会計を実現!※画像はすべてイメージです※取り扱い商品が異なる可能性がございます【店内配置図】ライフでのお買い物は「LC JCBカード」がおすすめ!さらに今ならお得なキャンペーンがどどーんと3連発!「LC JCBカード」は、ライフの各店舗をご利用のお客様にとって、一番お得にポイントが貯まるカードです。200円(税抜)につき1ポイントの通常ポイントに加え、LC JCBカードでお支払いいただくと、口座引き落とし時に200円(税込)につき、さらに1ポイントが貯まります。今なら、2022年2月28日(月)まで、ライフの創業60周年と発行5周年を記念して、「LC JCBカード」は新規入会で最大5,000ポイントのプレゼントや、ライフでのお買い物で毎日ポイント5倍などお得なキャンペーンを実施中です。(キャンペーンの詳細は をご確認ください)”「LC JCBカード」を使ってお得にお買い物しないともったいない!”ぜひこの機会にご入会・ご利用ください。『ライフらしさ』宣言!株式会社ライフコーポレーションは、第六次中期計画において当社が目指す姿を『ライフらしさ』宣言!として明文化いたしました。お客様にとっても従業員にとっても『私の生活に欠かせない存在』『私のお店』になりたいという想いと意志が込められています。 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年02月22日昨年、ドラマ『最愛』で注目を浴びた高橋文哉(20)。熱演が記憶に新しい彼が、今度はドラマ『ドクターホワイト』(カンテレ・フジテレビ系にて毎週月曜22時~放送中)で研修医役に挑戦中!役柄のことやプライベートについて、忙しい撮影の合間に答えてもらいました♪――今回の役を演じるうえで意識していることは?「僕が演じている佐久間は、1人だけ研修医なので、初々しさや明るい雰囲気を出せるように意識しています。現場で大先輩ばかりに囲まれている自分と通ずる部分もありますね」(高橋・以下同)――佐久間と自分との、ほかの共通点は?「諦めないところですかね。やると決めたら、周りに何を言われても貫き通すのは共感できます。でも僕は自分の中で完結しちゃって、佐久間みたいにはっきりと意思表示はまだできないです」――視聴者に注目してほしいポイントは?「前回の放送で大きな転機を迎えた佐久間は、医者としても1人の人間としても成長していきます。今後は、先輩たちについていくだけじゃなくて、率先して動く姿も見せたいです」――自分自身にも最近、転機になるできごとはあった?「20歳になったことですね。当日は、実家で家族に祝ってもらいました。たまに、家でお酒を飲みながら台本を読んでたりすると、憧れてた大人になれたんだなってうれしくなります」――最近の活躍について、芸能界入りを後押ししたお母さんの反応は?「月に1~2回は会ってるんですけど、とくに何もないですね。でも、出演作は全部見てるらしいです! 感想を聞いても『よかったよ』くらいで、素直に褒めてくれませんけどね(笑)」そう答えてくれた高橋。研修医並みに、めきめき成長中です!
2022年02月12日お笑いコンビ・チョコレートプラネット(長田庄平、松尾駿)が8日、都内で行われた映画『ゴーストバスターズ/アフターライフ』(公開中)の大ヒットバレンタインデーイベントに、女優の上白石萌歌とともに出席し、バレンタインの思い出を語った。1984年に公開され世界中で大ヒットを巻き起こした『ゴーストバスターズ』、その5年後に公開された『ゴーストバスターズ2』の正統続編となる本作。オリジナル版のゴーストバスターズ4人がニューヨークの街中でゴーストたちと戦ってから30年後、封印されていたゴーストたちが田舎町に出現し、主人公の少女フィービー(マッケナ・グレイス)たちが立ち向かう。チョコプラは「ゴーストバスターズ」の大ファンだという。松尾はNo Ghostマークのゴーストに扮し、「いろいろモノマネさせてもらったんですけど、まさかこのロゴをモノマネさせてもらえるとは思わなかった。ちゃんと認められてモノマネしている。オフィシャルでやっている。こんなうれしいことはない」と喜び、長田は「ぽっちゃり感もかなり再現度が高い」と太鼓判を押した。バレンタインの思い出を聞かれると、長田は「チョコレートプラネットっていう名前でやらせてもらっているので、バレンタインデーめっちゃ仕事していると思いきや、全くなかった。毎年2月14日はスケジュール空いていて、何も仕事入らないから単独ライブをやるっていうのをやっていた」と話した。松尾は、若手時代のバレンタインのエピソードを披露。「ライブ終わって打ち合わせしたときに、長田がご飯を買いに外に出て戻ってきたら、袋いっぱい、両手にいっぱいチョコを持っていた」と明かすと、長田は「ちょっとそのときは人気がありまして」と話した。そして、長田に「まだ待っている子がいたぞ。たぶん松尾を待っているから行ってあげたほうがいい」と言われて松尾も外に。だが、「誰からも声かけられなかった」と松尾は振り返り、長田も「こいつコンビニで缶コーヒー買って帰ってきました。ビターな思い出ですね」といじって笑いを誘った。
2022年02月08日2022年1月30日、お笑いコンビ『チョコレートプラネット』の長田庄平さんがTwitterを更新。東京都内の駐車場を利用した際、自身の確認ミスによる失敗談が反響を呼んでいます。チョコプラ長田「東京怖い」都内の駐車場に4時間ほど車を停めたという長田さん。用を終え、駐車料金を支払おうとしたところ、1万円を超える料金が表示されたといいます。長田さんいわく、ほかの駐車場が上限3800円だったため、同じ料金形態と思い込んでいたとのこと。しかし、利用した駐車場は上限がないタイプだったため、1万円を超える料金になってしまったのでした。実際の料金画面を写した写真には、呆然とする長田さんの姿も映り込んでおり、いかに衝撃を受けたのかが伝わってきます。約4時間程駐車して出ようしたらこの値段!8度見ぐらいして見たら上限無しのコインパーキングだった、、、近くに上限3800円のパーキングがあったのでてっきり同じ感じと思ったのが失敗、、しかも1万円札もカードも使えず全て千円札で支払わないといけないという所業。※赤坂です #東京怖い pic.twitter.com/f94WrgQTTw — チョコレートプラネット長田(オサダ) (@ChocoplaOsada) January 30, 2022 さらに悲劇は続きます。支払いにはカードは使えず、千円札しか使えない仕様だったとのこと。長田さんの投稿には同情の声や、東京都内でもさらに高額な駐車料金が発生するエリアを伝えるコメントが寄せられるなど、反響を呼んでいます。・前に、銀座で駐車した時、1時間6千円の料金だった。・食事代より高い駐車料金だったことがある。・カードを使えないのは、つらすぎますね。ほかの地域に比べ、家賃や地価、物価が高いとされる東京。駐車料金も、例外ではないようです…![文・構成/grape編集部]
2022年01月31日2021年1月13日、お笑いコンビ『よゐこ』の濱口優さんと、妻でタレントの南明奈さんが新型コロナウイルス感染症(以下、コロナウイルス)に感染したことを、所属事務所が発表しました。弊社所属のよゐこ 濱口優が、新型コロナウイルスに感染していることが確認されましたので、ご報告申し上げます。1月12(水)に発熱の症状が出たため、PCR検査を受けたところ、本日陽性の検査結果が出ました。現在は保健所の指示に従って療養しております。妻の南明奈さんも合わせてPCR検査を受けたところ、陽性の検査結果が出ましたので同じく保健所の指示に従って療養しております。松竹芸能株式会社ーより引用所属事務所によると、濱口さんとコンビを組む有野晋哉さんは濃厚接触者に該当せず、PCR検査の結果も陰性だったとのこと。発表後、SNSには濱口さん夫婦を心配する声があふれました。ファンの声を受けて、同月14日に、有野さんは濱口さんと2人で出演しているYouTubeチャンネル『よゐこチャンネル』を更新。濱口さんからファンに寄せられたメッセージを代読しました。完全復帰にはまだ数週間かかるかもしれませんが、『一福神』が一周短くしてくれるので、2人そろっての『よゐこチャンネル』はしばらくお待ちください。ご心配をおかけします。かならず戻るので、待っててください。みなさま、感染にはくれぐれもご注意ください。よゐこチャンネルーより引用有野さんによると、『一福神』とは濱口さんが創作した、すべてのものを1に戻してくれる神様。スタンプを自作するほどお気に入りで、ご利益で早く治ると思っているようです。動画のラストで、有野さんは次のように視聴者に呼びかけました。みなさんは手洗い、換気、消毒をしっかりして、医療従事者の方にご迷惑をおかけしないように日々の生活を送ってください。よゐこチャンネルーより引用『よゐこ』の2人からのメッセージは、多くの視聴者に届いたようです。投稿には、温かなコメントが殺到しました。・ご夫婦が元気になるよう、祈っています。・容体がひどかったらどうしようと思っていました。安心しました。・どうか、経過に関わらずお大事になさってください。・お二人での配信が再びできる日を心待ちにしています。病からの回復には、体力を使うもの。あせらずゆっくりと治し、全快の知らせを届けてほしいですね。[文・構成/grape編集部]
2022年01月14日今泉力哉監督×城定秀夫脚本のタッグで贈る、離婚直前の夫婦とそれぞれの恋人を描く恋愛狂騒劇『猫は逃げた』より、予告編とキャラクターそれぞれの表情を捉えた新スチールが到着した。予告編では、レディコミ漫画家の亜子(山本奈衣瑠)と離婚間際の夫・広重(毎熊克哉)が、愛猫カンタをどちらが引き取るか話し合う場面や、それぞれの恋人とのシーンも映し出される。そして、カンタの失踪をきっかけに、この4人の本当の気持ちが交錯し、やがて揉め事へと発展していく。また映像では、本作の主題歌となる「LIGHTERS」による「don’t cry」の音源の一部もweb初公開されている。『猫は逃げた』予告編さらに、「オズワルド」の伊藤俊介が映画監督を、今泉組常連の芹澤興人が、広重が務める週刊誌編集部の上司をそれぞれ演じていることも発表された。『猫は逃げた』は2022年3月18日(金)、『愛なのに』は2022年2月25日(金)新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開。(cinemacafe.net)■関連作品:猫は逃げた 2022年3⽉18⽇より新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開
2021年12月14日『仮面ライダーゼロワン』やドラマ『先生を消す方程式。』(ともにテレビ朝日系)などに出演、ネクストブレイク俳優としても期待される高橋文哉(20)。今回はネット配信ドラマ『僕らが殺した、最愛のキミ』(TELASAにて9月17日20時独占配信スタート)で、密室における連続殺人事件に巻き込まれる主人公・小林零役を熱演する。密室に閉じ込められた大学生7人が、疑心暗鬼になりながらも、生き残るために騙し合い、愛し合うストーリーの本作。裏切り、激愛、そしてキスが止まらない状態に……という衝撃的な展開となっている。撮影中に、役者として貴重な体験が味わえたという高橋に、インタビューを行った。――ドラマの見どころなどを教えてください。「撮影で使った血のりの量が半端じゃなかったし、罵声が飛び交ったり、内容はハードでしたが“Loveサスペンス”という新しい試みの作品です。現場は同世代のキャストの方々ばかりで、刺激を受けながらもとても楽しく過ごしていたので、それが視聴者の皆さんにも伝わればいいなと思います」――自身の性格を一言で「一言で言うと負けず嫌い。勝負事は大好きだけど、負けるのは嫌です。オンラインゲームをしていても、調子よければ『よし、もう一回!』ってなりますが、2回くらい負けが続くともういいや、ってなっちゃいます(笑)」――最近、嬉しかったことはありましたか?「このドラマの撮影中、役が自分に入り込む瞬間を感じたんです。僕が完全に零になったんです。お芝居って本当に楽しいな、と思えましたし、その日一日、幸せな気分でいられました。またそんな体験ができるようにこれからも頑張りたいと思います」――趣味はどんなことですか?「最近は、年上の方と交流することが多かったせいか、僕も大人になりたい願望が高まって、チェスをしたり、コーヒーやお茶を自分で淹れて飲んだりして、大人気分を満喫しています」――2人の女性の間で揺れ動く役ですが、文哉さん自身の女性のタイプは?「お姉さんタイプというか、すごく優しくて気が遣えて『ありがとう』『ごめんなさい』が言える人がいいですね。尊敬できる部分があったら完璧です」――年上の女性はどう思いますか?「まだ二十歳なので、どうしても年上のお姉さんに惹かれてしまうことがあると思います。僕、恋愛には年齢は関係ないと思っています。大人の方は尊敬できるところ、学べることが多いな、と思います。末っ子なので可愛がられたいのもあるかもしれません」――最後に将来の夢は?「誰かに影響を与えられるくらい、人の心を動かすことができるような演技ができる役者になりたいと思っています」
2021年09月10日スーパー戦隊の劇場版を3本立て上映する『スーパー戦隊MOVIE レンジャー2021』の完成報告イベントが2月9日、東京・有楽町の丸の内TOEIにて開催。『魔進戦隊キラメイジャー THE MOVIE ビー・バップ・ドリーム』から小宮璃央(熱田充瑠 / キラメイレッド役)、壇蜜(ミンジョ役)、『騎士竜戦隊リュウソウジャー 特別編 メモリー・オブ・ソウルメイツ』から一ノ瀬颯(コウ / リュウソウレッド役)、宮原華音(マイコ / マイコマイナソー役)、長田成哉(ナダ役)、『機界戦隊ゼンカイジャー THE MOVIE 赤い戦い!オール戦隊大集会!!』から駒木根葵汰(五色田介人 / ゼンカイザー役)、誠直也(海城剛 / アカレンジャー役)が駆けつけた。1年間を走り抜け、まもなくTVシリーズも最終回を迎える『魔進戦隊キラメイジャー』に出演した小宮は「この1年で学んだことは、スーパー戦隊が子どもたちの憧れだということ。(コロナ禍で)イベントは思うようにできなかったが、この思いを引き継いでもらいたい」とバトンを受け取る駒木根にメッセージ。一方、駒木根は「小宮くんのことは以前から知っているが、この1年で中身も外見も変わった。自分も1年を通した成長を見せられるよう、思いを背負って走り抜けたい」と放送開始を控え、決意を新たにしていた。また、本作で約1年ぶりに『騎士竜戦隊リュウソウジャー』復帰を果たした一ノ瀬は「スーパー戦隊はみんなに希望と夢を与えているんだと(駒木根に)伝えたい」とエール。「僕自身、幼少期の多くの時間はスーパー戦隊に染まっていた。言葉にしなくて、道徳や倫理観を教えてくれた」と思い入れを語っていた。特別ゲストとして『機界戦隊ゼンカイジャー THE MOVIE 赤い戦い!オール戦隊大集会!!』に登場する誠は、スーパー戦隊1作目『秘密戦隊ゴレンジャー』(1975~1977)で初代レッド、海城剛 / アカレンジャーを演じた“レジェンド”俳優。現在72歳で「ほぼ半世紀ですからね、それを思うと何とも言えないですし、すごい時間を感じます」と感無量の面持ちを浮かべ、「子どもたちにごまかしは利きませんから。ますます良い番組を作ってほしいし、皆さんはここから旅立っていくのだから、違う仕事でも頑張ってください」と小宮、一ノ瀬、駒木根に熱いエールを捧げていた。さらに「これで(TVシリーズは)45作目でしょ?50作目には杖をつきながらでも参加できたらね。それはそれで面白いかもしれない(笑)。そのときは、どうかよろしくお願いします」とさらなる活躍にも意欲。登壇者をはじめ、関係者からも大きな拍手が沸き起こっていた。取材・文・写真=内田 涼『スーパー戦隊MOVIE レンジャー2021』2月20日(土)公開
2021年02月09日