世武裕子のソロ作品『あなたの生きている世界1』が素晴らしい。“日本語を歌う 弾き語り集”と題されたこの作品は、椎名林檎やサカナクションといった、彼女自身がリスペクトしてやまないアーティストたちの楽曲のカバー曲を含む、弾き語り集となっている。あえてカバー集と言わない理由は、ピアノと彼女の声だけで表現された楽曲が、原曲の輪郭をきっちり描きながらも、その奥にある彼女にしか触れることのできない世界をきっちり手掴みで聴き手に伝えてくれるからだ。この時代に生きる音楽家として、やらなければいけなかったことと語るこの作品について話を聞いた。音楽は誰のものでもないという前提に立ちながら、作った人に対する最大限のリスペクトを示したい――ご自身が歌唱する作品としては、オリジナルアルバム『Raw Scaramanga』以来4年ぶりとなります。この4年間について、創作における変化や音楽に対する考え方の変化などはありましたか?音楽的な意味合いでは、映画音楽などの劇伴ばかりを作っていたので、それはそれですごく充実していて楽しくて、でも自分の人生観とそうした仕事の流れみたいなものがどこかでズレてるなっていう感覚があったんですよね。いろんなことのちょっとしたボタンの掛け合わせなんでしょうけど、そこに気づいた4年間でした。――ズレ、ですか。劇伴音楽家のキャリアとしてはとても順調にやって来られたという実感がある一方で、ソロ音楽家としてはちょっと無理じゃない?みたいな感じで諦めた瞬間があったんですよ。音楽をやるには音楽業界にいなければならないので、そうすると「売れる・売れない」とかもそうですし、音楽業界のシステムとかに文句や愚痴を言うのは簡単じゃないですか。言っている瞬間は気持ち良かったりもするし。でも、これは私の性格なんでしょうけど、文句を言うからにはその先に変わるものを示していかないとどうしようもないって思うんですよね。で、その不毛なだけの場にいる時間が長くなって、嫌だとか怒っているっていうよりも、スッと興味が失くなっちゃったんですよ。ちょっとここから抜けたいかなって。それで劇伴の仕事を集中的にやって、もちろんこの世界も厳しくて広いんですけど、それでも私のやれることはあって、充実した仕事ができていたんです。好きなものを、それなりに自由に買えたりとか、認知度が高まったりとか。でもコロナ禍になって、そこでそれぞれの生き方に変化を余儀なくされた人がたくさんいたと思うんです。そういう現実を知った時に、あれ?ってなったというか。自分は順調にいってるからいいやっていうのはどうなんだろう?って。人として自分が歩いている道と、仕事がうまくいっていることとの差が開きすぎていると感じた――そこのズレですね。――なるほど。生きていくのに器用じゃなかったり、がんばっているのに仕事がうまくいかなかったり、周りの目や意見を気にしてなかなか自己主張ができなかったり、。そういうことが積もり積もって、生きることが苦痛になったり、鬱になったり、特に自分より若い人と接することが増えてきて、そうなんだ大変だね、頑張ってって言う感じに強烈な違和感があったんですよ。これまで必死に音楽をやってきて、もちろん自分ひとりだけでやれることなんてそんなになくて、いろんな人に助けられながらなんとかここまでやってこれた。気づけば中堅と言われるようなキャリアや年齢になって、じゃあ今、私がやれることってもっとあるはずだって思ったんですよね。そういうことの一環が、今回のソロアルバムを作ることに繋がっていきました。――カバーというのもそういう中から出てきたアイデアだったりしたんですか?最初は、フランスに移住することを考えていたんですよ。今年の春に劇伴作家のエージェントを探しにフランスに行って、結構手応えがあったんです。門前払いかもしれないなって思っていたんですけど、「君のオーケストレーションは面白いね」「声が良い」って評価してくれる反応があったりして。当たって砕けると思っていたので、うれしい誤算でした。それで日本に帰ってきて、これまでライブではカバーをやっていたので、フランスへ行く前にひとつカバーアルバムを作って、日本でやり切ってからフランスに行こうって考えたんです。最初の発端はそういう軽やかなきっかけだったんです。それで、さっきお話しした、ズレてるなっていう感覚の気づきというか、そこが腑に落ちたのって結構最近のことで。歌詞世界に向き合って、どういうことを表現していくかだけに集中して録っていく過程で、私が感じていた違和感と制作自体がシンクロしていったんですよね。――自分で生み出す音楽と人の作った音楽を表現することはまったく違う体験ですか?曲を作って表現する以外の方法では、例えばライブのやり方、音源の出し方、そういうことのすべてが音楽家の表現としてつながってくるんですよね。だからこそ、何もかもを人任せにできないっていう大変な仕事でもあるわけですけど。本来音楽って、これは人が作ったものです、これは自分の作ったものですって――権利的な話は一旦置いておいて――区別されるものではないというか、そういう世界にあるものではないと思っているんです。私はストラヴィンスキーがめちゃくちゃ好きですけど、彼の曲を弾いたりすることは、この曲を彼が作ったという尊さと何ら相反することじゃないというか。彼のものであることとみんなのものであることが矛盾しないというか。だから人の曲であっても自分の曲であっても、それを表現することに違いはないし、だからこの作品をカバーと呼ぶことをやめたんです。これはどうしても今伝えるべき言葉だと私が感じたものをやる、それだけですね。――世武さんは言葉に対してものすごく自覚的に音楽活動を続けて来られたと思うのですが、改めて今回の作品集に収録された曲を通して感じた音楽と言葉の関係というのは何でしょうか?人それぞれかもしれないんですけど、何かを理解しようと思ったら、私は言葉で表現されないとわからないって思っているんです。それが例えば家族や友人といったごく近しい人たちであっても。でも何かを言葉にすることってすごく難しいから、そこで、「わかるわけないし、まあいっか」って割り切ってしまうのって、すごく寂しいなって感じるんですよね。本当のところはわからないかもしれないけど、わかろうとはしたい。その過程こそが大事っていうか。日本語って、例えばフランス語に比べても抜けがあるというか、だからこそいろんな意味にとれる独特の難しさや良さがあるんですよね。言ってしまえば、ぼんやりしているんです。そこに音楽が合わさることで――音楽にはメロディやリズムがありますから――聴き方によっては、歌詞だけではよくわからないけどメロディやリズムに乗ると情景が浮かぶこともあるわけですよね。あと、別にこれは日本語に限ったことではないんですけど、歌詞を書いているアーティストにはその人にしか見えないものがあったり感じたりできるものがあるっていう、ある種の諦めみたいなものも作用しているように思えるんです。要するに才能があるから曲を書いた人の世界はすごくて、こっちの世界には何もないっていう。でも、曲を書いた人の世界もそれを聴いている人の世界も同じはずなんですよ。そこに何の違いもないんですよ。だからそれを伝えるのに、私は言葉にサウンドトラックをつける、という事をもっとやりたいと思いました。実際のサントラの場合、つけている音楽によって役者さんの表情がもっともっと良く見えるんですよ。逆に言えば、素晴らしい演技を音楽がぶち壊してしまうこともできるということなんですけど。ということは、言葉に対してもそのような熱意を持ったアプローチで向き合えば、もっとあぶりだせる世界があるんじゃないか、この曲ってこういうことを歌っている曲だと思っていたけど、その奥にさらにすごい世界があったんだっていうことに気づいてほしくて。そここそが、私がカバーをする時の絶対的なルールというか。音楽は誰のものでもないという前提に立ちながら、作った人に対する最大限のリスペクトを示せるところだと思っています。何を探しているのかもわからないまま何かを探しているじゃないですか、多かれ少なかれみんな――ここからは収録されている楽曲について、1曲ずつお聞きしていきたいと思います。まずは1曲目「若者のすべて」(フジファブリック)ですが、この曲が流れる街というものを、誰もが心の中に持っているんだろうなと聴きながら思いました。世武裕子「若者のすべて」これこそ日本の歌っていう感じですよね。志村(正彦)さんの地元の富士吉田に住んでいた時期があったんですけど、あの曲からふわーっと湯気みたいなものが出てきて街を作ったら富士吉田市になるんだろうなって。しかも、彼の実家のすぐそばのレジデンスに滞在していて。「若者のすべて」を聴きながらその街を歩いていると、やっぱりこの曲はここで生まれたんだなっていうのが感じられるんですよね。私はこの曲を長い間ライブなどでカバーをしてきたんですけど、志村さんはずっと若いままで、でも私を含めたこの曲を愛している人たちは当然年をとるし、その間にいろいろなことがあるわけで、そういう私たちのことを彼はどういう眼差しで見ているんだろう?その視点で歌ったらどうなるんだろう?っていうのが今回のアレンジのテーマになっています。もちろんそれは私の想像なんですけど、そうやって歌うことが、この曲の愛し方のひとつになって行けばいいなと思いました。――歌詞の言葉も、先ほどおっしゃったように日本語の良い意味でのぼんやりした感じじゃないと表現できない世界ですよね。そうですね。気持ちで情景が作られていく、小説みたいな豊かな世界を感じますね。――そして2曲目が世武さんの曲で、「君のほんの少しの愛で」(2015年のアルバム『WONDERLAND』に収録)ですが、この曲を今収録しようと思った理由は何ですか?世武裕子「君のほんの少しの愛で」これを書いた時に、すごくいい曲が作れたなと思ったんですよね。アルバムのリード曲でMVも作ったんですけど、大して売れなかったんですよ。でも、もっと聴かれていい曲だなと思っていて。聴かれていいっていうのは、いい曲だから聴いてよっていう話じゃなくて、この歌詞の言葉を必要としている人がもっといるはずだって思ったんです。もっと届けたかったっていう無念さみたいなものがものすごくあって。〈この世界は君のほんの少しの愛で泣きそうなほど輝いている〉っていう歌詞は、いろんな曲を書いてきていますけど、私の一番言いたいことって、ほぼここに集約されているんですよ。だから私はこの曲ができたことをきっかけに日本語で歌詞を書くことをあまりしなくなってしまい。急に聖人のようになろうとしたり、誰が見てもイケてるみたいな感じの人になろうとするのって、はっきり言ってキツイし、そうじゃなくて、ちょっとずつ無理のない程度に全員が優しくなれば世界はまったく違うものになっているはずなんですよね。ほんとに少しをみんなで、でいいんですよ。環境破壊のことや何にでもつながってくる話なんですけど。だからそれの人数を増やして行こうよテーマソング、みたいな感じ(笑)。何回言ったって言い足りないし、今回もそういう意味で、もう一回ちゃんと聴いてほしい。今回私が歌った他の曲がいいと思った人には、一度だけでも再生してみてほしい。そういう願いを込めて収録しました。――3曲目が「それ行けカープ(若き鯉たち)」(塩見大治郎)。一瞬、どうしてこの曲を!?と思うのですが、しかし普通に名曲というか、全然他の曲の並びであっても何らおかしくないというか。改めて、この曲のポイントはどこにありますか?カバーするという意味で言えば、結構難しい曲なんです。というのも、意外と長いし、しかもピアノ一本で歌うような曲ではないというか(笑)。だけど、あまり難しいことは考えずにやってみようかなと。今って尺が長かったりするとキャッチーじゃないからみんなに聴いてもらえないっていうようなことをあまりにも追いかけすぎている気がしていて。多くの人に聴いてもらいたいという気持ちがある一方で、でも作り手としてはそういうところばかりを意識していたら、創作の根本がズレてくる。だから長い曲ではあるけれど、ピアノと声だけで丁寧に構築していくということを一番に考えてやりました。世武裕子「それ行けカープ~若き鯉たち~」――実際の球場の音――歓声やアナウンスなど――が入っているのがとてもいい効果をあげていますね。今年は年間指定席を購入して、日本にいるときは毎日(広島東洋カープのホーム試合を)観に行っていました(笑)。音楽でも、「やっぱライブに行かなきゃわかんないよね」って感覚があると思うんですけど、球場ももちろんそうなんですよ。その感じを何とかして届けたくて、ハンディマイクを持ち込んで球場をうろうろしながら録ったんですけど。でもこれは、やっぱりカープが勝った試合じゃないと意味がない!と思って、何となくは録れないなと。とにかく何となくものを作るのが嫌なんで、ちゃんと勝った時の音と勝つまでの試合の経過をちょこちょこ録っていって、その素材をエンジニアの中村(涼真)くんに渡したんですよ。でも中村くんは最初、普通にいい感じで(音を)貼ってくれて。――はい(笑)。「これ、いい感じに貼ってくれてるんだけど、3回裏と7回表を逆に貼ったら、カープファンにはバレるよ。」って言って、雰囲気ではなくどこに何を何秒で貼るかっていうのを自分で一回やるわって(笑)。中村くんがやってくれたのって、音楽的にこの順序の方が盛り上がり感出るよねっていうことで、彼の音楽的な視点に、野球的な視点をぶつける面白い時間でした。最後はカープが勝ってみんなが歓声をあげて拍手して、アナウンスが入って、ギリギリ選手の名前を言うまでを使うっていう、ある意味今回の中で一番大変な曲だったかもしれません(笑)。――きっちりドキュメンタリーなんですね(笑)。そうそう。でも、1カ所だけフィクションがあってMazda Zoom-Zoom スタジアム広島にいると、電車の警笛が入るんですよ。試合中に「ポーッ」ていう音が聴こえるんですけど、あれは時間的には試合の前半なんです。でもその音は曲の最後に入れてます。勝った試合の雰囲気を電車が夢に次に運んでくれるっていうイメージの方が、夢があっていいかなって、だからそこだけは時間軸に嘘をつきました。――4曲目が椎名林檎さんの「ギブス」で、林檎さんの曲の中でもこの曲を選んだのはどうしてですか?世武裕子「ギブス」高校生くらいだったと思うんですけど、すごい人が出てきたなって衝撃があったんですよね、椎名さんの出現っていうのは。だからやるんだったら椎名さんのキャリアの初期の頃の曲がいいなと考えている時、ふと雨の日にこの「ギブス」のアレンジを思いついたんです。いわゆるアーティスト・椎名林檎の物語とは違う、もっとずっと若い日の、とても繊細な女の子がそこにいる気がして。それはもしかしたら、私が最初に話していたようなズレに近いものかも知れないし、ただの的外れな空想かも知れない。この感覚の出会いを形にしたかったです。椎名さんが実際にはどういう人かっていうのは全然知らないんですけどね(笑)。――〈ギュッとしていてね〉と呟く歌の主人公と実際に歌う人との間の空白が意識できるようなアレンジだなと思いました。もしかしたら椎名林檎という巨大なアーティストとしてのイメージと、実際に生きているひとりの女性との距離なのかも知れないですね。――最後がサカナクションの「グッドバイ」で、世武さんのアレンジからは“表現者の業”みたいなものを痛いほど感じたんですよね。世武裕子「グッドバイ」ああ。この曲って、全然ネガティブな意味じゃなくて、強烈に寂しい曲じゃないですか。――そうですね。たぶんそこが“業”っておっしゃった部分につながっていると思うんですけど。サカナクションの曲は何曲かカバーしたことがあるので、今回はどれをやろうか迷ったんですけど、この曲って特に、自分がサカナクションに共感できるところっていうのが特に色濃くあるんですよ。もう誰も踏み込めないカルマ的な孤独というか。だから終わり方も、あれは私の解釈なんですけど、実は迷ったんですよね。――プツッとした終わり方ですね。最初はもっとプツっとしてたんですよ。――そうなんですか。さすがに、何て言うか、縁起悪すぎるからやめようって(笑)。――なるほど(笑)。少し、柔らかくしました。最後まで迷ったんですけど、今までの私だったら表現者としてそのカッコよさの方を選んでたと思うんです。だけど、私が伝えたいのは、あなたの生きている世界は素晴らしいから、いろいろあるかもしれないけど、ちょっとでも楽しく生きて行こうよっていうことで、人の寂しさに対して、身もふたもないような幕切れをさせたくないと思ってやめました。――少し抽象的な質問になってしまうのですが、この曲になぞらえて聞くと、音楽をやる上で、答えを求める感覚というのは世武さんにはあるのですか?うーん、私はあんまりないかも。やっぱり探してる答えなんてないですから、生きてて。そもそも何を探しているのかもわからないまま何かを探しているじゃないですか、多かれ少なかれみんな。探していることに気づいた時がしんどいんですよね。自分が何かを探してしまっていることっていうのが。それがおそらくこの曲の切実さであり、だからこそすごく胸に来る人が多いんだと思うんですよ。私はそこを――作詞者である山口一郎が仕上がりの作品としてオブラートに包んだことを――あえて剥き出しにしたっていうのはあるんですよ、この曲に関しては。もちろん主観なんですけど。彼がなかなか見せてくれないところをもうちょっと見せてよっていう気持ち。それが彼にとっては不快なことなのかどうかはわからないですけど、アーティスト同士がそれぞれ生きている中で、そういう接触の仕方っていうのは、ひとつの面白さだなって私は思いますね。なぜならそこの根底にはやっぱり、尊敬があるからです。自分ではブレブレだったものが、やらなきゃいけないことが見つかってちょっとホッとしているというか――改めて弾き語りという表現方法について感じたことは何ですか?今回に関して言うと、大枠は決めているんですけど、細かくどう弾くかは決めていないという中でやりました。そこには大きくふたつの理由があるんですけど、まずはロマンチックじゃない方から言うと、細かく決めてやるのが面倒くさい(笑)。パンチインっていうレコーディング方法があるんですけど、要は箇所箇所で弾いて、それをつなげていくというやり方で、演奏力がそこまでなくてもできちゃうというか。いくらでも直せるんです。クリックを作って、テンポに合わせて弾いてっていうのを繰り返して、それを重ねて重ねてっていうのをこの業界に入ってから知って、私も10年以上ずっとやってきた。それは別に逃げというわけではなくて、特に劇伴っていうのはそうやって作っていかないと時間もないし、前作のオリジナルアルバム『Raw Scaramanga』なんかでは音を重ねる面白さを追求したっていうのもあったので。でもそれって確かに音楽を作る上での面白さでもあるんですけど、一方で演奏家としては致命的で、演奏力はどんどん落ちていくんですよね。ミスタッチをしても後でそこだけ直せばいいから。フレージングも細かく作っていくと意外とできちゃうんですよ、雰囲気で。だけど、1曲通してどういうダイナミズムで、構成で、例えばここにこういうフレージングを入れたから、時間の経過でこうなる、みたいな弾きながら考えていく表現者としての勝負どころが、手際良く仕事をしていく中でどんどん薄れていっちゃって、このままでは演奏家としてヤバいだろうっていう危機感があったんです。そこがもうひとつの大きな理由ですね。――そうすると今回の作品を通して自分の根本を見つめることになったということが言えるのでしょうか?そうですね。本当にようやくここ、という感覚があります。ちっちゃい頃から当たり前にピアノを弾いていたし、曲を作っていたから、ブレない人生みたいに見えているかもしれないけど、実はブレブレなんですよ。――そうなんですか?音楽をやることが当たり前だから、そういう意味では周りから見たら全然ブレてないだろうと思います。音楽でやりたいことをやって、好きに生きてるよねって。――あるいはそうかもしれません。だけど、ご飯食べているのと同じ感覚で私は音楽をやっているだけだから、例えば誰かと会った時に、「君って毎日ご飯食べてるの?マジでブレてないよね」って言わないじゃないですか(笑)。――はははは。それってブレるとかの話じゃないから。――生活ですからね。そうそう、それなんです、私にとって音楽をやることっていうのは。しかも器用にある程度何でもやれてしまう――これって劇伴作家特有の悩みでもあるんですけど――ちょっとジャズっぽいものも作れるし、ちょっとエレクトロっぽいものもできるし、オケも書けてピアノも弾けて、歌もそれなりには歌えます、みたいな。そうすると、いろんなことができちゃうから、いざ「何がしたいの?」ってなったら、音楽ができていたらまあいい、ってなるんですよ。だからロックミュージシャンとかで「もう俺これしかできない」っていう感じでやっている人って、なんか輝いて見える。もちろんその大変さっはあると思うんですけど。そういう中で、自分ではブレブレだったものが、やらなきゃいけないことが見つかってちょっとホッとしているというか。――それが今の世武さんなんですね。まあ、いつ死ぬかもしれないしな……っていうか、歳?(笑)。年齢的にもよく折り返しに来たなーなんて話をするんですけど、でもまずそれも奢りだなっていうか。何であと半分生きられるつもりでいるんだよって。仮にあと半分生きられたとしても、最初の半分と同じ体力や密度、スピード感の半分には絶対にならないよねって。私は基本的に自分だけはラッキーだとか、自分だけは病気しないだろうとかっていうふうには一切思わないタイプで、だからこそがんばって生きていけるんですね、きっと。――そして今回の作品のタイトルに「1」とついているので、「2」が控えているんですよね。もう全部録り終わっていて、「1」と「2」になっているんですけど、それが別に前編後編でもないよっていう感じです。「1」を録っている時は、そこまで自分の中で確信はなかったんですけど、それに気づいてから録っているのが「2」なので、より表現者としての向き合い度合いが高くて、すごい音が録れたっていう感覚があります。ペダルの切り際とか、鍵盤から指を離したときの微かな音とか、集中力の高いディープな音が録れたので、選曲も含めて次も期待してもらいたいです。Text:谷岡正浩<リリース情報>世武裕子『あなたの生きている世界1』Now On Sale世武裕子『あなたの生きている世界1』ジャケット【収録曲】1. 「若者のすべて」フジファブリック カバー2. 「君のほんの少しの愛で」世武裕子 セルフカバー3. 「それ行けカープ(若き鯉たち)」塩見大治郎 カバー4. 「ギブス」椎名林檎 カバー5. 「グッドバイ」サカナクション カバー配信リンク:<イベント出演情報>フランス映画祭2022横浜 オープニング・セレモニー12月1日(木) 横浜みなとみらいホール開演:18:30開会宣言: 石田ゆり子(フェスティバル・ミューズ)ピアノ演奏:世武裕子※ぴあアプリ会員15組30名様を抽選でご招待!応募受付は11月23日23:59まで詳細はこちら()イベント公式サイト:プロフィール世武裕子(セブヒロコ)葛飾区生まれ、広島在住。シンガーソングライター、映画音楽作曲家。Ecole Normale de Musique de Paris映画音楽学科を首席で卒業。以降、映画やテレビドラマ、数多くのCM音楽を手掛ける。2022年は、映画『Pure Japanese』『女子高生に殺されたい』や、WOWOWドラマ『椅子』Amazon Prime Videoドラマシリーズ『モダンラブ・東京』などの映画・ドラマ音楽を担当。2022年7月には、銀杏BOYZ「BABY BABY」ピアノ弾き語りカバー楽曲が、大塚製薬オロナミンC CM「湧きあがるものを信じる。夏」篇に起用される。11月9日には、ピアノ弾き語りシリーズ『あなたの生きている世界1』をリリースした。関連リンク公式HP:::『セちゃんねる』:
2022年11月21日シンガーソングライターで映画音楽作曲家の世武裕子が、ピアノ弾き語りシリーズ『あなたの生きている世界1』を本日11月9日に配信リリースした。本作は“日本語を大切に歌う”ことをテーマに、フジファブリック「若者のすべて」、椎名林檎「ギブス」、サカナクション「グッドバイ」などのカバー曲全5曲を収録。併せて、各楽曲に込めた世武のコメントも届いている。また、リリースに合わせてリニューアルされたYouTubeチャンネル『せチャンネル』では、本作をレコーディングしたスタジオからピアノを触りつつトークを繰り広げるなど、トークコンテンツも続々公開中。作品の中では見られない彼女の素顔や人となりを楽しめる動画はもちろん、今後は演奏動画も公開される予定だ。■世武裕子による各曲コメント1. 若者のすべて富士吉田市に住んでいた頃、フジファブリックを聴きながら、商店街をよく散歩していました。特に「若者のすべて」は格別で、街そのものが鳴っているような感覚になります。この曲の中で、あの頃の姿のまま生きている志村さんは、今この景色を、歳をとっていく私たちを、どういう想いで見ているんだろうなぁと思いながら、歌わせて頂きました。2. 君のほんの少しの愛で大切にしていて、分かち合いたい想いは沢山あるけれど、「君のほんの少しの愛で、この世界は泣きそうなほど輝いている」というフレーズは、自分の年齢や気分に関わらず、ずっと一番に伝えたいメッセージかも知れません。セルフカバーをしてみると、改めて、自分の望みが明確になりました。3. それ行けカープ(若き鯉たち)言わずもがな、広島の(いや、日本の!)誇る名曲。再始動する時は、必ず広島の歌を入れたいと思っていましたが、結局最初に選んだのはこの曲でした。ネタとか箸休めとかじゃなくて、真剣な渾身のカバーです。マツダスタジアム周辺をウロウロしながら仕上げました。どういう意味かは、ぜひ聴いて確認して下さい!4. ギブスデビューされた時、TVでパフォーマンスを観た時、短編映画『百色眼鏡』を出された時、東京事変を結成された時、、、色んな形で何度も何度も、驚きを持って作品を発表されてきた唯一無二の椎名林檎さん。完全な世界観がある人だからこそ、憧れや物真似みたいなカバーじゃなくて、もし主人公が違う選択をして生きていたらどういう歌になっただろうか?というテーマで、カバーさせてもらいました。5. グッドバイサカナクションとは長らく親交があり、以前は「ユリイカ」をカバーさせてもらったこともあります。「グッドバイ」も原曲は完璧なベストアンサーなのに、なぜか楽曲に誘われているような気がするというか、語られない主人公の心の奥底を引っ張り出したい、救い上げたいような気持ちにさせられます。孤独の中にも、世界の素晴らしさを分かち合いたいのかも知れません。<リリース情報>世武裕子『あなたの生きている世界1』Now On Sale世武裕子『あなたの生きている世界1』ジャケット【収録曲】1. 「若者のすべて」フジファブリック カバー2. 「君のほんの少しの愛で」世武裕子 セルフカバー3. 「それ行けカープ(若き鯉たち)」塩見大治郎 カバー4. 「ギブス」椎名林檎 カバー5. 「グッドバイ」サカナクション カバー配信リンク:<イベント出演情報>フランス映画祭2022横浜 オープニング・セレモニー12月1日(木) 横浜みなとみらいホール開演:18:30開会宣言: 石田ゆり子(フェスティバル・ミューズ)ピアノ演奏:世武裕子公式HP:関連リンク公式HP:::『セちゃんねる』:
2022年11月09日あの関口メンディーが教師にしてプロレスラーの主人公を演じ、しかも「覆面D」というダジャレのようなタイトル。先日、ABEMAで放送が始まったオリジナルドラマ「覆面D」について「これはコメディドラマでしょ?」と思った(というか、いまも思っている)人も多いのではないだろうか?関口メンディー本人でさえ、最初に企画を聞いた時は「コメディかと思った」とのこと。だが、鈴木おさむの手による脚本を読んでビックリ! ヤングケアラーや現代の貧困、イジメや10代の妊娠といった問題に真正面から切り込んだ、見事な社会派ドラマに仕上がっているのだ。「GENERATIONS」および「EXILE」の一員として活動し、最近はバラエティ番組などでも活躍する姿を見せているメンディーさん。ドラマ初主演となる本作にどのように挑み、ここで描かれる様々な社会問題に対してどのような思いを抱いたのか?――高校教師であると同時に、プロレスラーという裏の顔を持つ大地大輔が、赴任先の教育困難校と言われる高校で、様々な問題を抱える生徒たちに向き合う姿を描いた本作ですが、最初に企画について聞いた時の印象は?最初はコメディかなと思ってました(笑)。僕というキャラクターとプロレスを掛け合わせた作品ということで、勝手にそう思っていたんですけど、脚本が上がってきて、読んでみたら全く違う角度でいまの世の中の問題を切り取った社会派の作品に仕上がっていて驚きました。自宅で脚本を読みながら泣いてしまったのは初めてのことで、「これは絶対に自分がやりたい」と思いましたし、魂を削って良い作品を作り上げたいなと思いました。――メンディーさん自身、以前は教師を志していたそうですね?教師になろうと思ったのは、母が「あなた、教師向いているんじゃない?」と軽く言ったからなんです。それで自分も「教師もいいかも…」と軽い気持ちで体育大学への進学を決めたんです。なので、何か強烈な出来事がきっかけとしてあったわけでもないんです。ただ、僕自身も小学校の頃に担任の先生の言葉に救われた経験があって、周りの人や生徒たちに寄り添える先生になりたいなと思っていました。――先生の言葉に救われた経験というのは?僕はハーフで、見た目が周りと違うということもあって、小学校1~2年生の頃、高学年の子たちからイジられたり、容姿のことを遠目からからかわれたりすることがあって、それがすごく悔しかったんですよね。それで落ち込んでいる時に、その先生が「あなたには黒人の血が入っているけど、それは特別なことなのよ」と言ってくれたんです。その先生はマイケル・ジャクソンの大ファンで、そこで僕にマイケルのカッコよさを熱く語ってくれて「あなたは、世界のポップスターと同じ黒人の血が流れてるんだよ」と。その言葉で「僕はこのままでいいんだ」と認められた気がして、胸がすーっと軽くなって学校生活が楽しくなったんです。――ドラマでは第1話からハードなイジメの様子が描かれたり、10代にして、自分の時間を犠牲にして近親者の介護に従事しなくてはならないヤングケアラーの姿が描かれました。本作で描かれるこうした社会問題をどのように受け止めましたか?大きな社会問題のひとつであり、実際につらい思いを抱えている子たちがたくさんいると思うし、そういう子たちって自分から「つらい」とか「苦しい」と言い出せなかったり、助けを求めたくてもどうにもできない苦しさを抱えている側面もあると思うんです。このドラマを通じて、周囲に助けを求めてもいいし、周りが協力できることもたくさんあるんだということを広く理解してもらえたら嬉しいなと思いました。その意味でも、いま届ける意味のある作品だなと感じています。――ドラマの中で特に印象的なエピソードや心に残ったことはありますか?この作品って、大地大輔が何かを解決するわけじゃないんですよね。最終的には生徒たちが自分たちで問題に向き合っていくので、大地大輔がしていることってシンプルに「寄り添う」ってことだけなんです。ヤングケアラーの問題もそうですが、解決できなくても、誰かが寄り添ってあげるだけで救われる部分があるというのをこの作品を通してすごく感じました。もちろん、具体的な解決策で世の中が良くなっていくことはすごく大事なことですが、まず苦しんでいる人に寄り添ってあげるだけで変わるものってあるんですよね。「自分には何もできないから」なんて考える必要はなくて、自分にもできること、救えることがあるんだというのが、わかりました。――いまのお話にもありましたが、大輔は問題そのものを自分で解決するわけでもないですし、ひと昔前の「俺についてこい!」というタイプの教師でもないですよね? 彼自身、前任校での事件による心の傷も抱えていて、生徒との距離感という部分でも繊細さを持っています。演じる上でこの役柄をどのように捉えましたか?そういう意味で、僕自身と近いなと感じる部分が多かったんですよね。それこそ、少し前の学園ドラマだと「俺についてこい!」というタイプの先生像が多かったかもしれません。世の中の流れもあると思いますが、いま世間で“リーダー”と呼ばれる人たちって「俺についてこい」タイプの人たちは少なくなっていて、どちらかと言うと、頼るべきところは周りに頼るし、「仲間に助けを求めることができる“完璧ではない”リーダーが増えてるんじゃないかなと。僕自身、もしリーダーという立場に置かれても「ついてこい!」とは言えなくて(笑)、どちらかと言うと「この部分、僕はできないから助けてね」とか「ここは頑張るから、その代わりこっちは頼むわ」とお願いするタイプだなと思うんです。いまの世の中の流れを反映した先生像なのかなと思いましたね。――メンディーさん自身は、このドラマの生徒たちと同じ17歳の頃はどんな若者でしたか?ずっと野球をやっていて、高校球児として「甲子園に出たい」という思いはありつつ、「でも自分は甲子園には出れないんじゃないか…?」と気づき始めてもいて、でもやっぱり野球が好きで、うまくなりたいし、試合に勝ちたいという思いで野球に打ち込んでいました。――青春時代をふり返って「こうしておけば」と後悔していることはありますか?後悔とはちょっと違ってくるかもしれませんが、僕らが最上級生になったタイミングで、後輩たちが不祥事を起こして、大会に出られなくなったことがあったんです。その時に思ったのが、こうなってしまった原因や責任は後輩たちだけにあるんだろうか? ということ。もちろん、彼らも悪いんですが、そうなる前に、先輩である僕らができることはあったんじゃないか? と思ったんですね。この事件をきっかけに「何かを他人のせいにするのはやめよう」と強く思いましたし、そこから何かが起きた時「自分に何かできたんじゃないか?」と考える思考法が身につきました。後悔もありつつ、それはいまでも自分が生きていく上で、すごく大切にしている価値観になっていますね。――年齢を重ねて、仕事などで若い世代と接することも増えてきたかと思います。いわゆる“イマドキの若者”に対して、どのような印象を抱いていますか?僕が接している人たちに限りますけど、みんなコミュニケーション能力が高い印象ですね。SNSがこれだけ発達していることも大きいんでしょうけど、「見られている」という意識がすごく高い気がしますね。自分を発信することに慣れていて、そういう部分を僕は後天的に学習したけど、いまの子たちは早い段階でSNSやスマホに触れていたので、自然とできてすごいなと思いますね。――若い世代に接する中で、何かアドバイスしたり、彼らの能力を引っ張り上げてあげようと思うことはありますか?正直、若い子たちにアドバイスすることが果たして良いことなのか? と疑問に感じるところがありまして…。求められればアドバイスはしますけど、そもそも、若い人たちが新しいものを次々と作っていくものだと思っているので、極端な言い方ですけど「若い人たちの考えは正義だ」と思っているんです。「最近の若いやつは…」みたいなことを感じる人もいるかもしれませんが、逆に若者の価値観に僕らが合わせていかないと、世の中がアップデートされていかないなと思います。なので、求められれば相談に乗りますが、基本的には「思うように好き勝手やればいいじゃん!」という思いが強いですね。その周りに頑張っている大人もいるというのを自分が体現できればいいのかなと。――逆に若い人たちの才能に触発されたり、「そんな考え方をしているのか!」と驚かされることは?それはメッチャありますね! みんな才能がすごくて。そこは本当に「どんどんやりなよ!」と応援したくなります。ダンスもそうだし、俳優さん、音楽、ゲームでも新しい価値観を持った若い子たちが次々と新しいものを生み出しているなというのを感じるので、そこに刺激を受けつつ、マネするところはマネしたいです。――メンディーさん自身は今年31歳ですが、いまのご自身の立場や立ち位置について、どのように感じていますか? 30代はどうありたいか? というイメージはお持ちですか?30代は自分の中では、ステップアップの時期なのかなと思っていて、ここまでアーティストとして10年ほど活動してきて、少しずつ余裕も生まれてきているので、それを“新しいメンディー”のために投資する時間にできたらと思っています。いろいろチャレンジしたいし、ここからが本番だと思っています。いまの自分の立場や多少なりともある影響力を駆使して、どれだけ世の中に価値を提供できるか?というチャレンジをしたいし、その輪を広げていけたらと思っています。――そういう意味では、20代で良い積み重ねをすることができたという手応えも感じていらっしゃいますか?手応えはよくわからないですが、ありがたいことに多くの方に自分の存在を知っていただけて、ライブでもアリーナツアーができるようになったり、経験の量という意味では、なかなかできないことをさせてもらえたと思うし、良い20代を過ごせ……いや、うーん…、でも世界は広いんでね…(笑)。まだまだかなぁ? こうやって「まだまだだなぁ」と思いながらやっていくというのはこの先も変わらないのかな? 上には上がいますからね。「もっとできたんじゃないか?」と常に思うし「もっと高く羽ばたける!」といまも信じています。メンディー、まだ序の口です。ここからのメンディーのほうが面白くなります!(photo / text:Naoki Kurozu)
2022年10月28日関口メンディーが主演し、現代の高校生たちが直面している社会問題と、それに向き合い続ける教師を描く「覆面D」第2話。今回は、関口さん演じる大輔と武知海青(THE RAMPAGE from EXILE TRIBE)演じるプロレスラー・ハオウが本気の勝負を見せ、小森隼()も感動したことを明かした。妊娠した女子生徒は退学!?教師でレスラーの“覆面D”が寄り添う様々な問題を抱える生徒たちが通う“教育困難校”の道山高校で、教鞭を執る大地大輔(関口メンディー)。ある日、大輔が受け持つ生徒の中でも、特に真面目に勉強に取り組んでいる生徒・岡田カズ(秋田汐梨)に妊娠の事実が発覚する。大輔は教頭の天山(大水洋介)からカズを自主退学させるよう指示されるが、カズの出産の意志が固いことや、学校も退学せずに通い続けたいという希望を聞いた大輔は、カズとお腹に宿る新しい命を応援することに。そして、カズの交際相手で子どもの父親である同じクラスの星野寛太(吉田仁人)を探し出して話を聞きに行くが、このことをキッカケに大輔とカズの関係性は悪化してしまう。そんな中、大輔にプロレス団体BBTから覆面レスラーとして所属しないかとスカウトの声がかかることに。高校教師であることから一度は断る大輔だったが、誰にでも未来を変える力があることをカズに知ってほしい一心で、BBTの人気トップレスラー・ハオウ(武知海青)を相手にしたテスト試合に挑むことに。もちろん大苦戦する大輔。それでも諦めずにハオウへ果敢に挑みながら、カズへと「僕にも何かできることはありませんか!?」と訴えかける大輔の姿に、視聴者からは「熱くて真っ直ぐな大地先生の言葉が心に刺さる」「大地先生を応援したい!」といった声や、「私の担任になってほしい」「大地先生とハオウが感情を露わにしてぶつかっていくのがめちゃくちゃ印象的だった」「気持ちが入りこみすぎて泣いちゃう」など反響が寄せられた。また、本作の第1話にゲスト出演し、主題歌「愛傷」も担当している「GENERATIONS from EXILE TRIBE」の小森さんは、第2話放送後に自身のインスタライブを配信。冒頭、「今目が赤いんですけど…」と切り出した小森さんは、「さっき2話を観て、普通に泣いたんです。一人でホテルの部屋で大号泣しちゃって!本当に素晴らしいですね」と興奮気味に第2話のストーリー展開を絶賛していた。「覆面D」は毎週土曜22時よりABEMA SPECIALチャンネルにて放送中。第2話は1週間無料見逃し配信中。(text:cinemacafe.net)
2022年10月19日関口メンディー(EXILE/GENERATIONS from EXILE TRIBE)が初主演で、覆面プロレスラーという裏の顔を持つ教師を演じ、様々な困難や問題を抱える生徒たちに寄り添い、奔走する姿を描く「覆面D」。その第1話が放送され、関口さん演じる夢破れた元熱血教師・大地大輔の体を張ったひたむきな姿に、SNSを中心に大きな反響が寄せられた。「今の日本が抱えている問題」「リアルすぎて震えた」の声も熱血漫画「ROOKIES」に憧れて教師の道に進んだ主人公・大地大輔(関口メンディー)。3年前に受け持ったクラスの生徒が自殺してしまい、以降、自身の持つ“理想の教師像”に悩んでいたが、貧困に苦しむ家庭に身を置く生徒たちが通う“教育困難校”の道山(どうざん)高校へ赴任してきた大輔は、“生徒に必要以上に介入しない”という学校の教育体制に疑問を抱く。そんな中、登校してこない生徒の1人、武藤啓(水沢林太郎)の自宅を訪ねた大輔は、啓が年の離れた弟の世話と祖父の終日介護をするヤングケアラーだったことを知る。大輔はそんな啓の境遇に言葉を失いながらも、希望を持つことを諦めてほしくない一心で、「(現状は)変えようと思ったら変えられる。努力次第で変わるかもしれない」と語りかけるが、自分の境遇に諦めを抱いている啓の心には響かず「親ガチャって言葉聞いたことあるでしょ? 努力じゃ変わらないものもある」と冷たくあしらわれてしまう。そんな中、道端に貼ってあったプロレス団体BBTのポスターに目を留めた啓は、理想ばかりを語る大輔に「超巨漢レスラーをぶん投げたら1000万円」に挑戦できるのかと詰め寄る。逡巡する大輔は、啓の心を動かすため、そして自身の悲しい過去を乗り越えるためにもと、そのチャレンジに飛び入り参加することを決意。しかし、プロレスラーとの戦いは想像を絶し…!?汗だくになりながらも諦めない大輔の姿に、視聴者からは「メンディーさん頑張って!」「先生の想いにすごく感動した」「初回から涙が止まらない」とコメントが集中。また、第1話から、いじめやヤングケアラーなど、現代の社会問題が浮き彫りになるストーリー展開に、視聴者からも「今の日本が抱えている問題」「リアルすぎて震えた。こんなドラマ初めて」「大輔先生のこと大好きになった」「こんな先生に出会いたかった」といった声が上がっている。ABEMAオリジナル連続ドラマ「覆面D」は毎週土曜22時~より配信中。(最新話は1週間無料で視聴可能)。(text:cinemacafe.net)
2022年10月18日ABEMAオリジナル連続ドラマ「覆面D」が10月15日より配信スタート。10月10日には第1話をいち早く観ることができるプレミア試写会が行われ、主人公役の関口メンディー(EXILE/GENERATIONS from EXILE TRIBE)、プロレスラー役の武知海青(THE RAMPAGE from EXILE TRIBE)が登壇した。現代の高校生たちが直面している社会問題と、それに向き合い続ける教師を描く本作。熱血教師を夢見て高校の教鞭を執るも、理想の教師像に悩み苦しみながら生徒と真正面から向き合っていく大地大輔役を、ドラマ初主演のメンディーさんが演じる。また、大輔が担任を務める3年D組には様々な問題を抱えた生徒がおり、年の離れた弟の世話と寝たきりの祖父の介護をする武藤啓役で水沢林太郎、妊娠し相談先を失っている岡田カズ役で秋田汐梨、金欲しさに闇バイトに加担してしまう鶴田源一役で曽田陵介、家業を守るため寝る間も惜しんで働く小橋アキラ役で紺野彩夏が出演している。試写会後にはメンディーさんと武知さんがドラマの見どころや、来場者からの質問などに答える一幕も。ドラマ初出演の武知さんは、本ドラマへの出演決定を最初に両親に報告したそうで「最後まで逃げずにやり切って、と言われました」と母親からの激励があったことを明かした。また「5年ほど生やしていた髭を剃りました」「髭なしが好評でそのままにしています」と話すと、会場のファンも大きく頷く。続いて、注目のシーンについて問われると、メンディーさんは「第1話の巨漢レスラーを持ち上げるシーンも見どころですが…、やはり最終決戦後のシーンですかね。大地大輔が生徒の前で話すシーンがあるのですが、『覆面D』を通して伝えたいメッセージがぎゅっと詰め込まれたラストシーンになっているので、是非観てほしいです」と明かし、「この作品を通して、1人でも多くの人が一歩踏み出そうと思える作品になっていると思いますし、一緒にこの作品を全国に届けていけたら良いなと思っています」とコメント。また、当日の来場者アンケートでは、第1話について98%が「胸が熱くなった」と回答。印象に残ったシーンについては「巨漢のプロレスラーを倒すために、大輔が諦めずに立ち向かっていくシ-ンがとても素敵でした」「プロレスのシーンがどう絡んでくるか気になっていましたが、そう来たか!と思い、続きがどんどん気になりました」と、大輔がプロレスに出会ったきっかけと、巨漢レスラーへ意を決して挑むシーンに反響が集まった。「覆面D」第3話は10月22日(土)22時~ABEMAにて配信。(cinemacafe.net)
2022年10月17日NFTプロジェクトとインフルエンサーのマッチングサービス『Buzzmint』は、2022年10月07日付で関口メンディーーが新たにBuzznders(主要メンバー兼アンバサダー)として参加することを発表しました。主要メンバー兼アンバサダーとして参加Buzzmintは国内外のNFTプロジェクトとインフルエンサーの抱える課題を解決するため、NFT領域における先駆者たちが集まり、2022年3月に組成され、6月にサービスがスタートしています。現在、NFTのマーケットは非常に盛り上がっており、世間からの注目も非常に高まっています。しかしながら、まだまだ一般の方がNFTを購入するにはいくつかの大きなハードルがあり、またNFTプロジェクト側も増加するコレクションによって、ひとつひとつの知られる機会が減っているという課題があります。Buzzmintには、現在、主にTwitterで活躍する2,000名を越えるインフルエンサーが登録しており、埋もれてしまいやすいNFTプロジェクトの情報を効果的に登録インフルエンサーに届けることが可能です。この度、web3だけでなく、音楽業界やエンタメ業界で幅広く活躍される関口メンディーーをお迎えいたしました。昨今、web3ネイティブのNFTプロジェクトだけでなく、従来の既存企業いわゆるweb2企業がNFTに参画が急増しており、それらの企業様より「従来のマーケティング手法や従来のインフルエンサーではリーチできない」と数多くのご相談をいただいております。これにより、従来にもましてより強力にNFTプロジェクトを発信力のある真のインフルエンサーに届けることが強固なものとなり、はじめてNFTに触れるユーザにとってもわかりやすく、そして彼らにもリーチできるサービスとして期待に応えていきたいと考えております。BuzzmintはNFT業界を牽引する、かねりん氏、けんすう氏、パジ氏が主要メンバーとして設立し、web3領域を技術でサポートする株式会社THE BATTLEが協賛しています。■新メンバー関口メンディーーEXILEのメンバーであり日本で名だたるNFTコレクター。世界で最も有名なNFT・BAYCのホルダーであることは有名であるが、それ以外でも国内外でいくつものNFTを持っている。日本最大のNFTプロジェクトCrypto Ninjaの#014の初代ホルダーでもある。Twitter: ■Buzzmint概要Buzzmint: 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年10月07日ダンス&ボーカルグループ・EXILE/GENERATIONS from EXILE TRIBEの関口メンディーが、ABEMAオリジナル連続ドラマ『覆面D』(10月15日22時スタート、全8話)で主演を務めることが13日、発表された。ドラマ初主演で、覆面プロレスラーの顔も持つ熱血教師を演じる。本作は、現代の高校生たちが直面している社会問題と、それに向き合い続ける教師を描く、完全オリジナルストーリーの連続ドラマ。主人公の大地大輔は、熱血教師を夢見て高校の教鞭を執るも、クラスを受け持った生徒が自殺してしまい、以降自身の持つ“理想の教師像”に悩むようになる。悲しい出来事から3年後、大輔が新たに赴任した高校は、貧困に苦しむ家庭に身を置く生徒たちが通う“教育困難校”。校長からも「なにか問題が起きても、それは学校外のこと。必要以上に介入しないこと」と、生徒へ過度な介入をしないよう釘を刺されている。大輔が担当する3年D組には、今の日本社会の縮図のような問題を抱える生徒たちばかり。現在の教師生活に疑問を感じながらも、為すすべもなく淡々と授業を行う日々を過ごしていた大輔だったが、とある出来事から、プロレス団体・BBTにスカウトされ、“学校には絶対バレてはいけないこと”を条件に、覆面レスラー・覆面Dとしても活動することになりなる。真実を隠したまま、生徒を救うために奔走する大輔。はたして、“覆面D”として戦うことで、真正面から生徒たちの問題に向き合い解決に導くことができるのか?大地大輔役としてドラマ初主演を務めるメンディーが、理想の教師像に悩みながらも、現在は教育困難校で教鞭を執りながら、覆面プロレスラーとしての顔ももつ熱血教師を体当たりで演じる。また、水沢林太郎、秋田汐梨、曽田陵介、紺野彩夏ら、今を時めく若手俳優陣が大輔の受け持つクラスの生徒役として出演。水沢は年の離れた弟の世話と寝たきりの祖父の介護をするヤングケアラーの武藤啓役を、秋田は彼氏との間に予期せぬ妊娠をし相談先を失っている岡田カズ役を、曽田は毎日お金をめぐり両親の喧嘩が絶えず、金欲しさに闇バイトに加担してしまう鶴田源一役を、紺野は実家の家業を守るため寝る間も惜しんで働く小橋アキラ役をそれぞれ演じる。さらに、川津明日香、鶴嶋乃愛、吉田仁人、松村キサラ、桜田通、武知海青(THE RAMPAGE from EXILE TRIBE)、松井利樹(BALLISTIK BOYZ from EXILE TRIBE)、野波麻帆、萩原聖人、酒井若菜、高橋克典らが脇を固める。なお、武知はプロレス団体BBTの人気トップレスラー・ハオウ役を、酒井はプロレス団体・BBTの副社長で、覆面Dを団体の稼ぎ頭にしようと熱心に指導する前田信子役を、高橋は大地大輔の赴任先である教育困難校校長で覆面Dを影で見守る馬場寛治役を演じる。メンディーのコメントは以下の通り。――『覆面D』出演についてはじめHIROさんから今回のお話についてご連絡をいただいた時は、自宅でひとり、狂喜乱舞しました。ただどんな内容になるのか知らされなかったので、自分のキャラに合わせて勝手にコメディ寄りになると思い込んでいたんです。でも、その想像は鈴木おさむさんが書き上げた脚本によって、ボコボコに打ち砕かれました。社会派学園ドラマ。その鮮明な描写に雷に打たれたような感覚になりました。読み終える頃には目に涙。脚本を読んで泣いたのは今回が初めてです。それくらいストーリーに共感しましたし、この物語を世に送り出さないと絶対にダメだと思いました。自分がこの作品を演じることで、世の中にインパクトを与え、世界を変えられるかもしれないという希望を持って今作に挑みました。――ドラマ初主演について主演・座長というものが一体どういった立ち振る舞いをするべきなのか、まったくわかりませんでした。ただこの意味のある作品をより多くの人たちに届けるためには、良い作品でないといけない。良い作品を生むためには、全員の協力やチームワークが必要です。そのために、スタッフのみなさんの名前を覚えてのコミュニケーション、撮影現場の雰囲気作りに始まり、やれることはすべてやりました。そもそも僕はお芝居の実力があるわけでもなければ、キャリアがある訳でもありません。そんな僕が一人で頑張ったところで、他の作品に勝てる見込みはゼロです。でも携わってくれる演者、スタッフの皆さん全員が100%のパフォーマンスを発揮できたら、勝機はあります。だからまず自分が誰よりも努力して、本気であることを証明する。カメラに映らないお付き合いのお芝居だろうと、相手がお芝居しやすいようにちゃんと演じることを自分のルールにしました。それを続けていくうちにチームワークも益々良くなっていき、チームとしてひとつになれたように思います。最初は座長として自分がやらなきゃと気負っていた部分もありましたが、後半戦に進むにつれて、むしろスタッフの皆さんの熱量にパワーをもらう場面が何度もありました。プロレスも吹き替え無しで挑んだ今作ですが、最後まで駆け抜けられたのも、他の出演者の皆さんやスタッフの皆さんが支えてくださったからです。本当に感謝しています。――主題歌「愛傷」について今作の主題歌GENERATIONS「愛傷」は、この作品のために作られた楽曲です。ストーリーや世界観にリンクするように歌詞とメロディが紡がれています。今の世の中には、貧困などの経済的な面、人間関係のことで大変な思いをしている人たちがたくさんいます。その状況を今よりも良くしたり解決するためには選択肢を増やすしかないと思っています。でも選択肢を増やせることを知らない人や選択肢が他にないと思いこんでしまっている人は、往々にして最悪な選択をとってしまいます。諦めないでほしい。一緒にいい方法を探したい。僕たちにできることは少ないかもしれないけれど、困っている人たちに寄り添い、並走したい。そんな想いが込められた楽曲です。(C)AbemaTV, Inc.
2022年09月13日関口メンディーが熱血教師を演じるABEMAオリジナルドラマ「覆面D」の配信決定プレミアイベントが9月12日(月)に開催され、メンディーさんをはじめ、共演の水沢林太郎、秋田汐梨、曽田陵介、紺野彩夏、武知海青、酒井若菜が出席した。「M 愛すべき人がいて」や「奪い愛、冬」などの話題のドラマを手掛けてきた鈴木おさむの脚本による本作。教育困難校の教師にして、覆面プロレスラーという裏の顔を持つ主人公が、様々な困難や問題を抱える生徒たちに寄り添い、奔走する姿を描く。メンディーさんは、高校時代は「教師になりたい」という夢を持っていたそうで「ちょっと遠回りしましたけど、ひとつ夢が叶いました」と笑顔を見せる。熱血教師の大地大輔を演じたが、鈴木さんの脚本は「あて書きが入っていて普段、自分が発信していることや思っていること、ブログなどで書いていることが随所に入っている」そう。「役作りをしたという感じではなく、役がもうひとりの自分のような感じで、ドキュメントっぽく見せたいなと思えました」と明かし、本作に出演したことで「改めて先生という職業へのリスペクトがわいてきました。ただ勉強を教えるだけでなく、生徒一人一人に向き合うって尊い職業だなと思いました」と充実した表情で語る。劇中、華麗かつ激しいプロレスのシーンも披露しているが、本物のレスラーを相手に練習を重ねたという。「受け身や基礎練から始めて、ドロップキックなどを練習しました。室内の熱がこもる現場で、やっている側もスタッフも汗だくで、常に首にアイシングをしていました」と“熱い”現場を述懐。大輔が所属するプロレス団体の副社長を演じた酒井さんは、現場でメンディーさんのプロレスシーンを見守っていたが「岩盤浴よりも暑いね」という会話が交わされるほどの熱気だったとのこと。メンディーさんも「ナチュラルに整ってましたね(笑)」とふり返っていた。こうした苦労のかいもあってか、プロレスラーの魅力にも目覚めたよう。2つの顔を持つ大輔にちなんで「実はやってみたいもうひとつの仕事は?」というお題にメンディーさんは「プロレスラー」と回答。「技をかけるだけでなく、相手を受けるターンもあって、奥が深いなと感じました」と語る。実際、トレーニング協力をしてもらったプロレス団体の人々からは「『(興行に)出てくださいよ』というラブコールがすごかったです(笑)。機会があればやりたい」と“プロレスラー”メンディーのデビューにやる気をのぞかせていた。イベントでは、メンディーさんが共演陣には内緒でサプライズで用意してきた手紙を朗読!バラエティ番組で活躍するタレントのイメージの強いメンディーさんが主演を務める作品に「どうして出てくれたんでしょうか?だって主演はメンディーですよ(笑)?」と問いかけつつ「みなさんの勇気に絶対に応えたいと思った」と本作に懸ける強い思いと共演陣への感謝を口にし、これには生徒のひとりを演じた水沢さんが思わず涙する一幕も!メンディーさんは改めて本作について「大地大輔はお節介な人です。お節介って実はすごく大事なんじゃないかと思っています。コロナ禍もあって、人と人のつながりが希薄化しているけど、人と向き合うこと、つながることで生まれる何かにフォーカスした、いま、世の中に必要な作品だと思っています」と力強く作品をアピールしていた。ABEMAオリジナル連続ドラマ「覆面D」は10月15日(土)22時より放送開始。(text:cinemacafe.net)
2022年09月13日ダンス&ボーカルグループ『GENERATIONS from EXILE TRIBE』と『EXILE』のメンバーとして活躍している、関口メンディーーさん。関口さんは、2022年9月5日に自身のTwitterで『関口メンディー』から『関口メンディーー』へと改名したことを発表しました。本人によると『関口メンディーー』は、発音するだけで自然と口角が上がり、笑顔になれる最強の名前とのこと!確かに「メンディーー」と伸ばしてみると、自然と口角が上がりますよね!関口メンディーー「いつでも僕のところに来てください」改名を発表した翌日となる6日に、関口さんは自身のTwitterで『ある思い』をつづりました。そのツイートの内容が、「優しい」「温かい」と反響を呼んでいます。関口さんのツイートがこちら!いろんなニュースがあるけどもっとオモロいニュースで世の中溢れて欲しい笑顔になりたかったらいつでも僕のところに来てください— 関口 メンディーー (@mandy_s_mandy) September 6, 2022 同日、改名に関するニュースが、続々と取り上げられていた関口さん。関口さんは、「深刻なニュースばかりではなく、自身の改名のような面白いニュースが、もっと世の中にあふれてほしい」といった思いをツイートにつづります。そして「笑顔になりたかったらいつでも僕のところに来てください」と続け、『笑顔になれる名前』になったからこその関口さんの思いを伝えました。関口さんのツイートには、さまざまなコメントが寄せられています。・笑顔になりたいときはメンディーーさんを呼びます!・みんなでいってみよう!せーの!「メンディーー!!」・一生ついていきます。・本当にいい人すぎる。・笑顔にしてくれてありがとう!関口さんの改名という明るいニュースを見て、笑顔になった人もたくさんいるはず。今回のツイートの中にあった「僕のところに来てください」という頼もしいひと言には、多くの人が元気をもらえたのではないでしょうかーー![文・構成/grape編集部]
2022年09月08日『ひとよ』『おらおらでひとりいぐも』などの名優・田中裕子を主演に迎えた『千夜、一夜』にて、尾野真千子、ダンカン、安藤政信ら日本映画界屈指の実力派俳優陣の追加キャストが発表となり、併せてメインビジュアルと30秒予告が解禁された。本作は「失踪者リスト」から着想を得て、その事象に興味を持ったドキュメンタリー出身の久保田直監督が青木研次のオリジナル脚本により映画化。日本映画界を代表する名優・田中裕子が、夫の帰りを待ち続けるひとりの女性の強さや脆さを繊細に体現する。この度、物語に深みをもたらす実力派俳優陣の追加キャストが明らかに。田中さん演じる登美子とは対照的な女性・奈美を熱演するのは尾野真千子。登美子に想いを寄せる漁師の春男をダンカン、失踪した奈美の夫・洋司を安藤政信が演じる。併せて解禁された30秒予告は、「日本の年間行方不明者数、約8万人」という衝撃的なナレーションで幕を開ける。舞台は北の離島の美しい港町。登美子(田中裕子)は理由も分からず突然姿を消した夫の帰りを30年間待ち続けている。登美子に想いを寄せる漁師の春男(ダンカン)が「心配だから面倒を見させてくれよ」と言い寄るも、登美子は突き放し、その気持ちに応える様子はない。そんな登美子のもとに、2年前に失踪した夫・洋司(安藤政信)を探す奈美(尾野真千子)が現れる。奈美は自分のなかで折り合いをつけ、前に進むために「夫がいなくなった理由が欲しい」のだという。そして、夫の背中を追う登美子、奈美が扉を開けた先に立っている男性の後ろ姿、海へ入っていく登美子を追う春男など、印象的なシーンが次々と映し出されていく。「人はどれだけ愛した人のことを解っているのか」というナレーションが入り、最後は登美子が空を見上げる表情を捉えたシーンで締めくくられる。併せて解禁されたビジュアルでは、登美子が海辺の桟橋に座り、最愛の人の帰りを待ちながらどこか遠くを見つめている写真に、「帰ってこない理由なんかないと思ってたけど、帰ってくる理由もないのかもしれない」という、予告映像にもある劇中の登美子の台詞が添えられている。そして、尾野さん、ダンカンさん、安藤さんらの場面写真も配され、複雑な人間の感情と本質をあぶり出すドラマを想起させるビジュアルとなった。『千夜、一夜』は10月7日(金)よりテアトル新宿、シネスイッチ銀座ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:千夜、一夜 2022年10月7日よりテアトル新宿、シネスイッチ銀座ほか全国にて公開(C)2022 映画『千夜、一夜』製作委員会
2022年07月17日「わたくし、競馬をやりませんので名前が読みにくいんですよ」こう述べたのは俳優の関口宏(78)。6月6日、MCを務める『サンデーモーニング』(TBS系)での発言が批判を浴びている。問題の発言が飛び出したのは5月29日に行われた競馬の「日本ダービー(G1)」について取り上げた際のこと。関口は「1番人気はダノンベルーガ」と競走馬の説明を述べたが、その後、冒頭のように競走馬の名前に“読みにくい”と文句をつけたのだ。さらにレースのVTRが流れる最中には、「ダノンベルガー」と誤った馬名をつぶやいた関口。番組の司会進行を務める立場だが、これまでたびたびそのスタンスが問題視されてきた。「『サンデーモーニング』での関口さんの発言はこれまでもたびたび問題視されてきました。たとえば今年1月、トンガの海底噴火の影響で日本にも津波警報が発令された際、『サンデーモーニング』は画面に日本地図と津波警報・注意報を伝えるテロップを表示しながらの放送に。それについて関口さんは『画面はどうしても津波の警報を出すために、日本地図を出さなければいけないんでしょうか?』と発言し、物議を醸しました」(テレビ局関係者)さらについ1カ月前にも波紋を呼ぶ発言が。「野球評論家の達川光男さんがゲスト出演し、シカゴ・カブスに所属する鈴木誠也選手について、エンゼルスのマイク・トラウト選手を引き合いに出して打法の解説をしました。すると関口さんは『マイク・トラウトって何ですか?』と噛み合わない質問を投げかけました。達川さんは『すごいバッターなんです』と答えたものの、生放送での噛み合わないやりとりに違和感を持った視聴者が多かったようです」(前出・テレビ局関係者)度重なる問題発言。SNS上では、“司会として事前に勉強するべきでは”との声があがっている。《競馬をやらないのは良いが、事前に原稿の下見とか読み合わせとかしないの?自分が読めないなら他の人にその役割を渡せよ。不快でしかない》《関口さんまたですか。MCとして勉強不足。詳しくなくても表面的にでも、すべて把握し進行するのがMC。もうそろそろMC交代してほしい》《関口宏のボロが毎週出まくっててもう怒りを通り越してツラい。本当何とかならないのかこの状況》《アナウンサー失格ですよ。番組内容の勉強も出来ないんだから。古舘伊知郎、筑紫哲也はキッチリしていた。》
2022年06月06日EXILE TETSUYA、EXILE NAOTO、白濱亜嵐、関口メンディーが19日、都内で行われたウォーターサーバーブランド「PREMIUM WATER FUTURE」記者発表会に出席した。「PREMIUM WATER FUTURE」は、サービス提供を通じてユーザー参加型のSDGs活動を実現するSDGs特化型の新たなウォーターサーバーブランド(5月19日より申込受付開始)。売り上げの一部で、環境保全活動を行っている団体を支援していく。アンバサダーにEXILE TETSUYA、EXILE NAOTO、白濱亜嵐、関口メンディー、佐藤大樹を起用。LDHロゴも手掛けた佐藤可士和氏がグラフィックを担当した。発表会では、5人が「PREMIUM WATER FUTURE」とともに写ったビジュアルがお披露目された。白濱がメンディーのビジュアルを「過去一イケメンディー」と称賛すると、メンディーも「思った。この中で一番かっこいいもん。誰よりもかっこいい(笑)」と自画自賛。白濱は「誰よりもね」と笑いつつ、「すごいスタイリッシュ」とコメントした。また、白濱は「NAOTOさんの余白も好きです」と言い、NAOTOは「TETSUYAさんもいいですね」とコメント。さらに、発表会には欠席した佐藤のビジュアルについても、「かっこいい」という声が上がっていた。その後、白濱とメンディーがサーバーから水をくんで試飲。白濱が飲んでいる姿を見て、メンディーは「きれいな横顔だね」とうっとりしていた。メンディーは、水をくむ場面では「くメンディー!」、飲んだ後には「うメンディー!」と叫び、サービス精神たっぷり。会場から笑いが起こっていた。
2022年05月19日演劇ユニット「iaku」を率いる劇作家・演出家の横山拓也の代表作『エダニク』が、演劇集団円の精鋭、内藤裕子の演出で5月、新たにお目見えする。物語の舞台となるのはとある食肉加工センター。屠場で起きたある事件をきっかけに、登場人物たちはそれぞれの価値観をぶつけ合い、白熱の議論を展開する。生と死の狭間を扱った職場で働く人々の葛藤、矜恃から浮かび上がる、生の本質とは……。初顔合わせながらすでに意気投合、横山と内藤の軽快なおしゃべりから『エダニク』を楽しむヒントが続出。人間の体温とその心の揺れを丁寧に描き出し、立ち上げて来た同世代のタッグによる、可笑しくも熱い人間ドラマに期待集中だ。共感し、嫉妬し合ってきたふたり――近年、横山さんの戯曲が次々に、さまざまな演出家によって舞台化されていますね。今回、内藤さん演出によって立ち上がるこの『エダニク』もこれまで幾度も上演され、横山さんにとってはとくに思い入れの深い作品と伺っています。横山そうですね、自分のターニングポイントとなった作品です。これを書いたのは2009年で、10年以上経った今、上演してもらえることは本当に奇跡的だなと。内藤さんの演出作品は何度か拝見していまして、とても自分と近しい感覚があるので楽しみですし、すでに信頼を寄せています。内藤本当ですか!? ありがとうございます。今は書き下ろしの公演が多く、そんなにたくさんの人が観ていないのに一度やったらもうやらない、そういう作品が多いですよね。その中で横山さんの戯曲はいろんなカンパニーによって上演されていて、普遍的で色褪せないテーマ、人物造形の妙が見事で、とくにこの『エダニク』は何回読んでも新鮮で面白く、新たな発見があると感じています。ヒリヒリとクスクスが隣り合わせになっている人物たちの絶妙なやりとりを、どう面白く立ち上げられるか、試行錯誤になるかなと。演出させていただくのが楽しみで、嬉しく思います。私もiakuの舞台は拝見していて、いつもチクショー!と嫉妬心が……。横山ハハハ!それはお互い様です。内藤昨秋の公演『フタマツヅキ』も本当に面白くて、打ちのめされて帰りましたよ。毎回、日常性と演劇性と言いますか、繊細さとダイナミック、その両極端をどうやって成立させているんだろうなって。横山それは、自覚がないかもしれないです。自分では、ダイナミックには出来ていないと思っていて。『エダニク』も、この3、4月に上演された『粛々と運針』(演出:ウォーリー木下)にしても狭い空間でやることを意識して書いたもので、狭い空間でやればどうやっても成立しちゃうんですよ。これが広い空間になった時に、「演出家さん、ごめんなさい!」っていつも思う(笑)。――先ほど横山さんが、内藤さんに「近しい感覚がある」とおっしゃっていましたが、おふたりともに作家であり演出家であることのほか、内藤さんの作品『光射ス森』(演劇集団円で20年に上演)では林業を題材とされていて、横山さんも『目頭を押さえた』(12年)で林業を扱っているなどの共通点が思い浮かびました。横山そう、僕も林業の話を書いています。だから『光射ス森』のように、あそこまできちんと取材をなされているものを観ると、恥ずかしいなって(笑)。内藤いえいえ、そんな(笑)。世代も近いんですよね。これまで観てきたものとか、もしかしたら近いのかも。何の責任感もなく「屠場だ」と――『エダニク』はどのようにして、どんな思いを込めて書かれたのか教えていただけますか。横山これを書いたのは……もう14年前ですね。当時、関西の俳優のユニットが依頼してくれたんですよ。それまでは当時の自分の劇団に書き下ろすことがほとんどで、久々の外部公演、しかも男3人芝居ということで、作品の背景にすごく熱量のある場所を持ち込もうと考えたんです。それで、何の責任感もなく「屠場だ」と思ってしまったんですね。内藤え、すごいなあ!横山途中で、エラいもんに手を出してしまったなと(笑)。でも偶然、中学の同級生が屠場で職員をやっていると知り、連絡したんですね。なんとか見学させてもらえないかと。ただ、かなり警戒されて、単なる見学というのは全然受け付けていないんです。「何に使うのか」とすごく聞かれるんですね。やっぱり誹謗中傷が多くて、まず“誹謗中傷コーナー”に連れて行かれました。内藤誹謗中傷コーナーがあるんですね、へえ〜!横山いろんなクレームのハガキとか、心ない中傷をぶつけて来る人がいるんだ、ってことを知るところからスタートして。実際の屠畜の作業はさすがに見学不可でしたが、作業が終わった後のラインのルートを見せてもらったり、今回の舞台設定である別屠室と研磨室を見せてもらったりして。当時あんなにしっかりと現場を取材して取り組んだことがなかったので、戯曲を一本作ることへの心構えが初めてちゃんと備わった、そんな作品でした。2017年までiakuの常任演出家だった上田一軒さんと出会わせてくれたのもこの作品で、自分が書いた、ちょっと軽妙なリズム感のある台詞が、自分が演出するのとは全然違う形で立ち上がったのを目の当たりにして驚いたんですね。だから『エダニク』初演の時は、自分の演劇人生の中で衝撃的なことが多かったです。そういう意味で特別な作品なんですけど、正直、どんなことを思って書いたのかは覚えてないんですよね(笑)。とにかく必死だった、その時の状況はいろいろ思い出せるんですけど……。これは余談ですが、大阪にOMS戯曲賞というのがあって、ちょうど僕が『エダニク』を書いていた時に別の作品でノミネートされたんですね。内藤え〜すごい!横山それが2008年の12月だったんですけど、ふたりの審査員にボロクソに言われたんです(笑)。だいたいひとりがこき下ろしても、もうひとりはフォローしてくれるものなのに…。(一同笑)内藤ホントそうですよ!横山ふたりともボロクソに!僕、大人なのに涙が出て来ました(笑)。もう筆を折ったほうがいいかな…と思うくらいボロボロになった時に『エダニク』を書いていたので、その時のナニクソ!って気持ちもあったかも(笑)。内藤そんな思いをして(笑)。横山だから、内容やテーマについては、質問していただいたら思い出すかもしれません(笑)。偶然の出会いから出来上がった登場人物3人の関係性内藤不思議なのは、展開の仕方がすごく自然なんですよ。まあ横山さんの世界はいつもそうですが、唐突に人物がいなくなったり、唐突に出て来て何かを言っても、その唐突さがあまりに自然なんですよね。で、グイグイ引き込まれているあいだに、いつの間にこんなヒドいことに!?って展開に(笑)。何でこんなに暴力をふるい合ってるんだ!?とか。でも、やっぱり日常ってそういうことだから。そういう展開を目指して書かれているんですか?横山ある程度のプロットとか構成は考えるんですけど、最終的に、うわ〜わかんない、もう書いちゃえ!ってなるんですね。(一同笑)そこに向かって書いているつもりはなくて、あ〜もう無駄話ばかりしている…って思いながら書いていると、だんだん、ちょっとしたボタンのかけ違いみたいなものが発生していって。ただ、「そこに向かって」というのは推敲の段階でそういうふうにしたかもしれないですけど、書いている時は、「そこにたどり着くまで書く」といった意識でいる気がします。内藤なるほど〜。『エダニク』に出て来る屠場の職員である沢村と玄田、畜産農家の伊舞という3人の人物って、同じ精肉業に関わっているけど価値観がバラバラで、全然違うじゃないですか。それは何か、取材をしていく中で出会った人からヒントを得たとか?横山そうです。まずは屠畜する側の現場から取材したので、初稿はずいぶんそっち側に引っ張られたんですよ。畜産農家のほうの話が疎かになっていたんですけど、たまたま「家が農家」という人に出会えて。「昔、牛を連れていく時に、親にこんなふうに言われた」なんて話を聞いていると、あ、これは伊舞の意識として引っ張っていけるな、と。そんなふうにしてだんだん三角形がうまく出来上がっていったんです。内藤たまたまそういう方に出会えることがすごい!横山ハハハ、伊舞に関しては「このキャラクター、弱いんじゃないか」って指摘があったので、たまたま出会えて本当に良かったです。内藤その指摘は、演出家からですか?横山最初に依頼して来た座組の皆です。俳優もバンバン言う(笑)。内藤恐ろしいですね〜(笑)。横山メチャメチャ恐ろしかったですよ!最初、初稿を現場まで持っていっただけでまず褒めてほしいのに、「さっそくですけど」みたいな感じで。内藤いやだ〜(笑)。横山「ここなんですけど」から始まって、え、こんなに責められる!?って(笑)。役者たちも「もっと面白いものを作りたい!」って意識で立ち上げたユニットだったので、作品への意見も凄くて、皆で切磋琢磨していましたね。僕もそこに揉んでもらえたのはいい経験でした。先日、初演を立ち上げたメンバーで、リモートも含めて皆で会えたんですよ。今回の辰巳雄大さん主演の『エダニク』の話になって。やっぱり、「あの台本はひとつも削るところがない」とか、皆それぞれあの時の熱い思いを喋り出してました(笑)。内藤そうですよね。磨かれているから、これだけ何度も上演されるんだと思う。とてもわかります。横山「いつの間に沢村は、あんな男前がやる役になったんだ?」って文句も出てました(笑)。新たな『エダニク』を立ち上げる魅力的なキャスト陣――3人のキャラクターに扮するキャストも、魅力の面々が揃いました。内藤辰巳さんは前にも一度舞台作りでご一緒したんですが、「横山さんの作品が大好きだ」って聞いて、あ、これはいいなと。ご本人はとても爽やかな方なので、沢村のような、一見好感の持てない感じだけど、すごく人間らしくてチャーミング……という複雑なキャラクターをどう見せてくださるか、楽しみですね。横山そうですね。職場と家族が背中にちゃんと見える……みたいな役って、30代に差し掛かった俳優さんにとっては、やり甲斐があるんじゃないかなと思いますね。伊舞役の小日向星一さんは、先日ちょうど舞台『マーキュリー・ファー』を観て、とてもいい役者さんだなと思ったんです。個性的だし、柔らかさとコミカルさを持ちながら、パッと一瞬、凛としたところが見えた時にゾワッとさせられて、独特な雰囲気を持っていらっしゃいましたね。内藤今回初めてお会いしたんですけど、とても柔らかい雰囲気の方ですよね。でも穏やかそうでいて、独特の芯があるように感じて。伊舞も、一瞬なめられてかかるけど実は……といったキャラクターだから、ぴったりなキャスティングだなと。『エダニク』メインビジュアル。中央)辰巳雄大(ふぉ~ゆ~)、左)小日向星一、右)加藤虎ノ介横山玄田役の加藤虎ノ介さんは、以前、松本祐子さん演出で僕が書き下ろした『ヒトハミナ、ヒトナミノ』(19年)という作品に主演していただいたんです。共に関西小劇場界隈で活動していたのに、意外とニアミスして来て、その時が初めてだったんですよ。チャキチャキの関西人なので、かなり素の部分が玄田に投影できると思います(笑)。内藤加藤さんも私は今回初めてお会いして、たたずまいがもう玄田っぽかった(笑)。もっとシュッとされた方なのかなと思っていたら、わりと日常的な、働いている肉体を感じさせる方ですよね。そういう説得力が必要な役だから、これもぴったりだなと思いました。横山本当に。このお三方のお名前を聞いて、上手いこと当ててくださったなと僕も思いました。――内藤さんの指揮でどんな新しい『エダニク』が立ち上がるのか、とても楽しみです。内藤横山さんはこんなに穏やかないい方なのに、意地悪なくらいに(笑)、“人間の隠したい部分を出さざるを得ない状況”を描いていらっしゃるんですよね。それをちゃんと魅力的に、共感性を持って見せられたらいいなと。隠したいけれど、「そうそう、こんなふうにひよっちゃうんだよな」とか、そういった手触りのある人間たちの物語なので。私たちの日々の暮らしの裏側で、こうした屠畜する人たちや畜産農家の人たちの葛藤があることを感じ、劇場を出る時には価値観が変わるような力を持った作品です。その戯曲の持つエネルギーを伝えられるようにしたいですね。登場人物たちが抱えた恨み辛みを、役者さんたちにも“自分たちの物語”として表現してもらいたい。その悔しい思いを舞台にしっかり乗せたいな、と思っています。横山そうですね、役にどのくらい実感を、温度感を持てるかは、役者さんにとって大変な作業になるでしょうね。楽しみにしています!取材・文:上野紀子撮影:荒川潤舞台『エダニク』2022年5月18日(水)~2022年5月29日(日)会場:東京芸術劇場 シアターウエストほか、6月4日(土)にCOOL JAPAN PARK OSAKA TTホールにて、大阪公演あり
2022年04月20日ミュージカル『リトルプリンス』ゲネプロ&初日囲み取材が東京・日比谷のシアタークリエで行われ、土居裕子、加藤梨里香、井上芳雄、大野幸人、花總まりが初日開演前に取材に応じた。サン=テグジュペリ不朽の名作「星の王子さま」を原作に、1993年に誕生した音楽座ミュージカル『リトルプリンス』の東宝版として上演される本公演。小さな惑星を飛び出し、地球にやってきた王子の旅路を描き出す感動作だ。主人公の「王子」は多くの舞台経験を持つ実力派の加藤と、音楽座ミュージカル初演から王子役を演じてきたオリジナルキャストの土居のWキャストとなる。1993年の初演で王子を演じたオリジナルキャストの土居は「およそ30年ぶりで、まさかもう一回王子をやるなんて、夢にも思ってなかったので、感謝の気持ちでいっぱいです」と晴れやかな表情を見せる。「『リトルプリンス』をクリエで、しかも芳雄さんが飛行士の役をやると聞いて。絶対ピッタリだしぜひやってほしいと言っていたら、いつの間にか私もやらないかということになり……。バカ言ってるんじゃないよ、そんなの無理に決まってるじゃん、なんて言っていたのに騙されましたよ。怖いですね」と冗談めかしつつも、その決意の裏には井上の言葉もあったそうで、「井上さんが『1日でいいから出てくれないか』ということで」と説明する。その言葉を受けた井上は「簡単に言ってますけど、無理やりねじ込んでくださったんです。ほかの作品の本番・稽古もあったので、誰よりも遅くきたんですよ。だから稽古期間がギュッとしてて。およそ30年ぶりということだけでなく、この短期間でこれをしているというのがすごいなと思います」とすっかり感服した様子。そしてもうひとりの「王子」役となる加藤は「ついにこの日が来てしまったか」と切り出しつつも、「稽古をすればするほど、王子という役はとんでもない役だなと思いました。しかも土居裕子さんとダブル主演ということは震えるくらいとんでもないことだなと思いでした」と述懐。「でも稽古の途中から土居さんがいらっしゃって。誰よりも王子のことをたくさん考えてきた方ですから、裕子さんからもらえることがたくさんあった。こんなに心強いダブルキャストはいないんじゃないかなという。とてもすてきな環境で挑ませていただけるなと思っているので、全身全霊で王子として駆け回りたいなと思います」と意気込んだ。さらに「こんなにも違う作品を観ているような気持ちにさせてくれるダブルキャストはないなと思いました」と語る井上は、「土居さんは本物の王子が来たという感じでしたし、(加藤)梨里香ちゃんは年齢や精神性といった存在感という意味で、王子が子どもなんだということを信じさせてくれる。両極端の王子が観られる。本当に比べようがないんですよね」と王子役の二人について言及するひと幕もあった。井上自身は飛行士とキツネの二役を演じることになったが、「(キツネの衣装は)まだ慣れないというか。気恥ずかしい感じもありましたけど、『キャッツ』にあこがれてミュージカル界に入ったので、猫ではなかったですけど、半分夢がかないました」と笑いながら付け加えた。そして観客に向けたメッセージを求められた加藤が「温かいカンパニーが作った作品だからこそ、作品にも温かさが流れているのかなと思います」と語ると、土居も「星を見るのが大好きになるんじゃないかなと。そして地球のことをあらためてすばらしい星だから大切にしたいなという気持ちになってくださったらいいなと思います」と付け加えた。ミュージカル『リトルプリンス』は1月8日から31日まで日比谷・シアタークリエにて(愛知公演あり)会見写真撮影:壬生智裕
2022年01月08日GENERATIONS from EXILE TRIBEの白濱亜嵐さん、関口メンディーさん、中務裕太さんが、「Amazon Delivering Smiles 笑顔を届けようチャリティライブ」の記者発表会に出席。保育園の園児たちと交流し、ダンスを披露しました。イベント終了後はインタビューに応じ、今後の社会貢献活動や年末年始の予定などについて語ってくれました。GENERATIONS白濱さん、関口さん、中務さんが登場!都内のフットサルスタジオで開かれた記者発表会に、GENERATIONSの白濱亜嵐さん、関口メンディーさん、中務裕太さんが出席。このイベントでは、まずAmazonが、GENERATIONS from EXILE TRIBEのチャリティライブ映像をオンライン配信すると発表。Amazonでは、世界各国の人々に笑顔を届けるための取り組みとして「Delivering Smiles」を実施しており、今年の年末年始には、各国の団体や施設に対して物資や支援金の寄付を実施する予定です。今回のチャリティライブの配信もその一環として行われます。GENERATIONSのライブ映像は、12月22日(水)より配信がスタート。オンライン視聴コードが1枚¥1,000で販売され、利益はAmazonから子どもたちを支援する団体や施設へと寄付されます。このチャリティライブへの参加について、白濱さんは「僕たちが所属するLDHも“Love, Dream, Happiness”を理念に掲げているので、『Delivering Smiles』も、そこに通ずるものがあります」といい、「ぜひ協力させていただきたいと思いました」と語りました。Amazonによると、GENERATIONSのみなさんは、「子どもたちに笑顔を届ける」という本プロジェクトの理念に賛同し、“完全ノーギャラ”で出演したとのこと。ライブ撮影は12時間かけてAmazonの新オフィスで行われ、スペシャルなパフォーマンスが30分の映像にまとめられているそうです。GENERATIONSは、みんな泣き虫(笑)今回のイベントには、地元保育園の園児たちも参加。子どもたちは、白濱さん、関口さん、中務さんからダンスを教わり、楽曲『HELLO!HALO!』に合わせて一緒に踊りました。その後、トークセッションがスタート。イベントで園児たちと交流した3人が、子ども時代を振り返りました。関口さん僕は好奇心旺盛なタイプで、ずっと野球少年でした。なりたかったのはプロ野球選手。あと、子どものころはすごく泣き虫でした。今でもよく泣いちゃう(笑)。涙もろいですね。中務さん僕は小学校からダンスをはじめたのですが、最初は全然踊れなくて、レッスンが終わったら、めちゃくちゃ泣いていました。靴ひもを結ぶふりをして泣いているのを隠す、ということをずっとやっていたのですが、大人になって母親に聞いたら、泣いていたのが全部バレていました(笑)。GENERATIONSはみんな泣き虫かもしれないです(笑)白濱さん僕は何かにはまると熱量が高まるけど、そのぶん飽きっぽい性格。なりたいものが一か月単位で変わっていく(笑)。水泳選手や野球選手、サッカー選手など。あと、中高生のときになりたかったのは保育士。子どもが大好きなので、今日のように子どもたちと接すると楽しいですし、昔の思いが今につながっていると感じました。子どもたちに夢を届ける!また、イベント終了後にインタビューを実施。社会貢献活動や今後の抱負などについて、語っていただきました。――まず、GENERATIONSが実践している社会貢献活動について、教えてください。関口さん今回のチャリティライブのようなことは、今後もやっていきたいですね。今日、子どもたちとダンスをしましたが、彼らが大きくなったとき、より良い状態でバトンタッチしたいと改めて思いました。今後グループとしても、会社としても、SDGsなどの活動を提供しながら、いろいろと発信していくことで、社会貢献活動になると思っています。中務さん会社では、10年前から「EXILE CUP」というフットサルやサッカーを通して、子どもたちに夢や元気を届けようという活動をしています。そこにメンバーが遊びに行って、子どもと一緒にサッカーしたりして、子どもたちに夢を届けようという活動もしています。また、「DANCE CUP」というのもあり、ダンスをしている全国の子どもたちと交流し、一緒に夢を追いかけようというプロジェクトもやらせていただいています。引き続き、このような社会貢献もみんなで盛り上げて行けたらと思います。絆が深まった一年――2021年はどんな年でしたか?白濱さん振り返ると、歯がゆい一年であったとすごく感じています。そのなかで、みんなで試行錯誤しながら、アリーナでの単独ライブもできましたし、イベントでは、今までなかなか行けなかった地方にも行けました。みんなでいろいろ考えようとする努力があったので、メンバーとしてグループとして成長できた一年であったと感じます。関口さん今年は、お客さんを会場に入れてライブができたのが本当に大きな一歩。自分たちのエンターテインメントをいろいろな場所で発信できたと思うので、すごく前向きな気持ちです。中務さん正月にメンバーで目標にしていた「バラエティ番組にたくさん出る」という目標も達成できましたし、メンバーで一丸となって進み、絆が深まった一年でした。年始は雑務を…――この年末年始でやりたいことはありますか?白濱さん年末は、紅白歌合戦に出させていただくのですけど、年始はとにかくのんびりして、一日中ベッドの上にいたい(笑)。あとは、忙しいと、やらなければいけなかったことが先送りになっているので、いろいろ雑務を処理したい……。関口さん 中務さんえっ?雑務って何?(笑)白濱さん人間が生活していくうえで、書類とか手続きとか、いろいろあるじゃないですか。年始にしかできないんです(笑)。関口さん僕は、プライベートな話なんですけど、引っ越ししたので、家の中や段ボールなどを整理したいですね。中務さん僕は、去年コロナど真ん中で実家に帰れていないので、実家に帰って母親のおいしいご飯を久々に食べたいですね。――中務さんは料理がお得意とのことなので、ご自身で作られたら喜ばれるのでは?中務さん僕には作らせてくれない(笑)。けっこう、うまくなったと思うのですけど、母親はキッチンに立たせてくれないんです。映画で料理人の役をやって、立派な刺身包丁をいただき、魚をさばくのにハマったので、魚さばきぐらいはやらせてもらおうかな。ファンのみんなと一緒にお祝いしたい!――来年10周年を迎えられるとのことで、抱負を聞かせてください。白濱さんやはり10周年はすごくいい節目ですし、グループとしても良いスタートラインに立てる瞬間だと思うので、ファンの方にまず笑顔になってもらえることをみんなでじっくり考えて、お祭りのような一年にしたいと思っています。さまざまな発表があると思うので、楽しみに待っていただきたいです。関口さん今はまだ発表できないのですが、いろいろなエンターテインメントの発信の仕方、届け方とかを企画しているので、楽しみにしていただけたらと思います。自分たちの10周年でありながら、応援してくれているファンの方々にとっても同じ歴史を歩んで体験してきているので、みんなでお祝いできる年にしたいです。中務さん10周年はメモリアルで、ステキな年だと思うので、100万人ぐらいお客さんを動員できるライブができるようになれば、GENERATIONSがより上のステージにいくことができる。GENERATIONS のブランドを輝かせるように7人で力を合わせてがんばっていきたいです。配信は12月22日から!最後に、リーダー白濱さんのメッセージをご紹介。「チャリティライブの楽曲は、GENERATIONSのなかでも誰もが知っているようなものをメインにやらせていただきました。Amazonさんのオフィスで撮影し、場所を活かした演出もあり、社内を見たり駆け巡ったりして、このライブでしか見られないパフォーマンスがつまっています。ぜひ見てください!」配信は、12月22日からスタート。詳しくは、Amazon公式サイトをご覧ください。文・田代わこ
2021年12月21日ダンス&ボーカルグループ・GENERATIONS from EXILE TRIBEの白濱亜嵐、関口メンディー、中務裕太が13日、都内で行われた「Amazon Delivering Smiles 笑顔を届けよう チャリティライブ 記者発表会」に出席した。Amazonは、年末年始に笑顔を届けるプロジェクト「Delivering Smiles(デリバリング・スマイルズ)」の一環として、GENERATIONSの協力のもと制作した「GENERATIONS チャリティーライブ presented by Amazon Delivering Smiles」を12月22日から2022年3月10日までオンライン配信。オンライン視聴コード販売の利益を、子供たちを支援する団体・施設へ寄付する。GENERATIONSは出演料なしで同プロジェクトに参加。白濱は「僕たちが所属しているLDHも、Love、Dream、Happinessという理念のもとにさまざまなエンターテインメントを通して活動させてもらっているんですけど、そこと通ずる部分があるということで、ぜひ協力させてほしいという気持ちで参加させていただきました」と思いを述べた。また、「Delivering Smiles」のプログラムに参加している認定NPO法人フローレンスが運営する保育園の園児たちと「HELLO! HALO!」のダンスを一緒に踊る場面も。3人は「いいね!」「上手!」と優しく声をかけながら振り付けをレクチャー。白濱は「一緒にダンスを踊れて元気をいただきました」と話した。子供時代どんな子だったか聞かれると、関口は「僕は好奇心旺盛なタイプでずっと野球少年でした。もともとプロ野球選手になりたかったんですけど、子供の頃はすごく泣き虫でした」と説明し、「今もよく泣いちゃう(笑)。涙もろい」と告白。中務は「小学校からダンスを始めてずっと踊っていて、最初は全然踊れなくて、踊れないときにめちゃくちゃ泣いていた。靴ひもを結ぶフリして泣いているのを隠すっていうのをやっていたんですけど、今母親に聞くと全部バレていたみたいで。でも、『続ける』って強い眼差しで言っていたみたいで、自分を支えていたのはダンスと親の存在が大きかったです」と語り、「GENERATIONSはみんなけっこう泣き虫かもしれないです」と笑った。白濱は「好奇心旺盛で、何かにハマるとすごい熱量が高まるんですけど、飽きっぽい性格でした。なりたいものが1カ月単位で変わっていくような感じでした。野球中継を見て『野球選手になりたい』、サッカーのワールドカップを見て『やっぱりサッカー選手になりたい』って言うタイプの子供でした」と話し、「中学生とか高校生のときは保育士になってみたいと思っていました。子供が大好きなので子供と接する仕事をやってみたいなと……」と明かした。
2021年12月13日安藤裕子が、11月17日にリリースするニューアルバム『Kongtong Recordings』(読み:コントンレコーディングス)の収録曲とジャケット写真を公開した。今作には、世界中のリスナーからの大きな反響を獲得したTVアニメ『進撃の巨人』The Final Seasonエンディングテーマ「衝撃」がalbumバージョンとして収録されるほか、テレビ東京系ドラマ『うきわ―友達以上、不倫未満―』オープニングテーマ「ReadyReady」、さらにファンの間ではライブでお馴染みの「少女小咄」を含む全12曲を収録。なお収録曲の発表は、本日10月1日に行われたYouTube生配信にて安藤本人からアナウンスされた。また、安藤の書き下ろし短編小説が収録された『コーヒーと短編』が本日より発売されている。さらに安藤は10月29日公開の映画『そして、バトンは渡された』に出演することが決定している。<リリース情報>『Kongtong Recordings』(読み:コントンレコーディングス)11月17日(水) リリース価格:3,300円(税込)初回限定仕様:安藤裕子直筆シリアルナンバー入りブックレット予約リンク:【収録曲】01.All the little things02.ReadyReady テレビ東京系ドラマ『うきわ―友達以上、不倫未満―』オープニングテーマ03.UtU04.Babyface05.恋を守って06.森の子ら07.少女小咄08.Toiki09.僕を打つ雨10.teatime11.Goodbye Halo12.衝撃(album ver.)TVアニメ『進撃の巨人』The Final Seasonエンディングテーマ【特典】各法人: A4オリジナルクリアファイルAmazon:メガジャケ「ReadyReady」リリックビデオ<書籍情報>「コーヒーと短編」庄野雄治 編10月1日発売定価(本体1,300円+税)ミルブックスHP:<映画情報>『そして、バトンは渡された』10月29日(金) 全国公開映画『そして、バトンは渡された』本予告編公式サイト:公式Twitter:公式Instagram関連リンク安藤裕子オフィシャルサイト安藤裕子オフィシャルTwitter安藤裕子オフィシャルInstagram安藤裕子オフィシャルオフィシャルYoutubeチャンネル
2021年10月01日安藤裕子が11月17日にニューアルバム『Kongtong Recordings』(読み:コントンレコーディングス)をリリースすることが決定した。今作は、タイトルが表す通り混沌とした今の想いが詰まった今しか創れない作品となっており、TVアニメ『進撃の巨人』The Final Seasonのエンディングテーマ「衝撃」やテレビ東京系ドラマ『うきわ―友達以上、不倫未満―』オープニングテーマ「ReadyReady」などが収録されるほか、初回限定仕様には本人直筆のシリアルナンバーが入ったブックレットが付属する。そのほかアルバムの詳細に関しては、後日行われる予定のYouTube Liveにて本人から発表される。合わせて安藤の新たなアーティスト写真が公開され、カラフルに彩られた前回のイメージから一変し、モノクロで凛とした表情が印象的なビジュアルとなっている。安藤は10月29日公開の映画『そして、バトンは渡された』に出演するほか、ミルブックスより刊行の『コーヒーと短編』への短編小説の書き下ろしや表紙モデルを担当することが決定している。<リリース情報>『Kongtong Recordings』(読み:コントンレコーディングス)11月17日(水) リリース価格:3,300円(税込)初回限定仕様:安藤裕子直筆シリアルナンバー入りブックレット【特典】各法人: A4オリジナルクリアファイルAmazon:メガジャケ「ReadyReady」リリックビデオ<番組情報>『うきわ ―友達以上、不倫未満―』8月9日(月) より毎週月曜23時6分放送『うきわ ―友達以上、不倫未満―』告知画像監督:風間太樹 / 太田良出演:門脇麦 / 森山直太朗 / 田中樹(SixTONES)/ 高橋文哉 / 小西桜子 / 大東駿介 / 蓮佛美沙子 / 西田尚美原作:野村宗弘『うきわ』(小学館ビッグスピリッツコミックス)放送局:テレビ東京 / テレビ大阪 / テレビ愛知 / テレビせとうち / テレビ北海道 / TVQ 九州放送配信:動画配信サービス『Paravi』と『ひかりTV』にて配信予定Paravi:ひかりTV:公式HP:<書籍情報>「コーヒーと短編」庄野雄治 編10月1日発売定価(本体1,300円+税)ミルブックスHP:<映画情報>『そして、バトンは渡された』10月29日(金) 全国公開映画『そして、バトンは渡された』本予告編公式サイト:公式Twitter:公式Instagram関連リンク安藤裕子オフィシャルサイト安藤裕子オフィシャルTwitter安藤裕子オフィシャルInstagram安藤裕子オフィシャルオフィシャルYoutubeチャンネル
2021年09月08日安藤裕子の新曲「ReadyReady」が、8月9日よりスタートするテレビ東京系ドラマ『うきわ ―友達以上、不倫未満―』のオープニングテーマに決定した。本ドラマのために書き下ろされた「ReadyReady」は、オリジナリティ溢れるメロディと歌詞世界を表現する安藤のヴォーカルに、二胡の音色をフィーチャーするなどトライバルなサウンドが枯れたギターリフやビートと同居したダンサブルなナンバーとなっている。合わせてドラマ初回オンエア後の8月10日に本楽曲が配信リリースされることも発表された。『うきわ ―友達以上、不倫未満―』は、社宅のベランダを舞台に「不倫まで壁1枚」というお隣同士の危うい関係を描いたドラマで、主人公・中山麻衣子役を門脇麦、麻衣子の隣室に住んでいる“二葉さん”こと二葉一役を森山直太朗が演じる。■安藤裕子コメント原作の中の麻衣子さんは夢の中にふわふわと沈んでいる様な印象でしたが、ドラマの中の彼女は二葉さんと出会い、どう浮上していくのだろう?実はお話をいただいて曲を描いては迷ったりを繰り返しておりました。麻衣子さん、二葉さんが互いの存在により浮上していく模様がこの夏の蒸し暑さの中、より濃く、ちょっと妖しく描けたんじゃないかな?と思っております<リリース情報>安藤裕子「ReadyReady」8月10日(火) 配信リリース配信リンク:<番組情報>『うきわ ―友達以上、不倫未満―』8月9日(月) より毎週月曜23時6分放送『うきわ ―友達以上、不倫未満―』告知画像監督:風間太樹 / 太田良出演:門脇麦 / 森山直太朗 / 田中樹(SixTONES)/ 高橋文哉 / 小西桜子 / 大東駿介 / 蓮佛美沙子 / 西田尚美原作:野村宗弘『うきわ』(小学館ビッグスピリッツコミックス)放送局:テレビ東京 / テレビ大阪 / テレビ愛知 / テレビせとうち / テレビ北海道 / TVQ 九州放送配信:動画配信サービス『Paravi』と『ひかりTV』にて配信予定Paravi:ひかりTV:公式HP:関連リンク安藤裕子オフィシャルサイト安藤裕子オフィシャルTwitter安藤裕子オフィシャルInstagram安藤裕子オフィシャルオフィシャルYoutubeチャンネル
2021年07月27日森川智之と甲斐田裕子が、Netflixオリジナルアニメシリーズ「BIOHAZARD:Infinite Darkness」の日本語吹き替えキャストを務めることが決定。ティザーアート第2弾と新場面写真も公開された。2006年、ホワイトハウスが何者かにハッキングされた。大統領管轄の極秘ファイルに不正アクセスの痕跡が見つかったのだ。捜査のため召集された合衆国エージェントのレオン・S・ケネディらは、停電したホワイトハウス内で正体不明のゾンビと遭遇。一方、テラセイブの職員クレア・レッドフィールドは難民支援のために訪れた国で失語症の少年が描いた奇妙な絵と出会う。ウィルス感染者を描いたと思われるその絵をきっかけに、独自の捜査を進める。翌朝、ホワイトハウスを訪れたクレアはレオンを見つけ、その絵を見せる。この2つの関連性に何かを悟るレオンだったが、クレアには関係ないと言ってその場を立ち去る――。本作は、サバイバルホラーゲームの金字塔「バイオハザード」シリーズの人気キャラクター、レオン・S・ケネディとクレア・レッドフィールドの2人を軸に物語が展開するホラーアクション作品。森川さんと甲斐田さんが声を担当するのは、もちろんレオンとクレア。ゲーム「バイオハザード RE:2」以来の再共演となる。森川さんは「また戦いの日々がやって来るのかと思うと、早くも胸の高鳴りが抑えられない状態です」と心境を明かし、「表題のインフィニットダークネスとはいったいどういう意味を持つものなのか、新たなドラマでのレオンの活躍にご期待ください!」とメッセージ。「ついにドラマ化!?レオンとクレアにどんな展開が待っているのか楽しみです」とワクワクしているという甲斐田さんは、「昔プレステ版の2で犬に追い詰められ叫びながらプレイしてたのが懐かしい、恐怖に耐えられるでしょうか」とコメント。なお森川さんは、3月27日(土)の「AnimeJapan 2021」Netflixステージに登壇することも決定した。また今回到着したティザーアート第2弾では、シリーズ初のスーツ姿を披露。銃を構えるレオンと、ライトを片手になにかを探している様子のクレア、そして重要な舞台のひとつ、ホワイトハウスに向かうゾンビたちの姿も描かれている。そして、このホワイトハウスで偶然再会したレオンとクレアの新場面写真も到着。新しいシリーズの世界観を少し覗くことができる。「BIOHAZARD:Infinite Darkness」は2021年、Netflixにて全世界独占配信予定。(cinemacafe.net)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】レボリューション -米国議会に挑んだ女性たち-
2021年03月12日安藤裕子が本日発売となったシングル「衝撃」のMVを自身のYouTube Channelで公開した。「衝撃」は、安藤がTVアニメ『進撃の巨人』The Final Seasonのエンディングテーマとして細部までこだわって書き下ろした楽曲。MVでは安藤が大地に横たわり、様々な声色を使って歌いあげる姿が映し出されている。色調を抑えた映像も特徴的で、昼とも夜とも異なる独特の姿を見せる空の色、楽曲がドラマティックに展開するのに呼応するように縦横無尽に動くカメラワークにも注目だ。監督を務めたのは、カメラマンとしても活躍する川上智之氏。MVでは哀しみ、怒り、安らぎ、苦しみなど様々な感情が交差する模様が描かれており、『進撃の巨人』そして楽曲の世界観が見事に表現されている。安藤裕子「衝撃」MV配信シングル「衝撃」「衝撃」パッケージ購入用URLリリース情報安藤裕子「衝撃」本日発売1,300円(税抜)安藤裕子「衝撃」ジャケット【収録曲】01. 衝撃02. nontitle03. 花一匁■オリジナル特典・Amazon:メガジャケ・ディーラー共通(Amazon以外):チェンジングジャケット※特典は数量限定となるため、発売前であってもご予約状況によっては、先に特典プレゼントが終了する場合もございます。※特典を確実に入手いただけるよう、お早めにお近くのCDショップ、WEBショップで特典についてご確認をいただいた上でのご予約をお勧め致します。※特典につきましては、一部取り扱いの無いCDショップもございますので、詳細を店舗までお問い合わせください。また、ネット販売につきましても同様に、一部取り扱いの無い場合もございますので、各WEBショップの告知をご確認ください。タイアップ情報TVアニメ『進撃の巨人』The Final SeasonNHK総合にて毎週日曜24時10分より放送中※放送日時は変更になる場合がございます公式HPアニメ『進撃の巨人』The Final Season PV関連リンク安藤裕子オフィシャルサイト安藤裕子オフィシャルTwitter安藤裕子オフィシャルInstagram
2021年02月03日2月3日(水)に発売になる安藤裕子の最新シングル「衝撃」のジャケット写真と、CD購入者を対象としたオリジナル特典チェンジングジャケットのイラストが公開となった。「衝撃」は、現在放送されているTVアニメ『進撃の巨人』The Final Seasonのエンディングテーマ。オリジナル特典はアニメ描き下ろしの主人公エレン・イェーガーのイラストに、安藤本人が色付けをしたものとなっている。「衝撃」のエンディングタイアップのみならず、特典でも異例のコラボとなったのでぜひ手に入れてほしい。さらに、シングルに収録される「nontitle」が1月27日(水)11:00〜14:00放送の、FM802(80.2FM)『UPBEAT!』で初オンエアされることも決定。安藤裕子のコメントもオンエアされるとのことだ。【リリース情報】安藤裕子「衝撃」2月3日(水)発売価格:1,430円<収録楽曲>M1:衝撃M2:nontitleM3:花一匁・配信シングル「衝撃」: ・「衝撃」パッケージ購入用URL: <オリジナル特典>・Amazon:メガジャケ・ディーラー共通(Amazon以外):チェンジングジャケット※特典は数量限定となるため、発売前であってもご予約状況によっては、先に特典プレゼントが終了する場合もございます。※特典を確実に入手いただけるよう、お早めにお近くのCDショップ、WEBショップで特典についてご確認をいただいた上でのご予約をお勧め致します。※特典につきましては、一部取り扱いの無いCDショップもございますので、詳細を店舗までお問い合わせください。また、ネット販売につきましても同様に、一部取り扱いの無い場合もございますので、各WEBショップの告知をご確認ください。【放送概要】FM802『UPBEAT!』OA:月~木 11:00~1400DJ:加藤真樹子【タイアップ情報】TVアニメ「進撃の巨人」The Final SeasonNHK総合にて12月6日(日)24:10より放送※放送日時は変更になる場合がございます公式HP:
2021年01月26日「モテるために生きている」と公言し、若い女性から絶大な人気を誇る“モテクリエイター・ゆうこす”こと菅本裕子さん。近年はYouTuberやライブ配信者を育てる事業にも乗り出し、実業家としての手腕も発揮。その活躍ぶりには、自身がインフルエンサーとして培った“伝える力”が役立っていたそう。思いを言葉にするには、まず自分を知ることが必要。――もともと10代の頃にHKT48のメンバーとして活動されていた菅本さんですが、“実業家”と言われることにはもう慣れましたか?菅本:そうですね(笑)。最初は社員が2~3人しかいない小さな会社だったのですが、ようやく20人以上に増えたので、最近やっと実感がわいてきました。――22歳で起業を決めた理由は?菅本:アイドルを辞めた後、しばらく仕事がなくてニート生活を送っていたんです。そこで自分を冷静に見つめ直した時に、「元アイドル」という経歴だけだと弱いなと思って、「モテクリエイター」という肩書を思いつきました。“モテ”というニッチでキャッチーな発信内容に絞ること、それでいて、会社であることで仕事の依頼も受けやすいだろうし、運も巡ってくると思ったんです。――周りからの“見え方”を意識することが大事なんですね。菅本:それに気づけたのは、小さい頃からSNSをやっていたことが影響していると思います。多くの人の反応を得るには、“何をやっている人か”がわかりやすいほうがいいと思い、実践してみました。――スキンケアブランドやルームウェアのプロデュース、さらにYouTuberとしての活動など、モテをテーマにさまざまな発信を行ってきた菅本さんですが、その一方で、最近はインフルエンサーの育成に力を入れているそうですね。菅本:せっかくインフルエンサーとして道を開拓してきたのだから、失敗も含めて自分の経験をたくさんの人と共有できたらいいなと思い、人を育てる方向に目を向けることに。そのタイミングで、会社の人員も大幅に増やしました。1人のお仕事だと、どうしてもSNSのいいね!数に結果が左右されてしまうことが多いのですが、今はチーム全体として考えられるようになり、本来やりたかったことから逸れないようになりました。チームのみんなに感謝ですね!――徐々に事業を拡大していくなかで、特に難しいと思ったことはありますか?菅本:やっぱり、誰かと一緒にコミュニケーションをとりながら仕事をすることの難しさは感じました。特に今は“個”の時代といわれるほど、たとえば動画編集にしろ商品の販売にしろ、1人で何でもできちゃう時代じゃないですか。私自身、もともとYouTubeは企画から編集まで1人でこなしていたので、それぞれの分野にプロの方がいる意味もわかっていなかったですし、「誰かに任せること」がカッコ悪いと思っていたんですね。でも実際は、技術を持った人に任せることでクオリティも上がるし、時間も効率化できる。そう思ったからこそ、信頼できるチームに自分の意思を共有して、「任せられることは任せる」という方針をとるようになっていきました。――自分の意思をきちんと共有するために、日頃から意識していることとは?菅本:自分が「こうしたい」という気持ちを、相手の機嫌を損なうことなくきちんと説明することですね。仕事って、どうしても相手にいいところを見せたくなるのですが、きちんと本音が伝わらないと意味がないので。「私はこう思っています。なぜなら…」と、理由をていねいに説明して掘り下げるようにしています。――思いを言葉にすることって、意外と難しいですよね。菅本:そうですね。そのためには、まず自分のことを知る必要があると思います。たとえば、旅行や美術館に行った時に「素敵だった」のひとことで終わらせずに、ちゃんと感想を文章にまとめることも大事。私は日頃からSNSで投稿していたので、気持ちを言葉にする習慣が身についているのは良かったと思っています。――最後に、今後の目標や展望があれば聞かせてください。菅本:事業の展望はいろいろあるのですが、最終的には「ずっとモテていたい」です(笑)。それは、恋愛でも仕事でもそう。自分の気持ちと相手の気持ちを大事にできる人こそが“モテる人”だと私は思っているので、基本的にはお互いがWin-Winの関係でいられるのが理想です。「自分が与えてあげているんだよ」というおこがましい気持ちになるのではなく、相手のWinも大事にして、みんなの気持ちが動くような商品やサービスをこれからも作っていきたいです。菅本裕子1994年生まれ、福岡県出身。株式会社「KOS」代表。タレント、モデル、SNSアドバイザー、YouTuberなどさまざまな顔を持つ。著書に『共感SNS 丸く尖る発信で仕事を創る』(幻冬舎)など。コート¥27,000ジャンプスーツ¥18,000(共にメゾンスペシャル/メゾンスペシャル 青山店 TEL:03・6451・1660)ボウタイブラウス¥56,000(コート/イザ TEL:0120・135・015)イヤリング¥20,000リング各¥9,000(以上プティローブノアー TEL:03・6662・5436)シューズ¥54,000(ミスタ/ジャック・オブ・オール・トレーズ プレスルーム TEL:03・3401・5001)※『anan』2020年12月30日-2021年1月6日合併号より。写真・岡本 俊(まきうらオフィス)スタイリスト・入江陽子(TRON)ヘア&メイク・サイオチアキ(Lira)インタビュー、文・瀬尾麻美(by anan編集部)
2021年01月03日声優の梶裕貴と甲斐田裕子が主演を務める新シリーズ朗読劇『世界が記憶であふれる前に』が11月14日(土)EX THEATER ROPPONGIにて開幕した。本作は小学館文庫より発売されあ『世界が記憶であふれる前に』(原案:木村元子/著:岡本貴也)を原案とする朗読劇。朗読劇の金字塔『私の頭の中の消しゴム』のクリエイターとテレビ朝日がタッグを組んで贈るオリジナル作品で、体験したすべてを記憶し、忘れることができない特殊な能力“超記憶症候群”の女性と彼女を救おう奮闘する男性の物語を描き出す。立体的な映像演出やライティングにより、目の前で一部始終の出来事が繰り広げられているか没入感が得られる本作。主演ふたりによる台詞と、 数十人の登場人物の声の出演やさまざまなシーンに用いられる音が会場に鳴り響く。 梶が演じるソライは、 どこか抜けているが真っ直ぐで真摯な男性。 一方、甲斐田が演じるナノは特殊な体質により孤独を抱えており、現実を諦めながらもどこかで希望を求めている。『世界が記憶であふれる前に』はそんなふたりが出会い、恋に落ちていく切ないストーリーを台詞と演出のみでリアルに描いていく。本作は、PIA LIVE STREAMの配信でも観劇可能。配信チケットは購入後11月30日(金)23:59まで何度でも視聴できるので、ぜひ自宅から本作の世界観を堪能してほしい。【配信概要】EX THEATER ROPPONGI presents 朗読劇『世界が記憶であふれる前に』vol.0配信<配信チケット>・料金:3000円・販売先:チケットぴあ( )・販売期間:~11月30日(月)22:00・配信期間:~11月30日(月)23:59※配信期間中は、 アーカイブ配信として何度でもご視聴いただけます
2020年11月16日芥川賞&文藝賞をW受賞した若竹千佐子のベストセラーを、沖田修一監督が田中裕子を主演に迎えて映画化した『おらおらでひとりいぐも』。この度、田中さん演じる桃子さん、75歳の毎日のルーティンを収めた特別動画が公開された。「朝の時短!」「シンプルライフ!」「これがわたしの新習慣!」など、近頃、YouTube上でも見かける“ルーティン動画”。今回到着した本作の主人公・桃子さんのルーティンは、「MORNING(朝食)」「HOSPITAL(病院)」「LIBRARY(図書館)」「DAUGHTER(娘)」「MAINTENANCE(メンテナンス)」からなる。75歳の桃子さんが過ごす毎日の様子がコミカルに描かれているが、やがて、そのルーティンは徐々に桃子さんの脳内へシフト。歌謡ショーの開催や、心の声=寂しさとのダンスなど、桃子さんの知られざる脳内ルーティンも垣間見えてくる。本作では、そんな桃子さんの過ごす日々に寄り添いながら、至るところで頭の中で鳴り響く彼女の声が飛び出し、思いもよらぬところまで観客を連れていく。沖田監督による丁寧に積み上げられたリアリティとユーモアが桃子さんの佇まいと見事に掛け合わされた本作。いつもの居間や病院、図書館、歩き慣れた道すがら、静かな一人暮らしとはかけ離れ、賑やかになっていく様を確かめてみて。『おらおらでひとりいぐも』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:おらおらでひとりいぐも 2020年11月6日より公開© 2020 「おらおらでひとりいぐも」製作委員会
2020年11月09日フリーアナウンサーでモデルの青木裕子(37)が、7日発売の『VERY12月号』(光文社)に夫でお笑いコンビ・ナインティナインの矢部浩之(49)と登場。夫婦そろっての登場は約5年ぶりとなり、雑誌では初めての夫婦共演となる。また、初の家族ショットも公開した。今回の撮影に関して、青木は「皆さんの前で家族写真を撮るというシチュエーションに加えて、夫との共演はとにかく恥ずかしさが先に立ったり、興奮している息子たちの言動や行動がいちいち気になってしまって、…私が一番ダメでしたよね」と普段とは違った撮影に苦戦したようだが、「本当にいい記念になりました!」と喜びを語った。また、矢部も「妻と手を取り合ったり、見つめ合って写真を撮るなんて、結婚式以来? カメラマンさんからくるリクエストに心底照れました」と久しぶりの夫婦での撮影に照れていたようだ。
2020年11月07日安藤裕子最新MV『一日の終わりに』を短編映画化した、齊藤工監督作品『ATEOTD(アテオッド)』の全国公開が決定し、併せてポスタービジュアルと場面写真が公開された。本作は、8月末に俳優・フィルムメーカー・白黒写真家など、マルチに活躍する齊藤工が監督・企画・監督を務め、安藤裕子4年ぶりの新アルバム『Barometz』収録曲、『一日の終わりに』のMV(7分28秒)をショートフィルム化した作品。タイトルの『ATEOTD』とは、『一日の終わりに』の英訳「At the end of the day」の頭文字を繋げた略語で、100年に一度の疫病が蔓延する終末世界を舞台に、家族も失い、自身もまたその病に蝕まれる運命を背負いながら、天涯孤独にただ日々その一日を生きぬく男女の儚い夢と希望を繊細に描き出している。劇中のイラストは、すべて安藤が手掛けた。安藤の楽曲とイラストが持つ世界観と、齊藤工の想像力が織りなす物語を彩るのは、実力派俳優・門脇麦と宮沢氷魚。本作は、9月25日(金)よりイオンシネマ板橋ほか全国で上映される。緊急事態宣言下に、リモート映画制作プロジェクト「TOKYO TELEWORK FILM」(TTF)を発足させ、映画館支援「Mini Theater Park」を通じて積極的に活動してきた齊藤。本作でも、コロナ禍の現在と真摯に向き合うテーマを内包しながら、今この世界を生きる全てのひとに希望の光が差し込むような救いの力を提示している。孤立無援のモノクロームの世界の中で、きっとどこかにいる“あの人”に会いたい、触れたいという願いを糧に、一日をひたむきに生きることで起こる色彩豊かな奇跡の物語を堪能してほしい。また、本作の上映とともに清水康彦(MANRIKI)監督によるリモート作品、TTF#6『でぃすたんす』および本作のメイキング映像も併映となる。こちらは遠藤賢一演じる仕事に熱心な男の物語。妻(板谷由夏)が「コロナが落ち着くまで実家にいます」と娘を連れて出ていき、男はオンラインラウンジの女性(筧美和子)と関係を進めていく。映画館でチェックしてほしい。■「一日の終わりに」MV【リリース情報 】安藤裕子『Barometz』8月26日(水)発売 品番:PCCA-04958価格:3000円(本体価格)+税Loppi・HMV限定盤(豪華ハードカバーブック 特別パッケージ仕様):BRCA-00110/4000円(本体価格)+税Loppi・HMV限定盤につきましては完全限定生産となります。 HMV&BOOKS online、ローソン・ミニストップ店頭のLoppi端末、および全国のHMV店舗にて購入可能です。◆収録楽曲(2形態共通)01. バロメッツ02. 一日の終わりに03. Little bird04. Tommy05. スカートの糸06. 空想の恋人07. 恋しい08. 曇りの空に君が消えた09. 箱庭10. 青の額装11. coda12. 鑑■「Barometz」購入URL: ■「Barometz」配信URL: 『ATEOTD』9月25日(金)、イオンシネマほか全国公開TOKYO TELEWORK FILM #6『でぃすたんす』も同時上映
2020年09月15日田中裕子が15年ぶりに映画主演を務め、『横道世之介』『モリのいる場所』などの沖田修一監督が描く『おらおらでひとりいぐも』から、製作現場レポートとメイキング画像が解禁となった。蒼井優、田中裕子の一挙手一投足に注目!クランクインから、ちょうど10日が経った2019年11月21日。沖田組は関東圏のお寺でロケを行っていた。雲ひとつない秋晴れのロケ日和、撮り進められていったのは、田中さん演じる主人公の「桃子さん」が亡き夫・周造のお墓参りに訪れる一連のシーン。汗ばむくらいの陽気の中、沖田監督をはじめスタッフ陣はキビキビと動き回り、準備を整えていく。冬至まで約1か月、17時ごろには陽が沈んでしまうことと撮るべきカット数を考えると、言うまでもなく悠長には構えていられない。しかし、スケジュール的にはタイトなはずなのに、不思議なくらい現場に流れる空気が穏やかに感じられる。これぞ、どんな時や状況でも声を荒げることがない監督の温和な人柄が反映された、沖田組ならではの雰囲気。それでいて、各セクションがしっかりとプロの仕事をする。かくして、ロケは小気味よく進行していった。田中さんが墓地へと1人歩いていくシーンから一転、桃子さんの頭の中で繰り広げられる大勢での行進の撮影ではキャストも増えて現場がにぎやかに。周造役の東出昌大をはじめ、桃子さんの分身的存在である「寂しさ」1・2・3を演じる濱田岳、青木崇高、宮藤官九郎、彼らとは異なる諦念的な感情が分身となった「どうせ」役の六角精児に「ばっちゃ(桃子の祖母)」役の大方斐紗子に子役たちが一堂に会するということで、衣装部とヘアメイクチームは大わらわだが、やはりどこか和やかなのは、さすが沖田組と言ったところ。また、出番は夕方からだったが、若き桃子役の蒼井優もすでに現場入りして、一部始終を見守っている。そんな中、沖田監督が「ここでは桃子さんを、みなさんが一緒になって『がんばれ~っ』と応援するような感じにしたいです」と演出意図を伝え、段取り~カメラテストへ。「寂しさ」トリオが桃子さんの背中を押したり掛け声をかけたり、「どうせ」と「ばっちゃ」も息を弾ませながら坂道を歩いては「ホレ、ホ~レ」と場を盛り上げるさまを、沖田監督が目を細めて楽しそうに見つめている。途中、楽器の音が出なくなるといった小さなトラブルもあったが、無事に撮り切って次なるシーンへ。続いては、周造の墓前に“3人の桃子”が並び、夕焼けを見つめる情緒的なシーン。陽は刻一刻と傾く日没間近、辺りが暗くなるにつれ小高い丘の墓地に吹く風の冷たさが身に染みてくる。それでも蒼井さんは自身の出番がない時間も現場に残り、田中さんの一挙手一投足を目で追う。あたかも、その動きや仕草を焼きつけようとしているかのように──。そして迎えたラストカット、3人の桃子が同じタイミングで夕陽の方へ振り向く芝居に、沖田監督の「OKです!」の声が響く。空を見ると、少しずつ星がまたたき始めていた。ハプニングもアドリブで対応!田中裕子の女優としての凄みお寺でのロケから2週間近くが経ち、撮影も終盤へ。この日は横浜元町の老舗ダンスホールを借り切って撮影が行われた。人生に大切なのは自由か、愛か?桃子さんの自問自答が妄想となってふくらみ、居間の襖を開けた先の“脳内コンサート会場”で丁々発止に発展していくシークエンスは、映画版「おらおらでひとりいぐも」ならではの見せ場のひとつ。バックバンドを従えて、50~60人ほどの観客を前に周造との永遠の別れに対して抱いた思い(※ちなみに、歌のタイトルは「くそ周造」である!)を歌いあげる桃子さんの姿は、さながらリサイタルのよう。その美声に聴き惚れていたのもつかの間、1人の客のヤジによって会場の雰囲気が一変。桃子さん擁護派対非難派が揉み合い、警備員に扮した「寂しさ」トリオが止めに入る…といった展開を見せていくのだが、若干いつもの沖田組よりもテイクを重ねたのが、客の投げたペットボトルが桃子さんの額に当たるカットだ。実はこの撮影でフレーム外からペットボトルを投げているのは、沖田監督。もちろん中身は空っぽで当たっても痛くはないのだが、芝居と言えども日本を代表する女優の顔に物を投げるとなると、気が引けてしまう。ということで“大役”を引き受けた監督だったが、これがなかなか狙い通りに当たらない。田中の頭上では「寂しさ」トリオが紙吹雪を散らしているので、撮り直すたびに一度それを回収しなければならず…沖田監督にも次第にプレッシャーが掛かり始める。その場で素振りを始めた監督に、田中さんが「思いきり当てちゃってください」と気づかいを見せると、その直後のテイクで会心のヒット(!?)。モニターチェックでもOKが出て、観客席のエキストラ陣からは拍手が起こった。なお、特に印象的だったのは、意見が二分して揉み合いになる観客たちに、桃子さんが切々と正直な思いを語るシーンでの出来事だ。長ゼリフを話している最中に、予定よりも早いタイミングでヤジが飛ぶも、田中さんは桃子さんとしてそれを受け止め、「まだ(話し)終わっでねえ!」と一喝。すぐさま、続きのセリフを話し始めるという──ともすればカットがかかりそうなハプニングを、見事なまでのリアクションで一連の芝居に取り込んでみせたのだ。本編では違うテイクが使われていたが、田中裕子という女優の凄みを改めて実感した現場での1コマであった。『おらおらでひとりいぐも』は11月6日(金)より公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:おらおらでひとりいぐも 2020年11月6日より公開© 2020 「おらおらでひとりいぐも」製作委員会
2020年09月01日齊藤工が監督した、安藤裕子の楽曲「一日の終わりに」のMVが公開。宮沢氷魚と門脇麦がW主演を務め、疫病が蔓延した未来の世界を描いている。「一日の終わりに」は、本日リリースされた安藤さんのオリジナルアルバム「Barometz」に収録されている楽曲。齊藤さんが監督・脚本、さらに一部撮影も務めた本MVは、歴史上100年毎に起こっている疫病が、2120年にも起きていると想定された世界を舞台に、主演の2人が孤独な世界に生きる男女を演じ、それを美しく映し出す。なお、本作は今後、ショートフィルムとして作品化されることも決定している。安藤裕子オリジナルアルバム「Barometz」は8月26日(水)リリース。(cinemacafe.net)
2020年08月26日