星野リゾートは「星野リゾートリゾナーレ下関」を2025年秋に開業する。星野リゾートの「リゾナーレ」が下関に誕生星野リゾートが展開する「リゾナーレ」は、その土地の特性を生かした空間デザインと豊富なアクティビティをそなえ、地域や季節ならではの体験ができるリゾートホテル。新たな誕生の地として選ばれたのは、本州の西端にある山口県下関市だ。「リゾナーレ」ブランドとして中国・四国、及び九州エリア初進出となり、星野リゾートの山口県内の進出としては「界 長門」に続く2施設目となる。関門海峡に面した全室オーシャンビュー「星野リゾートリゾナーレ下関」は、関門海峡に面した絶好のロケーションに位置し、下関・関門海峡エリアの観光地としての魅力を発信する場所となることを目指す。全187室の客室は、ウォーターフロントの好立地を活かした全室オーシャンビュー。また、敷地内にはガーデンエリアを配すほか、地下からくみ上げた海水を活用したインフィニティプールを完備。関門大橋の絶景を眺めながら、施設のプールで海水に触れるという、ここれしかできない特別な体験を提供する。【詳細】星野リゾート リゾナーレ下関所在地:山口県下関市あるかぽーと1番地36・37・38建築面積:3,925.2平方メートル延床面積:19,181.7平方メートル敷地面積:14,156.9平方メートル客室数:187室階数:地上12階
2023年08月26日舞台『巌流島』の制作発表会見が10月26日、物語の舞台にもなった山口県下関市・関門海峡に浮かぶ巌流島(船島)で行われ、剣豪・宮本武蔵を演じる横浜流星、宿敵である佐々木小次郎役の中村隼人、演出を手掛ける堤幸彦氏が出席。その模様がオンライン配信された。歴史に残る対決として世に知られている、宮本武蔵と佐々木小次郎の「巌流島の戦い」に焦点をあてたオリジナル作品『巌流島』。新解釈、新設定をもとに描くアクション時代劇であり、2020年の全公演中止を経て、ファン待望の上演が決定。2023年2月10日から22日の東京・明治座公演を皮切りに、全国各地で上演される。“決闘の地”を初めて訪問したという横浜は、「まさに戦いにふさわしい場所。この場で、(当時と)同じ空気を吸えることは感慨深いですし、必ず役作りにも活かせるはず」と早くも武者震い。2020年の公演中止については「悔しい思いをし、責任も感じた」と振り返り、「あの頃からの積み重ねで、より深みのある武蔵を演じたい。ともに稽古をした仲間たちの思いも背負って、一致団結し、最高に熱い作品を届けられたらと思います」と闘志を燃やした。マキノノゾミの脚本による武蔵像は「戦う意味や心の揺れ、葛藤が色濃く描かれている」といい、「史実を大事にしながら、自分にしか出せないものを表現したい」と意気込みも。「世界観はもちろん、武蔵と小次郎それぞれの生き様や、生々しい殺陣など、見どころがたくさん。皆さんの心に残る作品にしたい」とアピールした。一方、歌舞伎公演以外での本格的な舞台出演は今回が初となる隼人は、「すでに出来上がったカンパニーには、熱量も残っていると思うので、(中止になった当時は)携わっていない自分が入るのはプレッシャーや緊張もある」と胸中を明かし、それでも「自分が新しい風となり、作品のエネルギーになれれば」と前向きな姿勢を示した。両名はポスター撮影で初対面を果たしたそうで「物腰は柔らかいんですけど、内に秘めた熱いものを感じた。舞台に関しては大先輩なので、胸を借り、ぶつかって、切磋琢磨しながら、高め合っていければ」(横浜)、「繊細なお芝居をされるイメージだったので、無骨で男くさい武蔵をどう演じるんだろうかと楽しみ」(隼人)と“共闘”に期待を寄せていた。マキノ氏とのタッグで、これまで『真田十勇士』や『魔界転生』などのヒット作を生み出している堤は「巨大LEDを使いながら、自由自在に背景が変わっていく。テクノロジーを駆使し、舞台における最新型をお見せしたい」と役者陣に負けじと強い意気込み。同時に「基本はおふたりの汗、血、涙といった従来の演劇の力強さが、間近で見える」ことも意識するといい、「激しくうごめく時代の話であり、個人的な物語でもある」と説明。史実の決闘は、ほんのわずかな時間で雌雄を決したとされるが「今回の舞台では、そうはいかない。決闘のシーンは、かなりしつこいです(笑)」と期待をあおっていた。取材・文:内田涼<公演概要>舞台『巌流島』舞台『巌流島』メインビジュアル脚本:マキノノゾミ演出:堤幸彦出演:横浜流星、中村隼人、猪野広樹、荒井敦史、田村心、岐洲匠、押田岳、宇野結也、俊藤光利、横山一敏、山口馬木也、凰稀かなめ他東京公演:2023年2月10日(金)~22日(水) 明治座金沢公演:2023年2月25日(土)・26日(日) 本多の森ホール新潟公演:2023年3月1日(水) 新潟県民会館秋田公演:2023年3月4日(土) あきた芸術劇場 ミルハス名古屋公演:2023年3月8日(水) センチュリーホール神戸公演:2023年3月11日(土)・12日(日) 神戸国際会館 こくさいホール高松公演:2023年3月15日(水) レクザムホール(香川県県民ホール)福岡公演:2023年3月18日(土)~27日(月) 博多座公式HP:企画・製作:日本テレビ
2022年10月26日瀬戸内海と日本海が交わる関門海峡が陸路と海路の十字路を成し、交通の要所として栄えてきた北九州市。明治・大正時代に横浜、神戸と並ぶ国際貿易港として発展を遂げた異国情緒漂う門司港は、レンガ造りの建物が並ぶレトロな街並みが人気の観光エリア。小倉城を中心に城下町の雰囲気を今に残す小倉は、高層ビルが建ち並ぶ一方、一歩路地へ入ると北九州の台所と呼ばれる「旦過市場」や個性的な店が軒を連ねる飲食店街「新旦過」などのディープなエリアが現れ、ノスタルジックな気分を誘ってくれます。海と山に囲まれ、身近で自然を満喫できるのも北九州市の魅力のひとつ。小倉市街地から車で40分程の「平尾台」では、日本有数のカルスト台地の壮大な景色が堪能できます。国の天然記念物「千仏鍾乳洞」へ足を伸ばし、幾千万年もの悠久の時に刻まれた自然の彫刻に触れる神秘体験もおすすめ。さらにアクティブな旅を求めるならば、関門海峡での海釣りにもチャレンジして。歴史や文化が色濃く残り、美しくも雄々しい大自然、そして、新鮮な海の幸・山の幸を存分に味わい尽くせる北九州市。高揚感もありながら、暮らしているような感覚で旅が楽しめる、懐の深い北九州市ならではのさまざまな魅力に触れることができました。 本州へ繋がる九州の玄関口。大パノラマの関門エリア 広大な関門海峡のシンボルとも言える関門橋は全長1,086m。歩いて渡れる海底トンネルは、ウォーキングやジョギングコースとして地元の人たちからも親しまれているスポット。観光客にも人気で、福岡県と山口県の県境をまたいで記念撮影をするのも楽しみのひとつ。 大正時代の面影が今に息づく門司港駅 大正3年に創建された当時のネオ・ルネッサンス建築の駅舎を蘇らせ、2019年3月にグランドオープンした門司港駅。1階の待合室だったスペースには「スターバックス コーヒー 門司港駅店」、2階には「みかど食堂by NARISAWA」がオープン。鉄道駅として日本初の重要文化財に指定された、郷愁を誘うレトロな空間が旅気分を盛り上げてくれます。 お散歩の途中にふらっと立ち寄りたい!粋な“角打ち”体験 酒屋の一角でお酒をいただく“角打ち”文化は、北九州市が発祥の地。市内には角打ちができる酒屋が150軒程あり、夕方になると仕事帰りの地元の人たちで賑わいます。話し好きの店のご主人やカウンターで隣り合わせになったお客さんとの心温まる会話をおつまみに、この土地ならではのディープな時空間を堪能。 隠れ家的窯元、濱田窯へ 門司の喜多久の山林に佇む濱田窯。濱田正明さん、陽子さんご夫妻が手掛けられる作品は、どれも温かな表情と凛とした佇まいが魅力で、料理家の栗原はるみさんが愛用されていることでも知られています。豊かな自然に囲まれた素敵な工房とやさしく穏やかなご夫妻のお人柄から生まれる器を旅の大切なお土産にして。 北九州が生んだユニークな玩具孫次凧 北九州市は冬の季節風が強く、昔から凧揚げが盛んに行われていた土地。明治末期から「孫次凧」として親しまれている凧は、セミや河童などのユニークなモチーフと鮮やかな色彩が特徴。玩具としてはもちろん、誕生祝いや贈りものとしても人気で、今も昔も元気な子どもたちを見守り続けています。 もっとディープに北九州市を楽しみたい方は、海釣りへいざ出航!「初めての海釣りだったのですが、竿の持ち方や餌の付け方など丁寧にサポートしてくれるので安心です。魚がトトトンッと餌に食い付く感覚に大興奮しました!」 潮の流れの速い関門海峡で育まれた魚釣り、そして、その新鮮な美味しさを味わい尽くしたいという人におすすめ。釣り場も港から5〜20分程度と近く、気軽にチャレンジできるのが魅力。今回お世話になった「北九州釣りいこか倶楽部」では、海釣り体験が手軽に楽しめる女性限定の企画もあるので要チェックです! ■お問い合わせ先北九州市総合観光案内所093-541-4189
2019年05月02日