フジテレビは、米・スカイバウンド×フジテレビ共同制作ドラマ『HEART ATTACK』の主演に寛一郎さん、三浦透子さんが決定したことを発表しました。■スカイバウンド×フジテレビ共同制作ドラマ第1弾フジテレビは2023年9月、スカイバウンドエンターテインメント(以下、スカイバウンド)とパートナーシップを構築し、その第1弾として、スカイバウンドオリジナルのグラフィックノベルシリーズ『HEART ATTACK』を共同制作でドラマ化することを発表しました。スカイバウンドは、ドラマが120ヶ国以上で視聴されるなど世界的に画期的で魅力的なコンテンツを生み出し、コミック、ゲーム、テレビ、映画、デジタルメディアなどあらゆる分野のコンテンツを多角的に制作しているマルチプラットフォームエンターテインメント企業です。■近未来の日本を舞台に、迫害される超能力者たちをスリリングに描く同作は、『インビンシブル』や『ウォーキング・デッド』などの大ヒット・フランチャイズを手がけるクリエイター主導の米国マルチプラットフォーム・エンターテインメント企業のスカイバウンドと共同で制作するドラマ。原作となる『Heart Attack』は、政府が人権を否定するほどの特殊な力を持つ“ヴァリアント”と呼ばれる人々が存在するパンデミック後の世界が舞台のSF作品です。異なる背景を持つ若い男女二人の出会い、不条理な世界の中で自由を求める戦い、そこで育まれる愛情を描く原作『Heart Attack』。『インジャスティス2』や『モータルコンバット』などのゲームで知られるスカイバウンドのクリエイター、ショーン・キッテルセンと、『ハウス・オブ・エル』の画家として高い評価を得るイラストレーター、エリック・ザヴァツキが共同執筆した作品で、世界的に大ヒットしています。今回制作するドラマでは、近未来の日本を舞台としてヴァリアントが抑圧、権力と闘い、運命的な愛情をスリリングな展開と刺激的な映像演出で描きます。超常的な能力を持ち世間から迫害されているヴァリアントの人々は、“奈落”の集落に隔離され、その奈落をVCU(ヴァリアント犯罪課)という組織が常に監視しています。寛一郎さんが演じる主人公・ウミン(21歳)はヴァリアントですが、VCUのスパイとして活動しています。もう一人の主人公・三浦透子さん演じるエマ(23歳)は、インフルエンサーユニット“L”のメンバーとして、日々Makumaという動画配信プラットフォームでヴァリアントに自由と権利を求め動画を配信しています。二人は共に少し物が動かせる、手が温かくなるといった微々たる特殊能力しかありませんが、あるチャリティーイベントで出会い、偶然二人の手が触れると……。同ドラマは、フジテレビが制作を主導し、スカイバウンドが全世界に配給します。■主演・寛一郎×三浦透子、監督・丸山健志ウミン役を務める寛一郎さんは、2017年に俳優デビュー。以来、第27回日本映画批評家大賞の新人男優賞、第33回高崎映画祭の最優秀新進俳優賞など数多くのを受賞歴があり、2024年夏に公開される映画『プロミスト・ランド』での主演が決定しています。エマ役を演じるのは、三浦透子さん。2002年6歳で子役デビューし、第45回日本アカデミー賞 新人俳優賞などの授賞歴があり、俳優業だけではなく歌手としても活躍中です。演技派の2人の主演が、真に迫る演技とアクションでドラマをより一層盛り上げます。◇【コメント】<寛一郎さん>「この作品は僕含め、色々な方々のチャレンジや、新しいことが詰まった作品となっています。そしてその全てを合わせて、素晴らしい映像を作り出しています。この作品が世界に飛び立ってくれることに心を躍らせています」<三浦透子さん>「アメリカンコミックスの実写化を日本で、という、とても挑戦的な作品です。頭も身体もいっぱい使って、新しい世界観に必死で食らいついたつもりです。はじめて現場に立った時のような、ひりひりする感覚や、ドキドキする瞬間を沢山味わえた、そんな新鮮な現場でした。自由を奪われた生活の中でも、自分らしく生きる方法を模索し、声を上げ続ける登場人物たちのエネルギーを、皆様にも是非体験していただきたいです」<丸山健志監督>「アメコミ原作を日本が舞台でドラマ化しグローバル展開する!そんな新しい座組にワクワクしました。最高のスタッフとキャストが集い、現在撮影中です。寛一郎/三浦透子と共に、強くて新しいものが撮れています。ご期待ください!」■ドラマ概要●タイトル:『HEART ATTACK』●出演:寛一郎、三浦透子他●原作:Skybound Comic Book 『Heart Attack』 by Shawn Kittelson and Eric Zawadski●スタッフ:<監督>丸山健志、八神隆治<脚本>大浦光太、高徳宥介<エグゼクティブプロデューサー>石井浩二、下川猛<プロデューサー>加藤裕将、鹿内植、ビョン ハジョン、梶原富治(ロボット)<SKYBOUND>・Executive Producer Robert Kirkman, Chairman – Skybound Entertainment・Executive Producer David Alpert, CEO – Skybound Entertainment・Executive Producer Rick Jacobs, Managing Partner, Linear – Skybound Entertainment・Executive Producer Glenn Geller, President, TV – Skybound Entertainment・Executive Producer Ash Nukui, COO – Skybound Japan・Co-Producer Wes Mazda, Sr. Manager, TV – Skybound Entertainment●制作プロダクション:ロボット●制作著作:フジテレビSKYBOUND(エボル)
2024年03月25日モデルで女優のトリンドル玲奈(31)が19日、インスタグラムを通じ、俳優の山本直寛(29)との結婚を発表した。トリンドルは「みなさまへ」の書き出しから、「私事ではございますが、俳優の山本直寛さんと結婚いたしました」と報告。「これからもみなさまに笑顔になっていただけるように、一つ一つのお仕事を大切に、日々精進して参ります」と抱負を伝え、「今後とも、どうぞよろしくお願いいたします」と呼びかけた。一方の山本も、自身のインスタグラムに「この度、私、山本直寛はかねてよりお付き合いをしていたトリンドル玲奈さんと結婚いたしました」と投稿。「二人で支え合いながら、温かく穏やかな日々を過ごしていきたいと思います」と心境を記し、「未熟な私ですが、感謝の気持ちを忘れず、俳優として、人として、成長していきます。今後とも、どうぞよろしくお願いいたします」と結んだ。トリンドルは、結婚報告と共にウエディングドレス姿のツーショットを披露。妹のトリンドル瑠奈はインスタグラムのストーリーズでその写真に「映画のワンシーンみたいなこの写真大好き!」と触れ、「ずっとずっと幸せにね」と祝福のメッセージを送っている。
2024年01月19日SNSで発信する昭和ファッションが反響を呼んでいる阪田マリンさんは、大阪を拠点にモデルやラジオパーソナリティとして活躍する22歳。平成生まれの彼女が同年代の若者に向けて提唱する“ネオ昭和”とは一体!?【阪田マリン】今の流行りも取り入れた、昭和なスタイルを作り出す。幼い頃は嵐のファンで、「大野くんのうちわを作ってライブを観に行ったこともありました」と話す阪田マリンさんが昭和カルチャーに惹かれるようになったのは、中学2年生のとき。おばあちゃんの家にあったレコードに触れたことがきっかけだ。「父のレコードがたくさん置いてあって、気になったチェッカーズの『Song for U.S.A.』を聴いたんです。びっくりしたのが、針を落とすと音が鳴ること。レコードをお店で買って、ターンテーブルに置いて、針を落としてやっと音楽が始まる。今はスマホで簡単に音楽が聴けるからこそ、聴くまでに時間がかかるレコードが当時の私には“新しく”感じたんです」チェッカーズを皮切りに『夜のヒットスタジオ』や『ザ・ベストテン』といった昔の歌番組に夢中になり、中森明菜など当時のアイドルにもどんどんハマっていった阪田さん。ただ、“昭和好き”を高校入学と同時に公言したものの、周囲の反応はイマイチだったみたい…。「共感してくれる人がほとんどいなかったので、同年代の昭和好きって、どれくらいいるのかな?と、Twitter(現X)とInstagramをはじめて。昭和そのままのファッションで“#昭和好き”“#平成生まれの昭和好き”とハッシュタグを付けて投稿したら、フォロワーさんがドンッて増えて。同年代の子もいましたけど、昭和ドンピシャ世代の人が“懐かしいです!”と盛り上がってくれました」いま阪田さんが広げようとしているのは、昭和に今のトレンドを組み合わせた“ネオ昭和”というコンセプトのファッション。「昭和の良さをもっと同年代とか、若い世代に伝えたくて。すべてを昭和にするとあまりしっくりこなくて、そこに流行りのアイテムを取り入れる“ネオ昭和”のスタイルだと反応も良いし、私もそれが好きなんです。ワンピースやシャツは当時のものだけど、小物や靴は今のブランド。完璧な昭和を目指すとどこかで無理が出ちゃって、好きが貫けないので」モデルやラジオパーソナリティなど、その活動の幅を広げている阪田さん。最近はネオ昭和歌謡プロジェクトとして「ザ・ブラックキャンディーズ」というグループを結成し、歌手活動をスタートさせた。様々なカルチャーから昭和を極める阪田さんの最終目標とは?「昔ながらの喫茶店を継いでみたいですね。そこにちょっと自分の好きな要素や、新しいものを取り入れたネオ昭和な喫茶店を。おばあちゃんになったときの夢です(笑)」ネオ昭和ファッション’70~’90sのファッションに、現在のアイテムを組み合わせる。64年もの年月に及ぶ昭和だが、阪田さんをはじめ、現在の若者がイメージするのは、’80年代(昭和55~64年)の好景気とともに流行した、カラフルでゴージャスなバブリーファッション。ネオ昭和ファッションでは、当時モノのタイトなワンピースドレスに身を包むボディコンスタイルや、肩パッド入りのスーツなどを颯爽と着こなしつつ、カバンや靴といった小物にトレンドのアイテムをさりげなく加えるのがポイント。SNSで反響のあったお気に入り写真を紹介します!竹内まりや『プラスティック・ラブ』のジャケットをイメージした写真。写真の粒子感やブレもこだわり。“昭和にタイムスリップできるなら”というテーマで纏ったボディコンワンピ。鮮烈な赤が印象的。昭和のアイドルに猛烈に憧れていたという、18歳の頃の写真。髪型はもちろん聖子ちゃんカット。大阪・新世界にあるポルノ映画館「国際地下劇場」前で撮影されたショット。今も残る昭和の光景に溶け込んだ。さかた・まりん昭和カルチャーが大好きで“ネオ昭和”と自ら命名し、ファッションやカルチャーを発信する人気インフルエンサー。SNSでの総フォロワー数は約23万人。(1枚目写真)撮影の日のファッションは、’80年代ではなく’70年代テイスト。ベルボトムのジーンズに、イギリスのロック歌手「デヴィッド・ボウイ」が大きく描かれたタイトなTシャツがポイント。※『anan』2023年10月4日号より。写真・大久保啓二取材、文・森 樹(by anan編集部)
2023年10月02日俳優の阿部寛が出演する、味の素「Cook Do」の新CM「Cook Do 極麻辣麻婆豆腐 本気に痺れろ」編が15日より、放送される。○■阿部寛の「本気に痺れる」表情も新CMで、目の前のことに常に全力で挑み続ける男性役を演じる阿部 。真剣な眼差しでランウェイを歩き、「みんなに愛されたい、とか。売れるとか、売れないとか。全部捨てて向き合ったのは、うまいか、うまくないか。ただ、それだけ」 と語る。これらのセリフは、「Cook Do」がリミッターを解除して、「麻婆豆腐好きにとって、ひたすらにおいしい麻婆豆腐」を追求した姿勢を表している。また、麻婆豆腐を食べた阿部の「本気に痺れる」表情も必見だ。○■阿部寛 インタビュー――撮影お疲れ様でした。CM撮影を終えての感想をお願いいたします。斬新で、今までない感じの撮影で面白かったですね。実際に商品を食べているときが今回のCMの最大のハイライトかなと思いましたね。――撮影では新商品の麻辣麻婆豆腐を食べるシーンもありましたが、感想を教えてください。目が覚めるような感じでした。びっくりしましたね。実際に口に入ったときにリアルな表情が出たというか。二口か三口食べたんですけど、ものすごいからい、衝撃的なからさなんですけども、その後にうま味というものが出てきて、僕は本当はからいものはそんなに得意じゃないんですけど、この商品は本当に衝撃でした。おいしかった!――今回の新商品のパッケージの感想をお願いします。(パッケージを見ながら)まさにこういう感じでしたよ。高級感のある、深みのある、味に深みがある、そういう感じでした。大人のからさっていうんですかね、玄人好みするのかもしれないんですけども、からいものが得意じゃない僕でもしっかりそのおいしさが分かったから、得意な人、得意じゃない人も両方いける味だと思いましたね。――最後に、視聴者の皆さんにメッセージをお願いします。今回この商品のCMに出演させていただきましたけれども、本当に今この年齢でこれをやれる喜びを感じてます。なぜかというと、今回の新商品は本物な感じがするんですね。これだけ骨太な商品というか、そういうものをこうやって自分でCMさせていただいたこと、今日は非常にうれしかったです。よろしくお願いします。
2023年09月13日2023年5月2日に放送された情報番組『ラヴィット!』(TBS系)でのワンシーンに、ネットで批判の声が上がっています。問題視されているのは、韓国でのロケ企画。お笑いタレントらが、韓国のソウルにある望遠(マンウォン)市場で食べ歩きをする姿が放送されました。そんな中、お笑いコンビ『相席スタート』の山添寛さんは屋台で販売されている食品に、使用済みの爪楊枝を刺そうとする行動に出たのです。共演者は「ダメダメダメ!絶対にダメ!」「それはマナーが悪い」と指摘。屋台の従業員は、両手でバツマークを作るなどして、山添さんの行動をいさめていました。番組での『炎上行為』に、川島明がMCとして謝罪同年1月、寿司チェーン店『スシロー』で撮影された、未使用のコップを舐めて元の場所に戻したり、口に含んだ指でレーンを回る寿司に触れたりする動画がネット上で拡散され、問題になりました。客側の『ちょっとしたおふざけ』で店側に迷惑をかけるような不衛生的な行為に対し、多くの人が不快感を覚え、大きな問題に発展したのです。今回の山添さんの行動は、笑いを狙ってのものなのでしょう。しかし、『スシロー』での迷惑動画を見た時と同様の感情を覚えた人が多い模様。ネットからは「共演者のいう通り、本当にマナーが悪い」「これは、ギャグでもやってはいけない」といった批判の声が上がっています。川島明「また心からみなさんに笑ってもらえる番組作りを」同月5日に、番組のMCである田村真子アナウンサーは今回の騒動について謝罪。そして同月8日には、同じくMCを務めるお笑いコンビ『麒麟』の川島明さんが、番組で二度目となる謝罪を行いました。改めまして、先週火曜日のロケ内容でご迷惑をおかけした方々、そして不快に思われた視聴者のみな様、本当に申し訳ありませんでした。『ラヴィット!』はこれから、また心からみなさんに笑ってもらえる番組作りを目指しますので、これからもよろしくお願いします。ラヴィット!ーより引用ロケ地が海外だったこともあり、多くの人が今回の騒動を問題視しているようです。川島さんの謝罪後も、さまざまな意見が上がりました。・川島さんは悪くない。でも、番組のMCとして謝罪は仕方ないんだろうね。・こういう事態を防ぐために、タレントだけでなく制作側もしっかりとするべきだと思う。・過去の迷惑行為の炎上と一体何が違うのか。ロケ先での配慮は徹底すべき。影響力が強いからこそ、テレビ番組に正しさや常識を求める人が多いのでしょう。川島さんのいう通り、視聴者に笑顔を届けるためにも、楽しい番組作りを意識してほしいですね。[文・構成/grape編集部]
2023年05月08日俳優の阿部寛が出演する、第一三共ヘルスケア・ロキソニンEX外用薬シリーズの新CM「新たなる世界」編、「背中まで」編が、22日より放送される。新CMでは、暗闇に光が射しこみ、阿部が浮かび上がるように登場。「おぉ~」「ふぅ~」と深く響く吐息のみで商品の使い心地を表現する。■阿部寛インタビュー――CM撮影の感想をお聞かせください。今作は前作を超えたいという思いもありましたし、比較的心の声が多いですから、表情としてロキソニンEX外用薬という製品の良さをどうやって伝えられるかなと。やっぱり自分が実際に製品を使って、だいぶ助けられているんですよ。そういう思いが出ればいいなと思って、丁寧にやらせていただきました。――最近「『ロキソニンEX外用薬シリーズ』を使いたい!」と思ってしまうようなシチュエーションはありましたか?最近は、(ドラマで)特殊メイクもそうですし、衣装もすごく重いものを着ていたんですね。まさに日々僕にとってコリや痛みとの戦いだったんで、実際に使わせていただいていました。やっぱり良い演技、最高のパフォーマンスをするためには、疲れは取らなければいけないですよね。普段からジムで鍛えたりもしていますから、いろいろ痛めるところも多いんですけれども、そういうときは以前からパートナーとしてこのロキソニン外用薬を使わせてもらっていたんで、引き続きこうやってCMでアンバサダーを務めることができるのを本当に感謝しています。――CMキャラクターに就任されて1年が経ちましたが、この1年で、日々の生活の中での変化はありましたでしょうか。CMが流れるたびに、存在感というか、自分でもつい見てしまうんですよね。ですから今回も、そういった(存在感のある)CMになったので、また僕もテレビで自分の映る姿を楽しみにしています。製品を皆さんに宣伝できているかどうかもこだわってやってきているので。注視して、今回のCMも見ていきたいなと思っています。――「最高に濃かったなあ」と感じたエピソードがあれば教えてください。1つずつの作品をやるのもそうですが、やっぱりだいぶ人生も濃くなってきたんで、まさに今じゃないかなと思うんですよね。これからの仕事もそうですが、1つずつこだわってやっていきたいなって思っていますし、ここから、自分の人生もさらにグレードアップしていきたいなと思っていますから、今が一番濃いですね。――今後「ここまで到達したい」といった目標や抱負はありますか?時代も変わって、いろんな表現の仕方も出てきていますし、かなり多様な時代になってきたと思うんですよね。そういう中でやっぱり今までの自分よりも、アップグレードしていかなきゃいけないと思っていますし、これからますます、時代の動きが速くなっていって新しい世界もどんどん広がっていくので、いろんなものに対応していかないと、と思っています。――痛みに悩む方々に向けて、一言いただけますか?生活様式にまた一つ変化が、今の時代起きていますから、いろいろ出てくると思うんですよね。今までは自宅で仕事をしていた人も電車に乗ったり、動きが出てきますから、さらにコリや痛みとの戦いになってくるかと。ですから、僕自身もそうですけど、こういうロキソニン外用薬シリーズをパートナーにして、人生を最高にエンジョイしてほしいなと思います。
2023年04月21日ピアニストの阪田知樹が「第32回 出光音楽賞」を受賞した。「出光音楽賞」は将来有望な若手の育成という観点から、意欲・素質・将来性などに重きを置き、新進の音楽家を顕彰するもの。1990年に制定され、第32回は阪田、亀井聖矢、森野美咲が選ばれた。阪田知樹は、2016年にフランツ・リスト国際ピアノコンクールで第1位に輝き、6つの特別賞を受賞。東京芸術大学を経て、現在ハノーファー音楽演劇大学大学院ソリスト課程に在籍している。第14回ヴァン・クライバーン国際ピアノコンクールでは最年少19歳で入賞するなど、多くのコンクールで称賛を浴びる気鋭のピアニストだ。また、作曲・編曲活動も行っており、横浜アーツフェスティバル実行委員会の委嘱を受けて編曲を行い、横浜音祭り2019オープニングコンサートを初演。昨年5月には「阪田知樹ピアノ編曲集ヴォカリーズ」が出版された。今年9月にはラフマニノフ生誕150周年を記念した協奏曲全曲演奏会を行うなど、精力的に演奏活動を続けている。なお、「第32回 出光音楽賞」の授賞式と受賞者による「出光音楽賞受賞者ガラコンサート」が開催される予定だ(日時・会場未定)。■チケット情報
2023年03月29日2023年末に満30歳を迎える阪田知樹。節目の年の始めに開くリサイタルには、J.S.バッハ、ベートーヴェン、ラヴェル、ショパンを並べた。正統的なピアノ音楽の系譜を辿るような、まさに「王道」のプログラムだ。それが逆に、彼のリサイタルとしてはやや意外、と感じるファンもいるかもしれない。「そうかもしれません(笑)。阪田知樹のリサイタルというと、きっと何か1曲は珍しい曲が入っているというイメージをお持ちの方は多いと思います。あるいはリストの作品を弾くか。今回はそのどちらも入っていないですからね。東京オペラシティ コンサートホールでのソロ・リサイタルは今回が初めて。あの澄んだ響きの中で何を弾きたいか、自分の中で思い巡らせた結果、定番中の定番という曲目になりました」とはいえ実は、どの曲にも彼の代名詞でもあるリストが隠れている。「プログラムの核として最初に決めたのがショパンのピアノ・ソナタ第3番です。ショパンはもちろんリストの友人であり、リストはこのソナタを自分でも弾いていたようですが、ベートーヴェンの《熱情》と同じぐらい難しいと評しているんですね。またラヴェルは、リストが切り拓いた道があったからこそ自分たちの時代があると言って、尊敬の念を抱いていました。そしてバッハ。バッハがリスト自身に影響を与えているのはもちろん、今回弾く《シャコンヌ》を編曲したブゾーニは、リストをたいへん尊敬していて、またリストとバッハの大家として知られたピアニストでもありました。このように、リスト自体は弾かないのですが、過去と未来からそこに繋がって、ある種のテーマになっているのは、リストの作品をよく弾く私ならではかなと思います」プログラムの最後に置いたショパンのピアノ・ソナタ第3番は、リストのソナタと並んで最も好きなピアノ作品だという。「デビューCDでも録音した楽曲です。2015年のリリースでしたが、それ以来しばらく離れていたんです。でもまた今、自分の好きな曲にあらためて取り組みたいと、原点に戻るような気持ちで、演奏することに決めました。ショパンのソナタ第3番は、色彩感を豊かに感じる作品です。いろいろな情景を見せてくれる。それが非常に人間味あふれる感じなんですね。彼が大事にしていた、たとえばオペラ・アリアのような歌い口であったり、小品に見られるようなきらめくような響きだったり。いろいろな寄り道をしているようなところがあるのもたいへん魅力的です。それでありながらも、ベートーヴェンの最後のソナタに由来するような構築美を感じますし、モーツァルトのピアノ・ソナタに見られるような第1主題の再現の省略だとか、構造的にも立派なものがあります」コンサートはJ.S.バッハの2曲で幕を開ける。阪田自身の編曲による《アダージョ》とブゾーニ編曲の《シャコンヌ》。「ヨーロッパの教会を思わせるオペラシティ・コンサートホールの空間。祈りの意味も込めて、最初にバッハを置きました。じつはバッハ/ブゾーニの《シャコンヌ》を初めてコンサートで弾いたのもここだったんです(2018年1月サクソフォン上野耕平とのデュオ・コンサート)。それもあって、今回またあらためて。この曲はバッハなのかブゾーニなのかという話がよく出ますけれども、私の中では、ブゾーニがいろいろな要素を加えたことによって出来上がった、二人の共作と捉えています。優れた編曲というのはそういうものだと思うんです。その《シャコンヌ》の前に、私が編曲した《アダージョ》を弾きます。オルガン曲《トッカータ、アダージョとフーガ》BWV 564の一部で、これにもブゾーニの編曲があって、ホロヴィッツやキーシンなども弾いている、比較的有名な編曲です。それも素晴らしいのですが、オルガンの音をわりとそのままピアノに移していることもあって、かなり音が多いんですね。もうちょっと音を減らして美しく仕上げられるのではないかと思って、あらためて編曲しました。編曲したのはコロナ禍が始まって1か月ぐらいの頃。先が見えない状況の中で、希望を見い出したのがバッハの音楽だったんです。もちろんブゾーニの編曲があることは知っていたので、彼へのオマージュも含めつつ《シャコンヌ》につなげます。編曲自体も、ブゾーニのスタイルを踏襲して、ロマン派寄りのスタイルで編曲しています。この編曲を初めて公の場で演奏したのが前回のリサイタル、2021年10月のサントリーホールのアンコールでした。今回はその曲から始めようと。“つながっている”という意味もちょっとあったりします」阪田知樹 (c)Ayustetここぞという節目のリサイタルではほぼ必ずベートーヴェンのピアノ・ソナタを弾くという阪田。今回は第23番《熱情》だ。「《熱情》は、10年間お世話になったパウル・バドゥラ=スコダ先生のもとでじっくり勉強した曲のひとつです。先生とはたくさんのベートーヴェンのソナタを勉強しました。他の作曲家と比べても、やはりとくにベートーヴェンを多く勉強したんです。しばらく演奏していませんでしたが、あらためてそこに立ち返ってみようと選びました。先生は単純に楽譜を追うのではなく、ベートーヴェンのクセというか、彼がこういうふうに書くのはこういう意味なんだよということを教えてくれました。先生自身もすごく学者的な部分のある方だったので、自筆譜や、ベートーヴェンの生前に出版された楽譜のコレクションなどを比較しながら、演奏上の注意だけではなく、ベートーヴェンの音符そのものや表記がどんな過程を経て変わっていったのか、とても細かく教えてくださいました。だからやはりベートーヴェンを弾く時は、先生から学んだことが、もちろんそれをもとに自分が考えたことも含めて反映されている、自分の中で生きていると感じます」ラヴェルの《高雅で感傷的なワルツ》は、いつか弾こうとずっと考えていた曲のひとつで、直近のシーズンから弾き始めた比較的新しいレパートリーだ。「自分の中で大事なレパートリーになっていくんじゃないかなという気がしています。ラヴェルの最高傑作にどの曲を挙げるかは人によって意見が分かれると思いますが、私は《高雅で感傷的なワルツ》一択です。ラヴェルの美的感覚が凝縮されている。彼の作品で如実に聴かれる、スパイスの効いた不協和音、彼しか選ばないような音と音の美しい衝突が、オペラシティのアコースティックならばじつに見事に聴き取れるはずです。私が今、ピアノを演奏するうえで非常に大事にしていることのひとつが、音色のパレットを持っていたいということ。ラヴェルの場合、この曲も本人による素晴らしいオーケストラ・ヴァージョンがありますけれども、それをどうやってピアノで描くかということに、非常に大きな興味を持っています。もちろん、ラヴェルがたとえばオーボエで書いているからといって、そこをオーボエのような音色で弾こうという単純な意味だけではなく。演奏の参考にはなりますけど、彼と同じことをしてもあまり面白くない。オケ版を参考に、自分なりの表現方法を考えることは大切です。今回のリサイタルは、プログラムも会場も、自分の原点に立ち返って、あらためて人生に向き合う、大きな意味を持つ機会になるのではないかなと思っています」阪田知樹 ピアノ・リサイタル2023年1月27日(金) 19時開演東京オペラシティ コンサートホール取材・文:宮本明(音楽ライター)■チケット情報
2022年12月26日劇団EXILEの佐藤寛太が主演を務める短編映画『Blind Mind』のメイキング映像が公開された。本作は、恋に無欲な盲目の青年とルッキズムに苦しむインフルエンサーの少女が、互いに見えない鎖をほどき合う小さな出逢いの物語。盲目の主人公・満井祐を佐藤、外見至上主義に囚われるヒロイン・仲道フミカを平祐奈が演じるほか、モクタール、芦沢ムネト、アベラヒデノブ、椿原愛、原あや香、平井珠生、副島和樹といったキャストが名を連ねている。このたび公開となったのは、撮影風景が映し出された約1分のメイキング映像。またロングバージョンとなる約12分間におよぶメイキング作品が、本編と併映されることが発表された。さらに、俳優・映画監督の奥田瑛二ら8名による応援コメントが到着した。なお『Blind Mind』は、2023年1月6日(金) よりシネマート新宿ほかにて公開される。『Blind Mind』メイキング映像■奥田瑛二(俳優・映画監督) コメント何気ない日常の中、一人の盲目の青年の爽やかな眼差しがいい……それは、汚れのない心を内包しているからである。青年はふとしたことで若い服飾デザイナーの女性と出会う。人は足りないものに蓋をして気づかないフリをして暮らしている。彼女もそんな一人である。現実と将来を正当化することで、「道理」「美しさ」が徐々にデフォルメされていく。彼女はそんな自分に気付きはじめている。彼女は、彼との日々の出逢いによって少しずつ心の目が開いていく。押し付けることのないラブロマンスが静かに始まっていくのである。■上條葉月(字幕翻訳者) コメントメインビジュアルに崩れた目玉焼きが使われていることに、ん?と違和感を感じてしまった時点で、私たちは無意識に社会一般の視覚的な美の基準に囚われているのだろう。本作は見られることと見ることにおいて際立った二人を通じて、そのことを教えてくれる。■川上なな実(俳優)コメント鏡で何度もチェックしたり本音を隠したりエゴ中心で生きることとっても疲れる作業だけどやり甲斐があったりもして、でもいつしか違和感になる。小さな出逢いが大きな自信に繋がり、お互いの壁を気遣い壊し続ければ、自分らしくまわりを愛せるようになるのかなって。作品のようなHappy endに■畑中翔太(企画プロデューサー・脚本家) コメント周りの世界が見えない祐と、周りの世界が見えすぎてしまうフミカ。そんな歪な二人が偶然にも出会い、近づき合うことで、本当に“見えている方”はどちらなのか?に徐々に気づかされていく物語。「目に見えるもの」が多すぎる時代に、祐がその心で見つめているものこそが、今私たちにとって“大切な何か”なのかもしれない。■東紗友美(映画ソムリエ) コメントほんっとに、純度高い。いやぁ、イイです。ふたりが、心の瞳でお互いをみてるんです。それって一番素敵なことじゃないですか?フミカの視点は、私の目線になっていく。私も、祐に恋をした。他人と比べる時間が無駄だと思える、自分だけの幸福を見つめ直す、探し物が見つかるような37分。■みっつばー(イラストレーター) コメント常にもやがかかった心と映像の中にたびたび見切れるネオンや日の光。すぐそばに感じられるからこそ届きそうで届かない、行けそうで行けない歯がゆさは誰しも経験した事があるかと思います。でも曇りの日も雨の日も等しく風情を楽しめるように、今いる場所や自分こそが光の中であると感じることができる……身につまされるリアルの後にやってくる、カラフルで心が洗われる感覚。ほんとうにほんとうに美しい映画でした!■山口乃々華(女優)コメントいろんな人がいて、いろんな考えで世界を生きているけれど、あなたを知りたい、と一歩歩み寄ることで、遠くにいると感じていた人と手を取り合える。そんなことを思いました。色鮮やかで、光もとても綺麗な映像のなか、美しいおふたりに魅了されました。この作品がたくさんの人に広まりますよう、応援しています!!!■Yuki Saito(映画監督)コメント見えないからこそ感じるものがある。盲目の青年が見ていたものは、外見ではなく、内面にある心の美しさであった。佐藤寛太の眼差しの奥にあるものを映画館で探して欲しい。<作品情報>『Blind Mind』2023年1月6日(金) 公開『Blind Mind』ビジュアル (C)2021Yurie Yano/Atsuki Tomori監督・編集:矢野友里恵脚本・プロデュース:灯敦生出演:佐藤寛太平祐奈/モクタール芦沢ムネトアベラヒデノブ椿原愛原あや香平井珠生副島和樹 ほか関連リンク公式サイト::
2022年12月24日脚本家の三谷幸喜氏が第70回菊池寛賞を受賞し、2日、都内のホテルで行われた贈呈式に、“菊池寛”の扮装で登壇した。文藝春秋の創業者・菊池寛が日本文化の各方面に遺した功績を記念するための賞として1952年に創設した同賞。三谷氏は「よく人から『君は菊池寛に似てるよね』と言われます。思い返せば中学生のときに、友人から『お前にそっくりな文豪がいるよ』と言われて、文豪というと悩めるカッコいい作家のイメージがあったので、ちょっとうれしかったんですけど、それで菊池寛先生の写真を見たのですが、ちょっと衝撃を受けました。こんな感じの文豪もいらっしゃるんだなと」と回想した上で、「今、菊池先生の人となりや作品に触れることによって、本当に僕は菊池寛賞を頂けて、光栄だなと思っております」と強調した。この贈呈式のために、髪型を変え、メガネを買い、眉毛も整えたという三谷氏は「ここまで菊池寛になりきろうとした受賞者が、今までいたでしょうか」とアピールし、会場からは笑いと拍手が。続けて、「菊池地先生がおっしゃっていたのは、『つまらない現実よりも面白いウソ』。これは、僕が大河ドラマ『鎌倉殿の13人』を書くにおいて、一番のモットーでした。もちろん歴史モノなので。実際あったことを覆すことはできないんですけど、歴史の教科書や参考書にはしたくなかった。やっぱりドラマとして面白いものにしたかった。そのためには、多少のフィクションが必要だと思って、僕は1年間この脚本を書き続けました。きっと皆さんにも喜んでいただけたんじゃないかなと思っております」と胸を張った。さらに、「菊池先生は、大衆が何を考えているのか、ずっと考えていらっしゃったと思います。それは僕のテーマでもあります。僕もそんなクリエイターでいたいなと思っております。今は見た目しか真似できませんけれども、ゆくゆくは“第二の菊地寛”と呼ばれるようになるまで、頑張っていきたいなと思っております」と真剣に述べたかと思いきや、「今回ちょっと見た目でふざけてしまったので、真面目な感じでまとめてみました。どうもありがとうございました」と、やはり“三谷節”で締めくくった。
2022年12月02日今、注目の女の子を紹介する『anan』で連載中の「イットガール」。今回はインフルエンサー、ラジオパーソナリティの阪田マリンさんです。“ネオ昭和”発信の第一人者。SNSの総フォロワーは11万人超え!昭和と現代のトレンドを組み合わせた“ネオ昭和”を発信する阪田さん。「例えばバブルスーツに今どきのメイクや髪型を合わせて、新しい昭和像を作るのを意識。同年代の子たちが昭和の曲やファッションを取り入れるようになってほしいな」。ラジオ関西で“ネオ昭和”を語るコーナーも担当中。「パーソナリティになる夢が叶いました!昔、バイト代でコミュニティラジオの枠を買って自主番組をやっていたほどラジオが好き。収録前に緊張したら中森明菜さんの『少女A』を聴いて気合を入れます!」レトロなグッズはメルカリでゲット。掘り出し物を常にチェック。奥のピンク電話を見つけた時は嬉しかった!レコードがきっかけで昭和にハマりました!祖母の家で初めてレコードを聴いて夢中に。約5年間で200枚集めました。純喫茶のマッチ箱は100箱あります。お店ごとにロゴが違って可愛い!インテリアとして部屋に飾ってます。さかた・まりん2000年生まれ。“ネオ昭和”を発信する現役大学生。ラジオ関西で放送中の『谷吾郎の笑って暮らそう』内「マリンの気になるネオ昭和!」のパーソナリティを務めている。※『anan』2022年11月16日号より。写真・土佐麻理子文・松下侑衣花(by anan編集部)
2022年11月15日阿部寛主演、消えた恋人“F”をめぐるミステリアスでビタースイートなラブストーリー「すべて忘れてしまうから」。この度、本作に大島優子が出演していることが明らかになった。大島さんが演じるのは、物語の重要なカギを握る登場人物、ミステリー作家“M”(阿部さん)の消えた恋人“F”と何やら関係のあるらしい“謎の美女”。“F”の失踪後、秘密を抱え“M”の元を訪ねてくる。恋人のことを何も知らなかったことに気がついた“M”は、彼女からの話で“F”の新たな一面を知ることに。併せて公開された場面写真には、封筒らしきものを持ち、思いつめたような表情が写し出されている。大島さんは阿部さんについて「これまでにも何回か共演させていただきましたが、今回のように一対一でお芝居する時間が長かったのは初めてで、より感情の波を感じることができました。繊細に表現する時と、大胆にやる時と、緩急があるので隣にいて本当に楽しかったです」と撮影をふり返る。本作の印象的なシーンについては「その都度その都度シーンごとに色々なことが起こります。その時の主人公“M”の反応がピュアで、且つ豊かなリアクションで毎回ワクワクしました」と“M”が見せる独特なリアクションのシーンを挙げ、中でも「一番最初に出会うシーンは、二人の空間に何が起きるのかわからない感じがすごく好きです」と明かす。また、役柄については「最後まで何が目的でMに近づいたのかがわからないといいなと考えながら、岨手監督、大江監督と細かく話し合いながらキャラクターを作っていきました」とコメント。そして、「何が起きているのか、これから起こるのか。人の日常というのは実ははたから見たら予測不能でおかしなことばかりだと思います。おかしいけど愛おしい物語としてこの作品をご覧くださると嬉しいです」と呼びかけている。「すべて忘れてしまうから」は9月14日(水)ディズニープラス「スター」にて独占配信。(cinemacafe.net)
2022年08月22日個性の異なるピアニストが“デュオ”で演奏する“VS(ヴァーサス)”シリーズの第5弾が11月10日(木)に東京芸術劇場で開催され、阪田知樹と髙木竜馬が登場する。本シリーズは2021年から始まったリサイタル・シリーズ。今回は、2016年リスト国際ピアノコンクール第1位、2021年エリザベート王妃国際音楽コンクール第4位入賞など、国際的に活躍する阪田と、2018年グリーグ国際ピアノコンクールで優勝及び聴衆賞を受賞した髙木が出演する。第1部では、阪田が敬愛するリストと、リストと“ピアノ対決”を行ったタールベルクの独奏作品を紹介。阪田はタールベルク作曲《『2つのノクターン』より大夜想曲》、リスト作曲《歌劇『ノルマ』の回想》を演奏。髙木はタールベルクの知られざる名曲《歌劇『エジプトのモーゼ』の主題による幻想曲》とリスト作曲《『愛の夢』より第3番 夜想曲》を取り上げる。第2部では、当時人気を誇ったショパン、ツェルニー、エルツ、ピクシス、タールベルクそして、リスト6人のピアニスト・作曲家により合作され、演奏される機会があまりない《ヘクサメロン(2台ピアノ版)》と、リストの数少ない2台ピアノ作品《2台ピアノの為の悲愴協奏曲》が演奏される。■阪田知樹コメントタールベルクは、今ではあまり認知されていない名前ではありますが、生前はリストと並んで当代随一のピアニストとして世界に名を轟かせており、クララ・シューマンなど多くのピアニストがその作品を演奏したりしていたと言われています。また当時リストのライバルとも評されていたタールベルクは、1837年にパリでリストと歴史的なデュエルコンサートを行いました。コンサート後に主催者だった侯爵夫人が言ったとされる「タールベルクは世界一のピアニスト、リストは唯一のピアニスト」という言葉はあまりにも有名。そのタールベルク作品の生演奏という貴重な機会を聴き逃す手はありません!今回タールベルク作品の演奏をして下さる友人ピアニストの髙木竜馬さんのソロ演奏、そして、共演を今からとても楽しみにしております。タールベルクとリストの時空を越えた共演(タールベルクは、はじめにリストとのジョイントコンサートの話が出た際に「私は『伴奏』と演奏することは好まない」と語った。)を想像しながら後半の2台ピアノ作品をお楽しみ頂けたら嬉しいです。■髙木竜馬コメント東京芸術劇場が誇る「VS」シリーズに出演させていただけて、とても光栄です。共演する阪田知樹さんは、旧知の仲で、ピアニスト、そして芸術家としてとても尊敬している方です。そんな阪田さんとは、皆様をリストとタールベルクによる、めくるめくヴィルティオーゾの世界にお誘いします。前半にリストとタールベルクの作品をそれぞれ演奏して、後半には2人で一緒にリストを演奏します。特にタールベルクの作品と、リストの2台ピアノの作品は、実演に触れることの出来る機会は稀有ですので、私自身もとても楽しみにしています。仲の良い友人である阪田さんと「闘う」という意識はありませんが、共演者として競演し、豪華絢爛なステージに出来るように、そして皆様に華やかな舞台を楽しんでいただけるように、精一杯演奏いたします!東京芸術劇場 リサイタル・シリーズ「VS」Vol.5阪田知樹×髙木竜馬11月10日(木)19:00開演東京芸術劇場コンサートホール■チケット情報
2022年08月05日2022年7月28日、俳優の阿部寛さんが、主演を務めた映画『異動辞令は音楽隊!』の舞台挨拶に登場。明かした撮影中の裏話に、ファンが和んでいます。阿部さんが演じた成瀬司は、犯罪撲滅を一心にキャリアを積んできた刑事。しかし、違法すれすれの捜査などが上司からの評価に響き、警察音楽隊に異動になったという物語です。舞台挨拶に同じく登場していた、成瀬の部下である坂本翔太を演じた、俳優の磯村勇斗さんは撮影現場で、カブトムシを見つけてポケットに入れた阿部さんの目撃談を聞いたといいます。磯村さんが、阿部さんに詳細を聞いてみると…。確かに。夏場の撮影で肩にクワガタが飛んできました。小さかったので、これはポケットに入れておこうと。それを見ていた照明のスタッフさんが「もっと飛んできていますよ」といって、カブトムシを3匹くれたんです。阿部さんのエピソードに、磯村さんは笑みがこぼれたようです。撮影現場の裏話が多くのファンの耳に届くと、「ほほ笑ましい」といったコメントが上がりました。・阿部さん、かわいすぎだろ…。キュンとしちゃったわ。・心が穏やかになる、こういうニュースだけを知りたい!・また一段と、好感度が上がりました!子供の頃、夏にクワガタやカブトムシを見つけては、嬉しさのあまり虫かごに入れていた人もいるでしょう。阿部さんは、子供の頃に抱いていた純粋な心を、大人になった今でも持ち続けているといえますね![文・構成/grape編集部]
2022年07月29日俳優の阿部寛が出演する、象印マホービン・炎舞炊きの新CM「3Dの乱舞」編が、21日より放送される。新CMでは、同商品を前に阿部が登場。自信に満ちた語り口で、そのオリジナリティを「火力が違う。炊き方が違う。だからお米の舞い方が違う」と語る。そして炊き上がったごはんを手に「だから、うまい!」と力強く言い切り、豪快にごはんを頬張る。静まりかえったスタジオで、カメラに向かって熱く語る阿部。カットがかかると必ずモニターをチェックしながら納得いくまで何度もテイクを重ね、監督のOKが出た後も「もう一度いいですか?」と撮り直しを希望する場面も見られた。
2022年05月17日俳優の阿部寛が出演する、第一三共ヘルスケア「ロキソニンEX外用薬シリーズ」の新CM「ロキソニンEXテープ『試してない』」編が27日より放送されている。新CMで、何か言葉を発するのではなく、自信に満ちた表情と、力強い眼力、心の声で堂々と語りかける阿部。真っ直ぐカメラを見つめたままなのに、直接口にするよりも強いメッセージが伝わる、彼ならではの“心の声で力強く語りかける”姿に注目だ。○■阿部寛インタビュー――CM撮影の感想をお聞かせください。非常にシンプルな内容のCMで、僕の表情とかが繊細に出てしまうので、新商品の登場感や清涼感を表現するためにどうすればいいのか、撮影中もディレクター(監督)といろいろ相談しました。四苦八苦しながら良いものができたと思っています。――最近「『ロキソニンEX外用薬シリーズ』を使いたい!」と思ってしまうようなシチュエーションはありましたか?ちょうど今(※CM撮影は2月某日)、体を酷使する撮影をやっているんですよ。冬の海に潜るとか、毎日朝から晩まで本当に大変な環境の中で撮影しているので、こういうものがないと逆に、もう普通に戻れない状態というか。非常に助かっています。――日頃、体のケアは、どのようなことをしていますか?スポーツクラブで鍛えたり、あとはお風呂が好きなので、毎日湯船に浸かったりして、体をほぐしています。――「ロキソニンEXテープ」は濃度が濃いことが特徴の一つですが、 最近「濃かったな〜」と思ったエピソードはありますか?毎回毎回、仕事を濃くやっていますが、それが年々、回を重ねる毎に、さらにいいものにしようと思うので、 どんどん何か自分の中で仕事に対する濃度とか、生きることそのものについても日々濃くなっているなと実感しています。だから、今が最高に濃いんじゃないでしょうか(笑)。――「シリーズ史上 最高濃度配合」という新製品の特徴にちなんで、「阿部寛史上 最高○○」といったエピソードがありましたらお聞かせください。阿部寛史上最高ですか? うーん、まぁ今が最高だと思いたいですけど、やっぱりそう思いながら、これからもいろんなことに挑戦していきたいなとは思っています。――「ロキソニンEX外用薬シリーズ」は「テープ」「テープ L」「ゲル」「ローション」の4タイプありますが、おすすめしたいのはどれですか?僕は大判サイズの「テープL」ですかね。それを筋肉痛の時とか、腰にもよく貼ってます。だいたい寝る前に貼ることが多いんですけど、まあすごいなと思って。一体何が入っているんだろうなと思いながら、いつも使っています。――痛みに悩む方々に向けて、ひと言メッセージをお願いします。今、生活様式が変わって体の痛み、悩みも増えてきていると思います。この「ロキソニンEX外用薬シリーズ」を使って、その痛みを少しでも和らげてください。
2022年04月27日重松清のベストセラー小説を映画化した『とんび』より、阿部寛、安田顕、薬師丸ひろ子の劇中での姿をとらえた場面写真が解禁となった。阿部寛と北村匠海が親子役を演じた本作は、これまで2度TVドラマ化され話題を呼んだ、重松清による名作小説の映画化。破天荒ながら愛すべき主人公、父・ヤスと息子・アキラの幾度途切れても必ず繋がっていく親子の絆を描き、8日の公開から多くの共感と感動を呼んでいる。この度解禁されたのは、男手一つで育てた息子・アキラが家庭を持ち親元を離れた後、“もうひとつの家族”である備後の町の人々と過ごすヤスの幸せな余生が写し出された劇中写真。小料理屋・夕なぎで、赤いちゃんちゃんこに広島東洋カープのキャップを被り、女将・たえ子(薬師丸ひろ子)らに還暦をお祝いされている様子。そして、アキラのもう一人の父といっても過言ではない、幼なじみ・照雲(安田顕)と共に、肩を組んでいる姿や、一尾の魚を持ち満面の笑みを浮かべるヤスがとらえられている。どの写真も、幸せそうな笑顔を見せており、彼がもう一つの家族である“備後の町の人々”に最期まで愛され続け、幸せに生涯を終えたことが伝わってくる劇中写真となっている。『とんび』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:とんび 2022年4月8日より全国にて公開©2022『とんび』製作委員会
2022年04月20日俳優の阿部寛が出演する、味の素・Cook Doの新CM「回鍋肉/父のこだわり」編が、2月3日より放送される。新CMでは、阿部演じる父親が大きな中華鍋を使い、食材の切り方や炒め方など細部にまでこだわって料理に没頭する。香りにつられてキッチンでつまみ食いをしてしまうが、さらにはそのまま白米を持ち出し、本格的に食べ始めてしまう。料理の出来に満足しながら食卓に視線を向けると、母親と息子が茶碗を片手に唖然とした様子で見つめているといった内容だ。撮影は、回鍋肉を作るシーンからスタート。手でちぎったキャベツを鍋に入れるカットでは、納得のいく形にならなかった阿部が5パターンの入れ方を監督に提案する場面も見られた。また撮影の合間には、スタッフから鍋さばきのレクチャーを熱心に受け、本番では見事な腕前を披露した。終始真剣な面持ちで撮影に臨んでいた阿部だったが、つまみ食いの撮影では、思わず「うまっ」と表情が緩む。また、箸でとる量が多すぎたため、口に入れることができず「だめでした(笑)」と茶目っ気たっぷりに笑顔を見せた。
2022年02月01日俳優の仲代達矢が、「第69回菊池寛賞」に選ばれた。仲代の授賞理由は「1952年の俳優座養成所入所以来、日本を代表する俳優として幾多の演劇・映画に出演、89歳を迎える本年、『役者七十周年』全国公演を開始。また、みずから私塾『無名塾』を主宰し、後進の育成にも尽力してきた」。他にも、作家の小川洋子氏、高知新聞社「追跡・白いダイヤ」取材班、翻訳家の松岡和子氏、医師の吉岡秀人氏が選ばれた。贈呈式は、12月上旬に関係者のみで行われる。
2021年10月11日5月のエリザベート王妃国際音楽コンクールでは第4位入賞という好成績に輝いたピアニスト阪田知樹。今秋、デビュー10周年の節目のリサイタルに挑む[10月14日(木)サントリーホール]。「今の自分が取り組みたいと思っているテーマを形にしたリサイタルになると思います」このシーズン、阪田がプログラムのテーマに掲げるのは「ファンタジー=幻想曲」にまつわる作品だ。当公演の演奏曲目は次のとおり。ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第14番《月光》シューマン:幻想曲リスト:ピアノ・ソナタリスト:《リゴレット》パラフレーズ「《月光》のもともとのタイトルは《幻想曲風ソナタ》。スローな第1楽章で始まり、第3楽章でようやくソナタ形式が出てくる、特殊な形のソナタです。調性の並びも非常に有機的で、全体が一筆書きのように書かれているのも、非常に幻想曲的です。シューマンの幻想曲は逆に、もともとソナタとして計画されていた作品。構築が非常に独創的な幻想曲ですが、全体をよく見通して構成されているという意味で、ソナタの要素を十分に内包しています。リストのソナタは、スコアを見て楽曲をしっかり知っている人間から見れば、どんなコンセプトのソナタなのか一目瞭然なのですが、普通に聴けば、まさにファンタジー的な要素が強い楽曲だと思います。ヘタに弾いてしまえば支離滅裂にもなりかねない。向き合うたびに新しい発見のある作品です。作曲技法、リストの意図やインスピレーションの背景など、毎回違うことに気づきます。《リゴレット》パラフレーズは、ロマン派のヴィルトゥオーゾたちが好んで作った、オペラのテーマを借りて書いた『ファンタジー』のひとつとして取り上げました」音楽用語としての「ファンタジー」はかなり多様な意味で用いられていて、説明も難しいが、その諸相をたっぷり味わうことができるプログラムだ。デビューは2011年4月。名ピアニストのニコライ・ペトロフに招待されて出演したモスクワ・クレムリン音楽祭でのオール・リスト・リサイタルだった。そこから10年。自分が奏でたいと思う音楽、自分が信じる音楽が、ようやくはっきり見えてきた気がすると語る。「今回は、音楽家として、そこからさらに歩む方向をお見せする場になると思っています。サントリーホールという特別な会場での初めてのリサイタル。ぜひ一人でも多くの方に、その思いの丈を聴き取っていただきたいです」(宮本明)
2021年08月26日2021年5月末に開催された難関「エリザベート王妃国際ピアノ・コンクール2021」において、第4位入賞を果たした阪田知樹のリサイタルが急遽開催される事となった(7月17日:ミューザ川崎シンフォニーホール)。「エリザベート王妃国際音楽コンクール」は、「チャイコフスキー国際コンクール」、「ショパン国際ピアノ・コンクール」と共に「世界三大コンクール」と呼ばれる世界屈指の名門コンクールだ。前身の「ウジェーヌ・イザイ・コンクール」時代を含めれば、ピアノ部門の優勝者には、エミール・ギレリス(1938)、レオン・フライシャー (1952)、ウラディーミル・アシュケナージ(1956)、アブデル・ラーマン・エル=バシャ(1978)、フランク・ブラレイ(1991)、アンナ・ヴィニツカヤ (2007)、デニス・コジューヒン(2010)、ボリス・ギルトブルク(2013)など、錚々たる顔ぶれかが並ぶ。2021年のピアノ部門は、当初予定されていたの2020年が、新型コロナウイルス感染症拡大の影響によって1年延期され、バンデミック後に開催される最初のメジャー・コンクールとして大きな注目を集めていたものだ。この難関での栄えある第4位入賞は、まさに日本のピアノ界の歴史に刻まれる快挙と言えそうだ。さて、そのコンクールの興奮も冷めやらぬ中で開催される特別演奏会の熱気や如何に。プログラムには、ベートーヴェンのピアノソナタ第15番『田園』&リスト編曲によるベートーヴェンの歌曲『アデライーデ』が用意され、後半はリストの大作「ピアノ・ソナタ ロ短調」が披露されるという聴き応え十分な内容だ。俊英の今を聴く絶好のチャンス到来!●公演概要7月17日(土)ミューザ川崎シンフォニーホール阪田知樹ピアノ・リサイタル特別公演●阪田知樹(ピアノ)2021年エリザベート王妃国際音楽コンクール4位。2016年フランツ・リスト国際ピアノコンクール(ハンガリー・ブダペスト)第1位、6つの特別賞。コンクール史上、アジア人男性ピアニスト初優勝の快挙。「天使が弾いているかのようだ!」-Leslie Howard-と審査員満場一致、圧倒的優勝を飾る。第14回ヴァン・クライバーン国際ピアノコンクールにて弱冠19歳で最年少入賞。「清澄なタッチ、優美な語り口の完全無欠な演奏」-Cincinnati Enquirer-と注目を集める。チェコの巨匠イヴァン・モラヴェッツ氏より高く評価されイヴァン・モラヴェッツ賞、ピティナ・ピアノコンペティション特級グランプリ、聴衆賞等5つの特別賞、クリーヴランド国際ピアノコンクールにてモーツァルト演奏における特別賞、キッシンジャー国際ピアノオリンピックでは日本人初となる第1位及び聴衆賞。アレクサンドル・ラザレフ、ヴラディーミル・ヴァ―レック、レナード・スラットキン、アンドレア・バッティストーニ、ヤーノシュ・コヴァーチュ諸氏の下、シュターツカペレ・ハレ、チェコ国立交響楽団、ハンガリー国立フィルハーモニー管弦楽団、フォートワース交響楽団、NHK交響楽団、東京都交響楽団、東京交響楽団、東京フィルハーモニー交響楽団、日本フィルハーモニー交響楽団、読売日本交響楽団他と共演。東京クヮルテットメンバーとの共演など室内楽奏者としても活躍。国内はもとより、世界各地20カ国で演奏を重ね、国際音楽祭への出演多数。クレムリン音楽祭では、オール・リスト・プログラムによるリサイタルを名ピアニスト、ニコライ・ペトロフ氏が「世界一のリスト」と絶賛。クライバーン・ショパン・フェスティバルでのオール・ショパン・プログラムによるリサイタルは、「ヴィルトゥオージティ、天性の叙情性、ピアノに対峙する真摯な姿が聴衆を感動の渦に巻き込んだ!」―Fort Worth Star-Telegram―と高評を得た。2018年には、ドイツの名門ライプツィヒ・ゲヴァントハウスにてリサイタルデビューを果たす。幼少期より作編曲にも傾注、近年は委嘱を受け、初演の機会に恵まれている。2015年CDデビュー、2020年3月、世界初録音を含む意欲的な編曲作品によるアルバムをリリース。内外でのテレビ・ラジオ等メディア出演も多い。東京藝大附属高、東京藝大を経て、ハノーファー音楽演劇大学にて学士、修士首席修了、現在同大学院ソリスト課程に在籍。世界的ピアニストを輩出し続ける「コモ湖国際ピアノアカデミー」の最年少生徒として認められて以来、イタリアでも研鑽を積む。ウィーンの三羽烏パウル・バドゥラ=スコダ氏に10年に亘り師事。音楽理論・作曲を高橋千佳子、永冨正之、松本日之春の各氏に師事。2017年横浜文化賞文化・芸術奨励賞受賞。
2021年07月13日5月、難関として知られるエリザベート王妃国際音楽コンクール(ベルギー)でみごと4位入賞を果たしたピアニスト阪田知樹(27)。7月17日(土)には急きょ、入賞記念リサイタルの開催が決まった(ミューザ川崎)。入賞者コンサートまで5週間にもおよぶ長丁場を終えて帰国した直後、14日間の隔離待機中の彼とリモートで話すことができた。「自分の音楽をぶつけて臨んでみたいと思いました」19歳でのヴァン・クライバーン・コンクール最年少入賞や、2016年のフランツ・リスト国際コンクール優勝(ブダペスト)など、国際コンクールの実績も豊富な阪田。今回最もこだわったのは、勝ち負けや順位より「音楽」そのものだったというのだ。「今まで出場したコンクールは、やっぱり勝ちやすい選曲を意識していたところがあります。でも今回はあえてそれを考えず、『自分が音楽家として勉強してきたのはこれだ』という音楽を提示して向かった大会でした」たとえば決勝ラウンドで弾いたブラームスのピアノ協奏曲第2番。「リハーサル時間が限られているので、通すだけで50分かかる曲はリスクがありますし、審査員の好みがすごく出る作品だと思うのですが、そんなことより、自分が一番素直に自分らしく演奏できる曲を選びました。自分はヨーロッパの伝統の中で勉強してきた人間なので」決勝のインターネット生配信。ときおり見せる幸せそうな笑顔がとても印象的だった。「それが一番かなと思います。10年間お世話になったパウル・バドゥラ=スコダ先生が亡くなる3か月前に、ウィーンのご自宅で最後にレッスンしていただいたのがあの曲でした。2日間のレッスンのあと、先生はウォッカを、僕はお水を飲みながら(笑)、先生の師のエトヴィン・フィッシャーがフルトヴェングラーと弾いたCDを一緒に聴いて、その演奏解釈について話し合ったのは忘れられない思い出になりました」そんなさまざまな音楽体験の、現時点での集大成になったという手応えもあるのだろう。コンクールを、「これまでの音楽人生の分岐点だった」と振り返る。7月のリサイタルは、コンクールでも弾いたベートーヴェンのピアノ・ソナタ第15番《田園》と、リストのピアノ・ソナタ ロ短調を軸にしたプログラム。「《田園》は大好きなソナタで、コンクールでも演奏会でも何度も演奏しているものの、日本の演奏会で全楽章を弾くのはたぶん今度が初めてです。けっして華やかではないのですが、本当に純粋に美しい。ベートーヴェンの、人間的な心の優しさが前面に出ている作品です。リストのソナタは弾くたびに新しい発見があります。コンクールではセミ・ファイナルで弾きましたが、前日の練習ですら、また新しい発見がある。ピアノ音楽全体の中でも最高傑作と言って過言ではないと思います」「分岐点」を経て、新たな歩みを刻み始めるピアニスト。その確かな足取りが、このリサイタルでも聴き取れるはずだ。(宮本明)
2021年06月22日2021年5月30日、ブリュッセルにて「エリザベート王妃国際音楽コンクール 」ピアノ部門の結果が発表され、務川慧悟(むかわけいご)が第3位、阪田知樹 (さかたともき)が 第4位入賞を果たした。「エリザベート王妃国際音楽コンクール」は、ベルギーの元王妃エリザベートの名前を冠して1951年に創設され、「ショパン国際ピアノコンクール」「チャイコフスキー国際コンクール」と共に“世界3大コンクール”の一つに数えられる名門だ(ピアノ、ヴァイオリン、チェロ、声楽の4部門を対象に毎年1部門ずつ開催)。過去には、エミール・ギレリス(1938年優勝)やウラディーミル・アシュケナージ(1956年優勝)、ワレリー・アファナシエフ(1972年優勝)などの優れたピアニストたちを排出している。今回のピアノ部門は、新型コロナウイルス感染拡大の影響によって1年延期され、決勝進出者を例年の12人から6人に絞り込み、無観客等の対応がとられて実施された(5月3日~29日)。栄えある入賞を果たした2人は、アントワープにおいて6月7日(月)の入賞者コンサートに出演する予定だ。●2021年度「エリザベート王妃国際音楽コンクール 」ピアノ部門の結果第1位:Jonathan Fournel,27,France第2位:Sergei Redkin,29,Russie第3位:Keigo Mukawa,28,Japon第4位:Tomoki Sakata,27,Japon第5位:italy Starikov,26,Russie第6位:Dmitry Sin,26,Russie●務川慧悟コメントとても嬉しい結果です。応援いただきました皆様に感謝しております。一度はコンクールを受けることに迷いもありましたが、この1ヶ月、とても学ぶことが多く、今後のピアニストとしてある意味転機なりました。今はもっと学びたい、経験を重ねたいと思っています。●務川慧悟(ピアノ)東京藝術大学1年在学中の2012年、第81回日本音楽コンクール第1位受賞を機に本格的な演奏活動を始める。これまでに2019年ロン=ティボー=クレスパン国際コンクールにて第2位入賞するなど世界的なコンクールで入賞を果たしている。2014年パリ国立高等音楽院に審査員満場一致の首席で合格し渡仏。パリ国立高等音楽院、第2課程ピアノ科、室内楽科を修了し、第3課程ピアノ科、同音楽院フォルテピアノ科に在籍。現在はフランスを拠点に日本各地はもちろん、ヨーロッパを中心に演奏活度を続けており、演奏以外にも、テレビやラジオへの出演、コラムを連載するなど多方面で活動している。これまでに共演した主なオーケストラは、東京フィルハーモニー交響楽団、東京交響楽団、フランスにてロレーヌ国立管弦楽団、フランス国立管弦楽団他フランク・ブラレイ、上田晴子、ジャン・シュレム、パトリック・コーエン、横山幸雄、青柳晋の各氏に師事。●阪田知樹のコメントこれまで世界的に優れたピアニストを輩出してきた「エリザベート王妃国際コンクール」に、デビューから10年を経て挑んだことはこの先のピアニスト人生での大きな糧となります。これからも芸術家として、より一層研鑽を積んでまいります。このたびはたくさんの方々に応援していただき、ありがとうございました●阪田知樹(ピアノ)2016年フランツ・リスト国際ピアノコンクール(ハンガリー・ブダペスト)第1位、6つの特別賞。東京藝大を経て、ハノーファー音楽演劇大学大学院ソリスト課程に在籍。第14回ヴァン・クライバーン国際ピアノコンクールにて弱冠19歳で最年少入賞。ピティナ・ピアノコンペティション特級グランプリ、聴衆賞等5つの特別賞、クリーヴランド国際ピアノコンクールにてモーツァルト演奏における特別賞、キッシンジャー国際ピアノオリンピックでは日本人初となる第1位及び聴衆賞。国内はもとより、世界各地20カ国で演奏を重ね、国際音楽祭への出演多数。2015年CDデビュー、2020年3月、世界初録音を含む意欲的な編曲作品によるアルバムをリリース。内外でのテレビ・ラジオ等メディア出演も多い。2017年横浜文化賞文化・芸術奨励賞受賞。
2021年06月01日阿部寛(56)が9月28日、竹内結子さん(享年40)への追悼コメントを発表した。各メディアによると阿部は「信じられません」といい、「常に明るい笑顔で輪を大切にする彼女の姿を何度も見てきました」「ご冥福をお祈りいたします」とつづったという。03年4月期のドラマ「笑顔の法則」で初共演となった2人。以降、08年2月の映画「チーム・バチスタの栄光」や09年3月の「ジェネラル・ルージュの凱旋」、14年10月の「ふしぎな岬の物語」といった作品で共演を重ねてきた。「阿部さんは撮影現場で、竹内さんの存在に助けられることもあったといいます。特に『チーム・バチスタの栄光』で監督の指示に悩んでいたとき、竹内さんも同様に苦悩。そんな姿が同志のようで嬉しかったそうです。また2人は、現場以外でも息ぴったり。冗談を言い合うなど、取材時も和気あいあいとしていました」(映画関係者)また、竹内さんも阿部のことを慕っていた。「撮影中にどんな演技をしても阿部さんは臨機応変に対応してくれるため、竹内さんは安心していました。彼女によると、阿部さんは役柄によって撮影時以外でも雰囲気が変わるそうです。映画『ふしぎな岬の物語』では『子供の頃から可愛がってくれているお兄さんのようだった』といい、自然と話す機会が増えていったそうです」(前出・映画関係者)何度もタッグを組んできた阿部と竹内さん。その思い出は、永遠に輝き続けることだろう――。
2020年09月30日「音が自然に届く素晴らしい響きが大好きです」【チケット情報はこちら】横浜みなとみらいホールについてそう語るピアノの阪田知樹。少年時代からの地元でもある横浜で、2年連続となるリサイタルを開く(2020年3月1日・大ホール)。前回の全リスト・リサイタルに続き、《ピアノ・ソナタ》と《ラ・カンパネッラ》のリスト作品を今回もプログラムに入れた。「私の中で特別な作曲家ですし、《ピアノ・ソナタ》は人生をかけて勉強し続けるべき、自分の中でも常に進化している曲。10月にベートーヴェンの最後の3つのソナタに取り組んだのですが、リストのソナタは、ベートーヴェンの32曲のソナタの延長線上に存在する曲だと考えていて、特に最後の第32番のソナタとの類似点にはいろいろと気づいていました。それにあらためて直接触れたことで、目指すものがよりクリアになってきた気がしています」リサイタルは一般的な2部ではなく3部構成。第1部にモーツァルトのソナタ第5番とシューマンの《交響的練習曲》、第2部がリストのソナタ、第3部に《ラ・カンパネッラ》を含む、さまざまな編曲作品。「SP時代の巨匠たちのリサイタルを研究してみると、3部に分けていることが多いんです。第1部がクラシカルな作品。第2部がちょっと挑戦的な作品。第3部はアンコール的な意味合いも込めて、楽しく聴ける作品が続くという形です。今回はまさにその形。巨匠たちへのオマージュです」さらに新たな試みも。「彼らは、作品を弾く前に、つなぎの即興を入れることが多かったんですね。バックハウスやディヌ・リパッティがそうです。演奏者自身も聴き手も気持ちの準備ができる。それをやれたらなと思っています」作曲家でもある阪田ならではの発想かもしれない。「演奏会を、大きな枠で全体としてお届けしたいと思っています。植物のポプリのように。それをどういうふうに作ってプレゼントするのかが、私たちの表現です」リサイタルの翌週にはヴァイオリニストの諏訪内晶子がプロデュースする「国際音楽祭NIPPON 2020」の一環で「ベートーヴェン室内楽マラソンコンサート」(3月8日・東京オペラシティ)に出演。諏訪内とヴァイオリン・ソナタ第10番などを弾く。「諏訪内さんは、彼女ならではのパッションをもつ音楽家。その諏訪内さんがベートーヴェンとどう向き合われるのか、最も間近で聴くことにもなるのでうれしいですし、諏訪内さんのCDを子供の頃から聴いていたので、なんだか不思議な気持ちです」9時間を超える長丁場のコンサート。「作品1のピアノ三重奏曲も演奏します。後期のソナタ第10番と合わせて、ベートーヴェンの音楽の発展、変化を1日で体験できるのは楽しみです」2020年6月からはリスト編曲によるベートーヴェン交響曲全曲ツィクルス(全9回・Hakuju Hall)もスタート。彼のベートーヴェンとの向き合い方にもいっそう注目していきたい。取材・文:宮本明
2019年12月26日俳優の飯島寛騎が、31日発売の雑誌『NINE CONTINUE VOL.6』で、ファッション誌では自身初となる表紙を飾った。『GLITTER』9月号増刊として発売された同誌。飯島は「男も惚れる気鋭の旬メン」として「大人の階段、上れてる?」のコピーの通り、大人っぽくシックなコーディネートで表紙に登場している。「初めての表紙だったのでとにかくお話を頂いた時は嬉しかったです!」と抜てきを喜ぶ飯島。「撮影は本当に楽しく自由にやらせてもらいました」と振り返り、「普段見ることが出来ない、色々なパターンの飯島寛騎を見てもらえると思います」と手応えも感じている。お気に入りのスタイリングは、「白シャツのレイヤードが一番好きです」。撮影を通して、「ファッションが好きで色々勉強しているので、その方法があったのか! と思いましたし、綺麗めかつワイドでもあって着こなしやすかったです」と発見もあった。また、日常のファッションについては、「普段はゆるゆるダボダボみたいなダル着が多くて、最近ではモード系が好みですね。ブランドにこだわるというよりは、意外といきあたりばったりで」と明かし、「古着も着ますし、そういう意味では本当にいいもの、自分に似合うものを買うようにしています」とコメント。一方で、「身長はもう少し欲しかったです、そしたらもっと幅を広げられるんじゃないかなって」と語り、「モデルの仕事にも今凄く興味があって、これからどんどんやっていきたいと思っています!」と決意を新たにしている。飯島は、「第28回ジュノンスーパーボーイコンテスト」グランプリを受賞し、翌年『仮面ライダーエグゼイド』の宝生永夢/仮面ライダーエグゼイド役に。2017年11月以降は、男性エンターテイメント集団「男劇団青山表参道X」の一員としても活動の幅を広げている。
2019年07月31日劇団EXILEの佐藤寛太が出演する、セイコー ルキア WEB限定ムービー「時計をする。物語が生まれる。」前編が13日より公開される。動画は、佐藤演じる後輩男子が、主人公である先輩女性と時計をきっかけに距離が近づいていく“時めき”の詰まった全7話のストーリー仕立てで、アラサー女性の理想の胸キュンシーンを様々なシチュエーションで描いている。今回は前編となる3話が公開された。第1話「Elevator」では2人きりのエレベーターで佐藤が「きれいですね」と話しかける。第2話「Taxi」では、2人きりのタクシーの中、佐藤が「腕グイ」で時計を確認するというどきっとする展開も。第3話「After Party」では、職場の式典に2人で出席したという設定で、佐藤が先輩女性に話しかける。気になる後編の4話は、10月からの公開を予定している。○佐藤寛太 コメント・今回のための役作り髪が長かったのですが、襟足がカラーにかかるとあまり清潔感が出ず、社会人っぽくないかなと思って切ってきました。・普段女性の手は気になるかコンビニの店員さんの手が気になりますね! 手渡しするじゃないですか、こっちも相手も。綺麗な手だと、綺麗だなぁって思います。・積極的な男性役を演じるのは僕自身、何事に対してもわりと積極的な方なので、演じやすく、気持ちがわかるなぁって思います。・一言メッセージこのたび、全7話配信のセイコー ルキアのWEBムービー、前半3話分が完成しました。皆さんぜひ見てください、よろしくお願いします!
2019年06月13日「リストは自分にとって特別な作曲家。音楽人生の重要な軸です」多彩なレパートリーで旺盛にコンサート活動を繰り広げるピアニスト阪田知樹が、「リストへの誘い」と題した、オール・リスト・リサイタルを開く(2019年2月11日(月)・横浜みなとみらいホール)。【チケット情報はこちら】2016年、作曲家の祖国であるハンガリーのブダペストで開催されている「フランツ・リスト国際ピアノ・コンクール」を、アジア人男性として初制覇した阪田のライフワークだ。「リストというと、どうしても一部の有名曲や、超絶技巧というイメージにスポットが当たってしまいがちです。でも、彼は約75年の長い生涯の間に、大きく作風を変えていった作曲家。そのさまざまな面をお聴きかせできるプログラム。リストの魅力を知っていただくためのきっかけになるコンサートです」プログラムは3部構成。《ラ・カンパネッラ》《ハンガリー狂詩曲第2番》《ピアノ・ソナタ ロ短調》といった人気曲を組み込みながら、リストの多面性を聴かせてくれる。2種類の《ラ・カンパネッラ》が聴けるのは面白い趣向。実はリストは同じ《ラ・カンパネッラ》の素材を使って4種類の曲を作曲しており、今回は、1番よく弾かれる『パガニーニによる大練習曲』第3曲と、27歳の初期作品『パガニーニによる超絶技巧練習曲』第3曲のふたつの版を聴き比べることができる。後者は、弾きこなせるピアニストが数えるほどしかいないという超難曲だ。「若き日のリストがいかにとてつもない難曲を書いたか。技巧をクリアした先に見える風景があります。それを無理なくこなせる人が技巧を追求してこそ初めて、本質が聴こえてくる。そういう演奏をお届けするのが私の理想です」有名な《ハンガリー狂詩曲第2番》の、任意に挿入が指定されているカデンツァ(即興的な自由な独奏部分)を自身のオリジナルで弾くのは、作曲家でもある阪田ならでは。「200年の時を超えて、リストと音楽で対話できるのが楽しみ」と語る。会場のみなとみらいホールのある横浜は、阪田の生まれ育った街でもある。「リストは音数も多いので、空間の大きさでかなり印象が違います。みなとみらいホールは響きが良いので、すごく楽しみです」阪田の音楽の懐の深さを示してくれそうなのが、先輩ピアニスト中野翔太と、ジャズ・ピアニストの松永貴志との共演で贈る「ピアノ・トリオ・スペクタクル」(3月8日(金)・東京オペラシティ)。「中野さんと松永さんは何度も共演しているから、僕は新参者(笑)。ビル・エヴァンスやアート・テイタム、キース・ジャレット。ジャズはよく聴くので、どんなことになるのか、自分でも楽しみにしています」プログラム後半は、なんと3人が3台のピアノでガーシュウィンの《ラプソディ・イン・ブルー》を、即興的なセッションで弾き切る「お楽しみヴァージョン」。2月のリストとはまったく違う世界だが、阪田の魅力を間違いなく味わえるはず。聴き逃せない貴重な機会!取材・文:宮本明
2018年12月07日山下健二郎さん、佐藤大樹さんとともに「HiGH&LOW」シリーズのスピンオフ最新作『DTC‐湯けむり純情篇‐from HiGH&LOW』で主演を務める佐藤寛太さんが語る、映画の魅力と“一歩踏み出した経験”とは?僕が演じるテッツという役は、思ったことをすぐに口走っちゃう真っすぐな性格。特に、愛情からくる言葉をすぐに口に出しちゃうヤツなんです。今回、いちばん印象に残っているシーンは、「働くって、こういうことだよな」ということを話す場面。テッツとしても、佐藤寛太としてもすごく腑に落ちることが多かった大事なセリフだったと思っています。僕ら、この役をもう4年近くやってきているんですが、毎回、健二郎さんが僕らが居やすい雰囲気をつくってくれて、僕らのことを大切にしてくれるんです。健二郎さんのそういうところをすごく尊敬していて、もし自分に後輩ができたら、先輩としてこんなふうに接してあげたいな、と思っています。今まで、勇気を出して一歩を踏み出した経験といったら、なんといっても劇団EXILEに入るきっかけとなったオーディション。自分でやりたいと思ってやった初めてのことでした。今はどんな役をやりたい、というよりもまず自分を磨きたいです。さとう・かんた1996年6月16日生まれ、福岡県出身。「劇団EXILE」メンバー。今後公開の出演映画に『走れ!T校バスケット部』『jam』『家族のはなし』『今日も嫌がらせ弁当』が控えている。シャツ¥96,000カットソー¥18,000スニーカー¥55,000(以上YOHJI YAMAMOTO/ヨウジヤマモト プレスルーム)サスペンダーパンツ¥38,000(nude:masahiko maruyama/NUDE)ネックレス¥48,000(nobu Ikeguchi TEL:03・6438・9036)『DTC‐湯けむり純情篇‐from HiGH&LOW』シリーズNo.1の愛されトリオ、D=ダン(山下健二郎)、T=テッツ(佐藤寛太)、C=チハル(佐藤大樹)の3人がバイクで旅へ。スカッと笑えてホロッと泣ける純情ムービー。9月28日(金)より、3週間限定公開!※『anan』2018年9月26日号より。写真・笠井爾示(MILD)スタイリスト・中瀬拓外ヘア&メイク・鵜飼雄輔(TRON)取材、文・菅野綾子古屋美枝(by anan編集部)
2018年09月24日俳優の佐藤寛太(劇団EXILE)が、映画『青夏』(8月1日公開)に友情出演することが19日、わかった。同作は、南波あつこによる人気コミックを映画化。夏休みの間、大自然に囲まれた祖母の家で過ごすことになった都会育ちの女子高生・理緒(葵わかな)と、地元の高校生・吟蔵(佐野勇斗)が一夏の恋に落ちていく。今年だけで『わたしに××しなさい!』『家族のはなし』『走れ! T校バスケット部』、そして『HiGH&LOW』シリーズのスピンオフ映画『DTC -湯けむり純情篇- from HiGH&LOW』と映画公開を続々控える佐藤。吟蔵の実家が営む酒屋「泉屋」に立ち寄る、都会から田舎に遊びにきた男性を演じ、同じく友情出演する人気声優・愛美とも共演した。今回は、佐藤が同作のメガホンを取った古澤健監督の映画『恋と嘘』 (2017年公開)に出演していたことから友情出演に。撮影現場では古澤監督からの要望に即座に対応し、スムーズに終了し、ムードメーカーとして現場を盛り上げた。また『走れ! T校バスケット部』(2018年秋公開)で共演した佐野とは、久々の再会を果たし、休憩時間も会話したりと一緒に三重の自然の中での撮影を楽しんだ。○佐藤寛太コメントみなさんこんにちは佐藤寛太です!ご縁のある古澤監督に呼んで頂き友情出演という形で映画『青夏』に携わらせていただきました!!ワンシーンではありますが佐野勇斗君とまた共演させていただき嬉しかったです! 緑に囲まれた自然の中での撮影たのしかったです! 是非劇場でご覧ください!
2018年07月19日