■前回のあらすじ幼稚園時代、最強にワガママだったふくふく。この日も「駄菓子屋に寄りたい」と駄々をこねると、珍しく祖父は「今日は買わないよ。先に行っちゃうからね」と先に歩き出してしまい…。 私以外の人間がいなくなった、置いて行かれたあの静けさはよく覚えてます。全く知らないおじさんだったけど、聞かれたから素直に答えました。次回に続く「子どもの頃誘拐されかけた話」(全6話)は12時更新!
2022年07月18日ちょっと先の角を曲がった所で待ってて「行っちゃったフリをする」というのは、今の時代では本当にありえないでしょうが、当時は道とかデパートやスーパーの棚の死角とかやってる親は、わりと多かった気がします。次回に続く「子どもの頃誘拐されかけた話」(全6話)は12時更新!
2022年07月17日店舗にもよりますが、コンビニエンスストア(以下、コンビニ)では客に対し、トイレの貸し出しを行っています。トイレのドアに、「店員に声掛けをしてからお願いします」といった貼り紙を目にしたことはないでしょうか。その理由として一般的に挙げられているのが、防犯対策。支払い前の商品をトイレで使われたり、トイレットペーパーを盗まれたりしないようにするためです。ローソンで目にした貼り紙の内容『女性スペースを守る会』として活動している、永田マル(@maru_world0)さんは、ローソンで目にした、トイレの貼り紙に感心したといいます。多くのコンビニでは、店員に声を掛けると利用できるところ、永田さんが目にしたのは…。都内某所のローソンでは、女性トイレは店員さんから鍵を貰わないと使用できない仕組みだった。ローソン素晴らしい!しかし、ここに至るまでにきっと事件か何かあったのだろう。女性と子供など弱い立場の人達が安全に使用できるよう制度を整えるべきだ。 pic.twitter.com/XzyiNijqjz — 永田マル#IStandWithJKRowling (@maru_world0) March 22, 2022 永田さんが目撃した貼り紙には、「レジで鍵を受け取り、使用後は必ず鍵をかけて」と書かれていたのです。その理由については、「防犯のため」という文言が。女性専用トイレに貼り紙があるため、女性が犯罪に巻き込まれないよう、未然に防ぐ抑止力を期待できますね。このコンビニでのトイレについて、さまざまな反響が上がりました。・ほかの店舗で、こういう貼り紙を見たことがある。今振り返ると、恐ろしいことが起きていたんだなと思い、末恐ろしい…。・こういう取り組みは、犯罪を防ぐことにつながるからほかの店でもやってほしい。・とても素晴らしいと思う。コンビニのトイレが、犯罪の温床になってはいけないね。不特定多数の人が行きかう、コンビニのトイレ。密室となるトイレでは、いつどんなことが起きるか分かりません。最悪の場合、犯罪が頻繁に起きることも。トイレを男女共有とするコンビニも多い中、男女別で貸し出しを行っている店舗もあります。防犯対策だけでなく、清潔感や利用時間など、さまざまな人のニーズを満たすためでしょう。誰もが安心できるよう、鍵を使ってトイレを利用する方法は、必要といえそうです。[文・構成/grape編集部]
2022年03月24日※この物語は実話をベースにしたストーリーです。登場する人物や団体名は一部フィクションを含みます。■前回のあらすじ勝手口が割られていただけで、何も盗られていないし部屋も荒らされていない。しかし、家を傷つけられて、恐怖と怒りで涙が止まらないのでした。■警察の言うことが頼りない…■防犯対策をしっかりすることを決意勝手口の窓については、火災保険が適用されることに。その手続きが落ち着いた後、私たち夫婦は防犯対策について改めて考えることにしました。警察から犯人が何も盗らなかったことについて「目当ての物がなかったんじゃないか」と言われたり、再び空き巣が来ることについて「可能性は低い」と言われましたが、警察の言葉に安心できず…。すべての窓に防犯フィルムと防犯ブザーを付け、貴重品は冷蔵庫の中に保管することにしました。さらに、夫がある提案をしてきて…。※火災保険は、契約内容によって補償内容が異なります。次回に続く「新築マイホームに空き巣!?」(全16話)は15時更新!
2022年01月20日不審者に襲われた時、すぐに助けを呼べる状況ばかりとは限りません。とっさの判断で、自身の身を守らなければ危険なパターンもあります。護身術をTikTokで紹介している、パーソナルトレーナーの大黒力斗(challenger.ricky)さんは、不審者に腕をつかまれた際の対処法を投稿。簡単に逃れる方法をご覧ください!@challenger.ricky #CapCut 体重差あってもできるよもしもいきなり掴まれたらぜひやってみてね♫コメント欄に解説します@juria96210 #護身術 #対処法 #selfdefense #空手女子 #女子高生 ♬ 三原色 - YOASOBIつかまれた腕を斜め上に振り上げるだけで、相手の手を振り払うことが可能に!ポイントとしては、「相手の指のつなぎ目を狙って、勢いよく振り解こう!」とのこと。ちょっとしたコツなので、この方法ならいざという時にも、すぐに思い出せそうです。動画には、「練習しておきたい」「勉強になりました!」などのコメントが寄せられていました。学校や家などで、お互いに練習しておくといいかもしれないですね。[文・構成/grape編集部]
2021年12月27日ハナ(@hana922)さんがTwitterに投稿した写真が「すごい!」と話題になっています。写っているのは、防犯カメラがたまたまとらえた一瞬の出来事です。ある日、防犯カメラが作動。不審に思ったハナさんが、撮影された内容を確認すると…。防犯カメラが作動したので何かと思ったら、ごはんゲットした鳥が写ってた pic.twitter.com/JJnqt86zIi — ハナ/若本衣織 (@hana922) December 22, 2021 輝く鳥の姿が…!防犯カメラを作動させたのは、1羽の鳥。光の当たり方の加減で、神々しい雰囲気をまとっています。バサバサと羽ばたく音が聞こえてきそうな躍動感がありますね。くちばしにはミミズのような獲物をくわえています。写真を見た人からは5万件以上の『いいね』が集まり、さまざまなコメントが寄せられました。・すごい瞬間!かわいい犯人でよかったです。・素晴らしい写真です!まるでフェニックスのよう。・カメラ目線をいただきました!ハナさんによると、鳥は、撮影された後に、防犯カメラの上で、のんびりと獲物を食べていたようです。鳥の目が輝いて見えるのは、食事にぴったりな場所を見つけて、ウキウキしていたからかもしれませんね!ハナさんは若本衣織という名前で執筆活動をしています。2021年12月27日に新刊が発売されるので、気になる人はチェックしてみてください。グルメなオナガちゃんの力を借りつつ、宣伝させてください♀️12月27日に、竹書房様より『実話怪談 玄室』(神沼三平太先生との共著)を出させていただきます!トラウマ必至の超怖い、厭~な話多数ですので、年末の恐怖納めに是非とも手に取っていただけると嬉しいです☺️ pic.twitter.com/kHKZvbfPN6 — ハナ/若本衣織 (@hana922) December 23, 2021 [文・構成/grape編集部]
2021年12月27日悲しいことに、子供を狙った犯罪は後を絶ちません。子供を守るため、親ができることは、万が一に備え、子供に防犯対策の意識を徹底させること。4歳の娘さんを持つ田中です(@uma_tanaca)さんもまた、我が子に対して、不審者に遭遇した際の対応を教えようとしました。知らない人に声をかけられたら?子供の返答に、親は複雑な心境に知らない人に「お菓子をあげるから、お家においで」っていわれたらどうする?この場合、「行きません」ときっぱり断るか、その場からすぐに立ち去る、もしくは周囲の大人に助けを求めることが、最善のように思われます。しかし、娘さんから返ってきた答えは、想像の斜め上をいくものでした。「お菓子はご飯の後に食べるものだから、ご飯も出してもらえますか?」って聞く。娘(4歳)に「知らない人にお菓子あげるからお家においでって言われたらどうする?」って聞いたら「お菓子はご飯の後に食べるものだからご飯も出してもらえますか?って聞く」って返答がきて、笑いと焦りと愉快と心配とで田中の感情がえらいことになったウマ— 田中です (@uma_tanaca) August 8, 2021 そうじゃない…そういうことじゃ、ないんだよ…!娘さんの返答に、親は「笑いと焦りと愉快と心配とで、感情がえらいことになった」とのこと。最悪の事態を想像して心配になる一方で、ジワジワと笑いがこみあげてきてしまうのも無理はありません。親子のやり取りは反響を呼び、「これには、悪い大人もタジタジになりそう」「ついでに、ご飯は家族と一緒に食べるので家族も呼んでもらえますかっていって」と、さまざまなコメントが寄せられました。多くの笑いを誘った娘さんの返答ですが、もしも本当に万が一の出来事が起きたとしたら、笑いごとではすみません。この後、必死になって娘さんに正しい対応や身の守り方を伝える親の姿が想像できますね…![文・構成/grape編集部]
2021年08月09日みなさんこんにちは。この前、コーヒー店のスタッフさんと暑さについて語ったかわベーコンです。いつも思うけど、このコーヒー店のスタッフさんのコミュ力半端ねぇ…見習いたい。さて、今回は娘が小学校に行くようになって、今と昔ではだいぶ変わったな、と思うことについて書きたいと思います。娘が通っているのは私の母校なのですが、当時は大丈夫だったことが、今ではダメになっていることが結構あります。■昔は雨風が強い時も歩いて帰っていたが…!?いやまぁ“知らない人についていかない”っていうのは、今も昔も変わっていませんがね。当時、私に声をかけてくれたおばさんも、雨風が強い時に漢らしくびしょぬれで、傘をキノコにして帰っているたくましい女児を見て、さすがに驚いたんだと思います(笑)。また、娘の小学校では、今では懐かしい「連絡網」というものはなく、緊急の連絡はメールできます。このお迎えの要請は突然くることもあるので、仕事で迎えに行けないお父さん、お母さんはマジで大変だな、と思っています。迎えに行ける人がいない家の子はどうするんだろう…。さらに、小学生の防犯について、今と昔では意識が異なり、戸惑うことも…。 ■今と昔では、子どもの防犯にも変化が自転車で出かける!? 危なくない? 逆に過保護すぎかな? と心配もしちゃったり。でも、最近になってやっと私の脳みそが現代に追いついてきたので、娘はお友だちと一緒に楽しそうに出かけています。出かけるときはもちろん、防犯ブザーは持たせます。今ってランドセルを買うと防犯ブザーがついてくるのが当たり前みたいになっていますが、私の時代はそんなのもらったことがありません…。しかし、今は昔では子どもたちの安全面に対する認識が違うから、防犯も現代に合わせてレベルアップしないとね! ああ、そのうちキッズケータイとか買わないといけなくなるのかな…。安全はもはや買う時代になったのだと思う母なのでした。
2021年07月16日今回は防犯についてです。新小学生になる子どもがいる保護者の方は、特に防犯について考えているタイミングなのではないでしょうか。以前から子どもの防犯標語として学校でも教えられている「いかのおすし」というものがあるのをご存知ですか?知らない人にはついて「いか」ない 声をかけられても車には「の」らない 危険を感じたら「助けて!」と「お」おごえを出す 安心な所、大人がいる所に「す」ぐに逃げる どんな人が何をしたのか大人に「し」らせる これを頭に入れておくのはもちろんなのですが、これは不審な人に何かのアクションを起こされてからの対応ということだと思います。子どもを狙ってるような人は、まずどの子にするか見定めていたり、どこなら人目がないかなど下調べをしていることが多いそうです。以前は悪いことをしようとしてる人は、マスクやサングラスなどで顔を隠して下調べをしていたことも多かったようですが(必ずしもその限りではありません)今はマスクをしている人が多数…そこで地域の子どもたちに防犯意識を持ってもらうためにイベントに参加して、私…こんな怪しくなってみましたよ(笑)男性におもちゃのナイフ持ってもらい「誰が怪しく見えるかなクイズ」をやったりしました。結局見た目で怪しい人を判断はできないということで私が考えた防犯標語はこちら!こちらいかがでしょうか。「き」 聞いてくる人…は、たとえば道を尋ねてきて案内してと言いつつ連れ去ったり、親に用があるふりをして、何時頃まで不在かを探っていたりするかも。そもそも子どもに道を聞いてくるのは怪しい可能性高いですよね。「み」 見てくる、見せてくる人…は、じーっと見てくる、または子どもの興味を惹くようなものを見せてくる…などです。釣られて近づかないようにしましょう。「お」 同じ所に長時間いる人…じっと周りを眺めている場合、1人でいる子や好みの子が通り掛かるのを待っていたり、周辺の状況を観察していたりという可能性が。「と」 盗撮してくる人…文字通りです。ただ盗撮してるかどうか分かりにくいので、撮られてるような気がしたらすぐ見えないところへ逃げましょう。「う」 うろつく、ウロウロしている人…狙いを定める目的の他にも死角や抜け道を探してたりと犯罪の下調べかも。「さ」 触ろうとする人…親しくない人が身体に触れてくるのはおかしいで、すぐ逃げましょう。「つ」 つけてくる、ついてくる人…こちらも誰かにつけられている気がしたら、家や行動を把握するためかも…ということで、知っている大人がいるところにすぐ逃げましょう。人を疑いすぎるのも良くないと思いますが何か変だ!という違和感を持てることは今の時代に必要なスキルだと思います。どんな行動の人が怪しいのか、大人は判断できても子どもにはピンと来ないと思うので、説明しやすいように考えてみました。といっても小さい子には難しいかと思われます。細かいことはわからなくてもこれだけは覚えていてほしいのがこれ!今はコロナ問題で、子どももソーシャルディスタンスを取ることを教えられています。この距離を守ることは、犯罪防止にも繋がりますので今一度親子で話をするきっかけになれば幸いです。
2021年03月16日1時間、ただひたすら焚火をする動画を公開したり、新元号発表からわずか2時間で新曲『令和』をリリースしたりと、奇想天外な企画でファンを驚かせる、エアーバンド『ゴールデンボンバー』のヴォーカル、鬼龍院翔さん。そんな鬼龍院さんは、ファンから「鬼才か天才か」「いい意味でぶっ飛んでる」と、称賛にも似た声が寄せられるほどです。そして2021年3月14日、改めて鬼龍院さんの異才が発揮されました…!鬼龍院翔、ホワイトデーのお返しの品が予想の斜め上世間一般的には、ホワイトデーにあたる3月14日。この日、鬼龍院さんが自身のYouTubeチャンネルで公開した動画は、女性に向けたものでした。もしかしたら、ホワイトデーのプレゼントとして公開したのでしょうか…いや、それにしては内容が斜め上すぎます!ファンをざわつかせた、鬼龍院さんの動画を早速ご覧ください。一人暮らしの女性にとって、男性と住んでいると思わせることも、防犯対策の1つといわれています。鬼龍院さんは、1人で暮らす女性のため、防犯対策に使用できる『自分の声』を動画で公開したのでした。声のバリエーションも豊富で、『優しめ』『冷静』『激怒』はたまた『嫉妬深い彼氏』など実にさまざま。さらには、ひと言のみの『返事素材』まで公開されているのですから、実用性も抜群です…!あらゆるパターンを想像し、配慮に配慮を重ねた鬼龍院さんの動画はネット上で反響を呼び「やはり天才か」と称賛の声が寄せられています。・配慮がすごい!この動画の存在自体が、一人暮らしをする時に心強いものになる気がします。ありがとうございます。・思い付くことが、毎回天才すぎる。・マジでどんな発想力してんだ。天才だろ。また、中には「動画にすることで、世の中への注意喚起にもなる」といった声も。再び、ファンを驚かせた鬼龍院さんの企画。笑いも巻き起こしましたが、それ以上に、「心強い」と感じたファンも多くいる様子です。きっと、一人暮らしの女性ファンにとっては、最高なホワイトデーのプレゼントになったことでしょう…![文・構成/grape編集部]
2021年03月15日お笑いコンビ『サンドウィッチマン』の伊達みきおさんが、2021年3月3日にブログを更新。許しがたい犯罪に巻き込まれてしまったといいます。伊達みきお「いるんだな…悪い奴が」同日の朝、クレジットカードの会社から電話を受けた伊達さん。電話は『カードの利用履歴』を確認する内容でした。伊達さんが話を聞くと、今までネット上で買い物をしたことがないにも関わらず、10万円以上のメガネなどの高額商品を、5分おきくらいに連続でインターネット決済していたというではありませんか!カード会社のセキュリティは、明らかに不審な動きを察知したのでしょう。3件目の利用から、カードには利用制限がかっていました。カードが悪用されるパターンはさまざまですが、伊達さんの場合、番号の組み合わせでセキュリティを突破され、不正利用されてしまった可能性が高いそう。まさかの出来事に、伊達さんも怒り心頭し、心境をこのようにつづっています。いるんだな…悪い奴が。当たり前だが、犯人は必ず捕まる。しかし許せないなぁ。ふざけやがって…ボコボコにしてやりたいな。サンドウィッチマン 伊達みきおオフィシャルブログーより引用幸い、不正利用された分は補償対象のため、全額補償されるとのこと。きちんと不正を見張り、対応をしてくれたカード会社に対し、伊達さんはいたく感動したようです。ブログの最後では、自身の体験を踏まえて注意喚起を行いました。クレジットカードの利用明細書、毎月必ず確認しといた方が良いですよ。バレない様に、少額の不正利用もあるみたいですから。気を付けましょう!サンドウィッチマン 伊達みきおオフィシャルブログーより引用投稿には、大きな反響が上がっています。・私も不正利用をされたことがあります。気付いてくださったカード会社に感謝です!・悪人には天罰が下りることを切に願います!・自分もインターネット決済をしたことがないのですが、それでもこんな目に遭うことがあるんですね…。・本当に怖いですね。犯人には、もっと別のことにその頭脳を使ってほしいです。利用明細を毎月チェックするのは面倒なもの。ですが、異変を見落としてしまうと、そこからより大きな被害につながる可能性もあります。小さな異変にも気付けるよう、チェックを習慣づけていきましょう。[文・構成/grape編集部]
2021年03月10日郵便や宅配便などの配達員はペットを飼っている家に配達に行くことがあります。動物好きの人であれば犬や猫などと触れ合える時間は喜びですが、必ずしもすべての動物が人懐っこいわけではないようです。アメリカ・ノースカロライナ州に住むAJ・テイラーさんの家に、貨物運送会社『UPS』の配達員の男性がやってきた時のこと。男性はAJさんの家を守る予想外の『警備員』に出くわしたのです。不審者を追い払う『警備員』とは?荷物を届けるために玄関に近付こうとする配達員の男性。すると家の前には『警備員』が彼の侵入を阻止するように歩き回っています。その仕事熱心な警備員とは…ペットのニワトリ『フレッド』!見るからに人懐っこくなさそうなフレッドを、男性は警戒している様子。果たして男性は無事に荷物を置いてくることができたのでしょうか。結末は動画をご覧ください。Well the UPS man met Fred the guard rooster today. Fred was born angry this is just the 1st time we got it on camera. If anyone knows the UPS man send him my apologies. ♂️Posted by AJ Taylor on Monday, February 15, 2021Well the UPS man met Fred the guard rooster today. Fred was born angry this is just the 1st time we got it on camera. If anyone knows the UPS man send him my apologies. ♂️Posted by AJ Taylor on Monday, February 15, 2021「Not cool!(これはひどいよ)」フレッドのガードを交わして玄関に荷物を置いた後、防犯カメラに向かってこう叫んだ配達員。AJさんはこの動画をFacebookに投稿。すると見た人たちが大笑いしてたくさんのコメントが寄せられました。・「Not cool!」で吹いた!・フレッド最高!どんな犬より頼もしいわ。・大笑いした。ニワトリが飼いたくなったよ。AJさんは配達員の男性に申し訳ないと思っているようで、「もし誰かこの男性を知っていたら、僕が謝っていたと伝えてほしい」とつづっています。日本と同じようにアメリカでも玄関などに、犬がいることを知らせるステッカーを貼っている家もあります。しかしまさか気性の荒いニワトリが警備をしているなんて、配達員の男性も予想できなかったでしょう。フレッドに追いかけられた後、男性がどうなったのかは不明ですが、無事に逃げきれていることを祈ります![文・構成/grape編集部]
2021年03月03日近年、悪質な訪問詐欺などが横行しており、配達員の制服などを見て本物かどうかの確認をする人も多いでしょう。見慣れている制服ならすぐに分かりますが、知らないうちに新しい制服になると「もしかして配達員を装った人なのでは…」と不安になる人もいるはずです。2020年9月16日からヤマト運輸(クロネコヤマト)は制服を20年ぶりに一新。防犯意識を高めるためにも、新制服を覚えておくのがいいかもしれません。『働きやすさ・環境への配慮』をコンセプトに作られた新制服デザイナーの相澤陽介さんがデザインした新しい制服。着用する社員は、より働きやすくなるといいます。これまでのものよりも伸縮性が増し、十分な強度と耐久性を実現。さらに、日が暮れてからも働く配達員のために夜でも確認しやすい制服となりました。また、安全面も強化され、帽子のつばの長さを一般的な帽子に比べて少し短めにすることで、車を運転する時に上を見やすくしたといいます。季節問わず外で仕事をする配達員のために、防寒性も向上。撥水性にも優れる制服となりました。これらの制服の素材には、環境に配慮した資源を利用しているとのこと。デザイナーの相澤さんは、デザインについてこのように説明しています。新しい時代のヤマトグループの象徴としてカラーもデザインも大きく変えつつ、親しまれてきた安心感のある『縦のストライプ』とコーポレートカラーのグリーンを前面に押し出すことで、『過去』と『未来』をつなぐ、そんな思いを込めました。さらに、視覚的に街のアイコンとなるようにコーポレートカラーのイエローを取り入れ、視認性を高めました。これまでの制服はベージュ色がメインでしたが、これからは濃い緑色が目印となります。制服が新しく変わっても、配達員の丁寧な仕事ぶりはずっと変わらないことでしょう。[文・構成/grape編集部]
2020年09月01日猫との日々や家族とのエピソードをInstagramに投稿している、長谷川ろく(hasegawa_roku)さん。ひとクセある父親について描いた連載漫画『父よきらめく事なかれ』の中から、防犯についてのエピソードをご紹介します。謎の傘と防犯グッズある日の朝、大学生の長谷川さんは講義に遅刻しそうになっていました。しかし、急ぐ長谷川さんの行く手を阻む障害が玄関に出現していて…。独自の『鳴子式防犯対策』が裏目に出てしまった父親。考えを改めて傘をドアチェーンに掛けることはやめたのですが、代わりとなる防犯グッズを用意していました。父親の家族を想う気持ちに長谷川さんは感動したのですが、またすぐに問題が発生します。ご近所迷惑大家さんは長谷川さん宅の防犯意識の高さを感じ取ったのか、防犯性に優れているとされる『ディンプルキー』に鍵を交換してくれました。ディンプルキーは、側面に鍵山のある一般的なタイプの鍵と異なり、表面に大小のくぼみがある鍵。『ピッキング』と呼ばれる不正開錠がしづらく、複製もしづらいことで知られています。そのため、犯罪被害に遭う心配は減った一方、家族の人数分の合鍵がなく、長谷川さん一家は苦労することになったのでした…。漫画には、「お父様のダメなセンスがきらめいてる…」「負のループ!」「お父さんの考えと行動がツボすぎる」などのコメントが寄せられています。防犯意識は大切ですが、適していない方法や道具で対策をすると余計なストレスを生むことも。不便さが感じられたら、すぐに自宅環境に適した防犯対策へ切り替えたいですね。[文・構成/grape編集部]
2020年07月30日「性教育」と聞くと、敷居が高いと感じるパパやママも多いかもしれません。その背景には、パパやママたちが性についてきちんと教えてもらった経験がなく、どのように向き合えばいいかわからないという実情があるのかも。子どもが性の対象になってしまう悲しい事件が後を絶たない今、おうちでどのように「性」について教えればいいのか。先日発売されたフクチマミさんと村瀬 幸浩さんの共著、「おうち性教育はじめます 一番やさしい! 防犯・SEX・命の伝え方」を元に、考えてみたいと思います!フクチマミマンガイラストレーター。日常生活で感じる難しいことをわかりやすく伝えるコミックエッセイを多数刊行している。著書に高橋基治氏と共著の『マンガでおさらい中学英語』(KADOKAWA)ほか、『マンガで読む 育児のお悩み解決BOOK』(主婦の友社)、『マンガで読む 子育てのお金まるっとBOOK』(新潮社)などがある。村瀬 幸浩東京教育大学(現筑波大)卒業後、私立和光高等学校保健体育科教諭として25年間勤務。この間総合学習として「人間と性」を担当。1989年同校退職後、25年間一橋大学、津田塾大学等でセクソロジーを講義した。現在一般社団法人“人間と性”教育研究協議会会員、同会編集による『季刊セクシュアリティ』誌編集委員、日本思春期学会名誉会員。■性教育をすると「自己肯定感」が上がる!?「性教育」というと、「ポルノ」や「セックス」というイメージを抱いてしまい、なんとなく避けがちなパパやママもいるかもしれません。しかし、著者のお一人である村瀬先生は「性教育は『いのち・からだ・健康』の学問」だといいます。「性は知識や学習によって形づくられる『文化』であり、そのしくみの基本はまず『自然科学』」、そして「これからの世の中を生きていく人格を育てるのに必須の『教養・知性』」と、村瀬先生はいいます。少し難しく思えますが、わかりやすい「メリット」としては、以下の2つがあげられるそうです。【「性」について学ぶメリット】●性的なトラブルを避けられる →万が一トラブルにあっても解決に向かって適切に対処できる人間に育つ●「自己肯定感の高い人間」に育つ →自分の性や体に対して肯定的に捉えられるようになる性について理解することで、性的なトラブルを避けられたり、トラブルがあっても、適切に対処できるというのは、性教育の大きなメリットですよね。幼い子どもたちが性被害にあうとき、「されてはいけない」「してはいけない」行為なのかどうかさえも理解できていない可能性があります。筆者自身、7歳の長男は理解できそうだけど、4歳の次男はまだまだ理解できないかもしれないと感じます。また、「性教育」をすることで「自己肯定感の高い人間」に育つと言われており、子どもたちが自分の性や体を自ら肯定的に受け入れて、まず自分を認める一歩にできるのだといいます。村瀬先生は、「自己肯定感の高い人は自分だけでなく相手も尊重できるから、子どもが学べば幸せな人間関係を築く力の土台となる」と話しています。自分のことだけでなく相手も尊重できることはとても大切で、子どもが性犯罪の被害者にも加害者にもならないために、性教育が必要なのだと気づかされます。■性教育は「幼児期から」がベストパパやママたちは、「性」についてきちんと教えてもらったことはありますか? 筆者自身は思い返してみると、中高の保健体育の授業で、男女の体の違いについて説明を受けたくらいで、具体的な受精の仕組みや性交について学んだ記憶はありません。自分の親からも、あらためてきちんと性教育を受けたことはなく、なんとなく「恥ずかしいこと」という思いは今も根強く残っています。おそらく、同じようなパパママが多いのではないでしょうか。そんな私たち世代が親になり、急に「性教育」をしなければいけないと言われても、戸惑ってしまうのは当然なのだそうです。「『恥ずかしい』『実は親もよくわからない』『何を教えればいいの?』そう思って当然なんだよ」「だってあなたたちの世代のほとんどは、子どもの頃に大人から自信を持って教わってないんだもの」と村瀬先生は話しています。わかっていないという前提を踏まえた上で、大人が子どものために一歩踏み出すことが重要なのだと気づかされます。そして、性教育を始める時期については、「幼児期からがベスト」なのだそうです。【幼児期が性教育にベストな理由】●「おしり~うんち~」と子どもが叫んだ時の対応も性教育となる●思春期の子どもに突然「性」の話をするのはハードルが高い●学校では月経や射精は教えるが、受精のしくみや性交については取り扱わない●多くの子どもが友人や交際相手から性の知識を得ている性教育に触れる機会が少ないため、多くの子どもが友人や交際相手から性の知識を得ています。その友人や交際相手の性の知識の元はというと…アダルトビデオやアダルトサイト。こうして、アダルトビデオやアダルトサイトを「性の教科書」にせざるを得ない状況になっています。しかし、大人向けに作られたアダルトビデオやアダルトサイトは、「妄想」や「ファンタジー」も多く含む現実とは乖離した世界。これを現実と非現実の判断がつかない子どもが見ると、フィクションを現実として捉えてしまい「歪んだ人間観」が形成されてしまう危険性があるのだそうです。性教育=ポルノ・セックスではない、という認識をまずは親がアップデートし、幼い頃から正しい性の知識を教えていくことが大切なのだと痛感します。一方で、「知ると興味を持って行動に移してしまうのではないか」という懸念もあります。しかし、性教育に力を入れているオランダでは、15歳までの性交渉体験率が低いのだそうです。村瀬先生は、「リスクを含めて正しく知ることで、『しない』ということも自分で判断、主張できるようになる。正しい性の知識は子どもが幸せに生きるために必要」だといいます。「性」についてしっかりと事実を学び、リスクを知ることが重要なのだと、あらためて感じさせられます。■「性教育」で最初に教えたい大切なこと次に、最初に子どもに教えたい大切なことをご紹介したいと思います。どれも、「日常で伝えられること」なので、おうちですぐに実践することができそうですよ。▼プライベートパーツは勝手に触らない、触らせないそもそも、からだの全ての部分は自分のものですが、その中でも特に「プライベートパーツ」は、他人(親であっても)が勝手に触ったり触らせたり見ようとしたり見せたりしてはいけない部分のことをいいます。村瀬先生によると、「プライベートパーツ」は口、胸、性器、お尻の4つで、その人のいのちに直接関わる場所のことなのだそうです。【プライベートパーツについての伝え方】●あなただけのものだから、大切に扱わなくてはいけないこと●勝手に触ったり見ようとしてきた人には「嫌だ」と言って逃げること「プライベートパーツ」を触ることについては、お世話や看護で必要な場合もありますよね。ただ、親子間の楽しいコミュニケーションとして、お尻を触ったり見たりすることは、本来望ましくないのだそうです。なぜなら、子どもがスカートめくりやカンチョーなど、「プライベートパーツ」を触られたり見られたりした時に、本当はすごく嫌だったとしても、「好きだからなのかな…」と、黙ってしまうことに繋がる危険性があるからです。それがエスカレートすると、からだを触られたり見せるように欲求されても、拒否できず、取り返しのつかない犯罪被害に巻き込まれてしまったり、逆に相手が嫌がっているということに気づかず加害者になってしまう危険性もあるといいます。親子の間でも、「プライベートパーツ」には侵入しないことが重要です。▼防犯のための「NO、GO、TELL」次に、防犯のために知っておきたいのは、「NO、GO、TELL」の3つの心がけです。【子どもに伝えたい身の守り方】1、NO=ハッキリと拒否して「イヤ!」「だめ!」「やめろ!」「助けて」など2、GO=逃げることできるだけ人の多い方へ3、TELL=もし「秘密だよ」と言われても信頼できる大人に話すことこれらの3つは、普段から繰り返し伝えておくことが大切なのだそうです。そして、「NO」については、「自分がされたくないこと」や「不快なこと」についても、「嫌だ」と言ってもいい、と伝えてあげましょう。それぞれに感じ方は違いますが、自分がどう感じるかを大切にしてあげて、それは人として当然の権利なのだと教えてあげることが大切です。そして、大人も子どものNOを尊重できるようになることが必要です。「性教育」というから、いきなり特別なことをしなければいけないと構えていましたが、どれも日常の中で、子どもたちに伝えられそうなことばかりでした。子どもが小さいうちから意識していくことで、性教育について自然と話し合える家族関係を築いていけそうな気がします。まずは、一歩ずつ進んでいけると良さそうですね。■フクチマミさんからメッセージ最後に、著者のお一人であるマンガイラストレーターのフクチマミさんから、こんな素敵なイラストとメッセージをいただきました。「何からどう教えたらいいんだろう…」性教育の絵本を買って、いざ子どもに伝えようとしても、抵抗感で固まってしまう自分に悩んでいた時、共著の村瀬先生と出会い、自分たちが子ども時代にしっかり教わってこなかったこと、性に対して「いけないこと」だと不潔視をしていたことに気がつきました。そして『おうち性教育はじめます』は私のような親たちに向けて、知識のアップデートをしながら、性への偏見を取り除いていけるように、という気持ちで描きました。親自身も理解しつつ、子どもへの伝え方が具体的にわかるように、と。私は性教育を学ぶことで、自分自身の気持ちがラクになっていくのを感じました。子どもの、そして自分自身の絶対的な味方でいるために。おうち性教育、はじめてみませんか。フクチマミここまで、「性教育」のメリットや方法について、書籍を元に考えてきました。性教育は、決してタブーではなく、子どもの自己肯定感を高め、幸せな人間関係を築く力の土台なのだと、あらためて気づかされました。筆者も何からはじめていいかこれまでわからず性教育については避けがちでしたが、子どもが傷つかず、そして相手を傷つけずに、幸せな人生を歩んでいくこと、そこをゴールに、親である自分自身も向き合っていけるといいのかなと、感じています。ぜひ「おうち性教育」をはじめてみませんか? 「おうち性教育はじめます 一番やさしい!防犯・SEX・命の伝え方 」 著者:フクチマミ・村瀬幸浩(KADOKAWA)1300円(税抜) 「うちにも赤ちゃんはくる?」といった、突然やってくる素朴な質問への答え方から、性犯罪の被害者・加害者にならないための日々の言葉かけ、思春期に訪れる男女の心と体の変化まで、親子で一緒に学ぶことができるパパママの必読本。毎日の家族の会話で子どもを守り、これからの時代を生き抜くための力を養うための「おうち性教育」のはじめ方をわかりやすく学べる一冊。▼ウーマンエキサイト読者アンケートにご協力ください
2020年06月12日5歳の双子を育てている、とも(@to_ono)さん。出先の駐車場で夫から声をかけられてハッとしたエピソードをTwitterに投稿しました。「その車の横は通らないほうがいい」夫は、ともさんが昼のスーパーの駐車場などで止まっている車の横を通ろうとすると「その車の横は通らないほうがいい、あっちを通ろう」というそうです。夫がなぜそのようなことをいうのか分からなかったともさんは、理由を聞いてみると…。「窓の中が見えないけど人がいたし、エンジンをかけっぱなしだといきなりドアを開けて誘拐して走り去ることができるから、怪しい車には近寄らないほうがいい」出先の駐車場で、夫がたまに「その車の横は通らないほうがいい、あっち通ろう」と言うので理由を聞いたら、「窓の中が見えないけど人がいたし、エンジンかけっぱなしだといきなりドア開けて誘拐して走り去ることができるから、怪しい車には近寄らないほうがいい」と。そういうの全然見てなかったわ〜— とも@男女双子5歳 (@to_ono) 2020年5月18日 夫は、エンジンをかけたままの車に引きずり込まれたらそのまま誘拐されてしまう可能性もあると考えて、ともさんに注意をしていたのです。ともさんは、「同行者がすぐ戻るからエンジンかけて待っているだけとか、エアコンつけて涼んでいるだけとか、いろいろあるけど確かにそうよね」とコメント。しかし、必ずしもスモークフィルムを貼っていたり、エンジンをかけたままの車が危険というわけではないでしょう。ともさん自身の車にも、「子供の荷物が見えてしまうのが嫌だ」などの理由で後部座席にはスモークフィルムを貼っているとのこと。ほかにも夫は、ともにさんに「停め方が白線からはみ出してたり斜めだったりしている車の近くに自分の車を停めるのはやめとけ」と伝えているそうです。投稿には、たくさんのコメントが寄せられていました。・知人がまさにその状態の車に誘拐されました。・たしかに怖い。夫の危機管理能力が素晴らしいですね。・意識してなかった…。これから気を付けたいと思います。自分の身を守るためにも、昼夜問わず注意力を高めて過ごしたいですね。[文・構成/grape編集部]
2020年05月20日こんにちわ、エェコです。今回は私の昔の恐怖体験…不審者にあったお話です。■買い物を終え、帰ろうとすると感じる視線自転車で5分くらいのところにホームセンターがありました。近所の小学生ご用達で、クラスのみんなもそこを利用してました。何回もひとりで買い物していて、安心しきってました。帰ろうとすると駐輪場の側の道路に立っていた男性と目があいました。目があうとニヤッと笑いました。そのときは「怖い」というより「気味が悪い」が先に立ち、急いで帰りました。■自宅の近くの電柱に不審な人影?え? え?なんでホームセンターでみた男性が家の前にいるの?まさか…ついてきた?? そう思った瞬間、血の気が引き、急いで玄関のドアをあけました。家にいた母に■子どもにも防犯意識を持ってもらいたい叫んでました。母も最初はビックリしてましたが、だんだん怒りがわいてきたのか何かあったらフライパンでとっちめてやろうと思ってたらしい母(やめて)でも、母がみたときには男性の影も形もありませんでした。私は「つけられてる」ということも気が付かずに家まで帰ってきちゃいました。でも今考えれば、この行為は「家を特定されてしまう」「家に侵入される可能性が高まる」といったリスクがあったように思います。来年、娘も小学校。ひとりで登下校します。とくに小学生でのひとり歩きは、危険もともないます。いま一度、防犯対策や意識について家族でも話し合っていきたいと思っています。<わが家で考える防犯対策アレコレ>・連れて行かれそうになるなど危ないとき、大声で助けを呼びながら逃げる・できるだけひとり時間を作らない・防犯ブザーを持ち歩く・コンビニエンスストアや「子ども100番の家」に駆け込むなどなど…。ほかにも遊びに行くときのルールなども家族で考えていこうと思います。でも私のとき、すぐに母に相談したことは防犯の上では一番良かった気がしています。だから息子にも娘にも、「もし何かあったら…」必ず親に教えてねと伝えています。>>息子の防犯意識についてゾッとしたお話 「息子よ、英雄にならないで! 男の子の防犯意識は危険がいっぱい!?」
2020年02月23日宿泊予約OK、チケットの準備OK、荷物の準備OK!旅の準備はワクワクして楽しい♪けれど、何か忘れてませんか……?そう、戸締り!1週間など長めの旅行にでるときは、とくに注意が必要ですよ。楽しんで帰ってきたら空き巣にあっていたなんて、笑い事ではありません。しっかり対策しておきましょう!空き巣に狙われないためには?留守の家に侵入する、空き巣。長期旅行の際は、自宅が標的にされないか不安になりますよね。狙われないようにするには「留守であることを悟らせない」ことが大事。では、どうしたら留守を隠せるのでしょうか?①カーテンを完全に閉めない厚手のカーテンを数日閉めきったままにしていると、留守なことに気づかれやすくなります。また、外から状況が見えず侵入しても周囲の住民に気づかれにくいため、犯人にとって好都合な状況。逆に中が見えすぎても人がいないことがバレてしまうので、レースのカーテンを閉め、厚手のカーテンは少し開けておくなどの工夫が必要です。②新聞や郵便物の配達を止めておく留守中に溜まってしまうのが、配達物。ポストがいっぱいになっていたら、「留守にしています」と知らせているようなもの。新聞屋さんや郵便屋さんに連絡し、旅行中の配達はストップしてもらいましょう。ただし、旅行の詳細については伏せておいたほうが賢明です。③防犯グッズを利用するもっと本格的な対策をしておきたい場合は、防犯グッズを使いましょう。ダミーでもいいので、カメラが設置されていると抑止になります。留守中でもタイマーで電気を点灯&消灯してくれるグッズの利用も◎。取り入れられそうな防犯グッズを探してみましょう。④SNSにリアルタイムの投稿をしない旅行が楽しくて、つい「これから旅行!」「〇〇に来ています♪」といった内容をSNSにあげてしまう方もいるのではないでしょうか。しかしこの行為は、「今家は留守ですよ」と知らせているのと同じこと。誰も見ていないと思っていても、どこの誰が見ているかわからないSNSへの投稿はひかえたほうがいいでしょう。旅行の準備は「戸締りの徹底」もお忘れなく!もっとも簡単で忘れてはならないのが、施錠。防犯対策をしていても、施錠し忘れてしまっては簡単に侵入されてしまいます。出入り口はもちろんですが、窓の施錠も忘れずにしてくださいね。戸締りも旅行の準備のひとつ。忘れずにできる対策をしっかりやって、安心しておでかけしましょう!宿泊や国内ツアーの予約は〔楽天トラベル〕をチェック♪
2019年10月17日ウーマンエキサイトをご覧の皆さま、こんにちは。男子の園に身を置いているせいか(?)家庭内の放送コードが崩壊しているtomekkoです。そんなワタシが今、とても関心を持っているテーマ、それは「性教育」です。実は最近、連載している雑誌でも取り上げたのですが、本を読んだり取材したりしてみて、時代に合った性教育って本当に大切だとつくづく実感しました。インターネットの世界が当たり前の現代。ワタシたちの幼少期とは比べものにならないほど「性商業」との出会いのきっかけは身近なんですよね。最近では音声検索もできるため、文字の読み書きができない3歳ぐらいでも、簡単にアダルト動画などに行き着いてしまうことができるのだとか。それも最初に出会うものが、残酷なことをされて女性が喜んでいるかのような間違ったファンタジーだとどうなるか…考えるだに恐ろしいですよね。そんな情報が溢れかえる時代において、性の話をひた隠しにして子どもたちに出会わせないようにコントロールする、なんて無理な話。小鳥の目の前でお米ぶちまけちゃったけど一粒も食べさせるなって言われてるぐらいの絶望感ですよ…と、そんな無力感に苛まれてても仕方がない!発想を変えてみよう!今、まだ真っ白な、なんでも吸収できる子どもたちの心のキャンバスに正しい知識を伝えていけるのは、やっぱり親。男女の体の特徴や「自分と他人の体を大切にすること」自分たちが生まれてくるために「女性には男性と違う変化が起こること」女性の痛みや苦しみを代わってあげられない分「男性には労わる優しさを持っておいてほしいこと」そういう話って、話が通じない赤ちゃんのころから繰り返し言って聞かせる交通ルールと同じで自分の生命を守る大切なお約束なんですよね。ぜんぜんいやらしいことでも、恥ずかしいことでもない!わが子を加害者にも被害者にもしないために、母さん今日からちゃんと伝えていく!と決意しまして。まずは生理のことを隠すのをやめてみました。しかし…ん…?なんか思ってたんと違う。ちょっと面白がられとる…よく聞くのは、お母さんが生理の時に痛くて辛いことをちゃんと伝えると、子どもが優しく寝かしつけてくれたり、お母さんを看病しようとしてくれたり…なんてほっこりエピソードだったんですけど…?長男は、最初に聞いた時にはびっくり、次にちょっと怖がり、今はどんなふうに痛いの? など詳しく聞きたがるようになりました。次男、大丈夫? 優しさ…育ってる?不安を隠せない母ですが、こういうことは繰り返し伝えることが必要だと思うのでめげずに伝えていこうと思います。そしてもう一つ、家庭内では明るくオープンに性のことを話せるように、(もちろんTPOがあることは定期的に伝えながら)男女の体の違いや人に見せてはいけない、触ってはいけない場所などをクイズ形式で教えることも実践してみています。するとある日のこと、影響を受けたのか?長男から珍しく出題してきました。正解はもちろん「のどち○こ」(この伏せ字いる…?)なのですが…ふとすっごい視線を感じて見ると、すさまじく動揺した様子の次男が食べたものを次々に体に取り込んでいくという神秘的な勘違いをする3歳児に…母さん完敗でした。ちなみに次男は、食べたものの色のウンコが出るというカタツムリ信仰も持っており、牛乳を飲んだら白いのが出るはず!! と嬉々として毎朝トイレに向かってますがいまだに成功できていません(でも考えは曲げない…)。そんなわけで、後半伏せ字多めでお送りしたわが家の性教育事情ですが、真面目な話、何より大切なのは親自身の意識改革だと思っていて。男の子の親なので父親の方が適任だと思っていたこともあるのですが、現状ワタシたち(アラサーアラフォー)までの世代って、男性は女性よりもずっと性教育をきちんと受けていないので余計に隠すものという意識が強く、なかなか積極的には子どもに教えられないものなんだそう。わが家も子育てにはかなり協力的な夫ですが、たしかに赤ちゃんの頃の剥くor剥かない問題でさえ、相談しても話自体にあまり乗り気でなく困った記憶があります。それぞれの家庭に合ったやり方があると思いますが、わが家はまず母親から家庭内の話せる環境づくりをしてみようかな、と思っています。もちろん今後、思春期に入ってまでオープンに…ということではありません。(こっちだって聞きたくない話もある…!!)むしろ親との距離が広がる前の幼児から小学生までの間に、正しい性の知識を伝えておけたら、その先でいろいろな場面や情報に出会っても正しい判断ができるのではないかな、と思います。まだまだわが家も発展途上(そして前途多難…)ではありますが、それぞれの家庭で考えるきっかけになったらと、今後も記事や日々の投稿で伝えていきたいと思います!<2019年9月30日 修正>記事内の文言を一部修正いたしました
2019年09月29日ウーマンエキサイトをご覧の皆さん、こんにちは。幼稚園や小学生の子を持つ親にとっては正直地獄の日々となる…夏休みがついに始まってしまいましたね。小学生になってからは、母子で過ごす時間がどんどん減っていってしまうので夏休みは貴重な親子での体験や思い出を作る機会と思って予定を組んだりもしていますが、とはいえ親は8月だろうがなんだろうが仕事はあるわけで…長男は学童へ、次男三男は保育園へお願いする日も設けています。そこでちょっと心配になるのが、夏休みなど長期休暇中の小学生の事故や事件。普段の通学は常に同じマンションの同級生と数人でまとまって行動しているので安心感があるのですが、長期休み中は、同じ学童を利用しているお友達でもそれぞれの家庭の事情によって利用する日や時間が違ったりして、1人で行動することが多くなります。わが家の環境は夫婦でよく「ペンギン村(昔Dr.スランプというアニメの舞台で、平和でこれといった事件が起こらない村)」と例えるぐらいにのどかな田舎町なのですが、それでも最近、それも家から目と鼻の先で土曜日の学童から1人帰りの子どもを狙ったと思われる不審者情報があって背筋が寒くなったばかり。今年1年生で初めての夏休みという方にも、また小2になってちょっと親も子も慣れが出てきているわが家の見直しのためにも、今回は夏休み中の防犯対策について書いてみました。防犯ブザーの確認入学とともに自治体などから配布されることも多い防犯ブザー。ランドセルには皆さんつけていらっしゃるかと思います。でもお休みの間は、学童や習い事にもランドセルではなくリュックサックなどを使いますよね。ランドセル以外のバッグに、防犯ブザーつけていますか?ワタシは1年生の夏休み最初の学童に行く日、ハッと気づいて慌ててランドセルから付け替えました。普段と違うといざという時に使えないと困るので、ランドセルと同じ場所に同じものをつけています。小学校からの帰り道ルートの確認~1人になる時間・場所を把握わが家は、たまたま下の子たちを預けている保育園と小学校からの帰り道が途中から一緒になるルートなので、保育園のお迎えの時間を調整してできるだけ長男と途中で合流できるようにしています。保育園が離れていたり勤務先の事情で、ちょうどよくはいかないケースが多いかと思いますが、1人帰りの場合も安心できるルート確認をしておけると安心ですね。できるだけ、信頼できる近所の人が通る道など、自分以外にもわが子を見守ってくれる存在が複数いるようにしておくのもいいかなと思います。定期的に確認していること親の交友関係や付き合い方も、子どもの成長や環境の変化で変わっていくものなので、定期的に長男に確認していることがあります。それは、もしワタシや夫に何かあった時、災害時など迎えに行けない時に代わりに行ってもらうとしたら誰になるか? ということ。わが家は近くに親族がいないため、頼むとしたら基本的に他人になります。でも長男からしてみたら、なんとなく知っているような知らないような大人、というのが多い状態。そのままでは、よく聞く不審者の「お母さん、お父さんの友達だけど、代わりにお迎えにきたよ」という典型的なやり方にうっかりはまってしまう可能性があるな…そこで、長男にとっては何度も聞いて耳タコかもしれませんが、学期の始めや終わりによく確認しています。「もしお母さんの代わりにお迎えに行ってもらうとしたら、長男が顔も名前もはっきりわかる人(Kくん、Fちゃん、Yくんのママ)にしか頼まない」「それ以外はなんとなく顔を知っている人でも(例えばマンションが同じ人や通学路でよく会う大人)絶対に長男のお迎えを頼むことはない」←顔見知りの犯行が実は多い「挨拶以外で道で声をかけてくる大人には反応しなくて良い。まともな大人は困った時や道に迷った時に子どもに聞いたり頼ったりはしない」通学路には、消防署や介護施設など大人が確実にいる場所がいくつもあるので、わざわざ子どもに何か聞いてくるのは100%おかしいと思えと伝えています。まだ低学年だと、「こんな場合はOKだけど…」といった例外を作ると混乱しやすく、長男は以前「もし良い人だったり本当にお母さんのお友達なのに間違えて逃げちゃったりしたら悪いかなぁ…」と自分の判断に不安がある様子だったので、もし間違って本当の知り合いを不審者扱いしてしまっても、その時はちゃんとお母さんが謝るから分からなかったら迷わず逃げろと話しています。どんな対策をしていても100%安心とはいかなけれど、だんだん親から離れていく小学生、最低限自分の身を守る判断力はつけさせたいですよね。安全に、でもたくさんの楽しい体験ができる夏休みが過ごせますように!!
2019年07月30日こんにちは、なきりエーコです。昔は誰でも使えた「公衆電話」。だけど、いまの子どもはもしかしたら使えないかも…!? というお話です。■習い事や塾終わりの連絡手段は?習い事によっては終了時間をメールでお知らせしてくれるサービスもありますが、そうじゃない場合には「終わったら電話かメールしてね」ってお約束しています。だけど…忘れっぽい息子、ケータイ忘れていきます。そういう日はハラハラしながら待っているのですが、その日は…なんと息子が公衆電話から電話を! 息子なりに考えた行動。すごい! 公衆電話を使うのはじめてなのに、ちゃんと使えるなんてすごいな~って思ってたら■公衆電話も非常時の連絡手段のひとつ使い方をキチンとわかってなかった息子。100円玉じゃないと電話を使えないと思っていたらしいです。なんてこった…! でも…ケータイを忘れたときに災害が起きたりしたら…とか考えると、ちゃんと教えたほうがいいと思いました。非常時に使う「緊急通報ボタン」の使い方もレクチャー。最近では小学校でも、プリントなどで使い方を教えているようです。これを機会に親子で使い方を確認するのもいいかもしれません。
2019年07月26日こんにちは! イラストレーターのにわゆりです。モン太は現在、小学2年生。随分としっかりして、なんでも1人でできるのでとっても頼りになります。お出かけ先でのトイレなども、1人で行ってくれるのでとても助かるのですが…。異性の親ならではの悩みがあるんです!■男の子が男子トイレ入ったら、母親はどうすればいい?モン太は1人でサーっと男子トイレに入っていくのですが、たま~に全然出てこないときがあります。そうなるとすごく心配になってしまい、男子トイレの前にひたすらウロウロ…。入りたいけど入れない!!モン太が1人でトイレに入ったときは、キーちゃんに様子を見に行ってもらうこともできるのですが。先日、兄弟2人一緒にトイレへ行って、そのまま20分くらい出てこなかったときはとても焦りました。■トイレでの犯罪が多い昨今、わが家の対策は…このときは1つの個室で交互にうんちをしていて時間がかかってしまったみたいですが、「おしっこ~!」と入っていった兄弟が全然出てこないので、かーちゃんは心配性さくれつ! 兄弟だけでトイレに行ってくれるのはとても助かるのですが、出てこないと様子も見に行けないし、やっぱり困ってしまいますね!心配しすぎかな~と思いつつ、小学校低学年はまだまだ危なっかしい! かといって、母親と一緒に女子トイレに入るのはもうイヤがる年ごろ…。ファミリーの多いショッピングモールでも注意はしつつ、人気のない公園などのトイレはちょっとこわいので、そういう場所では1人でトイレに行かないように話し合っているわが家です。
2019年07月13日こんにちは、なきりエーコです。みなさん、お子さんと「もし不審者に会ったら」どうするか話し合ってますか? ウチも息子が1年生のころ、話し合いました。しかし、4年になった現在。息子はとんでもないことを考えてました…!■不審者対策を学校で教わったはずが…何かあったらランドセルを捨てて逃げて~■「ランドセルを捨てて逃げる」その意味するところは?1年生のころ、散々「逃げろ」と教えて「わかった!」と言ったはずなのに! 高学年になって、以前より力や足の速さがつき、変な自信がついたのか「撃退」を考えていたのです…!「もし凶器を持っていたら?」「車に乗ってたら?」「複数だったら?」想像できる、ありとあらゆることを言ってその場でとっさに対処できるのか聞きました。「難しいかも…」という息子に「やっぱり一番いい方法はランドセル捨てて逃げること」と伝えたのですが「不審者に会ったら」の合言葉は…■「不審者に会ったら?」の合言葉は…物に思い入れが強い息子。自分の物を「捨てる」という行為に抵抗があります。それでも、緊急時には命が最優先だよ。ランドセルは後から買い直したり拾えたりするけど、命は拾えないよ。いつだって親が側にいるわけじゃないから、自分で自分を守る行動をしてほしい。かなりの剣幕で伝えました。息子にも伝わったと思います。「不審者」の定義も教えておいたほうがいいかもです。<わが家における「不審者」とは>・知らない人・車から声かける人・後ろからなぜかついてくる人 などこのように、息子には、細かく言っています。そして知ってる人でも「おもちゃやお菓子をくれる」「車に乗せてあげる」「家で遊ぼう」と言われても、必ず「親の許可をとってから」と言っています。不審者について話し合ったことのあるご家庭も、いま一度確認も含めて話し合われたほうがいいかも? ウチの息子のように年齢が上がると「撃退」を考えてるかもです…!とにかく逃げる! 力の限り逃げる!!本当はこんなことを教えなくてもいい世の中になってほしいです…!
2019年06月21日子どもが成長してきて親と離れて行動することが増えると、事件や事故に巻き込まれないか、心配になります。ニュースなどで子どもが巻き込まれてしまったり、被害に遭った事件には心痛める人も多いことでしょう。今回は、不審者への対策についてのアンケート調査から、子どもたちの身の安全を守るために、親である私たちには何ができるのか、考えてみたいと思います。■不審者対策を子どもに伝えている親は7割アンケートでは、子どもに不審者の見分け方を教えているかどうか聞きました。その結果、「とにかく逃げる・ついて行かないように教えている」、「教えている」と答えた人があわせて69.8%となり、約7割が不審者への対処を子どもに伝えていることがわかりました。一方で、「不審者の見分け方がわからない」と答えた人も13.8%いて、その対策に難しさを感じている親も一定数いるようです。Q.お子さまに不審者の見分け方を教えていますか?とにかく逃げる・ついていかないように教えている 40.3%教えている 29.5%不審者の見分け方がわからない 13.8%教えていない 11.3%子どもに任せている 3.9%その他 1.3%■「逃げる、ついていかない!」これに尽きるのか?子ども自身が身の危険を感じた場合に、「とにかく逃げる、ついていかない!」と伝えているという4割の人たちの思いを聞いてみましょう。「『知らない人にはついて行かない』と教えてます。変だなって思ったら、防犯ブザーを鳴らして逃げるように伝えてます」(東京都 30代女性)「『お菓子をあげるからおいで』などと言われても近づかないのはあたり前で、それでもしつこく、手などを捕まれたりした場合などのとっさの対処の仕方、逃げ方を小学校に入学する前から教えています」(北海道 40代女性)「いきなり名前を聞かれる、道を聞かれて案内させるなど、自分の体験をもとに子どもに危険性を伝え、『全速力で人がいっぱいいる所や交番に逃げろ!』と教えています。相手はこちらの善意を逆手に取ってくるので、『知らない人には善意は持たないでいい』と、悲しいですが教えました」(神奈川県 30代女性)「『こういう人が不審者だよ』と、固定観念を植えつけるのも逆に心配です。知らない人にはついていかない、人通りが少ない所には行かない、何か起こりそうになったら大きな声を出して逃げる。これに尽きるかと思います」(神奈川県 40代女性)不審者への対策として、「ついていかないこと」「危ないと思ったらとにかく逃げること」、この2つは小学校でもよく言われていることですね。ただどんな人が不審者なのか。どんな行動が危険なのか。これを子どもが理解することはとても難しいだろうと思います。■「親以外は信用するな!?」不審者の見分け方に戸惑う親たちそこで「どんな人が不審者なのか伝えている」という意見を見ていきましょう。「最近は不審者だけに気をつければいい訳じゃないので、『不審な感じじゃなくてもついていかない』ように言ってあります!」(徳島県 30代女性)「子どもが遊びに夢中になっているときは、周りのことを気にもしていないので、一緒に公園にいるときに、親なりに注意してほしい人を、理由を伝えて教えます。怪しい人は、目の動きなど、人と違う行動をとるので、自然とわかるようになります」(茨城県 40代女性)「『基本的に親以外は信用するな』。親以外の大人と二人きりになるな。自分が少しでもモヤッと感じたら、その人からすぐに離れろ。知っている人でも、ご近所さんでも、仲良しの近所のおじさんでも一緒など、細かに教えています」(東京都 40代女性)「かわいいおもちゃや犬を見せてくれる人、ゲームの話やプレイをしてくれる人、あいさつしてくれる近所の顔見知りの人など、優しそうな人のなかにも悪い人はいるんだよということ。車に乗せようとする、一緒についてくる、どこかへ連れていこうとする 、すぐそばに近づいてくるという場合は逃げるようにということ」(東京都 40代女性)どの意見も、不審者がどんな人か断定するということではなくて、親の経験にもとづく情報や肌で感じる危機感によって、慎重に判断するよう促していることがわかります。このほかにも、「知っている人でも親の許可なくついていかない」という声もあり、面識のあるなしに関わらず、できるだけ広範囲の人に警戒するように伝えている親は多いようです。たしかに、これまで子どもが犠牲になった悲しい事件の中には、もともと面識のあった人や近所の人による犯罪もあるため、用心を重ねる親たちの気持ちにも、納得できます。また「顔だけで不審者だとは判断はしないように伝えている」という声も見られました。「夫が作業着で公園にいたら、不審者と間違えられた」など警戒しすぎたことによる誤解が招いたエピソードも複数あり、なかなか簡単に不審者を見分けることが難しい現状が伝わってきます。■「不審者の見分け方を子どもに教えない」その背景とは?「教えていない」、「子どもに任せている」と回答したのは、約15%の親たち。そして、「不審者の見分け方がわからない」と答えた人も、約14%という結果でした。あわせて約3割の人たちが、積極的に不審者の見分け方を教えていないという現状ですが、危機感を抱いていないというわけではないようです。「知っている人でも犯罪を犯す嫌な世の中ですので不審者の見分け方などどうやって教えて良いのかわかりません」(千葉県 40代女性)「娘は小学生の頃、知らない人に声を掛けられて逃げてきたことがありますが、パッと見ただけで怪しい人だって判断できた訳ではなかった」(神奈川県 30代女性)「『人を見かけで判断する』っていうことではなく、“不審な行動での見分け方”があるのなら学びたい」(鳥取県 40代女性)「娘が不審者に会いました。それまで、『知らない人に声をかけられたら逃げなさい』としか教えていなかったが、最近の不審者は不審者には見えない。また、『人には親切にしなさい』と教えているのに、『これからは疑って生きなさい』とも言えず、どうやって教えたらいいのか悩みます」(千葉県 40代女性)どうやら、多くの親は不審者への対策を教えたいが、どう教えていいかわからないという悩みを抱えていることがわかりました。たしかに、黒づくめの服にサングラス、怪しい行動といった“いかにも”の人だけが危ないわけではありません。どちらかというと、多く寄せられた「大人の自分でも不審者の見分け方なんてわからない」というのが本音だろうと思います。子どもにとって警戒心を抱かせない人、よく見かける人がじつは…といった場合には、親としてどう子どもにどう教えればいいのか本当に悩みます。じつは筆者も小学1年生になったばかりの子どもに、不審者に関する話をまだしていません。それでなくても、親と初めて離れて一人で行き帰りする登下校を、不安にさせたくないという気持ちもあります。そして、素直な気持ちで道行く人たちにあいさつをしている今の様子を見ると、はたしてその子どもの良さを奪ってもいいのかと、悩む気持ちもあります。人を信じ、親切にすることの大切さも教えたい、一方で、そうした子どもたちの善意を悪用した事件が起きているのも事実なので、悩みは深まるばかりです。■子どもの防犯対策、親子でできることは?それでは、子どもの安全を確保するために、親にできることとはどのようなことなのでしょうか。いくつか、コメントから得られたヒントをご紹介します。▼不審者に出会ったら店や家に逃げこむ「知らない人に話しかけられても、むやみに話をしない。ついてきたら近くのお店や家に入る」(福島県 40代女性)「子どもでは悪い人の見分け方はわからないので、とりあえずついていかない、追いかけられたら逃げる、それは教えています。もし追いかけられたら、どこでもいいから近くの家に逃げ込んで助けてもらうように言ってあります」(徳島県 40代女性)逃げると言っても、自宅や学校まで離れた場所で不審者に遭遇してしまう場合もあります。店や民家に逃げこむことができるという選択肢も教えてあげると、子どもも安心できそうですよね。全国的には「こども110番の家事業」という、子どもたちが事件や事故に巻き込まれないように、学校やPTA、町内会など地域の人たちが行っている活動もあります。事件に巻き込まれそうになったり、危険を感じた子どもが逃げ込んできたときに、安全に保護し、警察などの関係部署に連絡してくれます。<こども110番の家事業とは>「こども110番の家事業」に参加している家、参画しているお店(コンビニエンスストア、ガソリンスタンド、郵便局など)にはステッカーが店先や玄関に貼られています。子どもには、「子ども110番の家」という役割、どんなことをしてくれるのかを伝え、通学路、散歩しているときなど、普段から子どもたちにステッカーが貼られているところを教えておくことも1つの子どもを守る策だと思います。万が一というときに子どもが行動できるかもしれません。ちなみに「子ども110番の家」ではこんなことを聞かれるそうです。もちろん焦っていたり、緊張していたりですべて話せる子は少ないでしょう。でも日常生活のなかで伝えておけば、心に少しだけでも留めておけるのではと思います。こども110番ってなぁに?「なにをはなしたらいいの?」●どんなことがあったのか●時間 場所●犯人(不審者)の年齢 身長 体格 髪型 服装●車 バイク 自転車等の乗り物 ナンバー 色●どちらの方向に逃げて行ったのか●自分の住所 名前 学校 学年 連絡先の電話番号警察官が来るまで「子供110番の家」の人が守ってくれますのでゆっくり落ち着いて話しましょう。出典: 静岡警察署 ▼不審者に出会ったときの対処法を細かく伝えておく「知らない人が道を訪ねたら『知りません』と答えてその場を去るよう言っています。あと、『お母さんがけがをしたから病院まで連れていってあげる』などと言われてもついていかないように言っています」(愛媛県 20代女性)「犬がケガをしているから一緒に助けて」といった子どもの純粋で優しい心を利用することも考えられます。具体的にどのように話しかけられるか想定して、対処法を細かく伝えるというのも、親にできることかもしれません。不審者がどのように近づいてくるかはわからないものの、よくあるケースを想定して子どもとやり取りしておくと、子どもにも伝わりそうですね。▼停まっている車の側は通らない「『停まっている車のすぐそばは通るな』と言ってあります。連れ込まれたりするかもしれないので」(神奈川県 40代女性)駐車している車に近づかないということは、簡単に伝えることができます。交通安全の面からも、停まっている車は突然動いて危険なので、普段から近寄らないことを徹底して教えたいところ。▼できるだけ一人で歩かない「とにかく知らない人は、見ない、近付かない、怪しいと思ったら、逃げる。できるだけ1人で歩かない」(千葉県 40代女性)筆者の子どもも小学校に入学してから、同じマンションの同学年の子たちと一緒に登下校しています。ただ、場合によっては、無理にだれかと一緒に行動するのは難しいこともあるでしょう。そうしたときも、子どもに普段から声掛けをして、できるだけ1人にならないように意識させておくことが大切かもしれませんね。▼子どもの行動をできるだけ把握する「子どもには『どこに出かけるか』は必ず言ってもらい、何時に帰るかも聞いておく。心配だと思ったら、親バカだと思われるかもしれないけど迎えにいく」(大阪府 40代女性)「1ヶ月くらい前に近所で不審者が出たので、ほぼ毎日迎えに出ています。何かあってから、私自身が後悔したくないし、子どもに嫌な思いをさせたくないので、できる限り迎えにいこうと思っています」(兵庫県 40代女性)子どもが大きくなってくると自立心も芽生え、親も安心感が根付いてくるため、どこまで子どもの行動を管理するかどうかというのは難しいところです。親自身の気持ちと、子どもの気持ちにもよるため、親子で話しながら、どのように見守るかそれぞれの家庭で個性が出るポイントかもしれません。▼対処法を一緒に考えて話し合う「子どもには『こういう人には気を付けなさい』とは教えていません。とにかく知っている人も含め、だれにもついていってはいけないと教えています。あとはいざ怖い目に遭いそうになったとき、遭ってしまった時の対処法を教えたり一緒に考えたりしています」(千葉県 30代女性)不審者への対策は、親自身も手探りで行っている現状がありそうです。子どもに降りかかる危険をすべて、親が取りのぞいてあげることは難しいかもしれません。ただ、パパやママにもできることはありそうです。おそらく、その対策法は子どもの性格や生活環境、親の仕事や祖父母の存在の有無など、各家庭によって大きく異なると思います。自分たちは子どもの防犯についてどのように対策をするのか、一度家族で話し合ってみるのもいいかもしれません。いつかは子どもも大人になり、自分でじぶんの身を守るすべを考える日が訪れますが、その日まで、しっかりと子どもたちを守ってあげたいですね。Q.お子さまに不審者の見分け方を教えていますか?アンケート回答数: 6453件 ウーマンエキサイト×まちcomi調べ
2019年05月19日シャッターは風雨をふせぐだけでなく防犯対策としても大いに役立ちます。新しい車を買った、奥さんや娘さんが家で1人過ごすことが多い、家が古くなってきたという方はガレージや窓にシャッターをつけるリフォームを検討してみてください。リフォームの内容や費用についてご紹介します。シャッターを選ぶ人が増えていますすぐに思い浮かぶのは風雨を防いでくれるから。ここ数年の自然災害の規模が大きくなっているところもあり、台風などの被害から家を守るためにシャッターを選ぶ人が急増しているのも納得ですね。シャッターを雨戸と言い換えてもほぼ間違えはないのですが、その名の通り昔は雨風を避けるためのものとして雨戸と呼ばれていました。戦前にまで遡るとガラスの品質が低かったので強い風雨の下ではガラスが割れることがあったのです。現在では風でガラスが割れることはないのですが、台風時の暴風雨では看板や何か大きなものが飛んできて室内に飛び込んでくる危険性があります。もう一つの理由は防犯。お客さんが多く訪れる住宅展示場では、シャッターを要望する方が増えています。そして、その理由として挙げるトップがこの防犯となります。とくに奥様が専業主婦として日中自宅にいるケースや娘がいる場合などではシャッター設置は必須事項とお考えください。筆者がかつて取材したご夫婦は転勤族だったのですが、過去2回泥棒に入られた経験をもっていました。しかもそのうち1回は、リビングで泥棒と奥さんが鉢合わせ。ご主人の退職を機に富士山のふもとの土地を購入して新居を建築したのですが、奥様の最優先事項は「強固なシャッターが欲しい」というものだったのです。シャッターが使われる場所当然ですがシャッターがもっともよくつかわれるのは窓です。取り付ける動機は風雨を防ぐことになります。また、前述したように、台風時に強い風雨を防ぐだけではなく、風に飛ばされたものが窓にあたることを防ぐという意味も持っています。近年の台風では風に吹き飛ばされた商業看板がマンションのベランダから窓を突き破って室内にとびこみ、住人が死亡するという悲しい事故もありました。インナーガレージなどと一般的には呼ばれますが、屋外の車庫ではなく室内に入り込んだ造りをした車庫が増えています。主には盗難防止と車体を風雨から保護することが目的なのですが、決してお金持ちのみの特殊なものではなくなってきました。電動のシャッターがおすすめ!シャッターをリフォームしようと決断したら、手動にするか電動にするかの選択があります。もちろん電動シャッターは値が張るのですが、私は躊躇なく電動を選びます。昔と違い手動シャッターであっても比較的少ない力で上げ下げはできます。しかし、そうは言っても下から上げるときには力が必要ですし、上から下げる場合には手が届かないという問題も発生しかねません。寝室のシャッターをリフォームしたとしましょう。清々しい朝を迎えて朝陽を浴びようと思うのですが、ここで手動シャッターだとベッドから出なくてはなりません。こんな時、手元にリモコンがあったらどれだけ快適でしょう。しかもこれが毎日繰り返されるのです。たしかに電動シャッターは手動シャッターより価格は高くなります。しかし、その費用は無理して出しても十分に見返りがあるとは思いませんか?【無料】見積もり・比較でリフォームが安くなる!シャッターの主な種類とリフォームにかかる費用大きく分けると風が通る隙間を確保したシャッターか否かということになります。とにかく風雨と光を遮られればOKという方ならば安価なものがあります。それとは逆に、風雨と侵入者をブロックしたいが風通しも確保したいというのでれば、少し高くはなりますがスリットが入った商品もたくさんあります。では、今お住まいの住宅についているシャッターをリフォームした場合の費用目安を書いておきましょう。現状が手動シャッターでそれを電動シャッターに交換するのであれば、おおよそ20万円は必要になります。ただ、通常の窓に電動シャッターをつけるのであれば10万強くらいからだと思います。素材は鉄、アルミ、ステンレスの3種類があるのですが、一般的には鉄だと思ってください。「鉄は錆そうな感じが・・・」と言われそうですが、シャッター独特の形状を造り出すには鉄が素材としてもっとも優れているからです。形状としては完全に覆い隠す形のシャッターか前面を封鎖するゲートシャッターの2種類が考えられます。ゲートシャッターとは外から車は見えているものの、仕切りとしてしっかり機能している形状とお考えください。また、完全に外とガレージを遮蔽する形状のシャッターであっても、シャッターボックスを設けて巻き込んでいくものと、オーバースライド方式と言って屋根に沿って室内に入り込んでいくものがあります。まずはもっとも安価なケースでお話をしましょう。手動式かつシャッターボックス仕様の場合です。車1台分を想定しますが、30万円〜50万円程度でしょう。これが電動になると50万円~100万円となります。さらに材質や意匠性にこだわり、かつオーバースライド方式にすると150万円~250万円という価格になっていきます。シャッターのリフォームにかかる費用を抑えるポイント上を見ればきりがないシャッターリフォームの価格ですが、費用を抑えるには、ゲートシャッターをおすすめします。強い雨風などには対応できませんが、防犯観点からは大きな意味を持ちます。また、意匠性に対するこだわりを押さえて機能性だけに着目すれば、かなり安価な金額でシャッターリフォームが実現できます。シャッターの耐用年数次に気にかかるのは耐用年数ですね。2年程度で壊れてしまうのではたまりません。その耐用年数ですが、1日あたり2回の上げ下げをした場合で約10年となっています。一般住宅のシャッターであればこれ以上頻繁に使うことは考えにくいので、10年はほぼ使えると思って大丈夫です。シャッターをリフォームして快適な住まいに気候がいい時は窓を開放して過ごすことをおすすめしますが、厳冬期と酷暑期、さらには荒天時にはしっかり戸締りをすることで快適な環境が実現します。窓もこの一翼を担う大きなアイテムではありますが、やはりシャッターの効果にはかないません。「小さなころに住んでいた家にはシャッターなんてなかったわ」「今の古いシャッターのままでもいいかな」こうお考えの気持ちもわかりますが、今後の日本においてシャッターは必要不可欠な必需品と肝に銘じましょう。雨戸と言われていた時代ははるか昔のこと。現在のシャッターは、風雨を防ぐだけではなく不審者の侵入も防ぎます。夜に忍び込む泥棒は昼間に下見をするというのですが、その際に目をつけるのがシャッターの有無。シャッターがある家には簡単に忍び込めないと泥棒は考えるのです。防犯観点からも老朽化しているシャッターがついている一戸建てにお住まいの方は、早急なリフォームを強くおすすめします。【無料】見積もり・比較でリフォームが安くなる!このアイデアの監修者森住宅コンサルタント株式会社代表取締役森雅樹名古屋生まれ。法政大学卒業後、大手ハウスメーカーに就職し戸建て住宅営業を経験。退職後は都内の零細工務店において戸建て営業とリフォーム営業に従事。その後、森住宅コンサルタント㈱を興して独立。現在は住宅会社と消費者向けの講演、執筆、コンサルティング活動を行う。買う側、売る側双方の立場を熟知したうえでのアドバイスを行っている。住宅購入者向け、住宅販売者向けの単行本20冊以上。森住宅コンサルタント(株)
2019年04月01日ベストセラー書籍 『お母さん! 学校では防犯もSEXも避妊も教えてくれませんよ!』 の著者、のじまなみさんにインタビュー。性教育アドバイザーでもあるのじまさんは「セックスを伝えることは最大の防犯になる」と断言しています。最大のタブーを親子間で共有することは、後々のコミュニケーションにも役立つはず。子育ては長期間に及ぶものなので、リスク管理は欠かせません。第二回目の記事では「具体的な性教育の仕方」をお伝えしましたが、なかなかハードルは高いけれど、それでもトライするメリットが多大にあるということはおわかりいただけたのではないでしょうか。そして今回は、「性教育によってもたらされるもの」についてです。のじまなみ さん性教育アドバイザー。「とにかく明るい性教育【パンツの教室】協会」理事長。防衛医科大学高等看護学校卒業後、看護師として泌尿器科に勤務。自身にも三人の娘がおり「子供達が危険な性の情報に簡単にアクセスできる世界にいる」ことに危機感を抱き、2016年「とにかく明るい性教育【パンツの教室】アカデミー」を設立し、その後協会を立ち上げ、国内外のお母さんたちに性教育を伝えるべく、日々飛び回っている。 とにかく明るい性教育 パンツの教室協会 のじまなみ ブログ ■性教育は最大の防犯教育である「セックスは素晴らしいもの。でも不用意な妊娠を防ぐためには、避妊の方法も同時に伝えなければいけません」とのじまさん。男女関係なく、性被害は起こりますが、妊娠については、男の子側と女の子側と受けるダメージは違ってきます。前回の記事でもお伝えしましたが、なぜ不用意にセックスをしてはいけないのか、若いうちに妊娠するとどうなるのか、と言うことも含めて包み隠さず話すことが大切です。セックスに対して興味を持つのはごく当たり前のこと。「興味本位ではなくて、セックスの先に伝えたいことを考えるといいと思います。性教育は子どもの笑顔と未来を守るものであり、恥ずかしいことではない、とお母さんが自身に言い聞かせながら、やってみてください」のじまさんによると、性教育を受けている子はセックスの初体験の年齢が上がるというデータもあるそうです。聞けば聞くほどに重要性を持つ性教育ですが、ここで素朴な疑問をもう1つ、のじまさんにお聞きしました。―― これまではお母さんが行うことを基本としてお話が進んできましたが、では、お父さんは性教育にどのように関わってもらえばよいのでしょうか?「ここまでお話ししてきたことからもお分かりいただけるように、性教育は“待ったなし”です。私自身は父親に性教育を受けましたが、基本的にはお母さんが取り組んだほうが良いと思っています。なぜなら、それが一番の近道だからです。繰り返しますが、性教育は“待ったなし”です。いつ我が子が性トラブルに巻き込まれるか分からないのです。 これまで私は4,000人のお母さんに性教育の手ほどきをしてきましたが、親からきちんと性の話を受けたことがあるのはたった4人、つまり全体の0.1%です。お父さんはそれ以上に性教育を受けてきていません。今のお父さんたちは『いずれ知るだろう』というスタンスで、内心子どもを心配していても言えることがない。お母さん自身が、性教育のハードルを乗り越えることに加えて、お父さんの意識まで変えようとするのは、正直言ってなかなかしんどいです。つまり“時間がかかるの”です。まずはお母さんから性教育をはじめれば、自然と家庭内で性教育に対する前向きな意識が育っていくでしょう。もちろん、お父さんが積極的に性教育に関わるのに越したことはありません。でも、最初は“参加してくれたらラッキー”くらいに構えているとよいかもしれませんね」なるほどの意見! 過剰に期待せずに、でんと構えてもらい、夫婦として基本的な考えを合致しておけば、子どもも安心ですね。ちなみに、すでに独自で性教育している方で、今回お聞きしたお話のようにできていなかったと言う方もいらっしゃると思いますが「心配はありません」と、のじまさん。「マイナスの性教育をしてしまった場合は、2倍の性教育をして肯定してあげることです。何しろ自己肯定感を育てることが大切です」自己肯定感を育むということは、子育てにおいては肝となるべきこと。「性」だけを切り抜かず、子育て全体の中のひとつとして捉えて見てはどうでしょうか。■性トラブルは身近にゴロゴロ転がっている!性教育については、ちょっと怖い話も伺いました。「これまでは知らない人からの危険を回避する、というお話でしたが、実は知っている人からの性トラブルも多いという現実があります」。これはなかなかに怖い話。身近な人間からの性トラブルは、子ども自身、母親に話すことを躊躇してしまいそうですが、日頃からなんでも話せる関係性を作っておけば回避できそう。子どもにとって、味方なのだ、ということを常に伝えておくことで安心させるといいのかもしれません。また、ネットが発達した最近では、ライン婚やSNS婚なども増えてきているのだそう。人と人との可能性、出会いも広がりましたが、気軽に人間関係も繋がれるということは、リスクもその分強まったことにもなります。危険はあちこちに転がっているということ。決してそれは、他人事ではないのです。母親として未然にトラブルを防ぐこと。性教育は必須の教育なのだということがわかるでしょう。■アイデンティティーの強要社会性教育の話の延長で、のじまさんが現代の「子育て」の変化について実感していることも話してくれました。「ここまでは子どもへの話でしたが、デジタル時代になって生きづらくなったのは大人も同じ。SNSが広がったことで、得られる情報は増えたけれど、余計な情報も知ることになりました。そのことによって、人は無理やり『アイデンティティ』を持たないといけなくなった。それは子育て中のお母さんにとってマイナスになることもあります」支持されるのは、“素敵なお母さん”。おしゃれなファッションをして、スタイリッシュな家具に囲まれ、家事も上手で、教育にも熱心。比べてはいけない、と思いつつ自分と比べてしまうのが人間の心理というもの。このような必要性が問われる情報が、母親自身の自己肯定感をも奪ってしまう、とのじまさんは指摘しています。筆者も育児と仕事の両立で悩んで挫折した経験があるのですが、その頃はまだそんなにSNSを使ってない時代でした。あの時にSNSがあったらと思うと正直、ゾッとすることもあります。「気にしない」「私は私!」と強い自分を持つこと。そのままの自分を認めてあげること。子どもを大切にできるのは、自分を大切にすることができるお母さんなのではないでしょうか。そういう意味でも、性教育から「自己肯定感」を育むことは、お母さんにとっても得るものはとても大きい。■お母さん同士で共感する時代へ!性について、セックス、生理、命が生まれること。今回ののじまさんのお話は、どれをとっても心を掴まれる事柄ばかり。堂々と性教育していきたいものです。確かに、性教育をすぐにしようと思っても、いくつものハードルがあり、なかなか手がけられないというお母さんもいるかもしれません。日々、性教育の他にたくさんやらなければならないことがあり、なんでもお母さんへ負担がのしかかってしまっている現実はありますが、こういう時こそ、お母さん同士で繋がり、必要なことをシェアしてみてはどうでしょうか。タブーなことからは見て見ぬ振りをして、踏み込まなかった時代から、タブーを打ち破り、共感しあう時代へ。今こそ、お母さんの意識改革の時なのかもしれません。
2019年03月25日性教育アドバイザーで、 「お母さん! 学校では防犯もSEXも避妊も教えてくれませんよ!」 の著者であるのじまなみさんに、「性教育」についてお話を伺いながらご紹介する連載の2回目です。前回は日本の性教育の実態を伺い、なぜ性教育が必要なのか、その危険性について述べました。今回は、具体的な性教育の実践法についてご紹介したいと思います。のじまなみ さん性教育アドバイザー。「とにかく明るい性教育【パンツの教室】協会」理事長。防衛医科大学高等看護学校卒業後、看護師として泌尿器科に勤務。自身にも三人の娘がおり「子供達が危険な性の情報に簡単にアクセスできる世界にいる」ことに危機感を抱き、2016年「とにかく明るい性教育【パンツの教室】アカデミー」を設立し、その後協会を立ち上げ、国内外のお母さんたちに性教育を伝えるべく、日々飛び回っている。 とにかく明るい性教育 パンツの教室協会 のじまなみ ブログ ■性教育は、子どもの「自己肯定感」を育むために必要まずは前回触れた、のじまさんによる性教育の3つのメリットについてお話ししていきましょう。1、自己肯定感が高まり、自分も人も愛せる人間になる2、性犯罪の被害者・加害者にならない3、低年齢の性体験・妊娠・中絶のリスクを回避できる1、自己肯定感が高まり、自分も人も愛せる人間になる1 についてですが、日本の子どもは、世界有数の先進国であるのにも関わらず、自己肯定感が低いと問題視されています。深刻なのは、10代の死因のトップが自殺であること。背景にあるのがこの自己肯定感の欠如だ、とのじまさんは指摘しています。「性教育を通じて、あなたは奇跡が重なって生まれてきたのだ、ということを伝えると、子どもは『愛情』を受けとり、エネルギーにしていくことができます。そして、子どもの自己肯定感を育むことで、親子間のコミュニケーションがスムーズになり、深い絆で結ばれるようになります」2、性犯罪の被害者・加害者にならない2 の性犯罪については、筆者が 「SEIJUKU」 (セイジュク)という性教育ワークショップを始めた理由とも重なっています。社会のトラブルの根幹にあるのは性問題。そのことから身を守るには、きちんと性について知ることが親子で必要だと考え、興味のある方同士でセッションを始めたのですが、この中でよく話題に上るのがいつ自分の子どもが加害者に、被害者になるかわからないという不安についてです。「まだまだ子どもだから」と思っているうちに、子どもはどんどん外からの情報を得て、親が感知できない知識を増やし、危険な領域に入っていきます。善悪を見極められるようになるまで、大人が正しい知識を持ってストップをかけなければいけません。「覚えておきたいのは、性犯罪の被害者は女の子だという思い込み。実は被害者の4割は男の子だという事実です。男の子を好む小児性愛者は一定数おり、とても陰湿です。性犯罪にあった子の精神ダメージは計り知れません。お母さんが積極的に防犯に関わり、女の子も男の子も性犯罪から、身を守る方法を教えてあげてください」3、低年齢の性体験・妊娠・中絶のリスクを回避できる3 の不用意な妊娠については、誰もが避けたい大きな関心事ではないでしょうか。ただ、ここで重要なのはセックスを語らずに性教育はできないということ、とのじまさん。「セックスについては常に説明できるように準備しておく必要があります。そして、今どうしてセックスをしてはいけないのか、デメリットとメリットをお母さんの口から伝えることが重要です。思春期のセックスへの興味本位による行為を防ぐためにも、きちんとした知識を、明確に伝えてください」■性教育は、何歳の時に、何から始めるか3大メリットについては子育てにおいてとても重要であることはご理解いただけたと思います。早速始めいところですが、気になるのが性教育をスタートする年齢です。のじまさん曰く性教育をスタートさせるのに適しているのは「3歳」だというから驚き。「私は、子どもたちが、まだうんこ、おっぱい、ちんちん、が大好きな年齢である3歳から10歳の下ネタ全盛期の時に行うべきだと考えています」性を本格的に意識しないうちに始めるというところがポイント。のじまさんによると、精神分析学の創始者として知られるフロイトが研究した発達段階から考えても3歳から10歳は性教育の適齢期に当てはまると言います。「フロイトの説では、母乳などから栄養を得ることが快感の『口唇期』をへて、幼児はトイレトレーニングがうまくいくようになる『肛門期』に移ります。そして、幼稚園から小学校入学前くらいになる『男根期』を迎え、男の子と女の子の体の違いに気づく。男の子が自分のおちんちんを触ったり、興味を示す頃ですね。この子どもが自分の体に興味を持った時にこそ、声をかけましょう」ここで、のじまさんにある疑問をぶつけてみました。―― 家族構成や、兄弟の有無、一番めか二番目か、そして気になる男の子と女の子では、性教育の仕方は変えたほうがいいのでしょうか?「男の子と、女の子でも基本的には同じことを話します。男の子の体と女の子の体の違いをお互いに知らないと、相手のこともいたわれませんし、自分の身も守れません」男女の違いで大きいのはちんちんとおっぱいなど、体のつくりが違うこと。そして、外せないのが生理のことでしょう。お母さんの中には、異性である男の子に生理の話をするのを躊躇してしまう、という方もいると思います。けれど、生理があって初めて子どもができるのです。そのことを知らずに、ナプキンを持っている女の子をからかうようになっては、お互いに傷ついてしまい、生理が『悪者』として捉えかねません」「よく性教育のデメリットを気にされるお母さんもいらっしゃいますが、性教育を知らない子ほど、外で大人をからかったり、他人との距離を測りかねて、土足で踏み込んだりします。パーソナルゾーンに入ってしまうのは知らないからです。女の子には毎月の生理を楽しみにさせられるのはお母さんの力です。男の子には、毎月生理が女の子にはあり、いたわるように教えてあげる。お互いのことをきちんと理解できれば、やさしい子どもたちに、そしてなんでも話せる親子関係を築くことができますよ」■性教育の伝え方にも順番がある!性教育は、男女の体の違いから、同じことを男の子にも女の子にも始める、ということはお分かりになったと思います。その後は、どんな順序で伝えていけばいいのか、のじまさんに伺ってみました。「まずは体の違いそして次に命の話、最後に防犯の話。この順序ですね。命の話というのは『赤ちゃんはどうやってできるか』というセックスの話です。最初はわからないことも多いと思いますが、話をしているうちに、ちゃんとそれぞれが繋がるようになり、自分で理解できるようになります」性教育を実践するには、まずはお母さんがペニスやセックス、膣といった言葉を恥ずかしがらずに言える必要があります。そのほかに、男の子のマスターベーションや精通についてもお母さん自身が理解していなければいけません。生理や精通を迎えるということは、体の成長の証でとても喜ばしいこと。とはいえ、あれこれ一気には伝えられませんから、焦らず少しずつ伝えていってみてください。「体の話の時に、ぜひ伝えていただきたいのが体にはプライベートな大切な場所・水着ゾーンがあるということです。人には見せても、触らせてもいけない大事な場所があるということを具体的に説明することで、身を守る基準を教えることができます。もし突然身の危険が迫っても、子ども自身がはっきりと『NO』と断ることができるように教育することが大切です。見知らぬ人だけでなく、友達同士でも水着ゾーンに対しては踏み込んではいけないということも教えてください」ちなみに私が娘二人に性教育を始めたのはお風呂の時間です。とっても大事なところである『おまた』を洗おうというデリケートゾーンコスメを使うところから始めました。私はついついお風呂にこだわって話していましたが、「お風呂でももちろんよいと思いますが、場所やシーンは特にこだわらず、日常的に話ができるようになると、性教育のハードルも下がると思いますよ」とのじまさん。ご飯を食べている時や、くつろいでいる時など、さりげない日常に挟み込むことができるようになれば、お母さんの方もよし、やるぞ! と構えなくて済むようになりそう。また、のじまさんは繰り返し伝えることが重要だと言います。「いろんなパターンで、やるなら徹底的に行うことです。1度で済む話ではないので、繰り返し行い、子どもの中で繋がるように話していくことが大事です」性教育をしていくイメージ、少しは浮かんだでしょうか。難しく考えることはなく、わかりやすく少しずつ、長い時間をかけて伝えるということだと思います。そして、この性教育というのは、現代社会を生きるお母さんにとっても実は大きな意味のあることなのです。このことについては、次の3回目で詳しく述べたいと思います。
2019年03月24日今回は普段なかなかしない(しにくい?)性教育がテーマです!わかりやすく面白く、具体例も書かれていて読みやすい。けど、育児歴23年目の私が衝撃を受けてしまいました!これまで性教育について特に意識していなかったのが正直なところだったので当然かもしれませんが…そして、なんと著者の「のじまなみさん」にお話を聞く機会をいただきました~!お二人ともとても話しやすく気さくでキラキラステキなママさんでした。(本の詳しい内容や対談の内容については 久保さんの記事 で紹介されていますのでご覧になってください。)この大事なことを『正しく伝える方法』が具体的に本に書かれています。性教育をすることって、命について知ることなんですよね。自分を大切にすること、そして他人を思いやること…生きていくうえで基盤となる大切な部分だと思います。…でも、自分たちもあまり性教育を受けてないし、わざわざしなくても~大丈夫じゃない?という意見もあるかと思うのですが、今は私たちが育った時代とは違っている! と改めて教えていただきました。性的なコンテンツにも子どもがアクセスできる現代は、間違った情報に踊らされたり、危険にさらされる可能性は高くなってるようです。話しにくい…となる前に、偏見なくすんなり入る幼いうちからぜひ性教育、トライしてみてくださいね!我が家はすでに末っ子が12歳、もう時すでに遅し! と残念な気もしていたのですが…母親からは聞くのはなんか恥ずかしくなってしまう話でも、姉弟なら日常会話の中で性教育(かなり一方的な気がしますが)アリなようです…(笑)▼ベストセラーになってます! お母さん! 学校では防犯もSEXも避妊も教えてくれませんよ!
2019年03月24日先日、実に興味深い本が発売されました。それは 「お母さん! 学校では防犯もSEXも避妊も教えてくれませんよ!」 というショッキングなタイトル。これは、父親から性教育を受け、パンツの教室協会理事として日々奔走していらっしゃるのじまなみさん著書による性教育の本です。これが今、売れに売れているのだそう。表立っては「悩んでいる」とは言えない。けれど、この本を手に取る人がたくさんいると言うことは、つまり、のじまさんが投げかけたこの言葉、この不安要素は、子育て中のママの核の部分に刺さった、ということではないでしょうか。のじまなみ さん性教育アドバイザー。「とにかく明るい性教育【パンツの教室】協会」理事長。防衛医科大学高等看護学校卒業後、看護師として泌尿器科に勤務。自身にも三人の娘がおり「子供達が危険な性の情報に簡単にアクセスできる世界にいる」ことに危機感を抱き、2016年「とにかく明るい性教育【パンツの教室】アカデミー」を設立し、その後協会を立ち上げ、国内外のお母さんたちに性教育を伝えるべく、日々飛び回っている。 とにかく明るい性教育 パンツの教室協会 のじまなみ ブログ ■「性教育」は子どもたちを危険から守る手段情報氾濫時代。私たちは今、インターネットを通して、あらゆる情報に常に囲まれ、監視し、されながら日常を過ごしています。これはここ10年くらいのこと。スマホやパソコン、タブレット、ゲーム機などは、もはや現代人には欠かせない生活必需品です。でも、ここからどんどん「性」に対しての情報は発信されています。こんなに身近に「性」に対するモノやコトが手に入ってしまうのは、じつはとても怖いこと。特に、子育て中のママたちにとって、これは驚異以外の何者でもありません。一方で、私たちはその「リスク対策」をきちんと取れているでしょうか? そのために今、必要なのは、これまで“なあなあ” にされてきた「性教育」という教育です。これが、親自身にとっても子どもたちにとっても「危険から守る手段」になるのです。子育ての一般常識が30年前とは全く違うように、性教育もまた、新たなステージにきています。■「まだ早い」は「もう遅い」! 性教育は何歳から?筆者は、小さい頃から二人の娘に性教育をし始め、数年前から性教育ワークショップ「SEIJUKU」と言うグループを主宰しています。性教育に関心が高いママたち同士で、性教育についての情報をシェアする活動を行なっているのですが、そのセッションでも、それぞれのママが非常に不安を抱えていることが浮き彫りになっています。ママ自身が受けてきた性教育もバラバラ、性教育の指針がなく、どうやって伝えてよいのかわからない、迷っている人がとても多いという現状は、思ったよりも深刻なのでは? と感じています。ちなみに、のじまさんの話によると、ユネスコが2009年に発表した「国際セクシュアリティ教育ガイダンス」では「性教育の開始年齢」が設定されており、なんと5歳だといいます。そして、のじまさんが行なっているパンツの教室では、「3歳から10歳の間に行うべし!」と伝えています。この年齢を聞いて、みなさんはどう思いますか?そんな世界の指針を尻目に、日本の性教育の現状といえば、全く進んでいない、と言ってよいでしょう。1990年に入りHIV問題が起きた時に、慌てて性教育を推進する動きが始まりましたが、すぐにバッシングが起こって、それ以降は後退する一方。政府も統一した指針は示さず、学校によって応対もバラバラ。熱心に性教育しようとする先生がいれば、それが問題視されると言うネガティブな方向へ進んでしまう。人の前では性教育の話はしてはいけない、それは学校でも同じ。タブー視されているのが「性教育」なのです。「日本でまだまだの性教育事情。なのに、その一方で日本は『性産業先進国』と、なんとも恥ずかしい汚名をいただいています。世界のポルノの6割は日本で生産されており、コンビニでは子どもの目線の高さに堂々とHな本が置いてあります。活発になったインターネットは、子どもと誤った性の情報を簡単につなぎ、子どもが性の対象になった事件を伝えるニュースは、毎日のように聞こえてきます。ママたちも一度はヒヤッとした経験があるのではないでしょうか?」と、のじまさんは警鐘を鳴らします。■「うちの子に限って」が起こり得るスマホやタブレット、ゲームは子育て中のママにとってはありがたいツールです。働きながら子育てをして家事も担って、そして最近では受験する子も増えています。何もかもがママたちの肩にのしかかってきて負担が大きい今の社会で、『ちょっと子どもに動画を見てもらってひと休みする』ことをダメだとは言えないでしょう。しかし、ここに恐ろしいリスクが潜んでいると言うことも自覚しなければいけません。のじまさんによると、2歳でもYouTubeからアダルトサイトに飛んでHな動画を目にしてしまった、と相談してくるケースはたくさんあるといいます。わずか2歳。「まだまだ赤ちゃんだから」と、うかうかしてはいられません。「それだけではありません。自分の裸の動画を撮って相手に送る、と言ったトラブルも多数報告されています。もちろん、撮りたくなるような仕掛けをされているので、子どもにはなんの罪もありません。子どもは面白いからやってしまう。そこにどんな危険があるか知らないから、そうしてしまうだけ。気をつけることができるのは、身近なお母さんしかいないんです」これらはなぜ起こってしまうのか?「交通ルールと同じです。教わっていないから。誰かがストップをかけて、イエス、ノーの判断を教えなければならないのに、教えられる大人が少ないんです」学校で教えられる性教育は20年前から何も進んでいないと言われています。また、教える内容も学校によってバラバラだし、4年生の保健体育では時間数も少なく、肝心なことは教えてくれません。そう、そもそも“母親が性教育について何も知らない状況では、何も始まらない”ということなのです。「性教育にはメリットしかありません!」とのじまさんは力強く断言します。その3大メリットは以下の3つ。1、自己肯定感が高まり、自分も人も愛せる人間になる2、性犯罪の被害者・加害者にならない3、低年齢の性体験・妊娠・中絶のリスクを回避できる子育てに悩むすべての女性が、どきっとさせられる事ばかりです。この3つを読むだけでも、性教育の必要性を感じていただけたのではないでしょうか。詳しくは2回目の記事で「では、性教育を具体的にどう行なっていくべきか」を含め、詳しく触れます。
2019年03月24日お正月モードの気の緩みが抜けず、物忘れも多くなりがちな年始。特に、家の鍵をなくしてしまったりどこかに忘れてしまったりしたら、寒いのに家に入れず、なかなか辛い時間を過ごすことになりますよね。1年がスタートする年始だからこそ、気を引き締める意味でも、防犯対策や鍵の紛失時の解決方法を確認しておきたいもの。生活のお困りごとを解決する総合プラットフォーム「生活110番」を展開するシェアリングテクノロジー株式会社が、2017年9月から2018年8月までの間に全国から寄せられた、鍵の相談に関するデータ113,852件をもとにした調査結果を発表しました。■ 戸建てと集合住宅で、鍵の相談時間に大きな違いが!様々な鍵のお困りごとを受けている中、特に多いのが70,385件の「鍵を開けてほしい」という相談。さらに詳細を見てみると、「玄関の鍵開け相談」が46,518件もあったそうです。その玄関の鍵開け相談の件数を戸建住宅と集合住宅に分け、問い合わせの時間を比較したところ、問い合わせのピークとなる時間帯に大きな違いがありました。戸建住宅の人からの問い合わせ件数は9時から18時にかけて横ばいに推移し、その後減少。一方で、集合住宅の人からの問い合わせ件数は9時から16時は横ばいで、20時頃にピークに。また、集合住宅はどの時間帯でも50件以上の相談があることがわかります。ファミリー層が多く居住する戸建て住宅では、夜には家族の誰かがいることが多いため、たとえ鍵がなくても、連絡が取れる状態であれば鍵を開けてもらうことが可能。そのため、相談件数も集合住宅の半分程度になっていると考えられます。また、9時から18時まで横ばいとなっているのは、昼間に多く在宅している主婦がパートや子どもを遊びに連れていくなどして外に出かける機会があり、鍵のお困りごとが一定数起こっているのでしょう。一方、実家を出た学生や社会人など、多くの単身者が居住している集合住宅。20時頃にピークを迎えているのは、仕事やアルバイト、飲み会などから帰宅する時間帯に、鍵の紛失に気が付き、問い合わせをする人が多いためと思われます。■ 年間3万件を超える、一人暮らしの鍵紛失トラブル次に、70,385件の鍵開け相談の内訳を見ていきましょう。戸建住宅での依頼が16,225件ある一方で、集合住宅での依頼はその約2倍となる30,293件。一人暮らしの多い集合住宅での依頼が、ファミリー層の多い戸建て住宅の約2倍の依頼がありました。鍵をなくした時、自宅内から鍵を開けてくれる人がいないのが、一人暮らしの大変なところ。鍵の紛失などを自分ひとりで対処するのは難しく、鍵業者に鍵開け相談をする機会も多くなっています。ちなみに、「玄関の鍵開け相談」の中で相談理由がわかっている10,756件のうち、89%にあたる9,533件が「鍵の紛失」でした。そして残りの11%である1,223件は「鍵の破損」。鍵の紛失は、破損よりも遥かに日常的に多く発生していることがわかります。それ以外にも、問い合わせが一定数あるのが車やバイクの鍵開け。特に車の場合、近年多発している、スマートキーを車内に残したまま車のロックをかけてしまう「インロック」の対応のために鍵業者に依頼するケースが多くなっています。また、車のトラブルは鍵業者ではなくロードサービスに相談する方も少なくないため、実際に起きる車の鍵開けトラブルの件数は、このデータよりも多いと考えられます。■ 1年のうち鍵開け相談が多い日はいつ?続いて、鍵開け相談が多かった集合住宅の相談傾向を見ていきます。30,293件のデータについて、何曜日の何時に鍵のトラブルが起きやすいかを調査しました。調査の結果、1日を通した相談件数の中で問い合わせが多いのは土曜日と日曜日でした。これは、休日に外出をした際に、鍵のトラブルが発生してしまうためだと考えられます。細かい時間帯を見てみると、一週間で最も相談件数が多いのは「月曜日の20時」。これは、土日がお休みだった人が、休み明けの月曜日に、通勤や通学中にうっかり鍵を落としてしまうケースが予想されます。休み明けで気が緩んでしまっているからなのかもしれません。また、物件管理業者の営業時間外となる時間帯であることが多いため、これも問い合わせ件数の増加に繋がっていると思われます。また、調査年月の中で鍵開け相談が多かった日を調査すると、以下のような結果に。鍵開け相談が多かった日の大半が、祝日でした。祝日に家を空ける家庭が多いため、鍵の紛失などのアクシデントが発生する可能性が高くなると推測できます。■ 鍵をなくさないためにできることEKAKI / PIXTA(ピクスタ)鍵をなくすと、業者に鍵開けを依頼して相応の費用がかかるだけでなく、なくした鍵を誰かに拾われたり悪用される恐れも。そのようなことがないように、まずは紛失しない工夫をすることが大事になってきます。例えばキーケースの使用や、音の鳴るキーホルダーを鍵に付ける、家の中で鍵を保管する場所を決めるといったことをするだけでも、紛失する可能性を下げることができます。また、鍵をなくした場合の解決方法として、最寄りの鍵業者を調べておくのもおすすめ。すぐに相談できる業者を把握しておけば、万が一の場合でも落ち着いて対応できます。皆さんも、2019年の年明けに良いスタートを切るためにも、今一度鍵紛失の予防策を見直し、万が一の時の業者を確認してみてくださいね。【参考】※【調査】鍵のトラブルは月曜日の20時が最も多い?!年末年始のお出かけは鍵紛失にご注意を
2018年12月31日