グラビアアイドルの阿南萌花が、最新イメージDVD『紫苑』(4,180円税込 発売元:ラインコミュニケーションズ)をリリースした。168cmの高身長に上からB88・W61・H92のグラマラスボディーとFカップバストを武器に、今年発表されたグラドルの登竜門的ミスコン「ミスFLASH2019」でグランプリに選ばれた阿南萌花。それまではNHKのドラマに出演するなど、女優としても活躍していたが、今作でグラドルとしての活動を本格化させる。沙倉しずか、山岸奈津美と選ばれたミスFLASH2019のグランプリの中でも、"グラマラス"を担当してファンを魅了した阿南。今作では際どい衣装や水着姿となって大人フェロモンをたっぷりと放出している。ビーチでは三角ビキニを着用。ビーチを歩きながらFカップのバストを揺らすなど、セクシーなシーンになっている。さらにシーンが進むと表情が一変。バスルームやワンピースを着用した部屋でのシーン、さらには喪服から下着風水着へと展開するシーンなどでは、男性を惑わすセクシーな仕草で"大人"の女性を強調している。なお、同DVDの発売を記念したイベントが10月26日に東京・秋葉原のソフマップAKIBA 1号店 サブカル・モバイル館6F(14:00~)で開催される。
2019年10月23日ミスFLASH2019の山岸奈津美、阿南萌花、沙倉しずかが8月31日、東京・秋葉原のソフマップで『ミスFLASH~2019~公式トレーディングカード』(発売中 1ボックス54枚入+レアカード2枚以上:6,000円税抜 発売元:ヒッツ)の発売記念イベントを行った。グラドルの登竜門的ミスコンとしてグラドルファンはもちろん、関係者から注目を集めている「ミスFLASH」。13回目を迎えた今年の「ミスFLASH2019」は、元NMB48の山岸奈津美、女優の阿南萌花、そして現役レースクイーンで史上最年長の32歳で選ばれた沙倉しずかが受賞した。そんな3人が公式トレーディングカードを発売。昨年10月に訪れたタイ・パタヤでのカットと今年5月に都内で撮影された写真がミックスされたもので、彼女たちの生キスやビキニチェキ、ビキニでの自撮りなど、全110種類のカードで構成されている。3人は今回のトレーディングカードが初めて。沙倉が「和風なグラビアをやってみたかったので、すごく古びた旅館みたいなところで撮った時はうれしかったです」と振り返り、山岸は「(撮影時は)髪の毛が結構長かったので色んなヘアアレンジをしてみました。いい感じに撮っていただいたのでうれしかったです」と笑顔。阿南は「みんなで浴衣を着たシーン」が思い出に残ったそうで、「旅行みたいな感じで楽しく脱がしあったりして楽しく撮影することができました」とお気に入りの理由を明かした。同トレーディングカードには彼女たちの生キスカードも。それぞれ300枚のカードにキスをしたそうで、最年長の沙倉が「こんなにキスしたのは初めてです」と明かし、「大変だったけどキスは得意なので楽しかったです」と肯定的だった阿南に対して報道陣が「プライベートとどっちが多い?」と投げ掛けると「断然こっちの方が多いですよ!」と慌てる一幕もあった。
2019年09月02日映画『日本のいちばん長い日』の観客動員数が100万人を突破!これを記念して9月14日(月)、主演の役所広司と原田眞人監督が舞台挨拶に登壇し、観客からの質問に直接答えた。半藤一利の手によるノンフィクション小説を映画化した本作。昭和天皇、鈴木貫太郎首相、阿南惟幾陸軍大臣の3人を中心に“聖断”から敗戦までのドラマをスリリングに描き出す。公開34日間での観客動員数100万人突破に役所さんは「若い世代が見に来てくれているようでよかったです」と笑顔を見せ、原田監督も「大人が考えさせられるようなこうした映画が100万人突破するのはいまの時代難しいこと。ここまでよく来れたなと思います」と喜びを口にした。1949年生まれで「戦争映画を見て育った」という原田監督は今回、日本国内の描写とはいえ初めて戦争を題材にした作品を手掛けたが、戦争映画について「人間ドラマの究極であり、極限の中で人間がどんな美しさを見せてくれるのか?どんな醜いところを見せるのか?を描きたかった」と語る。この日は、年配の観客も多く見られたが、中には終戦当時、小学生で玉音放送を聞いたという老人も。昭和天皇の声を聴いた父親が「戦争が終わったぞ」と語ったという思い出に原田監督は耳を傾け「(放送が)よく聴こえなかったという話は聞きますが、天皇陛下が話をしたということで、お父様のように多くの人が『負けた』と思ったそうで、そういう心構えがあったんだと思います」と深くうなずいた。またかつての軍人の所作を知る世代の観客から、青年将校たちの所作の美しさや阿南陸相を演じた役所さんの演技を絶賛する声も。役所さんは喜びを口にするとともに「軍人さんを見ている世代の方は、制服を見るだけで感極まるところがあるんだろうと思います。僕自身、戦争や兵隊さんを知りませんが、撮影中、青年将校の姿を見て、所作や瞳に宿る国を守ろうとする思いに役柄とは別に感動し、美しいと思いました。若者たちの思いが阿南という役を作る上で大切なものになりました」と思想や立場を超えて、当時の若者たちの純粋さに深く共鳴したと語った。原田監督は日本のみならず、今後、控えているアジアやアメリカでの上映についても期待と意気込みを口にし、役所さんも「一人でも多くの方に見ていただければ」とさらなる広がりに期待を寄せた。『日本のいちばん長い日』は公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:日本のいちばん長い夏 2010年8月7日より新宿バルト9、丸の内TOEI2ほかにて公開(C) 2010 NHK アマゾンラテルナ日本のいちばん長い日 2015年8月8日より全国にて公開(C) 2015「日本のいちばん長い日」製作委員会
2015年09月14日戸塚祥太(A.B.C-Z)が8月21日(金)、出演作『日本のいちばん長い日』の公開記念トークイベントに出席。映画の撮影が始まりしばらくは、共演者が「戸塚さん=ジャニーズ」だと気づかなかったそうで、「隠れジャニーズでした。未熟さを痛感している」と苦笑いだった。終戦70周年を記念し、半藤一利氏のノンフィクションを映画化。戦争完遂か降伏かの決断を迫られる阿南惟幾(あなみこれちか)陸軍大臣の苦悩を軸に、日本の未来を案じ、身をていした人々のドラマを通して、「終戦前夜、日本で何が起こったのか」に迫る。東京・新宿ピカデリーで行われたイベントには、原田眞人監督が同席した。戸塚さんが演じるのは若手将校・畑中健二少佐(松坂桃李)のもと、戦争継続を訴えクーデターに参加する士官学校付属大尉の藤井政美。丸刈りでの力演で、ファンの注目を集めており、「以前も丸刈りにしたことがあるので、抵抗はなかった」と話していた。撮影前のワークショップから、共演者とずっと一緒だったという戸塚さん。原田監督によると「撮影が進むにつれて、現場で『出演者の中にジャニーズがいるらしい』って話題になった」が、誰も戸塚さんだとは思わなかったようで、当の戸塚さんは「バレないようにしていたわけじゃないんです…。自分から『俺、ジャニーズです』とも言えなくて(笑)。認識してもらえない、自分の未熟さを痛感している」とふり返った。それでも、原田監督から「芝居のカンがいいし、積極的。瞳が輝いていた」と演技を絶賛されると、戸塚さんは「本当ですか!絶対に出たいと思っていましたから」と大喜び。映画については「見るたびにいろいろなことを考えさせられる。自分の命とともに、身近な人を大切にしたい。毎年(終戦記念日の)8月15日になったら、この作品を観たい」としみじみ語っていた。『日本のいちばん長い日』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:日本のいちばん長い夏 2010年8月7日より新宿バルト9、丸の内TOEI2ほかにて公開(C) 2010 NHK アマゾンラテルナ日本のいちばん長い日 2015年8月8日より全国にて公開(C) 2015「日本のいちばん長い日」製作委員会
2015年08月22日明日、終戦記念日を迎える前に公開中の映画『日本のいちばん長い日』の9分にもおよぶ特別映像が公開になった。今から70年前の1945年の8月15日に日本で何が起こったのか? そこにいた人々は何を考え、何を想って行動したのかが伝わってくる映像だ。『日本のいちばん長い日』特別映像本作は、半藤一利氏のノンフィクションを映画化した作品で、太平洋戦争が終焉に向かう中で、日本の未来を想う人々がそれぞれの立場で行動し、戦後日本の行方を決めた“日本のいちばん長い日”の顛末を重厚なタッチで描き出している。このほど公開された映像は、映画の概要を実際の本編映像を交えながら紹介し、阿南惟幾陸軍大臣を演じた役所広司、昭和天皇を演じた本木雅弘、鈴木貫太郎首相を演じた山崎努らが作品について語る。また、鈴木貫太郎首相の孫、鈴木道子さんと、阿南陸相の四男、阿南惟正さんの貴重なインタビューも収録されており、当時の様子がより立体的に感じられる内容になっている。本作では、昭和天皇の聖断の後、日本の降伏を国民に伝えるために録音された玉音放送の記録媒体を巡って、クーデーターを計画する若い将校たちのドラマがスリリングなタッチで描かれるが、首相も大臣も将校もみな、それぞれの立場で“明日の日本”を想って命をかけて行動し、その想いがすれ違い、ぶつかり合う部分が最大のポイントだ。結果的に、玉音放送は国民の耳に届き、日本は降伏して終戦を迎えたが、そこにたどりつくまでにあったドラマ、かなわなかった想いがあったことは改めて語られるべきではないだろうか。本作を手がけた原田眞人監督は映像の中で「戦後70年経って、終戦のときに何がどういう風に行われていたのか、ということが段々とぼかされてきている。一番重要なのは“軍をなくすことによってしか国を残せなかった”という意識。やはり歴史はちゃんと自分の目で、いろいろな資料をベースにしてもう一回検証しなおして、とにかく我々はどこから来て、どこへ行くのか、ということをちゃんと見定めてほしい」と力強く語りかけている。『日本のいちばん長い日』公開中
2015年08月14日『日本のいちばん長い日』の大ヒット御礼舞台挨拶が8月13日(木)、都内で行われ、役所広司、本木雅弘、松坂桃李、原田眞人監督が登壇。戦争映画として異例のスタートダッシュを記録しており、70回目の終戦記念日の15日(土)からは50館増の拡大公開が決まった。半藤一利氏のノンフィクションを映画化した歴史超大作。戦争完遂か降伏かの決断を迫られる阿南惟幾(あなみこれちか)陸軍大臣の苦悩を軸に、日本の未来を案じ、身をていした人々のドラマを通して、「終戦前夜、日本で何が起こったのか」に迫る。阿南陸軍大臣役の役所さんは、「戦争を表現するのは、デリケートで難しいこと」と本作の意義を強調。7年ぶりの本格的な映画出演で昭和天皇を演じた本木さんは、「息子が見てくれた」と報告し、「なぜもっと早く終戦できなかったのか、彼なりに考えている様子」と目を細めた。松坂さんは終戦に反対しクーデターを計画する若手将校・畑中健二少佐を力演し、「僕自身、この作品をきっかけに70年前の出来事を見つめ直し、意識が高まった。これからは戦争を知らない僕ら世代が、担っていかないと…」と思いを新たに。原田監督は「まだまだ描き切れていない部分がある。今後、10年、15年後に新しい『日本のいちばん長い日』が生まれるための指針になれば」と語っていた。この日は登壇者が平和への思いをこめた“一文字”を、特製のランタンに書き記し、客席にお披露目。役所さんが「知」、本木さんが「祈」、松坂さんが「人」、原田監督が「命」の文字を選び、「歴史と人々を知ることが平和につながる」(役所さん)、「今回、天皇陛下を演じさせていただき、平和への祈りを体現させていただいたつもり」(本木さん)、「平和を作るのも、壊すのも、守るのも人」(松坂さん)、「奪われた命、奪った命に思いをはせたい」(原田監督)と語っていた。『日本のいちばん長い日』は公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:日本のいちばん長い夏 2010年8月7日より新宿バルト9、丸の内TOEI2ほかにて公開(C) 2010 NHK アマゾンラテルナ日本のいちばん長い日 2015年8月8日より全国にて公開(C) 2015「日本のいちばん長い日」製作委員会
2015年08月13日映画『日本のいちばん長い日』が8月3日(月)、外国人特派員協会にて上映され、原田眞人監督と主演の役所広司が集まった記者たちの質問に答えた。半藤一利のノンフィクション小説を原作に、昭和天皇のご聖断から鈴木貫太郎首相、阿南惟幾陸相らの終戦に向けた奔走、徹底抗戦を主張する一部の将校たちのクーデターなど、終戦間際の様々なドラマをサスペンスタッチで描き出す。映画では、敗色濃厚の中で内閣が降伏すべきか否かを会議で話し合い、さらに昭和天皇のご聖断を受けて降伏と決まった後も、降伏の文書の文面について長々と会議が続くさまが描かれる。原田監督はこの点について「いまの安倍政権を見ていても、新国立競技場の問題でも、同じことが起きてていて、会議をやってもなかなか決まらない。ただ、この(映画の)時代は戦争に関して日本人はそれまでに『負けた』という記憶がない。だから決して降伏が目に見えていたわけではなく、本土決戦をやるまでわからないという気持ちがあったのも確かだと思います。多数決で決めていたら、間違いなくクーデターが起こることもわかっていた。開戦時にはできなかったご聖断でしたが、鈴木首相、阿南陸相、昭和天皇の3人が揃ったから終戦時に初めてできた。時間がかかったのはしょうがなかったのではないかとも思います」と語った。役所さんは阿南陸相を演じるにあたっての役作りについて「原田監督と仕事をするときは毎回、膨大な資料が送られてくるので(苦笑)、そこに目を通すことから始める」と説明。阿南の人物像については「いろんな説がありますが、この映画ではご聖断以降、本土決戦ではなく、(抗戦を主張する)中堅の陸軍将校たちを抑えつつ終戦に向かいます。昭和天皇の聖断と若い将校たちとの板挟みになって苦悩するのが僕の役目でした」と語る。原田監督も「阿南が抱えていたアンビバレントを描きたかった」と強調。もし、阿南が降伏に同意せず、大臣を辞任していたら内閣は崩壊し、本土決戦に向かっていたとし「彼自身は武人として沖縄戦で死にたいという思いがあった。でも大臣になってからは『大本営直属の軍人ではなく、天皇直属の軍人だ』と言っているように天皇陛下の意思を第一に進むようになっていた。そこのジレンマにドラマがあると思った」と語った。また、昭和天皇を本木雅弘が演じ、これまでの日本映画にはない昭和天皇の苦悩やその内面を正面から描いている点も大きな話題となっているが、原田監督はアレクサンドル・ソクーロフ監督の『太陽』で昭和天皇が描かれたことが大きな転機になったと述懐。この映画に対して右翼の抗議などがなかったことから「いまこそ『日本のいちばん長い日』を描ける」と感じたという。一方で同作でイッセー尾形が演じた昭和天皇像について「カリカチュアライズされていて、年を取ってからの口をモゴモゴする癖や『あ、そう』という言葉を連発していて僕にとっては不愉快な昭和天皇像でした」とも。本作を海外映画祭に出品することも考えているという原田監督だが、まさにこの海外での昭和天皇についてのイメージというのも、海外出品を考える大きなの理由であるよう。米の歴史学者ハーバート・ビックスによる「昭和天皇」などの著書を挙げ「海外での昭和天皇のイメージは事実をゆがめられている部分がある」と批判。「私はウルトラ右翼ではありませんが、真実よりもイデオロギーを優先するという姿勢には右であれ、左であれ怒りを覚えます。事実と違う部分を是正したいと感じています」と外国人記者を前に語った。役所さんは海外での本作の受け止められ方に関して「日本の戦争の話ですが、戦争は始めるのは簡単だけど終わらせるのは本当に難しい。シンプルなメッセージとして海外の方も受け止めてくださるのでは」と期待を寄せた。政治的な部分を描いた作品とあって、海外の記者からも歴史問題や政治的な質問も飛んだが、原田監督はひとつひとつ丁寧に答えていく。日本が戦争の被害者と加害者という両面を持っているという指摘には「日本を被害者の立場として描くことに徹するのは間違っていると思います。この映画でも天皇陛下が草むしりをしながら『もう15年も続いている。応仁の乱だね』という場面がありますが、15年というのは満州事変からのこと。満州事変から侵略が続いて、それを終わらせなければという意識があったのではないかと思っています」と語った。この日は、10か国以上・150名ほどの記者が上映会・会見に足を運んだ。『日本のいちばん長い日』は8月8日(土)より公開)。(text:cinemacafe.net)■関連作品:日本のいちばん長い夏 2010年8月7日より新宿バルト9、丸の内TOEI2ほかにて公開(C) 2010 NHK アマゾンラテルナ日本のいちばん長い日 2015年8月8日より全国にて公開(C) 2015「日本のいちばん長い日」製作委員会
2015年08月04日映画『日本のいちばん長い日』の完成披露試写会が15日、東京・丸の内ピカデリーで行われ、キャストの役所広司、本木雅弘、松坂桃李と原田眞人監督が出席した。8月8日に全国公開する本作は、半藤一利の小説を実写化した歴史作品。大平洋戦争終結の舞台裏で、日本の未来のために闘った人々を描く内容で、陸軍大臣・阿南惟幾を役所、昭和天皇を本木、クーデターを首謀する若手将校・畑中健二を松坂が演じている。会場に敷かれたレッドカーペットに登場したキャスト陣は、集まったファンにあいさつ。その後行われた舞台あいさつで、役所は、「戦後70年で日本という国はずいぶん変わった。戦争は本当に嫌なもの。それを繰り返さないように、この映画を見て感じて頂ければ」と真摯にアピール。また、役所に天皇役を絶賛された本木は、「2回見ると色んなものが鮮やかに分かる。シンプルで深みのある言葉がたくさんあります」と語り、松坂は、「役所さんや本木さんの"静"と僕たち若手の"動"が、どのように動いていくのかが見どころ」と紹介した。また、舞台あいさつでは、本作の内容にちなんだ“自身最大の決断”のトークを披露。「初日から監督の怒声が飛び交ってて、その緊張感が居心地が良かった」と撮影を振り返った松坂は、「俳優をやろうと大学を辞めた時。親は怒ってましたけど、後悔はないです!」とキッパリ。続けて、ベテラン陣は、「日々、どんな瞬間も迷って苦悩してます。最初に食べるものは白米にしようか味噌汁にしようか、とか」(本木)、「上京して初めて、すごく勇気を出して納豆を食べたこと。勇気を出したからこそ、今は納豆が大好きになった」(役所)と食べ物の話で、会場の雰囲気を和ませていた。
2015年07月16日映画『日本のいちばん長い日』の完成披露試写会が7月15日に開催され、主演の役所広司、本木雅弘、松坂桃李、原田眞人監督が舞台あいさつに登壇した。舞台あいさつその他の写真半藤一利のノンフィクション小説を原作に終戦間際、阿南惟幾陸相、鈴木貫太郎首相、昭和天皇を中心にしたポツダム宣言の受諾を巡るやりとり、陸軍将校による決起事件を描く。「(戦後)70年。たった70年で日本はだいぶ変わった」としみじみと語る役所。「戦闘シーンは出てきませんが、この映画の背景には広島、長崎への原爆投下があり、戦地では兵士たちが飢えに苦しみながら戦っている。それを感じながら見てほしい。戦争って本当に嫌なものです。二度と繰り返さないようにと感じていただければ」と訴えた。本木は昭和天皇を演じたが、そのプレッシャーはやはり並大抵のものではなかったよう。「公開が近づくにつれて『責務を果たせたのか?』という問いが重くのしかかってきます。賛否は全て受けるつもりですので、叱られながら、早く楽になりたい…(苦笑)」と劇場公開を待ちわびる。松坂は陸軍の永遠を信じ決起する将校を演じたが「若者たちを“動”とするなら役所さんや本木さんは“静”。それぞれが国を思い、どうなっていくのか? スピード感のある物語の中で、僕はその静と動が変わっていくさまを『怖いな』と思いました。どうして怖いと思ったのか? みなさんに、観て感じていただければと思います」と呼びかけた。戦後70年を迎え、原田監督は「戦争体験者がどんどん亡くなっている」と当時を知る人間がいなくなり、記憶や歴史が風化してしまうことを危惧し「いま、こういう政治状況にあり、戦後70年の根っこで何が行われたのか? もう一度検証するいい時期であり、この映画の歴史的価値を感じています」と語る。この日も、安保法案が衆院平和安全法制特別委員会で採決され、大きなニュースとなったが原田監督は映画でも描かれる、70年前に阿南陸相、鈴木首相、昭和天皇が国の行く末を案じ、民意を無視した政治と軍の暴走を命がけで止めたという点に言及し「安倍首相の答弁の言葉を借りれば、能力のない政府が総合的に判断し、民意を無視するという事態になっている。国民を救うということ、“民意”とは何か? 日本はどこから来てどこへ向かって行くのか? 自問し行動に移してほしい」と訴えた。『日本のいちばん長い日』8月8日(土)全国ロードショー
2015年07月15日俳優の役所広司が主演する、映画『日本のいちばん長い日』(8月8日公開)の最新ビジュアルが5日、公開された。本作は、昭和史研究の第一人者・半藤一利の同名ノンフィクション作品を、『クライマーズ・ハイ』(2008年)、『わが母の記』(2012年)で知られる原田眞人監督の手により映画化したもの。主演の役所をはじめ、本木雅弘、山崎努、堤真一らベテランから、松坂桃李のような若手まで、日本映画界を代表する俳優陣が共演していることでも話題を集めている。公開された新ビジュアルでは、主要キャスト5名が集結。陸軍の代表として徹底抗戦を掲げながらも、天皇の身を案じて苦悩し、平和的解決を成し遂げようとする阿南惟幾陸相(役所)。国民の苦しみに思いをはせる昭和天皇(本木)。聖断を拝し、法のルールを破ってでも戦争を終わらせようとする鈴木貫太郎首相(山崎)、そして首相を支え、歴史の転換期を見届けようとする迫水久常内閣書記官長(堤)。対して、皇居を襲撃するクーデターを計画し陸軍同志とともに決起する畑中少佐(松坂桃李)。立場は違えど、日本の未来を信じ、命をかける男たちの表情が映しだされている。映画の舞台となるのは、太平洋戦争末期の1945年。昭和天皇が降伏を決定した8月14日正午から、天皇自ら玉音放送で国民に終戦を知らせた8月15日正午、その24時間の間に何が起きたのかを描いた作品。日本の歴史上最も重要な一日と、日本の平和への礎を築くために身をていした男たちの姿を追う。なお、過去に太平洋戦争をテーマにした映画は数多く存在するが、昭和天皇の姿・声をはっきりと描いた日本映画は、本作が初となる。(C)2015『日本のいちばん長い日』製作委員会
2015年06月05日俳優の役所広司が主演を務める『日本のいちばん長い日』(8月8日公開)の予告映像が10日、公開された。本作は、太平洋戦争末期の1945年を舞台に、昭和天皇が降伏を決定した8月14日正午から、天皇自ら玉音放送で国民に終戦を知らせた8月15日正午、その24時間の間に何が起きたのかを描いた作品。日本の歴史上最も重要な一日と、日本の平和への礎を築くために身をていした男たちの姿を追う。原作は、半藤一利のノンフィクション作品『日本の一番長い日 決定版』。映画ではさらに、2014年に宮内庁から発表された『昭和天皇実録』を参考に、昭和天皇とともに戦争を終結に導いた鈴木貫太郎首相の姿を描く『聖断』(半藤一利著)の要素も加えた。監督は『クライマーズ・ハイ』(2008年)、『わが母の記』(2012年)の原田眞人監督。主演の役所をはじめ、本木雅弘、松坂桃李、堤真一、山崎努ら日本映画界を代表する面々が顔をそろえる。今回公開された予告映像では、役所演じる主人公、陸軍大臣・阿南惟幾(あなみこれちか)が「どうやったら、戦争を終結させられるか…」と苦悩するモノローグから始まる。続く映像では、敗戦間近の緊迫した様子が描かれる。そして、本木演じる昭和天皇も登場。太平洋戦争をテーマにした映画は数多く存在するが、昭和天皇の姿・声をはっきりと描いた日本映画は、本作が初となる。映像の最後には、ポツダム宣言を受諾するか否かを決める天皇の背中と、その御前に集う阿南ら大臣たちの姿が映しだされる。(C)2015『日本のいちばん長い日』製作委員会
2015年04月10日役所広司、本木雅弘、松坂桃李、堤真一ら豪華キャストを迎え終戦前夜の日本で何が起こったのかを描く『日本のいちばん長い日』。この度、“日本史上、最大の決断”を迫られる中、身を挺し戦争を終わらせるために闘った男たちが映し出された初の特報映像が公開された。太平洋戦争末期、日本がポツダム宣言を受諾し終戦を迎える1945年。昭和天皇が降伏を決定した8月14日正午から、天皇自ら玉音放送で国民に終戦を知らせた8月15日正午、その24時間にいったい何があったのか…。本作は、そんな日本の歴史上最も重要で、かつ“いちばん長い日”と、日本の未来を信じ、平和への礎を築く為に身を挺した男たちのドラマを描く感動の歴史大作。昭和史研究の第一人者である半藤一利の傑作ノンフィクション「日本のいちばん長い日 決定版」(文春文庫刊)を原作に、『クライマーズ・ハイ』『わが母の記』『駆込み女と駆込み男』などを手掛ける原田眞人が監督を務める。今回公開された特報映像は、連合国への降伏か、本土決戦か…役所さんが演じる主人公、陸軍大臣・阿南惟幾(あなみ・これちか)が、「どうやったら、戦争を終結させられるか…」と苦悩するシーンから始まる。さらに本木さん演じる昭和天皇も登場。7年振りのスクリーン復帰となる本木さんが、国民を想って平和を求める天皇を一心に演じる姿が確認できる。太平洋戦争をテーマにした映画は数多く存在するが、昭和天皇の姿・声をはっきりと描いた日本映画は本作が初。山崎努演じる、時の首相・鈴木貫太郎、鈴木首相をサポートする迫水久常内閣書記官長を演じる堤さん。終戦に反対しクーデターを決起する青年将校・畑中を演じる松坂さんと、豪華キャストが演じる男たちが次々と登場する。一億玉砕、総決起の気風が渦巻く陸軍の頂点に立ちながらも、阿南のモノローグに合わせて、敗戦間近の緊迫した様子をこちらの映像からご覧あれ。『日本のいちばん長い日』は8月8日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:日本のいちばん長い夏 2010年8月7日より新宿バルト9、丸の内TOEI2ほかにて公開(C) 2010 NHK アマゾンラテルナ
2015年04月10日主演の役所広司を始め、本木雅弘、山崎努、堤真一、松坂桃李ら豪華キャストを迎え、太平洋戦争終戦前夜の日本を描く映画『日本のいちばん長い日』。このほど本作の第1弾ポスター・ビジュアルが公開。さらに、公開日が2015年8月8日(土)ーーつまり、70回目の終戦記念日となる「8月15日」の1週間前というタイミングとなることも明らかとなった。物語の舞台は、1945年7月ーー太平洋戦争末期。連合国は日本にポツダム宣言受諾を要求。降伏か、それとも本土決戦か。連日連夜、閣議が開かれるが議論は紛糾する。8月、広島・長崎に相次いで原爆が投下され、事態はますます悪化の一途を辿ることに。“一億玉砕論”が渦巻く中、決断に苦悩する陸軍大臣・阿南惟幾(役所広司)と、国民を案ずる昭和天皇(本木雅弘)、聖断を拝し閣議を動かしてゆく首相の鈴木貫太郎(山崎努)、ただ閣議を見守るしかない書記官の迫水久常(堤真一)。一方、終戦に反対する畑中少佐(松坂桃李)ら若手将校たちはクーデターを計画、日本の降伏を国民に伝える玉音放送を阻止すべく、皇居やラジオ局の占拠へと動き始めるのだが…。来年2015年、戦後70年という節目を迎える日本。本作は、そんな日本の昭和史研究の第一人者である半藤一利の傑作ノンフィクション「日本のいちばん長い日 決定版」を原作に映画化する。今回お披露目された第1弾ポスター・ビジュアルに描かれているのは、太平洋戦争末期の爆撃によって焦土と化した日本。そして、絶望的な光景の中、ひとり立ち尽くす役所さん演じる陸軍大臣・阿南惟幾の背中が。その後姿は終戦の舞台裏で、降伏か、本土決戦かという国家の行く末を占う決断を迫られ、苦悩しながらも日本の未来を信じた男の想いが込められているとのこと。この男が見つめる太陽は、沈みゆく影なのか、それとも登りゆく光なのか…?『日本のいちばん長い日』は2015年8月8日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年12月19日