映画『アイ・アム まきもと』(9月30日公開)の完成披露試写会が1日に都内で行われ、阿部サダヲ、満島ひかり、宇崎竜童、松下洸平、坪倉由幸、水田伸生監督が登場した。同作は水田伸生監督のオリジナル作。小さな市役所の「おみおくり係」に務める牧本壮(阿部サダヲ)は空気が読めない、人の話を聞かない、なかなか心を開かないとちょっと迷惑な男だが、そんな牧本が孤独に亡くなった人を独自のルールに従いおみおくりしていく中、様々な人々と出会い、少し煙たがられながらも彼らの心に変化をもたらしていく。牧本自身の無味な人生も彩られていき、彼の”迷惑”がいつしか”無垢な気持ち”として、周囲と自らに影響を与えていく。満島は阿部との共演について「初共演です。大好きな俳優さんなのですごく嬉しくて、初共演の場面が子豚さん達と一緒だとは思わずに……」と振り返り、阿部も「溶け込み方が素晴らしい。最初に会ったのは養豚場だったので、ああいうかっこしても溶け込んでましたもんね。今日はなんかすごい綺麗なかっこしちゃって」と絶賛。さらに阿部が「韓国料理屋さんにも溶け込める。そこの割烹着着てましたからね」と明かすと、満島は「うちで働く? と言われて」と苦笑した。この日は「直したいところ」を書いて「巨大まきもと」に貼るというコーナーも。満島は「サダヲ=美容!?」というフリップを掲げ、阿部について「現場の撮影中も待ち時間も、さっきの舞台挨拶の説明の時もずっと美容の話をしてらっしゃって。なんかエプソムソルトにはまってるとか、いろんな美容が気になるお年頃らしく」と明かす。松下も阿部について「さっきも満島さんから大量の美容グッズもらってましたもんね。嬉しそうにしてましたけど、どうなりたいんですか?」と質問する。満島は「撮影の待ち時間に2人でベンチ座ってても『いやあねえ、美容どうしてますか?』って」と暴露され、阿部は「女優になりたいんですよ。女優っていいじゃないですか。きれいだし」と語る。満島は「でも、楽しいですよ。女子会みたいで」と、直してほしいと言いつつも楽しんでいるようだった。
2022年09月01日7人組アーティスト・7ORDERの阿部顕嵐が、25歳の誕生日を迎えた30日に公式ファンクラブ「I OF THE STORM」を開設した。阿部は俳優としての活動を中心に、「『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-』Rule the Stage」『October Sky -遠い空の向こうに-』などの舞台作品に出演。現在、主演ドラマ『さよならハイスクール』がHuluにて配信中で、映画『ツーアウトフルベース』で主演を務めたほか、7ORDERのボーカルとしても活動している。誕生日に開設した公式ファンクラブ「I OF THE STORM」では、会報誌の発行や秘密の日記の公開、会員限定グッズの販売などを予定。会員には、撮り下ろしinstax仕様の世界に1枚だけの会員証が送付される。また、12月4日に東京・明治座でファンクラブ限定の独演会『風姿花伝』を開催することも発表された。コメントは以下の通り。■阿部顕嵐2022年8月30日、阿部顕嵐 公式ファンクラブを発足致しました。僕を日々応援してくれている皆さん1人1人と、正面から向き合いたいと思い、立ち上げました。もちろん7ORDERも個人も、今までと変わらぬスタンスで邁進していきます。僕のやりたいことの1つであるこの公式ファンクラブは、純度100%の阿部顕嵐を感じられる場所にします。僕と一緒に嵐を巻き起こしていきましょう。
2022年08月30日ヴェネチア国際映画祭4冠の映画『おみおくりの作法』(15)を原作に、ドラマ「ゆとりですがなにか」「初恋の悪魔」の水田伸生監督が手掛けた『アイ・アム まきもと』。主演は映画『死刑にいたる病』では24人の命を奪った連続殺人鬼を演じ、 狂気溢れる怪演が印象的だった阿部サダヲ。本作ではまるで真逆の心優しき男・牧本を演じている。阿部さんが演じる牧本は小さな市役所の「おみおくり係」に勤め、空気が読めず、人の話を聞かない…。しかし、孤独に亡くなった人を独自のルールに従い、おみおくりしていく中で、少々煙たがられながらも出会った人々の心に変化をもたらしていく不思議なキャラクター。『死刑にいたる病』の殺人鬼から本作へと、全くの別人格へ変化を遂げた阿部さんは、「牧本のようなタイプの役は、あまり演じたことがないんですよね。いろんな役をやりたいという欲があるので、全く違う役を演じられて嬉しいです」と語り、「牧本が関わる人々は面白い、濃い人が多いので、僕は淡々と、やりすぎないほうがいいと思い、あえて作り込むことはしませんでした」と役へのアプローチを明かす。阿部さんを取り囲む豪華キャストも、阿部さんの魅力に虜になっていたようで、「阿部さんのミステリアスな雰囲気が牧本にぴったりだと思いました。脚本を読んでイメージしていたままの牧本がそこにいる、というか」と話すのは、今江みはる役の宮沢りえ。神代享役の松下洸平は、「牧本の目、阿部さん自身の目の美しさだと思うんですが…見ていると、思わず助けたくなるような不思議な魅力がありますね。阿部さん自身が牧本そのもので、全てを柔らかく受け止めてくれる感じでした」と共演を振り返り、様々な作品で印象を残す阿部さんの“目”の魅力を語る。阿部さん生来のキャラクターが牧本という役に完璧にハマっているようだ。『アイ・アム まきもと』は9月30日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:アイ・アム まきもと 2022年9月30日より全国にて公開©2022 映画『アイ・アム まきもと』製作委員会
2022年08月28日阿部寛が主演を務める映画『異動辞令は音楽隊!』初日舞台挨拶が、8月26日(金)、都内劇場にて行われ、阿部さんのほか共演の清野菜名、磯村勇斗、高杉真宙、モトーラ世理奈、内田英治監督が登壇した。清野さんらキャスト勢は阿部さんとの共演エピソードをそれぞれ思い出深く披露し、阿部さんから大きなリアクションを取られていた。『異動辞令は音楽隊!』は、『ミッドナイトスワン』を手掛けた内田監督の最新作。犯罪捜査一筋30年の鬼刑事・成瀬司(阿部さん)は部下に厳しく、昭和さながら犯人逮捕のためなら法律すれすれの捜査も辞さない。数々のコンプライアンスを無視した成瀬の行動が仇となり、突然上司から異動を命ぜられる。刑事部内での異動だろうと高をくくっていた成瀬だったが、異動先はまさかの警察音楽隊だった。楽器のイメージがない阿部さんだが、「何で俺にドラム」とオファー時に思ったという。阿部さんは「楽器を苦手としていて、ドラムが一番(苦手意識が)強かったんです。映画で観ていても“自分にきてほしくないな…”と。何で俺がというのは最初ありましたけど、内田監督自体も音楽映画が初めてなので、挑むなら一緒に挑んでいけたら楽しいなと思いました」と振り返った。しかし撮影が終わった今では「一瞬買おうかなと思った」くらい大好きになったそうで、「けど、音を出せないし、家に置けないし…でも、いまだに悩んでいます。本当に好きになったので」とドラム愛をのぞかせた。以前、役でドラムをたたいた磯村さんは、「役で一度やって、僕は買わなかったです(笑)。けど、阿部さんのドラムシーンを見ていて、格好よくて鳥肌が立ちました!」と絶賛した。阿部さんのドラムへの向き合いには、清野さんも感銘を受けたようで「本当に、撮影のどの合間にもずっとドラムのスティックを持って、ずっと練習していたんです。その姿にとても勇気をもらえましたし、すごく格好いいなと思いました。私ももっとトランペットを頑張ろうと前向きになりました」と、自身の役にもいい影響を及ぼしたという。一方、阿部さんと共演しての感想を「…背が高い!」と笑顔で表現したのは高杉さん。「僕は斜に構えた役だったので、阿部さんに突っかかることが多かったんです。でも阿部さんが近づいたとき“…ハッ、きたっ!”となる(笑)。ちょっと緊張が走る感じは、僕含めあったと思います」と高杉さんが阿部さんに伝えると、阿部さんも「あのシーン、好きですねえ。(役で)反抗してくるじゃないですか、それがすごい好きなんです。“よくきてくれた、若いのに!!”みたいな(笑)」と阿部さんにとっても素敵な共演だったと明かしていた。『異動辞令は音楽隊!』は全国にて公開中。(cinamacafe.net)■関連作品:異動辞令は音楽隊! 2022年8月26日より全国にて公開©2022 『異動辞令は音楽隊!』製作委員会
2022年08月26日池井戸潤原作映画『シャイロックの子供たち』(監督:本木克英)のキャストが発表。阿部サダヲが主演を務め、上戸彩、玉森裕太(Kis-My-Ft2)、柳葉敏郎、杉本哲太、佐藤隆太、柄本明、橋爪功、佐々木蔵之介の出演が明らかになった。阿部さんが東京第一銀行・長原支店のベテランお客様係・西木雅博を演じ、池井戸作品、本木組、銀行員役ともに初挑戦。同支店で働く北川愛理を上戸さん、田端洋司を玉森さんが演じ、共に銀行内で起こった現金紛失事件の裏側を探っていくうちに、あるとてつもない事実にたどり着いていく。また、同支店支店長・九条馨役を柳葉さん、パワハラ副支店長・古川一夫役を杉本さん、支店のエース・滝野真役を佐藤さん、滝野に近づく不動産会社社長・石本浩一役を橋爪さん、映画オリジナルで長原支店の客・沢崎肇役を柄本さん、事件をきっかけに長原支店に調査に訪れる東京第一銀行本部検査部・黒田道春役を佐々木さんが演じる。さらに合わせて、特報映像も公開。メガバンクで起こる現金紛失事件をきっかけに、次第に明らかになっていく衝撃の展開を期待させる。終盤の西木の表情が一瞬変わり、札束を掴むシーンからは、まるでもう一人の西木が存在するかのようだ。ティザービジュアルは、根幹にあるテーマ「人間の表裏」をイメージしており、表には銀行員然とした西木、裏には大金を手に怪しげな表情を浮かべた西木が写し出されている。キャスト・製作陣コメント阿部サダヲ気が付かないところで起きている、お金の怖さと面白さ、身近な人を信じていいのか疑っていいのか?堪能してみたかった池井戸潤さんの世界!上戸さん玉森くんはじめ、好きな俳優の皆さんに囲まれて西木を演れて楽しかったし、原作には無い柄本明さんとのシーンがどんな風に仕上がってくるのか?楽しみです!劇場がスーツで埋まったらかっこいいなぁ…。上戸彩阿部サダヲさんとは初めて共演させていただきましたが、穏やかさの中にユニークなブラックさが垣間見え(笑)、毎日楽しい刺激をいただいていました。現場ではみんなのイジられ役だった玉森裕太くんが、そのキュートさで常にみんなを癒してくれていました。人間の欲望が蠢くスリリングな作品ではありますが、和気あいあいとしたとても素敵な現場でした。今回こうしてお声がけいただき、再び池井戸潤さん作品に携わらせていただけたことを純粋に嬉しく思いますし、この作品を多くの方に是非とも劇場でご覧いただきたいと思っています。何より、私自身が劇場で見れる日を心待ちにしております。玉森裕太池井戸さんの作品に携われたことがとても嬉しく思います。阿部サダヲさんをはじめ素晴らしい俳優の方々と一緒に作品作りをさせていただけて、とても勉強になる現場でした。銀行員の役は初めて演じます。30代の経験少ない未熟な青年が葛藤する姿は、どなたにでも感情移入して頂けると思います。是非、劇場でご覧下さい!柳葉敏郎自分にとってはチャレンジでもありましたが、非常に達成感のある素敵な現場でした。本木監督とは初めてご一緒しましたが、自分の思いにもしっかりと耳を傾けていただいたので、安心して過ごすことができ、映画を撮影していることを肌で感じる日々でした。九条という役は、こんな人もいるのかと驚くようなキャラクターですが、その嫌な人間性が少しでもお客様に伝われば満足です。杉本哲太池井戸作品でバンカーを演じられたことがとにかく嬉しいです。古川という人物は、典型的な昭和のパワハラ上司ですが、その大きな声とは裏腹にとても心の狭い小さな人間なので、そのニュアンスがうまく出るよう、現場で本木監督とも話しながら役を作り上げていきました。様々なキャラクターがぶつかり合う、バンカー達の白熱した演技を是非ご覧頂ければと思っております。佐藤隆太主演のサダヲさんをはじめ大好きな演者の皆さん、そして映画愛溢れる素晴らしいスタッフの皆さんの輪の中で芝居をする事ができて、本当に幸せでした。原作を読んでこの作品を“知った気”になっていた自分に、新たな真実を突きつけられる様な、刺激的な毎日でした。原作ファンの皆様にも、是非この興奮を味わって欲しいと思います。柄本明元々好きだった本木監督の作品で阿部サダヲさんとの共演楽しかったです。また私が尊敬する名優、橋爪功さんと久しぶりに現場でご一緒できて大変嬉しかったです。橋爪功こういう小悪党みたいな役は大好きなので、楽しく演じさせていただきました。映画ならではの緊張感、顔なじみのスタッフ、そして本木監督の的確なサジェスチョン。完成を心から楽しみにしております。佐々木蔵之介撮影現場は劇中のごとくヒリヒリ・ピリピリの駆け引きの連続!なんて事はなく、いつもの穏やかな本木組でホッとしました。ただ、私の役もこれが現実なら結構ヤバい橋渡ってます…。原作の小説からも更に深化した池井戸ワールド、是非劇場でお楽しみください!原作・池井戸潤原作とも違う、先んじて放映されるドラマ版とも違う、まったく新しい『シャイロックの子供たち』が誕生しました。主役の阿部サダヲさんはじめ、上戸彩さん、玉森裕太さん、佐々木蔵之介さんら個性的なキャストも注目ですが、唯一原作にはない柄本明さんの役どころも目が離せません。映像化が難しいこのミステリをどう解きほぐし、真実を明かすのか。ぜひ劇場に足を運んでいただき、驚倒の顛末を見届けてください。監督・本木克英人間らしく生きるとは何か?なぜ人はお金に執着するのか?働く意味は?自問自答しながらこの映画を撮り終えました。勝者も敗者もいないこの群像劇は一体どこに向かうのか、企業社会を冷徹に見つめ、予定調和に陥らない池井戸潤さんの物語を慎重に追いつつ、心から楽しんで監督しました。複雑な心情をリアルに定着させられる才能ある演技陣を得て、深みのある人間ドラマになったと思います。プロデューサー・矢島孝読めば読むほど複雑で深い迷宮の中に感動があるこの原作小説を、映画化しようなどと思い上がったことを何度後悔したことか。しかし大勢のキャスト・スタッフに支えられ、壁を突破して完成した映画は、えも言われぬ味わいを持ったエンターテイメント作品になりました。一見人が良さそうではあるけれど目の奥底に狂気を孕んだ阿部サダヲさん、その他のキャストも善と悪の境目が曖昧になるような一癖も二癖もあるアンサンブルキャストで、悪人さえも憎みきれない危険な人間模様を、ぜひ映画館という場の暗闇に座って観ていただきたいと、切に願います。『シャイロックの子供たち』は2023年2月17日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:シャイロックの子供たち 2023年2月17日より全国にて公開© 2023映画「シャイロックの子供たち」製作委員会
2022年08月22日阿部サダヲ主演の映画『シャイロックの子供たち』が2023年2月17日(金)、全国公開することが決定した。同時に本作のキャスト9名、ティザービジュアル、特報が一挙解禁となった。累計発行部数50万部を突破した池井戸潤による小説『シャイロックの子供たち』(文春文庫)。池井戸が「ぼくの小説の書き方を決定づけた記念碑的な1冊」と明言し、原点にして最高峰とも言える原作が、満を持して映画化。今年の秋にはドラマ化することでも話題となっているが、映画版は小説ともドラマとも展開が異なり、独自のキャラクターが登場する完全オリジナルストーリーとなる。池井戸が太鼓判を押した脚本となる本作に、2018年『空飛ぶタイヤ』の本木克英監督はじめメインスタッフが再集結した。阿部サダヲが演じるのは、東京第一銀行・長原支店のベテランお客様係・西木雅博。同じ支店で働く上戸彩演じる北川愛理、玉森裕太演じる田端洋司とともに、銀行内で起こった現金紛失事件の裏側を探っていく内に、ある驚きの事実にたどり着く。また同じ長原支店支店長・九条馨に柳葉敏郎、長原支店のパワハラ副支店長・古川一夫に杉本哲太、支店のエース・滝野真に佐藤隆太。滝野に近づく不動産会社社長・石本浩一に橋爪功、そして映画オリジナルで長原支店の客・沢崎肇に柄本明、さらに事件をきっかけに長原支店に調査に訪れる東京第一銀行本部検査部・黒田道春に佐々木蔵之介と、日本を代表するキャスト陣が勢ぞろいした。解禁となった特報は、阿部をはじめとした豪華キャスト陣の面々と共に、メガバンクで起こる現金紛失事件をきっかけに、次第に明らかになっていく衝撃の展開を期待させる映像となっている。さらに映像終盤では阿部演じる西木の表情が一瞬変わり、札束を掴むその表情はまるでもうひとりの西木が存在するかのような様子も。ティザービジュアルは、この作品の根幹にあるテーマである「人間の表裏」をイメージしたもの。表には銀行員然とした阿部が演じる西木、裏には大金を手にニヤリと怪しげな表情を浮かべた西木が描かれている。これが意味するものとは何なのか。また“金か、魂かー。”という、全ての働く人たちへ訴えかけるようなキャッチコピーも気になるところだ。阿部サダヲ・インタビュー映像キャスト・スタッフコメント<原作:池井戸潤>原作とも違う、先んじて放映されるドラマ版とも違う、まったく新しい『シャイロックの子供たち』が誕生しました。主役の阿部サダヲさんはじめ、上戸彩さん、玉森裕太さん、佐々木蔵之介さんら個性的なキャストも注目ですが、唯一原作にはない柄本明さんの役どころも目が離せません。映像化が難しいこのミステリをどう解きほぐし、真実を明かすのか。ぜひ劇場に足を運んでいただき、驚倒の顛末を見届けてください。<監督:本木克英>人間らしく生きるとは何か?なぜ人はお金に執着するのか?働く意味は?自問自答しながらこの映画を撮り終えました。勝者も敗者もいないこの群像劇は一体どこに向かうのか、企業社会を冷徹に見つめ、予定調和に陥らない池井戸潤さんの物語を慎重に追いつつ、心から楽しんで監督しました。複雑な心情をリアルに定着させられる才能ある演技陣を得て、深みのある人間ドラマになったと思います。<プロデューサー:矢島孝>読めば読むほど複雑で深い迷宮の中に感動があるこの原作小説を、映画化しようなどと思い上がったことを何度後悔したことか。しかし大勢のキャスト・スタッフに支えられ、壁を突破して完成した映画は、えも言われぬ味わいを持ったエンターテイメント作品になりました。一見人が良さそうではあるけれど目の奥底に狂気を孕んだ阿部サダヲさん、その他のキャストも善と悪の境目が曖昧になるような一癖も二癖もあるアンサンブルキャストで、悪人さえも憎みきれない危険な人間模様を、ぜひ映画館という場の暗闇に座って観ていただきたいと、切に願います。<阿部サダヲ>気が付かないところで起きている、お金の怖さと面白さ、身近な人を信じていいのか疑っていいのか?堪能してみたかった池井戸潤さんの世界!上戸さん玉森くんはじめ、好きな俳優の皆さんに囲まれて西木を演れて楽しかったし、原作には無い柄本明さんとのシーンがどんな風に仕上がってくるのか?楽しみです!劇場がスーツで埋まったらかっこいいなぁ…。<上戸彩>阿部サダヲさんとは初めて共演させていただきましたが、穏やかさの中にユニークなブラックさが垣間見え(笑)、毎日楽しい刺激をいただいていました。現場ではみんなのイジられ役だった玉森裕太くんが、そのキュートさで常にみんなを癒してくれていました。人間の欲望が蠢くスリリングな作品ではありますが、和気あいあいとしたとても素敵な現場でした。今回こうしてお声がけいただき、再び池井戸潤さん作品に携わらせていただけたことを純粋に嬉しく思いますし、この作品を多くの方に是非とも劇場でご覧いただきたいと思っています。何より、私自身が劇場で見れる日を心待ちにしております。<玉森裕太>池井戸さんの作品に携われたことがとても嬉しく思います。阿部サダヲさんをはじめ素晴らしい俳優の方々と一緒に作品作りをさせていただけて、とても勉強になる現場でした。銀行員の役は初めて演じます。30代の経験少ない未熟な青年が葛藤する姿は、どなたにでも感情移入して頂けると思います。是非、劇場でご覧下さい!<柳葉敏郎>自分にとってはチャレンジでもありましたが、非常に達成感のある素敵な現場でした。本木監督とは初めてご一緒しましたが、自分の思いにもしっかりと耳を傾けていただいたので、安心して過ごすことができ、映画を撮影していることを肌で感じる日々でした。九条という役は、こんな人もいるのかと驚くようなキャラクターですが、その嫌な人間性が少しでもお客様に伝われば満足です。<杉本哲太>池井戸作品でバンカーを演じられたことがとにかく嬉しいです。古川という人物は、典型的な昭和のパワハラ上司ですが、その大きな声とは裏腹にとても心の狭い小さな人間なので、そのニュアンスがうまく出るよう、現場で本木監督とも話しながら役を作り上げていきました。様々なキャラクターがぶつかり合う、バンカー達の白熱した演技を是非ご覧頂ければと思っております。<佐藤隆太>主演のサダヲさんをはじめ大好きな演者の皆さん、そして映画愛溢れる素晴らしいスタッフの皆さんの輪の中で芝居をする事ができて、本当に幸せでした。原作を読んでこの作品を“知った気”になっていた自分に、新たな真実を突きつけられる様な、刺激的な毎日でした。原作ファンの皆様にも、是非この興奮を味わってほしいと思います。<柄本明>元々好きだった本木監督の作品で阿部サダヲさんとの共演楽しかったです。また私が尊敬する名優、橋爪功さんと久しぶりに現場でご一緒できて大変嬉しかったです。<橋爪功>こういう小悪党みたいな役は大好きなので、楽しく演じさせていただきました。映画ならではの緊張感、顔なじみのスタッフ、そして本木監督の的確なサジェスチョン。完成を心から楽しみにしております。<佐々木蔵之介>撮影現場は劇中のごとくヒリヒリ・ピリピリの駆け引きの連続!なんて事はなく、いつもの穏やかな本木組でホッとしました。ただ、私の役もこれが現実なら結構ヤバい橋渡ってます… 。原作の小説からも更に深化した池井戸ワールド、是非劇場でお楽しみください!『シャイロックの子供たち』2023年2月17日(金)公開
2022年08月22日今月末公開の映画『アイ・アム まきもと』の完成報告会が8月4日(木)本日、東京国際フォーラムにて行われ、主演の阿部サダヲをはじめ、宇崎竜童、松下洸平、水田伸生監督が登壇した。本作の主人公である、“おみおくり係(=お一人で亡くなった方を埋葬する)”として市役所で働くちょっと頑固で迷惑な存在・牧本を演じた阿部さんは、今作のオファーをふり返り、「監督の映画は4本目ですが、今作でまたお声がけいただいて感謝の気持ちでいっぱいでした。台本を頂いて素敵なお話なんだなと。このようなハートフルコメディはあまりやったことはなかったので嬉しかったです。監督の言うことは間違っていないと思っているので、今回も言う通りにやるだけでした」と冗談を交えつつ語った。また、牧本の自分勝手な迷惑に翻弄され、毎度説教を浴びせる刑事・神代亨役の松下さんは、今作で初共演となった阿部さんとの撮影について「テレビも映画も舞台も拝見していたので、本物だ!と思いました!」と興奮気味。さらに、「ずっと画面越しや、客席で見ていた人がこの距離にいると、牧本さんなのですが、阿部さんなんですよね。変わったヘアスタイルをしていていたり、いつもと違う阿部さんというわけではなく、僕が知っている阿部さんで、でも牧本なので…。僕は牧本を詰めないといけない役なので心を鬼にして怒鳴らせていただきました…!」とふり返る。そんなエピソードを聞いた阿部さんは、「(松下さんのお芝居は)素敵でした。叱ってくれる人はなかなかいなかったので…」と言い、会場を笑わせた。一方、アドリブはあったのかと問われると、「アドリブはなかった気がします」という松下さんに対し、阿部さんは「アドリブはなかったと思いますが、松下さんは舞台のように動き回れていて、素敵でした。怒り方も軽やかでした」とコメント。監督も「おふたりとも演劇というフィールドで修行を積んでこられた方なので、テイクを重ねることよりも、ひとつひとつの瞬間が、ものすごく変わっても良いくらいに新鮮にやってくださるのですが、それは本当にとても尊かったと思います」とその絶妙な掛け合いを絶賛した。本作では、神代が牧本から何度も迷惑を被り、その度に怒るような2人のテンポの良い掛け合いも見どころの一つとなっているようだ。演じるにあたって難しかった・意識した点について問われた阿部さんは、「牧本はなによりもまっすぐなキャラクターなので、ぶれないことを意識しました。劇中では牧本が様々なところでいろんな人々に出会っていくのですが、それぞれキャラクターの強い方々が(山形に)いらっしゃっていて、そのなかでも牧本のキャラクターをぶれないようにと気をつけて演じていました」と明かす。そんな牧本について宇崎さんは「僕は映画を観たときに迷惑なキャラクターとは思いませんでした。牧本のような人間が日本中にいたら、すごく平和でいい国になっているだろうなって」と熱弁。松下さんは「僕は劇中では迷惑をこうむる立場ですが、自分にはない牧本の無垢な部分に、ついつい手を差し伸べたくなる魅力を感じてしまっていて。神代がなかなか突き放したりしなかったのは理解できると思いました。牧本に憧れてしまう自分もどこかにいるんじゃないかなと」と魅力を分析した。さらにイベントでは、蕪木役の宇崎さんが、エンディングテーマ「Over The Rainbow」を歌唱しているということも明らかに。宇崎さんは「自宅で録音してみて、ジャパニーズイングリッシュになってしまうことで困っていたんですが、この名曲は世界中でいろんな方々が歌っていてどれも素晴らしい。自分が歌うにあたって中盤からレゲエのリズムを使うなど工夫したら、気を楽にしながら歌うことができました」とオリジナルのアレンジをしながら歌い上げたことも述べていた。最後に、阿部さんは「本当に素敵な映画で宇崎さんの歌声を聞くと良い気持ちになると思いますし、これから観る方にとって身近な問題と思わせるメッセージも込められている映画ですし、たくさんの方に観ていただきたいなと思っています。ありがとうございました!」と挨拶し、終始穏やかな笑いに包まれながら、イベントは幕を閉じた。『アイ・アム まきもと』は9月30日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:アイ・アム まきもと 2022年9月30日より全国にて公開©2022 映画『アイ・アム まきもと』製作委員会
2022年08月04日映画『アイ・アム まきもと』(9月30日公開)の完成報告会が4日に都内で行われ、阿部サダヲ、宇崎竜童、松下洸平、水田伸生監督が登場した。同作は水田伸生監督のオリジナル作。小さな市役所の「おみおくり係」に務める牧本壮(阿部サダヲ)は空気が読めない、人の話を聞かない、なかなか心を開かないとちょっと迷惑な男だが、そんな牧本が孤独に亡くなった人を独自のルールに従いおみおくりしていく中、様々な人々と出会い、少し煙たがられながらも彼らの心に変化をもたらしていく。牧本自身の無味な人生も彩られていき、彼の”迷惑”がいつしか”無垢な気持ち”として、周囲と自らに影響を与えていく。作品の内容にちなみ「やめられないこと」というテーマでトークをしていた登壇者陣。松下は「僕もそうしたくてしてるわけではないんですけど、今回の現場でも1度ちょっとやらかしてしまったことがあって……」と、現場の移動で置いていかれてしまったエピソードを披露する。松下は「クランクインの日にキャストのみなさんがスタンバイ場所でメイクして着替えて、撮影現場に向かうはずだったんです。結構人数が多いシーンだったので、何班かに分かれて車で移動するというので、待ってたんですね。キャストの方やスタッフの方々が荷物をまとめて車に乗って現場に向かわれていて、呼んでいただけるのを別室でずっと待ってて、気づいたらすごい静かなんです。『あれ?』と思って行ったら、車がなくて、僕だけが現場に残ってしまって。初日からちょっとだけ皆さんお待たせした」と苦笑。さらに「何回もやってるんですよ。僕の、この気配のなさをやめられないというか、本当に気配がないみたいで」と語る。阿部は「松下さんのせいじゃなく、スタッフさんが見つけなきゃダメじゃないですか? 点呼も取らないといけないし。そういうのは良くないですね」ともっともな意見だが、松下は「多分乗ってるもんだと思ったんでしょうね。つい置いてけぼりに」とフォロー。阿部は「いると思ってるのか。じゃあしょうがないですね」と納得していた。
2022年08月04日2022年7月28日、俳優の阿部寛さんが、主演を務めた映画『異動辞令は音楽隊!』の舞台挨拶に登場。明かした撮影中の裏話に、ファンが和んでいます。阿部さんが演じた成瀬司は、犯罪撲滅を一心にキャリアを積んできた刑事。しかし、違法すれすれの捜査などが上司からの評価に響き、警察音楽隊に異動になったという物語です。舞台挨拶に同じく登場していた、成瀬の部下である坂本翔太を演じた、俳優の磯村勇斗さんは撮影現場で、カブトムシを見つけてポケットに入れた阿部さんの目撃談を聞いたといいます。磯村さんが、阿部さんに詳細を聞いてみると…。確かに。夏場の撮影で肩にクワガタが飛んできました。小さかったので、これはポケットに入れておこうと。それを見ていた照明のスタッフさんが「もっと飛んできていますよ」といって、カブトムシを3匹くれたんです。阿部さんのエピソードに、磯村さんは笑みがこぼれたようです。撮影現場の裏話が多くのファンの耳に届くと、「ほほ笑ましい」といったコメントが上がりました。・阿部さん、かわいすぎだろ…。キュンとしちゃったわ。・心が穏やかになる、こういうニュースだけを知りたい!・また一段と、好感度が上がりました!子供の頃、夏にクワガタやカブトムシを見つけては、嬉しさのあまり虫かごに入れていた人もいるでしょう。阿部さんは、子供の頃に抱いていた純粋な心を、大人になった今でも持ち続けているといえますね![文・構成/grape編集部]
2022年07月29日阿部サダヲ、満島ひかり、宮沢りえ、國村隼ら豪華キャストで贈る迷惑系ヒューマンストーリー『アイ・アム まきもと』より、予告編が公開された。今回完成した予告映像では、小野口(坪倉由幸)からおみおくり係の廃止を告げられてしまう場面からスタート。阿部さん演じる周りから少しうっとうしがられる牧本は、最後の仕事として孤独に亡くなった蕪木(宇崎竜童)のお見送りになんとか蕪木の身寄りを探し出し、参列者を呼ぼうと決意。そして、わずかな手がかりから、唯一の娘・塔子(満島ひかり)や元恋人・みはる(宮沢りえ)にやっとの思いで辿り着くも、彼女らはそれを拒んでしまう。亡くなられた方を一心に思い、奔走していく牧本。その無垢な思いは、普段から牧本の突飛な行動に迷惑を被り続けている刑事・神代(松下洸平)や、蕪木に命をすくわれたと語る槍田(國村隼)らの心を動かしながら、少しずつ人々を繋いでいく。そんな真っ直ぐな牧本について、阿部さんは「役者は牧本みたいに視野をせまくしちゃダメじゃないですか。カメラもあるし、音声さんも意識しなくちゃですし、滑舌もよくしないと…でも、人に対して真っ直ぐになれる牧本には憧れもあります!」と魅力を語っている。なお、映画『アイ・アム まきもと』の小説版が9月8日(木)に発売決定。映画本編に加え、映画には描き切れなかったまきもとの少年時代といったオリジナルエピソードも登場する。『アイ・アム まきもと』は9月30日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:アイ・アム まきもと 2022年9月30日より全国にて公開©2022 映画『アイ・アム まきもと』製作委員会
2022年07月28日阿部サダヲ主演の映画『アイ・アム まきもと』が9月30日(金)より公開となる。この度、本予告映像が公開となった。本作の主人公である牧本は“おみおくり係(=ひとりで亡くなった方を埋葬する)”として小さな市役所で働いているが、全く空気が読めない、人の話を聞かない、なかなか心を開かない、周りからするとちょっと頑固で迷惑な存在。彼は、つい周囲のルールより自分のルールを優先してしまい、同じ市役所で働く同僚たちや上司、警察や葬儀屋さんにも迷惑をおかけしてしまう日々を送っていた。そしてある日、人知れず亡くなった蕪木の身寄りを探すため、彼のかつての友人や知人を訪ね歩くうちに、唯一の身寄りである娘・塔子に辿り着き、蕪木の知られざる想いと共に彼の人生を辿ることに。“亡くなった人の想い”を大切にするがゆえに、ちょっと迷惑な牧本の行動は、やがて人と人を繋ぎ、自らも変えていく。主人公の牧本壮役は『舞妓Haaaan!!!』(2007年)、『謝罪の王様』(2013年)などに続き、水田伸生監督とタッグを組む阿部サダヲ。牧本が出会う蕪木の娘・津森塔子役に満島ひかり、蕪木を宇崎竜童が演じる。そして牧本の迷惑にまき込まれる人々に、國村隼、宮沢りえ、松下洸平、でんでん、松尾スズキ、坪倉由幸(我が家)と個性豊かな豪華キャストが集結した。第70回ヴェネチア国際映画祭で4つの賞を受賞したウベルト・パゾリーニ監督『おみおくりの作法』(2015年)を原作に、ドラマ『ゆとりですがなにか』、『初恋の悪魔』で知られる水田監督が笑って泣けるエンタテインメントに昇華させた。本予告映像には、周りから少しうっとうしがられる“迷惑”な牧本が、孤独に亡くなった蕪木のお見送りに、身寄りやかつての知人たちを集めるために奮闘する姿が描かれる。ある日、新任の上司となった小野口(坪倉)からおみおくり係の廃止を告げられてしまうが、牧本は最後の仕事としてなんとか蕪木の身寄りを探し出し、参列者を呼ぼうと決意する。わずかな手がかりから、蕪木の唯一の娘・塔子や元恋人であるみはる(宮沢)にやっとの思いで辿り着くも、彼女らはそれを拒んでしまう。何かに集中すると猪突猛進でついつい視野が狭くなってしまい、人に迷惑をかけてしまうこともしばしば。しかし、亡くなられた方を一心に思い、牧本は奔走していく。その無垢な想いは、普段から牧本の突飛な行動に迷惑を被り続けている刑事・神代(松下)をはじめ、蕪木に命をすくわれたと語る槍田(國村)らの心を動かしながら、牧本の“迷惑”は少しずつ人々を繋いでいく。果たして、牧本は“最後のおみおくり”を無事に行うことができるのか。そして彼がたどリ着く“奇跡”とは。主演の阿部は「役者は牧本みたいに視野を狭くしちゃダメじゃないですか。カメラもあるし、音声さんも意識しなくちゃですし、滑舌もよくしないと……でも、人に対して真っ直ぐになれる牧本には憧れもあります」と、自身が演じる牧本というキャラクターの魅力を語る。ちょっと迷惑な男が“まき”起こす迷惑系ヒューマンストーリーに注目だ。さらに今回、映画『アイ・アム まきもと』の小説版が9月8日(木)に発売することが決定。映画本編に加え、まきもとの少年時代など映画には描き切れなかったオリジナルエピソードも収録されている。『アイ・アム まきもと』9月30日(金)公開■書籍情報『アイ・アム まきもと』9月8日(木)発売著者:倉持裕 脚本 / 黒野伸一 著定価:693円(税込)
2022年07月28日阿部サダヲ演じるちょっと迷惑な男が“まき”起こす奇跡の物語『アイ・アム まきもと』より、豪華キャスト陣集結の本ビジュアルが公開された。今回完成したのは、ファンタジックでコミカルな世界観の中に佇むおみおくり係の主人公・牧本(阿部さん)と、國村隼、宮沢りえ、松下洸平ら彼の迷惑にまき込まれる登場人物たちの姿が、牧本を取り囲むように写し出されてる本ビジュアル。さらには、せわしく奔走する複数の牧本の姿も見られ牧本の迷惑が巡り巡って世界を繋いでいく様子が感じ取れる。阿部さんは「おみおくり係の牧本は、なんともちょっと迷惑で愛おしいキャラクター。何を考えているかわからない牧本を中心に、何が起こるのか楽しみなビジュアルになっています」とコメントを寄せた。『アイ・アム まきもと』は9月30日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:アイ・アム まきもと 2022年9月30日より全国にて公開©2022 映画『アイ・アム まきもと』製作委員会
2022年07月20日阿部寛が、捜査一課から警察音楽隊に突然異動させられる刑事を演じる『異動辞令は音楽隊!』。この度、“鬼刑事”役の阿部さんに振り回される部下を演じた、磯村勇斗の新たな場面写真が解禁となった。磯村さんが演じる坂本祥太は捜査一課の巡査部長で、阿部さん演じる成瀬司の部下。犯罪捜査一筋30年で、違法すれすれの捜査もいとわない成瀬に対して敬意も持ちつつも、その対応に苦慮している、という役どころ。解禁された場面写真では、成瀬に強張った表情で対峙する姿や、成瀬と共に捜査へ向かう様子、重苦しい雰囲気の捜査会議のなか、ひとり新聞を広げ横柄な態度をとる成瀬の隣で、真剣な表情を浮かべている姿などが捉えられている。動きの大きな成瀬を、一歩離れたところからじっと見つめる坂本の目線は、観客の目線とも重なる。そんな坂本役に、凛とした立ち姿が美しく、強い眼差しが観る者の心に刺さる磯村さんが選ばれた。その存在感を絶賛するプロデューサーは、「磯村さんの真摯に役に向き合う姿勢が、悩める優秀な後輩刑事像にマッチすると考えてオファーしました。そして内田(英治)監督の演出による彼を、映画ファンなら誰もが見たいだろうと思いました」と語る。内田監督作品への初参加を果たし、阿部さんとはドラマ「まだ結婚できない男」以来、二度目の共演となった磯村さんは、「妥協を許さない内田監督と、それに優しく寄り添ってくださった阿部寛さんに感謝しかありません」と撮影をふり返っている。『異動辞令は音楽隊!』は8月26日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:異動辞令は音楽隊! 2022年8月26日より全国にて公開©2022 『異動辞令は音楽隊!』製作委員会
2022年07月13日2022年11月よりBunkamuraシアターコクーンにてCOCOON PRODUCTION 2022「ツダマンの世界」を上演決定。作・演出を松尾スズキが務め、阿部サダヲ、間宮祥太朗、江口のりこ、吉田羊らが豪華競演する。シアターコクーン芸術監督の松尾さんは、就任後初の書き下ろしは20年ぶりにミュージカルを手掛け“真日本製・本格ミュージカル”と謳った「フリムンシスターズ」(20)。沖縄音楽を駆使し、人間の因果・許し・贖罪をテーマに、多様なバックグラウンドを持つ人々がトラウマと向き合いながら前に進む姿を描いた。「シブヤデアイマショウ」(21)では、総合演出として歌・踊り・笑いを交えた大人の歌謡祭を開催、シアターコクーンならではの新たなエンターテインメントショーが話題に。また、「パ・ラパパンパン」(21)では作家・藤本有紀とのタッグで豪華出演者と共にミステリーコメディ作品に挑んできた。そして最新作は、日本の昭和初期から戦後を舞台に小説家「ツダマン」を中心とした小説家たちの濃密な愛憎劇を描く。物語の主人公・ツダマンこと、弟子に翻弄される小説家・津田万治を演じるのは、シアターコクーンには「フリムンシスターズ」以来の登場で、映画『死刑にいたる病』にて主演を務めるほか、ドラマ「空白を満たしなさい」での演技が話題を呼んだ阿部サダヲ。自己愛と名声欲の強い弟子・長谷川葉蔵にはドラマ「奇跡のバックホーム」や「ナンバMG5」、現在公開中の映画『破戒』にて立て続けに主演を務め、シアターコクーン初登場となる間宮祥太朗。この物語の語り部となる女中・オシダホキにはNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」や「悪女(わる)~働くのがカッコ悪いなんて誰が言った?~」など話題作に次々出演、シアターコクーンの数々の舞台でも個性を発揮してきた江口のりこ。葉蔵の世話係・強張一三には、松尾作品には欠かせない存在で、ドラマ「失恋めし」「私のエレガンス」でも唯一無二の個性を示す、大人計画の村杉蝉之介。劇団員で歌手志望の津田の愛人・神林房枝には「フリムンシスターズ」での絶大な歌唱力とコミカルな演技が記憶に新しい笠松はる。葉蔵と関係を持とうとする謎の文学少女・兼持栄恵には映画・ドラマ・CMと目覚ましい活躍を見せ、今作が初舞台となる見上愛。ツダマンの友人の小説家・大名狂児には、松尾氏からの信頼厚い「大人計画」の怪優、ドラマ「あなたの番です」などで大注目の皆川猿時。そして津田万治の妻・津田数にはドラマ「妻、小学生になる。」や映画『沈黙のパレード』、現在上演中の主演舞台「ザ・ウェルキン」ほか、各ジャンルでしなやかな魅力を発揮し今年デビュー25周年を迎え、ますます活動の幅を広げる吉田羊。松尾さんの舞台作品には今回が初出演となる。さらに町田水城、井上尚、青山祥子、中井千聖、八木光太郎、橋本隆佑、河井克夫ら実力のある舞台俳優らが集結した。「今回、阿部に演じてもらう津田万治という男は、周囲の人たちがみんな極限状況で、直情的に気持ちを表す中、一人だけちょっと何を考えているかわからない、不気味な空洞のような人物。彼に関わる人がみんな、抱く印象がそれぞれ違ってくるような不思議な人物像で、その彼の世界をいろいろな人が口々に語るような話になると思います」と、松尾さんはコメントしている。COCOON PRODUCTION 2022「ツダマンの世界」は東京公演:11月23日(水・祝)~12月18日(日)Bunkamuraシアターコクーンにて、京都公演:12月下旬、京都ロームシアターメインホールにて上演予定。(text:cinemacafe.net)
2022年07月13日映画『死刑にいたる病』(5月6日公開)の大ヒットイベントが23日に都内で行われ、阿部サダヲ、岡田健史、白石和彌監督が登場した。櫛木理宇の同名小説を白石和彌監督が映画化した同作。理想とは程遠いランクの大学に通い、鬱屈した日々を送る雅也(岡田健史)の元に、ある日稀代の連続殺人事件の犯人・榛村(阿部サダヲ)から1通の手紙が届く。「罪は認めるが、最後の事件は冤罪だ。犯人は他にいることを証明してほしい」という榛村の願いを聞き入れ、雅也は事件を独自に調べ始める。興行収入10億円を超えるヒットに「実写映画で10億円超えをしたのは、数えるほどしかないらしい。まだ上半期ですけど、すごく光栄です。ありがとうございます」と喜ぶ。白石監督は「ホラー映画を見に行く感覚で来てくださってるっていうのは、宣伝の方が分析していた」と明かし、「『貞子観に行こうぜ』みたいな感じで、『阿部サダヲ観に行こうぜ』みたいな」と表した。阿部は「そうでしたね。あんまり連続殺人犯みたいな役やったことないという話をしてて、ちょっと難しいかなと思ってたんですけど、名前が『阿部定』(殺人犯の名前)じゃないかって、爆笑問題の太田光さんが言ってましたけどね」と苦笑していた。また、自身の怖いものについて聞かれると、岡田は「最近定期的に見る夢なんですけど、過去にやった作品のロケだったりセットだったりのシーンを、その日いきなりもう1回撮りますと言われ、セリフが全く入ってない状態でスタッフさんたちは準備を進めていて『うわーっ! やばいやばいやばい』と思いながら起きるという……」とエピソードを披露する。阿部はその話に「僕もすごいあります」と同意しつつ、「噂話とかも怖いですし、阿部サダヲという人が怖いと思われるのもすごい怖いです」と他の怖いことも。「この間ちょっと違う現場でも、『意外と普通の人なんですね』と言われて、サイコパスじゃないじゃないですか、僕。そういう風に思われる場合もあるのが怖いなと思って」というが、「それくらい影響力がある映画に出られたとすごく嬉しいですけどね」とも語った。
2022年06月23日インフルエンサーの阿部なつきが、8月18日に写真集『阿部なつき1st写真集 i am natsuki』(KADOKAWA 3,300円)を発売することがわかった。インスタグラムやTikTokを中心に人気を集めている阿部。自身初の写真集となる同作では、これまでSNSにも載せていない、加工なしで肌見せ全開のリアルボディを披露。かわいらしいピンクの水着、猫耳姿の黒のボディスーツ、バストのアンダーをちらっと見せたTシャツ姿、黒ジャケット&ランジェリーのセクシーショットに加え、Tバックのランジェリーカットにも初挑戦している。本人コメントは以下の通り。■阿部なつきこれからの「阿部なつき」の節目として、今までSNSにも載せてこなかった水着姿やランジェリー姿に初挑戦しました! SNSとは一味違う、気取らないありのままの私を、みなさんに見ていただき今よりも近い存在になれたら嬉しいです!
2022年06月23日26年前に松尾スズキさんが書き下ろし、18年前に再演。演劇ファンの間で名作と語り継がれる『ドライブインカリフォルニア』が再再演を果たす。田舎のドライブインを舞台に、事情を抱えた人々のややこしい思いが錯綜する物語で、阿部サダヲさんは店長のアキオを演じる。人の業が渦巻く話題の舞台が18年ぶりに再再演。ホームの大人計画で、新境地を切り開く?「初演の頃は僕も大人計画に入って3年目くらい。松尾さんの作品のなかでも大人っぽい印象でした。徳井(優)さんや小日向(文世)さんが演じた役をやるような年になったんだなあって思いでいます(笑)」一人何役も演じ、スピーディに展開していた初期の大人計画。一幕もので、じっくりと俳優の演技を見せる本作は異色だった。テンション炸裂、パンチのある役を多く演じてきた阿部さんにとって、今回の抑制のきいたアキオ役は意外だったそうだ。「あまりやったことのない役なので、面白そうだなと思います。大人計画を初めて観る人には入りやすいお話だし、ずっと観てきた人にとっては新鮮な感じがするんじゃないかな」阿部さんは、これまでも『ふくすけ』や『マシーン日記』、最近では『THE BEE』(野田秀樹作・演出)など、高い評価を得た作品の再演で主役を担ってきた。しかも、初演の記憶を塗り替えてしまうほど、自分の役にしてしまうからすごい。「再演をやるプレッシャーは、昔はありました。他の人に当て書きされた役だし、初演の人がやればいいのに、と思うことも(笑)。でも、『ニンゲン御破算』の再演で、中村勘三郎(初演時勘九郎)さんの役をやることになった頃から、さすがにふっ切れましたね。芝居も人も全く違うし、別ものとしてやっていいんだと思えるようになりました」近年、映像では『MOTHER マザー』や『死刑にいたる病』など、シリアスな作品で非道な男を演じることも増えてきた。「どんな役もやりたいと思っています。『ハードな役は辛くなりませんか?』とよく聞かれますけど、全然そんなことない。撮影が終わればすぐ切り替わりますから。殺人犯の気持ちを家にまで持ち帰っていたら迷惑ですよね?(笑)」年々演技に深みが増しているが、あまり考えてやってはいないという。「自分が観て面白いと思えないと、お客さんにも面白がってもらえない。楽しまないとダメだなとは思います。でも、満足したり、達成感を得ることはないです。千秋楽でたくさん拍手をもらっても、もっとできる、もっとやりたいと思っちゃいます」芝居の「正解」を探すのではなく、無限の可能性を追い求めることを楽しんでいる。だから、阿部さんのお芝居は一瞬も目が離せなくなるのだ。日本総合悲劇協会 VOL.7『ドライブインカリフォルニア』竹が名産の田舎町でドライブインを営むアキオ(阿部サダヲ)。東京に出ていた妹のマリエ(麻生久美子)が14年ぶりに息子を連れて帰ってくる。次第にある事情が明らかに…。5月27日(金)~6月26日(日)下北沢・本多劇場作・演出/松尾スズキ出演/阿部サダヲ、麻生久美子、皆川猿時、猫背椿、小松和重、村杉蝉之介、田村たがめ、川上友里、河合優実、東野良平、谷原章介指定席7800円ほか大人計画 TEL:03・3327・4312(平日11:00~19:00)大阪公演あり。あべ・さだを1970年生まれ。’92年より「大人計画」に参加。映画『舞妓Haaaan!!!』で日本アカデミー賞優秀主演男優賞、舞台『THE BEE』にて第29回読売演劇大賞優秀男優賞を受賞。映画『死刑にいたる病』公開中。※『anan』2022年5月18日号より。写真・小笠原真紀スタイリスト・チヨ(コラソン)ヘア&メイク・中山知美インタビュー、文・黒瀬朋子(by anan編集部)
2022年05月15日コメディからヒューマンドラマまで、どんなジャンルの作品にも溶け込んで惹きつける俳優・阿部サダヲにインタビュー。『ホーンテッド・キャンパス』の原作などで知られる櫛木理宇氏のサスペンス小説を映画化した最新主演映画『死刑にいたる病』では、人の良い地元のパン屋の顔の裏で、残酷な連続殺人を行っていたサイコキラー・榛村を演じている。監督は『凶悪』『孤狼の血』シリーズの白石和彌氏。阿部とは『彼女がその名を知らない鳥たち』(17年)に続くタッグとなった。事件の真相に迫る大学生・雅也を演じて阿部とW主演を務めた岡田健史との撮影など、本作のエピソードを直撃。さらに、自分に対する「他人からの決めつけに自分をはめ込まない」こと、一方、時には「自分を勘違いさせる」ことなど、阿部が大切にしてきたことを聞いた。○■白石監督から求められた人殺しの“目”――阿部さんの、「獲物を捕まえたぞ」といった目がとても怖くて印象的でした。特に寄りのカットが観終わったあとも残ります。それは嬉しいですね。僕は画角とかよくわかってなくて、寄りで撮ってるのも意識していませんでした。ただ白石監督が、『彼女がその名を知らない鳥たち』で僕が電車に乗ってくるイケメンを突き飛ばすシーンの「目が怖かった」と、今回の取材でおっしゃってまして。当時の撮影では「5分前に人を殺したような目をしてください」と言われたんですけど、その印象があって、今回のオファーをしてくれたそうなんです。なので僕はあまり意識してませんでしたが、監督はその目の印象を使いたかったのかもしれません。――阿部さん自身は、本作のようなミステリーはもともと好きですか?いや、怖いです(苦笑)。血が流れたりとか得意じゃないんです。ゾンビですらちょっと怖い。なので自分がこういう役をやるとは思ってなかったです(苦笑)。気持ち的にはつらかったですが、撮影的には楽しい、なかなか経験できない役柄でした。――難しい役ですが、役者さんとしては挑戦し甲斐のある役かと。そうですね。役者としては一度はやってみたい役ですよね。先輩や一緒にお仕事した方からも「阿部くんは、凶悪な役とか、連続殺人犯とか似合うんじゃない?」と言われたことがあったのを思い出しました。――確かに、これまでにこうした役がなかったのは意外です。ここまでの役はなかったんですよね。ファンの方から自分の演じた役のリストが送られてきたことがあったのですが、僕、刑務所に入っていることが多いみたいで。面会シーンとか結構あるらしいんです。でもここまで酷い殺人を犯した人物ではなくて、軽犯罪が多かったんです。ただ捕まってるシーンは結構あったので、そういうイメージがあるのかもしれないです。○■岡田健史は純粋で、すごく面白い俳優――映像的にもかなり工夫のある作品です。面会シーンもかなり凝っていました。面会シーンは、ほとんど岡田くん演じる雅也との2人芝居なので、舞台のような形になるのかなと思っていたのですが、白石監督や美術の今村力さんのアイデアをはじめとして、みんなで作り上げた感じがすごくします。自分の体に映像を投射したり、映像的な仕掛けが多いんです。アナログでやっているので、ここに目線を合わせるとか、セリフだけじゃない身体的な動きの縛りもありながらの芝居だったので、楽しかったですね。アナログといえば、とある場面で僕がアップになるシーンがあるのですが、僕が歩いて迫っていっているのではなく、台車の上に乗せられて、近づいていってるんです。傍から見ると滑稽かもしれませんが、すごく映画らしい撮影だなと思いました。――そうなんですね! そうやって、ちょっとした違和感というか、不気味な感じを出していたんですね。ちなみに面会シーンは、綿密にリハーサルされたのですか?いえ、本番で作っていきました。面会シーンを撮影するときには、僕はほかのシーンを撮り終わってました。岡田くんとは本の読み合わせで一度会っただけで、岡田くんが外で、事件の真相に迫ろうとしていろいろ動き回っている撮影は全く見ていないんです。そういう外での撮影を経た岡田くんとの面会シーンの撮影は、すごく刺激的でした。顔がどんどん変わっていくんです。岡田くんが純粋な方だからだと思います。――岡田さんの芝居の出方に驚かされることもありましたか?そういう風にアプローチしてくるんだと驚いたことがありました。すごく不思議な表情で面会室に来たときがあって、自分が予想していた感じとは違ったので、「こういうパターンもあるんだ」と、僕も違うパターンを引き出された感じがあったんです。すごく面白い俳優だと感じました。――阿部さんの演じた榛村は秩序型の殺人犯で、感情の揺れがほとんどありませんが、阿部さんが榛村の心の揺れを感じた箇所はありましたか?水門を開けて、あるものを撒いているシーンが、一番感情が入っている気がしましたね。――あそこは何というか、映像的には非常にキレイで、後々それが怖くなる、印象的なシーンですね。そうですよね。内容としては衝撃ですが、すごくキレイなんですよね。ロケーションもすごくいい場所でした。残虐なシーンもありますが、映画としてすごく面白い作品になったと思います。○■時には「自分を勘違いさせる」ことも重要――阿部さんはこれまでに様々な役を演じていて、バンド「グループ魂」などでも活動されていますが、ずっと素顔が掴めない印象です。ご自身としては、「自分はこういう性格だ」と言えたりしますか?わからないです。というより、決めつけるのがあまり好きじゃないのかもしれません。子どもの頃、大人から「何々くんって、こういう子だよね」とか言われることって、ありますよね。そうしたことに抵抗を感じることがありました。決めつけられることに「おかしいなあ」と。言われることで自分をあてはめちゃう子もいると思うんです。傷つくようなことであったとしても。でも僕は外からの決めつけ通りにならないようにしていた部分がありました。――子どもの頃にそうした経験がある人は多いかもしれません。「おかしい」と感じて抵抗できることは大きいですね。成長して芸能界に入って以降は、野心を持っていましたか?芸能人になったからには『笑っていいとも!』とか『徹子の部屋』に出たいとか、バンドをやったら日本武道館でライブやりたいとか。昔はわかりやすい目標がありましたよね。今の子はどうしてるのかな。僕らのときは、みんなそんなことを言っていましたよ。でも、周りに「何言ってるの、バカじゃないの?」と言われたとしても、実際にそういうことを言っていた仲間が目標を叶えていたりするし、目標を持つのはいいことだと思います。僕も年の初めにはだいたい何か目標を決めていた気がします。――目標の中には、「人気者になりたい」とか「評価されたい」といったものもありましたか?ないというと嘘ですよね。ほんのちょっとしか出ていない映画でも「助演男優賞を取れるんじゃないか」と思ってたり。でも自分を勘違いさせるというのも重要だと思うんですよ。絶対にこうなってやるという気持ちよりも、何かちょっと自分を良い方に勘違いさせることが良いときもある気がします。――ちなみに現時点の目標は。最近は変わってきました。70歳、80歳になっても芝居ができるように身体に気を付けるとか、そういうことですかね。実際にそうした年齢でも続けているかっこいい先輩たちがいますから。そんなこと言っていて、やらなくなるときもあるかもしれないけど、でも今の気持ちとしては、長く続けられるようにはしたいです。■阿部サダヲ1970年4月23日生まれ、千葉県出身。92年より松尾スズキ主宰の大人計画に参加。俳優としての活躍のほか、バンド「グループ魂」のボーカルとしても活動。07年に長編映画初主演を務めた『舞妓Haaaan!!!』で第31回日本アカデミー賞優秀主演男優賞を受賞、17年には『彼女がその名を知らない鳥たち』で第60回ブルーリボン賞主演男優賞を受賞した。また19年放送の大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺~』で主人公の田畑政治を演じた。その他の主な映画出演作に『謝罪の王様』(13年)、『ジヌよさらば~かむろば村へ~』(15年)、『音量を上げろタコ! なに歌ってんのか全然わかんねぇんだよ!!』(18年)、『MOTHER マザー』(20年)など。主演映画『アイ・アム まきもと』が9月30日公開。5月27日より松尾スズキ作・演出の舞台『ドライブイン カリフォルニア』に出演する。
2022年05月12日映画『死刑にいたる病』(5月6日公開)の公開記念舞台挨拶が7日に都内で行われ、阿部サダヲ、岡田健史、岩田剛典、白石和彌監督が登場した。櫛木理宇の同名小説を白石和彌監督が映画化した同作。理想とは程遠いランクの大学に通い、鬱屈した日々を送る雅也(岡田健史)の元に、ある日稀代の連続殺人事件の犯人・榛村(阿部サダヲ)から1通の手紙が届く。「罪は認めるが、最後の事件は冤罪だ。犯人は他にいることを証明してほしい」という榛村の願いを聞き入れ、雅也は事件を独自に調べ始める。殺人鬼役となった阿部だが、役作りについて聞かれると「普通の人ですからね。あの本当に普通に演じました。普通の人に見えるように。普通ってなんですか?」と自問自答。「この人は殺してないだろうなと思われるような。『晴れ、ときどき殺人』みたいな、そんな感じでした」と表し、岡田は「名言ですね」と讃える。また作品タイトルにちなみ自身のハマっているものを「〇〇にいたる病」と表現するコーナーでは、「爪が顔にいたる病」と掲げた阿部。作中で演じた榛村が爪に執着していたことから「撮影が終わってからも爪を見るようになって、爪を見てると、爪が顔に見えてくる。左手の薬指の爪を見てると、天海祐希さんに見えてくる」と珍発言で会場はざわつく。「本当に?」と訝しがる岡田に、阿部が爪を見せるも「いやあ……」と戸惑いの空気に。阿部は自分の爪に「ねえ、天海さん?」と話しかけていた。
2022年05月07日俳優の阿部サダヲが主演を務める映画『死刑にいたる病』(5月6日公開)の特別映像が5日、公開された。櫛木理宇の同名小説を白石和彌監督が映画化した同作。理想とは程遠いランクの大学に通い、鬱屈した日々を送る雅也(岡田健史)の元に、ある日稀代の連続殺人事件の犯人・榛村(阿部サダヲ)から1通の手紙が届く。「罪は認めるが、最後の事件は冤罪だ。犯人は他にいることを証明してほしい」という榛村の願いを聞き入れ、雅也は事件を独自に調べ始める。今回公開されたのは、謎の男・金山(岩田剛典)と雅也の母・衿子(中山美穂)の人物像に迫る2種類の特別映像。金山編の映像では、怪しい言動や様々な証言があわさる中、最後の事件の被害者・根津の殺害現場となった森を訪れた雅也、そしてその前に突如姿を現す金山が映っている。もう一方の雅也の母・衿子編は、彼女が内気な性格であることが伺え、「あなた決めてよ、お母さん決められないから…」との口癖が印象的な映像。映像の最後には、雅也がある人物と衿子が一緒に写っている写真を見つける様子が収められている。
2022年05月05日パティスリー・サダハル・アオキ・パリでは5月6日より3日間販売する母の日限定ケーキの事前予約を受付。オンラインショッピングサイトでは冷凍配送ケーキの事前注文を承っています今年も2種類の母の日限定ケーキと焼き菓子ギフトが登場5月6日~5月8日の3日間限定で、母の日限定のキュートなケーキ2種類を販売いたします。ハート型のマカロン生地でピスタチオクリームとフレッシュなイチゴをたっぷりサンドした「パラディ フレーズ クール」とイチゴとピスタチオの2種のクリームとヘーゼルナッツのサブレを重ねたお花のかたちのケーキ「サヤネーション」。どちらのケーキも国内直営8店舗で事前予約を承っております。また、7種類の焼き菓子を詰め合わせた「コフレ ルージュ プティ」も順次国内直営8店舗とオンラインショッピングサイトにて販売開始いたします。冷凍配送ケーキも母の日仕様のキュートなパッケージでオンラインショッピングサイトにて販売している一口サイズの小さなケーキの詰め合わせ「冷凍 デギュスタシオン」がキュートな母の日仕様のパッケージで登場。お届け期間は随時もしくは5月3日~5月8日の日にち指定もお選びいただけ、現在事前注文を受付中。遠方でなかなか会えないお母さんに「ありがとう」の気持ちを届けてみてはいかがでしょうか?商品概要パラディ フレーズ クール 3,348円(税込) 4~5名様用アオキのスペシャリテであるマカロン生地でピスタチオクリームとフレッシュなイチゴをたっぷりとサンド。中に忍ばせたフィヨンティーヌ プラリネの食感に繊細なマカロン生地の食感が合わさり、アーモンドの香りやピスタチオの旨味、さらにさわやかなイチゴの酸味がやさしく溶け合います。キュートなハート型はお母さんへの「ありがとう」の気持ちを贈るのにぴったり。サヤネーション 3.186円(税込) 4名様用アオキが愛娘をイメージして作ったケーキ「サヤ」をお花のフォルムに。愛情を込めて作られたこのケーキは、お母さんへの感謝の気持ちを伝えるのにぴったり。イチゴの甘酸っぱさとピスタチオが放つ個性的な旨味とコクに、ヘーゼルナッツのサブレが軽やかな食感と香ばしさをプラスします。デコレーションにはカーネーションとともにハート型のチョコレートプレートを添えて。■ケーキに関する共通事項【予約期間】~2022年5月5日(木)【販売期間】2022年5月6日(金)~2022年5月8日(日)【販売店舗】国内直営8店舗(三井アウトレットパーク木更津店を除く)コフレ ルージュ プティ 2,991円(税込)カーネーションの可愛らしいチャームをかけた華やかなボックスに、アオキ自慢の焼き菓子を詰め合わせた限定のアソート。季節限定の「フィナンシェ アールグレイ」も加えた華やかなラインアップで、ティータイムに彩りを添えます。【販売店舗】国内直営8店舗、公式オンラインショッピングサイト【数量限定】冷凍 デギュスタシオン フェット デュ メール 3.000円(税込)ひとくちサイズの小さなケーキをアソートした「デギュスタシオン」は8種類のケーキをお楽しみいただけるボックスです。カーネーションをモチーフにした華やかな母の日限定パッケージでお届けいたします。【販売店舗】公式オンラインショッピングサイト※写真はすべてイメージです。実物のデコレーションはすべて手作業のため、写真と異なる場合がございます。※予告なくデザイン及び仕様、販売期間、販売箇所が変更になる場合がございます。予めご了承ください。サダハルアオキとは青木定治パリを拠点に活躍し、いま世界で最も注目されているパティシエの一人。フランス最優秀パティシエ受賞、パリ市庁賞受賞など様々な賞を受賞する経歴を持つ。2018年には「C.C.C.」によるショコラ品評会で、8年連続となる高評価を獲得。現在パリに5店舗、日本に9店舗を構える。「お菓子を通して人を喜ばせること」を信条としている。料理マスター受賞、パリ市庁賞を受賞。「C.C.C.」によるショコラ品評会にて、「AWARD」を受賞。2012年 フランストップ5ショコラティエ、トップ10パティシエに選出される。2018年 フランスのショコラ愛好会の品評会にて、5年連続最高位、8年連続の受賞。2019年 フランスのショコラ愛好会の品評会にて トップ オブ トップ アーティザル ショコラ& タブレット 100に選出。企業プレスリリース詳細へ本記事に掲載しているプレスリリースは、株式会社PR TIMESから提供を受けた企業等のプレスリリースを原文のまま掲載しています。FASHION HEADLINEが、掲載している製品やサービスを推奨したり、プレスリリースの内容を保証したりするものではございません。掲載内容に関するお問い合わせは、株式会社PR TIMES()まで直接ご連絡ください。
2022年04月24日『孤狼の血』『彼女がその名を知らない鳥たち』などで知られる白石和彌監督による映画『死刑にいたる病』。この度、阿部サダヲ演じる連続殺人鬼・榛村の沼にハマっていく大学生・雅也を演じる岡田健史の場面写真&メイキング写真が解禁となった。24人もの若者を殺した連続殺人鬼・榛村から届いた冤罪証明の依頼をきっかけに事件を独自に調べ始める雅也が、次第に榛村と事件に翻弄されていく姿を描いた本作。阿部さん演じる榛村の“裏の顔”と“表の顔”のギャップが話題となっているが、一方で榛村と対峙する岡田さん演じる雅也も、前半と後半では全く異なる表情をみせる。阿部さんは「岡田さんの演技で引き出されたところがあって、最初に思っていたものと違うアプローチをした部分がありました。まっすぐな雅也を壊したいと思いましたが、全然ブレなかったです」と、共演シーンとなる面会室では岡田さんとの掛け合いで化学反応が起こったと明かす。クライマックスは、同じ面会室のシーンでも、初めて雅也が榛村を訪ねる場面から演出も大きく異なり、緊迫感のある2人の演技によってより一層見応えのあるものとなっている。白石監督も岡田さんの前のめりの姿勢に驚きをみせ、「お芝居ひとつひとつを考えて演技しているので、こちらも確認しながら進めていき、積み重ねていった印象があります。“全体の映画の中でここを起点にしたい”、“ここを先々考えてやっていきたい”と計算高く考えて、逐一相談してくれた」と撮影時をふり返る。そして、岡田さんの演技について「すごくナチュラルで素直な芝居をしてくれて、静かなトーンでいきたいというのが感じられました。阿部さんとのクライマックスでは自分のキャラクターがどういう見え方になるのかをよく見ていて、強い芝居をしてくると思っていたので意外でしたが、いざ作品が出来上がってみると彼のアプローチが正解でした」と、阿部さんが明かしていたように岡田さんの演技を受けて生まれた演出もあったよう。連続殺人鬼・榛村の沼へと徐々にハマっていく雅也の繊細な表情の変化は必見となっている。『死刑にいたる病』に5月6日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:死刑にいたる病 2022年5月6日より全国にて公開©2022映画「死刑にいたる病」製作委員会
2022年04月22日俳優の阿部サダヲが主演を務める映画『アイ・アム まきもと』(9月30日公開)の特報映像、およびティザービジュアルが18日に公開された。同作は水田伸生監督のオリジナル作。小さな市役所の「おみおくり係」に務める牧本壮(阿部サダヲ)は空気が読めない、人の話を聞かない、なかなか心を開かないとちょっと迷惑な男だが、そんな牧本が孤独に亡くなった人を独自のルールに従いおみおくりしていく中、様々な人々と出会い、少し煙たがられながらも彼らの心に変化をもたらしていく。牧本自身の無味な人生も彩られていき、彼の”迷惑”がいつしか”無垢な気持ち”として、周囲と自らに影響を与えていく。阿部演じる牧本の迷惑に翻弄されるのは、疎遠になった父の死を知らされ執拗に牧本から葬儀への参列を迫られる津森塔子(満島ひかり)、牧本の向かいの家に住み牧本に負けないほどのちょっと迷惑な男・蕪木(宇崎竜童)、全く空気の読めない牧本に本作内で最も迷惑を被っている刑事・神代(松下洸平)、牧本の迷惑に振り回されながらもその行動に理解を示す葬儀屋・下林(でんでん)、蕪木の強烈な迷惑エピソードを持つ、食品工場で働いていた蕪木の元同僚・平光(松尾スズキ)、牧本を取り締まる為に県庁から派遣され、度重なる迷惑行為に目を光らせる新任の市民福祉局局長・小野口(坪倉由幸/我が家)、蕪木の迷惑に翻弄されながらもその武骨さに惹かれていた、今は漁港で居酒屋を営む蕪木の元恋人・今江みはる(宮沢りえ)、蕪木の元同僚だったが“その迷惑に救われた”という謎の過去を持つ槍田(國村隼)。存在感ある豪華俳優陣が集結する。特報映像には、牧本壮がちょっと迷惑な男ぶりで我が道をゆく姿が納められた。冒頭、おみおくり係の牧本がゴミだらけの家に突っ込んでいく姿、神代刑事に怒られ小野口と争う姿、そして今江みはるが心配そうな表情で牧本を見つめるカットが映し出されている。後半は、骨壷に無理やり遺骨を押し込もうとしたり、納骨を先送りにするあまり自分のデスク下に沢山の骨壷を溜め込んでしまったり、彼の勝手な独自ルールでの仕事のおかげで、周りの人々が翻弄されている様子も。ラストは牧本と津森塔子の噛み合わないやり取りが描かれ、しつこく年齢を聞く牧本がここでも迷惑をかけている。(C)2022 映画『アイ・アム まきもと』製作委員会
2022年04月19日『謝罪の王様』『舞妓Haaaan!!!』の阿部サダヲと水田伸生監督コンビが送る『アイ・アム まきもと』が、9月30日(金)に公開されることが決定。併せて、特報映像とティザービジュアルが解禁された。阿部さん演じる牧本の迷惑に翻弄されるキャストには、満島ひかりに宇崎竜童、でんでん、松下洸平、松尾スズキ、坪倉由幸(我が家)、宮沢りえ、國村隼と豪華俳優陣が勢揃い。日本映画界屈指の存在感ある豪華俳優陣が、牧本が“まき”起こす迷惑から始まる、人々の繋がり、家族の絆、人生の悲喜こもごもをユーモラスに描く珠玉のヒューマンストーリーを彩る。今回到着したのは、阿部さん演じる牧本壮(48)が、ちょっと迷惑な男ぶりで我が道を行く姿を映した特報映像。冒頭、おみおくり係の牧本がゴミだらけの家に突っ込んでいく姿、神代刑事(松下洸平)に怒られ、小野口(坪倉由幸)と争う姿、そして今江みはる(宮沢りえ)が心配そうな表情で牧本を見つめるカットが映し出されている。また特報後半は、彼の勝手な仕事の独自ルールのおかげで、常に翻弄されている周りの人々の姿が切り取られており、ラストは牧本と津森塔子(満島ひかり)の噛み合わないやり取りから、牧本が迷惑をかけている様子がうかがえる。今回、併せて到着したティザービジュアルは、阿部さん演じる牧本がなんとも言えない表情でこちらをのぞきこむ、水色と黄色を基調とした色鮮やかでインパクトのあるデザインに仕上がっている。『アイ・アム まきもと』は9月30日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:アイ・アム まきもと 2022年9月、全国にて公開予定©2022 映画『アイ・アム まきもと』製作委員会
2022年04月19日阿部サダヲ×岡田健史がW主演、注目の作家・櫛木理宇の原作を白石和彌監督が映画化した『死刑にいたる病』。この度、連続殺人鬼・榛村を演じる阿部さんの“虚無の目”がよく分かる場面写真が解禁。白石監督からのコメントも到着した。24人もの若者を殺した連続殺人鬼・榛村(阿部サダヲ)から届いた冤罪証明の依頼をきっかけに、事件を独自に調べ始めた大学生・雅也(岡田健史)が、次第に榛村と事件に翻弄されていく姿を描いた本作。本予告やポスタービジュアルが解禁された際、SNS上では「この空っぽな目、ゾクゾクする」「阿部サダヲすごい…なんだこの目を逸らせなくなる」と、阿部さん演じる榛村の“虚無の目”に魅了されている人が続出した。榛村は、表向きは街の人々が絶えず足を運ぶパン屋の店主で、優しい笑顔の裏に恐るべき殺人鬼の顔を隠している。阿部さんは“殺人鬼”の役作りについて「辛かったけど、撮影セットなどに助けられました」とふり返り、実は血が苦手という意外な事実を明かしている。白石監督は阿部さんの目について「阿部さんが最初に面会室に足を踏み入れた瞬間から、それこそ目の色が違いました」と明かし、「ニーチェの有名な言葉『深淵をのぞく時、深淵もまたこちらをのぞいているのだ』を地でいく、見ているこっちが重い重力の中に吸い込まれるような感覚のある目をしていました」と、阿部さんの目の魅力を語った。『死刑にいたる病』は5月6日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:死刑にいたる病 2022年5月6日より全国にて公開©2022映画「死刑にいたる病」製作委員会
2022年04月18日映画『死刑にいたる病』(5月6日公開)の完成披露試写会が12日に都内で行われ、阿部サダヲ、岡田健史、岩田剛典、中山美穂、宮崎優(崎はたつさき)、鈴木卓爾、佐藤玲、赤ペン瀧川、大下ヒロト、音尾琢真、白石和彌が登場した。櫛木理宇の同名小説を白石和彌監督が映画化した同作。理想とは程遠いランクの大学に通い、鬱屈した日々を送る雅也(岡田健史)の元に、ある日稀代の連続殺人事件の犯人・榛村(阿部サダヲ)から1通の手紙が届く。「罪は認めるが、最後の事件は冤罪だ。犯人は他にいることを証明してほしい」という榛村の願いを聞き入れ、雅也は事件を独自に調べ始める。連続殺人犯役を熱演した阿部について、岩田は「僕は1日だけ共演させていただいた記憶があるんですけど、その時の阿部さんは、この映画のポスターの写真の目のまんまなんですよ。現場でお会いして、本当に殺されるかと思いました。目に光が全く宿っていない。その状態の阿部さんだったので、怖いなと思いながら」と撮影時を振り返る。改めて舞台挨拶で会った感想については、「気さくだなと。白が似合ってらっしゃいます」と褒め、阿部は「ありがとうございます」と照れていた。阿部の演技については、中山も「すごい役なんですけど、爽やかなコマーシャルとか出ていらして、お客さんが困ったりしないかなと勝手な心配をしています」と言うほどで、阿部は「そういう役、そういう映画ですから、そこはわかっていただかないと。これからやっていかないといけないので」と苦笑する。また、阿部から岩田については「(撮影時)お忙しかったですよね。ツアー中でドラマもやってらして、相当大変だろうなと思ったんですけど、意外だったのはEXILEはレモンサワーを飲まれるじゃないですか。岩田さん、そんな飲まないとおっしゃってました」とギャップを感じた様子。岩田は「嗜む程度に楽しみます」と答えていた。
2022年04月12日京都・烏丸御池に、関西初となるパティスリー・サダハル・アオキ・パリ(pâtisserie Sadaharu AOKI paris)の常設店がオープン。2022年4月1日(金)より、烏丸御池店限定スイーツなどを発売する。「ザ ロイヤルパークホテル アイコニック 京都」にサダハル・アオキの新店舗京都・烏丸御池に開業するザ ロイヤルパークホテル アイコニック 京都の1階に、関西初となる常設店舗「サダハル・アオキ・パリ 烏丸御池店」がオープン。ブランドを代表するマカロンやケーキ、コンフィチュールの他、"京都の素材"からインスピレーションを得たという烏丸御池店限定のスイーツを販売する。"丹波の大納言小豆"×さくさくミルフィーユ注目は、サダハル・アオキが長年取り入れたいと思い続けていた"丹波の大納言小豆"を使用した「ミルフォイユ ダイナゴン オ マッチャ」。さくさくのミルフィーユ生地に、香り豊かなエシレバターや宇治の抹茶、そして大納言小豆を挟み、上品な甘さの"和×フランス"スイーツに仕上げた。"水尾の柚子"を使用したタルト&パート ド フリュイ「タルト ユズ ミズオ」は、フランス店舗で定番の柚子タルトを"水尾の柚子"で再構築したケーキ。ザクっと食感のタルト生地に、キュッと酸味の効いたなめらかなユズクリームをたっぷり詰め込んだ。また、水尾の柚子の瑞々しい甘さをジェリーに閉じ込めた「パート ド フリュイ ユズ ミズオ」もラインナップする。"京都の石畳"着想の抹茶ショコラ、ギフトにも「パヴェ ドゥ キョウト」は、"京都の石畳"から着想した抹茶ショコラ。まろやかなホワイトチョコレートに"宇治抹茶"を合わせ、心地よい苦み×優雅な香りを引き出した。その他、定番のエクレール マッチャを宇治抹茶でアレンジした「エクレール マッチャ ウジ」や、優しい香りの抹茶生地を一口サイズに焼き上げた「プティ マドレーヌ マッチャ ウジ」など、全6種の限定スイーツが並ぶ。手土産やギフトとしてもおすすめだ。【詳細】烏丸御池店 限定スイーツ発売日:2022年4月1日(金)場所:ザ ロイヤルパークホテル アイコニック 京都 1階「パティスリー・サダハル・アオキ・パリ 烏丸御池店」 ※同日オープン住所:京都府京都市中京区東洞院通御池上ル船屋町 420営業時間:10:00~19:00(不定休)メニュー例:・ミルフォイユ ダイナゴン オ マッチャ 918円・タルト ユズ ミズオ 810円・パート ド フリュイ ユズ ミズオ 1,944円・エクレール マッチャ ウジ 629円・プティ マドレーヌ マッチャ ウジ 10P 734円・パヴェ ドゥ キョウト 1,500円【問い合わせ先】烏丸御池店TEL:075-241-1102
2022年04月03日恋愛ミステリー『彼女がその名を知らない鳥たち』や警察とやくざの攻防を描いた『孤狼の血』などを手掛けた白石和彌監督が、阿部サダヲと岡田健史をW主演に迎えて贈る『死刑にいたる病』。今回は阿部さんや岡田さん、岩田剛典、中山美穂、音尾琢真の主要キャストをとらえた場面写真が解禁された。阿部さん演じる榛村大和は、24件の殺人容疑で逮捕され、そのうち9件で立件・起訴、第一審で死刑判決を受けている世間を震撼させた稀代の連続殺人犯。犯行当時、営んでいたパン屋「ロシェル」には街の人々が絶えず足を運び、“魅力的な人物”で社会に溶け込んでいた。場面写真には、殺害現場である燻製小屋で犯行に及ぶ一方で、笑顔で接客する衝撃の“表の顔”が収められている。そして、その榛村から“冤罪証明”を求める1通の手紙を受け取るのは、かつてパン屋に通っていた客の1人の筧井雅也(岡田健史)。理想とは違う大学に通い、鬱屈とした日々を送っていたが、榛村の手紙をきっかけに事件の真相を求めて、榛村の過去を知る滝内(音尾琢真)たちへ聞き込みを始める。人生で初めて自分で考え行動し、世間を震撼させた事件の“まだ誰も知り得ない真相”に近づいてく雅也の姿が写っている。そのほか、拘置所の待合室で雅也が見かける顔に痣のある長髪の男・金山(岩田剛典)や、雅也の母・衿子(中山美穂)の姿も。拘置所にいる相手に会おうか迷っていると面会せずに出てきた変わった長髪の男は、信号待ちの雅也に声をかけ、ある質問を投げかける。また、母・衿子は支配的な祖母と父に遠慮するように身を縮めながら生活しており、雅也にとっては実母でありながらも距離のある存在。徐々にそれぞれの人物像が紐解かれていき、ますます謎が深まっていく、驚愕のサイコサスペンス映画を予感させている。『死刑にいたる病』は5月6日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:死刑にいたる病 2022年5月6日より全国にて公開©2022映画「死刑にいたる病」製作委員会
2022年03月24日櫛木理宇の同名小説を、岡田健史×阿部サダヲW主演で映画化したサイコサスペンス『死刑にいたる病』より、強烈なインパクトを与える本ポスターならびに本予告が解禁された。『凶悪』『彼女がその名を知らない鳥たち』『孤狼の血』など数々の映画賞を獲得し高い支持を得ている、白石和彌監督による最新作。この度解禁された本予告では、「ある大学生の元に届いた1通の手紙」というナレーションと共に不穏なBGMが流れ、大学生・雅也(岡田健史)の元に届いた手紙が映し出される。さらに「筧井雅也様、君に頼みたいことがあってこの手紙を書きました」「久しぶりだね。まーくん」という24人もの若者を殺した連続殺人鬼・榛村(阿部サダヲ)の声が流れる。周囲の人々の証言によって明らかになる、異様な犯行からは想像もし得ぬ人当たりの良さで出会う者を次々と魅了してきた榛村の姿。そんな彼が冤罪を主張する事件の真相に迫るために奔走するうち、雅也の中で何かが変わり始める。さらに調査を進めていく中で浮かびあがる謎の人物、土砂降りの雨の中を引きずられていく女性の叫び声、そして榛村の「こっち側に来たら、もう戻れないよ」という意味深な言葉で締めくくられる。併せて解禁された本ポスターでは、二面性を象徴するような榛村のアップが強烈なインパクトを与える。その下には、ずぶ濡れになった雅也の姿があり、不思議な魅力を放つ榛村と事件の真相に翻弄されていく雅也の様子が見てとれ、この事件の底知れぬ不穏さが窺えるビジュアルとなっている。『死刑にいたる病』は5月6日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:死刑にいたる病 2022年5月6日より全国にて公開©2022映画「死刑にいたる病」製作委員会
2022年03月16日パティスリー・サダハル・アオキ・パリ(pâtisserie Sadaharu AOKI paris)からホワイトデー期間限定のスイーツが登場。2022年2月25日(金)より直営店や催事会場にて順次発売する。サダハル・アオキのホワイトデースイーツパティスリー・サダハル・アオキ・パリからホワイトデー限定のギフトとして、パリ直輸入のマカロンやショコラ、焼き菓子セットがお目見え。新作フレーバー“イチジク”ショコラ入りアソート中でも注目したいのは、通常店頭では販売していないホワイト限定のショコラアソート。正方形のボンボンショコラアソート「ショコラ カレ 12P」には、イチジクを使った新作フレーバー「フィグ」や、大人な味わいの「ラム レザン」などを詰め合わせた。ピンクのボックス入りマカロンアソートホワイトデーギフトの定番スイーツ“マカロン”は、淡いピンクを基調とした限定ボックスに入れて提供。甘酸っぱいフランボワーズや香り高いマッチャなど、スペイン産のアーモンドを使用して“サクッ”と軽やかな食感に焼き上げたマカロンが揃う。“化粧パレット”着想のカラフルショコラパティスリー・サダハル・アオキ・パリを象徴する、“化粧パレット”をイメージしたカラフルなショコラもホワイトデー仕様に。ワサビやバンブーなどの和フレーバーから、パッションやフランボワーズのフルーティーなショコラまで、圧巻の美しさを放つ24個をセットした。人気菓子を味わうプティギフトなどその他、人気菓子3種を詰め合わせたプティギフトや、フィナンシェやフロランタンなどを味わえる焼き菓子セットなど、バレンタインデーのお返しに喜ばれそうな華やかなスイーツが揃う。【詳細】パティスリー・サダハル・アオキ・パリのホワイトデー発売日:2022年2月25日(金)~順次発売取扱店舗:直営店、全国の催事会場、公式オンラインショッピングサイト商品例:・<新作>ショコラ カレ 12P 6,264円・<新作>ショコラ カレ 18P 7,020円・<ホワイトデー限定>ボンボン ショコラ 24P 10,368円・<ホワイトデー限定>マカロン 10P 3,672円・<ホワイトデー限定>プティ カドー 1,458円※商品の取扱いは、店舗によって異なる。※写真は全てイメージ。※予告なくデザイン及び仕様、販売期間、販売箇所が変更になる場合がある。
2022年02月28日