来年3月17日(土)に公開が決定した、陣内孝則の16年ぶりとなる主演作『種まく旅人~みのりの茶~』から予告編が届いた。『種まく旅人~みのりの茶~』予告編ひとりの女性が、日本茶の有機栽培を通して、新しい生き方を模索していく姿を描いた『種まく旅人…』は、大分を舞台に撮影。本作で陣内は、農林水産省に務める官僚でありながら、その身分を隠して畑仕事を手伝い“金ちゃん”と農家の人たちから慕われる、主人公の大宮金次郎を演じる。監督は『ふたたび swing me again』の塩屋俊。共演者には陣内と同じ九州出身の田中麗奈、石丸謙二郎、さらに塩屋監督の「私たちの命を支える第一次産業を応援する映画を作りたい。かっこいい農家を描きたい」と言う言葉に賛同した、吉沢悠、柄本明らが出演している。“みのり”(田中)が日本茶を飲み「ホッ」と一息つくシーンから始まる予告編では、中村中の主題歌「ずっと君を見ている」が流れる中、リストラされて祖父の田舎にやって来た彼女が、赴任してきた“金ちゃん”こと大宮金次郎(陣内)と出会うシーンや、青々とした茶畑に古民家、畑で奮闘する“みのり”たちの姿が描かれている。塩屋監督は、自身の出身地である大分県臼杵市を舞台に、“地に足をつけ、丁寧に暮らすことの大切さ”そして“農業の活性化が日本の再生、再興の起爆剤になる”という期待をこめて、日本人が大好きなお茶の製造過程を追いかけたという。本作は3月3日(土)から大分・福岡で先行ロードショーされ、3月17日(土)から全国公開される。『種まく旅人~みのりの茶~』3月3日(土)大分・福岡先行ロードショー3月17日(土)有楽町スバル座他、全国ロードショー
2011年12月21日映画『RAILWAYS 愛を伝えられない大人たちへ』の完成報告会見が“いい夫婦の日”である11月22日(火)、都内で開催され主演の三浦友和、余貴美子、蔵方政俊監督、阿部秀司プロデューサーが出席した。先ごろ、妻で元歌手の山口百恵との夫婦生活を綴った著書「相性」(小学館刊)を上梓し、明治安田生命保険が毎年発表する「理想の有名人夫婦」ランキングで6連覇を達成した三浦さんは、良い夫婦の秘訣について「相性です(笑)」と即答。余さんは家庭で夫から「カンチョーされる(笑)」と告白するなど、笑いの絶えない会見となった。鉄道マンの中年男性を主人公にした『RAILWAYS』シリーズの第2弾。立山連峰と日本海に挟まれた富山地方鉄道を舞台に、定年間近の鉄道運転士とその妻が第二の人生への一歩を踏み出していく姿が描かれる。脚本段階から本作に携わった三浦さんは「40代、50代の夫婦にぜひ観てほしい」と訴える。自身が演じた役柄と同じく現在59歳で年明けには還暦を迎えるが「(還暦を)目の前にすると、若い頃に『隠居していいかな』と思ってたような年寄りになってない。現実にこれからの人生が長いなと思ってます。子供が成人して、夫婦のあり方を考えるようになってきた」と自らの人生を重ね合わせて映画が描き出すテーマについて語った。余さんは自身の家庭をふり返り「男と女の違いというか、『何で男ってこんな大事な話してるときにカンチョーとかして来るんだろう?』とか(笑)、向こうも『女って何で出かける時間になってもちゃんと出て来れないんだ?』とか思ってたり。みんな違う夫婦だけど、同じなんだなと感じてます。元々、血の繋がりのない他人が繋がりを作っていくわけで、『カンチョー』とか言ってても(苦笑)、互いを認め合っていくのが大事なのかなと思います」と夫婦のあり方について語った。意外な(?)夫婦像に三浦さんも「カンチョーされるんですか?初耳です」と爆笑していた。幾度も共演している2人だが、三浦さんは「最初にお話をいただいたときから『(妻役は)余さんですよね』と言ってました。要望を出して1か月以上返事が来なかったので『嫌われてるのかな』と思った(笑)。50代でいま、一番魅力的な女優さんです」と余さんを大絶賛。一方の余さんは「殺したり、憧れの先輩だったり、いろんな役でご一緒して来ましたが今回、これからもうまく行くであろう夫婦役で嬉しかったです。相手の気持ちを察してくれる優しい方です。早く自伝買わなきゃ(笑)。読んで夫婦について考えてみたいです」とニッコリ。さらに「実際に結婚していて幸せと感じるときは?」という質問に三浦さんは「11月は結婚記念日もありましたが、31年経って、プラスマイナスで言うとプラスが多いなと感じてます。秘訣は本当にないんですよ(苦笑)。絵でもTVでも映画でも、同じものを見て笑うことができれば」と笑顔を見せた。『RAILWAYS 愛を伝えられない大人たちへ』は12月3日(土)より全国にて公開。■関連作品:RAILWAYS 愛を伝えられない大人たちへ 2011年11月19日より富山にて先行公開、12月3日より全国にて公開© 2011「RAILWAYS2」製作委員会■関連記事:大人たちの“第2の人生”を優しく綴る『RAILWAYS』試写会に15組30名様ご招待
2011年11月22日女優の米倉涼子、俳優の筧利夫、陣内孝則、反町隆史らが2月11日(木)、東京・丸の内TOEI1で映画『交渉人 THE MOVIE』の初日舞台挨拶を行い、製作費100万円の飛行機型チョコを振る舞い、「(観客動員)300万人突破記念でお会いしましょう!」と大ヒットを予告した。警視庁捜査一課特殊犯罪捜査班に所属する女性交渉人・宇佐木玲子(米倉さん)の活躍を描く人気テレビドラマシリーズの劇場版。鑑賞後の観客の大歓声に迎えられ、「初日ってこういうことなんですね。思いが詰まり過ぎて混乱しています。今日この場所、ここに立てて本当に幸せ。大きな声を出していないと泣いてしまいそうで…とても嬉しいです!」と歓喜の涙をこらえる素振りを見せつつ満開の笑顔を保った。共演の筧利夫は、「これだけ屈強な男たちに囲まれても周りを弾き飛ばすパワーと何者でも引き受ける母性を兼ね備えた世界で唯一の女優です」と米倉さんを称賛してリラックスさせ、会場の笑いを誘った。一方、バレンタインデーが近いとあって米倉さんが発注したという、劇中で展開するハイジャック事件にひっかけた製作費100万円、制作期間1か月、全長125センチの飛行機型チョコレートが登場。一部を米倉さんの手から口に運ばれて食べるラッキーな役回りに指名された陣内孝則は、「米倉さんに食べさせてもらえるなんて、糖尿病になっても悔いはありません」と叫び、アーンと口を開けて同チョコのかけらをパクッ。続けて指名された映画版ゲストの反町隆史も嬉しそうにパクリ。陣内さんは「僕も反町くんもいつでもタイガー・ウッズになる自信があります」と喜びの声を上げた。途中、いつもよりおとなしいと司会者から指摘された陣内さんは「最近テレビに出ている米倉さんが好きなタイプの男性を『話をよく聞いてくれる人、周りにオレオレな自分のことばかり話す人が多いから』と言っているのを見て、ズキっときた。それから夜、足がつるようになりました」と切ないエピソード(?)を披露。観客を爆笑させた。この日は、総勢11人が顔を揃えた。反町さんは「TVシリーズをずっと見てまして映画に参加できて幸せでした」。同じ映画版ゲストの林遣都も「映画の撮影が終わり、(その後に撮影され、放映された)TVシリーズ(第2シーズン)を家で寂しく見ていました。それくらい大好きなシリーズです」と同シリーズへの思いを吐露。レギュラー陣の城田優は「個人的に普段、邦画はあまり観ないで洋画ばかり観ていますが、これはメチャメチャ面白い」と絶賛。締めで米倉さんが「300万人突破記念でお会いしましょう!」とヒット予告を繰り出し、この日一番の拍手を浴びていた。映画『交渉人 THE MOVIE』は全国にて公開中。(photo/text:Yoko Saito)■関連作品:交渉人 THE MOVIE 2010年2月11日より全国にて公開© 2010「交渉人 THE MOVIE」製作委員会■関連記事:真犯人を捜せ!『交渉人 THE MOVIE』マスコミ用パンフレットを10名様プレゼント陣内孝則、エロネタ&ブラックジョーク連発!林遣都は米倉涼子にメロメロ?キャスト舞台挨拶付き『交渉人』試写会に25組50名様をご招待米倉、筧&陣内のやんちゃコンビに大困惑映画版『交渉人』完成披露試写会極限状態での頭脳戦『交渉人 THE MOVIE』30代、40代限定試写会に25組50名様をご招待
2010年02月11日『ゆれる』が絶賛を呼んだ西川美和監督の元に、笑福亭鶴瓶、瑛太に香川照之、余貴美子、八千草薫ら芸達者、演技派の面々が集結!ある過疎の村を舞台に、一人の医者の存在、そして不在にまつわるドラマを通じて、現代社会が抱える様々な医療問題を浮かび上がらせる『Dear Doctorディア・ドクター』が、6月27日(土)より公開される。これに先駆け、本作の医療監修を務める太田祥一教授が在籍し、撮影も行われた東京医科大学病院にて、大学と大学病院の職員、ドクター、研修医、学生を招いての試写会が開催された。上映前には舞台挨拶が行われ、西川監督、鶴瓶さん、瑛太さん、余さんが登壇した。鶴瓶さんは満面の笑みを浮かべ、開口一番「ドクターの伊野でございます」と劇中と同じ自己紹介。今回、初主演となったが「(撮影の)2か月の間、医者になれて、手術のシーンも楽しかったです」とふり返った。報道陣から次はハリウッド進出?と問われると「それそれ!デ・ニーロやモーガン・フリーマンと共演したい」とニンマリと笑って答えた。今回の試写会について「僕はここから歩いて2分ぐらいのところに住んでるんです。ここで、こうして試写会が行われること、特にお医者さんや看護師さんに観てもらえるのが嬉しいです。(映画の中には)看護師のすごさが出てますから!」と猛アピール。鶴瓶さんが「すごいですよ、あの人の看護師役」と絶賛するのが、余さんが演じた、伊野に付き従う看護師・大竹。余さんは「先生方に医療のお話を伺い、いろいろ教えていただいたおかげで役作りが出来ました。それから、私は5月に急性腸炎になって救急車でこちらに運ばれまして。いろいろとお世話になっております(笑)」と語り、会場は驚きに包まれたが、余さんはけろりとした表情で「救急車の中で『東京医科歯科大学病院!』と指定しました」と明かした。西川監督も「こちらの病院の先生方に映画のために全面的なご協力をいただきました」とお礼を述べ、「みなさん、この企画に対して非常に熱心に取り組んでくださりました。様々な医療の問題や患者さんとのコミュニケーションについて、医師と患者双方の視点で見て、理解し合うための橋渡しが出来ればという思いでこの映画を作りました」と映画に込めた思いを吐露した。瑛太さんは東京の大学出身の研修医・相馬を演じた。大ヒット公開中の『余命1ヶ月の花嫁』に続いて、生と死に関わる作品に出演して、命の尊さなどについて考えることは?と突然尋ねられ「そうですね…(事前の)段取りと違うんですが」と困惑した様子。これにすかさず鶴瓶さんが「考えとけ!」とツッコミを入れ、会場は笑いに包まれた。鶴瓶さんがそのままの勢いで「統計的に見て、お医者さんはすごく酒好きな人が多いんですよ。(瑛太さんを指し)そういう意味でもぴったりの役やな。めちゃめちゃ酒飲むんですよ。4〜5日目には2人とも飲みすぎて倒れたもんな」と瑛太さんの方ををふり返ったが、瑛太さんは「ダメです、明日の新聞(の見出し)が…」と慌てて制止する場面も。先ほど余さんが急性腸炎で倒れたという話が出たが、鶴瓶さんも、瑛太さんも別の時期に倒れたことがあるということで鶴瓶さんは「倒れトリオや」とおかしそうにふり返っていた。「それぞれの職業で、自分はホンマもんか?ということを問いかける作品。ラストシーンの八千草さんが素晴らしいんです!」と鶴瓶さんが胸を張って送り出す『Dear Doctorディア・ドクター』。6月27日(土)よりシネカノン有楽町1丁目ほか全国にて公開。■関連作品:Dear Doctorディア・ドクター 2009年6月27日よりシネカノン有楽町1丁目ほか全国にて公開© 2009『Dear Doctor』製作委員会余命1ヶ月の花嫁 2009年5月9日より全国東宝系にて公開©“April Bride”Projectガマの油 2009年6月6日より全国にて公開© 2008「ガマの油」製作委員会■関連記事:誰しもが抱える“嘘”から見る人間の“揺れ”西川美和最新作『ディア・ドクター』“父子”対談!監督・役所広司×俳優・瑛太『ガマの油』の効用やいかに?役所「クセがあるけど、かわいがってほしい」“願掛けカエル”で初監督作のヒット祈願初主演・笑福亭鶴瓶×瑛太!『ディア・ドクター』試写会に10組20名様ご招待西川美和監督最新作『ディア・ドクター』で鶴瓶が世界デビュー!いざモントリオールへ
2009年06月16日