2024年4月20日(土)より、港区虎ノ門の菊池寛実記念智美術館では、『走泥社再考前衛芸術が生まれた時代』を開催する。前衛陶芸家集団として、戦後日本の陶芸をけん引した走泥社(そうでいしゃ)の活動を検証する展覧会だ。1948年、八木一夫、叶哲夫、山田光(ひかる)、松井美介(よしすけ)、鈴木治ら京都の陶芸家によって結成された走泥社は、以後、陶芸家以外にも多様な人材を受け入れながら、50年にわたって活動を続けた。彼らが目指したのは、いわゆる器ではなく、立体造形として芸術性を追求した陶芸作品。当時それらは「オブジェ焼」とも言われた。鈴木治 「ロンド」 1950 年 華道家元池坊総務所蔵同展では走泥社の、とくに前衛性が際立つ最初の25年に注目し、前期(4月20日~6月23日)と、後期(7月5日~9月1日)の二部構成で紹介する。まず前期で扱われるのは、全三章のうちの一章と二章。第一章では、器のかたちを立体造形として自立させようと模索し、パブロ・ピカソの陶芸作品やイサム・ノグチのテラコッタのテラコッタをはじめとした海外の美術表現に影響を受けた最初期の作品に焦点を当てる。また第二章では、「陶のオブジェ」を心象風景の表象と考えていた彼らが、自らの内面性をいかに陶芸で表現しようとしたかに注目する。この時期は前衛陶芸家集団としての走泥社の骨格が定まった時期としても重要だ。山田光 「二つの口の壺」 1952 年 岐阜県現代陶芸美術館蔵そして後期に紹介する第三章では、同人たちの充実期の作品を紹介。1964年、『現代国際陶芸展』で、初めて海外の陶芸表現をまとめて見る機会を得た作家たちは、素材から表現方法まで、あらゆる面で海外との違いに衝撃を受け、あらためて独自の表現を追求、さらなる高みを目指したのだった。講演会や学芸員によるギャラリートーク、ナイトミュージアムの催しなど、関連行事も予定されている。詳細は美術館ホームページで確認を。<開催概要>『走泥社再考前衛陶芸が生まれた時代』前期:2024年4 月 20 日(土)~6 月 23 日(日)後期:2024年7 月 5 日(金)~9 月 1 日(日)会場:菊池寛実記念 智美術館時間:11:00~18:00(入館は17:30まで)休館日:月曜(4月29日、5月6日、7月15日、8月12日は開館)、4月30日(火)、5月7日(火)、5月27日(月)~5月30日(木)、6月24日(月)~7月4日(木)、7月16日(火)、7月29日(月)~8月1日(木)、8月13日(火)料金:一般1,100円、大学800円、高中小500円公式サイト:
2024年04月08日滋賀県立陶芸の森 陶芸館では、特別展「リサ・ラーソン展 知られざる創造の世界-クラシックな名作とともに」を2024年3月2日(土)より開始しました。特別展URL: リサ・ラーソン展TOP■展覧会概要北欧スウェーデンで、温かみのある動物や人物をモチーフとした作品デザインで世界中の人々を魅了する陶芸家リサ・ラーソン。今年で93歳を迎えた現在も、自分のペースで楽しみながら一点物の作品(ユニークピース)を制作し続けています。この展覧会は、「Seen and Unseen」をテーマに、お馴染みの名作と、スウェーデンの旧市街の家屋をモデルにした作品やガラスなど、これまで紹介されることのなかったリサ・ラーソンの作品で構成されています。そして、生涯にわたり影響しあったモダニズムの画家で夫のグンナル・ラーソンの作品を加え、リサ・ラーソンの知られざる創造の世界を紹介します。※リサ・ラーソン…1931年スウェーデンのスモーランド地方出身。スウェーデン・グスタフスベリ磁器工房で陶磁器デザイナーとして数多くの名作シリーズを生み出す。1980年に独立。2022年には芸術文化に貢献したことが評価され、スウェーデン政府より、イリス・クオルム金賞を受賞。■基本情報会期 :2024年3月2日(土)~5月26日(日)※月曜日休館(4月29日・5月6日(月・祝)は開館し、翌日振替休館)会場 :滋賀県立陶芸の森 陶芸館観覧料 :一般900円(720円)、高大生680円(540円)、中学生以下無料※( )内は20人以上の団体料金主催 :滋賀県立陶芸の森特別協力:リサ・ラーソンデザインAB、リアン・デザイン・ミュージアム後援 :スウェーデン大使館、滋賀県教育委員会、甲賀市、京都新聞協力 :フィンエアー、フィンエアーカーゴ、京セラ株式会社企画 :アートインプレッション、株式会社松屋企画協力:トンカチ■展覧会構成1. リサ・ラーソンの名作たち 2. 筆書きの妙 3. スウェーデンの家屋4. 丸形からのインスピレーション 5. マスメディアの中のリサ・ラーソン6. 初期の作品(学生時代のリサ・ラーソン) 7. レア&ユニーク8. 新しい素材への挑戦 9. リサとグンナル―芸術家同士の語らい*この展覧会は、リサ・ラーソンの全面的な協力のもと、長男マティアス・ラーソンとリアン・デザイン・ミュージアムの館長ルーヴェ・イョンソンが企画し作品選定。 ※作品数:250点【1. リサ・ラーソンの名作たち】リサ・ラーソンは長い作家人生の中で、シリーズ生産向けのデザインモデルを数多く手がけてきました。出来上がった製品は多くの人々の手に渡り、広く知られるようになったのです。本章では、数十年にわたって大規模に量産された作品だけでなく、少量のシリーズ生産だったため希少価値が高く今日のコレクターたちが探し求めているような作品なども紹介しています。これまで制作されてきた名作といわれる数々のシリーズを展示します。01リサ・ラーソン 「エンマ/ABC少女シリーズ」 本モデルは1958-1973年に製造。本作品は1971年に製造 リサ・ラーソン蔵 (C)Lisa Larson/Alvaro Campo【2. 筆書きの妙】力強い筆さばきの装飾は、特にリサ・ラーソンがグスタフスベリで仕事をしていた1954年から1980年にかけて繰り返し作品に用いられました。02リサ・ラーソン 「花器(ユニークピース)」 1968年頃 リサ・ラーソン蔵 (C)Lisa Larson/Alvaro Campo【3. スウェーデンの家屋】リサ・ラーソンがよく用いるモチーフとして動物や人物が挙げられますが、それらと並んで建物も頻繁に造形作品やレリーフのテーマとして取り上げられてきました。リサ・ラーソンは、昔の職人技や美学を思い起こさせる丁寧な装飾が施された古い家に興味を持ち続けてきたといいます。ストックホルムの最も古い建物が立ち並ぶ旧市街に、17世紀から18世紀に建築されたスウェーデンらしい家屋に目を留めモチーフとし、レリーフ作品≪旧市街≫を製造しました。その他の出品作品は、1980年代後半から1990年代前半にかけてスウェーデン労働組合の建築会社BPA社のためにデザインした家屋シリーズです。石こう型で量産され、販売物ではなく、贈り物として用いられていました。03リサ・ラーソン 「旧市街」 製造1963-1978年 個人蔵 (C)Lisa Larson/Alvaro Campo04リサ・ラーソン 「薄茶色の家屋」 1980年代から1990年代 リサ・ラーソン蔵 (C)Lisa Larson/Alvaro Campo【4. 丸形からのインスピレーション】陶器が丸くなるのは、自然なことです。つくりだされるものは、すべて丸みを帯びています。リサ・ラーソンが塑像を制作する時は、初めに丸みを帯びた形の粘土や、手か延べ棒で伸ばした粘土から作り始めます。シンプルで均一な円環というのは、その中に細かく表現豊かな造作を施すのに効果的なフレームとなります。1960年代末には、ユニークなアトリエ作品にトリやチョウのモチーフがあしらわれ、丸形シリーズとして量産化されました。05リサ・ラーソン 「レリーフ(トリのモチーフ)/丸形シリーズ」 製造1969-1972年 リサ・ラーソン蔵 (C)Lisa Larson/Alvaro Campo【5. マスメディアの中のリサ・ラーソン】リサ・ラーソンが1950年代中頃にデビューを飾って以来、彼女の作品や生き方はマスメディアの注目を集めてきました。スウェーデンのマスコミは、彼女の暮らしぶりについて取材し、数えきれないほどのインタビュー記事や展覧会レビューを掲載しました。その中から、雑誌や広告資料、報道写真を選んで展示します。【6. 初期の作品(学生時代のリサ・ラーソン)】リサ・ラーソンは1950年代初頭、ヨーテボリでの学生時代に作陶をはじめます。通っていたデザイン工芸学校(現HDKヨーテボリデザイン工芸大学)では、陶器のフィギュアや器を制作していました。本展覧会では、1950年代のスカンジナビアモダニズムの特徴である有機的かつ幾何学的な模様を使った装飾性豊かなミラーフレームを紹介しています。そのほか、大学在学中に制作した作品を紹介します。【7-1. レア&ユニーク:希少なるユニークピースの数々】リサ・ラーソンはすでに1950年代から有名な量産性モデルのシリーズと並行してユニークなアトリエ作品を制作していました。その中には、少し変わった作品もたくさん含まれています。リサ・ラーソンは、1966年から1967年にかけてカリフォルニア大学バークレー校で陶芸を教えていた陶芸家ピーター・ヴォーコスの特別学生となりました。その頃制作された≪枝付燭台≫やグスタフスベリ磁器工房で制作した燭台を合わせて展示します。【7-2. レア&ユニーク:動物たちは友達!】リサ・ラーソンは、さまざまな種類の動物からインスピレーションを得てきました。それらについては特殊な動物作品群として1960年代末からグスタフスベリ磁器工房のアトリエでモデリングを開始、その後フリーになった後も自宅のアトリエで空想上の動物フィギュアのユニークピースを制作しました。本展では、その中から19点が展示されます。まさに、これまで紹介されることのなかったリサ・ラーソンの新たな一面といえるでしょう。06リサ・ラーソン 「金のヒレを持つサカナ(ユニークピース)」 1990年 リサ・ラーソン蔵 (C)Lisa Larson/Alvaro Campo07リサ・ラーソン 「トリの器(ユニークピース)」 1982年製造 リサ・ラーソン蔵 (C)Lisa Larson/Alvaro Campo【7-3. レア&ユニーク:ひとの器】リサ・ラーソンは、食べ物や液体を入れておく器としての容器、そして経験や感情を入れておく器としての人間の体、この二つの類似性にしばしばインスパイアされてきました。本展では、リサ・ラーソンがユーモラスなタッチで容器と体を一体化させて作ったユニークないくつかのシリーズ作品を紹介しています。【7-4. レア&ユニーク:幼少期】陶芸家としての創作活動を通じて、リサ・ラーソンは子どもたちと彼らの世界に対して特別なまなざしを向けてきました。彼女は子ども一人ひとりの特徴を明確に表現しています。【7-5. レア&ユニーク:瞑想】リサ・ラーソンが好んで制作してきた思慮深い表情をたたえた人物像も彼女の芸術作品には数多く含まれています。このセクションの作品の多くは、リサ・ラーソンがグスタフスベリ磁器工房のアトリエで制作したものですが、ストックホルムのナッカ市の自宅のアトリエ、マグレヘムのサマーアトリエで制作されたものもあります。【7-6. レア&ユニーク:ストレッチ】この章では、動きのある人々をモチーフにした作品を紹介しています。ヨガに関心をもっており、実際にヨガを行った彼女自身の経験が、こうした作品を制作するひとつの発想源になっています。【7-7. レア&ユニーク:情景】リサ・ラーソンの作品やレリーフの中には、体や手のほんの些細な動きだけで、ドラマチックな雰囲気を効果的につくりだしたものがたくさんあります。登場人物の間の凝縮された思いや、映画や演劇のワンシーンを表す作品は、観る者を魅了します。【7-8. レア&ユニーク:器の装飾】リサ・ラーソンの器や塑像には、しばしば線刻模様や型押し模様が施されています。彼女のやり方として、陶器の表面には力強さが表れていて、多くの場合フォルム自体はシンプルですが、細部の装飾に富んでいます。08リサ・ラーソン 「壺(ユニークピース)」 1992年 リサ・ラーソン蔵 (C)Lisa Larson/Alvaro Campo【8. 新しい素材への挑戦】リサ・ラーソンは陶芸家ですが、今日までさまざまな企業とコラボレーションして、異なる素材を用いて製品を作ってきました。すでにグスタフスベリ磁器工房でデザイナーとして働いていた頃から、リサ・ラーソンはフリーランス作家として他のデザイン会社とも仕事を始めていました。1970年代末、リサ・ラーソンはスカンディア・プレゼント社のために小さなブロンズ塑像のシリーズをデザインしました。この他ロイヤル・クローナ社のガラス作品を展示します。【9. リサとグンナル―芸術家同士の語らい】リサ・ラーソンはおよそ70年にわたって、画家でありグラフィック・アーティストでもあった夫グンナル・ラーソンと芸術に関する対話を密に重ねてきました、1952年に結婚してから2020年にグンナル・ラーソンが亡くなるまで、二人は一緒に暮らし、共に仕事をしてきたのです。ここで展示する両アーティストによる作品群は、二人の間に存在した素晴らしい協調性を見出す良い機会を与えていると思います。09グンナル・ラーソン 「人物像(ユニークピース)」 1967年 グンナル・ラーソンアトリエ (C)Lisa Larson/Alvaro Campoグンナル・ラーソンは、1966年から1967年にかけてリサ・ラーソンとともにカリフォルニア大学バークレー校で陶芸家ピーター・ヴォーコスの特別学生として陶芸を学び、リサ・ラーソンと同様に陶器やガラスの作品を制作するようになりました。この作品から、画家でありグラフィック・アーティストであったグンナル・ラーソンも土を造形の素材とするピーター・ヴォーコスから大いに刺激を受けたことが伺えます。■関連企画(1) 信楽高原鐵道ラッピング列車の運行展覧会開催を記念し、リサ・ラーソンの代表作である動物シリーズをはじめとした作品を車内外にデザインしたラッピング列車を信楽駅―貴生川駅間にて運行します。運行期間:2024年1月9日(火)~5月26日(日)(2) トレイン&ミュージアム共通チケットの販売展覧会の入場券と信楽高原鐵道 信楽駅-貴生川駅間フリー乗車券がセットになった共通チケットを販売します。価格 :1,580円(税込)(乗車券860円+展覧会入場券720円=1,580円)販売開始:2024年2月1日(木)より有効期間:2024年2月1日(木)~5月26日(日)販売場所:(1)信楽高原鐵道 信楽駅(2)滋賀県立陶芸の森 陶芸館 ミュージアムショップ 3月2日(土)よりトレイン&ミュージアムチケット_共通チケット_SAMPLE(3) ギャラリートーク ※申込不要・要入場券2024年3月24日(日)、4月28日(日)、5月12日(日)*各日程とも13時30分~(40分程度)(4) ミュージアムショップ/リサ・ラーソングッズが大集合スウェーデンから届いた陶器や雑貨、展覧会限定グッズもお見逃しなく!(5) ここでも見られる!陶芸の森コレクション展~北欧の現代陶芸-うつわの造形美展陶芸の森の創作研修館で制作されたフィンランド、スウェーデン、デンマークなど現代作家らの作品を展示します。会期:2024年3月16日(土)~5月22日(水)会場:甲賀市水口歴史民俗資料館 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年03月06日小さな陶芸作品を作る『ミニチュア陶芸家』の、市川智章(@ichinori1973)さん。ある日、X(Twitter)に投稿した作品に、「これはすごい」「ビビる」といった声が続々と寄せられました。投稿されたのは、黒色の艶が美しい、ミニチュアの茶器たち。どことなく高級感が漂う、上質でハイレベルな作品ですね。これだけ完成度の高いものをミニチュアで作り出す、技術力の高さにも驚きます。市川さんは、作品を作る際に使った『材料』も一緒に紹介していました。プロが使うものは、一体どれだけ高価なものなのかと思いきや…。「100均の『オーブンねんど』で作った」なんと、市川さんが使ったのは100円ショップで手に入り、家のオーブンで簡単に陶芸作品が作れる『オーブンねんど』でした!「安価な素材では、安っぽい仕上がりになりそう」と感じる人も多いでしょう。しかし、プロの手にかかればこの通り。高級感のある作品が生まれるのです!素材に頼らず、自らの技術で高い価値を生み出すプロの手仕事に驚かされますね。100円ショップの粘土で作ったとは思えないクオリティの高さには、驚く人が続出。7万件を超える『いいね』と、さまざまな感想が寄せられました。・100円ショップの粘土とは思えない出来栄え。レベルが違いますよ。・クオリティが高すぎない…?思わず二度見してしまった。・材料の値段じゃない。価値は自分で創るということですね。・ついに100円ショップの材料で陶芸ができる時代がきたのか…。身近に手に入る粘土ということもあり、「挑戦してみようかな」と感じた人もいる模様。プロのハイレベルな作品は、多くの人の創作意欲を刺激したようです![文・構成/grape編集部]
2024年02月17日ロエベ(LOEWE)は、2023年クリスマスに向けて京都の陶芸ユニット「スナ・フジタ」とコラボレーションした新作ウェアやバッグなどを発売。新装オープンをするカサロエベ表参道にて2023年11月11日(土)より先行発売し、その他店舗では11月16日(木)より販売する。京都の陶芸ユニット「スナ・フジタ」とコラボ「スナ・フジタ」は、藤田匠平と山野千里による陶芸制作ユニット。自然の風景と動物たちをインスピレーション源に、ティーポットやカップ、皿といった陶器に物語を描いている。幼少期の記憶やイマジネーション、息子や飼い犬との暮らしを表現した、遊び心あふれる独特な世界観が魅力だ。ロエベとのコラボレーションでは、「スナ・フジタ」の描き出すユニークなキャラクターたちを、ニットウェア、ジャージー、デニム、シグネチャーバッグ、スリッパ、ウォレット、アクセサリーにオン。日本限定アイテムも登場する。「ハンモック」「パズル」などアイコンバッグ注目は、生き物や植物のモチーフをあしらったアイコンバッグ。「ハンモック」バッグには、木に座り、黄色い小鳥にエサをあげる男の子の様子やハンドルの根元にしっぽをひっかけるワオキツネザルなどを描き出した。これらの絵柄は、緻密に革をはめ込む手法「レザーマルケトリー」によって表現されている。「ハンモック」の他、クマを配した「パズル」バッグをはじめ、ペンギン柄の「パズルトート」、パンダモチーフの「フラメンコ」クラッチ、マンドラゴラをあしらったラフィアの「フォント トート」なども揃う。ペンギンやワオキツネザルをそのまま象ったチャーミングなバッグもあわせてチェックしたい。ペンギンやラッコモチーフのレザー財布・小物も小物も充実のラインナップだ。のびのびとしたペンギンをあしらったライトブルーの三つ折り財布やラッコのコインカードホルダー、パンダのコンパクトジップウォレットなど、レザーグッズはポップな雰囲気が魅力。マンドラゴラとラッコのぬいぐるみや、パンダと子供のチャーム、シアリングで仕立てたワオキツネザルのテールストラップなども展開される。クマモチーフの日本限定アイテム日本限定で展開されるのは、クマのキャラクターをモチーフにしたスペシャルシリーズ。グレーのレザーをベースに、愛らしいクマの姿をあしらった「パズル」バッグや「ハンモック トート」、「ハンモック」、レザーグッズなどが登場。クマと子供を象ったフェルトチャームは、フェルトならではの柔らかな質感が表情豊かなアイテムだ。【詳細】ロエベ×スナ・フジタ発売日:2023年11月16日(木)展開店舗:ロエベ 各店舗、公式オンラインストア※カサロエベ表参道では11月11日(土)~先行発売。■カサロエベ表参道リニューアルオープン日:2023年11月11日(土)住所:東京都港区北青山3-5-29営業時間:11:00~20:00
2023年11月10日NCL株式会社(所在地:東京都練馬区、代表取締役社長:冬錦 梁、以下「当社」)は、中国で著名な陶芸家 陸 金喜(ルー・ジンシー)氏による作品「天目茶碗(てんもくぢゃわん)」の販売・教育普及活動を行う事業『NOVA+天目茶碗』を2023年10月1日(日)より開始し、同日よりオンラインストアをオープンします。今後、日本国内で広く「天目茶碗」の魅力と歴史を知っていただき、日本の陶芸家とのコラボレーションや技術討論会の開催、陸氏の展示会を国内で開催することを目標としています。「天目茶碗」を日本で広める事業『NOVA+天目茶碗』が10月1日(日)より開始「NOVA+天目茶碗」公式ページUR: ■「天目茶碗」について「天目茶碗」は抹茶茶碗の一種で、鎌倉時代に中国の禅寺天目山に学んだ僧侶が帰国した際に持ち帰った「黒釉(こくゆう)」のかかった茶碗を日本で「天目」と呼んだことが始まりとされ、のちにこの形の陶器を「天目茶碗」と呼ぶようになりました。「天目茶碗」は、低く小さな輪高台(わこうだい)と、すり鉢形で、口縁にスッポン口といわれるくびれのある形状(天目形)が特徴で、後に白色の「白釉(はくゆう)」も誕生しました。「天目茶碗」の歴史は、中国の建窯(福建省建陽県)で焼造された「建盞(けんさん)」と言われ、五代末期(10世紀中葉)、考古学的発掘調査では北宋(ほくそう)末期(12世紀初頭)頃が始まりとされています。「建盞」は日本でとくに珍重され、なかでも黒釉陶の至芸「曜変(ようへん)天目」が有名で、そのほかにも「油滴(ゆてき)天目」「禾目(のぎめ)天目」「灰被(はいかつぎ)天目」など多くの種類が存在します。日本では鎌倉後期(14世紀)には愛知県の瀬戸窯が「黒釉天目茶碗(瀬戸天目)」を焼き、桃山時代になると唐津焼や美濃焼でも「天目茶碗」が焼造されましたが、とくに美濃焼の「白釉天目茶碗」は白天目とよばれています。江戸時代に入っても「天目茶碗」の人気は衰えず全国各地の窯で焼かれ、現在でも「黒釉天目茶碗」が焼造されていいます。<主な「天目茶碗」の種類>「油滴天目(ゆてきてんもく)」釉薬の結晶が分離し、茶碗の内外に斑点模様として現れたもの。水面に油のしずくが浮いている様子に似ていることから名付けられた。「禾目天目(のぎめてんもく)」釉薬の結晶が分離し、流下することで模様が描かれる。その模様が稲の先端にある針状の毛「芒(のぎ/禾)」に見えることから名付けられた。「灰被天目(はいかつぎてんもく)」灰を被ったような艶のない作品。実際には灰をかぶっているわけではなく、黒釉と灰釉と呼ばれる釉薬を二度掛けすることでできあがる作品。■至芸「曜変天目茶碗」について「天目茶碗」の中でも最も貴重で高価なものが至高の芸術品「曜変天目(ようへんてんもく)」です。茶碗の上からのぞき込むと、漆黒の空間の中に瑠璃色の宇宙が広がり、そこに釉薬(ゆうやく)が破裂してできる「星紋」と呼ばれる星のような斑紋が見え、その模様の周りが群青や紫に光り輝く光彩があります。「器の中に宇宙が見える」といわれるほど美しい作品で、日本では室町時代から中国産茶碗の中でも最高峰とされており、現在では大変貴重な作品で収蔵品としも価値の高い作品です。「曜変天目」は、窯の中で釉薬が変化する現象の「窯変(ようへん)」という言葉が由来とされ、その模様が宇宙のようにきらびやかに光り輝く姿から、輝きを意味する「曜」という字を当てて「曜変天目」と呼ばれるようになりました。陶芸家 陸 金喜 氏は、この「曜変天目」の技術を中国で初めて再現した人物です。2016年の保利オークションでは、陸 金喜氏が制作した「新建窯曜変天目茶碗」が112.7万元(約2,290万円)で落札され、同類作品の中国国内オークション最高価格を更新しました。曜変天目(イメージ)■陶芸家 陸 金喜(ルー・ジンシー)氏 プロフィール陸 金喜(ルー・ジンシー)氏中国初の曜変天目技術の復元者。曜変焼技術無形文化遺産プロジェクトの代表継承者。国務院(中国の最高行政機関)から特別政府手当を享受。第8回福建省最優秀職、皇室の茶器の修復者、上級美術工芸家、景徳鎮陶磁大学教授、第6回シルクロード国際映画祭公式式典デザイナー、景徳鎮陶磁大学陶磁器文化高等研究所研究員、ユネスコ無形文化遺産継承功労賞受賞者、福建省美術工芸マスター、福建省収集家協会名誉会長、その他多数の職を歴任。著名なセラミック専門学術誌「Acta Ceramica Sinica」に学術論文を発表。NOVA+天目茶碗<販売作品一例>作品名 : 曜変天目茶碗価格 : 220万円(税込)サイズ : 幅13.6cm、高さ8cmオンラインストアURL: 当社では「曜変天目」をはじめとする「天目茶碗」の魅力と歴史を日本においても広く知っていただき多くの方にご愛顧いただけるよう、日本の陶芸家とのコラボレーションや技術討論会の開催、陸氏の展示会などを企画・開催し、「天目茶碗」の芸術的価値を伝えてゆく役割を担ってまいります。■事業概要名称 : NOVA+天目茶碗開始日 : 2023年10月1日(日)事業概要: 天目茶碗の販売・教育普及・その他認知向上に向けた活動URL : ■会社概要会社名: NCL株式会社所在地: 東京都練馬区豊玉北2-14-16-203代表者: 代表取締役社長 冬錦 梁(フユニシキ・リョウ)設立 : 2019年5月資本金: 500万 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年09月25日滋賀県立陶芸の森陶芸館では、特別企画展「岡本太郎 アートの夢-陶壁・陶板・21世紀のフィギュア造形」を2023年7月15日より開催します。URL: ※背景の写真提供:川崎市岡本太郎美術館■展覧会概要芸術家・岡本太郎は、「一般大衆にじかにぶつかる、社会に開かれた芸術を実現したい」と記し、1952年に初めてのパブリックアートとなるモザイクタイルを手掛けました。1954年には、量産を目指し粘土で≪犬の植木鉢≫を常滑で制作、その後刈谷でも類似の造形を手掛けました。1963年に信楽で制作された≪坐ることを拒否する椅子≫は、人と直に触れ合うアートの在り方を探り、代表作として全国に多数存在しています。戦後、建築家・デザイナー・芸術家による建築陶器が人とアートとの結びつきを強めていくなか、岡本太郎が信楽で手掛けた日本万国博覧会 (大阪万博)の≪太陽の塔≫の<黒い太陽>(1970)は、多くの人々の記憶に刻まれています。このように産地と岡本太郎の出会いのなかで培われた技術力は、大塚オーミ陶業株式会社の大型陶板などに受け継がれます。また、岡本太郎は絵画に比べ「彫刻はより肉体的であり、直接的である。実体がそこにある彫刻の強さ。」と記しています。アニメ・マンガのキャラクター造形は21世紀の大衆が求めたアートのひとつです。クリエイターらの世界観を再現した高精度なフィギュアが生まれています。本展覧会では、<芸術の大衆化>をテーマに、近代の建築装飾陶器、パブリックアートや量産品のデザインを手掛けた岡本太郎らの作品を紹介。またフィギュア造形の世界や壁画の可能性を併せて取り上げつつ、岡本太郎が思い描いた夢の先、21世紀アートの息吹を見つめます。■基本情報会期 :パート1:2023(令和5)年7月15日(土)~9月24日(日)パート2:2023(令和5)年9月30日(土)~12月17日(日)※月曜日休館(7/17・9/18・10/9は開館し、翌日振替休館会場 :滋賀県立陶芸の森 陶芸館観覧料 :一般700円(560円)、高大生530円(420円)、中学生以下無料※( )内は20人以上の団体料金主催 :滋賀県立陶芸の森後援 :滋賀県教育委員会、甲賀市、NHK大津放送局、京都新聞協力 :大塚オーミ陶業株式会社、滋賀県工業技術総合センター信楽窯業技術試験場、京セラ株式会社、株式会社カプコン、株式会社ニトロプラス、株式会社グッドスマイルカンパニー、株式会社SUM ART、株式会社フレア(順不同)企画協力:GILL GILL(株式会社ディープケース)、ほっぺふき子■展覧会構成【序章】近代建築と装飾陶器-建築と現代アートの原流19世紀末、ワグネルが創業した旭焼釉下彩装飾タイルを先駆けに、明治から昭和初期に美術工芸化をテーマに近代建築に装飾陶器が組み込まれました。ここ信楽では、滋賀県庁本館の為のレリーフタイルが製作されました。滋賀県庁本館「アカンサス紋レリーフタイル」1939年 製作:信楽糸取鍋合名会社/指導:滋賀県立窯業試験場【シーン1】建築と現代アートの融合戦後1960年代から信楽で制作されたパブリックアートを紹介。特に、岡本太郎が産地の技術力を得て生み出した数々のレリーフ・陶板作品を中心に、熊倉順吉の陶壁や大塚オーミ陶業株式会社が現代作家と手掛けた美術陶板なども併せて紹介します。大塚製薬株式会社Hi-zタワー「いのち躍る」 1983年(2000年改修) 原画:岡本太郎/製作:大塚オーミ陶業株式会社デザイン:岡本太郎/製作:近江化学陶器株式会社 「足」1964年 独立行政法人日本スポーツ振興センター国立代々木競技場蔵【シーン2】岡本太郎が目指したアートの大衆化1954年に常滑で岡本太郎が制作した「犬の植木鉢」は、その後量産が試みられた。信楽で制作され、全国各地に送られた「坐ることを拒否する椅子」、その他「むすめ」や「歩み」など、陶芸を通して実現させた岡本太郎の量産への想いをたどります。岡本太郎「犬の植木鉢」1954年 滋賀県立陶芸の森陶芸館蔵近江化学陶器株式会社/原型:岡本太郎「むすめ」 1960年代中頃 個人蔵【シーン3】21世紀のフィギュアの世界-新しいアートの息吹二次元のアニメやマンガを三次元に仕上げる仕組や技術は、当初からフィギュア造形が模索されていました。近年では積み上げられた技術に、クリエーターの独自の世界観やデジタル技術を駆使した表現など、多彩な作品が生み出されています。フィギュア造形の世界は、大衆が待ち望んだ21世紀アートの息吹をみせてくれます。石崎紗央里/植田明志/榎木ともひで/大山竜/大畠雅人/九千房政光/さと/竹内しんぜん/塚田貴士/藤本圭紀/真辺菜月(CREA MODE)/吉沢光正/ゆま藤本圭紀「The Garden~Take your time~」 2020年 個人蔵石崎紗央里「DOLLEL retro style - Dressup Custom Color ver」 2023年 個人蔵(C)Ishizaki Saori【シーン4】川田知志「太郎の色とカタチ×パブリック」(パート2の陶芸館ギャラリーにて展示)日本国内で数少ない壁画家の川田知志が、岡本太郎が手掛けた作品とドローイングから、社会に対して公共空間で発信し続けたメッセージや建築とカタチとの関連性を考察し、新たな解釈を描き加えることで、壁画の新境地を探ります。川田知志「ノーサイド」2017年当時 撮影:怡土鉄夫(※参考画像)■関連企画(1) フィギュアの原型師(出品作家)らによるカプセルトイ企画が実現!人気の原型師たちのフィギュアの手のひらガレージキットがカプセルトイに!(2) 対話の森 大山竜(原型師)×館長 松井利夫【要事前申込】・日時:10月8日(日)14時~15時30分・会場:信楽産業展示館信楽ホール(3) つちっこプログラム子ども特別講座【要事前申込】・日時:7月29日(土)、7月30日(日)、8月5日(土)、8月6日(日)各日とも、午前の部10時~12時・午後の部13時~15時・定員:各回16名、抽選制※くわしくは以下HPをご覧ください (4) ギャラリートーク【申込不要】・日時:8月20日(日)、10月15日(日)、11月19日(日)いずれも13時30分~ 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年07月13日陶芸は、その人の性格によって個性が出るもの。焼き上がった後の使い勝手を重視したり、デザインを追求したりと、人それぞれテーマやこだわりを持って、作品を作り上げるでしょう。家族旅行で陶芸体験をした結果?家族で旅行中に、陶芸体験をしたハル(@nameko__Q)さん。残念ながら父親は不在だったそうですが、ハルさんの夫と母親、妹と一緒に、陶芸を体験したそうです。ハルさんが「陶芸は個性が出るっていうのは本当だった」とつづる、それぞれの作品をご覧ください。きれいな平皿を作ったハルさんの作品と比べて、3人の個性が爆発しています…!夫は、裏をくり抜いて作った、リアルなブタの置物。妹は『十人十色』ではなく『十人十芋』と彫った、サツマイモの形をした皿を作っています。母親の作品も、サツマイモを意識して作られているのだとか。芽が出たサツマイモを育てるために作ったそうです。個性こそ出ていますが、どれも美しい仕上がりですね!ハルさんは、陶芸体験の写真をTwitterに投稿。多くの人が笑顔になりました。・ハルさんの作品、美しい。どれも個性が光っていて好きだなあ!・ブタの作品、最高です…!リアルすぎる~!・妹さんのセンスが好き。『十人十芋』がいい響きですね!今回ハルさん家族が作った作品は、1か月半から3か月で焼き上がるとのこと。焼き上がった作品を見て、旅行中の出来事や陶芸体験などの思い出話に花を咲かせる、ハルさん家族の姿が目に浮かびますね。[文・構成/grape編集部]
2023年07月12日IDEEを企画・運営する株式会社良品計画は、IDEE TOKYO(東京都千代田区/グランスタ東京B1F)に併設するIDEE Galleryで、2023年7月14日~8月15日の期間、北アイルランドのベルファスト市を拠点に活動を行う陶芸家 Derek Wilson(デレク・ウィルソン)の展示販売会「Forming Shadows」を開催します。IDEEでは、日々の暮らしの中でアートをもっと身近に感じてもらいたいという思いのもと、「Life in Art(日常芸術)」プロジェクトの一環として様々な企画展を開催しています。また、良品計画では、アートのある生活をご提案するために、無印良品の店舗でもIDEE の「Life in Art」企画を実施しています。Derek Wilsonが創り出す作品は、IDEEがこれまで提案してきたLife in Art のコンセプトと繋がり、展示会は2021年に続いて2回目の開催となります。Derek Wilsonのセラミック作品は、イギリスの構成主義などからインスピレーションを得た幾何学的なフォルムに、マットな釉薬と穏やかな色合いが特徴です。複雑で抽象的な造形は、自身のスタジオでろくろを使った手仕事から生み出されます。熟練のクラフトマンシップとミニマルな美学から生み出されるコンセプチュアルなオブジェは、空間の中で静かに佇みながらも、光の経過とともに様々な表情を見せます。今回の展示会では、花器や壁面に掛けるオブジェのほか、国内初の自立型のオブジェも登場し、合計50点の作品を展示の予定。■主な作品Wall Sculpture サイズS/M/L18万7,000円 - 35万2,000円Vessel Aサイズ S/M/L12万1,000円 - 24万2,000円Vessel Bサイズ S/M/L12万1,000円 - 24万2,000円3D Sculpture サイズ S/M/L29万1,500円 - 59万4,000円Bowl サイズM/L12万1,000円 - 19万8,000円■展示会に寄せて アーティストからのメッセージ今回の展示会のために制作した作品は、器という具体を抽象的な造形へと昇華させることができるのか、という探求心に突き動かされて生まれたものです。ものを入れるという機能を持ち、身近な生活の道具を連想する “器”を、抽象的なフォルムへと発展させたオブジェは、日常生活を豊かにしてくれる、アートとしての役割を持ちます。作品の表面の質感、陰翳は、私の思考力と創造力を掻き立てる普遍的な要素です。陶器の形の永続性や堅固さとは対照的に、見る場所や置き方によって、オブジェに反射する光や影がうつろいながら変化していく様は、儚さや無常を表現しています。‘Shadows provide contrast and give form to the light’「陰翳の濃淡は、光に形を与える」In Praise of Shadows Junichiro Tanizaki谷崎潤一郎「陰翳礼讃」■Derek Wilson(デレク・ウィルソン)陶芸家/コンセプチュアルアーティスト。アイルランドのデザイン&クラフト カウンシルにて陶芸のトレーニングを受けたのち、ベルファストアートスクールで学位を取得。シンプルさの追求を核に、クラフトとモダンデザインを融合させたテーブルウェアやオブジェを制作。現在もベルファストのスタジオにて活動をしており、講義やワークショップも定期的に開催。国際的にも幅広く展示を行っており、その作品は公共及び個人所蔵のコレクションに収蔵されている。■デレク・ウィルソン 展示販売会「Forming Shadows」期 間:2023年7月14日(金)~8月15日(火)場 所:IDEE TOKYO 併設 IDEE Gallery(入場無料)東京都千代田区丸の内1-9-1JR東日本東京駅構内 グランスタ東京 B1F スクエアゼロエリア48番営業時間:10:00~21:00電話番号:03-5224-8861※営業時間を変更することがあります。詳しくは店舗にお問い合わせください。※改札外からのご利用の場合は、JR東日本東京駅を区間に含んだ乗車券類または入場券(140円)をお買い求めのうえ、ご入場ください。展示情報について※IDEEブランドサイトで、展示情報や一部商品をご紹介しています。商品のご購入は「IDEE TOKYO」店舗のみとなります。店舗情報IDEE TOKYOJR東日本最大規模のエキナカ商業施設「グランスタ東京」のB1階に誕生したIDEEの新しいコンセプトストア。「生活の探求、美意識のある暮らし」をテーマとし、オリジナルデザインの家具を中心に国内外からセレクトした雑貨、アート、書籍を扱うほか、カフェやグリーンショップを手がける。ひとつのスタイルや価値観にとらわれることなく、その人らしい彩りを纏った自由で遊び心のある暮らしを目指すインテリアブランド。
2023年06月17日IDÉEを企画・運営する株式会社良品計画は、IDÉE TOKYO(東京都千代田区/グランスタ東京B1F)に併設するIDÉE Galleryで、2023年4月14日~5月16日の期間、陶芸家・二階堂明弘の作陶展を開催します。< 左から 錆器三角鉢 6,050円、錆器ドラ鉢 4,400円、やきしめ三角カップ 3,960円、錆器リム鉢 8,800円、やきしめ花器 3万800円 >IDÉEでは、2017年にイデーショップ東京ミッドタウン店で開催されたIDÉE CRAFTS CERAMIC EXHIBITION 「二階堂明弘 作陶展 Spring is here.」から二階堂明弘の作品の取り扱いを始め、今回が5回目の作品展示販売会となります。二階堂明弘が生み出す繊細でモダンな薄造りの錆器は、刷毛で塗り重ねた痕跡が、器に絶妙な表情をつくり、どれも凛とした佇まいのものばかりです。今展示会では、華道家 平間磨理夫を迎え、二階堂明弘が創りあげた花器に季節の草花を活け、会場に華を添えます。二階堂明弘1977 年札幌生まれ。1999年文化学院芸術専門学校陶磁科を卒業、2001年独立(栃木県にて)。2010 年より「陶ISM2010」企画・開催。2011年の震災で「陶ISM2011」を中止し、仮設住宅に直接、陶芸家のうつわを届ける「陶ISMウツワノチカラProject」を開始。「次世代のEnergy」(益子陶芸美術館メッセ・茨城県立陶芸美術館共同展 2013 年)、現代陶芸展「現象」(茨城県立陶芸美術館 2014年)、個展「侘びと今」(ニューヨーク・Globus茶室2015 年)、茶の湯を通し日本文化を表現する「侘びと今 - 輪-」(ニューヨーク各所 2016 年)、「1 月と7 月」にて個展(パリ 2018 年)。2019 年「侘びと今 - 散-」をニューヨーク各所で開催。年10 回ほど個展を開催し、ニューヨーク、パリ、ロンドン、台湾、香港、北京、上海など海外でも多数開催している。▼二階堂明弘公式ホームページ ▼ウェブサイト陶ISM 二階堂明弘 作陶展 (作品は、展示販売します)期 間:2023年4月14日(金)~5月16日(火)※二階堂明弘在廊日:4月14日(金)場 所:IDÉE TOKYO 併設 IDÉE Gallery(入場無料)東京都千代田区丸の内1-9-1JR東日本東京駅構内 グランスタ東京 B1F スクエアゼロエリア48番営業時間:10:00~21:00電話番号:03-5224-8861※営業時間を変更することがあります。詳しくは店舗にお問い合わせください。※改札外からのご利用の場合は、JR東日本東京駅を区間に含んだ乗車券類または入場券(140円)をお買い求めのうえ、ご入場ください。▼店舗情報IDÉE TOKYOJR東日本最大規模のエキナカ商業施設「グランスタ東京」のB1階に誕生したイデーの新しいコンセプトストア。▼IDÉE「生活の探求」をテーマとし、オリジナルデザインの家具をはじめ、インテリア小物、グリーン、アート、音楽や飲食に至るまでを総合的に手掛け、人々がその人自身の価値観や個性に寄り添った“真に豊かで優雅な生活”を実現するのを後押しするインテリアブランド。▼イデーショップ オンライン▼IDÉE 公式Instagramlifewithidee▼IDÉE TOKYO Instagramideetokyo▼良品計画 企業情報サイト
2023年04月02日スウェーデンの陶芸家マリアンヌ・ハルバーグの新作「くつのかびん」が登場。直営店TONKACHI. 6ほかにて発売される。マリアンヌ・ハルバーグの2023年最新作「くつのかびん」マリアンヌ・ハルバーグは、手描きの線のにじみやゆれ、極薄の成型やゆがみなど、手づくりならではのデザインを得意とするスウェーデンの陶芸家。2022年10月より、そんなマリアンヌ・ハルバーグが新作を毎月届ける企画「季節の風」がスタートした。象、セーターと続いた「季節の風」の花瓶3作目となる新作は、ブーツ着想の「くつのかびん」だ。マリアンヌ自身も靴が大好きで、“新しい靴を嫌いなひとなんて、いるのかしら”というメッセージを込めた。サイズは19cmと大きく、履き口の部分がキュッと詰まっているため、背の高い植物もバランスよく生けることができる。もちろん一輪挿しでもOK。シンプルなブーツに、カラフルな花を飾ってみては。【詳細】「くつのかびん」77,000円発売日:2023年1月19日(木)取扱店舗:直営店TONKACHI. 6およびトンカチ公式オンラインストアサイズ:H19.5×W19.5×D6.2cm
2023年02月11日株式会社 松栄堂が運営するインセンスショップ「リスン」にて、陶芸家 東 好美 氏と写真家 今西 徹 氏の二人の作品が並ぶ展覧会“Skagastroend※”(スカガストロンド)を2023年2月10日(金)~2月27日(月)に京都、3月9日(木)~3月27日(月)に青山で開催いたします。※「oe」は「o」にウムラウト付展覧会メインビジュアルSkagastroend※とは、「半島の海岸」という意味を持つ、アイスランド北西部の小さな町です。昨夏、二人はそこに滞在し制作活動をされました。海と山に囲まれ空が広く見渡せる美しい町。本展では、その風景やそこでの生活を通じて感じたことがありありと表出した作品を展覧します。本展での東氏の作品であるトレイやオブジェなどは、荒々しい現地の自然や、拾い集めた奇妙な形の海藻や石に着想を得て作られました。そこには直線的で力強い趣が残ります。今西氏は、青の濃淡で像を作り出す「サイアノプリント」という技法を用いて、現地の景色やものを写し込んだ作品を制作されました。シンプルな単色の濃淡のみで表現されるそれは、かえって様々な想像を掻き立ててくれます。同じ景色を眺める中で生まれた、それぞれの作品が共鳴し創り出す世界をぜひお楽しみください。東氏のオブジェ今西氏の写真【会場・会期】リスン京都:2023年2月10日(金)~2月27日(月)11:00~19:00 [短縮営業中] ※21日(火)臨時休業京都府京都市下京区烏丸通四条下ル COCONリスン青山:2023年3月9日(木)~3月27日(月)10:00~19:00 ※水曜日定休東京都渋谷区神宮前5-47-13 2F■東 好美 Yoshimi Azuma 京都生まれ。京都教育大学美術学科卒業、後渡仏。MJM graphic designでディスプレイデザインを学ぶ。京都府陶工高等技術専門校成形科修了。手のひらに収まる小さな器から、私たちを包み込む空間という器まで。テーブルウェアからはじまる空間づくりの提案をコンセプトに活動を続けている。■今西 徹 Toru Imanishi 大阪生まれ。ビジュアルアーツ大阪写真学科(夜間部)卒業。日本、フランスにて作品制作・展覧会を行う。人/水/火山をモチーフとして、物質と生命との関連を写真の記録性によって視覚化して表現している。■Lisn(リスン) 香りある豊かなライフスタイルを提案するインセンスショップ。約150種のインセンスを中心に機能性とデザイン性に優れた香りのプロダクトを展開。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年02月10日滋賀県立陶芸の森陶芸館では、特別展「静中動:韓国のスピリットをたどる―開かれた陶のアート」展を9月17日より開催しています。当館レジデンス事業の30周年を記念として開催した本展は、やきものを中心に韓国の伝統から現代まで一堂に会します。また11月11日より、陶芸館ギャラリーで「Marty Gross編集 ‘韓国の陶工 作業工程1974’」の連携映像も特別放映しています。1. 展覧会名特別展「静中動:韓国のスピリットをたどる-開かれた陶のアート」2. 主催滋賀県立陶芸の森、京都新聞3. 監修東京藝術大学美術学部 教授 片山まび氏4. 後援駐日韓国大使館 韓国文化院、滋賀県教育委員会、甲賀市、NHK大津放送局5. 協力甲賀市国際交流協会、在日本大韓民国婦人会 滋賀県地方本部、京セラ株式会社6. 協賛山田牧場7. 助成ARTS for the future! 2 公益財団法人ノエビアグリーン財団 ロゴ8. 会期令和4(2022)年9月17日(土)~12月18日(日) (80日間)9. 利用情報開館時間:9時30分~17時(入館は16時30分まで)休館日 :毎週月曜日(9月19日/10月10日(月・祝)は開館し翌日振替休館)10. 入館料一般750円(600円)/高大生560円(450円)/中学生以下無料※( )内は20人以上の団体料金 ネット割引券利用で10%off■展覧会概要激変する歴史の中で他文化と交流しながら、独創的な世界観を生み出してきた韓国アート界には、静の中に潜められる動のエネルギー、「静中の動」の精神が垣間見える。とりわけ、人・文化の交流を通じた変容により、新たな美が生まれる一方、その動きの中で相対的に浮かび上がるアイデンティティや、変わらない伝統の精神性なども根底にうかがえる。その精神性の代表例の一つとして挙げられるのが、朝鮮白磁の「満月壺(MOON JAR)」です。満月壺は近年ジャンルを問わず、韓国のアーティストたちに通底する美・文化のキーワードとしてたびたび登場します。本展では、静中動の視点から伝統を踏まえて、様々な表現・理論へと展開された韓国アート、主に陶を素材にした作品を中心に紹介し、その根底にある精神性と魅力について、歴史的に多くの接点を持つ日本のやきものとの関わりを通じて浮き彫りにします。■展示構成・出品作家 約130点序章 「精神性の根源」:時を越えて見出されるもの青磁・粉青沙器・白磁・甕器の名品、藤本巧(写真)、Marty Gross(映像)第1章 「静」:静に潜められた動のエネルギー具本昌(写真)、申相浩、李秀鐘、李康孝、裴泳和、劉炳豪、尹柱哲、尹豪浚、金愛榮、李寶那第2章 「中:関係性」-物と空間、平面と立体、韓国と他国李禹煥(絵画)、李承煕第3章 「動」-動きの中で浮かび上がるアイデンティティ元慶煥、禹寛壕、林美岡、金鉉淑、呂宣九、玄尚哲第4章 「静中動をこえて:いま、ここ」-同時代の動きの中で裴世眞、趙光勲、李允姫、河明求、裴相順(絵画)※“裴”は正しくは、「裴」の上にけいさんかんむり※“允”は正しくは、「允」の横におうへん※“寛”は正しくは、旧字体■関連イベント1. 本展監修者の片山まび氏のスペシャル・トーク+アーティスト・トーク※参加費無料、要事前申込・日時:11月6日(月) 13時~15時30分・場所:滋賀県立陶芸の森 信楽産業展示館 ホール2. 出品作家・河明求氏の野焼きイベント「未来へのおくりもの―はにわメッセンジャー」参加者の完成作を作家の作品と併せて展示予定制作:8月6日(土)/焼成:8月21日(日)※協力:世界にひとつの宝物づくり実行委員会3. 韓国の食と器:キムチとオンギ(1)オリジナルのキムチ壺づくり・日時:10月9日(月)・講師:玄尚哲(出品作家/信楽在住の韓国人陶芸家)(2)キムチを漬けてみよう!・日時:11月26日(土)・場所:一般社団法人シガラキ・シェア・スタジオ・講師:李美姫(在日本大韓民国婦人会 滋賀県地方本部 会長)※特別協力:在日本大韓民国婦人会 滋賀県地方本部、甲賀市国際交流協会、しがらきマルシェ4. ギャラリートーク(学芸員による展示解説)※申込不要、要入場券・日時:9月25日(日)、10月23日(日)、11月20日(日)いずれも13時30分~5. 陶芸館ギャラリー「Marty Gross編集‘韓国の陶工 作業工程1974’」令和4(2022)年10月11日(金)~12月18日(日)本展に併せて陶芸館ギャラリーでは、韓国を代表する保存容器・甕器(オンギ)づくりの1974年の映像を、マーティ・グロス(Marty Gross)の編集による特別映像を放映しています。今では見ることのできないソウルにある2か所のオンギ工場で土の水簸から焼成まで細かい工程(約60分)を当時の状況を知っている韓国の陶芸家によるコメント入りでご確認できます。6. 地元企業協賛企画 山田牧場 POP UP SHOP!自慢の牛乳を使用した商品を陶芸館前にて販売。開催日:会期中の土曜日・日曜日・祝日(雨天中止)7. その他同時期開催の「朝鮮の工芸」をテーマにした展覧会・日本民藝館(東京):「柳宗悦と朝鮮の工芸 陶磁器の美に導かれて」9月1日~11月23日・韓国文化院ギャラリー MI(東京):「『朝鮮とその藝術』刊行100周年記念 柳宗悦の心と眼―日本民藝館所蔵 朝鮮関連資料をめぐって―」9月14日~10月1日■プレスリリース画像「白磁壺」朝鮮時代(18世紀) 日本民藝館所蔵「粉青刷毛目鉄絵草花文俵壺」朝鮮時代(15世紀後半―16世紀前半) 日本民藝館所蔵李康孝(LEE, Kang hyo)《粉青山水》2014年 個人蔵李承煕(LEE, Seung hee)《Tao_Kyoto(13)》2018年 個人蔵李承煕(LEE, Seung hee)《Tao_Kyoto(15)》2018年 MUSEUM 李朝所蔵金愛榮(KIM, Ye young)《Pivot Series_瀬戸際の風景3》2022年 個人蔵禹寛壕(WOO, Kwang ho)《一万個のプレゼント》2014年 滋賀県立陶芸の森陶芸館蔵 ※“寛”は正しくは、旧字体呂宣九(YUH, Sun Koo)《瞳の世界》2018年 滋賀県立陶芸の森陶芸館蔵河明求(HA, Myeong gu)《Happy Tiger》2021年 個人蔵裴世眞(BAE, Se jin)《Waiting for Godot 324426-325556》2022年 個人蔵 ※“裴”は正しくは、「裴」の上にけいさんかんむり裴相順(BAE, Sang sun)《The Chandelier5》2018年_Archival pigment print 個人蔵 ※“裴”は正しくは、「裴」の上にけいさんかんむり 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年11月21日株式会社シソン(所在地:渋谷区)は、代官山シソンギャラリー(以下 SISON GALLERy)にて、2022年12月3日より11日まで、アメリカ人陶芸家ダレン・ダモンテによる陶芸作品展を開催いたします。19歳でアメリカから日本に来て、陶芸の魅力に取り憑かれたダレン・ダモンテは、京都、信楽、伊賀、そして現在は美しい古い町並みで知られる近江八幡に居を構え、料理人としても自らの作品に料理をのせて提供するレストランも営み、日々、器としての完成形を目指しています。作品1作品2「10年ぶりに陶芸の個展をすることになった。10年間料理屋を主宰してきた経験の中で、器の生命について少し理解を深めた気がする。作家の手から生まれて、さまざまな出会い - 料理する人、食材、食べる人、洗ってくれる人、などなど - を経て器に命が吹き込まれる。今回はその器たちと心を通わせながら作陶に励んだつもり。忙しい東京の中に静かでリラックスできるような気がするSISON GALLERYyのスペースに合うように、シンプルで統一感ある作品群を展示したい。」ダレン・ダモンテ■作家プロフィールDarren Damonte ダレン・ダモンテ1960 アメリカ生まれ1979 留学生として来日1980 番浦 史郎氏に師事1982 信楽に築窯1995 伊賀上野に築窯2010 近江八幡にbistro だもん亭開店2019 Damontei Chocolate開業日本、アメリカ、韓国など各地で個展・グループ展多数ダレン・ダモンテの10年ぶりとなる今展では、日常で使いやすい器作品を中心に展示と販売を行います。制作風景【イベント概要】イベント名: ダレン・ダモンテ陶芸作品展開催日時 : 2022年12月3日~11日開催場所 : SISON GALLERyアクセス : 代官山駅より徒歩8分、渋谷駅より徒歩10分詳細ページ: *会場が混み合う場合はお待ちいただくことがございます。ご不便をおかけしますことご容赦下さい。*感染対策を万全にて開催いたします。ご来場の際は、マスク着用、手指の消毒をお願いいたします。*会期中後半より、SISON GALLERyのウェブサイトからの一部作品のご購入が可能になります。SISON GALLERyのウェブストアにてご覧くださいませ。ウェブサイト: Instagram : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年11月17日東京陶芸家 辻厚成は、作陶75年展『土とかたり、炎とかたり』を、2022年11月22日(火)~12月18日(日)の期間、ASJ TOKYO CELLにて開催いたします。タイトル画像疎開先の岩手県から東京に戻り作品を5才より創り始める。地球は丸い。人も丸い。そっと手を伸ばして触れたくなる様な、丸い作品を創り続けたい。■展覧会概要展覧会名 : 「土とかたり、炎とかたり」東京陶芸家 辻 厚成 作陶75年展展覧会期間 : 2022年11月22日(火)~12月18日(日)開館時間 : open 11:00閉館時間 : close 18:00休館日 : ・11月27日(日)終日休館・12月14日(水)終日休館・12月18日(日)最終日は16:00に閉館会場 : ASJ TOKYO CELL所在地 : 東京都千代田区丸の内3-4-2 新日石ビル 1階アーキテクツ・スタジオ・ジャパンお問合せ先 : 03-6206-3159出品者 :辻厚成 (つじこうせい) [ 東京陶芸家 ]特別出品 :- 親子四代出品 -母 :辻輝子 (つじてるこ) [ 女流陶芸家 ]息子 :辻厚志 (つじこうじ) [ 造形陶芸家 ]孫 :辻力太 (つじりきた) 10才孫 :辻元人 (つじげんと) 4才■イベント(ワークショップ)・11月26日(土) 粘土でペンダント制作:1部(限定10名) 11:00から2部(限定10名) 14:00から3部(限定10名) 16:00から各部所要時間およそ30分程<12月10日(土) 会場にてペンダント完成品お渡し 11:00-18:00>・12月3日(土) 公開制作:14:00-15:00辻厚成、辻厚志 27年ぶりの親子共演・12月12日(月)トークショー:17:00-18:00タイトル「建築と陶器」隈研吾(建築家) × 森孝一(美術評論家) × 辻厚成(東京陶芸家)■予約フォームイベント予約: 予約サイト用二次元コード 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年11月08日港区・六本木にある泉屋博古館東京では、2022年11月3日(木・祝)より『特別展生誕150年記念板谷波山の陶芸 ― 近代陶芸の巨匠、その麗しき作品と生涯』展が開催される。板谷波山(いたやはざん・1872―1963)は日本を代表する近代陶芸の巨匠。明治5年、茨城県下館町(現・筑西市)に生まれた波山は、明治22年に東京美術学校(現・東京藝術大学)彫刻科に入学し、岡倉天心や高村光雲に師事。卒業後は東京・田端で、陶芸家として数々の革新的な名作を数々生み出し、昭和28年には陶芸家初の文化勲章を受章した。波山といえば、理想の作品づくりのためには一切の妥協を許さず、端正で格調高い作品を数多く手掛けたことで知られるが、彼の転換点となったのは、石川県立工業学校窯業科教諭の職を辞し、現在の北区田端に移り住んだ時である。30代に入ったばかりの彼は、それまでの陶工の常識を破って個人で本格的な窯を持ち、素地作りや、釉薬や顔料の調合まで行った。こうして波山は、当時西欧で流行していたアール・ヌーヴォースタイルの研究を経て、試行錯誤の末に艶消しの葆光釉により薄絹を透かしたような淡い光を放つ「葆光彩」の技法を獲得。この波山独自の技法による代表作のひとつが、大正6年(1917年)、彼の芸術を愛した住友春翠によって購入された重要文化財《葆光彩磁珍果文花瓶》である。同展では、この作品を中心に、「陶聖」と称された板谷波山の選りすぐりの名作を展示。また試行錯誤の末に彼が破却した陶片や資料を通して、波山の様々な姿を紹介する。会期中は特別対談や講演会(要事前申込)、学芸員によるスライドトーク(予約不要、当日整理券配付)など各種イベントがあるので、参加希望の方は同館ポームページで確認を。《彩磁更紗花鳥文花瓶》1919(大正8)年頃 泉屋博古館東京蔵《彩磁菊花図額皿》1911(明治44)年 しもだて美術館蔵《葆光彩磁葵模様鉢》大正前期 個人蔵《彩磁草花文花瓶》大正後期 廣澤美術館蔵【開催概要】『特別展生誕150年記念板谷波山の陶芸 ― 近代陶芸の巨匠、その麗しき作品と生涯』会期:2022年11月3日(木・祝)〜12月18日(日)会場:泉屋博古館東京時間:11:00~18:00、金曜は19:00まで(入館は閉館の30分前まで)休館日:月曜料金:一般1,200円、大高800円公式サイト:
2022年10月31日株式会社シソン(所在地:東京都渋谷区)は、代官山シソンギャラリーにて、2022年11月10日より19日まで、陶芸家 杉田真紀の個展を開催いたします。器作品 1余計な装飾を施さないシンプルなフォルム。余白を感じさせながらも、柔らかくカラフルな色が目を惹く器。北海道で作陶する杉田真紀さんは、制作の基本である色化粧土を使って、北海道の大自然の風景からもらったインスピレーションを作品の色に込めています。また、イタリア語で「手」を意味するManoをアトリエ名にしたように、手に馴染む質感も大切にして作陶しています。今回の個展では、原点に戻るという意味も込めて、よりシンプルで余白を感じさせるうつわを中心に新作の展示と販売いたします。【イベント概要】イベント名: 杉田真紀 陶展開催日時 : 2022年11月10日~19日開催場所 : シソンギャラリーアクセス : 代官山駅より徒歩8分、渋谷駅より徒歩10分詳細ページ: *会場が混み合う場合はお待ちいただくことがございますことご容赦下さい。*感染対策を万全にて開催します。ご来場の際は、マスク着用、手指の消毒をお願いいたします。*会期中後半より、シソンギャラリーのウェブサイトからの一部作品のご購入が可能になります。ギャラリーのウェブストアにてご覧くださいませ。 【杉田真紀 プロフィール】北海道札幌市生まれ。OL時代より、かねてから興味のあった陶芸教室に通い始める。2009年、札幌市にてアトリエ&ギャラリー「Mano」をオープン。現在、個展や企画展を中心に活動、制作している。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年10月20日陶芸店の『Ponderosa Ceramics』を営んでいる、ルーベン(ponderosaceram)さん。アメリカのカリフォルニア在住で、食器や花瓶などを作りながら、3匹の猫と暮らしています。子猫の頃から、陶芸店で暮らしている猫のボンゾくんは、粘土を回転させる電動の『ろくろ』にも慣れた様子。構ってほしい時には、遠慮なくルーベンさんの手元までやってきます! この投稿をInstagramで見る Ponderosa Ceramics(@ponderosaceramics)がシェアした投稿 ルーベンさんの作品を覗き込み、ちょっかいを出すボンゾくん。そんなボンゾくんを愛でるルーベンさんは、粘土用のへらを猫じゃらしのようにして遊んであげるのでした。仕事道具も、猫様のためだったら何も惜しくはないのでしょう。ほほ笑ましい光景に、反響が上がっています。・めっちゃかわいいな!・邪魔されまくる環境で、食器が生み出されていることに驚く。・猫ちゃん、お手伝いをしているつもりかな?・ボンゾくんは将来、陶芸家の弟子として大作を生み出すかも!気まぐれな猫に、いつ絡まれるかも分からない環境で仕事ができるなんて、愛猫家にとっては至福に違いありません。もし、「僕よりも優先すること、ある?」という態度で邪魔されたら、誰もが手を止めてしまうことでしょう![文・構成/grape編集部]
2022年09月06日アンデコレイテッド(UNDECORATED)は、陶芸家の野口寛斎とコラボレーションしたTシャツを、2022年8月6日(土)より、東京・中目黒の「グラウンドフロアー ギャラリー(groundfloor Gallery)」にて開催される期間限定ストアなどで発売する。野口寛斎のドローイング作品を落とし込んだTシャツ「飾らない」シーンにフォーカスしたウェアを展開する日本のファッションブランド「アンデコレイテッド」。今回タッグを組んだ陶芸家・野口寛斎は、古代ギリシャや縄文土器にインスピレーションを受けた作品「JOMON」シリーズを代表作に掲げ、注目を集めているアーティストだ。近年、陶芸の枠を越え、ドローイング作品も発表している。コラボレーションでは、野口のドローイング作品を落とし込んだ、Tシャツ4種がラインナップ。いずれも「JOMON」シリーズを彷彿とさせるモダンなデザインが魅力となっている。ホワイト×ブラックカラーのシックな雰囲気で、様々なコーディネートで活躍しそうだ。また、Tシャツには同じ柄がプリントされたスペシャルパッケージも付属する。なお期間限定ストアでは、コラボレーションTシャツのほか、プリントの元となったオリジナルのドローイング作品や、人気の『Jomon Yakishime』シリーズの花器も販売。さらに、アンデコレイテッドの2023年春夏コレクションの受注会も同時に行われる予定となっている。【詳細】アンデコレイテッド×野口寛斎発売日:2022年8月6日(土)取扱店舗:グラウンドフロアー ギャラリー、アンデコレイテッド公式オンラインストア※グラウンドフロアー ギャラリーでの発売は、8月6日(土)と8月7日(日)のみ。価格:11,000円サイズ:0、1、2■期間限定ストア開催日時:2022年8月6日(土)、8月7日(日)場所:グラウンドフロアー ギャラリー住所:東京都目黒区中目黒1-8-1 2F【問い合わせ先】アンデコレイテッドTEL:03-3794-4037
2022年08月06日代官山シソンギャラリー(渋谷区猿楽町 株式会社シソン)では、6月25日より7月4日まで、陶芸家 佐藤 尚理の2回目となる個展を開催いたします。Reliefs自然ゆたかな沖縄で作陶する佐藤 尚理は、カラフルでモダンなモチーフの絵付けや、手に馴染むあたたかな質感で日常使いも可能な器作品が人気の陶芸家です。今回の個展では、新の試みとして、作家のライフワークとなっている植物を植え込んだ陶芸作品、描き溜めている絵画作品、照明など数点も含めた新作の展示販売をいたします。2年ぶりとなる今回は、テーマ「RESFEBER」という言葉が意味する旅立ちの前の胸の高鳴りが聞こえてくる、そんなワクワクする展示をご期待ください。【個展概要】日程 : 2022年6月25日(土)~7月4日(月)時間 : 12:00~19:00(*28、29日休廊)場所 : SISON GALLERy シソンギャラリー所在地: 東京都渋谷区猿楽町3-18Web : *初日と2日目はご予約制となります。ギャラリーのウェブサイトからご予約のご案内をご覧ください。*会期中は在廊人数に制限を設けさせていただきます。ご不便をおかけしますことご容赦ください。*感染対策を万全にて開催いたします。ご来場の際は、マスク着用、手指の消毒をお願いいたします。*会期中後半より、シソンギャラリーのウェブサイトからの一部作品のご購入が可能になります。ギャラリーのウェブストアにてご覧くださいませ。 【佐藤 尚理 プロフィール】1974年生まれ。1996年沖縄へ移住。2000年頃から彫刻家として活動を始める。2008年夏、ドイツのミュンヘン美術大学に研究生として留学。スペイン巡礼の徒歩旅行などドイツを拠点にヨーロッパを巡る。2009年冬、帰国し陶芸家としての活動を開始。2010年春より、沖縄南城市に3ヶ月程かけアトリエを建て、以降そこを拠点に作陶。2012年2月、自身のギャラリー「器 bonoho」をアトリエの敷地にオープン。2013年~現在、個展やグループ展、イベントなど様々な場で精力的に活動の幅を広げている。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年06月09日ミューラル(MURRAL)と京都の陶芸スタジオ「トキノハ(TOKINOHA)」のコラボレーションによる花器が、2022年6月11日(土)・12日(日)、渋谷で開催されるフィッテングサロンにて発売される。レース柄を表現した花器ミューラルが、デザイナーの村松と関口がものづくりの姿勢に共鳴した職人とともに新たなものづくりを展開するブロジェクト「ギフトコレクション(Gift Collection)」をスタート。その第1弾として、日常に溶けこむ温かみのある陶芸を手がける「トキノハ」とコラボレートする。ミューラルは2022年春夏コレクションにおいて、ロバート・メイプルソープの写真『Flower’s』を着想源に、一輪差しの花がもつ優雅な佇まいを描きだしている。トキノハとのコラボレーションでは、同スタジオが展開する一輪挿しの花器「ツク(TUKU)」をベースに、ミューラルを象徴するレース柄を表現。シンプルで温かみのある花器に、ミューラルの繊細な世界観を反映させた。「ツク」のコンセプトは、「部屋をいろどる、壁にくっツク花器」。細長い筒状のデザインであり、壁にピンをさして、簡単に花器を飾ることが可能だ。本コラボレーションでは、さまざまな種類の花や部屋の雰囲気にマッチするよう、デイホワイト、ナイトブラックの落ち着いた2色で展開する。なお、花器にはフラワーショップ「エデンワークス(edenworks)」がミューラルの展示会で装花したドライフラワーを活用し、1つづつ丁寧に同梱。デイホワイトにはレッド・ピンク系のドライフラワーかバラが、ナイトブラックにはグリーンのドライフラワーを組み合わせた。ミューラル×トキノハ、コラボ花器ができるまでミューラルとトキノハのコラボレーション花器ができるまでの製作過程を、写真とともに紹介。花器にのせた柄は、2022年春夏で用いられた、デザイナーによる手描きの刺繍の模様をアレンジして使用。ミューラルならではの刺繍の表情さはそのままに、花器にも映えるよう大胆さと繊細さを両立させて描きだした。一方、ベースとなる花器「ツク」は、タタラ成形によって作られる。タタラ成形とは、板状にした粘土「タタラ」を木製の筒に巻き付け、底を付けて成形する技法だ。タタラ成形の器は、巻き付けた部分がほかの部分と比べて分厚くなり、乾燥のスピードに差が出るために形が曲がりやすいが、乾燥方法を工夫することで曲がることを軽減している。通常の「ツク」では、乾燥、素焼きののちに釉薬を掛け、1,230度で焼成して完成となる。しかし、今回のミューラルとのコラボレーションでは、焼成後に刺繍レースの柄をプリントしたシートを手作業で貼り付け、800度で再び焼成することで模様を焼き付けている。こうした工程を経て、コラボレーションの花器が出来上がるのだ。詳細ミューラル×トキノハ「TUKU single flower vase」発売日:2022年6月3日(金)19:00取扱店舗:ミューラル オンラインストア※2022年6月11日(土)・12日(日)、渋谷で開催されるフィッテングサロンでも販売価格:8,800円カラー:デイホワイト、ナイトブラック※フラワーショップ「エデンワークス(edenworks)」のドライフラワーを同梱■フィッテングサロン期間:2022年6月11日(土)・12日(日)場所:OZstudio 渋谷東住所:東京都渋谷区東1-25-5 フィルパーク渋谷東 3F
2022年05月29日陶芸、油絵、襖絵の制作など多岐にわたる創作活動を展開している、細川護熙。今回、ウクライナにおける悲惨な現状について、ひとりのアーティストとして「何かできることは無いか」と考え個展を企画。6月4日(土)から銀座・ポーラ ミュージアム アネックスにて『細川護熙展「明日への祈り」』が開催される。同展では、ウクライナを想い、明日への祈りをささげた新作《百鬼蛮行―わたしのゲルニカー》のほか、漆絵や書など過去に制作された作品を展示・販売。また、平和と安寧を願い、2019年に奈良・薬師寺慈恩殿に奉納された障壁画大下図と2022年5月13日に京都 龍安寺に奉納した雲龍図襖絵の下図も併せて展示される。展覧会での収益はUNHCR(国連難民高等弁務官事務所)に寄付を予定している。作家ステートメントウクライナの悲惨な状況が毎日伝えられていますが、 今日の事態は決して、 日本から1万キロも離れた国のひとごとでは済まされません。 まさに我々は自分のこととして対応しなければならない大変な問題です。今、 この戦火の中で苦しんでいる人たちのことを思うと、 とてもじっとしてはいられません。私はこれまで書、 陶、 絵、 漆などの創作活動をしてきましたが、 いま私にできることは、 せめてアーティストとして絵筆を執り、 平和への願いを込めて作品を描くことだと改めて強く思いました。 ウクライナの状況に心を揺さぶられ描いた油絵「百鬼蛮行―わたしのゲルニカー」などを展示させていただくと共に、 今まで描いた絵画や書などの作品を展示、 販売し、 あるいは、 募金箱にご寄付いただき、 その益金を、 国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)を通じて支援したいと考えています。ひとりでも多くの方にご賛同いただけることを心から願っています。細川 護熙《神よ憐み給え ―私のミゼレーレ―》2022年撮影:齋藤芳弘【開催概要】『細川護熙展「明日への祈り」』会期:2022年6月4日(土)~2022年6月12日(日)会場:ポーラ ミュージアム アネックス時間:11:00 - 19:00 (入場は18:30まで)※会期中無休ギャラリー公式サイト:
2022年05月16日この春始めたい、習い事ことはじめ。ここでは“陶芸”に注目します。「作る」を習う。モノづくりや料理など、何かを作るということは、そこに自分の感性やセンスが反映され、表現力も磨かれる。好きなもの、おいしいものに囲まれ、生活もグッと豊かに!習い事:陶芸習っている人:モデル・長澤メイさん油絵、写真など、クリエイティブな趣味を持つモデルの長澤メイさんが、今ハマっているのが陶芸。「昔からモノづくりが得意で、図工の成績は5以外とったことがありません(笑)。さまざまなモノづくりに興味があり、陶芸は約4年前に始めました。都内のさまざまな工房の陶芸体験に行きまくり、しっかり基礎を学べて、自分の感性やスキルを高めてくれるなぁと思える先生に出会えたのが2年前。今は2つの工房を掛け持ちして、月に2~3回のぺースで通っています。工房によって扱っている土や釉薬も異なるし、窯の大きさも違うので、複数の工房で腕を磨きながら、自分の表現の幅を広げています。4月からは金沢にある工房にも通う予定です。年末にその工房にひとりで訪れて、4日間ずっとろくろを回していました。まさに修業(笑)。陶芸はその土地の風土がすごく反映されるものだし、金沢は空気も水もキレイで、今までとまた違う表現ができて面白いんです。環境も良く、作品づくりに集中できるから、今後は毎月通いたいと思っています」モノづくりも自己表現も得意な長澤さんがそこまでハマる陶芸の魅力はどんなところなのだろうか。「陶芸は、焼き上がるまでどんな作品になるか全くわからない。その待っている間のドキドキワクワク感がたまらないんです。それに作りながら好きなように形も変えられるし、釉薬ひとつで表面の色を多種多用に変えられて、垂らし具合で面白い変化をつけることもできる。まさに自由自在。そこに自分の今の思いが乗っかって、偶然の表情を持つ作品を生み出せた時が一番うれしい。だから毎回何を作るかは決めずに、その時の気分で作るようにしています。土に触っていると、自分が表現したいものがひゅーと上から降りてきて、手が勝手に動くんです(笑)。それに土に触れることで、体内のエネルギーバランスが整う『アーシング』効果も。陶芸をしている時間はメディテーションにもなっていて、すごく心が落ち着きます」長澤さんの作品は、シックなものもあるが、心がウキウキしてくるようなカラフルでキラキラしている、ポップで軽快な作品が多い。「展覧会に行くと、ネガティブなテーマを表現したアート作品が昔から多くてビックリ。私だったら絶対にポジティブなものしか作らない。だって自分が生み出すものは絶対に自分が好きなものだし、それに囲まれるだけでそこがハッピースポットになって、すごく幸せを感じられるじゃないですか…。作品にはその人のエネルギーが宿るので、作品を通して私のポジティブパワーをみんなに届けて、世界中をハッピーにしたい!それが私の野望です。まずは近々の目標として、今秋に国内で個展を開くために、今まで以上に作品づくりを頑張らなきゃと思っていて、大きな作品にも挑戦中。そしていつか海外で展覧会を開きたい。本気と書いて、マジです(笑)」偶然から生まれたユニークな鉢植え今にも歩きだしそうな鉢植えは、釉薬が垂れて自然とこんな形に。「偶然が作り出した奇跡の作品。キラキラの釉薬とクリスタルの天然石を用いているので、光が当たるととてもキレイ!」愛犬そっくり!陶器のお香立て長澤さんの愛犬“uni”をモチーフにした作品も。「お香をたくと、uniの口から煙がもくもく出てきます。uniの姿形は頭にしっかり入っているから、写真も何も見ずに成形しました」ながさわ・めいモデル。1990年12月8日生まれ、愛知県出身。名古屋PARCO開業30周年広告「LOVE PARCO」をはじめ、TVCMやMVなどに多数出演。写真展「Sammy」を開催したり、吸水ショーツをプロデュースするなど、マルチに活動中。※『anan』2022年4月20日号より。写真・小笠原真紀取材、文・鈴木恵美(by anan編集部)
2022年04月17日滋賀県立陶芸の森陶芸館にて、2022年3月5日(土)~6月9日(木)の間、「ジャパン・スタイルー信楽・クラフトデザインのあゆみ」展を開催いたします。大谷哲也「ボウル」■展覧会概要世界的なコロナ禍を転機に、暮らし方への関心が高まりつつあります。日常に癒しやくつろぎを求めようとする意識の変化にともない、生活空間のなかで、いま手仕事の温かさと土の魅力を活かした普段づかいの〈うつわ〉のデザインが注目を集めています。〈デザイン〉という言葉が広く知られる契機は、1957年にはじまるグッドデザイン商品選定制度にありました。同時に国際競争力の強化を目指したデザイン振興施策が相次いで打ち出され、日本独特の美意識を活かした〈ジャパン・スタイル〉が探求されています。こうした動向のなか、クラフトデザイン運動の指導者として国内の陶産地で活躍したのが日根野作三(1907-1984)でした。現在の信楽窯業技術試験場を拠点に展開した日根野のデザイン指導を通して、産地の次なる時代のモノづくりに活路を見出してゆきます。日根野や熊倉順吉(1920-1985)の指導により、産地が一体となり火鉢低迷の苦境を乗り越えたあの頃。本展では、朝の連続ドラマでも記憶に新しい活気に満ちた当時を振り返りつつ、いま信楽で話題の作家たちを紹介。新時代を予感させる〈うつわ〉を提案します。■基本情報会期 :2022(令和4)年3月5日(土)~6月9日(木)会場 :滋賀県立陶芸の森陶芸館開館時間:9:30~17:00(入館は16:30まで)休館日 :月曜日(祝日の3/21、5/2は開館し、翌日に振替休館)観覧料 :一般600円(480円)、高大生450円(360円)、中学生以下無料※( )内は20人以上の団体料金/ネット割引券利用で10%off主催 :滋賀県立陶芸の森 滋賀県工業技術総合センター信楽窯業技術試験場後援 :滋賀県教育委員会 甲賀市 NHK大津放送局協力 :公益財団法人日本陶磁器意匠センター■内容紹介◆Section1 戦後クラフトデザインのあけぼの〈1945-1960〉終戦後の混乱期、物資不足と物価高騰で人々の生活が困窮を極める一方、陶産地では需要の激増で粗製乱造が常態化。そうした局面を打開すべく結成された〈農村工業振興会〉と後に事業を継承した〈日本陶磁振興会〉では、陶磁器産業の再生を目指した。方向性の違いにより同会は僅か数年で解散するが、ここでの日根野作三や柳宗理らの量産品の品質向上に向けた活動は、後に展開してゆくクラフトデザイン運動の先駆けとなる。日本陶磁振興会(デザイン・描画=日根野作三)「色絵皿」◆Section2 陶磁デザイナー・日根野作三との出会い1958年に信楽窯業試験場長に就任した平野敏三は、手工芸品の海外進出を目指した日本手工芸品対米輸出推進計画(略称=マル手)を見据え、産地の伝統を活かしたデザイン開発に着手する。商工省陶磁器試験所出身の日根野作三と気鋭の作家として頭角を現していた熊倉順吉を嘱託に招聘。日根野は熊倉とともに、手仕事ならではのデザインが人間味豊かな暮らしに必要であることを説き、産地の特性を活かした指導で新局面を切り拓いてゆく。滋賀県立信楽窯業試験場(デザイン=日根野作三)「灯籠」◆Section3 産地の挑戦-試験場とクラフトデザイン運動グッドデザイン商品選定の開始を契機に、デザインは最新の動向として産地に受容されてゆく。北欧デザインに精通した藤森健次をはじめ、評論家やバイヤーまた料理研究家など多彩な人々が信楽に集い、幅広い交流のなかでクラフトデザインが探求された。産地では、新しい生活様式に対応すべく、火鉢に代わる大物製品の開発に注力している。熊倉が取り組み、東京(丸善)で発表されたガーデン・ファニチャーはその集大成といえよう。滋賀県立信楽窯業試験場(デザイン=熊倉順吉)「ガーデン・オブジェ」◆Section4 出会いと交流のなかで-育まれた新たな息吹日根野と出会い彼のデザイン論に触発され、信楽では若い作家を中心に、輸出陶磁器デザインコンクールなど対外的な活動が活発化、産地に新たな息吹が育まれてゆく。彼らは〈青陶会〉や〈七陶会〉を結成、展覧会や講評会を開き、行政の支援で市場調査にも取り組むなど、実践的な活動を通して、産地のデザインの在り方を模索しはじめる。彼らは後に伝統工芸や美術工芸、クラフトそして陶の造形など、それぞれの道を歩みはじめてゆく。鈴木茂至「一輪生」◆Section5 ニューノーマル時代の〈やきもの〉と暮らし新型コロナウイルスの感染拡大により、私たちの社会は大きく変わりつつある。家庭での時間をいかに豊かに過ごしてゆくのか。それは生活文化の根幹を担うクラフトデザインの課題ともいえよう。世界中の人々がかつてない生活を強いられているいま、いかに信楽の若いクラフト作家は現代の〈ジャパン・スタイル〉を表現しているのか。改めて日根野が熊倉とともにクラフトデザインを通して目指した、人間味豊かな暮らしの意味が問われている。大谷哲也「ボウル」■関連イベント(1)ギャラリートーク ※参加費無料 申込不要・入場券要〔講師〕 担当学芸員〔日時〕 3月20日(日)・4月24日(日)・5月22日(日)各日とも13:30~(1時間程)〔会場〕 滋賀県立陶芸の森 陶芸館展示室(2)地元企業協賛企画 信楽高原 山田牧場 POP UP SHOP オープン!信楽で「牛に願いを ミルクに夢を」をモットーに、乳製品の生産を手掛ける山田牧場が、本展会期中の週末に自慢の生乳を使用した商品を陶芸館前で販売します。〔開催日〕 会期中の土曜日・日曜日・祝日〔取扱商品〕 牛乳・ヨーグルト・チーズケーキ・チーズ・カレーなど山田牧場SHOP 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年02月25日現代陶芸の近現代作家137名の陶芸作品が一堂に展示される『未来へつなぐ陶芸 ―伝統工芸のチカラ展』が、パナソニック汐留美術館で3月21日(月・祝)まで開催されている。現代陶芸の今、そして未来も展望できる展覧会だ。1955年に発足した日本工芸会は、伝統工芸の向上発展のために設立された団体。重要無形文化財保持者(いわゆる人間国宝)を中心に伝統工芸作家や技術者らで組織されている。同展は、この日本工芸会の陶芸部門である日本工芸会陶芸部会が設立50周年を迎えた記念として行われるもの。日本の伝統工芸の技と美、そして未来への可能性について、人間国宝をはじめ、近現代作家137名の陶芸作品をもって紹介していく。左:加藤卓男《三彩鉢 蒼容》 1984年東京国立博物館蔵 中:松井康成《練上嘯裂文大壺》1979年 茨城県陶芸美術館蔵右:清水卯一《青瓷鉢》1973年 東京国立近代美術館蔵展覧会は3章構成。第1章「伝統工芸(陶芸)の確立」では、日本工芸会の初期に活躍した作家たちの作品やその活動を紹介する。加藤卓男は三彩、松井康成は練上、そして清水卯一は青磁という伝統の技法に、それぞれの創意工夫を加え新しい陶芸を作り出していく。伝統をただ引き継ぐだけでなく、新しい美を作り出そうとする姿勢は現在のつくり手たちまで引き継がれている。板谷波山 《葆光彩磁和合文様花瓶》1914〜19年MOA美術館頃濱田庄司《柿釉赤絵角皿》1970年 東京国立近代美術館蔵また、日本工芸会とともに、板谷波山をはじめとする日展陶芸部門の所属作家や、日本工芸会が設立された1955年に人間国宝に認定された濱田庄司などの作家も紹介。日本の陶芸がどのように牽引されてきたかをたどり、日本工芸会の存在を多角的に見つめていく。第2章「伝統工芸(陶芸)のわざと美」では、伝統陶芸の多彩な技を受け継ぎ、そしてさらに発展させていった作家33名の代表作を紹介する。展示風景より鉄釉を使用し黒と褐色のコントラストを追求する原清、染付の器に銀彩を施した寺本守など、それぞれが体得した技術をもって新しい美を追求し続けていることが作品から感じ取れる。原清《鉄釉馬文大壺》2005年茨城県陶芸美術館寺本守《呉須銀彩鉢》2019年そして、最終章となる第3章「未来へつなぐ伝統工芸(陶芸)」は、伝統的な技術や技法を駆使し、さらに自らの世界を作り上げている作家の作品を通して、陶芸の「現在」について考えていく。展示風景より展示風景より新里明士《光器》2021年磁器の素地に透かし彫りを施し、半透明の釉薬をかけ、透かし彫りの部分に光が通るように作る「蛍手」を使った作品を制作する新里明士の器は、展示ケースのなかでもほのかに光を通し、その技の巧みさで人々を引きつける。どの作品も大ぶりながらも、細部まで綿密に作られているものばかり。陶芸の今後の発展もさらに楽しみになってくる展覧会だ。その技巧と美しさを体感してみよう。取材・文:浦島茂世『未来へつなぐ陶芸 ―伝統工芸のチカラ展』2022年1月15日(土)~3月21日(月・祝)、パナソニック汐留美術館で開催※日時指定予約制
2022年01月24日この度、弥栄画廊 銀座店では2022年1月20日(木)から2月19日(土)まで、京都にアトリエを構え、94歳となる現在も意欲的に制作発表を続けている現代陶芸彫刻家・林 康夫氏(1928-)の個展を開催いたします。浪江町の景 No.6(H23.2×W22.0×D22.5cm)作品‘69-E(H48.5×W38.2×D48.3cm)林氏は1928(昭和3)年、京都の陶芸家 林 沐雨の次男として生まれました。京都市美術工芸学校(現:京都市立銅駝美術工芸高校)では日本画を学びましたが、戦争により中断。自ら特攻隊に志願し、1945(昭和20)年8月に出撃する予定になっていましたが、出撃命令は下されることなく、終戦を迎えます。戦後は父のもとで稼業を継ぐ形で陶芸を始め、1947年、前衛的な陶芸制作を目指して京都で結成された「四耕会(しこうかい)」に創設メンバーとして参加します。八木 一夫や吉原 治良など、同時代のあらゆるジャンルの作家たちとの交流を通じて、新しい陶芸への思考を深めていきました。当時誰も手がけていなかった、用に縛られない陶のオブジェを発表し、1948年には非実用的な陶芸の可能性を示唆した《雲》を発表。さらに1950年、フランス・パリで開催された「現代日本陶芸展」に若干22歳の若さで選抜され、出品した《人体》が、オブジェとしての高い評価を受けました。この頃の作品にはキュビスムの影響や、古墳時代の日本に見られる、直線と弧線が結合した独自の模様「直弧文(ちょっこもん)」が見られ、それまでの陶芸には見られなかった独自の造形へと向かっていきます。その後1960年代から1970年代にかけて、より純粋な抽象形体へと制作をすすめていきますが、作品には少しずつ釉薬や白化粧などが施され、ある種の絵画性を帯びていきます。そして1980年代初め頃から、見る者の錯視(さくし)を誘う魅惑的な立体へと展開し、二次元(平面)と三次元(立体)が複雑に交錯する、極めて独創的な作品が制作されました。それは飛行兵として体験した夜間飛行の錯視経験に基づくものでした。本展では、東京では初公開となる東日本大震災の被災地、福島・浪江町で見た廃屋に衝撃を受けて制作を始めた東北シリーズ「浪江町の景」を中心に、60年代の代表作も併せて展覧いたします。ゆがんだ白壁や屋根、ひっかいたような傷痕が表す震災のすさまじさと、素朴な手びねりの質感が絶妙に調和する林氏の世界観と、94歳を迎えてもなお止まることのない創作力を是非ご高覧ください。■林 康夫1928年京都生まれ。1940年 京都市美術工芸学校絵画科入学。1943年 第二次大戦により海軍航空隊に入隊。1945年 敗戦。1946年 父の陶業再開とともに稼業を手伝う。1947年 四耕会結成に参加。1950年 現代日本陶芸展 パリ、チェルヌスキー美術館(フランス)1972年 第30回フアエンツア国際陶芸展 グランプリ受賞(イタリア)1973年 カルガリー国際陶芸展 グランプリ受賞(カナダ)1974年 第4回バロリス国際陶芸展 グランプリ、ド・ヌール受賞(フランス)1987年 第1回オビドス・ビエンナーレ グランプリ受賞(ポルトガル)1994年 京展依嘱出品 京展賞受賞1998年 「林 康夫作品集」を河出書房新社より刊行「数学とセラミック展」(ドイツ、ベルリン他)、京都市文化功労者1999年 京都市美術文化賞受賞2000年 オペラ“牡丹亭”の舞台美術(フランス、ニース・カンヌ)2022年 京都府文化賞特別功労賞受賞「前衛陶芸の時代 林 康夫という生き方」(坂上 しのぶ著)出版■林 康夫展 概要Yasuo Hayashi exhibition会場 : 弥栄画廊 銀座店所在地 : 東京都中央区銀座7-10-8 第五太陽ビル1階会期 : 2022年1月20日(木) - 2月19日(土)営業時間: 11:00-18:00 日・月・祝休TEL : 03-6263-9707 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年01月14日ユナイテッドアローズ(UNITED ARROWS)と、陶芸家 鈴木麻起子が手掛ける「ラ メゾン デ ヴォン(La Maison de Vent)」のコラボレーションによる器が、2021年12月18日(土)よりユナイテッドアローズ 原宿本店などで発売される。ターコイズカラーの片口&酒器2018年より「新しいスタンダードとなる器を見つけてほしい」という想いのもと、“ニュースタンダード”をテーマに別注コレクション展開する両者。今回、新たに2つの器を用意する。「KATAKUCHI」は、ユニークなフォルムが魅力の片口。酒器としてはもちろん、小鉢としても使用できる。また、手に馴染むよう成形された「SAKAZUKI」は、日本酒をより楽しめるよう滑らかな口当たりに仕上げられている。カラーは、ナチュラルなホワイトに加え、「ラ メゾン デ ヴォン」の代名詞とも言えるターキッシュの2色となる。ミシュラン星獲得「sio」& 日本酒「仙禽」のコラボメニューもまた、今回は器のほか、鈴木麻起子と親交のあるミシュランレストラン「sio」の鳥羽周作シェフ、日本酒「仙禽」の薄井一樹のそれぞれと共作したケーキとドリンクも登場。「sio」とは、ターキッシュの器に映えるケークサレを製作。日本酒とのペアリングを楽しめるよう仕上げたケーキは、酒粕や味噌・チーズ・数種類の発酵食品の旨味と香りに、ハムの塩気とレーズンの甘味をアクセントに加えている。「仙禽」は、鈴木麻起子が手掛けた酒器で飲むことをイメージしたお酒を展開。麹米のみで仕込み、3年以上に渡ってバーボンオーク樽にて寝かせた熟成酒を用意する。【詳細】ユナイテッドアローズ×ラ メゾン デ ヴォン×sio×仙禽発売日:2021年12月18日(土)販売店舗:・ユナイテッドアローズ 原宿本店・UA BAR(東京都渋谷区神宮前3-28-1 ユナイテッドアローズ 原宿本店 1F)価格:・KATAKUCHI 6,160円・SAKAZUKI 2,640円・ケークサレ 4,320円 ※UA BAR限定・ターキッシュ 5,500円 ※UA BAR限定※ケークサレ、ターキッシュの販売方法は公式HPを参照。
2021年12月09日アキラナカ(AKIRANAKA)の2022年春夏コレクションが発表された。陶芸家・河井寛次郎の自由な精神を引用2007年にPOESIEとしてブランドをスタートさせたアキラナカ。<ブランド中期>とも位置付けられる昨今のコレクションを振り返る中で、デザイナーのナカアキラは“型にはまらず、前進し続けたい”と改めて考え、大正から昭和に活躍した京都出身の陶芸家・河井寛次郎に思いを馳せた。河井は、陶磁器試験場で実験を行っていた経緯から“釉薬”の知識が深く、ユニークな色彩表現で有名な陶芸家。しかしその高い技術力に甘んじることなく、様々な試みの中に“新しい美”を見出し、独創的な作品を発表し続けた。今季はそんな河井の“自由な姿勢”を引用しながら、型にはまらない遊び心溢れるコレクションを提案する。思うままに小筆で描いたジャケットまず目を引くのは、釉薬や焼き方によって仕上がりが大きく変わる陶芸の“偶発的な美”から着想を得て作ったテーラードジャケット。最初にデザインを決めず、思うままに小筆で色をのせたというジャケットは、“誰も見出せていない<美意識>がまだあるのではないだろうか”というナカ自身のチャレンジングな想いが感じられる1着だ。日本の植物を落とし込んだワンピース陶磁器を思わせるボタニカル柄は、ワンピースやトップスに落とし込んだ。毛筆で描いた日本の植物をあえて“パターン化”させて全体にプリントすることで、和に寄りすぎないモダンなムードを纏わせた。“おみくじ”や“餅花”のようなデザインシンプルなワンカラーのトップスやドレスに施された、プレイフルなディテールにも注目したい。ニットトップスの背面にあしらった紐は、河井寛次郎の自宅兼工房の庭にあったという“餅花”のような見た目に。ノースリーブドレスの背面には、丁寧に畳んで結ばれた“おみくじ”のようなデザインを取り入れた。和紙を混ぜたコットンやカラフルなガラスビーズファブリックは、和紙を混ぜたコットンやハンドカットのジャカード、粘土のような風合いの生地など、どこかクラフト感のあるものが主流。ブラックのニットベストは、カラフルなガラスビーズを1つずつ丁寧に飾り付けることで温かみのある表情に仕上げている。
2021年11月10日門脇麦主演の「うきわ ―友達以上、不倫未満―」が8月9日からスタート。西田尚美演じる聖が不倫相手・悠の陶芸教室に通う日が、悠を演じる「SixTONES」田中樹の誕生日の6月15日であることに話題が集中。“陶芸教室”がトレンド入りも果たしている。「最終巻は涙なくしては読めない!」と言われ、2015年に完結した作品ながら今も読み継がれる野村宗弘によるコミック「うきわ」を原作に、社宅のベランダを舞台にしたお隣同士の危うい関係が描いていく本作。これまで平々凡々に生きてきた、自称“可もなく不可もない”専業主婦の中山麻衣子に門脇麦。麻衣子が夫・拓也とともに引っ越してきた社宅の隣の部屋に住み、麻衣子の夫・拓也の上司でもある二葉一に森山直太朗。麻衣子の夫“たっくん”こと中山拓也に大東駿介。二葉の妻で自身も仕事してる二葉聖に西田さん。拓也が転勤してきた本社で再会する学生時代の友人、福田歩に蓮佛美沙子。聖が通う陶芸教室の先生・田宮悠に「SixTONES」田中さん。麻衣子のパート先のクリーニング屋のアルバイト・佐々木誠に高橋文哉。二葉と拓也の部下、愛宕梨沙に小西桜子といったキャストが出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。夫・拓也が広島から転勤することになり、麻衣子も仕事を辞め上京。社宅の隣室に住む夫の上司・二葉一と妻の聖に温かく迎えられる。東京での新生活に胸弾ませる麻衣子だが、拓也は転勤初日に福田と再会。2人の様子に愛宕は何かを感じ、二葉にそのことを話す。毎晩帰りが遅い拓也に麻衣子は寂しさを募らせていくなか、聖からパートでもしてみたらどうかと提案され、クリーニング屋で働くことに。一方、拓也は福田とどんどん親しくなっていく。そんななか二葉は自宅のカレンダーの結婚記念日の前日である6月15日に、陶芸教室と書かれているのを見つける。気になって聖が通う陶芸教室を遠くから見ていると、聖は陶芸教室の先生、悠に肩を抱かれて教室の中に入っていく。麻衣子も拓也が忘れたスマホに届いた福田からのメッセージをみてしまう…というのが1話の展開。放送がはじまりしばらく経つとTwitterには“陶芸教室”というワードがトレンド入り。「陶芸教室そわそわ」「陶芸教室という文字だけで叫んだ」「陶芸教室が速攻トレンド入りしてるの見つけて噴いたw」などの声が上がるなか、聖が陶芸教室に通う日が6月15日であることにも視聴者からの反応が殺到。「田中樹の誕生日に陶芸教室入れるの…意図的ですか??」「陶芸教室6月15日は聞いてない」「陶芸教室6月15日は激アツ」「陶芸教室が6月15日はたまたまですか、あえてですか」などの投稿が次々とタイムラインに上がっていく。そして田中さん演じる悠が登場。聖を見ると笑顔で肩を抱き、自らの教室に招き入れる悠の様子にも「1話から刺激が強い」「田宮先生しょっぱなからピュアじゃなくて笑った」「なんか今のワンシーンでいろいろ分かるこの感じ!!ヤッバ…!!」などの声が続出している。(笠緒)
2021年08月10日スウェーデンの陶芸家「マリアンヌ・ハルバーグ」から新作「はこぶかびん」が登場。直営店TONKACHI. 6ほかにて販売される。マリアンヌ・ハルバーグと瀬戸焼のコラボに新作「はこぶかびん」マリアンヌ・ハルバーグは、手描きの線のにじみやゆれ、極薄の成型やゆがみなど、手づくりならではのデザインを得意とするスウェーデンの陶芸家。それがゆえ、これまで量産は難しいといわれてきたが、愛知県瀬戸市の伝統的な陶磁器である“瀬戸焼”とのコラボレーションで量産化を実現させた。そんなマリアンヌ・ハルバーグと瀬戸焼のコラボレーションから登場する最新作は「はこぶかびん」だ。「旅」と「贈り物」のイメージから生まれた、バッグ型の花瓶は、使い道を“花瓶”に限定しておらず、一輪挿しとしてはもちろん、雑貨を入れるアイテムとしても活躍してくれ、持つ人次第で“はこぶもの”が変わるユーモアたっぷりの一品だ。なお、トンカチストア直営店では、お得なセットも用意。セット内容には、キッチンクロス、ピンズ、ソックス、ハンカチが含まれる。【詳細】「はこぶかびん」7,700円発売日:2021年7月30日(金)取り扱い:直営店TONKACHI. 6およびトンカチ公式オンラインストア■トンカチストアとトンカチ直営店限定「はこぶかびんのおとくなセット」価格:11,000円セット内容:マリアンヌのキッチンクロス(さざ波とおお波)、ピンズ(いずれか1つ)、マリアンヌのソックス(波)、ハンカチ(いずれか1つ)、【TK】はこぶかびん(seto)
2021年08月05日コーティー(KoH T)の2021年秋冬コレクションが発表された。本阿弥光悦の陶芸に着想“COSMIC DUAL FORCES - MINUS -”をテーマに、東洋の陰陽思想に着目した今季のコーティー。とりわけ、江戸時代初期の芸術家・本阿弥光悦の陶芸に着想を得て、深みのある黒のファブリックを使用したそのコレクションは、さながら“陰”の肌理を示すようである。黒の“肌理”見た目に陶芸の肌理を思わせるのが、黒い和紙を使用したファブリックからなるウェアだろう。卵のように緩やかなシルエットを描くロングコート、エポーレットなどでミリタリーなディテールを加えたアノラック、シングルブレストやダブルブレストのスーツなど、深みのあるブラックカラーが、グレーに、ベージュにとニュアンスに富んだムラ感を生みだしている。和紙由来ならではの独特のシワ感も特徴的だ。また、黒の和紙と綿をボンディングし、職人の手による器の上のムラ感を表現したミリタリーウェアも。手で焼き物の生地を成形してゆく、確かな手触りを伴った身振りをなぞるかのような、重層的な質感を漂わせた。デニムには海洋深層水で洗いを施して一方、デニム素材には、通常の水の代わりに海洋深層水によって洗いを施すことで、独特の質感と色味を生んでいる。パンツのシルエットはあくまで端正であるからこそ、独特の風合いが際立っている。リラックス感に寄り添う上品ささらに、上品なベージュを主体に、異素材をさりげなく組み合わせたプルオーバーやパンツ、ワンピースも。ワンピースは流麗で曲線的なカットによって仕上げ、ゆったりとしたリラックス感を漂わせつつも、すっと身体に沿うようなしなやかさをも持たせた。
2021年03月25日