12月18日(木)のニコニコ生放送「アニメぴあちゃんねる」をもって、レギュラー出演中の雨宮天、コヒメ(アフィリア・サーガ)、朝倉ゆり(バクステ外神田一丁目)が番組を卒業することが決まった。今回3人の卒業は、番組のリニューアルにともなうもの。雨宮天は2014年1月15(水)から「アニメぴあちゃんねる」にレギュラー出演。当時、TVや配信動画にはほとんど出演したことがなく、またニコニコ生放送にレギュラー出演するのもこの番組が初めてだった。番組にレギュラー出演してからは、声優として様々な作品に出演し、まさに飛躍の年に。番組では青色、漢字、焼肉が好きという素顔を垣間見せた。また、好きなものの話題となると、番組中ゲストの前でも興奮して熱く語る一面を見せた。コヒメと朝倉ゆりのふたりは、2013年7月3日(水)から1年半に渡ってレギュラー出演。コヒメは2014年は声優、小日向茜として活動。朝倉ゆりは、2014年舞台女優として主演を務めるなど、着実にステップアップ。番組の名物コーナー「セリフ読み」でも、演技の上達振りが視聴者を驚かせていた。3人の出演がラストとなる今回の放送は、特別構成の番組となる予定だが、通常通りゲストを招いてのトークも行なわれる。今回のゲストには声優ユニットStylipSの能登有沙、松永真穂、豊田萌絵、伊藤美来の4人が出演。能登有沙は書道の腕前を、松永真穂はファッションを、豊田萌絵はインテリアを、伊藤美来は良い匂いのするものと、それぞれの特技や好きな物を紹介する。StylipSは、11月に新メンバーになってから初となるアルバム『THE SUPERNOVA STRIKES』をリリース。また現メンバーとなってからは初となる東名阪ツアーを、来年3月22日(日)愛知・名古屋LIVE HALL M.I.Dより開催する。また、今回番組では、東名阪ツアーの2015年4月19日(日)に行なわれる東京・TOKYO DOME CITY HALL公演の「アニメぴあちゃんねる会員先行予約」を実施。本先行予約でチケットを購入した方には、もれなくツアーポスターをプレゼント。非売品なので、ファンの方はご確認を。20時45分~21時00分に放送する「もうすぐアニメぴあちゃんねる」では、タカオユキのスキルアップコーナー「タカオユキの今日のチャレンジ!」と名物コーナー「タカ弁」で独創的な手作り弁当を披露する。なお、タカオユキは、2015年1月以降も引き続き出演する予定。2015年1月以降のリニューアル内容に関しては未定なので、アニメぴあちゃんねるブロマガなどで逐一チェックしよう。■アニメぴあちゃんねる日時:12月18日(木)午後8時45分~午後10時00分出演:雨宮天 / 美濃部達宏 / コヒメ(アフィリア・サーガ) / 朝倉ゆり(バクステ外神田一丁目) / タカオユキゲスト:StylipS
2014年12月15日そのマグネットを見つけたのは、美術館の地下のミュージアムショップだった。最初は何かわからなかった。小さな鉱石の形をしたものが三つ、箱に入っていた。手に取ってみると、鉱石にしては軽い。けれど、プラスチック素材にしては少し重い。蓮実はポップに書かれている小さな文字を目で追い、それがマグネットだと知った。「ねえ、これ見て」離れたところで食器を見ていた亮二に声をかける。「マグネットなんだって」。亮二がほめるのを待つ。蓮実はあまり、こうした無駄なものは買わない。亮二がほめて、背中を押してくれるのを待っていた。「なんか、飴みたいだね」亮二の言葉に気勢を削がれ、蓮実は「でも、綺麗じゃない?」とだめ押しをする。亮二の返事を待たずに、むきになってこのマグネットを買おうと決めていた。その日は、亮二の家に泊まった。亮二の家でシャワーを使わせてもらってから、キャミソールにショーツという姿で真っ白なバスタオルを肩にかけ、蓮実は冷蔵庫からミネラルウォーターを出した。亮二がシャワーを浴びている水の音が聞こえる。ふといたずら心であのマグネットを取り出し、冷蔵庫にひとつ、貼り付けてみる。ペパーミントグリーンの、きれいな、模造品の石。亮二の冷蔵庫には何も貼られていない。インテリアにも、持ち物にもこだわる亮二は、すぐに気づくだろう。蓮実が肩にかけているバスタオルだって、オーガニックコットンの良い品だ。この部屋に合うような、亮二の目にかなうような良いパジャマを選べず、蓮実はそんな姿で亮二の家で時間を過ごしている。その亮二の家に、ちょっと邪魔なアクセントを加えてやりたくなった。この家に滞在している自分のように。亮二と別れることになったのは、それから八ヶ月後のことだった。春が来ようとしていた。亮二の「仕事が忙しい」「疲れている」という言葉を、聞き飽きるほど聞いていた。お互いに休みである土日に会えなくなると、会う回数は驚くほど減った。平日の夜は亮二の帰りが遅く、夕食だけ一緒にとることもできなかったし、疲れているのに泊まりに行ったり、出かけようと誘うのもためらわれた。亮二からは誘ってこなかった。本当に疲れているのだろう、と思ったが、だんだん「いつまでこんな生活が続くのだろうか」と不安になった。ずっと、月に一度とか、多くても二度ぐらいしか会えないまま、恋人と呼んでいいかわからないような関係が続いていくのか、と。「一緒に住まない?」蓮実がそう言ったとき、亮二は顔を伏せた。髪の生え際の少し上のあたりに、以前はなかった白髪がたくさん生えているのが見えた。ああ、この人にとって、私は「疲れる」ことなのだ。蓮実はそう悟った。その一言がきっかけで、二人は別れることになった。亮二はもう、蓮実と会う体力もないようだった。メールで「蓮実の期待には答えられない。誰とも、住むとかそういうことは考えられないし、いつかそれができるという約束もできない」と、短い文章が送られてきた。「わかった」とだけ返すと、「本当にごめん」と返ってきた。その四日後のことだった。朝八時に家のインターホンが鳴った。出ると、「宅急便です」と言う。何も送ってこられる予定がなかったので、蓮実は戸惑った。コンランショップの紙袋が見えた。いやな予感がした。ガムテープを剥がし、開けると、亮二の家に置いていた蓮実の日用品が丁寧に梱包されて入っていた。クレンジングを始めとする化粧品類、少しだけ置いていた下着、いつか着替えて置きっぱなしになっていたワンピース、貸していた写真集。「これもう読んだから、あげるよ」と言った雑誌も入っていた。亮二の好きな建築家の記事が出ていた雑誌だった。拒絶の意志ではなく、善意で返してくれたのはわかっていた。ものを大切にする亮二だから、蓮実のものも、きっと大事なものだと思ったのだろう。ただでさえ自分が理由で別れるのだから、せめて返さないと申し訳ないと思ったのだろう。空になったと思った紙袋を畳もうと持ち上げると、底に違和感があった。逆さにすると、小さな石がころん、と落ちてきた。あの淡い緑色のマグネットだった。ここまでです、と線を引かれた気がした。あの家には、もう二度と入れない。あの家に自分のものを置いておくこともできない。亮二の領域に、踏み込むことはできない。拒まれて初めて、当たり前のようにあの家にものを置けた、亮二の家での特権階級にいた時代が甘く、懐かしく思えた。それを思い出すのはまだひどくつらく、蓮実は紙袋にものを戻し始めた。全部捨ててしまおうと思った。でも、あのマグネットだけは入れられなかった。勝手に踏み込んでも良かった、あの時代の勲章。蓮実はそれを、普段開けない引き出しの中に放り込んだ。いつか、美しい、ただの勲章として見られるようになる日が来るまで、にせものの石は引き出しの中で眠り続ける。<著者プロフィール<雨宮まみライター。いわゆる男性向けエロ本の編集を経て、フリーのライターに。著書に「ちょっと普通じゃない曲がりくねった女道」を書いた自伝エッセイ『女子をこじらせて』、対談集『だって、女子だもん!!』(ともにポット出版)がある。恋愛や女であることと素直に向き合えない「女子の自意識」をテーマに『音楽と人』『SPRiNG』『宝島』などで連載中。マイナビニュースでの連載を書籍化した『ずっと独身でいるつもり?』(KKベストセラーズ)を昨年上梓。最新刊は『女の子よ銃を取れ』(平凡社)。イラスト: 安福望
2014年11月27日恋愛の話をするのが大好きな人たちがいる。いや、恋愛だけではない。人の私生活がどうなっているか、仕事は大丈夫なのか、お金はあるのか、健康なのか、最近何を買ったか、そんなことを訊きたがる人たち。乃莉はそういうことに、興味がないわけではなかったが、自分がそれらの興味の対象にされると、返事をする声がこわばった。特に、恋愛のことについて。どんな人に恋をしているのか、いまどんな状況にあるのか、誰かに話したい、吐き出したいという気持ちが乃莉にもなかったわけではない。数年前までは素直に話していた。ときには訊かれもしないのに、自分から。きっかけは、少しの違和感だった。乃莉が藤田という年上の男とつきあい始めた頃、そのことを親しい女友達一人だけに話した。その日は、彼女と二人で飲んでいて、二軒目の和食の店で、だんだんお客さんが減ってゆく店内でのんびり話しているうちに、ふと気が緩んで話してみたくなったのだった。大事な友達だと思っていた。信頼もしていた。いい話だから、黙っていなくてもいいと思ったのかもしれなかった。けれど、親しくもない他人から「聞いたよ、藤田と付き合ってるんだって?」と不意に言われると、暗闇から矢で射られたような気分になった。そして「どっちから好きになったの?」なんていう質問を、上手にはぐらかすこともできないほど、全身が凍り付いてしまうのだった。乃莉は、藤田とのことについて、もう誰にも話さないことに決めた。乃莉にとって、恋愛は楽しいものでもあったが、同時に不安でたまらないものでもあった。ずっと同じ関係が続くとは限らない。相手の気持ちが変わらないとは限らない。藤田は決して恋多き男ではなかったし、信頼に足る人柄だとも思っていた。ただ、乃莉は人の心が、変わらないものだとはどうしても思えないのだった。何かを「プレゼントしようか?」と言われるたびに、それが楽しかった日々を思い起こさせる悲しい思い出に変わってしまう未来が頭をよぎった。自分に自信がない、というのとも、相手を信頼していない、というのとも少し違うような気がした。好きな相手から好かれていることの蜜をたっぷりと味わいながら、どこかで「続くはずがない」と醒めた気持ちで思っている、そんな感覚だった。二人は夜はよく、乃莉のマンションで過ごした。週末の夜はのんびりできるから、乃莉はいつもより少し良いおつまみ、藤田の好きな黒いオリーブやパルミジャーノ・レジャーノを用意して、藤田は何かお酒を買ってくる、というのが「いつものこと」になっていた。テレビで深夜にやっている映画を観るともなしに観ていると、藤田は、主演女優が好きなのだ、と言った。あまりそういうことを言わない男だったので、乃莉はソファに寝そべったままふざけてじゃれつき、床に座った藤田の肩を器用につま先でつついたりした。そして次に藤田に会うとき、その主演女優が着ていたのと同じような、黒いロングコートを着ていった。近所の古着屋で見つけた男物のコートだった。藤田は「似合う似合う」と笑った。そして、その日が不意に訪れた。乃莉は、別の男に恋をしてしまったのだった。乃莉と藤田が別れた、という話はまたたく間に友人関係に知れ渡った。藤田が行きつけの店で、酔って話したらしかった。藤田には何の非もないし、藤田が浮気ひとつしない誠実な男だということは、誰もが知っていた。乃莉だって浮気などしない女だったが、これまで恋愛の話をしなかったことが仇となって「あの子、藤田さんのこと全然話さなかったもんね、あまり好きじゃなかったんじゃない?」「見た目は真面目そうなのにね」と、さんざんに言われている、と「仲がいいと思っていたはずの女友達」がわざわざ密告してくれた。気分が悪くなるだけの話を、なぜわざわざ言いにくるのだろう、と思った。悪いのは自分のほう、とみなされることはわかっていたし、藤田に恨まれるのはかまわない。けれど、そんなことをなぜ人に言われなければならないのか、乃莉はやはり理解できなかった。乃莉は好きになった男とうまくゆかないまま、四月を迎えた。冬物をまとめてクリーニングに出そうとしたとき、あの男物の黒いコートが目に入った。腕に抱えてみると、まるで男の身体の抜け殻を抱いているような気分になった。不意に、その抜け殻に顔をうずめて、乃莉は泣き出した。そして、その瞬間にたくさんのことを知った。藤田と別れて、傷ついていないわけではなかったこと。自分が選んだことでも、傷つくときは傷つくのだということ。自分が心変わりをする人間だから、相手の気持ちがずっと続くことを信じられなかったこと。そして、自分はこんな人間で、そのままの自分でこれからも生きていかなければならないこと。相手との関係が、いつまでも変わらない、なんて思えないまま、ひっそりと複雑な気持ちを胸に抱いて、編み物に別の色の毛糸を一本まぎれこませるようにして、恋愛の物語を編んでゆくのだろうということ。誰に語らなくても、涙のあとのついた黒いコートは、乃莉の物語を知っていて、ただそこにじっと横たわっていた。乃莉は、長年扱いかねていたものがすっきりと晴れていくような爽快感を味わいながら、そのコートをクリーニング用の紙袋に入れた。<著者プロフィール<雨宮まみライター。いわゆる男性向けエロ本の編集を経て、フリーのライターに。著書に「ちょっと普通じゃない曲がりくねった女道」を書いた自伝エッセイ『女子をこじらせて』、対談集『だって、女子だもん!!』(ともにポット出版)がある。恋愛や女であることと素直に向き合えない「女子の自意識」をテーマに『音楽と人』『SPRiNG』『宝島』などで連載中。マイナビニュースでの連載を書籍化した『ずっと独身でいるつもり?』(KKベストセラーズ)を昨年上梓。最新刊は『女の子よ銃を取れ』(平凡社)。イラスト: 安福望
2014年11月05日“婚活の女神”と呼ばれる人気占い師イリヤさんのモバイルサイト「婚活の女神イリヤ★結婚の夢叶えましょ」がオープン!体験鑑定の第2弾ということで、先日『恋愛炎上主義。』を出版した作家のはあちゅうさんが、イリヤさんの鑑定ルームにお邪魔しました!正直に言います。占いは、あまり信じられません。信じられないというか、信じたくないというか…。星の位置や血液型で運命が決まってたまるかという天の邪鬼なんです。とはいえ女子なので、興味ゼロかというとそうでもなくて「よく当たる」とか言われるとふらふらとやりたくなっちゃうタイプ。典型的な流されやすいやつです。実は去年の夏にも、よく当たると評判の先生に占ってもらったんですが「2014年の2月に運命の人が現れます」と言われたにも関わらず季節が変わった今になっても運命の人の気配が全くなくて、若干、占いへの不信感が増していました。そんな私ですが、大人気の「婚活の女神」に占って貰えると聞いてちょっと興味がわいて、自由が丘にレッツラゴー。イリヤ先生は、ミステリアスでゆっくり喋る美人さん。先生のサロンも、外の世界の喧騒とは無縁の不思議空間です。でも、そんな不思議空間に騙されない…!失礼ながら「ほんとに当たるのかな?」という半信半疑の気持ちが顔に出たまま、まずは仕事のことをお聞きしました。仕事に関しては、私はこの先2年は陰のエネルギーがうずまいていて、物を書くなどの創作活動には向いているけれど起業など、人を雇って事業を大きくすることには向いていないそう。会社を辞めるならすでに過ぎ去った今年の2月か、今年の年末がその時期だとも。ふむふむ。そして、来年の2月、3月はノリにのっていてスーパー忙しいそうです。一体どんないいことが待っているんでしょうか。何かをコーディネイトすることと、塾か学校用のようなものをつくっている未来も先生には見えたそうですが、それは、私のやりたいこと(とにかく書くこと)とは違うので正直ピンときませんでした。ただ、私はAKB並みのアイドル運を持ち、先生が他に見たことないくらい「雲の上の人」的強運を持ち、オーラが人の3倍厚いと言われ、少々気を良くしてしまいました。嬉しくなった気持ちのまま恋愛に関しても聞きます。未練のあった1年前に別れた彼氏については「この人は、あなたのことが大好きだけれど自分じゃ幸せに出来ないと思っている。彼はしばらくは自信がなくてあなたに会えないけれど、2,3年後にはきっと再会できる。ただ、その頃にはあなたは彼には興味がないでしょう」と言われました。「彼はあなたに敗北したというか自滅したんです」とのこと。別れた理由は私が仕事を優先させて、彼の理想の未来と真逆の方向に全力疾走したからなので、なんとなく、先生の表現はしっくりきました。びっくりしたのはここからです。特に今気になる人はいないので、よくデートに誘ってくれる何人かの男性の生年月日を伝えると見事にピタッ、ピタッとそれぞれのタイプを当てていくんです。「この人にとってあなたはペット。とにかく可愛がりたい」「この人はあなたに憧れのような気持ちを持っていますね。ピュアに好きでいてくれます」「俺と付き合って幸せだろ、って思ってるタイプですね」「この人があなたのことを大好きだったのはちょっと前で、今はブームが過ぎてるかも」などなど。先生、何か見えているんですか…という感じ。そして、私の運命の出会いは今年の12月、パーティーで出会う包容力のある年上だそうです。今度こそ当たってくれるのか…!答えが出るのは、12月です。皆さんも私の未来にご期待ください。(文=はあちゅう)イリヤ先生“婚活の女神こと自由が丘の占い師イリヤ”鑑定歴25年以上、5万人以上を鑑定。2009年「くちこみっ!」出演。鑑定を受けると3年以内に結婚できると口コミで話題となり、婚活のカリスマ、女神と呼ばれる。人気女優と人気ダンスグループのリーダーの年の差婚を見事的中させた他、元アナウンサーや人気歌手の結婚を続々的中させ、一躍話題となる。占術はタロット、ホロスコープ。スマートフォンサイト婚活の女神イリヤ★結婚の夢叶えましょ当サイトでは、結婚に焦るユーザーが自分らしく結婚の夢を叶えていけるようなメソッドを占いとコラムで提供します。ホロスコープからわかる運勢で、それぞれに合った魅力の磨き方や結婚へのステップを占断。毎日寄り添うことで、結婚までの近道を示します。タロットでは、運命の相手やその相手との未来をお伝えし、結婚への最短コースをアドバイスします。また、これまでの鑑定で得た結婚にまつわる知恵やメソッドを占術とコラムを掛け合わせてアドバイス。やってはいけない婚活ネタをコラムで紹介しつつ、個人のタイプに基づいた具体的な婚活アドバイスを占います。Twitter:イリヤ@iriyatarotはあちゅう(伊藤春香/いとうはるか)ブロガー・作家。1986年生まれ。「毎日新聞」「anan」「AM」等の連載エッセイも人気。書著に『わたしは、なぜタダで70日間世界一周できたのか?』、『恋愛炎上主義。』(共にポプラ社)ほか。ブログ:はあちゅう主義。Twitter:はあちゅう(伊藤春香)@ha_chu>>体験鑑定の第1弾「“こじらせマザー”雨宮まみさん」はこちら!>>婚活の女神が指南!あなたの婚活タイプ【無料占い】
2014年06月06日人気女優の年の差婚を的中させたことでも知られる、カリスマ占い師イリヤさん。モバイルサイト「婚活の女神イリヤ★結婚の夢叶えましょ」のオープンを記念して、人気ライター・雨宮まみさんがイリヤさんの鑑定を受けることに。その一部始終をお届けします!「『婚活の女神』と言われている、イリヤさんという方がいらっしゃるんですが、一度鑑定を受けてみませんか?」と編集部からお誘いをいただいたとき、私は腰がひけていました。占いに影響を受けやすいので、もし結婚に関してネガティブなことを言われたら……と不安だったのです。けれど、編集部の方に「幸せな結婚をするために、本人が本当は何を望んでいるのかを見るような鑑定で、落ち込ませて終わり、みたいなことは絶対にありませんので!」と聞き、興味を持っておそるおそるお願いしてみました。イリヤさんの鑑定ルームは、素敵なインテリアの落ち着く空間。ソファに座って、鑑定が始まりました。イリヤ「まず、星から見ていきますね。……すご~く不思議な星回り。雨宮さんは、天秤座の守護星である金星のエネルギーをとてもお持ちです。金星は、美や愛、富を象徴する女性的な星です。でも、雨宮さん自身の性質を表すところに、金星とは真逆の男性的なエネルギーがあるんですね」雨宮「えっ、それってどういうことなんでしょう?」イリヤ「男性性と女性性が同居しているんですね。これは珍しい。両性具有なんですよ。心の中に、宝塚の男役トップスターと、歌舞伎の女形が同居しているような、普通だったらあり得ない状態です。この特殊さを活かせば、芸術家としては大成できます。ただ、異性関係だとこの特殊さが相手を混乱させてしまうんですよね。『女性的だと思って好きになったのに、意外と男っぽくて思ってたのと違った』とか、逆に『強いと思ったのに案外弱かった』とか。二面性があるがゆえに、異性から見るとわかりづらいんです」雨宮「なんか大変そうな人生ですね……。自分のことですけど!」イリヤ「外国に行けば、すごく個性的だと愛されるんですけど…。雨宮さん自身は、一風変わった相手を好きになる傾向がありますが、一貫して結婚願望のない相手を選んでます。これは、深層心理で結婚を避けているところがあると思うんです」雨宮「えっ!?」イリヤ「雨宮さんって、結婚したら良妻賢母にならなければならないっていう思い込みがありませんか?」雨宮「思ってますね。ご飯作るの嫌いだし、お弁当作るのとか気が遠くなりますけど、やらなきゃいけないと思ってるところがあります。九州生まれの呪いでしょうか……」イリヤ「そんなの、やらなくていいんですよ!う~ん、ちょっとタロットで掘り下げてみましょう」(タロットカードを切っていく)イリヤ「使命感を持って仕事をされてますね。仕事のことがすごく強く出てます。ここまで来ると、もう魂がそういう人というか、社会的な任務を背負った人なんですね。前世は確実に戦士。お国のためとか、誰かを守るためとか、そういう大義のもとに戦う人。だから、結婚したいという思いはあるのに、使命感に駆られて人が変わったように仕事をしちゃうんです」雨宮「すごい、全然結婚に縁がなさそうですね~」イリヤ「男性的なところのある女性、マドンナとか、アンジェリーナ・ジョリーみたいなイメージ。でも、女性的な部分のある男性と合うので、結婚に縁がないということはないです。あっ、ブラピみたいな人は合いますよ。まさに一見男らしいけど、どこか女々しさがあるような人!」雨宮「そりゃあ、ブラピが身近にいれば私もブラピと結婚したいですよ!!!」イリヤ「ですよねぇ(笑)。ただ、雨宮さんは本来はそういう強い部分を持つ女性なのに、ご自身が持っている二面性を隠す訓練ができすぎちゃってるんですよ。男らしい部分を隠して、女らしく装うことができすぎてる。そのまま良妻賢母として結婚して、古風な価値観での家庭をやっていく度量はありますし、外から見たらすごく幸せそうな家庭を築くことができるんですけど、それは雨宮さん一人が我慢して、その犠牲の上に成り立つ『幸せな家庭』なんです。そうすると、雨宮さんはやはり仕事を犠牲にしなければいけなくなる。それは、幸せではないですよね」雨宮「幸せではないですね……。うーん、今は自分の二面性にダメ出しをして、片方にフタをしているような状態なんでしょうか」イリヤ「そうです。結婚は、十年以内には必ずできるんですけど……」雨宮「十年!?長くないですか?」イリヤ「う~ん、どうしてこんなにかかるんだろう。(タロットを切る)あ、わかった。雨宮さん、経済力のない人と結婚したくないんですよ。すごいお金持ちを望んでいるわけじゃないけど、不安定な生活をしたくないんですねぇ。クリエイティブな男性と相性がいいんですけど、そういう人は……」雨宮「収入が安定しないですね(笑)。私もですけど」イリヤ「そうです(笑)。雨宮さん自身が満足できる収入を得られれば、サクッと結婚できます!あとはやっぱり、雨宮さん自身の古風な結婚観を破壊することが一番の課題なんですが、これがかなり強固なんですよねぇ……。ちょっと時間がかかりそう。周りから見て悪妻でもいいんだ、自分たちが幸せならそれでいい、って思えれば、仕事と両立できる形の結婚ができるんです。もっとね、不真面目になったほうがいいんです。今はお行儀が良すぎる」雨宮「私、モテようとして女っぽくしたり、男性を立てたりしているんですけど、まったく間違った方向に行ってたんですね」イリヤ「根本に自信のなさがあるんですよね。自由奔放に、気持ちのままに動いていたら愛されないんじゃないか、という思い込みがある。もっと高飛車でいいし、『私とつきあえるなんて、あなたは幸せよ』ぐらいの態度でいていいんです。自分の年齢とか気にせず、23~24歳ぐらいの、小回りのきく若い男の子をどんどん食べちゃっていいんですよ」雨宮「いいんですか!?」イリヤ「そうするとこのカードみたいに、『お姉さん大好き~♡』って状態になりますよ。そうなるためにも、今できあがっている自分のパターンを崩すことが第一ですね。荒療治というか、思いきって普段絶対やらないようなことをやってみるといいかもしれない。リオのカーニバルに行って踊りまくってみるとか」雨宮「私、ヌーディストビーチって興味あるんですけど、そういうのはどうですか?」イリヤ「いいですね!人目を気にせず、自分を出す経験をするというのが大事ですから、はじけられる場所に行くのはすごくいいです。世間的に正しい価値観に合わせすぎているから、そうじゃない雨宮さん自身の価値観を打ち出していくきっかけを、そうやって作るといいんです。ちょっとトランプでも観てみますね。あっ、ほら、そのまんま!今は従順なひつじで、そこから脱皮してチーターになる、というのが出てますね」雨宮「チーターになるんですか、私が!」イリヤ「しばらくヒョウ柄着ててもいいくらい(笑)。強気な自分を出すために。とにかく、世間の基準で生きないこと。来年の6~7月は恋愛がすごくいいですし、もともと恋愛はすぐできるタイプなので、雨宮さんの持つ二面性を外見にわかりやすく出していくのがいいと思います。ちょっといかついライダースの下に、背中が大きく開いたドレスを着るとか、ブルーとピンク、濃紺と赤みたいな、対照的な色の組み合わせをするとか。ちなみに、雨宮さんのオーラは水色です。これは表現すること、しゃべることを示しているんですけど……要するにオーラも仕事一色ですね。多分、結婚相手との出会いも仕事関係だと思います」宝塚の男役にマドンナ、アンジェリーナ・ジョリー、リオのカーニバル、チーター……。それらのキーワードは全部、「大好きで憧れているけれど、自分には手の届かないもの」だと思っていたものでした。私はイリヤさんの鑑定のあと、外見で二面性を表現するために髪型をツーブロックにし、左右の足にブルーとピンクのペディキュアを塗り、自分のヌード写真をカメラマンさんに撮影してもらうようお願いしてみました。どんだけ影響されやすいんだ!?こいつ大丈夫か!?という感じですが、イリヤさんの鑑定を受けて「人目を気にしすぎている自分」を強く意識したのも事実です。「こんなことをしたら、人にどう思われるか」とか、「自分のいいイメージを崩すようなことをしたくない」という気持ちがまず最初にあって、変なこと、常識から外れるようなことは「しない」という選択肢しか持っていなかったんだな、と感じたのです。40歳までの数年間、怖いけれどこれまでの自分にはできなかったことにチャレンジしてみよう、と今は思っています。その結果として結婚もついてきたら、こんなに嬉しいことはありません。(文=雨宮まみ)イリヤ先生“婚活の女神こと自由が丘の占い師イリヤ”鑑定歴25年以上、5万人以上を鑑定。2009年「くちこみっ!」出演。鑑定を受けると3年以内に結婚できると口コミで話題となり、婚活のカリスマ、女神と呼ばれる。人気女優と人気ダンスグループのリーダーの年の差婚を見事的中させた他、元アナウンサーや人気歌手の結婚を続々的中させ、一躍話題となる。占術はタロット、ホロスコープ。スマートフォンサイト婚活の女神イリヤ★結婚の夢叶えましょ当サイトでは、結婚に焦るユーザーが自分らしく結婚の夢を叶えていけるようなメソッドを占いとコラムで提供します。ホロスコープからわかる運勢で、それぞれに合った魅力の磨き方や結婚へのステップを占断。毎日寄り添うことで、結婚までの近道を示します。タロットでは、運命の相手やその相手との未来をお伝えし、結婚への最短コースをアドバイスします。また、これまでの鑑定で得た結婚にまつわる知恵やメソッドを占術とコラムを掛け合わせてアドバイス。やってはいけない婚活ネタをコラムで紹介しつつ、個人のタイプに基づいた具体的な婚活アドバイスを占います。Twitter:イリヤ@iriyatarot雨宮まみ(あまみやまみ)ライター。エロ、AVなどのジャンルから、女子の自意識問題や生きづらさなどについて、幅広く執筆中。著書に『女子をこじらせて』(ポット出版)、『女の子よ銃を取れ』(平凡社)ほかcocoloni PROLOで好評連載中!【雨宮まみの“穴の底でお待ちしています”】Twitter:雨宮まみ@mamiamamiya>>婚活の女神が指南!あなたの婚活タイプ【無料占い】
2014年06月02日映画『愛の渦』の“女子会トーク”と銘打って、女性キャストの門脇麦、中村映里子、赤澤ムック、そして「女子をこじらせて」の著者として知られる雨宮まみによるトークイベントが3月11日(火)にヒューマントラストシネマ渋谷にて行われた。あるマンションに集った複数の男女による乱交パーティの模様を描いた作品で、着衣時間が映画の中でわずか“18分”ということも話題に。「見たいけれど女性一人では恥ずかしい」という声に応える形で同劇場では一部上映スケジュールを「女性限定回」として上映している。劇場内全員女性という異様な空気に、登壇陣は驚いたよう。雨宮さんは本作を「『(500日のサマー)」をハプニングバーでやったらこんな感じ」と独特の表現で描写。「似てるところがあると思います。自分と違う世界にいながら、共通点があるところから惹かれていくところとか。でも、男(池松壮亮)が始め女性(門脇さん)を見下しているところがあるのに、だんだん惚れた感じになっていくところはイラッとする(笑)」と毒のこもった感想で笑いを誘う。さらに、話題は徐々に過激な方向へ。男性キャストのひとり、新井浩文は前ばり(※セックスシーンの際に性器を隠すために使うもの)を貼らずに撮影に挑んだことを明かしているが、これについて相手役を務めた中村さんは「してなかったです」と証言。「新井さんは『ウチはしないよ。でも相手の女優さんがしてと言うなら貼る』と言ってたんです。でも『いやだ』って言えなくて…。ホントならしてほしかったけど」と苦笑交じりに明かしていた。門脇さんは撮影時に新井さんたちとは隣りのベッドだったそうで、“愛の渦カット”と呼ばれる全員が一斉に性行為におよんでいる姿を映したカットでは「私のベッドから(新井さんが)見えてて、『見えてるな…』と思いながら、喘いでました」と述懐。赤澤さんはそれを聞いて「私は駒木根(隆介)さんの肉の壁で見えなかった!」と語り、最前列に陣取る報道陣を見やり「マスコミの人がいなかったら『新井さん、どうだった?』とか聞くのに…」と残念そうに語り、会場は再び笑いに包まれた。また、セックスシーンについて門脇さんは「私は『性欲の強い女子大生』という役だったので、喘ぎ声がポイントだった」とふり返る。「リハーサルで監督に『違うな…』と言われ続けたのが12月で、お正月はずっと喘ぎ声のことを考えてました(苦笑)。家で、家族が寝静まってから練習したり、ひとりでカラオケボックスに行ったりしました」と喘ぎ声にまつわる苦労を明かしてくれた。中村さんは男性陣2人に責められるというシーンもあるが、赤澤さんから「どうでした?」と聞かれて「恥ずかしかったです。『私、何やってるんだろう?』と思ったり…」と照れくさそうに語ったが、「でも現場は楽しかったし、みんな一生懸命に楽しんでいたので、私の中にあるものを取っ払わなきゃ、と思いとことん思い切りやりました!」と力強く語った。3人はいずれも映画でのヌードシーンはこれが初挑戦となったが、女性客で埋まった客席からはその女優魂に温かい拍手が送られた。『愛の渦』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:愛の渦 2014年3月1日よりテアトル新宿ほか全国にて公開(C) 2014映画「愛の渦」製作委員会
2014年03月12日映画『愛と渦』の女子限定上映トークショーが11日、都内で行なわれ、キャストの門脇麦、中村映里子、赤澤ムックとゲストの雨宮まみが出席した。性欲に振り回される人間たちを描いた同作は、第50回岸田國士戯曲賞を受賞した三浦大輔の舞台劇を映画化した作品。都会の一室で営まれる乱交パーティーに、性欲を満たしたいだけの男女が集まる。しかし、愛のないセックスにも感情が生まれ、それぞれの思惑が渦巻いていく――というストーリーで、映画は全国順次公開中(R-18指定)。本編123分のうち、着衣時間は18分半という過激な内容に、主演の門脇は「よく分からないまま、よく分からずやってました」と振り返り、監督も務めた三浦の演出について「優しかったけど、日に日に弱っていきました。ご飯も食べないでお風呂も入ってなかったみたいで」と感想を。門脇は、主演の池松壮亮とラブシーンに挑戦しており、「1番性欲が強い役で喘ぎ声がポイントなんですが、リハーサルで三浦さんに違うって言われて。カラオケボックスで練習しました」と苦労を語った。一方、「喜怒哀楽を激しくやれて、すごく楽しかった」という中村は、「みんなが一生懸命やってたので、恥ずかしいという気持ちを取っ払って思いっ切りやりました」とにっこり。続けて、相手役の新井浩文が前貼りなしで撮影に臨んだことを明かし、「嫌だって言えなかったけど、本当は貼って欲しかった」と吐露すると、門脇も「ずっと見えてた」と苦笑い。また、同作がそろって"初脱ぎ"となった女優陣だが、裸を見せるにあたって準備したことを聞かれた赤澤は、「乳首がピンク色だったら面白いかなぁと思って、ヨーグルトパックをやってみたけど無理だった」と観客の笑いを誘っていた。
2014年03月12日女の幸せって何だと思いますか?何人もの男性にモテれば幸せ?今この瞬間、誰かに愛されていると感じられれば幸せ?それとも、大好きな人に選ばれ、永遠の愛を誓うことができたら幸せ?特に不幸なわけではないけれど、幸福でもない。幸せになれる気もしない。そんなふうに感じては幸せの在り方について考え込んでしまう、という人は少なくないのではないでしょうか。現在、東京・渋谷のUPLINKで公開中の映画『パリ、ただよう花』の主人公で中国人の花(ホア)は、北京でも留学先のパリでも多くの男性からアプローチされるモテモテの女性。通訳もでき、北京に戻れば大学で教職に就けるほどのエリートという恵まれた地位にありながら、常に物憂げな表情をしています。実際は何でも持っていて、傍から見たらそれなりに幸せそうな人生なのに、決して満ち足りた顔をすることはありません。いつも自分で自分をもてあまし、虚ろな目で「ここではないどこか」にある“幸せ”や“ときめき”を探しているらしい彼女。そんなホアをめぐる物語を背景に、1月13日の夜、弊サイトcocoloni PROLOでもお馴染みの人気ライター・雨宮まみさんが、愛やセックス、結婚について本音で語るトークイベントが行われました。【雨宮まみさんトークイベントレポート】この作品を大好きだと言う女性も多い一方、「ホアに共感できない」と述べる女性もいる、という司会者の言葉を受け、「ホアのような(恋多き)女性って、そんなに特殊ではなくてあり得そうだから、身近にこんな女の人がいたら嫌だな、自分の友達にはいてほしくないと感じるんじゃないでしょうか。ホアが別の女性から『誰とでも寝る女』と罵倒されるシーンがありますが、あれが、一般的な女性が抱く感想なのかもしれませんね。平和に生きている私たちの日常を脅かす存在としてのホアが見えてしまうから」と話す雨宮さん。ホア自身はそんな同性の目を意識することなく、また自分の評判や社会的地位を気にすることもなく、パリの路上で出会った建設工の男マチューとセックスを重ねていきます。どんなに求められても笑顔は見せず、無気力な表情のまま、流されるように生きる彼女。「でも、ホアの周りの男性は、てんてこ舞いだけど幸せだと思います。マチューなんか滅茶苦茶振り回されてるけど、たぶん『今、俺、最高に恋してる』っていう充実感がある。俺をこんなに狂わせたのは君だよと思って、すごく盛り上がり、たぶんその感情がホアにも伝染して、お互いに熱病のような時期を過ごせたんじゃないかという感じがします」エリートの女性ホアと、学がなく、品性も感じられないマチューは一般論で考えたら全く釣り合わないカップル。倦怠感を忘れさせる一瞬のときめきが欲しいホアと、子犬のように彼女の愛を求めるマチューの関係に未来がないことは、誰の目にも明らかです。とはいえ、北京に戻って裕福な中国人の元カレに求婚されても、ホアが幸せを感じることはありません。雨宮さんいわく「普通だったらそこでハッピーエンドになるのかもしれないけど、求婚された瞬間の絶望感というか。ああ、ここで私の人生が終わる、みたいな感じしかしなくて…。自分なりに愛が欲しいと思ってはいるんでしょうけど、彼女の場合、それは安定っていうものとはつながらない。元カレとの結婚が順当な幸せだっていうのはわかっているはずなんだけど、彼にはときめかないんですよね」「止まってしまうことがつまらないんでしょうね。彼女、結婚しても不倫しそう」という意見には妙に納得してしまいました。ホアみたいにおとなしく見えて、実は常に泳ぎ続けていないと死んでしまう魚のような女性って、現実にも結構いそうだし。後半はお客さんとの質疑応答をメインとしたトークが展開。・冷めているように見えるホアが、セックスの最中に発した「どうしよう、愛してる」という台詞にはどんな意味が?・ホアは全然幸せそうに見えないけれど、その価値観が変わることはある?などの質問に回答するうちに「ホアは小さな死を繰り返している」「恋愛がどんなに盛り上がっても、頂点は必ず終わる」なんて名言(?)も飛び出しました。また、「実は昔、恋愛の相手としては見られないけど、結婚相手としては見られると言ってフラれたことがあります。真面目な男性と付き合ったらどこがつまらないんですか?」という男性からの人生相談にも回答。「男女共に、自分のことを振り回すような相手に惹かれる傾向にあるんですよね。で、男性に振り回されてつらい思いをした女性は、へとへとに疲れた時にもうこんな思いはしたくない。誠実で浮気しない人と安心できる恋愛がしたいと心の底から思うんですよ。その時、タイミングよくそういう男性が現れればバッチリです。でも恋愛で傷ついたことのない女性には、その良さはわかりません。(質問者さんの)お相手の女性はたぶん、ブンブン振り回すタイプの男性としばらく恋愛をしてから落ち着きたかったのではないでしょうか。映画みたいなドラマチックな恋愛を味わってみたい。だからそれを経験してみて、3年後ぐらいにまたアプローチしてほしい、みたいな都合のいいことを思っていたのかなと」こんな女の欲望と本音をさらけ出したトークに男性陣は多少の恐怖を覚えたかもしれません…が、会場は終始、楽しい雰囲気に包まれていました。ちなみに、この作品を撮ったロウ・イエ監督は「愛は心についた傷のようなもので、時間が経てば消える」と言ったそうです。つまり、愛はもともとどこにもなくて、その存在を感じる時は必ず痛みを伴うということ!?めまいのようなときめきを感じたい、気が遠くなるような快感に溺れたい…美しく儚い何かを求め続けるホアの物語を目撃し、みなさんも愛やセックスについて、本当の幸せについて、改めて考えてみてはいかがでしょうか?(文=編集J)――――――――――――『パリ、ただよう花』()☆ヴェネチア国際映画祭2011ヴェニス・デイズ正式出品、トロント国際映画祭2011正式出品監督・脚本:ロウ・イエ/脚本:リウ・ジエ/撮影:ユー・リクウァイ/出演:コリーヌ・ヤン、タハール・ラヒム(仏・中国/2011年/105分)◆『パリ、ただよう花』ってこんな作品!男がその気になる恋のサイン~究極のモテ女の恋愛テクが学べる映画『パリ、ただよう花』【恋占ニュース】()――――――――――――1/16スタート!誰にも言えない悩みや愚痴を発散して、少しだけ楽になりませんか?雨宮まみ新連載「穴の底でお待ちしています」()
2014年01月16日先日、「2013ユーキャン新語・流行語大賞」の候補の50語がノミネートされましたね。テレビドラマ『半沢直樹』(TBS系)の「倍返し」や『あまちゃん』(NHK)の「じぇじぇじぇ」、予備校講師・林修さんの「今でしょ」など、聞き覚えのある言葉が一堂に揃いました。その他にも「富士山」、「ハダカの美奈子」、「DJポリス」と、なるほどーとか、ちょっと懐かしいと思えるような言葉がずらり。中には「SNEP」など、初めましてな言葉も混ざっていましたが。みなさんも「ああ、“お・も・て・な・し”ね」、「“さとり世代”って何よ?」なんてツッコミながらニュースを見たのではないでしょうか?cocoloni PROLO編集部として最も気になったのは、サイトで連載をしていただいているライター・雨宮まみさんの著書『女子をこじらせて』(ポット出版)から派生した「こじらせ女子」。自分の“女性性”に自信が持てなかったり、いわゆる“女性らしさ”というものに抵抗があり、生きづらさを感じている女性を指す言葉です。「こじらせ女子」は、一般的には・自分に対する“ツッコミ力”がありすぎる・甘えたり、かわいく見せようとするのが苦手・言わなくてもいいのに自分の欠点を他人にぶちまける・恋愛下手の人が多いという感じの人だと思われているようです。周りから見たら普通の女性なのに、自分の中にはいろいろなコンプレックスがあったり、それなりの恋愛経験はあるけれど、自分は幸せになる資格なんてないと思い込んでいて、いつもうまくいかなかったり…。あ、私もそんな感じ、なんて思う女性、多いのでは?筆者の知人・友人にも「こじらせ女子」っぽい女性がいるので、何人か例を挙げてみようと思います。■CASE 1:常に自虐ネタに走る普通にしていれば美人のTさん(35歳)は、容姿をほめられても決して素直に「ありがとう」とは言わず、全て自虐にシフトさせようとします。例えば「菅野美穂に似てる」と言われると、「売れ残ったほうの菅野美穂です」と返す。或いは、小さいパイをくれながら「私のプチパイ(貧乳)」とか言う。明るくて楽しい人なのですが、しょっちゅう聞いてるとたまに悲しくなります。■CASE 2:モテるための努力を間違えている常にパンツでスッピンに近いナチュラルメイクのOさん(31歳)は、たまに友達の結婚式などでワンピースを着てちゃんとメイクをすると恥ずかしいらしく、会う人ごとに「女装してきちゃった」と言います。かわいい下着にも抵抗があるようで、ブラやショーツは黒やグレーばかり。でも、中身は乙女で、気になる男性に好かれたいという気持ちが強く、仲良くなるために相手の趣味を理解しようと頑張ったりはします。そして、相手が好きな音楽や漫画について彼よりも詳しくなり、マシンガントークで解説して嫌がられています。■CASE 3:すぐに「私なんか」と言う男性からアプローチされても「私なんかよりもっといい人がいる」と断るMさん(29歳)。相手の押しが強く、付き合うことになっても、やはり「私なんかと付き合うなんて申し訳ない」と言い続けます。「私なんか何の取り得もないし、かわいくないし」…最初は謙虚で良いと言っていた男性も、あまりにも自分を卑下する彼女に疲れ、やがてフェイドアウト。そうすると、彼女は「やっぱり私なんかと付き合うのは時間の無駄だったんだよ」としたり顔をします。でも、男嫌いなわけではなく、結婚願望がないわけでもありません。自分自身と相手への理想が高すぎるのかも?みなさんの周りにも、こんな感じの人いませんか?もしいたら、ああ、こじらせちゃったのね、と生温かく見守ってあげましょう。そして、自分自身が「こじらせ女子」だと気づいたら…まずは「意外と」や「かも」をつけてもいいので、自分をほめてあげるといいんじゃないかと思います。「私って意外といい女かも」とか「意外とデキる奴かも」とか。純粋に自己肯定するのは難しくても、自分を認め、許せるようになったら、今より少し生きづらい、という感覚が少なくなるかもしれません。こじらせた風邪を治すように、心に栄養を与えたり、温めたりして、自分の中の女子をいたわってあげてくださいね。(文=編集J)雨宮まみさんの連載「女はみんな占いがお好き」()
2013年11月28日弊サイトcocoloni PROLOでお世話になっているライターの雨宮まみさんが、新刊『ずっと独身でいるつもり?』(KKベストセラーズ)を出版されました。同じ独身女性として、これは読まないわけには…ということで、さっそく入手。むさぼるように読んでみました。この本には「今すぐ婚活する気はないけれど、一生独身でもいたくない…」そんな“なんとなく独身”の現状と本音が綴られています。「結婚したい」のに、結婚してからの生活をリアルに想像すると「もしかして、私は結婚したくないんじゃないか?」という想いに気づかされる…。これって、結婚についてそれなりに真剣に考えたことがあるアラサー以上の女性の多くが、一度はぶつかる問題なのではないでしょうか。仕事やプライベートが充実しているので邪魔されたくない、お金や時間を自由に使えなくなるのはイヤ、実家暮らしが快適で抜け出せない…なんて気持ちがあるために、彼氏がいる・いないに関わらず、なかなか意識が結婚へと向かない人は少なくないようです。それでも女性の場合、子どもを産みたいと思っているなら、ある程度のタイムリミットがあります。35歳以上の出産は高齢出産と言われ、その年齢を超えるとリスクが高くなるという話は有名ですよね。だから30歳を過ぎた頃から「あまり遅くならないうちに…」というセンサーが働き始めるんじゃないかと思います。一方、男性にはそれがないので、アラサーを過ぎても「結婚!?まだまだ!」とのんびりしている人が多数派。でもそんな男性もアラフォーに近づくと、周りを見回し「あれ?俺やばい?」「結婚したほうがいいのか?」という気持ちになることが多いみたいです。ずっと1人でいるのは寂しいから「結婚したい」。だけど引き換えに何かを失うと思うと「結婚したくない」。相反する2つの気持ちの中で揺れる35歳以上の独身男性たちの気持ちをリサーチしてきました。【結婚したいけれどしたくない!男心エピソード】■他人と生活したら疲れそう…結婚相談所に登録して何度かお見合いをしたという営業職のRさん(38歳)。結婚願望はあるものの、学生時代から1人暮らしをしているため、他人との生活を想像すると怖くなるそうです。理由は、今は自宅ではパンツ1枚で過ごしているけれど、誰かと暮らすようになったら服を着なくちゃいけないだろうから苦痛。寝ながらものを食べたりゲームをしたりするのもできなくなりそう。仕事でたくさん人と話すので家では黙っていたいのに、奥さんがいたら無言でいるわけにはいかない、など。食べたいものや見たいテレビ番組も自分の意志だけでは決められないと思うと、結婚自体が面倒になるのだとか。――1人暮らしが長く気ままな生活を堪能していると、それが失われた時のことを考えてブルーになってしまうんですね。相手に気を遣うので疲れそう、と思うのは女性の場合も同じなのでは?■仕事に夢中で結婚まで考えられない広告業界で働くTさん(35歳)には1年半ほど付き合っている彼女(32歳)がいます。お互いに忙しいこともあり、結婚は意識していなかったのですが、最近、彼女から「私と結婚する気ある?」と聞かれ、戸惑ってしまったそうです。「いつかは結婚するだろう」とイメージはしていたものの、まだそんな年齢ではないと思っていたTさん。結婚しても彼女は共働きしたいと考えているようですが、もし子どもができたら自分1人の稼ぎで家族を養わなければならないかもしれない。今は休日返上して働いたり、深夜に飲みに出かけたりしているけれど、その生活もできなくなるかも。などと、急に現実が押し寄せてきて頭がパンパンになってしまったのだとか。「彼女のこと好きだけど、結婚したいかと聞かれると即答はできない…」とかなり悩んでいるようでした。――お付き合いは一緒にいて楽しいと思うだけでもできるけれど、結婚となると“責任”という言葉が切り離せなくなるもの。良い意味での覚悟と責任を持てるようにならないと、結婚はなかなか難しいのかもしれませんね。その他には・「海外旅行好きだったり、習い事をしてたりする女性は金がかかりそう。今までの生活水準を下げたくないとか言われても困る」(35歳公務員)・「結婚したら相手の親や親戚との付き合いがあるので、それがわずらわしい」(37歳自由業)なんて意見も。これまでとは生活パターンが変わるとか、何かしら相手に譲歩しなければならないと思うと、気後れしてしまう男性が多いらしいことがわかりました。そんな男性たちに本気で「結婚したい」と思わせるには、結婚には苦痛なだけではなく、楽しい面もたくさんあるということを知ってもらうことが必要なのかも。彼氏が「結婚したいけれどしたくない」と考えていることに気づいたら、無理に結婚を意識させるよりも、さりげなく夫婦愛に感動できそうな映画や本をすすめたり、「結婚して幸せ」とのろけてくれそうな既婚者に会わせて、いろいろ吹き込んでもらったりするほうが効果があるのかもしれませんね。独身女性の結婚観、願望など心の機微を丁寧に綴る一冊((文=編集J)
2013年11月04日「焼肉デートをするカップルは深い仲」という俗説を聞いたことはありますか?20~30代ぐらいの若い世代だと、男女ともにそれほど相手の関係を気にせず焼肉屋さんに行く人が多いようですが、40代以上になると「2人で焼肉を食べるなんて深い仲に決まっている」なんて力説する人もいるみたいです。理由は、焼肉は煙や臭いが気になったり、ニンニク臭くなったりするので、ある程度深い仲でなければ行きたがらない女性が多いからなのだとか。その説の信憑性は今のところ不明ですが、焼肉って、焼くタイミングや焼き加減の好みなど何かと気を遣うので、あまりよく知らない異性と2人だけで行くのは、確かにちょっときついかもしれませんね。ところで、アラサーの友人たちと飲んでいるとき、恋愛経験豊富なRくん(男性・彼女あり)という人から聞いた話なのですが、「焼肉デートは恋の始まりの頃にするといい」そうです。「焼肉屋では相手の人となりが見えるからね。自己中な子か几帳面か、面倒見が良いかとかを観察できる。俺の場合、相手の子がタイミングを見計らって裏返したり取り分けたりしてくれたら、気が利くなーと思ってホレるかもしれない。逆にそういうことを全然考えずに俺が焼くのをぼーっと見てる子だったら、こっちが世話をしなくちゃいけないんだなと感じるから、あんまり付き合いたいとは思えないかな。」それを聞いたTくん(男性・彼女なし)は「そうなんだ?俺は自分のペースで食いたいから、相手が焼いてくれようとしても、ほっといてよって思うけどね」と一言。Sくん(男性・新婚)も「確かに自分で焼きたいよね。うちは嫁もそういうタイプだから、お互いに自分の分だけ焼いてマイペースに食べる。で、たまに相手のエリアの肉に手を出して怒られる」と賛同しました。明るくて強気キャラのAさん(女性・バツ1)が「あーそれかー。私、かなり取り分けてたわ。旦那はほっとかれたかったのかな…?」と呟くと、2人して「それだよ!」「お前、今日だってすごい勢いで取り分けてくるし、酒ついでくるし」「旦那だって、食事のときぐらい自由にさせてほしかったんだよ」「きっとウザかったんだよ」と散々な言いよう。でも私(女性・彼なし)が「じゃあ、私みたいに何もしないのがいいの?」と聞いたら、「お前は何もしなさすぎ!」「もうちょっと働け」と一蹴されてしまいました。気が利きすぎてもダメだけど、気が利かないのもダメって難しい…。とはいえ、この会話を通して、焼肉はRくんが言う通り、相手の個性や好みを観察できる場だということはよくわかりました。Rくんみたいに積極的に世話を焼いてほしいタイプなのか、TくんやSくんみたいに自分のことは自分でしたいタイプなのか、Aさんみたいに自分が場を仕切りたいタイプなのか、とか。それ以外にも、例えば、お互いに相手が直箸で肉をひっくり返したり、取り分けてくれたりしても不快にならないか、というのもチェックできますよね。初デートは無難にダイニングなどのほうがいい気がしますが、2~3回目以降は焼肉デートに行くのも、ありなのかも。自分が相手を観察できる分、相手からも同じぐらい見られている可能性もあるので、その後の進展を決めるデートになるかもしれませんね。焼肉といえば…恋愛と占いをテーマとしたポータルサイト≪cocoloni PROLO≫では、1周年を記念して8月29日(焼肉の日)に魚ちゃんのお店「韓国家庭料理魚の三姉妹」で焼肉パーティーを開催します。激辛占いで知られる魚ちゃんに会えるほか、人気ライターの雨宮まみさん、少年アヤちゃんのスペシャルトークイベントも行う予定です。占いとおいしい焼肉(食べ放題)とおしゃべりを楽しむパーティーに、みなさんも遊びに来ませんか?お申込みはコチラ!(文=Kawauso)
2013年08月14日今年3月に熱愛報道が出たビッグカップル、長澤まさみさん(26)と伊勢谷友介さん(37)。その後、6月には都内のマンションで同棲を始めたと週刊誌で報じられていましたね。長澤さんは現在、月9の『SUMMER NUDE』(フジテレビ系)に出演中。一方の伊勢谷さんも俳優業はもちろん、起業家・クリエイターとして活躍するなど順風満帆です。そんなお2人は、周囲から「ラブラブだね」と冷やかされるほどの仲良しっぷりで、お互いに結婚願望を漏らしているなんて噂も。公私ともに順調な人気者カップルの今後は?歯に衣きせぬトークで人気の占い師・魚ちゃんが鑑定しました!-----------------------------------------■魚ちゃんが大予言!今後のお2人は…「マサミサンとユースケサン、相性バッチリバッチリデス!!!結婚しマス!!!!熱愛どころか、何か大きいイベントが起こりそうな気がします!できちゃったってコトが起きてもおかしくナイ!もう完全決まりデスネ!来年中には結婚まで行くと思いマス。おめでとうございます!結婚式に呼んでクダサイ!そうしたら、うれしいって思いマス!基本的に、卯年はもともと性欲があって浮気をしてしまうっていうコトがあるんデス。マサミサンは卯なんデスね。これを抑えてくれるのがユースケサンの辰。それに年の差があるのもとっても良い。やっと出逢ったという感じデス!!!それに、ユースケサン、すっごいイイ男です!見た目が(笑)男らしくて、勇ましい。少しきつい所もあるけど、マサミサンは強い男がイイんデス!ついて来い!っていうくらいじゃないとダメ! マサミサンにとっては本当にイイ相手デス。マサミサンもちゃーーんと尽くしマス! 結婚決定!ユースケサンがSの代表。マサミサンがMの代表。そんな関係デス!イイ相性として出てきていマス!おめでとうございますーーー!」-----------------------------------------激辛鑑定で知られる魚ちゃんが「バッチリ」と言うのだから、お2人の相性は完璧なのかも!?結婚報道が今から楽しみですね。魚ちゃんといえば…恋愛と占いをテーマとしたポータルサイト≪cocoloni PROLO≫では、1周年を記念して8月29日(焼肉の日)に魚ちゃんのお店「韓国家庭料理魚の三姉妹」で焼肉パーティーを開催することになりました!日頃はめったにお店に顔を出さない魚ちゃんが抽選で数名を特別に占ってくれるほか、人気ライターの雨宮まみさん、少年アヤちゃんのスペシャルトークイベントを行う予定です。占いと焼肉(食べ放題)とおしゃべりを目いっぱい楽しむ一夜かぎりの女子会に、あなたも遊びに来ませんか?お申込みはコチラ!(文=Kawauso)長澤さんと伊勢谷さんの今後を占った魚ちゃんの辛口占いを体験するなら!
2013年08月09日今年はどんな年でしたか?…というか、ぶっちゃけ、今年の恋愛事情はいかがでしたか?1年を総括するにはちょっと早いけれど、年末のバタバタを前に、2012年の恋を棚卸ししておくのもいいかもしれないですよね。なんてことを思ってはみたものの、これと言って何にもなかったなー、今年。まわりの人たちは出会ったり、くっついたり、結婚したり、フラれても懲りずにアタックしたりと、いろいろ楽しそうなのに。来年こそは頑張らないと、また一歩さびしい老後に近づいちゃいそう…。助けてドラえもん。怖いよ、そして寒いよ、心が!とりあえず今の想いを訴えてみましたが、スカイツリーの最上階で叫んだところで状況が好転することはなく。生姜ドリンクを浴びるほど飲んでも温かな気持ちになれるわけでもなく。氷点下2℃の心を抱えてうろうろするのにも飽きたので、人気ライターの雨宮まみさんが「ガサガサの心を癒してくれる」「心の隙間を埋めてくれる」と言っていた、占いに頼ってみることにしました。試したのは≪行列のできる西新宿の母特別鑑定2013年の恋愛のすべて≫。“西新宿の母”として新宿西口で行列を作り続けた人気鑑定士、真如雅子(しんじょまさこ)さんの四柱推命による恋愛占いです。この方、マスコミへの露出を一切拒んでいたにも関わらず、「当たる」という口コミで評判になった“母系”の占い師さん。「驚異の的中率を誇る」ってプロフィールからしてすごそうです。さっそく占ってみたので、ちょっと恥ずかしいけれど、結果の一部を公開しますね。■2013年異性を惹きつけるあなたの魅力2013年のKawausoさんは、穏やかな雰囲気があるようです。あわてずにおおらかに構えていられるでしょう。それが異性には、とても優しい印象を与えているのですよ。(中略)相手が疲れていたら、「大変そうだね」と優しく声をかけてあげましょう。その人の悩みを聞いてあげるのもいいことですよ。Kawausoさんが話を聞いてあげるだけで、相手はホッとするでしょう。次に会うときも、Kawausoさんに話を聞いてほしいと思うはずです。(後略)――母ってば優しいなぁ。これ読んだだけで、ちょっと、ほんわかした気分になれました。お疲れモードの男性に、いつでも「大変そうだね」と言えるように今から練習しとこうっと。■2013年の恋愛の注意点いい出会いがあっても、今年のKawausoさんは遠慮してしまうようですね。ふたりきりになるチャンスがあっても、自分からは声をかけられないこともありそうです。出会い運をいかすには、待っているだけではいけないのですよ。(中略)今年のKawausoさんは、とても優しい雰囲気があるから異性は抵抗なく対応してくれますよ。心配することはありません。(中略)異性と話をするときは、難しいことを言わなくてもいいのですよ。楽しいことやおいしい食べ物の話などがいいですね。(後略)――まるで10年来の付き合いのようなこの言葉。確かにこちらから声をかけるのって本当に苦手です。それに、おバカに見られたくなくて、小難しい話ばっかりしちゃうんですよね。気をつけなくちゃ。■2013年現れる運命の人2013年、Kawausoさんが出会う運命の人は、穏やかな人になります。人を責めたりせずに温かく包み込むタイプになるでしょう。包容力があるので、Kawausoさんの悩みを聞いてくれますよ。(中略)お互いに悩みを分かち合えば、ますます絆が深まるでしょう。お互いの気持ちや状況を理解できる、いい関係が作れますよ。なくてはならない存在として、頼りにしていけるでしょう。(後略)――「包容力がある人」、大歓迎です。「なくてはならない存在」って素敵♪もし見つけたら、絶対手放しません!その他、【2013年の結婚運】【2013年訪れる運命的な出会い】【2013年の恋愛のカギを握るもの】も教えてもらえて大満足。来年こそはきっと…という気持ちが、むくむく湧いてきました。“西新宿の母”、ありがとう。私、頑張ります!こんな温かなアドバイスをもらえる≪行列のできる西新宿の母特別鑑定2013年の恋愛のすべて≫、みなさんも試してみてはいかがですか?(文=Kawauso)占いサイト:西新宿の母へ-->
2012年12月08日バツイチで恋人なし、10代の栄光にすがり元カレとヨリを戻そうとする、30代女子のちょっと“イタイ”騒動を描いたヒューマンドラマ『ヤング≒アダルト』。2月13日(月)、公開に先駆けて、シネマカフェの女性読者ブロガーを集めての試写会が行われ、上映後、本作の主人公・メイビスにちなんで、AVライターで「女子をこじらせて」(ポット出版刊)の著者である雨宮まみをゲストに迎えて、女子の本音を問うQ&Aが行われた。同著でAVライターとして普通ではない自身の女子人生を赤裸々に綴った雨宮さんは、自身のことも含め「結婚して幸せになるような普通の女の子になりそびれてしまった」女性のことを“こじらせ女子”と呼ぶ。では、本作でシャーリーズ・セロンが鬼気迫る演技で見せる、メイビスはまさに“こじらせ女子”の代表格?「人事とは思えないですよね。そこは止めときなよと思うこともあるし、そうなっちゃう気持ちも分かるし…。“こじらせ女子”度数をつけるなら10点満点中、8か9くらいじゃないでしょうか」。どうやらメイビスの“イタイ”部分に思い当たる節があった様子の雨宮さんだが、読者にメイビスへの共感を尋ねてみると、「NO」がやや多い様子?「迷惑をかけすぎ。自分は昔の恋人には押しかけられない…」という声が挙がったが、一方で「地元に帰ったときに見栄を張ってしまうところや、元カレが自分のことをまだ好きかもという根拠のない自信がある」という共感の声も。ちなみに、「元カレの1人くらいは自分のことをまだ好きだと思う?」という問いには、「YES」を挙げる人がちらほら。「元カレを含む学生時代の仲間で集まることが多いので、期待してしまうことも」という読者の本音に、「メイビスも行動に移さなければ、美しいのに…」と雨宮さん。劇中、メイビスは故郷の友人と都会暮らしの自身を比べて自分を“イケてる”と思いこんでいる節があるが、これにちなんで「自分は勝ち組か、負け組か?」と投げかけると、「どっちでもない」と答える人が多数。「勝ち組」と答えた人の言い分としては「結婚して1年ですが、この映画を観て、私って実は幸せな生活をしてるのかなとしみじみと思いました(笑)」。一方「負け組」と答えた人からは、「自分は幸せだけど、結婚もしてないし生活も不安定だし、世間から見たら負け組なのかも」というリアルな本音も。メイビスをめぐっての女性たちの意見は分かれるところだが、雨宮さんは“肉食系”な行動が少々度が行き過ぎてる彼女について「本当は思っていても、手のひらで転がせる女子のほうがモテる」と言いつつ、「メイビスに共感してちゃダメだってことですね。反面教師にした方がいいのかなと。行動力があってチャーミングな女性だけど、それをいい方向に転換できれば幸せになれるんじゃないかな」とわが身をふり返りつつ、何だか憎めないメイビスへの愛着も見せていた。あなたは、メイビスの“イタイ”行動を見て何を感じる?『ヤング≒アダルト』は2月25日(土)より全国にて公開。■関連作品:ヤング≒アダルト 2012年2月25日よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開© 2011 Paramount Pictures and Mercury Productions, LLC. All Rights Reserved.■関連記事:『アーティスト』の名犬・アギー、“犬”版アカデミー賞で最優秀賞受賞!『ヘルプ~心がつなぐストーリー~』のテイラー監督、WGAWポール・セルヴィン賞受賞人間以上にバトル過熱化?巨匠&名優が擁立する、アカデミー賞級の“犬”たち【ハリウッドより愛をこめて】“笑い”でオスカー助演俳優部門を席巻する、注目の2人いよいよ決戦!アカデミー賞候補発表『ヒューゴ』VS『アーティスト』の一騎打ち?
2012年02月14日