東日本大震災の実録第2話。ベビーカレンダーでも人気のマンガ家の和田さんは当時茨城県で、小さいお子さん2人を子育て中でした。これは、和田さん一家が体験した震災の記録です。東日本大震災が発生し、私の住むエリアでは電気と水の供給がストップ。翌朝手に入れた号外で、想像以上に深刻な規模の地震と津波が発生したことはわかったものの、家族4人で1日1日をなんとか乗り切るしかありませんでした。 東日本大震災の実録第2話 ※断水、停電など非常時に、トイレのタンクに水を入れると製品によっては水が流れなくなる可能性がありますので、ご注意ください。 トイレは大きな問題でした。臭いがひどいだけでなく、電気がつかないので夜は子どもたちが怖がって入れず、おむつをつけて寝かせるようにしていました。せっかくはずれた長女のおむつが復活。おむつもたくさんストックしているわけではなかったので、いつまでもつか不安でした。 電気がついて、やっと情報収集できるように。状況はますます深刻になっていましたが、私と夫の実家と連絡が取れ、ひとまずみんな無事なことがわかりました。地震とそのあとの原発事故の影響で、宅配便や郵便などの物流が止まってしまい、ほかの地域から必要なものを送ってもらうことができなくなりました。電気は復旧したものの、水道は使えないまま。食料と飲料水の確保が最優先事項になり、「次の食事に子どもたちに何を食べさせるか」に頭を悩ませる日々が続きました。 食べ物にも困り、途方に暮れる和田さん一家ですが、次回さらに驚くことが起こります。 ※2011年に「本当にあった笑える話」(ぶんか社)掲載された漫画を、再編集・加筆したものになります。 著者:マンガ家・イラストレーター 和田フミ江姉妹の母。趣味はゲームと旅行と美味しいものを食べること。
2021年03月06日コスメブランド『SHIRO』から、東日本大震災の復興支援として限定で発売していた『ハッピーヴァーベナ』が、限定フレグランスとして再登場します。コロナ禍でも「ハッピーヴァーベナ」で笑顔に2011年3月11日の東日本大震災の際、『SHIRO』は「香りの力で笑顔を」「少しでも多くの方に元気とパワーを」という想いから、同年5月に『ハッピーヴァーベナ』を発売しました。そして10年後の現在、コロナ禍で緊張の続く日々でも『ハッピーヴァーベナ』で笑顔になってほしいという想いから、オンライン限定で今回の再登場が決定しました。『ハッピーヴァーベナ』は、シトラスがはじけるフレッシュなフレグランスで、もぎたて果実のようなみずみずしいフルーティな香りから、グリーンを感じられるさっぱりとした柑橘系の香りへとうつります。『ハッピーヴァーベナ オードパルファン』¥4,055(税込)約2時間香りが続く、オードパルファンはお出かけ前や気分がリフレッシュさせたいときにひと吹き。手首や首筋、耳の後ろなどにつけて、爽やかでフレッシュな香りを楽しんでくださいね。【商品詳細】『ハッピーヴァーベナ オードパルファン』価格:エシカル割¥4,055(税込)『ハッピーヴァーベナ ルームフレグランス』¥4,481(税込)ルームフレグランスは約2か月半香りが続くので、おうち時間がより幸せになりそう。スティックの本数によって香りの強さを調節できるので、好みの香り方や部屋の広さに合わせてアレンジが可能。リビングやベッドルームなど、様々なスペースに使えます。【商品詳細】『ハッピーヴァーベナ ルームフレグランス』価格:エシカル割¥4,481(税込)『ハッピーヴァーベナ ハンド美容液』¥2,988(税込)手指消毒などで、いつも以上に乾燥が気になるこの季節におすすめなハンド美容液です。アロエや酒粕、シアバターが配合され、すっとなじみなめらかな手肌へと導きます。【商品詳細】『ハッピーヴァーベナ ハンド美容液』価格:エシカル割¥2,988(税込)『ハッピーヴァーベナ オイルインハンドスプレー』¥2,200(税込)アルコールで手荒れしてしまう方のために誕生したハンドスプレーも今の時期は必見。手肌をやさしくいたわるひまわり油を配合し、潤いを与えながら除菌をしてくれるアルコール入りハンドスプレーです。【商品詳細】『ハッピーヴァーベナ オイルインハンドスプレー』価格:エシカル割¥2,200(税込)※いずれも2021年2月25日(木)午前10時~、SHIROオンラインストア限定で予約開始※2021年3月11日(木)頃よりお届け予定オンラインストア限定で完売も予想されるアイテムなので、気になる方は予約時間もチェックしておいてください。『ハッピーヴァーベナ』の利益は現在も、東北地方の復興支援のために寄付されています。気になるアイテムがあれば、商品を購入して、東日本大震災の復興サポートに携わってみてはいかがでしょうか。【参考】世界中がハッピーな香りにつつまれますように 東日本大震災の復興支援として発売した『ハッピーヴァーベナ』が限定フレグランスから再登場-PR TIMES©︎SHIRO文/RKRK
2021年02月23日東日本大震災から10年という節目の年となる2021年。震災の教訓を未来へ伝えるために、“震災の記憶”、“その後の人々が生んだ絆”、 “未来への課題”の3つをテーマに掲げた特別企画『「震災と未来」展 ー東日本大震災10年ー』が日本科学未来館にて開催される。展示は3つのゾーンによって構成。まず「ZONE1」では、地震発生から72時間のNHKニュース映像を時間を追って公開。さらに、震災で失われた街や集落を全国の建築学生の協力により1/500サイズの模型で復元するプロジェクトの紹介や、東京電力福島第一原子力発電所の事故の記録とその影響を、避難者の証言などを交えて紹介するコーナーなどで、震災発生当時の状況を追体験し、あのとき、何が、どのように起こったのかを見つめ直す。地震発生から72時間©NHK東日本大震災復興支援「失われた街」模型復元プロジェクト「ZONE2」では、NHK復興支援ソング「花は咲く」や「SEIMEI」の演技で着用した羽生結弦選手の衣装や、復興支援チャリティーの一環としてネットオークションに出品されたレディー・ガガの直筆サインとメッセージが記されたティーカップといった復興にまつわるストーリーをもった品々や、復興のあゆみを社会の出来事を交えたニュース映像で東北の10年におよぶ復興のあゆみを振り返る。羽生結弦選手©NHKレディー・ガガさんのティーカップ最後の「ZONE3」では、毎年のように国内各地で頻発する自然災害や、それに伴う複合災害時に迫られる様々な選択を仮想空間で体験できるコーナーや、新たな避難所の形など、これからの防災について考えていく。防災クロスロード(イメージ)監修:矢守克也(京都大学防災研究所) ※「クロスロード」はチーム・クロスロードの著作物で登録商標です。飛沫感染防止用テント提供:流山市大きな自然災害が頻発し、首都直下地震などの発生も懸念され、さらにコロナ禍により避難行動の変容も迫られている昨今。東日本大震災の記憶と改めて向き合い、今、私たちに必要な防災や減災について考え直す好機となるだろう。【開催概要】特別企画『「震災と未来」展 ー東日本大震災10年ー』会期:3月6日(土)~3月28日(日)※3月9日(火)、3月16日(火)は休館時間:10:00~17:00(入場は閉館30分前まで) ※入場無料・事前予約制会場:日本科学未来館 1階 企画展示ゾーン公式HP: www.nhk.or.jp/event/art2020/
2021年02月18日2021年3月11日、東日本大震災は丸10年の節目を迎えます。震災によって、1万5千人以上の尊い命が犠牲となり、多くの人たちが家や故郷を失いました。直接被災をしていない人たちにとっては、東日本大震災は『過去に起きたこと』になりつつあるかもしれません。しかし、被災者や大切な人を失った遺族たちにとって、震災は今もこの先も続く、現実なのです。『震災がもたらした悲しみ』被災地の写真スタジオで働いていた、あいしま(@setup_setup)さんは、震災後に遺影写真を作成する仕事をしていました。これまで当時の経験を自分の胸にしまっていましたが、震災から10年を機に、漫画に描くことを決めたといいます。あいしまさんが、決して忘れることができない光景とは…。(4/4) pic.twitter.com/OGod9BoCTX — あいしま@原稿中 (@setup_setup) February 11, 2021 父親の遺影とともに入学の記念写真を撮った女の子、親子の遺影写真、七五三の写真を撮った後震災で亡くなった女の子…。亡くなった人や残された遺族、つらい想いをしている子供たちの顔を思い出すたび、あいしまさんは涙をこらえることができないといいます。何年経ったとしても、被災者の人たちが抱える悲しみが風化することはないのでしょう。読者からは、たくさんの反響が寄せられました。・つらくて泣いてしまった。生きている姿を写せるって、とても幸せなことなんだと思う。・こんなに悲しい写真はない。子供たちの表情が、少しでも戻っていることを願うばかり。・こうやって個人のエピソードを読むと、報道で見た映像以上に悲しい出来事だったんだなと感じる。・大切な人が次の日も生きている保証なんてない。どうかみんなが、大事な人にその気持ちを伝えられますように。あいしまさんは、被災地に住んでいた当事者として「3月11日は、家族やパートナーと防災について考え、話してほしい」と最後につづっています。災害はいつどこで起こるか、誰にも分かりません。万一の時に生き延びて、大切な人と再会できるように、普段から防災意識を高めておくことが大切でしょう。[文・構成/grape編集部]
2021年02月12日今思えば、数分であっても子どもだけを家に残して外出するということはよくないことだと深く反省しているのですが、娘が2歳になったころ「数分なら大丈夫だろう」と娘を部屋に残してゴミ出しに行っていた私。そんななか、遠方に住むママ友が震災被害にあってしまい……。当時の様子についてママ友から教えてもらい、わが身を振り返った体験談をご紹介します。 周りもしているから大丈夫!?私の家族は、夫と娘の3人暮らし。家事は主に私がしていますが、夫はゴミ出し担当です。夫は残業が多いため、疲れているのにゴミ出しをお願いして申し訳ない……という思いが私にはありました。あるとき友人との会話の中で、本当はいけないことだとわかっていても、ゴミ捨てなどの用事のときは一瞬、子どもを部屋に残して近所で用事を済ませている人がいるが少なくないことを知ったのです。 その現実を知り、自分が神経質過ぎたのかと思い、2歳を過ぎたころの娘に「お母さん、すぐ戻るからテレビを見ていてね」と伝えたうえでゴミ出しをするように。徒歩1分の距離ですが、私は駆け足でゴミ出しをするようになりました。 ヒヤリ…ママ友の震災体験そんなある日、日本で大きな地震が発生。わが家に影響はなかったものの、友人が住む地域のため心がざわつきました……。ひとまず私は友人の無事を確認し、ひと安心。被災地が落ち着いたころ、友人が地震当日の様子を教えてくれたのです。当時、友人は1歳の娘さんと自宅で過ごしていました。 カウンターキッチンで作業をしながら、リビングで遊ぶ娘さんを見守る友人。そのとき、地震が発生。娘さんの上に棚が倒れかかり、友人は「〇〇ちゃん!」と叫びながら慌てて娘さんを抱きかかえ、事なきを得た……ということでした。 一番大切なものは私は友人家族が無事でよかったと思うと同時に、自分の身にも起こりうるリアルな体験談にゾッとしたのを覚えています。週に数回、数分だけのゴミ出し。いざというときに私は娘を守れるのだろうか?と自分に問いかけました。私は「子どもと暮らすとはどういうことか」について、改めて考えさせられたのです。 一番大切な命を守るために、安全が確証できないことをしないこと。その考えのうえで、部屋に娘をひとりにしないことを夫婦間で決めました。また、寝室に懐中電灯や予備のメガネ、スリッパなどを置き、防災対策をとるように。避難先や緊急連絡先など、いざというときのことについて家族で話し合うきっかけになりました。 少しでも夫の負担を減らしたいという思いから始めたゴミ出し。数分なら大丈夫と思い、娘をひとりにしていましたが、友人の震災体験を聞き、本当に大切なものは何かに改めて気づかされました。また、日ごろの防災意識を高める機会も与えてくれました。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~5歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日なりますように! 監修/助産師REIKO 著者:坂本ひろ子1児の母。自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
2020年12月13日2016年4月に発生した熊本地震。最大震度7の地震により、熊本県のシンボルである熊本城は甚大な被害を受けました。熊本城は復旧・復元に向けて寄付を募り、2020年6月末までに総額44億円が集まっています。同年11月2日には、『熊本城災害復旧支援金』に個人として最高額の寄付があり、人々の注目を集めました。熊本城のため1億円の寄付!『熊本城復元整備基金』に寄付をしたのは、熊本市在住の女性。なんと個人で1億円を寄付したとして、熊本県熊本市の大西一史市長が感謝の言葉をTwitterに投稿しました。昨日熊本市在住の浅野敦子さんが熊本城復元整備基金に個人としては最高額の1億円を寄付して頂きました。本当に有難いことです。熊本市を代表して御礼を申し上げるととともに感謝状を贈呈させていただきました。貴重な浄財を熊本城の復旧のために大切に活用させていただきます。有難うございました。 pic.twitter.com/kKWG9HGMLi — 熊本市長 大西一史 (@K_Onishi) November 3, 2020 1億円の寄付は、並大抵のことではありません。大西市長は女性に感謝状を贈呈。ネット上では、女性の決断に称賛の声が相次いでいます。・ご厚意に感謝いたします!・熊本市民として御礼申し上げます。・とてもかっこいい!マネできないけど、私も熊本城を未来に残すためにできることをしていきたい。熊本城は『熊本城災害復旧支援金』のほかに、城主の証が発行されるなど特典が付く『復興城主』制度の寄付も受け付け中。多くの人の想いによって復旧・復元が進む熊本城の姿は、胸に迫るものがありますね。[文・構成/grape編集部]
2020年11月05日バーチャルで新たな挑戦が始まるGPSトレーニングアプリ「TATTA(タッタ)」を活用したバーチャル企画「第2回 東北・みやぎオンライン復興マラソン」が開催されます。開催期間中(2020年9月5日 (土) ~ 2020年9月19日 (土))に42.195キロ以上を走れば完走となります。新たな賑わいを創り出す東北・みやぎ復興マラソンは、マラソン大会を通じて震災の風化を防ぎ、被災地に新たな賑わいを取り戻すために始まりましたが、2019年は大型台風、今年は新型コロナウイルス感染の影響で2回続けて中止となってしまいました。今回のオンライン大会は、中止が続く中で何か復興の支援のために行いたいとの強い思いから、全国各地、どこからでも参加できるバーチャル開催となりました。復興マラソンのポイント東北・みやぎオンライン復興マラソンは、GPSランニングアプリTATTAを使い行います。走る場所はどこでも良く、走る回数も何回でもかまいません。指定された期間に42.195キロを走れば完走です。制限時間がないので、ランナーだけでなく、走力に自信がない人も参加できるイベントです。参加費は2,500円で、参加賞として被災地にまつわる商品となるので参加することが被災地へ支援にもつながります。(画像は公式サイトより)【参考】※東北・みやぎオンライン復興マラソンの公式サイト
2020年08月20日意外と知らない社会的な問題について、ジャーナリストの堀潤さんが解説する「堀潤の社会のじかん」。今回のテーマは「震災への備え」です。熊本地震から3年。震災への備えはできていますか?4月14日で熊本地震から丸3年になります。政府の地震調査委員会によると、今後30年以内のM7~7.5規模の地震の発生率は、青森県東方沖・岩手県沖北部で90%以上、宮城県沖が90%、茨城県沖は80%。M7の地震が発生する確率が50%以上の海域には、房総半島沖や相模湾も含まれます。また、南海トラフではM8~9の地震が起きる確率が70~80%といわれています。日本全国北から南まで、大地震が起こる可能性が高いのですが、みなさん備えはできていますか?東京都は、直下型地震が起きた際は、会社にとどまるようにという「帰宅困難者対策条例」を出しています。交通インフラが止まり、多くの人が移動すると混乱が起き、二次災害が起きたり、緊急車両が通れなくなるのを防ぐためです。しかし、東京商工会議所が会員企業を対象に調査したところ、1127社から回答があり、この条例を認知している企業は62.9%、従業員数10~29人の会社では43.9%でした。会社にとどまるからには、全従業員分の3日以上の備蓄が必要になりますが、それを備えている企業は半分にも満たないことがわかりました。東日本大震災時の数から推定すると、約380万~490万人の帰宅困難者が発生するといわれています。現状では、帰宅はできず、会社にとどまっても備蓄がないケースがほとんどになるでしょう。自分の身は自分で守るしかありません。水や非常食、充電器などは通勤時にも常備しておいたほうが安心です。リサーチ会社によると、災害の備えについて、20代の女性の3割は何もしておらず、逆に60代女性では準備をしていないのは1割のみでした。とにかく、自宅には1週間分の食料と飲料水、電気(電池や電源)、トイレの確保が必須です。また、家族や大切な人との連絡手段、落ちあう場所を決めておきましょう。携帯はしばらく繋がらなくなると思っておいたほうがいいです。直接落ちあえる場所を必ず確認しておきましょう。また、自宅からだけではなく、職場からの避難場所も確認しましょう。普段使っている道が使えなくなる可能性もあるので、3つくらいのプランを考えておくことも大事です。堀 潤ジャーナリスト。NHKでアナウンサーとして活躍。2012年に市民ニュースサイト「8bitNews」を立ち上げ、その後フリーに。ツイッターは@8bit_HORIJUN※『anan』2019年4月17日号より。写真・中島慶子イラスト・五月女ケイ子文・黒瀬朋子(by anan編集部)
2019年04月16日日本陸連公認予定フルマラソン大会宮城県の復興の今を体感できるフルマラソン大会「東北・みやぎ復興マラソン2019」は、2019年10月12日(土)・ 2019年10月13日(日)に仙台放送の主催により開催されます。津波で浸水被害を受けた地域の復興への今を感じながら走るフルマラソン大会です。自己ベスト更新も狙えるかもフルマラソンコースは、フラットなので自己ベスト更新を狙う人にはおすすめです。また、制限時間が6時間45分と長いのでフルマラソン初心者も安心して走ることができる大会です。あなたの走りが復興につながるマラソン大会参加者の楽しみといえば、完走や自己ベスト更新もありますが、各ポイントに設置された「エイドステーション」が挙げられます。同マラソンコース内には、合計18か所のエイドステーションが設けられ、東北のグルメも味わえます。他にも、復興中の被災地のここでしか、見ることができない景色や、ボランティア・地元のみなさんとのふれあいが魅力の大会です。(画像はプレスリリースより)【参考】※「東北・みやぎ復興マラソン2019」公式サイト
2019年03月13日9月1日は「防災の日」。災害はいつ起きるか分かりません。だからこそ平常時に、事前に震災などの自然災害に備えておくことが大切です。今回は、実際に被災した経験者だからこそ分かる、防災に必要な備えと心得に関する記事を、6本まとめてご紹介します!■ 震度6弱の大阪地震を経験!防災グッズはどこに保管するのが正解?つい先日起こった大阪の地震。震度6弱という大きな揺れを観測し、甚大な被害が出ました。被災したときに役立つのが防災グッズですが、何をどれだけ用意すればいいのでしょうか。CORA / PIXTA(ピクスタ)こちらの記事では、より安価で無理・無駄のない防災グッズの揃え方と緊急時に持ち出しやすい保管場所についても、アドバイスしています。簡単チェック!防災グッズの準備と保管場所《その他の関連記事》>非常食は「自宅用」「避難用」に分類!一人暮らしの防災対策・1>非常用持出袋の中身、32アイテム全部見せます!・その2【トノエル防災研究室】>簡単に使いこなせない「防災セット」、いかがですか?■ 大阪地震でも食器が割れなかった!その理由って?地震で食器棚から食器が落ちて割れてしまうと、破片が床に飛び散って大変危険です。しかし、食器棚ではなく引き出し収納に食器をしまっていたところ、食器が飛び出して割れる被害はほとんどなかったのだとか。食器は食器棚にしまうものという思いこみを捨てれば、合理的な安全対策が見えてくるかもしれません。こちらの記事では、食器をしまうのに最適な引き出し収納の高さについても言及しています。ぜひチェックしてみてください!地震に備えて、引き出し収納で食器の破損を防ぐには?■ 熊本地震経験者が教える7つの防災ポイントGraphs / PIXTA(ピクスタ)「防災の備え」イコール「防災リュックを買うこと」というのは思い込みです。防災リュックを用意するよりももっと大切なことは、家の中の棚や家具を総点検することでした!熊本地震を経験したからこそ分かった、「命を守るために今すぐするべきこと7つ」とは一体?防災への意識を変え、盲点を教えてくれる記事です。まず第1に、自身の命を守るためにすべきこと7つ■ 被災者に聞いた震災直後に「本当に困った事」2002 / PIXTA(ピクスタ)実際に震災を経験した人に「震災直後に困ったこと」について、アンケート調査を行いました。最も多かった答えは、日常生活で欠かせない「水」を手に入れることでした。こちらの記事のアンケート結果は、日頃の備えの参考にもなります。ぜひチェックしてみてください!震災直後に困ったこと。事前の備えに参考にしたいアンケート調査■ 看護師が教える非常食の選び方kou / PIXTA(ピクスタ)東日本大震災での経験を持つ看護師が推奨するのは、家族にあった非常食の選び方です。非常食なら何でもいいというわけではありません。病歴や体調、年齢にあったものを選んでおかなくては、非常食を食べて体調不良に陥ってしまう可能性もあります。高齢者や赤ちゃん、血糖値が高い人などにオススメの非常食をお教えします。自分は大丈夫?看護師が推奨する非常食の選び方■ 防災グッズに絶対入れておきたい○○とは?terumin K / PIXTA防災グッズというと、水、食料、毛布、簡易トイレなどが基本です。しかし、被災地の様子を見て回った看護師の筆者は「歯ブラシ」も忘れてはいけないと言います。歯ブラシが重要なその理由とは?また、記事では被災時に歯ブラシがなかったときの対処法についてもお伝えしています。防災グッズには「歯ブラシ」を忘れずに〜その理由とは?《その他の関連記事》>災害時に愛犬、愛猫はどうする?ペットの防災対策ですべきこと4つ
2018年09月01日走ることで被災地への支援「第36回新潟シティマラソン2018」では、平成30年7月豪雨復興支援チャリティーランナーを募集しています。バリエーション豊かなコースが魅力新潟シティマラソンは、新潟市の中心市街地「柾谷小路」や国の重要文化財「萬代橋」を通り、日本一の大河「信濃川」や日本海夕日ラインといった新潟ならではの豊かな景色を楽しみながら走るコースです。参加募集は、既に7月8日に終了していますが、被災地への支援を目的に『復興支援チャリティーランナー』として追加募集を8月8日(水)まで行っています。開催概要について新潟シティマラソンの開催日時は、平成30年10月8日(スタート8時30分)、会場は、デンカビッグスワンスタジアム、種目は、マラソン(42.195㎞)とファンラン(11.㎞)となります。参加費は、マラソン9,720円、ファンラン5,400円で、必要経費を差し引いた金額(マラソン9,000円、ファンラン5,000円)が寄付)となります。(画像はプレスリリースより)【参考】※新潟市のプレスリリース※第36回新潟シティマラソン2018
2018年07月27日“森の幼稚園”って知っていますか? 森の中で自由に遊べば、子どもたちの感性も、のびのび育ちます。先日、森の幼稚園発祥の地、デンマークのロラン島の視察報告会が、「ガイア都市創造塾」の主催で行われました。「ガイア都市創造塾」の塾長であり、宮城大学 事業構想学部の教授でもある風見正三(かざみ しょうぞう)さんに、子どもと自然の関わりの大切さについてお話を伺いました。デンマークが発祥の地“森の幼稚園” ってどんなもの?森の幼稚園とは、子どもたちが森の中で自然との関わりを通して、さまざまなことを体感し、感性を磨いていくという試み。今では、北欧諸国をはじめ、ドイツなどでも盛んに行われていますが、その発祥の地は、デンマークのロラン島。そこへ、日本でも森の学校プロジェクトを東北で推進する、風見正三さんが視察に行かれました。―― ロラン島はどんなところですか?ロラン島は、風力発電などの環境政策でも日本で話題となった島です。コペンハーゲンから電車で2時間ほどの場所にある、人口約7万人の小さな島。そこは森の幼稚園発祥の地でもあります。美しい田園風景の中に、農家の方が厚意で森の幼稚園を作りました。今では島内にいくつもの森の幼稚園があります。―― 森の幼稚園、森の学校とはどんなところですか?森の幼稚園は、小学校に入る前の子どもたちが森の中で自由に暮らし、クリエイティビティを育むという幼稚園です。デンマークの教育は進んでいて、そこではいろいろな体験学習を通して子どもたちの自主、自立の感覚が磨かれているのです。またほとんどの森の幼稚園は公立です。幼稚園だけでなく、「フォルケスコーレ」という義務教育の現場では、子どもたちはセルフビルドで授業を楽しんでいます。先生と生徒は対等の立場で、子どもが外で遊びたくなったら『外で遊んできます!』と外に飛び出しても構いません。森の中では、先生も子どもも、大人も子どもも同じ目線で会話しています。自然の中では、いつ、何が起こるかわかりませんから、それぞれが自分にできることをやるというのが、当たり前に行われているのです。とにかく自分で考えて、自分で責任を取っていくという教育。どの学校にも自然があふれていて、そのままでいいんだよ、自由でそのままの個性を出せばいいんだというメッセージにあふれているんです。―― ロラン島やデンマークの子どもたちと接して感じたことはどのようなことですか?自然での体験を通して、課題を解決する力を身につけた子どもたちは、自ら考え、工夫する力が優れているように感じました。私たちが訪れたときも、子どもたちが素敵な歌をプレゼントしてくれたり、森の中を案内してくれました。また、森の中では、常に選択や判断が求められますから、その中で冷静さを養い、創造性を発揮するようになります。子どもたちは、精神的にも落ち着いています。森の幼稚園では、子どもたちは、のびのびしており、子どもも大人もお互いを信頼し、心地よいコミュニティが形成されているのです。デンマークは福祉国家で、税金は高いのですが、教育は大学まで無償であり制度的にも恵まれています。世界一幸福といわれるゆえんは、そうした教育支援と、ひとり一人の自主性を大切にする風土もあるのでしょう。自然との関わりは、「子どもの脳の発達」にも影響する―― 森の中で遊ぶことは、子どもたちにどのような影響があるのでしょう?子どもたちの、自然との関わりは、脳の発達にも影響が及ぼされることが近年わかってきています。自然との関わりを持たずに育った子どもは、コミュニケーション能力に問題が起こりやすいという研究報告も出されてきています。これは「自然欠乏症候群(Nature Deficiency Syndrome)」と呼ばれています。自然の中で適応力を身につけることが、子どもの脳の発達に良い影響を及ぼし、コミュニケーション能力を伸ばすことができるのです。こうした社会的な変化を踏まえて、東北の震災復興事業として私たちが進めている「森の学校プロジェクト」においても、子どもたちの自然への距離を縮めることにより、大震災で傷ついた心を癒そうと考えています。―― 東北の「森の学校プロジェクト」とは、どのような試みですか?「森の学校(東松島市立宮野森小学校)」は、3.11の大震災で被災した小学校を高台に移転させるとともに、それを自然と融合した“森の学校”として再建するプロジェクトです。こどもたちは、森の中で過ごすことで、木の温もりや、生きものなど、自然の優しさに触れながら、心も癒されていきます。また、大震災で、私たちは自然の脅威を感じると共に、自然の偉大さを知りました。そして、様々な状況を乗り越え、「生きる力」の大切さを知りました。都市機能が止まったとき、どうやって火をおこすのか、何が食べられるのか、そうした究極の生命力が大切になることを実感したのです。「森の学校」は、こうした自然や森の中から「生きる力」を体験的に学ぶことのできる場となります。―― 今後、日本でも森の幼稚園のような活動は増えるのでしょうか?日本では、“森の幼稚園”といったコンセプトは知られていますが、その本質を実現したものは未だ少なく、教育機関として認可されたものはまだ多くありません。しかしながら、日本は、本来、森林大国であり、国土の約7割は森林となっています。これらの森をしっかりと活用すれば、“森の幼稚園”、“森の学校”はどんどん増えていきます。日本の森には、それぞれの地域に、炭焼きの名人や、きのこづくりの達人、林業家等がたくさんいます。そういう人たちが教師になり、“森の学校”の子どもたちに様々な知恵や技術を教えることになれば、森を支える人材を育成することになるだけでなく、そこに、森を生かした持続可能な産業が生まれていきます。森は活性化し、地元の木材も流通し、木工技術や家具産業も成長していく。これからは、地域の資源を発掘し、それらを踏まえた地域経済が育まれることにより、「森・里・海」の豊かさを享受できる持続可能な未来が実現していくことになることでしょう。風見正三さん プロフィール宮城大学 事業構想学部長・事業構想学研究科長、ガイア都市創造塾塾長。日本ダム協会での調査研究、大成建設での都市開発等を経て、英国ロンドン大学大学院留学中に地球サミットに参加し、「持続可能な発展」の概念と出会い、コミュニティを核とした持続可能な地域創造の研究や実践を進める。2008年から宮城大学教授に就任。2017年に落成した東松島市の「森の学校」プロジェクトでは、震災直後から基本構想・基本計画の策定に携わる。ガイア都市創造塾では、震災の教訓を踏まえながら、東北や日本を再生していく人財(ガイア人)を育成すべく、ソーシャルビジネスの分野にてさまざまな活動を行っている。*風見正三さんが塾長を務めるガイア都市創造塾では、毎年、ロラン島への視察ツアーを開催しています。昨年のツアー参加者による報告会では、風見さんの講演のほか、フードデザイナー横田美宝子さん(3.p.mさんじ)のロラン島イメージの食のコラボや、参加者による発表や意見交換も活発に行われました。詳しくはホームページやFacebookページをご覧ください。・ ガイア都市創造塾 ・ ガイア都市創造塾Facebookページ
2018年04月05日サンドウィッチマンが3月2日、東日本大震災のための「東北魂義援金」に寄せられた948万5,255円を届けるため宮城県庁を訪れた。 同義援金を通じて集まった総額は、現時点で4億円以上。伊達みきお(43)は「振り込んでくれたり、チャリティーグッズを買ってくれた全国の人の思いをしっかり持ってきました」と語った。相方の富沢たけし(43)も「震災孤児のためにもしっかり使ってほしい。子供たちの成長はまだまだこれからですから」と使い道の展望を述べた。 震災当日は気仙沼市にいたと震災発生から5日後、同義援金口座開設を発表した会見で2人は明かしている。 「でっかい地震は何度か経験してますけど、あんな地震は初めて。2分くらいその状況(立つことも困難なほどの地震)が続いて、そのあと建物からいっぱい人が出てきてガラスが割れる音がして、悲鳴がいっぱい聞こえて、気仙沼市のサイレンが鳴りまして」(伊達) 選択肢を誤っていれば、津波に飲まれる可能性もあったという2人。復興に向け行動を起こすことを「使命」と感じたそうだ。しかしその取り組みに「売名行為」「震災芸人」と揶揄されることもしばしばあったと昨年3月、ラジオで明かしていた。 「ただ、僕らはあの津波を目の当たりにしたわけですよ。芸人ではなく宮城県民として生き残った僕らはやるしかないでしょ、と。『サンドウィッチマンを見たら東北の大震災を思い出す』って声もあるとも言われたんですよ。そしたら富澤が『もっと面白けりゃ大丈夫じゃない?』って」(伊達) 宮城県民としての、そして芸人としての矜持から“覚悟”は生まれたようだ。2人は「自分たちにできること」を模索し、行動に移していく。義援金を募ることもそうだが、被災地を含め“東北で仕事をする”ということを意識して取り組むようになったと冒頭の会見では明かしていた。 「僕らが頑張れば仙台でも(みんなが)ロケとかやってくれるじゃないですか。そしたら、どんどん仙台がメジャーになっていくし」(富沢) しかしそれは自分たちのためでもあるようだ。16年6月、ラジオで語っている。 「(被災地に)行かない時期が2カ月くらいあったりすると、ちょっとだけ自分の中でも風化しているんですよ。2カ月行かないだけで、あれ最近行ってないな、そういえばちょっと忘れてた時があるなと思うんですよ。そういう時は、次の月は必ず行ったり」(伊達)
2018年03月04日海外の映画祭を訪れることは難しくても、日本各地で開催されている映画祭は、日帰り~1泊で行くことができますよね。今年の4月は「くまもと復興映画祭 powered by 菊池映画祭」(4/7~9)に行こうと思っています。熊本出身の行定勲監督がディレクターをつとめ、熊本にゆかりのある俳優や著名人を中心に「地方創生版チーム熊本」をかかげて開催している映画祭です。この映画祭に参加するのは3回目です。昨年、映画祭が開催された直後に熊本地震が起きたため、今年はどうなるのか…と心配していましたが、熊本パワーはすごいですね。前回よりも力強い映画祭として開催するのですから、行かないわけにはいかない。震災後、復興のために自分は何ができるのか、どんな応援ができるのか考えました。募金、ボランティア活動、ふるさと納税…いろいろな方法はありますが、その土地を訪れ、その土地の名産を食べ、その土地を観光する──それもひとつです。でも、復興支援だけで行くのではなく、癒される場所、また訪れたくなる場所、そういう想いがベースにあります。もちろん映画祭としても魅力的です。今回のオープニングは行定監督がオール熊本で撮影した『うつくしいひと』の続編『うつくしいひと サバ?』がプレミアム上映されます。場所は熊本城二の丸広場(※荒天時は熊本県立劇場)。地震によって熊本城は大きな被害を受け現在も修復中ですが、二の丸広場や加藤神社は見学でき、その周辺から天守閣を見ることができるそうです(熊本城ホームページ参照)。ちなみにこのプレミアム上映は無料!レッドカーペットもあります。行定監督をはじめ、佐藤健、高良健吾、米村亮太朗、中別府葵、石橋静河、ロイック・ガルニエ、中原丈雄、柴田隆浩(忘れらんねえよ)…豪華ゲストが参加予定です。過去2回この映画祭に参加してみての感想ですが、どの上映にもゲストトークがあり、そこでしか聞けない貴重な話が次から次へと飛び出し、ゲストや大勢の観客と一緒に過ごす時間は本当に楽しいものです。今年の「特集 妻夫木聡」では『ぼくたちの家族』『ジョゼと虎と魚たち』『春の雪』、特別上映は佐藤健主演の『世界から猫が消えたなら』、「高良健吾 企画」では『東京物語』が上映されます。どんな撮影秘話が聞けるのか、いまから楽しみでしかたありません!また、映画祭の楽しみといえば“夜”のイベント。映画の上映に加え、映画人たちがオフレコでエンドレスに語りあう「真夜中の映画祭」は雑誌やテレビ、ネットでは決して聞けないディープな話を聞けるイベント。今年も眠れない3日間となりそうです。そして、映画の合間に熊本の郷土料理をいただくのも楽しみ!あまりの美味しさに感動した馬刺しや馬肉料理、だご汁は必ず食べて帰ってこようと思っています。映画祭の前売りチケットはすでに完売していますが、当日券の発売も決まったようですし、何よりオープニング上映は無料です。しかも熊本はちょうど桜が満開!次の週末は映画を観に、ふらり熊本へ行きませんか。(text:Rie Shintani)(text:Rie Shintani)
2017年04月02日アイドルグループ・NMB48が11日、大阪市西区の京セラドーム大阪で復興支援イベント「What can I do for someone? in 京セラドーム大阪」を開催した。復興支援活動の一環として、会場内に募金ブースを設置。NMB48メンバーが協力の呼びかけを行った。また、NMB48メンバーがデザインしたチャリティーTシャツも販売した。メインステージでは、各チームによるライブパフォーマンス、ファッションショー、来場者参加型のクイズ大会、さらには、メンバーの特技・個性を生かした企画ブースを展開。AKBグループメンバーが沿岸被災地の子供たちとの4年間の交流を経て作成した、岩手県山田町ジオラマ「やまだまち48」を関西初として展示した。そして、6年前に震災が起きた14時46分には、金子支配人の合図の元、黙とうを1分間、全員起立して静かに祈りをささげた。山本彩は「あらためて、東日本大震災の被害に遭われた皆さまを、心からお見舞い申し上げるとともに、そのご家族の皆さまの傷が早く癒やされるように、私たちもこの活動を通してできることを、精いっぱいやらせていただきたいと思っております」と決意を新たにした。また、矢倉楓子は「今年は宮城県山元町に行きました。被災地には何度か訪問させていただいているんですが、そのたびに逆に私の方が笑顔や元気をいただいていて。今回もちびっこたちも一緒に歌って、踊ってくれて、笑顔をいただきました」と、須藤凜々花は「NMB48は、これからも被災地方々を応援できるように、たくさんの活動を続けていきたいと思います」と語った。(C)AKS
2017年03月11日アイドルグループ・AKB48のチームBが11日、東京・秋葉原のAKB48劇場で「東日本大震災復興支援特別公演~誰かのためにプロジェクト2017~」を行った。公演の終盤に、夜に同劇場で公演を行うHKT48のメンバーを呼び込み、一緒に「掌が語ること」と「誰かのために」を歌唱。6年前、震災が起きた14時46分には、震災にて犠牲になられた方々に哀悼の意を表し、メンバーが公演を観覧中のファンとともに黙とうした。渡辺麻友は「あの日あの時の気持ちを思い出して歌を歌って、黙とうを捧げさせていただきました」と話し、「私たちの支援活動は微力かもしれませんが、何かに繋がればいいなという希望と思いを込めて、これからも続けていきたいと思います」と思いを伝えた。柏木由紀は、今月4日の復興支援ライブを振り返って「私は福島県に訪問させていただいたのですが、幼稚園児や小学生のお客さんが多数来てくださいました。6年前の2011年のクリスマスに訪問した時に、その時に会った福島県の子供達と『また来るね』って話をしていたので、そのときの約束を果たせたのがすごくうれしかったです」とコメント。「みんなが歌などで元気になってくれるので、私たちにもできる事があるんだな、まだまだ続けていきたいなと思いました」と決意を述べた。公演後には、劇場ロビーにて義援金の募金が行われたほか、チャリティTシャツも販売。これらは復興支援に役立てられる。この日は、全国の各劇場で「東日本大震災復興支援特別公演~誰かのためにプロジェクト2017~」を開催。NMB48は、地元・大阪の京セラドームで「『誰かのために』プロジェクト What can I do for someone? in 京セラドーム大阪」を行った。(C)AKS
2017年03月11日AKB48グループが4日、岩手・宮城・福島の東日本大震災被災地を訪問し、復興支援ライブなどを行った。同グループは、震災以降「誰かのために」プロジェクト立ち上げ、義援金の募集や定期的な被災地訪問活動といった復興支援活動を継続的に実施。この活動の63回目となる今回は、岩手・宮城・福島各県の被災地に、計47人が訪問した。各会場で行われるイベントの前には、メンバーが犠牲者への献花と1分間の黙とう。夕方からは、小学校や体育館などでライブ形式でのイベントを開催し、「ヘビーローテ ーション」「恋するフォーチュンクッキー」などのシングル曲や、震災復興応援ソング「掌が語ること」などを披露した。ライブの他には、各会場を電話でつないでメンバーがそれぞれの様子を報告し合ったり、じゃんけん大会でメンバーのサイン色紙をプレゼントしたりと、ファンとふれあい。終演後には、記念撮影会やハイタッチ会も行われ、宮城県では、イベント後に地元のラジオ番組の収録にメンバーが参加し、ライブの感想や震災復興支援活動への思いなどを報告した。なお、3月11日の震災発生当日には、AKB48、SKE48、NMB48、HKT48、NGT48が、各劇場やイベント会場で、復興支援特別公演を開催する(HKT48はAKB48劇場、NMB48は京セラドーム大阪で実施)。(C)AKS
2017年03月05日アイドルグループ・嵐が、熊本県天草市大矢崎緑地公園で行われる、熊本地震復興祈願チャリティイベント「ONE KYUSHU FES」(9月18日開催)に応援メッセージ動画を寄せることが、この度わかった。同イベントは、4月14日に発生した熊本地震からの復興と、海外へ向けた九州地域資源の発信を目的としたチャリティイベント。当日は、会場限定で嵐からのメッセージ動画が流れ、熊本地震で被災した地域の子供達や、国内外の来場者総勢1万人で、嵐の楽曲「ふるさと」を合唱する。「ふるさと」は、2010年の『第61回NHK紅白歌合戦』のために制作された楽曲。作家の小山薫堂が故郷・熊本県を思って作詞した。嵐のメッセージ動画は、会場内の復興ステージで20時15分からの公開を予定している。また、同ステージでは19時10分よりミュージシャン・佐藤竹善の復興ライブも実施する。復興ソング「明日へ」の初披露や、くまモン主演映画のテーマ曲「ふるさとで、ずっと。」などの楽曲を披露する予定だ。
2016年09月07日こんにちは、佐原チハルです。東日本大震災、そして熊本・大分での震災では、実際に被災した人はもちろん、ニュースやSNSなどを見て大きな不安を抱えた人も多いのではないでしょうか。特にアレルギーなどの持病のある子どもがいれば、なおさらでしょう。そこで今回は、アレルギーっ子のいるママ・パパが特にしておきたい“備え” について、ママさんたちからオススメの対策を聞いてみました。●(1)全ての基本は“自宅の備蓄”をしっかりさせること『家での安全が確保されているなら、自宅避難でも大丈夫な場合があると聞いた。インターネットのニュースで「菓子パンでしのいだ」みたいな話も見かけたんだけど、卵・小麦アレルギーのあるうちの子には何も食べさせられなくなっちゃう。だったら家で避難できるなら家にいられた方がいいなって思って、備蓄はしっかりしておこうと決めた』(30代・ワーキングマザー)また、アレルギーフリーのビスケットなど、“おやつ”も必ず備蓄に加えるようにしている、という話も聞きました。『地震を怖がって食欲をなくす子どもがいたって、東日本大震災で被災した親戚が言っていました。好物のおやつは口にしてくれることもあったらしいので、備蓄に加えました。卵を使っていないお菓子は、探さないと見つけられないことも多い から、準備しておかないと不安だし』(30代・ワーキングマザー)『自分たちに必要なものは、自分たちで用意しておくのが一番確実。原材料の確認できないものを子どもには食べさせられないから、文字どおりの死活問題になっちゃう』(20代・ワーキングマザー)●(2)多少の薬のストックもできるようにしておくことアレルギー体質の子どもの場合、日常的に・毎日、服薬が必要であることも少なくありません。『常に5〜7日分くらいは余裕がある状態になるようにしている』(30代・ワーキングマザー)『あまり多くを長く置いておくことはできないから、数日分を、病院に行くたびに入れ替えでストックしている』(40代・専業ママ)薬の保存ができるか否かなどは、種類によっても異なってきます。また薬は、しっかりと診察を受け、適切なものを処方される必要があります。そのため、素人判断でむやみにストックし、医師の診断もなく使ってしまうことがあれば、かえって危険な場合もあります。継続している薬があるなどの場合は、まずはお医者さんや薬局の薬剤師さんに相談してみるのが一番です。また、“避難のとき”には、母子手帳と一緒に保険証やお薬手帳も、できる限り忘れず携帯するようにしましょう。●(3)自治体の備蓄を確認しておくこと『自治体の備蓄のアレルゲン対策状況 を問い合わせてみました。卵アレルギーに対応したものは用意があったのですが、小麦に関しては一切ない状況でした。うちは卵だったのでほっとしたけれど、小麦の人は大変ですよね……』(30代・専業ママ)『自治体に問い合わせてみたら、今は乾パン(小麦使用)だけれど、アルファ米に切り替えて行っている最中だと言われました。アレルギーへの視点があるということを知れただけでも、少し安心しました』(20代・ワーキングマザー)自宅の備蓄があっても、自治体の備蓄に頼るべき状況がやってくる可能性はとても高いです。あらかじめ確認しておけると、不安の種が減らせるかもしれませんね。----------日頃からの備えが、イザというときに本当に役に立つかどうかは、そのときになってみなければわかりません。しっかりと備蓄をしていても、それらを置いて避難するべき事態になることもあり得るからです。けれど、“もしも”のときに役立てられることがあれば、とても心強いですよね。アレルギーの子どものためにも、自分の不安を少なくするためにも、おうちや自治体の備蓄を再確認してみましょう。●ライター/佐原チハル(フリーライター)
2016年06月08日お笑いコンビ・ダウンタウンの松本人志(52)が、24日に放送されたフジテレビ系トーク番組『ワイドナショー』(毎週日曜10:00~10:55)で、震災時の"笑い"について持論を展開した。松本は、震災時のバラエティ番組の自粛について、「バラエティをやってはいけないとは思わないけど、内容と番組次第」と発言。「笑いって、仕掛ける方も仕掛けられる方もある程度の余裕がないと成立しないものだと思う。今回のように極度の緊張の中で中途半端な下手な笑いをやると怒りが生まれるのは当然だと思う」との考えを示した。そして、「許される笑いと許されない笑いがある」とし、「ダウンタウンの笑いはこういう時は不謹慎」と断言。「ダウンタウンはこういう時は出る幕はないなと思います」と話した。東野幸治が「どういうタイプのお笑いなら?」と聞くと、ウッチャンナンチャンや『笑点』を挙げ、「『笑っていいとも!』はよかった。安心感あった」と加えた。歌手で俳優の武田鉄矢は、「バラエティでだれが出てるかっていうのが安心のバロメーターになる」と意見。「松ちゃんが全部消えたっていう流し方をした場合、『何か悪いことがまだ起きるんじゃないか』。松本さんが出てくると、『大丈夫だよ、松ちゃん出てる』」と語り、「安定した日常のシンボル」と表現した。
2016年04月24日南三陸の女性を支援する「アマ・プロジェクト」株式会社エニグモが運営するソーシャル・ショッピング・サイト『BUYMA(バイマ)』は、3月11日(金)より、南三陸の女性を支援する「アマ・プロジェクト」と共に、エルメスのバッグ「バーキン」のモデルとなったジェーン・バーキンさんらが震災復興のためにデザインしたブレスレット・Tシャツ・トートバッグの販売を行う。アマ・プロジェクト(Ama Project)はフランス文学翻訳家、ファッションジャーナリストの村上香住子さんが、南三陸復興支援のために立ち上げた。amaにはラテン語の「愛する」と日本語の「海女」2つの意味が込められており、被災地に暮らす女性たちが手作りしたブレスレットを製造・販売して支援している。孤立しないように、みんなが出会う場を提供したいという思いから、2012年にスタートした注目のプロジェクトだ。手作りのぬくもり溢れるブレスレット南三陸で暮らす女性たちが1つ1つ、丁寧に編みこんで作った手芸のブレスレットはBUYMAだけの限定発売。今ならトートバッグやTシャツを購入するともれなくブレスレットが付いてくる。細い刺繍糸で編みこまれたブレスレットには、スワロフスキーのクリスタルがキラリと光る。 封筒にはジェーン・バーキン直筆のメッセージが入っていてパッケージもとてもかわいい。ボランティアや復興支援と聞くと何だかハードルが高い気がするが、ショッピングなら簡単に実感を持って支援することができる。画一的な商品にはない、あたたかみのあるブレスレットをつけたら毎日笑顔で過ごせそう。(画像はプレスリリースより)【参考】・株式会社エニグモのプレスリリース
2016年03月14日マグノリアベーカリー(MAGNOLIA BAKERY)が東日本大震災の被災地復興支援商品「ザ・ジャパン・カップケーキ」を発売した。昨年も販売された「ザ・ジャパン・カップケーキ」(480円)は、軽い食感のチョコレート生地をバニラバタークリームでアイシングし、フレッシュラズベリーをトッピングしたチャリティカップケーキ。カップケーキ1個につき100円を岩手県陸前高田市役所へ復興支援金として寄付する。昨年の義援金は、陸前高田市内の小学校の津波で流されたひな壇の購入費用にあてられた。なお、販売期間は3月31日までで、マグノリアベーカリー表参道店で購入できる。また、3月11日から15日まで国分寺マルイB1 食遊館、3月17日から30日まで東武百貨店 池袋店 B1F、3月23日から29日まで小田急百貨店 新宿店 B2Fシーズンスイーツでも販売を予定している。
2016年03月11日BS11は、宮城県が製作した復興情報発信アニメ『そして、この浜から』を、13日の『ウィークリーニュース ONZE』(毎週日曜18:00~18:52)で放送する。復興情報発信アニメは、東日本大震災の復興支援に対する謝意と、記憶の風化を防止するため、宮城県が昨年から製作しているもの。第2弾となる『そして、この浜から』は、被災した浜での人々の心の再生を目指した、コミュニティハウスの物語をモデルにした、2分55秒の短編作品だ。制作は、宮城県白石市にスタジオを構える旭プロダクションで、キャストは、安室夏、大坂ともお、小畑次郎という地元・宮城県出身の声優が務める。(C)宮城県
2016年03月09日公益財団法人日本デザイン振興会 復興支援デザインセンターは、東北地方と茨城県のメーカーやデザイナーがものづくりを紹介・販売するイベント「復興デザインマルシェ 2016」を開催する。会期は3月22日~23日 11:00~19:00。会場は東京都・六本木の東京ミッドタウン アトリウム(ガレリアB1F)。「復興デザインマルシェ」は、東日本大震災で被害のあった地域の経済と産業の復興をデザインプロモーションにより支援する活動として、日本デザイン振興会 復興支援デザインセンターが2012年より毎年3月、東京ミッドタウンで開催しているイベントで、今回が5回目となる。東北地方・茨城県から30以上のメーカーやデザイナーなどが出店し、北国に伝わる手仕事や豊かな暮らしのためのデザイン、地域ならではの特産品などが展示・販売され、実際の作り手やデザイナーと会話をしながら買い物を楽しめるという。また、今回は同会が信用金庫と連携して昨年9月に開始した「地方創生 地域づくりデザインプロジェクト」の第1弾である西和賀町から生まれた食のブランド「ユキノチカラ」の発表も行われ、会場には同町からキッチンカーが出張し、納豆汁、ビスケットの天ぷら、湯田牛乳アイスクリームなどの郷土料理が販売されるということだ。出店予定者は、安斉研究所、赤石弘幸デザイン事務所(以上、青森)、アートフォルム、柴田慶信商店、進藤電気設計(以上、秋田)、A-Systems、コロン、玉谷製麺所、サンカ、山形県工業技術センター(以上、山形)、もくもく絵本研究所、ソウデザイン+佐賀工芸(他)(以上、岩手)、佐々木印刷所、Sunnyday、つつみのおひなっこや、東松島ステッチガールズ、東北ツリーハウス観光協会(以上、宮城)、アサヒ研創、マストロ・ジェッペット、明天(以上、福島)、ア・リュ、鈴木茂兵衛商店、東和電子、ひたちなか海浜鉄道、モーハウス、リトルピアニスト(以上、茨城)など。なお、関連イベントとして、東京ミッドタウン・デザインハブ第57回企画展「おいしい東北パッケージデザイン展2015 in Tokyo」が開催される。同展の会期は3月9日~4月17日。会場は東京ミッドタウン・デザインハブ(東京ミッドタウン・タワー5F)。
2016年03月01日来年の3月で東日本大震災から5年を迎える今年の「第66回NHK紅白歌合戦」では、東日本大震災復興支援ソング「花は咲く」を、プレゼンターに「嵐」櫻井翔、コーナゲストに「紅白」ゲスト審査員を務める仙台市出身のフィギュアスケーター・羽生結弦選、ピアノ演奏に「X JAPAN」のYOSHIKIを迎えて放送することが分かった。綾瀬はるかと「V6」井ノ原快彦が司会を務める「第66回NHK紅白歌合戦」。毎年、初出場アーティストに注目が集まるが、今年久しぶりに「紅白」の舞台にカムバックするアーティストにも豪華アーテイストが集結。中でも「X JAPAN」は、1997年の電撃解散時以来、18年ぶり6回目の出場を果たすとして話題に。さらにゲスト審査員も今年を代表する面々が揃い、有村架純&堺雅人ら俳優陣から、「火花」で第153回芥川龍之介賞を受賞した又吉直樹、フィギュアスケーター・羽生選手までが出演する。今回、東日本大震災復興支援ソング「花は咲く」を披露するにあたり、嵐の櫻井さんがプレゼンターを担当。また、実際に16歳のときに東日本大震災に被災した羽生選手は、震災をいかに乗り越えフィギュアスケートと向き合ってきたのか、あれから5年を経たいま、故郷へ寄せる思いを語るという。ピアノ演奏は、先日、宮城県石巻市でワールドツアーのスタートを切った「X JAPAN」のYOSHIKIが務める。また、ちびまる子ちゃんが紅組司会を、ウィスパーが白組司会をつとめる「アニメ紅白」への出場アーティストが決定。「美少女戦士セーラームーン」の「ムーンライト伝説」を、セーラー戦士にコスプレした「AKB48」が歌唱。郷ひろみと「ゴールデンボンバー」は「ポケットモンスター」の「めざせポケモンマスター」を人気キャラクター“ピカチュウ”らとともに披露する。そのほか、「TOKIO」が「機動戦士ガンダム」の「翔べ!ガンダム」を。石川さゆりとmiwaがデュエットで「新世紀エヴァンゲリオン」の「残酷な天使のテーゼ」を。「ちびまる子ちゃん」の「おどるポンポコリン」は、「E-girls」と大原櫻子が初共演で披露する。「妖怪ウォッチ」の「ゲラゲラポーのうた」は、「キング・クリームソーダ」がNHKホールに妖怪たちをひきつれ登場し歌うという。そして名作「鉄腕アトム」の主題歌は、「V6」を中心に「アニメ紅白」出演者が一堂に会し盛り上げるようだ。アニメキャラクターと人気歌手による夢の共演がどんなステージを作り出すのか、いまから楽しみだ。「第66回NHK紅白歌合戦」は12月31日(木)19時15分よりNHKにて放送。(text:cinemacafe.net)
2015年12月28日スターフェスティバルとヤフーは11月10日、弁当の売り上げの一部が東北復興支援への寄付になる店舗「三陸ごちそう玉手箱~復興デパートメント~」をオープン。東北3県のこだわり食材「金華サバ」「会津地鶏」「岩中豚」などを使用した弁当5種の販売を開始した。○東北のこだわり食材を使った弁当5種「三陸の隠れた旨いを詰め込んだ玉手箱二段」(1,700円)は、石巻のブランド魚・金華サバを脂ののり切った身がとろけるような味噌煮をメインに、会津地鶏のささみのトマト煮と秘伝の燻製モツなどを入れた。「仙台黒毛和牛牛めしVS岩手県産岩中豚の塩カルビ重」(1,470円)は、「仙台黒毛和牛」をのせた特製牛めしと、塩だれで「岩手県産岩中豚」の脂の甘みをジューシーに引き出したカルビ重がダブルで楽しめる。「三陸産イラコ穴子ちらし寿司弁当」(1,000円)は、高級魚に例え"沖はも"とも称される「イラコ穴子」に独自開発の火入れ法を行い、江戸時代から続く専門店特製のたれをからめて仕上げた。「石巻産炙り金華〆サバめし」(1,350円)は、金華サバを特製の酢でまろやかに〆たのち、さらに香ばしく炙って仕上げた。「会津地鶏の鶏づくしわっぱめし」(1,100円)は、会津地鶏のささみ、手羽先、鶏そぼろをあわせた。弁当の配達は、最速で11月13日。配達対象地域は、東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県(離島など一部エリアを除く)。○売り上げの一部は復興支援金にスターフェスティバルが運営する弁当宅配&ケータリングの総合モール「ごちクル」とヤフー運営の東北復興支援を目的としたECモール「復興デパートメント」では、2012年7月から売り上げの一部が寄付になる「石巻爆速復興弁当」の販売をスタート。これまでに136万9,650円(10月末現在)の寄付金を集めた。まもなく震災から丸5年を迎えるにあたり、東日本大震災の記憶を忘れることなく、これからも支援を継続していきたいという決意からリニューアルにいたったという。今回発売する弁当は、石巻だけでなくもっと広い地域の「おいしい」を知り、食べてもらいたいという思いから、岩手・宮城・福島3県のこだわり食材をふんだんに使用。ごちクルと復興デパートメントが共同開発した。食材は東北の生産者から適正価格で仕入れており、弁当を食べることで東北の生産者の生活を支えることにつながるだけでなく、弁当の売り上げの一部(1%)は東日本大震災の復興支援のために活動する団体への寄付金になるとのこと。※価格は配達料・税別。
2015年11月10日ワンアジア 2015 実行委員会(実行委員長:青柳陽一郎)は12日と13日の2日間、復興支援とアジアフードのイベント「ONEASIA 2015 がんばろう 東北復興フェス×アジアフードの歩き方 with 地球の歩き方」を「代々木公園イベント広場」で開催する。同委員会は、震災から4年が過ぎてもいまだ復興の途上にある東北被災地を支援するため、5月に二子玉川で「トウホクトモニプロジェクト復興祭2020」を開催した。今回は会場を代々木公園に移し、被災地物産展や交流イベントを加えた。また、アジア各国からも多数の復興支援があったことを国内でも伝えていくために、アジアフードフェスティバルを同時開催するという。「がんばろう 東北フェスタ」には石巻市、大船渡市をはじめ、東北地方の物産展が出店する。また、東北復興支援に賛同したアーティストによるステージも開催される。「アジアとの関係」をキーワードに、ベトナムや中国・インドネシアで公演実績のあるサンプラザ中野くんをはじめ、メガネっ子アイドルの時東ぁみはベトナム語で歌う楽曲も披露する予定。「アジアフードの歩き方」には中国・東南アジア・インドなど、幅広いアジア地域の食が集結。また、会場では留学生による運営ブースが設置され、留学生の目を通した日本を紹介する。各国の留学生が「復興へのメッセージ」「将来の夢」「日本の好きな部分」などをそれぞれの国の言語や日本語で伝える。ブースにはボードが設置されており、来場者からのメッセージを募る。さらに会場横の野外ステージでは北京国立中国戯曲学院より歌舞団が来日し、中国の伝統的芸能を披露する。中国戯曲学院は演劇教育の最高学府の1つで、中国唯一の高級演劇芸術の人材育成大学であり、全国各地で活躍するスペシャルメンバーが勢ぞろいするとのこと。普段、日本国内では見ることができないスペシャルコンテンツが、中国大使館と中国国家観光局の協力により披露されるという。上演される予定の中国南西部の「四川劇変面」と「太極拳演武」はその表現力と中国独特の文化を取り入れた演目。四川劇変面は顔に着けたマスクを一瞬のうちに次々と変えていき、怒りや喜びなどの喜怒哀楽を表現。太極拳演武は通常太極拳とは異なり、スピード感あふれる演技だという。一回約30分のステージを両日とも1日三回公演する予定。両イベントを合わせ、出店数は全部で約60ブースを想定している。今回は会場での通訳や運営においても留学生の力を借りて実施されており、"ワンアジア"の名前の通り、アジア全体の人々によって成立するイベントになっているとのこと。開催時間は両日とも10時~19時で、会場は渋谷区の「代々木公園」内イベント広場。後援は復興庁、外務省、東京都、大船渡市、国際機関日本アセアンセンター、一般社団法人東京和僑会の予定で、ダイヤモンド・ビッグ社の「地球の歩き方」が協力している。
2015年09月04日東日本大震災から4年半が経過し、震災前に近い生活に戻っている方も少なくないかもしれません。でも、被災地にとり残されたペットたちは、いまどうしているのでしょうか?福島県飯舘村を中心にボランティア活動を行っている『横浜わんニャンの会』代表、池田千代子さんに現状を伺いました。■600匹以上のペットたちが飼い主を待っている2015年8月現在、被災地にとり残されたペットたちは福島県飯舘村だけでも約600匹以上もいるそうです。ただし飯舘村を除く他地域において、現在野生化しているペットの正確な頭数を把握するのはほぼ不可能。また、飼い主を亡くしたペットたちは、仮設住宅に入れ連ないなど事情はさまざまです。「避難先から一時帰宅し、短い時間でもペットと触れ合える飼い主もいれば、選択の余地なく諦めざるを得ない飼い主もいます」と池田さん。しかも、給餌活動も容易ではありません。池田さんによると、各団体ごとにより給餌ポイント(活動拠点)を設けて手分けして活動しているものの、現地へ足を運べるのはせいぜい1週間に1度。その間、とり残されたペットたちは、空腹に耐えているのだそうです。いったい、どんな思いで人間を待っているのでしょうか……。さらにペットたちは、ボランティアによって避妊、去勢手術が行われるもすべての手術完了には至らず、2代目3代目と繁殖しているパターンも。まさに悲劇の連鎖です。■被災地のペットは私達の想像以上に過酷な状況下そして被災地のペットたちは、犬と猫で微妙に生活が異なります。犬たちはボランティアによってハウスが設置され、自由がきく長さを保てるリードにつけ替えられ、繋ぎ止めておけない猫たちは住み慣れた地で給餌ボランティアの訪問を待ち続けています。ただ冬場は雪に閉ざされるため、除雪をしてもすぐ雪は積もり、飲み水も凍る始末。犬や猫たちは、寒さに震えながらも冷たい氷を舐めて飢えをしのがなければならないのです。夏場も、毛皮のある犬や猫には過酷です。そこで池田さんたちは、暑さをしのげるようにハウスに屋根を取りつけたりしているそう。四季を問わずボランティア活動は続いているのです。被災地にとり残されたペットたちは、愛情を受けながらともに生活してきた過去があるだけに人間への不信感も薄く、ボランティアの訪問に体全体を使って喜びの表現を示すのだとか。すでに里親の元へ戻ったペットもいますが、それはほんのひと握り。廃墟と化した家屋や施設を住処にし、厳冬、猛暑のなかを彷徨い歩くペットたちも少なくないのです。しかも、人間がいなくなった土地は先住の野生動物たちの楽園と化しており、人間慣れしたペットたちと野生動物の生きる戦いも繰り広げられているそうです。■いまもペットや飼い主たちは苦しみ続けている人間に大事にされて生きてきたペットたちが、震災以降にサバイバルを強いられている。「彼らの生きる環境が、不幸である原因が、果たして彼らの罪によるものでしょうか」(『清川しっぽ村だより』より引用)ものいわぬペットたちはもちろん、家族同然で暮らしてきた犬や猫たちを手放さなければならなかった飼い主の苦痛はどれほどでしょうか。残されたペットたちも、昼夜を問わず飼い主を探し続け、いつか迎えに来てくれると信じていることでしょう。やせ細りながらも住み慣れた地を彷徨い、怪我をしながらも飢えと寒さ暑さに耐え続けるしかないペットたち。そうした現状が、いまなお途切れることなく存在しているのです。(文/池田モモ)【取材協力】※横浜わんニャンの会【参考】※清川しっぽ村(『横浜わんニャンの会』と『清川しっぽ村』は協力団体です)
2015年08月15日日本俳優連合(日俳連)がチャリティイベント「日本俳優連合チャリティー・イベント2015 "東日本大震災復興支援 俳優・声優文化祭で復興支援 今年もやるよ☆大集合!"」の記者会見を7月31日、東京・芸能花伝舎にて行い、声優の島田敏、山寺宏一、平野文、田中真弓、水落幸子が出席した。同イベントは、東日本大震災復興支援を目的に日俳連が毎年行っているチャリティイベントで、今回で4回目を迎える。今年は10月11日、東京・西新宿の小学校跡地を利用した「芸能花伝舎」にて開催される。イベントの特徴は、準備・運営・当日のイベント等をすべて日俳連所属の俳優・声優が行うこと。実行委員長の島田敏によれば、今回のイベントは「買って食べて遊んで楽しんで」がコンセプト。イベント当日は山寺宏一、山口勝平、井上和彦、内田直哉、生天目仁美、松本梨香、山口由里子、飯塚昭三、井上喜久子、田中敦子ら人気声優が多数参加。サイン会&ミニオークション、岩手・宮城・福島の物産品販売、ステージイベント、バザー、手芸教室やカフェ、講座などが行われ、その全てを日俳連の俳優・声優が参加運営する。しおがま文化大使でもある山寺は「いろいろなイベントに参加してきましたが、このイベントはどことも違う本当に手作りのイベントなんです。業者さんは一切入っていません! 実行委員長を中心に高山みなみさんをはじめとした役者さんたちが事務的なことも全て担当しているんです。支援のためのお金を集めることも大切ですが、東北の皆さんに忘れてないよ、という気持ちを届けることも大事だと思います。まずはたくさんの人に来て頂いて、楽しんでもらえたらと思います」とイベントをアピールした。平野は「また一年たって東日本大震災の復興イベントを手作りで届けられるのがうれしいと思います。我々にとってもなかなか仕事場でもお目にかかれないレジェンド声優にお会いできる楽しみな機会でもあるんです。去年参加して、物産展の品揃えの豊かさに驚いたんですが、セレクトしているのが高山みなみちゃんだと聞いてびっくりしました。私は食いしん坊なので(物産販売に)どんな東北のものが出てくるか楽しみにしています」と語った。高山は、PRビデオの編集といった本当に細かい作業にも携わっているという。田中は「以前大槌町に行ったことがあるんですが、『お前たちは俺の仲間だ!』とか言うと子供たちがすごく喜んでくれて、アニメーションの力を感じます。チャリティオークションなどもありますので、私も私ができることをこつこつやって参りたいと思います」と語っていた。会見では当日販売予定の石巻カレーや、東松島の主婦が制作する靴下で制作した人形「おのくん」などもお披露目。昨年までの物産展や屋台にまつわる思い出として、島田は「以前「おらが丼」を出品して頂いた際、いろいろな店を楽しんでほしいからハーフで出そうと提案してくれた復興食堂さんはこのところ休業していたのですが、用地を見つけて再開に向けて動き出したそうです」とうれしそうに語っていた。水落によれば、昨年はサイン会の出番が終わった声優がそのまま物産展で売り子を買って出たりする光景も見られたとのこと。田中は「私は乾物担当でした!」と、乾物コーナーで売り子を担当した体験を語り、「わかめや海産物、ちりめんがすごくおいしかった。ふりかけがおいしくてしばらく朝晩朝晩食べて助かりました」とコミカルに語って会場を和ませた。平野は物産展で「赤べこ」ならぬ「青べこ」を販売したことを紹介し、「赤べこは家を守るものなんですが、東北は一度津波で全てを失いました。それでも海は必要なんだ、もう一度海と共に生きようという想いを込めたのが青べこなんです」と商品に込められた想いを語っていた。そして山寺は、「昨年のイベント当日は司会に専念してたんですが、私も宮城出身なので(池袋の)宮城ふるさとプラザには良く行って、牛タンカレーなんかをしょっちゅう食べるんですが、「石巻カレー」は僕もたべたことがないので、ぜひ当日は食べたいと思います」と期待を寄せていた。声優たちの手作りの文化祭的な「東日本大震災復興支援チャリティイベント」に参加するためには、往復はがきでの申し込みが必要で、締切は8月31日必着。当選者にのみ入場券がわりの返信はがきが届き、落選の場合は返信はがきは換金後、義援金に加えられる。イベントの詳細や応募の方法については、「日本俳優連合 チャリティー・イベント 東日本大震災復興支援2015」公式サイトまで。
2015年08月04日パーク ハイアット 東京が9月から11月まで、秋の豊かな実りを堪能できる特別メニューを提供する。40階の懐石・会席料理の「梢」では、復興への願いを込めたスペシャルプログラム「東北ヒーローズ」を展開する。13年の初回には、岩手県、宮城県、福島県のメニューを提供した同プログラム。今回はその続編として、月替わりで秋田県、山形県、青森県の食材を用いたメニュー(昼 4,700円、夜 9,700円)を用意。期間は、秋田県が9月5日から9月30日まで、山形県が10月6日から11月3日まで、青森県が11月5日から30日まで。11月29日には3県の生産者を迎えた一夜限りのスペシャルディナーも開催する予定だ。1階の「デリカテッセン」では9月21日から10月12日まで、鴨コンフィ、舞茸、南瓜などの秋ならではの食材をたっぷりと使ったキッシュ(1ピース 税込700円、ホール 税込4,200円)に加え、南瓜と茸のスープ(税込650円)が提供される。また、41階の「ピーク ラウンジ」では10月14日から27日まで、旬の食材を盛り込んだワンプレートランチのオータムバージョン(1,800円)を平日限定で展開。鴨肉のロースト、またはサーモンのポワレをメインに、彩り鮮やかなミネストローネ、みずみずしいラディッキョのサラダなど秋野菜をふんだんに使用したメニューが添えられている。41階のオールデイダイニング「ジランドール」では10月15日から25日まで、土着品種の葡萄にこだわり、伝統的な製法で卓越したワインを生み出すイタリア・ピエモンテ州の「エルヴィオ・コーニョ」のワインと、ワインに合うイタリアンコースディナー(グラスワイン3杯付き/1万5,000円)を提供。初日には「エルヴィオ・コーニョ」のオーナーであり、ワインメーカーも務めるヴァルテール・フィッソーレを招き、20名限定のディナーイベントも開催する。52階の「ニューヨーク グリル」では10月19日から25日まで、ニューヨークのレストラン「バルヴァネッラ(BALVANERA)」のオーナーシェフのフェルナンド ナヴァス(Fernando Navas)を招き、スペシャルなディナーコース(2万1,000円)を用意する。フェルナンド ナヴァスは、6,000人の応募者から選ばれたシェフ50名のひとりとして勤務したスペインの「エルブリ(elBulli)」などで経験を積み、14年に「バルヴァネッラ」をオープン。母国であるアルゼンチンの伝統料理をベースに、スペインやアメリカで培われたスタイリッシュなエッセンスをプラスし、素材の持ち味を生かしたオリジナリティー溢れるメニューを展開している。
2015年07月31日