PCゲーム『Kanon』や『CLANNAD』で知られるゲームブランド・Keyが手掛けた『planetarian ~ちいさなほしのゆめ~』が、2016年にアニメ化されることが発表された。2004年にPCゲームとして発売された『planetarian ~ちいさなほしのゆめ~』は、今までにさまざまなプラットフォームに移植されてきた人気作。2014年には海外ゲームサイト・steamで販売が開始され、満足度98%を達成するなど世界中で高い評価を獲得している。今回のアニメ化では、『ジョジョの奇妙な冒険』シリーズのdavid productionがアニメーション制作を担当。大戦後の世界を舞台とし、人々から見捨てられた街"封印都市"のプラネタリウムに迷い込んだ男が、ロボットの少女・ほしのあゆみと出会ったことで始まる"奇跡の物語"を描く。正式なアニメ化発表に先立ち、Keyのサイト上では4月1日にエイプリルフール企画として、本作の特報PVが掲載されたサイトにリンクするバナーが忍ばされていた。現在は、アニメ公式サイトも公開されている。さらに、15日に東京・秋葉原のラジオ会館イベントスペース10階で、製作発表会を開催することも決定。開場は18時で、18時30分にスタートする。Keyの所属元のゲームメーカー・ビジュアルアーツの丘野塔也氏と池田憲彦氏、配給会社アスミック・エースの青井宏之氏の3人とスペシャルゲストが登壇し、声優・白石稔が司会を務める。会場では、制作スタッフ、作曲者、アーティスト発表、新たな映像の初公開などを実施。参加費は無料で、イベント特設ページに申し込むことで参加できるほか、ニコニコ生放送による同時中継も行われる。(C)VisualArt’s/Key/planetarian project
2016年04月02日パイロットコーポレーションは、画家・土井宏之氏の個展「土井宏之展 ペン&アート2015」を開催する。会期は10月5日~11月28日(日曜日・祝日は休館)。ミュージアムの開館時間は、平日9:30~17:00/土曜日11:00~17:00。会場は東京都・京橋のペン・ステーションミュージアム&カフェ(パイロット本社ビル 1・2階)。入場無料。同展は、ドローイングペンを用いた絵画を制作する画家・土井宏之氏の個展。2013年秋に「パイロット創業95周年記念展」として開催して以来、今回で3回目となる同展では、同社のドローイングペン(油性・黒)を用いて、手すきの和紙に無数の小さな丸を描いてイメージを創り上げた大小16点のファインアート作品が展示される。なお、土井宏之氏の作品は、2001年にニューヨークのアウトサイダーアート国際展に展示されて以来、ニューヨークの老舗の画廊フィリスカインドギャラリーでの個展、アメリカンフォークアート美術館(ニューヨーク)、パリ市立美術館(パリ)、トーマスウィリアムファインアート(ロンドン)など、欧米を中心に多くの国で展示されている。ニューヨークタイムスのロベルタスミス氏は、"その緻密なドローイングは見るものを魅了し、目を離すことができないほど美しい"と高く評価しているという。2011年には、東日本大震災に哀悼の意を込めた作品「地球への希望(Hope for the Earth)」を描いた。
2015年10月06日