橋本環奈主演「トクメイ!警視庁特別会計係」最終回が12月25日放送。橋本さん演じる円と佐藤二朗演じる須賀のやり取りに「寂しくて悔しすぎた」「なんとも切ない」などの反応が続出。ラスボス“X”を演じた佐藤さんにも前回に続き改めて賞賛の声が送られている。本作は緊縮財政を強いられた警察組織が警視庁のお荷物所轄と呼ばれる万町署で、捜査費などにメスを入れる経費削減テストを行うため、経費削減の“特別命令(トクメイ)”を背負った特別会計係の一円(はじめ・まどか)を派遣する。だが円は警察を脅かす“脅迫者X”を探し出すというもう1つのトクメイも命じられていた…というストーリーが展開してきた本作。警察庁長官官房長・榊山に反旗を翻そうとする円に橋本さん。脅迫者Xに捕らわれてしまった湯川哲郎に沢村一樹。円とともに警察の不正を暴き湯川を助けようとする刑事・藤堂さゆりに松本まりか。大竹浩介にJP。月村久に前田拳太郎。中西翔に徳重聡。湯川の情報屋で殺された片桐のクレープ屋で働いていた阿久津美和に前野えま。権力に逆らえない性格の万町署副署長・中塚文雄に鶴見辰吾。警察のスキャンダルを追って転落死した新聞記者・芹沢詩織に石井杏奈。政治家に裏金を流して警察のAI化を進めようとする警察庁長官官房長の榊山慎一郎に福井晶一。湯川たちと対立しがちだった円を助けていたが実は“脅迫者X”だったことが判明した須賀安吾に佐藤さんといったキャストが出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。芹沢が須賀の娘だったことが判明。須賀は自分の娘の命を奪った榊山を殺すつもりでいた。須賀と対話しつつ湯川は万町署のゴミ箱で拾ったGPS付お守りで円にメッセージを送り、それに気づいた湯川班は湯川の救出に成功する。翌日、須賀は榊山を殺すため予算会議に乗り込む。円は予算会議で榊山の不正を暴こうとするが、裏金が隠されているはずの裏金庫は空だった。予算会議の後、榊山の前に銃を持った須賀が現れ、円は身を挺して須賀を止めようとし、そこに湯川も現れ須賀を説得する…というのが最終回のストーリー。「逮捕されるなら、君がいいな」と円に手錠を渡す須賀。円が震える声で「あなたを逮捕します」と言って手錠をかけると、須賀は円の頭を撫でて笑顔を見せる…このシーンに「須賀さんが円ちゃんの頭をポンポンするシーンで泣きました。まるで父性が入り混じっているようで…なんとも切ない」「円ちゃんが初めて逮捕するのが須賀さんってことが寂しくて悔しすぎた」「須賀さんと円ちゃんの掛け合い、涙なしでは見られませんでした」などといった反応がタイムラインに上がる。また前回のラストで“脅迫者X”だったことが明かされた須賀を演じる佐藤さんの、最終回で見せた“ラスボス”ぶりにも「ふざけない佐藤二朗のお芝居凄すぎて見入っちゃったな」「悲哀と怨みの影を抱きつつも何かおちゃらけた感じ、独特だな」「縛られた湯川さんとの会話から、娘との回想、犯行に及び一円と対峙するまで、、二朗さんの正に真骨頂」など、多くの賞賛が集まっている。(笠緒)
2023年12月26日橋本環奈主演「トクメイ!」の第8話が12月4日放送。円をかばった須賀に「こんなに涙するとは」といった声とともに、演じる佐藤二朗にも「おふざけの無いこんなかっこいい役が見られるなんて」といった反応が寄せられている。生まれながらに極度に運が悪く、周りをトラブルに巻き込む“凶運”の持ち主ゆえ、刑事になる夢はかなわず、特別会計係として働くことになった一円(はじめ・まどか)。彼女が官房長から“特別命令(トクメイ)”を受け派遣されたのは警視庁のお荷物所轄と呼ばれる万町署。円が20%の経費削減を達成しないと万町署は統廃合されてしまう。そして円にはもう1つ、脅迫者Xを見つけ出すという“トクメイ”も背負っていた…という展開の本作。主人公の一円役で橋本さんが主演を務めるほか、万町署の刑事・湯川哲郎には沢村一樹。円のX捜査に力を貸す藤堂さゆりに松本まりか。強行班係の大竹浩介にJP。同じく強行班の月村久に前田拳太郎。アイドル好きの中西翔に徳重聡。湯川の情報屋・片桐に米本学仁。片桐のクレープ屋で働く阿久津美和に前野えま。円の心の支えでもある警務課長・須賀安吾に佐藤さんといったキャストが共演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。万町署の金庫から現金1億円が盗まれ、金庫の管理責任者だった須賀は懲戒処分が濃厚となる。一方、脅迫者Xと接触する可能性がある西尾伸介参事官(隈部洋平)を尾行していたさゆりたちはあるデータを入手。そこには元警察官僚で政治家の小田切誠(堀川りょう)が、新聞記者の芹沢詩織(石井杏奈)と電話でやりとりしている音声が入っており、詩織は小田切に呼び出されたその晩に転落死していた。湯川が西尾を追及すると、その後Xのリークで西尾が抱えていたスキャンダルが明るみに。さらに湯川は小田切の元へ乗り込むのだが、そのことで停職処分となり、円も榊山官房長(福井晶一)から経費削減よりX捜査を優先するよう命じられる。警察幹部からのトクメイによる経費が所轄経費で精算されている実態を知った円はクビを覚悟で、警察全体に対し「トクメイを断固拒否する」とメールを送るが、須賀がかばって退職することになる…というのが8話の展開。円に対し自分の志を継ぐよう思いを託すと「老兵は去るときが来た」と言って、万町署を後にする須賀。彼が自分をかばって警察を辞めることになったことを知った円は須賀を追う。「私なんかのために…」と目に涙を浮かべる円に、須賀は「君こそが正義のヒーローだからだ」と口にする…。このシーンに「まさか毎週笑わせてもらってるトクメイで、しかも環奈ちゃんと佐藤二朗さんとのシーンでこんなに涙するとは」と感動のコメントをはじめ「二朗さんカッコよすぎ。。」「佐藤二朗さんの、おふざけの無いこんなかっこいい役が見られるなんて」といった声も多数。一方、ラストでは湯川に電話で「脅迫者Xの正体がわかった」と話していた片桐がキッチンカーの前で血を流し倒れている姿が…「ああああああ片桐さん殺された」「片桐、殺されてしまった。ショックです」といったコメントとともに「ほっこり泣ける展開からの驚きのラスト」「今日の内容濃すぎて頭おいついてない!」など、終盤にきての急展開に驚きの声も上がっている。【第9話あらすじ】片桐が何者かに殺され湯川が容疑者となる。怒りがおさまらない中西は湯川の無実を証明しようと、上の命令に背いて捜査すると宣言するが、たしなめるさゆりと険悪なムードになり湯川班はバラバラに。円は約束通り経費20%削減を達成したにも関わらず、榊山官房長から万町署が予定通り統廃合されると告げられ、ショックを受ける。そして湯川は警察の監視下を抜け出し、Xについて独自に調べを進める…。「トクメイ! 警視庁特別会計係」は毎週月曜22時~フジテレビ系で放送中。(笠緒)
2023年12月05日「Snow Man」の渡辺翔太が初単独主演を務める1月スタートの新ドラマ「先生さようなら」より、場面写真が公開。須賀健太と駒井蓮の出演も明らかになった。美術教師・田邑拓郎(渡辺さん)は、ノリも良く、生徒たちのお兄ちゃんのような人気者。初めて担任を持ったクラスの生徒・城嶋弥生(林芽亜里)は、目標もなく、周りの空気を読んであいまいな高校生活を送っていたが、田邑に誘われて美術部に入ることに。そして、高校生活を彩るヒントをくれた田邑に、弥生は恋心を抱いていく。しかしある日、あるひとりの女性の姿が無数に描かれた田邑のスケッチブックを見てしまう。過去に田邑は、高校生のときに出会った担任の国語教師・内藤由美子(北香那)に恋をしていた――。渡辺さんが17歳の高校生と27歳の高校教師を演じる本作は、先生に恋をした生徒だった僕、生徒に恋された先生になった僕、現在と過去、2つのラブストーリーが織りなす、繰り返される“さようなら”の物語。須賀さんが演じるのは、田邑と中学から高校まで一緒の親友・児玉俊。大学は別々の道を歩むが、田邑が教師になったいまも定期的に会い、お互いの近況をなんでも話せる良き友人だ。駒井さんが演じるのは、田邑に入学式で一目ぼれする、高校時代のクラスメイト・小林真奈。児玉俊役:須賀健太田邑の運命の原点に携わる、高校時代のキーパーソンとなる2人。原作に無かったドラマオリジナルのキャラクターを演じる須賀さんは「児玉という役は周りをよく見ていて、客観的に物事をジャッジする言動がある人だと感じています。ただ、一般論を語るところにも拓郎への思いやりや優しさが透けるように意識して演じさせて頂いています」とコメント。続けて「僕が演じさせて頂く児玉はオリジナルキャラクターということもあり、一番視聴者の皆さんに近い存在だと思いますので、ぜひ一緒にこの作品の世界を楽しんで頂けたら嬉しいです」とメッセージを寄せる。駒井さんは「真奈という役は私にとって挑戦で、なかなか掴めないところもあったんですけど、常に前向きに考えるという部分を意識しました」と話し、「過去のシーンと現在のシーンで、制服や学校という環境、コミュニケーションのとり方が異なっているのが見所だと思います」と明かした。小林真奈役:駒井蓮今作では高校生役にも挑戦する渡辺さんは、「学生時代のストーリーがこんなに描かれるとは…と、ビックリしました。この年になって学ランを着るとは思いませんでしたので!!僕の高校はブレザーだったので、中学の時以来の学ランを着ました。何回もトイレに行って、何度も鏡で学ランを着ている自分を見て、本当に何度も何度もスタッフさんに『大丈夫!?』という確認をして…『大丈夫だよ!』という言葉をもらって自分を安心させました」と少し不安もあったそう。発表された共演者2人については「須賀くんより僕がずいぶん年上かな…?というイメージがあったので2歳しか変わらないということで、一気に親近感がわき安心しました。駒井さんたちとも馴染めている…、かな?と思うようになってきたので、自信を持ってやっていこうと思っています。(笑)」と話し、「徐々に現場の空気感に慣れてきたこともあり、高校時代の現場も楽しいです!」とコメントを寄せた。「先生さようなら」は2024年1月、毎週月曜日24時59分~日本テレビにて放送予定、TVer・Huluでも配信予定(全10話)。(シネマカフェ編集部)■関連作品:攻殻機動隊 SAC_2045 最後の人間 2023年11月23日より3週間限定上映
2023年12月04日橋本環奈主演「トクメイ!」4話が11月7日放送。佐藤二朗演じる須賀の“意外な一面”にSNSでは「佐藤二朗がくせなしまともな役のわけないもんな…」「ただの良いおじちゃん上司なわけなかったんだ」などの声が続出している。本作は警視庁のお荷物所轄に経費削減という“特別命令(トクメイ)”を背負って本庁から派遣されてきた特別会計係の警察官と、ひと癖もふた癖もある個性豊かな刑事たちが時にぶつかり合い、時に協力し、次々と起こる事件を解決へと導く、新しい警察エンターテインメント。キャストは経費削減のために派遣されてきたが、その裏で万町署に隠しカメラを配し、刑事たちの行動を監視していた一円(はじめ・まどか)を橋本さんが演じるほか、円とはソリが合わない刑事課一筋の古き良き刑事・湯川哲郎に沢村一樹。バツイチシングルマザーの武闘派刑事、藤堂さゆりに松本まりか。イヤミや皮肉が多い頭脳派刑事・大竹浩介にJP。ピュアな性格の新人刑事・月村久に前田拳太郎。アイドル好きな一面を持つ中西翔に徳重聡。警察学校時代は全ての分野を首席で卒業した万町署警務課長・須賀安吾に佐藤二朗といった顔ぶれ。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。湯川は円が万町署内に配した隠しカメラの存在に気づく。湯川は署をあげて経費削減を推し進めているにも関わらず、署内の監視カメラの数が増えていることに違和感を覚え、それに円が関与していると考えていた。円は脅迫者Xの調査のために監視カメラを設置していたことを明かす。そんななか管内で募金強盗事件が発生。手がかりとなるのは被疑者の足跡に付着していた植物片だったが、微量なため科捜研での分析が難しく専門家による同定調査が必要に。しかし調査を手がける西万町大学の宇佐美教授は湯川のことを激しく嫌っていた。一方、円は中西から“満面破顔茶”という幸運を呼び込むお茶を購入するが、それがマルチ集団が売っているものだと知る。中西の交際相手がマルチの会員で、マルチ集団は貧しい大学生を騙してお茶を販売させていた…というのが今回のストーリー。宇佐美が目をかけていた学生がマルチの会員で、彼女を逃がす代わりに宇佐美に納期を早めることや今後の費用について便宜を図らせるなど“違法捜査”を平気で行う須賀。そんな須賀の一面に視聴者からは「外面柔らか平和主義優しい光×狡猾気まぐれ闇上司タイプだ!」「やっぱりただの良いおじちゃん上司なわけなかったんだ、佐藤二朗」「佐藤二朗がくせなしまともな役のわけないもんな…」などの声が続出。一方、本作のOPについて俳優の戸田恵梨香がインスタのストーリーで「トクメイ!ってドラマのオープニングに私おった??????」と言及。OPでは湯川と須賀による「あぶない刑事」のパロディカットに続いて、腕に三角巾を巻いた円が大竹に敬礼するカットと、書類をまき散らすカットが続いて映し出されるのだが、これが戸田さん主演のドラマ「SPEC」のパロディとなっており、視聴者も「恵梨香ちゃん居るよねえ。当麻いるよねえ。SPEC思い出すぅぅぅうう」「さっきチェックしたらまんまSPECで笑い死にました」「トクメイ観ながら戸田さんのストーリー観て興奮してました~!!」などの反応が上がっている。【第5話あらすじ】万町署が統廃合される話が浮上するなか身代金5億円の人質事件が発生。人質となったのはハッキングによって抜き取られた万町署の機密データ。タイムリミットは今夜0時…。現場となった万町署には捜査本部が設置され捜査の指揮をとるため、警視庁から日下部管理官(浅利陽介)がやって来る。日下部を警戒する円の姿を見た湯川たち刑事課のメンバーは、2人の関係が気になる…。「トクメイ! 警視庁特別会計係」は毎週月曜22時~フジテレビ系で放送中。(笠緒)
2023年11月07日竹内涼真主演の極限ゾンビサバイバル『劇場版 君と世界が終わる日に FINAL』に、吉田鋼太郎、味方良介、吉柳咲良が出演、シンジ役・須賀健太の再登場も明らかになった。今回発表されたのは、人類最後の希望都市・ユートピアの研究タワー内で、響(竹内さん)たち地下街組の前に立ちはだかるキャスト(通称:研究タワー組)。研究タワーの最上階では、ゴーレム惨禍を生き残った優秀な研究者たちが集められ、ゴーレムウィルスに対するワクチンの開発研究が進められている。そこの指揮を執る長官・西条玄役で吉田さん、タワーを守る警備兵のリーダー芹澤龍平役で味方さん、荒廃した世界で旅をしながら響を探す謎の女性役で吉柳さんが参加。そして、Season3の最後に視聴者を震撼させた、須賀さん演じるシンジが再び登場。当初、室田シンジと名乗り、感染症専門の研究機関に勤めていた元研究員として、響たちと共に旅をすることになるが、どこか怪しい行動が気になる存在として、視聴者の間で話題に。物語が進む中、実の本名は首藤シンジ――響のかつての敵であり、ゴーレム騒動の発端となった憎き研究者・首藤公貴(滝藤賢一)の息子であることが明らかになった。今作の劇場版では、ワクチン開発に携わる研究チームのチーフ・首藤シンジとして、響たちと敵対する。そんな追加キャストも登場する初出し本編映像×メイキングのスペシャル映像が公開。これまで秘められていた研究タワー内部が見られ、滅びゆく世界とは対照的に、近未来感を放つ不気味な部屋に西条とシンジが佇んでいる。2人が話す背後には、管に繋がれ眠る幼い女の子の姿も。撮影中、吉田さんは「架空の話でありながらもすごくリアルだった」と本作の世界観について語り、須賀さんは「悪役側の重要なポジションで出演できることが嬉しかった」と再登場に喜ぶ。さらに、燃える炎が響を隔てる、キャスト大集結の新ポスタービジュアルも完成。ティザービジュアルでは、来美を想い感情が張り詰めた姿が印象的だったが、今回の新ポスターは、響がやっと会えた娘・ミライの前で押さえていた感情が止まらない、父としての姿が写し出されている。コメント・吉田鋼太郎「きみセカ」での撮影は、地方でのロケも多く、割とハードな撮影が多かったにもかかわらず、疲労感が全然残らず、むしろ普段経験できないようなところで撮影ができたりと、割と楽しい思いをさせていただきました。西条玄は、奇怪な思想をもつ人間の怖さみたいなものがあるので、それをリアルに表現できればなと思いながら演じていました。「きみセカ」ファンの皆さまも初めてご覧になる皆さまも楽しめる、本当に素晴らしく面白い作品になっております。是非ご覧ください!・須賀健太改めまして、首藤シンジ役の須賀健太です。Season3が完結した時には、どこで悪者になるのかわかっていなかったので、こうして劇場版という大事なタイミングで悪役側の重要なポジションをいただけたのは凄く嬉しかったですし、二面性が出せる役は役者としてすごく楽しい瞬間でもあるので“やってやろう”という気持ちで映画の撮影に臨みました。Season3の最終話が配信されたときにSNSで「須賀健太、お前やりやがったな」というようなコメントをたくさんいただきました。ついにシンジの「やりやがったな」の部分を壮大にお届けできると思います。是非映画館で観ていただけたらと思います。・味方良介シリーズとしては4つ、特別版は2つも続く作品、それだけ愛されて皆さんの期待に応えてきた作品のお話をいただけて光栄です。あまり携わったことのない世界観でしたが、若くエネルギーに満ち溢れた共演者たちとのシーン作りはとても楽しかったです。泥臭くても前へ前へと進んでいく主人公"間宮響"の生き様と今私たちが必要としている活力が重なり、観ている方に興奮と感動を与えているんだと現場での時間を通して実感しました。初参加ではありますが、初の劇場版ということで、これまで以上にハードで生命力のある作品になっていると信じています。是非劇場へ足をお運びください。・吉柳咲良謎の女性役を演じさせていただいた吉柳咲良です。出演が決まった時は、まさか自分が!と、驚きとプレッシャーを感じたのを覚えています。尊敬する先輩竹内さんが、長い間作り上げてきた作品に携わることができるのはとても光栄でした。それと同時に4年ぶりに共演させていただくので、少しでも成長してる姿を見てもらいたいという気持ちが強かったです。現場では緊張で何度も震えましたが、行き詰まったときに竹内さんにアドバイスをいただいたおかげで、集中力を高めて役を全うすることができました。最後の最後まで目が離せない内容になっています。ぜひたくさんの方々に観ていただきたいです。『劇場版 君と世界が終わる日に FINAL』は2024年1月26日(金)より公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:劇場版 君と世界が終わる日に FINAL 2024年1月26日より全国にて公開ⓒ2024「君と世界が終わる日に」製作委員会
2023年11月01日劇団「ハイキュー!!」旗揚げ公演の公開ゲネプロが18日に東京・品川プリンスホテル ステラボールで行われ、加藤憲史郎、若林星弥、藤林泰也、須賀健太(演出)が取材に応じた。古舘春一氏による大人気バレーボール漫画『ハイキュー!!』を舞台化した同作。2015年から2021年まで上演されていたハイパープロジェクション演劇「ハイキュー!!」シリーズから、新たに劇団「ハイキュー!!」として生まれ変わり、前作で主人公・日向翔陽を演じていた須賀健太を演出家に迎え、8月19日〜27日まで上演される。○須賀健太、初演出に挑戦今回初演出に挑戦した須賀は「お話をいただいたのが1年くらい前なんですけど、この稽古が始まってからの1カ月弱というのは本当に目まぐるしく過ぎていって、1日ってこんなに短いんだって改めて感じていました。普段役者をやらせていただいているので、新しい形で舞台や表現に向き合った時間だなと思ったんですけど、より好きになった瞬間もたくさんありましたし、彼らにすごく父性が芽生えました」としみじみ。演出家としては「意外とキャストの年齢の幅もある分、僕も同年代と言っていいくらい年齢が近かったりするし、普段役者をやってるし、初演出ということで、言うことを聞いてもらえるかみたいなところもあったので、しっかりと目つきを変えて芝居の話をするのは心がけてやっていました」と心境を吐露。「今までのシリーズを演じていたからこそできる動きとか、バレーのフォームだけでなくパフォーマンスとしてどう見せるかというアプローチは経験がある方なので、そこはアドバイスをしたりしてました」と振り返った。○キャストからの感想は?「演出家・須賀健太」について聞かれると、藤林は「最初のオーディションの時、めちゃくちゃ怖かったんですよ。俳優の人が見るのと、演出家の方が見るのって全然違うだろうし、同業の方だからこそ『お前、何ができるんだよ』と見られてる感じがして、絶対この人厳しいんだなと。できる方なので、『俺だったらこうやるよ』という方かと思ったら、想像の何十倍も優しい方で、人が提出したものを一回飲み込んで、こっちの方がいいっていう演出をつけてくれる」と感謝。「それでいて俳優さんとしての目線も的確なアドバイスがあったので、皆さんやりやすかったと思っています」と絶賛した。若林も「演出家としても素晴らしい方なんですけど、いち俳優さんとして寄り添ってくださったので、『ここをこういう感じのセリフでこういう心情で言ってるんだけど、こういうふうに言ってみたら』というのも俳優の大先輩としていろいろ意見してくださって。僕も初めて舞台やらせていただいて、基礎からノウハウも教えていただいたので、僕のこれからの軸になることを一から教えてくださって、頭が上がらない」という。加藤は「須賀さんの笑顔が大好きです」と告白し、「僕は須賀さんがもともと日向をやられてたのもあって、『こういうスタンスだと表現がしやすい』とか『こういう言い方や動き方だと、セリフを言いやすくなるんだ』というのをたくさん教えていただいて、たくさん吸収させていただいて、頭が上がらないです」と頭を下げ合っていた。改めて同作の面白さについて聞かれると、須賀は「すごく共感できる人間ドラマが散りばめられているところが1番の魅力だなと思っていて、バレーボールの漫画ということで派手そうだったり、必殺技がで得てくるものを想像されやすい漫画だけど、読んでみると宮城の田舎にある高校に色んな思いを持って集まった子たちがチームになって、敵のチームと交流していって、各々が成長していくという人間ドラマが根本に描かれている」と魅力を表す。「人が生きていく中で思う色々な感情がリアルに漫画の中に落とし込まれているので、演劇にした時に絶対に嘘にならない。原作自体がリアルで共感性の高いものなので、生身で演じたら、そりゃあ感情移入できるはずだし泣けるし笑えるし、現実世界でも飛び回れる、演劇においても親和性の高い作品。そこが魅力なんじゃないかなと思っています」と語った。
2023年08月19日歌手・あの、俳優の松田翔太、桐谷健太、女優の菜々緒が出演する、au・三太郎シリーズ「スマホスタート応援割/auスマホ応援割(U22)」の新CM「新人さんのあまのじゃ子」編が、24日から放送される。三太郎シリーズの最新作となる新CMでは、あのが竜宮城の新人・あまのじゃ子として登場。乙姫(菜々緒)が新人・あまのじゃ子を、桃太郎(松田)と浦島太郎(桐谷)に紹介する。しかし、あまのじゃ子はあまのじゃくな発言で2人を翻弄。そんなあまのじゃ子に「若いね~」と盛り上がる2人に対して、「“若い”でまとめないでください!」と言い放つ。■あの・松田翔太・桐谷健太・菜々緒インタビュー――今回「あまのじゃ子」役で出演された感想をお願いします。あの:自分は好きなものをはっきり好きって言えないあまのじゃくなところがあるのでそういう役で三太郎の世界に入れてうれしかったです。――撮影は緊張しましたか?あの:緊張したんですけど、現場の雰囲気が楽しくて、皆さんが優しくて、楽しかったです。――あのさんとの初共演はいかがでしたか?桐谷:おもしろかったよね。松田:初めてのキャラクターで、あのさんがっていう意味もそうだけど、役としても新しい感じでしたね。桐谷:おもしろかったです。新しいCMになったなと思ってます。菜々緒:あのちゃんの独特な雰囲気が、三太郎といい感じにマッチしてたんじゃないかなと。オンエア楽しみにしたいなと思っております。――あのさん(あまのじゃ子)は三太郎の世界観に違和感なく溶け込んでましたか?菜々緒:なんか三太郎って結構いろんなキャラクターが出てくるから、すごい良いスパイスになったなっていう感覚が私のなかではすごく強いです。松田:逆に違和感のままでよかったというか、いい意味でのスパイス。桐谷:組み合わなさがおもしろいみたいな。あの:うれしいです。――撮影の合間で何か話しましたか?松田:あのさんが普段バンドとかやられてるって話聞いて、そのなかではわりかしシャウトしたりとか、いろいろそういう面もあるって。あのさんのしゃべり方に引き込まれちゃって、(曲が)半分(頭に)入ってないっていう。菜々緒:いつもは早くしゃべってってよく言われるのに、この現場では遅くしゃべってくださいっていうのを初めて言われたから、ちょっと混乱しているあのさんを初めて見ました。あの:はい。初めての経験でした。――最近の「あまのじゃく」エピソードがあれば教えてください。松田:最近寒いじゃないですか。それで、マネージャーさんに寒くないんですか? その服装でって、それで、寒くないって言いますよね。桐谷:寒いのに、ちょっと寒いって思ってるけど?松田:うん、例えばね。そんくらいかな。桐谷:たしかに。眠いのに眠くないって言ったりね。松田:気遣っていう感じでね。菜々緒:疲れてないですかって言われて疲れてないですって言うぐらいな。なんかニュアンスですよね。多分あのちゃん以外はわりとストレートに気持ちを言うタイプだと思うんで、私たちは。だから割とあまのじゃくっていうエピソードがないかもしれないですね。逆に自分があまのじゃ子っぽいと仰ったから、あのちゃんはなんかあるのかな。あの:ぼくは結構ファンの人とかにも好きですとか、応援してますって言われても、「あ、そう」って言っちゃうんですよ。でもすごいうれしくて、ちょっと今年はちゃんと気持ち伝えれるようにしたいです。松田:今回の役にぴったりな。桐谷:それがうれしい可能性もあるよね。「あ、そう」って言われることが。あの:そうですね。松田:あのファンからしたらね。――最近の若い人たちに対して関心する瞬間やエピソードはありますか。松田:今の僕がっていうよりは、この間のワールドカップとか見てて、本当に若い人たちががんばってるのを見て、すごいなあというふうには思いました。菜々緒:確かに、早い段階でいろんなものを学んでるっていう環境が整っているからか、すごいポテンシャルを持った人たちが多いなっていう印象はありますね。松田:昔より情報が多いのかな。菜々緒:あ、まあそれもありますよね。桐谷:スピードが速いのがね。あの:SNSが発達して、情報とか動画編集とかみんなすごい上手で。桐谷:カメラの前でしゃべるっていうのが、結構もうみんなが普通になってるっていうかね。菜々緒:そうですね! たしかに。桐谷:そういうのがあるかもしれないですね。朝散歩するんですけど、その散歩コースが結構小学生たちと一緒になったりして、結構もう7、8人名前覚えるくらいになって、その子たちと話してたりするとまた大人とは違う会話ができるので。まあちょっと若いレベルがだいぶ若くなっちゃいましたけど、そういうのがおもしろかったりしますよね。――新しく始めたいことはありますか。あの:大型バイクの免許を取りたくて、今まで原付バイクに乗ってたんですけど、去年(事故で)顔骨折しちゃって。もう原付乗っちゃだめって言われてるんで大型バイクの免許を取って乗りたいと思ってます。桐谷:あ、バイクがだめじゃなくて、原付だめって言われた?あの:って言われてます。桐谷:じゃあ大型だったらいいんちゃうかなと思って。あの:はい。桐谷:なるほど(笑)。車とかじゃなくて。あの:バイクがいいんです。菜々緒:しかも中型いかないで大型いくんだね。あの:はい。桐谷:とんちが利いてるよね。松田:あまのじゃくだね。桐谷:あまのじゃくなんかな(笑)。松田:だって、ダメって言われてるんでしょ。バイク乗ったら。あの:そうです。桐谷:でも大型はいいって言われたの?松田・菜々緒:そんな人いないよ(笑)。あの:なんにも言ってはないです。桐谷:じゃあ多分今びっくりしてると思うよ(笑)。松田:まず中型免許取らないとね。あの:そうですね。中型から大型へ。
2023年02月24日永瀬廉がクローン信長を演じる「新・信長公記」の8話が9月12日放送。西畑大吾演じる豊臣秀吉と須賀健太演じる加藤清正の“友情”に「エモすぎ」「今回のMVPでした」などの声が殺到、伊達の眼帯の秘密にも「全部持ってかれました」などの反応が集まっている。甲斐谷忍の「新・信長公記~ノブナガくんと私~」をドラマ化した本作は、戦国武将のクローンたちが高校生となって学園のてっぺんを目指す新しい学園天下獲りエンターテインメント。武将のクローンたちが集められた銀杏高校特進クラスの織田信長を永瀬さんが演じ、家康とともに黒百合高校のペリーらに拉致された日下部みやびには山田杏奈。武田信玄に満島真之介。豊臣秀吉に西畑さん(なにわ男子)。明智光秀に萩原利久。上杉謙信に犬飼貴丈。伊達政宗に三浦翔平。黒田官兵衛に濱田岳。井伊直政に駿河太郎。竹中重治に柳俊太郎。本多忠勝に阿部亮平。加藤清正に須賀さん。酒井忠次に長田成哉。真田幸村に田野倉雄太。今川義元に松大航也。みやびとともに捕われた徳川家康に小澤征悦。銀杏高校のAI理事長・別府ノ守与太郎に柄本明といったキャストが共演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。家康は黒百合高校のペリーや、彼らを操るクローンを生み出した博士の息子(波岡一喜)に対し、みやびと家康の奪還を宣言。家康を憎んでいたはずの信長たちが、なぜ家康を助けようとするのか。息子は「叩き潰す……!」と声を張り上げる。家康が変わると信じる信長は、家康を含めて初めて成立する作戦を立てるのだが…というのが今回のストーリー。みやびと家康が捕われた教会に向かう信長と本多と伊達の前に、ジャンヌ・ダルクが現れる。伊達は自分が相手をするといいジャンヌと戦うことに…実は2人は幼少期に面識があり、男の子たちに絡まれたジャンヌを助けようとして伊達が目を負傷、眼帯をすることになった過去が明かされる。伊達を守れなかったことをいまだ悔やむジャンヌに、伊達は眼帯を外して右目が見えていることを明かし、「もう苦しまなくていい。強さは誰かを守るためにあるんだろ」と告げる…。この展開に「伊達さまの眼帯もダテだった」「荒ぶってまた眼帯外した伊達様に全部持ってかれました」「伊達政宗の目の負傷の過去良い…それで目の前で眼帯外してくそかっこいいこと言うんですもん惚れますよ」などの声が殺到。一方、家康を“変える”ために、あえて危険な任務を負った秀吉は、かつて旗印戦を戦った加藤清正と制服を交換。加藤の想いを託され戦いに臨む。「俺はお前が認めた男」として自らの背中の虎を託した加藤と、そんな加藤たちの想いをつないで家康に“変わる”よう説得する秀吉。秀吉と加藤との友情にも「過去に旗印戦で戦った加藤清正と豊臣秀吉の絆も胸アツ!」「かつて戦いお互いを認めた2人が制服を交換してお互いが背負うものを背負って戦うとかエモすぎん?」「加藤清正と豊臣秀吉の関係性もよかったなぁ虎の服貸してあげたの、ふわぁぁってなった!」「加藤清正と豊臣秀吉が今回のMVPでした」などの声が送られている。【第9話あらすじ】家康に旗印を掲げた信長。黒田官兵衛がその理由を問うと信長は「家康との戦いの先に最後の戦いが待っている。俺はそこまで辿り着かねばならぬ」と言い残し、教室を出ていく。その様子を見ていた別府ノ守は、信長が“総長”の正体に気づいていると考え、意味深に笑う。その後、自宅に帰ったみやびは、花梨(柚希礼音)と名乗る女性に声をかけられる…。「新・信長公記~クラスメイトは戦国武将~」は毎週日曜22:30~日本テレビ系にて放送中。(笠緒)
2022年09月12日街中で芸能人を目にした時、写真撮影やサインをお願いする人は多いもの。残念ながら中には、芸能人を盗撮する人が一定数いるのも事実です。2022年9月2日、俳優の須賀健太さんは、電車内で盗撮の被害に遭ったことをTwitterで報告しました。電車で普通に人の写真撮れる勇気がすごい。気付いてますよー— 須賀健太 (@suga_kenta1019) September 2, 2022 盗撮をした人は、こっそりとカメラを須賀さんに向けて、バレてないと思って撮影したのかもしれません。しかし須賀さんは、「気付いてますよ」とコメント。須賀さんは2021年7月にも、一般人から盗撮されたことをTwitterで明かしていました。また盗撮されたかも…かなし。— 須賀健太 (@suga_kenta1019) July 22, 2021 盗撮されたことに「悲しい」と気持ちを表明しても、なお被害は続いているようです。須賀さんの投稿に、さまざまな反応が上がりました。・ありえないくらい失礼なこと。芸能人だからといって、盗撮が許されるわけではないのに。・ファンであるなら、せめて許可を取って撮影すればいいのにと思う。・自分が知らない人に写真を撮られたら、どんな気持ちになるのかを考えてほしい。芸能人にとって、自分を応援してくれているファンがいるのは、嬉しいことです。一方で盗撮は、「バレていないはず」と考える人の気持ちとは裏腹に、芸能人本人が不快に感じる出来事。写真撮影の許可を求め、本人が応じてくれた1枚を撮ることが、マナーではないのでしょうか。[文・構成/grape編集部]
2022年09月05日●舞台の取材が復縁の取材に?スペイン文学を代表する劇作家で詩人のロルカによる“愛の悲劇”『血の婚礼』がこのほど上演される(9月15日〜10月2日 Bunkamura シアターコクーン、10月15日~16日 梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティ)。1人の女性をめぐり、2人の男が命をかけて闘う、愚かしいほどの愛と衝動を描いた作品で、演劇界で最も熱い注目を集める演出家の1人、杉原邦生氏が演出を務めることでも話題を呼んでいる。今回主役のレオナルドを演じる木村達成と、ヒロインである花嫁(早見あかり)を巡って対立することになる花婿を演じる須賀健太にインタビュー。2人は2015年から2017年までハイパープロジェクション演劇『ハイキュー!!』シリーズでタッグを組んでいたが、今回は全く違った役どころとなる。当時の思い出や、改めて共演することに至ったことについて話を聞いた。○■成長した姿をしっかり見せなければ――まずは久しぶりの共演ということで、ぜひ心境を教えていただければ。須賀:いや、まあ嬉しかったですね。木村:淡白!須賀:嬉しかったよ!(笑) 達成と作品をやる、それも一緒に真ん中に立たせていただけるというところに特別感がありますし、僕らに作品を任せてくださるのかと思うとすごくうれしくて。成長した姿をしっかり見せなければと気が引き締まる部分もありますし、頑張らないといけないと思いました。木村:僕も健太と同じ気持ちはありますし、改めて取材を受けさせてもらうと、本当にやるんだと……。2人で取材を受けるというのは、ちょっと照れます。須賀:何照れなの、それ?――『ハイキュー!!』上演時は2人でいっぱい取材を受けてたんじゃないですか?須賀:当時はもう会わない週がなかったんです。一緒にいるのが当たり前みたいな感じで。木村:だから、今は元カノに会ってるみたいな感じかな?2人:(爆笑)須賀:だとしたら、今カノは誰なの?木村:そういうことじゃない(笑)。でもこれめちゃめちゃ正しい表現だと思うよ! あんまりこういう表現使わないと思うけど、ずっとタッグを組んでやってた分、ベストだと思う。今回は元カノという表現でいかせてください!須賀:僕は達成の元カノみたいです(笑)――実際、互いに大人になったなと思うところはありますか?木村:それはまだ、もっと稽古を重ねないとわからないじゃないですか。もしかしたらまた戻りたいなという気持ちが湧いてくるかもしれないし。「あいつのああいうところがよかったな」とか……。須賀:いや、元カノの例えの方を広げるなよ!(笑)木村:この作品でよりを戻すから(笑)。でも本当によりを戻すの? みたいな気持ちもある。たぶん、当時の写真を見て改めて思い出すんだと思います。楽しい時、つらい時もあったし、いろんなことを話したり言い合ったり……。須賀:これ何の取材!? 復縁の記事?○■2人ともなかなか報われない役――逆に「あの時は若かったな」などと思うことはあるんですか?木村:当時出せる限界は出していたと思います。人生であんなにキネシオテープ使ったことないもん!須賀:肉体的な限界はあったよね。きっとこれからもないぐらいにやっていて、その時のベストだったと思う。20歳くらいだったから、今20代後半になって、年齢を重ねている感覚はあります。当時の取材の時とか、僕たち私服だったんですよ。そしたらこの人(木村)ラフすぎる格好でしょっちゅう怒られてて(笑)。僕はシャツとか着てるから全然合わないんですよ! でも、もうそれしかないから、そのまま撮ってました。木村:言い訳すると、シャツとかジャケットとか「身の丈に合っていない」と思ってたんです(笑)。今回はちょっと大人の色気というか、28歳になった自分の色気を存分に出せればとは思っています。――変化を感じられる部分はありそうですか?須賀:場当たりや通しになって、達成に対して「知らない間にこんなことに!」となるのかも。戯曲的にもそうだから、今の達成の演技を感じるのは稽古でも後半になるかもしれないです。木村:健太には最大限幸福を演じていただいて、僕は絶望に突き落とすという役を担います。幸福のオーラを持っている俳優さんの1人だから、突き落としがいはあります。僕はどちらかというと絶望を感じさせられる役をずっとやってるので……(笑)。今回はある意味死神的なポジションではあるのかな?須賀:色気は楽しみですね。僕に持ってない部分というか、男らしさみたいな……。木村:色気、あるでしょう?須賀:色気キャラではないよ! 対局にいるからこそ、一緒に芝居できることがすごく楽しいし、気が楽かもしれないです。木村:でも当時も今も変わらないのは、舞台上では絶対上手と下手に分かれる2人なんですよ。今回は決闘の場面もあるかもとか、ちょっと歌ったりもするかもということもあって、どこまで実現するかもわからないのですが、劇場でお客さん一人ひとりに刺さるようなセリフをぶつけなければいけないし、きっと稽古場から2人で本当に(早見)あかりさんを取り合わなきゃいけないんだろうなと。――須賀さんは映画『パーフェクトワールド 君といる奇跡』のインタビューで「永遠の恋人未満」と言われ、報われないのが似合うというお話だったんですが、今回もちょっとそういうところがある役ですね。須賀:報われないですね。まだまだ春が訪れないです(笑)木村:春、訪れたいの?須賀:もういいかなと思ってきちゃった。報われないポジションを欲してる部分がある(笑)木村:でも、僕も報われてないよね!? 最終的に彼女とハッピーエンドみたいな役がない。須賀:ハッピーエンド顔じゃないもん!木村:どんな顔!?(笑)須賀:なんか、過酷であってほしい(笑)木村:そういう作品、好きな方も多いしね(笑)須賀:役者はみんな、どMなんです。つらい環境に置かれないことないじゃん。僕の役もずっと報われないと思います(笑)●「こんなこと言うやつじゃなかった」驚き!?○■同じ感覚にたどりついた――今回、当時とはまた表現の違う舞台に挑まれるようにも思いますが、そこについてはいかがですか?須賀:僕はお芝居をする上で、年々肉体と感情のバランスの方を考えるようになっていて、表現の差としてはあまり感じていないんです。パフォーマンスがあるものであれ、朗読劇であれ、演じるということを考えると、身体表現と感情表現は切り離せないと思う。どんな芝居であっても、急に踊り出すかもしれないし、別物という捉え方はしていません。見え方の問題はあるかもしれないけど。木村:僕も考え方同じ! やることも変わらないし、自分の気持ちをぶつける以外の何ものでもないから。最近は舞台も映像も、距離感の違いなだけで本質は変わらないなと思っています。近くで話すか、遠くで話すか、どっちのフォーカスでどこのお客様まで届けたいか。作品やキャラクター、自分の中に生きた人が変わるだけで、やりたいことは変わらないかなと思う。ただ今回はスペインという自分が踏み入れたことのない土地だし、時代背景もまだ感じられてないから、そこは勉強だと思っています。――お二人とも、同じ感覚のところにたどりついている感覚があるのでしょうか?木村:『ハイキュー!!』の時のインタビューは、健太がすごくいいこと言うから、僕はもう隣でちょける一方で……。2人:(笑)木村:今こうやって話してみて、ああ、やっと健太と同じ考え方になれるような役者に成長できているのかなと思うとすごく嬉しいです。芸歴、何年?須賀:4歳からだから、23年かなあ?木村:僕は頑張って健太の背中を追いかけて……。須賀:待ってください、こんなこと言うやつじゃなかったですから!(笑) 今しおらしくしてますけど!木村:(笑)須賀:もっと「俺は俺の道を行く」みたいな感じだった!(笑) 僕も身体表現から感情に落とし込むところがあるから、答えは一緒だけど式が違うみたいな感じがあって。でも今もたぶんちょっと違うんだろうけど、前よりもお互いに式を知ってる感じがするから、実際に一緒に舞台に立つのが楽しみです。こういう話をすることになったのが、お互い大人になったということのかもしれない。――木村さんは、当時須賀さんのどういうところをすごいなと思っていたんですか?木村:自分で思ったことをちゃんと自分の言葉として発することができるのが、すごいなと思ってて。僕は頑固だし自分に嘘をつけないという気持ちがあり、自分を飾るようなきれいなことが言えない一方で、ちゃんと気持ちを表すほどの経験や技量もなく、言葉としては“ちょける”ことしかできなかったんです。だから健太のことをすごいなと思ってましたし、こうやって2人で久しぶりに取材を受けていると、自分も大人になったんだなと感じられます。須賀:“元カノ"と取材を受けると、そういう感じになるんだ(笑)○■いまだに困っていることも――逆に須賀さんは、当時の木村さんについてどう思われていたんですか?木村:「お前みたいなやつが役者やってんじゃないよ」とか思った?(笑)須賀:いや、羨ましかったよ、すごく! 作品に対してまっすぐだし、俺はこんなこと言えないなと思ったし、素直に言えるってすごく素敵なことだと思うんです。違う感覚を持っているからこそ、見てて本当に気持ち良かったです。木村:でも、もしかしたら今も変わらないのかな? 意気込み関係のコメントを求められる時は、いまだに困ってます。「もう、やるだけなんで」という答えしか浮かばないから、それは当時とあまり変わってないんですよね。どうしてる? コツを教えてほしい!須賀:いや、もう「劇場でお待ちしています」を最後につければ大丈夫です。木村:ずるい!(笑)それもやるよ!? でも、その前の文言あるじゃん!須賀:いい、いい。木村:いいの!? じゃあもう一言、「劇場でお待ちしてます」須賀:それ、かっこいいじゃん。それを全部の取材でやったらよくない?(笑)木村:めちゃめちゃカッコつけて「劇場でお待ちしてます」と言った後に、インタビュアーさんに「あっ、すいません。もうちょっと欲しいんですけど」とか言われたら?須賀:「もう統一しているんで」って……。木村:(笑)須賀:それ言って帰っちゃう、みたいな。木村:帰るとこまでがワンセット!? どんだけ自信あるねん!――この話の流れだと、最後に舞台への意気込みを聞くしかないのですが…。木村:いや……!(笑)須賀:じゃあ僕、先に言いますよ!(笑) 本当に僕は達成とお芝居できることが楽しみですし、どういう形であれお客さんに感情を与えて持って帰ってもらえれば正解だと思うので、まずは稽古を頑張りたいなと思っています! どう?木村:そうですね、僕は……。須賀:しゃべるんかい!(笑)木村:いや、もう絶対「劇場でお待ちしてます」じゃ落ちない! 「お前しゃべるんかい!」がないと落ちない!(笑)須賀:たしかに(笑)木村:なんだろ!?須賀:いつも通り!(笑)木村:いつも通りやるだけだし、自分が感じた『血の婚礼』を、お客さんに全力で投げ込みたいとも思います。稽古場からみんなで真ん中に立つ、みんなが自分の意思を舞台上に表現できるような作品なので、全員で全力で戦えたらと。みんなが感じた『血の婚礼』を舞台上で表現することができたらと思っていますし……劇場でお待ちしております。須賀:おお~! いい!!■木村達成1993年12月8日生まれ、東京都出身。2012年にミュージカル『テニスの王子様』2ndシーズンにて海堂薫役でデビューし、ハイパープロジェクション演劇『ハイキュー!!』などで活躍。ミュージカル『ラ・カージュ・オ・フォール〜籠の中の道化たち〜』(17年)でグランドミュージカル初出演。近年の主な出演作に舞台『銀河鉄道の夜2020』(20年)『ジャック・ザ・リッパー』(21年)『SLAPSTICKS』『四月は君の嘘』(22年)、ドラマ『オールドファッションカップケーキ』(22年)などがある。ヘアメイク:齊藤沙織、スタイリスト:部坂尚吾(江東衣裳)(衣裳協力:ジャケット/BOGLIOLI、シャツ/FINAMORE、トラウザーズ/BERWICH、以上すべてAMAN)■須賀健太1994年10月19日生まれ、東京都出身。98年から子役として活動しドラマ『人にやさしく』(02年)で注目を浴びる。2006年には映画初主演作品『花田少年史 幽霊と秘密のトンネル』で第30回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。近年の主な出演作にドラマ『青のSP―学校内警察・嶋田隆平―】(21年)、『新・信長公記〜クラスメイトは戦国武将〜』(22年)、映画『MIRRORLIAR FILMS Season3『そこにいようとおもう』(22年)、舞台『粛々と運針』(22年)など。ヘアメイク:齊藤沙織、スタイリスト:立山功(ブルゾン・シャツ・パンツ/DIET BUTCHER Sakas PR、その他スタイリスト私物)
2022年08月25日舞台『血の婚礼』が9・10月にシアターコクーンにて上演され、木村達成、須賀健太、早見あかり、安蘭けいらが出演することが28日、明らかになった。同作はスペインの伝説的劇作家、フェデリコ・ガルシーア・ロルカによる官能的な名作悲劇。スペインのアンダルシア地方を舞台に、婚約した一組の若い男女が互いの家族の期待を背負いながら結婚式を迎えようとする姿、そしてそこに現れた花嫁の昔の恋人がすべてを変えてしまう抑えきれない愛を描く。数奇な血の宿命、言葉では説明のつかない愛と衝動、地の因習に縛られた男たちの闘い女たちの戦いと絡み合う事象が、ドラマを生んでいく。“生身の人間のむき出しの熱情”を舞台上から浴びることができる、情熱的な演劇作品となっている。実際に起きた事件を元に1932年に執筆され、翌年にロルカ自身の演出によりスペインで初演、同年にアルゼンチンでも上演された同作だが、今回の演出は、国内外の戯曲だけでなく歌舞伎の演出も手掛けるなど、演劇界から熱い注目を浴びる気鋭の演出家・杉原邦生が務める。スペイン演劇の翻訳を多数手がけてきた田尻陽一氏が新たに翻訳し、2022年版の上演台本を完成。スペイン最高の詩人とも謳われたロルカがこの戯曲の随所に組み込んだ韻文、詩的な言葉をどのように表現するかも見どころの一つとなっており、音楽を融合させた表現も取り込んでいくという。レオナルドを木村達成、花婿を須賀健太が演じ、それぞれ今までにない情熱的な男に挑戦しながら1人の女性を奪い合うことに。かつてはハイパープロジェクション演劇『ハイキュー!!』で共演しバディとして抜群のコンビネーションをみせた2人だが、本作では命を懸けて争うライバル同士を演じることとなる。レオナルドと花婿の間で揺れ動く花嫁役に早見あかり、息子を溺愛する“花婿の母親”を安蘭けいが演じる。東京公演はBunkamura シアターコクーンにて9月15日〜10月2日。ほか大阪公演を予定している。○木村達成 コメント出演が決まった時は、また須賀健太さんと共演できると聞き、大変嬉しく思いました。以前別作品で共演した際は、本当に多くの時間を一緒に過ごしました。少し緊張もありますが、楽しく、闘志を燃やしながら、一緒に作品を創っていきたいです。本作品はストレートプレイではありますが、詞のような台詞があり、そこは少し歌うかも、、? という話を聞いています。どんな作品になるかはまだこれからですが、楽しみにしていて下さい。熱く、胸を打たれる作品で、現代でも起こりうるお話だと思います。皆さま是非、劇場でお待ちしております。宜しくお願いします。○須賀健太 コメント『血の婚礼』は、人間らしさや普遍的な部分が描かれている作品だと思います。特に本作品で楽しみにしているのは、木村達成さんとの再共演です。以前は、ライバルでもあり仲間でもあり、お互いを高め合うような役でしたが、今回は1人の女性を取り合います。全く違う役柄ですので、新たな関係値を楽しんで頂けるのではと思います。シアターコクーンという、素晴らしい劇場にまた立たせて頂けることも、大きな喜びです。是非、劇場にいらして頂ければと思います。宜しくお願いします。○早見あかり コメント戯曲を読む前は、難しいお話だというイメージを持っていましたが、読み進めるうちに、現代と表現の仕方は違っても、これは「愛」がテーマの作品なのだと思い、ひき込まれていきました。まだ他キャストの皆さんにもお会いしておらず、上演台本も読んでいない状況ですが、今後皆さんとお稽古をして、愛という大きなテーマと向き合いながら、一緒に作品を創っていけることを、楽しみにしております。このような時代ではありますが、「愛とは何か」というお話を、是非、劇場でご覧頂ければと思います。宜しくお願いします。○安蘭けい コメントこの『血の婚礼』という戯曲については、重く、救いようの無いお話であった印象が強く残っています。今回は、杉原邦生さんによってどのように演出されるのか、それによって印象も変わってくるかと思うので楽しみにしています。明るいお話とは言い難いですが、人間の深いところを炙り出すような作品で、素晴らしい戯曲です。世の中が大変な時期ではありますが、エンターテインメントの力で少しでも夢や希望を与えられるように頑張りますので、是非、観にいらしてください。劇場でお待ちしております。
2022年04月28日宅トレYouTuberの竹脇まりなと俳優の松田翔太、桐谷健太、濱田岳が出演する、au・三太郎シリーズの新CM「応援エクササイズ」編が、1日から放送される。新CMは、宅トレ動画クリエイターの竹脇が、三太郎を応援しながら一緒にエクササイズをするという内容。へとへとになりながらも竹脇の応援で最後までエクササイズをやりきった桃太郎(松田)、浦島太郎(桐谷)、金太郎(濱田)の3人はあおむけに倒れながらも「なんで」「応援されると……」「頑張っちゃうんだろ……」と充実した表情を浮かべる。撮影現場では、三太郎と初めて対面した竹脇が思わず「オーマイガー!」と英語でリアクションをしてしまい、笑いが起こる場面も。竹脇が「チャンネル登録よろしくね~!」というシーンでは、松田の「チャンネルって何……?」のセリフに桐谷が「沖縄のゴーヤ……」とアドリブを仕掛け、すかさず松田が「それチャンプルじゃん……」とツッコミを入れるなど、息の合った掛け合いを披露していた。■竹脇まりな・松田翔太・桐谷健太・濱田岳インタビュー――たくさんのエクササイズをしましたが、いかがでしたか?桐谷:全然まだまだ行けますね。濱田:みんなでこういうことしたことありましたっけ。松田:学校でなかった? 教室で。桐谷:踊ってたやつね。着信音のやつ。松田:久しぶりな感じしたね。竹脇:やっぱあれじゃないですか。しめ縄。(重たくないですか?)濱田:そうですね。こいつとはかれこれ7、8年付き合ってるんでもう割と大丈夫なんですけどね。でもやっぱりエクササイズしながらせりふを言うっていうのは、まあ「はい!」しか言ってないんだけどでも唯一苦労したかな。桐谷:「はい!」のタイミングとかね。――三太郎へのレッスンはいかがでしたか?竹脇:本当に夢みたいで、お三方が目の前に来られた時、本当にまだまだ夢のような気がして思わず「オーマイガー!」って言ってしまったんです。一言目で。心の声出ちゃったと思ってすごい恥ずかしかったです。撮影中もまだ夢の中にいるような感じで。楽しかったです。三人に「はい!」のタイミングをそろえてもらうシーンがあって、後ろでこうやったら(指示を出したら)、お三方が「はい!」って言ってくれるんですよ。気持ちいい! って思って、指揮者になったような気持ちでした。松田:監督が任せちゃってましたもんね。竹脇:ありがとうございました。あと、やっぱりそれぞれに個性があったなって思っていて、浦ちゃんはちょっと動きがパリピだったんですよ。桃ちゃんは正確、しっかり。で、金ちゃんはちょっと疲れてる(笑)っていうところが、なんか私は見ててすごく楽しかったです。――普段行っている運動やトレーニングはありますか?桐谷:散歩とかぐらいですかね。特に。してないんですよね。濱田:僕ウエイトトレーニングしてます。クマを倒せるくらいにはなっとかないといけないなっていう。松田:僕もウエイトと有酸素と、あとは趣味のスキーをやってますね。結構運動は好きですよ。――応援されて、つい頑張ってしまったエピソードがあれば教えてください。濱田:今日の状況とシンクロするんですけど、ウエイトトレーニングって一人でやってると追い込めないんですけど、やっぱりトレーナーさんとか、友人に「あと一回頑張れ」って言ってもらえると不思議とあと一回上がるというか。だから応援してもらえると、あと一歩頑張れるっていうのはすごい体験してます。竹脇:私、生配信でトレーニングを配信してるんですよ。リアルでは一緒にいないんですけど、チャットとかコメントとかで「私も頑張る」とか、「まりなさんがこんだけ頑張ってるから私ももう一回頑張る」みたいなのがあるとめちゃくちゃ追い込めますね。濱田:ちょっと快感なんですよね。できないと思ってたのがあと一歩できるっていうのが。
2022年03月01日昔話の主人公たちが共演するauのCM“三太郎”シリーズの最新作「進め!そっちだ!」編が、1日から放送される。渋谷の街中で待ち合わせの合間にスマホでRPGゲームをしている女の子。彼女の手元のスマホ画面には、ゲームの世界に入り込み山道を走っている桃太郎(松田翔太)と桃姫(村山輝星)の姿が。ゲームの世界では今にも襲い掛かってきそうな巨大な熊が二人の前に立ちはだかる。画面上に現れたコマンドから「にげる」を選択し、二人はUターンして一目散に走って逃げる。人通りが多い道まで来ると、二人は浦島太郎(桐谷健太)と金太郎(濱田岳)に遭遇。コマンドで「話しかける」を選択すると、二人は笑顔でうなずいて「一緒に行く」と答え、共に鬼退治の旅へ出ることに。四人で旅を始めたところ、桃姫が茂みの中に宝箱を見つけ、アイテム「鬼の金棒」をゲットする。シーンが変わり、今度はきれいな滝にたどり着いた四人。感動しているのも束の間、空から突如大きな金棒を持ったボスの鬼が出現。三太郎と桃姫は各々の武器をかまえてコマンドの「こうげき」 を選択、金棒で豪快に攻撃してくる鬼に対して、桃太郎は刀を振り、浦島太郎はまわし蹴り、金太郎は斧を振り回し、桃姫はゲットしたアイテムの「鬼の金棒」を振りかざす。その頃、別々の場所にいながらも三太郎たちを応援するかぐや姫(有村架純)、織姫(川栄李奈)、 乙姫(菜々緒)、鬼ちゃん(菅田将暉)、親指姫(池田エライザ)たち。すると、その応援が光となって桃姫の金棒の先端に。皆からの応援の光を集めた金棒で振り出した渾身の一撃は強烈な光を放ち、鬼を滝つぼの底へと沈める。そして最後は、全員が集合して桃姫を讃えるシーンと共に、きれいな虹がかかるエンディングでCMは幕を閉じる。なお今作のCM楽曲は、謎のシンガーソングライター・和ぬかが担当している。○■和ぬかコメント明けましておめでとうございます。和ぬかです。三太郎シリーズのTVCMはいつも楽しく見させていただいてました。お正月の三太郎CMソングを僕が歌うと決まった時は、驚きと嬉しさでいっぱいでした。今回の「進め!そっちだ!」は、自分らしい人生を進んでほしいという応援の気持ちを込めて歌いました。 皆さんがこれから進む道はみんな正解です。2022年、皆さんの「君だけの道」をぜひ楽しく進んでいってほしいです。今年もどうぞよろしくお願いします。
2022年01月01日ゾンビサバイバルドラマ「君と世界が終わる日に」Season3に玉山鉄二、桜井日奈子、須賀健太、和田正人が出演することが決定した。本作は、生きる屍=ゴーレムに占拠された死と隣り合わせの“終末世界”を舞台に、竹内涼真演じる主人公・響と、中条あやみ演じる恋人・来美らが、生き残りを懸けた闘いに身を投じる様子を描くドラマ。新シーズンでは、前作Season2で登場した謎の集団“X”に加え、ゴーレムの惨禍で新しい世界の創設を目的とする宗教団体「光の紋章」が出現。来美を探す旅の中で響がたどり着いたのが、その聖地=サリート。玉山さんが演じるのは、そこの教祖・ワンティーティ。信者たちの信頼も厚く、響たちのように外から来た人間たちにも救いの手を差し伸べる。また、響が目撃した教団のある儀式で、彼はゴーレムに襲われるが、噛まれても感染しないという信じられない姿を見せる。果たしてワンティーティは、この終末世界で人類の救世主となり得るのか注目だ。そして、響と結月(横溝菜帆)が旅の中で出会う宮木伊織役で桜井さん、伊織の恋人・梶浦哲夫役で和田さん、感染症を専門にした研究機関で働いていた元大学院生・室田シンジ役で須賀さんも参加、このサバイバル禍に身を投じていく。さらに、教祖の右腕となる教団の師長・永瀬克彦役に大西武志、教団の武装リーダー・長谷川洋役に店長松本、響たちを支えてくれる信者・井手弘之役に吉田ウーロン太、謎の集団“X”のリーダー的存在・イナバ役として水石亜飛夢も登場する。▼キャストコメント玉山鉄二この度、「君と世界が終わる日に」という、大変好評なドラマに自分が参加出来る事に、今から期待と緊張感をもち、これから始まる撮影を楽しみしております。若いチームが新しい時代に向けたアイディアで、日本のドラマを変えたい気持ちが伝わってくる、とても攻めている作品の印象です。役者のアイディアをとても聞いて下さるスタッフチームなので、自分の個性を振り絞って頑張りたいです。桜井日奈子長くシーズンが続く人気な作品に出演できることがとても嬉しいです。私が演じる宮木伊織は、猟奇的な一面を持ったキャラクターです。主演の竹内涼真さんとは、今年上演されたミュージカルで親子を演じました。今回は厳しいサバイバルを生き抜いて来た間宮響と、どういう関係で伊織を演じることになるのか、そこも楽しみです。これまでの主要キャストの皆さんの熱量に負けないように、しっかりサバイバルを生き抜きたいです。ずっとやりたかったアクションにも挑戦させていただけるので、撮影がとても楽しみです。頑張ります。須賀健太Season1の1話をリアルタイムで観ていて、「すごい作品だ…」と思ったのを覚えています。作り込まれた世界観には、スタッフやキャストの方々の「日本でもこのクオリティのゾンビドラマができるんだぞ!」という心意気を感じていました。だから、Season3から新しいエッセンスとして加わることができて嬉しい気持ちと同時に「こりゃ撮影大変だろうな…」という気持ちも…(笑)Season3は、台本を読ませて頂いている段階から「次はどうなるんだろう!?」というハラハラ感がたまりませんでした!壮大なスケールのこの作品に馴染みつつも、新しい刺激になれるよう頑張ります!そして、レギュラーの皆さんに置いてかれないように喰らい付いていこうと思っています!あと…早くゴーレムと写真撮りたいなぁ…(笑)和田正人海外ドラマを彷彿させるような、スケールの大きい世界観に没入できる喜びを噛み締めています。未曾有のパンデミックに見る人間模様のリアルが、まさにコロナ禍の現実とリンクしており、作品の端々から人間の本質を描くことを使命としているような本気の熱量を感じます。自分という人間がそこに巻き込まれたらどうなるのか?逃げたい気持ちを堪えて、必死に演じたいと思います。Huluオリジナル「君と世界が終わる日に」Season3は2022年2月25日(金)よりHuluにて独占配信。※Season1(全10話)、Season2(全6話)はHuluにて独占配信中。(cinemacafe.net)
2021年11月10日昔話の主人公たちが共演するauのCM“三太郎”シリーズの最新作「つながる歌」篇が、24日から全国で放送。桃太郎(松田翔太)とかぐや姫(有村架純)の子供である新キャラクター・桃姫役として、村山輝星が初登場する。今回のCMはやんちゃながらも多才な面を見せる初登場の桃姫が、桃太郎とかぐや姫のほか家に遊びに来た金太郎(濱田岳)と浦島太郎(桐谷健太)と一緒に和気あいあいと過ごすストーリー。桃姫は歌もダンスも上手いという設定もあり、撮影前のダンスの確認ではキレのあるダンスと満点の笑顔を見せた。初めての三太郎たちとの現場とは思えないほどなじんでおり、撮影では三太郎たちのオーバーリアクションについ笑ってしまうシーンもあった。撮影を終えた出演者たちのコメントは、以下の通り。――桃太郎とかぐや姫の子どもである新キャラクター「桃姫」として参加された感想は?輝星:昔話の中で、桃太郎とかぐや姫の子で桃姫なんて出てこないので、だからすごい特別な感じがして、わくわくして待ってました。現場の雰囲気も楽しくて、セットも本当に昔の時代にワープした感じがしました。――新キャラクター「桃姫」役の輝星ちゃんと共演してみていかがでしたか?松田:いやーもう今のインタビューの受け答えの感じからすごくしっかりしているし、それでいてこの笑顔なんですぐに親近感わきましたね。有村:佇まいからしっかりされてるのが伝わってくるので、普通に友達と話すみたいについしゃべっちゃう(笑)――三太郎シリーズで仲良くなりたいキャラは誰ですか。輝星:皆さんと仲良くなりたいので、現場の雰囲気をもっと楽しくできたらなって思ってます!――実際に自分の子どもが桃姫だったらいかがですか?松田:願ったりかなったりっていう。やっぱりこの笑顔でこっちも元気になるんで、この笑顔がいいですね。有村:うらやまし~って思うかもしれないですね。こう、自分には皆無なので。これだけの才能を持ち合わせていても、決しておごることなく、無邪気で屈託のない笑顔で、年相応にいてくれるのがいいと思います。――騎馬を組むシーンがありましたが、三太郎と他にやってみたいことはありますか?輝星:私、趣味でトライアスロンやってるんです。なんか、山と、海と、川と、全部そろっている感じがして、なので山登りとか、そういう自然と触れ合うことを一緒にやってみたいです。――桃姫の成長が早いというシーンがありますが、最近特にできるようになったことや成長したと感じることは何ですか?有村:成長したなーというか、もう28、29の歳なので、現場にも下の子たちが増えてきたんですよね。前は自分が一番下の立場だったけど、こうやって下の子たちと自然にコミュニケーションを取れるようになってきたのが自分でもびっくりしてます。輝星:大根おろしが食べれるようになった(笑) 最初はつらいなって思ってたんですけど、最近は焼き魚に大根おろしとかぼすかけて、食べるのが好きになりました。――今、一番好きではまっていることは何ですか?輝星:今ではないんですけど、あのさっきも言ったんですけど、トライアスロンは一年生の時から大会に出ていて、ゴールテープを切った時の快感とか、やり切ったっていうのが好きで、毎回出てます。――皆さんが幼少時代に得意だったことは何ですか?松田:わりかしと僕も外に出て、遊ぶのが好きだったんでまあ、スキーとか、サッカーとか。有村:私は、セミ取りが得意でした。カゴいっぱいに捕まえたセミ入れて、最後はちゃんと返すんですけど。夏休みになったら公園に行ってセミ取り行くのが楽しかった。田舎だったんで。今もセミだけは触れます。――今後の輝星ちゃんに期待していることはありますか?松田:トライアスロンもできて、お芝居も上手で、この笑顔だったら、僕も見習わないとなっていうところのほうが多いかもしれない。そのままいてくれればいい。有村:うん。そのままでいてほしいですね。のびのびと。好きなことをやっててほしいなと思います。松田:でも、今度から浦島おじちゃんだけ気を付けてね。アドリブいっぱいしてくるから。どう来るか予測が不可能なんでね。そこは勝負ですね。輝星:はい(笑)
2021年08月20日伊野尾慧(Hey! Say! JUMP)と神宮寺勇太(King & Prince)がバディを組む民俗学ミステリー「准教授・高槻彰良の推察」。この度、岡田結実、須賀健太、吉沢悠ら追加キャストと個性豊かな各話ゲストが明らかになった。本作は“異能”を持った准教授と、“孤独”を抱えた少年の目線を通じて、“人とつながること”の大切さを描くヒューマンミステリー。須賀さんが演じるのは、嘘が分かる大学生・深町尚哉(神宮寺さん)の同級生・難波要一。吉沢さんが、大学准教授・高槻(伊野尾さん)を常に支える幼なじみの刑事・佐々倉健司。岡田さんが、高槻の研究室に所属する大学院生・生方瑠衣子を演じる。ほかにも、吉田あかり、和泉ちぬがレギュラー出演を果たす。原作イメージに合わせ、短髪ツンツンヘアーでドラマに挑む吉沢さんに、スタッフからは「おお!佐々倉になってる!」と太鼓判が。一方、須賀さんには監督から「自由に!」という指示があり、「いいんですか?」と現場では須賀さんのアドリブが全開だったという。吉沢さんは「佐々倉は、ドラマの中でもほっとするようなシーンに登場することが多いので、ちょっと箸休めみたいなシーンで活躍できたらなと思っています。また高槻との会話のキャッチボールを通じて、彼の柔らかい部分も見えたりするので、そういうところにも注目して欲しいです」とアピール。「26歳になって、やっと普通の大学生を演じられるのが、すごく嬉しかった」と語る須賀さんも「ミステリー作品ではありますが、難波が出てきたら、“お茶タイム”じゃないですけど、ちょっと一息みたいな感覚で見て頂けたら嬉しいなと思います」とコメントしている。一方、巫女姿などシーンによって七変化を見せるという瑠衣子。「藁人形など民俗学をベースにした原作がすごく面白くて、この世界観に入れるのがとても嬉しかったです」と語る岡田さんは、「ミステリーでありながら、ちょっとほっこりするシーンもあり、人の温かみを感じられる作品です。ぜひそういうところも見て頂ければ」とアピールした。さらにSeason1の各話ゲストには、志田未来、山田杏奈、金澤美穂、奥村佳恵、市川由衣、馬渕英里何、鞘師里保、松本若菜ら個性豊かな女優たちが登場する。そして、本作の特報ティザー映像も公開。「Hey! Say! JUMP」の「群青ランナウェイ」が主題歌に決定しており、楽曲も初公開されている。WOWOW×東海テレビ共同製作連続ドラマ「准教授・高槻彰良の推察」Season1は8月7日(土)~毎週土曜日23時40分~東海テレビ・フジテレビ系にて(全8話)、Season2は10月~WOWOWプライム&WOWOWオンデマンドにて放送・配信予定。(cinemacafe.net)
2021年07月08日●『未来のカケラ』は「できること」を与えてくれた2011年3月11日に発生した未曾有の災害・東日本大震災から10年。マイナビニュースでは、この震災に様々な形で向き合ってきた人々や番組のキーパーソンにインタビューし、この10年、そしてこれからを考えていく。震災から5年後の2016年に制作されたショートフィルム『未来のカケラ / Pieces of the Future』(国際短編映画祭ショートショート フィルムフェスティバル&アジア制作)。政府広報室が実施した東北支援キャンペーン「東北を元気にする作文 短編映画化プロジェクト」の最優秀作品に選ばれた、岩手県在住・岩間壮太さん(当時小学5年生)の作文「震災から4年と半年(感謝を忘れない)」を原作に、施工依頼のあった「物置」と見習い大工が向き合う姿を描いている。この見習い大工・壮太を演じた須賀健太(26)は今年3月11日、Twitterに「震災から5年のタイミングで出演させて頂いた『未来のカケラ』そこからまた5年…あの時も岩手の皆さんは『忘れて欲しくない』と仰っていました。自分なんかが言うのはおこがましいけど、この先も忘れないように考え続けたいです。一緒に」と投稿した。これまでも度々同作を取り上げていたが、そこにはどのような思いがあったのか。本人を取材すると「僕は何もできなかった」と切り出し、当時から今でも抱え続けている葛藤、そして“未来のカケラ”について胸の内を明かしてくれた。○■あのとき何かできていれば――『未来のカケラ / Pieces of the Future』のオファーを受けて、率直にどう思われましたか?東日本大震災が発生した直後、僕は何もできなかった。そういうとちょっと大げさに聞こえるかもしれないんですけど、やったのはニュースを見ることぐらいで、ボランティアとかそういう具体的な行動に移すことはできませんでした。毎年3月11日が近づくと、「あのとき何かできていれば、今の自分はちょっと違っていたかもしれない」と後悔する日々。『未来のカケラ』はそんな自分にとって、「できること」を与えてくれた貴重な機会でした。覚悟は必要でしたが、お話を頂いてすぐに返事をさせていただきました。原作となった岩間壮太さんの作文を読ませて頂いて、「建築」に対する意味合いや印象が大きく変わりました。それまでの自分は、建物に対して何も考えていなかった。同じ国に住んで同じように過ごしているはずなのに、1つの経験によってここまで違いが出てしまうものなのかと。当時小学5年生で書かれていた作文ということもあって、ハッとさせられました。お芝居の上ではあるんですけど、そういうこともしっかりと届けないといけない。当時、そう思った記憶があります。――「建築」について改めて考えることは、日常の中でそこまでないですよね。岩間さんは改めて作品を観て、「物が壊れたとしても残り続ける『思い』の強さを感じました。ただ、記憶という物は時間と共に薄れていくものでもあり、それを止めておく『物』の大切さも同時に感じることができました。そのような面でも、長い間そこに有り続ける建築物は重要」と実感したそうです。身の回りにある多くの建物。そこに建っていることは、よくよく考えると「普通」ではないんです。東日本大震災から10年を迎え、壮太さんがおっしゃっているように、自分も建物に対する意識が変わったなと感じました。5年前、電車に乗って東京から撮影地の岩手県大槌町が近づくにつれて、地面に散らばったままの破片や木材とか、地震の影響と思われる痕跡がどんどん増えていって。更地になってきれいに整備された場所を見ても、「とてつもないことが起きたんだ」ということは、震災から5年経っても十分伝わりました。ニュースで取り上げられる現地の様子を見ても、どこか自分にとっては「映像の先のもの」だったことが分かったというか。『未来のカケラ』に出演させて頂くにあたって、大槌町のロケを通じてそこを肌で感じることができたのは大きかったです。●本当の意味での「忘れない」とは――須賀さんのTwitter投稿によると、現地の人は「忘れてほしくない」とおっしゃっていたそうですね。どのようなタイミングで聞いたか覚えていますか?撮影期間中、町を挙げて応援してくださっていて。空き時間は現地の方々とお話しする機会も多かったですし、夜はおいしい海鮮料理を用意してくださいました。本当に温かい方ばかりで、「来てくれてありがとう。作品を通して人々の目に触れることがうれしい」とおっしゃっていて、「忘れてほしくない」というのも交流の場で聞いた言葉だったと思います。人間、誰でも忘れていく。毎年、この時期になるとニュースでは特集が組まれているし、目に留まる機会は増えますが、「またこの時期が来たんだ」と感じることも、忘れているに等しいんじゃないかと身をもって感じます。だからといって、僕含めて何ができるんだといったら、それはまた難しい話でもあるんですけど……現在進行系でその土地で生活している人たちがいる。撮影から5年が経ちましたが、そういうことを強く感じます。本当の意味で、「忘れない」とはどういうことなのか。この作品を通して、自分も考え続けていきたい。今生まれた子たちは、当たり前ですけど震災を知らない世代です。そういう子たちにも届いたらいいなと、5年前は漠然とそんなことを思っていました。何もできずに悶々としていた自分にとっては、自己満足なのかもしれないですけど、震災に関わるお仕事を役者という自分のフィールドでできたことが何よりもありがたかった。伝えることが仕事で、演じることも仕事。でも、キャスターさんや記者さんとは違う伝え方です。なかなかそんな機会は頂けないと思いますので、僕を選んで頂いて……でもこれは僕の感覚での「良かった」でしかないので難しいんですけど……。僕としては、関わることができて良かったです。○■「当事者ではない僕」の向き合い方――俳優でしか関われない仕事ですね。現地に行って撮影していた時期、振り返ってみると町全体で盛り上げてくださって、「来てくれてありがとう」と感謝までしてもらえた。「芝居するの照れちゃうなぁ」とか言いながら(笑)、エキストラでも参加して頂き、朝から晩までの撮影にも協力してくださいました。そして、夜はみんなで宴会。あの時間はすごく……輝かしい時間だったというか。その時に、「強さ」をすごく感じたんです。実は……僕自身も現地に行くまでは、言い方が悪く聞こえてしまうかもしれませんが、まずは「気を使うこと」を意識していました。「震災のことで傷つけてしまうようなことを言わないように」とか、「どこまで聞いていいんだろう」とか考えながら行ったんですけど、現地の方々と交流すると、みなさんすごく強くてたくましくて前向きで。そして何より、僕たち以上にその作品が出来上がることを楽しみにしてくれて、そこの良い意味でのギャップが、僕はうれしかった。現地に行くことの大切さを改めて感じた瞬間でもありました。それからすごく覚えているのが、撮影の待ち時間があって現地の方が津波の映像を見せてくださったんです。それは町が飲み込まれていく瞬間を撮った、編集されていない映像でした。うまく表現できないんですけど……あの映像は忘れられません。でも、ここから目をそらしちゃダメだなとその時すごく思って。それをみんなに見てほしいというわけではなくて、それを見た「当事者ではない僕」の、作品を通して伝えられることの質が変わったと思います。それも貴重な体験でした。――当時の須賀さんは21歳頃ですよね。俳優としてどのような時期だったんですか?役者として、今後の自分はどうなっていくのかなという不安を抱えた時期だったような気がします。その頃は頻繁に舞台に出させてもらっていて、仕事の幅を広げていきたいと思っていた時期でもあったので、何よりも映像の仕事を頂けたことがうれしかったです。――2016年2月22日に投稿されたブログでは、「大槌お宝マップ」の文面を紹介し、「この想いこそが未来のカケラだろうと僕は思い、演じさせて頂きました」と書かれていました。須賀さんにとっての“未来のカケラ”とは?「本当の意味で忘れないでいること」が、僕たちができる“未来のカケラ”なのかなと思っています。冷たく聞こえてしまうかもしれないんですけど、僕は「当事者」ではないし、そこを変えることはできない。100%理解することはできないと思うんです。でも、そこに寄り添って考え続けることはできる。僕の世代は、震災発生当時に「何もできなかった」と実感した人も多かったと思います。そんな僕ら世代が忘れないでいることが、次の世代に対して繋げていけること。そういう意味でも、すごく大事な世代だと思います。実は、現地のコーディネーターさんと個人的に今でも連絡を取り合っていて。舞台も観に来てくださって、海鮮を送ってくださったこともありました。僕は本当に良い思いしかさせてもらってないんですけど、その繋がりも大切というか。僕がこの作品に出ていなかったら、その方とも繋がれていなかった。人対人として連絡を取り合っている瞬間が、僕はすごく好きです。頻繁に連絡を取っているわけでもないんですけど、年に数回のそういう瞬間は人と人との繋がりを感じることができるので、僕にとってはこれも、大切な“未来のカケラ”なのかなと思います。東日本大震災から5年というタイミングでこの作品と出会って、今年は震災から10年という節目。震災に触れてもらえる機会の1つであり続けるように、僕はこの先もずっとこの作品を話題にして、考え続けていきたいと思います。■プロフィール須賀健太1994年10月19日生まれ。東京都出身。ドラマ『人にやさしく』(02)で注目を浴び、2006年には映画初主演作『花田少年史 幽霊と秘密のトンネル』で第30回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。主な出演作に、『ALWAYS 三丁目の夕日』全シリーズ(05~12)、『スイートプールサイド』(14)、『学校のカイダン』(15)、『獣道』(17)、『江戸前の旬』(18)(19)、『凛-りん-』(19)、『遮那王 -お江戸のキャンディー3-』(19)。2021年1月期のドラマ『青のSP ―学校内警察・嶋田隆平―』(カンテレ・フジテレビ系)に出演した。
2021年03月26日須賀健太主演『朗読劇#ある朝殺人犯になっていた』が、オンライン型劇場“THEATRE for ALL”にてアーカイブ配信中だ。2月4日から7日に渡って上演された『朗読劇#ある朝殺人犯になっていた』。原作はインターネットが一般化した現代社会の闇を、ユーモラスにミステリー仕立てに描いた藤井清美氏の小説だ。同氏の演出で上演された本作は、炎上に翻弄されながらも真犯人を突き止めていく臨場感たっぷりの新感覚朗読劇である。キャストには実力派俳優たちが集結。主人公の浮気淳弥を須賀健太、淳弥の漫才コンビの相方役に山崎大輝・赤澤遼太郎(ダブルキャスト)、佐緒里役ほかを美山加恋・宮澤佐江(ダブルキャスト)が務める。そして真凛、馬渕英里何、山崎裕太、松本利夫(EXILE)らがネットの声や淳弥をとりまく様々なキャラクターを演じ分けていく。生演奏と映像を使用した贅沢な仕掛けも見どころのひとつだ。また本作はコロナ禍で外出困難となった人たち、そして障がいや疾患、育児や介護などを理由に劇場や展示鑑賞が困難な人たちに対しても開かれた、バリアフリー型オンライン鑑賞の実現を目指す「THEATRE for ALL」事業に参画。実際に劇場でも、視覚障害や聴覚障害を持つ方も楽しめる、手話同時通訳と生音声を組み込んだコンテンツとして上演した。それに伴い、アーカイブも「手話パフォーマンス+字幕ver」、「音声ガイドver」で観劇可能となっている。■公演情報『朗読劇#ある朝殺人犯になっていた』3月24日(水)~4月6日(火)まで各回1,500円(税込)公式サイト: 公式Twitter:
2021年03月25日同名小説を原作にした『朗読劇 #ある朝殺人犯になっていた』が1月29日(金)に開幕する。主演を務める須賀健太に話を聞いた。本作は、ネット化した現代の闇をユーモラスにミステリー仕立てに描いた藤井清美の小説を、藤井自身が戯曲化し演出する朗読劇。小説を読んだ須賀は「すごくスピード感のある作品で、一気に読みました。“SNS”という身近なものが題材なのもひとつの要因だと思いますが、共感できて、想像しやすくて、だからこそ引き込まれて。この感覚は舞台でも大切にできたらなと思っています」。ある朝目覚めてみると、自分が“ひき逃げ犯”だという噂がSNSに広がっていて――という事件に巻き込まれる主人公・浮気(うき)を演じる須賀は「他人事とは思えない。きっとどんな人でもどこかに共感できると思う」とこぼす。もし、浮気と同じ状況になったら「めちゃくちゃ怖いです。どうしようもないですよね。なにをしても火に油になりそうで……。僕はなにも言えなくなっちゃうと思います。そういう意味では浮気くんはすごい。状況を打破しようとしますから」。そんな、SNSで広まっていく噂と格闘する浮気の姿はひとつの見どころになりそうだが、本作は朗読劇なので、もちろんそれは主に声で表現される。全身を使った表現が印象的な須賀にとっては真逆のことにも思えるが、須賀自身も「僕は動きと感情をセットにして演じることが多いので、朗読劇には毎回“苦手なものに挑戦する”という感覚があります」と明かす。それでも挑み続けるのは、「そのぶん、新しい感覚をもらえるから。ページをめくりながら世界に入っていく感覚だったり、台本の文字と自分たちの声だけで世界と一体化していくような感覚は気持ちがいいんです。それと今作に関しては、映像を使ったり、動きのある演出もつくらしいので、そのあたりも面白くなりそうです」。楽しみにしているシーンのひとつは、芸人である浮気が相方と共に披露する「漫才」。「特に最初の『どうも~!〇〇です』のところは楽しみです!」と、すでに楽しそうに話してくれた。さらにもうひとつ語ったのは、「後半で気持ちを吐露するシーン」。「原作を読んでいて僕は、これを伝えたいがための作品なのではないかと思ったんです。その台詞は大切にしたいです」。公演は1月29日(金)から2月7日(日)まで東京・こくみん共済 coop ホール(全労済ホール)/スペース・ゼロにて上演。視覚障害や聴覚障害のある方を対象とした“手話同時通訳”“生音声”を組み込んだ生配信(2月6日13:00/18:00)も行われる。文:中川實穗
2021年01月22日昔話の主人公たちが共演するauのCM“三太郎”シリーズの最新作「一休ちゃん、登場」篇が、15日から全国で放送される。今回は、三太郎が学校へ向かう途中の橋に“このはしわたるべからず”という看板が立てられ困っているところ、通りかかった新キャラクター・一休ちゃん(岡山天音)にとんちを求めるストーリー。学校へ行くにはこの橋を渡らないといけない3人は立ち往生。そこへ通りかかった一休ちゃんに、3人は「一休ちゃん、ここは!」「とんちで!」と回答を求めるが、「いや、学校を休みましょう!」「遊び放題…」と予想外の回答ばかりで驚く桃太郎(松田翔太)。それに対して金太郎(濱田岳)は「いいじゃない! 遊び放題!」と賛同。とんちを期待していた浦島太郎(桐谷健太)は「とんち使おう?」とツッコミを入れるが、頭をポリポリかいて「へへへへへ」と笑う一休ちゃんだった。三太郎と初めての共演となった岡山だが、息の合った演技でスタッフ一同驚きを隠せないほどスムーズに撮影が進行。岡山が坊主姿だったこともあり、三太郎に頭をなでられる光景も見られ、仲むつまじい雰囲気だった。
2021年01月15日ドラマ「同期のサクラ」や映画『青くて痛くて脆い』『ホテルローヤル』などで知られる俳優の岡山天音が、auの“三太郎シリーズ”の新TVCMに登場。新キャラクターの“一休ちゃん”を演じる。ある日、学校へ向かう途中の三太郎(松田翔太、桐谷健太、濱田岳)が出くわしたのは、“このはしわたるべからず”という立て看板。学校へ行くにはこの橋を渡らなければならない3人は立ち往生。そこへ通りかかったのが、とんちで有名な一休ちゃん。3人は一休ちゃんのとんちでこの状況を打開しようと「一休ちゃん、ここは!」「とんちで!」と回答を求めるも、「いや、学校を休みましょう!」「遊び放題…」と予想外の答え。驚く桃ちゃんに対して、金ちゃんは「いいじゃない!遊び放題!」と賛同。とんちを期待していた浦ちゃんは「とんち使おう?」とツッコミを入れるが、頭をぽりぽりかいて「へへへへへ」と笑う一休ちゃんなのだった…。今回のCMでは新キャラクター・一休ちゃんを岡山さんが演じることに。三太郎の3人とは初めての共演ながら、息の合った演技を見せており、4人の掛け合いは必見となっている。auの“三太郎シリーズ” 新CM 「一休ちゃん、登場」篇は1月8日(金)よりオンエア開始。(text:cinemacafe.net)
2021年01月15日ペットとは無縁だった王島家。長男が拾ってきた迷い犬がほどなく一家に受け入れられ、近所の犬たちとも交流を深めていく『横須賀こずえ』。その著者が、小田扉さん。NHKでアニメ化もされた『団地ともお』(全33巻)の原作者でもある。場所は横須賀。愛すべき天才犬と、飼い主一家のワン(犬)ダフルライフ。「『~ともお』が終わって次を練っているときに、王島家の話を描いてみたんですが、編集さんとも相談したら『犬がいちばんキャラが立ってるよね』となったんです。2年ほど前から僕も人生で初めて犬を飼い始めたというのもあって、犬を主役にする話に落ち着きました」心温まるコメディと思いきや、こずえと名付けられた〈小4男子程度の知能を持つ〉迷い犬の視点がたびたび入ってくるのがキモ。不思議現象や小さな発見を愉しむセンス・オブ・ワンダー的な要素が加わり、唯一無二の面白さになっている。「僕自身もそういうどこか不思議なお話が昔から好きで、藤子・F・不二雄先生や諸星大二郎先生のマンガには影響を受けていると思います。日常の出来事から話をふくらませて、摩訶不思議な味が出ればと、普段から思いついたことはメモしたりしていますね。僕の場合、ネームの段階ではほとんどセリフだけ決めていく感じで、コマ割りも状況も曖昧なんです。そのせいで他の多くのマンガ家さんのように、『ネームができたから山を越えたぞ』という気持ちにはなれず、毎回四苦八苦です」3巻では、なぜ「こずえ」という犬らしからぬ命名がなされたのか、の秘密が明かされる。「これも知人から聞いたエピソードがやけに記憶に残っていて。それを少しアレンジしたお話です」横須賀という具体的な土地をベースに描かれるのも、小田さんのこれまでの作品にはなかった魅力だ。「架空の街にすることも考えたのですが、『~ともお』と差別化したい気持ちもあって、縛りを入れました。取材も兼ねて街を歩くと、『なんだこれは!』と思う名所や建物などを見つけたりして楽しいですね」こずえは1巻で、潮の匂いを懐かしみ、おぼろげな記憶の中で、〈手〉の存在を思い出す。彼女は以前どこにいたのか。手は誰のものなのか。いくつかのナゾは残ったままだ。「4巻で明かすつもりなので、いま懸命に考えている最中です」という宣言も!来年春頃発売予定の続刊を、楽しみに待ちたい。『横須賀こずえ』3繁茂するゴーヤカーテン、小学生男子の冒険、ゴメスやニッキなどご近所犬さんたちと始めた犬の学校など、奇妙なのにほのぼのしてしまう小田扉ワールドが全開。小学館591円©小田 扉/小学館週刊ビッグコミックスピリッツ連載中おだ・とびら1974年、神奈川県出身。1999年、モーニング新マグナム増刊にてデビュー。『江豆町ブリトビラロマンSF』『団地ともお』など著書多数。※『anan』2021年1月13日号より。写真・中島慶子インタビュー、文・三浦天紗子(by anan編集部)
2021年01月08日昔話の主人公たちが共演するauのCM“三太郎”シリーズの最新作「アイドルデビュー」篇が、11日から全国で放送される。今回は、アイドルデビューをしたかぐや姫(有村架純)のステージに三太郎が圧倒されるストーリー。たくさんの観客に囲まれる中、デビュー曲の「私は放題」を得意げに披露するかぐや姫。突然知ったアイドルデビューの事実と、ノリノリで歌う姿に思わず戸惑ってしまう桃太郎(松田翔太)、浦島太郎(桐谷健太)、金太郎(濱田岳)は、かぐや姫のステージに圧倒されながらも、いつの間にか「ホーダイ! ホーダイ!」と合いの手を入れてしまう。撮影は、コロナ禍以降で初の大人数のエキストラを入れて実施。フェイスシールドの着用や事前検温など、いつも以上の対策をして撮影に臨んだ。有村は事前に歌録りを行い、監督が見守る緊張感の中、見事に歌い上げ、想像以上のうまさに拍手が起こるほど。撮影では歌と踊りの振りも見事にマッチし、会場のボルテージも最高潮となった。
2020年12月09日昔話の主人公たちが共演するauのCM“三太郎”シリーズの最新作「鶴のスワイプ」篇が、17日から全国で放送される。今回は、障子に映る影の正体が気になり、障子を開けて中を確認しようとする浦島太郎(桐谷健太)と金太郎(濱田岳)、それを必死に止めようとする桃太郎(松田翔太)のストーリー。障子に映る影を見て、中にいるのは誰かと浦島と金太郎が尋ねると、桃太郎は「いや、かぐちゃんだよ」と、しどろもどろに答える。その様子を怪しんだ浦島と金太郎は、桃太郎に止められながらも障子を開けると、三太郎全員が驚くものが。目と口を思いっきり大きく開き、声をそろえて「すっごい恩返し!」と驚く。今回のCMは、障子に映る影の正体を確認しようとする浦島&金太郎と、それをかたくなに拒む桃太郎のやり取りがポイント。ついに障子を開けた先には、まさかの光景が広がるが、それらを表現する、三太郎シリーズでは珍しい怪しげな音楽の演出や、三太郎の絶妙なアドリブが光る作品となっている。
2020年10月17日昔話の主人公たちが共演するauのCM“三太郎”シリーズの最新作「英雄T」篇が、1日から全国で放送される。今回は、親指姫(池田エライザ)がデザインした“英雄T”を巡るストーリー。浦島太郎(桐谷健太)の家に集まる三太郎の元に「みんな、できたわよ!」と親指姫がうれしそうに服を持ってやって来る。その服を手にした桃太郎(松田翔太)が、「なにこれ?」と尋ねると、親指姫は「英雄Tよ!」とTシャツを広げながら回答。「マジでかっこいいじゃん!」とテンションの上がる浦島太郎に「デザイナーは私、親指姫!」と自信満々に答える。「親ちゃんすごいね!」と素直に感心する金太郎(濱田岳)に、調子づいた親指姫が得意げに「ブランド名はユビクロ」とサムズアップしながらコメント。耳にしたことのある響きに首をかしげる桃太郎に続き、「なんか聞いたことある」「なんか有名なやつだよね?」とツッこむ金太郎と浦島太郎。しかし、そんな彼らを気にも留めず、親指姫は「LifeWearを取り扱っているの!」とブランドの説明を続ける。またしても聞いたことのある言葉に「なんか、それも聞いたことある」と、ますます首をかしげる桃太郎。再び考え込む三太郎に、「空気みたいなインナーもあるのよ!」と白いインナーを取り出すと、「なんか聞いたことある!」と、あたかも新作であるかのように自慢げに紹介する親指姫に、思わず3人そろってツッコミを入れる三太郎だった。今回の撮影は、久しぶりの浦島太郎の家のセットで、親指姫が久しぶりの登場ということもあり、会話が弾む現場に。ラストの「なんか聞いたことある!」というセリフでは、息ぴったりの三太郎の様子が見られ、終始和やかな雰囲気で撮影を終えた。
2020年09月01日昔話の主人公たちが共演するauのCM“三太郎”シリーズの最新作「たぬきの正体 #みんなでつなぐ三太郎」篇が、22日から全国で放送される。これは、6月3日から放送しているシリーズ初のアニメCM「たぬきの正体」篇を使ったキャンペーン『あなたのぬり絵がアニメになる!「#みんなでつなぐ三太郎」』で応募された、約600の作品をつなぎ合わせて制作したもの。動画公開にあたり、三太郎メンバーの松田翔太、桐谷健太、濱田岳もぬり絵にチャレンジした。3人のコメントは、以下のとおり。■松田翔太小さなお子さんから大人の方までたくさんの方に「#みんなでつなぐ三太郎」キャンペーンに参加していただき、本当にありがとうございます。皆さんから送っていただいたぬり絵を見させていただいたんですが、僕の発想をはるかに超えたアイデアが盛りだくさんですごく楽しませていただきました。僕も塗らせていただいたんですが、金ちゃんが描いたテイストに合わせてこの1枚をつなげようかなと思ってこういうタッチにしてみました。■桐谷健太この度は、「#みんなでつなぐ三太郎」キャンペーンにご参加いただき本当にありがとうございます。いつも応援してくださっている皆さんとこうやってひとつの作品を作れたことが本当に嬉しく思います。皆さんのたくさんの作品見させていただきました。今はパソコンやアプリで細かいところや、ぬり絵では出せないような色使いに、本当に驚きました。基本アナログなのでやったことないんですけどやってみたいと思いました。僕の作品のポイントは、細かいところ描くのは性格的に得意じゃないので、カラフルな感じでパッと目に留まるように描きました。■濱田岳「#みんなでつなぐ三太郎」キャンペーンにご応募いただきありがとうございました。応募いただいた皆さんのぬり絵を見て、僕もできるかなと思ってやってみたんですけど、色鉛筆で描くっていうのは意外と難しかったです。人から見ると僕の腕は赤ちゃんのちぎりパンみたいに見えてるんだなと思って描いてみました。皆さんが書いてくれた作品を見て、本当に僕らのキャラクターをこんなに鮮やかに彩ってくれて、本当にとても嬉しかったです。こうやって皆さんとぬり絵ができたっていうのは、アニメCMになったからではないかなと思って前向きに楽しむことができました。皆さん、僕らの絵に対して暗い色を使ってる方が少なく、もう眩しい!っていうぐらい明るい色をたくさん使ってくれているのを見て、僕らの現場のにぎやかさや、明るい気持ちを、皆様にも届いてるのかな、と思ったりすると、とても嬉しくなりました。幅い広い層から、お子さんから大人の方までみんなに僕らのCMも届いていると素直に思えるぬり絵がたくさんだったので、すごく嬉しかったです。皆さん。この企画に参加してくださって本当にありがとうございました。とても嬉しかったです!
2020年07月21日昔話の主人公たちが共演するauのCM“三太郎”シリーズの最新作「帰ってきた織ちゃん」篇が、1日から全国で放送される。今回は、月に帰っていた織姫(川栄李奈)が再び金太郎(濱田岳)の元に現れるストーリー。久しぶりの再会に「おかえり~」とうれしそうな金太郎に対し、織姫が「これからは一緒にい放題!」と言うと、金太郎はデレデレに。完全に2人の世界に入ってしまった様子を見て、桃太郎(松田翔太)と浦島太郎(桐谷健太)も「イチャつき放題」とぼうぜんとする。金太郎と織姫はお構いなしに「放題!」「放題!」と久しぶりの再会を喜ぶが、あまりのうれしさにテンションの上がった金太郎が「放題!放題!」と織姫に顔を近づけると、織姫は「調子乗ってんじゃねーぞ!コラ!」とビンタを放ち、「やっぱ帰る」とその場を去ってしまう。今回は、3カ月ぶりの実写版CM。スタジオはビニールで各所仕切られるなど、厳戒態勢の中で撮影が行われた。出演者、スタッフ共に3カ月ぶりとは思えない、いつもと変わらない現場で、今回は川栄李も久しぶりに登場。三太郎たちは再会を喜んだ。本番では、今回の主役である金太郎と織姫の良さが出るよう、監督と細かい演技についてしっかりと話し合って撮影。いつもなら握手をして終わるが、今回はコロナの影響もあり、それぞれの手が触れないようエアハイタッチのほか、桐谷と監督はお尻でハイタッチするなど工夫を凝らしていた。
2020年07月01日昔話の主人公たちが共演するauのCM“三太郎”シリーズの最新作「玉手箱解禁」篇が、19日から全国で放送される。新型コロナウイルスの影響で直接的な接触を避けるため、アニメーションCM第2弾となる今回は、竜宮城の玉手箱が開け放題になり、意気揚々と玉手箱を開ける三太郎のストーリー。乙姫(菜々緒)が「もう何にもガマンしなくていいの! 開け放題」と言うと、三太郎一同、大喜びで玉手箱を開ける。すると、浦島太郎(桐谷健太)はおじいさんになり、金太郎(濱田岳)はなぜかアフロヘアーになってしまう。調子に乗った浦島太郎が「もう一丁!」と玉手箱を開けると、今度は全くの別人になってしまい、金太郎は「え、誰?」、桃太郎(松田翔太)も「いや、真面目に誰?」と戸惑う。1人で全ての役のセリフを声色を変えて読み上げると、出演者、スタッフ全員から笑いが起き、スタジオ中が明るい雰囲気に。今回のCMでは、掛け合いのテンポが特に大事になってくるが、映像のない状態かつ、個室に分かれての収録だったこともあり、最初は出演者陣も苦戦していた。菜々緒は「普段と同じようなテンションを声の演技で表現できるか不安でしたが、スタッフさんや他の出演者さんのおかげでいつも通りの乙ちゃんを演じることができました」と感想をコメント。また、「自粛期間中はジムに行けなかったので、その期間はオンラインでピラティスをしたり、EMSトレーニングをしたり、家にいながらも美意識を保ち、体のメンテナンスをしてました」といい、「まだ家にいる時間も多いと思いますが、おうち時間を楽しみながら、一緒に予防対策をしていきましょう!」と呼びかけている。
2020年06月19日昔話の主人公たちが共演するauのCM“三太郎”シリーズ。3日から全国で放送される最新作「たぬきの正体」篇は、同シリーズ初のアニメーションCMとなる。新型コロナウイルスの影響で直接的な接触を避けるため、今回はそれぞれ別のブースからリモートで声を収録。桃太郎役の松田翔太、浦島太郎役の桐谷健太、金太郎役の濱田岳、大黒天役の荒川良々の姿がアニメーションで描かれ、キャラクターの声優を本人たちが担当した。収録ブースでは、ガラス越しにあいさつし、久しぶりの会話ということもあってSTAY HOME中のお互いの過ごし方を話し、その内容に笑い合う場面が。初めて見るアニメ化した三太郎の絵に驚く様子も見られた。声のみの演技のため、いつも以上に丁寧に言い方を変えたりと、何度もやりとりを重ねていく中でベストな表現を追求。直接のやり取りはできずとも、長年の共演で培ったあうんの呼吸で収録が行われた。今回は、大黒天は実はたぬきだったのではないかと謎が生まれるストーリー。桃太郎の家の縁側でひと時を過ごし別れようとした際、大黒天のお尻からしっぽが生えているのに気づいた金太郎がそれを引っ張ると「痛いポン!」「ポーン!」と大黒天が叫び、大黒天が煙に包まれます。煙が消えると、現れたのは1匹のたぬきだった…。松田、桐谷、濱田のコメントは、以下のとおり。●松田翔太今回、三太郎CM5年の歴史ではじめてのアニメCMができあがりまし た。声のみの演技は久しぶりだったので、新鮮な気持ちで挑めました。 最近は、僕もおうち時間を過ごしていて、普段気にかけない家の細か いところを徹底的に掃除することにハマっています。 みなさん大変な日々が続きますが、三太郎CMを見て少しでも元気に なってもらえたらうれしいです。一緒に頑張りましょう!●桐谷健太普段とは違って顔を見れず声だけでの掛け合いだったので、難しさも ありましたが、新鮮でした。 自宅にいる時間が多くなりましたが、何もしない時間も大切にしてい ます。 少しずつ落ち着いてきてはいますが、気を抜かずしっかり対策をして 頑張っていきましょう!●濱田岳今回のアニメCMでは、普通のアニメとは違ってスクリーンの中にいる のは、普段自分自身が演じているキャラクターということもあり、少し不 思議な感覚になりました。 自宅では台本を読み込んだり、筋トレしたり、などおうち時間を満喫し ています。 ストレスがたまる頃だと思いますが笑ったりして発散させながら乗り越 えましょう!
2020年06月03日昔話の主人公たちが共演するauのCM“三太郎”シリーズの最新作「寝言」篇が、3日から全国で放送される。今回は、昼寝をしている大黒天(荒川良々)の寝言を三太郎が真似するストーリー。昼寝をしている大黒天に浦島太郎(桐谷健太)が「大黒天様よく寝るね~」と言うと、大黒天は「英雄ペイで」と寝言を言い、金太郎(濱田岳)は思わず「寝言でも英雄ペイ」と笑ってしまう。相変わらず眠ったままの大黒天は「やだ~ドキドキする~」と寝ながら発言し、桃太郎(松田翔太)は「どんな夢見てるんだろうね」と疑問を。大黒天は眠ったままもじもじしていたかと思えば、いきなり「英雄ペイでって言ってみろよ~」と口調が厳しくなり、「なんか、展開激しいね」とその雰囲気に浦島は戸惑う。「だから言ってみろって英雄ペイでって」と命令するような寝言が続くと、金太郎が「え、俺たち?」と思わずつぶやき、自分たちが言われているのかと思った3人は、大黒天の寝言に続いて「英雄ペイで」と何度か復唱を続ける。あまりにやり取りが続いたため「ほんとに寝言!?」と、思わず寝ている大黒天にツッコミを入れる金太郎だった。撮影では、昼寝を演じる荒川に、監督から「もう少しいい夢を見てほしい」という指示があった。そのオーダーに応え、荒川がアドリブでオーバー目にリアクションをすると、すかさず「これはたぶん、使えないな」と演技中でも容赦のないツッコみをする桐谷に、スタジオ中から笑いが。小道具にもこだわりがあり、大黒天が普段持っている大袋を枕にして昼寝をしているが、荒川が持つ際に負担にならないよう、普段はとても軽い素材でできている。それを枕にするとあまりの軽さにぺちゃんこになってしまうため、今回は特別仕様の大袋を用意しての撮影となった。
2020年04月03日