『仮面ライダーV3』(1973年)の仮面ライダーV3/風見志郎役で知られる俳優の宮内洋(76)が29日、埼玉・ところざわサクラタウンで行われた『生誕50周年記念 THE 仮面ライダー展』埼玉会場のオープニングセレモニーに登壇した。会場では、埼玉スペシャルアンバサダーの“ミスター平成仮面ライダー”と呼ばれたスーツアクターの高岩成二と『仮面ライダーギーツ』(2022年)で仮面ライダーハクビ/桜井沙羅役を演じた志田音々が登場。和やかにイベントが始まるかと思いきや、突如、ショッカーと死神博士が現れた。高岩が戦っていたが、志田を人質に取られてしまい大ピンチに。志田の「助けて!仮面ライダー!」の声が響くと、偉大な先輩が助太刀に登場。サプライズゲストの宮内が姿を見せると会場には大歓声が響いた。アクションもたっぷり披露した。さらに、宮内の腰には変身ベルトのダブルタイフーンが。「正義というものは不滅なんだよ。見せてやろう、風見志郎の変身を。変身、ブイスリャー」と仮面ライダーV3に変身。最後は仮面ライダーギーツも登場。V3とギーツ、高岩が力を合わせて死神博士をやっつけていた。幼少期は、V3が憧れのヒーローだったという高岩は「今もカッコいいです。一緒に共演できてうれしいです」と笑顔。一足早く会場をめぐった宮内は「さすが東映ですね。全部そろってる」と驚きながらも「ハリケーンがなかった。東京展にはあったのに」と自身のバイクがなかったことにボヤキも。昨年50周年を迎えた『仮面ライダーV3』。宮内は「50年前の風見志郎と、今の風見志郎は50歳、歳が違うんです」と小ボケを入れて笑わせながらも感慨深げだった。最後に宮内は「ライダー展を見に来いよ!」と呼びかけていた。仮面ライダーV3は、悪の秘密結社「デストロン」の魔の手に落ち、重傷を負った風見志郎を救うため、仮面ライダー1号と仮面ライダー2号が改造手術を行い改造人間となった。「技の1号」の異名を持つ1号、「力の2号」の異名を持つ2号、その両方の特性を受け継ぐ戦士で「力と技のV3」と呼ばれることもあり、常人をはるかに超える身体能力と変幻自在な技を操る。『THE 仮面ライダー展』は、昭和・平成・令和と3つの時代を生きた「仮面ライダー」の魅力をさまざまな角度から紹介し、「来場者一人一人の“あの頃”を思い出してほしい!」という思いが詰まった記念展。埼玉会場は、東京会場以来、約1年3ヶ月ぶりの首都圏での開催となる。期間は、あす30日から5月6日まで。
2024年03月29日うわの空・藤志郎一座『終わらないアイデンティティ』が2023年5月3日 (水・祝) ~2023年5月7日 (日)に赤坂チャンスシアター(東京都港区赤坂2丁目6-22デュオ・スカーラII B1F)にて上演されます。チケットはカンフェティ(運営:ロングランプランニング株式会社、東京都新宿区、代表取締役:榑松 大剛)にて発売中です。カンフェティにてチケット発売中 公式ホームページ うわの空・藤志郎一座 6年ぶりの完全新作!うわの空の作品のテーマは一貫して「愛と死」とにかく笑いは多く、でもテーマは深く、そして後味は良くギネス級の伏線回収と大どんでん返し一見ゆるく、実は鋭く「人類の存在理由(アイデンティティ)」に切り込みます劇団の代表作を目指す「終わらないアイデンティティ」その初演をどうぞ劇場で見届けてくださいうわの空・藤志郎一座1998年8月、シアターグリーンにて上演『水の中のホームベース』で旗揚げ。劇団名の名付け親は、放送作家の高田文夫氏。1998年 第一回リプトン演劇祭 最優秀賞受賞/2001年 グリーンフェスティバル グリーン大賞受賞。「東京のコメディ」を意識した、座長・村木藤志郎作によるオリジナル作品を上演し続けています。台本をつくらずエチュード(即興芝居)から組み立てる『口立て』による作品作りが大きな特徴。結果、リアルでナチュラルでハイテンポな会話が生まれ、他では見られない “うわの空”の 「活きた空間」が出来上がりました。落語家の弟子を主役に寄席の楽屋を描いた『悲しみにてやんでい』が映画化(原案:春風亭昇太・作:村木藤志郎)『TOKYOてやんでぃ』というタイトルで劇場公開。ぴあ初日満足度ランキング1位受賞。2021年9月、村木藤志郎初監督作品『面白半分』完成。10月、映画『第3のセルベッサ』完成。【Twitter】@UWANOSORAichiza 【公式YouTube】 公演概要うわの空・藤志郎一座『終わらないアイデンティティ』公演期間:2023年5月3日 (水・祝) ~2023年5月7日 (日)会場:赤坂チャンスシアター(東京都港区赤坂2丁目6-22デュオ・スカーラII B1F)■出演者染木彩花/南琴里/すずきまさえ/高橋奈緒美/沼瞭那/川上未遊/林フクシモ俊行/村木藤志郎 他■スタッフ製作: 島優子 / 林俊行 / 高橋奈緒美■公演スケジュール5月3日(水祝)18:005月4日(木祝)14:00/18:005月5日(金祝)14:00/18:005月6日(土)14:00/18:005月7日(日)14:00※開場は、開演の30分前です。■チケット料金前売:4,000円当日:4,500円(全席自由・税込) 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年04月10日うわの空・藤志郎一座(座長:村木藤志郎)主催、『ONE DAY』が2023年2月23日 (木・祝) ~2023年2月26日 (日)にメルシアーク神楽坂(東京都新宿区矢来町 112番地第二松下ビルB1F)にて上演されます。チケットはカンフェティ(運営:ロングランプランニング株式会社、東京都新宿区、代表取締役:榑松 大剛)にて発売中です。カンフェティにてチケット発売中 公式ホームページ 再演希望が最も多い演目、4年ぶりの再演!“わたし大人になったらなりたいものいっぱいあったの。でもね、いちばんなりたかったのは…”何度も再演を重ねているうわの空・藤志郎一座の人気作品うわの空・藤志郎一座について1998年8月、シアターグリーンにて上演『水の中のホームベース』で旗揚げ。劇団名の名付け親は、放送作家の高田文夫氏。1998年 第一回リプトン演劇祭 最優秀賞受賞/ 2001年 グリーンフェスティバル グリーン大賞受賞「東京のコメディ」を意識した、座長・村木藤志郎作によるオリジナル作品を上演し続けています。台本をつくらずエチュード(即興芝居)から組み立てる『口立て』による作品作りが大きな特徴。結果、リアルでナチュラルでハイテンポな会話が生まれ、他では見られない “うわの空”の 「活きた空間」が出来上がりました。落語家の弟子を主役に寄席の楽屋を描いた『悲しみにてやんでい』が映画化(原案:春風亭昇太・作:村木藤志郎)『TOKYOてやんでぃ』というタイトルで劇場公開。ぴあ初日満足度ランキング1位受賞。2021年9月、村木藤志郎初監督作品『面白半分』完成。10月、映画『第3のセルベッサ』完成公演概要うわの空・藤志郎一座『ONE DAY』公演期間:2023年2月23日 (木・祝) ~2023年2月26日 (日)会場:メルシアーク神楽坂(東京都新宿区矢来町 112番地第二松下ビルB1F)■出演者染木彩花/佐々野愛美/すずきまさえ/南琴里/高橋奈緒美/鈴木絢賀/籠田博美/武藤悠代/久保宏貴/林俊行/村木藤志郎 / 他■スタッフ製作: 島優子 / 林俊行 / 高橋奈緒美■公演スケジュール2月23日(木祝)14:00/18:002月24日(金)14:00/18:002月25日(土)14:00/18:002月26日(日)14:00/18:00※開場は、開演の30分前です。■チケット料金前売:4,000円当日:4,500円(全席自由・税込) 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年02月08日俳優でお笑いコンビ・まえだまえだの前田旺志郎が出演するWEBドラマ『サラリーマントーマス』(全3話)が、17日から『きかんしゃトーマス公式YouTubeチャンネル』で配信される。『きかんしゃトーマス』が12年ぶりにフルリニューアルされることを記念し、話の内容やトーマスたちの声はそのままのアテレコならぬ“アテフリ”ドラマを制作。トーマスたちをサラリーマンとして再構成し、主人公・新入社員サラリーマン十升(前田)が、後藤(板倉武志)ら仲間たちは互いに協力し合ったり、時にはいがみ合ったりしながら仕事に勤しむ姿を描いている。スーツ姿で現場入りしたトーマス役の前田。初共演のゴードン役・板倉、パーシー役の峰平朔良ともすぐに打ち解け、序盤から楽しそうな表情を見せた。一方で、自身初挑戦となる“アテフリ”での撮影では苦戦する姿も見られたが、監督からのアドバイスを真剣に聞き、練習を重ねて無事に2日間の撮影を終えた。■前田旺志郎インタビュー――撮影を終えての感想を教えてください。国民的アニメ『きかんしゃトーマス』のトーマス役をまさか自分がやらせてもらえるなんて夢にも思わなかったので、とても光栄なことですし、本当に嬉しいなと思いました。また、人生で初めてアテフリ(元々ある声に自分の口を合わせる)を経験したこともすごく楽しかったですし、自分の中では意外とうまくできた気がしていて。新たな才能というか、意外とセンスあるのかもと思いながらやっていました。――好きなキャラクターは何でしたか?ハロルドは、(トーマスをよく⾒ていた)当時からちょっと覚えています。1人だけ空を⾶ぶヘリコプターですし、色も白に赤っていうのがかっこいいので、いちばん好きだった記憶があります。(空を⾶びたいという願望もあったのかもしれませんね、という問いに対し)まあ今でもあります。空は飛びたいですね、やっぱり。いつになっても夢です!――今回“大人のためのサラリーマントーマス”というテーマで実写化しますが、演じている中で、共感するポイントや気をつけたいことはありましたか?今回3つの作品をやらせてもらったのですが、どれもすごい教訓になるというか。悪口を⾔ったり人のことを傷つけたり。でも自分が助けてもらった時にその人の優しさとかありがたさに気づく、というお話で共感でしかないですし、普段から自分が使っている言葉とか相手にかける言葉っていうのが、自分が無意識のうちに⼈を傷つけているということもわかった上で会話をしておかないと、こういうことって本当に起こりうるなと思いました。あとは仕事の⼤きい⼩さいでやらないっていうのも、この仕事をしていて色んな仕事をすることがありますけど、「この役は⼩さいから別にいいや」って思うようになったら最悪だなって思いますし、そんな風にならないようにひとつ1ついただいた役とか、いただいた仕事に一生懸命真っ当に向き合っていかないとなと、すごく学びましたね。――ドラマの⾒どころを教えてください。僕はこの企画自体がすごく面白いなと思っていて。元々あるアニメーションに役者さんたちがそれと同じ芝居をしてその(アニメの)声を使ってドラマを撮るって、僕自身初めての経験だったので、それがもう既に見どころというか、すごく攻めた素敵な企画だなと思います。――ドラマで⼯夫した点、撮影する中で難しかった点はどんなところですか?最初は特にアニメーションの音を流して、そのセリフと同じタイミングで僕もセリフを言う、というやり方でやらせてもらったんですけど、普段セリフを言う時は自分の気持ちとか自分の体の状態が整ったタイミングで言葉を発するのに対して、今回は再生をしてから言葉を発するまでの時間が元々決まっているので、そこに自分の気持ちを合わせにいく、というのがすごく難しかったですね。
2022年11月17日8月25日(木) に15歳の誕生日を迎えた私立恵比寿中学の風見和香が東京・恵比寿ガーデンホールにて生誕ライブを開催した。メンバー自らがプロデュースする、エビ中生誕ライブシリーズ。今年から新メンバーも開催することが決定し、そのトップバッターを風見和香が務めた。『ののかまると犬の散歩~初めてのお散歩~』をテーマに初々しい第一回を開催した。マリンとセーラー服を意識した可愛らしい衣装で登場した風見は、「イヤフォン・ライオット」からスタート。この曲は新体制初の楽曲で、風見にとってのデビュー曲ともいえる。「今日で15歳になりました!一緒にお散歩楽しんでいきましょー!」と会場を煽るとスタートから盛り上がりを見せ、続いて「朝顔」を元気よく歌い上げた。最初のMCでは「みんな楽しんでいきましょうね! 緊張していますが嬉しいです。」と挨拶すると、「ラブリースマイリーベイビー」「誘惑したいや」、続けて上白石萌音のカバー曲「スピン」を歌い上げ、そのまま質問コーナーへ。「来年から新メンバーが入りますが、ののちゃんはどんな存在になりたいですか?」という質問に「エビ中の末っ子だけど、お姉さんらしく、真面目なキャラを貫きたい」などと風見らしく質問に答えて会場を和ませると、原田知世のカバー曲「ダンデライオン〜遅咲きのたんぽぽ」、続いて「I’m your manager」を歌い上げた。そして、MCに入ると「自分の目標を発表したいと思います!」と深呼吸すると「15歳のテーマは自分らしくです! もっともっと自分の良いところを見つけて皆さんにアピールしていきたいと思います」と意気込みを語った。そして、ライブは後半パートへ。きゃりーぱみゅぱみゅのカバー曲「キミに100パーセント」で会場にハッピーな想いを届けると、雰囲気は一転し最新アルバムに収録されているバラード曲「ナガレボシ」を披露。切ない中にも温かみのある歌声で会場を優しく包み込んだ。栞菜智世のカバー曲「Heaven’s Door 〜日の当たる場所〜」でライブを締めくくると、「めちゃくちゃ緊張したけど、たくさんの方が集まってくださって、ここまで頑張ってきて本当に良かったなと思いました! ありがとうございます!」とファンに深々と感謝の言葉を届け、会場をあとにした。アンコールの拍手が響き渡ると、突如関取風の着ぐるみを来た風見が登場。いつもの優等生と一変した姿に会場は大盛り上がり。「着ぐるみがずっと着たかったの!」と会場を沸かせると、ハッピーバースデーソングが流れ、メンバーの柏木ひなたがケーキを持ってサプライズ登場し、15歳の誕生日をお祝いした。そして、着ぐるみのまま現役中学生最後のソロライブの記念として「永遠に中学生」を歌い上げると「これからも頑張りまーす! 本当に今日はありがとう!!」とファンに感謝の言葉を述べるとともに、さらなる活躍を誓って、記念すべき第1回のソロライブを締めくくった。<公演情報>風見和香生誕ソロライブ『ののかまると犬の散歩~初めてのお散歩~』2022年8月25日(木) 恵比寿ガーデンホール【セットリスト】01. イヤフォン・ライオット02. 朝顔03. ラブリースマイリーベイビー04. 誘惑したいや05. スピン/上白石萌音06. ダンデライオン〜遅咲きのたんぽぽ / 原田知世07. I’m your manager08. キミに100パーセント / きゃりーぱみゅぱみゅ09. ナガレボシ10. Heaven’s Door 〜日の当たる場所〜 / 栞菜智世En.1 永遠に中学生<リリース情報>10th Anniversary Album『中吉』2022年9月21日(水) リリース●初回生産限定盤【3CD+Blu-ray】9,500円(税込)・豪華BOX仕様・トレーディングカード10種類のうち1種ランダム封入●通常盤【2CD】3,800円(税込)・トレーディングカード10種類のうち1種ランダム封入【CD1】※全形態共通01. 仮契約のシンデレラ02. 誘惑したいや03. ラブリースマイリーベイビー04. ハイタテキ!05. PLAYBACK06. スーパーヒーロー07. ポップコーントーン08. 感情電車09. なないろ10. HOT UP!!!11. シンガロン・シンガソン12. 星の数え方13. ジャンプ14. 愛のレンタル15. ハッピーエンドとそれから16. Anytime, Anywhere【CD2】※全形態共通01. エビ中出席番号の歌 その302. 仮契約のシンデレラ(中吉ver.)03. スターダストライト(中吉ver.)04. パクチー(中吉ver.)05. ハイタテキ!(中吉ver.)06. 全力☆ランナー(中吉ver.)07. 紅の詩(中吉ver.)08. YELL(中吉ver.)09. Family Complex(中吉ver.)10. 青春ゾンビィィズ11. 新未来センセーション12. Bang Bang Beat13. 8月配信予定曲【CD3】※初回生産限定盤のみ・エビ中 中吉ノンストップミックス by DJ和【特典Blu-ray】※初回生産限定盤のみ・エビ中10年の歴史を綴ったドキュメントムービー・「ANNIVERSARY POINT」収録10th Anniversary Album『中吉』特設サイト:「メジャーデビュー10周年特設サイト」:<配信情報>「ヘロー」作詞・作曲:harha編曲:ササノマリイ配信リンク:「Bang Bang Beat」作詞:Giz’Mo(from Jam9)作曲:ArmySlick / Giz’Mo(from Jam9)編曲:ArmySlick配信リンク:「新未来センセーション」作詞・作曲・編曲:けんたあろは配信リンク:「青春ゾンビィィズ」作詞・作曲:TAKUYA編曲:EFFY配信リンク:<ライブ情報>『私立恵比寿中学 Major Debut 10th Anniversary 2MAN Zepp TOUR「放課後ロッケンロール」』※終了分は割愛9月1日(木) Zepp Osaka Bayside VS 新しい学校のリーダーズ9月2日(金) Zepp Osaka Bayside VS 石崎ひゅーい10月17日(月) Zepp DiverCity10月18日(火) Zepp DiverCity『私立恵比寿中学 We sing a popular tune on the stage 題して「ちゅうおん」2022』2022年9月24日(土)・25日(日) 秩父ミューズパーク 野外ステージ1部:open 12:00 / start 13:002部:open 16:00 / start 17:00桜木心菜生誕ソロライブ『桜木NightProm~new open~』9月16日(金) 東京・恵比寿ザ・ガーデンホールopen 18:00 / start 19:00■柏木ひなたプロデュース公演『35710〜わたしたち10年選手〜』2022年10月22日(土) LINE CUBE SHIBUYA出演:真山・安本・星名・柏木『101112〜平成いそきんトリオ集結〜』2022年10月30日(日) 市川市文化会館出演:柏木・小林・中山『10131415〜BOSSと子分たち〜』2022年11月12日(土) 立川ステージガーデン出演:柏木・桜木・小久保・風『柏木ひなた EBICHU 12th Anniversary Live Let’s laugh together forever!!!!!!!!!!』2022年11月28日(月) 中野サンプラザ出演:柏木※その他詳細は後日発表いたします。■私立恵比寿中学 オフィシャルサイト
2022年08月26日坂口健太郎&杏W主演「競争の番人」第7話が8月22日オンエア。大倉孝二演じる風見の“上司ぶり”に「頼りたくなっちゃう」「キャップの株が激上がり」などの反応多数。小勝負の過去について改めて注目する声も上がっている。「元彼の遺言状」のドラマ化も記憶に新しい新川帆立の最新作を原作に、独占禁止法に関わる違反行為を取り締まり、経済活動における自由で公正な競争の場を守るために目を光らせる公正取引委員会にスポットを当てた物語が展開する本作。公取委の第六審査・審査官として働く小勝負勉を坂口さんが、刑事だったが公取委への異動を命じられた第六審査・新人職員の白熊楓を杏さんがそれぞれ演じるほか、第六審査主査の桃園千代子に小池栄子。第六審査キャップの風見慎一に大倉孝二。父が検事の六角洸介に加藤清史郎。第六審査長の本庄聡子に寺島しのぶ。小勝負と東大時代の同期でもある検察官の緑川瑛子に大西礼芳。国土交通省事務次官の藤堂清正に小日向文世といったキャストが出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。楓は風見から一人で調査案件を担当してみないかと言われる。調査案件は大手通販サイト・三ツ星マーケットの自社オリジナルブランド「アンカレント」の再販売価格維持。白熊が風見とネット通販会社を回るとブランド事業部長の黒崎美佐子(雛形あきこ)の名で値引きを禁止するメールが届いていた。白熊と風見たちは三ツ星マーケットに立入検査を行う。美佐子はメールの差し出しなどを認め社長の山辺(姜暢雄)も調査に協力的で、案件は簡単に解決したかに見えた。しかし三ツ星マーケットには再販売価格維持以外に隠していることがあった…。それはサイトのランキング操作。ランキングはいつもアンカレントが上位を占めていて、アンカレントより売上のあるブランドでもランキングでは下位に表示されていた…というのが今回の物語。当初の調査でランキング操作に気づけなかったことで「警察でもミスして、公取でも失敗して、私ほんと何やってんだろ」と落ち込む楓に、風見は「白熊さんらしく頑張ればいい」と励ます。「私らしくってなんですか」と聞き返す楓に、風見は「色々考えないで、いつもみたいに突っ走れ」とアドバイスし、かすかに口ごもりながらも「何かあったら責任は僕が取るから」と宣言する…。この風見のセリフに「キャップ、頼りたくなっちゃういい人」「キャップの言葉、身に沁みます……」「良い上司すぎて、彼氏より小勝負よりキャップの株が激上がりしてしまう」などの反応多数。その後舞台は半年後に。緑川が「ラクター建設」に関する案件の資料を見せると小勝負の顔色が変わる。その供述調書には“小勝負誠”という名前と談合に加担という記述が。さらに本庄聡子の名も…。「来週、小勝負さんの過去が明かされる?」「小勝負勉のあの目、表情。過去は?本庄さんとの関わりは…」「小勝負の過去も気になる…クライマックスまで見逃せんぞ」など、終盤に向けて小勝負の過去についても大きな注目が集まっている模様だ。【第8話あらすじ】15年前、公取の四国支所にいた本庄は建設工事の談合疑惑に取り組む。ゼネコン大手の一角「ラクター建設」の関与が疑われるが有力な情報は得られずにいた。ラクター建設の木下健一(石井正則)から話を聞いた本庄は、木下が目を話した隙に周囲を見回し、小さな建設会社「小勝負建設」の調査資料を発見する…「競争の番人」は毎週月曜21:00~フジテレビ系にて放送中。(笠緒)
2022年08月22日坂口健太郎&杏W主演「競争の番人」第4話が8月1日放送。大倉孝二演じる風見のセリフの途中でいきなり画面が真っ暗に…この演出が話題になる一方、自分が取り逃がした相手につい熱くなってしまう白熊には「刑事への未練が残りすぎ」といった指摘も送られている。これまでドラマとして描かれることがなかった、独占禁止法の違反行為を取り締まる公正取引委員会を舞台にした本作。公正取引委員会・第六審査、通称“ダイロク”審査官の天才、小勝負勉役で坂口さんが。犯人と取り逃がしたことで公取委への異動を命じられた元刑事で第六審査新人職員の白熊楓役で杏さんがそれぞれ出演、W主演を務めている。共演には第六審査主査で人心掌握術に長ける桃園千代子役に小池栄子。部下に翻弄される第六審査キャップの風見慎一役に大倉さん。育ちの良いお坊ちゃんな審査官・六角洸介役に加藤清史郎。第六審査を新たに立ち上げた第六審査長の本庄聡子役に寺島しのぶ。小勝負とは東大時代の同期で公取委に出向している検察官の緑川瑛子役に大西礼芳。小勝負と因縁がある様子の国土交通省事務次官・藤堂清正役に小日向文世といったキャスト。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。ダイロクは世界的電機メーカー・アレス電機の優越的地位の濫用、いわゆる下請けいじめを調べることに。白熊はアレス電機役員に知った顔の男がいることに気づく。それは白熊が強盗殺人事件の捜査中に現場で取り逃がした柴野竜平(岡田義徳)だった。警察は事件の捜査を中止しており、白熊は今度こそ柴野を捕まえることが出来るかもと意気込むが、今は公取委の身なので捜査はできない。本庄は柴野は下請けいじめの中心人物と目されているが、強盗殺人という重大事件に関わっている可能性があると分かった以上、公取委での調査はできないと話す…というのが4話のストーリー。アレス電機の件について打ち合わせするダイロクのメンバーたちに、自分の息子が出場する中学の軟式野球大会のチラシを配る風見。息子が強豪校でレギュラーになったことを軽く自慢しつつ、ダイロクメンバーたちに応援に来るよう暗に求める。驚く白熊らを前に風見が「仲間と力を合わせて正々堂々と競い合う。スポーツって最…」と話していると、突然映像が切れてしまう…一瞬の間を置いて“数日後”とテロップが表示され…。この演出に「テレビの電源が急に切れたのかと思った」「風見さんのお子さん自慢が途中でカットされたw」「みんな聞いてないのを台詞カット&暗転で表現するの好き」「上司が部下に息子の野球の応援を強制するのは「優越的地位の濫用」じゃないのかww」などの声が。一方、公取に現れた柴野に対し、刑事口調で「答えなさい!」と怒鳴りつけてしまう白熊には「白熊ちゃん、公取に来たばかりとはいえ刑事への未練が残りすぎてるんだよな」「白熊ちゃん気持ちはわかるけど、組織人としての職分に自覚を持たないとね…公取として戦わなきゃ」といった反応が上がる一方、「白熊の真っ直ぐさに大丈夫かと心配になりながら、やっぱり爽快さがあります」といった声も送られている。【第5話あらすじ】アレス電機への検査が行われようとした時、ダイロクに洸介の父で検事の敦夫(羽場裕一)と駒場直樹(小松和重)が現れて検査に待ったをかける。柴野に横領の疑いがあるため検察の捜査を優先させて欲しいと言う。敦夫の言うことを聞くしかないと半ば諦め気味の風見だが、本庄聡子(寺島しのぶ)は検察の捜査の邪魔はしないと断わる…。「競争の番人」は毎週月曜21:00~フジテレビ系にて放送中。(笠緒)
2022年08月01日いまや“まえだまえだの…”なんて前置きなど必要ないくらい、ドラマに映画にと活躍を見せ、俳優として高い評価を集める前田旺志郎さん。現役大学生でもある彼の、いま思うこと。連続テレビ小説『おちょやん』をはじめ、『夢中さ、きみに。』『DIVE!!』『珈琲いかがでしょう』…。今年出演したドラマを挙げるだけでも、その活躍ぶりが見て取れる。そんな状況に言及すると、少しはにかみつつ「ありがたいです」との言葉を何度も口にした。精悍さと愛らしさの両方を持ち、聡明さの中に無邪気さと謙虚さを漂わせる、前田旺志郎さんという人とは。――目前に舞台『愛するとき 死するとき』が控えていますが、公演が発表になったとき、これまであまりやったことのないような作品でドキドキしてます、というコメントを出されていました。そこから心境の変化はありました?前田旺志郎さん(以下、前田):最初脚本を読んだとき、悪い意味じゃないんですけど、すごく読みづらかったんです。3幕あるんですが、どれもテイストが違うし、モノローグと会話が混在していたりもして。でも実際稽古が始まってみると、いろいろ演劇的な演出があってすごく楽しいです。自分が出てない場面も舞台上にいて、着替えもそこでしたり、着替えながら歌を歌ったり。道具を役者が運んできたり、舞台にメインで立っている人に僕らが服を渡したり。出演者全員で舞台を作っている感じが、すごく演劇っぽい。題材的に重たい作品なるかなと思っていたけれど、今は面白い作品になると確信しています。――前田さんは舞台という場所を、どうとらえています?前田:自分が生き生きできる場所というか、幸せな空間って印象が強いですね。舞台は今回で3回目ですが、毎回毎回すごい楽しみで。――なにが魅力なんでしょう。前田:お客さんがいる生の空間というのもそうですし、やっぱりみんなで稽古しながら少しずつ作り上げていく過程がすごく面白いし、幸せだなって感じるところですね。――本番もお好きなんですね。前田:お客さんが入ると、やっぱり稽古のときとは全然お芝居が違うんですよ。みんなのモチベーションも変わりますし、変えようとしなくてもお客さんとの無言の対話の中で自然と変わっていく。今までなかった感情が出る日もあります。――お芝居が楽しいなって思ったのは、どんなときですか?前田:直近で言うと、去年の夏頃コロナで最初の緊急事態宣言が解除されたときです。撮影が全部止まって家にいる生活になって…撮影が再開したときに、「うわっ、こんなに芝居をするってことが幸せだったんだ」って実感したんです。今までもちろん感じてはいたけれど、そのときにもう一つギアが上がったというか、頑張ろうって思いました。――その後くらいの撮影だったと思うのですが、『おちょやん』で注目度がグッと上がりましたよね。前田:『おちょやん』は、周りのキャストさんとか監督さん、スタッフさんも含めた座組み自体が本当に恵まれていて、天国みたいでした。その中で4か月近く作品に携われたのは、すごく貴重な経験でしたし、(杉咲)花ちゃんや成田(凌)さんから、お芝居の中だけでなくプライベートでも本当にたくさんのことを学べた現場でした。――得たものの中で、とくに印象的なことというと。前田:なんですかね…言葉とかより、3人で一緒にシーンを作っていく過程の中でのことですかね。なかなか言語化するのは難しいんですけど、おふたりと芝居のキャッチボールしていると…うわぁーって瞬間があるんです。おふたりとも、僕にすごく優しい球を投げてくれて、それをキャッチするだけで、僕の感情が一つずつ上がっていくような。そういう…人に何かを与えられる芝居をつねにされていたので、そこからもらうものも学ぶことも多かったです。――『おちょやん』でもありましたし、ドラマ『猫』でも、前田さんが感情をうわーっと出すシーンがとてもリアルでした。計算のないまっすぐな感情があふれ出してきている感じがして…。前田:確かに、あんまり計算はしてなかったかもしれないです。映像作品の場合、撮ろうと思えば何回でも撮り直しができる。だから駄目なら駄目で監督から言われるだろうという気持ちで、こうしたほうがいいかなということはあまり考えず、まず自分の感じたストレートな気持ちでとりあえずやってみるっていうことが多いです。――演じるときは、役に入り込んでいる感覚ですか?それとも少しずつ役に歩み寄っていく?前田:今の言葉を借りるならば、少しずつ役に歩み寄っていくほうが近いです。脚本をもらったら、自分の役の特徴的な部分が描かれてるシーンをヒントにしながら作り上げていく感じです。何も考えずにスッて役に入れたらいいんですけど、それこそ泣かないといけないシーンで、そこまで感情を持っていくには、それなりに積み上げていくものが必要で。ただ、ある段階までいけたら、そこから先はもう…感情に任せています。――今回の舞台は、舞台がドイツですしヒントが少なそうですね。前田:もう想像力です。脚本に書いてない役の空白の部分を自分で埋めていく作業。少ないセリフの中や、シーンへの関わり方、作品の中でのポジションなどから、どういうバックグラウンドなら成り立つかを考えます。それが合っているかはわからないんですけどね。言い方とか口調、感情の操り方とかから生まれ育ちを想像して、それを紙に書いたりしています。前田旺志郎さん出演の舞台『愛するとき 死するとき』は、ベルリンの壁崩壊前後のドイツを舞台に、3部構成で愛すること、生きることを描いた人間ドラマ。翻訳・演出は小山ゆうなさんが手がける。11月14日(日)~12月5日(日)三軒茶屋・シアタートラムほか、愛知、兵庫で公演あり。世田谷パブリックシアター TEL:03・5432・1515まえだ・おうしろう2000年12月7日生まれ、大阪府出身。子役の傍ら、兄・航基と共にお笑いコンビ「まえだまえだ」として活動。’15年の映画『海街diary』などさまざまなドラマや映画で活躍。’17年には『レミングスの夏』で映画単独初主演。近作に映画『キネマの神様』など。出演映画『彼女が好きなものは』は12月3日に公開予定。オーダーデニムスーツ¥53,900納期約1か月(IKSTILE TEL:080・3472・7868)その他はスタイリスト私物※『anan』2021年11月17日号より。写真・成田英敏スタイリスト・九(Yolken)ヘア&メイク・佐藤健行(HAPP’s.)インタビュー、文・望月リサ(by anan編集部)
2021年11月13日NHK連続テレビ小説『おちょやん』での活躍も記憶に新しい前田旺志郎さん。少年のようなあどけない笑顔で、明るい人柄で親しみやすい雰囲気ながら、ふいに覗かせる憂いには知的さも漂い、その存在感に惹きつけられる。しかし、本人曰く「基本的にありのままというか、見たまんまの普通の大学生だと思います」とのこと。そんな前田さんが憧れるのも、自分を飾らない人。「少し前、阿部サダヲさんと共演させていただいたんですが、あれだけお芝居がすごくて大河ドラマに主演されるような方なのにまったく驕らないんです。すごくピュアで、いい意味で普通の感覚を持っていて素敵だなと」今回、撮影用に私物の漫画をお借りしたけれど、持参してくれたのは『SLAM DUNK』を筆頭に“ザ・少年マンガ”なラインナップ。恋愛ものはあまり見ないとか。「映画とかを観て、自分事としてとらえるってことはなくて。役に恋するみたいな瞬間はあるんですけど」それでも、「羨ましいと思うことはある」らしい。「告白されるなら、めちゃめちゃベタですけど、校舎裏に呼び出されて…とか(笑)。淡々と会話する落ち着いたカップルより、ふざけて笑ったりするような和気藹々とした関係が理想です。僕、しゃべるのが好きなんで、話を聞いてめっちゃ笑ってくれる人はいいですね。あと、どんな人に対しても、ちゃんと心で接することができる人。たとえば、お店で料理が運ばれてきた時に、ありがとうございますって言えるとか。そういう場面での人に対する態度は気になるかもしれない。それから不意の笑顔には弱い気がします。以前、醍醐虎汰朗くんとごはんに行った時に、何気ない場面で『ありがとう』って笑顔を向けられて、かわいいなぁと思っちゃいました」現在20歳。自身も恋愛を描いた作品に出演する機会も増え、「演じる恥ずかしさはもうないです」と話す。「自分が好きになる側だとしたら、恋愛スイッチというか、役として相手の役を好きになるようにはします。その女優さんのインスタをフォローすることもあるし。すでに好きになっている設定だとしたら、どんな出会いで、どこで好きになったのか自分で考えることもあります」恋愛すれば、相手のことを想像したり深く考えたりしてしまうもの、時に感情が大きくゆさぶられることも。「人として成長できるなって思います。他人の価値観に触れて、合わせていこうとするって、恋愛以外ではなかなか経験できないこと。自分以外の人を理解しようとするのはどんな場においても大切だと思いますし、役者としては芝居にも影響すると思います。『おちょやん』で共演した方とも、大恋愛したら人間力が上がって芝居がうまくなると思うって話をしてました。あと、単純に好きな人がいたら頑張れるっていうのはありますよね」結婚にも憧れるけれど、今は仕事が何より大事。「中学までは大阪にいて、高校進学の時に、仕事を辞めて地元の友達と一緒に進学するか東京に出るかっていうところで、初めて自分が今までやってきたことって何だったんだろうって考えたんです。それまで受け身でやってきたけれど、好きだからやってきたんだなって自覚して、そこから現場での取り組み方や姿勢が変わりました。今までは単に現場が楽しくて行っていたけれど、仕事として意識するようになって、徐々にお芝居がすごく楽しいなって思うようになって。たまに、人との掛け合いの中で、自分でも予想しなかったお芝居になる時があるんです。その本番中に起きる化学反応が面白くて仕方ない。とくに『おちょやん』はそれの連続。後半は(杉咲)花ちゃんの顔を見ただけで泣けてくるくらい。そこまでいけたのが、本当に楽しかったしありがたかったです」ここからますます活躍の場が増えるのは間違いない。やってみたいのは「仕事に就いている役」だそう。「学生役やニートが多いので、刑事ものや弁護士に憧れています。今、自分の中にないキャラクターを演じる演技レッスンを受けているんですけど、根本から自分とは違う人をやるってどういう感じなのか興味ありますね」俳優/前田旺志郎(まえだ・おうしろう)2000年12月7日生まれ、大阪府出身。お笑いコンビ・まえだまえだとして活動。近年は俳優として活躍し、近作に映画『キネマの神様』など。出演映画『うみべの女の子』は8月20日公開、『彼女が好きなものは』は秋公開を予定。Tシャツ¥9,900フルジップパーカ¥28,600(共にFilMelange TEL:03・3473・8611)羽織シャツ¥5,280(CORD TEL:03・3313・5744)パンツ¥17,600(HOLLYWOOD RANCH MARKET TEL:03・3463・5668)写真家/持田 薫(もちだ・かおる)1991年生まれ、東京都出身。雑誌の他、CDジャケットや「私が撮りたかった女優展 Vol.3」等で活躍。「撮影前、『写真は慣れなくて、苦手です…』と前田さんがおっしゃっていて。でも撮影が始まると勘が鋭いというか、表情も動きも場所に応じて求められることをくみ取ってくださるのが印象的でした」※『anan』2021年8月25日号より。写真・持田 薫スタイリスト・小宮山芽以ヘア&メイク・佐藤健行(HAPP’S)取材、文・望月リサ(by anan編集部)
2021年08月22日沢田研二と菅田将暉がW主演を務める、映画『キネマの神様』が現在公開されている。小説家・原田マハ氏の同名小説を原作に、「松竹映画100周年記念作品」として山田洋次監督がメガホンを握った同作は、映画監督を目指し夢を追っていた若き日のゴウ(菅田将暉)と、ギャンブル漬けで借金まみれとなった現在のゴウ(沢田研二)に起こった奇跡を描き、映画愛溢れる作品となっている。現代パートで、沢田演じるゴウこと円山郷直の孫・勇太を演じたのが、俳優の前田旺志郎だ。小学生の時には兄・前田航基とお笑いコンビ・まえだまえだとしても活躍、現在は20歳となり現役大学生として勉学に励みながら俳優として精力的な活動を行っている。今回は前田にインタビューし、同作への思いや、俳優として思うことなどについて話を聞いた。○■今の時代にはいない「トップスター」との共演――今回松竹映画100周年記念映画で、主演の沢田さん演じるゴウの孫としてキーになる役でしたが、お話を聞いた時にはどのような気持ちでしたか?もう、「うおお! 頑張るしかないな」という感じでした(笑)――沢田さんについては、どのような印象だったんでしょうか?ゴウは勇太の前ではとても自然体ですし、沢田さんが役の内側の部分で会話してくださっているのを感じました。この役は2人とも少し変わったところがありますが、互いに周りの情報にあんまり左右されず、偏見なく人として向き合えるところがあって、相性が良かったんじゃないかと思います。沢田さんも大先輩で大スターで、緊張もしましたが、お芝居の中ではゴウとして向き合っていましたし、おじいちゃんとしての優しさも、常に感じていました。撮影現場にいる時は僕も「ゴウおじいちゃん」という気持ちで接していました。――前田さんの世代だと、沢田さんについてはどのようなイメージを持たれていたんですか?父親がよく車で沢田さんの曲を流していました。共演が決まってから若い頃の動画も見させてもらって、すごくかっこよかったですし、今の時代にはいないトップスターだと思いました。現代は自分を表現する媒体が良くも悪くも多いので、色々なフィールドの中でのスターはいますけど、誰もが共通認識として知っているスターは生まれづらいと思うんです。みんながスターだと思える存在というのは、やっぱりすごいなと。――そういう存在って、改めて欲しいと思いますか?それぞれが自分の得意なことで自分を表現できる媒体が増えるのは、めちゃくちゃいいことだと思っています。多様性はすごく大事なので、いろんな人がメディアに出ることによって、見る方の認識も自然と養われていくでしょうし、そういう意味では現代の情報社会になって良かったです。でもそれはそれとして、やっぱりみんなが共有できるものがあった時代への憧れみたいなものもあります。どちらがいい、という話ではないんですけど、メディアはその時代に合ったものが流れるのでしょうし、社会全体として見たときに、今はこれがベストなんだろうと思ったりはします。○■同世代に「負けてられへんな」――前田さんは現代パートに出演されていますが、過去パートを観て何か感じたことはありましたか?ゴウがまっすぐに進んでいるのが、すごくいいなと思いました。今は情報が入りすぎて、夢を抱く前に諦めてしまうこともあるけど、実際にやってみないとわからないこともありますし、ゴウのように夢を持てるのはすごくいいな、と。――前田さんはもちろん子役の時から活躍されていますけど、もし今から役者を目指そうとしていたら無邪気に夢を抱くのは難しい、と思うところもあるのでしょうか?大変だろうなあ、と思います。だからこそ、今、同世代で役者を始めた人、夢を追いかけてる人たちの熱量はすごいですし、その熱量に対して「負けてられへんな」という気持ちもあります。――今は大学で演劇教育をテーマに学ばれてるんですよね。はい。でも舞台の演出やお芝居自体を学んでいるというよりも、演劇を教育に導入することの可能性を探っていて、教育の色の方が濃いかな、という感覚です。演劇を通して学べることはたくさんあって、多様性や行動力、創造力、主体性もそうです。演劇に触れることで、他人の普段見られない部分に触れたり、その場でコミュニケーションが取れたり、それから演劇を完成させた時の成功体験が自己肯定感を上げてくれたりと、色々なことにつながるんじゃないかと、僕は思っています。2020年に学習指導要領が変わって、今までは詰め込み型教育だったところへ、問題解決力の重要性が提唱されだしていて、色々なアクティブラーニングも導入されているので、PBL(Project Based Learning)の1つとして、演劇の可能性もあるんじゃないかと思っています。――お話を聞いていると地に足がついているというか、本当にしっかりされているんですが、長く芸能活動をされていて、そういったことは意識されているんでしょうか?「真面目に生きよう」「地に足をつけよう」と考えているわけではないんですけど、僕に唯一あるのは「調子に乗らない」です(笑)。調子に乗るなんて、絶対にありえないことなんですけど、自分がそうありたいという理想ではあります。――では最後に改めて、作品について感じたところを教えてください。僕はこの作品を観ると「いろんな愛に溢れた作品だな」と思うんです。山田監督がずっと描かれてきた家族の愛情はもちろん、恋愛もあれば友達への愛もあり、映画への愛情もある。誰が観てもどこかで共感できたりとか、何か励みになったり学べたりすると思うので、あまり映画を観ない人、よく観る人、色んな方に観ていただけたら嬉しいです。■前田旺志郎2000年12月7日生まれ。大阪府出身。子役としてデビューし、2007年からは兄の前田航基とともにお笑いコンビ「まえだまえだ」として活動。俳優として活躍の幅を広げ、是枝裕和監督作品の映画『奇跡』(11年)では主演を務める。 近年の出演作に映画『キネマの神様』(21年/山田洋次監督)、『彼女が好きなものは』(21年/草野翔吾監督)、『うみべの女の子』(21年/ウエダアツシ監督)、ドラマ『猫』(20年/TX)、連続テレビ小説『おちょやん』(20-21年/NHK)など。
2021年08月16日タレントの山口もえ(43)、俳優の前田旺志郎(20)が18日、都内で行われた「分子マスク」プレス発表会に出席した。前田は、兄弟漫才コンビ・まえだまえだの弟で、現在俳優として活動中。前田が6~7歳の頃に山口とバラエティ番組で共演したことがあったという。山口が「かれこれ20年くらい前?」と言うと、前田は「そんな前ではないですね」と笑い、山口が「お会いした時、こんなちっちゃくて!」と手で身長を表現すると、「そんなちっちゃかったですか!? 今の半分くらい」と笑った。そして山口は「お兄ちゃんとすごい上手な漫才をされていましたよね。素晴らしい俳優さんになっちゃって。ご活躍はテレビの上から見ていますよ。すごいですよね」と目を細め、前田は「ありがとうございます」と喜んだ。さらに山口は「漫才する小学生が出たって衝撃でした。でも、小学校で漫才でこの世界を知ってしまったら、大人になったらどうしようもない子になるのかなと心配していたんですけど」と当時心配していたことを明かし、「こんないい子に育って本当によかったです。すごくまっすぐで好青年に育ったのはよほど素敵な親御さんなんだろうな」としみじみ。自身の子供も前田のように育ってほしいと言い、「どうやったらこんないい子になるんだろう」と好青年ぶりに感心しきりだった。「分子マスク」は、100ナノメートルの微粒子を99.9%以上キャッチし、不織布の2倍呼吸がしやすいマスクとして昨年12月に話題となり、総支援額1億8413万970円と、マスクジャンルにおいて「クラウドファンディング史上最も売れたマスク」。山口も前田も「付け心地がいい」「スポーツのときにつけていても呼吸もしやすい」などと気に入っていた。
2021年03月18日山田洋次監督最新作『キネマの神様』の新たな出演者、リリー・フランキー、志尊淳、前田旺志郎の3名が発表された。揃って山田監督作品初出演となる。リリーさんが演じるのは、1950~60年代の日本映画黄金期に活躍した、助監督のゴウ(菅田将暉)が師匠とする映画監督・出水宏。多くは語らないが、映画撮影において確固たるこだわりを持ち、ゴウに監督としての在り方を背中で教える。先日最終回を迎えた「極主夫道」への出演も話題となった志尊さんは、テラシン(小林稔侍)が経営する映画館「テアトル銀幕」でアルバイトをするイマドキの青年・水川を演じる。「テアトル銀幕」を通して、現代のテラシンや淑子(宮本信子)、そしてゴウ(沢田研二)と会話を重ねる中で関係性を築いていく役どころだ。また、落ちぶれたゴウが持っていた才能を再び見出す、孫・勇太役で、先日放送終了した「猫」で連続ドラマ初主演を務めた前田さんが出演。現代のゴウにとってのキーパーソンと言える勇太。内気で部屋にこもりがちの繊細な彼だが、ゴウとはほかの誰よりも信頼関係を築いていく。過去のゴウ、現代のゴウ、とそれぞれ人生を共にする3人。リリーさんは「山田洋次監督、沢田研二さん、志村けんさん。僕の憧れのスターの方々と、同じフィルムの中に存在できたことが、幸福です」と参加を喜ぶ。志尊さんは「自分の人生において、山田洋次監督作品に出演させていただける事があるなんて思ってもいませんでした。スタジオに入った瞬間から感じる、緊張感、繊細さ、熱量。全てにおいて貴重な時間でした」と撮影をふり返り、前田さんも「正直、山田監督は厳しかったです。しかし、それは僕にだけではなく自分自身に対してもで、映画を作る事への一切妥協しないあの姿勢は映画への愛に溢れており、心の底からリスペクトしています。改めてこんな素敵な作品に出演できた事が嬉しいですし、多くの人に観ていただきたいと思います」とコメントしている。『キネマの神様』は2021年4月16日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:キネマの神様 2021年4月16日より全国にて公開©︎2021「キネマの神様」製作委員会
2020年12月22日長谷川京子、木村多江、貫地谷しほりが出演する秋の特別番組「3人のシングルマザー~すてきな人生逆転物語~」に片岡愛之助、前田旺志郎、醍醐虎汰朗の出演が決定。「半沢直樹」も記憶に新しい片岡さんは自身の余命を知りながら、最期の瞬間まで妻と子どもへの愛を貫く父親を熱演する。木村さん演じる水川早苗が主人公となる「東大とグリーンカレー」は、2人の息子を東京大学合格へと導いたシングルマザーの物語。早苗の最愛の夫、水川幸太(みずかわ・こうた)を愛之助さんが演じ、木村さんとは初共演。自身の余命を知りながら、残していく妻と子どものために準備をして気丈に振る舞う父親役だ。「半沢直樹」で自分の仕事への信念を貫く男性を演じた愛之助さんが、最期の瞬間まで家族への愛を貫く男性を演じる姿は、今作でも視聴者の心を揺さぶるだろう。そして幸太の死後から9年後、一念発起して東大を目指す長男・水川亮太(みずかわ・りょうた)を、幼少の頃より兄弟漫才コンビ「まえだまえだ」としてお茶の間の人気を集め、現在は俳優として幅広く活動、今年は舞台「NIPPON・CHA!CHA!CHA!」で初主演を務めた前田さんが演じる。そんな兄に影響を受けて東大を目指す次男・水川翔太(みずかわ・しょうた)役には、映画『天気の子』で主人公・森嶋帆高の声を演じて注目を浴び、連続ドラマ「恋はつづくよどこまでも」や映画『宇宙でいちばんあかるい屋根』など話題作への出演が続く醍醐さんが起用された。愛之助さんは、「妻と、これからの成長が楽しみな二人の息子たちを置いて逝ってしまう父親というのはどんな心境だったろうと、考えても想像つかない境地でした。きっと悔しいだろうし、とても悲しいだろうと。それでも幸太は家族の未来を考えて最期まで生きたと思いますし、それを意識して演じました」と役作りについてコメント。木村さんとの初共演を「リビングでグリーンカレーを食べながら一家団欒というシーンが最初の撮影でしたが、初共演とは思えないくらい打ち解けてすぐに夫婦になることができた」と語り、「僕のアドリブにもお付き合いいただいたり、多江さんは現場を明るくしてくれるすてきな早苗でした」とふり返っている。「東大とグリーンカレー」あらすじ水川早苗は、最愛の夫・幸太を病気で亡くした後、女手ひとつで2人の息子を育てている。最期まで家族に尽くしてくれた幸太を思い、「子供がやりたいことは全部かなえたい」とコンビニエンスストアでパート勤務をしながら多忙な毎日を過ごす早苗。そんなある日、高校1年生の長男・亮太の三者面談で「欠席が多く、志望する大学合格は厳しい」と担任から告げられてしまう。早朝から夜まで働きづめの早苗は知らなかったのだ。落ち込む早苗を気遣う次男・翔太。一方で、母を失望させた自分自身にいら立ちを募らせた亮太は家の壁を殴り、穴を開けてしまう。夫を亡くした時に、自分が息子たちを守ると誓ったのに…と打ちのめされる早苗。険悪な水川家だが、亮太が母・早苗に宛てた1通の手紙によって大きく変わろうとしていた――。「3人のシングルマザー~すてきな人生逆転物語~」は10月1日(木)21時~フジテレビにて放送。(text:cinemacafe.net)
2020年09月28日前田旺志郎が舞台初主演を務める『NIPPON・CHA!CHA!CHA!』が、1月10日(金)KAAT 神奈川芸術劇場大スタジオにて開幕した。「NIPPON・CHA!CHA!CHA!」の公演チケット情報日本のコンテンポラリーダンスをリードし、世界で活躍し続ける振付家・ダンサー山田うんが演劇の演出に初挑戦となる本作。マラソンでオリンピックを目指し、日本中の期待を一身に背負い必死に生きていく若者の孤独と挫折を描いた、如月小春の傑作戯曲「NIPPON・CHA!CHA!CHA!」を、【演劇版】と山田が作品から着想を得て創作された【ダンス版】で同時上演する。主人公カズオを演じるのは、幼少期より兄の前田航基とお笑いコンビ「まえだまえだ」として活動し、現在では俳優として活躍の場を広げる前田旺志郎。今年、宮崎駿作品の国内初舞台化作品となる「最貧前線」で初舞台を踏み、今回は記憶にも新しい大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」で演じた水泳選手・小池禮三役に続き、再びアスリートを演じる。舞台は、高度経済成長期に入る少し前の日本。倒産寸前の小さな靴工場、天下一運動靴店では、社長をはじめ、娘のハナコ、職人達が倒産を逃れようと試行錯誤。そんな靴工場に、両親を飛行機事故で亡くしたヨシダ・カズオが姉のアキコに連れられて、救世主の如く現れる。足の早いカズオは、靴工場、町の人々の期待を一身に背負い、天下一運動靴店の靴を履き走り続ける。少しずつ生活が豊かになり浮き足立ってきた日本。周囲の熱い応援を受け、走り続けるカズオは、ついにはオリンピック選手候補に選ばれる。しかし、大事な大会を前に怪我をしてしまい、その事を周囲に話せないカズオ。カズオは自らがみんなの夢、日本の夢となることで挫折を乗り越えようとするが...。上演時間は2時間45分(演劇・ダンス連続上演、途中休憩含む)を予定。1月19日(日)まで上演。チケットぴあにてチケット発売中。
2020年01月15日3月21日より全国公開される特撮映画『スーパーヒーロー大戦GP 仮面ライダー3号』のキャスト発表会見が28日、東京・品川にて行われた。歴代「仮面ライダー」や「スーパー戦隊」が夢の共演を果たす「スーパーヒーロー大戦」シリーズの4作目にあたる本作では、仮面ライダーの歴史の中で実際には存在しないはずの「仮面ライダー3号」が出現。仮面ライダー1号、仮面ライダー2号を倒すショッキングな展開があるという。このミステリアスなキャラクターである3号=黒井響一郎を演じるのが、今年でデビューから20周年を迎えるという俳優、歌手の及川光博だということが、この会見で初めて明かされた。1971年4月に放送開始した『仮面ライダー』は、悪の秘密結社「ショッカー」によって改造されながら脳改造をまぬがれた本郷猛(演:藤岡弘、)が、人間の自由を守るため仮面ライダー(1号)に変身し、愛車のオートバイ「サイクロン」を駆ってショッカーの怪人たちと戦う物語。やがて、本郷はヨーロッパで暗躍するショッカーを追って海外へ旅立ち、仮面ライダー2号=一文字隼人(演:佐々木剛)が新たな日本の守りとして戦った。強大化するショッカーとの戦いの中、2号と1号の「ダブルライダー」共演が何度かあった後、南米に渡った2号に代わってふたたび1号(新1号)が日本を守ることになる。ライダーの活躍によってショッカーの怪人は次々と撃破されたが、ショッカー首領はゲルダム団と手を組んで組織を再編成。より強力な「ゲルショッカー」となって1号、2号を苦しめる。『仮面ライダー』の最終回・第98話「ゲルショッカー全滅!首領の最後!!」(1973年2月10日放送)では、ゲルショッカー大幹部・ブラック将軍(演:丹羽又三郎)が敗れ、秘密のベールに包まれていたゲルショッカー首領がついにその姿を見せるのが最大のクライマックスとなった。シリーズは次回(1973年2月17日)より『仮面ライダーV3』に模様替えし、壊滅したゲルショッカーに代わって新組織デストロンが出現。本郷の後輩である風見志郎(演:宮内洋)が1号、2号によって改造手術を受け、3番目のライダー=仮面ライダーV3になるというのが正しい「仮面ライダーの歴史」だった。では、今回の映画に登場する「仮面ライダー3号」とは何者なのだろうか? 映画のキャッチコピーは「仮面ライダーの歴史が狂う」。すなわち、3号の登場によって仮面ライダーの歴史そのものが大きく変化する世界観こそが、大きな見どころとなっている。会見では、まず『仮面ライダードライブ』で活躍中の泊進ノ介を演じる竹内涼真が登場して「みなさん、黒井響一郎を誰が演じるのか。ド肝を抜かれるので楽しみにしてください」と、集まった大勢のマスコミ関係者の期待をあおった後、上映された特報映像にて初めて黒井の姿が映し出された。その直後、及川が劇中衣装で舞台に現れ、会場は盛大な拍手に包まれた。及川は仮面ライダー役のオファーが来たときのことを「キターッ! と思いました。人生まさかの展開、まさかの仮面ライダー3号役ということで興奮しました」と、少年時代に憧れていたヒーロー、仮面ライダーを演じられる喜びをストレートに表現。さらには「子供のころライダーごっこをしていた時の夢がかなったのと、竹内くんくらいの年齢のころに特撮ヒーロー作品のオーディションを受けたりしていた、そんな頃の夢もかないました。要はダブルで夢がかなった瞬間と言っても過言ではないです」と喜びをあらわにしていた。3号が1号、2号を倒してしまうという衝撃的な展開については「台本をもらって冒頭を読んだとき、驚きました。物語は『仮面ライダー』の最終回で、1号、2号が首領を倒した直後からスタートするんです。これはもう、ぜひ僕と同世代の方々に観てもらいたいですね」と、"昭和"の時代を共に生きたアラフォー世代の心をつかむ内容であることを強調した。共演する竹内の印象を尋ねられた及川は「竹内くんがね、いいヤツでね~! ありがとうございました」と事務所の後輩でもある竹内へ感謝の言葉。さらに「撮影現場では、はしゃがないように気をつけていた。もう大人なんだし……と思っていたけど、いざ現場に行くと、カッコいいライダーたちが全員集合していたし、興奮してしまいましたね。そして竹内くんがいいヤツでした(笑)」と、何度も「竹内くんはいいヤツだ」と讃えており、竹内も「撮影で初めてご一緒した日から"いいヤツ"って言ってもらえて、次の日から撮影が楽しみでしょうがないって感じでした」と先輩に感謝しきりの様子だった。及川は、仮面ライダーの定番ともいえる「変身ポーズ」を行った上に、変身後のスーツ姿で「仮面」を取った姿を披露したという。これについて「人生コツコツやっていればいいことってあるんだなと思いました。とても光栄で、人生の中で自慢できることのひとつ」と、"変身"を心の底から楽しんだ様子。ライダースーツを着て楽屋から出てきた時は「ライダー愛にあふれるスタッフさんたちが皆カメラを持って、その場で撮影会が始まってしまった」と満面の笑顔。竹内も「及川さんのライダー姿がカッコよすぎて、僕もスタッフさんたちに混じって撮影していました」と打ち明けていた。会場にはドライブの乗るトライドロンと、3号の乗るトライサイクロンも展示。それぞれの愛車について、竹内は「トライドロンとトライサイクロン、車が2台も並ぶと迫力満点で、気持ちが高ぶる」と話し、及川は「竹内くんのコメントがうまいね!」とまたもや竹内をアゲつつ「トライサイクロンは見てのとおりオープンカーですので、黒井響一郎として乗る時はサングラスをかけています。またこれがよく似合う!」と、セルフアピールしていた。そしてトライサイクロンについては「速そうだなと思いました。トライドロンも速そうですけれど、昭和の人間としては後ろにロケット的なものがついているトライサイクロンのほうが好きかな(笑)」と、愛車への思い入れをたっぷりと語っていた。竹内は「2台の車が激闘レースを繰り広げるところ」を見どころとして挙げ「歴代の仮面ライダーが続々登場しますので、ライダー好きにはたまらない作品」と本作の魅力をアピール。及川も「僕たちが情熱を注いだ作品。ぜひ劇場でご覧になっていただきたいです。見どころというか、僕自身が何度も見返したいのは、僕の変身シーンです!」と、改めて憧れの「仮面ライダー」になれたことへの喜びを口にした。さらに「変身ベルトの真ん中にショッカーマークが描かれているなど、細かいところ(のこだわり)に、胸が熱くなる。胸熱!」と、終始軽快なトークで会場の笑いを誘っていた。映画『スーパーヒーロー大戦GP 仮面ライダー3号』は、3月21日全国公開。2015「スーパーヒーロー大戦 GP」製作委員会(C)石森プロ・テレビ朝日・ADK・東映 AG・東映ビデオ・東映
2015年01月31日俳優の及川光博が、3月21日に公開される特撮映画『スーパーヒーロー大戦GP 仮面ライダー3号』に登場する仮面ライダー3号/黒井響一郎を演じることが28日、明らかになった。これは、本日行われた『スーパーヒーロー大戦GP 仮面ライダー3号』のキャスト会見にて発表され、会見には仮面ライダー3号/黒井響一郎役の及川に加え、仮面ライダードライブ/泊進ノ介役の竹内涼真が登壇。仮面ライダー3号の愛車・トライサイクロンをバックに登場した及川は、開口一番で「誰かと思ったら……ミッチーでした!」と茶目っ気たっぷりにあいさつし、視線を後へ向けて唐突に「トライサイクロン……そしてトライドロン!」と叫ぶなど、喜びを隠し切れない様子。石ノ森章太郎氏が企画したものの、映像化に至らなかった幻の「仮面ライダー3号」が復活を果たすことでも大きな話題となっている本作。1971年~73年まで放映された特撮TVドラマ『仮面ライダー』では、仮面ライダー1号、2号がショッカー首領を倒し、世界に平和が訪れたが、本作では、全く別の歴史が動き出すという。及川は「オファーがきた時は"キターッ! って思いました。ライダーごっこをしていた子供の頃の夢、特撮ヒーローのオーディションを受けていた頃の夢、ダブルで夢が叶った。これを断ったら一生後悔すると思いました」と目を輝かせていた。一方で、及川が演じる仮面ライダー3号は、本作の冒頭で仮面ライダー1号、2号を倒してしまうダークヒーロー的な立ち位置。及川は台本をもらった時のインパクトを「冒頭のシーンから衝撃で。倒していいの? っていう。ダメでしょ! 驚きましたよ!」と振り返る。さらに、トライサイクロンを指して「1号と2号が乗っていた初期のサイクロン号(バイク)のカラーと同じになるように塗料を調合しています」、念願の変身ベルトについて「しっかり昭和デザインで、マークが立花レーシングではなくてショッカーなんです。そういう細かいところが胸熱です」と"ライダー愛"がさく裂。スーツを着用した状態で素顔を見せる、所謂"メットオフ"状態のシーンもあり、劇中では現場スタッフの溢れんばかりの"ライダー愛"を浴びながら、毎日感動していたという。また、仮面ライダー3号を演じることを本日まで誰にも言えず苦しんでいたという及川だが、友人である俳優の唐沢寿明には事前に打ち明けていたことを告白。それを聞いた唐沢は「なんだよ! スケジュールの都合があったら出たのに! ライダーマンで!」と、1984年の『10号誕生!仮面ライダー全員集合!!』でライダーマンのスーツアクターを担当した過去を挙げ、オチをつけたエピソードも紹介していた。そんな及川が、最も好きなライダーは仮面ライダーV3で「切手がついてくる『V3カレー』というものがあって。純白の冷蔵庫にはっていたら本当に親に怒られまして」と当時の思い出を語りながら、「V3からのXが最もライダー熱が高かった時期。風見志郎役の宮内洋さんが僕の俳優としてのスタート地点です」と自身のルーツを明かしていた。さらに本作の主題歌は、こちらも及川が歌う「Who’s That Guy」であることが明らかに。物語を凝縮したようなスピード感あふれるサウンドに仕上がっており、及川は「歌詞の世界観は、ライダーシリーズの主題歌を手がけている藤林先生に書いていただきました。黒井響一郎として歌い、なぜ3号が戦いに臨むのか、走り続けるのか、そういう気持ち込めています」と楽曲を説明している。最後に及川は、「世界の平和を願う気持ち。これを実現する時にひとつ問題が生じるんです。孤独です。孤独であることから逃げないこと。ライダーもそうですが、影のある存在で、孤独を恐れない信念の強さ。これが正義のヒーローたる矜持でしょう」と自身のヒーロー像について語っていた。映画『スーパーヒーロー大戦GP 仮面ライダー3号』は、3月21日全国公開。2015「スーパーヒーロー大戦 GP」製作委員会(C)石森プロ・テレビ朝日・ADK・東映 AG・東映ビデオ・東映
2015年01月28日ユニットコムは28日、PCゲーム「グリザイア」シリーズに登場するキャラクター、風見一姫のビジュアライズノートPCを発表した。受注開始は28日で、3月下旬から出荷開始。同社が運営するパソコン工房、BUY MORE、TWOTOP、Goodwillで販売し、パソコン工房サイトではWeb通販も行う。価格は134,400円(消費税5%時、以下同)から。イラストレーター「フミオ」氏による描き下ろしイラストを天板にプリントした、フルHD解像度の15.6型ノートPC。専用テーマとして、作品内の音声を使用したシステム音源を収録。外装にはオリジナルカートンケースを採用し、購入特典としてマイクロファイバークロスが付属する。エントリーモデルの主な仕様は、CPUがIntel Pentium 2020M(2.4GHz)、チップセットがIntel HM76 Express、メモリが4GB(4GB×1)、ストレージが500GB HDD、グラフィックスがGeForce GT 650M 1GB/Intel HD Graphics 4000(NVIDIA Optimus対応)、光学ドライブがDVDスーパーマルチ、液晶が15.6型ワイド(1,920×1,080ドット)。OSはWindows 8 64bit。上記仕様で、価格は134,400円。スタンダードモデルの主な仕様は、上記仕様から、CPUがIntel Core i3-3120M(2.5GHz)、メモリが8GB(4GB×2)、光学ドライブがブルーレイディスクドライブに変更される。この構成で価格は160,650円。ハイスペックモデルでは、上記仕様から、CPUがIntel Core i7-3630QM(2.4GHz)、ストレージが120GB SSDに変更される。この構成で価格は194,250円。その他の仕様は共通で、主なインタフェースはSD/MMC/メモリースティック対応カードリーダー、USB 3.0×2、USB 2.0×1、USB 3.0/eSATA Comboポート×1、HDMI×1、D-Sub×1など。通信機能はGigabit対応有線LAN、IEEE802.11b/g/n対応無線LAN。本体サイズはW374×D250×H16.3~41.4mm、重量は約2.8kg。バッテリ駆動時間はJEITA測定法 Ver1.0で約2時間30分。
2014年02月28日映画『おかえり、はやぶさ』の完成披露試写会が1月23日(月)に開催され、主演の藤原竜也を始め、杏、前田旺志郎(まえだまえだ)、三浦友和と本木克英監督が舞台挨拶に登壇した。小惑星・イトカワのサンプル採取という偉業を達成し、奇跡の帰還を果たした小惑星探査機「はやぶさ」のプロジェクトに携わった研究者たちのドラマを描き出す本作。藤原さんは、イオンエンジンを専門とするエンジニアを演じたが「去年の夏に2か月かけて撮影しました。三浦さんと親子をやらせてもらえるということで興奮しました」と笑顔で述懐。杏さんは「3Dですが、ヒューマンドラマも“立体的”に描かれています」とアピールした。旺志郎くんは藤原さん、杏さんとの共演について「藤原さんは普段は優しいけど、たまにムチャぶりしたり、悪さをして来てイケズなところがあります。杏さんは会った瞬間『足長っ!』ってびっくりしました」と語り、会場を笑いに包んだ。本作は、昨年より次々と公開されている「はやぶさ」関連の映画のトリを飾ることになるが、三浦さんは「竹内結子さん(『はやぶさ/HAYABUSA』)、渡辺謙さん(『はやぶさ 遥かなる帰還』)とありますが、そちらもぜひ観てください」とライバル作品をおススメする余裕を見せる一方で、「こちらは3Dですから!」としっかり自身の出演作もアピールした。キャスト陣はもしも宇宙旅行に行ったら何をしたいか?と尋ねられたが、実際に来年から始まる個人の宇宙旅行の値段が1,500万円で、無重力の空間にいられるのはわずか4分間と聞かされると、「だったら行かないな…」(藤原さん)、「もう少し格安パックになったら…」(杏さん)、「無理やん」(旺志郎くん)と一気にトーンダウン。三浦さんは「日本の俳優のスケールなんてこんなものですよ…」と寂しそうに語り会場の笑いを誘っていた。この日はJAXAではやぶさプロジェクトにも携わった的川泰宣名誉教授も来場。はやぶさなどの宇宙プロジェクトについて「家族の強い支えがないと続けられない仕事」と説明し、「この映画はその点を念入りに描いてくれて嬉しかったです」と称賛を贈った。『おかえり、はやぶさ』は3月10日(土)より全国にて公開。■関連作品:おかえり、はやぶさ 2012年3月10日より全国にて公開© 2012「おかえり、はやぶさ」製作委員会■関連記事:亀梨&杏&鈴木福で「妖怪人間ベム」実写化!「怪物くん」に続く異色のドラマ化決定竹内結子×堤幸彦監督のタッグで「はやぶさ」映画化!今年は、はやぶさ作品目白押し?
2012年01月23日