「風間俊介」について知りたいことや今話題の「風間俊介」についての記事をチェック! (1/9)
俳優・声優・司会者として活躍する風間俊介が14日、自身のインスタグラムを更新した。【画像】「良い娘に育ってます」風間俊介、親子役で共演した子役との再会2ショットを投稿!成長した姿にファンも笑顔「WDWのマジックキングダムのパートナーズ像、エプコットのウォルト・ザ・ドリーマー像と共に。初めて訪れた時のシェアリング・ザ・マジック像の写真を添えて」と綴り、自身が写った写真数枚をアップ。無類のディズニー好きとして知られ、特にアメリカ・フロリダ州の「ウォルト・ディズニー・ワールド(WDW)」への熱い思いと知識量は、ディズニーファンの間でも有名な風間の、思い出ショットにファンの注目が集まっている。 この投稿をInstagramで見る 風間俊介(@shunsukekzm)がシェアした投稿 この投稿には多くのいいねの他、「素敵なお写真満載で嬉しい!!」といったコメントが寄せられている。
2025年06月14日俳優の風間俊介(41)が14日、自身のインスタグラムを更新。アメリカ・フロリダにある「ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾート」(WDW)での写真を公開した。「WDWのマジックキングダムのパートナーズ像、エプコットのウォルト・ザ・ドリーマー像と共に」と、4枚の写真をアップ。「初めて訪れた時のシェアリング・ザ・マジック像の写真」とともに紹介した。この投稿にファンからは「とっても素敵な写真がいっぱい」「眼福です」「幸せそうな風間くん」「カッコ良すぎる....風間くんみてるとディズニー行きたくなります」「風間ぽんとディズニー行ったら絶対楽しい!いろんな裏話付きでまわりたい」などの声が寄せられている。
2025年06月14日俳優の風間俊介が、きょう13日放送の日本テレビ系『沸騰ワード10 2時間SP』(後7:00~後8:54)に出演。“沸騰リーダー”を務めるバナナマン・日村勇紀とともに企画「航空ステータス修行旅」を行う。航空ステータスポイントを貯めるために飛行機に乗りまくる“修行僧”風間の「ステータス修行旅」に日村が初参戦。石垣・与那国を飛行機で飛びまくる夢の師弟旅を送る。修行、食べる、絶景の「トリプルばっちりコース」は揺らぐことなく、激ウマ島寿司&カジキ天ぷら&日本最西端の絶景ビーチを堪能するもズブ濡れ事件発生で大波乱。さらに、羽田空港のラウンジで豪華なラウンジメニューを堪能する。2人は“ラウンジの鬼”高橋真麻よりも多くのグルメを口にすることができるのか。モデルの土屋アンナと岩田絵里奈アナウンサーが、“伝説の家政婦”志麻さんの古民家改装プロジェクトに参加。志麻さんこだわりの図書館に腰板を張る作業を手伝う。志麻さんが待ち望んだある設備も搬入され、いよいよ完成形が見えてくる。さらに、やむなく解体することになったキッチンの壁に土屋と岩田アナが巨大ハンマーを振り下ろす。作業後には“おもてなしメニュー”が糖衣錠。2日がかりで下ごしらえしたフランスの定番家庭料理に2人も思わずハイタッチする。スタジオには公開中の映画『国宝』に出演する吉沢亮と高畑充希、カジサックの娘でモデルの梶原叶渚が登場。吉沢と高畑がほったらかし赤ワイン煮込みを大絶賛する。
2025年06月13日俳優の福原遥(26)が主演を務める7月期のフジテレビ月9ドラマ『明日はもっと、いい日になる』(毎週月曜9:00)に生田絵梨花、風間俊介の出演が決定した。本作は、児童相談所を舞台に、そこで働く個性的な面々たちがこどもたちの純粋な思いに胸を打たれ、その親までも救っていく姿を温かく描く完全オリジナルストーリーのハートフルヒューマンドラマ。福原は月9初出演&初主演となる。生田が演じるのは、翼の出向先である児童相談所で働く児童心理司の蒔田向日葵(まきた・ひまわり)。さまざまな案件のこどもとその親に対して心理学の視点からその心を読み解く。そして、児童福祉司の翼や蔵田総介(林遣都)とタッグを組み、こどもたちの心の問題と向き合っていく。そんな向日葵はサバサバとした性格で姉御肌な一面があり、翼の先輩として良き相談相手となる。風間が演じるのは、ベテラン児童福祉司で翼が配属された班のリーダーを務める蜂村太一(はちむら・たいち)。蜂村は中間管理職として所長と部下の間に挟まれて空気を読みながら、その物腰の柔らかさで人手不足の児童相談所をまとめている、まさに“板挟みの人”。一児の父でデスクにはこどもの写真が飾られているが、離婚しているためあまり会えていない。自身の家族の問題と、仕事として向き合うさまざまな家族との間で板挟みにあい、さらには翼や蔵田など個性的な面々の行動に振り回されていく。■キャストコメント◆本作への出演が決まったときの思いをお聞かせください。生田絵梨花:児童相談所が舞台のお話ということで、耳にしたことはあったのですが、実際にどういうことが行われているのかやどういう方々が携わっているのかをあまり知らなかったので、児童相談所というものを深く知りたいなという気持ちになりました。実際に児童相談所で働く方々にお話を伺うと、心に響くことがたくさんあったので、そういうものを作品にもしっかりと宿していけるように頑張りたいと思いました。風間俊介:企画書を読ませていただいた時点で本当にすてきなドラマになりそうだなという予感というか、確信に近いものを感じました◆台本を読んでみての印象はいかがですか?生田:家族の形だったり、親の思いやこどもの気持ちは本当にさまざまで、複雑に絡まり合っているのだなということを本を読んで感じました。そこに苦しくなったりもしたのですが、読み進めていくうちに絡まり合ったひもがほどかれていくような温かさを最後には感じて、そういったものを視聴者の皆さんにも感じていただけたらいいなと思いました。風間:とてもすてきな物語で、でも日常的で、みんなにとって関係がないことではなくて。ドラマの奥深さはありながら、すごく身近な物語だなと思いました。台本の中に閉じ込められている物語が素晴らしいからこそ、それを一人一人のキャストがドラマにしていったときに、さらにもっといい物語にできるよう、僕もその一人として頑張りたいなと思いました。◆ご自身が演じられる役の印象は?生田:児童心理司の役ということで、心理的な面から親やこどもをサポートするということで、優しさも冷静さもあって、論理的に動く人だなという印象を持ちました。風間:これは僕の勝手な推測ですが(笑)、一見頼りなさそうですが、実は物事を奥深く考えていて、相手のことを常に考えているのではないかと思います。優しさの中にちゃんと信念がある人だなと思います。でも、もしかしたらシンプルに頼りのない人かもしれないです(笑)。現段階では、この人はきっと信念を持っていて、でもその信念を人に押しつけるのではなく、とても柔らかい“頼りなさ”という優しさの鎧(よろい)を着ていると勝手に思っています。◆本作に懸ける思いをお聞かせください。生田:扱うテーマがとても繊細なので、私も繊細に頭や心を使って精いっぱい演じさせていただければと思っています。風間:すごく温かな物語になっています。その温かな物語とともに、つらい現実というのもこのドラマは目を向けていると思います。その両方がある世の中が、社会だと思います。温かさだけでは語れないのが社会だと思っていて、そのどちらもが描かれているので、温かい気持ちになりながら今の現実を受け止めて、誰かの悲しみ、優しさに寄り添って、皆さまの明日がもっといい日になったらいいなと思います。◆最後に放送を楽しみにしている視聴者やファンの皆さんへメッセージをお願いします。生田:このドラマは未来ある全てのこどもたちに“明日はもっと、いい日になる”という願いを込めて、児童相談所に関わる人々を描いた物語になっています。皆さんが見終わったあと、心に温かい光を灯(とも)していただけるように精いっぱい頑張りたいと思っております。ぜひご覧ください。風間:今つらい思いをされている方々にとって何かの光となるような、今幸せに過ごしている方々にとってはその幸せをつらい思いをしている人にわけてあげたいと思うような、全ての人が優しい気持ちになれるドラマになりそうな予感がしています。明日をもっといい日にする一員に皆さんがなってくれたらうれしいなと思います。ぜひご覧ください。
2025年06月07日俳優の風間俊介が、7月4日スタートのテレビ東京ドラマ24『40までにしたい10のこと』(毎週金曜深0:12~)で主演を務めることが発表された。相手役を庄司浩平が務める。原作は、累計発行部数75万部を超え、BLアワード2024総合コミック部門で1位などBL業界に新たな旋風を巻き起こした、マミタ氏による同名漫画(月刊マガジンビーボーイ連載/リブレ刊)。年齢、性別の垣根を越えた大人のオフィスラブストーリーを連続ドラマ化する。主演は、大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』(NHK)や『初恋、ざらり』(テレ東)、『それでも俺は、妻としたい』(テレビ大阪・BSテレ東)など多くの作品に出演し、憎まれ役から親しみある役まで幅広い役柄を鮮やかに演じ分けるカメレオン俳優・風間。職場では仕事のできる面倒見の良い上司でありながら、プライベートではぬいぐるみやかわいらしいものが好きというギャップ満載のキャラクター・十条雀役を演じる。雀に密かに思いを寄せながらも、社内ではクールな姿勢を貫く年下部下・田中慶司役を、特撮ドラマ『魔進戦隊キラメイジャー』(テレビ朝日)で俳優デビューし、『君とゆきて咲く~新選組青春録~』(テレビ朝日)、現在放送中の『仮面ライダーガヴ』(テレビ朝日)と話題作に続々出演し、キャリアを積み上げている新進気鋭の若手俳優・庄司。オーディションにて150人以上の応募者の中から選ばれた。監督は、『初恋、ざらり』で第50回放送文化基金賞ドラマ部門優秀賞を受賞した池田千尋氏。脚本は、ドラマ『相棒』シリーズ(テレビ朝日)や「日曜劇場『キャスター』サイドストーリー『恋するキャスター』」(U-NEXT)などを手掛ける齊藤よう氏が務める。10年以上恋人なし、会社と家を往復するだけの毎日を送る雀は、気づけば40歳の誕生日まであと3ヶ月。人生の節目にふと感じた焦りから、雀は“40までにしたい10のことリスト”を作る。「タコパ」「服の趣味を変える」「恋人を作る」…。ところが、そのリストを後輩のイケメン部下・慶司に偶然見られてしまった。しかし、慶司の提案で2人はそのリストを一緒に叶えていくことに。代わり映えのしない日々が、2人で過ごす楽しい毎日に変化していく。そしてお互いが上司と部下、年の差も超えた“特別な存在”へと変わっていく。【コメント】■風間俊介原作を読ませていただいた時に、やさしさと温かさ、そして、切なさが詰まった休日の夕暮れのような作品だなと思いました。雀と慶司の2人が愛おしく、ドラマをご覧になるみなさまにも同じく愛おしさを感じていただけるよう、宝物のように演じようと思っています。雀と慶司は「40までにしたい10のこと」リストを元に仲を深めていくのですが、僕が今したいことは、みなさまの心にこの作品を届け、愛していただけるようにすることです。ドラマ 『40までにしたい10のこと』、雀と慶司の心に寄り添っていただけたらうれしいです。■庄司浩平オーディションを受けた時からなんだかこの役がしっくりくるなと思っていました。ご縁があればうれしいなと思いつつ、本当に選んでいただいた時は喜びとともにやはり驚きもありました。主演の風間俊介さんと多くの時間を過ごせる、芝居を一緒にできることは、まだまだ未熟な私にとってとても光栄であり、ついて行くだけで必死ですが全てが学びとなっています。慶司はやさしくて物事によく気付く人。だからこそ、ハッキリと言葉にしたり、逆に繊細に他者と向き合える力があります。雀との関係値の変化で慶司自身の心情の移り変わりがあり、2人そろって惹きつけられるキャラクターです。マミタ先生の描く素敵な原作のおもしろさを最大限活かしつつ、映像化による新たな魅力を雀と一緒に作り上げていきます!■マミタ氏映像化をお請けした一番の理由は、ドラマになることで私の家族やBLを読まない友人たちが私の仕事や作品について話したり触れやすくなると思ったからです。そして、私自身が純粋にテレ東のドラマが大好きだったからです!ですので、制作の皆さまには「BLというジャンルになじみのない人たちも楽しめる作品にしてほしい、自由に制作していただいて構わない」とお願いしました。このドラマをきっかけにBLに興味を持ってくださる方が増えたらうれしく思います。私も皆さんと一緒にドラマ版「40までにしたい10のこと」を楽しみたいと思います!
2025年05月28日俳優の風間俊介(41)が21日、自身のXを更新。「ちょっと前になるけど、『監察医 朝顔』で娘役つぐみの、永瀬ゆずなちゃんに会えました」と報告し、子役の永瀬ゆずな(9)との笑顔あふれる再会“親子2ショット”を公開した。「パパが近くにいるらしいと探してくれたらしく、食堂で会えた」そう。撮影中の風間はちょんまげ頭の役姿で「『チョンマゲのパパ、新鮮でしょ?』と聞いたら、笑ってくれた」とかわいらしいエピソードも紹介した。しばらく会っていないうちに「またお姉さんになってた」と“娘”の成長にしみじみとしながら、「良い娘に育ってます」と自慢げに話した。この投稿に対し、表示回数220万回超え、8.1万件以上の「いいね!」が寄せられ反響を呼んでいるほか(22日 午前11時時点)、コメント欄には「えっ?!つぐみちゃん?」「わー!お姉さんになったなー!」「親子ショット可愛い」「素敵な親子お写真とエピソードにほっこりです~」など、ドラマファンを中心にさまざまな声が寄せられている。『監察医 朝顔』は、主人公の法医学者・朝顔(上野樹里)が遺体を解剖することでその人の“生きた証”を見つけ出し、残された生きる人々の心まで救っていくさまを胸が締め付けられるほどハートフルに描く物語。2019年7月期に第1シーズン、20年11月より2クール連続で第2シーズンをフジテレビ“月9枠”で放送。今年1月3日には、前回のスペシャル以来2年ぶりの復活となる新作『監察医 朝顔2025 新春スペシャル』が放送された。
2025年05月22日俳優の風間俊介が21日、自身のXを更新した。【画像】風間俊介、白雪姫と2ショット公開!吹き替え決定に祝福の声「ちょっと前になるけど、『監察医 朝顔』で娘役つぐみの、永瀬ゆずなちゃんに会えました。パパが近くにいるらしいと探してくれたらしく、食堂で会えた。」と再会を報告。そして「またお姉さんになってた。」とその成長ぶりを語り、「『チョンマゲのパパ、新鮮でしょ?』と聞いたら、笑ってくれた。良い娘に育ってます。」とつづるとともに永瀬ゆずなとのツーショット写真を投稿した。ちょっと前になるけど、『監察医 朝顔』で娘役つぐみの、永瀬ゆずなちゃんに会えました。パパが近くにいるらしいと探してくれたらしく、食堂で会えた。またお姉さんになってた。「チョンマゲのパパ、新鮮でしょ?」と聞いたら、笑ってくれた。良い娘に育ってます。 pic.twitter.com/KyUsNQKRa8 — 風間俊介 (@shunsukekzm) May 21, 2025 この投稿にファンたちからは「娘の成長、パパもゆずなちゃんのお父様お母様も嬉しいですね」「親子関係が続いていて微笑ましいです」などといったコメントが寄せられた。
2025年05月21日『そこのみにて光輝く』『きみはいい子』の監督:呉美保、脚本:高田亮による完全オリジナル新作映画『ふつうの子ども』から、本日5月5日のこどもの日にあわせ、主人公の子どもたちを演じるキャスト(嶋田鉄太、瑠璃、味元耀大)を取り巻く大人たちのキャストとして蒼井優、風間俊介、瀧内公美の出演が解禁。併せてポスタービジュアル、特報映像が到着した。本作の主人公は、上田唯士(うえだ・ゆいし)、10才、小学4年生。両親と3人家族、おなかが空いたらごはんを食べる、いたってふつうの男の子。最近、同じクラスの三宅心愛(みやけ・ここあ)が気になっている。環境問題に高い意識を持ち、大人にも臆せず声を挙げる彼女に近づこうと頑張るが、心愛はクラスの問題児、橋本陽斗(はしもと・はると)に惹かれている様子。そんな3人が始めた“環境活動“は、思わぬ方向に転がり出して――。主人公の唯士を演じるのは、映画『LOVE LIFE』(深田晃司監督)や『アンダーカレント』(今泉力哉監督)、ドラマ「それでも俺は、妻としたい」(足立紳監督)など、気鋭の監督たちに愛されてきた嶋田鉄太。呉監督の作品には『ぼくが生きてる、ふたつの世界』に続く出演となり、平凡な小学生の日常に訪れた刺激的な冒険の日々をまっすぐに演じきった。唯士が恋心のようなものを抱く、大人びた同級生の心愛に抜擢された瑠璃は、本作で初めての本格的な芝居ながらも、物語を牽引する強い存在感を披露。2人と一緒に“環境活動”を始める陽斗は、NHK土曜ドラマ「3000万」やTBS日曜劇場「VIVANT」に出演し、映画の公開待機作も多く控える味元耀大が演じ、場の空気を惹きつける華やかさと秘められた繊細さの両面から訴えかける。メインの3人に加え、彼らのクラスメイト役は全てオーディションで選ばれ、ワークショップを通して共通の時を過ごしながら、呉監督と共にそれぞれのキャラクターを創り上げていった。そして、今回、主人公の子どもたちを取り巻く“大人たち”のキャストが解禁。いまを全力で生きる子どもたちと時に衝突し、寄り添う大人たちは、子どもたちの世界に別の角度から切り込み、大人もまた答えのない人生と相対する様を体現する。唯士の母親・恵子を演じるのは、蒼井優。育児に悩みながらも、我が子を信じ、褒めて伸ばそうとする母親を、丁寧に、そして温かく演じる。出演にあたって蒼井は、「完成した映画は、スクリーンに映る彼らの夏であり、30年前の私の夏であり、娘の未来の夏だと思いました」とコメントを寄せた。唯士の担任教師・浅井役には風間俊介。確かな演技力に定評のある風間が、30人の生徒たちと日々向き合う小学校教師という役柄を自然体で演じた。風間は、「子ども達が集まった結果、物語が紡がれていった様に感じる、『そのまま』が詰まった映画だと思います」と語る。心愛の母親・冬役を演じたのは瀧内公美。登場シーンは限られていながらも、強烈な印象を残す役どころを演じた。瀧内は撮影現場をふり返り「子どもたちと呉美保監督、時に呉美保先生とのやり取りがとにかく可愛くて愛おしくて、純真なこころに何度も触れました」とコメントしている。また、併せて解禁となったポスタービジュアルは、心愛の隣に座り話しかけようとする唯士と、そんな彼に見向きもせずに環境問題の本を熱心に読む心愛。2人の表情のコントラストが物語の始まりを想起させる場面に、“いつだって、世界は「好き」で、まわってる”というコピーが添えられた。さらに、唯士とクラスメイトたちの日常風景を切り取った特報映像も解禁された。加えて、第65回ズリーン国際映画祭長編映画部門インターナショナル・コンペティション子供部門への正式出品が決定。チェコの東部の州ズリーンにて開催される本映画祭は、世界で最も古い子ども向け映画祭の1つであり、今年は5月29日から開催され、本作のワールドプレミアとなる上映には呉監督も参加予定。そのほか、第24回ニューヨーク・アジアン映画祭など海外の映画祭への出品が決定し、早くも注目が高まっている。【キャストコメント全文】■蒼井優台本に詰まっている、夏のにおい、陽射し、足音、湿度、勢い。これらを全て映画館で体感できたらと思いました。完成した映画は、台本で感じた以上の夏でした。スクリーンに映る彼らの夏であり、30年前の私の夏であり、娘の未来の夏だと思いました。ご覧になるみなさんがどんな夏を感じられるのかとても楽しみです。■風間俊介子ども達が生き生きと撮影に臨んでいたのがとても印象的でした。物語の為に集まったのではなく、子ども達が集まった結果、物語が紡がれていった様に感じる、『そのまま』が詰まった映画だと思います。その空気を澱ませないようにと心に決め、現場に向かっていた作品です。子ども達の映画ですが、大人にこそ観てもらいたい映画です。■瀧内公美ひと夏の思い出が紡がれていく様を映像が残していく。子どもたちの記録映画のような中で、お邪魔しないように注意を払いながら現場にいたことを覚えています。子どもたちと呉美保監督、時に呉美保先生とのやり取りがとにかく可愛くて愛おしくて、純真なこころに何度も触れました。あの瞬間にしか切りとることのできない、瑞々しい日々がみなさんにも届きますように。■嶋田鉄太僕が今回の撮影で印象に残ったことは、駐車場の撮影のシーンです。車に排気ガスを出すな!などの、貼り紙をするのですが、衣装を自分で決めて良いと言われ、調子に乗り、夏場で暑いのに、『冬でもきねぇよ』と言われてしまうぐらいの服装にしてしまい、死にそうになりました。さらにもう1つ印象に残っているシーンがあり、それは、心愛を探しに図書館に行き、見つけた心愛が神のように輝いて見えるという、図書館でのシーンです。ぼくは図書館の雰囲気が嫌いなのかとても気持ち悪くなり、少し寝込んでしまい、撮影が中断してしまいました。あの記憶はとても苦い思い出ですが、大変なこともあったけど、みんなと仲良く楽しく、良い映画が作れたと思います。■瑠璃私はこの映画が初めての映画出演でした。私たち子どもにとって、普通の日常が映画になっただけなのに、とっても面白くて感動して映画ってすごいなぁって思いました。撮影が朝から夜までの時は集中力が切れないように3人でお昼寝したことも思い出です。たくさんの人に支えてもらって、この映画に出れたのをとても誇らしく思っています。こんな大切な役に私を選んでくれて、指導までしてくれた監督やスタッフのみなさんにとても感謝をしています。■味元耀大橋本陽斗役の味元耀大です。夏休み中の撮影は毎日とても暑く、みんなの顔が真っ赤になっていることも多かったのですが、スタッフさんがアイスや氷嚢を用意してくださり、とてもありがたかったです。ずっと一緒に撮影していた唯士役の鉄太くん、心愛役の瑠璃さん、監督、プロデューサーさんをはじめ、すべてのスタッフの方々と過ごした夏休みは、僕にとってとても大切な時間になりました。『ふつうの子ども』というタイトルですが、年齢を問わず、たくさんの方々に観てもらいたい作品です。『ふつうの子ども』は9月5日(金)よりテアトル新宿ほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:ふつうの子ども 2025年9月5日よりテアトル新宿ほか全国にて公開©︎2025「ふつうの子ども」製作委員会
2025年05月05日パラテコンドー選手・工藤俊介が27日、自身のインスタグラムを更新した。【画像】テコンドー・江畑秀範「日本選手の育成のために」10月に国際大会を派手に開催!「【2025年プレジデントカップアジア】」と綴り、4枚の写真をアップ。続けて「中国泰安にて2025年プレジデントカップアジアに出場しました!」と報告。さらに「結果は3位でした」と成績を伝え、「ルールが変わり2回目の大会でしたが、徐々に慣れて来て戦えたと自信がつきました!」と振り返り、最後に「今後やることが明確になりましたので次の大会に向けて強化を続けていきます皆さま応援ありがとうございました!!」と感謝と決意を綴った。 この投稿をInstagramで見る Kudo Shunsuke PLY(@shunsuke91o)がシェアした投稿 この投稿にファンからは「少しずつルール変わっていきやすいスポーツで日々そういった対応も求められて大変だと思うけど頑張って!応援してます3位おめでとう!」といったコメントが寄せられている。
2025年04月27日5月30日公開の映画『劇場版 それでも俺は、妻としたい』の完成披露舞台あいさつが14日、都内で行われ、風間俊介、MEGUMI、足立紳監督が出席した。連続テレビ小説『ブギウギ』(NHK)の脚本などを手掛けた足立紳監督が、自身をモデルに売れない脚本家の夫とそのダメ夫を罵倒する妻の夫婦"性"活エンターテイメント小説『それでも俺は、妻としたい』を原作に、風間俊介とMEGUMIのダブル主演で実写映像化したドラマ『それでも俺は、妻としたい』(テレビ大阪)。3月で最終回を迎えた同ドラマは、テレビ大阪制作史上最高のTVer総再生数1,500万を突破するなど人気を博した。そして、未公開シーンを含む足立監督によるディレクターズカット版『劇場版 それでも俺は、妻としたい』が、5月30日に公開初日を迎える。ダメ夫の豪太役を演じた風間は「この大きなスクリーンで豪太の情けない顔とチカのバチギレを皆さんに観ていただけるということで、素晴らしい音響でチカの罵声っていうのがどうなのかなというのはすごい楽しみなところです」と映画化を喜んだ。そんな風間と夫婦役を演じた妻・チカ役のMEGUMI。ドラマ版の第3話あたりからSNSで「風間くんをいじめないで」というダイレクトメッセージが届いたといい、「私はそういうつもりじゃなかったんです」と否定しつつ、「でもだんだん『あれは風間が悪い』というコメントが出てきて…」と明かした。すると風間が「ちょっと語弊があります。あれは豪太が悪いんです」と言い換えると、MEGUMIは「お互いの言い分をひとりで呟いていますと言ってくださる方が多かったので、総じて世の中の家族の皆さんお疲れ様です! という気持ちになりました。ご自身と重ねながら観て楽しんでいただけたらうれしいです」とアピールした。足立監督の実話を元にした本作。撮影中に足立監督とのディスカッションはあまりしなかったという風間は「監督の一挙手一投足を見ながら、目で学び目で盗み、監督を見て豪太ってこうだなと思いながら作品を作りました」と生きた教材を目にしながらの役作りだったという。これに足立監督は「僕の想像の上を行くダメな感じというか、見たことのないダメな感じになっていて、そこが何度観てもおかしかったです」と絶賛し、MEGUMIも「(チカがキレた後の)風間くんの響いていない顔が仏様みたいな顔で、余計に腹が立ってきたというか、受け身が素晴らしかったですね」とダメ夫ぶりを褒め称えていた。イベントが行われた4月14日はパートナーデー。それにちなみ、「感謝したい人は?」という質問に風間は「MEGUMIさん」と即答して「2人での撮影が多くて、たくさん喋るんですけど、結構タイトなスケジュールの中で、セリフがどんどん追いかけてきて2人で鼓舞しあい、2人で撮影すれば乗り切れるっていう確信のもとでやっていました。本当にMEGUMIさんじゃなかったら乗り越えられなかったと思っています。本当に心から素敵なパートナーで感謝しています。有難うございました」と感謝の言葉。MEGUMIも「この作品は監督が撮りたいっていう強い意思があったので、ものすごい量のセリフが追いかけてきました。私たちは色んなことをやりたいタイプの芸能人。撮影中お互い忙しくしてましたが、当時の自分を1番理解してくれたのは風間くん。『MEGUMIさんが頑張っている。これを乗り越えた後には今思っている不安なことが全部良いことに変わる』って言ってくれたんです。そんな魔法な言葉をくださったので、何とか乗り越えることができました。本当に感謝しています。ありがとうございました」と風間に感謝しきりだった。映画『劇場版 それでも俺は、妻としたい』は、5月30日より全国公開。
2025年04月15日バレーボール選手の渡辺俊介が11日にXを更新した。【画像】「歩くだけで大量の汗がでる」ビーチバレー松本穏、真夏のトレーニングも全力宣言「また1つ歳を重ねました。 大好きなバレーボールが出来て最高ですわ。」と誕生日を迎えたことを報告し、バレーボールを続けられる喜びを語った。「絶対優勝する!!皆様ありがとう」と優勝への熱意を見せ、ファンたちに感謝を綴った。また1つ歳を重ねました。大好きなバレーボールが出来て最高ですわ。絶対優勝する‼️皆様ありがとう — 渡辺俊介 Shunsuke Watanabe (@ShunsukeWatana3) April 11, 2025 この投稿には多くのいいねが寄せられている。
2025年04月11日風間俊介とMEGUMIがセックスレス夫婦を演じ、TVer総再生数1,300万を記録したドラマの劇場版『それでも俺は、妻としたい』が5月30日(金)公開決定。本予告、本ポスタービジュアルが解禁された。連続テレビ小説「ブギウギ」(NHK)の脚本などを手掛けた足立紳が、自身の、売れない脚本家の夫とそんなダメ夫を罵倒する妻の夫婦“性”活エンターテイメント小説「それでも俺は、妻としたい」(新潮文庫刊)を原作に、風間とMEGUMIがW主演を務めた真夜中ドラマ「それでも俺は、妻としたい」。テレビ大阪制作史上最高のTVer総再生数1,300万を突破(※)、風間演じるダメ夫の豪太とMEGUMI演じる妻・チカとのやりとりがSNSで話題沸騰中の本作が、未公開シーンを含めた足立監督によるディレクターズカット版としてスクリーンに登場する(※集計期間:1月12日~3月22日、第1話~第10話の総再生数、株式会社ビデオリサーチにて算出)。今回解禁となった予告の映像は、豪太とチカ、セックスレス夫婦が繰り広げる仁義なき<攻防戦>を捉えたもの。「お願い!今日だけ!」と、妻とのセックスのためにあらゆる手段を繰り広げる夫・豪太と、断固拒絶の意思表示を続ける妻・チカ。それでもめげずに、あらゆるご機嫌を取りに奔走、自分がいかに家事育児に協力しながら頑張って生きているかをチカにアピールし続けるも全てが裏目に出てしまう――。そして親戚が集まる葬式で「本当に別れられたらどうするんだよ!誰が僕のこと養ってくれるんだよ!」と本音を大絶叫する、風間演じる豪太の姿は必見。ポスターは、夫・豪太はどこまでも情けなく、妻・チカはどこまでも力強く。2人の関係性を象徴するような夫婦の姿を切り取ったもの。「この夫婦、最高にして最低」というキャッチコピーを体現するかのように、風呂場という究極のプライベート空間でも決してブレるのことない関係性を捉えたものとなっている。キャスト、監督よりコメント風間俊介/豪太役ドラマ『それでも俺は、妻としたい』が映画になります。柳田家が、あの夫婦喧嘩が、あの煩悩がスクリーンに。喜びと同時に、凄い事になりそうだと感じています。また、『映画は海を越える』という言葉がありますが、これを機に柳田家の日常が世界に届くかもしれません。舞い上がれ、柳田家。舞い上がれ、豪太。映画『それでも俺は、妻としたい』劇場でお待ちしています。MEGUMI/チカ役リアルな夫婦のやり取りを、これまたリアルにお芝居で表現させて貰えた事は、俳優として本当に掛け替えの無い時間でした。ドラマ版とはまた違い劇場版の「それ妻」を楽しみにしています!足立紳監督初めてこの物語が世に出たのは小説という形で、次が現在放映中のテレビドラマだがもともと僕は映画を作ろうと思ってこの物語のメモを書き始めた。だからどうしても映画という形でこの物語を残したかった。スクリーンに柳田家の姿を映したかった。劇場で観る彼らの姿も必ずや楽しんでいただけると思いますので是非ご覧ください!『それでも俺は、妻としたい』は5月30日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:劇場版 それでも俺は、妻としたい 2025年5月30日より公開©「それでも俺は、妻としたい」製作委員会
2025年03月27日ディズニーをこよなく愛する俳優の風間俊介とミュージシャンの浅倉大介による「フロリダのディズニーホテル 30軒制覇!」動画がディズニー公式YouTubeで公開された。アメリカ、フロリダ州オーランドに位置するウォルト・ディズニー・ワールド・リゾートは、世界最大級のディズニーリゾート。敷地面積は東京・山手線内側の約1.6倍で、リゾート内には4つのテーマパーク、2つのウォーターパークのほか、ショッピングエリアが2か所。乗馬やゴルフ、釣りなど、パーク以外のアクティビティが楽しめる場所もあり、そのウォルト・ディズニー・ワールド・リゾートには、テーマや雰囲気、価格なども異なる個性的な直営ホテルが31軒も点在しているという。2025年1月にウォルト・ディズニー・ワールド・リゾートを訪れた風間俊介と浅倉大介は、3日間ディズニー直営ホテルの撮影を敢行。各ホテルの立地や特徴、部屋のアメニティ、パークへのアクセス、どういう方におすすめかなど、役に立つ情報を彼らの視点でお届けする。ディズニー好きの彼らならではの、こだわりポイントやオタトークも必見だ。風間、浅倉が合計31軒を紹介する本動画は約3時間。YouTubeの概要欄にはタイムスタンプが記載されている。※取材時の状況に基づいて記事化しています。紹介したイベント、メニューなど、すべての掲載情報は、予告なく変更になる場合があります。(C) DisneyAs to Disney artwork, logos and properties: (C) Disney(シネマカフェ編集部)
2025年03月20日俳優の風間俊介が20日、自身のインスタグラムを更新。【画像】水野美紀&風間俊介、『歴史探偵』で再共演!『べらぼう』コンビのVR探検に期待の声白雪姫との2ショットを投稿し、話題となっている。風間は「」とだけキャプションを添え、ディズニー映画『白雪姫』に関する投稿を公開。多くのファンが風間の活躍を楽しみにしている様子だ。 この投稿をInstagramで見る 風間俊介(@shunsukekzm)がシェアした投稿 ファンからは「吹き替えおめでとう!」と祝福のコメントが相次ぎ、「おとぼけ役楽しみです!」「絶対観に行く!」と期待の声が多く寄せられた。
2025年03月20日3月20日(木・祝)本日公開の映画『白雪姫』プレミアム吹替版に、風間俊介が参加していることが分かった。白雪姫が、女王から逃げ行きついた不思議な森で出会う、アニメーション版でも人気の7人のこびと。すでに、7人のこびと役には、先生を大塚明夫、おこりんぼを津田篤宏(ダイアン)、てれすけを平川大輔、ごきげんを小島よしお、ねぼすけを浪川大輔、くしゃみを日野聡が担当することが発表されているが、風間が最後のひとり、おとぼけを演じていることが明らかに。ディズニーファンの風間は、『ウィッシュ』で一言声優に挑戦していたが、今回ついに、メインキャラクターに抜擢。風間は「願いが叶いました。 白雪姫が井戸に歌い願ったように、願い続けた『ディズニー作品に声で参加したい』という夢が叶いました。世界初の長編カラーアニメーションであり、ディズニーの歴史に大きな意味を持つ『白雪姫』が、ディズニーカンパニー100周年を超えた今、新たな一歩として新しい息吹が吹き込まれる。 この『白雪姫』も何度も繰り返し観る、大切な作品になると思います。 皆さんにとっても、そうである事を願っています」とコメントしている。『白雪姫』は全国にて公開中。(シネマカフェ編集部)■関連作品:白雪姫(2025) 2025年3月20日より全国にて公開© 2024 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
2025年03月20日女優の水野美紀が17日、自身の公式インスタグラムを更新。番組で共演した風間俊介とのツーショットを公開した。【画像】豪華出演者で話題!横浜流星が大河ドラマ「べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜」初日放送を終えたことを報告2025年1月から放送開始した、NHK大河ドラマ『べらぼう ~蔦重栄華乃夢噺~』。“江戸のメディア王”と呼ばれた蔦屋重三郎(横浜流星)の波瀾万丈な生涯を描く。同作で松葉屋の女将・「いね」を演じる水野と、地本問屋「鶴屋」の主人・鶴屋喜右衛門を演じる風間が今回、共演したのが19日放送のNHK総合『歴史探偵』だ。大河ドラマとのVRコラボスペシャル、吉原遊郭と日本橋をバーチャル探検するというということで、「楽しい収録でした」とのこと。 この投稿をInstagramで見る 水野美紀公式インスタグラム(@mikimizuno_official)がシェアした投稿 この投稿に、「素敵です、べらぼう仲間」「まさか本編のクセ凄コンビ」「絶対見ます!楽しみです!」との声が寄せられている。
2025年03月18日こまつ座の新作『フロイス ーその死、書き残さずー』が3月8日、東京・紀伊国屋サザンシアターTAKASHIMAYAで開幕。舞台写真とキャストの初日コメントが届いた。本作は、井上ひさしが小説で遺した「わが友フロイス」と同じ戦国時代の日本で活躍した宣教師ルイス・フロイスを題材に、井上ひさしに師事し、劇団てがみ座を主宰、数々の傑作戯曲を生み出し今最も注目されている劇作家・長田育恵が書き下ろした完全オリジナルの新作。演出は、井上戯曲を骨の髄まで知り尽くしている栗山民也。こまつ座初参加となる風間俊介がフロイス役を務める。開幕にあたり風間は本作について「静粛で、厳粛で、荘厳な空気の中、人間の願いや狂気、業が描かれている作品だと思っています」とコメント。栗山は「誰かのために手を差しのべる小さなことが、実は科学技術の輝かしい発展などよりもずっと大切だということを、改めて噛みしめています」とコメントを寄せた。こまつ座第153回公演『フロイス ーその死、書き残さずー』東京公演は3月30日(日)まで。4月に兵庫、岩手、高崎、宮城、大阪を巡る。【演出家・出演者コメント全文】■栗山民也(演出)フロイスという16世紀に生きたポルトガル宣教師の物語に、ずっと寄り添っていたひと月でした。その初日を前に、ずいぶんと遠くにいた人が、私たちと同じように思い悩み苦しむその姿を見ているうちに、すぐ隣でおしゃべりをしている人のように思えてなりません。人や自然をありのままに見つめ信じることで、人は一人じゃないんだと感じます。誰かのために手を差しのべる小さなことが、実は科学技術の輝かしい発展などよりもずっと大切だということを、改めて噛みしめています。戦国という冷酷無残な時代を鏡に写し、そこに現代を重ねたら歴史の深みからどんな光景が映し出されてくるのか、とても楽しみな初日です。■風間俊介静粛で、厳粛で、荘厳な空気の中、人間の願いや狂気、業が描かれている作品だと思っています。 歴史の中に埋もれていった者達が希望を見出し、求め、進んでいった光とは。 歴史に埋もれていった叫びとは。 是非、劇場にお越しいただき、受け止めて貰えたら嬉しいです。 お待ちしています。■川床明日香無事に初日を迎えることができホッとしています。あっという間に過ぎていった稽古期間は、お芝居と自分に向き合わなければならない深い時間で、心踊る時間でした。キャスト、スタッフの皆さんがいなければ、ここまで来ることはできませんでした。関わってくださった全ての方への感謝を忘れずに、そして舞台でお芝居ができる幸せを噛み締めながら毎公演、臨みます。よろしくお願いします。■采澤靖起世にも恐いものランキング。地震雷火事初日。私の親父は本番前に「肩の力を抜いて頑張ってね」とLINEをくれる温厚な人なので圏外です。初日を迎え、針の穴を通すような稽古の日々が思い出されます。果たしてお客様の反応や如何に。その恐怖と戦いつつ、新鮮な演技に努めれば必ずや何かが届くと信じて舞台に立ちたいと思います。■久保酎吉戦国時代、布教のために海を渡った宣教師と日本人の三十年にわたる戦いの記録。現代を生きる我々にもつきつけられる大命題がここにある。人間とは何か。神は本当にいるのか。六人それぞれの戦いぶりを、是非、確かめに来て下さい。増■増子倭文あっという間に初日です。いつもそうなのですが、この日が始まりでもあります。まだまだ育っていきます。もっともっと豊かになっていきます。最後のフロイスのセリフ、「神よ、あなたはそこにいますか?」に向かって毎日 生き抜いていきます。よろしくお願いします。■戸次重幸稽古を重ねる程、あまりに表現する事が多いことに戸惑うこの作品。自分のスキルと台詞一行ごとに向き合ってる感覚は、久しくなかったです。役者として良い意味で苦労してます。その成果を必ず劇場でお見せ致します。「人間は、愚かな存在」愚かだからこそ、足掻く……。今も昔も変わりません。この作品が、皆様が生きることへの、何かしらの刺激になることを祈って。<公演情報>こまつ座 第153回公演『フロイス-その死、書き残さず-』作:長田育恵演出:栗山民也出演:風間俊介川床明日香釆澤靖起久保酎吉増子倭文江戸次重幸【東京公演】2025年3月8日(土)~30日(日)会場:紀伊国屋サザンシアターTAKASHIMAYA【兵庫公演】2025年4月5日(土)会場:兵庫県立芸術文化センター阪急中ホール【岩手公演】2025年4月12日(土)会場:奥州市文化会館(Zホール)大ホール【群馬公演】2025年4月16日(水)会場:高崎芸術劇場スタジオシアター【宮城公演】2025年4月18日(金)会場:仙台銀行ホール イズミティ21 大ホール【大阪公演】4月25日(金)・26日(土)会場:梅田芸術劇場シアター・ドラマシティチケット情報:()こまつ座 公式サイト:
2025年03月09日横浜流星主演「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」7話が2月16日放送。風間俊介演じる鶴屋に「笑顔なのに目は笑ってない風間俊介さんがいっちゃん怖い」「兼末健次郎を思い出してちょっと怖くなる」など、風間がかつて演じた登場人物を連想する視聴者が続出している。18世紀半ば、世界有数の大都市へと発展した江戸を舞台に、日本のメディア産業、ポップカルチャーの礎を築いた“江戸のメディア王”蔦屋重三郎の波乱万丈の生涯を描く本作。のれん分けで版元になる道を模索するなか、一緒に青本作りをしていた鱗形屋が“摘発”された蔦屋重三郎に横浜。蔦重と共に吉原で育った花魁の花の井<五代目瀬川>に小芝風花。幼い蔦重を拾い養子として育てた駿河屋市右衛門に高橋克実。放蕩息子な蔦重の義理の兄・次郎兵衛に中村蒼。蔦重を“飼いならそう”としたが偽版作りで捕まった鱗形屋孫兵衛に片岡愛之助。うつせみに夢中な平賀源内と行動を共にする浪人・小田新之助に井之脇海。鱗形屋や西村屋らをまとめる“地本問屋”のリーダー的存在である鶴屋喜右衛門に風間さん。錦絵を手がけ一代で江戸を代表する地本問屋となった西村屋与八に西村まさ彦といったキャストが出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。蔦重は地本問屋たちの集まりに現れ、鱗形屋に代わって版元として新たな吉原細見を作りたいと願い出る。「今までの倍売れる細見を作ってみせますぜ」とアピールする蔦重に、鶴屋は「ではまず、見せていただきましょうか。その倍売れる細見を」と応じ、「そのうえで、本当に倍売れたら、その時は本当に仲間に加わっていただくということで、いかがでしょうか?」と続ける…。鶴屋を演じる風間にSNSでは「ニコニコ笑顔なのに目は笑ってない風間俊介さんがいっちゃん怖いし強敵」「風間俊介、久々に兼末健次郎ばりの底知れぬキャラで見せるねえ」「鶴屋喜右衛門の微笑みを見ると、兼末健次郎を思い出してちょっと怖くなる」などといった反応が。兼末健次郎は風間がかつて「3年B組金八先生」で演じた登場人物。優等生キャラの裏でいじめや脅しをしている…という兼末のキャラと今回の鶴屋が重なってみる視聴者が続出した模様だ。蔦重はコストダウンして半値で細見を販売し、本屋に倍仕入れてもらおうと考える。その一方で次郎兵衛たちの力を借りて吉原細見に求められているものを“徹底リサーチ”。さらに“薄くて持ち運びやすくしてほしい”と要望した新之助にも協力を仰ぐ。しかし小さな店まで含め、吉原のあらゆる店を網羅しようとする蔦重は、新之助に何度も原稿を書き直させる…我慢の限界を超え叫んで“ブチギレ”る新之助と、それをなだめて原稿を書き直すよう頼み込む蔦重の様子には「新之助、修正地獄やばい」「作家と編集者の狂気を感じる...」「本当に新之助さん可哀想すぎた」などの声も送られている。【第8話あらすじ】五代目瀬川が載った蔦重の細見によって吉原には客が押し寄せる。そんななか、瀬川の新たな客として盲目の大富豪、鳥山検校(市原隼人)が現れる…。「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」はNHK総合で毎週日曜20時~(再放送は翌週土曜13時5分~)、BS・BSP4Kで毎週日曜18時、BSP4Kで毎週日曜12時15分から放送中。(笠緒)
2025年02月17日俳優の風間俊介が12日、自身のインスタグラムを更新。【画像】風間俊介がハワイから投稿!「リロ&スティッチ」と家族愛を感じる一枚ハワイの「アウラニ・ディズニー・リゾート」で、映画『モアナと伝説の海』の主人公・モアナとの2ショットを公開した。「タウタイ・モアナと寝癖の風間」とユーモラスに綴り、自然体のヘアスタイルでリラックスした様子を披露。 この投稿をInstagramで見る 風間俊介(@shunsukekzm)がシェアした投稿 ファンからは「寝ぐせなの? 無造作ヘアではなくて?」「2人ともいい笑顔だね✨」「モアナとツーショット 同じポーズで素敵!」といった温かいコメントが寄せられた。舞台やドラマでの活躍が続く風間。リゾートでの貴重なオフショットに、ファンも癒されたようだ。
2025年02月12日内乱の続く戦国時代の日本でキリスト教の布教活動に努め、貴重な資料となる『日本史』を執筆したことで有名な宣教師ルイス・フロイス。井上ひさしの書いた評伝小説『わが友フロイス』と同じく、フロイスを題材に、井上を師とする劇作家・長田育恵の書き下ろした完全オリジナル作品が、こまつ座の新作公演として登場する。主人公フロイスに扮するのは舞台、映画、テレビドラマ等数々の作品に出演するほか、情報番組のパーソナリティーなど活躍の場を広げている俳優、風間俊介。こまつ座初出演、そして演出を担う栗山民也との“再会”を心待ちにしているという風間に、新作舞台にかける思いを聞いた。台本の、奥行きの広さに恐れ慄きました――こまつ座の作品に初登場ですね。主に井上ひさし作品を上演するこまつ座の舞台にどのような印象をお持ちでしたか?人間の剥き出しの感情を見せることで、つねに真理に触れる……そんな印象でしょうか。剥き出しがゆえに汗の匂いだったり、泥臭さといったものを感じるのだけれども、それが美しいと思える瞬間がある……というのが、勝手ながら僕の中ではイメージとしてありますね。こまつ座さんは多くの役者たちが憧れる場所でもあります。今回は演劇全体に受け入れてもらえたような、そんな気持ちにさせてくれる挑戦だなと思っています。――今回の作品は、井上ひさしさんが小説『わが友フロイス』で描いた人物、戦国時代の日本で布教活動に努めた宣教師ルイス・フロイスを題材に、劇作家の長田育恵さんが書き下ろした完全オリジナル作品です。台本を読んで、すごく面白くて心が動かされたのと同時に、その奥行きの広さに恐れ慄きました。最初に読んだ時の理解度は20%にいかないくらいかなと思ったんですけど、日が経つごとに、物語はわかるけれど、この作品の本当の奥行きという意味では、もしかしたら10%にも辿り着いていないんじゃないかなと。どの角度でこの登山を始めたらいいのか、今の段階ではわからなくて。なので、演出の栗山さんと早く会いたいなと思っています(笑)。歴史上の人物なので学問としての資料は山ほどあるとしても、そこに生きる人たちの感情のうねりだったり、確かにそこに人がいたという手触りみたいなものは、やはり資料では探れないんですね。僕も過去に本やドキュメンタリーなどで“隠れキリシタン”といったワードは触れてきたけれど、この台本を読んで、ここまで生々しく感じ取れたことは今までなかったんです。その時代、その場所には人がいて、その人たちの匂いや手触りがあって然るべきなんですが、急にその気配が立ち上がってきたように思いました。――長田さんの書かれたフロイスを演じるのは「風間俊介さんだ」と、栗山さんが思われたのでしょうね。いやあ、どうなんですかね。以前、舞台『恭しき娼婦』(2022年上演)で初めて栗山さんと一緒に作品を作らせていただいた時は、なんて幸せな時間なんだろう!と思ったんですよね。栗山さんは多くを語る方ではないけれど、稽古場でおっしゃる一言一言に愛が溢れている人だなと感じました。その時の舞台では僕の中に反省点や課題みたいなものがたくさん残ったので、またこうしてお仕事をご一緒出来るチャンスをいただけて嬉しいです。でもきっと今回も、「俺、やり切ったぜ!」とはならなそうな気はしているんですよ(笑)。やり切ったと思う時というのは何か傲慢さを感じるし、たぶん、もっと頑張れたかもしれない、もっとこうしたら良かったかもしれないと思う時のほうがいいのだろうなと。もちろんお客様には「これが私の、この作品のベストです」と言えるものをお届けしますが、それはその時のベストであって、後で振り返ったら、もうちょっとこうしたら……ということが山ほど出てくる公演になるんじゃないかなと。栗山さんとのお仕事では、その気持ちがとくに強く出るような気がしています。――稽古が進む中で、フロイスという役を与えられた意味を、知る瞬間が来るかもしれない?そうですね。ただ、僕個人の意見ですけど、「この役はこの人じゃなければ出来なかった」ということはないと思っているんですよ。僕がやらなかったら他の誰かがやっただろうし、それでいいと思いますし。「この人じゃなきゃダメ」という作品には、むしろ幅がないですよね。「他の誰かがやったらこうなる」というふうに形を変えていけるのが、演劇でありドラマであって。配役とはそういうものだと思います。でも、誰かがやったとしても素晴らしい作品になるであろう、この作品に、結果的に自分が出ることになった。このフロイスという役を、僕にしか出来ないものとして捉えるつもりはないけれど、僕がやったからこうなった、という形を見せられたらいいなと思っています。謎に包まれたフロイス自身の感情を探して――お話を伺っていて、考え方や謙虚な姿勢が宣教師というキャラクターにとても合っているなと感じます(笑)。本当ですか(笑)?でもここに出てくるフロイスという人は、とても難しいんですよ。彼の使命だったり、教えの正しさ、教えに沿った人生の解き方といったものは描かれているけれど、フロイス自身の感情についてはびっくりするくらい書かれていないんです。使命に向かうなかで、求めていたものが足りなかったり、うまくいかないことに対する憤りなどは感じますが、彼自身がどういう人なのかというのは……僕が読み取れていないだけなのか、むしろ、その使命自体がこの人自身なのか、今の段階ではまったく見えて来ないんです。『日本史』という素晴らしい歴史書を書き遺したけれど、自分のことは一切書いていない(笑)。大変な作品だけど、演者たち全員でのたうち回って作り上げたいなと思います。のたうち回るエネルギーが、きっとその時代のうねりに変わってくれるのではないかなと期待していますね。――映像のお仕事でも活躍されていますが、ご自身の中で舞台という場をどう考えていらっしゃいますか?これも僕個人の考えですが、映像の仕事は、お客様と同じように観客席に座ることが可能なんですよ。自分も客観的にお客さんとして観ることができる。でも舞台では、それは一生叶わないことですよね。昨今は舞台の配信とかオンラインのものが増えて来て、それはそれですごく発展性があると思いますが、それ故に、アナログが贅沢品となっているのを感じます。お芝居をやっている人のところに人が集まり、お芝居を観る。一番シンプルな演劇というものが、一番の贅沢品に変わろうとしている。デジタルが反映している世の中だからこそ、なんて贅沢な時間なんだ!と、その幸せを享受できるものが演劇かなと思います。ただ、僕は演劇も映画もテレビも全部好きだから、優劣をつけたくないんですよ。全部の客席に座ったことがあって、全部素敵だと思っているので。なので、これは僕のワガママですけど、いいバランスでどのお仕事も続けていきたいですね。――この新しい挑戦で、多くの観客に“贅沢な時間”を味わわせていただけると期待しています。皆が底抜けに元気になる物語、明日からやるぞ!と思える作品も素晴らしいけれど、悲しみに寄り添ったり、自分は人生をどう生きたいのかなと立ち返らせる力を持った演劇も、僕はすごく意義のあるものだと思っていて、どうやらこの作品は後者になりそうな気がしています。何も考えたくない、楽しいものだけ食べていたいという人にはお勧めしないけど(笑)、このインタビューを最後まで読んでくれた人はたぶん、ちゃんと咀嚼してちゃんと血肉にする人だと思うんです。そんな貴方には絶対に客席に座ってほしい、この芝居を目撃してほしいと僕は思っています。取材・文:上野紀子撮影:You Ishii<公演情報>こまつ座 第153回公演『フロイス-その死、書き残さず-』作:長田育恵演出:栗山民也出演:風間俊介川床明日香釆澤靖起久保酎吉増子倭文江戸次重幸【東京公演】2025年3月8日(土)~30日(日)会場:紀伊国屋サザンシアターTAKASHIMAYA【兵庫公演】2025年4月5日(土)会場:兵庫県立芸術文化センター阪急中ホール【岩手公演】2025年4月12日(土)会場:奥州市文化会館(Zホール)大ホール【群馬公演】2025年4月16日(水)会場:高崎芸術劇場スタジオシアター【宮城公演】2025年4月18日(金)会場:仙台銀行ホール イズミティ21 大ホール【大阪公演】4月25日(金)・26日(土)会場:梅田芸術劇場シアター・ドラマシティチケット情報:()こまつ座 公式サイト:
2025年02月10日俳優の風間トオルが10日、自身のインスタグラムを更新。【画像】62歳イケオジ俳優・風間トオルが『伝説のサーファー』に!カッコ良すぎるショットにファンメロメロ「明日2月11日(火)15時55分〜テレビ東京系「#よじごじDays 」に出演させて頂きます。ホクホクの温泉旅♨️ご覧下されー!」と綴り、自身が写った写真1枚をアップした。栃木県日光市の鬼怒川温泉を象徴するキャラクター「鬼怒太」像にもたれかかり笑顔の風間にファンの注目が集まっている。 この投稿をInstagramで見る 風間 トオル(@toru_kazama_beach)がシェアした投稿 この投稿には多くのいいねの他、「❤️楽しみで〜す❤️」といったコメントが寄せられている。
2025年02月10日千葉ロッテマリーンズの中森俊介が28日、自身のインスタグラムを更新した。【画像】「サッカーボールも似合う」千葉ロッテ・小島和哉、自主トレメンバーと長崎スタジアムシティを訪問!「アリゾナキャンプに行って来ました」と綴り複数枚の写真をアップした。同じチームメイトの西野勇士、河村説人、田中晴也の3名と合同自主トレを行なった。「すごく充実した自主トレになりました!」と綴り、自身の投球動画も披露。順調な仕上がりを報告した。最後に「気を引き締め直して頑張ります」と綴り、2月のキャンプインに向けて改めて意気込みを語っていた。 この投稿をInstagramで見る 中森俊介(@n.shunsuke56)がシェアした投稿 この投稿にファンからは「中森選手、今年の活躍楽しみにしています。‼️キャンプでは、体調管理に注意して、ベストの状態で充実した日々を過ごしてください。‼️」「中森くん更新ありがとうございますアメリカ充実していたようで何よりです!怪我には気をつけてキャンプ全力で駆け抜けられますように!応援しています!」などのコメントが寄せられていた。
2025年01月28日風間俊介が約3年ぶりに単独主演を務める舞台『モンスター』の東京公演が12月18日、東京・新国立劇場 小劇場にて開幕した。かつての華やかな職場から逃れ、自分自身に深い問題を抱える新人教師トムと、家族から十分な愛情を受けられず、社会から問題児扱いされる生徒ダリルの対峙を軸に、大人の子育てと責任、未成年の反社会的な行動といった、教育・家族関係を鋭く表現した物語だ。『モンスター』プレスコールより『モンスター』プレスコールより『モンスター』プレスコールより『モンスター』プレスコールより東京公演の開幕を前に、トム役の風間をはじめ、14歳のダリルを演じる松岡広大、トムの妻でダリルに脅かされるジョディ役を勤める笠松はる、ダリルの祖母リタを演じる那須佐代子、演出・美術を手がける杉原邦生が取材に応じた。大阪、水戸、福岡での公演を経て、風間は「お客様が集中して、他人事ではなく(演者と)同じ体験をしている。そんな感覚をヒシヒシと感じた」と手応えを振り返り、「これからの社会をどう捉えるかというテーマに深く切り込んでいる。ご覧になる皆さんが、改めて社会と向き合ってみようと勇気をもらえる作品」だとアピールした。主演の意気込みを問われると、「トムひとりではなく、4人の主人公だと捉えている。異分子であるダリルと対峙する人々を、トム中心に描いているので、主演ではなく、ご覧くださる皆様代表という気持ち」だと説明し、見どころは「唯一僕が出ていないシーンがあるんですが、そこが物語の核になっている。トムもそのシーンのための礎だなと思う」と語った。ダリル役の松岡は、「手応えですか?個人的には一切なくて。14歳を演じるという部分も含めて、極度に緊張している」と胸中を明かし、「トライ&エラーしながら演じている最中なので、慢心してはいけないなと思っている」と背筋を伸ばす。笠松は「会場ごとに反応も違い、作品そのものがすごくうごめいている。毎日毎日違う“モンスター”が生まれるので、最終的にどう変わっていくのか楽しみにしている」と期待を寄せ、那須は「答えやメッセージがはっきりしているというよりは、受け取る皆様が何を受け取ってくださるか。そこから何かが育っていくんだと思う。東京公演は長い期間なので、よりブラッシュアップしてお届けできれば」と抱負を語った。演出・美術の杉原は「作品自体が“モンスター”で、手を焼く作品。常にうーんと考え込んでしまう」と作品との格闘を語り、「戯曲を読んで受け取った印象、稽古場で立ち上がったもの、客席から見ながら感じ取ることが変わってくる。(地方公演を経て)かなり熟成もされているので、さらにパワーアップした『モンスター』をお見せできる」と自信を示していた。取材・文・撮影:内田涼<公演情報>舞台『モンスター』作:ダンカン・マクミラン翻訳:髙田曜子演出・美術:杉原邦生音楽:原口沙輔出演:風間俊介松岡広大笠松はる那須佐代子【東京公演】日程:2024年12月18日(水)〜28日(土)会場:新国立劇場 小劇場チケット情報:()公式サイト:
2024年12月18日「警視庁麻薬取締課 MOGURA」の新たなキャストが発表され、成海璃子、風間俊介らからコメントが到着した。本作は、鈴木おさむが放送作家・脚本家の引退前に企画・プロデュースした、ラッパーの漢 a.k.a. GAMIから聞いた、ラップスキルのある警察官が違法薬物を摘発するために、ラッパー集団に潜入捜査を行ったという実話を基にした物語。この度、新たにラッパーとシンガーの出演も決定。Jin Dogg、G-k.i.d、Red Eye、CYBER RUIが、伊弉諾(般若)が潜入する「9門」のメンバー。Mummy-Dがナビゲーターとして進行を司り、Jinmenusagi、ELIONE、Ashley、俳優の葛飾心が「9門」と敵対する「RED HEAD」のメンバー。違法薬物の根絶を主張する焼川市長・安堂誠の秘書を板橋駿谷が演じる。「RED HEAD」のボスBorn-D役の吉村界人は「『カイちゃん今日なんやっけ?』とよく言ってたJin Doggが撮影の後半、台本片手に一人で練習してる姿を見た時、俳優とラッパーの垣根はなくなったと思えました」と現場でのエピソードを明かす。高橋舞子役の成海は「ライブシーンの撮影でラッパーの皆さんのパフォーマンスを見させていただいたこともとても印象に残っています。現場はお祭りのような空気で、観客の一人として純粋に楽しんでいました」とふり返った。安堂誠役の風間は「ラッパーの皆さんは、それぞれのシーンに立っているだけで説得力があり、存在感が凄かったです。その皆さんがキャラクターの人生を背負って放つリリックは、普段のラップとはまた少し違い、この作品でしか感じる事が出来ない特別な魅力で溢れていました」と語る。また、「9門」の絶対的ボス・火薬を演じるJin Doggは「やるかどうかすごく迷ったけど、自分の中での最初で最後のチャレンジだと思い撮影に挑みました」と参加への思いを話している。主人公の警察官・伊弉諾役の般若は「この作品は今までの日本のドラマでは見た事が無い刺激の強い内容です。ただ、薬物がダメという事ではなくその裏側にある絆や信念を感じて欲しいです。HIPHOPファンだけでは無く多くの人に観ていただけたらとても嬉しいです」とメッセージを寄せている。また、本予告映像も新たに公開。潜入捜査Ver.では、ラッパー集団「9門」への潜入を命じられた伊弉諾が困惑する表情から始まり、大麻畑をめぐる抗争に巻き込まれていく中で生じた心境変化の一端がうかがえる。豪華ラッパー総出演Ver.では、本編でも進行役を司るMummy-Dがナレーションを務め、キャストが紹介されるとともに、劇中でのラップシーンも観られる。あらすじ「従うべきは、法か自分かー」。大麻の蔓延が社会問題となっている日本のとある都市。大麻栽培が疑われるHIPHOPグループの一斉摘発を目的に、現役刑事である主人公・伊弉諾に突如ラッパー集団への潜入捜査が命じられる――。「警視庁麻薬取締課 MOGURA」は2025年1月9日(木)23時~ABEMAにて放送開始(全6話)。(シネマカフェ編集部)
2024年12月12日風間俊介が約3年ぶりに単独主演を務める舞台『モンスター』が大阪にて開幕、2024年11月30日に大阪・松下IMPホールで初日を迎えた。『モンスター』は、家族から十分な愛情を受けられず社会に問題児として扱われる生徒と、かつての華やかな職場から逃れ、自分自身も深い問題を抱える新人教師との対峙を軸に、大人の子育てと責任、未成年の反社会的な行動といった、教育・家族関係を鋭く表現した物語。主役のトムを風間が演じるほか、トムと対峙する14歳のダリル役で松岡広大、トムの妻でダリルに脅かされるジョディ役で笠松はる、ダリルの祖母リタ役で那須佐代子が出演する。演出・美術は、アングラから歌舞伎、そしてシェイクスピアまでジャンルを問わず様々な演目に挑んできた杉原邦生が務める。風間は「稽古を重ねていく毎に、素晴らしい作品だと実感しています。2005年に書かれた戯曲ですが、その時代に芽吹いた問題が今の社会で表面化している。今、私たちが考えたい、向き合いたい課題に真っ向から挑んでる作品だと感じています。依然として、膨大なセリフ、幾重にも織り込まれたメッセージにのたうち回っていますが、答えが見つかるような問題を題材にしている舞台ではない以上、この時間自体が希望になることを信じてのたうち回っています」とコメント。また「僕が演じるトムは、社会の象徴だと感じています。観てくださる皆様がトムを通じて、この問題と対峙して頂けたら、これからの未来は変わるのではないか?そんな力を感じます」と作品の魅力を語った。大阪公演は2024年12月1日に終了。今後は、12月7日(土)・8日(日) に茨城・水戸芸術館ACM劇場、12月14日(土) に福岡・福岡市立南市民センター 文化ホール、12月18日(水) から28日(土) に東京・新国立劇場 小劇場で上演される。■演出・美術:杉原邦生 コメント全文驚くべきことに、ダンカン・マクミランによる『モンスター』という作品をはじめて読んだときの印象と、約1カ月の稽古を経たいま見えているものの印象とがまったく異なっています。その大きな要因は、風間俊介さん、松岡広大さん、笠松はるさん、那須佐代子さんという優れた俳優の皆さん、翻訳の髙田曜子さん、音楽の原口沙輔さん、そして、強力なスタッフたちと共に稽古場で意見を交わし合い、試行錯誤を重ねた先に、この作品の〈あたたかさ〉を見つけることができたからだと思っています。この作品をお客様がどのように受け取ってくださるのか、これまで抱いたことのない不思議な期待感があります。どうか劇場で体感してください。ご来場お待ちしております!■トム役:風間俊介 コメント全文稽古を重ねていく毎に、素晴らしい作品だと実感しています。2005年に書かれた戯曲ですが、その時代に芽吹いた問題が今の社会で表面化している。今、私たちが考えたい、向き合いたい課題に真っ向から挑んでる作品だと感じています。依然として、膨大なセリフ、幾重にも織り込まれたメッセージにのたうち回っていますが、答えが見つかるような問題を題材にしている舞台ではない以上、この時間自体が希望になることを信じてのたうち回っています。僕が演じるトムは、社会の象徴だと感じています。観てくださる皆様がトムを通じて、この問題と対峙して頂けたら、これからの未来は変わるのではないか?そんな力を感じます。大阪公演が私たちにとっての初日となります。大阪の皆さんからエネルギーを頂き、これからこの作品を多くの人に届けたいと思います。■ダリル役:松岡広大 コメント全文ダンカン・マクミランさんが書く戯曲の特徴を掴むのはとても大変で、今でもわかったとは言い切れませんが、大きな挑戦の機会を頂けていることに感謝しています。初日が開いてからも高みを目指していきたいので、手応えはきっと最後まで感じられないと思います。慢心せず臨みたいです。普通の教育、家庭、食事、など“普通”という言葉が多く出てくる作品です。その言葉を使ってあたかも自分だけは異常じゃないと主張する大人の登場人物は、一筋縄じゃいかない人間を表しています。普通を振りかざして自分は普通だと言い切ることはある種の暴力なのではないか、無意識で線引きを容易く行うのは残酷なことなんじゃないかと、様々な思考ができる作品は魅力的だと思います。物語を通して、自分や周りを知って見つめてもらえたら幸いです。宜しくお願いいたします。■ジョディ役:笠松はる コメント全文いよいよ開幕。今はワクワクヒリヒリと痛痒い感覚です。地元大阪での開幕も大変嬉しいです。初めてこの台本を読んだ時に見えた景色から、稽古中どんどん作品の読み方が変わっていきました。特に、稽古中盤に演出の杉原邦生さんが仰った今演出の方向性を示す言葉は、現代に生きる私自身の心にも沁み渡るようでした。以降ずっとその方向性を心に、ジョディとしての在り方を模索してきました。『モンスター』は言葉がはっきりと明示されていない分、演じるカンパニーの数だけ作品のメッセージがあるような不思議な戯曲です。そして、私はこのカンパニーで『モンスター』に参加できたことを誇りに思います。開幕までも、開幕してからも、また作品は変化していくと思います。それは私たちが、生きる事や人と関わる意味を日々探すような、そんな気持ちに似ているかもしれません。日本初演です。ぜひ劇場でその日だけの『モンスター』をご体感ください。■リタ役:那須佐代子 コメント全文稽古期間を振り返ると、濃密でシリアスなシーンの多い作品なのに稽古場の空気感が常に明るく健やかだったことが印象深いです。それは演出の杉原さんの俳優の意見を受け入れ共に考察しながら創作する姿勢と、共演の皆さんの素敵なお人柄によるところだと感じています。私が演じるリタという役は、一見クレイマーのような面倒な性格の人物に思えますが、彼女の抱えている状況が切迫しているからこその言動だと思っており、その状況が徐々に明らかになっていく様子を丁寧に演じられたらいいなと考えています。『モンスター』の魅力のひとつ、スピード感のある展開を、原口さんの音楽の力もお借りして見事に表現した舞台になっていると思います。多くの皆様のご来場を心よりお待ちしています!撮影:河上良<公演情報>舞台『モンスター』作:ダンカン・マクミラン翻訳:髙田曜子演出・美術:杉原邦生音楽:原口沙輔出演:風間俊介松岡広大笠松はる那須佐代子【東京公演】日程:2024年12月18日(水)〜28日(土)会場:新国立劇場 小劇場【大阪公演】※公演終了日程:2024年11月30日(土)・12月1日(日)会場:松下IMPホール【水戸(茨城)公演】日程:2024年12月7日(土)・8日(日)会場:水戸芸術館ACM劇場【福岡公演】日程:2024年12月14日(土)会場:福岡市立南市民センター 文化ホールチケット情報:()公式サイト:
2024年12月02日こまつ座の新作公演『フロイス-その死、書き残さず-』が、2025年3月に東京・紀伊国屋サザンシアターTAKASHIMAYAで上演される。本作は、1983年に井上ひさしがNHKラジオドラマとして書いたラジオのための書簡形式の台本『わが友フロイス』と同じく、戦国時代の日本で活躍した宣教師ルイス・フロイスを題材とし、井上に師事した劇作家・長田育恵(てがみ座主宰)が戯曲化。フロイスと彼を取り巻く人々との間に交わされた書簡をもとに、フロイスの悩みや生涯、宗教観、彼の生きた時代を描く。出演は、本作がこまつ座に初参加となる風間俊介に加え、川床明日香、釆澤靖起、久保酎吉、増子倭文江、戸次重幸といったキャストが名を連ねた。演出は栗山民也が手がける。また2025年4月からは地方公演も予定されている。<作品情報>こまつ座 第153回公演『フロイス-その死、書き残さず-』作:長田育恵演出:栗山民也出演:風間俊介川床明日香釆澤靖起久保酎吉増子倭文江戸次重幸【公演スケジュール】東京公演:2025年3月 紀伊国屋サザンシアターTAKASHIMAYA地方公演:2025年4月予定こまつ座 公式サイト:
2024年10月15日風間杜夫によるひとり芝居『カラオケマン ミッション・インポッシブル ~牛山明、バンコクに死す~』。2024年10月11日(金)の東京・本多劇場での公演開幕を前に、キャストコメントと舞台写真が到着した。本作は、風間のライフワークともいえるひとり芝居「牛山明シリーズ」の最新作。「牛山明シリーズ」は、1997年から2010年までに全5部作が日本をはじめ世界で上演され、2003年には3部作一挙上演で文化庁芸術祭賞大賞、読売演劇大賞最優秀男優賞、バッカーズアワード演劇奨励賞と、数々の演劇賞を受賞。その後、2021年『帰ってきたカラオケマン』で11年ぶりに牛山明が復活。シリーズ第8弾となる本作は初の海外編。タイのバンコクを舞台に、様々なアクシデントに見舞われながらも文字通り体を張って、バンコクの街を駆け回る。■風間杜夫 コメント初めてひとり芝居で舞台に立ったのが1997年。当時40代後半の団塊の世代への応援歌のつもりで、カラオケを武器に日夜働くサラリーマン牛山明を、等身大に演じた。当初はひとりきりの舞台に怖さを感じたが、いつしか相手役が見えるようになり、牛山明でいることが楽しくなり、日本全国のみならず海外にも飛んで、歌い演じ続けた。主人公・牛山明も、僕と一緒に27年の歳月を生きて75歳であるが、老いてなおパワフル。団塊世代の人生はまだまだ続く。現代を生きる牛山明を楽しく見届けて頂ければ、こんなに嬉しいことはない。<公演情報>風間杜夫ひとり芝居『カラオケマン ミッション・インポッシブル ~牛山明、バンコクに死す~』作・演出:水谷龍二出演:風間杜夫【東京公演】日程:2024年10月11日(金)~10月17日(木)会場:本多劇場■アフタートーク10月13日(日) 14:00終演後登壇者:風間杜夫、水谷龍二(作・演出)、岡田潔(プロデューサー)司会:岸田茜10月15日(火) 19:00終演後登壇者:風間杜夫ゲスト:柴田理恵チケット情報:()【その他公演】日程:2024年10月6日(日)会場:東京・江戸川区総合文化センター 小ホールチケット情報:()公式サイト:
2024年10月04日俳優の窪塚俊介がInstagramで、2023年開催からさらなる進化を遂げた今年の「横須賀レゲエバッシュ」の思い出を振り返った。【画像】窪塚洋介、最高に盛り上がったイベントの一部始終にファン「楽しかった!ありがとうー!」イベントの余韻がまだ残る中、彼は主催者である実弟・RUEEDとマネジメント事務所の先輩に感謝の気持ちを伝えた。「全方位において大きく進化を遂げ、確固たる信頼と大きな愛に包まれた今年の横須賀レゲエバッシュ」と、その特別なイベントを称え、関係者への感謝とリスペクトを表現した。ファンからは「おめでとうございます」や「ついに合流」といったコメントが寄せられた。 この投稿をInstagramで見る Shunsuke Kubozuka(@shunsuke_kubozuka)がシェアした投稿 今年の横須賀レゲエバッシュの成功と温かい絆を感じさせる投稿となった。
2024年10月02日横浜流星主演の2025年大河ドラマ「べらぼう」放送100日前に合わせ、冨永愛、原田泰造、風間俊介、安達祐実、愛希れいか、木村了、山村紅葉という新たな出演者が発表された。横浜が演じる本作の主人公・“蔦重”こと蔦屋重三郎は、文化隆盛の江戸時代中期に日本のメディア産業、ポップカルチャーの礎を築き、時に“お上”に目を付けられても、面白さを追求し続けた時代の寵児。権力者・田沼意次(渡辺謙)が創り出した自由な空気の中、江戸文化が花開き、多彩な文人が輩出されていたが、やがて時世は移り変わる――。■高岳/冨永愛※大河ドラマ初出演大奥総取締。田沼意次(渡辺謙)、松平武元(石坂浩二)と並び幕府の実権を握る大奥の最高権力者。賢丸(寺田心)の妹の種姫を10代将軍・家治(眞島秀和)の養女として迎え、家治の嫡男・家基(奥智哉)の正室とするよう画策するのだが…。「2023年放送のNHKドラマ10『大奥』で、初めて時代劇に出演させていただき、素晴らしい経験をさせていただきました」と語る冨永は、「その経験を生かし、新たな役を私らしく演じたい」「物語の中での高岳の生き様を是非楽しみにしていてください」と期待を込める。■三浦庄司/原田泰造百姓から田沼意次の側近へ。備後国福山藩(現在の広島県福山市)出身の農民から田沼家の用人となった人物。意次の側近として、意知(宮沢氷魚)、松本秀持(吉沢悠)とともに政策を立案主導していく。原田は「『渡辺謙さんと同じシーンに映る』そう考えただけでも嬉しくて、共演がとても楽しみです」と言い、「『べらぼう』の世界に入れることにワクワクしています」と語る。■鶴屋喜右衛門/風間俊介京ゆかりの大“地本問屋"。鱗形屋孫兵衛(片岡愛之助)や西村屋与八(西村まさ彦)らをまとめる江戸市中の“地本問屋”のリーダー的存在で、新参者の蔦屋重三郎と対立。草双紙や錦絵で数多くのヒット作を出版するとともに、山東京伝など若い才能を見出しプロデュースするなど、蔦重とともに一時代を築いた。蔦屋重三郎役の横浜の印象について、「素敵な躍動感を感じました。江戸という場所で、確かに生きている生命力と鼓動を感じました」と風間。「その躍動感が、物語を大きく魅力的に動かしてゆくと思いますので、彩りを添えられるよう頑張っていこうと思います」とコメントする。■りつ/安達祐実吉原の女郎屋「大黒屋」の女将として、駿河屋(高橋克実)、松葉屋(正名僕蔵)、大文字屋(伊藤淳史)、扇屋(山路和弘)らとともに吉原を取りまとめ、蔦重の後見となる。のちに女郎屋を廃業し、芸奴の見番となった後は、蔦重が手掛けた「富本本」や「浄瑠璃本」の出版に大きな影響を与えることになる。「大河ドラマは、高校生の時に出演した『元禄繚乱』以来」という安達。「私も牛耳る立場の役をやれるようになったんだな、年齢を重ねてきたんだな、と改めて感慨深い気持ちです。りつのさっぱりとした性格や、それでいて可愛らしいところもある人柄を伝えられるように演じたい」と意気込む。■朝顔/愛希れいか蔦重に本の世界を教えた女郎。幼少期の蔦重(横浜流星)と花の井(小芝風花)に赤本(子ども用の絵本)を読み聞かせ、蔦重が本の世界の楽しさ、面白さを知るきっかけとなった元・松葉屋の高級女郎。しかしいまは体を壊し、きく(かたせ梨乃)のもとに身を寄せている。明和の大火ののち、客足が遠のいた河岸見世では貧しさが増す中、朝顔は…。愛希は冒頭の火事のシーンの撮影をふり返り、横浜について「私達の先頭を走るその背中が、本当に逞しく、私には重い荷物が、この大河ドラマの色んなものを背負っているように見えて、その重さに負けることなく、しっかりと前へ前へ進んでいく姿がとても印象的」とコメント。「とにかく、蔦重や花の井に、優しさとあたたかさ愛情を感じてもらえたら…と思い演じています」と明かす。■平秩東作/木村了平賀源内(安田顕)の相棒であり戯作者・狂歌師。内藤新宿の煙草屋を営む一方、炭焼きや材木商など様々な事業を手掛ける「山師」であり、平賀源内の商売仲間。戯作者・狂歌師といった顔も持ち、大田南畝とも親交を持つ。源内の死後、田沼意次の政策に深くかかわるようになり、意次の蝦夷地開発のきっかけをつくることになる。「演出の大原(拓)さんとは『麒麟がくる』の時にご一緒させて頂き、『大奥』の演出では予想もしなかった方法に雷に打たれる様な感覚になったのを強く覚えています」と木村は語り、「またあの感覚を味わう事が出来る!と思ったと同時に、また役に没頭する事が出来ると二重に嬉しく思いました」とコメント。■しげ/山村紅葉※大河ドラマ初出演誰袖(福原遥)のお目付け役。大文字屋(伊藤淳史)の遣手で誰袖のお目付け役。蔦重に想いを寄せる誰袖の恋の行く手を阻む。主演の横浜に「お芝居への情熱もかっこいいです」と語る山村。福原遥については「彼女のお目付け役なので厳しく接しなければならないのですが、深刻になりがちなシーンもちょっとコミカルな要素を加えて演じられるので、私は青筋立てて怒っているシーンでもカットがかかった途端に大爆笑!! なんてことも」と明かしている。なお、「べらぼう」の公式Instagramが始動。出演者のメイキング写真を中心に、放送開始100日前の9月27日から毎日投稿していくとう。番組メイキングスチールは、映画『東京リベンジャーズ』、日曜劇場「下剋上球児」、Appleショートフィルム「ミッドナイト」などを手掛けてきたフォトグラファーの飯野匠紀が担当する。大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」は2025年1月5日(日)20時~NHK 総合ほかにて放送開始。(シネマカフェ編集部)
2024年09月27日27年前にスタートした風間杜夫のひとり芝居シリーズ『カラオケマン』。第8部となる今回は、初の海外編として、風間杜夫演じる牛山明が、75歳にして大冒険に出る。これまで以上に体を張ることになりそうな最新作に、風間はどう飛び込んでいるのか。その気負いのない姿に、演劇というものの楽しさが映る。ライバルはトム・クルーズ!? 牛山明、肉体の限界に挑む!──ひとり芝居の『カラオケマン』シリーズの第八部が、昨年の第七部に続いて上演されます。タイトルは『カラオケマンミッション・インポッシブル〜牛山明、バンコクに死す〜』。企画を聞かれたときは、まずどう思われましたか。脚本・演出の水谷龍二さんから話を聞いたのはいつ頃だったか、たぶん、去年の本番をやっている頃には、「来年も新作をやろう」とおっしゃっていた気がします。そのときにはもう、主人公の牛山明が海外に行った元部下を探しに行って彼を助け出すという構想もあったみたいで。それで、誰が言い出したか、タイトルも、「ミッション・インポッシブル」となりました、一応アクション巨編です(笑)。もっと若ければ飛んだり跳ねたりするところですけど、後期高齢者で肉体の限界があるので、さてどうなりますか。『カラオケマンミッション・インポッシブル〜牛山明、バンコクに死す〜』チラシ──どのくらい体を張ったお芝居になるのでしょう。キックボードに乗ったり、悪い奴らに捕まって拷問を受けたり…限界までは頑張ってみようかと。一応はね。やっぱり、トム・クルーズをライバルとしていますから(笑)。──この公演に向けてやはりトレーニングをされているのでしょうか。いや、それがまったく何もしていないんです(笑)。今年の夏は猛暑でウォーキングも中断しましたし。それでもまあ、これまでのシリーズもそこそこキツかったですから。頑張れるのではないかと思っています。──それにしても、ここへきてシリーズ初の海外編が企画され、牛山明が命の危機にさらされるとは思いませんでした(笑)。何しろコメディですから、どんなところにも飛躍できるんです。それがこの作品の面白いところで。これまでも牛山は、大衆演劇の一座に入ったり、ホームレスと交流したり、選挙に立候補してみたり、観光ガイドをしたり、いろんなことをやってきました。──改めて、牛山明とはどんな人ですか。平凡なサラリーマンで仕事や家庭に悩み、大好きなカラオケで憂さを晴らしていたんです。でも、あるとき記憶をなくしたことをきっかけに、いろんなところを転々とするようになって、人と出会ったり別れたりする人生を送っている。仕事は、自分の特技の歌を活かして行く先々で見つけては何とかやっていて、今回も、歌う結婚式場の司会者をやっているという設定になっています。そして、自分でも言ってますけど、お調子者なんですよね。人に乗せられたり、頼まれたり、何かっていうと「よし、じゃあ俺がやってやろうじゃないか」と発奮する。そうやって今回もバンコクまで行くことになって、ぶつぶつ愚痴を言いながらも何とか決着をつけるんです。だから、別に際立って正義感が強いとか、そういう立派な人じゃないんだけど、いい人であることは確かだし。皆さんにも共鳴できるところがあるんじゃないでしょうか。定年のない人生を送っている自由人という意味では、私たち役者とよく似ていますね。“面白そう!”を原動力に──そもそもこのシリーズが始まったのが27年前。そのときはどんな気持ちでこのひとり芝居に挑戦しようと思われたのでしょうか。挑戦というような気持ちはなかったです。ただただ面白そうだなと思ってやっただけで、ここまで続くとは思っていなかったんです。それがまた来年やろうとか言っているうちに、あっという間に第5部まで続いて。そのときに主人公が60歳を過ぎたので一旦封印したんですが、別のひとり芝居の三部作を水谷さんとやっているときに、「牛山明はどうしているだろうね」という話になって。それで水谷さんに「ちょっと書いてよ」と言ったところ、『帰ってきたカラオケマン』として、70歳を過ぎた牛山明が帰ってきて、今、3本目を迎えているというわけです。水谷さんとは、どんどんやっていこうという話はしているんですけどね。80歳、90歳と、命ある限り、体が動く限り、続けていこうと。──膨大なセリフを覚え、見えない相手と芝居をするひとり芝居の大変さについては、ご苦労はありませんか。ずっと続けてきているから、セリフを覚えるコツもだんだん身についてきました。スタッフも大半が第1部から変わっていないので、のびのび稽古ができますし。そうするといろいろアイデアも出てきて、くだらないことをやっている中で、本番に採用されるものもいくつか出てくるんですね。脚本について、「ここはこうしたほうが歯切れが良くなるんじゃないか」とか、意見も気楽に言えますし。苦労よりも楽しいことのほうが多いんです。──ひとり芝居以外にも、近年とくに、翻訳劇、現代劇、ミュージカル、新派、テント芝居など、あらゆるジャンルの演劇に出演しておられます。その意欲はどこから生まれているのでしょうか。これもただただ面白そうだな、やってみたいなと思うだけなんですよね。新しいことをやろうという気負いはあまりなくて、面白がりたいんです。あのテントに立ったら面白いだろうなと思ってそこへ行ったら、本当に面白いですしね。外れたことはほぼないです。──今後さらに面白がれそうなことって何かありそうですか。テント芝居の唐十郎の世界もまだまだ面白そうですし、『女の一生』で森本薫の素晴らしい戯曲に出会いましたが、そういう日本の古い芝居ももっとやってみたいです。──そういえば、風間さんは落語もやっておられますし、今回の『カラオケマン』では、牛山明の得意な歌である三波春夫の「俵星玄蕃」で浪曲の節回しも披露されます。この「俵星玄蕃」は、知人によく歌わされていて、体に染み付いているんです(笑)。落語では都々逸を歌ったりもしますし。けっこう和風の楽曲は耳に馴染むというか、自分に合っているのかもしれません。──その意味では、日本の良きものを届けてくださることにも期待したいですが、ご自身では、舞台に立つからには、どんなものを届けたいと思っておられますか。もともと子どもの頃からごっこ遊びが好きで、チャンバラごっこやままごとをやっているのと同じように、演じることを楽しんでいるんですね。だから、僕が軽やかに楽しんでいるところを観ていただいて、お客さんも軽やかな気持ちでその時間を過ごしていただけたら、それに勝るものはないなと。『カラオケマン』なんてまさしくごっこの世界ですし。軽やかに楽しんでいただけたら何よりです。取材・文:大内弓子撮影:藤田亜弓ぴあアプリ限定!アプリで応募プレゼント★東京・本多劇場公演初日のチケットを3組6名様にプレゼント!【応募方法】1. 「ぴあアプリ」をダウンロードする。こちら() からもダウンロードできます2. 「ぴあアプリ」をインストールしたら早速応募!【プレゼント】風間杜夫ひとり芝居『カラオケマン ミッション・インポッシブル ~牛山明、バンコクに死す~』ペア招待券 3組6名様!()<公演情報>風間杜夫ひとり芝居『カラオケマン ミッション・インポッシブル ~牛山明、バンコクに死す~』作・演出:水谷龍二出演:風間杜夫【東京・本多劇場公演】2024年10月11日(金)~10月17日(木)会場:本多劇場■アフタートーク10月13日(日) 14:00終演後登壇者:風間杜夫、水谷龍二(作・演出)、岡田潔(プロデューサー)司会:岸田茜10月15日(火) 19:00終演後登壇者:風間杜夫ゲスト:柴田理恵【その他公演】2024年9月27日(金)会場:北海道・苫小牧市文化会館2024年10月3日(木)会場:神奈川・ひらしん平塚文化芸術ホール 大ホール2024年10月6日(日)会場:東京・江戸川区総合文化センター 小ホール公式サイト:
2024年09月26日