ごぼうの旬がやってきます。ごぼう料理といえば定番のきんぴらなど、お醤油+砂糖で味付けするのがメジャーですが、たまには新しい食べ方も模索したいもの。今回は旬のごぼうを使ったアレンジ料理をご紹介します。ごぼうのささがきと下ごしらえごぼうはタワシ、または包丁の背を使って軽く汚れを落とします。※汚れを落としすぎるとごぼうの風味が弱くなるので、お好みで汚れを落として下さい。ささがきは包丁かピーラーを使うのが一般的ですが、今回は包丁のように使える 縦型のロングピーラー を使ってささがきをしました。水をはったボウルの上でごぼうを持ち、鉛筆を削るようにサッサッと滑らせていけば、簡単にささがきが作れます。鋭く研磨されたステンレス刃物鋼で、切れ味は驚くほど抜群。また両刃なので左右どちらの手でも使えます。黒くなったボウルの水を1〜2度取り替え、アク抜きも完了です。ゴボウとキノコの生地なしキッシュ特別な材料が必要に感じるキッシュですが、今回は生地も生クリームも使わず、身近な材料だけで仕上げました。材料:(WECK Mold Shape2304個分)ゴボウ:1/2〜1本しめじ:1袋豚肉:100g程度■ 卵液(アパレイユ)卵:3個牛乳:300ccチーズ:50g塩コショウ:適量【1】ごぼうはよく洗ってささがきにし、水につけておきます。しめじは石突をとっておきます。【2】熱したフライパンに油をひき、豚肉を炒め、ゴボウとしめじを加えて塩コショウし、しんなりするまで炒めます【3】牛乳と卵、塩コショウをボウルに入れ、よく混ぜ合わせます。【4】耐熱容器に2の具材、3の卵液、チーズを入れ、180度のオーブンで30〜40分焼きます。※30分ほどたったら、竹串をさしてみて卵液がつかなければ完成です。キッシュは冷やしても美味しく食べられますが、こちらはアツアツで食べるのがおすすめ。下味の塩を醤油に変えれば洋風茶碗蒸しのような味わいにも。プラスするキノコはお好きなものにアレンジできます。鶏肉とごぼうの味噌クリームグラタンお次は旬のゴボウをグラタンに。豆乳クリームで仕上げ、食物繊維もたっぷりのヘルシーグラタンです。材料:2〜3人分ごぼう:1/2本玉ねぎ:1/2個鶏肉:150g■ ソースの材料小麦粉:大さじ1〜1/2豆乳(または牛乳):1カップ味噌:大さじ1チーズ:適量塩、胡椒:適量【1】ゴボウはささがきにして、水に5分ほどつけてアク抜きします。玉ねぎはスライス、鶏肉は1口大にカットします。【2】オーブンを230度に予熱をしておきます。フライパンにバターを入れて、玉ねぎ、鶏肉、ゴボウを炒めます。【3】小麦粉を振り入れ、しっかり混ぜます。豆乳(牛乳)をダマにならないようにゆっくり入れ、味噌も入れて混ぜます。ソースがとろりとしてきたら、塩、胡椒で味を整えます。【4】オーブン皿に入れ、チーズをまわしかけ、230度のオーブンで約10分焼いて焦げ目がついたら完成です。味噌がコクのアクセントになり、ヘルシーなのにとても濃厚で味わい深い仕上がりに。こちらも特別な材料は使わないので、手軽に楽しむことができます。肌寒い季節、季節のごぼうを使った、あったかオーブン料理を是非お試し下さい。= 文・写真:大西佳葉 = 食のはなし グリラーで作ろう 日々のおかず WECKで作るレシピ WECKのあるくらし 【ご紹介したアイテム】 オーブンや直火はもちろん、ガスコンロの魚焼きグリルにも入りやすいように、薄型につくったグリラー。イメージは陶器製のダッチオーブン。蓋をすれば全体から食材にじっくりと熱が伝わり、おいしい蒸し焼き料理が作れます。⇒ GRILLERグリラー 3,240円(税込)⇒ WECKMoldShape2304個セット 1,728円(税込)⇒ ロングピーラープラス(安全ケース付き) 2,160円(税込)
2017年10月02日何年もの歳月を経てきたかのような、その表情が魅力の安福由美子(やすふくゆみこ)さんのうつわたち。趣味で毎週日曜日に陶芸レッスンに通っている私が、おこがましくも、いつかこんな風に作れたらいいのになぁと毎日うっとり眺めているうつわです。今日はアンジェの「あきいろ作家市」から、岐阜県岐阜市で作陶をされている安福由美子さんについてご紹介します。安福さんのうつわは、すぐに売切になってしまった商品も。残りの商品ももう数が少ないので、気になっている方はどうぞお早めに。■安福由美子さんのことお子さんが大きくなったタイミングで、趣味だった陶芸を更に学ぶために京都造形芸術大学の通信のコースをとったという安福さん。試験の日にお子さまが熱を出したりと、卒業までに5年かかったとおっしゃいます。その後はうつわ作りを続けながら、岐阜駅の近くでカフェを営むことに。ご自身のうつわを使って料理をお出しするそのカフェはたくさんのお客さまに支えられていたそうですが、両立が難しくなったため作陶に専念することにされたのだそうです。上:庭に面した安福さんの作業場に流れるのは静かな時間。下:アートピースも多い安福さんの作業場で。上:安福さんが15年ほど前に作ったという絵付けの茶器。正倉院展でインスピレーションを受けたという鳥のモチーフは、ある程度の形を描いて後からかき落としたもの。下:愛猫の足跡に錆釉をのせた、まるで小石のようなオブジェ。半熟卵がのったキーマカレーに、彩り野菜のサラダに、ピクルス。まるで安福さんのカフェに訪れたかのような気分。インスタグラムなどでもたくさんのお料理上手やコーディネート上手のファンの方に支えられている安福さんですが、カフェを営んでいたこともあってご本人もとってもおもてなし上手。安福さんのご自宅にお邪魔した際には、ご自身のうつわでお手製ランチをご馳走になりましたよ。■お手入れについてようやくたどり着いたその錆色は、安福さんが苦労を重ねてたどり着いたもの。釉のかけ方や濃度や温度の差など、ちょっとしたことで大きく異なってきてしまうそう。佇まいにどこか品のある安福さんのうつわたち。時を重ねた金属のような表情を持つそのうつわたちはひとさらひとさらがとても力強いのに、のせた料理をよく引き立てます。その使いやすさの秘密はこんなところにも。安福さん「本来とてもシミがつきやすいうつわなんですが、私の方で目止めの加工を行っているんです。無害の樹脂系のもので行っているので、シミになりづらいはず。さらに、使う前にさっと水に通していただければうつわへの負担がもっと少なくなりますよ。経年変化はどうしてもあるので、うつわの成長をゆっくりと愉しんでいただければと思います。」上:稜花の形に模った土の板を、石膏型にのせてカーブをつける稜花皿。下:安福さんの作業場にはたくさんの石膏型が。女性であり、母であり。使い手でもある安福由美子さんがつくる、錆色のうつわたち。ひとさらあるだけで食卓に品が生まれる、そんな力の強い手仕事のうつわです。=文・写真:宮城= 食のはなし 作り手さんのはなし 器のはなし 【あきいろ作家市はこちらからどうぞ】
2017年09月30日秋の代表的な風物詩、「お月見」。お月見は旧暦で行う行事を、現在の太陽暦に置き換えるので、毎年日どりが変わります。9月のイメージが強い中秋の名月ですが、2017年の今年は10月4日(水)。普段はあまり縁のないお団子も、お月見の季節には子どもと一緒に作る、というご家庭も多いですよね。みんなで丸めながら作るお団子は本当に楽しいもの。今年はちょっと頑張って、大人も子どもも満足できるお月見スイーツにチャレンジしてみては如何でしょうか?白玉団子を作る時、水ではなく絹ごし豆腐を使うことで固くなりにくい、柔らかくて子どもにも食べやすいお団子に仕上がります。お月見スイーツ白玉のせ濃厚抹茶プリン材料 (WECK Tulip Shape 200 6個分)■ 抹茶プリン生クリーム:200cc(1パック)牛乳:500cc砂糖:60gゼラチンパウダー:10g抹茶パウダー:大さじ2■ 白玉白玉粉:100g絹ごし豆腐:100g〜130gかぼちゃ:60gぐらい■ トッピング黒蜜:100cc程度【1】生クリーム、牛乳、砂糖、抹茶パウダー、ゼラチンパウダーを沸騰させないように火にかけ、溶けるまでよく混ぜます。【2】漉し器か目の細かいザルなどで、1を濾し、氷をはったボウルなどで粗熱をとります。【3】容器に均等になるよう入れ、冷蔵庫で冷やし固めます。【4】白玉粉と豆腐をまずは同量ボウルに入れ、耳たぶ程度の柔らかさまでこねます。硬さをみながら少しずつお豆腐を足して下さい。【ポイント】白玉粉100gに対し、絹ごし豆腐100〜130g程度を様子を見ながら加えて下さい。【5】かぼちゃの皮を除いたものを電子レンジで加熱し、柔らかくします。5の白玉のタネを半分わけてかぼちゃを練り込みます。【6】鍋に湯を沸かし、小さめに丸めた白玉を湯がいていきます。浮かび上がったら冷水にとります。【7】冷やし固まった抹茶プリンに白玉をバランスよく乗せていきます。【8】黒蜜をたっぷりかけて完成です。【ポイント】先にカボチャのお団子から湯がくと黄色がうつってしまうので、白色のお団子から湯がくようにしましょう。大人も子どもも満足できる、お月見スイーツの完成です。使う抹茶によって、濃度は調整できます。抹茶オレパウダーなどミルク入りのものを使えば、苦味がなく食べやすい味に。小さなお子さんの場合は抹茶を抜いて、ミルクプリンにしても。お団子は小さめにして、食べやすくしてあげましょう。好みで白玉をうさぎに、黄色いお団子お月様にみたてても可愛いですよ。うさぎの耳は梨で、顔はチョコペンや水溶きココアなどでかけます。⇒昨年、3歳の娘と楽しんだお月見プリンはこちら 「お月さまとウサギ」 = 写真・文・レシピ:大西佳葉 = 食のはなし こどもと暮らす こどもご飯&おやつ WECKで作るレシピ お家スイーツ 【ご紹介したアイテム】 こちらのサイズはスイーツづくりに万能な200ml。オーブンにも使えるので、焼き菓子から冷たいスイーツまで幅広く使えます。今だけ「プラスティックカバー(単品)S」「クリップ&パッキンセット」のオマケつき。⇒ WECKTulipShape2006個セット 2,268円(税込)
2017年09月29日今日から「アンジェのあきいろ作家市」第2弾がスタートします。実りの秋の食卓に似合う、人気作家さんのうつわを集めた「アンジェのあきいろ作家市」。第2弾は下記の4名の作家さんたちのうつわをご紹介します。・阿部春弥(あべはるや)さん・石田裕哉(いしだひろや)さん・葛西国太郎(かさいくにたろう)さん・安福由美子(やすふくゆみこ)さん一度売り切れてしまうとなかなか手に入らないものが多いので、気になるものは早めにチェックしてみてくださいね。■ 阿部春弥さんの柔らかなうつわにはいつもの和食をのせて和食が映える、阿部さんのうつわたち。繊細で冷たい感じさえする磁器も多い中で、阿部さんが生み出す磁器のうつわは潔さを持ちつつもどこか優しげなうつわです。「温かみのある、柔らかなものを作っていきたいんです。僕が作っているものは、日常使いのものですから。」いつものおうちごはんを大らかに受け止めてくれる阿部春弥さんのうつわたちは数が少なめ。気になる方はお早めにどうぞ。■ 静かに花咲く石田裕哉さんの花のうつわたち引き算が難しく装飾のやめ時が見つからないこともあると苦笑いをしていた石田さんに今回作っていただいたのは、静かに咲く花のうつわたち。作ったうつわを自宅で使いながら、料理を盛った時の柄ゆきからそのサイズ感までをご自身の目で確認する作業を大切にする、石田さんの丁寧な手仕事です。■ 葛西国太郎さんの色絵豆皿で、食卓に華やぎをアンジェでも人気のHANI(ハニ)の葛西国太郎さんのうつわも再入荷。「使うと陽気に、そして楽しくなるような、気さくなうつわを作りたいと思っています。そして、それをどんどん使って沢山ごはんを食べてほしいです。」テーブルに並べるだけでダイニングが明るくなるような葛西さんの色絵豆皿は、いくつも揃えたくなる愛らしさです。■ まるで時を重ねたような、安福由美子さんのうつわ何年もの歳月を重ねてようやく生まれるような、そんな質感を纏っているのは安福由美子さんのうつわたち。存在感がある力強いそのうつわたちは、不思議とどんな料理も受け入れる懐の深さも持ち合わせます。「ここぞ」という時に出したい、ひとさらです。「アンジェのあきいろ作家市」には、作り手の「今」を閉じ込めた作家もののうつわたちが集まっています。お気に入りのうつわを見つけて、いつもとちょっぴり異なる食卓での時間を楽しんでみてくださいね。=文:宮城= 食のはなし 作り手さんのはなし 器のはなし 【あきいろ作家市はこちらからどうぞ】
2017年09月29日本格的に秋を感じる季節になりました。秋の楽しみのひとつは美味しいものが沢山!あること。旬の食材を手軽に美味しく味わうのにおすすめなのは、陶器のダッチオーブン 「グリラー」。 を使ったオーブン焼き。ぎゅっと詰め込んで焼き上げれば、そのまま焼きたてをテーブルで楽しめる秋のご馳走が完成です。秋刀魚のレモンハーブ焼き旬の秋刀魚にレモンを挟み、ハーブソルトで味付けをしてオーブンで焼き上げました。おもてなしにも使える料理です。■材料 (2人分)秋刀魚:2尾レモン:1/2個ミニ玉ねぎ:5〜6個ミニトマト:5〜6個マッシュルーム:2〜3個ニンニク:ひとかけ塩胡椒:適量オリーブオイル:大さじ3ローズマリー:1本ハーブソルト:適量オーブンを220度に予熱します。【1】さんまは内臓を取って、全体にハーブソルトをまぶします。(お好みで頭と尻尾も取って下さい。)ミニ玉ねぎは皮を剥いて半分にカット、マッシュルームはスライス、レモンはスライスして、半分にカットします。【2】秋刀魚の水気をふいて、6〜7箇所程切れ目を入れ、スライスしたレモンをはさみます。【3】グリラーに魚、玉ねぎ、ミニトマト、にんにくを入れ、全体に塩コショウします。ローズマリーをのせたら、オリーブオイルを全体に回しがけます。【4】220度のオーブンで20〜25分程度焼いて完成です。使うお魚は、鯖や白身のお魚でも美味しく仕上がります。ハーブや添えるお野菜はお好みのもので。キノコをたっぷり入れても美味しいですよ。季節の根菜と鶏肉のオーブン焼き秋に美味しいのは根菜。たっぷりの根菜を塩コショウでシンプルにオーブンで焼き上げました。秋におすすめのヘルシーなお料理です。■材料 (2〜3人分)蓮根:1/2節(6〜7cm)サツマイモ:1/2個かぼちゃ:1/8個ごぼう:1/2本鶏もも肉:1枚塩コショウ:適量オリーブオイル:大さじ3オーブンを180度に予熱します。【1】鶏もも肉は一口大にカットし、塩コショウしておきます。【2】レンコンは皮をむいて半月切りにし、酢水に5分ほど浸けておきます。ゴボウは洗って泥を落とし、斜めにカットします。サツマイモ、カボチャははよく洗って、5〜7mmの厚さにカットします。【3】グリラーにギュウギュウに敷き詰め、塩コショウをしたら全体にオリーブオイルを回しがけます。【4】180℃のオーブンで25〜30分焼いて完成です。お好みで、ハーブを加えたり、ニンニクを入れても美味しいですよ。サツマイモの代わりに人参やジャガイモもおすすめです。いろんな根菜の食感を楽しめる、秋ならではのオーブン料理です。人気のグリラーに、待望の限定カラー登場!オーブン、魚焼きグリル、直火、電子レンジとマルチに使え、とても簡単にメインのおかずが出来上がる 「グリラー」。 テレビや雑誌にも取り上げられ、在庫が薄くご迷惑をおかけすることも度々。そんな人気のグリラーに、アンジェでしか出会えない限定カラーが登場!お客様アンケートで一位になった「イエロー」が本日より販売開始となります。食卓に華やぎを添えてくれる温かい「イエロー」で、秋冬の食卓を彩ってみては? アンジェ公式キッチン では20種のグリラーレシピもご紹介中です。= 文・写真:大西佳葉 = 食のはなし 日々のおかず グリラーで作ろう 【ご紹介したアイテム】 オーブンや直火はもちろん、ガスコンロの魚焼きグリルにも入りやすいように、薄型につくったグリラー。イメージは陶器製のダッチオーブン。蓋をすれば全体から食材にじっくりと熱が伝わり、おいしい蒸し焼き料理が作れます。⇒ GRILLERグリラー 3,240円(税込)
2017年09月27日阿部春弥さんは、凛としていながらもどこか柔らかな、日常使いのうつわを作られる作家さん。今日は、9月21日(木)と29日(金)と2週間に分けて公開されるアンジェの「あきいろ作家市」から、長野・上田で作陶をされている阿部春弥さんについてご紹介します。29日に公開される阿部さんのうつわは、現在1年半待ちなんだとか。数も少なめですのでどうぞお楽しみに!■ 阿部春弥さんのこと実は、今回で2回目のお声がけとなる阿部春弥さん。1回目はお忙しいことが理由でご参加いただけなかったのですが、その際に「こりずにまたご連絡させてください!」と引き下がり、本当にこりずにまたお願いをしたという私たち。(阿部さん、しつこくてゴメンナサイ。笑)2回目となる今回、こうして皆さんに阿部さんのうつわをご紹介できることが本当に嬉しくてたまらないのです。ロクロでひいたうつわを型にのせて。九州から取り寄せている磁器土は肌が白く焼きあがるから、釉薬がきれいにのるんだそう。牡丹豆皿の石膏型を外せば、ほら、この通り。型うちをした後、素焼きを待つうつわたち。ご自身のことを作業員だという阿部さん。お気に入りのご自身のうつわや好きな工程もないんだとおっしゃいます。期待していた言葉とはまったくかけ離れた阿部さんのそのお言葉に、私たちもなんだか苦笑い(笑)でも、その言葉には阿部さんの哲学が詰まっているような気がしたんです。阿部さん「モノにも工程にも思い入れは入れ過ぎないようにしているんです。お気に入りがあるとすれば、お気に入りでないものがあるということになる。それをお客さまにお売りするわけにはいきませんから。考えてしまえば数も作れないですし、ね。」デザインを決める型があり、ロクロでひく時も型より大きく作ればよく、日々のその手仕事を「ここどうやろうかなと悩まずにすむ仕事」と阿部さんはおっしゃいます。悩まずにすむように組み立てたのはあくまでも阿部さんによるもので、さんざん悩んだ経験がないことにはきっと取れない選択肢。阿部さんのうつわに映りこむ「潔さ」は、こんなところからきているような気がしています。■ 大らかな色を帯びた、日常使いのうつわルリ、淡ルリ、黄磁、白磁と、端正な形にのせた4色の深く味わいのある釉薬たち。今は調和の取れた4色のうつわを作られる阿部さんにも、白磁しか作らない時代があったそう。阿部さん「もともと備前にいたこともあって、形を作りこむことが好きだったんです。だから色にこだわる必要がなかったんですよね。でもある時、お付き合いのあるお店の方に「作りませんか?」と言われてこのルリを作りました。もともと白だけのところに新しい色を差し込むということに自分で納得し、作りたい色が見えるまでに3年かかりましたし、その方の言っていた色とは異なるものになっちゃいましたけど。黄磁は、日本食を作られる方から黄色は料理映えするんだけど黄色い和食器が少ないということを聞いて作ってみたんです。これも1年かかりました。」ずらりと並んだ石膏型。こういうものが欲しいと構想が固まってから作り出すのでそれほど時間はかからないと阿部さんはおっしゃいます。中には備前の焼き締めの古いお皿の模様を模したものも。作業場にはお子さまが描いた朗らかな絵が。デザートには奥さまお手製の梅の甘露煮。しのぎの豆皿でいただきます。料理が映える、阿部さんのうつわたち。繊細で冷たい感じさえする磁器も多い中で、阿部さんが生み出す磁器のうつわは潔さを持ちつつもどこか優しげ。阿部さん「温かみのある、柔らかなものを作っていきたいんです。僕が作っているものは、日常使いのものですから。」いつものおうちごはんを大らかに受け止めてくれる阿部春弥さんのうつわたち。ぜひご自宅の食卓に並べてみませんか?=写真・文:宮城= 食のはなし 作り手さんのはなし 器のはなし 【あきいろ作家市はこちらからどうぞ】
2017年09月25日冷蔵庫にストックしておけば、何かと役に立つ作り置きのおかず「常備菜」。そのまま食べて美味しいのはもちろん、色々な食べ方ができると便利ですね。今回は旬の「きのこ」をどっさりと使った、簡単に作れてアレンジ多彩な常備菜をご紹介します。材料マッシュルーム:1パックエノキ:1袋しめじ:1袋舞茸:1パックエリンギ:1パックニンニク:2かけ鷹の爪:ひとつまみオリーブオイル:大さじ3オイルサーディン(イワシのオイル漬け):2切れ(アンチョビの場合4切れ)塩:適量きのこをカットして下ごしらえは完了使う「きのこ」は、マッシュルーム、エノキ、しめじ、舞茸、エリンギを各1袋ずつ。きのこの種類は多少ばらつきがあってもOKです。もちろん椎茸をいれても美味しいですよ。マッシュルームはスライス、エリンギは短冊状に、えのきは1/2にカット。しめじは石づきをとっておきます。厚手の鍋にオリーブオイル、みじん切りしたニンニクと鷹の爪を入れて、香りがでるまで弱火で炒め、オイルサーディン(アンチョビ)を加えて炒めます。その上にきのこをほぐしながら、どんどんのせていきます。入れっぱなしであとは待つだけ弱火でじっくり20〜30分放置します。ついつい混ぜたくなってしまうのですが、きのこの山が1/3程度になるまで、触らず我慢!きのこから水分がでるので焦げることはありません。(弱火がポイントです)きのこの山が1/3程度になったら混ぜ合わせながら、塩で味を整えて完成です。塩味は強めかな?と思うぐらいの方がアレンジしやすく仕上がります。トッピングするだけで料理の完成おすすめアレンジはパスタ。唐辛子を少なめにすれば子供も美味しく食べられますし、大葉もよくあいます。またはサラダにあえて。レタスやベビーリーフと混ぜるだけで、お店みたいなサラダの完成です。保存は WECK に小分けにすると便利です。このままカッティングボードにバゲットと一緒にサーブするだけで、大人のおつまみの完成ですね。アンチョビと唐辛子の風味がきのこによく合い、お酒との相性も抜群。WECKは、専用の蓋もあるのでスタッキングが出来、冷蔵庫でも場所を取りません。きのこ山盛り常備菜が4つにピッタリ入る使い勝手のいいサイズです。きのこは美味しい秋の味覚。山盛りのきのこでいつもと違う常備菜をぜひお試しください。= 写真・文:大西佳葉 = 食のはなし 日々のおかず 作り置きおかず(常備菜レシピ) 【ご紹介したアイテム】 こちらのサイズは何かと万能な230ml。オーブンにも使えるので、焼き菓子から冷たいスイーツまで幅広く使えます。⇒ WECKMoldShape2304個セット 1,728円(税込)
2017年09月24日今日から始まった「アンジェのあきいろ作家市」。実りの秋の食卓に良く似合う、人気作家さんのうつわやカトラリー、そして季節の花をそっと生けたいフラワーベースを集めました。今日と29日(金)と2週間に分けて公開される「アンジェのあきいろ作家市」は、全国各地から総勢10名もの作家さんたちにご参加いただくイベントです。中にはオーダーして1年半待ちという作家さんも!一度売り切れてしまうとなかなか手に入らないものが多いので、気になるものは早めにチェックしてみてくださいね。■あきいろ作家市第一弾作家さんラインナップ<NEW! icura筒井則行(つついのりゆき)さん>「特別なものとしてではなく、普段使いのものとして使ってほしい。」そう語る筒井則行さんの、木のテーブルウェア。長いカッティングボードは、写真のような使い方はもちろんのこと、何種類かのおつまみやお菓子を乗せて置くだけで食卓のアクセントとなるアイテムですよ。<NEW! 豊田雅代(とよだまさよ)さん>手で描かれたイッチン模様をずっと眺めていたくなるような豊田雅代さんのうつわたち。突然遊びに来たお友達に、袋に入ったままのカントリーマアムをのせてご自身のうつわを出すこともあるという豊田さん。いつものお菓子もとっておきのおもてなしになる、そんなうつわです。<NEW! 宮田竜司(みやたりゅうじ)さん>使っていて馴染むようなうつわもいいけれど、使いながらも程よい緊張感を持てるうつわもまたいいもの。何をのせても2割増しで品よく目に映る宮田竜司さんのうつわは、背伸び気分で付き合えるうつわです。<松尾直樹(まつおなおき)さん>「うつわは使うもの。主役は料理だということを忘れずにいたい。」そうおっしゃる松尾直樹さんのうつわは、食卓を特別なものにしてくれるうつわ。少し残る西洋アンティークの面影は、洋のメニューをより美味しそうに引き立ててくれます。<古谷浩一(ふるたにひろかず)さん>化粧土の下からのぞく土の温もりと、作り手の使い手への想いと。そんなものがしみじみと温かい古谷さんの手仕事のうつわには、どこか親しみやすさを感じます。季節のフルーツやお菓子をのせて、今日も目で味わいたいひと皿に。<NEW! aya ogawa(あやおがわ)さん>手のひらにおさまるaya ogawaさんの小さな小さなフラワーベースたちは、ちょっとした瞬間、ちょっとした場所に、小さな幸せをもたらしてくれる存在。子どもたちが摘んできたシロツメクサを生けたり、自分で自分に選んだお花を週末ぽつんと生けてみたり。暮らしの中に幸せの風景が増える、そんなフラワーベースです。きっとお気に入りのうつわが見つかる、アンジェのあきいろ作家市。季節の変わり目に、いつもの食卓もこんなうつわたちで衣替えをしてみませんか?=文・写真:宮城= 食のはなし 暮らしのはなし 作り手さんのはなし 器のはなし 【あきいろ作家市はこちらから】 ・あきいろ作家市
2017年09月21日温かな飴色と藍色のぽってりとしたそのうつわからは、彼女のけたけたと笑う楽しそうな声が聞こえそう。9月21日(木)と29日(金)と2週間に分けて公開される、アンジェの「あきいろ作家市」。全国各地から総勢10名もの作家さんたちにご参加いただくこのイベントから、今日は栃木県・益子町で活動される作家さん、豊田雅代(とよだまさよ)さんについてご紹介しますね。■ 豊田雅代さんについて茶目っ気たっぷりにくしゃっと笑う、豊田雅代さん。2016年の春の陶器市で撮ったこの写真は、まるで豊田さんのお人柄がジワッとにじみ出るよう。見ればこちらの顔までついついほころんでしまうような、今でも大好きな1枚です。実はその頃からずっとお声がけをしていた豊田さん。ご出産などのタイミングも重なって、今回ようやくアンジェのあきいろ作家市にご参加いただくことに。まだまだ暑い8月のある日に、栃木県は益子町にある豊田さんの作業場までお邪魔してお話を伺ってきました。豊田さん「私は一度ほかの仕事を経験していますが、生まれも育ちももともと益子なんです。まわりにも焼きもの屋さんの子が多かった。上京する時には友達の家に呼び出され、そのご両親が作ったうつわが並べられた庭で「好きなものを持って行け。」と言われたこともあるんですよ。聞けば銀座などでも個展をされるご両親。「東京でどこから来たと聞かれたら、こういう町から来たって言うんだよ」と教わりました。そんなことがベースにありながらいろんなことが重なって、益子に戻って焼きものの仕事がしたいと思うようになったんです。」様々な経験を重ねられた後、益子町で2012年に独立された豊田さん。今は、ケーキなどにあしらうペーパーレースなどをモチーフに、クリームでデコレーションするように模様を描く「イッチン」という手法を使ってうつわを制作されています。粘土を水で溶いて、水ガラスでとろみをつけた「泥漿(でいしょう)」を使って模様を描くイッチンの技法。水で溶いただけではドロドロ過ぎ、水ガラスを入れればサラサラとして描くにちょうど良い具合となるのだそう。素焼き前に行うイッチンの作業。模様を描く道具は、チューブの硬さがちょうど良い、100円ショップで見つけてきたお気に入り。フリーハンドで描くのは、ツタ模様。そのインスピレーションはケーキのレースペーパーだったり、お菓子の袋だったり、アイシングクッキーの本だったり。日常の何気ないことからヒントを得ているとおっしゃいます。そんな豊田さんの作業机にふと目を落とすと「1枚1枚はがして食べちゃう」の文字。ラジオを聴きながら作業をするのが好きだという豊田さんが、懸賞に必要なキーワードを慌てて手元にあったボールペンでメモしたものなんだとか。なんとこの後バームクーヘンが当たったそうですよ♪「ラジオを聴くのが大好きで、ラジオが聴きたくて作業をするようなものなんです〜」とはにかむ豊田さん。大好きな星野源さんのサイン入りメモパッドが当たったり、深夜2時に大宮エリーさんと話してサイン本も当たったとおっしゃるツワモノです。最近お母さまになられたばかりの豊田さん。豊田さん「ゆくゆくは子どもが使うプレートなんかも作れたら。今はまだちょっとそんな余裕はないんですが、想像だけは楽しんでいます。」お母さまになられたことでうつわに踊るその無邪気なイッチン模様の表情がどう変化していくのか、これからもとっても楽しみな作家さんです。=文・写真:宮城= 食のはなし 作り手さんのはなし 器のはなし
2017年09月20日家族の朝ごはんの風景によく似合う、icuraを主宰される筒井則行(つついのりゆき)さんの木のテーブルウェアたち。炉の必要なガラスや窯の必要な焼きものと比べて、筒井さんが当初「自分の手で完結できるもの」として始めた木を扱うそのものづくりは、なんだかご本人にとっても思わぬ方向に(笑)9月21日(木)と29日(金)と2週間に分けて公開されるアンジェの「あきいろ作家市」から、今日は、icuraを主宰される筒井則行さんについてご紹介しますね。■icura 筒井則行さんのこと活動名の「icura」は、初期の頃の作品であるLED照明「イクラライト」から。かわいくて、覚えやすいお名前です。岐阜の大学で土木を勉強されたという、icuraの筒井則行さん。大学で勉強する対象であった橋やダムは工期が長くスケールが大き過ぎて、小さな対象であるインテリアにどんどん興味が移っていったとおっしゃいます。その後、伝統工芸品などを扱う東京のインテリアショップで働くようになった筒井さん。筒井さん「仕事で伝統工芸品を扱う傍ら、普段の暮らしの中で使えるもう少し身近なものを自分の手で作りたいと思ったんです。でもガラスを作るには炉がいるし、焼きものを作るには窯がいる。木なら自分の手で完結すると思ったんですよね。」水に濡らして彫りやすくなった桜の木。木のプレート「ほりほり」は、やすりもかけられない、彫りの技術が試されるもの。上は彫る前の状態で、下は彫った後。キレイに揃った彫りよりも、ランダムな彫りが好きとおっしゃる筒井さん。技術が上達すればするほど揃いがちになってしまう彫りも、キレイに整い過ぎないように意識しているんだとか。こちらはスプーンの彫り風景。マスクや眼鏡をする必要のないこの工程は、流れるラジオの音が心地よい、筒井さんのお気に入りの時間。木目が1本1本異なるから特に難しいという彫りの作業。スピードも求められる工程です。最後は丁寧にやすりをかけて。やすりの土台として使うのはマウスパッド。筒井さんの創意工夫がここでもキラリ。お皿などを取ったあとの切れ端などから削り出すというスプーン。左の木のブロックから、重さもまるで異なる右の最終形へ。こうしてみるとますます愛着がわいてしまいます。どう作るのか分からないまま真夜中の公園で見よう見まねで金づちややすりを使って作品を作るところから始まったという筒井さんのものづくりは、大きな作業場をリノベーションしたり、お手製エレベーターを取り付けたり、木材小屋を作ったりとなんだか今ではものすごいスケールに。筒井さん「木工でのものづくりは簡単に始められましたが、結局のところ、ちゃんとやりだすといろいろ必要で(笑)この作業場ももともとの壁をぶち抜いてそれぞれの工程に応じて部屋を仕切りなおしたり、削る木を抑えるようなちょっとした道具も自分たちで作ったり、誰が使っても分かるように収納まで組み立てたり。外に木材を保管する小屋も建てたんですが、おととしにはそこに自分たちで木材を詰め込めるようにフォークリフトも買って、免許も取ったんですよ。」温かな気持ちになるような木のテーブルウェアを制作しながら、ゆるっとこんなスケールのことまでやってしまう筒井さんです。作業場内の筒井さんお手製エレベーターに乗っちゃいました!在庫を上階から降ろすために作っちゃったんだとか。朗らかでいて、本当にスゴい方なんです。木材を保管する小屋ももちろん手作り。といっても、この小屋はほんの一角。働く皆さんのネームプレートも木で手作りされたもの。それぞれの作業部屋にはこんな可愛い手作り時計もありましたよ。「特別なものとしてではなく、普段使いのものとして使ってほしい。」そう語る筒井さんの、木のテーブルウェア。木のぬくもりが丸ごと伝わる、筒井さんの手仕事です。=文・写真:宮城= 食のはなし 作り手さんのはなし 器のはなし
2017年09月18日宮田竜司(みやたりゅうじ)さんのうつわと再会したのは、今年5月の益子の陶器市。陶器市エリアの端っこでバスを降りて、いつもとは異なるルートでまわってみようと思った時でした。思えば2016年の秋の陶器市でも見たことのあるうつわ。その時は私にとってどこか遠く感じたそのうつわが、5月のその時には「ちょうどいいかも」と思えたんです。うつわとの出会いにも、きっとある気がする「タイミング」。9月21日(木)と29日(金)と2週間に分けて公開されるアンジェの「あきいろ作家市」から、今日は、少し背伸びをして使いたい宮田竜司さんのうつわについてご紹介しますね。■宮田竜司さんのこと宮田竜司さんは気さくなお兄さん。もともともの作りが好きだったというものの、焼きものを選んだきっかけはお父さまだったといいます。焼きもの好きなお父さまは、著名な作家さんを追いかけて東京から埼玉へ引越しをしてしまうほど。そんなお父さまのそばで様々な焼きものを見ながら育った宮田さんも、様々な産地をまわり最終的に今の拠点、栃木県益子町に拠点を構えたのだそうです。大きなお庭のある宮田さんのご自宅兼作業場。お庭にはご自身で作られた香炉が。「年上の方に遊んでもらっていて・・・」茶道をたしなんでいるという宮田さん。ご自宅の本棚にはたくさんの茶道の本も。本棚の上にはアボカドの種。芽はきちんと出るそうですよ。しとしとと雨が降る中お邪魔したのは、大きなお庭のある宮田さんのご自宅兼作業場。豊かな自然環境の中に建つ宮田さんの作業場で、今回お願いしたうつわの制作風景を見せていただきました。どこか凛とした雰囲気を持つ宮田さんの作業場。その理由は竜の絵かも?お名前からとった竜の絵は、上はお客さまからいただいたもので、下はなんとご本人が描いたもの。地元の原料を使うようにしているという宮田さん。作り出すうつわたちの土には益子の陶土をベースに磁器土を混ぜたものを使い、釉薬は益子の伝統釉である「並白(なみじろ)※白に見えるもの」「灰釉※緑色に見えるもの」「飴釉※こげ茶に見えるもの」を使っているといいます。宮田さんが作るうつわにどこか品が纏うのは、宮田さんが仕上げに緊張感を持たせたくて手で作業を行うようにしているから。宮田さん「もちろんロクロをまわした後に型にはめて成形することもしますが、特にこの花の形のうつわは型にはめて削るようなやり方では均一になって面白くなくなってしまうんです。形に勢いがつくので、どんなうつわも最後はなるべく手で仕上げてうつわに緊張感を持たせるようにしているんですよ。」ロクロで成形した後に、赤い筆で花びらとなる「あたり」をつけて。型にはめて削るのではなく、フリーハンドで花びらを形作る宮田さん。その道具は陶芸用のものではなく、自分で作ることも多いのだとか。使っていて馴染むようなうつわもいいけれど、使いながらも程よい緊張感を持てるうつわもまたいいもの。そのタイミングが来た時に、まるでパートナーを選ぶような感覚で手に取りたい、背伸び気分で付き合える宮田竜司さんのうつわです。=文・写真:宮城= 食のはなし 作り手さんのはなし 器のはなし
2017年09月16日アンジェのお誕生日は200年7月17日。京都の祇園祭の真っ盛り、山鉾巡行の日にオープンしたwebショップです。この度、アンジェの誕生日にちなんで、毎月17日は全商品がポイントアップする「アンジェいいなの日」を開催いたします。私たちが17年間、変わらずに大切にしていることは、「ちょっとしたしあわせ」をお客様にお届けするパートナーであること。バイヤーは「自分たちが使って、本当に幸せな気分になれるかな?」と一つ一つ確かめながら、商品を選んでお届けしています。そんなアンジェのサービスと商品をもっともっと!お客さまに楽しんでもらいたい、という思いから、会員のみなさま向けた新しいサービスを開発中です。今話題の BRUNOコンパクトホットプレート「ブルーノ・ブルー」 も。インスタ映えの必須アイテム 「ココポットお弁当箱」 も。選べる北欧柄はアンジェだけ! 「ごろ寝マット」 も。話題の家電から、今つかえるファッション、お配りギフトまで、全商品がポイントアップ中。今月はサービススタート記念で丸4日間開催いたします。詳しくはこちらからどうぞ! 暮らしのはなし 食のはなし ファッションのはなし こどもと暮らす アンジェのはなし
2017年09月15日かぼちゃの美味しい季節になってきました。お料理はもちろん、お菓子に使っても美味しいかぼちゃ。そのホクホク感は大人も子供も大好きな味。今回はそんな季節のかぼちゃを使った簡単に作れる焼きプリンを紹介します。 ブレンダー を使うことで、裏ごしの必要なく、びっくりするほど簡単に作れる焼きプリンです。材料 (WECK145ml容器5つ分)かぼちゃ(皮をとって):200g牛乳:250cc卵:2個砂糖:40g■固まらない後のせカラメル砂糖:60g水:大さじ1お湯:大さじ3かぼちゃの皮をカットし、電子レンジで5分加熱し柔らかくします。 ブレンダー にかぼちゃ、牛乳、砂糖、卵を加えて滑らかになるまで撹拌します。 WECK145ml の7分目ぐらいまで注ぎ入れます。160度のオーブンで30〜40分湯煎焼きにします。竹串をさして液がつかなければ完成です。かぼちゃの色合いも鮮やかなプリンが焼きあがりました。固まらないカラメルを後のせで砂糖と水大さじ1を中火にかけ、茶色く色がついたら、火からおろし、お湯を加えてのばします。カラメルは焦がし具合で味が変わります。濃厚なかぼちゃプリンには、少しほろ苦いぐらい濃い目に仕上げたカラメルがよくあいます。カラメルは冷蔵保存できるので、ストックしておけばプリン作りがもっと気軽になりますね。粗熱をとってよく冷やしたプリンに、後がけ用のカラメルをのせていただきます。 WECK145ml の6個セットを使うと、5つにプリン、1つをカラメル容器といった使い方が可能です。今回使用した 「BRUNOコンパクトガラスブレンダー」 は260Wの強いパワーが特徴で、裏ごししても何も残らない程、滑らかにすることができます。(通常のブレンダーを使う場合、容器に入れる前に裏ごしをしたほうが滑らかに仕上がります)また氷から熱々スープまで対応する耐熱ガラスなので、熱々のカボチャをすぐに入れることも。手間のかかるかぼちゃの裏ごしなしに加え、ボウルや泡立器も使わず作れるかぼちゃプリン。家にある材料で気軽に作れるのも魅力です。秋を感じてみたくなったら是非お試し下さい。= 文・写真:大西佳葉 = 食のはなし お家スイーツ WECKで作るレシピ WECKのあるくらし 【ご紹介したアイテム】 強いパワーで食材を滑らかに。あつあつの食材〜氷まで、幅広い温度に対応できる耐熱ガラスを使用。⇒ BRUNOコンパクトガラスブレンダー 7,344円(税込)⇒ WECKMoldShape1456個セット 2,268円(税込)
2017年09月15日料理は毎日のことだから、家族や自分のためにも、美味しく・体にいいものを準備したいもの。ただ、何かと慌ただしい毎日、手際よく短時間でおかずが仕上がると助かりますね。・帰宅後、なるべく短時間で仕上げたい。・野菜を美味しく、沢山食べたい。・常備菜にもしたい。そんな贅沢な願いを叶えてくれるのが、電子レンジを使って仕上げる料理。野菜をカットして、ザルであらって、ボウルに入れてラップして…、だと、使う道具も多く、洗い物が増えてしまう結果にも。今回は水切り&ザルがひとつになった「コランダー」を使った、毎日の一品に役立つ「キャベツ」をつかったレシピをご紹介します。準備も、洗い物も少なく、節約レシピにもなる嬉しい味方です。コランダーって、ザルや保存容器と何が違うの?バッド、蓋、ザルの3つがセットになった コランダー 。使い方はとっても簡単。ザルの部分に食材を入れて洗ったら、バッドに重ねて蓋をし、レンジで加熱するだけ。2層で調理するため、余分な水分がバッドに落ちるので、水切りも簡単です。選べる2つのサイズ。使いやすい分量は?コランダーには M(左) と L(右) 、2つのサイズがありますが、毎日のちょっと使いには Mサイズ がとても便利。ちょうどキャベツ1/4玉分のざく切りが入る容量です。Lサイズはトウモロコシがそのまま入るサイズ。トウモロコシの美味しい季節は、それだけでも大活躍しそうです。家族たっぷりの副菜づくりや、週末の常備菜作りなどには Lサイズ がおすすめです。下ごしらえの強い味方野菜の下ごしらえだけでも大活躍。ざく切りした野菜をザルに入れて洗ったら、電子レンジで3分加熱。下のバッドには余分な水分が落ちるので、水切りも簡単です。ボウルに入れて下調理する場合、熱くなったボウルを傾けて水切りをする場面もありますが、熱さで食材をうっかり落としたりすることもなさそうです。そんなレンチン料理の強い味方のコランダー。コランダーで10分で仕上がる、キャベツがモリモリ食べられる副菜レシピをご紹介します。キャベツとじゃこの梅肉あえ■材料キャベツ:1/4玉(200g)程度※じゃこ:ひとつかみ※梅干し:1個※ごま油:小さじ1※ポン酢:大さじ1【1】キャベツはざく切りにして洗います。コランダーMに入れ、蓋をして電子レンジで3分加熱します。【2】梅干しは種をとって、叩いておきます。【3】キャベツの粗熱がとれたら※の材料をすべて加えます。【4】よく和えて完成です。仕上げにゴマをかけてもいいですし、じゃこがなくても美味しく仕上がります。出来たてもいいですが、常備菜にしておけば、味がしっかり馴染み、驚く程箸が進む副菜に。冷えても美味しいので、お弁当にもおすすめです。キャベツとブロッコリーのアンチョビソース■材料キャベツ:3〜4枚ブロッコリー:1/2房オリーブオイル:大さじ1にんにく(チューブ):小さじ1アンチョビフィレ:2〜3切れ塩、胡椒:お好みで【1】キャベツはざく切り、ブロッコリーは1口大に切ります。【2】コランダーMに入れ、アンチョビ&ニンニクをのせて、オリーブオイルをまわしかけます。【3】蓋をして電子レンジで3分加熱します。【4】蓋をあけて、しっかり中身を和えて完成です。お好みで塩、胡椒をふってください。アンチョビの塩気とニンニクの香りで、こちらも驚くほどキャベツが沢山食べられます。大人のおつまみにする場合、辛味のあるオイルをかけるとビールにもよくあいますよ。こちらは是非熱々のうちにお召し上がり下さい。下ごしらえに、副菜作りに、キッチンで大活躍できるコランダー。次回は、コランダーを使った主菜レシピをご紹介します。= 文・写真:大西佳葉 = 食のはなし 日々のおかず 【ご紹介したアイテム】 「コランダー&バット」は、その名のとおり水切りザルとバットが1つになった調理アイテム。電子レンジでチンすれば、簡単に蒸し料理が作れます。⇒ 電子レンジで手軽に調理コランダー&バットふた付きM 1,080円(税込)⇒ 電子レンジで手軽に調理コランダー&バットふた付きL 1,404円(税込)
2017年09月13日料理家さんに教えてもらうおもてなし料理。「15分で作れるアペリティフ(前菜)」の第5回は「アボガドと豆腐の前菜」。材料 (4皿分)アボガド:1個木綿豆腐:1/2丁海苔:1〜2枚ミニトマト:3〜4個わさび醤油:少々【1】豆腐は一口大の長方形(7ミリ程度の厚み)にカットし、塩をふって、ペーパータオルに巻いて水切りします。【2】アボガド一口大にカットします。【3】豆腐の上にアボガドをのせ、スプーンでわさび醤油を少々のせていきます。【4】仕上げに小さくカットした海苔をのせます。お好みでミニトマトを添えると華やかになります。律子さんからのアドバイス一口で食べられるアペリティフに仕上げていますが、お皿に盛ればアボガドの豆腐サラダとしても頂けます。プロフィールシャルル律子さんフランスの家庭料理を中心とした「実験料理工房」を開催。おもてなし料理を短時間で作ることをメインとしたお料理教室です。海外で過ごされる時間も長く、フレンチだけでなく各国の料理を和風にアレンジすることも得意。最近は50人程度のパーティー用フィンガーフードなども行っています。 【特集連載】15分で作れるアペリティフ(前菜)6種 第1回「豆腐のカプレーゼ風」 第2回「アボガドとキノコのホットサラダ」 第3回「大根と梅の和風アペリティフ」 第4回「アボガドと豆腐の前菜」 第5回「イサキのカルパッチョ和風仕立て」第6回「季節の柿とアンチョビのマリネ」 = 写真・文:大西佳葉 = 食のはなし 15分で作れるアペリティフ(前菜)6種 日々のおかず 【ご紹介したアイテム】 食材をラフに盛り付けるだけでテーブルの主役になるプレート、brunoマルチスレートです。⇒ BRUNOマルチスレートスクエア(S)4枚セット/ブルーノ 2,916円(税込)
2017年09月08日この夏、見た目の華やかさからSNSで話題になった「ヨーグルトバーク」。水切りヨーグルトにお好きなフルーツをトッピングして凍らせるだけ、というお手軽さも人気のひとつです。大人っぽいルックスの「ヨーグルトバーク」ですが、材料はヨーグルト+フルーツということもあり、小さな子どものおやつにピッタリなんです。まだ暑さを感じるこの季節、ついつい高カロリーなアイスに手が伸びがち。そんな時はお好きなフルーツをたっぷりのせた「ヨーグルトバーク」に挑戦してみましょう。お子さんと一緒に作るのも楽しいですよ。お好きなフルーツたっぷりのせて基本のヨーグルトバーク■材料ギリシャヨーグルト:200g蜂蜜:20g(または砂糖、ジャム、メープルシロップなど)■ お好きなフルーツゴールデンキウイ:1個グリーンキウイ:1個ブドウ、ベリー:適量【1】ギリシャヨーグルト(水切りヨーグルト)に蜂蜜を混ぜ、お好みの甘さにします。【2】 琺瑯バッド にクッキングシートをしき、均等な厚さになるようにのばします。【3】カットしたフルーツを、押し込むようにのせていきます。【4】冷凍庫で冷やし固めたら、お好みの大きさにカットして完成です。【ポイント】使うフルーツによって、ヨーグルトの甘みは調整して下さい。酸味のあるフルーツを使う場合は、甘めにするほうがバランスがよくなります。ジャムを混ぜ合わせると、ベースの色も変わるので、アレンジを楽しむことができます。ヨーグルトの酸味と、フルーツの味がダイレクトに味わえる、ヘルシーおやつの完成です。「もっと食べたい!」「じゃ、おかわりしようか」と気兼ねなく答えられるのも嬉しいですね。まだアイスデビューには少し抵抗がある…といった2歳前後のお子さんには、バナナ+桃の缶詰といった組み合わせもおすすめです。大人にはナッツを、子どもにはビスケットを砕いて…、などアイデア次第でバリエーションが広がります。自家製「ヨーグルトバーク」で、楽しいおやつタイムを過ごしましょう。= 文・写真:大西佳葉 = 食のはなし こどもと暮らす こどもご飯&おやつ お家スイーツ 【ご紹介したアイテム】 どこか懐かしさを感じさせる、野田琺瑯バット(全白)21枚取。食材がはえる、シンプルな白いバット。食材の下ごしらえはもちろん、オーブン料理にも使えます。⇒ 野田琺瑯バット(全白)21枚取 1,242円(税込)⇒ BIOBUbyEKOBOボウルS 756円(税込)⇒ インゲラ・アリアニウスカトラリーセット/OMM-designIngelaPArrhenius 1,944円(税込)
2017年09月07日暮らしの中の小さな「いいもの」。ぱっと目立つものでなくても使う毎にしみじみとその良さがわかるような、そんなものたちに囲まれて過ごす毎日はなんだかちょっぴり豊かな気持ちになれるもの。日頃いろんな雑貨を目にすることも多いアンジェスタッフが、「これ、なんだかじんわりといいんだよね。」と日々感じているものについてご紹介する、暮らしの中の小さな「いいもの」。今回は、美味しいごはんが大好きなスタッフ苅谷の、小さな「いいもの」をご紹介します。■暮らしの中の小さな「いいもの」= MARNA極しゃもじ=美味しいごはん、特に炊き立ての美味しいお米には目がないスタッフ苅谷。いつものように炊き立てのお米を何気なく購入した 「MARNA極しゃもじ」 でほぐそうとしたときに、そのあまりの使い勝手の良さに驚いたといいます。スタッフ苅谷「炊き上がったお米の表面に極しゃもじを差した瞬間、まず驚きました。今まで使っていたしゃもじと比べても、すっと入って、気持ちよくシャリ切りができる。お米の粒がつぶれないんです。そして、すくいやすい。あまりの感動に実家の母にもプレゼントしちゃいました(笑)」スタッフ苅谷がついつい実家の母親にまでおすすめしたくなったという 「MARNA極しゃもじ」 は、お米を美味しく食べるための秘訣ともいわれる「シャリ切り」のしやすさを極めたしゃもじ。ヘラがとっても薄くて長いから、炊き立てのお米にスッと入り、ふっくら炊けたお米の粒をつぶさずに底からシッカリ混ぜることが出来るんです。この 「MARNA極しゃもじ」 、実はアンジェスタッフの中には苅谷以外にも愛用者がいっぱい。「手巻き寿司の時にはぜったいこれ。お米をすくいやすいし、海苔の上にきちんと置けるから重宝しています。しゃもじにお米がこびりついて「ああ〜」なんていうストレスがないんです。」「土鍋ごはんでお米を炊く時、底にこびりつきがちなお米もこれならきれいに取れるんです。炊き立てご飯をひと粒も残さずに愉しんでますよ。」ちょっぴりスペシャルなしゃもじ。それぞれの生活の中のちょっとした瞬間に、驚きが隠されているようです。お米をひと粒残さず愉しみたい、新米の季節。ぜひこんなとっておきのしゃもじで、秋の味覚を味わってみませんか?=文・写真:宮城= 食のはなし スタッフのお気に入り 【スタッフ苅谷の、小さな「いいもの」はこちら】 いつものごはんがとっておきになるしゃもじです。⇒ MARNA極しゃもじ/マーナ 518円(税込)
2017年09月05日元「東京カリ〜番長」の貿易主任として活躍されているシャンカール・ノグチさんがプロデュースする「インディアスパイス&マサラカンパニー」のスパイス。先日は 「カレーパウダー」を使って作る簡単本格カレー をご紹介しましたが、今回は本格タンドリーチキンをご紹介します。こちらの 「タンドリーチキンパウダー」 、こだわりの17種類のスパイスがブレンド。蓋をあけた瞬間、フワ〜としたスパイス独特のいいい香りに気分も高まります。おうちで作れる、本格タンドリーチキン■材料(4人分)鶏もも肉:2枚(500g)※タンドリーチキンパウダー:25g※ヨーグルト(プレーン):150g※にんにく:ひとかけ※しょうが:ひとかけ【1】にんにく、生姜はすりおろしておきます。鶏もも肉は皮目をフォークで穴をあけ、一口大にカットします。【2】※の材料をすべてをよく混ぜ合わせます。【3】1の鶏肉をよく塗り込んで、3時間以上漬け込みます。【4】250度のオーブンで15分ほど焼けばタンドリーチキンの完成です。【ポイント】最低でも3時間はお肉に漬け込みましょう。一晩おけばさらに味が馴染んで美味しいタンドリーチキンに仕上がります。そのまま食べるのはもちろん、パンとの相性は抜群です。中でもおすすめなのは、ピタパン、ナン、フォッカッチャ。フォッカッチャを使う場合、中に切れ込みをいれ、トースターで1分程焼き、中に具材を詰め込みます。タンドリーチキンのスパイシーな味わいが楽しめる、ランチにもぴったりのメニューとなりました。女性同士のランチに気軽に振る舞いたい、そんな一品です。= 文・写真:大西佳葉 = 食のはなし はじめてのスパイスカレー 【ご紹介したアイテム】 スパイスの達人シャンカール・ノグチさんのプロデュースの「インディアスパイス&マサラカンパニー」。インドカレーなど様々な料理に使いやすいカレーパウダーやガラムマサラ、オーガニックのクミンシード、本格的なタンドリーチキンパウダーなど、ご家庭で本格エスニック料理が楽しめます。⇒ インディアスパイス&マサラカンパニーカレースパイスA 697円(税込)
2017年09月04日料理家さんに教えてもらうおもてなし料理。「15分で作れるアペリティフ(前菜)」の第3回は「大根と梅の和風アペリティフ」。ベジファーストとしても使える前菜です。材料 (2〜3人分)大根:根本に近い方、10センチ程度塩:少々きゅうり:1本大葉:2〜3枚梅干し:大1個かつお節:1袋【1】大根の皮をむいて、薄くスライスし、塩をふります。【2】きゅうりはそぎ切りしておきます。【3】大根から水がでたら軽く絞って皿の上に並べます。【4】3の上に、そぎ切りしたキュウリ、ちぎった大葉、ちぎった梅干し、最後にかつおぶしをのせます。スレートに盛り付ければ見た目のコントラストも美しい一品に。季節問わず美味しく頂けます。律子さんからのアドバイス大根の先の方を使うと辛味がでるので、根本に近い方を使うほうが美味しく頂けますよ。プロフィールシャルル律子さんフランスの家庭料理を中心とした「実験料理工房」を開催。おもてなし料理を短時間で作ることをメインとしたお料理教室です。海外で過ごされる時間も長く、フレンチだけでなく各国の料理を和風にアレンジすることも得意。最近は50人程度のパーティー用フィンガーフードなども行っています。【特集連載】15分で作れるアペリティフ(前菜)6種第1回「豆腐のカプレーゼ風」第2回「アボガドとキノコのホットサラダ」第3回「大根と梅の和風アペリティフ」第4回「アボガドと豆腐の前菜」第5回「イサキのカルパッチョ和風仕立て」第6回「季節の柿とアンチョビのマリネ」= 写真・文:大西佳葉 =食のはなし日々のおかず15分で作れるアペリティフ(前菜)6種【ご紹介したアイテム】食材をラフに盛り付けるだけでテーブルの主役になるプレート、brunoマルチスレートです。⇒BRUNOマルチスレートロング/ブルーノ2,700円(税込)
2017年08月31日「はじめてのスパイスカレー」。先日はスパイスで仕上げる基本のキーマカレーをご紹介しました。「コツ」と「スパイス」さえ押さえれば、初心者さんでも驚くほど美味しい本格カレーが作れます。しかし、「スパイスを数種類揃えるのは大変」「下ごしらえの手間も少なく簡単に作りたい!」と思われる方も多いはず。今回はインディアスパイス&マサラカンパニーの「カレーパウダー」のみを使用し、手間のかかるみじん切りもない、簡単&本格カレーをご紹介します。みじん切りなし!で作る本格カレー■ 材料鶏もも肉(大きめ1枚程度):400g玉ねぎ:1個なたね油(サラダ油でも):大さじ3にんにく:ひとかけ生姜:ひとかけ塩:小さじ1/2砂糖:小さじ1鶏がらスープの素:大さじ1水:300cc■ スパイスカレーパウダー:大さじ3(インディアスパイス&マサラカンパニー)【1】鶏肉は一口大にカットし、塩、カレーパウダーとよく混ぜ合わせます。30分ほどおいて味を馴染ませます。【2】生姜、にんにくは包丁の背を使って潰します。玉ねぎはくし切りにしておきます。【3】鍋に油を入れて熱し、生姜、ニンニクを香りが出るまで炒めます。そこに玉ねぎを加え、蓋をし、強めの中火で10分ほど蒸し焼きにします。【4】たまに鍋をゆすったり、蓋をあけて軽く混ぜ合わせて下さい。水分をしっかり出して、濃いきつね色の蒸し焼きにします。ポイント:多めの油と、強めの火加減が大切です。玉ねぎを炒め蒸しする時に、水分が少ないようなら少し水を足して下さい。【5】1の鶏肉を加えて、強めの中火のまま、しっかりと炒め合わせます。【6】鶏がらスープの素を溶いておいた水を加え、15分程煮込みます。【7】隠し味に砂糖小さじ1を加え、軽く煮詰めます。【8】お好みでパクチーをたっぷりトッピングしてどうぞ。カレーパウダーは数種類のスパイスの配合で作られているので、使う銘柄によって仕上がりは変わってきます。今回使用した「インディアスパイス&マサラカンパニー」は元「東京カリ〜番長」の貿易主任として活躍されているシャンカール・ノグチさんプロデュースのもの。ノグチさん「カレーパウダーに関しては、日本には苦みのあるカレーパウダーが多く、唐辛子の辛みを意識したカレーパウダーが少ないんです。インディアスパイス&マサラカンパニーのカレーパウダーは、唐辛子の辛みを軸にして肉付けをして他にはない味わいのカレーパウダーに仕上げました。また、2−3年ほどオーガニックを試してきましたが、やはりオーガニックのものは従来のものとは全然違います。香りにふわっと甘み感が混ざるんです。その甘みが作用して、料理の味にぐっと深みが増しますよ。」とノグチさんがおっしゃる通り、カレーパウダーひとつだけでも、とても奥行きと辛味のある本格カレーに仕上がります。スパイスで本格カレーに挑戦したい!そんな時、このカレーパウダーを使えば、初めてとは思えない、本格カレーに仕上がりますよ。スパイス入門に是非お役立て下さい。= 文・写真:大西佳葉 =食のはなしはじめてのスパイスカレー日々のおかず【ご紹介したアイテム】スパイスの達人シャンカール・ノグチさんのプロデュースの「インディアスパイス&マサラカンパニー」。インドカレーなど様々な料理に使いやすいカレーパウダーやガラムマサラ、オーガニックのクミンシード、本格的なタンドリーチキンパウダーなど、ご家庭で本格エスニック料理が楽しめます。⇒インディアスパイス&マサラカンパニーカレースパイスA697円(税込)
2017年08月30日料理家さんに教えてもらうおもてなし料理。「15分で作れるアペリティフ(前菜)」の第2回は「アボガドとキノコのホットサラダ」。温かいキノコとわさび醤油がよくあいます。材料 (2〜3人分)アボガド:1個しめじ:1袋しらす:2つかみ程度わさび醤油:少々オリーブオイル:少々半熟ゆで卵:1個【1】アボガドを一口大にカットします。【2】お皿にアボガドをのせて、その上にしらすを散らします。【3】しめじをオリーブオイルでよく炒め、2の上にのせます。【4】仕上げにわさび醤油をまわしがけます。お好みで半熟卵を添えても美味しく頂けます。律子さんからのアドバイス小さなお子さんが食べる場合は、わさびは加えずに醤油だけで味付けして下さい。炒めたてのキノコをのせて、温かいうちにいただくのがおすすめです。プロフィールシャルル律子さんフランスの家庭料理を中心とした「実験料理工房」を開催。おもてなし料理を短時間で作ることをメインとしたお料理教室です。海外で過ごされる時間も長く、フレンチだけでなく各国の料理を和風にアレンジすることも得意。最近は50人程度のパーティー用フィンガーフードなども行っています。【特集連載】15分で作れるアペリティフ(前菜)6種第1回「豆腐のカプレーゼ風」第2回「アボガドとキノコのホットサラダ」第3回「大根と梅の和風アペリティフ」第4回「アボガドと豆腐の前菜」第5回「イサキのカルパッチョ和風仕立て」第6回「季節の柿とアンチョビのマリネ」= 写真・文:大西佳葉 =食のはなし15分で作れるアペリティフ(前菜)6種日々のおかず
2017年08月28日おかえりがある、ひとり暮らし。ここ数年で日本でもよく知られるようになった「シェアハウス/シェアプレイス」という暮らしの在り方は、コミュニティの温かさを感じながらひとり暮らしの快適さも保てる暮らし方。気になってた!とか、タイミングが合えばやってみたかった!という方もいらっしゃるかもしれませんね。今日は、戸建やマンションそしてシェアホテルまで、暮らしをリノベーションデザインする「リビタ」さんが運営する「the C(東京・神田)」で行われたウェルカムパーティーに、アンジェチームが潜入!気になるけれど日頃はなかなか覗く機会のないシェアプレイスの様子をご紹介しますね。■ シェアプレイス「the C」って?東京駅にもほど近い、ビジネスマンにとって便利な場所に建つ「the C」は、シェアアパートメント、シェアオフィス、シェアスペースといった3つの機能から成り立つスペースです。大きなシェアラウンジでは、集まったメンバーでごはんを作ったり、飲みながら次の旅の予定を決めたりすることも。シアタールームや、ライブラリースペースでメンバーの趣味をシェアできるのもまた、シェアプレイスに住む醍醐味です。プライベートスペースはシンプル。自分色に染めて、しっかり自分のペースも大切にできそうな空間です。プライベートスペースとシェアスペースがバランスよくミックスされた空間から生まれる、新しいコミュニケーション。ヒトとヒトとの化学反応が楽しい、新しい暮らしの在り方です。■ the C ウェルカムパーティー潜入レポート定期的に行われるというthe Cのウェルカムパーティー。the Cには料理好きな方も多いということ。新しい入居者さまと皆さまのコミュニケーションのきっかけのひとつになればと、アンジェイチオシのキッチン家電を用意してお邪魔しましたよ。「わ!ホントだ!」思わず歓声があがっちゃうのは、「泡ひげビアー」。いつもの缶ビールに取り付けるだけで、いつでもどこでも、クリーミーな泡ビールが楽しめます。パーティー盛り上げグッズの「泡ひげビアー」は、ここでも大活躍!「泡ひげビア—」でたったクリーミーな泡に皆さん大盛り上がり!今SNSでも話題のリースバーニャカウダは「BRUNOグリルポット」でサーブ!色とりどりの野菜たちをセッティングして、グリルポットをON! ただそれだけで、パーティーに色を添える華やかメニューが完成します。女性も多いパーティーでおすすめしたいレシピアイデアですよ。「BRUNOグリルポット」で簡単にできるリースバーニャカウダ。温かいまま美味しくいただけるのも良いところです♪「辛ーーい!!」「あ、それ、アタリじゃない!?」と、皆さんに楽しんでいただいたのは「BRUNO ホットプレート グランデ」で作るロシアンルーレットたこ焼き!1度に35個も焼けるたこ焼きに、ワサビや梅干しを忍ばせて「当たり」を作ってみました。「当たり」が出たらアンジェグッズをプレゼント!熱々の美味しいたこ焼きを召し上がっていただいた方にも、「当たり」をひいた方にもいい笑顔がこぼれます。久々にたこ焼き食べたーなんていう方も。あっつあつのたこ焼きはみんなで食べるとまた美味しいものですよね!それぞれのお部屋から出てきて、同じ時間と、空間と、そしてアンジェのキッチン家電を共有することで生まれるコミュニケーション。新しい入居者さまと皆さまのそのコミュニケーションのきっかけのひとつになれたことに、アンジェチームもなんだか嬉しくなった、the Cでのウェルカムパーティーなのでした。今回のパーティーで使ったアイテムは下記からどうぞ!ご自宅でのちょっとした集まりにも使えるこんなアイテムで、ぜひ楽しい時間をシェアしてみてくださいね。=写真:リビタ様ご提供、宮城文:宮城=食のはなしアンジェのはなし【こんなアイテムがあるとパーティーが盛り上がります♪】超音波のチカラでリッチな泡を生み出す「泡ひげビアー」が、自宅で飲む缶ビールもお店の味に近づけてくれます。⇒【8/16マークダウン】泡ひげビアー1,283円(税込)⇒BRUNOグリルポット/ブルーノグリル鍋BOE02912,960円(税込)⇒BRUNOホットプレートグランデ/ブルーノ17,280円(税込)
2017年08月26日アンジェのページがリニューアルして、お買い物がしやすくなりました!そのリニューアルを記念して、アンジェでも人気の陶芸作家さん・葛西国太郎さんの「アンジェ限定豆皿」が登場します。他では手にできない、葛西さんの貴重な豆皿。ぜひこの機会に手に入れてくださいね。■ここでしか出会えない葛西国太郎さんの青い花たち「使うと陽気に、そして楽しくなるような、気さくなうつわを作りたいと思っています。」そうお話をする京都の陶芸作家・葛西国太郎さんの色絵豆皿は、入荷すればすぐ売り切れになる、アンジェでも人気のうつわです。そんな葛西国太郎さんから届いた、アンジェ限定の青い色絵豆皿。思わず顔がほころぶ、愛らしい豆皿です。葛西さんのアンジェ限定の青い色絵豆皿は、小さなクッキーやドライフルーツをのせておやつ時間のおともにするのはもちろんのこと、瞳に映り込んだその瞬間に心が明るくなるようなカラーリングがお部屋のアクセントにもぴったり。大切なリングやピアスといったものを置く、アクセサリートレイとしても大活躍します。葛西国太郎さんのアンジェ限定の青い色絵豆皿は、数に限りがあるため気になる方はお早めに。ぜひ新しくなったアンジェのサイトでお買い物を楽しんでみてくださいね。※青い器「HANAMIZUKI」は24日正午から販売をスタートします。=文・写真:宮城=食のはなし新商品・モノのはなし器のはなし【ご紹介したアイテム】アンジェ限定の葛西国太郎さんの色絵豆皿は数が少なめ。お早めにどうぞ!⇒葛西国太郎色絵豆皿/かさいくにたろう1,944円(税込)
2017年08月24日料理家さんに教えてもらうおもてなし料理。「15分で作れるアペリティフ(前菜)」の第1回は「豆腐のカプレーゼ風」。三色の層が美しい、目でも楽しめるお料理です。材料:4個分木綿豆腐:1/2丁トマト:1個バジルソース:大さじ4程度バジルの葉:2〜3枚塩・オリーブオイル:少々【1】トマトを細かくカットします。【2】豆腐は薄くスライスし、塩をふって、ペーパータオルに巻いて水切りします。【3】豆腐、オリーブオイル少々、カットしたトマト、バジルソースの順に断面が綺麗に見えるように重ねていきます。【4】最後にバジルの葉をのせ、冷蔵庫でよく冷やして頂きます。通常、モッツァレラチーズを使って作るカプレーゼを豆腐と野菜のみで仕上げた、ヘルシーな前菜です。WECKに入れて蓋をすれば、冷蔵庫で冷やすのも簡単です。律子さんからのアドバイスバジルソースは市販のものでOKですが、自分で作る場合は、バジル+オリーブオイル+松の実+塩をブレンダーにかければ簡単に作れます。事前に作ってよく冷やしておけば喜ばれますよ。プロフィールシャルル律子さんフランスの家庭料理を中心とした「実験料理工房」を開催。おもてなし料理を短時間で作ることをメインとしたお料理教室です。海外で過ごされる時間も長く、フレンチだけでなく各国の料理を和風にアレンジすることも得意。最近は50人程度のパーティー用フィンガーフードなども行っています。【特集連載】15分で作れるアペリティフ(前菜)6種第1回「豆腐のカプレーゼ風」第2回「アボガドとキノコのホットサラダ」第3回「大根と梅の和風アペリティフ」第4回「アボガドと豆腐の前菜」第5回「イサキのカルパッチョ和風仕立て」第6回「季節の柿とアンチョビのマリネ」= 写真・文:大西佳葉 =食のはなし日々のおかず15分で作れるアペリティフ(前菜)6種WECKで作るレシピWECKのあるくらし【ご紹介したアイテム】こちらのサイズはゼリーなど冷たいスイーツのデザートにちょうどいいサイズ。今だけ「プラスティックカバー(単品)S」「クリップ&パッキンセット」のオマケつき。⇒WECKMoldShape1456個セット2,268円(税込)
2017年08月23日子どもたちの夏休みもそろそろ終盤。学童弁当や、塾弁も作り慣れてきたお母さん達を悩ましているのは、お弁当のバリエーションでは?そして何より大事なのは 忙しい時も簡単に作れる&栄養価もしっかりしていること!前回は暑い夏でも安心の工夫がいっぱいの「冷やし麺弁当」をご紹介しましたが、今回は同じキャリーランチボウルを使った簡単丼弁当レシピをご紹介します。丼弁当には麺用ランチボウルが便利丼弁当を作るには、麺専用のランチボウルを使うのが便利。下の段にご飯を入れ、上段におかずをいれれば、汁気を防いでご飯のベタつきを解消してくれます。また 高さがあるので、オムライスのようなふんわりしたレシピにも最適。内蓋に保冷剤をセットできたり、スクリュー蓋で汁漏れを防いでくれたりと、子どもが持ち歩くのにも安心な作りになっています。子ども大好き!オムライス弁当材料 (1人分)鶏肉:50gご飯:1杯分トマトソース:大さじ3塩コショウ:少々■ お好きな野菜類コーン、ピーマン、しめじ:適量鶏肉を炒め、お好みでコーンやピーマン、キノコなどの野菜を一緒に炒め、トマトソースを加えます。ご飯を加えてさらに炒め、塩コショウで味を整え、お弁当箱に入れます。卵をフワフワに焼き、ご飯の上にかぶせます。ケチャップでお好きな絵を書けば完成!子どもの好きなトマト味&可愛い見た目で野菜をしっかりいれても美味しく完食してくれそうです。ボリュームたっぷり!鶏肉のオニオン醤油ソテー弁当ボリューム感が欲しい男の子や、塾弁にはやはりお肉をしっかり入れてあげたいですよね。鶏肉を塩コショウでソテーし、しめじを入れて炒めたら、オニオン醤油ドレッシングで煮絡めます。お弁当の下にご飯を入れ、上段部分におかずを入れます。少し汁気のあるおかずも、ご飯と分けて入れると安心ですね。食べる時にご飯の上におかずをのせ、”どんぶりスタイル“でいただきます。大人も満足、「ネギ塩豚チャーハン」下の段にチャーハン、上の段にサラダといった組み合わせにすれば、別立てで数種類おかずを準備する手間もなく、ボリューム弁当が作れますね。ロコモコ風や、タコライスなど、大人向けにも バリエーションの幅が広がるのが魅力の丼弁当。ぜひラインナップに加えてみてはいかがでしょうか?⇒学童弁当の季節到来!「簡単冷やし麺弁当」でこの夏は決まり!= 写真・文:大西佳葉 =食のはなしこどもと暮らすお弁当を作ろう!【ご紹介したアイテム】お弁当としてパスタや冷麺、冷やしうどんなどの麺類を学校やオフィスへ持って行くことができる、デリカタスキャリーランチボウルフラット。上下に分かれたお弁当箱の、下段に麺、上段にお好みの具材を分けて入れられるのが◎。ランチメニューのバリエーションがグーンと広がります。⇒デリカタスキャリーランチボウルフラット2,700円(税込)⇒デリカタスコーティングランチ巾着1,296円(税込)⇒デリカタスカトラリートリオセット1,188円(税込)
2017年08月22日オーブン料理で人気はあるのに、グラタンより作るのが難しく感じるのがラザニア。ラザニアを作るハードルが少し高く感じるのは、ラザニアの生地が高めで、買いにくそうなところにありそうです。そんなラザニアが、なんと餃子の皮を使えば簡単に作れちゃうんです。まるで餃子の皮とは思えない、もっちりとした仕上がりになる餃子の皮ラザニアの作り方をご紹介します。ラザニアの材料はとってもシンプルラザニアを作るのに生地以外で必要なのは、ミートソース、ホワイトソース、とろけるチーズ。ソースは市販のものがお手軽&安価なので、手早く楽しみたい場合は市販のものを使うのもいいですね。手作りミートソースは煮込む時間はかかっても、パスタにドリアに何かと使えるので、作りおきしておくのもおすすめです。ホワイトソースの作り方ホワイトソースは短時間で作れるのでパパっと作ってしまいましょう。フライパンでバター大さじ1を溶かし、小麦粉大さじ1を加え、粉っぽさがなくなるまでよく混ぜます。牛乳200mlを少しづづ加え、ダマにならないよう混ぜ続けます。とろみがついてきたら出来上がりです。しましまに重ねていきます耐熱容器にミートソース、ホワイトソースを順番に重ねます。ラザニア風に仕上げるポイントは、生タイプの餃子の皮を濡らして2枚重ねること。そうすることで厚みのある、もっちりとしたまるで餃子の皮とは思えない食感になるんです。もう一度交互にソースと餃子の皮を重ねたら、最後にとろけるチーズをたっぷりのせます。今回使ったオーブン料理にも使えるガラス容器WECK Gourmetは口径が広く、高さが低いので、熱の通りが早くオーブン料理適した作り。ガラスなのでラザニアのしましまが横からみても楽しめますね。また 大判の餃子の皮が1枚すっぽり綺麗に入るので、餃子の皮ラザニアにまさに最適!大皿で取り分けるのも楽しいですが、1人1つのサイズ感は、子どもにも食べやすい大きさです。トースターで10分程焼けば完成。スプーンを入れると、するっと皮切れもよく、これが餃子の皮?とびっくりする食感。ちょっとしたサプライズにも使えそうです。ソースを作りおきしておけば、火を使わずパパっと作れるので暑い夏にもおすすめです。= 写真・文:大西佳葉 =食のはなし日々のおかずWECKで作るレシピWECKのあるくらし【ご紹介したアイテム】XLサイズのフタが特徴の、Gourmet250ml。口径にくらべ高さが53mmと低いので、火の入りが早く、グラタンなどのオーブン料理にピッタリ。こちらはオマケのついた2個セットです。⇒WECKGourmet250ml2個セット1,296円(税込)
2017年08月20日インド人であるお祖父さまが立ち上げられたインドアメリカン貿易商会の3代目として、インド国内の市場を巡り食品の輸入やオリジナル商品の開発/販売を手がけられているシャンカール・ノグチさん。あちこちのイベントなどでカレーをふるまう出張料理集団・元「東京カリ〜番長」の貿易主任、はたまた日印混合料理集団「東京スパイス番長」や「カレー将軍」のメンバーとしても知られ、メンバーと一緒にたくさんの本もご出版されています。今日はそんなシャンカール・ノグチさんの原点ともいえる思い出の味のお話。家族みんなが大好きだったというお祖母さまのカレーレシピについてお伺いしました。■シャンカール・ノグチさんの思い出の味「ジャガイモとキャベツのサブジカレー」インド人であるお祖父さまと結婚した日本人のお祖母さま。お祖父さまから受け継いだのか、シャンカール・ノグチさんのお祖母さまはカレー作りがとても上手だったといいます。シャンカール・ノグチさん「小さな頃から毎日の食卓には必ずスパイスがありました。祖母は、料理の素材によってクミン、ターメリック、コリアンダー、カイエンペッパーといった基本的なスパイスを自分でブレンドするのが上手だったんですよ。」そんなお祖母さまが作るカレーの中で、特に家族みんなが大好きだったのが「ジャガイモとキャベツのサブジカレー」。ノグチ家で1番美味しかったというその思い出のレシピを教わりました。<材料>3-4人分・ジャガイモ2ケ・キャベツ1/4・玉ねぎ1ケ・クミン小さじ1・カイエンペッパー小さじ1/3・ターメリック小さじ2/3・コリアンダー大さじ1・ショウガ1片・ニンニク1片・塩小さじ1・水150CC・サラダ油大さじ2【1】ジャガイモはあらかじめ皮をむいて6等分に切り、熱湯で茹でてザルにあげておきます。【2】フライパンにサラダ油とクミンを入れ、中火程度でふつふつとさせます。【3】1に軽く刻んだ玉ねぎと、すりおろしたショウガとニンニクを入れ、強火で炒めます。玉ねぎに少し火が入ったくらいで、カイエンペッパーとターメリック、コリアンダーと塩を入れ、香りがたってきたら水を入れます。【4】小さくちぎったキャベツを入れて焼きつけて、茹でたジャガイモを入れ、味が馴染んだら完成です。シャンカール・ノグチさんが教えてくれた思い出の味。お祖母さまがよく作ってくれたというノグチ家ご自慢のサブジカレーは、甘いキャベツとほっくりとしたジャガイモがいきた優しい味わいです。=文・写真宮城=食のはなしはじめてのスパイスカレー日々のおかず<プロフィール>シャンカール・ノグチさん東京生まれ。アメリカ留学後、インド・パンジャブ地方出身の祖父L.R.ミグラニ氏が立ち上げたインドアメリカン貿易商会の3代目として、インド国内の市場を巡りつつインド食品の輸入やオリジナル商品の開発と販売を手がける。その傍ら、日印混合料理集団「スパイス番長」や「カレー将軍」のメンバーとしてインド料理のレシピ開発に携わるなど活躍の場は多岐にわたる。2016年までは、出張料理集団「東京カリ〜番長」の貿易主任としても活動。 著書に「世界一やさしいスパイスカレー」「東京スパイス番長のスパイスカレー」「インドカレー名店のこだわりレシピ」「ハーブ&スパイス事典 世界で使われる256種」などがある。【こちらのシャンカール・ノグチさんのご著書もおすすめです】「世界一やさしいスパイスカレー 東京カリ~番長 (著), 水野 仁輔 (監修) (マイナビ出版)」【スパイス特集ページはこちらからどうぞ】
2017年08月18日最近は、沢山の新しいスイーツが出ては世の中を賑わしていますが、たまに昔ながらのシンプルなお菓子が恋しくなりますね。その中でも卵・牛乳・砂糖だけで作る昔ながらのプリンはベーシックスイーツの代表格。生クリーム&卵黄で作るプリンはなめらかに仕上がりますが、全卵&牛乳でこそ日常使いのプリンは作りたいもの。プリンは作る工程はシンプルなのですが、焼き過ぎたり、牛乳と卵の割合がいまいちだと固くなったり、すが入ったり、なめらかに仕上げるにはちょっとコツが必要です。今回は蒸し焼きにすることで、水蒸気機能のないオーブンでも、なめらかに仕上げるコツをお伝えします。材料3つ!カラメル後のせ、昔ながらの焼きプリン材料 (WECK容器5〜6個分)■ プリン生地卵(大きめ):3個牛乳:600cc砂糖:60g■ カラメルソース砂糖(グラニュー糖):100g水:50ccお湯:60cc今回はガラス容器WECKで焼き、そのまま冷やしてカラメルを後のせしていただきます。ですので、卵と牛乳の比率は固まるギリギリのもので、とろける食感に。※小さめの卵を使う場合、牛乳を500ccに減らして下さい。またカラメルを後のせすることで、カラメルとプリン生地が食べ始めからいいバランスで、美味しく味わえます。苺のガラス容器WECKで焼けば、カラメルソースの保存もバッチリですし、見た目のテンションもあがるスイーツに!カラメルソースの作り方小鍋に砂糖と水を入れ、中火にかけます。沸騰してくると外側から茶色に色づいてきます。 色づき始めるとあっという間(数秒)に茶色くなるので、火からおろしお湯を加えてのばします。(この時はねるので注意!)カラメルは容器に入れて、冷ましておきます。これで後のせ用、固まらないカラメルソースの完成です。プリン生地の作り方牛乳と砂糖を火にかけます。ここでは砂糖が溶ける程度の温度(50度ぐらい)にし、煮立たせないように注意します。ボウルに卵を解きほぐし、鍋の牛乳を少しづつ加えていきます。(牛乳の温度が高いと、卵が固まってしまうので注意)目の細かい漉し器で裏ごし、容器に流し入れます。2回濾せば、滑らかさもアップします。バッドにお湯をはり、容器を並べたらアルミホイルでふんわりとかぶせます。ここでお水を入れていまうと、お湯になって蒸気がでるまでにプリンに火が入って仕上がりが固くなるので、必ずお湯を入れるようにします。150度に温めたオーブンで25分〜40分蒸し焼きにします。焼き上がりの見極めはゆすってみて、全体がプルプルと揺れるようであれば大丈夫です。または指で軽く抑えてみて弾力があればOK。 一部分しか揺れない、指で触ったら液体だった場合は追加で5分づつ焼いて様子をみてください。この見極めが最初は手間なのですが、焼き過ぎると固くなったり、すが入る原因になります。粗熱をとって、冷蔵庫で冷やせば完成!冷えたプリンにカラメルをトロ〜リとかけて頂きます。昔ながらのシンプルな味わいながら、なめらかな舌触りが幸せな気分にさせてくれます。プリンを作る時、カラメル作りが少し手間に感じるのですが、このようにカラメルソースを作りおきしておけば、プリン作りはもっと身近になりますね。WECKにはガラスの蓋はセットでついていますが、別売の「クリップ&パッキン」を使えば簡単に密閉できるので、冷蔵庫での長期保存も可能です。全卵を使うので卵白が余ることもなく、シンプルな材料3つあれば作れる焼きプリン。WECKのチューリップシェイプが手にしっくりと、なんとも懐かしく優しい気分にさえてくれます。今度の週末のおやつに是非作ってみませんか?= 写真・文・レシピ:大西佳葉 =食のはなしお家スイーツWECKで作るレシピWECKのあるくらし【ご紹介したアイテム】こちらのサイズはスイーツづくりに万能な200ml。オーブンにも使えるので、焼き菓子から冷たいスイーツまで幅広く使えます。今だけ「プラスティックカバー(単品)S」「クリップ&パッキンセット」のオマケつき。⇒WECKTulipShape2006個セット2,268円(税込)⇒WECKクリップ&パッキンセット/ウェック162円(税込)
2017年08月17日クリームチーズと生クリームで気軽に作れる「チーズケーキ」。特にレアチーズケーキは混ぜて冷やすだけというお手軽さから、お菓子初心者でも作りやすい人気のスイーツ。そんな定番スイーツともいえるレアチーズケーキですが、 季節のフルーツをプラスしてWECKで作ればグッとドレスアップ!小分けもできて、おもてなしにもピッタリで食べやすいといい事ずくめ。そんなWECKで作るレアチーズケーキの作り方をご紹介します。材料:(WECK Mold Shape1456個分)クリームチーズ:200g生クリーム:200cc(1パック)砂糖:60gレモン汁:大さじ1〜2ゼラチンパウダー:7gフルーツ(レモン、キウイなど):12切れ■ ビスケット生地ビスケット:6〜10枚程度無塩バター:30g■ トッピングお好みでブルーベリージャムなど保存袋にビスケットを入れ、麺棒で細かく砕きます。バターを電子レンジで30秒ほど加熱し、溶かします。そこに砕いたビスケットを入れよく混ぜます。ビスケット生地をWECKに均等にいれ、軽く押し固めます。常温に戻しておいたクリームチーズと砂糖をよく混ぜあわせます。生クリーム、レモン汁、大さじ2のお湯でよく溶いたゼラチンパウダーを加え、さらによく混ぜます。キウイ、レモンなどを薄くスライスします。レアチーズケーキには酸味のあるフルーツが相性抜群。季節にあわせ、オレンジや苺などを使うのもいいですね。WECKの側面に2枚づつ、フルーツを貼りあわせていきます。柔らかいフルーツだと張り付きやすいですが、レモンのように皮に弾力のあるものは薄めにスライスすると扱いやすくなります。レアチーズの生地を静かに流し込んでいきます。冷蔵庫で3時間ほど冷やし固めれば、見た目がなんとも美しい、フルーツレアチーズケーキの完成です!お好みでブルーベリーをトッピングしても。今回使用したWECK Mold Shapeは145mlと一人分にちょうどいいサイズ。またクリームチーズ、生クリーム各1パックを使い切る一般的なチーズケーキレシピで、ピッタリ6個作れます。小分けや、ちょっとしたおもてなしにも使いやすく、オーブンにも使えるのでベイクドチーズケーキも楽しめます。いつものお菓子をちょっとドレスアップしたい時、WECKでフォトジェニックなチーズケーキを作ってみませんか?= 写真・文:大西佳葉 =食のはなしお家スイーツWECKで作るレシピWECKのあるくらし【ご紹介したアイテム】こちらのサイズはゼリーなど冷たいスイーツのデザートにちょうどいいサイズ。今だけ「プラスティックカバー(単品)S」「クリップ&パッキンセット」のオマケつき。⇒WECKMoldShape1456個セット2,268円(税込)
2017年08月15日フランス風おもてなし料理、最終回はデザート。なんと牛乳と片栗粉で作ったミルクプリン風のスイーツです。驚く程簡単に出来てしまうこちらのデザート。優しい甘みと苺の酸味がよくあう、子どもにも優しいレシピです。材料: (WECK MoldShape145容器4人分)牛乳:400cc蜂蜜:大さじ1〜2片栗粉(または葛粉):大さじ2■ 苺ソース苺:8粒程度砂糖:大さじ2レモン:適宜手始めにフルーツソース作り苺は刻んで砂糖をふりかけ、レモンを絞って冷蔵庫で冷やしておきます。(苺がない場合は、ジャムや、ブルーベリーでも可。ベリー系がおすすめです。)牛乳を火にかけ、蜂蜜を(好みの甘さになるまで)入れ溶かします。片栗粉を加え、とろみがつくまでよく混ぜます。ガラス容器に移し入れ、粗熱をとったら冷蔵庫でよく冷やします。よく冷えたら、苺ソースを大さじ1かけて完成です。驚く程、シンプルな材料と工程で出来てしまうデザート。これこそが律子さんのレシピのモットーである 「家にある材料で気軽に作れる」 ということ。おもてなし料理は全体のバランスが大切。メインにボリュームをもたせた場合は、これぐらいあっさりいただけるデザートが、心地よい満腹感をいざなってくれます。ゲストを迎え入れたら、歓談しながら前菜を準備。前菜とアペリティフを楽しんでもらう間にメイン料理を仕上げていく。ゲストはもちろん、 自分も楽しみながら作れることがおもてなし料理の醍醐味、 と語る律子さん。身近な材料と、手短な工程で作れる全5品。是非、人をおもてなしするときの参考にしてみて下さい。律子さんからのアドバイスよく冷やすことで粉っぽさがなくなるので、よく冷やしておくことがポイント。苺のソースは作り置きができるので、事前に作って保存しておけば何かと活用できます。ない場合は、ジャムやコンフィチュールで代用できます。濃厚さを出したい時は牛乳の半量を生クリーム1パック(200cc)に置き換えて下さい。葛粉を使えば本格的な味になりますよ。プロフィールシャルル律子さんフランスの家庭料理を中心とした「実験料理工房」を開催。おもてなし料理を短時間で作ることをメインとしたお料理教室です。海外で過ごされる時間も長く、フレンチだけでなく各国の料理を和風にアレンジすることも得意。最近は50人程度のパーティー用フィンガーフードなども行っています。= 写真・文:大西佳葉 =食のはなしフランス風おもてなし料理WECKで作るレシピWECKのあるくらし【ご紹介したアイテム】こちらのサイズはゼリーなど冷たいスイーツのデザートにちょうどいいサイズ。今だけ「プラスティックカバー(単品)S」「クリップ&パッキンセット」のオマケつき。⇒WECKMoldShape1456個セット2,268円(税込)
2017年08月13日