働きたい女性を応援する「学びのカフェ天神」5月21日(土)、福岡県福岡市中央区にある「学びのカフェ天神」で、セミナー『マインドフルネス「瞑想」 ~自分の心を“今ここ”に戻し、自分自身の静かな中心を見出しましょう~』が開催される。講師はヨガフェスタ横浜講師で、ホテルルートイングランティアヨガ講師、心のアドバイザー、大牟田市にて「和Yoga」を主宰している長谷川恭子氏である。受講料は1,000円となっているが、「学びのカフェ天神」では、セミナーカードが8,000円で販売され、このカードの場合、1講座1,000円のセミナーを10回受講できる。自分自身の静かな中心を見出すマインドフルネス忙しい日々の中、つかの間の休息で、少しゆっくりしたいと思っても、頭の中ではついつい考え事をしてしまう。考え事をやめようと思っても、無意識の頭の中で喧噪状態が続くことになる。現代社会には情報があふれ、人間関係も複雑化。ストレスはたまるばかりである。この日のセミナーでは、あふれかえる現代社会の情報から一旦離れ、頭の中で渦巻いている不安や否定、自分自身への評価などを静かに落ち着かせるマインドフルネス「瞑想」がレクチャーされる。ストレスが解消し、心の平穏と充足感が得られ、集中力、洞察力、直観力、創造力が高まり、快眠効果も得られるセミナーとなっている。日時: 5月21日(土) 14:00~15:20場所: 渡辺地所福岡駅前ビル9階(天神ロフト横)福岡県福岡市中央区渡辺通4-9-20費用: 1,000円(学びのカフェ天神のサイトより引用)(画像は学びのカフェ天神のサイトより)【参考】※マインドフルネス「瞑想」~自分の心を“今ここ”に戻し、自分自身の静かな中心を見出しましょう~ - 学びのカフェ天神 -福岡/天神セミナー
2022年04月28日新しい宿泊体験ソリューションパナソニック株式会社は、マインドフルネスアクティビティを提供する瞑想体験モジュール「(MU)ROOM(ムルーム)」を開発し、2021年3月より「ホテル アンテルーム 京都」で共同効果検証の第1弾を進め、2021年12月8日(水)から第2弾として宿泊者向け共有設備としての運用をスタートさせます。第2弾の共同効果検証では(MU)ROOMの都度利用の受容性検証を行う予定です。心の豊かさを探求これまでに延べ255名の宿泊者が体験した(MU)ROOMは、マインドフルネスに着目し、光、音、香りなどの技術を組み合わせた、新しい宿泊体験ソリューションです。室内環境を制御することで感覚を刺激し最適なマインドフルネス空間を演出することで、宿泊体験を通じたストレスの軽減や心の豊かさを探求するようなアクティビティの提供を目指しています。12月8日からスタートする第2弾検証は、2022年1月30日(日)までの実施され、ホテル アンテルーム 京都の1室にて宿泊者限定で価格2,500円(税込み)にて1日3枠まで(1枠につき2時間・1名限定)受け付け予定です。(画像はプレスリリースより)【参考】※ホテル アンテルーム 京都 詳細
2021年12月10日福岡・天神で開催 女性のためのセミナー9月25日(土)、福岡県福岡市中央区渡辺通にある「学びのカフェ天神」で、セミナー『マインドフルネス「瞑想」 ~自分の心を“今ここ”に戻し、自分自身の静かな中心を見出しましょう~』が開催される。受講料は1,000円となっている。講師はヨガフェスタ横浜講師で、ホテルルートイングランティアヨガ講師、心のアドバイザー、大牟田市にて「和Yoga」を主宰している長谷川恭子氏である。「学びのカフェ天神」では、自分を磨きたい、自分らしく働きたいという女性の学びの場としてセミナーを開催。また、セミナーカードが8,000円で販売され、このカードがあれば、1講座1,000円のセミナーを10回受講できる。洞察力・直観力・創造力も高めるマインドフルネス現代社会では、時間に追われ、休息するべき時間でも、つい仕事や家事のことを考えてしまったり、わざわざ探さなくてもいい情報を求めてしまったりする。頭の中では喧噪状態が続き、過去や未来のこと、不安感などのネガティブな感情、他者からの評価などが頭を駆け巡ることになる。時には力を抜き、自分の外にあるものの力や支えを借り、自分自身をゆるす時間も必要なのである。マインドフルネスは「“今ここ”にただ集中している心の在り方」であり、自分の力を最大限に発揮でき、自分の中に幸せを見つけ出し、幸せをつかめる状態のことである。セミナーでは、ストレス解消、心の充実、快眠などの効果が期待できるマインドフルネスを身につけることができる。日時: 9月25日(土) 14:00~15:20場所: 渡辺地所福岡駅前ビル9階(天神ロフト横)福岡県福岡市中央区渡辺通4-9-20費用: 1,000円(学びのカフェ天神のサイトより引用)(画像は学びのカフェ天神のサイトより)【参考】※マインドフルネス「瞑想」 ~自分の心を“今ここ”に戻し、自分自身の静かな中心を見出しましょう~ - 学びのカフェ天神 -福岡/天神セミナー
2021年09月09日「瞑想」 で自分自身の静かな中心を見出そう5月22日、福岡市中央区で、セミナー『マインドフルネス「瞑想」 ~自分の心を“今ここ”に戻し、自分自身の静かな中心を見出しましょう~』が開催される。会場は自分磨きや自分らしく働きたい女性を応援する学びの場「学びのカフェ天神」。講師はヨガフェスタ横浜講師で、ホテルルートイングランティアヨガ講師、心のアドバイザー、「和Yoga」主宰の長谷川恭子氏であり、受講料は1,000円となっている。休むことを自分に100%許すひととき仕事にプライベートに、何かと忙しい現代社会では、あらゆる方向からの情報があふれかえり、穏やかな気持ちでいるつもりでも、知らず知らずのうちに頭の中で考えごとをしてしまいがちである。考えてもどうにもならないことから離れ、時には脳を休ませる必要がある。この日のセミナーでは、「“今ここ”にただ集中している心の在り方」であるマインドフルネスを身につけることができる。歯を食いしばるのではなく、力を抜いて、身をゆだね、自分の外にある支えや力を借りる練習を行い、休むことを自分に100%許すひとときを過ごすことができる。日時: 5月22日(土) 14:00~15:20場所: 渡辺地所福岡駅前ビル9階(天神ロフト横)福岡県福岡市中央区渡辺通4-9-20費用: 1,000円(学びのカフェ天神のサイトより引用)(画像は学びのカフェ天神のサイトより)【参考】※マインドフルネス「瞑想」 ~自分の心を“今ここ”に戻し、自分自身の静かな中心を見出しましょう~ - 学びのカフェ天神 -福岡/天神セミナー
2021年05月12日食事×瞑想×ダイエット 満腹ではなく満足を5月15日(土)、食事で実践する瞑想についてレクチャーするオンライン配信限定セミナー『【食事×瞑想×ダイエット】満腹ではなく満足を!間食・食べ過ぎを防ぐ「マインドフル・イーティング」』が開催される。このセミナーは株式会社プロフェリエの企画によるもので、日本橋三越本店(三越カルチャーサロン)が主催。講師はプロボディデザイナーの松尾伊津香氏である。受講料は1,100円(税込)となっている。満足感を高めながらダイエット松尾伊津香氏はオリジナルの食欲鎮静メソッドとして「食事瞑想」を確立し、ミスワールド日本代表の審査員やボディメイクも手掛けている。また、『一生太らない魔法の食欲鎮静術』などの著作があり、『食欲ブレーキダイエット』を監修している。季節が夏に向かっていくと薄着になり、どうしても体型が気になってしまう。ダイエットでまず思いつくのは食事制限であるが、反動による暴飲暴食、リバウンドは避けたい。「マインドフル・イーティング」セミナーでは、満腹感ではなく、満足感が得られる食べ方や、普段の食事で実践できる瞑想の方法を知ることができる。「マインドフル・イーティング」とはどういうものなのかを学び、参加者が用意した主食やおかずなどにより実践することになる。日時: 5月15日(土) 12:00~13:15【必要なもの】・お塩(4つまみ程度)・さ湯(40~70℃・飲める程度の暖かさ)・白米 または パン5口程度・好きなおかず2~3品(オトナCanPASSのサイトより引用)(画像はオトナCanPASSのサイトより)【参考】※食事×瞑想!? 間食・食べ過ぎを防ぐ「マインドフル・イーティング」 - オトナCanPASS - Otona CanPASS
2021年05月06日音声で学ぶ瞑想法瞑想・マインドフルネスアプリ「Relook」が、現役の住職で精神科医でもある川野泰周氏の協力によりRelook瞑想オールスタープロジェクトの第2弾をリリースします。Relookは現代人の多くが抱える不眠やメンタルバランスの乱れを改善するため、音声ナレーションを使ったガイドで瞑想・マインドフルネスについて学ぶという、新しいアプローチのアプリケーションです。目的別に300種類以上の瞑想コンテンツを、医師の協力のもと制作しています。クラブハウスでの公開対談もRelook瞑想オールスタープロジェクトの第2弾は、同アプリの有料コンテンツの1つとして新たらしくリリースされるものです。「精神科医の禅僧が教える 心と体の休め方」を題材に毎日1回10~15分間の音声ガイドで瞑想やマインドフルネスの方法解説するだけでなく、瞑想・マインドフルネスの歴史についても学ぶことができます。日々の暮らしにマインドフルネスを取り入れ、1日10分でも心と体にゆっくりと向き合うことで、自分や他者を労い、慈しむ心を育むコンテンツです。同プログラムの公開を記念した川野泰周氏とRelook代表によるオンライン対談が3月27日(土)20時にクラブハウスにて開催されます。(画像はプレスリリースより)【参考】※「Relook」公式メディア
2021年03月14日40代半ばに入り、不安、体の痛み、不眠などさまざまなストレスが原因と思われる心身の不調に悩まされていました。病院に行かずに自分で対処できるのではないかと考え、マインドフルネスのメソッドを毎日の生活に取り入れてみました。マインドフルネスとの出合いは1冊の本私は45歳のときに、部下の採用基準のなかに感情を理解し問題解決に生かす「エモーショナルインテリジェンス(感情知能) 」を取り入れたいと考えていました。関連の書籍を調べるうちに、マインドフルネス手法を活用した人材開発プログラムを開発したGoogle社の『サーチ・インサイド・ユアセルフ』という本に出合いました。それは私自身が体の不調を自覚しており、どうしても陥ってしまう負の感情や考え方をいかにしてコントロールするか、ストレスをどう低減するかと、さまざまな方法を実践していたときでした。これまでヨガやジョギングなど、体を動かすことは積極的にしてきましたが、マインドフルネスという一見スピリチュアルな気がする言葉は、実は脳科学研究に基づいた科学的手法であり、うつ病などの治療にも使われていることをこの本により初めて知りました。毎朝マインドフルネスで頭を空っぽに不調の解消のために毎朝軽くヨガをおこなってから、マインドフルネスの瞑想方法を紹介したYouTubeビデオを流しながら、10~15分ほど横になって瞑想をおこないました。このビデオでは、音声指示に従い呼吸や体に注意を向けていく訓練をします。途中で話しかけられたりして、最初はビデオの指示に集中することが難しかったので家族にも協力してもらい、集中できるように早朝、家の屋上でおこないました。マインドフルネスのビデオはさまざまな種類があるのですが、前述のビデオを選んだ決め手はインストラクターの声が耳に心地良いこと、そしてその内容や指示が理解しやすいことなどです。その結果、続けて2週間ほどでマインドフルネス瞑想中は、何も考えない「現在の呼吸をする自分」に集中した状態を作り出すことができるようになりました。そして、次第に仕事前に感じていた緊張や不安などが減り、目の前の一つひとつの仕事に取り組む集中力も高まっていきました。いろいろな方法を試してみると朝おこなうマインドフルネス瞑想が生活に定着し、効果を実感していくうちに、夜も頭をスッキリさせてから寝たほうが良いだろうと考え、夜寝る前にも試してみました。けれど夜に瞑想をすると途中で眠ってしまうことが多く、リラックスはできても「何も考えない脳」を作り出すマインドフルネス訓練の効果があったかどうかがわかりませんでした。そこで試してみたのが、食べることに意識を集中する「マインドフルネス・イーティング(食べる瞑想)」や「マインドフルネス・ウォーキング(歩く瞑想)」です。食べる瞑想により、昼間簡単に済ませていたランチを、「意識して選ぶ、集中して噛む、飲み込む、味わう」ようになり、これまでよりも体の中に入れる物と入れ方(内容、時間、量)を考えながら食事をするようになりました。歩く瞑想は、帰宅後の夕方や週末の朝に、自然の中で周囲の景色を見ながら一歩一歩に集中しておこないました。これは歩くという有酸素運動と、マインドフルネス瞑想が同時にできる一石二鳥のメリットがあります。続けてみると頭がスッキリとして運動にもなり、心や気分も良くなるなど効果がハッキリ感じられます。まとめマインドフルネスは、常に悪いほうに考えてばかりの私の脳をリラックスさせることができただけでなく、学校でマインドフルネスやヨガの訓練を受ける機会のある子どもたちにも効果があったようです。最近わが家では、家の中で喧嘩や言い合いが始まったら、双方が離れて大きく呼吸を5回してみることをルールにしているのですが、怒りや不安などの感情を理解し、家族がお互いに思いやりの感情が持てるようになりつつあるのではないかと思います。コロナ禍による新しい生活様式のなかでも、自己の感情をコントロールしたり、相手への思いやりを持ち続けることは大切だと感じています。今後もマインドフルネスを日常のさまざまな場面に取り入れていきたいと思っています。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
2021年01月10日クリス・ヘムズワースが、自身が手掛けるフィットネスアプリ「Centr」のプロモーションのために、様々な場所・シチュエーションで「瞑想」を行う動画を公開。そのなかの1つ、水中での瞑想動画が話題になっている。ゴーグルと水着を着用し、プールの底で両手を胸の前で合わせ、あぐらをかき、目を閉じて瞑想に入るクリス。「想像して。きみが最近がんじがらめになって、離れられないと感じるような場所から遠ざかっていることを」と視聴者がクリスと同じ状態で瞑想ができるように、やさしく呼びかける。クリスの低音ボイスとほの暗さに癒され…と思い始めた瞬間に6歳の息子のトリスタンくんまたはサーシャくん(2人は双子)がバタバタと泳ぎながらカメラの前を横切る。クリスは「あっちに行きなさい」というように手で追いやり、「邪魔するものはなにもない。静けさを脅かすものもない。注目を必要とする人もいない。きみときみの思いだけになるまでに、心配事はただ追いやってしまおう」とナレーションを続ける。その間にも男の子はクリスにちょっかいを出してばかりだ。「ここにはきみとぼくだけ。なんてことだ…それにこの子どももか。わかった。次の機会に試すしかない」と最終的には瞑想をあきらめるのだった。ファンからは「おもしろすぎ」「クリス、コメディもやるべきだ!」「今日からお風呂の底で試してみよう」などのコメントが寄せられている。(Hiromi Kaku)
2020年10月29日アユーラ(AYURA)の“瞑想風呂”「メディテーションバス」がパワーアップ。新「アユーラ メディテーションバスt」が2020年10月1日(木)より発売される。アユーラの“瞑想風呂”「メディテーションバス」は、“瞑想風呂”でおなじみのアユーラのロングセラー入浴料。発売から25年ロングヒットを飛ばし、数々のビューティーアワードに輝いてきた。ヒノキ・ゆずなどシングルノートの入浴剤が主流だった時代に、さまざまなハーブをブレンドした「メディテーションバス」の“アロマティックハーブの香り”はセンセーショナルに映った。以降、リラックス効果のある香りに多くの人が虜になり、スター製品へと成長していった。ロングセラー入浴料が進化そんな人気製品が、25周年を機に初めて内容をパワーアップ。ストレスホルモンを減少するといわれるリラックス成分を新配合することで、よりおだやかな“瞑想風呂”を叶えてくれる。2層タイプの入浴料は、よく振ってお湯に溶かすと、白い湯けむりのようにきれいな乳白色に変化し、至福のリラックスタイムを演出。香りは、ローズマリー、カモミールなどをブレンドしたアロマティックハーブの安らかな香りを踏襲。保湿効果とうるおい密封トリートメント効果を同時にもたらして、しっとりなめらかな肌へと仕上げてくれる。アユーラ入浴料・ボディウォッシュが一挙リニューアルまた同日、アユーラの入浴料・ボディウォッシュが一挙リニューアルして新登場。肌・からだへの効果はもちろん、アユーラ自慢の心地よさもグレードアップさせている。「アユーラ ナイトリートバス」は、「メディテーションバスt」同様の乳白色のお湯が楽しめる入浴料。さまざまなハーブをブレンドしたアロマティックハーブの香りには、安眠効果があるとされるラベンダー、ベルガモットなどをブレンド。睡眠前のバスタイムに取り入れれば、おだやかな夜を過ごせそう。美容液のようなうるおいで、湯上りはしっとりした肌に。また、「メディテーションバス」とともに25年前のブランド誕生当初からのラインナップである“生薬風呂”の「アユーラ 薬用ハーバルホットスパ(医薬部外品)」もパワーアップ。刻んだ生薬を袋につめた揉み出しタイプの入浴料で、ぽかぽかとした温浴効果が湯上り後も長くつづく。疲労・こり・冷えを改善する生薬を厳選して配合しているので、肩のこり、冷え性などの悩んでいる人にもおすすめだ。さっとお湯に溶け広がるバスパウダー「アユーラ 蓬香草湯α」「アユーラ 生姜香草湯α」も発売。深い安らぎ感のある蓬をメインにした「蓬香草湯α」は、 とろりとまろやかなミルキーグリーンの湯で全身を包み込み、なめらかな肌に整えてくれる。また、ボディ用洗浄料「アユーラ アロマティックウォッシュα」も発売。保湿成分入りのメレンゲ泡が素早く泡立ち、するんとなめらかな肌に仕上げてくれる。香りは、アロマティックハーブに柑橘系を合わせた、爽快感と安らぎ感を両立させた香りとなっている。【詳細】アユーラ入浴料・ボディウォッシュ<リニューアル>発売日:2020年10月1日(木)・アユーラ メディテーションバスt 50mL 560円+税(J)、300mL 2,000円+税、700mL 4,300円+税(L)・アユーラ ナイトリートバス 50mL 580円+税(J)、300mL 2,500円+税・アユーラ 薬用ハーバルホットスパ(医薬部外品)1回分30g 350円+税、30g×8包入 2,000円+税・アユーラ 蓬香草湯α 1回分40g 240円+税、40g×8包入 1,800円+税・アユーラ 生姜香草湯α 1回分40g 240円+税、40g×8包入 1,800円+税・アユーラ アロマティックウォッシュα 300mL 1,800円+税注)(J):セルフ店舗・セルフコーナーおよびAYURA GINZA限定(L):通販限定【問い合わせ先】アユーラTEL:0120-090-030(平日 10:00~18:00 土日祝休)
2020年06月29日自宅で気軽に瞑想体験株式会社ザッパラスは、2020年3月31日(火)から4月10日(金)までの期間限定で、自宅でマインドフルネスを体験できるオンラインプログラムを無料で公開します。自分の心に向き合おう新型コロナウイルスの感染が広まる中、休校やテレワークなどにより自宅にいる時間が増えています。そんな中、自宅で行うマインドフルネス瞑想で脳と心を休ませ、心と身体の健康を促す無料プログラムが限定公開されます。同プログラムは初心者の人でも継続しやすいよう組み立てられています。科学的アプローチをもとにした本格的な内容です。セッションの前には簡単なストレッチで身体をほぐすことからスタートします。無料で参加できるのは、先着1,000名まで。1セッションでは100名までです。希望者は参加申し込みフォームから申し込み可能です。(画像はプレスリリースより)【参考】※株式会社ザッパラスのプレスリリース※参加申し込みフォーム
2020年03月30日体の内側、心の動きや状態を観察していくクリパルヨガ。動きながら行う瞑想のようなヨガなので、運動が苦手な方でも始めやすいのが特徴です。今回はヨガインストラクターのHikaru先生に、クリパルヨガについて色々と教えていただきました。クリパルヨガとはクリパルヨガの大きな特徴は自己を内観し、自己受容することに重点を置いた、セラピーに近いヨガということです。レッスンではポーズの完成度よりも、今起きている体の変化や心の変化に気づき、受け入れるということを教わります。自己の内面に強く集中することで、動く瞑想とも言われています。クリパルヨガはこんな人におすすめクリパルヨガは今自分に起きていることを観察するため、無理なく指導してくれるので体が硬かったり怪我などでヨガに抵抗のある方におすすめです。また、自己肯定感を高めたい方、ストレスを感じやすい方も今起きていることを受け止めて自己受容することで心の波立ちが抑えられておすすめです。クリパルヨガで得られる効果クリパルヨガを行うことで、集中力アップ、自律神経を整える、自己肯定感アップ、動じない心が養えます。また、今の自分の限界を知り、軸を感じながらポーズをキープするのでインナーマッスルも程よく鍛えられます。クリパルヨガの構成クリパルヨガは3つのステージに分かれ、段階的にステップアップしていく構成になっています。はじめに、呼吸に合わせてポーズを行い今の自分を知る、次にそのポーズをキープして今の自分自身に起きていることを受け止める練習をします。最後は自分の内側から起こる感覚に身を委ねて自由に動きながら瞑想をしている状態です。(体)呼吸に合わせて無理なく体を動かしながら、(心)自己に集中し内観、(精神)集中状態を保ちながら内側から湧き起こる感覚に身を委ねることで心身ともに深いリラックス状態になります。クリパルヨガで自分を見つめ直す動く瞑想とも呼ばれるクリパルヨガ。運動が苦手な方でも安心して行うことができ、自己肯定感の向上や自律神経を整える効果があります。特にストレス要因の多い現代人にはぴったりのヨガ。頑張るあなたの新しい趣味として、是非一度クリパルヨガに挑戦してみてください。Hikaruヨガインストラクター
2019年11月23日瞑想アプリ「Relook」にAndroid版登場累計2万ダウンロードを突破した、Relook株式会社の瞑想・マインドフルネスアプリ「Relook」が、待望のAndroid版アプリをリリースしました。100種類を超えるコンテンツ「Relook」には現役のマインドフルネス講師やヨガインストラクター、臨床心理士など、専門家達が監修した瞑想・マインドフルネスのコンテンツが100種類以上用意されています。「不安やストレスを感じている時」「よく眠れない時」など、様々なシーンや目的に合わせて最適なコンテンツを選択可能です。音声ガイダンスに従うだけで、初心者でも簡単に利用できるのも嬉しいポイントです。また川のせせらぎや海の波の音、鳥のさえずりなど、豊富なサウンドを用意。心地よいサウンドに耳を傾けながら、深い瞑想の世界に浸ることができます。「集中力を高めたい」「ネガティブ思考を変えたい」「寝付きが悪い」といった悩みを抱える人におすすめのアプリです。(画像はプレスリリースより)【参考】※Relook株式会社のプレスリリース※「Relook」公式サイト
2019年11月17日誤字脱字も人目も気にせずに思いの丈を自由にノートに書いて、書いて、書きまくるジャーナリング。書く瞑想とも言われ、アメリカではセラピーにも活用されています。心と体の健康に良いとされるジャーナリングですが、創造性の回復やマネジメント力を培うとも言われ、ビジネス分野でも人気。では、一体どうやったらいいの?社会心理学者のペンベーカー博士とベストセラー作家のナタリー・ゴールドバーグによる2つの手法と、その7つの必須ポイントを網羅します。さぁノートとペンのご用意を!取材、文・土居彩 看板写真・Yumiko Sushitani【マック・マインドフルネス時代の瞑想探し。「魂ナビ」が欲しい!】vol. 2イライラ、鬱々は書いて流すべし。会社を辞めてアメリカで暮らしていたとき、こちらananwebの別の連載で日々のドタバタ劇を綴らせてもらっていました。危うい英語で孤軍奮闘するという泥臭い連載でしたが、ある日ふと、書くことの9割は聞く作業だと気がつきました。自分の主張に根気よく耳を傾けて、自分のインタビュー記事を書くような感じでしょうか。そして書くことには、母国語ではない社会の中で言いたいことが言えなかった自分の主張を吐き出すことができて、カウンセリング効果があると実感しました。作家の村上春樹さんも小説を書き始めたのは自己治療のためだったと臨床心理学者 河合隼雄さんとの対談でお話されていらっしゃいましたね。別に村上さんのような素晴らしい作品を書かなければ!と力む必要はありません。究極的には書くことというのは、外側へのアプローチではなく、自分の内側と対話することだと感じるからです。そういう意味で言えば、自分のためだけに書く日記は特に安心です。そこでは、100%自分の言い分を批判されることなく感じ切って吐き出せ、心理的に安全だからです。セラピーにも使われているジャーナリング。さて、日記は英語でジャーナル。それを現在進行形にするとジャーナリングです。ノートに心に浮かんだことを書いて、書いて、書きまくる、というジャーナリングの手法は、アメリカでは書く瞑想とも言われ、セラピーにも使われています。なかでも、日記だけにペン、というわけではありませんが、ジェームス・ペンベーカー博士の手法 エクスプレッシブ・ジャーナリング(表現するジャーナリング)は医療分野においても最も広く利用され、研究されています。ストレスを感じたり、トラウマを抱くような体験について15〜20分間、ノートに書き綴るのです。人に読ませるものではないので、誤字脱字があっても、前後の文脈がハチャメチャでも、そんなことは全く気にしません。ジャーナリング中は「こんなこと思うなんて、私って人間的に小さい」といった自制心もなだめながら筆を進めます。私たちは悲しかったり、辛い出来事があると、それが強烈であればあるほど触れないようにと、無意識のうちに記憶の奥に押しやります。1日15-20分ノートに思いの丈を書くだけ。その鬱屈した思いをジャーナリングで発散させ、体験したことの意味を再認識することで、パートナーとの別れ(1)、愛する人の死(2)、無職状態(3)、自然災害(4)、一般的なストレスを感じる出来事(5)といった、辛い経験から心理的に回復する助けになるという研究結果もあります。またペンベーカー博士の研究によると各20分、連続する計4日間、辛い出来事や感情について書くと、長期的には免疫機能が向上するなど心の健康のみならず、体もヘルシーになるのだとか(6)。とはいうものの、書くことでその不快な体験をあえて再び浮上させ、文字という形で物質化させて心理的に再体験するというのは、なかなか難易度が高いものです。そこで、どう行えば適切なのでしょう? 大まかに7つのポイントがあります。トラウマ・ストレスを浄化するペンベーカー博士の手法1. 各15-20分、4日間で1セッション。手書きで。1セッションを数週間続けて行うのがより効果的。2.同じトピックについて書き続けてもいいし、毎日テーマを変えてもOK。3. 制限時間中は、書く手を止めない。文法の誤りは気にしない。書く内容が無くなったら、新しい言葉が自然に生まれるまで同じ言葉を繰り返して書いてもOK。内容よりも、タイムアップまで書き続けることが肝心。4. 自分のためだけに書く。4日間のエクササイズ終了後は、書いたものを捨てたり、誰にも読まれないように隠してもいい。5. 辛くて書けない内容は、書かなくて良い。まだ心の準備がついていないということなので、心理的に向き合える出来事や状況を選ぶ。6. 悲しみや落ち込みを感じても、不安にならない。開始して1、2日は、悲しみが数分または数時間続く可能性が。どんな感情が起こっても自分をサポートできるような時間をあらかじめ設定しておくと安心。7. 同じトピックを何セッションもダラダラと書き続けない。ストレス改善が見られない場合は中断し、カウンセラーに相談して。ペンベーカー博士の手法は、主にトラウマやストレス治療を目的としたものですが、創造性を回復するための文章講座というのも、アメリカで人気です。全米で大人気のクリエイティブ・ライティング講座。その代表がアメリカのベストセラー作家のナタリー・ゴールドバーグが行うクリエイティブ・ライティングの講座。彼女が書いた『Writing Down the Bones: Feeling the Writer Within』(『魂の文章術—書くことから始めよう』)はミリオンセラーとなり、日本語も含めて12もの言語で翻訳・出版されました。ちなみにナタリーは禅仏教の熱心な実践者でもあり、私が暮らしていたサンタフェにあるウパヤ禅センターで法話をしたり、坐禅に参加してもいたんですよ。ナタリーによれば創造性を回復させるためにはまず、本来の自分を取り戻し、ありのままの自己を深く知って、それを受け入れる作業が必要だと言います。これは自己認識力とも言われ、感情のコントロールがしやすくなることからビジネスの世界では、創造性のみならず、マネージメント力を培うためのスキルとしても重要視されています。さてナタリーのジャーナリングには以下の7つのポイントがあります。そのうちのいくつかはペンペーカー博士のエクスプレッシブ・ジャーナリングと共通していますが、ユニークなものもあります。創造性と繋がるジャーナリング ナタリーの手法。1.手の動きを止めない。何が言いたいのかわからないなら、「何が言いたいのかわからない」。無駄な時間を過ごしていると思うなら、「こんなことは馬鹿げている」と次の言葉が出るまで、思いの丈を書き続ける。手の動きが追いつくように、スラスラと滑りの良いペンを選ぶと安心。2.コントロールを失う。3.考えない。4.誤字脱字、文法の誤りはムシ。5.自由! 国宝級のガラクタを書いたっていい。社会的、文化的なエチケットに従う必要はない。「いい人に見せたい」「うまく書きたい」と執着せず、ノートの上では本来の自分を解放して。ナタリーが言う“しょっぱなの考え(first thoughts)”を敬い、加工・編集しようとしないこと。頭の中の編集者や検閲責任者に暇を出し、自己肯定という名の特大サイズのプールで自由に泳いで。6.具体的に。全ての感覚をフル稼働させて表現する。例えば「彼女のせいで気が狂いそう!」ではなく、「メイって一緒にいてもずっとインスタ見てるし、映画中は話しかけてくるし、安い香水工場みたいな匂いがするのよね」といったように。ただし五感を研ぎ澄ませて書けなくても、それで自己批判したり、心配しないこと。7.際どいところを攻めよ。「怖いという気持ちが浮き上がってきたら、突き進め! それこそが創造性のエネルギーの源よ」というナタリー。始めは核心から逃げようとリスク周辺でうろうろしたり、はっきりしない主張からスタートするかもしれない。「でも逃げないで! 今まで心理的にスレスレのところを突いて書くことで死んだ人はいない。泣いたり、笑ったりしても、死ぬことはないから」というのがナタリーのガイダンス。ジャーナリングする暇なんて無いという人は、手帳タイプの『マインドフルネスダイアリー2020』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)などを利用するのも手。「私のモヤモヤしていること」など一週間ごとにジャーナリングテーマが設定されているので、思わぬお題と巡り合い「本当のわたし」を探究できたらしめたものです。さてどこかのライターが「書いていると血行が良くなって、脱糞したくなる」と語っていましたが(私じゃないですよ)、ジャーナリングとは心と体のお掃除。モヤモヤも感じ切って、噛み砕いて、ポーンッとウンコして流してしまいましょう。つまりジャーナリングも、トイレやお風呂、歯磨きと同じだと考えれば、日課にしやすいかもしれませんね。土居彩編集者。株式会社マガジンハウスに14年間勤め、anan編集部、Hanako編集部にて編集者として、広告部ではファッション誌Ginzaのマーケティング&広告営業を勤める。’15年8月〜’17年5月、カリフォルニア大学バークレー校心理学部にて、畏怖の念について研究するダチャー・ケトナー博士の研究室で学ぶ。’18年9月〜’19年1月、7月、ニュー・メキシコ州サンタフェにあるウパヤ禅センターに暮らしながら、ジョアン・ハリファックス師に師事。現在は、書道家・平和活動家、13世紀の道元禅師を初めて英訳し欧米に伝えた禅研究家の棚橋一晃氏の著書『Painting Peace(平和を描く)』(シャンバラ社)を翻訳中。恩人たちに支えられ続けながら、会社を辞めて渡米奮闘したドタバタな日々を綴ったananweb連載『会社を辞めて、こうなった』も。参考論文1. Lepore SJ, Greenberg MA. Mending broken hearts: effects of expressive writing on mood, cognitive processing, social adjustment and health following a relationship breakup. Psychol Health. 2002;17(5):547-560.2. Kovac SH, Range LM. Writing projects: lessening undergraduates’ unique suicidal bereavement. Suicide Life Threat Behav. 2000;30(1):50-60.3. Spera SP, Buhrfeind ED, Pennebaker JW. Expressive writing and coping with job loss. Acad Manage J. 1994;37(3):722-733.4. Smyth J, Hockemeyer J, Anderson C, et al. Structured writing about a natural disaster buffers the effect of intrusive thoughts on negative affect and physical symptoms. Aust J of Disast Trauma. 2002;1:2002-2001.5. Schoutrop MJ, Lange A, Hanewald G, Davidovich U, Salomon H, tte e. Structured writing and processing major stressful events: A controlled trial. Psychother Psychosom. 2002;71(3):151-157.6. Pennebaker JW. Writing about emotional experiences as a therapeutic process. Psychol Sci. 1997;8(3):162-166.
2019年09月28日ブランド小物と最新ファッションで武装していたアンアン編集者時代のキラキラ人生から一転。瞑想の奥深さに魅了されて魂の先生探しの旅へと繰り出し、会社を辞めて渡米した筆者・土居彩。アメリカ禅センターでの典座生活、認知症の恩人や先住民との暮らしに始まり、2年間ホームレスの経験もしたとか。そして4年半を経て帰国した彼女が、瞑想、スピリチュアリティ、心理学、新しい生き方をする人々から学ぶ本連載をスタートしました。第1話では、現在NYで人気のネイルサロン瞑想サービスを紐解きながら、試行錯誤しながら歩む彼女の等身大の瞑想の先生探しの旅についてお話します。取材、文・土居彩 看板写真・Yumiko Sushitani【マック・マインドフルネス時代の瞑想探し。「魂ナビ」が欲しい!】vol. 1NYのロハスなサロンでは、ネイルで瞑想。ニューヨークに3店舗あるヒップなネイルサロン サンデーズ。そのサックス・フィフス・アヴェニュー・ミッドタウン店では、各ネイルサービスに5ドルを追加すると、ヘッドフォンで誘導瞑想を聞くことが出来ます。6種類の瞑想は、サンデーズの創設者エイミー・リンと、NYにある瞑想スタジオの先駆けMNDFL(マインドフル)の瞑想教師ヴァレリー・オウラ(クンダリーニ・ヨガ瞑想教師)が特別デザインしたもの。6タイプのセッションは10-16分で、サロンがモットーとする、明晰さ、集中、感謝、グラウンディング(地に足つけて現実を生きる)、手放し、リラックスを目的としたもの。例えばグラウンディング瞑想では、「右の足の親指の先、かかと…。あなたは常に大地とつながり、サポートされています。ただ行うべきは、両足の下にしっかりとした基盤があることを思い出し、そこにつながることです」といった言葉が流れます。アメリカで物議を醸す、マック・マインドフルネスって?こうした手の届きやすく資本主義化された瞑想サービスのことを、McMindfulness(マック・マインドフルネス)と言って、サンフランシスコ州立大学のロナルド・パーサー教授が本を書きましたが、スピリチュアリティの商品化だと批判されることも少なくありません。私はアメリカの禅センターで典座と料理をしながら暮らしていましたが、そこでも間口が広くなるのは良いことだとか、倫理実践無しに瞑想だけを行うのはプラクティスの形骸化だ、とか。はたまた良い瞑想、悪い瞑想という区別性を超えた先に真の実践があるのでは、とか。賛否両論、あるいは賛否を超えた意見が活発に交わされていました。瞑想を毎日行うには、強い意志が必要です。忙しい生活のなかで、一見なんの生産性も無いような、ただ坐るということを何十分もやっていると、途方もない時間の無駄遣いをしているのではないかとバカらしくなるからです。私自身も禅センターを出た後は1日三度の坐禅が二度になりました。代わりに料理中に野菜を切る指の感覚に集中してみたり、レジ待ちに呼吸に意識を向けて見たりと、日常生活の細部をできるだけ大切にすることで瞑想的に過ごせないかと試行錯誤しています。そこで個人的には瞑想を行える場が広がることは良いことだと思っています。サンデーズの瞑想サービスも、顧客たちから「ネイル中だけが自分の時間なの」と繰り返し打ち明けられ、「では瞑想も同時に出来て、より平穏な気持ちになってもらえたら」とスタートしたのだそうです。私が瞑想を始めた理由は、眠れなかったから。さて、こちら連載第1話ではまず、私が瞑想を始めたきっかけからお話したいと思います。初めて瞑想と出合った当時の私は、出版社で女性誌の編集者をしていました。入稿明けで体はぐったりしているのに頭が興奮状態で眠れず、週末は逆にこんこんと眠り続けて寝溜め状態。慢性的な偏頭痛も抱えていました。食周りのページを担当していたこともあって、入社前に比べて体重が12キロも増えてしまいました。そこで「これではダメだ。運動でもしよう」とヨガを始め、ポーズと瞑想を就寝前の日課にしたことが始まりでした。その後、ヨガの教本『ヨーガ・スートラ』に出合い、インド哲学の奥深さにはまってインドを旅し、週末にはヨガのインストラクター養成講座にまで通い出したものだから、同僚にも「土居さんは一体どこへ向かっているの?」と訝しがられたっけ。さて私のように疲労回復のためだったり、またはストレス軽減やレジリエンスの向上、コンパッション(思いやりの心)を育んだり、無我の境地やワンネスの体験、世界平和など、瞑想を始める理由は人それぞれだと思います。けれどもその先に求めることは共通していて、それは「なぜ瞑想するのか」という点が一致する魂の先生との出会いだと思います。それは実際に会える人でもいいし、本や経典、インターネット動画などでも構わないと思います。私の場合は欧米にマインドフルネス瞑想を広めた、平和活動家で詩人でもあるお坊さんのティク・ナット・ハン師(愛称:タイ)でした。“DSC_1221a4r” by ghknsg548 is licensed under CC BY-NC-SA 2.0その出会いを辿る糸の先端は、一見関係ないような場所にありました。台湾茶藝館取材から、ティクナットハン師との出会い。それはanan編集者としての台湾出張で、茶藝館を取材したときのこと。オーナーの寡黙で品の良い老紳士にお茶の親しみ方を習うことになりました。記事を書くために聞きたいことが山ほどあるのに、「シーッ」と人差し指を唇の上にかざして沈黙を求められ、彼は優雅にお湯をあっちこっちの器に移し替えています。やっとこさお茶がはいったと手にしても、湯飲みの蓋の香りを嗅ぐことに始まり、なかなか飲ませてはもらえません。そんな様子で細部にわたって意識を目の前のお茶との体験に向けることになった結果、5分程度の時間が拡張したように感じたのです。「意識の向け方で、時間の観念は変わるんだ」、「言葉を重ねるよりも、体験することでわかる世界があるのか」と大変驚きました。当時離婚したばかりだった私にとって、それは革命的で強い癒しの発見でした。そして帰国後に次の特集のリサーチをしていたとき、彼の教えを参考図書の中で偶然目にします。それは「お茶を飲みながら過去の出来事を思い煩ったり未来のことを心配して意識が今ここに存在しないと、一杯のお茶を楽しむ機会を失いますよ」というタイの言葉の引用でした。そしてその翌年に彼が韓国で瞑想合宿をすることを知り、いてもたってもいられず、参加するに至ったのです。瞑想中に涙が止まらない。不眠を解消するためだったはずの瞑想が、タイとの初めてのマインドフルネス合宿で、なぜだか涙が止まらない。「いま、この瞬間」に集中するために坐禅したり、歩いたり、食事をしたりしながら自分の深部と根気よく対話し続けた結果、思考の流れがスローダウンし始めました。そして、ワークホリックやショッピング中毒という形をとって本音と向き合うことを避けてきたこと。隠れた悲しみや怒りが自分の中に在ることに気付かされました。あるときタイは「マインドフルネス瞑想を企業や軍人にも教えるべきですか?」とマック・マインドフルネスに疑問を感じる人に尋ねられました。それに対してタイは「マインドフルネスは道具ではありません。それは道です」と答えました。マインドフルネスは手段ではなく在り方。例えばナイフは野菜や果物を切って調理するために使うことも出来るし、殺人を犯すために利用することも出来ます。道具が持つアイデンティティは一見同じ結果を導くように見えても、用途によって変化します。つまり瞑想体験もその効果も、意図次第で異なるということ。そこで瞑想の道が深まるにつれて、それは『なぜ坐るのか』という冒険になっていきます。私は15年ほど瞑想を中心とした内省の旅を続けていますが、特にアメリカで生活していた4年半は、スピリチュアル・ショッピングだと揶揄されてしまいそうなほど、心惹かれた場所や先生のもとに手当たり次第に飛び込んでいきました。スピリチュアル・フリーランスでも、まぁいいじゃないか。それは、5箇所の曹洞宗の禅センター、テラヴァーダ仏教のタイ・フォレスト仏教寺院、心理学者で仏教実践者が設立した瞑想センター スピリット・ロック、ゴエンカ式のヴィパッサナー瞑想合宿センター、クンダリーニ・ヨガセンター、パラマハンサ・ヨガナンダのSPF、利他主義と幸福の関係を研究するバークレー大心理学部の研究室、人間性回復の震源地 エサレン研究所、フランスのプラム・ヴィレッジ、洞窟にも行きました。コミュニティとの相性も確かめたかったので、ボランティアをしたり働いたりしながら住み込みで学ぶことも多かったです。その結果、どこでもいつでも寝られるようになった今の私が瞑想する理由は、頭の中の小姑が「良い、ダメ」「好き、嫌い」とすぐに騒ぎ出すところがあるので、それと自分を同一視することから少し自由になり、なるべく愛、尊敬、関心を原動力にして、自分にも他の人にも優しくありたいからです。とても難しくて毎日が勉強ですが。現在の私の瞑想における先生は、先のティク・ナット・ハン師、レジデントとして暮らしたウパヤ禅センターのハリファックス老師、ヴィパッサナー瞑想のS.N.ゴエンカ師を始めとする、社会に関わる仏教(Engaged Buddhism)を提唱する人々を中心としています。でも「先生は彼らだけだ」とか「絶対に彼らは永遠に私の先生だ」と決めつけず、常にオープンでありたいと思っています。瞑想は、自分との出会いの旅。このように瞑想から始まる旅路やそれに紐づいた出会いには目を見張るものがあります。その最たるものは、自分の色々な側面との出会いだと思います。例えば東京の女性誌編集者時代はブランド品で武装していた私ですが、渡米して2年ほどホームレス状態になったこともあります。自分の本音に耳を傾けるプロセスは良いばかりではなく、思わず自分の醜さに触れるときもあります。瞑想で内観が深まると平穏な気持ちになるばかりではなく、落ち込んだり、がっかりするような経験もします。でもその冒険を通じて、一見矛盾するようですが少し自由に、自然な笑顔になれます。そこでこの連載では、「魂ナビ」が欲しい!と題して、私が実践していたり興味を持った瞑想法や、私の魂の先生たち、内観のためのエクササイズ、スピリチュアル実践の場、新しい生き方をする人たちなどについてお届けします。等身大の私が辿る道しるべに過ぎませんが、あなたのスピリチュアリティ探究のためのささやかなガイドの一つになれば幸いです。土居彩編集者。株式会社マガジンハウスに14年間勤め、anan編集部、Hanako編集部にて編集者として、広告部ではファッション誌Ginzaのマーケティング&広告営業を勤める。’15年8月〜’17年5月、カリフォルニア大学バークレー校心理学部にて、畏怖の念について研究するダチャー・ケトナー博士の研究室で学ぶ。’18年9月〜’19年1月、7月、ニュー・メキシコ州サンタフェにあるウパヤ禅センターに暮らしながら、ジョアン・ハリファックス師に師事。現在は、書道家・平和活動家、13世紀の道元禅師を初めて英訳し欧米に伝えた禅研究家の棚橋一晃氏の著書『Painting Peace(平和を描く)』(シャンバラ社)を翻訳中。
2019年09月23日瞑想で、よりセックスの感度が高まる?前回の記事では、セックスで満たされて、さらに自信が持てるようになるためには「瞑想」が効果的という話に触れました。今回は、実際に、どのようにやれば更なるオーガズムを感じられるようになるのか、専門家おすすめの実践法を紹介します。セクシャルにマインドフルネスや瞑想状態になるには、ひとりでやる方法やパートナーと一緒にやる方法があります。1. 簡単な瞑想を日々の生活にとりいれてみてimage via shutterstockもしあなたが、瞑想する時間やマインドフルネスになる時間を日常的にとっていなければ、今こそ始める時です。ブリティッシュコロンビア大学性機能研究所の所長で、『Better Sex Through Mindfulness: How Women Can Cultivate Desire』の著者である医学博士のロリ・ブロットさんは「何よりまず、マインドフルネスのトレーニングを行うこと」を強くすすめます。これには、ひとりでただ静かに座って呼吸に集中しておこなう瞑想や、瞑想用のアプリ(CalmやHeadspaceなど)を使っての瞑想もあります。呼吸や体の各部位の感覚に集中するといったような、「今」と「自分」をつなぐ瞑想の方法を身に付けられれば、寝室でも新たな習慣が身につきます、とブロットさん。2. パートナーと一緒に背中合わせになってみてimage via shutterstock「パートナーと一緒にマインドフルネスのトレーニングに取り組むことを、私はおすすめしています」とブロットさん。まず座るか、立って背中合わせになります。それから頭からつま先まで、自分の体で緊張している部分や、リラックスできている部分を意識しながら、心の中で順にスキャンしていきます。それから次に、パートナーと触れ合っている部分に集中します。肌触りや、押される感覚、そして体温をじっくりと感じます。ブロットさんは「これらは、セックス中に感じ取る感覚と同じなのです」と説明します。3. 目を開けたまま瞑想し、それからセックスも目を開けたままやってみてimage via shutterstock目を閉じて瞑想すると、視界から邪魔なものが入らないようにできます、とフレーザーさん。でもたいてい、私たちはセックス中に目が合わせられないことから、パートナーと深くつながることができずにいます。「このスキルを磨くためには、窓の外の鮮やかな春の景色を眺めている時や、部屋の観葉植物をじっくりと観察している時のように、目を開けたままでマインドフルな状態になるようにトレーニングするとよい」とフレーザーさんはアドバイス。フレーザーさんいわく、寝室以外の場所で美しいものにじっと見とれることは、寝室でもまた、同じようにできるようにさせるそう。「意識が他の場所へ引き込まれてしまいそうになる時に、パートナーをじっと見つめてみましょう。そうすることで、今、この瞬間に集中できるようになります」(ブロットさん)4. さらによいのは、見つめ合うことimage via shutterstock『Buddha’s Bedroom』の著者で、臨床心理学者、セックスセラピストであるシェリル・フレーザーさんがすすめるのは、一日で静かな時間に、パートナーと向かい合わせで座り、3分間見つめ合ってみること。もっといいのは、相手の片方の眼をじっと見つめてみることだそう。これは普段やらないことなので、両目を交互に見るよりもより神経を集中させます。おかしくなってつい笑ってしまったり、ちょっとやりにくく感じたりしても大丈夫。でも、できるだけ言葉は控えて。「さらにもう少しチャレンジしたい場合は、触れ合う感覚に意識を集中させながら、目を開けてキスをしてみて。寝室以外の場所で見つめ合うことに違和感がなくなれば、(結びつきを強めるその行為を)セックス中もできるようになるはずです」とフレーザーさんは言います。5. 気を散らすような考えを、官能的なものに方向転換するimage via shutterstock「もしセックス中に他のことを考えてしまったら、それを官能的なものに方向転換して」とフレーザーさんはすすめます。厳密には、セックス中に他のエッチな想像をすることは、「今この瞬間にいる」ことにはなりませんが、セックスをより身近なものにするためにはよいそう。「気が散ることが性欲には一番致命的なので、このような思考の転換は、正しい方向へ進む第一歩です」(フレーザーさん)。何度もトレーニングを重ねれば、それは必要でなくなり、気を散らせてしまっても、またすぐに触れられる感覚や、相手の匂いに意識を戻せるようになるかもしれません。6. スローセックスを試してみてimage via shutterstockこの目まぐるしく変わる世の中で、心をスローダウンさせるのは簡単ではなく、またそう滅多にできることではありません。だからこそ、フレーザーさんは、時にはゆっくりとしたセックスすることをすすめています(あるいは、ゆっくりと官能的に触れ合うなど)。片方が「与える人」、そしてもう片方が「受け取る人」と決め、ゆっくりと官能的に相手に触れたり、愛撫したりする。そのように心や身体をスローダウンするトレーニングをすると、集中力が高められるだけでなく、セクシャルな好奇心も高められます。相手からどんな風に触れられると気持ちいいか、そして自分の体がそれにどのように反応するか、これまで知らなかった新たな快感を得られるかもしれません。もっと仲良くしたいなら性欲を回復させて感度もUP! 積極的にやりたいトレーニングとは?ひとりでやるよりしっかり伸びる。カップルで行うヨガポーズ3つCassie Shortsleeve/5 Ways Sexual Meditation Can Help You Have Better Sex訳/STELLA MEDIX Ltd.
2019年06月05日瞑想というと、お坊さんや難しいスピリチュアルなイメージを持たれがちですが、実はずっと簡単で、自分の気持ちを整えるのに最適です。恋愛についてあれやこれやと悩み続けたら、少し立ち止まって、自分を見つめ直しましょう。大事なのは自分を整えること恋愛は人間同士の付き合いです。自分が相手に対して上手くいかないことにもやもやしていると、些細なことでもうまくいかなくなってしまいます。他人は自分を映す鏡といいますし、自分が落ち着いて過ごしていると、一緒にいる人も落ち着くことができます。プチ瞑想は呼吸法の一種で、なるべく静かな空間で目を閉じ、ゆっくりと5秒ほどかけて深呼吸をします。できれば何も考えないことを心がけ、ただ呼吸をすることだけに集中しましょう。自分と向き合い、不安やイライラを呼吸と一緒に吐ききるイメージです。イライラや不安があると、人は交感神経が働き興奮状態になっています。それを呼吸で整えてあげることで、副交感神経へ切り替わりリラックス状態になるのです。プチ瞑想でゆとりをもつ癖をつけるプチ瞑想が習慣になると、自分にも時間にもゆとりが生まれます。そのゆとりを癖にすることが出来れば、ちょっとしたトラブルや言い合いに発展しそうな雰囲気でも、一歩立ち止まって冷静にふるまうことができます。つい思い込みで突っ走ってしまいがちな方にはぜひおすすめです。イライラや不安に飲まれると、よけいドツボにはまってしまい、良いことは一つもありません。いつでもどこでも!手軽にできるのがプチ瞑想のメリットプチ瞑想には、特別な道具や場所も必要ありません。一番良いのは夜寝る前のリラックスした時間ですが、デートの最中にちょっとお手洗いに行った時など、ほんのわずかな時間でも行うことが出来ます。人の怒りは6秒ほどがピークと言われており、プチ瞑想を心がければ、ついカッとなってしまうことも少なくなります。目を閉じないまでも、呼吸法だけであればこっそり行うこともできますし、イライラに流されやすい方はぜひ試してみてください。恋の秘訣、ゆとりある落ち着いた時間を重要なのは、「今自分がイライラしている」と客観的に気付くことです。イライラしそうになったらプチ瞑想する、を習慣にしてしまえば、今自分がイライラしているな、と事前に察知し、余計な一言や些細なケンカに繋がることもぐっと減ります。人は誰でも、落ち着いた雰囲気を好みます。瞑想自体が恋に効くのではなく、プチ瞑想をすることによって、自分自身の精神的な安定をもたらし、ゆとりのある落ち着いた関係を築く事ができるのです。
2019年05月23日日々の喧騒から内面を解放してくれる、ランニングやヨガ。それらワークアウトで汗をかいたら、心静かに瞑想に入る。この組み合わせは、凝り固まった思考をほぐしてくれる、最高のツールです。1人や数人で、スタジオ内で行うだけでも十分に楽しめますが、大勢の人々と野外で参加することでしか味わえない、圧倒的な一体感もおすすめ。たとえば、「WANDERLUST 108 TOKYO(ワンダーラスト・ワンオーエイト・トーキョー)」なら、それが可能です。自然を感じながら行う1DAYイベント「WANDERLUST 108」は、初心者の方でも誰でも気軽に楽しめるカリフォルニア発のオープンマインド・トライアスロン。トライアスロンと言えばハードなイメージですが、このイベントの目的は競争ではありません。参加一人ひとりが一体感から得る真の幸福、ありのままでいる心地よさを感じるために開催されているので、無理なく、自分のペースで楽しめます。2009 年にカリフォルニアから始まり、ニューヨーク、マイアミなどのアメリカ各地に加え、メキシコ、チリ、ドイツ、スイスなど全 17か国60都市で開催され、延べ約 11万人が参加。そして昨年の2018年6月には、横浜にてアジア初上陸しました。その後、名古屋、大阪でも実施され、約 2,000 人が参加。今年の2019 年も 6 月 1 日(土)の東京の駒沢公園を皮切りに、6 月 15 日(土)に名古屋、その他にも大阪、福岡を含む全5回を開催予定です。人気インストラクターも登場当日のイベントプログラムは、ランニング・ヨガ・瞑想。さらに、無料ワークショップも多数ラインナップ。まずは、ランニングから。タイム計測はなく、自分のペースで参加でき、ランニングではなくウォーキングでもOK。2つめは、ヨガ。心地よいDJの音楽と最高のロケーションの中で解放感を体感しながら行うヨガフロー。未経験者から上級者まで楽しめます。3つめは、瞑想。ガイドに導かれるまま無心になることで、マインドを整えます。4つめの無料ワークショップは事前申し込みで最大3種類まで選べます。大人気のaya yogaやAerialYOGAなど貴重なワークショップも。会場によって用意されたワークショップは異なるので、ぜひチケット購入時に確認してみてください。会場にはマインドフルネスをサポートする美容グッズやフード、ドリンクといったブースも設置。楽しみながら心も身体もキレイになれる。贅沢な1日を過ごせそうな「WANDERLUST 108 TOKYO」。チケット購入はこちらまで。【WANDERLUST 108 TOKYO開催概要】▼東京会場開催日時:2019 年 6 月 1 日(土)8:00~15:00スケジュール: 受付/8:00~ RUN/9:00~ YOGA/11:00~ MEDITATION/12:15~ WORKSHOP/13:00~ ※WORKSHOP は最大で 3 つまで参加可能で、事前申し込みが必要となります。会場:駒沢オリンピック公園(東京都世田谷区駒沢公園1)出演者:aya/DJ Atsuko Satori ※出演者追加になる可能性がございます。▼チケット購入WANDERLUST 108 日本開催特設サイト公式 HP1人の運動よりさらに楽しく!友達のエクササイズ習慣が伝染る? 「仲間システム」の効果信頼感と体幹も強くなる! ふたりでできる4つのヨガポーズ
2019年04月26日「瞑想とは、私たちの心の奥深いところへ導いてくれるもの。同時に、リラックスできたり、集中力が増したり、自律神経が整ったりと、さまざまな効果が得られることもわかっています。更年期障害の軽減や認知症予防、ダイエットなどに関心のある方は、それらの悩みをきっかけに始めてみてはいかがでしょうか」そう話すのは、40年以上ヨガ研究を続ける、龍村ヨガ研究所所長の龍村修さん。龍村さんが全国で主催する瞑想講座は、ヨガ講座と並ぶ人気を博しているという。「瞑想にはさまざま種類があり、“動く瞑想”ともいえるヨガもその1つ。『体が硬いからヨガはちょっと……』という方もご心配なく。座ったまま呼吸を使って行う方法や、言葉を唱えるだけのものもあります。何歳になっても、瞑想を始めるのに決して遅いということはありませんし、特別な準備や道具も必要ありません。まずはいろいろな瞑想を試して、ご自身に合うものを探してみましょう」一般的に、朝早い時間が瞑想に向いているといわれるが、早朝は朝食の準備や出勤前の支度であわただしく落ち着かない。無理に時間を取るより、日中の空き時間や夜寝る前のリラックスタイムに行うほうが心の余裕ができ、かえって集中しやすい。瞑想の効果は科学的に実証されるようになった。たとえば、GoogleやFacebookなど世界の名だたる企業が研修に取り入れる「マインドフルネス瞑想」は、脳の海馬や扁桃体に影響を与え、不安やストレスを軽減させることが明らかになっている。「私たちの心はふだん、無意識の思い込みや世間の目などによりバイアス(偏り)がかかった状態。不安になったり傷ついたりするのは、そのせいです。瞑想はそんなバイアスを取り払い、人々の抱えている不安が、じつは大したことではないと気づかせてくれる。言い換えるなら、小さな悟りを開くことができるんですよ」そんな瞑想のなかから、前述した不安やストレスの軽減に効果的な「マインドフルネス瞑想」のやり方を紹介。【マインドフルネス-ボディスキャン】東洋で発達した瞑想文化を西洋流に再構築した瞑想法。マインドフルネス瞑想にはいくつか方法があるが、「ボディスキャン」は全身にくまなく意識を向け、その内面に光を当てていく。1)あおむけになり目を閉じる。意識のサーチライトが体を照らす様子をイメージしながら、自然な呼吸を繰り返す。呼吸でおなかが膨らみ、へこむのを感じながら心を落ち着かせる。2)足先から順に股関節に向かって意識のサーチライトで体を照らしていく。左右のつま先、足の裏、足の甲、足首、足首から膝の間、膝から股関節の付け根の順にだんだんと上がっていく。3)左右の指先から腕の付け根へ向かって照らしていく。指先、手のひら、手の甲、手首、手首から肘の間、肘から肩と脇の下の順に移動。4)腰回り、お尻、股関節、へその下、右、左、裏、上、肋骨の下から上へ。胴とその内部の内臓まで照らすように深く意識を向ける。5)首、のどの前と後ろ、顔の下から下顎、舌、上顎、左右のほお、左右の目、鼻、こめかみ、耳、額、側頭部へ。さらにその内側の眼球と脳、頭頂部へ意識を向ける。全身くまなく丁寧に光を当てるように行うのがポイント。座った状態でもOK。「不安や怒りなど負の感情が和らぎ、自律神経を整える効果が期待できます。就寝前に行うと、質のよい眠りに導いてくれるでしょう」(龍村さん)
2019年03月28日「瞑想とは、私たちの心の奥深いところへ導いてくれるもの。同時に、リラックスできたり、集中力が増したり、自律神経が整ったりと、さまざまな効果が得られることもわかっています。更年期障害の軽減や認知症予防、ダイエットなどに関心のある方は、それらの悩みをきっかけに始めてみてはいかがでしょうか」そう話すのは、40年以上ヨガ研究を続ける、龍村ヨガ研究所所長の龍村修さん。龍村さんが全国で主催する瞑想講座は、ヨガ講座と並ぶ人気を博しているという。「瞑想にはさまざま種類があり、“動く瞑想”ともいえるヨガもその1つ。『体が硬いからヨガはちょっと……』という方もご心配なく。座ったまま呼吸を使って行う方法や、言葉を唱えるだけのものもあります。何歳になっても、瞑想を始めるのに決して遅いということはありませんし、特別な準備や道具も必要ありません。まずはいろいろな瞑想を試して、ご自身に合うものを探してみましょう」一般的に、朝早い時間が瞑想に向いているといわれるが、早朝は朝食の準備や出勤前の支度であわただしく落ち着かない。無理に時間を取るより、日中の空き時間や夜寝る前のリラックスタイムに行うほうが心の余裕ができ、かえって集中しやすい。瞑想の効果は科学的に実証されるようになった。たとえば、GoogleやFacebookなど世界の名だたる企業が研修に取り入れる「マインドフルネス瞑想」は、脳の海馬や扁桃体に影響を与え、不安やストレスを軽減させることが明らかになっている。「私たちの心はふだん、無意識の思い込みや世間の目などによりバイアス(偏り)がかかった状態。不安になったり傷ついたりするのは、そのせいです。瞑想はそんなバイアスを取り払い、人々の抱えている不安が、じつは大したことではないと気づかせてくれる。言い換えるなら、小さな悟りを開くことができるんですよ」そんな瞑想のなかから、認知症予防、ダイエットに効果的な2つの瞑想法を紹介。【数息観瞑想】呼吸の数を数え続けることで集中力を高め、自己を観察する瞑想。寺院でもよく行われる。認知症予防や物忘れを防止したい人におすすめ。空き時間にどこででもできるので日常生活に取り入れやすい。1)心の中で「1つ、2つ」と呼吸を数え、10まで数える。2)10まで数えたら、1に戻って再び10まで数える。雑念が湧いて意識が離れてしまったら落ち着いて集中し直し、また1から数える。これを集中力が持続する間、何度も続ける。「瞑想をしようと思っても、つい雑念が浮かんでくるものですが、数を数える行為に意識を定めると集中を継続しやすくなります」(龍村さん)【倍速呼吸瞑想】吸う息よりも吐く息を長くして行う呼吸瞑想。呼吸するときに使う筋肉をストレッチし、深い呼吸に導いていく。1)椅子に座って行う。4秒かけて鼻から息を吸い、いったん止める。2)止めたら、倍の8秒かけて口から息を吐ききる。正確に時間を計らなくてもいいので、自分なりに一定のテンポで行う。数回繰り返し、その後自然な呼吸に戻してリラックス。「ふだん浅くなりがちな呼吸を意識して深くなるよう整えていくと、瞑想を深めることができます。また、深い呼吸と筋肉のストレッチで代謝が高まり、ダイエット効果も期待できるでしょう」(龍村さん)数息観瞑想や倍速呼吸瞑想で集中力が持続するようになってきたら、徐々にステップアップをしていこう。数息観瞑想なら数える息の数を10から20に、倍速呼吸瞑想なら4秒かけて息を吸い、12秒かけて吐くといった具合に3倍にして、より深い瞑想状態を目指してみよう。
2019年03月28日「瞑想とは、私たちの心の奥深いところへ導いてくれるもの。同時に、リラックスできたり、集中力が増したり、自律神経が整ったりと、さまざまな効果が得られることもわかっています。更年期障害の軽減や認知症予防、ダイエットなどに関心のある方は、それらの悩みをきっかけに始めてみてはいかがでしょうか」そう話すのは、40年以上ヨガ研究を続ける、龍村ヨガ研究所所長の龍村修さん。龍村さんが全国で主催する瞑想講座は、ヨガ講座と並ぶ人気を博しているという。「瞑想にはさまざま種類があり、“動く瞑想”ともいえるヨガもその1つ。『体が硬いからヨガはちょっと……』という方もご心配なく。座ったまま呼吸を使って行う方法や、言葉を唱えるだけのものもあります。何歳になっても、瞑想を始めるのに決して遅いということはありませんし、特別な準備や道具も必要ありません。まずはいろいろな瞑想を試して、ご自身に合うものを探してみましょう」一般的に、朝早い時間が瞑想に向いているといわれるが、早朝は朝食の準備や出勤前の支度であわただしく落ち着かない。無理に時間を取るより、日中の空き時間や夜寝る前のリラックスタイムに行うほうが心の余裕ができ、かえって集中しやすい。瞑想の効果は科学的に実証されるようになった。たとえば、GoogleやFacebookなど世界の名だたる企業が研修に取り入れる「マインドフルネス瞑想」は、脳の海馬や扁桃体に影響を与え、不安やストレスを軽減させることが明らかになっている。「私たちの心はふだん、無意識の思い込みや世間の目などによりバイアス(偏り)がかかった状態。不安になったり傷ついたりするのは、そのせいです。瞑想はそんなバイアスを取り払い、人々の抱えている不安が、じつは大したことではないと気づかせてくれる。言い換えるなら、小さな悟りを開くことができるんですよ」そんな瞑想のなかから、ストレス解消に効果的な瞑想法を紹介。【樹木呼吸瞑想-昇天降地】自分が種になり、1本の木として成長していくイメージで行う瞑想。地中の種がゆっくりと根を伸ばし、芽吹いて成長していく様子を思い浮かべながら行おう。1)全身の力を抜きリラックスしたら、おへその下あたりに種をイメージ。息を吐きながら、地中へ根を伸ばす様子を思い浮かべて膝を曲げる。同時に、両手をゆっくりと柔らかに下ろしていく。2)太陽に向かって伸びる双葉をイメージし、息を吸いながら両腕をふわりと引き上げ、そのままだんだん高く上げていく。1と2の動作を5~10回繰り返す。「実際に樹木の目の前で行うと、そのエネルギーと同調して深いリラクゼーションを得られます」(龍村さん)
2019年03月28日ダメだとわかっているのにお菓子をつい一口。痩せたいのにダイエットが続かない原因は、あなたの脳が“太りやすい脳”だからかも。近年注目を集める、瞑想などを通じた脳の休息法であるマインドフルネスを用いて、“やせ脳”へと生まれ変わらせましょう!教えてくれたのは、医学博士の山下あきこ先生です。呼吸瞑想朝イチ5秒からの“呼吸瞑想”を習慣にすれば“本当に食べたいか”がわかるようになる。“いまこの瞬間に集中”することで脳を休めるマインドフルネスの基本。呼吸に意識を向けるだけだから、思い立ったタイミングで取り組める。おすすめは朝。DLPFC(背外側前頭前野)が活性化して、その日一日賢い選択が可能に!◎基本編最初は5秒から!余裕があれば5分続けてみよう。ヒトが1分間に呼吸する回数は12~15回、時間にして1回約5秒。まずはこの5秒から始めよう。ただしハッピーホルモンと呼ばれるセロトニンが分泌されるのは5分から。精神を安定させる効果があるため、ストレスを強く感じているときは5分以上続けてみて。【1】椅子に座って姿勢を正す。椅子やベッドに浅く腰かけ、床に足の裏をつける。頭のてっぺんを天井から引っ張られるイメージで背すじを伸ばす。【2】ゆっくり深く呼吸をする。肩の力を抜いて深呼吸。その後、呼吸しながら鼻から入ってくる空気の流れを感じ、さらに鼻から出る空気の流れを感じる。【3】雑念に気付き受け入れる。しばらくすると雑念が頭に浮かんでくるが、「集中力がない」と落胆しないこと。雑念があることに気付けること自体が大切。【4】散漫な意識を呼吸に戻す。雑念に気付いたら意識を再び呼吸に戻し、【2】の要領で深呼吸。雑念が湧く→呼吸に意識を戻すというサイクルを繰り返す。◎応用編ルーティンと組み合わせて、日常生活に瞑想を取り入れてみよう。瞑想は続けることで効果を実感するもの。朝起きて鏡の前に立ったときや、歯磨きをするとき、コーヒーのドリップを待つときなど日常動作と組み合わせるのが習慣化させるコツ。繰り返して癖がつけば、そのタイミングが来るたび自然と呼吸へ意識が向くように。食事瞑想3ステップの食事瞑想で満足感がアップし、“必要な分量”で満足できるようになる。無意識のドカ食いを防ぐには、食前の深呼吸と瞑想により、脳が食事に集中できる状態を作ることが有効。副交感神経の働きが高まりリラックス状態に近づくことで、体に必要な、適切な量だけで満足できるように。◎基本編【1】深呼吸し、食材に意識を向ける。テーブルの前に座り、骨盤を立てて背すじを伸ばす。ゆっくり1回深呼吸をし、料理の中から一つの食材に意識を向ける。【2】食材のストーリーを想像する。その食材が、どこでとれたのか、誰が作ったのか、どのように運ばれてきたのか、食卓に辿り着くまでのストーリーを想像する。【3】口の中全体で丁寧に味わう。食べられることに感謝の気持ちを持って、意識を向けた食材を口に運ぶ。舌触りや味をしっかり感じながら、ゆっくり味わう。◎応用編目の前の料理に集中して少量でも満足感を得る。食事前の一呼吸に慣れたら、今度は食事中にも集中できる環境を整えよう。下の項目を実践すれば、散漫になりがちな意識が食事だけに向けられ、普段よりも少ない量でもお腹が満たされるはず。□食事の途中で箸を置きお腹の状況を確認する。□食事しながらスマホやテレビを見ない。□必要なものは予め揃え、食事中は席を立たない。山下あきこ先生医学博士、脳神経内科・内科医師。株式会社マインドフルヘルス代表。健康に関するセミナーを行う傍ら、マインドフルネスVRを体験できるアプリの開発・配信なども手がける。※『anan』2019年2月6日号より。イラスト・ずっく取材、文・黒澤祐美(by anan編集部)
2019年02月03日2018年12月18日(火)より東京都港区のエキサイト株式会社は、スマートフォンアプリ「寝たまんまヨガ 簡単瞑想」の新しいコンテンツを公開しました。「寝たまんまヨガ 簡単瞑想」とは株式会社ヨギーとの共同開発により誕生した同アプリは、インストラクターの音声ガイドに合わせ、ヨガ瞑想を楽しむことができます。「ヨガニドラー」と呼ばれる寝たままのヨガを1時間行うことで、4時間分の睡眠を得られると考えられていますので、この効果により、疲れやストレスが溜まった心身をリフレッシュ。新コンテンツは6作品今回公開された新コンテンツは、無料版2作品と有料版4作品。音声ガイドに従って瞑想するだけで、初心者でも感情をコントロールして集中力を高めることのできる内容となっています。空き時間を有効に活用し、手軽に楽しんでください。(画像はプレスリリースより)【参考】※寝たまんまヨガ 簡単瞑想 紹介ページ※プレスリリース
2018年12月28日テレビを見ながら、スマホを見ながら……なんとも「ながら」が多い私たちの生活。脳のエネルギーの6割が浪費されているとか。1日1分の「瞑想」で脳を休ませ、落ち着かせて!「スマホやSNSの普及により、この10年間で情報量は千倍近くになっているといわれています。こんなに情報過多だと、脳が情報を処理しきれずに、疲弊してしまいます。私のもとにも、原因不明の疲労や体調不良で来られる方が急増していますが、脳疲労が原因と思われる方が非常に多いです」こう話すのは、臨済宗建長寺派林香寺の住職で精神科・心療内科医でもある川野泰周先生だ。私たちは、起きている半分くらいの時間を、「マインドワンダリング(=心ここにあらず)」という状態で過ごしているのだという。これは、テレビやスマホを見ながら食事をする、歩きスマホをするなど、複数のことを同時にするときに起こる状態だ。「マインドワンダリングのとき、私たちの脳の状態はDMN(デフォルトモードネットワーク)といって、目の前の物事以外にも注意力を使っている状態なのです。このDMNによって、私たちは脳のエネルギーのなんと6割以上を消費しているともいわれます」(川野先生・以下同)つまり、1日の大半は脳のエネルギーをダダ漏れ状態にしているようなもの。これでは、脳が疲労してしまうのも無理はない。脳疲労は日常業務にも影響するが、慢性的に蓄積すると、自律神経失調症、うつ病などの疾患にもつながる可能性も指摘されている。川野先生は、SNSの弊害も指摘する。「SNSをし続けていると、他人の“リア充”生活を見続けることとなり、人と比べて自分を卑下してしまうという負のループに陥りがちです。ここでネガティブに陥った自分を無理にポジティブに納得させようとしても、脳が拒否反応を起こすだけ。かえって逆効果です」脳の疲労を軽くするため、川野先生が提案するのが「瞑想」。とはいっても、山や寺にこもったり、難しいことをする必要はなく、読者が簡単に取り組める日常生活の中でできる「ずぼら瞑想」だ。「基本的には『今この瞬間に体験していることだけに注意を払う』『善しあしなどの判断をしない』ことです。たとえば、何かを『悪い』と判断してしまうと、その反対の『よい』ものにしがみつこうとする“執着”が生まれてしまいます。単純に、生じた感覚を“観察”するだけ。ひとつひとつの行いから気づきが生じるので、それを受け入れるのです。積み重ねていくうちに自然と心に余裕ができ、脳の疲れも取れていくはずです」いくつかエクササイズを挙げてみよう。【1】納豆を混ぜる強くなる粘りを手にじっくり感じながら、丁寧に、ただ混ぜよう。「混ぜれば混ぜるほどグルタミン酸が溶け出しますので、おいしさもアップします。卵を混ぜるときも同様に」【2】文字を書く、円を描く書くものはボールペンでも筆ペンでも構わない。「大事に紙を用意し、ゆっくり落ち着いて字を書いたり、円を描くという行為は、とても気持ちがいいものです。このとき、『うまく書けなかった』などの“判断”をしないように。今日の自分の状態はどうか、円は丸く描けたか、ゆがんだかといった事実を受け入れるだけです」【3】キャベツの千切りをする「今日の包丁の切れ味はどうか、自分の包丁さばきはどうか、キャベツのどの部分を切っているのかなど、手の感覚も“観察” しながら切ってみましょう」大根をおろしたり、ねぎを刻むときも同様に。たとえ1日1分でも、こうしたエクササイズを積み重ねていけば、脳の疲れが取れて、心が乱れにくくなるという。早速、日々の生活に取り入れてみよう!
2018年12月25日心の病気を治療する方法として医療現場でも用いられているほど、世界ではポピュラーな“脳のケア法”である、「瞑想」。若い世代に急増中と言われている“お疲れ脳”にも瞑想を取り入れて疲れ知らずの体にしよう。瞑想は日常的に取り入れることで不調を未然に防ぐことができる。「ちょっと疲れてるかも」と感じたときに、気軽に試してみよう!精神科・心療内科医で、臨済宗建長寺派林香寺住職でもある川野泰周先生に教えていただきました。【歩行瞑想】会社の行き帰りを有効活用。足裏の感覚を追いかけるだけの手軽な瞑想。階段を利用して行うと、筋肉が伸びる感覚や足を踏みしめる感覚をより感じやすくなる。1.自然な呼吸を続けながら、いつも歩いているのと同じスピードで歩く。2.右、左、右、左と、足裏が地面に着く・離れる感覚に注意を向け、客観的に観察する。3.リズムに合わせるのではなく、歩いている足の感覚をあとから追いかけるイメージで行うこと。【つり革瞑想】通勤電車のストレスを軽減。心も体もぐったりさせる、通勤時の満員電車。イメージの力を借りた瞑想法を使って、車内から心を自由にし、ストレスから解放されよう!1.つり革や柱につかまり体のバランスをとる。安定したところで目を閉じ、呼吸瞑想をする。2.ビーチでのんびりしたことや、温泉に浸かった感覚など心が穏やかだった状況を思い出す。3.そのときの景色、音、香りなどの五感を頭の中で再現する。最後は深呼吸をして現実に戻る。【ボディスキャン瞑想】寝る前に、体のSOSに耳を澄ませる。心や脳だけでなく、自律神経の乱れからくる体の不調に効果を発揮するのがこの瞑想。眠る前の5~10 分を利用すれば、安眠効果も。1.仰向けに寝て、まずは一度深呼吸。その後、約1分間呼吸瞑想をする。2.「頭」に注意を向け、重さや熱さなど頭のあたりに感じるすべての感覚を意識する。1分間。3.一度深呼吸して頭に向けた注意をリセットし、「首肩」「腰」「足先」と順に同じことを続ける。【食器洗い瞑想】家事の時間を利用して仕事の疲れを癒す。体を使ってモノを綺麗にする作業は瞑想向き。食器洗いに限らず、トイレ掃除、お風呂掃除、洗濯など、家事の時間を瞑想に応用できる。1.いつものようにスポンジに洗剤をつけて泡立て、お皿を洗う準備をする。2.洗剤の香り、水の温度、泡立ち方、キュッキュとなる感覚と、五感を使って作業に集中する。3.同時多発的に五感を働かせるのではなく、一つ一つの感覚を切り離して順番に観察すること。【コーヒー瞑想】食べすぎ防止でダイエット効果も。食べる・飲むを五感で感じることで満足感がアップし、ストレスによるドカ食いを抑えられる。どちらも一口目に行うだけで十分な効果が。1.コーヒーを用意する。買ったものでも、自分で淹れたものでもOK。深呼吸で呼吸を整える。2.手のひらに伝わるカップの温度、立ちのぼる湯気の香り、コーヒーの色みを感じる。3.目を閉じてゆっくりと口に含み、舌で感じる味、鼻から抜ける香り、喉を伝う感覚を感じる。【食べる瞑想】食べすぎ防止でダイエット効果も。1.呼吸を整え、「食べる」という気持ちを高める。食事を観察し、どんな味がするか想像する。2.食材を取り、ゆっくり口に含む。食材を舌の上で転がして、味や形を感じたあとで噛みしめる。3.何度も咀嚼して味わってから飲み込み、食べ物が喉を通って胃に落ちる様子を感じる。川野泰周先生精神科・心療内科医。臨済宗建長寺派林香寺住職。寺務の傍ら、横浜市内のクリニック等で禅やマインドフルネスを取り入れた診療を行う。主著に『ずぼら瞑想』(幻冬舎)。※『anan』2018年11月21日号より。イラスト・中根ゆたか取材、文・黒澤祐美(by anan編集部)
2018年11月18日瞑想といえば、お寺や坐禅を思い浮かべるかもしれません。しかし、メンタルヘルスの世界では、瞑想は科学的に立証された立派な治療法。最近ではその効果が認められ、手軽な「脳の疲労回復法」として欧米で一大ブームに。なんだか疲れが取れない、という人、必見です!瞑想は、船が沖に流されないようにおろす“イカリ”のように、さまよう意識を一つの物事につなぎとめておく行為。なかでも最もベーシックなのが、呼吸をする体の感覚に意識を集中する方法だ。精神科・心療内科医で臨済宗建長寺派林香寺住職の川野泰周先生はこう言います。「呼吸瞑想は、慣れてくれば自宅でも、オフィスでも、通勤電車の中でも、いつでも好きなタイミングでできるのが特徴です。感情が大きく揺れ動いたり、不調が現れたときにだけやる緊急処置ではないので、短い時間でも日常的に取り入れる習慣をつけましょう」瞑想は科学に裏打ちされた「脳の休息法」です。瞑想は日常的に取り入れることで不調を予防し、心の健康度を高めるメソッド。脳の疲れが取れるだけでなく、悩みが消える、リラックスできるといった効果もある。「瞑想の基本的な仕組みは、さまよっている注意をある一つのこと“だけ”に向けることで“脳の待機機能”をオフにすることです。マルチタスクから意図的に一つのタスクに絞ることで、エネルギー消費を抑えて脳を休ませるのです」またそれ以外にも、彼氏と喧嘩をして、悲しみや怒りがぐるぐると頭の中を巡り仕事が手につかない、なんて事態にも瞑想は有効。「ネガティブな感情は打ち消そうとするほど強くなるもの。瞑想は、腹を立てている自分を客観的に認識して感情をコントロールするトレーニングにもなります。喧嘩という事実を頭から切り離すことができれば、マイナスの感情に悩まされ続けることもなくなります」そこで、3ステップで覚える、基本の「呼吸瞑想」をご紹介します。教えてくれたのは川野先生です。1.姿勢を整えて、深呼吸する。椅子に座り、両手を太ももに置いて手のひらを上に向ける。天井から1本の糸で頭をつられているようなイメージで背すじを伸ばし、胸を開く。目を閉じるか、目線を数m先の下へ落とす。この状態でまずは1~2回、大きく深呼吸する。深呼吸をすることで呼吸筋がストレッチされ、自然な呼吸に入りやすくなる。・背すじを伸ばし、胸を開く。・目は開いても閉じてもO K 。・一度深呼吸して呼吸を整える。2.“呼吸している自分”を観察する。次に行うのが呼吸の観察。ポイントは、呼吸のスピードを自分でコントロールしないこと。自然な呼吸を続けるなかで、いま鼻から空気が入った、今度は出ていった、暖かい空気か、冷たい空気か。と、鼻先で感じる空気の出入りに意識を向ける。やりにくい場合は、呼吸により体が膨らんだりしぼんだりするのを感じてもOK。・呼吸をコントロールしない。・呼吸する体の感覚を観察する。・意識する体の部位は一つに絞る。3.雑念が浮かんだら、呼吸に意識を戻す。呼吸に集中しようとしても、周囲の声が気になったり、仕事のことが浮かんだりと、気持ちはあちこちにさまよいがち。けれどそこで「あぁ注意がそれた、失敗だ」と思わないこと。雑念が湧いた事実を受け入れ、もう一度呼吸に意識を戻す。これを何度も繰り返すうちに心が整う。時間は自由。30秒~1分でも十分効果がある。・雑念が浮かんでも自分を責めない。・雑念に気付いたことを褒める。・再び、呼吸に意識を戻す。川野泰周先生精神科・心療内科医。臨済宗建長寺派林香寺住職。寺務の傍ら、横浜市内のクリニック等で禅やマインドフルネスを取り入れた診療を行う。主著に『ずぼら瞑想』(幻冬舎)。※『anan』2018年11月21日号より。イラスト・中根ゆたか取材、文・黒澤祐美(by anan編集部)
2018年11月17日「瞑想」と聞くと、宗教やスピリチュアルな印象が先行して、なんとなく敬遠している人も多いのでは?でも実際は、心の病気を治療する方法として医療現場でも用いられているほど、世界ではポピュラーな“脳のケア法”なのだ。「瞑想は“苦しみから心を解放し、自由に生きるための手段”として約5000年前にインドで考案されたといわれています。それが時代に合わせてさまざまな形にカスタマイズされ、最近では脳の疲労回復法としてその効果が再び注目を集めています」(川野泰周先生)さらに、瞑想を続けると、体の変調に気付く能力が上がってさまざまな不調を未然に防ぐことができたり、自分を肯定する感情が高まることで、周囲に対して思いやりを持って接することができるなど、心と体の両面でメリットが。「なんとなく心と体がスッキリしないな」と日々感じている人ほど、瞑想の効果を強く実感できるはず。若い世代に急増中!?脳が疲れている人、増えてます。一晩寝ても疲れが抜けず翌朝気だるい、仕事でケアレスミスを繰り返すようになった、長時間集中力がもたない。そんな症状に心当たりがある人は、脳が疲れている可能性大!「ネットやSNSの普及により、この10年間で情報量は約1000倍に増えたといわれています。現代人の脳は複数のタスクを同時に処理することが当たり前となり、たとえば“ランチをしながら午後の予定を立てる”というように、常に何かをしながら別のことを考えている状態で過ごしています。実はこの行動が脳を消耗させる原因に。脳には外から入ってくる情報に瞬時に反応するための待機機能が備わっているのですが、この機能は脳のエネルギーの6割以上を消費してしまう。つまり、同時に多くの情報を入れようとするほど、脳はエネルギーを使って疲れてしまう仕組みになっているのです」その「なんとなく不調」も脳の疲れが原因かも。いま多くの20~30代女子が抱える悩みが、病院でいくら検査をしても異常が出ないという、原因不明の体調不良。実はこういった症状も、脳の疲労によって自律神経が乱れた結果、引き起こされたものである可能性が。「脳が疲れたときによく現れるサインは、集中力の低下と睡眠障害です。しかし厄介なことに、これらのサインは自覚しにくく見逃しやすい。気付かないまま生活をしていると、やがて頭痛、動悸、めまい、冷え、PMS、過敏性腸症候群といった体の不調、さらにはイライラ、不安、味覚の低下などうつ病の前段階のような症状が現れます。これは“私は疲れているよ”という体からのSOS。原因を探らず薬で症状を抑え続けてしまった場合、自分で不調に気付く能力が低下し、症状が悪化するという負のループを招くこともあります」瞑想は科学に裏打ちされた「脳の休息法」です。瞑想は日常的に取り入れることで不調を予防し、心の健康度を高めるメソッド。脳の疲れが取れるだけでなく、悩みが消える、リラックスできるといった効果もある。「瞑想の基本的な仕組みは、さまよっている注意をある一つのこと“だけ”に向けることで“脳の待機機能”をオフにすることです。マルチタスクから意図的に一つのタスクに絞ることで、エネルギー消費を抑えて脳を休ませるのです」またそれ以外にも、彼氏と喧嘩をして、悲しみや怒りがぐるぐると頭の中を巡り仕事が手につかない、なんて事態にも瞑想は有効。「ネガティブな感情は打ち消そうとするほど強くなるもの。瞑想は、腹を立てている自分を客観的に認識して感情をコントロールするトレーニングにもなります。喧嘩という事実を頭から切り離すことができれば、マイナスの感情に悩まされ続けることもなくなります」川野泰周先生精神科・心療内科医。臨済宗建長寺派林香寺住職。寺務の傍ら、横浜市内のクリニック等で禅やマインドフルネスを取り入れた診療を行う。主著に『ずぼら瞑想』(幻冬舎)。※『anan』2018年11月21日号より。イラスト・中根ゆたか取材、文・黒澤祐美(by anan編集部)
2018年11月15日ビューティ瞑想で美しく変化する株式会社志麻ヒプノ・ソリューションは、美容・アンチエイジング、ストレスケアを習慣的にメンタルサポートするコンテンツ『インナービューティ』『ストレス エイジングケア』の配信を10月1日に開始した。配信元は、アマゾンジャパン、オーディブル、iTunes Store、audiobook.jpなどである。同社は、音声を聞きながら手軽にセラピー体験できる「オーディオセラピー」を2009年から制作している。これまでに130点以上のヒーリング・瞑想コンテンツを制作しており、近年は、健康や美容面に働きかけることを目的としたコンテンツを展開している。潜在意識下での習慣に同社は、今期のコンテンツにリスナー自身の潜在意識(無意識)レベルで目的に合う作用を実感しやすくするために、ソルフェジオ周波数とアファメーション(肯定的なメッセージ)を挿入した。聴覚として認識するサウンド・言葉による誘導に加えて、特別な周波数と言葉の波形のみによるアファメーションを組み込んでいる。『インナービューティ』と『ストレス エイジングケア』は、各20分のコンテンツであり、スマートフォンやタブレットから手軽に体験が可能である。人間の細胞の回復やDNA修復に作用すると言われるソルフェジオ周波数528Hzと、美に対する30個のアファメーションを音源に挿入しており、潜在意識レベルから美容とストレスによるエイジングケアに特化した内容になっている。販売価格は、各2,800円。(画像はプレスリリースより)【参考】※プレスリリース株式会社志麻ヒプノ・ソリューション※志麻ヒプノヒーリングオーディオセラピー
2018年10月06日今、世界的に注目されている、瞑想や禅の世界、そして「マインドフルネス」というキーワード。「聞いたことがあるが、まだよくわからない」「興味はあるが、まだ実践には至らない」という人も多いのではないでしょうか。そういった疑問に応えてくれる国際フォーラム「Zen2.0」が、9月8日、9日に鎌倉の建長寺で開催されます。今年は、昨年に続いて二度目の開催。 スタンフォード大学ウエルネス教育心理学者のスティーブン・マーフィ重松氏から、僧侶・藤田一照氏、ゲーム開発者・三宅陽一郎氏、脳科学者・藤野正寛氏、アスリート・為末大氏など、 さまざまな分野で「禅」の精神を実践している方々が、プレゼンテーションを行います。今回は、「Zen2.0」の運営チームのひとりで、オックスフォード大学で禅の哲学(西田哲学)や瞑想理論等で博士号を取得されている村田樹紀さんに、このイベントの概要などをうかがいました。禅の国際フォーラム、「Zen2.0」とは?改めて「Zen2.0」のコンセプトと目的をご紹介ください。日本は今、瞑想や禅がブームだと言われています。これは欧米圏でも同じで、多くの方が禅や瞑想へとても強い興味を示しています。しかし、世界中で瞑想や禅がブームではあっても、実際に禅のお寺に行ってお話を聞いたり瞑想したりする機会はなかなかないと思います。今回「Zen2.0」に参加していただくことで、気軽に、禅や瞑想の真髄に触れていただけます。禅仏教の由緒あるお寺「建長寺」という場所で、長い伝統を誇る禅を、直に感じていただけるのです。参加者は、業界の世界的なリーダーたちから直接、本物のマインドフルネスを体験していただき、世界レベルのムーブメントを実感していただけます。登壇者の方々と直接交流する機会も設ける予定です。「Zen2.0」は、日本でのマインドフルネスに関連する教育や文化、そして新しいビジネスマネージメントのアプローチやAI研究など、先端産業の基盤作りに寄与していきます。鎌倉、建長寺で開催する理由は?鎌倉は、京都などと同じように長い間日本でのマインドフルネス文化を育成してきた、いわばマインドフルネスの日本においての中心地のひとつです。そして、なかでも建長寺は、臨済宗という禅の由緒あるお寺であり、日本で最初の本格的な禅の道場です。「マインドフルシティ鎌倉」を生み出すうえで、その中心になる場所が、鎌倉五山第一位の建長寺だと考えています。世界的なマインドフルネスや禅のブームと日本との関係性について、どう見られていますか?昨今のマインドフルネスのブームは、英語圏で発展してきたものですが、私見では、日本にははるか以前より、マインドフルネスを探究し深めてきた長い歴史があります。なぜなら、「マインドフルネス」でよく強調している、「いま・ここ」に集中するこころのあり方は、禅を含めた仏教や伝統芸能を通して、常に文化や社会の基礎や底流として、存在し続けてきたからです。日本ではマインドフルネスは、別の言葉で(もしくは別の言葉の一部として)表現され、いろいろな文脈で培われてきたといってもいいのではないでしょうか。私自身は、英語圏に20年以上住んできましたが、英語圏の感覚では、マインドフルネスをはじめとする深い精神性は東洋に存在し、なかでも日本に存在するという考えが広く浸透しており、「日本は『瞑想の先生』的な場所だ」というようなイメージが浸透しています。しかし、マインドフルネスは、日本や東洋にだけ存在してきたものでは決してありません。ですから、「Zen2.0」で海外からも国際的な登壇者をお呼びし、ともにマインドフルネスを通して人間全体の心の文化に貢献していくのは、素晴らしいことだと思っています。去年の「Zen2.0」第一回開催後、どういう手応えがありましたか?マインドフルネスや禅というものを、一般の方々に理解していただける入り口ができたと考えています。その結果、一般の方々だけではなく、禅やマインドフルネスに興味のあるメーカーやコンサルティング会社、広告代理店など、ビジネス側からの問い合わせや相談も増えました。ビジネス界では今後、マインドフルネスへの取り組みも、さらに本格化していくものと思われます。「Zen2.0」では、ビジネス界の方にも、登壇者をはじめとするマインドフルネスに関わる人々と交流して頂き、日々のビジネスの場面へ積極的に取り入れて頂きたいと考えています。去年と今年の相違点について教えてください。今年の「Zen2.0」のテーマは、「感じる身体・実践する心」です。今年は去年と比べ、「身体」をテーマにしたセッションを多く開催します。そのため、今回は実際の体験をともなう具体的なボディワークが多くなっています。為末大さんのようなアスリートや、ボティワークのスキルをもつ多様な方に登壇して頂きます。また禅のキーコンセプトである、「心身一如」(心と身体の同一性)を味わって頂けるような、身体についての本格的な禅哲学のトークも、用意しています。 また禅の瞑想だけでなく、音楽・舞踊・茶道・呼吸法など、さまざまな形でダイナミックなマインドフルネスも楽しんで頂けます。長く禅の哲学を研究されている村田さんから見て、現在の「禅」のムーブメントについてどう思われますか?20年前から禅の哲学や瞑想などを研究しているのですが、このようにマインドフルネスや瞑想がブームになっていること自体が驚きです。当時は、瞑想やマインドフルネスなどには、だれも見向きもしませんでしたから。ただ、日本にはとても長い歴史や伝統がある「瞑想」ですが、現代の日本人の間では、まだほとんど「実践」はされていませんね。私は、2017年末にカナダから日本に引っ越してきたのですが、北米ではもっと一般的に浸透しています。これは不思議なことで、伝統国(日本)が「瞑想」を忘れ、北米などから、瞑想や瞑想に関連する文化や方法論を「マインドフルネス」というかたちで輸入しているのです。日本だけでなく欧米でも同じ状況ですが、現在は玉石混交状態のマインドフルネス業界ですので、「Zen2.0」において、より一層本物志向のマインドフルネスを表現していくのは大切なことだと思います。マインドフルネスの深遠な部分だけでなく、分かりやすい部分をなるべくアプローチしやすい形で、なるべく広く提供することも大切だと考えています。「Zen2.0」は、入門者の方でも十分楽しんでいただける内容になっていますよ。禅や瞑想の“入り口”にいる方に向けて、アドバイスをお願いします。「マインドフルネス」という言葉は、新しい言葉ではありますが、日本人にとっては決して新しいものではなく、今までいろいろなかたちで接してきたものです。「Zen2.0」では、さまざまなかたちでマインドフルネスを楽しんでいただけるように、「舞う瞑想」「食べる瞑想」「尺八の演奏」など、楽しい企画も盛りだくさんで提供しています。これを機に、忙しい都会を離れ、鎌倉の由緒あるお寺で心身を癒し、さまざまなボディワークを通して、ぜひ禅やマインドフルネスを体験してみてください。そして、日常生活の場面にとり入れてみて頂ければ、きっと心身のバージョンアップにつながるはずです。禅についてもっと知りたい?僧侶で瞑想指導家の小池龍之介さんに聞く!「心のクリーニング」が必要な理由 今回の「楽しい瞑想」では、全2回にわたって僧侶で瞑想指導家の小池龍之介さんに、瞑想を通じた心の扱いかたを教えていただきました。第一回は心のクリーニン... 部屋の乱れは心の乱れ|30日間の夏コレ #16 マイロハス編集部が、夏を乗り切るアイテムを紹介していく30日間のリレー連載。今回のテーマは、アイテムをあえて手放すこと。 [Zen2.0]
2018年08月22日いまニューヨークでも流行中の「瞑想スタジオ」。今月、新宿の真ん中にも本格瞑想スタジオがオープンしたと聞いて体験取材をしに行ってきました。筆者はホットヨガには通っているけど、瞑想ははじめて。新宿の真ん中で瞑想。リラックスの先にある境地で見たものとは?瞑想はマイナスな感情を取り除き、リラックスさせることによって、ストレス軽減や集中力アップ、記憶力向上など脳の活性化が期待できるそう。期待を胸に入り口をくぐると、そこには静寂に包まれた非日常空間が待っていました。まるでお寺。マインドフルネスな状態に誘う計算され尽くした空間暗闇に浮かぶ光の通路の先に待っているのが、瞑想スタジオ「muon」。ここでは”into meditation”をコンセプトに、五感をフルに活用して瞑想状態に入れるよう、すべてが計算されているそう。30分の各プログラムは、フォーカス&ブリーズ、マインドフルネス、スリープ&リカバリー、インスピレーションの4つが用意されています。まずは待合室で南部鉄瓶で沸かした白湯をいただき、特別調合のアロマを手首につけ、瞑想状態に入る準備を整えます。アロマは、森林浴しているかのようなスッキリ爽やかな香りでした。静寂の中で瞑想。今回のセッションは、マインドフルネス30分にトライ。動きや呼吸に注意を向けることで、「今この瞬間にいること」を体感する練習です。自分と向き合う世界にどんどん入って行きます。スタジオに入ると、複数の光の柱が静寂と暗闇の中に浮き上がる空間が広がります。「洗練を突きとめると簡潔になる」———スティーブ・ジョブズ「瞑想することで、沈黙がどれだけのエネルギーを持つかよくわかった」———マドンナ偉人たちの言葉を思い出しながら、自分の心にそっと目を向けてみます。京都の老舗寝具店で特注したという瞑想用クッションは安定感のある絶妙な座り心地。リラックスの先にある世界を体感!導入は、ヨガのクラスでもあるような、軽いストレッチから。音声ガイダンスに合わせて、胸や喉周りを開き、瞑想の要となる”呼吸”をスムーズにしていきます。呼吸のリズムを変えることで思考や感情のパターンすら変えることができるそう。「3カウントで吸って…、6カウントで吐き出します。6、5、4、3、2、1」スタジオに響く音声ガイダンスに導かれ、呼吸の練習をしていると、だんだん呼吸と心が一体化して行くような感覚に。呼吸の練習を終えると、音声ガイダンスも止まり、静寂だけに包まれる時間が流れました。はじめは、様々な雑念が頭の中を出たり入ったりしていたのですが、ある一定のポイントを超えると、リラックスを通り越して頭の中がだんだん冴え渡ってくのを実感。五感の扉が開いて、無意識の自分とどんどん繋がっていくのを感じました。瞑想を取り入れることで、日々の仕事のパフォーマンスが向上したり、ストレスから解放されて良質な睡眠がとれるなどとは聞いていたけど、納得です。瞑想の後は、心の状態を視覚で確認! ちなみに「晴れ」てました。瞑想の後は、アプリで心の状態を測定することができます。このアプリは、インカメラによる心拍の測定で自律神経の状態を測定できるもの。リラックス度、集中、心拍数とともに、「曇り」や「晴れ」や「晴天」など心模様が表示されるのが面白い! 瞑想実践の履歴を保存したりできるので、慣れてきたらアプリを使って家でも瞑想を実践できそうです。瞑想は、日々忙しくしているビジネスマンや、家事に疲れた主婦や子育てママにもオススメ。仮眠をとるより瞑想する方が、ずっと疲れが取れてスッキリする!ということがわかったので、私も日常に取り入れてみようと思いました。新宿の真ん中で、都会の喧騒から離れて味わう極上の瞑想タイム。皆さんも、ぜひ体験してみて。瞑想専用スタジオ「muon」住所:東京都新宿区西新宿1-21-1 明宝ビルディング2F スタジオ・ヨギー新宿WEST内 アクセス:JR新宿駅南口より徒歩5分、西口より徒歩6分/京王新線・都営大江戸線・都営新宿線新宿駅7番出口より徒歩1分 営業時間: (平日) 8:30-20:00 ※曜日により異なります。 (土曜) 9:30-17:00 定休日:日曜・祝日 公式サイト写真:内山めぐみ 文:諫山由梨子
2018年07月30日秋の夜空の下で東京ミッドタウンは、この秋に開催するイベント「MIDTOWN RELAX PARK 2018」(ミッドタウン リラックス パーク)において、夜間のヨガと瞑想プログラムを行います。「ムーンヨガ」は1日2回2018年9月14日(金)から10月8日(月)まで開催されるイベント内の同プログラムは、「ミッドパーク ムーンヨガ & サンセット メディテーション」。期間中頻繁に実施される「ムーンヨガ」は、夜間に2回を予定しています。9月24日(月)は中秋の名月なので、特にお勧めです。夕暮れ時に瞑想を深めて土曜日に開催される「サンセット メディテーション」は、夕暮れ時に行うヨガを通じて、深い瞑想を体感する新しいプログラム。心の静寂とともに身体を整え、リラックス効果を得ることができます。なお、料金は無料で、定員は各回700名です。(画像はプレスリリースより)【参考】※東京ミッドタウン 公式サイト※プレスリリース
2018年07月26日