俳優の飯島寛騎が、31日発売の雑誌『NINE CONTINUE VOL.6』で、ファッション誌では自身初となる表紙を飾った。『GLITTER』9月号増刊として発売された同誌。飯島は「男も惚れる気鋭の旬メン」として「大人の階段、上れてる?」のコピーの通り、大人っぽくシックなコーディネートで表紙に登場している。「初めての表紙だったのでとにかくお話を頂いた時は嬉しかったです!」と抜てきを喜ぶ飯島。「撮影は本当に楽しく自由にやらせてもらいました」と振り返り、「普段見ることが出来ない、色々なパターンの飯島寛騎を見てもらえると思います」と手応えも感じている。お気に入りのスタイリングは、「白シャツのレイヤードが一番好きです」。撮影を通して、「ファッションが好きで色々勉強しているので、その方法があったのか! と思いましたし、綺麗めかつワイドでもあって着こなしやすかったです」と発見もあった。また、日常のファッションについては、「普段はゆるゆるダボダボみたいなダル着が多くて、最近ではモード系が好みですね。ブランドにこだわるというよりは、意外といきあたりばったりで」と明かし、「古着も着ますし、そういう意味では本当にいいもの、自分に似合うものを買うようにしています」とコメント。一方で、「身長はもう少し欲しかったです、そしたらもっと幅を広げられるんじゃないかなって」と語り、「モデルの仕事にも今凄く興味があって、これからどんどんやっていきたいと思っています!」と決意を新たにしている。飯島は、「第28回ジュノンスーパーボーイコンテスト」グランプリを受賞し、翌年『仮面ライダーエグゼイド』の宝生永夢/仮面ライダーエグゼイド役に。2017年11月以降は、男性エンターテイメント集団「男劇団青山表参道X」の一員としても活動の幅を広げている。
2019年07月31日ファンレターやファンイベント、SNSなど、様々なファンの言葉に触れる機会が多い中、どんな言葉が嬉しいのか、俳優・タレントに聞いていく連載『心に残るファンからの言葉』。今回は、オスカープロモーションの男性エンターテインメント集団・男劇団 青山表参道Xの一員として『ENDLESS REPEATERS -エンドレスリピーターズ-』に出演する、飯島寛騎に話を聞いた。飯島が心に残っているのは、「ひとつひとつの愛が強くて、まっすぐですね」という言葉。「意識している時もしてない時もありますけど、ひとつしか見えないタイプなんですよ。その良さが、みなさんに伝わったら嬉しいですし、今後もそれはこだわり続けていきたい」と真剣な表情を見せる飯島はさらに「だから『変わってる』とも言われるけど、『俺はこう感じたから、こう表現しました』という部分はそれでいいと思ってるんです。これからもひとつひとつの愛を大事にしていきたいと思います」と語る。”愛”という言葉の繰り返しに、「僕は、ポエマー気質なんですよ」と照れ笑いを浮かべた。○『ENDLESS REPEATERS -エンドレスリピーターズ-』とある資産家の邸宅に侵入した強盗集団ZOO。目指すは、巨大金庫に眠る時価20億円の「宝石」。作戦を決行した彼らを待っていたのは、壮絶な死であった。しかし、彼らは無機質な会議室で目覚める。「会議を始めてください」と共に5分間のタイマーがカウントダウンされる。戸惑いながらも、反省を踏まえながら作戦会議をする4人。そして、タイマーがゼロになった時、彼らはまた巨大金庫の前に立っていた。永遠に繰り返される作戦会議と強盗劇が今、始まる。■飯島寛騎1996年、北海道出身。「第28回ジュノンスーパーボーイコンテスト」グランプリを受賞し、翌年『仮面ライダーエグゼイド』の宝生永夢/仮面ライダーエグゼイド役に抜擢される。2017年11月に男性エンターテイメント集団「男劇団青山表参道X」の一員となり、旗揚げ公演の『SHIROTORA~beyond the time~』で主演をつとめる。主な出演作に映画『愛唄 -約束のナクヒト-』『PRINCEOF LEGEND』(19)、webドラマ『御曹司ボーイズ』(19)、主演舞台『ちょっと今から仕事やめてくる』(19)などがある。
2019年07月19日●男劇団 青山表参道Xで『ENDLESS REPEATERS -エンドレスリピーターズ-』米倉涼子、上戸彩など華やかな女優陣の存在で知られるオスカープロモーションの、初・男性エンターテインメント集団「男劇団 青山表参道X」。若手イケメン俳優から、これからブレイクしそうな俳優33名が所属し、2017年11月に発足となった。今回、劇団として2回目の公演となる『ENDLESS REPEATERS -エンドレスリピーターズ-』を7月20日から上演する。ルビー(飯島寛騎、栗山航、小沼将太、立花裕大)、サファイア(西銘駿、塩野瑛久、村上由歩、松本健太)、エメラルド(定本楓馬、中村嘉惟人、湯本健一、長田翔恩)と3チームにわかれ同じ脚本で競演し、水江建太、奥野壮、岩田知樹といった日替わりゲストも登場する。とある資産家の邸宅に侵入した強盗集団ZOOが壮絶な死を迎えたのちに無機質な会議室で目覚め、作戦会議と強盗劇を繰り返す……という内容になっている。今回は、ルビー・サファイヤでドッグ役を演じる飯島と西銘にインタビュー。プライベートでも仲が良いという2人に、互いの初対面の印象や舞台にかける意気込みについて話をきいた。○■ドッグタイプ・西銘とキャットタイプ・飯島――今回お二人はチームが分かれていますが、同じ役なんですよね。西銘:一人一人コードネームがあって、僕らは”ドッグ”こと犬飼柊人を演じます。例えばバードはすごい頭がよかったりと特徴があるんですが、ドッグはみんなが落ち込んでるときにも諦めずに励ます、ムードメーカーのような存在です。飯島:基本的になんでもできるけど、なんか特化してないみたいなキャラクターで、中立のような存在です。でも5人で繰り広げていくので、みんな各々見所があると思います。3人それぞれ同じ役を演じるので、もともと持っているキャラクターも出てきて、面白くなりそうです。――それぞれのチームはどうなりそうですか?西銘:飯島君たちのチーム(ルビー)はすごいよね。ギャグセンスの高い人たちが集まってる。飯島:まじめで面白いひとたちが多いので、ふだんもさりげなくかましてくるんですよね(笑)。なので、細かくやりとりできるんじゃないかな。――それは、誰がかましてくるんですか?飯島:ほぼ全員です(笑)。西銘:小沼君とか栗山君とかも、みんな。飯島:小沼君が、一番器用かもしれない。西銘:面白さのキーポイントになってきそう。――西銘さんの、サファイヤチームについては。西銘:しっかり土台を作っていくチームだと思うので、ちゃんとお芝居をしながら、内容にあったふざけかたをしていけたらと思います。もともと仲も良くて、話し合いをする時間が多いと思うので、細かいところまで作っていきたいです。――誰がムードメーカーなんですか?飯島:西銘じゃない?西銘:(照れながら)僕は基本的にムードメーカーなので、役をもらった瞬間に、「西銘だな!」と思いました。コードネームもドッグで、僕自身もよく犬と呼ばれるので、けっこうやりやすいのかな。飯島:そう考えると、僕は逆なので……。西銘:キャットタイプだから!飯島:さりげなくいいところを持っていく、みたいな感じです(笑)西銘:ずるいタイプだもんね(笑)飯島:明るいムードメーカーの役はあまり演じたことがないので、どう出せるのか考えています。せっかく3チームあるから、周りと被りたくないし、こだわっていきたいです。●劇団の中で注目するメンバーは…――エメラルドチームについては、どんな印象ですか?西銘:定本君は2.5次元で舞台慣れしているので、安定感があって、未知数なんですよ。飯島:武器は1番多いかもしれないよね。長田君くんとか、トリッキーな武器が多いチームだなと思います。西銘:多方面で攻めてくるチーム! どう着地するのか、自分たちでも予想できないので、わくわくは大きいです。同事務所のメンバーで、ふだんから一緒にイベントもやっているので、その分話し合いができると思います。飯島:なんでも言えるよね。この2年くらいで中身も知っているので、「こいつ、こうきたか」「俺らはこうだよね」と、話し合いができると思います。西銘:役者はみんなそうだと思うんですけど、同じ役をやるにあたって、同じものを出したくない。だから、その分おもしろくなりそうです。戦いとかじゃなくて、3チーム違うものを見せてみんなで盛り上げていきたいです。――違いを見るのが楽しいから、何回も観たくなりそうですね。西銘:劇中でもアドリブシーンがあって、そこにチームの個性が出ると思うので、楽しみにしてもらいたいですね。飯島:毎公演日替わりゲストもいるし、まったく同じ日はないと思います。――青山表参道Xが発足して2年弱、中でもお二人は特に仲が良いという噂を伺っているんですが…飯島:ビジネスです(笑)。西銘:やめて!(笑) 違いますよ!飯島:(笑) 僕がデビューした頃から一緒になることが多くて、劇団ができる前から考えると、1番一緒にいる時間が多いのかも。――初対面のときの印象は覚えてますか?西銘:真面目!飯島:僕も、最初は「真面目で純粋な子だな」と思いました。西銘:今は真面目じゃないと思われるかもしれないから!(笑)飯島:俺は今も真面目だよ!西銘:最初は互いに同じ事務所のメンバーとしてちゃんと接しなきゃという気持ちが強かったけど、今ではプライベートでも仲が良いです。普通にカフェとか行くよね。飯島:行ったっけ? あんまりカフェに行った記憶がない(笑)西銘:なんで記憶消してんの!?(笑) その分肩の力も抜けて、稽古場が楽しいです。普段の舞台は初対面の方が多いけど、今回は仲が良いところからのスタートなので、最初から引き出しを見せ合える。そこがすごく良いのかなと思います。――お互いに相談などもされるんですか?西銘:自分自身でどこがだめかわかっているから、普段はあまり相談しないです。でも、今回はお互いが同じ役だから、相談するかもね。飯島:それはあるかも。西銘:さっきも「アドリブ、こう言っていい?」と話していたところなんです。――同じ役を演じることもあまりないですもんね。西銘:3人の違いがチームの結果にもなってくるので、どれだけチームで力をつけられるのか、頑張らないとね。飯島:本当だね、気温も高いし。西銘:それ、汗の問題でしょ!飯島:稽古場が暑いと、集中するのも大変だから、夏の永遠のテーマですよ!――稽古場の冷房を効かせて…飯島:クールビズしたいです!西銘:そういうことなの!?(笑)――全体の中でこの人に注目というのもぜひ教えてください。西銘:僕は、村上由歩くんがどれだけふざけてくれるかなって。コメディアンな部分があって、ちゃんと作る人なので、アドリブとかよりじゃなく、ちゃんと作ってくれて、僕らがアドリブで返す。塩野君はしっかりとこなしてくるという信頼感がある。松本健太くんはまだお芝居見たことがないので、どういうお芝居するんだろう? というのが、わくわくでもある。そこをみんなでかみくだいていけたら最高かな。飯島:僕は立花さんが楽しみですね。西銘:僕も楽しみ!飯島:普段からまっすぐな男なんですよ。だから面白くもあるし、つまんなくもあって、真ん中はあまりない(笑)。真面目すぎて面白い、みたいなところがすごくあるので、劇をかき乱してくれるんじゃないかなと、楽しみです。■飯島寛騎1996年、北海道出身。「第28回ジュノンスーパーボーイコンテスト」グランプリを受賞し、翌年『仮面ライダーエグゼイド』の宝生永夢/仮面ライダーエグゼイド役に抜擢される。2017年11月に男性エンターテイメント集団「男劇団青山表参道X」の一員となり、旗揚げ公演の『SHIROTORA~beyond the time~』で主演をつとめる。主な出演作に映画『愛唄 -約束のナクヒト-』『PRINCEOF LEGEND』(19)、webドラマ『御曹司ボーイズ』(19)、主演舞台『ちょっと今から仕事やめてくる』(19)などがある。■西銘駿1998年2月20日生まれ。沖縄出身。身長173センチ。2014年、第27回JUNONスーパーボーイコンテストでグランプリを受賞。2015年に『仮面ライダーゴースト』の主役に抜擢され、以降は舞台・ドラマ・映画で活躍。2017年、オスカープロモーションの俳優で結成された「男劇団 青山表参道X」のメンバーとなった。主な出演に映画『走れ!T校バスケット部』(18)、主演ドラマ『理系が恋に落ちたので証明してみた。』(18)、主演舞台『おおきく振りかぶって』(18)、『ダンガンロンパ3』(19)今秋、公開の映画『ダウト-嘘つきオトコは誰?-』に出演。
2019年07月17日オスカープロモーションによる男性エンタテインメント集団「男劇団 青山表参道X」の第2回公演『ENDLESS REPEATERS -エンドレスリピーターズ-』が7月20日(土)に開幕する。川尻恵太(SUGARBOY)による脚本・演出で、3つのチームでの上演となる本作。各チームを代表して、「ルビー」の飯島寛騎、「サファイア」の西銘駿、「エメラルド」の定本楓馬に話を聞いた。【チケット情報はこちら】オリジナルの密室劇で<4人チーム+ゲストひとり>の5人芝居となる本作。「ルビー」チームは飯島寛騎・栗山航・小沼将太・立花裕大、「サファイア」チームは西銘駿・塩野瑛久・村上由歩・松本健太、「エメラルド」チームは定本楓馬・中村嘉惟人・湯本健一・長田翔恩という布陣だ。さらに「日替わりゲスト」として水江建太・奥野壮・岩田知樹のほか、別チームのメンバーが登場することも。そんな独特のつくりの本作を、飯島は「全く同じストーリーだからこそ、各チームがどう演じるか、どんな違いが出るかが興味深いです」、西銘も「少人数だからこそ各チームの色が出るはず。さらに日替わりで自由なスペシャルゲストが加わりますからね…(笑)。毎回“違う作品”だと思われるようなものになればいいなと思います」と意気込む。各チームについて、飯島は「ルビーチームは“チーム・アダルティ”。他のチームに比べて年齢が上なぶん経験値があるのは魅力なのですが、いかんせん個性の塊揃いなので(笑)。どんなことになるのかは今から楽しみです」、西銘は「サファイアチームは“チーム・スタンダード”。メンバーを知っている方は異論があると思いますが(笑)、敢えて僕らはスタンダードを目指します!」、定本は「エメラルドチームは“チーム・バラバラ”です。それはチームワークがバラバラという意味ではなく(笑)、アクションだったり、英語だったり、メンバーそれぞれが違う得意分野を持っているという意味でのバラバラ。このメンバーだから生まれるものを活かしていきたいです」。昨年6月に旗揚げ公演を行った「男劇団 青山表参道X」。舞台作品としては2作目だが、それ以外にもさまざまな活動を行ってきた。飯島が「身内感が出てきた」と語るように、インタビュー中の3人の雰囲気も他の現場ではあまり見たことがないのびのびとした表情が印象的。定本は「それぞれがそれぞれの活動の中で吸収してきたものを持ち帰って、それをまたメンバーが吸収できる場所になっている。そこがすごくいいなと思います」と語る。旗揚げから1年経った今だからこそのものが観られるであろう本作は、7月20日(土)から28日(日)まで東京・品川プリンスホテル クラブeXにて上演。取材・文:中川實穗
2019年07月10日劇団EXILEの佐藤寛太が出演する、セイコー ルキア WEB限定ムービー「時計をする。物語が生まれる。」前編が13日より公開される。動画は、佐藤演じる後輩男子が、主人公である先輩女性と時計をきっかけに距離が近づいていく“時めき”の詰まった全7話のストーリー仕立てで、アラサー女性の理想の胸キュンシーンを様々なシチュエーションで描いている。今回は前編となる3話が公開された。第1話「Elevator」では2人きりのエレベーターで佐藤が「きれいですね」と話しかける。第2話「Taxi」では、2人きりのタクシーの中、佐藤が「腕グイ」で時計を確認するというどきっとする展開も。第3話「After Party」では、職場の式典に2人で出席したという設定で、佐藤が先輩女性に話しかける。気になる後編の4話は、10月からの公開を予定している。○佐藤寛太 コメント・今回のための役作り髪が長かったのですが、襟足がカラーにかかるとあまり清潔感が出ず、社会人っぽくないかなと思って切ってきました。・普段女性の手は気になるかコンビニの店員さんの手が気になりますね! 手渡しするじゃないですか、こっちも相手も。綺麗な手だと、綺麗だなぁって思います。・積極的な男性役を演じるのは僕自身、何事に対してもわりと積極的な方なので、演じやすく、気持ちがわかるなぁって思います。・一言メッセージこのたび、全7話配信のセイコー ルキアのWEBムービー、前半3話分が完成しました。皆さんぜひ見てください、よろしくお願いします!
2019年06月13日映画『PRINCE OF LEGEND』(公開中)に出演する片寄涼太、飯島寛騎、塩野瑛久、鈴木伸之、川村壱馬、佐野玲於、関口メンディー、吉野北人、藤原樹、長谷川慎、町田啓太、清原翔、遠藤史也、こだまたいちが3月30日、神奈川・横浜アリーナで開催されたファッションイベント「マイナビ presents 第28回 東京ガールズコレクション 2019 SPRING/SUMMER」(以下TGC)に出演した。同作は「ある日突然目の前に白馬に乗った王子が現れ、自分と恋に落ちたら」という女子たちの“シンデレラ願望”を叶えるというプロジェクト。ドラマ、映画、ゲーム、ライブ、イベントなど様々なメディア展開が予定されており、王子の中の王子、“伝説の王子”は一体誰なのか、圧倒的なルックスを誇る王子たちがハイレベルな争いを繰り広げる。昨年9月に開催されたTGCに“王子”14人が出演したが、このたび再降臨。チーム奏(片寄、飯島、塩野)、チーム京極兄弟(鈴木、川村)、チーム生徒会(佐野、関口)、チームネクスト(吉野、藤原、長谷川)、チーム先生(町田)、チーム3B(清原、遠藤、こだま)と、グループを紹介されながら一人ずつランウェイを歩き、会場は歓喜の声に包まれた。撮影:蔦野裕
2019年04月06日日本で“最もチケットが取れない”人気演劇ユニット「TEAM NACS」。その中心人物であり、俳優、声優、タレント、作家…多彩な顔を持つ大泉洋が、4月3日で46歳の誕生日を迎える。昨年12月から1月にかけ、難役に挑んだ『こんな夜更けにバナナかよ愛しき実話』、日本語吹き替えを務めた『グリンチ』、北海道映画シリーズ最新作『そらのレストラン』が連続公開された大泉さん。芳根京子が主演を務めるHTB・北海道テレビ開局50周年ドラマ「チャンネルはそのまま!」でも熱演を見せており、同作には芳根さんの父親役を演じた森崎博之をはじめ、「TEAM NACS」全員が勢ぞろい!また、北海道で大規模ロケを行った4月1日(月)スタートのNHK連続テレビ小説「なつぞら」には安田顕、戸次重幸、音尾琢真が出演しており、新たな時代を前に北海道が生んだスーパー演劇ユニットの活躍がいっそう際立っている。もはや偉人並み? 稀代の愛され俳優・大泉洋1973年生まれ、江別市出身の大泉さん。2005年「救命病棟24時」を皮切りに「ハケンの品格」「赤鼻のセンセイ」、さらに大河ドラマ「龍馬伝」などで一気に全国区に。2015年には連続テレビ小説「まれ」、翌年には大河ドラマ「真田丸」でも好演を見せた。札幌・すすきのを舞台にハードボイルド路線に徹した(?)映画『探偵はBARにいる』(’11)では日刊スポーツ映画大賞・石原裕次郎賞や日本アカデミー賞優秀主演男優賞を受賞するなど高く評価され、2015年公開『駆込み女と駆出し男』では第58回ブルーリボン賞主演男優賞、第39回日本アカデミー賞優秀主演男優賞に選ばれた。『しあわせのパン』『ぶどうのなみだ』に続く北海道映画シリーズ第3弾『そらのレストラン』では、大泉さんを青春純愛映画『半分の月がのぼる空』や夫婦愛の物語『トワイライト ささらさや』に起用してきた深川栄洋監督と3度目のタッグが実現。『アイアムアヒーロー』『鋼の錬金術師』『東京喰種トーキョーグール』といった人気漫画の実写映画でも、特殊な世界観になじむ存在感を発揮し、特に『東京喰種』では原作キャラの再現度の高さが話題に。『恋は雨上がりのように』で演じた、小説家への夢をあきらめた冴えないファミレス店長役もハマった。2013年には自身のエッセイ連載をまとめた「大泉エッセイ~僕が綴った16年」を出版。『茄子 アンダルシアの夏』『バケモノの子』『映画ドラえもん のび太の宝島』など、声優の仕事にも定評がある。NHK「SONGS」での軽妙な司会ぶりも楽しく、舞台挨拶やイベントでは大泉さんが話し出せば独壇場で大盛り上がり。2018年8月、北海道新聞が「北海道命名150年」を記念して行った「北海道150年で最も功績があった人は?」というアンケートでは、松本潤がドラマで演じる蝦夷地開拓に当たった松浦武四郎や、「少年よ大志を抱け」の言葉で知られるクラーク博士といった偉人に混ざって9位にランクイン。北海道のみならず、いまや日本中が認める愛され俳優のひとりとなっている。「水どう」が平成を代表する1作に!?先日、朝日新聞社メディアビジネス局が発表した、「平成」の世に胃の痛くなる局面を乗り越え活躍した人や団体を称えるアワード「朝日新聞 平成胃痛大賞」。その中で平成を明るく照らした日本のローカルヒーローを讃える【ローカル部門賞】に、大泉さんの出世作である「水曜どうでしょう」が選ばれた。1996年~2002年に放送された同番組は異例の高視聴率となり、その人気は全国に波及した。この受賞に際し、大泉さんは「若き日に、がむしゃらに、必死に、最高に楽しく過ごした『どうでしょう』との時間が、今、このように北海道を超えて日本中の皆さんに愛され、楽しんで貰えてることが奇跡のようで、改めてこの番組の凄さを実感しております」と、感慨を込めてコメントを寄せている。完全“あてがき”の小説映画化で主演『騙し絵の牙』そんな中、「俳優・大泉洋」を元新聞記者の異色作家・塩田武士が持ち前の取材力・分析力を生かして完全“あてがき”した2018年本屋大賞ノミネート作「騙し絵の牙」が、大泉さんを主演に映画化される。主人公の大手出版社の雑誌編集長は、ウィットに富んだ語り口で知られる“人たらし”だが、実は騙し絵のごとく裏の一面を持っているという、まさに大泉さんそのもののような(?)男。役作りは必要ないかと思いきや、「出版界を舞台にして、自身が手掛ける雑誌の存続をかけて会社と対決していくという、骨太な社会派作品のため、結局えらい難しい役になっております!」と恨み節?塩田氏自身も「あぁ、早く大スクリーンであの天性の人たらしが見たい。『社会派』と『40代の色気』をまとった大泉洋は無敵です」と大いに期待を寄せている。なお、スタッフやキャスト、公開日など詳細はまだ発表されておらず、期待が募る。大学の演劇研究会から生まれた「TEAM NACS」大泉さんが所属する「TEAM NACS」は、1996年、北海学園大学の演劇研究会のメンバーだった5人で結成。卒業とともに解散したが、東京の会社を辞めた森崎さんの呼びかけで再結成した。全員が売れっ子になった現在では、舞台以外で唯一全員そろうのが、2003年にスタートした北海道のローカルバラエティー「ハナタレナックス」(HTB)で、2015年からは年1回、特別編が全国ネットで放送されている。「TEAM NACS」での活動については、安田さんが「先は分からないけど、とにかく辞めない」と昨年出演したトーク番組で言及、「応援してくださってる方たちが押し上げてくれている。そこの元の出は北海道なんですよ。その方たちを裏切れないから続けていくしかない、続けたい」と語り、ファンを喜ばせた。安田顕、随一のカメレオン“怪優”1973年12月8日生まれ、室蘭市出身。戸次さんと“TEAMハンサム”を担当する安田さん。「水曜どうでしょう」ではHTBのマスコットキャラクター・onちゃんの中の人。所属事務所の現会長で「ミスター」こと鈴井貴之の初監督作品『man-hole』(’01)に主演した。舞台「スマートモテリーマン講座」『銀魂』など福田雄一作品でも知られる。『小川町セレナーデ』や「問題のあるレストラン」では“女装”も披露。自身のような脇役俳優を演じた『俳優亀岡拓次』や、『愛しのアイリーン』『母を亡くした時、僕は遺骨を食べたいと思った。』といった主演映画ほか、『龍三と七人の子分たち』『北の桜守』、「SPEC」シリーズなど出演作のジャンルは幅広く、その徹底した役作りはカメレオン“怪優”という名がふさわしい。現在も尾野真千子主演のWOWOW連続ドラマW「絶叫」にて強烈な悪役を熱演中、中条あやみと水川あさみのW主演「白衣の戦士!」にはのんびり屋だが、スイッチが入ると大変身する優秀な外科医師役で出演する。森崎博之、ごはんソムリエでもあるリーダー1971年11月14日生まれ、東川町出身。一度は社会人になりながらも「TEAM NACS」を再結成したリーダー。“TEAMおもしろい顔”のひとり。「NACS」の舞台の演出・脚本のほとんどを手掛けてきたが、終戦直後の北海道の知られざる兵士たちを描いた2018年の「PARAMUSHIR ~信じ続けた士魂の旗を掲げて」は原案から手掛けた渾身作。8万枚のチケットは即ソールドアウト、ライブ・ビューイングと合わせ約11万5,000人を動員した。美瑛町を舞台にした『愛を積むひと』ほか、札幌で撮影されたいくえみ綾原作『プリンシパル~恋する私はヒロインですか?~』にも参加。『ミックス。』では蒼井優とともに新垣結衣&瑛太コンビを特訓する中華料理屋の店主を演じたことも記憶に新しい。そのかたわら、北海道ローカルで「森崎博之のあぐり王国北海道」(’08~16)という冠番組を持ち、ごはんソムリエとしても知られる。食育の大切さ、北海道の素晴らしさなどを講演活動でも発信。「チャンネルはそのまま!」でドラマオリジナルのキャラクターを演じた大泉さんが熱弁するセリフは、森崎さん自身の思いなのかもしれない。戸次重幸「昼のセント酒」が話題に1973年11月7日生まれ、札幌市出身。TEAMハンサムの一角ではあるが、極度のマーペースぶりから“ミスター残念”と呼ばれたりも…。2008年に佐藤重幸から改名。「1リットルの涙」「ガリレオ」「大奥~誕生[有功・家光篇]」などで広く認知され、劇場版も公開された「エンドレスアフェア~終わりなき情事~」では幾多のラブシーンに挑戦。『恋は雨上がりのように』では大泉さんの旧友役に。『疾風ロンド』の怪しき研究員や、「チーム・バチスタ」シリーズのデキる救命医、長いものに巻かれがちでも最後には矜持を見せた「グッド・ドクター」など医師役のイメージもある中、毎回“お尻”があらわになる主演ドラマ「昼のセント酒」が話題に。「孤独のグルメ」原作・久住昌之のエッセイを原案に同作のスタッフが集結、営業もそっちのけで銭湯やその近隣グルメを堪能していた。「乃木坂46」の山下美月が主演する「電影少女-VIDEO GIRL AI 2019-」に前作に続いて出演するほか、映画『空母いぶき』にも参加する。音尾琢真、白石和彌監督ら異才のお気に入りに1976年生まれ、3月21日に誕生日を迎えたばかりの“末っ子”音尾さん。森崎さんと“TEAMおもしろい顔”を担う。2005年から活動の幅を全国に広げると、「相棒」「深夜食堂」や大河ドラマ「龍馬伝」『アフタースクール』など、映画、ドラマ、舞台など多岐にわたり目覚ましい活躍を見せている。特に、下半身のショッキングなシーンが印象的だった『孤狼の血』白石和彌監督とのタッグが多く、『牝猫たち』『サニー/32』『止められるか、俺たちを』に出演。原田眞人監督の『関ヶ原』『検察側の罪人』など、続けて同じ監督に起用されることが多いのも特徴的。今回、北海道を舞台にした朝ドラ「なつぞら」にも出演。熱いハートの持ち主で、ヒロイン・広瀬すずらにとって何でも気さくに話せる親戚のおじさんのような存在となるという。さらに、戸次さんは東京から北海道に来た吉沢亮の父親役、安田さんは山田裕貴の父親役を演じるというから気にならずにいられない!北海道テレビの裏側描くお仕事コメディが大好評!5人が同じシーンに勢ぞろい、というわけではないが、各々が持ち味を発揮しているのが、漫画家・佐々木倫子の原作をモデルになったHTBが開局50周年特別番組としてドラマ化した「チャンネルはそのまま!」。芳根京子が周囲をかき乱す“バカ枠”として採用された新人報道記者・雪丸花子を快演、コメディエンヌとして新たな才能を開花させている。農家を営む“顔と声がでかい”父役の森崎さんほか、大泉さんが花子の優秀な同期(飯島寛騎)が取材する農業NPO法人のカリスマ代表に、音尾さんはその知人で若干「北の国から」の黒板五郎みのある農家、戸次さんは北海道警察の捜査員に扮し、安田さんがライバル局・ひぐまテレビの情報部長を憎ったらしく演じている。さらに鈴井さんも劇中のテレビ局社長として登場。北海道での先行放送の後、全国各地でも放送が決まっており、Netflixでも配信中。なお、Netflixでは「水曜どうでしょう」や、大泉さんと戸次さん、HTBアナウンサー・佐藤麻美の3人が全国の食を巡る「おにぎりあたためますか」なども配信されている。5人が人生に迷うアラフォーに!「スープカレー」5人が大学時代からの友人を演じるのが、2012年に放送されたHBC・北海道放送の創立60周年記念連続ドラマ「スープカレー」。それぞれ、亡き父の定食屋を継いでスープカレー屋を開こうとするデパートマン(森崎さん)、反抗期の娘と仲直りしたいベテラン俳優(安田さん)、婚約者がいるのに教え子に淡い恋心を抱いてしまう塾講師(戸次さん)、マイホームのために友人の不幸で商売しようとする冠婚葬祭プランナー(音尾さん)、さらに「人生はスープカレーに似ている」と語る料理研究家(大泉さん)に扮し、役者として見せ場がある一方、大泉さんがアシスタント役(峯岸みなみ)と繰り広げる料理番組のゆるさも楽しい。こちらはHuluにて配信中。スタジオジブリの常連声優でもある!「TEAM NACS」とスタジオジブリの関係は意外にも長く、2001年の宮崎駿監督『千と千尋の神隠し』で大泉さんが番台蛙の声を務めたほか、安田さん、戸次さんが出演。ジブリスタッフの中に「水曜どうでしょう」のファンが多数いたことから実現したという。その後も、大泉さん、安田さんに鈴井さん参加の『猫の恩返し』、かかしのカブ役の大泉さんほか5人全員が出演した『ハウルの動く城』に参加。そして、北海道が舞台になった米林宏昌監督『思い出のマーニー』で初めて全員“キャラクター名”がついた役どころで登場。ほかにも5人で20役近くの人物の声色を演じ分けており「夏祭りとパーティーのシーン」に勢ぞろいしているそう。ちなみに、戸次さんは『天空の城ラピュタ』が大好きで全セリフが入っており、“一人ラピュタ”が特技。社会派・池井戸作品と“いい関係”一方で、大人のドラマとして人気を博す池井戸潤原作の作品にも多数参加してきた彼ら。安田さんがTBS日曜劇場「下町ロケット」に佃製作所の社員として2015年・2017年とレギュラー出演し、前者には戸次さん(しかもライバル)、後者には森崎さんが登場。さらに、日本テレビ「花咲舞が黙ってない」には戸次さんと音尾さんがそろってゲスト出演した。音尾さんは野村萬斎、香川照之ら“濃い”俳優がずらりとそろった映画『七つの会議』と、陸上部のエース(竹内涼真)を見守る熱血漢の監督として「陸王」に出演。戸次さんはNHKドラマ版の「七つの会議」に出演していた。そして、7月期の日曜劇場で“最後のひとり”大泉さんが満を持して池井戸作品に初出演。「TEAM NACS」の舞台を見て以来、彼らと「いつか仕事をしたい」と思っていたプロデューサー・伊與田英徳氏のもと、夏刊行予定の新作「ノーサイド」のドラマ化で低迷する社会人ラグビー部の再起に挑む左遷された男を演じる。誰もが期待する新作となりそうだ。(text:Reiko Uehara)■関連作品:【Netflixオリジナル】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflixオリジナル】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング
2019年04月03日映画『PRINCE OF LEGEND』(3月21日公開)の公開初日舞台挨拶が21日に都内で行われ、片寄涼太、塩野瑛久、飯島寛騎、鈴木伸之、川村壱馬、佐野玲於、関口メンディー、吉野北人、藤原樹、長谷川慎、町田啓太、清原翔、遠藤史也、こだまたいち、白石聖が登場した。同作は「ある日突然目の前に白馬に乗った王子が現れ、自分と恋に落ちたら」という女子たちの"シンデレラ願望"を叶えるというプロジェクト。ドラマ、映画、ゲーム、ライブ、イベントなど様々なメディア展開が予定されており、王子の中の王子、"伝説の王子"は一体誰なのか、圧倒的なルックスを誇る王子たちがハイレベルな争いを繰り広げる。生徒会長王子・綾小路葵を演じた佐野は、「僕は、この作品で初めて生徒会というものに触れさせていただきまして。学生時代はそういうところに一切後ろ向きで、生徒会というよりかは、保健係をやってたので、生徒会長ができて嬉しかった」と自分の人生を振り返る。さらに「日頃から自分の子分としてメンディーくんが働いてくれているんですけど、この作品でも子分として働いてくださったので、普段からの僕らの友情がこの作品にも出てるかなと思います」と関口を紹介した。関口は佐野のジョークに乗り、「佐野玲於の子分、そして金髪SP王子・ガブリエル笹塚役の……」と自己紹介を始めたものの、「せきぐ…関口……」とカミカミで思わずがっくり。周囲から心配された関口は、「色々緊張してて。なぜかというと、3〜4年くらい『キラキラ映画に出たいんだ。学生役をやりたいんだ』と言い続けて」と理由を説明する。町田が「HIROさんにもいってましたもんね。『僕は制服着たい』って」と明かすと、関口は「そうだよ。『学園の中で恋愛したい』と言い続けて、今回はそういう形でキラキラ映画に出れたということで、夢が叶ってありがたい気持ちでいっぱいですし、言い続けることは大事だなと。夢は叶うんだとすごくかみしめております」と喜びを表した。
2019年03月21日映画『PRINCE OF LEGEND』(3月21日公開)の公開初日舞台挨拶が21日に都内で行われ、片寄涼太、塩野瑛久、飯島寛騎、鈴木伸之、川村壱馬、佐野玲於、関口メンディー、吉野北人、藤原樹、長谷川慎、町田啓太、清原翔、遠藤史也、こだまたいち、白石聖が登場した。同作は「ある日突然目の前に白馬に乗った王子が現れ、自分と恋に落ちたら」という女子たちの"シンデレラ願望"を叶えるというプロジェクト。ドラマ、映画、ゲーム、ライブ、イベントなど様々なメディア展開が予定されており、王子の中の王子、"伝説の王子"は一体誰なのか、圧倒的なルックスを誇る王子たちがハイレベルな争いを繰り広げる。イベントでは、ファンによる応募総数436通の中から各チームごとに選出した大賞を発表する「王子絵」大賞の発表が行われた。第1話のシーンを再現したチーム奏(片寄、塩野、飯島)、ハートを持ったチーム京極兄弟(鈴木、川村)、デフォルメされて「激盛れ」と関口が喜ぶチーム生徒会(佐野、関口)、キラキラ感あふれるチームネクスト(吉野、藤原、長谷川)、王子への執着・闇が見えるチーム先生(町田)、全員集合が2枚しかなかったというチーム3B(清原、遠藤、こだま)と、様々なタッチの王子絵が大賞に選ばれる。この流れで王子たちも「お絵かき選手権」を実施。14人が、ヒロインである白石の似顔絵に挑戦する。2分間の制限時間の中で、できるだけ白石に近づく塩野や、座り込んで描く佐野、川村など、それぞれのスタイルを見せた。また久しぶりの再会に「相変わらず、こいつは冷えなと思いました」(片寄)、「そんなつもりはないんですけど、私は結構フレンドリーに接してるつもりなんです」(白石)とぎこちない様子を見せていた2人だが、片寄がずんずん寄って白石の顔を確かめる場面も。全員の似顔絵が一斉にオープンされると、明らかにアンパンマンを描いた佐野など、"画伯"が大渋滞に。白石は一人一人の絵を見て「特に聞くこともない」とバッサリ切り捨てながら、最終的に塩野が絵心王子に選ばれた。「本人を喜ばせてあげようという心が、一番感じられた」と選評を述べる白石に、奏(片寄)に特別な想いを寄せるメガネ王子・久遠誠一郎を演じた塩野は「それは、ヒロインの場を明け渡すということでいいですか?」と質問。白石は「ちょっとそれは……」と否定していた。一方、最下位の「ド下手王子」については、「みんなどっこいどっこい」と悩みつつ、「町田さん」と選んだ白石。「すっごくかわいらしいと思うんですけど、他の皆さんはリアルに描こうとしていたのに、置きに行ったな」と厳しい評価に、町田は「すいません、僕の全力が置きにいったということで……どうしようもないです」と反省する。しかし、白石の"推し王子"が町田演じる先生王子ということが発覚したため、「プラマイゼロ」と納得。これまでの同作のイベントでは、フラフープ対決で圧勝し、清原と組んだ料理対決でも料理王子の座に輝いていた町田だが、イラストの面では「ド下手王子」の称号を得ることとなった。
2019年03月21日映画『PRINCE OF LEGEND』(3月21日公開)の公開初日舞台挨拶が21日に都内で行われ、片寄涼太、塩野瑛久、飯島寛騎、鈴木伸之、川村壱馬、佐野玲於、関口メンディー、吉野北人、藤原樹、長谷川慎、町田啓太、清原翔、遠藤史也、こだまたいち、白石聖が登場した。同作は「ある日突然目の前に白馬に乗った王子が現れ、自分と恋に落ちたら」という女子たちの"シンデレラ願望"を叶えるというプロジェクト。ドラマ、映画、ゲーム、ライブ、イベントなど様々なメディア展開が予定されており、王子の中の王子、"伝説の王子"は一体誰なのか、圧倒的なルックスを誇る王子たちがハイレベルな争いを繰り広げる。片寄は「今日、公式で桜の開花宣言が行われたことを伺いまして、こんな日に桜が開花宣言を聞けたことが嬉しいなと思ってるんですけども、それにちなみまして、今日は『PRINCE OF LEGEND』が、開花宣言ということで」と表すと、鈴木も「また、上手いこと言いますね」と感心。片寄は「でも、この桜はもっともっと長く長く咲かせ続けたいなと思います」と意気込んだ。また、公開によって片寄、佐野、関口と同じGENERATIONS from EXILE TRIBE、及びEXILEのメンバーである白濱亜嵐が、王子たちと敵対するキャラクターとして登場していることが明らかに。上映の際も客席から悲鳴が上がっていたが、片寄は「全く気づいていないかと思うんですけど、実は映画の中に、白濱亜嵐という者が出演しております」と白濱の存在に触れる。さらに佐野は「これだけドラマとかこのメンバーでをやってきたのに、いよいよ映画かというときに、奴が冒頭で出てくる。これは不正です」と抗議。片寄は「不正レベルの出演ですけど、まだまだ詳細は明かされていませんが、白濱亜嵐の存在も確認しに来てください」とアピールした。
2019年03月21日映画『PRINCE OF LEGEND』(3月21日公開)に出演する関口メンディーが18日、「読売ジャイアンツ×マリナーズ戦」の始球式に挑戦し、片寄涼太、飯島寛騎、塩野瑛久、鈴木伸之、川村壱馬、佐野玲於、吉野北人、藤原樹、長谷川慎、町田啓太、清原翔、遠藤史也、こだまたいちが見守った。同作は「ある日突然目の前に白馬に乗った王子が現れ、自分と恋に落ちたら」という女子たちの"シンデレラ願望"を叶えるというプロジェクト。ドラマ、映画、ゲーム、ライブ、イベントなど様々なメディア展開が予定されており、"伝説の王子"は一体誰なのか、圧倒的なルックスを誇る王子たちがハイレベルな争いを繰り広げる。2018年6月5日の巨人対楽天戦の始球式で球速133kmを記録した関口が登場すると球場は大歓声に包まれ、さらに応援の王子たち13人が入場すると、会場のボルテージは最高潮に達した。シアトル・マリナーズの猛者たち、そして原監督が指揮する新制巨人軍が見守る中、今回の記録は127km。自己記録更新とはならなかったものの、王子たちは感激していた。始球式後の取材では「あまり悔しくはない」と心境を明かす関口。ブルペンでは読売巨人軍の菅野智之投手にアドバイスをもらったそうで、「外角低めを狙うといい、というアドバイスをいただきました。ちょっと狙いすぎてしまったかな」と反省ポイントも語った。前回の始球式とは空気感がちがったという関口に、マウンドで見守った片寄は「前回、僕は外から見ているだけだったのですが、今回はマウンドに立って間近でメンディーさんの勇姿を見ることができて、うれしかったです!」とコメント。鈴木は「メンディーさんの背中がいつもの15倍以上大きく見えました!!」、佐野は「マウンドに向かう前に原監督とメンディーくんが会話をしていて、その会話が選手のようだった」と労う。さらに、大学で関口の同級生だった町田は「同級生の時はまさか、メンディーが始球式に登板して、その横で自分が応援するという絵は、思い浮かびもしませんでした。本当に誇らしいです」と感動。最後に関口は「140kmに挑戦したい!」と次回への決意を述べ、今回の結果に対し「ごメンディー!!!!」と叫び、始球式を締めくくった。○関口メンディー コメント127kmという結果、あまり悔しくはありません! メジャーのチームがいるということで、会場の雰囲気がいつもとは全然違う空気感のなか、そのマウンドに立てたことが、本当にありがたかったです。ただマウンドに上がる前に、原監督から「135kmいけるか?」と声をかけていただいて、嬉しくて「140いきます!」と答えたのですが、それでさらに緊張してしまって……。さらにアップ時に菅野投手にアドバイスをいただいたら、それを意識して狙いすぎてしまったりもして……。140kmは1つの目標でもあるので、次はしっかりチャレンジしたいです。超えたいです!
2019年03月18日人気小説『ちょっと今から仕事やめてくる』が2019年6月、深作健太の演出、田村孝裕(劇団oneror8)の脚本で、初めて舞台化される。W主演をする飯島寛騎と鈴木勝吾に話を聞いた。【チケット情報はこちら】原作は、北川恵海による同名小説。70万部を超えるベストセラーとなり、第21回電撃小説大賞“メディアワークス文庫賞”を受賞している。2017年には福士蒼汰と工藤阿須加のW主演で映画化もされた。ブラック企業で働く若手社員の青山隆(飯島寛騎)が疲労のあまりホームで意識を失い、危うく電車に跳ねられそうになってしまう。青山を救ったのは、幼馴染のヤマモト(鈴木勝吾)と名乗る男。青山の記憶にはヤマモトに関する記憶がなかったが、関西弁で爽やかな笑顔を見せる彼と出会ってから、青山は本来の明るさを取り戻し、大きな成果をあげるチャンスも巡ってくる。ある日、青山がヤマモトについて調べると、彼は3年前に激務で鬱になり自殺した男だということが分かり…というあらすじだ。作品について、飯島は「見る人によって違う印象を受けると思うし、色々な目線で見られる作品。見てもらうみなさんにも悩みがあると思うが、立ち向かっていく勇気を与えられるような作品になれば嬉しい」と語る。鈴木は「どちらが正義で、どちらが悪いと言い切ってしまうのではなく、このままではどちらもダメだということも等しく描いている。辛い環境にあっても、結局は自分の足で立たなくてはダメだと。そのバランスがすごく好き」と話した。今回初共演のふたり。稽古前ではあるが、互いの印象を尋ねると、飯島は「鈴木さんはとても考えがしっかりしている。お芝居に対しても、作品に対しても、自分自身に対しても、それぞれ軸を持っているので、勉強になることが多い」と語り、一方の鈴木は「8つ年が離れているが、すごく刺激的で、同じ作品を作る仲間として頼もしい」と語った。最後に、飯島は「映画化等もされていますが、舞台ならではの熱量でしっかり届けていきたいですし、会場で一体になれるようやっていきたい」と話した。鈴木は「演劇は、物語や事件の肌触りを感じることができるエンタメ。あえて演劇で届ける意味を噛み締めながら、責任を持ってやっていきたい。ぜひ何度でも劇場に足を運んでみていただけたら」とPRをした。公演は6月13日(木)から23日(日)まで、CBGKシブゲキ!!にて。飯島と鈴木のほか、中島早貴、葉山昴、田中健が出演する。文・五月女菜穂
2019年03月15日栄養豊富でカラダにもよい身近な食材「梅」。でも、梅干しは食べ方も限られるし、そもそも酸っぱくて小さな子どもは苦手なことも多く、なかなか日々の食事には取り入れにくいと思っているママも多いのでは?「実は、梅干しはそのまま食べるだけでなく、調味料として使うこともできるんですよ。加熱することで酸っぱさが和らぐうえ、料理の味にぐっと深みがでます。かんたんに味がきまるので調理の時短もできる優秀食材なんです」と語るのは、映画『かもめ食堂』『海街diary』やドラマ『ごちそうさん』などで知られるフードスタイリストの飯島奈美さん。飯島さんも愛する「梅」の魅力と、お子さんと一緒においしくいただける梅料理レシピをご紹介します。■飯島奈美さんも愛用! 時短料理に活躍する「梅干し」と「梅酢」飯島奈美さんは、梅の名産地である和歌山で「梅酢」に出会ってから梅干しや梅酢を料理に積極的に活用するようになり、いまではオリジナル梅酢「紀州の、うめ酢」をプロデュースしているほど大の梅好き。梅酢とは、梅干しを作る過程でできる栄養たっぷりのエキス。市販品もありますし、梅干し専門店などで梅干しを買うとおまけでもらえることもあります。梅酢は液体なので、そのまま調味料としてかんたんに使えます。梅干しを料理に使う場合は、まるごと、もしくはちぎったり、たたいたりしたものを使います。最近はいろいろな味の梅干しがありますが、料理に使うなら昔ながらの塩だけで漬けた梅干し“白干梅”が使いやすいそうです。たたくのが面倒なら、ポリ袋にいれて、上からつぶしてもよいとのこと。「梅干しや梅酢は本当に大好きです。梅は調味料として使うと食べやすいですよ。トマトを切ってたたいた梅とシンプルに和えるだけでもおいしいですよね」(飯島さん)■飯島奈美さん流 「梅」のおいしい使いかた「まずは、いつも醤油を使っていたところを半分梅酢におきかえると、なじみやすく食べやすいですよ。 お子さんがいると、ちょっと変わった料理を作ると食べてもらえないということもあると思うので、ふだんの料理をベースにするのがおすすめです」(飯島さん)梅は、塩、醤油、味噌などの調味料とおきかえやすく、塩分量に合わせて多少量の調節をすればOK。もちろん和食以外の料理にも使えます。「梅酢はオリーブオイルとも相性がよいですよ。マヨネーズと混ぜても味が締まるのでポテトサラダに使ってもいいですし、カレーなどに隠し味として少し入れてみても。殺菌効果もあるのでお弁当やお惣菜にも便利です」(飯島さん)梅の味は海外でも好評だそうで、以前フランスでの撮影時のケータリングで、モッツアレラとカキとイチジクに梅酢とオリーブオイルをかけたものを出したところ、「どうやって作ったの?」と驚かれたとか。「梅は醤油や味噌と並んで世界に誇れる調味料だと思います」と飯島さん。■子どもも大満足! 時短でおいしい梅レシピ3選そんな飯島さんが先ごろ関わったのが、梅レシピ本 『まいにち元気31日の梅レシピ!』 。日本一の生産量を誇る梅の町、和歌山県みなべ町が発行した1カ月31日分の梅レシピ本です。このレシピ本は、みなべ町のホームページから誰もが無料で ダウンロード することができます。この本は、みなべ町で活動する7団体が「31日の梅レシピ制作委員会」として参加し、日本の伝統の食文化である梅を身近に感じてもらえるような梅レシピをまとめたもの。飯島さんはアドバイザーとして参加し、監修やオリジナルレシピの制作を担当しました。今回は本の中から小さな子どものいるファミリーにとくにおすすめのレシピをご紹介します。▼ついつい手がでるおいしさ!「梅酢からあげ」みなべ町では学校給食でも出る郷土の味。実際に食べてみると、うま味と塩味が絶妙でついつい手が伸びます。味つけが梅酢だけなので時短にも。子どもも大人もハマる味です。【材料】(2人分)鶏もも肉 300g梅酢 大さじ3片栗粉 大さじ3揚げ油 適量【作り方】1. 鶏もも肉をひと口大に切る。2. 1と梅酢をポリ袋に入れ、空気を抜いて口を閉じ、軽く揉んでから1~2分おく。3. 2の水分を軽く気って片栗粉をまぶし、170~180度の油で揚げる。※梅酢のかわりに、たたいた梅小さじ2~2と1/2でも可▼子どもにも大人気! 「梅酢カルボナーラ」子どもが大好きなカルボナーラ。大人にはちょっとソースがこってり重いイメージがあるかもしれませんが、梅酢を使うとさっぱりして家族みんなが食べやすい味に。【材料】(2人分)パスタ 180g水 2リットル塩 20gオリーブオイル 大さじ2にんにく 1かけ酒 大さじ1パスタの茹で汁 大さじ1厚切りベーコン 50gエリンギ 1パック<ソース> 生クリーム 100cc 粉チーズ 大さじ2~2と1/2 卵 2個 梅酢 大さじ1 こしょう 少々粗挽きこしょう 適量【作り方】1. 沸騰させた湯に塩を入れ、パスタをパッケージの表示よりも1分短く茹でる。2. エリンギを食べやすくスライスする。ベーコンを1cm幅の短冊に切る。3. ボウルにソースの材料を混ぜ合わせる。4. フライパンに、オリーブオイルとスライスしたにんにくを入れて火にかけ、香りが立ってきたらベーコンとエリンギを加え炒める。茹で汁と酒を入れ、火を止める。茹で上がったパスタを入れる。5. 3のソースを4に加えて混ぜ合わせる。6. お好みで、粗挽きこしょうをふる。▼飯島さんいちおし! 「梅ヨーグルト」最後は飯島さんのお気に入りレシピ。自宅で人にふるまうことも多いというデザートです。【材料】(2~3人分)ヨーグルト 400gマンゴー 1/2個 ※お好みのフルーツでOKハチミツ 大さじ2~3たたいた梅 小さじ1【作り方】1. ヨーグルトをキッチンペーパーにつつみ、ザルにのせ、冷蔵庫で2~3時間水切りする。2. マンゴーを食べやすく切る。3. 器に水切りヨーグルト、マンゴーを盛り、ハチミツと梅を混ぜたものをかける。ちなみに飯島さんは、ハチミツと梅のソースを大量に作って常備しておき、ヨーグルトにかける以外に、お湯や炭酸で割ったり、ジャスミンティーに入れたりして楽しんでいるそうです。■梅の「バニリン」には脂肪燃焼作用も! 味以外の梅パワー昔から梅は殺菌作用など、カラダによいことで知られ、「梅はその日の難逃れ」という言葉もあるほど。「梅は味も大好きなうえ、効能もすごいんですよね。私は梅酢をビネガースプレーに入れて持ち歩いていて、外出先で水やお茶に少し入れて飲んだり、風邪やインフルエンザシーズンには “うがい” に使ったりしています。うがいをするならなら水200ccに、梅酢小さじ1/2くらいが目安。ハチミツを入れれば、お子さんが飲みやすい味になりますよ」(飯島さん)日本一の産地のみなべ町うめ課の田中一朗課長によれば、みなべ町の保育所などでは、インフルエンザシーズンには、予防として園児たちが梅酢でうがいをしているとか。梅パワーはほかにもいろいろ。和歌山県立医科大学をはじめとする梅の効能研究グループによって科学的な研究も進められており、その一部として以下のような物質が含まれることがわかっています。・クエン酸 … 疲労回復効果や血液をさらさらに。骨粗しょう症や虫歯予防・バニリン … ダイエットにつながる脂肪燃焼効果・オレアノール酸 … 食後の血糖値の急上昇を防ぐ 「紀州梅効能研究会」 より おいしくてカラダもよろこぶ「梅干し」や「梅酢」。日持ちがするので災害用の備蓄にも適しています。日本の伝統の食文化である梅を、毎日の食事に気軽に取り入れてみませんか。
2019年03月04日俳優の飯島寛騎と鈴木勝吾が、舞台『ちょっと今から仕事やめてくる』でW主演を務めることが31日、明らかになった。同作は、70万部を超えるベストセラーとなり、第21回電撃小説大賞“メディアワークス文庫賞”を受賞した北川恵海の同名小説を初めて舞台化。17年には映画化もされた。ブラック企業で働く若手社員の青山隆(飯島寛騎)は、疲労のあまり駅のホームで意識を失い、電車にはねられそうになったところを幼馴染みのヤマモト(鈴木勝吾)と名乗る男に救われる。しかし、青山がヤマモトについて調べると、出てきたのは3年前に激務で鬱になり、自殺した男のニュースだった。飯島、鈴木に加え、元℃-uteメンバーの中島早貴が、常に優秀な青山の先輩・五十嵐を演じる。葉山昴、ケーナ奏者としても活躍をみせる実力派俳優の田中健が出演。劇団oneor8の田村孝裕が脚本、深作健太が演出を務める。公演はCBGKシブゲキ!!にて6月13日〜6月23日。
2019年01月31日●横浜流星&清原果耶からは「好かれてる(笑)」ボーカルグループ・GReeeeNの名曲誕生秘話を映画化した2017年のヒット作『キセキ -あの日のソビト-』チームが、GReeeeNを脚本に迎えて贈る実写映画『愛唄 -約束のナクヒト-』が公開中だ。重い病気に侵された野宮徹(横浜流星)が、死んだと思われていた詩人・伊藤凪(清原果耶)、同級生でミュージシャンの坂本龍也(飯島寛騎)との交流で変化していく様を描いている同作。生と死を見つめる作品に、明るさをもたらしているのが、飯島演じる龍也の存在だ。作中では実際に「愛唄」を弾き語りするという大役も務めた飯島に、話を聞いた。○■言葉を丁寧に歌うように――もともとGReeeeNさんのことはお好きだったんですか?学生時代の青春の曲ばかりです。小学校の低学年ぐらいから、ドラマの主題歌などで聴くようになりました。――それを今回、ご自分が歌うことになるっていうのはすごくビックリというか。シンプルにビックリしました。嬉しい気持ちもありましたし、「自分で大丈夫かな?」という不安もありました。――飯島さんが歌を披露されますし、たくさん練習されたと伺いました。めちゃくちゃしました! 今まで音楽をやったことがなくて、撮影に入る少し前から練習しました。今までは音楽を聴く方を重視して、そこまで歌詞を深く読みとっていなかったのですが、考えるとすごく深くて。ストレートで分かりやすい歌詞なんですけど、反面、伝えるのが難しいということに気づいて、苦戦しました。一つ一つの言葉を大事に丁寧に、歌いました。今まで普通に聴いていた「愛唄」が、すごく思い入れの強い歌になりました。――今回共演した横浜さんの印象はいかがでしたか?同い年だったから、接しやすかったです。最初は歌の収録現場でたまたま会って、「初めまして」「あ、同い年なんですね」と話しました。あまり気を使ったこともないですし、現場では「あいつ、俺の事大好きすぎる」と言ってました。向こうは逆の事言うんですけど(笑)。――どんな時に横浜さんから「好かれてる」と思ったんですか?僕の撮影がない日に、横浜君や清原さんが、寂しがるんです。「やっと来た」みたいな安心感が見えて、「2人とも、かわいいな」と思います(笑)。――役としても、作品の中で明るい空気を出していくところがありましたよね。絶対に、暗い雰囲気にはさせたくありませんでした。ただ、僕が元々こういう性格だから、というのもあるのかもしれません。●『PRINCE OF LEGEND』とのギャップ、「ダサかっこよさ」に注目――最近だと『PRINCE OF LEGEND』でも全然別の役をやられているので、ギャップがすごいなと思いました。ガラッと変わりますよね。『PRINCE OF LEGEND』は比較的正統派で、僕が今までやってきた雰囲気の役でもあったんですが、今回の龍也は真逆なので、ギャップが面白いと、周囲の方からも言っていただきました。その違いを皆さんに観ていただけたらなと思っています。――今回はまた違う役をやってるぞ、という意気込みがあったのですか?お芝居としてもですし、考え方も少し違ったので、すごく貴重な経験になりました。「出会えてよかったな、この作品に」と思いました。――龍也自身も実は抱えたものがあると思いますが、そこは意識しながら演じられていたんですか?あまり意識しないようにしました。監督にも相談したのですが、龍也は「今を生きる」ということを大事にしてるから、あまり考えずに行こうと。それは龍也だからできたことだと思います。もしかしたら、他のキャラクターや、多分自分自身、飯島寛騎としても無理だったかもしれませんが、龍也ならこうかなと思って、龍也と向き合えたのが良かったです。○■「下手でもいいから」ぶちかませた――生死がテーマにもなっていると思うんですが、ご自身ではどのように考えられていますか?人間、いつ死ぬかわからないですから、やはり色々考えます。今回は「今を生きるって、何だろう」というテーマで、限られた時間の中だから、一人一人がやりたいことをやった方が絶対後悔はしないと思うんです。もし当たって砕けたとしても、それは悔しいかもしれないけど、後悔ではないんだと思います。――普段から、何か挑戦したいと思われているんでしょうか?思っています。今回のギターや歌もそうです。昔、かっこつけで「やろうかな」と思ったけど、楽器すら買わずに「無理だな」とやめちゃったんです。でも、今回挑戦したらできるようになったし、意外とやってみれば、何でもできるのかな、って。だからやったことない事、例えばゴルフとか乗り物とか、普段やらない事をやったらすごく楽しくて自分に合ってることもあるかもしれないですし。勉強も仕事も、チャレンジが大事だなと思いました。――一方、仕事の面では現在様々な作品に出られていて、気をつけるようになったことや、わかるようになったのはどういうところでしょうか。セリフ一つ一つのメッセージを、すごく考えるようになりました。成長したかというと、自分ではわからないですが、以前より「なんでこんなセリフなんだろう」とそういうの考えるようになりました。――そうすると、この作品はセリフだけでなく、歌の面でも考えさせられる事がたくさんあって、ぴったりでしたね。そうですね。「下手でもいいから、やってやろう」と、ぶちかませたのかなって思います――では、「ぜひこのシーンを見てほしい」という点を教えてください。ほとんどなんですが、何だろう……予告でも流れていた、歌の弾き語りのシーンもそうですし、全員に共通して、一つ一つのセリフを受けとめてもらえたらと思います。龍也としては……なんて言えばいいんだろう、ダサカッコイイところ。傍から見たらめちゃめちゃダサいかもしれないけど、実は内心、かっこいい事をすごく考えているし、普段、多分自分自身でも言えないような事も言っちゃうので、「ださいけどかっこいい」という、アーティスト面の所を見ていただけたらと思います。■飯島寛騎1996年、北海道出身。「第28回ジュノンスーパーボーイコンテスト」グランプリを受賞し、翌年『仮面ライダーエグゼイド』の宝生永夢/仮面ライダーエグゼイド役に抜擢される。2018年に男性エンターテイメント集団「男劇団青山表参道X」の一員となり、旗揚げ公演の『SHIROTORA~beyond the time~』で主演をつとめる。公開待機作に『PRINCEOF LEGEND』(19)などがある。
2019年01月29日現在公開中の映画『愛唄 -約束のナクヒト-』の公開記念舞台あいさつが26日、都内で行われ、横浜流星、清原果耶、飯島寛騎、川村泰祐監督、主題歌を担当したNo titleのあんべ、ほのか、ポチが出席した。GReeeeNの楽曲「キセキ」の誕生までを描いた映画『キセキ -あの日のソビト-』(2017年公開)。それに続く第2弾となる本作は、「キセキ」と双璧をなすGReeeeNの名曲「愛唄」に込めた思いを映像化し、恋に出逢った若者の成長により生まれた「愛唄」という奇跡を描く。前日に公開初日を迎えたこの日は、"公開記念"と称して舞台あいさつ。上映後ということでお気に入りのシーンについて聞かれた清原は「トオル(横浜)の実家でお母さんと一緒に食卓を囲んでいるシーンがあるんですけど、お母さんが心に響く言葉をトオルにかけているところがすごく印象深かったです」とあげ、隣にいた横浜もそれにうなずいて「さっき越谷で舞台あいさつがあったんですけど、好きなシーンをあげた時にそこを挙げました」と清原の意見と一致した。また、映画のタイトルにちなみ、「あなたにとっての愛◯◯は?」という質問に、「愛東映」と回答した飯島は「僕のデビュー作が『仮面ライダーエグゼイド』で、今回も東映さんということでご縁があるなと。今後も自分としては東映さんから扱われたいし、皆さんの声に応えたいと思って『愛東映』にしました」と話すと、特撮ドラマ『烈車戦隊トッキュウジャー』に出演した横浜は「僕は彼よりも前に東映さんにはお世話になってますから、東映さんへの思いは強いです!」と飯島に負けじと"東映愛"を強調するも、「僕は愛緑(GReeeeN)。『キセキ -あの日のソビト-』にも出させてもらって、初めて買ったCDがGReeeeNさんのアルバムなんです。こんなにもGReeeeNさんを愛しているのは僕だけかな。本当に愛してやまないですよ」と話していた。舞台あいさつの後半には、GReeeeNとともに主題歌「約束×No title」を担当した青森県出身の現役高校生バンド、No titleの3人が登場し、主題歌を熱唱。それを目の前で聴いた清原は「以前、ほのかさんと対談させてもらってから、No titleを聴くようになりました。今日こうして生で演奏していただいて嬉しいです。感極まっています」と感動した様子。横浜も「自分の中でも大切な曲を今回生披露していただいて心が動かされました」と絶賛し、「果耶ちゃんの言葉が詰まる意味が分かりました。素敵な演奏を本当にありがとうございます」と3人のメンバーに感謝していた。
2019年01月27日シャネル(CHANEL)のビューティ アンバサダーに、バレエダンサー飯島望未が2019年1月より就任することが発表された。飯島望未 / © CHANEL大阪出身の飯島望未は、1991年生まれ。6歳からバレエをスタートし、13歳でNYのバレエコンクール「ユース・アメリカ・グランプリ」へ3位入賞し、15歳で単身渡米。その翌年に、アメリカの5大バレエ団の一つである名門、ヒューストン・バレエ団とプロ契約を果たす。2014年に、同バレエ団のソリストに昇格をし、現在もファースト ソリストとして米国を拠点に挑戦し続けている。2016年には「シャネル N°5 ロー」グローバルプロジェクトに参加し香りの世界観をダンスで表現し、多くの人々を魅了した。2018年にはウォッチ コレクション「コード ココ」のアンバサダーに抜擢されたり、「ルージュ アリュール」「ヴィタルミエール グロウ」 のデジタルキャンペーンにも起用されたりと、これまでにもメディアに多く取り上げられてきた、今シャネルが注目するイットな存在。今後のさらなる活躍に期待したい。
2018年12月19日佐藤健、菅田将暉、瀬戸康史、福士蒼汰、吉沢亮、竹内涼真ら人気俳優を数々輩出してきた「平成仮面ライダーシリーズ」。いまやそれぞれが主演作を持ち、名だたる映画賞を席巻し、朝ドラや大河ドラマをはじめ高視聴率ドラマに相次いで出演する存在となっている。2000年放送「仮面ライダークウガ」(オダギリジョー主演)から始まった「平成仮面ライダー」シリーズも現在放送中の「仮面ライダージオウ」で20作目、“平成最後”の仮面ライダーとなる。若手の登竜門といわれて久しい本シリーズには、平成が終わろうとしているいまこそ注目しておきたい俳優たちが目白押しだ。演技初挑戦ながら「仮面ライダーゴースト」に大抜擢!平成仮面ライダーといえば、関わりが深いのが「ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」。「仮面ライダーW」出身の菅田さん、「仮面ライダーオーズ」出身の渡部秀、「仮面ライダーウィザード」出身の白石隼也、「仮面ライダー鎧武」出身の佐野岳などが同コンテストの受賞者。しかも、ここ4年は連続で“ジュノン・ボーイ”が仮面ライダーに抜擢されている。まず、2014年のグランプリ受賞者で、演技初挑戦ながら「仮面ライダーゴースト」(15~16年)の主人公・天空寺タケル/仮面ライダーゴーストを射止めた西銘駿。1998年生まれ、当時17歳で単独主演としては佐藤さんと並ぶ最年少仮面ライダーとなった。今年は「未解決の女 警視庁文書捜査官」などのドラマにレギュラー出演したほか、主演舞台「おおきく振りかぶって」「ダンガンロンパ3 THE STAGE 2018 ~The End of 希望ヶ峰学園~」をこなし、所属するオスカープロモーションの「男劇団 青山表参道X」の旗揚げ公演「SHIRO TORA~beyond the time~」にも参加。現在公開中の『走れ!T校バスケット部』や2019年1月25日(金)公開の『愛唄-約束のナクヒト-』にも出演するなど、幅広い活躍ぶり。人懐こく、愛らしいルックスとは裏腹な気骨さが魅力だ。また、マコト兄ちゃんこと深海マコト/仮面ライダースペクター役の山本涼介は、「ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」のファイナリストであり、坂口健太郎や成田凌らに続く「メンノン」モデル俳優。1995年生まれ、「花ざかりの君たちへ~イケメン☆パラダイス~2011」で俳優デビュー。竹内さんも出演した高視聴率ドラマ「陸王」や福士さん主演『旅猫リポート』などのほか、「ジャニーズJr.」安井謙太郎、森田美勇人と共演した『ニート・ニート・ニート』が現在公開中。クールかと思いきや気さくで飾らない魅力を持ち、スポーツも万能、“ハイスペック”な若手俳優とも呼ばれている。「仮面ライダーゴースト」からもうひとり忘れてはならないのが、磯村勇斗だ。異界からきたミステリアスな青年・アラン/仮面ライダーネクロムを務めた。1992年生まれ、デビュー前にはアルバイトをしながら小劇場の舞台に立っていたこともある磯村さん。昨年、ヒロイン・有村架純をめぐって竹内さんと“ライバル”関係になったNHK連続テレビ小説「ひよっこ」を経て、今年は映画『恋は雨上がりのように』や初主演ドラマ「キミの墓石を建てに行こう。」ほか、10月期は「今日から俺は!!」と月9「SUITS/スーツ」という話題のドラマ2本にレギュラー出演。特に、濃いキャラ揃いの「今日から俺は!!」では卑劣で非道な開久高校の相良猛として悪童ぶりを炸裂させており、注目度急上昇中。かと思えば、映画『ういらぶ。』では「King & Prince」平野紫耀と桜井日奈子を見守る“オカン系男子”、12月14日(金)公開の『春待つ僕ら』ではお兄さん的存在のバスケ部メガネ男子に扮しており、新たな“カメレオン俳優”との呼び声も高い。続編となるスペシャルドラマ「ひよっこ2」の放送も控えている。仮面ライダー初の“ドクター”・飯島寛騎、いまでは王子!?仮面ライダーシリーズでは初となるドクター(医者)が主人公で、ゲームキャラクターのようなかつてない斬新なデザインが話題となった「仮面ライダーエグゼイド」(16~17年)。仮面ライダー生誕45周年記念作品となる同作で小児科の研修医・宝生永夢/仮面ライダーエグゼイドとして主演を務めたのが、2015年「第28回ジュノンスーパーボーイコンテスト」グランプリ受賞者の飯島寛騎。1996年生まれ。西銘さんとともに「男劇団 青山表参道X」のメンバーでもある。2018年話題を呼んだドラマの1つ「ホリデイラブ」にも出演しており、「HiGH&LOW」の製作陣が新たに贈る“王子が大渋滞”の「PRINCE OF LEGEND」にも参加。“セレブ王子”の片寄涼太率いる「チーム奏」で“下剋上王子”鏑木元を演じている。来年は、その劇場版に加え、主要キャストを務める『愛唄~約束のナクヒト~』が1月25日(金)に公開。さらに芳根京子が主演を務める地元・北海道HTBの開局記念ドラマ「チャンネルはそのまま!」にもレギュラー出演。大泉洋ら「TEAM NACS」も総出演する、札幌在住の漫画家・佐々木倫子の人気コミックのドラマ化で、まさに“ノーコンティニューでクリア”の活躍が続いている。一方、クールな若きスーパードクター・鏡飛彩/仮面ライダーブレイブを務めたのが、瀬戸利樹。1995年生まれ、2014年にTVドラマ「弱くても勝てます ~青志先生とへっぽこ高校球児の野望~」で俳優デビューし、『ストレイヤーズ・クロニクル』で映画初出演。その後、NHK Eテレ「気軽に楽しめる英語講座番組エイエイGO!」などを経て「仮面ライダーエグゼイド」で人気を獲得した。伊藤沙莉の幼なじみを演じた「いつまでも白い羽根」や印象的なゲスト出演を務めた「リーガルV~元弁護士・小鳥遊翔子~」など今年も活躍を見せ、2019年には“戦隊”出身の横浜流星&中尾暢樹がW主演を務める『チア男子!!』への参戦が控えている。飯島さん演じる永夢と、いわば表裏一体の関係であるパラド/仮面ライダーパラドクス役で話題を誘ったのが、甲斐翔真。1997年生まれ、パラド役で鮮烈なデビューを飾った後も映画『写真甲子園 0.5秒の夏』ほか、中川大志や伊藤健太郎共演の『覚悟はいいかそこの女子。』、“けだもの男子”のひとりを演じたdTVオリジナルドラマ「花にけだもの」と話題作が続き、永野芽郁×北村匠海の『君は月夜に光り輝く』(2019年3月公開)にも出演。アミューズ所属の若手俳優として早くも注目を集めている。このほか「仮面ライダーエグゼイド」は、「テラスハウス」の“王子”としても知られ、認定薬剤師にしてIQ148以上を持つ集団「JAPAN MENSA」会員にも認定された正真正銘のインテリ俳優・岩永徹也(檀黎斗/仮面ライダーゲンム)、川栄李奈の初主演映画『恋のしずく』で相手役に抜擢され、映画『jam』が公開中の「劇団EXILE」小野塚勇人(九条貴利矢/仮面ライダーレーザー)、松本享恭(花家大我/仮面ライダースナイプ)とタイプの異なるライダーたちの宝庫でもあった。ポンコツじゃない!犬飼貴丈は史上最高IQをもつ仮面ライダードラマ「獣になれない私たち」の“ポンコツ”社員(でも著しく成長中)の上野発役で話題、「仮面ライダービルド」(17~18年)の主人公・桐生戦兎/仮面ライダービルドを務めた犬飼貴丈もまた「ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」のグランプリ受賞者。1994年生まれ。西銘さんや飯島さんなどはグランプリ直後に仮面ライダー役を射止めたが、犬飼さんは2012年に受賞後、ドラマ「碧の海~LONG SUMMER~」で俳優デビューし、「ペテロの葬列」「美しき罠~残花繚乱~」「OUR HOUSE」「スーパーサラリーマン左江内氏」などの多様なドラマに出演してから起用された。記憶喪失の天才物理学者で仮面ライダーシリーズ史上最高のIQをもつ戦兎だが、時折のぞくお茶目な姿は「けもなれ」上野発にも通じる“ラブ&ピース”な癒し系!?「けもなれ」の同僚・松任谷(伊藤沙莉)との名コンビも評判を呼んでおり、ファンが「ここから(彼の)時代が始まる」と期待を寄せるのもうなずける。できれば上野の恋も、本格的に始まってほしいところだが…。また、「仮面ライダーフォーゼ」で朔田流星/仮面ライダーメテオを務めた吉沢さんが福士さん演じる主人公・如月弦太朗/仮面ライダーフォーゼとタッグを組んだように、ビルドとボケ&ツッコミのようなバディとなったのが、赤楚衛二演じる万丈龍我/仮面ライダークローズ。1994年生まれの赤楚さんは地元・名古屋でボイメンこと「BOYS AND MEN」メンバーとして活躍した後、2013年「サマンサタバサ」メンズモデルオーディションでグランプリを獲得。「表参道高校合唱部!」でドラマデビューの後は映画『きょうのキラ君』、舞台「露出狂」「黒子のバスケ THE ENCOUNTER」などに幅広く出演し、現在は堤真一主演の舞台「民衆の敵」の公演中。来年は事務所の先輩・坂口健太郎の主演ドラマ「イノセンス~冤罪弁護士~」でお坊ちゃまのパラリーガルを演じることが決まったばかり、彼の活躍にも注目だ。奥野壮、平成最後の仮面ライダーはクラシックバレエ経験者そしてシリーズ20作目にして平成仮面ライダー最終作「仮面ライダージオウ」(放送中)で主人公・常磐ソウゴ/仮面ライダージオウに大抜擢されたのが奥野壮。2017年11月「第30回ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」でフォトジェニック賞/明色美顔ボーイ賞をW受賞した新星で、なんと平成仮面ライダー1作目「仮面ライダークウガ」と同じ、2000年生まれ。18歳にしてクラシックバレエ歴11年を誇り、そのしなやかな動きは変身ポーズにも生かされている。西銘、飯塚さんも所属する「男劇団 青山表参道X」のメンバー。前作「ビルド」の桐生戦兎とは打って変わって(?)物理・化学は絶望的だが、歴史好き。“王様”になることが夢という高校生ライダーを、フレッシュに、かつ初めてとは思えないほど繊細に演じている最中だ。「なんか行ける気がする」と何に対しても臆さず挑み、見事にやってのけるソウゴはまるで奥野さんそのもの。時計をモチーフに時空を旅して戦う“タイムトラベルライダー”であり、過去、現在、未来をまたにかけ歴代平成仮面ライダーと出会いながら戦いを繰り広げるという同作には、これまで「ビルド」の犬飼さんと赤楚さん、「エグゼイド」の飯島さんと瀬戸さん、「ゴースト」の西銘さんと山本さんら歴代ライダーがゲスト出演。さらに12月22日(土)に公開を控える『平成仮面ライダー20作記念 仮面ライダー平成ジェネレーションズFOREVER』では歴代20人の平成仮面ライダーが大集結!2016年の『仮面ライダー平成ジェネレーションズ Dr.パックマン対エグゼイド&ゴースト with レジェンドライダー』、2017年の『仮面ライダー平成ジェネレーションズ FINALビルド&エグゼイド with レジェンドライダー』をはるかに凌ぐスケールで、彼らが一堂に会するシーンは圧巻のひと言。同作には「ビルド」の犬飼さん、赤楚さんが引き続き出演しており、2016年の「ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」グランプリ受賞者で、「仮面ライダージオウ」にて明光院ゲイツ/仮面ライダーゲイツを務めている押田岳ももちろん出演。押田さんはドラマ「アンナチュラル」や映画『ルームロンダリング』『サムライせんせい』などに出演してきたが、未来から来た謎の予言者・ウォズ役でデビューを果たした渡邊圭祐らとともに、これからが楽しみな存在だ。12月9日(日)に行われた同作のプレミアイベントで、奥野さんは「仮面ライダーは昭和から平成へと時代が変わっても皆さんの憧れであり続ける」と語り、「それこそ仮面ライダージオウは平成から次の新しい時代に時を駆け抜けるヒーローで、仮面ライダーとは時代をまたにかけるヒーローじゃないかな」と熱い持論を展開。また、「仮面ライダーカブトに憧れてました」と明かした犬飼さんも、「仮面ライダーの存在が、いつまでもラブアンドピースを届けられるような存在になっていればいいな」と自ら演じたヒーローへの思いを語っていた。新人やキャリアの浅い若手俳優たちにとって、およそ1年間ものレギュラー出演をこなしながら、劇場版にスピンオフ、イベント、取材など多忙を極める仮面ライダー俳優を“生き抜く”ことは何物にも変えがたい経験となるはず。いずれ「彼って仮面ライダーだったの?」と誰もが驚くような未来のスターとなり得る原石たちに、これからも注目していきたい。『平成仮面ライダー20作記念仮面ライダー平成ジェネレーションズ FOREVER』は12月22日(土)より全国に公開。(text:Reiko Uehara)■関連作品:平成仮面ライダー20作記念 仮面ライダー平成ジェネレーションズFOREVER 2018年12月22日より全国にて公開「ジオウ&ビルド」製作委員会©石森プロ・テレビ朝日・ADK・東映
2018年12月11日『キセキ ーあの日のソビトー』のキャスト&スタッフが再集結し、「GReeeeN」が初の脚本を手掛け楽曲「愛唄」を映画化した『愛唄 ー約束のナクヒトー』。この度、本作の主演・横浜流星が初めてナレーションを担当した予告編が公開された。今回到着した予告編では、楽曲「愛唄」に合わせてノートに“愛唄”と文字が書かれるシーンからスタートし、“これは、名曲「愛唄」のもう一つの物語。”という言葉が映し出され、新たな『愛唄』の誕生に期待が高まる。映像では、恋も友情も知らないまま自分の人生のタイムリミットを知ったトオル(横浜さん)が一冊の詩集に出会うが、その詩集を書いた少女・伊藤凪は4年前に亡くなっていたことを知る。しかしあるとき、まぎれもなく生きている伊藤凪(清原果耶)の姿を目にする…。そして、母親の愛情の深さを痛感させる、トオルが病院に通っていたことに気づいた母・美智子(財前直見)が涙するシーンや、うなだれるトオルに凪が「トオル君はしたいことないの?」と問いかけると、まるでトオルの運命が動き出したかのように、平凡な毎日の風景が猛スピードで映し出され、凪を自転車の後ろに乗せ颯爽と走り抜けたり、手をつなごうと試みたり、龍也(飯島寛騎)に背中を押されながらまっすぐに恋に突き進むトオルの姿が、生き生きと描かれている。さらにラストは、「その唄は僕らの運命から溢れ出た――」というの横浜さんナレーションで優しく締めくくられている。なお、予告映像を盛り上げるのは、「GReeeeN」が本作のために書き下ろした「約束 × No title」。「GReeeeN」と共に、2017年にLINE社主催のオーディションにて見事グランプリに輝いた青森県出身の現役高校生バンド「No title」が主題歌を歌う。本作音楽プロデューサーで「GReeeeN」プロデューサーのJINは、「この曲には曲の構成として女性の声が必要でした。そして、映画の内容を踏まえ、現役高校生のバンドに依頼をしました」と「No title」起用理由を明かし、「レコーディングを通して『約束』って、素敵なものに出来るかは自分次第だと言うことを改めて理解しました」とコメントしている。また、本楽曲は来年1月にCDリリースを予定、「LINE MUSIC」にて、12月上旬に独占先行配信される。『愛唄 ー約束のナクヒトー』がは2019年1月25日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:愛唄 ー約束のナクヒトー 2019年1月25日より全国にて公開©2018「愛唄」製作委員会
2018年11月06日「HiGH&LOW」チームが再結集した「プリンスバトルプロジェクト」の軸となるドラマ「PRINCE OF LEGEND」の第1話が10月3日深夜に放送。片寄涼太の“セレブ王子”ぶりやキャッチコピーの「王子が大渋滞」にネットが沸き立っている。本作は「HiGH&LOW」をプロデュースしたHI-AXチームによる女子たちの“シンデレラ願望”を叶える一大プロジェクト。、「セレブ王子」「ヤンキー王子」「生徒会長王子」「ダンス王子」「先生王子」「美容師王子」などバリエーション豊かな王子たちがハイレベルな争いを繰り広げ“伝説の王子”を目指すというもので、TVドラマ・映画・ゲーム・ライブなど、あらゆるメディアと連動。そのプロジェクトの柱となるのが本作で、来春にはドラマのクライマックスを描く映画も公開となる。注目の第1話は片寄さん演じる御曹司の“セレブ王子”朱雀奏と、その側近である“下剋上王子”鏑木元(飯島寛騎)、“メガネ王子”久遠誠一郎(塩野瑛久)による「Team奏」とヒロイン・成瀬果音(白石聖)の出会いが描かれた。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。奏は総資産数兆円といわれる朱雀グループの御曹司。ある日父から「初恋の人の娘に会いに行ってほしい」と言われ、父の初恋の人の娘である果音の通う聖ブリリアント学園へ赴き、そこで出会った果音に一目惚れ。そして「僕のプリンセスになってください」とプロポーズするも、果音から「男の妄想押し付けるのやめて」「クソ王子」と強烈なカウンターを浴びせられてしまう…というのが第1話の展開。本作が放送開始となると、その直後から世界観、キャラクター設定などに反応してネットは沸騰状態に。たくさんのツイートがタイムラインに溢れかえった。特に片寄さんには「鬼のようなスタイル」「背が高えし顔がちっせえし股下3mあるわ」「お目目まんまるで可愛かった~」などの声が殺到。また奏のキャラクターにも「想像と違くて面白かった(笑)」「表情豊かで純粋で可愛かった」「こんな恋する子だと思ってなかった…かわいい」といった反応が相次いだ。ヒロインの果音にも「好きすぎるわ…そういう女の子キャラ好きです」「期待通りのキャラだったのでめちゃ面白くなりそう」「果音様に全部持ってかれて何も覚えてない」「ヒロインのパンチが強え!」などのツイートが殺到中。また「王子が大渋滞」というキャッチコピーにも「そのセンスが神」「あまりにも強いワードだ」「まじで王子が大渋滞しすぎて内容が頭に入らねえwww」など、そのインパクトを賞賛する声が続々とSNSに投稿され続けている。(笠緒)■関連作品:PRINCE OF LEGEND 2019年3月21日より全国東宝系にて公開©「PRINCE OF LEGEND」製作委員会 © HI-AX All Rights Reserved.
2018年10月04日山下健二郎さん、佐藤大樹さんとともに「HiGH&LOW」シリーズのスピンオフ最新作『DTC‐湯けむり純情篇‐from HiGH&LOW』で主演を務める佐藤寛太さんが語る、映画の魅力と“一歩踏み出した経験”とは?僕が演じるテッツという役は、思ったことをすぐに口走っちゃう真っすぐな性格。特に、愛情からくる言葉をすぐに口に出しちゃうヤツなんです。今回、いちばん印象に残っているシーンは、「働くって、こういうことだよな」ということを話す場面。テッツとしても、佐藤寛太としてもすごく腑に落ちることが多かった大事なセリフだったと思っています。僕ら、この役をもう4年近くやってきているんですが、毎回、健二郎さんが僕らが居やすい雰囲気をつくってくれて、僕らのことを大切にしてくれるんです。健二郎さんのそういうところをすごく尊敬していて、もし自分に後輩ができたら、先輩としてこんなふうに接してあげたいな、と思っています。今まで、勇気を出して一歩を踏み出した経験といったら、なんといっても劇団EXILEに入るきっかけとなったオーディション。自分でやりたいと思ってやった初めてのことでした。今はどんな役をやりたい、というよりもまず自分を磨きたいです。さとう・かんた1996年6月16日生まれ、福岡県出身。「劇団EXILE」メンバー。今後公開の出演映画に『走れ!T校バスケット部』『jam』『家族のはなし』『今日も嫌がらせ弁当』が控えている。シャツ¥96,000カットソー¥18,000スニーカー¥55,000(以上YOHJI YAMAMOTO/ヨウジヤマモト プレスルーム)サスペンダーパンツ¥38,000(nude:masahiko maruyama/NUDE)ネックレス¥48,000(nobu Ikeguchi TEL:03・6438・9036)『DTC‐湯けむり純情篇‐from HiGH&LOW』シリーズNo.1の愛されトリオ、D=ダン(山下健二郎)、T=テッツ(佐藤寛太)、C=チハル(佐藤大樹)の3人がバイクで旅へ。スカッと笑えてホロッと泣ける純情ムービー。9月28日(金)より、3週間限定公開!※『anan』2018年9月26日号より。写真・笠井爾示(MILD)スタイリスト・中瀬拓外ヘア&メイク・鵜飼雄輔(TRON)取材、文・菅野綾子古屋美枝(by anan編集部)
2018年09月24日俳優の佐藤寛太(劇団EXILE)が、映画『青夏』(8月1日公開)に友情出演することが19日、わかった。同作は、南波あつこによる人気コミックを映画化。夏休みの間、大自然に囲まれた祖母の家で過ごすことになった都会育ちの女子高生・理緒(葵わかな)と、地元の高校生・吟蔵(佐野勇斗)が一夏の恋に落ちていく。今年だけで『わたしに××しなさい!』『家族のはなし』『走れ! T校バスケット部』、そして『HiGH&LOW』シリーズのスピンオフ映画『DTC -湯けむり純情篇- from HiGH&LOW』と映画公開を続々控える佐藤。吟蔵の実家が営む酒屋「泉屋」に立ち寄る、都会から田舎に遊びにきた男性を演じ、同じく友情出演する人気声優・愛美とも共演した。今回は、佐藤が同作のメガホンを取った古澤健監督の映画『恋と嘘』 (2017年公開)に出演していたことから友情出演に。撮影現場では古澤監督からの要望に即座に対応し、スムーズに終了し、ムードメーカーとして現場を盛り上げた。また『走れ! T校バスケット部』(2018年秋公開)で共演した佐野とは、久々の再会を果たし、休憩時間も会話したりと一緒に三重の自然の中での撮影を楽しんだ。○佐藤寛太コメントみなさんこんにちは佐藤寛太です!ご縁のある古澤監督に呼んで頂き友情出演という形で映画『青夏』に携わらせていただきました!!ワンシーンではありますが佐野勇斗君とまた共演させていただき嬉しかったです! 緑に囲まれた自然の中での撮影たのしかったです! 是非劇場でご覧ください!
2018年07月19日阿部寛(以下・阿部)「斎藤くんのやることは注目していました。深夜のね、お笑い芸人としてステージに立つとか、『うわ~!攻めるなあ!』と(笑)」 斎藤工(以下・斎藤)「ありがとうございます。僕は、『新・地獄変』(’00年)という舞台を拝見したことがあって。あのときの阿部さんのインパクトが強すぎて、ずっと消えないんですよ。すっごく小さいサイズの阿部さんが(笑)」 映画『のみとり侍』(5月18日全国東映系にてロードショー)で初共演した、阿部寛(53)と斎藤工(36)。物語は、失言をきっかけに左遷された侍・小林寛之進(阿部)が「猫の蚤とり業」に就くことに。しかし、その実態は女性に愛のご奉仕をする裏稼業だった。貧しい寺子屋の先生・佐伯友之介(斎藤)などの隣人も巻き込んで、寛之進の運命は思わぬ方向へと進んでいく――。 阿部が189cm、斎藤が184cmと高身長でセクシーという共通点を持つ2人が、撮影現場の裏側や、その高身長についてなど語ってくれた。 撮影現場ではどんなお話をされていたんですか? 阿部「斎藤くんの映画の話とかね」 斎藤「『長編撮ったんだって?』と話しかけてくださって。思い切って、完パケ(完成パッケージ)をお送りしたんです。さらに阿部さん、映画推薦コメントの依頼にも応じてくださって。本当に素晴らしいメッセージで作品をサポートしてくださいました」 阿部「完璧だったでしょ?(笑)」 斎藤「完璧でした。『なんていうことだ!』と興奮して(笑)。本当に幸せでした」 阿部さんは、モデル出身で苦労したことはありますか? 阿部「モデルから俳優の世界にポンと入って、2~3年したら仕事がなくなったんです。当時は人気頼みだったし、下積みがないから、どんなふうに仕事をしていったらいいのか、その方法がわからなくて。斎藤くんは何歳から役者?」 斎藤「僕は20歳くらいからです」 阿部「うお、早いなあ。僕が20代のころは、“モデル上がり”といわれた時代で。高身長は、俳優には不利だと思った時期もありました。でも、身長を役に生かすときもあるし、逆に殺すのがいいときもあると考えるようになって。モデル出身というイメージからもらえる役の幅が狭かったけれども、『この体形でもこんなことができるんだ』というのを見せていこうといろいろやってきたのが30代です」 斎藤「僕自身は、モデルといっても、隅っこのほうで関わっていただけなんですが、阿部さんが作ってきた轍みたいなものの影響は大いに受けています。映画『空海-KU-KAI-美しき王妃の謎』などの海外展開もですが、どんどん“阿部ロード”というものが世界に広がっているのを僕は神々しく拝見していました」 阿部「滅相もございません(笑)」 斎藤「実は僕、10年以上“ネクスト・ブレーク”という枠で、『女性自身』さんの取材を受けていたんです。『今年こそ売れるかもしれない』と(笑)」 阿部「ネクスト・ブレークで?」 斎藤「年々、一緒のくくりに出る俳優がどんどん若くなっていくので、僕、ベテランになっちゃったんですよ、ネクスト・ブレーク枠で(笑)」 阿部「面白いなあ、苦労してきたんだね」 発想の転換や努力次第で、苦境を好転させるという点は、お2人とも阿部さん演じる寛之進に重なりますね。 阿部「義理人情を描いた人間喜劇であり、一種の成長劇でもありますから。とにかく、身長の高い役者が勢ぞろいする珍しい現場でした(笑)。松重豊さんもいらっしゃいますし。豊川(悦司)さんは186cmだったかな」 斎藤「時代劇なのに(笑)。僕、184cmなので、実は、その方たちのなかでいちばん小さいんです。映像でこんなに人を見上げる自分を見たのは、初めてかもしれません(笑)」 阿部「斎藤くんはちょうど昨日、完成した映画を見たんだよね」 斎藤「はい、だからまだ興奮状態で。日本の時代劇って、男性の着物は極端に色味がないと思っていたんです。ところがこの映画は、男性がまとう着物では珍しく色の美しさを追求しているなあ、という印象を受けました」 阿部「“のみとり業”を始めてからの寛之進の着物が派手だったでしょう?(笑)最初はあの衣装は抵抗があったんですよ。鶴橋(康夫)監督に『どうだ、大丈夫か?』って聞かれたときは、『はい、気に入りました』と答えましたが、内心は、『すげえ派手だな。着づらいなあ』と思っていたんです(笑)」 斎藤「阿部さん、めちゃくちゃお似合いでした。時代劇のイメージを覆す一作になったんじゃないかと思います」
2018年05月19日芸能事務所オスカープロモーション所属の若手俳優らによって結成された、男性エンターテインメント集団“男劇団 青山表参道X”。その旗揚げ公演『SHIRO TORA ~beyond the time~』が、6月14日(木)より東京・AiiA 2.5 Theater Tokyoで開幕する。そこでリーダーの栗山航と、飯島寛騎、西銘駿の3人に話を聞いた。【チケット情報はこちら】男劇団のメンバーは総勢30人。それぞれ個性はバラバラで、それこそが男劇団の強みだという。そこで3人がお互いをどう見ているのか聞いてみると、「寛騎はクールの裏にあるお茶目さが素敵」と栗山。飯島は「西銘くんは自分でも言っていますけど、まさに“ハッピー野郎”(笑)。とにかく周りを明るく、元気にしてくれます。まぁ僕は真似しようとは思いませんけど」と笑う。西銘は「栗山くんはまさにリーダーになるべくして生まれてきた人。この30人を任せられるのは栗山くんだけです!」と絶大なる信頼を寄せる。そんな彼らの旗揚げ公演は、廃部の危機に立たされた演劇部員の前に白虎隊が現れて…というタイムスリップもの。西銘は脚本を読んだ瞬間に、「これは面白い、伝説になる!」と確信したという。するとすかさず飯島が、「伝説になるか、ならないかは、僕ら次第だから」と冷静にひと言。さらに栗山が「いや、僕と寛騎次第かな。西銘は関係ない(笑)」と続けると、真に受けた西銘は「うんうん、ふたりとも頑張って!」と突如ファン目線に。そんな西銘の天然ぶりに、栗山も飯島も笑いが止まらない。役どころは主人公であり、演劇部部長の小野田陽斗を飯島が、栗山と西銘が白虎隊の安達藤三郎、伊東悌次郎をそれぞれ演じる。「白虎隊がタイムスリップして現代の高校生に憑りつく、というちょっと変わったストーリーです。僕は寛騎に憑りつくことになるので、ふたりは一心同体の間柄。僕らがしっかり繋がって、物語をどんどん進めていければ、自然といい作品になると思います」と栗山。飯島も「栗山くんといろいろ話し合って、役を深めていきたいです」と意気込む。一方、「僕は気を抜いてもいいキャラなので~」と西銘。その瞬間、「みんな気抜いちゃダメ!」と栗山にツッコまれる。芝居はもちろん、歌にダンスに殺陣にと、メンバーそれぞれの持ち味が存分に生かされるであろう本作。主役を任された飯島は、「プレッシャーは大きいですが、お客さんに楽しかった、観てよかったと言ってもらえるような舞台にしなければ!」と奮起する。彼らの“伝説”の幕開けは、もう間もなくだ。公演は6月17日(日)まで東京・AiiA 2.5 Theater Tokyoにて。チケットは発売中。取材・文:野上瑠美子
2018年05月17日今週末から公開される映画『のみとり侍』に出演している俳優の阿部寛が5月14日(月)今夜放送される「しゃべくり007」に出演、謎に包まれた知られざるプライベートライフを解禁する。またお笑い芸人の小籔千豊も登場、果たしてどんなトークが展開されるのか…!?本番組は「ネプチューン」「くりぃむしちゅー」「チュートリアル」の3組7人の芸人がMCを担当。毎回どんなゲストが登場するかがMC陣に知らされないためゲスト登場時のMC陣のリアクションも見どころの1つだ。阿部さんは80年代半ばにモデルデビュー、その後俳優業にも進出し“トレンディ俳優”として人気を博すと、90年代には舞台のウエイトを増やし「熱海殺人事件」などで俳優としての独自の魅力を開花させ、仲間由紀恵と共演したドラマ「TRICK」や「HERO」シリーズなどに出演。その顔立ち、風貌を生かして『テルマエ・ロマエ』シリーズでは古代ローマ人を演じたほか、今年1月には東野圭吾の原作を連続ドラマ化した「新参者」シリーズのフィナーレとなる『祈りの幕が下りる時』も公開された。今回は阿部さんのプライベートライフをMC陣が解き明かしていく。予告映像では「ホームセンターが好きで3時間はいる」など、意外なプライベートの姿が明らかに。さらにしゃべくりコントで“「チュートリアル」徳井義実演じるブリッ子VS渋すぎる阿部さん”も…こちらもお楽しみに。阿部さんが女性に愛をご奉仕する裏稼業“蚤とり”を命じられてしまうエリート藩士を演じる時代劇コメディ『のみとり侍』は5月18日(金)より全国東宝系にて公開。越後長岡藩藩士の小林寛之進は、藩主・牧野備前守忠精主催の和歌の会に出席。そこで運悪く忠精の機嫌を損ね、「明朝より、猫ののみとりとして無様に暮らせ!」と江戸の裏稼業・猫ののみとりを命じられる。途方に暮れていた寛之進は、長屋で暮らすのみとりの親分・甚兵衛とその妻・お鈴の元で働くことに。猫の“のみとり”とは文字通り、猫ののみを取って日銭を稼ぐ職業。しかしその実態は、女性に愛をお届けする裏稼業であった…というストーリー。阿部さんのほか松重豊、風間杜夫、斎藤工、寺島しのぶ、前田敦子、豊川悦司、桂文枝らが出演。「しゃべくり007」は5月14日(月)今夜22時~日本テレビ系で放送。(笠緒)
2018年05月14日俳優の阿部寛(53)が1月25日放送の『モニタリング』(TBS)に出演。「阿部寛が秋葉原に突然現れたらどうなる」という企画でギャップのある姿を披露し、話題を呼んでいる。 ロケに繰り出す前、スタッフから「メイド喫茶」にも潜入してほしいと告げられると「大丈夫ですよ」と快諾した阿部。しかし、その直後「怖いな……」と苦笑いで本音をこぼした。 そして、いよいよ人生初となるメイド喫茶を訪れるも「うわ~これは入れるかな……」とたじたじ。メイドさんと一緒に飲み物におまじないをかけるイベントでは戸惑いながら手でハートマークを作り、「萌え萌え……キュ~ン…」とバリトンボイスで愛情を込めた。 最初はそんな調子だったが、メイドさんのショーもぎこちなくハートのペンライトを振りながら堪能。さらにはウサギ耳をつけて笑顔でメイドさんと記念撮影まで行った。 最後には「最初どうしようかと思ったんだけど、何か温かいですね。来た人のことを幸せにしようとする気持ちがある。嫌なことあって仕事とかで疲れてる人がここに来てこの空間にいるだけでそういうのが全部すっとぶっていうのがわかりましたね」と満喫した様子で笑顔を見せた。 Twitterでは 《萌え萌えキュンして照れるのが可愛かった》《ぎこちない姿に逆に萌え殺された》 とそんな阿部の姿に萌える人が続出。Twitterでもトレンド入りしたほか、Yahoo!急上昇ワードランキングにも「阿部寛」が2位にランクインした。 また、 《最後のコメントが素晴らしすぎてもう大好き》《最大の萌え萌えキュンポイントはチェキ撮影で膝を曲げてメイドさんをフレームに入りやすくする気づかい》 と阿部自身の人柄にも好感を抱く声が多く上がった。 189cmの長身で、普段堂々とした重厚な役が多い阿部。だからこそ、珍しくオドオドとぎこちなく振る舞う姿はギャップ萌えに繋がったようだ。
2018年01月26日16年12月に芸能界を引退した元俳優の成宮寛貴氏(35)が、新たなウェブサイトを開設した。 引退後の昨年秋、成宮氏は自身のインスタグラムを一般公開。するとファンからのコメントが殺到し、これまでフォロワーは55万人を突破。いまだに根強い人気をうかがわせた。 そしてこのほどインスタのトップページに、新たに開設したウェブサイトのURLを掲載。クリックすると中央には日本語で「無限」を意味する「infinity」の文字が浮かび上がり、仕事を依頼するための入力フォームが表示されている。 同サイトには、成宮に関する情報やメッセージは掲載されていない。 「所属していた大手芸能プロに復帰できる可能性は、現時点ではまったくないようです。かいってこのまま仕事が入る様子もなく、苦肉の策として自身に対する仕事依頼のフォームを開設してのではないでしょうか」(芸能プロ関係者) 成宮さんが動きだした背景には、どうやら切実な事情があったようだ。 「引退後は支援者の手引きで渡欧したりしていましたが、そろそろ金がなくなってきたようです。そのため自ら告白本の企画を売り込んでいたようですが、印税の前借りを要求したたことで計画が難航しているといいます。だからこそ、俳優業を再開しようとしているのではないでしょうか」(芸能記者) この分だと、仕事のオファーを受ける“ハードル”はかなり低そうだ。
2018年01月12日新エンターテインメント集団“男劇団 青山表参道X”がオスカープロモーションから登場。メンバーの若手男子30人のなかで最も顔が小さいというのは、飯島寛騎さんです。頭の先から顎まで22cm!顔の小ささには自信があります(笑)僕はまだ芸歴2年。それなのに、『仮面ライダーエグゼイド』の主演もやらせていただいて、そして今度はこの劇団です。こんなにたくさんチャンスをもらっていいのかな…って不安になるくらいで。男30人、お互い刺激を受けて切磋琢磨し合える環境はとても恵まれていると思うので、どんなことにもチャレンジしていきたいです。とりあえず30人全員で、早くごはんに行きたいですね(笑)。性格は気分屋(笑)。人見知りも緊張もしないので、人からは飄々としてるって言われることもあります。30人の中で僕が一番と言えるものは、顔の小ささ(笑)。これは結構自信ありますよ!この間、LINE LIVE中に塩野くんに測ってもらったら22cmでした。普段、マスクも子供用や女性用を使ってるんです。特技はバスケとかスノボとか、スポーツ全般。弱点はそんなにないけど…唯一苦手なのはトマトかな。大きいのも小さいのも、本当に無理!(笑)Q1. あなたのチャームポイントは?A1. よく「きれいだね」って褒めてもられるのは眉毛。Q2. 僕と付き合ったらこんないいことがある!A2. 好きになったら一途なので、不安な思いはさせません。Q3. 自分を動物にたとえると?A3. チベットスナギツネに顔が似てるみたいです。かわいくないけど。Q4. もしも何かひとつ願いが叶うなら?A4. かっこいいバイクと車に乗りたい!免許は両方取得済みです。Q5. 理想の休日の過ごし方は?A5. 早起きをして外出。実際の休日は家で寝てばかりいるので(笑)。1996年8月16日生まれ、北海道出身。’15年、ジュノン・スーパーボーイ・コンテストでグランプリを受賞。’18年1月スタートのドラマ『ホリデイラブ』(テレ朝系)に出演予定。コート¥36,000(アメリカンラグ シー/アメリカンラグ シー 新宿フラッグス店)その他はスタイリスト私物30人の平均年齢は22.73歳、平均身長178.5cm。グループ名の「青山表参道」は、所属事務所のオスカープロモーションゆかりの地。早くも12月25日、ファーストファンイベントが開催される。昼夜公演とも発売後すぐに完売するほどの人気ぶり。「イブは大切な人と、クリスマス当日は僕らと過ごしてくれたら」と塩野瑛久さん。来年は6月に本公演も控えるなど、30人を見られる機会がどんどん増えそう。メンバーは栗山航、塩野瑛久、西銘駿、飯島寛騎、村上由歩、小沼将太、仲田博喜、宇野結也、定本楓馬、水江建太、中村嘉惟人、岡宮来夢、田中ジョシュア、池上翔、新井裕介、春口尚人、依田啓嗣、西脇大河、山本学、守谷駿、長田翔恩、明珍隼人、立花裕大、沢柳健、湯本健一、佐々木駿、土居秀士、沖津海友、辻憲斗、岩田知樹。※『anan』2017年12月27日号より。写真・小笠原真紀スタイリスト・壽村太一ヘア&メイク・速水昭仁(Les Doigts)取材、文・菅野綾子(by anan編集部)
2017年12月24日「ブログのデータはお父さんのパソコンに全部入ったまま。今でもときどき読み返したりしているんですよ……」と明かすのは、飯島愛さん(享年36)の母だ。 08年12月24日、都内の自宅マンションで遺体となって発見された愛さん。死亡は6日前の18日と推定され、死因は肺炎だったという。彼女のブログ『飯島愛のポルノ・ホスピタル』には死後も多くのファンが訪れ、やがて日々の悩みを語りかけるように。いつしかブログは、彼らにとっての“心のよりどころ”となっていた。 しかし15年10月31日の飯島さんの誕生日を機にブログは閉鎖する。運営管理をしてきた両親は、コメント欄で娘に語りかけ続けてくれるファンに心から感謝していたという。だが年齢も70歳を超えたことによる“苦渋の決断”だった。この12月18日で、飯島さんが亡くなって丸9年。ついに10年目を迎える。心のよりどころを無くしたファンたち、そして両親はいったいどんな日々を過ごしているのか。愛さんの母はこう語り始める。 「今でも12月18日と24日には何人もの方がお墓に来てくださって、お供えものや花束でいっぱいになります。娘が亡くなった日と見つかった日です。それに誕生日の10月31日には、あの子が好きだったカサブランカの花を持ってきてくれる方もいるんですよ」 ファンの“訪問”は、ブログ閉鎖後も続いていたのだ。愛さんに救われた人は多い。いろいろな人が今も母のもとを訪れ、感謝してくれるという。 「娘のヘアメークを担当してくださった方や、関係者の方も『愛ちゃんがいてくれたから今の私がある』と言ってくれてね。お花を持ってきてくれたり、お墓に来てくれたりしています。私こそ、本当に皆さまにはありがたい気持ちでいっぱいなのにね」 死後もこれだけ愛され続けているのは、愛さんの生前の人柄によるところが大きいのだろう。だが、母はいたずらっぽく「娘は外面がよかったからね」と言って笑う。 「ただあの子、はっきりものを言っちゃうでしょ。だから私、注意したことがあるんです。でも、裏表のないところがよかったのかもしれませんね。それに、やっぱり優しいところもあるんです。私たちをNYに連れていってくれたこともありました。いい思い出です」 亡くなったころは悲しみにくれたことだろう。しかし時間がたつにつれて、母は前を向いて歩き始めていた。「今はもう、あの子が夢に出てきてくれることもなくなりました。でも、大丈夫です」と語る母も、毎年12月18日と24日には墓参りに訪れているという。 「墓前で、お母さまはどんな言葉を愛さんにかけられますか?」と記者がそう問いかけると、母は少し間を置いてからこう答えた。 「やっぱり『あなたは外面がよかったわね』ということでしょうか(笑)。それと『みなさん、こんな長い間あなたのことを覚えてくださっているのよ。あなたが頑張ってみなさんにやれることをやってきたからだと思う』とも報告してます。あとは『でも、お母さんにも少しはそうしてほしかったわ』と言っちゃうかもしれませんね……」
2017年12月06日女優の飯島直子が25日、東京・六本木ヒルズアリーナで行われた第30回東京国際映画祭(TIFF)のオープニングレッドカーペットに登場した。「特別招待作品」として上映される『巫女っちゃけん。』に出演する飯島は、主演の広瀬アリスをはじめ、MEGUMI、リリー・フランキー、グ スーヨン監督らと登場。胸の谷間がくっきり見えるセクシーな黒いドレス姿を披露し、会場の視線を釘付けにした。『巫女っちゃけん。』は、神社の娘で腰掛け巫女をしているしわす(広瀬)の物語。しわすは、ひょんなことから5歳の少年・健太の面倒をみることに。そして、神社の裏側や礼節・作法のハウツーを織り交ぜながら、しわすが女性として成長していく姿を描く。東京国際映画祭は、日本で唯一の国際映画製作者連盟公認の国際映画祭。30回目となる今年は、10月25日~11月3日の10日間にわたって、六本木ヒルズ、EXシアター六本木ほかで開催される。最高賞であるグランプリを競う「コンペティション部門」では、国内外から集まった1538本の応募から15本を選出。日本からは、瀬々敬久監督の『最低。』と、大九明子監督の『勝手にふるえてろ』が出品される。
2017年10月26日