ピアニスト・教育者として国内外で活躍した野島稔(1945-2022)を忍び、その功績を称えるイベント「野島稔メモリアル・コンサート」が、野島稔の出身地、神奈川県横須賀市において開催される。野島稔は、1994年の同劇場開館当初より数々の名演奏を遺しただけでなく、2006年から9回にわたって開催された「野島稔・よこすかピアノコンクール」の創設に寄与。自ら審査委員長を務め、優れた若手ピアニストを世に送り出してきた功績は例えようもなく大きい。今回のメモリアル・コンサートは、同コンクールのこれまでの入賞者・入選者および、審査員を含めた関係者が出演する特別な機会となりそうだ。「第1回ピアノ協奏曲」においては、高関健指揮、東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団の演奏のもと、若林顕&伊藤恵ほかによる4曲のピアノ協奏曲が披露されるのは贅沢の極み。そして、「第2回ピアノGALA」においては、野平一郎、迫昭嘉を含む6人のピアニストが演奏を披露。この豪華な顔ぶれによる共演は、めったにない機会と言えそうだ。チラシのキャッチコピーに書かれた“野島稔の不思議な偉大さが現れる2日間”とは伊達じゃない。偉大なるピアニストを想い、ピアノ音楽に浸る特別な2日間を堪能したい。野島稔メモリアル・コンサート■チケット情報()()ピアノ協奏曲5月3日(金・祝) 15:00開演指揮高関 健管弦楽東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団野上真梨子 (第5回コンクール第1位)モーツァルトピアノ協奏曲 第27番 変ロ長調 K.595小井土文哉 (第6回コンクール入選)ラフマニノフピアノ協奏曲 第2番 ハ短調 Op.18若林 顕 (第3回~第6回コンクール審査委員)プロコフィエフピアノ協奏曲 第2番 ト短調 Op.16伊藤 恵 (第8回~第9回コンクール審査委員)ベートーヴェンピアノ協奏曲 第5番 変ホ長調 Op.73 「皇帝」ピアノGALA5月18日(土) 15:00開演本堂竣哉 (第9回コンクール第1位)J.S.バッハファンタジアとフーガ イ短調 BWV904 トッカータニ長調 BWV912安並貴史 (第7回コンクール第1位)シューベルト即興曲 第3番 D899 Op.90-3ドホナーニトッカータ Op.17-2ブラームス創作主題による変奏曲 ニ長調 Op.21-1ドホナーニアリア Op.23-1野平一郎 (第2回~第7回コンクール審査委員)J.S.バッハ平均律クラヴィーア曲集 第1巻より 第1番 ハ長調 BWV846/第8番 変ホ短調 BWV853武満 徹ピアノ・ディスタンスレノン&マッカートニー(武満 徹 編曲)ゴールデン・スランバー武満 徹閉じた眼II上野 真 (第6回~第9回コンクール審査委員)ベートーヴェンピアノ・ソナタ 第21番 ハ長調 Op.53 「ワルトシュタイン」東 誠三 (第6回~第9回コンクール審査委員)ベートーヴェンピアノ・ソナタ 第31番 変イ長調 Op.110迫 昭嘉 (第1回~第5回コンクール審査委員)ベートーヴェンピアノ・ソナタ 第32番 ハ短調 Op.111よこすか芸術劇場●野島稔(ピアノ)1945年横須賀市に生まれ、3歳からピアノを始める。桐朋高校、桐朋学園大学、ソビエト留学まで故・井口愛子氏に師事。高校3年の1963 年に第32回日本音楽コンクール第1位大賞受賞。1966年ソビエト文化省の招きでモスクワ音楽院に留学、レフ・オボーリン氏に師事した。1968年海外派遣コンクール優勝、1969年に第3回ヴァン・クライバーン国際ピアノコンクールで第2位に入賞し、1970年のニューヨークのカーネギー・ホールデビューリサイタルで大成功を収める。以降、世界各地でリサイタルや国内外の主要オーケストラとの共演など目覚ましい活躍を遂げた。1986年にはモスクワ、1988年レニングラードで松村禎三氏のピアノ協奏曲第2番を演奏し、いずれも最大の賛辞を集めた。1992年にはNHK交響楽団との数々の名演が評価され、有馬賞受賞。1994年にサントリーホールで「野島 稔・プレイズ・ラヴェル」を行い「近来まれに見る最高級の演奏」「奇跡的な技術と磨き抜かれた音楽性の円熟の極致」など絶賛を博した。桐朋学園大学特任教授、桐朋学園大学院大学教授を歴任。2001年からは仙台国際音楽コンクールピアノ部門審査委員長、2006年からは自身の名を冠した「野島 稔・よこすかピアノコンクール」審査委員長をつとめ、2011年には東京音楽大学学長に就任、後進の育成にも尽力した。第57回神奈川文化賞、第70回日本芸術院賞受賞。
2024年04月05日自民党・安倍派の政治資金パーティーをめぐる問題で、渦中の人となっている西村康稔元経済産業大臣(61)。その行動が、波紋を呼んでいる。1月23日、西村元大臣は地元である兵庫県明石市の明石駅前で午前6時半ごろからビラ配りを行ったことが報じられた。西村元大臣は市民に「お騒がせしました」と謝罪しながらビラを配り、そのビラには「裏金は一切ありません」とキックバック騒動について書かれているという。しかし、このビラ配りで世論は納得するだろうかーー。自民党派閥の政治資金を巡る問題では、安倍派などの会計責任者や現職議員ら合計8人が立件された。西村元大臣は不起訴となったが、20日の会見では’22年までの5年間で100万円のキックバックを受けていたことを認めている。「西村元大臣は会見で、政治資金収支報告書に記載していなかったことについて『長年の慣行だった』『問題が表面化するまで知らなかった』と釈明。また還付が廃止になる方向だったにも関わらず、一部議員に継続された経緯に対しては『詳細は控える』と回答しませんでした。さらに今回配られたビラでは『私は、秘書に対し、ノルマ分を売ればいいと伝えていましたので、これら清和会からの還付金について、私自身は把握しておらず、私の政治団体の収支報告書は適正に作成・提出されているものと認識しておりました』『十分に目が行き届いていなかったことについて、深く反省しているところです』と主張しています。SNSでは『秘書が勝手にやるのか?』と不可解な点を指摘して、訝しむ声もあります。それでも“知らぬ存ぜぬ”の姿勢なので、説明をし尽くしているとは言い難いでしょう」(全国紙記者)「裏金は一切ありません」と書いたビラを配った西村元大臣だが、ネットでは《帳簿に記載しないが裏金ではない?》《「頑張ってビラ撒いとけば具体的な説明はなくても明石の人間なら誤魔化せる」とか思ってんのかな》《説明差し控えNGの記者会見を望む》と呆れ声が。さらに明石市民のなかには西村元大臣の説明に納得がいかず、不信感を募らせている人たちもおり、ビラ配りに対してこんな怒りの声が噴出している。《明石市民です。今まで逃げ回って、不起訴が決まったら準備してたかの様にビラを配る。誰も信用してないでしょ?たかが一票かもしれないけれど、僕がこの人に投票することはこの先ずっとない》《明石市を汚しに来ないでもらいたい。何のつもりのビラ配り?》《西村さん、市民を舐めておられます?という感想しかない》《明石市民は騙されない》
2024年01月23日清原果耶主演「invert 城塚翡翠 倒叙集」第4話が12月18日オンエア。ニセ翡翠を演じる真の“あざとキャラ”に多くの反応が集まる一方、ラストで再登場した香月には「香月先生なんか能力目覚めたの…?」といった声も寄せられている。「このミステリーがすごい!2020年版」(国内編)1位をはじめ、「2020本格ミステリ・ベスト10」1位、「2019年SRの会ミステリーベスト10」1位、「第20回本格ミステリ大賞」受賞、「2019年ベストブック」選出などミステリーランキングを総ナメにした原作をドラマ化した本作。キャストは天才的推理力とあざとさを駆使し“透明な悪魔”である推理作家・香月史郎を捕まえたほか、様々な事件を霊媒探偵として解決してきた城塚翡翠を清原さんが演じるほか、表向きは公私ともに翡翠を支えるお姉さん的存在だが、プライベートではスイーツを取り合うなど仲良しの一面も見せる千和崎真に小芝風花。「女性刺創連続殺人事件」を担当し翡翠とともに香月を追い詰め、その後再び捜査一課に帰ってきた鐘場正和に及川光博。鐘場をサポートする刑事の雨野天子に田中道子。年齢よりも若く見られるが雨野より先輩の刑事・蝦名海斗に須賀健太。“透明な悪魔”香月史郎こと鶴丘文樹に瀬戸康史といったキャストが出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。元刑事で調査会社社長の雲野泰典(杉本哲太)が、自分を裏切ろうとした部下の曽根本(鈴之助)の自宅を訪ね、拳銃自殺に見せかけて殺害する。刑事時代は“表情読みの雲野”と呼ばれ、相手の表情を読むのが得意で、警察の手の内を知り尽くした雲野は、政財界の大物の弱みを握り利用するなど裏で暗躍。今や警察にとって邪魔な存在となっており、警察庁は翡翠を使って雲野のしっぽをつかもうとしていた。翡翠は真に自分のふりをさせて雨野と蝦名とともに、雲野の聞き込みに同行させる…というのが今回のストーリー。真を遠隔操作し心理戦を繰り広げる翡翠。真は翡翠に見られているのを知って、彼女の“あざとキャラ”を真似るのだが…視聴者からは「翡翠さんに変装した千和崎さんの破壊力がやべぇッス…」「誇張翡翠あとで本物に怒られそうw」「まことちゃんの翡翠いじりおもしろすぎるw」などの反応が。しかし雲野は真が偽物だと見抜く。さらに真とのやり取りのなかで事件に目撃者がいたことを知った雲野は、目撃者の涼見梓(若月佑美)のもとに向かう。当初は雲野が目撃者を殺すはずがないと考えていた翡翠だが翻意、涼見のもとに急行。彼女の自宅前で雲野と対峙。その後鐘場に私自ら反撃したい、と話す。その頃拘置所で香月は、翡翠が雲野に撃たれる悪夢を見ていた…というラストだった。香月の再登場に「香月先生久しぶりー!」などの声が続出。「待て待て待て香月先生が霊能力にでも目覚めたんか!?」「昔取材で会っただけの男を犯人役にして夢見たのヤバくないか香月先生なんか能力目覚めたの…?」など、香月が“霊能力者”になったのではとするツイートも投稿されている。【最終回あらすじ】翡翠は女性刺創連続殺人事件の犯人・鶴丘文樹(瀬戸康史)に余罪を吐かせるため拘置所へ。翡翠が雲野の事件に関わっていることを見抜いた鶴丘は「君は雲野に殺されるよ」と予言する。一方雲野は梓の心を掴み、目撃証言はもはや事件解決の役には立たなくなっていた。そして雲野が警察上層部に圧力をかけたことで捜査が難航するなか、翡翠は姿を消す…。「invert 城塚翡翠 倒叙集」は毎週日曜22:30~日本テレビ系にて放送中。(笠緒)
2022年12月19日清原果耶が主演する新日曜ドラマ「霊媒探偵・城塚翡翠」。その第2話が10月23日放送。降霊できず涙を流す翡翠にハンカチを差し出す香月に「香月先生が王子様」「あまりにスマートすぎ」などの反応が続出。翡翠が送ったスタンプにも注目が集まっている。「このミステリーがすごい!2020年版」(国内編)1位に輝く、相沢沙呼の大ヒット小説「medium 霊媒探偵城塚翡翠」をドラマ化した本作は、“霊が視える”主人公が死者からのヒントを頼りに、霊媒探偵として難解な事件と向き合っていく…という物語が展開する。“犯人が視える”翠(みどり)色の瞳を持つ霊能力者で、死者を呼び戻すことができるが、その特殊な能力のせいで孤独な人生を歩んできた城塚翡翠を清原果耶が演じるほか、洞察力の鋭さを買われ警察の捜査に協力する人気推理作家で、翡翠と出会い、孤独な彼女の健気な姿に惹かれていく香月史郎に瀬戸康史。翡翠を仕事面で支えるとともに食事など身の回りの世話もするアシスタントで、翡翠にとってはお姉さん的存在の千和崎真に小芝風花。警視庁捜査一課の警部で、世間を震撼させる「女性刺創連続殺人事件」を担当する鐘場正和に及川光博といったキャストが出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。香月が親交のある大御所推理作家・黒越(阪田マサノブ)の別荘で起きるという心霊現象を調べることになった翡翠。明治時代に英国人が建てた通称“水鏡荘”は、歴代の主を次々と不幸が襲った縁起の悪い建物で、屋敷の中にある鏡に青い目の見知らぬ白人女性が映っていたという証言が相次いでいた。別荘でバーベキューに参加できると聞いた翡翠は、今までの人生で経験したことのない“普通の”楽しみに挑戦できると張り切る。集まったのは黒越と、大学時代に黒越のゼミ生だった新谷(筧美和子)、黒越の弟子で作家の別所(入江甚儀)、編集者の有本(谷田部俊)たち。翡翠は新谷と距離を縮め、千和崎(小芝風花)以外の人と初めて連絡先を交換できたことに喜びを感じるが、翌朝、黒越が遺体で発見される…というのが2話のストーリー。黒越を降霊しようとする翡翠だが、年齢も離れた黒越の霊を降ろすのは難しく、翡翠は「やっぱり難しいようです」と香月に謝罪。「本当に役立たずで申し訳ありません…」と落ち込み一筋の涙をみせる翡翠に、香月は「涙が…」とハンカチを差し出す。そんな香月に「泣いてる翡翠ちゃんにハンカチ差し出す香月先生が王子様」「さらっとハンカチ出す香月、あまりにスマートすぎ」といった声が続出。事件解決後、初めての“友人”新谷とメッセージ交換を続けていた翡翠だが、これ以上関わるとまた新谷を不幸にしてしまうかもしれないと表情を曇らせる。すると香月は翡翠に「よかったら僕とも交換してくれませんか」とスマホを差し出し「少なくとも僕は翡翠さんと知り合えてとても幸せです」と、アカウントを交換。早速翡翠からスタンプが送られてくる…。このやり取りにSNS上では「今まで連絡先交換交換してなかったんかい!!」「LINE交換でエンディングとか斬新!」などの反応が上がるとともに、「何そのスタンプ可愛い」「え!スタンプ可愛い!」など、翡翠が香月に送ったスタンプに注目する投稿も上がっている。【第3話あらすじ】千和崎と共に香月のサイン会を訪れた翡翠は、「学校で起きている連続殺人事件を解決してほしい」と香月に頼む女子高校生・藤間菜月(當真あみ)と出会う。菜月が通う高校では写真部の女子生徒二人が相次いで絞殺されていた。香月と捜査一課の刑事・蝦名(須賀健太)と共に現場を回る翡翠。二件目の廃工場の現場で被害者の霊が突然翡翠に“降霊”する…。「霊媒探偵・城塚翡翠」は毎週日曜22:30~日本テレビ系にて放送中。(笠緒)
2022年10月24日10月スタートの清原果耶主演の新ドラマ「霊媒探偵・城塚翡翠」で、主人公とともに事件を解決する推理作家・香月役として瀬戸康史が出演することが発表された。本作は、“霊が視える”という能力を持つヒロインが、死者からのヒントを頼りに、「霊媒探偵」として難解な事件と向き合っていく物語。原作は、相沢沙呼による累計55万部突破の大ヒット小説「medium 霊媒探偵 城塚翡翠」(講談社文庫)。「このミステリーがすごい!2020年版」(国内編)1位をはじめ、数々のミステリーランキングを総ナメにした話題作だ。清原果耶演じる主人公・城塚翡翠とともに難事件に立ち向かう推理作家・香月史郎を演じるのは、現在放送中の「鎌倉殿の13人」出演のほか、数々のドラマや舞台、映画で活躍中する瀬戸康史。清原さんとはドラマ「透明なゆりかご」(2018年7月放送)以来4年ぶりのタッグとなる。今回の再共演について瀬戸さんは「(前作の頃から)お芝居がとても上手だなと感じていました」「”降霊”のシーンを今から楽しみにしています!」とコメント。また、清原さんも「あの頃とはまた違った役柄の距離感で、胸を張って現場でご一緒できるように頑張りたいと思っています!」と気持ちを新たにしている。瀬戸康史 コメント原作を読んで、とても面白かったです。一気に引き込まれて、まんまと作者の思惑にはまった感じもありました。僕が演じる推理作家の香月史郎は、優しい男で、主人公の城塚翡翠とは共にお互いの足りない部分を補って事件を解決していく間柄なので、いいバディになれればと考えています。翡翠を演じる清原果耶さんは、彼女が10代の頃にもご一緒したことがあって、その頃からお芝居がとても上手だなと感じていました。清原さん演じる翡翠は霊媒師なので、ガラッと人格が切り替わる”降霊”のシーンがあるんです。普段の彼女からお芝居になった時のスイッチの入り方は、以前ご一緒した時にも凄いと思っていたので、そのシーンは今から楽しみにしています!作品としては、毎回次週が楽しみなだけでなく、リピートして何度も見たくなるような内容になると感じています。出演者も信頼してお芝居できる人たちが集まっていると思うので、ぜひ放送を楽しみにしていてください。清原果耶 コメント4年前に「透明なゆりかご」というドラマで共演させていただきました。その際には、撮影中たわいのないこともたくさん話してくださったり、困った時に相談したらアドバイスをくださったり、本当に優しくしていただきました。今回またご一緒できるのが心から嬉しいという思いと、あの頃とはまた違った役柄の距離感で、胸を張って現場でご一緒できるように頑張りたいと思っています!日本テレビ プロデューサー 古林茉莉 コメント聡明さに加えて柔和なお人柄、そして三谷幸喜さんやケラリーノ・サンドロヴィッチさんといったレジェンド演出家達に愛され続ける演技力。今回、瀬戸さんが香月役でこの作品に加わって下さることをスタッフ一同とても心強く感じています。香月は、主人公である翡翠を動かしていく、この物語の鍵ともなる人物です。翡翠が提示する“霊視”の先を、自身の推理力で必死に見つめていこうとする香月の姿を、きっと瀬戸さんならば素敵な解釈とお芝居で演じて下さると今から確信しています。清原さん瀬戸さんとともに作り上げていく驚きの物語に、ぜひご期待ください。「霊媒探偵・城塚翡翠」は10月より毎週日曜22時30分~日本テレビ系にて放送。(text:cinemacafe.net)
2022年09月05日8月10日に行われた改造人事で岸田内閣への入閣を果たした寺田稔総務大臣(64)。しかし、就任早々にしてTwitterへの投稿が波紋を呼んでいる。就任翌日の11日22時37分、寺田大臣はTwitterにこう投稿した。《大臣就任2日目です。今日は祝日ですが役所メンバーと連絡を取ったり打ち合わせたり書類整理したりしました。明日は初登庁の予定です。しっかりと与えられた職責を果たしてまいります。》ともに投稿された写真には、総務省の職員とおぼしきスーツを着た3名の男性と室内で打ち合わせをする寺田大臣の姿が。しかし、この投稿はなぜかすぐさま削除されることに。そして、同日22時58分、こう投稿し直された。《大臣就任2日目です。昨日は役所メンバーと連絡を取ったり打ち合わせたり書類整理したりしました。明日は初登庁の予定です。しっかりと与えられた職責を果たしてまいります。》この投稿にははじめの投稿と同じ写真がついており、内容にもほぼ差異はないように見えるが……。なんとはじめの投稿で《今日は祝日ですが》となっていた部分が《昨日は》と訂正されていたのだ。11日は「山の日」で国民の祝日。職員とともに休日出勤していたことを、密かに“訂正”した形だ。訂正したことがネット上で拡散されると、寺田大臣には《祝日に働かせたことを、嘘ついてもバレてるよ。寺田アウト》《大臣になったばっかで改竄しないで》といった批判の声が。寺田大臣が周囲の職員に“祝日出勤”させたが、批判を恐れて日付を改ざんしたという印象を与えたようだ。再投稿した真意について寺田大臣の事務所に問い合わせたところ、再投稿を認めた上で、下記のように回答があった。「投稿した写真は10日に撮影したものです。11日は終日休みを頂いておりましたが、出勤はせずに仕事をしておりました。当初の投稿では11日のものと誤解を招きかねないものであったため、修正しました」写真自体は10日に撮影したものだが、出勤せずに仕事をしていたことは認めた寺田大臣。回答の最後には「しっかりと仕事をしてまいります」という言葉もあったが、総務省の職員のためにも“働き方”もしっかりしたほうがいいのかも。
2022年08月19日昨年10月まで新型コロナウイルス感染症対策などを担当していた西村康稔元大臣(59)。公式サイトに投稿していた過去の写真が「盗撮では?」と物議を醸している。西村元大臣は公式サイトで「とっておきの1枚」と題し、’20年2月まで毎日のように写真を投稿するブログを更新していた。問題視されているのはブログ内にある「世界各国美人図鑑」というコーナーだ。例えば’09年7月23日には、バナナを食す女性の写真とともにこう投稿している。「フランクフルトで乗り換えて、ベルギーのブラッセルに向かうルフトハンザ航空の機内で。美人スチュワーデスさんが、バナナをほおばるのを目撃!?」また’10年9月17日には「ラオスの市場で昼寝中の美人(?!)」といい、市場で眠る女性の写真をアップ。そこには「周囲の了解を取って撮らせて頂きました。就寝中にごめんなさい!!」とも綴られている。ほかにも北京のショッピングモールで見かけた女性や接客中の女性、記念撮影中の女性の姿も掲載されている。そして、これらの写真は遠くから撮影したものが何点かある上に、全ての女性の顔にボカシなどの修正はない。北海道で目撃したという女子大生の後ろ姿もアップされている「世界各国美人図鑑」。’17年8月の第189回で連載はストップしている。しかし先月末から突然注目を集めることとなり、Twitterには「盗撮では?」「気持ち悪い」といった声がこう上がっている。《自分のHPに女性の写真載せて「美人図鑑」とかやってる←これだけで女性蔑視。写真に写っている人たちにHP掲載の許可を受けて載せているのでしょうか。隠し撮りみたいなものもあるし》《許可なく勝手に撮って勝手にHPにUPしてるんですか?これとっておきの一枚ってなんだよ》《ミスコン参加者とのツーショットどころか、見ず知らずの一般市民を勝手に撮影して載せてる。この人、自民党の現職議員だよね?信じられないモラルの欠如。気持ち悪い》他者を許可なく撮影し、みだりに公開することは肖像権侵害の可能性がある。そこで本誌は、西村元大臣の国会事務所に6月1日、撮影した意図や被写体となった女性に許可を得ていたか、肖像権侵害の見解について質問状を送った。すると、書面でこう返答が。「ご指摘のホームページの記載については、2017年8月時点で更新を停止しておりましたが、削除することを失念しておりました。この間、不愉快な思いをされた方もおられたと思いますが、すべて削除しました。今後このようなことがないよう、細心の注意を払って参ります」2日12時に確認をすると問題視されていたものだけでなく、「世界各国美人図鑑」全ての投稿が削除されていた。しかし、削除しただけでなかったことになるのだろうか?
2022年06月02日黒塗りの画面に亡霊のような顔が浮かびあがる絵など、心に深く突き刺さる作品を数多く残した画家、香月泰男(1911-1974)。彼の生誕110年を記念した展覧会『香月泰男展』が、練馬区立美術館で開催中です。画家から兵隊になり、戦後はシベリアに送られ、帰国後再び画家に戻った香月は、自身のつらい体験を20年以上も描き続けました。展覧会の様子と彼の人生をあわせてご紹介します。画家として認められたが…【女子的アートナビ】vol. 236香月泰男は、代々医業を営む家の長男として山口県に生まれます。幼いころから絵を描くのが好きで、20歳のとき東京美術学校(現・東京藝術大学)西洋画科に入学。学生時代は、ピカソやゴッホの作品などから影響を受けます。卒業後は、美術教師として北海道に赴任。その後、故郷の山口県にある女学校に転任し、教師をしながら公募展に絵を出品していきます。27歳で結婚し、1939年には第一子が誕生。また、文部省美術展覧会で特選を受賞するなど、画家としても認められはじめましたが、そのころ第二次世界大戦が勃発していました。中国からシベリアへ…1942年に召集令状を受け、翌年、32歳のとき満州国(現・中国東北部)に配属されます。絵具箱を持っていった香月は、軍務の間にも絵を描き、また家族あてにスケッチ入りの郵便を数百通も出していました。終戦後の1945年11月、香月はシベリアの収容所に送られます。極寒のなか、森林伐採や運搬作業など過酷な重労働に従事。食糧事情もかなり悪く、多くの収容者たちが亡くなります。2年間の抑留後、1947年に帰国。香月は山口の学校に復職し、油彩画も描きはじめます。戦争体験のほか、草花や食材など、さまざまなテーマで描きながら、技法の研究にも取り組みました。しだいに作品に使われる色彩が限られるようになり、モノトーン系の画風になっていきます。悪夢のような体験をアートに…1959年から、香月は兵役とシベリアの経験を本格的に描きはじめます。現地で見た景色や強制労働の様子を描いたもののほか、私刑にされた日本人の姿、収容所で亡くなった仲間の顔など、苛烈な作品も制作。悪夢のような体験をした香月にとって、この重いテーマをアートにするまでには長い時間が必要でしたが、1960年代以降、シベリアの作品が一気に増えていきます。例えば、黒い塊に足が生えたような作品《運ぶ人》(1960年)は、60キログラムもある麻袋を運んでいる抑留者の姿を描いたものです。近くで見ると、黒い部分に亡霊のような顔が浮かんでいます。「シベリアの画家」に香月が描いた戦争・抑留体験の絵は注目されはじめ、1967年には画集『シベリヤ』を刊行。それらの作品は「シベリア・シリーズ」と呼ばれるようになり、香月は「シベリアの画家」として評価を確立していきます。晩年になると、黒や茶色のモノトーン系の作品に少しずつ色が戻りはじめます。特に、鮮やかな青を使った作品は印象的。《青の太陽》(1969年)は、戦争中、匍匐(ほふく)前進の演習をしていたときに見た地面のアリの巣から着想した作品で、地中から空を見上げる構図になっています。新たな画風が表れはじめた1974年、心筋梗塞により急逝。62歳でした。心が震え続ける…この展覧会では、香月の作品が制作順に展示されています。情感豊かな戦前の作品から、どのように画風やテーマが変わっていったのか、その流れを画家の人生と重ね合わせながら見ることができます。テーマも画面も重々しいものが多いのですが、目をそむけたくなるような残酷さは感じられません。恐怖や苦痛、鎮魂、祈りなど画家のさまざまな思いがアートに昇華され、作品の前に立つと、静かな感動が押し寄せてきます。美術館を出てからもその余韻は残り、ずっと心が震え続けました。会場には、香月が残した言葉もところどころに記されています。ぜひ足を運んで、作品を通して画家の思いを感じてみてください。Information会期:~3月27日(日)※途中展示替えあり前期:~3月6日、後期:3月8日~3月27日※休館日は月曜日。ただし3月21日(月・祝)は開館、3月22日(火)は休館会場:練馬区立美術館開室時間:10:00-18:00(入館は17:30まで)観覧料:一般¥1,000、大学生・高校生、65歳~74歳¥¥800、中学生以下、75歳以上は無料その他割引制度あり
2022年02月27日自身のシベリア抑留体験を描いた連作「シベリア・シリーズ」により現在までも語り継がれる画家、香月泰男。彼の生誕110年を記念し、その画業をたどる展覧会『生誕110年香月泰男展』が、2月6日(日)に練馬区立美術館で開幕した。途中、展示替えを行い3月27日(日)までの開催となる。同展は山口県出身の画家の香月泰男(1911〜74)の画業を振り返る展覧会。香月は太平洋戦争やシベリア抑留の体験を主題にした、黒や黄土色を多用した重厚感あふれる作品「シベリア・シリーズ」で知られている。また、その一方で日常生活のなかで見つけたモチーフを描いたり、鮮やかな色調の作品も数多く残している。香月泰男《二人座像》1936年 下関市立美術館蔵展覧会は4章構成。香月が20年以上に渡って描き続けた「シベリア・シリーズ」と、他の作品をあわせて制作順に展示することで、香月の歩んできた道のりを様々な視点で辿ることを試みている。「第1章1931~49 逆光のなかのファンタジー」では、香月が東京美術学校(現東京藝術大学)に入学した1931年から、復員した2年後の1949年までの作品を紹介する。東京美術学校西洋画科に入学した香月は、ゴッホやピカソ、梅原龍三郎などの影響を受けつつ、独自の画風を模索し続けた。卒業制作の《二人座像》はピカソの影響が見て取れる。卒業後は美術教師として全国各地に赴任し、教鞭をとりつつ公募展に出品。その作品に注目が集まるようになっていった。香月泰男《水鏡》1942年 東京国立近代美術館蔵続く「第2章1950~58新たな造形を求めて」では、1950年代の香月の作品を追う。日常生活のなかにある、庭の草花や台所の食材など、ささやかなものを対象として描いていく。また、1956年に初めてヨーロッパを訪問。パリを中心に各地を訪れ、西洋美術の古典に触れていく。(左)香月泰男《ハムとトマト》1953年 香月泰男美術館(右)香月泰男《散歩》1952年愛知県美術館(左)香月泰男《モンマルトル》1957年 香月泰男美術館 (右)香月泰男《バルセロナ》1957年 香月泰男美術館このヨーロッパ周遊後、香月の画風に変化が生じる。日本画の画材として使われている方解石(ほうかいせき)の粉末、方解末(ほうかいまつ)を混ぜた黄土色の下地に、木炭末をこすりつける独自の技法を創案。《告別》はその頃の作品で、梅原龍三郎の長男、成四(なるし)の葬儀を描いたもの。水仙を意味するナルシスから名付けられたため、棺に水仙が添えられている。香月泰男《告別》1958年 東京国立近代美術館「第3章1959~68シベリア・シリーズの画家」では、香月泰男の代表作となるシベリア・シリーズを取り上げる。モノトーンを基調とした重厚な作品は、当初、香月が当地の抑留経験を思い出すたびに描かれ、体系的なものではなかったが、1967年に画集として発売されたことをきっかけに「シベリア・シリーズ」としてまとめられ、世間に知られることとなった。本章では、シベリアシリーズに並行して描かれた日常風景をモチーフにした作品も紹介する。香月泰男《北へ西へ》シベリア・シリーズ 1959年山口県立美術館香月泰男《1945》シベリア・シリーズ 1959年山口県立美術館第三章 展示風景より第三章 展示風景よりそして、展覧会は「第4章1969-74 新たな展開の予感」と続く。画集を出版した後も香月はシベリア・シリーズを描き続けていたが、その題材は自身の体験談から、次第に風景画的なものへと変化していった。また、1970年代に入ると、香月は鮮やかな色彩も使用するようになり、彼の注目度はより一層高まっていく。しかしながら、1974年、香月は心筋梗塞のため62歳で突然の死去。早すぎる死を多くの人が惜しんだ。(左)香月泰男《四重奏》1973年 島川美術館蔵(中)香月泰男《モロッコ羊飼》1973年香月泰男美術館蔵 (右)香月泰男《ラスパルマス 闘牛(スペイン)》1973年香月泰男美術館蔵(左)香月泰男《月の出》1974年 山口県立美術館蔵(中)香月泰男《日の出》1974年 山口県立美術館蔵(右)香月泰男《ナホトカ〈渚〉》1974年 山口県立美術館蔵《月の出》、《日の出》、《ナホトカ〈渚〉》の3点は急逝した香月のアトリエに残されていた作品だという。過酷な体験に生涯向き合い続け、描き続けた香月泰男。彼の生誕110年を迎えたいま、あらためてその軌跡を振り返ってみてほしい。取材・文:浦島茂世【開催情報】『生誕110年香月泰男展』2022年2月6日(日)~ 3月27日(日)、練馬区立美術館にて開催※会期中展示替えあり前期:2月6日(日)~3月6日(日)、後期:3月8日(火)~3月27日(日)
2022年02月10日ミニストップは、福岡県久留米市のとんこつラーメン専門店「久留米大砲ラーメン」店主、香月均史氏が監修した、「トップバリュとんこつラーメン」(税込価格:537円)を、2022年2月8日(火)より国内のミニストップ店舗にて発売します。創業以来、釜を空にすることなく継ぎ足された「呼び戻しスープ」が特長のとんこつラーメンを、レンジ麺で再現したこだわりの商品です。ミニストップは今後も、おうち時間の充実と楽しさをご提供する商品を開発・発売してまいります。【商品情報】●商品名:トップバリュとんこつラーメン●本体価格: 498円(税込:537円)※●発売日: 2022年2月8日(火)●発売地区: 全国(2021年1月末現在:1,945店)●商品特長:★お店の人気ラーメン「昔ラーメン」を再現しました。★麺は細めでストレートな、お店の麺に近い麺を使用。★スープを継ぎ足して炊き続ける「呼び戻し製法」を再現した、濃厚且つまろやかでコクのあるスープ。★焦がしたラードを入れる事であぶら感や焦がし感を表現しました。※税込価格は、お持ち帰り時に適用される軽減税率8%にて表示しております。イートインスペースで飲食される場合は標準税率10%が適用されます。トップバリュとんこつラーメン販促画像トップバリュとんこつラーメンイメージ画像トップバリュとんこつラーメン販促画像【ご参考】大砲ラーメンについて1953年、福岡・久留米で屋台ラーメンとして創業しました。1967年、現在の本店にて店舗営業を開始し、2014年には、ミシュランガイド(福岡・佐賀特別版)に掲載されました。「昔ラーメン」は、2012年公開の映画『ラーメン侍』のモデルになった屋台時代の復刻ラーメンです。久留米大砲ラーメンロゴ 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年02月07日太平洋戦争とシベリア抑留の体験を描いた「シベリア・シリーズ」により、戦後美術史に大きな足跡を残した画家・香月泰男(1911-74)の全容をたどる回顧展『生誕110年 香月泰男展』が、2月5日(土)より練馬区美術館にて開催される。山口県三隅村(現・長門市)に生まれた香月泰男は、1931年に東京美術学校に入学。1942年に軍隊に入り、帰郷した1947年以降は、故郷にとどまって身の回りのものをモチーフに造形的な挑戦を繰り返した。1950年代後半に黒色と黄土色の重厚な絵肌に到達した香月は、極限状態で感じた苦痛や郷愁、死者への鎮魂の思いをこめて太平洋戦争とシベリア抑留の体験を描き、「シベリアの画家」として評価を確立していった。同展では、「シベリア・シリーズ」をほかの作品とあわせて制作順に展示。シベリア・シリーズは入隊から復員までを時系列に並べて紹介するのが一般的だが、実際の制作の順序は、主題の時系列とはおおきく異なっていたという。敢えて制作順に並べることで、ひとりの画家が戦争のもたらした過酷な体験といかに向き合い、考え、描き続けたかを浮かびあがらせる狙いだ。戦争が遠い歴史となり、その肌触りが失われつつある今、自身の「一生のど真中」に戦争があり、その体験を個の視点から二十年以上にわたって描き続けた、「シベリアの画家」香月泰男の創作の軌跡にあらためて迫る。《釣り床》1941年東京国立近代美術館蔵《山羊》1955年 香月泰男美術館蔵《復員〈タラップ〉》1967年 山口県立美術館蔵《青の太陽》1969年山口県立美術館蔵【開催概要】『生誕110年 香月泰男展』会場:練馬区立美術館会期:2022年2月6日(日)~3月27日(日)※会期中展示替あり(前期は3月6日まで、後期は3月8日から)休館日:月曜(3月21日は開館)、3月22日(火)時間:10:00~18:00(入館は17:30まで)料金:一般1,000円、高校・大学生および65~74歳800円美術館公式サイト:
2022年02月01日プラチナ通りの隠れ家的な串揚げレストラン長谷川稔氏と料理人のタッグが冴えるスタイリッシュな串揚げ一流食材の串揚げを豊富なワインで味わう上質な空間プラチナ通りの隠れ家的な串揚げレストラン串揚げ店のイメージを変えるスタイリッシュな店構え白金台駅から徒歩10分、外苑西通りがプラチナ通りと呼ばれる閑静な一等地にある、串揚げ専門店【長谷川稔Lab串揚げPyon】。15歳から本場・大阪の串揚げ店で働き始め、北新地の創作串揚げ店で腕を磨いた邉(ピョン)さんが手がける串揚げは絶品。広尾の人気店を率いる長谷川稔氏プロデュースで、一流の食材を使用したコース料理という新しい串揚げが誕生しました。カウンター席7名のみで心のこもったおもてなし【長谷川稔Lab串揚げPyon】は、白金台駅からプラチナ通りを少し歩いた落ち着いたエリアに店を構えています。黒い壁とガラスによるシックな外観で、大切な方との素敵な時間に期待が膨らみます。店内の座席はカウンターのみ7席。ゆったりとした時間が流れる、隠れ家的な雰囲気です。長谷川稔氏と料理人のタッグが冴えるスタイリッシュな串揚げ本場・大阪の串揚げ店で修業を積んだ邉修和さん。大衆的な店から創作系まで、さまざまなスタイルの串揚げ店で技法を磨いてきました。長谷川稔氏が惚れ込んだシェフが生み出すメニューのなかから、特にオススメを3品をご紹介します!『土佐赤牛フィレ』半レアに仕上げた絶妙な火入れで肉のポテンシャルを最大限に発揮する『土佐赤牛フィレ』。サクッとした衣と溢れ出る肉汁の組み合わせコース料理16本の最初に登場する、鮮やかな色合いのフィレ肉です。サクサクの衣に包まれた肉の火入れ加減は、シェフ熟練の技。赤身の旨みがしっかりと味わえます。『天然車海老』足まで丸ごとカリッと揚げた、フォルムも美しい『天然車海老』。美しいフォルムでしばらく鑑賞したいオススメの一串サクッとした衣とプリプリでジューシーなエビとの絶妙なマッチング。計算し尽くされた調理法で程よく揚がったパリパリの足の食感もプラスされ、香ばしい天然車エビの串揚げが味わえます。中濃ソースやマスタードソースといった濃いめのソースを軽く付けると、さらに味が引き立ちます。『子持ち蒟蒻』プチプチとした食感と鮪節の豊かな風味に魅了される『子持ち蒟蒻』。ソースは中濃ソース、マスタードソース、大阪で定番の「旭ポン酢」の3種類こんにゃくにシシャモの卵を練り込むという、斬新な発想で生まれた一串。こんにゃくの弾力にシシャモの卵のプチプチとした食感が新鮮です。糸削りの鮪節の風味がさらに食欲をそそります。一流食材の串揚げを豊富なワインで味わう上質な空間幅広い価格帯からその日に合わせて選べるワイン愛好家をうならせる銘柄も含めて、約2,000本という豊富なワインリストを用意。フランスはもちろん、ニューワールドも含めて世界のさまざまな産地をカバーしています。気軽に味わえるリーズナブルな銘柄から、貴重な一本まで、利用シーンに合わせて選べます。串揚げのコース料理に使われる錫製の食器は、富山で100年以上続く鋳物ブランド「能作」が手がけたもの。色はシルバーとゴールドの2色。黒いカウンターとのコントラストを引き立てます。7席のカウンター席のみの【長谷川稔Lab串揚げPyon】は、大人のデートにピッタリです。料理人プロフィール:邉修和さん1984年、大阪府生まれ。串揚げ店がひしめく大阪・新世界近くに通学しているうちに、串揚げへの興味が高まり、15歳から串揚げ店で働き始める。大衆的な串揚げ店のオープニングに参加後、北新地の創作串揚げの店の立ち上げを経験。全国各地を食べ歩いていた名店【長谷川稔】の長谷川稔氏が、邉氏の創作串揚げに一目惚れ、プロデュースが決まった。2020年9月、待望の【串揚げPyon長谷川稔Lab】をオープン。長谷川稔Lab串揚げPyon【エリア】白金/白金台【ジャンル】串揚げ・串カツ【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】15400円【アクセス】白金台駅 徒歩10分※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報や営業時間は店舗にご確認ください
2021年11月09日グラビアアイドルの香月杏珠がこのほど、東京・秋葉原のソフマップで最新イメージDVD&ブルーレイ『好きずき。 香月杏珠』(ともに発売中 DVD:4,180円税込 ブルーレイ:5,280円税込 発売元:FACE)の発売記念イベントを行った。ジュニア時代から活動している香月杏珠は、これまで40枚近いDVDをリリースしている人気グラドル。今年8月に都内で撮影された通算37枚目となる同DVDは、女子高生に扮した香月が幼馴染みの男の子との恋愛を繰り広げながら、愛くるしい姿を見せながらも時には大胆な仕草を披露するなど、グラドルとして成長した姿を垣間見せた1枚となっている。最新作について香月は「今回は女子高生を演じた私が幼馴染みの男の子と好き同士になるお話になっています。朝ベッドで起こしたりお家や学校で彼を誘惑するシーンがあります」と紹介した。オススメは紫のビキニ水着を着用したベッドのシーンだといい、「その時は私が『水着見たい?』と彼に言いながら、焦らして少しずつ見せていきます。そのシーンで初めてカメラに向かってキスをしました。めちゃくちゃ恥ずかしかったですね(笑)」と照れ笑い。また、ピンクのタンクトップを着たシーンもオススメだといい、「以前はタンクトップの下にビキニを着たりしましたが、今回はタンクトップの下に何も付けていないし何も着ていません(笑)」とアピールした。地元・大阪の実家に住んでいる香月は、仕事の度に上京しているという。この日もイベントのために新幹線で上京したそうだが、「コロナのせいか、新幹線もめちゃくちゃ空いてました。自由席でもガラガラでした」と明かしつつ、大阪での生活は「自分の周りは平和で、普通の日常を送っています。今行くべきじゃないと思っているので外出もしていません」と不要不急の外出は控えているとか。コロナ騒動が収まったら「人が集まるところに行けてないので、ユニバーサルスタジオジャパンに行ったりして気晴らしになるようなことをしたいですね」と語っていた。
2020年10月14日北岡稔章 写真集『Equally, beautiful』(表紙)ファッションからカルチャーシーンまで。ポートレイト作品を中心に、人の感情の揺らぎや美しさの中に垣間見える不安定さを繊細に表現してきた写真家の北岡稔章氏。今回、5月16日に写真集『Equally, beautiful』を刊行する。北岡稔章 写真集『Equally, beautiful』(裏表紙)彼がライカ(Leica)のカメラに出会ったことで、撮影するようになった花や植物を被写体に捉えた作品を纏めた『Equally, beautiful』。本作では、小さい世界を拡大して“鮮明”に写すことのできる「マクロレンズカメラ」を用いながら、アレ・ブレ・ボケの“不鮮明"なイメージに落とし込み、そこへ水面の揺らぎやアクリルのレイヤーを加えるという独自のフィルターを通して作品制作を行ったそう。そこに見えるのは強く、儚く、不完全な自然の美しさ。輪郭が曖昧になった花々の写真からは、「見えるもの」と「見えないもの」や「その間にある何か」を私たちに想像させてくれる。ステイホームな日々で、家にいることが多かったこの春。本書で甘美な色彩の世界を堪能してみては? 【作品概要】北岡稔章 写真集『Equally, beautiful』発売日:5月16日価格:税込6,500円 / 出版レーベル「applause」オンラインストア(※)特別価格は、税込5,000円仕様:上製本 / 80 ページ / フルカラーサイズ:W215×H303mmデザイン:飛嶋由馬(ampersands)※「applause」オンラインストア:【作家概要】フォトグラファー 北岡稔章(Toshiaki Kitaoka)1986 年高知県生まれ。大阪で建築を学んだ後、ビジュアルアーツ大阪写真専門学校入学。卒業後スタジオエビス入社。退社後、2015 年独立。URL::@toshiakikitaoka>>この他のアート・カルチャーの記事はこちらから
2020年05月11日テレビ東京の紺野あさ美アナウンサーが10日、自身のブログで東京ヤクルトスワローズの杉浦稔大選手との結婚を報告した。紺野アナは2001年にアイドルグループ・モーニング娘。の5期メンバーとしてデビュー。2006年に学業を理由にグループを卒業し、慶応義塾大学に進学、2011年に同局に入社した。現在は『なないろ日和!』(毎週月~木曜 9:28~)、『紺野、今から踊るってよ』(毎週日曜22:48~)などの番組を担当している。ブログでは、1月1日に婚姻届を出していたことを報告。「2人とも北海道出身ということもあり、婚姻届は元日に北海道・帯広で提出してきました!」と幸せいっぱいの様子を記した。杉浦選手については「真面目で男らしくて、本当に優しい方」と説明し、「同郷だからか 食や音楽の好みも似ているところが多く、2人揃って非常によく食べたり、すぐに鼻歌をマネしあったり、テレビを観て一緒に大笑いしたり、日々の何気ないことも一緒にいるととても幸せに感じられ」と、相性の良さを見せた。紺野アナは「これからは私も、彼が安心してお仕事に集中できるよう、少しでもお手伝いできたらと思っています」と決意を述べ、「結婚を機に、また人として成長できるよう、より一層努力して参ります」と今後について語った。
2017年01月10日●さくらインターネットのコミュニティ「さくらクラブ」とは?6月27日、アーバンポートホテル鹿児島にて「startuphack in Kagoshima byさくらクラブ」が開催された。「さくらクラブ」とは、今回発足したさくらインターネット公認のユーザーコミュニティで、startuphack in Kagoshimaはさくらクラブ主催の第1弾となるイベントだ。「九州のスタートアップを活性化させたい」というコンセプトで、鹿児島のスタートアップの紹介や、著名ベンチャーキャピタリストや起業家を交えてのパネルディスカッションなど、さまざまな企画が約7時間にわたって行われた。○「熱量」を生み出すコミュニティへイベントの冒頭で行われた基調講演「Dive into Community ~地方スタートアップにコミットするさくらの新戦略~」では、さくらインターネット 代表取締役社長 田中邦裕氏が「さくらクラブ」発足の経緯やその狙いについて説明した。以前から、個人的にOSC(オープンソースカンファレンス)やKOF(関西オープンフォーラム)などのコミュニティイベントに参加してきたという田中氏だが、さくらインターネットがコミュニティ活動を行うことに対しては、JAWS-UGやAndroidの会などのコミュニティがあるなかで、わざわざ新たにコミュニティを作る必要性を感じられず、「本当に作っていいんだろうか」と自問自答していたという。しかし、社員からの自発的な「やりたい」という意見に加え、地元ユーザーからの「さくらインターネットのコミュニティがあれば行きたい」という声もあり、「やりたいという気持ちに応えないのはダメなんじゃないかと心変わりした。当社らしく、社員・ユーザー・会社が同じ目線でやることを決心した」と、田中氏はコミュニティ発足に至るまでの思いを述べた。田中氏は、知識労働をしていかなければならなくなったこれからの時代には、仕事の動機付けとして「熱量」が重要だとする。「家で一人で仕事をしていると熱量は高まらない。さくらインターネットとして、一緒に熱量を高めていけるような場を作っていきたい。コミュニティは誰かに言われて行くものではなく、自分が行きたくて行くのが大切」と語る田中氏は、自身もさくらインターネットを好きな一個人として今回のイベントに参加したという。いかにユーザーに喜んでもらえるか、さくらインターネットとして何ができるか考えてきたというコミュニティ支援担当のさくらインターネット 広報宣伝室 林雅也氏は、「一方通行ではなく、コミュニティと会社の動きが噛み合った“相思相愛”という形を目指していくのが理想」としている。「マーケティングというよりは、いうなればブランディングの施策でやっている」(田中氏)というさくらクラブ。外資系クラウドベンダーが囲い込み、スタートアップはサーバー代に苦労して事業が伸ばせないという声があるなか、同社はこういったコミュニティ活動を通して、スタートアップに強いイメージを広めていきたいという狙いもあるようだ。○今、鹿児島のスタートアップがアツい!基調講演に続いて、鹿児島に縁のあるスタートアップ企業4社による紹介ピッチが行われた。声でつながるSNS「Talkspace」鹿児島大学にオフィスを構えるfreepは、会話を楽しんだり、歌ったり、面白いネタを話したりなどして音声よるコミュニケーションを楽しむSNS「Talkspace(トークスペース)」を開発・運営している。自由に会話を楽しむことができる「スペース」、フォローした人のつぶやきを聴くことができる「タイムライン」、トークスペースやタイムラインをまとめることができる「プレイリスト」といった機能があり、すでに月間あたりの投稿数は300万、再生回数は3000万を越えているという。今後の成長が期待されるSNSだ。スポーツ界のファン市場を開拓する「SPO-STA」フィギュアスケートの村上大介選手も利用しているという「SPO-STA」は、活動資金を募りたいスポーツ選手やチームを支援するサービスだ。村上選手は2014年11月のNHK杯優勝後、同サービスを通じて多くのファンから寄付を集めた。サービスリリース以降、すでに100を越える選手・チームに利用されているという。またSPO-STAでは、オンラインのファンクラブや後援会のサポート、イベントグッズなどの運営代行なども行っており、資金難を解決したい選手と、スポンサーを希望する企業とをマッチングさせるスポンサーネットワークも開発中とのこと。同サービスの運営元であるスポスタの本社は東京・渋谷にあるが、開発は鹿児島のエンジニアチームと連携しながら行っている。Web開発に特化したファイル共有コラボレーションツール「universions」「地方でも好きな働き方ができる世の中にしたい」という理念のもと、Web開発に特化したファイル共有コラボレーションツール「universions」を開発しているユニマルは、鹿児島を拠点に活動する企業だ。ファイル共有のためのコラボレーションツールにもいろいろあるが、Dropboxではコーダーやエンジニアにとっては物足りない。しかし、GitHubでは学習コストが高く、デザイナーやライターには使いにくい。そんなときこそ、universionsの出番となる。すでに、デジタルハリウッドの運営する「G’s ACADEMY」の公式ツールとして導入されており、海外展開も視野に入れて開発を進めている。さらにユニマルは、フリーランスのクリエイターを対象とした月額最低報酬金額を保証するクラウドソーシングサービス「universionsWORKS(仮)」のリリースを予定している。同サービスは、仕事の有無を問わず月額5万円の報酬が保証され、フリーランスへの定期収入を実現するもの。ユニマルは、同サービスにより地方にいることがステータスとなるような社会を目指していくとしている。「なでなで」すると音が出る抱き枕「痛すぽ」「なでなで」すると音声を発する抱き枕「痛すぽ」は、抱き枕の内部に装着されたセンサーが「なでる」動作を感知し、その強弱によって無線連携したスマホから流れる音声が変わるもの。クラウドファンディングサイト「Makuake」では、痛すぽ製品化の支援金として、目標金額50万円を遥かに上回る373万4,000円が集まり話題となった。イベントでは、痛すぽを開発するジョイアスの代表取締役 内村康一氏がデモンストレーションを行い、会場から大きな声援を得ていた。現在ジョイアスは福岡にオフィスを構えているが、内村氏自身は鹿児島の出身だという。同セッションに登壇したfreep 取締役の高橋亮氏は、「地方のスタートアップを盛り上げていくには、成長している企業がいかにして出てくるかというのが大事だと思う。僕たちはそのひとつになりたい」と語っていたが、ここで紹介した彼らが鹿児島のスタートアップの発展を牽引していくことは間違いないだろう。●地方スタートアップ企業ならではの戦い方とは?○地方スタートアップ企業ならではの戦い方とは?パネルディスカッションでは、登壇者たちが鹿児島の芋焼酎「あらわざ桜島」を飲みながら九州のスタートアップ事情などについて語り合った。九州地方のベンチャー支援を担当するトーマツベンチャーサポート 九州地区リーダーの香月稔氏によると、九州のなかでも宮崎や福岡はスタートアップの事例が多く、特に福岡は、市長や日本政策金融公庫など、さまざまなプレーヤーがスタートアップ支援に参加しているという。やはり東京と比べて情報の遅れはあるものの、九州でもスタートアップが資金調達できるようになってきており、「東京と同じ目線で話をできるくらいのレベルになってきている」(香月氏)。一方、「地方スタートアップベンチャーはどう戦っていけばよいか?」という話題に対し宮崎スタートアップバレーの共同創業者である齋藤潤一氏は、「東京と比べることには意味がない。“地域イノベーション”こそがインパクトを与える」とばっさり。根本を見つめなおさずにシリコンバレーや東京のモデルを地方に持ってきても意味がない。自分はなぜやりたいのか、何をやりたいのかということを見つめなおすことが大切であると指摘した。また、実際に鹿児島で起業したfreepのCEO 鮫島悠氏は、「自分たちが会社を立ち上げた当時、鹿児島のベンチャーはゼロだった。前例がないなかでやっていくのは大変なので、先に誰かがやっているということは重要」と自身の経験をふまえて語った。また、「起業家養成のイベントで、“起業する=すごい”という感想をもっていた参加者がいたが、起業は別に“すごい”ことではなく、自分のやりたいことを実現する手段でしかない」と、自分の「やりたいこと」を明確にすることの大切さを強調していた。さくらインターネットの田中氏も京都府舞鶴市で起業し、地方で戦ってきた経営者の一人だ。しかし「東京や地方とか言いすぎ」(田中氏)と、やはり地方と東京の差を意識しすぎることについて疑問を持っているようだ。とはいえ、舞鶴にいると足をひっぱったり、「熱量」を下げたりする人が多かったのも事実だという。近年、知識労働が求められ、クリエイティビティが富を得る手段になってきており、そのために熱量が必要になっているとする田中氏は、『クリエイティブ・クラスの世紀』(ダイヤモンド社)という本を話題にあげ、寛容であることがクリエイティビティを発揮するために重要であるという考え方を紹介したが、「舞鶴では“身体を動かしてナンボ”という空気があった。地方など人の動きが少ない場所は、寛容的でない文化がある」と当時を振り返る。「東京は、地方から出てきたいろんな人がいるからおもしろい。しかし最近では東京生まれ東京育ちの人が増えてきているので、あと数十年もすると東京も不寛容な町になってしまうのでは。熱量を奪われない場所があるのなら、地方/東京にこだわる必要はない」(田中氏)「地方スタートアップの戦い方」というテーマから始まったパネルディスカッションだったが、地方/東京という枠にとらわれず、自分のやりたいことを明確にして、熱量をもって取り組んで行くことが大切なのではないかという意見でまとまっていた。○ハッカソンの優勝者には「石狩テータセンターツアー」イベント終盤の懇親会では、同イベント前日に行われたハッカソンの結果発表が行われた。ハッカソンのテーマは「ワンボタン」。チーム「KTN」は、ボタンを押すと人工無脳により百人一首の解析結果から短歌が作成できるアプリ、チーム「ヤングマン」は、献立をワンボタンで発案してくれるアプリ、チーム「ヘビーシャーク」は、ボタンをクリックした回数の発電量がわかる教育用のアプリをそれぞれ企画・開発した。優勝チームは献立アプリを開発した「ヤングマン」。16歳とは思えない見事なプレゼンテーションを披露した鹿児島県内の高専生 平川将綺氏には、優勝賞品の「石狩データセンターツアー招待券」が、また優勝チーム全員にRaspberry Pi 2が贈られた。また懇親会では、参加者飛び込み型のLT大会や、宮崎の起業家を支援する「宮崎スタートアップバレー」の紹介などが行われ、参加者たちの熱量が感じられる“アツい”夜となった。
2015年07月01日