ハリウッド映画への出演を通して、香港映画のスターが世界に“再発見”されている。今年、多くの映画ファンを虜にしたのが『シャン・チー/テン・リングスの伝説』で魅力的なヴィランを演じたトニー・レオンだ。悪の組織を率いるカリスマ性と、亡き妻への愛に囚われた悲しみ、複雑な感情をたたえた憂いあるその表情に堕ちた人が世界中で続出。若い頃からその色気でファンを魅了してきたトニーなので、年季が入ったファンからは「30年遅いよ!」との声が聞こえてきそうだが、メイクの効果や役柄の魅力を抜きにしても、衰えないスターのオーラと、あふれる現役感に驚かされた。『シャン・チー/ テン・リングスの伝説』(C)2021 MARVELハリウッド映画で実績のある香港のスターといえば、同じく『シャン・チー』で主人公の伯母を演じたミシェル・ヨーがその筆頭だろう。ミス・マレーシアから女優の道に入り、香港に渡ってアクション女優として活躍。『ポリス・ストーリー3』(92)や『宋家の三姉妹』(97)など幅広い作品に出演。『007 トゥモロー・ネバー・ダイ』(97)ではボンド・ガールに抜擢された。アジア系のスタッフ・キャストがメインの作品として異例の大ヒットとなった『クレイジー・リッチ!』(18)ではヒロインの恋人の母親を好演。来年公開予定の主演作『Everything Everywhere All at Once(原題)』はA24の製作で、移民の女性が大暴れするSFコメディ。『アバター2』にも出演しており、快進撃が止まらない。ミシェル・ヨー Photo by Mike Coppola/Getty Images for Turnerブルース・リーやジャッキー・チェンのような世界的スターを生んだ香港のスターに求められるのは、やはりアクション。ミシェルは前述したようにアクション女優として頭角を現し、トニーもアクションの経験は豊富だ。『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』(16)で“宇宙最強”の称号を手に入れたのはドニー・イェンだ。計算され尽くされた華麗で力強いアクションに世界が瞠目。今年は人気シリーズ『ジョン・ウィック4』を撮影しており、公開が待たれる。香港アクション映画界を牽引してきたベニー・チャン監督の遺作『レイジング・ファイア』でもド派手な戦いを繰り広げるドニー。12月24日の日本公開に期待してほしい。香港映画全盛期のスターがいまでも第一線にそんなドニーを相手に、『レイジング・ファイア』で悪役を好演しているのがニコラス・ツェーだ。1980年生まれ。同作と同じベニー・チャン監督の『ジェネックス・コップ』(99)などで注目され、次世代のアクションスターとして期待されたが、近年は中国の料理バラエティ番組で料理の腕前を披露したり、スイーツ店をプロデュースしたりと、すっかり料理上手なタレントのイメージが定着していた。しかし、『レイジング・ファイア』では善から悪へと墜ちていく男を凄みのある演技で表現。アクションシーンもキレのある動きでこなした。香港や中国で大ヒットした理由の1つは、間違いなく、ニコラスが進化し、久しぶりにスクリーンで輝いていたからだと思う。ニコラスももう41歳。その下の世代のスターは?と聞かれると、正直なところ答えに困る。香港映画界で言われ続けている問題が、若手スターの不在だ。そもそも年間30本程度しか公開作がない香港映画。全盛期にスターだった世代がまだ第一線でギラギラしており、自ら映画製作会社を創立したルイス・クーのように製作から関わるケースも多いため、なかなか上が空かない。『プロジェクト・グーテンベルク 贋札王』(18)では還暦超えのチョウ・ユンファと、香港四天王の1人でいまではすっかり実力派俳優としての地位を確立したアーロン・クォックが組み、『男たちの挽歌』ばりのアクションをこなして健在ぶりを見せつけた。若手人気俳優が主役の映画が量産され、ベテランになると助演にまわるパターンが多い日本と比べると、凄いことではある。中国市場の影響もある。ユンファやアンディ・ラウなど、香港のスターは中国の老若男女にも愛されているため、中国・香港合作の大作ともなれば彼らが主役の企画となり、主人公の妻や恋人のポジションには大陸の女優がキャスティングされるパターンが多いのだ。スターは生まれなくても、いい俳優は育っているでは、香港に期待できる若手俳優はいないのかというと、そんなことは決してない。かつてのようなスターは生まれていなくても、しっかり演技で見せられる若手俳優は育っている。たとえば、『時代革命』のキウィ・チョウ監督による昨年のヒット作『夢の向こうに』(香港映画祭2021で上映)で注目され、現在、香港や中国で大ヒット中のアニタ・ムイの伝記映画『梅艷芳』でレスリー・チャンを演じているテレンス・ラウは、芸術大学で演技を学び、舞台で経験を積んだ実力派。『夢の向こうに』で相手役を演じたセシリア・チョイも演技力を高く評価されている注目の女優。台湾の大ヒットホラー映画『返校 言葉が消えた日』(19)の教師役で注目された“逆輸入”パターンで、今年の台湾金馬奨で最多ノミネートされた香港映画『濁水漂流』にも出演している。『夢の向こうに』のテレンス・ラウとセシリア・チョイ(提供=香港映画祭実行委員会)『梅艷芳』でアニタを演じて映画デビューしたルイーズ・ウォン、日本・香港合作映画『二人小町』にも出演しているハンナ・チャンのようにモデル出身で雰囲気のある新世代にも期待がかかる。香港映画のDNAは、確実に受け継がれている。(text:Rie Nitta)■関連作品:シャン・チー/テン・リングスの伝説 2021年9月3日より全国にて公開©Marvel Studios 2021レイジング・ファイア 2021年12月24日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開©Emperor Film Production Company Limited Tencent Pictures Culture Media Company Limited Super Bullet Pictures Limited ALL RIGHTS RESERVED
2021年12月17日根強いファンがいる香港映画。ド派手なアクション映画やナンセンスギャク満載のどたばたコメディを思い浮かべるかもしれないが、実はラブストーリーや社会派ドラマなど、東京都の約半分という小さな土地から、バラエティ豊かな作品が生み出されてきた。香港の映画産業が大きく様相を変えたのは、1997年の中国返還。中国市場を意識した大味な中国との合作映画が増えてかつての輝きを失った。さらに、近年の民主化運動やそれに対する中国政府の締め付け強化に、香港映画の将来を不安視する声が高まっている。「水になれ」というのは、ブルース・リーの有名な言葉だ。時代のうねりの中で、香港映画は再び、水のように柔軟に形を変えていく。大ヒットしたアクション大作からインディペンデント作品、さらには過去の名作まで、多様な香港映画の上映が続くこの冬の日本。香港映画に何が起きているのか、今までとこれからを考えながら、その魅力を探る。香港映画が世界に輝いていた時代かつては一大娯楽産業基地として栄え、東南アジアなど世界に映画を輸出していた香港。たとえ映画を見たことはなくても、世界中の少年がブルース・リーの真似をしていた。1970年代半ばになると、アン・ホイやツイ・ハークなど「香港ニューウェーブ」と称される新しい波の旗手たちが現れ、それまでの大衆的な路線に対して革新的な映画作りを試みた。題材も、『男たちの挽歌』シリーズのようなギャング映画、時代劇アクションの武侠映画、社会問題を扱ったものや家族ドラマなど、さまざまなジャンルに広がっていく。もちろん王道の娯楽映画も大人気。日本でも、ジャッキー・チェンなら老若男女が知っている大スターだった。『ポリス・ストーリー 香港国際警察』香港映画の最盛期は1990年代前半。年間200本以上が製作されたが、90年代後半に入ると、不況による資金繰りの問題や観客の減少によって陰りが見え始める。ちなみに、公開ベースであるが、2020年に現地で上映された香港映画はわずか34本だった。そんな1990年代に注目された監督が、ウォン・カーウァイだ。それまでの香港映画にはないスタイリッシュな作風で世界の映画ファンを魅了。日本でも90年代、香港映画を入り口に、香港に魅せられて足繁く現地に訪れる女性たちが現れた。『恋する惑星』(94)『天使の涙』(95)などで切り取られた街並みを見ると、その頃の熱狂と共に、香港の香りや人々の活気を思い出す映画ファンも多いのではないだろうか。香港映画のイメージをすっかりお洒落にしたのが『花様年華』(00)だろう。トニー・レオンとマギー・チャンが織りなす大人の恋と、禁欲的でありながら色香漂うチャイナドレスなど洗練された衣装に目を奪われた。『花様年華』(C) APOLLOそんなウォン・カーウァイ作品のインパクトは絶大で、アカデミー賞で作品賞などを受賞した『ムーンライト』のバリー・ジェンキンス監督、『ノマドランド』でやはりアカデミー賞に輝いたクロエ・ジャオ監督など、多くの映画監督に影響を与えている。世界の映画ファンを魅了した一方、分かりやすい娯楽作に慣れた当時の香港の観客には不人気で、香港映画市場を盛り上げる起爆剤にはならなかった。1997年に迫った中国返還に対する不安が香港社会に蔓延していたこの頃、世の中の漠然とした不安を色濃く反映させた作品も登場する。大陸から香港に渡った男女の愛と孤独を描いた『ラヴソング』(96)や、若者の過酷な日常を描いた『メイド・イン・ホンコン』(97)といった作品がそれで、中国返還と前後して公開されて支持を集めた。中国との合作が増える一方、市井の人を描く秀作も中国返還後は、中国・香港の合作映画が急増。ツイ・ハークやピーター・チャン、チャウ・シンチーなど、活動の拠点を大陸に移した映画人も多く、巨大な中国市場を意識した時代劇大作や大味なアクション大作へとジャンルが偏り、香港映画の人気低迷に拍車がかかる。久々の大ヒットとなったのが2002年の『インファナル・アフェア』だ。マフィアや警察を扱った作品は数多く作られてきたが、緻密な脚本と繊細な人間ドラマはそれまでの香港映画とは一線を画すものだった。本作は後にハリウッドで『ディパーテッド』(06)のタイトルでリメイクされ、マーティン・スコセッシ監督にアカデミー賞をもたらす。長年ベテランの撮影現場で経験を積んだ監督のデビュー作がヒットした『コールド・ウォー 香港警察 二つの正義』(12)のようなケースもあった。ちなみに本作のリョン・ロクマン監督は今年、香港の大スター、アニタ・ムイの伝記映画を監督し、現地で大ヒット公開中だ。日本で見られる日を待ちたい。香港に残って撮り続けた監督たちもいる。ジョニー・トーは『ザ・ミッション 非常の掟』(99)や『エグザイル/絆』(06)などで独自の香港ノワールの世界を築き、現在、日本公開中の『花椒(ホアジャオ)の味』(19)で製作を務めたアン・ホイ監督も香港で映画を作り続けている。『花椒(ホアジャオ)の味』 ©2019 Dadi Century (Tianjin) Co., Ltd. Beijing Lajin Film Co., Ltd. Emperor Film Production Company Limited Shanghai Yeah! Media Co., Ltd. All Rights Reserved.『花椒(ホアジャオ)の味』は、アン・ホイが才能を見込んだ女性監督ヘイワード・マックの作品で、支え合う異母姉妹の姿に心温まる秀作。このように、市井の人々を描いた低予算の作品や、女性が主人公の良作の充実も近年の流れだろう。年老いた家政婦と雇い主の血のつながりを越えた関係を描く『桃(タオ)さんのしあわせ』(11)や、30歳を前に生き方を模索するヒロインが共感を呼んだ『29歳問題』(17)が代表的。『誰がための日々』(16)も介護やうつ病という難しい問題を世に問うた作品で、かつてのような派手さはないが、多様で身近なテーマの作品が作られるようになっている。香港人のアイデンティティを見つめる動き中国政府による表現の自由に対する圧力は日増しに強まっており、香港映画の未来を憂う声が後を絶たない。普通選挙の実施を求めて若者がデモを行った2014年の「雨傘運動」以降、香港では自分たちのアイデンティティを見つめる動きか強まっている。雨傘運動を記録した『乱世備忘ー僕らの雨傘運動』(16)や、2019年に香港理工大学で学生のデモ隊と警察の間で繰り広げられた攻防戦の様子を間近でとらえた『理大囲城』(20)などのドキュメンタリー映画が作られ、海外の映画祭で受賞するなど注目された。今年のカンヌ国際映画祭では2019年の民主化デモの様子を生々しくとらえたドキュメンタリー映画『時代革命』が、中国当局の妨害を懸念してサプライズ上映され、話題を呼んだ。11月に開催された第22回東京フィルメックスでも、前日に急きょ特別上映が発表されてニュースになっている。『時代革命』昨年、中国による香港国家安全維持法(国安法)が施行され、体制批判的な内容を含む映画は取り締まりの対象に。さらに今年、過去の作品まで検閲の対象になるとのニュースが駆け巡って映画関係者を戦りつさせた。『時代革命』のキウィ・チョウ監督が手掛けた劇映画も上映する「香港映画祭2021」(開催中)キュレーターのリム・カーワイ監督は、香港映画の未来について「悲観的に捕らえる必要はない」と言う。コロナ禍の影響などもあり、国安法の施行以降、まだ映画の製作が本格的に始まっていない状況だとしたうえで、「必ず中国当局の規制がかかるという事実を受け止めて、企画を開発して撮っていくしかない」と語る。「香港の映画監督たちは創造性を磨いて、新しい映画の可能性を開いていくのではないかと期待している」多様な文化を内包し、豊かな映画を生み出してきた香港。逆境に負けず、香港映画は新たな進化を遂げようとしている。香港映画界の変遷がよく分かるアン・ホイ監督の人生を追ったドキュメンタリー映画『我が心の香港~映画監督アン・ホイ』が全国順次公開中。また、来年1月4日から1月30日にかけて、国立映画アーカイブ(東京・中央区京橋)で香港映画の歴史をたどる特集上映「香港映画発展史探求」が開催されるので、併せて紹介しておきたい。武侠映画の巨匠キン・フー監督の『忠烈図』やツイ・ハーク監督の冒険活劇『北京オペラブルース』、ジョン・ウー監督の『男たちの挽歌』、日本でもヒットした『ポリス・ストーリー 香港国際警察』や『霊幻道士』など計21本が上映される。(text:Rie Nitta)
2021年12月13日難しい状況の中でも、王道アクションが大健闘!いま注目のキーワードとともに“香港映画”を読み解きます。「いわゆる香港映画といえば、アクションあり、ギャグあり、時々ドラマあり。字幕がなくても楽しめるようなエンターテインメント作品の宝庫です」(映画評論家・くれい響さん)ところが、’14年の香港民主化要求デモ以降、たとえば黒社会ものなど“香港らしい”映画が生まれにくくなっているという。「そんな中、王道の香港アクションでヒットを飛ばしているのが、ドニー・イェン主演映画。中国での人気も絶大です」(くれいさん)また、これまで男同士の絆など男性社会を描くことが多かった香港映画に、最近はこんな変化が。「徐々に若手や女性監督も出てくるようになり、女性の生き方を丁寧に描いた作品も増えています」(ライター・結城らんなさん)香港映画の新潮流1:女性の生き方と向き合うさまざまな年代、立場の女性の心情を丁寧に掬い取る。いずれも女性監督作。『花椒(ホアジャオ)の味』(2019年)父の死をきっかけに、香港、台北、重慶それぞれの地で暮らす姉妹がいると知った3人は、葬儀で初めて顔を合わせる。父が経営していた人気の火鍋店を継ごうと決意する長女。次第に、三姉妹でその味の再現を試みる。「姉妹は三者三様の問題を抱えていますが、芽生えた絆により克服もする。香港、台湾、中国が互いに助け合えるかというメタファーのようにも受け取れます」(結城さん)©2019 Dadi Century (Tianjin) Co., Ltd. Beijing Lajin Film Co., Ltd. Emperor Film Production Company Limited Shanghai Yeah! Media Co., Ltd. All Rights Reserved.11月5日より新宿武蔵野館ほか全国順次公開配給:武蔵野エンタテインメント『29歳問題』(2017年)監督・脚本は、舞台演出家であり劇作家、俳優でもあるキーレン・パン。30歳を目前にした対照的な女性二人の物語。ひょんなことから見ず知らずの女性の留守中の部屋を借りることになったヨックワンは、部屋で見つけた日記を読み、同い年の家主の気ままな日常に惹かれ…。「’90年代の香港カルチャーが詰まっている。普遍性と懐古趣味を織り交ぜつつ、類を見ない新鮮さ」(結城さん)©2017 China 3D Digital Entertainment Limited All Rights Reserved.Blu‐ray&DVD発売中発売元:ポリゴンマジック販売元:ハピネットデジタル配信中『レイジー・ヘイジー・クレイジー』(2015年)10代の女の子たちの、友情や恋愛など繊細な心模様を切り取った青春ムービー。子どもの頃から親友同士だったトレイシーとクロエだが、途中からアリスが加わり、3人組に。しかし、クロエとアリスは援助交際で仲間意識を強めるようになり、嫉妬したトレイシーがとった行動とは。「女性がこの映画を観ると、たとえ共感はしなくても、納得してしまう描写が数々あるはず」(結城さん)©Sun Entertainment Culture LimitedU‐NEXTにて見放題配信中香港映画の新潮流2:ドニー・イェンで王道香港アクションを堪能!複雑な情勢が影響している香港映画界で、不動の人気のドニーはやはり宇宙最強!『燃えよデブゴン/TOKYO MISSION』(2020年)長年、ドニーとアクション監督としてタッグを組んできた谷垣健治が、ドニーの指名を受けて初メガホンをとった痛快アクションコメディ。ぽっちゃり特殊メイクで熱血刑事に扮したドニーが、キレキレのアクションで東京の街を暴れまくる!「ど派手なアクションあり、コメディありという香港では恒例のお正月映画を、日本人の谷垣さんが撮ったところがエモい」(くれいさん)©2020 MEGA-VISION PROJECT WORKSHOP LIMITED.ALL RIGHTS RESERVED.Blu‐ray&DVD発売中発売・販売元:ツインデジタル配信中『イップ・マン 完結』(2019年)10年にもわたる『イップ・マン』シリーズの最終章。教え子のブルース・リーとのアメリカでの再会、現地にはびこるレイシズム、アメリカ海兵隊一等軍曹とのラストバトル…。超絶強いのに争いを好まない心優しきイップ・マンと、その美しい詠春拳が見納めに。「カンフー映画というより、ドラマを重視したのがヒットの理由。ドニーはこのシリーズで、演技派俳優としても開眼」(くれいさん)©2019 Mandarin Motion Pictures Limited All Rights Reserved.Blu‐ray&DVD発売中発売・販売元:ギャガデジタル配信中『Raging Fire(英題)』(2021年)ドニー・イェンの最新作で、ニコラス・ツェーとのW主演。今夏、中国で公開されて、興行収入200億円突破という大ヒット!正義感溢れる警察官チョン(ドニー)と、警察組織への復讐を誓った復讐鬼ンゴウ(ニコラス)が死闘を繰り広げる。「『イップ・マン』もそうですが、香港映画がここまで中国で成功するなんてすごい。スタントコーディネートは谷垣さん」(くれいさん)配給:ギャガ12月、TOHOシネマズ 日比谷ほか全国公開くれい響さん映画評論家、ライター。映画誌、情報誌などさまざまな媒体での執筆や、『少年の君』『唐人街探偵 東京MISSION』といったアジア映画のパンフへの寄稿も多数。結城らんなさんライター。アジア映画や俳優に関するツイート(@ran_na)で独自の視点を発揮し、『映画秘宝』では、香港映画を中心に執筆している。※『anan』2021年10月20日号より。取材、文・保手濱奈美(by anan編集部)
2021年10月17日『永遠についての証明』で野性時代フロンティア文学賞を受賞した岩井圭也さん。最新作『水よ踊れ』は激動の香港を題材にした小説だ。水のように自由に生きよ。熱いメッセージを感じる青春in香港。「香港返還のとき、私は10歳でした。街や土地って貸したり借りたり返したりできるんだ…と、小学生なりに違和感があったんですね。そのインパクトだけは残っていて、本格的に小説に挑戦し始めた24歳くらいから、香港はいつか題材にしたいと思っていた大きなテーマでした」激動の香港と、その街にしがみつくように生きているマージナルな人々を、岩井さんはひとりの日本人青年の目を通して描き出した。主人公の瀬戸和志は、香港大学建築学院にやって来た交換留学生。父の仕事の都合で、かつてこの地に4年間住んだことがある。再びやって来たのには理由があった。将来のために建築を学ぶことと、17歳のときに旺角(モンコック)のビルの屋上から墜落した初恋相手・梨欣の死の真相を突き止めること。その過程で和志と関わるベトナムから流れてきた少女トゥイや、梨欣(レイヤン)の兄や弟、名物教授のディラン・フンに傾倒しているクラスメイトのパトリックやフンに反発しているアガサなど、境遇も思惑も生き方も違う人間たちが交錯する。「ルーフトップスラム(天臺屋)、ケージハウス(籠屋)など、作中に登場する香港の建築事情は、私自身も調べ直して大きな衝撃を受けたことですね。香港の階層を端的に可視化している。なので、主人公が事件をめぐってただ観察するお客さんであってほしくなかった。そこで、和志にもマージナルな要素を宿命づけることで、香港の外と内、両方の視点を持てる人物になってくれるのではないかと考えたんです」少しずつ暴かれていく真相も見事だが、それ以上に、保釣(ほちょう)運動が高まりを見せていた返還目前の香港の空気感がリアルだ。その中で叫ばれていたスローガンも、物語を揺さぶる。「私が特に好きなのは、天安門事件の記念碑〈國殤之柱(ピラー・オブ・シェイム)〉に刻まれた〈老人はすべての若者を殺せない〉という言葉なんですね。オレが力尽きても誰かが倒す。そう信じる心でもあるし覚悟だと、見たときに感動したんです。当時の香港って、摩擦しまくっていて衝突しまくっていて、だから街中に熱が生じていたんでしょうね。その変化を追って、回想の物語から現代の香港の状況へ。いちばん書きたかった最終章へとつながった手応えがあります」このカタルシスを味わって。岩井圭也『水よ踊れ』 フン教授のモデルは、ル・コルビュジエ。彼の都市計画や建築への思いが、物語に有機的に作用している。建築論が好きな読者もハマりそう。新潮社2420円いわい・けいや作家。1987年、大阪府生まれ。2018年、『永遠についての証明』で野性時代フロンティア文学賞を受賞し、デビュー。他の著作に、『夏の陰』『プリズン・ドクター』『文身』がある。※『anan』2021年9月8日号より。写真・土佐麻理子(岩井さん)中島慶子(本)インタビュー、文・三浦天紗子(by anan編集部)
2021年09月06日香港発のカスタマイズ腕時計ブランド・アンダーン(UNDONE)の限定コラボレーションウォッチがエイチエムエス ウォッチストア(H°M’S” WatchStore)に集結。2021年8月13日(金)から、エイチエムエス ウォッチストア表参道をはじめ一部店舗にて数量限定発売される。香港発アンダーンのコラボ腕時計が集結香港発のカスタマイズ腕時計ブランド・アンダーンから、普段はアンダーンの公式オンラインサイトでしか入手不可能な貴重なコラボレーションウォッチが登場。「ミニオンズ」や「トイ・ストーリー」「マーベル」「ムーミン」「ひつじのショーン」といった人気キャラクターをはじめ、『ゴジラvsコング』「バットマン」「スター・ウォーズ」といった映画とのコラボレーション、「ドラえもん」や「ハローキティ」「ペコちゃん」など日本のキャラクターをフィーチャーした腕時計など、遊び心にあふれた腕時計全20種が初めて店頭に並ぶ。ミニオンズ「ミニオンズ」の腕時計は、一つ目が特徴的なスチュアートを文字盤にオン。リューズを12時位置に配し、オーバーオールを思わせるデニム素材のベルトを採用するなど、スチュアートのスタイリングを再現している。ムーミン「ムーミン」モデルは、60年代デザインをイメージした34㎜ケースのレディースウォッチ。文字盤やケースバックに愛らしいイラストがあしらわれている。家を象ったボックスにも注目だ。ハローキティ赤いベルトが目を引く「ハローキティ」モデルの文字盤には、1974年の「ハローキティ」誕生当時のデザインが落とし込まれている。裏側はスケルトンのガラス仕様となっており、東京限定のグラフィカルなデザインを配した。スター・ウォーズ「スター・ウォーズ」とのコラボレーションウォッチは、デス・スター、ミレニアム・ファルコン、C-3POをフィーチャーした左右サブダイアルのクォーツ式腕時計と、R2-D2をイメージした自動巻機械式ダイバーズウォッチの計4種を用意。R2-D2モデルには、腕時計全体でキャラクターを表現したユニークなデザインが採用されている。【詳細】アンダーン カスタマイズ腕時計販売期間:2021年8月13日(金)~8月29日(日)予定※エイチエムエスウォッチストア公式通販サイトでの発売は、8月16日(月)から。展開店舗:エイチエムエス ウォッチストア表参道、エイチエムエス アーカイブ ルミネエスト新宿店、エイチエムエス ウォッチストア横浜ジョイナス店、エイチエムエス ウォッチストア町田ルミネ店、エイチエムエス ウォッチストア名古屋タカシマヤゲートタワーモール店、エイチエムエス ウォッチストア ルクアイーレ店、エイチエムエス ウォッチストア公式通販サイト価格例:・ミルキー セブンティー 39,600円・アイム ドラえもん Friendship 39,600円・ミニオンズ 27,500円・ムーミン 29,700円・ハローキティ 29,700円・R2-D2 59,400円【問い合わせ先】エイチエムエス ウォッチストア表参道TEL:03-6438-9321
2021年08月15日香港ディズニーランド・リゾート(香港・ランタオ島)は、現地時間2月17日、一時的に閉園していたパークの営業を再開すると発表した。Today, Hong Kong Disneyland announced their park reopening for Feb. 19. We thank all of our dedicated cast members for their efforts in preparing for the reopening and we look forward to welcoming guests and bringing back the magic: pic.twitter.com/LjyN9TjUUj— Disney Parks (@DisneyParks) February 17, 2021香港ディズニーランド・リゾートでは香港政府の要請により、香港全土で行なっている感染症予防対策の下、昨年の12月以降一時的な閉鎖を行なっていたが、これを解除して現地時間2月19日にパーク部門の営業を再開する。同リゾートでは香港政府および保健当局からの最新のガイダンスに沿って、フェイスカバーやソーシャル・ディスタンスなど、強化された健康と安全対策を引き続き実施しながら営業にあたるという。香港ディズニーランド・リゾートのマネージング・ディレクターであるMichael Moriarty氏は、「キャストメンバーが再開に向けて献身的に取り組んだことを非常に誇りに思っています。(この営業再開は)香港の観光産業を活性化するための重要なことです」とコメントしている。As to Disney artwork, logos and properties: (C) Disney画像提供:香港ディズニーランド・リゾート※画像はあくまでもイメージです。紹介したエンターテインメントや現地イベントの内容などすべての情報は予告なく変更になる場合があります。(text:cinemacafe.net)
2021年02月18日香港ディズニーランド・リゾート(香港・ランタオ島)は、現地時間12月2日以降、一時的なパーク閉園を決定した。新型コロナウイルスの感染拡大を受けたものと見られ、パークの臨時休園は今年3度目となる。pic.twitter.com/X0AmkBPhur— Disney Parks News (@DisneyParksNews) November 30, 2020香港ディズニーランド・リゾートによると、香港政府の要請により、香港全土で行なっている感染症予防対策の下、一時的な閉鎖を決定したという。今後の状況については、保健当局および政府と緊密に連絡を取り、再開日を発表する、としている。世界のパークでは上海ディズニーランド・リゾート、東京ディズニーリゾート、フロリダ ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾートが来場人数を制限して営業中だが、ディズニーランド・パリが閉園中、カリフォルニア ディズニーランド・リゾートは再開の目途が立たず、臨時休園を継続している。香港ディズニーランド・リゾートは、15周年やクリスマスのイベントが先月スタートしたばかりだった。As to Disney artwork, logos and properties: (C) Disney画像提供:香港ディズニーランド・リゾート※画像はあくまでもイメージです。紹介したエンターテインメントや現地イベントの内容などすべての情報は予告なく変更になる場合があります。(text:cinemacafe.net)
2020年12月01日香港、台湾、タイで「『ムーラン』を観るのは止めよう」と呼びかけるボイコット運動が広がっている。その理由は、長らく公開延期になっていた『ムーラン』が、「Disney+」で配信あるいは国によっては劇場公開が決定し、主演のリウ・イーフェイが昨年「私は香港警察を支持します。叩かれてもいい」と挑発するようなコメントをしたことに再び注目が集まっているためだ。ボイコット運動の中心となっている1人は、香港民主化活動の元リーダー、ジョシュア・ウォン氏。「ディズニーは北京にこびへつらっている。リウ・イーフェイはオープンに、そして誇らしげに残忍な香港警察を支持している。だから人権を信じているみなさんには#ボイコットムーランを呼びかけたい」とツイート。4万以上の「いいね」を獲得している。ジョシュア氏と同じく香港の民主活動家のアグネス・チョウ氏が8月に逮捕された際、彼女を味方する人たちは国のために戦うムーランとアグネス氏を重ね、「彼女こそが本当のムーラン」「私たちのムーラン」と声を上げ、香港・台湾・タイの活動家がオンラインで団結。これら3か国の活動家は、4月に3か国で愛されているミルクティーを取り入れたハッシュタグ「#ミルクティー同盟」を使うようになっていた。タイの活動家のベン・ムアンウォン氏は、「ボイコット運動に参加することは、香港の民主化活動家たちへの連帯感を示すだけでなく、警察の蛮行を支持することはどこであっても許されないということが伝えられると思う」と信念を語っている。(Hiromi Kaku)■関連作品:ムーラン(2020) 2020年9月4日よりディズニープラス会員、プレミアアクセスにて独占配信© 2020 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
2020年09月08日意外と知らない社会的な問題について、ジャーナリストの堀潤さんが解説する「堀潤の社会のじかん」。今回のテーマは「香港国家安全維持法」です。中国の強権を示す法律。一国二制度崩壊の危機に。6月30日、中国の国会・全国人民代表大会(全人代)にて香港国家安全維持法(国安法)が全会一致で可決。香港政府は同日23時頃に公布し即日施行しました。翌1日は、23年前に香港がイギリスから返還された記念日でした。この法律は、国の分裂、政権転覆、テロ活動、外国勢力と結託して国家安全に危害を加える行為を犯罪とみなすもので、最高刑は無期懲役。香港人だけでなく外国人にも適用され、国外在住の人も含まれます。これまで香港は言論の自由が守られ、司法の独立性も認められた民主的な都市でした。しかし2014年頃から少しずつ中国共産党が香港行政、司法に介入する姿勢を見せ始め、民主化を求めるデモ活動が続いていました。昨年は香港警察の市民への取り締まりが強くなり、SNSや防犯カメラによる監視、カード情報などから抗議運動関係者が特定されていきました。国安法により、中国本国による直接の取り締まりが合法化されます。この法律に対する抗議デモが起き、1日で370人が逮捕され、そのうち10人が国安法に抵触。「香港独立」の旗を持っていただけで捕らえられた人もいました。返還から50年は一国二制度を変えない約束でしたが、実質反故にされた形です。アメリカは、これまで香港に対して認めてきた貿易や渡航の優遇措置を、一部を除き停止しました。イギリスは、返還前に発行していた許可証を持つ香港市民には、将来的にイギリス市民権の申請を可能にすると発表。日本にとって中国はビジネスでも安全保障上でも良好な関係を保っておきたい相手です。日本政府はこれまで強い批判を示していませんでしたが、自民党内から習近平国家主席を国賓として迎える予定を中止するべきという声も上がり、判断に注目が集まりました。貿易相手国だからこそ、自由や人権、公平であることに対する価値観を共有する必要があると思います。そうでなければ、安心して連携をとれません。日本や欧米から抗議が上がる中、ロシアや、中国と経済的な結びつきの強い東南アジアや中南米の国々からは、国安法を支持する声が上がっており、分断が深まっています。ジャーナリスト。元NHKアナウンサー。市民ニュースサイト「8bitNews」代表。「GARDEN」CEO。3月に監督2作目となる映画『わたしは分断を許さない』が公開された。※『anan』2020年7月29日号より。写真・中島慶子イラスト・五月女ケイ子文・黒瀬朋子(by anan編集部)
2020年07月28日香港ディズニーランド・リゾート(香港・ランタオ島)は、現地時間7月15日以降、一時的なパーク閉園を決定した。新型コロナウイルスの感染拡大を受けたものと見られ、6月18日に営業を再開したばかりだった。香港ディズニーランド・リゾートによると、香港全土で行っている予防活動に伴い、政府や保健当局の要請により、現地時間2020年7月15日以降、一時的に閉鎖する。ただし、直営ホテルなどは、サービスレベルを調整した上営業を継続。ソーシャルディスタンスの確保や清掃・除菌の強化など、保健・政府当局の指導を反映した安全衛生対策を強化して営業する。アジアのパークでは上海ディズニーランド・リゾート、東京ディズニーリゾートが営業再開中で、フロリダ ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾートは、現地時間7月11日に段階的な営業を再開したばかり。ディズニーランド・パリも間もなく再開予定だが、カリフォルニア ディズニーランド・リゾートは再開の目途が立たず、臨時休園を継続している。As to Disney artwork, logos and properties: (C) Disney※画像はあくまでもイメージです。紹介したエンターテインメントや現地イベントの内容などすべての情報は予告なく変更になる場合があります。(text:cinemacafe.net)
2020年07月14日香港ディズニーランド・リゾート(香港・ランタオ島)は現地時間6月15日、6月18日(木)にパーク営業を再開することを電撃発表すると同時に、再開した後に実施するCOVID-19(新型コロナウイルス感染症)対策の様子を最新の動画と写真で大々的に公開した。香港ディズニーランド・リゾートでは、直営ホテルでの限定的な営業を今年5月に再開していたが、そこでの経験値や最初に復活した上海ディズニーランド・リゾート、フロリダ ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾートの商業施設「ディズニー・スプリングス」のリニューアルオープンで得た知見を活かして、6月18日(木)にパークを再開する。また、現地政府や医療関係者の指導のもと、新たな安全衛生対策を実施していく予定だ。この初期のリニューアルオープン期間中は、入場者数を制限して開園する。パーク内では、待ち列、レストラン、アトラクションの乗りもの、パーク内のその他の施設で社会的距離の確保に務め、ゲストが多く接触するエリアでの消毒も徹底していくという。また、パークの壮大なアイコンであり、現在建設中の新たなるお城「キャッスル・オブ・マジカル・ドリームス」もまもなく完成という最終段階に入り、その完成していく様子も見ることが可能になる。なお世界のパークでは、上海ディズニーランド・リゾートが現地時間5月11日に営業再開後、フロリダ ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾートが7月11日以降段階的に、カリフォルニア ディズニーランド・リゾートが7月17日以降段階的に再開する予定。ディズニーランド・パリ、東京ディズニーランドと東京ディズニーシーは、現在も臨時休園中。As to Disney artwork, logos and properties: (C) Disney※画像はあくまでもイメージです。紹介したエンターテインメントや現地イベントの内容などすべての情報は予告なく変更になる場合があります。(text:cinemacafe.net)
2020年06月15日新型コロナウイルスの感染拡大防止のため営業を中止していた香港の映画館が、金曜日から営業再開が可能となる。火曜日、キャリー・ラム行政長官が発表した。「Variety」誌が報じた。香港の大手シネコン「ブロードウェイ・シネマズ」は、早速8日から上映する作品を発表。ラインアップは少し古めの作品でアメリカの『ドント・ウォーリー』、日本の『男はつらいよ お帰り 寅さん』、中国の『Better Days』(英題)、新しい作品はアメリカの『トロールズ ミュージック★パワー』、イギリスの『Emma』(原題)など。営業の再開許可が出たものの、引き続き満席での上映は避け、観客同士の間隔は一定の距離が保たれる模様。バー、スポーツクラブ、美容関連施設の営業再開も認められた。これらの施設でも、やはり施設に入れる人数は制限され、例えばバーでは定員の50%以下での営業が可能に。ナイトクラブやカラオケはまだ営業再開は許可されていない。中学校は5月27日から、小学校は6月初旬に再開されるという。香港では新規感染者がゼロという日がしばらく続いており、感染者が出現しても外部からの旅行者などに限定されている。新型コロナウイルスによる死者は4人で、3月中旬に4人目の方が亡くなって以来、死者は出ていない。(Hiromi Kaku)
2020年05月07日香港に滞在すると、どうしても食べたくなるのが麺。毎日のように、おいしい麺に舌鼓をし、香港にいる幸せを噛みしめるのです。今回のブログでは、恋をするほどやみつき必至の香港の麺スポットをご紹介します! ♡■渝酸辣粉Yu昨年初めて食べたときに、一瞬で惚れしてしまった「渝酸辣粉Yu」の汁なし担々麺。肉味噌とソースを温かい麺に絡めていただきます。麺を3回ほどすすったあたりから、花椒の痺れとガツンとくる辛さにすでに口の中がビリビリ。冷たいお茶に助けを求めたいところだけど、提供されるのは温かいお茶で、さらに口の中の辛さが増して逃げ場のない感じに...。でも、そのビリビリがたまらなく幸せな気持ちにさせてくれました。終日行列が絶えない人気店ですが、辛いものが好きな方にはぜひオススメです。渝酸辣粉Yu場所:銅鑼灣耀華街4號時間:11:30 – 17:00 /18:00 – 23:00■KIKI Noodle Bar & KIKI Tea2019年夏に突如オープンした大型施設「K11 Musea」は、ショッピングだけでなく、アートに特化したアミューズメントパークのような空間。一日中楽しめる同施設は、飲食店も充実。その中で、ローカル麺とお茶をカジュアルに味わえる人気店「KIKI Noodle Bar & KIKI Tea」へ行ってみました。「渝酸辣粉Yu」の汁なし担々麺が忘れられず、すっかり担々麺づいてしまった私。辛さは控えめでしたが、うどんにも似た香港麺がとても美味。看板メニューのお茶と一緒にいただきました。この店も、入り口に人だかりができるほどの人気店。QRコードをかざして順番待ちをするスタイルで、ショッピングをしながらストレスなく順番を待つことができます。KIKI Noodle Bar & KIKI Tea住所:Victoria Dockside、18 Salisbury Road、Tsim Sha Tsui 時間:11:00 ~22:00■GOOD FORTUNE NOODLE百福麵家同じく「K11 Musea」内にある「GOOD FORTUNE NOODLE百福麵家」へ。一日では施設内を回りきれず、再度訪れました。地下2階にあるフードコートは、多国籍の料理を食べることができてかなり充実! そして、香港も日本と同じく、席が空くのを待つ人たちの戦場の場でもありました...。今日こそは、麺以外のものをと意気込んでみたものの、ランチに選んだのはやはり麺。少し味を変えて、広東料理のエビのワンタン麺をいただきました。あっさりしたスープと、エビの風味が食欲をそそります。とろとろのワンタンと細くて歯ごたえのある麺の食感を堪能しました。GOOD FORTUNE NOODLE百福麵家住所:Victoria Dockside、18 Salisbury Road、Tsim Sha Tsui時間:11:00 ~22:00■何洪記 HYSANPLACEすべての取材を終えて、私の香港ラスト麺は、ホー・ケン・ゲイのチャーシュー蒸し麺。店内の緑のソファーが愛らしくて、このお店をチョイスしたのですが、調べたところ老舗の人気店でした。麺が隠れるほどの豚肉は、八角が香り柔らかくて食べやすく、甘辛ソースを麺に絡ませながらいただきました。隣のお客さんが食べていたお粥もおいしそう...。メニューも充実しており、次は数人で訪れてみたいです。何洪記 HYSANPLACE住所:1204, 12/F, Hysan Place, 500 Hennessy Road, Causeway Bay時間:11:00 ~23:30
2020年01月17日香港ディズニーランド・リゾート(香港・ランタオ島)で現地時間12月31日に開催予定だった「ディズニー年越カウントダウン・パーティ(Disney New Year’s Eve Countdown Party!)が中止になると公式に発表があった。同イベントは大晦日限定のスペシャル企画で、2020年の到来をミッキー&フレンズと一緒にお祝いするというカウントダウンのイベント。日本からのゲストには旅行業提携会社各社が限定バケーションパッケージを販売していたが、払い戻しで対応する模様。対象者にメールで連絡がいく予定。As to Disney artwork, logos and properties: (C) Disney※画像はあくまでもイメージです。紹介したエンターテインメントや現地イベントの内容などすべての情報は予告なく変更になる場合があります。(text:cinemacafe.net)
2019年11月28日香港ディズニーランド・リゾート生まれのダッフィーのお友だち“クッキー・アン”が、東京に続いて、上海ディズニーランド・リゾート、アウラニ・ディズニー・リゾートにも登場することが、新たに分かった。公式ブログ情報によると、登場の時期は未定。このクッキー・アンは2018年に香港ディズニーランド・リゾートでまず名前がクッキーとして生まれ、垂れた耳と鼻がチャームポイントのいぬの女の子として話題に。つい先日、香港でクッキー・アンとしてダブルネームに変更後、10月21日(月)、株式会社オリエンタルランドが、運営する東京ディズニーシーにも登場することを発表したばかりだった。なお、東京では2020年3月27日(金)にスタートする「クッキー・アンのグリーティングドライブ」にて、ライブキャラクターが初めて登場すると思われる。As to Disney artwork, logos and properties: (C) Disney※画像はあくまでもイメージです。紹介のエンターテインメントや現地イベント内容などすべての情報は予告なく変更になる場合があります。(text:cinemacafe.net)
2019年10月23日香港ディズニーランド・リゾート(香港・ランタオ島)にて現地時間10月9日、ダッフィー&フレンズの5人目のキャラクターで同リゾートでしか会えない犬のフレンズCookieが、CookieAnnへと改名することが分かった。「Duffy and Friends: Cookie gets a new name - CookieAnn」というタイトルで上がった公式動画によれば、シェリーメイ、ステラ・ルーと一緒に動画内に登場したクッキーが、自身も彼女たちのようなダブルネームを望み、CookieAnnへ改名することに。それ以外の理由は明かされず、料理やお菓子作りが得意そうなプロフィールにも現地時点で変更はなさそうだ。クッキーは、2018年7月にダッフィー&フレンズの5人目のキャラクターとして同リゾートに登場。2018年7月3日にはお披露目会も行われた。※画像はあくまでもイメージです。紹介したエンターテインメントや現地イベントの内容などすべての情報は予告なく変更になる場合があります。(text:cinemacafe.net)
2019年10月10日意外と知らない社会的な問題について、ジャーナリストの堀潤さんが解説する「堀潤の社会のじかん」。今回のテーマは「香港大規模デモ」です。自由か経済発展か。香港内でも分かれる意見。6月より、香港では「逃亡犯条例」の改正案に抗議を唱え、若者らを中心に大規模なデモが続いています。香港で身柄を拘束した犯罪容疑者を、中国本土へ引き渡すことができるという内容に対して、強く反発しているのです。香港は150年にわたり、イギリスの植民地でした。1997年に中国本土に返還されますが、返還後も台湾やマカオと同様に、香港は「特別行政区」として、資本主義制度のもと、言論や報道の自由が認められてきました。当時の香港は、世界レベルにまで経済が成長していました。経済発展を目指したかった中国にとって、大事なエンジンだったのです。しかし、この20年の間に中国は急成長をし、深セン(※)や上海などの都市が発展。香港は経済的に失速していきました。中国は一つの国のなかに、社会主義と資本主義が共存する「一国二制度」をとっていますが、ゆくゆくは一本化して国を強固なものにしたい。2014年には、香港の行政長官を選ぶ選挙の候補者を、中国本土の共産党が選んだ人から出す仕組みがとられました。それは民主的な選挙ではないと、香港の若者たちが傘をさして繁華街を占拠する抗議デモを行った。それが「雨傘運動」でした。中国と香港の司法制度は違いますから、改正した逃亡犯条例の乱用により、香港の民主化運動のリーダーたちが、本土に引き渡されたのち、どういう目に遭うかわかりません。自由を奪われることを恐れて、香港ではデモが行われているのです。これを受け、香港政府は改正を延期することにしましたが、市民は「完全撤回」を求め、デモは続いています。この模様は、中国本土では一切報道されず、SNSも規制がかけられています。香港ではいま起きていることを世界に向けて発信し民主主義を守ろうとしています。その行動から私たちは目を背けてはならないと思います。しかし、その一方で香港のなかでも実業家などデモに対して冷ややかな目で見ている人もいます。商売をしたい人にとっては、中国本土は大事な市場だからです。すべての情報を国に管理されても経済的利益を優先させたいか、自由に発言できる民主的な社会を求めるか。香港は揺れています。ジャーナリスト。NHKでアナウンサーとして活躍。2012年に市民ニュースサイト「8bitNews」を立ち上げ、その後フリーに。ツイッターは@8bit_HORIJUN※センは土へんに川※『anan』2019年8月7日号より。写真・中島慶子イラスト・五月女ケイ子文・黒瀬朋子(by anan編集部)
2019年07月30日土曜日(現地時間)、香港俳優のサイモン・ヤム(64)が中国の広東省・中山市でのイベント中に、男に果物ナイフで腹部を刺されて負傷した。その際、手にもケガを負ったという。「South China Morning Post」によれば、傷は幅2センチ、深さ3センチで内臓もわずかな損傷を受けたが、現地の病院で手術を受け、命に別状はないとのこと。容疑者の男は現行犯逮捕されており、「チェン」という名字と年齢が53歳であることが明らかになっている。統合失調症を患っているとの報道もある。ビルのオープニングイベントに出演していたというサイモンは、事件当時、ステージに呼ばれて上がってきた招待客にプレゼントを手渡していた。そのうちのひとりとみられたチェン容疑者に、サイモンが握手しようと手を差し出すと、チェン容疑者はナイフを取り出してサイモンに襲い掛かったという。病院へ搬送される間、サイモンが意識を失うことはなかった。1955年、香港生まれ。サイモンはモデルとして芸能界でのキャリアをスタートさせ、1970年代後半に俳優デビュー。これまでに230本以上のテレビや映画に出演してきた。2003年には、ハリウッド映画『トゥームレイダー2』に出演を果たしている(Hiromi Kaku)
2019年07月22日香港発のスイーツブランド「糖朝」より、「ポケモン」をモチーフにした夏季限定のタピオカドリンク「ポケモンmeets 糖朝 香港タピオカドリンクバー」が登場。2019年7月17日(水)から9月下旬までの期間、全国の「糖朝」各店にて提供される。「糖朝」は、1991年に香港で誕生したスイーツブランド。美味しさと見た目の美しさにこだわったメニューを提供し、“香港スイーツブームの火付け役”として日本をはじめ、台湾、中国などアジア各地に店舗を展開している。そんな「糖朝」が「ポケモン」からインスピレーションを得たタピオカドリンクを発売。オリジナルレシピによって作られるタピオカドリンクが入るカップには、味やカラーに合わせて、ピカチュウやミュウ、イーブイ、フシギダネの可愛らしいイラストが描かれる。ドリンクでは、深煎りした茶葉を使用し時間をかけてゆっくりと濃く煮たてた定番の香港ミルクティーや、マンゴー、スイカのスムージーにタピオカをプラス。また、夏らしい清涼感が魅力のタピオカソーダドリンクも登場する。なお、「ポケモンmeets 糖朝 香港タピオカドリンクバー」の発売に合わせた期間限定ストアもオープン。7月10日(水)から16日(火)の期間でオープンする日本橋タカシマヤS.C.新館の期間限定ストアでは、一足早く「ポケモン」のタピオカドリンクを楽しむことが可能だ。【詳細】ポケモンmeets 糖朝 香港タピオカドリンクバー発売日:2019年7月17日(水)~9月下旬販売店舗:全国の「糖朝」各店価格:タピオカミルクティー(イーブイ) 500円+税、タピオカ抹茶ミルク(フシギダネ) 600円+税、タピオカメロンソーダ(ピカチュウ) 600円+税、タピオカレインボーソーダ(ピカチュウ) 700円+税、タピオカマンゴスムージー(ピカチュウ) 700円+税、タピオカスイカスムージー(ミュウ) 700円+税、メロンソーダ+ソルティチーズクリーム+タピオカ 650円+税、マンゴスムージー+マンゴチャンク+タピオカ 800円+税<限定ストア>・日本橋タカシマヤS.C.新館開催期間:7月10日(水)~16日(火)、7月31日(水)~13日(火)会場:日本橋タカシマヤS.C. 新館地下1階ポップアップステージ住所:東京都中央区日本橋2-4-1・横浜タカシマヤ開催期間:8月7日(水)~20日(火)会場:横浜タカシマヤ地下1階特設スペース住所:神奈川県横浜市西区南幸1-6-31
2019年07月04日香港ディズニーランド・リゾート(香港・ランタオ島) では、現地時間2019年4月23日にチケット価格改定を発表。約3パーセント値上げした。公式リリースなどによると主なチケット券種で、いわゆるワンデーチケット(a 1-Day Ticket for General Admission (aged 12-64))が639HKドルに値上げ。いわゆる年間パスポートの一種であるa Platinum Magic Access Membershipは、3,599HKドルに値上げした。すでに翌日には改訂済みだ。同リゾートはキャラクター体験を重視する傾向が強く、多くの日本人ゲストが訪れるパーク。3月にはマーベル映画『アントマン&ワスプ』をテーマにした世界初のアトラクション「アントマン&ワスプ:ナノバトル!」をオープンしたばかりで、東京にはないマーベル系コンテンツも話題だ。As to Disney artwork, logos and properties: (C) Disney※画像はあくまでもイメージです。紹介したエンターテインメントや現地イベントの内容などすべての情報は予告なく変更になる場合があります。(text:cinemacafe.net)
2019年05月05日3月28日(現地時間)、香港ディズニーランド・リゾート(香港・ランタオ島)にて、マーベル映画『アントマン&ワスプ』をテーマにした世界初のアトラクション「アントマン&ワスプ:ナノバトル!」のグランドオープニング・セレモニーが開催され、米俳優のポール・ラッドも出席した。新アトラクションの「アントマン&ワスプ:ナノバトル!」はマーベル映画『アントマン&ワスプ』をテーマにした世界初のアトラクションで、2017年に誕生した「アイアンマン・エクスペリエンス」の壮大なアドベンチャーを拡張したもの。アイアンマンの要請を受けたアントマンとワスプがゲストに協力を頼み、香港をヒドラの襲撃から守るという重大任務にゲスト自身も参加していくというストーリーが背景にあるアトラクション。同セレモニーには、マーベル・スタジオのケヴィン・ファイギをはじめ、マーベル映画『アントマン&ワスプ』のペイトン・リード監督、アントマン役のポール・ラッドも登壇。世界のディズニーファンへアピールした。このアトラクションに加え、スペシャルグッズやスペシャルメニューにも「アイアンマン・エクスペリエンス」と「アントマン&ワスプ:ナノバトル!」の世界観をモチーフにしたものを提供する予定。300種類以上のマーベルのアイテムに加え、「アントマン&ワスプ:ナノバトル!」がオープンする3月31日には、限定アイテム40種類が加わる。3月31日には、パークチケットのデザインも、アントマン&ワスプに変わるという。As to Disney artwork, logos and properties: (C) Disney (C) MARVEL取材協力:香港ディズニーランド・リゾート※画像はあくまでもイメージです。紹介したエンターテインメントや現地イベントの内容など全ての情報は予告なく変更になる場合があります。(text:cinemacafe.net)■関連作品:アントマン&ワスプ 2018年8月31日より全国にて公開©Marvel Studios 2018
2019年03月28日香港の名所、ビクトリア・ハーバーで、世界的な現代アーティストであるカウズ(KAWS)の人気キャラクター「COMPANION(コンパニオン)」の巨大フィギュアが、3月22日から31日の10日間展示されている。このイベント「KAWS:HOLIDAY」は、ソウル、台北に続く3ヶ所目の開催。香港での展示は、海に寝そべってリラックスした37メートルものフィギュアは、過去最大のリクライニング作品である。本企画は、香港をベースとするクリエイティブスタジオ、AllRightsReserved Ltd.とカウズの共同プロジェクト。香港のアートと文化のイベント月間「香港アートマンス」に合わせての開催で、香港島セントラル(中環)とウェスタンディストリクト・プロムナード(中西区海浜長廊)のセントラルセクションから間近に見ることができる。浮力テストの様子。【イベント情報】KAWS:HOLIDAY Hong Kong会期:3月22日〜31日場所:香港 ビクトリア・ハーバー鑑賞場所:香港島セントラル(中環)、ウェスタンディストリクト・プロムナード(中西区海浜長廊)
2019年03月26日香港の隠れ家レストラン「チョイ チョイ キッチン(Choy Choy Kitchen)」が日本初上陸。2019年3月22日(金)東京・西麻布にオープンする。香港の隠れ家レストラン日本初上陸「チョイ チョイ キッチン」は、香港で“隠れ家レストランの女王”と称されているグレース・チョイが手掛けるレストラン。メニューはコース料理のみ、入店できるのは1日数組のみ、とその特別感から、香港では著名シェフやセレブリティたちがこぞって通う隠れ家レストランとして愛されている。料理は、香港の伝統的な家庭料理をベースに、旬の食材を使ってグレース・チョイ自らが調理する。化学調味料など使用せず、素材の味を活かした温もりのある味わいが特徴だ。ほろほろ鶏肉の「ソイソース チキン」が人気No.1「チョイ チョイ キッチン」の看板メニューは「ソイソース チキン」。秘伝の醤油ソースに浸したチキンを低温長時間調理で仕上げる。醤油が浸みたほろほろの鶏肉は、ジューシーで、何杯でも白米が進んでしまうほど。シンプルながら体験したゲストが誰もが絶賛するという人気メニューだ。八角香る香港の煮込み料理香港を代表するシチューも訪れたら味わいたい。香港ならではの八角や柑橘の皮の香りが楽しめる。濃厚な旨みを持つブリスケットとクリアなスープのコンビネーションは絶妙だ。旬の魚と素材を使った蒸し魚は、80年代にポピュラーだった手法を取り入れて仕上げている。シェフが目の前で調理いずれのメニューも、店内に入ってまず目に入るは白い大理石のシェフズカウンターで調理。目の前で調理されるのを見ながら、テーブルに運ばれてくるまで持つ、そのワクワク感も「チョイ チョイ キッチン」ならではの醍醐味だ。【詳細】チョイ チョイ キッチン(Choy Choy Kitchen)オープン日:2019年3月22日(金)メニュー:お任せコースのみ 10,000円~15,000円+税住所:東京都港区西麻布1-11-13TEL:03-6447-0252営業時間:17:00~23:00(Drink L.O. 22:00)定休日:土曜日・日曜日・祝日席数:22席(シェフズカウンター10席、テーブル 12席)
2019年03月25日現地時間2月17日、香港ディズニーランド・リゾートで公演中のナイトショー、「『ウィー・ラブ・ミッキー!』プロジェクションショー バースデイエディション」が、早くも2月24日に終了することが決まったようだ。「米通 Magic Post」などが報じた。翌日以降、通常版に戻るという。同ショーは、ミニーマウスがお友達と開催するサプライズパーティーで、その主役が恋人のミッキーマウス。サプライズのセレブレーションは、メインストリートUSA沿いの建物をカラフルなプロジェクションマッピングで彩り、満を持したところで主役のミッキーが登場するショーだ。元となる「ウィー・ラブ・ミッキー!」に、ミッキー生誕90周年を記念してアレンジを加えたものが「『ウィー・ラブ・ミッキー!』プロジェクションショー バースデイエディション」で、ミッキーが90周年のコスチュームで登場するほか、ショーの主催であるミニーも後半で登場。ミニーのバースデーもお祝いする粋なアレンジが秀逸で、ラストには90周年のテーマ曲である「It’s a Good Time」も流れ、ゲストの人気も高かった。※画像はあくまでもイメージです。紹介したエンターテインメントや現地イベントの内容など全ての情報は予告なく変更になる場合があります。(text:cinemacafe.net)
2019年02月21日香港ディズニーランド・リゾート(香港・ランタオ島) では、2019年3月31日より、マーベル映画『アントマン&ワスプ』をテーマにした世界初のアトラクション「アントマン&ワスプ:ナノバトル!」をオープンする。この「アントマン&ワスプ:ナノバトル!」は、2017年に誕生した「アイアンマン・エクスペリエンス」の壮大なアドベンチャーを拡張したもの。アイアンマンの要請を受けたアントマンとワスプとともに、ゲストも香港をヒドラの襲撃から守るという重大な任務に参加していくストーリーだ。ゲストは2人の応援要請に応え、アリのサイズになり、受け取ったEMPブラスターを手にシールドの最新マシン、D/AGR(ディフェンス/アソールト・グラウンド・ローバー)、別名ダガー(Dagger)に乗って、ゾラやウォームボットを倒すため、アントマンとワスプとともに戦闘するもの。また、アトラクションに加え、スペシャルグッズやスペシャルメニューにも「アイアンマン・エクスペリエンス」と「アントマン&ワスプ:ナノバトル!」の世界観をモチーフにしたものを取りそろえる予定。2018年12月にオープンした併設のショップ「パビリオンギフト」には、300種類以上のマーベルのアイテムが並び、「アントマン&ワスプ:ナノバトル!」がオープンする3月31日には、限定アイテム40種類が加わる。3月31日には、パークチケットのデザインも、アントマン&ワスプに変わる予定だ。※画像はあくまでもイメージです。紹介したエンターテインメントや現地イベントの内容など全ての情報は予告なく変更になる場合があります。(text:cinemacafe.net)■関連作品:アントマン&ワスプ 2018年8月31日より全国にて公開©Marvel Studios 2018
2019年01月25日1月23日(現地時間)、香港ディズニーランド・リゾートで日本のインフルエンサーを集めた「ディズニーフレンド・ブレックファースト・パーティー」が開催され、タレントのくみっきーこと舟山久美子が出席した。その会場はファンタジーランドにあるロイヤル・バンケット・ホールで、同パーティーは開園前に特別に実施。「イマーシブ・スター・キャラクター・エクスペリエンス」と掲げたパネルの前に、旧正月のコスチュームを着たミッキー&ミニーをはじめ、大勢のキャラクターたちが続々と登場。普段はキャラクター・ダイニングを実施していないレストラン施設だけに、特別な雰囲気に様変わり。くみっきーも笑顔で撮影に応じていた。その後に行われた日本のメディア向けブリーフィング・セッションでは、今年3月31日にオープン予定の新アトラクション「アントマン&ワスプ:ナノバトル!」の説明なども行われ、大規模開発で進化を遂げ行く香港ディズニーランド・リゾートの今後についての最新情報を開示。同リゾートの広報部によると、「アイアンマン・エクスペリエンス」、「アントマン&ワスプ:ナノバトル!」に続く新たなマーベル系アトラクションが、数年のうちにオープンするといい、香港がマーベルの拠点になるという。なお、現在同リゾートでは、旧正月を祝う「チャイニーズ・ニューイヤー・イベント」を開催中で、特別な旧正月のコスチュームを着たキャラクター・グリーティングや、グーフィーが登場する「福の神グーフィー・セレブレーション・モーメント」、スペシャルグッズやスペシャルメニューの数々が楽しめる。同旧正月のイベントは、2月24日まで開催中。※画像はあくまでもイメージです。紹介したエンターテインメントや現地イベントの内容など全ての情報は予告なく変更になる場合があります。(text:cinemacafe.net)
2019年01月24日「香港ウィーク2018 Greater Bay Area Showcase」が、KITTE丸の内にて2018年11月1日(木)から4日(日)まで開催される。「香港ウィーク 2018Greater Bay Area Showcase」は10月下旬から11月上旬にかけて東京で行われる「香港ウィーク」のイベントのひとつ。イベント内では、「香港ゾーン」「香港最新インフラゾーン」「マカオ・広州ゾーン」で香港の魅力を多角的に紹介。なかでも注目は、「食」を体験できるスペースで展開される“世界一安いミシュランレストラン”との愛称で知られる点心専門店「添好運(ティム・ホー・ワン)」だ。「添好運」は、2009年誕生した人気の点心専門店。日本では、東京・日比谷の日比谷シャンテ別館1階に2018年4月にオープン。現在でも長蛇の列をなす人気店だ。メニューは、蒸物、揚物、米粉春巻き、粥、ちまき、野菜、デザートなど多彩なラインナップで、そのなかでも看板メニュー「ベイクド チャーシューバオ」は「添好運」を代表する一品。メロンパンのようなサクっとした生地で、ジューシーなチャーシュー餡を包み込んでいる。また、香港カフェ「香港時間」のフードトラックも設置し、エッグタルトや香港式ミルクティーを数量限定で提供。そのほか、香港で活躍するミニチュア作家が描く、本物そっくりに再現した、香港の街並みや風物詩のミニチュア作品の展示なども行う。【詳細】「香港ウィーク 2018Greater Bay Area Showcase」日時:2018年11月1日(木)~4日(日) 11:00~21:00(11/1は17:00~21:00の予定)会場:KITTE丸の内住所:東京都千代田区丸の内2-7-2 1階アトリウム / 南側テラス入場料 : 無料
2018年11月03日元SMAPの香取慎吾が1日、東京・丸の内のKITTEで行われた「香港ウィーク2018Greater Bay Area Showcase」のオープニングセレモニーに登場した。11月1日~4日にKITTEで開催される「香港ウィーク2018」は、新しい香港の文化や食、広東・香港・マカオ大湾区(グレーターベイエリア)の魅力を紹介するイベント。会場の香港ゾーンでは、今年3月の「香港アートマンス」開催中に、香港島の世界一長いエスカレーターとして知られる「ミッド・レベル・エスカレーター」の側面に香取が描いた自身初のストリート・アート作品「大きなお口の龍の子(大口龍仔)」のレプリカが展示される。香取は「絵のタイトルを決めてから描く方ではなく、絵を描いていくうちにだんだん絵のタイトルが決まってくる」と説明した上で、作品のタイトル「大きなお口の龍の子」について「20年くらい前に仕事で香港に行ったときに、香港のみなさんが僕のことを“大きなお口の男の子”と呼んでくれたので、その“大きなお口の男の子”が20年経って、“大きなお口の龍の子”になって帰ってきたよ、というタイトルにしました」と明かした。完成以来、日本と香港をはじめとする多くの人が、香取のアートを見に現地を訪れ、撮影した写真がSNSにアップされているが、香取は「うれしいですね」と喜び、「SNSを始めて1年くらい。日本を離れて海外で、香港で大きな壁画を描くというのも初めてのことだったのですが、写真に撮られたものをすぐ見れて、いいなと思ったものに自分で“いいね”することができる。日本にいる僕でもつながっているというのがうれしいです」と語った。さらに、「香港に絵を描きに行かせていただいて、おいしいご飯をたくさんいただいて、とってもおいしく優しい香港で、街のみなさんも笑顔があふれていたので、ぜひみなさん香港にも遊びに行ってほしい」と香港の魅力を熱弁。続けて、「まずはここが11月4日までやってますからぜひ遊びに来ていただきたい」と「香港ウィーク2018」もアピールし、「この中に僕の絵の壁画のレプリカがあります。本当はこれの倍くらいの大きさだと思っていただけたら。ここで写真を撮ってSNSで拡散していただけたら、僕も“いいね”したいと思います」と笑顔で呼びかけた。
2018年11月01日今夏、香港ディズニーランド・リゾート(香港・ランタオ島)では、香港ディズニーランド・ホテルのキングダム・クラブ・スイートを初めて全面的に改装した、「アナと雪の女王スイート」が完成した。「アナ雪」ファンのために誕生したという同スイートに、日本メディアとして潜入した。同スイートは部屋のドアにもアナ雪のデコレーションが施され、その扉を開けた瞬間からアレンデール王国のような世界へ引き込まれていくよう。まるで絵画のような雪景色と象徴的な氷の装飾を施したアナとエルサの魅惑的な世界が広がり、ファンには忘れられないひと時となるに違いない。室内にはクリストフのソリを見立てたソファーをはじめ、まるで雪が積もったような天井の下のゴージャスなベッド、バスルームもアナ雪のデザインや氷をイメージした装飾がいっぱいで、徹底的な作り込みに終始感動。冬季のクリスマスのイベントが始まれば、アナ雪の雰囲気は満点だ。同スイートルームの特典も充実していて、アナ雪モチーフのアメニティーポーチをはじめ、スリッパ、ルームキー、ドアサイネージ、軽食&ドリンクウェルカムアメニティー、アフタヌーンティーセット(2名分)と豪華な内容。パークはもちろん、ホテルステイだけでも十分に楽しめそうだ。なお従来同様、キングダム・クラブだけで利用可能なサービスも用意され、すべての年齢層のゲストはアナ雪の世界観を現実で体験するのみならず、香港ディズニーランド・ホテルの手厚いサービスも楽しめる。ワンステージ上の香港ディズニーを、「アナと雪の女王スイート」と満喫して。※画像はあくまでもイメージです。紹介したエンターテインメントや現地イベントの内容などすべての情報は予告なく変更になる場合があります。(text:cinemacafe.net)
2018年10月24日各ブックストアがFASHION HEADLINE読者に向けて「今読むべき1冊」をコンシェルジュ。毎週土曜日は、洋書を専門に扱う原宿のブックショップ「シェルフ(Shelf)」(東京都渋谷区神宮前3-7-4)が選ぶ書籍をご紹介します。■『Dzhk Book 2018』Wolfgang Tillmans現代美術界で著名なギャラリスト、デイヴィッド・ツヴィルナー(David Zwirner)が香港で展開するギャラリーで2018年9月13日から始まる、ヴォルフガング・ティルマンス展(「How likely is it that only I am right in this matter?」〜10月20日)のカタログ。本展では、ティルマンスのポートレートやスティルライフ写真の最近の発展を見せつつ、自己完結的環境を実現すると同時に、周囲に対応する新作・近作を幅広くセレクトして特集する。本書には、それら作品に加えて、アリー・ビスワス(Allie Biswas)による2016年のインタビューをティルマンス自身が編集・増補して収録している。現代美術の範囲を形作り、若い世代に影響を与えたという点で、ヴォルフガング・ティルマンス以上のアーティストはほぼいないといえるだろう。1990年代初め以降ティルマンスの作品は、親密さや遊び心を社会的批評と組み合わせ、既存の価値観と階層を絶え間なく問うことで、写真の中にある種新しい主観を示す典型となってきた。ジャンルやテーマ、テクニック、展示戦略をシーム レスに統合することで、彼は従来のメディアへのアプローチ方法を広げ、その実践はイメージがますます飽和する世界において写真を作り出すことが何を意味するのかという根本的な問題に取り組み続ける。【書籍情報】『Dzhk Book 2018』写真:Wolfgang Tillmans出版社:David Zwirner Books言語:英語、中国語ハードカバー/100ページ/240×170mm発刊:2018年価格:4,450円(為替により変動)■Shelfオフィシャルサイトで『Dzhk Book 2018』を購入する
2018年09月08日