アイドルグループ・乃木坂46の掛橋沙耶香が出演する、SUENAGAグループの新CM「路⾯電⾞にて」編が、7日から岡山・香川県内で放送される。新CMには、岡山出身で同社のイメージキャラクターを務める掛橋が登場。岡山の路面電車を舞台に、浮かない表情をしている掛橋が、懐かしい⾵景を目にして少しずつ和やかな表情に変わっていく。そして、「変わってくジブンじゃなくて、変えていくジブンでいたい」とCMソングを口ずさむ。撮影は実際に岡山の路面電車で行われ、地元ということもあって終始リラックスした様子だった掛橋。共演の子役と、撮影の合間に楽しそうに会話する姿も見られた。■掛橋沙耶香インタビュー――CMの⾒所を教えてください。今回のCMは私の地元の岡⼭の路⾯電⾞で撮影しているので、岡⼭の綺麗な街並みを皆さんに⾒ていただけたらと思います。――前回のCMにて、歌声披露・ギター弾き語りをCMで初挑戦されました。前回のCMの反響はありましたか?私の両親はもちろん、友達もみんな喜んでくれて、普段私を応援してくださっているファンの皆様にも岡⼭の魅⼒が伝わったみたいで、「王⼦が岳⾏ったよ」とか「岡⼭ってすごい綺麗な⾵景があるんだね」って⾔ってもらえることがあってそれがすごく嬉しかったです。――今回もコマーシャルソングを歌っていますが、いかがでしたか?前回とは違ったアレンジなので、また違ったこの楽曲の魅⼒を路⾯電⾞から⾒える素敵な⾵景と⼀緒に楽しんでいただけると思います。――CMでは「ふるさとは⼼の拠り所である」ことを表現していますが、上京後に、岡⼭で癒された経験はありますか?真庭というところに足(たる)温泉という温泉があって、それが冬になると雪景⾊を堪能しながらお⾵呂に⼊ることができるので(岡⼭に)帰った時に⼊って癒されます。――この撮影スポットとなった路⾯電⾞を利⽤されたことはありましたか?よく乗っていたんですけれど、特に印象に残っているのは、友達と後楽園にお花⾒に⾏くときに乗っていたので、それがすごく印象的です。――最近では路⾯電⾞のラッピング広告にも出演されていますが、実際にご覧になっていかがですか? また、路⾯電⾞に乗⾞された感想を教えてください。ラッピング電⾞は、⾃分が今まで乗っていた路⾯電⾞だったのでまさか⾃分をこんな⾵に素敵にデザインしていただけると思っていなくて、やっぱり実際⾒ると不思議な気持ちでもありますし嬉しい気持ちでもあります。久しぶりに乗ってみて落ち着く感じでCMも撮れて、いつもよりもやわらかい表情だったんじゃないかなと思います。――久しぶりの帰省だったかと思いますが、地元ではどのように過ごされましたか?お仕事の都合で前日の夜から岡⼭に来ているので、あんまり地元らしいことはできていないんですけれど、家族でクロギっていう⿂の料理を⾷べに⾏けて、地元料理を⾷べることができたのでそれが地元らしいことだと思います。――視聴者に向けてメッセージをお願いします。今回のCMは、私の地元・岡⼭の路⾯電⾞で撮影ということで、⼤切なふるさとへの思いを込めて演じさせてもらいました。CMを通して、「⾃分らしくチャレンジしよう!」というメッセージがたくさんの⽅に届くと嬉しいです。
2022年07月07日メゾン ディオールで長きに渡り愛される、いたずら好きなムッシュ ディオールの愛犬ボビー。1952年のクリスマス コレクションでは、ボビーへのオマージュとして特別なボトル“J’appar tiens à M iss Dior(ご主人様はミス ディオール)”が発表されました。後脚でちょこんと座り、大好きなご主人様へ小さな鼻を向ける愛くるしいボビー。チャーミングな伝説的マスコット「ボビー」は、メゾン ディオールの歴史の一部となっています。2021年に復刻されたこの愛らしいボビーは、今年もシリアルナンバー付き限定エディションとして7月1日に登場します。マリア・グラツィア・キウリによる繊細なクチュール リボンを纏ったこのシックな愛犬には、ディオールのエスプリが惜しみなく注ぎ込まれ、ミス ディオール オードゥ パルファンの香りをお楽しみいただけます。ボビーへ捧げる花々サプライズに満ちたいたずら好きなボビーが最初に登場したのは、1952年のホリデー シーズン。メゾンの顧客へのギフトとして用意され、この時、ボビーは鮮やかな黄色のサテンで覆われたパゴダにセットされました。2021年に再びスポットライトが当てられ、新たに細やかに刺繍された千鳥格子のリボンを纏って、エレガントかつスタイリッシュに復活しました。この度、ご主人様の魅力的なスタイルに合わせて、ナタリー・ポートマンがミス ディオールのキャンペーンで纏うシルク スカーフを思わせる、花々が散りばめられたリボンにドレスチェンジします。マリア・グラツィア・キウリがデザインしたカラフルなミレフィオリ(幾千もの花々)のクチュール ボウを纏うボビー。咲き誇るカラフルな野の花が手作業で繊細に刺繍されたリボンが、可愛らしい首元で際立ちます。まさに、クリスチャン・ディオールの愛犬にふさわしい美しいアクセサリーです。ボビー、クチュール ドッグミス ディオール オードゥ パルファンは、カラフルに咲きこぼれる幾千もの花々が香り立つブーケのようなフレグランス。エレガントなローズの香りに高貴なアイリス ノートが散りばめられ、魅惑的なピオニーノートが香り全体を高めます。クチュールのディテールをさらに追求し、今まで以上に贅沢になったボトル。ボビーの胸元に輝く繊細に彫刻されたメダリオンからは、ミス ディオールへの深い愛情が感じられます。1本1本のボトルはまさにガラス細工の逸品であり、完成までに15時間もの手作業が費やされました。そしてミレフィオリの模様で飾られたラグジュアリーなリボンは、ディオール クチュールのアトリエにて丹念な手作業を経て作られています。プリントの上からマルチカラーの糸で手刺繍された花々は、パステル シェードを背景にしたカラフルで鮮やかな花束のように浮かび上がります。優れたサヴォアフェールを体現した贅沢なサテンのボウ。最後の仕上げに、リボンのエッジをほどいて細やかなフリンジに仕立てています。大胆にステージの中央に舞い戻る、愛らしい小さな愛犬ボビー。ミス ディオールの香りとメゾンのエスプリを纏い、ボビーはさらに魅力的に、斬新で贅沢なオブジェとしてコレクターの心をくすぐるアイテムになりました。華やかに、遊び心あふれるその姿はは、メゾンの大切なハーモニーであるクチュールとフレグランスの対話を見事に表現しています。店舗・数量限定品 ミスディオールオードゥパルファン〈ボビーエディション〉90mL 8万3,000円(本体価格) / 9万1,300円(税込価格)2022年7月1日(金) 発売取り扱い店舗公式オンライン ブティック / 銀座シックス / 表参道 / 渋谷パルコ / 新宿伊勢丹 / 銀座三越 / 銀座松屋 / 日本橋高島屋 / 西武池袋 / 横浜高島屋 / 札幌大丸 / 仙台藤崎 / 名古屋高島屋 / うめだ阪急 / 京都伊勢丹 / 神戸大丸 / 福岡岩田屋 / 大丸心斎橋 / 名古屋松坂屋@DIORBEAUTY #ミスディオール
2022年06月29日テレビ朝日系・木曜ミステリー「遺留捜査」等多くのドラマ、映画に出演する宮崎香蓮(※『崎』の字は、正しくは『たちざき』)、CRAZY四角形名義で歌手活動などもする劇団EXILEの八木将康が主演を務める長編映画「KATACHI」が、New York City Independent Film Festivalにて、2022年6月15日(水)にノミネート上映されました。その他、メインキャストには、敦士、杉浦大毅、沢井美優、芳本美代子等が起用されています。また、本作品はTOKYO RABBIT RECORDSを主催する堂野アキノリの初長編監督作品でもあり、平原綾香、クリスハート、青柳翔(劇団EXILE)等多くのアーティストに楽曲を提供してきた堂野のオリジナルストーリーとなります。メイン 主演の二人堂野アキノリ、長編第一回監督作品。【本作品について】サブ 対面物語は、真由美が葉山にある智の実家に誘われるところからスタートする。結婚秒読みと、胸を弾ませて、真由美は実家に向かうと、そこに待っていたのは実際の両親ではなく戸籍上、智の養母となっていた元恋人の浩子と4歳になる長男の剛だった。そこから、真由美は別の恋心に揺れながらも、そこにある愛を理解してゆく。真由美を愛しながらも同時に息子の存在だったり浩子に対しての想いの狭間にいる智や、どこか陰を持った真由美に恋心を抱く順平、新しく家族を作ろうとしている慎吾と浩子、真由美の両親の間にある愛や、順平と一緒の美容室で働くユリカ、バーのマスターもすべて、それぞれの登場人物が持つ想いがアンサンブルされた本作品は“様々なアイノカタチ”をテーマに描かれた物語となった。サブ 海辺のレンストランラストの「もしもね、他人を殺すことと、自分を自分で殺すことだったらどっちが難しいと思う?」というセリフ。ここに“生きる”という刹那が集約されているのかもしれない。決して、綺麗事だけでも語れない“アイノカタチ”は一つの物語として、最後どんな「KATACHI」を迎えるのか。衝撃のラストが待ち受ける。サブ 喧嘩日本での劇場公開は2022年内を目指しており、只今準備中です。【宮崎香蓮 コメント】主演らしいことは何もできませんでしたが…スタッフ、キャストの皆さんのお陰で乗り越えることができました。撮影を重ねるうちに、正直すぎる気持ちと、それ故に生じるいざこざと向き合う登場人物たちがせつなくも可笑しくも感じてきました。他を理解しようとすること、己と向き合うこと、その2つが同じくらい大切だと役を通して改めて教えられた気がします。【八木将康(劇団EXILE) コメント】初めて挑戦させていただいた役柄ですので、監督とその都度相談させて頂き挑戦することが出来ました。短い撮影期間の中でも充実した日々を送ることが出来たこと、自由且つ大胆にお芝居と役柄と向き合える環境を作ってくださった監督はじめスタッフの皆様には感謝の気持ちでいっぱいです。この作品を一人でも多くの方に観ていただけることを願っています。【敦士 コメント】愛のかたちは人それぞれ。もしかしたら…自分の恋愛は普通ではないのかもしれない。人の愛のかたちを"それは違う"と否定するのではなく、理解することが大切なんだとこの作品を通じて感じました。自分の考える恋愛、経験してきた恋愛とはまるで違っていたけれど、全ては人を愛するが故のコト。是非、ご自身のカタチと重ねながら、映画を楽しんでいただければ嬉しいです。【沢井美優 コメント】そこにあるのは愛なのか情なのか義理なのか、想いを理解してもらうことは難しいのかもしれませんが、理解してほしいとも思いません。あなた自身の“KATACHI”を見つめ直すきっかけになっていただけたら。ひととの繋がりに“KATACHI”などないのかもしれませんね。ただ、作品をみてくださった皆様には「ありがとう」という気持ちが届きますように。【杉浦大毅 コメント】この度、芸人から役者に転身して初めての映像作品に参加させて頂きました。タイトル通り、それぞれのカタチが行き交う中で、僕の演じた慎吾は他の登場人物と比べると一番、真っ直ぐで好青年な役柄だったので周りを理解することに必死でしたし、監督や共演者にも相談しながら丁寧に演じることが出来、とても充実した撮影期間でした。監督、スタッフの皆様、共演者の皆様、ありがとうございました。【SNSリンク】■宮崎香蓮 Instagram ■八木将康(劇団EXILE) Instagram ■敦士 Instagram ■杉浦大毅 Instagram ■沢井美優 Instagram ■堂野アキノリ Instagram 【会社情報】株式会社TOKYO RABBIT代表 : 代表取締役 堂野 晶敬所在地: 〒107-0052 東京都港区赤坂6-2-12 307Tel : 070-5409-0420Mail : basedonhearts@gmail.com URL : ■TOKYO RABBIT RECORDS公式サイト 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年06月21日香りの傑作を世に送り出してきた、天才調香師「Lyn Harris(リン・ハリス)」 この投稿をInstagramで見る Perfumer H(@perfumerhlondon)がシェアした投稿 フランス南東部に位置する香りの都“グラース”での経験を経て、研ぎ澄まされた感性で芸術ともいえる香りを数多く生み出してきた、イギリス生まれのLyn Harris(リン・ハリス)は、2つのフレグランスメゾン「Miller Harris(ミラー・ハリス)」「Perfumer H(パフューマー H)」の創業者としても広く知られている一流調香師。季節ごとに絶えず姿を変える美しい自然がインスピレーション源となった、植物の息吹を感じさせる優美な香りが世界中で絶賛され、今もなお植物採集に打ち込みながら香りの構想を練り続けています。そんなLyn Harris(リン・ハリス)の妥協なき探究心から生まれた、心に響く香りのクリエイションをぜひご自身の肌でご堪能ください。Miller Harris(ミラー・ハリス)レブリード ベルガモット この投稿をInstagramで見る ミラーハリス MillerHarris 香水(@millerharris.jp)がシェアした投稿 鮮やかなボトルカラーに心が弾むこちらのフレグランスは、ゆったりとした時間が流れる日曜日の朝のような、解放的なエネルギーに満ちた陽気な香りのハーモニーが特徴。親しみやすさを演出したい日にも最適で、ただ爽やかなだけではない奥行きのあるシトラスの香りが、走り出したくなるような高揚感を与えてくれるはずです。香りの構成はこちらトップノート:ベルガモット、オレンジ、タンジェリン、サマーバジル、アルテミシアハートノート:ラベンダー、ローズマリー、ゼラニウム、レザーベースノート:サンダルウッド、パチョリ、ベチバー、モスバイオレット アイダ この投稿をInstagramで見る ミラーハリス MillerHarris 香水(@millerharris.jp)がシェアした投稿 イギリス映画「ブライトン・ロック」に登場する心優しい女性、Ida(アイダ)の存在感を香りで巧みに表現しているこちらのフレグランスは、柔らかく温かみのあるパウダリーなアクセントが随所に散りばめられ、高貴でノスタルジックな世界観を彷彿とさせます。控えめでありながらも、女性の芯の強さや官能的な側面が見え隠れする奥深い香りに心酔。香りの構成はこちらトップノート:イタリアンベルガモット、キャロットオイルハートノート:イリス、ヘリオトロープベースノート:バニラ、アンバーシークレット ガーデニア この投稿をInstagramで見る ミラーハリス MillerHarris 香水(@millerharris.jp)がシェアした投稿 非日常を味わうことができるこちらのフレグランスは、古典小説「秘密の花園」の好奇心を掻き立てる世界観や、花々が美しく咲き誇る人里離れたイングリッシュガーデンが着想源になっています。花びらの柔らかな手触りが伝わってくるようなロマンチックな香りで、身に纏うだけで幸せを引き寄せてくれること間違いなし。香りの構成はこちらトップノート:ベルガモット、ユズ、アクア、ナシハートノート:ガーデニア、エジプシャンジャスミンアブソリュート、イランイラン、バイオレットペタルベースノート:ドリフトウッド、クリーミーサンダルウッド、シダーウッド、ムスクポワリエ ダンソワール この投稿をInstagramで見る ミラーハリス MillerHarris 香水(@millerharris.jp)がシェアした投稿 夕焼けの空に輝く一筋の光りやガーデンに咲き乱れる花々など、幻想的な景色が目の前に広がるこちらのフレグランスは、温かみのある芳醇な香り立ちが特徴的で、ジューシーな梨のフレーバーとその複雑な香りにインスパイア。香りの構成はこちらトップノート:イタリアンベルガモットハートノート:ラムエッセンス、ターキッシュローズ、インディアンパピルスベースノート:バーチタールオイル、パチョリ、ホワイトシダーウッドPerfumer H(パフューマー H)フィグ この投稿をInstagramで見る Perfumer H(@perfumerhlondon)がシェアした投稿 イギリスのガラス職人によって製作されている、重厚感のあるアポセカリー風のボトルが目を惹くこちらのフレグランスは、絶妙な深みと官能性が閉じ込められたまさに夏場にふさわしい夢のような香り。使われている香料はこちらイチジクグリーンリーフオレンジオードブルートローズオイル(トルコ産)シダーウッド(アトラス産)黒胡椒フランキンセンスムスク※ 賦香率20%(香水に含まれる香料濃度の割合)レイン・クラウド この投稿をInstagramで見る Perfumer H(@perfumerhlondon)がシェアした投稿 原産地まで徹底的にこだわった香料を贅沢に使用しているこちらのフレグランスは、花々が咲き乱れる瑞々しい庭と雨雲をイメージした風景画のように洗練された香り。飽きることのない香りの豊かな広がりや、どこに置いても様になるスタイリッシュな佇まいにも心が浮き立ちます。使われている香料はこちらベルガモットマンダリン(イタリア産)ジャスミン(エジプト産)オレンジフラワーアブソリュート(チュニジア産)イランイランアブソリュート(レユニオン島)カッシー(フランス産)アンジェリカベチバーハイチブルボンバニライリスアブソリュート(中国産)アンバーホワイトムスク※ 賦香率15%(香水に含まれる香料濃度の割合)いかがでしたか? この投稿をInstagramで見る Perfumer H(@perfumerhlondon)がシェアした投稿 幼少期から自然をこよなく愛していたLyn Harris(リン・ハリス)の情熱を宿したフレグランスは、これから先も流行りに関係なく世界中の人々を魅了し続けるはず。喧騒あふれる街中では決して感じることができない自然美を体感したい方や、相手の記憶に刻み込まれるようなハイセンスな香りをお探しの方は、ぜひお見逃しなく!
2022年06月18日フジテレビ系月9ドラマ『ガリレオ』シリーズの最新作で映画化第3弾となる『沈黙のパレード』(9月16日公開)で、女優の川床明日香と出口夏希が姉妹役で共演することが6日、発表された。主演の福山雅治が天才物理学者・湯川学を演じ、柴咲コウ、北村一輝、飯尾和樹、吉田羊、椎名桔平、檀れいといった豪華俳優陣が集結する同作。東野圭吾氏の累計1,470万部を超えるガリレオシリーズ第9弾『沈黙のパレード』を原作に、『容疑者Xの献身』(08)、『真夏の方程式』(13)、『マチネの終わりに』(19)など数々のヒット作を世に送り出した西谷弘監督がメガホンをとる。同作では、行方不明になっていた女子高生が数年後に遺体となって発見される事件が発生。湯川の親友でもある先輩刑事・草薙がかつて担当した少女殺害事件で、無罪となった男が容疑者として浮上する。その男は今回も完全黙秘を貫いて証拠不十分で釈放され、女子高生が住んでいた町に戻って来る。そして夏祭りのパレード当日、さらなる事件が起こる。今作の舞台となる菊野商店街の定食屋「なみきや」を営む並木祐太郎(飯尾和樹)と妻・真智子(戸田菜穂)の娘で姉・佐織をNHK連続テレビ小説『なつぞら』のスピンオフドラマ『十勝男児、愛を叫ぶ!』(19)などで注目を集める川床、妹・夏美を是枝裕和監督初のNetflixシリーズ『舞妓さんちのまかないさん』でW主演が決定している出口が演じる。それぞれの役をオーディションで勝ち取った2人。川床は「とにかく不安でした。嬉しさよりも役を演じきれるかとても不安でした」、出口は「オーディション台本を頂いた時に、絶対演じたい! と思っていたのでとても嬉しかったです」と当時の心境を語っている。コメントは以下の通り。■川床明日香オーディションで合格した時は、嬉しさよりも、自分が「佐織」という役を演じきれるのか漠然とした不安がありました。物語としてみると「佐織」は悲しい役かもしれないですが、演じている時は、本当に色々な人達に愛してもらったと感じる時間の方が長かったので、私は「佐織」と過ごす時間がすごく幸せな時間でした。撮影中の西谷監督は、とても集中されていた印象です。時には挨拶しても聞こえないくらい集中されていて、作品に対する真摯な想いを感じ、私も「佐織」をどう演じればよいかと常に考えました。元々お芝居は好きでしたが、ひとつの作品を作るということに参加できる楽しさを感じ、またこの作品を通してやはりお芝居が好きだと思えるようになったので、今後もお芝居を続けていけたらすごく幸せだなと思います。■出口夏希オーデション台本を頂いて、絶対に演じてみたい!と思った役でしたので、合格した時はとても嬉しくて「おっしゃっ!」という感じでした(笑)。私の演じた「夏美」は、すごく明るく元気な女の子です。両親やまわりの人達が悲しんでいる時は「私はしっかりしないと」と責任感も強い性格なので、普段より声を張ったり、少し大きめな笑顔などを意識して演じました。そんな「夏美」の良いところを表現出来ていればよいなと思っています。今回の作品で、お芝居に対して以前よりも前向きに考えられるようになりました。まだ経験値も少ないので、今後は頂いたお仕事に一つ一つ丁寧に向き合いながら、色々な経験をさせて頂いて今後の目標を見つけていきたいと思います。■西谷弘監督並木佐織という娘に、その両親や近所の仲間たちは惜しみなく愛情を注ぎ育てました。そんな大人たちの愛にどれだけ感情移入できるかが、この映画のカギ。そこで、観客がその想いにより共感してもらうためにも、佐織役にはまだ名も無き新人からの抜擢にしてみたいと。それならば妹の夏美役もと、同時にオーディションを組んでもらいました。2人ともお会いしたのは初めてです。2人に共通して言えることは、ベテラン俳優さんたちに囲まれながらも物怖じせずに演じきったこと。その成長のスピードとパワーは「若さ」だけではない。「才能」だと感じました。(C)2022「沈黙のパレード」製作委員会
2022年06月06日人気アイドルから、心理カウンセラーへ――。自身の経験から相手の心に寄り添うことを仕事にした中元日芽香さんが考えるフェムケアとは?Femcare File興味を持つことでフェムケアは身近に。心理カウンセラーとして活動する以前は、アイドルグループに所属していた経験もある中元日芽香さん。グループの中でも、生理についての捉え方は人それぞれだったよう。「ananフェムケア委員会のみなさんとお会いした時に“心も体も十人十色”というお話になりましたが、アイドルグループで活動をしている時はまさにそれを実感する日々でした。生理についてオープンに話す子もいるし、逆に全く話さない子もいるし。特に周囲とそういう話をしない、できない人にとっては、女性特有の悩みにみんなで向き合うこの連載を通して“私と同じだ!”と共感できる情報をお届けできたらいいですよね。私は普段、心理カウンセラーという立場でお仕事をしているのですが、生きていく上で共感してくれる人がいること、共感できる情報があること、そして自己理解を深めることがすごく大事だと感じています」年齢とともに生理が重くなり、低用量ピルを服用するようになったという中元さん。それに伴う、心と体の変化はあったのでしょうか?「私の場合は生理痛の緩和だけではなく、生活していく上で女性特有の気持ちのアップダウンが緩やかになった気がします。低用量ピルを服用してむくんでしまったというお話を聞くこともあるので、人それぞれですが、もし体質に合うなら生理はすごくラクに。また、通う婦人科にもよりますが、ピルを服用している人は1年に1度、子宮頸がん検診を受けることをおすすめされます。定期的な検診のタイミングがあることで、自分の体について向き合うきっかけにもなりますし、いろいろと考えさせられる部分もあったり。クリニックに行くと女性の体についての資料や貼り紙があったりもするので、そこで自分の知識が増えているなという実感もあります」連載の委員会メンバーとの交流がきっかけで、フェムケアアイテムにさらに興味を持ったという中元さん。デパートでのフェムテック関連のイベントにも足を運んだそう。「最近だと百貨店にフェムケアアイテムを展開するブランドさんが出店されていたりしますよね。より身近に、フェムケアを感じられる機会も増えたように感じます。例えばデリケートゾーンソープの使い方のコツなど、初心者にも一から丁寧に説明してくださるんです。しっかり説明を聞きながらだったら、一度も触れたことがないアイテムも安心して購入できるのがいいですよね。私はその際に購入したデリケートゾーンソープの他にも、尊敬している方が健康管理の一つとしてハーブティーを取り入れていると聞き、影響を受けて最近飲み始めました。体調を整えるために通っている鍼灸院で“もう少し意識的に水分を摂るようにしてみてください”とアドバイスをいただいたので、“せっかくならお水よりもさらに体に良いものを”とちょうど自分でも思っていたこともあったので。以前は冷たいお水やお茶を飲むことが多かったのですが、常温のハーブティーに変えてからは体の冷えを感じることが減りました。私は『NeRoLi herb(ネロリハーブ)』のオリジナルブレンドハーブティーを愛飲中。種類が豊富なので、その時どきの体調によってブレンドを変えてもらっています。ハーブティーというとなんとなく味にクセがあるイメージでしたが、『ネロリハーブ』のものは美味しくて、飲みやすい。ストレス・アレルギー・生理不順など、様々な体のお悩みに寄り添ってくれるので、みなさんにもぜひおすすめしたいです」中元さんのおすすめフェムケアアイテムWaphytoインティメイト ウォッシュ(デリケートゾーン用洗浄料)マイルドな泡でやさしく洗う専用アイテム。顔やボディとpH値が異なるデリケートゾーン用に、弱酸性の処方設計に。やさしい洗い心地ですが、脂性の汚れをしっかりと落としてくれます。香りが良く、マイルドな泡で、初めてデリケートゾーンウォッシュを使ったという中元さんも抵抗なく生活に取り入れられたそう。120ml¥2,750(ワフィトinfo@waphyto.com)なかもと・ひめか1996年4月13日生まれ、広島県出身。15歳から「乃木坂46」に加入。グループ卒業後は認知行動療法やカウンセリング学などを学び、現在は心理カウンセラーとして活動中。ニット¥19,800(ガールズソサエティ)Tシャツ¥2,990パンツ¥6,990(共にギャップ新宿フラッグス店 TEL:03・5360・7800)ピアス¥28,600(バージュエリー/ジェムプロジェクター TEL:03・6418・7910※『anan』2022年5月25日号より。写真・女鹿成二スタイリスト・石川美久ヘア&メイク・遊佐こころ(PEACE MONKEY)イラスト・REDFISH取材、文・広田香奈(by anan編集部)
2022年05月23日タレント・野々村真の娘でモデルの香音が14日、千葉・幕張メッセで開催された日本最大級のファッション&音楽イベント「Rakuten GirlsAward 2022 SPRING/SUMMER」に出演した。香音は、「CALNAMUR」のステージに、ブルーのマーブル柄のキャミワンピース姿で登場。ほっそりとした二の腕や美しいデコルテを披露し、スリットから美脚もチラリ。キュートなルックスで観客を魅了し、ランウェイの先端ではウインクも披露した。「GirlsAward」は、2010年から開催している日本最大級のファッション&音楽イベント。新型コロナウイルスの影響で過去2年は開催を延期しており、2019年9月以来2年半ぶりの開催となる。今回のテーマは、“女の子はきらきら輝き続ける”という思いを込めて「STAY GOLD ~Keep on girls story~」。人気モデルによるファッションショーやアーティストによるライブステージなどを展開した。撮影:蔦野裕
2022年05月15日全国無料放送のBS12 トゥエルビ(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:須磨直樹)は5月7日(土)よる7時より『シティーハンター THE MOVIE 史上最香のミッション』(2019年・仏)を放送します。Ⓒ AXEL FILMS PRODUCTION - BAF PROD - M6 FILMSCopyright Axel Films Production1.映画「シティーハンター THE MOVIE 史上最香のミッション」フランスで実写化し観客動員数168万超、社会現象を巻き起こした大ヒット作!原作・北条司が「これぞシティーハンター!」と太鼓判を押す完成度でおくる、抱腹絶倒のアクションエンターテイメント。原作愛にあふれる監督&主演を務めるのは、仏コメディ界の風雲児フィリップ・ラショー。(日本語吹替)■監督:フィリップ・ラショー■原作:北条司「シティーハンター」■出演:仏役名《日本役名》:キャスト(日本語吹替)ニッキー・ラーソン《リョウ》:フィリップ・ラショー(山寺宏一)、ローラ・マルコーニ《カオリ》 :エロディ・フォンタン(沢城みゆき)、マンモス《ファルコン》 :カメル・ゴンフー(玄田哲章)、トニー・マルコーニ《ヒデユキ》:ラファエル・ペルソナ(田中秀幸)、エレーヌ《サエコ》 :ソフィー・モーゼル(一龍斎春水)、パンチョ:タレク・ブダリ(浪川大輔)、ジルベール・スキッピー:ジュリアン・アルッティ(多田野曜平)、ドミニク・ルテリエ:ディディエ・ブルドン(土師孝也)、他日本語吹替:恒松あゆみ、三上哲、伊倉一恵、神谷明■コピーライト:Ⓒ AXEL FILMS PRODUCTION - BAF PROD - M6 FILMSCopyright Axel Films Production■番組HP: シティーハンター THE MOVIE 史上最香のミッション | 土曜洋画劇場(海外映画テレビ番組) | 無料ドラマ・映画 | BS無料放送ならBS12(トゥエルビ) : 2.みどころ(映画評論家・立花 珠樹 氏)■日本アニメへの愛にあふれたフランス映画おなじみの「もっこり」もしっかり受け継ぐフランス映画『シティーハンターTHEMOVIE史上最香のミッション』の原作は、北条司の漫画「シティーハンター」だ。1985年から91年にかけて「週刊少年ジャンプ」に連載されたこの漫画は、アニメ化されて人気テレビシリーズになった。映画で「監督・脚本・主演」の一人三役を務めたフィリップ・ラショーは、80年生まれのフランス人。子どもの頃、フランスのテレビでも放映された「シティーハンター」を見て大ファンになったという。ラショーが長年の夢をかなえて完成させたこの実写版は、いかに基になった日本アニメへの愛情とリスペクトにあふれていることか。水色のジャケット、赤いTシャツの主人公のファッションをはじめ、細部に至るまでアニメの表現を大切にした映像から、よく伝わってくる。ストーリーを簡単に紹介しておこう。リョウ(ラショー)は、表ざたにできないさまざまな問題を依頼されて解決するプロフェッショナルだ。銃の腕前は超一流で、身体能力も抜群だが、難点は度を越した女好き。美女を見ると「もっこり」してしまい、仕事のパートナーのカオリ(エロディ・フォンタン)から怒られてばかりいる。ある日、リョウは、香りをかいだ相手を夢中にさせる「キューピッドの香水」の警護を依頼される。だが、一瞬のすきに、香水が何者かに奪われてしまう。原作の人気ワードだった「もっこり」を、実写版でもしっかり受け継ぎ、冒頭に「モッコリー氏」まで登場する。それ以外も下ネタ満載だが、不潔な感じではない。からっと明るい笑いを誘うのは、作り手のラショーが、主人公のリョウを大好きなためだろう。フランス映画といえば、おしゃれな恋愛をイメージしがちだが、こうしたおバカな映画を喜々として作る映画人がいて、しかもヒットした(公開から2週間で観客100万人に達した)ことに驚かされる。スタジオジブリの作品や「鬼滅の刃」だけでなく、幅広い日本の漫画やアニメ作品が、世界中で愛されているのだ。日本語吹き替え版では、リョウは山寺宏一、カオリは沢城みゆきが担当。元々のアニメでリョウとカオリを担当していた神谷明と伊倉一恵も特別出演している。Ⓒ AXEL FILMS PRODUCTION - BAF PROD - M6 FILMSCopyright Axel Films ProductionⒸ AXEL FILMS PRODUCTION - BAF PROD - M6 FILMSCopyright Axel Films ProductionⒸ AXEL FILMS PRODUCTION - BAF PROD - M6 FILMSCopyright Axel Films ProductionⒸ AXEL FILMS PRODUCTION - BAF PROD - M6 FILMSCopyright Axel Films ProductionⒸ AXEL FILMS PRODUCTION - BAF PROD - M6 FILMSCopyright Axel Films ProductionⒸ AXEL FILMS PRODUCTION - BAF PROD - M6 FILMSCopyright Axel Films Production■BS12 トゥエルビについて■三井物産(株)100%出資の24時間全国無料のBS放送局です。スポーツ中継や大人の趣味教養など、上質なエンタテインメント番組を総合編成でお送りしています。視聴方法は、BS+12ボタン、または3桁番号222チャンネルです。BS12 | BS無料放送ならBS12 トゥエルビ : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年05月02日京都発の老舗・お香専門店「薫玉堂」が、2022年4月24日(日)京都・寺町二条界隈に路面店をオープンする。日本最古のお香の専門店「薫玉堂」「薫玉堂」は、1594年に京都西本願寺前で創業以来、428年に渡って“香り”を作り続けてきた、日本最古の御香調進所だ。現在は、京都の時間や季節、情景などをテーマに、古都の様々な表情を感じられるような香りなどを提案している。京都イメージの線香や和のフレグランス香りは、代々伝わる調香帳(レシピ)をもとに、天然の原料にこだわりながら制作。コロンとした形が愛らしい「印香」や、和のフレグランスとして楽しめる「塗香」、京都の情景をイメージした「紙箱線香」などのお香に加えて、フレグランスオイルやディフューザー、ハンドクリーム、ソリッドソープなど、コスメや雑貨なども展開している。“香りが選べる”線香セット&限定のお香も新店舗「薫玉堂寺町店」は、“こころを癒やす香りを誂える”がコンセプト。好みの香りを選べて詰め合わせにできる線香セットや、寺町二条界隈の町並みをイメージした限定品の線香「寺町705」などを販売する。香袋ワークショップも体験OKまた、体験型イベントとして、自分だけの香りを調合できる香袋ワークショップも実施。ハーブやお香をブレンドしてオリジナルの香袋が作れる、ユニークなイベントとなる。【詳細】薫玉堂寺町店オープン日:2022年4月24日(日)営業時間:10:00~18:00住所:京都市中京区寺町通二条上ル西側要法寺前町 705–2TEL:075–222–5860<薫玉堂寺町店 限定品>・線香寺町 20g 1,980円■ワークショップ・香袋ワークショップ 2,200円・香木のたき方ワークショップ 3,300円※開催日程と予約方法は都度ホームページにて案内。■ノベルティオープン日より、3,300円(税込)以上購入者に数量限定で、香木の香りを愉しむための道具をモチーフにした限定の栞をプレゼント。
2022年04月14日日本最大の薫物線香メーカーの業界団体:日本薫物線香工業会、および同会青年部で40代以下の若手経営者・後継者有志で構成される「香・未来の会(会長:桐月 篤郎)」は、日本の薫香の魅力の発信を目的に、4月18日「お香の日」に向け、若手経営者・後継者自らの手での街頭サンプリングイベントを4月16日(土)大阪高島屋前にて開催します。※シン化=「進化」「深化」「新化」の総称(左)「お香の日」リーフレット、(右)2019年開催時の様子1. 日時・場所日時:2022年4月16日(土) 14:00~17:00(予定数配布次第終了)場所:大阪高島屋(なんば)正面玄関前 交差点付近2. ポイント(1) 個性あふれる「お香・お線香のサンプル」を無料配布伝統ある和の香りから お花やスイーツの香りまで、各メーカーの個性あふれるお香・お線香サンプルを無料配布(2,000セット)します。(2) 「薫香の魅力」を伝えるオリジナルリーフレットの配布業界有志が手を取り合って作成したリーフレットを、セットで配布します。(3) 老舗薫香線香メーカーの若手経営者・後継者が自ら街頭でPR薫香文化の守り手である薫物線香メーカーの30~40代の若手経営者・後継者が共通の法被に身を包み、自ら街頭で日本のお香の魅力を発信します!3. 本イベントにおける新型コロナ感染防止対策「事前の体温チェック」「不織布マスク・手袋の常時着用」「同時配布人数の制限」を行い、感染症対策を講じたうえで実施いたします。4. 本イベントの背景日本における薫香市場は約280億円(平成28年 経済産業省 経済センサス 調べ)といわれております。薫香市場は主に「趣味としてのお香」「仏事用の線香・薫香」に用途がわかれますが、薫香需要(数量)の大半は仏事用線香が占めております。昨今においては、コロナ禍に伴うおうち時間ニーズの高まりを背景に部屋焚き香の需要が高まる等、消費者の需要の変化もありました。香り製品が身近になった今、もっと日本の薫香に関心をもっていただく機会を作りたい。そうした想いから業界勇志が立ち上がり本活動を行っております。5. 4月18日が「お香の日」である由来『日本書紀』によると、西暦595年4月、「沈水、淡路島に漂着」と記され、ひと抱えもある香木が漂着したと記述されています。島民がその木を焼くと良い香りが辺り一面に広がったので驚き、それを朝廷に献上した、と続きます。この、淡路島に漂着した「四月」と、漢字の十八日を組み合せると「香」の字ができることから、全国薫物線香組合協議会(現:日本薫物線香工業会)が制定致しました。6. 主催団体について(1) 日本薫物線香工業会について日本薫物線香工業会は、全国の薫物線香メーカー47社が所属する、日本最大の団体です。1960年(昭和35年)に業界の維持発展を目的に結成された全国薫物線香組合協議会を前身としております。主な活動として、定期総会の開催の他、薫物線香の需要喚起に向けた啓蒙活動(リーフレット等の作成)などを行っております。団体名: 日本薫物線香工業会代表者: 理事長 畑 正高(株式会社松栄堂 代表取締役社長)所在地: 〒656-2132 兵庫県淡路市志筑新島5-2 淡路市商工会内URL : (2) 香・未来の会について香・未来の会は、日本薫物線香工業会の参加社のうち、40代以下の若手経営者・後継者有志16社で構成されるグループです。主に業界内の親睦・情報交換や、薫香文化の発信企画などを行っております。団体名:香・未来の会代表者:桐月 篤郎(株式会社誠寿堂 代表取締役) 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年04月14日株式会社WS(所在地:東京都渋谷区、代表取締役社長:久保田 貴文、以下 当社)は、「TAKUMI TOKYO」より好評販売中のお香立て「凛」を気軽に外出先に持ち運びのできる専用BAGを米国クラウドファンディング「Kickstarter」で試験販売しておりましたが、この度正規商品化が決定しました。香りで空間をデザインするお香立て「凛」外出先でも「凛」を楽しめる専用BAGの正規商品化を決定クラウドファンディング「Kickstarter」URL: <支援期間:2022年2月21日(月)~4月22日(金)>■暮らしを彩る“お香”という新しいアート「TAKUMI TOKYO」の「凛」は、日本各地の職人と、日本とフランスの2つの香りのルーツを融合させた調香師と共に、開発しました。香水の都と言われる南フランス・グラースと古来より香りの文化が息づく日本。それぞれの伝統技術を融合し、自然との共存をコンセプトに、できる限りの天然香料を用いた製品を独自の感性で創出しました。『香りで空間をデザインする』生活に彩りや安らぎを添えられるように、リラックスアイテムとして、お好みの場所で、お好きな時に、上質な時間をお楽しみいただけます。■お香「凛」の利用シーン室内はもちろん、外出先でもポータブルだから、好きな時に好きな場所でお香を楽しめます。朝の目覚めからオンタイムの仕事時間、リラックス瞑想タイムや就寝前など、ライフスタイルに合わせて様々なシーンで香りをお楽しみいただけます。「お香をもっと身近に」様々なシーンでご利用いただけます。<「凛」専用BAGを開発>凛を気軽に持ち運びできるように、一枚ものの牛革を使った専用BAGを開発しました。凛BAG展開写真現在、クラウドファンディング「Kickstarter」にて先行販売を行っており、この度正規販売が決定いたしました。(Kickstarter URL: )「凛」持ち運びイメージ■「凛」の使い方(1)好きな香りを選ぶ(2)「凛」にお香をセットする(3)火を灯す(4)香りを楽しむ※詳しいご使用方法は下記のURLより動画でご確認ください。(凛 -RIN- 使い方のご紹介) お香特有の「煙」の揺らぎは、視覚的にも癒しを感じられるのも魅力です。また、1本の燃焼時間が約25分という特徴を生かした使い方もお薦めです。立ちのぼる煙も趣があり、視覚からもお楽しみいただけます<使用上の注意>・お香立てをご使用ください。・保管は高温多湿を避けてください。(変質の恐れがあります)・お香の燃焼時間は約25分となりますが、季節や環境によって、多少異なります。・お子様やペットの手が届かないようご注意ください。・点火中はその場を離れないでください。・用途以外で使用しないでください。■利用者の感想・Jem様(YouTube) ・Cheesie様(Instagram)(1) (2) (3) ■会社概要会社名 : 株式会社WS代表者 : 代表取締役社長 久保田 貴文所在地 : 東京都渋谷区円山町6番7号 渋谷アムフラット1F設立 : 平成28年6月10日資本金 : 1,000,000円事業内容: 飲食店経営、企画及び経営コンサルティング/ウェブサイト・デジタルコンテンツの企画、設計、開発、各種情報提供サービス、運営及び販売/通信販売/衣料・日用雑貨・アクセサリーのデザイン、企画、製造、販売及び輸出入/広告業及び広告代理店業/各種店舗、建設及び室内空間のデザイン企画、制作及びコンサルタント業務HP : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年04月06日「バラの香り」をテーマとした庭園「練馬区立 四季の香(かおり)ローズガーデン」では、春イベント「スプリングフェスティバル」を、2022年4月29日(金・祝)から5月29日(日)までの期間で開催する。「練馬区立 四季の香 ローズガーデン」の春イベントそれぞれテーマの異なる2つのローズガーデンを中心に、園内で多種多様なバラを展示している「練馬区立 四季の香(かおり)ローズガーデン」。2021年のリニューアル後初となる今回の「スプリングフェスティバル」では、冬の休眠期に蓄えたエネルギーを使って大きく色鮮やかに咲くバラが来客者を出迎えてくれる。約320品種460株のバラが見ごろにバラが見頃となる5月中旬から下旬には、約320品種460株の美しいバラたち。紅茶を感じる爽やかな香りのシンボルローズ「四季の香」をはじめ、ダマスク、スパイシーなど6種類の香りを楽しめる「香りのローズガーデン」と、赤やピンクなど色とりどりのバラが咲く「色彩のローズガーデン」に、多彩なバラの花が咲き誇る。マルシェやアレンジメント教室など多彩な企画また、イベント期間中は、日替わりで様々な店舗が出店するマルシェ、日本大学芸術学部音楽学科によるガーデンコンサート、第一園芸の“バラ王子”こと江辺雄亮によるアレンジメント教室、ガーデナーとともに庭を散策しながらバラを鑑賞するガーデンツアーなど、多彩な企画が用意されている。開催概要「スプリングフェスティバル」開催期間:2022年4月29日(金・祝)〜5月29日(日)※バラの見ごろは例年5月中旬から下旬開催時間:9:00〜18:00開催場所:練馬区立 四季の香ローズガーデン入場料:無料※状況により内容が変更となる場合あり。※開花状況はやイベント詳細は、練馬区立 四季の香ローズガーデンのホームページを確認。
2022年04月01日オサジ(OSAJI)は、新複合型ショップ「エンソウ(enso)」を2022年4月1日(金)を鎌倉にオープンする。オサジ、レストラン&調香専門店複合の新店舗トータルビューティーブランド・オサジが展開する新店舗「エンソウ」は、ショップ・レストラン・ホームフレグランスが作れる調香専門店を併設した、複合型ショップだ。店名の「エンソウ」とは、禅における書画「円相」と「演奏」に由来。季節の食材を味わい、香りに触れて、日常生活に心地よい循環を生み出すことを目指す。鎌倉野菜が味わえる「レストラン」目玉となるのは、モダンフレンチをベースにした料理・スイーツが味わえるレストラン。地元・鎌倉の野菜を中⼼に、その時期の旬の食材を使用した季節料理をコース仕立てでランチタイムに提供する。またカフェタイムには、自家製ドリンクや軽食を用意。「季節のポタージュ」や「旬の香りのデザート」など、季節感を楽しめる贅沢なメニューがラインナップする。ホームフレグランスを調香体験「kako -a scent-」と名付けられた調香専門店コーナーでは、自分好みの「家の香り(ホームフレグランス)」をカスタマイズできる。30種類以上のシングルエッセンシャルオイルの中から、心地よいと感じる香りを選び、ハーモナイズしていくことで“いい⾹り”を導いていく。蔵前にオープンした「kako-家香-」よりもよりシンプルで直感的に香りを選べるので、「kako-家香-」で調香体験したことがある人もぜひトライしてみて欲しい。オリジナル調味料の販売もまた、併設のショップでは、オサジのセレクトアイテムを中心に、コスメ製品を展開。さらに、エンソウオリジナル製品として、オリジナル柚子胡椒や、季節の素材を用いたインフューズドオイルなど、レストランで実際に使われている調味料も販売する。【詳細】新複合型ショップ「エンソウ(enso)」オープン日:2022年4月1日(金)住所:神奈川県鎌倉市小町2丁目8-29TEL:0467-39-6141定休日:水曜日(水曜が祝日の場合、翌平日)営業時間:■レストラン平日 ランチ:11:00~15:00(L.O. 13:30)<時間制・予約制>、カフェ:15:00~18:00(L.O. 17:00)土日祝 11:00~18:00(L.O. 16:30)<時間制・予約制>※予約はエンソウ公式サイトを確認。■ショップ<オサジ>10:30~18:00■kako - a scent -10:30~18:00<時間制・予約制>
2022年04月01日「バラの香り」をテーマとした庭園「練馬区立 四季の香(かおり)ローズガーデン」では、春イベント「スプリングフェスティバル」を、2022年4月29日(金・祝)から5月29日(日)までの期間で開催されます。「練馬区立 四季の香 ローズガーデン」の春イベントそれぞれテーマの異なる2つのローズガーデンを中心に、園内で多種多様なバラを展示している「練馬区立 四季の香(かおり)ローズガーデン」。2021年のリニューアル後初となる今回の「スプリングフェスティバル」では、冬の休眠期に蓄えたエネルギーを使って大きく色鮮やかに咲くバラが来客者を出迎えてくれます。約320品種460株のバラが見ごろに園内で楽しめるのは、約320品種460株の美しいバラたち。紅茶を感じる爽やかな香りのシンボルローズ「四季の香」をはじめ、ダマスク、スパイシーなど6種類の香りを楽しめる「香りのローズガーデン」と、赤やピンクなど色とりどりのバラが咲く「色彩のローズガーデン」に、多彩なバラの花が咲き誇ります。マルシェやアレンジメント教室など多彩な企画また、イベント期間中は、日替わりで様々な店舗が出店するマルシェ、日本大学芸術学部音楽学科によるガーデンコンサート、第一園芸の“バラ王子”こと江辺雄亮によるアレンジメント教室、ガーデナーとともに庭を散策しながらバラを鑑賞するガーデンツアーなど、多彩な企画が用意されています。【開催概要】「スプリングフェスティバル」開催期間:2022年4月29日(金・祝)〜5月29日(日)※バラの見ごろは例年5月中旬から下旬開催時間:9:00〜18:00開催場所:練馬区立 四季の香ローズガーデン
2022年03月30日ピエール・エルメとダイドーがコラボレーションしたペットボトル飲料「ピエール・エルメ×贅沢香茶 レモンティー」が再登場。2022年3月28日(月)より、量販店等で販売される。“レモン尽くし”フレーバーを再現したレモンティーが進化ピエール・エルメ・パリ(PIERRE HERMÉ PARIS)を展開し“パティスリー界のピカソ”とも称されるパティシエ、ピエール・エルメ。2021年6月に発売したダイドーとのコラボレーション「ピエール・エルメ×贅沢香茶 レモンティー」は、ピエール・エルメによる“レモン尽くし”フレーバー「アンフィニマン シトロン」をイメージした本格的な味わいのレモンティーを、ペットボトルで手軽に楽しめると好評を博した。レモンの香りがより一層華やかにそんな人気ドリンク「ピエール・エルメ×贅沢香茶 レモンティー」が、パワーアップして再登場。レモンの華やかな香りをより一層楽しめるフレーバーにリニューアルした。ベースとなっているのは、紅茶の旬と言われる「クオリティシーズン」のセイロン茶葉。この茶葉を100%使用した紅茶に、丸ごと搾ったレモン果汁、レモンピールエキス、隠し味にレモングラスエキスを加えることで、豊かな香りとすっきりとした甘さを楽しめるドリンクに仕上げた。高級感のあるゴールドキャップリニューアル発売に合わせて、パッケージも刷新。ゴールドのキャップとマットなラベルで高級感を演出している。【詳細】ダイドー「ピエール・エルメ×贅沢香茶 レモンティー」500ml 160円発売日:2022年3月28日(月)販売店舗:量販店等【問い合わせ先】ダイドードリンコお客様相談室 フリーダイヤルTEL:0120-559-552
2022年03月20日株式会社FUNE -フューネ-(本社:愛知県豊田市、代表取締役:三浦 直樹、以下「フューネ」)は、株式会社八木研(本社:大阪市東成区東今里)がブランド展開する現代仏壇のギャラリーメモリアと、株式会社日本香堂(本社:東京都中央区銀座)が運営するお線香・お香・アロマ・フレグランスなどの香りの専門店、香ぎゃらりぃとの日本初のコラボショップ「ギャラリーメモリア with 香ぎゃらりぃ」を、令和4年3月23日(水)、百貨店星ヶ丘三越(名古屋市千種区星が丘元町)8Fにオープンします。店舗イメージパースフューネが開設する仏壇店としては5店舗目となる「ギャラリーメモリア with 香ぎゃらりぃ」は、現代仏壇のギャラリーメモリアと香りの専門店香ぎゃらりぃがコラボした、日本で初めての店舗となります。フューネは葬儀社であることの強みを活かし、従来型の仏壇販売店においても、専門のスタッフが店舗内で気軽に終活相談等を行う「葬儀コンシェルジュ」を実施し、大変好評をいただいてまいりましたが、今回の店舗開発では「青雲」や「毎日香」などで知られる日本香堂の香ぎゃらりぃとコラボレートすることで、更に集客力の向上を図り、ブランドの魅力を発信していきたいと考えています。超高齢化社会の到来や核家族など変わりゆく現代でも、ご先祖様や大切な方を想う気持ち、感謝する気持ちは変わらないと考えます。お仏壇のある暮らしや、お香、お線香が持つ和の香りのご提案を通じて「ギャラリーメモリア with 香ぎゃらりぃ」は、皆さまの感謝の気持ちを伝えるお手伝いをしていきたいと思っています。今回出店する星ヶ丘三越は、地下鉄の駅から直接入店できる、シニアにもうれしい百貨店です。星ヶ丘エリアは、動植物園や平和公園があり自然環境が整っていることに加え、文教地区ならではの雰囲気もあります。また大型のバスターミナルも構え、住みたい街の上位に名を連ねる名古屋の東の拠点ともいえるエリアです。ここで私たちは若者からファミリー、シニア、そしてハイクラス層までをターゲットに、歴史や伝統に敬意を払い受け継ぎながらも、新しい時代に対応し新たな店舗運営を行ってまいります。【ギャラリーメモリア with 香ぎゃらりぃ星ヶ丘三越店オープン概要】店名 :ギャラリーメモリア with 香ぎゃらりぃ 星ヶ丘三越店オープン日:令和4年3月23日(水)場所 :〒464-8661 名古屋市千種区星が丘元町14-14 星ヶ丘三越8階アクセス :名古屋市営地下鉄東山線「星ヶ丘」駅 三越連絡通路直結営業時間 :10:00~19:00電話番号 :052-918-2400【オープン記念セール実施概要】<期間>令和4年3月23日(水)~3月29日(火)の1週間<記念施策>1. ご来店のお客様にもれなくフューネオリジナルあずき庵どら焼きプレゼント(各日300個限定)2. 税込5,500円以上お買い上げで高級お香セットプレゼント(数量限定先着順)※無くなり次第、終了とさせていただきます。<限定販売>日本香堂厳選お線香セレクトセット(当店のみの特別セット)どら焼き高級お香セットお線香セレクトセット※画像はイメージです。実際の商品とは異なる場合がございます。◆会社概要会社名: 株式会社FUNE -フューネ-代表者: 代表取締役 三浦 直樹所在地: 〒471-0034 愛知県豊田市小坂本町六丁目15番地設立 : 昭和50年12月21日従業員: 200名(グループ会社含む)URL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年03月16日クラウドファンディングでオリジナルアロマが200%以上の達成実績のある“美調香師”池端 美和氏と当教習所教習生がコラボしてのオリジナルアロマが誕生!“Pure Drive~普段よりもっと運転が好きになる~”・クラウドファンディングでオリジナルアロマが200%以上の達成!“美調香師”池端 美和氏と当教習所教習生がコラボしてのオリジナルアロマが誕生!・千葉科学大生と企画“Pure Drive~普段よりもっと運転が好きになる~”を企画・学生と意見を出し合い、より千葉科学大生の通いやすい教習所を目指しました!創業61年、銚子市に一校の地域に根づいた歴史ある自動車教習所。社員一同、経営理念の「人と命を大切にし、共に成長し続けます」をモットーに、時代と共にレベルアップしながら日々、生涯無事故の安全運転者の育成を目指しています。社員全員ほめ達検定3級を持ち、ほめる教習を取り入れ、コミュニケーションの扉を開くことで、伝えたいことをしっかり受け入れてもらえる教習を行っています。また、教習の状況をクラウドで管理しており、指導員間で共有しているため、一時限毎のお客様のサポートとフォローアップをしっかりと行っています。若者の免許離れが進む昨今、学生のうちに免許を取得する人が少なくなってきています。就職し社会人となると時間が取れなくなってしまうこと、就職などで免許が必要になってくることから大学生のうちに免許を取得することが強く推奨されます。このため当教習所では地元唯一の大学である千葉科学大学に通う大学生に在学中に免許を取得してもらうため、現在当教習所に通う千葉科学大生から有志を募り「銚子大洋広報部」を立ち上げました。「千葉科学大生が通いたいと思う教習所」として始動したこのプロジェクトは今回第二期を迎え、広報部メンバーは、第一期メンバーのほかに男女合わせて4名の学生が追加で参加しました。活動期間は昨年10月から約3ヶ月間の期間で計4回のオンライン会議に精力的に参加していただきました。その成果として今回会議の中で実際に学生達から出た意見を取り入れ、各教習のシチュエーションに合わせたアロマを展開する企画を立ち上げました。それに伴い協力を得たのは、高校生とコラボし夢を香りで応援するプロジェクトをクラウドファンディングで成功事例のある株式会社MIWAIKEHATAの代表取締役である美容家・美調香Aromaアーティストの池端 美和氏に完全監修していただき、オリジナルブレンドのアロマをパッチにして教習所内に提供することとなりました。このアロマ企画は令和4年3月11日から提供開始しております。また4月からは第三期の広報部の活動がスタートする予定で、新しい学生メンバーも仲間に迎え入れ千葉科学大と教習所をさらに盛り上げていく予定です。詳しくは まで。オンライン会議の様子■会社概要 株式会社MIWAIKEHATA美容家・美調香Aromaアーティスト 株式会社MIWAIKEHATA、発光土地建物株式会社 代表取締役に池端 美和。2010年より事業分野を拡大し美容業をスタート。2014年アロマライセンスカレッジを開校。2015年アロマ化粧品ブランド「MIWAIKEHATA~ミワイケハタ~」を販売開始。2017年著書「どんなピンチも女を謳歌しながら乗り越えた。私、やりたいことは、決してあきらめない!」を出版。2019年株式会社MIWAIKEHATAを設立。関西の大手調剤薬局くるみ薬局において、兵庫医科大学敷地内薬局など調剤薬局でアロマを販売する事業をプロデュース。2021年高校生との共同研究から「高校生の夢を香りで応援するプロジェクト」をクラウドファンディングにて実現し「香り」SORCIER~ソルシエ~が誕生。2022年武庫川女子大学薬学部と業務提携を締結し、学生にアロマの取扱い指導や共同研究を行う。■概要 株式会社銚子大洋自動車教習所昭和36年10月23日株式会社銚子大洋自動車教習所創業 代表取締役社長に澤田 武次就任。昭和37年4月10日営業開始。普通自動車第一種免許・大型自動車第一種免許・普通自動二輪車免許の指定を受け、教習を開始する。昭和56年1月12日代表取締役に澤田 武男就任。昭和57年マスコット「大ちゃん」誕生。平成13年半径50km以内の地域で初めて大型二輪の教習を始める。平成18年二輪用2階建てコースを作る。普通二種教習スタート。平成20年12月合宿教習開始。平成24年10月24日代表取締役に澤田 裕江就任。平成26年10月教習業務サポートシステムDrivIT導入。平成26年11月社員全員「ほめ達検定3級」取得。平成27年6月認知症予防「脳若トレーニング」スタート。令和3年2月千葉県内で初めてオンライン学科教習をスタート。社名 : 株式会社銚子大洋自動車教習所所在地: 〒288-0837 千葉県銚子市長塚町3-654TEL : 0479-22-3451URL : e-mail: info@choshitaiyo-ds.com 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年03月15日cube 25th presents 音楽劇『夜来香(イエライシャン)ラプソディ』が、3月12日に東京・Bunkamura シアターコクーンにて開幕した。これに先立ち、報道陣向けに行われたゲネプロ1幕の様子をレポートする。芸能事務所キューブの創立25周年を記念した本作は、同社の20周年記念として上演された音楽劇『魔都夜曲』(2017年)に同じく、演出・河原雅彦×音楽・本間昭光のタッグで届けられる群像劇。劇中では第二次世界大戦末期の上海租界を舞台に、人種やイデオロギーの壁を超え、コンサートを開催しようとした人々の葛藤や夢が描かれる。時は1945年、日本軍の招集で上海租界に渡っていた主人公の作曲家・服部良一(松下洸平)は、「夜来香」をヒットさせた中国人作曲家・黎錦光(白洲迅)や人気女優で歌手の李香蘭(木下晴香)と厚い友情を育む。ついには彼らを中心にした大規模な西洋式コンサート開催の計画が持ち上がるも、実現にいたるには日本軍や中国本土の政治勢力、上海マフィアによる思惑や数々の困難を乗り越えねばならなかった──。1幕はこのコンサートと開催にいたるまでの回想シーンで構成された。開幕前にはコンサートを警備する憲兵姿のキャストが客席通路に現れ、観客を当時の上海へいざなう。ほどなくステージにはタキシードに身を包み、タクトを振る服部の姿が。コンサート始動の口上を経てこれまでの道のりを振り返り始めると、全キャラクターが登場するステージングに発展。それぞれが本間作曲のオリジナルテーマソング「希望の音」に乗せ、音楽に秘められた可能性を歌う。“音楽劇”にふさわしく、キャストの歌声が堪能できるのも本作の大きな魅力だ。社交の場であるクラブで黎や香蘭と出会った服部は、感激のあまり「夜来香」をハリのある美声で歌い出す。そのあとを継いで香蘭もシームレスに加わり、続いて服部が作曲した「蘇州夜曲」を披露した。夜の街へ出かけた服部・黎・香蘭の3人が繰り出す賑やかな「タリナイ・ソング」、コンサート開催に懐疑的な服部に向かって黎が諭すように歌う「祖国の柱」など多彩な楽曲が劇世界を彩る。バンドの迫力ある生演奏も聴きどころだろう。松下は、音楽をこよなく愛するピュアな服部像を大きなリアクションで体現する。一方で「音楽を、日本軍にとって都合のよい“道具”として利用する」ことに抵抗を示し、葛藤する一面も。そんな彼の心を開かせる黎を、白洲は穏やかながらも熱い想いのこもった演技で造形。木下も、日中間の荒波に翻弄される複雑な境遇の香蘭を凛としたたたずまいで演じた。この物語は、服部がコンサートの観客に向けた「このような時勢の中、お越しいただき誠にありがとうございます」「異様な状況下でも、ここに来ることを選んでくれた皆さんに感謝いたします」という口上で幕を開ける。閉塞感の漂う終戦期には、新型コロナウイルス感染症の影響でその姿を大きく変容させた現代社会がどこか重なる。時流に振り回されながらも音楽が持つ“希望”を高らかに掲げ続けた服部の姿から、コロナ禍の観客はどんなメッセージを受け取るだろうか。上演時間は約175分(休憩20分を含む2幕)。東京公演は3月27日(日)まで。その後、4月3日(日)に愛知・日本特殊陶業市民会館 ビレッジホール、7日(木)~10日(日)に大阪・サンケイホールブリーゼ、16日(土)に新潟・長岡市立劇場と巡演する。チケットぴあでは、東京公演の当日引換券を販売中だ。取材・文:岡山朋代撮影:桜井隆幸松下洸平・白洲迅・木下晴香開幕時コメント全文【松下洸平(服部良一役)】まずは、こうして無事に初日を迎えられることが、今のこのご時世にありがたいことです。我々はしっかり感染予防対策をして、お客様に楽しんでご来場頂けたるよう、最善を尽くしていきたいと思います。1945年6月の物語ですが、輝かしい経歴をお持ちの音楽家で指揮者の服部良一さんが、上海で音楽の可能性を求めて、黎錦光や李香蘭など支えてくれる人々と共に、時世と戦い駆け抜けていく物語です。我々自身も色々なものと戦いながら演劇を続けている最中、今のご時世と非常にリンクする部分も多いので、初日を迎えた時に、お客様そして我々がどう感じるのか非常に楽しみです。沢山の登場人物の中に、それぞれにすごく濃い物語が詰まっています。そして生バンドで素晴らしい演奏が聴けます。ジャズや皆さんも良くご存知の歌謡曲も沢山出てきますので、笑って泣いて、芝居と音楽を楽しんで頂けたら嬉しいです。【白洲迅(黎錦光役)】舞台の中のセリフにもあるのですが「いよいよ始まるな」という気持ちです。この“有事”に行われる舞台ということで、どうしても今と重ねてしまう部分もあるのですが、そこはしっかりプラスに捉えて作品にも良い作用をもたらせるように、そういう気持ちで臨んで、お客様にも楽しんで頂けたらと思います。僕自身は作品のタイトルにもある黎さんが作曲した「夜来香」を頼りに、稽古場でも黎錦光という人物像を創っていきました。「夜来香」はとても繊細で儚くて懐かしさがあって、あの繊細さはやはり黎さんの人となりが創ったのかなと思います。稽古場で、服部、黎、李香蘭3人が、屋台で飲むシーンの稽古の時に、休憩に入ってもそのままそこで話し続けていたあの瞬間が、すごく心地よくて楽しくて、僕らと役が一気にリンクした瞬間だったなと思い出します。ものすごく大変な時代に生きていたことを、いかに僕らが熱量高く演じられるか、それを大事に思って演じていきたいと思います。【木下晴香(李香蘭役)】李香蘭さんは映像や音源が多く残っている方ですが、今回の舞台では表に立っていないオフの彼女の姿を描く部分も多いので、あまりイメージにとらわれすぎず、この舞台ならではの李香蘭を創っていけたらと思っています。台本を読み進めていくうちに、彼女の核になっているものは本当に「歌」なんだと強く感じ、彼女にとって歌うこととはどんなことなのか、それを大切に演じていきたいと思っています。お稽古はマスクをしている状況でしたが、劇場稽古に入って初めてキャスト皆さんのお顔を全部見ることができましたので、本番に向けて更に深めて行けたら良いなと思います。千穐楽までより良い舞台を日々お届けできるように精一杯頑張ろうと気合を入れ直しているところです。それぞれの登場人物の生き様が濃く深く描かれ、それが融合して今の時代の皆さんにも響く作品となっています。是非ご期待ください。音楽劇『夜来香ラプソディ』チケット情報
2022年03月15日菅田将暉が月9初主演する「ミステリと言う勿れ」の7話が2月21日放送。早乙女太一演じる香音人の“真実”に「鳥肌立った」「演出が最高にやばい」などの声が殺到、門脇麦演じるライカの正体と、回想シーンに登場したゲストにも多くの反応が集まっている。天然パーマで友だちも彼女もおらず、カレーをこよなく愛する久能整を菅田さんが演じる本作は、整が淡々と自身の見解を述べるだけで難事件や人の心の闇を解きほぐしていく新感覚ミステリー。菅田さんのほか誤認逮捕でえん罪事件を起こした刑事・青砥成昭に筒井道隆。お調子者キャラで署内のムードメーカー的存在の池本優人に尾上松也。警察組織のなかで心が折れそうな日々を送っている風呂光聖子に伊藤沙莉。2話と3話に登場、整が再会を願っている犬堂ガロに永山瑛太。整の大学で心理学を教える准教授・天達春生に鈴木浩介。整が入院先で出会ったライカに門脇さん。虐待を受けている子どもを救うため親を“焼殺”している井原香音人に早乙女さん。香音人に救われ、彼の指示で整を拉致する下戸陸太に岡山天音といったキャストが出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。イブの夜、大隣総合病院で行われるイベントの手伝いをして欲しいと陸太に頼まれた整だが、陸太によって倉庫に監禁されてしまう。一方、その2日前、青砥たちは放火殺人事件で香音人を洗うことに。イブの夜、青砥たちは放火犯“炎の天使”を扱う都市伝説サイトの管理人、鷲見翼(今井悠貴)も放火殺人事件で生き残った子供だった事を突き止め。事情を聞きに向かう。捕われた整も陸太の弱点をついて形勢逆転に成功。整は香音人と会い放火殺人事件の真相を聞くことになる…というのが今回のストーリー。陸太に連れられ香音人の部屋で、2人から話を聞く整。こっそり風呂光に電話し会話を聞かせるのだが、風呂光は会話に奇妙な点を感じる。整は陸太に「あなたは香音人さんを殺したんですか」と問いかけ「僕は1度も香音人さんって人をみていません」と続け、以前火事の現場で陸太を見かけた際も1人だったことを指摘する。“天使”を辞めると言い出した香音人に見捨てられると思った陸太は、彼を刺殺。その後は自分の理想の香音人が生きていると思い込んでいたのだ。衝撃展開に「まさかのイマジナリーフレンド」「ここめっちゃ原作鳥肌立ったとこ」「演出が最高にやばい…すご…うわ…漫画読んでるのに寒気がした」などの声が上がるなか、陸太を演じた岡本さんに改めて「岡山天音天才すぎるのう」「岡山天音くんがすごいことは分かった、、さすがだ…」といった反応も多数。そこに現れるライカ。ライカは香音人の遺体を見ると最近の“天使”の仕事は雑で香音人のものとは思わなかったとつぶやき、何かを祈り出す。続いて青砥たちが突入してくる。するとライカは姿を消す…「ライカは、存在しない!?」「え?生きてるの?蛙の人の幻覚天使みたいにもう死んでるの?」「小日向文世さんが幽霊役だったから、もう一人いるんだろうな、とは思ってたけど、やっぱり」など、ライカの“正体”にも驚きの声が広がる。また回想シーンで幼い整のもとに現れた女性役で水川あさみが登場。「水川あさみも出るんか!!結構豪華だな!」「出る情報出てた???急に出てきてびっくりしてんけど…」など、こちらにもざわめきが広がっている。(笠緒)
2022年02月21日2022年2月13日、『岸谷香 感謝祭2022』が横浜のKT Zepp Yokohamaで開催された。根本要(スターダスト☆レビュー)と和田唱(TRICERATOPS)という素晴らしいゲストを招いてのステージ。この『感謝祭』は彼女の誕生日(2月17日)近辺に、感謝の気持ちを込めて行われるイベントで、近年恒例となっている。今回も通常のライブでは観られないサプライズやスペシャルな場面がたくさんあった。音楽の楽しさとバンドの楽しさが詰まった夜となった。まずは岸谷香(Vo&G)、Yuko(G&Cho)、HALNA(B&Cho)、Yuumi(Dr&Cho)というUnlock the girlsの4人での演奏からの始まり。オープニングナンバーは彼女たちの名刺代わりの曲「Unlocked」だ。岸谷が右手のこぶしを突き出して力強くシャウトしている。岸谷のテレキャスター、Yukoのレスポール、HALNAのベース、Yuumiのドラムスによる力強いアンサンブルからは、楽しいイベントにするのだという意気込みまでもが伝わってくるようだ。「Unlocked」の《Do you wanna dance?》というフレーズが観客を開放的な音楽空間へと誘っていくかのように響く。“Unlocked”とは心の鍵をかけないこと。オープンマインドこそが楽しいイベントの必須条件だ。岸谷香「今日はいろんな条件の中、たくさん集まってくれてありがとう。全力で楽しみましょう」という岸谷のMCに続いての2曲目はプリンセスプリンセスの「HIGHWAY STAR」。開放感と疾走感を備えたソリッドな演奏が気持ちいい。みずみずしいボーカル&コーラスとキレ味のあるパワフルな演奏が共存しているところもUnlock the girlsというバンドの魅力だろう。続いてはゲストコーナー。聞き覚えのあるコードをYukoが奏でている。その演奏に4人のコーラスが乗っかっていく。TRICERATOPSの「Raspberry」のコーラスと演奏で和田唱を呼び込むという粋な演出だ。しかも和田が手ぶらで登場した。ギターを忘れたわけではない。和田が振り向きざまにスタンドマイクを掴むと、「Raspberry」のワンフレーズを歌っての始まりとなった。和田唱(TRICERATOPS)さらにそのままTRICERATOPSの「FEVER」へ。岸谷とYukoが印象的なリフをユニゾンで弾き、和田がハンドクラップしてスタンドマイクを握って歌い出した。見慣れぬ光景に心躍ってしまう。ライブという非日常の中に、さらなる非日常が生まれていく。Unlock the girlsによるアレンジも秀逸で、コーラスの入り方がかっこいい!曲の終盤ではレスポールを手にした和田がギターソロを披露。観ているだけで、アドレナリンが出てしまうようなシーンが次から次へと出現する。これはなんとスペシャルなコラボレーションだろう。岸谷のリクエストによるTRICERATOPSの「if」では岸谷がウーリッツァを弾き、和田がストラトキャスターを弾きながら歌う編成。ウーリッツァや女性コーラスが入ることによって、曲の表情が変わっていくところがおもしろい。男性3人で奏でる「if」と男性1人女性4人で奏でる「if」。曲に対するまなざしのあり方の違いが曲の世界観に大きな影響を与えていると感じた。共通するのはグルーヴィーであること、そして曲が展開していくほどに演奏が白熱してソウルフルになっていくこと。セッションの魅力が詰まった歌と演奏が見事だった。エッジの効いたファンキーなロックンロールの魅力を堪能したのはTRICERATOPSの「Milk & Sugar」。岸谷は赤いマーティン、和田はテレキャスターを弾きながらの演奏。まさにミルクとシュガーのように、和田とバンドが影響しあい、混ざり合っていく。岸谷と和田が共作した岸谷のソロ曲「My Life」は、岸谷のキーボードと和田のマーティンを手にしての演奏。互いが寄り添いあっていくような歌と演奏によって、観ているこちらの胸の中にも、温かなものが流れ込んできた。続いても二人の共作曲の「ミラーボール」。観客のハンドクラップも加わっていく。岸谷のウーリッツァで始まり、岸谷の歌声に和田がハモっていく。和田はES-335を弾きながらの歌。5人が生み出すグルーヴに合わせて、観客の手がワイパーのように揺れていく。会場内に音楽のエネルギーを注ぎ込んでいくような歌と演奏だ。曲のエンディングでは岸谷がテレキャスを演奏して、和田を送り出した。ここからの3曲は再びUnlock the girlsでの演奏。1曲1曲の持っている色合いの違いによる場面転換が鮮やかだ。せつない歌声とブルージーな演奏が染みてきたのは「BOY」。岸谷のテレキャスターとYukoのES-355、ベース、ドラムによる繊細かつ優美なアンサンブルに聴き惚れた。続いて演奏されたのは「Signs」。「この曲を書いたのは、私の友達の命の炎が消えかけている時で、彼女が確かに私のそばにいたことを残したくて書きました。この曲を歌うたびに彼女が私の中にいるような気がします」という岸谷のMCに続いての演奏。岸谷が目を閉じて歌っている。メンバーが曲に込められた思いを深く共有しながら演奏していると感じた。生きるということは、大切な誰かとともに過ごした証しを内面に刻んでいくことでもあるだろう。その内面に刻まれたものが、こうして歌となり、バンドや観客に共有されていくことのかけがえなさや尊さも実感した。一転して「PARAISO!」では岸谷がハンドマイクとタンバリンを持って、キュートでチャーミングなボーカルを披露した。Yuko、HALNA、Yuumiのコーラスもキュートだ。後半では岸谷がピアノを弾く場面もあった。Unlock the girls続いては二人目のゲストのコーナー。岸谷がピアノの弾き語りで歌い始めたのはスターダスト☆レビューの名曲「木蓮の涙」だ。ステージの下手から登場した根本要が、その歌声を引き継いでいく。ハンドマイクを持って歌い、そして上空を見上げ、左手を上にあげている。壁や天井を越えて、雲や空を越えて、どこまでも届いていきそうな歌声だ。その歌声に岸谷のピアノがそっと寄り添っていく。悲しい歌だが、不思議な浄化作用を備えている。悲しみや痛みまでも、自分の内面に取り込んで、自分の一部にしていくという意味では、「Signs」とも共通するところがあると言えそうだ。根本のボーカルには、聴く人々の中にある大切な記憶を揺さぶっていく特別な力が宿っていると感じた。拍手が波のように押し寄せてくる。しかしその感動の余韻をあえて打ち消していくようだったのは、根本のこんなMCだ。「ごめんね、こんな暗い歌で。いきなりこんな葬式みたいな歌を歌ってどうするんだよって話だよな。せっかく感謝祭で」と、感動を一気に笑いへと転じていく天才的なトークが全開となった。もちろん岸谷とのトーク後には、Unlock the girlsとの楽しいセッションへと突入。スターダスト☆レビューの「今夜だけきっと」では、モータウン風のアレンジの演奏に乗って、根本の歌声と岸谷のコーラス、さらにメンバーのコーラスによって、会場内がハッピーな空気に包まれていった。根本要(スターダスト☆レビュー)「心の中で大合唱してください」という根本のMCに続いては、スターダスト☆レビューのファンキーなロックンロールナンバー、「ブラックペッパーのたっぷりきいた私の作ったオニオンスライス」。聴いているうちについ一緒に歌いたくなる楽しいロックンロールだ。岸谷と根本の明るいエネルギーが相乗効果でさらにハッピーなグルーヴを生み出していく。おそらく会場内の観客も心の中で歌っていたに違いない。観客を巻き込んでいく根本のステージパフォーマンスはさすがのひと言だ。根本のストラトキャスターによるソロ、Yukoのレスポールによるソロ、岸谷のテレキャスターによるソロと、3人のギターのソロ回しも堪能した。根本の横にUnlock the girlsの4人が並んで、アカペラでコーラスを披露する場面もあった。ガールズに囲まれて、歌う根本という光景も新鮮だ。根本の言葉を借りるならば、まさに「お花畑のようなコーラス」が実現。ステージ上の全員にも笑顔の花が咲いていた。「AVERAGE YELLOW BAND」でも一体感あふれるバンドサウンドを展開。根本、岸谷、メンバーでのコーラスの掛けあいもあり。《でかい声で一緒に歌ってくれ》というフレーズではないが、観客も心の中で大きな声で歌っていたに違いない。観ているこっちまで、メンバーに交じって一緒に参加しているような気分を味わった。ゲストの根本を交えてのラストの曲は「Diamonds<ダイヤモンド>」。根本がオリジナルキーのままで歌っているところがすごい。岸谷が楽しそうにハモっている姿も印象的だった。アカペラのUnlock the girlsのコーラスも交えつつ。根本の自在なギターソロとバンドのコーラスが混ざり合って、化学変化を起こしていく。このセッションの瞬間そのものが「ダイアモンド」のようだった。本編の最後を鮮やかに締めくくったのはUnlock the girlsの演奏だ。印象的なギターリフで始まり、一気にバンドサウンドが全開となったのは「ハッピーマン」。ゲストを交えてのセッションも楽しいが、ガールズバンドとしての一体感と開放感あふれる演奏も最高に気持ちいい。岸谷のダイナミックな歌声にはたくさんの思いが詰まっていると感じた。愛も感謝もエネルギーに変えていくような歌声だ。4人とも思う存分、演奏を楽しんでいることが伝わってくる。ラストはYuumiを囲んで、4人の演奏がどんどん加速していく。「こんなに楽しいステージができて、幸せだなと思っています。今日のたくさんの曲からどうぞエネルギーをもらって、素晴らしい日々を送って下さい。私たちにも大きなエネルギーになりました」との岸谷からの言葉に続いて、『感謝祭』の本編を締めくくったのは「STAY BLUE」。プリンセス プリンセスの富田京子が作詞した曲だ。岸谷のテレキャスターの弾き語りで始まり、すぐにメンバーが加わって気持ちよく疾走していく。《細く長いトンネルを超えていくんだ》《この輝きはSTAY BLUE》といったフレーズが、困難の多い今の時代とリンクして力強く響いてきた。アンコールでは和田と根本も参加して、6人でプリンセス プリンセスの「GET CRAZY!」を演奏。ギター4人という編成で、根本、和田、岸谷の順でリードボーカルを取っている。さらにHALNAのベースソロ、Yuumiのドラムソロ、Yukoのギターソロも交えて、全員が一体・一丸となって、音楽を紡いでいく。演奏が終わると、最後は6人が手をつないで笑顔で挨拶した。岸谷香とUnlock the girlsのメンバー、根本要と和田唱というゲストの息の合ったセッションによって楽しい空間が出現した。ともに歌い、ともにハモり、ともに奏でることの楽しさは、観ている側にもしっかり伝わったに違いない。トンネルの先にある光や青空のような、明るいエネルギーをもたらす『感謝祭』となったのは、岸谷香の音楽への情熱と、朗らかさや強さや大らかさを備えた彼女の人間性によるところが大きいのではないだろうか。「類は友を呼ぶ」という言葉があるように、彼女のもとに素晴らしいミュージシャンたちが集った夜となった。音と音だけでなく、人と人との交わることの素晴らしさやかけがえのなさも実感した。そしてもうひとつ感じたのは、音楽とはどんな時も頼もしい味方であり続けるということだ。うれしい時も悲しい時も苦しい時も音楽はそばにある。Text:長谷川誠Photo:MASAHITO KAWAI<公演情報>岸谷香 感謝祭20222月19日(土) 23:59までアーカイブ配信中【チケット情報】配信視聴券:4,000円(税込)チケット販売期間:2月19日(土) 18:00まで販売URL:セットリスト■Unlock the girls1. unlocked2. HIGHWAY STAR■和田唱3. FEVER4. if5. Milk&Suger6. My Life7. ミラーボール■Unlock the girls8. BOY9. Signs10. PARAISO!■根本要11. 木蘭の涙12. 今夜だけきっと13. ブラックペッパーのたっぷりきいた私の作ったオニオンスライス14. AVERAGE YELLOW BAND15. Diamonds<ダイヤモンド>■Unlock the girls16. ハッピーマン17. STAY BLUEEN. GET CRAZY!関連リンク■岸谷香オフィシャルサイト: Channel:■Unlock the girlsInstagram::■スターダスト☆レビューオフィシャルサイト:■TRICERATOPSオフィシャルサイト:
2022年02月17日上海を舞台にした歴史音楽劇として、2017年の音楽劇『魔都夜曲』に続き上演される音楽劇『夜来香(イエライシャン)ラプソディ』。第二次世界大戦末期、“魔都”と称された上海を舞台に、音楽家たちの友情と、激動の時代を華やかに描き出す。そこで主人公の服部良一を演じる松下洸平に、作品にかける想いを訊いた。お洒落で斬新で懐かしい、服部サウンドの魅力――今回松下さんは、第二次世界大戦末期、当時まだ新進気鋭だった音楽家の服部良一さんを演じられます。当時服部さんはとにかく音楽をやりたい、ジャズが好きだって想いを抱いて上海に渡ることになるわけですが、その情熱は本当にすごいなと思います。ただもちろん怖さもあったでしょうし、実際かなりご苦労もされたようなんです。それでも常に“音楽ファースト”であり続け、その後の日本歌謡曲の世界に大きな影響を与えた。先日、服部さんのお孫さんにお話を伺う機会があったんですが、ご本人はとにかく優しくて、常に笑顔の絶えない方だったそうなんです。そういう方だったからこそ、あれだけの時代を切り抜け、素晴らしい音楽を作り続けることが出来たんだなと。僕が今回演じる服部さんの中にも、そういった部分はエッセンスとして混ぜていけたらいいなと思っています。――音楽家としての一面も持つ松下さんから見て、服部さんの楽曲のどんなところに魅力を感じますか?当時上海で見聞きしたジャズの世界観というのは、日本にいるころよりもずっと華やかで、特別な響きがあったと思うんです。まずルーツとなるアメリカのジャズがあり、服部さんいわく“中華風”の上海のジャズがあり、それらの刺激を受けた日本人の服部さんが作る。だからこそとても独特で、服部さんにしか作れない楽曲になっていったんだろうなと。さらに戦後の日本を元気にしたいという想いもあって、服部さんの音楽って非常に大衆性の高いものだと思うんです。誰もが踊れて、お洒落で、斬新で、でも懐かしさも感じる。それこそが服部さんの音楽の魅力だなと。日本人にとって普遍的であり、今でも惹きつけられるものがあるのは、そういった理由からだと思います。――演出を手がけるのは、『魔都夜曲』に続いて河原雅彦さん。松下さんとは3度目の顔合わせとなります。河原さんは本当に優しい方ですね。とても柔軟で、俳優にとことんつき合ってくれる。僕自身、あまり早くから答えを出さないタイプなのですが、一緒になって悩んでくれて。また河原さんもいろいろなことを試したいタイプの演出家さんなので、稽古終盤でも新しいことにトライしたりするんです。その時にどんな景色が見えるのか、河原さんが見たい景色はどんなものなのか。全身全霊で探る時間が僕はとても好きです。稽古場では誰よりも悩み、苦しんでいたい――中国人音楽家・黎錦光さん役の白洲迅さんなど、共演者にも強力な面々がそろいましたね。白洲くんは同じ事務所の後輩で、入所時から知っているんですが、一緒にお芝居をするのは今回が初めて。たくさんの荒波に揉まれた彼が、今放つエネルギーを、存分に味わいたいなと思っています。(山内)圭哉さんにはずっと、「洸平くんはホンマアホやな~」と言われてきたので(笑)、このまま「アホやな~」って言われる存在でいたいですね。やまにい(=山西惇)とは『木の上の軍隊』という作品で長くご一緒して、数えきれないほど助けていただきましたし、僕のお芝居の師匠のような人。だから今回の共演で、少しでも成長したなと思っていただけたらいいなと思います。あとは上山竜治くん。僕は彼の持っている“陽”のエネルギーが大好きですし、彼がいると現場がいつも明るくなる。今回もそのエネルギーを発揮してもらって、いい稽古場になればいいなと思います。――そんなカンパニーの中で松下さんは主役、座長という役割を担うことになります。もちろん責任は感じています。でもモノ作りをする上では、みんなと楽しく、あまり肩肘張らずに臨んでいきたいですね。稽古場でも上下関係を感じさせないような先輩方とずっとご一緒出来てきたってことが、今の僕の大きな財産になっているので。とはいえ大変じゃない稽古場なんてないわけで、同じゴールに向かって、みんなで「難しい、難しい」と頭を抱えながら稽古をする。それこそがいい稽古場ではないかと思います。――座長であっても他の共演者とやることは変わらない。ただその背中で稽古場を引っ張っていきたいと?やっぱり僕が逃げていてはいけないですし、誰よりも苦労したいですし、悩んでいたい。そしてここに行きたいんだってものを、誰よりもしっかりと持っていなければいけないと思っています。お客様に小さな勇気を届けられる作品に――演劇を始めとするエンタテインメント業界にとっても厳しい時代が続きますが、こんな時だからこそ、お客様にはどんな時間を届けたいと思いますか?エンタテインメントが制限された時代だという点では、この作品の時代と現代とでリンクする部分はあるのではないかと思います。そんな中でも自分たちが大切にしたいものを必ず念頭に置いて、考えることをやめない。そういったことが人間にとってはとても大切であり、生きていく上での原動力になっていくのではないかなと。今回は僕ら自身、『夜来香ラプソディ』という作品に救われる機会が多くなりそうな気がしますし、それを観ているお客様にも、なにか小さな勇気をお届け出来たらいいなと思います。取材・文:野上瑠美子撮影:源賀津己cube 25th presents音楽劇『夜来香(イエライシャン)ラプソディ』演出:河原雅彦音楽:本間昭光出演:松下洸平、白洲迅、木下晴香、壮一帆、上山竜治、夢咲ねね、仙名彩世、山内圭哉、山西惇ほか2022年3月12日(土)〜3月27日(日)会場:東京・Bunkamuraシアターコクーン東京公演後、4月16日まで名古屋・大阪・長岡公演あり2月12日(土)10:00よりチケット一般発売開始!
2022年02月10日cube 25th presents 音楽劇『夜来香(イエライシャン)ラプソディ』が2022年3月12日(土)から27日(日)まで東京・Bunkamuraシアターコクーンで上演され、その後、名古屋公演・大阪公演・長岡公演が行われる。松下洸平、白洲迅、木下晴香らが出演する。人々の“葛藤と夢”を描く群像劇『夜来香ラプソディ』は、第二次世界大戦末期、租界という治外法権が存在し“魔都”とも称された都市・上海を舞台にした群像劇。「蘇州夜曲」や「別れのブルース」などのヒット曲を世に送り出した新進気鋭の作曲家・服部良一を中心に、人種やイデオロギーの壁を乗り越えてコンサートを開催しようとした人々の“葛藤と夢”を描く。松下洸平、白洲迅、木下晴香らが出演『夜来香ラプソディ』の主人公である作曲家・服部良一役を演じるのは、音楽・映像・舞台問わず多方面で活躍している松下洸平。また、「夜来香」の作曲家・黎錦光役は白洲迅が、絶世の歌姫・李香蘭(りこうらん)役は木下晴香が務めるほか、山西惇、山内圭哉、壮一帆、上山竜治、夢咲ねね、仙名彩世といった様々な分野で活躍する実力派キャストが集結する。演出に河原雅彦、音楽に本間昭光演出は、華やかさの中に毒を含む独特な演出で多彩な作品を生み出す演出家・河原雅彦が担当。2017年に上演された音楽劇『魔都夜曲』に続き、上海歴史劇に再び挑戦する。また、音楽も『魔都夜曲』に続き、J-POP屈指のプロデューサー・作曲家の本間昭光が手掛け、エンターテイメント性豊かな日本オリジナルの音楽劇を届ける。『夜来香ラプソディ』あらすじ1945年、日本で人気作曲家であった服部良一(松下洸平)は軍から召集を受け、上海に渡っていた。そこでは、中国人作曲家・黎錦光(白洲迅)や人気女優で歌手でもある李香蘭(木下晴香)と知り合い、ついには、とある人物の計らいで彼らを中心に人種や思想を超えた人々が集まり、大規模な西洋式コンサートを開催する計画が持ち上がる。しかし、そのコンサートの実現には、日本軍や中国国内の政治勢力、また上海の裏社会の思惑が絡み合い、多くの困難が待ち受けていたのだった。公演概要cube 25th presents 音楽劇『夜来香ラプソディ』演出:河原雅彦音楽:本間昭光出演:松下洸平、白洲迅、木下晴香、壮 一帆、上山竜治、夢咲ねね、仙名彩世、山内圭哉、山西惇、他■東京公演上演期間:2022年3月12日(土)~3月27日(日)会場:Bunkamuraシアターコクーン住所:東京都渋谷区道玄坂2-24-1チケット料金:S席 13,500円A席 9,500円コクーンシート 6,000円(全席指定)チケット一般発売:2022年2月12日(土)問い合わせ先:キューブTEL:03-5485-2252(平日12:00~17:00)■名古屋公演上演日程:2022年4月3月(日)会場:日本特殊陶業市民会館 ビレッジホール住所:愛知県名古屋市中区金山1-5-1チケット料金:12,500円(全席指定)チケット一般発売:2022年2月12日(土)問い合わせ先:キョードー東海TEL:052-972-7466 (月~金 12:00~18:00/土 10:00~13:00 ※日曜・祝日は休業)■大阪公演上演期間:2022年4月7日(木)~4月10日(日)会場:サンケイホールブリーゼ住所:大阪府大阪市北区梅田2-4-9 ブリーゼタワー7Fチケット料金:12,500円(全席指定)チケット一般発売:2022年2月12日(土)問い合わせ先:ブリーゼチケットセンターTEL:06-6341-8888 (11:00~15:00)■長岡公演上演日程:2022年4月16日(土)会場:長岡市立劇場住所:新潟県長岡市幸町2-1-2チケット料金:8,500円(全席指定)チケット一般発売:2022年2月18日(金)問い合わせ先:NSTイベントインフォメーションTEL:025-249-8878 (10:00~18:00 土日祝除く)
2022年02月06日岸谷香が、2月13日に神奈川・KT Zepp Yokohamaで開催するライブイベント『岸谷香 感謝祭2022』の模様を生配信することが決定した。2019年より行われている『岸谷香 感謝祭』は、岸谷が毎年元気に楽しく音楽をやれている事に感謝し、毎回様々なゲストとセッションをする恒例のコラボイベント。今回は自身のガールズバンド・Unlock the girlsを従え、根本要(スターダスト☆レビュー)と和田唱(TRICERATOPS)といったそれぞれ交友のある実力派のフロントマンふたりと豪華セッションを披露する。視聴チケットは1月23日12時より発売中。なお生配信終了後から2月19日23時59分までアーカイブ配信も予定されている。<ライブ情報>『岸谷香 感謝祭2022』2022年2月13日(日) 神奈川・KT Zepp Yokohama開場 16:45 / 開演 17:30ゲスト:根本要(スターダスト☆レビュー) / 和田唱(TRICERATOPS)【チケット情報】・有観客チケット:全席指定9,000円(税込 / ドリンク代別)・配信視聴チケット:4,000円(税込)チケット購入リンク:岸谷香 オフィシャルサイト:
2022年01月31日岸井ゆきの、高橋一生が共演する「恋せぬふたり」の2話が1月17日オンエア。咲子の妹役で出演した北香那と高橋さんに「再共演嬉しい」といった反応や、終盤で高橋さん演じる高橋が口にした「味方」というワードにも多くの反応が集まっている。「30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい」「声春っ!」などの吉田恵里香がオリジナル脚本を手掛ける本作は、恋愛感情を抱かず、他社に惹かれないアロマンティック・アセクシュアルの2人が同居生活を始め、両親、上司、元カレ、ご近所さんたちに波紋を広げていく様を描いていく。出演はスーパーまるまる本社勤務、商品を見に行ったスーパーで出会った店員の高橋に“恋愛感情抜きで家族になりませんか?”と提案する咲子に岸井ゆきの。咲子が読んでいたブログの作者でもあった高橋に高橋さん。2人のほかスーパーまるまる本社でマーケティングの仕事をしている松岡一に濱正悟。咲子の妹・石川みのりに北さん。みのりの夫・大輔にアベラヒデノブ。咲子の母・兒玉さくらに西田尚美。咲子の父・博実には小市慢太郎といった顔ぶれ。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。高橋に「家族になりませんか?」と提案した咲子。最初は首をかしげていた高橋だったが“お互いにメリットがあるかも”と前向きな姿勢を見せる。高橋によれば祖母が亡くなってから近所のおせっかいが激しいといい、2人は試しに高橋の家で暮らすことに。それから1週間後、高橋との同居をさくらに知られ、実家にカニを食べにくるようしつこく言われた咲子は高橋に相談。すると高橋は彼氏のふりをして実家に行ってもいいと言い出す……というのが今回のおはなし。実家に向かう2人に後ろから声をかけたのが、咲子の妹、みのり。彼女を演じるのは「バイプレイヤーズ」シリーズや「アバランチ」で話題を呼んだ北さん。視聴者からは「北香那ちゃんも役によってガラッと雰囲気や話し方が変わるなぁ」といった感想とともに「相河先生と尾崎さん、一生さんと北さん、再共演嬉しいなぁぁ」と、高橋さんとの共演作「僕らは奇跡でできている」を思い出した視聴者からの声も。「父・小市慢太郎…竜の道 母・西田尚美…凪のお暇 姉・岸井ゆきの…天国と地獄 妹・北香那…僕らは奇跡でできている 既視感あるなーって思ったら、この一家全員高橋一生とドラマ共演済み」と、北さんだけでなく咲子の家族を演じたキャストが皆、高橋さんと共演していることに触れた投稿も。だが、家族から“普通に幸せになればいい”“普通の家庭を作って…”といった言葉をかけられた咲子は我慢できなくなり、自分がアロマンティック・アセクシュアルであることを明かす…という展開に。2人の関係に納得できないと取り乱すさくらに高橋は「納得も理解もしなくていいんじゃないか」と口にし「僕たちは僕たちなりに幸せな家族を作れるかどうか、試してる」と続ける。帰宅後、高橋は咲子を自分の「味方」と表現する…。「一緒に暮らす理由が恋愛感情じゃなくていいし自分の味方って考え言い方しっくりきた。いいな。味方と暮らしたいな」「「味方」は恋人という概念でなくても作れる、そうだよね」など、高橋が口にした“味方”というワードにも様々な反応が寄せられている。(笠緒)
2022年01月18日2022年2月13日に開催される『岸谷香 感謝祭 2022』に先駆けてのホストとゲストの対談。岸谷香×和田唱(TRICERATOPS)の後編では、『感謝祭』でのコラボレーションのアイデアがたくさん出てきた。岸谷のプライベートスタジオでの取材であり、すぐそばにピアノとギターがあるので、弾きながら会話が進行。対談自体がコラボレーションの一部分みたいでもあった。一緒に演奏する楽しさは、言葉はもちろんふたりが奏でる音からも伝わってきた。バンドについて、当日の演出について、それぞれの性格についてなど、会話の内容も自在。『感謝祭』への期待が広がる対談となった。※前編は こちら()――岸谷さんと和田さんと根本さんに共通するのは音楽・バンド・楽器への情熱なのではないかと感じます。和田一緒に飲んだ時にも楽器トークで熱く盛り上がったんですよ。女子でこういう人あまりいなかいよなぁって新鮮な驚きがありました。香さん、本当に楽器のこだわりがあるよね。岸谷唱くんのこだわり方とはまたちょっと違うんだけどね。唱くんはギター小僧がそのまま大人になったみたいなタイプじゃない?(笑)ちっちゃい頃からギターが大好きで、ずっと弾いていたんだろうと思うんですね。私は踊りや振り付けが嫌で、「楽器を持たないのは嫌だ」「それは自分じゃない」ってところから始まって、長年かけて、本番のステージで弾けるようになってきたタイプだから。「楽器を離さないぞ」という気持ちは強いんですが、唱くんは自然にギターが大好きだよね。唱くんのライブでの演奏を観ると、「ギター、うまいなぁ」っていつも思いますね。岸谷香和田いやいや(笑)。――2016年にはそれぞれのライブにゲストで出演しています(TRICERATOPS『PREMIUM ACOUSTIC LIVE』2016年4月17日SHIBUYA CLUB QUATTROと『KAORI PARADISE 2016ーはじめてのひとり旅ー』2016年7月24日品川プリンスホテルクラブex)。その時の感想を教えてください。和田僕はいまだにクラブexでの「Diamonds」の最後の締めのフレーズが悔しいよ。本番でしくじりまくって、「もう1回!」「ああ、もう1回!」って4回繰り返したんだよね。(ここでギターを手にして、実際にそのしくじったリフを何度も再現する)あのしくじりはいまだに自分の中でもしこりとして残っている(笑)。岸谷じゃあ『感謝祭』で、そこの部分やる?(笑)和田ぜひぜひ、リベンジさせて!(笑)岸谷TRICERATOPSのアコースティックライブに出た時にも「Diamonds」やったじゃない?和田ああ、やったね。岸谷その時、とても新鮮だった。私は男の子と女の子が無理して同じキーでやるのって、好きじゃないのよ。和田「Diamonds」は男にはキーが高いしね。岸谷だからどっちかがすごくよろしくない状態になるのよ。和田あるある。男のキーに合わせたら女子には低すぎるし。どっちかが無理することになるよね。岸谷だから私は唱くんが歌うところは唱くんのキーにしたんですね。「Diamonds」は普段はEなんだけど、Aでやったのね。出だしが唱くんだったから。和田そうか、途中で転調したんだ(ここで再現して、ギターを弾きながら歌う)。岸谷そうそう、それで間奏で知らんぷりして原曲のキーに戻って、2番は私が歌い出すというアレンジだったんですけど、唱くんの「Diamonds」、とても新鮮でした。あの時はギターなしでハンドマイクだけで歌ったもんね。――それはとてもレアではないですか?岸谷そう。私がピアノを弾いていたんですよ。吉田佳史くんもドラムを叩きながら、笑っていました(笑)。和田僕がギターを弾かないで、ハンドマイクで歌うことって、そうはないからね。岸谷そう。Aのキーでやった「Diamonds」もとても新鮮だった。キーっておもしろいなと思って。あと、来てもらった時に、TRICERATOPSの「ポスターフレーム」を一緒にやって、すっごく楽しかった。この曲は分数コードだから、ピアノに任せて!みたいな(笑)。あれでコラボで伴奏する喜びを知りました。和田香さんとの付き合いのブランクが長かっただけに、その後、お互いのライブに参加したり、一緒に曲を作ったり、レコーディングをしたり、いろんなことを一緒にできて、うれしかったですね。岸谷レコーディングでもTRICERATOPSの中に混ぜてもらって、4人で録るのがおもしろかった。バンドっていいなあと実感しました。バンドっていいテイクが出る時って、あっ、出た!って感じになるよね(笑)。和田その場で何か思いついたら、「おっ、これをやってみようよ」ってすぐにできるしね。「My Life」のサビにギターで「こういうフレーズを入れてみない?」って香さんが言って、その場で一緒にやったの覚えてる?(そのサビのギターのフレーズを弾いてみせる)和田唱(TRICERATOPS)岸谷あっ、やったやった。ふたりで同じ部屋に入って、マイク1本で「せーの」でギターを録ったよね。和田そう、このアルペジオ。(ギターで弾いてみせる)岸谷やったね。(ユニゾンでピアノで同じフレーズを弾く)同じフレーズを一緒に録ったね。和田そうそう、「そこ、同じでいいの?」って僕が聞いて、香さんが「同じでいいの」って。こうやって一緒に演奏していると、どんどん思い出すね(笑)。(しばらく当時のレコーディングを再現して、ふたりでギターとピアノを弾きまくる。さらに一緒にハモっていく。音楽の楽しさ、美しさがスタジオ内にも漂っていく。取材中とは思えない、やわらかくて温かな空気だ)岸谷なんか、止まらなくなっちゃうね。後半のここのところもさ、私が「4小節ぶちぬきでGで行こうよ」って言ってやってたら、唱くんが遠慮なく、「いや、ベースは絶対にBに上がりたい」って言うから「わかりました」って(笑)。林幸治くんが途中で「どっちをやればいいの?」って顔をしていたよね(笑)。ふたりとも一番大事にしているのは、音楽としてグッと来るかどうかだっていうところ(岸谷)和田やりとり、楽しかったよね。ふたりでああだこうだ言い合ってて。しかもそのやりとりのテンポが早い。香さんは僕のことを「せっかちだ」って言うけれど、違うんですよ。香さんのほうがせっかちなんです(笑)。岸谷お互いにそう思っている(笑)。林くん、せっかちがふたりもいるから、困ったんじゃないかな(笑)。音符を数音弾くたびに「違う!それじゃない!」「あっ、それそれ!」とか、どんどんふたりの声が入ってくるから。和田多分、あのレコーディングの日、林は相当疲れたと思う。僕と香さんがあまりにも「ああだこうだ」っていうから。しかもふたりともどんどん思いついちゃうし、その思いつきのテンポが異常に早いでしょ?(笑)。岸谷唱くんが「あっ!」って言った瞬間に、「よし!わかった!」って(笑)。説明しなくても、「あっ」っていうだけで、何を言うかが想像がつくんですよ。途中からマネージャーとか、みんな笑っていたよね(笑)。――以心伝心というか、まさに息が合っているんでしょうね。岸谷すごいスピードで物事が決まっていきました。でもふたりとも一番大事にしているのは、音楽としてグッと来るかどうかだっていうところも良かったですね。――最終的にやっぱり音楽的な共通点があるんですね。和田「My Life」で作った三声のコーラスがあって。「この曲を参考にして、コーラスを作ってきてほしいんだけど」って、香さんが聞かせてくれたブライアン・ウィルソンの曲、実は僕がメチャメチャ好きな曲だったんですよ。『Brian Wilson Reimagines Gershwin』というガーシュウィンのカバーアルバムの2曲目の「The Like in I Love You」。みんなが聞いているようなメジャーな作品じゃないだけに、あれはとてもびっくりした。岸谷そういうことも含めてツーカーでした。「ブライアン・ウィルソンみたいなコーラスを作ってきて」って頼んだら、唱くんが水を得た魚みたいに喜んでやってくれました(笑)。で、唱くんが作ってきたものをその場で歌ったら、それで本チャンOK(笑)。――「ミラーボール」と「My Life」は『感謝祭』でも聴きどころになりそうです。岸谷「ミラーボール」はTRICERATOPSのアコースティックライブにお呼ばれした時にやっただけで、エレクトリック編成のバンド演奏ではやってないんですよ。Unlock the girlsでは演奏しているんだけど、その時は同期ものを使ってエレクトロな感じのポップスでやっているので、実はレコーディングしたあの形は生ではやったことがないのよ。和田そうか、まだ1度もやってないんだ。僕が“girls”の演奏で感心したのは大サビのところで、一拍あけたこと。このやり方っていいなって思った。だってクロスしなくて済むでしょ。岸谷そう。レコーディングはクロスしてたから、あけたの。(ここでギターとピアノでの確認作業がしばし続く)――今回は根本さんとも共演することになります。和田要さんとは『クリスマスの約束』で顔合わせはしていますが、実際の共演は意外にないんですよ。同じ番組に出ているけれど、直接的なコラボはほぼしてないんじゃないかな。――『感謝祭』のコラボ、貴重なものになりそうですね。岸谷要さんもギターが大好きで、ギターソロ、ガンガン弾くんですよ。80年代の超絶ギターソロみたいなのをやるので驚きました。和田ギタリストとしての要さんは僕とはタイプが違うんですよ。プレイはかなりテクニカル。しかも要さんってとてもフレンドリーな性格で、普段はいっぱいおしゃべりして場を和ませてくれるけど、ギターソロになると、真顔になって表情をまったく変えないから、びっくりですよ(笑)。――それだけ真剣に集中しているということなんでしょうね。岸谷私の場合はYukoというギタリストが同じバンドの中にいるから、「ここは弾かなくてもいいや」ってこともあるんだけど、唱くんも要さんもギターを弾かないことはほぼないわけじゃない?ボーカル&ギターが3人いるので、いろいろできそう。ギターを持ってきてもらって、それぞれのギターソロを楽しみたいな。和田僕は精いっぱいやりますよ。今、ギターの話ばかりしてますけど、要さんも香さんもまずボーカリストとして素晴らしいので、そこも気合が入りますね。岸谷要さんはすごいよ。夜中までずーっと歌って、次の日は朝早くから歌っているから。和田ライブで疲れたと思ったこと、1回もないらしいよ。「ライブって疲れないじゃない?」って言うから、「いやいや疲れますよ」って(笑)。岸谷一番年上なのにね。和田喉の調子が悪くても、ライブは楽しいって言いますもん。あれはすごいな。僕は調子が悪い時はライブ、つらいですもん(笑)。要さんの境地に一生のうちに到達できるのかな。岸谷でも要さんも若い時は頑張っちゃってたって話を聞いて、少し安心しましたけど。――和田さんはUnlock the girlsの中で演奏するのはどうですか?和田女性バンドに加わるのは未経験ですから、楽しみです。なんかプリンスみたいですよね(笑)。プリンスも一時期、やってたんですよ、プリンス以外は全員女子。岸谷3RDEYEGIRL(サードアイガール)ね。和田どんなふうになるんだろう?Unlock the girlsでのライブも観させていただきました。いい演奏するし、彼女たちいい表情でやってるし、とても楽しみですね。岸谷彼女たちもメッチャ楽しみにしてますね。彼女たちは年齢的にも多分、TRICERATOPSを聴いていた世代だろうし。和田FLiPとは随分前に対バンしたことがあるので、ギターのYukoちゃんとドラムのYuumiちゃんは前から知ってました。Yuumiちゃんは対バンした流れで、何度か僕らのライブも観に来てくれました。ベースのHALNAちゃんとは共演したことがありませんが、楽しみです。最近は女子のバンドが増えて、いいプレイをする子がたくさんいるよね。岸谷うちのバンドのメンバーも、女の子だからってことではなくて、それぞれいちミュージシャンとして、いいグルーヴを出すんですよ。だから歌っていて、とても気持ちいいの。でありつつ、女の子としての良さも持っているので、いいなあと思っています。――バンドとソロの魅力ということについても聞きたいのですが。おふたりともバンド活動もソロ活動もやっているという共通点があります。和田いや、僕はそんなにソロをやった感はなくて。岸谷ええっ?思いっきりソロじゃない?和田ソロなんだけど、ひとりでやってきたからね。これがバックバンドを入れてやっていたら、ソロ活動をやっているという感覚が強くなるのかもしれないけれど、僕の場合はレコーディングもひとりだけでやったし、ライブもひとりだけでしょ。岸谷ああ、そっか。和田だからひとりでやりましたというだけで、ソロ活動をやりましたという認識があまりないの。岸谷でもそうかもしれない。ソロ活動って、バンドと何が違うかというと、1対サポートという関係性があって、他の人がいることが大きな違いになるわけだけど、ひとりでやってると、そこはないもんね。和田そうなんだよね。バンド以外の他の人とやったことがなくて、そこも未経験。僕は未経験が多いですね(笑)。――サポートメンバーとやることはイメージできないんですか?和田今のところはそうですね。自分がソロをやるとなった時に、考えはしたんだけど、まだ今は違うかな、どこまでひとりでできるか確かめたいなという気持ちが強かったんですよね。岸谷バンドを解散したわけではないことも大きいんじゃない?“バンドがあるのに、なんで他の人とやるの?”みたいな感覚もあるでしょ。和田ああ、それはちょっとあるね。岸谷私もプリンセス プリンセスで活動していて、ソロをやった時には、全然違う音楽性でやることを意識しました。オーケストラを入れるとか、これだったら、まったく違うものだから、他の人とやるのもわかるよねって、誰しもが納得する形でやっていた気がします。だって、ソロをやると言いつつ、違うバンドみたいな形でやると、浮気してるみたいになるじゃない?和田そうなるよね。浮気感はどこかで出てくる気がする。サポートメンバーとやるんだったら、バンドでやればいいんじゃない?とか、いろいろ考えますね(笑)。岸谷私はバンドを体験して解散して、その後、サポートのメンバーもひとりぼっちも体験して、またUnlock the girlsをやっているわけじゃない?プリンセス プリンセスが解散した時、「ガールズバンドはもうやらないぜ」って思ったんだけど、今はまたこういう形でやることができて良かったなと思っていますね。和田今言われるまで、プリンセス プリンセスとUnlock the girlsが同じくガールズバンドだってこと、まったく意識してなかった。岸谷私は男性ミュージシャンとやる時には“1対サポート”という関係を感じるのね。だからバンドをやるなら、やっぱり女の子がいいなあって思いました。バンドって、きっと気質だよね。もともとソロで活動している人がバンドをどう捉えているかはわからないけれど、“1対サポート”と“バンド”って、外から見ると、同じ形態に見えるかもしれないけれど、まったく違うものだから。同じように歌っていても、感覚もまったく違うしね。私はやっぱりバンドが好きだな。理由はわからないけれど、されどバンドなんだよね。和田僕は子供のころからバンドへの憧れがあったからね。自分がデビューする時もバンドでデビューしたいと思っていたし。バンドって、実際にやってみるまではどういうものなのかよくわからないのに、その一員になりたいという憧れだけはずっとあって、今もその感覚は続いてますね。岸谷バンドって、その人たちが集まっただけで、音を出さなくてもバンドのたたずまいがあって。どんなに演奏がうまくても、バンドとそうじゃない人たちとでは出てくる音が違うと思うんですよ。精神の違いみたいなものが出るというか。僕は要さんが仕切るんじゃないかと思っていますよ(和田)――『感謝祭』では岸谷さん、和田さん、根本さんで、ギター、キーボード、コーラス、いろいろな組み合わせが考えられますが、今の時点で考えていることはありますか?岸谷とりあえずステージに鍵盤も置くことだけは決めているから、唱くんとピアノとギターでふたりだけというのはやりたいですね。和田それもいいね。――さっきからピアノとギターでふたりでやってる感じ、いいですよね。和田そう、あの感じですよね。「My Life」みたいな曲をふたりでやるのもありだし。岸谷要さんともふたりでやりたいし、唱くんともやりたいですね。あとはそうだな、生まれて初めてのガールズバンドの一員に加わっての演奏も楽しんでいただきたいですね。うちのバンドのメンバー、みんな、コーラスがめっちゃ上手だから。和田あ、それはいいね。そう言われると、「My Life」もコーラスがほしくなっちゃうな。歌えるっていいねぇ。岸谷あとは唱くんとの出会いの曲でもある「Fever」を、許してもらえるなら、私たちでアレンジして、鍵盤を入れたり、コーラスを足したり。和田もちろん。岸谷女子の「Fever」にしたりとか。和田ああ、いいね、だったら僕はギター、弾かないな(笑)。それもいいでしょ、ハンドマイクを持って、ノリノリで踊りながら歌う(笑)。岸谷それはおもしろそう。でも唱君はギターがないと、途中で間が持たなくなるかもよ。和田あり得るけれど、それはそれで楽しもう!(笑)。岸谷ただお呼びして、私たちがバックバンドをやりますっていうだけだともったいないから、せっかくだから、驚かせるくらいこっちでアレンジしちゃいたい。和田ああ、いいね!岸谷「もし嫌なところがあったら言ってね」って。和田OK、OK。じゃあアレンジしておいて。キーだけは現キーで、アレンジはもうおまかせ。岸谷やったー!(笑)岸谷楽しみだなあ。ツインギターをやろうよ。オクターブでハモったり。和田いいよ。楽しみだね。曲、何をやるか考えておいて。岸谷はい!(笑)――岸谷さんと根本さんの対談では、和田さんがリハを仕切るのではないかとの話になっていましたが。和田いやいや、僕は要さんが仕切るんじゃないかと思っていますよ。多分、僕がいちばんおとなしいですよ。――『感謝祭』のトーク、かなりにぎやかになるんじゃないですか。和田要さんとは先日放映された『クリスマスの約束』でもご一緒しましたけど、要さん、転換の時もいろいろ話していたんですよ。放送されないところも、要さんが全部つないでいた。あのパワーはすごいですよ。僕はきっと本番ではそんなにしゃべらないと思いますよ。最近、わかったことなんだけど、まわりがあまりしゃべらないと、結構喋るんですよ。ここは僕がまとめなきゃいけないんだなっていう本能が働くんですね。でもまわりに喋る人がいると、おとなしくなる傾向があります(笑)。――責任感ゆえに話すということですね。和田TRICERATOPSでは、今は林も喋るようになりましたが、以前はほとんどしゃべらなかったので、僕が話すようにしてましたし、うちの家族といる時、母がいて、奥さんがいる時って、僕はまったく喋らないです。要さんがいて、香さんがいるでしょ。きっとそれと同じ現象が起こるような気がする。僕は時と場合によって、すごく変わるんですよ(笑)。岸谷私も実はそうだから、シーンとなる場面があるかも。いや、ないかな(笑)。そこは要さんを頼りましょう。和田要さんは「何も考えてなくても、口を開けば、どんどんトークが勝手に出てくる」って言ってましたからね!「でまかせでいいんだよ」っていうんですが、でまかせにしては気が効いた言葉がたくさん出てくる。やっぱり才能ですよね。――今回の対談でもふたりのかけあいは相当おもしろいですよ。和田香さんはどんどん返してくれますからね。岸谷お互いにせっかちだから、言葉の頭でさんざんかぶっちゃって、聞いてる人はわけがわからないかも(笑)。――セッション的な楽しみもありそうです。岸谷スリーコードのロックンロールで、それぞれのソロで好きにやるとかね。プリンセス プリンセスのロックンロールもあるから、そこから発展させていくとか。和田あっ、それはいいね。お客さんもそれはうれしいんじゃないかな。岸谷お客さんに楽しんでもらうことはもちろんなんですが、バンドのみんなも楽しみにしているし、待ち遠しいですね。和田普段はないシチュエーションだから、意外と女子の中に入って、緊張するかも。僕、どうしょう、カチカチに緊張しちゃったりしたら(笑)。――逆に超ノリノリで、ゴキゲンで演奏するかもしれませんよ。和田味をしめて、ハマって、女子でバンドを結成したりとか(笑)。岸谷唱くんの女子力が発揮されるかもしれませんね(笑)。本番はもちろんですが、まずはリハが楽しみです(笑)。Text:長谷川誠 / Photo:吉田圭子<ライブ情報>『岸谷香 感謝祭2022』2022年2月13日(日) 神奈川・KT Zepp Yokohama開場 16:45 / 開演 17:30出演:Unlock the girlsサポートミュージシャン:sugarbeansゲスト:根本要(スターダスト☆レビュー) / 和田唱(TRICERATOPS)【チケット料金】全席指定:税込9,000円(ドリンク代別)チケット購入リンク:関連リンク■岸谷香オフィシャルサイト: Channel:■Unlock the girlsInstagram::■TRICERATOPSオフィシャルサイト:
2022年01月12日2022年2月13日に開催される『岸谷香 感謝祭 2022』に先駆けてのホストとゲストの対談。前回の岸谷香×根本要(スターダスト☆レビュー)に続いて、岸谷香×和田唱(TRICERATOPS)の対談を前編・後編の2回にわたってお届けする。ふたりは岸谷のアルバム『PIECE of BRIGHT』で2曲を共作し、互いのライブにもそれぞれゲストとして参加している。今回の共演は自然な流れと言えるだろう。対談場所は岸谷のプライベートスタジオ。スタジオなので、ピアノやギターが並んでいる。話の途中で、岸谷がピアノを、和田がギターを弾く場面もたくさんあった。言葉だけではなくて、音での会話も成立。音楽的な対談からは『感謝祭』の準備の楽しさも伝わってきた。――根本さんから和田さんに『感謝祭 』に参加するにあたっての伝言があります。「オレに複雑なことをさせるな。オレに楽をさせろ」とのことです。和田ああ(笑)。3人の中では僕が一番後輩ですからね(笑)。そこは(根本)要さんに従うしかありません。僕自身、後輩という立場の現場が徐々に減ってきているから、たまにはいいことですよね。岸谷そっか。そうだよね。――「TRICERATOPSを聞いてバンドを始めました」という話を、若いバンドからよく聞くようになりました。和田そうなんですよ。そういうケースも少しずつ増えてきました。でも後輩の立場の方が自然というか。以前は自分たちが年下というケースがほとんどでしたし、そういう期間が長かったですから。岸谷私も要さんと一緒にいると、「失礼しま~す」って、後輩のポジションで楽をさせていただいています(笑)。岸谷香――前回の対談で岸谷さんがコラボレーションをやると決めた時に、「和田さんと根本さんの顔が浮かんだ」とのことです。和田さんは岸谷さんから声がかかって、どのように思われましたか?和田香さんと一緒に共作してから数年経っていたので、またこうやって一緒に音楽をできることになり、うれしく思っています。一緒に曲を作ったことがある人って不思議なもので、しばらく会わなくても会えば一瞬で距離が縮まるんですよ。岸谷人間関係のカテゴリーとして、「一緒に曲を作った人」というジャンルが確実にありますね(笑)。――今回の対談では、岸谷さんと和田さんの出会いのところからうかがいたいのですが。和田ずいぶん昔だよね。岸谷きっかけは「FEVER」(TRICERATOPSの1998年11月リリースのシングル曲)を聴いたことですね。この曲のコード進行、私が作る曲とタイプが似ているなあ、気が合いそうだなと思ったら、トリオのバンドでやっていると知って驚いたんですよ。「この曲を3人でやっているの?」「テンションコードが入っているのに、鍵盤はいないんだ」と驚いて興味を持ち、レーベルがエピックで同じだったので、ラジオのゲストに来てもらったのが最初ですね。和田あの時は声をかけていただき、光栄でした。岸谷当時のビジュアルを見ていたから、きっと突っ張った男の子が来るんだろうなと思っていたのね。和田えっ?実際どうだった?岸谷今よりは突っ張っていたのかもしれないけれど、「こんにちは」って言ったら、普通に「こんにちは」って返してくれて、最初から自然に会話できました(笑)。PUFFYの『JET CD』というアルバムが出たばかりだったんですが、私はこのアルバムで1曲作曲しているんですよ。民生くんから「PUFFYのアルバムを作っているんだけど、曲が足りなくてさ。曲あまってない?」と言われて、「じゃあ書くよ」ってことになり、「春の朝」という曲を作曲した経緯があります。で、その「春の朝」について、唱くんが「聴いたよ。あの曲の転調、かっこいいね」って言ったんですよ。和田いやいや、さすがにその時は敬語だったよ(笑)。和田唱(TRICERATOPS)岸谷イメージとしては「かっこいいですね」じゃなくて、「かっこいいね」だったのよ(笑)。――いきなり転調が話題になるなんて、メロディメーカー同士の会話ですよね。和田香さんの作曲した「春の朝」、すごく気に入ってて。さすがだなと。岸谷いえいえ。私も転調のところが気に入っていたので、やっぱりこの人とは音楽的なところで、気が合うなと思いました。和田この時の話をしばらく忘れていて、再会してからこの話になって、あの曲が好きだったなと思って、久しぶりに「春の朝」を聴いたら、僕がその後、見事にあの曲と似た曲を作っていたことが判明しました。「Couple Days」という曲の転調するところ。これは自分でもびっくりした(笑)。岸谷えっ、どこ?ここ?(ここで岸谷がグランドピアノで該当するフレーズを実演)和田そうそう、その次のメロディ!僕は無意識だったんですが、今のメロディの転調が好きで、知らず知らずのうちにパクってました!申し訳ない!(笑)岸谷いえいえ。和田当時、女性バンドのボーカリストがメロディラインを作るケースって、そんなに多くなかったんですよ。作詞する人はたくさんいましたが、作曲する人はそんなにいなかったので、香さん、なんて音楽的な人なんだろうと驚いたことを覚えていますね。岸谷今でこそ、バンドをやっている女の子はたくさんいるけれど、昔はいなかったよね。唱くんが学校のころって、クラスでバンドやっている女の子はいた?和田いや、全然いない。岸谷私は中学のころ、軽音楽部だったんですが、男の子が持っている機材を見て、「あっ、エフェクターだ」って言ったら、「女の子が“エフェクター”って言った!」って珍しがられました(笑)。そういう世代なのかもしれないですね。和田今でこそ、香さんがギターや機材が大好きだということをよく知っていますが、最初にちゃんとお話した時はちょっと新鮮でしたよ(笑)。共作を経たことで、より仲良くなったという感覚はありました(和田)――話が遡りますが、会う前の時点で、和田さんは岸谷さんをどう認識していたんですか?和田TRICERATOPSがデビューしたのがプリンセス プリンセスが解散した翌年で。実家のテレビで、プリンセス プリンセスの武道館での解散ライブを観たのを覚えています。その時、香さんがミニスカ姿でMCをして、「私、こんなカッコしているけど、来年30歳よ」と語った言葉が印象に残っています(笑)。赤い衣装だったかな?岸谷そう、赤。当時、ゴレンジャーみたいにそれぞれのイメージカラーって、決まっていました(笑)。解散したのが29歳の時だから、今から考えるとまだ若いんですが、10代からやっていたバンドなので、解散ライブの時はやりきった感があって、そういう発言になったんだと思います。和田ちょうど僕らがデビューの準備に入っていた時期ですね。岸谷終わりゆくバンドと始まるバンド(笑)。和田ハハハ。だからプリンセス プリンセスが解散して、香さんはソロになっているという認識がある中で、ラジオのゲストとして招かれたということですね。――その後の交流はどんな感じだったのですか?和田香さんがライブに来てくれたんですよ。岸谷渋谷公会堂(1999年2月13日)に観に行きました。ものすごく盛り上がっていて、楽屋もたくさんの関係者であふれかえっていたので、邪魔だろうなと思って、さらっと失礼しました。和田そう、香さん、意外とあっさりと帰っちゃったんですよ(笑)。僕としてはもうちょっとコミュニケーションを取りたかったんですが、香さんは「楽しかったです〜」って感じで去っていった。えっ、もう行っちゃったのってくらい、物足りなかった(笑)。そこからかなり間が空いたんですよ。17年間くらいかな。間が空いたのは香さんがお母さんになったことも大きかったんじゃないかな。岸谷そうね。お母さんになって、音楽活動から隠居状態がしばらく続きましたからね。――再会のきっかけは?岸谷震災のあとにプリンセス プリンセスで復興支援しようということになり、再結成したことが関係しているんですよ。プリンセス プリンセスはツアーをやるようになってから解散まで、同じスタッフでツアーを回っていて、家族みたいな関係だったんですね。でも再結成には復興支援という大きな目標があったので、「あの時は良かったね」的な同窓会のムードにはしたくなかったので、新しいスタッフ、若いスタッフとやることに決めたんですね。和田なるほど。岸谷それで各部署で新しいスタッフと進めていたのですが、私のテック担当が東京ドーム1日目は来られないことになったんですよ。私としては16年ぶりにプリンセス プリンセスで手一杯なのに、テック担当者が違うことになり、テンパっていたんですね。替わりをやってくれたテックがMくんで、「大丈夫かな?」って不安だらけだったんですが、実はすごいテックで、1日だけのローディーなのにノーミスでパーフェクト。その時に仲良くなり、その後もお願いするようになりました。ある時、そのMくんが「すみません明日は他に入っているので、来られません」「えっ?誰」「TRICERATOPSというバンドです」っていう。よくよく聞くと、「TRICERATOPSが大好きで田舎から出てきて、テックをやっています」ということで、そのMくんのつながりで、TRICERATOPSのZepp Tokyoでのライブ(2015年6月5日)を観に行きました。渋谷公会堂から16年ぶりくらいかな?和田それくらいですね。香さんと会うことはもうないのかなと思っていたので、うれしかったですね。岸谷唱くんとMくんと3人で飲んだんだよね。和田そう、その時点でも僕は相変わらず敬語(笑)。でも香さんに「唱くん、もうそれやめない?」と言われて、「そう簡単には無理ですよ」「いや、もうやめて」ってことになり、そこからは僕も切り替えが早かったですね。いきなり「あのさ~」ってタメ口になりました(笑)。岸谷私はライブに行った時点も、TRICERATOPSのニュー・アルバム『SONGS FOR THE STARLIGHT』を聴きこんでいて、どの曲もとても良くて、やっぱりこれは好みが合うなあと思っていたので、「チャンスがあったら、一緒に曲を作りたいね」「いいよ」って、その飲み会でも提案して、実現しました。――「曲を作って」ではなくて、「一緒に作りたい」というのは、やはり似ているところがあると感じたからですか?岸谷そもそもの根底で似ているところがあるし、ピンと来たんですよ。唱くんとだったら、お互いに楽しみながら、いいものができるんじゃないかなって。――それが岸谷さんのアルバム『PIECE of BRIGHT』に収録されている「ミラーボール」と「My Life」の2曲です。岸谷どうやって曲を作ろうかなと考えた時に、ふたりで「せーの」で作るイメージがわかなかったんですね。以前、寺岡呼人くんと共作したことがあって、その時は彼が途中までしかできてない曲を持ってきて、その先を考えるのが楽しかったんですよ。人のエッセンスをもらうのが楽しかったので、交換日記風に作るのが楽しいかなって。――共作することは、お互いの根底の部分でのすり合わせを行うことでもあるでしょうし、メロディと歌詞の共作は深い関わりの中での作業だったのでは?岸谷お互い、大変だったと思いますよ。リスペクトもあるし、お互いを尊重しながら、自分の個性も出すわけだから。和田共作を経たことで、より仲良くなったという感覚はありました。――「ミラーボール」と「My Life」、どちらもとてもいい曲です。岸谷私が最初に「ミラーボール」のウーリッツァのリフからAメロの出だしくらいまでを作って、「じゃあこの後は唱くん、よろしく」ってMTRで録って送ったら、唱くんがギターを弾きながら歌っているボイスメモが速攻で送られてきたんですよ。「なんとかかんとか~?、いや、こうじゃないな、なんとかかんとか~?」って、やり直しもそのまま入っているボイスメモ(笑)。和田ああ、そうだそうだ(笑)。岸谷そうか、ボイスメモでいいのかと思って、次からは私もボイスメモで送りました。――そういうところも会話っぽいですね。岸谷「ミラーボール」を作っている時に、のちに「My Life」の一部分になるメロディを唱くんが送ってきたんだよね。和田えっ、そうだっけ?(そういいながら、和田はギターで、岸谷はピアノを弾きながら、その当時のメロディのやり取りを再現。このやり取りも実に楽しいものだったのだが、残念ながら、文字では伝えられません!)唱くんの書いた歌詞を見て、私は理屈で書いているんだなぁって感じましたね(岸谷)――1曲作っているつもりで、2曲になってしまったのは、お互いがそれだけ刺激しあいながら、創作していたということなのでは?岸谷自分の想像しないところに行くのが共作のおもしろさだから。和田まさにそう。岸谷それで、2曲録ることになりました。和田せっかく作ったんだから、録らなきゃもったいないですからね。歌詞も交換日記風のやりとりをしながら作りました。岸谷「ごめん、私は歌詞が苦手だから、唱くん先に書いて」ってお願いしました。和田女性が歌う歌だから、僕発信でと言われても、よくわからなかったので、「イメージだけ言って」ってお願いしましたね。そしたら「My Life」は“もうすぐ別れる二人が車に乗ってドライブしているイメージ!”と言ってくれて。これは非常にビジュアル化しやすかったので、わりとスムーズにできて、香さんに第一稿を送りました。岸谷第一稿もなにもこれ、ほぼ完成してるじゃない、バッチリじゃないという感じでした。いくつか、変更したところはありましたが、おおよそ第一稿を活かした歌詞になっています。で、「ミラーボール」は唱くんがミラーボールというワードを出したんだよね。とても唱くんらしいタイトルじゃない?和田実は「ミラーボール」というタイトルの曲をかつて作ろうと思ったことがあって。岸谷えっ、そうなの?和田そう。「ミラーボール」という曲を作ろうと思いながら、ずっと実現せずにいて、いつかどこかで使いたいと思っていて、「ああ、ここだ、ここで使えばいいんだ!」って気づいたという(笑)。《あなたはまるでミラーボールの光》《あなたを照らすミラーボールになろう》というフレーズがあって、は“私はあなたにとってのミラーボールの光でありたい”という主人公の気持ちを描いたんですが、香さんからのご指摘があって、いろいろやり取りがありました。岸谷唱くんの書いた歌詞を見て、私は理屈で書いているんだなぁって感じましたね。あの時はいろいろ言ったよね(笑)。「ミラーボールは単体だとキラキラしないんだよね。光を当ててあげようよ」って提案したんだけど、唱くんが「いや、そういうことじゃなくてさ、君は僕のミラーボールくらい、どかんといきたいんだよ」って言ったのをよく覚えてますね。私がガタガタ言ったんだけど、唱くんが「香さん、ミラーボールの構造上の問題は置いておいて、もっと歌詞の内容としてさ」って(笑)。「はい、その通りですね」って最終的に納得しました。和田僕も香さんから言われて、「そっか、ミラーボールって、そういうものか...」って迷っちゃいましたよ(笑)。――それだけ深くお互いにやりとりしたということですね。岸谷「まあいいや」で済ますことはありませんでした。唱くんとお互いに納得するまでやりとりをしました。和田最初は香さん、「唱くんに任せた」って言ってたんだけど途中から火がついてきて、「唱くん、ここさぁ」っていろいろ提案してきて、あれが良かった(笑)。岸谷そうそう、私はツアー中で、どこかのバーラウンジみたいなところに行って、イヤホンをしながら死ぬ気で歌詞を書いて、唱くんに送ったんですが、バッサリ削られて、「あれ?採用されてないんだ」って(笑)。和田僕も失礼なヤツだね(笑)。岸谷いや、私は採用されたくて送ったわけじゃなくて、「へー、こんなことを考えているんだ」って、唱くんが考えないだろう発想を渡したくて、送っていたところがあるのね。唱くんは普段はひとりで書いている人だから、「こういう切り口もあるのか」って感じてくれるかもしれないな、そういう協力をしようと決めて、恥ずかしい気持ちを置いておいてガンガン送ったので、それはそれで良かったかなと思っています。――和田さんは岸谷さんとの共作をどう感じましたか?和田とてもいい経験になりましたし、自分ひとりでは到達できないところに行けたと思います。もともと共作自体をしたことがないし、しかも女性と共作ってなかなかないですよね。誰かがメロディを作ったものに僕が歌詞をつけたことはありますが、連絡をとりながらの共作は桜井(和寿)さんに続いて、女性では香さんが初めてでした。岸谷言いたいことを遠慮せずに言いあいながら作れたのが良かったですよね。「ミラーボール」の最初の《かかとの音が夜道を》というところ、最初は《かかと》が《パンプス》だったんだけど、「ごめん、唱くん、私はパンプスは履かないから」って(笑)。「サンダルはどう?」と提案して、結局、間をとって<かかと>になりました(笑)。会話を重ねることによって、曲ってどんどん自分のものにもなるんだなってことも感じましたね。和田女性でも「僕」って歌う人もいるじゃないですか。それで香さんに「主人公の設定は僕と私、どっちがいい?」って聞いた気がする。岸谷唱くんには悪いかなと思ったけど、唱くんは女子力高そうだし、大丈夫かなと思って、「私で」とお願いしました。和田女子力が高いって、香さんに初めて言われましたね(笑)。これまでの人生でそんなことを考えたことがなかったんですが、香さんに言われてから、なるほど、僕は女子力が高いのかって思うようになりました(笑)。岸谷私の男らしいところと唱くんの女子力の高いところのミックスが今回とても良かったんだと思います。『感謝祭』でも女子バンドの中で、唱くんの女子力がどう発揮されるかが、楽しみです(笑)。Text:長谷川誠 / Photo:吉田圭子※ 後編() に続く<ライブ情報>『岸谷香 感謝祭2022』2022年2月13日(日) 神奈川・KT Zepp Yokohama開場 16:45 / 開演 17:30出演:Unlock the girlsサポートミュージシャン:sugarbeansゲスト:根本要(スターダスト☆レビュー) / 和田唱(TRICERATOPS)【チケット料金】全席指定:税込9,000円(ドリンク代別)チケット購入リンク:関連リンク■岸谷香オフィシャルサイト: Channel:■Unlock the girlsInstagram::■TRICERATOPSオフィシャルサイト:
2022年01月11日昨年12月に発売したオーガニック線香『蛍水香』が大変なご好評をいただいております。お仏壇用、お墓参り用、お線香としてお香としても活用できる、多機能お線香として、ナチュラリストやミニマリストが一早く目をつけて下さいました。また、想定の範囲外としてもっとも驚いたのが、外国人の方からも興味を示して下さるお声を多数いただいております。日本のお土産の定番となるよう商品の知名度アップに励んでまいりたいと思います。インテリアとしても馴染むパッケージが人気ですテストマーケティング中只今、テストマーケティング中につき、ネット販売のみで展開しています。公式HPにて¥1,980(税別)で販売中でございます。螢♢Online Shop : パッケージ内容多岐にわたりご活用いただけるように工夫された内容になっております。バラ入りでパッケージされておりますが、付属の巻紙とシールで簡単に束に。墓参用に早変わりです。お仏壇用、お墓参り用に、様々なシーンで活躍します。また、こだわった香りはお線香独特の鼻につくものではなく、お香としてもお楽しみいただけます。御供養だけでなく、リラクゼーションにもご活用下さい。オーガニック線香『蛍水香』がナチュラリスト、ミニマリストに人気の秘密はそのあたりにあります。商品内容パッケージ裏の秘密こだわりの香り会社概要会社名:アトリエ麴塵(きくじん)所在地:〒602-0853京都市上京区荒神口上がる東入る宮垣町91-102代表者:山添薫設立:2021年2月1日TEL:050-3702-9929(平日9時~17時)年末年始営業:12/28~1/5休業URL: 事業内容:代行業、雑貨販売他事業◆お墓のお掃除お参り代行『ほたる参り』 ◆コミュニケーション代行『話羽-wawa』 【本リリースに関する報道お問い合わせ先】(メディア等からの問い合わせを受けられる者)管理責任者:北川環奈TEL:070-8566-9299(平日9時~17時)E-MAIL: k.kanna@hotarumairi.com 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年01月06日2022年2月13日にKT Zepp Yokohamaで開催される『岸谷香 感謝祭 2022』に、ゲストとして参加する根本要(スターダスト☆レビュー)と和田唱(TRICERATOPS)とホスト役の岸谷香の対談が実現した。ここでは前回に引き続いて、岸谷香×根本要の対談後編をお届けする。ふたりの会話からステージのアイデアが生まれる場面もあった。次回対談予定の和田唱への率直な要望も示された。ステージを観る楽しみはもちろんのこと、作り手側の楽しみを観客が共有できそうなところにも『岸谷香 感謝祭 2022』の醍醐味があると言えそうだ。変な「初めまして」感はないし、いきなり音楽の話から入っていけるのがいいですよね(根本)※前編は こちら()――女性バンドの中に男性が入るおもしろさを楽しみたいとのことですが、岸谷さんが根本さんと和田さんを指名したのは?岸谷私の頭の中に最初に顔が出てきちゃったふたりってことですね(笑)。要さんはスターダスト☆レビューのステージに私が混ぜていただいたので、その逆パターンで、ぜひこっちに混ざっていただきたいなって思いました。簡単な言葉で言うと、「お世話になりっぱなしだから、お返ししたい」みたいな(笑)。根本いやいや、それは逆だよ(笑)。お返ししなけりゃいけないのはこっち(笑)。岸谷いえいえ。それに要さんだったら、きっとUnlock the girlsとの演奏を楽しんでくれるだろうなと思ったんですよ。彼女たちは昔の音楽をあまり知らないので、そこでは要さんが助けてくださるだろうなって。唱くんとは曲も一緒に作ったことがあるし(アルバム『PIECE of BRIGHT』の中の「ミラーボール」と「My Life」)、私がTRICERATOPSのライブに出たり、私のソロに唱くんが来てくれたりもしていますしね。要さんと唱くんがいたら、ふたりともギターを持ってくるだろうから、楽しくなるのは間違いないですから。――根本さんと和田さんも『クリスマスの約束』で何度も共演されているから、意思の疎通もスムーズでしょうし、3人のコラボレーションが楽しみです。根本変な「初めまして」感はないし、いきなり音楽の話から入っていけるのがいいですよね。唱のソロアルバムも聞かせてもらって、いい作品を作っているなあと思いました。何よりも唱も音楽好きだしね。唱くらい、誰に対してもフランクな人間はそうはいないんじゃないかな。一緒にいてすごく楽ですね、あまり上下関係もないし(笑)。岸谷リハをやったら、きっと仕切るのは唱くんですね(笑)。「香さん、そこはこうやって、ここはこうやるのはどう?」って(笑)。岸谷香根本やりたい人がやるのが一番ですからね。香ちゃんと唱が作った「ミラーボール」という曲を聴かせてもらったんですが、僕らが70年代に聴いていたブリティッシュロックのおいしいところを使って、あんなかっこいいサウンドを作っている。ピアノのリフが鳴りながら、その後ろでアクセントでギターのフレーズを付けているところも含めて、よくできているなあと感心しました。――「ミラーボール」はライブで映える曲でもありますよね。岸谷そうなんですよ。本家本元のバンドサウンドでやったことがないから、やるのが楽しみです。そもそも「ミラーボール」は、私がTRICERATOPSの中に「失礼します」って入れてもらって、4人でレコーディングした曲で。その後、唱くんにお呼ばれして、TRICERATOPSとアコースティック・バージョンでは一緒にやったことはあるんですが、エレキギターがガンガン鳴っている、あのまんまの演奏をステージでやったことはないんですね。今回が初めなので、唱くんとは「楽しみだね」って話しています。要さんとはふたりで何かやりたいなあと思っています。要さんの伴奏がやりたい!根本えっ?そうなの?岸谷できたらピアノで。要さんはエレキギターでもアコギでもいいですし、歌だけでもいいんですし、ともかく要さんの伴奏がやりたい。ふたりでアコギを弾きながら、というのもいいかな。根本それもいいね。コーラスが加わったりとか。そこはいくらでもイメージが広がりますね。岸谷もし許してもらえるなら、スターダスト☆レビューの曲をUnlock the girlsなりにちょっとアレンジを変えて、やってみたいです。せっかく来ていただくので、丸々そのままやるよりも、「えっ、ここはこんな風に変えちゃうわけ?」というところも楽しんでいただけたらと考えています。以前、一青窈ちゃんと一緒にやった時に、一青窈ちゃんの曲をUnlock the girlsでアレンジを変えてやったことがあって。さんざん考え抜いてアレンジしたんですが、気に入ってくれて、一青窈ちゃんが自分のライブでも、私たちが変えちゃったところを「変えたとおりにやりました」って言ってくれたんですよ。そういうのもうれしいなあって。根本それはうれしいよね。岸谷要さんと一緒にやるにあたって、いろいろ考えていることがあります。例えば、前に奥田民生くんと一緒にやった時の方法なんですが、「いつも通りに弾き語りしてください」とお願いして、要さんにひとりで弾き語りをしてもらって、私が横から勝手にリフを入れたり、ハモリを入れたりするのはどうかなって。根本なるほど。それは楽しそうだね。根本要(スターダスト☆レビュー)岸谷民生くんと一緒にやった時には、本番の日のリハーサルで1回だけ、やってみたんですね。「じゃあ私がギターソロを弾くね」「OK!」みたいな感じで本番でも自由にやったんですが、それがとても楽しくて。普段だったら、絶対にできないようなことだし、ファンの人からみたら、へぇー、こんなになっちゃうんだ、みたいな楽しさがあるんじゃないかと思います。――セッションの楽しさのひとつですよね。根本ミュージシャンって、ふたつのパターンがあるんですよ。臨機応変に音楽に対して対処できる人とそうじゃない人。対処できない人が悪いというわけではなくて、毎回決められたこときっちりとやるのが好きな人ということです。自由に対処できる人は、今日の雰囲気はこうだから、ちょっとここにハモを入れてみようとか、ソロを入れてみようとか、そういうことも含めて、音楽を楽しんでいますよね。僕も香ちゃんもそっち側のミュージシャンだと思います。もちろん音楽だから、ある程度は決めなきゃ成立しないんですが、ベーシックを決めた上で、じゃああとの2割くらいはその日の味を楽しみましょうって。そこは楽しみたいですね。岸谷私は要さんを驚かせたい!(笑)根本しかも本番でな(笑)。いろんなことをいろんな確度から楽しんでもらえたら(岸谷)――驚きも含めて、それぞれが演奏で応酬していくのは実にクリエイティブですよね。根本もちろんお客さんがいるわけだから、お客さんにいいものを観せたい、楽しんでほしいということが大前提ですけど、実はミュージシャン同士はライバルでもあるわけだから、「おい、これどうだよ?」「むむっ、やるな!」みたいなところを見せたい気持ちもありまして。こっちが何かやっても、反応してくれないミュージシャンもいますが、音で反応してくれた時には、すっげぇうれしい(笑)。もちろん音の応酬はレコーディングやスタジオでもあり得ることですが、その応酬をお客さんにそのまま見せられるのがライブの醍醐味で。1から10までしっかり決めて、忠実な再現を目指すことを良しとするよりも、今回はその日にしかない音楽、何が飛び出すかわからないところも楽しみたいですよね。3人とも音楽の振り幅を持っているので、ロックンロールで盛り上がることもできるし、バラードを聴かせることもできるし、いろいろアイデアが出てくるんじゃないかな。岸谷もしも「すみません、私はそういうのはできないんで」ということになっても、それはそれで成立するんですよ(笑)。「ちょっと変だけど、これで許して」というのもありだし。Unlock the girlsと要さんと唱くんの6人で、その日だけのバンドになりたいですね。根本「ギター4人でガンガン行こうぜ」ってこともできるし、「私はピアノで伴奏をやります」ってこともできるので、それぞれのポジションを見つけて楽しみたいですね。香ちゃんと唱と僕がひたすら前に出るんじゃなくて、出たり引っ込んだりすると、観ている人にとっても楽しいんじゃないかな。お互いに歌もコーラスもできるから、穴がない。3人ともシンガーであると同時に、プレイヤーでもあるし、後ろで演奏する楽しみも知っているので、ステージの前から後ろまで、全部が全部、音楽的に楽しんでもらえると思います。岸谷なんか、メッチャ盛り上がってきた(笑)。伴奏するって、楽しんですよ。すでにこうやって話しながら、頭の中で演奏している映像がグルグル回っています(笑)。3人で並んで、ひとりが歌って、残りのふたりが伴奏するスタイルをメドレーでつなぐのもいいですよね。唱くんは張り切って伴奏するタイプだから、とても楽しそう(笑)。根本お客さんって、7割がた歌を聴きにくるんですが、おそらくこの日は歌だけじゃなくて、演奏も楽しんでくれるんじゃないかな。僕が歌ってて、香ちゃんがピアノを弾いて、唱がギターを弾いているとか。ソロシンガーのライブで間奏で拍手が来るケースがあるじゃないですか。いやいや、間奏も聴いてよってことですよね。イントロ、間奏、アウトロもあっての曲ですから。岸谷誰かがイントロを弾くわけだし、誰かが歌い出した、誰かがサビを歌った、間奏では誰かが弾いているって、必ず誰かが主役のはずだから、休憩場所がないステージになると思います。根本お客さんに、こんな音楽の楽しみ方もあるんだよってことも伝えられるライブにできたらいいですね。――根本さんと和田さんが女性バンドの中に入っていくおもしろさもありますよね。根本僕はまだそこだけはイメージできないんですね(笑)。香ちゃんもいてくれるし、唱もいてくれるから、不安はないし、彼女たちと一緒に演奏するのはとても楽しみですけど、どうなるのか、わからない(笑)。想像がつかない。今まで女性ドラムでやったこともあるし、女性ベースでやったこともありますが、女性のバンドでやったことはないから。岸谷お客さんもきっと、これって観たことがないパターンって思うだろうし、そこも楽しんでもらいたいですね。彼女たちは要さん、唱くん、私という強烈な3人に負けない演奏ができるメンバーなんですよ。自分たちも楽しんで演奏できるところがUnlock the girlsの良さだと思っています。根本僕らのライブって、ステージで盛り上がってくると、汗くさ~いバンドになっちゃうんだけど、そうならないバンドって観たことがないから、楽しみですね(笑)。高校の部室みたいな匂いのしないステージって、どんな感じなんだろう?岸谷いろんなことをいろんな確度から楽しんでもらえたら(笑)。根本できたら、あと20歳くらい若い時分にこういうところに出たかったなぁと思いますね。枯れ果てたミュージシャンが出て、申し訳ないような。――年代も性別もジャンルも自由というところがいいのではないですか。根本もちろん年齢関係なく出ようと思っていますが、還暦という大きな壁はありますから(笑)。ただし、年齢差のある人間が出る良さもあるとは思っています。僕と小田和正さんは10歳違うんですが、小田さんのステージを観るたびに、あるいは小田さんの歌を聴くたびに、自分の10年後を想像するんですよ。10年先を走っている先輩を見ると、自分もまだまだやっていけるのかなと思うし、僕自身、先輩ミュージシャンに育ててもらったという思いは強いですし、そういう先輩を見ながら、音楽をやってこれたことは幸せだと思っています。とは言うものの、僕はこんなものなので、えらそうなことは言えませんが、この人はこれくらいの年齢で、こんなふうにやっているのかってところで、何かを感じてもらったらうれしいですね。だって、音楽を長いこと、やってほしいですから。香ちゃんや唱ももちろんだけど、彼女たちも30年40年とやってくれたらうれしいですよね。岸谷一生縮まらない距離間で一生追いかけていきます(笑)。アンコールになるころに、「ああ、もう終わっちゃうんだ」っていつも寂しくなる(根本)――スターダスト☆レビューは現在、全国ツアー中ですが、100公演以上の本数をいまだにやり続けていることが素晴らしいです。根本大変だって思ったことがこれっぽっちもないんですよ。日々楽しいですし、週末が一番楽しい。明日はあそこだ、何をやろうかなって。だって人前で歌えるなんて、アマチュアのころから考えると、夢みたいなものでしょ。毎ステージ毎ステージ、2千何百回もやっていながら、いまだに楽しくてしょうがない。アンコールになるころに、「ああ、もう終わっちゃうんだ」っていつも寂しくなります。だって中学高校のころから、これがやりたくてやっていますから。岸谷確かにそうですね。根本ミュージシャンはみんなそうだと思いますが、好きでミュージシャンをやっているわけで、誰かに頼まれて、プロになったわけではない。やり続けているうちに昔よりも自信が出てきて、今はそんなに疲れることもなく、楽に歌えるようになってきました。これがアスリートだったら、体調がどうだ、ケガがどうだってことになり、記録もつきつけられますが、それがないので助かってます。岸谷アスリートって、どんなに素晴らしくてもピークの年齢ってありますよね。人それぞれじゃなくて、だいたいこれくらいまで、という目安の年齢がある。根本僕らもアスリートと似たようなことをやっている面もあるんですが、記録がないですし、結局、重要なのは自分の中にある基準じゃないですか。もっとうまくなろうと思えば、うまくなれるし。うまさが渋さや味わいになったりするわけで、昔は16分音符を早弾きしていたのが、今は1音だけキーンって鳴らして、顔だけすごい表情をするのだってありだし(笑)。だから僕らは長いこと、やっていけるんだと思います。岸谷ミュージシャンでも年を取って、できなくなることもありますが、こんな年でもできるようになることもたくさんありますから。練習すれば、まだまだうまくなるし、こんなやり方があるんだという発見もあるし。それが音楽の素晴らしいところですね。根本以前、香ちゃんが僕らと一緒に「M」をやった時も、プリンセス プリンセス時代とは歌の雰囲気が違うんですよ。PRINCESS PRINCESS時代の演奏は音源や映像でしか知りませんが、僕らとやった時はリラックスした感じで、その歌がまた良くて。この年になって、こういうふうに歌うんだなって驚きがありましたし、そこでは成長という言葉を使ってもいいんじゃないかと思いますね。音楽は年を取ることの喜びを感じられる瞬間がある。アスリートじゃなくて、ミュージシャンで良かったですね。岸谷本当にミュージシャンで良かったと思います(笑)。根本しかもね、日々楽しくライブをやらせてもらって、そういう中でこんなイベントに呼んでもらうなんて、ご褒美ですよ。岸谷こちらこそ。要さんのスケジュールがあいているかが大問題でしたから。――『岸谷香 感謝祭 2022』でどんな曲が飛び出すのかがとても楽しみです。選曲はこれからですか?岸谷多分、私がお正月くらいまでにこんな感じという原案を考えて、それからご相談することになると思います。要さんと一緒にやるのはこんな曲がいいかなということを考えて、お電話しますね(笑)。ファンの人たちが見に入らした時に、こんなスターダスト☆レビューの曲を見たことがなかった、聞いたことがなかったというような、ファンが驚くような、そして要さんが驚くような(笑)、その日だけのバンドになれたらなって思っています。根本ミュージシャンが純粋にこんなにも楽しもうとしているイベントって、そうはないんじゃないですかね。音楽好きの人たちにもライブ好きの人たちにも楽しんでもらえると思います。問題はしゃべりだね(笑)。この3人だと、演奏がそっちのけになってしまう可能性が少なからずあるから(笑)。岸谷曲数の設定を冷静に考えておかないといけないですね。時間が押しまくって、誰かの曲がカットになると困りますから(笑)。根本僕はいつもメンバーに「どうして5分の曲を20分かけて説明しているんだい?」って突っ込まれています(笑)。みんな、きっと曲を選んだら、曲についていろいろしゃべりたくてしょうがなくなるんじゃないかな(笑)。そこは僕も大人ですし、最年長なので、ふたりを見ながら、しゃべりをセーブします。岸谷最初からおしゃべりの時間も想定して、そのへんはしっかりやります(笑)。――今回の対談に続いて、岸谷さんと和田さんの対談を行う予定です。根本さんから和田さんへのメッセージはありますか?根本「オレに楽をさせろ。オレになるべく決め事を作らないでくれ」ってことですね(笑)。せっかく楽しみの時間だから、難しいことは避けたい(笑)。難しいリフは若い彼女たちに任せて(笑)。僕は「後ろで適当にやってていいよ」というポジションが大好きですし、そういうことが許される場所だろうから、「年寄り枠ということで、優遇してね」って思っています(笑)。岸谷多分、この3人の中で一番記憶力のあるのは唱くんですからね。体力も気力も一番あるのは唱くんだから、いろいろお任せできたら。あれもやりたいこれもやりたいって、やりたい曲がいっぱいあるから、困っちゃうな(笑)。根本僕もとても楽しみにしているし、お客さんにも「生のライブってこんなに楽しいものなんだよ」ということを改めて伝えられたらいいですね。岸谷とても貴重な『感謝祭』になると思います。見逃さないでほしいです!Text:長谷川誠 / Photo:吉田圭子<ライブ情報>『岸谷香 感謝祭 2022』2022年2月13日(日) 神奈川・KT Zepp Yokohama開場 16:45 / 開演 17:30出演:Unlock the girlsサポートミュージシャン:sugarbeansゲスト:根本要(スターダスト☆レビュー) / 和田唱(TRICERATOPS)【チケット料金】全席指定:税込9,000円(ドリンク代別)チケット購入リンク:関連リンク■岸谷香オフィシャルサイト: Channel:■Unlock the girlsInstagram::■スターダスト☆レビューオフィシャルサイト:
2021年12月27日恒例となった岸谷香の自主企画イベント『岸谷香 感謝祭』。2022年2月13日(土) にKT Zepp Yokohamaで開催される『岸谷香 感謝祭 2022』に、ゲストとして根本要(スターダスト☆レビュー)と和田唱(TRICERATOPS)が参加することになった。音楽面での交流が深い3人であり、それぞれがボーカリスト・プレイヤー・バンドマンという共通点もあり、音楽的な楽しみの詰まった自由自在なステージになることは間違いないだろう。岸谷のガールズバンド、Unlock the girlsに根本と和田が参加するというスタイルも新鮮だ。ここではイベント開催に先駆けて、岸谷と根本の対談、岸谷と和田の対談をそれぞれ前編後編に分けて4回に渡って掲載しよう。第1回目は岸谷香×根本要の前編。トークを聞いているだけで、ステージの光景が目に浮かんできそうだ。香ちゃんはバンドの気質をよく理解している人(根本)――2015年に愛知県体育館で行われたスターダスト☆レビューの主催イベント『音市音座 2015』に岸谷さんがゲストで参加されたのが最初の共演です。どんな経緯で実現したのですか?根本僕らがいろんなイベントをやり始めている時期で、香ちゃんにゲストとしてぜひ出てほしいと考えて、オファーしました。僕らとしてはゲストの条件がありまして。ミュージシャンとして尊敬できる人間であること、ソロで歌えること、バックもやってくれること、コーラスもやってくれることでした。香ちゃんにOKしていただいてありがたかったですね。単純に僕らがプリンセス プリンセスの曲を一緒に演奏したいという気持ちを持っていたことも大きかったですね。――岸谷さんは根本さんからオファーが来て、どのように思われたのですか?岸谷スターダスト☆レビューとプリンセス プリンセスは集まり方がまったく違うのですが、どこか似ているような気がしていました。「私たちは音楽をやっているけれど、音楽をとっぱらったら、ただの女の子だからさ」みたいな意識があったんですが、要さんたちにも似た意識があるんじゃないかと勝手に感じていました。「俺ら、ただの音楽好きだからさ」みたいな。岸谷香根本ただの音楽好きのオヤジです(笑)。岸谷だからとても自然な気持ちで参加させていただきました。実際にリハーサルに参加してみて、やっぱり似ているなあ、バンドってこういうことだよなあと感じました(笑)。根本リハーサルで最初に会った時点で、香ちゃんはバンドの気質をよく理解している人だとわかったので、すっかり意気投合して、その後も何度もお願いしているという経緯があります。――最初のリハーサルの時の印象は?根本岸谷香という人間のすごさを感じましたね。香ちゃんの音楽的な指摘が実に明解で的確だったんですよ。リハーサルの初日からいきなり、「そこ、音が違わない?」って指摘されて、「これはちょっとまずいぞ」と、メンバーの背筋が伸びました(笑)。初めての現場で、なかなか言えないじゃないですか。雰囲気でなんとなく感想を言うのは簡単なんですが、普通ならば流してしまうようなところを音符で的確に指摘してくる。音楽を聴く耳が良くないとできないことだし、より良いものを作ろうという姿勢を持っているということですよね。僕らとしても、まずはプリンセス プリンセスの名曲を正確に再現して、ある程度出来上がってから、自分たちなりの個性を出したかったので、ありがたい指摘でもありました。あの発言によって、僕らの中での「ミュージシャンとしての岸谷香」のイメージが出来上がりました(笑)。岸谷スターダスト☆レビューのみなさんを見て私が感じたのは、やっぱりバンドっていいなあ、うらやましいなあということでした。自分のバンドがなくなって、ソロ活動を始めて、2011年の震災をきっかけとして期間限定でプリンセス プリンセスを再結成して。その後、またソロでの音楽活動をやり始めたという経緯があったので、バンドで音楽をやっているのがうらやましくなって、バンドに無理矢理入れてもらった感がありました(笑)。「ちょっと失礼します」という(笑)。飲み会にも参加させていただいて、あの時はとても楽しかったです。バンドの雰囲気が似ているという以外にも、曲もどこか似ているという印象も持っていました。根本僕らにはヒット曲はないですけど、似ているという感覚は確かにありますね。プリンセス プリンセスの曲の譜面を見ながら、自分たちなりにカバーしていると、演奏している人の気持ちがムチャクチャわかるんですよ。だからプリンセス プリンセスの曲を演奏するのはとても楽しい時間でした。しかも大ヒット曲だから、一緒にステージに立ってやってると、イントロを演奏した瞬間に、観客がワーッ!って盛り上がるじゃないですか。この感じはうちにはないなぁって(笑)。根本要(スターダスト☆レビュー)びっくりしたのは、要さんがずっと歌っていることでした(岸谷)――プリンセス プリンセスは解散しましたが、メンバーチェンジがないという共通点もありますよね。根本本来はバンドってメンバーの入れ替えが効くものだから、「お前はダメだ」ってことになったら、代えることができるじゃないですか。でも「お前がやるんだよ」「お前しかいないんだよ」ってことでやっていくなら、そいつのポテンシャルを高めていくしかないんですよ。そいつに託して、それぞれの個性を作っていくしかないわけです。僕らとは違う景色を見たバンドだからこその難しさはあったと思いますけど、バンドという点では僕らもプリンセス プリンセスも同じような意識で活動してきたんじゃないかと思うところはありますね。もっと上手いメンバーが入れば、演奏テクニックは上がるかもしれないけれど、このメンバーだからできる音、このメンバーだから生まれるおもしろい音を追求してきたんじゃないかなって。岸谷なんなら誰かが思うようにはできないことも、バンドの個性になっていきますよね。ソロで活動していると、上手な人を呼んでくればいいんだけど、バンドの場合はそうではないですから。「えっ、これができないの?しょうがないなぁ、だったら、もうちょっと違った形にしていきましょうか」ってことの積み重ねがバンドの個性になっていくんだと思います。根本まったくその通りですね。だから逆に、バンドの場合はメンバーの誰かにできないことがあったら、はっきり言うんですよ。できないことができるようになったら、その人間の成長になるだけでなく、みんなで上がっていけるようになりますから。香ちゃんは歌も歌う、曲も作る、ギターも弾く、ピアノも弾く、ベースも弾くとなったら、普通はワンマン的になっちゃうけれど、そうではなくて、バンドとして表現する良さをわかっている人だと思います。僕もそこは一緒ですよね。バンドとしてのおもしろさや楽しさを、いかに伝えていくかが大事なんです。そこを知っている人は意外に少ないんですが、香ちゃんはバンドを良くわかっていると思います。――岸谷さんは実際に共演してみて感じたことはありますか?岸谷私がびっくりしたのは、要さんがずっと歌っていることでした。さいたまスーパーアリーナでのライブ(『STARDUST REVUE 35th Anniversary スタ☆レビ 大宴会~大コラボレーションライブ~大抽選会付き』)に参加させていただいた時も、前日のリハからずっと歌っていたので、「要さん、明日本番なのに、大丈夫?」って聞いても、へっちゃらなんですよ(笑)。次の日の本番の日も朝早くに入って、当日リハでもずっと歌いまくっていました。私も相当リハから歌うほうなんですが、その私が驚くくらい歌うんです。「要さん、すごいですね」って聞いたら、「年を取ってきて、だんだん力まないで楽に歌えるようになるんだよ」っておっしゃっていて。「そうなのか、私もこれからそういう時期が来るのか」と、その時期が来るのを楽しみにしています。要さんって、調子が悪い時ほどたくさん歌うとか、いろいろ驚くことがたくさんあります。本番の前も円陣を組んで、「じゃあみんな!」って言った後に、「せーの!」「ホニャア~」みたいな(笑)。脱力の仕方も独特でした。気合いを抜くのは確かに大切ですが、なかなかできないことだから、目からウロコみたいなことがたくさんあります。根本音楽って点数がつくものじゃないから、自分の中でどれだけ満足できるかってことが大切なんですよ。と言いながら、本番になったら、つい真剣になって力が入ってしまうこともかなりありました。岸谷本番になると、ついめっちゃ力みますよね。根本ねっ(笑)。ボーカリストなんて、特にフロントに立って注目を浴びているところがあるから、「いい歌を聴かしてやろう!」ってつい力が入ってしまいがちになるんですよ。リハではうまくいってたのに、「あれえ?」って思った瞬間に、「おかしいな?おかしいな?」って、テンションがどんどん下がることが過去にはよくありました。で、ある時、リハでしっかり歌えてるんだったら、リハでいいじゃないかって気が付いたんですよ。小田さんの番組(『クリスマスの約束』)に何度か出させてもらった時に、小田さんに毎回のように言われていたんですよ。「要、リハは良かったなぁ」って(笑)。「あれれっ?」という感じもしなくはないんですが、そうか、リハは良かったのか、だったらリハのようにやってやろうと思い始めたのがきっかけですね。だからステージに立っても、自分に言い聞かせています、これはリハなんだと(笑)。リハも本番、本番もリハという気持ちになったら、楽になりました。実際にそのほうが楽しいですし。――力を抜くって、達人的な話ですね。根本ちょっと逆の方向の話になりますが、僕が香ちゃんをすごいなと思ったのはリハーサルで日にちをあけると、スキルを上げてくることですね。つまり練習してくるわけ。たいていの人はいつも同じです。ところが香ちゃんは、「あれ?ここのフレーズ、この間はやってなかったよな」ってことをガンガンやってくるんです。「聴き直していたら、こういうフレーズが浮かんだけど、これやっていい?」「もちろん」というやり取りが何度もありました。探究心が素晴らしいんです。本番に向けて、今なにができるかをリハで追求している。これはメチャかっこいいですね。最初のリハの時もそうだけど、必ず提案してきます。プリンセス プリンセスの曲だけでなく、僕らの曲もそうだし、香ちゃんのソロ曲もそうだし。より良いものにしようって、常に考えていますよね。岸谷勝手にハモったりしましたよね。「要さん、ここハモっていい?」って(笑)。ギターに関しても、せっかく要さんも持っているから、私はそういうことがうれしくなっちゃうので、「じゃあ、私もユニゾンで弾いていい?」って聞いたら、「いいよいいよ」ってことになり、一緒にやらせていただいたりしていました。音楽を追求することと楽しむこと、両方の要素を持っているところが素晴らしい(根本)根本僕らとしてはゲストとして来てもらうんだから、楽をしてもらいたんだけど、香ちゃんは自分でどんどんハードルを上げていくんですよ。だからと言って、変に真面目くさったり、シリアスになったりせずに、楽しみながらやってくれるので、本当にありがたいです。香ちゃんはさっき「バンドの一員」みたいなことを言ってくれましたが、僕らも香ちゃんと一緒にやる時はチームとしてやってる感覚があります。岸谷スターダスト☆レビューのみなさんと一緒にやるのは本当に楽しいですね。アカペラがいっぱいあるじゃないですか。そこがいいなあと思っているんですが、リハからガンガン、ハモっているわけですよ(笑)。最後、全員でアカペラで終わるところもかっこいいなぁと思って、私は女性だから音域が違うので、「私も歌いますね。どこを歌えばいいですか?」って聞くと、「どこでもいいですよ、お好きなところでどうぞ」って言うんですよ。それで聴かせてもらって、誰も歌っていない音で、女性ならではの音域で、と考えてハモっていたら、要さんから「OK!」と言っていただいたこともありました(笑)。根本僕らが確かめる時はいつもそこから始まるの。「どこでもいいよ」って言って、適切な音を見つけられる人とそうではない人がいるから。ボーカリスト同士だから、なんとなく当ててくる人もいるんですが、香ちゃんはしっかり聴いて、ここが足りないというところ、ここに入るといいというところに的確に入ってくるですよ。コーラスに関して、そこまで考えて入ってくれる人はなかなかいませんよね。音楽的にしっかり追求することと楽しむこと、その両方の要素を持っているところが素晴らしいと思います。――岸谷さんはバンドの良さとソロの良さをよく知っているところも独特ですよね。岸谷バンドを知らないと、わからないことってありますよね。バンドって、明らかにサポート・メンバーとは違うものなので、要さんたちとやっていると、本当に心地良くて、勝手に「お邪魔します!」って感じで楽しませていただいています。共演させていただいたステージで印象に残っているのは、参加させてもらった曲で、みんなでギターを弾きながら、手を回すシーン。「この場面は弾くことを考えると、回しにくいんですが、一番大事なのは手を回すことですか?」って聞いたら、「そうそう」って答えが返ってきたことがありました(笑)。そういうやり取りができるのもバンドならではですね。根本僕としては、ただバンドがやりたくてやっているというだけなんですが、香ちゃんがバンド感を持ったまま、参加してくれるのがありがたいですね。岸谷逆に、「やったー!」「ここはそういうことをやっていいところなんだ。それでいいんだ」って感じです。私は楽しくお邪魔させていただいています。「要さんになら、好き勝手なことを言っても平気」という気持ちになってしまって、すみません(笑)。根本いやいや、それは根っこの音楽が共通しているからこそですよね。やっぱり僕らが作っているのは音楽だから、ただ和気あいあいとしているところを見せたいわけではなくて、観に来てくれるお客さんに、香ちゃんの歌を聴かせた上で、普段、見えないようなルーズな部分が見えたらいいなあとか、音楽でいかに楽しんでもらうかいうことは考えていますよね。――『岸谷香 感謝祭』も毎回音楽のたのしさを堪能できるイベントになっています。岸谷要さんに誘っていただいたことが『感謝祭』を始めるきっかけになったところもあるんですよ。バンド時代はコラボに参加することはなかったですし、コラボの楽しさを知ったのはスターダスト☆レビューのチームに入れてもらってからです。人と一緒にやるのって、こんなにおもしろいんだなって。「また呼ばれないかな」っていつも思っています。スターダスト☆レビューのイベントに参加したことがきっかけで、「あの人はコラボにも参加するんだ」ということが広まり、他のアーティストの方にもお呼ばれするようになり、行くとこ行くとこ、カラーが違うのが楽しくて、じゃあ私もそういう場を持ちたいなと思うようになって、『感謝祭』につながりました。プリンセス プリンセスが女の子バンドだったこともあって、若い女の子バンドに紹介されることも多くなり、若い子たちとやってみたいなとか、震災があって、自分にできることをやりたいなとか、いろんな思いが出てきて、ホストとしてやる立場にもなりました。コラボレーションって、自分が書いた曲じゃない曲、歌ったことのない曲を「へえ、こうなっているんだ?」って思いながらコピーするのが楽しいんですよ。これからも『感謝祭』を継続してコラボレーションを楽しんでいけたらと思っています。――ゲストとして根本さんと和田さんをお招きすることになった経緯も教えていただけますか?岸谷私たちは今、女の子4人でUnlock the girlsというバンドをやっていますが、男性のゲストをお招きするとおもしろいんじゃないかなと思ったんですよ。この編成は初めてですし、ハーレム状態じゃないですか。根本そうか(笑)。岸谷女性ミュージシャンに囲まれて、男性ミュージシャンが演奏するって、貴重なんじゃないかなと思います。根本普通は逆だもんね。岸谷そうなんですよ。スターダスト☆レビューのところに行くと、ポツンと私が女子ひとりという状態で入っていくわけですが、その逆も楽しそうだなあって思います。プププッという感じ(笑)。多分、本番では要さんもプラスアルファのうれしさが加わるのではないでしょうか(笑)。Unlock the girlsはみんな、うまいし、かわいいし、そこでは見たことのない要さんの一面が見たいですね(笑)。具体的にはギターを持ってきていただいて、唱くんもいるので、3人で順番にソロを弾いて、「もういいよやめようよう」みたいなことになると、楽しいんじゃないかな。根本それはいいね。セッションは楽しいですから。岸谷要さんがUnlock the girlsの新譜を聴いてくださって、「Wrong Vacation」というロックンロールの曲をほめてくださったので、みんなでロックンロールをやるのもいいかなと考えています。ロックンロールってセッションにもってこいだし、気分的にもゴキゲンな感じだし、Unlock the girlsの3人は逆に90年代の音楽しか通っていないので、彼女たちと一緒にみんなでロックンロールをやるのも楽しいなあと思っています。根本今、香ちゃんの話を聞いていて、そうか、あの女の子たちがバックで演奏してくれるんだと改めて実感しました。Unlock the girlsの作品を聞いても、びっくりするくらい、みんなうまくて、「香ちゃん、攻めてるなあ」って思ったんですよ。あのメンバーを見つけてくるところもすごいですし、香ちゃんの音楽に対する情熱をあちこちから感じますよね。彼女たちと一緒にやるのは楽しみですね。僕は今までそういう中に入っていったことがないので、想像もつきませんけど(笑)。ひとりだけだったら、女子高生の中に入った変なおじさん、みたいになってしまいそうですが、唱もいてくれるので、間をつないでくれるだろうし、楽しみです。――岸谷さんから誘われて、根本さんはどう思われましたか?根本今度は僕が呼んでいただいたということで、ありがたいですね。香ちゃんが僕に何をのぞんでいるんだろうって、今から楽しみです。僕がやるのが難しいことであれば、唱がいるので、「そこは唱、よろしく」って振ることもできるので、気軽に楽しめるかなと思います(笑)。彼も音楽への情熱を持っているし、いてくれて良かったです(笑)。Text:長谷川誠 / Photo:吉田圭子※ 後編() に続く<ライブ情報>『岸谷香 感謝祭2022』2022年2月13日(日) 神奈川・KT Zepp Yokohama開場 16:45 / 開演 17:30出演:Unlock the girlsサポートミュージシャン:sugarbeansゲスト:根本要(スターダスト☆レビュー) / 和田唱(TRICERATOPS)【チケット料金】全席指定:税込9,000円(ドリンク代別)チケット購入リンク:関連リンク■岸谷香オフィシャルサイト: Channel:■Unlock the girlsInstagram::■スターダスト☆レビューオフィシャルサイト:
2021年12月23日松下洸平が主演を務める新作音楽劇『夜来香(イエライシャン)ラプソディ』のメインビジュアルとメインキャスト、各地公演詳細が発表された。本作は、第2次世界大戦末期の上海を舞台に、人種やイデオロギーの壁を乗り越えコンサートを開催しようとした人々を描く物語。日本軍の支配下にも関わらず、租界という名の治外法権が存在し、嵐の中の台風の目のように様々な国の文化が行き交い育まれていた当時の上海、同時に日本軍に対抗する中国国内の政治勢力の思惑も蠢き、“魔都”とも称される都市だった。その上海にやってきた「蘇州夜曲」や「別れのブルース」などのヒット曲を世に送り出した新進気鋭の作曲家・服部良一を中心に、音楽を通じて絆を結び合う人々の葛藤と夢を描くドラマとなる。今回公開されたメインビジュアルは、すでに発表されている主演の服部良一役の松下洸平、名曲『夜来香』を作曲した黎錦光(れいきんこう)役の白洲迅、絶世の歌姫・李香蘭(りこうらん)役の木下晴香の3人が華やかな衣装に身を包んだものとなっている。上記3人に加えて、新たに山西惇、山内圭哉、壮一帆、上山竜治、夢咲ねね、仙名彩世という強力なラインナップも発表され、映像、ミュージカル、ストレートプレイ、様々な分野で活躍する華やかさと実力を兼ね備えたキャストが一堂に会することとなった。また、東京、名古屋、大阪、長岡での公演詳細も明らかに。チケットの一般発売は2022年2月予定となっている。■公演情報cube 25th presents音楽劇『夜来香ラプソディ』演出:河原雅彦音楽:本間昭光出演:松下洸平、白洲迅、木下晴香、壮一帆、上山竜治、夢咲ねね、仙名彩世、山内圭哉、山西惇ほか【東京公演】2022年3月12日(土)〜3月27日(日) Bunkamuraシアターコクーン【名古屋公演】2022年4月3月(日) 日本特殊陶業市民会館 ビレッジホール【大阪公演】2022年4月7日(木)〜4月10日(日) サンケイホールブリーゼ【長岡公演】2022年4月16日(土) 長岡市立劇場チケット一般発売予定:2022年2月12日(東京、名古屋、大阪公演)、2022年2月18日(長岡公演)キューブオフィシャルサイト:
2021年12月22日